福島みずほ

ふくしまみずほ

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福島みずほの2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月10日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。また、当事者として非常に苦労しながら頑張っていらっしゃる皆さん、あるいは、本当に原告団とそれから弁護士の皆さん、長い間もう本当にいろんなものを犠牲にしながら必死で切り開いてこられ...全文を見る
○福島みずほ君 清澤参考人にお聞きをいたします。  今日、医療の問題を話してくださいましてありがとうございます。肝炎ウイルスに感染し、あるいは肝炎になられた患者さんは、C型肝炎だけでも二百万人以上、B型肝炎も含めると三百五十万人、これだけの数の感染者は先進国にも例がありません。...全文を見る
○福島みずほ君 今度の立法は大きな第一歩ですが、今日御指摘のとおり入らない人たちもいるわけで、今後、基本法、あるいはどういう恒久法を作るなり、また国会の場面で頑張らなければならないと。今の法律案のフォローアップと同時に、もっと恒久法なり、国会は全力で作らなければならないと思います...全文を見る
○福島みずほ君 二点、簡単に佐野参考人にお聞きをします。ちょっと重複しますが、今後何を望むか、法案について、法律について、一点。それと、やはり薬害をどうしたら根絶できるかというのがここにいる私たちみんなの本当に切なる願いだと思います。一言、薬害をなくすには何をしたらいいか、お考え...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日、この肝炎に対する法律が成立する間近となりました。この法案の成立に向けて命懸けて頑張った原告、弁護団、そして立法者の皆さんあるいは応援した国民の皆さんの本当に頑張りの成果だと思います。ですから、今日来られた衆議院の皆さんも含めて、...全文を見る
○福島みずほ君 この法案の十六条で、製薬会社と合意をして費用も求めるということがありますが、国会は予算の使い道について責任を持たなければなりません。製薬会社に関してどれぐらい請求されるおつもりでしょうか。
○福島みずほ君 今日は十日です。十五日に基本合意書ができるのであれば、どれぐらいの目安か、国会に教えてください。
○福島みずほ君 もっと製薬会社に請求してもいいと個人的には思いますが、製薬会社にきちっと謝罪をさせること、それからきちっと賠償責任を、賠償というか費用負担を求めること、これは国会としても責任を持ってやっていきますし、厚生労働省はその点は製薬会社について責任を持ってやってくれるよう...全文を見る
○福島みずほ君 私は、この法案が議員立法でできたことは実は問題だと思っています。国会がこの前文にあるように政府は心からおわびをすべきであると言って、その後に政府がおわびをする。違うじゃないかと。自分のしりぬぐいぐらい自分でやれと言いたい。政府は、自分たちの起こしたことについては、...全文を見る
○福島みずほ君 ほかの役所のことなど聞いておりません。厚生労働省が薬害を根絶するために大臣としてどう政策を取るか、決断をするかです。  私は、薬害が繰り返し繰り返し繰り返されることをもう本当に終わりにしたい。それがだれよりも原告たち被害者が思っていることです。天下りをなくせば製...全文を見る
○福島みずほ君 今まで結果が示しているじゃないですか。薬事局長がミドリ十字やいろんな製薬会社に天下って、そのミドリ十字やいろんな製薬会社が薬害を起こしてきたんですよ。薬を作って薬害を生み、治すための薬を売ってもうける、このひどい状況をなくすことが国会の責任ですよ。天下りに関して、...全文を見る
○福島みずほ君 それでは薬害はなくなりません。大臣、一歩譲って、薬害を起こした、今回問題を起こした企業に天下りをさせない、いかがですか。
○福島みずほ君 国民は薬害をなくしてほしいと思っていますよ。他の役所のことなど聞いていません。厚生労働省が薬害をなくしていく形で一歩足を踏み出すことができるかどうかです。そういう天下りをなくさなければ私は薬害は続いていくと思います。大臣、決断してください。
○福島みずほ君 山井さんは首を横に振っていて、私もそう思います。薬害は続いていきますよ。薬害をなくすために何をするべきか。犯罪行為に近いじゃないですか。それを繰り返しやっていて、厚生労働省はそれと本当に決別しなければ薬害は生みますよ。税金で常に私たちはどれだけてん補していかなくち...全文を見る
○福島みずほ君 私は国民の視点で申し上げています。命を守るということであれば、薬害をなくすために、それは本当に大手術をしなきゃ駄目ですよ。これはもう解決するために私は食い下がっていきます。  大村さん、うんうん言っていますが、これに賛成してくださるんですか。
○福島みずほ君 私は、薬害を本当になくすためには、この点についてはもう与野党を逆転して政権を替えて、私たちは製薬会社に関して天下りをすることを本当になくして薬害を根絶することを今の野党でやっていきますよ、そんな答弁だったら。そのことを決意として申し上げます。  次に、先ほど独立...全文を見る
○福島みずほ君 リストを隠してこの問題を隠ぺいしてきた人間がなぜ救済ができるんですか。加害者が、申し訳ない、加害者がなぜできるんですか。検討してください、大臣。
○福島みずほ君 第三者機関にしろ、この機構法の理事長にしろ、救済をする人間が、この薬害を発生することに加担した、関与した人間は全部排除すべきです。大臣、どうですか。
○福島みずほ君 真相を語らない人間がなぜ救済ができるんですか。加担した人間がなぜ救済できるんですか。なぜ舛添大臣はそんなに厚生労働省をかばうんですか。この国会として理事長の首をすげ替えるべきだということを私自身は強くこれからも要求をしていきます。  カルテの問題が今日も出ており...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省もそれでよろしいですね、局長。
○福島みずほ君 今回の法案では先天性の人などが除外をされています。今後、取り残された人々について政府はどのように対処されるおつもりか、改めて決意をお聞かせください。
○福島みずほ君 フィブリンのりについてお聞きをいたします。  製薬会社が行った推計では、フィブリノゲン製剤の推定使用者数約二十八万例のうち、七万八千例についてはフィブリンのりであったとしております。これは自覚症状がないということで、投与された人には検診を受診してもらい、感染者を...全文を見る
○福島みずほ君 つまり、薬事法上承認されていないものを旧ミドリ十字はやっていたわけですよ。今、組織的でないとあったけれども、現に冊子を配って売っていたわけですよね。厳重警告ということですが、これはどのような重みがあるんでしょうか。
○福島みずほ君 甘いんじゃないでしょうか。これ実際、冊子を配るなどして、薬事法上フィブリンのりは承認されていないけれども使って、現に七万八千例使われているわけですよね。厳重警告でこれ終わりなんですよ。じゃ、使われた人間は一体どうなると思いますよ。これに関しては、法令違反となれば許...全文を見る
○福島みずほ君 企業は例えば業務停止命令になったり、例えばフルキャストやいろんなところも業務停止になったりしていますよね。法律を守らなければそうなったり、問題が起きればそうなわけです。  私はちょっと率直な感想として、製薬会社ってどうしてこんなに許されるのかというのが個人的に分...全文を見る
○福島みずほ君 企業はやはり今企業責任すごく追及されて、問題があれば業務停止になったり全部していますよね。何で製薬会社はのうのうと生き続けて薬害を生み続けるのか。どうですか。厚生労働省とのやっぱり癒着があるんじゃないですか。
○福島みずほ君 今回の法案では請求期限が五年です。その五年間で厚労省はどのような施策を講ずる予定でしょうか。受診の周知徹底や検査体制の充実整備などが必要と考えますが、予算措置と併せて具体的にお聞かせください。
○福島みずほ君 大臣、日本には先進諸国にはない三百五十万人の肝炎の患者がいます。これは極めて異例です。厚生労働省の根本的な責任、なぜこんなに肝炎の患者を大量に三百五十万人も生んだか。これは先ほど第三者委員会、検証委員会をやるということですが、私はやはり政官業癒着の問題や厚生労働省...全文を見る
○福島みずほ君 今日はみんなの努力で、みんなの血のにじむような努力で肝炎に対する法案が成立間近というふうになりました。これは大きな一歩ですが、救済されていない人をどうするか。そして、今日やっぱり一番言いたかったことは、この委員会で薬害について私たちがもう議論したり、法案を作ったり...全文を見る
01月23日第169回国会 参議院 本会議 第3号
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○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、福田政権に対して質問をいたします。  まず、命の問題に政治家として取り組んできた、尊敬する山本孝史さんの御冥福を心からお祈り申し上げます。  社民党は、今国会を命を守る国会と名付けます。命を守るため、特に税制、地方、医療、...全文を見る
01月31日第169回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  この表をちょっと見てください。(資料提示)  これが全国の各道路におけるキロ単価を表しています。佐世保道路、前防衛大臣の地元でありますが、一キロ二百億円も掛かっております。三十億、四十億も高いと思いますが、一キロ二百億円。ダイヤモン...全文を見る
○福島みずほ君 いえ、大臣結構です。総理、お願いします。
○福島みずほ君 五億円の保育園が二十個できるんですね、一キロで。八・三キロしかないところで二百億円。  総理、これについて妥当と思われますか。  いや、総理。いや、違う、ごめん。大臣もう聞きましたから、総理お願いします。
○福島みずほ君 総理お願いします。
○福島みずほ君 この単価が高いということについてどうかということです。  そして、これはインターチェンジの間隔が、佐世保みなとインターとそれから佐世保インターの間隔がわずか二・九キロしかありません。インターの間隔が二・九キロなんですね。在日米軍基地の前にインターチェンジがありま...全文を見る
○福島みずほ君 インターチェンジを米軍基地のところに造ったために、米軍の住宅十一戸を移動しました。建設費二十八億円は道路特定財源から支出しているということでよろしいですね。
○福島みずほ君 二十八億円、道路特定財源から出しているんですよ。だから、私たちは問題にしています。(資料提示)  十一戸造ったので、一戸二億五千万円の住宅です。日本人はウサギ小屋に住んでいて、道路特定財源で一戸二億五千万、要塞のような上に、この十一戸のために公園もある住宅を造っ...全文を見る
○福島みずほ君 これを見てください。(資料提示)市民のためではないんですよ。佐世保駅の駅前に高速道路が走っていて、駅前はみんなの広場になるはずなのに高速道路が走っているんです。インターチェンジは基地の前です。そして、二十八億円道路特定財源から使って、一戸二億五千万円の住宅です。先...全文を見る
○福島みずほ君 いや、総理。
○福島みずほ君 いや、結局無駄なんですよ。用地補償費がそんなにこの佐世保道路が掛かっているわけではありません。キロ単価だって用地補償費を除いて百五十億円です。二千二百億円ずつ毎年社会保障費をカットしていることで悲鳴が上がっている。そこで、他方、一キロ二百億円という、これ、じゃぶじ...全文を見る
○福島みずほ君 八・三キロでわずかな中、インターチェンジ造って、米軍基地の前にある、これは軍用道路と地元では言われています。何のために使うのか、国民の税金のこの使い道に関して問題です。  総理、社民党は暫定税率を廃止すべきだと考えています。そして、別途、環境税をつくるべきだと考...全文を見る
○福島みずほ君 総理、環境税についての導入、いかがですか。  ちょっと、総理に考えがないんですか。
○福島みずほ君 総理、総理。
○福島みずほ君 総合的ではメッセージが伝わりません。これをちょっと見てください。(資料提示)  日本は諸外国に比べて民生や運輸部門は結構頑張っているんですね。問題は産業部門です。産業部門が頑張って、CO2の削減のために頑張ると、そのことをきちっとやるべきだと。ですから、大衆大増...全文を見る
○福島みずほ君 外国に対して省エネは結構です。ただ、環境税を日本はきちっと導入をして、日本もCO2削減の努力目標をすべきだと。  鴨下大臣、総理、いかがですか。前向きにお願いします。
○福島みずほ君 総理、総理。
○福島みずほ君 各国のことを聞いているのではありません。日本国の総理大臣としての決意を聞いているんです。鴨下大臣は、環境税の導入を環境省は考えていると言いました。総理がやはりこれを踏み込むべきだと、議長国として、と思います。  本日、一キロ二百億円というとんでもない道路を紹介を...全文を見る
02月01日第169回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  本日、三名の死刑囚に対して死刑の執行が行われました。開会中に長勢法務大臣は十名執行しました。本日も、前回の三名に続いて鳩山大臣は処刑をされました。十名以上の死刑囚を処刑する、いわゆる死刑大国に日本はかじを切ったのでしょうか。
○福島みずほ君 鳩山大臣はかつて、ベルトコンベヤーで乱数表に何か基づいてやったらどうかとおっしゃいましたけれども、基準はあるのでしょうか。
○福島みずほ君 二〇〇七年十二月十八日、国連総会の場で、死刑執行停止決議が採択をされました。日本ももちろん国連に加盟をしております。モラトリアムを確立すること、あるいは死刑の適用が可能な犯罪の数を削減することなどがこの決議に盛り込まれています。  私は、決議があった後の執行なの...全文を見る
○福島みずほ君 ヨーロッパ、EUに加盟するためには死刑を廃止しなければなりません。トルコもロシアも廃止をしています。フィリピンも南アフリカ共和国も多くの国も廃止をしています。G8で死刑があるのはアメリカの幾つかの州と日本だけです。これに関して、外務大臣、法務大臣、ヨーロッパ、G8...全文を見る
○福島みずほ君 ヨーロッパ評議会のオブザーバーステータスを持っている五つの国の中に日本は入っており、アメリカと日本はヨーロッパ評議会から勧告を受けました。高村大臣はもちろん御存じだと思います。そのことをどう受け止めていらっしゃいますか。大臣お二人にお願いします。
○福島みずほ君 国民的議論をするために国会に調査会を設置するなり議論を続けるべきだと思います。  次に、国連人権規約第一選択議定書、いわゆる個人通報制度についてお聞きをいたします。  日本は条約を批准しておりますが、この部分だけ留保をしています。是非批准をしていただきたいと思...全文を見る
○福島みずほ君 二人の大臣です。
○福島みずほ君 いや、国際派のお二人ですから、もっと踏み込んで是非答えてください。  というのは、司法権の独立は世界ある程度共通の原則で、G8の国では、アメリカは個人通報制度は米州憲章によって持っており、他の国は全部国連の規約によって持っております。G8の中で個人通報制度を持っ...全文を見る
○福島みずほ君 答えになっていません。なぜ個人通報制度が日本だけないのかということに対する答えになっていない。司法権の独立は理由にはならないでしょう。
○福島みずほ君 司法権の独立がある他の国で個人通報制度があるのに、日本で司法権の独立を盾に拒むのは理由にならないと思いますが、どうですか。
○福島みずほ君 法制度も人権もダブルスタンダードではなくグローバルなものです。そういう態度では私は非常に恥ずかしいというふうに思います。  次に、一月二十四日、サンフランシスコ地方裁判所において沖縄ジュゴン訴訟の判決が出されました。この判決は基地建設によるジュゴンへの影響を回避...全文を見る
○福島みずほ君 一月二十一日には沖縄県知事も、防衛省の環境影響評価方法について、問題があり改善すべきとの意見書も出しています。ジュゴンは日本の宝物です。生物多様性というのは極めて重要で、国会にもいろんな人間がいることが重要です。環境が大事だという観点からすれば、これはやはりジュゴ...全文を見る
○福島みずほ君 防衛大臣、これは重要な裁判で、判決であり、アメリカの判決ですよね。日本のアセスメントが根本的に問われている、見直す必要があるんじゃないですか。基地建設はやめるべきだということを思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 基地建設をやめるべきだということを強く主張します。  次に、弾道ミサイル迎撃のためのパトリオット3、PAC3についてお聞きをします。  先日、あの新宿御苑で訓練をしました。新宿御苑でPAC3が配置されるということがあるのでしょうか。
○福島みずほ君 新宿御苑にPAC3が配置される可能性があるということですね。
○福島みずほ君 これは、私は新宿御苑で訓練があったということを聞いて驚いて、そして閣議決定があります。昭和二十二年の十二月二十七日、新宿御苑は国立庭園として一般に開放するとともに国民芸術の向上に資する諸施設を整備するという目的に反しているのではないですか。
○福島みずほ君 PAC3の配置のどこが国民芸術の向上に資する諸施設を整備することになるのでしょうか。国民が憩う新宿御苑や代々木公園がPAC3の配置先として検討され、検討される余地があることに強く抗議をします。危険です。絶対にやめるべきだということを強く主張します。  次に、残り...全文を見る
02月04日第169回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、総理に対して、雇用と医療に対してのリーダーシップについてお聞きをしたいというふうに思います。  まず、労働者派遣についてです。  グッドウィル、フルキャストが業務停止命令を受けました。十年間にわたり強制天引きなどは業界の常...全文を見る
○福島みずほ君 いや、舛添さん、厚生労働委員会でやっているので短くしてください。
○福島みずほ君 それが何の役にも立たなかったんです。適正、適切にやりますよということがこの十年間何の役にも立たなかった。このガイドラインは、だから役に立たないものです。ばんそうこうを張るふりして、ばんそうこうにもなっていない。重要なことは、日雇派遣をきちっと禁止をすること。  ...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど総理は、若者は日本の未来だと言いました。小泉・安倍政権において、格差や貧困の問題には認めもしなかったひどい政権だったと思います。にもかかわらず、福田総理は、少なくとも格差の存在は認めている、非正規雇用のことに問題があることは認めている。だとしたら、これからや...全文を見る
○福島みずほ君 総理のイニシアチブが一切見えません。  後期高齢者医療制度についてお聞きをします。  厚生労働省のホームページを見ると、「高齢者の方々にふさわしい医療を目指します。」「保険料負担を公平にします。」といいことしか書いてありません。四月一日から後期高齢者医療制度が...全文を見る
○福島みずほ君 七十五歳以上で健康保険制度をつくるなんという制度は世界のどこにもありません。当たり前です。こんなのつくったら破綻をするからです。  今回の補正予算に関しては、先ほど言った家族の扶養家族になることに関して半年だけ先延ばしをします。二千二百億円に関して与党からも質問...全文を見る
02月05日第169回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、民法七百七十二条についてお聞きをします。  法務省は、通達で、七百七十二条の規定により無戸籍となっている子供たちの解決を図られました。しかし、毎日新聞の調査によると、七十三市区で百二十七名の子供たちが無戸籍であることが分かりま...全文を見る
○福島みずほ君 実際、裁判も弁護士としてやりましたけれども、だからこそ法務省は通達を出されたと思うのですが、その通達によっても救済されない子供がいるという点についていかがですか。
○福島みずほ君 DNA鑑定によれば父親はだれかはもう明確ですので、是非通達の拡大をよろしくお願いします。大臣、どうですか。
○福島みずほ君 医療についてお聞きします。  医療機関での窓口でのレセプト発行を義務化すべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 ありがとうございます。  薬害を食い止めるためにも必要だし、架空請求、水増し請求も防ぐことができる。医療の質と安全も高めることができる。御存じ薬害被害者の人たちが、是非レセプトの義務化、無料で出すようにしてほしいということを強く要請をしています。  C型肝炎の...全文を見る
○福島みずほ君 医療事故について、厚生労働省は医療安全調査委員会をつくるとしておりますが、厚生労働省の中につくるとすれば、厚生労働省の責任は免れて、うっかりすると現場の医療従事者に責任が押し付けられる危険があるんじゃないか。これは、第三者機関、厚生労働省の中ではなく外につくるべき...全文を見る
○福島みずほ君 現場のお医者さんから実は不安の声が上がっています。ですから、これは厚生労働省の中ではなく、外につくるとか工夫が必要だと思いますので、よろしくお願いします。  私は、昨年、岩手県遠野市に行ってきました。公設助産院をつくって、何とか産婦人科がいない中で頑張っていまし...全文を見る
○福島みずほ君 万が一経産省が継続をしないならば、厚労省が責任持ってやっていただきたいんですが、どうですか。
○福島みずほ君 ありがとうございます。よろしくお願いします。  ところで、この図をちょっと見てください。(資料提示)平成二十年末まで、赤字国債の残額は三百十七兆円、国債全体では五百五十三兆円です。階段状に非常にがあっと伸びているわけです。どうしてこういうことになったんでしょうか...全文を見る
○福島みずほ君 総理、小泉政権、安倍政権下で特に階段状に急激に上がっているんですね。構造改革で国民に痛みをと言いながら、この赤字国債発行、国債の残高についてどうお考えですか。
