山本喜代宏

やまもときよひろ



当選回数回

山本喜代宏の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第162回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○山本(喜)委員 私は、社民党・市民連合を代表して、二〇〇四年度補正予算について、被災地の切実な声を大事にし、賛成する立場から討論を行います。  昨年は、集中豪雨、相次ぐ台風、新潟県中越地震などの大災害に見舞われました。災害被害に緊急に対応するために、社民党は、補正予算の早期編...全文を見る
02月04日第162回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本でございます。  まず最初に、イラクの情勢について総理にお伺いをいたします。  イラクの民主化の行方を占う国民議会選挙、三十日に行われました。開票が進められて、スンニ派が圧勝というふうなことも報道されております。  この結果を受けて、...全文を見る
○山本(喜)委員 総理としては成功だったというふうに受けとめているようでございますけれども、選挙当日、多くの武装勢力の攻撃によって四十人を超える方々が亡くなっているという報道もあります。選挙をきっかけに治安が改善するという見方もありましたが、依然として武装勢力の攻撃が続いていると...全文を見る
○山本(喜)委員 今の自衛隊の状況、オランダが三月に撤退をするというふうに言われております。しかしながら、サマワに九回の迫撃弾の攻撃が行われたというふうな状況でありますとか、さらには、自衛隊が雇用している地元住民に対して、イスラムに反する仕事をやめなければ殺害するというふうな脅迫...全文を見る
○山本(喜)委員 イラクにおける復興支援の内容についてお伺いしますけれども、給水活動ですが、我が国の援助で六基の浄水装置が設置をされて、浄水活動が進められるわけでございます。フランスのNGOも自衛隊の給水量よりかなり規模の大きい援助をしているという中で、自衛隊の給水活動というのは...全文を見る
○山本(喜)委員 自衛隊に対する現地の期待が高いというのは、自衛隊の後に来る民間の援助ということを期待してのことだと思います。そういう意味で、自衛隊の撤退をして、早急に国連主導の支援に転換をしていくべきだということを申し上げて、私の質問を終わります。
02月07日第162回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本です。  きょうはBSEの問題を中心に質問をさせていただきます。  厚生労働省が四日に発表したところによりますと、昨年の十二月に亡くなった男性が、病理検査の結果、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病と確認されたということでありますけれども、...全文を見る
○山本(喜)委員 今のお話ですと、イギリスで感染した可能性が高いということでございますが、潜伏期間が八年から十年以上というふうにされていますし、亡くなった男性は八九年ごろイギリスに一カ月ほどの渡航歴があるということでございます。これまでの感染者はイギリスに数年滞在した例がほとんど...全文を見る
○山本(喜)委員 そこで、五日の日に厚生労働省が相談電話の窓口を開設したようでありますが、問い合わせが殺到しているというふうなことでございます。イギリスに行ったことがあるが大丈夫かということとか、どんな病気なのか、あるいは牛肉を食べてもいいのかというふうな形の相談ですね。  で...全文を見る
○山本(喜)委員 正しい知識の普及についてぜひ努力していただきたいというふうに思います。  このヤコブ病でありますが、国内でこれから発生する可能性、食品由来の変異型のヤコブ病ですけれども、この可能性についてお伺いしますが、昨年の食品安全委員会のBSE対策中間取りまとめ、これによ...全文を見る
○山本(喜)委員 この変異型ヤコブ病ですけれども、国民の不安あるいは関心というのも極めて高いと思います。ですから、牛肉の安全性が改めて問われているというふうに思うわけでございます。  国産牛肉については、生産履歴が確立していくということですし、全頭検査あるいは特定危険部位の除去...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、アメリカからの牛肉輸入再開の条件についてお伺いしますが、島村大臣、アメリカからの牛肉の輸入に関して、大臣は、国内で要求している措置に準じたもの、国内と同じ考え方に立った環境を整備していくということで答弁しておりますけれども、要するに、アメリカに対して日本と...全文を見る
○山本(喜)委員 昨年の十月十五日に、農水相と厚労相が連名で、食品安全委員会に対して、BSE対策の見直しになると思うんですが、このときに、BSE検査の対象月齢、それから特定危険部位の除去の徹底、もう一つは飼料規制の実効性確保の強化、あるいは四点目としてBSEに関する調査研究の一層...全文を見る
○山本(喜)委員 今答弁がありましたように、飼料規制が重要だということでの諮問であるというふうに理解をいたしました。  そこで、昨年の十月二十三日に日本政府及びアメリカ政府による牛肉製品の貿易の再開に関する共同記者発表というのが行われまして、この中で、「日本への米国産牛肉の輸出...全文を見る
○山本(喜)委員 アメリカの牛肉については、飼料規制というのは必要ではないということですか。
○山本(喜)委員 アメリカの飼料面の対策、これは極めて問題があるというふうに指摘されているわけです。  確かに、一九九七年に肉骨粉を牛に与えることは禁止はしましたが、牛の肉骨粉の製造は続けられております。そして、豚、鶏へのえさに使っているわけですね。そして、交差汚染の心配という...全文を見る
○山本(喜)委員 日本の牛肉には肉骨粉の規制ということは義務づけていて、アメリカの牛肉は肉骨粉を食べている可能性が高いというふうになっているわけですね。  このときに……(発言する者あり)いや、交差汚染が問題になっているわけです、交差汚染が。交差汚染の危険性があるわけでしょう。...全文を見る
○山本(喜)委員 このほかに、アメリカの労働組合、全米食品検査官合同評議会というのが、アメリカ国内の食品加工工場でBSEの防止規制が遵守されていない、脳や脊髄などの特定危険部位が食肉中に混入しているおそれがあるというふうに警告を米農務省に提出したというふうに報道があります。これは...全文を見る
○山本(喜)委員 アメリカに調査を依頼している、調査中ということでございます。  最後に、両大臣からお伺いしますけれども、日本での変異型ヤコブ病の発生というような事態もありますし、このアメリカの今の取り組みのずさんな状況もあります。こうしたときに、牛肉に対する信頼性を高めていく...全文を見る
02月17日第162回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○山本(喜)委員 社民党の山本喜代宏でございます。  きょうは、最初に、サービス残業に関して厚労大臣に質問をいたします。  昨年の九月に、厚労省で、平成十五年の四月から十六年三月までの一年間の監督指導による賃金不払残業の是正結果というのを発表しました。これは、全国の労働基準監...全文を見る
○山本(喜)委員 依然として減らないというふうな大臣の見解ですが、依然としてということでなくて、急増しているという認識をやはり持ってもらいたいというふうに思うわけでございます。  それで、日本経済団体連合会、経団連ですけれども、昨年の十二月に二〇〇五年版の経営労働政策委員会報告...全文を見る
○山本(喜)委員 経団連の主張は事実に基づくものではないというふうな答弁でございますが、労働基準監督署が労働基準法違反ということで是正を求めている事案、これが急速にふえているというふうな状況のもとで、経団連が主張するような、労働条件は労使自治が基本というふうな考え方に立った場合、...全文を見る
○山本(喜)委員 最低基準の法律ということで、これは絶対に守らなきゃならない。  そこで、もう一度確認したいんですけれども、憲法二十五条というのがやはり基本にあると思うんですよ。「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 国は、すべての生活部面について、社...全文を見る
○山本(喜)委員 そこで、労働時間の関係に入りますが、千八百時間ということで、今の労働行政ではこれを目標に年間総実労働時間を抑えていこうということで取り組みがされていると思うんですが、厚生労働省の労働政策審議会の労働条件分科会、ここで「今後の労働時間対策について」という報告書をま...全文を見る
○山本(喜)委員 全労働者一律にというのは合わなくなっているというふうな見解のようですけれども、電機連合という労働組合で、電機労働者の生活白書というのを発表しましたが、これは昨年の八月に実施した四千七百六十一名からのアンケートですが、これによると、二〇〇四年七月の実際の時間外労働...全文を見る
○山本(喜)委員 大臣には、まだ聞いていないのも答えていただきまして、大変ありがとうございます。  時短促進法の改正が予定されているというような状況でございますが、今まで指摘しましたように、長時間労働が依然として蔓延しているというふうな状況とか、あるいはサービス残業、そして健康...全文を見る
○山本(喜)委員 時間になりましたので、青少年に対する対策、若者の雇用対策を充実させていただきたいということをお願いしまして、質問を終わります。
02月23日第162回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。  公述人の皆さんには、貴重な御意見、大変ありがとうございました。  最初に、井堀先生にお伺いしますけれども、所得の再分配ということと消費税という税制のあり方、これについてお伺いしたいんです。  ILOの経済安全保障指数というのが...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、山田先生にお伺いします。  若者の雇用対策ということでありますが、先生が先ほど来おっしゃっているように、ニートあるいはフリーターというふうな状況が、日本の社会の特徴というふうな状況になってきているわけでございます。失業率も今改善をされたというふうには言わ...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、梶原先生にお伺いします。  三位一体ということで今進められておるわけですが、本来の意味での地方分権ということには、私自身、今の政府の進めている中身は極めてほど遠いというふうに思うわけでございます。  特に、地方税源移譲で、人口の多いところはそれなりに財...全文を見る
○山本(喜)委員 重ねてお伺いしますけれども、例えばフランスなんかでは、地方の声をちゃんと聞いて反映させるというシステムがあるんだそうでございますが、こういうシステムをやはり日本でもつくっていくべきと考えるんですが、その点いかがでしょうか。
○山本(喜)委員 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
○山本(喜)委員 社民党の山本です。きょうは、公述人の先生方、大変貴重な御意見、ありがとうございます。  まず伊藤先生にお伺いしますけれども、総合的な福祉制度、あるいは給付並びに負担といったものについて統一的にどうとらえていくのかということでございます。  先ほど来、景気の踊...全文を見る
