横江金夫

よこえかねお



当選回数回

横江金夫の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月06日第104回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○横江分科員 早朝から御苦労さまでございます。私は、名古屋の交通の活力、そのために、とりわけ今一番名古屋で中心的な議題というか、問題になっております国鉄西名古屋港線の旅客線化の問題と、いま一つは、金山総合駅の整備についての二点質問を申し上げてまいりたいと思っております。  特に...全文を見る
○横江分科員 結論を待ってそのような対応を決められるわけでありますが、何回か報告をされている中で、本社としては、この受け入れの可能性についてはどのようにお考えになっていますか。  いま一つは、もう結論も間近だというふうに伺っていますけれども、結論が出る時期、そして本社としての結...全文を見る
○横江分科員 もう一点伺いますが、お話の中では非常に評価をしておみえになるようでございますけれども、その評価の上からまいりまして、受け入れは可能だ、このように理解きしていただいていいのか、これも詰めて明確にお答えいただきたいと思います。
○横江分科員 実現可能だということで、大いに期待をしてまいりたいと思います。  そこで、具体的には、第二点の質問といたしましては、この西臨港線は、今貨物線で確かに一日一本しか走っておりません。今お話しのように、民営・分割化後においては全国的な貨物会社ができるわけでございまして、...全文を見る
○横江分科員 まだ検討課題の部分が非常に多いわけでありますが、例えばこの旅客線化に当たりましては、既存の交通計画、すなわち四十七年三月の都市交通審議会の答申の路線では入ってないわけです。実は、これをオーソライズしなければならないと私どもは思いますが、東京におきましては、貨物線の旅...全文を見る
○横江分科員 先ほども答弁ございましたが、この実現のためには費用の問題もあると思います。確かにこの研究会で百億円ということが出ておりますので、実は相当の金額だと思うわけでありますが、特に最近の民活の活用の問題ですね。先般、三塚大臣、建設の江藤大臣が名古屋にお見えになりまして、そこ...全文を見る
○横江分科員 この臨港線については、住民とともに、民活も取り入れ、協力をさせていただくのは当然のことだということで非常に力強い御発言をいただきました。伊勢湾道と同じように、ぜひこの西名港線の旅客線化の実現に向かいまして大臣の力強い御答弁に大きく期待をしてまいりたいと思います。 ...全文を見る
○横江分科員 大臣から民活を含めて運輸省として積極的に協力するというような御答弁をいただきましたので、大いにお願いさせていただきまして、次の金山総合駅に移ってまいりたいと思います。  この金山総合駅というのは、総裁も大臣も御存じでございまして、名古屋というのはほとんど副都心がな...全文を見る
○横江分科員 応分の御協力をぜひお願い申し上げてまいりたいと思いますが、私は、今の段階では、国鉄の民営・分割の来年の四月、民営化の東海旅客鉄道会社になってからでは、この計画に対する対応が名古屋市のスケジュールに間に合わない感じが実はするわけですね。やはり今のうちから意思決定を、応...全文を見る
○横江分科員 新しい会社に十分承継するということで理解させてもらいました。  ところで、私は、国鉄さんというのが非常にお客さんが少ないというのは、金山で一番わかると思いますけれども、特に愛知の関係を見ますと、駅と駅との間が非常に離れ過ぎておるのですね。お客さんなんか要りませんよ...全文を見る
○横江分科員 東海道線の金山の新駅、これは一番大きな——それがなければ金山総合駅は意味がないと私は思います。だから、その重要性については考えてみえるということでございますから、私は今つくれとは言いません。総合駅の中でつくる、こういうことでございますから、そのために総合駅のときには...全文を見る
○横江分科員 新しい会社の場合には、従来のような国鉄という姿勢と全く変わった商人国鉄、こうなってくると私は思いますが、そうしますと、副都心の金山の中でいろいろな商売、例えばターミナルホテルあるいはデパートとかいろいろなことをお考えになると思いますが、名古屋駅と同じように、金山の場...全文を見る
