山本一太

やまもといちた



当選回数回

山本一太の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(山本一太君) 佐藤委員のおかげで今国会初めて答弁に立てました。ありがとうございます。  我が国の領土、主権をめぐる情勢は厳しさを増しておりますが、私は領土担当大臣として、国内外における我が国の立場に関する正確な理解が浸透していくよう、約一年にわたり鋭意努力をしてまい...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 御指摘の北方領土や竹島の天気予報については、実際にどういうことが可能なのか、政府内の関係府省庁、例えば総務省、外務省、国土交通省からよくお話を聞いてまいりたいというふうに思います。  領土担当大臣としては、領土、主権をめぐる情勢に関する我が国の立場につ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 島尻委員とは、昨年、沖縄振興で担当チームを組ませていただいて、政務官を退官された後もいろいろ、沖縄振興についてアドバイスや有益なお考えをいろいろといただいていることを感謝申し上げたいと思います。  今おっしゃった西普天間住宅地区の話ですが、現在、地元の...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 私はおととしの十二月末に総理から沖縄振興担当大臣に任命をされまして、沖縄はやはり将来は日本の経済のフロントランナーになる可能性があると、東アジアの中心的な位置にあるということもありますけれども、そう信じておりまして、その沖縄を発展させるための一つの鍵はI...全文を見る
02月06日第186回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(山本一太君) これは水野委員よく御存じだと思うんですが、原子力規制委員会の設置法では、原子力関係の事業者、原子炉を設置する者等については委員長や委員となることができないという規定が設けられておりますけれども、こうした規定は、現在、原子力委員会の設置法の方には規定されて...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 現時点でガイドラインというようなものはありませんけれども、やはりこの原子力委員会、今見直しをやっていますが、それが始まった経緯もありますし、今の社会情勢を踏まえれば電力会社等の出身者は原則原子力委員会の委員長や委員としてはこれは適切ではないというふうに考...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) これも水野委員よく御存じだと思うんですが、研究機関とか大学の有識者についても原子力事業者とか原子炉を設置する者等に含まれる可能性があるということで、現在検討中の原子力委員会設置法の改正案においてこれらを一律に除外する規定を設けるということについては、やは...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) IT担当大臣として答弁申し上げます。  総理にIT担当大臣に任命をしていただいて、IT戦略本部で世界最先端IT国家戦略創造宣言というのを作らせていただいて、CIOを設けてシステムの効率化等々もやってまいりましたし、あるいはパーソナルデータの検討会も設け...全文を見る
02月19日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○山本国務大臣 海洋政策・領土問題担当大臣及び内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  海洋政策については、海洋が我が国の国土と経済社会の存立基盤であるとの認識のもと、海洋資源の開発及び利用を進めるなどの取り組みを強化していくとともに、海洋権益の保全、排他的経済水...全文を見る
02月20日第186回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○山本国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の山本一太でございます。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、所信の一端を申し述べます。  まず、沖縄政策について申し上げます。  昭和四十七年の本土復帰以来、沖縄の振興開発のため諸施策を積極的に講...全文を見る
02月21日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○山本国務大臣 橘委員の万葉集に大変感銘を受けました。  内閣官房、内閣府の総合調整を担当する組織については、先生も御存じのとおり、今、政治主導のもとで、高度な判断が必要となるその時々の内閣の重要課題に対して、機動的かつ効率的に対応できる体制が必要だというふうに考えております。...全文を見る
○山本国務大臣 全部お答えするとかなり長くなるので、ペーパーレス化の話をさせていただきたいと思います。  ITの利活用による成果を最大限にするためには、従来の制度、業務プロセス、慣行、職員の意識などもあわせて改革する必要があると思っております。従来、電子政府の進展が進まなかった...全文を見る
○山本国務大臣 主催は島根県でございます。
○山本国務大臣 言うまでもなく、竹島は、歴史的事実に照らしても、国際法上も、明らかに我が国固有の領土でございます。政府としては、竹島をめぐる領土問題に関する我が国の立場を明確にする上で、より有効な方策を不断に検討してまいりました。  今委員がおっしゃったように、あす二十二日に開...全文を見る
○山本国務大臣 深層NEWSを見ていただいてありがとうございました。  我が国の領土主権をめぐる情勢が大変厳しさを増している状況の中で、我が国の立場に関する正確な理解を国内外に浸透させていく、これは委員のおっしゃったように喫緊の課題だというふうに思っています。  こうした認識...全文を見る
○山本国務大臣 委員の今のオラクルの話は大変参考になりました。  大規模な情報システムの整備については、国内経済の活性化、それから今、オール・ジャパンという話がありましたが、国内企業の技術力の向上にも資するというふうに考えております。さらに言うと、社会保障・税番号のような国民の...全文を見る
○山本国務大臣 津村委員、恐らくいろいろなことを御存じの上で御質問だと思うんですけれども、おっしゃったとおり、原子力委員会の話ですが、原子力委員会につきましては、廃止、改編も含めてそのあり方を抜本的に見直すということで、有識者会議における検討を先般から行っておりました、もう既に一...全文を見る
○山本国務大臣 原子力委員会委員の海外出張については、平成二十五年三月に委員が三名となって以降、計十三回行っております。  また、現在の委員の海外出張については、今後四回を予定しております。
○山本国務大臣 原子力委員会は、原子力の研究、開発及び利用について、企画、審議及び決定しているものの、迅速な事故対応あるいは安全確保のための措置を実施する役割を担う他の行政機関とは異なっておりまして、委員会を数日開催できなくても、必要な行政実務が滞ることはないというふうに考えてお...全文を見る
○山本国務大臣 先ほど申し上げたように、津村委員の問題意識は私も理解をいたしますが、今の状況の中で、もう機能縮小等の改正法案を今国会において提出予定だということもありますし、原子力委員会の存続はごく限られた期間の中ということで、今、現行法に基づく原子力委員をまずこれ以上見つけるこ...全文を見る
○山本国務大臣 原子力委員会については、先ほど申し上げたとおり、廃止、改編も含めて、そのあり方を抜本的に見直すこととして、有識者会議による検討を行っておりました。昨年末に報告書が提出されて、原子力委員会は存続するという方針が示されました。今後、この方針を踏まえて原子力委員会設置法...全文を見る
○山本国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、この改正案はきちっと今国会に提出しようというふうに考えております。改めて国会同意人事を提案させていただくということになれば、そこできちっとまた新たな同意人事案を出させていただきたいというふうに思っています。  今、津村委員のおっしゃっ...全文を見る
○山本国務大臣 繰り返しになりますけれども、今、原子力委員会の機能縮小等を含む改正法案を提出予定でございまして、ごく限られた期間しか今の原子力委員会は存続しないということでございますので、今の状況で、津村委員の問題意識は私はよくわかりますが、現行法に基づく原子力委員を引き受けてい...全文を見る
○山本国務大臣 私が所管している部局は、日本学術会議を除くと、今五カ所に分散されています。  それで、今津村委員のおっしゃったお話は非常に大事だと思っていまして、去年の五月に科技特でこのお話をされて、やはり、特に科学技術政策の政務官をやっておられたので、科学技術イノベーション、...全文を見る
○山本国務大臣 現段階でこれがどうなるかということは、大体、ほぼ決まりつつあるというふうな、今西村副大臣の方からありましたが、現段階でなかなか細かいことを申し上げるわけにいかないと思うんですけれども、できる限り努力をしていきたいというふうに考えています。
○山本国務大臣 私が担当しているのは海洋政策ということなので、海洋政策の観点から申し上げたいと思います。  平成二十一年十二月に総合海洋政策本部において決定された海洋管理のための離島の保全・管理のあり方に関する基本方針に基づいて、今、領海の外縁を根拠づける離島を対象として、土地...全文を見る
02月24日第186回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○山本国務大臣 島根県主催の竹島の日の式典には、今おっしゃったとおり、椎名議員も御党を代表して御出席になったと承知しております。  安倍内閣全体として、諸般の情勢を総合的に判断した結果、政府から領土担当の亀岡内閣府大臣政務官が出席することになりました。  政府は、島根県による...全文を見る
02月25日第186回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○山本国務大臣 今、関議員が沖縄に行かれて、いろいろと沖縄の思いを感じられたというお話がございました。  沖縄担当大臣になって一年以上経過いたしましたけれども、沖縄振興を日本政府としてこれまでやってきた。もちろん、歴史的な理由、社会的な理由、地理的な理由、いろいろありますけれど...全文を見る
○山本国務大臣 今の御質問、沖縄県知事が策定する経済金融活性化計画で集積を促進しようとする産業の対象業種をどういう考え方で選ぶのか、どういう考え方で決めるのかということだと思います。  改正案におきましては、経済金融活性化特別地区の対象産業というものは、沖縄県知事が、この経済金...全文を見る
○山本国務大臣 これはこれからのことでございますが、これまでに整備された既存のインキュベーション施設等、これを少し具体例として挙げさせていただければと思っております。  企業の集積を図るに当たっては、予算措置も含めた総合的な施策の展開が重要になるというふうに認識をしております。...全文を見る
○山本国務大臣 今回の改正案においては、今、関委員の方からお話がありましたとおり、これまでは主務大臣が行っていた情報通信産業振興地域、地区、そして国際物流拠点産業集積地域の指定権限及び所得控除の課税特例の対象となる事業者の認定権限、これを沖縄県知事に移譲するということにしておりま...全文を見る
○山本国務大臣 伊東議員におかれましては、北方領土隣接地域が御地元ということで、返還要求運動はもちろん、隣接地域振興について大変な御尽力をいただいていることを、まず北方対策担当大臣として感謝を申し上げたいと思います。  私も昨年九月の訪問時に現場を確認いたしました。確かに、ビザ...全文を見る
○山本国務大臣 今、伊東委員の御指摘のとおり、元島民の平均年齢は大変高齢化しております。今約七千五百人ということですが、平成二十四年度末で平均年齢七十九歳ということで、後継世代による返還運動への支援は、今おっしゃったとおり大変重要だと考えております。  このため、元島民の意思を...全文を見る
○山本国務大臣 四島交流、いわゆるビザなし交流ですけれども、平成四年度の事業開始から平成二十五年度まで、これまで約二万人が相互に訪問をいたしました。相互の友好関係はおおむね構築されてきたというふうに認識をしております。  他方、しかしながら、事業のあり方については、さまざまな課...全文を見る
○山本国務大臣 今委員がおっしゃったように、沖縄と北海道は異なる豊かな自然環境に恵まれております。それぞれが固有の強みを持っていると思います。  例えば、北海道の豊かな食材、アジアへの貿易拠点である沖縄が連携することによって海外への販路が拡大する、こういった相乗効果が期待できる...全文を見る
○山本国務大臣 今議員がおっしゃったように、さきの大戦で激しい戦闘が行われた沖縄には、今日でもなお多くの不発弾等が存在すると考えられております。  磁気探査についての補助率のかさ上げとか、あるいは、住民の方々の要望を受けて行う広域的な探査発掘事業の実施等、本土に比べて手厚い支援...全文を見る
○山本国務大臣 佐藤議員におかれましては、地元選出議員として日ごろから北方領土返還要求運動に御尽力をいただきまして、北方対策担当大臣として感謝を申し上げたいと思います。昨年の委員の委員会での質問に背中を押されて、八年ぶりに現職の北方対策担当大臣として国後、択捉を訪問させていただき...全文を見る
○山本国務大臣 御指摘の点につきましては、昨年三月末に取りまとめました、先ほども申し上げましたけれども、北方四島交流事業の見直しについてにおいて、現行の専門家に加えて、継続的な交流を目指すために、スポーツ、文化の指導者、学術研究者、生活環境の専門家の交流の促進を盛り込みました。こ...全文を見る
○山本国務大臣 前原議員におかれましては、平成二十一年九月から一年間沖縄担当大臣を務められ、さらに、沖縄県から海外への留学生の増大を目指す万国津梁人材育成基金を実現するなど、きのうちょっと資料を読ませていただきましたが、沖縄振興に力を尽くされたというふうに認識をしております。 ...全文を見る
○山本国務大臣 仲井真知事がおっしゃった仕上げの計画というその定義は、ちょっと私には正確にはわかりませんけれども、前原議員も沖縄担当大臣をやられて、その間、いろいろ沖縄振興について新しいイニシアチブを打ち出す等、大変貢献をされたわけです。  少なくとも、おっしゃったとおり、戦後...全文を見る
○山本国務大臣 前原元沖縄担当大臣の今の御質問は、現職の担当大臣として大変参考になりました。これから沖縄振興をどういう視点で見ていくかということについては、いろいろと御示唆をいただいたと思います。  ただ、三十三年まで三千億円台を続けるということは、いろいろ、今後の予算の状況や...全文を見る
○山本国務大臣 今の前原議員のおっしゃった、額というよりは中身を充実させるべきだというのはおっしゃるとおりだと思いますが、三千億円台を確保すると政権として決めた状況の中で、この三千億というものをできるだけ有効に活用する。  おっしゃったとおり、十年たった後の沖縄経済のお話がござ...全文を見る
○山本国務大臣 先ほど申し上げたとおり、沖縄振興については、歴史的、地理的、社会的等々の特殊事情を抱えているということで、沖縄振興特別措置法を制定して、全会一致だったと思いますが、国の責務として各種の政策を実施してきたということでございます。  このため、沖縄振興交付金について...全文を見る
○山本国務大臣 前原議員御存じのとおり、一括交付金は、一義的には沖縄県側が決めていくということですけれども、今おっしゃった、政府としてもしっかりチェックをし、評価をしていくということは、そのままアドバイスとしてきちっと受けとめさせていただきたいと思います。  沖縄一括交付金、も...全文を見る
○山本国務大臣 これは、沖縄担当大臣としては全力で取り組ませていただきたいと思いますし、もちろん、安倍内閣も五年十カ月ということで決めているわけですから、必ずその方向で実現できるというふうに考えております。
○山本国務大臣 北方領土は法的根拠のない占拠でございます。
○山本国務大臣 西岡議員には、秘書をやっておられた時代に、うちの秘書が大変お世話になりました。ありがとうございました。  今外務大臣がおっしゃったことに尽きると思いますが、北方四島、歯舞、色丹、国後及び択捉、これは、いまだかつて一度も外国の領土になったことがない、日本固有の領土...全文を見る
○山本国務大臣 大変大事な点を御指摘いただきまして、ありがとうございます。  今おっしゃったとおり、この二〇%という数字は、返還要求運動の認知度のうち、運動の取り組み内容も知っているとする割合でございまして、これは最も認知度の高い人のデータです。おっしゃったとおり、しかし、二〇...全文を見る
○山本国務大臣 杉本議員に昨年の委員会でも御質問をしていただいたことを覚えておりますが、杉本議員御自身も、たしか平成二十二年と二十五年の二回、北方四島交流事業に御参加いただいたというふうに承知をしております。私も、今おっしゃったとおり、昨年の九月十九日から二十三日までの間、両国の...全文を見る
○山本国務大臣 沖縄においては、県民の方々の間にさまざまな御意見があるというふうに承知しておりますけれども、基地問題に関して、今議員が御指摘になったとおり、これまで保革に分かれてきたことを乗り越えて、オール沖縄として日本政府や本土の人々に対して基地負担の軽減を強く求めるべき等々の...全文を見る
○山本国務大臣 今、井坂議員の方から、この政権は沖縄の教育の問題について余り重視していないのではないかというお話がありましたが、そういうことはありません。  しかしながら、所信の中に教育という言葉が入っていなかったとすれば、やはり少し配慮が足りなかったかなというふうに思っており...全文を見る
○山本国務大臣 沖縄の農業にやはり長期的なビジョンが必要だという点については、私は議員と同じ認識を持っております。ただ、何度も御質問の中で御指摘をされたように、温暖な亜熱帯の気候、台風、干ばつの常襲地域等々のこの沖縄の特性を考えると、やはりサトウキビは沖縄の農業にとってはいろいろ...全文を見る