○山本(喜)委員 負担には税を充てていくというふうなことで今お話しいただきましたけれども、年金制度は極めて国民の不信が高くなっておりまして、先般の厚労省の発表でも、未納が二年間で百二十万人ふえているというふうな状況がございました。今後、かなり多くの無年金者が生まれていくという危険...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございました。  次に、武石先生にお伺いしますけれども、今の少子化、出生率がどんどん下がっているという現状、これは、毎日新聞の家庭欄というのを見ましたけれども、今、派遣労働というのが大変ふえておるようでございます。この間の労働力の規制緩和ということで...全文を見る
○山本(喜)委員 どうもありがとうございました。  以上で質問を終わります。
02月24日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○山本(喜)委員 社民党の山本です。  まず最初に、BSEの問題についてお伺いをいたします。  私、大臣にだけ答弁を求めませんので、よろしくお願いします。  二月八日の農林水産省と厚労省の専門家による牛の月齢判別に関する検討会という中で結論が出たわけですが、A40の評価決定...全文を見る
○山本(喜)委員 要するに、アメリカにおける発生のリスクですね、そういうことだというふうに理解していいですか。
○山本(喜)委員 肉の安全並びに発生のリスク、両方というふうなことが今答弁ありましたけれども、発生リスクということであれば、飼料規制というのが極めて重要になっていくのではないか。牛から牛への伝播、蔓延を防止するということで、肉骨粉の規制は極めて重要なわけでございます。  EUの...全文を見る
○山本(喜)委員 そこで、前の予算委員会でも質問しました。日本の国内の対策ということでは、昨年の十月に、厚労大臣と農水大臣の連名で、食品安全委員会に、飼料規制の実効性の確保の強化ということをわざわざ諮問しているわけですね。これが、予算委員会のときにはどういう答弁があったかというと...全文を見る
○山本(喜)委員 いや、わかりますよ。ただ、日本は、BSEをこれ以上蔓延させてはならないということで肉骨粉禁止ということをやっているわけですね。日米のワーキンググループの中では、アメリカの肉骨粉規制が不十分だと。去年の日本の政府の調査団の中でも、今後もアメリカでは発生し得るという...全文を見る
○山本(喜)委員 そうすると、食品安全委員会にげたを預けたということになるわけですね。
○山本(喜)委員 こればかりやりとりしてもしようがないので。  このA40と言われる牛枝肉の生理学的成熟度、これに影響をもたらす要因というものはどのようなものがあるのか、あるいはその差異はどのようにあらわれるのか、お伺いします。
○山本(喜)委員 今答弁いただきましたように、品種なり飼料なり、飼育方法によっても差は出てくるというふうな専門家の見解なわけですね。二月八日の専門家会議の中でも、品種やえさによって肉質は変わる、四、五カ月の誤差は避けられないというふうな意見を述べられた学者の方もおるわけでございま...全文を見る
○山本(喜)委員 要するに、アメリカが示したデータでは、余りにもサンプルが少な過ぎるということと検査官の主観に基づくということで、これは信用度が低いということじゃないですか。
○山本(喜)委員 具体的なことをお伺いするんですが、この(2)の「追加的検証又は実施後のフォローアップが必要」、これは「又は」というふうにあるんですが、これは、どっち側をやるということか、それとも両方やるというのか、というのは具体的にどのように進めようとしているのか、お伺いします...全文を見る
○山本(喜)委員 昨年十月の日本政府とアメリカ政府との共同記者発表というのがございました。この中に「BEVプログラムの検証」というのがございまして、ことしの七月をめどに修正のための検証が行われるというようにございますけれども、これはどういうことでしょうか。もう七月ころには輸入が始...全文を見る
○山本(喜)委員 中川局長さんからずっとお伺いしておりましたけれども、大臣に、次にお伺いしたいんです。  専門家会議で、結論はA40ということで出したようですけれども、専門家の中でもかなりの意見の隔たりというのが指摘されているわけでございます。私自身が思うには、科学的知見と言い...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございました。これで終わります。
02月28日第162回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○山本(喜)分科員 社民党・市民連合の山本でございます。  今、公明党の先生から水俣病の件について御質問がございましたが、私も同じ内容についての質問ということになりますので、よろしくお願いをいたします。  昨年の関西水俣病訴訟の最高裁判決ということを受けまして、国、県の行政責...全文を見る
○山本(喜)分科員 国として何ができるのか、今鋭意検討しているということでございますが、昨年の判決を受けた熊本県の対応、熊本として新たに対策案を立てて実際やっているわけですが、これについては、患者団体の気持ちを受けとめていただいているということで、地元では大変な評価を得ているとい...全文を見る
○山本(喜)分科員 九五年の解決から十年というふうな状況でございます。当時の自民、社会、さきがけの三党合意ということで政治決断があったわけでございますが、この解決というのは、被害者の生きているうちに解決をというふうな苦渋の決断からなされたわけでございます。ですから、国あるいは県の...全文を見る
○山本(喜)分科員 そこで、現実に起きている事態があるわけですね。一つは、新たな認定申請者、これが急増している。私たちが現地に行って、実際、要望を患者団体の皆さんからお聞きしたわけですが、偏見と差別の時代があって、名乗るのは覚悟が要るものだったというふうな声。今はそれがなくなって...全文を見る
○山本(喜)分科員 それから、公健法に係る七七年判断基準の件でございますが、これは、先ほど来聞きますと、変更はないというふうなお考えのようでございますが、医学上の認定基準ではなくて、あくまでも補償協定の対象者を決めるための基準だというふうに私たちは理解をしているわけです。このこと...全文を見る
○山本(喜)分科員 今、その二つの基準ということを、これは具体的にはどのように解決をして整合性があるものにしていくのか。あるいは、今鋭意国として何ができるか検討中ということで、言われるところの三月めどにというふうな話もございますが、今の中で考えられているようなものがお話しできるの...全文を見る
○山本(喜)分科員 そうすると、今の熊本県の方で進めていることが、大体それに基づいたもの、相応したものになっていくというふうなことで理解していいんでしょうか。
○山本(喜)分科員 ぜひ、大臣におかれましては、最高裁判決を真摯に受けとめていただいて、九五年の政治解決の不備な面を救済すること、それから、水俣病の判断基準を最高裁と同様のものに見直すこと、全被害者を救済すること、そして、水俣病の過ちを二度と繰り返さないように検証を行いながら教訓...全文を見る
○山本(喜)分科員 国内の削減を最大限取り組むということでございますが、それと同時に、化石燃料の消費量を減らしていくわけでございますから、新たなエネルギーの開発ということにもなっていくと思うんです。  ですから、私は、二酸化炭素の排出量が極めて少ない自然エネルギーの利用というこ...全文を見る
○山本(喜)分科員 新エネルギーの利用促進、積極的に取り組んでいこうという気持ちはあろうというふうには思うんですが、現実のところ、電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法、RPS法ですか、これで電気事業者に新エネルギー等から発電される電気を一定量以上利用することを義...全文を見る
○山本(喜)分科員 三年をめどに見直しをするというふうな状況でございまして、ちょうど十七年度がその三年目というふうに当たりますから、ぜひ見直しも含めて、この新エネルギーの開発に全力を挙げていただきたいということをお願いいたしまして、私の質問を終わります。
03月01日第162回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○山本(喜)委員 社民党の山本であります。  私は、三位一体について総理にお伺いをしたいと思います。  小泉総理は、三位一体改革の全体像の取りまとめに当たって、地方の言うことを聞いたのは、幕末の黒船来航の際に、時の老中阿部正弘が開国の可否を諸侯有司に問うとして以来、百五十年ぶ...全文を見る
○山本(喜)委員 私、時間がないので、後でまたお伺いします。  いろいろ賛否両論あったということですが、前知事会長の梶原さんは六十点というふうに評価をしていますし、岩手の増田知事は五十点というふうな評価もあります。それは、やはり地方財政の厳しさということにかなりの危機感というの...全文を見る
○山本(喜)委員 従来の政府の見解は変わっていないということでわかりましたけれども、そうであるならば、交付税というのは、国税の形をとっていますが、あくまでも国が地方に成りかわって徴収、プールし再配分する地方税であり、自治体共有の財源だというふうな性格を持っていると思います。ですか...全文を見る
○山本(喜)委員 時間になりましたので終わりますけれども、この地方分権一括法の附則二百五十一条あるいは参議院での附帯決議の中でも、本来の改革の目標は税財源の自治体への移譲というふうにされております。ですから、真の意味での地方分権に向けてさらに改革をお願いしたいということを申し上げ...全文を見る
03月15日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  まず冒頭、農林水産大臣の全頭検査は世界の非常識という発言について、強く抗議をいたします。  国民の反発ということを受けて大臣は発言を撤回されたということでございますが、しかし、先ほど来のお話を伺いますと、全頭検査は世界の...全文を見る
○山本(喜)委員 大臣の発言は、非常に重いわけです。きょうもほとんどの委員から、この大臣の発言について質問がありました。今後とも、食の安全、安心ということに十分留意をして食料政策を続けていただきたいというふうに思います。  アメリカからの牛肉の輸入再開というのが、非常に圧力が強...全文を見る
○山本(喜)委員 しかし、アメリカの議会なんかでは、制裁をもって輸入再開を迫るというふうな動きが実際あるわけでございます。そうしたことに対して、やはり毅然とした対応で対処してもらいたいというふうに思うんですが、いかがですか。
○山本(喜)委員 そこで、食品安全委員会の位置づけについてお伺いしますが、BSE対策の見直しを審議している食品安全委員会について、政府部内でいろいろな意見が出ています。リスク評価機関として、その審議がさまざまな政治的意図によってゆがめられてしまうということがあってはならないわけで...全文を見る
○山本(喜)委員 独立した機関ということでございますが、きょうは外務省からも来ていただいておりますが、この外務省の首脳の一連の発言、これはどういうふうな意図があるのかということをお伺いしたいと思います。  例えば町村大臣は、三、四週間に一回しか会合を開かない、ちょっと常識外れだ...全文を見る