○横江分科員 民活の取り入れ、西名港線の問題あるいは総合駅につきましても大臣の積極的な御発言をいただきまして喜んでおる次第でございます。  私は、最後にでございますが、これは強く要望しておきたいと思います。  とりわけ名古屋というのは、地理的には一番中心でございまして、名古屋...全文を見る
03月06日第104回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○横江分科員 災害は忘れたころにやってくると言われています。我が国の台風災害史上最大の惨事を招きましたのは昭和三十四年九月二十六日の伊勢湾台風であると思います。それ以来もう二十七年を迎えようと実はしておるわけでありますが、この伊勢湾台風でとうとい人命を奪われたのは五千名を超すくら...全文を見る
○横江分科員 港内の海岸堤防というのは防潮堤のこと空言うのですか。
○横江分科員 私は今いみじくも建設省と運輸省、運輸省につきましてはその天端高を堅持しております、これは私はそのとおりだというふうに実は理解しております。ただ違うのは、防波堤は一メートル六十センチも沈下しておるという事実もあるわけでありますが、港内における防潮堤、これで見ていただき...全文を見る
○横江分科員 私は、大臣においでいただきたい、ぜひ視察をしていただきたい、このことを最後にお願いしようと思いましたら初めから言われまして、ぜひこれだけはお願いしてまいりたいと思っております。もう来ていただければすべてわかるわけであります。  そこで、あの伊勢湾台風で五千名の被害...全文を見る
○横江分科員 今、西二区のBの海部海岸堤防のことを話しておりますが、三メーター九十というのはあなたの方からもらったものでは、ありません。
○横江分科員 私が先ほど申し上げました海部海岸の二メーター二十沈下しているという場所は、五十三年の高潮計算をされて埋め立てをされた中で運輸省は、ここへ必ず堤防がなければまさに五メーター二十の高潮が来る。しかも、その堤防は今回メーター四十しかないのです。五メーター二十です。八十セン...全文を見る
○横江分科員 運輸省はそのような計算をどうして建設省に説明されないのでしょうか。協議会をおつくりになったときに建設省と運輸省と農林省と学識経験者の皆さんとで、防波堤をつくり堤防高もお決めになったはずじゃありませんか。開口部を大きく広めた、六百五十にした、あるいは四百五十にした。そ...全文を見る
○横江分科員 そういう答弁は素人のものなのですよ。五メーター二十TPでおつくりになったのです。今、鍋田堤も中央堤も下がっておるのですよ。その下がっている計算のその現状のままで、防波堤がないときは七メーター五十の堤防ですよ、防波堤があるから六メーター六十なのですよ。そして、今埋め立...全文を見る
○横江分科員 私は、この事実、これは地区の県民の皆さん、市民の皆さん方が知ったらそれこそ夜も眠れないくらいになると思います。今、県はこの海岸堤防の海べりのところだけは工事しています。海べりも大事ですけれども、ここが大事だということだけは、低いところです、今お話がございましたように...全文を見る
○横江分科員 庄内川につきましてはTP六メーター二十、そして新川についても今同じような数字をお示しになったわけでありますが、現況の堤防高につきましては、庄内川、新川の海岸部については六メーター二十から四メーター三十なんです。六メーター二十のところもあります。しかし、海岸部で一番怖...全文を見る
○横江分科員 日光川は締め切られました。だから、もう中側の堤防が低かろうが何だろうが一応高潮とか津波の心配はありません。洪水等については知りません。今、できるだけ努力しましょうということですが、では、その間、庄内川、新川を締め切ってもらえばいいと思うのです。しかし、日光川と条件が...全文を見る
○横江分科員 大きく期待をいたします。  最後に、全体の問題に戻りますけれども、協議会でおつくになりましたあの防波堤の高さ、堤防の高さからいろいろな高さすべて、また本体、堤防の大きさそのものは今でも全部生きていると私は思います。そうしますと、その完成時の原状に戻す、高さが低いと...全文を見る
○横江分科員 それじゃ答弁にならないよ、あなた。伊勢湾のときの協議会で基本的な方針を示した。そのときに天端五メーター十という防波堤をつくった。基本的にはその線までかさ上げをする、その線を守る、これが伊勢湾台風の教訓じゃないですか、英知を絞った一番のもとじゃないですか、それが災害を...全文を見る
