山本保

やまもとたもつ



当選回数回

山本保の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第145回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○山本保君 それでは、余り時間もありませんので、私はこの場で質疑とか討論という形ではなくして、ちょっと問題提起といいますか感想だけ述べさせていただいて、また今後各省庁、次もあるようでございますので、要望ということで申し上げたいと思います。  一つは文部省でございますが、先ほど西...全文を見る
○山本保君 はい。時間もございませんので、私はお答えは結構でございます。
02月10日第145回国会 参議院 本会議 第4号
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○山本保君 私は、公明党を代表して、平成九年度決算及び当面する諸問題につきまして、小渕総理大臣並びに関係大臣に質問いたします。  平成九年度は、将来、財政学や経済学の教科書に必ず載るであろうと思われる劇的な展開を見せた年でした。  当初予算段階では、経済は回復の動きを続けてお...全文を見る
02月24日第145回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○山本保君 明石先生、本当に以前から子どもギネスですか、いろんな子供の遊びということを一生懸命やられて、私も厚生省におりましたときに一緒に仕事をさせていただいたりしました。  普通、学者の場合は子供の問題点ばかり言われて非常に暗い感覚が多いんですけれども、その中で先生は非常に子...全文を見る
○山本保君 公明党の山本保です。  私は名古屋大学の農学部を出ていまして、先生とは同じころにいたんですが、その後で厚生省の専門官をやっておりました。  御質問の前に、今のお話にちょっとだけ、これは記録に残りますので。  まず、幼稚園教育要領というものと保育指針というのがござ...全文を見る
○山本保君 ありがとうございました。
02月26日第145回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○山本保君 公明党の山本保です。  私は、ここで全然観点を変えまして、教育と福祉について、だれもが考えるわけでございますし、また、今、内閣でも一生懸命改革を進めている、こういう前提に立ちまして、その原理的な問題点をできるだけ専門家以外にもわかるようにお聞きしたいと思いますので、...全文を見る
○山本保君 どうぞよろしくお願いしたいと思います。  そこで、私は現在、個人的なことですが、サッチャー前首相の回顧録を読んでおりまして、ちょうど一九八〇年のころ、まさに党内にも大変な問題がある中で構造改革を進めていくところを非常にぞくぞくしながら読んでおるわけなのですが、私は福...全文を見る
○山本保君 突然聞きましたのでそれ以上追及はしませんが、しかしここは先生方にも実は同じことなんでございます。地域を回られて、特別養護老人ホームもしくは今のいわゆる老人病院等で何万ベッド、何十ベッド各地域で要ると。ところが、今の施設というのは、大体、例えば地域によっては三年から四年...全文を見る
○山本保君 二十人ぐらいの障害者の方がいろんな作業所をするにしても、また無認可で保育園をするにしても、一億円の金が要る。一体どういう根拠でこんな一億になっているのか。また、これはどういう規定でこれを決めているのか、これについても補足してください。
○山本保君 法的根拠、法の規定は。
○山本保君 つまり、これは大臣がその気になって変えられればすぐ変わるものなんです。別に法律に書いてあるわけでも何でもない。指導通知じゃないですか。そしてその当時の、福祉が変わってきた今一番大事なときにまずこれを最初にやるべきですよ。そして、さまざまな方の参加を求めた上で制度を変え...全文を見る
○山本保君 できましたら数百万円単位にしていただければと思っております。  次に、介護保険の全体の総量についてちょっと不思議な気がするんです。といいますのは、午前の答弁にもありましたように、まだ一つ一つの介護報酬も決まっておりませんし、そしてその人数も決まっていない。どうしてそ...全文を見る
○山本保君 大臣、それはちょっと勘違いをされています。推計値が先にあるがゆえに、サービスの今度報酬が決まるんですよ。だから問題なんです。  そこで、今お話にありましたように、実はそれは平成七年の時点の福祉の費用の措置費と言われるもの、または在宅の支援の単価をもとにしたんです。正...全文を見る
○山本保君 私だけが安くなるはずだと言っておりますのは、今、安い値段でやっている方のものをそのままでいいと言っているわけではない、これは当然です。  さて、ただ大臣、今のお気持ちはわかりますが、ところが、そのために大変なネックが一つあるんです。それは法律の中に、介護報酬は大臣が...全文を見る
○山本保君 きょうはこの議論は問題提起だけしておきます。  次に、ちょっと飛ばしまして、介護支援専門員という方が先回選ばれた。大変な重要な仕事を持つキーパーソンでございます。秘密保持でありますとか公正中立でありますとかまたは専門性、どういう形でこれを担保されるのか、また現行の規...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  それでは、次に教育問題に移ります。  教育委員会制度について、総理大臣、まさに今行政改革の一つに地方分権、そして教育行政においては既に戦後、教育委員会制度。しかし、例えばこれは文部省の白書ですが、昨年の分にはこの六百ページにも及ぶところで...全文を見る
○山本保君 文部大臣にお聞きしたいんです。  現状は、総理大臣の言われたのとどうも違うんではないか。申しわけないが、大変お年寄りの委員の方もしくはお役所のOBとか学校の教員のOBが出る。これはレーマンコントロールとしての教育委員会の本来の筋ではないと思うんですね。こういう行政委...全文を見る
○山本保君 まさに地域の公立学校を管理するのが委員会でございますので、その辺をよろしくお願いしたいんです。  ところが、努力と言われますが、実は一つまたここにもおかしなことがある。なぜならば、昭和二十三年七月、私の誕生日なものですからよく覚えているんですが、教育委員会法ができた...全文を見る
○山本保君 当時、二十万人以上の市は十市、現在は六十市、こういうところで一体国民の、住民の教育の意思がたった五人の委員でできるのかということです。  次に、もう時間がありませんのでちょっと早口になりますが、学級編制についてお聞きしたい。  教育学では、学級編制に妥当な数はない...全文を見る
○山本保君 最後に、一つだけ。これは福祉の方でも申し上げたことですが、私は五人ぐらいのベテランの優秀な先生が私学をつくるということを教育だってもう認めていいんじゃないか、それが教育の構造改革だと思っているんです。この学校法人の設立認可要件を緩めるという方針を提案したいんですが、い...全文を見る
○山本保君 それでは終わります。  ありがとうございました。
03月03日第145回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○山本保君 公明党の山本保です。  私は八六年から九四年まで厚生省の児童福祉専門官をやっておりまして、まさに情緒障害、登校拒否、非行関係をずっとやっておりましたから、考えてみますと多分どこかですれ違っておったんだなという気がしております。そこで、西山さんのお話を伺っていまして、...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。
03月09日第145回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第2号
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○山本保君 公明党の山本保です。どうぞよろしくお願いします。  今、今泉先生から相当本質的なお話がいろいろありました後でちょっと細かい話をするのは心が引けるところでありますけれども。  最初に、今回といいますかこの間、大臣には予算委員会でありますとかその前の決算の本会議質問で...全文を見る
○山本保君 この委員会ではその中身の実現性についてはそれ以上お聞きせずに、まずそれを前提としてお話を進めたいと思いますけれども。  今お聞きしておりますと、はっきり申し上げれば、それは厚生省が独自にこれまでの計画でやってきたことであって、労働省としてそれに対してどういう言うなら...全文を見る
○山本保君 今その場合に、もう少し確認いたしますが、そのときの助成対象というこの制度の財源というのは雇用保険というふうに考えてよろしいでしょうか。
○山本保君 もう一つお聞きしますが、この場合今度は、社会福祉法人になっていないさまざまな、これを本来のNPOというふうに私は言っておるわけでございますが、これは世界的にもそういうふうに言われていると思うんですが、どうも日本ではNPOというとボランティアというイメージを先行させられ...全文を見る
○山本保君 そうですか。私が先回お聞きしたりまた今回お聞きしたのとちょっと違うような気がするので、確認をしておきたいと思います。  新規雇用創出対策ということで、雇用保険の受給者等が一般労働者を雇い入れた場合に大体賃金の三分の一を一年間助成する、そして九月末までは賃金の二分の一...全文を見る
○山本保君 もう一度確認しますよ。今おっしゃった今度新しく始まったその事業、これの財源はどこから出るんですか。
○山本保君 大臣、よろしいですか。整理して言いますと、つまりお金は両方とも事業主とそして労働者が実際負担している雇用保険のお金を払っているわけです。その事業でありながら、片方は、今までのやっていたのはよろしいんだ、しかし今度新しく始まったものはだめなんだと。これはおかしいんじゃな...全文を見る
○山本保君 大臣、そこで理解していただいては困るわけでありまして、理解はできないけれども現状はそうなっていると、私はぜひそう言っていただきたいわけです。確かに法律ではそうなっている。しかし、これまでも話がありましたように、雇用を何とかしようと言って頑張っておられる大臣が、これは中...全文を見る
○山本保君 もう終わろうかと思ったんですが、局長がまた蒸し返したことを言われたので、じゃもう一回言いますが、中小企業基本法にはちゃんとサービス業も入っているじゃないですか。そこだけ意識的に除いて読み上げちゃ困りますよ。サービス業が入っているんですよ。そして、今や人的なサービスとい...全文を見る
○山本保君 そういうふうに丁寧に言っていただければそのとおりです。  確かにそういうふうに解釈されてきた。しかし、これはもともとできたときにそういうものを意図していなかったんだから、ここで解釈を変えたらどうですか。それは中小企業庁の向こうの方の大臣がやるのかもしれないけれども、...全文を見る
○山本保君 何か聞いているとすごく優遇されているようだけれども、そうじゃなくて、人格なき社団というのは、勝手に皆さんが自分で同窓会をつくったりそんなものやればそれは全部そうなんでして、何も優遇されていないのと実際にはほとんど同じだというふうに私は思います。  この問題については...全文を見る
○山本保君 予算獲得のいろんなテクニックじゃないかという気はするんですけれども、今おっしゃったのであれば何もここで大きく非自発的ということを書かずに、なるべくそのニュアンスは外して、要するに職を求めている方であれば使えるようなということをもっと打ち出すべきではないかなという気がい...全文を見る
○山本保君 確かにこれまでの、手に職を持つといいますかいわゆる技能者、技術者というものに比べてホワイトカラーと言われる方が、実際には職場の中での管理業務を行うというようなことから大変新しい職場ということが難しいということに着目されて行われたということだと思いますので、結構な施策だ...全文を見る