○山本(喜)委員 しかし、このマスコミの報道ですけれども、日米首脳の電話会談、外務省が電話会談に備えて用意した首相の応答要領には、食品安全委員会での議論を加速させたいという表現が盛り込まれていたというふうな、総理はこれは口にしなかったというふうにもつけ加えられておりますが、外務省...全文を見る
○山本(喜)委員 今後ともそういう立場に変わりはないということで確認していいですね。
○山本(喜)委員 そこで、この外務省の一連の発言が、今答弁ありましたけれども、一方、政府ですが、政府は十日に、米国産牛肉の輸入再開に向けて、BSEの安全基準見直しに関する答申を早期にまとめるよう食品安全委員会に促す方向で検討に入ったというふうな報道がありました。これについて農水省...全文を見る
○山本(喜)委員 あらかじめ時期を区切って答申を求めることはしないということでございました。  事は食の安全ということでございますから、国民の健康の問題ですね。したがって、圧力に屈するとかあるいは政治日程をあらかじめ組むとか、そういうことがあってはならないというふうに思うので、...全文を見る
○山本(喜)委員 要するに、一・九二%以下という数字だけで結論づけないということであって、米国産牛肉のBSE感染リスクの程度を評価する、あわせてこれでやっていくということですね。  この考慮し、そして評価するというのは、食品安全委員会で行うということですか。リスク管理機関として...全文を見る
○山本(喜)委員 とすると、厚労省と農林水産省で最終的に結論を出すということですね。  もう一つ、月齢判別の検討会の結果の二月八日の件ですが、仮に基準を採用する場合にはということで、二つのことがあります。この間は日米で協議中というふうな答弁でございました。しかし、午前中の審議で...全文を見る
○山本(喜)委員 ということは、A40を仮に採用する場合にはということは、引き続きアメリカに要求して、これが具体的にならない限りはこれはどうにもならないということなんですね。
○山本(喜)委員 前回の質問のときに、A40を採用するか否か、これは、「今後、食品安全委員会に、アメリカから牛肉を輸入する際のさまざまな条件とともに諮問いたします。」というふうにありました。  この「さまざまな条件」とは、昨年十月の共同記者発表の内容を含めるということですか。そ...全文を見る
○山本(喜)委員 昨年の十月の日米共同記者発表、この中で、七月をめどに再検討ということで書かれておりますが、これは、OIEの総会の決定を受けて、あるいはアメリカのサーベイランスの状況も踏まえてということで言われておりましたが、そうすると、国内措置の見直しということも出てくるんでし...全文を見る
○山本(喜)委員 この日米共同記者発表の中には、Fのところで「貿易の攪乱の防止」という項がございます。これは、「日米両国は、十分に強固な食品安全システムを有しており、少数の追加的なBSEの事例が確認されても、科学的な根拠がなければ輸入停止や牛肉貿易パターンの攪乱という結果に至るこ...全文を見る
○山本(喜)委員 再確認しますけれども、食品安全委員会、国内措置について今検討しているということでございますね。この後、アメリカの輸入再開に当たっての条件整備といいますか、これについて議論が始まる、もし仮に国内措置がオーケーとなった場合ですね。さらに、七月をめどの見直しということ...全文を見る
○山本(喜)委員 最後になりますけれども、リンゴ火傷病についてお伺いします。  報道によりますと、WTOのパネルで米国の主張をほぼ認める中間報告が提示をされたということでございます。五月に最終報告が出るということですが、中間報告とは内容が大きく異なることはないというふうに言われ...全文を見る
○山本(喜)委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
03月17日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本です。  農業近代化資金助成法等の一部改正案について、質問をいたします。  昨年八月、地方六団体は国庫補助負担金等に関する改革案を提示いたしました。平成十七年度から十八年度における国庫補助負担金等の改革で、税源移譲すべき国庫補助負担金の...全文を見る
○山本(喜)委員 三位一体ということで進められているわけですが、しかし、今極めて不十分なまま税源移譲に推移しているというふうに私は思うわけです。  その結果、どういうことになっているかというと、昨年の五月に改正農業改良助長法が成立をいたしました。この法案の趣旨は、農業者の高度で...全文を見る
○山本(喜)委員 質の向上で対応するしかないというふうなことのようでありますけれども、四月一日に向けて、単独で設置するんじゃなくて、内部の機構の中に置くというふうな中で、普及センターの名前がなくなったところもあるんですよね。そうすると、その中身を理解していない農家の方は、来年度か...全文を見る
○山本(喜)委員 これから基本計画の見直しをしながら担い手の育成あるいは規模拡大ということで、資金需要がこれから高まっていくはずだと思うんです。ですから、農業金融の特殊性、何でもかんでも民間でやればいいということではないと私は思うので、ぜひその点を十分検討して進めていただきたいと...全文を見る
03月29日第162回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本です。  最初に、水俣病問題についてお尋ねをいたします。  三月二十二日に、患者の皆さん、六団体から連名で五項目の要求が環境大臣の方に寄せられたと思います。連名の要求ということで大変重いものがあると思います。これについて環境省としての受...全文を見る
○山本(喜)委員 一部報道がございました。これについては、このとおり進んでいるということで理解してよろしいんでしょうか。保健手帳も対象に全額負担というふうな報道がございましたが、これについて確認をお願いしたいと思います。
○山本(喜)委員 ぜひ患者団体の要求を受けとめて、解決に向けて努力をしていただきたいというふうに思います。  その全面解決に向けては、要求の中にもありますけれども、被害実態の解明、全面的調査に踏み切るべきだというふうに私は思うわけでございます。特に今、多くの方々がもう一度認定に...全文を見る
○山本(喜)委員 ぜひ、調整の上、前向きに取り組んでいただきたいというふうに重ねてお願いをいたします。  次に、環境省設置法の一部を改正する法律案、それに関連する問題について質問をいたします。  この法案の改正要旨でありますが、廃棄物不法投棄対策、地球温暖化対策、そして外来生...全文を見る
○山本(喜)委員 これは二月十三日の朝日新聞の報道でございますが、九〇年に比べて温室効果ガスの排出量の総量が減少したのが三府県と政令指定都市七市だけになっているというふうな報道がございました。それから、四十七都道府県では四十四、そして、十三の政令指定都市のうち五の自治体では逆に増...全文を見る
○山本(喜)委員 大臣、花粉症でありますか。環境省としても杉花粉対策を進めなきゃならない、そういうふうに思っておりますが。  いろいろうちで補助を出しているということでございますが、やはり、自治体が掲げた対策の成功事例といったものも示しながら、目標の達成に向けて努力していくとい...全文を見る
○山本(喜)委員 環境行政は、大変国民の関心が高いわけでございますので、ぜひ業務の遅滞ないように努力をお願いしたいというふうに思います。  次に、栃木県馬頭町の産業廃棄物管理型最終処分場の建設についてお尋ねをいたしますが、平成二年に不法投棄が判明して、翌年業者は逮捕されましたが...全文を見る
○山本(喜)委員 そこで、反対の住民団体の方が環境省に三回ほど陳情に来ているというふうに聞いております。  この県の対応について、地元に対して、不法投棄物を処理するための産業廃棄物処分場だというふうな地域の人たちに対する説明ということのようでございまして、環境省とすれば、この地...全文を見る
○山本(喜)委員 きょう、現地で知事さんが出向いてお話をされるということで私も聞いています。いずれアリバイのように行政手続だけがどんどん進んでいるということでございます。地元住民との感情的な対立ということもありますので、ぜひこうした問題を、ちゃんと話し合いが十分にいくように指導助...全文を見る
03月30日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○山本(喜)委員 社民党の山本であります。最後ですので、よろしくお願いいたします。  最初に、福岡県西方沖地震で被災をされた皆さんに心からお見舞いを申し上げます。社民党として二十一日に対策本部を立ち上げまして、二十六日には福島党首が現地を視察してまいりました。一昨日、現地の要望...全文を見る
○山本(喜)委員 ぜひ財政措置、万全を期していただきたいというふうに思います。  今回の災害ですが、特に漁業関係が大変ひどいというふうに聞いております。港が、段差ができて、漁船が立ち寄れないというような状況の中で、玄界島のヤズ漁とか、あるいは西ノ浦の特産のいりこにも大変大きな影...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございます。余震が続く中で大変不安な生活を強いられているわけでございます。一日も早く復興、そして生活の再建ができるように、万全な支援をお願いしたいというふうに思います。  さて、二十五日の新しい基本計画の閣議決定ということでございますが、旧基本計画の...全文を見る
○山本(喜)委員 我が国の自給率が先進国で最低の現状にあります。農水省は、主に国民の食生活に原因を求めているようでございますが、この食料自給率の動向が個人の嗜好に依存するということであれば、食料自給率の課題というのは、農水省ではなくて厚労省の課題になっていくというふうに思うわけで...全文を見る
○山本(喜)委員 四五%の達成に向けて、いろいろ大変な苦労があるわけですが、しかし一方で、国際的な指標でいくと、穀物自給率、これは二割ちょっとしかないですね。ところが、今回、それとは別に、金額ベースでということになっています。これでは既に七〇%になっているわけですよ。そうすると、...全文を見る
○山本(喜)委員 そもそもカロリーベースの計算も日本と韓国だけというふうな現状でございまして、国際的には穀物というふうなことですね。そうした意味で、国際的な指標の穀物自給率ということを本来やっていくべきではないのかというふうに私は思うわけです。  自給率の平成七年のカロリーベー...全文を見る
○山本(喜)委員 このミニマムアクセス米はこれからもふえていくということでございますから、自給率の向上といっても、穴のあいたバケツにどんどん水を入れても、これはたまらないわけでありますから、そういう意味で、この件についても今後検討が必要になっていくんではないかというふうに思ってお...全文を見る
○山本(喜)委員 アメリカのジャーナリストのトレジャーさんという人が、「穀物戦争」という本の中で、日本人の消費者に高い米から安い麦への切りかえを説得するには並々ならぬ努力が必要だった、東京政府は、これを行うに当たって、壮大な学校給食制度を実施した、これほど野心的な制度、そしてこれ...全文を見る
○山本(喜)委員 この学校給食というのは、地方では地産地消ということと結びついて、地域の食材を使いながら、食料自給率に大変有効になっていくんではないかというふうに思っております。それが家庭での食生活にも結びついていくわけでありますから、そうした意味で、学校給食ということに対する指...全文を見る
