山本正和

やまもとまさかず



当選回数回

山本正和の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第151回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第1号
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○山本正和君 ただいまから金融問題及び経済活性化に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○山本正和君 ただいまの櫻井君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本正和君 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に真鍋賢二君を指名いたします。(拍手)     ─────────────    〔真鍋賢二君委員長席に着く〕
03月22日第151回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○山本正和君 大臣が就任されて私は初めての質問ですから、まず御就任おめでとうと、こう申し上げておきます。本当に、若いときの片山大臣を私は知っている者の一人として、そういう意味でお喜び申し上げます。  ただ、ちょっと今のやりとりを聞いていまして、これは年寄りの言うことだと思って、...全文を見る
○山本正和君 これは大臣を含めてお役所の皆さん、ぜひ何らかの格好で、国民にわかるような格好で、行政改革とはこういうことですよということをもっとわかりやすくパンフレットか何かでつくっていただきたいと私は思うんですね。  例えば、私は田舎で大分老人会なんかで仲がいいものだから話をし...全文を見る
○山本正和君 ちょっと資料をもらって調べたら、いわゆる単一国家、イギリスやフランス、日本も単一国家ですが、そうすると、人口当たりの公務員の数、中央省庁と地方公共団体、これを見ると、日本が中央省庁で十二・五、イギリスが三十七・四、フランスが五十七・三と。そして、アメリカが十五・四、...全文を見る
○山本正和君 副大臣、現に今座っておられるわけですし、政務官も座っている。だけれども、その今座っておられる方々がどうこうとか言うんじゃないんです、私は制度としての問題を言っているので。ただ、そうやって座られた以上は、行政府を代表する立場で座っておられるわけです、これ。今度はもう立...全文を見る
○山本正和君 人事院総裁もちょっとおっていただいたらいいんですけれどもね。済みません、どうも。  今、本当にすばらしい御質問をお聞きしておりましたが、私どもの党は女性と男性の議員の数が全く一緒でございまして、ところが実働部隊は女性の方が二人多くて、男の方が少なくなって、次の選挙...全文を見る
○山本正和君 どうもありがとうございました。  総裁、どうぞ。  そこで、赤字地方債という言葉が今言われておりますし、午前中もこの問題についての御質疑がありましたが、私は、正確な名前は赤字地方債でないんですけれども、特例債ですか、この特例債という言葉を聞くと、やっぱりこの国の...全文を見る
○山本正和君 今の大臣のお気持ちは私もよく理解できますが、ただ問題は、なぜこんなに地方が赤字になっていったのか、追い込まれていったのか。率直に言いますけれども、一九八〇年代はこんな状況じゃなかったですよね、一九八〇年代は。九〇年代になってからばたっと来たわけです。  ほとんどそ...全文を見る
○山本正和君 私は、ですから地方が今から何か事業をする段階で、これはどこの県も市町村も今議論されているようですけれども、住民参画というか、例えばここで道路を、今計画はこうなっていますよ、これをつけようとすると。そうすると、これだけのお金が要りますよ、地元の負担はこれだけですという...全文を見る
○山本正和君 実際に、今、総務省ができて、かつての郵政省なんかも含めて大変大きな省庁になったわけですけれども、私がやっぱり心配しているのは、本来あった自治省という、これは戦後できた省ですよね。そして、本当に日本の民主主義というか地方自治というか、そういうもののために大変な役割を果...全文を見る
○山本正和君 終わります。
03月27日第151回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○山本正和君 大分お疲れになったかと思いますが、私も久しぶりに四十分という時間をいただいたもので、ちょっと質問の前に少し今の地方税や国税、国の財政の問題を含めて見解を申し上げて、もしよろしければ大臣からも見解を承りたいと思います。  一九八〇年代のしまいごろから九〇年代にかけて...全文を見る
○山本正和君 ひとつ与党内でもかなり厳しい御論議をしていただきますように。  きょうは、きょう出されております法案の中でそれに触れていろいろと問題を聞いていきたいんですが、まず自治体がいろんな意味でどんどん仕事の量がふえてきていると。また、住民の要求も大変大きいと。そして、正直...全文を見る
