山本正和

やまもとまさかず



当選回数回

山本正和の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第159回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第1号
議事録を見る
○山本正和君 ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか...全文を見る
○山本正和君 ただいまの小川君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本正和君 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に沓掛哲男君を指名いたします。     ─────────────    〔沓掛哲男君委員長席に着く〕
02月05日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○山本正和君 大分お疲れだと思いますが、委員会での質問は、小泉総理とは厚生大臣のとき以来ですから、懐かしい思いですけれども、今日は時間が余りございませんが、NHKの放送時間十分の範囲内ということでありますけれども、一問一答でいきたいんですけれども、二、三分私の方で話をして、あとお...全文を見る
○山本正和君 本当に、総理も心からの強い思い入れをお持ちだろうと思うんですね。  私は実は今度の問題で、自衛隊の若い諸君がイラクに行かれた。佐藤さんという第一線部隊の指揮官が現地に溶け込みもし、大変苦労しておられる姿も見ました。みんな実は私の息子よりも年が下なんです。私の長男や...全文を見る
○山本正和君 時間ですので、終わります。
○山本正和君 最後でございますので、もうしばらく御辛抱願います。  先ほども申し上げたんですけれども、やっぱり今一番不幸な問題というのは、いずれにしても、現実に、場合によっては命が懸かるという仕事をしておられるイラクにもう既に行っている自衛隊の皆さんですね、この人たちに対して、...全文を見る
02月06日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○山本正和君 昨日もちょっと申し上げたんですが、今度のこの政府の決定されようとしてる事柄は、実は長い間、戦後、自民党が政権政党としてずっと取り組んでこられた、そして我が国の国是といいましょうか、いろいろあったことに対して重大な変更じゃないかと、こういう問い掛けがされていると私は思...全文を見る
○山本正和君 要するに、そうすると、長官の認識は従来の我が国の方針の中での行動であると、こういうふうに理解していいわけですね。  ところが、そうなると、今度は国民の間からいろいろ質問が出るのに分かりやすく答えてほしいと思うんだけれども、今度の自衛隊の行動は派兵ではない、派遣だと...全文を見る
○山本正和君 そうすると、ここは、今度は防衛庁に、防衛庁長官じゃなしに外務大臣に聞きたいんだけれども、我が国が過去において軍隊を外へ出した例がたくさんあります、戦争はしていないけれどもね。一つがシベリア出兵。これは派遣なのか派兵なのか、どっちですか。外務省。
○山本正和君 これは岸元総理が憲法の議論やあるいは日米安保条約の議論の中で度々言っておられる。その中に、軍隊を出動させると、海外に出すと、いわゆる派兵というと。しかし、その後、政府がいろいろなことを解釈していって、法制局長官がPKOのときに先ほど長官が言われたような話をしたんです...全文を見る
○山本正和君 これはどういうふうにそうしたら読みますか、あなたは、海外派兵ということについて。これは質問主意書に対する政府の答弁の中に書いてあるので、いわゆる派兵とは、一般的に言えば、武力行使の目的を持って武装した部隊を他国の領土、領海、領空に派遣することである。武力行使の目的を...全文を見る
○山本正和君 私が言ったようなことを想定しているのか想定していないかと聞いている。
○山本正和君 自衛隊が今度行くについて、武力攻撃があると、それに対しては武力でもって反撃するという事態を想定しているのか、想定していないかと聞いているんです。そこだけはっきり答えてください。
○山本正和君 極めてこれは、国際常識からいったら恐らくどこの国からもこれは武力の行使とは言いませんよと言わぬですよね。何、今兵器を使うと言ったのかな、兵器は使うけれども武力の行使じゃないと。そういう議論じゃない。やっぱり私は、今度は違うんですということを政府は堂々と言うべきなんで...全文を見る
○山本正和君 平和憲法下で成長された長官ですから、憲法を大事にして、今のお話、よく分かりますよ。  しかし、仮に、自衛隊は人道援助の目的でもって行くんだ、この目的で行ったんだ、行くんだと、行っている自衛隊が、そこの自衛隊の駐屯地に武装集団が仮に攻撃してきた場合、正当防衛だと、身...全文を見る
○山本正和君 向こうが攻めてくると、明らかにいろんな、迫撃砲だとか鉄砲を持ってどんどん攻めてくる、それを排除するということは戦いなんですよ。向こうを撃ち殺さぬことにはやっぱり撃ってくるんですよ、それは。排除するという言葉ではできないんですよ、戦いなんです。だから、攻めてきたら身の...全文を見る
○山本正和君 それは定義はいいんですよ。問題は、自衛隊が基地を造って、そこでいわゆる目的である人道援助や復興の協力しようとしていると。そこへ武装集団がもし攻めてきたら、排除するためにはこちらは武器を使ってもう相手を撃ち殺さないと仕方ないですよ、攻めてきたら。それはいいんでしょうと...全文を見る
○山本正和君 もう水掛け論になると嫌ですけれどもね。  私は、正当防衛というのは、裁判所でいろいろ争うときに、掛かってきたと、刀で掛かってきたと、こちらが振り払うときに、その刀で切っちゃう場合、あるいは刀だけを外す場合、いろいろありますよ、正当防衛といっても。だけどそんな、軍隊...全文を見る
○山本正和君 それじゃ、まあひとつ最高責任者の総理にこのことは聞くことにしましょうね。  ただ、私が申し上げておきたいことは、あくまで今度行った自衛隊は戦わないんですよと、要するに向こうが攻めてきたら正当行為として排除することはやりますよというふうなことを言っておったら、攻める...全文を見る
○山本正和君 それじゃ、通告がしっかり行ってなかったかもしれぬので言いますが、昭和三十二年の三月二十七日、岸総理の答弁ですが、海外派兵の問題につきましては、私は日本の現行憲法の解釈上もこれは認められないものであるという解釈に立っておりますと、したがってどこの国からどういう話があり...全文を見る
○山本正和君 要するに、従来の自民党あるいは政府の見解ですね、海外派兵はいたしませんと、そういう基本姿勢は何ら変わっていないと、こういうことをもうはっきりと政府の方針として外務大臣から今言っていただいたということで受け止めてよろしいね。  官房長官がお見えになったから、政府、今...全文を見る
○山本正和君 これはやっぱり、官房長官じゃなしに、総理にあしたまたもう一遍念押しで聞いておきたいと思いますけれどもね。  ただ、これは外務大臣に先ほど言われたし、今官房長官も言われたんだけれども、参議院で、本院で、自衛隊を作ったときに決議を上げているんですね。それには派兵とか派...全文を見る
○山本正和君 あのね、いろいろとおっしゃるけれども、「海外出動はこれを行わない」、こういう表現なんです、参議院の方は。派兵でもなければ派遣でもないんです。「海外出動はこれを行わない」と、これは院で決議したんです。時の内閣も、院の決議を重く受け止めますと、こう言っているんですよ。 ...全文を見る
○山本正和君 長官の立場からいえば政府見解という形にはならぬでしょうから、今の御答弁で、お話で、私もそれ以上無理なことを言うつもりはありませんよ。  しかし、PKOのときにも随分議論したんですよね。それで、その中でどうしたらいいんだと。ぎりぎり、しかし、政府としてはここまではと...全文を見る
○山本正和君 どうもかみ合わぬと言ったらおかしいけれども、何か心配しておられて、これは憲法違反をおまえやるのかといって言われたらかなわぬからといって心配しておられるような気がするんですけれどもね、私は。  一番大切なことは、一番大切なことは、自衛隊が今行っているわけです、既に。...全文を見る