03月31日第162回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第2号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  先般閣議決定されました国民の保護に関する基本方針について質問いたします。  基本方針は、国民保護を口実に、平時から有事を想定した準備を行い、各省庁、自治体、指定公共機関がとるべき措置を具体化しています。戦争協力のために国...全文を見る
○山本(喜)委員 さまざまな攻撃のパターンということで想定されているということでございますが、それに対応するためということでの報道の自律性の問題でございます。武力攻撃を受けるなど有事の際、放送局は指定公共機関、指定地方公共機関として、警報とか避難指示、こうした放送が義務づけられる...全文を見る
○山本(喜)委員 北海道では、地元の民放七社が、二月七日、連名で報道の自律性確保などを求める見解を知事に出した。そこで、道とすれば今年度中に一斉指定を目指していたけれども、その見解を受けて、話し合うために、この指定を来年度に持ち越したというふうな経過とか、あるいは、放送の自由が制...全文を見る
○山本(喜)委員 平素からの備えということでは、大変膨大な作業が必要となっていくわけでございます。そうした意味での何らかの配慮というものもあってしかるべきではないかというふうに考えているわけでございます。  次に、ボランティアへの支援についてであります。  国及び地方公共団体...全文を見る
○山本(喜)委員 最後になりますが、基本指針の冒頭において、「我が国を取り巻く安全保障環境については、冷戦終結後十年以上が経過し、我が国に対する本格的な侵略事態生起の可能性は低下している」というふうに記されております。  可能性が低下してきた世界情勢の中で、戦争状態を想定した体...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございました。以上で終わります。
04月05日第162回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。  きょうは、参考人の皆さんには、お忙しいところ、貴重な御意見をありがとうございました。  また、質問の順番を配慮いただきまして、大変ありがとうございます。  まず最初に、花嶋先生にお伺いしますが、産廃の処理に関する国と地方の役割...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございました。  次に、大塚参考人にお伺いします。  先生は先ほど来、三つのRということでおっしゃられておりましたけれども、拡大生産者責任というもの、それからリデュース、リユース、リサイクルというこの優先順位、さらには排出者責任、これは最も重要な課...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございます。  次に、小畑参考人にお伺いしますが、産廃特措法でありますが、十年間の時限立法ということでございます。しかしながら、現状では、処理費用も含めてかなりの金額になっておりますね。果たして、この十年間の時限立法、現状のこの体制で十分なのかどうか...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございました。  次は、梶山参考人にお伺いしますけれども、廃棄物というものの定義の問題でございます。  今の廃棄物の定義、これは、不要物であるということと、取引価値の有無あるいは占有者の意思等を勘案してということで、厚労省の判断となっているようでご...全文を見る
○山本(喜)委員 済みません、もう一度梶山先生にお伺いします。  先ほどの御意見の中で、マニフェストの強化、この実効、もともとこういうものはだめなんだというようなことでお話がありましたが、これが実効性を伴うにはどのような方策が必要か、お伺いします。
○山本(喜)委員 貴重な御意見、どうもありがとうございました。これで終わります。
04月06日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○山本(喜)委員 社民党の山本であります。  水産資源保護法及び持続的養殖生産確保法の一部改正案について質問をいたします。  一昨年以降のコイヘルペスの発生によってコイの養殖業者は甚大な被害を受けたわけでございます。廃業に追い込まれる業者ということで、深刻な事態に陥っていると...全文を見る
○山本(喜)委員 そこで、安全性が確認できないと判断された場合、他と区別して管理をするというふうな場合、これは隔離でありますから、水の流入をとめられるような、そういう施設というのがあらかじめ必要になってくると思うんですよ。これは潜伏期間の問題がありますから、あなたすぐ隔離しなさい...全文を見る
○山本(喜)委員 水際対策は大変重要でございますが、養殖業者に余り過度な負担がかからないような対応が必要ではないかというふうに思っております。  近年、BSEの発生を含めて、食の安全、安心というのが国民の関心になっているわけでございます。水産動物についても、かつて九〇年代、輸入...全文を見る
○山本(喜)委員 今、使用基準が定められているということで、例えば、抗生物質を使用した場合は使用記録を帳簿に残すということが努力規定になっているわけでございます。これを義務化するというふうな方向なり、あるいは抗生物質の投与量が消費者にわかるようなシステム、そうしたものの検討とか、...全文を見る
○山本(喜)委員 業者の方に過度な負担を強いるということは避けなきゃならないわけですけれども、消費者が望んでいる情報ということについても検討していく必要があるんじゃないかというふうに思っております。  ことし二月十日に発表されました平成十六年度食料・農林水産業・農山漁村に関する...全文を見る
○山本(喜)委員 水産基本計画によりますと、我が国の漁業生産量はピーク時の半分に減少している、水産物の自給率は五割近くまで低下している、漁業生産の担い手については、若い漁業者を中心に従事者が減少するとともに、高齢化が進行しており、漁村の活力も低下をしているというような分析になって...全文を見る
04月07日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。  果樹農業振興基本方針についてお伺いをいたします。  先月、食料・農業・農村政策審議会果樹部会は、二〇一五年度を目標年次とする果樹農業振興基本方針を島村大臣に答申をいたしました。それによりますと、「果樹農業の振興に関する基本的な事...全文を見る
○山本(喜)委員 「果樹産地構造改革計画の策定」ということについてお伺いしますが、基本方針では、「産地自らが、具体的な目標とそれを実現するための戦略を内容とする「果樹産地構造改革計画」を策定する必要がある。」というふうに述べておりますが、いわゆる産地計画を立てるところの産地という...全文を見る
○山本(喜)委員 産地計画の中身でございます。  この基本方針によりますと、「量販店との契約による低コストかつ安定的な果実の生産、高品質化の追求による高価格販売の推進、観光果樹園や直販による農村都市交流等、多様な戦略の選択肢の中から目指すべき産地の姿を明確に位置づける。」という...全文を見る
○山本(喜)委員 この産地計画に基づいて国の支援が行われるわけでございますが、一定期間後に産地計画の評価を受けなければならない、あるいは、達成できない場合の原因についても評価をするというふうなことのようでございますが、この場合、その評価をする客観的指標というものが必要になってくる...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、担い手についてお伺いしますけれども、担い手を特定し、そこに施策を集中するという発想だけで、果たして果樹農業が守れるのかどうかということについてであります。  基本方針では、産地計画を定める内容としてこの担い手の問題が出てくるわけですが、計画主体である農協...全文を見る
○山本(喜)委員 この担い手ということで、六十代までということと、新規参入というふうに言われましたが、平成十二年度の「年齢別果樹農業経営者のシェア」、これを見ますと、六十から六十九歳までが三二%、七十から七十四歳が一五%、七十五歳以上一一%ということで、六十歳以上が五八%に上るわ...全文を見る
○山本(喜)委員 経営安定対策についてでございますが、この中で、果樹共済への加入拡大ということによっての経営安定対策ということも触れられておりますが、この一層の「加入を促進する」というふうにありますけれども、現場では、一定面積以上でなければ加入できないという問題があります。  ...全文を見る
○山本(喜)委員 時間になりましたので、終わります。      ————◇—————
04月13日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  きょうは、参考人の皆さんには、お忙しいところ、貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございます。特に後藤参考人におかれましては、私の隣町でございまして、いつも大変お世話になっております。特に、切りたんぽを中心に、比内...全文を見る
○山本(喜)委員 先ほどのお話の中で、大規模農家だけでなくて小さい農家も含めて集落を維持していくということが大変重要だというふうなことでお話がありました。今度の基本計画の中で、集落営農、これに小さい農家も参加していただく。しかしながら、法人化、あるいは経理の一体化ということで、大...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、武内さんと遠藤さんにお伺いしますけれども、政府とすれば、耕作放棄地、遊休農地、これはやはり中山間地を中心にこれからふえていくのではないか、あるいは、現在も中山間地を中心にかなり多いわけですね。しかしながら、企業が参入するためには、条件不利地がやはり中山間地...全文を見る
○山本(喜)委員 武内参考人にお伺いしますけれども、先ほどのお話の中で、農業生産法人の方がメリットが大きいというようなお話でございました。しかしながら、今、特区で株式会社で参入している。以前から、ワタミファームということで、農業生産法人でやっておられましたよね。これが、わざわざ株...全文を見る
○山本(喜)委員 遠藤参考人にお伺いしますが、今の、先ほどの話で、合併特例債で今後五年間というふうな、本業の方の見通しの話もございましたが、本業の方が忙しくなって、そうなった場合は、今後の農業をどうするのか。あるいは、採算がかなり厳しいというふうなお話もございました。そうした点で...全文を見る
○山本(喜)委員 最後に、後藤参考人にお伺いしますけれども、比内地鶏の飼育、グループで同じ味を出していくということでの非常に厳しい肥育管理ですね。ペナルティーとか、あるいは除名というふうな制度も使いながらやっているようですが、そうしたグループの育成ということでの今後の方針といいま...全文を見る
○山本(喜)委員 貴重な御意見、大変ありがとうございました。終わります。
04月14日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本です。  まず最初に、BSEの問題についてお伺いをします。  昨日の新聞の夕刊でありますが、アメリカ農務省の元食肉検査官、この方が、カナダ下院の公聴会での証言で、アメリカの農務省が米国内で新たなBSEの牛を見つけながら秘匿していることを...全文を見る