○福島みずほ君 社会保障費はむしろ二千二百億円ずつカットし、社会保障で赤字国債が増えたわけではありません。アメリカ、EUは債務残高増加ゼロ政策を取っております。総理、日本のこの状況を異常と思われませんか。あるいは、今後どういう姿勢で改めていかれるのでしょうか。
○福島みずほ君 いや、総理。
○福島みずほ君 外国為替特別会計、外為特会についてお聞きをします。積立金は十七・四兆円ということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 お金があるじゃないですかと、こう言いたいんですね。評価損は現在四・六兆円の見合いだと財務省が言っていたことを考えると、積立金を崩すことも考えられるのではないでしょうか。借金ではなく、ある金を使えというのではどうですか。
○福島みずほ君 毎年の剰余金は幾らでしょうか。
○福島みずほ君 繰入れ金額ではなく、剰余金の金額は毎年幾らでしょうか。
○福島みずほ君 お金があるじゃないかと、こう言いたいんですね。三・六兆円あるわけで、道路特定財源でも二・六兆円議論になっていますが、剰余金で三・六兆円、これを、さっき一般財源化で入れているとおっしゃいましたが、もっと入れたらどうですか。全額入れたらどうですか。赤字国債買うよりずっ...全文を見る
○福島みずほ君 日本が持っている外貨証券は八十七・六兆円でよろしいですか。
○福島みずほ君 アメリカの米国債を幾ら持っていますか。
○福島みずほ君 では、日本政府が持っているのは六十五兆円のうちどれぐらいの割合でしょうか。
○福島みずほ君 これね、今まで質問してきたんですが、日本の税金じゃないですか。税金の使い道についてなぜ国会に言わないんですか。割合ぐらいでいいですよ。ざっくり幾らぐらいか、教えてください。
○福島みずほ君 シンクタンクやいろんなところでは大体七割から八割と言われていますが、それでよろしいですか。
○福島みずほ君 どこにどういうお金があるか明らかにしないし、それから剰余金が毎年三兆円あるのに、ちゃんとあるわけですよ。ですから、赤字国債をこういうふうにやるのではなく、お金の使い道を考えるべきです。  また、米国債を日本は世界のうち四分の一持っているんですね。世界中の米国債を...全文を見る
03月14日第169回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、道路特定財源についてお聞きをいたします。  ミュージカル、これは保坂展人議員も衆議院でやってきましたけれども、道路局やってきたミュージカル、これ百六、五億七千万円、道路特定財源から使ったということでよろしいですね。
○福島みずほ君 そして、河川局も同じところにミュージカルをやってもらっているんですが、(資料提示)百四か所、道路特定財源から幾ら支出をされましたか。
○福島みずほ君 治水特定財源から支出をされたということですね。
○福島みずほ君 同じところで、一方、道路局は道路特定財源でミュージカル百六回、もう一つ、河川局は治水特別会計からお金を出していると。一体これは何をやっているのか。  そして、これは二〇〇二年の六月二十九日、みち普請戦略会議というのを、谷口、当時道路局企画課長、現在は技監、彼がこ...全文を見る
○福島みずほ君 総理、いかがですか。
○福島みずほ君 このような支出についてはいかがお考えですか。──いや、総理、お願いします。
○福島みずほ君 いや、全く無駄遣いですよ。消防庁が最近後援でやっているこの同じ劇団は四千五百円お金を取っています。これ無料でしょう、完全に。ほとんど無料だと聞いていますが、冬柴大臣、いかがですか。
○福島みずほ君 ほとんど無料なのか、どうなんですか。
○福島みずほ君 ほとんど無料というふうに聞いておりますが、その内訳も教えてください。  では、冬柴大臣、先ほどみち普請戦略会議を二〇〇二年にやって、これからは世論に働きかけるとやって、特定財源を維持するために、自分たちでこういうことを無料で人を集めて特定財源からお金を出してやっ...全文を見る
○福島みずほ君 これは集会を開いているんですが、契約書です。  五千万、五千九百二十五万円、そして追加で一千万以上、一枚の紙切れだけで一千百万以上お金を使っている。結局六千万以上一回集会をやるのに使っています。三百人人を集めるのに六千万お金を掛けている。これはどうですか。これは...全文を見る
○福島みずほ君 シンポジウムの運営費としては二千四百万、もちろん広報とかは別でということでよろしいんですね。
○福島みずほ君 国民は聞いたらもう本当にあきれ返ると思います。一回三百人集める規模の集会やるのに六千万、これ契約書を見ますと、一枚の紙切れだけで一千万追加を払っているんですね。一枚の紙だけで一千万円以上お金が出るという、これは本当に信じられないですよ。  こういうお金の使い道に...全文を見る
○福島みずほ君 いや、大臣に聞いているんです。
○福島みずほ君 三千部作るのに一千万ぱんと追加して作っているんですよね。これは、やっぱり特定財源という国土交通省御用達の黒いへそくりがあるからここから出るんですよ。こんなお金の使い方、おかしいですよ。  このお金の使い道について、総理、冬柴大臣、感想を述べてください。
○福島みずほ君 総理。
○福島みずほ君 一回集会をやる、しかも三百人規模で六千万円やっぱりお金を使う感覚というのが、これはやっぱり特定財源だからだと思います。  みち普請戦略会議、自分たちでそのためにお金を使う、これについてはとことんやりますが、この体質とこういう形で宣伝やっている国土交通省に、特定財...全文を見る
○福島みずほ君 社民党は地方の道路はもちろん大事だと思っています。しかし、経費の節減とこんなでたらめなお金の使い方を一切なくすこと、そして透明性が必要です。そのためには一般財源化が必要だと思っています。  地方に行くと、実は医療について本当に悲鳴を聞きます。  先日、月曜日、...全文を見る
○福島みずほ君 明らかになりつつあることは、国土交通省の特定財源は黒いへそくりなんですよね。ドラえもんのポケットのように幾らでも出してきた。この構造を変えて、やっぱり必要なものに割り振っていかなければならない。(発言する者あり)これについては一般財源化、そして暫定税率を引き下げる...全文を見る
○福島みずほ君 総理は三月十三日付けメールマガジンで、これまで不安定な雇用に耐えて頑張ってきた人たちのために、ここで経営者の皆さんにはもう一段の努力をお願いしたいと思いますと書いていらっしゃいますね。  経営者に言うのはいいです。しかし、経営者頼みはおかしくないですか。政治とし...全文を見る
○福島みずほ君 総理、賃上げということでいえば、どの層のどの部分の賃上げが特に必要だとお考えですか。──いや、総理に聞いています、総理のメルマガですから。
○福島みずほ君 総理、具体的にどういう政策が必要だとお考えですか、賃上げのために。
○福島みずほ君 均等待遇や最低賃金、せめて時給千円以上、あるいは労働者派遣法の規制を強化するなど必要だと思います。  ちょっとこの表を見てください。(資料提示)この間、非正規労働者の増加がぐんぐんしています。それと、年収二百万円以下の人がそれとパラレルに上がっています。今は、年...全文を見る
○福島みずほ君 多様な働き方と言われています。二〇〇二年から社民党は格差是正で国会で質問してきました。ずっと多様な働き方と言われました。しかし、多様な働かされ方、年収二百万円以下でどうやって生計を立てるのか。  総理、ILOは、ディーセントワーク、人間らしい労働ということを言っ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、総理と、総理と話させてください。総理、お願いします。
○福島みずほ君 ディーセントワークは、基本的に直接雇用、常用雇用だということでよろしいですか。
○福島みずほ君 経済財政諮問会議の規制改革会議は第二次答申を去年の十二月二十五日に出しました。相変わらず労働者派遣法は解禁、全面的に解禁すべきだ、直接、事前面接も解禁すべきだ、相も変わらずこんなひどいことを言っています。  総理、この答申、経済財政諮問会議の答申は総理にされてい...全文を見る
○福島みずほ君 経済財政諮問会議が去年十二月二十五日に答申を出しました。いや、規制改革会議の方ですね、済みません。規制改革会議が去年十二月二十五日に答申を出しました。労働法制の規制緩和を相変わらず言っています。この点について総理は肯定をされますか。
○福島みずほ君 では、提案という形で、問題意識という形で提案されていますね。これについて、総理、この問題意識についてはどうお考えですか。
○福島みずほ君 ありがとうございます。  規制改革推進のための第二次答申、こういうふざけたものを出す。厚生労働大臣は労働者の立場から駄目だと今明言しました。総理、こういうものを出し続ける、問題意識としても、規制改革推進会議、これはもう首にした方がいいんじゃないですか。どうですか...全文を見る
○福島みずほ君 ディーセントワーク、人間らしい生き方、日雇派遣は問題だという時代に、なぜこういうことを問題意識として出すのか。もう撤回してくださいよ。  総理、日雇派遣の働き方、分かると思います。あした自分が働けるかどうか分からない、一日六千円から七千円、労災に遭ってもきちっと...全文を見る
○福島みずほ君 社民党は、労働者派遣法に関しては、派遣業務を見直して専門業務に戻す、常用型派遣を基本として日雇派遣は禁止する、マージン率、別の言い方をするとある種のピンはね率ですが、マージン率の上限規制を設定するなどを提案をし、法案を今作っている段階です。  日雇派遣がなぜ起き...全文を見る
○福島みずほ君 日雇派遣を二か月以下は禁止するとかガイドラインを出すということではこの問題は解決しません。製造業も含め派遣が広がり、偽装請負が広がり、どんどん広がっていて、ディーセントワークなんて存在しないんですよ。本当にひどい働き方。  昨日も津田議員から名ばかり管理職のこと...全文を見る
○福島みずほ君 政治がやるべきことを放棄しているということを強く訴え、私の質問を終わります。
03月17日第169回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、劣化ウラン弾についてお聞きをします。  去年十二月、国連の総会で議決がありました。五月までに日本政府が意見を国連事務総長に対して言うことになっております。日本は被爆国、劣化ウラン弾の廃絶に向けてリーダーシップを是非取っていただ...全文を見る
○福島みずほ君 是非、ここで廃止に向けて注視すると同時に、意見表明を求められているわけですから、日本がイニシアチブを取ってほしい。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 北欧諸国がそうであるように、予防原則に基づいて、これは日本は被爆国ですので踏み込んでもらいたい。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 日本はこれこそイニシアチブを発揮すべきだと考えます。  次に、クラスター爆弾についてお聞きをします。  二〇〇八年、オスロ・プロセス、ウェリントン宣言が日本を含む八十二か国の署名によって成立をしました。日本はこの会議の中で代替案を出していますが、どのようなもの...全文を見る
○福島みずほ君 地雷防止に関しては、故小渕首相が極めて頑張ったという経緯があります。部分禁止ではなく、クラスター爆弾など非人道的兵器については日本が踏み込んでほしい。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 今年サミットがありますが、是非、外務大臣、主要国を引っ張るようにお願いしたいですが、いかがですか。
○福島みずほ君 クラスター爆弾、劣化ウラン弾に関しては、これは非人道的兵器の禁止ということで日本が強くイニシアチブを発揮するようお願いいたします。  次に、昨年十二月、海上自衛隊ヘリ搭載護衛艦「しらね」の戦闘指揮所が火災となりました。原因は何で、損害は幾らでしょうか。
○福島みずほ君 新聞には、私物が持ち込まれてそれが燃えたとなっておりますが、そうではないんですか。
○福島みずほ君 昨年十二月、今三月、なぜ原因すら分からないんですか、火災の。
○福島みずほ君 隊員の私物の保冷機の過熱が原因というふうに報道されていますが、これは間違いなんでしょうか。
○福島みずほ君 国有財産が燃えて、被害は六百億から三百億と報道されていますが、原因すら究明できない。しかも、何でこんな火災が起きるのか。やっぱり不祥事が余りに続いているということについては、大臣、いかがですか。
○福島みずほ君 不可解で、しかもいまだに分からない。こういう火災で全部燃えてしまうのは異常事態だと思います。やっぱり、でたらめなことが続き過ぎているんではないかと強く申し上げたいと思います。  次、思いやり予算についてお聞きをします。  新聞報道で、思いやり予算の人件費の二割...全文を見る
○福島みずほ君 国土交通省の特定財源で旅行に行ったという話で皆やっぱり怒っているわけですよね。でたらめなお金の使い道、全部、税金なわけですから。税金でゴルフコース整備人五十二人、バーテンダー、バー関係九十三名、例えば雇っていると。国民はどう思うでしょうか。必要なものは、その必要と...全文を見る
○福島みずほ君 税金の使い道としておかしいですよ、やはり。例えば、光熱費に関して、アメリカに帰るときにクーラーを付けっ放しにして帰るという話を聞いたことがあります。光熱費の無駄遣い等についてはいかがですか。
○福島みずほ君 ほんのちょっとだけ減ったんですよね。でも、基本的には変わっていません。やはり、これは必要なお金かどうかということを検討しないと、国民が社会保障のカットで苦しんでいるときにこのやっぱり思いやり予算の中身を聞けば、自分たちの払っている税金の使い道としてどうかと、やっぱ...全文を見る
○福島みずほ君 あらゆるものは聖域ではありません。日本の経済状態が悪く、社会保障費をカットしている状況でのこの思いやり予算には承服ができないというふうに思います。  次に、「あたご」、イージス艦の問題についてお聞きをします。  航海長が市ケ谷に来たというだけではなく、「あたご...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、何をしたんですか。
○福島みずほ君 何にもしていないんですよ。それでよろしいですね。
○福島みずほ君 護衛艦隊幕僚長は、「あたご」に行って、「あたご」の船の上からファクス、あるいは事故当時の状況について連絡をしましたか。
○福島みずほ君 「あたご」に乗り込んで乗組員の聴き取り調査を行い、その聴き取った事故当時の状況をメールで送信しているんです。事故状況についてヒアリングをやって調査しているじゃないですか。海上保安庁に一言の了解もなく、一言も知らせず、「あたご」に乗り込んで調べて、メールを送り、帰っ...全文を見る
○福島みずほ君 二月二十五日、衆議院予算委員会において社民党の重野幹事長に対して、現在のところ、私どもとして、捜査の厳正、公平を確保する観点からいたしておりませんと。もっと全文読めば、「現在のところ、私どもとして、「あたご」の艦長以下の乗組員に接触するということは、捜査の厳正、公...全文を見る
○福島みずほ君 笠議員の質問に対して、だれから聴取、だれが聴取をしたという主体言ってないじゃないですか。あなたは、どこかで防衛省が乗組員に接触をして聴いたということを言ってないじゃないですか。言ってないですよ。あなたはどこでもそれを言っていないにもかかわらず、社民党の幹事長に対し...全文を見る
○福島みずほ君 この二月二十五日の予算委員会の発言は、裁判であれば明確な偽証罪です。明確な偽証罪です。接触してない、現在のところ接触していないと言っていて、しかしその後、事実が分かったわけですよ。市ケ谷に呼んだだけでなく、「あたご」に送り込んでヒアリングして、その結果、メールを送...全文を見る
○福島みずほ君 捜査の妨害にしないためだったら両方、海上保安庁、なぜ同席させないんですか。海上保安庁が接触をする前に、一日掛けて「あたご」で護衛艦、幕僚長が部下三人連れてヒアリングやっているんですよ。結果送っているんですよ。これ、妨害していると人は思うじゃないですか。
○福島みずほ君 虚偽の答弁を国会でしたということを重要視しているわけです。送り込んで、しかも呼んでヒアリングをしている。しかし、その後、国会の答弁の中で接触を私どもとしてはしていないという全く客観的に違うことを言っているじゃないですか。この発言をこれ以外の日本語として読むことはで...全文を見る
○福島みずほ君 でたらめですよ。その前の分は海上保安庁から聴いたかもしれないじゃないですか。だれから聴いたか言ってないんですよ。海上保安庁から聴いたかもしれない。あなたのこの重野議員に対する答弁、現在のところ、乗組員に接触することはいたしておりませんと答えていることと明確に違うじ...全文を見る
○福島みずほ君 この期に及んでこのような答弁を防衛大臣がされることが理解ができません。あなた自ら防衛大臣室でヒアリングをやって、それをやっているんですよ、事故当日。自分自身が防衛大臣室に呼んでヒアリングをやって直接聴いているんですよ。にもかかわらず、二十五日、私どもとして接触する...全文を見る
○福島みずほ君 国会の中で虚偽答弁し、結果的に二人が行方不明であるということを重く受け止めるべきだと考えます。  石破大臣は別の答弁の中で、本来、普通の国であれば軍隊というのは捜査権限が入るべきではないものである、軍事法廷があればそこで裁かれるものだということを言っていて、これ...全文を見る
03月18日第169回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私は女性ですから、女性が活躍し、生き生きと活動することはすばらしいと思い、かつ応援をしたいと思っています。しかし、女性がたくさん、道造り、道普請に多くの女性が活用をされています。  道守、道を守ると書きますが、道守くまもと会議事務局...全文を見る
○福島みずほ君 こちらで公開されているもので調べたところ、パンフレットや企画運営で一億二千万以上、三年間で随意契約で受注をしておりました。  金額は若干違いますが、何を言いたいかといいますと、その人は市民の集会で、例えば、暫定税率は絶対に引き下げてはいけないと二月も発言をしてい...全文を見る
○福島みずほ君 利用しているんじゃないですか、国土交通省が。  例えば、コンサルタントとして国土交通省が頼んでいる会社の職員が、今度はNPOの、道の問題についてのNPOの代表を務め、発言をする。すべて国土交通省と同じ見解の発言をするわけです。これは自作自演じゃないですか。全く関...全文を見る
○福島みずほ君 一日三時間やるシンポジウムで諸経費なぜこんな二千万も掛かるのでしょうか。三百人入るということですが、三百人入ったんでしょうか。
○福島みずほ君 これは未知普請全国大会の、これがシンポジウムなんですが、これは契約書では、中部地方整備局の東海幹線道路の事務所長の高木正幸さんがこの契約の六千万円の発注をしております。どんなシンポジウムだったかというと、高木正幸さんが活動報告をやっています。活動報告を四人やる中で...全文を見る
○福島みずほ君 今、二十万でできるよという声が上がりましたが、そのとおりだと思います。  一つは無駄遣い。道路特定財源で、しかもこの契約書は土木設計業務等委託契約書なんですよ。六千万ばんと出ているという無駄遣いの問題。じゃぶじゃぶ使っている。  二つ目は、自作自演ということで...全文を見る
○福島みずほ君 この六千万というのはもうけた外れに多いわけですが、ミュージカルもそうです。でも、ミュージカルは単に舞台の上でやるミュージカルです。  しかし、問題なのは、この未知普請運動がNPOを巻き込んでという形を取りながら、コンサルタントを頼んでいるところの職員がNPO法人...全文を見る
03月25日第169回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日は本当にありがとうございます。  まず、外為特会、外国為替特別会計について河村参考人にお聞きをいたします。  外為特会は、日本は非常に巨額、ありますし、外為特会はどうあるべきか。  社民党自身は、今財政が非常に逼迫しており、財政再...全文を見る
○福島みずほ君 ディスクロージャーの議論がありましたが、日本政府は米国債をどれぐらい持っているかを明らかにしていません。  河村参考人はどれぐらいだと試算をしていらっしゃいますでしょうか。
○福島みずほ君 アメリカはホームページで公表しているので、大体これぐらいだろうという日本のエコノミストは試算をしておりますが、日本は、私が言うまでもなく、世界の四分の一の米国債を保有をしております、民間と国合わせて。  サブプライムローンもそうですが、EUが相対的に地位が向上し...全文を見る
○福島みずほ君 両公述人は地方の活性化ということについて非常に考えていらっしゃると思いますが、まず河村公述人に、論文の中で地方自治体の起債マネジメントの方向性という論文を大変面白く読まさせていただきました。  雪降る夕張に行ったときに、やはり起債をどんどん自治体がやってきて、三...全文を見る
○福島みずほ君 赤字国債というか国の借金の点について御両人も先ほど少しおっしゃいましたが、赤字国債の残高がもう莫大であると。  日本の、ちょっと話が大きくなって済みませんが、財政再建はどうあるべきかということについて、山崎公述人、河村公述人、お願いします。
○福島みずほ君 前鳥取知事でいらした片山さんが、道路特定財源というふうに特定財源と縛らずに、医療に使うのか、雇用に使うのか、道路に使うのか、道路を走るバスの補助に使うのか、地方自身が選択できるようにすべきではないか、そのためにとにかく地方分権をやるべきだというのは私たちのあるべき...全文を見る
○福島みずほ君 高速道路無料化の点についての山崎公述人の御意見、非常に論文も含めて面白くというか、非常に参考にさせていただきます。  もう一つ、論文の中に郵政民営化のことがありますので、郵政民営化した後の今の現状と郵政民営化についての御意見を教えてください。
