山本喜代宏

やまもときよひろ



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山本喜代宏の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  初めてでありますので、大変緊張しておりますが、よろしくお願いをいたします。最後までおつき合いをよろしくお願いします。  BSEの発生あるいは食肉の偽装表示事件、そして無登録農薬問題などを通して、我が国の消費者の目は大変厳...全文を見る
○山本(喜)委員 とすると、アメリカに対する調査も行ったわけですが、その結果、安全性から見れば、日本の方がはるかに信頼性が高いわけでございます。  今、日本はEUからもとめていますよね。アメリカもEUもとめている。そして、日本が今購入できるのはオーストラリアとニュージーランドだ...全文を見る
○山本(喜)委員 ですから、輸入をとめる期間、これは要するに潜伏期間の関係でとめているのかということですよ。
○山本(喜)委員 今の答弁を確認すると、発生しないというのが長期にわたって確認をされるということと、安全、安心が確認されるということにおいて解禁していくということですね。
○山本(喜)委員 時間がないので。  アメリカで調査の結果、かなり不明な点があったわけです。そこで、例えば、同居牛の流通状況とか、六十二頭の牛の行方がわからないとか、そういうことがあったわけですが、二十三日の日米の協議を経た段階でまだ相当不明な点があるのか、あるとすればそれをど...全文を見る
○山本(喜)委員 その追加的措置のことについてでありますけれども、二十三日の会談では新しいものは発表されなかったわけですね。しかし、十二月三十日に発表されたアメリカの新たな提案は一月十二日から実施をされたということになっています。  ところが、新聞の報道によると、アメリカの市民...全文を見る
○山本(喜)委員 今御答弁がありましたけれども、要するに、アメリカの今の対応からすれば、安全に対する尺度が違うということでは済まないわけでございまして、まるで穴だらけの状況なわけであります。  したがって、このようなことでは到底輸入の再開は認めることはできないわけでありますけれ...全文を見る
○山本(喜)委員 それから、既に出回っている約十四万件の牛肉並びに加工品、これについて調査した結果、八万五千件について回答があったというふうに報告があるわけでありますけれども、この既に流通しているものの安全性についての評価、危険なのか、販売自粛で済むのか、回収しなければならないの...全文を見る
○山本(喜)委員 まだたくさん質問を用意してあったんですけれども、時間が三十一分までということで紙が来ましたので、最後になりますけれども、今回の問題、BSEあるいは鳥インフルエンザの問題でありますが、これは日本人の食生活がいかに危ういものであるかということを証明したと思います。一...全文を見る
○山本(喜)委員 どうもありがとうございました。
02月13日第159回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本でございます。  国務大臣の皆さんには初めてお目にかかります。昨年の十月の初めに、コンバインに乗って稲刈りをしておったところを突然の立候補要請を受けまして、この場に立つことになりました。秋田県出身であります。よろしくお願いします。  ま...全文を見る
○山本(喜)委員 今、自給率の向上を含めて改革を進めていくということでございましたけれども、この農水省で取り組んだアンケート、二月四日にマスコミで報道されましたが、「食料自給率目標に関する意識・意向調査結果」ということでございますけれども、多くの国民が日本の食糧供給に不安を感じて...全文を見る
○山本(喜)委員 いや、何も自給自足をすればいいということを言っているわけではないんですよ。言われるとおり、構造改革というのは必要なわけですが、現実の農村の実態をどういうふうに見ておられるのかということであります。  そこで、新しい食料・農業・農村基本計画というものの考え方につ...全文を見る
○山本(喜)委員 今大臣の方から、必要な農地の確保というようなことは言われておるわけですが、先ほど来申し上げているんですが、耕作放棄地が実際どんどんふえているというこの現実ですね。  平成十四年の食料・農業・農村白書の五年間のデータ、耕されなくなった田んぼが一・五倍の六万ヘクタ...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、森林・林業、環境問題についてお伺いしたいと思います。  二十一世紀は環境の世紀とも言われておりますが、森林・林業の多面的機能、とりわけ環境に果たす役割はますます大きくなっていると思います。特に、温暖化ガスの吸収源として森林の果たす役割が注目されておるわけ...全文を見る
○山本(喜)委員 時間がないので、最後に、総務大臣に三位一体改革についてお伺いします。  この三位一体は、財政改革、地方分権ということで進められたはずでありますが、今出された結果は、国の赤字を地方に押しつけるものでしかなかったというふうな結果になっているわけでございます。東北の...全文を見る
02月19日第159回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第1号
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○山本(喜)小委員 それでは、違憲審査制ということに絞って、三点御質問いたします。  憲法の八十一条で最高裁を違憲審査の終審裁判所ということで規定しているわけでございますが、今日まで、半世紀以上たっているわけですが、最高裁が違憲であると判断したのは、まだ五件しかないわけです。そ...全文を見る
○山本(喜)小委員 ありがとうございました。
02月23日第159回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本でございます。  新人議員がたびたび予算委員会に出るのは大変容易でないんでありますけれども、よろしくお願いをいたします。  地球温暖化に伴う森林整備ということで、前回の続きでございますけれども、質問させていただきます。  オゾンホール...全文を見る
○山本(喜)委員 今大臣の方から、現状を維持する必要があるというふうに言われましたけれども、その現状は、大臣の方の認識も、減ってきているということです。そして、現在の林業労働者の年齢は、六十五歳以上が二五%というふうに極めて高齢化が進行しているわけです。  そうした中で、現状を...全文を見る
○山本(喜)委員 この緑の雇用ということで、担い手対策、大変いいことでございますが、現状、四十四都道府県で、二〇〇三年度、二千四百八名というふうに実績が出ているわけですが、これはかなりばらつきがあるんですね。県によっては三百人前後のところもあるけれども、五人程度しか実績がないとこ...全文を見る
○山本(喜)委員 今の、育成が進んでいるというふうな答弁でございましたが、私どもの認識によりますと、定着がほとんど進んでいないという報告もあるんですね。果たしてこの、毎年二千四百人ずつという規模でございますが、これが定着しないとほとんど意味がない取り組みになるわけですよ。したがい...全文を見る
○山本(喜)委員 現実のところ、研修が終わった後の事業量の確保というのが余りなされていないということで、今後きちっと財政措置をしていかなきゃならないというふうに思うわけでございます。  そこで、この三・九%の目標達成に向けて、農林水産大臣並びに財務大臣に、今後の予算措置、実際の...全文を見る
○山本(喜)委員 それで、この三・九%の達成のためには一般公共事業費は四千九百億円規模必要だというふうに林野庁で試算しているわけですが、これについて、一般財源では難しいということのようで、新たな温暖化対策税というのが今出されましたが、これは具体的にどのようなものになっていくのか、...全文を見る
○山本(喜)委員 まだこれからということですか。  それで……
○山本(喜)委員 そこで、ステップ・バイ・ステップの十カ年計画ということで、十六年度が評価見直しの年になっているわけです。これから具体的に評価の見直しが進むと思うわけでございますが、この達成に向けた展望をどのように持っているのか。
○山本(喜)委員 この温暖化対策については、引き続き農林水産委員会の方で深めていきたいと思いますが、次に、経済産業大臣にお伺いしたいと思います。  自由貿易協定についてでございますが、今現在、新聞報道を見ますと、WTOの新ラウンドがアメリカ主導で立て直しの機運が出てきた、あるい...全文を見る
○山本(喜)委員 時間がなくなりまして、厚生大臣には大変申しわけないんですけれども、最後に、このFTAの関係です。  メキシコとの交渉が今煮詰まってまいりましたが、豚肉の関係ですね、柿の種は輸出できても、豚肉の関係は大変厳しいんじゃないかというふうに思っているわけでございますけ...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございました。
02月26日第159回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本でございます。  きょうは、民間と市場の力を生かした防災力の向上という点について質問していきたいと思います。  小泉総理は、平成十四年四月の中央防災会議において、災害に強い国の実現を考える場合、いかに民間の知恵と力を活用するかが重要、災...全文を見る
○山本(喜)委員 今、東京駅周辺の防災町づくりということで、企業の連携、もちろん、災害対策ということでは、行政だけでなくて、企業あるいは自治会とか、そうした連携が大変重要なわけですが、特に、そこでなぜ市場なのかというわけですよ。企業の連携はもちろんわかりますが、市場という意味です...全文を見る
○山本(喜)委員 地域でそうした費用というものを負担していくとか、ビジネスチャンスというようなことも言われましたし、この経過の中で、防災力向上のための規制強化に関しては、市場活動に過度な負担や支障が出ることは避けるべきであるというふうな意見も出ているわけですよ。  ですから、こ...全文を見る
○山本(喜)委員 今、企業でISOという国際規格、それと同じような観点での企業の対応を求めていくということだと思うんですけれども、まだいまいち、余りにも市場を重視した、国の役割が何か抜けていくというような印象が強いわけですけれども。  次に、NPOの関係ですね。阪神・淡路大震災...全文を見る
○山本(喜)委員 先ほど来、地震の被害への対応ということで各委員から議論がされておりましたけれども、東南海地震あるいは南海地震、そして日本海溝、千島海溝の地震ということが今世紀前半にも起こるのではないかということが言われているわけでございます。現在想定されているそういった地震とい...全文を見る
02月26日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本でございます。  最後ですので、かなりダブる部分もありますけれども、確認の意味も含めて質問させていただきます。  まず最初に、鳥インフルエンザについてでございますけれども、感染ルートの解明それから防疫体制の確立ということについてお伺いを...全文を見る
○山本(喜)委員 マニュアルに沿ってということでありますけれども、例えば家畜防疫対策要綱、これによりますと、集団発生などにより多数の死体が生じる場合を想定して、速やかに措置が講じられるよう、あらかじめ死体などの処理要領、処理する場所の選定などを定めておく必要があるというふうにされ...全文を見る
○山本(喜)委員 都道府県が防疫の主体を担うということでございますけれども、三十キロ圏内というと、今回のように、大分だけでなくて熊本も入るわけですね。ですから、各県ごとということではなくて、やはり県を越えた国の指導というのが大変重要になっているわけです。  そうした国の援助、あ...全文を見る
○山本(喜)委員 対策をきちっととっていただきたいということでございますが、今回のインフルエンザの被害に遭われた業者に対する補償についてでございますけれども、今回は、山口の場合、県も含めて大変な御努力をいただいたわけですが、これから、渡り鳥説によるとかなりのところで発生する可能性...全文を見る
○山本(喜)委員 今の局長のお話によりますと、やはり補償を前提に考えているということで確認していいですか。
