山本正和

やまもとまさかず



当選回数回

山本正和の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第154回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○山本正和君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条第二項により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○山本正和君 ただいまの宮崎君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本正和君 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に加藤修一君を指名いたします。     ─────────────    〔加藤修一君委員長席に着く〕
03月19日第154回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○山本正和君 あと四十分ですが、しばらく頑張っていただきたいと思います。  まず、質問に入る前に、これは、今日は所信に対するあれですから、大臣にお願いしておきたいんですけれども、私どものちょうど息子の年齢がぼつぼつ役所でも課長だとか、あるいは部長候補まで行かぬけれども、かなりの...全文を見る
○山本正和君 今の副大臣のおっしゃったような事柄が私のところにもいただいておりまして、読んでみたんですけれども、確かにそれは大切なことだろうと思うんですね。  それで、私が今質問をいたしましたのは、いわゆる教員養成という学部の持つ意味、あるいはその地域に根差してずっと育ってきた...全文を見る
○山本正和君 今の学生の数の問題もありますが、実はそれの原因を文部省としても承知しておられると思うんですが、教員養成学部を出た学生が、その県の国立の教員養成学部を卒業した学生がその県の教員の採用試験に通る率が全国的にどんどんどんどん低下しているんですね。  なぜ低下しているのか...全文を見る
○山本正和君 これは局長にお聞きした方がいいと思うんですけれども、教員採用試験等の問題についての議論はずっとやっておられると思うんですけれども、こういう問題も含めて、これからもずっとお取組になっていくということでよろしゅうございますか。
○山本正和君 そこで、ちょっとこれは課長がお見えになったときにちょっと話したことがあるんですけれども、今の臨採ですね、要するに偏差値の試験みたいなものだから落ちたけれども、本当は子供が大好きで、それでちゃんと教員養成課程の大学を出たというのがおるわけですよね。  ところが、それ...全文を見る
○山本正和君 初中局長もここに座っておいでですから、今の件ひとつ、もしありましたら、ひとつ。
○山本正和君 それじゃ、これまた後ほど大学問題、教員問題で申し上げることがあろうかと思います。  今日はひとつ、それ以外にもう一つ、ロースクールの問題をお聞きしたいと思っておりますので御質問いたしますが、実は私も去年の例の九月十一日のテロの大騒動のときにワシントンに国会の視察に...全文を見る
○山本正和君 そこで、ちょっとこれ、文部省の方からいただいたんですが、ロースクールのことについていろいろ書いてありまして、何というか、法理論教育は中心としつつも実務教育の導入部分を併せて実施する、あるいは他の大学からでも入れるようにする、いや、他の学部ですね、法学部以外の方からも...全文を見る
○山本正和君 じゃ、また明日ございますので、よろしくお願いいたします。  どうもありがとうございました。
03月20日第154回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○山本正和君 どうも廊下の掲示を見たら、ほとんどの委員会は皆終わって、あと二つぐらいだということですね。一番まじめに勉強している常任委員会だと思うんですが、御苦労さんですが、もうしばらくひとつ委員の皆さんも役所の方も辛抱してください。  昨日に引き続いて、ちょっと高等教育の問題...全文を見る
○山本正和君 これは、一九四五年の敗戦までの日本の医学教育もずっとそれなりにあったと思いますし、それからちょっといろいろな歴史調べてみると、実は文部省というのは医政、お医者さんの政、医の政治ですね、医政も全部文部省の管轄だった、昔。教育の中に、文部省の中に、医学というかお医者さん...全文を見る
○山本正和君 それから、三月二十六日には国立大学法人についての若干、骨子というのが出ますね。そういうふうなことを含めて、高等教育の中でもいろいろ議論してもらっていると思うんですけれども、これは局長にお伺いしておきたいんですが、いわゆるお医者さんになるための高等教育を受けている人た...全文を見る
