山本正和

やまもとまさかず



当選回数回

山本正和の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月20日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○山本正和君 今日は、朝から大変委員の先生方のすばらしい御質問を聞いておりまして、やっぱり国民の前にもうちょっと文教委員会の宣伝と言ったらおかしいけれども、こういう議論をしているよということをやっぱり何とか聞いていただきたいと、こういう気持ちで一杯でございます。  ちょっと初め...全文を見る
○山本正和君 ひとつ十分に中で議論をしていただきたいと思います。  特に、初中局はこれからもしそういう質問が出たら大変だと思いますから、議論をしておいていただきたいと思いますが。  それからもう一つ、これは質問に絡みはしますけれども、これもちょっと今議論があったのでお話しした...全文を見る
○山本正和君 そこで、これはお配りしてなかったんかいな、文科省の設置法について。これは、文科省の設置法というのを作ったのは、これはいつですか。最初、元文部省。
○山本正和君 実は、その前に、戦争に負けて、占領軍によって我が国はこうせいああせいとみんな言われて、そして、例えば教壇におった教員もあるいは役人の皆さんもパージ食らって辞めさせられたり、もうしょっちゅういろんなことがあったんですね。そのときに文部省無用論があったことは御存じですか...全文を見る
○山本正和君 実は占領軍が文部省要らぬとやったんですよ。大変な圧力を掛けた。その当時、そして教育刷新審議会もいろいろあって、これはやっぱり文化省にしようという話だった。あとは中央教育委員会にしようと。中央教育委員会と文化省にしようと。大臣は元々文化庁が出身だから、本当は文化省にし...全文を見る
○山本正和君 そこまでの意味を説明してください。
○山本正和君 どれが主語でどれが述語ですか。それから目的はどういうふうになっているか。どれが形容詞ですか。
○山本正和君 ちょっとそうやって苦労せぬといかぬですよ、読むの。  言わんとする意味は分かるんですよ。どういうことを言おうとしているかという気持ちは分かるけれども、これ普通の、例えば中学校が義務教育ですよ、義務教育を卒業した者がこれを読んでちゃんとこれは的確に分かるだろうかと。...全文を見る
○山本正和君 ところが、それを教育の振興が目的じゃないかと、こういうふうに読む人もおる。どうです。
○山本正和君 だから、そういうふうに、それを、だからこれを読んで、今いろいろ議論しているようなことがはっきり分かるような文章の書き方が僕はあるだろうと思うんです、本当は。そういうことも含めて、文部省としては是非こういうことも含めて検討してほしいと私は思うんですね。  そこで、森...全文を見る
○山本正和君 いいか、じゃ、いいわ。  ひとつ、中教審の今度は答申を受けたわけですから、答申を受けた段階で文部省は学校教育法と絡めて十分に議論をしていただきたい。これは副大臣、特に大変御苦労を願っているところですから、どうですか、ひとつお願いを。
○山本正和君 ひとつ、学校教育法における小学校のこの八項目ですか、この中身は大変立派なものがあるということについて、その辺も点検しておいていただきたいと思いますね。  そこで、今度は中教審ですわ。中教審が、私も知らなかったな、あれは私は法律に基づいてできたと思っておったら、あれ...全文を見る
○山本正和君 その前に、今度のやつの前に、文部省の中にあった各審議会を組織令の方に回したときありましたね。しかし、そのときには中教審だけが置かれた。その中教審だけなぜ残ったか、その理由はどうですか。
○山本正和君 それより前です、もっと前。
○山本正和君 昭和五十何年かだ、設置法の改正が、そのときにほかの審議会全部取られて、中教審だけ残ったんです。
○山本正和君 それを今日は言おうと思って来たんです、中教審はいかに重たいかということを。それは、中教審の委員は内閣の承認が要ったんです。今度は違うでしょう。中教審の委員というのは内閣の承認を得るぐらい重たかったんです。実はこれは、今はだれが見ても中教審、格下げになったとしか思わな...全文を見る
○山本正和君 是非ひとつ頑張っていただきたいんですが、ただ私が先ほど言ったのは、歴代の文部大臣がサボっていたというんじゃないので、国の位置付けが、内閣の位置付けが正直言ってちょっと戦後金もうけに走り過ぎちゃって、日本の国が、位置付けが悪かったということを指摘したので。  要する...全文を見る