○山本(喜)委員 もう一つ、風評被害についてであります。  インターネット調査会社のアンケートによりますと、成人女性の七割が産地を気にして鶏肉を購入しているというふうなアンケート結果が出ているようでございます。卵とか鶏肉を食っても、これはインフルエンザとは関係ないわけですから、...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、BSE対策についてお伺いをします。  一つは、ピッシングということについてですけれども、牛の解体作業のときに牛が暴れて職員がけがをしないように、失神させた牛の脳にワイヤーのような器具を差し込む措置をいうわけでございますけれども、これによって脳や脊髄が漏れ...全文を見る
○山本(喜)委員 ですから、リスクが高いということだと思いますけれども、実際その中止を求めているということですから。これを今後どういうふうにしていくのか。このまま、ただ任せておくのか、農水省として規制を加えていく方向にあるのかどうか、お伺いいたします。——済みません、厚労省。
○山本(喜)委員 次に、国内の全頭検査の費用負担、国と地方の費用負担の割合がどうなっているのか。今、検査キットは国で負担していただいているようでございますけれども、それ以外にも、地方からは消耗品について国の負担でやってほしいというふうな要望が来ていると思いますが、そうした点につい...全文を見る
○山本(喜)委員 それから、二十四カ月齢以上の死亡牛の処理費用ですけれども、全頭検査が行われるようになってから、国、自治体の助成はありますけれども、保冷施設までの運搬費、あるいは保冷施設から化製処理場までの運搬費、そして化製処理費というように、農家の負担は着実に増大しているわけで...全文を見る
○山本(喜)委員 輸送費は全額の補助ですか。
○山本(喜)委員 定額ですと、地理的に非常にその不利益をこうむるところがあるわけですよ。処理場まで遠いところは、定額ですとどうしても負担が大きいわけですよ。そういう意味で、定額でなく、もっとその距離のことも勘案した補助というものを考えていただきたいんですが。
○山本(喜)委員 時間がないんですけれども、もう一つ、先ほど公明党の委員の方から質問がありましたけれども、昨日の新聞の記事であります。プリオン専門委員会の座長さんのことですけれども、これは個人的なものだというふうに言われますが、座長さんの会見ですから極めて影響が大きいわけでござい...全文を見る
○山本(喜)委員 まとめはしていないということですけれども、計算式とかこういったものは安全委員会で統一しているのか、あるいは、この式自体確認した上での吉川座長の研究なのか、そういったのはどうなっているんですか。
○山本(喜)委員 としますと、今後、これに基づいて安全委員会の中で議論していくということに、この新聞に出された結論で、安全委員会で討議されていくということではないんですか。
○山本(喜)委員 最後に、大臣の方から、この新聞の記事が日米の交渉に影響を与えるものではないということを再度確認をいただいて、質問を終わっていきたいと思います。
03月02日第159回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○山本(喜)分科員 社民党・市民連合の山本でございます。大臣には大変御苦労さまでございます。あと午前中、最後ですので、よろしくお願いいたします。  私は、まず最初に、パート労働者の待遇改善ということについてお伺いしたいと思います。  今現在、パート労働者は一千二百万人を超える...全文を見る
○山本(喜)分科員 今、格差が拡大の傾向にある、処遇が見合っていないというふうな政府の認識なわけでございます。  確かに、政府の認識に基づいて、今回のパートタイム労働の指針が新たにできました。これによりますと、今言われたとおり、基幹的役割を果たす労働者が増加している一方で、給与...全文を見る
○山本(喜)分科員 問題は、実効が上がるのかどうかということなんですよね。十年間で格差が拡大しているということは厚生労働省でも認めているわけでございますから、問題は、どう具体的に実効を上げていくのか。  確かに、職務分類を含めて、比較上、難しい点はありますよ。ありますけれども、...全文を見る
○山本(喜)分科員 パート労働者の労働条件の改善がなかなか進まないということは、やはり、パート労働法三条の事業主等の責務というのが努力義務でしかないというところに根本の問題があるんじゃないかというふうに思うんですが、この点についてはどうでしょうか。
○山本(喜)分科員 今回、いつも農水委員会ですけれども、社民党は人数が足らないものですから、農業問題だけでは済まないので、いろいろと勉強しなきゃならないので大変でございます。  今大臣の方から答弁いただきましたが、やはり企業側の論理、これは企業の管理の問題だといいますけれども、...全文を見る
○山本(喜)分科員 労働者の保護ということで、大変重要な位置づけでございます。  ところが、小泉総理の諮問機関の総合規制改革会議、これが第三次答申を出しましたが、これによると、労災保険を民間に開放すべきだというふうに言っているわけです。この労災保険の仕組みは民間の自賠責と同じじ...全文を見る
○山本(喜)分科員 重ねてお伺いすることになると思うんですけれども、十二月二十六日の閣議で、この答申に基づいて三カ年計画を策定するというふうになっているんですよね。これは今の大臣の答弁で果たしていいんですか。
○山本(喜)分科員 労働者が安心して仕事ができるように、ぜひ大臣には頑張っていただきたいというふうに思います。  次に、新規学卒者の就職状況についてということでお尋ねします。  一月に数字を出されたわけですけれども、昨年の十二月一日現在の大学、短大、高専卒業予定者の内定率とい...全文を見る
○山本(喜)分科員 政府の発表によりますと、GDPは年率で七%ということで、バブル期並みの成長率ということが報道されています。しかし、実態は、この就職状況、雇用状況も含めて、景気回復の割には雇用不安が依然として続いているということがあるわけでございます。  この景気回復とそれか...全文を見る
○山本(喜)分科員 今、企業のニーズにもよりますけれども、非常にフリーターが増加しているわけですよ。若年の雇用不安、これは将来多量の無年金者を生むということにもなりかねないわけでございます。二〇〇二年の労働経済白書によりますと、フリーターの数は二百九万人という状況、それから文部科...全文を見る
○山本(喜)分科員 やはり、若い人たちの就職していないという無業者がふえているという実態は、犯罪の低年齢化というふうなこととも多分一致してくるんじゃないかと思います。そうした意味で、社会不安を抑えていくということのためにも、若年雇用対策、こういったものにしっかりと取り組んでいただ...全文を見る
03月04日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本でございます。予算委員会から引き続きで、大変御苦労さんでございます。あともう少しで終わりますので、何とかよろしくお願いします。  この間、政府の方からは、マニュアルの徹底を図っているというふうなことで、再三にわたって答弁がされてきたわけで...全文を見る
○山本(喜)委員 きょうの新聞によりますと、各県の独自のマニュアルあるいは各県の相談窓口、そういうものが設定されているというところが極めて少ないという新聞の調査結果が出ているわけです。それから、広域的に対策をとっているところは九州と沖縄だけというふうなことがあります。  そうし...全文を見る
○山本(喜)委員 今後、各自治体に対する点検ということをしっかりやっていただきたいというふうに思います。  次に、家畜伝染病予防法の改正についてでありますが、これは、今回の京都の問題は、届け出義務というところをやはりきちっと厳格にしていかなきゃならないということだと思います。そ...全文を見る
○山本(喜)委員 しっかりと農家に対する補償というものをやっていただきたいというふうに思います。  それから、今の京都の農場、かなり大きな規模なわけですが、働いている人たちも結構な人数だと思うんですよ。そこの京都の農場は、もうやめるということを言っていましたが、そうすると、そこ...全文を見る
○山本(喜)委員 これから二次感染とかいうふうになってくると、そうしたことで被害を受ける従業員の方もたくさんふえてくることが心配されるわけです。そうした点からも、ぜひ雇用対策ということもしっかりやっていただきたいというふうに思います。  それから、この鳥インフルエンザというのは...全文を見る
○山本(喜)委員 もう一つは、京都においてたくさんの方が作業に当たっているわけです。多くの人がかかわればかかわるほど、人に対する感染のリスクというのも高まっていくわけですね。そうした意味での、かかわっている人たちの健康調査といいますか、そういう対策というものはどういうふうにとられ...全文を見る
○山本(喜)委員 時間の関係で、あと最後の質問になるんですけれども、大量の埋却処分ですね。あれは、埋めた後そのままなんですか。その埋めたものの扱い、あれは半永久的にあのままにしておくのか。いろいろと環境汚染とか水質の問題で、結構不安があると思うんですけれども、お願いします。
○山本(喜)委員 ありがとうございました。
03月04日第159回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本でございます。  京都の件でございますけれども、養鶏業者の悪質な対応ということで、食肉や卵が全国に流通してしまっているわけでございます。感染も次々に拡大して、広域化している。そして、肉の流通経路の伝達ということについても、各自治体間の対応...全文を見る
○山本(喜)委員 ここまで来たならば、やはり、これ以上感染をさせないというための政府の徹底した蔓延防止のための対策、あるいは感染の経路の解明ということが極めて重要になっていると思います。そうした政府の対応の徹底ということを求めて、私の質問を終わります。
03月17日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○山本(喜)委員 社民党の山本喜代宏でございます。  私は、リンゴの共同防除組合の薬剤担当をやっております。試験場で行われる病害虫防除予察員会議に出まして、試験場の方々からいろいろ御指導をいただいて、そして適切な防除に取り組む。特にリンゴの場合、モニリア病とか黒星病というのは、...全文を見る
○山本(喜)委員 大変重要な植物防疫事業でありますが、今までの交付金九・三億円、これが各都道府県の事業をどの程度カバーしてきたのか、お伺いします。
○山本(喜)委員 二割しかない中で、大変都道府県は苦労して今事業をやっているわけです。それが、実際は今度三・六億円というふうになるわけですね。農家の割合に応じて交付されていたものが今度は人口に応じた交付になるということになれば、非常に人口の少ない農業県ということになると極めて防除...全文を見る
○山本(喜)委員 いや、実際は、各地方の財政は大変厳しくなっているわけです。野呂田先生とか二田先生がいる前で非常にしゃべりづらいわけですけれども、例えば、ある県では果樹試験場と農業試験場を統合していくというふうなことで検討に入っているわけですね。これから三位一体ということが進んで...全文を見る
○山本(喜)委員 時間がないので、次に、リンゴ火傷病について再確認していきたいと思います。  先ほど来、火傷病については、大変恐ろしい病気ということで言われておりました。一つの例は黒星病ですけれども、これも一九五五年にアメリカから入ったのではないかという疑いが持たれているわけで...全文を見る
○山本(喜)委員 防除体制をしっかりしていただきたいということをお願いします。  最後に、この法案は各地域における防除体制というものを弱体化させるのではないかという危惧がぬぐい切れないわけです。したがいまして、この法案には反対せざるを得ないということを申し上げまして、発言を終わ...全文を見る
03月18日第159回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本でございます。  最後になりましたのでかなりダブると思うんですが、確認の意味も込めて質問していきたいというふうに思います。  被災者生活再建支援法の一部改正案という点についてでありますけれども、阪神・淡路大震災の被災者の方々からは住宅本...全文を見る
○山本(喜)委員 私有財産制度というふうなわけですけれども、しかし、今までは百万円ということでの家財道具に対する支援ということはありましたから、この家財道具と住宅との違いというのがどうもわからないわけですよ。どちらにしても私有財産には変わらないわけですから、この辺どうも、納得でき...全文を見る
○山本(喜)委員 いや、ですから、冷蔵庫とか家具とかテレビとかはよくて、なぜうちがだめなのかというそこの違いの説明がよくわからないんですよ。
