福島みずほ

ふくしまみずほ

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福島みずほの2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第162回国会 参議院 本会議 第3号
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○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、小泉総理に対して代表質問をいたします。  昨年は多くの命が失われ、残念ながら政治によって命が軽んじられた年でした。被害を受けられた皆様に一言哀悼の意を表します。今年は命を大事にする政治をこそ実現すべきであると、まず冒頭、強く申...全文を見る
02月01日第162回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○福島みずほ君 政治とお金の問題については、社民党としても、橋本元総理を含めた証人喚問を強く要求いたします。
○福島みずほ君 雇用、若者の雇用についてまずお聞きをいたします。  ちょっとこれを見てください。(資料提示)正社員とフリーターの格差。生涯賃金でフリーターは五千二百万円しかありません。年収が百五万八千円。正社員の四分の一しかフリーターはありません。  総理、厚生労働大臣、五千...全文を見る
○福島みずほ君 いや、生涯賃金が五千二百万円しかないということはマンションも買えないということです。子供を一人育てるのに二千四百万円以上掛かると言われています。少子化と言われますが、心構えの問題ではなくて、五千二百万円しか生涯賃金がない中で二千四百万、少なくても子供に掛かる。どう...全文を見る
○福島みずほ君 今傍聴席からフリーターはフリーでやっているんだという意見が出ました。私はひどいと思います。三人に一人が非正規雇用、パート、派遣、契約社員、そしてその八割が月収二十万円未満です。生涯賃金が五千二百万円という現実を今の政治の規制緩和、労働法制の規制緩和などがやっていま...全文を見る
○福島みずほ君 このままではとても暮らしていけない、子供も産み育てない、そういう層が膨大に出ていることは私は政治の責任だと思います。  ところで、厚生労働省がやりました緊急の雇用対策の交付金なんですが、幾ら払い、どれだけ正社員が生むことができたかについて答弁をお願いします。
○福島みずほ君 この緊急地域雇用創出特別交付金、多額に使いながら、なかなか正社員の人たちを生むことができなかった。厚生労働省がいつも雇用対策として予算を要求し、お金を使いながら、なかなか正社員に結び付いていない、ここが問題だというふうに思います。  次に、中越大地震を含む国の被...全文を見る
○福島みずほ君 三野党、社民党も含めて出した法案は最高五百万円としています。三百万円では少ないと思います。また、法的な現行法の欠陥は、住宅の補修や改築・再築費用に使うことができません。これはやはりおかしい、再築費用にお金を使えなければおかしいというふうに思います。  総理、いか...全文を見る
○福島みずほ君 住宅の補修、改築、再建費用にお金が使えなければ、実際は現場でとてもとても困っているという話を一杯聞きます。これは政治が早く、野党は三党で法案を出しておりますが、法案を今国会でこそ成立すべきだというふうに考えます。  所得要件についてお聞きをします。現在、所得要件...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、前はお金があったが、被災して所得がゼロという人を救えないというのは法の欠陥です。また、五世帯、十世帯、原則として十世帯以上壊れていなければ駄目だとか、本当に使えない法律になっている。現場の、使えない法律何とかしてくれ、これに対して総理、やはりこれは今国会、...全文を見る
○福島みずほ君 生活実感を反映した支援法に変えるべきだと。そのために三野党法案成立させるべくよろしくお願いします。  次に座間キャンプについてお聞きをします。  座間キャンプに米軍司令部がやってくるのではないかということが大問題に地元でなっています。極東条項に反して許せない、...全文を見る
○福島みずほ君 官房長官、安保条約の極東条項に反してこれは基本的に許されない、そういう答弁を去年十月、この参議院の予算委員会でしていらっしゃいますが、それでよろしいですね。
○福島みずほ君 極東条項があることは事実です。  前回、官房長官は、極東条項を維持して、許されないという質問に対して、基本的にそのとおりですと答えています。極東条項に米軍司令部の範囲を限定するというのは全くのフィクションです。全体の戦略の中でやるわけですから、極東条項に反して許...全文を見る
○福島みずほ君 許されない、前回の参議院、「日本の中に米軍の司令部を持ってくることは日米安保条約の極東条項を超えて、許されないと考えます。 官房長官、どうですか。」。答え、「基本的にはそう考えています。」。これを重く受け止めていただきたいというふうに思っております。  辺野古の...全文を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、特捜部長が、やくざはメディア以下だ、あるいはメディア規制につながる文書を配付したことについてお聞きをいたします。  法務大臣、このことについていかがお考えでしょうか。
○福島みずほ君 穏当に欠ける部分があったとは何ですか。
○福島みずほ君 答弁をお願いします。
○福島みずほ君 済みません、質問通告をしております。  では、穏当でないのは、穏当でないと大臣が判断されるのはここだけですか。
○福島みずほ君 実は、この文書は様々な問題点があります。マスコミはやくざ以下だという以外にもたくさん問題点があると思いますので、大臣として不穏当と考えられる部分はどこかとお聞きしたわけです。
○福島みずほ君 ほかはいいのでしょうか。  例えば、マスコミは犯罪集団支援団体だ、犯罪者そのものだという部分があります。また、メディア規制の部分も問題です。本当に捜査機関のチェックをするというなら、捜査後でなければなし得ない、捜査後にチェックをしろ、この部分もメディア規制で問題...全文を見る
○福島みずほ君 複数の記者に配っている。それから、問題なのは、本当に捜査機関のチェックをするというなら、捜査後でなければなし得ない、捜査に関する規制、捜査に対してのメディアに関する報道の規制を言っていることが問題です。  大臣、これは不穏当というだけなんでしょうか。遺憾と言うべ...全文を見る
○福島みずほ君 この文書は表現の自由に対する規制とはなり得ないですか。表現に関するチェックとはなり得ないですか。穏当な表現だけとは言えないと思います。いかがですか。
○福島みずほ君 この特捜部長は、本当に捜査機関のチェックをするというなら、捜査後でなければなし得ないはずですというふうに、具体的にこう表現すべきだということを言っています。これは表現の自由に対するやはりチェック、制限の発言であると考えますが、大臣、いかがですか。不穏当というレベル...全文を見る
○福島みずほ君 違いますよ。これははっきり、捜査後でなければなし得ないはずですといって、具体的に捜査方法、報道の在り方についてはっきり言っています。これはどうですか。
○福島みずほ君 ではなく、この部長が、捜査機関のチェックをするというなら捜査後でなければなし得ない、メディアの報道は捜査後でなければなし得ないと言っている点が問題ではないかということです。
○福島みずほ君 いや、答えてください。ごめんなさい、答えてください。
○福島みずほ君 メディアに対して特捜部長が、捜査機関のチェックをするなら捜査後でなければなし得ないという文書を配っている。これが問題ではないか。極めて問題ですが、どう思われますか。
○福島みずほ君 聞いているのではなくて、法務大臣としてどう責任を取るかです。  では、この特捜部長に対して、不穏当であるとしてどういう指示、指図、指導をされましたか。
○福島みずほ君 政治権力あるいは行政からのメディアの規制をなぜ問題にするかといえば、NHK問題もそうですが、表現の自由が極めて問題だからです。こういうことを記者に対して出すことについて、メディアに対する規制だというふうに考えます。  大臣、責任を持って指導すべきではないですか。
○福島みずほ君 大臣としてきちっと指導すべきで、人権擁護法案は上程されるおつもりですか、メディア規制の条項があるので。
○福島みずほ君 メディア規制の条項があり、かつ人権の問題に関して法務省の外局となっていることが問題だと考えます。  以上申し上げ、是非、大臣、尊敬している大臣ですから、是非、この問題に関してきちっと対応してくれるよう、メディア規制について対応してくれるよう申し上げ、質問を終わり...全文を見る
02月24日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は専門的な立場からどうも有益なお話ありがとうございます。また、現場で頑張っていらっしゃることに心から敬意を表します。  今日お話が出ましたが、一九九八年を境目に自殺者が三万人を超え、それが下がらないということがあります。中村参考...全文を見る
○福島みずほ君 はい。  今日の参考人それぞれの意見もありましたが、やっぱり無業者、職のない人たちの自殺率がほかに比べて高いことと、それから職業別自殺者数、警視庁のを見ますと、例えば自動車運転手の人がほかに比べて、職業に比べてとても高い。これは、例えば国土交通省相手取って最近タ...全文を見る
○福島みずほ君 秋田の地で頑張っていらっしゃる本橋参考人にお聞きをいたします。  先ほど、自殺率の高い、どこも高いですけれども、地域がありましたが、東北とそれから九州の一部が多いようで、正直、今なかなか格差が生じて、全国の中で正直言うと年収の低い部分の県に自殺が割合からいうと高...全文を見る
○福島みずほ君 雇用の関係との何らかの連関性というのは、少し今日教えていただいて理解ができたんですが、例えば介護保険で非常に取り組んでいる自治体とそうでない自治体とか正直あると思うんですが、その福祉サービスやそういうものとの自殺との関係というのはあるのでしょうか。本橋参考人、お願...全文を見る
○福島みずほ君 産業医というと変ですが、中村参考人にちょっとお聞きをしたいんですが、現場でやっていらして、正直、会社が例えばこういうことに気を付けていたら自殺がこういう形で予防できたかとか、何かこう実感として、例えばこういうことをもっと注意したらどうかということがもしあれば教えて...全文を見る
○福島みずほ君 会社員や公務員の人と話をしていると、持病があったり病気だったり、精神的に悩み、またうつ病だったり、例えばぜんそくだったり、いろんな疾患を抱えていても、弱みになるので、保険を使うとそれが会社に分かるので、そうではない形で薬を処方してもらうとか、絶対に自分が病気である...全文を見る
○福島みずほ君 最後に、高橋参考人に一言聞きます。  私は、自衛官の中で自殺をした人の遺族の方たちとお話を何人かして、つい先日も自殺をした自衛官の家族とお会いしたら、遺書があって、上官のだれだれは絶対に許さないとかやっぱり遺書があったり、いじめを理由に死んだんじゃないかと遺族が...全文を見る
○福島みずほ君 以上です。どうもありがとうございました。
03月04日第162回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  命を大事にする政治を実現すべきであるという観点から質問をいたします。  介護保険法の改正法が国会に上程されています。施設の利用者に関して、住居費、食費、光熱費として毎月例えば三・一万円多く取ることにするということが明らかになりました...全文を見る
○福島みずほ君 はい。
○福島みずほ君 しかし、厚生労働省の制度設計を見ますと、年収二百六十七万円の場合、負担年間百四万四千円、残金百六十二万六千円となります。夫が特養老人ホームに入って、妻が賃料を払い、食費を払い、光熱費を払い、果たしてやっていけるんでしょうか。また、例えば年金八十一万円の場合、今回値...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど質問いたしましたように、年金八十一万円の場合、負担年間六十六万円、残金が十五万円、年間十五万円の年金でしか生きることができません。  厚生労働省は、特養老人ホームに入っている人の、例えば預貯金があるのか、あるいは特養老人ホームに入れている人についての持家率...全文を見る
○福島みずほ君 レクをやったときに、これに関しては、役所の方は預貯金があるから暮らしていける、あるいは持家があるから暮らしていけるというふうに説明をしました。私が問題だと思ったのは、高齢者の中で持家なしの人が三〇%、預貯金なしが、高齢者でなく一般全部を入れて四世帯に一世帯は預貯金...全文を見る
○福島みずほ君 介護保険制度ができたとき、小泉総理が厚生労働大臣でした。保険制度をきちっとやって、だれでもやはり生きられる社会をつくろうということでスタートをしました。今回、改正法案で非常に危惧するのは、やはり負担増です。個々のもちろん財源をどうするという話はもちろんあります。し...全文を見る
○福島みずほ君 生活保護でやるべきだという声があります。しかし、御存じのとおり、生活保護者の、生活保護の受給者を減らそうという政策が取られています。今回の介護保険の改正法に関して現場から、障害者自立支援法と一緒で負担増、あるいは障害者自立支援法に関しても応益負担から、応能負担から...全文を見る
○福島みずほ君 有期契約、パートの。
○福島みずほ君 パート、賃金に関してのパートの実態を教えてください。
○福島みずほ君 男性はどうですか。
○福島みずほ君 男性のパートは正社員の半分しかありません。パート、派遣、契約社員、有期契約についてもなかなか本当に厳しい状況です。  これに対して均等処遇の法律が必要だと考えますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 パート、派遣、契約社員の人たちが正社員に比べて労働条件が極めて悪い。フリーターの人が正社員の四分の一しか生涯賃金をもらえない。この実態を変える必要がある。そのために、諸外国、ヨーロッパのように、立法が必要であると。指針で今問題が生じている。  この点について、厚...全文を見る
○福島みずほ君 なぜ立法が進まないんですか。
○福島みずほ君 これは労使合意でやるべきだというふうに聞くこともあります。しかし、パートの人たちは組織率わずか三%、それでは実現ができません。  また、なかなか、さっき正社員になればいいというやじが飛びました。ひどい話で、正社員なんかなれないんですよ。だって、三分の一が非正規雇...全文を見る
○福島みずほ君 これは、やはり立法でやらない限り解決は付かない問題だと考えています。働き方はいろいろかもしれませんが、その中に、時間給で直せば均等待遇ということをヨーロッパのようにきちっと入れるべきです。その意味で、立法府としても頑張りますが、厚生労働省としても立法が必要だという...全文を見る
○福島みずほ君 沖縄の基地の負担を軽減したいという言葉を重く受け止めます。  これは、今、辺野古でボーリング調査が行われて、サンゴ礁が傷付いているという写真です。(資料提示)お手元にもお配りをいたしました。  町村外務大臣は辺野古沖以外について排除しないと発言をされています。...全文を見る
○福島みずほ君 日本政府としては地元の意見を重視するということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 現地では九割以上が、沖縄県民、SACO合意見直せと言っています。  環境大臣にお聞きをします。  サンゴ礁は世界に二〇%が今壊滅し、回復の見込みがありません。また、人的圧力によって二四%が壊滅の危機にあると報告されています。なぜサンゴ礁の海を、しかも今ボーリン...全文を見る
○福島みずほ君 是非このボーリング調査をやめていただくよう、また日本政府に心から望むのは、アメリカとイコールパートナーとして日本の地元、国民の意見をはっきり言ってほしいということです。  嘉手納基地と厚木基地の騒音、爆音は裁判所で違法であると何度も判決が出ています。また、総理の...全文を見る
03月07日第162回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  去年九月に食品安全委員会がBSE対策について中間取りまとめを出しました。私は、それを見てショックを受けました。BSEにかかりやすい遺伝子、MアンドMの遺伝子を持っている人は、イギリスを含むヨーロッパの白人の四〇%がMアンドMの遺伝子を...全文を見る
○福島みずほ君 素朴な質問で、二十か月月齢でプリオンが腸にある場合もあるわけですよね。発症してなくてもある場合がある、こういうことをどうお考えですか。
○福島みずほ君 二十か月齢ということについて、全頭検査をしてないアメリカでどう判断するのでしょうか。
○福島みずほ君 肉質で二十か月未満かどうかということを判断することは極めて困難です。また、二十か月月齢以下の中で発症してなくても、今後どうなるか分かりません。  全頭検査は維持すべきだ、私はそう思います。将来もしこれを緩めてBSE患者の人が日本で出てきたら、それは行政の責任とな...全文を見る
○福島みずほ君 今まで全頭検査は世界の非常識とおっしゃいました。これはもう命にかかわる問題なので、全頭検査を堅持すべく、日本の農水大臣として責任を取るべく強く要請をいたします。どうですか。
○福島みずほ君 食べ物の安全は根本的なことです。命にかかわることですから、全頭検査を堅持するよう強く求めます。  次に、人権擁護法案について質問をいたします。  人権擁護法案、廃案になりましたが、その案は、取材を拒んでいるにもかかわらず、付きまとい、待ち伏せ、電話、ファクスに...全文を見る
○福島みずほ君 法務大臣。
○福島みずほ君 記者が、ごめんなさい、法務省の人がレクに来ましたが、ほぼ案が固まっていると報告を受けています。そして、前回提案した法案とほぼ同じだという説明を受けています。大臣、どうですか。
○福島みずほ君 郵政民営化はがんがん宣伝しているじゃないですか。  そして、じゃ大臣、お聞きします。さっきのもう一回質問です。  どうやって取材ができるか、これ重要なことです。メディア規制が排除されるかどうか問題ですから言ってください。
○福島みずほ君 問題、閣議決定されてない法案でも郵政民営化を始め問題になっています。法務省の姿勢を聞いているわけです、上程されるかどうか分かりませんから。大臣、いかがですか。
○福島みずほ君 法務省は閣議決定をする予定であると発表されたんじゃないですか。
○福島みずほ君 閣議決定されていない法案でも委員会で審議する必要があるから聞いているのです。大臣、どうですか。
○福島みずほ君 では、法務省職員は委員になるのでしょうか。(発言する者あり)人権委員会の委員になるのか。
○福島みずほ君 人権擁護局がそのまま横滑りして人権委員のメンバーになると聞いておりますが、それでよろしいですか。
○福島みずほ君 行刑改革会議が行われ、の結論で、受刑者らの不服審査機関、第三者機関を設けるとあります。法務省の外局に設けるのはこれに反しませんか。
○福島みずほ君 先ほど、法務省の職員が委員になることは否定されませんでした。でも、行刑改革会議では第三者機関になるべきだと言っております。  では、人権局長、先ほどの質問に答えてください。付きまといや待ち伏せ、電話、ファクスできなくてどう取材するんでしょうか。
○福島みずほ君 まだ固まっていないのでしたら、メディア条項は削除するように、法務省の外局というのは見直すよう強く要請します。  ところで、国土交通大臣、タクシーの運転手さんの労働実態についてお聞きをいたします。
○福島みずほ君 年収が三百十四万八千二百円、とても低くなっています。また、交通事故が十年前と比べて六割増えてしまった。規制緩和の結果、台数が増え、労働条件の悪化、事故が増えるという事態が起きています。タクシーに乗ると、運転手さん大変だという声が聞かれます。大臣、こういう規制緩和に...全文を見る
○福島みずほ君 はい。じゃ、終わります。
03月09日第162回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○福島みずほ君 人権擁護法案についてお聞きをいたします。  付きまとい、待ち伏せ、電話、ファクスなくして、どう取材ができるのでしょうか。
○福島みずほ君 取材を拒否している場合は、必ずやはり平穏を害するという意見が出ると思います。また、反復、継続とは二回以上のことをいうと思いますが、かなり短いときもこれに当たるのではないでしょうか。
○福島みずほ君 反復、継続というのをどういう定義で考えていらっしゃいますか。
○福島みずほ君 反復、継続とは、その意思があれば一回以上でもなりますし二回以上でもなります。極めて限られた場合でもありますので、これはやはり、法務大臣、うんうん言ってくださっていますが、やはりメディア規制として問題であるというふうに思います。  法務省の、世界じゅうの国で法務省...全文を見る
○福島みずほ君 カナダとオーストラリアですが、この二つは英米法系、しかも司法省です。刑務所を執行するところに人権救済機関は置いてありません。結局、日本のように刑務所や入管施設をやるところに人権救済機関はありません。このことをどうお考えですか。
○福島みずほ君 法務局に委嘱をすることができます。法務局のトップは法務大臣です。法務大臣の所管においてなぜ人権救済ができるのでしょうか。メディア規制の条項と法務省の外局については是非見直すよう強く要望いたします。  次に、現在、ニューヨークの国連本部で国連女性の地位委員会が開か...全文を見る
○福島みずほ君 三月四日、政治宣言が採択をされました。リプロダクティブライツアンドヘルスなどを規定した北京行動綱領を再確認しました。  日本政府も同様の態度ですね。
○福島みずほ君 日本政府が北京宣言及び行動綱領を揺るぎなく支持し、ジェンダー平等の更なる進展に向けて努力することを表明したことを力強く受け止めております。  次に、厚生労働省についてお聞きをいたします。  性感染症やエイズについて、どう対策を取っていらっしゃるでしょうか。
○福島みずほ君 官房長官、性を人権と考えるために、自分の体を大事にするために、子供が性暴力に遭わないように、特に知的障害のある子供が性暴力に遭わないように性教育は必要であると考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 官房長官、男女共同参画社会基本法におけるジェンダーの位置付け、重要性についてお聞かせください。
○福島みずほ君 国会議員の女性比率や男女の賃金格差などから算出するジェンダー・パワーメント指標において、日本は七十八か国中三十八位、どんどん下がってきています。なぜ一向に改善しないのでしょうか。
○福島みずほ君 是非、この日本が国際社会においてやっていくためにも、是非、官房長官の頑張りと政府の取組を心から期待をいたします。  日本はある意味、女性の活用に失敗をしている社会です。これは極めて残念なことだと思います。男らしく、女らしくと言いますが、優しさも強さも女性にも男性...全文を見る
03月10日第162回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  総理にお伺いをいたします。  今の社会の最大の問題点を社民党は、格差が拡大をしていることだ、住みにくい社会になっていることだというふうに認識をしております。個人間の所得格差が拡大し、企業別、企業間の所得格差が拡大をし、地域における格...全文を見る
○福島みずほ君 地域の特色を出すこと、多様性はもちろん大歓迎です。しかし、問いに対して答えていません。  格差が拡大をしている。子供たちが希望を持とうにも持てない。さっき総理はやる気がある人間はやれると言いました。しかし、この委員会でも聞きましたが、例えばタクシーの運転手さん、...全文を見る
○福島みずほ君 それが違います。つまり、子供はもう小学校、中学校の段階から親の財布の大きさによって自分の希望の大きさが決まる。どの地域で、親の収入がどうかによってもう自分の人生が決まっちゃうと思うからです。  私は、二極分解が起きることはこの日本の社会において良くないというふう...全文を見る
○福島みずほ君 社会保障にお金を使っていないという質問をしたのではありません。総理が理解をしていないんです。構造改革、そしてあらゆることの規制緩和によって二極分化が進んでいる。どこにお金を使うかにおいて二極分化が進んでいる……
○福島みずほ君 しかも、今度の予算案の最大の問題点は、貧しい部分、弱い部分から、介護保険料の負担や保険料の値上げ、定率減税の縮減など、弱いところから本当に広く薄くお金を取っていく。そのことで、より二極分化が進んでいく。今の政治の最大の問題点はそこであり、小泉総理はその問題点を認識...全文を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  社会保障制度の重要な審議ですが、今日極めて残念な事件が起きたので、聞かざるを得ません。  自民党の国会議員が強制わいせつ罪で現行犯逮捕をされたことはとてもショックを受けています。女性への人権侵害として本当に問題だと考えますが、総裁と...全文を見る
○福島みずほ君 私も本当にひどい事件だというふうに思います。  今日は、介護保険法の改正法案と障害者自立支援法案と、それから混合診療の三点セットについてお聞きをします。  この三つに共通をしているのは、自己責任の強化と、それから利益を得るにはお金を払えという応益負担の強化です...全文を見る
○福島みずほ君 私も、応能負担から応益負担へと言われますが、益ではないと。これは、お金がなければ家の中に閉じこもって出れなくなってしまうわけですから、益ではなくて、やはり社会保障制度の中で公平に、それから家族、家族の収入などに余り関係なく公平にやはり福祉が受けられる制度をつくるべ...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、当事者不在の福祉切捨ての制度が本当に生きにくい社会をつくるというふうに思います。混合診療についても、混合診療の方向性のやはり問題点を指摘したいというふうに考えています。  だれもが安心して暮らせる制度に今の社会保障制度の在り方が向かっていないことを申し上...全文を見る
03月15日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今年は二〇〇五年、戦争が終わって六十年。広島、長崎、沖縄から六十年。この六十年間の間に置き去りにしてきた問題、解決していない問題を戦後六十年の節目の今年こそきちっと解決をすべきであると考えております。  たくさんテーマはありますが、...全文を見る
○福島みずほ君 日本銀行が財布であり、法務省は単に供託の手続を行うところで、戦後のこの解決をどうするかは厚生労働省の管轄そのものだと考えます。  ドミニカ問題などについて取り組んできた尾辻大臣だからこそ、この問題について、例えば公告をして、この名前の、こういうことを記憶がある人...全文を見る
○福島みずほ君 でも、ひどい話なんですよ。六十年前に当時のお金で二億近くを日本はプールさせたと。それを六十年間持ち続けて、どうするのか。これは日本の中にあるべきお金でないことだけは確かです。働いた人たちのお金なわけですから。  ですから、名簿等はあるわけですから、それを朝鮮半島...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、この問題については、北朝鮮との間ではまだ国交回復しておりませんし、時効は成立をしてないという見解です。  少なくとも、このお金は日本政府が持つべきものでないことだけは確かですから、何らかの形で個人に渡るような努力をすべきだと。未来永劫日本政府が持っておく...全文を見る
○福島みずほ君 ひどい話です。  さっきの時効は、政令二十二号は、第七条において、この政令の規定により供託された供託物に対する還付請求権の消滅時効は、政令をもって定める日まで完成しないとしていますので、時効の問題は起きてないんですよ、政令上。  ですから、ポイントは日本がこの...全文を見る
○福島みずほ君 当時の供託に伴う名簿のようなものがあるわけですから、それを公告をして、遺族あるいは本人に名のり出てもらうというのが私は一つの方法であるというふうに考えます。  韓国でも真相究明委員会が立ち上がっておりますので、これは少なくとも私たちが、日本政府が持っておくべきお...全文を見る
○福島みずほ君 重要なことは、自発的に企業が供託をしたわけではなく、日本政府が通達を出して供託せよとやったわけです。にもかかわらず、本人にはお金を渡さなかったと。本人にも通知をしておりません。だから、だれも、だれもというか、何人かもらったようですが、基本的にそのままお金がプールを...全文を見る
○福島みずほ君 軍人軍属の方のは祐天寺にあります。ただ、民間の人たちは一体骨がどうなっているのかなかなか分からない。その点については具体的にどう進められる予定でしょうか。
○福島みずほ君 是非、結果を教えてください。また、進展もお願いいたします。  次に、残留孤児の問題についてお聞きをいたします。  まず、三月七日に福岡高裁の判決が出ました。例えば、残留孤児の発生には国の満州開拓民大量入植計画という国策に原因があるのではないかという指摘もされて...全文を見る
○福島みずほ君 ではお聞きしますが、では、残留孤児の人たちがなぜ裁判を起こしているのでしょうか。  残留孤児の人たちの生活支援がなかなか残念ながら進んでいません。七割の人が生活保護を受け、もう本当に困難な状況にあります。そういう事態を厚生労働省はどう受け止めていらっしゃるでしょ...全文を見る
○福島みずほ君 もう当たり前ですが、好きで孤児になったわけではなく、本当に歴史の中でつらい目に遭われた人たちだというふうに思います。生活保護で対処するのではなく、孤児独自の支援策が必要ではないでしょうか。
○福島みずほ君 遅きに失したという司法の判断を重く受け止めるべきだと思います。  まず、残留孤児として中国に遅く置いておかれたという問題、それから、日中国交が遅れたこともありますが、日本へ帰ってくるのが遅れたという問題、それから日本に帰ってきた後の支援の問題、三つぐらいやはり政...全文を見る