03月25日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○山本正和君 もうしばらく御辛抱を願いますが、質問に入る前に、有村委員から御発言のありました週刊新潮の件ですが、これは読まれたら質問されるのが当然だと思うんですね。当然、ああいう、こんなことがあっていいのかと思うのは当たり前ですから、御質問については私も大いに結構だと思うんですけ...全文を見る
○山本正和君 それだったら、やっぱりああいうことは確認できないという報告が三重県教育委員会からあったわけですよね。  しかしながら、こういうことが起こってはいけないからということで更に戒めの通知を出したと、それなら私もそれで結構だと思うんですね。そういうふうにちょっと聞こえなか...全文を見る
○山本正和君 実は、皆さんにまたお配りさせていただいた大瀬東作という人の、これは三重県の県史にも出てきますし、教育史にもいろいろ出てまいりますし、要するに義務教育国庫負担ということを国に対して要求して、明治から大正にかけて大変な苦労の中で取り組まれた方です。  そして、本当に人...全文を見る
○山本正和君 今回やったのが、だれが提案をして、どういうことが行われたというのを聞きたいんですけれどもね。  今までもずっとあるんですよ、確かに。しかし、今までは、何があっても、いわゆる給料、諸手当、退職手当、これが出発点、大正七年ね。それから昭和十八年に旅費を加えたんです、そ...全文を見る
○山本正和君 今の局長のお話で、いろいろ言っておりますけれども、中身を見ると、義務教育国庫負担制度の見直しに関連する具体的措置に入る前に、どういう発想であるかというのが出てくるんです。その発想は、地方の裁量拡大の観点から定額化、交付金化に向けた検討に直ちに着手すべしと、こういう言...全文を見る
○山本正和君 本当に大臣、副大臣お二人とも、十分御理解だと思いますし、信念を持っておやりになると思いますので、それは私もひとつ是非頑張っていただきたいとお願いしたいと思います。  そして、併せてちょっと一言触れておきたいんですけれども、この報告の中に、教員の給与を人確法なんかで...全文を見る
○山本正和君 本当に今も大臣がじゅんじゅんとお気持ちをおっしゃりましたし、先ほどは副大臣から固い決意を伺ったので、これでもうつまらぬこと質問しません。  しかし、実は、これを逆に、ここから巻き返しをしていただきたいんです。やっぱり国が一番大事なのは教育なんだということを政治の場...全文を見る
03月26日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○山本正和君 今日、文部省というよりも、地方分権推進会議の方に少し質問をしていきたいと思っておりますが、その前に、確認する意味で文部省の方にお聞きしておきたいと思うんです。  今日、今から質問していく中身も全部、義務教育費国庫負担法の、今度の法案に絡んでのことですけれども、私は...全文を見る
○山本正和君 今度の二千百億超えるお金を一般財源化したということは、どうも私の方の今まで聞いた意味では、報告によりますと、平成十四年の五月から六月とかけてやってきて、七月の段階でこの負担金の一般財源化に文部省が検討せざるを得なくなったと、こういうふうに聞いているんですけれども、そ...全文を見る
○山本正和君 これから後はちょっと構造改革会議の方に行きます。  地方分権構造改革、改革推進本部、これはどういうふうなものによってできたかちょっと調べてみたんですが、質問すると時間掛かりますから、調べてみると、内閣府本府組織令及び地方分権改革推進会議令と、こういうものによって設...全文を見る
○山本正和君 今のような構成ですよね。ですから、今のような構成だから、それは常識的な意味での教育についての議論はどなたもお持ちですから、私は別にそれは言いませんけれども、教育行政で本当に苦労して、財政も含めて随分苦労したという方は少なくともいないんですね、市長さんも知事さんも。本...全文を見る
○山本正和君 そのとおりに書いてある、ずっとね。要するに、教員の数というのはこの義務教育国庫負担法によっていや応なしに決められてしまうから、したがって地方では裁量ができないとか、あるいは私立学校なら自由にやっておるし、あるいは高等学校ならばかなり余裕があるけれども、義務教育は余裕...全文を見る
○山本正和君 質問に答えにゃいかぬよ。あのね、文部省から聞いたかと聞いているんです。それだけだよ。
○山本正和君 私は、別に今日、事務局長をいじめようと思って質問しているんじゃないんだけれども、事実をやっぱりきちっと並べておいて議論しなければ国会の議論にならないので聞いているわけで、決してそういういじめるというふうに取らないでください。ちょっと私は声が大きいし、どうも何やら暴力...全文を見る