○福島みずほ君 では河村公述人、済みません、一分なので貴重に使って。  社会保障費などの二千二百億円のカットを何とかやめさせたいと思っているんですが、財政全般の削減や今の予算の在り方についての御意見を一言教えてください。
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は御両人、どうもありがとうございます。  社民党は、二〇〇二年から格差是正ということで、経済財政諮問会議、規制改革会議の方針に真っ向から対決をしてきました。  八代公述人にまずお聞きをいたします。  二千二百億円ずつ毎年形式...全文を見る
○福島みずほ君 私たちも反対ですし、厚生労働省ももうできないとはっきり言っているわけです。経済財政諮問会議は間違っていると思いますが、どうですか。私が手法が間違っていると明確に思うからです。ベッドに合わせて手足を切る。つまり、国会でもそうですが、ここに無駄がある、ここに無駄がある...全文を見る
○福島みずほ君 では、厚生労働省がここに無駄があるしここはこう考えるという提言を経済財政諮問会議は尊重されたらいかがでしょうか。厚生労働省はもうできないと言っているんですよ。つまり、二千二百億円を形式的に押し付けるから現場が悲鳴を上げているわけで、経済財政諮問会議の手法に極めて問...全文を見る
○福島みずほ君 そうです。
○福島みずほ君 これが出しているものが労働ビッグバン路線そのものだと思ったもので、そういうふうに質問をいたしました。  この間、経済財政諮問会議は労働法制の規制緩和を提案をずっとされ続けてきております。御手洗さんは、派遣法に関しては事前面接をなくせ、あるいはもっと業種の制限を全...全文を見る
○福島みずほ君 労働者派遣法の期間を撤廃したり、労働者派遣法の規制を緩和することが質の高い労働にどうつながるんですか。
○福島みずほ君 三年あるいは五年、今は三年もありますが五年、長く働くのであればなぜ直接雇用にしないのか。均等待遇は本当に進んでいません。  舛添大臣は、ディーセントワークに関して、ILOが言っているように直接雇用、常用雇用が望ましいと言いました。私もこれはそのとおりだと思ってお...全文を見る
○福島みずほ君 派遣が全部悪いなんて言っていません。非正規雇用が拡大をした結果、年収が二百万円以下の人が今四分の一にもなった現状、あるいは多くの派遣の人たちに今まで会ったからです。  正社員が長時間労働だというふうにおっしゃいました。正社員の働き方も問題です。では、お聞きをしま...全文を見る
○福島みずほ君 今、名ばかり管理職というものがマックなどの判決で出ておりますが、ホワイトカラーエグゼンプションは管理職一歩手前の人間に関しても労働時間規制をなくすもので、先ほど八代議員は、正社員だって長時間労働だとおっしゃいました。私たちは、正社員の本当に死ぬほどこき使われる、非...全文を見る
○福島みずほ君 賃金は九年間、御存じのとおりみんな下がり続けていますし、労働分配率も年々下がっています。企業が空前の好景気でありながら労働者の生活が良くない、そして、少なくとも労働者派遣法の規制緩和が日雇派遣、製造業まで及んで、日雇派遣が製造現場に拡大をしたと、明確に法律の結果だ...全文を見る
○福島みずほ君 偽装請負があるから派遣は製造業にも導入すべきだとしましたが、請負にもメスを入れず、派遣を製造業にも拡大をした結果、現状ではひどい状況になっていることは八代公述人は御存じだと思います。  社会保障費の二千二百億円のカットや労働法制の規制緩和や様々な構造改革が人々の...全文を見る
03月27日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、原爆症認定についてお聞きをいたします。  三月十七日、原爆症認定の新しい審査方針が示されました。現在、全国で原爆症認定についての裁判が起きております。その原告の中の三分の一程度しか救済されないのではないかという声が上がっ...全文を見る
○福島みずほ君 新しい審査の方針には、原因確率を改めとあります。これまでの原爆症認定に関する審査の方針に問題があったと認識しているということでよろしいですね。
○福島みずほ君 今回の審査の方針が前よりも広がっているということは、今度の審査方針でですね、ということは私にも理解ができます。しかし、問題は、せっかく判決などで獲得をしてきたことからはるかに後退をしていて、救済をする人間が限定がされているということです。  例えば東京地裁の判決...全文を見る
○福島みずほ君 放射線起因性の判断において、被爆地点が爆心地より約三・五キロ以内である者とありますが、明確に三・五キロメートルとなぜ区切ることができるんでしょうか。その根拠は何でしょうか。
○福島みずほ君 ちょっと全く理解ができないんですね。  例えば、いろんな方たちの証言やいろんなものを見ますと、例えばある方の、これは原告団長の訴えなんですが、一番最初に亡くなった人は四キロの地点でセミ捕りをしていたときに被爆した同窓の友人であると、被爆から十年目だったけれども、...全文を見る
○福島みずほ君 それは違うと思うんですね。  新しい審査の方針の、これによりますと、積極的に認定する範囲、一、被爆地点が爆心地より約三・五キロメートル以内である者。確かに、入市をしたというほかの例外規定はありますけれども、基本的にはっきりと、三・五キロ以内である者を積極的に認定...全文を見る
○福島みずほ君 いや、今の話を聞くと、一応三・五キロとあるけどそれ以外も非常に広く認定するというふうに聞こえますが、新しい審査の方針ですと、積極的に認定する範囲、一、二、三とありますが、二、三に関してはまたいろいろ要件がありますよね。そして、二、一に該当する場合以外の申請について...全文を見る
○福島みずほ君 ですから私が申し上げているわけです。総合的考慮というと聞こえはいいけれども、やはり実際申請をすると三・五キロということで切れてしまうんじゃないか、被爆者の皆さんはそこにやっぱり不安を持っているわけです。  じゃ、逆にお聞きしますが、総合的に判断するときの判断基準...全文を見る
○福島みずほ君 裁判所は三・五キロメートル、多くの裁判例があり、裁判所で長く原告、被告と争って、証拠を出し、認定してやってきたわけですね。その裁判所は三・五キロで区切れと、今答弁あったとおり、言っていないんですよ。だから、私の質問は、なぜ三・五キロで、基準で一応切るのか。それ以外...全文を見る
○福島みずほ君 裁判所でその三・五キロで区切るなんということは全く採用されていないわけです。  今回、大臣、明らかにやっぱり広がっていることは私は認めるんですよ。しかし、さっき、冒頭大臣がおっしゃったように、被爆者の皆さんもう高齢になっていらっしゃるので、その点でいえばやっぱり...全文を見る
○福島みずほ君 大臣、裁判所では、例えば甲状腺機能低下症を放射線起因性があると言っているわけですよ。裁判って、間違うこともあるけれども、長い積み重ねの中で判決が出るわけですよね。であるにもかかわらず、審査方針からは漏れていると。三・五キロという裁判所では認定されていない基準も設け...全文を見る
○福島みずほ君 私は、今日、判決よりも後退しているということを質問してきました。高裁判決が出て、今回の方針を超える基準が示された場合、大臣、審査方針を見直しますね。
○福島みずほ君 被爆者の問題は、在外被爆者と二世、三世の問題もあります。二世、三世の問題については、健康診断に関してはがん検診が入っておりません。是非入れていただきたい。どうですか。
○福島みずほ君 検討したいということは、前向きということでよろしいですか。
○福島みずほ君 力強い前向き答弁と受け止めます。また、審査方針については是非見直すよう強く要請をいたします。  次に、お産のことについてお聞きをいたします。社民党は産声の聞こえる街づくりプロジェクトチームを作り、岩手県、秋田県に行き、先日、東京の病院に行き、今度長野に一泊二日で...全文を見る
○福島みずほ君 舛添大臣はお産の問題について大変理解があって、非常に施策を出してくださっていると思っています。  私は、産婦人科を増やすことと助産師さんの活用、助産師さんも院内助産所の促進だとか助産所の応援、あるいは医師法十九条を見直すか、もっと産婦人科とのネットワークをつくる...全文を見る
○福島みずほ君 健診の問題について質問し、随分進展があったことを感謝をしています。健診の補助に関して今都道府県、市町村、厚生労働省が言ったことで随分動いてきていることを実感しています。  助産師さんが無料健診の補助券を使えないというのがあったんですが、厚生労働省は通達をかつて出...全文を見る
○福島みずほ君 以上です。ありがとうございました。
03月28日第169回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、総理は二月二十六日の衆議院予算委員会で、社会保障費の抑制には限界がある旨の発言をされました。骨太方針二〇〇六では五年間、二千二百億円ずつ社会保障費のカットを言っております。総理は政策転換をされるんですか。
○福島みずほ君 舛添厚生労働大臣は、二千二百億円のカットをもうできないというふうに言っています。総理、政策転換をすべきではないですか。
○福島みずほ君 厚生労働大臣も総理も限界があると言っている。でも、ひどい政府ですよ。これから五年間、二千二百億円、社会保障費のカットをやると言っているわけだから。  総理、道路特定財源のお金の使い道と比べて、社会保障費、形式的に二千二百億円カットすることの政策転換をすべきだと考...全文を見る
○福島みずほ君 私の質問とずれていると思いますが、社会保障費のカットに関して閣議決定をした骨太方針は撤回すべきではないかとお聞きしたんです。
○福島みずほ君 道路特定財源のこんなお金の使い道をして、これから五年間、二千二百億円形式的に社会保障費のカットをやることを維持するという政府は、国民の生活を見ていないと断言をせざるを得ません。  昨日の総理の記者会見についてお聞きをします。  閣議決定を経なかった理由は何でし...全文を見る
○福島みずほ君 事前に閣議決定を経なかった理由は何ですか。
○福島みずほ君 いずれっていつですか。
○福島みずほ君 二十一年度から一般財源化すると決定をされた理由は何ですか。
○福島みずほ君 一般財源化に切り替えた理由は何ですか。
○福島みずほ君 総合的とはどういうことですか。
○福島みずほ君 冬柴大臣、これでよろしいんですね。
○福島みずほ君 来年度から一般財源化ということは、今まで冬柴大臣がおっしゃっていたことと合致していますか。
○福島みずほ君 二十一年度から一般財源化ということはこの委員会で冬柴大臣がおっしゃっていたことと合致しますか。これでいいんですか。
○福島みずほ君 暫定税率の廃止について、現時点における総理の考え方はどうでしょうか。(発言する者あり)いや、ちゃんと言いましたよ。
○福島みずほ君 総理に、暫定税率についての総理の考え方はどうですかと質問いたしました。どういうふうに考えているか。(発言する者あり)はい、そうです。──いや、それは総理に、いや、済みません、総理、ごめん、総理にお願いします。だって、総理が昨日記者会見でおっしゃったわけで、この委員...全文を見る
○福島みずほ君 暫定税率について、今総理はどうお考えですか。五年以内に廃止するという考え方なんですか、どうなんですか。
○福島みずほ君 分かりました。二十一年度から暫定税率を廃止するのであれば、社民党は一般財源化にも賛成、暫定税率は四月一日から下げるべきだと考えますが、二十一年度から暫定税率廃止ということを重く受け止めます。
○福島みずほ君 暫定税率についての総理のお考えを聞いたと思ったんですが。
○福島みずほ君 野党は暫定税率廃止がほとんどです。社民党もそうです。総理のおっしゃる暫定税率の考え方では私たちにとって全くゼロ回答ですが、いかがですか。
○福島みずほ君 先の話です。
○福島みずほ君 二十一年度に廃止すると言い、あるいは、全くそれは先送り、まだ分からないという話であれば、私たちにとっては理解が不可能です。  今日総理は、この委員会で法案を早く上げていただきたいと言いました。法案は、十年間暫定税率を維持する、一般財源化は基本的に織り込んでいませ...全文を見る
○福島みずほ君 総理は、法案を上げてくれと言いながら、それと違うことを昨日の記者会見でおっしゃっている。暫定税率についてはゼロ回答、一般財源化の道を打ち出しながら、極めて残念で、支離滅裂だと言わざるを得ません。  次に、全国の道造りに熱心な女性団体が一堂に会するイベントが本年一...全文を見る
○福島みずほ君 平成十七年九月の契約書には、全国で展開されている女性のみちづくりに関する活動と連携し、女性モニター活動の組織的な活動を参加者自らが行い、市民団体やNPOの立ち上げに向けた全体会議の企画検討及び実施をすることになっています。  全体会議をやっているんですが、ワーク...全文を見る
○福島みずほ君 契約書がありますけれども、この金額は違いますし、事前のレクでは一億円というふうに答えていました。つまり、女性団体の立ち上げも含めた契約書をやり、その人間、コンサルタント会社自身の社員が、自分が自ら運動をやる。道フォーラムの契約書や全部シナリオを手に入れました。国土...全文を見る
04月01日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  三月三十一日までに一人残らず救済するとかつて舛添大臣が公約をしてくださいましたので、その件についてお聞きをいたします。  ねんきん特別便、社民党にも来ました。あろうことか、衆議院保坂展人さん、年金問題で追及している彼のところにねんき...全文を見る
○福島みずほ君 名寄せシステムの開発経費も入れて十二億ということなんですか。
○福島みずほ君 国会議員含めてもこのように名寄せの作業で来ているわけですね。厚生年金がずぼっと落ちているというのが来ておりまして、どういう形で一体やったのか、ITの研究者や第三者を入れてこの検証をすべきではないか。つまり、元々どんなことをやったらこんなずさんなことになっているのか...全文を見る
○福島みずほ君 実はこれだけ抜けているということから、概略は、ざっくりしたところは聞いているのですが、実はこちら側はプログラムの組み方やいろんな点が不十分だったのではないかという疑いも持っておりまして、この疑いを晴らしていただくために、もっと細かく開示をしていただくということをお...全文を見る
○福島みずほ君 保坂さんの場合は成功かもしれないんですが、ただ、要するにどういう作業をやったのかという細かい中身の開示をお願いしたいということで、今日は細かく聞く必要はありませんので、そのプログラムの具体的な中身とか細かく後ほど私に開示してくだされば結構です。よろしいですか。
○福島みずほ君 保坂さんの場合は失敗しているんですね。というのは、国民年金としか書いてないんですよ。名寄せはうまくいってないんですよ。二つの厚生年金は書かれていない。本人がぼうっとしていると見過ごしてしまう中身なんです。  ですから、私がお聞きしたいのは、やっぱり国民年金だけし...全文を見る
○福島みずほ君 参議院厚生労働委員会として視察を理事会に諮ってくださるようお願いいたします。
○福島みずほ君 次に、医療事故第三者機関についてお聞きをします。  この検討会の第三次試案が今週末か来週中に出ると聞いています。私は、医療過誤がなくなることがいいと、検証されることはいいと思います。  しかし、警察に通報するという仕組みについて実は大きな懸念を持っております。...全文を見る
○福島みずほ君 これは、カルテの改ざんなどの悪質な事例、医療事故のリピーター、故意、重大な過失のみに限定というふうに聞いています。  ただ、重大な過失は裁判にならないと分からないんですよ。それを重大な過失とだれが認定するのか。私は、諸外国にもこういう例はないじゃないですか。第三...全文を見る
○福島みずほ君 私は刑事処罰に聖域を設けることは法律上はできないと思っています。しかし、必要があれば遺族や一般人は告訴、告発ができるわけで、この仕組み、第三者委員会が警察に通報するという仕組みを設けていることに疑問を持っているわけです。  重大な過失というのは結果ではありません...全文を見る
○福島みずほ君 では、なぜ労働法の適用をするのでしょうか。
○福島みずほ君 今日は、栃木のイチゴ農園で三百六十五日重労働をしていた中国人研修生も傍聴に来てくれています。  研修生、たくさん今まで問題やりました。時給三百円程度の労働力、あるいはもう三百六十五日朝から晩まで働くと。実質的には単純労働の受入れという形で、技術移転というのはカム...全文を見る
○福島みずほ君 労働法制は実態に即して適用するというのは今までの厚生労働省の立場です。労働者であれば労働法の適用がある、これはもう不法就労だろうが何だろうが労働法の適用があるというのはお分かりのとおりで、厚生労働省のもう長年の方針です。  では、改めて労働法の適用ありとする意味...全文を見る
○福島みずほ君 研修生に労働者性はあるんですか。
○福島みずほ君 労働者性はないのに、なぜ労働法の適用をするんですか。
○福島みずほ君 いや、よく分からないんですよ。  研修制度は、実質的には単純労働者の多くは受入れとしてやってきて、すさまじい単純労働、アメリカ国務省からもこの人身売買的なものをとても批判されたものです。ですから、労働法を実は適用されるのはいいことだと思います。  しかし、一方...全文を見る
○福島みずほ君 これからどうなるんでしょうか。労働者受入れの制度として研修制度を使ってはいけないと思います。三年間だからいいじゃないかと思うかもしれないけれども、三年間の間に、労働力としてではなくて、人間なわけですからいろんな環境整備も必要です。その辺の覚悟なくして単純労働者とし...全文を見る
○福島みずほ君 一部ではなくてほとんどが単純労働の実は移入だったのではないですか。
○福島みずほ君 単純労働力として見ない技能移転だというんだったら、三年間研修制度として、その制度として技能移転でやるべきで、単純労働の扱いはやめさせるとかそっちの方が良くて、労働法の適用ありとするのは、単純労働ではないとしながら労働力の移入をしていることになるんじゃないですか。
○福島みずほ君 研修生は労働者ではない、しかし労働法の適用ありというのはやはり理解できないと。単純労働の移入としてやることについては問題ありということを指摘し、今後も追求していきます。  一点だけ。生活保護の通院の問題はこの委員会でも問題になっています。三万円以上使っている人に...全文を見る
○福島みずほ君 いや、ごめんごめん、問いに答えて。
○福島みずほ君 はい。  順序が逆であると、きちっとサンプリングして調査をして結論出すのはいいけれど、最近の厚生労働省はばあんとひどい方針出して後から調査をし、しかも発表しない。あるいは、結果を発表するかもしれないけど恣意的であるということを申し上げます。  外国人研修制度担...全文を見る
04月08日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  社民党は、産声の聞こえる街づくりプロジェクトチームをつくり、今まで岩手、秋田、東京、長野と視察に行ってきました。私自身も、六日、七日、日曜日、月曜日と長野県に行ってまいりまして、舛添大臣が行かれた飯田市とそれから上田市の両方に行ってき...全文を見る
○福島みずほ君 対応が必要な休止医療機関というリストがありますけれども、現場に行くと本当にもう死活問題です。厚生労働省はこの委員会でも集約化と言ってきましたけれども、この長野国立病院は地域周産期母子医療センターなわけですよね。要するに、産婦人科がいなくなれば子宮がんとかがんの治療...全文を見る
○福島みずほ君 八月までに必ず確保はできますでしょうか、どうですか。
○福島みずほ君 地方に行きますと、やはり開業医の皆さんも頑張っているんですが、国立病院、県立病院、特に地域に密着ですと市立病院が地元の中核病院として非常に大きな役割を果たしている。御存じ、どこも赤字だったり財政難で苦しんでいます。今日も他の委員からも質問が出ましたけれども、大臣、...全文を見る
○福島みずほ君 これはもう力を合わせて税金を投与し、それから配分に関してやはり国がコーディネートをもうすべき段階が来ている。任せておくべきではなくて、国が医者も含めてある程度身を乗り出して人材配置をやらないと、これはもう無理だと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 財政上の援助はいかがですか。
○福島みずほ君 今、公立病院は、高知県は県立、市立をPFIにしてオリックスが受注をすると。あるいは民営化したり指定管理者になったり売却をしたり、今非常にひどい、ひどいというか、地域の中で住民のためにということがなかなか果たせない。  自治体病院の疲弊について総務省にお聞きをしま...全文を見る
○福島みずほ君 三位ばらばら改悪と町村合併などで自治体病院はどんどんなくなっていっているんですね。ですから、もう本当に総務省は公立病院を育てていくという立場で、これは本当によろしくお願いします。  舛添大臣、舛添大臣おっしゃるとおり、超短期、短期、中期、長期ぐらいの、本当にやら...全文を見る
○福島みずほ君 看護師さんや助産師さんの権限の拡大や医療クラークの人の活用はもちろん大事です。しかし、そもそも産婦人科がいなければお産ができないという問題がありますので、私は地方を回れば回るほど、やっぱりお医者さんの争奪戦をやっているという、これはやっぱり異常な事態、もう人災だと...全文を見る
○福島みずほ君 そうすると、保険組合は必死でメタボを減らすようにするし、でもおかしいじゃないですか。職業柄太っている人は、お相撲さんたちは別かもしれませんが、要するに、一人一人が健康であることが大事なのに、何でこうやって上から、女子高生のスカートは下から何十センチと決めている校則...全文を見る
○福島みずほ君 メタボ健診そのものが怪しいというか問題ということと同時に、今日の私の質問は後期高齢者医療制度への拠出金、インセンティブではなく、要するにペナルティーとしてやるわけですよね。連動している、お金の問題になっているということなんです。これはやっぱり非常に変だというふうに...全文を見る
