山本正和

やまもとまさかず



当選回数回

山本正和の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第108回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○山本正和君 会計検査院の報告を読みますと、通産省には若干でございますし、あと経済企画庁その他の関係省庁、非常に他の省庁と比べますと予算執行が極めて適正である、こういうふうな報告がございます。ひとつ今後とも予算執行につきましては、この報告にありますような形での執行をまず冒頭に要望...全文を見る
○山本正和君 いろいろとユーモアもまじえまして御感想をお聞きいたしました。  我が国内ばかりではなしに、国際社会も我が国の内需拡大、さらには景気の回復、さらに円高問題の対応ということについてまさに国際的な話題になっている、こういうことをつくづくと今のお話の中で感じたわけでござい...全文を見る
○山本正和君 鉄は国家なりというふうな言葉がありますが、一番基幹産業の鉄鋼、例えば新日鉄一つとりますと、ことし一千億円ぐらいの赤字が予想されるというふうなことも言われておる。それはもういろいろな形でもって合理化を進めて、切り詰めて切り詰めていってもなおかつ赤字が出る。これは、鉄は...全文を見る
○山本正和君 そういうふうにお答えになるだろうとは思っておりましたが、それについていろいろと、まあ日経新聞以下各紙にいろんな形でこれ記事が出ております。しかし、これは報道関係者のいろんな論説と違いまして、実際に売る責任者の中で、例えば百貨店協会、きょうの日経新聞に載っておりました...全文を見る
○山本正和君 若干数字の把握の違いが私の方とはありますけれども、大筋はそれで結構だと思うんですけれども、ただ、この付加価値税を導入したときのその国の産業がどういう状況にあったかということと非常に絡んでまいります。要するに景気が大変悪いときに導入されたのか、あるいは安定しているとき...全文を見る
○山本正和君 アメリカの財務省報告ですね、大蔵省。これはレーガン大統領が税制改革に当たってどうするかというので随分慎重な検討をさせた。そうしたらアメリカではどんなことをやっても付加価値税を導入すると二万人の税務職員の追加が必要だと、こういう結果が出てきていますね。日本の場合と違っ...全文を見る
○山本正和君 大体数字はそういうふうに説明できると思うんですが、実際もっと緻密なものが必要になってくるだろうと思いますが、やっぱり何といいましょうか、今の御説明ではなかなかみんなに説明してもわかりにくいんじゃないかと思います。ですからひとつ、法案を今準備されている段階でしょうから...全文を見る
02月27日第108回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○山本正和君 大変お忙しいお仕事の中をおいでいただきましてありがとうございます。  私も実はシンガポールヘ、三年ほど前でございますけれども、学校の教員、三重県という田舎の県ですが、その県から十人ほど一緒にシンガポールヘ、これは観光がほとんど主ですけれども、参りました。そこで通訳...全文を見る
○山本正和君 日本に来られた留学生の方が一年間日本語の勉強をせよと言われると、大体どういう施設で勉強がされておりますか。
○山本正和君 どうもありがとうございました。
○山本正和君 同じく社会党の山本でございますが、両先生のお話を伺っておりまして、確かに今の英語教育の問題点随分、私も実はつい最近まで教員の世話をずっとしておりまして、自分が高校の教師の体験があるものですから、英語の教師じゃございませんけれども。  ただ、同僚等といろいろ話をして...全文を見る
03月25日第108回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第4号
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○山本正和君 大変示唆に富んだお話をお聞きしておりまして、私どももかねがね考えておる問題点、鋭い御指摘等いただきまして大変勉強になったわけでございますが、今のお話をずっと聞いておりまして、お二人の共通している御意見として我が国の都市政策が根本的に何か誤っておったのではないか、要す...全文を見る
○山本正和君 今の大変土地所有者が多いと、これは戦後の土地改革、農地解放が絡んでいますから、我が国の実態だろうと思うんですけれども、ただ法人が土地の投機売買によって利益を上げている。これは外国ではもう少し厳しい規制があるように思っていますが、その辺はいかがでございましょうか。結局...全文を見る
03月26日第108回国会 参議院 文教委員会 第1号
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○山本正和君 本日御説明いただきました国立学校設置法の一部を改正する法律案の中で、筑波の技術短大の問題と、それから三重大学の生物資源学部の問題につきまして、御質問をしていきたいと思っております。  まず、筑波の問題でございますが、昨年の段階で、この問題が報道されると同時にいろん...全文を見る
○山本正和君 この問題につきましては、後ほどまた若干要望を申し上げたいと思いますが、その前に、今度筑波技術短大が六十五年度から学生募集をするわけでありますけれども、各都道府県で障害児学校から進学希望がいろいろあるわけでありますけれども、一体どの程度の筑波技術短大への進学希望を見込...全文を見る
○山本正和君 実は、九十人という数が——これは正直言いまして場所が場所でございますから、何といいましょうか、行きたくてもなかなか行きにくいという人も含めて大体適当な数かもしれない、こう思うんですけれども、各学校で実際に進学指導等をやっている校長や教職員の意向を聞きますと、本当はも...全文を見る
○山本正和君 これはお願いでございますが、できましたら、現場の学校の校長の推薦というようなことをひとつぜひ重視していただきたい。そしてまた、希望者が多い場合は推薦で——校長責任を持って推薦しているわけですから、極端なことを言いますと先着順とかくじ引きでもいいんですが、何か障害者の...全文を見る
○山本正和君 それでは、最後に大臣にお伺いしたいのであります。  実は、障害者教育の問題というのは、教育の原点とも言えるというふうな気持ちを私どもは持っておるわけでありますが、やっと筑波技術短大というものをつくっていただきまして、そしてこれがいろんな意味で障害者の方々に対して一...全文を見る
○山本正和君 それでは三重大学の水産学部の問題でお尋ねをしたいと思います。  生物資源学部という学部は、これは本邦最初の学部じゃないか、こう思うんですけれども、まず、一体どういう専門家をつくっていくのか。そしてまた、その専門家としての学生が社会の中に出ていった場合に、どういう方...全文を見る
○山本正和君 国内の大学でいわゆるバイオテクノロジーの研究が随分進んでおる学校があるわけでございますけれども、この生物資源学部がそういう国内の各大学との連携をとりながら、これからの地球の上で人類が生きていくために果たさなきゃいけない役割が非常に大きいと思うんです。国内の大学との連...全文を見る
○山本正和君 実は今、自然生態系等のお話もございましたけれども、生物資源学部として本当に発展していきますと、これは三重県に設置されたわけですが、三重県というのは北から南まで割合長くて、いろいろ生物資源そのものについても大変研究に適している場所でありますけれども、実は単にそういう国...全文を見る
○山本正和君 当面はまあそんなことだと思うんですけれども、実は、海外でこの種の研究をやっておられる大学もあるやに聞いております。そういう海外との連携調査等になりますと、これは当然今の予算では話にならないわけでありますけれども、文部省として、生物資源学部を設置してこれを発展さしてい...全文を見る
○山本正和君 私も、三重県の出身だということも含めまして、特にお願いしておきたいんですけれども、三重高等農林学校というのは大正十年に設置されまして、もう六十五年になるわけです。これは、三重県という県では高等専門学校というのはこれ一つしかなかったということも含めまして、大変県民の中...全文を見る
