福島みずほ

ふくしまみずほ

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福島みずほの2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第180回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  TPPについてまずお聞きをいたします。  二〇一一年、去年の十二月十四日、米国下院の歳入委員会貿易小委員会でTPPに関する公聴会が開かれました。そのときの議事録がこれです。(資料提示)  この議事録を見て私は本当に驚きました。恐ろ...全文を見る
○福島みずほ君 マランティス通商代表次席はこう言っています、これには重要な貿易及び貿易関連問題の大半が含まれている、幾つかの分野では条文案はほぼ完成している。  条文案ができているのを中身を知らないんだったら、日本政府はお間抜けですよ。そして、そのことを知っているにもかかわらず...全文を見る
○福島みずほ君 いや、違うんですよ。マランティス米国通商代表部次席は、統合条文案をほぼ全ての章で策定していると言っているんですよ。アメリカとだけではなくて、条文案はほぼできているじゃないですか。後から加わって、これどうやって日本に有利に変えることができるんですか。  次に、マラ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、労働基準、環境基準は同じにすると言っているんですよ。  これは、小泉政権時に、割増し賃金を払わないホワイトカラーエグゼンプション、解雇自由の原則は日本に要求されました。社民党はこれを廃案に追い込みましたが、こういうことが出てくるんじゃないか、労働条件や環境...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、言質を取ります。労働条件、日本の労働条件、環境基準は下がらないということでよろしいですか。あるいはその言質取っているんですか。
○福島みずほ君 労働条件、環境基準は下がらないという理解でよろしいですね。
○福島みずほ君 同じ公聴会でカリフォルニア州選出の議員はこう言っています。農業、自動車、保険など多くの業界から日本が長く続けている障壁について聞いてきている、例えばカリフォルニア州北部という私の選挙区にとって非常に重要な品目である米は約七〇〇%の関税に直面している、日本の差別的な...全文を見る
○福島みずほ君 まさに何を勝ち取るのか。条文案がほぼできているところがある、できていないところもあるとおっしゃいましたので、中身について国民に説明できる範囲で説明してくださいよ。公聴会開いてくださいよ。特別委員会開こうじゃないですか。
○福島みずほ君 米のことは、米がターゲットじゃないかと聞きました。総理、米、日本の米、守るということでいいですか。
○福島みずほ君 振り回されないということではなくて、日本の政府として日本の米を守る、よろしいですか。
○福島みずほ君 配慮しながら対応するのではなくて、公聴会、よくも日本がTPPに入るなと、たくさん今まで抵抗していたのによく入るなという議論をしているんですよ。だから、日本の国会議員として心配しているんです。配慮なんかじゃ駄目なんです。守ると言ってくださいよ。それがなかったら離脱し...全文を見る
○福島みずほ君 日本の農村を守ると言いながら、米守れないんじゃないかと心配しているんですよ。だから、今の段階で言えなかったら最後まで言えないですよ、悪いですけど。  だから、初めから守ると言ってくださいよ。
○福島みずほ君 守るべきものに米が入っているということでよろしいですね。
○福島みずほ君 何を守るかというのが言っていただけないからこの公聴会のを見て不安なんですよ。米を守る、言ってくださいよ。
○福島みずほ君 いや、守ると言ってくださいよ。米を守ると言ってくださいよ。
○福島みずほ君 いや、明らかに交渉品目になるんですよ。そして、もう統一条文案もほぼできている。できていないところもありますよ。そこに日本が入っていって有利に日本がなるんですか。それはできないじゃないですか。つまり、国民はクライアントじゃないですか。国民に対して説明できないことを約...全文を見る
02月07日第180回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  辺野古移設を切り離して、グアムに先行して移駐するという今のアメリカ政府の動きは、辺野古の基地建設はもはや無理だという証左ではないでしょうか。
○福島みずほ君 去年十二月にワシントンDCに行ったときに、シンクタンクや議員の多くの人たちが、辺野古に建設することはもはや無理だと言う人が多く、随分変わってきていると思います。  日本政府は、国民の立場、沖縄の立場に立ってくださいよ。アメリカに対して、辺野古の基地は無理だ、そし...全文を見る
○福島みずほ君 防衛局長の問題は、基地を押し付けるためになりふり構わず政府が地位利用しているということです。どっちの立場に立つのか。世界もアメリカも動いている。それを踏まえて、きちっと沖縄県民の立場に立って日本政府が交渉するよう強く申し入れます。  次に、高速増殖炉「もんじゅ」...全文を見る
○福島みずほ君 枝野さん、自分がその審議会の担当課長で、総括班長で、自分が出しているんですよ。その審議会に当時の事務方が試算を出しているんですよ。自分がその後、答弁作成者で答弁書を書く。知らないなんてないじゃないですか。こんなでたらめな調査、どう思いますか。あなたの合理的な頭でど...全文を見る
○福島みずほ君 このコストの隠蔽に関して安井エネ庁課長が、二〇〇四年、そんなメモ隠しておけと四月に言ったということが報道されています。これは事実ですか。調査をされましたか。
○福島みずほ君 これは、指示はあったんですか、なかったんですか。
○福島みずほ君 報道されて、このことを改めて調査をされましたか。
○福島みずほ君 「聴取せず調査終了」というのもありますし、報告書もないんですね。当時、というか、もう一回再調査をするということでよろしいですね。
○福島みずほ君 おかしいですよ。この委員会でうそつかれたんですよ。しかも、この再処理と直接処理のコストを一九九四年、それから一九九八年、二〇〇四年、国民に明らかにしていたら政策決定は明らかに変わっていますよ。この後、再処理の積立金をやっていくんですよ。政策を間違えたじゃないですか...全文を見る
○福島みずほ君 いや、納得できないんですよ。だって、虚偽答弁させた当事者で、今まさに審議官で担当しているじゃないですか。  当時、経産省の中では、改革派とやっぱりやめるべきだという意見と両方あったんですよ。それを握り潰して安井さんやってきたんですよ。おかしいじゃないですか。
○福島みずほ君 しっかりもう一回調査をしてください。  私自身は、総括班長で自分が担当しながら、虚偽答弁の作成者であり、知らなかったということを認める、こんなずさんな調査はないと思うんですよ。調査報告書だってできていないじゃないですか。  総理、これは三回にわたって、直接処理...全文を見る
○福島みずほ君 枝野さん、確認します。これ、検討ではなくてきちっと再調査をしてくださいますね。
○福島みずほ君 実質的にそれが再調査となるようしっかりやってください。私は、この安井さんの虚偽答弁に全く納得していません。国会がうそつかれたんですよ。国会に当時そのことが出ていたらもっと議論があったはずなんですよ。ですから、きちっと再調査をするよう強くお願いをいたします。  次...全文を見る
○福島みずほ君 政府の中間報告では、地震の可能性も否定していないですよ。保安院だって、地震の可能性によって配管破断が起きた可能性を否定していないですよ。
○福島みずほ君 まさにそれが事故調で検討されることなんですが、私の質問は、原発の安全審査で想定されていた規模をはるかに上回る地震が発生したと、想定が誤っていたということでよろしいですねということです。
○福島みずほ君 そのとおりで、安全審査の前提としていた地震の想定は誤っていたということなんです。地震に対する安全審査を根本的にやり直す必要があると考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 これが原発再稼働にとって非常に重要だと思います。地震に対する安全審査はやり直されていません。だからこそ、再稼働の条件がないというふうに考えております。  総理、俳優の渡辺謙さんは、ダボス会議で、原子力という人間が最後までコントロールできない物質に頼って生きていく...全文を見る
○福島みずほ君 二度と原発事故を起こさないために、再稼働の条件についてはきちっと考えるということはどうですか。
○福島みずほ君 この内閣が再稼働を非常に強めていることに危惧を感じているんですね。保安院は、一月十八日、大飯原発三、四号機のストレステストの評価結果について妥当と判断する審査結果の素案を公表しています。  そもそも、ストレステストは想定地震を変えておりません。また、そもそも何で...全文を見る
○福島みずほ君 ストレステストは、保安院は再稼働の前提としてのストレステストじゃないですか。安全性にとって大事だというのではなくて、まず保安院がやることの問題点、ストレステストプラスアルファで十分だとしていることの問題点、それがあります。  地震に対する安全審査をやり直さないで...全文を見る
○福島みずほ君 地震に対する安全審査の根本的な指針や安全基準の変更はしてないじゃないですか。
○福島みずほ君 これは、原発の安全審査の前提となる地震の想定が誤っていて、その根本的な見直しはしてないんですよ。にもかかわらず、それを動かそうとしているところが問題です。  国会で事故調が始まりました。国会の事故調の結果が出ないで、どうして安全とか何が問題だったかと言えるんです...全文を見る
○福島みずほ君 国会の事故調が始まって、これ憲政史上初めて超党派でできたんですよ。これが結論を出さないうちに何で動かせるんですか。
○福島みずほ君 国会軽視ですよ。私たちは専門家に頼んでちゃんとやってくれと言っている。それが結論を出さない前に動かすのは駄目ですよ。原発が動いているときに地震が起きれば、制御棒が入らないというような問題も起きるんですよ。危険性が全く違います。  福井や新潟県知事始め首長さんたち...全文を見る
02月08日第180回国会 参議院 共生社会・地域活性化に関する調査会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日はどうもありがとうございます。  私も時間の範囲内でそれぞれにお聞きします。  まず、山内参考人にお聞きをいたします。  ナオミ・クラインさんの「ショック・ドクトリン」という本が非常に私は興味深くて、惨事便乗型資本主義という。被災...全文を見る
○福島みずほ君 先ほどおっしゃいましたカトリーナ台風のときや、それから阪神大震災の後なども、例えばビルがばあんと建つと、あれ長田地区ですか、なかなか入れないというような、例えば今まで長屋だったら入れたのに、ビルになるとなかなか入れないと。  ですから、巨大資本が入っていって開発...全文を見る
○福島みずほ君 次に、洞口参考人にお聞きをいたします。  私も震災直後に名取市に行きまして、名取市長とも会い、いろんな要望をもらい、かつ水田が塩害に遭っていて、ポンプでくみ出す作業や非常に被害を受けていらっしゃる名取市の現状を見たので、今日改めていろいろ思うことがありました。 ...全文を見る
○福島みずほ君 次に、白波瀬参考人にお聞きをいたします。  いただいた資料の中の「縮む中間層」といったことにすごく共感を感じていますし、先生がおっしゃっている所得再分配や、どうやって中間層をつくっていくかは、もう本当に必要なことだと思っています。  白波瀬さんが、下を引き上げ...全文を見る
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
02月15日第180回国会 参議院 共生社会・地域活性化に関する調査会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  憲法審査会に出なければならなかったので十分聞くことができなかった点はおわびをいたしますが、資料や御意見も本当にありがとうございます。  まず初めに、牧野参考人にお聞きをいたします。  私も飯田に行ったことがありまして、御一緒しまし...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  今村参考人にお聞きをいたします。  私もカタリバに参加をしたこともありますし、若者、共生政策の担当大臣のときに、今村参考人に、カタリバの人たちに、若者の意見を吸い上げて子ども・若者ビジョンを作るときも大変協力していただきましてありがと...全文を見る
○福島みずほ君 では、平野参考人にお聞きをいたします。  今日の高齢者雇用とちょっとマイスターと違うかもしれないんですが、中小企業をどう応援したらいいのかといつもいつも思っているんですが、中小企業投資育成株式会社法の設立投資第一号ということで、平野参考人が考える、こういうことを...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。
02月15日第180回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、船田参考人に質問をいたします。  憲法改正のための国民投票法案は、二〇〇七年、衆議院で強行採決をされました。参議院では十八項目の附帯決議がありますが、衆議院は強行採決をやったために附帯決議についてもありませんでした。私は、当時...全文を見る
○福島みずほ君 押し付け憲法論についても決着済みじゃないかという点については……
○福島みずほ君 答弁が終わってないんですが。
02月22日第180回国会 参議院 共生社会・地域活性化に関する調査会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日は三人の参考人、本当にありがとうございます。  まず初めに、戸辺参考人にお聞きをいたします。  永山ハウスの試みは本当に興味深いものでした。私もCOCO湘南台やかんかん森やいろんなコレクティブハウスに見学に行って、どういう形がこれか...全文を見る
○福島みずほ君 白倉参考人にお聞きをいたします。  いろんな取組をされていらして、とりわけ、先ほどもちょっとおっしゃっていただいたんですが、自然エネルギーに関してかなり早い段階から積極的に取り組んでいらして、スクール・ニューディール事業だとか農水省のプロジェクト支援交付金だとか...全文を見る
○福島みずほ君 関根参考人にお聞きをします。  震災後の参加、ユニバーサルサービスのまちづくりというのはさっき答えていただいたんですが、資料の中に震災と障害者のことがあるので、一言、今回の震災と障害者の問題点についてお聞かせください。
○福島みずほ君 どうも、三人の方、ありがとうございました。
02月29日第180回国会 参議院 憲法審査会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。本日はありがとうございます。  公務員の政治的行為についてお聞きをいたします。  憲法改正の発議の日から投票日までの間は、国民投票運動、憲法改正に関する意見表明や行為については、国家公務員法、地方公務員法の適用はしないとの考え方はありま...全文を見る
03月14日第180回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○福島みずほ君 原発の再稼働についてお聞きをいたします。  原子力安全委員長、ストレステストの一次評価だけでは安全性評価としては不十分であるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 一次評価だけでは不十分だとすれば、安全宣言はできないということですね。
○福島みずほ君 二次評価が電力会社から提出さえされておりません。総理、原子力安全委員会が安全性評価としては不十分だと今言っている状況で、なぜ政治判断ができるんでしょうか。総理に。
○福島みずほ君 班目さん、もう一回、安全性評価は一次テストだけでは不十分だと言ってください。
○福島みずほ君 安全性評価はストレステストの一次評価だけでは不十分だというのが一貫して原子力安全委員会の答えです。ストレステストの一次評価だけでやっちゃ駄目なんですよ。  総理、なぜこれで、再稼働について安全評価を原子力安全委員会は言っていないときに、なぜ政治判断ができるんです...全文を見る
○福島みずほ君 二次評価をしなければ安全とは言えないというのが、少なくとも原子力安全委員会の立場です。私たちは福島原発事故を経験したわけですから、リスクを考えなくちゃいけない。再稼働できる状況にはない。いかがですか、総理。
○福島みずほ君 私もストレステスト、一次、二次だけでは十分だと思っておりません。班目委員長、ストレステストの第一次で安全性評価としては不十分である。総理、話をすり替えないでくださいよ。第一次ストレステストで安全性宣言は不十分なんですよ。だとしたら、再稼働できないじゃないですか。
○福島みずほ君 原子力安全委員会が再稼働についてオーケーと言っていないんですよ。オーケーと言えないんですよ。で、何で再稼働ができるんですか。
○福島みずほ君 そうではなくて、安全性については不十分だと原子力安全委員会が言っているということなんですよ。だとしたら再稼働できないじゃないか、ストレステストの保安院のあれ、私も傍聴に行きました。二人の科学者が反対している中で勝手にまとめたじゃないですか。でたらめな保安院と、そし...全文を見る
○福島みずほ君 班目委員長にお聞きします。大飯原発については三連動について検討すべきだ、専門委員から意見が大変出ましたね。
○福島みずほ君 三連動について、総理、この三連動については活断層があるんではないかという議論が起きています。これについての評価が固まっていない段階で再稼働の判断はできないと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 この点の決着が付かない限り再稼働の判断はできないということでよろしいですか。
○福島みずほ君 原子力安全委員会が安全性としては不十分だと言っている中で、政治判断はできない、再稼働の政治判断はできないというふうに思います。  原発の再稼働について、地元の了承が必要と言われていますが、地元とはどこの範囲でしょうか。
○福島みずほ君 玄海原発は佐賀県だけでしょうか、伊方原発はどの範囲でしょうか、大分は入るんでしょうか、高知は入ります、岡山は入りますか。そして、浜岡原発はどの範囲でしょうか。お答えください。
○福島みずほ君 地元といっても、例えば玄海原発、福岡市は五十キロ圏内なんですよ。これ入りますか、地元に。
○福島みずほ君 滋賀県は大飯原発についての私は利害関係県だと思います。約五十キロです。どうですか。