○山本保君 七七%が達成しているというようなお話でありますけれども、しかしながら考えますに、残りの二三%ですか、それはなかなか実際に厳しいもっと大変なところじゃないかなという気もするんです。そのときに、今度の施策、今おっしゃいませんでしたけれども、新規雇い入れでその業者に五十万円...全文を見る
○山本保君 この問題はこれで終わりますけれども、私は、こういう雇用の状態、労働のスタイルというようなものを、数字を四十に決めてあるから四十にするんだというよりは、何かもっとあっていいんじゃないかなという気がするんですけれども、私も少し勉強しながらまたこの議論を次にしたいと思います...全文を見る
○山本保君 一方、何か総務庁の方の調査を見ますと、介護等で平成九年の一年間に離職された方の数が八万七千人というデータがありますね。それから、もちろんこれを全部カバーするかどうかとか、そういうところをどのように考えられたのかなということをお聞きしたかったわけです。四万四千が多いとか...全文を見る
○山本保君 それで、そうなってくるとやっと問題が明らかになってきたわけです。つまり、今のお話ですと、例えばお母さんが倒れられた。そうしますと、そこで介護休業をとられる。三カ月間だけこれはフルタイムずっと休めてお金がいただけるわけですよ。そうしますと、今度福祉の方は、ちょうどここは...全文を見る
○山本保君 どうですかね。私も子育ての方が専門ですから強くここでは言いませんけれども、お医者さんもたくさんおられるので、どうだろうなというような顔をされていると思うんですよ。  私は、確かに倒れられたときにまず必要なのは家族に対する心理的な支援だとは思うんです。そういう方が出て...全文を見る
○山本保君 大臣が各国の意見を聞かれて、そしてそのときに、議長国だそうでございますから、日本がこの地域のリーダーシップを発揮されましてその意向が生きるようなことで活躍されたというふうにお聞きしまして、私は、大変結構なことで、本当に御苦労さまと申し上げたいわけでありますが、今まで私...全文を見る
○山本保君 何か六月にまたシンポジウムもあるというようなことも聞いております。ぜひできましたら、私がちょっと申し上げたような、素人からのあれではありますが、まさに職業人たるということの意味、これがどうもアジアとでは違うのではないか、また日本においてもそれが今問い直されているのでは...全文を見る
03月11日第145回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○山本保君 公明党の山本保でございます。  二月二十六日ですか、経済戦略会議から「日本経済再生への戦略」という答申が出されたというふうに伺っております。そして読ませていただいたわけでございますけれども、まず最初にお聞きしますのは、この答申は現在の小渕内閣の経済政策上どのような意...全文を見る
○山本保君 今、経済企画庁長官はそのようにおっしゃいましたが、まずさっと読みますと、例えば小さな政府でありますとか構造改革でありますとか護送船団方式の批判でありますとか、少なくとも経済企画庁長官がこれまでいろんなところで言われてきたこと、それをただ作文しただけではないか、こんなよ...全文を見る
○山本保君 最後に言われたその法案などについても本当は各省大臣にお聞きしたいところではありますけれども、最初に性格づけがされたように、これから検討しようということでしょうから、きょうはそのことについてはお聞きしないでおきます。長官がおっしゃるように、あそこに書かれているような対応...全文を見る
○山本保君 それについてもう少し詳しくお聞きしたいわけでございます。  例えば、今最後におっしゃいましたように、最初は、まず今のバブル経済の後遺症をなくすために積極的なマクロ経済政策をとるのだと。次に今度は、一気に構造改革を進める覚悟が必要だ、こういう言い方にしております。これ...全文を見る
○山本保君 その内容についての前に、一つこの中におもしろい表現があったんですね。それはこうありました。一律的かつ硬直的な形で歳出削減や税収増加措置をとれば、これは景気後退をもたらし、かえって財政赤字を悪化させる。これはまさに橋本内閣の批判をきちんとされたのかという気がするわけでご...全文を見る
○山本保君 直前のことでしたから非常に具体性があるのかなという気もいたします。  それでもう一つ、細かい内容についてはまた次回にいたしまして、私読みまして、自分の専門とも絡み、バウチャー制というのが随所に出てまいりまして、ひとつこの意義について私お聞きしたいと思っております。 ...全文を見る
○山本保君 長官は詳しいようですので、私の意見をひとつ聞いていただきたいんですが、我が党が昨年主張いたしまして今回できました地域振興券、減税策としての意味だけが論じられておりますけれども、私は以前からバウチャーを研究していた者として、日本で初めてのバウチャー制の一つのはしりではな...全文を見る
○山本保君 本当に切符とかクーポンとか、なかなかいい言葉がないなというのはそのとおりであります。  今、大蔵大臣からも、まさにこれが成立するといいますか、効果的に動くためには多様なサービスが先になくてはならないということ、おっしゃったとおりであります。  そこで、せっかく大臣...全文を見る
○山本保君 さっき堺屋長官の方から、各省の意見を聞かずにまとめたんだと。はしなくもその状況が明らかになったような気がいたします。厚生省は大変消極的ですし、得るものが多いであろうと言う文部省の方はちょっと積極性があるのかなということですが、今後これは、大蔵大臣も言われましたように、...全文を見る
○山本保君 時間がないのでこの議論はまたの機会にしたいと思いますけれども、今の介護に関していえば、まさに自由に選べるということでございますから、ここでこれを導入すれば、例えば介護単価を大臣が決めなければならないとか、こういう薬価と同じような問題は全部クリアされるわけでございます。...全文を見る
○山本保君 国の予算はどのくらいですか。
○山本保君 厚生大臣。
○山本保君 つまり、百二十万人弱の新生児に対して、公的な支援というのは約十二万人である、一割であるということ。ですから、九割の方には、児童手当を別にすれば、ここに明らかな格差があるということです。そして、お金についても、今おっしゃいましたけれども、大体同数の赤ちゃんと考えたときに...全文を見る
○山本保君 それがまた出たところで議論をしたいと思っております。  次に、今度は教育行政問題についてお伺いいたします。  先般のこの委員会でもちょっとお聞きしたことをもう少し深めてみたいと思うわけでございますが、地方における教育行政というのは一般行政から相対的に独立しておりま...全文を見る
○山本保君 そのとおりでございます。そして、それは直接に住民に責任を負って行うと教育基本法にあるわけでございます。つまり、地方の住民の教育意思をそこへ集めるということで専門家である学校を管理する、これが教育委員会の基本的な仕事であります。  そこで、教育委員会について三点ほどお...全文を見る
○山本保君 つまり、一般行政においても、例えば市の何とか部長を上の県の部長やまた大臣が承認するというような制度はないわけであります。先ほどおっしゃったように、教育こそ独立して住民の意思を反映しなければならないという制度でありながら、一般行政にもないような制度がこれまでずっとあった...全文を見る
○山本保君 現実には、とっていいという制度だったはずでありまして、それを定めるというのはどうか。というのは、二つの場合があるわけです。  つまり、助役さんになっていくような方の教育長ポストとなっておるわけでして、こういう方が教育委員を兼任されれば、その人が教育委員会をずっと持っ...全文を見る
○山本保君 定数の自由化についてはどうですか。
○山本保君 積極的なお答えをいただいたというふうに思っております。ありがとうございます。  それで次に、ちょっと観点を変えますが、障害を持った方に対して労働省の方が行う雇用の支援と厚生省の福祉の支援というのがどうもばらばらではないかという気がしておるわけでございます。これについ...全文を見る
○山本保君 厚生省のそれに対する対応についてお願いします。
○山本保君 当然もう既に行われていなければならなかったことがやっと初めて行われたということに驚くわけでございます。しかし、両省とも積極的に今後伸ばしていこうということで頑張っていただきたいんですが、一つここで疑問があります。つまり、このような方は養護学校というところから出てこられ...全文を見る
○山本保君 今おっしゃったことは、つまり学校としてその中の中身をよくしようということを言っておられるわけです。しかし、こういう分野は、学校は学校、福祉は福祉、労働は労働、これじゃだめだということになっているわけですよ。今おっしゃった学習指導要領を見ましても、そういうことに関しては...全文を見る
○山本保君 大臣が今おっしゃったインターンシップというのは、まさに一般のまたは優秀な方についてというイメージなんですよ。ですから、ぜひ養護学校の子供さんについても、先ほども何か中高一貫のことを言われましたが、私は中高一貫の法案のときに賛成する条件として申し上げたのは、中高一貫とい...全文を見る
○山本保君 今の問題は、つまり育児の場合は最初のところが大事だから一年間ということはよくわかるわけです。介護のときに、最初の三カ月は実の家族がやって後は専門家に、これは全然論理が合わないんじゃないかと思うんですけれども、厚生大臣、何か御発言ございますか。
○山本保君 もちろん三カ月をもっと延ばすというようなことが一番基本なんですけれども、三カ月を例えば九十日間というふうに解釈して、その九十日間を毎週一日なり二日なり使う、こういうことができるようにされれば、まず現実に介護保険が始まっても大変専門家と家族との連携もうまくいくと思います...全文を見る
03月23日第145回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第5号
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○山本保君 山本です。どうぞよろしくお願いします。  私どもはこの法律改正については基本的に賛成する予定でおりますけれども、しかしせっかく新しい法律ができるわけでございますので、何点かお聞きしまして、遺漏のないようにしていただきたいと思っております。  最初に、この新しい法律...全文を見る
○山本保君 今のは非常に何というか事務屋的な説明だと思うんですね。大臣、こういう法律をつくるというわけですから、確かに現実には削る方だけで、それ以外に新しいことというのはほとんどまだないですから、だから今のように抑えた説明をされるのはわからないわけではない。しかし、やはり新しい法...全文を見る
○山本保君 時間が余り要るともったいないので。  大臣、ここを、今のお話、ちょうど平成九年一月にそちらの方の基本的な考え方という文書が出ておるわけです。それを見ますといろんな言葉が出てきます。「より広範な職業能力」であるとか「最新の知識・技能・技術」であるとか、先ほどの谷林委員...全文を見る
○山本保君 深く専門を、何をというとちょっとあれですが、深く専門を教授研究し、職業または実際生活、まあ職業でいいですね、職業に必要な能力を育成する。──ちょっとこれは難しい。もう少し易しい方を聞けば、例えばこういうものもあります。深く専門の学芸を教授研究し、そして応用的能力を展開...全文を見る
○山本保君 大学院の場合は深奥という言葉が、昔のうんのうというのがありまして、今申し上げた後の方は大学なんです。大学にもう既に研究とか応用と出てまいります。最初に申し上げたのはいわゆる短期大学なんですよ。学校教育法に言う短期大学が職業に必要な能力を育成する、深く専門を教授研究する...全文を見る
○山本保君 ぜひこれは労働省という役所がもっともっと気張って出ていってほしいと。私は縁あってこういう委員会に入れさせていただきましたので、ぜひやっていただきたいなと思っております。  ちょっと今度は細かい話になりますが、先ほども話のありました今度の移転用の宿舎でございます。十二...全文を見る
○山本保君 何かもう法律にないものだからというわけでどうぞ地域でやってください、こういうような形ではなくて、積極的によりよい手続といいますか譲渡が進むようにお願いしたいと思っております。  それから、今度ちょっと法律とは直接かかわらない、この中の仕事について、先回の委員会でもあ...全文を見る
