山本保

やまもとたもつ



当選回数回

山本保の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第1号
議事録を見る
○山本保君 提案者私、公明・山本保の外、民友連・北澤俊美、自由党・戸田邦司、都築譲君を代表しまして、市民公益活動法人法案について、提案理由と法案の概要を申し上げます。  本委員会において、二十一世紀の日本の国家像に深くかかわる法案の御審議をいただくことは、市民団体の皆様を初め広...全文を見る
01月27日第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第2号
議事録を見る
○山本保君 お答えします。  その前に、私どもの法案の全体の構造がやはり問題になってまいりますので、関係するところだけ申し上げます。  私どもの法案のまず一番、経営とか運営についての原則が公開をするということでございまして、役員報酬も含めて一般に公開されます。その場合、当然個...全文を見る
○山本保君 お答えいたします。  先ほど、私どもの法案の全体構造と申し上げて、そのうちの一つの柱である公開原則について申し上げましたが、実はもう一つの方がこれにかかわるわけでございます。  それは、先ほど経済企画庁の方かどちらかからたしかお話があったかと思いますけれども、この...全文を見る
○山本保君 お答えいたします。  それも先ほどからの連続で考えていただければ明快だと思います。不当な条件を付さないということこそ、これが実は不当な条件であります。つまり、どのような条件を付すかというのが団体の自主性であります。例えば、今例に出されました入会のための会費でございま...全文を見る
○山本保君 先ほどは言葉足らずだったと思いますので、せっかくの機会ですから御説明させていただきます。  まず額でございますが、設立時の設立寄附金としまして、以上ではございません、百万円でございます。通常持っている基本基金として五十万円ということにしておりまして、それも現金以外の...全文を見る
01月29日第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第3号
議事録を見る
○山本保君 公明の山本保です。  きょうは私と猪熊先生が質問する予定でございましたけれども、猪熊先生は議運で、先ほどちょっとお話しございました今国会がいろいろ動いておりますので、私の方で一括して質問させていただきます。  最初に、いろいろ繰り返しになるかもしれませんけれども、...全文を見る
○山本保君 そうでございます。
○山本保君 どうもありがとうございます。  私どもは実は与党案とは対抗するような法案を出しておるわけでありまして、これをぜひ通していただきたいというふうに先生方にお諮りしているところであります。ただ、このように超党派で修正し合えと、また先ほど福島先生からもそのような趣旨もあった...全文を見る
○山本保君 現場の方の御意見で納得できるわけでございますが、そうしますと、それに一つだけちょっとお聞きしたいんです。  私どもの法案では、公開条件の中に主な役員の報酬までも、言うなら個々の報酬までも公開するようにというのをつけておるんです。これは後でまた福島先生にもお聞きするの...全文を見る
○山本保君 では、福島先生にも今のことと同じ御質問をちょっとしたいのでございます。  報酬公開について、私どもはもっと細かく、低額の方というのはあれですから、何らかの基準を設けまして、ある程度以上の報酬を受けている方については公開することが、やはりこれは市民に対する義務ではない...全文を見る
○山本保君 それでは次に、福島先生にお聞きいたしますけれども、先ほど宗教について話がありまして、これは実は宗教者でボランティアをやっている、またはNPOをつくりたいという方をお呼びして聞くことかなと思っておりまして、今回はそういう方がおられないようなので、先生にお聞きすることでは...全文を見る
○山本保君 この辺については私は、お話がありましたので、つまり宗教団体の性格によって何を主たる目的とするかというのは独自に決めることでありますから、先生のおっしゃるようなものが多いだろうという気はしますけれども、そうでないものもあるだろうという気がするということだけ、せっかくでご...全文を見る
○山本保君 もう一度、ちょっと私の趣旨が伝わらなかったようなので具体的にお聞きしますけれども、先ほど福島参考人の方からいろいろ指摘がありました。例えば、暴力団を排除するためにその経歴を公安、警察の方がチェックする、しなければならない条文になるではないかというようなこと、また国民が...全文を見る
○山本保君 まさにその辺が問題なところでありまして、ぜひ山岡参考人にお願いしたいことは、そのような個々の問題が今こそ課題になっているのであって、早く通す通さないとか、どちらがいいかというためにも、ぜひどのような問題があるのかということをお話しいただきたいなと思っておりました。 ...全文を見る
○山本保君 ありがとうございました。
○山本保君 公明の山本保です。  きょうは、若原さん、それから秋尾さん、伊藤さん、本当にお忙しいところをありがとうございます。  実は、せっかくのお話でございますのに、委員会の方、ちょっと人数が少ないのでございますが、これは今予算委員会をやっておりまして、一昨日以来のいろんな...全文を見る
○山本保君 よくわかりました。  私どもも、決して今ここで税制の中身について検討しようと申し上げているわけではなく、最低限次に大至急その検討に全党挙げて入ろうではないか、そのための何か約束事をきちんとしておいた方がいいのではないかという意味で申し上げているんですが、時間がござい...全文を見る
○山本保君 失礼なことをお聞きしたかもしれません。ただ、先ほどから申し上げておりますように、特にアメリカなどの御経験、また見識というものに私もすがりまして御意見を伺いたかったわけでございます。  もう一つだけ。これは午前中に非常に議論になったことなんですが、例えば政治家でありま...全文を見る
○山本保君 大変ありがとうございます。  若原さんには結構でございますが、最後に一つだけ。まさに私どもの法案の方こそ多元的な価値観とか多様な活動ということをうたっており、それを最初の理念にしておりますので、もう一度この辺については御検討いただければというお願いをしておきます。 ...全文を見る
○山本保君 ありがとうございました。  私は、わざと税についてはこれ以上お聞きしないことにしまして、もう一つお教えいただきたいんです。  といいますのは、外国で活動している場合に、この与党案でいきますとどこが、経済企画庁長官がやるのかどうかがどうも不明でございます。実は、私ど...全文を見る
○山本保君 この逆もほとんど今まで議論されていないと思いますので、今後きちんと議論していかなければならないのかなと思っております。  最後に、時間がまだ少しありますので、伊藤さんにお聞きしたいのでございます。  きょうは基本的に税のことをたくさんおっしゃいましたけれども、この...全文を見る
○山本保君 私も実はそういう気がするわけでございます。考えてみますと、清水の次郎長さんなんというのもありまして、今で言うと暴力団なのかもしれませんが、しかし社会的にもいろいろいいことをされた。これは冗談のような話でございますけれども、なかなかこの辺も一度またこれからきちんと議論を...全文を見る
02月03日第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第4号
議事録を見る
○山本保君 お尋ねですので、私の方から先に。  まさにそのことがこの委員会全体の議論の課題でございますので、ここで一口でというわけにはまいりませんけれども、二つ申し上げます。  先ほどのような議論で、例えば五〇%の方が十万円以下であるというようなことが具体的に出されました。こ...全文を見る
○山本保君 私どもは、まさにこのNPOというのがこれまでの日本に欠けていた、人のためになる仕事は大臣が許可をして、国に認められたものだけが特別にやることができる、公益サービスは公務員中心の役所が行うんだ、そうでないものは非常に変わったものだというようなこの社会的な感覚を変えていき...全文を見る
○山本保君 私どもは、明確に「その他の社会一般の利益」という言い方をしておりまして、その対象がどういう分野にかかわるものであるとしても、すべてこの法律の対象にして法人格を取得できるというふうにしております。
○山本保君 では四点ほど述べますけれども、まず最初に、順番はちょっとずれますが、今のお話のところにちょうどかかりますので、今の答えがいかにもおかしなお答えだと思います。  社会的な信用があってこそ法人が出るものでありまして、まだ社会的な信用も何もない段階で県が法人格を与えれば、...全文を見る
02月05日第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第5号
議事録を見る
○山本保君 公明の山本保でございます。  きょう初めて質問ということになりました。今まで答弁席でいろいろお話はさせていただきましたけれども、きょうは時間の都合もございますので、午前中非常に興味のある議論があり、参加したいところではありますが、順序ということもありますので、私はき...全文を見る
○山本保君 丁寧に答えていただきましたが、申しわけございませんが、時間がないものですからお答えは簡単で結構でございます。ただ、丁寧だった割には何だかわからないことがありまして、私の頭が悪いのだと思いますが。  ここで一つだけその中で問題にしたいのは、開かれたということと私的自治...全文を見る
○山本保君 結論のところについては私も同感でありまして、そういう意図であるということが出されたことは結構だと思います。しかし、それならばなぜ不特定多数というのですか。  今答弁者が言われましたように、「社会一般の利益」という言葉は、実はこれは私どもの法案で使っている公益の定義で...全文を見る