○福島みずほ君 今日こんな答弁だったら駄目ですよ。周囲で心配している地元は意見の表明ができないじゃないですか。地元の範囲を勝手に国が決めるなと言いたいですよ。  SPEEDIについてお聞きをします。  十の十八乗、福島の過酷事故が起きたのと同じセシウム、十の十八乗で計算をして...全文を見る
○福島みずほ君 百二十億、SPEEDIは使っているんですよ、税金。何で国会議員の要請で十の十八乗、福島と同じ過酷事故の、どうなるというの出ないんですか。それ出したら、地元が広がって、みんなが嫌がるからじゃないですか。出してくださいよ。
○福島みずほ君 国会が言ってなぜ出さないんですか。(発言する者あり)
○福島みずほ君 地元の範囲が分からないんですよ。滋賀県は出してほしいと言っています。  国会で、この予算委員会で、十の十八乗、SPEEDIの計算をするよう要請をいたします。
○福島みずほ君 瓦れきの問題が問題になっておりますが、災害廃棄物安全評価検討会、第四回目まで議事録がありますが、五回目以降議事録が作成されておりません。メモと電子データ、出してください。大事な問題です。
○福島みずほ君 違うんです。瓦れき処理は大事な問題で、みんなどんな議論があったか知りたいんです。議事要旨だと中身が分からないんですよ。せめて電子データかメモを出してください。
○福島みずほ君 四回目まであるのに、五回目からないんですよ。瓦れき処理についてどんな議論が審議会であったのか、知らせてほしいと思いますよ。やっぱり瓦れき処理ってセンシティブで、みんな知りたいんですよ、どんな議論があったか。五回目以降からないんですよ、これ、議事要旨しか。これだと分...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
03月16日第180回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  消費税増税についてお聞きをいたします。  今までの税収の推移を見てください。(資料提示)所得税、法人税ががあっと下がって消費税が上がっています。なぜか。所得税の最高税率を下げ、そして法人税もどんどん下げてきたからです。これは極めてバ...全文を見る
○福島みずほ君 所得税と法人税が下がったのは、単に景気だけではありません。実際、所得税の最高税率をがんがん下げてフラット化してきた。法人税もどんどん下げてきた。その理由だと思います。  総理、でも、今年度の予算でも、防衛予算、原発予算、思いやり予算、外環道路の予算など、大きく切...全文を見る
○福島みずほ君 法人税の引下げはあるんですが、例えば定率減税などの廃止。  次、ちょっと見てください。ずっと春闘の最中、まあ春闘も少し今終わりがけですが、一年の平均給与と一か月の平均世帯の収入です。国民の皆さんも給料がどんどん減っている。世帯によっては百万円減った、そう思ってい...全文を見る
○福島みずほ君 デフレ脱却、その点は一致しているとおっしゃいましたよね。でも、デフレ脱却でなぜ消費税なのか。法人税は下げるし、累進課税についてもほとんど手を入れない。  法人税のことでも、例えば法人税を上げることについては議論があるかもしれませんが、租税特別措置を徹底的に今見直...全文を見る
○福島みずほ君 でも、法人では繰越欠損金控除額が九・九兆円、また租税特別措置も大量にあるわけです。こういうところを見直すということをきちっとやるべきであって、私は、野田政権の最大の問題は消費税増税ありきが前面に来ているということなんですよ。ここが本当に問題だと思います。  次に...全文を見る
○福島みずほ君 消費者物価指数、幾らぐらい考えていますか。GDP上昇、どのぐらい考えていますか。
○福島みずほ君 それでは国民には全く分かりません。国会議員にも分からないですよ。政府が判断したら好転したということになりかねない。国民と何の約束にもならないですよ。これは消費税を上げるときの条件と言いながら、結局何の役にも立たないんですよ。  再増税条項も問題だと思います。一五...全文を見る
○福島みずほ君 社民党は消費税増税に反対です。そして、所得税や法人税を下げ続けてきたことに根本的に問題もあり、法人税に対する特別優遇、いろんな措置もそれは公平な観点から見直すべきだというふうに考えています。また、いろんな無駄や原発予算や防衛予算や、いろんなところにももっともっと切...全文を見る
○福島みずほ君 マイナンバーという名の国民総背番号制ですが、できるのは二〇一五年以降でしょう。一体いつできるんですか。  しかも、マイナンバー、これ極めて問題だと思います。個人情報保護法で、マッチングをしないということが条件でしたが、これはマッチングをして一つの情報が集中する、...全文を見る
○福島みずほ君 それに反論したいですが、消費税そのものが間違いなく逆進性があるのは確かじゃないですか。社会保障があったとしても、その前に、物を買う段階で、病院に行く前の段階で、可処分所得が少ない人たちにとって打撃じゃないですか。しかも、貧しい人たちだけじゃないですよ。賃金が全員、...全文を見る
○福島みずほ君 逆進性についてはこれから検討するということなんですよ。しかも、マイナンバーで仮にスタートした、それには反対ですが、スタートしたとしても、それが本当に捕捉ができるのか。今よりはましになるけれども完璧な捕捉ではないですよ。給付金補助付きの控除が本当にうまくいくのかどう...全文を見る
03月22日第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  障害者総合支援法案についてお聞きをまずいたします。  国は、障害者自立支援法違憲訴訟原告団・弁護団と厚生労働省との間の基本合意文書を実行する義務があると思いますが、それはどの程度実行されているんでしょうか。また、基本合意文書の冒頭で...全文を見る
○福島みずほ君 基本合意文書は障害者自立支援法廃止の確約がありますので、やはりこれに反しているんじゃないでしょうか。  あるいは、新法制定に当たっての論点で幾つかありますが、合意文書の中に指摘されていること、例えば「収入認定は、配偶者を含む家族の収入を除外し、障害児者本人だけで...全文を見る
○福島みずほ君 これから是非検討をよろしくお願いします。  今回、一条の二の基本理念の中に可能な限りという条文が入っております。これはやはり、条約は非常に格調高いもので、可能な限りというのは問題ではないでしょうか。
○福島みずほ君 法律の中に可能な限りと入るのはやはり変だと思います。  ただ、今最大限のとおっしゃいましたので、最大限可能な限りというのはそういう趣旨だということで、厚労省が障害者政策をやっていただくようお願いいたします。  その次に、これは二〇一〇年四月に障がい者制度改革推...全文を見る
○福島みずほ君 これは日本史上で本当に政策変えるぞというものだったと思うんですね。  提言が出ました。私は、残念ながらかなり先送りをしてしまって、不十分だと思っております。例えば、第六、検討というところで、施行後三年を目途として、例えば常時介護を要する障害者等に関する支援、障害...全文を見る
○福島みずほ君 是非方向性も示していただきたいと。財政事情はもちろん分かるんです。今一〇〇できないけれども、五〇しかできないけど、将来一〇〇に行くんだという、その見通しを示していただきたいんですね。どうでしょうか。
○福島みずほ君 障害者基本法の改正法案で、「言語(手話を含む。)」など改正がされました。これで、例えばこの手話に関する経費などは義務的経費と考えるべきだと思いますが、いかがでしょうか。盲聾者等への通訳や介助員、移動支援なども障害者の権利行使の観点から義務的経費と考えますが、いかが...全文を見る
○福島みずほ君 条約では、公的な活動において、手話、点字、補助的及び代替的な意思疎通並びに障害者が自ら選択する他の全ての利用可能な意思疎通の手段、形態及び様式を用いることを受け入れ、及び容易にすることを締約国の義務として列記をしております。  今の話だと、要するに、二分の一は負...全文を見る
○福島みずほ君 せっかくですので、「言語(手話を含む。)」といった意味を踏まえて、是非今よりも進めていただきたい。どうでしょうか。
○福島みずほ君 次に、介護保険制度についてお聞きをいたします。  二〇一二年度の介護報酬の改定率はプラス一・二%とされております。しかし、介護職員処遇改善交付金、介護報酬二%を介護報酬に組み込むため、実質はマイナス〇・八%ではないかの指摘があります。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 介護に携わる人たちの賃金が低いことは、大事な仕事の割に賃金が低いことは極めて重要で、是非これ今後もこのことはしっかり取り組んでください。  二〇一二年度介護報酬の改定で、ホームヘルプサービスの基本報酬の時間区分が三十分—六十分未満から二十分—四十五分未満に変わり...全文を見る
○福島みずほ君 今のはやっぱりちょっとひどくて、結局二回頼めばいいということだけれども、今までは七十分が大体平均提供時間なのに、二十分から四十五分未満に基本的に変われば非常に短縮になってしまうわけです。複数回頼めばそれだけ負担が増えてしまうと。ですから、ホームヘルプをやはり軽く見...全文を見る
○福島みずほ君 基準を作った人が検証をすればうまくいったと言いたくなるのは当然じゃないですか。だから、もっとやはり、現場の声や、根本的に何が問題かという観点から検証をされるように、心からそれはお願いをいたします。今からでも遅くはないというふうに思いますので、是非検討をお願いします...全文を見る
○福島みずほ君 対象地域は十七なんですが、まだまだこれからというところも多いというふうに聞いております。岩手、秋田、福島、栃木、長野、静岡については年度内に機器が入荷し、四月からの検査開始と聞いておりますが、余りに遅いんじゃないでしょうか。
○福島みずほ君 これは、例えば都道府県に整備をして、そして市町村の要望に応じて配るので、対象地域東京都となっているんですが、東京都下の市町村でやっていないところもあるんですね。  やはりもうこれは、給食は確かに自治体の仕事です。でも、子供の食べ物、内部被曝を避けるために頑張ると...全文を見る
○福島みずほ君 今日、答弁で、全国の学校でその検査ができるように二十四年度予算で機器を購入するということでよろしいですね。というのは、まだまだ本当に届いていないところがたくさんあり、自治体によって区々なので、是非これは大至急やっていただきたい、よろしいでしょうか。
○福島みずほ君 確認で済みませんが、ちょっと、文科省は全ての学校で、全ての、まあ公立が中心になるかもしれませんが、給食について機器できちっと検査をし、かつ公表すると、そのことをしっかり指導していくということでよろしいですね。
○福島みずほ君 まだまだ少ないんですよね、機器が。そして、実施しているところも少ないし、まだ機器が届いていないという状況で、もう一年以上たっているので、是非文科省としてそれを力を入れてやっていただきたいと。  私は、全ての学校の給食を本当は検査してほしいというふうに思っておりま...全文を見る
03月22日第180回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、お三方の公述人、本当に刺激的な、有益なお話を本当にありがとうございました。  まず、大嶋公述人にお聞きをいたします。  私も、働くことや男女共同参画にこだわってきたので、おっしゃることは本当にそのとおりだと思ってきました。...全文を見る
○福島みずほ君 今、デフレ下において消費税を上げることはどうかという藤井公述人の御意見は本当にそのとおりだというふうに思っております。  これが、実は社民党自身も、生活再建ということを考えてそれから政治を立て直すとなると、今のデフレ下で消費税を上げることはいかがかと思っているわ...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  東京湾の近くのコンビナートが爆発をすると、地震のために、大変なことになるのでという専門書の研究などもありますが、藤井公述人のおっしゃった、災害に関してどうしていくのか、被害をどう食い止めるかというのは国会の中でもしっかり取り組んでいきた...全文を見る
○福島みずほ君 土居公述人にお聞きをいたします。  大嶋公述人からも給付付き税額控除という話が出ているんですが、これはマイナンバー、社民党はちょっとこれ問題ありと思っているんですが、マイナンバーを確立し、かつ様々なことをしない限り公平な給付付き税額控除ってできないと思うんですね...全文を見る
○福島みずほ君 最後に、藤井公述人に。  私自身は、消費税増税反対や経済の見方もそのとおりだと思っているんですが、大規模公共事業はやはり国民は余り望んでいない。例えば原発にしろ、いろんなことにしろ、望んでいない。ですから、自然エネルギー促進や新たなハイクオリティーの産業などを日...全文を見る
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
03月27日第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  雇用保険については、その財政の健全化、借入金の返済が必要だと考えますが、どのような方策を取られるのでしょうか。
○福島みずほ君 単年度黒字にしていただきたい。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 若者の就職、求職についてお聞きをいたします。  警察庁の統計によると、高校生から大学生の若者で就職の失敗を苦に自殺をした数は二〇〇七年で合計十六名だったのが、二〇一〇年には五十三名、二〇一一年には五十二人まで、本当に多くなっております。これは遺書で就職の問題で自...全文を見る
○福島みずほ君 これは二〇〇七年十六名、二〇〇八年二十七名、二〇〇九年三十三名、二〇一〇年五十三名、二〇一一年五十二名です。  これは警察庁の統計なので、はっきりしている場合だけなんですが、さっきも言いましたようにこの数が増えている。就職を理由に自殺をする人が五十二名、三名とい...全文を見る
○福島みずほ君 就活をしている若者たちと、要請を受けたり、よく話しています。学生の負担も相当で、かつ、例えば地方から東京に出てくるのにも交通費だけでも本当に掛かってしまうと。負担も精神的な負担も大変大きくなっています。  採用活動の指針、倫理憲章は法的拘束力がなく、期間は長期化...全文を見る
○福島みずほ君 大学で授業をしたことがあるんですが、学生たちの就活で、物すごく、大学が勉強するところというよりも、何か半分以上何か就活をしている場所になっていて、それは本当に本末転倒だし、気の毒だと思います。  今おっしゃっていただいた経団連の十月以降ということなんですが、つま...全文を見る
○福島みずほ君 大学生の就活に注ぐ時間とエネルギーと経済的負担あるいは精神的な負担、どうしても就職できなくて、多く断られ、うつ病になったり、あるいは自殺に追い込まれる若者がいるのは、本当に個人の人生としても極めて残念であり、また親御さんや、また社会にとっても打撃であり、損失だと思...全文を見る
○福島みずほ君 就職サイトの登録には莫大なお金が掛かるので、大企業やお金があるところしか集中しないと。これはやっぱりおかしくて、今ハローワークで頑張っていただいていることは理解できますが、もっと、ビジネスでやる就職サイトに集中するというのを変えて、もっと公的な機関が知恵を絞って、...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  悪質な就活ビジネスも横行をしております。このような悪質業者の現状をどう把握し、どう指導していくのでしょうか。
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  それと、社民党としても、地元のいろんな大学や高校、就職課に行って、どんな問題があるかなどを調べたりしてきました。今、大学、専門学校側の就職支援活動、学生の卒業後はどうなっているのか、高校生は高校を卒業した後にどのような就職活動が可能...全文を見る
○福島みずほ君 サイトに例えば二万社の大企業が登録されていると、就職サイトに、若者たちが三十万人ぐらいそこにしょっちゅうシートを何十回、何百回と出して応募していくと。これはどう考えてもミスマッチで、就職できないわけで、若者が、まずハローワークに行くより、やはりパソコンでやっている...全文を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  労働法制が規制緩和をされ、労働者派遣法が規制緩和をされ、明確に非正規雇用が拡大をしました。現在、非正規雇用が四割に達しようとし、年収二百万円以下の人が千二百万人、女性と若者の非正規雇用率は半分を超しています。  これをつくったのは天...全文を見る
○福島みずほ君 ディーセントワーク、人間らしい労働をつくっていくことこそ政治の大きな課題であるべきだと思います。それは、日本のためにも、働く人のためにも、未来のためにも必要なことで、労政審に戻して検討するときに、小泉構造改革からの転換、新自由主義からの転換をしっかりやってくださる...全文を見る
○福島みずほ君 派遣契約の有無に関係なく、労働者は常時安定して雇用されるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 登録型は、とにかく人間らしい労働をというか、登録型派遣では雇用保障がなかなかしづらいという面がこれあり、常時雇用する労働者を派遣するということの、常時雇用するということで雇用の安定を図る趣旨であるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 この特定派遣事業の在り方について、届出制を許可制とする方向で検討するということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 これは権利を守るためにきちっと許可制とする方向で検討するということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 労政審に丸投げするんでなくて、厚労省は、労働部門は労働者の権利を守るって、労働って付いているんですから、労働省なわけでしょう。外国の労働省もそうだけれども、労働省なんだから、労働者の権利を守る立場でこれはしっかりやってください。  次に、みなし雇用制度についてお...全文を見る
○福島みずほ君 直接みなし雇用規定が適用されて、労働条件が労働者の立場からすると良くないというのは良くないと思うんですね。  今後、有期契約について議論がありますが、局長、ちょっと厚労省で知恵出してくださいよ。この有期契約で、次、せっかくみなし雇用規定で直接契約になったにもかか...全文を見る
○福島みずほ君 直接雇用申込みによる転換が待遇改善につながるよう事業主を指導すべきだと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 これは、みなし雇用規定が適用された事業主に対して、労働条件の低下をするのは良くないと、是非そういう通達等をしっかり出していただきたい。どうですか。