○山本国務大臣 今議員が御指摘になったとおり、住宅等開発磁気探査支援事業は、沖縄における不発弾等処理量の約四割を占める民間工事における不発弾等の探査を促すために、平成二十四年度から試行的に開始をいたしましたが、今この資料を見ると、試行一年目である二十四年度の実績件数は五件にとどま...全文を見る
03月10日第186回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(山本一太君) 新妻委員には日頃から宇宙政策について様々有益な御提案をいただいていることを宇宙担当大臣として感謝を申し上げます。  御指摘のあった広域災害監視衛星ネットワークについては、御指摘も踏まえて、しっかり関係省庁と調整連絡、連携を取りながら検討してまいりたいと...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 新妻委員が準天頂衛星の戦略的重要性について御認識をいただいている、大変心強く思います。  準天頂衛星システムは、メッセージ機能として大震災のような広域災害発生時に携帯電話等の所有者の居場所、位置に応じ、災害情報や避難情報をきめ細かく提供するということが...全文を見る
03月11日第186回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(山本一太君) 科学技術政策、宇宙政策を担当する内閣府特命担当大臣及び情報通信技術(IT)政策担当大臣並びに海洋政策・領土問題担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  科学技術イノベーションは、この国の未来の形を決める鍵であり、我が国が直面する課題を乗り越えるため...全文を見る
03月12日第186回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○山本国務大臣 沖縄振興特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  沖縄は、成長するアジアの玄関口に位置づけられるなど、大きな優位性と潜在力を有しております。昨年六月に閣議決定した経済財政運営と改革の基本方針及び日本再興戦略にある...全文を見る
○山本国務大臣 今、宮崎委員の方から、沖縄は日本を引っ張っていかなければいけないというお話がありましたが、おっしゃるとおりで、これも釈迦に説法ですけれども、東アジアの中心に位置する等々、沖縄には大きな優位性と潜在力があるというふうに考えております。  沖縄が日本のフロントランナ...全文を見る
○山本国務大臣 沖縄振興については、歴史的、地理的、社会的事情、さまざまな特殊事情、これはもう釈迦に説法ですが、さきの大戦において二十万人の犠牲を出したということもありますし、戦後の占領という歴史もございますし、地理的事情でいうと、東西千キロメートル、南北四百キロメートルの広大な...全文を見る
○山本国務大臣 今、統括官の方から少し具体的なお話をさせていただきましたが、跡地利用を進めていくということになりますと、やはり、開発行為に伴う必要な埋蔵文化財の調査、これは円滑に実施していくというのが極めて重要だと担当大臣として認識しております。そのためには、早い段階から調査を実...全文を見る
○山本国務大臣 これも宮崎委員よく御存じだと思いますが、跡地法に基づく先行取得制度、今から二年前、法律改正時に、地元の強い御要望も踏まえて、各党会派からも協力をいただいて実現をした制度でございます。  先行取得制度は、事業が具体化する前にある程度の土地を確保しておく、こういう仕...全文を見る
○山本国務大臣 先ほど質問に立たれた宮崎委員も、四六時中、沖縄振興で飛び回っておられて、いつも叱咤激励いただいていますが、比嘉委員の沖縄二十一世紀ビジョンに対する審議会委員としての貢献についても、敬意を表させていただきたいと思います。  今の御質問ですが、従来、国が指定すること...全文を見る
○山本国務大臣 沖縄は、東アジアの中心に位置するなど、大きな優位性と潜在力を有しております。沖縄が日本のフロントランナーとして、二十一世紀の成長モデルとなって、日本経済の牽引役となるようにしっかり取り組みを進めていきたいと思いますが、先ほど申し上げたとおり、そのためには、多くの企...全文を見る
○山本国務大臣 遠山委員は沖縄の隅々まで行っておられるので、大変説得力のある御指摘だと思うんですけれども、確かに、沖縄においては、全産業の県内総生産に占める製造業の割合は非常に低いということで、これは間違いないと思います。他方、観光業が沖縄のリーディング産業として沖縄経済を引っ張...全文を見る
○山本国務大臣 その前に、先ほど経済金融特区の対象のお話があって、統括官の方からはっきりお話がなかったかもしれませんが、名護市を想定しているということだけちょっと申し添えておきたいと思います。もうよく御存じだと思いますが、念のため。  それから、今の御指摘ですけれども、おっしゃ...全文を見る
○山本国務大臣 今も沖縄に残る、さきの大戦で犠牲となられた方々の御遺骨の収容、これは国内最大の地上戦を経験し、苛烈な戦禍をこうむった沖縄にとっては非常に大事な課題だというふうに認識をしています。  この御遺骨の収集については、もうこれは遠山委員よく御存じのとおり、国の責務として...全文を見る
○山本国務大臣 これも委員よく御存じのとおり、沖縄の御遺骨の収容については、厚労省において、平成二十三年度から沖縄県に情報収集事業を委託するということ等、沖縄県、地元関係団体等とも連携して、積極的に行われております。平成二十六年度も、所要の予算を計上して、引き続き着実に取り組まれ...全文を見る
○山本国務大臣 基地の問題は私の所掌ではありませんが、沖縄振興を担当する大臣として答弁をさせていただきたいと思います。  普天間飛行場については、宜野湾市の中心部に位置し、周囲には住宅や学校等が密接している、密集しているということから、この固定化はもう絶対に避けなければいけない...全文を見る
○山本国務大臣 これは沖縄担当大臣に就任をしてから一貫して申し上げていることですが、振興は振興としてきちっとやっていく、こういうことです。
○山本国務大臣 経済金融活性化特別地区の対象産業に対しては各種の税制措置を講ずることになりますが、その対象産業は、先ほどからの質疑にも出ておりますけれども、沖縄県知事が経済金融活性化計画で集積を促進しようとする産業を記載するということになっておりまして、まずは沖縄県知事の判断だと...全文を見る
○山本国務大臣 今委員おっしゃったように、TPP交渉については、これは甘利大臣の担当ということですが、沖縄担当大臣として感じていることを申し上げたいと思います。  温暖な亜熱帯の気候とか、あるいは台風、干ばつが常に来る地帯だ、こういう沖縄の特性を踏まえると、おっしゃったとおり、...全文を見る
○山本国務大臣 時間と空間が一致して質疑ができるので、真摯に答弁させていただきたいと思います。  昭和四十七年の本土復帰以来、沖縄の振興開発のためにいろいろな諸施策を政府として講じてまいりました。その結果、社会資本の整備とか、あるいは県内総生産とか、就業者数の増加とか、リーディ...全文を見る
○山本国務大臣 沖縄振興担当大臣としての答弁になるので、余り委員に御満足いただけるお答えになるかわかりませんが。  まず、地政学的なお話ですけれども、これも御存じのとおり、沖縄県は東西千キロ、南北四百キロに及ぶ広大な海域に点在する大小百六十の島嶼から成るということで、成長するア...全文を見る
○山本国務大臣 一言で言うと、今委員のおっしゃった問題点はあると思いますけれども、やはり制度の使い勝手がいま一つだったり、あるいはハードルが高かったということで、それはしっかり受けとめていかなければいけないと思っています。  これまで沖縄県においては、国内外において企業誘致セミ...全文を見る
○山本国務大臣 今般の法改正で、特区の使い勝手をよくする、それによって企業進出を促していくという観点から、情報特区それから国際物流特区については所得控除の人数要件を大幅に緩和した、さらに、今般創設される経済金融活性化特区については、対象産業を金融に限定せず多様化する、専ら要件も廃...全文を見る
○山本国務大臣 まず、これも委員よく御存じだと思うんですが、金融業とか情報通信産業というのは、島嶼県である沖縄の遠隔性、こういうものを克服し得る産業だというふうに考えております。本土から離れているがゆえに、本土との同時被災リスクが小さい、こういう沖縄の優位性を生かし得る産業だとい...全文を見る
○山本国務大臣 井坂委員が前回の質疑でもおっしゃった、一貫しておっしゃっている沖縄県の福祉サービスの充実をいかにして図るか、これは非常に大事だと思いますし、もちろん振興政策にも関係があるというふうに考えております。  ただ、児童館等の福祉施設については、今おっしゃったとおり、厚...全文を見る
○山本国務大臣 先ほど答弁申し上げましたが、厚労省の補助金と一括交付金の組み合わせで対応してきたというふうに考えておりますけれども、前回の御質問もありますし、そこは担当大臣としてもう少し深く分析をさせていただこうというふうに思います。
○山本国務大臣 今お話のあった放課後児童クラブ、ファミリーサポートの充実を図る、子育て環境を整備するというのは非常に重要だというふうに考えております。  沖縄県内の放課後児童クラブ、資料によれば、全国に比べ民立民営が多くて学校施設などの公的施設の活用率が低いということで、公的施...全文を見る
○山本国務大臣 今、赤嶺委員がおっしゃったように、先般、与那国島を視察してまいりました。その際に、町長あるいは町の関係者の方と昼食を食べながら懇談をさせていただき、現地も視察をさせていただいて、与那国—石垣路線のジェット機による運航再開については、直接、与那国町長からも御要望をい...全文を見る
○山本国務大臣 離島振興のために離島航空路を確保、維持するということは非常に重要だと思いますし、今委員のおっしゃったお考えはお考えとしてもちろん受けとめさせていただきますが、やはり、民間航空会社の事業の判断というものもありますので、そういうことを踏まえながら、沖縄県側ともよく連携...全文を見る
○山本国務大臣 先生の問題意識は理解いたしますし、お考えはお考えとして受けとめますが、やはり、先ほど申し上げた答弁の繰り返しになってしまいますけれども、この状況下、いろいろな条件を踏まえて、沖縄県側とも相談をしながら、必要に応じて対応を考えていきたい、こういうふうに思います。
○山本国務大臣 沖縄県の要望の問題意識は、金融特区の使い勝手をよくして、金融特区である名護市を活性化していくというものであって、その観点から専ら要件の廃止等が要望されておりました。  政府としても、県との意見交換あるいは企業ヒアリングを行って、県の要望に沿った形で、金融特区を抜...全文を見る
○山本国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
03月12日第186回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(山本一太君) 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の山本一太でございます。沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、所信の一端を申し述べます。  まず、沖縄政策について申し上げます。  昭和四十七年の本土復帰以来、沖縄の振興開発のため諸施策を積極的...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) ただいまの島尻委員の委員派遣報告及び林委員長の御発言を拝聴させていただき、林委員長並びに委員各位におかれましては、納沙布岬からの北方領土視察、元島民団体や地元首長を始めとする関係者との意見交換、関連施設の視察など、北方領土問題に真摯に取り組んでおられるこ...全文を見る
03月12日第186回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(山本一太君) 短く申し上げます。  私が領土、主権をめぐる対外発信を担当する大臣としてASEAN諸国を回って感じたことは、大使の役割は極めて重要だということで、やっぱり頑張っている大使をきちっと評価をして、ベストプラクティスを検証して対外発信に生かしていくという仕組...全文を見る
03月13日第186回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(山本一太君) 総合科学技術会議は、昨日、研究開発型独法二法人を特定国立研究開発法人の候補として決定をいたしました。国際競争の中で世界トップレベルの研究開発成果を生み出し、そうした成果を科学技術イノベーション創出につなげていくというのは、大変重要な課題だというふうに認識...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 私の担当なので、私の方からお答えします。  まず、佐藤委員の方からSTAP細胞のお話ありました。あのSTAP細胞に関する研究は、これまで医学の常識を覆すと期待されたものですけれども、研究成果の信憑性に疑いが持たれているということは大変残念に思っていまし...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 浜田委員にはいつもIT戦略本部でしっかりとIT政策に横串を刺せというふうに激励をいただいているんですが、もうIT利活用を拡大するための一番のキーは、やはりパーソナルデータとどう取り組んでいくかと。これは各国全部同じだと思います。  今、IT戦略本部の下...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) これまでも今おっしゃったような論点出てきていますし、これからいろいろ議論しなきゃいけない。先生も本当によく御存じのとおり、アメリカとヨーロッパで少し考え方が違ったりするというところなんで。  ただ、有識者の方々の議論で少しずつ論点が整理されてきているの...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 私は、科学技術イノベーション担当大臣であると同時に海洋政策も担当しておりまして、今の点は秋野委員と全く同じ感覚を持っております。  そこで、SIPなんですけれども、日本再興戦略及び科学技術イノベーション総合戦略において、総合科学技術会議が司令塔機能を発...全文を見る
03月17日第186回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(山本一太君) 昨年閣議決定された世界最先端IT国家創造宣言の中で、IT利活用の裾野を広げるという方針を打ち出させていただきました。IT利活用の裾野を広げるためには、これは日本だけじゃなくて各国同じだと思うんですけれども、一番のキーはやはりパーソナルデータとどう向き合う...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今、秋野委員から御指摘のあったこのパーソナルデータの利活用に関する制度見直し方針の中では、正確に申し上げますと、実効的な執行かつ効率的な運用が確保されるよう、社会保障・税番号制度における特定個人情報保護委員会の機能、権限の拡張や現行の主務大臣制の機能を踏...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 浜田委員のおっしゃったことは非常に大事なところだと思いますが、まず日本においては多種多様なパーソナルデータ、収集、分析が可能な情報通信技術の進展とか、あるいは消費者のプライバシー意識の高まりから、企業が取得したいパーソナルデータを利活用してビジネスを拡大...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今のお話は大変大事だと思うんですが、なかなか現時点で落としどころを申し上げるのは難しいと思うんですけれども、前回の質問でも浜田委員の方から御指摘ありましたが、例えば米国、欧州、それぞれ個人情報保護制度の成り立ちの経緯が異なると、こういう御指摘がありました...全文を見る