○福島みずほ君 いや、おかしいんですよ。現役世代の結果を後期高齢者医療制度に出す保険組合の拠出金にしているわけで、高齢者の医療費は削減する、そして若い人たちにはメタボでいじめて、メタボ健診、この薬を飲めとかやってまた新たな利権ができるんじゃないか。やっぱり非常に変な制度で、しかも...全文を見る
○福島みずほ君 もう何年もこの介護労働者の労働条件を上げるために厚労省はどうするのかと交渉し、質問してきました。今の答弁だったら結局何にもしないということですよ。指針は出しているけれども民事間のものだからということじゃないですか。  民主党が介護労働者について月に二万円お金を出...全文を見る
04月09日第169回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第4号
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○福島みずほ君 冒頭、質問させていただくことにとても感謝をいたします。ありがとうございます。  今日、お三人の参考人の皆さん、本当にどうもありがとうございました。大変考えさせられる中身を話していただいて、政治で頑張らなくちゃということを改めて思いました。どうもありがとうございま...全文を見る
○福島みずほ君 苦労です。
○福島みずほ君 済みません。ごめんなさい。
○福島みずほ君 川上参考人にお聞きをいたします。  手探りで公立学校で先生たちが教えているという、必死でやっているという印象を持ったんですが、提言の中でJSL教職科目の設置ということと、JSL教員の新規採用と現役教員のJSL教員化と、こうあるんですが、これはどこでやったらいいか...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございました。
04月10日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  駐留軍関係離職者等臨時措置法改正案に関してお聞きをいたします。  読売新聞の記事に、基地の外に警備員がけん銃を携行させたと、沖縄で、という記事が出ておりますけれども、これは問題ではないでしょうか。
○福島みずほ君 日米合同委員会は、日本人が米軍施設外に銃を携行することは銃刀法違反であるというふうに禁じているのではないですか。
○福島みずほ君 日米合同委員会及び日米地位協定上、ごめんなさい、言い直します、条約上も基地の外において携行することはできないわけですから、基地の外にけん銃を警備してやったことは銃刀法違反であるというふうに思います。  問題なのは、そういうきちっとした認識がアメリカ側にないことで...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、この雇用の募集にはそのような限定は一切ありません。
○福島みずほ君 話はかみ合わないんですが、募集要項には、基地の中、外という区別はありません。私は、基地の中においても、この地位協定の三条の一項は、施設及び区域内において必要なすべての措置をとることができると書いてあるだけであって、基地の中においてもけん銃を警備員に、警察官じゃない...全文を見る
○福島みずほ君 募集要項でも限定をすべきじゃないですか。警察官でもないにもかかわらず、少なくとも日本の敷地上においてけん銃を携帯させている、するということ自身が問題なわけだと私は思いますが、せめて基地外においては駄目だということ、基地の外においては駄目だということを記載すべきでは...全文を見る
○福島みずほ君 議論がかみ合いません。  基地の外において実際携行しているわけですよね。募集要項にも限定がない。このことについては猛省を促すとともに、日米合同委員会できちっとテーマにしてほしい。いかがですか。
○福島みずほ君 結局、米軍は日本人に銃刀法違反をさせたわけですよね。  それから、日米地位協定三条は必要なすべての措置をとることができるとはなっているけれども、警備員が中でけん銃を持つということをそのまま認める規定ではあり得ない。日本国憲法と日本の法律も、やはり勾留されるべきだ...全文を見る
○福島みずほ君 この担当は総務省ということでよろしいんですか。
○福島みずほ君 私が聞きたいことは、政府が責任を持って東京大空襲の被害をきちっと調査をしたかということです。
○福島みずほ君 総務省は実態調査をやったという認識ですか、そうしたら。
○福島みずほ君 では、総務省が委託調査という形で東京大空襲の実態調査をやったという理解でいいですね。
○福島みずほ君 なぜこのことを質問しているかというと、実態調査を政府自身が責任を持ってやったことはなく、委託調査なんですね。ですから、総務省に聞くと、いや、総務省は実態調査をやるんじゃなくて厚労省だ、厚労省に聞くと、いや、厚労省は実態調査はやっていない、総務省だと。実は昨日そうい...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  公的病院、自治体病院についてまずお聞きをいたします。  今日は総務省と文科省に来ていただきました。総務省にまずお聞きをいたします。自治体病院が苦しんでいると、この理由は何でしょうか。
○福島みずほ君 今おっしゃったとおり、医師研修制度の導入などによる医師不足、診療報酬引下げ、自治体財政の悪化もあると思いますが、これによって自治体病院は苦しんでいる。だとしたら、それに対する処方せんを出すべきだと考えています。  ところが、総務省が去年十二月二十四日、公立病院改...全文を見る
○福島みずほ君 いや、自治体病院が苦しんでいる理由が診療報酬の低下と医師不足というふうにおっしゃったでしょう。だとしたら、処方せんはそれに合うものをしなくてはならないのに、答弁が、あるいはこのガイドラインが違う方向に行っているということを問題にしたいと思います。  このガイドラ...全文を見る
○福島みずほ君 総務省は、指定管理者制度、民間譲渡、診療所化を積極的に進めようという立場ですか。そうでないんですか。
○福島みずほ君 いや、間違っていますよ。  つまり、苦しんでいる理由が診療報酬の引下げと医師不足とおっしゃったじゃないですか。処方せんとして民営化やその赤字を解消するためにやっていくということ、経営基盤を変えていくということだったら、地域から公立病院がなくなって、中核病院がなく...全文を見る
○福島みずほ君 公立病院守るために民営化や指定管理者制度や譲渡、診療所化、これは間違っているというふうに変えていただきたいんですが、いかがですか。
○福島みずほ君 いや、実態が分かっていらっしゃらないんですよ。地域は、もちろん経営の効率化というのは否定はしません。しかし、診療報酬の引下げや勤務医がいない、自治体財政の悪化の中で自治体病院は苦しんでいますよ。人件費は掛かる。それを、じゃ売り飛ばせとか、指定管理者制度だ、診療所化...全文を見る
○福島みずほ君 全国回っていますと、医師不足というのはもう本当に深刻です。百名を百十名にしたというだけではもう足りない。総務省は第二自治医大をつくるぐらいの迫力でもってこの地域医療の崩壊を食い止めていただきたい。どうですか。
○福島みずほ君 地域医療を担う人、医者を特に増やさなくちゃいけない。それで、国費をそんなに使っていないんですよ。都道府県がお金を出してやっているとおりです。  ですから、総務省は積極的にお医者さんをつくっていく、地域医療を担うお医者さんをつくっていくために総務省の予算を獲得して...全文を見る
○福島みずほ君 国庫補助金は二十六億なんですね。二十六億は確かに大金ですが、自治医大に対して、二十六億のお金ぐらい、ぐらいと言ってはいけないですが、医師不足は全国やっぱり覆っているわけですよ。だとすれば、必要な医療資源をつくるためのお金をやっぱりつくるべきだというふうに、もう今焼...全文を見る
○福島みずほ君 年間三百六十五名増やしたところで間に合わない、お医者さんは一人前になるのに時間掛かりますから、文科省としてやはりこれは定員増に踏み切るべきだ、地方でどれだけお医者さん不足で苦しんでいるか思っていただきたい。それからもう一つ、総務省が出している国庫補助金、自治医大へ...全文を見る
○福島みずほ君 地方に行きますと、麻酔医がいなくなる、産婦人科がいなくなる、外科がいなくなる、内科もいなくなるという状況がもう蔓延していますので、今のような御答弁、医師は足りている、増員傾向にあるということではなく、文科省、総務省、厚生労働省、これは踏み切っていただきたい。  ...全文を見る
○福島みずほ君 文部科学省、やはり助産師さんがいて看護師さんがいてネットワークが必要ですが、産婦人科がそもそもいなければ、やっぱり地域で赤ん坊を産めないんですよね。  文科省として努力をされていることは分かりますが、一・五倍ぐらいというか、やっぱりもっと踏み込んで定員増をしてい...全文を見る
○福島みずほ君 産婦人科の勤務医が疲弊して辞めていくのは、当直した次の日にやっぱり働かなくちゃいけない、明確にこれは医師不足なんですよね。だとすれば、必要な処方せんは定員を増やすことが、それがすべてではないですよ、それは十分条件ではないが必要条件だと考えています。いかがですか。
○福島みずほ君 増やしてくださるようお願いします。  介護労働者をいつも聞こうと思って時間がなくなるんですが、厚労省は介護報酬を上げようと思っているのか、このままでいいと思っているのか、それをお聞かせください。
○福島みずほ君 介護報酬を上げれば確かに保険料は上がるかもしれない。しかし、事業者は要するになかなか人件費を上げられない構造がこの介護報酬から規定をされている。  じゃ逆にお聞きしますが、厚労省はどう制度改革を具体的に変えれば、抽象論でなく、介護労働者の給料が上がると思いますか...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
04月17日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  一昨日、ワンビシにようやく私自身も入ることができました。こういう形で紙台帳が保管されているのかと、正直大変ショックを受けました。  質問です。入札で年金番号をデータベース化するという今日の答弁、理解ができません。一年前、例えば六月二...全文を見る
○福島みずほ君 ならば、今データベース化されている千三百六十五万件がどのような形で今現在、一年前からもずっと一貫してデータベース化されているというふうにおっしゃっているので、どういう形で収録をされているか見せてください。というのは、一昨日行って驚きました。四種類に箱が分かれている...全文を見る
○福島みずほ君 千三百六十五万件がデータベース化されていると一年前から言ってきました。しかし、社民党はこれ疑わしいと思い、ますます疑惑が強まっているんですね。  もしデータベース化されているんだったら、では箱の中に入っているものとデータベース化というのは全然別ということなんでし...全文を見る
○福島みずほ君 既に千三百六十五万件がデータベース化されているんであれば、コンピューターというのはインデックスですから、探せないということはないと思うんですね。  それから、一年前から質問していることがあります。社会保険庁の例えば三鷹からデータベースでワンビシの旧台帳のデータベ...全文を見る
○福島みずほ君 三鷹の事務所から千三百六十五万件つなげることができるんであれば、別に新たなインデックスをつくる必要はないじゃないですか。
○福島みずほ君 よく分からないんですね。データベース化されているものをもう一回データベースにする、確かに突合という作業は必要ですが。  委員長、現在どのような形で千三百六十五万件がすべてデータベース化されているということの資料を提出するようにお願いします。そして、新たにデータベ...全文を見る
○福島みずほ君 この問題については、捨てられた、忘れ去られた年金として言ってきました。  大臣、二十五年間保険料を払っていないと年金もらえないですよね。もらわないであきらめて無年金で亡くなった人や遺族年金をもらわなかった人、たくさんいると思うんですよ。たくさんいると思います。 ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、私はやっぱりキツネにつままれた思いです。  もし三鷹のコンピューターと紙台帳が常にオンライン化でつながっているのだったら、何で今からオンライン化の突合作業なんかやらなくちゃいけないんですか。
○福島みずほ君 一年前から社民党はそれをやるべきだということを言ってきました。この間遅れた実態というのはそこにあると思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 社会保険庁の職員がこの間大量にワンビシに入り、作業を行っています。どんな作業を行ってきたんですか。
○福島みずほ君 旧台帳の問題は今までやみに閉ざされていて、ようやく去年、一年ぐらい前から光が当たるようになりました。それはやっぱり放置してきたんですね。  今、延べ千人の労力を投入して、社会保険庁の職員、私たちがこの間、火曜日に見に行ったときは、四種類に分類されていて、番号すら...全文を見る
04月22日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。私も、まず後期高齢者医療制度における保険料の負担割合についてお聞きをいたします。これ、事前にレクを受けておりますので、答えてください。  制度スタート時の現時点では後期高齢者医療制度の保険料の負担割合は一割ですが、どこまで推計をされていら...全文を見る
○福島みずほ君 保険料はどれだけ上がりますか。
○福島みずほ君 今、私たちは後期高齢者医療制度に一貫して反対し、実は昨日巣鴨のとげぬき地蔵でも街頭演説をやりました。高齢者の皆さん、九十一歳の人も百歳の人もこの負担を受けていると。突然自分のところで年金下がっているけど何でだろうという質問などをたくさん受けました。  これから推...全文を見る
○福島みずほ君 推計は行っていないとして、これは二年ごとに政令で定めるとしておりますが、二〇一五年で約一〇・八%、一割八厘、六万一千円から八万五千円。その後も下がるという要因は特にないですよね。
○福島みずほ君 傾向的に上がっていくんですよ。二〇一五年では一〇・八%、約一一%ですが、少子高齢化が急激に解決するわけでなく、子供も急に大きくなるわけではありませんから、傾向としては上がると。  つまり、今の負担でもきゅうきゅうだけれども、上がっていくということも問題だと思いま...全文を見る
○福島みずほ君 高齢者の保険料割合の上限は何割ぐらいまでと考えますか。
○福島みずほ君 でも、そうすると、これから高齢社会になって高齢者の人たちの負担する割合が増える可能性はあるわけですよね。減る要素は何もない。そうすると、五年後の見直し規定があるから先のことは分からないといっても、上限がないままでは大変不安な制度だと思います。  例えば、高齢者の...全文を見る
○福島みずほ君 確かに高齢者の中で金持ちの人もいます。逆に、七十五歳以上のお父さんがすごい、ある程度収入があって、子供に収入がないので、お父さんが後期高齢者医療保険証を単独持ったために、今まで被扶養者だった子供たちが自分で保険料を払わなくちゃいけなくなったとか、いろんな形はありま...全文を見る
○福島みずほ君 元々、社会保険病院・診療所、厚生年金病院は、御存じ、戦後旧厚生省の所管で十六年間運営された後、三十七年の社会保険庁発足に伴って社会保険庁に移管をしたと。そして現在、介護老人保健施設二十九施設を設置し、地域の介護にも大きく貢献をしている。つまり、地域における重要な病...全文を見る
○福島みずほ君 総務部長にもお聞きをいたします。  国の政策が地域の医療崩壊を招いているという現実をどのように受け止め、激変緩和のための策は何か、あるいは看護師さんたちが来ない、医師が引き揚げられるという問題があるんですが、地域医療を重大視するという観点から決意をお願いいたしま...全文を見る
○福島みずほ君 万々が一、何らかの廃止というのがもしあるとしたときに、その従業員、医療従事者の人たちの雇用の確保という点についてはいかがでしょうか。あるいは、雇用の確保という観点からはむしろ売却等には反対なのですが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 いや、全員が解雇されるというのは極端な話で、みんながそんなことを思うからこそ、今看護師さんたちが辞めているという現状があるわけです。しかも、民営化されたり売却をされれば、どうしても地域医療の中で大事な救急やあるいはどうしても大事な小児科や、とにかく余り採算部門でな...全文を見る
○福島みずほ君 社会保険病院、厚生年金病院、一地域の中で果たしている重要な役割をかんがみて、これは存続という方向で検討をお願いいたします。  次に、国立病院についてお聞きをします。  以前訪れました長野の国立病院については、先日、陳情的に質問をいたしましたが、今日もまた国立病...全文を見る
○福島みずほ君 私が全国の国立病院へ行って感ずることは、病床をどんどん減らしてシュリンク、シュリンク、シュリンク、要するにどんどん縮んでいっていて、病床が減っているので経営がますます悪化をすると、しかも耐震設計などでお金を掛けなくちゃいけない。つまり、応援をする方向ではなくてどん...全文を見る
○福島みずほ君 国立病院機構が標榜する国民に対する適切な医療と安心で質の高い医療を提供する立場ということと矛盾するのではないか。確かに結核が減っていたとしても、やっぱり国立病院として果たす役割というのはあると思います。ですから、この国立南横浜病院の廃止ということの是非再考をお願い...全文を見る
○福島みずほ君 先日、宮崎の国立病院の人にも話を聞きました。国立病院は全国の筋ジストロフィーの病床の八割、重症心身障害児・者病床の約五割を担っていると。つまり、民間が正直大変というか、非常に困難と言ったら申し訳ないかもしれませんが、という方たちをやはりきちっと診ているという現状が...全文を見る
○福島みずほ君 私は実は地方出身なので、地方における国立や公的病院、自治体病院や厚生年金病院などの果たしている役割というのは、本当に地方の総合病院って限られていますので、大事だというふうに思っています。  大臣、是非、病院が本当に地域からなくなるとみんな困るので、やはり国立病院...全文を見る
○福島みずほ君 次に、医療費適正化計画についてお聞きをします。  平成十八年六月に医療制度改革関連法案が制定をされました。衆参強行採決で、私も強行採決のこの現場にいたことをつい最近のように思い出します。この医療制度の改革関連法の中に後期高齢者医療制度や療養病床の廃止やそれから医...全文を見る
○福島みずほ君 私たちは、この医療費適正化計画という名の医療費削減、何というかしら、切捨て政策に反対をしてきました。医療費の、どうやってコストを削減するかとか無駄なお金を掛けないようにしよう、これなら分かります。しかし、北海道の適正化計画は、勝手に入院日数を、在院日数を三十七・一...全文を見る
04月23日第169回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、教育についてお聞きをいたします。  今回、この調査会で現地、静岡、愛知へ行きまして、やはり子供の教育がどうしても置き去りにされがちだということに心を痛めました。労働力というふうに着目して導入をした制度があったとしても、子供の問...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  子供たちが受けたい教育がやっぱり受けられるようにもうすべきではないかと。日本の学校行ったり、いや外国人学校に行ったりという、途中で悩んだり行き直したりする子もいるわけですから、そこがどうしても、余りに障壁が高いというのは問題なので、これ...全文を見る
○福島みずほ君 実態的に労働者であれば、労働法の適用がされることは当然です。しかし、今回、一体厚労省はどう考えているのか分からないわけです。研修生は労働者ではない、しかし労働法の適用がある。  つまり、懸念をするのは、安価な労働力として実際中国人研修生など使われていることから、...全文を見る
○福島みずほ君 あと一分だけ、十六分までなので、最後に池坊副大臣にお願いをします。  是非、在任中に外国人と学校の問題に関して文科省が一歩前進してくださるようによろしくお願いをいたします。
○福島みずほ君 以上です。ありがとうございます。
04月24日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私も、今日冒頭、新聞の一面に載っておりますBSE、特定危険部位が吉野家の工場で発見されたということについて、質問通告をしてないんですが、お聞きをいたします。  二〇〇六年七月にまた解禁して以降初めてのケースですが、大臣はこの事件、ケ...全文を見る
○福島みずほ君 この解禁に当たっては、非常に与野党、特に対決、対立をいたしました。野党は、アメリカの工場視察などを踏まえ、危険であると、解禁するべきではないと強く主張し、安全性が確保されないと言ったんですが、解禁されました。現に言っていたとおり危険部位が発見されると。これはやはり...全文を見る
○福島みずほ君 特定危険部位が入っていたのはルール違反ではないんですか。
○福島みずほ君 特定危険部位が入ってはいけないにもかかわらず入っていたわけですから、明らかにこれはルール違反です。しかも、日本の場合は特定危険部位入ってないけれども、アメリカの場合、危険部位を出荷したりやっている部分もあるわけで、ダブルの意味で危険だと思います。  大臣、鳥イン...全文を見る
○福島みずほ君 サンプル調査はやっているわけですけれども、野党は当時きちっと全部やるべきだ、あるいはアメリカでの工場の処理がずさんであると思うので解禁すべきでないという主張を非常にしました。現にこのような問題が起きているわけで、これは気が付いたから、たまたま気が付いたから良かった...全文を見る
○福島みずほ君 この件について早急に報告書をまとめると同時に、やはり重大な事態で、食の安全については国民関心高いですから、私は、いったん直ちに中止をして、報告書をきちっと出し、納得がいく結論があるんであればそこでまた再開をするなど措置をとるべきだと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 BSE、アメリカ産牛肉について解禁すべきでないと主張した原点に戻って、強く直ちに中止すべきだと主張します。  労働者派遣法の改正についてお聞きをいたします。  社民党の骨子を今日お手元にお配りをしております。  四月一日から指針を施行したことで日雇派遣の実態...全文を見る