○山本(喜)委員 そこで、住宅の公共性というのをどう認識するかという点についてお伺いします。  阪神・淡路大震災では、倒壊した建物の跡地約八万カ所のうち約二万カ所が、現在でも更地や駐車場のままになっているというふうに言われているわけです。瓦れきが撤去された後も住宅が再建されない...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、借入金関係の経費ですけれども、今回の改正案では、住宅の建てかえ及び補修にかかわるローンの利子あるいは保証料ということに対する支援ということになっていますけれども、この設定されたモデルケース、建物だけで二千五百万円のローンを組むことを前提にしているわけです。...全文を見る
○山本(喜)委員 この収入の要件ですけれども、五百万以下とか、あるいは五百万から七百万の間とか、あるいは年齢要件もありますね。この計算式ですけれども、年収なのかそれとも所得なのか、この辺わかりますか。
○山本(喜)委員 ですから、この換算式、これは政府の方でつくった換算式でしょう。これはかなり複雑なようなんですけれども、これはやはりもっとわかりやすくやるべきじゃないんですか。前年の所得とか、あるいは毎年の年収から全部引いた上で、ありますよね、そうした六十五万足すとか〇・八で割る...全文を見る
○山本(喜)委員 それで、収入ですけれども、これは前の年の収入が基本になるわけですが、実際、被災をされますと、途端に収入がなくなる、仕事もなくなるというふうな状況になるわけですね。ですから、本当に被害を受けた方の実態にそぐわないわけですよ。  そういう意味で、この収入要件とか年...全文を見る
○山本(喜)委員 五年前に、真に支援が必要な人たちの要件は何かということで話し合われた結果の要件ということのようでありますけれども、しかし、実際、震災で被災された方々の要求はかなり違うんですよ。本当に必要としている支援に届いていないというのが今の現状じゃないですか。  そのこと...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、長期避難世帯に対する支援ということについてお伺いします。  避難解除後二年以内に従前の居住地に戻る場合は、移転経費ということで七十万円を上限に援助するということでございますけれども、これがその三百万円以内の枠の中ということでありますが、この長期避難世帯の...全文を見る
○山本(喜)委員 時間がないので最後ですけれども、賃貸住宅への家賃補助、これは、月額二万円以上の分については発災後二年以内ということですけれども、この二年の根拠をお伺いします。
○山本(喜)委員 阪神大震災の場合、家賃滞納ということで住宅から出ていくようにと退去を命じられるケースがだんだんふえてきているわけですよ。そういう意味で、この二年というのは現状に全くそぐわないのではないかというふうに思うわけです。  もう少し実態をきちっと踏まえた上で、仮設住宅...全文を見る
03月18日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。  今回は、メキシコとの自由貿易協定についてお伺いしたいというふうに思います。  一年四カ月に及ぶ交渉、あるいは農業分野で難航と言われる中で、合意に達したというふうに言われておりますけれども、この今回の合意で、豚肉、あるいは牛肉、鶏...全文を見る
○山本(喜)委員 今、個別の品目については見通しは立っていないというふうなお答えだったようでありますが、見通しが立っていない中でどうして国内の農業には影響がないという判断ができるのか、見通しがあって判断したのではないかというふうに思うんですが。  新聞に載っていたわけですけれど...全文を見る
○山本(喜)委員 確かに、三月十一日の石原次官の会見でも、国内農業には影響がないようにやってきたというふうには言われておりますが、しかし、全国養豚協会という方から、極めて経営的に厳しくなるというようなことも言われておるわけです。そして、大臣の十二日の記者会見でも、この国内対策とい...全文を見る
○山本(喜)委員 今回のメキシコとの合意を受けて、これからアジアの諸国とも交渉を加速化させていくという政府の方針でありますけれども、その場合の農林水産省のスタンスというものについてお伺いをしたいわけです。  今回、メキシコの場合は農業のGDPに占める比率は四・四%。ところが、タ...全文を見る
○山本(喜)委員 メキシコとの交渉は一年四カ月かかりましたけれども、アジア諸国、個別に、タイなりフィリピン、なっていくわけですが、スパンはどういうふうに、日程的にはどういうふうになっていますか。
○山本(喜)委員 韓国の場合は二年以内。ただ、今の日本の基本計画、食料・農業・農村基本計画があります。今、これが見直しに入っている段階ですね。果たして、その構造改革というものとFTAの交渉ということの両立が図られるのかどうか。構造改革が間に合わないうちにどんどん交渉だけが進んでい...全文を見る
○山本(喜)委員 以上、時間が来ましたので、これで質問を終わるわけでございますが、再三大臣から言われているとおり、日本の農業の多面的機能の維持、そして食料安保の確保という立場をきちっと確立をして、頑張っていただきたいというふうに思います。  以上で終わります。      ——...全文を見る
03月23日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  きのうの新聞に、二酸化炭素の大気中濃度が一年間で大幅上昇という記事がありました。ハワイの観測所の調査で、一年間で三ppm増加した、過去十年間の平均数値、年一・八増に比べて大幅な増加というふうな内容でございました。  そこ...全文を見る
○山本(喜)委員 私の地元の秋田県は、世界遺産の白神山地があります。それから、秋田杉も三大美林ということで大変有名でありますし、大館曲げわっぱという杉を使った民芸製品もあるわけでございます。林業ということで、大変大きな産業の一つだったわけでございますが、この間の材価の低迷というこ...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、間伐計画についてお伺いしますけれども、平成十二年度から、民有林で百五十万ヘクタールの緊急間伐対策というのが取り組まれています。今回の改正で要間伐森林制度の改善というものが出されてきているわけですが、これとの関連で、今後の間伐計画、十七年度以降の計画というも...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、要間伐森林制度についてお伺いしますけれども、総務省の行政評価局によりますと、平成十五年の森林の保全・管理等に関する行政評価・監視結果というもので、要間伐森林の指定が適切に行われていない、公有林のみを指定している、あるいは、所有者の間伐実施の意向が確認できた...全文を見る
○山本(喜)委員 今答弁がありましたけれども、今後適切に行われるようにというふうなことでありますが、しかし、実態を見たときに、これは市町村の林業に携わる職員の数が限られているというような指摘があるわけです。そして、市町村の行政機関が、所有権の制限を伴うような指定、これについてはや...全文を見る
○山本(喜)委員 最後に、特定保安林制度についてですけれども、今までこれは時限立法であったわけですね。これは、いついつまでにどれぐらいちゃんと整備しますというような目標をちゃんと明示して計画を立ててきたと思うんですが、今回、それを恒久化するということでございますけれども、やはり、...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございました。以上で終わります。
03月30日第159回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○山本(喜)委員 社民党の山本であります。  きょうは、地球温暖化の問題を中心にお伺いしていきたいと思います。  二十一世紀は環境の世紀というふうに言われておりますが、これはやはり、地球の環境というものが大変危機的になっている、早急に対策をとらなきゃならないということで、そう...全文を見る
○山本(喜)委員 大臣から、危機的な状況だということで認識が示されたわけですが、もう一つ、海面上昇の件であります。  二十世紀の間に二十センチメートル上昇したというふうなデータ、あるいは二十一世紀のうちには八十センチから一メートル海面上昇するというふうなデータもあります。既に、...全文を見る
○山本(喜)委員 ですから、地球温暖化が大変な影響を与えるということで、九七年に京都議定書が結ばれたわけです。  この批准した先進国の温室効果ガスの排出の合計、これは四四・二%なわけです。五五%で発効要件になるわけですが、最大の排出国アメリカ、これは三六・一%であります。ところ...全文を見る
○山本(喜)委員 アメリカの次に多いのはロシアであります。一七・四%でありますが、この京都議定書の発効にはロシアの動向が大変重要になっているということで、プーチン大統領が再選されたわけですが、日本のロシアに対する働きかけ、あるいは発効の見通し、これについてもお伺いします。
○山本(喜)委員 次に、国内の対策についてでありますけれども、温暖化対策推進大綱、これをステップ・バイ・ステップでやっていくということで、ことしが見直しの年になりますけれども、この見直し、どのように評価して、次に向かった課題、第二ステップへの課題というものをどういうふうに見ておら...全文を見る
○山本(喜)委員 今、見直しの審議中だということで、六%に向けて確実に実行していくということですが、先ほどの鮫島先生のときには、森林の分野においては現状のままでは二・九%にしかならないというような御答弁だったわけです。  それぞれ、産業部門あるいは民生部門、運輸部門、そういうふ...全文を見る
○山本(喜)委員 時間がだんだんなくなってきましたので、次に環境税について、今検討中と言われておりますけれども、具体的な中身が言えるのであればここでお願いしたいと思います。
○山本(喜)委員 今のお話ですと、環境税そのものもまだ決めたわけではないというふうな話でしたけれども、この中央環境審議会の中間報告によりますと、第二ステップ以降の早期にCO2排出削減を目的とした温暖化対策税を導入すべきであるというようなこととか、温室効果ガスの排出抑制に資する植林...全文を見る
○山本(喜)委員 時間が参りましたので、これで終わりますけれども、環境問題は大変重要だということで大臣からの認識が示されましたから、この温暖化対策に向けてぜひとも力を入れて頑張っていただきたいというように思います。  以上、終わります。
03月31日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。  きょうは、アジア・アフリカ救援米運動について宣伝をさせていただきます。  これは、飢餓で苦しむアフリカ諸国に対する救援活動として、一九八四年に、中央労農会議というところの呼びかけでアフリカ飢餓救援米運動として始まりました。現在は...全文を見る
○山本(喜)委員 大変評価をいただいたわけでございますが、この取り組みは、人道援助ということのほかに、先ほど申しましたように、子供たちの教育あるいは水田の有効利用、そして農業の多面的機能の維持ということで、一石二鳥だけでなくて三鳥にも四鳥にもなっているというふうに思います。  ...全文を見る
○山本(喜)委員 今の日本の農業を守りから攻めに転換をしていくということで、輸出を積極的にやるわけですから、日本の米の宣伝にもなるのではないか。特に、あしたから輸出促進室というものを立ち上げるようでありますから、ぜひこの宣伝費ということでも考えていただけないのかどうか。
○山本(喜)委員 この件については引き続きお願いをしていきたいと思います。  次に、もう一つ宣伝があります。  米粉パンについて宣伝をいたしますが、先週の日曜日、私の地元で米粉を使ったパンやうどんの普及というものを目指す集いが行われました。これは新潟で始まったようでございます...全文を見る
○山本(喜)委員 もう一度お伺いしますけれども、米粉パンの、米粉といいますか、そういうものの普及宣伝というのは実際今行われているわけですか。
○山本(喜)委員 ぜひ自給率の向上に向けて、この米粉パンを全国的に展開していただきたいというふうに思います。  次に、米の中山間地直接支払い制度についてお伺いします。  中山間地域は我が国農地面積の約四割を占めているということで、しかしながら、傾斜地が多くて非常に生産に不利だ...全文を見る
○山本(喜)委員 この中山間地の直接支払いにも関連しますが、米政策大綱というものの所得補償の考え方についてもお伺いしていきたいと思います。  今、水田農業ビジョンということで担い手を明確化する話し合いが各地で取り組まれているわけでございます。しかしながら、その中山間地というとこ...全文を見る