○福島みずほ君 もう戦後七十年目ということがないかもしれない、だとすると、今年こそ是非前向きに取り組んでくださるようお願いいたします。  次に、シベリア抑留問題についてお聞きをいたします。  南方から帰還した捕虜の人は、本来は抑留国が行うべき捕虜に対する支払を我が国が立替払す...全文を見る
○福島みずほ君 でも、端的にお聞きしますが、おかしくないですか。南方に行って捕虜になった人は立替払でもらえる、もちろん不十分でしょうが。で、シベリアに行った人はもらえない。やっぱりおかしいというふうに思われませんか。
○福島みずほ君 その祈念事業という形ではなく、きちっとした形の賃金支払がなされるべきだと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 次に、在外被爆者の葬祭料についてお聞きしますが、政府の態度がひどいと思うのは、平等に扱えっていう判決は上告するんですよ、上訴するんですよ。それで、今のままでいいんだというのは、判決がそう言っておりますのでって言って、ひどいじゃないですか。できるだけ、いや、予算は限...全文を見る
○福島みずほ君 外務省にお聞きします。  在外公館の幾つかに申請の窓口は作らないでしょうか。
○福島みずほ君 これは、判決を受けて問題を解決するには、取りあえず在外公館で窓口を作り、そこで書類を出してもらって、必要があれば追加的に、こういう資料も追加で出してくださいという、そういうフィードバックがあれば解決すると思いますが、大臣いかがですか。
○福島みずほ君 是非、もう余り時間がありませんし、日本に来れない方もいらっしゃるので、今、検討するとおっしゃったので、是非、在外公館の幾つかに申請の窓口を、取りあえず例えば中国、韓国で作るとか、努力をしていただきたいというふうに思っております。  済みません、毒ガス、化学兵器、...全文を見る
03月15日第162回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日はありがとうございます。  水野公述人にお聞きをいたします。  広がる所得・資産格差ということで今日資料の提供をいただいているんですが、格差の拡大をどうしたらいいのか、ちょっと余りに大きいですけれども、教えてください。
○福島みずほ君 その政策的な知恵をおかりしたいと思ったんですが、ないですかね。
○福島みずほ君 次に、労働分配率のところで、やはり中小企業の人件費がとても高いという、大企業と中小企業でとても広がっているんですが、この人件費が高いという中小企業の問題点、先ほどちょっと技術革新というのもあったんですが、中小企業を元気にするためにまた知恵をおかしください。
○福島みずほ君 田近公述人にお聞きをいたします。  今日は負担と給付の話がありますが、先ほど障害者の自立支援と介護の統合を早急に急ぐべきではないとおっしゃいました。もう少し教えてください。
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。  終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日は本当にありがとうございます。  まず、村田公述人にお聞きをいたします。  基地の再編に関しては千載一遇のチャンスだとおっしゃいましたが、私もそのとおりだと思っています。厚木基地、そして嘉手納の爆音については多くの多くの判決があり、...全文を見る
○福島みずほ君 大田昌秀、今参議院議員、社民党の参議院議員が知事であった時代にプロジェクト、あとプランを発表しておりますし、現在もありますので、是非そういうのを出しつつ、基地の再編の問題についても日本側として意見を言っていきたいと思います。  で、アメリカが、例えば嘉手納や厚木...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  今日、村田公述人からソフトパワーの話がありました。この東北アジアにおいてソフトパワーをどう使うのか、この東北アジアにおけるソフトパワーとは何なのか。で、伊豆見参考人にも、北朝鮮をきちっと国際社会にもっと復帰させる、受け入れるためにどうい...全文を見る
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
03月17日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今、無年金障害者の件の控訴がありましたが、私も一つだけその控訴の件でお聞きをします。  在外被爆者の葬祭料訴訟について以前お聞きをいたしました。で、長崎新聞に、長崎市長は控訴をしたくないと、しかし国から控訴の要請があったのでやむなく...全文を見る
○福島みずほ君 私は、この葬祭料の問題はこうしなさいと、不平等にするなということが言われていますし、時間を本当にもう、もう高齢の皆さんですから、これはやるべきだと思います。先ほどもありますが、厚生労働省は裁判で負け続けているにもかかわらず控訴をすると。しかも、具体的にじゃ何か対案...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省の態度は、私は、申し訳ありませんが、許されないというふうに思います。この対案、きちっとして解決をすべきだというふうに思いますし、控訴をすればまたその裁判に応じてやらなくちゃいけないという、訴えた原告の負担もずっと続くわけですから、この点についてはよろしく...全文を見る
○福島みずほ君 この委員会で問題になり、私がお聞きした十一月三十日のは厚生労働省全体における監修料の問題です。しかし、一月十四日はなぜか社会保険庁をめぐる不祥事等に関する調査報告書になっています。社会保険庁に問題があります。しかし、厚生労働省の問題をなぜ社会保険庁だけの問題に矮小...全文を見る
○福島みずほ君 いや、そしたら、私はこの委員会で厚生労働省全体の中の監修料ということについてお聞きをしたつもりです。つまり厚生労働大臣に対してやったわけで、そのとき厚生労働大臣は本当に厚生労働省のうみを出すという思いでこの答弁をされたと思います。ところが、報告書は社会保険庁から、...全文を見る
○福島みずほ君 いや、監修料については大きな問題であったにもかかわらず、やっぱりおかしいですよ。十月二十二日、厚生労働省は、国庫補助金関連、大量購入等の出版物に関する監修料の実態に関する全省調査として報告を出しています。ずさんじゃないかということで、十一月に私が質問し、厚生労働大...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省に対して洗い直せと言って、大臣が洗い直すと言ったのが、なぜ社会保険庁だけの問題になるんですか。
○福島みずほ君 やっぱりおかしいんですよ。監修料についてちゃんとやってくれというのがみんなの思いで、だからこそ厚生労働大臣におなりになった尾辻大臣は、分かりました、メスを入れますとおっしゃったわけです。で、キツネにつままれるというか、それが何で社会保険庁だけになったのか。いや、と...全文を見る
○福島みずほ君 何か雇用保険になかなか今日入れなくて申し訳ないんですが、監修料について十一月三十日に、この委員会で大臣は厚生労働大臣としてきちっと調査をするとおっしゃったわけです。社会保険庁だけやるとはないんです。ですから、私が今日お願いを改めてしたいのは、監修料の問題に関して全...全文を見る
○福島みずほ君 いや、おかしいですよ。だって、十月二十二日に調査が出た後、この委員会で私が十一月三十日、しかも実はこれ、私だけではありません、いろんな委員からおかしいじゃないかと言われて、この十月二十二日は駄目だということになったんですよ。大臣が深々と頭を下げてもう一回調査をやり...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっと時間がオーバーして申し訳ありません。  厚生労働省に、改めてこの委員会の中で、私は再度、調査と報告を要求いたします。  つまり、十月二十二日のこの報告書が駄目だというふうになったわけですよ。だから、やり直しだということになったわけです。それが何で一月十...全文を見る
○福島みずほ君 大臣、やっぱりこの委員会はとても重要で、十月二十二日では駄目で、やり直すと尾辻大臣は頭を下げられました。社会保険庁だけの報告書になっていて、足らぬところもあるかもしれないとおっしゃいました。この委員会に対してきちっと報告書を、改めて全省庁的な監修料の問題ということ...全文を見る
○福島みずほ君 社会保険庁だけでなく、他の部分もお願いします。よろしく。
03月18日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  昨日、監修料のことについてお聞きをいたしました。今日、確認の質問を数点させていただきます。  厚生労働省は昨年、この厚生労働委員会での様々な委員からの指摘を受け、厚生労働省全体について監修料の調査を行った、こういう理解でよろしいです...全文を見る
○福島みずほ君 で、監修料の問題について、社会保険庁以外について厚生労働省において一切問題がない、問題があるケースは一件も出てこなかった、こういう確認でよろしいですか。大臣、お願いします。
○福島みずほ君 いや、ごめんなさい、今日はこの監修料のことで余り時間を取りたくはなかったんですが、十月二十二日のあの報告書はこの委員会で完膚なきまでに批判をされて、厚生労働大臣は批判を甘んじて受けます、調査をやりますとおっしゃったわけです。ですから、今、今日、今年三月になってあの...全文を見る
○福島みずほ君 今の答弁で分かりました。  私のこれからの質問にイエスかノーかだけ、もう一回確認の意味で聞かさせてください。  社会保険庁以外に監修料の問題はなかったと、厚生労働省においては社会保険庁以外の問題については監修料の問題はない、これでよろしいですね。
○福島みずほ君 去年十一月十六日の質問におきましては、省内でプールをしているという事実は一切ないと、そして監修料については時間外でやっていたということが言われておりますけれども、そういう理解でよろしいのでしょうか。
○福島みずほ君 全く不可解です。  一月十四日は社会保険庁の名目で、社会保険庁をめぐる不祥事等に関する調査報告書、ある程度詳しいものが出ております。これ以外の厚生労働省全体について、これだけ何か月も時間を掛けて厚生労働省が調査をされたのであれば、厚生労働省として大部な報告書を作...全文を見る
○福島みずほ君 済みません、官房長、もう結構です。昨日と同じ答弁なので、私はまた改めて別の機会にお聞きをいたします。  やはり問題の所在を厚生労働省は正確に理解をしていません。厚生労働省全体に関して監修料等を含め洗い直すということをこの委員会で大臣が約束をされたわけですから、ど...全文を見る
○福島みずほ君 今、副大臣が集約をしているところだとおっしゃってくださいましたので、その結果をきちっと書面報告書でこの委員会に出してくださるわけですね。よろしいですか。
○福島みずほ君 その報告書の提出はいつごろになりますか。
○福島みずほ君 いや、官房長、結構です。
○福島みずほ君 もう一回正確に確認をさしてください。プールが、お金がプールをされていたということが社会保険庁ではあった、他のところもあったかのような言い方をさっき官房長はされましたが、もう一回確認をさしてください。  報告書が出る段階でもう一回確認をいたしますが、社会保険庁以外...全文を見る
○福島みずほ君 分かりました。  社会保険庁以外で厚生労働省においてそういう実態が出てきた場合には、どう大臣、責任取られますか。
○福島みずほ君 この委員会の中で監修料のことなどが問題になり、これをもう一回きちっと洗い直すと、大臣が去年十一月お約束になりました。  今年、なぜかそれが社会保険庁ということで閉会中に報告書が出て、それについて大臣は、この委員会にきちっと報告をする、で、今日、副大臣がきちっと報...全文を見る
○福島みずほ君 余ったお金は安定資金残高としてプールをされている、これでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 消化率が低いのはなぜでしょうか。
○福島みずほ君 三月六日、読売新聞なんですが、そこでもこのお金の使い道についての記事があります。例えば、中小企業雇用支援助成金の実際に使われたのは〇・四%にしかすぎない。これは予算の見積りが非常に間違っていたか、やはりもう普通の企業であればこれどうしてこんな〇・四%なんだというこ...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、予算を要求するときに、何年度から使うということは分かっているわけですね。ですから、やっぱり〇・四%しか実際に使われないというのは、何かやっぱり何かが間違っているというふうに思います。  改めてお聞きしますが、二〇〇三年度は五億円しか利用実績のなかったもの...全文を見る
○福島みずほ君 やっぱり何か欠陥がありますよね。計画どおり進んでいないと。まあ非常に申し訳ないんですが。ですから、予算を立てる段階で何か欠点があるか、基本的に、うんとおっしゃらないでください、厚生労働省のこの雇用対策にやっぱり何か、本当に効果が上がっているのかと。例えば机上の空論...全文を見る
○福島みずほ君 予算と決算がずれるということはあり得ると思いますが、私は、やはり〇・四%しか使われないというのは、何かそもそも問題の立て方が間違ってたんじゃないかというふうにしか思えません。こういうお金の使い道についてこれからもちょっと検証していきたいというふうに考えています。 ...全文を見る
○福島みずほ君 事務費一一%、人件費一%ということでよろしいですか。  この人件費は全部、補助や助成をしているところも全部入れた人件費も入っているということでよろしいですか。
○福島みずほ君 読売新聞の三月十八日付けなんですが、雇用保険事業を担う団体への天下りの問題などについて取り扱っています。この雇用保険事業を担う主要六団体の天下りで、天下り職員数がこの数字になって、この数字といってもあれですね、二百十九人という、これで、この記事に間違いはないですか...全文を見る
○福島みずほ君 いや、質問に答えてないですよ。私が聞いたのは、天下り職員数がこの記事、足すと二百十九人ですが、六団体で二百十九人、これで正しいですかと。この記事は見てらっしゃるでしょうから、そのことについてお聞きしてます。
○福島みずほ君 分かりました。  では、今後この数について是非確かめてくださることと、これは六団体への天下り状況ですが、それ以外、つまり雇用保険、実はちょっと思っているのは、雇用保険三事業、民間の会社から保険料をもらって、そのお金で年金の、例えば社会保険庁が事務費やいろんなこと...全文を見る
03月22日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。ちょっと花粉症のため鼻声で済みません。  そのシベリア抑留問題について、私もこの委員会で質問いたしました。南方に行った人とシベリアに行った人で法的措置が全く違うのはやはり不公平であるというふうに思っております。  大臣、今日はシベリア抑...全文を見る
○福島みずほ君 シベリア抑留についてです。
○福島みずほ君 まず、それでは名簿、現在どのようになっているのか、今後の収集方針について教えてください。
○福島みずほ君 戦後六十年たって、これから名簿の提供について交渉をする余地があるわけで、この点について大臣、この委員会で戦後六十年ということで話をしてきましたが、せめて名簿の問題についてだけでももっと進めるべきだと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 戦後六十年たって、もう皆さん高齢です。その名簿についてはできるだけ早くやっていくこと。逆にいいますと、日本が、供託金などで日本側が逆に名簿を持っているということもあります。それも実は手付かずですが、それについて、供託金で供託されている人の名簿の整理、通知などについ...全文を見る
○福島みずほ君 言葉が足らずに済みません。強制連行したり、連れてきたり、自発的に働いてきた朝鮮の人たちの供託金の問題についてこの委員会で何度も質問しておりますが、それもまた二億円近く日本の、日本銀行に供託されたままになっておりますので、この点についての名簿の、例えば供託金名簿の公...全文を見る
○福島みずほ君 六十年たって、まだ本当に手付かずで何もなされていないことがたくさんあります。シベリア抑留問題の名簿もさることながら、是非、もう来年戦後六十一年で、なかなかもう本当にどう進めていくのかというような問題ですので、是非、厚生労働省のイニシアチブでそれらの問題について解決...全文を見る
○福島みずほ君 二〇〇七年までに全廃ということになっておりますが、今まだ一割程度の回収でしかないと聞いております。これは二〇〇七年までに全廃できるのでしょうか。
○福島みずほ君 死者や負傷者が出る中で、毒ガスの対処を含めて三億円で対処できるのでしょうか。
○福島みずほ君 日本国内のことについてお聞きをいたします。  神奈川県寒川ですと、道路の近くなどで国土交通省、環境問題だと環境省とか、こう非常に役所が分かれる、分かれているようですが、調査の現状と今後の対応について教えてください。
○福島みずほ君 何年ぐらいにはこれが完了するのでしょうか。見通しを教えてください。
○福島みずほ君 戦後六十年ということで、いわゆる従軍慰安婦問題に関して、アジア女性基金が終了いたしましたが、今後どのように問題に取り組まれるのでしょうか。
○福島みずほ君 民間基金では駄目だと、きちっと国からの補償、謝罪について求めるという人たちの声も多く聞いたりいたします。その意味で、今後この問題、どう取り組んでいくのか。政府の側の対応について、是非取り組むよう私はこの委員会で強く要請をしたいというふうに思っております。戦後六十年...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、この委員会でも明らかになったように、就労支援がなかなかうまくいかない、厚生労働省がパートタイマーの均等待遇について立法をするというふうに大きく踏み込んでいない。教育費が上がっている。今、一人子供を産んで育てるのに教育費が二千四百万円掛かります。この年収、平...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、服もお下がりばっかり着るわけもいきませんし、子供の食費が月三千円で済むとも思えませんので、やはりちょっとこれは、要するに一人ずつ倍々でなくても、少し考慮の余地があるのではないかと思っております。また、児童手当との均衡や、子供たちに、私自身は、控除よりは児童手...全文を見る
○福島みずほ君 社民党を代表して、児童扶養手当法による児童扶養手当の額等の改定の特例に関する法律案に反対の立場から討論を行います。  母子家庭の平均収入金額は、平成十年は二百二十九万円であり、平成十五年は二百十二万円にしかすぎません。児童のいる世帯の所得を一〇〇とした場合の数字...全文を見る
03月22日第162回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日はありがとうございます。  まず、吉川参考人にお聞きをいたします。  西武事件のような事件の再発を防止するため内部統制元年というふうにすべきだとおっしゃっていますが、その意味はどういうことでしょうか。
○福島みずほ君 株主の保護や会社とは何かという議論になっておりますが、ちょっと素人的に三人に素朴にお聞きいたします。  私は、コクド、西武グループでコクドが一円も税金払ってなかったというのを聞いてとても驚きました。確定申告の時期は過ぎましたけれども、こういうことは、会社法、商法...全文を見る
○福島みずほ君 今日お三方の資料を見ますと投資者保護について出ておりますが、今日は労働者保護についてお聞きをいたします。  ライブドアとニホン放送でも働いている人たちの不安が言われておりますけれども、この合併等における労働者保護についてお三方の意見をお聞きします。
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今回、金融庁が証券取引法改正法を出されましたが、通常なら金融審議会が事前に検討することになっているようですが、その論議もまだ始まっておりません。急遽こういう法案の提出になったことについて妥当性があるのでしょうか。
○福島みずほ君 このような法改正により、一種の参入障壁と思われることはないのでしょうか。
○福島みずほ君 政府が改正を進めている新会社法で、外国株式を使った企業合併の解禁が一年先送りになりました。これは企業防衛に重点を移したと報道がされていますが、これについての見解をお聞きします。──済みません、これは通告をしていないんですよね。じゃ、また後ほど聞きます。  では、...全文を見る
○福島みずほ君 今、会社がだれのためにあるのか、あるいは会社の透明性、公平性を図るということになっていると思いますが、非上場の親会社に一定項目の情報公開を義務付ける法改正を行う、あるいは一連の不正行為について課徴金を課せる法改正などが必要だと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 今回の法改正で十分でない点もあると思いますので、今後是非お願いいたします。  先ほどの税金を払っていないということなんですが、普通、人が税金を払わないと調査に入られたりしますけれども、国税にさっきの答弁の続きについてお聞きをいたします。というかですね、じゃ、もう...全文を見る
○福島みずほ君 もちろん利用するべきときに利用することで、それで当然なんですが、私はやはり今日、会社はどうあるべきか、株主保護はどうあるべきか、投資家保護はどうあるべきか、国民に対してどうか、会社の社会的責任がやはり今度の法案でも問われていると思っております。その意味で、納税の義...全文を見る
03月23日第162回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  予算委員会の中で証人喚問が実現していないことを非常に残念に思います。日歯連の事件は政治が、お金が政治を買うという問題、政界にお金がばらまかれたという問題、非常にずさんな会計処理がなされてきた問題などをあぶり出しました。しかるに、国会の...全文を見る
○福島みずほ君 総裁は見守るだけで何もしなかった、それでよろしいですか。
○福島みずほ君 総理自身が幹事長や自民党の関係者に調査をするよう言う、あるいはヒアリングをするよう言う、そういう事実はありますか。  先ほど、結果を出したというふうにおっしゃいましたが、私たちが問題にしているのは、裁判の過程の中で、橋本元総理の政倫審では、ではなかった事実がたく...全文を見る
○福島みずほ君 総裁として無責任です。丸投げではないですか。総裁としてメスを入れない。自民党政治をぶっ壊すと登場した小泉総理が、この三年半の間、自ら政治とお金の問題についてメスを入れたということを、私は聞いたことも見たことも語ってもらったこともありません。  総理、これについて...全文を見る
○福島みずほ君 今後改善策を講ずること、法改正を議論すること、それは当然です。  問題にしているのは、過去の問題、こんなに金まみれで、ばらまかれたと公判廷で問題になっていることについて総理自ら一切メスを入れないということです。見守るというのでは丸投げです。無責任ではないですか。...全文を見る
○福島みずほ君 この三年半の間、特に今国会、日歯連の問題に関してメスを入れることが国民から国会に対して期待をされていました。証人喚問を受けるように総理がアドバイスをしない、ヒアリングも行わない、全くメスを入れない今の小泉内閣は、政治とお金の問題に関してメスを入れない内閣であるとい...全文を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、政治の責任というテーマでお聞きをいたします。  辺野古の沖に海上基地を造るということには多くの反対が起きています。総理、これについて、アメリカに対してはっきり意見を言う、あるいは計画について意見を言う、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 総理、是非沖縄に行って地元の人と話合いをしてください。いかがですか。
○福島みずほ君 この計画の変更を、移設をしないということを求めます。  次に、BSEのことをお聞きいたします。  全頭検査をしていないアメリカから牛肉を輸入すると、将来、BSEが発生する可能性があります。人を殺すことになってしまう、人の命が懸かっていますので、全頭検査を維持す...全文を見る
○福島みずほ君 BSEは人災です。イギリスを旅行した人は日本では献血ができない状態です。人の命が懸かっているということを重く踏まえ、全頭検査を維持するよう強く求めますが、改めていかがですか。
○福島みずほ君 BSEについては明らかになっていないことがたくさんあります。将来、BSEが発生をしたら、それは政治の責任、小泉内閣の責任となります。その重みを受け止めて判断をしていただきたいと思っております。  次に、緑の雇用についてお聞きをします。  温暖化対策におけるCO...全文を見る
○福島みずほ君 森と水と食べ物は本当に重要ですので、是非施策をよろしくお願いします。  次に、戦後六十年、今年は広島、長崎、沖縄から六十年、戦争が終わって六十年です。積み残してきたたくさんの問題をきちっと政治の責任で解決する必要があります。  まず総理、去年十二月、盧武鉉大統...全文を見る
○福島みずほ君 済みません、総理、お願いします。
○福島みずほ君 総理、答弁お願いします。
○福島みずほ君 これは盧武鉉大統領と約束をしていらっしゃることなので、お願いします。  供託金のことについてお聞きをします。  朝鮮人の人たちなど、日本で働いた人たちが、戦後お金を企業が供託し、約、当時のお金で二億円あります。これは日本政府が保有しておくべきお金ではありません...全文を見る
○福島みずほ君 いや、済みません、尾辻さんとはいつも厚生労働委員会でやっているので。
○福島みずほ君 総理、シベリア抑留問題、残留孤児の問題、いわゆる従軍慰安婦の問題、この徴用金の問題、遺骨の問題、たくさん問題があります。空襲の結果、補償はだれも受けておりません。戦後六十年たってこの問題をどう解決するのか、政治的決意をお聞かせください。
○福島みずほ君 浜岡原発が耐震強化の工事をするということですが、なぜですか。
○福島みずほ君 浜岡原発は、三十年以内に八四%の確率で起きるとされるマグニチュード八の東海地震の震源地のど真ん中というかど真ん上というんですか、真上に位置しております。今回、耐震設計について強化をすると。  お願いです。何があるか分からない、あるいは今回、耐震設計をやり直し、強...全文を見る
○福島みずほ君 はい。政治の責任で命を守れということを申し上げてきました。政治の決断をお願いいたします。  質問を終わります。
○福島みずほ君 社民党を代表して、反対討論を行います。  その前に、私も感謝の意を表します。  私は、社会民主党・護憲連合を代表し、平成十七年度一般会計予算、平成十七年度特別会計予算、平成十七年度政府関係機関予算に対し、反対の討論を行います。  政府予算は、定率減税の縮小や...全文を見る
03月29日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、やはり監修料の問題について聞かざるを得ません。  十一月にこの委員会で問題になった後、どのような調査を具体的に行ったか教えてください。アンケートかヒアリングか、厚生省のだれが何人にどれぐらいの時間ヒアリングをしたのか、教...全文を見る
○福島みずほ君 社会保険庁以外の厚生省の職員に関して、十月二十二日に書いてあるとおり、作業は勤務時間外に行われており、正当なものであるとの認識の下で、監修料はすべて個人の所得として適正に確定申告がなされていた、監修料の、ということでよろしいんでしょうか。
○福島みずほ君 確定申告は書面で確認されたんでしょうか。
○福島みずほ君 この委員会で、十月二十二日以降に、確定申告が書面でやらなければどうやって確認するのかという議論があったと思います。  改めてお聞きをいたします。何人の人間に確定申告をしたかと具体的に確認をしたんでしょうか。
○福島みずほ君 五百三十五人のうち、社会保険庁の職員でない人は何人ですか。
○福島みずほ君 二百人のその厚生労働省の社会保険庁以外の職員に対してなぜ確定申告書の写しあるいは控えを、控えもらいますね、確定申告するとき、出すよう言わなかったんですか。
○福島みずほ君 いや、冗談言っちゃ駄目ですよ。出版社から支払われているというのは、出版社の申告です。個人が収入を得たのであれば、個人は税務署に確定申告し、必ず控えをもらいます。本当に厚生労働省の職員が自分の収入として自分で身銭を切って確定申告をしているかどうか、それをお聞きしたい...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど二百二十人って、二百人以上でだれ一人確定申告書の写しを持ってなかったんですか。求めたけど、だれも持ってなかったんですか。そもそも求めなかったんですか。
○福島みずほ君 いや、冗談言っちゃ駄目ですよ。十月二十日以降に大臣がきちっと調査をしますと言い、今問題にしているのは、十月二十二日以降の、この委員会で十一月に問題に、以降になった調査において、確定申告、二百何十人、今いるとおっしゃったじゃないですか。社会保険庁以外に厚生労働省で確...全文を見る
○福島みずほ君 いや、全く不可解ですよ。先ほど厚生労働省の七不思議というのが出ましたけど、まあそのうちの一つじゃないでしょうか。  なぜ、普通、人は申告すれば控えをもらいますよ、税務署から。この文書で、今日、今日、厚生労働省は社会保険庁以外はこの十月二十二日の報告書のとおりだと...全文を見る
○福島みずほ君 委員長、委員長。
○福島みずほ君 国税庁に聞けなんということは言っておりません。これは個人として本当に処理しているのかどうか、確定申告をし、身銭を切って自分で払っているかどうかを確認したくて聞いているんです。  官房長、そもそも確定申告書を求めたんですね、そしてだれも持ってなかった、この確認でよ...全文を見る
○福島みずほ君 もう一回、済みません、最後、余りに、もう一回言ってください。
