山本正和

やまもとまさかず



当選回数回

山本正和の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第145回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○山本正和君 どうも私は「さん」と呼ばれるよりも君と言っていただいた方がありがたいんですが、これは私の一方的な希望でございまして、できましたら山本君と言っていただきます方がしゃべりやすいと、これだけ申し上げておきます。  実はこの前、どういう質問をするんだというのがありまして、...全文を見る
○山本正和君 はい。ありがとうございます。  本当に私も実は日の丸は大好きなんです。かつて若いときに、二十何年前に私は教員組合の委員長をしておりまして、そうしたら、日の丸絶対けしからぬと言う諸君に何十人と囲まれて、けしからぬと言うんですが、絶対日の丸は正しいと、私は日の丸大好き...全文を見る
○山本正和君 今度、知事選挙がございまして新しい知事さんにかわったわけでありますが、その前の知事さんも今度の知事さんも言っておられるのは、沖縄の開発といいますか、経済の程度を上げるという中の手段の非常に大きなものとして、自由港、関税に対する特別な措置、そういうものを含めた、要する...全文を見る
○山本正和君 終わります。
03月17日第145回国会 参議院 本会議 第9号
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○山本正和君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、平成十一年度予算三案に対し、反対の討論を行います。  今日、我が国の置かれている状況について、国内外を超えてさまざまな意見が交わされています。二十一世紀日本は消えるなどと論じている学者もいます。経済の混迷とともに、国民の間に我...全文を見る
03月23日第145回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○山本正和君 植竹先生、どうも御無理を言いまして、ありがとうございます。  先ほどからずっと論議がございまして、私が質問しようという部分は大分重なっております。そこはもう省きまして、冒頭、佐藤理事からいろいろお話がございました。そして私も、実は情報公開法をつくったということは本...全文を見る
○山本正和君 本当に大変な論議の中で随分御苦労いただいたようでございまして、私どもの内閣委員の方からも、本当にガラス細工のようにやっとの思いでつくったので絶対に参議院で壊さないでくれ、こういう要請も受けておりますが、私はただ、衆議院の段階で御議論いただくと、当然いろいろな角度から...全文を見る
○山本正和君 植竹先生のお気持ちもよく私も理解できますし、それからまた法律論としてはこれを超えるということについてはさまざまな問題がある、これもよく理解できるわけでございます。ただ、先ほどから言いますように、今置かれている、特に今度はガイドラインの問題が出てまいりますし、また基地...全文を見る
○山本正和君 終わります。
05月10日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第3号
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○山本正和君 けさほど来いろんな質問、また政府側の答弁がございました。先ほど切り口という話がありましたが、私は少し切り口を変えて、総理以下、小渕内閣が日本の国を一体どんな国にしようと考えておられるのか、国家像、その辺について私の見解も含めてひとつお考えを聞きたい、こう思うんです。...全文を見る
○山本正和君 これからの日米関係等についての総理のお考えはまた伺うといたしまして、私はいわゆる大日本帝国当時の男子はすべて徴兵検査を受けたという世代の最後の世代ですから、その世代の戦争の体験の中で思ったことをちょっと言いますけれども、あれは中国と戦争をして日本の国は本当にくたびれ...全文を見る
○山本正和君 金大中大統領も私どもと同世代。ですから、それだけに戦争の恐ろしさを知っておられるから太陽政策というものを出されたと私は思うんです。随分今、北朝鮮と韓国の関係は変わってきておるようですね。  そんなことも含めて、私は、やっぱり日本こそ北朝鮮に対してさまざまな、金大中...全文を見る
○山本正和君 私が一番懸念しておりますことは、日本では防衛問題についての論議が国会でも大変少なかった、この五十年間。これは主として私どもが属しておった旧社会党の責任も相当あると思う。だけれども、本当に日本の国は防衛とは何かということの議論が国会で本気になってなされてきたんだろうか...全文を見る