○山本(喜)委員 そうすると、所得補償、直接支払いの所得補償方式への転換ということは、政府は全く考えがないということですか。
○山本(喜)委員 次に、担い手経営安定対策についてお伺いします。  この加入要件、中山間地では大変厳しい状況にあります。私も集落営農をやっておりまして、稲刈りを三十五軒から委託を受けていますが、全部合わせても十六ヘクタールにしかならないわけでございます。  担い手経営安定対策...全文を見る
○山本(喜)委員 中山間地、多面的機能の維持ということでも大変重要なわけですので、ぜひ政府の配慮をお願いしたいというふうに思います。  あと、時間がないんですけれども、あと一分ということですので、最後に、BSEの問題ですが、今アメリカの方でいろいろと動きが出ておりますけれども、...全文を見る
○山本(喜)委員 引き続き、食の安心、安全ということに留意をしていただいて、進めていただきたいというふうにお願いをいたしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。      ————◇—————
04月12日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第11号
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○山本(喜)委員 社民党の山本喜代宏でございます。  今回のイラクの人質事件でございますけれども、いかなる理由があるにせよ、こうした行為は断じて許すことはできません。御家族の皆さんの心中を察しますと、一刻も早く解決してほしいというふうに願わずにはいられないわけでございます。 ...全文を見る
○山本(喜)委員 もう一点、家族の皆さんからお話しいただいた中身は、人命を第一に考えてほしい、そして、自衛隊の撤退も選択肢に入れてほしいという要望でありましたが、この点について、大臣、どういうふうにお考えですか。
○山本(喜)委員 それからもう一つ、先ほど大臣は、ビデオメッセージのことで民主党の委員の方にお話ありましたが、人質事件というものの解決は、犯人を刺激しないということが前提になると思うわけですが、なぜわざわざ大臣はこのビデオメッセージで犯人を刺激するようなことを言われたのか。人命を...全文を見る
○山本(喜)委員 しかしながら、犯人の要求は、自衛隊を撤退しろ、してくれということなわけであります。  当初、自衛隊が派遣されたころと情勢が全く変わっているという認識はないのかどうか。当初、フセインが排除されてイラクの国民は喜んだというふうなことがあったと思いますが、現状は、六...全文を見る
○山本(喜)委員 イラクの治安の悪化ということで、特に今、先ほどから言われているファルージャの件であります。アメリカ軍の攻撃によってイラク国民六百人以上が死亡し、そして千二百人以上の方が負傷している。これは、まさにアメリカ軍による虐殺ではないかというふうに言っても過言ではないと思...全文を見る
○山本(喜)委員 ファルージャの件が鎮静化するということを願うだけでなくて、アメリカに対して、攻撃を自粛するようにと、作戦の停止を求めるという考えはないのかどうか、お伺いします。
○山本(喜)委員 時間が参りました。  最後に、社民党は、イラク全土が戦闘状態であり、イラク特措法から見ても自衛隊の派兵は誤りであるというふうに主張してきましたが、この間のイラク情勢は社民党の指摘どおりになってきているというふうに思います。三人の方々を救うためにも、自衛隊の即時...全文を見る
04月13日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  まず最初に、新たな食料・農業・農村基本計画の検討における農業委員会の役割についてお伺いをしていきたいと思います。  現在、その基本計画の見直し作業が行われています。昨年八月の大臣の談話の中で、新たな基本計画の策定に当たっ...全文を見る
○山本(喜)委員 担い手への農地の集積ということのための重点化ということでございますけれども、確かに農業委員会の任意業務ということでは優良農地の確保あるいは農地の有効利用ということも挙げられています。しかしながら、耕地面積、昭和三十六年のピーク、六百九万ヘクタール、これが平成十五...全文を見る
○山本(喜)委員 今、副大臣の方から四百七十万ヘクタールを見込んでいるというふうにありましたが、しかし、これは農業新聞のデータでありますが、今の予測ではこの見通しにはいかないというふうに書かれているんですね。危機信号がともっていると。この分析はどうなっているんですか。
○山本(喜)委員 今、減少のペースが鈍化してきていると言うけれども、年間三万ヘクタールという数字まで出ているわけです。そうした中で、四百七十万ヘクタールといっても、これは全く机上の空論といいますか、現実と合わないような見込みじゃないのかというふうに思うわけです。  実際、耕作放...全文を見る
○山本(喜)委員 確かに中山間地、直接支払い等はやっていますけれども、現状、高齢化がどんどん進行しているということとか、後継者不足という問題は何ら解決していないわけなんですよ。  九三年度から認定農業者制度ということも取り組んできているわけですね。しかし、この認定農業者に対する...全文を見る
○山本(喜)委員 優良農地の確保、そして担い手に対する集積ということで、そのために農業委員会の役割というのは大変重要になるわけだと思います。  しかしながら、今回の改正案、非常にスリム化ということでございまして、国のかかわりがどんどん減って、市町村の裁量に任せるということになっ...全文を見る
○山本(喜)委員 今の答弁をいただきましたけれども、もう一度確認したいんですけれども、農業委員会の選挙委員定数を、下限をなくして市町村の裁量にゆだねるということでございますけれども、例えばこれぐらいの農地面積には、あるいは農家数のところには何人ぐらいの農業委員という形での目安はあ...全文を見る
○山本(喜)委員 その基準が存続するということでありますから、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。  それと、大臣の談話で出されました、環境保全、農地、水等の地域資源の保全のための政策についてという点についてでございますけれども、これは、農業の構造改革が進んでプロ農業...全文を見る
○山本(喜)委員 今、大臣から集落の果たしてきた役割というのを話されました。  ですから、これから、担い手への集中ももちろん大事ですけれども、やはり集落というものをどういうふうに維持していくのか。これは、兼業農家、あるいは高齢者も含めて、集落全体で維持してきた大事な財産ですから...全文を見る
04月14日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。  参考人の皆さんには、お忙しいところ御出席をいただきまして、心から敬意を表します。  私はライスセンターをやっておりまして、去年冷害がございまして、深水管理とか、あるいはいもち病も発生しました。カメムシの被害もありますので、薬剤散...全文を見る
○山本(喜)委員 現場が混乱しているというふうな大変率直な状況が出されたと思うんですけれども、もう一つは普及手当の関係です。それから、経過措置ですね。  当初、普及事業というのが研究職あるいは教育職ということで、特別な配慮、人材確保ということで手当があったはずであります。それが...全文を見る
○山本(喜)委員 もう一点だけお伺いします。  先ほど、農家の方に喜ばれることが大きな励みであるというふうなことも話されたと思いますが、むしろ仕事が、普及センターの仕事だけでなくて、行政職というのも今はどんどん兼務が進んでいるわけでございます。そういう中で、普及センターの長が普...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございました。  次に、中村参考人にお伺いします。  きのうも農水委員会で耕作放棄地の問題を取り上げたわけですが、現状、毎年二万から三万ヘクタールの耕作放棄地が出ているわけでございます。これから農業委員会制度を見直すわけでございますが、耕作放棄地の...全文を見る
○山本(喜)委員 もう一点お伺いします。  平成十三年に農地法が改正されたときに、産廃業者からの問い合わせがかなりあったというふうに聞いております。農業委員会の役割ということで、農業生産法人の要件適合性ということをチェックしていく仕事も大きな課題だと思うんですが、農地転用の際の...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、高橋参考人にお伺いします。  今回の助長法の改正ということで、検討会でずっと議論されてきましたね。その中で、担い手の育成とか、そういうことについてもかなり議論があったと思うんですが、今まで認定農業者ということでやってきたわけでございますが、これが今うまく...全文を見る
○山本(喜)委員 最後に、佐野参考人にお伺いしますけれども、農水省の調査によりますと、新規就農者のケースですが、世帯員として就農するケースというのがかなり多いわけですよ。そうした場合、女性の参画も関係しますけれども、家族経営協定というのがやはり、若い世帯、後継者、これを農家の跡取...全文を見る
○山本(喜)委員 どうもありがとうございました。私の質問を終わります。
04月21日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○山本(喜)委員 社民党の山本であります。  農業改良助長法の一部改正案について質問いたします。  農業改良普及センターの必置規制をなくして、普及指導センターを置くことができるという改正案でありますが、食料・農業・農村基本法では、普及事業の推進は国の政策として位置づけられてい...全文を見る
○山本(喜)委員 今、大臣の方から農業において基本的な仕組みであるというような答弁をいただきましたが、これは、協同普及事業自体の堅持ということと、これに対する財源を今後とも確保していくということで理解していいでしょうか。
○山本(喜)委員 ありがとうございます。  次に、今のスリム化の中で普及事業の重点化をどのように確保していくのかということでございます。  参考人質疑において普及事業の現場の声をお聞きしたわけでございますけれども、既に行革が進んでおりまして、普及センターの統廃合あるいは人員削...全文を見る
○山本(喜)委員 今答弁がありましたけれども、センターの必置規制をなくすけれども、拠点は置くということなんですね。  それから、今の、現場に戻る、現場にちゃんと行けるようにということでありますが、現状でもなかなか、サービスが低下をしている、窓口がどこにあるかわからないという農家...全文を見る
○山本(喜)委員 ぜひ、現場を重視するような普及活動をお願いしたいというふうに思います。  それから、普及手当の弾力化についてであります。  今回、上限を廃止するということでありますが、これは、研究職であり教育職であるということで、優秀な人材を確保するという上から制度化された...全文を見る
○山本(喜)委員 ほとんどの県が八%、一二%を大体目安としてやっているということだと思うんですが、やはり、人材確保ということになればそれなりの処遇というのが必要だということの理解だと思うんですよ。  それで、今後優秀な人材の確保、あるいはスペシャリストを配置するということについ...全文を見る
○山本(喜)委員 ということは、手当の必要性、手当の趣旨というものについても、各都道府県に周知をしていくということで理解していいですね。
○山本(喜)委員 次に、経過措置であります。  改良普及員から普及指導員への移行でありますが、この一元化によって現在の改良普及員も再受験が必要になるわけでございますが、その場合、現場の人材確保に支障が出ないように、スムーズな資格の移行というのが必要と考えますが、この点については...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、普及センターの長についてであります。  今回、改正案で、普及センターの長が改良普及員の資格がなくてもいいようになるわけですが、この間の参考人質疑の中で、やはり普及事業というのは、農家の方々と直接触れ合って、信頼関係で成り立っているというふうなことが言われ...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、農業法人等の新規就農者の労働条件についてお伺いします。  今回の法律は、主に資金面の援助ということでございますけれども、農業生産法人への就農形態がふえているわけでございますが、例えば農業会議所が、全国新規就農相談センターを設置して、農業分野の人材確保、育...全文を見る
