山本正和

やまもとまさかず



当選回数回

山本正和の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第120回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第1号
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○山本正和君 それでは、会長から御指名がございましたので、私から口火を切らせていただきます。  実は、私、この調査会が発足いたしましてからやがて五年になるわけでございますけれども、その間ずっと理事を務めさせていただきまして、前会長の長田先生あるいは筆頭理事の坂野先生等とも一緒に...全文を見る
03月04日第120回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○山本正和君 今からいろいろ質問いたしますことについてひとつ答弁を明快にしていただきますように、ぜひとも委員長の御指導のほどをお願いしておきたいと思います。  まず総理にお伺いしたいのは、八月二日以来の今度の湾岸危機と称せられる事態、この中で日本が人的に貢献しようということで二...全文を見る
○山本正和君 総理の言われることは私も同感であります。ただ、人的貢献をするについて、これは日本が国際社会に立っていこうとするならば、国論の統一がなくちゃいけない、国民的合意がなくちゃいけない。その国民的合意というものについてどう考えられるのか、その辺はいかがですか。
○山本正和君 前回の海外協力隊のときに総理がお考えになったことと、今回の戦争がいよいよ始まってからお考えになったこととの違いがあるとすれば、それをお聞かせ願いたい。
○山本正和君 前回の場合は実は参議院まで来なかったものですから、大変私どもも議論したかったんだけれども途中で廃案になってしまいました。いろいろ我が国が国際社会で生きていくために必要なことをしなきゃいけない、これは私どもも全く一緒なんです。我が社会党もいろいろなことを提案しています...全文を見る
○山本正和君 実は今度の政令を見てみますと、まことになじみの薄い言葉があります。重大なる緊急事態という言葉があるわけですね。この重大なる緊急事態という言葉は、ほかに我が国の法律の中のどこにあると御承知でございますか。
○山本正和君 その法律と今度の政令だけが、私が調べたのでは、我が国の法律、政令の中で重大なる緊急事態という言葉を使っているたった二本なんですね。これは総理、御承知でございましたね。
○山本正和君 前回は海外協力隊法というのを出した。今度は特例政令という極めてなじみの薄いものによってこれをやろうとしている。ところが、この特例政令をするについてまずどこでこの問題を議論されたのか、この点をお伺いしておきたいと思います。
○山本正和君 八月二日の湾岸危機が始まったときには、安全保障会議では議論をされましたか。
○山本正和君 八月が重大緊急事態でなくて今度が重大緊急事態であると、この重大緊急事態という言葉をもう少し丁寧に説明してください。
○山本正和君 八月二日の段階では、在留邦人等も含めて、我が国の財産あるいは今後のあり方等に重大な緊急事態と思わなかった、そして武力行使が始まって我が国の在留邦人もだれもいないときにはこれは重大緊急事態になった、こういうことですか。もう少し詳しく説明してください。
○山本正和君 これはやっぱり安全保障会議の議長に聞かぬといかぬですね。ここにはっきり書いてあるんですよ。二条二項は、我が国の安全に重大な影響を及ぼすおそれがあるもののうち、通常の措置ではだめだ云々と書いてある。おそれがなかったんですか、八月二日は。そして突然一月になってからおそれ...全文を見る
○山本正和君 邦人の避難の問題、さらにはいろいろな折衝の問題、大変な問題が起こって、しかも我が国の経済に対してどんな大きな影響が出るかということで大変な不況まで起こった。それが何にもおそれがなかった、こういうわけですね。そして今ここで武力行使が始まったら、突然緊急事態であると。じ...全文を見る
○山本正和君 八月の二日はそうではなくて、一月の段階になったらこれは審議の対象になるという理由を、このマニュアルもあるから、これに基づいて説明してください。
○山本正和君 今の判断はだれがやったんですか。
○山本正和君 政府のどの機関、だれが判断をしたのかと聞いているんですよ。
○山本正和君 ちょっと安全保障会議設置法を読んでください。
○山本正和君 総理、どうですか。この判断は議長として総理がなされるべきだと思いますが、いかがですか。
○山本正和君 総理の判断ということで結構だと私は思うんですね。  そこで、総理にお伺いしたい。一月はこれを開かなきゃいけないという理由は、どういうふうな理由でお考えになりましたか。一月は安全保障会議に聞かなきゃいけないという理由をひとつ御説明いただきたい。
○山本正和君 そのときに自衛隊を避難民の輸送のために送るという方針をお決めになって、特例政令でいこうというお考えを固められたわけですか。
○山本正和君 この安全保障会議設置法ができてからいろんな会議の記録をずっと取ってみたんですが、こういう事態で議論したというのは今回が初めてでございます。したがって、そのときに参加されました議員の皆さんというのはかなり重要な責任をお持ちになっていると思いますので、この際、その議員の...全文を見る