○山本保君 相当な部分と言われますけれども、逆に考えますと、との条文によって市民活動法人になれない団体にとっては、あなたのところは幾ら数が少ないよとか社会的影響力が少ないよと言われれば言われるだけ非常に失礼な話になります。しかも、それが行政官庁の恣意的な判断によってもしそういうこ...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  一つだけ追加でお聞きしたい。  そうしますと、例えばエイズ問題がありましたときに、医療機関または厚生省の対応などについて非常に問題があったのではないかと、全国的にさまざまな運動が起こりました。また、先回の法改正などにおいて薬剤のシステムに...全文を見る
○山本保君 わかりました。医療の中に入れて読める。  もう一つ伺います。  例えば、最近問題になっております北朝鮮に行かれた日本人妻の問題、または中国残留孤児の問題、これは厚生省設置法では援護事業というふうに言われていると思いますけれども、こういうものはこの中に入るというふう...全文を見る
○山本保君 私は、ここで各委員の先生にも申し上げたいんですが、別に言葉がよくないとかいうわけではございません。必ずこれから経済企画庁なりを、経済企画庁にならない方がいいと思っていますけれども、この法律がいろんな形で具体的に運用されると、こういう場合に実際にこれを担当しておる各部局...全文を見る
○山本保君 社会教育に入らない活動というのは、どういう分野がございますか。
○山本保君 私、補足しますと、学校教育法といいますと、幼稚園から始まりまして大学、大学院まで、高等教育まで全部含むわけであります。でありますと、学術振興というようなもの、研究調査というようなもの、それからまさに学校に行っておられる方を助けるための奨学金制度でありますとか、こういう...全文を見る
○山本保君 今はっきり答えが出たようであります。この社会教育という概念は非常に狭い概念でありまして、なぜこういう狭い概念にして一般的な教育にしないのか、このことによって調査研究、その他学校教育にかかわるものが排除されるおそれが非常にある条文であるということを指摘しておきます。 ...全文を見る
○山本保君 私、もっとやりたいんですが、ここで終わりますけれども、一言、例えばまちづくりにしましても、前回のときに農村の振興についてもまちづくりであるという答弁があり、また今までの答弁を見ますと、シンクタンクというのもまちづくりに入るんだというような、法律にないからといってここま...全文を見る
○山本保君 先ほどの答弁の中で、市民活動促進法案の附則に、この法人制度については「三年以内に検討を加え、その結果に基づいて必要な措置が講ぜられる」と、この中に税制改正が入るんだというような御返事があったわけです。  私どもは、そういうものでは不十分だと思っております。まず、これ...全文を見る
02月26日第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第6号
議事録を見る
○山本保君 最初に、私、都築議員、戸田議員また北澤議員の四人で代表しまして法案提出をし、その趣旨説明をこの委員会でさせていただきました。私どもが出しました法案はあくまで、今御答弁にもありましたけれども、この日本の中の税をお役人に任せることによって公共サービスを受けるという、これま...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  それでは、また細かいことでございますが、同じくこの別表の六番に「災害時の救援」という言葉がございます。大体イメージはわくわけでございますが、ただここに「時」という言葉がございまして、このほかの十一項目にはこういう「時」という時期を限定したよ...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  時間のこともあります。次へ移らせていただきます。  同じく別表の八に「平和の推進」という言葉がございます。この八を見ますと非常にバランスの悪い構造をとっておりまして、「人権の擁護又は平和の推進を図る」と。「平和の推進」といいますのは九番の...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  私がこういうふうに申し上げましたのは、一般に外国におきましてもこのNPOの中で非常に大きな力を持っておるといいますか、活動をやっておられるのが、言うならばその国を戦争等から防止するというような目的を持った活動でございます。こういう活動をやみ...全文を見る
○山本保君 今のお答えはそのままとりますと、また衆議院でもあるかもしれませんが、どういう条件、どういう理念を持つかということについて権力が判断をすることになってまいりまして、これはまさに信教の自由の侵害になるおそれが非常に強い答弁であると私は注意を喚起しておきます。どのような理念...全文を見る
○山本保君 はい、簡単に財政支援の問題で一つだけお聞きします。  最初に申し上げましたように、NPOに対して特に寄附金を控除するというような形、補助金の形ではなくして、先ほど金田提案者がおっしゃったとおりでありますが、これが大事であります。  しかし、まだこの法案にはそのこと...全文を見る
○山本保君 ありがとうございました。
○山本保君 それでは、後の方からお答えいたします。  御指摘がございましたように、与党案、特にこの第二条第二項二号の各要件に関しましては、私は今でも問題を持っている法文、条文であると思っております。第二条の第一項で主たる目的を定めた上に、さらにまた宗教、政治、さらに公職者や政党...全文を見る
○山本保君 私の方から答えるようにということでございますので、今お読み上げになった部分の答弁をしたわけではございませんけれども、幅広い観点からお答えいたします。  私も今先生のおっしゃったとおりに考えております。考えてみますと、この法案は本来市民の、また各団体の御意向を受けてつ...全文を見る
03月03日第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第7号
議事録を見る
○山本保君 これまで多くの市民団体から、NPO法案をよりよい内容に修正し成立させてもらいたいとの要望があり、理事懇談会において修正協議を長時間にわたり開催してまいりました。その結果、一部分ではありますが、法案の本質的な部分について修正が行われましたことに対し一定の評価をし、修正案...全文を見る
03月11日第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
議事録を見る
○山本保君 お話を伺いまして、本当に私もそう思います。  特に私は子供のことをやっていまして、今事例を思い出したんですけれども、今よく中学生などが問題を起こしていますが、ああいう子供たちが入る教護院という施設がありまして、全国各県にあるんですが、東京都に二つあるんですが、一つを...全文を見る
○山本保君 福祉施設もありますし、これから在宅介護ということがございますので、そのためのお年寄りのもので、もう出されているんじゃないかと思うんですけれども、何か教えていただければ。
○山本保君 ありがとうございます。
03月12日第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第9号
議事録を見る
○山本保君 公明の山本保でございます。一月からこの委員会に所属させていただきましたので、よろしくお願いいたします。  きょうは、先ほど午前中も大臣の方から非常にわかりやすく、また御自分の信念についてもお話がございまして、本来そちらからお話をお伺いするべきところではございますが、...全文を見る
○山本保君 今のお話ですと、平成二年の統計とそして最近の統計で四倍くらいにふえているということでございますが、今お話にありましたように、これは児童相談所という都道府県の機関が正式に受理をした数でございます。ですから、ここに上がってこないものはもっと多いんではないかというふうにも言...全文を見る
○山本保君 親権というのは基本的人権でもありますし、生物学的なことから生ずる権利でもありますので、これをないがしろにしたり軽んじたりすることは、私はできないと思います。ただ、それは子供の保護という一連のプロセスの中で考えられるべきことであると思います。つまり、そのような子供やまた...全文を見る
○山本保君 これまでこの問題については厚生省はついつい及び腰ということがあったようでございます。また、現場の方にお聞きしましても、特に今回の場合そうでしょうし、一般的に親子げんかのような、親のせっかんのようなというときに最初はお巡りさんが行かれますけれども、警官は民事不介入という...全文を見る
○山本保君 どうもありがとうございます。厚生省の方はそれで結構でございます。  それでは続きまして、きょうは総論的にまず雇用情勢、特に失業率につきましてお聞きし、その後に能力開発について個別論でございますが一点ほどお聞きしようと思っております。  まず、完全失業率が史上最悪だ...全文を見る
○山本保君 私は少々見方を異にしているわけでありますけれども、またその議論は今後やらせていただくことにいたしまして、では、次のところへ移らせていただきます。  ちょっと話が違う話になりますが、実はこの前この委員会でNPOの法案が通りまして、参議院でもほとんどの会派の方の御賛同を...全文を見る
○山本保君 今お話がありましたように、経企庁の感覚というのがまさにボランティアに偏しておりまして、ぜひ労働省はこのNPOというものを雇用の問題としてとらえて、積極的に関与されるように私は今後も見守ってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  次に個別の問題で...全文を見る
