福島みずほ

ふくしまみずほ

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福島みずほの2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第183回国会 参議院 本会議 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  社民党を代表して、安倍総理に質問をいたします。  冒頭、アルジェリアでのテロ事件で犠牲になられた方たちに心から哀悼の意を表します。  さて、総理の所信表明演説は、人々の生活の痛みや苦しみについて全く配慮がありません。雇用対策やセー...全文を見る
02月20日第183回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○福島みずほ君 明日、総理が訪米をされますので、日米首脳会談についてまずお聞きをいたします。  集団的自衛権の行使はできないというのがずっと政府の見解でした。集団的自衛権の行使に関して、解釈改憲についてオバマ大統領と話をするのでしょうか。
○福島みずほ君 憲法において、今までの政府見解でも集団的自衛権の行使はできないということでした。ですから、総理が、憲法尊重擁護義務もあるわけですし、その憲法が予想していないことについて発言するというのは極めて重要なことです。  もちろん審議会で議論したというのは承知をしておりま...全文を見る
○福島みずほ君 確認ですが、集団的自衛権の解釈改憲についてオバマ大統領と話合いをするということでよろしいんですね。(発言する者あり)
○福島みずほ君 問題だと思います。つまり、集団的自衛権の行使に関して、議論はしないにしても報告をするということじゃないですか。でも、集団的自衛権……(発言する者あり)いや、というか、総理、もうイエスかノーかで答えてくれますか。  つまり、日米同盟に関して話をするというのは分かり...全文を見る
○福島みずほ君 それは、総理が一月十三日のNHKインタビューで、オバマ大統領に対して、集団的自衛権の見直しは安倍政権の大きな方針の一つであり、オバマ大統領と議論をしたいというふうに自ら述べていらっしゃるからなんです。  でも、今の話でも、私は、もちろん、その流れの中でとおっしゃ...全文を見る
○福島みずほ君 では、そのことについてアメリカ大統領に、今、時期は決めていないとおっしゃいましたが、申請をするということは説明されるんですか。
○福島みずほ君 日米地位協定は、身柄の確保を捜査段階で日本の警察ができないという極めて不平等な条約です。日米地位協定についての改定は、沖縄の首長さんたちが建白書で先日もおっしゃったとおりであり、社民党もこの不平等な日米地位協定は改定すべきだと。たくさん犯罪が起きています。加害者が...全文を見る
○福島みずほ君 犯罪が多発している中で、運用の改善では適用できないという段階に来ていると思います。是非しっかり日本の総理大臣として発言をしていただきたい、日本の総理大臣なんですから。それを心からお願いをいたします。  次に、雇用、賃金の問題についてお聞きをいたします。  消費...全文を見る
○福島みずほ君 だとすれば、賃金を上げることをまずすべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 先日、毎月の勤労統計で、支払われた給料はついに一九九〇年以来最低になりました。  二〇〇二年二月から二〇〇八年二月までの六年間、日本は史上最長の景気拡大期間、つまり好景気でした。日本の企業は史上最高の収益を当時受けました。しかし、この六年間、物価は下がり続けてい...全文を見る
○福島みずほ君 トリクルダウンすると言ってトリクルダウンしなかったんですよ。今回も、賃金上げろと経団連に言ったにしても、政府がもっと賃金上げる政策を取らなければならない。(資料提示)社民党が考える賃金上昇のための政策、やっぱり最低賃金を上げる、正社員化を促進する、均等待遇の実現を...全文を見る
○福島みずほ君 小泉・竹中構造改革のときに見事に労働法制の規制緩和をして、派遣法の、製造業も可能にして、それもあり、非正規雇用が本当に拡大しました。今、三五%ですよ。そんなのんきなことを言っていいんですか。  規制改革会議の中で、これは規制緩和の改革じゃないですか、言っているこ...全文を見る
○福島みずほ君 多様な働き方といって自民党は規制緩和をして、非正規雇用者増やしたんですよ。第一次安倍内閣のときも賃金下がり続けたんですよ。  消費税増税するときの措置の要件の一つとして、賃金が上がっているということは要件ですか。
○福島みずほ君 要件だということですか。
○福島みずほ君 賃金が上がらなければ消費税増税したら駄目ですよ。賃金が下がって消費税上がれば生活が圧迫されます。  ということで、要件とすべきだ、消費税を上げるべきでないということを申し上げ、質問を終わります。
02月21日第183回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  国会事故調が昨年二月、福島原発一号機の現地調査を求めました。原子炉が入る建物の内部に入って、重要機器の非常用復水器など、地震直後に壊れた可能性があるかどうかを確かめるためです。東電はそのとき真っ暗だと言いました。それで国会事故調はやむ...全文を見る
○福島みずほ君 これは調査妨害であり、国会事故調が愚弄されたと同時に国会が愚弄されたと思います。  今日は原子力規制委員会に来ていただきました。これはきちっと事故原因を究明するためにも、規制委員会としてもこれは現地調査をすべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 原因究明をしていただくということで、証拠保全、現場の保全は重要なので、廃炉ばかりではなく、それをしっかりしていただくという決意を聞かせていただきました。  放射線量が高いということですが、放射線量はどれぐらいなんでしょうか。
○福島みずほ君 これは、放射線マップというものは今作っているんでしょうか。
○福島みずほ君 これ放射線マップは原子力規制委員会としてお持ちなんでしょうか。
○福島みずほ君 是非見せてください。
○福島みずほ君 この調査妨害は重要で、調べたいと国会事故調は言ったわけです。地震によって何が起きたか、津波によって起きたか、事故原因は地震か津波か。これは未解明部分としてあの分厚い国会事故調査報告書に載っております。  この事故原因が明らかでなくて、新安全基準というのは作れるん...全文を見る
○福島みずほ君 地震によって何が起きたか分からなければ、耐震指針って出せないじゃないですか。  副総理、耐震指針が、どう作るか、事故原因が分からないんですよ。飛行機でトラブルが起きれば、事故の原因を究明するまで飛行機飛ばないです。福島原発事故の原因究明が阻まれていてできないんで...全文を見る
○福島みずほ君 今日は総理がいませんので、じゃ、副総理、事故原因究明なくて何で再稼働ができるんですか。
○福島みずほ君 事故原因究明はできていないというのが今日のお答えではないですか。一般論でしかできないんですよ。福島原発事故がなぜ起きたか、未解明の部分がたくさんあるんです。地震か津波か、現場に入るのが拒まれた、東電は拒否したんですよ、うそついたんですよ。だとしたら、この事故原因を...全文を見る
○福島みずほ君 国会事故調のでも地震か津波か、地震によって配管破断が起きた可能性があることも指摘しています。  福島原発事故の事故原因が分からなくて、何で新安全基準が作れるのか。私は、事故原因究明すらされていない、これはこれからやるんだというふうに委員長もおっしゃいました、そん...全文を見る
○福島みずほ君 実際、工事では中に入っているんです。そして、廃炉も大事だけれども、事故原因究明のための証拠保全、現場保全が必要です。それをきちっとやらずして、新安全基準も再稼働もないということを強く申し上げます。  次に、生活保護についてお聞きをします。  安倍内閣が本気で二...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、一部分であれ物価が上がれば打撃を受けるということは明らかだと思います。  自民党は平成二十四年総選挙の重点政策で、生活保護給付水準の原則一割カットを明言しています。その根拠は何ですか。
○福島みずほ君 物価が二%上昇することと生活保護カットはどういう関係にあるんですか。
○福島みずほ君 社会保障審議会の生活保護基準部会の報告書は、引下げとは一言も言ってありません。政府の生活扶助基準の引下げは、引下げありきなのではないですか。
○福島みずほ君 何かでたらめですよ。だって、今回の報告書どんなに読んだところで、引き下げろって書いてないんですよ。一割引下げありきを突っ走って、それに合わせて引下げありきじゃないですか。しかも、これから物価を上げるというふうに言っている中で、一割、まあ一割ではありませんが、六・四...全文を見る
○福島みずほ君 他制度に影響しないよう配慮する必要性について言及していますが、波及する制度の実態、影響をどう把握してどのように対応しますか。
○福島みずほ君 しかし、これ法定のものもあるじゃないですか、連動するって。そんな波及しないってできるんですか。
○福島みずほ君 おっしゃったとおり、やっぱり連動するところがあるんですよ。法定で決まっているところや、最低限度のと書いてある部分があるので。引き下げたらやっぱり、人の首絞めていると思ったら実は自分の首絞められていたという現状があるわけで。やはり貧困層に打撃を与える政策は良くないで...全文を見る
○福島みずほ君 片道ですので、ちゃんと答えていただいて大丈夫ですが、これは議事録で……(発言する者あり)じゃ、お願いします。  これは、四分の三が新規で四分の一が補修です。確かに、補修の方がなかなかお金が加算ができないというのありますが、大臣、もういいかげん、箇所付け、この中身...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
03月13日第183回国会 参議院 共生社会・地域活性化に関する調査会 第3号
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○福島みずほ君 今日は三人の参考人の方、本当にありがとうございます。社民党の福島みずほです。話を聞いて何かわくわくして、何かやりたいななんてすぐ思っちゃいましたが、貴重な提言を本当に地域活性化の点でありがとうございます。  まず、山崎参考人に、先ほどの山本香苗さんと似ているんで...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  吉田参考人にお聞きをいたします。  地域の足を守るために、あるいはまちづくりに第三セクターの鉄道が役に立っているという話は大変興味深いものでした。  さっき第三セクターの鉄道として悩みがあるとおっしゃいましたが、やっぱり鉄道に注目し...全文を見る
○福島みずほ君 ここは元々この鉄道があったからですが、例えば、足というと、バスにお金を払う、タクシーをもっと活用するとか、自家用車をどうするとかいろいろありますよね。やっぱり、ここで鉄道という形でコンセンサスがつくれたというのは何か秘訣があるんですか。
○福島みずほ君 津田参考人にお聞きをいたします。  子供たちを元気にと、子供たちの参画で努力していらっしゃるし、セーブ・ザ・チルドレンは多岐にわたって活動していらっしゃることに敬意を表します。  三つのところで子供たちが提言を作っているんですが、それぞれ何人ぐらい子供たちが参...全文を見る
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
03月13日第183回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  実は、共生社会に次出なくてはならないために、冒頭発言をさせていただくことに、会長、感謝をいたします。  私も憲法調査会のときのメンバーでもありましたので、そのときの議論の経過と小委員会、そして報告書のまとめについては承知をしておりま...全文を見る
03月21日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今回の春闘、ベースアップがない非正規雇用にどれだけ拡大したのか、今回の春闘の動向について大臣はどのような感想を持ちますか。
○福島みずほ君 非正規雇用労働者の賃金についてはどうですか。
○福島みずほ君 非正規雇用については本当に及んでいないところも多いので、そして、安倍内閣は二%物価上昇させると言い、これから消費税も上がるわけですから、給料を上げる政策をしっかり取っていくべきだと思います。  公契約条例が現在七つの市、区で制定しているわけです。それについて、自...全文を見る
○福島みずほ君 多とするのではなく、厚労省としてやはりこういうことをもっと推進していくべきではないか、あるいは公契約法について是非検討を開始していただきたい。どうですか。
○福島みずほ君 物価上昇に上げる情熱をもっと賃金上昇に振り向けてもらいたいというふうに思います。  最低賃金を引き上げることについて、厚労省としてどうやっていくんですか。最低賃金法とか作ったらどうですか。
○福島みずほ君 経済産業省じゃないんだから、トリクルダウンなんてしないことは小泉構造改革のときに立証されているじゃないですか。ですから、給料を上げるということを、もう少し最賃を上げるとか、やっていただきたいと思います。  政府の産業競争力会議の分科会で、民間議員から労働市場の流...全文を見る
○福島みずほ君 この産業競争会議のを見て、私は本当に怒り狂ったんですが、正規労働者の雇用が流動化すれば、待機失業者が減り、若年労働者の雇用も増加すると同時に、正規雇用者と非正規雇用者の格差を埋めることになると。  しかし、雇用の流動化といって、かつて自民党政権が労働者派遣法の製...全文を見る
○福島みずほ君 はい。
○福島みずほ君 かつてアメリカ合衆国から出た教書の中に、解雇のルールの緩和化、つまり、例えば裁判で勝訴しても、金銭的にお金を払えば、双方が合意すれば解雇が有効となると変えるとか、ホワイトカラーエグゼンプション、みなし管理職の場合は割増し賃金払わなくてよいというのが出てきそうになっ...全文を見る
○福島みずほ君 経営者側は、日本の正社員は解雇しにくい、それが企業活動の邪魔になっているという意見があります。でも、OECDの調査によると、他の先進国と比べて日本が特に解雇しにくいわけではありません。  それから、衆議院での議論などを見てちょっと危惧を感ずるのは、地域限定で労働...全文を見る
○福島みずほ君 違う、違う。だって、企業はあるんだもん。企業はあるんだもん。
○福島みずほ君 整理解雇の四要件、それから解雇が労働契約法にあるわけですよね。それは守られるべきは当然なんですが、私が危惧を感ずるのは、この解雇のルールの規制緩和の中で、準正社員化、例えば別の正社員概念をつくって地域契約、地域別でやると。とすると、そこで例えばシャープのある会社が...全文を見る
○福島みずほ君 違う。  ここで余り、ちょっと時間がもったいないですが、それは違うと思うんですよ。労働者にとって他に転勤をさせられないという意味での地域限定はあるかもしれないが、その企業がほかにも工場やいろんなのを持っているんであれば、そこの企業が撤退するイコールもう全て解雇し...全文を見る