○福島みずほ君 派遣労働者の待遇についてお聞きをします。  派遣労働者に対する不合理な差別の禁止と均等待遇について、派遣元のみならず派遣先に対しても義務付けるべきと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 これは確かに、今回の改正でも努力義務として規定をされています。是非、派遣先社員との均衡ある待遇の努力義務として通達等できちっと周知していただきたい。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 日雇派遣禁止についてお聞きをします。今日も随分議論出ておりますが、改めてお聞きをします。  雇用機会の確保が特に困難な場合等を日雇派遣労働禁止の例外として政令で追加することとされておりますが、具体的にどのような場合を例外と定めるのでしょうか。
○福島みずほ君 副業として従事する者、主たる生計者でない者、ただ、主たる生計でない者は、例えば就業規則における適用などで裁判でも随分争われてきたものです。主たる生計でないとは何か、従たる生計とは何か、これは裁判で争われてきていて、なかなか、世帯主ではない、何を条件とするのかという...全文を見る
○福島みずほ君 若者や女性は主たる生計者でないとして差別を受けてきたんですよ。パートでも何でも低賃金になったんですよ。だから、そういう人たちを今度は逆に例外として、ああ、こういう人たちは、高齢者、学生、女性、これは日雇派遣労働禁止の例外となるということじゃないですか。差別がまた差...全文を見る
○福島みずほ君 問題関心を共有するのであれば、また労政審の議論や、今後これを見直す、見直すというかそのことを議論するときに、是非厚労省のイニシアチブでこれはしっかり、差別がもう一回また差別を生まないように、これしっかりお願いをいたします。  三十日日雇後に数日空けて更に三十日派...全文を見る
○福島みずほ君 この例えば日雇派遣など、違法に三十日以内の短期契約を結ぶことになった派遣労働者違法状態を告発をした場合、どのような救済がなされるんでしょうか。
○福島みずほ君 労働者にとっては、現行法でも直接雇用ということもできると思いますし、またみなし雇用の適用ということもあると思います。  労働者の救済についてはどうなりますか。
○福島みずほ君 そうしたら、次に、三十日を超えたことが確認した段階で、例えば働き始めた日から遡及して雇用保険に加入するように例えば指導する、例えば二十日働いていて、いや三十日を超えて働くことに、必要になったとなった場合の、雇用保険に加入するということは遡及してほしいという意見があ...全文を見る
○福島みずほ君 今後検討をするということで、それはお願いいたします。  元々閣法、民主、国民新、社民の三党でまとめた閣法のときは、これは、労働者派遣法改正案では二か月以内の有期雇用の派遣禁止を定めるというふうになっていますが、今回の法案ではこれが三十日以内にされております。 ...全文を見る
○福島みずほ君 次に、二十六の専門業種についてお聞きをいたします。  政令指定業務二十六業務については、専門業務であることから、期間制限等の厳しい運用がなされていないというふうになっております。これについては、雇用の安定性と、それから常用代替防止をちゃんとやるということがこれま...全文を見る
○福島みずほ君 今後この二十六業務については検討すると、今後は検討の対象となっているというふうに聞いております。  このときに、一つは時代に合う必要がある。かつてファイリングやいろんなものが入っておりましたが、それは今ではどうかという議論がありますので、この政令指定業務について...全文を見る
○福島みずほ君 労働者派遣法が法律の中に導入された経過は、とにかく専門性も高いから、一応交渉力もあるし、賃金もある程度保障されると。ですから、直接雇用でなく間接雇用だけれども、業種を限り、専門性が高く、交渉力があり、かつ賃金も余り低くはならないからこれに限ろうというところがスター...全文を見る
○福島みずほ君 是非、大臣、その立場で労政審も、リードと言うと変ですが、厚労省自身をリードしてください。部長も労働省という立場で是非頑張ってください。  次に、偽装請負について申し上げます。  偽装請負の指導監督なんですが、これは、偽装請負が現在も横行している、実際に発注主の...全文を見る
○福島みずほ君 厚労省は、労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準、三十七号告示に関する疑義応答集を出しております。偽装請負と疑われるケースについて、それだけでは偽装請負とは解釈されないという記載が多々見られております。  偽装請負を容認していくのではなく、こ...全文を見る
○福島みずほ君 これは偽装請負撲滅応答集というよりも、こうすれば偽装請負と言われないですよという何かあんちょこにも読めるというか、ちょっと失礼ですが。ですから、是非これを見直して、はっきり偽装請負を容認しない、きちっと請負としていく、あるいは直接雇用をもっとみなしていくという立場...全文を見る
○福島みずほ君 労働局からの周知徹底など、派遣元については許可事業なので監督していくようにお願いしたいんですが、いかがですか。
○福島みずほ君 派遣元はなかなか事前面接的なことを言われると抵抗できないというのがありますので、是非それはしっかりお願いをいたします。  次に、無期転換の申出についてお聞きをいたします。  労働者派遣法案にある無期転換の申出ができるようになる五年の雇用期間には派遣労働者であっ...全文を見る
○福島みずほ君 労政審が作った案のときには事前面接解禁が入っておりまして、それを閣法にするときに、これは規制強化でなく規制緩和だから削除をしてほしいというふうに、さっきも申し上げましたが、政権の中で頑張った記憶があります。そのときに、長妻厚生労働大臣は労政審に対して労政審の報告を...全文を見る
○福島みずほ君 今派遣労働者の保護にとって重要な法律だという意見がありました。骨抜きと言うとあれですが、大きな柱の二つがこれから、もし法律が成立すれば労政審で検討されることになります。その検討の中身について、労働法制の規制強化がちゃんとされるように、登録型派遣の原則禁止、あるいは...全文を見る
○福島みずほ君 ディーセントワーク、人間らしい労働を実現するために、今回の修正案は本当に残念です。しかし、これから検討するという部分なので、それは今のお二人の決意表明にもありますが、労働者の権利を守る、ディーセントワークをつくっていくという立場で頑張るよう社民党からもしっかり言っ...全文を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私は、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律案に賛成、修正案に反対の立場から討論を行います。  小泉構造改革が二〇〇二年、労働者派遣法を改悪し、製造業にまで派遣を認めることになりました。労働法制...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、不活性ポリオについてお聞きをいたします。  これまで今年の秋にはポリオの不活性ワクチンが準備できる旨の答弁がありましたが、その準備状況はどうなっていますでしょうか。今年の秋のポリオ接種には全員分の不活性ワクチンが用意され...全文を見る
○福島みずほ君 待ち望んでいる人たちがいますので、是非よろしくお願いします。  昨年十二月、野田市、川崎市に続いて、東京の多摩市が公契約条例を制定しました。政府からは、労使間の契約については従来の関係法令で十分だとの趣旨の答弁が繰り返されています。また、不当なダンピングを防止す...全文を見る
○福島みずほ君 小宮山さんが副大臣のときも検討しますと答弁していただきましたので、先を行けというところで、是非よろしくお願いをいたします。  次に、防災における、災害問題における男女共同参画の推進についてお聞きをいたします。  東日本大震災復興構想会議委員十五名のうち女性は一...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  例えば、雇用においてもっと女性をというところもありまして、被災者等就労支援・雇用創出推進会議、これは牧厚生労働副大臣が座長ですが、是非ここに男女局、内閣府を入れていただきたい。この点については、ちょっと質問通告してないですが、いかが...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  二〇一二年三月九日に発せられた国連の自然災害における男女平等と女性のエンパワーメントという文書があります。この決議は日本政府が提案したもので、様々な提案がなされております。この文書の中の様々な提案について日本政府はどのように実現して...全文を見る
○福島みずほ君 国及び各自治体の防災計画やその実施において、女性のみならず、高齢者、子供、外国人、障害のある人、セクシュアルマイノリティー等の当事者からのヒアリングなどが保障されるべきだと考えておりますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 復興関係の様々な統計について、男女別に統計を取っていらっしゃるでしょうか。
○福島みずほ君 厚労省にお聞きします。  厚生労働省の管轄する雇用、医療、介護などの様々な統計について、男女別の実態を把握し、その結果を公表しているでしょうか。
○福島みずほ君 昨年の十月に雇用創出基金の適用状況についてのデータを出してもらった際には男女別の数値がありませんでした。女性たちが小宮山大臣に申入れをして、大臣が指示を出していただいて、今では出るようになりました。男女共同参画基本計画でも男女別のデータ、統計を出すことについては書...全文を見る
○福島みずほ君 被災地においては、女性が家族関係、女性だけとはもちろん限らないですが、女性が家族関係、DV、医療、育児、介護、労働、法律など様々な悩みを抱えております。女性がこういった悩みを相談できる体制を整えることが極めて重要だと考えますが、政府の取組を教えてください。
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  先ほども局長が答弁してくださいましたが、男女共同参画基本計画には三〇%という目標があります。今ちょうど自治体も、防災会議、防災計画、見直しがどんどん進んでいる極めて重要なところです。藤村官房長官あるいは内閣府などが先頭に立って、国、...全文を見る
○福島みずほ君 この検証が次につながると思いますので、是非しっかり検証をよろしくお願いします。かつて、インフルエンザのときの検証などはきっちりおやりになったので、是非検証をよろしくお願いいたします。  メンタルヘルスケアについて心のケアチームなどを派遣されて実施されたところです...全文を見る
○福島みずほ君 支援する側のメンタルヘルスも重要で、医療者や災害救援者のPTSD発症率は一〇%から二〇%、一般市民の五%から一〇%より高いというデータもあります。今のお話ですと、厚生労働省は厚生労働省、あとはそれぞれの部局ということなんですが、震災対策本部として、被災者のメンタル...全文を見る
○福島みずほ君 済みません、厚労省は、あとはほかのところよというんじゃなくて、是非、震災対策本部でそのメンタルヘルスが被災者と支援者と両方に行われるようよろしくお願いします。  最後に、被災地は被災以前から医療過疎の地域でもありました。今後は、県単位だけでなく、広く東北地域での...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
03月29日第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  子ども手当、児童手当、社民党は子ども手当の方がいいとは思いますが、かつて児童手当の拡充にももちろん賛成をしてきましたし、名称は正直どうでもいいんです。子供にちゃんとお金が行く、子供を応援するということを、揺るぎなくちゃんと恒常的に保障...全文を見る
○福島みずほ君 地方税の年少扶養控除廃止による増収分が、なぜエコ減税、国民健康保険都道府県調整交付金、特定疾患治療研究事業の地方超過負担の財源などに使われるんでしょうか。
○福島みずほ君 回っていくと結局役に立ってはいるんですが、もう少しダイレクトにできないかと思うんですね。子育て世代から徴収する地方税増収分などで、緊急を要している待機児童対策や国保保険料の子供分の軽減など、子育て施策財源に充てるのが本筋だと思います。よくすると回っているんだけれど...全文を見る
○福島みずほ君 修正案発議者の皆さん、どうもありがとうございました。
○福島みずほ君 保育園の問題に関しては、公立保育園がどんどん減っているということが非常に問題ではないかというふうに思っております。統計上明らかに公立保育園の方が障害のある子供を受け入れている割合が高いということで、公立保育園が減っていることは何とかできないかと。厚労省としては、な...全文を見る
○福島みずほ君 例えば横浜市などは、急激な民営化をして、土地は売却する、建物の上物も払下げをする、そのままで先生だけを全取っ替えしたと。だから、何というか、建物も土地もそのまま、子供たちもそのまま、先生だけを公立から民営化して、幾ら何でもこれは、一審、横浜地裁で慰謝料を払えと、例...全文を見る
○福島みずほ君 子ども・子育て新システムが固まる前に是非検証してくださるようお願いします。  公立のこども園の市町村負担は十分の十ですよね。ですから、これでは公立保育園の存続や新設がなかなか難しくなるのではないか、公立保育園の減少が促進されてしまうのではないか。いかがでしょうか...全文を見る
○福島みずほ君 公立保育園の一般財源化によって、やはり市町村は何にお金を振り分けるかとなったときに、やっぱりやめようとか、実際、自治体はかなりお金は負担しておりますけれども、という状況がなるのではないか。ですから、十分の十となると、実際、公立保育園の減少になるのではないかというふ...全文を見る
○福島みずほ君 待機児童の解消は重要ですが、子供を主体にやっぱり考えるべきだと。とりわけ、今回被災した岩手、宮城でも、保母さんたちが子供たちを救うために必死にやったと。とすると、やっぱり基準がとても重要だと。その基準がきっちりないと、何かとっさのことがあったときに、幾ら気持ちがあ...全文を見る
○福島みずほ君 是非、最低基準を考え直すような方向でよろしくお願いします。  子供のがん患者支援について、一言お聞きします。  これは、子供のがんについてデータベースができていないと。今回、予算で、あるいは拠点病院の機能強化など結構付けていただきましたが、データベースができて...全文を見る
○福島みずほ君 子供の長期入院患者やその家族への支援についてお聞きします。  これは本当に大変な問題で、家族にとっても非常に負担です。一九九八年、二〇〇一年に補助金を出して整備を進めたことがありますが、親の宿泊施設についての情報は、民間によりますと九十四か所しかまだありません。...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。
03月30日第180回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  亀井静香代表が消費税増税法案に強く反対をしています。総理、どう考えますか。
○福島みずほ君 衆議院選挙後に成立した政権での三党合意があります。私と亀井さんと鳩山さんで合意をしました。現行の消費税五%は据え置くとし、今回の選挙において負託された政権担当中において歳出の見直し等の努力を最大限行い、税率の引上げは行わないとあります。  この三党合意に本日閣議...全文を見る
○福島みずほ君 総理と自見大臣。
○福島みずほ君 三党合意は、選挙が終わって連立政権をつくるときに命懸けでつくりました。これは、はっきり税率の引上げは行わないとしているんですよ。議論をしないということではなくて、税率の引上げは行わない。でも、本日、閣議決定をして、法案作って、上げるわけでしょう。  これ、明確に...全文を見る
○福島みずほ君 そんなの全く詭弁ですよ。消費税を引き上げないというのは、法律を作って成立をしたら消費税増税が決まるんですよ。法律はそういうものじゃないですか。それを作るという議論まで封殺はしません。でも、法案を提案し、成立させるということは、この三党合意に反するじゃないですか。
○福島みずほ君 ふざけるなと言いたいですよ。  私たちは確かに連立を離脱をしました。しかし、命懸けで合意をつくり、それは国民に対する約束じゃないですか。これから法案作って成立させるのに、引上げしないと言ったこと、これ国民への約束ですよ。連立与党も踏みにじり、国民も踏みにじってい...全文を見る
○福島みずほ君 選挙において負託された政権担当中において税率の引上げは行わないんですよ。総理は今ばく進しているじゃないですか、消費税増税のために。明確にこれ反していますよ。いかがですか。
○福島みずほ君 それ、国民だましているんですよ。約束したことと違うじゃないですか。選挙やって問うべきですよ。この政権期間中は、負託された段階ではやらないと言っているんですよ。法案作れば、それは引き上げるということじゃないですか。詭弁もいいかげんにしてください。総理、総理。(発言す...全文を見る
○福島みずほ君 私も亀井代表も変わっていません。変質したのは、変わったのは政権の側ではないですか。
○福島みずほ君 明確に変わっているじゃないですか。  自見さん、どうですか。(発言する者あり)
○福島みずほ君 国民との約束をほごにして国民が政治を信頼するとお思いでしょうか。
○福島みずほ君 社会保障が大事とか分かりますが、明確に、選挙をやり、そこで約束したことと違う方針を取っているじゃないですか。違う方針を取ったと明確に言うべきじゃないですか。
○福島みずほ君 マニフェストではなくて、三党合意はスーパーマニフェストですよ。この任期中は消費税は引き上げないと決めたわけじゃないですか。にもかかわらず、それを何で変えるのかですよ、選挙なくして。法案を成立させた後に問うのであれば、それはこの合意、国民に対する一つの約束違反じゃな...全文を見る
○福島みずほ君 亀井代表と明確に意識が違っているじゃないですか。
○福島みずほ君 私も亀井代表も変わっていません。消費税を上げるべきではない、約束したとおりにすべきだ、それは変わっておりません。変わったのは政権の側じゃないですか。そのことをきちっと認めるべきですよ。あるいはこれを出すのをやめるべきですよ。どっちか。どうですか。
○福島みずほ君 では、国民に約束したことはほごにするんですか。上げる前に信を問うべきじゃないですか。
○福島みずほ君 岡田さんの言い方はひどいですよ。三党合意を無視して、鳩山さんが辺野古に基地を造らないと言ったにもかかわらず日米共同声明でやったから、社民党は、私は署名を拒否し、連立を離脱せざるを得なかったんですよ。  私は変わっていません。社民党は変わっていません。亀井さんの消...全文を見る