○山本保君 この限られた予算の中でそれなりに仕事をしておられるということはわかりますが、しかし、先ほど来お話が出ておりますように、これから非常な勢いで経済構造が変わっていく、しかもいわば悲惨な失業ではなくして自分で自発的に、また職業選択でよいものに行くためにも、この職業能力開発と...全文を見る
○山本保君 まあ報道などを見ましても、このような再就職もしくは労働者の労働能力を高めるためのさまざまな情報提供でありますとか、また実際の講義等については私立大学の方が一生懸命やっているというような報道もございます。  私は全国立大学ですぐに対応すべきだと思います。ここは議論する...全文を見る
03月17日第142回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○山本(保)参議院議員 お答えいたします。公明の山本です。  その前に、私は、実は参議院で私が中心になりまして、あと自由党そして太陽党の議員と一緒になりまして、新しい対案をつくって出しました。それは、まさにこういう点を問題にしまして、いかなる制限もないようなもの、そして、新しい...全文を見る
○山本(保)参議院議員 今おっしゃいましたような具体的な施策、また特定の施策についてはどうかというお尋ねでございます。  これは、基本的にはハの条項というよりはロの条項に入るわけだと思いますけれども、政策なりまたはその施策を推進したり反対することについては何の問題もないと思いま...全文を見る
○山本(保)参議院議員 では、短くということでございますので。  先生がおっしゃるようなおそれというものを私も非常に感じておりまして、そのようなことがないということで聞いております。  「目的」ということをつけたことによりまして、先ほども申し上げましたが、それが偶発的なもので...全文を見る
○山本(保)参議院議員 お答えいたします。  お尋ねの第二条第二項第二号のハについての修正についてでございます。  おっしゃいましたように、「目的とするものでないこと」というふうに明確に書き入れたことによりまして、定款で定められるような法人の目的、すなわち事業活動の範囲、先ほ...全文を見る
○山本(保)参議院議員 委員の御質問は第四十四条でございます。ここにはおっしゃいますように「情報の提供」とはございますが、その情報内容につきましては「第二十九条第二項の閲覧に係る書類の写し」とはっきり明示してございます。ですから、お尋ねにございましたような形でそれ以外の情報提供と...全文を見る
○山本(保)参議院議員 お答えいたします。  お尋ねの見直しにつきましては、この附則の第二にございます、この制度については「この法律の施行の日から起算して三年以内に検討を加え、その結果に基づいて必要な措置が講ぜられるものとする。」この条文についてのお尋ねだと思います。  おっ...全文を見る
○山本(保)参議院議員 ただいまお話ございましたように、まさに活動資金、どういう形でお金が入ってくるのか、この場合に税制優遇は欠かすことはできないと考えます。私どももそのような案を出させていただいたわけでございますけれども、ただ、今回の法律上、その中身にまで立ち入って書き込むこと...全文を見る
03月18日第142回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○山本保君 公明の山本保です。  きょうは、両先生、本当にありがとうございます。テレビなどではいつも拝見しておりましたけれども、お会いできるとは思っておりませんでした。たくさんお聞きしたいんですが、実は時間が決まっておりまして私は十五分しかございませんので、手短にお聞きしたいと...全文を見る
○山本保君 残業ということもありまして、自分でも経験しましたが、なかなかメンバーも少ないところでやっておりますと確かにやらなくちゃいかぬこともたくさんあるんですが、ただ、今のお話をお聞きして、ちょっとやはり閉鎖的で、例えば優秀な先生方がおられる大学との提携とか、ある一つの事業を考...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  じゃ、山口先生にお聞きいたします。  私どもも政治学で最初に勉強したのがレーマンコントロールの話だったかなという気がするんですけれども、そう考えてみますと、本来こういうチェックというものについても、例えば大臣などが、もしくは大臣に準ずるよ...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  もう一つ、ちょっと細かい小さな項目についてお聞きいたしますけれども、先ほど公務員の採用についておっしゃいました。私も中におりまして、以前ですと国立大学法学部を出た方が幹部になっていく、他の職員とは身分上にも差があったと思うわけですけれども、...全文を見る
○山本保君 どうもありがとうございます。  もっとお聞きしたいんですが、ちょうど時間になりましたので終わります。
03月31日第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第13号
議事録を見る
○山本保君 公明の山本保です。私は、雇用保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案についてお聞きいたしまして、駐留軍等につきましては木庭委員の方からお願いすることにしております。  最初に、雇用保険法を私も実は今回この委員会に入りまして初めて読ませていただきましてなかなか大変な...全文を見る
○山本保君 ありがとうございました。  それでは、そのことについて少し詳しくお聞きいたします。  まず最初に、これは大臣にお聞きしたいんですが、今の御説明ですと、この財政改革の特別法によってこれを行うんだ、こういうふうにはっきりお答えになられましたけれども、今これは与党がどう...全文を見る
○山本保君 大臣、率直なお話だと思います。ただ、最初の方の、マスコミの取りざたであって、総理は具体的に法改正は言っていないというのはおっしゃるとおりかもしれませんけれども、これは何というか、まさに法律的なことであって、どうも今のままではこの財革法が何らかの意味で、どういう形式をと...全文を見る
○山本保君 そういう考え方があるのだということは聞いておりましたが、今大臣の口から直接赤字国債というものなのだと。つまり、法律はあっても赤字国債の考え方を変えれば実際には効果があるというような趣旨の御答弁かと私は思いますけれども、重要な答弁だと思います。これ以上このことについては...全文を見る
○山本保君 もう一つ、これは局長の方からシーリング枠があってそれで削らざるを得ないのだと。私も官僚をやっておりましたのでその苦しさはよくわかりますけれども、しかし、そうなりますと、例えばお年寄りといいますか、高齢者に関しては、カットするというのはちょっと冷たい施策じゃないかなをい...全文を見る
○山本保君 私が最初に今の件で申し上げましたことは、こういう現在高齢社会に向かっていくときに、高齢者の方のカットをしたということは行政的に私は余り芳しいものではないのではないかというふうに考えたわけでございます。  今、大臣おっしゃいましたことは、ぜひ小泉厚生大臣と一度大きくや...全文を見る
○山本保君 物価の状況などというのであれば、本当に二百円とか五百円とかということしか考えていないというふうに聞こえます。そういう意味なのかもしれません。しかし、これは労働省のこれからの労働政策の基本的な柱ではないでしょうか。  二十万円というのはきっと何らかの意味で調査をされた...全文を見る
○山本保君 ぜひここは機を逸せずといいますか、機を読んでやっていただきたいと思います。  これは簡単でいいんですが、ビジネス・キャリア制度という制度を労働省はお持ちだというふうに今回知りました。この制度と今度の新しい制度との関連がどうもわからないんですけれども、この辺について簡...全文を見る
○山本保君 一般的にはこの制度は、今までの労働省の施策、特に能力開発というのがいわゆるクラフト型の、職人さんというようなものの能力検定にあったものでは実際には合わないわけですよ、この日本の産業構造に。それでこういうのができたというふうに言われていると思うんです。  ですから、細...全文を見る
○山本保君 ここはこれ以上追及ということもできませんので、ぜひ労働省としてこの辺の文部省とのきちんとした連携を図る。  私は教育がもともと専門なので申し上げますが、こういう状況になってきておるのに、この前たしか申し上げた、今や残っているのは国家公務員と一部の一流企業だけですよ、...全文を見る
○山本保君 今、この概要という制度全体の内容がわかりやすい表をいただいて説明もいただいたわけですけれども、この労働能力開発、また今後の日本の産業構造というものと、それから労働者の生きがいというものを考えたときに、いろんなところで全部ばらばらなんです。これももう少し整理をして、もっ...全文を見る
○山本保君 私の方もそこをきちんとまずお聞きしなかったので、これは「労働省令で定める理由」と、こうあります。ここで、いわゆる厚生省の介護でいえば、もちろんこれは六十五歳以上であれば対象は何でもよろしいと、今度の介護保険の定義でいいますと。それまでは加齢という、お年寄りになったとい...全文を見る
○山本保君 二点言いたいんです。  審議会の意見を見ましても、育児休業と同程度でよろしいといったしか答申が出ているということで、今そういうお答えがあったと思います。  しかし、ちょっとおかしいと思いますのは、育児休業というのはあれは一年間であって、そして私も厚生省におるときに...全文を見る
○山本保君 育児のときの理屈というか、その根拠づけというのはわからないわけでもないんですが、介護についてはどうも今の御説明ではわからない。  そのためにやめるというようなことはないかもしれませんけれども、しかし本来こういう有給休業の考え方というのがあるわけですから、それはもう少...全文を見る