○福島みずほ君 期待権はあるんですよ。首になるということは、食べていけない、死刑判決のようなものだから、やっぱり厚生労働省は雇用を守る立場でやってもらわないと、解雇のルールの緩和がひた走りだと、またひどいことになりますよ。  ですから、解雇規制緩和と金銭解決ルール化に関して、今...全文を見る
○福島みずほ君 だって、これ産業競争会議で出ているじゃないですか。解雇の規制緩和だとか、さんざん出ているじゃないですか。これと厚生労働省が闘わずしてどうするんだと、規制改革会議と闘わずして、経済財政諮問会議の雇用と闘わずしてどうするんだというのが思っていることなんです。もうそれは...全文を見る
○福島みずほ君 これ、質問通告して、これについて何も考えてないというのを聞いて、私はちょっとびっくりしたんですね。  というのは、アメリカは今までさんざんぱら教書の中で、解雇のルールの規制緩和やホワイトカラーエグゼンプションや、日本の労働法制、流動化せよと、アメリカ並みにせよと...全文を見る
○福島みずほ君 私は、今までのアメリカの日本に対する主張から見て、こういう主張が万々が一、今はないけれども、出てくるんじゃないか、非関税障壁として。だから、それに対して厚労省はどうするというシミュレーションや情報収集をやっていると個人的に思っていたんですよ。ところが、やっていない...全文を見る
○福島みずほ君 実際、日雇派遣は増えているというデータもあり、これについては調査をし、かつ必要があればまた通達やそういうものを出してください。  労働者派遣制度は、派遣労働者が責任を追及するために必要な団体交渉権を派遣先に及ぶことを認めておらず、結果として母性保護を始めとした権...全文を見る
○福島みずほ君 労働契約法がこれから施行になりますが、これは去年七月三十一日、この委員会で私が質問したときに、西村智奈美副大臣が、不更新条項を入れさえすれば雇い止め法理の適用が排除されるといった誤解を招くことがないように、従来の判例法理が変更されるものではないということを、解釈通...全文を見る
○福島みずほ君 これはいろいろやってくださいよ。調査をすることや指導することや、もっとパンフレットや通達を出すことを含めて、是非検討をお願いします。  ブラック企業についてお聞きをいたします。  「ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪」、今野晴貴さんの本もありますし、私も若い人...全文を見る
○福島みずほ君 違法だというので取締りに入る、労基署が、労働局がという以前に、やはりそういう使い捨てがよくないとか、啓発やある種の指導や、もっと明白に違法ではなくても問題ありというところはたくさんあるので、そういうところを是非、厚生労働省としてもうとにかく雇用の立て直しというのに...全文を見る
03月28日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  「中学一年生女子の保護者の方へ 杉並保健所からのお知らせ 中学入学お祝いワクチン」なんというのが杉並区の保健所から来ておりますが、杉並区で女の子が重篤な事態に達しております。この重篤な副反応について、当該ワクチンを製造した製造会社名を...全文を見る
○福島みずほ君 今までのこのHPV予防ワクチンに関しての副反応が出た件数と、それから追跡調査をしているか、補償についてお聞かせください。
○福島みずほ君 実施状況は結構です。
○福島みずほ君 製薬会社の追跡調査はありますが、厚労省として追跡調査はしていますか。補償は、それで、千九百件のうちどういう状況でしょうか。
○福島みずほ君 みんな十代の女の子たちですよね。千九百件あって、本当に補償を受けているのも少ないですよ。本当にほったらかされている。本当にひどい状況が起きている。中学入学お祝いワクチンと言われて重篤な被害に遭っている女の子たちのことを思うと、やっぱり副反応を重く考えるべきだと思い...全文を見る
○福島みずほ君 いや、違うんです。時間がもったいないので、日時だけ教えてください。
○福島みずほ君 それは分かっています。
○福島みずほ君 もう一回、済みません。HPV―032試験について最終総括報告書が出たのは、もう一回教えてください。
○福島みずほ君 平成二十一年七月いつですか。
○福島みずほ君 これ非常に期間が短いんですね。最終報告書が出たときが七月十七日、それで、審査結果が出るのが八月二十日なんですよ。そしてこの審議会がやるのが八月三十一日。物すごいスピードですよね。この一か月ぐらいの間で果たして最終総括報告書の審理がきっちりできたんでしょうか。  ...全文を見る
○福島みずほ君 これは本邦初の遺伝子組換え製剤なんですね。昆虫細胞をたんぱく質発現細胞とすると書いてあるんですが、昆虫細胞って、何か昆虫の細胞を使うんですか。
○福島みずほ君 これは本邦初の遺伝子組換え製剤であるとか、いろんな懸念も出ているんですね。  それで、ワクチン評価に関する小委員会報告書、二〇一一年三月十一日にこうあります。  HPVワクチンについては、ワクチンのHPV感染予防効果は一〇〇%でないこと、子宮頸がんを発生させる...全文を見る
○福島みずほ君 サーバリックスが前がん状態を減らしたデータはあるということですが、本物の子宮頸がんを減らしたという実績はあるんでしょうか。
○福島みずほ君 さっきも、接種開始後九・四年しか経過していないので現時点における効果持続年数は九・四年というふうに言われています。ということは、中一の女の子がこのワクチン接種して、その後十年近くなったらもう消えちゃうわけで、むしろ莫大なお金を掛けてこれをやるよりも、検診をしっかり...全文を見る
○福島みずほ君 これ、実際、もし法律が成立すれば、学校でみんな一律にやることになるんでしょうか。今は保健所でやっていますよね。  何が言いたいかというと、予防接種は義務ではなくて任意である、あるいは打たないという選択肢もあるということをしっかり丁寧に行った上で予防接種の実施がさ...全文を見る
○福島みずほ君 これは未成年の十代の女の子ですので、保護者の承認も要るんでしょうか。保護者に対する説明はどうやってやるんですか。
○福島みずほ君 さっきも出ていますが、いろんな、性教育やいろんなこと、全国の養護教諭に対してやる必要があると思いますが、今まで予防接種に特化した研修は行っていなかったということなんですが、この養護教諭の研修等の今後をどういうふうに考えていらっしゃるでしょうか。
○福島みずほ君 とかしき政務官は、この厚生労働委員会の中で、普通の、通常の予防接種に比べて副反応が多いということを答弁をされていらっしゃいます。これは全ての女の子、中学校から高校までの女の子が対象になるわけで、自分の娘がやっぱり副反応で重篤な状態になったら、それがもう千九百件ある...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
○福島みずほ君 社民党として、予防接種法の一部を改正する法律案に対し、修正案を提出をいたします。  ヒトパピローマウイルス、HPVワクチンを定期予防接種に追加することは時期尚早です。厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会は、HPVワクチンについては、ワクチンのHPV感染予防効果...全文を見る
04月03日第183回国会 参議院 共生社会・地域活性化に関する調査会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  共生社会・地域活性化に様々な形で取り組む参考人の皆さんの話は非常に有益で創造性に富むものであり、また、地域の人たちの力をいかに引き出すかという足し算、掛け算の発想に満ちあふれていて、大変参考になるものでした。地域や人の良さを信じ、そこ...全文を見る
04月03日第183回国会 参議院 憲法審査会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  加藤一彦参考人にまずお聞きをいたします。  社民党自身も、今、前川委員からありましたが、立憲主義の観点から非常に、衆議院だけの暴走を防ぐことや、慎重審議ができる。参議院に法案が送られてから論点が非常に明らかになることも大変多いですし...全文を見る
○福島みずほ君 今、行政の統制ということが二院制の重要な役割だとおっしゃったんですが、私もそのとおりだと思います。  加藤秀治郎参考人の討論の議会、立法作業の議会という区分けはなかなか面白いと思いました。しかし、実は日本の国会、とりわけ参議院は、私たちは政権交代のためだけに批判...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。
04月25日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。私も受けて質問参ります。  丸川政務官、ディーセントワークとは何ですか。
○福島みずほ君 直接雇用と間接雇用、どちらがディーセントワークにふさわしいとお考えでしょうか。
○福島みずほ君 違うでしょう。確かに間接雇用という働き方はありますが、期間の定めのある働き方は労働者にとって不利ですよ。丸川さんがずっとこの委員会でも、政務官になってからも、その意味が分かっていないんですよ。間接雇用でいいんだという考え方、それが、間接雇用を選択する人もいるけれど...全文を見る
○福島みずほ君 どういうことで日雇派遣は問題なんですか。
○福島みずほ君 毎日毎日、自分があした働けるかどうか分からない、だから自民党も含めて日雇派遣を原則禁止をしたわけです。  じゃ、このヒューマントラスト社はどうでしょうか。派遣法が改正され、日雇派遣が原則禁止になっても、日雇紹介やりますから大丈夫ですということなんですね。日々紹介...全文を見る
○福島みずほ君 これ、日雇派遣がなぜ駄目なのか。あした自分の仕事があるかどうか分からない、極めて不安定な働き方で、将来が見据えないわけですよね。日々紹介も同じじゃないですか。  私は、この阪本社長が言っているように、例えば選挙の日とかクリスマスとか、特定のそのときだけなら日々紹...全文を見る
○福島みずほ君 厚労省は日々紹介を勧めているんですか。
○福島みずほ君 いや、問題じゃないですか。日雇派遣を何で原則禁止をしたのか。それは、使用者にとっては便利かもしれないけれど、労働者にとって先行きが見えないからなんですよ。で、日雇派遣は原則禁止になりました。  今の厚労省の答弁も問題ですよ。じゃ、日々紹介だったらいいんですか。そ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、日々紹介も、今日はA社、次はB、C、D、あるいは今日紹介されるかどうかはその日に行かなくちゃ分からない。働く人にとって極めて不安定じゃないですか。だから、それは直接契約が起きているように見えるけれど、でも結局ヒューマントラスト社や日々紹介が派遣しているんです...全文を見る
○福島みずほ君 直接契約、間接契約という違いはありますが、厚労省にも理解していただきたいのは、日雇派遣の潜脱として日々紹介が使われている。だって、これそういうふうに書いてありますよ、「派遣法改正後も今までと同様の業務効率運営が可能日雇派遣を」。だから、全部、紹介、紹介、紹介でやっ...全文を見る
○福島みずほ君 国会で日雇派遣を禁止して労働の安定化を図ろうとしていても、結局、日々紹介、今日はA社、B社、あるいは一週間ないかもしれない、次、D社、E社。直接雇用といいながら、派遣の潜脱ですよ、こんなの。これちっともあしたの自分の雇用が分からないわけで、日々紹介、毎日毎日一日単...全文を見る
○福島みずほ君 いや、ちょっと私はびっくりしたんですが、つまり、日雇派遣を禁止した、原則禁止、だけど日々紹介という形で偽装日雇派遣が行われている、これを問題にずっとしてきました。これはもしかしたら偽装日々紹介かもしれないんですよ、このヒューマントラスト社は。そこを問題としているわ...全文を見る
○福島みずほ君 だから、アンダーグラウンドに潜って日々紹介やっているところが問題でしょうということなんですよ。まさに、だってこれは、「派遣法改正後も今までと同様の業務効率運営が可能日雇派遣を」と書いているんですよ。結局、これ駄目じゃないですか。法律変わっても、我が社を使ってくださ...全文を見る
○福島みずほ君 だって、日雇派遣をこの国会で原則禁止にしたわけでしょう。にもかかわらず、潜脱として日々紹介をやっていることが問題でしょうということなんですよ。もちろん、スキルアップすることは望まれますよ。でも、さっきの厚労省の通達だってそうじゃないですか。どんどんどんどん、三十日...全文を見る
○福島みずほ君 厚労省がこのふざけた労働法制の規制緩和に抗してくれるように、その厚労省であれば私たちは応援しますし、その立場で社民党も頑張ります。  最後に、イレッサ薬害訴訟で判決が、製薬会社側の賠償責任は問われずに残念ながら終わりました。でも、この訴訟を通じて、今後の薬事行政...全文を見る
○福島みずほ君 安全対策や、それから是非、抗がん剤が除外されていることについて、がん患者の救済も早急に検討してください。また、安全対策も是非厚労省としてしていただくよう、それから、田村大臣とは議員連盟でもかつてやってきておりますが、薬事の問題についての独立した第三者機関、閣法で出...全文を見る
○福島みずほ君 午前中に引き続いて、雇用について一言お聞きいたします。  厚生労働省は、行き過ぎた雇用維持型から多様な働き方を支える労働移動支援型への政策転換を掲げているということでよろしいですか。  また二点目は、裁判で解雇無効が認められても金銭解決をすれば解雇を有効とでき...全文を見る
○福島みずほ君 問題で、雇用の流動化という名の下に解雇が行われないようにということをしっかり申し上げたいと思います。  今日は待機児童解消についてお聞きをいたします。  いつ待機児童解消するか、今でしょう、ナウと思っているんですね。私が少子化担当大臣のときに沖縄で待機児童解消...全文を見る
○福島みずほ君 自治体はどこに国有地があるか分からないので、是非、財務省としても積極的だというPRとうまくいっているというPR、そして、私が言うのも変ですが、定期借地権まけてください。これは子供のために今やっぱり投資をすべきだと思いますので、財務省も、国会議員もこれには余りけちけ...全文を見る
○福島みずほ君 財務省頑張れと、ここは言いたいと思います。  ママたちというか、パパたちもそうですが、保育園を増やしたい杉並の皆さん、保育園で今回異議申立てをされた多くの人たち、メールでもいろんな声を寄せてくださいと言ったら、本当にたくさんの声を聞きました。本当に切実な話が多く...全文を見る
○福島みずほ君 福島県以外の放射能による健康不安について、健康診断をしてほしい、これこそまたママたちパパたち、とりわけ千葉のホットスポット、茨城、群馬、栃木、埼玉などのママたち、ママが多いですけれども、健康診断をやってほしいというのでずっと行政交渉をしていますが、なかなか進みませ...全文を見る
○福島みずほ君 茨城を始め自治体は要望しているんですね。  環境省、どうですか。環境省は、子供たちの命を守るために、健康診断、文科省がここまで言っているんですから、やりますと言ってくださいよ。さっきのじゃないけど、今でしょう、健康診断やるの。十年後では遅いので。どうですか。
○福島みずほ君 駄目なんですよ。つまり、大したことないからやらなくていいという環境省の結論、駄目ですよ。子ども・被災者支援法もそうですが、福島以外の子供たちの健康診断をやるべきだというのが考え方じゃないですか。しかも、千葉はホットスポットの場所は福島県より高いところがあるんです。...全文を見る