○福島みずほ君 沖縄県民の負担軽減のために、米軍の再編については見直す方向で検討するとやり、鳩山総理が国外、県外と言い、辺野古に基地を造らない、海を埋め立てないと言いました。そのことに政権が背いたから私たちは離脱をしたんです。どっちが背いたんでしょうか、どっちが変わらなかったんで...全文を見る
04月02日第180回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○福島みずほ君 ドイツ政府の倫理委員会は、福島原発事故を機に、リスクと利益のバランスを考える立場を取っても原発は事故のリスクが余りに大き過ぎるとして脱原発へ大きくかじを切り、全原発を停止をしました。  原発は事故のリスクが余りに大き過ぎるとしたドイツの判断について、総理はどうお...全文を見る
○福島みずほ君 原発再稼働についてお聞きをいたします。  原子力の保安院は、第一次ストレステストに関して意見聴取会を行いました。私も傍聴に行きました。二人の科学者、井野さんと後藤政志さんが大反対で、大きく異議を何回もその会議で言っていました。にもかかわらず、保安院はそれを無視し...全文を見る
○福島みずほ君 今どう思われますか、枝野さん。
○福島みずほ君 科学者たちが意見を言っている中で、これで十分だと思いますか。
○福島みずほ君 保安院が呼んだ専門家が意見聴取会で異議を述べ続けたということが重要です。  ドイツは、科学者たちは日本の原発よりも安全だと確認をした、しかし政府の倫理委員会は全員で、にもかかわらず政治的には原発を止めようと判断をしました。今の日本で科学的に安全だということが十分...全文を見る
○福島みずほ君 枝野さんがそうおっしゃるということは、ずっと行政交渉をしているときに、保安院や原子力安全委員会は全部地元の同意というふうに私たちに言ってきたんですね、私にも言ってきました。その同意が必要な地元というのは、今の枝野さんの見解だと、国民はもちろん入ると、国民の意向は大...全文を見る
○福島みずほ君 いや、私が聞きたいのは、これははっきり、さっきのあるように、私は、京都府、京都市、とりわけ神社があるような京都市の人たち、全部これ降るんですよ。だとしたら、自分たちに異議申立ての権利があるのかどうかということをみんな知りたいんですよ。水がめを抱える滋賀県大津市が、...全文を見る
○福島みずほ君 いや、やっぱり地元の範囲聞きたいんですよ。滋賀県議会は、福島第一原子力発電所事故の原因究明等がなされていない中での、条件ちゃんとはっきりしていますよ、原因究明等がなされていない中での再稼働を認めないことを求める意見書、採択しているんですよ。広域連合だって同じような...全文を見る
○福島みずほ君 いや、納得しません。日本全国地元だとしても、私が滋賀県の知事だったら、京都市民だったら、守りたいですよ、自分の意見聞いてくれるのか。どうですか。
○福島みずほ君 説明では駄目なんです。行政交渉をたくさんやってきました。この間、保安院も原子力安全委員会もはっきり地元の同意って言っているんですよ。地元の同意がなければ再稼働はできません。だから地元にこだわるんです。日本国民全体なんていう話じゃない。どこが地元かが重要なんです。 ...全文を見る
○福島みずほ君 全国って、要するに、より要件を、ハードルを高くされているというふうに私は理解しますが、この期に及んで地元がどこか言えないというのはおかしいじゃないですか。だって、政府は建前上は、保安院も、それから原子力安全委員会の意見も聞いたことになっているんですよ。残っているの...全文を見る
○福島みずほ君 私は、京都府と京都市と大津市と滋賀県と大阪府と兵庫県に限れなんて言っているんじゃないんですよ。最低でもここは入りますねと。  例えば、京都府は何でSPEEDIができたか。文科省はなかなか出さないけれど、京都府は十キロ圏内だから、SPEEDIの端末を持っているから...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、なぜこう言うかというと、最後、もう地元の同意というところの段階に来ているわけですよ、政治判断と地元の同意。私は、保安院と原子力安全委員会の結論を、あれはおかしいと思いますが、しかし、あとは政治判断と地元の同意で、地元の範囲が重要だからこう聞いているんですよ。...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、どう考えても地元ですね。分かりました。  それから、言っておきますが、行政交渉する中で地元の同意という言葉を聞いていますよ。地元の同意って何度も聞いていますよ。少なくとも、関西のいろんな自治体は多く決議を出していますから、地元の同意取れないですよ。今の段階...全文を見る
○福島みずほ君 発送電分離。
○福島みずほ君 今日は地元の範囲を大変広くさせていただきましたので、地元の同意がなければ原発再稼働はできない、それから、検証で決して原発を利潤追求をする中で再稼働を急がないように、再稼働するなということを申し上げ、質問を終わります。
04月03日第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  都道府県調整交付金のうち一号交付金は多くの都道府県で給付に応じて一律に交付されておりますが、このような一律の交付で市町村間の格差を埋めることができるのでしょうか。
○福島みずほ君 今回、国と県合わせて調整交付金が医療給付費の全体の一八%になるわけです。そして、その調整をどうするかということで、例えば、これは障害者自立支援法やいろんなときにも議論になったんですが、これは衆議院でも議論になっておりますが、乳児医療費無料化、あるいは高齢者、障害者...全文を見る
○福島みずほ君 せっかくガイドラインを見直すわけですから、是非考えていただきたい。  確かに、医療費を、乳幼児の医療費の免除をするとか、各自治体で頑張っているところありますよね。そうすると、確かに医療費は増えるかもしれないけれども、医療費が増えたらじゃその分減らすぞってなったら...全文を見る
○福島みずほ君 大臣、ありがとうございます。  是非、医療費が増えたらペナルティーを科すというのはやっぱりちょっとおかしいんじゃないか。大臣がうんうんとうなずいてくださっていますので、是非これはガイドライン作るときに今までの厚生労働省の行政変えてください。よろしくお願いいたしま...全文を見る
○福島みずほ君 これは県単位にするということでスケールメリットが広くなるので、その中での格差を何とかそれで是正していくという点はあるのかなというふうには思います。  ただ一方で、被保険者の規模の大きい都市は逆に収納率も悪い、あるいは保険料も高いという現状があって、逆に、ある県で...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっと今までの質問ともかぶる部分もありますが、給付のメニューについては全国ほぼ一律ですが、保険者間での保険料の格差は大きくなっております。このような格差をなくすためにどのような措置が必要だと考えますでしょうか。例えば公費の負担をもっと増やすとか、いろいろなことは...全文を見る
○福島みずほ君 国民健康保険制度の基盤強化に関する国と地方の協議においても、果たして今回の二千二百億だけで足りるのかどうかという議論なども出ております。一つは国民健康保険料がどんどん上がっていっている、それともう一つ目は保険料の格差が大きくなっているという中で、今回の基盤強化が、...全文を見る
○福島みずほ君 次に、保育所における放射性物質量の検査について一言お聞きをいたします。  ずっと文科省に対して給食の放射性物質の検査についてほぼ一年近くずっと質問し、少しずつですが、私からすると遅いんですが、少しずつは取り組んでいただいております。ところが、保育所における放射性...全文を見る
○福島みずほ君 いや、驚くべきことに、全国の自治体に四月十日締切りでアンケート調査をしているんですね。その中で検査機器の導入状況やニーズの調査を厚労省は行っています。余りに遅くないですか。去年三月十一日に原発事故の発端があり、これから自治体のアンケートが四月十日締切りなんですよ。...全文を見る
○福島みずほ君 保育園の給食についての放射性物質測定に対して、どのような支援を行っているでしょうか。
○福島みずほ君 今答弁があるように、大臣が率直に言ってくださいましたが、アンケート調査をようやくやって四月十日締切りなんです。ですから、福島も三月に安心こども基金でやるとなったけれども、つまり福島以外の保育園については一切厚労省は何の支援もしてこなかったし、調査もしていなかったん...全文を見る
○福島みずほ君 いや、アンケート調査をして、補助金出すかどうか決まっていないというのが答えなわけですよね。  でも、大臣、どうでしょうか、私は文科省に対しても、給食についての調査が遅い遅いと言って随分何度も何度も要請し、大臣、副大臣にも要請し、私からすると遅いんだけれども、しか...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。
04月05日第180回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  総理、大飯原発三、四号機の暫定安全基準を作れと指示をされました。指示をしたということでよろしいですね。
○福島みずほ君 理由と中身を教えてください。
○福島みずほ君 この判断基準、三十項目はいつ発表されるんですか。その基準に合致しているかどうかをいつ発表するんですか。
○福島みずほ君 これは、新たな暫定基準ではなくて、今取り組んでいることをまとめるということなんですか。
○福島みずほ君 電源車の配置など、去年の三月末に指示して実現をしたことです。今までやったことをまとめて、なぜ新たな暫定基準と言えるんですか。
○福島みずほ君 今までのやったことをまとめるということで、じゃ、何も新しいことないじゃないですか。
○福島みずほ君 そんなの、今まで何を対策してきたか私たちは分かっているわけですよ。にもかかわらず、科学者が安全と言っていないのに何で政治判断ができるのかと国会で追及をしてきました。  ところで、今回の再稼働への項目の中で、フィルター付きのベント設備の整備は入っていますか。
○福島みずほ君 フィルター付きのベント設備は、日本はかつて、フランスなどはやっておりますが、お金が掛かるということでやらなかったものですね。もし、フィルター付きのベント設備、どこもやっていません、そのことが入っているとすれば、それは動かしてからやるというんじゃ駄目ですよ。今経産大...全文を見る
○福島みずほ君 国会の事故調もまだ作業中です。事故原因究明ができていなくて、なぜ安全基準を言えるんですか。
○福島みずほ君 ひどいですよ。国会の事故調こそ事故の原因に至ったプロセスを検証しているんじゃないですか。
○福島みずほ君 京都府知事やそれから滋賀県知事も、各首長たち、新潟県知事もそうですが、事故究明がなされていない段階で、新たな基準が作れていない段階で駄目だと言っているんですよ。誰も事故究明がちゃんと行われたと思っていないですよ。国会だってそれは国会の事故調やっているわけですから、...全文を見る
○福島みずほ君 プロセスについてをまさに国会事故調がやっているので、出ていないんですよ。住民の理解や国民の信頼が得られているかどうかという点も踏まえ総合的に判断したいと質問主意書に答弁があります。  しかし、地元の首長さんたちも、また私たち国会議員も国民も、まだ駄目だと言ってい...全文を見る
○福島みずほ君 枝野さん、この内容で技術的な科学究明されていると思いますか。
○福島みずほ君 早ければ八日に福井県を訪問して、再稼働をするということも言われていますが、今後のこれの、こういうことについてはあるんですか、どうですか。
○福島みずほ君 先ほど事故究明がされていないということを申し上げましたが、想定地震の見直し、新たな基準作りはされていないですね。
○福島みずほ君 これについては、まだきちっと当てはめや、それから中身の検証、この数値が正しいかどうかということには大論争がありますので、まだ判断できる状況ではありません。  で、何でこんなに急ぐんですか。何でそんな四大臣会合をしょっちゅうやるんですか。茶番じゃないですか。  ...全文を見る
○福島みずほ君 根本的なことをお聞きします。  なぜ今までやったことの整理でお茶を濁すんですか。なぜ根本的に事故の究明と耐震指針の見直し、根本的なことをやらないんですか。ベントのフィルター付けることだって全然やられていないじゃないですか。なぜ根本的なこと、福島原発事故の教訓を踏...全文を見る
○福島みずほ君 これからやろうとしているこの再稼働への要件は、電源車の配置など、正直言って対症療法なんですよ、応急措置なんですよ。原子力安全委員会は耐震指針の、安全基準の指針の見直しもやっていません。応急措置と対症療法をやったところで誰も安全と思わないですよ。いかがですか。
○福島みずほ君 福島原発事故は、科学者たちやいろんな人が危険性を指摘しているにもかかわらず、それを踏みにじって原発推進してきたことが福島原発事故の教訓です。コントロールできないものをコントロールできるとうそついて踏みにじってきたことが教訓ではないですか。今度も、ストレステストのヒ...全文を見る
○福島みずほ君 科学者を含めて、安全性が確立されるまで原発再稼働すべきではありません。インスタントにちゃちゃちゃと、夏休みの宿題じゃないんだから、二日か三日で安全だというようなことをやらないようにということを強く申し上げ、私の質問を終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  二〇一二年度政府予算三案に反対の立場から討論を行います。  人々の生活は、小泉政権当時からの政策によって、非正規雇用労働が増大し、生活が不安定化し、地域経済が疲弊し、社会保障への不安、円高も相まってデフレから脱却できずにいます。現在...全文を見る
04月11日第180回国会 参議院 憲法審査会 第3号
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○福島みずほ君 福島みずほです。どうもありがとうございます。  岩手や宮城に行ったときに、被災地にこそ憲法価値の実現をと、生存権、幸福追求権が必要で、被災地にこそ日本国憲法が必要だという声も聞いたんですね。つくづくそれはそのとおりで、短くお三方から、なぜ生存権、幸福追求権といっ...全文を見る
04月18日第180回国会 参議院 共生社会・地域活性化に関する調査会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  一つは、まちづくりということで被災地のコミュニティー再建に関して、本日、被災地の高台移住に関する国土交通省の対応という資料をいただいているんですが、私のちょっと根本的なお聞きしたいことは、一方で大きな枠組みの中で、高台移転をするか、い...全文を見る
○福島みずほ君 内閣府が女性や若者の参加ということで極めて努力をしていただいていることは大変有り難いと思います。  ところで、視察をしたときに、これも陸前高田の首長さんから聞いたんですが、例えば一家から一人出てきてくださいと言うと、世帯主というか高齢の年配の方が来られて、若者や...全文を見る
○福島みずほ君 私たちは、大船渡市で太平洋セメントを見学して、瓦れき処理について地元のセメント会社で努力している現状を見させていただきました。  これは質問通告をしていないので、もし分からなければ結構ですが、例えば、東京新聞の報道などでは、陸前高田市長が是非瓦れき処理などを地元...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  皆さんの御厚意で、他の委員会に出席するために早く意見を言わせていただくことに感謝をいたします。ありがとうございます。  地域コミュニティーを考えるに当たって、当事者を中心に据えることと多様な人々の意見を反映すべきであるということが重...全文を見る
04月18日第180回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○福島みずほ君 ありがとうございます。  北朝鮮が多くの国の中止要請を拒否して発射したことは極めて遺憾です。また、政府がその発射を確認することができず、国民への発表が遅くなったことについても大変問題だと思います。特に、PAC3を配備された沖縄ではJアラートが鳴らず、発射の知らせ...全文を見る
○福島みずほ君 だとすれば、今、協議中で国民への説明もないわけですから、オバマ大統領と会ったときに、TPPについて何か約束をされるということはないと明言してください。
○福島みずほ君 現時点で言及できない、もし言及することであれば、国会と国民に説明を事前にすべきだ、よろしいですね。
○福島みずほ君 まだ何も説明を聞いておりません。  では、国会と国民に説明することなくアメリカと約束をしない、よろしいですね。
○福島みずほ君 外国で発表されたことを私たち国民、国会議員があっと驚くということはたくさんありましたから、そんなことがないように、私たちもきちっと、ないと今おっしゃっていただいたと思いますので、TPPについて何も約束されないというふうに確信をしております。  次に、四月二日、こ...全文を見る
○福島みずほ君 この参議院の予算委員会の発言が遺憾だというのは分からないですよ。  そして、枝野さん、その時点で、精査をした段階で、途中でもいいですよ、私は原発の再稼働に現時点で反対ですと言って、客観的状況は一切変わっていないのになぜ福井県に行って要請できるんですか。
○福島みずほ君 何言っているかさっぱり分からないですよ。おかしいじゃないですか。  だって、途中で、精査の途中だったら、今の時点では判断できません、それなら分かりますよ。でも、あなたははっきりこの予算委員会で現時点で原発再稼働に反対ですと言ったんですよ。反対ですと言ったんですよ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、枝野さんは結構です。  じゃ、出してくださいますか。
○福島みずほ君 駄目ですよ。だって、今の答弁でも本当におかしいですよ、国会軽視ですよ。ここであなたは再稼働に反対ですと言ったのに、それからすぐさまあのインチキ暫定基準、将来こうやることでなぜそれでゴーサイン、福井県まで行けるんですか。総理、議事録はきちっと出すべきですよ。四閣僚会...全文を見る
○福島みずほ君 分かりました。この七つの提言についてしっかり取り組むということであれば、この地元ですよね、地元中の地元、滋賀とそれから京都府知事のこの連名の七提言は、今の説明でしっかり取り組んでいきたい、この提言、原発再稼働についてですよね。今総理はしっかり取り組んでいきますとい...全文を見る