○山本正和君 いろいろと丁寧に説明してもらいますが、要は、今のお話を聞いていくと、自衛隊はやっぱり戦ったらいけないんですよ。憲法で禁ずる武力行使はしないという気持ちでずっといかなきゃいけないよと、こう言っておられるんですね。そうでしょう。だから、しかしそうは言っても、私は、実際の...全文を見る
○山本正和君 そうすると、例えば今度行っている地域で何か事故が起こったと、事件が起こったと、かなり激しい状況になってきたと、騒乱状況になってきたというときに、それを例えば今度は北の方のバグダッドでもどこでもいいから移動をするというふうなことは防衛庁長官の命令でやれるわけですか。
○山本正和君 それから、仮に全土がもう一遍不安定な状況になったというときに、これを撤退を決めるのは総理大臣ですね、そうすると。それでいいですね。
○山本正和君 そこで、私はちょっと調べてみたんですよ。正直言って、今の五十代、六十代の人も含めて、四十代もそうだと思うけれども、日本の近現代史というのは、中学校、高等学校では余りみんな勉強してないんですよ、近現代史を。シベリア出兵というのはどんなことかと聞いたら、ほとんどの人が分...全文を見る
○山本正和君 時間が来たので、終わります。
02月09日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○山本正和君 大変御苦労をお掛けしておりますが、最初に渡辺参考人にお聞きしたいんですけれども、かなりこれは積極的に、これはいいことだと、いいことだと、当然我が国としてやらなきゃいけないことだと、こういう立場の御意見だったと思うんですけれども、同じ自民党の中で総理大臣も務められて、...全文を見る
○山本正和君 小川参考人はやむを得ざる措置だという言い方をしておられますね。  私も、実はこれは、ブッシュさんが何としてもやっちゃったからどうしてももうやらざるを得なかったんだよと、国民の皆さん、分かってくださいよというのが小泉さんの立場じゃないかと私は思っておるんですよ、これ...全文を見る
○山本正和君 私は、別に、小泉さんのことは、後で言うんだけれども、それは結構ですけれどもね。  ただ、これは、一応支持するという立場を取る以上は、あるいはやむを得ないという立場を取る以上は、将来について一定の展望というか、これはやっぱりこうなるだろうと、こうやってよくできるだろ...全文を見る
○山本正和君 本当に今のはなかなか核心の部分で、ありがとうございました。あと、今日は総理ともやりますから、しっかり聞くつもりですけれども。  一番、これは酒井参考人が今後の展望についてこういうことをしたらどうだ、ああいうことをしたらということを言って提案されておりますけれども、...全文を見る
○山本正和君 委員長、よろしいですか。時間が過ぎている。
○山本正和君 どうもありがとうございました。
○山本正和君 今日は七十代後半の者が次から次に現れて質問いたしますが、ひとつよろしく。  金曜日の日に、総理が退席された後、防衛庁長官と大分やり合いいたしましてね、そこで、総理がお見えになったときに念を押しますよと、こういったことからまず始めたいんですけれども、ちょっと先ほどの...全文を見る
○山本正和君 そこで、私は申し上げておきたいのは、これは何度言っても、現在の国会の状況からいえば、野党、与党の数からいっても今の流れからいっても、これは法案は通っていくだろうと。今日はどうも採決と、こうなってくるようですけれども。私は、そこで思うのは、これは本当は、昔は野党が少数...全文を見る
○山本正和君 そこのところを総理が、私ははっきり言っていただきたいんですよ。  まず、万一の事態と私は言っていますけれども、そういうイラクがもう再び戦闘状態に入るとか、大きな武装集団がどんどん襲撃してくるとか、大きなデモが起こってそこから暴動になるというふうなことは願ってもいな...全文を見る
○山本正和君 総理大臣を補佐する立場で言うのはいいんですけれども、私が今お聞きしていることはそういうことじゃないんです。それはもうこの前、六十分間にわたってしっかりやり合いしましたからね。そうじゃない。私が今言っているのは、そういう事態を受けて、しかも防衛庁長官も恐らくこれは戦乱...全文を見る
○山本正和君 本当に今の答弁で私もひとつ安心いたしました。  そこで、今度はそういう事態にならないためにというか、私は別にこの法案に反対なんですけれども、行った以上は成果を上げてほしいということがありますから、ここでちょっと外務大臣も含めて、我が日本の外交の立場から申し上げたい...全文を見る
○山本正和君 ひとつ何分ともよろしくお願いしたいと思います。  そこで、もう一つだけ最後に、国民の皆さんに対して総理から説明していただきたいと思うんですけれども、やっぱりこれは、日本国憲法の五十年間の中で来た流れの中で、どうしても今もう一遍国民が考え直さざるを得ない国際情勢の移...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。  時間で終わります。
02月25日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○山本正和君 質問の前に、ちょっとこれは外務大臣並びに防衛庁長官に申し上げておきたいんですけれども、私は、実は佐藤内閣のときの官房長官であり、また外務大臣もした木村俊夫さんと大変懇意であったと、昔からですね。この人が、岸談話、この前ありましたけれどもね、そういうものを含めて自衛隊...全文を見る
○山本正和君 質問の意味、勘違いしているから、もう一遍質問しますから、もう一遍答えてください。違うんだよ。
○山本正和君 軍隊というのは普通の会社と違いますから、私はそれを何も普通の会社と同じようにせいということを言っているんじゃないんですけれども、昔の我が大日本帝国陸軍でも、歩兵操典があり、作戦要務令があり、きちんと規律があったんですね。その中で、休憩時間から何からきちっとあった、毎...全文を見る
○山本正和君 指揮官は、恐らく何といいますか隊員の状況はよく知っているから、例えば一時間なら一時間たったら休憩だとか、あるいは昼食時間は何時間とか、ちゃんとその現地でやっておられると思いますよ。  だけれども、私が心配するのは、何か知らないけれども自衛隊が向こうへ行っていると。...全文を見る
○山本正和君 いや、長官の言う意味は分かるんだけれども、私が言うのは、例えばこれは正直言って、半年になるのか一年になるのか、これ分かりませんよね。しかし、少なくとも行く本人は、例えば二か月したら交代して帰ってこれるよ、あるいは三か月はせめておってくれよというものがあって行くのと、...全文を見る
○山本正和君 ひとつ是非検討していただきたいと思います。  そして、これは恐らく戦後五十年間で初めての経験をする若者たちなんですよね。それまでの大日本帝国というのは、戦争は当たり前だし、国民皆兵ですから、全部徴兵制度ですからね。みんな子供のときから覚悟しているんですよ。しかし、...全文を見る
○山本正和君 終わります。
03月18日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
議事録を見る
○山本正和君 ちょっと質問の前に委員長以下理事の皆さんに申し上げますが、現在、出席人員は十一名であります。先ほどから時々一名いなくなって流会の状況が何回かありましたけれども、今後ひとつそういうことのないように、特に委員長並びに理事の皆さんはこれは責任を持っていただきたい、これをも...全文を見る
○山本正和君 私も実はそう思っておったんですが、よく見てみると、表現が違うんですよね。これなぜ変えたんだろうかと思うんですがね。前の中央教育審議会は「文部大臣の諮問に応じて教育に関する基本的な制度その他」云々と、こうあるんですね。今度の中教審はここのところがないんですよね。ありま...全文を見る
○山本正和君 強いて持って回せばそういうふうに読めぬこともないんだけれども、なぜ国の教育の基本的なという表現をここで取らなきゃいけないかと。要するに、それは取らなきゃいけない理由があったから取ったわけですよね。元々、そういうことでいったら、前の文部省設置令から始まるんだから、文部...全文を見る