○福島みずほ君 私も、発議者の皆さんのこういう問題について取り組もうというのは、本当に努力に心から敬意を表しますが、本来、処罰権限を拡大するわけですから、閣法でやるべきだというふうに思います。  まず初めに、違法ドラッグの危険性について広報を更に促進していくべきではないか、いか...全文を見る
○福島みずほ君 今回の法案は公布から施行まで六か月以内とされていますが、どのように体制を整備していくんでしょうか。
○福島みずほ君 今回の法改正でどのような処罰規定が盛り込まれるのか、その点も周知徹底していく必要があると。法律改正して何が変わったのか、その対策はいかがでしょうか。
○福島みずほ君 若者が厚労省のホームページを是非見るようにじゃないですが、いろんな、新宿や渋谷などでも何かすごいチラシを配るとか、かつて自殺防止担当大臣のときに駅でチラシを配ったりしましたけれど、若い人に届くような広報も是非よろしくお願いいたします。  今回の法改正で収去等可能...全文を見る
○福島みずほ君 これは薬事法にある手続で立入検査して収去するわけで、結構難しい面もあると思うんですね。恐らくこれに当たるだろうと思って持っていったら実は成分が違ったとか、例えば、遠慮していると分からないというか、持っていって成分を調べないと分からないというものですから、やらなけれ...全文を見る
○福島みずほ君 最後に、先ほど提案の理由の説明がありましたが、今回の麻薬及び向精神薬取締法及び薬事法の一部を改正する法律案の提案の趣旨に、思いについて、発議者、お願いいたします。
○福島みずほ君 終わります。
04月25日第183回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  総理、小泉政権において、二〇〇四年、労働者派遣法を変えて、製造業も派遣可能としました。この政策は正しかったと思いますか。
○福島みずほ君 でも、製造業も派遣が可能となった結果、二〇〇八年十二月、派遣切りが大量に起きて、派遣切りが行われれば職も失う、住まいも失う、行く場所がない。あのとき派遣村が日比谷公園にできたことは、本当に私もあのときショックでした。自己責任、自己責任、自己責任と言われていたけれど...全文を見る
○福島みずほ君 小泉政権下でタクシー、ハイヤー、バスの規制緩和、台数の規制緩和をしました。タクシーの運転手さん、軒並み年収が下がって本当にひどい状況になった。今、非正規雇用の人、パート、派遣、契約社員は三五%、何と女性の五四%が非正規雇用です。  株を持っていない人も株が上がっ...全文を見る
○福島みずほ君 ホワイトカラーエグゼンプションは、みなし管理職の人も、今パートだって管理職だったり店長だったりしていますよね。みなし管理職の人は全部労働時間の規制撤廃するというひどい中身だったんですよ。これだともう残業代を払わなくていい。本当に労働時間の、今、長時間労働ですよね、...全文を見る
○福島みずほ君 事前の金銭解決については駄目だけれども、甘利大臣は、これは事後の金銭解決ですることは選択肢としてあり得るというふうにおっしゃっていたので確認をさせていただきました。  企業は二百四十兆円内部留保を持ち、労働分配率が下がり、労働者の賃金は下がり続けてきたわけです。...全文を見る
○福島みずほ君 例えば、上関原発を造る、設置許可を新規にやる、そのときにこれに反対する活動、表現の自由、これは公益に反するんですか。結社の自由は公益及び公の秩序に反してはならないというふうに自民党の案はなっていますよ。
○福島みずほ君 当たり前じゃないですか。人を殴れば傷害罪ですよ。  この自民党新憲法草案が問題なのは、公益という訳の分からないお化けのような概念で上から基本的人権を制限できるというふうにしていることなんです。だから分からない。しかも、表現の自由もこれは制限できるんです。  公...全文を見る
○福島みずほ君 もちろん読んでいますよ。自民党新憲法草案を政権党として、これは野党時代ですが発表していて、これが極めて重要だからですよ。憲法は最高法規でしょう。これがまさに大事だから聞いているんです。  そして、公益及び公の秩序によって制限できるということは、こうなんですよ。何...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
05月02日第183回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、三人の公述人の方、本当にありがとうございます。  まず初めに、小幡公述人にお聞きをいたします。  四大銀行が金利を上げるということが報道されておりますが、このアベノミクスの後、金利というのはどうなっていくんでしょうか。
○福島みずほ君 インフレになり、今日、インフレが本当に二%になるかどうかということについては、永濱公述人も簡単にはそうならないというお話でしたけれど、物価が上がり、賃金が思ったように上がらない、金利が上がり、ローン負担が増え、国家公務員、地方公務員の賃金は明らかに下がり、年金も下...全文を見る
○福島みずほ君 再分配という考え方が極めて重要だと思います。  小泉構造改革のときに、労働法制の規制緩和し、タクシー、ハイヤー、バスの規制緩和をし、社会保障を二千二百億円ずつ毎年カットしたために、貧困率は上がり、格差は拡大し、現在、非正規雇用率が三五%、女性は五四%が非正規雇用...全文を見る
○福島みずほ君 小幡公述人にお聞きをします。  賃金を上げるためにはどうしたらいいのか。インフレが良くない四つの理由というのも書いてありますが、アベノミクスの負の部分というか問題点は小幡公述人は今日おっしゃっていらっしゃるので、言い足りない点、二分ありますので、教えてください。
○福島みずほ君 一分余っちゃったので、じゃ永濱公述人、先ほど発送電分離とかいろいろおっしゃいましたけれども、時期がずれている。つまり、今の政府は、消費税は来年八%も上げるだろうし、増税になるだろうし、発送電分離やいろんなところはもっと先なんですよね。そうすると、アベノミクスでがあ...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございました。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、深い知識とそれから見識に基づくそれぞれの発言、本当に勉強になります。どうもありがとうございます。  まず初めに、孫崎公述人に対して、北朝鮮へどういう外交を展開すべきかという点で、レジュメにあるんですが、余り発言が、さっき時間...全文を見る
○福島みずほ君 孫崎公述人に更にお聞きします。  憲法を、日本国憲法を明文改憲あるいは解釈改憲で集団的自衛権の行使をしようという主張もありますが、それについてどう思われますか。
○福島みずほ君 宮家公述人にお聞きをいたします。  北朝鮮に対して日本はどのような外交をやるべきでしょうか。
○福島みずほ君 宮家公述人のところで、偏狭な民族主義ではなく健全な愛国主義よということが非常に印象に残ったんですね。また、富坂公述人が、中国は軍拡という面からも見れるが、一方で平和を愛するという人々であるという面もあると、単純に決め付けられないという点も今日非常に実は印象に残りま...全文を見る
○福島みずほ君 富坂公述人が中国に関して非常に詳しく知っていらっしゃるということで、やはり日本のメディアで、一方で中国の食べ物のことやいろんな記事を見ると、やはりびっくりしたりとかということが正直あるんですね。ですから、中国と日本は非常に貿易も密接ですし、中国との関係改善のために...全文を見る
○福島みずほ君 宮家公述人に一言、中東の専門家ということで、今、シリアも含めてイランの状況など緊迫しておりますが、アドバイスを一言お願いします。
○福島みずほ君 ありがとうございました。
05月07日第183回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、公述人の皆様、本当にありがとうございます。オスプレイ反対集会には沖縄で開かれたときに参加しましたし、首長さんが全員日比谷野外音楽堂に来られたときも参加をしておりました。また、主権回復といいながら、沖縄を切り捨てた日を主権回復と...全文を見る
○福島みずほ君 辺野古、オスプレイ、主権回復の日に象徴されるように、沖縄の民意をなかなか日本の政治が理解しないことについての二点です。
○福島みずほ君 じゃ、TPP参加に関して照屋公述人と川上公述人に御意見をお聞きします。
○福島みずほ君 いや、あと二分あるので、済みません。  子育て支援に関して、私は少子化担当大臣のときに、安心こども基金二百億円のうち二十四億沖縄に付け、かつ、沖縄待機児童解消基金十億円あったんですが、認可外を認可にする補助を七百万から三千万にして、随分認可保育園が増えるとか認可...全文を見る
○福島みずほ君 あっ、ごめんなさい。川上公述人です。
○福島みずほ君 頑張ってください。  ありがとうございます。
05月09日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  政府は、今年の八月から生活扶助基準額を三年間で総額六百七十億円削減することを決めました。削減額は平均六・五%、最大一〇%、生活保護受給世帯の九六%が減額をされます。社会保障審議会生活保護基準部会の報告書の議論が反映されたのは九十億円、...全文を見る
○福島みずほ君 この件で私が質問主意書を出したその答えには、生活保護受給世帯における家計支出の内訳を特定して考慮に入れることはしないと答弁をしています。しかし、生活保護受給者と一般の人では、買うものも違うかもしれませんし、生活実態も違います。  生活扶助相当CPIの計算に用いた...全文を見る
○福島みずほ君 デフレ論で九割引き下げるわけですよね。生活保護受給世帯をやはりきちっと丁寧にフォローして、どういうふうに問題が起きるのかということをきちっとやるべきであって、生活保護受給者の消費の在り方を全然見ないで今回決めたという、これは大問題だと思います。  いかがでしょう...全文を見る
○福島みずほ君 今回の生活保護の引下げが九割デフレ論を理由にしているので、その実態もやはりきちっと生活保護受給者の実態がどうかということでやるべきだと思います。  二〇〇八年は一番物価が高いときなんですよね。ですから、なぜそれでやるのか。今回の下げ幅はこれまでに例を見ない大幅な...全文を見る
○福島みずほ君 違いますよ。生活保護基準部会の報告書の議論が反映されたのは九十億円で、あとデフレ論が削減額の九割は付け加えたものなんです。  そして、生活保護受給者の生活実態をそれはやっていないというふうに言っているわけで、こういうやり方でこれほど下げていいのかということなんで...全文を見る
○福島みずほ君 高齢者は老齢加算年金なくしたりしたので、結局今回直撃するのは子育て世帯、子供のいる世帯なんですね、今大臣おっしゃったとおり。でも、子供の貧困ということがこれだけ問題になっているときに、子供の世帯をやはりこれだけ直撃するというのは本当に問題だというふうに思います。子...全文を見る
○福島みずほ君 生活保護の基準の引下げについては、やっぱりもっと丁寧にきちっとやるべきであると、きちっと生活保護受給者のデータを調査して、本当にこれに耐え得るのかということをしていない点で、これは凍結すべきだというふうに考えます。  女性手帳の問題についてお聞きをします。  ...全文を見る
○福島みずほ君 そのライフプランニングというのが分からないんですよ。十代の女の子は無限に可能性がある、あるいは働き続けることもできるよ、こういう生活もあるよというなら分かるんですが、妊娠、出産に向かって女性だけ生命の手帳というのを配るというのは、やっぱりこれは国として上から目線、...全文を見る
○福島みずほ君 別に百歳になって結婚したっていいし、十六で結婚してもいいし、子供を持っても持たなくてもいいし、持てない人生……
○福島みずほ君 はい。  ですから、国がやるべきことかと思います。  以上、終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  駐留軍労働者に対して日本国の労働基準法、労働安全衛生法など労働関係諸法令は適用されるんでしょうか。
○福島みずほ君 日本にいる外国人の人は労働法の適用があると。なぜ日本国の下において日本の労働法令が適用されないのか、理解ができないんですね。  私も、適用されないいろんな法律があるということに実はやはり非常に問題だと思っておりまして、労働基準法の三六協定、就業規則の届出、労働安...全文を見る
○福島みずほ君 直接雇用であれ間接雇用であれ、日本国の中における労働者なわけですから、日本の法律の適用がないということそのものが全く理解ができません。そこで事件が起きれば日本の裁判所で労働事件として取り扱われるわけですから、日本の法律が適用されない余地があるということに関して、こ...全文を見る
○福島みずほ君 これは質問通告をしておりまして、確認できていないということなんですが……
○福島みずほ君 今大臣から回答を控えたいということなんですが、しかし、どれぐらいやはりその調査に入ったかということはなぜ明らかにできないんですか。
○福島みずほ君 いや、これは国がお金を出し、国の、公務員というか準公務員ですかね、という立場で、日本国が雇っている公務員の方たちなわけじゃないですか。だとしたら、そこに労働基準監督署が臨検、立入調査、行政指導、送検を行った例はあるかと。答えられないというのがちょっと理解ができない...全文を見る
○福島みずほ君 いや、あるところのAという基地にどうかということを聞いているんでなくて、在日米軍基地、戦後これだけ歴史があるわけですから、そこで労働基準監督署が入ったかどうか。じゃ、入ったことが一回でもあるんですか。
○福島みずほ君 かつて、じゃ、結論からいうと、今まで一度も労働基準監督官が臨検、立入調査、行政指導、送検を直接行ったことはないということでよろしいんですね。
○福島みずほ君 ということは、防衛省に指導をしてもらったことはあるということでよろしいんですか。重ねて言いますが、防衛省に指導をしてもらったことはあるが、労働基準監督官が、例えば労災が起きた、何か割増賃金がおかしいんじゃないかなんていうときに、日本の労働基準監督官が臨検、立入調査...全文を見る
○福島みずほ君 防衛省にはあるが、間接的ですよね。つまり、今日の議論で私も改めて思ったんですが、日本の労働法を適用して、必要があればやっぱり日本の労働基準監督官、動いてほしいんですよ。  では、駐留軍基地における労働災害請求件数並びに認定件数の推移、発生状況、疾病内容について明...全文を見る
○福島みずほ君 是非、働いている皆さんの労働条件を守るためにしっかり日本の労働行政も動いてくださるようにお願いしますし、労働法制の適用について全てが原則として適用されるように、よろしくお願いします。  もう一つ、いわゆる日台民間漁業取決めについてお聞きをいたします。  中身と...全文を見る
○福島みずほ君 この日台漁業協定については、沖縄関係者は反発、大幅な譲歩、漁業者の権益守れと沖縄漁連会長が林大臣に要望、あるいは沖縄県知事が沖縄の頭越しは乱暴であるという、改めて、沖縄の頭越しにやっているということで抗議の声が正式、いろんな形で政府に寄せられております。こういう進...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
05月10日第183回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私も保養からお聞きをいたします。  福島の子供の保養に係る福島原発事故以降の予算、事業内容、今後の方針などについて、福島県内の保養と県外に出す保養に分類した上で教えてください。