05月08日第108回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第5号
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○山本正和君 たびたびの会合を開きまして、調査会としても具体的に関税等の調査を行いました。大変ないろいろな問題を抱えているということを、私どもといたしましてもこの調査会の役割というものにつきまして本当に重要な意味を感じたわけでございますけれども、今中間報告をまとめるに当たりまして...全文を見る
05月21日第108回国会 参議院 文教委員会 第3号
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○山本正和君 今、粕谷委員の方から最後に、特に文部行政が負わなきゃいけない財政問題等についての基本的なことを指摘してもらったわけでありますが、私は、今教育の問題いろいろ議論しておりますけれども、すべての日本の大人が思い出すのはやっぱり自分の子供のとき、自分の卒業した小学校のあのた...全文を見る
○山本正和君 今のお話のような形で結構なんでありますけれども、もう少し具体的に、文部省としての一つのモデルケース等も出して御指導をいただかなければ、正直言いまして、市町村段階におきますと、これは何だかんだ理屈を言ってもだめなんだ、とにかく予算がこれだけしかないんだ、安く大きなもの...全文を見る
○山本正和君 それでは次に、当面しておりまして各市町村のどの首長さんも皆大変苦労されておるようでありますけれども、まだなおかつ今日我が国で老朽危険校舎、これがかなり残っております。文部省としてもさまざまな施策を講じておられるようでございますけれども、まず、その老朽危険校舎の現状に...全文を見る
○山本正和君 老朽危険校舎として、これを耐力度点数でもって指定をされるということになっておるようでございますが、この耐力度点数というものを決めていくその基準ですね。特に私気になりますのは、耐力度の問題について文部大臣が大蔵大臣と相談をしなきゃいけないと、こういうふうな内容があるよ...全文を見る
○山本正和君 どうもそこが私は、恐らく国民の皆さんも聞いてわかるかしらんと思うんですね。要するに文部省というのは、日本じゅうの子供のこれから大人になっていく過程についての全生涯の大切な部分を預かる親元である。だから、希望を出すのは文部省がきちっと考えて、少なくとも子供が学校で学ぶ...全文を見る
○山本正和君 この大蔵大臣の問題につきましては、これはひとつ文部大臣、ぜひ閣議等で議論をしていただきたいと思います。結局国の段階でこうなっているものですから、都道府県、市町村といわずすべてのそういう自治体で、学校建築ということについていわゆる総務部が、総務部というか財政担当部局で...全文を見る
○山本正和君 いや、一般的なことなら私はそれで別に、今の行政の状況からいって大臣の言われるとおりだと思うんですけれども、いわゆる老朽危険校舎というものを決めるということなんですから、これは文部省で決めたものがお金がないから例えば年次計画でこうしますというならわかるんですね。老朽度...全文を見る
○山本正和君 まあ文部省でこれなら大丈夫というぎりぎりが五千五百点だと。それでおおむねいっているから、別に大蔵から文句を言われる筋合いじゃないということで、きちんとやっています、こういうことなら私はわかるんですよ。ところが、お金が先にあるものだから、老朽危険に至るまで大蔵省と相談...全文を見る
○山本正和君 今の一番後段の、手当てについては今後十分考えていこうと、こういうふうに受けとめてよろしいんですね、そこのところは。  それじゃ、続いて申し上げたいんですけれども、愛知県の知多半島に、オープニングスクールで、実は学校の先生にとっては大変な仕事なんですけれども、朝から...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。
06月05日第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○山本正和君 昭和五十九年度厚生省所管一般会計及び特別会計の決算の大要並びに説明等が出されております。この中で、実は私も、恐らく国民の皆さんも大分関心をお持ちになっている幾つかの指摘がございます。特に、新聞紙上等でも取り上げられまして、こんなことでいいのかというふうなかなり厳しい...全文を見る
○山本正和君 実は、各市町村等の最前線ではこの種の問題のトラブルを防止するためにいろいろと努力しているようでございますけれども、実は背後にやっぱり暴力団関係、さらにはいろんな意味での脅迫、暴圧等があるということが、この種の問題に対する解決のための大変な難しい問題を生じているという...全文を見る
○山本正和君 その中で薬剤費の比率でございますが、これも昭和四十年度以降すっとデータ等を見てまいりますと、最近やや落ちたかに見えるわけでありますけれども、大体薬剤費が国民医療費の三〇%を超えているという実態が今日もあるという報告が出されております。これは一体国際的に見て普通なのか...全文を見る
○山本正和君 これも医事評論家の先生方がよく言われる話でありますけれども、日本人ぐらい薬が好きな国民はいないという言葉がございます。薬をまるで栄養剤がなんかのようにどんどん食べてしまうというふうな傾向がないでもないと思います。しかし、恐らくこれは世界保健機関等でも、いかに人間の体...全文を見る
○山本正和君 概括的な形での今の取り組みの状況についてお伺いいたしたわけでありますが、実は私、医薬分業の問題が当然国民医療費の本来あるべき姿という問題と絡む、こういう意味でこの問題はいろいろと今までも議論をされてまいりましたし、今後もそういう視点が必要だろうというふうに思うんであ...全文を見る
○山本正和君 薬価差益の縮小に伴って随分処方せんがたくさん出るようになって、医薬分業の方向が出ているというふうな話も聞いたりいたします。しかし、これは本質的な問題ではないんで、薬価差がなくなったら医薬分業が推進されるということじゃないだろうと私は思うんですが、それはおきまして、実...全文を見る
○山本正和君 この東京医科歯科大学の助手の方の提言されているのは、アメリカと同じようにきちんと添付文書に対する文字記載をしたらどうだと。薬事法五十二条に医薬品の安全で有効な使用のため、こういうことを入れたらどうだというふうな提言をしているわけです。私は、それが果たしていいのかどう...全文を見る
○山本正和君 百五十五時間の薬理学を中心とした勉強をされて、それで本当に薬のことがわかるかと。これは、わかるとおっしゃるお医者さんはいないと思うんですね。ただ、専門の先生方、大学の教授なりあるいは国立大学の病院で薬現実験等をずっとおやりになる方は別です。しかし、一般の開業している...全文を見る
○山本正和君 どうも私が質問している趣旨とは大分食い違った御説明でございますが、要は、日本の医療制度というのが明治以来さまざまな論議をされてきた。その中で、いわゆる日本の江戸時代のお医者さんのあり方というものではだめなんだと。近代化していくために、きちんとした学問としての位置づけ...全文を見る
○山本正和君 今の薬剤師養成問題検討委員会のお話を聞きまして多少安心をしたわけでございますが、ぜひ、どう見ても、例えば小学校で学校医がおられます。学校歯科医さんにお願いする。学校薬剤師をお願いしているところとお願いしてないところとある。これどうも本当はおかしいんですね。ただまあ、...全文を見る
○山本正和君 輸出額をちょっと調べると、五十九年だったですか、千二百八十七億ぐらいしか出てない。要するに四兆円の生産された医薬品のほとんどが国内で、国民の中で消費されている。これは全部医療行為に使われたかどうかこれは別でありますし、それから廃棄されたものも当然あるでしょうから。た...全文を見る
○山本正和君 ひとつ、大変重要な問題でございますし、また薬の開発ということについてはこれは本当に一日もゆるがせにできないことでございますから、十分お取り組みをいただきたいと思っております。  ただ、ここで最後、もう時間がありませんので触れませんけれども、本当は医薬品の流通機構の...全文を見る