○山本(喜)委員 ただ、カナダの下院での発言ですから、極めて重い内容だとは思うんです。  アメリカの農務省の方から、七月までには解禁されるだろうというふうなお話も盛んにマスコミでなされておりますが、大臣はこの間、十二日の記者会見の中で、私たちが七月とかまでになんとか、そういう内...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、この法案について質問をさせていただきます。  この農業経営基盤強化促進法等の一部改正案でございますが、これは、今後の日本の農業の歩みにとって非常に大きな意味を持ってくる、とりわけ農業分野における土地所有の位置づけ、あるいは農業の多面的機能の維持発展を図る...全文を見る
○山本(喜)委員 耕作者主義の今日的意義ということで大臣にお話をいただきましたが、大臣は参議院の方であるようですから結構でございますので、ありがとうございました。  この農地法ですが、昭和三十七年に改正をされて、そのときに農業生産法人の制度が加わりました。合名会社、合資会社ある...全文を見る
○山本(喜)委員 株式会社のメリットあるいは株式の譲渡制限というようなことでお話がありました。  今、財界などには、この際、農地所有についても認めるべきだというふうな声とか、あるいは農地制度を利用者優位に転換をしていくべきだというふうな声もございますが、こうした点について農水省...全文を見る
○山本(喜)委員 やはり農地は農業のために供されるということがあくまでも基本だということですね。  時間がないので、単収の件についてお伺いをいたします。  基本計画でありますが、旧基本計画の単収だと、平成九年の小麦が三百七十六キログラム、平成十年が三百七十五キログラム、平成二...全文を見る
○山本(喜)委員 時間になりましたので、終わります。  ありがとうございました。
04月15日第162回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。  旅券法の改正について質問いたします。  先ほど来の質疑を聞いておりまして、確認をしたいわけでございますが、今回の一部改正でIC旅券ということで記録されるものの確認です。今回の法律では顔写真ということでございました。しかし、これか...全文を見る
○山本(喜)委員 今ICAOの話が出ましたが、ICAOの航空運送委員会ということでは、今国際標準ということでは顔写真ということですが、追加的なものとして虹彩とか指紋とか、そうした生体情報についても今後やっていこうということでの議論にはなっているわけでございますね。そうした場合、技...全文を見る
○山本(喜)委員 一定の枠内で、例えば邦人保護の場合というようなことでお話がございましたが、二〇〇四年六月のシーアイランドにおけるG8、この中で、安全かつ容易な海外渡航イニシアチブ、行動計画というものが確認されておるわけでございます。  その中身によりますと、例えば「国際的な情...全文を見る
○山本(喜)委員 犯罪防止ということで、必要な措置についてはやらなければならないわけでございますが、資料によりますと、平成十五年の一般旅券の不正取得発覚件数、これは百十一件、それから国内外における盗難、紛失旅券、この不正使用件数が二百十六件ということでございますけれども、今回の旅...全文を見る
○山本(喜)委員 この犯罪防止のための取り組みですけれども、しかし個人のプライバシーがやはりきちっと守られていく、監視社会が到来しないということが非常に重要だと思います。  九・一一テロ以降、アメリカの入国管理が大変厳しくなっておりまして、昨年一月以降のアメリカ国土安全保障省の...全文を見る
○山本(喜)委員 アメリカ政府に対する厳格な措置ということで、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。これは今後、アメリカとだけでなく、いろいろな国の入国に際して、それぞれの政府が管理をしていくということになると思いますから、その点についてもぜひよろしくお願いしたいというふ...全文を見る
○山本(喜)委員 終わります。ありがとうございました。
04月19日第162回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。  最初に、京都議定書目標達成計画案というのが策定をされましたので、この計画についてまずお伺いをいたします。  温暖化ガス削減のために、環境省として、この計画達成のために、追加財源ということで四千億から七千億円の財源が必要だというよ...全文を見る
○山本(喜)委員 排出者の自主的な取り組みということで、それぞれ報告をさせていくんだというふうなことのようでございますけれども、今回の計画も、結局大綱と同じレベルでしかないのではないか。九〇年比六%削減ということですが、ほとんどが森林吸収そして京都メカニズム、これだけでもう五・五...全文を見る
○山本(喜)委員 確かに、非エネルギー部門の削減ということではマイナス一・二%というふうな数字は出ているのでございますが、我が国の温室効果ガスの排出量の九割、これがエネルギー起源のCO2ということでございます。ですから、ほとんどがこのCO2の部分なわけでございまして、ところが、こ...全文を見る
○山本(喜)委員 この六%のうちの大きな分野を占めるのが森林吸収であります。三・九%ということでございますが、しかし、達成計画の中では、「現状程度の水準で森林整備、木材供給、利用等が推移した場合について推計すると、確保できる吸収量は基準年総排出量比三・九%を大幅に下回ると見込まれ...全文を見る
○山本(喜)委員 現状のままで推移すると二・六%にしかならないというふうなお話でございました。三・九%という森林の部分が占める割合は、大変大きいわけでございます。  林野庁関係の森林整備事業というふうなことで見ると、一般公共事業予算の状況ですね、林野庁関係だと、平成十年度を一〇...全文を見る
○山本(喜)委員 人の手を入れないと森林はよくならないわけでございます。下刈りとかあるいは植栽とか間伐、大変大きな人手がかかるわけでございますね。この三・九%に向けた事業量の確保なり財政措置ということで考えれば、どうしても環境省としても、環境税ということで踏み込んでいかなきゃなら...全文を見る
○山本(喜)委員 ということは、環境税ということで環境省としては考えていくということですね。
○山本(喜)委員 国際的な約束事でございますから、六%達成のためには、先ほど来林野庁の方からもありましたとおり、財源がどうしても必要なわけでございます。そうした意味で、真摯にぜひ省庁間で議論していただいて、この環境税に向けて頑張っていただきたいということを申し上げまして、私の質問...全文を見る
04月21日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○山本(喜)委員 社民党の山本です。  最初に、米価の低迷について質問をいたします。  昨年の米の作況指数は九八という状況でございます。そして、一昨年は冷害という中で、にもかかわらず昨年度の米の入札平均価格というのが過去最低を記録いたしました。これについてどのように分析をされ...全文を見る
○山本(喜)委員 かなり多様な要因があるということでございますが、米価の下落による経営への影響ですね、稲作所得基盤確保対策いわゆる稲得ですが、これが想定した補てん基準価格を大幅に下回っているために、四十一道府県で満額補てんされないというふうなこと、あるいは、担い手経営安定対策も十...全文を見る
○山本(喜)委員 要するに、基本的な点については見直しはないということなようでございますが、しかし、この米作農家の現状、これは昨年度の農業白書にもありますが、規模が大きければ大きいほど厳しくなっているということが書かれているわけですよ。十アール当たりの総費用の推移を見ると、大規模...全文を見る
○山本(喜)委員 需要に応じた生産をしていくんだ、今は過渡期だというようなことでございますが、この大規模農家の窮状ということをぜひ理解して政策を展開していかなきゃならないというふうに思っています。  リース特区のことについて質問いたしますが、昨日、山形を視察させていただきました...全文を見る
○山本(喜)委員 一つのケースではございますが、しかし、まだ収穫が全くない中での今の状況ですね。農水省の調査でも、特定法人が営農を開始して間がないため、いまだ効果や影響はあらわれていないというのが十一件、評価委員会の調査結果でも、評価する段階まで進捗していないとするもの、合わせて...全文を見る
○山本(喜)委員 ですから、きのうの社長さんも、雇っているパートの人、農家の人を雇っているが、作業効率が非常に悪い、これは人件費で食われるというようなことを言っていました。これは、工業生産と違って農作業は大変時間がかかるわけですから、人手もかかる、そうした意味でまだまだ検証が、時...全文を見る
04月26日第162回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本です。  最初に、水俣病問題についてお伺いをいたします。  環境省は先般、「今後の水俣病対策について」というものを発表いたしました。それによりますと、冒頭、「昨年十月の関西訴訟最高裁判決において国及び熊本県の責任が認められたことを受け、...全文を見る
○山本(喜)委員 この新しい対策という中で、小池大臣の方から、行政の失敗の本質は何だったのかをあぶり出し、繰り返さないために何が必要かを考えたいということで、第三者による懇談会を設置するということになったようでございます。この懇談会の趣旨といいますか、今後どのようにしていこうとな...全文を見る
○山本(喜)委員 来年は水俣病の公式確認から五十年というふうな状況ですし、被害者の方々もかなり高齢化しているという状況にもございます。この被害実態の全容究明ということも含めて抜本的な対策、今後、こういう過ちを繰り返さないということでの政府の対応をしっかりお願いしたいというふうに思...全文を見る
○山本(喜)委員 経済界の自主的な取り組みについてフォローアップをしていくということでございますが、この京都議定書の達成計画、ここでは、国内の排出量取引制度ということで、他の手法との比較やその効果、産業活動や国民経済に与える影響等の幅広い論点について総合的に検討していくべき課題で...全文を見る
○山本(喜)委員 今EUのこともお話しありましたけれども、欧州の場合は、一月から始まって、二十五カ国、一万二千の施設ということに対する割り当てが進んでいますね。日本は三十八件。これは企業数ですか、それとも、どういう中身なんでしょうか、三十八件というのは。
○山本(喜)委員 今回三十八社ということで、今後やっていくのに検証可能だというふうなことでございますが、ヨーロッパの方では、もう既に本格実施ということで、強制力を持たせる罰則、ルールということもあるわけでございますね。今後、その検証のいかんによっては、そうしたEUのやっていること...全文を見る
○山本(喜)委員 以上、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月10日第162回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。  地球温暖化対策について質問させていただきますが、環境税の問題についてお伺いをいたします。  京都議定書の六%削減の約束、このうち三・九%を森林吸収で達成するということでございますが、前回の質疑の中で林野庁の方からお話を伺いました...全文を見る