○福島みずほ君 文科省いかがでしょうか。
○福島みずほ君 それぞれ子供たちのリフレッシュということで頑張っていただいているんですが、今聞いていただいたとおり、圧倒的に福島県内が多くて、県外は圧倒的に少ないです。もっともっと福島県外のNGO、NPOの取組を応援していただきたいと思っております。  御存じ、いろんな企業やN...全文を見る
○福島みずほ君 例えば農水省の交付金利用して福島の子供たちの保養に取り組むなどありますが、農水省などの取組など教えてください。  あるいは、総務省に対して、地方交付税交付金を活用した手法についてはいかがでしょうか。
○福島みずほ君 もうじき夏休みも来ますので、是非充実をお願いします。  例えば、受入れ自治体がつくったプラットフォームにNGO、NPOが参画してもらい、保養事業に対して国の予算を使って支援するというやり方、京都などはそういうやり方を取っているというふうにも聞いておりますが、総務...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  次に、ホットスポットなどの地域における子供の健康診断についてお聞きをいたします。  下村大臣は、「文部科学省としては、環境省等における対応を注視しつつ、子供の健康の保持増進を図るという観点から、福島県や県外の自治体において学校健診...全文を見る
○福島みずほ君 子ども被災者支援法は全会一致で成立をしました。この十三条二項には、子供たち、福島に限っておりません、健康診断についてやるということが書いてあるんです。なぜそれがやれないのか。文科省は割と積極的なんです。  御存じ、茨城県市長会、町村会も、千葉県の九市、もう九つの...全文を見る
○福島みずほ君 いや、復興大臣、是非これは、文科省はやるべしと言っているんです。だって、福島県だって三人が甲状腺がんだって出たじゃないですか。福島県下よりもホットスポット地域は高いんですよ、放射線量が。  なぜ子供たちの健康診断やると決めた子ども被災者支援法が国会で成立して、何...全文を見る
○福島みずほ君 はい。よろしくお願いします。
05月13日第183回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今朝の朝日新聞に、原子力規制委員会が「もんじゅ」を停止命令へという記事が出ております。これはこのとおりでよろしいんでしょうか。
○福島みずほ君 高速増殖炉「もんじゅ」はずっともう動かない。ナトリウム火災事故も起きましたし、今委員長おっしゃったようなたくさんの問題があります。高速増殖炉は停止命令へ、そして廃炉へということを社民党として強く申し上げます。  次に、自作自演ではないかという点についてお聞きをし...全文を見る
○福島みずほ君 いや、答えてくださいよ。プロパティーは明確に経済産業省が作成しているんです。同じ文書を、緊急提言と同じ文書を経済産業省が作成者として作り、それが緊急提言になっているんですよ。何で経済産業省が作成者になっているんですか。
○福島みずほ君 はい、そうです。
○福島みずほ君 これ、ほかにも経済産業省自身の、その経済産業省情報システム厚生課というふうになっているんですね。(発言する者あり)いや、ですから、それは経済産業省がこれを作っているということではないか。  そうしたら、その香山さん自身がというか、実際ヒアリングをされたというふう...全文を見る
○福島みずほ君 ですから、その立証をきちっとしてほしいということを言っているわけです。  そしたら、そのメールのやり取りでやっているということであれば、そのメール、この前後の受信に関して、そういう、というものを出してくださるよう理事会に要求をいたします。  どうしてこれが、私...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど資料を出してくれという提言をしました。私自身は、これ何が問題かというと、民間人の提言という装いをしながら、実際は合作、あるいは経済産業省発でやっているのではないかということなんです。そこが問題ではないでしょうか。  次に、新規制基準にのっとって再稼働を認め...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、格納容器、原子炉本体の耐震性などの主要部分に関しては見直しをしておりません。  もう一つ、今回、単一のものが故障するということを前提にやっている。しかし、複合で、つまり自然現象など外部事象を共通原因とする同時発生的多重事故、全機能喪失を想定しておりません...全文を見る
○福島みずほ君 途中までは共通原因で起きるということを考慮するとやっていたんです。しかし、今は単一でしか起きない、どこかでストップが掛けられるからいいんだとやっているんですが、福島原発事故は共通原因で、地震、津波で複数の機器が壊れてしまった、壊れるということを、その教訓を明確に今...全文を見る
05月14日第183回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  自民党は、参議院選挙の公約に日本国憲法改正原案を出すというふうにおっしゃっています。日本国憲法改正草案の問題点について国民の皆さんに分かっていただきたく、質問をいたします。  自民党の日本国憲法改正草案が規定する国民の義務です。(資...全文を見る
○福島みずほ君 時間がもったいない。
○福島みずほ君 では、二十四条一項に、家族は共に助け合わなければならないというふうに規定をしています。たくさんの義務があると考えているのはその理由です。なぜこの規定が入っているんでしょうか。
○福島みずほ君 これは、こういう道徳的な、これは道徳かもしれませんが、憲法に書くものではないんですよ。憲法は、国家権力に対して言うものなんです。  自民党の日本国憲法改正草案QアンドAにはこうあります。「現行憲法の規定の中には、西欧の天賦人権説に基づいて規定されていると思われる...全文を見る
○福島みずほ君 大事だと思うから聞いているんです。最も重要なことですよ。  天賦人権説に基づいて規定されていると思うのが散見するから改めると言っているんです。でも、天賦人権論は、人間が生まれながらにして平等であるという、当たり前のとても大事な、そういうものじゃないですか、それを...全文を見る
○福島みずほ君 総理が今言った十一条は、ほぼ現行日本国憲法にあるじゃないですか。この憲法が国民に保障する基本的人権は侵すことのできない永久の権利であると十一条に書いてあるんですよ。わざわざ九十七条を削除しているというのは、十一条とはそれは違うんですよ。  それと、さっき……(発...全文を見る
○福島みずほ君 そして、公共の福祉に関してさっき総理は、相互の利益調整と。そうじゃないんですよ。自民党は、公共の福祉というのは、人権相互の衝突の場合に限っているが、そういうものではないために公益及び公の秩序という概念を持ってきたと書いているんですよ。天賦人権論を否定する。つまり、...全文を見る
○福島みずほ君 集団的自衛権の行使は日本国憲法に反して、違憲です。違憲であることについて検討するということは許されないというふうに思いますが、総理、どうですか。
○福島みずほ君 九条で、自民党は、国防軍とし、集団的自衛権、交戦権を認めるという点は極めて問題です。でも、今日の質問は、解釈改憲で日本国憲法下で違憲のものを認める、認められないということを、違憲だとしてきたことを認めるという点で極めて問題だと思います。  自民党が提案している自...全文を見る
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  総理、村山談話を踏襲しますか。
○福島みずほ君 どの部分を見直すんでしょうか。四月二十二日のこの委員会で、安倍内閣としてそのまま継承するわけではないと答弁をされています。どこを直しどこを変えないのか。侵略と植民地支配、この文言は変えないということでよろしいですか。
○福島みずほ君 この委員会で継承するわけではないとおっしゃっているからなんです。何を継承し、何を継承しないのか。侵略、植民地支配、これは見直すんですか、見直さないんですか。
○福島みずほ君 高市政調会長が、侵略という文言を入れている村山談話にしっくりこないという発言をされました。どう思いますか。
○福島みずほ君 不安だから、分からないから質問しているんです。決して総理は侵略と植民地支配を変えないとは言わないんですよ。小泉談話には入っています。これを変えないと言わないから、だからみんな不安になるんですよ。  どこを変え、どこを変えないのか、今日は教えてくださいよ。侵略、植...全文を見る
○福島みずほ君 四月二十三日、侵略の定義は定まっていないと答弁しています。第二次世界大戦において日本が行ったのは侵略戦争ですか。
○福島みずほ君 侵略と植民地支配を変えないとなぜ言えないんですか。
○福島みずほ君 否定しないのであれば、侵略、植民地支配、この文言、この考え方は残るということでよろしいんですね。
○福島みずほ君 重要なことだから聞いています。あの戦争は侵略戦争ですか。
○福島みずほ君 どうして答えられないんでしょうか。侵略戦争かどうか。そして、きっちり小泉談話も村山談話も侵略、植民地支配って書いているんですよ。それを総理がなぜかおっしゃらないんで、みんながやっぱり不安になるんですよ。それはなぜなのか。侵略戦争かどうか、じゃ、それはお答えください...全文を見る
○福島みずほ君 いや、頭が悪いから分からないんですね。侵略と植民地支配、この文言変えないかどうか、これは重要なことです。それをなぜか総理はおっしゃらないんですよ。多大な苦痛を与えたとは言う。しかし、それを言わない。  ですから、これがきちっと継承するのかどうか、文言について。教...全文を見る
○福島みずほ君 総理の発言はこの委員会でも随分変わっているんですね。そして、この期に及んでなぜそのことを明言しないのか。そのことがやはり非常に、これを変えるんじゃないかという不安を抱かせる。なぜおっしゃらないのか。安倍総理の謎その一というふうに私は思います。  次に、河野官房長...全文を見る
○福島みずほ君 第一次安倍内閣のとき、政府として踏襲するとおっしゃっていますよ。麻生総理も、当時総理大臣のとき踏襲するとおっしゃっています。  何で今言えないんですか。だって、衆議院選挙のときは見直すとおっしゃっていたじゃないですか。
○福島みずほ君 官房長官、踏襲されますか。
○福島みずほ君 今の時点では踏襲するが、その研究結果によっては見直すこともあり得るということなんでしょうか。
○福島みずほ君 いや、答えてください。今は維持するが、その研究結果によっては変わるんでしょうか。  では、官房長官、この河野官房長官談話、「その募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた。」、この部分は維持されるんでしょうか。
○福島みずほ君 維持されるということでよろしいんですね。
○福島みずほ君 これ、河野官房長官談話に関して、今は維持するが検討するというふうにおっしゃるから、これが変わるんではないかと多くの人が不安に思うし、私も不安に思うわけです。どこかを変えてしまうんじゃないか。  でも、例えば、インドネシア、そしてフィリピン、インドネシアのオランダ...全文を見る
○福島みずほ君 見直しをしないということで、改めてよろしいですね。
○福島みずほ君 総理、それでよろしいんですか。
○福島みずほ君 とても大事なことに関して総理が答弁をされないのは残念です。村山談話に関しても、どこを維持するのか維持しないのか、はっきりおっしゃらなかったことも極めて残念です。  この大事な談話をきちっと維持するよう強く求め、私の質問を終わります。
○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、二〇一三年度予算三案及び修正案に対し、いずれも反対の立場から討論を行います。  第一の理由は、将来の消費税増税を担保とする年金特例公債の発行など、消費税増税に道筋を付けていることです。アベノミクスによって景気好転を実感できない...全文を見る
05月21日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  大臣、今日何度も聞かれて、私もやはり聞くんですが、この協会けんぽは中小企業のサラリーマンとその家族でやると。財政状況が悪くなって、保険料率も高くなっている。これから二年間は協会けんぽに対する国庫補助率を千分の百六十四として一応支援して...全文を見る
○福島みずほ君 健康保険組合が約三千万人、協会けんぽが三千五百万人、私の周りも協会けんぽに入っている人たちも結構いますので、中小企業支援と併せて、恐らくそれは中小企業庁と厚生労働省とまた横断的な施策になると思うのですが、是非よろしくお願いします。  国民健康保険も非常に問題があ...全文を見る
○福島みずほ君 協会けんぽの財源も極めて問題なんですが、国保はもっと、無職の人が半数近く、国保加入世帯の半分近くが無職というのはやはりこれはいびつではないかと、日本のセーフティーネットが崩壊してしまっているんじゃないかというふうに思います。  もう一つ、被用者が三分の一以上いる...全文を見る
○福島みずほ君 そのように手続をしていらっしゃるということで、それはそれで応援したいですし、人員なども増やすべきだというふうに思います。  ただ、今日の質問は、未適用事業者が二十五万、未適用人数が百十万という推計を厚労省自身からいただいておりますので、これをゼロに近づけるべく是...全文を見る
○福島みずほ君 私が言うまでもなく、ヨーロッパ、フランスなどでは、例えば法人税が高い低いという議論ももちろんありますが、もう他方で、企業が社会保険料の負担ってヨーロッパは高いですよね。だから法人税が低いか高いかだけの議論ではやっていけない。ですから、大企業の内部留保はよく言われま...全文を見る
○福島みずほ君 企業と働く人は絶対に対立するものではありません。しかし、世界で一番企業が活動しやすい国は往々にして労働者がひどい目に遭う国になるかもしれないので、そこはしっかり厚生労働省として、とりわけ社会保障制度について、雇用についてよろしくお願いします。  国民健康保険被保...全文を見る
○福島みずほ君 また、この金額が七百九十九億三千九百万円というので、実際こちらもちょっと具体例を調べてみたいと思います。過酷にならないように、債権回収しなくちゃいけないが、その点は、今貧困率が高くなっていますので、配慮をお願いいたします。  二〇〇九年、新型インフルエンザが流行...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、十割負担せよと言われたら、お金がなかったらやっぱり病院に行かない。ですから、亡くなった人の中で資格証明書を持っている人を調べたら、あるときは全員、あるときは十名中八人が直前一年間に全く医療機関の診察を受けていない。多分、具合が悪くても病院に行かないで亡くなっ...全文を見る
○福島みずほ君 生活保護の不正受給〇・何%、〇三ぐらい、あっ、ごめん、ちょっと不正確ですね、生活保護の不正支給ばかりすごく言われるけれども、本来保護が必要なところに手が行き届いていないというのもまた日本の現実だと思います。今大臣がそう言っていただいたので、また是非善処をよろしくお...全文を見る