○山本正和君 今の局長のお話の中で、患者に接する問題等もありましたですけれども、要するに臨床実習とか、そういうふうな中での評価をかなり入れていくというふうなことが、当然考えておられるんだろうと思うんですけれども。年寄りの医者が、私どもと同じぐらい年寄りの医者が言うのは、近ごろの若...全文を見る
○山本正和君 そこで、今度は薬学教育のことでちょっといろいろとお尋ねしていきたいんですけれども、実は、薬学教育というと日本人は薬屋さんと、こう思う一般的概念があるんですが、薬学の歴史をずっと、特にヨーロッパの歴史を調べると、薬学というのは実は化学だったと、化学の専門の人たちが薬も...全文を見る
○山本正和君 ちょっと文部省の調査と、どうも私の方で調べたのと違うような気がするもので。  じゃ、最後は、ドイツではギムナジウムですよ、上級のね。上級のギムナジウムといったら、これはもう一番いい学校へ行くところですよ。この上級のギムナジウム三年を含めて十三年卒業した者が大学に入...全文を見る
03月29日第154回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○山本正和君 大変熱心に議論されて、持ち時間をオーバーされた方々もおられるぐらい熱心でございまして、大変私も感銘して聞いておりましたが。  大臣の所信の中で、私も非常にうれしく思ったのは、国民の生命、身体及び財産を守ることは国政の最も重要な責務であると、こういうことを強く主張し...全文を見る
○山本正和君 ということだと私も承知しておるんですよ。ですから、まず、各省庁がそれぞれ取り組まなきゃいけないことになっていくんですよ。  ところが、現実にばあっと起こると、大津波が起こると、その場で物すごくいろんなものがどんどこどんどこ要るわけですね。それに対してどうするかとい...全文を見る
○山本正和君 私の方で調べた資料では、十年以内に起こる確率、あるいは何十年以内と確率ありますね。そうすると、東南海も、それから今の静岡を中心にしたあの付近のやつも全く一緒になっているんだけれども、この数字は間違いないでしょう。
○山本正和君 要するに、何といいますか、先ほどの議論の中で住民に不安を与えてはいけないというふうな配慮、そういう行政の配慮、これは当然だと思うんですけれどもね。ただ、こういう数値については正確にみんなに告知させておいて、そしてその中でやっぱり住民の中の声を受けていくべきだろうと、...全文を見る
04月11日第154回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○山本正和君 実は、この著作権の問題については、私も質問を一問ぐらいにしようと思っておったんですが、ちょっと調べてみたら大変な苦労があった歴史が出てまいりまして、特に私が尊敬している昔の文部省の事務次官をしておった佐野文一郎さんが課長をして、著作権課長をして、またその当時に安達さ...全文を見る
○山本正和君 大変取り組んで、今からまた更に取り組んでいこうと、こういうお答えですから、しっかりやっていただきたいと思うんですけれども。  ただ、位置付けが、実際は学習指導要領に書いてある事柄が学校で現実にどう教えられて、また、教科書ではどういうふうに扱われているかという問題に...全文を見る
○山本正和君 これは、日本が、例の何とも言えない空白の十年間と言われているその出発点で、アメリカから特許権の侵害でぼろぼろにやられたんですよね。結局、今、今度二十一世紀の社会の中で、やっぱり特許権、商標、これの著作権という問題が国際社会の中での様々な議論になるわけですよね。アメリ...全文を見る
05月23日第154回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
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○山本正和君 午前中来、すばらしい有村先生に始まった女性の先生方の質問を聞いておりまして、大変勉強させていただきました。最後は男性でありますが、男性といってもちょっと七十五歳になる年でございますので、その辺は御理解のほどをいただきたいと思います。  今日は、本題に入る前に、実は...全文を見る
○山本正和君 大変御苦労が多いかと思いますが、しかし今のお話聞いていますと、いろいろな角度から真剣な検討をしておられると、こういうことですので。  ただ、国際的に見て、四年というのはもうほとんどおらぬと、OECD加盟国の中でね。そういうふうな実態がありますので、文部省の責任で日...全文を見る