○山本正和君 そこで、もう一つまたこれは大臣に頑張っていただきたいんですけれども、私は遠山前大臣にも申し上げましたし、その他の大臣経験者の皆さんにもお話ししたことがあるし、また森前総理とも話しました、この義務教育問題で。で、いろいろ見解を承った。  そうすると、正直言って、この...全文を見る
○山本正和君 終わります。
03月24日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
議事録を見る
○山本正和君 今日は質問を私は一つだけするつもりでおるんですが、ちょっとその前に、今の状況等についての大臣の感想もお聞きしたいと思いますので、少しお話をしたいんですが、私は実は、現在六十四歳になる人から七十三歳になるまでの年齢の人を高等学校で教員で教えた。六十三歳以上七十四歳まで...全文を見る
○山本正和君 その当時は子供を、習い屋と言ったらおかしいですけれども、なんかへやらないし、いわゆる今の塾ですね、ほとんどやっていませんし、親はどっちかといったら子供をほったらかして、働くのに精一杯だったですね。それから、子供たちも、そうはいっても、子供たち同士でぶつかり合って、例...全文を見る
○山本正和君 是非ひとつ、今の大臣のお考えの線を進めていただきたいと思いますけれども。  そこで、ちょっとこれは局長にお伺いしたいんですけれども、教職員の勤務の実態等について調査したのが大分前だと聞いたんですけれども、その後やっておられるのかどうか。教員、教職員の勤務ですね、勤...全文を見る
○山本正和君 これはたしか、当時、西岡政務次官じゃなかったかと思うんですけれども、初めて義務教育の教職員の勤務の実態について調べられた。特に教職員ですね。それを、いわゆる教員という仕事の質は他の公務員とは違うだろうと。また、超過勤務手当を払うとか払わぬとかいっても、その制度はなじ...全文を見る
○山本正和君 あれっ、そうですか。ああ、五十二分ですね。はい、分かりました、はい。  ひとつそういうことで、私は半までと思ったものでね、ごめんなさい、ちょっと時間、間違えました。  そういうことで、ですから、あくまで校長先生に教職員の勤務については全責任がありますということを...全文を見る
○山本正和君 はい、ありがとうございました。  どうも済みませんでした。ちょっと三十分、間違えました。
03月25日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
議事録を見る
○山本正和君 昨日は時間を間違えましたので、今日は少し縮めて三時には終わるようにいたしますから、よろしくお願いいたします。  昨日来、また恐らく三十日の日も議論があると思うんですけれども、私は、少なくとも文教委員会のこの全体の議論というのは、義務教育の国庫負担の根幹部分を手を付...全文を見る
○山本正和君 是非ひとつ、どなたか審議官か、そのクラスで検討していただきまして、マスコミ対策というか、国民に対して知らしめると、公教育の良さをね、やっていただきたいというふうに思います。  私も、これはもう何年前から、大分前の話なものだから数字がどうかは分からないんですけれども...全文を見る
○山本正和君 それじゃ、これでもう一問だけで終えたいと思いますが、私は、正直言って、経済財政諮問会議だとか、今の小泉総理の言っている三位一体の流れとか、やっぱり大変大きな力で流れていると思うんです。それにやっぱりどう抵抗するかと。抵抗するというのはおかしいですけれども、そこでの、...全文を見る
○山本正和君 終わります。ありがとうございました。
03月30日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
議事録を見る
○山本正和君 これは加戸参考人からひとつ御見解をいただきたいんですけれども、私は今度のこの問題は、本当に日本の教育をどうしたらいいかというところから出発してきた議論ならば私も分からぬでもないと思うんですけれども、経済財政諮問会議から問題提起されて、そして補助金、負担金をなくすと、...全文を見る
○山本正和君 これは若月参考人からもお聞きしたいんですけれども、地方分権ということは大切なことですし、そしてまた地方に財政を、きっちりと財政力を付けていくというのも非常に重要だと思うんですけれども、我が国の、日本の国の教育というものですね、これは先ほど若月さんからもお話がありまし...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。
○山本正和君 今日は、総務省も、それから財務省も来ておったんですけれども、山本香苗委員の御質問の中で答弁聞いておりまして、これやっぱり違うなと、明らかに文部省の受け止め方と違うニュアンスで受け止めていると。ですから、大変私はまた心配な気がしてなりません。  ただ、ここでちょっと...全文を見る
04月05日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○山本正和君 前回、石破長官とお話をいたしまして、イラクに派遣されている自衛隊員の諸君が健康その他十分に留意してほしいと、特に、何といいましても、それは若い元気な世代であるにしても大変な苦痛を伴いますから、可能な限り早く交代ができるような、そういうことも考えてほしいということを申...全文を見る
○山本正和君 ちょうど私の孫の世代になるものだから、余計心配なんですよ。それで、また、アメリカのように戦闘部隊として戦うという形で行ったものならこれはまたそれなりの覚悟の決め手ありますけれども、要するに人道復興支援活動として行くということで隊員の諸君は意思統一をして、しかし危険が...全文を見る
○山本正和君 やっぱり国民の間にある懸念というか心配は、自衛隊の諸君の生活だろうと思うんですね。今の長官のお話しになったようなことを、これはやっぱり、こうやっていますよということを国民の皆さんにも知らしておいていただきたいと思うんですね。  私どものかつての兵役時代というのは、...全文を見る
○山本正和君 ひとつ是非、格段の配慮をお願いしておきたいと思います。  そこで、今度、ちょっと外務省、外務大臣にお聞きしたいんだけれども、国民の間にある疑問というのは、自衛隊がイラクに行ったことについての国民の間にある疑問というのは、大変懸念しているのは、アメリカとイギリスの占...全文を見る
○山本正和君 そこ、そこの大臣の言い回しが誤解を私は招くと思うんですよ。  あのね、私はこの特措法の法律の国会における審議もずっと見てきたけれども、まだ国会の中での審議でもいろいろあるのは、要するに国連決議があるから行くんですよと、その部分が最終的には政府答弁の一番もう、詰めら...全文を見る
○山本正和君 その大臣の言い回しがどうしても何となくアメリカとイギリスに気兼ねしているように聞こえるものだからね。だから、そうじゃないんだと。何ぼアメリカとイギリスから、いやアメリカから要請受けても、それだけでは自衛隊は行かないんですと、行けなかったんですと。あくまで国連決議があ...全文を見る
04月06日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
議事録を見る
○山本正和君 事務当局からもいろいろと今度の改正についてお聞きしまして、私も賛成でございますが、また今日は同僚議員のいろんな御質問がありまして更にいろいろなことが分かったわけでございますけれども、私、一問だけお聞きしまして終わりたいと思います。  日本学術会議が国際社会というか...全文を見る
○山本正和君 ひとつ一層の御尽力をお願いいたします。どうもありがとうございました。  終わります。
04月13日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
議事録を見る
○山本正和君 この放射性障害防止法は、これは元々が昭和三十二年にできたというふうに聞いておりますが、実は、その一年前の昭和三十一年に、私は当時、高等学校の化学の教員をしていたものですから、放射性同位元素の扱いについてという文部省の講習を受けた。これが池袋にあった昔の東京高等師範、...全文を見る
○山本正和君 是非これは、我が国やあるいは先進国だけじゃなしに、正に全地球的な問題だと思いますから、これは日本国として国際社会でもいろいろな働き掛けをしていただきたいということをお願いしておきます。  そこで、法案をずっと読ませていただいたんですけれども、ちょっとだけ気に掛かる...全文を見る