○山本正和君 これはあなたの大先輩の、久世さんがまだ参議院にいますしね。関根さんという消防庁長官をした人もおる。若いとき私らはその人たちと随分議論しているんですよ、これについても。そうしたら、こういうところの意味はいろいろ書いてありますと。しかし山本さん、よく読んでくれと。地方財...全文を見る
○山本正和君 それからその次に、今度は、十月の推進会議の「事務・事業の在り方に関する意見」がある。ここでかなり随分もう、文部省が要らぬと私は思うんだけれども、これだったらね。義務教育費国庫負担制度の見直しに関する具体的措置として、客観的指標に基づく定額化と、こう言っている。こんな...全文を見る
○山本正和君 私は、かつて三重県で大蔵省から来た総務部長さんと随分この問題もやり合ったことがありますよ。教員給与の問題ね。そうすると、財政の観点からいえばそういうことは極めて妥当性があるように聞こえるんですよ。  ところが、そのことが、じゃ、教育の、実際に学校現場にどういう影響...全文を見る
○山本正和君 これももう今から議論してもいかぬから、ちょっと私言うておきますから、中で議論してもらう材料を言うておきますから。  明治の時代に、その当時は一円というのは大変な値打ちですけれども、国が地方の義務教育の教員、小学校の教員のために一千万円という予算を作ったんだ。その一...全文を見る
○山本正和君 議論があったかなかったかということに対して、そういうことは皆さん知っているはずだというのがあなたの答弁だから、それ以上は私も今日は別に追及の場じゃないから言いませんけれども、皆さんの議論の中に、そういう議論を是非事務局長として、文教委員会でこういうことを言われました...全文を見る
○山本正和君 そこで、もうちょっと聞いておいてくださいね。私は、参議院で、学校教育の水準の維持向上のための義務教育諸学校の教育職員の人材確保に関する特別措置法案が参議院においては全会一致で自民党修正案が可決、成立したんです。その歴史をひとつ是非勉強していただきたい。自民党提案の修...全文を見る
○山本正和君 十七分まで。じゃ、もういいか。やめておくか。文部省はまたあしたたくさんありますから、じゃ、今日はこれで終わります。
03月27日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○山本正和君 三日間連続の質問でございまして大変こう、何となく気恥ずかしい気がいたしますが、今日はこの法案に対する採決までありますので、ちょっと私なりに今まで議論されましたことをまとめて、自分の感想はこれ申し上げっ放しにしておきます。  一つは、義務教育費国庫負担法に関する法案...全文を見る
○山本正和君 ひとつよろしくお願いしたいと思います。  今日はちょっと違った角度から大臣あるいは副大臣のかねがねお持ちになっているお考えを聞きたいと思っているんですが、学校の先生というのは、先生という言葉を使いますと、先生と言われるほどのばかでなしとかという言葉もありますし、そ...全文を見る
○山本正和君 副大臣、お願いします。
○山本正和君 それぞれ本当に御自分のお持ちになっておられる教師像今お聞きしまして、私も本当に感銘いたしますが、そういう意味で、国がやっぱりそういう教師を支えるんだと、そういう、本当に国が教育に対してどうするかということに一番大事なことは、先生がどうなんだというその観点を忘れないよ...全文を見る
○山本正和君 そうすると、現在では教職員の勤務実態調査というようなことについてはおやりになっていないんでしょうか。もしおやりになっておれば、いつごろやったということをちょっとお聞かせ願いたいと思いますが。
○山本正和君 そうすると、各都道府県が行った調査等については、文部省に対して報告はなされておるんですか。これは毎年やられているんだろうか、それとも何年かぶりぐらいにやるのか、その辺をちょっとお聞かせ願いたい。
○山本正和君 これは、確かにそういえば法律的にはそういうふうになっていると思いますが、ただ、今言いましたように、義務教育国庫負担法の問題等を議論するときには当然そういう教職員の勤務の実態というようなことも含めた議論を是非していただきたいと思いますから、一遍、これ平成十六年度ぐらい...全文を見る
○山本正和君 それでは、そこはまた今後の議論といたしますが。  現在、都道府県ですね、都道府県はこれについては実態調査をする当然役割を持っておると思いますが、どうですか。
○山本正和君 じゃ、これは是非一遍都道府県教育長会議等で議論をしていただくように要請しておきます。  それから、その次に教職員の勤務の問題ですが、ちょっとこれも先ほど触れましたけれども、確かにこれ、それぞれの教師によってまちまちと言ったらおかしいんですけれども、例えば担任をして...全文を見る
