山本正和

やまもとまさかず



当選回数回

山本正和の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月15日第136回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○山本正和君 社会民主党を代表いたしまして、総括質問を行いたいと思います。  まず初めに、総理大臣、この前から本当に大変な御苦労をいただきまして、私どもとしても強く要望しておりました沖縄の普天間基地が返還されるめどが立った。私どもとしても大変うれしい思いでいっぱいでございます。...全文を見る
○山本正和君 本当に御苦労が多いかと思いますが、何としてもいろんな取り組みをお願いしたいと思います。  ここで、外務大臣、お昼の大変忙しい最中に交渉をしていただきました。外交日程がございました。それを受けて、ここで国民の皆さんに御報告いだだけることがあれば御報告願いたいと思いま...全文を見る
○山本正和君 ことしの正月四日に、村山総理時代でございますが、橋本副総理、武村蔵相、一緒に伊勢神宮に参拝されました。私も地元ですから一緒にこの神宮に参拝しておられる国民の皆さんの前で歩いたわけですが、国民の皆さんから、とんちゃん頑張れ、これは村山さんに対する言葉、片一方で黄色い声...全文を見る
○山本正和君 大臣は現場の御経験もおありでございますからよくおわかりだと思うんですけれども、要するに学習指導要領というものが余りにも詰め込みを助けるような、余りにも中身の量が膨大過ぎる。そこからもう教師がアップアップしてくる、子どもにとっても次から次にいろいろなものを教わらなけれ...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。ぜひひとつよろしくお願いしたいと思います。  そこで、いよいよ住専に入りたいんですが、その住専に入るについては、今までの論議の中でやっぱり順番を間違えるとおかしくなってしまうと私は思うんです。我が国の経済がどうなっているのというところの議論...全文を見る
○山本正和君 きのうの日経ですが、復活が見えたと、こういうふうなものが出てくる。それからさらに、鉱工業生産指数が去年の暮れの段階で持ち直してきている。特に、四月に企画庁が発表した数字の中にもいろいろなものが出てきている。そういう中で、私はもう少しいい方向に向いている感じがしてなら...全文を見る
○山本正和君 バブルの最中に三重野氏が総裁におなりになって、総裁におなりになった冒頭に私が質問をいたしまして、日銀の役割ということについてお話を伺ったことがございました。しかし、私は今の日本の日銀の役割というのは非常に全世界的な大変な影響を持っている立場にあるというふうに思えてな...全文を見る
○山本正和君 そこで、私は特にテレビをごらんになっておる有権者の皆さんにもお考えいただきたいと思うんですが、住専に税金を投入するのは賛成か反対かと言ったら、皆反対と言うと思うんです。一〇〇%反対だと思うんですね。しかし、その住専というものは何ですかと。要するに、政府が今度出したの...全文を見る
○山本正和君 大蔵大臣という立場は正確に言わなきゃいけないんであれでしょうけれども、国民の皆さんが私に質問されたりいろいろ話をしてみますと、山本さん、住専問題というのは悪いことをした人が金を返さぬでいいようにすることだろうと、こう言うんですね。また、政府が税金を出すのは、そういう...全文を見る
○山本正和君 そこで、これは単に住専に限りません。まだ信用組合の問題がある。まだ日本の金融機関、これは個人預金ですか、個人資産が一千兆円あるというんですね。その一千兆円のお金はどこへ行きましたか。銀行やいろんな金融機関に預けていますね。しかし、その一千兆円のうち、かなり外国にも行...全文を見る
○山本正和君 なかなかお答えしにくいだろうと思います。しかし、これは衆議院では特別委員会をつくって徹底的にやるそうですから、私は参議院でもそういうことをやったらいいと思いますけれども、これはまた御意見がいろいろあろうかと思います。やっぱり追及すべき責任をきちんと追及していくという...全文を見る
○山本正和君 もう衆議院へは三法案を出したんですね。新しく出された金融三法案の内容についてはまたここで議論しなきゃいけないと思うんですけれども、伝えられるところによると、それに絡んで大蔵大臣の発言についていろいろと誤解が生まれたりもしております。  それは何かというと、信用組合...全文を見る
○山本正和君 銀行局長、もうちょっと追加して。