06月10日第108回国会 参議院 国民生活に関する調査会 閉会後第1号
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○山本正和君 予算委員会や大蔵委員会とちょっと違った立場で質問をしていきたいんですが、まず先ほど角谷次長さんからのお話があった財政事情ですが、これ見ていきますとアメリカやイギリス、西ドイツ、フランスというのが我が国と比べて大変公債依存度も低くなっている、あるいはその他の状況を見て...全文を見る
○山本正和君 これは例の売上税問題のときにいろいろと議論がありまして、日本の国の税制について国民各層の中でいろんな意見が出たわけです。今の次長さんのお話等も、そういうことも含めてみんなで議論をしていく状況に今あると思うんですけれども、ただ、どう考えてもわからないといったらおかしい...全文を見る
○山本正和君 大蔵省なりの御説明で、それで私もそういう形の進めだろうというふうに思うんですが、庶民的に普通の言葉で話をしてみると、例えばアメリカはこれ何十兆ですか、百兆ぐらいですか、軍事費が。大変な軍事予算を抱えている。イギリスでもフランスでも西ドイツでもかなりなもの、それがいっ...全文を見る
○山本正和君 例えば美術館とか博物館とか個人の名前でいろいろやる。例の大原美術館なんかもそうですけれども、これはまさに個人のものではあるにしても非常に公共性の高いものであるというふうな場合がありますね。そういうふうなものについては税金の問題、どういうふうなかかわりになりますか。
○山本正和君 自治省にちょっとお尋ねしますが、先ほどのお話で、地方財政へ今度の緊急対策がいろんな意味で大きな影響を与える、それで地方自治体に対する財政上の手当てといいましょうか、これをいろいろ考えておるようなんですけれども、時期的にはいつごろまでに見通しがつくか、これはどうなんで...全文を見る
○山本正和君 時間ですからこれで終わりますが、ぜひお願いしておきたいのは、地方自治体が実は本年度の当初予算そのものの執行についても大変困っておるという状況です。もう一つ緊急対策が出てきますと、いよいよ予算執行上もうどうしていいかわからないというようなことになりますから、今局長がお...全文を見る
06月11日第108回国会 参議院 国民生活に関する調査会 閉会後第2号
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○山本正和君 大変膨大な内容につきましての御説明をいただきまして、私どもなりにもこれは大変な事業だと、また国民に多くの夢を与えるということは感じているんですけれども、きょうは質問時間二十五分ということでございますから、詳しい内容や基本的な問題についてはちょっとお伺いする時間がない...全文を見る
○山本正和君 それから、その次に、これもちょっと細かいことですが、「社会資本整備の必要性」ということで三ページに説明がございますね。ここに下水道、都市公園以下ずっと住宅に至るまでの国際比較が出ています。これで、大変貧しいなという感じがするんですが、ところが、これでも実は我が国の中...全文を見る
○山本正和君 どうもありがとうございました。  そこで、今度はまたちょっと大きな話になるんですが、先ほど示された三百四十一兆ですね、これを仮に七十五年度まで。に完全に投資し終わって、事業を終えたとした場合、ヨーロッパやアメリカの水準でいくとどの辺までいくのか、ちょっと教えていた...全文を見る
○山本正和君 それで、ちょっと今、こういう大ざっぱな数字をお聞きしたのはなぜかといいますと、国民の間にこういうことについての関心をもっと広めていただくと。それぞれ白書等も、あるいはいろんな資料等も建設省からお出しになっておりますけれども、割合に一般のところまでは読まれない、関心を...全文を見る
○山本正和君 それから、緊急対策として、今から恐らく事業等の決定をおやりになるのかと思うんですが、特に、この前の閣僚会議でお決めになった線でも、用地費等を必要としないところに重点的に配分する、取り組む、こういうふうなお話でございましたけれども、そういう意味で、今お考えになっている...全文を見る
○山本正和君 ひとつ、それとあわせて下水道、これもぜひ重点的にお取り組み願いたいと思うんです。  これはちょっと余談ですけれども、私の県で、随分長い間、用地は取得していたんだけれども全然手のつけていない国道がありますので、これはひとつお調べの上善処をお願いしたい、こう申しておき...全文を見る
○山本正和君 実は、この構想が出ましたのは昨年の段階でございますから、特に今の産業がどんどん外国に関連産業が出ていくというふうな状況の中で非常に関心が高いわけですね、各地方とも。ですから、相当数の県が、あるいは地方がこれについては国土庁の方へいろんな御指導を受けに行っているのじゃ...全文を見る
○山本正和君 これは内需喚起の一環だと思うので、やっぱり急いで作業を進める必要があるんじゃないか、もちろん慎重にやらなければいけませんけれども。この補正予算には到底間に合わないですね、この話全然。そうすると、来年度の六十三年度の予算の段階ではこの問題は議論の対象になるのかならぬの...全文を見る
○山本正和君 そうすると、都道府県が基本構想の作成をどんどん進めていって、そして各市町村との協議にはどんどん入っていってもいいということですか、現在これはもう。
○山本正和君 そうすると、都道府県と関係市町村との協議がある程度進んでいけば、これは仮に来年度の事業で第三セクターなら第三セクターをつくってやるというふうなことも可能なわけですね。
○山本正和君 実は、民間業者がこの構想の中で、例えば県なら県の指導を受けて恐らくこうなる計画があると、これはもちろん国の認可がなければできませんけれども。そういうことで、仮に先行投資と言ったらおかしいですけれども始めていく。そういうふうなことをどんどんしていって、それがリゾートの...全文を見る
○山本正和君 ひとついろいろと御指導を受けに行くことが多いかと思いますが、よろしく御配慮のほどをお願いしておきたいと思います。  それで、あわせてこれは建設省の方にまたお聞きするのがいいのか、国土庁だろうと思うんですけれども、広域リゾート構想をするのはいいんですが、大体こういう...全文を見る
○山本正和君 最後に、もうお願いだけして終わりますが、これは特にいろんなことを地方がやろうとする場合、どうしても、一番責任者と言ったらしかられますけれども、あそこのお役所へ行ったら間違いないというところを決めてないと、こっちへ行ったら、いや君それはこっちへ行け、こっちへ行ったら、...全文を見る
06月17日第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○山本正和君 今、旧国鉄の問題も含めましていろいろと質問があったわけでありますが、今国民の間にどうもわからない、不思議だと思っている問題が幾つかあります。それは円がどんどん高くなって、そして景気が悪くなった。ところが、円が高くなったら少々国民にも還元があるだろうと、こういう部分も...全文を見る
○山本正和君 今のお話で、仕組みだとかあるいは運賃をいろいろ決めていくけれども、なかなか航空会社としては必ずしも楽じゃないんだというふうなことは御説明を聞いたわけですけれども、率直に言いまして、国民の一般的な感覚からいったら、なぜ東京から例えばアメリカのロサンゼルスヘ行くのにアメ...全文を見る
○山本正和君 要するに、今国民の間にあるのは、円がこれだけ高くなったんだからもう少しこういうところに反映してもいいんじゃないかと思っているわけですけれども、ずっと資料を見ていきますと、確かに努力して下げてきているというのはわかるんですね。ところが、アメリカ発の飛行機の運賃と日本発...全文を見る
○山本正和君 そういうことをひとつ国民の前でぜひ早く、円高が少しでもいいからメリットを出しますよと言っていただきたい、いつ発表されるかわかりませんけれども。
○山本正和君 わかりました。ひとつこれは、案外国際旅行をしている連中は知っているかもしれないんですけれども、どうして下がらないんだろうかという疑問がある。これはぜひともひとつお取り組みいただきたい。  それからあわせて、国内の航空運賃についてもどうもみんながわからないという部分...全文を見る