○山本正和君 大臣は本当に戦争中のあの一番激しい中で教育を受けられておられますから、だから教育というものについてのお考え方もいろんな日本の苦難を越えてきた時代を顧みながら議論されると思うんですね。  しかし、私一番心配で仕方ないのは、いわゆるアメリカ式の合理主義と言ったらいいの...全文を見る
○山本正和君 その副大臣のおっしゃることも、確かにそういうふうな気持ちでお作りになったんだろうと思うんでよく分かるんですが、私が心配するのは、確かにそれは、商社にあって、それで外国にも行って英語がぺらぺらしゃべれる、あるいは外国生活もあるという人が英語を教えたら、なるほど中学校や...全文を見る
○山本正和君 大臣も、それから文部省全体としても、教員になるのにそんないい加減な者がなったらいかぬというお気持ちは変わらぬと思うんですけれども、正直言いまして、これは田舎の話ですよ、田舎のとんでもない、ちょっと変わったところで考えてみてくださいね。おい、おれ、うちには金もあるし別...全文を見る
06月04日第154回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○山本正和君 まず、私は、実は参議院の宿舎に電話が掛かってきたり電報が来たりしまして、教特法に反対してくれと、こういうふうに言われた。大分やいのやいのと言ってきて、電話で掛かってきた人といろいろ話をいたしました。そうしたら、今度の教特法の改正というのは、勤務評定に使うんだからけし...全文を見る
○山本正和君 そういう大臣の御答弁でひとつ通していただきたいと思うんですが、ただ、衆議院での、今日の午前中ありましたけれども、答弁だとか、それから先ほど私も聞いておったんですけれども、やっぱり誤解を招くようなことが飛び交うわけですね。  私は、恐らく先ほどの政務官の御発言は御自...全文を見る
○山本正和君 そこで、研修は十年たってやるということは私は別に悪いことじゃないと思いますし、毎年毎年もっと研修はしっかりやった方がいいと思いますけれども、一つのけじめですからね、やってもいいだろうと、より効果的にしたらいいと思いますが。  ただ、心配なのは、例えば高等学校で、教...全文を見る
○山本正和君 そこで、実は、小学校の場合は発達段階が大変六年間で大きく変わってくるわけですね。これはまたこれで大変なんですけれども、小学校の教員をお互いに研修するときの議論はいろいろできるんですよね。ところが、どうも前の文部大臣がお見えになるのでやりにくいんですけれども、大学の教...全文を見る
○山本正和君 要は、特に国立大学の場合、私立大学の場合を問わず、アカデミックフリーダムという立場を尊重しながら研修が行われるということだろうと私は思うんですね、大学の場合は。そのことは、大学の先生たちに逆に自信と勇気を与える、また意欲を与えるということだろうと思うんです。  正...全文を見る
○山本正和君 ということは、政令かあるいは通達かは別にして、何らか手を打たれるというふうに思うんですが、私は是非、これは研修に参加した者から、今回行われた研修についての感想というか、逆評価です、下の方から。この企画は良かったと思うか悪かったと思うかと全部必ず聞けと、どこが悪いかと...全文を見る
○山本正和君 それでは、ひとつ様々な誤解がある部分を是非解いて、そして本当に日本じゅうの教職員が、先生の本務は子供を教えることもだけれども研修であるということが更に徹底するように、それも、先ほど言われた職務研修と自主研修とある。両々相まっている。しかし、実は、相まっているんだけれ...全文を見る
○山本正和君 終わります。
10月18日第155回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○山本正和君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条第二項により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○山本正和君 ただいまの宮崎君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本正和君 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に福本潤一君を指名いたします。(拍手)     ─────────────    〔福本潤一君委員長席に着く〕
11月19日第155回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○山本正和君 午前中からいろいろと私がお聞きしたいというようなことも含めて各委員の皆さんから御質問がございまして、なるべく重複しないように質問したいと思うんですが。  やっぱり大学はこのままでいいと思っている人は大学人も含めていないだろうと思うんですね。何かやっぱりもっときちん...全文を見る