○山本正和君 ひとつ地方との十分な協議の中で今の点は進めていただきたいと思うんですけれども、基準財政需要額というものが示されておるのが一つの地方自治体としては財政の指針になっているわけですけれども、これ、新しいものを出しましたよと、その出した意味はこういう意味ですから、皆さんこう...全文を見る
○山本正和君 これ、お金がどれぐらい自治体はかかっているかと、これはちょっと質問の通知をしていなかったかね。──なかったら大ざっぱでいいんですけれども、大体自治体に対して、この廃棄物処理についてどれぐらいの費用がかかってくるか、もしその辺ちょっとあれば。
○山本正和君 一般廃棄物はちょっとおいて、産業廃棄物については、これは建前としては本来国が扱うと、しかしそれを地方自治体に委託する格好でやっているわけだけれども、これは外国等の例を見ると、例えばアメリカでは大分厳しいものについては国がやると。ドイツも同様な感じ。それから、州に任せ...全文を見る
○山本正和君 国が廃棄物の減量その他、適正な処理についての計画を推進すると、こうなっているというのは、それは今どこまで、そしてその自治体との連携はどういうふうな格好でやっているのか、その辺ちょっと教えてくれませんか。
○山本正和君 環境省としても技術的、財政的な支援を行うという構えを持っているわけでしょう。  そこで、何か千七百億とかいう数字も出ているんだけれども、もうちょっとその辺、具体的に説明してくれませんか。ちょっと、どうも環境省がどこまでタッチしておって、それで都道府県がどういうふう...全文を見る
○山本正和君 というふうなことなので、そこで総務省に私はお願いしたいんですけれども、正直言って、市町村は今この問題で、ちょっと私が聞いた話ですが、五百件ぐらいの、五百カ所ぐらいですか、この問題でトラブルが起こっているのは、全国の市町村で。そして、恐らくトラブルが起こっていないよう...全文を見る
○山本正和君 形としては、いわゆるルールというか、仕組みとしては一応体裁は整っているんですよね、確かに。ところが、現実問題としてはなかなかそうはいかない。特に、産廃の場合は、これは業者がどんなに頑張っても今の利益を上げようとしたらきちっとした価格にならないんですよね。  これは...全文を見る
○山本正和君 最後は環境省が判断をすることになるんだろうと思うんですが、今、そういう状況を含めて十分慎重に対応していただきたいと、こうお願いしておきます。  そこで、実は、そんなことも含めて県内でいろいろ議論がありまして、三重県の知事は、何といいましょうか、石原さんのまねじゃな...全文を見る
○山本正和君 いろいろ議論が出ている理由には、今もちょっと局長の方からお話があったけれども、さまざまなやっぱりいろんな影響といいましょうか、各方面に与えるあれがあるもので、なかなか結論は出にくいんですけれども、やっぱり本来から言ったら、この産業廃棄物の問題は何とかならぬのかしらん...全文を見る
○山本正和君 実は、三重県の超党派の県会議員団がこのことを大分勉強しまして、矢持のことから端を発したもんですから矢持研究会という名前で産業廃棄物の処理だとかなんとか、いろいろと超党派の議員団が勉強して、私のところにもいろいろと言ってきているんですけれども、どう言ったらいいんでしょ...全文を見る
○山本正和君 私は、いろんな昔の人を顔も思い出すんだけれども、昔の人と言ったらしかられるか、滋賀の知事をして、さきがけをつくった武村さんが、八日市の市長をしてそれから滋賀の知事になって、彼は自治省の出身ですよね、今の大臣もそうだけれども。昔の自治省の若い人は地方へ行ってどんどん新...全文を見る
03月29日第151回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○山本正和君 厚生省からもきょうは来てもらっていますが、恩給というのは、この制度ができた明治以来ずっとあるわけですけれども、もともと恩給の制度というのはいわゆる旧大日本帝国時代から、私どもは大日本帝国に育った男ですから、そういうことをずっと考えると、お国のために戦って、あるいは亡...全文を見る
○山本正和君 私は、今の遺族会がどう動いているかについて若干の批判がありましたが、それは置いておいて、やっぱり国家が背負う責任を果たしている一つの行為なんだろうと思うんですね。  ところが、この前から、実は去年から大分やかましく私言ってきまして、特に歴代官房長官にはこのことをい...全文を見る
○山本正和君 一言。総務大臣。
04月02日第151回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号
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○山本正和君 後ほど宮澤財務大臣にはいろいろとお伺いしたいと思います。  初めは金融担当大臣にちょっとお伺いしておきたいんですけれども、金融担当大臣、元大蔵省があって、そこに銀行局があって、そしてさまざまな業務がずっとあって、それを金融担当大臣のところに引き継いでおられるという...全文を見る