○山本正和君 この会議で議論する前提として当然安全保障室がさまざまな準備をしたと思いますが、よろしゅうございますか。
○山本正和君 その安全保障室で議論に参加された重要人物と言ったらしかられますけれども、その方のお名前をちょっとお聞かせ願えませんか。
○山本正和君 国防会議に与党の幹事長が参加しておるという事実はあるでしょう。安全保障会議もこの保障室に与党の幹事長が加わっているはずだけれども、どうです。いいかげんなこと言わずに、きちっと答えてくださいよ。
○山本正和君 国防会議から安全保障会議に切りかわるときにこの問題で議論いたしまして、時の後藤田官房長官、国務大臣が、与党の幹事長、政調会長が加わることは当然でありますということを言っているんですよ。そのことを知りませんか。
○山本正和君 与党の幹事長はこの安全保障会議に対して保障室を通じて発言ができるかできないか、それはどうですか。
○山本正和君 ちょっと今の問題、また後ほど議論の中で出てまいりますからペンディングにしましょう。はっきりとこれは国務大臣の答弁で、ここに速記録がありますから、何でしたらどうぞ与党の皆さんにお見せしましょう、そういうことを言っているわけですね。  それはいいんですけれども、私はこ...全文を見る
○山本正和君 十七日には、今おっしゃったように緊急事態への対処についてということで議論されている、そして二十四日に自衛隊輸送機による輸送についてということを議論されておる、それを受けて閣議で決定されたと、こういう経過です。  ところが、国民の間に大変重大な懸念があるのは、この安...全文を見る
○山本正和君 元国防会議の事務局長、これは大変自衛隊を大事にされる方です、私もある意味では尊敬しているわけですけれども、海原さんがはっきり言っている、自衛隊機派遣は法律改正でと。自衛隊を愛する人は、政令でやるとは何事だと、こういう意見が随分強いんですよ。これについて、総理、どう思...全文を見る
○山本正和君 そこで、それじゃ法律の解釈の専門家の法制局長官にお聞きしたいんですが、法律と、その法律の中でその他政令で定めるということがたくさんありますね。その法律と政令の関係を、ひとつ法制局長官として、長官のはっきりした見解をここでお伺いしておきたい。
○山本正和君 委任の範囲の問題について説明してください。
○山本正和君 一般的に今の法制局長官の御見解、私も賛成でございますが、それじゃこの特例政令は自衛隊法百条の五の委任の範囲内であるという理由をもう一遍明確に御説明願いたい。
○山本正和君 今の見解は、これは文書で提出していただけますか。
○山本正和君 衆議院で配られた見解がこれは政府見解という言葉があったんですけれども、そうすると、内閣法制局としての見解と両方もう一緒でいいですね。
○山本正和君 政府の見解と法制局の見解が違ってもいい場合もあるんですよ、ちょっと言っておきますけれどもね。まあちょっと置いておきましょう。  そこで、私がここで申し上げておきたいのは、総理は議会生活が随分長い方でございますし、私は戦後民主主義の中でいわゆるデモクラシーというもの...全文を見る
○山本正和君 そこで、私はここからいろいろ、皆さん政府の見解も大体わかりましたし、今の総理のお考えもわかりましたからお尋ねしたいんですけれども、法律というのは国会にのみ独占的に制定権が与えられている、これはよろしゅうございますね。
○山本正和君 法律を解釈するに当たっては、立法者の意思とその院における、議会における審議というものがその法の趣旨あるいは精神として解釈さるべきものである、これが通説でございますが、これもよろしゅうございますか。
○山本正和君 その解釈について疑義が生まれたときには、立法者の意思、提案理由ですね、それから国会審議、どういうことが議論されたか、これに基づいてまず解釈すべきである、これがいわゆる法律を学ぶ人の、あるいは我々議会人の普通の常識だと思うんですけれども、その常識、違いますか。
○山本正和君 そうすると、これは同意をしていただいたことになりますから大変議論がしやすいんですが、私は、衆議院があって参議院があって内閣がある。もちろん国会があって内閣という言い方をしてもいいんですけれども、その場合に、法律を制定するということは両院の議決がなきゃいけない。両院の...全文を見る
○山本正和君 これは衆議院の議論でもう総理は何遍も随分長い時間答弁しておられますし、私もこれを質問するものだからあの長い質疑応答をずっと全部読んだんです。与党も野党も含めましてうんざりするぐらい長い。しかし、その中で私が率直に申し上げたいのは、本当にこれは与党の皆さんの中にもおか...全文を見る
○山本正和君 私が言うのは、そういうことができるかできないか。できるんですよ、内閣には権限がありますからね。しかし、そういうことは本来予測し得ない事態なんです。私も、戦後この新憲法のもとでのさまざまな法律論議が国会の中であったと思う。下級審、上級審もあったと思う。四十六年の最高裁...全文を見る
○山本正和君 それでは、百条の条項の中で土木工事もこれは政令でできますね、湾岸へ持っていって。よろしいか、そういう解釈で。