○山本正和君 そうなると、例えば校長が、この先生は昨日は校外補導で夜八時まで校外のあるところで指導したと、したがって今日は授業がないから、午前中で授業が終わるから、あと午後はうち帰って休んでいいですよと。そういうふうなことの勤務の割り振りも校長は当然されることできると思いますけれ...全文を見る
○山本正和君 ひとつ、その点、ちょっと都道府県によっては誤解をしているところもあるようですから、誤解のないようにこれはひとつ御指導をいただきたいと思っております。  それからその次に、そういう教職員の勤務するについてのいろんな勤務条件といいましょうか勤務の態様、これについては、...全文を見る
○山本正和君 そこで、その勤務条件はそうなんですけれども、例えば校長会あるいは地教委、連絡会あるいはPTA、そういうものも含めて、そして何かの教育関係の行事をすると、組合も含めてね、職員団体も含めて、そういうことが地方によってはたくさんあるわけですね。そういうふうなことについての...全文を見る
○山本正和君 それでは、どうもありがとうございました。  ひとつ、これから義務教育に対する国庫負担の問題が大変な問題になろうかと思いますけれども、文部省はひとつ、今日のこれにかかわるの、各委員、与野党超えて、掛ける願いは皆一つだろうというふうな格好になってきていると思いますので...全文を見る
04月15日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○山本正和君 質問に入る前にちょっと文部省の方に申し上げておきたいんですが、久しぶりに実は私、学校をちょこちょこ回ってみたんですけれども、そこでこの前質問いたしました大臣と副大臣の特に小学校の先生に対する思いという話をいたしまして、そうしたら本当に皆喜んで、ところが、いろいろ若い...全文を見る
○山本正和君 要するに、平成四年度から議論を始めて、五年度からずっと進められて今日に至ったということですね。私もちょっとそれを調べてみると、看護師等の人材確保の促進に関する法律というのが母法になってこういうことになったと。  実は私の母親が生きておったら百六歳になるんですけれど...全文を見る
○山本正和君 結局、アメリカでは医師と看護婦というのは、看護師というのはパートナーであると。縦の関係ではないんですよね。だから、学問的にもそういう意味で看護学というものは非常に高い位置付けをされていくし専門的な知識が要求されてくるようになってくるので、我が国も当然そこへ進むんであ...全文を見る
○山本正和君 そうすると、今のところはそんなに悪くないと、こういうふうな判断ですか、大体。
○山本正和君 そこのじゃなくて、今度は上の方を見てください。行政職が上まで行くと、例えば本省の課長になったら幾らで、ところが、それじゃ看護師さんの一番上の方はどこまで行きますか。
○山本正和君 それで、ひとつ是非検討していただきたいと思います。  特に、どうも日本の国はまだ昔の男女差別がある世界で、看護師さんも大体四十ぐらいになったら辞めてほしいというようなことを言う院長さんもちょこちょこおるんですよ、私立の病院なんか。だから、やっぱり職業でこれはずっと...全文を見る
○山本正和君 今のその四年というやつでというのと、それから六年というやつとの違いの議論は私も分からないではないんです。というのは、四年たって例えば薬品の製造工場なんかへ行く人だとか、それからまたそこから道が変わっていく人もおるわけですね。  ただ、医療を背負う薬剤師ということに...全文を見る
○山本正和君 これは決算委員会、本院の決算委員会での質問で、副大臣の方から、一年ぐらいの中で中教審等との議論も踏まえながら前向きに進めていきたいと、こういうふうな御見解を承っているんですけれども、これで、文部省の方針としては、そこでもう、そういう形でいくというふうに受け止めてよろ...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。  それでひとつ是非、副大臣、頑張っていただきたいと思いますが、大臣も先頭に立ってよろしくお願いしたいと思います。  じゃ、これで質問を終わります。
05月08日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
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○山本正和君 質問に入る前に、今の林委員からもお話がありましたけれども、私は、日本の国がいろんな長い歴史の中で、特にこの近代百年の中で、何はともあれやっぱり教育というものを非常に大事にしてきたと思うんです、国の施策の方向として。ですから、そういうものが、何か財政がおかしくなったと...全文を見る