○福島みずほ君 滋賀も京都も被害立地県です。枝野大臣は、滋賀も京都も地元だとおっしゃいました。日本全国地元だとおっしゃいました。地元の……(発言する者あり)おっしゃいました、おっしゃいました、言いました。総理は今、立地県の、重要だということでしたので、これが履行されるまで、履行さ...全文を見る
04月25日第180回国会 参議院 憲法審査会 第4号
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○福島みずほ君 福島です。  今日は、お三方の参考人、本当に時間を割いてくださいましてありがとうございます。とりわけ井戸川参考人は、横浜アリーナでお会いし、その後も様々なところでも御意見をお聞かせいただいていることに、とりわけ感謝をいたします。ありがとうございます。  まず、...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございました。
05月16日第180回国会 参議院 憲法審査会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は両参考人、本当にありがとうございます。  まず、緊急事態条項を設けることのメリット、デメリットということをお聞きしたいんですが、高見参考人にお願いいたします。  明治憲法八条には緊急勅令とあったわけですが、関東大震災のときは...全文を見る
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
05月30日第180回国会 参議院 憲法審査会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  双葉町長が、井戸川町長が、双葉町における憲法十三条の幸福追求権、憲法二十五条の生存権が妨げられていると、その現状をこの審査会で発言されたことは極めて重いと思っております。憲法価値の実現、憲法が侵害されている状況を今全力で国会はやるべき...全文を見る
○福島みずほ君 二度目の御指名本当にありがとうございます。発言をしたくなりましたので、ありがとうございます。  東日本大震災の対応において、憲法に非常事態規定がないことによる問題は生じていないとの認識を大石参考人は述べられました。そのとおりだと思います。行政の迅速性、そのことや...全文を見る
06月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  総理は、大飯原発再稼働について、精神論だけでやっていけるのか、国民生活を守るという視点からの判断とおっしゃっています。脱原発や再稼働反対は精神論なのでしょうか。原発の被害は現実のものではないですか。  総理、総理。総理の発言です。
○福島みずほ君 三・一一、二〇一二年、ふくしま宣言の原発廃炉、脱原発は精神論なんでしょうか、総理。
○福島みずほ君 三・一一、二〇一二年、ふくしま宣言の原発廃炉、脱原発は精神論なんですか。
○福島みずほ君 去年、東京は十数%節電をしました。みんなで頑張ったんですよ。そして、暫定的安全基準と言いながら、安全性が確認されていないのに安全だと言うあなたの方が精神論ではないですか。  総理、総理の発言ですから、結構です。総理、総理。
○福島みずほ君 いや、経済産業大臣、結構です。総理の発言ですから。
○福島みずほ君 暫定的、形式的なことだって、規制庁ができていなくてなぜやれるんですか。  総理、大飯原発に行きました。ベントもありません。免震事務棟もありません。津波が来たときのかさ上げもこれからです。全部これからです。どこが安全なんですか。  総理に聞いています。総理が自分...全文を見る
○福島みずほ君 新たな安全基準なんですよ。  かつて日本は、原発は安全だからベントは要らないとやってきました。でも、一部付けたんですよ。原発は安全だからベントは要らないといって付けなかったんですよ。免震事務棟もそうじゃないですか。それは安全神話の中にいたからであって、ベントは必...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、総理。
○福島みずほ君 私の責任で再稼働を判断する、責任ってどう取れるんですか、今だって取れていないじゃないですか。
○福島みずほ君 今だって原発の責任は取れていないんですよ。亡くなった吉武輝子さんは、戦争の後始末も原発の後始末もできないと言っています。取れない責任を取れるなんて言わないでください。  総理、関電は二つの活断層の連動で七百ガルの地震動を設定しています。ところが、三つの活断層が連...全文を見る
○福島みずほ君 二つの活断層の連動と三つの活断層の連動が同じ数字以下だというのはおかしいですよ。  この大飯原発の敷地内にある破砕帯についてお聞きをします。  名古屋大学の鈴木教授、東洋大の渡辺満久教授なども、付近の活断層と同時に活動し、地表がずれる可能性があるということを言...全文を見る
○福島みずほ君 福島県の原子力安全専門委員会の中からも再度調査をすべきだという意見が出たことは御存じのとおりです。これについては専門家言っているじゃないですか、もう一回現地調査すべきだって。なぜそれをやらないんですか。関西電力は活断層ではないというだけで終わっていますよ。
○福島みずほ君 福井です。ごめんなさい。
○福島みずほ君 この破砕帯がずれてしまうという問題は、今も多くの研究者が言っています。それを突っ切って再稼働にいくことは極めて問題だということを申し上げます。  次に、東電の電気料金値上げについてお聞きをします。  利益の九割を家庭向け電気料金で稼いでいました。広く薄く、文句...全文を見る
○福島みずほ君 九割取っていて、これ以上値上げはないでしょう。大臣、どうですか。
○福島みずほ君 東電は年俸制に移行してボーナス分を上乗せするので、平均年収が上昇します。こんな状況で平均年収が上昇していいんですか。
○福島みずほ君 東電の利益や資金調達に係る利息支払などに充てる事業報酬は二千八百十五億円です。株主への配当などできない状況だと思います。内部留保は吐き出させるべきですし、ため込むべきではない。いかがですか。
○福島みずほ君 二千八百十五億円、切り込むんですね。
○福島みずほ君 美浜の原発は、二号機、四十年超も認可、十年延長することを了承をしております。保安院は何でこんなことができるんですか。国会で規制庁が議論されているときに、なぜこういうことを言えるんでしょうか。いつもいつも暫定基準でやるのはやめてください。
○福島みずほ君 四十年で、ではこれを延ばしたわけではないということなんですね。
○福島みずほ君 大飯原発について、もし再稼働して、もしも万が一事故が起きれば、完全に民主党政権の責任です。福島原発事故は、これは自民党政権も含めたその前の政官業癒着の役割は大きいと思いますが、民主党政権の責任は大きいですよ。この大飯原発再稼働について多くの国民が反対している中で、...全文を見る
○福島みずほ君 はい。国会の議論とは別に、三党で消費税増税について成立させようとしているじゃないですか。社会保障のビジョンが見えない、社会保障の姿が見えない消費税増税に国民は納得しない、社民党もそれに反対していくというふうに申し上げ、私の質問を終わります。
06月14日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  与野党を超えて、とても必要な法律を作り上げられた発議者の皆さんに心から敬意を表します。また、人々、とりわけ子どもたち、妊婦さんの命を守るために頑張ってきた多くの皆さんにも心から敬意を表したいと思いますし、私自身も一緒に喜び合いたいと思...全文を見る
○福島みずほ君 被災者の定期的な健康診断の実施に必要な施策、医療費減免の実施等のため、被災者のうち、希望者に対する健康管理手帳の交付も必要とされるのではないでしょうか。
○福島みずほ君 現状、福島県で実施されている子どもに対する甲状腺調査では、被災者に対し撮影された超音波検査画像の交付もなく、医師の所見も記載がないなどの不備が指摘をされております。  一条に、被災者の不安の解消及び安定した生活の実現に寄与するという本法の目的があります。そのこと...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  私は、八条から十一条までは避難の権利を認めたものと評価をしております。全国どこへ行っても避難をされてきた方たちにお会いします。福島県の中でも移動している、あるいは避難をされている人もいます。また、なかなか引っ越すことを選ぶことができない...全文を見る
○福島みずほ君 家族と離れて暮らすことになった子どもへの支援には、親が子どもに会いに来るための移動や宿泊費の支援も含まれるんでしょうか。
○福島みずほ君 ありがとうございます。  ありがとうございました。
06月18日第180回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○委員以外の議員(福島みずほ君) 社民党の福島みずほです。委員外発言を認めてくだすっていることに本当に感謝をいたします。  規制と推進を分けるべきだというのは、ずっと社民党は言ってきました。これは分離しないと駄目だというので、今回、規制委員会ができることそのものは大変評価をした...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 規制委員会の人は電力会社や経済界と闘う人になるんですよ。原発の安全を維持するってそういうことじゃないですか。だとしたら、はっきり、それはずぶずぶの原子力村で生きてきた人では全く駄目だということを強く申し上げます。  次に、職員のノーリターンルー...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 経済産業省は、事務職も含めて原発推進してきたんじゃないですか。事務職が行ったって同じことになりますよ。五年間緩和をすれば、ノーリターンルールを緩和すれば、五年間の間に原子力帝国、原子力村はでき上がりますよ。その変更はできません。ですから、大臣、こ...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 附則六条二において、原子力規制庁の職員については、国内の大学、研究機関、民間事業者等から専門的な知識又は経験を有する者を積極的に登用するとあります。過去に電気事業者の会社などに勤務した経歴を持つ者、メーカーや日本原子力研究機構なども入りますが、認...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 詳しい人間は、別に今まで電力会社、その電力会社は原発を推進してきたわけですから、やはりそれは採用すべきではないというふうに思います。私が電力会社で原発推進したかったら、だって原発動かした方が利益に短期的にはなるわけですから、そういう人材を送り込み...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 規制委員会は、これから新たにできるんですよ。そこの人たちが総理大臣始め四大臣で決めたことを覆すことは、私はやっぱりすごく勇気の要ることだと思います。これ、ボタンの掛け違いは、規制委員会ができる前に大慌てに大飯原発の再稼働を決めたことに責任があると...全文を見る
06月19日第180回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○委員以外の議員(福島みずほ君) 社民党の福島みずほです。委員外発言を許可してくださいまして、ありがとうございます。また、他の委員会があるので、質問の順番を変えていただいたことにも深く感謝をいたします。ありがとうございます。  まず、第一条に、我が国の安全保障に資するという目的...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 環境大臣、済みません。
○委員以外の議員(福島みずほ君) 国会決議によって、平和利用に限り、公開、民主、自主の下で進められてきた日本の宇宙研究・開発利用が、宇宙基本法の目的に、我が国の安全保障に資すると含めることによって軍事利用の道を開いたことは忘れることができないというふうにアピールにあります。よもや...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 大飯原発以降は原子力規制委員会が再稼働を判断するということでよろしいですね。今後、原発の再稼働について四閣僚が判断するということはないということでよろしいでしょうか。
○委員以外の議員(福島みずほ君) 保安院が福井県に説明に行ったというのは、私は奇異だと思ったんですね。いつも保安院が説明に行く、それはおかしいじゃないか。  ですから、今回は、規制委員会は規制官庁なわけですから、絶対に推進という立場で再稼働について自治体に説明に行かない、だとす...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 規制委員会が強い権限を持つことはいいと思うんです。ただ一方で、大臣が説明する、大臣が記者会見するという政治的決定が薄まることはいかがかというふうにも思っております。  ドイツは、先ほどもありましたが、科学者たちは日本の原発より安全だと言いました...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 枝野大臣、大間も上関もやめると言ってくださいよ。いかがですか。
○委員以外の議員(福島みずほ君) 早く示していただきたいんですね。大飯原発再稼働をやって、これからずるずると伊方とか、アリの一穴じゃないけれども行っちゃうんじゃないか。本当にこの政権が脱原発に向かうのか。臨界やっていない大間や上関はやめると言ってくれたら、住民がどれほど安心するか...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 原子力規制委員会が厳正な安全基準を作成した際には、大飯原発を含めてバックフィットを実施すると、基準に達していなかったら大飯原発を含めて停止等の措置をとるということでよろしいですね。
○委員以外の議員(福島みずほ君) 人事のルールについて昨日議論し、採用する職員について、電気事業者等から採用すべきではないという議論をいたしました。  現在、原子力委員会で起きている様々な問題を踏まえれば、秘密会議は行わない、職員が電気事業者、メーカー等外部の者と面会する際は申...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) ありがとうございます。  四十年ルールについてずっと議論がありますが、細野大臣がこれはきっぱりと結構言っていただいていると思います。社民党の立場は、実は四十年でもとてつもなく長い。福島原発事故が明らかだったように、古い順から壊れていっているわけ...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) これは本当はもう再稼働しないで、日本は地震が多いですし、安全な日本をつくるというふうにしてほしいというふうに思いますし、この点もしっかりやるべきだと思います。  規制委員会をつくるというのがやっぱりポイントで、例えば班目委員長は、東大教授だった...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) ありがとうございました。
06月19日第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、保育事故の検証の義務化についてお聞きをいたします。  二〇一二年五月六日の中日新聞に、「保育事故の再発防止 直ちに検証、公表する制度を」という記事が載っています。お子さんを保育園で亡くした御両親にお会いをしました。  ...全文を見る
○福島みずほ君 これは鉄道事故やほかのと違って、また虐待であればこれは調査が、調査報告書が出ますが、この保育事故の場合、別にそのような調査が入る、あるいは報告書が出るというふうには現状ではなっていません。きちっと事故調査をし検証すべきであると、子ども・子育て新システムではこのこと...全文を見る
○福島みずほ君 集積する以前にやはり調査、事故調査の実施を義務付けてほしい、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 例えば、うつ伏せで亡くなったとか物を食べて亡くなったということだけではなくて、やはり虐待やいろんな事故と一緒で、どうして突然死になるのかというような状況のやっぱり調査は必要ではないかというふうに思っているんですね。いかがですか。
○福島みずほ君 ありがとうございます。  それでは、事故が起きた場合に、その事故調査の実施を是非していただけるということでよろしくお願いします。  ハートフル法の議論がありますが、参議院議員会館で共働学舎が古紙を集めて、かつては、旧館のときは集めて、そしてトイレットペーパーに...全文を見る
○福島みずほ君 是非これが復活するようにと思います。  ホームレス支援法の議論がありますが、最近、公園から路上生活者を排除するという動きがあり、厚生労働省がホームレス支援頑張っていただいていることは分かっているんですが、河川やそれから公園などから強制排除がされないように、国土交...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、社会保障のときに負担の増大を抑制しつつって、小泉構造改革ではありませんが、なぜこれが出てくるのか。また、家族相互の助け合いというのが出てくることに大変危惧を感じています。  生活保護の問題でも、一九五〇年に制定された現行の生活保護法は、親族による扶養は保...全文を見る
○福島みずほ君 このおじさんから少しお金をもらえないか、二万円ぐらいとか一万円ぐらい。じゃ、そのおじさんは、おばさんは例えば自分の資産を公表しなくちゃいけないのか。そうすると、親族でも疎遠になっていることもあるので、そういう調査をされる、自分の親族の調査が入るんであれば、もう生活...全文を見る
○福島みずほ君 就学先の選択については、本人ないし保護者の意思として普通学校を選択した場合、普通学校に就学することができるということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 障害児を普通学級へで、ずっと裁判が起きていきました。地元の学校へ行きたい、でも排除するので裁判に訴える。つまり、何が、じゃ自分の子供はきちっと特別支援学級に入れたいとか、そういうのはいいんですが、地元の学校に行きたいというときに、あんたは駄目よと排除するというのが...全文を見る
○福島みずほ君 差別だ、不利益だと、こう言わなくても、できるだけその地域で本当に育つように、行きたいのに、あんた来ちゃ駄目よというのをやめてもらいたいということなんです。  いろんな障害のある人たちに聞くと、例えば、エレベーターがないので一階に教室を、例えば何年生も一階にしても...全文を見る