○山本正和君 ひとつ、円が高くなったら何もかも悪いんじゃなしに、いいところもあるよという部分で、特に航空運賃の問題なんか、別に内需拡大に直接つながるかどうか別にいたしまして、ぜひ御検討いただきたい、こう思っております。  特に学生が最近、私どもの時代と違いまして、外国へ行って、...全文を見る
○山本正和君 今の御説明のように、三十年代では一万台ぐらいの個人タクシーが現在四万七千、こういうことでございますが、実は地域によって大変なアンバランスがある。これはやっぱり人口等の関係も含めてあると思うのですが、私はやはり自分が三重県の出身なものですからつい三重県のことが気になる...全文を見る
○山本正和君 今自治省から御説明いただきましたように、三重県のような新幹線の通らぬところでも随分人口の移動がございます。また地域のいろんな動き方も変わってまいりますけれども個人タクシーをやっぱりやりたいという者もおるんですが、この個人タクシーの各県あるいは市町村に対して一体どうい...全文を見る
○山本正和君 今のお話でしたら必ずしも台数をふやさないということではないと、今後十分に検討の余地があるというふうに承ってよろしゅうございますか。
○山本正和君 ですからそうすると伊勢市の場合はこれは率直に申し上げますけれども正月、年末ですね、伊勢神宮の参拝客が殺到いたしましてタクシーが足りなくて本当にどうにもならないという状況があるわけですね。ただ一年じゅうそれがあるかといったらそうじゃない。ですから季節によっていろんな問...全文を見る
○山本正和君 これはひとつ地方でも個人タクシー、確かに地域の問題がございますし、それからもっと言えば台数が二十台とか三十台とかいうふうな小さな会社は経営に四苦八苦しているという状況ですし、お客さんの数も限られていますからいろんな問題があろうかと思います。ただそういう中で働いている...全文を見る
○山本正和君 それではひとつ、当初の勤務運転手の皆さん方に対して一定の希望を与えると、こういう趣旨も今後も生かしていただきまして、今やっぱり長く年数たちましたのでさまざまな弊害が出ておろうかと思いますので、今後ひとつこういうことにつきまして十分な御指導をいただきますように要望いた...全文を見る
06月17日第108回国会 参議院 国民生活に関する調査会 閉会後第3号
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○山本正和君 大変膨大な資料につきまして御説明を受けたので、まだよくわからない部分がありますから、ちょっと若干ちぐはぐするかもしれませんけれども、ひとつその辺御了解いただきまして御説明をいただきたいと思います。  まず、農林水産省の方ですが、この中にいろんなことがずっと記載され...全文を見る
○山本正和君 ちょっと私の言い方がおかしかったんですが、例えばここにいろんな事業が書かれてありまして、その中でもう既に着手してかなり効果があると言ったらおかしいんですが、大変好評でというふうな言い方はされなかったんですけれども、児童生徒が農業の体験学習、そういうものを施設としてつ...全文を見る
○山本正和君 ひとつぜひいろんな形での取り組みを願いたいんです。  それからもう一つ、実は農道あるいは林道等をつくっていくということが、雇用問題ばかりではありませんけれども、いろんな意味での効果を上げていくと、こういう御説明で、私も全くそのとおりだと思うんです。ただ問題は、いわ...全文を見る
○山本正和君 それから農道の場合、一般車両の通行お断りと、こういう標識が出ているんですけれども、実際問題はどんどん入っているわけですね、一般車両が。それで今度はまた、いわゆる農業機械等が一般道路を通る場合にいろんな意味での渋滞等も起こる、こういう問題もあるわけですね。ですから、も...全文を見る
○山本正和君 それから、ちょっとまた先ほどの話に関連するんですが、農業経験を児童生徒にさせていくという中で、実際はいろんな施設が要るわけです。児童生徒を連れていった場合に宿泊施設が要る、あるいは休養をするための場所も要る。仮に長期間滞在するのなら、十日間なら十日泊めるだけの施設が...全文を見る
○山本正和君 昔、大日本帝国当時に勤労奉仕をさせられても若干の報酬は出たんです。仮に山なら山へ行っていろんなことをした、生産物を少しでも取った、そういうふうなことも含めて、たとえわずかでも働いて報酬が得られるというふうな経験というのは、これは子供にとっても非常に大きな経験になると...全文を見る
○山本正和君 ここに各地のプロジェクトがずっと書かれておって、例えば「民活事業に対する通産省の取り組み」の四枚目に、かながわサイエンスパークとか柏崎ソフトパークとか、またこれから後も五つ、六つの計画があると、こういうふうに載っているんですけれども、生物資源の問題を一つのプロジェク...全文を見る
○山本正和君 これでもう私時間がありませんので最後はもう要望だけしておきますが、例えば今度三重大学に生物資源学部というのが設置されたと。それから従来とも東京大学あるいは京都大学等で生物資源の問題については研究が随分進んでいるというようなこともありますので、何とかこの中へぜひひとつ...全文を見る
06月18日第108回国会 参議院 国民生活に関する調査会 閉会後第4号
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○山本正和君 私は、五月の二十五日の理事会で議論をいたしました内需拡大の問題を国民生活の観点からどうとらまえていくかということにつきましての、今までの委員会審議を通じまして私なりに思いましたことを以下申し上げていきたいと思います、  まず前提といたしまして、内需拡大ということは...全文を見る
07月15日第109回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第1号
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○山本正和君 大変私どももこの問題に取り組んでまいりまして、いろんな方からお話を伺ったり、あるいは自分たちで勉強したりしておりますが、きょうの今の三人の先生方のお話、大変またいろんな意味で、何といいましょうか、私どもの考え方の中の違った部分を指摘していただいたような気がいたします...全文を見る
○山本正和君 ちょっと私の質問の仕方が悪かったかと思うんですが、今の税制の仕組みのために国民が仮にもっと楽しい生活を暮らそうと思っても暮らしにくいというふうな制度が幾つか仕組みとしてありはしないかと。あるいは、今の例えば建設国債ならばまあいいけれども赤字国債はいけないというふうな...全文を見る
○山本正和君 それで、実は金森先生にお伺いしたいんですが、四月段階で日経にお書きになっておられる中で、経済成長についてお触れになっておりまして、きょうのお話の中でも大体今三・五%は実現できるんじゃないかと、こういうふうなお話がございまして、しかし、できたら五%を目標としてというふ...全文を見る
○山本正和君 それから、これは流通問題についてちょっと触れていただいている部分もあったわけでありますが、西ドイツへこの前、私ども行ってまいりましたんですが、西ドイツの中で、いわゆるマルクが高くなったときにそのまますぐ反映してガソリンがうんと安くなった、五割も下がった。ところが日本...全文を見る
07月29日第109回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○山本正和君 事前に文書でもって質問の内容につきましては申し上げてあるわけでございますが、内需拡大という問題を大変精緻な形で御説明をいただきまして、特にその中で私が感心いたしましたのは、ストック面における社会資本の充実ということが当面、我が国として大変必要なことではないか、こうい...全文を見る
○山本正和君 第一点の建設国債と、私の方から申し上げました別枠の新たな債券ということについての違いでございますが、これは御承知のように建設国債あるいは特別国債含めまして百五十二兆という大変な額になって、その利払いだけで、この前総理のお話では一九%まで落としたけれども、また二〇%を...全文を見る