○横江分科員 最後に、大臣、先ほど申し上げましたようにここは地盤沈下地帯ですね。三百平方キロなんです。今民活とかなんとかということを言われて、この前大臣に名古屋へおいでいただきまして、伊勢湾道の民活をお話しいただきまして、私、地元として喜んでおります。災害から守るのは政治の一番の...全文を見る
○横江分科員 私、下之一色のことを育っておるわけじゃありません。全体の、三百平方キロの埋め立てをすべきだと言っています。下之一色の話じゃありません。それはちょっと誤解しないでください、それだけは。全体の、今申し上げましたゼロメーター地帯、これのことを言っておりますから、物すごく大...全文を見る
○横江分科員 終わります。
03月28日第104回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○横江委員 中小企業指導法及び中小企業近代化資金等助成法の質問を申し上げるわけでありますが、私自身何か歯がゆい感じがするわけであります。それは、中小企業の強化を図るべきその立場にある通産省の、しかもエリートの方が、その本分を忘れて、中小企業の皆さんを踏みにじるような、実はきょう同...全文を見る
○横江委員 私も政治家の端くれでございまして、このことにつきまして政治資金規正法の問題のあることも百も承知をいたしております。個人が望ましいことも百も承知をいたしております。しかし、このような事件は氷山の一角で、例えばそれは個人のパーティー券の協力じゃなしに、業界と役所とのつなが...全文を見る
○横江委員 私は、毛針発言を批判しません。ある意味では非常にユーモラスであって、何か国民を——その辺のところは絶対いけません、いけませんけれども、ある意味では何かふっとユーモアを感ずるものがあるのですね。僕は、今のこの質問の中で前向きの答弁ができるのはもう渡辺大臣しかないと思って...全文を見る
○横江委員 余り逮捕者の関係についてとやかく私は申し上げる気持ちはございませんが、しかし国民感情と通産官僚の気持ちが余りにも離れ過ぎている。時効の問題は別にしまして、飲んだものをツケ回しをしながら、しかも回数がべらぼうに多い。これは、普通であるならば何がしかの恩恵を与えておるから...全文を見る
○横江委員 そうしますと、これは司直の手でどんどんと明るみに出てくるわけでありますが、今のような恩恵、例えば法改正だとか、あるいは知恵を授けたというようなことも一切関係がありません、わかりません、こういう御答弁でございますか。
○横江委員 ここらあたりは、今後の捜査の進展を待たなければいけないと思っております。  実は高度化資金、とりわけ中小企業の団体並びに共同化については、この高度化資金の貸付制度というのは中小企業の力をつけるために非常に大きな役割を果たしてきたと私は思うのです。それだけに、この制度...全文を見る
○横江委員 頭数が多いから、そこでまさに間違いないという、そんなものじゃないと私は思います。全く頭数が多い中で、内輪内輪でそこに非常に甘さがある。今あなたが後段で言われた問題もさることでございますけれども、そういう甘さというものが、何も問題が出てきてなければ、あるいはまたこの構造...全文を見る
○横江委員 五十三年、五十四年にこの撚糸工連でも不当事項ということで指摘を受けた。もちろん、それは改正というのか、今は正しい姿にされていると思いますけれども、そこらあたりにつきましても後で答弁をしていただきたいと思います。  私は、この五十三年、五十四年じゃなしに、これもあわせ...全文を見る
○横江委員 五十八年の会計検査院の指摘というのは、三十年前の今の卸問屋とかそういう関係なんでしょう。五十八年といいますとまだ三年前の話でございますけれども、一体どうなんでしょう。
○横江委員 愛知県にはなかったのでしょうか。
○横江委員 私が指摘している事実だったでしょうか。
○横江委員 まだその繰り上げ償還が残っているというような話も伺っておりますけれども、私が一つ一つを指摘しないと、今のお話の一般論的に昭和三十年のような話でカムフラージュして、一つ一つ指摘をすると初めて具体的な話が出てくるというのは、僕は答弁に非常に積極さがないと思うのですね。何か...全文を見る
○横江委員 それでは、その点については強く要望していきたいと思っております。  特に、今中小企業を取り巻く環境は非常に厳しい。一つ一つの国の差し伸べる手はしっかりとそれが届くようなそういう手だてをお願いしながら、この問題は別にして、とりわけ最近における円高の問題についてもこの際...全文を見る