○福島みずほ君 就学通知を、あなたはこっち、あなたはこっちではなくて、基本的に普通学級へどうぞ、そしてその中で、いや、うちは、いや、こっちに行きますよ、いや、こっちに行きますよとあってもいいんですが、基本的に全部出すということでよろしいですね。
○福島みずほ君 だから、非常に近いような気もするし、是非、いや、私たちも、ちっちゃいときから障害のある子供と一緒に暮らしたら、別に障害と思わないで、大人になっても普通にやれるんですよね。そして、やっぱり雇用に問題があるのは、やっぱりちっちゃいときからの教育の延長線上なので、そこは...全文を見る
○福島みずほ君 障害を持つ児童生徒が合理的配慮を求めた場合には、過度の負担とならない限りそれを実現すべきと考えますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 政務官、踏み込んでインクルーシブ教育について熱意を示していただいてありがとうございます。今までと違う文科省、今までと違う学校教育になるように、よろしくお願いします。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  障害者自立支援法違憲訴訟の原告の皆さんから手紙をもらいました。一部ですが、聞いてください。  埼玉元原告の五十嵐良さん。  私が一番納得できないことは、利用者負担です。骨格提言の中では障害に伴うものは無償とすると示してありますが、...全文を見る
○福島みずほ君 今一〇〇%できなくても、こういう方向で頑張るんだという方向があるとみんな元気になると思うんですね。骨格提言に基づいた工程表を作るべきではないか。  衆議院の厚生労働委員会では、工程表が必要だということが質問で出て、厚生労働省は工程表は既にできているというふうに聞...全文を見る
○福島みずほ君 骨格提言に基づいた工程表という理解でよろしいでしょうか。そのときに是非、当事者の意見もまた聞いていただきたい。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 法案の「検討」のところで、附則、検討、二条二項、「障害者等及びその家族その他の関係者の意見を反映させるために必要な措置を講ずるものとする。」、先ほども答弁がありました。  私は、障がい者制度改革推進会議と総合福祉部会をつくるときの初代の担当大臣だったので、そのと...全文を見る
○福島みずほ君 基本法の改正案にもありましたが、一条の二の「可能な限り」は削除すべきではないでしょうか。これは最大限ということでかつて津田政務官からあったんですが、最大限努力すると規定すればいいわけだし、こういう権利条項のときに、できる限りとかいう、最大限男女平等を実現するなんと...全文を見る
○福島みずほ君 変な言葉だと思います。また、これをできない言い訳やできる限りというふうにならないように、削除する趣旨で最大限ということを生かしていただけるようにと思います。  障害者やその家族について、生活、教育、意識等の基礎的なデータを収集すべきだと考えております。厚労省は二...全文を見る
○福島みずほ君 すき間のない救済ということで、例えば難病の範囲については難病対策委員会において検討されておりますが、これが制限列挙になってしまうんではないかという心配もあるのですが、まさかそうならないということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 是非、政令に影響を与えるために前向き答弁というか、それを是非お願いしたいと。制限列挙だと、日常生活に困難を抱えていても病名で差別され、新たな制度の谷間をつくることになってしまうんじゃないか。制限列挙ではなく、生活しづらい人たちについて包括的に支援していく仕組みが必...全文を見る
○福島みずほ君 難病については、例えば1型糖尿病という病気があります。生命を維持するためには、インスリン自己注射、インスリンポンプによる二十四時間インスリン注入が欠かせません。  現状では、二十歳までの患者は小児慢性特定疾患として医療費一部自己負担に対して公費補助がありますが、...全文を見る
○福島みずほ君 すき間のない包括的な支援をということをいろんな人々が望んでいますので、今検討中ということですが、是非、今日の議論を踏まえて、広範囲にあるいは限定列挙にならないようにそれはお願いいたします。  障害当事者による障害当事者への支援活動に補助をする仕組みが必要と考えま...全文を見る
○福島みずほ君 アメリカで差別禁止法を作ったリーダーの障害のある女性の話を聞いて、私はすごく感激をしたことがあります。差別撤廃にお金は関係ないと言ったんですね。それは、ある意味、差別禁止をしてどういう社会をつくっていくのかということに向かって、やはり理想を高く掲げてどうしていくか...全文を見る
○福島みずほ君 今日も傍聴の方がたくさんいますが、是非、とても大事な法案なので、参考人質疑を含めしっかり議論していくべきだということを申し上げ、質問を終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私は、社会民主党を代表して、地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律案に反対の立場から討論をいたします。  障害当事者は皆、この法案は新しい障害者総合福祉法として提出されると考...全文を見る
06月20日第180回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○委員以外の議員(福島みずほ君) 社民党の福島みずほです。ありがとうございます。  絶対安全について一言申し上げます。  これは裁判の中でずっと争われてきました。非常用電気ディーゼルが奪われたり、いろんなものがなくなったらどうなるんだという議論に対して、そんな隕石に当たるみた...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) ノーリターンルールについてお聞きをいたします。  これは、やはりそこに行って原発の規制に命を懸けるんだと思ってもらわないと駄目だと。場合によったら、あなたは有用だから帰ってきてくれという思いで出ていったら、結局、この規制庁は経済産業省、文科省の...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) ノーリターンルールを厳格に適用していただくということで、発議者の皆さん、ありがとうございます。  昨日、バックフィットの話をずっと聞いておりました。近藤発議者にお聞きいたします。これは、きちっと新たな耐震指針を決め、きちっと基準を決め、防災基本...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) ありがとうございます。  原子炉四十年まで稼働可能としておりますが、これでも十分長いと思います。また、原子力規制委員会のみでなく原子力委員会、資源エネ庁が脱原発依存社会に向けて意識を変えていくようにということを強く申し上げ、質問を終わります。
07月10日第180回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  滋賀県大津市の中学二年生が自殺をするという痛ましい事件が起きました。自殺の練習を強いられるなど極めてショックな事実が明らかになります。このような事件は二度と起きてはなりません。事件の徹底究明を行い、何が起こり、なぜこの生徒を守れなかっ...全文を見る
○福島みずほ君 私は、大臣のときに兵庫県川西市で子どもの人権オンブズパーソン制度を視察をいたしました。学校や家庭だけではなくて、子供たちがいろいろ相談できる、そういう場が本当に必要だと思います。こういう人権オンブズマンといった制度を全国で整備することを是非やっていただきたい。いか...全文を見る
○福島みずほ君 いじめ自殺死をやはりゼロにできていない現実があるので、是非、子ども人権オンブズパーソンなど、支援をよろしくお願いします。  次に、国家戦略会議フロンティア分科会、これ官邸のつくっている委員会ですが、これの報告書が七月六日に出ました。読んでびっくりしました。四十歳...全文を見る
○福島みずほ君 有識者がそんなの間違っているという、そのとおりだと思います。つまり、これだけ雇用が壊れている中でこんな提言が何で出てくるんですか。見出しに皆が七十五歳まで働くための四十歳定年制、そして有期を、期間の定めのあるものをどうやって期間の定めのないものに転化するかという法...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、これが総理を議長にしている、ここで出てくることにびっくり仰天したんです。おかしいですよ、こんなの出させるなんて。というか、こういうことそのものが出てくることが問題だと思います。撤回をするよう強く求めていきます。人間らしい労働を保障することが今政治で求められて...全文を見る
○福島みずほ君 大変前向きの答弁で、経済産業省が東電に言ってくれているということですが、いつぐらい出ますか、これ。
○福島みずほ君 そんなモザイクを掛けるなら一瞬で、数時間でできるでしょう。もう数日以内ぐらい、一週間以内ぐらいでということでよろしいですか。
○福島みずほ君 国民や国会に対してもきちっと情報開示がされるよう強く求めていきますし、今の大臣の心強い答弁で近日中に出ると確信をしております。  次に、関西電力大飯原発におけるこの破砕帯の問題についてお聞きをします。(資料提示)  ベントもない、耐震重要棟もない、そして津波の...全文を見る
○福島みずほ君 枝野大臣が今答えたことは、その限りにおいては正しいんですが、今回の再稼働における審査の際に、北の側のスケッチやいろんなもの出ていないんですよ、保安院出さなかったんですよ、それで再稼働やったんですよ。そこに怒っているんですよ、おかしいじゃないかと。  今まさに専門...全文を見る
○福島みずほ君 はい。  これは命に関することなんですよ。これ優先すべきじゃないですか。だって、これから大飯原発の破砕帯、断層の問題について経済産業省の地震・津波に関する意見聴取会で議論するんですよ。そんなのおかしいじゃないですか。再稼働の前にやるべきで、再稼働の後にやることに...全文を見る
07月13日第180回国会 参議院 本会議 第20号
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○福島みずほ君 社民党を代表して、野田総理に質問をします。  二〇〇九年九月九日、民主党、社民党、国民新党は、政権交代後の政権を担うための三党合意をつくりました。この中で、消費税については現行の消費税五%は据え置くこととし、今回の選挙において負託された政権担当期間中において、歳...全文を見る
07月20日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  午前中に安住財務大臣が、消費税を払うときに、おじいちゃん、おばあちゃんの年金になるということをかみしめて払ってもらうことが大事だとおっしゃいました。では、なぜ法人税、所得税の最高税率、あるいは贈与税、そして証券税制、住民税、事業税払う...全文を見る
○福島みずほ君 今回、消費税増税だけ残ったわけです。突出して残ったわけです。それから、目的税とおっしゃいますが、お金に色は付いていません。ですから、これはどっち、こっち、それは物の言い方だけであって、結局、重要なことは、消費税増税だけ残ったんだというふうに思います。  では、次...全文を見る
○福島みずほ君 今の答弁を聞いても構えが見えないんですよ。警察との連携、教育委員会というのはもうさんざん言われたことで、それが機能しなかったわけだから、文科省が身を乗り出して助言をする、第三者委員会をつくる、二十四時間いじめダイヤルはもちろんあるけれども機能しなかったわけだから、...全文を見る
○福島みずほ君 多治見市と川西市の取組の御紹介がありました。是非これで第三者委員会をつくる契機にしていただきたいというふうに思います。  次に、法案施行後、こども園、保育所、幼稚園の新規建設のための補助金は今よりも上がるんでしょうか。どうでしょうか。
○福島みずほ君 是非、現行以上になるようによろしくお願いします。  ところで、地域が子供を育てる中心になるのであれば、市町村に子ども・子育て会議の設置を義務付けることが必要ではないか。フランスなどでも、子ども基金というのをどう使うか、国レベル、自治体レベルであって、そこに様々な...全文を見る
○福島みずほ君 是非これはもう積極的にやっていただきたい。地域によって子供を取り巻く環境や課題が違うので、これはやはりほとんど義務付けのような方向でしっかりやっていただきたいと思います。  この法案の二条の二項ですが、子育て支援の内容及び水準は良質なものを提供するとしながら、何...全文を見る
○福島みずほ君 この最低基準であった基準を、この条文上の良質を確保する基準にまで相当程度引き上げることを是非やっていくべきだというふうに思います。  ところで、保育園における事故の問題について厚生労働委員会でも質問しました。この点についてきちっと検証する、あるいは報告を受ける、...全文を見る
○福島みずほ君 もしこの法律が通れば、政省令などができて、どういうことを報告とするか、どうするかという作業に入ります。そのときに是非保育園における事故などもきっちり入れていただきたいということを強く要望いたします。  大臣がうんうんとうなずいていらっしゃるので、それでよろしいで...全文を見る
○福島みずほ君 認定こども園、幼稚園、保育所、小規模保育の評価はどのような機関がどのように実施し、どのように公表されるのか。  なぜこの質問をするかといいますと、愛知県でお子さんが亡くなるという、保育園における死亡事故がありました。愛知県が勘違いをしていて、その最低基準の解釈が...全文を見る
○福島みずほ君 さっきの例を挙げましたが、いかに中立的な立場できちっと実際チェックをしていくのかということが今後極めて重要です。ですから、そのことがしっかりなされるように、基本的には第三者機関の設置など、あるいは国がどういう関与をするかという点についてしっかりこれはやるべきだと思...全文を見る
○福島みずほ君 是非、一番、まさに地域の……
○福島みずほ君 はい。  地域で子供が育っていけるように、この拒否ということが起きないように、是非厚生労働省としてよろしくお願いします。  質問を終わります。
07月25日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  財務大臣が六月八日の閣議後記者会見で、増税法案が通れば賛成が増えると発言したことに私は怒りを感じました。原発再稼働もオスプレイも消費税増税もやっちゃった者勝ち、既成事実をつくれば何とかやれるということじゃないですか。なぜ法案が通れば賛...全文を見る
○福島みずほ君 復興増税と消費税はまた違います。それから、提案している側が、現に国民の皆さんの反対が強い中で、成立すれば賛成が増えると言うのは傲慢じゃないですか。そんなこと言うべきではないというふうに思います。  次に、財務省が消費税増税がされた場合にどれだけ負担になるかという...全文を見る
○福島みずほ君 委員長。ちょっと時間がもったいないんですよ。
○福島みずほ君 質問に全然答えてないんですよ。  私が言いたいことは、財務省が消費税増税を、上げる場合の計算している、しかし個人の生活は、来年復興増税がある、もしかして再来年消費税八%、その後一〇%になる、そして保険料は上がっている、みんなどうかと。みんなはやっぱり負担感がある...全文を見る
○福島みずほ君 国民の負担は当然です。しかし、消費税の国税に対する割合は、日本は法人税や所得税の最高税率をどんどん下げてきた、高い人たちを下げてきた、それと、軽減税率がないことから、消費税の割合は御存じのとおり高いんです。外国で高い、ヨーロッパに比べて高い。日本がもし消費税一〇%...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、今回の法案は、削除して先送りしているんですよ。順番が違う、やり方が違うというのが社民党の主張です。  消費増税によって社会保障費を補填するのであれば、地方分、地方に行く分を除いた全額分について赤字国債の発行を減らすということで、総理、よろしいですね。
○福島みずほ君 ちょっと済みません。赤字国債の発行を減らすということでよろしいんですね。済みません、くどいようですが。
○福島みずほ君 だから今日聞いているんです。  地方に行く分を除いた全額分が赤字国債の発行を減らすということでよろしいですね。
○福島みずほ君 消費税増税して、その後どうなるかを聞きたいんです。赤字国債の分はちゃんと減るんですねということを確認したいんです。  ちょっと曖昧だから聞かせてください。  確かに、岡田さんは前回のこの委員会で地方に行く分もありますからと言いました。だから今日、はっきり聞いて...全文を見る
○福島みずほ君 それは全部減るということですよね。
○福島みずほ君 赤字国債の発行を減らした分、建設国債を増やすということはよもやないですね。
○福島みずほ君 なぜこんな質問をしているかといいますと、附則十八条二項、税制の抜本的な改革の実施等により、財政による機動的対応が可能となる中で、成長戦略や事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分することなど、我が国経済の成長等に向けた施策を検討するとあります。  です...全文を見る
○福島みずほ君 お金に色は付いていません。ですから、消費税増税したけれども、赤字国債が増える、いや、減ると思ったら増える、あるいは、これが減ると思ったら建設国債が増えるなんということになると、それは違うということを申し上げているわけです。  無駄をやるわけじゃないとおっしゃった...全文を見る
○福島みずほ君 「もんじゅ」について、予算を減らしているのはもちろん承知をしています。  私が申し上げたいのは、もういいかげん廃炉にするということを政治として決断を政権がしてほしいということなんです。いかがですか。
○福島みずほ君 こういうところにメスを入れなければ消費税を上げるなんという議論はできないというふうに思っております。  次に、子ども・子育て新システムに関して、現在においても三千億足りないというふうになっております。子供については本当にお金を使うべきで、現時点において、三千億円...全文を見る
○福島みずほ君 ですから、これも順番が違うんじゃないか。子供のための三千億は確保して、やっぱりさっき言った環状道路、外環道路やいろんな点、一メートル一億円と言われているようなところ、これはきちっと子供予算に回してくださいよ。そういうことを国民は期待しているんだというふうに思ってい...全文を見る
○福島みずほ君 何かコンクリートから人へではありませんが、政権交代の生活再建というのは、社民党は忠実に言っているという気がしますが、子供予算のその三千億こそ確保すべきであって、メスを振るうべきだと思います。  次に、次のことを申し上げます。  最後に、総理にお聞きをしたい。 ...全文を見る