○山本保君 労働大臣、どうですか、今の答弁をお聞きになって。いかにも官僚的で情がない答弁じゃないですか。三カ月イコール九十日と解釈せよと、これ一言で済むことじゃないですか、どうですか。
○山本保君 まさにそういうことが出てきたときに対応されるということが必要なのであって、出てくるかどうかわからないところで企業側に立って御判断されたのではまずいと思います。しかも、法律ができたときにはこういう高齢化社会への対応ということを労働省としては余りつかんでいなかったんじゃな...全文を見る
○山本保君 ぜひ積極的にやっていただきたいと思います。  最後に一つだけ、人事院の方もおいででございます。公務員に関してはどのような対応が考えられているのか、簡単で結構でございます、お答えください。
○山本保君 ありがとうございました。終わります。
04月07日第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第15号
議事録を見る
○山本保君 私はきょうまず最初に、時間の都合がありますので、先回三月十二日にこの委員会で家族政策ということから現在社会問題化しております児童虐待について御質問いたしました。それについてフォローといいますか、引き続いた質問を最初にさせていただきまして、それから労働省関係の方に移ろう...全文を見る
○山本保君 先ほど局長通知と言いましたが、課長通知でございますね、訂正させていただきます。  それで、何か各地方紙などにもそのような新聞広告などを出して、ここにいただいたのを見ますと、「聞こえますか?子どもからのSOS」というようなことで、割と具体的なことを書いて各児童相談所そ...全文を見る
○山本保君 努力されておられるということについては私も非常に多とするところでございますけれども、ただ少し残念なのは、これもお聞きしますと、そのセンターについて初年度は十件ぐらいのことしかまだお金が出ないということだそうであります。これですと、全国の各県にといいますと何年かかるかわ...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  こういうことが問題になって、また通知も出たわけでございますから、今後あのような、先回申し上げたような悲惨な例が出てまいりますと、またそれなりに責任も重くなってくると私は思います。ぜひこれについては早急な対応をしていただきたいと思いますし、ま...全文を見る
○山本保君 経済成長が一・何%というふうにおっしゃいましたけれども、各新聞などを見ますと、初めてのマイナスといいますか、名目でもマイナス成長ではないか、実質では当然ですね、そういうことさえあり、四%にいくのではないかというような記事も見ているわけでございます。  それから、きょ...全文を見る
○山本保君 まさに先憂後楽でございまして、先にきちんと対応していただきたいと思います。  今、政府としてのということでございますので、私も野党・公明としては、一時的かもしれないが、消費にすぐ回るような四兆円程度の戻し金というようなものを提案しているんだということについて、私も一...全文を見る
○山本保君 大変な事態ということになるわけであります。  一つの考え方によれば、何回も出ていますように、失業率が一〇%というような就業構造を持っている場合に、雇用保険的なものがもっと掛金が高くなってくるということは当然と言えば当然ではあります。しかし、これはやはり順番としまして...全文を見る
○山本保君 それでは次に、中高年の失業率が高いというのが午前中にもお話が出ました。このことについて、特に若い方と比べまして生活もかかっているわけでありますし、今からいろいろ教育訓練といいましてもなかなか大変だと思います。この方たちがなぜ失業率が高いのか、どういうふうに分析されてい...全文を見る
○山本保君 そこで、一つ御提案でありますが、まず雇用を生み出す。  これはもう大臣も御存じかもしれませんが、今回NPOが法制化されました。しかし、私ども前から申し上げておりますように、これには税制優遇をつけて、特に具体的に言えば、さっき大臣は、どちらにしたって税か社会保険へ持っ...全文を見る
○山本保君 今お聞きしましても、一人当たり四、五十万というような計算になるようでございまして余り大した額ではないな、十一万人というのもどうかなと思います。  先ほどからお話が出ていますように、六十歳というよりももう四十五歳とか五十歳、五十五歳、この辺で失業率が高いといいますか、...全文を見る
○山本保君 今お述べになったその指針というのは、これは手当がついていないときの指針ですから、法律にあろうがその辺はということになるでしょうけれども、今度手当を出そうというときに、法律に三カ月とあるのに、それを九十日分割で出してそのときにまさか手当が出るというわけにはいかないんじゃ...全文を見る
○山本保君 それではお答えをいただいたことにならないと思います。ここは、労働省の方でできないというのであれば、また先生方と御相談して変えるようなことをしなくちゃならぬと思っております。  それからもう一つ、これはこの前お聞きしたときも余り明確な答えがなかったんですが、そのときに...全文を見る
○山本保君 大臣は労働大臣でございますから、ぜひ労働者の側に立った発言をしていただきたいと思っておるわけでございます。いろんな経験者として、そういう今おっしゃったことが実態的にはスムーズにいくんだということについては私もわからないわけではありません。また、労働省も多分大蔵省と頑張...全文を見る
○山本保君 ありがとうございました。  終わります。
04月08日第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
議事録を見る
○山本保君 どうもありがとうございます。  私は、実は参議院議員になる前に厚生省の保育の専門官というのをやっておりまして、今保育園について少しあったものですから急速ちょっと電話して調べたんですが、先にちょっとそのことだけ情報提供ということで申し上げます。  年度途中から入りま...全文を見る
○山本保君 ありがとうございました。
○山本保君 二つほどひとつお聞きしたいんですけれども、一つは、ここに社会的入院が解消されたと。本当に大変だったと思います。これはなかなか難しいんですが、いわば特別養護老人ホームとか老健施設に入っておられたというのがあるんですが、これはなかなか数字ではわからないと思うんですけれども...全文を見る
○山本保君 さっきお聞きしたこと、これは数字じゃないんですが、町長さんを拝見していますと、もう非常にお元気なお年寄りが多いんだろうなというふうに思っておるんですが、そういうふうに理解してよろしいでしょうか。
04月14日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第14号
議事録を見る
○山本保君 公明の山本保です。  実は私、もう高倉先生とは二十五年ぐらい前からお教えいただいているということもありまして、今回急にお願いをいたしました。御出席いただきましてありがとうございました。ものこともございますので、主に高倉先生に御質問したいと思います。既にもうお話が出た...全文を見る
○山本保君 せっかくの機会ですので、ちょっと踏み込んでその辺についてお伺いしたいんです。  考えてみますと、先ほどカウンセリングマインドというお言葉も出ましたけれども、例えばカウンセリングということと教授という行為は、これは実は全然違う方法ですね。単純に考えましても、例えばカウ...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  それでは、ちょっと今度は方向を変えまして、先ほどからもお話に出ております、まさに戦後教育改革の柱の一つが教員養成の開放制である、こういうふうに私どもも習ったわけでありますけれども、先生先ほど、今後ともこの開放制は維持されるべきであると、こう...全文を見る
○山本保君 そうしますと、実際の運用において、教育大学ですとか、そういう学部のある大きな私立大学以外の学生さんも教員免許状を取りたい、しかもそれは、本来六年ぐらいがいいのではないかという意見は私も実はそう思うんですけれども、しかし現実には四年制で取れるわけですから、四年間のうちに...全文を見る
○山本保君 そうしますと、これは先生の方の単位とは直接関係ないかもしれないことを三つほどお聞きしたいんです。時間のことおありますので三つまとめてお聞きしますが、先ほど他の委員からもお話ありましたように、今非常に教育において問題がある場合、この教員養成課程で今手を打つということであ...全文を見る
○山本保君 もう一つ、今度は実習で四週間が大変だということになって、実は自分の経験からなんですけれども、先生にちょっと御意見、御感想をお聞きしたいんですが、教護院などのような施設もございまして、学校教育法で言う学校ではないけれどもいろんな形で子供たちの教育にかかわる仕事をしている...全文を見る
○山本保君 免許法を見ましても、上級免許を取るときの実習にはそういう少年院も入っているわけでございまして、ですから、この辺はもっと文部省は緩やかに見ていただいた方がいいと。今度の審議のときにちょっと追及しようと思っております。  奥田先生、時間がありませんのですけれども、一つだ...全文を見る
○山本保君 一般大学じゃなくて教員養成大学こそもっと教科を重視すべきじゃないかということもこれに関係する、私もそう思うんですけれども、内数カウントについてどうぞ。
○山本保君 どうもありがとうございました。
04月16日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第15号
議事録を見る