○山本正和君 どうもありがとうございました。(拍手)
05月18日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号
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○山本正和君 社会民主党の山本でございます。  三公述人には大変御苦労さまでございます。私からもお礼申し上げます。  栗山さんとは、実は六年前、今の議運委員長をしている岡野さんと一緒に大使館にお邪魔しましていろいろとお話をいたしました。当時は、アメリカがどうやら経済をぐっと立...全文を見る
○山本正和君 ですから、栗山前大使がそういうふうな形で感想を持たれるのは、私はそれはそれでみんなの解釈だと思うんですね。ただ、だれが見ても今度の問題で兵たんを我々は持つということを法律でこれはつくる形になるわけです。ですから、その辺の段階ではもう少しけじめをつけた方がいいのじゃな...全文を見る
○山本正和君 終わります。
06月29日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第21号
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○山本正和君 環境委員会で今度の法案をずっと審議されておられるのを私もちょっと勉強させていただきまして、本当に委員長以下の委員の皆様の大変な御努力に心から敬意を表したいと思います。  また、環境庁の悲願と言ったらしかられますけれども、前から取り組んでおったものがやっと政府案とし...全文を見る
○山本正和君 実は、私も昭和二十四年から十年間ほど高等学校の化学の教員をしておったものですから、化学物質化学物質というとみんなもう犯罪人みたいに言われるので、ちょっと自分としては余り納得できないんですね。化学物質というのは本来表現がおかしいので、この世の中のありとあらゆるものはみ...全文を見る
○山本正和君 説明をもう少しわかりやすく国民の皆さんにはやっていただきたいと思いますが、いずれにしても、今の現代文明の中でさまざまな物がつくられる、その中からいろんな有害物質が出てくる。そういうものを、ただし、それでは一番危険なことは何かといったらみんな知らない。知らないという中...全文を見る
○山本正和君 有害性が判明したというのが政府案で、清水案は有害性の疑いがあるというところまで含めよう、こういう違いだということです。  そこで政府の方にお聞きしたいのは、有害性が判明したという基準をつくるについては大変これは苦労が多いだろうと思います。その辺のことは、これは細か...全文を見る
○山本正和君 要は、政府の方は、この判明したということについての判断をするに当たっての行政の姿勢が非常に重要だろうと思うんです。その辺のことは今後の運用の中では、仮に我が党の案が通ってくれたら一番いいんだけれども、通らなくて政府案で実施されるについても、そのことは十分ひとつ行政の...全文を見る
○山本正和君 それから、製品の成分表示の問題です。これが政府案と違うんだ、こういう形でいって法がつくられている。これはヨーロッパでもアメリカでも製品の成分表示というのはほとんど常識化されていると私は思うんです。  今度の政府案と社民党案との違いで、なぜそこが片方は全面表示という...全文を見る
○山本正和君 政府案と著しく相矛盾する、反する法案ではないと私は思います。  最後に一つだけ環境庁長官に御要望だけ申し上げておきたいのですけれども、いずれにいたしましても二十一世紀の人類の課題がこの問題だろう、こう思いますから、この法案が成立後もさらに、本当にこの国が安全で住み...全文を見る
06月30日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
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○山本正和君 きょう私は、省庁再編、地方分権のこの委員会で特に文部大臣にいろいろと御質問をしていきたいと思います。総務庁長官と自治大臣には質問がございませんので、ひとつごゆっくりとお聞きいただきたいと思います。  まず、文部省が文部科学省というふうに名前が変わるわけでありますし...全文を見る
○山本正和君 私は、確かに大変な数の大学生に変わってしまいましたから戦前というふうな発想ではできないと思うんですけれども、ただ大学の教員が自分たちも教育者なんだという側面をもっと大事にしてもらわなければいけないんじゃないかという気がしてならないものですから、それでちょっと大臣にそ...全文を見る
○山本正和君 実は、科学技術特別委員会等で私もいろいろと当時の長官に質問をしたりしてまいりました。  問題は、各省庁にさまざまな研究機関があるわけですね。それからまた、それぞれ技術に関する大変な蓄積がある。各省庁はみんな持っているわけですね。本当からいえば、そういうものも一緒に...全文を見る