○山本正和君 労働時間の問題で一番の難しい問題は、今御指摘の私たち日本人が持っている働きたい、働くことはいいことであるということがどうしても根底にございますから、恐らく精神的な一番難しい問題だろう、こういうふうに思います。  ただ、ここで労働というのは一体何なんだということにつ...全文を見る
○山本正和君 実は、これは本調査会の趣旨としては、調査会の委員の皆さん方で割合自由な討議をしながら、できるだけ一致した意見を求めて、そしてそれによって政府に立法勧告もしくはさまざまな助言等を行うというのが趣旨かと思うわけでございます。そういう意味から言いまして、この調査会の役割は...全文を見る
○山本正和君 今、三治先生御指摘ございましたように、税の問題、やっぱり根本的にはすべての納税者に対する不公平感をなくすというふうな形での模索をしていかなければいけないという意味からいいまして、私も納税者番号ということは大変いいことだなというふうに思ったわけでございますけれども、た...全文を見る
○山本正和君 ちょっと私も言葉が滑りまして国民的決意なんということを申し上げたので、若干誤解を招いた部分もあるんじゃないかというふうに反省いたしておりますが、土地というものの持っている公共性の部分、要するに私有地であっても土地というのは国民全体の財産なんだという観点について、やっ...全文を見る
○山本正和君 矢原先生にお尋ねしたいのは、住宅優遇税制につきましては、さまざまな形で五点にわたって御指摘がございまして、いわゆる計画的住宅貯蓄に対する利子非課税等御説明いただいたわけでありますが、大変関心を私も強く持ったものでございますから、もう少し具体的に、実はこういうことで大...全文を見る
○山本正和君 吉川委員の御意見の中で、大企業に対して国と自治体によってさまざまな適切な民主的規制を加えるべきじゃないか、こういう御指摘がございます。結局、それは背景に大企業というのは国のさまざまな保護のもとに今日の繁栄があるんだから、それが今、大変国民経済が苦しい状況の中で勝手な...全文を見る
○山本正和君 二つお伺いしたいわけでありますが、一つは総合保養施設整備法の問題に絡みまして大変ユニークな御指摘をいただきまして、海岸におけるリゾート、あるいは山間のリゾートというふうな形で大変ユニークな御発言ございまして、御教示いただいたわけでありますけれども、その中で特に国有地...全文を見る
○山本正和君 平野委員の御提言、ずっとお聞きしておりまして大変共鳴する部分が多かったわけでございます。その中で、できましたらこれは調査会としても何とか実現していただけないか、特にこの部分についてはどうだろうかということを私思ったのが、実はシルバー貯金制度の創設の問題でございます。...全文を見る
08月25日第109回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○山本正和君 きょうは、いわゆる文教行政と申しましょうか、あるいは我が国の教育についてのさまざまな議論がございますが、そういう一般的な問題をまず最初に大臣にお伺いしてみたいと思うのでございます。  それは、実はちょうど今学校は、特に小中高等学校夏季休業中でございます。ところが現...全文を見る
○山本正和君 今、大臣の言われますことは確かにごもっともな話でありまして、一生懸命やっているけれども問題点なきにしもあらずと、一言で言えばそうだと思うのであります。  私は、ここで大切なことは、実は文部省というのはやっぱり日本の教育にとって、いわゆる教育に携わるすべての者にとっ...全文を見る
○山本正和君 大体お気持ちを私なりに理解したわけでございます。  そこで、二十二日付の新聞で、文部省に教育改革実施本部を設置して、これが発足したと、こういう記事が載っておりました。私、どうも教育改革というのは、この言葉は英語で言いますとエデュケーションリホームと、こう言うんでし...全文を見る
○山本正和君 その中に私も、いろいろ問題点といいましょうか、私なりにはこれちょっと問題だと思うところも幾つかはありますが、例えば生涯学習というふうな大変すぐれた思想が中に盛り込まれているということも聞いております。それから特に大臣の談話の中で、私はこれは本当にぜひそのとおりでやっ...全文を見る
○山本正和君 どうもありがとうございました。ひとつぜひその形で今後もお取り組みをいただきたいと思います。  そこで少し話題を変えるわけでありますが、実は私、参議院の国民生活に関する調査会の委員をいたしております。そんなことで、国民生活調査会で各省庁に対するさまざまな提言をいたし...全文を見る
○山本正和君 実は、従来ペースでの状況につきましては今お話しもございましたし、私なりにも承知をしているわけでありますが、ここで緊急対策としてこれを繰り上げていくというふうなことについてのお考えはないのか。  また、問題点といたしまして、各市町村の財政力がいろいろと問題点となって...全文を見る
○山本正和君 ひとつぜひ一層のお取り組みをお願いしたいと思います。  それから、実は高等学校につきましては、これは省令がと思うのでありますが、高等学校設置基準というのがございまして、例えば一つの高等学校に必要な運動場の面積とか、さまざまなものが決められております。ところが、小中...全文を見る
○山本正和君 一定の水準と申しましょうか、小中学校、特に義務学校について、教育の機会均等という立場から、しかるべき標準といいましょうか基準といいましょうか、これが必要かと思うのでありますが、ただ、非常にこれは難しい要素があろうかとも思うわけであります。特に小学校中学校の場合は、そ...全文を見る
○山本正和君 そういたしますと、それぞれの市町村がかなり校舎建築に、その形態、態様等についてはいわゆる自由度の、どうぞ御自由にと言ったらおかしいんですけれども、それぞれの市町村が創意を凝らしてさまざまな形態のものをつくるということについては、これは文部省としては差し支えないといい...全文を見る
○山本正和君 そこで、どの法律だったか、ちょっと私も記憶がないんですが、学校に社会教育に使える施設を設けてもいいんだったか、設けるべきだったか、ちょっと記憶がないんですが、学校にその地区の社会教育に役立つようなものを施設として置く、こういうことがたしか法律に、政令か省令か記憶ない...全文を見る
○山本正和君 ひとつぜひそういう立場でお取り組みいただきたいと思うのであります。  あわせまして、生涯学習という観点でいきますと、いよいよそういう意味での学校の役割が大きくなってこようかと思います。ただ、その場合大変問題が起こってまいりますのは、人の問題が出てまいります。社会教...全文を見る
○山本正和君 これはどうも余りいい話じゃないんですけれども、国立学校の附属の小中学校に、エリート志向といいましょうか、何とか入りたいというふうなことで子供をその小中学校にやるのを希望する親が大変多い。そんなことから、例えば抽せんでもって入学者を決めるというふうな問題等も出ています...全文を見る
○山本正和君 ぜひともひとつ、義務教育でございますから、機会均等という観点からも、公立、国立あるいは私立にかかわらず、子供たちに等しい条件が与えられるような今後の施策をお願いしておきたいと思います。  それから、実は何を言いましても学校にはやっぱり金がかかるわけでありますが、公...全文を見る
○山本正和君 戦後四十年の間に特に市町村財政を圧迫した、そしてそれをいつまでも引きずったのが新制中学校の発足に伴う校舎建築だった。したがって、その当時とにかく雨漏りだけしなければというふうなことも含めた急造学校が随分多かったわけであります。それがどうやら、今局長からお話しのござい...全文を見る
○山本正和君 なるべくそのテンポを、もう少し引き上げていただけないかと思います。正直に言いまして、四十人学級を六十六年あるいは六十五年になんという感じで見ていくということと、我が国でこれぐらい熱心に教育論議が行われているということとの間に私は矛盾を感ずるわけです。ですから、何とか...全文を見る