○山本保君 公明の山本保です。きょう初めて文教・科学委員会で質問をさせていただきます。  最初に大臣にお伺いしたいわけでございます。実は私は教育行政学を特に研究しておりまして、それから厚生省へ入りまして児童福祉の方の実務と企画関係をやってまいりました。子供の見方というのが教育の...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  今大臣が言われました楽しい学校にというのは、本当に簡単塗言葉ですけれども、今の教育の一つの課題を、また方向性を示したものではないかなというふうに、私は非常に今のお言葉には賛同いたします。  ただ、一つだけ私の専門の分野から考えますと、やは...全文を見る
○山本保君 私は、この限りにおいては今のお気持ちを素直に受けとめたいと思っておりますが、ただ、行政的な形としては、いろいろこういうことがもしほかの場合でも安易に使われるというようなことはどうかなという気もいたしますので、この辺は慎重にしていただきたいと思いますが、大臣の気持ちはよ...全文を見る
○山本保君 養護をつかさどるという用語もぜひ大至急変えていただきたいですね。養護といいますと、福祉の方では例えば特別養護老人ホームというようなものがあります。または養護施設というのも、今回これは法律改正して直しましたけれども、また文部省の方だって、養護学校と言うときの養護とこの養...全文を見る
○山本保君 まさに僻地などでいない場合にこそ、これからまた話が出てきます特別非常勤でありますとか、それから先ほども出ました、本当はいいことではありませんけれども、教科外の先生を担当ということにして、そしてその足らざるところを補うというような形をとるべきではないか。もっと言えば、そ...全文を見る
○山本保君 スクールカウンセラーがいいものだということは認めますけれども、やはりこの発想に、学校というのは教師が中心であって、そのほかこういう方たちはその指導を受けて、その指揮を受けるなり、または全然ノーマルでないところで対応しなさいよという、こういう発想がどうも見えるのでござい...全文を見る
○山本保君 もっと積極的な対応をぜひ検討したいですね。教育委員会に置かれてもいいです、もしそれならば。そして、学校の担当を決めまして一週間に一遍なり必ず行かれて状況を見ると。問題が起こってから対応するんじゃなくて、あらかじめそうという体制をとらなければ、今の学校医さんではとてもで...全文を見る
○山本保君 それについてもう少し確認的にお聞きします。  今回、教職専門科目をふやして、そして教科関係を減らす、教職専門科目というものをふやす考え方ですね。はっきり申し上げて心配なのは、いわば戦前の聖職教師に戻そうとしているんじゃないか、そんなことはないと思いますけれども、一体...全文を見る
○山本保君 午前中の審議の中で大臣はこれからの教師像、教員像というものの御質問に答えられまして、子供の意欲を引き出すと、そういう先生であると、こういうふうな表現をされました。私も全くそう思います。  ただ、その場合ちょっと心配なのは、意欲を引き出すためにはまず教科の構造をよく知...全文を見る
○山本保君 当然であると思いますが、聖職という言葉が意味するものは、子供の心、子供の成長発達という前に、まさに国家目的というものがあって、これに基づいて子供をつくり上げていく、こういうものを称して言われているわけでありまして、もちろんそんなものではないということでお答えになったと...全文を見る
○山本保君 それでは次に、今回の改正の中で、大きな柱の一つに盲・聾・養護学校の免許制度について弾力化を図るというものがございます。  弾力化というのは非常に聞こえはいいんですけれども、私はちょっと心配になりますのは、こういう専門的な力量を持った先生が相対的にその地位を下げられる...全文を見る
○山本保君 何だかはっきりしないんですけれども、簡単に言えば、現状ではそういう専門の免許を取っている人がいないので、そうでない方にもさせるようにしたんだというんですけれども、これはやっぱり行政の方向として逆じゃないでしょうか。  本来、法の建前からいきましても、そういう専門的な...全文を見る
○山本保君 今の答えはどうもおかしいんですが、詳しいことはまた次に持ち越しますけれども、私の知る限り、もっと機関の地位を上げていただきたいという要望が関係者の方から文部省の方にも行っていると私は承知しておりますけれども、事実関係ですから、これはまた改めて言います。  それより、...全文を見る
○山本保君 ぜひ御議論をいただきたいと思います。  一般的なゼネラリストとして見られれば、あれ何でこれだけこうなのと、こう必ず気がつくところだと思いますので、ぜひ担当の方に積極的な大臣からの御指示を私は期待したいと思います。  それから、最後になりましたけれども、もう一つござ...全文を見る
○山本保君 ありがとうございました。     ―――――――――――――
04月22日第142回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
議事録を見る
○山本保君 公明の山本保です。どうぞよろしくお願いいたします。  この委員会では、行政監視の方法などについて具体的にこれから詰めていくのかなと思いますが、そういうときに、本当にイギリス、アメリカの専門家の先生にわずか十五分間でこの百年、二百年のことをお話ししろということ自体がな...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  もっとお聞きしたいんですが、また次の機会にと思います。  それでは、石田先生にお伺いいたします。  先生のきょうのお話で、また先生が前に出していただいたものなどを見まして、アメリカは一七〇〇年代からあると。しかし、それはたしか外国からの...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  じゃ、もう一問だけ。ジョアンさんに一つだけ、時間がもうないので簡単に。  きょう、この向こうの研修のクエスチョンとアンサー、これを見ましておもしろかったというか、私は教育学も勉強しまして、これを見ましてすぐ思い出しましたのは、コールバーグ...全文を見る
○山本保君 ぜひ勉強していただいて、私どもとまた比較してくださればと思います。
○山本保君 どうもありがとうございます。
04月23日第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第17号
議事録を見る
○山本保君 私は公明を代表いたしまして、社会保険労務士法の一部を改正する法律案について具体的に御質問いたします。  最初に、この背景といいますか、大臣にできたらお聞きしたいんですけれども、昭和五十八年臨調ですか、これ以来さまざまな臨調の答申でありますとか、また臨時行政改革推進審...全文を見る
○山本保君 はい、結構でございます。
○山本保君 大変率直な見解をいただきましてありがとうございます。  私も共感するところが多いわけでございまして、私も党を代表してではございませんが、一月に黎明クラブという小さな一時的な政党をつくったときに、その政治綱領のようなものを担当しまして、今おっしゃったような形、私どもも...全文を見る
○山本保君 いろいろお聞きしようと思ったことについて全体的に先にお答えがあったので非常に質問しやすくて結構なんですけれども、今お聞きしていまして、やはり国の役人という立場から極めて自分の方の理由だけを言っておるような気がしてしようがないんです。  私は、今回こういうことできちん...全文を見る
○山本保君 私も、それは役所の方からお聞きしましたし、個人的にもその辺は大丈夫だというふうには思っておるんですけれども、一般論で、もう国の仕事として直接するほどのことでもないんだと言われているところに実はたくさんOBが行っているというのは、それは舌をかんでいるんじゃないかなという...全文を見る
○山本保君 それに関連で、今回試験に係る業務を移譲するということでございますけれども、合格の判定に関しては国に残すというふうに法律案に明記してございますが、この辺の理由について重ねて確認的にお聞きしたいのでございます。
○山本保君 なかなか微妙なところだなという気がいたしますが、これまで特に大きな問題もなくやってこられたという実績からこの体制でいこうということであるならば私も了としたいと思います。  それから、そのことに関連しまして、やはり試験といいますといろんなミスなどが国立大学の入学試験な...全文を見る
○山本保君 それでは次に、それにも関連しますけれども、そういう形で連合会の方でやられるとなりますと、連合会の方から試験委員などを委嘱されたりという形になってくる。  そうしますと、受験料ですけれども、これまでの考え方というのは基本的に国の受験料ですから、いわば国の国民に対するこ...全文を見る
○山本保君 受験する側に立って考えてみますと、今お話しのように、過不足なく、基本的に今までも物価上昇などの関係でしょうか、少しずつ上がっているということでありますから、ほとんど上がらないということで、結構かと思います。  先ほどからのお話にあった全体の仕事ということを考えますと...全文を見る
○山本保君 もう一つ、ことしの二月ですか、これは新聞なのではっきりしないんですが、総務庁が手が不自由で字を書くことが困難な受験生にワープロ使用を認めることを要請したところ、労働省が、いや、それは不公平だから認めないという返答があったというようなメモを私持っておりまして、これは事実...全文を見る
○山本保君 もう一つだけ、これも確認でございます。  七年から八年にかけて労務士さんの登録者数が激減しております。これは、先回の法改正による登録数と会員数の差を、当然そのものであるということにするための三年間の猶予期間が終わったからだというふうに考えますけれども、余りにも登録数...全文を見る
○山本保君 ちょっと余りにも差が大き過ぎるのじゃないかと思います。
