山本一太

やまもといちた



当選回数回

山本一太の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月04日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第7号
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○山本一太君 自民党の山本一太でございます。  総理、先月の二十三日は、私が初当選してからちょうど二十年目に当たる日でございました。三十七歳で政治家になったので、今五十七歳。中谷大臣は私よりも五年政治家としては先輩ですが、同い年でございます。総理とももう二十年のお付き合いになり...全文を見る
○山本一太君 総理、これからまだまだ参議院での審議が続くわけでございますけれども、維新の党から衆議院にはこの平和安全法制に関する対案が出ました。将来、この参議院にも審議の中で出てくる可能性がございます。  私は、片山委員の質疑を見て、やはり維新が対案を出したために、この法案の議...全文を見る
○山本一太君 総理には是非この参議院の特別委員会での議論を大事にしていただきたいというふうに思っております。  さて、今日は四十五分という質問時間をいただきました。NHKのテレビ中継が入っているということなので、私はこの四十五分間を使って国民の皆さんに三つのことを伝えたいという...全文を見る
○山本一太君 抑止力によってしっかりと国を守っていくというお話を伺いました。次に、総理のこの冷静かつ慎重な外交のアプローチについて議論をさせていただきたいというふうに思っています。  北朝鮮が日本の安全保障にとって最大の脅威の一つであるということを否定する人はいないと思います。...全文を見る
○山本一太君 拉致問題を含む日本の対北朝鮮政策については、同僚の塚田委員、横田めぐみさんと同じ学校を出た塚田委員の方からかなり詳しくありましたので、余り詳細については申し上げるつもりはありませんけれども、総理が今言及をされた北朝鮮に対する日本の経済制裁法案、これは自民党の若手議員...全文を見る
○山本一太君 総理、中国の台頭がこの地域の安全保障環境のバランスを大きく変えていると。特に、力による現状変更の試み、これに伴ういろんな活動について、細かく申し上げるつもりはないんですけれども、私はどうしても気になっていることが一つあります。次のパネルをお願いします。それは、東シナ...全文を見る
○山本一太君 もう是非総理にはこの動きを後押しをしていただきたいというふうに思っております。総理が、北朝鮮に対してもあるいは中国に対しても、戦略的に大変冷静な外交を展開しているということをお話をしていただきました。  次のパネルをお願いしたいと思います。  私、これまでこの委...全文を見る
○山本一太君 今総理がおっしゃいましたが、私も存立危機事態というのはあり得ると思うんですね。  この法案は特定の国を想定したものではないと政府は言っているんですけれども、私の言葉で申し上げますが、例えば、今、金正恩政権、塚田委員との質疑の中でもいろいろ出てきましたけれども、少な...全文を見る
○山本一太君 今総理がおっしゃったとおり、やはり警察権で対応していくというのはなかなか私も無理があるんじゃないかなというふうに思っています。  それでは、続けてB、個別的自衛権で対応するというところについて議論をさせていただきたいと思うんですけれども、これについては個別的自衛権...全文を見る
○山本一太君 今総理からるる御指摘ありましたけれども、さっきのようなケース、朝鮮半島有事のケースで、この対応をやっぱり個別的自衛権で読むというのは私もかなり難しいんではないかというふうに思っております。そうすると、C、限定的な集団的自衛権で対応するということになります。  これ...全文を見る
○山本一太君 今日、総理と今、存立危機事態についての議論を重ねてまいりましたが、国民の皆さんに分かっていただきたいのは、やっぱり存立危機事態というのはあり得るということなんですね。なおかつ、もちろん合憲性の議論はあると思うんですけれども、やはり現実的にこの脅威に対応しようと、こう...全文を見る
○山本一太君 総理、今、新三要件の話がありましたけれども、やっぱり明確な歯止めは国会の承認だと思うんですね。国際平和対処事態についてはこれは例外なき事前承認ということになっているんですけれども、ほかは原則としてというのが付いていると。ただ、この原則としてというのは、例えば本当に奇...全文を見る
○山本一太君 終わります。ありがとうございました。
08月25日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第12号
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○山本一太君 総理、台風による被害が発生しております。今後予想される被害あるいは事態に対して政府として万全の対応を取っていただくことをまず一言お願いを申し上げて、質問に入りたいと思います。  まず、最初のパネルの写真を総理に御覧になっていただきたいと思います。(資料提示)  ...全文を見る
○山本一太君 今外務大臣から御説明があったように、事態が収束に向かいつつあると、これは大変歓迎すべきニュースであるというふうに思いますが、総理にお聞きしたいと思います。  総理は、この事件が起こった際に御自分の日程も変更されたということですけれども、この朝鮮半島で起こっているい...全文を見る
○山本一太君 こういうときにいたずらに危機感をあおるべきではないというのは、これは当然のことでございまして、私は、ここまでの日本政府の対応は非常に冷静であるというふうに思っております。  ただし、可能性は低くても最悪の事態というものは常に想定して備えをしておかなければいけないと...全文を見る