○山本正和君 カウンセラーの問題を今お取り組みいただいているということでございますが、ひとつ現場で生徒指導を一生懸命にやっている教職員の意向調査等もしていただきまして、どういうものを現場は要望しているかということについての調査をぜひしていただきたい。  私は三重県で、これは三重...全文を見る
○山本正和君 これは大変批判を呼んだ部分もあったわけでありますけれども、教職員の給与に関する特別措置法が、これは法律として現在あるわけであります。これは、一般公務員に比して優遇すべきである、こういう法の精神、そしてこのことを人事院も十分踏まえて勧告すべきである、こういうことが法律...全文を見る
○山本正和君 ひとつ今後とも、文部省が一層の教育全般についての責任者という立場から、ぜひ教職員の問題等につきましても努力いただきますよう要望いたしまして私の質問を終わりたいと思います。
08月27日第109回国会 参議院 文教委員会 第3号
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○山本正和君 大学審議会設置というものを中心とする二法案に対する質問でございますが、その前に私は、新憲法という言葉は余りいい言葉じゃありませんが、現日本国憲法のもとで、戦後文部行政が四十二年間にわたって行われてきたわけでございまして、その流れの中で今日この大学問題を取り上げて、そ...全文を見る
○山本正和君 どうもそこのところが、私は恐らく教育について戦後ずっと長い間携わってきた者としては理解に苦しむんじゃないかと思うんです。というのは、戦後の日本の教育をどうすべきかということをめぐってさまざまな議論があって、そして文部省についても、実は文部省解体論もあった。文化省とい...全文を見る
○山本正和君 木田宏さんといえば文部省の大先輩ですね。その木田宏さんが「文教の課題に向けて」という本を出されております。私もこの方のいろいろ出版されたものを読んでおります。その中で、文部省として中教審をなぜ大切にしなければいけないかということについてもいろいろと記述がございます。...全文を見る
○山本正和君 ということは、今後はこの臨教審の答申についてはもう一遍中教審で論議の機会が保障される、あるいは中教審においてこの臨教審の答申について議論することがあると、こう解釈してよろしいか。
○山本正和君 どうもおっしゃりにくいような気持ちで御答弁になっているように思うんですけれども、私は余り遠慮せぬでいいと思うんです、これはここまできているわけですから。もともと文部省内にも臨教審がなぜ必要なのかという議論があったことは私は承知していますし、それから政府・自民党の方に...全文を見る
○山本正和君 ひとつ、もう四十年を超える長い戦後教育のいろんな過程をぜひ大事にしていただきたい、こういうことを特に要望しておきまして、中教審ということとそれから今度の臨教審答申ということとの間のいろんな矛盾がもしあるとするならば、その調整をぜひやっていただきたい、これを特にお願い...全文を見る
○山本正和君 私の旧制中学校の同級生が京都大学や慈恵医大等の教官もしておりまして、たまに酒を飲んだりしていろいろと議論をします。その中で、別に教育学やあるいはこの種の問題の専門じゃない者も四六答申をやっぱり読んでおった。この臨教審答申もいろいろ読んでおりましてね。そこで、こういう...全文を見る
○山本正和君 実は、私も自分が教えた高校の生徒が大学へ行きまして、大学生活でいろいろ経験したことを言ってくれます。中には、もう今の文部省の局長クラスぐらいの方も教え子の中におるわけですね。そこでいろんな話が出るわけです。  そうすると、それぞれの時代時代の大学生活というのがあり...全文を見る
○山本正和君 どうもちょっと瞑想にふけっておられたかして答弁がかみ合わない気がするんですけれども、私が申し上げているのは、少なくとも四六答申では、いろんな問題点はあるにしても学生の大学生活というものを注目して、その部分に対するさまざまな対策を講ずべきである、また大学自身も、その問...全文を見る
○山本正和君 大変みんなわかりやすい話だと思うんです。やればいいんで、いろいろ議論していい提案を出しても何もやっていないじゃないか、こういう話は非常によくわかるんですね。  ところが実は私流に、私も昭和二十四年から教育界に入っていろんな経験をしてやってまいりましたから思うんです...全文を見る
○山本正和君 ここは文教委員会でございますし、大臣は文部大臣ですから、やっぱり教育の問題を中心に据えて、合意がしやすいと思うのですね。恐らく今大臣のお話の中にいろいろあったことの背景にも、金があればいいのは決まり切っている、だからもっと文部予算をふやさにゃいかぬという、それは一本...全文を見る
○山本正和君 どうも私の時間が終わってしまいましてあれですけれども、私は大学の自治ということを言う場合に、大学が何でもかんでも社会のすべての現象と切り離して勝手にやれるということを大学の自治という言葉は意味していないと思うんです。本当の意味の大学の自治を尊重すべきだと思う。  ...全文を見る
09月01日第109回国会 参議院 文教委員会 第4号
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○山本正和君 社会党の山本でございます。  実は、飯島先生の御著作やあるいは石川先生の御講演等も、時々お聞きしたりしております。いつも私にとっても、また私どもいろいろ運動しておる者にとりましても、大変な感銘を受けるような御著書やお話を承っております。そういうことも含めまして、き...全文を見る
○山本正和君 その辺の問題は、大学における研究の問題で現実はどうなっているのかというようなことを少しお教えいただきたいと思います。  時間が十五分でございまして、大変恐縮でございますが、よろしくお願いいたします。
○山本正和君 初めに、午前中参考人の諸先生から意見をお聞きしまして、その御意見の中にあった共通的な部分について私なりに受けとめました事柄を大臣がどうお考えになっているか、そのことをちょっと初めにお聞きしまして、その後、大学審議会なるものについての行政的な位置づけについてお伺いをし...全文を見る
○山本正和君 どうもありがとうございました。  まず、さまざまな大学審議会をめぐる論議の中で、午前中の三人の参考人の先生の御意見、大学改革についての御意見ですね、そのことについては文部省もほぼ同じような考え方であるということで、その部分につきましては私も大変うれしく思うわけであ...全文を見る
○山本正和君 中教審は、文部省設置法の第七条で「文部大臣の諮問に応じて教育、学術又は文化に関する基本的な重要施策について調査審議し、及びこれらの事項に関して文部大臣に建議する。」、こうなっておるわけであります。そしてまた、文部省の権限、役割として大学教育の問題についてはこういうこ...全文を見る
○山本正和君 これは、学校教育法の中にある大学設置審議会等の審議会を、二つほどですか、改称いたしまして、そして今度の大学審議会と私立学校についての審議会というものを設けたという格好ですけれども、そうなりますと、中教審が設置されている経過から見た場合、今まであった審議会をなくして新...全文を見る
○山本正和君 実は、昭和四十六年に答申されましたいわゆる四六答申で、高等教育に関する部分の答申があるわけです。この四六答申というのは、その当時大学問題いろいろありましたけれども、そのときの当面する必要な問題ということじゃなしに、我が国の教育全体を考える大変重要なものとしてこれは提...全文を見る
○山本正和君 大臣はやっぱり日本の文部大臣として我が国の教育の最高責任者でいらっしゃいますから、ぜひとも、今までの教育界がさまざまな苦労の中で一生懸命模索してきているんだ、それはなかなかうまくはかどらないかもしれないけれども、みんなで懸命に努力しているんだという部分についての、大...全文を見る
○山本正和君 そこで、もう一遍局長にお尋ねしますけれども、この審議会は、国家行政組織法でいう第八条機関でよろしゅうございますか。    〔委員長退席、理事林寛子君着席〕
○山本正和君 そこで、ちょっとこれは衆議院の論議で私も疑問に思ったのでお聞きするんですけれども、公明党の鍛冶委員が御質問の中で、これは会議録の二十三ページでございますが、   第二次答申の第二部第四章の中の第三節、「ユニバーシティ・カウンシル」の項の③のところですが、こういうふ...全文を見る