○山本(喜)委員 その加入状況の数字はあるんですか。
○山本(喜)委員 パーセンテージはわかりますか、何%か。
○山本(喜)委員 今回の青年等就農支援の法案でありますけれども、資金面の援助は大変結構なわけですが、農業分野における作業中の事故というのが大変多いわけでございます。トラクターでひっくり返ってけがをするとかあるいは亡くなる方も多いわけでございます。  そうした意味で、資金面だけで...全文を見る
04月23日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第8号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本でございます。  本日は、武力攻撃事態における外国軍用品等の海上輸送の規制に関する法律案について質問いたしますが、その前に、石破長官がお見えですので、今、国務大臣の国民年金の未納の問題が出されておりますけれども、これに関する石破長官の御見...全文を見る
○山本(喜)委員 即刻手続をとられるということでありますが、国務大臣としての責任といいますか、そういうことについてはどう考えますか。
○山本(喜)委員 では、本題に入ります。  この海上輸送規制法案ですけれども、この法案は、武力攻撃事態に際して、日本の領海または周辺の公海において外国軍用品等の海上輸送を規制するための手続を定めた法案でありますが、この場合、海上自衛隊が停船検査をする、いわゆる臨検でありますけれ...全文を見る
○山本(喜)委員 自衛権ということで交戦権とは違うということでありますが、一九八〇年十月二十八日付政府答弁書、交戦権とはということで、この交戦権の定義で「中立国船舶の臨検、敵性船舶のだ捕等を行うことを含む」ということで、こういう行為は交戦権である、そういう見解ではなかったのでしょ...全文を見る
○山本(喜)委員 臨検でもない、拿捕でもないということですか。それはどういうふうに受けとめればいいのですか。
○山本(喜)委員 次に、外国軍用品等を押収した場合、新たに設置する外国軍用品審判所、ここで審判し、廃棄等の処分を決定するということでありますけれども、この外国軍用品審判所、これは国際的にはどういうふうな扱いに、位置づけになっているのか。
○山本(喜)委員 この審判ですけれども、刑事訴訟法を準用するとか、あるいは刑罰も科すわけですよ、懲役とか。こういう場合、国際的な裁判所というところで扱われているところもあると思うのですが、これは事実上裁判ということで理解していいんでしょうか。
○山本(喜)委員 次に、自衛隊の武器使用についてお伺いします。  外国軍用品等を輸送していると疑われる船舶、これが停船検査に応じない場合、対象船舶が武器を使用しなくても自衛隊の武器使用というのは認められるのかどうか。
○山本(喜)委員 その際、必要最小限度の武力を行使するということですね。それは結果的に撃沈ということもあり得るのかどうか。
○山本(喜)委員 結果的に撃沈ということもあり得るわけでしょう。
○山本(喜)委員 日本を攻撃していない中立国の船舶、これが停船しないための危害射撃ということもあり得るわけで、その場合は自衛権の行使ということになるのかどうか。
○山本(喜)委員 しかしながら、第三国の場合、疑いというだけで攻撃することが果たしていいのかどうか。この場合、臨検ということ、あるいは危害射撃によって、さらに国際紛争を拡大するという懸念はないのかどうか。
○山本(喜)委員 そこで、区域を指定するということでございますが、我が国の領海または我が国周辺の公海、これは相当広い範囲というふうになるのかどうか。その範囲の問題をどういうふうに規定していくのか。
○山本(喜)委員 国連憲章の場合は、先ほど五十一条の話がありましたけれども、自衛権の発動は武力攻撃が発生した場合というふうに限定されているわけでございますが、この場合、臨検が可能になるのは、おそれのある事態、切迫した事態ということではないわけですよね。
○山本(喜)委員 指定した区域において、例えば海上自衛隊の船が威嚇をして、結局、その指定区域内から逃げ切ったということもありますよね。指定区域内から逃げ切った、そういう場合はどうなるのか。そこから外れたわけだから、それ以上ないということなんですよね。
○山本(喜)委員 時間が来ましたので、これで終わります。
04月27日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  まず最初に、民主党から出されております高病原性鳥インフルエンザ対策緊急措置法案、これについてでありますが、この鳥インフルエンザの問題ですけれども、単なる家伝法の改正ということだけではやはり不十分だと思うんですよね。人への健...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございました。  次に、政府から提案されております家伝法の改正案についてでありますけれども、今回の一連の経過ですけれども、山口から始まって、大分、京都ということで、この経過の中で自治体間の連携の不十分さということも指摘されたわけでございます。それから...全文を見る
○山本(喜)委員 その三月十六日の緊急総合対策の中身が、大臣が今言われましたけれども、それ自体が、家伝法だけでは不十分だということをこれは言っていると思うんですよね。  ですから、家伝法で不十分だという今の食に対する不安の払拭の問題とかあるいは国民の健康確保のための措置、こうし...全文を見る
○山本(喜)委員 鳥インフルエンザですけれども、この特徴は、国境を越えて広がるということ、それから、日本の国内においても大きな広がりを見せたわけでございます。この対応も、農水省だけでなくて、環境省あるいは厚労省も含めて対応に追われたわけでございます。  ところが、家伝法の趣旨は...全文を見る
○山本(喜)委員 わかりますけれども、しかし、今の鳥インフルエンザに限っては、国境を越えるし、広範囲にわたるということですから、あくまでも国が主導権を持って対応をとるということがやはり必要ではないかと思うんです。
○山本(喜)委員 次に、鳥インフルエンザの感染経路、これは感染経路究明チームというのが設置されたようでありますが、この取り組み状況についてお伺いします。
○山本(喜)委員 この感染経路の究明作業というのは、農水省が責任を持つということですね。
○山本(喜)委員 農林水産省の中に置くわけですね。チームに農水省がお願いするわけではないですよね。
○山本(喜)委員 感染経路究明に向けて、全力で頑張っていただきたいということでございます。  次に、BSEの関係でございます。  先ほど民主党の山田委員の方から御質問がありましたけれども、二十四日の日米協議、もう一度確認したいんですが、夏までに結論を出す理由、これについてお願...全文を見る
○山本(喜)委員 今、日米間の定義の問題とか検査方法の問題というふうに、協議をしていくということですが、これは、従来のスタンスを変えていくということなのかどうか、アメリカにどんどん合わせていくのか。今までだと、大臣の方から全頭検査、特定危険部位の除去ということが日本のスタンスだと...全文を見る
○山本(喜)委員 農水省の基本的な立場はわかりますけれども、その一方で、食品安全委員会の方での動きであります。  先ほど来指摘されておりますけれども、全頭検査の見直しに着手をするとか、あるいはこの間は、二十日ですけれども、リスクコミュニケーションのことで東京都内で講演会を開いて...全文を見る
○山本(喜)委員 時間が来ましたので、最後に一つだけ大臣にお伺いします。  食の安全ということで、農水省は一生懸命頑張ってもらっているんですが、この食品安全委員会のこうした一連の動きに対して、大臣はどういうふうにお考えでしょうか。
○山本(喜)委員 どうもありがとうございました。
05月12日第159回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本でございます。  私は、日本歯科医師連盟にかかわる贈収賄事件について質問いたします。  この事件については既に七人が起訴をされました。その中には元社会保険庁長官も含まれています。そして、厚労省まで家宅捜索を受けるという事態になったわけで...全文を見る
○山本(喜)委員 中医協の審議がこのような贈収賄でゆがめられていたという事実、年間三十一兆円に上る国民の医療費に関して極めて不明瞭に決められていたというこのことについて、政府の見解をお願いします。
○山本(喜)委員 その改革を真剣に考えるということでございますが、この診療報酬を決める過程、これ、どういうふうに透明性を図っていくのかということが一番重要ではないかと思いますが、これについて具体的な検討はなされているのかどうか、お伺いします。
○山本(喜)委員 今回の事件では、日歯連が中医協委員にわいろを贈っていただけでなくて、国会議員に対して献金攻勢をかけていたというふうにマスコミでは報道されているわけでございます。自民党の少子高齢社会歯科診療報酬等に関する小委員会でありますとか、古賀誠議員が主宰する勉強会の参加者に...全文を見る
○山本(喜)委員 ほかの委員会だと五分前に紙が来るんですけれども、今、三分と来たので。  この日歯連から自民党の小委員会あるいは古賀議員の勉強会の参加者の献金についてお伺いしますが、二〇〇〇年から二〇〇二年にかけて、自民党の政治資金管理団体、国民政治協会、並びに、古賀誠衆議院議...全文を見る
○山本(喜)委員 時間になりましたけれども、この多額の献金というのがこの贈収賄事件にも関連してきているというふうに推測されるわけでございます。したがいまして、この企業・団体献金の禁止ということを、これは政治資金規正法の附則十条にもあるわけでございますから、この点について、政治献金...全文を見る
05月13日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。私も農協の正組合員でありますので、農協法の一部改正案について質問いたします。  今、基本計画の見直しということが進められていますけれども、農業を取り巻く環境というのは大変厳しくなっておるわけでございます。先ほどから言われており...全文を見る
○山本(喜)委員 農業全体の底上げをどう図っていくのかということがないとやはり農協自身の経営もうまくいかないというのは、これは当然のことだと思いますので、そういう意味での農業全体の底上げということを図る政策の展開を、この基本計画の見直しの中でもぜひ進めていただきたいというふうに思...全文を見る
○山本(喜)委員 このあり方研究会の報告で言っている中身、具体的なことでお伺いしたいんですけれども、行政代行的業務の見直しということであれば、どんなことが今考えられているのか。具体的なイメージについて、大体こういう方向でいくということであればお聞かせ願いたいと思います。
○山本(喜)委員 次に、農協の合併の件でありますけれども、現在、かなり広域合併が進んでおりまして、農協の数が九百四というふうな状況になっております。しかしながら、合併自体は経営基盤の強化ということで、これはこれで結構なことだと思うんですが、その一方で弊害も指摘されているわけです。...全文を見る
○山本(喜)委員 この合併が進む中で、単協当たりの営農指導員の数というのはふえているというふうな状況もあるんですが、しかし、広域化していますから、組合員当たりの営農指導というのはやはり減っていく傾向にあるわけですよ。  営農指導というのは農協の原点というふうに言われておるわけで...全文を見る
○山本(喜)委員 この間の普及事業の見直しということでも、実態的には普及活動が、行政の側からすれば弱まっていく傾向にあるわけですよ。農協の関係も含めて、どういうふうに農家自身を支援していくかということが非常に大事になっているというふうに思うので、そこら辺、有機的な関係でぜひ営農指...全文を見る
○山本(喜)委員 時間がありませんので多分最後になると思うんですが、最後に厚生連の活動についてお伺いします。  農村における健康の増進あるいは医療の充実ということで、大変重要な仕事だと思うわけでございますが、過疎化が進む中で地域医療をどう守るのかということが非常に重要になってい...全文を見る
○山本(喜)委員 どうもありがとうございました。     —————————————
05月18日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  参考人の皆さんには、大変貴重な御意見をお伺いしますことに感謝を申し上げます。  最初に、両角参考人にお伺いしますけれども、先生は先ほどのお話の中で、昭和初期のころに比べて今時の農業の危機的な状況ということをお話しされたと...全文を見る