○横江委員 百九十円台、二百円台という予想のもとに調査をされて、中小企業にどういう影響が出てきているのかという報告は私どもも局を通じていただいておりますけれども、今お話しのように百七十円台という現実があるわけであります。どこまで円高になるのか、これは一つのスタート台であってピーク...全文を見る
○横江委員 中小業者の今の実態は確かに円高の中で赤字に苦しみ、しかも受注量が少ない、大変な状況だと思うのです。この景気の障り、これから内需拡大という具体的な施策も出てくると思いますけれども、百七十円台の円高の中で、一段と不況感が増す中で、個人消費が非常に湿ってきて、内需拡大に大き...全文を見る
○横江委員 私どもが、例えば関連の、特に公共機関の個人消費モニターの皆さんあるいは普及員の関係の皆さん等、景気の問題を含めながら、回りながら話を聞くわけであります。そうしますと、特に先行きの不安というのか、この円高によって非常に心配をする中で、個人消費に対してのブレーキがかかって...全文を見る
○横江委員 時間が来たようでございますが、もう一つだけ御答弁いただきたいと思うのです。  この新しい予算というのは経済成長率四%を見込んだ編成でありますが、今のようなこの円高でいった場合に、この四%という成長を確保することができるのかどうか、ここらあたりは試算でもしておみえにな...全文を見る
○横江委員 時間が来ましたから終わります。     〔野上委員長代理退席、奥田(幹)委員長代理着席〕
04月08日第104回国会 衆議院 商工委員会 第9号
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○横江委員 八六春闘から質問してまいりたいと思います。  八六春闘は、あすの金属労協の集中回答指定日を前にいたしまして、大詰めの労使交渉が実は展開されているわけであります。史上初の鉄冷えということで二%台の賃上げとなりました鉄鋼や、五%の歯どめをめぐりまして労使が異例の対決をし...全文を見る
○横江委員 非常に御慎重な御発言でございますけれども、確かに労使間で決めることであります。  私は、適正な賃金、例えば労働者側の取り分の関係、これは実は平泉長官にもちょっと伺いたいと思うわけでありますが、国民所得の統計やあるいは雇用者所得、勤労所得等も数字の上では出ているわけで...全文を見る
○横江委員 今お話しのように、数字のとり方によって違うと思いますけれども、お話のございましたような長官からの御答弁の数字も、また私が示しました数字も、五十七年度若干上がっていますが、全体的には労働側の取り分というのが下がっていることは、これは今の二つの、私の場合もあなたの場合につ...全文を見る
○横江委員 今企画庁長官からも、労働側の取り分については数字の上からいって下降ぎみだというお話がございました。  通産大臣、私は内需拡大という関係等からまいりますと、少なくとも労働者に可処分所得、余裕が出てこなければそのような内需拡大、消費の拡大につながってこないと思うのです。...全文を見る
○横江委員 私は、今のこの関係等からまいりまして、例えばあすの集中回答あるいは私鉄を初めとした十日のストライキを構えた問題等からまいりまして、円高によって抑え込もうとするその雰囲気、ムードだけは通産大臣に、企業を指導するという面もあるかもしれませんが、あるいはまた行政指導の立場か...全文を見る
○横江委員 円高抑制は、今のお話からいきまして、そういう形で経営者が臨むのじゃなしに、メリットもあるんだ、この上に立って労使の話し合いが、私は経営者が少しでも理解を示していただける、これを強く期待をしながら、また大臣としては機会もおありだと思いますから、そういう関係からも喚起をひ...全文を見る
○横江委員 三月にこのような全国的な数字が出たわけでありますが、今後企業の経営に及ぼす影響というので、資金繰りが一層悪化をする、あるいは休廃業、倒産がふえる等々の具体的な調査結果が出ているわけでありまして、しかもその中にはこれからの倒産が随分心配をされているわけであります。今倒産...全文を見る
○横江委員 希望は確かにそのとおりであると私は思います。愛知県からも、この深刻な円高によりまして異例な要望書が出てきております。他府県ではそのような異例な要望書はまだないと私は思っておりますが、こんな異例な要望書が出るということは、将来の倒産とか、あるいは大変な状況だということを...全文を見る