○山本保君 そのとおりで、つまりそういういろいろなものが要るんだ、それは認めるんですよ。だからなしにしろと言っているんじゃないんです。今、局長は自分でももう答えがおわかりだと思うように、つまりそのときに知事に出すということの仕事を雇用センターが委嘱されてやればそれで終わりですね。...全文を見る
○山本保君 ただ、それにしても、その前提に労使間の協定があればいいとかまたは本人の同意があればいい、こういうふうに決められているわけですから、当然そちらの方があれば問題ないよということになるような気がして、ちょっと私、老婆心ながら心配なところがあります。  片方では、先ほどのよ...全文を見る
○山本保君 私は、これはできるかどうかは別として、この前の実はいわゆるNPOについて、雇うときについても、労働大臣と通産大臣と予算委員会でやりましたように、労働省はちょっといかにも向こうの、通産省のものについては共管だ共管だといって縛られて、さっきのような書類もつくらなくちゃいけ...全文を見る
○山本保君 もう時間がないので終わりますけれども、一つだけ。  余りいい話ではないんですが、今、事業団六人の理事ですか、見ますと、五人が各省のOBであると。今度また理事の数も減ってくると。なるべくこういうことはなくした方がいいんじゃないかなという気がするわけですが、じゃ一体どう...全文を見る
04月06日第145回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○山本保君 公明党の山本保です。  私は、前半決算または会計検査に関連する事項について全般的に少しお聞きしまして、その後最近の問題に関連した事項についてお聞きしようと思っております。  最初に、これはきょう午前中に平田委員の方から質問がございまして、同じことを用意しておりまし...全文を見る
○山本保君 よくわかりました。ありがとうございます。  次に、またこれも午前中に少しお話があったことでございますが、今度は大蔵大臣にお聞きしたいわけでございます。  決算調整資金の問題でございますが、平成九年度決算では一兆六千億円もの歳入欠陥があったのだと、大蔵大臣は午前中は...全文を見る
○山本保君 大蔵大臣、ありがとうございます。  なかなか細かいところについては微妙な状況といいますか、規定になっているんだなということがわかるわけでございます。  ここで、委員長にお願いでございます。  実は、昨年の十二月にも鎌田委員の方からもお話があったとおりでありますけ...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  次に、国のさまざまな調査、統計についてお聞きしたいと思っております。  現在、国の調査、統計というものについては大変な数がなされているというふうに聞いておるわけでございます。総務庁の統計局ですか、ここでいろいろお話も伺いましたけれども、指...全文を見る
○山本保君 今お聞きした限りでは、全く効果的、機能的に調査、統計がなされているというふうにお聞きするわけでございますが、例えばこの二月、経済団体連合会から意見書が出され、それは「わが国官庁統計の課題と今後の進むべき方向」という細かい各経済界からのアンケート調査も含めた、それに基づ...全文を見る
○山本保君 じゃ、ちょっと細かくお聞きしますけれども、届け出というのはどういう形で、私もこの統計の大きな本を、総覧ですか、拝見しました。各年度を繰ってみますと、何か非常に似ている統計があると思うんです。これは私も実は経験がありますけれども、承認においてなかなか厳しくチェックされる...全文を見る
○山本保君 私の理解が悪いのかどうもはっきりしませんけれども、少なくとも届け出の方にはないんだと。となれば、各省庁が届け出もせずにやっているところに問題があるということを言っておられるのかなというふうにお聞きしました。細かいことについてはまた具体的に例を取り上げながら追及といいま...全文を見る
○山本保君 先ほど少し出ました統計報告調整法という法律があって、その第二条には、総務庁長官は「関係行政機関の権限を不当に侵害しないように留意し、」と。変わった法律ですね、法律のところで不当に侵害することがないようにという条文を初めて見ますけれども、こういう注意がついている。専ら統...全文を見る
○山本保君 きょう発表になった、けさ方ですので詳しいのはまた次回にしたいんですけれども、その変化で改善が多少あったというようなものは、まさに今回の対象見直しの変化による程度のものではないかなというどうもおそれを感じます。  それでは次の問題で、これと関連しましてひとつ景気につい...全文を見る
○山本保君 夜明けの前は黎明で明るくなってくると思うんですけれども。しかし、経済企画庁としてタイムラグだとおっしゃっていますが、労働大臣、これは労働省としてはそうのんびりしたことも言っておられないと思うわけです。大臣が一生懸命雇用対策をやっておられることは知った上で、しかしこの数...全文を見る
○山本保君 もちろん、変な不安をあおるようなことをやってはならない、言うとおりでありますが、しかし万が一のことを考え先に手を打っていくのがまた大臣の仕事だと思いますので、どうぞその辺をよろしくお願いしたいと思います。  次に、話が変わりますけれども、今度は厚生大臣にお願いしたい...全文を見る
○山本保君 きょうも、実は東京都の中途難聴者の協会の方たちもおいでになっているわけでございます。  先ほども申し上げましたように、手話のできない方が八〇%以上おられるということを私も実は今回初めて、恥ずかしい話でございますけれども知ったわけでございます。今のお話では、まだまだ人...全文を見る
○山本保君 大臣、もう一言。これはお調べになっていないかもしれませんが、私今思いますのに、この分野について情報が非常に足らないんじゃないかという気もするんです。つまり、確かに厚生省として応援もできないんだからということになりますと、安全性にせよ、また費用の面につきましても、お聞き...全文を見る
○山本保君 時間がなくなりましたので、もう一つ考えていたんですが、厚生省分はそれで終わりまして、最後の時間、一問だけお願いします。  これも障害を持った方、またお年寄りからの要望なんですけれども、ある市で、いわゆる低床バスというんでしょうか、床の低い、また乗りやすいバスが大変少...全文を見る
○山本保君 終わります。
04月16日第145回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○山本保君 公明党の山本保です。  もう時間も余りありませんので、簡単なお答えで結構でございます。  まず大淵先生。これはちょっと変ないちゃもんのようなあれでございますが、私は昭和二十三年生まれでして、当時、ここにありますように出生率がもう五に近い、短期的には五を超えたような...全文を見る
05月12日第145回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第6号
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○山本保君 時間もないようですので、ちょっと順序が先になってしまうかもしれませんが、きょう厚生省も来ておられるようですから、主に行政的な点についてお伺いしたいと思います。もし専門的なことでフォローをいただければ矢内原先生にもお願いしたいと思っております。  各党、また私どもの党...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。
○山本保君 私は、きょうは各論ということではなくて、これはこれからいろいろまた話し合っていくということから、理念について三点ほど申し上げたいと思っております。  一つは、少子社会において子育てというものはどういう考え方で進めるべきかということでありまして、二番目は、もう少し大き...全文を見る
05月14日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第7号
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○山本保君 公明党の山本保でございます。  初めて防衛・外交関係で質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  私は国民の皆様が今非常に心配をしておられるということは事実だと思うんです。これまでこういう具体的な装備であるとか、どういうときに出ていくのかというこ...全文を見る
○山本保君 もう一つ確認的にお尋ねいたします。  それは、ガイドライン、そして今回の周辺事態法は日米安保条約の枠の中であるということについて、もう少し詳しく御説明いただきたいと思います。
○山本保君 今回の法案、またガイドラインが日米安保条約の枠内であるというお答えなんですが、一、二、不審といいますか、私にはまだちょっとわからないところがありますので、お聞きしたいと思います。  それは、今も外務大臣がお答えになりましたように、安保条約や、また以前の古いガイドライ...全文を見る
○山本保君 実は、ちょうど私の前に長谷川委員から微妙な議論がなされたと思っております。政府の方からはそれについてお答えはありませんでした。長谷川さんも意識的にお聞きしなかったんだなと思っております。それは、簡単に言いますと、今、外務大臣が言われましたように、単純な地理的なものでは...全文を見る
○山本保君 一度そういうふうにはっきり言っていただこうと思っておりました。  では次に、ちょっと観点を変えまして、憲法九条に専守防衛という我が国の基本理念が書いてあるわけでございます。もちろんこういう部門の専門家の方にとってみれば、このような規定があることは今の国際状況の中では...全文を見る
○山本保君 もしできれば、防衛庁長官、何ら変更がないというよりは、例えば、もしこういうものがなければ抑止効果も少なくなるということもありますし、また、もし万が一、起こってはいけないことですけれども、何らかの事態が起こったときには、超法規的な実力行使というようなものが行われたりして...全文を見る
○山本保君 総理は概括的なことを言われましたので、またもう少し補足的に防衛庁長官にお願いしたいんですが、ひとつそれについて具体的に。  例えば、場合によっては武器を使用するということも出てまいるわけです。それから、自衛官だとか部隊というようなものが出動するということも想定された...全文を見る
○山本保君 解釈論というのはそういうものだとは思いますけれども、政治家としてもう少し国民に強くその辺をアピールしていただきたいと思うんです。  というのは、まず、例えば今のようなことが私は一つ大きいなと思いますのは、そういうことを国会がこれから国民の目の前で議論をする、または報...全文を見る
○山本保君 総理を信用しないわけではありません。ぜひそれはやっていただきたい。  しかし、例えば、きょうもそういうお話もありました。総理の気持ちがどうだということはもちろん大事なんですけれども、例えば、日米安保条約を読んでみますと、先ほども出ましたが、第一条にはこう書いてありま...全文を見る
○山本保君 総理だけではなく私たち政治家も同じ責任を負うと思っておりますが、ただもう一つ、ここで次のところに移ります。  しかし、国民の皆様は、今政治家やそれから官僚、国や行政というものについては非常に不信感を持っておられます。そうしますと、こういうときにもう一つ大事な歯どめと...全文を見る
○山本保君 防衛庁長官にお聞きしたいんです。  私も、今お聞きしたように当然のものではないかと思うんです。ところが、防衛庁の方にいろいろお聞きしましたら、今まではこういう規定がなかったとか、今までの過去のよく似たものだとここまでなのでこれはここまで踏み込むことはないとか、こう言...全文を見る
○山本保君 もしこれが成立すれば、当然責任を持ってやっていただくということだと思っております。  そこで、ちょっと細かいことになりますけれども、今、中にも出てきた迅速、つまり迅速には対応できないだろうということですね。緊急だという説明も、今までの御説明を聞いていますと、決して時...全文を見る