○山本(喜)委員 重ねてお伺いしますけれども、環境問題の解決ということで、人類社会の発展に寄与するということですが、しかし今、市場経済のもとでは非常に難しいということだと思うんですよ。どうしても、これからやっていくプロ農家への集中とか、あるいはアメリカでありますとかオーストラリア...全文を見る
○山本(喜)委員 コストに見合った農業のあり方を示していくということでも、地域における農協の役割というのは大変重要だと思うんですよ。その点については農協がどういうふうな役割を果たすべきか、両角先生、お願いします。
○山本(喜)委員 貴重な御意見、どうもありがとうございました。  次に、全中の宮田参考人にお伺いしますけれども、今回のこの改正案について、北海学園大学の太田原先生という方が論文を書いておられますけれども、農協のあり方についての研究会報告は系統農協に対する行政からの縁切り宣言であ...全文を見る
○山本(喜)委員 農業をどういうふうに発展させていくのかということが、やはり今一番重要だと思うんですよね。農協の経営基盤を強化するということでは、やはり農家全般の底上げを図っていくということがないと、農協は単なる会社として生きていくということだけでも全く意味がないわけでございます...全文を見る
○山本(喜)委員 今の耕作放棄地の件ですけれども、経済界を中心に、企業の農地取得ということがこの解消に大変いいのではないかというふうな指摘もされているようでありますけれども、この点についてはどのようにお考えでしょうか。
○山本(喜)委員 まだ時間前ですけれども、きょうは日程が、後が込んでおりますので、大変貴重な御意見、ありがとうございました。
05月20日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  今、高橋委員からも質問がありましたけれども、財政制度審議会における中山間地の直接支払いの件について、重ねてお伺いいたします。  きょうは財務省の方からも来ていただいていると思うんですが、この五月十七日に、平成十六年度に終...全文を見る
○山本(喜)委員 それで、その建議の中で出された中身でありますけれども、まず、食料・農業・農村基本法、この中に、三十五条二項でありますが、「国は、中山間地域等においては、適切な農業生産活動が継続的に行われるよう農業の生産条件に関する不利を補正するための支援を行うこと等により、多面...全文を見る
○山本(喜)委員 確かに十六年度が最終年ということでありますが、この食料・農業・農村基本法は十六年度が最終ではないわけですよ。これに基づいて、今、基本計画が具体的に進められているわけですね。この中で、廃止ということが出された根拠はどこから来ているんですか。
○山本(喜)委員 ということは、期限が来たというだけでの見直しということなわけですか。
○山本(喜)委員 今、農水省で中立的な第三者機関で検討が行われているということは御存じですよね。その討議結果は財務省の方ではわかっているんでしょうか。
○山本(喜)委員 それから、もう一つお伺いしたいんですけれども、十七年度予算編成に向けての課題ということで出された資料とそれに基づく討議の経過も公表されているんですけれども、この中で、貿易自由化の代償として農家への直接支払いを導入すべきといった議論もあるが、そもそも、なぜ農業者の...全文を見る
○山本(喜)委員 今、財務省の方から、農水省における第三者機関ですね、討議経過を踏まえた上でさらに検討していくというようなことが言われましたけれども、そういうことを確認してよろしいでしょうか。いいですね。
○山本(喜)委員 今、財務省からいろいろとお話しいただきました。これについて農水省はどういうふうに受けとめているでしょうか。
○山本(喜)委員 この問題については、石原事務次官が記者会見の中で、この制度の廃止が選択肢に入るのかどうかという質問に対して、恐らくそういうことはない、考えられないと思っていますというふうに答えていますね。これについては大臣も同様と考えていいのかどうか。
○山本(喜)委員 夏ごろまでに結論を出すという検討会の状況ですが、検討を重ねている間に財務省から外堀を埋められないように、ひとつよろしくお願いしたいというふうに思います。  次に、農協法の一部改正案についてであります。  農協のあり方研究会の報告書、これによりますと、経済事業...全文を見る
○山本(喜)委員 最後になりますけれども、参考人質疑の中で東北大学の両角先生から、日本の農業の将来展望についてお話がされました。市場経済に任せていたのでは非常に厳しいということが言われたと思います。環境保全型の農業、そしてコストに見合った農業の役割というものを国民に示していくとい...全文を見る
○山本(喜)委員 どうもありがとうございました。終わります。
05月27日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。  最初に、卸売市場法の一部改正案について質問いたします。  卸売市場の機能ということで、品ぞろえ機能、集分荷・物流機能、価格形成機能、決済機能、情報発信機能というふうに高い公共性を持っているということが言われておるわけでございます...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、手数料の弾力化、自由化という問題についてでございますけれども、ある新聞社のアンケートによりますと、この手数料の自由化ということについては、賛成と答えたのが一五%しかないわけですよ。あと、多くの、ほとんどの卸会社は、やはり反対でありますとか、あるいはどちらと...全文を見る
○山本(喜)委員 しかしながら、この新聞社のアンケートなんかによりますと、手数料の自由化によって手数料の引き下げ競争になり、安定した商品の確保が困難になる、あるいは、実際には大市場で決まる低い手数料が基準となって、小市場は生き残れないというふうな危惧が出されているわけです。  ...全文を見る
○山本(喜)委員 この手数料ですけれども、卸会社の事業収入のほとんどを占めている。実際、現状、非常にその赤字がふえているということもデータで出てきているわけです。  先ほど言いましたように、この自由化によってかなり影響を与えるから、五年間の経過措置も見ながら取り組んでいくという...全文を見る
○山本(喜)委員 この卸売市場の再編についてですけれども、中央卸売市場それから地方卸売市場、これはそれぞれ定義があるわけですよ、この卸売市場法によって。今回、再編によって、中央卸売市場を都道府県、一部事務組合、広域連合が開設主体に変更する、あるいは民営化も含めた地方卸売市場への転...全文を見る
○山本(喜)委員 ですから、中央卸売市場の機能が必要なのはわかるんですが、もちろんそうですけれども、今回、中央卸売市場を地方にも展開していけという中身でしょう。法律におけるその定義との整合性というのはどうなるんですか。法律で中央と地方と定義づけているわけでしょう。今回の法改正で定...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、特定農産加工法の問題についてお伺いしますけれども、この法律ですが、我が国の国内農業の発展に寄与するということの趣旨があると思うんですよ。そして、都道府県がこの計画、支援をする場合の計画を承認するに当たっては、地域農業の健全な発展に寄与するものということも含...全文を見る
○山本(喜)委員 地域の雇用にも役立っているというふうなデータはあるようですけれども、実際に輸入の影響というのもかなりあるわけです。「特定農産加工業種に係る輸入の影響」ということで、政府で出されている資料にもあります。かんきつ類もかなり減少しているという、さまざまな分野で減少のデ...全文を見る
○山本(喜)委員 終わります。ありがとうございました。
06月01日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本でございます。  最初に、中央競馬会の事業についてお尋ねをいたしますが、中央競馬の売り上げが平成九年の四兆七億円というものをピークに毎年四%から六%減少している、そして平成十五年度は三兆円ということで、利益率も大幅に減少ということが言われ...全文を見る
○山本(喜)委員 かなり経費の圧縮ということでやっているようですけれども、子会社との関係ですね。この勧告では、競馬開催費用の借損料、役務費、こういうのが平成二年から十二年までに二・二倍に伸びているということで、子会社との関係について随意契約から競争入札にするべきだと。これはどの程...全文を見る
○山本(喜)委員 子会社は何社で、そのうち天下りされている方は何人おられますか。
○山本(喜)委員 天下りされている方の人数。——後で回答を願って結構ですが、財政が、売り上げが減って厳しくなっているという中で、子会社、天下り先との取引というものをもっと透明性のあるものにしていくということで、さらに改善をお願いしたいということでございます。  回答を待っている...全文を見る
○山本(喜)委員 見舞金という形だけでなくて、やはり地方の雇用情勢は大変厳しくなっているわけでございますから、地方の雇用対策ということに義務づけた使い道というものを検討していくべきではないのかと思いますが、この点についてはどうでしょうか。
○山本(喜)委員 そこで、今の競馬事業における雇用関係ですね。厩務員という方が、中央競馬会関係で二千七百六十名、地方競馬関係で三千七百七十九名という人数あるんですが、こうした方々の雇用関係はどうなっているのかということと、それから雇用保険というものの加入状況を把握されているのかど...全文を見る
○山本(喜)委員 高くない加入率について、是正の指導はしていくんでしょうか。
○山本(喜)委員 実効は上がっているんですか。これから地方競馬の撤退というふうな状況が見えてくるかもしれない中で、指導が実効を上げていかないと意味がないというふうに思うんですが。
○山本(喜)委員 ぜひ、その実効を上げるように、取り組みを強めていただきたいというふうに思います。  それから、のみ行為の関係ですが、のみ行為の規模、三千億円というふうに推定されておりまして、暴力団の資金源ということのようでありますが、先ほど、民主党の岡本委員の質問のときに、警...全文を見る
○山本(喜)委員 しかし、証拠として採用されるんだったら、やはり今でも尾行されるわけだから、証拠として採用されることになったら職員の名前とか何かも出てくるわけだから、そういうのでの安全対策というのはどうなっているんですか。
○山本(喜)委員 さっき警察から、証拠として採用する場合もあるというふうに答弁があったんですね。ですから、ぜひ、身の安全というものに十分配慮して、警察との連携を十分やっていただきたいというふうに申し上げまして、終わります。
06月09日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  まず最初に、林業における労働災害というものについてお伺いしていきたいと思います。  先ごろ、地球温暖化防止森林吸収源十カ年対策の進捗状況というのが発表されました。その中で、第一ステップの主な取り組みと成果、そして今後の取...全文を見る
○山本(喜)委員 さまざまな対策はとられていることでありますが、災害発生の状況は、従事年数一年未満の死亡災害というのが二十二件起きているわけでございます。ですから、林業労働は極めて熟練を要する仕事ではないのかというふうに思うわけでございますが、これは、一般的に一人前になるのにどの...全文を見る
○山本(喜)委員 今おっしゃられた内容だと、一年間ということでございますね。しかしながら、いろいろな林業関係の人から聞くと、やはり個人差があるということで、一概に言えないが三年から五年は必要だというふうなお話も承っているわけでございます。ですから、緊急雇用対策並びに緑の雇用、これ...全文を見る
○山本(喜)委員 一年間やっただけでは即戦力ということにはならないということで、仕事をやりながら技能を習得していくということで、いわゆるOJTの方法というのが緑の担い手でもたしか使われてきているというふうに理解をしていますが、実際その現場に、森林組合などに配属をされていく、定着化...全文を見る
○山本(喜)委員 林業職場の災害は、伐木作業とかそういうものだけでなくて、ハチ刺されによる死亡事故というのも大変多く発生しているわけでございます。この補助治療薬のエピネフリン注射液自己注射キット、これが昨年八月から認可をされたということで、日本林業調査会の業界誌、林政ニュースのニ...全文を見る