○山本一太君 今回は何度も言いますが事態が収束に向かっていくんだと思いますけれども、万々が一こういう軍事的緊張がエスカレートして悪化した場合には、総理もよくこの平和安全法制の議論の中で言及している、韓国にいる日本人の方々を安全に日本に運んでくると、こういう必要性が生じてくるわけだ...全文を見る
○山本一太君 万々が一、北朝鮮が日本に向けてミサイルを発射したら約十分で着弾をすると、そのぐらいの距離しかないということなんですね。日本海を挟んだ日本の近傍でこういう軍事的緊張がいつでも起こり得ると、だからこそ私たちはこの今議論している平和安全法制の中で、例えば存立危機事態、日本...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  パネルを出してください。  簡単にまとめるとこういうことだと思うんですね。イギリスは法的に議会への説明責任がありません、現時点で。フランスは事後的な議会への通知のみです。ドイツは限定的な派遣は簡略な手続。ドイツについては議会の軍隊と呼...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございます。  ちょっとその前のパネルに戻っていただけますか。  今の外務大臣の御答弁をいただいた上で、この国会承認の論点に行きたいと思うんですね。まず、原則事前承認という問題を取り上げたいと思うんです。  今回の安保法制のこの件についての詳細な制度...全文を見る
○山本一太君 自衛隊の特に海外派遣の歯止めとして国会承認というのは私は極めて大事だと思っております。本当に可能であるならば全ての事態に対して例外なき事前承認というのがベストだと思うんですね。そういう意味でいうと、例えば新党改革とかあるいは元気とか次世代の委員の方々から指摘されてい...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  次の質問に行きたいと思いますが、次に、特定秘密と国会承認の関係について論じさせていただきたいというふうに思っております。  今回の法案で言うと、原則事前の国会承認を義務付けられている重要影響事態の後方支援活動等、あるいは国際平和共同対...全文を見る
○山本一太君 そうすると、大臣、ここに私書きましたけれども、この赤で書いている、ミサイル部隊の展開状況とか潜水艦の配備情報とかあるいは交信情報等、あるいは部隊の編成、装備の詳細、具体的な作戦等、これはもう特定秘密に当たると思うんですが、そういう理解でよろしいでしょうか。
○山本一太君 政府が国会に対して、特定秘密保護法があるから、例えば国会の承認の判断に十分でない情報しか出さないと、これはもうあってはならないということだというふうに思うんですけれども、現実にはこれは想定されないと、こういうことをちょっと防衛大臣に一言断言をしていただきたいと思いま...全文を見る
○山本一太君 国民の皆さんに御理解をいただきたいと思いますが、二院制でございまして、例えば不十分な情報を提供したということであれば、これは自衛隊派遣について国会は承認しません。これは、衆議院で通っても参議院でノーと言われたら自衛隊派遣はできません。このことを是非国民の皆さんには分...全文を見る
09月11日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第19号
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○山本一太君 平和安全法制の質問に入る前に、関東、東北地方を襲った記録的な大雨によって各地に甚大な被害が発生している、この問題を取り上げたいと思います。  停電やまだ断水が続いている地域もありますし、安否不明の方々もおられます。被害を受けられた皆さんに心からお見舞いの気持ちを申...全文を見る
○山本一太君 この平和安全法制の参議院の審議も極めて大事ですが、この災害に対する対応についても、政府におきましては全力を挙げて、今総理がおっしゃったように、万全の措置を講じていっていただきたいというふうに思います。  さて、総理、平和安全法制は、一言で言うと、日本を取り巻く安全...全文を見る
○山本一太君 総理から御提案も参考にしながらという一言をいただきまして、ありがとうございました。防災対策、政府の防災能力の向上というのは、是非長期的な視野からしっかりと検討していただきたいというふうに思います。  さて、総理、この平和安全法制の議論というものは、憲法との関係、そ...全文を見る
○山本一太君 総理、日本政府として潘基文事務総長に懸念を表明したということなんですが、調べてみたら、ニューヨークに大島衆議院議長がたまたま公務で来ていて、潘基文事務総長と会談の予定があったと。国連代表部も一生懸命やっているとは思うんですが、そこに吉川国連代表部の大使が同席をして日...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  政府の方からなかなかそういうデータを示すというのは難しいと思います。  パネル一を御覧ください。(資料提示)  これは有識者の方が時々使う数字なんですけれども、防衛大学校の安全保障学研究会の分析なんですね。自主防衛と日米同盟とのコス...全文を見る
○山本一太君 二番目のパネルをお見せしたいと思います。  今から十年近く前に、私、自民党の外交部会長をやっていた時代に、日本が敵地攻撃能力というものを果たして持てるものなのか、持てるとしたら、どのくらい時間が掛かって、どのくらいの予算が掛かるかということを分析したことがあります...全文を見る
○山本一太君 今総理がおっしゃったように、日米安全保障、日本の安全保障政策の根幹はまさしく日米同盟でございます。日米安保条約においては、アメリカは日本を防衛する義務がある、しかしながら、日本はアメリカを守る義務はありません。だからといって片務条約だと言うつもりはなくて、その代わり...全文を見る