○福島みずほ君 いや、厚生労働省はきちっとメスを入れてくださいよ。官房長、十一月の時点でやり直すということになったんです。本当に個人が監修料に関して個人の確定申告をしているか、それを、じゃ官房長、もう一回正確に聞きますね。  本人に、あなたは確定申告をしていますか、確定申告の書...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、申告書の用紙を求めなかったらなぜみんなが紛失したことが分かるんですか、全員。
○福島みずほ君 これは調査の意を成していないと考えます。  重要なことは、監修料をもらった人間がきちっと確定申告をしているのか、どういうふうにお金が使われたのか、申告されているのか、それが問題です。大臣は調査をやり直すと言った。出版社からの申告では駄目です。個々人がどう確定申告...全文を見る
○福島みずほ君 いや、駄目ですよ。全く矛盾していますよ。確定申告書の求めをしなくて、なぜ確定申告を紛失していることが分かるんですか。
○福島みずほ君 官房長は私の問いに全く答えていません。  監修料がどう使われたのか、本当に個人で申告をされたのか、厚生労働省でプールをされたのか、社会保険庁のように、それが問題なわけです。なぜ確定申告書を求めなかったんですか、控えを。
○福島みずほ君 ふざけるんじゃないと言ったらちょっと下品ですが、それはおかしいですよ。これ全体におかしいですよ。出版社からのは出版社が監修料払ったという申告ですよ。個人がもらったことに関して何のメスも入っていないじゃないですか。同じ調査をやったら同じ結果が出ますよ。これに反する結...全文を見る
○福島みずほ君 いや、実は今日はこの質問は簡単に終わって、次の質問に行く予定でした。しかし、答弁が本当にひどいです。  というのは、そもそも持ってないはずだろうといって聞いてないじゃないですか。何にも確定申告が、本人したかどうか、要するに厚生労働省が本当に適正にやっているかどう...全文を見る
○福島みずほ君 委員長。
○福島みずほ君 大臣、今の答弁を聞いていかがですか。
○福島みずほ君 委員長。
○福島みずほ君 私は、世の中には確定申告書の写しを持ってる人と持ってない人といると確かに思います。  ただ、重要な点は、確定申告をしたということを、だって、徹底的にこの委員会でこの報告書やり直せってなったわけじゃないですか。メスを入れろと言われたわけじゃないですか。確定申告をし...全文を見る
○福島みずほ君 いや、ちょっと余りにひどいので、私は再調査を要求いたします。  厚生労働省は本当にメスを入れたんでしょうか。確定申告をしたと言うけれども、全然確認してないじゃないですか。  官房長、改めて言います。納税総額が増えると、例えば八百五十万余計になっているという人も...全文を見る
○福島みずほ君 その七億円のうち、税金というのは一体何ですか。
○福島みずほ君 そんなのおかしいですよ。だって、個人で税金払うんだったら自分の収入から払うわけで、何でそのお金から税金払うんですか。  どういうことかというと、厚生労働省は多分プールしているんですよ、そのお金。そのお金の中から個人の税金の分も払っているんじゃないですか。
○福島みずほ君 いや、だんだんちょっと分からなくなってきました。  七億あって、社会保険庁が三億か四億ですか、四億。残りの三億はじゃ厚生労働省なわけですが、具体的な使途についてなぜ特定できないんですか。だって、ヒアリングを行われたんでしょう。
○福島みずほ君 私は今日は社会保険庁のことなど聞いておりません。  さっき官房長は、タクシー代や税金やいろんなものに使われたとおっしゃいましたね。それだって変ですよ。推測されるんですか。そうみんな答えたんですか。
○福島みずほ君 いや、官房長、今の問題ですよ。  十月の調査によればと冒頭おっしゃいましたね。十月の調査のことなど私は今日聞いておりません。十一月にこの委員会で問題になって、一月までの間の調査のことをお聞きしているので、官房長が思わず十月の調査ではとおっしゃるのは、十月の調査以...全文を見る
○福島みずほ君 では、同じ調査をして改めてお聞きします。課の中にプールされてみんなのタクシー代や懇親会の会費に使われた金額、総額は幾らですか。ヒアリングの結果、新しいヒアリングの結果幾らと出たんですか、教えてください。
○福島みずほ君 十一月以降の調査は、十月二十二日に出された調査よりはるかに、では後退をしているんですね。この十月二十二日の報告書では、はっきりこう書いてありますよ。監修料の使途は、職員の深夜残業時の夜食代やタクシー代、業務上の参考書籍代、職員同士の懇親会の費用などに充てられていた...全文を見る
○福島みずほ君 十月の段階での推定、じゃ、今の推定を教えてください。
○福島みずほ君 全く意味のない調査を、じゃ、されたんですよ。何一つ明らかになっていないじゃないですか。  問題になっているのは監修料、それが本当にどういう使われ方をしたのか、それがポイントです。職員の深夜残業時の夜食代やタクシー代に使われた、参考書代に使われた、懇親会の費用に充...全文を見る
○福島みずほ君 済みません、先ほどの金額、もう一回教えてください。
○福島みずほ君 この七億円は社会保険庁と厚生労働省と合わせてなんですが、社会保険庁を除いた推定を教えてください。
○福島みずほ君 ただ、社会保険庁以外の厚生労働省は三億でしょう、監修料は。
○福島みずほ君 いや、ますますひどいというか、分からなくなるのは、監修料が個人の、全く個人のもので、個人の使い道で、個人として確定申告。これだったらローンに消えるかもしれないし、服代に消えるかもしれないし、化粧品に消えるかもしれないし、映画代に消えるかもしれない、旅行代に消えるか...全文を見る
○福島みずほ君 いや、全く調査がずさんですよ。個人には個人のものだと言って、それ以上詳しいことは聞けない。でも、なぜか推定ができて、監修料はタクシー代、飲食代、夜食代に使われたという推計が、それあるわけでしょう。何かひどいじゃないですか。どこが個人単位なんですか。
○福島みずほ君 私たち、ここ厚生労働委員会は、事実にメスを入れるということを求めたはずです。推定といいながら、でも語られているのは、社会保険庁は公的にかなりプールしていた、社会保険庁以外の厚生労働省はインフォーマルにプールしていた、それだけじゃないですか。
○福島みずほ君 官房長、では、タクシー代、タクシー使って帰るとき、夜食を買うとき、どこからどうお金が動くんですか。
○福島みずほ君 社会保険庁外でいいです。
○福島みずほ君 庶務課長のところにプールされている場合は全体のどれぐらいの割合ですか。
○福島みずほ君 いや、やっぱりおかしいですよ。  では、おごりだというのも何かよく分からないんですね、これだけの巨額のお金を。だから、やはりインフォーマルな形でどこかプールをされていて、そこから支出がされていたんじゃないか、どこかに集められていたんじゃないですか、庶務課長のとこ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、答弁にうそがありますよ。だって、もし私が監修料をもらって、自分のお金で、自分でタクシー代を払おうとすれば、監修料の使途がタクシー代になっているわけじゃないですよ。いったん私の財布に入って、私はその監修料で服を買うかもしれない、化粧品買うかもしれない、美容院行...全文を見る
○福島みずほ君 再調査をやはり強く求めます。  今の官房長の答弁は、十月二十二日にそういう実態があった、タクシー代、飲食代に使ったという実態があった、だから今回推定した。本当に調査なんかやっているんですか。やってないじゃないですか。事実に基づいて、だれがどう言い、どこでどう集ま...全文を見る
○福島みずほ君 社会保険庁以外に厚生労働省の職員二百人弱の方のヒアリングを行った結果、お金をいったん庶務課長なりどこかに預けて飲食費やタクシー代に使っていたという人の比率はどれぐらいだったんですか。
○福島みずほ君 全体でどれぐらいの割合だったんでしょうか。
○福島みずほ君 私がお聞きをしたのは、十一月以降調査をされて、いったんどこかへ何らかの形で集めて、自分のポケットから毎回毎回みんなの飲食代、懇親会と払うのではなく、どこかで集めた、どこかにいったん出したということを言った人の割合はどれぐらいだったんでしょうか。
○福島みずほ君 調査の結果、何も明らかになっておりません。  本日、厚生労働省から報告書が出ました。社会保険庁については新しい事実が出てきた。しかし、社会保険庁以外は十月二十二日のこの報告書のとおりで何も変わりがない。でも、今日の答弁の結果、何もきちっとメスが入っていないことが...全文を見る
○福島みずほ君 大臣。
○福島みずほ君 委員長。
○福島みずほ君 いや、聞いているうちに、だんだんやっぱり十月二十二日の報告書より官房長の答弁は後退をしています。二十二日は、監修料の使途は、職員の深夜残業時の夜食代やタクシー代、業務上の参考書籍代、職員同士の懇親会の費用などに充てられていたと明言をしています。ただ、今日の官房長の...全文を見る
○福島みずほ君 あっ、ごめんなさい。
○福島みずほ君 理事会での協議をお願いいたします。
○福島みずほ君 はい。
03月30日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。大分クリアカットにいろいろ分かってきたので、どうもありがとうございます。  今まで議論が出てきましたが、ナショナルミニマムについてちょっと議論がありました。児童虐待やドメステ...全文を見る
○福島みずほ君 知事会の基本的考え方が出ていますが、この中に、今までも出てきておりますが、保険基盤安定制度についての言及があります。これについてちょっとお聞かせください。
○福島みずほ君 今までも議論出ておりますが、財政調整交付金の配分主体が国と都道府県の二重構造になると、市町村は国にも言わなくちゃいけない。陳情合戦がどういう形であるか私は分かりませんが、国に対してと都道府県に対してと、二重に交渉しなくちゃいけない。これは面倒くさいという感じもしま...全文を見る
○福島みずほ君 浅野参考人、この点についていかがでしょうか。
○福島みずほ君 今御両人からシンプルにしてほしいという御指摘はあったわけですが、これは、もし、国もやる県もやる、手続は一本化でなく別々にそれぞれ来るということになれば、それぞれ陳情しなくちゃいけないということになるんでしょうか、浅野参考人。
○福島みずほ君 済みません。はい、分かりました。  知事会のこの「基本的考え方」のところに、「今回の三位一体の改革により、財政調整交付金の割合が増加した一方、定率国庫負担の割合が減少したことから、市町村国保の安定的な財源確保に努め、その不安を解消する必要がある。」という文章があ...全文を見る
○福島みずほ君 政管健保とのことを、ちょっと趣旨が違うかもしれませんが、もし御意見があったら是非教えていただきたいんですが、社会保険庁そのものが改革の必要があるということは確かにそのとおりです。ただ、社会保険庁の解体あるいは改革の議論の中で、政管健保を取り出してほかと一体化するな...全文を見る
○福島みずほ君 そう単純ではないというのはどういうことでしょうか。
○福島みずほ君 渡辺参考人、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 今回の問題については、全体の医療保険制度の将来の在り方と絡めて、その中に位置付けて議論をすべきだと先ほど浅野参考人はおっしゃって、その一端を話してくださいましたが、医療保険制度は将来どうあるべきとお考えなのか、御意見をお聞かせください。
○福島みずほ君 辻参考人の方から、今日、ナショナルミニマムや、それからそれぞれの世帯というか個人がどういうふうに問題を抱えているのかという切実なる御報告が現場からあったというふうに思っております。  ナショナルミニマムのことに関して、どの分野をナショナルミニマムとし、どういう部...全文を見る
○福島みずほ君 私の時間、四十九分までなので、浅野参考人、言いたいこと、お時間使ってください。言いたいことを言ってください。
○福島みずほ君 はい、じゃ、終わります。
03月31日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、これは衆議院でもこの委員会でも議論になっておりますが、昨日参考人の中から、極めて今度の法案が唐突であったという意見が述べられました。社会保障審議会の医療保険部会で医療保険制度改革の議論が始まっていた、しかも議論はまだ煮詰ま...全文を見る
○福島みずほ君 生活保護です。
○福島みずほ君 いや、違う。国保の方です。
○福島みずほ君 はい。
○福島みずほ君 衆議院でも大臣はそう答えていらっしゃるんですが、ただ、私はやっぱり、知事会の方から唐突であったという意見が出てくることは重要であるというふうに考えています。  この健康保険、国保の問題を議論するに当たって、医療制度が本当にどうあるべきか、あるいは医療保険制度がど...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、知事会の方からも、全体の議論を待たずに都道府県負担の導入を進めるのは拙速ではないか旨の指摘があることは大きいというふうに思います。  昨日付けで出された全国知事会の基本的考え方の中で、例えば、「配分基準の暫定的な措置について」という文章があります。ちょっと...全文を見る
○福島みずほ君 総論があって各論があるわけですから、総論としてある程度、ジグソーパズルをやった結果どういう全体像の地図になるかということが明らかになった上で、個別の制度というものがあり得るというふうに思います。  大臣、もし、二十年度を目途とする医療保険制度の全体像が、社会保障...全文を見る
○福島みずほ君 大臣の答弁は衆議院、参議院一貫してそうなんですが、ただ、私はやはり審議会の重さというものもあるように思います。もし私が例えば審議会のメンバーでしたら、十分議論した上で、全体像があった上でというふうに思うのではないか。是非、知事会の方からも唐突であるという指摘がある...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、知事会の四ページ、例えば「保険基盤安定制度(保険料軽減分)について」というところは、「保険基盤安定制度における都道府県負担の拡大は、都道府県の役割や権限強化とは無縁の、単なる国庫負担の転嫁である。」と。「保険基盤安定制度についても医療保険制度改革の中で議論...全文を見る
○福島みずほ君 都道府県に対する税源移譲は所得譲与税として御存じ人口に応じて配分されることになっております。所得譲与税自体は平成十八年度までの暫定措置ですけれども、所得譲与税による税源移譲では都道府県間の所得や国保、医療費の地域格差は考慮されないため、適切な配分が行われないことが...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、十分な財源がなく、税源移譲についても人口比ですから、いわゆる問題が起こり得ると、ここが一番ポイントであるというふうに思います。  では、この知事会の要望が、「国への要請」が四項目あります。それについて改めてお聞きをいたします。  財源の確保というのが二...全文を見る
○福島みずほ君 この厚生労働委員会でこの法案を審議しているのですが、議員として非常に不安定な気持ちになります。つまり、将来に白紙委任をしているところが余りに大きい。どういうふうになるのか、ガイドラインがどうなるのか、配分基準がどうなるのか、税源移譲がどうなるのか。それから、例えば...全文を見る
○福島みずほ君 的確に支給されるように努めるという答弁ですが、的確に支給されると同時に、やはり必要なところにきちっと支給されること、それから、これ命の問題、最低限度の文化的生活を営むために国は保障の責任を負うということが憲法二十五条ですから、国の責任としてということを是非、特に児...全文を見る
○福島みずほ君 衆議院で大臣はそのように答えていらっしゃるんですが、私は昨日、市町村会、県知事会、それぞれ話を聞きまして、やはり法案をつくるときにある程度もう少し知事会などといろいろ詰めるべきではないかと率直に思ったわけです。そのガイドラインをつくると言われても、知事会の方として...全文を見る
○福島みずほ君 是非、地方の裁量拡大に資するガイドラインをお願いしたいと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 昨日、参考人の方にもお聞きをしたんですが、市町村は国からと都道府県からと両方から調整交付金をもらうと。その二つの財布からもらうという形なんですが、これが県で一本化されるのかどうか、あるいは二つのポケットから別々にもらうのか。一本化されるのではないかという意見もあり...全文を見る
○福島みずほ君 昨日で出ました知事会の「国への要請」の三、「都道府県調整交付金の配分基準について」、四ページ目ですが、「都道府県調整交付金を市町村に対し配分する方法については、政令で定めるところにより条例で定めることが予定されているが、配分基準の決定については、三位一体の改革の趣...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  市町村の財政安定化ということの立場からお聞きをいたします。  市町村の立場から見ると、定率国庫負担は確実な収入源です。定率国庫負担が四〇%から三四%に減少する一方、新たに都道府県が七%の財政調整機能を持ちます。これは、財政調整機能を果...全文を見る
○福島みずほ君 私の言い方が不親切だったらごめんなさい。市町村の立場からすると、お願いをしなくちゃいけないわけですよね、その分。その分、国が責任を持ってこの分ちゃんとしますよと言っていたのが、新たに都道府県の持つ分もあって、市町村からすると少し不透明というか、裁量の幅が大きい分、...全文を見る
○福島みずほ君 もし地方分権というのであれば、もう全部任せてしまうか、あるいは、というのが一番簡単明瞭、というのが一番簡単明瞭だと思うんですね。  ところが、今回の改革は、国の責任が減縮するというか、放棄をするように見えて、しかしひも付きはそのままという、こういう状況で、私から...全文を見る
○福島みずほ君 生活保護、児童扶養手当の国庫負担割合の扱いについて、地方団体関係者が参加する協議機関を設置して検討を行い、平成十七年度秋までに結論を出し、平成十八年度から実施することになっております。  この協議機関の議論は現在どのような状況でしょうか。
○福島みずほ君 今どのようなことが議論になっているか教えていただけますか。
○福島みずほ君 なぜ協議会が余り進んでいないのでしょうか。
○福島みずほ君 児童扶養手当の関係からちょっと、若干母子家庭についてお聞きをいたします。  世帯収入の減少が一般世帯に比べて大きくないということですが、元々の収入が小さいので、世帯収入の減少が生活に響く大きさは一般世帯に比べて非常に大きいと言えるのではないか。今貧困化ということ...全文を見る
○福島みずほ君 以前この委員会でも議論になりましたが、母子家庭等就業・自立支援センター事業、自立支援教育訓練給付金事業、高等技能訓練促進事業費はどれぐらい利用されているのでしょうか。
○福島みずほ君 以前、この委員会で蓮舫さんが質問をされましたけれども、今日改めてまたお聞きして、頑張っていただいているとは思いますが、掛けたお金、例えば八億予算があって四億執行。例えば、最後の施策ですと何百人単位でしか自立支援がというか高等技能訓練促進ができていないと。是非、是非...全文を見る
○福島みずほ君 均等待遇。
○福島みずほ君 先ほど大臣からもありましたが、全国母子世帯等調査結果報告を見ますと、この二十八ページ目で、福祉関係の公的制度等を多くの母子世帯は利用していない、七九%が「利用していないまたは利用したことがない」、これは、この数値をどう厚生労働省は評価されますでしょうか。
○福島みずほ君 今回の調査には進学希望についての質問がなくなっています。大学に行きたくても断念する子供たちが多いと聞いています。このような実態を把握するためにも復活をさせるべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  次に、性感染症予防及び性教育について若干聞かせてください。これは家西さんがエイズなどで一生懸命この委員会で聞いていらっしゃいますが、私もちょっと聞かせてください。  G7の中で日本だけがエイズの患者が増加し続けております。事実なら...全文を見る
○福島みずほ君 性感染症も増加をしておりますが、この事態をどう分析していますか。
○福島みずほ君 増えているという報告ですが、対応として、対策としてどういうことを厚生労働省はやっていらっしゃるでしょうか。
○福島みずほ君 十代のためのリプロダクティブヘルス・ケアに掛かる経費ですが、スウェーデン、フランス、カナダ、イギリス、アメリカはクリニックの利用は無料、アメリカも大体無料ということですが、日本は全額個人負担です。開業医の利用も、スウェーデン、それからカナダ、イギリスは無料で、ピル...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  十代の妊娠を見ると、妊娠の理由が、避妊をしていない、それから何も分からなかったというのが割と高くて、私は本当にちょっとびっくりいたしました。  インターネットやテレビや雑誌や漫画や映画や、いろんな媒体からは非常に情報は来るわけです...全文を見る
○福島みずほ君 もう時間ですが、家西さんの方から、性教育ちゃんとやってないからだとかいうやじ、言葉がありましたけれども、是非防ぐために、あるいは自分の体は大事だとか人の体も大事だとかそういうことを、あるいは避妊もするとか、重要なことですので、エイズ予防や性感染症のことも含めてきち...全文を見る
○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題となっております国の補助金等の整理及び合理化等に伴う国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対し反対の立場で討論を行います。  本法案は、いわゆる三位一体改革の名の下に、国民健康保険に都道府県負担を導入して国庫負...全文を見る
04月07日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  質問に入る前に一言いわゆる感謝と、質問をいたします。  監修料の問題に関して、先日火曜日、再度監修料の調査を、再調査をするということを厚生労働省として発表されました。十月の報告書、一月の社会保険庁の報告書、今回、社会保険庁以外の厚生...全文を見る
○福島みずほ君 感謝を申し上げるとともに、是非よろしくお願いいたします。  では、今日の法律案の問題点についてお聞きをいたします。  社民党は、ADR、迅速かつ適確なる紛争解決が拡大をされ、充実させることには大歓迎、やられるべきだというふうに考えております。その観点から、今回...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  というのは、一般の方は、この人は証票を持っているか持っていないか、あるいはそういうことを聞くのも何か失礼ではないかとか思って、なかなか確認ができないということもあると思いますが、その点、もう一度どうでしょうか。
○福島みずほ君 代理業務に対する社会的ニーズについて、厚生労働省はどうお考えでしょうか。
○福島みずほ君 紛争価額六十万円についてですが、六十万円という数字が実はよく分かりません。何を基準にしているのか、妥当なのか、教えてください。
○福島みずほ君 三項第二号の手続開始について、小林議員、遠山議員から質問が出ました。手続開始とは具体的にどの時点をいうのか、申立てが受理された時点というのが答弁でした。しかし、申立てが受理された時点と解すると、相手方は公正かつ適正に実施され得る機関による民間紛争解決手続が開始され...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、申立ての段階では相手は応じていないわけですから、その時点では実は始まっておりません。相手が応じないかもしれませんし、取り下げるかもしれません。その時点はやはりちょっと違うんではないかということを申し上げ、是非、これは法律の解釈になりますので、再考をお願いし...全文を見る
○福島みずほ君 個別労働関係紛争と争議行為は全く別の概念ですが、実際上は、個別の労働紛争を抱え、労働組合に加入し、団体交渉しというふうに連動しているという面があります。その両方をどう今回の法律は仕分をしているのかというように思いますが、それはどう考えていらっしゃるんでしょうか。ち...全文を見る
○福島みずほ君 遠山議員の質問でもありましたけれども、裁判外紛争手続の申立てが同手続外での和解交渉を行うことの手段として濫用されない必要があるのではないか。これは小林議員の方からもありましたけれども、この点について厚生労働省はどう配慮、どう指導、どうお考えでしょうか。
○福島みずほ君 この法案そのものはこれでいいんですが、ちょっと初歩的に素朴に考えて、個別労働関係紛争ということを扱うのであれば、労働争議不介入規定の削除がなぜ必要なのかという素朴な疑問が生ずるんですが、いかがですか。
○福島みずほ君 利益相反行為についてお聞きをいたします。  法案には、特定の事件についての業務の制限等の規定がありますが、例えば弁護士だと利益相反行為はもちろん固く禁じられているわけです。ちょっと余り例がないかもしれませんが、年金や様々な点で社会保険労務士さんはプロです。会社の...全文を見る
○福島みずほ君 以上です。
04月12日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  本案について聞く前に二問、二つの点についてお聞きをいたします。  まず、厚生労働省は中国養父母お見舞い訪中援助事業の拡充をするということを発表をされました。これは、私は三月十五日この厚生労働委員会で、又市征治さんが三月十六日予算委員...全文を見る
○福島みずほ君 本当にありがとうございます。  今まで一度しか援助がなくて、昭和六十二年から平成十六年度末まで三百人の孤児の方が利用されていると。二度利用できる、あるいは緊急の場合はもっと利用できる場合があるということで、戦後六十周年を機に事業内容を拡大をしてくだすったことにそ...全文を見る
○福島みずほ君 これについても一歩前進だと思いますが、厚生労働省、いつごろをめどに考えていらっしゃいますでしょうか。
○福島みずほ君 外務省が在外公館において健康管理手当を受け取れるよう検討するとしてくだすったおかげで一歩前進が始まっていると思います。  外務省は、これについていつごろというめどはお考えでしょうか。あるいは葬祭料についても在外公館で受け取れるよう検討されるでしょうか。
○福島みずほ君 葬祭料についてはいかがでしょうか。
○福島みずほ君 是非、葬祭料についても在外公館で受け取れるよう検討をお願いいたします。  被爆者手帳の受付、交付を在外公館でできるようにする件についてはいかがでしょうか、外務省。
○福島みずほ君 被爆者手帳、戦後六十年、広島、長崎から六十年たちました。在外公館でできるよう、外務省そして厚生労働省、前進を今年こそ早い段階でお願いいたします。  次に、現在、在外被爆者で被爆者手帳を申請している方々は、証人を確保できないなどの理由から手帳を取得できないでおりま...全文を見る
○福島みずほ君 はい、在外。
○福島みずほ君 この問題は、在外公館でできるようにという、高齢で日本に来れないということもありますが、二点目は、やはりなかなか在外被爆者で証人二人を、一緒にいたとかいうのは見付けることが困難であるので、その点についても是非善処をお願いしたいと思います。  では、法案について質問...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど答弁で、年金財政をこの厚生年金病院や様々なものが圧迫しているわけではないという答弁がありました。だとしたら、なぜこれを独立行政法人とするんですか。
○福島みずほ君 去年初めて年金積立金を取崩しをしなければならなかった理由は、グリーンピアなどが理由だったわけです。なぜここでとばっちりで厚生年金病院の取りつぶしをやるんでしょうか。
○福島みずほ君 国民のニーズ、社会経済の変化とおっしゃいました。国民のニーズとは何ですか。
○福島みずほ君 グリーンピアは確かにある時期無駄になったかもしれません。そういう宿泊施設は要らないと、そういうふうに国民のニーズは変化をしたかもしれません。では、厚生年金病院、これには国民のニーズはないのでしょうか。
○福島みずほ君 全く理解ができません。国民のニーズがあるから独立行政法人にするのだ、売却するのだとおっしゃいます。では、国民のニーズとは何かといえば、地域のニーズは極めて高いと。全く国民のニーズなどないじゃないですか。国民のニーズは、こういう施設を残してほしい、厚生年金病院などを...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど局長は、国民のニーズとは、現在このような保養施設が必要ではない、これが国民のニーズであるとおっしゃいました。しかし、国民年金病院などを残してほしい、県議会等はそれを決議で意見書を出しております。全然違うじゃないですか。  それから、先ほども、じゃ国民のニー...全文を見る
○福島みずほ君 年金財政を圧迫していないのに、地域で望まれているのに、なぜ売却をするのでしょうか。厚生労働省は、こういう公的な病院はもう民営化すればいいというふうにお考えなんですか。
○福島みずほ君 特に際立った問題がないのに、なぜやるのかさっぱり分かりません。五年以内に売却先がない場合は廃止になります。先ほどの答弁でも、一円も高く売却できるようにやると言っている。ただ、これが病院施設としてされるのが望ましいと言ったところで、売却先がなければこれは廃止になって...全文を見る
○福島みずほ君 こっちも繰り返しになりますが、これから百兆円以上、年金積立金、貴重な保険料を運用していくわけです。アメリカの国債も買う、社債も買う、日本の株式も買う、それから債券も買う。今まで株で何兆損をしたか、そう思います。そういうところの、百兆円以上これから運用してどうなるか...全文を見る
○福島みずほ君 これを売却を受ける人間にとってみれば安く買った方がいいわけですよね。労働条件についても、労働条件を従前どおり維持するというものを引き継ぐとすれば、買う側からすれば非常に負担になる。うまみが非常に少ないわけです。今日答弁を聞いていても、労働者の雇用やいろんな点につい...全文を見る