○山本正和君 防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案、これを提案した提案理由を六十一年の十月二十一日に栗原国務大臣が読んでおります。これは防衛庁ですかね、これをちょっと読んでいただけませんか。この部分の提案理由をひとつ読んでください。私が言うと間違って読むといけないから。
○山本正和君 ここには避難民とかそういうかけ離れたものは全然出ていないんですね、ここのところに。国務大臣の提案理由です。これと離れているということについて総理はどうお考えですか。(「それはかけ離れているよ、常識で考えれば」と呼ぶ者あり)
○山本正和君 法律の解釈や内閣が政令を制定するときには、これはいろいろな他の法律との権衡ということも考えながらやっていく。そして、今までの例も十分勉強しながらやっていくわけですね。この場合のような「その他政令で定める者」ということで、これだけかけ離れたものを扱った例がありますか。
○山本正和君 とにかく、どういう理由でここまで頑張るのか私はわけがわからないんだけれども、ほとんどの人が普通にこの自衛隊法を読んでいって、百条のところに南極観測からあるいは運動競技会に対する協力から、自衛隊が出ていく場合に一項一項全部法律になっているんです。そして、国賓等というの...全文を見る
○山本正和君 それでは、ひとつ最後に内閣の見解をもう一遍、時間がありますからあと二つぐらい私は聞きますけれども、まずここで確認しておく意味で私は聞くんです。  参議院において多数の議員が、この政令は政令として扱うべきでないと、こういう意見をまとめた、仮にですよ。要するに、参議院...全文を見る
○山本正和君 総理、私は三権分立ということはよくわかるんですよ。しかし、この場合の政令は内閣がだれから授権を受けたのか、だれから委任を受けたとお思いですか。今、憲法と言われたけれども、そうですか。
○山本正和君 法制局長官、それでよろしいか。四十一条との関係はどうなるの。そんな憲法解釈はよくないよ。
○山本正和君 法制局長官の言うのは、憲法四十一条によって国会の立法権、それを内閣に委任しているんですよ。政令というのは政府の命令なんだ。法律に基づいて行う政府の命令なんです、政令というのは。それは憲法の中で内閣が独自で与えられている権限というのはちゃんとありますよ。ここは違うんだ...全文を見る
○山本正和君 そうすると、独立した権限ですね。
○山本正和君 授権の範囲内で独立というのは、授権されているわけでしょう。それでよろしいか。
○山本正和君 その権限を国会から与えられていますね。国会の立法権によって、国会がすべて立法権を持っている、立法権によってでき上がった法律の中で与えられている権限であって、内閣の固有の権限でないんですよ。だから、政令をつくる場合にはあくまで限定があるはずです。というのは法の委任の範...全文を見る
○山本正和君 今の最高裁の判決について、総理、御見解を承りたい。
○山本正和君 委任の範囲ですね、授権されているのは。だから、その委任の範囲を超えてはいけないんですよ。委任の範囲を超えているか超えていないかについて議論があるわけです。その議論が起こったときには何を参考にしなければいけないかというのは、これは私どもも大変尊敬しているし、みんな国会...全文を見る
○山本正和君 じゃ、憲法制定当時の金森国務大臣の答弁と今の関係について説明してください。委任の限度の問題。
○山本正和君 委任の限度について国務大臣金森徳次郎さんが答弁しているんです。委任命令についての自由党小野孝議員の質問に対する答弁です。小野さんというのは皆さん方の大先輩です。
○山本正和君 さらに、政令というのは法律で定められたその趣旨の範囲内で大体できているんですよ。今までのを私ずっと調べたけれども、その他のというやつも全部調べてみた。ほとんど流れがある。今度のだけ流れがないんですよ。新しい法律と言ってもいいんです、これは。  そこで、この憲法制定...全文を見る
○山本正和君 時間が迫ってきましたのでもう一遍総理にお答え願いたいんですけれども、この特例政令については極めて限定された、こうおっしゃいましたですね。極めて限定的に運用するということをおっしゃった。その限定されるということの意味ですね。したがって、その限定されている条件が合わなく...全文を見る
○山本正和君 外務省にちょっとお尋ねしたいんですけれども、民間の人が飛行機を随分送っているその状況、それからまた、民間のボランティアというのが随分たくさんの資金等も集めているという状況、これについてどういうような状況になっているか、お知らせいただきたい。
○山本正和君 お金がどれぐらい集まっているか、どうですか。
○山本正和君 私もちょっと資料をいただいて調べてもみたんですけれども、もう百何十億円というお金が今たまりつつある、こういうふうに聞いておるんです。そういう形で民間の人がどんどんどんどんこの問題に取り組んでおるわけですね。そしてそういう中で、だから我々が何かをしなきゃいけないという...全文を見る
○山本正和君 どうも総理のお話をずっと聞いていくと、どうしてもやっぱり最後になるとひっかかるわけですよ。  というのは、なぜここで自衛隊の飛行機というところにこだわるのかどうしても納得できない、ここのところが。私は、国民がみんなでこの国際的な問題を考えようという機運がある、それ...全文を見る