○山本保君 次に、総理にもう一つお聞きしたいんです。  もう一つの方の問題で、つまり国会のいろんな状況、与野党の状況からいって、これを出しても早く承認してくれないだろうというところで事後承認に回してしまうというようなことがあるのかもしれません。だけれども、それは非常に大事な大変...全文を見る
○山本保君 最後に、もう一つ総理大臣にお聞きしたいのでございます。  これまでずっとやってまいりましたように、はっきり申し上げて、まだこういうようなことが起こる世界であるということは非常に残念なことであります。しかしながら、起こさないためにも、また万が一のために国民の権利をきち...全文を見る
○山本保君 行動あるのみだと思います。  どうもありがとうございました。(拍手)
05月20日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第9号
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○山本保君 関連ということで質問させていただきます山本保です。どうぞよろしく。  それでは、ちょうど最後に沢委員の方から出ましたので、もう一度ちょっと。  私がお聞きしたいのは、こういう新しいものをつくるというときに、私も実は官僚の経験がございまして、役人は大体何か新しいこと...全文を見る
○山本保君 外務大臣、時間もありませんので、もう一つまたお聞きします。  今のお話で、実は先回のときに椎名委員の方から非常にわかりやすい例が出て、満場爆笑となったわけです。火事になると、スプリンクラーをつけていて火事にならなくてよかったなと。調べてみたら水道がついていなかったと...全文を見る
○山本保君 これは防衛庁長官にお聞きするんでしょうか。今、いろいろお話があって、まだ進んでいないところもあると。しかし、二年前ですか、大きな計画が立ち、それを進めているというわけですが、私、今回この問題がありましたので、このSACOの報告、中間報告、最終報告を見させていただいたん...全文を見る
○山本保君 確かにアメリカの方はそういう十万人というものの規模を変える気はないということについてその方針が出されていると思いますが、大臣が最後に言われましたように、これについては我が国はやはりきちんと申し入れるべきではないかなという気がするんですね。  例えば、今でもNATOは...全文を見る
○山本保君 SACOの見直しについて、外務大臣、一言。
○山本保君 終わります。(拍手)
05月24日第145回国会 参議院 本会議 第22号
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○山本保君 私は、公明党を代表して、労働者派遣法改正案並びに職業安定法改正案について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  初めに、緊急事態にあります雇用対策全般についてお尋ねいたします。  三月の完全失業率は四・八%、失業者数は三百三十九万人、そのうち一年間以上の失業者...全文を見る
05月27日第145回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第10号
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○山本保君 公明党の山本保です。どうぞよろしくお願いします。  私は、きょうは第一回目の質疑でもありますので、余り細かいところには立ち入らずにお聞きしたいと思っておりまして、先日本会議で特に最近の雇用状況についてお聞きしたことから始めたいと思っております。  きょう、同僚の今...全文を見る
○山本保君 これはきょうちょっと新聞を見ましたので、局長には御連絡しておかなかったので申しわけございません。  その場合、これはもう労働省の行政マンとして当然のことでお聞きしたいんですが、我が国の失業率というのは、この今の時代において大体どれぐらいを維持といいますか、どれぐらい...全文を見る
○山本保君 きょう午前中にもアメリカの雇用状況というものが一つ具体的に例が挙がって、我が国とは相当違うものではないかというお答えも大臣の方からもあった。確かに状況が違っているわけですけれども、これからの日本の、数字からいけば数字はまさに三とか四とかどこでも同じですが、今局長が言わ...全文を見る
○山本保君 当然その意味で申し上げました。ぜひ頑張っていただきたいと思います。  それで、ちょっとこれについて、この前本会議でも質問をさせていただきましたけれども、現行法で雇用保険法では、二十七条ですか、労働大臣は、失業の状況が全国的に著しく悪化しているときには、給付の期間を延...全文を見る
○山本保君 それでは次に、これも大臣がおっしゃられたことで、この前少しお聞きしたんですが答えがなかったように思いますので。  失業給付で、非自発的な離職者については自発的な離職者よりも何か給付等でいろいろ優遇をしようではないかというお考えだという報道を見ました。  それで、も...全文を見る
○山本保君 私も実は教育とか福祉の方をやってきましたので、こういう人間の行動の原因、結果というようなものは、例えばいろんな問題が起こったときでも、こういう原因があってと単純に考えるのが臨床心理学でも以前は多かったわけですが、最近は、そうではなくてさまざまな要因が絡んで連関している...全文を見る
○山本保君 たしか以前の委員会でも私もそのことについてもお聞きをして、このときにも、何か非自発的なものにしかだめだなんという規定があるものもあったような、改善したいというような意向をお聞きしたと思っております。  それで、次にもう一つ、これは私、前の大臣のときに去年の三月に二度...全文を見る
○山本保君 きょうは文部省を呼んでおりませんので、今度、別の委員会で文部省にはまたきつく言おうと思っておるんですが、文部省というところは、どうしても高等教育、大学教育というのはアカデミックなものであって、こういう社会のものとは余り関係をとりたくないという意向が非常に強いんです。ぜ...全文を見る
○山本保君 数量的に示されていないので、これ以上これについてはお聞きしませんが、考え方としてそういうことがあるのであろうということは私もわかります。  そこで、ちょっと質問通告したのと順序を変えますけれども、こういう職業紹介というのはまさに非営利で公益の、ほかの方のためにやる仕...全文を見る
○山本保君 局長、そこで私が申し上げたいのは、当然それは株式会社ですらできるんですからNPOができないわけがないんですが、NPOになりますと、株式会社と違ってさっき言いましたように公開原則があるんです。会社のように、あとは自分たちで、株式会社であれば株主さんだけに責任を負うという...全文を見る
○山本保君 突然で申しわけありません。少し検討していただければと思います。  私は、この職業紹介というような仕事、それからもう少し幅を広く言えば派遣業というような仕事も、どうもこれはそのことによって人の仕事、労働のことで何かもうけるというような印象を与えることが強いわけで、非常...全文を見る
○山本保君 法律に書かれて、またほかにも求職開拓などを積極的に行おうということは、考えてみれば当たり前のことなんだと思うんですが、なぜ今までそういうことをしなかったのか、していたんでしょうが法律にはなかったんだということだと思いますけれども、きちんと書いて進めるということについて...全文を見る
○山本保君 そのときに、先ほど一社ではなくて数社の場合でもとお話がありました。委員の方からは、系列の大きな産業などが十も二十もやった場合にはとても無理じゃないかという指摘もあったと思うんですが、その辺はいかがでございますか。
○山本保君 つまり、注意をしたり勧告をしたりと、そういうことをしながらということですね。わかりました。  それから、あと一つだけお聞きします。これも一般論でお聞きしますけれども、きょう午前中にもお話があったんですが、個別に労働者と事業主が契約をするのと比べれば、間に入れば、そこ...全文を見る
○山本保君 つまり、すぱんと切ったときだけ見ますと、当然お金が動くんだからないだろうと。そうではなくて、もう少し長く見れば、企業主の方はそれなりの優秀な労働者を、しかも、先ほど求人誌というのがありましたけれども、そういう不安定なところで集めるよりは、もっと安定して、能力についても...全文を見る
○山本保君 もう一つ、突然ですが、例えば専門学校などを持っている学校法人がこういう派遣業をやるということはできるんでしょうか。いかがですか、ちょっと急で申しわけありませんけれども。
○山本保君 次回のときに私もそういう団体の会社の方に来ていただいてお聞きしようと思っておりますが、派遣業ということと紹介業ということとそれから能力開発ということ、この三つがばらばらではないような体制というんですか、そう考えますと、まだちょっと法律自体がうまく整合性がとれていないん...全文を見る
06月01日第145回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第11号
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○山本保君 公明党の山本保です。  きょうは参考人の皆様どうもありがとうございました。私も、全員の方というわけにはまいりませんので、主に井上参考人にお聞きしたいと思っておりますが、実はその前に、きょう五人の方からお話を伺いまして、私ちょっと感想がございます。  それは、現実的...全文を見る
○山本保君 私も名古屋ですから、今のお話で大体わかるんですが、そうなりますと、今お話の中にもありましたけれども、技術的な優位性というかそういうものがなければそういう高いお金は取れないわけですし、教育訓練とか能力開発という点について何かそちらでやっている特徴的なものがあったら教えて...全文を見る
○山本保君 先ほどほかの参考人からも、例えばいろんなトラブル、中途の解約であるとか残業手当が出ないとか、または母性保護の関係でということが出ました。そういうことについて派遣会社としてはどういうふうに対応するのか、もうこれは全くそういうことは手が出ないのか、それとも法的な、または会...全文を見る
○山本保君 現実について、もう少しまた次のいろんな質疑の中で労働省には聞いてみたいと思っておるわけです。本当に今までの派遣というのが、どこもパートだとか、それから丸抱えのものも何か偽装的なものだということがきょうありましたけれども、どうもそうであった。それが今回の改正によってどの...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  確かに二十六業種とのこの二つの差ができてしまったということについて、大きな課題かなという気もいたします。  ありがとうございました。時間が参りましたので、終わります。
06月02日第145回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第7号
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○山本保君 私も公明党としてでございますけれども、きょうは大体のことについてお話しして、また細かいことについてはこれからいろいろこの場であったりまた理事会、理事懇等でいろいろな意見を言わせていただきたいと思っております。  細かな話についてはまた後のフリーのときにもお話しするか...全文を見る
06月10日第145回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第13号
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○山本保君 公明党の山本保です。  私は、時間が短いようですので、限られたことだけについてお聞きしたいわけです。  最初に、この委員会の持ち方で、先週、参考人の意見を聞き、そして、本当に少しだけでしたけれども、都内の実際の場を見せていただきました。その効果については先ほど今泉...全文を見る