○山本正和君 ひとつぜひ各省庁にまたがってお取り組みいただくようにお願いをしておきたいと思います。  そこで、地方分権という形でこれが文部行政にもこれからいろいろ出てくる。例えば、学級編制や学習指導要領なんかの扱いも相当地方にいろんな形でおろされていくというふうになっております...全文を見る
○山本正和君 あと、少し専門的な部分になりますので、これは大臣じゃなしに文部省の政府委員の方でお答えいただきたいと思います。  一言余分なことを言っておきますけれども、私は今、国会で各党で論議している政府委員制度の廃止というのは本当は反対なんですよ。専門家が答えるということと大...全文を見る
○山本正和君 そこで心配なことが出てくるのは、どういう方がなっていくかということについての難しさが出てくるんじゃないかと思うんですね。その辺で、世代間あるいは男女別、さらに階層別、さまざまな要素を加味した中でこの評議員制度というものが進められるというふうに私は理解しているんですけ...全文を見る
○山本正和君 実は、自分の県のことを自慢するつもりじゃありませんけれども、三重県では亀山だとかあるいは安芸郡だとかいろいろなところでかなり積極的に取り組んでおります。  日教組というといつも誤解をされて発言をする人が中にはおるので、ちょっとついでに言っておきますけれども、三重県...全文を見る
○山本正和君 ぜひひとつ、機械的、しゃくし定規な形じゃなしに運営できるんだよという格好で取り組んでいただきたいと思います。今の局長のお話は大体そういう方向だと思って確認していいですね。そこでうなずいてもらったら結構です。──じゃ、そういうふうに確認いたします。  そこで、もうあ...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。  時間でございますので、終わります。(拍手)
07月09日第145回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号
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○山本正和君 質問をするに先立ってちょっと柳沢大臣に一言申し上げておきたいと思うんですが、再生委員会が発足して以来大変な御苦労の中で、また国民各層の中にも大変な期待が広がって、いろんな意味で鎮静化してきている御努力に対して非常に敬意を表しますし、柳沢さんの持っておられる大変すばら...全文を見る
○山本正和君 今の御答弁がちょっと気になるわけですよ。  ですから、具体的な理由が明示できるという形以外のものは、全部具体的に開示できない理由を言っていただく。ただ時間的だとか政策判断とかいうふうに言われると、我々は議論のしようがないんですね。そうでなしに、具体的にこういうこと...全文を見る
○山本正和君 そこで、お気持ちもよく理解いたしましたが、なるべくそれぞれのもひとつ具体的に実行されるように御努力願いたい。  きょう私は時間が余りないので、質問事項をちょっと入れかえまして、まずペイオフの問題を。  というのは、金融再生委員会が一生懸命取り組んできて、破綻銀行...全文を見る
○山本正和君 これは私は小渕内閣が発足した当時から代表質問やあるいは予算委員会、こういう席で申し上げてきたのですけれども、私は日本の国はあの当時言われたような沈没するような国じゃないということをずっと繰り返し言ってきたのですよ。そして、問題は政治だという話も何遍もしてきたと私は思...全文を見る
○山本正和君 大臣がソフトランディングとおっしゃると、何かまたそれを逆にとって安心してサボる人が出ると困るので、そこのところはやっぱりもう少し、大臣、これはもう自分たちの努力をうっかりサボったら大変なことになるぞという印象を与えるような表現をひとつお聞かせいただきたいんですけどね...全文を見る
○山本正和君 今の大臣のお話で私もすっきりいたしましたし、聞いておられる国民の皆さんもよくわかると思うんです。  そこで、実は再生委員会の報告の内容について幾つか質問を用意したんですけれども、どうしてもこういう機会でなければ宮澤大臣からお話を聞く機会がありませんので、金融に絡ん...全文を見る
○山本正和君 これは大蔵大臣としてのお立場がおありでしょうけれども、通産大臣等も含めまして、やっぱりアジア全体のそういう問題についての我が国の役割というもので一層ひとつその意義を各国にも説明し、協調を得られるような格好でしていっていただいたらというふうに私は思うわけでございます。...全文を見る