○山本正和君 四郎さん。
○山本正和君 国民が大変心配しておるのは、どういうふうになっているんだろうかということがわからないということからくる不安感もあると私は思うんですよ。  ですから、今の大臣が御説明になったようなことが国民にわかりやすく、これは確実に使ってしまいました、しかしこれはこういうことでま...全文を見る
○山本正和君 それとあわせて、大臣、これはもう要望だけでお返事は要りませんが、大臣もそういうお気持ちだろうと思いますけれども、やっぱり責任の所在の追及ということはきちんとされると、この金融問題については。そこのところは政府はきちっとやりますよという意思表示も同時にやっていただきた...全文を見る
04月03日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○山本正和君 久しぶりに文教委員会にやってまいりまして、町村大臣にいろいろと御意見を伺いたいんですが、初めに、この法案については私どもは衆議院では反対をいたしましたが、参議院では賛成をいたします。これは別に内部の矛盾ということじゃなしに、よく勉強した結果賛成ということでございます...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。
05月24日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
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○山本正和君 遠山文部科学大臣は三重県桑名市の小学校を卒業されているのでありますが、私のちょっと先輩になりますけれども、同僚が遠山大臣の小学校のときの担任をしておりまして、本当にすばらしい子供だったと。もう一人男の子で大変ようできるのがおりまして、二人がクラスの星であったというよ...全文を見る
○山本正和君 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  それで、先ほどまたお話がありました文化庁の問題なんかも含め、ちょっと私も大臣が文化庁で苦労しておられる時分を思い起こしたり、また、もう退任されて大分なりますけれども、佐野事務次官が文化庁長官をしている時分に私はいろんな話をし...全文を見る
○山本正和君 遠慮をして数字を言われないんですけれども、せめてフランスぐらいのところまでとは言っていただきたいなと思うんですけれどもね。フランスと一遍にはいかぬにしても、近づけると。目標はやっぱり持っていただきたいというふうに思います。  そこで、今度は今の日本の教育の問題で、...全文を見る
○山本正和君 大学の先生方も本当に苦しんでおられると私は思うんですよ。  ことし六十一になったので広島大学を退官しましたといって私が教えた子が手紙をくれまして、大学の教員でもいろんな悩みがあるという話を聞かせてもらったんです。それで、次男坊が慶応の文学部の教授に四月からなったん...全文を見る
○山本正和君 そこで、初中局長が座っておられるからひとつ答弁をしてもらいたいと思いますが、教員がやっぱり一番頼りにするのは校長なんですよね。校長というものがしっかりしているところに入った教員は幸せなんですよね。ところが、悪い校長につかまるとこれは大変ですけれども、それは仕方ない、...全文を見る
○山本正和君 あと二分ぐらいあるんですかね。  では最後に、ちょっと要望だけしておきますが、中央教育審議会の役割というのは極めて私は大きいと思うんです。ただ、心配するのは、総理大臣には時々私的諮問機関と言われて勉強する機関がつくられます。しかし、何といっても教育のあり方について...全文を見る
05月29日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○山本正和君 きょう、梶原委員にかわりまして私の方から質問いたしますが、梶原委員は私よりも十年ほど若いので、ちょっと私の方は古い話をいたしますが、御容赦いただきたいと思います。  実は私も四年ほど前に通産省の政務次官をちょこっとやらせてもらいました。そのときに通産省の歴史もちょ...全文を見る
○山本正和君 そこで、実は石油ショックがありましたね。そのときも通産省は大変な苦労をされて、サンシャイン計画というのをその中からつくられた。そうしたら、堺屋前大臣が、彼が小説にも書いたりしておりますけれども、そのサンシャイン計画というものをつくるときに、彼はその下っ端だったという...全文を見る
○山本正和君 ちょっと数字でいいますと、電源地域振興策、この中に立地なんかも入っておるんです。これは立地がかなり大きいんですけれどもね。これは千七百億使っていますよね。ところが、何と原子力発電の安全性、信頼性の向上等、二百六十二億なんです。これは余りにも極端だと思うんですね。地域...全文を見る
○山本正和君 去年の二万何千件というやつは切っちゃったんですよね。もっと本当はあったんですけれどもね。  私は、ことしは十二万円見るというように安くしてしまってももっとふえると思うんです。そのときは堂々とちゃんと補正で、これ値切らずに組むと。これは大臣、いかがですか。