○山本保君 私は、自分自身は福祉の方が専門でありましたので、この問題については今回の法案が出てきたときに初めて勉強しました。そして、連合の方々にもいろいろお話を伺って最初に感じたのがそのことでして、どうして能力開発ということと別なんでしょうかということを申し上げましたら、その幹部...全文を見る
○山本保君 それでは、その辺はよろしくお願いしたいと思います。  次に、また条文の中にあることで、これも先ほど今泉先生からお話があったことと関連します。男女雇用機会均等法でございます。  先ほど大臣の方からは、いわゆるセクハラについての事業主責任についてはきちんと指導をしてい...全文を見る
○山本保君 それでは次に、先ほどちょっと申し上げたことにまた戻るような気がいたしますけれども、派遣先が労働者について就業環境の維持というふうなことに努めなければならないと。何度もお話しされているわけでございますけれども、教育訓練というようなことについても、実際にその職場で働き、そ...全文を見る
○山本保君 どうもありがとうございます。  最後に、これは指針とか指導ということとはちょっと違う次元かもしれませんけれども、私の持論でもありまして、今回いろんなところでも議論させていただいております。また、感じたことを少し申し上げたいんです。それはNPOなんです。  NPO、...全文を見る
○山本保君 検討の中にそういう、言うなら無料、有料、そうではないところ、非営利事業というものの新しい運用の基準を検討していただくことをぜひお願いいたしまして、私の質問を終わります。
06月16日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
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○山本保君 公明党の山本保です。  最初に、この両法案といいますか、たくさんの法案の前に、私からも少しお聞きしたいのでございます。  それは、きのうの韓国と北朝鮮との間の銃撃戦について、けさほど大島委員の方に外務大臣から事実関係について御説明があったと思います。  私は、も...全文を見る
○山本保君 注意をしていく。
○山本保君 ありがとうございました。  それでは、本題に入らせていただきますが、最初に、今回たくさんの委員から、これまでの委員からもお話がありましたように、私も国民にとってなかなかわかりにくい法律改正といいますか、制度改正、大改正であると思います。すっきりしない。中央省庁の数を...全文を見る
○山本保君 政府は、確かにこれまでも健やかに子供を産み育てる環境づくりというふうな形で、また今、人口構造というお話もありましたけれども、私は、ぜひそれに加えて、構造をどうするという前に、もっと冷静にこの現状に対する対応というものも、この二、三十年間は必ず必要ですから、それもやって...全文を見る
○山本保君 十四省庁の連絡会議はできています。十四あります。一つだけじゃないでしょう。
○山本保君 ちょっと苦しい説明だと思います。総理大臣も笑っておられますけれども、法律はそうなっておりますけれども、ぜひこの辺は検討していただきたい。これからまた質問しますけれども、まさにこれは少子高齢と絡み、各省が絡む問題なんだということです。  それで、時間もありませんので次...全文を見る
○山本保君 いろいろやっていると言われましたけれども、私がお聞きしたことについてはやっていないということです。もう少し簡単にお答えを願いたいと思います、時間がないですから。  これは行政法人ができるまでじゃない、それまでにまずやらなければだめだと思います。一般の国民に、自分たち...全文を見る
○山本保君 方針がそうなのだということですから、ぜひそれを急いでやっていただきたいと申し上げます。  次に、今度は中央省庁の統廃合に関しまして、先ほどからお話が出ています厚生省と労働省についてなんです。  以前の委員会でも私お聞きしましたが、もう一度重ねて。今、大体百二十万人...全文を見る
○山本保君 厚生大臣、ゼロ歳児保育という事業がございます。同じような形でゼロ歳のお母さんと子供さんに対する事業です。その辺、現状はいかがでございますか。
○山本保君 今、大臣が私のお聞きしたいことを先に答えられましたので、質問はやめますけれども、今お話しありましたように、労働省の方の育児休業については約七万人、それプラス今度は八万人、公務員の方の方が多いんですね。非常にここは差があるような気がします。そして、その場合、一人当たり計...全文を見る
○山本保君 基準をなくせばいいことですよ。
○山本保君 まさに、そのことを地方の各市町村で考えればいいというのが今回の法改正の趣旨じゃないかと思います。苦しい答弁だと思いますから、次にもう一つお聞きします。  今度、地方教育行政法の変更と、また教員のいわゆる定数法です。  今こんなに教育問題が非常に大変で重要だから私は...全文を見る
○山本保君 ありがとうございました。  終わります。
06月29日第145回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第14号
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○山本保君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、自由党及び参議院の会を代表して、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案及び職業安定法等の一部を改正する法律案について、賛成の討論を行います。  近年、労働者の就...全文を見る
07月05日第145回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○山本保君 公明党の山本保です。  きょうは、実は何週間か前に通告をしたわけですが、ちょっと多過ぎましたので直前にいろいろ調整させていただきました。文部大臣、よろしくお願いします。  余り時間がないので問題にすぐ入りますが、いわゆる文教施設の改築計画について最初お聞きしようと...全文を見る
○山本保君 その背景、またねらいなどはよくわかりました。  今、局長からお話がありましたように、そうしますと、予算上のことだと思うんですが、毎年二大学ずつしか進んでいかないと、あと十五あるわけですから七、八年まだかかる。看護婦さんの養成課程を三年制から四年制にするとか、さっき大...全文を見る
○山本保君 理由はわかりますが、私も内情をよく知っておりまして、聞きますと、大臣、そういうふうになりますと、連続でやるものですから、最初の方に大学に入った人がまた今度こっちへ来てとか、そんなことになってしまうわけですよ。野田大臣おられますが、大臣の地元の大学の話を今念頭に入れてし...全文を見る
○山本保君 辻村局長、私、そういうことで文部省の方からいろいろお聞きしましたら、例えば学校図書館図書標準というのがあって、そして盲学校についても、数字は学校の規模から言いますと一般学校と比べてまず遜色ないと言ってはなにかもしれませんが、きちんと標準数があるなと思ったんです。  ...全文を見る
○山本保君 この辺は早くやっていただきたいと思っているわけです。施設の間では割と自由にできる、また盲学校なども当然それに入ると思うんですけれども、一般の図書館なんかではそれがうまくアクセスできないというお話も伺っているんです。この辺は法律的な問題があるんじゃないかと思いますが、こ...全文を見る
○山本保君 それでは、次に聴覚障害の方を聞こうと思いますが、一つだけ局長に確認で。  これは録音テープなどについても同じような考え方でよろしいでしょうね。
○山本保君 そこで、今度は聴覚障害の方のためにということで、著作権法との絡みで文化庁にお聞きしたいわけです。  実は先日、委員長また委員の皆さん等の御了解といいますか応援をいただきまして、決算委員会に、中途難聴者という方が初めて国会見学に、国会始まって以来だそうですが、代表の方...全文を見る
○山本保君 私も初めて知ったんですが、点字の本とかいうものについては、どんな形であれ、だれがつくってもよろしいという制度だそうですね。それもびっくりしたわけですけれども、確かにこれは障害を持った方の福祉ということを前面に打ち立てられた制度だというふうに思います。  そういう制度...全文を見る
○山本保君 次へ行きたいんですが、その審議会の日程というか、これからの目途はどういうふうになっておりますか。
○山本保君 そこで、今度は郵政大臣にお聞きしたいんです。  これの関連でございまして、まさにこういうふうに流れてきますと、おわかりのように、一番大事なのはテレビ放送じゃないかと思うんです。テレビ放送でももっとこういう障害を持った方のための放送があっていいのではないかというふうに...全文を見る
○山本保君 後の方から行きますと、たかだか一〇%程度しか放送がないのに半額、五〇%を取るというのは大臣、どうですか、ちょっとこれはいただき過ぎじゃないか。もうこの辺は一〇%でいいというよりも、一〇%であればいただかなくたっていいんじゃないかというふうに思うわけですけれども、大臣、...全文を見る
○山本保君 ちょっとそれはなかなか、理解したと言いたいんですが、ちょっとおかしいですね。それはそういうことができてからお金をいただけばよろしいわけで、こんなことでつぶれるようなNHKでもありませんし、もっと先に、そういう障害者のために使いやすいようにし、そのことがよりニーズを増す...全文を見る
○山本保君 積極的なお答えをいただいたと思いますので、よろしくお願いします。  もう一つ。実は先般、NTTが電話の発信者の電話番号が出てくるサービスをやるときに、大臣もよく知っている共通の友人が一生懸命反対しまして、これについての勉強をしたということがありして、それできょうそれ...全文を見る
○山本保君 ちょっと細かいことなので局長さんにお聞きしたいんですが、もし今回の報道が事実だとした場合、NTTの社員にはどんなような罰則といいますか、どういう罪になるのか。もし仮に、これも仮ですから違うかもしれませんが、今お話もありましたので、NTTドコモという会社の社員がこういう...全文を見る
○山本保君 今のお話で大臣にお聞きしたいんですが、つまり、一般の方の感覚で聞きますと、まず他人の電話番号を使ってそれにかかわる、どんなものが流されたのかそれはわかりませんけれども、しかしそれを知る立場にある者が流すと。それが、NTTにしても、公務員だからといっても、お金を取らない...全文を見る
○山本保君 まだ時間があるので、今、大臣の方からもガイドラインというのが出てきた。ガイドラインを見ますと、例えばその情報、さっきの電話番号の通知について言えば、どういうことで利用しますよというようなことを相手にちゃんと了解をとるんだとか、またそれを知り得た目的以外には使っちゃいけ...全文を見る
○山本保君 郵政省の指導については。
○山本保君 その行政指導の仕方についてもう少し詳しくと思ったんですが、もう時間がありませんので、最後に大臣にちょっとお願いしたいんです。  先ほど申し上げたように、このように情報が勝手に出ること自体に、当然知り得べき立場の人がいて、そしてそれはある意味で公務員、みなし公務員であ...全文を見る
○山本保君 しっかりやってください。     ─────────────
08月02日第145回国会 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第4号
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○山本保君 公明党の山本保です。    〔委員長退席、理事鴻池祥肇君着席〕  最初に、通告では官房長官に何回も同じようなことをまとめてまた書いておきましたけれども、時間のこともありますので、時間があればということにしまして一つだけ。きょうは最初に私の尊敬します馳委員の方から非...全文を見る
○山本保君 そうしますと、今なるほどと思ったんですが、つまり問題になっている憲法第一条との関連を明確にするためにあの解釈をしたということであって、もちろん私もその限りにおいてそれで結構だと思っておるわけですが、きょう午前中にも問題になりましたように、例えば君が代といった場合には、...全文を見る