○山本(喜)委員 環境省とすれば、早急に進めていく、しかしながら、今なお検討の段階というふうなことでございますね。  九〇年に比べて六%削減ということですが、現実のところはもう八%もふえていて、合わせて一四%という話もあります。そうすると、先ほど来の質疑の中で、四千億円から七千...全文を見る
○山本(喜)委員 今回の法案でも、事業所ごとの排出量、これを公表すると。しかし、例えば企業秘密に関するものについては全体でしか公表されないというような、法案の趣旨にもあるとおり、やはり情報公開ということが非常に大事だと思いますし、その上での国民参加という作風がどうしても地球温暖化...全文を見る
○山本(喜)委員 国際交渉、大変難しいと思いますが、ただ、日本のスタンスが問われているというふうに思うわけでございます。  例えばEUでは、産業革命以前の地表温度、二度以内に抑えるというような長期的な方針を持っているわけでございますから、そうした日本としての中長期の方針を持ちな...全文を見る
05月11日第162回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号
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○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。  きょうは、両参考人、お忙しいところ、貴重な御意見を賜りまして、大変ありがとうございます。  最初に、お二方にお伺いしますけれども、住民の安全、避難誘導、このときに当たって、自衛隊との調整といいますか、そうしたものをどのように図っ...全文を見る
○山本(喜)委員 もう一点お二方にお伺いしたいんですけれども、国民保護に当たっての平素からの備えということで、特に都道府県は「担当職員による当直等二十四時間即応可能な体制を確保する」、それから市町村は「常備消防体制との連携を図りつつ当直等の強化を図る」ようにするということで、二十...全文を見る
○山本(喜)委員 経験で言いますと、携帯電話は、有事のときには、一斉に集中するということで余り役に立たないのではないかというふうなことも言われているので、防災無線なんかも非常に大事になっていくんじゃないかということも言われております。  もう一つ片山知事さんにお伺いしますけれど...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、河瀬市長にお伺いしますけれども、先ほど原発が十五基あるということで、いかに早く逃げるかというふうな話がありました。この指針によりますと、核兵器等の場合、風下を避け、手袋、帽子、雨がっぱ、被曝抑制のこととか、あるいは地下施設等に避難するというようなことであり...全文を見る
○山本(喜)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月12日第162回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  まず冒頭、武装グループに拘束されていると言われる齋藤昭彦さんの一刻も早い救出に向けて政府として全力を挙げていただきたいということをお願いしたいというふうに思います。  そこで、防衛庁長官にお伺いしますけれども、このイラク...全文を見る
○山本(喜)委員 今私が聞いたのは、軍事力の行使のありようということを聞いたわけではないわけでございまして、法的に保護されない今の外国人の傭兵の問題、あるいはハーグ条約とかジュネーブ条約、全く法的な問題があるわけです。これがイラクの中でどんどん広がっているという状況、極めて憂慮し...全文を見る
○山本(喜)委員 民間の軍事会社が物資の補給というようなことをやっている。物資の補給は、これはもう明快な兵たん活動でございますから、軍事行動であるわけですね。そうした形での民間の会社の軍事活動への関与ということが非常にイラクの中でも問題になっている、あるいは国際社会の中でも問題に...全文を見る
○山本(喜)委員 何を言っているんだ。私が聞いているのは、ハローワークが募集を紹介したということが問題じゃないのかと言っているんですよ。
○山本(喜)委員 いや、あるかないかということももちろん問題ですけれども、ハローワークが紹介をしているということが私は問題だと思うんですよ。  このことについて、大臣、きょうは厚労省は呼んでいませんけれども、こういうふうなことについては今後政府としてきちんとしていかなきゃならな...全文を見る
○山本(喜)委員 時間になりましたので終わりますけれども、このことについてぜひ政府の中できちっと調べていただきたいと思います。よろしくお願いします。  以上で終わります。
05月17日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。  まず最初に、全農の一連の不祥事の問題についてお伺いをしてまいります。  二〇〇一年以来、六回にわたって農水省から業務改善命令を受けています。これに対して、全農はどのように対応をして、これに対して農水省としてはどのように検証してき...全文を見る
○山本(喜)委員 全農からは報告を受けていたが、体質が変わっていなかったというふうな農水省の認識なようでございますが、このたび重なる業務改善命令、全くこれが生かされていなかったわけでございます。  全農が相次ぐ合理化で肥大化をしてきたというふうなこととか、例えば、米であれば、ほ...全文を見る
○山本(喜)委員 大臣はかなり厳しい姿勢で臨むというふうなことのようでございます。  それで、岩永副大臣をトップに改革チームというのがスタートしたわけですが、その以前に、既に農水省は、農協のあり方についての研究会というのを設置して、十五年の三月に報告書を出しているわけでございま...全文を見る
○山本(喜)委員 秋田の米の不正取引の問題ですが、私も秋田で米をつくっている一人でございますので、今回の事件は生産者として非常に怒りを覚える、そういう状況でございます。  公正であるべき米の価格形成、これがゆがめられてきたというふうなことは、国民からの不信を招くということであり...全文を見る
○山本(喜)委員 今回の事件、五月十三日に農水省として調査の中間報告を出しましたが、全農も調査委員会を設置して報告書を出していますね。四月の二十一日に出しています。  これによると、「十五年産は、全国的な冷害の影響を受け、価格が高騰し、消費者の米離れや、政府米を主体としたブレン...全文を見る
○山本(喜)委員 今まで、米が凶作のときに値段が暴落をしたということは歴史的に果たしてあったのかどうかですね。  九三年、そして十年後の、十年ぶりの凶作と言われた二〇〇三年、そのとき、作況指数九二ということで、冷害だったわけですね。ところが、価格が年明け以降暴落という状況ですね...全文を見る
○山本(喜)委員 政府は、今後も米の価格調整ということで古米の取り扱いを決めるんでしょうかね。
○山本(喜)委員 今回の架空取引の動機ということで、価格操作ということも一つ挙げられておりますが、やはり米の価格に対する農家の関心というのは非常に高いわけでございます。  価格センターにおいて米の価格が公正に形成される必要は当然であります。しかし、この公正な価格が農業の振興にな...全文を見る
○山本(喜)委員 米価の激変に対する緩和措置ということで現在やっていますが、稲得、この間も質問しましたが、大幅な価格下落のときには余り意味をなさないというふうな状況が実際現在あるわけですね。  ことしの価格下落が、幅が大き過ぎて満額補てんされないところがかなりあるというふうな状...全文を見る
○山本(喜)委員 政府の認識と私の認識とはかなり違うわけでございます。やはり、この間の米の価格の補償対策、これは先ほど言った数字ですね、担い手経営安定対策、たったの一・五%の加入しかないという。ですから、政府の対策が全く現場からは支持されていないという数字の反映ではないかというふ...全文を見る
05月18日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○山本(喜)委員 社民党の山本であります。  JAS法の改正案の前に、リンゴ火傷病についてお伺いをいたします。  WTOのパネルにおいて日本の敗訴が確定をしたというふうな報道があります。このままだと報復関税というふうな状況になるわけでございまして、今後の日米協議あるいは国内手...全文を見る
○山本(喜)委員 WTOに整合した措置に改めざるを得ないというふうなことでしたが、具体的なものについてはまだ、これからさまざま生産者と協議をしながら進めていくということですね。もうちょっと詳しくお願いします。
○山本(喜)委員 ということは、日米交渉で折り合いをつけ得る可能性はまだ残っているというふうなことなんですか。
○山本(喜)委員 そこで、この日本の敗訴、日本の状況が厳しいということの原因の一つに、日本が火傷病が発生していないということで、火傷病に対する研究が不十分だったのが、日米間のいろいろな交渉で、十分に協議の中で反映されなかった。ですから、日本の国内における火傷病の研究体制の強化、こ...全文を見る
○山本(喜)委員 火傷病は大変恐ろしい病気だというふうに聞いております。先ほどお話がありましたように、リンゴだけでなくてナシとか花木に大変な被害を及ぼすということですから、侵入させないということでの水際の防疫体制を強化するというふうなこと、あるいは、もし侵入した場合も水際で、初動...全文を見る
○山本(喜)委員 火傷病は、発生国では、抗生物質でもなかなか根絶に大変だというふうな話も聞いております。一たん感染すると伐採処分ということで、このWTOのパネルの結果を見て、生産者の人たちは大変心配をしているわけでございます。伐採するということになると、改植しても、収入が得られる...全文を見る
○山本(喜)委員 この病気は生産者にとって死活にかかわる問題でございますので、引き続き、二国間の交渉に当たっても、ぜひ国内生産の振興ということ、あるいは生産者の保護ということも含めて、ぜひ努力をしていただきたいというふうに思います。  次に、JAS法でありますが、今回ISOの6...全文を見る
○山本(喜)委員 日本の気象条件ということでお話がありましたが、実は、この有機農産物をつくるには大変な努力が必要なわけでございます。こつこつと努力をして積み重ねてきたわけですが、今回のJAS法改正によって今まで取り組んできた人たちが大変な心配をしているということは政府でも御案内の...全文を見る
○山本(喜)委員 時間になりましたので終わりますけれども、国民の関心が安心、安全、そうしたものに向いているわけでございますから、有機農業の振興のためにもやはり独自の法体系でやっていった方がいいのじゃないかということを申し上げまして、質問を終わります。
05月20日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○山本(喜)委員 社民党の山本です。きょうは、沖谷先生、山内先生、お忙しいところ、貴重な御意見を賜りまして、大変ありがとうございます。  そこで、まず最初に、両先生にお伺いをいたします。  科学者の立場でBSEの解明についていろいろ努力されてきたと思いますが、しかし、昨年の十...全文を見る
○山本(喜)委員 沖谷参考人にお伺いしますけれども、今回の検討会の報告書の中で、A40を基準として採用し得るか否かの判断に当たっては、米国産牛肉のBSE感染リスクの程度を考慮する必要があるというふうに述べられておりますが、このような判断をされたのはなぜでしょうか。