○山本正和君 それで、私は実は、ネパールだったと思うんですけれども、日本が太陽光発電の屋根を寄附して、初めて電気が使えたというんで、何も燃やさずに、物すごい喜ばれていると。あるいは、モンゴルでやっぱり同様に日本のある企業がやったとか、大変なんですよ。  かつてトランジスタが出さ...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。
05月29日第151回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○山本正和君 この法案が通った場合には規制緩和にかなりなるんだと、こういうふうなことが言われております。ところが、どうも私もいろいろ心配な部分がたくさんあるので、この法律が通ったことによって具体的に一体どこが緩和されるのか、それからまた一般の国民視聴者にとってどんなメリットがある...全文を見る
○山本正和君 これは放送法ですから、今の視聴者とそれから事業者の関連からいっても、不特定多数じゃなしに特定の視聴者と特定の業者との間の関連ですよね、一応感じとしては。したがって、放送の場合はそうじゃなしに広げてありますよね。それから通信の方は、一定のそれぞれの契約関係というか、が...全文を見る
○山本正和君 もう時間がないので、これは仕方ないから要望だけにしておきます。  例えば、メールでも勝手に出した方が、どんどん出せる、こっち側は何も希望していないのに来たと。そうしたらその人は金を取られるんですよね、来たのに。そんなものはやっぱりおかしいので何とかいい方法はないか...全文を見る
06月14日第151回国会 参議院 総務委員会 第15号
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○山本正和君 実は、質問を用意して通告をしたんですが、けさ来の質問をずっと聞いておりまして、若干準備した質問と違った形でいくかもしれませんが、御了解をいただきたいと思います。  いろいろと科学技術が発達していって、そして特にこの分野は大変な発展といいましょうか、場合によっては変...全文を見る
○山本正和君 けさの日経新聞で、「高速ネット淘汰の波」、「三井物産、ADSL事業断念」、「通信大手次々参入 ベンチャー苦戦」、「光ファイバー・CATV 主役争い三つどもえ」とか、こういうことがいろいろ載っているんですね。しかし、いずれにしても、日本の国が光ファイバーで取り組んでき...全文を見る
○山本正和君 具体的にいろいろとお考えだろうと思うけれども、大臣という立場で言葉は出しにくくなると思うんだけれども、ひとつぜひ温めていろいろと提起していただきたいと、こういうふうに思います。  そこで、今お金の話が出たから、ちょっとまた財務省の方に質問するんですけれども、NTT...全文を見る
○山本正和君 財務省、どうもありがとうございました。これで結構ですから、財務省の方。  今のような数字が出て、これは大臣、どうですか、現在の価格に直したら五兆八千億のお金のものを、今まで上手に売ってきたものだから十三兆五千八百億円というお金が国庫に入っているわけですね。そうする...全文を見る
○山本正和君 そこで、ちょっとまた話をもとに戻します。  今度の法律を改正したということの理由に、やっぱり外国からのいろんな議論等も含めて、そこでいわゆる非対称規制の整備あるいは卸電気通信役務制度ですか、ちょっと舌をかみそうになったけれども、こういうふうなことが入った。これは国...全文を見る
○山本正和君 そこで、今度またちょっと今のお話で、国際的なこともあるんだろうけれども、いわゆる大きなNTTグループというものがある、そこがあるために、参入しようとしてもいろいろ難しいというような要素からこれが入ったと、こういう話なんです。ところが、私はNTTが今まで国民生活に非常...全文を見る
○山本正和君 数字の方を。
○山本正和君 どうもありがとうございました。  やっぱり減っているんですね、確実に。というのは、田舎から私のところへやってきたのが銀ぶらしたんですよ。そうしたら、昔は銀座はあちらこちら公衆電話がたくさんあったのに、ないと言うんですよ。それは、銀ぶらする若い人たちにとっては、これ...全文を見る
○山本正和君 それで、特にこれはモラルの問題なのかもしれぬけれども、電車の中だとかあちらこちらでやっていると。近所迷惑とかいろいろありますけれども、放送する程度でやっておるんだけれども、あんなもの本当は電車に乗ったら携帯電話が使えぬようなことはできると私は思う、技術的に。そんなと...全文を見る
06月19日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○山本正和君 社会民主党の初めての質問でありますので、冒頭、大阪の池田小学校の児童の皆さん、また教職員の皆さん、保護者の皆さんに対してお悔やみと、そして本当に大変でございましょうけれども頑張っていただきたい、こういうことを申し上げておきたいと思います。また、政府は十分に速やかに対...全文を見る