○福島みずほ君 再就職援助を行うと言われても、十分にできる可能性は全くありません。この点については努める、援助するというふうになっているだけで、雇用については大変問題があるということを述べ、今日での私の質問を終わります。
04月14日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は参考人の皆さん、本当にどうもありがとうございます。  まず、私からお聞きをしたいのは、私自身は立法趣旨がよく分からない。年金積立金などの使い道について、百兆円近く運用することについてこそ見直すべきであって、なぜ地域で必要とされ...全文を見る
○福島みずほ君 この法案提出が乱暴ではないか、社会保障審議会でも被保険者の意見が全く聞かれてないわけですけれども、やはりこの厚生年金病院、十ある中に対して、それぞれ経営状況はどうかとか、こういうことはどうか、打診や協議や事前の説明等はあったのでしょうかという質問です。
○福島みずほ君 自治体から多くの決議や意見書が出ているのを私は拝見させていただきました。  参考人の中に、是非そのリハビリテーションの病院を使っている利用者の方やいろんな方も発言していただきたいやにも思ったんですが、ただ利用者全員の方に参考人に来ていただくことができないので、是...全文を見る
○福島みずほ君 心配をしているのは、例えば、五年間で売却をすると。大臣の答弁では、「地域において必要な医療を確保する観点から、地方公共団体等と協議の上、その機能が維持できるように十分配慮してまいります。」ということなんですが、地方公共団体と協議をした結果、果たして病院としてきちっ...全文を見る
○福島みずほ君 私、駄目押し的確認で済みませんが、保険料を入れないでも例えば自力で頑張ればいろんな形でちゃんとやっていけるということは言えるのでしょうか、吉矢参考人。
○福島みずほ君 はい。
○福島みずほ君 雇用の問題について小島参考人にお聞きをいたします。  これについても、大臣は本会議で、例えば年金の福祉施設等に従事する職員の雇用問題については、「一義的に雇主である委託先法人が責任を持ち、できる限りの再就職援助を行っていただきたいと考えております。」ということで...全文を見る
○福島みずほ君 老人ホームの譲渡に当たって、これも大臣の答弁では、「代替施設のあっせんについて関係機関とも連携を図りながら適切に対応してまいります。」というのが本会議場での答弁です。しかし、だとすれば、老人ホームに入っている人が場所を移らなくちゃいけないという状態が起きて、これは...全文を見る
○福島みずほ君 以上です。  どうもありがとうございました。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、四人の皆さん、参考人として来てくださいまして本当にありがとうございます。  まず、独立行政法人年金・福祉施設整理機構法案の問題点なんですが、本当の改革には手を付けずに、やはり利用者や地域の声を無視して貴重なものを売り飛ばす、...全文を見る
○福島みずほ君 済みません、時間が短いのでお二人ずつ、ちょっと全員にお聞きすることができないんで、次の質問に行きます。  病院、診療所、健康管理センター等は公的な施設としてその機能を残すべきではないかというふうに私は思っておりますが、伊藤参考人、金子参考人、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 五年以内に売却するということであれば、地域の中から本当に必要な病院や診療所や様々なものが消えてしまうんではないかという危惧を実は大変持っております。  伊藤参考人の方から労働者の雇用のこともちょっと出ましたけれども、私自身も、次の問題として雇用のことも心配をして...全文を見る
○福島みずほ君 伊藤参考人にお聞きをいたします。  先ほどもおっしゃいましたけれども、自治体からたくさん決議や意見書が出ております。厚生年金病院、社会保険病院・診療所、健康管理センター、介護老人保健施設、保養ホームの存続、充実に関する地方議会、自治体、首長、医師会等の意見書など...全文を見る
○福島みずほ君 参考人の皆さんにお聞きするので、対政府質疑みたいになるとちょっとそれは違うなというふうに私自身は思いますが、ただやはり、先ほど伊藤参考人は労働条件については最大限努力するようやっていただきたいというふうにおっしゃいましたけれども、現実には、一般、要するにこれは入札...全文を見る
○福島みずほ君 伊藤参考人です。
○福島みずほ君 同じ質問を、金子参考人、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 時間ですので終わります。  ありがとうございました。
04月19日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私も、今回の審議を通じて、立法趣旨、立法理由が全く納得がいきません。  提案理由のところで、「厳しい年金財政の状況及び社会経済状況の変化等を踏まえ、その整理合理化を進めることとしております。」とあります。また、三月三十一日付けの年金...全文を見る
○福島みずほ君 四百五十万人が利用しという、地域の健康づくりに貢献しているところが今回この法案によれば譲渡又は廃止ということになるわけですが、その必要があるのでしょうか。
○福島みずほ君 健康づくりのために使うというものであれば、納得される国民の皆さんもいらっしゃると思います。要するに、無駄遣いをするなということであって、国民のために使うのであれば、それは納得するというふうに思います。  社会保険健康センターの事業内容及び実績、財政についてお聞か...全文を見る
○福島みずほ君 黒字であれば、赤字垂れ流しのためにこれを譲渡又は廃止しなければならないということにはならないのではないですか。  また、この法案が、立法趣旨が厳しい年金財政の状況というふうにありますが、財政の点は問題がないのではないでしょうか。
○福島みずほ君 全く理解ができません。  家計が例えば無駄遣いばっかりして、新車を買ったり無駄遣いばっかりしていると、だから今度は食費を切り詰めて御飯食べるなと言っているようなもので、今の答弁だと、全くこの社会保険健康センターは黒字であると、でも年金積立金を崩さなければならない...全文を見る
○福島みずほ君 この法案は、十把一からげ、全部本当にごみ箱に何でも、役に立っているものも立ってないものも取りあえずごみ箱に捨ててしまう、そういう法案で問題です。黒字で、利用者が四百五十万人もいて、価値があって、健康づくりをこれから私たちはしなければならないのをなぜ廃止あるいは譲渡...全文を見る
○福島みずほ君 全く理解できなくて、このように実績を上げております、しかしということで譲渡、売却をするわけですが、三月三十一日付けの厚生労働省が出している整理合理化計画の中についてお聞きをいたします。  「譲渡条件」のところで、「一定期間施設の中心的な機能を維持することを譲渡条...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、スポーツクラブもピンキリあるかもしれませんが、入会金等高額なところもあります。また、地域の中で非常にないところもありますし、だからこそ延べ四百五十万人の人たちが利用しているのではないですか。  今回、この審議に当たって、いろんな声を書面で、あるいは、例え...全文を見る
○福島みずほ君 私も、箱物が大事というよりも、その機能が大事と思うからこういう質問をしているわけです。  青柳局長、そうしますと……(発言する者あり)あっ、違うんだ、間違えた。大変失礼しました。申し訳ありません。  機能が重要なわけですから、機能の拡大をするということであれば...全文を見る
○福島みずほ君 いや、これ、ここだけで健康づくりをやれと言っているのではなく、ここも重要な機能ではないかということです。  じゃ、改めてお聞きをします。  これで、譲渡に当たり、一定期間施設の中心的な機能を維持することが条件とはなっていません。だとすると、売るとき、売るときと...全文を見る
○福島みずほ君 いや、やはり答弁がおかしいですよ。  というのは、今まで一定の役割を果たしてきた、これを中心的な機能の維持をすることを条件としなければ、非常に営利的なものもあるかもしれないけれども、健康づくりというのは非営利的な部分もあります。そうすると、買う側は採算が取れない...全文を見る
○福島みずほ君 公序良俗違反のものが建たないようにというのはもう当たり前のことであって、そんなことを聞いているのではありません。  今まで一定の役割を果たし、地域の人が残してほしいと言われていることをなぜつぶすのかと。譲渡の条件にしてなければ、これは維持できない可能性もあるわけ...全文を見る
○福島みずほ君 今度の法案は非常に簡単なもので、中身については全く白紙委任です。合理化の基本計画の三月三十一日付けの書面に若干出ているだけで、私たちはこの白紙の真っ白けのものにサインをしろと言われているようなもので、立法機関にいる者として納得いきません。  大臣、ちょっと今の青...全文を見る
○福島みずほ君 私がもしこの土地を買う人間だったら、手間暇が掛かるその健康づくりにお金を使うよりは、ばんともうかるような施設を造ろうというふうにきっと思うと思うんですね。そうだとすると、公益的な面だとか、その地域で健康づくりを果たしてきた。じゃ、もう何の歯止めもないじゃないですか...全文を見る
○福島みずほ君 いや、もうひどい答弁で、厚生労働省がこういう形で公共サービスをおやりになっているというのは、正直がっかりというか驚いています。施設や機能は地域の人たちに支えられ、国民に必要とされ、だからこそ公共サービスとして今までプライドを持って厚生労働省はやってこられたんじゃな...全文を見る
○福島みずほ君 この委員会で雇用の確保をどうするかということをずっと質問をしてきました。病院の中での雇用の確保もさることながら、健康センターであれば保健師さんやいろんな方たちがいます。もしこれは売却されるあるいは廃止されるとなると、どういう形で雇用の確保が地域で可能なんでしょうか...全文を見る
○福島みずほ君 今後考えるのではなくて、この法案を提案するときに考えるべきではないですか。今後考えるなんて私たちは言われて、何の保証もないんですよ。雇用の問題に関して全く考慮していないじゃないですか。当たり前のことじゃないですか。これが売却されたり廃止されたら失業者が大量に出るこ...全文を見る
○福島みずほ君 譲渡に関しては、譲渡条件になっていたとしても、私が懸念をするのは、譲渡をするときには条件になっていて、社会保険診療所としてこの地域でやってもらう。ところが、もう時期がたって転売されるということもあるわけですよね。ずうっとそこが診療所として、病院として機能する必要は...全文を見る
○福島みずほ君 ということは、この法案は、譲渡をした後については全然実は法律上拘束ができません。三年あるいは五年病院として機能したけれども、その後やはりホテルを建てた方がずっとお金がいいとか、こういう施設を建てた方がずっと実入りがいいということになれば、その地域から医療がなくなっ...全文を見る
○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案について反対討論を行います。  反対をするまず第一の理由は、立法趣旨が理解できないということからです。立法趣旨として、厳しい年金財政の状況及び社会経済状況の変化等を踏まえ、その整...全文を見る
04月21日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。法案について質問する前に一点お聞きをいたします。  四月一日、朝日新聞に、中央省庁の一部の審議会で任命されている常勤委員の四二・四%が官僚OBで占められていると。常勤者の月給が、会長ポストが百三十万円、委員は百十四万円ということで、常勤の...全文を見る
○福島みずほ君 この新聞では、労働保険審査会は六人の常勤委員のうち四人となっておりますが、なぜ二名なんでしょうか。
○福島みずほ君 社会保険審査会六名の常勤のうちOBは何名でしょうか。
○福島みずほ君 はい。
○福島みずほ君 非常勤の数は昨日教えていただきましたが、何名OBがいるかについては教えていただいておりません。それぞれ教えてください。
○福島みずほ君 いや、のうちのOBの数です。
○福島みずほ君 どこにもOBが入っていらっしゃるわけですが、常勤の会長あるいは委員の月給はお幾らでしょうか。
○福島みずほ君 これは税金によって賄われているお金ですので個人情報ではありません。税金がどう使われているかですので、常勤の会長の月収を教えてください。
○福島みずほ君 労働保険審査会と社会保険審査会に常勤の委員がいらっしゃるわけですが、それぞれ六名中二名が官僚OBということでした。また、他の審議会は非常勤の人ばかりなのですが、それぞれ必ずOBが入っております。なぜOBを必ず入れる必要があるのでしょうか。
○福島みずほ君 これは国会同意人事でもあったりするわけですが、労働保険審査会、社会保険審査会、常勤の委員がこの二つの審議会にいると。そのうち三分の一が官僚OBになっているわけですから、かなり審議会をリードしていくと。  官僚OBが審議会に入ることの是非について、また委員会で質問...全文を見る
○福島みずほ君 衛生検査技師が新たに臨床検査技師の資格を取得するための特例について、特例を定める期間はどのくらいでしょうか。
○福島みずほ君 衛生検査技師は、実習などをどのように研修するのでしょうか。研修機関などはどうなるのでしょうか。
○福島みずほ君 臨床検査技師の資格、権能、機能を高めるという点では非常にいいと思うのですが、衛生検査技師の廃止ということで特例措置があるわけですが、国家試験に受からない場合はどうなるんでしょうか。
○福島みずほ君 病院の中には様々な職種の人が実に多彩に働いていまして、やはり制度が変わることでなかなか、一体どうなるかという不安が双方に起きるのではないかというふうに思っています。  衛生検査技師の人は、今どこの病院も本当に、サービス残業があったり派遣の人も病院に入ったり、すさ...全文を見る
○福島みずほ君 是非、臨床検査技師の人たちの職域、仕事の確立と、衛生検査技師の人たちがこの二年間で国家試験を取らなくちゃいけないという、それの負担、研修などについて是非、厚生労働省の指導も是非よろしくお願いしたい、配慮もお願いしたいということを述べ、私の質問を終わります。
04月26日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  先日、兵庫県で大規模な列車事故があり、今まだ救援活動が進んでいます。社民党は対策本部を立ち上げましたが、またこの厚生労働委員会で質問できる機会があれば、あるいは質問の必要があれば、また質問させていただきたいと思います。  私も、冒頭...全文を見る
○福島みずほ君 実は裁判所は割と保守的なところで、行政訴訟で原告側が完全に勝つというのはなかなか実はないことだと私は思います。ここまで判決がはっきり原告側勝訴判決を言い渡しましたので、厚生労働省、大臣、是非、控訴を断念し、前向きに向けて行動されるように心からお願いをします。もうや...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど辻理事の方からもありましたが、年金資格期間が日本は二十五年である一方、諸外国は、ドイツが五年、イギリス十年、韓国と米国が十年であり、フランスは三か月、ベルギーは最低年数なしという状況です。  日本の加入年数が二十五年と余りに長いと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 今日はこのことについて延々と、ちょっと時間が、やれませんけれども、やはり長いということが諸外国に比べて際立っていますので、結局若い人は、もうどうせ掛け捨てとなるんだからもう入らないというふうに思う人もいるかもしれません。その点については今後議論が必要だと考えます。...全文を見る
○福島みずほ君 日本で働いている外国人の人たちと話をしますと、保険が要するに給料から天引きされていたり多額に払わなければいけないけれども、要するに掛け捨てであると。自分はいずれ本国に帰るので、全く掛け捨てになっていて、しかも二重払いをしなくちゃいけないと、負担が大きい、払いたくな...全文を見る
○福島みずほ君 世界が狭くなっているので、是非、今後協定の締結がうまくいくようにということをお願いいたします。  また、年金資格期間が日本は二十五年であることは、多分外国との比較で今後議論になるのではないでしょうか。  残った時間、人身取引の防止及び被害者の保護に関する法律に...全文を見る
○福島みずほ君 刑事処罰をブローカーに対してする、その間、本人がどこか、センターなりどこかできちっとケアをされたり、医療を受けられたり、相談を受けられたりというのが必要で、今回この行動計画では婦人相談所というふうになっているんですが、もっと包括的に厚生労働省が責任持って婦人相談所...全文を見る
○福島みずほ君 参議院の法務委員会の議事録を見ますと、参考人の吉田容子さんは、被害者保護支援法の制定が必要であると考えるということを述べていらっしゃいます。  やはりこれは、参議院はドメスティック・バイオレンス防止法、改正法などを作ってきた、超党派でやってきた院ですけれども、や...全文を見る
○福島みずほ君 是非、婦人相談所の機能強化をよろしくお願いいたします。  以上です。
04月28日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日、山本理事が在外被爆者の支援の現状について質問をされました。私も、是非これはもう一歩進めていただくよう一言また改めてお願いをいたします。  先日、韓国の人たちと話をしていましたら、やっぱりこれ、シンボリックな意味でやっぱりこれは...全文を見る
○福島みずほ君 そのとおりです。  そして、今アジアの中で日本は関係が冷え切っているところもありますが、是非、やはり誠意を示すとか、前進を示すということが、大きく、もちろん人権の問題ですから関係改善のためにやるわけではありませんけれども、是非、節目の年に大きくもっと前進するよう...全文を見る
○福島みずほ君 大臣の重く受け止めるという言葉を重く受け止めておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、兵庫県で起きた列車の事故についてお聞きをいたします。  私は、実は事故の起きた十日前にこの列車に乗っておりまして、知り合い、親類も多いもので、とても本当に人ごととは...全文を見る
○福島みずほ君 JR西日本会社は、四月初めに、列車の遅れはお客様の信頼を裏切ると社員に文書で配付した、こういう事実はあるのでしょうか。
○福島みずほ君 JR西日本大阪支社が、事故前の二週間、JR尼崎発着の全列車について一秒単位で遅延状況を把握する調査を実施した、そういう事実はありますか。
○福島みずほ君 秒単位の調査というのがプレッシャーになったのではないかというふうにも思いますが、一分、二分の遅れで乗務停止となる、あるいは処分をされるというふうにも報道されておりますが、その点について、JR西日本会社の処分について教えてください。
○福島みずほ君 オーバーランをするとそれは処分になるのか、あるいはオーバーラン一回で乗務停止になるのか、例えば運転士さんが。その辺はいかがなんでしょうか。
○福島みずほ君 そうしますと、運転士さんの責任において遅延が一分でも、さっきでは一秒ですけれども、生ずればそれは処分の対象になる、そういうことでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 処分として行われている再教育の中身について教えてください。
○福島みずほ君 日勤と戒告処分というのを見てみますと、就業規則の筆記、花壇の草引き、花壇の草引きが続きという、庁舎周りの草引きとかいうのが続くんですね。  処分として、就業規則の書き写しやこういう草むしりなどが入っているんでしょうか。
○福島みずほ君 こちらの方で資料でいただいているのは、例えば十四日間再教育を受けると。その中で、就業規則を書き写す、あるいは花壇の草むしりと庁舎周りの草むしりなどが続いているという、そういう再教育でありまして、これは再教育というよりも一つの、ちょっと言葉は悪いですが、いじめかある...全文を見る
○福島みずほ君 JR西日本は、運転業務を除く駅関係業務の一部に一年以内の有期契約の契約社員制度を導入し、この一年ほどで三百名以上採用しました。しかし、有数の大企業であるJR西日本の労働環境と低レベルの労働条件や労務管理に対して、こんなはずではなかったと途中で辞めてしまう労働者が数...全文を見る
○福島みずほ君 今後、再発防止というためには、やっぱり本当の意味での背景事情も含めてきちっとした、ある意味、反省、総括が、あるいは点検、改革が必要だというふうに考えております。民営化という名の下に安全を犠牲にし、効率化が図られ過ぎたのではないか、問題ではないかという点を社民党とし...全文を見る
○福島みずほ君 国会では刑法の改正法案と風営法の改正法案が議論されているわけですが、警察の保護について、警察で保護ができるかどうか、これはいかがでしょうか。
○福島みずほ君 言葉の問題や様々生活条件の問題、あるいはこの人が外国人として来たときに人身売買の被害者であるということでの保護などについて是非また警察の方で取組をお願いいたします。  今日は内閣府にも来ていただきました。DV防止法はかなり横断的に各関係省庁が頑張り、できるという...全文を見る
○福島みずほ君 広報啓発以外に是非取組をよろしくお願いします。  内閣官房に、是非内閣官房あるいは内閣府が責任を持って、もちろん、法務省、警察、厚生労働省は頑張るんですが、是非、内閣官房が責任を持って、ある意味、司令塔ではないですけれども、取りまとめ役として頑張ってほしいという...全文を見る
○福島みずほ君 今日来ていただきました各関係諸省庁におきましては、是非この問題に取り組んでくださると同時に、法務省にちょっと質問ができなくて申し訳ありませんでした。頑張ってくださると同時に、是非、できれば被害者救援やいろんな形の議員立法などができないかと思っておりますが、是非これ...全文を見る
05月17日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  初めに、介護保険制度が二〇〇〇年にスタートしてから初めての大きな改正を行うことになりました。法改正の目的は、制度の持続可能性の確保、給付の重点化、効率化となっております。軽度の要介護者と施設入所者について極めて厳しい内容であり、貴重な...全文を見る
○福島みずほ君 要介護四、五で自宅生活の人たちは、一日に三回の巡回ヘルパーと週に二回の訪問看護を利用しただけで給付上限に達してしまい、自己負担で夜間の安否確認などを頼んでいるのが現状です。独居の認知症の利用者の問題も同様です。  現行のサービスを使っても在宅生活を支えられていな...全文を見る
○福島みずほ君 利用率が約五割ということで、また給付が不十分である点も現状では否めないと考えております。第二号被保険者に対する給付は十分であるという認識でしょうか。
○福島みずほ君 利用者は〇・二%にすぎないわけですから、千人のうち二人しか利用しておりません。十五疾病の限定があるために末期がんの人は、もちろん医療を受けていらっしゃるわけですが、介護が必要、介護保険で、まあでも介護を受けられないという実態があります。この意味で、保険料ではなく目...全文を見る
○福島みずほ君 がんになる人は今非常に多く、末期がんの場合に十五疾病の限定があるために受けられないという点は見直すべきだというふうに考えております。二号被保険者の人たちについては検討が必要だということを申し上げます。  で、保険制度として保険料の使途は厳格にすべきだということの...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、今回は、はっきり地域支援事業ということで三つの市町村事業を再編をするわけです。他の保険制度、医療保険、年金保険、労災保険、雇用保険で保険の非該当者に給付している場合はありますか。イエスかノーで答えてください。
○福島みずほ君 保険と税金の関係がきちっとした定義あるいはきちっとした原理によらずに、ずぶずぶにこれからなっていくのではないかという懸念を持っております。地域支援事業に保険料を入れた場合、費用の膨張のおそれはないのでしょうか。
○福島みずほ君 今回の改正法案、社民党はこの法案に反対ですので改悪法案というふうに呼ばせていただきますが、この保険と税の関係、保険制度とは何かということが今回非常に壊れてしまうという懸念を持っております。これが今衆議院で議論になっている障害者自立支援法案、来年の医療制度の議論にや...全文を見る
○福島みずほ君 保険の原理から広がるのではないかということについてきちっと答えていただいておりません。保険と税の関係についてきちっとした仕切りをしないまま、ぐじゅぐじゅスタートをさせていく、これは本当に問題であるというように思っております。  地域支援事業なんですが、これについ...全文を見る
○福島みずほ君 老人保健事業は、現在、九百億円のうち、国が三三%、都道府県が三三%、市町村が三三%税を負担をしております。介護予防・地域支え合い事業も八百億円負担、在宅介護支援センター運営事業も税負担四百億円でやっております。これの再編で介護保険に吸収をしていく。本来、このような...全文を見る
○福島みずほ君 老人保健事業のうち六十五歳以上を移行する、そういう中身については分かっております。  私の質問は、こういう形で今まである程度税負担でやってきたことを介護保険として一部吸収し再編をしていく、そうすると、その中に非該当の人たちの部分もたくさんあるわけですから、介護保...全文を見る
○福島みずほ君 今回は、居住費、食費を介護保険の対象外と位置付けました。このことには反対ですけれども、私の質問は、保険外であるのに、なぜ保険で補足的給付をするのでしょうか。
○福島みずほ君 全く納得がいきません。つまり、居住費や食費は対象外で、その保険の対象外であると。保険外であるのに保険で、例えば保険で補足的給付をすると。これは保険ではなく、税金でやるべきであると。  私は、厚生労働省は財務省に頭を下げるのが面倒くさい、まあそんなことはないかもし...全文を見る
○福島みずほ君 私の、不公平ではないかという質問に全く答えていません。  現行、要介護一で特養老人ホームに入所している人は、要支援になれば三年で施設を出なければなりません。しかし、特養老人ホームに入所している低所得者負担軽減では五年間の経過措置となっております。  私が思うに...全文を見る
05月19日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  介護保険の質問に当たる前に二点ちょっとお聞きをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、今年は戦後六十年ということで、在外被爆者の問題や強制連行、供託金のことなど様々質問をしてきました。  在米被爆者の問題について...全文を見る
○福島みずほ君 乖離があるわけで、日本とその調査団との両方の突き合わせによってきちっとやるべきではないか、あるいは四百六社又はそれ以上に広げて実施すべきだと考えますが、最終的なすり合わせは行う予定でしょうか。
○福島みずほ君 是非これはよろしくお願いいたします。  次に、この委員会の中で、公共交通の安全と労働環境、規制緩和について質問をしてきました。JR西日本のケースも、あれはダイヤの構成そのものに無理があったのではないかというふうに考えますが、今日はタクシー運転者の皆さんについて、...全文を見る
○福島みずほ君 調査はやりっ放しではなく、結果をしっかりと施策に反映していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 事業主だけではなく、組合や働く人たちからもヒアリングを実施し、実態の把握と改善に役立ててほしいと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 よろしくお願いいたします。  公共輸送の問題、その中での安全ということは非常に重要です。また、タクシーの運転手さんたちは、十年前に比べて六割事故が増えたという、規制緩和の結果、年収が減り、事故が増えているというデータに大変心を痛めています。JR西日本のケースも、...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いいたします。  では、介護保険法の改正法案について質問いたします。  子育て世代の私たちも、親の介護を考える世代となりました。私自身も、宮崎に住んでいる父親ががんになって、治療して、骨粗鬆症にちょっとなりまして、骨折をしてしまうと。母が献身的...全文を見る
○福島みずほ君 適切、適正の最終判断はだれが行うんですか。
○福島みずほ君 地域包括支援センターの保健師さんなどと受け取っていいんでしょうか、具体的には。
○福島みずほ君 本人が望むサービスと適正なサービスが異なった場合、どちらの意見が優先されるんでしょうか。本人の意思決定権は保障されるんでしょうか。
○福島みずほ君 要支援、要介護一の高齢者の七割から八割を新予防給付に移すということですが、具体的にどんな人たちを想定しているんでしょうか。七、八割という数字はどう算定されたんでしょうか。
○福島みずほ君 いや、七、八割というのが数値目標になることはないということを確認したいと思いますが、よろしいですか。
○福島みずほ君 大変不安に思うのは、今要支援、要介護一の人のうち、認知症、脳卒中、心疾患などを除いて、残りが七、八割であるというふうに今の答弁だとちょっと思いかねないと。ですから、今まで、つまり介護保険で給付を受けるのが新予防の部分と介護給付と二通りに分けられることになるわけです...全文を見る
○福島みずほ君 振り分ける基準は何でしょうか。