○福島みずほ君 日雇派遣労働者への日雇手帳の交付件数並びに失業給付金の給付件数は、チラシを配付してから増大したのでしょうか。印紙を張る企業が少しも増えていないと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 チラシを見ましたが、非常に分かりにくい形式的なもので、労働局から配ったとしても現場の労働者には本当に行っていない。今回答したとおり、特に改善が見られていないんですね。これに関しては派遣会社への指導がそもそも足りないということを申し上げます。  日雇派遣の禁止、こ...全文を見る
○福島みずほ君 専ら派遣については、通知書やいろいろありますけれども、実効性が上がっていないというふうに考えます。専ら派遣に関して、厚生労働省は違反実態をどのように把握しているでしょうか。
○福島みずほ君 専ら派遣について、違反ケースは何件報告されていますか。
○福島みずほ君 実態とそれはずれていると思うんですね。専ら派遣、つまり子会社をつくって、出資をそこにしてそこから派遣する、あるいは審議会でも議論になったようですが、検討課題として、分社化をしてそこから派遣で派遣をさせる、こういうことなど極めて問題だと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 はい、済みません。  フリーター百万人正社員化計画がありますが、具体的にどうするか、実は見えてきません。ディーセントワーク、人間らしい労働については常用で直接雇用だと舛添大臣は主張してくださっています。  今こそ派遣法の抜本改正など必要だと考え、私の質問を終わ...全文を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  感染症の前に、後期高齢者医療制度のことについて大臣にお聞きをいたします。  今日社民党は、社民党後期高齢者医療制度・怒りの声ホットラインというのをやりました。一時から四時までの三時間なんですが、六十件、三本しか電話を引いていないんで...全文を見る
○福島みずほ君 負担増に苦しむ、生活が苦しくてもうとんでもないという声も非常にたくさん具体的に来ました。年金から医療保険と介護保険料が天引きされると月千八百円しか手元に残らない、これでは生活できない、私の周囲に大勢いると。年金は月七万五千円、ここから天引きされるととても苦しい、子...全文を見る
○福島みずほ君 利便性ではなく、具体的なホットラインでは、負担が増えたという怒りの声も大変あります。例えば、夫婦で合わせて妻の分が上がってしまったと、合計で二人で合わせて年間三万四千円上がると、車を売ったり生活を切り詰めているんだけれども、みじめだと、舛添大臣は七割の人は負担が減...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、具体的に負担増の声がやっぱりとても強いんですね。それから、やっぱり地域格差の問題も大変出ています。福岡県の五十六歳の女性、福岡は最も保険料が高い、御近所の高齢者が泣きながらお話をされる、廃案へ向けて頑張ってほしい。栃木県、四十三歳男性、国の保険は公平でない...全文を見る
○福島みずほ君 本当に喜びの声が七十五歳で切ってあるんでしょうか。  あともう一つ、今日、ホットラインをやってとても切実だと思ったのは、障害者の人たちの御存じ問題です。六十五歳以上の重度一、二だと、後期高齢者と同じに入らせられる。三月三十一日までに選択ができたわけですが、そうい...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、三月三十一日までに、あなたは今まで障害者のままでの保険でいくのか、後期高齢者医療制度に移行するか選択しなさいだったわけですね。でも私は、三月三十一日までにそういうふうに選択するものだと思って知っていた障害者の人はいないと思うんですよ。ほとんどの人、恐らく九...全文を見る
○福島みずほ君 この後期高齢者医療被保険者証には、後ろにこう書いてあります。「特別の事情がないのに保険料を滞納した場合、この証を返還していただくことがあります。また、特別の事情がないのに納期限から一年間経過しても保険料を滞納している場合、この証を返還していただきます。」。  御...全文を見る
○福島みずほ君 確かに天からお金は降ってきません。でも、変な言い方ですが、私たちは厚生労働省の応援団です。社会保障費のカット二千二百億円やめろとやればいいじゃないですか。道路特定財源の無駄遣いや天下りに人は怒っている。厚労省が高齢者の人のために医療費を使い、医療を充実させることに...全文を見る
○福島みずほ君 この怒りのホットラインは、高齢者だけでなく若い人たち、働き盛りの人もやっぱり怒りでホットラインに寄せてくれました。  今、説明聞きゃいいじゃないかってあったけれど、八十歳、百一歳で歩いていくのも大変なんですよ。だから結局、私は、家の中に閉じこもってしまうという状...全文を見る
○福島みずほ君 ここは参議院の厚生労働委員会で、二年前、二〇〇六年六月に与党が強行採決をしました。問題点は野党側はきちっと、きちっと指摘をしてきました。それを途中で打ち切って強行採決をして、今問題が起きたというわけです。これはもう廃案にするしかないということをこれからも強く求めて...全文を見る
○福島みずほ君 先日、私は南横浜病院の廃止のことについてお聞きをいたしました。国立病院はこれ以外は廃止しないという答弁がありましたが、残念ながら南横浜病院は今日廃止という発表がされました。  ところで、感染症指定医療機関は三医療機関、八床、第一種感染症指定医療機関は二十六医療機...全文を見る
○福島みずほ君 結核患者は減少していません。  大臣、私はやっぱりもったいないと思うんですね。つまり、医療従事者で長年感染症にかかわってきた、宮崎の国立病院もそうですが、空港のすぐそばにあって、一般病院ではなかなか取り組めない感染症や、極端に言えば空港に来た人間をぱっと連れてく...全文を見る
○福島みずほ君 あらゆることに改革は必要です。しかし、病院をつぶして更地にしちゃうというのはやっぱりもったいないですよ、今医療が本当に危機なのだから。ということを私は聞いているわけです。廃止は再考してほしいと改めて今日また申し上げます。  雇用の継続確保についての所見を改めて問...全文を見る
○福島みずほ君 雇用の確保はされるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 しつこいですが、雇用の確保はなされるということでいいですね。
○福島みずほ君 プレパンデミックワクチンの投与が検討されているのが医療従事者と社会機能保持者です。  ちょっと改めてまたお聞きをいたします。  治安を維持する者は警察官、自衛隊。ライフラインを維持する者は消防隊員、緊急隊員、水道、電気。国又は地方公共団体の危機管理に携わる者、...全文を見る
○福島みずほ君 ワクチンの重要性ということは理解ができるんですが、ちょっと裁判の中では、御存じ予防接種禍訴訟が起きているものもあり、不幸にして、ワクチン投与したときの体の状態や様々な点で、むしろそれで感染してしまったという、裁判例ではこの予防接種禍訴訟というものが御存じ争われてい...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっと素朴な質問で済みませんが、中国で初の人から人への感染が疑われる鳥インフルエンザが、発症例が報告されたということで激震が走ったわけですが、厚労省としては、人から人へのこの発症の例やこの事態の深刻さ、あるいは問題点についてどう把握されているか、最後に教えてくだ...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
04月28日第169回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、今日二十八日、福田首相は、山口補選の敗北を踏まえ、舛添大臣と会い、後期高齢者医療制度について見直すべき点がないか検討するよう指示したと報道されています。舛添大臣、これは事実でしょうか。
○福島みずほ君 福田首相の後期高齢者医療制度について見直すべき点がないかどうか検討するようにという言葉は大変重いと思います。舛添大臣、首相のその指示を受けて、どうされますか。
○福島みずほ君 年齢によって区分するこの後期高齢者医療制度は早晩破綻すると考えています。野党は衆議院にこの廃止法案を出しております。それは、この制度が廃止しなければますます傷を大きくすると考えているからです。後期高齢者医療制度については周知徹底や広報が不足だったというような総括で...全文を見る
○福島みずほ君 高齢者の負担割合は一割ですが、厚労省のデータでも二〇一五年には一割八厘です。大臣、それ以降の負担割合の移行について厚労省はデータを発表しないんですが、発表していただけますか。
○福島みずほ君 私たちは、この負担割合が拡大するというふうに考えております。  ちょっと、ずばっと言うと、福田内閣は、ばんそうこうを張るふりしてばんそうこう張らない内閣ではないかと私は思っておりました。今回の見直しを指示したことで、ばんそうこうを張るのかどうか。しかし、ばんそう...全文を見る
○福島みずほ君 これについては、期限が本当に短いですから延長すべきだということを主張いたします。  今年三月二十八日に、石綿による労災認定を受けた従業員のいた全国二千百六十七事業所の名前を公表をされました。これまで、二〇〇五年に四百十五事業所は公表しましたが、それから二年半も公...全文を見る
○福島みずほ君 一般の人は、自分がその事業所で働いていたかどうかという情報をもらわなければなかなか分からない。この二年半、情報公開がされなかったということは明確な不作為です。  事業所の公表は今回が最後ですか、これからも行われる予定ですか。
○福島みずほ君 一般の人にとっては、自分が働いていたところがアスベストを出していたところかどうかというのを早く聞いて、あるいは診断書を取るのだって時間が掛かります。間が余りに空いて、間隔が空けば、やっぱり救済あるいは人の記憶の喚起や注意喚起が非常に遅れると。その点で、この間の情報...全文を見る
○福島みずほ君 質問に対して答弁がずれているので、再度お聞きをします。  一七%余りにすぎないという報告についていかがですか。厚労省は救済率についてどれぐらいを考えていますか。
○福島みずほ君 一七%というのは、やはり亡くなった人と人口動態調査などで連絡会議が計算したんですが、厚労省は実際、人口動態調査やいろんなものから、厚労省自身としては救済率について三、四割というふうに考えていらっしゃいますか。
○福島みずほ君 レクに来た人は三、四割というふうに言ったというふうに私は聞いておりますが、三、四割だとすれば、六割、七割の救済がされていない。連絡会議に行けば八三%の人が救済をされていないわけで、さっきの事業所の公表の急いでやることも含め、もっと啓発に努めていただきたいと思います...全文を見る
○福島みずほ君 済みません。答えられたことは全部分かっていることで、私が聞いたのは、本部協議となっている件数と職種を明らかにしてほしいということです。
○福島みずほ君 公務員は二件しか認定されていないんですね。石綿被害に遭った人が二人しかいないんでしょうか。  厚生労働省のアスベスト情報によれば、配管、断熱、保温、ボイラー等の作業に入っている人もしっかり被害の認定というふうになっております。先ほどおっしゃった地方公務員に関する...全文を見る
○福島みずほ君 私が質問していることに端的に答えてください。  民間企業での労災認定は、主たる業務かどうかということを認定基準にしているんですか。
○福島みずほ君 アスベストの問題に関しては、国会が早期救済をやれと、これは頑張ってやってきたテーマです。公務員で、全国でたくさん公務員がいるのに二人しか認定事例がいない。  厚生労働省のホームページでは、はっきり作業のリストに上下水道にかかわる作業が掲示されています。これに従え...全文を見る
○福島みずほ君 民間労働者、船員、旧国鉄、国家公務員等に比べ地方公務員の石綿被害の救済、補償件数が二件、著しく低いのはなぜですか。
○福島みずほ君 厚生労働省のホームページには、上下水道にかかわる作業として、石綿セメント部の切断というふうなこともちゃんと載っているんですね。にもかかわらず、これ実際、地方公務員で二件しかいないと。さっき、主たる業務かどうかというふうにおっしゃいましたが、主たる業務であるというこ...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、実際、認定するかどうかの事案の認定の中で、主たる業務かどうかということを認定の基準に設けているものもあります。これに関しては、地方公務員の件なんですが、アスベスト被害の地方公務員が二件しかいない。しかも、厚労省がリストに挙げているにもかかわらず全国で二件し...全文を見る
○福島みずほ君 今、民間の人たちなどアスベストの救済が進んでいますが、地方公務員についてだけ二件ということで、厳しい認定で排除していると。この点については是非きちっと認定をして、早期救済をしてほしいということを強く要望いたします。  次に、松下PDP偽装請負判決についてお聞きを...全文を見る
○福島みずほ君 二〇〇七年六月に請負の適正化を図る指針を出しましたが、その後偽装請負について指導した企業数は幾らで、期間の定めのない正社員になった人は何人ですか。
○福島みずほ君 問いに答えてください。  私が聞いたのは、何人、期間の定めのない正社員になったかという問いです。
○福島みずほ君 二〇〇七年六月に指針を出した後の偽装請負について指導した企業数、そして期間の定めのない正社員になったのは何人か、去年のケースですので、大急ぎで数字をまた教えてください。  この判決は極めて画期的です。偽装請負してまで働かせていた偽装の雇用責任を直接認め、みなし規...全文を見る
○福島みずほ君 ごめんなさい、そんなのもう分かっていますよ。
○福島みずほ君 この判決は画期的です。日野自動車や宇都宮のキヤノン工場に私たちは行きましたけれど、結局、勧告を労働局が出してくださったことには感謝をしていますが、期間工、期間の定めのある契約社員で妥結をしました。期間の定めのない正社員になることがさっきの数字でも明らかなように、今...全文を見る
05月13日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日は本当にありがとうございます。  私も、個人的なことですが、父が病気で母が介護と看病をしておりますので本当に切実な問題で、現場で頑張っていらっしゃる四人の方に心から敬意を表したいと思います。  最大の実は私自身の関心は、というか社民...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど、田中参考人の方からもっと、今、清沢参考人からもありますが、割と税金をちゃんと入れてほしいというような話、福祉にもっとお金を出してほしいとさっき田中参考人がおっしゃって、本当にそのとおりだというふうに思いますが、例えば二千二百億円ずつこれから骨太方針二〇〇六...全文を見る
○福島みずほ君 ヘルパーさんの労働条件ということで、ちょっと別の問題ですが、社民党は労働者派遣法の抜本改正案を作っていまして、マージン率は例えば省令で規定をするとか、あるいは労働条件をするときに相手方にはその情報開示をするとか、何か工夫をしたらどうかということを提案をしています。...全文を見る
○福島みずほ君 マージン率、例えば職業紹介したりするときに労基法に規定があるように、マージン率、すごく分かりやすく言うと、ピンはね率というと言葉がとてつもなく悪いかもしれませんが、マージン率のある程度の設定をし、その働く人がある程度給与を担保できるような制度をつくるべきではないか...全文を見る
○福島みずほ君 私の知り合いや女性たちも、ヘルパーさんやったり、あるいはNPO法人つくって、地域ですごく頑張ってやりがいを持ったり、苦労しながら必死で働いている人たちも多いんですね。ですから、社会福祉協議会との関係でやっている人もいるでしょうし、NPO法人などでいろいろ工夫を地域...全文を見る
○福島みずほ君 どうも本当に四人の皆さん、ありがとうございました。
05月14日第169回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  この少子高齢化・共生社会におきまして、真正面から外国人との共生、地域コミュニティーのことが取り上げられて、大変意義深かったというふうに思っております。今年は洞爺湖サミットもありますし、多文化共生ということがしかも地域コミュニティーの観...全文を見る
05月15日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  閣法と、それから介護労働者の労働条件を向上させるための議員立法、共に必要な重要なことだと思います。  それで、議員立法の方の介護労働者の労働条件を向上させるための施策のための立法ですが、端的に介護労働者の労働条件を向上させるためにど...全文を見る
○福島みずほ君 はい、ありがとうございます。帰ってくださって結構です。ありがとうございます。  では、大臣にお聞きをいたします。  新潟で行われました労働サミットについてです。所感をお聞きいたします。
○福島みずほ君 議長国としてディーセントワーク、グリーンジョブが入ったことはいいと思うのですが、まず質問です。  このアジェンダ設定が持続可能な社会の実現ということに日本政府は設定をいたしました。むしろG8の国は、いずれの国もグローバリゼーションの中で非正規雇用の拡大に苦しんで...全文を見る
○福島みずほ君 労働組合の側のサミットでは、参加国の中で一番劣悪な状況にあると、日本は労働の質をもっと考えるべきだということが議題になったというふうに聞いております。規制緩和の進み過ぎで労働者の不安定雇用が行き過ぎたのではないか。その点について、大臣、いかがお考えでしょうか。
○福島みずほ君 経営者側は経済のグローバル化に対応するためにむしろ規制緩和が必要だという認識については、大臣はどうお考えですか。
○福島みずほ君 このディーセントワークに関しては、予算委員会で大臣に質問し、直接・常用雇用を基本とすべきだと、それこそ人間らしい労働だということでしたが、その日本の現状をどのようにその観点から立て直すべきだとお考えですか。
○福島みずほ君 ILOが定める国際労働基準を批准する、国際的な労働者の人権を守るためのスタートラインにきちっと立つべきではないでしょうか、あるいは労働者派遣法の抜本改正についてはいかがお考えでしょうか。
○福島みずほ君 舛添大臣と私の考えが極めて一致して大変うれしく思っております。  通訳や専門職の一時的なもの、専門職には派遣とかは可能でも、物のメーキングに関して、製造に関して現在の派遣法は残念ながら規制緩和をしております。大臣と同じ考え方で、ディーセントワーク、グリーンジョブ...全文を見る
○福島みずほ君 骨太方針二〇〇六が出ましたが、毎年二千二百億円の社会保障費削減のターゲットから介護費用は取り除くのでしょうか。どうお考えなんでしょうか。
○福島みずほ君 道路特定財源などの例えばコスト削減や無駄遣い、一般財源化をして、財務省が毎年厳しいチェックと厳しい視線と厳しい削減、カットをされることを期待をしています。  社会保障費のカットをしたことで全国から御存じ悲鳴が上がっているわけですね。ちょっと申し訳ないが、後期高齢...全文を見る
○福島みずほ君 これ、日本の社会で軽度の人から介護保険から除外してくれなんという声は上がったんでしょうか。
○福島みずほ君 私たちは日本の政治をやって、日本の制度でやっていて、無駄やここはおかしいじゃないかというところはやはりそれは是正していくべきだと考えています。しかし、現場から声が上がっていない、生きている人間から声が上がっていないのに、机の上で計算してこれだけ削減してやれというの...全文を見る
○福島みずほ君 次に、二千二百億円カット、これはやめていただきたい。いかがですか。
○福島みずほ君 無駄なところやコストが高いところは削減をすべきです。しかし、社会保障費を形式的にカットすることがもう耐えられないという状況になっておりますので、二千二百億円、是非見直していただきたい。いかがですか。
○福島みずほ君 社会保障は生きている人間に非常に関係するところなので、こうやってお願いのような追及のような質問し続けているわけです。  どうか、こういう生きている人間にとっての社会保障、そして形式的に机の上で計算をして切り刻んでいくという財務省のやり方は見直してほしいという思い...全文を見る
○福島みずほ君 後期高齢者医療制度は、医療費の抑制という、適正化という名の抑制から出てきていることはむしろ作成者も述べていらっしゃることだと思います。  道路特定財源の一般財源化も行われますし、是非教育や医療に、社会保障にきちっと振り分けられるように、これは心からお願いをいたし...全文を見る
○福島みずほ君 では、社民党として、これは極めて問題であり、これからこのことが議論の前提にならないようにということを強く要請いたします。  次に、厚生労働省にお聞きをいたします。  先ほど出していただきましたが、今日付けで調査を出しておられます。後期高齢者医療制度の保険料の試...全文を見る
○福島みずほ君 かつて厚生労働大臣は、七割ですか、八割、七割は安くなるんじゃないかというふうにおっしゃって、それがどうか、正確かどうかという議論になったことがあります。  今日付けでこういう調査を各自治体に対して出しているわけですね。私はやはり、今からこの調査結果を収集するとい...全文を見る
○福島みずほ君 結局、今まで五九%しか調査をしていなかったということですよね。
○福島みずほ君 新聞報道で五九%しか試算をしていないという記事が出ております。それで、そうなのかということと、それからやはり、例えば今日これが調査で出されているわけですね。今日が木曜日で月曜日締切りだから、木、金、月、三日間でこれ出せと全市町村に言っているわけです。去年暮れに激変...全文を見る