05月11日第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
議事録を見る
○山本保君 公明の山本保です。  実は、ちょっと私の手違いがございまして、この総務庁の行政監察の資料が私の手元に届くのがおくれましてちょっと見られなくて、質問したいなと思っていたんですけれども、ちょうど今最後の方で横田児童家庭局長が答弁されましたので、まことに申しわけございませ...全文を見る
○山本保君 通告なしでお聞きしまして失礼いたしました。ありがとうございます。  おっしゃるとおりでございます。今そのように地方の行政人事等の問題もございますが、ただ現行の法律では、医師から始まりまして、さまざまな高い専門性を設定しておって、そしてその最後に同等の者といいますか、...全文を見る
○山本保君 答弁は結構でございます。  それでは、きょうは私、時間もちょっと短いので大変恐縮でございます、難しい問題でございますが、年金改革について、少し勉強不足でありますので、もう委員の先生方はよく御存じだと思うんですけれども、少し確認の意味もございましてお願いをしました。 ...全文を見る
○山本保君 詳しい内容についてここの場でこれ以上入ってもなかなか難しいなと思いましたのでただいまのお答えで結構でございますが、一つだけちょっと簡単にお答えいただきたいのは、今賦課方式とおっしゃいましたが、これは賦課方式を加味しているということだというふうに資料にもなっております。...全文を見る
○山本保君 非常に難しい問題だと思いますので、議論はこれでこのことについては終わりますが、私個人としましては、少子・高齢社会というのは実は国が豊かであることの証拠であって、老人問題は老人が多いことが問題ではなく、まさに今までの社会システム自体が老人がふえてくる、子供が減ってくると...全文を見る
○山本保君 ありがとうございました。
05月20日第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第6号
議事録を見る
○山本保君 公明を代表しまして、これまでたくさんの参考人の方々からの意見もお聞きしまして、それを私も参考にしまして、意見を特に以下四点だけに絞って表明させていただきます。  第一は、福祉について、福祉といいますか、これからの高齢社会対策についての基本的な考え方、理念の転換を行っ...全文を見る
05月21日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第22号
議事録を見る
○山本保君 公明の山本保です。  最初に、谷垣長官、私実はきょう初めて質問させていただきます。  今現在、我が国の産業経済というのが非常に変化していると一般に言われます。その中で、情報産業でありますとかバイオ関係でございますとか医療関係の技術というのは、私はこれから福祉・高齢...全文を見る
○山本保君 どうもありがとうございます。  それでは少し細かくお聞きしたいのでございますが、最初に、今ちょうど長官もお話がございましたのでそれに絡めて、ちょっと御連絡しておいたのと順序が違うかもしれませんけれども、国立研究機関というものと国立大学というものがあるわけでございまし...全文を見る
○山本保君 短い時間で全部お聞きするとか、あとここで議論するわけにいきませんので、ちょっと一点だけ。  これは予定していなかったんですが、前にも担当の方とお話ししたんですが、お話の中でちょっと気になったので確認させていただきたいのです。国立研究機関ではそうしますと学問の自由とい...全文を見る
○山本保君 まず、きょうはそのことだけ確認させていただいた上で、もう一点ございます。それは、両方の特徴というものを見ていくときに、いろんな今内容論についてお話がございましたけれども、それはひとつ置きまして、行政的に言いますと国立試験研究機関については独立行政法人にすべしといいます...全文を見る
○山本保君 では、法案の内容に関係しましてお聞きしたいのでございますが、平成四年にこの法律が改正になっておるわけです。これと今回の法改正、たくさんお聞きしたいのですが、もう時間がありませんので一つだけお聞きしたいんです。  といいますのは、この十一条についてではないんですけれど...全文を見る
○山本保君 ちょっとわかりにくいんですけれども、私が不勉強でわかりにくいんだと思います。  アメリカのこの規定を見せていただきますと、アメリカなどはそういう点は非常にはっきりしていまして、外国との関係のときはアメリカの国が持つぞと、国内だったらそれは自由だぞと、まさに国益を考え...全文を見る
○山本保君 そうしますと、確認でございますが、今回法改正はしなかったわけですが、もう実態的には問題はなくなっているという御回答なのか。私は、どうも今お聞きしましても、国の財産だからという考え方はもうそろそろ変えた方がいいのではないかと思いますが、どうでしょうか。
○山本保君 それでは、ちょっと細かいことといいますか、一つだけ。先ほど少し出た議論にも絡むのでございますが、確かに法律の改正として、私も研究者に聞いてみましたところ、先ほど御説明ありましたように、今までは大企業などの大きなものが中心だった、今度こういうことで地場産業なども参加でき...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  実は、法律だけを見ますと、教育分野については社会教育という概念が使ってあるんです。ただ、これは法案審議の間で、社会教育というのははっきり言えば実はちょっと間違った用語でございますね、これは社会における教育一般だというふうに提案者説明をしまし...全文を見る
○山本保君 どうもありがとうございます。  私は、私立の関係についても構造的に助成方法を変えているとは知っておりますけれども、一般的に私立と国立ては一人当たり二十対一も差があるとも言われております。この辺の改善というのを今後もぜひよろしくお願いしたいと思います。  ありがとう...全文を見る
05月27日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第24号
議事録を見る
○山本保君 公明の山本保です。  私は、短時間でもございますので、余りこれまでこの委員会等で議論されてこなかった観点を中心にしてお伺いしようかなと思っております。触れられたものについても質問をいたしますけれども。  最初に私ちょっと自分の考えを述べさせていただきますと、今回の...全文を見る
○山本保君 高校生全体で大体三百万人ぐらいと言ってよろしいでしょうか。今のお話ですと、そのうちの十万人にもならないということでございます。また、文部省ははっきりそれについての細かい調査もまだしていない。  高等学校というのは本来、でき上がったときから単位制のハイスクールでありま...全文を見る
○山本保君 これは幾つかの県ではやはりおかしいわけでございまして、すべての県の幾つかの高校で行われているというぐらいが当然で、まず教育の機会均等ということから考えましても、県立高校というのは基本的に県の所管になるわけですから、それがない県は全く行けないということではないか。これは...全文を見る
○山本保君 中途退学についてはきょうは話をしないでおこうかな思ったんですけれども、今局長の方からもお話がありましたので、それについてもお聞きいたします。  まず、先ほどの実務経験についても、これはもっともっと実際に使えるようにしていただきたいと思います。もう完備していると言われ...全文を見る
○山本保君 この問題はきょう詳しく論じる時間がないのですけれども、たしかこの調査も中退後二年後ぐらいの調査だと思います。私の自分の持論で言いましても、一生の間に教育というものを絶えず自分がそれを求めていくという生き方が重要だと思いますので、二年と言わずぜひこういう調査は何年か置き...全文を見る
○山本保君 この前提となる問題についてまだあるかと思いますが、時間のこともありますので、次に今回の法改正についてお聞きいたします。  最初に、ちょっとこれは予定もしていなかったんですが、どうも頭にこびりついてといいますか、きょうも議論を聞きながら文部省の方も言葉が出にくそうだな...全文を見る
○山本保君 苦しい答弁で申しわけないと思いますが、この名称はもう少しお考えになった方がよかったかなと思います。  次に、この中等学校の場合の前期課程は無償にするというふうになっておりますが、これは私はちょっと不思議な気がするわけですよ。  というのは、憲法二十六条、「義務教育...全文を見る
○山本保君 いや、今の説明は全くおかしいですね。そこで言っておる地方公共団体というのは、今までの法律では中学校については市町村が設置をする、こういう形であって、だから今度市町村でない学校を県立てもつくろうということで法改正をわざわざしよう、こう言っておるわけですから、つまり今まで...全文を見る
○山本保君 今のも答えではなくて説明ということであると思いますけれども、やはりこれについても、私立の学校などについても同じことが言えるのかなという気もしますので、これも一つ問題点を指摘させていただきます。  それから、先ほど出た議論にもちょっと参加させていただきますが、特色ある...全文を見る
○山本保君 積極的また素早い検討をお願いしたいと思います。  それに関連しまして、私は福祉の方を長くやってきましたのでその観点から。私も全面的に今回のこの中高一貫学校がいいとは思わないわけでございまして、大変なところに文部省はついに踏み込んだなと思っておりますが、確かに場合によ...全文を見る
○山本保君 今の御返事では、中高一貫学校をつくることの意味すらなくなってくると思いますよ、つまり、そのように現実に進んでいるのであれば何も法整備することはないではないかということであれば、どうしてこちらへつくるのですかと。進んでいる、しかし七割しかないというのであれば、当然こちら...全文を見る