○山本正和君 そういう格好になっているんですが、その重みの問題ですね。これは、三条委員会、八条委員会とありますが、ここが八条委員会になっているということについての位置づけはどういうふうに位置づけられているんですか。これは副大臣、ひとつどうぞ。
○山本正和君 したがって、総理大臣の認証を経ているわけですね、中教審の委員の皆さんは。文部大臣が選んで、総理大臣の認証だったですか、認証でなく承認だったかな、ちょっとそれを。
○山本正和君 現在は。現在もそうですね。どうですか。
○山本正和君 ちょっと私もそこを調べて、まだ内閣の承認を経ていると思ったんですけれども、現在は違うんですね。そうすると、少し中教審が格下げになったのかな、これは。有馬先生のときまでは格が高かったんだけれども、今はちょっと格下げになったんですかね、何かちょっと心配ですが、いずれにし...全文を見る
○山本正和君 実は中曽根内閣のときに臨教審というのができまして、臨教審が中教審を飛び越えるような形でいろいろな活動が行われたんですね。それからずっといろいろあります。あるんですが、特に印象が強いのは臨教審と今度の国民会議なんですね。これ以外にこの種の、総理直轄のもとでこういう教育...全文を見る
○山本正和君 それからあとは。
○山本正和君 というふうなことだろうと思うんですね。したがって、その時々の総理大臣がこれはどうしても必要だと思って勉強したいということでそういうことをおつくりになることはあるだろうと思うんですね。しかし、やっぱり国の政治の流れといいましょうか、我が国政府がとってきた政策の流れとい...全文を見る
○山本正和君 どうも今度の法案ぐらいに一生懸命に提案しているようには思えないんですね。今度の法案は大変熱心に、急激に効率的に取り組まれているように思うんですけれども、こういう本当に国民が、またお父さん、お母さんが悩み悲しんでいる問題をどういうふうに解決するかということの取り組みは...全文を見る
○山本正和君 そこで、ちょっとお聞きしたいんですけれども、中教審の第十五期、第十六期答申というのを私もずっと読んだんですよ。本当に何というか今の状況の中で真剣に苦労されて、いろんな提言をされているんですね。これは政府の施策の中では具体的に、例えば本年度予算の中ではどういう位置づけ...全文を見る
○山本正和君 中教審の答申がありますと、全部、歴代大臣が、これは中曽根さんで、これは町村さんで、これは目の前にお見えになる有馬先生ですが、それぞれいつも中教審の答申を受けて談話を出されるんです、大臣が。それで、その中で、ひとつこういうことをやりましょうと言っている。ここにも書いて...全文を見る
○山本正和君 そこで、この教育改革プログラムを私ども見て、ここには確かに中教審との関連がずっと書いてあるんですよね。生涯学習から始まっていろいろあります。しかし、ここには、平成十二年の九月現在というやつで、去年の九月ですね。ことしはこれと同じようなものをまたつくって書くわけですか...全文を見る
○山本正和君 ですから、その新生プランというやつが本年度予算とかんでいる、こういうわけなんですね、言い方は。ところが、教育改革プログラムの方は、国民会議とは関係なしにずっと出ていますからね、これは。教育改革国民会議の方は全然ないんですよね、プログラムの方は。新生プランの方は国民会...全文を見る
○山本正和君 それが今度の法案と絡むから私はしつこいぐらい言っているんですよね。中教審というものがあって、中教審に基づいていろいろ議論して、予算もかませて、平成十二年の九月に教育改革プログラムができているんですよね。その後、国民会議なる私的諮問機関が答申したことを受けて、そして慌...全文を見る
○山本正和君 もうこれはこれ以上言っても仕方ありませんし、もうやっていることだからね。  ただ、私が心配するのは、やっぱり時の総理大臣というのは、そのときそのときの政治というものについていやでも応でも一番重大関心を持たざるを得ないんですよね。また、総理として自分なりの政策という...全文を見る
○山本正和君 そうすると、教育改革という道筋を考えた場合に、うんとまだ先に到達点がある、それへ行くための最初の出発に当たっての当面の法案がこれですと、こういうものなんだと。したがって、目的に達するためにこの法案というものは最初の一歩にすぎないのであって、これが通らなかったらもう何...全文を見る
○山本正和君 それでは、これから後まだ三回ぐらい質問できますから、大臣の本音を聞きながらということで、きょうは終わります。
06月21日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第13号
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○山本正和君 大分お疲れかと思いますが、また質問いたします。  この前は総論ということでやったんですが、きょうももうちょっと総論をやっていきたいんです。  法律をつくる、新しい立法をする、あるいは現にある法律を変えていくというふうなことは極めて重要な問題なので、その部分で質問...全文を見る