○山本(喜)委員 森林・林業をこれから発展させていくということは、地球温暖化の対策についても大変重要だと思うんです。そういう意味で、労働力を確保していく、担い手を育成していくということのためにも、その労働環境、職場環境を改善していくということのためにも、労働災害撲滅のためにぜひこ...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、十五年度の農業白書についてお伺いします。  今度別な、プロ農家、担い手の育成ということでございますが、この白書によりますと、「農業構造の展望」では、平成二十二年に作業受託を含めて全国の農地面積の六割程度を効率的かつ安定的な農業経営に集積すると見込んでいる...全文を見る
○山本(喜)委員 ですから、この分析は、全体的な状況を導くものにはならないということですね。厳しい経営環境の中でも頑張っている農家はこれだけあるという数字であって、日本の農家全体が、こういうふうに分類して、今は上がっているということではないというふうに言えるわけですよ。まず、それ...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、もう一つ、今、地域水田農業ビジョンというのが策定をされて、取り組まれています。担い手を明確にするということで、担い手のリストを添付するということになっているわけですが、この地域水田農業ビジョンの作成に基づく担い手の決定に当たっての議論、あるいは地域での議論...全文を見る
○山本(喜)委員 今、認定農家から始まって、担い手に対する集中ということでの試行錯誤のようなものが行われているんじゃないかというふうに思うんですね。発展型経営あるいは規模拡大型というふうな事業体ですね。しかし、この全体を示すもの、これが日本の農業を将来的に担っていくんだというふう...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございました。終わります。
07月29日第159回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  今回の豪雨災害によって亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様に対して深く哀悼の意を表します。  被災された方々の皆さんに対して心からお見舞いを申し上げます。また、ボランティアの皆様を初め、関係...全文を見る
○山本(喜)委員 この水防法の改正のときに、第百五十一国会の国土交通委員会、このときに、ハザードマップの作成に当たって国が財政支援を行うべきではないかということで質問をしたわけでございますが、この当時の議事録によりますと、当時の河川局長、ハザードマップ作成のための財政支出は「市町...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、高齢者など災害弱者に対する対策についてであります。  今回の新潟・福島豪雨で十五名の方が亡くなられましたが、そのうち十二名が七十歳以上の方でございました。災害時、緊急な避難が必要な場合に、高齢者や障害者への支援というのが不可欠でございます。  それで、...全文を見る
○山本(喜)委員 やはり日常的に、高齢者世帯あるいはひとり暮らしの老人の世帯、こういうところをきちんと把握しておきながら、だれがどういうふうに緊急時に対応するのかということも含めた、きめ細かな対応が必要ではないかというふうに思っています。  それから次に、防災行政無線についてで...全文を見る
○山本(喜)委員 時間がなくなりましたので、最後に、被災者再建支援法、小泉総理を含めて、先ほどから大臣も、浸水した家屋に対する弾力的な運用ということを話されておりますから、それはぜひお願いしたいんですが、やはり今回の現地で言われたことは、家の再建に対する直接支援ということがかなり...全文を見る
○山本(喜)委員 実際の被災をされた方々の多くの意見は、やはり直接支援してほしいということでございますので、そうした声に耳を傾けていただいて、一日も早い復旧に向けて努力をしていただきたいということをお話をいたしまして、終わります。  ありがとうございました。
08月04日第160回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  最初に、WTOの枠組み合意についてお伺いしますが、大臣におかれましては大変な御苦労をいただいたわけでございますけれども、その合意をされた中身を見ますと、手放しで喜ぶことができないというふうな中身でございます。ほとんどの案件...全文を見る
○山本(喜)委員 今後の交渉に当たっては、ぜひとも日本の食料主権ということを堅持できるように頑張っていただきたいというふうに思います。  このWTOに関連してもう一つ、リンゴ火傷病についてお伺いをいたします。  アメリカは、日本の検疫制度の改善が不十分であるということで、再度...全文を見る
○山本(喜)委員 この火傷病が日本に侵入しますと、リンゴ農家は壊滅的な打撃を受けるわけでございます。ぜひとも頑張っていただきたいというふうに思います。  次に、先ほどから議論になっていますBSEの問題でございますが、ワーキンググループでの協議の中で、間もなくアメリカからの輸入が...全文を見る
○山本(喜)委員 そこで、BSEの全頭検査が行われてきた経過でありますが、平成十三年の十月九日の参議院予算委員会で坂口厚労大臣が答弁した要旨ですけれども、科学的な現在までの考え方だと三十カ月でいいが、しかし検査するものとしないものとがあるというのは国民に与える影響が大きい、ここは...全文を見る
○山本(喜)委員 それからもう一つは、今のワーキンググループ、日米の協議でございますが、若齢牛については現在の検査方法では蓄積された異常プリオンたんぱくの検出はありそうにないという見解で一致したというふうに報告されていますが、これは政府の統一見解ということで理解していいのでしょう...全文を見る
○山本(喜)委員 要するに、これは専門家の意見ということでございますね。  そこで、先ほど坂口厚労大臣の答弁を引用しましたけれども、そもそも科学的なことはさておいて始められたこの全頭検査、当初三十カ月齢でいいという判断だったようでございますが、実際、全頭検査を始めたことによって...全文を見る
○山本(喜)委員 消費者の理解を得るためにはどうするんですか。
○山本(喜)委員 重要な問題を決めるのが、消費者が参加しないプリオン専門委員会で、そういった中で、消費者の見解が反映されないような中で議論されているということも非常に疑問があるんですけれども、それはさておいて、まず若齢牛ですね。ここで言っている若齢牛というものの定義、それから牛の...全文を見る
○山本(喜)委員 要するに、三十カ月はわかるとはアメリカから言ってきているけれども、それ以外はわからないということですね。  それと、アメリカの農務省の内部監査報告というのが新聞に載っておりました。二〇〇二年以降、アメリカ国内で見つかったBSE感染の疑いのある牛六百八十頭のうち...全文を見る
○山本(喜)委員 このワーキンググループの中で、これも新聞報道ですけれども、アメリカ政府が、輸入再開に当たって、アメリカ産の牛肉について安全性を認証するという提案がなされたというふうに報道されていますけれども、今の指摘してきたアメリカのずさんな中身、そうした状況において、このアメ...全文を見る
○山本(喜)委員 要するに、今までお伺いしてきたところによりますと、余りにも隔たりが大き過ぎるというのが日米間の現状ではないかというふうに思います。  しかしながら、マスコミが余りにも先行し過ぎて、今にも再開するんじゃないかというふうなことがどんどん報道されています。こうしたこ...全文を見る
10月05日第160回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  島村大臣、岩永副大臣、就任おめでとうございます。  農業政策につきましては、今のBSEの問題はもちろんですけれども、食料・農業・農村基本計画の見直し、あるいは食料自給率の向上というふうな形で、大変重要な問題が山積している...全文を見る
○山本(喜)委員 果樹の共済も含めてできるだけ早くということでお話をいただきました。大変ありがとうございます。  そこで、先ほど高橋委員の方からお話があって、果樹の場合、規格外であっても支払いの対象になるんだ、今まで一部誤解があったというふうなお話がございました。私も去年まで果...全文を見る
○山本(喜)委員 農家の方々、大変困っているわけでございますので、十分指導をよろしくお願いしたいというふうに思います。  この台風の被害に関連して潮風害、私は初めて、塩の被害、米でありますが、普通八月の末にもなると黄色くなってきて大体穂が垂れているという状況でございますが、あの...全文を見る
○山本(喜)委員 これは遺伝子組み換えということではないですよね。
○山本(喜)委員 わかりました。  次に、BSE対策についてお伺いいたします。  この大臣の記者会見、これは東京新聞ではございません。就任後の会見で、BSE問題は日米首脳会談で意見の一致を見たが、大事なのは消費者が安心して牛肉を食べられる環境づくりだというようなことを大臣が発...全文を見る
○山本(喜)委員 要するに、日本と同等の環境を整備してもらうということでございますね。  そこで、この中間とりまとめについてお伺いしますけれども、先ほど来の質疑の中で、プリオン調査会の目的は我が国のBSEの調査ということで答弁があったと思うんですが、それで理解していいんでしょう...全文を見る
○山本(喜)委員 このプリオン調査会というのは、第三回の会合が十一月二十七日に行われておりまして、その後、二月三日に行われているわけですよ。その前の一月二十九日だかの食品安全委員会では、プリオンの専門調査会において、米国における正確な状況の把握など基本的な勉強を始めなきゃならない...全文を見る
○山本(喜)委員 経緯はわかりましたけれども、この中間とりまとめですが、この記述内容、全般的に貫かれているのは、いまだ解明されていない部分が多いとか、あるいはいまだに明らかになっていないという表現が大変多いわけです。そして、きょうの農業新聞にも、山内専門委員、この方も極めて不明な...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、リスクコミュニケーションについてお伺いします。  食品安全基本法の第十三条に、食品の安全性の確保に関する施策の策定に当たって、当該施策の策定に国民の意見を反映し、その過程の公正性、透明性の確保というくだりがございますが、今、各地でリスクコミュニケーション...全文を見る
○山本(喜)委員 時間が来ましたので、最後に一点だけ。  先ほど、高橋委員の質問に対して、アメリカの牛肉が入るときにリスク評価をするのかということについては、リスク評価機関を持っている安全委員会に諮問するという、何かそういうふうな答弁だったんですが、要するにアメリカの牛肉のリス...全文を見る
○山本(喜)委員 わかりました。ありがとうございます。
10月14日第161回国会 衆議院 本会議 第3号
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○山本喜代宏君 社民党の山本喜代宏でございます。  私は、社会民主党・市民連合を代表して、小泉総理の所信について質問いたします。(拍手)  冒頭、今回の台風二十二号の被害に遭われた方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。豪雨や台風の頻発によって、私の地元の秋田でも水稲や果樹...全文を見る
10月27日第161回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本です。  冒頭、新潟県中越地震及び台風二十三号において亡くなられた方々に哀悼の意を表します。また、被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げます。  連続する台風、そして追い打ちをかけるような地震の災害、先ほども、松木委員の質疑のときにも...全文を見る
○山本(喜)委員 どんなことがあっても達成に向けて頑張っていくということでございますので、ぜひよろしくお願いしたいということでございます。  そこで、かなりの予算措置が必要になるわけでございます。中央環境審議会の地球温暖化対策税制専門委員会、この中でも、二〇〇五年から二〇一〇年...全文を見る
○山本(喜)委員 環境省からもお見えですので、ぜひお願いします。
○山本(喜)委員 一月には京都議定書が発効するという情勢でございますので、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。  次に、島根、鳥取両県に係る国営中海土地改良事業の計画変更についてお伺いをいたします。  昭和三十八年に、中海の干拓で農地を造成する、そして宍道湖・中海を...全文を見る