○山本保君 こういう議論というのはこの委員会でのやりとりにはなかなか実際には適していないと思いますので、余りこれ以上は追及はしませんけれども。  しかし、今、転じてというようなことがありましたように、普通、古今集などを読みましても、君が代といえば、一番素直に言えばあなたの長寿、...全文を見る
○山本保君 私も、国歌として、そしてこれからもお聞きしますが、教育の場面における、いわばいい言葉がないので愛国心とかそういう言葉で言われたときもありますけれども、ちょっといろんなニュアンスが違いますので、素直に例えば国民的価値観の教育というふうに私は考えますが、こういう場合に即し...全文を見る
○山本保君 意図は通じておると思いますので、この問題はこれくらいにしまして、次に、私は教育現場でどのような混乱というか、そういう混乱がないようにしなくちゃいかぬだろうというふうに思います。私も多少教育についてはやってきましたから、少し教育との関連でここで考えてみたいと思っておりま...全文を見る
○山本保君 大臣のおっしゃったことは全くそのとおりだと私も思います。しかし、どうもこれまで見ていまして、今、大臣は教育基本法の第一条をずっと読まれましたけれども、一般的にといいますか、戦後、特に自民党の方が、最近は自由党の方もずっと言っておられると思いますが、今読み上げられたとこ...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  私は、大臣は嫌いではないとおっしゃいましたけれども、しかし客観的にこれまで見ていますと、権利条約というのが例えば子供の意見表明権でありますとか、それから学校の規則に対しての意見表明というような形での反対する権限であるとかそういうことが、特に...全文を見る
○山本保君 それで、そこが明確になれば私はもういいんですけれども、もう少し細かく見ていきたいと思うんです。  ただ、ここで一つ問題といいますか、理論的に、今度学者の方も来られるのでそういう問題になりそうなので先に言うんですが、例えば先生が子供に対して教育をする、指導をする、こう...全文を見る
○山本保君 事情によって判断するというのはまさにそのとおりだと思うんです。その論拠を少し整理してみたいと思うんです。  今の御返事ですと、民法で言う教育権というのは学校教育に対する権利はないんだというような、しかしこれはちょっとおかしいと思うんです。もしそんなことになりますと、...全文を見る
○山本保君 これは今まで余り議論されていませんので、またそういう実際的な判例等もたしか余りありませんのでそういうふうに解釈してきたんだと思うんですが、しかし現代的な課題からしますと、まさに学校教育に対して親もどんどん参加していく、そういう時代になってきたわけですから。今のをわかり...全文を見る
○山本保君 結論的にそれで私もいいと思いますが、微妙なところでは、五十年当時に学習する権利というものは法律的にはありません。そんな権利はないのでして、何でも勉強すればいいというものじゃない。まさに私は、もっとそれを超えた形で、この権利条約に言う自分自身が最善に育っていく、第六条に...全文を見る
○山本保君 いや、それはだめなんです。だめだということをちょっとお話しします。  大臣も科学者でありますからおわかりになると思うんですが、今出ましたように知識、認知というふうに心理学で言いますが、これに関してはピアジェというような学者が出まして、どういうふうに子供の発達段階に応...全文を見る
○山本保君 全然だめです、それは。だめだと言うと申しわけないけれども、議論されていないんですよ、今まで。それは局長に言うわけじゃない。今まで道徳教育論というのが日本ではほとんど発達していませんので、そういうことがされていないんです。  だから、例えば国会に国旗が立っている。これ...全文を見る
○山本保君 それを学習指導要領で、絶対やらなくちゃいけないと書かなくちゃいけないんじゃないでしょうということで申し上げたんです。  時間もないので先へ進みます。  文部省ばかりいじめているわけじゃないけれども、今度は、そうしますと幼稚園でどうなっているのかということが全然資料...全文を見る
○山本保君 うっかりしていたのかとも思うんですが、これは法制化とかそういう問題とは違いますから。政治的な問題じゃなくて、教育学的な意味からいってこれはきちんとされた方がいいんじゃないかなと。同じように、高等学校については便宜的にやって、現在のことはともかくとして、今度の十年後の改...全文を見る
○山本保君 今、五段階評価云々と言われましたね。五段階評価というのは、この前、南野委員もたしかそういうふうにお聞きになったんですが、大分注意深く聞かれたなと思っておったんですけれども、評価というのは五段階とは限らないんですね。いろんな形の評価があり得るんです。五段階評価にそぐわな...全文を見る
○山本保君 今のは重要なことですね。つまり、プラス面だけを評価するようにしているので、この書き方も、クラスのほとんどの人が全部プラス評価がついていて一人だけなければ、これは事実上マイナス評価したのと同じことになるわけでちょっと心配なんですが、しかしそういううがった見方はやめまして...全文を見る
○山本保君 私もそのことについてそう思いますが、何かこの辺きちんとした、プラスだけを評価するというのは便法として楽なんですけれども、しかしマイナスとか、その子供にとって課題がまだ達成されていないなんということは本来評価しておかないと教育指導できないわけですから、もう少しここはきち...全文を見る
○山本保君 終わりますが、一言だけ。  趣旨はわかりますけれども、口をあけさせないとか、無理やり、そんなことを意味しているわけじゃないということなんですよ。その辺はもう当然のことだと思いますので、もう一度よくその辺を考えていただくことをお願いしまして、質問を終わります。  あ...全文を見る
08月03日第145回国会 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第5号
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○山本保君 公明党の山本保です。  時間が限られております。また、この会といいますのは専門の先生方に来ていただきまして私どもが意見をお聞きする会でございまして、本来ですと議論を闘わせたり異論を申し上げたりするということが本来の話し合いですが、この会はそういうものではなくして、お...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  それで、もう一つお聞きしたいんです。  それは、私の実は言ったことと同じことなんですが、内心の自由ということと、教育上のいわゆる強制でありますとかプレッシャーをかけまして子供にやらせるということとは別なんだと。きのう、このことはもう少し詳...全文を見る
○山本保君 それでは、堀尾先生にお聞きしたいと思います。  私は持田栄一先生の門下でございまして、コンドルセのことをおっしゃいましたけれども、まさに先生の理論的、立論の立場であります私事の国による共同化という公教育概念、この中で国旗・国歌というものはどういう意味を持つのかという...全文を見る
○山本保君 どうもありがとうございます。  私は、こういうお話ももちろん重要ですし同感でございますけれども、先生からぜひ理論的な整理をしていただきたいと思ったんですが、時間的なこともあるということでございます。  それでは、高橋先生にもう一つお聞きしたいんですけれども、先ほど...全文を見る
○山本保君 ちょっと時間があるようでございますので、もう一問。  堀尾先生、ちょっと専門ではないのかもしれませんが、最後に特別権力関係論をおっしゃいました。こうなりますと、私立学校の教師についてという議論ができなくなるのではないかという気もして、文部省は最近こういう言い方をして...全文を見る
○山本保君 ありがとうございました。
08月05日第145回国会 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第6号
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○山本保君 公明党の山本保です。  本来ですと全員の公述人の皆様にお聞きしなくてはならないと思いますけれども、時間の都合もございますのでそうもなりません。お許しいただきたいと思います。  中山公述人にちょっとお伺いしたいんです。中山先生は県内の高等学校の校長先生をやられたんで...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  なかなか示唆に富む、私ども非常に注意しなければならないことかと思います。  それで、もう一つ、これは先ほどもお話に出ましたけれども、広島県で今回大変不幸な出来事があったわけでございます。これは余りにも生々しいですからこれについてはお伺いを...全文を見る
○山本保君 どうもありがとうございます。  それでは、ちょっと観点を変えまして、キリスト教一般といいますか、また各考え方というのは私は全然知りませんので、島公述人に少し教えていただきたいんです。  戦前に内村鑑三事件等もあり、また矢内原忠雄さんの本なども私は読んだことがござい...全文を見る
○山本保君 ちょっと確認させていただきますが、つまりそのお答えは、宗教者一般としてという意味ではなくして、今の日本の状況において賛成できない、こうおっしゃったということでございますか。
○山本保君 ありがとうございました。  それでは、小林先生、安川先生、所先生、三人とも研究者でございますので、ちょっとおっしゃったこととは違うことについて私の考えを申し上げますので、少し御意見をいただければと思うんです。  といいますのは、一昨日、委員会でずっと私は言っておる...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  では、安川先生、お願いいたします。
○山本保君 時間がほとんどありませんけれども、私が先ほど読み上げました中の三番目に「自己の文明と異なる文明に対する尊重を育成する」、こういうことも読み上げたわけでございまして、今の安川先生のお話についてはそこにかかわることではないかなという気がいたします。  時間がございません...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  ただ、私は、十四条と二十九条が並立している、このことから素直に考えれば、宗教的な教育とか良心の教育ということと国民的価値観の教育というのはまさに別のものであるというふうに読むのが素直ではないかなという気がいたしますけれども、きょうは議論の場...全文を見る
09月08日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○山本保君 私、ちょっと十分間だけ時間をいただきまして、今まで余り議論されていなかったそうですから、ちょっと細かい話かもしれませんが、総理府の所掌事務にございます世論調査につきましてお聞きしたいと思います。  時間が短いものですからはしょってお聞きいたしますけれども、平成八年、...全文を見る
○山本保君 官房長官、セロンと言われました。私もセロンと言う方が言いやすいんですけれども、何か現場ではヨロンと言っておるようでございますね。  そこで、今のお話でございます。もう少しそれについて、各省庁もやっているわけですから、総理府で改めてそれにダブるようなことをしなくてもい...全文を見る
○山本保君 ただ、そうなりますと、やはり総理府で行ったとしても、それは役所がやっている、官がやっていることでありますので、そんなに程度の差はないのではないかという気もするわけです。  しかも、問題はこの手続でございまして、各省などで行う場合には、当然関連の審議会の意見を聞いたり...全文を見る