○山本正和君 従来の反省に立ったさまざまな取り組み今御説明いただきましたけれども、やっぱり監督庁はきちっとやっていますよということが信頼になるように、さらなるお取り組みをぜひお願いしておきたいと思います。  どうもありがとうございました。終わります。(拍手)
07月30日第145回国会 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第3号
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○山本正和君 朝から大変いろんな角度からの議論がございました。私は、きょうお見えの委員の皆さんあるいは政府の関係の皆さんの中で、官房長官と岩崎委員長と私の三人だけが体験している立場から少し話をしてみたいと思うんです。  それは、昔、日本の国に、今は日本国ですが、大日本帝国に生ま...全文を見る
○山本正和君 私がなぜそういうことをお聞きしたかといいますと、日本の君が代は大日本帝国の中の国民統合の、しかも非常にとうとい神格化したものとしての国歌だったんです。本当にみんなが起立して最敬礼しながら歌う歌だったという事実を無視したらいけない、こう私は思うんです。  これが私ど...全文を見る
○山本正和君 そこで、今度は文部省の方にお尋ねします。これは大臣でなくて結構でございます。  私は、文部省もつらかったと思うんです、君が代のことをどう教えるかということについては、まさに学者の間でもさまざまな議論がある話ですから。しかし、それを無視して、そのことを教えずして、入...全文を見る
○山本正和君 大臣、ぜひひとつこれからの中で議論していただきたいと思います。  それから、官房長官には、政府としてどうしても検討していただきたいと私が思っているのは、テレビの無制限な、報道の自由と称する営業の自由なんです。あれは視聴率さえ高ければいいから、何でもかんでも視聴率の...全文を見る
08月02日第145回国会 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第4号
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○山本正和君 三十日の日から質問いたしまして、三十日の日は私なりに序論を申し上げたつもりで、きょうは少し本論の手前ぐらいまで参ろうと思っております。  政府が君が代に対する見解をお示しになった。また、今若い日本の国民の皆さんやあるいは一般の国民の皆さんの中にある君が代に対する印...全文を見る
○山本正和君 ここに中学校の社会科と高等学校の社会科のものを文部省からもらって見たんだけれども、何か中学校の方は今から変えるとかいうことで資料を余りくれなかったんですが、いずれにしても、とにかくどう見ても国旗・国歌というのは書いてあるんです、はっきりと。国旗を掲揚し国歌を斉唱する...全文を見る
○山本正和君 大臣のあれはよくわかるんですが、だからそういう意味で私が言うのは、学校現場で、日の丸・君が代について法律が通ったから逆に今度はしっかりと議論してくださいよということを文部省としては指導していただけるかどうかということです。職員会議で本当に自由に、入学式をどうするかと...全文を見る
○山本正和君 局長はなかなか物を言いにくい立場だから、私はこれ以上言いませんけれども、本当の話、私は三重県で、日教組の三重県の委員長を長い間、十八年半やったんです。二十五年ほど前ですか、私は日の丸はいいとやったんですよ。そうしたら、日教組の連中、本部からも来ますからね、いろいろや...全文を見る
○山本正和君 終わります。     ─────────────
08月03日第145回国会 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第5号
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○山本正和君 まず、石田先生に御意見を伺いたいんですが、日の丸・君が代についていろいろな意見がありますけれども、事実上、慣習法もしくは慣習的に、日本人も外国人も日本の国旗は日の丸で国歌は君が代である、こういうふうな現実があると。この現実があるということを認めますかと国民に聞けば、...全文を見る
○山本正和君 後段の学校現場に及ぼす影響ということについては杉原先生からもお聞きしたいと思うんですが、教育というのは、幼稚園であろうと大学であろうと教育は教育なんですね。  例えば、お二人とも東大の卒業生ですが、私の次男坊も慶応で今、教育学の助教授をやっていますけれども、大学で...全文を見る
○山本正和君 私が特に杉原先生にお聞きしておきたいと思ったのは、高等学校の一年生というのはかなりいろんな本を読みますし、場合によっては進んだ子はもう哲学もカントなんかでも読む子がおるんですね。それから、大学の一年生へ入学するときはやっぱり未成年なんです。だから、高校生と大学生の間...全文を見る