04月01日第120回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○山本正和君 初めに、けさの毎日新聞に、総理はアメリカ訪問に当たってブッシュ大統領に対して武器輸出については自粛すべきであると、こういう旨の提言をされるというふうな報道が載っておりました。このことについて、ひとつ総理から見解を承っておきたいと思います。
○山本正和君 私どもとしてもこれは大変支持申し上げたいと思いますし、我が国の平和に対する考え方という立場から十分な御主張をいただきたい。また、これは当然中国や北朝鮮等に対してもなさなければいけないことだと思いますけれども、ひとつそういう立場を堅持しなきゃいかぬ。お願い申し上げてお...全文を見る
○山本正和君 三大臣の御見解を承ったわけですけれども、経済界等ではもう少し深刻に受けとめている向きもあるようでございます。  それで、そういうことを調べていくために若干数字についての政府側の把握をお聞きしたいのでありますが、まずOPECの経常収支、現在どういうふうな状況であって...全文を見る
○山本正和君 アメリカの経常収支が大体九一年度は六百億ドルぐらいに赤字がとどまるのじゃないかと言われておったのが、湾岸戦争の影響でどうなるのか。これについてはいろいろ経済界で議論しておりますし、企画庁も議論しておられると思うので、その数字、見込みをちょっと御報告願いたい。
○山本正和君 私の方でいろいろと勉強してみますと、国際資金が湾岸戦争終了に伴って大きく変わってくる。日本とドイツの黒字が減る、もしくは横ばい、あるいは下がる。アメリカの赤字が大幅に減る。今度の湾岸戦争の影響で経常収支の赤字が大体百億ドルぐらいになるんじゃないか、こういうことが日経...全文を見る
○山本正和君 私も今の長官の言っておられることを全く否定するんじゃないんです。我が国もそういう努力をしておりますし、アメリカも赤字解消のために努力している。当然そういう流れがあるわけですね。しかし、それの見通しで、大体アメリカの赤字が六百億ドルぐらいまでは縮まるんじゃないかという...全文を見る
○山本正和君 アメリカでは日系企業が随分頑張っておるわけですが、これの活動状況とそれから我が国における外資系企業の活動状況、どの程度の違いがあるのか、これをちょっと御報告願いたいと思います。
○山本正和君 貿易収支に対する影響ですね、外資系企業が我が国でいろいろな活動をしてもらう、日本の企業がアメリカやヨーロッパでいろいろ活動する、その場合の貿易収支への影響、これはどの程度出ているのか、ちょっとそれは数字でお知らせ願いたい。    〔理事坂野重信君退席、委員長着席〕
○山本正和君 日系企業がアメリカで果たしている役割は同様に考えてよろしいですね。
○山本正和君 国際化された経済という観点からいえば、今のように外資がどんどん日本に入ってくる、日本からどんどん外国へ行くということは、確かに歓迎されるべきことだろうと私は思うんですね。  そこで、ただここで心配なのは、盛んにジャパンバッシング、こういうことが言われておりますけれ...全文を見る
○山本正和君 私も先般同僚議員と一緒にアメリカへ参りまして、日本企業に対する大変高い評価を受けましてうれしく思ったわけであります。また、地域社会に対する貢献も大変なものでございまして、これは本当に私どもとしてうれしい思いで帰ったわけでありますけれども、それでは外国の企業が、アメリ...全文を見る
○山本正和君 地域社会にどのような貢献をしているのか。
○山本正和君 極めて少ないと私は思うんですね、そういう今のお話のような場合は。それで、外資系企業は日本に来ると、優秀な労働力を背景に地元からの大変な歓迎を受ける中で、利益率が非常に高いんですよ。アメリカの商務長官は盛んに日本をぼろくそに言いますけれども、日本に来たらこんなにあんた...全文を見る
○山本正和君 それで、外資系企業がやっぱり悪いことをしているのも言っておいていただきたいと思うんです。悪いことと言ったらおかしいですが、トラブルですね。リーダーズ・ダイジェスト等の会社の労働争議等も含めて、外資系企業でトラブルがあった主な案件について、これは労働省の方で把握してみ...全文を見る
○山本正和君 具体的にひとつ名前を挙げて報告してください。
○山本正和君 具体的な名前と件数を。
○山本正和君 名前を全部挙げて出してもらうわけにはいかぬですか。
○山本正和君 それじゃ、ひとつ労働大臣、労使関係で外資系企業のトラブルがあったものについては今後調査して把握をしていただくということで、大臣から御確約願いたいと思いますが。
○山本正和君 ちょっとこれは自治大臣または通産大臣にも関係するかもしれないんですが、三重県の鈴鹿市で――ヴィックスドロッブという名前は御存じですね、ヴィックスという会社があります。今度、P&Gですか、おむつカバーなんかのコマーシャルを盛んにやっているアメリカの会社がありますね、あ...全文を見る
○山本正和君 調査するのかしないのか、ちょっと最後のところがわからなかった。
○山本正和君 労働省はどうですか。
○山本正和君 それでは、次の問題に参りますが、ちょうど切りがぐあいが悪いと思うんですけれども、平成三年度予算、大変御苦労をして大蔵大臣は編成されたようでございますが、この平成三年度予算に対して財政審議会がさまざまな問題提起をしております。一言で言いまして、財政審議会が編成に当たっ...全文を見る