○山本保君 ぜひ、今までも場合によっては意見を聞くようなこともしておられるようでありますので、なるべくそういうのをふやすような形で、今おっしゃったとおりに進めていただきたいと思います。  そこで、もう一つ別の観点から考えますと、何か総理府とかお役所がやりますと公平無私で客観的だ...全文を見る
○山本保君 内閣広報室のこれまでの世論調査を見ますと、なかなかそういうぐあいにはなっていない。まさにそういうものを捨象した形で、これはもう公平、客観のものなんだ、こういう形が多いと思うんです。これはごらんになればすぐおわかりになります。価値的な評価は避けておりまして、極めて客観的...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。では、よろしくお願いします。  かわります。
09月09日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○山本保君 公明党の山本保です。建設関係は初めてでございますので、よろしくお願いします。  それで、最近、私のところにも実は愛知県から、東海環状道路というのがあって、これの建設がおくれているんではないかという話が来たものですから、私はもともと福祉が専門でした。それをお聞きしてい...全文を見る
○山本保君 十六年とおっしゃいましたけれども、ぜひここは早く、というのは二〇〇五年に愛知瀬戸で万国博覧会、国際博覧会が開かれます。当然これについて、環境保護でありますとか、こういうことは非常に重要な視点でございますから、それを中心にしながら行わなくてはなりませんけれども、しかしそ...全文を見る
○山本保君 私もこれを初めて勉強しまして、そういう仕組みがわかってきました。なかなか利用者側には今のような全体の構造というのが見えにくいところがあります。ぜひ、もう少しその辺は広報をしっかりされまして、すぐに有料道路はお金が高い、こういう話の次元というのはわかりやすいんですけれど...全文を見る
○山本保君 今おっしゃいました最後にありましたように、実はここで評判の悪いと言っては申しわけないんですけれども、財団法人道路施設協会、これについても、それを二つに分けるというようなことも報告を受けております。  時間がないのでこれ以上お聞きしませんけれども、今おっしゃったような...全文を見る
○山本保君 簡単にお願いします。
○山本保君 いただきました資料を見ますと、昨年一年間でも実は大変な数のそういう事件が起こっていた、しかし幸いにも死者が出なかったということでその対策がおくれたのではないかなと。今回犠牲者が出られたことで、局長の方からも今まで少し軽視していたのではないかというお話が今あったわけであ...全文を見る
○山本保君 わかりました。ありがとうございました。  終わります。
09月29日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○山本保君 公明党の山本保です。  最初に、もう各委員からお話がございましたので、私は簡潔に、この神奈川県警の不祥事につきまして、警察庁長官は、先ほどからお伺いしておりましても、これはただいま調査中であってまた厳正に対応するということでありましたので、それは当然そうされるという...全文を見る
○山本保君 しっかりお願いしたいと思います。  現場の方といいますか専門家の方で決められた人事の発令をするだけの役所というような形になっては困るわけでありまして、まさに戦後の警察行政の一番大きな特徴であります公安委員会でございますので、どうぞ大臣がおっしゃられたような形できちん...全文を見る
○山本保君 それでは個々にお聞きしながら、今の大臣のお話について少しずつ検証していきたいと思っております。大臣にも時々お聞きいたしますので、もしよろしければその都度お答えいただきたいと思っております。  まず最初に、この養子縁組制度、関係者にとっては当然御存じのことでございます...全文を見る
○山本保君 民法の改正となりますとなかなか大変だとは思いますけれども、大臣から今積極的なお答えをいただいたというふうに認識しますので、どうぞ御検討いただければと思っております。  次に、これは具体的にこのような事例があるというお話を聞いておるわけでございます。といいますのは、い...全文を見る
○山本保君 事情に応じてということでそのような例もあるようでございますけれども、どうもそれは余り徹底されていないように思います。  私としてはもっときちんとそのことは当事者にわかるようにしていただきたいと思うわけですが、法務省としては、例えば審判確定の証明書というようなものが出...全文を見る
○山本保君 今、最高裁とそれから法務省からお答えいただいたわけでありまして、省略した内容でいいのだということ、これはこの委員会で今お答えいただきましたので、ぜひ全国の方にもこういう旨知っていただければと思っております。  それでは、次の問題でございますが、それとも絡みます。もう...全文を見る
○山本保君 外国の例でも実親がまた養親になるという例もあるようでございますから、今のお話ですとそれほどトラブルは起こらないのかなとは思いますけれども、この辺引き続いて国民の側に立った取り扱いについて徹底していただきたいと思っております。  次に、これは実は私も当時からといいます...全文を見る
○山本保君 私も実は今回改めて勉強し直して知ったようなところがございます。というのは、当時、特に特別養子ではなくして、まさに虐待されるような親御さんの親権喪失という手続が非常に日本は難しいことになっておりまして、現場で困っておりました。そうしたときに、その親権喪失の裁判を起こすと...全文を見る
○山本保君 わかりました。  その次に、今度は明らかにといいますか、はっきりと無国籍であったという方を特別養子縁組にしたとき、このとき日本の国籍を親としては当然取らせたいと思うわけでありますが、当然にそのまま日本国籍を取るというふうにはなっていないと思いましたが、特別養子縁組の...全文を見る
○山本保君 それでは次に、今度は少し関連をしまして厚生省にお聞きしたいわけでありますが、今、民事局長からも試験養育期間というお話が出ました。この制度のもう一つの特徴は、親子が連れ立っていってすぐその場でというふうにはならずに、その間最低六カ月間の養育期間を経て判断をするというふう...全文を見る
○山本保君 それでもう一つ、今度は特別養子縁組制度について関連してお聞きするんですが、先ほど児童相談所が主に試験養育期間を指導するんだというふうに言いましたけれども、実際にはそれ以外にも社会福祉法人などでそれを行う団体があるということであります。  この辺の実態でございますけれ...全文を見る
○山本保君 この実態で、個々の方たちが一生懸命やっておられるということを前提としてお聞きしておるわけでありますけれども、例えばこういう団体は、児童家庭局の方からたしか通知が出まして、実費以外は取ってはならないと。例えば児童の権利条約にも、養子縁組とかこういうことについてお金を動か...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。どうぞ忘れないようにお願いしたいと思っております。    〔委員長退席、理事鹿熊安正君着席〕  次に、労働省の担当の方に来ていただいておるわけでございますが、今るるお話がありましたように、特別養子縁組になりますと、まさに実子、実の親子と同じよ...全文を見る
○山本保君 確かにこの辺は、育児休業というのは男性の方がとってもいいわけでありまして、おっぱいをあげるとかあげないとかいうことではなくて、まさに親子関係ということに着目すれば、おっしゃったとおり養子縁組ができた場合にそれを対象とすると。  ただ、問題は、先ほどからお話ししました...全文を見る
○山本保君 時間がないのであれですが、超えた場合というのじゃなくして、そうすると二年間ということになりますから。そういう意味ではなくて、それも勝手に入ったのではない、裁判所の言うならばちゃんと命令といいますか、その監督下で実質的にもう親子関係の試験に入っているわけですから、勝手に...全文を見る
○山本保君 もう時間がないんですが、今大変重要なことを言われましたね。つまり、監護の関係が法的にあればいいんだということであれば、先ほどお話がありましたように、すべてではありませんけれども、場合によっては法的に監護者に選任されまして、そして実親の方は事実上、事実上といいますか法的...全文を見る
10月13日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○山本保君 公明党の山本保です。  私は十分間だけ短い時間をいただきましたので、砂糖に対する政策方針について主にお伺いしたいと思っております。玉沢大臣、どうぞよろしくお願いします。  私も実はこういう農水関係の質問をするのは初めてでありまして、福祉でありますとか教育の方が専門...全文を見る
○山本保君 大臣、一言だけ。  先ほども基本法の考え方などの、また今のお答えの中でも安定した価格という言い方をされておりますけれども、価格を下げていくというようなところにちょっと熱意がないのではないかなという気もするわけでございます。  つまり、経済的に考えますと、一番重要な...全文を見る
○山本保君 もう時間が来ましたので終わりますけれども、消費者からお借りしている金です。ただ単にそれを上乗せして安くしたというような安易な方法ではないような構造改革をぜひお願いしたいと思います。  ありがとうございました。
10月15日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○山本保君 公明党の山本保です。私、十分間しかございませんので、要領よくお聞きしたいと思います。  今、図らずも、最後に木俣委員の方から、本当に予算に反映しよう、政策に反映しようということで、全く私なんかと一緒に木俣君も仕事をやりたいなというような気がしておりまして、レンタル移...全文を見る
○山本保君 今のお話で、事業関係が十億円という数字を私も見せていただきました。私の方にもそんな話が参っておりまして、まだ実際にはこれからどこへ委託する、やっていただくかということは決めていないところが結構あるようでございます。  私は、この趣旨で、NPOというのが、こんな言葉は...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  ただ、大臣、ちょっと一言だけあれですが、企業組合は、私の聞きました限り、ふえているのではなくして当初より減っているのではないかと思うんです。  それは、最後におっしゃいましたように、使いにくい、またベンチャーなんかで行うためのものであるの...全文を見る
○山本保君 最後で申しわけありません、堺屋長官にお願いいたします。  実は、丁寧に考えますとちょっと論が矛盾しておるかもしれません。しかしここはお許しいただきまして、もう長官よく御存じだと思いますが、特定非営利活動促進法、NPO法ができましたときに、この法にはやはり欠けていると...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。終わります。
10月27日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第8号
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○山本保君 公明党の山本保です。  きょうは総理、それから文部大臣おられないということでございますので政務次官に教育改革についてお聞きしたいと思います。短時間でございますので問題を絞りまして、特に中小企業を活性化するための教育改革という観点を少し議論といいますか、総理のお考えを...全文を見る
○山本保君 総理、確かに社会人の大学等への進学は進んでいるんですけれども、内々に御説明いただきましたら、やっぱり教員の方などが多くて、または大企業の研究室というところから行っているというのは多いんですが、おっしゃったように、なかなか地域の中小企業というのはほとんど行けないわけです...全文を見る
○山本保君 最近、東京工業大学に行きましたら、あそこではどんどん民間人の方に単位を出して学位も取らせているというようなこともお聞きしました。ただ、しかしながら、大学に行っていない方もたくさんいるわけですから、高校段階からぜひ積極的に進めていただきたいとお願いしまして、終わります。...全文を見る