○山本正和君 法制化したらなくなるのかな。
○山本正和君 私は、あなた方が子供のときに、戦争が終わったときに最後の兵隊だったものでちょっと感覚が違うのかもしれぬけれども、要するに、江田さんもそうだけれども、今井さんもそうだけれども、東大の全学連が大変な勢いでいろんな苦しい中で学生運動をやっておられたときのあなたはまだ学生だ...全文を見る
○山本正和君 終わります。
○山本正和君 きょうはお二人の先生、御苦労さまでございます。    〔理事溝手顕正君退席、委員長着席〕  まず、高橋先生は感性教育ということが専門家でおありになるのですが、私は先ほどのお話を聞いておりまして、法制化をすれば教育現場の対立を解消できるというふうなお話がちょっとあ...全文を見る
○山本正和君 そこで、これはどう言ったらいいんでしょうか、学校というもののあり方、私も実は一九四九年から高校の教員をしていたんだけれども、当時、宿直制度があった。校長等が若い教員が泊まったら一緒に泊まってくれたこともある。いろんな話もした。それから、先輩ともいろいろ話もした。酒も...全文を見る
○山本正和君 もうあとちょっとしかありませんので、堀尾先生にお伺いしておきたいんです。  私も、実は特別権力関係という言葉を久しぶりに、何十年ぶりかに聞いて昔を思い出しました。勤務評定反対闘争というのが昔あった。先生を勤務評定して、校長が五段階でつけて、だれだれ先生はAで、だれ...全文を見る
○山本正和君 時間が参りました。  どうもありがとうございました。
08月05日第145回国会 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第6号
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○山本正和君 社会民主党の山本でございます。  安川公述人にお伺いしたいと思うんですが、七十代の日本の男性は大体かなり厳しい戦争経験を受けているんです。その中で安川公述人にはわだつみの会の戦没学生のことで大変な御苦労をいただいている。  私は、今の学生諸君が恋を語り、あるいは...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。  今度は所先生にお伺いしたいんですけれども、先ほどアメリカの青年は「星条旗よ永遠なれ」を誇りを持って歌う、日本の子供はだめだ、こういうお話があったんですが、アメリカは、フランスやイギリスから、ヨーロッパから移民でやってきて、ヨーロッパの植...全文を見る
○山本正和君 済みません。お話し中でございますが、ちょっと時間が余りありませんのでもう少し短く。
○山本正和君 団長、もう時間が余りございませんので、大変申しわけないんですが、小林先生、大変きちっとした形でいろいろとお教えいただきまして感謝いたしますが、最後に、小林先生がこれからの日本の国旗・国歌のあり方について四つの提言をされましたけれども、具体的には今正直言いまして国会の...全文を見る
○山本正和君 もう時間が来ましたので、ありがとうございました。
08月09日第145回国会 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第8号
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○山本正和君 思いのたけは本会議の反対討論で言いたいと思いますので、きょうはそうじゃなしに、特に総理の見解をお聞きしておきたいのは、学校というものは、いわゆる命令とかあるいは強制とかいうものじゃなしに、本来、校長や教員が十分な協議をする、話し合いをする、あるいは児童生徒の状況を見...全文を見る
○山本正和君 思っていただくじゃなしに、そうあるべきだというお考えでよろしいですね。命令や強制等じゃない立場で学校というものは運営されるべきものだというふうにお考えだということでよろしいですね。一言だけでいいですから。
○山本正和君 私が今言っているのは、文部省が学習指導要領を定めて、その学習指導要領に定められていることにすべて反対してこんなものはぶち壊せ、こういうことを勝手にしていいという話をしているんじゃないんですよ。そうじゃなしに、学習指導要領に基づくことを指導するにしても、校長や教員が十...全文を見る
○山本正和君 そこで、これはもう文部大臣から聞いておりますから確認するだけでいいんですけれども、現在の学習指導要領の中における日の丸・君が代の扱いは、これを斉唱させるとか掲揚させるというふうなことはかなり厳しく書いてある。しかし、君が代の由来や歴史、これについての指導の部分は極め...全文を見る