○山本正和君 私の方で国民の皆さんからこれどうなったのといっていろいろ聞かれることは、これはやっぱりかなり誤解があるんです。要するに、自分は一生懸命働いてお金を預けました、お金を預けたけれども、それはもしもおかしくなったら返ってこないんですかと、こういう妙な話があるんです。取りつ...全文を見る
○山本正和君 そこで私は申し上げたいんですが、私も実は、まだインターネットまでは行っていないんだけれども、パソコン通信をやっているんです。そうすると、外国からいろんなこういうのがとれる。外国の経済界が盛んに言うのは、日本の住専問題、住専問題という単語で打ったら出てくるんです、住専...全文を見る
○山本正和君 それから次に、これは後でまた上田委員が御質問になる予定になっておりますが、私は共産党の提案は本当は賛成なんです。それができたらいいということなんです。要するに、母体行にみんな負担させたらいいというのが一番いいんです。  ところが、現行法では母体行にどんなによこせと...全文を見る
○山本正和君 私、きょうはどうしても質問したいことがありますから、住専問題は要望をもう一つしておいて、次に移りたいと思います。  要は、国民の理解を得るということは政治家にとっての最大の任務です。と同時に、政府にとっても最大の任務だろうと思うんです。そういう意味でいいますと、去...全文を見る
○山本正和君 そこで、もう随分長い間議論されておりますわけですが、お医者さんが安心して医療に取り組めるためには本当の意味での真の医薬分業がなくちゃいけない、これは昔から言われていることなんですね。ところが、我が国の医療事業の世界でいくと大変苦しい経営、良心的にやっていたらどうにも...全文を見る
○山本正和君 「もんじゅ」の問題をちょっと聞いておきたいんですが、これは本会議でも御報告いだだきましたから詳しくはお聞きする必要はないんですけれども、「もんじゅ」に象徴されるこういう原子力に対する国民の不信の問題も含めて新しいエネルギー問題、これをまず科学技術庁長官に御見解を承り...全文を見る
○山本正和君 そこで、実は朝日新聞の四月八日の「論壇」に「太陽光発電の普及策をドイツに学べ」という論文が出ておりました。これは通産大臣並びに建設大臣にお読みいただいてひとつ御感想を承りたい。  というのは、今我が国の経済構造転換とかいろいろ言っていますね。小さくいえばベンチャー...全文を見る
○山本正和君 この論文は、電力料金の一%を出して、そして全部太陽光発電をやってエネルギー問題を解決しよう、こういう発想なんです。  私は、確かに原子力に対して国が関与しなければ、国が援助しなければできないということはわかっていますから、国のそれは必要だと思うんですけれども、あわ...全文を見る
○山本正和君 そこで、住専の問題にまた戻ります。  私はこう思うんです。政府の責任というのは大変つらいときもある。そして、国政全般を見ていく中で、場合によっては国民から理解をされないで、もう徹底的に袋だたきに遭うこともあると思うんです。橋本総理が大蔵大臣のときに、私もまたこの予...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。
04月19日第136回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○山本正和君 社会民主党の山本でございます。銀行協会を代表する立場での御出席で、大変御苦労さまでございます。  両参考人にまずお伺いしたいと思いますのは、国民がこの住専問題について一体どうなったんだという不信感を持っている最大の理由は、いわゆる銀行というのがかたいところであると...全文を見る
○山本正和君 実は、アメリカの国債を我が国の機関投資家を含めて大変なものを所有しています。そればかりじゃないんですけれども、要するに戦争に負けて何もかもなかった時代から、一生懸命国民が働いて貯蓄をして日本の国力をつけてきた。そして、貯蓄を預かっている金融機関は絶対大丈夫という国民...全文を見る
○山本正和君 そこで、私は思うんですが、本来からいえば住専といえども民間会社ですから、こういう不良債権の処理というのは民間同士で、また法的な処理によってやったらいいんです。しかし、それがどうにもできないと。そのできないことが不良債権問題として既に数年前から国際的にいろんな非難を浴...全文を見る
○山本正和君 そこで、お二人とも業界を代表される立場でございますし、また大変御苦労された経験をお持ちでございます。そういう意味で、日本経済が今日こういう状況の中で、不良債権という言葉、その不良債権問題の象徴的な存在としてある住専問題この解決は本来は政府としては三月の末までに決着を...全文を見る