○福島みずほ君 筋力向上トレーニングについてやはり私も質問いたします。  介護予防市町村モデル事業中間報告についてですが、筋トレが高齢者の在宅生活を支えるためのどの部分に役立つという結果が出たのでしょうか。例えば、屈伸ができるようになっておふろ掃除が可能になったとか、圧力が強く...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっと質問と答えがずれているというふうに思いますが、次の質問に行きます。  日常生活機能、社会生活機能では改善と悪化が拮抗しています。これを見て私は実はショックを受けまして、悪化というのが出ているということです。病院に行って、風邪の治療に行って風邪が悪化するん...全文を見る
○福島みずほ君 いや、ひどいわけで、悪化というのが出てくる。要するに、モデル事業をやったら悪化という結果が出ているわけですね。だったら、もう組み方がおかしいと、やるなと。悪化という結果が一定程度出るんであれば、こういう事業はやめるべきだというふうに私は考えています。  トレーニ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、ひどい話で、新予防主義でやりますと。やった結果、かなり悪化する人が出てきているのがモデル事業で出てきた。じゃ、もう一回別の形でやりますと言うんですが、どこにサービス料を払って状態が悪くなるということがあるんでしょうか。  それから、私は、高齢者で、必死で筋...全文を見る
○福島みずほ君 これも数値目標でないということを確認したいのですが、よろしいですか。
○福島みずほ君 いや、非常に危惧を感じます。自分が高齢者になって、例えば家事援助とかいろいろ手伝ってもらえば自分は一人で暮らせるというふうに思っている。でも、頑張れ頑張れ頑張れ、筋力トレーニングをやれ、頑張れ、改善せよと言われて、こんなにつらいことはないですよね。  そして、し...全文を見る
○福島みずほ君 考えてください。  がんであれば、例えば禁煙率を高めるとか食事の指導をするとか総合的にできるわけですが、高齢者は一人一人がそれぞれ状況が、症状が異なっていて、そこでの目標設定があれば、例えば個人の事情よりも目標設定の方が優先されるということが具体的に起こりかねな...全文を見る
○福島みずほ君 筋トレの実施期間は大体三か月と言われておりますが、改善とされた人もリバウンドが出たり、何もしなければ効果が薄れていきます。フォローアップをどう考えていらっしゃるでしょうか。
○福島みずほ君 ボランティアとおっしゃいましたけれど、そういうことに頼ることが、頼る設定が正しいかどうかということをちょっと思っております。  いろんなところのモデル事業を検討してみましたが、宮崎市のモデル事業では、例えばボランティアで参加してくだすった補助員の人たちの協力なし...全文を見る
○福島みずほ君 悪化している人が四二・二%、改善よりもはるかに多いというのが極めて問題で、効果が検証された新しいサービスとして導入することは難しいのではないか。つまり、私たちは、今度介護保険の改正、まあ改悪法案、私たちは改悪法案と言わさせていただきますが、議論しているわけです。で...全文を見る
○福島みずほ君 閉じこもり予防、フットケアについて、モデル事業の内容はどのようなものでしょうか。サンプル数が少ないのはなぜか。だれが行ったのか。専門家はいるんでしょうか。
○福島みずほ君 筋トレ利権、筋トレバブルが新聞、雑誌で取り上げられております。ある雑誌に、厚生労働省は来年度から二年間でまず全国三千か所に筋トレジムを整備し、将来的にはそうした介護予防拠点を一万か所に増やす構想を持っているとあります。  このような構想があるのでしょうか。
○福島みずほ君 筋トレ事業には、自治体職員のほか、医師、保健師、看護師、理学療法士などが必要とされます。どのような人員配置を想定しているのか。これらの人件費は介護報酬上どのように算定されるのでしょうか。筋トレの内容、例えばマシンを使う使わない、使用するプログラム、人員の配置につい...全文を見る
○福島みずほ君 今の答弁で、審議会の中でこれから中身を決めるということですが、通所の人に関して筋力トレーニングのマシンを使う可能性があるわけですね。でも、そうすると、マシンの値段を調べましたけれど、例えば一台買っても一人しか使えませんから、一台七十万とか、ある程度お金がするわけで...全文を見る
05月20日第162回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  JRの事故についてまずお聞きをいたします。  JR西日本だけではなくて、JR各社に対する過密ダイヤや労務管理についての総点検が必要だと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 スピードの出し過ぎだけではなくて、過密ダイヤや労務管理が問題があると思いますので、JR各社その他に関する総点検チェックを早急にお願いをいたします。  次に、基地再編の問題についてお聞きをいたします。  東門美津子議員と一緒にアメリカへ、基地再編の問題について担...全文を見る
○福島みずほ君 是非とも実現をしたいという総理の答弁でした。  SACO合意は普天間基地の返還が盛り込まれ、十年前の合意です。普天間基地の返還は、今回の基地再編の中で必ず実現されるのですね。
○福島みずほ君 今協議中であることは本当に承知しております。アメリカ側も様々なファクター、オプション、見解を話せる限りにおいて話してくれました。  そこで、総理にお聞きをしたい。普天間基地の返還、危険な普天間基地のと本当に言われて、もう一度事故が起きたらもう取り返しが付かないと...全文を見る
○福島みずほ君 是非実現をしたいと、そのことを、この二か月ぐらいでもうある程度中間提案が出ると思いますので、よろしくお願いします。  海兵隊の削減は実現するでしょうか。  いや、総理、お願いします。いや、ごめんなさい、総理、お願いします。
○福島みずほ君 是非それは早急に確実にお願いをいたします。  キャンプ座間に米軍陸軍司令部がやってくるという提案がなされております。これについては日米とも担当者が認めております。座間キャンプに、日本の座間キャンプになぜ米軍陸軍司令部が来るのか。来る理由について、来るオプションの...全文を見る
○福島みずほ君 中間取りまとめの段階であることは承知をしています。しかし、アメリカ側の担当者も座間キャンプに米軍陸軍司令部が来る可能性について否定をしておりませんし、日本も町村さんを始め可能性があることは示唆をされていらっしゃいます。だからこそ、国会において説明、理由について、来...全文を見る
○福島みずほ君 地元は、来る理由を聞かせていただけなければ賛成も反対も意見表明ができません。座間キャンプに米軍陸軍司令部が来るということは、これはアジア、極東条項を超えて、極東を超えて、中東まで含んだアメリカの戦略、アジア戦略、それから世界戦略に日本も組み込まれる、米軍と自衛隊が...全文を見る
○福島みずほ君 今日の私の質問は極東条項ではありません。なぜ座間キャンプに米軍陸軍司令部が来るのか。そのオプションの提案はされているにもかかわらず、なぜ来るのかという当たり前の説明が国会の中にもなされていない。アメリカの担当者は、これは日本政府が説明をすべきことだというふうに言い...全文を見る
○福島みずほ君 いや、この遺骨の問題であれ、それから在外被爆者の問題であれ、これは日韓、例えば外相会議や総理、その総理自身が盧武鉉大統領に遺骨の問題は約束されたことです。政治的判断として今やらなければ駄目だということを強く申し上げます。  総理は、村山談話を引用し、戦後一人も戦...全文を見る
06月07日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、来てくださいまして本当にありがとうございます。  まず、宮城参考人にお聞きをいたします。  私も、この光熱費、居住費、ホテルコストについて大変懸念を持っているものです。十月にもしも施行になった場合、例えば特養老人ホームにい...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、ホテルコストを負担せよということが明記をされ、現実に年金しか財産を持たない人がいる場合には、払えないわけですよね。払えない分は、その人が払わないという債務として残るわけです。  幾ら話合いをするといい、幾ら減免措置があるといっても現実的に払えない人がいる。...全文を見る
○福島みずほ君 現場が極めて深刻な事態を生ずる法案を成立させるわけにはいかないというふうに思います。  本間参考人にお聞きをいたします。  先ほど特養老人ホームで具体的に生起する問題について語ってくださいました。今私が宮城参考人に質問したと同じように、現実払わないということで...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、法的には払えない人間を、払えなければ法律上は、賃貸借契約じゃないですけれども、払え、あるいは債権差押え、別の問題が起きると思いますが、ちょっと自分で言って済みません。  宮城参考人にお聞きをいたします。  先ほど本間参考人の方から、要介護一、二、三の入居...全文を見る
○福島みずほ君 そうしますと、要介護三の人がいて、帰るところがない。その場合、法律がもしも成立したら現場はどうするのでしょうか。
○福島みずほ君 宮城参考人は離島の話をしてくださいました。どこか一か所に集中して筋力トレーニングをするのは効率がいいのかもしれません。しかし、離島やいわゆる過疎地の方がこの新予防給付やいろんな点ではハンディキャップがあるのではないかというふうに考えておりますが、そういう点はいかが...全文を見る
○福島みずほ君 例えば、私が高齢者で、筋力トレーニングは嫌だと、家事援助をして一緒にやってください、あるいは散歩についてはなかなかヘルパーさん難しいようですが、散歩で筋力トレーニングやるからやらせてください、こういう選択は現場で認められますか。
○福島みずほ君 なぜこういう質問したかといいますと、先ほど本間参考人が選択の権利ということをおっしゃって、新予防給付導入に伴って本当に今までどおりの選択ができるかという疑問を持っているからです。  では逆に、本間参考人にお聞きをいたします。  新予防給付によってヘルパーさんの...全文を見る
○福島みずほ君 ヘルパーさんの労働条件、ケアマネの自立について伊藤参考人はおっしゃってくださいました。  本間参考人、ヘルパーの労働条件の現状の実態についてどう思うか、今回の改正によってどうなるだろうかという点について意見をお聞かせください。
○福島みずほ君 本間参考人、被保険者の拡大が今日参考人の中でかなり実は意見が分かれたと思います。本間参考人は意見を、その点についてはどう思われますか。
○福島みずほ君 食費などが、食費などが保険外になってしまうと、デイサービスに来る人も食費が高いからコンビニでお握りを買っていこうとか、さっき伊藤参考人が三食じゃなくて二食でいいよという人が出てくるんじゃないかと。要するに、そこら辺りで実費を削ろうという人も出てくるんじゃないかとい...全文を見る
○福島みずほ君 ケアマネジャーの人たちが事業所から自立をしていくことが、ある種、公平、透明性を高めることになるんじゃないかと思っていますが、今回の法案はケアマネジャーの人の自立につながるでしょうか。伊藤参考人、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 花井参考人にお聞きをいたします。  先ほどヘルパーさんの労働条件について語ってくださいましたが、どうやってヘルパーさんやケアマネジャーさんの労働条件を良くしていくか、これについての答え、対策をお聞かせください。
○福島みずほ君 終わります。  どうもありがとうございました。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、ヘルパーさんあるいはケアマネジャーと言われる人たちの労働条件についてお聞きをいたします。  その前に一つだけお聞きをいたします。  これ、通告してなくて申し訳ないんですが、坑内労働に関して女性が駄目だというのを撤廃をすると...全文を見る
○福島みずほ君 そうしますと、撤廃というのはまだ決まってはいないんでしょうか。
○福島みずほ君 それでは、是非撤廃ということで、是非もう女性差別をする職場がなくなるようにということで、よろしくお願いします。また、これが撤廃された暁には、均等法の改正が議論中ですが、間接差別も含めた禁止の撤廃を是非よろしくお願いいたします。  では、介護保険の問題について質問...全文を見る
○福島みずほ君 平成十六年版「介護事業所における労働の現状」、介護労働安定センターが出しているデータを見ますと、細かいデータが出ておりますが、賃金に関して、平成十五年十一月に実際に支払われた一か月間の賃金金額を調査をしたと。  総平均では月額十六万四千円、性別では、男性二十万六...全文を見る
○福島みずほ君 これは各労働者ですから、全体の中での平均値で、それぞれ細かく地域別も出ておりますが、やはり余りに少ない。平均で十六万四千円ですが、時間給では、三五%いる時間給者では八万五千円となっていると。極めて安いというふうに思っています。これだと登録型のヘルパーさん、とても一...全文を見る
○福島みずほ君 済みません、局長、結論だけ言ってくだされば結構です。
○福島みずほ君 どうしたらヘルパーさんたちの労働条件が良くなるのかと考えたときに、今日、参考人の意見の中でも介護報酬を引き上げたらどうかという意見が出ました。それも一つの案だとは思いますが、いわゆるピンはね率、言葉が悪いですが、マージン率、それが高ければ、幾ら介護報酬を上げても事...全文を見る
○福島みずほ君 局長、済みません、質問をちゃんと答えてください。  私は、これはもちろん二百五十二万三千円ということは分かっておりますし、事業に占める割合も八六・五%であることは分かっています。しかし、この給与費の中には管理者や事務職員の人たちの費用も入っているので、介護ヘルパ...全文を見る
○福島みずほ君 この全体の給与費、ごめんなさい、これは、私自身は、実際はもう少し、言葉が悪いですが、ピンはねというかマージン率は低いのではないかというふうに思いますが、これで間違いはないのでしょうか。
○福島みずほ君 どうすればヘルパーの人たちの労働賃金が上がるのか。先ほど言いましたように、時間給では八万五千円、これが月給、月の給料になっています。一年間に二二%ぐらいの人が離職をしている、そしてその八割の人が勤続三年未満という調査結果もあります。結局、ヘルパーさんの資格を持って...全文を見る
○福島みずほ君 五年たってこの現実だから何とかしなければならないと。かつて予算委員会でも質問しましたが、ちっとも良くなってないわけです。これだったら、若い人がこの現場で働こうと思って、一生の仕事と思って頑張れるでしょうか。今のだとちっとも変わらないですよ。五年たって見直しをやって...全文を見る
○福島みずほ君 おっしゃるとおり、福祉現場で働く人の給料が安いわけです。考えなければならないとおっしゃいますが、厚生労働省で厚生と労働が一緒になっていて、ヘルパーさんの給料が極めて低いことはもう明らかなわけですから、何か制度的に手を打たなければならないというふうに思っています。 ...全文を見る
○福島みずほ君 言質を取りたいんですが、新予防給付によってヘルパーさんの介護報酬は引き下げられない、それでよろしいのですね。
○福島みずほ君 私が恐れているのは、介護予防サービスになると介護報酬が引き下げられる可能性があるのではないかということです。そうだとすると、ますます給料が下がってしまうのではないか、そういう懸念を持っています。介護報酬を上げればいいというものではないかもしれません。労働分配率、冒...全文を見る
○福島みずほ君 国会が介護報酬やいろんなことについてきちっとチェックできないという現状について問題だと考えます。幾ら私たちがヘルパーさんの労働条件ということを幾ら言っても全然変わらないじゃないですか。全然改善されていないですよ。介護報酬をどうするかということなどについても、本来で...全文を見る
○福島みずほ君 待機準備時間が支払われていない四二%と平成十五年十二月実施の調査では出ております。これが今度、また新たにこの介護事業所における労働の実態、平成十七年版が出ると思いますが、それでまた改善されているかどうか、実態はどうなっているのか、支払われていないところがあるとすれ...全文を見る
○福島みずほ君 十一万の相談件数を踏まえて、是非、労基署、労働マターの局長さんたち、あるいは、厚生労働省とせっかくなったわけですから、どういうふうにすれば介護労働者の労働条件の改善ができるか、本当に横断的な一つのプログラムを是非作っていただきたいと思いますが、いかがですか、大臣。
○福島みずほ君 ヘルパーさんたちのセクシュアルハラスメントの問題に関して、研修をしたり意見を聞いたことがあります。厚生労働省は、均等法二十一条の条文を受けて、二十一条二項でガイドラインを作られて発表され、実施をしていらっしゃいます。セクシュアルハラスメント、ヘルパーさんのセクシュ...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。厚生労働省は、人事院もそうですが、いいガイドラインをかつて作られました。是非、介護ヘルパーさんに特化した形ででも何らかのガイドラインあるいは何かの分かりやすいパンフレットや努力をしてくださるようお願いいたします。  次に、ケアマネジャーのこ...全文を見る
○福島みずほ君 一割ぐらいが自立しているのではないかというふうに考えられるわけですが、基本的にはケアマネジャーは自立をすべきであると、した方がいいのではないか。ウ飼いのウじゃないけれども、ウ飼いの方でどれだけウを捕まえてくるかではなくて、やはり事業主と独立して、公平に独立した機関...全文を見る
○福島みずほ君 自立に向けた介護報酬が新設される予定はあるのでしょうか。あるいは、今五十人ぐらいだが、三十五人ぐらいにしようという動きがあるやにも聞きましたが、その点いかがですか。
○福島みずほ君 結論がはっきりしないので、はっきり教えてください。  ケアマネジャーが独立するためには、厚生労働省はどんなプランをお持ちですか。
○福島みずほ君 それで自立ができるかどうかがちょっと理解ができないんですが。  それから、これから地域包括支援センターの中における新予防給付とそれからそれ以外と、ケアマネジャーさんの負担は実はこれからとても増えていってしまうんではないか。あるいは、地域包括支援センターでは基本的...全文を見る
○福島みずほ君 この五年間、ケアマネジャーの独立性が必要だというふうにされてきました。しかし、局長のさっきの答弁では、カンファレンスをちゃんとするとかその程度のことであって、ケアマネジャーの自立に向けての具体的なプログラムを現時点で厚生労働省は示していないというふうに考えています...全文を見る
○福島みずほ君 自立的ケアマネジャーが現時点で一割ぐらいであるという現状をどう変えていくのか、是非よろしくお願いします。  また、情報開示のところには社会保険の適用があるかどうかを是非入れていただきたい。  それから、介護サービス事業者から不正に取得した介護報酬を自治体などに...全文を見る
06月09日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  介護保険改正法案の審議に入る前に、二、三点ほどちょっとお聞きをいたします。  まず、監修料の点です。六月十九日が会期末で今国会は終わる予定です。監修料の問題に関して、一月に社会保険庁の監修料についての報告書が出されましたが、厚生労働...全文を見る
○福島みずほ君 会期末は六月十九日ですが、間に合うのでしょうか。
○福島みずほ君 もう会期末ですので、会期中に監修料についてはきちっと調査し、報告をするということを約束されましたので、大至急よろしくお願いいたします。そうでなければ、この委員会でその点についての質問をすることができなくなりますので、よろしくお願いいたします。  次に、この委員会...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  また、現場への、厚生労働省は現場調査なども労働を扱う役所としてやってこられたところです。是非、現場調査などもしていただきたいと考えますが、それはよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 この調査の過程の中でも、是非立入調査をよろしくお願いします。こういうふうに厚生労働省が取り組んでくださることが、規制緩和によって労働条件が悪化してきたことのやはり流れを変える大きな一歩になると思いますので、是非頑張ってくださるよう心からお願いを申し上げます。  ...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっと分からないんですが。  政務官は政務官でいらっしゃいまして、議員として発言をするときも、戦後補償、厚生労働省が戦後今までやってこられた様々な援護法に基づく事業などを管轄する役所の政務官でいらっしゃいます。ですから、ここで政務官としてどうかということについ...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、戦後補償、戦争にどう私たちが、例えば戦争で起きたことに関してどういう行政、政治を行っていくかということは、広くこれは厚生労働省も含めてやってきたことであります。先生は政務官、先生と言うのも変かもしれませんが、森岡さんは政務官でいらっしゃいますので、じゃ、今日...全文を見る
○福島みずほ君 A級戦犯は罪がないというのはいかがですか。
○福島みずほ君 今日は介護保険の改正法案の審議ですので余り長い時間をつくることはできませんが、私は、やっぱり政治家として発言をされた、やはりそれは政務官として今行政に携わっていらっしゃるわけですから、なぜこのことを言うかというと、やはり大事な発言だと考えるからです。  一九九五...全文を見る
○福島みずほ君 心得ているというのはどういう意味ですか。
○福島みずほ君 大臣、私は行政の中のトップの人が今のような発言をされることは問題だというふうに考えております。  その前にもう一つ、森岡さん確認させてください。サンフランシスコ条約の受諾は間違っていたんでしょうか。
○福島みずほ君 大臣、政務官は、大臣、副大臣、政務官、行政のトップでいらっしゃいます。厚生労働省は戦後補償の問題に取り組んできた役所です。そこの中における歴史認識は、行政のトップの歴史認識は極めて重要だと考えます。政務官の発言として妥当でしょうか。
○福島みずほ君 私はなぜこういう質問するかというと、戦争をしないということがとても重要で、そのためには、きちっと過去の行為についてどうだったかということをやっぱり深く心に刻んでいくことなしには戦争をしないという将来への決意は出てこないというふうに考えております。また、被害に遭った...全文を見る
○福島みずほ君 この委員会でこれは何度も議論になりました。先日、参考人に来ていただきましたが、町長さんはどうするのかと聞いたら、しばらくやはりそうしないようにしたいというふうにしかおっしゃることができませんでした。実際費用負担が増えるわけですから、どう考えても特養ホームから退所し...全文を見る
○福島みずほ君 いや、極めて無責任ですよ。実際試算をすると、住めなくなる。  例えば、お聞きをします。利用者負担額について、第三段階で年金八十万円の人は多床部屋にさえ入居することができなくなります。それをどう考えますか。
○福島みずほ君 六十六万円で年金八十万円です。何をもって対応可能とおっしゃるのか。普通に考えても、保険料、病院に通っていれば通院費、薬代、自分のお金を管理する金銭管理費、医療費、特別食やちょっとした食事代、お菓子代、酸素ボンベ代、本代、いろんな趣味のお金など一杯あるじゃないですか...全文を見る
○福島みずほ君 八十万円しか年金がなくて六十六万円負担しなくちゃいけなければ、もうほとんどお金が残らないわけですよね。もちろん、すごくつましく暮らしている人がいるかもしれません。しかし、人間が生きていくということであればお金は掛かるわけです。  また、衆議院の確認答弁で、社会福...全文を見る
○福島みずほ君 社会福祉法人が判断するわけでしょう。そうしたら、社会福祉法人は幾ら博愛精神と言ったからといって、全部負担をかぶるわけにいかないですよ。そんなの全然おかしいですよ。だって、じゃ、良心的な社会福祉法人はどんどん貧乏になっていきますよ。で、追い出していけば、それは行き先...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、減免措置を本人が使わない場合は、自前の負担を社会福祉法人が迫られるわけです。また、医療法人が主たる設置者である老人保健施設の利用者はまず対象とならない。この点についてはいかがですか。
○福島みずほ君 少ないけれどもいらっしゃるわけじゃないですか。結局、今回十月から施行されることによって出なくてはいけないという状況は変わりません。個室にいることが困難な人が多くなると考えますが、いかがですか。個室化は図られるのでしょうか。
○福島みずほ君 二〇一四年までに七割を個室化するというような方針ですが、個室代をだれでも支払えるレベルにする予定なのでしょうか。
○福島みずほ君 しかし、個室に入る方がお金がより掛かるわけですし、また、例えば第四段階の人でも、居住費、食費は利用者と施設の契約により設定をされます。そうしますと、やはり多床化の方が安いわけですから、このように居住費と食費の負担を保険外といたしますと個室化の方向には行かないという...全文を見る
○福島みずほ君 いや、質問に答えてください。  減価償却費というのがよく分からないんですね。つまり、減価償却であれば、これは減価償却費をなぜ本人に転嫁をするのかということが分かりません。これは実費計算でしなければならないんじゃないですか。
○福島みずほ君 減価償却費として考えるということはおかしいということを申し上げたいんですが。  もう一つ、食費について一律一万円となっています。保険外一万円。本来、十分なサービスをすれば二、三万円掛かると。これを一万円に抑えることでサービスの低下につながるおそれがあると参考人か...全文を見る
○福島みずほ君 いや、食費が一万円ですか。  じゃ、食費の件でお願いいたします。
○福島みずほ君 済みません、これは食費でなくて、やはり光熱費の方でした。  参考人は、おふろの回数の抑制などになる可能性があるというふうに発言をしました。この点についてはどうですか。
○福島みずほ君 これは保険の適用外になってしまうので、どうしてもやはり、余りその施設の方としては、今度は保険外の適用になるので、お金が掛からないようにどうしてもしてしまうということではないでしょうか。
○福島みずほ君 いわゆる寒冷地手当などもありますけれども、光熱費は寒いところ、暖かいところなどでも違うと思います。一律このようにすると、コストコンシャスになるというよりも、実際はなかなか施設としては大変になって、具体的なしわ寄せは現場に行くのではないでしょうか。  ところで、ち...全文を見る
○福島みずほ君 個室型ユニット月額九万円など高級な施設に行っている場合でも、減免措置を利用していない施設があります。減免措置を施設側に義務付けないと、お金のある人しか入所できず、お金のない人は施設側に拒否されてしまうという問題が起きます。現実にそのケースがあります。だれでも利用で...全文を見る
○福島みずほ君 今、自民党の席からよく確認をしてくれという声がありましたが、私もそのとおりだと思います。  というのは、結局、気の弱い、使命感に燃えているところは、じゃ自分のところでかぶるなり減免措置をやる。しかし、一番合理的にビジネスとしてやるんだったら、拒否する、入れない、...全文を見る
○福島みずほ君 局長は質問に全く答えていません。現実に負担がこれでこうでというシステムをつくるわけですから、現場で社会福祉法人なり施設と当事者との間でトラブルが起きることは、これは必至じゃないですか。それをどっちかが我慢せいと、両方とも我慢せい、どっちかが我慢せいというだけの制度...全文を見る
○福島みずほ君 二・四万人の人は、もちろん再認定ということはあるわけですが、三年たったら出ていかなければなりません。現状では要介護二以上どころか、現状では四でも五でも待機させられています。  平成十四年度に入居者の入居基準の改定があり、重度の人、緊急度の高い人から優先することに...全文を見る
○福島みずほ君 私が言っているのは、今まで家事援助ができていたが、明らかに家事援助ができなくなる人が出てくるということです。今回、衆議院の確認答弁でも、新予防給付の該当者が家事援助を利用できる条件というのが決められています。ということは、現在家事援助を受けれた人で、明らかに受けら...全文を見る
○福島みずほ君 もう終わります。  ということは、今まで適切ではなかったというと、やっぱり切り捨てられるということです。今回、新予防給付という名目の下に、今までの家事援助をやっぱり切り捨てられる場合がある、これは選択とは言わないということを強く申し上げ、質問を終わります。  ...全文を見る
06月13日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は本当にありがとうございます。  まず、安岡参考人にお聞きをいたします。  先ほど筋力トレーニングに関して勝ち組、負け組というふうにおっしゃいましたが、もう少し展開をしていただけますでしょうか。
○福島みずほ君 次に、増子参考人にお聞きをいたします。  レジュメに「最重度の対象者への、全く不十分な救済に対して、改革なし。」、「介護度五の支給限度額を撤廃、もしくは二倍化」とありますが、この点についておっしゃってくださいますか。
○福島みずほ君 久野参考人にお聞きをいたします。  二点ありまして、今日、話を聞くと、やはりかなり専門的なスキルやいろんなものが筋力トレーニングの指導には必要ではないかということをちょっと痛感をしたのですが、今回新予防給付という形でやると、果たしてそのことが間に合うのか、あるい...全文を見る
○福島みずほ君 ごめんなさい。  専門的なことで十分できるかという。
○福島みずほ君 はい。
○福島みずほ君 宮島参考人にお聞きをします。  地域で非常に様々なあるいは包括的な取組をされていらっしゃることに本当に心から敬意をいたします。  ところで、今回の介護保険改正法案、評価どうですか。実際、現場で困るんじゃないか。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 安岡参考人にお聞きをいたします。  介護責任者の報酬、あるいは、この委員会でもヘルパーさんやケアマネジャーの報酬などについて労働条件の向上について議論をしてきたんですが、その点についてどうすれば改善できるかについてお考えを教えてください。