03月18日第186回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(山本一太君) 平成二十六年度内閣府沖縄関係予算及び北方対策本部予算について、その概要を説明いたします。  初めに、沖縄関係予算について説明いたします。  内閣府における沖縄関係の平成二十六年度予算総額は三千五百一億二千七百万円となっております。  このうち、那覇...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 藤末議員が民主党ネクスト沖縄北方担当大臣として昨年十二月の委員派遣に参加をして、根室、別海町を訪問されたということは伺っております。私も、内閣府特命担当大臣に就任直後の平成二十五年の一月十六日に根室市を訪問いたしまして、元島民の方々とお会いしており、元島...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今、藤末議員の方から御指摘がありましたが、北方四島に対する国民の意識、若い世代を中心に少し低くなっているという傾向がございまして、返還運動に参加しやすい環境を整えるために、企業についてもこれを十二分に協力を仰いでアピールしていくべきではないかということに...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 少し丁寧にお答えをさせていただきたいと思います。  沖縄振興特別措置法に基づく各特区のこれまでの状況として、この約十年間で、情報特区については二百六十三社の企業進出、約二万四千人の雇用創出、さらに、物流特区については五十社の企業進出、約七百人の雇用創出...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 私は海洋政策担当大臣でもございまして、今の御指摘は大変大事だというふうに受け止めさせていただきたいと思います。  沖縄県は、広大な海域に多数の島々が点在する我が国で唯一の島嶼県ということで、離島地域の活性化は、これはもう沖縄全体の発展にとって重要な課題...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) まず、OISTの御質問に答える前に、藤末議員がおっしゃった、役所の情報だけそのまま取るのではなくて、自らきちっと足を運んで市町村の方々ときちっと意見交換せよというのはしっかり受け止めたいと思います。  一年三か月、私も随分沖縄に足を運びまして、先般、与...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 私、領土担当大臣として、外交は岸田外務大臣の御担当ですけれども、領土、主権をめぐる問題についての内外発信というものを担っておりまして、その意味でいうと、藤末議員がおっしゃった第三国に分かりやすいコンテンツを発信する、メッセージを発信して、もちろん、北方領...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) ありがとうございます。  私の方から全体の取組についてお話をさせていただきまして、少し細かいところは役所の方からも説明をさせたいと思います。  昨年十二月の沖縄政策協議会の場で沖縄県知事の方から更なる発展に向けて御要望があったと、もちろんこれは存じ上...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 少し丁寧にお答えをさせていただきたいと思います。  沖縄振興一括交付金、これはソフト交付金が八百三億円、平成二十四年度ですが、これについては、観光や産業の振興、国際物流拠点施設の整備、また、これまで必ずしも行政のサポートが行き届いていなかった離島振興と...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) なるべく短く申し上げます。  平成二十四年度から三か年で実施している鉄軌道等導入課題検討基礎調査について、平成二十六年度は二億円を計上させていただきました。これまでの調査結果も踏まえて、沖縄県における将来の総合的な交通体系の在り方とか、あるいは鉄軌道等...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 江口委員のような方に私の拙いブログを読んでいただいているということを大変光栄に存じます。  北方領土訪問をいたしましたのは、もちろん自分自身、担当大臣としてできるだけ早く、機会があれば北方領土に足を運びたいという気持ちもありましたが、この委員会で何人か...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) この日ロ間の交渉は、まさしく外務大臣の所管であり、総理が大局的な様々な観点から今いろいろと話合いをされるということですので、大変残念ながら、私の方からそれについてコメントするということは控えたいと思いますが、内外発信を担当する領土担当大臣として答弁をさせ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 昨年四月の安倍総理の訪ロは、日ロの経済関係にとっても弾みを与えるものとなり、昨年の貿易額も約三百四十八億ドルでしょうか、過去最高を記録するということで、順調に発展をしてきているのではないかというふうに思います。  昨年十月には、今、江口委員から御指摘の...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 恐らく外務大臣に聞いていただいた方がいいと思うんですが、北方領土問題については、安倍総理がおっしゃっているとおり、戦後六十八年を経ても解決しないこれは難しい問題だと思っていまして、これをやっぱり一気に解決するような魔法のつえはないというふうに思います。 ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) はい、分かりました。  沖縄の可能性、大きな可能性をしっかりと踏まえて、今御指摘の那覇空港滑走路事業も含めて、沖縄振興策については、沖縄県と緊密に連携を取りながら、内閣府沖縄担当部局、沖縄総合事務局を中心に政府一丸となって、体制整備もしっかり図りながら...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 紙委員も御存じだと思いますが、北方四島医療専門家受入れ事業の所管は外務省でございまして、委員御指摘の医療専門家受入れ事業については、これは事業目的、関係する規定等を勘案をして、外務省が適切に処理すべきものであると考えております。  いずれにせよ、北方領...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 昨年五月だったと思いますが、紙議員との地域振興に係るやり取りはよく承知しておりまして、いろいろその後、関係部署から話も聞いたという記憶がありますが。  これは昨年も同じ答えだったと思いますが、北方領土隣接地域、これ一市四町、領土問題が未解決だということ...全文を見る
03月19日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○山本国務大臣 ただいま議題となりました内閣府設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の経済社会の活力の向上及び持続的発展を図るためには、科学技術の振興を通じた新産業の創出等を促進することが重要となっております。  ...全文を見る
03月19日第186回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(山本一太君) 昨年九月に尾立議員や今津議員と一緒に国後島、択捉島を訪問させていただきました。その際、文化交流、和装の交流などもありましたが、こうした中で、たくさんの四島側住民にも参加をしていただいて、両議員とともに相互理解を深めることができたと考えています。特に、尾立...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 少し長くなりますが、丁寧に答弁させていただきたいと思います。じゃ、短くやった方がよろしいでしょうか。──はい、分かりました。じゃ、少し短くいたします。  今般の法改正についての中身は、尾立委員御存じですが、一々繰り返しません。さらに、附帯決議の中身もこ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今、藤末委員の方から御指摘ありましたが、悲惨な沖縄戦の実相とかあるいは教訓を継承するために、沖縄においては、県が平和祈念資料館を設立するとともに、民間においても今言及のあったひめゆり平和祈念資料館あるいは対馬丸記念館等が設立されておりまして、それぞれの資...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 沖縄担当大臣ですから、沖縄の件について答弁をさせていただきたいと思いますが。  今、藤末委員のおっしゃった悲惨な沖縄戦の実相、教訓を継承するために県立平和祈念資料館、あるいはひめゆり平和祈念資料館、各市町村において、戦争体験をした方々からその体験や証言...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 江口委員の質問にお答えする前に、昨日の委員会で、状況が許せば岸田外務大臣にも北方領土を訪問してほしいという御質問が私にありまして、その御質問の中身については大臣にきちっとお伝えすると約束をしましたが、昨日中に電話でお伝えをしたということだけ御報告を申し上...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 沖縄に配備されたオスプレイの飛行で地元からの御懸念の声があることは承知しておりますが、本件については、もう委員御存じだと思いますが、防衛省及び外務省において対応されているということで、沖縄振興担当大臣として何かここでお答えをするということは控えさせていた...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) その御質問に答える前に、昨日、国交省の補助金に係る私と紙議員とのやり取りで、早速国交省の担当者を呼んで説明を受けました。  細かいことを今ちょっと答弁している時間はないんですが、補助金についてはややちょっと誤解もあるので、これは改めてどこかで説明させた...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 紙委員が前々回の委員会でもたしかこの問題を取り上げておられたと思いますが、元島民からのこの北方四島の残置財産に係る要望については承知をしております。  これは、もう委員御存じのとおり、もう島民の方々の心情はよく察せられるところですが、他の戦後補償との均...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 私は、沖縄北方担当大臣でもありますが、領土担当大臣として岸田大臣をサポートする形で領土、主権をめぐる問題の内外発信というのも担当しておりますので、その観点から、短く申し上げます、長い答弁はまた委員のシリーズの中でやらせていただきたいと思いますが。  尖...全文を見る
03月24日第186回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(山本一太君) 沖縄振興特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  沖縄は、成長するアジアの玄関口に位置付けられるなど、大きな優位性と潜在力を有しております。昨年六月に閣議決定した経済財政運営と改革の基本方針及び日本再興...全文を見る
03月25日第186回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(山本一太君) 津村議員から、総合科学技術会議の司令塔機能強化等についてのお尋ねがありました。  我が国の科学技術・イノベーション政策の司令塔である総合科学技術会議の機能強化のため、府省横断型の研究開発等を推進する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)に係る予算...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 浦野議員から、基礎研究の重要性の認識についてのお尋ねがありました。  基礎研究は、人類の新たな知の資産を創出するとともに、世界共通の課題を克服する鍵となるものであり、独創的で多様な基礎研究の推進は、世界で最もイノベーションに適した国づくりに不可欠なもの...全文を見る
03月26日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○山本国務大臣 今、近藤委員の方から、総合科学技術会議の司令塔機能強化は民主党政権時代からの流れであって、大きく目指す方向は一緒だということを言っていただいて、そういう見方をしていただいて大変ありがたいと思っています。  民主党政権時代にも、近藤委員や津村委員初め、科学技術イノ...全文を見る
○山本国務大臣 お答えいたします。  今、近藤委員から御指摘のあったImPACTプログラムのプログラムマネジャー、PMは、失敗を恐れない挑戦的な研究開発によって革新的なイノベーションを生み出す、これがImPACTの特徴で、ハイリスク・ハイインパクトというコンセプトが主眼なんです...全文を見る
○山本国務大臣 今、近藤委員の方から、民主党政権時代も総合科学技術会議、司令塔機能強化の一環として、何とか予算の枠を確保できないかという試みをされたという話があったんですけれども、やはり今回の法案改正の中で非常に大きな部分は、今委員が御指摘のとおり、新しい分担管理事務を加えて、こ...全文を見る
○山本国務大臣 今、出口に至る期間、期限の話がございました。  SIPでは、我が国が世界で勝っていける産業競争力を実現し、日本経済の再生に寄与するということは、これはもう不可欠だと思っていまして、そのためには、本来であれば実用化までに例えば十年とか十五年を要するような基礎的、革...全文を見る
○山本国務大臣 今、近藤委員のおっしゃったことは、一つの考え方だというふうに思います。  ImPACTの実施に当たっては、総合科学技術会議の司令塔機能のもとで基金を適正に管理できる、それからプロジェクトマネジャーの身分、処遇を確保できる、プロジェクトマネジャーの指示によりトップ...全文を見る
○山本国務大臣 何度も同じことを申し上げて恐縮なんですが、近藤委員のおっしゃることは一つの考え方だと私も思います。いろいろなことをわかっておっしゃっていると思うんですが。  総合科学技術会議は、内閣府設置法上の重要政策に関する会議と位置づけられておりまして、内閣総理大臣を議長と...全文を見る
○山本国務大臣 正力松太郎さんほど大物でなくて申しわけありません。でも、一生懸命頑張りたいと思います。  委員御指摘のとおり、科学技術イノベーションの推進に当たっては、その成果である知的財産の活用を念頭に置くというのは非常に大事だと思っていまして、知的財産マネジメントに関する戦...全文を見る
○山本国務大臣 お答えいたします。  国際競争の中で世界トップレベルの研究開発成果を生み出す、そうした成果を科学技術イノベーションの創出につなげていくことは極めて重要だと考えています。その中核をなす研究開発法人として、今、近藤委員がおっしゃった特定国立研究開発法人、これはまだ仮...全文を見る
○山本国務大臣 今委員がおっしゃったように、大変期待が高かっただけに、今、いろいろと疑義が生じていること自体、大変残念だと思っています。まだ結果が出ていないので慎重にいたいと思いますが。  もちろん理研はすばらしい組織ですけれども、やはり、ガバナンス、それから危機管理マネジメン...全文を見る
○山本国務大臣 本法案は、我が国の科学技術イノベーション政策の司令塔である総合科学技術会議の機能強化を図るものでありますが、地域自主戦略交付金の根拠規定の整理も織り込んでいるというふうに理解しています。  地域自主戦略交付金については、日本経済再生に向けた緊急経済対策、平成二十...全文を見る
○山本国務大臣 今もやっているという表現が正しいかどうかわかりませんが、既に総合科学技術会議が深く関与していることは事実でございます。
○山本国務大臣 これはもう津村委員は一番御存じだと思うんですけれども、やはりイノベーションというコンセプトをきちっと新しい総合科学技術会議の業務として位置づけるという意味は非常に大きいというふうに思います。  科学技術政策はいろいろ範囲が広いわけですけれども、イノベーションはさ...全文を見る
○山本国務大臣 ふえるという表現が正しいかどうかわかりませんが、科学技術イノベーション、特にイノベーション政策については、各省に対して、総合科学技術会議のさまざまな提案を受け入れていただけるように促せる、そういう一つの基盤になっていくのではないかというふうに考えています。
○山本国務大臣 今、津村委員がおっしゃった総合科学技術会議の司令塔機能強化、中途半端な形だと、これで機能強化が終わったというふうにとられてしまいかねないというお話はしっかり受けとめておきたいと思いますが、これは司令塔強化のための第一歩であって、もちろん完成形ではないと思っています...全文を見る
○山本国務大臣 今、津村委員がおっしゃったように、内閣府設置法においては、有識者議員は非常勤とする、ただし、最大四名まで常勤とすることができるということが書かれております。これは、総合科学技術会議の企画立案機能を強化するために、有識者議員が科学技術に関するアドバイザーとして、恒常...全文を見る
○山本国務大臣 これも委員御存じだと思いますが、従来、総合科学技術会議の有識者議員の任期は二年とされておりました。しかしながら、科学技術政策の企画、実行、評価のサイクルを考えると、これらに要する期間に比べて二年の任期は短い。さらには、常勤議員を確保するという観点でいうと、二年より...全文を見る
○山本国務大臣 今御指摘のあった科学技術顧問の件ですけれども、総理大臣等に対して助言等を行う科学技術顧問の設置、科学技術顧問というのは仮称ですが、この設置については、官邸のリーダーシップの発揮等の観点から、各方面から提言があるということは承知をしております。  他方、科学技術顧...全文を見る
○山本国務大臣 カーネギー会合には出席したことはございません。
○山本国務大臣 カーネギーグループ会合ですけれども、今委員がおっしゃったとおり、各国の科学技術担当閣僚、科学技術顧問等が集って、その時々の課題等について、これは非公式に意見交換を行う場として、一九九一年から開催されているというふうに理解をしております。  本会合は、シニアな科学...全文を見る
○山本国務大臣 科学技術政策フェロー制度については、津村委員も以前からこれを活用するべきだというふうにおっしゃっていただいていまして、その問題意識は同じだというふうに思います。  この制度は、昨年六月に閣議決定された科学技術イノベーション総合戦略において、事務局体制の強化の一環...全文を見る
○山本国務大臣 今、津村委員のおっしゃったことは非常に大事だと思っていまして、実は、司令塔連携・調整会議に、新たに内閣府参与としてお願いをした東京大学の城山教授にも前々回から参加をいただいていまして、この人事のことについてもしっかりやはりデータを調べようということになっていまして...全文を見る
○山本国務大臣 ちょっと人事のことについては、今軽々にここでどうするということは言えないんですけれども、実は、総合科学技術会議も含めた、特に知財、IT等々については、新しいビルになるときにしっかり、今幾つかの本部はかなり離れたところにあるので、これをまとめた方がいいと津村委員から...全文を見る
○山本国務大臣 総合科学技術会議は、科学技術イノベーション政策の全体の推進のための司令塔としての役割を果たすものでございます。一方、健康・医療推進本部は、医療分野の研究開発に関する総合調整を行うものです。  具体的には、医療分野の研究開発に関しては健康・医療戦略推進本部が対応す...全文を見る
○山本国務大臣 健康・医療戦略本部との関係は先ほど申し上げたとおりです。全体は総合科学技術会議が俯瞰をしていくということなんですけれども、特にライフサイエンスの分野においては、この新しい組織が一元的に実施をしていくということで、連携をしながら相乗効果を生んでいきたいというふうに思...全文を見る