○福島みずほ君 おっしゃるとおりで、東京都下、二十三区においてもそうですし、ほかもそうですが、待機児童のカウントの仕方が区によって違うと。つまり、杉並何人とか目黒区何人、何人何人となっても、実は基準が違うので物差しが違うと。そうすると、違う物差しを使って公表しているので、何区はい...全文を見る
○福島みずほ君 違う基準、物差しでやるというのはやはり問題だと思うので、基準の新たなちゃんとした作成を考えてほしい。いかがですか。
○福島みずほ君 何か大臣の方が前向き答弁してくれそうですね。どうですか。
○福島みずほ君 認可保育所に対する株式会社の参入というのは、言下の下に否定するものではもちろんないんですが、不安の声も上がっています。  二〇〇八年十月には、保育園ハッピースマイルを首都圏において展開していたエムケイグループが突如倒産し、二十九施設の子供と職員が行き場を失いまし...全文を見る
○福島みずほ君 厚労相が保育の質を落とさずに量も増やしたいというふうにやっていただいていることは、やっていきますという答弁は心強いので、質と量と両方頑張ってください。  以上で終わります。
05月22日第183回国会 参議院 憲法審査会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  お二人には心から感謝をいたします。  まず初めに、大山参考人にお聞きをいたします。  レジュメの中に、現在の参議院の審議も衆議院より充実していると言えるのではないかというくだりがあり、かつて調査会で、共生社会に関する調査会や国民生...全文を見る
○福島みずほ君 もうちょっとだけ時間がありますので、大山参考人にお聞きをいたします。  先ほどクオータ制やるべきでないかというので、私も最近はそう思うようになったんですが、調査会での議事録を見ますと、例えば、小選挙区制が衆議院で強いとすれば比例代表をもっと参議院でやったらどうか...全文を見る
○福島みずほ君 はい、ありがとうございます。  どうもありがとうございました。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  社民党の見解を申し上げたいと思います。  憲法は基本的人権を保障するためのものです。統治機構もこの考え方に立脚をすべきです。基本的人権を保障するために国家権力を制限するのが憲法であるという立憲主義の考え方が重要です。社民党は、この立...全文を見る
05月23日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  日経新聞の取材だと思っていたということなんですね。日経新聞の記者と一度も会っていないでしょう。普通、取材って記者から来ますよね、その会社であれば。どうなんですか。
○福島みずほ君 そうではなく、初め丸川政務官は、これは日経新聞の取材だと思っていたわけでしょう、取材だと。普通、私たちに取材の依頼があるときは、誰々新聞誰々記者、何々雑誌何々記者って来ますよ。
○福島みずほ君 だって、日経新聞がやるんだったら、記者が来るでしょう。記者が説明するでしょう。
○福島みずほ君 違うじゃないですか。日経新聞、どこも来ていないじゃないですか。全部あなたが言うヒュー社がやっているじゃないですか。初めからおかしいですよ。  次にお聞きをします。  これ、私は、答弁聞いているうちに、厚生労働省と事務所に責任をなすりつけるというのが本当におかし...全文を見る
○福島みずほ君 ということは、一月十一日のこの対談の日程は入っているというのは御覧になったわけですよね。
○福島みずほ君 そんなのインチキですよ。だって、とても忙しくなるわけだから、党大会は入れてねとか私は言うとか、これだけはどうしても入れてほしいけど、あとはどうぞ御自由に使ってくださいと役所に言いますよ。入っていたか入っていないか、何を残し何を落とすか、それはあなたの判断じゃないで...全文を見る
○福島みずほ君 でも、というか、この日程が入っていたわけでしょう。あなたが政務官になったとき、一月十一日の対談と入っているわけでしょう。それをあなた見たわけでしょう。
○福島みずほ君 事務所とどの日程を残してもらい、どの日程を落とすかという協議はもちろんされたでしょう。
○福島みずほ君 あり得ないですよ。だってあり得ないですよ。そんなことを言うから私たちが、申し訳ないが、あなたを信用しないんです。そんなことを言うから私たちが信用できないんです。人間的に大丈夫か、これはうそを言っているんじゃないかと思うんです。どこの世界に本人に確認しないでこの日程...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、相談しますということでお渡しして、相談したんですか。役所と相談されましたか。
○福島みずほ君 でも、それはあなたが取材に応ずるというふうにしたわけじゃないですか。でも、私は、一月十一日に日程を入れるということは、少なくともあなたは仮置きでも入れておいてくれということは事務所と言っているわけですよね。
○福島みずほ君 いや、それは信じられないですよ。何を残して何を残さないか、本人に聞かなければ分からないじゃないですか。秘書が全く本人に確認せずにぽいっと厚労省に渡したなんという今日の答弁は本当に信じられないです。  もう一つ、これが広告であるということを分かったのはゲラを見た段...全文を見る
○福島みずほ君 他方、予算委員会の四月二十二日で、「広告になって出るというのは、その日の朝にそういう紙面で出て初めて知りました。」というのはどういう意味でしょうか。
○福島みずほ君 全面広告と上に書いてありますよね。全面広告のゲラを見なかったんですか。
○福島みずほ君 でも、これに全面広告と書いてあるじゃないですか。全面広告と書いてあるんだったら、広告とあるけれども、日経新聞の隣に全面広告と書いてあるじゃないですか。それ見たら全面広告と分かるでしょう。
○福島みずほ君 これが広告と分かるのがゲラを見た時点だ。ただ、あなたは、答弁によれば、ずっとこれは取材だと思っているわけでしょう。広告と打ってある時点で断るべきじゃないですか。
○福島みずほ君 だって、あなたは初め、これは日経新聞の取材だと思っていたわけでしょう。だったら、広告と書いてあったら普通の人は飛び上がって、広告だったら出れませんよと言うのが筋じゃないですか。
○福島みずほ君 でも、これ日経の広告じゃないじゃないですか。  普通の人間だったら日経の取材だと思って広告と書いてあったら、えっ、広告だったら自分は出ませんとゲラの段階で言えばいいじゃないですか。
○福島みずほ君 いや、だってずっと一貫して厚労省もあなたもゲラを見た時点で、少なくとも紙面の広告というのを見ているわけでしょう。  普通だったら日経新聞の取材というのと広告というのは全く違いますよ。取材だったらいろんな立場の人を載っけてそのテーマについてやる、広告は意見広告じゃ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、ちょっともう開いた口がふさがらないというふうに思います。記事か広告かはそれは違いますよ。だって、広告は広告代を払ってその宣伝のために使うわけでしょう。記事は記者が取材をしてそのテーマで書くわけで、今日の答弁で広告と記事と差異があるとは思わなかったというのは、...全文を見る
○福島みずほ君 いや、初め日経新聞の取材だというふうに思っていたということは間違いないんですね。  ゲラを見て初めて日経の広告だと思ったんですか。
○福島みずほ君 いや、ちょっと何か不可解になってきてですね。広告と思っていたんですか、記事と思っていたんですか。だって、普通の記事だったら新聞記者が取材に来るでしょう。新聞記者が取材に来ますよ。でも、広告。あなたは、広告と思っていたのか、記事と思っていたのか。
○福島みずほ君 じゃ、それは記事で、広告じゃないじゃないですか。だから、あなたがゲラを見て広告というのがあったときに、跳び上がって、これやめようというふうにならないのは、漠然と広告と初めから分かっていたんじゃないですか。
○福島みずほ君 違うんですよ、実際は。阪本さんから言われて、囲みか何か広告っぽいけれども、自分の宣伝にもなるし、意見が同じだから引き受けようと思ったんですよ。だから、政務官になった後も、これは入れてねと、お互いに日程調整して一月十一日に入れたんですよ。だって、阪本社長はここに来れ...全文を見る
○福島みずほ君 それは丸川事務所がおやりになったんですよね。丸川事務所でしょう。
○福島みずほ君 つまり、丸川事務所が阪本社長の日程とあなたの日程を合わせて、一月十一日というのはあらかじめ決まっていたんですよ。だから、あなたが政務官になった時点も、これは残しておいてねと、これは残しておいてねと役所に言って、役所は政務官の言うことを聞かなくちゃいけないから、ぽい...全文を見る
○福島みずほ君 そんなことあり得ないですよ。お互いに忙しいのだから、私の空いている日程はこことこことこことここというのをやることはありますよ。しかし、役所に提出する時点でこれ決まっているから出しているんでしょう。だって、相手の約束、阪本社長の日程を聞かずして、何で対談の日程が組め...全文を見る
○福島みずほ君 いや、日程の入れ方としておかしいですよ。だって、無限に時間があるのに、何で一月十一日だけとなるんですか。何で相手方の日程も分からずに仮にでも入るんですか。あり得ないですよ。それは、阪本さんとあなたが日程を決めていて、そしてそれを厚労省に振ったんですよ。だって、丸川...全文を見る
○福島みずほ君 年末年始忙しいときに、わざわざ一月十一日の対談を政務官になった直後に役所に振るということは、誰が考えてもそれは日程が入っていたとしか考えようがないですよ。しかも、自分で今日、別に受けなくてもよかったというんだったら、断ったらいいじゃないですか。何で断らないんですか...全文を見る
○福島みずほ君 いや、やっぱり、ちょっとこのことだけにやっているのはあれですが、阪本社長の予定を聞かず、何で十一日というのを決められるんですか。
○福島みずほ君 そんなの厚労省もらったって困るでしょう。本当に困りますよ。それはちょっとやっぱり理解ができないというか、私が知らないうちに日程が、まあ、いいです、これはどう判断するかはまたみんなで議論することだと思います。  私自身も実はこの広告を見て、日雇派遣、日々紹介の点で...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省の副大臣、政務官、労働担当の皆さんたちは、今までやっぱりすごく努力されてきましたよ。それに対して、今日の答弁もとても残念です。厚生労働省がどこに向かうのかという点で、まさしくミスリードするというふうに思っています。  今日は、この質問だけでなくほかの質...全文を見る
○福島みずほ君 これ出してくださいよ。隠すと、何か隠したいことがあるんじゃないかと逆に思います。五回まで出していて出さないというのは、やっぱり私たち議論をしたいですから、出してください。どうですか。
○福島みずほ君 答申前に出してください。  また、今日お呼びして質問できなかった人は申し訳ありませんでした。
05月28日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。順番を変えていただきまして本当にありがとうございます。感謝します。  まず、精神保健福祉法改正法案について御質問をいたします。  二〇〇四年から二〇一〇年までの六年間で医療保護入院は十一万五千二百九十七人から十三万千九十六人に増加しまし...全文を見る
○福島みずほ君 今年度予算で、地域移行・地域定着支援などの精神障害者施策の推進は二百六十二億円、そのうち何と心神喪失者等医療観察法予算が二百十三億円、八割以上が心神喪失者等医療観察法予算で、どこが地域移行・地域定着支援でしょうか。もっときちっと地域移行・定着支援のための予算を獲得...全文を見る
○福島みずほ君 心神喪失者等医療観察法にこんなに二百十三億も掛けるのではなく、本当に一人一人の方が地域で暮らせるように、とりわけ日本の入院の多さというのは指摘をされていますので、しかもいろんな事件もたくさん起きていますので、是非取組をすることが必要だというふうに考えています。 ...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  やはり、社会的入院があるということと、今日の質問の中でも、認知症の方が一八%占めているという答弁がありました。  確かに、何らかの事情で精神病院に入院せざるを得ない方もいらっしゃるかもしれませんが、認知症の方をどう扱っていいか分からな...全文を見る
○福島みずほ君 大臣、この十年間の間、新規の医療保護入院が増加しているんですよね。ちょっと繰り返しになりますが、こういうことがいいとは思えない。どうですか。
○福島みずほ君 今日も委員会でずっと議論になっておりますが、保護者同意から家族等の同意へ、確かに保護者のみというのが負担であるというのは理解ができるんです。しかし、家族で誰か一人承諾すればいいということが果たしていいのか、家族間で意見が異なったらどうなるのかと質問をしたら、厚労省...全文を見る
○福島みずほ君 医療へのアクセスということでいえば、入院だけが全てではない、もちろん入院を嫌がる人もいるかもしれないんですが。  家族の中で意見が異なった場合、家族のうちの一人の承諾でこれ今度入院させることができるわけですよね。それは、私自身はやっぱり入院の要件の規制緩和だとい...全文を見る
○福島みずほ君 家族の、例えば父、母の胃瘻をするかどうか一つ取っても、家族間で意見が対立したりしますよね。一人の同意だけでいいということは極めて問題も生むんではないかと思います。  また、デュープロセス、適正手続が本当に保障されているのか。刑事被疑者、被告人だと国選弁護人やいろ...全文を見る
○福島みずほ君 医療保護入院では、精神保健指定医と保護者の同意によって、法改正されれば家族ですが、強制入院が認められてしまうため、権利擁護者や代弁者が不在となってしまいます。二〇一一年度精神医療審査会において、二千五百七十件の退院請求がなされたが、入院は不適当と患者の主張が認めら...全文を見る
○福島みずほ君 これは是非必要だと思いますので、よろしくお願いします。  次に、障害者雇用促進法改正についてお聞きをします。  障害者雇用をめぐる現状認識について大臣にまずお聞きいたします。
○福島みずほ君 雇用する上での課題にはどのようなものがあるんでしょうか。
○福島みずほ君 障害者雇用の促進のために具体的にどのような取組を行っているんでしょうか。
○福島みずほ君 企業が合理的配慮を提供するために、例えば視覚障害者のためのパソコン上のソフトを購入する場合に行政として支援を行う必要があると考えられるんですね。  障害者差別解消法案が今後議論になりますが、合理的配慮がというのが非常に入りますけれども、今後ますますその合理的配慮...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど精神障害者の人たちの雇用がすごく進んでいるという、それは薬が良くなったとかいろんな事情も聞いているんですが、是非、障害者雇用の重要性について大臣の決意をお聞かせください。
○福島みずほ君 よろしくお願いします。  これは質問通告していないんですが、大臣の感想をお聞かせください。  母子が変死をしていて、餓死ではなかったかというので、大阪市北区の天満のマンションで母子と見られる二人の遺体が発見されて、三歳の男の子とお母さん、いいものを食べさせたか...全文を見る
○福島みずほ君 子供の貧困防止法の次には、私は女性の貧困防止法を作りたいぐらいだと思いますが、貧困の問題は確かにとても大きいです。  ただ一方で、ある自治体が、生活保護受給者がパチンコに行ったりいろいろしていたら通報するようにという条例を作る。つまり、生活保護を受けるのがスティ...全文を見る