○福島みずほ君 安岡参考人にお聞きをいたします。  今回の改正案には、ホテルコストというのが十月からもし成立すれば施行ということで大きな問題になっているんですが、その点についての御意見をお聞かせください。
○福島みずほ君 じゃ、時間ですので。どうもありがとうございました。
06月14日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第25号
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○福島みずほ君 答弁を聞いていても全然改善が見えてこないという、そういうふうに思っています。  私は今日何点かまとめてお聞きをいたします。  筋力トレーニングの問題についてお聞きする前に、お聞きする中で、介護予防事業の中で、要支援、要介護になるおそれの高い者のスクリーニングに...全文を見る
○福島みずほ君 介護予防のスクリーニングには地域支援事業の前提となりますが、その基準と内容は不明確です。現時点においてそれを明らかにすべきではないですか。
○福島みずほ君 答弁を聞いていても、どういう中身になるかさっぱり分からないと。高齢者の分断につながらないように配慮すべきではないでしょうか。おそれの高い者と認定されなくても、希望者には一定の条件でサービスを提供する必要があるのではないでしょうか。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 そうであるならば、別に新たにこの介護予防事業などをやる必要はないのではないでしょうか。現在でも栄養改善と口腔ケアは居宅療養管理に入っております。新たに筋トレを入れるために大幅改正をする必要があるとは思いません。いかがですか。
○福島みずほ君 しかし、要支援、要介護になるおそれの高い者しか介護予防事業には入ることはできないわけです。  また、私の率直な疑問は、介護予防は要介護二から五には要らないのでしょうか。
○福島みずほ君 私の聞いていることに答えていません。私は、今日はスクリーニングに関して基準を明確にしてほしいということを先ほど要望いたしました。  先ほど質問したのは、介護予防は要介護二から五には要らないのかということについて答えていません。
○福島みずほ君 そうであるならば、今回のプログラムそのものに無理があります。要支援、要介護一と分け、二から五に関してはまた別に分けていくと。要するに、介護予防する人を介護の重度によって区別をしているわけですから、今局長が二から五の人に対しても介護予防が必要だと言ったところで、現実...全文を見る
○福島みずほ君 モデル事業で悪化した人が結構いると。しかも、先ほど述べましたが、厚生労働省は今までの事業で良くなったといってデータを示してきたわけです。なぜ今回変更するのか分かりませんし、悪化したということは看過ができません。  ところで、そのモデル事業、これは無料だったわけで...全文を見る
○福島みずほ君 現状よりも悪くなるのであれば改正とは言いません。  そして、次に質問いたしますが、介護予防の地域支援事業の財源に介護保険料を投入すべきではないと考えますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 いや、さっぱり納得がいきません。  NPO法人高齢社会をよくする女性の会の平成十七年介護保険法改正案に関する意見書には、次のようにあります。「介護予防の地域支援事業の財源に介護保険料を投入しないこと。財政が苦しいから改正するというのに、ここで「事業費」を保険料か...全文を見る
○福島みずほ君 なぜ今まで税でやっていたところを保険料でやるのかという問いに全く答えていません。この介護保険の改悪法案の議論の中で、申し訳ないけれども、局長は問いに対して答えないということでやり過ごそうとしているのではないかと本当に思います。  今まで税でやっていた場合は無料だ...全文を見る
○福島みずほ君 無駄遣いをしないというのは当たり前のことです。ただ、私が問題にしているのは、やはり税と保険との関係ということです。これまで公費で行われてきた老人保健事業、市町村ごとの保健福祉事業などを介護保険料を投入することは、国、地方公共団体の責任を弱めることになる。公費を保険...全文を見る
○福島みずほ君 委員長。
○福島みずほ君 じゃ、お願いします。  じゃ、局長、あの……
○福島みずほ君 局長、健診を控えるんじゃないかということに答えてくだされば結構です。
○福島みずほ君 いや、答えてないですよ。私が聞いたのは、利用料取るようになったら健診を控える高齢者も出てくるのではないか、どうですか。
○福島みずほ君 保険料滞納者は利用はできるのでしょうか。
○福島みずほ君 私が言いたいのは、保険料は利用者個人への還元を原則とすべきではないかということで、税でやっていたことと保険料でやるべきことをきちんとやはり分けるべきであると、今回その境目が非常になくなりつつあるというふうに思います。  社民党は、介護予防は重要だと考えています。...全文を見る
○福島みずほ君 たくさん語っていただきましたが、私自身は、これで労働条件が良くなるという確信を残念ながらまだ持つことができません。  介護保険が施行されて五年間、今日も出ましたが、本当にヘルパーさんたちの給料が八万円というような状況で、五年間掛けて改善されなかったんですね。今の...全文を見る
○福島みずほ君 いや、実はこの委員会の中で政党問わずいろんな人たちから、やっぱりヘルパーさんの労働条件、特に若い人が夢を持って、あるいは本当に心優しい青年たちがおふろに入れたりとかヘルパーさんで働いているわけですよね。その人たちが一生やれる仕事でなくてバーンアウトして辞めていって...全文を見る
○福島みずほ君 いや、今日は食い下がります。  今まで何を質問しても、いや労使だとか中の労働条件改善と言いますが、介護保険料だって国が決めているわけじゃないですか。仕組みを決めている、介護保険の仕組みつくっているのは国じゃないですか。その答弁は無責任ですよ。そして、みんな使い捨...全文を見る
○福島みずほ君 私が今日お聞きしたいのは、厚生労働省がヘルパーさんやケアマネジャーの人たちの賃金の余りの低さをどう改善しようとしているかという、どんなプログラムをお持ちかということをお聞きしているわけです。  介護保険が施行されて五年がたちました。実態がちっとも変わりません。厚...全文を見る
○福島みずほ君 様々な事業所があり、様々な報酬があることはもちろん分かっておりますし、公務員でないという答弁もそのとおりです。ただ、介護保険という新しい制度をつくり、その中で働く人たちがいるわけですから、どう制度設計をすれば少なくとも労働条件の改善ができるか、厚生労働省は考えてほ...全文を見る
○福島みずほ君 低所得者の人が入れなくなるんではないかとみんな心配しています。  局長、私の質問に答えていないんですが、居住費、食費の費用は負担額に上限がなく青天井になってしまうんではないか、その点はいかがでしょうか。
○福島みずほ君 これこそ契約なわけですから、低所得者にとって幾らというのは分かります。ただ、私が聞いているのは、利用者と施設との契約で決まって、保険外になるために負担額に上限がなく、食費やそれから居住費が高くなってしまうことがあるんではないか、これが負担になるのではないか。いかが...全文を見る
○福島みずほ君 この値段でこの食費と思ったとしても、行くところがない人が多いわけですよ。だって、待機者が物すごく多いわけですから。やはり今回保険給付外に置いたことによって契約で決まる、そのことは大変問題であるというふうに思います。  居住費、食費の自己負担化、個室化の推進で施設...全文を見る
06月16日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第26号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  参議院でこの介護保険改悪法案が議論になり、様々な問題点が出てきました。とてもこのまま成立させるわけにはいかない悪法だと思います。  社民党は、介護保険という制度が介護の社会化という点で必要であるということで賛成をもちろんして、制度は...全文を見る
○福島みずほ君 この委員会の中で、では事業主としてどうなるのかという質問に対して十分私は答えが出たとは思いません。実際、払えない人をじゃ追い出すのかということが現場で起きてしまいます。在宅生活を支えるショートステイ、デイサービス、デイケアにも負担増が及びます。在宅と施設の不公平を...全文を見る
○福島みずほ君 ショートステイやデイサービス、デイケアの段階における例えば食事が非常に本人の例えば栄養にとって重要であるということは指摘がされています。今回、保険の対象外となることによって、例えばデイサービスに行くのにお握りをコンビニで買っていくとか、極端ですけれども、非常にそう...全文を見る
○福島みずほ君 この委員会を通じて税とそれから保険の仕分について質問をしてきました。やはりここで理解できないのは、低所得者に対する利用料の軽減措置がない、そして保険の対象外と介護保険三施設の居住費、食費はなる、にもかかわらず、低所得者対策を保険料で行うというのが理解できないんです...全文を見る
○福島みずほ君 いや、それは違いますよ。税金を投入するという部分があるからこそ税金の使い道について私たちは言っているわけで、介護保険の中に税金が使われていることはもちろん了解をしています。  私の問題関心は、保険の対象外としながら、居住費、食費についての低所得者対策を介護保険と...全文を見る
○福島みずほ君 大臣はそう答弁をされますが、私の一番違和感は、とにかく財政、お金の点だけで、現場の事情も説明責任も周知徹底の期間も関係なく強行がされるということです。そこに根本的な問題があります。やはり、要支援、要介護一の人たちの家事援助サービスを抑制する意味で、隠れみのとして新...全文を見る
○福島みずほ君 やはり理解ができません。介護保険制度をつくったときの契約と全く違う中身が今回スタートをする。月何万もの負担は個人にとってもかなり多額です。  今、本当に高齢者の問題は、自分自身の親の問題でもあり、本当にみんなの問題でもあります。自宅で重度の人を介護するのがやはり...全文を見る
○福島みずほ君 この委員会の質疑を通して、地域包括支援センターが一体どういうものになるのか具体的に余り見えてきていません。  衆議院の厚生労働委員会では、例えば、質問で、東京都の説明では、この包括支援センター、給付費の三%を上限としているけれども、ある区においては、三%といえば...全文を見る
○福島みずほ君 この地域包括支援センターが絵の、かいたもちになるか、うまく機能しないんではないかと心配をしています。せっかく今まで在宅介護支援センター、五年間掛けてみんなでつくってきました。このもっともらしい表に社会福祉士、保健師、主任ケアマネジャー、三人とありますが、局長は答弁...全文を見る
○福島みずほ君 結局、具体的に利用料が幾らになるか分からないわけです。しかし、少なくとも今まで税でやっていたものが介護保険のシステムの中に入るわけですから、利用料が高くなる。と、健診をあきらめてしまう、やれない人たちが出てくる。このことは、結局、保険財政が悪化すれば必要な事業の縮...全文を見る
○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、介護保険法等の一部を改正する法律案について反対討論をいたします。  第一の理由は、新予防給付の導入によって、要支援一、二に振り分けられる軽度の要介護者、百五十万人から百六十万人のサービスが抑制されることです。サービスが予防目...全文を見る
06月28日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  改正する法律案の前に、二点の、二つの項目についてちょっと御質問をいたします。  まず、公契約法についての取組です。  本年六月七日、全国市長会において公契約を求める決議ということで、公契約を求める決議の要請が行われましたが、その内...全文を見る
○福島みずほ君 あらゆる職場における働く人たちの権利が適正に守られるようにと思っておりますが、現在の日本における建設業は、施工、建設工事を依頼する人から依頼を受けた元請業者が専門工事ごとに一次業者へ、一次業者が二次業者へと下請にどんどん送り込まれているので、いわゆるピンはねが起き...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、公共事業は税金を原資として行われています。現場では、実はその見積金額どおりには払われない、いわゆるピンはねが起きている。ですから、ビルで壁が落ちる、あるいはトンネルで落下をする、震災で高速道路が壊れる、こういうことも、現場の人たちに聞くと、きちっとやっぱり給...全文を見る
○福島みずほ君 公契約法、条例では、公契約現場に出入りする労働者に標準賃金を周知させなければならない、このようなことをすべきではないですか。
○福島みずほ君 是非、私自身は公契約法を是非つくっていただきたい、あるいは議員立法でつくりたいというふうに思っています。  というのは、今日の障害者雇用もそうですが、アメリカでは、障害者雇用や、いわゆる人種差別をしない企業、女性差別をしない企業などに関して、公共事業を受注する企...全文を見る
○福島みずほ君 いつもこの厚生労働委員会で実はとても不満に思うのは、労使でやりゃいいというものであれば、厚生省も労働省も要らないということになってしまうと。これはヘルパーさんの労働条件のときに言いましたけれども、是非いろんな、なかなか力を発揮できない部分の人たちがきちっと雇用でき...全文を見る
○福島みずほ君 遺骨収集は戦後すぐから実施されていたというふうに聞いておりますが、一九五二年、サンフランシスコ条約受諾以前、遺骨収集は行われていたのでしょうか。それから、その際に、朝鮮半島出身者、当時は、戦争中は日本軍人軍属であった人たちの遺骨はどうなっていたのでしょうか。
○福島みずほ君 八千八百というと極めて少なくて、私が聞いているところでは、遺骨収集を日本がやったときに、名簿や名前やいろんなもので、いわゆる元日本兵、日本国籍が戦後ないという人に関しては置いてきたという話も聞いていたりしているのですが、先ほど八千八百柱とおっしゃいましたが、その数...全文を見る
○福島みずほ君 答弁が矛盾していてよく分からないのは、日本人と元日本兵の人たちを同じに扱ったという答弁をさっきなさいました。一体幾ら、幾つ朝鮮半島に返したんですか。
○福島みずほ君 正確におっしゃってください。  一九五二年、サンフランシスコ条約受諾後はどのように具体的にされているんでしょうか。
○福島みずほ君 遺骨収集に行けば、日本人の人も台湾の人も朝鮮半島の人も一緒の部隊だったりするわけですね。そうしたら、日本人の遺骨収集だとすると、その時点で名簿から、例えば全部一括して日本に持ってきて、日本のどこかに朝鮮半島、台湾の人たちのがあるのか、それとも現地に置いてきたのか、...全文を見る
○福島みずほ君 いろいろ教えていただいてありがとうございます。  そうしますと、その持ち帰ってきた遺骨はどういう状態になっているんでしょうか。
○福島みずほ君 それでは、今回、「戦没者遺骨収集へ専門班」、厚生労働省が創設方針。厚生労働省に問い合わせたら、これは日本人だけであると。要するに、台湾、朝鮮半島の人のは入っていませんというふうに私は聞いているのですが、そうではなくて、日本国籍、今現在日本国籍かどうかと関係なく遺骨...全文を見る
○福島みずほ君 戦争に行くときは、軍人軍属、朝鮮半島の人も台湾の人たちも日本兵として行ったわけです。ところが、遺骨のときの決議だと日本人というのが入る。しかし、今、現場の話を聞くと、そういうふうに区別はもうできない状況であるということがおっしゃいました。DNA鑑定がというふうな記...全文を見る
07月07日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第30号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私も、冒頭一問、残留孤児の昨日の訴え棄却の判決を前提にお聞きをいたします。  官房長官は、きめ細かに今後も努力すると記者会見で言いました。今、尾辻大臣も、きめ細やかに対処していく、今後も努力をしていくとおっしゃいました。具体的には何...全文を見る
○福島みずほ君 全国で残留孤児の裁判が起きています。それぞれ孤児の皆さんと話をしますが、現状の施策について納得をしていらっしゃらないし、帰ってきてから、やはり仕事がない、生活保護受給になっている、困窮している、いろんな目に遭っているということで裁判が起きたというふうに理解をしてい...全文を見る
○福島みずほ君 是非、置き去りにしてきた問題について、もう一歩今年施策をやってくださるよう強く求めていきます。  ところで、本件ですが、これまで建設業法を根拠に元請責任を追及し、未払賃金の立替払や労働法令違反の是正を実行させ、実務上定着してきたということがあります。今回、例えば...全文を見る
○福島みずほ君 だからこの法案は欠陥があると思います。もう少し踏み込んでちょっと答えてください。つまり、従来は元請に対して建設業法が適用があった。それが制限されるとすれば、明らかに働く人の権利の極めて後退です、元請責任が追及できないわけですから。  建設業法四十一条にあるような...全文を見る
○福島みずほ君 駄目ですよ、それでは。送り出しの場合は資力がないわけですよ。元請は実質的に指揮命令で使いながら、今回だって、送り出して、受入れ企業はそこで工事をやっているわけです。そこが一番あって、元請が金を持って人を使っている、だからこそみんなは必死で元請責任を追及してきたわけ...全文を見る
○福島みずほ君 賃確法では全く不十分です。これは回収額が上限八割に限定され元請責任がありませんから、これでは駄目であると。ポイントは、送り出しの事業者、事業主、あるいは受入れ事業主に倒産あるいは賃金不払があったときに、どうやって賃金の確保ができるか、元請責任はどうなるか。この場合...全文を見る
○福島みずほ君 派遣じゃないんですか。
○福島みずほ君 今日委員会でとにかくお願いをしたいのは、従来の建設業法四十一条二項などが非常に後退をしていく、やっぱり一番お金持っているのは元請なわけですから、送り出し企業と受入れ企業が賃金不払、倒産した場合にどうやって確保するか。  ちょっと混乱しているようです、混乱をしてい...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、厚生労働省は労働者の権利を考えるところがあるわけで、ですからその点について主導権を発揮していただきたい。  じゃ、国土交通省に改めてお聞きします。  元請の責任、賃金支払に関して、受入れ、送り出しの企業の倒産、賃金不払の場合に、元請の責任はある、あるいは...全文を見る
○福島みずほ君 今の答弁では、元請責任がやはり追及しにくくなる、今まで実務上やってきた元請責任の責任がやっぱり非常に追及しづらくなるという明らかな欠点があります。実際、労働者派遣法で派遣先の講ずべき措置が法及び指針で明確にされている上、最近では派遣先に損害賠償を命ずる判決も出され...全文を見る
○福島みずほ君 はい、どうぞ。
○福島みずほ君 今回、派遣に道を開くものではないと言われておりますが、全く不可解なのは、緊急避難的かつ限定的といいながら三年という長期の労働者の送り出しが可能で、しかも三年ごとの更新も認めると、事実上の恒久的制度として実施される可能性があります。  常用労働者というのがやはりよ...全文を見る
○福島みずほ君 割合は結構です。定義です。
○福島みずほ君 ある人が、常用労働者、ある福島建設会社で勤めているその人間が、あるときB建設会社に働きに行けと私が、というかですね、じゃ、福島何とか何とかグッドウィルというのがあって、そしてあるところに働きに行けというふうに言われる。私が例えば社名変更して事業を変えてそういうふう...全文を見る
○福島みずほ君 その場合、日給が例えば一万五千円だった。それが送り出しで行くときは、悪いけれども、この不況下、一万三千円にしてもらいたい、労働条件の変更があった場合、これはどうなりますか。
○福島みずほ君 結局、働く人は過剰労働の中で労働条件切り下げても送り出しのところに行くというところになりかねないので、その点はきっちり審議会でお願いをいたします。  先ほど言いました、結局、私自身はこれは、先ほど国土交通省が派遣、派遣とおっしゃいましたが、これはやっぱり派遣だと...全文を見る
○福島みずほ君 余りにゆだねられていると思うんですね、審議会などに。結局、ある事業をやるときに、六か月であったり三年であったり、万博までの最後のときまでというふうにお聞きすると。ただしかし、更新もできるわけですから、さっきも言ったように、六年間どこかに働きに行くというのは、実際は...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、この法律がもしも成立をしたら、例えばAさん、あなたは、というか、どこどこに行ってください。で、三年間行きますね。で、更新されて六年行く。これを送り出しの専用の労働者と言わずに何と言うんですか。
○福島みずほ君 いや、送り出し専用の労働者に見えると局長答弁されましたよね。三年行くんですよ、六年行くんですよ、九年行くんですよ、十二年行くんですよ。これが送り出し専用の労働者に見えるし、見えるということは実際そうなんですよ。どう担保するんですか。
○福島みずほ君 よく分からないんですが、あるところに一年行く、Bというところに一年行く、Cというところに一年行く。一年置きに十年間行く。これを専用の送り出し労働者と言わずに何と言うというふうに思います。これはどうですか。
○福島みずほ君 絶対に派遣のようにならないこと、それから送り出し専用労働者というものをつくらないこと、それは極めて重要です。  それから、私自身が分からないのは、幾ら送り出し専用の労働者をつくらないと言ったところで、例えば、福島さん、よく我が社に入ってくれました、ところで、常用...全文を見る
○福島みずほ君 どれぐらいの割合ですか。
○福島みずほ君 さっき手を挙げないで発言して済みませんでした。  半分以下ということなんですが、おそれているのは、やはりその人材派遣、実際は人材派遣業者というものが出て、いろんなところに送っていく。で、労働が供給過剰と言われていますから、そういうやっぱり文句言えなくて働いていく...全文を見る
○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、建設労働者の雇用の改善等に関する法律の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。  まず第一に、立法趣旨が不明確です。立法趣旨は雇用の安定、改善と言われていますが、建設業で働く人たちが過剰供給であり、労働条件が悪...全文を見る
07月19日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第31号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  アスベスト問題に関して日本が極めて遅れてきたということをまず冒頭私は質問したいと思います。  今までアスベスト問題に関して企業が訴えられた件数について教えてください。
○福島みずほ君 済みません。質問通告しているので、早くお願いします。
○福島みずほ君 企業がアスベスト問題で訴えられたケースについて厚生労働省は把握をしていないんでしょうか。
○福島みずほ君 ひどい話で、例えば全造船機械、一九八八年七月十四日、浦賀分会退職組合員が住友重機械を被告とする横須賀アスベストじん肺訴訟、原告九名、うち遺族一名が提訴されています。今までアスベスト問題に関して民事訴訟は提起をされております。確認をしましたところ、例えば組合と行政交...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、企業が訴えられたケースに関して、じゃなぜそういう問題が起きたかに関して厚生労働省としては対応をしなければならなかったのでしょうか。  例えば、ここにあるのはアスベスト読本、これは造船の現場でアスベストが物すごく使われているというものを扱った本です、パンフ...全文を見る
○福島みずほ君 質問主意書を点検してみました。平成十五年などにも何通か質問主意書が出ております。ただ、環境省は、パンフレットを配布するとともに、環境省のホームページに掲載することにより、その周知を図っているところであるとして、もう少し踏み込んでやるべきではなかったんでしょうか。
○福島みずほ君 この時点において、なぜパンフレットの配布やホームページの掲載などで事足りると考えたんでしょうか。
○福島みずほ君 今日私がお聞きしたいのは、なぜかつてにおいて有効な方法が取れなかったかと、これは行政の責任ではないかということです。過去において、企業を相手取ったアスベストの被害者の切実な裁判が起きています。何件も起きています。その中で、行政の対応が遅過ぎるということが裁判で言わ...全文を見る
○福島みずほ君 今日はちょっと時間が短いですけれども、私が申し上げたいのは、実際、アスベストの問題について行政がちゃんとやってほしいと裁判も起き、質問もあり、かつ質問主意書もたくさん出ていることです。にもかかわらず、今日のような事態を招き、今後検討するというのでは手後れだと。なぜ...全文を見る
○福島みずほ君 アスベストに関しては、吹き付けの作業の原則禁止を言っているだけで、根本的なものにはなっておりません。ですから、解体のときに飛散をしてしまう、あるいは建材として使われ続けるということがあるわけです。  平成十四年、十五年の質問主意書によっても、例えばアスベストの代...全文を見る
○福島みずほ君 私は、日本では、やはりこれだけ問題が指摘をされながら遅れてきた、しかも今の段階になって極めて周辺の人も含めて死亡する人が出てきている、これから十万人死亡者が出るだろうという予測される中では、厚生労働省の取組には明らかに欠点があっただろうというふうに思っています。労...全文を見る
○福島みずほ君 強制連行と言うか、徴用と言うかは人様々かもしれません。しかし、これは国家総動員法に基づいて、国民徴用令に基づいて、法律にのっとってやっているものです。  これは、一九三九年に始まった朝鮮人連行の順序は、事業場の申請数決定、府県長官あて募集申請、厚生省査定、総督府...全文を見る
○福島みずほ君 今後の調査についても一言意見は言いたいのですが、私はそれ以前に、なぜかように長い間放置をされてきたのか、なぜ連れてきた人の人数すら、行政として連れてきたのにこれが分からないのかというのが、これはやっぱり行政の責任、政府の責任であるというふうに強く思います。分かりま...全文を見る
○福島みずほ君 日韓基本条約制定過程において、朝鮮半島からの徴用者に関する名簿、徴用者の生死の確認、給与の扱い、遺骨返還について、日本政府からどのような説明や申出がなされたんでしょうか。
○福島みずほ君 この日韓基本条約制定過程においてどのような、例えば何人強制連行してきた、名簿がこのようにあるとか、遺骨の問題についてかなり詰められたんでしょうか。あるいはその当時、調査をちゃんとやったんでしょうか。
○福島みずほ君 これから朝鮮半島の旧民間徴用者の遺骨についての情報提供依頼というものを政府としてはなされるというか、その資料をいただいております。ただ、これが総務課に送られているだけ、あるいは国際交流課に送られているわけで、私自身は、自治体挙げてやる、あるいはこれは元々強制連行、...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですよね。
○福島みずほ君 はい。  私は、意見が言えない人たち、あるいはなかなか発言の機会がない人たち、あるいは韓国の人たちも、あるいは日本の遺族の人たちの人もそうかもしれません、知りたい、どうなっただろうと思っても、お父さんが死んだかどうかも分からないという状況で戦後六十年がたっていま...全文を見る
07月28日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第33号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、障害者自立支援法案、私たちは障害者自立阻害法案だと考えますが、この議論の初日です。ですから、そもそも論、憲法論から展開をしていきたいと思います。  尾辻大臣、七月五日、千百名の障害のある人たちなどが請願にやってきました。車い...全文を見る
○福島みずほ君 当事者が当事者抜きに自分たちのことを決めないでと大きな反対があることを大臣としてどう受け止めていますか。
○福島みずほ君 いや、今もって皆さん反対しているんですよ。生存権、生きる権利が奪われると反対をしています。  今日資料をお配りしましたが、諸外国で比べて日本の障害者関連予算は極めて低いです。ILO基準によっても、OECDの基準によっても大変低い。この実態を財務省どう見ていますか...全文を見る
○福島みずほ君 いや、決して多くないんですよ。諸外国に比べて、アメリカに比べても低い。ヨーロッパに比べても断トツに低い七千億円じゃないですか。米軍への思いやり予算は約三千億円。だれに対して、何のための思いやりを発揮すべきかというふうに思います。  憲法二十五条との関係についてお...全文を見る
○福島みずほ君 健康で文化的な最低限度の生活を営めなくなるから反対をしています。  これは衆議院の委員会で出ておりますが、いろんな方のデータが出てきています。これは参考人の尾上さんが言っていますが、例えば一級年金その他で十二万円の収入。家賃三万円、食費三万円、水光熱費二万円、そ...全文を見る
○福島みずほ君 様々な方からデータをもらいました。これでやっていけない、それがもうたくさん寄せられています。生活保護以下の暮らしですよ、皆さん。どうやってこれで食べていくのか、説明できないじゃないですか。どうして十一万円の収入で月二万四千六百円負担してやっていけるのか。  問題...全文を見る