○山本(喜)委員 A40の検討会ですけれども、解剖学、生理学あるいは統計学、この三つの観点から研究されまして、三回目の、最終回の議事録は公表されておりますけれども、それぞれの三つの分野で分析の強調点が違うと思うんですが、こういった点について、どのようにそれぞれ違うのか、素人にわか...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、山内参考人にお伺いしますけれども、五月にOIEの総会が開かれまして、マスコミ等の報道によりますと、特定危険部位を除けばあとは全部いいんだというふうな話し合いがなされるというふうなことが報道されておりますけれども、このOIEの基準ということについてはどのよう...全文を見る
○山本(喜)委員 重ねて山内先生にお伺いしますけれども、日本とアメリカの間で結んだ中身ですけれども、特定危険部位の除去とそれから二十カ月齢ということで、飼料規制については、日本政府はアメリカに対して求めない、それを条件としては盛り込まないというふうに言っています。特定危険部位の除...全文を見る
○山本(喜)委員 山内先生にお伺いしますけれども、今後、アメリカからの輸入条件についていろいろと諮問され、これから進んでいくわけですが、マスコミ等では、七月再開かとかあるいは九月再開かとかいうふうに、もう既に報道されていますね。今後調査会の中で審議するに当たって、そうした雑音につ...全文を見る
○山本(喜)委員 そこで、アメリカからの輸入再開に向けた諮問がされた場合、諮問を受けて調査する項目があると思いますが、どのような点を調査していくのか、そうしたことについてお伺いします。
○山本(喜)委員 次に、再度沖谷参考人にお伺いしますが、検査官の目視によって検査が進められるわけですが、百六十人の検査官で何百万頭ですけれども、この検査官の労働条件とか労働時間とか、そうしたものについての配慮も含めて、検討の中に入っているんですか。
○山本(喜)委員 どうもありがとうございました。終わります。
06月08日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。  今回のグリーンツーリズムに関連する法案でございますが、これは都市と農村との交流によって農山漁村地域の振興に寄与するということが目的でございますが、そこで、まず最初に大臣にお伺いしますが、現状の農山村の実態、限界集落という言葉を大臣...全文を見る
○山本(喜)委員 中山間地域の振興が大変重要になっているわけですが、平成十六年度の農業白書でも、平成二年から平成十二年までの十年間で五千の集落がなくなったというようなことも指摘されているわけです。そして、都市と農村との格差ということは以前から指摘されていましたが、今回のこの農業白...全文を見る
○山本(喜)委員 都市と農村の交流を拡大していくということも大変重要ですが、やはり農村が活性化をどのように図っていくのかということが極めて重要になっているというふうに思います。  このグリーンツーリズムの件ですが、農水省の平成十四年度食料品消費モニター調査というのを見ますと、「...全文を見る
○山本(喜)委員 受け入れ体制の問題ということも言われておりますが、これは都市住民の余暇活動ということでございますが、現在、余暇と言われても、十分に余暇を過ごすことができる国民のゆとりというのは果たしてどうなのかということで、この日本の年次有給休暇の状況、ほかの先進国と比較してど...全文を見る
○山本(喜)委員 都市住民の余暇を有効に使うというふうなことは当たっていますが、現実は、年次有給休暇というのがあっても使えないような制度になっているというのが日本の現実です。欧米では、与えられた日数と使う日数というのは区別がない、そもそも、これは全部使うというのが欧米は原則だとい...全文を見る
○山本(喜)委員 このプリオン専門調査会の中でかなり活発な意見ということで言われましたが、先般の参考人質疑の中でも、米国産の輸入再開のために利用されたのではないかというふうな委員からの疑念も出されていたわけでございます。  ですから、国民に対する説明責任というのは極めて重要にな...全文を見る
○山本(喜)委員 米国の対応が不十分であるから、プログラムをつくって上乗せ措置をしたということでございますが、牛の月齢判別に関する検討会報告書によりますと、上乗せ措置をする前提として、A40を基準として採用し得るか否かの判断に当たっては、米国産牛肉のBSE感染リスクの程度を考慮す...全文を見る
○山本(喜)委員 そうすると、この米国産牛肉のBSE感染リスクの程度を評価するということでしょう。今後も、その上乗せ措置だけでなく、米国産のリスクそのものについてもプリオン調査会で評価をしていく、そういうことで理解していいですか。
○山本(喜)委員 時間になりましたので終わりますけれども、国民の食の安全に対する意識はかなり高いわけで、米国産牛肉の輸入再開についても大変心配があります。全頭検査を続けてほしいというのが七割、八割ですからね。そうした意味で、食品安全委員会においてぜひ十分な審査をお願いしたいという...全文を見る
06月09日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○山本(喜)委員 社民党の山本です。  最初に、森林組合法の改正案についてお伺いをいたします。  森林施業計画についてでございますが、現在、五年ごとに森林所有者本人あるいは所有者と委託契約を結んだ森林組合、素材生産業者等が作成する森林施業計画が、市町村の森林整備計画に沿ったも...全文を見る
○山本(喜)委員 三十ヘクタールにならなくても確かに補助はあります。しかし、実際は低いわけですね。  森林所有者の七三%が所有面積が一ヘクタールから五ヘクタールということですし、そうした中で、森林所有面積百ヘクタール以上の所有者の間伐が七四%、そして二十から百ヘクタールは六四%...全文を見る
○山本(喜)委員 公費で賄うようなところは、非常に大変急斜面であるとかそうしたところなんですね。ですから、普通の里山の中で小規模な所有者がかなり多いわけです。私のうちも山林があるんですが、六カ所、七カ所ぐらいで小さく分かれて、これを三十ヘクタールにまとまってということになると、な...全文を見る
○山本(喜)委員 まだ一年しかたっていないので、すぐに大きな効果ということは難しいと思うんですが、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。  次に、森林所有者に対する直接支払いの件ですが、現在、人工林、戦後大半造林されたわけですから、かなり蓄積されているわけです。ですから...全文を見る
○山本(喜)委員 実際、木を植えてから伐採するためには五十年以上を必要とするわけですから、そういう意味で、所得は毎年発生はしませんけれども、しかし実際、手を加えていかないと、これまた森林整備も行われない、山がどんどん荒れていくという現状でありますから、どうしてもそうした、特に規模...全文を見る
○山本(喜)委員 先ほど、緑の雇用担い手対策、定着率が九割とか、いろいろ言われておりましたが、平成十六年度の森林・林業の白書、これによりますと、新規林業就業者の四から七年後の定着率は五五%にすぎないというふうに書いてあるんですね。ですから、去年は確かに九割だったよと。その人たちが...全文を見る
○山本(喜)委員 済みません、種苗法を聞く時間がなくなりました。  以上で終わります。
06月10日第162回国会 衆議院 環境委員会 第15号
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○山本(喜)委員 社民党の山本です。  環境委員会に戻って質問していきたいというふうに思っております。  先日、ある新聞で、中国の黄河の渇水が大変深刻になっているという報道がございました。二十一世紀は水の世紀というふうに言われております。水資源をどのように保全をしていくのかと...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、指定湖沼の実態の把握の件についてお伺いしますが、都道府県の知事の申し出に基づいて指定をするわけでありますね。その水質環境基準が現に確保されておらず、または確保されないこととなるおそれが著しい湖沼、それから、当該湖沼の水の利用状況、水質の汚濁の推移等から見て...全文を見る
○山本(喜)委員 二つ目の要件、湖沼にはそれぞれ特徴があるから、大きい、小さいがあるということで、地元が把握しておればよいというふうな答弁だったと思いますが、しかし、湖沼全体の環境基準の達成率は五五・二%と低いというふうな数字があるわけですね。そうすると、指定湖沼以外の水質保全に...全文を見る
○山本(喜)委員 いや、そういうふうなことだと、各自治体に任せるということであれば環境省としての強力なリーダーシップということには、これは全然ならないんじゃないかと思うんですが、せっかく改正するわけですから、強力なリーダーシップが発揮できるような、そういう取り組みをぜひお願いした...全文を見る
○山本(喜)委員 余り有効な対処ができるようには、この法体系でできるのか非常に疑問があるんですが、最後になりますけれども、きょうは農水省からも来ていただいておりますが、環境と調和のとれた農業生産活動規範ということが出されましたけれども、一般論として、この規範によってどの程度環境に...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございました。  終わります。
06月14日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第14号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本であります。  六月十日付の全国農業新聞に「携帯が使えない 過疎の農村」という見出しで、農村部、とりわけ中山間地における通話エリアの狭さが取り上げられていました。携帯電話のアンテナの鉄塔を一基建てるのに、平均で六千万円、山間部では一億円以...全文を見る
○山本(喜)委員 過疎地においても郵便局網は維持されるという答弁でございますが、九日の竹中大臣の答弁は、貯金・保険会社、これはすべての郵便局を対象としているわけではないというような答弁でございました。  そうすると、郵便局は残るとしても、郵便貯金、保険、これについては、過疎地で...全文を見る
○山本(喜)委員 つまり一括契約だと。すべてではないが、現実としてはすべての郵便局と契約になるということで理解していいですね。  そうした場合、つまり、契約を結ぶところの貯金会社、これは、不採算を前提として、赤字覚悟の上でこの店舗網と契約するということになるわけですね。そうした...全文を見る
○山本(喜)委員 ですから、その切れ目なく行うということでのみなし免許ですね。ネットワーク全体として一括して契約する。しかしながら、これは市場原理のもとで行われる契約ですから、例えば現実の世界で起きていることは、市場原理のもとで、例えばダイエーという会社も、地方の赤字店舗は閉鎖し...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、寄附金の観点から財務大臣にお伺いしますが、寄附金ということには当たらないのか。相当多数の赤字の分も含めて、ネットワークを維持するために不当に高い手数料を払うということになったら、これは寄附金という概念が生じないかということです。この点、いかがですか。