○福島みずほ君 次に、猪瀬東京都知事が突如として都営交通の二十四時間運行を打ち出しました。地方公営企業等の労働関係に関する法律七条の規定により、このような労働時間の変更は労働組合との団体交渉を経た労働協約の締結をもって行うべきものと解しますが、大臣、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 これ、二十四時間地下鉄を動かすとなると保守点検ができなくなるため問題ではないか、あるいは二十四時間バスが走るとなるとタクシー業界はもう壊滅的になるんではないか、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 これ、二十四時間やりますと、働いている人も、終電という概念がなくなると無限に働くことになるのではないか。これは労働者にとってはゆゆしき事態と思って、やっぱり厚生労働委員会で何かやはりこれは質問しておこうというふうに思いましたので、是非よろしくお願いします。  次...全文を見る
○福島みずほ君 昔も今も子供を取り巻く環境は余り良くなくて、とりわけ大都会におけるこういうこどもの城のような存在は本当に大きいと思います。女性手帳なんか配るより、子供を本当に楽しく遊ばせる場を増やすことほどよっぽどみんなのためになると思っておりまして、是非、優しい大臣、ちょっとこ...全文を見る
○福島みずほ君 でも、関東域では非常に使われていますし、多くの人も使っていますし、それからママやパパもたくさん来ているし、やっぱりこういう先駆的なものや、私は何か、もう少子化が日本苦しんでいるんだから、子供のことではけちけちするなというふうに思うんですね。是非御検討をお願いします...全文を見る
○福島みずほ君 だったら出してくださいよ。
○福島みずほ君 驚くべき答弁ですよ。経済産業省のエネルギー基本計画だって、あのシビアアクシデントのときだって耐震指針や活断層の委員会だって公開していきましたよ。障がい者制度改革推進会議なんてインターネットでやって、みんなが来るようにやっていたじゃないですか。答申作るまでぎりぎりま...全文を見る
○福島みずほ君 いや、これもう厚生労働委員会としては許しませんよ。みんなの発言聞いているでしょう。だって、何で突然出さないの。起草の段階で私たちは何でその議論を知ることができないの。おかしいじゃないですか。だって、とっても重要なことを議論されているわけですよ。だから出してください...全文を見る
○福島みずほ君 制度改革推進会議の皆さんたちがどんな意識でこれをやっているのかと思いますよ。今はもう公開の時代じゃないですか。大いに議論をして、どういう制度がいいのかと議論をする、議論をすればするほど良くなるというふうに思うんですよ。一切それを排除して秘密会議でやるって、厚生労働...全文を見る
○福島みずほ君 はい。  私自身は出せと。出してください。こういう議論も持ち帰ってください。大いに議論をしてやらない限り、悪いけれども、制度改革推進会議は国会にけんか売っとんのかというふうに思いますので、よろしくお願いします。  終わります。
05月29日第183回国会 参議院 憲法審査会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は本当に深い話、立憲主義と憲法十三条、個人の尊重ということをめぐるとても深い話を聞かせていただきまして、本当に心から感謝をいたします。  まず、高橋参考人にお聞きをいたします。  自民党のQアンドAは、人権の衝突概念を取らず、...全文を見る
○福島みずほ君 いや、高橋参考人だけで結構です。
○福島みずほ君 日本国憲法は国会議員や様々な、天皇、摂政、公務員に憲法尊重擁護義務を課していますが、自民党の憲法案は国民に憲法尊重擁護義務を課している。これは立憲主義の立場からどうか。高橋参考人、いかがでしょうか。  そして、立憲主義の話を今日していただきましたが……
○福島みずほ君 はい。では、いっぱい聞きたいことありますが、それでお答えください。済みません。
○福島みずほ君 ありがとうございます。
05月30日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○福島みずほ君 どうも今日は、三人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見を本当にありがとうございます。  社民党の福島みずほです。  まず、池原参考人にお聞きをします。  先日行われた国連の拷問等禁止条約の中で、日本の長期入院や待遇などについて委員の皆さんからやはり懸念や問題...全文を見る
○福島みずほ君 それを改善するには、その逆のことだと思うんですが、何かアドバイス等、今これはやれというのがあればお願いします。
○福島みずほ君 今日は本條参考人と池原参考人が、保護者を削除することはいいんだけれども、家族等ということになることについての懸念をそれぞれお話をされたというふうに思っています。今日それぞれ本條参考人、池原参考人の方から、権利擁護者、代弁者というのをきちっと入れて、例えば入院すると...全文を見る
○福島みずほ君 池原参考人にお聞きします。  先ほど、認知症の人が精神病院に入院することについて御意見をいただいたんですが、認知症の人で入っている人は一八%、社会的入院が二二%。今後、高齢社会になると、本当に認知症の方が精神病院の中で入院で、しかも非常に長期になり、退院がなかな...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど池原参考人が、全国的に権利擁護者を持ちながらやっている福岡の例や、いろいろ紹介をしてくださいましたが、大阪でも例えば精神医療オンブズマン制度などがあり、そういうきめ細かにいろいろ権利擁護をしていくということが必要だと思いますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 本條参考人にお聞きをします。  私自身も、精神病院で働いていらっしゃる労働者の皆さんたちと行政交渉をしたり、何ができるかというのをやってきたりして、例えば公衆電話、全部やはりテレホンカードで掛けられるようにやるべきだとか、そういう交渉もしているんですが、精神病院...全文を見る
○福島みずほ君 もしよければ、具体的にどういうことをやればというのがアドバイスがあればお願いします。
○福島みずほ君 雇用のことについてお聞きをいたします。石原参考人がいろんな、本当に現場で頑張っていらっしゃることに心から敬意を表します。  障害のある方の雇用率、精神障害者の方の雇用率がずっと上がってきている、九割ぐらいになっているということは非常に歓迎すべきだと思うんですが、...全文を見る
○福島みずほ君 そうしたら、最後に池原参考人に、障害者差別解消法案の審議会で議論をずっとされていた委員でいらっしゃいますので、とりわけ雇用、精神の障害のある方に対してのこれからの施策について、私の時間は十二時までですので、存分に語ってください。存分の時間って、ちょっと余りないかも...全文を見る
○福島みずほ君 どうも、三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございました。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず二十八日、足立理事への答弁に対して、厚生労働省がOECDの平均在院日数が百日以内と言ったのは間違いではないでしょうか。デンマークは四・一日、フランスは五・九日、スイスは三十日、イギリスは五十二・八など、アイルランドは十一・一、とて...全文を見る
○福島みずほ君 ですから、百日以内、でも、これは多くの方から、これ違うんじゃないか、やっぱり誤解を招くのでという意見が出ましたので、日本が断トツに多いと。つまり、韓国の百日だって大きいわけで、あとはぐんと少なくて、計算したら日本以外の平均は三十一日になりました。ですから、その意味...全文を見る
○福島みずほ君 これはナースステーションの電話で代替できるのでもいいというふうにしているんです。ただ、実際、虐待を受けたり問題があるときにナースステーションに行けない、あるいは電話を掛けるときに見張られているというふうに思えば電話できないですよね。  私は、刑務所や入管施設が変...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、やってくださいよ。  そして、大臣、これは代替手段では駄目なんですよ。  私、何十年か前なんですが、スウェーデンで、刑務所で公衆電話のボックスがあるのを見て、やっぱりちょっとカルチャーショックでした。でも、日本も変わってきたんです。精神病院で中にいる人が...全文を見る
○福島みずほ君 宇都宮病院のときですか、中から紙飛行機を飛ばして侵害を訴えたというふうに私は聞いていて、電話、重要ですよ。大臣、これ、徹底するように、さっきの決意はそうだろうと思いますので、よろしくお願いします。  医療保護入院に当たり、同意者がその意思を取り消した場合、当該医...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、本人の意思に反して行われた強制入院で、同意者がその意思を取り消した場合、入院は取り消されるのは当然で、納得できないと。というのは、退院するのにやっぱり時間が掛かってしまう、取り消せばやっぱりそれで退院できるようにやるべきだと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 ただ、同意要件が一つの要件であったわけで、それがなくなった以上、入院の要件がなくなったというふうにも思います。  また、先ほども質問ありますが、指定医がいつも一人で判断するというのも問題で、本来ならやっぱり代弁者がいるとか、そういうことは必要だと思います。今日も...全文を見る
○福島みずほ君 でも、私は、家族、つまり今日のこの法案ですと三親等内の親族、扶養義務があるから、おい、めいにまで、遠く離れた家族だって、みんなが反対していてもその人の同意があればいいとするぐらいだったら、私からすれば、それはやっぱり強制入院の規制緩和なんですよ。みんなが反対してい...全文を見る
○福島みずほ君 代弁者をどの段階で入れるかという、どういう代弁者を入れるかも重要なんですが、やっぱり、さっきから済みませんが、刑務所であれ入管であれ、いろんなところであれ、閉鎖的なところにきちっとサポーターを入れていくというのはとても人権上重要なことですので、重く受け止めるという...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、今回のこの委員会でのテーマは、やはり入院が長い強制入院の人たちをどうやって早く地域へ、できれば帰すことができるかという中での地域移行は、やっぱり実は入院のときから始まっている、そこからケアをすることで退院ができるんじゃないかと思っていますので、岡田部長、ちょ...全文を見る
○福島みずほ君 非自発的入院者に対して、これをどう減らしていくかという施策が見えるように、そして具体的な応援ができるようにお願いします。  政府の規制改革会議の雇用ワーキング・グループが、正社員より解雇しやすい限定正社員や派遣労働の規制緩和、ホワイトカラーエグゼンプションなどの...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、これ、限定正社員が解雇のルールと絡めて議論が出ているところが極めて問題だというふうに思いますし、派遣のルールの規制緩和など許せないというふうに思っています。  これは、厚生労働省そして厚生労働委員会が、やはりディーセントワークを実現するために規制緩和は許せ...全文を見る
○福島みずほ君 私は、社民党を代表し、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。  今回の改正は、医療保護入院における保護者の同意を削除したこと自体は評価できますが、問題点が余りにあります。保護者の同意から家族等の同意への変更...全文を見る
06月04日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  参議院厚生労働委員会調査室が今年三月にまとめた参考資料によると、戦没者の妻に対する特別給付金国庫債券受領後における未受領金額の累計は百三十九億三千六百九十七万円、戦没者の父母に関する未受領金額の累計は四億七千九百八十二万円となっており...全文を見る
○福島みずほ君 百四十四億千六百七十九万円未受領であると。これらのお金の受領に関して、時効はないわけですよね。
○福島みずほ君 時効がないという趣旨は理解ができるのですが、この百四十四億千六百七十九万円、恐らくというか、たまっていっていると言うと変ですが、これを、未受領の分をどうやって本当に解決するのかという点についてはいかがでしょうか。
○福島みずほ君 この法案をいつも議論するときに戦争の被害ということを思うのですが、この百四十四億千六百七十九万円未受領ということは、やっぱりこれ税金ですから、何らかの形で解決するということが必要なのではないかというふうにも思います。  満州事変戦没者の妻に対する一九六六年組、一...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっとよく分からないというか、一九六六年組不存在はともかく、一九七九年の不存在は行政の不作為ではないか。つまり、ここで次の中間年である一九九一年組の新規の戦傷病者の妻が千四百六十五人だったことから類推すると、一九七九年組の不存在によって給付の機会を逸した妻の数は...全文を見る
○福島みずほ君 これはいただいた資料で一九六六年と一九七九年が存在しないというふうになっているんですが、ちょっと私自身もなぜか説明を聞いてもよく分からないので、また引き続き理由については教えていただきたい、あるいは追及していきたいというふうに思っております。  この法案の改正案...全文を見る
○福島みずほ君 ヨーロッパでは、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、オーストリアなどの国々において、一般市民が被った戦争被害について、旧軍人の補償との間の国民間の平等や内外国人間の平等といった原則をしっかり位置付けた上で補償を行っています。  戦後補償といっても、本当にもう最...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省、総務省、文科省、様々なところで是非議論していただくようにお願いをいたします。  空襲に関して、例えば日本も中国の重慶を三八年から爆撃したというのはあるんですが、他方、日本政府も当時アメリカなどに対して空襲に対して抗議を行っております。質問主意書を出し...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので終わります。
06月05日第183回国会 参議院 憲法審査会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、御両人の、お二人の参考人、本当にどうもありがとうございます。  まず、小山参考人にお聞きをいたします。  社民党自身は、新しい人権を憲法に書かなくても日本国憲法は新しい人権を念頭に置いていると、とりわけ憲法十三条と二十五条...全文を見る