○山本正和君 私が念を押しましたのは、この大学審議会に対してさまざまな誤解といいましょうか、いろんな、これは一体何なんだろうかということについて議論をしているわけです。ですから、大学審議会というのは、実はひょっとしたら大学の運営に突っ込んでぐるぐるやるんじゃないかというふうな誤解...全文を見る
○山本正和君 大臣からはっきりと、これは臨教審というのがたまたま出ただけであって、文部省自身の責任でもって出す審議会であると、こういうふうにお聞きしましたから、その部分については理解いたしました。  そこで、私はお尋ねしたいのは、今度のこの法律案の中に、これから審議会を運営する...全文を見る
○山本正和君 ここでこういうことをお尋ねしましたのは、政令へ委任をされるという部分について、これもやっぱりいろんな誤解が生まれておるわけです。誤解が、まあ正解かもしれませんけれども。政令に委任されたら何か全部秘密のうちにすべて処理されるというふうなことを大変心配するわけですね。 ...全文を見る
○山本正和君 それでは、同僚議員が参りましたので質問交代いたしますが、最後にもう一つだけ念を押しておきたいと思います。  私は、やっぱり国民の間にある大変な不安といいましょうか、どうも何か知らないけれども大丈夫がしらん、こういう気持ちを持たせることの隠れみのとしての審議会という...全文を見る
09月21日第109回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○山本正和君 先ほど同僚委員からお話がございまして、決算委員会における各省庁、また各大臣の決算委員会に対する御答弁の問題につきまして強く要請を申し上げました。私は、やっぱり予算委員会同様決算委員会というものの役割は極めて重大である、また国政の基本にかかわる問題が議論される場である...全文を見る
○山本正和君 あらかじめ労働大臣、厚生大臣、お忙しい中の御日程を聞いておりますから、今の大臣の御所見で、あと局長の皆さんがお見えでございましょうから、そこで細かい問題についてはお尋ねいたしますから。  ただ厚生大臣、特に御退席前にお願いしておきたいんですけれども、いわゆる生活保...全文を見る
○山本正和君 運輸省。ユースホステル。
○山本正和君 文部省の青年の家、少年自然の家の利用状況について。
○山本正和君 実は公園の問題がよく議論されますが、児童公園というのが種類が随分ありまして、児童福祉法で児童遊園というものがある。それから、都市公園法で小規模児童公園、児童公園というふうなものがある。こういうふうに何か知らないけれども、子供から見ると公園なんですけれども、役所の性格...全文を見る
○山本正和君 年次ごとのいろいろな違いがあるんですけれども、これは結構ですから。  大分余暇に対する考え方が変わってきているというのは総理府の調査にも出ておりまして、そして特にここで私が総理府調査を見まして注目したのは、二十歳代、六十歳代の余暇という問題と、三十歳代、四十歳代、...全文を見る
○山本正和君 臨教審でいろいろな報告がございましたり、またかつて中教審でいろいろ教育全般についての御議論がございました。そういう中で、まさに人間形成の中の重要な部分として余暇活動といいましょうか、あるいは生活そのものを見詰めるといいましょうか、そういう部分をいろいろ議論もされてお...全文を見る
○山本正和君 実は、総合保養地域整備法という法案がこの前通ったわけですが、そこにある中でちょっと逃げていると私は思うんですわ。今の建設省の御答弁を私は法的規制をしたらいかぬということを言うんじゃないんです。要するに、政府が責任を持って指導し、国民のニーズにこたえ得るものを、将来構...全文を見る
○山本正和君 大変まとめ役の役所というところは御苦労が多いかと思うんですが、私は各省庁がお出しになった当初の構想をずっと拝見いたしまして、それぞれ大変すばらしい構想、発想もお持ちでございます。それを何とか生かしていただきたいと思いますし、それから最近老人ホームといいますと、汚い、...全文を見る
○山本正和君 実は大蔵大臣には御質問申し上げる予定でなかったんでありますが、このリゾートに対するさまざまな税制上の措置をこの法案の中にはお考えでございます。また、場合によっては資金の確保につきましても、政府系金融機関による低利資金の融資を行うというようなことが中には構想としてある...全文を見る
○山本正和君 そこで、最後にちょっと細かい話で、これは時間がなくなってきましたので、御答弁をしていただくのが本来でございますが、実は景勝地の中での問題点に、例えば海岸一つをとりますと、すばらしい海岸があると、その海岸を、景勝を守るためにこれはみんなで大切にしなきゃいけない国民の財...全文を見る
○山本正和君 それでは、もう時間がございませんが、最後にお願いだけ申し上げておきたいと思いますし、また、今後各省庁に対してもこの問題について私なりにいろいろ調べたりなんかしたことにつきまして、ひとつ御指導だとか、あるいはまた私なりの意見を申し上げるという機会があろうかと思います。...全文を見る
10月16日第109回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○山本正和君 一井委員からも冒頭に指摘するわけでございましたけれども、大臣が閣議でおくれてお見えになるということであったものですから、私の方から会計検査院の検査の概要に関する主管局長の説明に絡んで若干お伺いしておきたいと思うわけです。  建設省とそれから住宅金融公庫についてだけ...全文を見る
○山本正和君 こういう問題は、本当に庶民の住宅に対する要求というものと、それから政府機関がこれに的確に対応しているかどうかということの一つのバロメーターになりますので、今後とも格段の御配慮をお願いしておきたいと思います。  そこで、私がきょう質問を申し上げたい内容は、実はこの前...全文を見る
○山本正和君 実は、東京都から私どもにもらった資料を見ますと、大変わかりやすくて、こういうきれいな色刷りで、かなり夢を与えるような格好で出ているわけです。非常にわかりやすいのですね。  この中間取りまとめをよく読ましていただきますと、確かになるほどと、いろいろなところに配慮され...全文を見る
○山本正和君 ロンドンに参りましたときに、ロンドンの市当局、またそこのプロジェクトの責任者の方からお聞きしたんですが、日本のいろいろな企業等に対して盛んに誘致運動をやっている、国際的な場にする、こういうことですね。国際化の中での東京のあり方、国際都市東京としてのこれからの役割とい...全文を見る
○山本正和君 ちょっと指導要領その他も見せていただいたんですが、何となく子供に日本の国の未来というものについての夢、そういうものがどうも材料が少ないような気がするわけです。これは我が国でもそういうことをやっている学校もありますが、要するに郷土の今から十年後、二十年後あるいは五十年...全文を見る
○山本正和君 それで、実はこれ、文部省の審議官がお見えでございますからぜひまたお取り寄せいただいて御検討願いたいと思うんですけれども、東京都の出しておりますこのパンフレットの中に、これは子供が見たら本当に夢を描くようなものがたくさんあるわけですね。そして、子供たちが一番関心を持つ...全文を見る
○山本正和君 この前、東京都の副知事さんの説明をいろいろと聞いておりまして、大変道路問題、今の御説明がありましたけれども、緊急、必要不可欠な幹線道路、この問題の緊急性を盛んに言っておりましたけれども、そういう必要不可欠な幹線道路をまず当面もう少し具体的に、今の御説明でアウトライン...全文を見る
○山本正和君 この東京都からもらった図面があるんですが、現在通っているのはこれなんですけれどもね。(資料を示す)一番上の、海の上をこう通すやつですね、それはいつごろできますか。芝浦のところから海の上を通すやつですね。
○山本正和君 それじゃ、計画の策定とそれから実施ということで、いろいろな大変な御苦労が今からあるんだろうと思うんですが、ただその一方、こうやって東京をより近代化し、あるいは都心の混雑をある程度緩和する、そういうふうないろいろなメリットがあるわけですけれども、と同時に、この臨海部の...全文を見る