○山本正和君 今の趣旨はこれでいいんですが、政府が、要するに行政機関、各省庁ですが、それが政策をまさしくやろうとする場合には事前評価を行う、こういうふうなことが言われているんですが、事前評価というものについてちょっと御説明を願いたい。
○山本正和君 今のお話で、国民生活に重要な影響を及ぼすというようなことも当然入るということですけれども、それよりも事後評価、またずっとやっていく中で、政策をつくってやっているということに対して、これは必ず見直しをしなさいと、そしてまた国民の前には情報を提供して、こういうことをやっ...全文を見る
○山本正和君 いずれにしても、これは従来、お役所がいろいろやっていく、計画する、あるいは実施するいろんなことについて、情報公開も十分しながら、そして自分たちが今まで決めてやってきたことに対する十分な調査、そしてその中で何が問題かということをきちんと整理してやっていく、やっていった...全文を見る
○山本正和君 総務省、どうもありがとうございました。  そこで、文部省に今度は聞くんですが、当然この政策の評価に関する法律というのは、これは現政府にとって、というよりも小渕さんからずっと継続してきている政府にとって極めて重要な法律であると。文部省はこの法律に基づいてどういう準備...全文を見る
○山本正和君 いずれにしても、これは閣議で歴代文部大臣もずっと入って議論された内容でもあろうと思います。ですから、当然こういう法案が通った場合、あるいは通るというふうな状況の中で、文部省としてももう初めからわかっているわけですから、対応するような格好で行政というものは執行されるべ...全文を見る
○山本正和君 それは知っているよ。それはそのとおり。国民生活の問題。
○山本正和君 今度の三法案は私は国民生活に非常に大きな影響を与えるものだと思うんですよ、いずれにしても。大学に飛び級なんていったら、今の高等学校の子供たちにとっては大変な事柄ですよね。大学経営者にとっても大変な事柄。それから、恐らく本気になって学問の場にある研究者あるいは大学の先...全文を見る
○山本正和君 ですから、法律がきょう委員会通過で、あしたどうも本会議で通過らしいんですけれども、明日になるとこれは通過するんですが、今までの段階ですから、これからはこうなるという話、今の副大臣の話で、これからはこの法律が通った以上はちゃんとそれに適用してやっていきますと今受けとめ...全文を見る
○山本正和君 ということは、これは三年たったら、場合によっては見直してもいいことになるんですね。この法律案には見直し規定も何もないんですよ。ところが、大体新しいものをやるときは見直し規定を普通入れるんですよね。これは与党側からもいろいろと御心配の部分がたくさんあったように、みんな...全文を見る
○山本正和君 評価の結果、見直すこともあるということでしょう。
○山本正和君 官房長はどうも心配しておられるようだけれども、余り心配せずに素直に読んだらいいので、要するにこの法案に基づく中身というのは、政策というものは国民生活に極めて重要な影響がある、これはもう大臣がお認めになったとおり。皆さん方も多分そうですよね。そして、それについては政策...全文を見る
○山本正和君 そこで、今度は少し法案の中身に入っていきたいと思うんですが、教育国民会議で大分議論されたと。御苦労だったと思うんですね。また、一月に新生プランをつくられた。これも文部省も相当苦労したと思います。苦労するのはいいんだけれども、理論的な苦労はされたようにも思うんですが、...全文を見る
○山本正和君 委員長の許可を得てお配り願った資料をちょっとごらん願いたい。  これ、例を二つ持ってきたんですよ。体験活動といったら皆さんどういうことを考えておられるのか。これは我が文教委員会の委員の先生方もひとつぜひごらん願いたいと思うんですけれども、小学校で体験活動をする場合...全文を見る
○山本正和君 そこで、私は体験学習の問題で特に文部省にこの際要請しておきたいんですけれども、本当に全国で体験学習がどういうふうに行われているか、その中でやっぱり全体として学び合えるものがどういうものがあるか、こういうものの調査をぜひやっていただきたい。そして、それを交換すること自...全文を見る
○山本正和君 局長の言われたようなことをやっていることは私は知っているんですよ。そうじゃなしに、各現場がそれを読んで、ああなるほど、こうやったらいいんだなと、今の話で総合学習だとかあるいは教科学習に絡めた中での体験活動がどう行われているかというような形で、それを各学校が交流し合う...全文を見る
○山本正和君 ぜひひとつそういう格好で取り組んでいただきたい。そしてまた、今のこの政策評価のやつもその中からまたやるといい評価が出るかもしれぬし、そういうことをぜひお願いしたいと思います。  そこで今度は、これもどうしても誤解もあるし、私も腑に落ちぬのが飛び級なんですよ。飛び級...全文を見る