○山本国務大臣 SIP、戦略的イノベーション創造プログラムでは、実は四つの分野を対象とすることを決めました。エネルギー、次世代インフラ、地域資源、健康長寿、この五百億の中には、当然、健康・医療分野も含まれております。  この当該分野への配分額については、総合科学技術会議が健康・...全文を見る
○山本国務大臣 先生の科学者としての、STAP細胞、この一連のいろいろな出来事に関する分析、考察、これは大変参考になりましたし、勉強になりました。  何からどう話していいかよくわからないんですが、率直に申し上げまして、今回の発見は、生物学の常識を覆すような大発見だというふうに期...全文を見る
○山本国務大臣 STAP細胞の問題については、先ほど申し上げたことが全てだと思っておりますので、つけ加えることはいたしません。  一般的に言って、科学技術・イノベーション担当大臣としてやらねばならないことは、画期的な研究がどんどん生まれる、特に、若手研究者も含めて優秀な研究者の...全文を見る
○山本国務大臣 日本再興戦略と科学技術イノベーション総合戦略において、総合科学技術会議が司令塔機能を発揮し、みずから重点的に予算を配分する戦略的イノベーション創造プログラム、SIP、恐らく委員がおっしゃっているのはSIPのことだと思いますが、これを創設することが明記されました。 ...全文を見る
○山本国務大臣 今、大熊委員の方から御指摘ありましたように、知財立国を実現していくためには、やはり国の各研究機関において、科学技術の成果の実用化に当たって、特許を初めとした知的財産に関するマネジメント戦略、この知財マネジメント戦略を適切に講じるというのは非常に重要だというふうに考...全文を見る
○山本国務大臣 知財戦略本部も私が担当しているんですが、知財におきましても、今委員がおっしゃったような試みはいろいろと行われておりまして、特に中小企業が海外に進出を図るためには非常に知財マネジメントが大事だということで、いろいろなサポートの仕組みがありますが、研究開発法人を対象と...全文を見る
○山本国務大臣 科学技術イノベーションに産業界の活力を積極的に活用するということはこれまでもやってきたところでございますが、先ほどの御質問にもありましたように、安倍内閣になって、高い研究開発のレベルをいかに事業化に結びつけていくか、まさしく科学技術の世界でいう死の谷を乗り越えるた...全文を見る
○山本国務大臣 総合科学技術会議は、科学技術イノベーション政策の全体の推進のための司令塔として役割を果たすということで、これは先ほども申し上げましたが、一方、健康・医療推進本部は、医療分野の研究開発に関する総合調整を行うということです。  具体的に言うと、医療分野の研究開発に関...全文を見る
○山本国務大臣 委員御存じのとおり、従来、総合科学技術会議の有識者議員の任期は二年でございました。科学技術政策に関してより中長期的な視点に立って活動できるように、有識者議員の任期を二年から三年に延長するということにいたしました。  さらに、職務継続規定については、総合科学技術会...全文を見る
○山本国務大臣 そういう仕組み自体は何かあるかというと、ちょっと聞いたことはないんですけれども、少なくとも私が知る限り、総合科学技術会議の有識者議員の方々は皆さん大変立派な方ですし、これまで総合科学技術会議ができてから大熊委員が心配されているようなことは一度も起こっていないという...全文を見る
○山本国務大臣 ちょっと簡潔に、答弁する前に一つ訂正させていただきたいと思いますが、SIPはプログラムディレクター、PD、ImPACTはプログラムマネジャーでございまして、先ほどの答弁で何度かプロジェクトマネジャーと言ってしまいましたが、プログラムマネジャーの間違いでございます。...全文を見る
○山本国務大臣 今回、SIPそしてImPACTを創設した、総合科学技術会議の司令塔機能をしっかり強化した、ここの背景に流れている大きな哲学は、先ほども申し上げましたが、安倍政権において高い研究開発のレベルをいかに国民が享受できるようにするか。もっと言うならば、幾ら高い研究開発の技...全文を見る
○山本国務大臣 各省から拠出していただいた細かい内訳については、先ほど事務方の方からお答えをしましたので繰り返しませんが、もう一度申し上げますけれども、平成二十六年度予算案におけるSIP予算の額、これは、平成二十五年度の科学技術振興費の四%程度である五百億円を計上させていただきま...全文を見る
○山本国務大臣 今御指摘のあったお話ですが、健康・医療分野、これは国民にとって非常に、最重要な分野の一つだというふうに考えております。その分野の研究開発を総合的かつ計画的に総合調整を行うために健康・医療戦略推進本部が設置されたということで、これは安倍政権としての方針、戦略として打...全文を見る
○山本国務大臣 本来であれば、私の答えは、現在、平成二十六年度早々のプログラム実施に向けて研究開発計画を検討しているところですので、現段階では対象分野の拡大とか予算の増額については検討する段階にはないというのが、これが普通の答えだと思うんですけれども、科学技術担当大臣としての見解...全文を見る
○山本国務大臣 総合科学技術会議の機能強化を図っていく上で、その基盤となる事務局体制を強化するのは、今委員がおっしゃったとおり、大変大事だというふうに考えております。このため、関係各省、大学、それから産業界等の協力を得ながら、科学技術イノベーション等の専門的な知見を有する優秀な人...全文を見る
○山本国務大臣 応用科学が重視されて、基礎研究へのしわ寄せが危惧されるという御質問でございましたが、成長戦略の推進のためには、もちろん、実用化、事業化といった出口を意識した問題解決型の応用研究、これが重要だというふうにされています。しかしながら、今委員がおっしゃったように、同時に...全文を見る
○山本国務大臣 今、村上委員が御指摘になったとおり、我が国の政府研究開発費の負担は、諸外国に比べると非常に低水準になるというふうに認識しています。  こういう認識のもとで、平成二十三年の八月に閣議決定された第四期の科学技術基本計画、ここにおいて、政府研究開発投資について対GDP...全文を見る
○山本国務大臣 今委員がおっしゃった、例えば科学技術庁を復活させるとか、科学技術イノベーション省を新たにつくるとか、こういう話になると大変な大議論になってくるとは思うんですけれども、やはり今、安倍政権として、成長戦略の中核に科学技術イノベーションを位置づけている。  きょうの質...全文を見る
○山本国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
03月26日第186回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(山本一太君) 沖縄振興特別措置法改正の意義ということで、島尻委員の方から御質問がありました。  沖縄は、東アジアの中心に位置するなど大きな優位性と潜在力を有しております。沖縄が日本のフロントランナーとして二十一世紀の成長モデルとなり、日本経済の牽引役となるように取組...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) この沖縄振興の一括交付金については、島尻委員が政務官だった頃、チームを組んでいた頃も戦略的にもう少し活用できないかという議論をずっとやってきたわけですけれども、この交付金、ソフト交付金八百二十六億円、平成二十六年度ですが、これについては、観光や産業の振興...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 沖縄県においては、沖縄の発展を担う人材を育成するために、沖縄振興の一括交付金を活用して様々な取組が行われているというふうに認識をしています。  特に子供の人材育成、今、島尻委員から御指摘のあった点ですが、県内の大学生とか高校生を対象に、グローバルな視点...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今、島尻委員がおっしゃったように、離島、へき地の医療体制を確保する、安定的な地域医療を提供するということは極めて重要だというふうに認識しております。  沖縄県では、一括交付金を活用して、離島住民が島内で専門医の診察を受診できるように専門医による巡回診療...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) このMESHの話は、島尻委員がもう随分以前から中心的に取り組んでおられる課題だというふうに認識しておりますが、沖縄県の北部地域は広い面積を有し、離島も抱えております。したがって、救急医療について、名護市内の基幹病院とか中南部の医療機関、迅速に搬送する体制...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 沖縄県は広大な海域に多数の島々が点在する我が国で唯一の島嶼県でございまして、離島地域の活性化は沖縄全体の発展にとって重要な課題だというふうに考えています。  私も先日、先ほど申し上げましたが、国境離島の与那国島に出張した際に改めて感じました。離島は美し...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 特区への企業進出、雇用者数に関しては先ほど統括官の方からも答弁させていただきましたが、一定の企業集積は進んでいると。他方、特区の所得控除の認定件数については必ずしも増えておりません。このため、沖縄経済の更なる活性化の観点から、沖縄県からも特区の制度の見直...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 尾立委員のおっしゃったことはしっかり受け止めなければいけないと思いますが、沖縄県側からはこのキャピタルゲイン非課税の要望は大変強いものがございまして、これについては沖縄県まで伺って、知事あるいは県の関係者の方々と実は相当議論をさせていただいて、今おっしゃ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 沖縄県は広大な海域に多数の島々が点在する我が国唯一の島嶼県だということで、離島地域の活性化は沖縄全体の発展にとって重要な課題だと、先ほども申し上げたとおりでございます。離島地域においては、美しい自然、独自の文化、これは貴重な観光資源となっておりまして、こ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) まず、離島の人口の減少の話でございますが、国勢調査によると、沖縄の離島における人口については、十二万九千人、平成十七年から、十二万六千九百八十五人、これ平成二十二年と減少しております。さらに、離島における人口のうち高齢者、六十五歳以上の比率については、平...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 分かりました。  そういう状況で、人口は減少しているということでございます。  離島のユニバーサルサービスの現状については、先日の委員会で、役所から上がってくる数字だけではなくて実際に住民から話を聞いていただきたいという御指摘についてしっかり受け止め...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 先ほどは失礼しました。丁寧に言おうと思って、長過ぎる答弁で御迷惑掛けました。  もうざくっと申し上げますが、藤末委員の問題意識はよく私も分かります。沖縄振興特措法、離島振興法、海洋基本法、それから今言った交付金の仕組み、それぞれの法目的に基づいて離島の...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 昭和四十七年、沖縄の本土復帰以来、初めは、委員も御存じのとおり、主として本土との格差是正を目的として、平成十四年度以降は民間主導の自立型経済の構築を目指して各種の施策を推進してまいりました。その結果、社会資本整備においては全国との整備水準の差が縮小すると...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今、河野委員からお話のあったOISTでございますが、これは、沖縄において世界最高水準の教育研究を行うことで沖縄の振興と自立的発展、世界の科学技術の向上に資するということを目指しております。このうち、沖縄の振興と自立的発展について、OIST等を核としたグロ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 議員御指摘のとおり、沖縄県の待機児童数ですけれども、厚生労働省による保育所関連状況取りまとめによると、平成二十五年四月一日現在で千七百七十七人、東京都の八千百十七人に次ぐ全国二位になっているというふうに認識をしています。  また、沖縄県においては、離婚...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今、江口委員がおっしゃったことは非常に大事なポイントだというふうに私も思っておりまして、少し丁寧に、少し早口で答弁させていただきたいと思います。  沖縄の企業、多くはもうおっしゃるとおり中小企業で、中小企業を中心とする産業振興というのは非常に大事だと思...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 申し訳ありません。なるべく事務方に、幾らでも短くできるんですけど、丁寧にやれと言っていまして、ここで出たいろんな数字とかはすぐまた、この間もそうだったんですけど、打ち返して、資料を持ってこさせたりしているものですから。大変失礼しました。さっきちょっと藤末...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 領土保全そのものは、委員も御存じのとおり、一義的には外務省、防衛省の所管でございますが、領土、主権をめぐる内外発信を担当する、国内啓発を担当する領土担当大臣としての立場からお答えをさせていただきたいと思います。  尖閣が我が国固有の領土であることは、こ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 恐らく外務大臣にお聞きいただく方がいいと思うんですけれども、領土担当大臣、内外発信を担当する大臣の立場から申し上げますと、もう委員一番御存じだと思うんですけれども、様々、重層的な形で今発信をさせていただいているということで、例えば、先般は多言語の動画をユ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 紙委員御存じだと思いますが、従来の金融特区では、これまで十五社の企業進出、約五百人の雇用創出があって、一定の企業集積は進んでいるというふうに考えております。  一方、おっしゃったとおり、所得控除の認定事業者が一社にとどまったということで、これについては...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 北方領土の隣接地域一市四町、委員が一番御存じですが、領土問題が未解決であるということで望ましい地域社会としての発展が阻害されている面があるということでございまして、返還要求運動の原点の地という特殊な位置付けにあるということから、安定した地域社会として形成...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) なかなか北方対策担当大臣の立場で今の質問に直接お答えするのは難しいんですけれども、紙委員のお話を聞いて、やはりこの基幹産業である農業について、非常に今いろんな課題があるということは改めて認識をさせていただきました。漁業です、済みません、漁業。
○国務大臣(山本一太君) 繰り返しになりますが、必要に応じて水産庁と連携しつつ、この問題についてはしっかり関心を払って見てまいりたいというふうに考えております。
○国務大臣(山本一太君) 北方領土隣接地域への支援については、もう紙委員がずっとこの委員会で一貫して問題意識を持っておられるということもよく分かっております。  今日のお話も改めて聞いて、基幹産業である漁業への支援は大事だということは私も認識をいたしました。  ただ、これをど...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今委員の方からも御指摘がございました。今日は各委員の方々からもいろいろと御意見をいただきましたが、金融特区が破綻したというふうには私は思っておりませんで、先ほど申し上げたとおり、一定の効果はあったと思いますが、委員の御質問の十分な成果があったのかというこ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 委員も御存じだと思いますが、簡単に仕組みを御説明させていただきますが、経済金融活性化特区においては、沖縄県知事が関係市町村長の意見を聞いた上で特区への集積を促進しようとする産業、これは特定経済金融活性化産業等を定めた経済金融活性化計画というものを内閣総理...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) やはり地元の状況を一番理解していらっしゃる知事が市町村長等の意見も聞いた上で出してこられる計画ということですから、しっかりしたものが出てくるというふうに思っておりますし、さらに、先ほど申し上げたとおり、内閣総理大臣がこれを認定するという仕組みになっていま...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今委員のおっしゃった賃貸工場ですが、これは、企業の初期投資の負担を軽減し、企業進出を容易に行えるようにするために整備をしているものでございます。賃貸工場に入居した後、事業が軌道に乗れば分譲地への移転が目標とされているところですけれども、事業が軌道に乗らな...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
03月27日第186回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第2号