○山本正和君 この視察のときに、一体これはどのくらいの工事費が坪当たりかかりますかということをお聞きしたら、原価として計算すると三十万ぐらいでできると、坪当たりですね。東京の都心から見ると夢みたいな話なんですね。そういうものができ上がります。もちろん個人の所有の分も今もう既にある...全文を見る
○山本正和君 私も正直言って、東京ばかりよくなるのは余り賛成じゃございませんので、ぜひ地方がもっとよりよくなるようにと思っております。  そこで、実は東京の臨海部の問題ばかりで議論するような格好でおったんでございますけれども、ちょっと関連してまいりますし、先ほどの一井委員の御質...全文を見る
○山本正和君 それでは、もう時間が参りましたので、最後に要望だけ申し上げておきたいのですが、東京湾の海岸開発といいましょうか、新しい国土の建設というのは、先ほど天野大臣おっしゃっておみえでございましたが、大変な当初は夢物語であったと、しかし今やそれが現実に東京の土地問題とあわせて...全文を見る
10月26日第109回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○山本正和君 会計検査院から法務省に対して御指摘がございますが、六十年度は一件ということで出ていますけれども、ちょっと最近のを調べてみて、五十三年に刑務所職員の不正行為、五十四年に法務局職員の不正行為と契約方法不適切、五十五年に法務局職員の不正行為、五十七年に入管 職員の不正行...全文を見る
○山本正和君 国民サイドといいましょうか、市町村等で、とにかく何か自分たちの財産その他の問題がありますと、登記所へ行きましていろいろやるわけですね。そのときに素人ではわかりにくいいろいろな手続がございまして、大変国民の立場から言うと苦労してつくった、それが出された。ところが、それ...全文を見る
○山本正和君 ちょっと外国の例も見てみたんですが、イギリス、アメリカ、フランス、それから西ドイツというようなところを調べてみました。確かにいろいろな制約を与えています。その国の国籍を取得するためにいろいろな制約があります。それで、この制約と我が国の制約との場合、大体これは同じよう...全文を見る
○山本正和君 今のおっしゃるようなことに大体なっていると私も思うんですが、ただ現実問題として、日本人が例えばドイツならドイツに行く、あるいはアメリカならアメリカに行って、そして帰化を許される数、あるいは帰化に当たっていろいろ条件がありますが、その条件について恐らくそれぞれの国で裁...全文を見る
○山本正和君 よく言われたことは、ベトナム難民の処理に当たって日本では大変厳しい、そして、もちろん日本語の難しさというのがありますから、それ以外の要素もありますけれども、ベトナム難民等の問題で国際的にやっぱり非難を受けている、これは事実だろうと私は思うんですね。そして、国際社会の...全文を見る
○山本正和君 今のおっしゃっていることは私も理解しているつもりでございますので、要するに、国際的に日本がやっぱりもっと開かれた社会であるという印象を与えるための御検討をお願いしておきたいと、こう思います。  特に、今お話しになりました在日韓国人の問題ですが、これは要望の形で申し...全文を見る
○山本正和君 要するに、我が国のあの第二次世界大戦というああいう大変な問題の中で生まれている現象でございますから、特に在日韓国人の問題については格段の御配慮をお願いしておきたいと思いますが、大臣ももしこの辺で御見解がございましたら。
○山本正和君 ひとつよろしくお願いしたいと思います。  先ほど局長のお話の中にあった未成年の問題じゃなしに、成人の問題を私言っておりますのと、それから道交法でちょっとひっかかったと、だからだめだというふうな、いろいろしますから、その辺はどうかひとつ第一線の方々にいろいろと法の精...全文を見る
○山本正和君 今の数字だけ見ても、これは地域によって法の恩恵を浴しにくいところと非常に浴しやすいところとあるような気がいたしますがね。  それから、私も高校の教員時代に教えたのが大分弁護士等あるいは検事あるいは判事等もおります。たまに寄ってきていろいろな話をするのですけれども、...全文を見る
○山本正和君 合弁護士会の話が出ましたから、ちょっとそっちの方から先に、少し疑問に思っていることを質問させていただきたいんです。  最近新聞を見ておりますと、弁護士さんが絡んだ事件が相当出ているわけです。朝日新聞の七月三十日の記事ですけれども、「弁護士が逃走手助け 金渡し「大阪...全文を見る
○山本正和君 弁護士法の中にいろいろ規定がございますね。その中で弁護士会に対する国家機関の介入、規制、これを排除するという趣旨のものがずっと出ているというふうに私は読むんですけれども、そうすると、弁護士会が行う弁護士登録あるいは弁護士に対する懲戒、これはやっぱり公権力の行使だろう...全文を見る
○山本正和君 山分弁護士事件というのがありまして、それを東京地裁が判決を出されていますけれども、その中で「弁護士は社会正義を実現させる使命がある。」これは違法行為のことだと思うんですが、違憲行為というふうに新聞ではなっていますが、「違憲行為阻止に最大の努力を尽くすべきで、不法行為...全文を見る
○山本正和君 今どうこうしようにも、そんなどうせいとかこうせいとかというふうな問題じゃないと、本来から言えば弁護士会がきちんとした自立をされるべき内容だというふうに私も根本的には思いますけれども、ただこれは個人になっていろいろ話をしていると、先ほどの質問じゃありませんが、検事をも...全文を見る
○山本正和君 それから、国選弁護人の報酬が大変低くて、これは最高裁の方にお伺いするわけですけれども、そうしたらどうも、しかし法曹の身分を持つために国がしっかり先ほどの修習生時代に高額でもって待遇、処遇しているから、国選弁護人になって安くてもそんな文句言うな、文句言うなと言われたか...全文を見る
○山本正和君 ひとつ本当に何とか、国選弁護人、もう少し待遇の改善のために御努力をお願いしておきたいと思います。  それから、時間がもうございませんから、あとは専ら私なりの要望を申し上げる形になろうかと思いますが、法令をずっと見ていきますと、法律、政令、府省令、さらには勅令等もま...全文を見る
12月08日第111回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○山本正和君 まず、関連で時間をいただいたわけでありますが、私はきのう七十代のかつて三重県下の小中学校の校長会長をしておった人たちと話をしておりました。そしてまた先般、文教委員会で林寛子先生が団長で長崎県に行ってまいりました。そういう各県の教育長やあるいは学校の校長経験の方たちと...全文を見る
○山本正和君 実は先週の土曜日に山形の方へ参りまして、お母さん方と随分いろいろ話をしたんです。そうしたら、先生が、初任者研修だと思うんですけれども、新任の先生が二学期になって突然一月いなくなって、かわりの先生になってしまったと。本当に一番大切な二学期に突然いなくなったと、一体どう...全文を見る
○山本正和君 ちょっと半分ぐらいわかったような、まだ微妙な部分があるんですけれども、要するに今のお話は、各県がそれぞれ実態に合わせて初任者研修の趣旨を生かしてかなり柔軟に使っても構わないと、こういう判断に立っているということでよろしいですね。
12月10日第111回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○山本正和君 大変、数字を私どもにもよくわかるように御説明いただきまして、感謝申し上げます。  そこで、二点だけお伺いしたいんでございますが、一つは、「ヨーロッパ諸国における避妊・中絶施策と出生促進的施策の現状」というのが表十六に載っておりますですね、一番後ろの六ページでござい...全文を見る
○山本正和君 ちょっともう一つ。  最初の問題でもう少しお聞きしたいのは、例えばフランスでは育児休暇期間が二十カ月というふうな保障がされている。あるいは西ドイツでは四カ月、こういうふうにこの数字がございますね。こういうふうなこととの相関関係を示すようなデータは何かございましょう...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。