○福島みずほ君 私は、原子力規制委員会にどんな委員長、どんな委員がなるかが本当に政権のメッセージだと思っています。
○福島みずほ君 きちっと、原子力村ではない、そして人の命を守る、そんな人にしてください。よろしくお願いします。総理。
○福島みずほ君 じゃ、終わります。
07月26日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第8号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず初めに、菊池参考人にお聞きをいたします。  エコノミストの記事を拝見をいたしました。日本は消費税が高い、高いと言われますけれども、あっ、ごめんなさい、低い、低い、低いと、...全文を見る
○福島みずほ君 社民党は、例えば今の日本の社会の大きな問題点は、格差の拡大であり貧困だと思っています。雇用の破壊であり、内需がなかなか拡大をしない、生活が壊れたということが今の日本の社会の一つの問題点だというふうに考えております。  ですから、消費税は格差をやはり拡大をする、そ...全文を見る
○福島みずほ君 社民党も富裕層から取るべきだと、不公平税制の是正をやるべきだと、消費税を上げることは、今、日本の社会が持っている貧困の拡大や自殺の増加をむしろ悪くすると、要するに問題と処方箋が逆転するので駄目だというふうに考えております。  次に、結城参考人にお聞きをいたします...全文を見る
○福島みずほ君 また、結城参考人の軽減税率の部分は、社民党は消費税増税に反対ですが、今回、軽減税率すらパックじゃないんですよね。で、一律に課していくというのが、先ほど菊池参考人がおっしゃった、日本が消費税の国税に占める割合が高くなっている理由だと思います。  結城参考人、消費税...全文を見る
○福島みずほ君 社会保障制度改革推進法案の中身の自助、共助、公助、あるいは家族相互ということ、社会保障費の抑制、それから生活保護不正受給についての、という記述などが社民党は問題の余地を残していると思っています。  先ほど結城参考人が共助や公助の機能を重視すべきだとおっしゃったこ...全文を見る
○福島みずほ君 消費税を五%上げれば十三兆円ぐらい入るかもしれません。いや、もっと少ないかもしれない。しかし、例えば輸出戻し税は、先ほど菊池参考人おっしゃいましたが、五兆二千億から単純計算で六兆円ぐらいになるかもしれない。そうすると、軽減税率も採用しないにもかかわらず、輸出大企業...全文を見る
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
07月30日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  社会保障制度改革推進法案九条が、これは国民会議の設置を規定しております。この国民会議は、十条において、国会議員を兼ねることを、国会議員と兼ねることを妨げないとあります。この国会議員は党との関係ではどのように整理されるんでしょうか。
○福島みずほ君 いや、やっぱり分からないんですよ。これ、党を代表して発言をするのか、個人として発言するのか、その国会議員はどういう立場で発言をするのか、そして全ての政党の国会議員が入るのか。一部の政党の国会議員しか入らなければ、それはとてもおかしいと思うんですね。  日弁連もこ...全文を見る
○福島みずほ君 ここは国会で、どういう国民会議をつくるか議論しているんですよ。三党で議論するというのは変ですよ。何でも三党でやれば済むと思ったら大間違いだと。民主主義は多数決ではないんですよ。過半数さえ取りゃいいって話じゃなくて、対話じゃないですか。対話をしていく、議論していく、...全文を見る
○福島みずほ君 いや、つまり、国民会議の中身が分からないんですよ。国民会議の中には国会議員は入るんですか。
○福島みずほ君 いや、三党の意見聞くんじゃなくて全党の意見聞くべきだし、国民の意見聞くべきじゃないですか。どうしてそこで三党となるんですか。  それと、私は、やっぱりこの法律やこの議論で問題だと思っているのは、社会保障制度がどうあるべきか、全党入って、スウェーデンのように、年金...全文を見る
○福島みずほ君 私は順番の話をしたわけです。  それから、ここの今の法案は、消費税なのか法人税なのか所得税の最高税率にするのかという話になっていないじゃないですか。全部消費税以外は削除して先送りの検討ですよ。これは消費税増税法案を可決するか否決するかの話であって、消費税だけじゃ...全文を見る
○福島みずほ君 発議者はどう考えていますか。
○福島みずほ君 国民会議をやるときに、国会議員が入るときに、一部の政党あるいは政党代表なのかどうかも分からない、国会議員の誰かが兼職禁止を超えてこれをやる、じゃそこに反映できない政党はどうなるのか。社会保障については、本来は、もし国会議員をやるとしたら全党が入ってどういう社会保障...全文を見る
○福島みずほ君 だから問題だと思うんです。  国民会議については、国会議員と兼ねることを妨げないと書いてあるだけで、国会議員が何人入るのか、入るのか入らないのか、どういう会議になるのか、この法文からは分からないんですよ。で、法案が成立すれば、あとは内閣がお決めになりますとなった...全文を見る
○福島みずほ君 これの何が問題なのか全く分からないというところが問題だと思いますよ。  だって、これは、国民会議という名を打って、国会議員の全ての政党の全ての人が全て入ってかんかんがくがく議論をするなら、これまた分かります。有識者の人たちが有識者で集まって審議会みたいにして答申...全文を見る
○福島みずほ君 長妻発議者の御意見、ありがとうございます。  これ、国会議員が入るとすれば、全ての政党が入らなければ、それはやっぱりおかしいですよ。(発言する者あり)いや、なぜならば、全国民を代表する国会の代弁者ってならないじゃないですか。それはおかしいですよ。どういう立場でこ...全文を見る
○福島みずほ君 最後に、小宮山大臣にお聞きをします。  保育士さんが非常に低賃金だというのを全国各地でお聞きまします。この公立、民間の保育士さんの平均賃金は、きちっと厚労省は把握していらっしゃいますか。年齢を把握していらっしゃいますか。
○福島みずほ君 はい、分かりました。  これは、しかし公立の場合は、福祉職の全部の平均値、私立の場合は……
○福島みずほ君 はい。  障害児施設や母子生活支援施設と、全部合わせたあれなんですね。ですから、是非、公立、民営含めて保育士の皆さんたちの賃金、そして是非次回はこの保育士さんたちの賃金の問題、労働条件の向上についてお聞きをしたいというふうに思っております。  終わります。
07月31日第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。労働契約法の改正について質問をいたします。  これ五年、これから五年でまたカウントを始めるということなんですが、現に日本では一千二百万非正規労働者、有期の人たちの人数も大変多い。それでこれから五年でカウントということは、もう少し、現在ある...全文を見る
○福島みずほ君 有期を何とか無期にするということであれば、これからカウントし直すということであれば、それは不十分ですよ。  それから、先ほどベローチェの事件もありましたけれども、現在、例えば二〇一一年の統計で、更新回数の上限を設けている事業所の六七・一%が三回から五回としている...全文を見る
○福島みずほ君 この五年というのは長過ぎると思うんですね。三年、まあ一年、せめて三年にすべきだと。  今、雇い止め法理ということをおっしゃいましたが、反復更新すれば判例上は無期に転換する場合を認めています。そうすると、五年以内であっても無期に転換する場合があるということでよろし...全文を見る
○福島みずほ君 いや、恐れるのは、この五年ってやると、裁判で争うときに、いや、五年で初めて無期に転換する期待権が生まれるから、二年、三年では駄目だというふうになってしまうんじゃないか。そうじゃないでしょう、反復継続すれば無期に転換すると言っているわけだから、判例は。五年が決して、...全文を見る
○福島みずほ君 たくさんの裁判、たくさんの実態、事例集を見ると、多くの有期契約の人たちは、一時的、臨時的な業務内容でないにもかかわらず有期で働いている。結局、やっぱり入口規制をすべきだと思うんです。なぜ有期の人が不安定雇用なのか、それは、期間の定めがあるので雇い止めに遭うことを恐...全文を見る
○福島みずほ君 見直しが八年後ですから、本当に、これから五年カウントし、見直しも八年後で、物すごく先になるんですね。入口規制をしないのは極めて残念で、ここはこの法案の本当に問題点だと思います。  法案では、遅滞なく申し込むとなっていますよね。本来なら、判例の法理を、雇い止め法理...全文を見る
○福島みずほ君 遅滞なくではなく、判例の雇い止め法理をそのまま明文化すべきだと思います。  例えば会社側が、いろんな契約書を見させていただきましたが、働いている人たちに、裁判例がたくさんあります。いわゆる不更新条項です。次のときは更新しないという条項、あるいは更新は何回までと明...全文を見る
○福島みずほ君 いや、それでは規制ができないですよ。だって、対等じゃないんですもの。だから労働法があるんでしょう。対等じゃないんですよ。  労働契約の考え方は理解ができます。でも、あなたは次はもう更新はしません、更新は何回までということに、ちょっと済みません、これ、食い下がって...全文を見る
○福島みずほ君 今度の法案がもし成立するとすれば、とにかく五年間は働かせる、これからね。そして、それは無期に転換するための試用期間のようなもので、優秀で真面目に働く、あるいはこの人間はこの会社に有用だと思った人間だけ無期に転ずると。その前にもうみんな落としてしまう。つまり、あなた...全文を見る
○福島みずほ君 問題点も出した通達を是非きちっと出してください。  それで、今回、有期と無期との待遇に不合理な格差を設けることを禁止したことは一歩だと思うんですが、こうなると思うんですね、きっと。ある種優秀な真面目に働いてきた人を無期にする、しかし、そのほかのいろんな労働条件、...全文を見る
○福島みずほ君 駄目ですよ、そんな答弁だったら。労働条件がそのまま維持されるんだったら、確かに労働者にとっては無期になったというメリットはある、おびえなくていい、期限に、しかし、同じ労働条件だったら、本当に均等待遇から遠いじゃないですか。結局、これって正社員と第二正社員をつくるよ...全文を見る
○福島みずほ君 済みません。  前の労働条件下げないなんて当たり前じゃないですか。でも、これ条文上は不合理な格差を設けることを禁止となっていますので、不合理な格差が本当起きないようにということを、しっかりこの条文の趣旨をもっと前に進める、均等待遇まで実現するようにと思います。 ...全文を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  社民党を代表して、労働契約法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論をいたします。  今や非正規労働者は一千二百万人を超えています。非正規労働の低賃金と不安定雇用を変えていくことは、日本の政治の極めて重要な課題です。ディーセントワ...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今、中小企業にとって消費税が酷であると。もう一つ、やはり私は国民にとってどうかということを今日は総理ととことん話したいと思います。  これを見てください。(資料提示)消費税五%以降、つまり一九九七年以降、消費税が上がったら個人消費は...全文を見る
○福島みずほ君 逆に聞きます。個人消費がこれだけ下落している中で消費税一〇%にしたら、なおさら個人消費は下落するんじゃないですか。
○福島みずほ君 いや、デフレ下において消費税増税することが非常に駄目なんです。また、消費税増税して個人消費が冷え込むことが、結局、日本経済を悪化させるというふうに思います。  次をちょっと見てください。これは、現在ある負担もありますが、国民の負担増。子ども手当の減額と所得制限、...全文を見る
○福島みずほ君 結構です、時間がないので。委員長、済みません、時間がないので。
○福島みずほ君 高校授業料の無償化や子ども手当については、それは私は本当に必要なことであり、充実しているというふうに思いますよ。  ただし、私が申し上げたいのは負担増です。例えば、今まで所得制限がなかったのが所得制限になったり、今まで例えばもらっていたのが減るわけじゃないですか...全文を見る
○福島みずほ君 若い世代こそ非正規雇用で大変なんですよ。  そして、ここで、例えば社会保障のために使う使うと言って……(発言する者あり)
○福島みずほ君 そうでないことがありました。定率減税については、これは社会保障に使う、年金に使う、二分の一に使うと言って、二兆八千四百億円、定率減税を廃止しました。増税になりました。二兆八千四百億円のうち年金に使われたのは四千六百億円でしかありません。  定率減税を廃止して増税...全文を見る
○福島みずほ君 いや、厚労大臣。
○福島みずほ君 はい。
○福島みずほ君 結論だけお願いします。時間がない。
○福島みずほ君 返してもらっていないんですよ。つまり、社会保障のために使うと言うけれど、定率減税のときは、それ、うそだったんです。うそだったんですよ。国民だまされたんです。  今回、例えばこのように、返してもらいますと去年、小宮山大臣言って、まだ財務省返していないじゃないですか...全文を見る
○福島みずほ君 国民の生活を見てくださいよ。
○福島みずほ君 生活再建ということで、二〇〇九年、選挙で戦いました。三党合意では消費税上げないと言ったんですよ。
○福島みずほ君 国民への約束を果たすべきだと申し上げ、社民党の質問を終わります。
08月03日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第13号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、今日、理事懇談会で同意をしていただきまして、社会保障と税以外のことで副大臣を呼んでいただいて質問することを了承していただきましたので、質問をまずいたします。  原子力規制委員会の人事案が提示をされておりますが、この委員長と言わ...全文を見る
○福島みずほ君 驚くべき見解です。任命の段階で辞めていたらいいというんだったら、誰だってなれるじゃないですか。欠格要件は無力ですよ。原子力村の人から雇わないというのが答弁だったはずです。これは、原子力事業者等の解釈は原子炉等規制法で明確でありまして、七条七項三号の再処理、そして原...全文を見る
○福島みずほ君 あっ、ごめんなさい。はい、結構です。
○福島みずほ君 最後のセーフティーネットという力強い言葉がありましたが、昨日も出ましたが、札幌市の白石区の例は、三回行って三回とももらえず、乾パンもらって。ということは、やっぱり食べ物に不自由しているということが分かっていて、そのまま生活保護受給せずに亡くなって、餓死してしまった...全文を見る
○福島みずほ君 扶養義務の強化のことについてお聞きをいたします。  御存じ民法八百七十七条一項は「直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。」とし、二項は「家庭裁判所は、特別の事情があるときは、前項に規定する場合のほか、三親等内の親族間においても扶養の義務を負わせるこ...全文を見る
○福島みずほ君 大臣おっしゃったとおり、旧生活保護法のように、親族が扶養できないことを必須の要件としていない、このことは今の生活保護法の中で重要なことだと思っているんです。  これは細かく質問通告していなくて、ちょっと一点、申し訳ないんですが、例えばおじ、めいの関係は三親等内の...全文を見る
○福島みずほ君 少し以前の古い話なんですが、例えばおじさんから月に五千円ぐらい送ってもらえないかと言われるとかという話も聞くんですね。実際は、私自身も、親子の関係が良くてお互いに扶養し合うという関係はいいと思うんですが、兄弟姉妹となると成人に達したらもう音信不通だったり、別の家庭...全文を見る
○福島みずほ君 是非、大臣のイニシアチブでよろしくお願いします。  ところで、生活保護を受けている者の半数近くが高齢者世帯です。つまり、生活保護って、私は、戦後すぐ、いいのを憲法二十五条に基づいてつくって、年金の方がちょっと後になってしまったので、例えば女性やいろんな方は無年金...全文を見る
○福島みずほ君 資料の生活保護の利用率・捕捉率の国際比較というのをちょっと見てください。  この捕捉率というのはなかなか難しいかもしれませんが、外国は実は生活保護利用者数、利用率が高いわけです。ですから、日本でもう生活保護が増えた増えた、大変だ、何とかこれを縮小しなくちゃという...全文を見る
○福島みずほ君 不正な生活保護の取締りというか、目を光らせるために、最近、警察官OBの配置を厚労省は指導しておりますが、厚生労働省は現状の配置状況を把握してはいらっしゃいません。警察官OBの配置状況について把握すべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 私は、警察官OBの必要性は、必要性がある場合は理解ができるんですが、今やるべきことは、目を光らせて摘発するということよりも、それも大事だと、不正受給やめた方がいいので、それはもちろん必要だとは思いますが、むしろ今の世の中ではソーシャルワーカーなどできちっと何が問題...全文を見る
○福島みずほ君 例えば、埼玉県は住宅ソーシャルワーカー事業といった事業を進めています。こういうことなども是非進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 生活保護の問題についてはいろんな意見が出ておりますし、この中間まとめの中でもいろいろありますが、例えば、就労収入の中でそれを積立てして、そして、それを自立するときに渡すとかいうのもあるんですね。一見いいようにも思うけれど、賃金を預かるというのは労基法の直接払いの原...全文を見る
○福島みずほ君 社会保障制度改革推進法案では、生活保護の適正化という文言が入っております。適正化ということが削減を意味するのであれば、自殺者や餓死者を増加させることになりかねないと思いますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 これは削減を意味しないということでよろしいんですよね。はい。うんとうなずいていただいたので、はい。  生活保護はやっぱり最後の命綱であって、それから経済・生活問題による自殺者数が三万人の自殺者のうち六千、七千、八千人いらっしゃるわけです。何とか最後、手を差し伸べ...全文を見る
○福島みずほ君 実際は、ある公園を例えば別の用途に使いたい、バリケードを築いて、もう中、出してしまって、ホームレスの人たち行き場がないということがやっぱり起きているんですね。ホームレスの人たちは本当に行き場がない。どこにも行き場が本当にありませんから、やっぱりそういうふうな形でや...全文を見る