○山本正和君 そこで、実はこの育英会法とそれから今度の支援機構法案、ちょっと見てみたら、目的のところがかなり表現が良くなったと私は思うんですよ。  この独立行政法人機構法案の方では、目的がこれは第三条に書いてあるんですけれども、「独立行政法人日本学生支援機構は、教育の機会均等に...全文を見る
○山本正和君 ちょっと、それで、お金の話を余りしたくないんですけれども、育英会、あるいは他の四団体ですね、これに対して国から補助金が出ているわけですね、ずっと。今、かなりの額ですけれども、しかし、それでは足りないという中でいろんな問題があって来ているわけですね。ところが、今度はこ...全文を見る
○山本正和君 一番心配しているのは、奨学生の数が、独立法人こういうふうにしたと、それによって今までよりも減ってきはせぬかという、その心配が一番あるんですよね。絶対それはないなと、逆に今以上に奨学金を受けられるように更に取り組んでいくんだと、こういうことでよろしいか、そこは。念を押...全文を見る
○山本正和君 それではひとつ是非よろしくお願いしたいと思いますが。  この概要をちょっと見ていくと、独立行政法人日本学生支援機構の中に、これは国立大学、それから文部省、それから日本育英会、それから四団体、公益法人の、これが向こうへ行くんだと、業務が。そして、そのうち継承公益法人...全文を見る
○山本正和君 見通しなんですけれども、いわゆるこの支援機構に対する国の補助金というのは、これ発足してからの話になるわけですけれども、今までのトータルされていた補助金よりは下回るというふうに予測しているのか、あるいはそれは関係なしに必要なものを補助金として請求していくんだと、これで...全文を見る
○山本正和君 だから、要するにその事業費は減らないということでいいですね。要するに、事務の合理化というふうなことはやるだろうと、機構の簡素化ね、それはやるかもしれぬけれども、事業の、事業内容は決して減らさないんだと、こういうふうなことで今の局長の話は受け止めていいですね。ちょっと...全文を見る
○山本正和君 恐らく私は財務省は切ってくるだろうと思うんですよね、何か言って。だから、そこはもう絶対負けぬということでやらぬと、ちょっと局長の今のお言葉では何かふらふらしている気がするものだからね。絶対にそういう、事務量の部分の合理化はするけれども事業量のことについては一歩も譲り...全文を見る
○山本正和君 それから、私は実は、内外学生センターという名前になってしまったんだけれども、昔は学徒援護会と、こう言ったんですね。それで、非常に懐かしい名前なんですよ。  それで、日本の国が、戦争がだんだん敗戦に近づいていく昭和十九年、二十年という時期、それから戦後の昭和二十年代...全文を見る
○山本正和君 要するに、今まで本当にこの四団体がやってきている事業の中で、本当に大切な事業は全部あるわけですよね。また、事実、そういうことが必要だということで事業を増やしてきたわけですよね、様々な要請を受けて。それが、こっちへ行っちゃったらなくなりはせぬかということで心配している...全文を見る
○山本正和君 そうすると、承継されるということで、ただ、こっち側の公益法人の方へ行くやつは、ですからペイするというか、収支とんとんでやれるものがこっち側へ行くんだということで、国が面倒を見なきゃいけないようなものはみんなこっち側へ承継されると、これでいいですね。じゃ、それはそうい...全文を見る
○山本正和君 この機構の目的の中で、第三条に、冒頭に、「教育の機会均等に寄与するため」という言葉が出ているんですね。その中にいろんなものを包含していると思うんですけれども、私は正に、教育の機会を与えるということについて国の責務と、そこがはっきりと憲法なりあるいは教育基本法から位置...全文を見る
○山本正和君 是非お願いしたいと思いますし、絶対額がずっと傾向見てみれば数字で出てきていますから、したがってそこの部分で頑張っていただくと。お願いしておきたいと思います。  私は、この法案、何といいましょうか、これもやっぱり独立行政法人という名前でどんどん来ていることに対して、...全文を見る
05月22日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