○福島みずほ君 いや、国民はもう保険料引かれているわけですよ。国民はもう天引きされていて、年金から天引きされているという人も多いわけですよね。そして、国はこれから調査をすると言われると、やはりそれはおかしいと思います。遅いと思いませんか。
○福島みずほ君 おかしいと思います。これはトラブルではなくて幾らかという調査なわけですよね。これはもう既に皆さん引かれているわけですから、もっと早い段階できちっとやるべきだし、それを今調査をするということは、やはり厚労省は具体的な保険料の負担がどうなるかをきちっと調査をしないで、...全文を見る
05月20日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、ILO百十一号条約について質問をいたします。  ILO百十一号条約に関して、二〇〇八年四月現在、世界百六十六か国が批准をしております。しかし、この条約、雇用及び職業についての差別待遇に関する条約を日本は批准をしておりませ...全文を見る
○福島みずほ君 日本は、国際人権規約B規約、女性差別撤廃条約、人種差別撤廃条約を批准していますし、雇用機会均等法もあります。是非、何が障害になっているのか検討するという、なぜこのことを言うかといいますと、世界でも百六十六か国が批准をしていて先進国である日本が批准をしないのはいかが...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省としてきちっと検討していただくという大臣の答弁を本当にこれから期待をいたします。どこが障害なのか、障害なく批准できるのか、是非検討し、検討結果を教えてくださるよう、よろしくお願いいたします。  次に、名ばかり管理職についてお聞きをいたします。  四月...全文を見る
○福島みずほ君 この委員会でも何度も質問しましたが、マクドナルドの店長さんが名ばかり管理職だという判決が出ました。ほかにも、多店舗チェーン店型のもので多くの人たちが問題だと裁判も起きています。それを踏まえて、洋服チェーン店や食品やセブンイレブン含めて、店長はこれは管理職ではないと...全文を見る
○福島みずほ君 この三つの要件は必要条件でしょうか。この三つ、例えばその地位にふさわしい待遇がなされていない場合は管理者というふうにみなされないということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 出社、退社が幾らか厳格な制限を受けていないにしても、その地位にふさわしい待遇がなされていなければそれを管理者とみなすことはできないと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 高校を卒業したらすぐ管理者、管理監督者になる、あるいは数か月働いて正社員になった途端に管理監督者になる、死ぬほど労働時間規制なく働いてもう過労死寸前、もう悲鳴が上がっておりますし、昨日、労働組合は国に改善要請をし、集会もありました。  各地域の労働基準監督署は、...全文を見る
○福島みずほ君 四百件、五百件指導しているということで、これは質問通告していないんですが、そのうち是正命令を出したのはどれぐらいありますか。
○福島みずほ君 多くの裁判が出ておりまして、小売チェーン店など多店舗展開している業種の企業で管理監督者扱いの適切な基準を作ってほしいという声も大変あります。  御存じ、都市銀行の場合などは一応目安があるんですが、この多店舗チェーン店型について目安を作っていただきたい。いかがです...全文を見る
○福島みずほ君 是非検討をお願いいたします。  現在、長時間労働を強いられて残業代が払われない多くの、特に今若い人たちから、このままだと過労死をすると、労働基準監督署に駆け込んでも十分やってもらえない、裁判やればエネルギーも時間もお金も大量に掛かってしまうと、名ばかり労基署じゃ...全文を見る
○福島みずほ君 二つ。全国実態調査を是非やっていただきたい。二点目は、労働基準監督官は味方だと思います。是非、これは財務省に実は言うべきかもしれませんが、労働基準監督官、対応してほしい。そして、人員を増やす。いかがですか。
○福島みずほ君 これはもう非常に社会問題にもなっていて、実際、救済されないからこそ、申し訳ないが、名ばかり労働基準監督署になっちゃっているんで裁判が起きているわけですよね。裁判が起きて、エネルギー掛けて裁判やらなくちゃいけないというのは、ある意味、行政による救済がうまくいっていな...全文を見る
○福島みずほ君 増員要求については応援をいたしますので是非活躍し、かつ先ほど目安については検討すると青木局長言っていただいたことを重く受け止め、かつ是非全国一斉調査をしていただくよう強く要請いたします。大臣、是非よろしくお願いいたします。御検討いかがですか。
○福島みずほ君 ありがとうございます。  人材確保指針で示された国家公務員福祉職俸給表など、現状の隔たりを埋める主体についてですが、この指針では経営者、関係団体を責任主体としております。しかし、乖離がとてつもなくあるわけで、経営者や関係団体で可能だとは考えない。いかがですか。
○福島みずほ君 今回の議員立法もそうですが、是非、ここにあるのは国家公務員福祉職俸給表とはやっぱり隔たりがあるので、是非経営者や関係団体のみの責任でなく、よろしくお願いいたします。  この委員会で人件費のマージン率について何度か質問してきました。御存じ昨年十二月十日の分科会で、...全文を見る
○福島みずほ君 是非、情報開示という点で、やはりどうやって労働条件上げるかというときにはマージン率の公開も一定限度、当事者に開示をするかインターネット上開示するかは別にして、検討をよろしくお願いします。  以上です。
06月03日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○委員以外の議員(福島みずほ君) この後期高齢者医療制度廃止法案、きっちり参議院で審議をする必要があります。ただ、会期末を控えておりまして、社民党としては一刻も早くこの廃止法案を成立させたいと考えております。なぜか。この後期高齢者医療制度が高齢者の皆さんの健康と生活を破壊をしてい...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) この法案はいったん元に戻すということなので、元の徴収に私たちは戻すということで一致をしております。    〔委員長退席、理事家西悟君着席〕  それで、先ほどから大塚委員の答弁でもありますが、付け加えて申し上げますと、二〇〇六年の審議の中で平均...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 社民党も老健制度に問題があることはもちろん理解をしております。先ほどから出ておりますが、老健制度の実施主体である市町村は、医療費を支払うだけで保険料の徴収は行っておらず、責任が不明確など問題点はあります。  しかし、後期高齢者医療制度に比べれば...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) やっぱり年齢差別につながるものではないか、憲法十四条の法の下の平等に反するおそれがあると。  保険は母集団が大きいほどリスクが分散できるのに、七十五歳以上の高齢者と六十五歳以上の重度の障害者を別建てにすることは保険制度の原理に反していると考えて...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 厚労省の挙げる後期高齢者にふさわしい医療は、心身の特性として、もうこれは有名になりましたが、一、治癒の長期化と複数の病気、二、認知症、三、いずれ避けられない死を迎える、この三つを特徴としております。  今回、後期高齢者診療料が導入をされました。...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 今日は保険料の問題が非常に出ておりますが、保険料が二年ごとに上がることがプログラム化されていて、高齢者が保険を使う頻度が高く、どんどん上がっていく可能性があると。今は、一割七十五歳以上の人口割合が増えれば本人の負担率が自動的に上がる仕組みであると...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 私が電話を取りましたところ、政府に終わりが近いと言われる筋合いはないという怒りのホットラインがありました。それはもう廃止に追い込むしかないと。ハッピーバースデー七十五歳ではないわけですから、この点は本当に怒りはありました。でも、戸惑いと、それから...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 最大の理由は、年金の天引きが憲法二十五条の定める生存権を侵害すると考えるからです。  民事執行法百五十二条では、給与や年金の差押えは制限をされています。これは債務者である給与や年金の受給者、その家族の生活保障を規定したものです。同様の趣旨は、特...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 保険料は百円、二百円ではないんですね。これはやはり負担になると。今まで老健制度の下では保険証を取り上げられる高齢者はいなかったけれども、先ほどもお示しをいたしました後期高齢者医療保険証ではこれは取り上げられる可能性が出てくるという、これが問題です...全文を見る
06月04日第169回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第8号
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○福島みずほ君 先に質問させていただいて申し訳ありません。  この共生社会に関する調査会でDV防止法を作り、その後二回の改正が行われ、そして現場でというか行政で努力していただいていることに心から本当に感謝をいたします。  まず初めに、市町村のDV基本計画及びDVセンター設置努...全文を見る
○福島みずほ君 茨城県つくばみらい市で、ドメスティック・バイオレンスの講演会が抗議等により中止に追い込まれるという事態が起きました。この事態をどう考えていらっしゃるか、お聞かせください。
○福島みずほ君 明言してくださってありがとうございます。市町村でDVセンターを設置する場合、財政支援がないと相談業務だけになってしまいますので、力強い副大臣の発言、本当にありがとうございます。私たちも精一杯応援していきたいと思います。ありがとうございます。  自立支援についてお...全文を見る
○福島みずほ君 トータルな例えば国が財政支援を行って、継続的な支援のモデル事業の、例えばある自治体に託すとか、そういうプログラムができないかということです。
○福島みずほ君 ありがとうございます。
○福島みずほ君 啓発などについてお聞きをします。  医師や医療機関での発見が多いので医師や医療機関の啓発が必要だと考えますが、いかがですか。また、婦人相談所から情報が漏れたり、裁判所の書記官がうっかり住所をDV加害者と思われる人に送るなど問題が起きていて、まだまだ啓発が不足して...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。
06月05日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は本当においでいただきましてありがとうございます。それぞれ重要な役割を果たしていらして、非常にいい話をしてくださってありがとうございます。  二年前、二〇〇六年六月に強行採決をされたのがこの厚生労働委員会です。今日は与党が欠席を...全文を見る
○福島みずほ君 福田総理はローマで、二千二百億円の社会保障費のカット、削減を維持し続ける、維持するというふうに記者会見、発言をされました。私は本当に残念だと思いますが、そのことについて両参考人いかがお思いでしょうか。
○福島みずほ君 原中参考人にお聞きをします。  私は、これ七十五歳から区切るということもさることながら、重度の障害者の人たちもこのパッケージの中に入れてしまう。つまり、そこがまたこの後期高齢者医療制度のもう非常に非人間性が出ているんではないかというふうに思っておりますが、この点...全文を見る
○福島みずほ君 原中参考人にお聞きをいたします。  主病を一つにしてかかりつけ医をつくるということなどについて述べていただきましたけれども、診療の中身が変わるのかとか健診がどうなるかという点について、この制度の問題点を教えてください。
○福島みずほ君 この後期高齢者の保険者証ですが、老健制度の下ではこれが取り上げられることはなかったけれども、この新しい制度の下では払わなければ保険証が取り上げられることがあると、要するに自己負担、十割負担になると。これも非常に非人間的というか、困ることがあるんではないかというふう...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省が調査結果をようやく発表しました。その統計の取り方や世帯の取り方については野党からもちろん問題ありということはあるんですが、その厚生労働省がようやくやった調査結果、ようやく発表した調査結果によっても低所得者が負担増になるというデータが出て、特に沖縄などは...全文を見る
○福島みずほ君 今回、広域連合というのをつくったこともおかしいと私は思っています。  原中参考人にお聞きをします。  都道府県が断ってというか、市町村でもなく、広域連合というバーチャルな組織をつくったと。しかも、ここは単にお金を徴収するということが主眼ですし、市の職員などが出...全文を見る
○福島みずほ君 後期高齢者医療制度はできるだけ早く廃止するしかないと思います。  十一時まで私は持ち時間なんで、あと一分ありますので、笹森参考人、言いたいことを最後一分おっしゃってください。
○福島みずほ君 ありがとうございました。
09月18日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  厚生年金記録改ざん問題についてお聞きをいたします。  去年この国会で議論になり、新聞報道も一月になされております。そして、今日も来てくださっていますが、滋賀の社会保険庁の元職員尾崎さんもずっと傍聴に来てくださって、私も何度も話を聞い...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど大臣は物証から入るとおっしゃいました。しかし、自白やヒアリングも有力な証拠です。  なぜ滋賀県に二回入るにもかかわらず、全国的な調査を速やかに開始しないのか。全国的な調査をやってヒアリングをすれば、その結果出てくることがあるじゃないですか。なぜそれに着手し...全文を見る
○福島みずほ君 傍聴席で尾崎さんは苦笑されていますけれども、それはおかしいですよ。  だって、滋賀県には二回入っているんですよ。全国調査入ればいいじゃないですか。ヒアリングもやるべきじゃないですか。ヒアリングもやらなくて、それで今まで時間がたって、これからやりますということだっ...全文を見る
○福島みずほ君 余りに厚生労働省は速度が遅いですよ。そして、職員へのヒアリングをやらないことはサボタージュですよ。滋賀に二回入る暇があるんだったら全国的なヒアリングをやるべきじゃないですか。  それから、今後これどうするかなんですね。尾崎さんに聞きましたら、例えば当時、年金の保...全文を見る
○福島みずほ君 財産権を侵害し、今は亡くなっている人もいるかもしれないし、保険料を払ったにもかかわらず正当な報酬をもらえないんですよ。  これ、改ざんしているのって、明確に虚偽公文書作成罪ですよ。明確なこれは犯罪です。だからこれは許せない。要するに、過失ではなくて明確な故意犯じ...全文を見る
○福島みずほ君 そのスピードがのろいことと、今まで放置をしてきたではないかということです。  それで、大臣、具体的な救済方法と手続はどうされるんですか。これは戻らない年金になるかもしれない。じゃ、これは時効の適用はないということでよろしいですね。
○福島みずほ君 国民は、自分の標準月額とか言われても、正直よく分からなかったりするわけですよ。それは大臣、分かるでしょう。個人はよく分からないですよ。それで、この点でどういうふうにやはり救済をするのかという点。  大臣、もう職員へのヒアリングをきちっとやる、全国調査をきちっとヒ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、ヒアリングは必要ですよ。ヒアリングはきちっと全国調査をやるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 ワンビシにある旧台帳のデータベース化のために幾ら掛かったか、教えてください。
○福島みずほ君 データベース化されたのは千百六十七万件とありますが、このうち何件がコンピューター入力されていますか。
○福島みずほ君 九月十四日、二百六十万件を廃棄したということをいただきました。昭和二十九年五月から昭和三十二年までの新しい台帳分、なぜこれを捨てたんでしょうか。加入していた人の記録で最新のものをなぜ捨てたか。
○福島みずほ君 厚生労働省は台帳の貴重なもの、新しい台帳分を捨てているんですね。厚生年金保険被保険者台帳の引渡し及び廃棄について、これは社会保険庁長官と年金保険部長の内部の決裁、捨てることについては内部の決裁がこれは必要ですけれども、決裁を取っていらっしゃるんでしょうか。
○福島みずほ君 社会保険庁長官と年金保険部長には決裁を受けているんですか。
○福島みずほ君 担当課長の決裁でこういう貴重な新しい台帳二百六十万件、捨てることができるんですか。
○福島みずほ君 貴重な資料ですよ。台帳を二百六十万件、課長限りでぽいと捨てる。これは本当にひどいわけで、コンピューター化よりも台帳をきちっと保存すべきなのに、なぜそうなのか。  社会保険庁の調査で、百十万件の年金記録が行方不明、そのうち二十七万六千枚が農林漁業団体職員共済組合の...全文を見る
○福島みずほ君 大臣、課長限りで昭和二十九年五月から三十二年までの新しい台帳二百六十万件捨てているんですね。これは国民の貴重な資料だと思いますが、感想をお聞かせください。
○福島みずほ君 年金改ざんの戻らない年金、それから宙に浮いた年金、捨てられた年金、本当にひどいものだというふうに思っております。  社会保険病院、厚生年金病院の存続についてお聞きをいたします。  九月十二日に、社民党として、公的病院として社会保険病院や厚生年金病院の存続を求め...全文を見る
○福島みずほ君 舛添大臣、医師不足だ、医師不足だと言ったら一・五倍医師の数を、医学部増やすということを決断していただいて、取り組んできたかいがあったと思っています。  この社会保険病院、厚生年金病院の存続についても立法措置をきちっととって存続すべきじゃないか、それは事務次官もそ...全文を見る
○福島みずほ君 立法措置も含めて存続の方向で社民党はやっていきますし、厚労省もそれでよろしくお願いします。  労働者派遣法のことでお聞きをします。  八月二十一日の共同通信社の記事によれば、派遣労働者の製造作業の現場で起きる労災が九倍に増大しているということです。どのような要...全文を見る
○福島みずほ君 派遣の中で労災が八倍になっている、分母が増えているということもありますが、極めて問題だと思います。  九月十二日に公表された労政審議会の報告について、製造業における日雇派遣が禁止されていないのはなぜですか、さらには、日雇派遣そのものが規制されていないのはなぜでし...全文を見る
○福島みずほ君 いや、大臣。大臣。
○福島みずほ君 名ばかり管理職についての通達が出ました。しかし、これはアルバイト、パートの採用や解雇、部下の人事考課などができれば管理監督者としていて、今はアルバイトの人だって採用したりしていますので、この基準だと名ばかり管理職が増えてしまうのではないかという危惧も大変持っており...全文を見る
10月03日第170回国会 参議院 本会議 第4号
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○福島みずほ君 私は、社民党を代表して、麻生総理並びに関係閣僚に対して質問をいたします。  社民党は、三つの決別宣言を自民党に対して行います。  一つ目は、利権政治に対する決別宣言です。二つ目は、国民を苦しめる小泉構造改革に対する決別宣言です。三点目は、戦争に加担する、そんな...全文を見る
10月15日第170回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  社民党は、命を大切にする政治をテーマに頑張っているところです。  まず、自衛隊のいじめの話をお聞きします。  「さわぎり」の中でいじめ、自殺死をした人のケースが国の責任を認めて高裁で確定をしました。しかし、その後も後を絶ちません。...全文を見る
○福島みずほ君 再発防止とずっと言われて後を絶ちません。  今回のケースは逸脱でしょうか、それとも通常の訓練なんでしょうか。
○福島みずほ君 どっちですか。
○福島みずほ君 「さわぎり」の判決後、自衛隊各施設、各部隊に対してどのような通達を出しているでしょうか。
○福島みずほ君 私は、今まで遺族の方たちとずっと話をしてきました。何人もの遺族とです。自衛隊オンブズマンの制度をつくるべきだと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 次に、雇用の問題についてお聞きをします。  世界経済が悪くなり、日本経済が悪くなり、真っ先に労働者、非正規雇用の首切りという事態、まさにそのことが日本の中で起きています。愛知県では、去年と八月、求人比、これが四六%減。ある事業所では、二割から三割、非正規雇用、派...全文を見る
○福島みずほ君 私は、今起きている非正規雇用の首切りについて厚労省はどうしようとしているかお聞きしたんです。
○福島みずほ君 ということではなくて。それは次に聞きます。
○福島みずほ君 私は、この不景気が実は現場のいわゆる使い捨て労働として、雇用の調整弁として真っ先に派遣が切られているという声、実態も何千人と首が切られる。正社員であれば整理解雇は最後に行われます。しかし、非正規雇用は真っ先に首切りが行われるんですね。この実態を厚労省はきちっと今こ...全文を見る