○横江委員 この愛知県の要望に対しては、具体的な措置はいかがでございますか。
○横江委員 今申し上げましたように、円高によりまして大変な業界あるいは会社もあるわけでありますが、円高差益で大きな利益を得て喜んでおる人もあると実は私は思うわけであります。そこで、円高差益で喜ぶ、また差損で苦しむ、まさにさまざまでありますけれども、日本の円高差益の総額と差損の総額...全文を見る
○横江委員 結論的には、差益が三兆五千億というような数字でございますが、渡辺通産大臣は先般新潟にお行きになりまして、今の話と直接ストレートにいくわけじゃありませんが、円高差益の還元は年間四兆から五兆円ぐらいあるのだ、こんなことを言われたわけであります。年間四兆円から五兆円、例えば...全文を見る
○横江委員 確かに輸入そのものによって安くなる、その差益というものを国民に還元をしていく、それが単純計算では四兆相当の数字だという御答弁でありますが、きょう決まりました総合経済対策、これはここらあたりの円高差益の還元というのが一番の目玉であるというふうに実は理解をしておるわけであ...全文を見る
○横江委員 私は、電力、ガスあるいは油、油の関係では一番もうかっているのは電力よりも原油の値下げではないか。ところが、油関係では、何か四月に一リットル十円ぐらい下げるというせこい話しか実はないわけであります。もちろん、市場メカニズムで随分ガソリンの値段は下がっています。下がってい...全文を見る
○横江委員 大きな期待をするわけでありますけれども、私は、デパートやスーパーで一〇%とか二割の安売りですよというキャンペーンですね、このキャンペーンを政府が指導するだけでは、こんな何兆円というような差益の還元にはほど遠いと思うのです。そんなキャンペーンだけの、号令をかけて、笛を吹...全文を見る
○横江委員 大臣は随分円高差益を御宣伝してみえます。ところが、これは消費者には全く利益がないということで、大臣がこのようなことを言われて、五兆円とか四兆円とか言われた。そして、今の経済会議等からも新聞は皮肉っていますね。ちょっと読ませてもらいますけれども、「自国の通貨の国際価値が...全文を見る
○横江委員 終わります。
04月15日第104回国会 衆議院 商工委員会 第11号
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○横江委員 消費生活用製品安全法等の一部を改正する法律案の質問をしてまいりたいと思っております。  臨時行政調査会の最終答申は、製品安全協会を初め特殊法人等について民間法人化すなわち自立化を、そしてまた電源開発株式会社には経営の効率化、活性化の方向を示したわけであります。そこで...全文を見る
○横江委員 臨調が求めた一層の効率化というのは、今例えば国策というような政策機能を残しながら法改正で役員の問題も緩和をする、あるいは関連事業、あるいは卸売の問題、コストの意識化をしていくんだという。ただ、臨調の一層の効率化とあわせて、関連事業とかあるいは人事をそのように緩和をした...全文を見る
○横江委員 私は、唯一の国策会社である以上は、九電力から比べて規制が強いのは当たり前だと思うのです。だから、規制の緩和をしたからといって、一遍に経営意識が出てきたりコストを低めるようなことが出てくるなんてことは、何かこちらの話をしておって一遍に飛んでしまうような理論展開を実は感じ...全文を見る
○横江委員 プロパーの方、すばらしい方がございまして、当然社長に大きく期待する人もありますけれども、九電力から社長とプロパーから社長と、若干意味が違いますが、私はそこまで高く望みません。プロパーの皆さん方は、すぐの自分の目の前のところで何だという気持ちから労働意欲が減退していると...全文を見る
○横江委員 慎重に検討するということは、九電力に放出をするということに決まっているわけじゃないんですか。私が皆さん方から伺いますとそんな話を伺ったのですが、今部長のこれから慎重に検討するということは、まだ未知数だと理解してもよろしゅうございますか。
○横江委員 私の言っている趣旨に対する答弁が出てこないのですね。私は、よりベターに考えるならば、九電力以外の方にも幅広く放出をして、いい意見を聞く、それが民間の一番の基本じゃありませんか。あなたのさきの答弁はそういう答弁じゃなかったですか。後ろから話があって話が変わるなんて信念が...全文を見る