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○山本正和君 大変、今日は各党賛成の法案で、中身のある御質疑があったわけでありますが、私も若干質問をいたしますけれども、その前にちょっと、これは五月の七日の日にまた例の地方分権推進会議が、おかしなものと言ったらしかられますけれども、実施状況その他発表しまして、そしてどうも今までこ...全文を見る
○山本正和君 もうちょっと本当は具体的に、これとこれとこれを今後宿題として残っていますという格好で教えていただいた方がいいと思いますが、今の御説明でまた後、私ども勉強させてもらいますから。  そこで、実は去年の四月にもこの問題で質問をいたしまして、私は教科書の中での扱いをかなり...全文を見る
○山本正和君 これは、実は著作権法が昭和四十五年に初めて国会を通ったときに、隣の西岡先生が文部政務次官だった、今日出海さんが文化庁長官だったときなんですけれども、これを見たら、何と参考人も呼んでいるんですし、審議時間というのは大変な審議で、しかも内容を見ると、先ほどお話のあった著...全文を見る
06月03日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第17号
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○山本正和君 どうも御苦労さまでございます。  私は、実は六三三四制以前の旧学制で出たものですから、この大学問題、ちょっとピント外れなところがあるかもしれませんけれども。  私は実は旧制中学で、私どもの先輩、向坊隆先生が出ておられまして、同窓会なんかでお目に掛かりますと、もう...全文を見る
○山本正和君 小野先生、いかがでしょうか。
○山本正和君 本田先生もひとつ。
○山本正和君 本当に今大変な時代の中での大学人として御苦労をいただいているわけでございますが、それでもこの法案、衆議院の状況からいきましてもどうも多数決で通っていきそうな状況です。ただしかし、そうはいっても、これから今後改めるべきは改めなきゃいけないし、どうしてもちゃんとしていか...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。
○山本正和君 どうもお疲れさまでございます。どうぞよろしくお願いします。  最初に松尾先生にお伺いしたいんですが、先生からいただいたこのメモで、メモの二ページのところに、独立行政法人化の方向を検討という平成十一年の段階から国立大学法人像についてという最終報告に至る経過があったと...全文を見る
○山本正和君 そこで、今度の法人、今度の法案ですね、文部省の法案が、実はそれで私もそこのところは心配で検討したんですけれども、どうしてもやっぱりいわゆる独立行政法人のその施策の中に含まれている部分が脈々と生き残っておると、というよりも、そのポイントが抜けてないような気がしてならな...全文を見る
○山本正和君 これはひとつ、先生、是非また文部省とお話合いをしていただきたいと思いますが、私の方に聞こえてくる話は、やっぱり、法制局というものがあって、法律上の建前はいろいろあると、片や独立行政法人というものを作って行政改革をしようとしているんだと、その中の一環であるということを...全文を見る
○山本正和君 そこで、次に評価の問題について、これは田端先生、もう時間がありませんので、糟谷先生、お二人とも、こういうことを入れることがいかに困難であるかということについてのお話ございましたので、そこをもう少し御説明いただきたいと思うんですが、大学評価の方のですね。
○山本正和君 糟谷先生、お願いします。
○山本正和君 本当にありがとうございました。  私も、大学を変えなきゃいけないというのは大賛成ですし、改革に取り組まなきゃいけないというのは。ただ、いろいろと問題点とかあることをお聞きいたしまして、特に松尾先生からは、直接かかわられた立場で御苦労をいただいたと思いますが、今後と...全文を見る
06月05日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第18号
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○山本正和君 これは大臣がどういう立場で言っておられるか、一生懸命に取り組んでこられた経過から分かりますけれども、だけれども、三権分立といいますけれども、国権の最高機関たる国会なんですよ。国権の最高機関たる国会がまだ決定していないことを、閣議決定があるからといって、閣議決定を優先...全文を見る
○山本正和君 ちょっと整理をして、大臣もちょっともう一遍御自分がおっしゃったことを後で速記録見てもろうたら分かりますから。今のような形で、要するにこの法案が通過した場合にどういうことが必要かということのための準備をするということと、閣議決定がありますので、したがって国会の決定がま...全文を見る