○山本正和君 例えば、それじゃほかの業種、例えば薬品会社ですね、これは薬剤師がやっておるわけですね。そうしたら、薬剤師もそうするとそういう主任の資格を取らなくてもいいわけですか。あるいは自動的になるのか。あるいは、もっと言えば、他の、大学で例えば取扱いをするという人は、これは専門...全文を見る
○山本正和君 そうすると、例えば大学の研究所なんかにおいて取扱主任者はどうなるんですか。
○山本正和君 これはこれからますます用途が大きくなってきて、産業全体に与える影響は非常に大きいと思うんですね。したがって、このものを扱う人は、例えば医者は大学を出て更に合計六年ですか、ひっくくると。あるいは今度、薬剤師も六年制になるとか言っておりますよね。しかし、そうなったとして...全文を見る
○山本正和君 是非ひとつ、大変これは、こうなってはおかしいんですけれども、遺伝子に影響を与える、染色体に影響を与えるような大変な問題ですから、お医者さんの特権とか既得権とかいうふうなおかしな領域を外れてやっていただくように、今後文部省内でもお取り組み願いたい。  それから、あわ...全文を見る
04月15日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○山本正和君 初めに、防衛庁長官にちょっと確認をしておきたいんですが、この前も質問いたしましたけれども、また御答弁いただきましたが、我が自衛隊は戦争に行ったんじゃないと、あくまで人道あるいは復興、その支援のために行っているのであると、戦争に行ったんじゃないんだと、これはもう間違い...全文を見る
○山本正和君 それでほん、ほんと言ったらしかられますが、表現が、方言が出ましたが、三月の末ぐらいまでは自衛隊がかなりイラクの人たちと友好関係というか、仲良くいろいろやっている姿が映ったり、それからまた自衛隊の皆さんが本当に子供たちの中に溶け込んでいったりしてますことが報道されてい...全文を見る
○山本正和君 人質等の問題もやっぱり自衛隊がどういう活動をしているかということとかかわってくると思いますから、くれぐれも戦争に行ったんじゃないんだ、イラクの人たちを助けるために行ったんだという部分を自衛隊の活動を通じて是非これはやっていただきたいと、こう思います。  そこで、今...全文を見る
○山本正和君 いや、私が言うのは、アメリカ軍が今イラクを占領しているわけですよね。昨年の五月には戦闘終結宣言を大統領はやったんですね。それからもう一年近くたっておる。占領政策、占領下にあるんですよ、まだね。新しい統治機構に移していませんからですけれどもね。  これ、アメリカ軍の...全文を見る
○山本正和君 どうも検討していないようだから、ちょっと検討してください、これは。日本の国として責任を持って検討せぬといかぬですよ、これは。我が国がもしもアメリカの立場ならばどういう政策取るか、我が国は持たにゃいかぬですよね。持たずに、アメリカの言うことをどうやって理解しようかとい...全文を見る
04月15日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
議事録を見る
○山本正和君 十分に勉強させていただきましたので、ありがとうございました。
○山本正和君 はい。
04月20日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
議事録を見る
○山本正和君 通告しておった質問の中身を少し簡単にしまして、万国著作権条約に加盟したのが昭和三十一年だというところから発して、この著作権法が大変な苦労の中で検討されて、昭和四十五年にこの法案が法律になったと、こういう理解でよろしいですか。
○山本正和君 私もこれ、今日はここに西岡議員もお見えですけれども、その当時は西岡先生は政務次官しておられた。著作権課長というのは佐野文一郎さんだったかですね、昔の人の話が出るんですけれども、御苦労話を聞いておると、漏れ承りますと、大変な苦労の中から生まれた難産の、もう超難産の法案...全文を見る
○山本正和君 実は、私も少し勉強しようと思って昔のを引っ張り出して、昭和四十五年の四月の十六日がこの法案の我が国における審議のしょっぱなだった。今日は四月の十九日でしたか、三日違うんですけれどもね。十六日の日に、当時社会党の鈴木力さんというこれは私の先輩になりますけれども、この人...全文を見る
○山本正和君 そうすると、要するにこれと同じような法律であるかないかは別にして、そういうことが許されないような仕組みもできておったと、我が国はできていなかったのでどんどんどんどん入ってくることでの大変な問題が起こったと、こういう理解でよろしいですか。
○山本正和君 それでは、もう私はこれで質問を終わりますが、是非ひとつ著作権法の基本的な精神、著作権者あるいは隣接権者を大切にすると、あわせて、しかし消費者を始めとする多くの国民のために十分これを大切にしていくということをひとつこれからも頑張っていただきますように要望いたしまして、...全文を見る
04月22日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第13号
議事録を見る
○山本正和君 ちょっと今日は、私立学校法の一部を改正する法律についての趣旨説明がございましたので、今後の審議のためにということで、私立大学を中心として、まあ私立学校ですけれども、どういう状況にあるかということについて文部省の方から御説明をいただきたい。  かなりの学校が経営状況...全文を見る
○山本正和君 大変な状況だというふうに思いますが、いろんな原因があろうと思うんですけれども、大体、文部科学省としては、なぜこうなっているんだろうかと、どういうふうな把握をしておられるのか、また、今後こういうふうなものを克服するための対策はいろいろと御検討になっているのか、その辺を...全文を見る
○山本正和君 それで、先ほどの答弁の中にありましたね、私立学校振興・共済事業団というのがあったんですけれども、これは今どういうふうな形で業務を行っているのか、またそういう私立学校に対する例えば援助だとかそういうようなこともやっているのかどうか、この辺をちょっとお聞かせ願いたい。
○山本正和君 まあそういうふうにいろいろと何とかしようという要件もないわけではないと思うんですけれども、結局、今の状況を若干、社会的な少子化の問題とかいろいろとあると思いますけれども、やっぱり一方で私立大学が特にこの十年来、二十年来に随分増えた。随分、また私どもの三重県でもそうで...全文を見る
04月27日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
議事録を見る
○山本正和君 どうも御苦労さまでございます。  今井参考人からは審議会等の問題で、更に検討してほしいというふうなことについていろいろと承りました。あと、田村参考人と孫福参考人からは、この法案が成立した後に更に検討すべき課題があるとすればどういうことだろうかということを、ひとつ、...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。  終わります、これで。
○山本正和君 本法案は、学校法人の管理運営がより厳正になる、さらには、情報公開あるいは審議会の更なる改善ということですね。私も賛成でございます。  ただ、今振り返って考えますと、実は私立学校法というのができたのが昭和二十四年で、そのときの文部大臣が高瀬荘太郎さん、そして時の答弁...全文を見る
○山本正和君 今の大臣のお話のような方向で是非頑張っていただきたいと私は思うんですが、心配していることがあるんです。  それは、学校教育法で言う学校、私立学校法で指定される学校、これは公の支配に服するわけですから公的なお金を出せるわけですね。ところが、そうでないものはこれは学校...全文を見る
○山本正和君 ということはあれですね、公の金は株式会社学校には出さないんですね。これは間違いないですね。
○山本正和君 それは駄目ということですね。
○山本正和君 だから、出すのか出さないのかと聞いておるんですよ、これからね。そこはどういう構えでおるんですか、文部省は。
○山本正和君 それで、まあ一つ分かりましたけれどもね。  私がもう一つ心配するのは、今の日本の教育に大変大きな影響を与えているもう一つ大きな教育機関がある。塾と予備校ですね。これは正に我が国の教育に対して大変な影響を与えておる。  しかし、この予備校や塾は通産省の所管ですよね...全文を見る