○横江委員 民間という立場から、大きく期待をしていきたいと思っております。  今申し上げましたように、規制緩和で手のひらを返すようには変わらない。たとえ株式の配当が実施されたといたしましても、この電源開発株式会社そのものがどのような事業展開をしていくのかということが電発にとって...全文を見る
○横江委員 項目の羅列では、具体的に六十年代の電発の政策課題というところがぐっと浮かび上がってこないのです。今のようなお話の中では、一体全体これからの指針というのはどんな形になるのか、電発の進むべき道はどうなるのかということは浮き彫りにならないのですが、今のお話であなたはわかって...全文を見る
○横江委員 私は今の五つのカテゴリーを伺いまして、しかも具体的にその目的を果たすために御努力も実はいただいているわけでありますが、例えば電力需要の低迷ということからまいりまして、専門家の皆さんのいろいろな話を伺いますと、五つのカテゴリーは一応まず別にして、電発の使命というのは二つ...全文を見る
○横江委員 そこで五つのカテゴリーというものをそれなりに凝縮をしてまいりますと、結果的には電発の新しい六十年代から将来の進路というものは、一つは先ほどお話がありましたような実証炉、いわゆる原子力発電所にどのように電発として重心を置くのか。いま一つは大規模な石炭火力の開発、その延長...全文を見る
○横江委員 そこで、私は素人でわからないのですが、原子力あるいは石炭、特に石炭の場合には、この石油万能の時代に国策的に石炭火力をこれからも推進をする、余り大きな発電所はできないにいたしましても国策として必要だ、これはよく理解をするわけであります。そんな中におきまして、例えば国とし...全文を見る
○横江委員 今ベストミックスを伺いましたが、昭和七十年で原子力二三%、これからの電発の重心をここに置くんだ、石炭にも注いでいくんだ、こうなってまいりますと、昭和七十年代、原子力の関係というのが二三%までのシェアを、いわゆる電力バランスをとるためにこれから電発は大きな期待を寄せてお...全文を見る
○横江委員 今までの九電力の三十二基というのは軽水炉ですか、これは当然コマーシャルベースに乗っておるわけでございまして、今回のATRの実証炉というのは地元の調整がつけばもうコマーシャルベースに乗るような形で、さっと六十四年には着手できて九電力におろすわけでございますが、コマーシャ...全文を見る
○横江委員 そうしますと、石炭とそう変わらない、まさに採算は合うということになると思います。そこで、当然に六十四年には間に合うような着工でございますが、もちろんそういうような努力をしておみえになると思いますけれども、軽水炉との比較、特に国策として電発が開発をして行うのだというAT...全文を見る
○横江委員 今電発をずっと指摘をしてまいりましたが、やはり国策的な政策の機能を果たしていくためにも、ぜひこれからの日本の技術分野の問題、あるいは電発から石炭の問題、その目的の果たせるような努力をお願いしてまいりたいと思っております。  時間の関係等で次の問題に入りますが、今回幾...全文を見る
○横江委員 特殊法人であるがゆえに中立性が保たれるわけですね。企業の経営の自主性が尊重されるわけです。特殊法人という字句から出てくる印象も強いと思いますが、事業運営についての干渉や役員派遣は一切ない、そして自己資本の充実が図っていける、中小企業の経営者の皆さんは安心をしながらこの...全文を見る
○横江委員 よろしくお願いいたしたいと思います。  次に、公害防止管理者、公害防止主任管理者の国家試験、この事務の民間委譲に関連をして、公害防止の立場から、ちょっとほかの面で御質問をしていきたいと思っております。  産業廃棄物処理場についてでございますが、産業廃棄物の処理場を...全文を見る
○横江委員 先ほど御答弁いただきましたように、正規な形で許可をいただいて、そして投資して産業廃棄活動をしているわけでございます。今、争いの中で産業廃棄活動が大きく制限をされているということなんですね。  厚生省の方は愛知県から近々相談にお見えになることだということで、厚生省とし...全文を見る
○横江委員 時間が参りましたので一つだけ。暴力団の資金源として全国に広がる前に、今の法の盲点を突かれてきているのですね、善良な業者が。だから、その盲点、不備をいかに補うかということが一番大事なところだと私は思うのです。そこらあたり、きょう法務省の方もお見えになりましたので、地上権...全文を見る
○横江委員 終わります。