○福島みずほ君 小林参考人にお願いをいたします。  講演を聞いたりいろんなところで御本を拝読したりしておりますが、立憲主義やあるいは憲法九十六条についての御発言などもいろいろお聞きをしております。立憲主義ということと、それから九十六条改正先行論に関しての御意見をお聞かせください...全文を見る
○福島みずほ君 小山参考人にお聞きをいたします。  新しい人権のためだけに憲法を改正する必要はないとレジュメにありまして、私、社民党も新しい人権は包含されているというふうに先ほども申し上げましたように考えております。  基本的人権の考え方と新しい人権の関係についてちょっとお聞...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。ありがとうございました。
06月12日第183回国会 参議院 憲法審査会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  参考人の皆さんから基本的人権について、新しい人権について深い話をしていただきました。  社民党は、新しい人権について憲法上の規定を設ける必要はないという考え方です。新しい人権は、憲法の人権規定を踏まえて、国民の運動により発展的に生み...全文を見る
06月13日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、大臣、これ質問通告していないんですが、是非御意見と決意をお願いしたいことがあります。  それは、私は非常にショックだったのは、復興庁の水野参事官がツイッターですごくひどい暴言を書いていて、私自身は、子ども・被災者支援法を...全文を見る
○福島みずほ君 私は、この水野参事官は更迭されるべきですし、安倍内閣が子ども・被災者支援法、子供の健康を思うのであれば、しっかりした体制をつくり直すべきだと、これは安倍内閣の姿勢が問われる非常に大きい問題だということを、大臣、是非閣議の場面でも発言してください。どうですか。
○福島みずほ君 これは、子ども・被災者支援法、自民党も入れて超党派で全会一致で成立したのに全然動かないのはなぜかという謎が解けた、一つと思っているんですね。是非政権の中でこれは大変な問題だというふうに理解していただき、参事官の更迭、それから新しい体制を仕切り直すということを是非や...全文を見る
○福島みずほ君 運用利回りが下降に転じた一九八七年、五%を切った一九九〇年、マイナスに転じた二〇〇〇年になぜ抜本的改善策を打ち出せなかったんでしょうか。
○福島みずほ君 厚生年金基金は、本来厚生年金本体が支払うべきお金を最低責任準備金としてプールしながら、これを独自運用し、利回りの差額を基金運営費や受給者の三階部分に充ててきました。厚労省は、この度の法改正に当たり、一九九六年以前の最低責任準備金を公表していないんですね。是非早急に...全文を見る
○福島みずほ君 よろしくお願いします。というのは、これは本体の厚生年金から持っていったりしているわけで、本当にどういう形でやってきたのか、情報開示を徹底してやらなければ、皆さん納得しないというふうに思うんですね。  これはなぜこういう質問をしているかといいますと、最低責任準備金...全文を見る
○福島みずほ君 この審議が続きますので、例えば運用益の使い道について、どれだけ受給者に対する給付に充て、どれだけ理事長などに対する役員報酬に回したかなど、政府への報告義務、公表義務、これ尽くすべきだし、国会にも是非審議の過程で明らかにしてほしいと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 是非先ほど述べた点についても、理事長などに対する役員報酬やどれだけ受給者に対する給付に充てたのか、運用益の使い道についても公表していただくようお願いします。  今局長からありましたが、特例措置を適用した十五基金の問題についてなんですが、十五基金の基金名、所在地、...全文を見る
○福島みずほ君 どうしてこういう質問するかといいますと、代行という制度を、私はこれすごく矛盾に満ち満ちたと思うんですが、随分昔に導入した、そしていいときもあったが悪くなってきた、で、実際やめるとなると、現役の方、今もらっている人も大変なわけですよね。ところで、誰も責任を取らない、...全文を見る
○福島みずほ君 今後この基金がどうなっていくのかということで、衆議院で、厚生年金基金制度の見直すこの法案の附則で、政府が十年以内に解散するよう検討するという一文が入りました。そこで、お忙しいのに済みませんが、衆議院の皆さんたちに来ていただきました。それぞれにお聞きをします。  ...全文を見る
○福島みずほ君 事前では、民主とみんなが必ず解散すると言って、あとは解散しない場合もあり得るという答弁なのかな思っていたんですが、五人今回この附則に合わせた回答で、ただ、それぞれ悩みながらこの附則を付けられたということは大変よく分かりました。  お忙しいでしょうから、修正者の皆...全文を見る
○福島みずほ君 民主党政権下のときにはこれはもう厚生年金基金はやめるということで決まっていたのが、政権また交代した後、いや、基本的には解散なんだけれども、十年間見るという形になったと。私自身は、もうこれ、やはり今から残すかもしれないと十年間やるよりは、基本的に、これから株が乱高下...全文を見る
○福島みずほ君 これは、たまたま分かった場合にお知らせをするということでしょうか。洗い出してそのチェックをして御本人に通知をするということがあるんでしょうか。
○福島みずほ君 でも、積極的に不一致を洗い出してそれで通知をするというようなことは指示は行っていないと事前に聞いているんですが。  なぜこういう質問をするかといいますと、都内のある年金事務所において、非常勤職員が、上司の指示により、受給権者原簿記録回答票と制度共通年金見込額照会...全文を見る
○福島みずほ君 御本人の、御本人というか、私自身も御本人に会って記録等も全部いただいたんですね。ですから、こういうことがあることそのものが本当に問題ではないか。また、このような指示を受けてびっくりしたこの臨時職員が他の回答票を急いでチェックしたところ、百人中三人といった高い確率で...全文を見る
○福島みずほ君 それでしたら、これ本当に廃棄するように言われたかどうか更に調査をしていただきたいんですが、審議官、この点について調査は済んでいるでしょうか。
○福島みずほ君 これは、やはり申請主義が原則で、再裁定のために洗い出すという作業をしていないので、シュレッダーに掛けろと言ったというのだったらもう大問題ですが、要するに、違うものがあるかもしれなくても本人が言ってこない限り基本的には洗い出したりしていないわけですから、放置されてい...全文を見る
○福島みずほ君 私は、この方に直接お会いをしていろいろ資料等も全部もらったんですね。御本人がその上司からシュレッダーに掛けろと言われ、その三件や記録も私もいただきました。私は、御本人はそのとおりおっしゃっていると思っているのですが、もしこれが事実であるとすればやっぱり大変なことで...全文を見る
06月18日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○福島みずほ君 まず、前回に引き続きまして、精緻化、最低責任準備金並びに代行割れ総額の減少についてお聞きをいたします。  精緻化により、二〇一一年度末の最低責任準備金総額は、十五兆千億円から十三兆九千億円へ一兆二千億円減りました。一方、代行割れ総額は、一兆千億円から六千億円へ五...全文を見る
○福島みずほ君 私自身は、期ずれ解消そのものはいいと思っているんですが、精緻化によって損害が、損が減っているように一見見えると。精緻化ということで何でこんなことが起きるのかと。  それは、別に損害を減らすように見せかけるためではなく、ダイレクトにその期ずれの解消をするという意味...全文を見る
○福島みずほ君 その期ずれ解消問題ですが、代行割れを起こしていない厚生年金基金は期ずれ解消を行うんでしょうか、行わないんでしょうか。
○福島みずほ君 結局、私が初めこの期ずれ解消問題というのを思ったのは、一見、これを使うと、まあ直近のを使うのが一番いいんですが、今までの最低責任準備総額などの金額が非常に減ったように一見見えるということが精緻化の中で起きている、精緻化という名目で起きているのはどういうことなんだろ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、それはインチキじゃないですか。さっきの答弁で全部期ずれ解消をやる、全部やるんだとおっしゃったわけでしょう。  つまり、これ変だと私が思うのは、有利な方を使う、つまり期ずれ解消をやった方が損失が減るようになる場合もあるし、ほとんど今まではタイムラグがあったわ...全文を見る
○福島みずほ君 では、今もう解散すると決めているところは今までの予測値が、予測があるので期ずれ解消はしないと、しかし、今後は全て代行割れしているのも代行割れしていないのも期ずれ解消してダイレクトでやるということなんですね。
○福島みずほ君 それは分かりました。  解散するところも私は期ずれ解消した方が精緻化によって金額が減っているのでどうかと思ったんですが、今まで計算してこうやって解散するという見込みを付けていらっしゃるでしょうから、それはやむを得ないのかなと思っているんですが、ただ、こうだったら...全文を見る
○福島みずほ君 特例措置の繰り返しによって返済年数が何度も繰り延べされるのも問題ではないでしょうか。  政府が基金名を公表していない兵庫県の運輸通信業者による厚生年金基金、D基金と呼ばれていますが、最初の解散特例措置で十年の納付猶予を受け、その後二〇一二年二月に十五年へと変更を...全文を見る
○福島みずほ君 これは、この厚生年金基金をどうしていくかという根本的なことにかかわると思います。  民主党政権の下では、この厚生年金基金を廃止するという方向であったと。しかし、それを、いや、やはり検討という形でちょっと先延ばしにしたと。もうかっているというか、運用利回りが良かっ...全文を見る
○福島みずほ君 この代行制度が何か矛盾の塊みたいな、まあ制度として一定の役割はあったかもしれないけれども、やはり、今となってこの代行割れが大量に起こりこれだけ問題を生じているので、社民党としては、やっぱり解散の方向というか、もちろん迷惑は掛けられないけれども、本体の厚生年金をしっ...全文を見る
○福島みずほ君 次に、規制改革会議が出した雇用ワーキング・グループ報告書についてお聞きをいたします。  これを見て、私はもうやはり非常に怒っておりまして、これ、冒頭の総論、「人が動く」ことが必要である、第一、第二、第三、第四とあるんですが、なぜ、デフレ脱却と賃金上昇への対応の視...全文を見る
○福島みずほ君 これの中身はホワイトカラーエグゼンプションなども認めかねない中身であって、これは厚生労働省が今まで手掛けてきた労働者の権利を守るという方向と真逆の方向ですので、こんな変な答申が出てこの方向で進まないように、厚生労働省しっかり頑張ってください。これは厚生労働省にエー...全文を見る
○福島みずほ君 これは冒頭言うべきでしたが、順番を、他の委員会の質問との関係で順番を変えていただいたことに心から感謝をいたします。ありがとうございます。終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  子どもの貧困対策法、これは超党派で取り組み、また何度も何度もNGOの皆さんの議員会館の中での集会があり、外での集会があり、またデモなどもやり、ここにまとめ上げられたことに対して、当事者の皆さんやそれから国会議員の皆さん、各政党に心から...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  子供の貧困率が今一三・七、一人親世帯の子供の貧困率は五八・七、諸外国に比べても極端に高いんですね。これを下げていくことが必要だと。  提案者としては、いつごろ、どの程度下げるべきだと思います、山井さん。
○福島みずほ君 先ほども、この法律の施行を今年中にしたい、あるいは大綱も入れれば来年度、まあ今年度中にという意見があるんですが、大綱がまだできていなくても来年度の予算に是非反映をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 子供の貧困対策は待ったなしということは間違いないですが、先行して決まった生活保護の生活扶助費削減は、都市部の子供のいる世帯で下げ幅が最も大きく、厳しい経済状況に暮らす子供たちの貧困を拡大することになるというふうに思います。  子どもの貧困対策法には賛成なんですが...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、今回、一人親家庭のとにかく母子家庭の都会に住んでいる人が非常に打撃を受けるので、やはり子供の貧困という観点から見ると反しているというふうに思います。  ところで、関係閣僚で貧困対策に関する会議を設置するわけですが、この法律の所管官庁はどこになるんでしょうか...全文を見る
○福島みずほ君 大綱の策定に当たっては当事者や支援者の意見を聞くべきだという、先ほどもありましたが、その点もよろしいですね。
○福島みずほ君 大綱に何を盛り込むかというのも随分議論になっています。子供の貧困率、生活保護世帯に属する子供の高等学校等進学率のほかにどのような指標を盛り込む予定でしょうか、厚労大臣。
○福島みずほ君 今、一人親の相対的貧困率というのが出ましたが、次のような指標も必要ではないか。例えば子供の貧困率について、世帯類型別、保護者の年齢階級別、保護者の就労の有無別、再分配前と後の貧困率など実態をとらえることのできる指標、あるいは児童養護施設等の社会的養護の施設で暮らす...全文を見る
○福島みずほ君 ほかにも、これは総務省マターですが、就業構造調査による子供を持つ親世代の労働者の正規・非正規労働者の年収や労働力調査による子育て世代の失業者数など、是非大綱の中に盛り込んでいただきたいと思います。  それで、この第六条で政府は措置を講じなければならないとしており...全文を見る
○福島みずほ君 下村大臣は集会に来られて、自分があしなが基金第一号だったということなども話していらっしゃるんですね。  給付型の高校生への奨学金あるいは大学生への奨学金の検討など是非頑張っていただきたいと思いますが、大臣は意欲を集会では示されていたんですが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 力強い、今日も、子供は大学生まで入るとか、給付型の高校生の奨学金、大学生の奨学金の検討というのでもう力強い文科省の答弁があったので、是非、来年度予算にやはり子供たちを応援するという意味で付けてください。よろしくお願いします。  子供の貧困といいますが、やはり親の...全文を見る
○福島みずほ君 子どもの貧困対策法の後は女性の貧困対策法を作りたいと思うぐらいとりわけ母子家庭の年収はとても極端に低いわけで、これはさっきも川田委員からもありましたが、日本は八四%ぐらいですか、実は母子家庭働いているんですね。世界の中でも類を見ないくらい物すごく働いているんだけれ...全文を見る
○福島みずほ君 女性の正社員の平均月額の給料が史上最高二十三万三千百円ですか、やっぱり低いですね。非正規雇用の皆さんたちはもっと女性は低いんですよね。社民党は中小企業に配慮しながら時給千円以上というのを訴えておりますので、是非、子供の貧困そして子供の貧困解消のために、親の労働条件...全文を見る