○福島みずほ君 それはよろしくお願いします。とりわけ認可外の保育園などの保育士さんの給料はとても安いんですよね。  次に、保育料のことを逆にお聞きをいたします。  保育料は本当に千差万別です。国会の中にも保育園があって、私も見学に行きましたが、認可外ですからやっぱり保育料はい...全文を見る
○福島みずほ君 保育園の数は、公立が減少し、私立が増加し、合計数はほぼ変わっておりません。また、保育所定員の弾力化を実施している保育所の数は、平成二十年でほぼ半数で行っている状況です。現在の最低基準すら守られていないのが現状ではないでしょうか。待機児童は本当に解消されるんでしょう...全文を見る
○福島みずほ君 虐待を受けた子供たちは児童相談所で対応することになりますが、今最も必要なのは、保護される手前の状況にある子供たちへの対応ではないでしょうか。  現在、自治体における子ども・子育て会議は自治体が努力義務となっていますが、むしろこういった場を義務付け、地方分権の観点...全文を見る
○福島みずほ君 障害者政策についてお聞きをします。  インクルーシブ教育についてお聞きをいたします。二〇一一年に改定された障害者基本法の十六条一項の改正を受け、可能な限り障害者である児童及び生徒が障害者でない児童及び生徒とともに教育を受けられるよう配慮しつつとの条文を受けて、学...全文を見る
○福島みずほ君 城井政務官はインクルーシブ教育に大変理解があるのでとにかく頑張ってほしいんですが、この報告を見ると、確かに改めというのはいいんですが、若干、例えば、総合的な観点から就学先を決定するとなっている点、また、本人の教育的ニーズ、本人、保護者の意見よりも障害の状態が先に出...全文を見る
○福島みずほ君 車椅子の友人がいるんですが、彼は学校に行くときに車椅子で、だから、例えば六年生は上だけれども、彼の学年だけ例えばエレベーターとかなくても一階にしてもらったりとか、車椅子の人が学校に入ってくることで、工夫するとか知恵を使えば、絶対エレベーターがなくちゃいけないとか何...全文を見る
○福島みずほ君 今までも、親はここに行きたい、でも財政面から駄目だとか、面倒くさいというか、駄目だというので遮断されてきたわけですね。ですから、丁寧にというのは分かるんですが、結局余り変わらないと。せっかく障害者基本法の改正法ができて、これから差別禁止法を作ろうとしていて、将来条...全文を見る
○福島みずほ君 障害者の問題って、戦後ずうっとあって、ずうっと余り変わってないんですよ。だから、また慎重にと言うと余り変わらないんですね。だからこれは、人権問題はどおんとやらないとやっぱり変わらない。どおんとやって変えて、やっぱりそこは予算も取るんだとしない限り、やっぱり世の中変...全文を見る
○福島みずほ君 気合入れて頑張ってください。  児童養護施設の子供たちについてお聞きをします。  平成二十三年七月の社会的養護の課題と将来像やいろんな点で、最近基準を変えて、ちっちゃな子供に対する、何人の子供に何人とか随分変わってきたり、ここは力を入れてやっていただいていると...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
08月10日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、問責決議案を議論せずに、本委員会で採決しようとすることに社民党として強く抗議をいたします。  先ほどもありましたが、社民党も含めた野党七党から問責決議案が出されていることを総理はどう受け止めていらっしゃるでしょうか。
○福島みずほ君 昨日の衆議院での野田政権不信任決議には、民主党内から造反の動きがあり、自民党からも賛成の票が投じられております。これについてどう考えますか。
○福島みずほ君 総理、民主主義とは何かということをお話をしたいというふうに思います。  まず、国民の六割、七割がこの消費税増税に反対をしている。それから、総理は自民党と組みさえすれば他の野党の話を聞こうとはしない。三点目は、民主党内のいろんな反対の意見をきちっと聞こうとはしない...全文を見る
○福島みずほ君 もし本当に対話ということであればこのような事態は生んでないんですよ。民主党の中から多数の離党者も生んでないんですよ。そして、国民を説得できていないんじゃないですか。六割、七割の国民が今消費税増税することに反対だということは、国民を説得し切れてないじゃないですか。き...全文を見る
○福島みずほ君 いや、違う。時間がないので総理と一問一答でやらせてください。結構です。  総理。
○福島みずほ君 違いますよ。今日採決をするということをこの委員会が決めているわけですよね。そして、みんなが納得していない、国民も納得していない、他の野党も、自公以外は納得していない。そして、民主党の中でも納得していなかった人がたくさんいるんですよ。自民党と組みさえすれば多数決でや...全文を見る
○福島みずほ君 二〇一五年に一〇%ということがあるわけですが、今と同じような経済状況だったら消費税増税しないということですか。
○福島みずほ君 総理はそのことについてどう責任取るんですか。  現に、今消費税を上げれば、予言者ではありませんが、国民の皆さんの生活を圧迫します。中小企業の問題についても、今朝の東京新聞に民間調査で、消費増税すれば中小の六七%に悪影響、仕入価格の上昇、税負担、価格転嫁が難しい、...全文を見る
○福島みずほ君 総理、責任取れないんですよ。中小企業の転嫁策だってできないですよ。社民党がずっと言ってきた富裕層への増税はやらないじゃないですか。必ずやるんですか、これは。つまり、今回、消費税増税だけが残って、富裕層への増税、不公平税制の是正も軽減税率も、そういうのはもう先送りじ...全文を見る
○福島みずほ君 富裕層への増税をまずやってから、それから消費税の議論をする、消費税の議論が最後なら分かりますよ。でも、今日の時点で消費税増税だけ決めて、あとのことは決まってないじゃないですか。何にも決まってないんですよ。この状況で消費増税だけやるから、これがまた問題です。  東...全文を見る
○福島みずほ君 今日の時点で何も決まってないんですよ。  野田総理、これで……
○福島みずほ君 消費税を増税すれば、本当に国民も中小企業も困ります。
○福島みずほ君 逆進性対策もしてなくて消費税を上げることに断固反対です。  そのことを申し上げ、社民党の質問を終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私は、社民党を代表して、社会保障と税の一体改革に関連する政府提出法案及び民主党、自民党、公明党提出の社会保障制度改革推進法案の全てに反対の立場から討論をいたします。  最初に、野党七党によって提出された野田政権への問責決議が参議院に...全文を見る
○福島みずほ君 以上の理由から、全ての法案に反対することを申し上げ、社民党の反対討論といたします。
08月27日第180回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、平成二十二年度の補正予算で組まれた住民生活に光をそそぐ交付金についてお聞きをいたします。  執行状況が九七%などとても高く、また私はこれはとても評価をしております。DVや弱者対策、自殺や児童虐待や図書館など、今まで現場でなかな...全文を見る
○福島みずほ君 今後、この光を当てる、光が当たらないところに光を当てる政策を是非しっかりやっていただきたいと思います。  次に、地方における消費者行政の支援強化についてお聞きをいたします。  地方消費者行政活性化基金によって相談員が三年間で五百五十五名増員されるなど、大きな前...全文を見る
○福島みずほ君 次に、国庫補助金等により都道府県に設置された基金の執行状況についてお聞きします。特に、地域自殺対策緊急強化基金です。  国庫補助等により都道府県に設置された基金の執行状況を見ると、平成二十一年度までの執行率が三五・八%、平成二十三年度までで五四・六%です。しかし...全文を見る
○福島みずほ君 地方消費者行政や自殺についての基金、今後の取組について、予算の面も含めて是非よろしくお願いします。  八月十二日までエネルギー選択に関するパブリックコメントが実施をされました。総数八万九千百二十四件、その八一%が即時原発ゼロを求める内容でした。各地域で行われた意...全文を見る
○福島みずほ君 八万九千百二十四件も来て、八一%が即時原発ゼロであると。とりわけ私は、福島での意見聴取会のそれぞれのコメントに本当に心を打たれました。これほどやはりみんながもう原発やめてほしいと思っているということを思いました。是非、この国民の声を生かしてくださるよう、心からお願...全文を見る
○福島みずほ君 私は、田中俊一さんが、三・一一前、原子力推進をすることの論文も随分読まさせていただきました。大臣が言っていた原子力村からの起用であり、これは認めるわけにはいきません。大臣の答弁と違反していますよ。  それから、日本弁護士連合会は、とりわけ更田豊志さんと中村佳代子...全文を見る
○福島みずほ君 いや、余りにでたらめですよ。七条七項三号に該当するわけでしょう、「もんじゅ」のこの機構は。辞めるからいいんだったら、誰だってなれるじゃないですか。常勤なんですよ。前の日に辞めるんだったら誰だってなれますよ。この欠格要件は全く意味がない規定になるじゃないですか。 ...全文を見る
○福島みずほ君 いいじゃないですか。
○福島みずほ君 いや、インチキですよ。七条七項三号には原子炉、再処理、書いてありますよ。そして、あなたが、細野大臣が七月三日にやった記者会見、そのときのペーパーには原子力事業者の見解について違う見解を取ることなど一切書いてないんですよ。同じに解釈するのが当たり前じゃないですか。 ...全文を見る
08月28日第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  高齢者の雇用の安定はとても大事なことで、社民党自身もそれは大事だと考えております。ですから、衆議院の原案には賛成、そして修正案には衆議院では反対をいたしました。ただ、本法案について問題点もあると思いますので、質問をいたします。  こ...全文を見る
○福島みずほ君 ところで、修正案では、先ほども出ておりますが、病弱者は除くというふうになりました。それで、一方で生活保護が適正化という言葉の下で削減をされかねないという状況です。そうすると、雇用が継続がない、病気で医療費がかさむ、年金がない、生活保護ももらえないかもしれない、もし...全文を見る
○福島みずほ君 この法案の趣旨説明のときに、やはり年金制度、年金をもらうまでのギャップをどうするかという議論がありました。  この病弱者ということなどの、会社は決して社会保障をやるためのところではなく、働いて利潤を上げるところではありますが、最も弱い部分が実はこれで切り捨てられ...全文を見る
○福島みずほ君 企業の継続雇用率は六三・五%から八二・三%に上がると、基準制度の廃止によって上がるという試算を厚生労働省はされていますが、若干甘いのではないかというふうにも思っています。基準制度はむしろ労働者に厳しく働いてしまうんじゃないか、この点についての検討をお願いします。
○福島みずほ君 雇用継続について、正社員と非正規雇用労働者で違いはないということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 結局、有期契約の人は、無期に転ずるという労働契約法の改正法で救済されない限りは六十歳で終わっちゃうんですよね。つまり、生涯獲得賃金が低い人、年金を本当にもらいにくい、あるいは貯金が少ない人間がむしろ雇用延長できない、最も弱い部分が保護されないというところが問題では...全文を見る
○福島みずほ君 パートタイム労働者総合実態調査が発表になりました。個人調査を見ると、若い世代で、二十から二十四歳で五七・三%、二十五から二十九で四一・八%、三十から三十四歳で四二・七%が正社員になりたいと答えています。正社員になりたいんですよ。  これらの若者の正社員化が本当に...全文を見る
○福島みずほ君 消費税について一言お聞きをいたします。  医療機関は、仕入れ事業者に消費税を払いつつ、仕入れ税額の控除が認められていないことにより医療機関の持ち出しとなり、赤字経営が増大すると心配している医療機関、医療従事者の人がたくさんいらっしゃいます。そのための、社会保障と...全文を見る
○福島みずほ君 高額投資とは何でしょうか。それを中医協で議論させてどうするんでしょうか。  つまり、医療機関は材料購入費が約平均三割です。それは、病院は、病院食もあれば、服も買う、タオルも買う、シーツも買う、あらゆるものを買うわけで、この材料購入費が平均三割を占めると。それが、...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
○福島みずほ君 私は、社民党を代表して、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  本格的な高齢社会の到来の中で、元気な高齢者が自分のそれまでの経験を生かしながら働き続けることができることは大変意義深いものと考えます。また、厚生...全文を見る
11月02日第181回国会 参議院 本会議 第2号
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○福島みずほ君 私は、社民党を代表して、野田総理に緊急質問いたします。  参議院は、野田総理に対して問責決議を可決しました。総理は、この参議院の示した判断をどう受け止め、具体的に何を反省しているのですか。野田内閣は、消費税増税反対、大飯原発の再稼働反対、オスプレイの強制配備反対...全文を見る
11月15日第181回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  昭和六十一年の年金法改正の制度設計において、老齢基礎年金の額は六十五歳以上の単身無業者の基礎的な支出を保障するものとして月額五万円とされました。その基準となったのが総務省全国消費実態調査です。六十五歳以上の単身者の平均的生活費のうち、...全文を見る
○福島みずほ君 夫婦は上回っているんですが、平成六年から逆転している。「おひとりさまの老後」という本もありますけれども、単身世帯は多いわけで、結局、年金よりも実際支出、基礎的な支出の方がはるかに、はるかにというか上回っているわけです。結局、このことについて生活ができないという問題...全文を見る
○福島みずほ君 高齢者というのは別なんです。でも、事前にもちょっとお聞きしていましたが、年金だけで老後の生活を支えるとは考えていないというのは、私は実は腰を抜かすほど驚きました。つまり、貯蓄のない人も増えていますし、非正規雇用の皆さんも増えているので、更に今よりも将来貯蓄のない人...全文を見る
○福島みずほ君 これは必要で、仮にカップルだったとしても、どちらかが亡くなればいずれ一人になるわけですから、一人で単身で暮らす、特に、正直言うと、女性にとって切実で、高齢者になれば女性の単身で暮らすことは非常にやっぱり増えているわけで、そこでやはり年金で暮らしていける、生活を支え...全文を見る
○福島みずほ君 実態調査から始めていただいて、現時点ではやっぱりもうずれていますので、その点を是非よろしくお願いします。  特例水準の解消によって基礎年金が段階的ではあるが引き下げられる一方で、消費税は八%、一〇%と引き上げられることになります。年金給付が基礎的支出を下回る中で...全文を見る
○福島みずほ君 給付付き税額控除は、これからいろんな制度がなければなかなか実現ができません、今政務官、うんうんと言っていただいていますが。ですから、やっぱり今対応を取る必要があるんではないか。国民年金加入の低所得者に対して、給付実績に応じて基準額五千円を加算することについて、年金...全文を見る
○福島みずほ君 逆転現象が起こるということについてはいかがですか。
○福島みずほ君 国民年金保険料の納付率がどんどん下がっております。特に、増加する非正規労働者にとって、国民年金保険料などの納付は非常に負担となっております。その対策はどう手を打つのでしょうか。
○福島みずほ君 前大臣への質問で、第三号被保険制度の見直しについて御質問をしました。この問題に取り組むということだったんですが、いつ見直しの法案が提出される予定なんでしょうか。
○福島みずほ君 是非、これは前大臣も約束してくださったことなので、よろしくお願いします。  薬害問題に対する第三者委員会について一言お聞きをします。  閣法によって薬事法を改正し、薬害に関する第三者委員会をつくるという動きは一体どうなっているんでしょうか。この厚生労働委員会は...全文を見る
○福島みずほ君 やっぱり、それは合意に反していると思うんですね。  審議会の数を増やせないというのは一応理解はしますが、これって本末転倒じゃないですか。重要なことについてはやっぱり審議会できっちり議論をして、政府が責任を持って、もちろん櫻井副大臣おっしゃるとおり、みんなでやるべ...全文を見る
○福島みずほ君 市民立法や議員立法は本当に大事なものですし、国会は立法機関であることは間違いありません。  ただ、当事者を含めみんなが望んでいるのは、やっぱり厚生労働省が申し訳ないが今まで薬害を生んできた、だからこの薬害を根絶するという決意を、いや、厚労省が生んできたというのは...全文を見る
○福島みずほ君 同じことを違うように議論しているようにも思いますが、議員立法の中身については、もちろん私たちも中身はしっかりやりたいと思います。ただ、閣法でつくるという当初の約束があったと思っていますので、やっぱり厚生労働省として責任を持ってやっていただきたいと。そうすれば、ちょ...全文を見る
○福島みずほ君 この間、原発労働者の被曝量を測定する線量計の不適切な管理が明らかになりました。不適切な測定をされた労働者の線量はどのように訂正され、管理されるのか、全ての事業者を確認しているんでしょうか。
○福島みずほ君 除染労働者に危険手当が渡っていないという事実が判明をしました。数次にわたる下請が存在する現状があるにもかかわらず、厚生労働省からこれら下請企業への直接の指導が十分ではなかったのではないか。結局、環境省からゼネコンに対して契約を結ぶ、そのときは危険手当が入っていたと...全文を見る
○福島みずほ君 どうか、これはしっかりやってください。  新聞にも出ておりましたが、労働基準監督署の仕事が増えているにもかかわらず、労働基準監督官の数がとても少なく、削減をされている。こういう部門、ほかのところもそうですが、こういう削減は問題で、増やすべく社民党は頑張りますので...全文を見る
○福島みずほ君 私は、社民党を代表して、国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案と年金生活者支援給付金の支給に関する法律案に反対の立場から討論を行います。  まず、国民年金法の改正案についてです。  本法案は、さきの通常国会で民主、自民、公明の三党による談合に...全文を見る