○山本正和君 最後に、それじゃ一つ私の方から今の大臣のお話にも付け加えてお願いだけして終わりたいと思いますが、私などやっぱり、外国でもひょっとしたらあるのかどうか知らぬけれども、余り私は聞いたことがないんですよ、株式会社が学校を作ったというのはね。ちょっとぐらいあるのかもしれませ...全文を見る
05月11日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
議事録を見る
○山本正和君 長い間の、私自身からも政府に対してもお願いをし、また与野党を通じていろいろと取り組んでまいりました事柄が、まだ十分とは言いませんけれども、確実な一歩を踏み出したと、こういう意味で、大変この法案については私はうれしい思いで一杯でございます。  二つあるわけですが、栄...全文を見る
○山本正和君 希望する方はすべてその道が開けていると、こういうことでよろしゅうございますね。──はい、じゃそういうことで確認いたしました。  次は、薬学教育の問題でお伺いしたいんですけれども、先ほど草川先生からの御質問がございまして、私もちょっと気になって聞いておったんですが、...全文を見る
○山本正和君 今のは、だから中教審の中でそういう議論があったと、こういうことですね。だから文部省として、大学がこういうことを言ってくることについて文部省もそれに同意するとかしないとかいう話じゃないわけですね。そこだけちょっと聞いておきたいんだけれども。
○山本正和君 それじゃ、最後に大臣にお願いしておきますが、どうか、医学も薬学もやっぱりそこで妙な差を付けるというふうなことがあってはならないと私は思いますから、その扱いも、だから医学部は六年制で卒業する、後は博士課程だと、薬学部も同様に今度は六年制で卒業する、そして後は博士課程へ...全文を見る
05月13日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第16号
議事録を見る
○山本正和君 大変どうも今日はお忙しい中ありがとうございました。  もう時間がありませんので、皆さん方が大分余計取ったもんですから、あと私の方からは、児玉参考人には、特にこれから出てくる薬剤師の問題にいろいろかかわりますし、橋本参考人には、栄養教諭になられた方々のこれから問題に...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。  これで結構です。
○山本正和君 大分長くなってきましたが、もう少し頑張ってほしいんですけれども。  まず最初に、ちょっと栄養教諭の問題、一つだけ確かめておきたいと思います。  今までと違うのは、はっきり教諭という名前で位置付けられていると。これは、学校教育法では教諭は教育をつかさどるとなってい...全文を見る
○山本正和君 努めたいという言葉をですね、ひとつこれはまた最後に大臣の方から決意を聞かしていただくことにいたしまして、これはこれで置いておきましょう。  いわゆる、薬剤師の問題に変わっていきたいんですけれども、本当に長い間の懸案が、特に文部科学省は大変なお取り組みいただきまして...全文を見る
○山本正和君 本当に大臣、随分御苦労いただきまして、また、随分造詣も深くいらっしゃるので安心していますが、ただ、ここで今日私この委員会での御質問、皆さんの御質問を聞いておりまして、山本理事さんからもお話がありましたけれども、本来からいったら、医療というものに携わる者が一遍同じ場所...全文を見る
○山本正和君 ひとつ、私もこの問題での質問はこれで終わりになりますが、何とかひとつ、日本の医療制度のあるべき姿ということと大学というもののきちっとした形態ということを含めてお取り組みいただくことを最後もう一遍重ねて要請いたしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月19日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○山本正和君 防衛庁長官が前から言っておられると思うんですけれども、いわゆる戦闘状態になった場合には帰るんだと、それには参加しないんだと。要するに、あくまで特措法に基づいて復興支援、人道支援に行くのが自衛隊の任務であると、したがって戦闘の状況というものについては想定しないと、こう...全文を見る
○山本正和君 私はいずれにしてもこの法律にも反対した方ですが、現実に今行っている以上は効果的に活動していただきたいと思うんですね。  そういう意味で、ずっといろんな報道等を見ておりますと、今日の報告にもありますが、給水活動あるいは学校補修、道路整備、医療支援活動と大変いいことを...全文を見る
○山本正和君 これは外務大臣の方にも大分、何というか、責任を持ってもらわなければいけないと思うんだけれども、いわゆる日本が様々な国に大変な援助をやっていますよね。その援助のことから思ったら、今自衛隊が現地におると、その自衛隊に対してもっとお金を渡して、本当に住民の人たちが必要なも...全文を見る
○山本正和君 最後に、一つだけお願いしておきますが、今のような話をしていくと、やっぱり役所間の縄張争いでできなくなるんですよ。だから、そうじゃなしに、自衛隊にもう金をつかんで、つかみで、五十億でも百億でもつかみでぽんと渡して、本当に現地に役立つようにしなさいということを閣議決定を...全文を見る
05月20日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第18号
議事録を見る
○山本正和君 午前中の草川委員の御質問の中で政府側の見解が述べられたんですけれども、文化的景観ということについての、これの定義といったらおかしいんですが、どういうものをもって文化的景観というかと。先ほどちょっと御説明があったんですけれども、もう一遍ひとつ確かめておきたいと思います...全文を見る
○山本正和君 そのことをもっと国民が読んで分かりやすく説明してくださいと、こういう意味なんでね。文章を読めという意味じゃないんで、ひとつもうちょっと分かりやすいやつ。
○山本正和君 今、棚田の話が出たんだけれども、文教委員会で鹿児島県に視察行ったときに、我々も棚田を見て、ああ、これはまたすばらしい景観だと思ったんだけれども、要するに、人間が長い間住んでおって、あるいはそこで生活しておって、その中でいろいろなものが、苦労の、何というか、人の働きの...全文を見る
○山本正和君 法律というのはきちっと書かなきゃいけないから、なかなか書き方は難しいんだけれども、しかし、それを実際に例えば一般の人に説明する場合とか、あるいはもっと言えば、ここは文科省ですから、児童生徒にもいろいろ教えるとなるわけで、そういうときに説明する言葉としてどういう言葉を...全文を見る
○山本正和君 それでよく分かりました。  それで、私は実は今から五十年ぐらい前に三重県の太平洋側の、紀伊半島の太平洋岸から尾鷲のちょっとこっち側のところから、高等学校の生徒ですけれども、二年生の子を三十人ぐらい連れて、五万分の一の地図一枚と磁石だけ持って、あとはみんなでめちゃく...全文を見る
○山本正和君 ひとつ是非本腰を入れて取り組んでいただきたいと思いますし、実は文化財というものが、これがあったがために乱開発が大分免れたというところが非常にあって、だから、それぐらい文化財の分は大きく我が国を守るのに貢献したと思うんだけれども、と同じように、というより、それより以上...全文を見る
○山本正和君 それでいいんですが、これは別に自分が住んでいるところで例にして言う、別に宣伝するという意味じゃないけれども、松阪木綿というのが三重県松阪市にあるんですね。この松阪木綿というのを基にして今の三井財閥ができた。三井高利さんという人は松阪の人なんですけれども、この人が江戸...全文を見る
○山本正和君 そこで、これは是非、これもお願いなんですけれども、こういう法律ができましたよ、したがって全国各地でずっと伝わっているすばらしい技術を掘り起こしてくださいと、こういうことも文科省としては全国に一斉に各自治体に訴えていただきたいと。そして、我が国が、長い間生きてきた人間...全文を見る
05月27日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第11号