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○山本国務大臣 科学技術政策、宇宙政策を担当する内閣府特命担当大臣及び情報通信技術政策担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  科学技術・イノベーションは、この国の未来の形を決める鍵であり、我が国が直面する課題を乗り越えるための切り札です。  そのため、総合科学技術会議の...全文を見る
03月28日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○山本国務大臣 大島委員は、民主党政権の時代から科学技術イノベーションについては大変活発に御活躍をされているということはよく存じ上げておりますし、私、今、宇宙担当大臣もやっておりますけれども、安倍政権としても国家戦略の一つに位置づけている準天頂衛星、この準天頂衛星構想が実現する上...全文を見る
○山本国務大臣 大島委員から言及のありました特定国立研究開発法人、この特定国立研究開発法人に係る研究開発等の促進に関する特別措置法案、これについては、昨年末に閣議決定をいたしました独立行政法人改革等に関する基本的な方針を踏まえて、関係閣僚、稲田大臣等と議論を重ねまして、今月、総合...全文を見る
○山本国務大臣 大島委員よく御存じのとおり、世界的に頭脳循環が進んでいまして、科学技術イノベーションの鍵となるすぐれた人材は今まさに国際的な獲得競争になっておりますので、国際競争力の高い人材の流出を防ぐというのは実は非常に大事なことだというふうに思っています。  特に、特定国立...全文を見る
04月08日第186回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
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○山本国務大臣 まず最初に、今、神田委員が言及されたように、群馬県には中島飛行機がございますが、ゼロ戦は愛知ということについて、ここで異論を唱えるつもりはございません。  そこで、SIP、戦略的イノベーション創造プログラムについてですが、これは、単なる研究開発だけに終わらずに、...全文を見る
○山本国務大臣 今、輿水委員がおっしゃった、中身をしっかりと見ながら、きちっと総合科学技術会議が目ききをして決めていくべきだというのは全くそのとおりだと思います。特にプログラムディレクターを支える体制、これは非常に大事だというふうに考えています。  SIPの、先ほど倉持統括官の...全文を見る
○山本国務大臣 今の委員のお話は大変参考になりました。勉強になりました。  ImPACTとSIPというのは、総合科学技術会議を強化していく上での二つの柱なんですけれども、先ほど質疑をさせていただいたSIPの方は、より短期という言い方は正しいかどうかわかりませんが、出口をにらんで...全文を見る
○山本国務大臣 今、小川委員の方から御指摘になりましたSTAP細胞に関する論文については、四月一日に、理化学研究所の調査委員会の最終報告がなされました。調査対象の六件のうち二件について捏造と改ざんという不正行為があったという内容であって、科学技術担当大臣としては大変厳しく受けとめ...全文を見る
○山本国務大臣 私は科学技術・イノベーション担当大臣でございますので、あらゆる分野の科学技術にはもちろん関心を持っております。ただ、委員も御存じのとおり、消費者問題は私の担当ではありませんので、科学技術担当大臣としての立場から今の御質問にお答えをしたいと思います。  科学技術・...全文を見る
○山本国務大臣 今、委員御指摘のあった科学技術関係予算の主導ということですが、これは総合科学技術会議が司令塔機能を発揮してきた重要な取り組みだと思っています。  昨年から、私を議長とした関係府省の幹部職員から成る予算戦略会議をつくったり、あるいは、きょういろいろ議論が出ています...全文を見る
○山本国務大臣 原子力委員会担当大臣としてお答えをいたします。  まず、委員の方から原子力委員会の見直しの内容についてお話がございましたので、そこからちょっと申し上げたいと思うんです。  現行の原子力委員会は、原子力の研究、開発及び利用に関する政策と原子力に関する事項について...全文を見る
○山本国務大臣 先ほど申し上げましたが、原子力委員会のあり方については、内閣官房の原子力委員会の在り方見直しのための有識者会議で、そのあり方、その存廃を含めて抜本的な見直しの検討が行われました。  その結果、今委員が御指摘になった点ですが、原子力政策大綱については、エネルギー基...全文を見る
○山本国務大臣 政府全体の科学技術関係予算の編成においては、総合科学技術会議が司令塔機能を発揮して、昨年から、私を議長として、関係府省の幹部職員から成る予算戦略会議というものを開催し、さらに、その議論を踏まえて、資源配分方針を策定するなどの取り組みを進めてまいりました。  今回...全文を見る
○山本国務大臣 それは、委員御指摘のとおりだと思います。  ImPACTの特徴は、やはりプロデューサーにしっかりと資源を配分するということであって、SIPもImPACTも、中身は違いますけれども、プログラムダイレクターとプログラムマネジャーにいかに優秀な方々を抜てきできるか、こ...全文を見る
○山本国務大臣 質疑のやりとりを伺っておりまして、やはり人材育成というのは非常に大事だということを再認識いたしました。人材が新たな価値を生み出し、競争力を強化するための原動力だと。さらに、すぐれた研究者を確保できるかどうかがイノベーションの創出を大きく左右する、これは紛れもない事...全文を見る
○山本国務大臣 今委員が御指摘になった点は、まさしく総合科学技術会議の司令塔強化につながるところだと思います。  正直申し上げて、各省の枠を超えて政策を推進するというのはなかなか実際には難しいところがありますけれども、きょうの答弁でも繰り返し申し上げたとおり、予算戦略会議をつく...全文を見る
○山本国務大臣 衆議院の科学技術特別委員会に来ていただいて、大変うれしく思います。ぜひ、科学技術・イノベーションについて、私も担当大臣として万難を排して来ようと思っているので、いろいろ闊達に御議論ができればというふうに考えています。  先ほど、科学技術・イノベーションの必要性に...全文を見る
○山本国務大臣 そこは予断を持ってなかなか申し上げられないところがあるんですが、FIRSTをめぐる予算、この流れは今委員がおっしゃったとおりなので繰り返しません。  こうした変化に伴って、FIRSTの公募段階、平成二十一年の七月ですが、このときは一課題当たり三十から百五十億とい...全文を見る
○山本国務大臣 一つだけ委員に申し上げたいんですけれども、私が先ほど科学技術担当大臣として厳しく受けとめなければいけないと申し上げたのは、理研の内部の調査委員会による報告書にああいう厳しい結果が出たということについて、これを厳しく受けとめるということでございまして、御存じのとおり...全文を見る
○山本国務大臣 率直に申し上げますと、司令塔機能強化の道のりは道半ばだというふうに思っています。  三・六兆円の科学技術関係予算、これに対して内閣府、総合科学技術会議がどうやって影響力を持っていくのかということでいうと、一つは、各省の予算編成プロセスにいかに影響を与えるかという...全文を見る
○山本国務大臣 伊東先生の御議論、大変参考になりました。やはり研究者としてのお立場からの御見解だと思います。  やはり科学者は、例えば経済人とは違うと。さっきラグビーとアメリカンフットボールの写真を見せておっしゃっておりましたけれども、まさに我々がImPACTでしようとしている...全文を見る
○山本国務大臣 今、柏倉委員のおっしゃったことは大変大事なことだというふうに思っています。  御指摘のとおり、科学技術・イノベーションの推進には、やはり基礎研究と出口研究、この出口志向との両方のバランスをとるということが非常に大事だというふうに考えていまして、少子高齢化、エネル...全文を見る
○山本国務大臣 今、小池委員のおっしゃったことは非常に大事なことなので、科学技術担当大臣としても申し上げたいと思うんですが、ImPACTは文科省のプログラムではありません。  文科省に予算がついたのは、先ほど倉持統括官から説明をさせていただいたように、JSTという仕組みは、プロ...全文を見る
○山本国務大臣 小池委員御存じだと思いますが、アメリカのDARPA、国防高等研究計画局、これは、インターネットの原型とかGPSといった、産業とか社会のあり方に大きな変革をもたらす革新的なイノベーションを次々と生み出した機関でございます。  ImPACTは、我が国の産業競争力の飛...全文を見る
○山本国務大臣 ImPACTにおける研究成果は、ワークショップ、シンポジウム等の方法も視野に、幅広く社会へ還元する、そういう方策を考えてまいりたいと思います。  ただ、一つ申し上げなきゃいけないのは、やはり、知的財産権の保護等には配慮をしなければいけないというふうに考えています...全文を見る
○山本国務大臣 SIP、戦略的イノベーション創造プログラムは、イノベーション創出の加速をさせるということで、研究開発だけではなくて、規制改革等、他の政策手段も全て総動員をする、それによって研究開発成果の実用化、事業化までつなげていくことを強力に実践するというプログラムでございます...全文を見る
○山本国務大臣 小池委員のおっしゃっていることは、SIPを運営していく上で非常に大事なことだというふうに思っていまして、特にガバニングボードがきちっと機能するかどうか、これは非常に大事だと思っております。  ガバニングボードにとにかく第三者も入れて、それぞれのプロジェクトはきち...全文を見る
○山本国務大臣 科学技術政策担当大臣等政務三役と総合科学技術会議有識者議員との会合、これは、科学技術政策担当大臣、担当副大臣、担当大臣政務官と総合科学技術会議有識者議員が、宮本委員の御発言をそのままかりると、忌憚なく意見交換を行うためのいわゆる打ち合わせの場として活用されておりま...全文を見る
○山本国務大臣 宮本委員がおっしゃったお話ですけれども、これは、二月四日の文部科学委員会において、どのようなテーマが設定をされるのかという質問に対して、総合科学技術会議の決定をもって公表する、こういうふうにお答えしたということだと思います。  ImPACTのテーマについては、二...全文を見る
○山本国務大臣 議論のプロセス、例えばなぜこのテーマに決まったのかということは、もちろん、こうした委員会の質疑で御質問があればきちっと説明をさせていただければというふうに思いますし、委員御存じかもしれませんが、会議の中で、例えば特定の名前が出てくるとか、まだはっきりしていないプロ...全文を見る
○山本国務大臣 何度も同じことを申し上げて恐縮ですが、総合科学技術会議における審議内容等は原則として公表するということにしておりまして、これまでも適切に、資料の公表、記者会見による議論の紹介、議事要旨及び議事録の公開等は行ってきております。  こうして会議運営における透明性の確...全文を見る
○山本国務大臣 ImPACTで実施される研究開発プログラムの中身は、公募による提案を今後審査して決定されますけれども、採用された構想については、知財、個人情報等については一定の配慮をしつつ、先ほども申し上げましたが、公表されることになっています。  本プログラムの趣旨ですが、分...全文を見る
○山本国務大臣 先ほどから何度か統括官の方からも答弁をさせていただいていますが、ImPACTのプログラムマネジャー、PMの公募については、三月三十一日まで応募を受け付けていたところですが、産学官の各方面から百八十件の応募が寄せられました。  応募者数を所属別に見ると、産業界が全...全文を見る
○山本国務大臣 その質問にお答えする前に、まず、科学技術・イノベーション政策について、一言、ちょっと申し上げさせていただきたいと思うんです。  FIRSTの成果について、青木委員が大変高く評価していただいたことに感謝申し上げたいと思います。  きょうの質疑の中で、山中先生のi...全文を見る
○山本国務大臣 JSTは文部科学省の所管ですので、私が申し上げることはないんですが、ちょっとその件について一言、また申し添えたいことがあります。  先ほどの答弁で、ImPACTは文部科学省のプロジェクトではないということを申し上げました。JSTの枠組みをおかりしている、これは内...全文を見る
04月14日第186回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(山本一太君) 石橋議員、沖振法のときに沖縄特の委員も務められたということで、沖縄に対する取組に大変敬意を表したいと思いますし、今日、沖縄振興の話をここで取り上げていただいて大変感謝をしています。  今言ったお話なんですが、十年間の決算ということで、何か一つ資料がある...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 十年間の取組、それぞれの事業等に対する評価等々はもちろんあると思いますが、今委員のおっしゃったように、じゃ、総括的にどうかということになると、紙としてまとまっているかということについて私も見たことはないので、その点については、どういう形でまとめられるかと...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今、石橋議員のおっしゃったことは大変重要なポイントだと思います。いろんなデータ、いろんな資料は作らせていただいているんですが、今おっしゃったような点にしっかりフォーカスを当てたやはりデータの出し方というのは大事だと思うんで、そこは検討をさせていただきたい...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 石橋議員は揚げ足を取られるようなことをされないので、ちょっと踏み込んで申し上げたいと思います。余り言うと怒られちゃうと思うんですが。  私が担当大臣になって、実は沖縄振興予算を見て初めて思ったのは、今、石橋議員がおっしゃったように、ちょっと全体が見にく...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今日の質疑で石橋議員がおっしゃっている沖縄関連予算についての決算、少し見やすくしてほしいと、このことについては先ほど申し上げたとおり、少し全体としていろいろ私も勉強し、改めて検討させていただきたいと思っていますけれども。  繰り返しになりますが、このハ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今議員がおっしゃったように、沖縄振興担当大臣としては、全体を俯瞰してやはり県全体の事業を評価するという点が大事ですから、そこはしっかり検討させていただきたいと思います。  一括交付金全体の評価はきちっと内閣府でもやっておりますし、沖縄振興審議会等々のい...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 少し事務的なことは事務方から説明させますが、まさに委員のおっしゃったことはポイントだと思っています。  ただ、もうよくこれも御存じだと思うんですけれども、創設のこともよく御存じなので、あくまでも一括交付金は沖縄県の自主的な判断に基づくということで、我々...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今、石橋議員のおっしゃったアプローチはしっかり私も頭に置いておきたいと思います。  今日もこの特区の件についてちょっと内閣府のスタッフと話をしたんですが、この特区も、ある程度結果の出ているものもありますが、しかし、今おっしゃったように、例えば物流特区で...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 申し上げたいことは山ほどあるんですが、もう時間がないと思うので。  OISTについては議員の問題意識を共有していまして、やはりこのOISTがいかに例えば沖縄経済に貢献をするのか、これはもう知的・産業クラスターをどうやってつくっていくかということも大事で...全文を見る
04月15日第186回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○国務大臣(山本一太君) ただいま議題となりました内閣府設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の経済社会の活力の向上及び持続的発展を図るためには、科学技術の振興を通じた新産業の創出等を促進することが重要となっておりま...全文を見る
04月22日第186回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(山本一太君) 特定国立研究開発法人についてお尋ねがありました。  国際競争の中で、世界トップレベルの研究開発成果を生み出し、そうした成果を科学技術イノベーションの創出につなげていくことは極めて重要な課題であり、科学技術イノベーションにより成長戦略を推進していく上で、...全文を見る