○山本保君 またこれはじっくり機会をつくってと思っておるんですけれども、大臣、今のお答えは、ここにもある、代表的ないいお父さんとございますので、その面でそういうお考えは私もよくわかりますけれども、今ちょっとお聞きしたかったのは大臣としてということでございます。  つまり、今PT...全文を見る
○山本保君 高等学校に関しましては、先ほど私何回も言いましたように、もともと子供だけが行く学校ではないという感覚でつくられたものであるにもかかわらず、法律上は全く小中と同じように学生といいますか生徒の参加権限などはございませんので、この辺は大問題だと思います。今後の課題だと思いま...全文を見る
○山本保君 ありがとうございました。
09月17日第143回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第4号
議事録を見る
○山本保君 公明の山本保です。  最初に、大臣に一言お礼を申し上げます。  先ほどは、私どもが御紹介いたします働く婦人の会委員長加藤紀子さん初め三人の方から、大臣に直接労働基準法の改正につきまして御要望を申し上げました。短い時間でありましたけれども、お昼時間を割いて誠実に対応...全文を見る
○山本保君 積極的な御返事をいただいたとは思いますけれども、最後に思いつきかもしれないがとおっしゃったことについて、私も同感でございまして、個別のそのような対応策も重要でございますけれども、最初に申し上げましたように、経済理論からもう一度労働者の側に立った新しい経済回復の処方せん...全文を見る
○山本保君 まさにそのことを私ども申し上げておるわけでありまして、ぜひ大臣、大臣の力というのは大変なものでありまして、次のまた予算の確保のときに,今までの枠というようなものにとらわれずにこの雇用問題については踏み込んでいただきたいということを申し上げます。  じゃ、ちょっと観点...全文を見る
○山本保君 つまり、こういう計画が第八次にまでなっておって、長期的な展望を持って仕事をしてきているはずですね。それが、これからお聞きしますけれども、例えば雇用対策本部が内閣に急にできたり、また、先ほど大臣の答弁にもございましたけれども、何か政労使の会議を持とうとか、基本的に流れて...全文を見る
○山本保君 では、大臣にお聞きしますけれども、先ほどもお話が少し出ましたが、それとも絡めまして、内閣の経済構造改革の雇用対策本部というものと、それから今度早急に総理が帰ってからすぐやりましょうと言われている会議、そして実は労働省が八次にもわたって長期に基本計画をつくってきている。...全文を見る
○山本保君 大臣、ちょっと突然にお聞きしたこともありましたけれども、全体の基本計画との整合性などについてもぜひ一度御検討いただければと思っております。  それから、先ほどちょっとお話の中にありましたことでもあるんですが、細かい話ですけれども、私、たしか四月七日の委員会で特定求職...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  では、次に移ります。  労働基準法についてお聞きいたします。最初に基本的なところからちょっと入ってみたいと思うわけでございます。  労働基準法の第一条を見ますと、ここには労働条件の原則が書かれておりまして、「労働条件は、労働者が人たるに...全文を見る
○山本保君 私のお聞きしたこととは違うわけでございますけれども、まさに、現在例えば福祉におきましても、昭和二十年代の福祉といいますと、本当に最低の食べること、住む場所と、こういうところの福祉でしたから、国が全部責任を持ってもう一定の決まったところへ送り込もうと、こういうものから今...全文を見る
○山本保君 私が三条、四条改正と言いましたのは、これはもちろんレトリックで言ったわけでございまして、三条、四条を基本にして考えるべきだと思うわけでございます。  そういう観点から見ますと、今回の改正は、賃金面における平等は当然のことでありますけれども、さまざまな勤務条件に関して...全文を見る
○山本保君 そういう経過で入ったということはわかるんですよ。しかし、この条文だけ素直に読みますと、これは経過措置であるとも読めますが、そうでないとも読めるんじゃないか。激変緩和措置という言葉もありましたが、そんなのは条文にないんです。  私が申し上げたいのは、今の局長のお話を聞...全文を見る
○山本保君 それはちょっと理解できません。  というのは、この内容についてはこれから審議会で決めるということになっているわけですから、そんなことを先に局長がおっしゃることはないと思いますよ。先ほどから言っていますように、今までの経過がそうであったことは認めます。しかし、条文が決...全文を見る
○山本保君 そういう説明でずっと来ていたということはよく知っておりますので、ぜひここはもう一度それに加えて、先ほど私が申し上げたようなことについても御検討をいただきたいとお願いをしておきます。  時間がありませんので一つだけ。これは小さなことなんですが、五十六条の児童労働、年少...全文を見る
○山本保君 細かいことですが、つまりこれですと小学六年生はもう使えないということになりますね。現実にこの辺の現場との調整はされておられるというふうに私は考えますけれども、安心するためにもそこをちょっとお聞きしたい。
○山本保君 じゃもう一つついでで、五十六条の第一項、十五歳未満はと書いてあったのが、今度は、児童が三月ですか、非常に複雑な書き方になっております。これはどういうことなのか。四月一日生まれの方はこの中に入らないのか入るのか、ちょっと御説明いただきます。
○山本保君 わかりました。ありがとうございました。
09月18日第143回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第5号
議事録を見る
○山本保君 公明の山本保でございます。  私も、全員の参考人にお話を伺うのが筋だと思いますけれども、時間のこともございますので、限られた方になるかと思います。御了承いただきたいと思います。  今泉委員と連合の松浦参考人のやりとりを今聞いておりまして、この問題の持つ問題とこの改...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  私も福祉の方をやってきまして、福祉型の後見人のようなものがやっぱり非常に必要であって、そんなことを考えておりましたので、今最後のお話は非常に私もよくわかるところなんでございますが、今の具体的な提案につきましてはまたいろいろほかの委員とも相談...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  先ほどからの議論で、なかなかオール・オア・ナッシングといかないところがあるということでございますので、我々も苦労はするわけでございます。当然のことですけれども、ぜひその辺は参考にしたいと思っております。  それでは、松浦参考人に済みません...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  まだちょっとだけありますか。じゃ一問だけ簡単にお答えを、時間がありませんので。  それでは、角田参考人にちょっとお伺いしたいんですが、先ほど非常に明快に情報モデルへの転換というようなお話を伺いました。もっとお聞きしたいところなんですが、時...全文を見る
○山本保君 ありがとうございました。
09月22日第143回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第6号
議事録を見る
○山本保君 私は、この前、労働基準法改正について全般的な立場からお伺いをいたしました。きょうはもう少し細かいことについて、他の委員が聞かれたこともございますけれども、確認の意味もあって質問させていただきますが、その前にもう一度、この前のことでちょっとだけ自分でまとめておきたいと思...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  それでは、条文に即して少しお伺いいたします。  まず、十四条でございます。契約労働期間の上限の延長でありまして、何度も衆議院でもこの委員会でもお話があったことだとは思いますけれども、私の方からももう一度確認させていただきたいと思っておりま...全文を見る
○山本保君 局長、これはもう当然のことですが、ちょっとお聞きしたいんですが、これを見ますと科学の研究と、こうありまして、普通研究といいますと大学などを考えまして教育というものは入らないということになりますね。つまり、非常勤講師などをやっておられる方もたくさんおられます。こういう方...全文を見る
○山本保君 わかりました。  今、審議会の意見を聞いて客観的な大臣の基準を定めていくということでございますけれども、注文したいことは、今のお話を伺う限り、極めて限定され、また新しい分野に対応するものであるというふうに伺うわけでありますけれども、ぜひ今おっしゃったことを客観的な基...全文を見る
○山本保君 きょうはこれについて詳しく検討する委員会ではありませんので、これ以上議論はいたしませんけれども、今お伺いしておりましても、例えば午前零時から五時までというのも、この条約を見ますと、それを含むと、こうあるわけでありまして、我が国はそれよりも広い範囲にしているわけですから...全文を見る
○山本保君 では大臣、ついでにといいますか、もう一つ、その場合に法令上の措置を視野に入れた場合の検討はどのように行っていくのかについてもお答えください。
○山本保君 局長、もう一つ、通告していなかったんですが、今までの議論でこれはもう聞いておられて明らかだと思いますのでちょっとお聞きしたいんです。といいますのは、このガイドラインというのは遅くとも激変緩和措置の終了までの間に作成するというふうに答弁されていると認識しておりますが、そ...全文を見る