議事録を見る
○山本正和君 年寄りが二人連続でやりますが。  正直言って私は、今度の法案よりも、その前のいわゆる緊急事態法案のときに私は質問できなかったものですから、それも含めて、本当に政府の、特に今、小泉内閣としてのお考えを聞きたいんですよ。戦争というふうなことにまで考えているのかどうかを...全文を見る
○山本正和君 そんなの分かっている。
○山本正和君 今の大臣の言われたのは政府の答弁書にあるんで、分かるんですよ。しかし、武力攻撃事態というものをどういうふうにつかまえているかということを聞きたいんですよ。どんな状況を考えているのか。  目の前で弾が吹っ飛んで、もう本当に殺し合いが起こって、人が、どんどんどんどん横...全文を見る
○山本正和君 あのね、どう言ったらいいですかね。先ほど沖縄の話が出ましたけれども、軍隊というのは民衆を盾にして戦うんですよ。いいですか。イラクも同様ですよ。それ、民衆を守る法案を作ると、今こう言っているわけだ。そうしたら、かつてどこの国の戦争で民衆を守って民衆に被害が及ばずにやっ...全文を見る
○山本正和君 どうも総理は、そうすると、いざ、もし攻めてきたら、国民には銃を持たさずに、国民は戦わないでくださいと、自衛隊が戦いますと、そういうふうなお考えのように聞こえるんですよ、私はね。恐らく、そして、この国民を守るという法案はそういう法案になっているだろうと思うんだけどね。...全文を見る
05月27日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第20号
議事録を見る
○山本正和君 私の質問時間を繰り上げていただきましたことを理事の皆さんにまず感謝申し上げます。昼からまたイラクの方へ参りますので、大変御無礼いたしますが、よろしくお願いしたいと思います。  用意しておった質問は有馬先生の方の御質問の中で大分ほとんど解明されまして、余り細かく聞き...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。
05月28日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第12号
議事録を見る
○山本正和君 ちょっと初めに、昨日の復習をちょっとしておきますから。  小泉総理大臣が、昨日、私の質問に対して、要するに、我が国内における武力攻撃を受けている事態、それについて、これは自衛隊は戦うんですと、しかし、一般の国民、いわゆる非戦闘員は戦闘に参加しないんですと、その人た...全文を見る
○山本正和君 要するに、一般国民は戦闘に参加しないと。こういうことを前提にすべて考えているわけですね、国内における武力攻撃事態というものを。そういうふうに小泉内閣としては判断したと、これでよろしいですね。
○山本正和君 国が侵略を受けると、あるいは攻撃を受けるということは大変な問題ですね。だから、当然、日本国民としてそういう事態に対してはどうなるかということをいろいろと議論しなきゃいけない、考えなきゃいけないですね。  政府は、今度の法案出すについて、国民の間にそういう議論も十分...全文を見る
○山本正和君 この法案を私もずっと、十分ではありませんけれども、見させていただいたんですけれども、本当に政府が国民に訴えているという感じがしないんですよね、どうもまだ。だから、日本の国がこういう事態になったら大変ですよと、さあ皆さんどうしましょうというものがどうもぴんときてない。...全文を見る
○山本正和君 非常に防衛庁長官は善意の人だと私は思うんでね、歴史の解釈がですね。だけれども、正直言って、戦国時代でも他国の領土へ入ったらむちゃくちゃやっているんですよ。住民を略奪し、殺し、女性を強姦し、むちゃくちゃやるのが戦争なんですよ。  だから、私は、一つの国の中に他の国の...全文を見る
○山本正和君 それで、これはもう質問時間がないから、また今度は大分私も質問時間がいただけるようですからお聞きしていきたいんですけれども、我が国とアメリカとの関係は日米安保条約ですね。韓国とアメリカは日韓相互条約ですね。同じようにアメリカと同盟関係にある国がたくさんあると思うんです...全文を見る
○山本正和君 次の宿題にしますけれども、私のどうもちょっとまだ、私も調べているんだけれども、十分じゃないけれども、この今度提案しているようなアメリカ軍に対する便宜供与のこういう形のものは非常に少ないと思っておるんです、これはね。ずばり超法規的にやらざるを得ないというふうなことにつ...全文を見る
06月01日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第21号
議事録を見る
○山本正和君 大変今日は御苦労さまでございます。  ちょっと、私は七十七歳になるものだから、少しピント外れかもしれませんけれどもお話ししてみたいんで、私の言ったことについてひとつ感想を聞かせていただきたいんですけれどもね。コミュニティ・スクールという言葉が私は非常に気になるんで...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。  これで終わります。
○山本正和君 ずっともう質問の中で、私がいろいろとただしたいと思っていることも大分明らかになったと思います。  とにかく、この学校運営協議会というのを置いて、そしてさらに、地域住民等の意見を十分学校に反映さしていく、こういう趣旨だと。また、仮にその人事に関して学校運営協議会がい...全文を見る
○山本正和君 私は随分いろんな校長を知っておるんですけれども、やってきた人たちを、立派な人も。大体、そうするといい校長というのは、地域住民や保護者と十分話し合いながら、そういう意見を聴いて学校運営をやるんですよね。また、地域の実情に合わせて学校づくりを一生懸命やっているんですよね...全文を見る
○山本正和君 それで、もう一つちょっと気になったのは、学校運営協議会というものを設けたのであそこの足立区の小学校は大変に良くなったと、こう言っておられたんですね。そしてもう一つ、ほかのいわゆる従来の通学区域じゃないところからもどんどん子供が来るようになってきたと、こういうお話があ...全文を見る
○山本正和君 五反野小学校で授業を見ておったら、二人の先生が一つの授業をやっておったんですよね。これは非常に効率的ですよ。できない子を支えますからね。  だから、教員の加配ということは非常に重要なことだし、定数増について文部省としても取り組んでもらっていますからそこはしっかりや...全文を見る
○山本正和君 ひとつ是非、そこは今の局長の御答弁のように指導していただきたいと思います。そうせぬとつまらぬ競争が起こって、かえって弊害を私は生むと思うものですからね。  それで、もう最後にこれは要望だけして終わりたいと思うんですけれども、一番大切なことは何かと。  教員という...全文を見る
06月02日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第14号
議事録を見る
○山本正和君 私は、今日からの質問は、この対処法に基づいて今度の法案が出されたと、したがって政府としてはどういう事態を想定して考えたんだと。したがって、どういう事態というのは要するに武力攻撃という状況ですね、それを、どういう状況を考えてこの法案を作ったんだろうかと。また、こういう...全文を見る
○山本正和君 要するに、何万何十万という軍隊が攻めてきた場合にでもこの法律によって対応できると、そういうことを前提として作られている法律だと、こういう解釈で井上大臣よろしいか。
○山本正和君 したがって、これは、攻めてきたんだからこれを排除しなきゃいけないと、排除するに当たっては国権の発動としての武力行使を行うと、こういうふうに解釈してこれはいいですね。ちょっと責任者、ひとつお答え願いたい。
○山本正和君 そこで、今度は外務大臣にお聞きしたい。国の基本にかかわることですからね。  憲法で言うところの国権の発動たる戦争と国権の発動たる武力の行使とどう違うのか、説明してください。
○山本正和君 ちょっと、外務大臣が頭が良過ぎて私が頭悪いのかもしれぬけれども、もっと簡単に説明してほしいのは、戦争とは何か、武力行使とは何か、どう違うのかと。憲法で書いてあるんですよね。国権の発動たる戦争ということ、国権の発動たる武力行使と、両方書いてある。なぜ違って書いてあるの...全文を見る