04月22日第186回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○国務大臣(山本一太君) 御質問ありがとうございます。  上月委員はやはり霞が関で勤められた御経験があるので、内閣府の実態も本当によく御存じの上でのいろんな御指摘だというふうに思います。  イノベーションというものが加わったと、これ、形だけに終わらないように担当大臣としてしっ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今委員から御指摘のあった総合科学技術会議、重要会議としてなかなか今まで目立たなかったというお話でしたけれども、実は前政権、民主党政権下でも科学技術イノベーションは大変重視をされていたというふうに思います。ただ、いろんな事情があって、一年間で対面のいわゆる...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) その前に、先ほど、総合科学技術会議、今まで十二回と言いましたが、十三回でございました。済みません。  イノベーションの実施のためには、実用化、事業化といった問題解決型の応用研究が重要だというふうにされておりますけれども、同時に、今、上月委員がおっしゃっ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 大変大事な御指摘だと思います。今委員のおっしゃった人事配置のことはなかなかそう簡単にいかないところもありますが、科学技術担当大臣としてしっかり胸に置いておきたいと思います。  プログラムディレクターを支える体制についてちょっと御説明したいと思いますが、...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今の話も大変もっともなことだと思っていまして、プログラムマネジャー、なかなか機能を果たすのは難しいところがあると思いますが、プログラムマネジャー、重要な役割を果たすということで、独立行政法人科学技術振興機構、JSTですね、ここにPMを支援する体制を構築す...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今、芝委員の方から御指摘のあった特定国立研究開発法人の基準でございますが、先月の総合科学技術会議で、特定国立研究開発法人、これまだ仮称ですけれども、この考え方についてというものが決定をされました。その決定の中で、制度の創設に当たっては、一、科学技術に関す...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 先ほど芝委員のおっしゃったお話ですが、総合科学技術会議におきまして特定国立研究開発法人制度の対象となる二つの候補を決定をいたしました。いずれにせよ、この二つの候補が実際に特定国立研究開発法人の対象になるかどうかというのは、それは閣議決定をするということで...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 総合科学技術会議でこの二つの研究開発法人、今おっしゃった産総研と理研を対象の候補にしたということは事実でございますので、依然として二つの候補だというふうに思っています。ただ、その候補が本当にその対象になり得るかどうかということは、今委員が何度もおっしゃっ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) これは芝委員も御存じだと思いますが、この問題については、まず理研の内部に論文の疑義に関する調査委員会というものが立ち上がって、四月一日だったと思いますが、六項目について二項目は不正があったというような発表をしております。  さらに、理研の内部では、野依...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) この法案においては、総合科学技術・イノベーション会議の所掌事務として、今委員のおっしゃったように、研究開発の成果の実用化によるイノベーションの創出の促進を図るための環境の総合的な整備に関する重要事項について調査審議するということを追加することとしておりま...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) このイノベーション創出促進のための環境整備に関する調査審議についての御質問ですが、これは総合科学技術会議が中心になってしっかりと議論していくと。ただ、これまで以上に産業界、学術界等の幅広い関係者の意見を十分に踏まえて行うということになると思っております。
○国務大臣(山本一太君) 今委員のおっしゃったことは、総合科学技術会議のメンバーは、おっしゃったように議長が総理でございまして、かなり多くの閣僚を含めて、有識者を含めると十四人がメンバーだったと思いますが、この総会は、先ほど申し上げたとおり、一か月に一回ぐらいのペースで開いており...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) このSIPでございますが、エネルギー、次世代インフラ、地域資源、健康長寿の四つの分野を重点分野としておりまして、そこでは健康長寿分野も対象としております。SIPは総額五百億を平成二十六年度予算として計上しておりますが、これも委員御存じだと思いますが、この...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 秋野委員には、日頃から、科学技術イノベーション政策、いろんな意味で応援をしていただいて、大変いろんな御示唆をいただいていることを感謝申し上げたいと思いますし、SIPについてもいろんな委員会で応援をしていただいているということを大変有り難く思っています。 ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 私は海洋政策も担当しておりますので、この問題に大変関心を持っております。  これまで、沖縄における海底熱水鉱床の調査、これは海洋調査船による物理探査、地球深部探査船「ちきゅう」による科学調査、それから、今委員の方から御言及のあった海洋資源調査船「白嶺」...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 秋野委員もよく御存じのとおり、SIPの対象課題は、これまでの総合科学技術会議、それから産業競争力会議、こうしたところでの有識者議員の提言などから抽出した重要な課題について、社会、産業界のニーズ、あるいは国内外の市場、我が国の国際競争力強化の方向性、研究開...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 我が国の科学技術は、今、江口委員御指摘のとおり、研究成果や様々な数々の実績をいろんな分野で上げてきているというふうに思っておりますが、近年の成果として一つ挙げさせていただきたいのは、最先端研究開発支援プログラム、FIRSTだと思っております。  平成二...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 江口委員には、科学技術イノベーションから沖縄問題に至るまで、いろいろ大胆な御提言をいただいたりしているわけですけれども、今おっしゃった科学技術イノベーションを起こしていくための背景には、これは技術だけではなくて、規制改革、マーケティング、研究開発、人材育...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 理研は文科省の所管でございますので、やはりそこら辺のことは恐らく文部科学大臣が責任を持っていろいろと対応されるということだと思いますし、野依理事長の資質等々については、ちょっと私ここでコメントを差し控えたいと思いますが。  江口委員にちょっと申し上げた...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今、山下委員御指摘の経団連の提言ですが、平成二十五年の一月に、産業競争力の強化及び持続的な経済成長の実現という観点から、我が国の科学技術イノベーション政策の推進体制の抜本強化に向け、強力な司令塔の実現等を柱とする改革の必要性について提言されたというふうに...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 総合科学技術会議の構成については今おっしゃったとおりなんですけれども、この有識者議員、これは議員個人として科学技術政策に関して優れた識見を有する方に就任をお願いしておるところでありまして、特定の企業とか産業をあらかじめ定めているものではありませんし、また...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今委員御指摘のとおり、総合科学技術会議で検討が進められ、昨年六月に閣議決定した科学技術イノベーション総合戦略においてSIPを創設することが決まりました。さらに、有識者議員を中心に内閣府計上予算によって府省一体となって取り組む必要性とか、社会的課題の解決、...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 先ほども申し上げましたが、この課題、これは内閣府の計上予算によって府省一体となって取り組む必要性、社会的課題の解決、経済再生等の観点からの重要性を踏まえて検討を重ね、このエネルギー、次世代インフラ、地域資源の三分野になったということで、最初から特定の産業...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 一言で言うと、きちっと公募を行って決めております。  昨年九月の総合科学技術会議においてSIPの十個の課題候補を決定した際に、今後、プログラムダイレクター、PDを人選をして計画を検討するということを決めました。これを受けて内閣府では、十月にプログラムデ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) この課題は、先ほど申し上げたとおり、様々な要素を勘案して、有識者の方で選定をさせていただきました。
○国務大臣(山本一太君) 十月に政策参与を公募した際の募集要項では、まず一つ、政策参与に求められる経験、能力、二つ目、小論文等の提出書類を始めとする応募方法、三つ目、一次選考が書類審査で二次選考が面接という選考方法についても記載をしておりますし、選定の過程はきちっと公表しておりま...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) この課題を絞り込む過程の議論を今オープンにできないかという点でございますけれども、やっぱり課題を絞り込んでいくということについては、やはり有識者による忌憚のない議論が必要だというふうに考えておりまして、課題候補の利害関係者が傍聴する中で忌憚のない議論をす...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今委員のおっしゃった自民党に対する企業の献金とこの選考は一切関係がございません。それはもう山下委員の真っすぐな、真っすぐな御性格で普通に見ていただいて、信じていただければというふうに思います。
○国務大臣(山本一太君) 先ほど申し上げましたとおり、オープンな形で法律にのっとって研究をされているという、どこの企業がどうということではありませんが、そのことと、今回これを、SIP、出口をにらんだ府省連携でしっかりと高い研究開発のレベル、技術のレベルを産業化に結び付けていこうと...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) まず、一つ申し上げたいんですが、SIPは研究開発だけで終わることがないと、出口戦略、実用化、事業化を重視しているということで、これは出口に近い製品開発に取り組むという意味ではなくて、基礎的、革新的な研究の加速支援だというふうに私たちは捉えています。したが...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今、浜田委員がおっしゃったとおり、日本が経済成長を続けていくためにはやはり科学技術イノベーションが最大の鍵だと科学技術担当大臣としては考えておりますし、委員がサイバーセキュリティー政策についての御質問でも常に長期のビジョンをつくれと、やはり二十年後、三十...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 大変的確な御指摘だというふうに思います。  具体的な事例で申し上げますと、十課題の中でいうと、インフラ維持管理・更新・マネジメント技術、これは長寿命の材料の研究を行うということなので、これはどう考えても革新的な構造材料と関連があるというふうに考えていま...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今、浜田委員が指摘をされた海外の事情、世界の情勢をしっかり把握するということも、やはりSIPを成功させていく上では非常に大事だと思っています。  その具体的なメカニズムについてはこれからですけれども、余りここで確かなこと、余り踏み込んで言うと叱られちゃ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今委員がおっしゃっているのは、SIPではなくてImPACTの方だと思います。最初にお聞きになったのは、十課題の話は、戦略的イノベーション創造プログラムのSIPの方で、今、後半はImPACT、つまり、ハイリスク・ハイインパクトということですから、ImPAC...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今委員のおっしゃった科学技術の果たすべき役割、もちろん安全保障の分野もあると思うんですけれども、総合科学技術会議自体が科学技術政策全体を俯瞰するという立場ですが、ここは安全保障の問題というのは直接は含んでおりません。  ですから、何度も申し上げますが、...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今の御指摘は大変大事だと思っていまして、やはり国が進める研究開発の成果を見える化して社会に発信すると、これはもう極めて大事だというふうに考えています。  個々の研究開発成果の見える化としては、例えば先ほど何度も話題に出ました最先端研究開発支援プログラム...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 山本太郎委員から初めて御質問を受けるんですけれども、改めて私と名前が似ているなということを再認識をいたしました。  昨年六月の科学技術イノベーション総合戦略の第二章、これ、科学技術イノベーションが取り組むべき課題では、エネルギー、健康長寿、次世代インフ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
04月23日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○山本国務大臣 今委員がおっしゃったのは基礎研究のことだと思いますが、このボトムアップ型基礎研究は、人類の新たな知の資産を創出するとともに、世界共通の課題を克服するための鍵となるものと思っておりまして、独創的で多様な基礎研究の推進、これは世界で最もイノベーションに適した国づくりに...全文を見る
05月13日第186回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(山本一太君) 鈴木議員から、模倣品対策の観点も踏まえた本地理的表示保護制度の所管官庁についてお尋ねがありました。  本制度は、農林水産物等に係る地理的表示保護について規定するものであるが、同様の取り組みで先行するEUを見ると、フランスにおいては農業省が、イタリアにお...全文を見る
05月26日第186回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(山本一太君) 領土担当大臣ということでいうと、今おっしゃったように、領土問題についての国内啓発、それから対外発信を担っているということで間違いありません。
05月28日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
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○山本国務大臣 ただいま議題となりました原子力委員会設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  原子力委員会は、昭和三十一年に設立して以降、時代に応じてその役割が見直されてまいりましたが、東京電力福島第一原子力発電所事故等による...全文を見る
05月30日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第21号
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○山本国務大臣 御質問ありがとうございます。  今回の原子力委員会の見直しは、原子力をめぐる環境の変化、一昨年に秘密会議との批判を受けた原子力委員会の不適切な運営、こうしたことが国民の皆様の信頼を損ねる状況となったことを踏まえて、開始をされました。  具体的には、内閣官房に有...全文を見る
○山本国務大臣 今回、原子力委員会の業務について抜本的な見直しを行った結果、形骸化している事務等を廃止し、平和利用と核不拡散及び放射性廃棄物の処理処分等の原子力利用に関する重要事項に関する機能に重点を絞ることといたしました。  このような所掌事務の縮小に伴って、委員数については...全文を見る
○山本国務大臣 今、近藤委員がおっしゃったように、この福島第一原子力発電所の原発事故の総括は大変大事だというふうに考えております。  今、いろいろな点を御指摘されましたが、東京電力福島第一原子力発電所の事故は、過酷事故への対応策が欠如していたことを露呈したということだと思います...全文を見る
○山本国務大臣 今、近藤委員のおっしゃった話は大変大事なお話だと思います。非常に勉強になりました。  官僚組織がリスクを避ける、リスクをとらない、そこについてはやはり、まさしく、官僚の能力は最大限に引き出しつつ、しかしリスクを、健全なという言い方はいいかどうかわかりませんが、適...全文を見る
○山本国務大臣 最終処分の事業については、さまざまな考え方があると思います。  安倍内閣の方針として先般閣議決定されたエネルギー基本計画においては、委員御存じだと思いますが、最終処分に関しては、「高レベル放射性廃棄物については、国が前面に立って最終処分に向けた取組を進める。」こ...全文を見る
○山本国務大臣 原子力委員会は、今回の法案が通ればですけれども、新しい姿で再スタートさせていただくことになります。  その原子力委員会でどんな議論をしていくかということは、これからいろいろと検討させていただくわけですけれども、さまざまな意見を踏まえて、状況もしっかりと見ながら、...全文を見る
○山本国務大臣 今、委員から御指摘のあった高レベル放射性廃棄物の最終処分でございますが、これはもう、実施官庁である経産省だけではなくて、研究開発を担当する文部科学省等も含めた省庁横断的な検討が必要だというふうに考えております。  ですから、原子力委員会では、各省における状況も注...全文を見る
○山本国務大臣 今おっしゃった、法改正後の原子力委員会を支援する事務局の体制については、専門性の確保のために、やはり参与とか調査員を活用する等の対応で人員を増強することを今検討しております。  もうこれは委員御存じだと思いますが、重大な政策課題が生じた場合には、必要に応じて、関...全文を見る