○山本正和君 財政審議会というのは、これはどういう役割を持って、現在どういう構成をされているのか、また審議委員は一体どういう角度でお選びになるのか、ちょっとその辺お知らせ願いたいと思います。
○山本正和君 それでは、財政制度審議会の答申を十分に尊重しながら平成三年度予算が組まれたと、こういうふうに理解してよろしゅうございますか、大臣。
○山本正和君 この建議の中に、大変厳しい財政状況であるけれどもといって、特別な措置を講じたのが二千億円の生活関連枠であると、こういうふうに受けとめてよろしゅうございますか。
○山本正和君 その公共事業の中で、特に「生活関連分野の社会資本整備の充実を図る」ということがありますけれども、このことの大蔵省としての受けとめ方を御説明いただきたいと思います。
○山本正和君 この千七百五十億の方は、どうも予算書を拝見しますと従来のシェアと余り変わらないような感じがしますが、それについてはいかがですか。
○山本正和君 各省庁が大蔵省に要求するに当たっては、生活に密接に関連しているというものを必ず言い、力点を置いて要求したんじゃないかと私は思うんですが、それはそう受けとめてよろしゅうございますか。
○山本正和君 そこで、これは次年度以降もいろいろと議論されることになろうかと思いますから、ちょっとこういうことは確認できるのかできないのか、また大臣はどうお考えなのかをお聞きしておきたいんですけれども、例えば建設省なら建設省でこの二千億の枠の中で予算が入ったと、その部分を生活に密...全文を見る
○山本正和君 ぜひそういうことで、特に事務方は厳しい考え方に立ってやっていただきたいと思います。どうも特徴がないじゃないかという批判が若干ありますので、これはひとつ各省庁ともお取り組み願いたいと思います。  そこで、新しく出たのでちょっと理解しにくいので説明していただきたいんで...全文を見る
○山本正和君 今の全体のはいいんですが、新しく、農水省は食品商業基盤施設、通産省は商業基盤施設と、これに対する補助金を計上しておりますが、これはどういう内容のものですか。
○山本正和君 時間がないからこれ以上言いませんけれども、これは補助対象はどこなのか、それから今までの予算との関連はどうなのか、こういう問題はいずれそれぞれの委嘱された委員会等で議論があろうかと思いますが、これはどうも誤解を招いている部分がかなりありますからここでちょっと指摘してお...全文を見る
○山本正和君 平成三年度における補助金等の額は一体どれぐらいでしょうか。そして、これは過去からの額で一体抑制されているのかどうか、その辺の状況について報告していただきたい。
○山本正和君 額をお示しください。
○山本正和君 いや、前のやつ。
○山本正和君 三年刻みでいいです。
○山本正和君 マイナスシーリングとかいろいろ言いながら、補助金は全体として減ってもごくわずかである。ことしは十五兆六千五百億というふうにかなりふえているという実態があるわけですけれども、そこでちょっと具体的な部分でお聞きしておきたいんです。  まず、農水省の補助金の土地改良事業...全文を見る
○山本正和君 それから、農協、漁協、あるいは今度は通産省になりますが商工会、商工会議所、さらには建設省の市街地再開発事業費、通産省の日本貿易振興会事業補助、これについてちょっと傾向を言ってください。
○山本正和君 ですから、財政審議会や行革審等がいろいろ言っているにもかかわらず、必要なものにはつけざるを得ないわけですよ。ところが、必要なんだけれどもやっぱり削られているものがある。それは教育と福祉なんですね。ですから、この査定のやり方が、これは確かに必要だと。私これは不必要だと...全文を見る
○山本正和君 これは大蔵大臣にお伺いしますけれども、財政審等でも言っておりますように、補助金については十分な見直しを行え、どうしても必要なら一般財源化せよと、こういうふうな話もあるわけですね。そこで、この補助金について今後はどういう考えで対応されようとしておられるのか、その辺につ...全文を見る
○山本正和君 一般財源化の問題を。
○山本正和君 それでは、補助金はこの程度におきますが、ぜひもう少し抜本的な意味での検討をお願いしておきたいと思います。  本当はこれで与えられた時間二十分のうちの半分やりたかったんですけれども、肝心の部分が四分しかなくなりました。  歴代文部大臣が大変苦労されるのは文教予算、...全文を見る
○山本正和君 大蔵大臣も、総理が文部大臣で御苦労いただいた方であるということで格段の配慮をしていただいた部分は私も高く評価するものがあります。  しかし、ここでちょっと厳しいことを申し上げておきたいんですけれども、我が国の今日の経済力は国際的に非常に高い、どんどんと発展してきて...全文を見る
○山本正和君 そこで、国際比較をいたしますと、日本の初等中等教育、中等教育といいますと高等学校まで入りますけれども、この経費は大体アメリカ並みだと。ちょっとアメリカの方が高いですかね。しかし西ドイツよりは高い、日本の方が。そういう国際比較の中で、義務教育というものが果たしている我...全文を見る
○山本正和君 実はそこへ入る前にもう大臣が言われたんですけれども、高等教育は我が国の国民所得に対比しますと、アメリカ、イギリス、西ドイツと比べてこれは大体どの程度の割合になっているか。これは数字ですから、事務方、ちょっと一言。