○山本正和君 ちょっと、どうも頭のいい人が説明しているんだろうけれども、国民から聞いて、憲法で書いてある戦争と武力行使とどう違うのかといった、国民が聞いて分かるような説明をしてほしいんだけれども、ちょっと今のはどうも、皆さんは、頭のいい人分かるかもしれぬけれども、私はどうも今のは...全文を見る
○山本正和君 おっしゃるのは具体的事実だけれども、私は事前にきちっと協定をしてやったという場合はちょっと余り今のに当てはまらないような気がするんだけれども、それは若干の経過としてですね。  したがって、今、世界各国でアメリカと防衛条約というか相互条約というか組んでやっている中で...全文を見る
○山本正和君 おっしゃるように、文書は国連軍だけれども現実はアメリカ軍であるということは、韓国もよく了解しているし、国会もそれは見ておるんだね。それはそれでいいんですが。  日本の場合はそことどう違うのか。もしも外国の軍隊が日本のある地方に何万人もやってきて、占領されたと。さあ...全文を見る
○山本正和君 おっしゃるのは、日米安保条約の流れから当然そうなるし、行動に当たっては調整しなきゃいけない、また当然、アメリカ政府と日本政府との間で協議が行われて、そういう中でだと、こういう流れだから、だからおっしゃるようになると思うんだけれども。  現実問題として戦争が始まった...全文を見る
○山本正和君 恐らく三人の大臣、それぞれ、何というか、このことについてのイメージはお持ちになっていると思うけれども、私は正直言いますけれども、何万という軍隊や何十万という軍隊が日本の国に来ることを想定していないと思うんですよ、頭の中では。可能性はあるだろうと、しかしそんなことは現...全文を見る
○山本正和君 おっしゃる意味はよく分かるし、それから政府もそんな国民をだまくらかしてというような気はないと私は思うんですよ。真っすぐに、いざといったときにどうしますかと、備えはないよと、備えあれば憂いなしというのが本心ですと。こうおっしゃりたいと思っているんですよね。  しかし...全文を見る
○山本正和君 ということは、知事さんたちはおおむね了承を得られたと、全国知事会は。市町村会までは十分いってないかもしれぬけれども、おおむね大体流れは知っていると、こういうことですね。  私は、そこのところが、どうも実際は、非常事態の場合、住民に対して命令を発して住民を動かすのは...全文を見る
○山本正和君 いろいろと配慮をされていると思うんだけれども、どうも私は、まだ十分に浸透しているように、理解が行き届いているようには見えないんですね。  田舎なものだから、小さな町や村の首長さんだから分からないかもしれぬけれども、いろんなことを話していると、特にやっぱり一番この説...全文を見る
○山本正和君 ひとつ是非よろしくあしたの質問のときにできたらいただけるようにお願いいたしまして、これで質問を終わります。  どうもありがとうございました。
06月03日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第15号
議事録を見る
○山本正和君 私からずっと質問さしていただいている内容をもう少し整理しますと、今度の法案は、外国から武力攻撃を受けると、外国若しくは、テロ集団は別にしましてね、それで、その武力攻撃を受けたときに、あるいは武力攻撃を受けるおそれのあるときに、我が国としてはこれを排除するということで...全文を見る
○山本正和君 ということなので、昨日は質問をしたのは、武力攻撃を受ける、我々が、したら今度は武力でこれを排除すると、こういう内容が含まれますからね、そこのところでもう一遍、これの元の法律の審議のときに議論しただろうとは思うけれども、それをおさらいの意味で、復習の意味で確かめたとい...全文を見る
○山本正和君 大体そういうことだろうと思いますが、私どもの世代は、法律については、やっぱり若いときいろいろな議論をした、又はその当時いろんな教えを受けたんですね。  その後、憲法についての解釈もいろいろと、時世時節とは言いませんけれども、大分変わってきております。いわゆる、例の...全文を見る
○山本正和君 大分形が見えてきますけれども、今のお話でね。  そうすると、おおむねですよ、おおむね、今のお話をずっと総合していくと、国土に来るまでにできたら戦い、排除していきたいということがおおむねの流れだと思うんですね。だから、私はアメリカ軍が日本国土で白兵戦で戦うという事態...全文を見る
○山本正和君 仮定の場合、あらゆる問題を想定しなきゃいけないという意味で言っているというふうに私は了解したいんですよね。だけれども、あくまでこれは水際における阻止というものを、武力による阻止というものを中心に据えているそういう構想でなくちゃいけないということは前提にして私、今お聞...全文を見る
○山本正和君 今、私がなぜこんなこと聞いたかといいますと、実は私ももうこれ参議院で随分長い間やっておったんだけれども、そこのところに余り気が付かなかったものですからね、もう言うだけでずっと来ていたものだから、やっぱりこの辺で一遍きちんとせにゃいかぬと思ったので、正式な政府の見解と...全文を見る
○山本正和君 今の井上大臣の御答弁ですが、例えば土地を収用するとか、そういう国民の権利に対する取組方について、我が国との法制との今度の違いはどの辺かということも含めてひとつ。
○山本正和君 土地収用や国民の権利に対する、ひとつこれは大変だけれどもこの土地をこうしてもらいますよ、あるいはみなさんこっちへ行ってくださいよというふうなことを言うその当事者が、ちょっと日本と向こう側と違うように思うんですよ。向こう側の方が地元に密着している人がそういう指揮をする...全文を見る
○山本正和君 これはなぜ私こんなことを聞くかといいますと、この法案をずっと見ておって、いわゆる地方自治体の首長なりあるいは地方自治体における警察あるいは消防その他のいろんな組織があるわけですよね。こういう一番その土地のことをよく知っている人たちが、そこでいろんな行動をするときに、...全文を見る
○山本正和君 委員長、どうも皆いなくなったようですから、質問しにくいので、ひとつ質問を保留させていただいて、これで打ち切らせていただきます。
06月10日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第16号
議事録を見る
○山本正和君 ちょっと初めに感想を言っておきますけれども、この法案の、ずっと読みまして。  どうも、戦争を知らない僕たちいう歌、覚えていますか。「戦争を知らない子供たち」、戦争を知らない僕たちというやつですね。その戦争を知らない子供たちが戦争ごっこをして、そしてどうも、ああじゃ...全文を見る
○山本正和君 防衛庁長官がそういう今の御答弁ですけれども、法案もそれだけ読んでいくと、確かにそういうふうに飛ぶ事態を早く予測すると、何とかそれを途中で防ぐと、あらゆる手段を講ずると、こういうことは分かるんですよ。しかし、現実問題として十分間で飛んでくるやつを、仮にね、それを防ごう...全文を見る
○山本正和君 その焼夷弾の対処の仕方がまずかったことは事実なんですよね。ところが、アメリカがやったことは、全く通告もなしに広島の上空に核爆弾を落とした。老人も子供も、女も男もくそもないんですよね。ばあんと落として、全部これ焼け死んじゃった。長崎もそうですよ。通告がなかったんです。...全文を見る
○山本正和君 ということは、防衛庁長官、あれですね、我が国の自衛隊が敵の基地の攻撃をすることはない、アメリカ軍にやってもらうと。我が国の自衛隊は敵の基地の攻撃は行わないということでいいんですか。
○山本正和君 要するに、自衛隊が、というか我が国として敵の国の基地は攻撃できないと、そういう能力が今ないと、こういうことですね。  ところが、アメリカ軍がそれに対して代わってやると。当然アメリカ軍と、そうすると共同行動と言ったらおかしいけれども、アメリカ軍が敵の基地を攻撃するた...全文を見る
○山本正和君 今の場合、我が国はあくまで自衛のための行動である、実力の行使であると、こう言っているんですよ、我が方は。しかし、国際法上、それは戦争とみなされるんじゃないんですか。ある国が我が国に攻撃を加えた、それに対してアメリカ軍と共同行動で戦った、したがって、これは日本は戦争を...全文を見る