○山本国務大臣 これも委員よく御存じだと思うんですが、原子力委員会は、昭和三十一年、一九五六年に、原子力に関する行政を強力かつ総合的に推進する機関として設立をされました。当時、原子力の研究開発及び利用の推進と、規制の両面を担っておりました。  それが、昭和五十三年、一九七八年に...全文を見る
○山本国務大臣 一言で言うと、原子力政策に関する総合調整を行うということではないかというふうに思います。
○山本国務大臣 委員がおっしゃったとおり、原子力政策大綱の経緯については繰り返しませんが、エネルギー基本計画とやはり内容に重なる部分が多いとのことから、いろいろと有識者会議でも議論が出ましたが、法改正後の原子力委員会においてはこのような今までのような網羅的かつ詳細な原子力政策大綱...全文を見る
○山本国務大臣 私が申し上げたのは、これは委員もよく御存じだと思いますけれども、エネルギー基本計画とやはり原子力政策大綱はかなり内容的には重なっている部分がありますが、しかし、今委員のおっしゃった御指摘は非常に大事なポイントだというふうに思っております。  法改正後の原子力委員...全文を見る
○山本国務大臣 今申し上げたことはぜひ進めたいというふうに考えております。
○山本国務大臣 原子力白書については、今委員が御指摘になったとおり、平成二十一年版、平成二十二年三月公表以降、原子力委員会の見直し等を行っていたこともあって、作成をしておりません。  ただ、原子力委員会の在り方見直しのための有識者会議の報告書の中にも、白書についてはやはり作成す...全文を見る
○山本国務大臣 津村委員、本当にこれまでの御事情もよく御存じなので、余り細かくは申し上げませんけれども、原子力委員会設置法の二条の六号、これはもう黎明期、原子力委員会設立の当初ですが、原子力利用を担う研究者、技術者が非常に不足していたということで、計画型の育成を実施しておりました...全文を見る
○山本国務大臣 平成二十一年度以降でいうと、最も多いときで、近藤前委員長が平成二十一年度に六回、それから鈴木前委員長代理が平成二十五年度に十回海外出張を行っております。  日数については、三、四日から、一番長いと、余りありませんけれども十二日、十三日というのも何件かあった記憶が...全文を見る
○山本国務大臣 まず申し上げますと、津村委員がおっしゃった原子力委員長、委員の海外出張、これはもう引き続き非常に重要な役割だというふうに私も認識をしております。  法改正後の原子力委員会においては、原子力委員会の委員数を委員長及び委員二人の計三人体制にするということになっており...全文を見る
○山本国務大臣 やはり、国民との対話というものは非常に大事だと思っていまして、津村委員からよく科学技術・イノベーション政策について、この必要性についていろいろと言及をいただいていますけれども、私もこの国民の御意見を聞く会は非常に大事だと思っています。  これまで、原子力政策の決...全文を見る
○山本国務大臣 これまで大変御尽力をいただいてきた原子力委員の方々と、特に、当初、私が担当大臣になった後は、意外と何度もお部屋を訪ねたりしていたんですが、その後、なかなかコンタクトする機会が少なくなっていまして、このことを実は大臣として大変反省しております。ほかにもいろいろな会議...全文を見る
○山本国務大臣 エネルギー基本計画において、東京電力福島第一原子力発電所事故とその際の政府の対応については、これは委員御存じだと思いますが、まず、「東京電力福島第一原子力発電所事故によって、国民の、そして世界中の誰もが原子力エネルギーが有するリスクを改めて認識した。」さらには、「...全文を見る
○山本国務大臣 委員も恐らくこの十二月の報告書をお読みになっているので、恐らく十二分におわかりをいただいた上での御質問だと思いますが、平成二十四年十二月の報告書、これは私もしっかり読ませていただきました。  例えば、見直しをした後の一つの形として、平和利用の確保とかあるいは廃棄...全文を見る
○山本国務大臣 安倍内閣の政策における位置づけということは、やはり先般閣議決定されたエネルギー基本計画の中身だというふうに思いますけれども、この基本計画では、原子力の位置づけとして、「安全性の確保を大前提に、エネルギー需給構造の安定性に寄与する重要なベースロード電源である。」こう...全文を見る
○山本国務大臣 先ほども答弁の中で申し上げたと思うんですけれども、現在、民間企業や研究機関における原子力利用に係る研究開発というものが一般的になっておりまして、研究者及び技術者の育成、養成、訓練についてはこうした組織がみずから実施しております。各省においても、こうした人材育成に対...全文を見る
○山本国務大臣 繰り返しになって恐縮ですが、御指摘の、「我が国の安全保障に資する」という文言については、原子力規制委員会が、原子力安全規制それから核セキュリティー及び核不拡散の保障措置の業務を一元的に担う、こういう観点から規定されたものというふうに理解をしております。
○山本国務大臣 先ほども御答弁申し上げたとおり、原子力委員会は、時代の変遷で随分役割が変わってまいりました。業務が縮小されてきた部分もありますが、やはり原子力政策の総合調整をするという機関としては非常に大事だという議論もありまして、結局、存続をさせることになりました。  人数の...全文を見る
○山本国務大臣 今委員いろいろおっしゃいましたけれども、先ほども御答弁申し上げましたが、当初、原子力委員会が発足したときといろいろと時代の背景が変わっているということで、特に、最初は推進も規制も両方担っていた組織だったものが、いろいろと切り離されて、時代の変遷に従って役割が変わっ...全文を見る
○山本国務大臣 今回の原子力委員会の見直しですが、原子力をめぐる環境の変化、先ほどから何度も御答弁申し上げていますが、時代の変遷とともに役割が変わってきたということに加えて、一昨年、秘密会議という批判も受けました。こうした不適切な運営もありまして、国民の皆様の信頼を損ねる状況とな...全文を見る
○山本国務大臣 さきの原発事故については、いろいろ先ほどもその原因についての議論がありましたけれども、やはり安全神話に陥っていた等々、いろいろな要因があると思いますけれども、これについては、しっかりと反省をしなければいけないというのが政府の姿勢だというふうに思います。  この安...全文を見る
○山本国務大臣 エネルギー基本計画において、「廃棄物を発生させた現世代の責任として将来世代に負担を先送りしないよう、」「問題の解決に向け、国が前面に立って取り組む必要がある。」というふうにされております。  私、原子力委員会担当大臣として答弁させていただきますが、平成二十四年の...全文を見る
○山本国務大臣 エネルギー基本計画では、核燃料サイクルの推進ということで、平和利用の話とか、プルトニウム回収、利用のバランスを十分に考慮するとか、いろいろな話がありますけれども、いずれにせよ、世界の原子力平和利用、核不拡散への貢献について、非核兵器国としての経験を生かしていろいろ...全文を見る
○山本国務大臣 今、笠井委員御指摘のとおり、原子力委員会は時代に応じてその役割が変化してまいりました。  しかし、そういう中で、東京電力福島第一原子力発電所事故の発生後、事故の発生を防ぐことができなかったということを真摯に反省する観点から、原子力規制委員会が発足する等、原子力を...全文を見る
○山本国務大臣 原子力政策を含む全体のエネルギー政策、これは、法律に基づきエネルギー基本計画が閣議決定されるということになっております。原子力発電の位置づけ、方向性等を初めとするエネルギーに関する原子力政策についても、同計画の中で示されるというふうに考えております。  一方、法...全文を見る
○山本国務大臣 東京電力福島第一原子力発電所事故への対応については、平成二十三年に、原子力委員会のもとに東京電力福島第一原子力発電所中長期措置検討専門部会というのを設置いたしまして、中長期の取り組みに必要な研究開発課題の制定とか、その解決に向けた取り組みの分担のあり方等を取りまと...全文を見る
○山本国務大臣 大熊先生が理系だということを聞いて、大変尊敬の念を持っております。私、文系なものですから。  御指摘の原子力政策と原子力利用政策の違い、きのう、大熊委員のこの御質問を見ながらちょっと考えていたんですが、この違いについてはなかなか、完全に同じなのかどうかというのは...全文を見る
○山本国務大臣 今、委員の方から、司令塔という言葉がありました。司令塔という、いろいろ定義にもよると思うんですけれども、総合調整という点でいうと、やはり原子力委員会には大事な役目が残っていると思っていまして、現在、エネルギーに関する原子力利用、研究開発、放射線利用等の幅広い分野に...全文を見る
○山本国務大臣 原子力政策に関する重要事項については、関係行政機関の緊密な連携のもとでこれを総合的に検討するということを目的とした原子力関係閣僚会議というものが今開かれております。さらに言うと、原子力関係閣僚会議には原子力委員長が出席者の一人として参加をしておりまして、昨年十二月...全文を見る
○山本国務大臣 今委員の方から言及のあった、昨年の原子力委員会の在り方見直しのための有識者会議報告書において、省庁横断的な課題、長期的な取り組みとなる放射性廃棄物の処理処分を中心とした核燃料サイクル政策等については、関係省庁との役割分担のもとで、見直し後の原子力委員会が実施に責任...全文を見る
○山本国務大臣 プルトニウムの利用目的の妥当性とか、あるいは将来のプルトニウム利用計画については、原子力利用に関する政策を所掌事務としている原子力委員会においてこれまで確認してまいりました、これは御存じだと思いますが。こういう経緯もありまして、法改正の後でも原子力委員会がこれを行...全文を見る
○山本国務大臣 近年、原子力委員会において、専門的事項について、外部有識者を交え議論する必要がある場合には、専門部会を設置して対応してまいります。参与については、活用しておりません。  もう少し参与の活用について言うと、いろいろな経緯があってこれまで参与を活用していないわけです...全文を見る
○山本国務大臣 原子力委員会が自主性を持って活動するということは、大変重要だというふうに思っております。  他方、政策を実施するのは内閣の責任ですので、両者の間でそごが生じないように意思疎通を図ることも極めて重要だというふうに思います。  担当大臣としては、原子力委員会の考え...全文を見る
○山本国務大臣 自主性を持って活動することは重要だ、こういう言葉の中に十二分に私の意図は伝わっているんじゃないかと思います。
○山本国務大臣 この原子力委員会の見直しが始まった経緯を考えれば、今委員がおっしゃったように、新しくスタートをする原子力委員会の運営が透明に行われる、国民からの信頼をしっかりと取り戻すためにも、透明に行われるということは非常に大事だというふうに思っております。  有識者会議の報...全文を見る
○山本国務大臣 委員も御存じのとおり、原子力委員会の役割は時代の変遷とともに変わってまいりました。業務自体は縮小してきたと思いますが、ですから、時代とともに大きく変化をしてきたと言った方がいいかもしれませんけれども、法改正後は、平和利用、放射性廃棄物処理処分等の課題に重点化をして...全文を見る
○山本国務大臣 今御指摘のあった福島第一原子力事故への対応については、原子力委員会のもとに東京電力株式会社福島第一原子力発電所中長期措置検討専門部会というものを設置して、中長期の取り組みに必要な研究開発課題の道程とか、あるいはその解決に向けた取り組みの分担のあり方等を取りまとめて...全文を見る
○山本国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
06月10日第186回国会 参議院 内閣委員会 第21号
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○国務大臣(山本一太君) ただいま議題となりました原子力委員会設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  原子力委員会は、昭和三十一年に設立して以降、時代に応じてその役割が見直されてまいりましたが、東京電力福島第一原子力発電所事...全文を見る
06月12日第186回国会 参議院 内閣委員会 第22号
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○国務大臣(山本一太君) 今回の原子力委員会の見直しは、今委員がおっしゃったように、あの民主党政権における原子力委員会見直しのための有識者会議の報告書もございましたが、この流れもある意味でいうと引き継いで、この政権の下で更にこの原子力委員会の改革について、見直しについて議論をした...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 全体としては、また新たな原子力委員会が平和利用等々の問題について、これを中心に据えてやるということはこの条文の中から理解をしていただけるんではないかというふうに思っておりまして、原子力利用に関する政策という中で、これまでやはり原子力委員会が既にやってきた...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 明示しなかったというのは、目的規定のことでございますか。  原子力委員会は、昭和三十一年に設立して以降、時代に応じてその役割が見直されてまいりました。今回の法改正は、そうした原子力をめぐる環境の変化等を踏まえて、原子力委員会の所掌事務の見直し等を行うも...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 原子力大綱は、先ほども御答弁で申し上げましたけれども、今までのような形のエネルギー大綱ですと閣議決定をされたエネルギー基本計画と内容としてかなりダブっている部分がございます。一言で言うと、原子力政策大綱、原子力政策全体を見通した網羅的かつ詳細な長期計画と...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 東京電力福島第一原子力発電所の事故では、いわゆる安全神話に陥った、被災者の皆様を始めとする国民の皆様に多大な困難を強いる事態を招いてしまった、これを受け、国民の間に原子力に対する不安感、不信感が高まっている、これはエネ基の表現そのものですが、このことを踏...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今、水野委員からお話のあった原子力政策大綱の話ですが、二〇〇五年に策定された原子力政策大綱について言うと、エネルギーに関する原子力利用の基本的な方向性というものについては、本年四月に閣議決定されたエネルギー基本計画において新たな方針が示されているというこ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 水野委員からはいろんな委員会で同様の御指摘をいただいて、何度か質疑をさせていただきましたが、原子力事業者、原子炉を設置する者等には研究機関とか大学の有識者も含まれる可能性があるということでございまして、原子力委員会に求められる専門性を考慮すると、全て一律...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 水野委員の御意見は、御趣旨は分かりますが、なかなか一律に任命できない規定を設けるということになると、先ほども、繰り返しになりますけれども、原子力事業者、原子炉を設置する者等、研究機関とか大学の有識者も含まれる可能性があるので、ここはなかなか難しいというふ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 水野委員はこの間の経緯、よく御存じだと思いますが、おととしの十二月に私が前任の大臣の方からこの原子力委員会の問題を引き継ぎました。当時、民主党の内閣の中で有識者会議を設けて、原子力委員会を、やはり時代の流れも考え、さらに不透明だという批判も踏まえて見直そ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今、事務方の方からお答えさせていただきましたが、具体的な要件についての定めはありません。ですから、これはもう個別の事例に応じて対応するということになりますので、やはりケースに応じて、さっき水野委員にもお答えしましたけれども、本当に、例えば法律上問題がなか...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 東京電力福島第一原子力発電所の事故は過酷事故への対応策が欠如していたことを露呈しておりまして、いわゆる安全神話に陥ってしまったというふうに理解をしております。  政府は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を防ぐことができなかったということを真摯に反省を...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 原子力委員会の見直しですけれども、一昨年、秘密会議という批判を受けました。こうした不適切な委員会の運営、それから、委員から御指摘のありました東京電力福島第一原子力発電所事故等による原子力をめぐる環境の変化等を踏まえて、内閣官房に設置された有識者会議におい...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今委員が御指摘された様々な点も踏まえて、ここは私の所掌ではありませんが、原子力規制委員会も設立をされたというふうに思っておりますので、過去の様々な反省を踏まえてしっかりと原子力委員会も運営をしていかなければいけないと、こう思っております。
○国務大臣(山本一太君) 委員御存じのとおり、原子力政策を含む全体のエネルギー政策については、法律に基づいてエネルギー基本計画が閣議決定されることになっています。エネルギーに関する原子力政策についても、これは同計画において示されるものだというふうに考えています。  原子力委員会...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 先ほども申し上げましたが、原子力政策を含む全体のエネルギー政策、これは法律に基づいてエネルギー基本計画が閣議決定されるということになっております。この閣議決定されるエネルギー基本計画と全く整合性のない、例えば基本的考え方を示せるかということについて言うと...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) エネルギー基本計画におけるこのベースロード電源というのは、発電あるいは運転コストが低廉で安定的に発電することができ、昼夜を問わず継続的に稼働できる電源と、このように位置付けられております。