○山本正和君 お答えの中で何か私は言葉が歯の奥に引っかかっておるような気がして、国会は言論の場ですから、もっとざっくばらんにおっしゃっていただきたいと思うんです。  要するに、今まで現実問題として日の丸が国旗として使われている事実、君が代が国歌として歌われている事実は何人も否定...全文を見る
○山本正和君 それでこそやっぱり人柄の小渕総理だと私は思います。  それはそうとして、ちょっとこれはここで私は苦言を呈しておきたいんですけれども、綸言汗のごとしという言葉は御承知だと思うんです。総理という立場は非常に重たい、私はそう思うんです。総理になられたときに、私は、総理大...全文を見る
○山本正和君 私は、ただいま議題となっております政府提出の国旗及び国歌に関する法律案に反対する立場から討論いたします。  まず第一に指摘すべきは、これまでも学習指導要領を盾に学校現場で画一的に国旗掲揚、国歌斉唱が強制されてきたという事実であります。  広島県で、学校現場のさま...全文を見る
08月09日第145回国会 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会公聴会 第1号
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○山本正和君 長谷川公述人にお伺いします。  日本の国が大日本帝国憲法下で行った教育、これはすばらしいとあなたはお考えですか。
○山本正和君 ちょっと、質問にだけ答えてくださいね。  私は先ほどのお話を聞いておりまして、反国歌・国旗イデオロギーというような言葉を使われた。確かに昭和二十年代の段階で、戦争に負けて混乱する時代にありました。国家契約論もあった。そのことが今、日本国民の中にたくさん残っていると...全文を見る
○山本正和君 だとすると、国民の間で君が代の問題を議論するときに、君が代はかつてこう使われたという歴史を含めて議論すべきであるということについてはどうお考えですか。
○山本正和君 もういいですから、質問にだけ答えてください。
○山本正和君 委員長、聞いていないことだから、答えてもらわないでいいです。
○山本正和君 五カ条の御誓文を私らは暗唱して覚えて育ったのです。その中には皇基ということがある。ここに説明が書いてあるけれども、要するに、天皇が治める御代はいいことなんですよ、いいことを世界じゅうに広めなさい、すべて天皇のおかげで日本の国があって私どもの生活がありますよ、だから天...全文を見る
○山本正和君 それで大分安心いたしました。その意味がその辺ならよくわかる。  そこで、石川公述人にお伺いしたいんですけれども、私の時間があともうちょっとしかありません、四十二分までですので、その範囲内で最後にお答えいただきたいと思うんです。  本来、私も含めまして、戦争に負け...全文を見る
○山本正和君 あとまだ二分ほどありますので、私は升井公述人に一言だけお答え願いたいんですけれども、確かにいわゆる社会党や共産党という革新勢力と自称しておった、また新聞もそう書いていましたね。その舞台の中に私も含めて混乱があったことは事実だと思うんです。例えば、当時の日教組の中で、...全文を見る
08月09日第145回国会 参議院 本会議 第43号
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○山本正和君 私は、国旗及び国歌に関する法律案に反対の立場から討論いたします。  国旗や国歌は本来、すべての国民がその旗を掲げ、喜んで歌えるものであるべきであります。また、旗や歌は国民の誇りとしてその由来と意味を含めて国民に大切にされるべきであります。私は、我が国にこの意味にお...全文を見る
○山本正和君(続) 議長、不規則発言をやめさせてください。演説ができない。
○山本正和君(続) 国旗・国歌を小中高の入学式、卒業式で掲揚し斉唱させる旨の文部省の学習指導要領は、国旗・国歌の由来、意味については全く不十分な説明にとどめ、ひたすら形式的な掲揚と斉唱を強制するものとなっています。児童生徒に国旗・国歌についての意義を教えるとするならば、当然その由...全文を見る
11月11日第146回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○山本正和君 午前の海老原委員の質問に対して人事院総裁からいろいろとお話がございました。それを聞いておって気になるもので、ちょっとここで確かめておきたいんです。  本来、人事院というのは労使の間の完全な中立機関でなくちゃいけない。そして、本来いわゆる政治だとかあるいはいろんな世...全文を見る
○山本正和君 そんな君、歴代の総裁と違うことを言うやつがおるか。国民の納得を得られるような勧告をするのが人事院の役割だなんて言った方は一人もいないよ。君、調べてごらん、ちょっとそれは。間違いなしに君、確信でもってそれを言うのか。どういうつもりだ。