○山本正和君 それでは、ひとつ是非休憩していただいて、理事会で協議していただきたいと思いますけれども。  ただ、もう一遍、大臣、言われる言葉の中で、ひょっとしたら間違って受け止められるかもしれないので、あえて老婆心、老爺心で言いますけれども、問題は、法案を提出したら、提出した場...全文を見る
○山本正和君 先ほど、大臣から、国会のいわゆる権限とかの、そういうふうなことについての誤解を招くような部分があった場合には閣議決定云々の部分については、その部分を取り消すことには別にやぶさかではないと、こういう御発言がありましたけれども、これは事実上、閣議決定云々という部分につい...全文を見る
○山本正和君 それでは、私、引き続いて質問をしてまいりますが、委員長、あと何分ぐらいありましょうか。
○山本正和君 そんなにまだあるんですか。  それじゃ、まずお伺いいたしますが、この本法案については様々な議論があるわけでありますけれども、実は国大協も、また文部省当局、事務局も含めてですね、歴代の文部大臣も、今日はここに前文部大臣、元文部大臣、三人お見えでございますけれども、歴...全文を見る
○山本正和君 独立行政法人化ということについて大変な懸念がそれぞれお持ちでございました。私も実はそういうことでこの独立行政法人ができた経緯をずっと調べてみたんですが、何と、既に独立法人になっているところ、箇所、国が従来しようと思っておったものを独立法人にしていったというのをずっと...全文を見る
○山本正和君 ですから、今度出された法案の国立大学法人というものは、要するに独立行政法人というんでは困る、だからこれにしたんだと、こういう御主張だと思うんですね。文部省の意向だと思うんですね。  また、国立大学法人というものが実際は、実は今度のこういう行革の中で、これは平成十一...全文を見る
○山本正和君 だから、今のお話聞いたら、文部省としての大学に対するいろんな思いというか、哲学というものがその中に、この今の局長のお話の中では出てこないんですよね。  独立行政法人通則法の中で独立法人の定義が書いてある、ちゃんとね。その定義を見たら、本当にもうこれはというぐらい腹...全文を見る
○山本正和君 副大臣がおっしゃったその気持ちは分かるんですよ。ところが、この独立行政法人通則法を適用するとなった場合には、独立行政法人通則法で言っている独立行政法人というのは、先ほど言いましたように、国が主体性を持って、責任を持ってやらなきゃいけない仕事じゃないと、そういうものを...全文を見る
○山本正和君 もう時間がないのでこの次にまた回しますが、もう一遍、ひとつ独立行政法人法というのがどういう根拠で作られて、そしてどういうものを対象に現在なっているかというのを見ていただきたいと私は思うんですよ。国の各省庁はたくさんありますよ。国のいわゆる機関が、その中核たる任務を独...全文を見る
06月26日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第20号
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○山本正和君 私は、質問に今から入るわけですが、主として、初めは行政管理局の局長さんに本当は大臣の代わりにということで質問しますが、ちょっとその前に、今日の質疑の中で気付いて、これは整理しておかなきゃいけないという部分がありますから、それを指摘をしておいて、また文部省の方の見解も...全文を見る
○山本正和君 ということで、それじゃ、今日はひとつ中央省庁等改革基本法という問題からお聞きしていきたいと思うんですけれども、世間一般にも言われておりますし、それからこの国立大学法人の問題でも議論されている中で言っているのは、やっぱり根っこはこの中央省庁等改革基本法、この論議からこ...全文を見る
○山本正和君 ということは、中央省庁等改革基本法の流れから出てきた、その中の改革の一環であるというふうに、いわゆる政府としては、政府というか内閣としてというか、いわゆる各省庁を統合したものとしての政府として、そういう考え方の下にこれが生まれてきていると。これは、文部大臣、それでよ...全文を見る
○山本正和君 そこで、この基本法からずっと生まれてきた中で、地方に任すもの、民間に任すもの、その他という形でこの独立法人ができたと、こう思うんですね。そうすると、今度のいわゆる国立大学法、法人化法ですね、これは要するに独立法人の流れの中に入っていったと。要するに、民間とか地方とか...全文を見る