○福島みずほ君 質問の意図を全く理解していただいていません。  つまり、応益負担をすることが問題だと言っているんです。例外規定を設けても、上限規定を設けても、減免規定を設けても、基本的にサービスを得るんだったら金を払えと言われる。だとしたら、利用を抑制するじゃないですか。ワンラ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、障害者の問題は違います。  それから、このような考え方になっていけば、どんどんどんどん負担増というか、払えない人にも基本的には負担を設けていくということになります。多くの障害者は既に生活保護より低い所得水準にあって、応益負担が導入されれば生活水準が下がって...全文を見る
○福島みずほ君 いや、負担増でみんなは生きていけないって言っているわけですよ。実際、収入、例えば年金が六万六千円、その中で一万五千円払えと言われてどうやって暮らしていくのか。局長、どうやって暮らしていくのか教えてください。六万六千円で一万五千円払う、どうやって暮らしていくんですか...全文を見る
○福島みずほ君 いや、理解できません。  この障害者自立支援法案は、障害者を本当に切り捨てる法案です。生活保護を受けろと言うけれども、受けられないですよ。いろんな資産調査や全部明らかになって、また現在、生活保護は非常に限定的になっています。障害者は全員生活保護を受けろと言うんで...全文を見る
○福島みずほ君 全然全体のパイは大きくなっていません。  冒頭言いましたけれども、予算としてちっとも、障害者の人に関する予算は、諸外国と比べてもそんなに大きくないわけですよ。で、個人の応益負担をやることで人が本当に生きられない。二十五条の話にまた戻って恐縮ですが、結局、かつて女...全文を見る
○福島みずほ君 ちびちびと増えていることは分かっています。そんなのはもちろん分かっている。しかし、それはむしろ、今まで障害のある人たちが外に出られない、障害のある子供を抱えたら親のせいだと言われる、その中でみんな我慢していたわけですよ。それが少々増えてきた。厚生労働省はなぜ頑張っ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、ちょっと納得がいかなくて、障害者基本法よりもこの法律がやはり後退をしている、障害者基本法よりも障害者の範囲も狭いですし、それから、基本法の旧法の六条の「障害者は、その有する能力を活用することにより、」云々、「自立への努力」などはなくなりました。ところが、今回...全文を見る
○福島みずほ君 負担増になることがどうして実質的に平等の確保になるのか、明らかに負担増になる応益負担そのものが問題であり、幾ら減免規定や上限規定を設けても、生活保護を受ければいいというふうな形でなったとしても、それは駄目なんだということの趣旨がやっぱり分かっていただけていないと思...全文を見る
○福島みずほ君 はい。  公平にということですが、公平に障害者の人たちが生きられない法案になるだろうというふうに思います。  今日は初日ですが、たくさんいろいろ質問する必要があり、これについて強行に採決をしたり、ひどいことが行われないよう、命を大事にする厚生省に立ち戻っていた...全文を見る
08月03日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第34号
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○福島みずほ君 社会民主党の福島みずほです。  今日、参考人の方から意見がありました。古谷参考人の方から、クボタ住民被害について疫学的な調査をし、一つのモデルケースとして生かすべきではないかという指摘がありました。社民党は、本日、尼崎に社民党国会調査団を派遣し、地域住民の皆さん...全文を見る
○福島みずほ君 アスベストの被害者並びに被害者団体の人たちと面会し、直接その思いを受け止めるという予定は、大臣、ありますでしょうか、お願いします。
○福島みずほ君 ありがとうございます。直接思いを受け止めてくださるようこちらもセットいたしますので、よろしくお願いいたします。  ところで、副大臣にお聞きをいたします。副大臣は、七月二十日に、「取り返しのつかない問題ですけれども、これは、決定的な私どもの省庁の失敗だったのではな...全文を見る
○福島みずほ君 各省庁間の連携が不十分だったということを率直にお認めいただいて、ありがとうございます。  先ほど局長は、一九七二年、ILOの、まあこれ、ILO、WHOの専門家会合で、石綿のがんが可能性があることの指摘があった旨、これは報告書にも出ておりますけれども、おっしゃいま...全文を見る
○福島みずほ君 古谷参考人にお聞きをします。  十分やった、政府の答弁についてどう思われますか。
○福島みずほ君 アスベストの使用全面禁止はできませんでした。代替についても進みませんでした。労災の裁判はたくさん起きています。現に今、住民被害がたくさん起きている状況。  大臣、今、古谷参考人の意見を踏まえて、全面禁止、私は遅れたというふうに考えますが、大臣、これ遅れたというふ...全文を見る
○福島みずほ君 今大臣がアスベストの使用全面禁止はもっと早くすべきであったというふうにおっしゃったことは、大変重いというふうに思います。行政がもっときちっと対応していればこうはならなかったと。大臣が、やはりもっと早く、遅かったというか、もっと早くやるべきであったとおっしゃったこと...全文を見る
○福島みずほ君 国会ですから、もう率直にお聞きをします。十分だったと思われますか。──いや、局長、結構です。大臣、十分だったと思われますか。
○福島みずほ君 何回か集中審議が行われました。また、何がやってきたか、どういう通達を出してきたか、厚生労働省は出していらっしゃいますよね。これを踏まえて、大臣、十分だったと思われますか。今のアスベストの蔓延について対策は十分だったとお思いですか。
○福島みずほ君 経済産業省にお聞きします。  アスベストを含む製品のうち、一般消費者向けの製品には何がありますか。
○福島みずほ君 かように流通をしているわけです。一般消費者向けに何に使われているか分からない。今の経済産業省の答弁は、何に使われているか分からない、調査をしますという答弁です。これは本当に恐ろしいことで、どこか遠い工場の話だと思っていると、それだけではない。私たちの周りにもたくさ...全文を見る
○福島みずほ君 経済産業省は、過去の行政において、例えば今どういうものが消費者に対して流通しているか分からない。一覧の表示を出してくださいと言っても分からない。これから調査をします。もしかしたら網焼きとかいろんなもの、電化製品にも使われているかも分からないわけですよね。それについ...全文を見る
○福島みずほ君 アスベストを少なからず含む商品はすべて適正に表示されているのでしょうか。
○福島みずほ君 一九七二年、ILO、WHOが石綿の発がん原性について指摘をし、厚生労働省はその時点で知っていたと答弁をしています。  それで、今日の段階で、一般消費者向けに対してアスベストを少なからず含む商品の表示はどうなっているか、改めてお聞きします。表示しているんですか。表...全文を見る
○福島みずほ君 結局、消費者にとっては、アスベストが含んだ商品を使っているか使っていないか現時点では全く分からない。答弁を確認しますと、アスベストに関して表示はない、これでよろしいですか。
○福島みずほ君 おかしいですよ。いつからアスベストが問題になったんですか。今の時点で、これから調査をする、足下から調査、どういうことですか。私は今日、そんな難しいことを聞いているのではありません。アスベストについての少なからず含む商品はすべて適正に表示されていますか。これについて...全文を見る
○福島みずほ君 いや、アスベストの問題は一九七二年に発がん性が指摘をされ、それは厚生労働省は認識をしていた。で、今日質問し、クボタの事件が起きてもう一か月近く多分なっているにもかかわらず、経済産業省はなぜ一般消費者向けの商品が適正に表示されているかどうか言えないんですか。
○福島みずほ君 質問を変えます。  別に実態把握じゃなくて、端的にお聞きしますが、適正な表示については消費者向けのものを規制する法律がない、それでよろしいですね。
○福島みずほ君 全面使用禁止を二〇〇八年にやると言っていますが、実は大量に使われているわけです。かつては赤ん坊のシッカロールにも使われていた。現在も使われているかもしれません。結局、一般消費者向けの製品でアスベストの商品を使っているか使ってないか分からない。  ちょっと今日、経...全文を見る
○福島みずほ君 経済産業省は、アスベスト製品を何らかの形で含むものについて表示をきちっとしろという、そういう指導を徹底して行ったということはあるんですか。
○福島みずほ君 行政がございませんとやっているんだったら、適正な表示なんかされているわけないですよ。たくさん、いろんな商品にアスベストが入っているかもしれない。だって、今の答えは、適正な表示、そういう指導はしておりませんですから、表示なんかないんですよ。ですから、これを行政、それ...全文を見る
○福島みずほ君 禁止されていないので表示も一切やってこなかった、指導もしてこなかった、でも発がん性があるということは一九七二年には確認を厚生労働はしている。そういうものが何で全く表示もなく流通をしているんでしょうか。  大臣、こういうことについてさっき、じゃ、私は副大臣にお聞き...全文を見る
○福島みずほ君 全面禁止をしたところで、現在建物に一杯使われていますし、商品は出回っているわけです。何十年という間に流通しているわけですから、これから使用を禁止したところで、既存の建物には含まれているし、既存の製品には流通しているし、人々は全く何の表示も、全く何の警告もなく使って...全文を見る
○福島みずほ君 日本でアスベストの使用全面禁止に仮になったとして、アスベスト、アジアの国々が多く、韓国や台湾は日本よりアスベストへの対策は普及しているので、それ以外のアジア各国への輸出、使用ということが問題になります。  今日、古谷参考人からも国際的な連帯という話が若干話の中で...全文を見る
○福島みずほ君 ドライヤーやあるいはお魚の網器やいろんなものにも使われ得ると。  ですから、これは政府の対応の後れを、私は、ウイ・ワー・ロングじゃないですけれども、スペースシャトルじゃないですけれどもきちっと認めて、何がまずかったかをもうはっきり認めて大至急、啓発、警告、回収、...全文を見る
○福島みずほ君 いや、もういいです。
○福島みずほ君 じゃ、もし決意、じゃ決意、どうぞ。
○福島みずほ君 はい。
10月04日第163回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  総選挙で、総理は郵政民営化に賛成か反対かを問うのが今度の選挙だとおっしゃいました。憲法改正については民意は問われていない、こういう理解でよろしいですね。
○福島みずほ君 総理は、大増税についても憲法改正についても言及をされませんでした。民意は問われていない。この点について、憲法改正については慎重に議論すべきだと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 日本はこれまで、二度と戦争をしないと決めた憲法九条があったので、日本の若者は海外へ戦争へ行くことはありませんでした。人を殺すことも、自衛隊員が殺されることもありませんでした。  総理が言うように、集団的自衛権の行使あるいは憲法九条、自民党の憲法改正草案第一次案が...全文を見る
○福島みずほ君 問いに答えていません。憲法九条があったからできなかったことを、憲法九条を変えればできることになる、そのことを私は聞いているのです。憲法九条を変えれば、日本は例えばイラクで米軍とともに戦うことについて憲法上の制約はなくなります。それでよろしいですか。総理の見解を聞い...全文を見る
○福島みずほ君 なぜですか。憲法上の制約はなくなりますよ。
○福島みずほ君 私は、総理が去年、集団的自衛権の行使と憲法を変える自民党の憲法改正第一次案があるからこそ、最高法規である憲法が重要、九条が重要だと思うからこそ、真っ正面から聞いているのです。九条を変えれば変わるじゃないですか。端的に答えてください。
○福島みずほ君 総理が言う集団的自衛権の行使と変える、自民党の憲法改正第一次案のような提案をすれば、もし憲法がそう変えれば、自衛隊が海外で武力行使をすることについて何の憲法上の歯止めもなくなります。これは憲法九条の歯止めがなくなるということです。だから、今日質問をしたのです。安易...全文を見る
○福島みずほ君 基地の負担の軽減というのであれば、なぜ辺野古の沖の浅瀬案や、それから沖縄のシュワブの移転説、これは沖縄の中のことになります、が出てくるのでしょうか。
○福島みずほ君 基地の負担の軽減ということであれば、辺野古の沖の浅瀬案やキャンプ・シュワブ案、米軍座間キャンプに米軍陸軍司令部が来ること、これは決してどこから見ても沖縄あるいは日本の基地の負担の軽減とはなり得ません。日本の国の総理大臣として、きちっと負担軽減を真っ正面から置いた米...全文を見る
○福島みずほ君 生活の多様化、働き方の多様化ではありません。年収が二百万円以下の人が五世帯に一世帯、そしてパートの人たちが若い人にも女性にも本当に増えている。これを政治が放置していいわけはありません。立法がなぜこれに踏み込まないのか。  均等待遇の立法や格差拡大の改革こそ実現し...全文を見る
10月06日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  障害者自立支援法案が再度提出されて審議になっていることに非常にショックを受けております。私もあるお母さんから手紙をいただきました、話もしました。聞いてください。  私の息子は一種一級の身障手帳を持ち、知的にも障害がある重度障害者です...全文を見る
○福島みずほ君 今、国会前でも座込みの人たちがたくさんいます。前国会を経ても障害者の皆さんが不安を抱えているのはなぜだと思いますか。
○福島みずほ君 そのとおりです。応益負担、それが出てきているので皆さん不安なわけです。手順が違うと思います。就労支援や教育の中のかなり平等化あるいは手助けするということがあった後におけるどうしようというなら分かるんですが、まず財政上の理由から応益負担、一割払えとなれば、みんな不安...全文を見る
○福島みずほ君 介護保険という制度が基本的に保険制度で負担がある、これなら理解ができます。しかし、障害のある人たちの問題は、一割負担ということでは制度が成り立たないというふうに私は考えます。基本的に税でやるべきだと。まず定率負担、応益負担ありきでいけば、整合性なんというのは私はお...全文を見る
○福島みずほ君 根本的な制度設計が間違っているこの障害者自立支援法案は廃案しかないというふうに考えます。それしかありません。  障害者の、例えば子供のことなんですが、やはり応益負担、これから障害のある子供を持った親は基本的に応益負担、一割負担せよと。ところが、障害のある子供が生...全文を見る
○福島みずほ君 障害者対策と少子化対策は無関係か。
○福島みずほ君 もし障害のある子供が生まれたら、応益負担、一割親は負担せよと言われたら、やっぱりみんな大変ですよ。子供を持とうというふうに夢を持てる社会にはならないですよ。厚生労働省が少子化対策など考えていないというふうに思います。  私に意見を聞かれましたので申し上げます。 ...全文を見る
○福島みずほ君 支援費が最大七・八倍、各地で違います。端的にお聞きをいたします。先ほどから地域の実情に応じた義務化というふうなことが行われておりますが、サービスの地域格差解消の名の下にサービスが下がることはないのでしょうか。各自治体のサービスが下がるか下がらないか、それについて答...全文を見る
○福島みずほ君 端的にお聞きします。  このように各都道府県で大きな格差があります。滋賀県や大阪府は高いですが、端的にお聞きします。サービスは下がるんですか下がらないんですか。サービスが下がる自治体があるんですか。
○福島みずほ君 ありがとうございます。  そしたら、滋賀県や大阪府のサービスは絶対に下がらないという答弁の確認でよろしいですね。
○福島みずほ君 適切なサービスですよ。今のはどういう答弁なんですか。  私がお聞きしたいのは、結局、下がる自治体があるということです。なぜ障害者の人たちが不安を感ずるのか。今利用できているのに下がってしまう。確かに上がる自治体もあるかもしれない、でも今使っていることが使えなくな...全文を見る
○福島みずほ君 全国的に下がることはないという答弁など理解ができません。支援費は最大七・八倍格差があるわけです。  私がお聞きしたいのは、サービスが下がる自治体があるかどうかです。適切なサービスかどうか。今度、じゃ厚生労働省がサービスを削るときは適切なサービスではなかったといっ...全文を見る
○福島みずほ君 下を上げること、障害者施策の充実はもちろんそのとおりです。私が懸念しているのは、これだけ格差がある中でサービスが下がるところが出るでしょうと。今さっき大臣は、大臣の発言というのは重要ですよ、サービスが下がる自治体があるんですか。大臣、お願いします。
○福島みずほ君 今、そんなに不必要なサービスがされているという状態ではありません。今大臣は、先のことは分からないとおっしゃいました。だからこそみんな不安になっているわけです。で、下がるかもしれない。下がるかもしれないからこそみんな不安になっているわけです。今得られているサービスが...全文を見る
○福島みずほ君 応益負担になって一割負担になればサービスを利用しない人たちが出るわけですよ。必要なサービスかどうかということに、じゃ大臣、やっぱりとても重要なことで、この応益負担の障害者自立支援法案ができると困る人が出てくる。助かるところもあるかもしれないけれども、要するに生きて...全文を見る
○福島みずほ君 いや、大臣お願いします。中村さん、済みません。大臣でいいです。
○福島みずほ君 一言。
○福島みずほ君 済みません、ありがとうございます。  買う主体というふうにおっしゃいました。障害者の人たちはスタートラインがそもそも違う、スタートラインを応援してあげて上げていくことが政治の責任だと思います。お金がなければ買えないじゃないですか。買う人と買えない人と出てくる、そ...全文を見る
10月11日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  先日の地方公聴会でも定率負担、あるいはたくさんの懸念が表明をされました。障害のある人やその家族の不安は全く解消されていないというふうに考えます。  発達障害者へのサービスについてお聞きをいたします。  廃案になりましたが、衆議院厚...全文を見る
○福島みずほ君 検討していきたいということですが、私は根本的に障害者自立支援法案、まず定率応益負担であることが問題であること、それから今の答弁に端的に明らかなように、検討していきたい、検討していきたい、モデル事業を実施しており、これからサービスメニューを考える、これから検討する、...全文を見る
○福島みずほ君 みんなで負担というのであれば、障害を持つ、あるいは腎不全の患者さんたちの中での、その中での負担を、どうパイを分けるかという話ではなくて、みんなの負担ということであれば税金も含め国民全体で負担すべきではないですか。
○福島みずほ君 それは明確なる負担増ではないですか。
○福島みずほ君 そうではなくて、一般的に定率負担であればみんなにとって負担増になるわけです。そこのところが厚生労働省がさっぱり理解をしないということが根本的な問題だと思います。  更生医療は存続する、それでよろしいんですね。
○福島みずほ君 一歩踏み込んで更なる負担軽減をしてもらいたい。その部分についてはどうですか。  もう一度質問を繰り返します。せめて治療の一部である食事代などの負担を軽減する、そのことを厚生労働省は前向きに検討していただけないでしょうか。
○福島みずほ君 その二万五千円というお金をなかなか払えないという人たちがいるからこそ問題にしているのです。  今日は食い下がって、やはりもう少し前向きにやってもらいたい。治療費の減免を受けられる範囲を拡大する、治療の一部である食事代などの負担をもっと軽減する、これを厚生労働省は...全文を見る
○福島みずほ君 私の、社民党の考え方は、定率負担そのものがおかしい、それからこういう形の改正はおかしいというふうには思っていますが、せめてもう一歩踏み込んで、やはりこの点については対応を考えてもらいたい。  なぜこう言うかというと、やっぱり命に関することでお金がないために治療を...全文を見る
○福島みずほ君 腎不全の患者さんは、長期にわたり高い医療費の負担が強いられている、それからやはり就労がなかなかうまくいかない、仕事を休んで行かなくちゃいけない、自治体の単独事業としての助成制度も将来は支援が先細りになると。その中で厚生労働省が今回負担増をやることについて患者さんた...全文を見る
○福島みずほ君 今まで数値が出ていますが、やはりそれが無理であるということが実態としてあるので言っているからです。厚生労働省のこの委員会での一貫した説明は、財政難の折、抑える必要があると、継続的にやるために勘弁願いたいという、そういう説明では、しかしやはり命に関することなので納得...全文を見る
○福島みずほ君 作業所自体が成り立っていかなくなるのではないか。その点についてはいかがですか。
○福島みずほ君 厚生労働省は作業所自体の収益を目指していらっしゃいますか。
○福島みずほ君 作業所に通う費用に定率負担を頼むということになるので支出が増えます。ですから、作業所で、これはしかも労働と位置付けられていないので、そうしますと、来た人が働いても働いても働いても、逆に言うと定率負担なので通えば通うほど、働けば働くほど損をするという状況になるわけで...全文を見る
○福島みずほ君 答弁は簡潔で結構です。  もし作業所がそのように重要なものであればあるほど、障害のある人たちが作業所へ通う権利を保障すべきではないですか。定率負担にすれば通えなくなりますよ。それは通えなくなりますよ。それだけ作業所が重要だというのであれば、なぜ通うことに定率負担...全文を見る
○福島みずほ君 私は抽象的なことなど一切聞いておりません。実際、地域生活支援事業で、この費用の換算で移動介護だけでも赤字になる。例えばガイドヘルプ、枚方市でガイドヘルプは年六億、人口比換算で地域生活支援事業の総額は二・六億であると。明確に足りないわけですね。  局長、一切障害者...全文を見る
○福島みずほ君 障害者の人たちが不安を持っている、あるいは私たち国会議員が不安を持っているのは、今あるサービスのレベルが下がるのではないかということです。それに全く端的に答えられないじゃないですか。全体を見てこれから配分するということであれば、どうなるか分からない。
○福島みずほ君 低いところは上に上げる、そして今ある水準を下げないと局長が答弁されましたので、もし将来下がることがあればまた問題とさせていただきます。下がることはないと、全国的に下がる障害者の人はいないという理解でよろしいんですね。それは、ここでその確認をしましたので、下がる人は...全文を見る
○福島みずほ君 衆議院の附帯決議は、障害者の家族ではなくて、四項に、これは廃案になったものの附帯決議ですが、「障害者を委員に加えることが望ましいことを市町村に周知すること。」と明言しています。だとすれば、今回法案を提出するに当たってこのことをきちっと法案に望ましいと入れるべきじゃ...全文を見る
○福島みずほ君 それでは、四項の附帯決議は、障害者の家族ではなく、はっきり障害者を委員に加えることが望ましいことを市町村に周知する、厚生労働省は障害者が審査会の委員になることが望ましいと考え、そのことを徹底する。再度確認させてください。それでよろしいですね。
○福島みずほ君 市町村の審査会に障害者自身が委員に入れるかどうかは極めて大きいです。厚生労働省は、くどくて済みませんが、審査会の委員に障害者当事者が入るよう本当にきちっきちっと入るようきちっと指導する。それでよろしいですね。
○福島みずほ君 二十四時間、三百六十五日介護を必要としている障害者の人たちの不安が地方公聴会でも出ました。少しでも現状のサービスが下がれば命の危機に直結してしまうという点があります。この重度障害者への十分な予算措置を確保されているんでしょうか。
○福島みずほ君 厳しい財政状況の中で、パート職員など非正規雇用者に依存しながら運営されている福祉施設は、今後どのようにしてサービスの維持を図るのでしょうか。施設運営のための経済基盤が安定しなければ、職員、スタッフの雇用の確保が困難であり、最終的には福祉サービスの低下により障害者に...全文を見る
○福島みずほ君 答弁が、やはり将来の設計にまつというものが非常に多い、そのために答弁を聞いて、なるほどそうか、安心したというふうに全くならないということになります。  政省令についてですが、今日もそうですが、将来検討する、これから検討する、これから制度設計を待つ、予算をちゃんと...全文を見る
○福島みずほ君 十八年三月、四月に明らかになるんであれば、障害者自立支援法案はそういうきちっとした制度設計が明らかになってから出せばいいじゃないですか。政省令が分からないからこそ、私たちは不安で、だれも納得しないわけです。  政省令は、この障害者自立支援法案に関していえば何個作...全文を見る
○福島みずほ君 その二百個のうち、今明らかになっているのは何個ですか。
○福島みずほ君 みんなが不安に思うのは、一体どうなるかが分からないからです。二百個政省令があるということであれば、それを明らかにし、こういう制度設計でやるということをお示しされた上で法案を出し直せばいいじゃないですか。でないと、私たちは国会の中で、さっきから検討します、検討します...全文を見る
○福島みずほ君 生活保護という選択もあるという答弁についてですが、生活保護が資力テストがあるために受けたくないと。ですから、定率負担になって減免があったとしてもなかなか──じゃ質問を言い換えます。減免を受けるためには、生活保護とは違いますが資力調査があると。減免を受けるために負担...全文を見る
○福島みずほ君 ミーンズテストとは違っても定率負担、減免。減免を受けるにやはり調査を受ける、これが負担だという障害者の声もあり、それは十分理解できる。やっぱり制度の立て方が問題だというふうに思います。  それから、先ほど局長は、施設ではなく地域で生きていけることこそ重要だと言い...全文を見る
○福島みずほ君 はい、ありがとうございます。
○福島みずほ君 はい。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は貴重な御意見を聞かせていただきまして、本当にありがとうございます。  まず、塚本公述人にお聞きをいたします。  先ほどからも出ておりますが、精神保健福祉法三十二条、通院公費負担制度の廃止の問題です。  一割負担となると中途...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  定率負担ということに社民党も一番問題だと思い、税金でやるべきではないか、昨日も委員会の答弁で局長が買手主体と言いました。お金がある人はいいだろう、ない人はどうなる、勝ち組でない障害者はどうなるというふうに本当に思います。  古田公述人...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  播本公述人にお聞きをいたします。  定率負担というのは、特に子供、障害のある子供、障害のある子供を育てている親にとってとても大変ではないかというふうに私は思います。つまり、障害のある子供は生まれてくる可能性はもちろんあるわけです。一割...全文を見る
○福島みずほ君 今日は、障害程度区分の問題に関して、中尾公述人からも塚本公述人からも古田公述人からもありました。  古田公述人にお聞きをいたします。障害程度区分は確かにとても難しいだろうと。この判定に例えば当事者の声をもっと入れる、あるいはよく分かっている人を入れる、この制度に...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  この自立支援法案に関しては、当事者、親、周りの人たち、それからグループホームや作業所をやっている人たちからも、自分たちはやっていけないんじゃないかという声などがとても寄せられています。  古田公述人にお聞きをします。グループホームのこ...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  塚本公述人にお聞きをいたします。障害程度区分というのは果たして精神いわゆる障害のある方たちに可能なのかどうか、これは可能なのかという問題と、それから、もうほとんど残り時間はないんですが、言いたいことがあれば最後に一言言ってください。
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
10月12日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日は本当にありがとうございます。  まず、橋本参考人にお聞きをいたします。  先ほど紙を渡しましたが、端的に障害者自立支援法案の応益負担についてどう思われますかと。橋本さんが書いていらっしゃる論文も読ませていただきましたが、どう思われ...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  次に、小田島参考人にお聞きをいたします。  一割のお金を払うことについて先ほど話してくださいましたが、今、ピープルファーストでは何度も国会の近くで泊まり込みの抗議行動をやっていらっしゃいます。皆さんどんな気持ちでやっていらっしゃるか、...全文を見る
○福島みずほ君 知的障害の団体でも法案に賛成しているところもありますけれども、なぜ意見が違うのだと思われますか。小田島参考人、お願いします。
○福島みずほ君 先ほど小田島参考人は、入所施設の中でつらいことがあるということを話してくださいましたが、小田島さん自身も入院の経験があるとさっきお話をされました。  入所施設に多くのお金が使われることについてどのように考えているか。また、NGOで入所施設から地域に仲間を出す活動...全文を見る