11月18日第146回国会 参議院 国民福祉委員会 第2号
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○山本保君 公明党の山本保です。二年ぶりに国民福祉委員会に戻ってまいりました。よろしくお願いいたします。  最初に、ちょっと順番を変えさせていただきまして大野政務次官に、何か御都合があるようでございますので、最後にお聞きしようと思っていたことをお聞きします。ちょうど今、松崎先生...全文を見る
○山本保君 まさにこのことは、今度は職業人としてのヘルパーの専門性とは一体何なのかと。困っている方のお世話をすることだけなのか、それともその方が本来持っている人間としての生き方を応援し、そして自己実現、すばらしい人生をお送りすることを、御本人も家族も気がつかないが、しかし専門家で...全文を見る
○山本保君 いろんな要素が絡まり合ったところを御説明していただいたわけでありまして、私なりに考えますと、今のお話を整理させていただければ、例えば施設から在宅へとか、また今までまさに税金で行われてきた、そしてそれは国が中心であった。これが民間型、市民がチェックをするというような形に...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  これまで三人の大臣にずっと申し上げて、なかなかいい答えがいただけなかったし、私もまだ抽象的な形でしか言えなかったんですが、今回、大分数字が出てきましたので私なりの計算をしてみました。  今回の問題といいますか、いろんなこの動きの中でも、政...全文を見る
○山本保君 これまで五十年こういう体制で、何しろお役所の御認可ということで決められた方だけがサービスを行うという体制があったわけですから、どうも見ていましてそんなイメージを感ずるんです。  今おっしゃったように、どんどん民間の方が入ってこられる。いろんな仕事の持ち方をされるわけ...全文を見る
○山本保君 まだほかにも、例えばさっきちょっと申し上げました地域の生活福祉センターでありますとかグループリビングというようなもののいわばハード、こういうものもそれほど今までの施設のように何億円も要るというものではないと思いますので、この辺についてももっと、当然先ほど申し上げたよう...全文を見る
○山本保君 大体私の質問は以上でございますけれども、最初に戻りますと、介護保険というものを地域で、みんなの市民の目でチェックをする。今まで公務員さんという形でやっていた方と、全然お金が安いのにボランティアで頑張っている方と、こういうものの実態が全くわからなかった。しかし、それがき...全文を見る
11月19日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第4号
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○山本保君 公明党の山本保です。  私は、今回審議されております中小企業基本法の本当に基本的なところをお聞きしながら、私、専門が福祉、教育でございますので、それに関連する点を少し詳しく聞いてみようかなと思っております。  最初に、今回、中小企業基本法が改正になって、すぐわかり...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  あと長官にももう少しその辺を詳しくお聞きしたいと思っております。  今お話が出ましたような小規模のための設備投資の支援ですか、無利子であるとか、無担保というのはまたないようでありますけれども、この辺について融資の状況を主にもう少し詳しく説...全文を見る
○山本保君 大変結構だと思いますが、何かお聞きしますと、これまで予算なども不用分で余り使われなかったということも聞いております。また、私も現場の方にいろいろお聞きしますと、実際に企業をやっておられる方が余りその辺を理解されていないというような気もするわけですけれども、この辺の周知...全文を見る
○山本保君 それでは次に、商店街についてお聞きしたいのでございます。  今回、十八条を見ますと、商店街の活性化という条文もつくられているということで、改めて読ませていただいてなるほどというふうに思ったわけでありますけれども、その中には「利便の増進を図るための施設の整備」でありま...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  それで、実はきのう、私、参議院の国民福祉という、いわゆる厚生委員会でございまして、そこで自分なりの実は私案というのを出させていただいた。それは、今の介護保険のお金が全体で四兆円というふうに言われているし、どんどんふえるであろうと。ところが実...全文を見る
○山本保君 大臣、それは私がお聞きしましたことなのでございますので、お触れになりましたから、ちょっとそのことについては一つあるんですけれども、まさにNPOというのに欠けていますのは事業でありまして、NPOも今おっしゃったとおりです。もっと大きな事業としてつくっていくためのものとし...全文を見る
○山本保君 そうしますと、それについて少し次官にお聞きしたいわけですが、例えば今おっしゃいましたような形でたくさんいると思いますが、私など本当にこういう面では素人として心配しますのは、そういう先端のものであれば当然失敗も大変多いんじゃないかと、リスクですね、そういう気がするわけな...全文を見る
○山本保君 そうしますと、それに関連しまして、今のお話はいわゆる株式でありますとか社債を出すようなときにも応援をしてというふうに聞いております。買いやすくといいますか、それに投資をしよう、または応援しようという人のリスクを少しでも減らそうということだと思うんですけれども、今、日本...全文を見る
○山本保君 もっときちんと通告しておけばよかったんですが、私が最後にお聞きしたかったのは、今のように通産省がいろいろ行っておるという場合に、やはり市場ということになりますと、金融政策の中で、そちらの方がもっと積極的にそういう場をつくっていかなくちゃいけないんじゃないかと思いました...全文を見る
○山本保君 不一致だとは思わないんですけれども、まさに私もその辺は専門なものですから、日本の場合のそういう発達課題というようなものも、幼児期については非常に詳しく研究もありいろんなスキルもあるんですけれども、確かにおっしゃるとおり、自分なりの自意識が出てくるときから、いわゆる子供...全文を見る
○山本保君 時間が来ました。  どうもありがとうございました。終わります。
12月02日第146回国会 参議院 国民福祉委員会 第4号
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○山本保君 公明党の山本保です。  参考人の皆様方、本当に予定がなかなか立たないところを御無理申し上げたのではないかと思っております。御存じのように、何か国会が非常にわけのわからない動きになりまして、御迷惑をかけました。  私は、実は最初にちょっと感想を申し上げますと、国会議...全文を見る
○山本保君 まさに私も同じことを考え、実は前回のこの委員会でそのことを申し上げましたので、ちょっと踏み込んでそれについてもう少しお聞きいたします。  まさに上限でありまして、個々の点数であらわれているお金についてもそれを上限として保険で支払いする、ほとんどマスコミはそれに注目し...全文を見る
○山本保君 全く私も同感でございまして、そういう極めて行政的な意味のある数字であったと思っております。  ありがとうございました。もし時間がありましたら、またお聞きしたいことがございますが。  岩川先生にお聞きしたいのでございますけれども、新聞を拝見いたしまして、率先して実際...全文を見る
○山本保君 どうもありがとうございました。  では、浅野参考人、時間が余りありませんけれども、この介護保険に代表されるような新しい福祉改革というもののねらいとか、また知事として現場でごらんになっていて、何かその辺について修正といいますか、こうすべきだという御意見があるのではない...全文を見る
○山本保君 どうもありがとうございます。  私はついこの間まで新進党で、何とか下げられないかと言っていて、何か最後にウルトラCは出ないかとも言っていましたらウルトラCが出たものですから、私としてはちょっと最後のところの考えは違うのですが、でもおっしゃったことは全く同感でございま...全文を見る
12月09日第146回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○山本保君 公明党の山本保です。  きょうは時間が大変短いものですから、要領よく質問したいと思っております。  最初に、今回の介護保険の見直しに絡んででございますけれども、一般的に批判が多いところは、単なる選挙用の先延ばしではないか、これが終わったらまたもとへ戻るだけではない...全文を見る
○山本保君 ぜひお願いしたいと思います。  それで、これは自然になるわけではありませんで、行政的な目標を持って行わなければならないわけです。  少し細かくお聞きしますが、まず最初に、こういう今までのホテルのような大きな施設から地域のいろんな小さな施設へということのための基盤整...全文を見る
○山本保君 結構ですが、しかしこのような施設というのは実は余りお金がかかりません。私の考えていますのは、大体二〇%の方ぐらいが在宅へ移るんではないかと思っておりまして、一単位ちょっと足らないのかなという気もします。ぜひもっと拡大していただきたいと思っております。  その中で一つ...全文を見る
○山本保君 一千万円でぜひ進めていただきたいと思っております。  それでは、次に通産大臣にお聞きしたいと思います。  昨日も我が党の木庭健太郎議員の方から、私ども公明党も一生懸命お願いしました貸し渋り対策、これが一年間延長になるということがございました。私は、その次をお聞きし...全文を見る
○山本保君 もう時間がなくなりましたので最後の質問一つだけにいたしますが、今のような形で金融面、もう一つソフト面があると思うんですね。  これは申し上げるだけですが、特に中小企業診断士、これが法的な資格でありながらなかなか活用されていないと思います。ぜひこれは進めていただきたい...全文を見る
○山本保君 終わります。
12月14日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第9号
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○山本保君 公明党の山本保です。  私も実は大学では農学部の林産学科ということを専攻しておったんですが挫折しまして、教育学から福祉の方へ行ってしまって厚生省の役人をやっておったということで、きょう参考人のお話を伺いながら、非常に興味がありますし、違う社会の中で頑張っておられるの...全文を見る
○山本保君 具体的なことになりますとなかなか時間がかかると思いますので、ぜひまたお話を伺いたいと思っております。  それでは次に、また戻ってくるかもしれませんが、堀井参考人にお聞きいたします。  先ほど寺崎委員の方からも興味を持っておられるというお話がありまして、私自身もお聞...全文を見る
○山本保君 自由な競争社会ということになりますとなかなかそういうわけにもいかないのかなと。ぜひ私どもとしては、いいものを選び出すためにもより幅広い場があった方がいいのかなという気もいたしますが、堀井参考人の気持ちもよくわかる気がいたします。  では、全然違うことで今度はお聞きし...全文を見る
○山本保君 ありがとうございます。  確かに、少子化と経済ではちょっと離れ過ぎておりまして論理が合わないんですが、今お話しのあったように、就職活動であるとかそういうものに消極性ということが真ん中に入ってきますと非常に関連するなと今ふっと気がつきました。今政府の方も非常にこの辺を...全文を見る
○山本保君 まさに大学の方についても大変ないい効果が出てくるというふうに思いました。どうもありがとうございます。  以上で終わります。