○山本(喜)委員 事業が中止になったわけでございますから、できる限り宍道湖・中海をもとの自然環境に戻していくべきだというふうに考えるわけでございます。  先ほど、地域住民の方の意見を反映する機会がないということでございました。私も十月七日に現地に行ってまいりまして、中海漁協並び...全文を見る
○山本(喜)委員 現地に行って聞いたところによりますと、平成七年から宍道湖・中海でシジミとかコノシロのへい死が続いているということが言われております。特に、宍道湖のシジミというのは日本一位でございます。このへい死が続いているという実態並びにその原因というものについてどのように把握...全文を見る
○山本(喜)委員 今、確たる原因はわからないというふうな答弁だったと思いますが、農政局が九九年一月二十六日に本庄工区水産調査専門委員会というところで、森山堤防、大海崎堤防を開削した場合の水質改善、それから漁獲量の予測というのを出しているわけです。それによると、漁獲量が二・七倍にな...全文を見る
○山本(喜)委員 最後に、大臣にお伺いしますけれども、大臣も宍道湖のヤマトシジミを食べたことがあると思います。この日本一のシジミの産地を守っていかなきゃならないと思うんですが、堤防がふさがれていることによってへい死が続いているということは、先ほど紹介しました農政局のシミュレーショ...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございました。
11月10日第161回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○山本(喜)委員 社民党の山本であります。  冒頭、台風二十三号を初めとする一連の台風被災者の皆さん、また新潟県中越地震で被災をされました皆さんに心からお見舞いを申し上げます。  社民党は、七月の豪雨を初め、台風、地震の被災地に調査団を派遣して、現地の実態の把握、そして被災者...全文を見る
○山本(喜)委員 金融支援の点についてはわかりましたけれども、台風二十一号、二十三号関連の見通しですね。お願いします。
○山本(喜)委員 ぜひ今月中の指定ということで努力をしていただきたいというふうに思います。  そこで、自治体に対する財政支援ということで、特別交付税についてお伺いしますが、激甚災害に指定された場合でも、ハード面の復旧に対する支援ということになります。豊岡市を見ましたところ、世帯...全文を見る
○山本(喜)委員 現地は大変努力をして、職員含めて万全な態勢をしいているわけですが、そうした意味で、要望にこたえられるような万全な財政措置、こういうことをお願いしたいというふうに思います。  それから、漁業被害についてでございますが、私の秋田では、台風十五号による水産被害、十億...全文を見る
○山本(喜)委員 漁業共済ですけれども、施設共済については加入状況が半数というふうな状況というお話を聞きました。担当者がその制度を取り扱ったことがないというような状況でございますから、ぜひ政府としても、啓蒙、宣伝、そうした取り組みをするべきであるというふうに思います。  次に、...全文を見る
○山本(喜)委員 例えば、現地の民間業者に頼んで、領収証があればいいというふうなぐらいの弾力的な対応というのは考えておるんでしょうか。
○山本(喜)委員 ぜひお願いします。  最後になりますけれども、地元の新聞に、新潟の中越地震に関してですけれども、離農に拍車のおそれというふうに書かれておるわけでございます。特に日本の農業の特徴は中山間地の農業でございますし、これが国土保全なりあるいは多面的機能を維持するために...全文を見る
○山本(喜)委員 どうもありがとうございました。     —————————————
11月11日第161回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第1号
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○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。公述人の皆さん、大変御苦労さまでございます。  最初に、浅岡公述人にお伺いしますけれども、環境権の問題でございます。  今の改憲論議の中で、環境権でございますとかあるいはプライバシー権とか、時代の流れの中で新しい権利の規定の問題とい...全文を見る
○山本(喜)委員 今の件について、暉峻公述人にもお伺いしたいと思います。どうでしょうか。
○山本(喜)委員 ありがとうございました。  次に、植松公述人にお伺いします。  国民皆保険制度、この維持について述べられておりましたし、医療に市場経済はなじまないということもお話があったわけでございます。しかし、現在、自己負担、本人負担が三割という中で病院に行くことをためら...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、暉峻先生にお伺いします。  憲法九条は自国のことだけしか考えていない、一国平和主義だというふうに指摘される方々が多いわけでございますけれども、憲法九条は「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求」するということで、積極的な平和政策、平和外交...全文を見る
11月26日第161回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  先般は、愛知万博の視察に参加をさせていただきました。大変ありがとうございました。  きょうは最初に、ローカルな問題で大変恐縮でございますけれども、地元の秋田のことを何点かお伺いしたいと思います。  秋田の男鹿半島、なま...全文を見る
○山本(喜)委員 この災害が発生した箇所、ことしの台風二十一号でも大量の土砂が流出いたしまして、この治山事業は地元の大変強い要望があったわけでございますが、一方で、来春には国際自然保護連合の関係者が現地を視察するというふうなことになっているようでございます。  ですから、環境省...全文を見る
○山本(喜)委員 災害予防ということと自然環境の保護という点について、ぜひ調和のとれた政策をお願いしたいというふうに思います。  次に、産業廃棄物の関連でございますが、今この処理をめぐって全国でさまざまな問題が出ております。  秋田の能代産業廃棄物処理センター、これは九八年に...全文を見る
○山本(喜)委員 地元の期待が大変大きいわけでございまして、ぜひ早急な手続ということをお願いしたいというふうに思います。  さらに、これに関連するわけですが、現場は、大量の廃棄物から漏れた汚水が地下水を汚染しているというふうなこととか、近くのため池でダイオキシンに汚染されて大量...全文を見る
○山本(喜)委員 ぜひよろしくお願いをいたします。  次に、水俣病についてお伺いいたします。  二十四日に関西で原告の方々とお話し合いがなされたようでございますが、報道によりますと、ゼロ回答というふうな状況だったようでございます。極めて遺憾なわけでございますが、この経過につい...全文を見る
○山本(喜)委員 多くの問題が焦点になっているわけですが、一つ大きな問題は、五十二年の認定基準の問題でございます。  裁判の中で九一年の中央公害対策審議会環境保健部会水俣専門委員会の速記録が証拠として採用されたようでございますが、この速記録を見ますと、「医学的な診断基準ではない...全文を見る
○山本(喜)委員 しかしながら、この判決を受けて、地元で、例えば熊本の岡嶋前県審査会長、この方は、この判決の結果、審査会の会長を引き受けることに難色を示しているというふうな報道がされているわけです。二重基準で、結局、審査会で棄却された人が裁判を起こせば、司法の方で認定されてしまう...全文を見る
○山本(喜)委員 時間が参りましたので、熊本では、この判決を受けて新たな対応を出しているわけです。ですから、国の対応というのは急がれているというふうに思いますので、ぜひ誠実な対応をお願いしたいということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月30日第161回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  参考人の皆さんには、お忙しいところ貴重な時間を割いていただきまして、ありがとうございます。  まず最初に生源寺先生にお伺いします。  基本計画の見直しということで五年間の農政の総括というのがあったと思うんですが、それを...全文を見る
○山本(喜)委員 確かに三十年間の中での農業の深刻な危機の状況ということは私もわかるわけでございますが、ただ、日本の農業の特殊性、ヨーロッパ、欧米並みにはなり得ないという現状があるわけでございます。特に中山間地、日本の農地は約七割というふうに言われております。そうした中で、担い手...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、JAの山田参考人にお伺いするわけでございますけれども、先ほど来、担い手の問題がいろいろ出されております。私が心配するのは、私も中山間地で農業をしておりますが、先ほど来言われている三万戸とか、水田における今の現状、私も集落営農をやっていてことしもコンバインに...全文を見る
○山本(喜)委員 最後に、山田先生にお伺いしますが、先ほどのお話で、水田での飼料作物あるいは稲発酵粗飼料、そうした飼料米、これについても今話がされておるというふうに聞いていますが、それは具体的なものになっているんでしょうか、お伺いします。
○山本(喜)委員 貴重な御意見、大変ありがとうございました。これで終わります。
○山本(喜)議員 私はアメリカに行ったことはありませんので。
○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。  質問通告しておりませんでしたけれども、BSEのことで、きょうは輸入牛肉に対するトレーサビリティーの問題を含めて審議になりましたので、お伺いしたい点があります。  きょう、北海道で、二十カ月齢の牛がBSEの一次検査で疑陽性となった...全文を見る
○山本(喜)委員 二、三日で確認検査ということになるわけでございますが、その結果、もし陽性というようになった場合に、食品安全委員会に諮問した、二十カ月齢以下を検査対象から外すというように諮問した内容、これはどういうふうになっていくのか、お伺いします。
○山本(喜)委員 情報が政府の方で遅いようでありますけれども、ぜひ明確な対応をお願いしたいということでございます。  本題に入るわけでございますが、今月、農水省が発表した農林水産分野におけるアジア諸国とのEPA推進、みどりのアジアEPA推進戦略というのを発表しましたが、このこと...全文を見る
○山本(喜)委員 八月に発表された食料・農業・農村政策審議会、この企画部会の中間論点整理、この中に、「我が国は、東アジア諸国等と経済連携の強化に向けた交渉を行っており、そのなかで関税の撤廃等が議論されている。このような交渉の場において、多様な農業の共存という考え方に基づいた我が国...全文を見る
○山本(喜)委員 もう一度確認したいんですけれども、多様な農業の共存という中で、日本のスタンス、守るべきものは守り、譲るべきものは譲ると。この守るべきものと譲るべきものの中身はどういうものでしょうか。
○山本(喜)委員 では、譲るべきものはどういうものですか。
○山本(喜)委員 このEPAの推進戦略で、先ほど大臣は三つのポイントを挙げましたが、その中に、我が国食料輸入の安定化・多元化というのがあります。一部のマスコミなんかによりますと、この点について、全体の食料輸入量をふやさず、輸入先をアジアのEPA締結国に振り向け、米国など一部の輸出...全文を見る
○山本(喜)委員 今説明の中でも紹介されましたフィリピンの件ですが、きのう、小泉総理とアロヨ大統領とが最終合意ということで、フィリピンとのFTAが決まりましたが、マスコミの論調だと、フィリピンとの交渉で日本が望んだサービス貿易や投資の自由化に大きな成果が得られなかったのは、農産物...全文を見る
○山本(喜)委員 時間がなくなりましたので、最後に一点、担い手の問題に移るわけですけれども、平成十二年三月の基本計画の発表と同時に示された「農業構造の展望」ということでありますが、この中に、効率的かつ安定的な農業経営を家族経営と法人経営合わせて四十万程度、そしてそこに農地の六割を...全文を見る
○山本(喜)委員 ちょっと聞いていることと違っているんですけれども、時間ですから、いいです。      ————◇—————