○山本正和君 大臣の言われることはそれなりに私もわかるんです。ただ、問題は現実どうなるかということなんですよ、私どもが心配しているのは。要するに、高等学校の二年生からでも大学へ行ける道が開けたと、この部分が広がっちゃうわけです。それは特別な者なんですよと何ぼ言っても。  それは...全文を見る
○山本正和君 大分はっきりしてきて、よくなってきたんですけれども、要は四月一日にこのことができると法律になっているわけですから、そのできるということを使って、そしていろんな大学院のある大学がそういう自分のところへ募集活動を任意に勝手にやれるというようなことはさせないようにする、そ...全文を見る
○山本正和君 ちょっとおしまいの語尾の方があれなんですけれども、要するに、大学がぼんぼん募集に行く、優秀な子を拾いに行くというようなことが四月一日からできるというふうなことはないようにできますということでいいですか。
○山本正和君 またこの次にします。きょうはこれで終わります。
06月28日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第16号
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○山本正和君 本日は、朝以来、具体的な項目についての確認質問といいましょうか、また問題点の指摘がずっと行われてまいりました。  今度の三法案がさまざまな立場から問題が指摘される、また法案提出の経過についてもいろんな議論、疑問が提起されているという状況ですね。そういう状況の中で、...全文を見る
○山本正和君 中教審ではそういう形でのまとめ方になると思うんです。  先ほど言いました尾鷲中学の事件ですが、そのときに実はそれ以外に大学騒動がありました。東大が占拠されて大騒動になった。もちろん昭和二十年代以後も学生運動はいろんな活発なことがありました。皆さんの大先輩の事務次官...全文を見る
○山本正和君 この前もちょっと申し上げたんですが、教育刷新委員会あるいは中教審というものができていった経過、またその当時の国会の論議等をずっと見てまいりますと、やっぱり政権というものはそのときの総理を中心にして、先頭にして、その中で自分たちの考えている政治方針を貫こうとするんです...全文を見る
○山本正和君 そこで、これはちょっと蛇足かもしれませんが、我が国は、明治憲法ができてから、いわゆる文部大臣、初めは文部卿と言ったんですが、ずっと続きまして、文部大臣になったのが明治十八年、森有礼が初代。遠山大臣は調べてみたら百二十六代。有馬先生が百二十二代。中曽根先生、それぞれ歴...全文を見る
○山本正和君 そこで、少し各論に入りますが、いわゆる奉仕体験活動、この前もちょっとお聞きしまして、きょうも同僚議員からいろいろとお話がございました。  実は、私どもの時代というのは、奉仕というとすぐ勤労奉仕と思うものだから語感が非常によくないんです。私の隣の日下部先生というのは...全文を見る
○山本正和君 副大臣はちょっと遠慮して物を言っておられるのかわからぬのですけれども、ずばり副大臣も御自分の感覚で、今ここで私もちょっとヨーロッパや、これを見てみますと韓国もやっているし、中国はちょっと違いますから、これはもう全体主義国家ですから、命令一下ですからちょっと違いますが...全文を見る
○山本正和君 大変わかりやすい答弁でありましたけれども、どうもそういうふうに余り伝わっていないんです。何かやっぱり法律で決めちゃって、固定的に、今の子供はだらしないから、奉仕する精神がないから世の中へほうり込んで、十日間ぐらい、いやでも応でも、尻ひっぱたいてでもやらせいと、こうじ...全文を見る
○山本正和君 それでは、ひとつそういうことで各県の教育委員会にも、奉仕活動というものについては、国会においてこういう答弁をしたし、本来の趣旨がこうであったということで十分周知徹底していただくようにお願いしておきます。  いろいろと他の国のいい例を全部持って集めたんですけれども、...全文を見る
○山本正和君 実は私は裁判官訴追委員も兼ねておるもので、裁判官の奥さんが何かいろいろあってということで、その人の問題が議論された。そうしたら、仮に訴追されて免職になったとしても、五年たったら裁判官に戻れるんです。その間、何も悪いことをしなければ、裁判官の場合。  裁判官というの...全文を見る
○山本正和君 局長の今の最後のところは大変私は大事に思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  率直に言いまして、教員も人間であり、そして家庭も持ち、子供も生まれる、あるいは交友関係でいろいろなこともある。そうすると、例えば自分の子供が事故でも起こして何かしたときにショッ...全文を見る
○山本正和君 では、今のことでひとつ不適切云々の問題についてはそういうことであれしたいと思います。  今度はちょっと質問じゃなしに改めてまた要請をしたいんです。  私は、今の学校の置かれている状況、これは大学も含めてですが、大変に困難な状況だと思うんです。特に、非常にまじめに...全文を見る