○山本正和君 その異なる点を列挙してもらいたいんだけれども、挙げてほしいんだけれども、通則法で定められている重要なポイントは全部入っておるんですよね。例えば、予算は財務大臣と話をする、評価についても総務の評価を受けると、全体の、総括の評価を。この一番肝心なところは全部入っているん...全文を見る
○山本正和君 その部分はまた後ほど文部省に聞きますけれども、要するに、総務庁が、各独立行政法人たくさんある、それを統括的な立場から場合によっては評価する、そういう役割を持っておるんですね。それからまた、財務省はお金についても抑えるという役割を持っているんですね。そういう中における...全文を見る
○山本正和君 実は、文部省の中にあったもので既に独立法人になっているものについてのいわゆる評価委員会の評価あるいは勧告もちょっと見てみたんですね。しかし、全く他のものとほとんど僕は変わらぬと思うんですよ、流れはね、部分的には違いはありますよ、もちろん。  要するに、独立行政法人...全文を見る
○山本正和君 しつこいぐらい聞きますからね、というのは後に関連するから、私、言っておきたいんだけれども。  今のあなた方の立場、要するに各省庁を統括する立場からいった場合には、これは他の独立行政法人と一つの共通の枠組みの中にあるものだと、枠組み。特色はそれぞれありますよ、みんな...全文を見る
○山本正和君 そうすると、ちょっと具体的に聞きますよ。評価ということについては、他の独立行政法人とは全く違う観点からこれを行うと。極端なことを言ったら、学問の自由という非常に難しい問題がある。そういうことからいった場合の評価というのは、他のもののように、実績がどうだとかこうだとか...全文を見る
○山本正和君 そこが、だから私は、形がそうなっておるとしても、としても、当然他の独立行政法人とは違った位置付けであって、要するに、学問の自由だとかそういう問題については、これは評価し得ない。極端なこと言ったらおかしいですけれども、学問、研究というものはだれが評価するんですか。だれ...全文を見る
○山本正和君 これは、ちょっと今度は大臣に来てもらって、両大臣目の前に置いて質問せぬと、どうも局長さんでは難しそうだからこの程度にとどめますけれども、今日私が質問した趣旨を是非ひとつ大臣に御報告願って、そして、国立大学法人というものをこの通則法で扱っておるけれども、これはどういう...全文を見る
○山本正和君 局長さんの答弁はそれでいいんですけれども、何というかな、もっと理屈だけ言うなら、別に準用せぬでも全部と書いてあるじゃないかと、本当はね。そこまで言いたいけれども、それはおいておきましょう。  そうじゃなしに、私は大臣にお伺いしたいのは、両大臣お二人とも、我が国の国...全文を見る
○山本正和君 何というかな、大学がもっと自主性、自律性が必要だと、これはもうおっしゃるとおりだと思うんですよね。ただ、そういうことができない理由は何かといったら、国立だからできないんじゃないと私は思うんですよ、極端なことを言ったらね。  例えばヨーロッパでも、ヨーロッパはほとん...全文を見る
09月26日第157回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第1号
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○山本正和君 ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか...全文を見る
○山本正和君 ただいまの福山君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本正和君 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に沓掛哲男君を指名いたします。(拍手)     ─────────────    〔沓掛哲男君委員長席に着く〕
11月19日第158回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第1号
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○山本正和君 ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか...全文を見る
○山本正和君 ただいまの小川君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本正和君 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に沓掛哲男君を指名いたします。(拍手)     ─────────────    〔沓掛哲男君委員長席に着く〕