○福島みずほ君 この間、社民党は多くの派遣の皆さんと意見交換をしました。二年と言われていたのに六月あるいは八月、中途解約、これがもうたくさん起きているんですね。もうこれで、住まいと込みになっていますから、住まいも出なくちゃいけない、こういう事態が今現に起きているんです。この中途解...全文を見る
○福島みずほ君 平成十六年度で四分の一中途解約があるんですね。今はもっとあると思いますよ。今のデータはどうですか。
○福島みずほ君 この十年間、日本の社会は変わりました。企業がもうかれば労働者がもうかるという関係でない、大都会が潤えば地方が潤うという関係は壊れました。株券の配当は四兆円から十六兆円、四倍になり、会社の内部留保は増えたけれども、労働者は十年間給料が下がり、労働分配が下がり、かつ非...全文を見る
○福島みずほ君 結局、中途解約やったときの指針があり、仕事をあっせんするとあるけど、それ紙切れなんですよ。指針、紙切れ。ほっぽらかし、ほったらかしなんですよ。だから、現に今、中途解約が起き、住まいも含めて追い出されていく。もうホームレスに若い人がなる、中高年がなる。帰るべき故郷に...全文を見る
○福島みずほ君 指針があって、あっせんせよとあるのに、その実態調査もやっていないというところが問題なんです。結局、これだけ、今の問題は、景気が悪くなって、非正規雇用をまさに景気の調整弁として企業がたたき切っていることに対して政治が、法律が、行政が何もしていないということなんですよ...全文を見る
○福島みずほ君 私も二日前、長野の昭和伊南総合病院に行きました。お医者さんが、産婦人科が一人もいなくなっている。全国から、身近なところからお産ができる場所がないんですね。これは明らかに政策、政治の失敗じゃないですか。
○福島みずほ君 医学部が一・五倍になった点は評価できると思います。しかし、どんどん実は悪くなっている。  総理、国がもう責任を持って、お医者さんも含めた医療資源をきちっと配置していく、そういうことに責任を持つべきときだと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 社民党は産声の聞こえる街づくりプロジェクトで約一年間全国を回りました。現状は分かっています。しかし、それに対する対応策をきちっと政治がやってこなかったことが問題です。  ここの自治体病院の民営化、休止という問題について質問します。  千葉県銚子市の市立病院が休...全文を見る
○福島みずほ君 はい、休止の実態。いや、総理にどうぞ。休止、閉鎖。いや、総理、総理。
○福島みずほ君 休止。
○福島みずほ君 代表質問で銚子の病院のことはお聞きをしました。  総理は、全国を回って地方が疲弊していることに気が付いたとおっしゃいました。三位一体改革を平成十五年おやりになったのは、総務大臣麻生さん本人なんですよ。三位一体改革ならぬ三位ばらばら改悪で、合計五兆円交付金が減りま...全文を見る
○福島みずほ君 税源移譲が三・二兆円、負担金の部分が三・二兆円、そのほかに交付金が五兆円、補助金が一兆円、合計六兆円地方に行くのが減ったんですよ。じゃ、十兆円地方に財源移譲すればよかったけれども、そうじゃないじゃないですか。結局、地方は六兆円来なくなったから福祉をやる主体の自治体...全文を見る
○福島みずほ君 総理、総理、総理、総理。
○福島みずほ君 認識ということは、反省しているということですか。間違いだったことを認めますか。
○福島みずほ君 質疑は的確にやっています。
○福島みずほ君 はい。地方切捨ての三位ばらばら改悪で、結局、自治体病院がなぜ今、休止、閉鎖、民営化か。結局、そのときの原因なんですよ。それをちゃんと反省すべきだし、小泉構造改革は結果において地方を切り捨てたと思います。  次に、女性の政策の中で、総理、慰安婦の問題に関する河野官...全文を見る
○福島みずほ君 次に、農業についてお聞きをします。  社民党は、瑞穂の国の農業再生プランを発表、先日、私の名前もみずほですが、所得補償の暮らせる農業、田んぼの底力、政治の責任、五つあります。(資料提示)  まず、お聞きをします。食料主権を最優先し、WTO・FTA政策を見直すべ...全文を見る
○福島みずほ君 日本の農業を守るべきと社民党は考えています。これは、WTO、FTA、EPAで沖縄のサトウキビ、北海道の畜産は壊滅的打撃を受けますよ。ここはもう食料、フードマイレージの考え方もありますし、WTO・FTA政策を見直すべきだと強く思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 結局、それでは食料自給率は上がっていかないんですよ。  田んぼの底力法案というのを作っています。減反政策は見直して、米粉米そして飼料米、特に飼料に関しても、これは随分、毒じゃないけれども問題あるものが入っているんじゃないか。それが回り回って日本人の口に入ると。で...全文を見る
○福島みずほ君 ひとつ自然エネルギーについてお聞きをします。(発言する者あり)じゃ、一つだけ。でも、あと一分あるんです。じゃ、済みません。
○福島みずほ君 はい。  自然エネルギーに関して一言。  ドイツは新法の導入を二〇〇〇年にやりました。社民党は、当時、与党と一緒に自然エネルギー促進法案を作りました。当時、ドイツは新法でぐっと自然エネルギーが伸びる。日本は失われた十年。この十年間、RPS法、結局、当時、固定価...全文を見る
11月13日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  先日、予算委員会で労働者派遣法について、労働者派遣についてお聞きをしましたが、今日も継続してまずお聞きをいたします。  派遣労働者の注文減少、中途解約など、景気後退から生ずる実態把握について、先日お聞きをいたしました。私も十月現在に...全文を見る
○福島みずほ君 ヒアリングの結果はいただいております。私の質問は、四千九百四十名のこの表が十四県しかないので、問題の大きい愛知県、静岡県が入っていないのはなぜかとお聞きしているんです。
○福島みずほ君 いや、ひどいですよ。労働局が全国都道府県にあって、出ているデータが十四県だけで、先ほど四千九百四十名と言ったのはたかだか十四県なんですよ。しかも、ここからは、多く製造業現場に派遣がいる、そして実際派遣切りが行われていると言われている愛知県、静岡県はないんですよ。局...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省は、予算委員会でも質問しましたし、全国の労働局に全部上げろと言うべきじゃないですか。さっき四千九百四十名と言ったけれど、たかだか十四県の結果を言っているだけで、厚労省、指導すべきですよ。  大臣、すべての労働局に対して、派遣切りがどれだけ行われているか...全文を見る
○福島みずほ君 よろしくお願いします。  中途解約についても予算委員会で質問しました。これは仕事のあっせんを実施しているかどうかについて実態は把握していないというのが答弁でした。今日どうですか。
○福島みずほ君 中途解約をした結果について、仕事をあっせんしているかどうか、要するに指針が実効性があるものかどうかのデータについて、きちっと局長、出してくださいますね。約束してください。
○福島みずほ君 中途解約について指針が実効性があるかどうかについて私に回答をくださるという意味だということの確認です。よろしいですね。
○福島みずほ君 今、中途解約と派遣切りが進んでいるので、お願いします。  大臣、例えば今日聞いたケースで、十月二十九日で、三十日にあなたはもう契約、解約をします、そして寮は十一月十五日に出ていってくれと言われる。つまり、派遣の人たちは寮に住んでいますから、中途解約で、あしたで終...全文を見る
○福島みずほ君 雇用促進住宅などについて、そういう人を例えば緊急的にでも入れるというのはどうですか。
○福島みずほ君 現状では愛知県や静岡県でホームレスになる。さっき言った例ですと、もう放り出される。実際そうなんですね。緊急的にもっとやらないと、実際、住居あるいは雇用保険もなかなかありませんから、実際とんでもない状況が起きている。それについてはどうですか。
○福島みずほ君 あしたであなたは中途解約、そして十五日には出ていけと言われて、なかなか間に合っていない。要するに、現状がひどい状況なわけで、それに対して今の厚労省の行政が追い付いていっていないという現状です。これについては、速やかにこうするという方針を出していただくよう、また改め...全文を見る
○福島みずほ君 おっしゃるとおり、採用内定は合理的理由がなければできないというのが判例です。とすれば、ハローワークや大学に言うのではなく、企業に対して正当な理由がなければ採用内定の取消しをすべきでないというアピールを厚労省としておやりになったらどうですか。
○福島みずほ君 撤回を求めて成功しましたか。
○福島みずほ君 大臣、大学生、高校生は正当の理由がなければ採用内定の取消しができないという判例など知らないかもしれないわけですね。大学生と話していると、今不安が広がっています。ですから、ハローワークから連絡があってというのではなく、正当な理由がなければ、要するに労働者の首を切ると...全文を見る
○福島みずほ君 派遣法の改正案が閣法で出ております。今派遣切りが問題になっておりますが、派遣切りに対してこの法案は有効ですか。
○福島みずほ君 努力義務しかすぎず、もう今恐らく何万人レベルでしょうが、派遣切りになっている人たちに対してこの閣法は何も有効ではないんですね。努力義務でしかありません。  以前この委員会で質問したとき、大臣は、ディーセントワークとは何かという私の質問に対して、直接常用雇用だ、予...全文を見る
○福島みずほ君 二〇〇二年の改正前まではその人たちは派遣ではなかったわけですね、製造業で今働いている人は。ですから、製造業について派遣が広がったのは派遣法の改悪によってですから、それは直接雇用を企業はちゃんとすべきだというふうに思います。いかがですか。
○福島みずほ君 閣法で出ている法案についての問題点は、規制緩和が入っていることです。常用型派遣の事前面接の解禁、期間制限のない派遣業務に関する派遣先の労働契約申込み義務の適用除外。なぜ、今労働法制を規制強化しなければならないときに、事前面接の解禁なのかと、なぜ規制緩和があるのか、...全文を見る
○福島みずほ君 派遣法においては事前面接はできないというのがその法律の制度上当然で、なぜ今回この規制緩和が入っているのか。  それから、先ほど大臣は多様な働き方とおっしゃいました。しかし今、何万人と派遣切り、契約更新拒絶と中途解約が起きている。あした解約、出てってくれと言われる...全文を見る
○福島みずほ君 大臣、今年の一月、福田総理に医師不足について質問をしました。医師の数を増やすとそのとき答弁し、二〇〇八年骨太方針で医師の数を増やすとし、舛添大臣のときに一・五倍にするとしました。  私は、今の医療の問題点はいろんな局面でありますが、昭和五十七年閣議決定、大蔵省と...全文を見る
○福島みずほ君 私は、今の医療の問題について、五十七年閣議決定以降、医師が余っているキャンペーンをやってきた厚労省にその責任はあると思いますが、大臣、いかがですか。
○福島みずほ君 医師不足ではないかと国会で質問し、その転換がされたということについては実は感謝をしているんですが、やはりこの間、余りに医師が余っているとして増やしてこなかった厚労省の責任はやはりあるというふうに私は考えます。  次に、国民健康保険証を持っていない子供たちの問題で...全文を見る
○福島みずほ君 国民健康保険証のこれについては、資格証明書発行前の滞納者との接触も、催告なくして保険証が取り上げられている実態も明らかになりました。また、資格証明書発行後の滞納者との接触についても、調査もないということで放置されているのではないか。また、国の水準以上に独自に医療費...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
11月19日第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○福島参議院議員 御質問どうもありがとうございます。  当時、私たちは、新たな高齢者医療制度等の創設として後期高齢者医療制度のような差別的な制度は想像だにしておりませんでした。四つあった中で、結局、医療費抑制政策から一の独立保険方式にかじを切ったのは小泉内閣であると考えておりま...全文を見る
○福島参議院議員 今後、提案をしていきます。
○福島参議院議員 国会の中で、どういう医療制度が適切かということについて議論をしていきます。
○福島参議院議員 後期高齢者医療制度が導入された背景には、国民健康保険の経常赤字と滞納による空洞化があったと考えています。政府は、国保財政の安定化を図るために、医療費のかさむ七十五歳以上の高齢者を国民健康保険から切り分けた、ここに問題があると考えています。  しかし、国民健康保...全文を見る
11月25日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  法案に入る前に何点かちょっと質問をいたします。  原子力発電所の被曝労働者の労働災害認定で白血病である悪性リンパ腫が今年十月二十七日に認定をされました。喜友名さん、喜ぶに友に名と書きますが、認定をされました。二〇〇四年には多発性骨髄...全文を見る
○福島みずほ君 喜友名さんの遺族である御夫人は大変認定されたことを喜んでおりまして、是非よろしくお願いいたします。  十一月十日、長崎地裁は、在韓国被爆者鄭南寿さん勝訴の判決を下しました。長崎県は控訴したくない旨発言をしておりましたが、残念ながら十八日に控訴をいたしました。原告...全文を見る
○福島みずほ君 大臣、在外被爆者の点については、改正法が成立をし、一歩みんなの力で前進したと思っております。  この判決は、長崎地裁で原告は勝訴をしているんですね。しかも、八十八歳、寝たきり。もうこれは控訴すべきではなかった、早期解決をすべきではないかと思いますが、いかがですか...全文を見る
○福島みずほ君 次に、三池炭鉱の一酸化中毒事件以来、四十五年が経過をしています。国が平成十八年三月に約束した確認書があります。大牟田労災病院を廃止する代わりとして大牟田吉野病院において専門医師、常勤医師を、専門医師を確保するなど、確認書に関して実施されていない問題が残っております...全文を見る
○福島みずほ君 めどはどうですか。
○福島みずほ君 これは、確認書があり、かつ月日がたっているので、これは厚生労働省の力で、力でって変ですね、厚生労働省の努力でやっていただきたいと。  今日、めどについて聞かせていただきたかったのですが、これ以上食い下がっても駄目ですか。石井さん、どうですか。
○福島みずほ君 社民党は、派遣・非雇用の切捨てを許さない怒りのホットラインというのを二日間にかけて夜の十時までやりました。  この委員会で何度も質問していますが、今、御存じ、派遣切り、中途解約、契約更新拒絶、これがもう本当に起きています。労働局から一斉に調査を上げてくれというこ...全文を見る
○福島みずほ君 大臣、これについて、今まさに厚労省が指導力を発揮して雇い止めや中途解約について意見を言ってもらいたい。  もう一つ、近々の課題は採用内定の取消しです。社民党の保坂展人さんが街頭演説をしていたら女性に声を掛けられたと。息子さんが採用内定取消しの通知をもらった。八十...全文を見る
○福島みずほ君 文科省ではなく、経団連や業界団体にきちっと厚労省の意見を言ってください。
○福島みずほ君 ありがとうございます。  児童養護施設における高等学校等卒業者なんですが、大学へ進学した児童は、大学等が一九%、大学、短大などへ進学した子供は八・八%。じゃ、その子供たちに対する支援は何かということで、退所して進学する場合は大学進学の自立生活費、学費の支給、退所...全文を見る
○福島みずほ君 私が驚いたのは、ですから大学進学したいなと思って頑張る子供が、保護者がある場合七万三千円、これ一回きりなんですね。定額給付金も一回きりですが、これも一回きり。保護者がない場合も約二十万、一回だけなんですよ。  でも、考えてみてください。この日本で子供が二十万だけ...全文を見る
○福島みずほ君 児童福祉法でカバーされる年齢は十八歳まで、その十八歳から二十歳までの子供たちのケアが重要だと考えます。しかし、里親の下で過ごす子供たちの中で措置延長されるのは、精神障害があり服薬の、薬を飲む必要の子供しか、知的障害のある子供たちが中心で、申請しても措置延長が認めら...全文を見る
○福島みずほ君 子供と貧困についてお聞きをします。  今までの質問もそうですが、貧困問題の中でも、女性と貧困、そして子供と貧困、特に子供と貧困の問題をなくすということを政治はやるべきだと思っております。日本はOECD二十五か国中、上から十番目に子供の貧困率が高く一四・三%、しか...全文を見る
○福島みずほ君 いや、就労支援がうまくいっているんであればそれはいいんですが、今日ほかの委員の質問でもありましたが、母子家庭の平均年収がざっくり二百十三万、二百万ぐらいなわけですね。就労支援がうまくいっていない。生活保護の母子加算は、これは明確に廃止すべきではなかったというふうに...全文を見る
○福島みずほ君 舛添大臣は現実を見てくださるというふうに思っているので質問を続けているんですが、女性の収入少ないじゃないですか。そこで子供が三人いるなどあり、高校のまた支援も分かりますが、日本で非常に貧困が起きやすい、しかも女性と貧困、子供の貧困。しかも、子供の問題をなぜ取り上げ...全文を見る
○福島みずほ君 是非じゃこれもお願いします。健診費用無料化やお産費用無料化、医師の拡大など努力して、提案をして実現したと思っているんですが、生活保護の母子加算廃止についてはこの委員会でしつこく迫りたいと思っておりますので、是非よろしくお願いします。  今回、他の同僚委員からも出...全文を見る
○福島みずほ君 虐待の問題について最後に一言お聞きをします。  前回の改正後も虐待の問題が起きていると。虐待のケースの事案を見て、長崎などだと性暴力の事案が起きていると。この問題に関して、やはり今まで閉鎖性や施設の世襲制や、非常に問題があると。ですから、子供の意見表明権の確立、...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
12月02日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず冒頭、社会保障費の伸びを毎年二千二百億円抑制していることについて一言お聞きをいたします。  国会の中でこれを批判的に取り上げたのは、一番最初、私が質問をしました。何十回と質問をし続けてきましたが、報道によると、自民党が麻生総理に...全文を見る
○福島みずほ君 採用内定取消しについて一言お聞きをいたします。  不動産会社や外資系IT会社などで採用内定取消しが行われております。実態についてということなんですが、平成五年、これは採用内定取消しはずっとこの委員会でも質問しておりますが、平成五年、当時の村上労働大臣のときに採用...全文を見る
○福島みずほ君 採用内定取消しに遭った学生はなかなかもう就職活動難しいんですよね。報道にもありますが、内定式をやった直後に採用内定の取消しをする、外資系のITなども、ファイナルステップおめでとう、一緒に働きましょうとやった後に、これは採用内定ではないと言って取消しを行っていく。ひ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、今から就職活動をやるといっても無理なんですよ。どっちの立場に立つかですよ。理由がある企業はいいです。倒産しそうとか、それならいいんですよ。それは平成五年のときも除いているんですよ、労働省は当時しっかり除いて発表しています。  これ、じゃ、厚生労働省が理由な...全文を見る
○福島みずほ君 採用内定の取消しの取消しとやっても、学生はその企業になかなかできないんですよね。結局、私がけしからぬと思うのは、内定式までやってその直後に採用内定の取消しをする。外資系のITなど別に業績がそんなに困ってなくても、安易に採用内定取消しをする。これを止める力をやっぱり...全文を見る
○福島みずほ君 これは氷山の一角であるという意見が多くのユニオンや人々から出ています。ただ、調査をしていただいたことには感謝をしますが、この調査でも半分が中途解約。  社民党も二十一、二十二日、怒りのホットラインをやりました。夜中の十時までやったら、うめくような電話がいっぱい来...全文を見る
○福島みずほ君 あと一年間あなたは働けますよと言われて、あした辞めてください、寮から出ていってくださいというのが非常に多いんですね、ホットラインの結果。そうしたら、一年間あと働けると思って中途解約をするんであれば、残りの期間の賃金払え、こういう行政指導してください。
○福島みずほ君 派遣元は給料払っているんですか。
○福島みずほ君 中途解約になった場合に残りの期間の賃金は、じゃ派遣元は登録型であっても払うということなんですか。  今の現状は何が起きているかというと、みんな泣き寝入り、仕方ない、ユニオンに駆け込んだごくわずかな人々が交渉によって賃金の一部を派遣先からもらうということをやってい...全文を見る
○福島みずほ君 私自身もホットラインに出てつくづく思ったのは、派遣という働き方が、期間の定めがあろうが期間の定めもなかろうが、とにかく切られるということですよ。毎日、日雇派遣をやっているようなもんで、もう君要りませんと言われたら期間の定めが幾らあったって途中でぶっちぎられるわけで...全文を見る
○福島みずほ君 これはもう予算委員会でもやりましたが、じゃどの程度就職のあっせんができたんですか。
○福島みずほ君 政府の調査でも三万人のうち一万五千が中途解約あるいは契約更新拒絶、社民党がやったホットライン、それから全国ユニオンがやった四百七十二件のホットラインでも圧倒的に中途解約、みんな泣き寝入り、生活保護を受けに行ったが拒否された、寮から出ていけと言われているがどうしてい...全文を見る
○福島みずほ君 中途解除を避けるためには、実質的解雇を避けるためには何を厚生労働省はされますか。