○山本正和君 これで終わりますが、特に要望しておきたいのは、今の予算でありましたように、高等教育に大変問題がある、それから文化の予算に大変問題がある、こういうことをまず指摘しておきます。次年度の平成四年度以降はぜひ大蔵当局は先に立って、本日の予算委員会の論議を頭の中にしっかり置い...全文を見る
08月08日第121回国会 参議院 建設委員会 第1号
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○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五月八日、白浜一良君が委員を辞任され、その補欠として峯山昭範君が選任されました。  また、去る二日、峯山昭範君が委員を辞任され、その補欠として片上公人君が選...全文を見る
○委員長(山本正和君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  先日の本会議におきまして建設委員長に選任されました山本正和でございます。  本委員会の運営に当たりましては、皆様方の御協力を賜りまして公正円滑に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしく御指導、御支援のほど...全文を見る
○委員長(山本正和君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に井上章平君及び種田誠君を指名いたします。     —————————————
○委員長(山本正和君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、建設事業及び建設諸計画等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時二分散会
10月01日第121回国会 参議院 建設委員会 第2号
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○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願い...全文を見る
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に種田誠君を指名いたします。     ―――――――――――――
○委員長(山本正和君) 建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(山本正和君) 井上君の質問は終わりました。
○委員長(山本正和君) それでは、次に進みます。
○委員長(山本正和君) 上田君の質問はこれにて終わります。
○委員長(山本正和君) これにて山田耕三郎君の質問を終わります。
○委員長(山本正和君) 山田君の質問はこれにて終了いたしました。  本日の調査はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時四十七分散会      ―――――・―――――
10月03日第121回国会 参議院 建設委員会 第3号
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○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第一〇二号第八次治水事業五箇年計画における大幅な事業費の確保に関する請願外八件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとお...全文を見る
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(山本正和君) 次に、継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。  住宅基本法案につきましては、閉会中もなお審査を継続することとし、本案の継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(山本正和君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  建設事業及び建設諸計画等に関する調査につきましては、閉会中もたお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ...全文を見る
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(山本正和君) 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  建設事業及び建設諸計画等に関する調査のため、閉会中に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員、派遣地、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十六分散会      —————・—————
11月15日第122回国会 参議院 建設委員会 第1号