○山本正和君 そこで、先ほどからいろいろと御指摘がございました母体行としてのいわゆる住専の経営等に絡む責任の問題がございましたけれども、私はそのことよりも、まず母体行も一般行も、それから系統も政府も含めてでき上がりましたスキームがあります。そのスキームに基づいて処理をして、そして...全文を見る
○山本正和君 そこで、実は私もいろいろとお聞きしたいことがたくさんありますが、細かいことについてはきょうはお聞きいたしません。大きな観点からお二人の御見解を承りたいんです。  銀行と行政の癒着ということがよく言われます。そして、大蔵省からの天下りということがよく言われます。また...全文を見る
○山本正和君 それから、これは特に都市銀行という立場で少し御見解を伺いたいんです。不良債権問題の処理等をめぐっていろいろやっている中で、これは外国の新聞、雑誌等にも出ておりましたけれども、また我が国でも報道されましたけれども、余り日本を責めると、日本の金融界を余りいじめて、要する...全文を見る
○山本正和君 そこで、これも恐らくお二人のお気持ちの中には、一生懸命にやろうとしても、例えば債権処理の問題一つにしても、これは住専ばっかりじゃありませんけれども、なかなかとりにくい現行制度があります。悪いやつほどよく眠ると。この前、桃源社の社長が衆議院で胸を張って、民間のことに政...全文を見る
05月09日第136回国会 参議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○山本正和君 私は、自由民主党並びに社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題となりました平成八年度予算三案について賛成の討論を行います。  賛成の第一の理由は、景気への配慮が行われている点であります。  本予算案における公共事業費は、前年度当初予算比四・一%増と、一般歳出...全文を見る
12月17日第139回国会 参議院 文教委員会 第1号
議事録を見る
○山本正和君 十年ぶりに文教委員会で質問をさせてもらうわけでありますが、達人の文部大臣がお見えでございますので、ひとつ初めに、著作権法、このことについての私の考え方を申し上げて、大臣の御見解をまず承っておきたいと思います。  たしか、これは昭和三十年代の後半から四十年代にかけま...全文を見る
○山本正和君 そこで、文化庁の方にお伺いしますが、実演家及びレコード製作者の権利の保護に関する条約というのが今議論されておる。この条約案が国際的にどういうような格好で大体いつごろ、聞くところによると来年六月までだめだというような話もあるし、かなり進んでいるという話もありますが、こ...全文を見る
○山本正和君 いや、努力していただいているのは私も聞いておるんですが、条約の見通し、困難かもしれぬけれども、でも遅くとも、まあ大体国際的に言われておるのは、私の方で六月にはというのは聞いておるんですが、その辺はどうですか。
○山本正和君 そこで、実は橋本総理が森繁さんとお会いになったり、また音楽議員連盟が櫻内会長初め皆さんがいろいろとこの種の問題を議論して御苦労いただいているわけですが、どうも先ほどの馳委員、林委員の御答弁の中にもあったんですが、ちょっと印象として国際条約待ちというふうな懸念がしてな...全文を見る
○山本正和君 今の次長の御答弁で私まちょっと気になるわけなんです。というのは、確かに各関係団体との利害調節ということは行政機関としてはやらざるを得ないわけですけれども、その軸足をどこに置くかということがあるんです。  ですから、冒頭に私の方から見解を申し上げて大臣からもお答えい...全文を見る
○山本正和君 ぜひひとつ大臣のそういう御決意でお取り組みをいただきたいと思います。  実は、写真の問題も先ほどから文化庁の見解をずっと聞いておりますが、今日こうなっていたという経緯については理解できるわけです。しかし現実問題として、遡及するということを含めた検討、これをどうして...全文を見る
○山本正和君 それでは私は時間が来たので終わりますが、大臣にちょっと法律とは離れますがお願いをしておきたいのは、本日の文教の理事会で請願の採択をみんなで議論したわけでありますが、義務教育費の国庫負担というのは我が国教育の基本であると、それで各党全会一致で堅持を強く要請しております...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。終わります。