○福島みずほ君 ずれていますよ、答えが。私は、中途解約をなくすにはどうしたらいいか、厚生労働省は今山のように出ている中途解約を受ける労働者に対して何をするかと聞いているんです。
○福島みずほ君 その指導に期待をします。今後も派遣切りが行われるかどうか私たちも実態調査をしますので、厚生労働省は徹底して、派遣切り、中途解約が行われないようにしっかり各労働局やってください。  大臣、今後、派遣切りが、特に中途解約が行われないように厚生労働省で取り組むというこ...全文を見る
○福島みずほ君 労働基準法の改正案について、六十時間を超えて残業し、三十二時間更に勤務して初めて代替休暇がもらえるというのは制度の妥当性に問題があるんじゃないか。つまり、グロテスクというか、こんなに長時間働いての代替休暇、やっぱり変形労働時間制のような面が出てくるのではないかとい...全文を見る
○福島みずほ君 有休も取れないで長時間労働している人間が代替休暇が取れるかと。代替休暇を取ろうと思って結局取れなかったという事態も起きるんじゃないでしょうか。
○福島みずほ君 三十七条で行政官庁に届ける必要がありません。三六協定では労働基準監督署に届け出ることになっていますので、実態把握ができるわけです。しかし、この法の下では届出の必要がないために、労働局、労働基準監督署は実態把握ができないんですね。立入調査をするとか、あそこの企業はこ...全文を見る
○福島みずほ君 そして、代替休暇のどういう場合に取れるかという要件については厚生労働省令で定めるとしています。有給休暇はもう御存じのとおり、時季指定権、ちゃんと条文があるわけですが、有給休暇と要件が極めて違い、審議会に要件を丸投げしているという点は問題だと思いますが、いかがですか...全文を見る
○福島みずほ君 中小事業主の適用除外ですが、常時三百人という中に派遣労働者、請負労働者は入らないというふうに聞いております。そうだとすると、もし私が事業主でこの常時三百人という要件を満たしたくないと思えば、パートや有期契約ではなく、請負と派遣を増やすことによって常時三百人というの...全文を見る
○福島みずほ君 三年後に検討するのではなく、三年間の猶予期間というふうにすべきではないですか。
○福島みずほ君 終わります。     ─────────────
○福島みずほ君 私は、社民党を代表して、ただいま議題となっている労働基準法の一部を改正する法律案について反対討論を行います。  この法案が一歩前進の面があることは確かです。しかし、多くの危惧する点があり、問題点を明らかにするために反対をいたします。  第一に、日本は総実労働時...全文を見る
12月04日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  大分のキヤノンの工場で請負、派遣千二百人が切られるという報道がありました。今日、大分から上京してきたその切られた人たちに話を聞き、行政交渉を行いました。十一月十日の日に、もう解雇だと、辞めろと、あるいは中途解約だと言われ、十二月十日に...全文を見る
○福島みずほ君 期間の定めがあれば、せめてその期間住まいを保障すべきだと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 一方で千二百人切りながら、一方で募集を掛ける。その働いていた人が募集、これに応ずると全然みんな採用されないんですね。一方で切りながら、一方で同時に地元のハローワークで求人票を配ってやっている。どうですか。
○福島みずほ君 派遣切りそのものも問題ですが、求人票を地元でやっている、一方でたたき切りながらやっているという、これ企業倫理からいって本当に間違っていると、人生をめちゃくちゃにするなと本当に言いたいと思います。厚生労働省が、またあしたも話を聞きますが、きちっとやってくださるよう強...全文を見る
○福島みずほ君 ケアマネジャーの担当件数が四十件以上になると一律単価が削減されるということなどがあります。逓減制の適用件数を撤廃すべきではないかと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 退院退所にかかわる介護支援専門員の支援に対する報酬評価を診療報酬の退院調整加算同様、介護報酬にも盛り込むべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  特定事業所加算の算定要件の中で、要介護三以上が六〇%以上と予防支援を受託していないは、介護サービス利用者側の要件のため、これは削除すべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 その点もよろしくお願いします。  それから、介護支援専門員の人たちから介護認定審査会にもっと参加できるようにしてほしい、現場の声を反映してほしいという声をよく聞きます。全国で二〇%程度の割合で審査会に参加をしているというデータがあります。しかし、これは平均ですか...全文を見る
○福島みずほ君 是非、これは何割ルールというようなガイドラインを作って現場の声を反映してくださるようお願いします。  障害者差別禁止条約についてお聞きをします。この条約を批准するべきと考えておりますが、厚生労働大臣の考えはいかがでしょうか。
○福島みずほ君 条約を批准すべきだという点について、いかがですか。
○福島みずほ君 障害者権利条約を批准すれば日本の国内法を相当変えなければならないというふうに思っているんですね。  厚労省の中で条約批准のための検討会をちゃんと開いているか、そして、その検討会の中で国内法の改正も含めて検討しているか、教えてください。
○福島みずほ君 是非、障害者差別禁止法を作ってほしいと。基本法の中には盛り込まない。先ほど局長がおっしゃってくださいましたが、広範囲な条約ですから、是非、広範囲に検討して、国内法の改正も含めて条約の批准をやっていただきたい。いかがですか。
○福島みずほ君 さっき局長と言って済みません。部長で、申し訳ない。  規約人権委員会の勧告についてお聞きをします。  お手元に規約人権委員会のパラグラフ十三をお配りをしています。十月末に国連の規約人権委員会から勧告が出ました。その中に男女平等の点がかなり含まれております。厚生...全文を見る
○福島みずほ君 来年七月には女性差別撤廃委員会で、御存じ、政府の報告書の審査があります。是非、規約人権委員会の勧告も前向きにというか、これは条約を日本は批准しているわけですから、国内法の整備をしてくださるよう、あるいは国会も対応するよう頑張っていきたいと思いますし、是非よろしくお...全文を見る
○福島みずほ君 是非、これをやめて、実績をして、ちゃんとセーフティーネットを張るべきだと思います。  雇用促進住宅に関して七回ほど行政交渉を繰り返してきました。さっき、冒頭の大分キヤノンもそうですが、今度、名古屋の雇用促進住宅も見に行く予定なんですが、今こそホームレスになるのを...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
○福島みずほ君 一分ある、分かりました。  じゃ、先ほどの雇用促進住宅に関して一言。是非、大臣、これ前向きにお願い。ホームレスになるぐらいだったら、どうですか。
○福島みずほ君 終わります。
12月09日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず本案に入る前に、雇用、派遣についてお聞きをいたします。  本日、麻生総理に対して、党首会談で「社民党の緊急雇用対策の提言」を渡しました。これは先週、社民党が作った緊急雇用対策の提言です。麻生総理は、この件については珍しく社民党と...全文を見る
○福島みずほ君 社民党のこの提言は、期間の定めのある労働契約における解雇要件の厳格化というものがあります。一年間働けると思っていたのに途中で中途解約があることについて、これは限りなく違法に近いんじゃないか、こういうことはもうやめるべきじゃないかというふうに考えています。  本日...全文を見る
○福島みずほ君 では、お聞きします。派遣の中途解約についてどう指導するんですか。どうパンフレットに書くんですか。
○福島みずほ君 いやいや、いいです。派遣に、端的に答えてください、時間がないので。
○福島みずほ君 通常の有期契約であれば、中途解約はこれは違法です。そんなことは正当の理由がなければできません。でも、派遣の場合は派遣元とその労働者の間が労働契約というふうには考えられてないからこそ、今ぶった切る、中途解約が起きているわけです。この派遣の中途解約を厚生労働省が止めら...全文を見る
○福島みずほ君 時間がないので、問いに対して答えてください。労働契約が途中で期間の定めがあるのにやったら違法だなんて、そんなの分かってますよ。そうではなくて、今の派遣の問題で、期間の定めのある派遣で中途解約することは違法だと書くんですか、許せないと書くんですか。それだけ答えてくだ...全文を見る
○福島みずほ君 では、中途解約は正当の理由がなければ許されないというふうに書くということでよろしいんですか。
○福島みずほ君 中途解約について、じゃ基本的に、一律にばんと千百人解雇とか千百人切る、それは許されないということで大臣、よろしいですね。
○福島みずほ君 今は正当な理由がある、ないに関係なく一律にぶった切っているから、そのことを聞いたわけです。  ちょっと細かくなるんですが、今の政府の方針だと、派遣で切られた人間を新たに正社員として採用すると百万円なんですよ。大分キヤノンのように、例えば千百人首切った、千百人別に...全文を見る
○福島みずほ君 さっきみたいにおかしくなるんですよ。たたき切って新たに採用するところにはお金が入る、我慢して何とか維持したところにはお金が入らないんですね。ただ、今日の中で、中途解約については正当の理由がなければ許されないという答弁でしたので、今まで三万人あるいは十万人、中途解約...全文を見る
○福島みずほ君 それでは、そこに中途解約が正当理由があるかどうか、正当理由がないということであれば問題だと。そしたら、今までかつて何千人規模でカットしたところについて全部正当理由が個々的にあったかないか、あったかないかということについて判断する。この正当の理由は整理解雇の四要件ほ...全文を見る
○福島みずほ君 それは派遣の中途解約にも当てはまるということで、くどいですが、よろしいですね。
○福島みずほ君 そして、それは派遣元でなく、派遣先のキヤノンや東芝やトヨタに対して行政指導をする、具体名は言えないかもしれませんが、ということでよろしいですね。
○福島みずほ君 いや、派遣元ですが、それはこうなっているんですよ。労働契約は派遣先と労働者にはない。しかしそこで、あんた要らないよとなるから派遣元がその人間を切るんですよ。ということは、元々のトヨタ、キヤノン、東芝に迫らない限り駄目じゃないですか。そこにこそ文句言ってくださいよ。
○福島みずほ君 今まで私は派遣契約における中途解約のことを聞いてきたわけですよ。今起きているのはそういうことじゃないですか。  もう一回確認します。トヨタ、キヤノン、東芝などが例えば中途解約で切る、これについて正当理由が必要で、そこに対して指導をするということでよろしいですね。
○福島みずほ君 新たな就労の確保じゃないんですよ。元々の派遣先、大企業に対して中途解約するなと厚生労働省言ってくださいよ。それでなければ、パンフレットをこれから作るなんて悠長なこと言ってたら、十万人以上が首切られますよ。  大臣、私が言っている意味は分かりますよね。派遣先の大企...全文を見る
○福島みずほ君 全然これじゃ駄目ですよ。結局あなたたちが言っているのは弱い派遣元に文句言うだけで、本当にたたき切っている派遣先に指導なんかできないですよ。こんなの通達出してパンフレット作ったって、大企業は痛くも何ともないですよ。そこに文句言ってそこを規制するようにしない限り、首切...全文を見る
○福島みずほ君 路頭に迷わしたらもう駄目なんですよ。大企業が派遣先が倒産のおそれもないにもかかわらず派遣契約の中途解約をすることは正当の理由がないとして宣言し行政指導してください。
○福島みずほ君 正当の理由がなければ労働者の首切れない、正当な理由がなければ派遣の人の中途解約はできない、言ってくださいよ。
○福島みずほ君 いや、労働契約の場合じゃない、派遣のことを聞いているんですよ。
○福島みずほ君 分かりました。可能な限り避けるべきであり、そして中途解約をしないように指導していると。だから中途解約する企業にはそれは厚生労働省としてふさわしくないということをちゃんと言ってくださるということが確認できたので、今後、厚生労働省は果敢に派遣先に対して意見を言ってくれ...全文を見る
○福島みずほ君 ナショナルセンターにおける看護師夜勤体制はどのように整備されるんでしょうか。いまだに二人夜勤体制であることは問題ではないでしょうか。
○福島みずほ君 ナショナルセンターにおける看護師と女性医師の離職率なんですが、これ、看護協会やいろんなところからデータを送っていただきましたが、国立高度専門医療センターは一五・九%、二〇〇六年で、ほかのところよりも看護職員の離職率が高いんですね。離職率が高いというのであれば、労働...全文を見る
○福島みずほ君 独立行政法人化した場合、就業規則に対する労使間協議はどう扱うのでしょうか。常勤、非常勤職員の雇用と労働条件が継承され、賃金や労働条件の引下げや雇用の不安が起きないことを保障するべきだと考えます。データを見ますと、非常勤、非正規の人たちが圧倒的に多いんですね。この点...全文を見る
○福島みずほ君 非常勤職員が多い中で、今の答弁だと非常に不安を感ずると思うんですね。是非雇用の確保をお願いしたいと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 国立更生援護施設、国立ハンセン病療養所など、きちっと手厚くやっていくと、独法化しないということでよろしいですね。
○福島みずほ君 国立更生援護施設についても質問しましたが、これについては独法化しないという確認でよろしいですね。
○福島みずほ君 最後に、大臣、今日ずっと雇用、派遣について質問していますが、派遣労働者における中途解約は、やむことを得ないというか、適切でない、必要がない場合には許されないということの答弁があるんですが、そのことが全然現実に反映していないと考えています。  現に何千人、何百人規...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。
○福島みずほ君 私は、社民党を代表して、高度専門医療に関する研究等を行う独立行政法人に関する法律案及び修正案について、反対の討論を行います。  国立がんセンター、循環器病センターなど六つの高度専門医療センターはナショナルセンターであり、これらのナショナルセンターは国の政策医療を...全文を見る
12月10日第170回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  社会保障費、毎年二千二百億円ずつカットすることを批判的に最初に国会で質問したのは私です。  総理、この二千二百億円社会保障費カット、やめていただけないでしょうか。
○福島みずほ君 なぜ、今、二千二百億円毎年カットすることをやめると総理が言えないのか。政策転換すべきだと私は考えます。いかがですか。言ってください。
○福島みずほ君 総理のリーダーシップでこれをやめると今おっしゃってくださいよ。  次に、今、百年の中での雇用の危機、百年の中での雇用の対策を総理が打つべきだと昨日申入れをいたしました。社民党は、派遣切り怒りのホットラインを十一月に二日間やりました。私も電話に出ました。十時までう...全文を見る
○福島みずほ君 社民党が提案したことを取り入れていただいた点は有り難いと思いますが、問題は中途解約を止めるかです。中途解約された後の住まいの保障ももちろん重要ですが、中途解約をさせないことが重要。政府も三万人と言っています。私たちは十万人ぐらい出るだろうと。今、年末までに起きる問...全文を見る
○福島みずほ君 これは派遣先に対して言わないと、今そこにある危機、今こそ政治が目に見える形で救済をしなければならないわけです。  政府は、今、派遣法の改正案を国会に上程をしています。三十日以下の日雇派遣を禁止するという、今の派遣切りなどに対して何の役にも立たないものです。派遣の...全文を見る
○福島みずほ君 今の派遣法の改正では駄目だと申し上げ、質問を終わります。
12月18日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  経済の急速な悪化に伴って派遣労働者の解雇などが広がりつつあり、極めて深刻な状態となっております。この影響は障害者雇用にも及ぶことが想定されますが、安易な解雇は障害者の生活を根本から破壊してしまいます。障害者雇用維持のために政府はどのよ...全文を見る
○福島みずほ君 派遣労働制度の中で障害者の雇用はどのように扱われているんでしょうか。今回の法改正で対応されなかった理由をお聞かせください。
○福島みずほ君 雇用率制度によって雇用が進んでいるようにも思われますが、実際には重度の障害者の割合の増加、短時間労働者の割合が増加したこと、企業内の精神障害者が新たに障害者として認定されたことなどの影響もあると見られております。政府は実態をどのように認識しているのか、実質的な雇用...全文を見る
○福島みずほ君 昭和五十一年に現在の雇用率制度が創設されましたが、いまだに雇用率未達成の企業が依然として高い割合を占めています。実雇用率について見ても、法定雇用率にはるかに及ばない状態が続いています。厚生労働省は改善されているとおっしゃいますが、詭弁にすぎないんじゃないでしょうか...全文を見る
○福島みずほ君 どちらでも結構です。じゃ、大臣。
○福島みずほ君 福祉的就労についてお聞きをいたします。  福祉的就労の下に授産施設や小規模作業所などで働いている障害者の人の収入は平均月一万五千円程度と言われています。労働関係法令の適用はもちろんなく、各種のセーフティーネットからも漏れております。福祉的就労の名目の下に実態とし...全文を見る
○福島みずほ君 障害者の所得保障について工賃倍増五か年計画が策定されましたが、この計画の効果はいかがでしょうか、そして、今後この計画で十分な対応ができるのでしょうか。
○福島みずほ君 先ほど同僚委員の方から障害者自立支援法の見直し、まあ廃止ですか、抜本的見直しの質問がありましたが、実際様々なアンケートやデータからかなりのひずみが出てきていて、応益負担の問題が出てきております。  それで、先ほどもまた、これまた同僚委員の中から、国連障害者権利条...全文を見る
○福島みずほ君 クラスター爆弾も条約ができ、いろいろ変わっていっています。  大臣、障害者権利条約は日本も署名をしたわけで、世界の中には御存じたくさん障害者権利条約がありますし、ヨーロッパにお詳しいからもう各国の立法はよく御存じだと思います。今の説明でも、厚労省だけでやっていて...全文を見る
○福島みずほ君 条約の批准とそれからそれに向けた国内法の整備、とりわけ横断的な差別禁止法の実現、うんうんと二人ともうなずいていらっしゃるので、議事録にうんうんとうなづくと、こう是非書いていただきたいんですが、大臣、よろしいでしょうか。
○福島みずほ君 雇用について一つお聞きします。  大臣、先日、愛知県に行って、一番派遣切りが多いと政府の統計で言われている愛知県で一番最も派遣切りが多いと言われている地域のハローワークに行きました。やっぱり手狭なんですね。職員すごく働いているんですが、やはり窓口もすごく混雑をし...全文を見る
○福島みずほ君 その点については全く同じ考え方なので、労働行政頑張れとエールを送って、質問を終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  派遣切りや採用内定取消しや雇用保険について、社民党も本当にこれを何とか解決しなければとやってきました。会期末まで期間が限られています。私たちもこの法案の成立を心から望んでいます。発議者の皆さんが緊急雇用としてまとめてくださったことに心...全文を見る
○福島みずほ君 かように共通しているんですね。野党のプロジェクトの案も作業部会の案も政府の案も、(発言する者あり)あっ、与党、ごめんなさい、与党の案も極めて似ていますし、お互いに同意できるところがたくさんあります。  今必要なことは、共通部分をできるだけ成立させる。ですから、私...全文を見る
○福島みずほ君 かように共通しているわけですから、私はできるだけ早く成立をさせ、かつ、もしこれ直すという部分があれば、衆議院で大至急修正をした上で成立を目指すべきだと強く思います。  厚労省にお聞きをいたします。  これは、湯浅誠さん、もやいの人も言っていますが、年末年始、行...全文を見る
○福島みずほ君 検討していただくということで、是非お願いします。  二〇〇九年問題、今なぜこんなに派遣切りが行われるかというと、二〇〇九年問題があると考えています。大分キヤノンは千百人派遣切りをやりながら求人募集をやっている。しかも、その求人募集の中身が二年十一か月というふうに...全文を見る
○福島みずほ君 しっかり指導をしていくということで、二年十一か月という三年の直前で切るというような、これは大分キヤノンがやっているわけですが、こんな求人募集をハローワークで張らせない、指導するということでよろしいですか。
○福島みずほ君 よく分からない。二年十一か月については指導するという意味でよろしいですか。
○福島みずほ君 発議者にお聞きをします。  雇用促進住宅を見ましたけれども、廃止決定したのも十分使えると思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 私も雇用促進住宅を見ましたが、一万円ぐらいでやっぱり借りれるんですね。  天然災害……(発言する者あり)いや、ごめんなさい、天然災害であれば仮設住宅とか造るわけですね、地震とか。これは、今回の派遣切りは政治災害だと思います。だとしたら、やっぱり住まいをちゃんと保...全文を見る
○福島みずほ君 この年末年始の緊急雇用対策として野党側、社民党、民主党、国民新党で住まいのセーフティーネットの提案をこの法案でやっているわけです。  大臣ももう、あるいは与党側の皆さんも分かっているとおり、今度の法案はかなり共通項があると。むしろ、私たちが、委員会やいろんなとこ...全文を見る