○山本正和君 したがって、我が国は戦争はしないという、憲法で、憲法ではそう書いてあるんですね。戦争、国権の発動たる戦争はしないといっているんですね。しかし、国際法上は戦争をするわけですよ、我が国も、攻められたら。戦わぬことには守れぬでしょう、正直言って。だから、憲法で禁止されてい...全文を見る
○山本正和君 非常に、これは我が国の憲法というものから考えたら、この法案は自己矛盾しているんですよ。私は、本当からいえば、この法案は我が国が戦争行為が行われると、行い得るというときにこの法案は作られるべきものだと思う、本来からいえば。だから、本来からいうならば、政府・与党は、どう...全文を見る
○山本正和君 突っ込んで聞きませんからね、本当は突っ込んで聞くのが本来だと思うけれども。大体、ちょっと、おおむね聞いているから、どの程度調べたか。  しかし、硫黄島では確かに女子や老人は避難できた。あとは、しかし男はみんな兵、軍属にさせられて戦ったんですよ、全部。五十歳、六十歳...全文を見る
○山本正和君 是非、それで私は、内閣府の責任者ですから、井上大臣は、この法案を作るに当たって、またこの法案の処理に当たって是非、かつて避難した、かつて戦争で被害を受けた人たちの実態ね、それについてはきちっとやっぱり調べておいていただきたい。それに対する対策も、今後、政府として十分...全文を見る
○山本正和君 それで、私は実は、これは戦争じゃありませんけれども、我が国が、避難をして大変御苦労多かったんですけれども、しかしどうやら今収まりつつある三宅島のことを思い出す。三宅島は、これは戦争より怖いですよ、あれ、ばっと来る、溶岩が噴き出てどうなるか分からないですからね。その三...全文を見る
○山本正和君 今度の法案ができていなくても、三宅島はきちっと避難ができたんですね。この法案ができたら三宅島の避難がもっとよくできるとお思いですか。現行法の中で、現在の法律のままの中で、これはもう本当に武力攻撃事態よりもっと怖いですよ、あの噴火というやつはね。国民の安全を守るために...全文を見る
○山本正和君 ちょっとしまいの方が分かりにくかったけれども、井上大臣は災害の問題は御専門でいらっしゃるから、きっと説明していただけると思うけれども、この武力事態に対して国民を保護するという法案の中における避難と、災害対策基本法における避難とどこがどう違うかという話を説明してくださ...全文を見る
○山本正和君 また、次にいたします。  ありがとうございました。時間が来ました。
06月11日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号
議事録を見る
○山本正和君 大変どうも御苦労さんでございます。  最初に、西井先生に教えていただきたいんですけれども、アメリカが、国際法の関係ですけれども、アメリカがイラクに対してああいう形でもって攻撃をし、占領したと。このことについていろんな議論があると。これは国際法違反であると。また、場...全文を見る
○山本正和君 まあおっしゃることで、私もそういうことだろうと思うんですけれども。  ただ、我が国が仮に今度は国家としての攻撃を受けたと、どこかの国からですね。その場合に、攻撃を受けたことが、かなり強力な武器を使用されて、例えばミサイルですけれども、本土攻撃を受けたと。となると、...全文を見る
○山本正和君 憲法上も可能だと、こういうことですね、これは御見解として承っておきますが。  そこで、次に、これも国際法上の観点からお聞きしたいんですけれども、第二次大戦では、連合軍も、いわゆる同盟軍、枢軸も様々な戦いをやったんですけれども、その戦闘行為の中で、例えば我が国は南京...全文を見る
○山本正和君 どうもありがとうございました。  そこで、山中参考人にお尋ねしたいんですけれども、大変、先ほどのお話も、私、何というか、感銘しながらお聞きしておったんですけれども、平和戦略がやっぱり欠けているという、ここを大切にしなきゃいけないと、こういう御趣旨だと思うんですね。...全文を見る
○山本正和君 要するに、平和的な手段あるいはもっといろんな軍事力以外の部分でしっかりやらなきゃいけない部分があると。しかし、最低の軍事力は必要だと、守るためのね。こういう御趣旨だということですね。  それで、次は浜谷先生にお伺いしたいんですけれども、ちょっとおっしゃっているので...全文を見る
○山本正和君 まあ、上手におっしゃったんですけれども、言い換えれば、今の憲法ではやりにくいことをぎりぎりやっていると。ちょっと見ておれぬよと、こういう気持ちがあるみたいに思うんですけれどもね、その辺、いかがですか。
○山本正和君 これはひとつ国民の中でしっかり議論していったらいいと思いますが。  そこで、最後に田中参考人に、もう四分しかございませんけれども、伺っておきたいんですけれども、私は、我が国がどんなことが起こるか分からないという二十一世紀の不安定な状況ですから、有事に対してきちっと...全文を見る
○山本正和君 ありがとうございました。  終わります。
○山本正和君 いよいよ最後ですので、もうちょっと頑張ってください。  私は、この法案をずっと見ておって、もしも何かあった場合にどうするかということにきちっと備えをしなきゃいけないと、そういう意味で法案を作ることは賛成なんですよね。ところが、どうも中身を見るとこれでいいのかしらと...全文を見る
○山本正和君 特に、この法案で、国と地方自治体あるいはその他の関係がいろいろ書いてあるわけですね。  それで、Q&Aまで出していろいろと理解を求めるために作っておられると、こうおっしゃるんだけれども、それを読んでいてちょっと私が心配したのは、もし私が仮に日本国内に混乱を起こさせ...全文を見る
○山本正和君 実は、一生懸命お作りになったことはよく分かるんですよね、あらゆる事態を想定されてと。しかし、現実に事が起こったことをシミュレーションしておやりになったんだろうかということは非常に気になるわけですよ。  それで、いろんなことを言うけれども、いろいろな事態を、四つの事...全文を見る
○山本正和君 井上大臣はどうも温厚な方なものでそういう形で答弁されるけれども、私は、これは、本当はこの前のあんな地下鉄事件のようなことが起こったら、内閣が責任を持って、自衛隊にも消防にも警察にも一斉に直ちに指揮して、行けと、それを言わぬことにはできぬと思うんですよ。  ところが...全文を見る
○山本正和君 それでは、一言だけ言って終わりますが、しっかりもう一遍本当はきちっと、何というか、検討し直していただきたい、本気になって非常事態に対する対応を考えていただきたい、このことを申し上げて、質問を終わります。
06月14日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第18号
議事録を見る
○山本正和君 最後ですので、総理、もう少し頑張ってほしい。  私の国会での質問はこれが最後でございます。それだけに、この国の在り方等も含めて、時間が短いんですけれども、いろいろとお考えをお聞きしておきたいと思います。  私は、日本とアメリカが仲良くする、これは非常にいいと思う...全文を見る
○山本正和君 是非言ってくださいよ。ブッシュさん、あなたも在任中に日本へおいでなさいよ、そしてお参りしなさいよと、これ私、言っていただきたい。これ、今総理は即答できなくても結構ですから、十分にそこのところはおなかの中に入れていただきたい、こう思いますよ。  それから、今度の法案...全文を見る
○山本正和君 委員長、一言だけ。  もうこれで終わりますが、これは大脇雅子さん、今年で、これで参議院引退します。彼女が自分の小学校一年生のときの戦争の爆撃を受けた中で、お母さんがいないんですよね。おばあさんとさまよったときの戦争体験の本です。これ、是非私は総理大臣に読んでいただ...全文を見る
06月14日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第23号
議事録を見る
○山本正和君 有馬先生、また林先生の後を受けまして、私も一九八六年の文教委員会の初質問以来、これで、今日で最後の質問でございます。時間をいただきましたことを委員長並びに委員の皆さんにまず感謝申し上げます。  私は、今日は個々の問題というよりも考え方ということで、大臣また副大臣が...全文を見る
○山本正和君 本当にどうも大変ありがとうございました。  皆さんの御健闘を心からお祈り申し上げます。(拍手)