○山本正和君 ではもう一点。それでは最後に、今度は遠山大臣にひとつ、決意まで言っていただかなくてもいいんですけれども、先ほどちょっと言いましたけれども、教育の世界で生きてきて、そして大変な今の政治の難しい状況の中で大臣をおやりになっていると。  ただし、私はこう見ると、そのとき...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。  終わります。
08月07日第152回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○山本正和君 ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  本院規則第八十条の八において準用する第八十条により、年長のゆえをもちまして私が会長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより会長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしま...全文を見る
○山本正和君 ただいまの中原君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本正和君 御異議ないと認めます。  それでは、会長に直嶋正行君を指名いたします。(拍手)     ─────────────    〔直嶋正行君会長席に着く〕
10月30日第153回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○山本正和君 きょうは、大学教育、特に法律家になる人たちの教育とか、あるいは医学、薬学のところをちょっと聞こうと思っておったんですが、その前に、午前中亀井委員からお話がございましたし、今、畑野委員からお話がありましたので、ちょっと私も触れておきたいんですが、学校というのは私は役場...全文を見る
11月20日第153回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○山本正和君 ちょっと初めに委員長にお願いしておきますが、山本香苗委員の質問のようなことをひとつぜひ文教委員会全体で議論できるような機会をまた理事懇等で御検討いただきたいと思っております。  そのお話の中に小野事務次官のお話もあったんですが、文部省の皆さんは他の省庁と違って本当...全文を見る
○山本正和君 今、放送大学の話がありましたけれども、私も実は放送大学を大分前に見に行って、将来展望なんかの話も聞いたんですが、実は、高等教育局長がお見えですからお聞きしておきたいんですけれども、大学における通信教育、これがアメリカでは非常によく発達している。日本でも大分進んではき...全文を見る
○山本正和君 ぜひひとつ御検討願いたいんです。  それから、フィンランドでは小学校の子供に一台ずつパソコンがついている、そういう教育をやっているんです。恐らく日本も、森内閣のときに森さんがそういうことを言われたんですけれども、やがてそういう時代になっていくとパソコンを使った教育...全文を見る
11月21日第153回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○山本正和君 十三年ぶりにこの国民生活調査会での発言をさせてもらうわけですが、随分昔と違った感じで、大変勉強しておりますが、調査会は今から三年間かかって国会並びに政府に対して我々が調査したことを報告する、こういう任務があるわけでして、したがって二十一世紀のかなり何十年間か、何十年...全文を見る
○山本正和君 しっかりやってください。  終わります。
11月27日第153回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○山本正和君 どうも時間が大分長くなりまして御苦労さんでございます。  実は、私は一九二七年生まれなもので、いわゆる旧大日本帝国の教育を受けたわけですね、戦争が終わるまで。戦争が終わったときに改めてもう一遍大学へ行き直したんですけれども。  それで、私どもの世代から言わせると...全文を見る
○山本正和君 藤原先生、それをやっていけば私はできるだろうと思うんですが、国の施策としてそういうことを取り組んでやろうとなった場合には、当然教員もそのことを勉強せぬといけませんし、支援の条件もつくらなきゃいかぬですよね。しかし、そういうことは先生の御体験からいったら可能じゃないか...全文を見る
○山本正和君 それから、下谷参考人が考える力ということを言われたんですが、私も思うのは、私と同じ年の同じ田舎で、もう今は隠居したんですけれども、いわゆる建具屋さんです、子供のうち、高等小学校から建具屋さんでね。それがよく言うんですよ。おい、このごろ大学を出たやつは何にもできないん...全文を見る
○山本正和君 時間がないんですが、あと下谷参考人から、学校の姿というか、こんな学校の姿だったらいいんだけどなというふうなお考えはございませんか。  実際に中小企業で頑張っておられる経営者の皆さんや働いておる皆さんが、学校がこんなだったらもっといいんだけどなというふうな、こういう...全文を見る
○山本正和君 どうもありがとうございました。