○山本正和君 今のおっしゃるような趣旨のことが、やっぱり具体的にそれぞれの大学の特色なり、あるいは置かれている条件の違いなりということも含めて、かなりいろんなことを配慮しながら第三者評価というものはやれるんですよということが十分に伝わっていないような気がするんですよ、私は。  ...全文を見る
○山本正和君 ひとつ是非、今、局長が答弁された形に基づいて、事務的にもひとつ遺漏なくやっていただきたいと、こう思っております。  そこで、実は私は、どうも旧制度の教育を受けた者なものだからそういうふうに思うかもしれないんですけれども、専門職大学院、現在ある専門大学院あるいは一般...全文を見る
○山本正和君 ですから、何か、今、ロースクールだったら法務博士となるわけですね。法学博士というのは、従来のままのものは置くわけですか。それは、その下に、ロースクールを出た人は法務博士をもらって、また法学博士をもらうんですか。その辺はどういうふうな関係になりますか。
○山本正和君 大体、少しそこら辺で分かったような気がするんですが、ただ、アメリカやフランスの例でいくと、博士号の問題も、ドクターの称号を持つ学位、哲学博士が最高位の学問学位であると。これは文部省からもらった資料、調査室だったかな、に出ているんですが、哲学博士というのはそれは日本の...全文を見る
○山本正和君 いわゆる我が国における状況ということについての問題点、いろいろあると思うんですけれども、何と言ったらいいんでしょうか、要するに専門職大学院というのを作ったと。それが高度の職業人というか、専門的な職業人の養成というふうな形が強くなっていくと。そうじゃなしに、大学の目的...全文を見る
○山本正和君 実は、私は、一九七〇年ごろだと思うんですけれども、初めて日本の国で中学校が荒れた時代、高等学校でない、中学校ですよね。その前に、六〇年ごろにアメリカの「暴力教室」というのが出て、これは高等学校の子供たちが暴れていた。ところが、それから間もなくして日本の中学校が荒れる...全文を見る
11月21日第155回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○山本正和君 今日はどうも三先生とも、大変お忙しい中、ありがとうございました。  私は無所属の会でございまして、現在、政党に所属しておりませんが、国会改革連絡会という会派を作っておりまして、その代表という格好で質問させていただきます。  私は、実は旧制の学校教育を終えた者なも...全文を見る
○山本正和君 どうもありがとうございました。
○山本正和君 もう先ほど法科大学院のことでいろいろと考え方申し上げましたので、ひとつ今後大学改革の中でそういうものも十分に加えて、そして今から法律が通ったらいよいよ政省令、規則等になるわけですから、その辺の段階で十分に考慮していただきますよう希望いたしまして、終わります。
11月21日第155回国会 参議院 法務委員会、文教科学委員会連合審査会 第1号
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○山本正和君 大分お疲れかと思いますが、もうしばらくお願いします。  提案理由の説明等も聞きましたし、また、いただいた資料の中にもいろいろとその意義付けが書いてあるわけですけれども。私、率直に思うのは、一般国民の中に国会で論議するその論議が十分に伝わっていくかどうかと、それが非...全文を見る
○山本正和君 かなり具体的に御説明いただいたんですけれども、この法律案要綱等をずっと見ていきますと、「法曹の養成は、国の規制の撤廃又は緩和の一層の進展その他の内外の社会経済情勢の変化に伴い、」と、こういうふうなものが初めに付いて、そして、だから今までじゃなしに今度はと、こういうふ...全文を見る
○山本正和君 本当に、是非ひとつ勉強しなければ駄目よというのがまず法科大学院で模範を示すということをお願いしたいと思うんですが。  ただ、私、実は裁判官訴追委員会なんかも一、二回出て、そのときに思ったんだけれども、裁判官というのは本当にその人の判決によって長い間刑務所に入れられ...全文を見る
○山本正和君 そういうことは、今から各大学が考える中でそういうものを当然期待しているということで承ってよろしいですね。  それから次に、これもちょっと気になるのは、我が国は裁判で争うというのは割合、日本人の気持ちになじまないというような長いあれがありまして、私の実は中学の同級生...全文を見る
○山本正和君 それでは最後に、文部科学大臣の方にお聞きしておきたいんですけれども、先ほどお話ししたように、法学部ですね、大学の、これはやっぱり今のままではいかぬような気がしてならないんだけれども、大学改革の中で、法学部の中での大学院の位置付け、これについてはどういうふうなお考えか...全文を見る
○山本正和君 どうもありがとうございました。