○国務大臣(山本一太君) これは、エネルギー基本計画を策定する中で様々な議論をした結果、そういう結論になったということでございます。
○国務大臣(山本一太君) コストについては、今委員がおっしゃったように、様々な分析やいろんな考え方があると思います。これは政府内で様々な要素を総合的に検討し、与党内でも議論をし、安倍内閣の判断として低廉で安定的に発電することができるベースロード電源ということで位置付けたと、こうい...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) そのままだと思います。安定性があるという意味だと思います。
○国務大臣(山本一太君) 何度も同じ答弁で恐縮ですが、安倍内閣として政府内そして与党内、いろいろと議論をした結果、私たちはこういう結論に達したと、安定的に発電することができて昼夜を問わず継続的に稼働できる電源、ベースロード電源というふうに位置付けたと、こういうことでございます。
○国務大臣(山本一太君) 山下委員とは、エネルギー政策、ベースロード電源の考え方等々、相当考え方違う点はあると思いますけれども、やはり福島原発事故の教訓を忘れてはならないというところについては共通認識を持っておりますし、これをしっかり踏まえた上でエネルギー政策を考えていかなければ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) エネルギー基本計画の表現についての細かい議論をするつもりはありませんけれども、原発をベースロード電源として位置付けるということと再生可能エネルギーを導入するということは矛盾をしていないというふうに私たちは考えております。  更に一言言えば、私も科学技術...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今、浜田委員がおっしゃったことは、まさしく原子力委員会にとって非常に大事な責務の一つでしたし、これからも更にそこに力を入れていくということだと思います。  原子力基本法において、我が国の原子力の研究、開発及び利用、これは平和の目的に限るということがもう...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 浜田委員は国際政治学者としても様々な国際会議にも足を運ばれる機会があると思うのでよくもう御存じだと思うんですが、日本が軍事目的でプルトニウムを使うという疑念を持っている国はほとんど私はないというふうに思っております。  原子力委員会も、そういう意味でい...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 特定の国、国名を挙げて何かを申し上げるというつもりはありませんが、今も委員がおっしゃったように、日本が原子力を平和利用していく、これからも平和利用をやっていくということについて国際社会から疑念を持たれているという感覚は私は持っておりません。しかしながら、...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 昨年の原子力委員会の在り方見直しのための有識者会議の報告書では、省庁横断的な課題とか長期的な取組となる放射性廃棄物の処理処分等については、関係省庁との役割分担の下で、実施に責任を持つ省庁とは異なる立場での技術オプションの評価等を行う意義があると、こういう...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今委員のおっしゃった方針についてここで私が何か申し上げることはいたしませんが、何度も申し上げているとおり、特定放射性廃棄物の最終処分については、やはり原子力委員会がこれまでも様々な意見を発信をしてきましたし、引き続き、改定後の原子力委員会でもこの問題につ...全文を見る
06月16日第186回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○山本国務大臣 イノベーションの鍵となる技術の芽は、委員おっしゃったように、すぐれた中小企業にもあると思います。世界で最もイノベーションに適した国の実現に向けて、目ききの役割を行う人材が重要だというのは、まさに御指摘のとおりだと思います。  五月二十三日の総合科学技術・イノベー...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 内閣委員会 第23号
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○国務大臣(山本一太君) この件について、言葉が足りなかったところはあると思いますが、石原大臣本人が発言の真意について説明をし、誤解を招いたことに対しておわびをしているものと承知しております。  いずれにせよ、被災地の方々の心に寄り添って復興を最優先に取り組んでいくという安倍政...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) もう一度申し上げたいと思いますけれども、石原大臣本人が発言の真意について説明をし、誤解を招いたことに対しておわびをしているということでございます。  今委員長、委員がおっしゃったように、被災地の方々の心に寄り添っていくと。安倍総理が、やはり安倍内閣の閣...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 何度も申し上げますが、石原大臣本人が発言の真意について説明をしていると、誤解を招いたということを認めていらっしゃるんだと思います。この誤解を招いたことについておわびをしているというふうに考えておりますので、その発言を大臣のお気持ちとして受け止めたいという...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 度々同じ答弁で恐縮ですが、石原大臣は真摯に取り組んでいくおつもりをおっしゃっていますから、そういうふうにしていただけるものだというふうに考えております。
○国務大臣(山本一太君) 石原大臣本人がおっしゃっているように、誤解を招く発言だったということだと思いますので、それについて大臣がおわびをされているということですから、今後も被災地に寄り添う気持ちで、石原大臣だけでなく閣僚全員がしっかりと取り組んでいかなければいけないと、改めてそ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) この件について特にどなたかにお聞きしたということはありません。
○国務大臣(山本一太君) 今委員のおっしゃったお話は安倍内閣の閣僚の一人としてしっかり受け止めたいと思いますし、福島の方々の声、これについて特にお聞きをしておりませんけれども、私なりに改めて、どんな方法か分かりませんけれども、いろいろと御意見も伺ってみたいというふうに考えておりま...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 先ほど申し上げたとおり、石原大臣の方からこの件について、誤解を招いたことについておわびがあったということでございますので、私の方からそれについて何か申し上げるというような立場にはないというふうに考えております。
○国務大臣(山本一太君) 現行の原子炉等の規制法における原子力委員会の意見聴取規定は、委員御存じだと思いますが、この原子炉の設置等の許可等において、平和目的に関する原子力規制委員会による判断の妥当性をチェックするために、原子力の平和利用を確保するための任務を担っている原子力委員会...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 人材育成については、現在、民間企業、研究機関における原子力利用に係る研究開発が一般的となっておりまして、研究者及び技術者の育成、養成訓練についてはこうした組織が自ら実施しておりまして、先ほど説明ありましたが、各省においてもこうした人材育成に対する支援等の...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 前回の質疑のときにも申し上げたと思いますが、原子炉等規制法に基づいて原子力の安全確保に関する規制の実務を担い、施設の許認可等を行う原子力規制委員会においては、委員長及び委員の要件として、委員も御存じのとおり、原子力事業者や原子炉を設置する者等を除外する規...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今のお話は先ほども申し上げましたけれども、原子力委員会について言うと、これは原子力利用に関する行政の民主的な運営を担うというふうに規定をされておりまして、これも委員御存じだと思うんですが、研究機関、大学の有識者の専門性が大変必要になってくるということを考...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 東京電力福島第一原子力発電所の事故は、過酷事故への対応策が欠如していたことを露呈したと思います。委員がおっしゃったように、いわゆる安全神話に陥っていたということだというふうに理解をしております。  政府においては、東京電力福島第一原子力発電所の事故を防...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 先ほど申し上げたとおり、今の委員のお話も踏まえて、安倍内閣の閣僚の一人として真摯に対応してまいりたいというふうに考えております。
○国務大臣(山本一太君) 今御指摘のあったトレーニングコースへの出席の点については、まずはこれまでの経緯と現在の状況を改めて大臣として確認をさせていただきたいと思います。その上で、必要があれば原子力委員会として検討を行っていくというふうに考えております。(発言する者あり)
○国務大臣(山本一太君) 原子力委員会におきましては、平成十七年に決定した原子力政策大綱で、「国は、放射線医学の研究開発成果に基づく患者の負担が少ない放射線治療についての情報が医療や医学教育の現場において広く共有・教育され、適正な放射線治療が普及していくよう、所要の措置を講じるべ...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 原子力に関する多様な政策課題に取り組むに当たっては、それぞれの課題に応じた有識者の知見を活用することは必要不可欠だというふうに考えております。  これまでも原子力委員会では、重要な政策課題の審議には各分野の専門家が参画する専門部会等を活用しておりました...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 個別の地域防災計画は、これは一義的には当該自治体において判断されるべきものだというふうに考えております。
○国務大臣(山本一太君) 山下委員、全部御存じの上でお聞きになっているんだと思いますが、先ほど申し上げたとおり、原子力災害に係る地域防災計画は、災害対策基本法等に基づいて避難のための対策を含めて対象となる自治体が作成することとなっております。  御指摘のバスの台数については、滋...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 先ほど申し上げたとおり、これは滋賀県が地域防災計画の検討において幾つかの前提条件、恐らく今委員がおっしゃったようなシミュレーションもされて必要な台数を見積もったというふうに考えております。
○国務大臣(山本一太君) 個別の地域防災計画ですから、当該自治体が一義的に判断をするということだと思いますので、その細かいことについてここで私がコメントする立場にありませんが、先ほど浮島政務官がおっしゃったように、これは絵に描いた餅ではなくて、きちっとした対応ができるというふうに...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) バスが確保できるかどうかではなくて……(発言する者あり)いや、それは現時点で私が、これは自治体が一義的に作ったものですから、私がそれについてお答えする立場にはありません。  ただ、全体として、今、浮島政務官がお話をされたように、いろんなことを考えて対応...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 心を痛めていないとかそういうことではなくて、この計画は滋賀県が中心になって作った計画でございますので、それについては浮島政務官の方から御説明がありました。そのことについて、私が細かい点について今ここで解説をするような立場にはないというふうに考えております...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) これも山下委員は御存じの上で質問されていると思うんですが、この御指摘の要望書の中身は、これは原子力防災担当部局の所管ということですから、今私がここで具体的なことをお答えを申し上げる立場にはありません。  原子力委員会においては、安全の確保に関係がある事...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 先ほど申し上げたとおり、原子力委員会に与えられた機能について、きちっとこれを果たしていくということに私は尽きるというふうに考えております。
○国務大臣(山本一太君) 先ほど浜田委員から御質問のあったCSC条約に対する日本政府の対応、これはもう外務省の所管ですけれども、原子力損害賠償制度という点について言うと、この見直しの話については、この原子力損害賠償に関する法律を含む原子力損害賠償制度、文科省それから経産省、内閣府...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 浜田委員御存じだと思いますが、原子力委員会の見解、決定等については、必要に応じてその進捗状況に関する検証は行っておりまして、進捗が順調でない場合には施策の実施を行う各省等の対応を促す見解を公表する等の措置を講じております。  今回の改正の対象ではない原...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) 今のようなケースで対外的な働きかけをするという機能は原子力委員会には与えられないと思うんですけれども、もう一度言いますが、全体としてやはり見解を出しただけに終わらず、様々な形でフォローアップするという必要性はしっかり頭に置いておきたいと思います。
○国務大臣(山本一太君) 今、水野委員からもありましたが、これまでの原子力委員会においては、原子力政策全体を見通した網羅的かつ詳細な長期計画や、あるいは原子力政策大綱を策定しておりましたが、閣議決定されるエネルギー基本計画と内容が重なる部分が多い等の理由で、法改正後の原子力委員会...全文を見る
○国務大臣(山本一太君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
11月13日第187回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○山本一太君 財政金融委員として初めて質問に立たせていただきます。というか、考えたら私は、随分長い間与党の委員として質問したという記憶がもうなくて、今日、どういうモードで質問したらいいのかよく分かりませんが、同僚の西田委員を見習って、礼儀正しくやらせていただきたいというふうに思い...全文を見る
○山本一太君 今、麻生大臣の方から、不正薬物、覚醒剤等の密輸入の問題が非常に深刻だという話がありました。  麻生大臣は、漫画、アニメ、クールジャパンコンテンツ、そういう分野についての幅広い知識をお持ちなんですけれども、二〇〇九年から二〇一三年までアメリカで放映された非常に話題に...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  大変微力ではございますが、私も是非税関の体制整備、強化、応援させていただきたいと思いますので、財務大臣としてしっかり取り組んでいただければと思います。  今日はちょっと限られた時間で、あと十七、八分しかないんですが、タックスヘイブンと...全文を見る
○山本一太君 今おっしゃったその租税条約というのが結構ポイントだと思うんですよね。  いろいろ記憶をたどってみたら、実は二〇一〇年四月の参議院の外交防衛委員会で私は質問に立っていまして、そのときに、シンガポール、マレーシア、ベルギー、ルクセンブルクとの租税協定、条約の改定議定書...全文を見る
○山本一太君 今のその銀行情報を含めてというのがとてもポイントなんですけど。  私たちが、二〇〇六年の一月か二月だったかな、そのシミュレーションチームの座長として何人かの議員と一緒にバンコ・デルタ・アジアへ行ったときは協定がなかったから当然入れなかったんですけれども、今度の協定...全文を見る
○山本一太君 非常にいいニュースを今お聞きしました。よかったと思っています。  先ほど申し上げたとおり、マカオが四年前か、法人税率一二%、所得税率一〇%、香港より低いということで、日本の企業とか国民の中でも、これまで租税回避地として活用してきた香港よりマカオを有望視すると、こう...全文を見る
○山本一太君 中身は今おっしゃったとおりで、私もちゃんと勉強してきましたけれども、まあこれは、国会、政治は生きているので、いろんな状況が起こるからやむを得ないことかもしれませんけれども、たしかこの二つの法案は、衆議院の内閣委員会は通っていたと、参議院の内閣委員会でたしか今日ぐらい...全文を見る
○山本一太君 今日は警察庁の方も来られているので、よく御存じだと思うんですけれども、欧米の特に情報機関は、やはりマネーロンダリング問題を非常に、当然ですけど、深刻に捉えていまして、やはりマネロンを通じてテロリストに資金が流れると、これが最も危険な、何というんでしょうか、ルートです...全文を見る
○山本一太君 もう時間がなくなって、そろそろもうあと一分ぐらいなんですけれども、麻生大臣の大変力強いお言葉をいただいてよかったと思うんですが。  もう私も、安倍内閣になってからの国際社会における日本の存在感の復活、これはもう、ダボス会議にも同行しましたし、五月のアジア安全保障会...全文を見る