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○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願い...全文を見る
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に石井一二君を指名いたします。     —————————————
○委員長(山本正和君) この際、山崎建設大臣、東家国土庁長官及び伊江北海道開発庁長官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。山崎建設大臣。
○委員長(山本正和君) 次に、東家国土庁長官。
○委員長(山本正和君) 伊江北海道開発庁長官。
○委員長(山本正和君) 次に、金子建設政務次官、前田国土政務次官及び大石北海道開発政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。金子建設政務次官。
○委員長(山本正和君) 前田国土政務次官。
○委員長(山本正和君) 大石北海道開発政務次官。
○委員長(山本正和君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、建設事業及び建設諸計画等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(山本正和君) 建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題といたします。  先般、当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員から報告を聴取いたします。井上君。
○委員長(山本正和君) 以上で派遣委員の報告は終わりました。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十分散会
12月17日第122回国会 参議院 建設委員会 第2号
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○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  建設事業及び建設諸計画等に関する調査のため、本日、住宅金融公庫及び住宅・都市整備公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございません...全文を見る
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ―――――――――――――
○委員長(山本正和君) 建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(山本正和君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午後零時七分休憩      ―――――・―――――    午後一時一分開会
○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(山本正和君) 上田君、時間が参りました。
○委員長(山本正和君) 本日の調査はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時四十九分散会      ―――――・―――――
12月20日第122回国会 参議院 建設委員会 第3号
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○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第二四一号総合保養地域整備法(リゾート法)の廃止に関する請願外六件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請頭一覧表のとおりでございま...全文を見る
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(山本正和君) 次に、継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。  住宅基本法案につきましては、閉会中もなお審査を継続することとし、本案の継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(山本正和君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  建設事業及び建設諸計画等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ...全文を見る
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(山本正和君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本正和君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時七分散会      —————・—————