○山本保君 結構でございます。というのは、先ほどからお話ありましたように、この激変緩和措置自体が三年でこんなことで大丈夫なのかという議論があり、私は先回の議論でも、こんな三年というようなものでなくて、ある意味では女性の、または男性でも同じですけれども、育児や介護に関係する方につい...全文を見る
○山本保君 これもちょっと通告していなかったことなんですが、先ほどからの議論の中でふっと気がついたわけですが、局長、ちょっとお聞きしたいんです。  といいますのは、これまでの裁量労働というのは十一業種ということで、施行規則とそれから告示で示されておりますね。ふっと考えますと、ま...全文を見る
○山本保君 そのように説明していただきますと、何か全体がわかってきたような気がいたします。これまでのような形で決めているのに比べて、法で厳しく制限をした上でやりましょうということだというふうに理解いたしますので、その趣旨をもっときちんと貫いていただきたいと思っておるわけであります...全文を見る
○山本保君 今お聞きしましたのは、先ほど小宮山委員からもお話があったことに関連するわけです。衆議院で修正されました四項において、使用者が報告した場合のことについて、その内容について労使委員会にも開示すべきであるというふうに私も思うわけでございます。  これを見ますと、第四号、今...全文を見る
○山本保君 それから次に、労使委員会の合意のことでありますが、全員の合意ということになっております。先日の議論にもたしかあったかと思うんですが、全員の合意というのは何か一般的によく日本的な談合とか何かを意味するような、つまり、少数者の意見を尊重してそれに配慮するというのがまず民主...全文を見る
○山本保君 私最後に一つだけ、時間がありませんので簡単に答えていただければいいですが、百五条の三というのが新しく紛争の解決の援助ということで労働基準局長に対する権限といいますか、仕事が新しく出ております。この紛争に対してどのような対応をされるつもりなのか、わざわざこれを書いた理由...全文を見る
○山本保君 終わります。
09月24日第143回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第7号
議事録を見る
○山本保君 私は、ただいま可決されました労働基準法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明、社会民主党・護憲連合、自由党の各派並びに各派に属しない議員田名部匡省吾及び高橋紀世子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。  ...全文を見る
10月08日第143回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第9号
議事録を見る
○山本保君 公明の山本保です。  私は、十五分程度でございますので、雇用情勢についての大臣のお考えをお聞きして、それから特に能力開発についてお聞きしようと思っておりますけれども、時間のこともあって、ひょっとして途中で切れてしまうかもしれません。その場合はまた次の機会ということで...全文を見る
○山本保君 大変明確に仕事の分担といいますか目標をとらえられているなとは思います。これまで、確かに景気変動の方にばかり話が行きますと産業政策であって、労働政策というのはそれに付随しているものだというような、そんな感覚が時に私ども感じられました。  今のお話でいけば、ミスマッチと...全文を見る
○山本保君 大臣と違ってちょっと消極的な対応だと思うんですよ。それは省としてはそう決めているということでしょうから。大至急これは取り組みを開始していただかなくては、経済企画庁ですら急遽経済見通しを大変な変化をさせたというわけです。  先ほどからも議論ありますように、雇用状況こそ...全文を見る
○山本保君 一般的に産業構造が第一次、第二次、第三次というような形で変わっていくというふうに言われるわけです。しかし、考えてみますと、これは、先ほど摩擦的と言われた分野でそれなりの労働能力の形成というのを待てばいいというふうにも考えられますし、私は、後助言われたまさに雇用慣行だと...全文を見る
12月07日第144回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
議事録を見る
○山本保君 中原先生いいところをおつかれになったので、ちょうど私聞こうと思っておったところです。まだほかにも質問ありますが、それだけちょっと一つだけ。  数字ですけれども、局長、これは県内の保育所の数というか、定員数を足しただけですか。年齢構成は見ておりますか。
○山本保君 ちょっとおっしゃった意味が、そういう結論をこれから引いて来るのはむちゃくちゃだと思うんです。つまり、高知県というのは、私ちょっと調べましたら、昔から有名でして、幼稚園が、例えば去年の学校基本調査では六十九園で五千七百人ほどしか入っていないんです。それで、保育園は、ちょ...全文を見る
○山本保君 今のに関連してお願いがあります。今おっしゃいましたので、ゼロ歳、一歳それから例えば育児休業を利用している方の数、こういうものについても同じようなデータを出していただきたいと思います。そうしないと、どういうサービスが子育てに、もしくは出生率を上げるのによろしいかという話...全文を見る
○山本保君 先ほどはどうも基本的な資料で済みませんでしたが、ちょっと一つだけ。  きょうここで別に結論を出すような問題でもありませんし、やっと始まって、これからみんなで懇談的に話していこうという最初の会長のお話もありましたので今お答えは結構でございますが、ちょっと問題提起だけは...全文を見る
12月09日第144回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○山本保君 公明党の山本保です。  私は、今回の予算に絡みまして、特に大きな意味での中小企業対策についてお伺いしたいと思っております。  私は、名古屋、愛知県でございますが、繊維業を初めとしまして大変厳しい状況になっている。ところが、きょうの午前中の堺屋長官でございますか、中...全文を見る
○山本保君 今のお話を伺いますと、非常に順調といいますか、一つの方向で進んでいるようですが、私にはどうもそうは思えないわけです。  当初、大企業中心で、大変な日本の落ち込んだ産業を進めるための政策から、今お話に出た中小企業基本法というのが昭和三十八年にでき、そして格差是正、近代...全文を見る
○山本保君 これまでのやり方が、中央で決めたあるものに限定していることを、もしここでその人々のやる気、意欲というものに本当に期待をし、地域に期待をしていこうというものであるように、私はぜひ動かしていただきたいと思っておるわけでございます。  関連しまして、そうしますと今度は雇用...全文を見る
○山本保君 本当に個人のやる気が出てくるようなものにしていきたいというふうに私も思うわけでございます。  そういう点ではこれまでの、申しわけないが前大臣までは雇用問題を追及しましても必ず出てくるのが景気の回復が第一であるということしか言わなくて、先ほど数字も挙げられましたけれど...全文を見る
○山本保君 ここからちょっと私は厳しい指摘をしたいんですよ。  というのは、それであるならば、そういうセクターに対してはこれまでのようなもうけ主義というか、営利の事業ではない、まさにもうけ主義ではない人間連帯のそのような団体、または経済セクター、これがまさにNPOですね、これが...全文を見る
○山本保君 言っておられることがどうもおかしいと思います。  これからの新しい経済セクターとして重要である。そのために新しい創業をしていただこうということで今回中小企業対策として通産省、労働省が出してきた。  お聞きしますが、NPOというふうに届け出て、そして地域の人たちのた...全文を見る
○山本保君 全くおかしな話ですね。  つまり、今新しい産業を創業して仕事をふやしましょうという責任者である通産大臣がこれは関係ないんだ、こんなものに出すことはないんだと、全然おかしいじゃないですか。  人のために地域のデイサービスを行ったりなんかすれば、通産省が出している資料...全文を見る
○山本保君 最後に一言。時間が短いので残念です。  今の答えは全くおかしいです。それはNPO全体のことを言っております。そんなことを言っているんではないんです。こういう仕事をやり、地域の中で新しい仕事をしている人が、なぜNPOと言ったらお金が出なくて、事業だ、会社だと言ったら出...全文を見る
○山本保君 終わります。
12月10日第144回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第2号
議事録を見る
○山本保君 私は、公明党を代表いたしまして、この中小企業における労働力の確保のための法律について質疑をさせていただきます。  きのうも実は予算委員会に初めて登板させていただきまして、大分上がってしまってはいたんですが、中小企業に関していろいろお聞きしました。そのとき労働大臣の方...全文を見る
○山本保君 短い時間でお話しいただきましたので、要点だけだと思います。もう少しその辺はこれからもいろいろお聞きしたいと思っておりますけれども、私自身は、ちょっとだけ時間をいただいて考えますと、おっしゃるとおりなんですが、経済全体とは別に今の日本の雇用で特徴があるなと思います四点ほ...全文を見る
○山本保君 それでは、経済企画庁の方に一問だけお聞きします。  十二月一日からNPO、この委員会で一月、二月と熱心に議論をしましてでき上がった法律が動き出したわけでありますけれども、この状況と、それから一緒に、今までの議論を踏まえて、このNPOと言われている、非常にあいまいなも...全文を見る
○山本保君 一つだけ。  今のものはこれまでの構造というものを全く前提として考えられている。私は、まさに今まで欠けていたところがこれからつくられてくるのであろう、こういうふうに思っております。  ありがとうございました。