○山本正和君 国民が納得するかしないかを判断するのは国会なんだよ。君たちは、いいか、人事院というのは、きちっと資料を整理して、そしてこれが公平であるというものをつくって政府に提案するんですよ。閣議で決めて、なおかつそれを国会でやるんだよ。あらかじめ国民の納得を得られるような勧告を...全文を見る
○山本正和君 何だね、国民の意向を把握するというふうなことも君たちはやるの。国民の意向を把握するといったら大変な調査だよ。  それから、それよりも、君は今言葉を変えたけれども、国民の納得を得られるような勧告をする、こう言っているんだよ。そんな権限がいつどこにあるんだ。どこに書い...全文を見る
○山本正和君 国民の納得を得られるような勧告をするという権限を君たちはもらっているのと聞いているんだよ。法律のどこに書いてある。官民較差を調べなさいと書いてある、ちゃんとこれは。さまざまな調査をするという権限はみんな書いてある、法律に。国民の納得を得られるような勧告って、どこに書...全文を見る
○山本正和君 人事院の、何でできているの、人事院が、それじゃ。行政官庁そのものじゃないんだよ、人事院は、いいかな。そんなこともわからぬことないよ。  どこに書いてある、だから、人事院が行政官庁で全く一体のものだと、政府と一体のものだとどこに書いてある。その根拠を示せと、君はいい...全文を見る
○山本正和君 何の法律のどこに書いてあると聞いているんだよ、法律の。それを言いなさいよ、法律のどこに書いてあるかを。
○山本正和君 何のために国会があるの。何のために三権分立しているの。行政機関というものはちゃんと一つここにあるんだよ。行政機関で働く職員がおるわけだよ。その職員の給与を、いろんな問題をどうするかということについて、人事院はなぜつくられているの。あなたはつくったときの経過の法律史を...全文を見る
○山本正和君 国民の意向が那辺にあるかということを調査するということと、納得が得られるものを出すということは違うんだよ。納得が得られるかもしれないということは当然自分が仕事をする以上思うのは当たり前ですよ。  しかし、あなたたちの役割はそうじゃないの。人事院というのは全く公平機...全文を見る
○山本正和君 それじゃ君、閣議決定は何でだ。人事院勧告出すよ。政府は人事院勧告をやるかやらぬかも全部判断するんだよ。まず政府がやる、第一義的に、内閣が。官房長官を中心とする給与関係閣僚会議できちんと議決をするんですよ。  それをあなたは、その辺の権限まで侵して、国会の権限までそ...全文を見る
○山本正和君 国民の納得の得られるようなものを私は出しましたと言うんだね、あなたは。間違いないか、それで。もう一遍言いなさい、それ。
○山本正和君 朝のあなたの発言の中でどういうふうにあなたが言っているか、自分で記憶がないの、今。あなたの朝の発言は極めて無礼だよ、国会に対して。もっと謙虚になりなさいよ。  それから、人事院総裁というものの本来の本務をしっかり勉強しなさいよ。歴代の人事院総裁が過去どんな苦労をし...全文を見る
○山本正和君 時間も二分しかありませんので、官房長官と総務庁長官に、ちょっとこれはいろいろな質問を全部省略しまして申し上げておきたいんだけれども、私は、参議院からお二人が内閣に入っておられると、大変、参議院としては、参議院の実態を知る立場からありがたいと思うんです。  ただ、私...全文を見る
○山本正和君 終わります。
12月14日第146回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○山本正和君 今までの広中委員、阿部委員の御質問の中にもあったんですが、私は総務庁長官にまず見解をお聞きしておきたいんですけれども、この法案の根っこにあるところをきちっとせぬことにはいろんな逆の意味のマイナスが生まれはせぬかということを心配するわけです。  長官も公務員として誇...全文を見る
○山本正和君 ですから、今から人事院がいろんなものをおつくりになる、また各省庁でいろんなものをおつくりにならなきゃいけないんですが、それと非常に絡んできますから、総務庁としての責任も重大だろうという意味で、ぜひ御努力いただきたい、こう思います。  そこで、ちょっと人事院総裁に私...全文を見る
○山本正和君 初めからそう言っていただければこの前のようなことにならなかった。  そこで、今度は人事院の方に質問ですが、私が心配するのは、先ほどもお話がありましたけれども、例えば私は薬剤師の第一回の国家試験に合格しておるんですよ。初めて国家試験制度になりましてね。そして、同僚の...全文を見る
○山本正和君 そこで、ぜひ一つ、最初に申し上げましたように、公務員というものの重要な役割という観点からその辺はしっかりと検討していただきたいと思います。  率直に私は言いますが、私どもよりも前の世代の人は、役人になって引退したら、普通の一般職でやめても二階建ての家ぐらいに住めて...全文を見る