山本太郎

やまもとたろう



当選回数回

山本太郎の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第174回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○参考人(山本太郎君) 御紹介ありがとうございました。長崎大学熱帯医学研究所国際保健学分野の山本でございます。  今日は、ミレニアム開発目標の達成状況と我が国のODAの役割ということで少しお話をさせていただきたいと思います。(資料映写)  本日の話の流れでございます。まず、簡...全文を見る
○参考人(山本太郎君) どうもありがとうございます。二つの質問だと思います。  まず、第二の質問のハイチあるいはハイチを含む最貧国と言われる国、地域で欠けているものが何かという質問についてですが、私自身は、貧しい地域あるいは開発途上国と言われている地域において一番欠けているもの...全文を見る
○参考人(山本太郎君) どうもありがとうございます。  リジリアンスが社会を安定的に動かす意味で非常に重要なものであると考えています。  ちょっと話は外れるかもしれないんですが、私は医師として数年働いたことがありまして、そのときに患者さんを助ける際に非常に重要なことというのは...全文を見る
○参考人(山本太郎君) ありきたりの答えになるかもしれませんが、私自身はどちらも必要だと考えております。  いわゆる女性のエンパワーメント、教育あるいは医療の保障というものも社会のソフトインフラを高めていく、その側面も絶対的に必要ですし、でも、その側面だけで解決できない、いわゆ...全文を見る
○参考人(山本太郎君) 正当な評価ということなんだと思うんですけれども、これも極めて個人的な感想の域を出ないんですが、多分何かをすればそうした評価が上がるという万能薬のような対策はないのだろうと考えています。逆に、今の評価というのがもしかするとその国の日本に対する評価の正当な評価...全文を見る
○参考人(山本太郎君) ざくっと国際協力あるいは海外に出て思うことということになるんですが、実は国際協力という言い方、あるいは国内と国際というか海外を分けるという考え方自体が非常に日本としては特殊な感じになってきているのかなという感じを受けます。  アメリカでは、例えば今回のハ...全文を見る
○参考人(山本太郎君) 今回のハイチの地震の詳細ということですが、一つには、恐らく今まで起こった他の災害と一番違う点として、首都直下型であったという点があると考えております。  というのはどういうことかと申しますと、通常であれば、中国の四川の地震を考えてみますと、四川で地震は起...全文を見る
○参考人(山本太郎君) 災害における外傷治療に追われて、HIV、結核の対策が困難になったというわけでは恐らくないと考えています。  まず、地震ですから、地震に対する急性期の対応は重傷災害者に対する支援であることは間違いないんだろうと思います。それをまず行ったというのは恐らく正し...全文を見る
○参考人(山本太郎君) まさに同感でございます。今後の復興の分野において、保健、医療の関係では、HIV、結核を含む感染症と、こういう状況の中でさえどんどん新しい命が生まれてきております、そうした子供たちへの対策、この二つだろうと考えております。
○参考人(山本太郎君) 多分、これは意見が多々あるもので、まさに私の個人的な考え方として感じるところで多分正解がない話だと思ってお話しさせていただきたいと思いますが、まず、日本の今回の援助が遅かったかというと、私自身は遅れてはいないというふうに認識しております。  それは、一つ...全文を見る
○参考人(山本太郎君) これは、先ほど日本のODAの評価をどういうふうにすれば上げることができるかといった御質問に対する答えと似てくるのですが、例えばミレニアム開発目標に関する広報をすれば認知度が上がるかと、多分そういった問題ではないのかなという気がしております。日本の国民自身が...全文を見る
○参考人(山本太郎君) ミレニアム開発目標の八つの目標のうち三つは保健関連と言われる目標ですが、その進捗状況が遅いということに関してはまさに同感でございます。  一つ、それをどうすればいいかということで感じることは、保健に対するインベストメント、投資がコストが掛かるもの、外部不...全文を見る
○参考人(山本太郎君) これもあくまで私的な所感というか感想なんですが、今回、今御指摘もございましたように、政府のガバナンスが非常に弱くなっている中で各国がドナー会合をやって、復興に向けてかなり大きな資金をつぎ込むことが決まっている。その多分状況はすごく歓迎すべき状況だと思うので...全文を見る