○福島みずほ君 塩見参考人にお聞きをいたします。  グループホームや作業所をやっている人たちからたくさん不安の声が寄せられています。厚生労働省に対して、障害者自立支援法案が仮に成立をすると成り立っていかない作業所も出てくるのではないかというふうに質問しましたら、なぜ成り立ってい...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  また塩見参考人にお聞きをしますが、昨日、厚生労働省に聞いたところ、政省令が約二百ぐらいあるだろうと。その二百について、どの部分のどこの政省令が今問題にしてやっているのかできるだけ明らかにしてほしいということを頼み、リストをもらいました。...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございました。  次に、伊藤参考人にお聞きをいたします。  この委員会の中でも更生医療、育成医療のことが非常に問題になっているんですが、その点について改めて少しお話してください。
○福島みずほ君 武田参考人にお聞きをいたします。  先ほど精神障害者の皆さんの不安についてもいろいろ語ってくださいました。この間地方公聴会をやったときも出たのですが、三十二条の問題に関して、やはり一割負担ということになれば医療の中断ということが起きるのではないか、あるいは、突然...全文を見る
○福島みずほ君 当事者のことは当事者抜きで決めないでくださいというのはよく聞く言葉ですけれども、今日は参考人という立場で、いろんな立場で、特に当事者の立場でとても話してくださったと思います。  私の持ち時間は四十九分までなので、小田島参考人、やっぱりこんな気持ちでやっているよと...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございました。
10月13日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。    〔委員長退席、理事武見敬三君着席〕  十月六日の厚生労働委員会におきまして私が質問したことについて中村局長が答えたことについて、まず御質問いたします。  中村局長は、サービスは買うものだと、みんな買う主体になる、やはり利用者の...全文を見る
○福島みずほ君 日常生活に必須のこと、買う主体になるということはお金がなければ駄目です。日常的に必須のことをお金がなければ買えない。問題じゃないですか。
○福島みずほ君 厚生労働省は障害者施策をやることを返上されたらいいと思います。  人は確かにガス料金、水道料金、そしてガスとの契約、供給契約結び、水道料金を払います。しかし、それと基本的に違うじゃないですか。公共サービスを何と考えているのか、それがこの法案で問われていることです...全文を見る
○福島みずほ君 いや、厚生労働省の障害者施策の根本がもう間違っています。介護保険は保険制度です。保険制度で利用料を払う。しかし、障害のある人たちはそもそも保険制度では生きていけないんです。税金でやらなくちゃいけない。公共サービスがなければ生きていけない。お金がない人が多い。あるい...全文を見る
○福島みずほ君 時間に制限があるので、答弁は短くお願いします。  気兼ねなく使えるとおっしゃいました。でも、はっきり言いますと、原則として応能負担を応益負担に変える。今まで障害者福祉と公費負担医療は社会福祉の扶助原理に基づいて応能負担を原則としてきた。これを応益負担にするわけで...全文を見る
○福島みずほ君 いや、本当にがっかりくる答弁です。  じゃ、端的にお聞きしますが、障害の重い人ほどたくさん負担をしなければならない、応益負担の考え方は正にそうですね。だからこそ問題じゃないですか。
○福島みずほ君 上限制度があるということが基本的に問題ではない。減免制度があることが基本的な問題ではない。応能負担をこの法案によって応益負担に簡単に切り替えてしまう、そこが問題です。  障害の重い人ほどサービスが必要。つまり益。さっき局長は水道料金払うのと一緒だと言ったじゃない...全文を見る
○福島みずほ君 区分が一番重要であるにもかかわらず、法案がその部分を政省令にゆだねているのは問題です。今日の時点で幾つの区分になるか、明らかにできないじゃないですか。一番肝心のことを委員会で明らかにできない。介護保険のときは、要支援から要介護まで少なくとも区分は明らかになっていま...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省が来年度予算を要求した際、その積算根拠となる報酬単価の上限時間や上限金額をどのように想定していますか。  二十九条三項、報酬額の基準を定めるとあるが、どのような基準ですか。  九十四条二項、障害福祉サービス費等負担対象額の算定方式を定める、九十五条二...全文を見る
○福島みずほ君 これの上限がどうなるのか、あるいは単価がどうなるのか、特に上限がどうなるかによって、今使っているものが使えなくなるのではないかという不安が大変あります。今局長は下がることはないとおっしゃったので、そのことをきちっと守ってくださるよう強く要求をいたします。  五条...全文を見る
○福島みずほ君 五条九項にある極めて重度の障害者につきまして、いただいた政省令事項では、簡単なものが身体、知的、精神について書いてありますが、極めて重度の障害者とはどんな人を想定していますか。重度障害者に対してどの程度の予算を想定しているでしょうか。専門機関による判定とあるが、専...全文を見る
○福島みずほ君 もう一度、済みません。専門機関による判定の専門機関のところがちょっと私分からなかったので、もう一度お願いします。  それから、予算、お願いします。
○福島みずほ君 専門機関による専門機関とはそれぞれ相談所ということですが、その中にやはり当事者の意見をきちっと反映できるような仕組みをお願いしたいと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 これは極めて重要なところで、極めて重度の障害者の人は支援がなくなれば本当に命に正に直結してかかわるので、この部分については当事者を極力その相談所の中に意見を聞くだけでなく入れるなど、工夫を必ずお願いをいたします。  そして、改めて判定することでそれまで支援対象と...全文を見る
○福島みずほ君 市町村審査会の委員については何回か前の委員会で質問をいたしました。今日改めてお聞きをいたします。  市町村審査会の求めに応じ、サービス利用申請者が意見を述べることができる、これが望ましいと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 給付対象外とする一定以上の所得のことについてお聞きをいたします。  障害者への給付対象外とする一定以上の所得とは所得税額三十万円以上となっておりますが、その場合の収入はどの程度と考えているんでしょうか。
○福島みずほ君 八百万、昨日お聞きしたら七百五十万ということでしたが、これは税引き前のもので、税を引かれた後はどれぐらいの年収と考えていますか。
○福島みずほ君 例えば、両親と障害のある子供一人の三人家族、共働きで七百五十万から八百万。しかし、これは税引き前ですから、税を引かれるとかなり低くなります。  ところで、そうだとすると、今まで減免であったにもかかわらず、三割負担になっちゃうわけですね。そうしますと、実際、夫婦で...全文を見る
○福島みずほ君 結局、七百五十万から年収八百万、これはさっきも言いましたが、税を引く前ですからかなり低くなる。その年収の、共働きであれ、両親であれば三割負担になると。ところが、障害のある例えば子供ですと、病院に掛かる費用や様々な、両親が泊まり込みで看病するお金、様々あります。それ...全文を見る
○福島みずほ君 七百五十万、百万減って六百五十万、そして医療費も掛かるし、ほかの様々なお金も掛かる。それで、両親は今までと違ってすごい負担増になるわけですね。これがやはり日本の子供政策なのかと思い、本当にがっかりいたします。  段階的な負担変動など、移行措置は考えられないのでし...全文を見る
○福島みずほ君 負担がずっと長期間、極端に言えば亡くなるまで続くわけです。しかも、いろんなことに全部、さっきの話ですと、局長の話ですと、電気、水道、ガス使うのと同じだとおっしゃいましたから、森羅万象、動くことにも全部お金が掛かるわけです。その負担に何で年収、結局六百五十万、それで...全文を見る
○福島みずほ君 居宅系、入所施設の人口十万人当たり費用比較で、大阪府の場合は、これは居宅の場合の、大阪府とそれから秋田県は非常に対極にあるというふうに思われます。これは、ホームヘルプサービスの利用者数が秋田県が全県の中で一番人数が少ない。大阪が最高に数が多い。秋田は入所施設の充実...全文を見る
○福島みずほ君 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律三十二条について改めてお聞きをいたします。  三十二条が削除され、自立支援法の五十八条に引き継がれますが、その内容は政省令の定めるところに従い、自立支援医療費を支給するとあり、細部は政省令になっています。障害者の人が地域に出...全文を見る
○福島みずほ君 質問の意図が分かっていらっしゃらないと思います。なぜ法律で規定していたことが政省令になるのか。政省令だと、国会の同意なく、承認なく、議論なく、勝手に変えられるわけですね。それはいかがですか。
○福島みずほ君 ただ、公費負担医療とばあんと掲げていたのが、これが五十八条になって、しかもその細部が政省令になっている、これが極めて問題であるというふうに思います。細部が政省令になぜ格下げになっているのか、そのことを申し上げたいと思います。  ところで、この障害者自立支援法案に...全文を見る
○福島みずほ君 障害があってもなくても生きられる社会をするのに、金払えと、みんな買い手主体だという法案では、みんなは生きていけません。この法案は廃案にすべきです。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。社会民主党を代表して、障害者自立支援法案に反対の討論を行います。  通常国会に提出された本法案は、データの誤り、基礎的な調査が不足しているなど、土台となる部分から問題が非常に多く、慎重審議が強く望まれていたものです。また、全国の障害者、難...全文を見る
10月20日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、在日外国人の障害者への年金問題についてお聞きをいたします。  無年金障害者への給付法は、一部の無年金者を救済することとして成立いたしました。しかし、外国籍者は除外されております。こうした在日無年金障害者に対する支援体制をどのよ...全文を見る
○福島みずほ君 問題点はよく分かっております。  今日、厚生労働省にお聞きをしたいのは、この検討、第二条、今厚生労働大臣がおっしゃいました二条に、その結果に基づいて所要の措置が講ぜられるものとする、これが検討ということで附則にあります。厚生労働省はどのような検討を行っているのか...全文を見る
○福島みずほ君 おっしゃるとおり、日韓のアジア局長会議に厚生労働省は参加をしていらっしゃいます。ここで問題になっているテーマ、無年金の在日韓国人障害者及び高齢者問題については、資料を読みますと、議事内容で問題とされております。  厚生労働省としてはこれについてどのような対策を具...全文を見る
○福島みずほ君 二〇〇四年十二月九日の第十三次日韓のアジア局長会議で問題になり、厚生労働省は出席をされています。だからこそ厚生労働省としては、附則の検討にもありますので、具体的に前向きに検討していただきたい。  大臣、戦後六十年という問題もこれあり、在外被爆者の点は若干ですが少...全文を見る
○福島みずほ君 今年も日韓のアジア局長会議が開かれ、厚生労働省は出席をされると思います。その場面で、検討していません、あるいはこれから検討しますというのでは情けないので、是非一歩進めていただきたいと考えます。  食い下がって済みませんが、どうですか、もうちょっと前向き答弁をお願...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、また後日聞きますので、是非よろしくお願いします。  障害者自立支援法には国籍条項がないので、外国籍の方も対象となり得ると、無年金障害者の方々にとって、所得保障がないのに一割負担が生ずるという問題が起きます。これについても是非対応を考えていただきたいと考えま...全文を見る
○福島みずほ君 以前にもお聞きしましたが、改めて、トレーサビリティーがないアメリカにおいて、生後二十か月以下の牛の月齢をどう判断されるか、教えてください。
○福島みずほ君 特定部位除去につきましては、牛の解体がずさんだという指摘は以前からあります。それから、アメリカは全頭検査もなければトレーサビリティー、牛の総背番号制もないわけですから、結局、骨格やいろんなので二十か月以下かどうかを判断すると大変危険だというふうに考えております。 ...全文を見る
○福島みずほ君 日本の制度とアメリカの制度は違いますから、日本と同程度ということは科学的にあり得ないというふうに考えています。しかも、法改正が必要ではありませんから、国会が閉会した後に私たち国会議員はアメリカの牛肉の輸入が決まったということを報道や様々な点で知ることもあり得るわけ...全文を見る
○福島みずほ君 遺族について厚生省が戦後問い合わせに応ずる、これは構わないわけです。遺族会の問い合わせに答える、これも構わない。しかし、政教分離が、規定がありますので、特別な宗教法人、例えば歴史上、戦前は国家神道であったという問題を持っている宗教法人に対して名簿を提出する、しかも...全文を見る
○福島みずほ君 いいです、いいです。時間がないからいいです。  では、お聞きをいたします。  昭和六十年十一月六日、予算委員会の回答、野田哲さん、これ社会党の国会議員の質問に対して、「遺族援護の事務を三十一年の通知で合祀事務と言ったのは不適切であったと認めざるを得ません。」、...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっと突っ込んで聞いて済みませんが、A級戦犯の合祀に関しては、靖国神社側から言われて名簿を出したのか、厚生労働省の側がこれを出したんでしょうか。
○福島みずほ君 私は、昭和三十一年の靖国神社合祀事務に対する協力についてという通達は、政教分離上違憲の疑いが極めて強いというふうに考えます。かつて大臣がそのように答弁しているとおり、もっと言えば違憲ではないかというふうに考えます。  その意味で、戦後の厚生省がこの問題に関してか...全文を見る
○福島みずほ君 概算要求について、あるいはどういう積算をするかについても、住民にどのような被害が生じているかという疫学的調査が不可欠だと考えます。それなくして予算請求はできないと。その意味で、是非クボタでも、多分一番いいと思いますが、全国各地で問題になっているところに関して、例え...全文を見る
○福島みずほ君 はい、分かりました。ありがとうございます。  これは是非一刻も早くもっと促進してくださるよう要望し、ノンアスベスト社会を早くつくるよう要望して、質問を終わります。
10月25日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  前回、在日外国人の無年金問題についてお聞きをしたので、一点だけ再度確認させていただきます。  在日外国人の無年金問題は、附則第二条で検討というふうになっております。前回、検討いたしますという答弁だったので、もう一つ具体的にどうされる...全文を見る
○福島みずほ君 もう少し、検討というふうに附則に、第二条になっていて、これは具体的に日韓でなっている。もう少し踏み込んで、いつまでにどのようなというところまでもう少し踏み込んで是非答弁をお願いします。
○福島みずほ君 いや、私は是非尾辻大臣の下でこれやはり促進していただきたいと心から思っています、十一回にわたって協議をされ、かつ検討となっているわけですから。どうでしょうか。
○福島みずほ君 前回から前進していないので、やっぱりもう一回食い下がらしてください。  これ、法律に検討と書いてあるんですよ。そして、十一回日韓の協議事項になっている。検討しますだったら、そんなのもう附則に書いてあるよと、そんなの見なくたって附則に書いてあるよと、検討しますとい...全文を見る
○福島みずほ君 検討ということが続くのでは駄目ですので、今後もしつこく質問をさせていただきますので、厚生労働省内部で是非具体的にいつまでどうするのかやっていただくよう強く本日改めて要請をいたします。  次に、本案に入る前に、拘置所における出産問題についてちょっとお聞きをいたしま...全文を見る
○福島みずほ君 アムネスティ・インターナショナルによりますと、分娩時に手錠をした事件が国際法上虐待に当たるとされた国もあります。  今正に出産するというときに逃亡する人って余り考えられない。窓がなければドアのところに逃亡防止で刑務官が立っていれば逃亡をしないわけです。出産直前ま...全文を見る
○福島みずほ君 いや、是非考え直してください。  つまり、陣痛が起きていたり病院で実際出産ということで入院しているときに、やっぱり手錠が掛けられると身体上もハンディですし、それからなかなか本当に身動きするのも大変です。これはやっぱり異常な事態で、窓がないところもあるわけですし、...全文を見る
○福島みずほ君 この人は出産の瞬間は外してもらっていますが、直前まで手錠を掛けられています。それから、家族は、その手錠のひもがベッドのロープにつながれていたと。私自身は、やはりかなり入院をして出産を控えている状況で苦しんでいるときに手錠があるというのは問題だと考えますので、法務省...全文を見る
○福島みずほ君 昨日質問を取りに来られた方は陣痛促進剤の使用について合意を得たというふうに回答されましたが、それでよろしいですね。
○福島みずほ君 拘置所は計画出産ということを本人に承諾を取る説明をしている、そういうことでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 出産をするときに、陣痛促進剤を今使いますがいいですねということを同意を取るなら分かります。問題なのは、出産より前の段階、健診の段階で陣痛促進剤の使用について合意を取っているということです。計画で、この記事によりますと、東京拘置所は、収容中の妊婦に計画出産に応ずるか...全文を見る
○福島みずほ君 質問と答えがずれているので改めてお聞きをします。  計画出産に応ずるか意向打診することは通常問題ない、そういうことでよろしいですか。
○福島みずほ君 これ、長く余り質問はできないんですが、ちょっと質問と答えがずれているのでお聞きをいたします。  収容中の妊婦に計画出産に応ずるか意向打診をすることが拘置所としてあるんですか。
○福島みずほ君 九三年三月の衆院予算委員会で丹羽厚生労働大臣が、医療関係側の都合によって陣痛促進剤を使うことは許されないとの見解を明らかにしています。  厚生労働大臣、改めてお聞きをいたします。  医療機関の都合によって陣痛促進剤を使う、これはあってはならない、この丹羽大臣の...全文を見る
○福島みずほ君 では、厚生労働大臣にお聞きをいたします。  勾留中の女性に対して、計画出産があり得る、あるいは計画出産について同意を拘置所がもし取っているとすれば、それは問題ではないでしょうか。
○福島みずほ君 そういうことを聞いているのではないんです。個々の医療の現場で同意を取る、当たり前です。しかし、少し前の段階で、勾留中の人間に対して計画出産をするのかと意向打診をすることが問題ではないかと。既に切迫流産とかあって促進剤を使うかどうかが問題になっているわけではありませ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、いいです。大臣、お願いします。
○福島みずほ君 医師の個別の判断ということではなく、拘置所側が収容中の妊婦に計画出産に応ずるかどうかを意向打診する、これは丹羽大臣が医療関係側、これは拘置所側ということも今日は入ると思いますが、で陣痛促進剤を使うことはよくないということに反するのではないか。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 いや、ごめんなさい、時間がもったいないんで、大臣、お願いします。
○福島みずほ君 私は、これは計画出産というのが、本人が私はいつまでに産みたいという希望があれば別として、そういう意味ではなく、陣痛促進剤を使用することの同意も、計画出産に合うかどうかも、これは拘置所側がそれをやるのが当然、通常業務だというふうに考えている点を問題としているわけです...全文を見る
○福島みずほ君 どうもありがとうございます。  なかなか、こういう女性の被疑者、被告人の人ももちろんいるわけですし、妊娠、出産することもあると。それから、被疑者、被告人は特に無罪の推定がありますので、是非、法務省としては、刑務所の改革は進んでおりますが、被拘禁者、とりわけ未決の...全文を見る
○福島みずほ君 委員に経営者を選任する理由、及び労働界に属する優れた識見を有する人物を選任しないのはどのような理由でしょうか。
○福島みずほ君 ここで議論されることが様々な規制緩和やいろんなことの提案となっております。私は、日本は今、サラリーマン、ビジネスマン、会社員が極めて人口比率でいえば多いですし、また非正規雇用の人が女性は半分に一人が非正規雇用となっています。必ずしも労働組合ではなくても、少なくとも...全文を見る
○福島みずほ君 客観的に排除しているのはなぜですか。
○福島みずほ君 規制緩和が必要だと考える人と、その規制緩和によって害を受ける、あるいは障害を受ける、困るという人もいるわけです。両方や、いろんな立場がぶつかり合わなければ、いろんな理解は得られないというふうに考えます。  結果的に規制緩和に対する疑問を有する有識者を排除している...全文を見る
○福島みずほ君 政治は、推進する側もいれば、あるいはその推進に対して疑問、あるいは被害を被る、問題だと考える人間もいるわけです。推進する側の人間だけ集めて提言をしても、それは極めて偏った意見だと考えますが、いかがですか。  また、今日本は多くの人は働く人たちです。組合でなくても...全文を見る
○福島みずほ君 働く人たちは、規制緩和にもちろん賛成する人もいれば、例えばあることに反対する人もいるでしょう。国民の大多数の意見を反映する人が入っていないことは極めて問題であると考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 審議会等に様々意見があるかもしれませんが、私は様々な意見の人がいてぶつかり合うことで意味があると考えています。労働委員会でも、使用者側、労働者側、公益側、中立的、入っているからこそ意見が出せる。例えば、今は消費者の団体を入れたり、地方自治体ですと公募で委員を入れた...全文を見る
○福島みずほ君 私は、このような委員会が極めて重要な日本の政策について意見を一方的に出すことが極めて問題であるということをこの委員会ではっきり申し上げさせていただきます。  問題を感じる人が発言を、初めから、今日の答弁ではっきり分かっているのは、そもそも初めから排除しているわけ...全文を見る
○福島みずほ君 だとすれば、ここで労働法制の規制緩和に反対の意見表明などが出るわけがないんです。そういうことは初めからあり得ない、それは本当に問題であると思います。規制緩和で被害を受ける人々の意見が初めから、今日の答弁で、初めからそもそも排除をされている、労働組合あるいは働く人た...全文を見る
○福島みずほ君 この制度を有効に活用する場合、百時間以上を義務とし四十五時間以上を努力義務としていますが、本人が面接指導を受けやすい環境をつくるのであれば、四十五時間以上を制度的に義務とすべきではないでしょうか。改めてお聞きをいたします。    〔理事武見敬三君退席、委員長着席...全文を見る
○福島みずほ君 四十五時間以上の努力義務については今後も必要な措置をするよう指導していくということですが、具体的に今後も必要な措置の指導という中身について教えてください。
○福島みずほ君 対象者の中に入れるよう努力するということは分かりました。ただ、そうであれば、先ほどからも同僚議員からありましたけれども、四十五時間以上についてもきちっと義務的にすべきではないかと考えますが、将来的にはそういうことも考えていらっしゃるのでしょうか。
○福島みずほ君 今、働く人たちの中に三六協定ということそのものもなかなか浸透してないということもあるかもしれませんし、労働時間についての規制も余りないですし、それから労働組合の組織率も低くなっており、非正規の人たちは数%しか組合に入っていないという状況で、今後義務的にするよう、是...全文を見る
○福島みずほ君 中小零細企業などへの支援として、労働時間の設定などについて地域ごとに専門家のアドバイスをしていくというふうに厚生労働省から聞いておりますが、具体的にどういうふうにされていくのか教えてください。
○福島みずほ君 是非、中小企業の中での労働時間、この労働実態について、是非実効性が上がるようお願いいたします。  複数事業場に就労する労働者が事業者間を移動中に事故に遭った場合、給付基礎日額の算定を複数事業場の賃金合算で行うべきではないか、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 今は二つも三つも仕事を掛け持ちをする人たちが非常に増えています。非正規雇用で複数の仕事を行うという人が増えているわけです。ですから、これは今後、是非検討していただきたい。賃金合算も排除していないということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 対応を是非よろしくお願いします。  労働安全衛生法の二十八条二項において、事業主に作業の危険性などを調査し必要な措置を求めておりますが、全産業に対して同様な対応を求めていると思いますが、例えば林業などのように九人以下の事業場が七割を占める産業については、支援策な...全文を見る
○福島みずほ君 機械などの設置にかかわる事前届出の義務が免除される事業者の適正基準とは何でしょうか。事業主の自主性を評価する余り、事故発生の懸念が増大するのではないかという点はいかがでしょうか。
○福島みずほ君 九人以下の事業場が非常に占めるところが高い、それから事前届出の義務免除があるので、今対応策を言っていただきましたが、是非きちっと今後対応してくださるよう、支援策を講じてくださるようお願いをいたします。  次に、アスベストについてお聞きをいたします。  アスベス...全文を見る
○福島みずほ君 他の公害健康被害救済制度とのバランスがあるかもしれませんが、自己負担原則というのに関して是非検討していただきたいと思います。  医師の認定基準を標準化するためにどのような基準を設けるのでしょうか。専門医が少ない状況で、早急に専門医を教育していく場合、一律の診断が...全文を見る
○福島みずほ君 業務上の暴露であることを申請者が証明困難な場合、どのような対応をするのでしょうか。何十年もさかのぼって自分の職歴からどこでアスベストに暴露したかなどを証明しなければならないという点は無理があるのではないでしょうか。
○福島みずほ君 十八年度のアスベスト対策関係予算要求について、厚生労働省は十五億円なんですが、もっとばんと要求したらどうかと私は思いました。  予算要求の中で、労災補償を受けずに死亡した労働者、家族、周辺住民への救済費用はどのような積算根拠によって幾ら程度要求する予定でしょうか...全文を見る
○福島みずほ君 給付金の財源をアスベスト関連事業者に負担してもらう場合、どの企業にどの程度の負担を求めていくのか。企業には輸入業者、第一次製造業者、第二次製造業者、販売会社など複数あり、また既に倒産している会社もあります。どのように財源を確保するために負担を要請していくのか。公費...全文を見る
○福島みずほ君 何を公平というのかなかなか難しいですが、関係するといっても、非常にたくさんあるでしょうし、また倒産をするところもあるでしょうから、是非基本的な考え方をできるだけ早くお示しいただきたいというふうに思います。  休業補償や治療費など、二年間の事故が起きたとき救済でき...全文を見る
○福島みずほ君 医療費、療養手当、遺族一時金、葬祭料など、現段階での給付金の金額はどのレベルを想定されているでしょうか。
○福島みずほ君 今日は文科省には来ていただいておりませんが、例えば学校現場についてアスベストがどれぐらい使われているかの調査のことで、現場は実はよく分からない、アスベストのことがよく分からない。例えば、あるものにどれだけアスベストが入っているかは、例えばファイバーを全部見て、専門...全文を見る
○福島みずほ君 はい、分かりました。ありがとうございます。  高齢者虐待について最後にお聞きをいたします。  DV防止法やストーカー行為規制法、児童虐待防止法が国会で成立をしました。高齢者虐待防止法案については議員立法で検討されているというふうに理解をしております。  とこ...全文を見る
○福島みずほ君 以上です。
10月27日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  二十五日、東京地裁でハンセン病補償金不支給決定取消し事件の判決が言い渡されました。判決内容は、韓国は棄却、台湾は認容となっております。しかしながら、いずれの判決も、立法趣旨は国の強制隔離政策に基づく関与によって被害を受けた者に対して幅...全文を見る
○福島みずほ君 この議連の会長である江田五月さんが地方裁判所に陳述書を出しております。立法者は私たち、まあ全国会議員というか、国会議員なわけですが、どなたもこれは除外するという気持ちで作られた方はいないと思います。私も議連のメンバーの一人でしたが、どの方も、この立法に携わった、あ...全文を見る
○福島みずほ君 私は、本当に尾辻大臣だからこそできるというふうに思っています。これは両方の裁判所も立法の範囲内だと言っているわけです。告示を、解釈をめぐる争い。すべての国会の立法者は、それはこの人たちは除外すべきだというふうに明確に思って立法したわけではない。二〇〇一年のときにみ...全文を見る
○福島みずほ君 未承認薬使用問題検討会議が検討している九つの薬についての取扱いはどのようになっていらっしゃるでしょうか。
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  医療制度改革について、医療費の負担増は、格差拡大社会の中で中低所得者層の生活を破壊し、生存権を否定するものだと考えます。  昨日、全国市長会、全国町村会、国民健康保険中央会が厚生労働省医療制度構造改革試案について意見書を出しました...全文を見る