○山本(喜)委員 公正取引委員会にもお伺いいたしますが、これは独禁法の観点から、不当に高い手数料を義務づけるということになった場合の独禁法上の観点、問題はないんでしょうか。
○山本(喜)委員 政府の方からは、適正な水準ということであれば、これは、そのそれぞれが協議して交渉によって決めることだというふうにお話がありました。とすれば、交渉によってこれからそれぞれの会社で決めていく手数料になるわけですね。  そうすると、政府が決めているこの骨格経営試算そ...全文を見る
○山本(喜)委員 窓口会社がこの手数料の水準で果たして維持できるのかどうかということがやはり問題になっていくと思うんです。半数の十三万五千人、多数の職員が配置される窓口会社の経営、これを結局維持していくためには、手数料の水準というものをもう一度きちんと見てやっていく必要があるんで...全文を見る
06月15日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○山本(喜)委員 社民党の山本です。  きょうは、参考人の皆さん、お忙しいところをおいでをいただきまして大変ありがとうございます。  最初に、全中の山田専務にお伺いしますけれども、農協改革でありますが、二十三回のJAの全国大会の決議に基づいて「最重点事項・行動計画23」という...全文を見る
○山本(喜)委員 私も農協の組合員の一員ですので、ぜひ組合員の意向がちゃんと反映されるような身近な農協になっていただきたいというふうに思います。  この農協改革の中で大事なのは、やはり担い手の問題だと思います。どのような農業者を担い手にしていくのかということではさまざまな議論が...全文を見る
○山本(喜)委員 引き続き山田専務にお伺いしますけれども、日本の農業の特殊性ということで、非常に小さな農家が多うございます。この家族農業を担い手として、農家数という一定のこの中に入れていかないと農業生産自体が進まないという状況になると思いますから、この規模の小さい農家も底上げをし...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございます。  次に、全農の田林さんにお伺いしますが、全農改革ということでは、政府を初め各方面で改革に向けて取り組みが行われているわけでございますが、全農自体も、昨年の末に全農改革委員会というのを立ち上げて、今月その答申が出されるというふうに聞いてお...全文を見る
○山本(喜)委員 引き続き田林さんにお伺いしますけれども、秋田の米架空取引に関連して質問しますが、この架空取引は、入札価格の急激な下落ということによって、入札価格が農家の支払った仮渡金を下回って共同計算が赤字になるということを恐れたということが一つの要因というふうに言われておりま...全文を見る
○山本(喜)委員 次に、政府にお伺いしますけれども、全国米穀取引・価格形成センターの入札取引ルールの見直しということを今検討して進めていくわけですが、その中で、販売する米の三分の一以上の上場を売り手に課す自主ルールを設けるというふうになっておりますね。  平成十六年産の米で、価...全文を見る
○山本(喜)委員 時間になりましたので終わりますけれども、公正な価格形成は非常に大事ですけれども、農家にとって、やはり米価が激変するということは非常に問題があるわけですね。生産をしていく上で見通しが立たないというのが言われていることでございますから、その激変緩和措置でありますとか...全文を見る
07月13日第162回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○山本(喜)委員 社民党・市民連合の山本です。  まず冒頭、ロンドンにおける爆弾テロ事件、極めて卑劣な行為でありまして、強い憤りを覚えます。被害者の皆さん、そしてイギリス国民の皆さんに対して、哀悼とお見舞いを申し上げます。  そこで質問でありますが、まず最初に、現在のイラク情...全文を見る
○山本(喜)委員 認識の違いがあると思うんですが、大臣は、着実にプロセスは進展しているというふうな答弁でございましたが、しかし、イラクの現状を見ると、泥沼化しているというのが現実ではないか。  例えばアメリカのワシントン・ポストとABCテレビの世論調査、アメリカの国内でも、泥沼...全文を見る
○山本(喜)委員 四つの切り口はわかりますけれども、法律の期限があるわけですね、法律の期限が。撤退をしますと言って、あしたですぐ帰ってこれるわけじゃないですね。数カ月かかるわけです。ですから、そのためにはもう既に具体的な検討を始めなきゃならないでしょう。十一月ですよ、テロ特措法は...全文を見る
○山本(喜)委員 時間が過ぎてしまいましたのでこれで終わりますが、このイラクの治安の悪化ということを踏まえた場合、やはり今の現状で果たしていいのかという懸念を申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
07月27日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
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○山本(喜)委員 社民党の山本です。  参考人の皆さんには、貴重な御意見、大変ありがとうございます。私で最後ですので、もう少しおつき合いをお願いしたいというふうに思います。  最初に品川参考人にお伺いしますが、先ほど来の質疑の中で、安全委員会の報告書、学者として、あのような結...全文を見る
○山本(喜)委員 国の食品行政を扱うという中で専門家が辞意を表明するような、こういうような取りまとめのあり方が行われたわけですね。  今後のアメリカ産牛肉の輸入に際しても、こうした著名な学者の方が参加しない、出席しなくてもいいからこの辞表は受け取れないというふうな状況になってい...全文を見る
○山本(喜)委員 再度品川先生にお伺いしますが、今後は専門的なことでお伺いしますけれども、異常プリオンの存在する場所、特定危険部位ということでありますが、今研究が進んで、筋肉中のいろいろな細胞あるいは副腎といったところにも存在するということが研究の結果出てきていますが、今後、研究...全文を見る
○山本(喜)委員 そこで、SRMの除去だけではプリオンを完全に除去するということはやはり不可能だと思うんですね。  ただ、この間の新聞に、いろいろな全国紙ですけれども、七月十九日に酒井ゆきえさんと小澤義博さんの対談形式で載っておりまして、たとえBSEに感染していても特定危険部位...全文を見る
○山本(喜)委員 ありがとうございます。  次に、木村先生にお伺いしますけれども、食品安全委員会のまとめで、「おわりに」のところで、「二つの批判的意見に留意すべきである。」ということで言われているのは、輸入配合飼料の影響は不明であるというふうに書かれております。この点については...全文を見る
○山本(喜)委員 配合された飼料についても同等のものが必要だということだとすると、各国、基準がかなり違いますから、大変難しくなると思うんですね。その点の検査といいますか、そういう規制をする方法、これはどのようなものが考えられますか。
○山本(喜)委員 もう一点お伺いしますけれども、代用乳の問題ですね。  この代用乳の問題が、原因の一つということで研究は進められているわけです。しかし、現在のところ、肉骨粉ということでの日本国内の規制あるいはアメリカ産の飼料規制ということになっていると思うんですが、この代用乳に...全文を見る
○山本(喜)委員 今の件について、品川先生、どのようにお考えでしょうか。
○山本(喜)委員 最後に、加藤さんにお伺いします。  日本フードサービス協会というところは、日本の国内の減農薬、減化学肥料栽培というのを一生懸命やって、試食検討会とか情報交換、さまざま、食の安全、安心ということでやっておられるようでありますが、日本国内の食肉関連のそうした団体と...全文を見る
○山本(喜)委員 どうもありがとうございました。終わります。
08月04日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第23号
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○山本(喜)委員 社民党の山本であります。  きょうは、秋田県の大潟村の問題ですね。いろいろと全農の米の不正取引問題などでお騒がせいたしておりまして大変恐縮でございますが、二田先生がおられないので残念ですけれども、秋田県の大潟村における畑作地の水田転用問題ということでございます...全文を見る
○山本(喜)委員 今回の件というと、今年度に限ってということなのかということですね。新規開田は抑制されるべきだという国の方針は今でも生きていると思うんですが、それにかかわって、この新規開田をして加工用米にするということが果たしていいのかどうか、これについてお伺いします。
○山本(喜)委員 そうすると、国の新規開田を抑制するという方針は変わったということでいいんですか。
○山本(喜)委員 十六年以降、ポジ方式に変わったということで、国の新規開田抑制の方針は変わっていないけれども、そういうふうな制度として認められれば、これはあり得るということの説明ですが、しかし、確かに大潟村の場合、夢の食料基地ということで、琵琶湖に次ぐ大変広い面積を干拓して、全国...全文を見る
○山本(喜)委員 そこで、米の需給システムの問題についてお伺いをしたいわけですけれども、政府の七月二十六日付の食料・農業・農村政策審議会食糧部会に内容が出されましたけれども、二〇〇七年から、生産者、生産者団体が裁量権を持って需給システムを行う方向に移行していくということのようでご...全文を見る
○山本(喜)委員 米の市場動向、これは尊重しなきゃならないわけですが、今まで五割、六割ということでだんだんやってきたものを、突然、来年度から限りなく十割に近づけるということで、かなり生産現場には混乱が起きるというふうに私は危惧するわけですね。  同時に、今、これから品目横断に支...全文を見る
○山本(喜)委員 品目横断的経営安定対策と米の需給システム、これを整合させていくという方針のようでありますが、その際、この品目横断的経営安定対策というのは、担い手を中心に考えているわけだと思うんです。  そうすると、一定規模以上の担い手に入らない人たち、この人たちを、生産調整の...全文を見る
○山本(喜)委員 今までの生産者に対する支援、これは、産地づくり交付金を含めて、あるいは稲得とか担経、そういう形でやってきましたね。これは、生産調整を誘導するメリット的な意味がかなりあったわけでございます。特に、稲得の場合は、加入者が百万人ということですね。そして、この面積も四百...全文を見る
○山本(喜)委員 ということは、政府が言うところの担い手以外にもそういう政策を考えていくということで理解していいんですか。
○山本(喜)委員 いわゆる担い手だけではなく、やはり、より多くの生産者が参加できるような、そういう需給システムが確立されないと、担い手の収入という面でも、これはかなり厳しくなっていくんじゃないかというふうに思うわけです。ですから、国として、この生産調整のシステムをどのようにこれか...全文を見る
○山本(喜)委員 私は、先ほど冒頭出した大潟村の例をとったのは、国の一定の関与、ルール、そうしたものがないと、やはり手っ取り早く新規開田をしたり、そういう形で、もう水田をどんどんつくっていくということにもなりかねない状況が現在起きているわけでございます。  市場の動向も当然あり...全文を見る