06月18日第183回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○委員以外の議員(福島みずほ君) 社民党の福島みずほです。  内閣委員会におきまして、委員外での発言を許可していただいたことに大変心から感謝をしております。  私自身は、障害者差別解消法案、国会で議論されることに感無量です。二〇〇九年十二月八日、障がい者制度改革推進本部の設置...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 基本方針、対応要領、対応指針というのは極めて重要です。スケジュール感を教えていただけますでしょうか。  また、これができた後に、本法において見直しの期間が定められておりません。少なくとも基本方針については定期的な見直しの期間を定めるべきではない...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 見直しの際の手続においては、当事者の皆さんや人権問題にかかわってきた弁護士や、様々な人の意見を聴きつつ、その内容を精査すべきだと考えますが、どうでしょうか。
○委員以外の議員(福島みずほ君) 今回は様々議論があって、公的なところでは法的な義務、そして民間では努力義務ということです。でも、できれば、法的義務だと違法となるわけですが、努力義務もそれが促進されるようにというふうに思います。例えば、公立学校は法的義務があるが私立学校は努力義務...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 努力義務というふうにしたのは、やはり今法的義務にすると厳しいというのはあったと思うんですね。ただ、公立学校であれ私立学校であれ子供たちが通うに関してはやはりこれは法的義務に高めていくべきだと、そのための三年間だというふうに理解をしたいと思います。...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 地域協議会についてお聞きをいたします。  個別の紛争案件について地域協議会が調停等を行い、その調停に基づいて地方公共団体あるいは政府が指導、勧告することを本法は妨げるものではないと考えますが、それでよろしいでしょうか。
○委員以外の議員(福島みずほ君) 分かりました。  最後に一言。障害者差別禁止条約を批准した後、その勧告が出ると思うんですが、その勧告を誠実に受け止めて履行していくよう努力するということでよろしいでしょうか。
○委員以外の議員(福島みずほ君) ありがとうございました。
06月20日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、修正提案者にお聞きをいたします。  修正案二十四条一項のただし書の申請を要しない特別の事情とは、字が書けない場合のほか、申請書が交付されないために申請できない場合も含みますか。ほかにどのような場合を想定しているか。DVの被害を...全文を見る
○福島みずほ君 申請用紙が全国の福祉事務所の中でどれほどきちっと窓口に置かれているんでしょうか。生活保護申請用紙は全国千二百五十一か所、全ての福祉事務所の窓口に置いてあるんでしょうか。
○福島みずほ君 やっぱり変だと思うんですね。申請書を出して、そしてそれが満たしているか、満たしていないかということで、実はほとんど窓口には申請用紙が置いてないんですね。今後、こういうふうに文書でやれということをやるんであれば、窓口で福祉事務所できちっと用紙を置くべきじゃないですか...全文を見る
○福島みずほ君 新たに求めるものがないんであれば、何でこんなわざわざ五号を入れるんですか。
○福島みずほ君 だとすれば、わざわざこういう条文を置く必要があるのかと思いますし、本当に増えないのかということもきちっと検証したいと思います。  大問題なのは二十四条八項なんですが、扶養義務者に対して通知しなければならない。通知しないのは例外なんですね。  扶養義務者というこ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、よく分からないから聞いているんです。  八百七十七条一項は、直系血族及び兄弟姉妹は互いに扶養する義務がある。そうすると、子供、孫、曽孫まで、直系血族だったら幾らでもできるんですよ。これは扶養義務者ということでよろしいんですね。そして二項は、例外的に家庭裁判...全文を見る
○福島みずほ君 民法上の扶養義務者というと、二項の三親等内の親族ですよね。これも入るんですか。おい、めいも入るんですか。
○福島みずほ君 いや、これ限定してくださいよ。こんなに広い扶養義務を規定している、そんな国は余りないんですね。三親等内の親族まで行ったら、おい、めい、全部入っちゃうんですよ。ここまで拡大するのか。扶養義務者ってやっているから、条文上何の限定もないんですよ。一項、二項、全部入っちゃ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、そうではなくて、これは今局長が答弁したとおり、一項、二項、全部入るんですよ。つまり、特別な事情というのはあるかもしれないが、行く場合はまだ分からないわけです。私が生活保護の申請に行く、その現場で、いや、三親等内の親族まで扶養義務者ですよとなれば、おじさん、め...全文を見る
○福島みずほ君 いや、いいかげんなことを言わないでくださいよ。だって、法律上は扶養義務者と書いてあって、この扶養義務者は民法の二項の三親等内の親族も特別の事情によって入ると言っているわけじゃないですか。だから、今の答弁は、通常そんなことはしません、突然おいやめいや孫に行きませんと...全文を見る
○福島みずほ君 違いますよ。条文上は「保護の開始の決定をしようとするときは、」だから、これから生活保護の申請をするかどうか、まだ決まりましたという通知ではないんですよ。条文上は「保護の開始の決定をしようとするときは、」と書いてあるわけだから、まだ決定していないんですよ。あなたの扶...全文を見る
○福島みずほ君 いや、違うんですよ。今までは、実際、めいに月二千円送れませんかと事実上福祉事務所が聞くことはあったけれども、この法案が大問題なのは、条文上しっかりと「通知しなければならない。」というふうに、原則通知なんですよ。ごく例外的な場合に限りますと言われても、そんなの分から...全文を見る
○福島みずほ君 いや、しかし、実は先取りしているんじゃないでしょうか。  つまり、この人は、ケースワーカーは働く意欲ないとして生活保護を停止してしまった。早期就労をしろと言っていても、いろんな事情から働けなかったようですが、栄養失調で搬送されて、これについて平塚市が謝罪をしまし...全文を見る
○福島みずほ君 障害者の自立運動は、親元で暮らせというのじゃなくて、地域で生きようという運動だったわけですよね。ですから、親子関係がもうずたずたに壊れていなくても、やっぱり家族の扶養義務を強調をするということが自立を阻んでいくんじゃないかという懸念もあるので、そこは是非考えていた...全文を見る
○福島みずほ君 だんだんそれが厳しくなるんではないかと。  さっきのもう一つ、もう一回確認を取りたくて、私自身は、通知をするときに、あなたは扶養できませんか、幾ら可能ですかというのをその通知と一緒に聞くんではないか、あるいは、収入について報告を求めることができるという二十八条二...全文を見る
○福島みずほ君 これは二十八条の調査や資料の提供、二十九条があるので、ちょっとお聞きをいたします。  これは先日成立したマイナンバー、共通番号制、福祉事務所の調査権限の拡大について、親族や本人やいろんな人の資産を調査するのに共通番号制を使用するという予定はありますか。
○福島みずほ君 いや、社民党は共通番号制に反対だったんですね。それは、あなた、とても困っているでしょうから国がお助けしますということではなく、今みたいに、このおじさんは収入が幾ら、この人は資産が幾ら、この人は幾ら株を持っている、この人は、全部その人の三親等内の親族、関係が悪くなけ...全文を見る
○福島みずほ君 使わないこともあり得るということですが、調査する資料の提供等を官公庁に求めるとあるんですよ。今日の答弁で、やっぱり思っていたとおりというか、やはり生活保護を申請しようとする人に対してマイナンバーというか共通番号制使ってその人の資産を洗うと、場合によっては、今のとこ...全文を見る
○福島みずほ君 私は、通常であれば、親子関係でも兄弟姉妹でも、人間関係が良ければ、とっくの昔にお金借りたり手伝ってもらうということはあり得ているんですよ。でも、生活保護の窓口に来ざるを得ないというのはやっぱり事情がある。そこでお金を送ってくれと言えない関係があるから、助けてくれと...全文を見る
○福島みずほ君 社会権規約委員会からこのような勧告が出ているんですが、私は、今回の生活保護法がこの形で改正されると、やっぱり通知が行くとか、親族にも、扶養義務者に調査が行くとか、あるいは自分に対してマイナンバーが使われるとか、やっぱり生活保護を受けることをちゅうちょする方向に行く...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
06月21日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、それぞれ三人の参考人の皆さん、来てくださいましてありがとうございます。また、日ごろのそれぞれのすばらしい活動に関して心から敬意を表します。  まず、佐藤参考人にお聞きをいたします。  先ほど、釧路は水際作戦やっていないとい...全文を見る
○福島みずほ君 多分、その申請書を置くと生活保護の受給者が増えるんじゃないかという恐怖心があると思うんですが、釧路の場合は他市に比べて、もちろんさっき産業のお話がありましたが、何か多いとか、何かいわゆる「不正受給」みたいなのが増えるというようなことはないんですよね。
○福島みずほ君 その話を厚労省に一生懸命したいと思います。  ただ、生活保護の受給が増えるというわけでは、他市に比べて増えるとか、問題があるという認識もないんですよね。
○福島みずほ君 自立支援をやっていらっしゃってケースワーカーや委託をしている人の役割が多いことがよく分かりましたが、どれぐらいの体制で、人数でやっていらっしゃるんでしょうか。
○福島みずほ君 工夫されているのはよく分かりました。学んでいきたいと思います。  藤田参考人にお聞きをいたします。  今回の生活保護の改正法案は、申請のやり方が変わることと扶養義務の強化になることが極めて問題だと思っています。  昨日も議論をしたんですが、扶養義務者は民法の...全文を見る
○福島みずほ君 改正法案の六十条に、「被保護者は、常に、能力に応じて勤労に励み、自ら、健康の保持及び増進に努め、収入、支出その他生計の状況を適切に把握するとともに支出の節約を図り、その他生活の維持及び向上に努めなければならない。」というのがあるんですね。  藤田参考人に、ここで...全文を見る
○福島みずほ君 扶養義務の強化の点なんですが、厚生労働省は、一年に一遍は扶養義務者にどうですかと言っているとか、いろんな答弁の中で出てきたんですが、その扶養義務者への通知に伴うことで、本人が嫌だとか、トラブルが生ずるとか、家族に問題が生ずるとか、あるいは障害のある方が頑張って独り...全文を見る
○福島みずほ君 生活保護の改正法案は極めて扶養義務強化したり問題があると社民党は考えていて、ただ、もちろん自立支援法の方は意味がある面もあるんですが、ただ、生活保護に行かないように自立支援の方が強調されると、今日、藤田参考人がおっしゃった、とにかく就労というのが強くなるんじゃない...全文を見る
○福島みずほ君 藤田参考人にお聞きをします。  この本の中でもケースワークの重要性と書いていらして、また、佐藤参考人からも釧路の中でのケースワーカーやいろんな人が頑張っているという話がありました。もしこの法律、とりわけ生活困窮者の支援法ができれば、物すごくそのマンパワーというか...全文を見る
○福島みずほ君 今日はどうも本当にありがとうございました。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず冒頭、文科省に、生活保護の生活扶助費の引下げにより、連動して就学援助制度を利用できない人たちが出現するのではないか。二〇一二年度に就学援助を受けている人は、要保護者約十五万人、準要保護者約百四十二万人、合計百五十七万人です。来年度...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、旭川市の市教委の試算では、五百人が対象外になるとされていると。今、自治体に話をして子供の権利を侵害しないようにとおっしゃいましたが、自治体によって格差が生ずる恐れもあります。  これは、来年度以降も適切に対処とおっしゃいましたが、実際それを保証される担保...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、文科省、来年度以降、この就学援助を受けている人たちが排除されることはないということで責任取ってくださいますね。よろしいですね。
○福島みずほ君 安倍内閣は地方交付税の削除と社会保障費の削除、二つを掲げていますよね。財政上の措置をしなければ地方は破綻するので、幾らそういうふうにやってくれと言われたって、財政措置やらなかったらできないじゃないですか。財政措置はおやりになるんですね。
○福島みずほ君 適切ということは、確保するという気構えを示してください。
○福島みずほ君 生活保護を引き下げることでやっぱりいろんなところに波及効果が起きていっています。それは逆に、文部科学省がしっかり財政措置をとるようにということを国会の中で応援しなくちゃいけないんですが、かようにやはり社会保障費を削減する方向、地方交付税を削減する方向を打ち出してい...全文を見る
○福島みずほ君 はい、そうです。
○福島みずほ君 今までと同じだと困るんですよ。申請して、そしてそこで議論すればいいわけじゃないですか。ケースワークを十分やればいいと、そして生活保護がそのことによって増えてはいないという、今日、参考人の答弁でした。ですから、とにかく申請用紙にたどり着くまでが大変という、水際作戦と...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、そこで申請してもまた議論をすればいいわけだし、それから、申請用紙が置いてあっても相談に来られる方だってたくさんいらっしゃると思うんですよ。ですから、なぜ釧路で申請用紙が置いてあって、ほかのところで置けないのか、申請用紙までたどり着けないのかというのはやっぱり...全文を見る
○福島みずほ君 これだけに時間を使っているわけにはいかないんですが、でも、生活保護ってやっぱり必要な最低のセーフティーネットですから、窓口の中でくれないということで申請できない、しかも、今回の法律改正で、親族、三親等の親族まで調査が行ったり、あるいは申請したら共通番号制で資産の調...全文を見る
○福島みずほ君 現場のワーカーの話を聞くと、不正受給の四分の一ぐらいが高校生のアルバイトの未申告で、子供たちの問題というよりも周知徹底不足がほとんどなんじゃないかと。こういうことが起きないように是非よろしくお願いいたします。  次に、法案の規定する生活困窮者とは「現に経済的に困...全文を見る
○福島みずほ君 これから生活保護適用層と自立支援適用層と分かれることになるわけですよね。その基準が何なのか。基準がなければ福祉事務所対応、ソーシャルワーカーの恣意的な決定ということになっちゃうんではないかというふうにも思っています。  それで、生活困窮者の中で生活保護受給を希望...全文を見る
○福島みずほ君 午前中の参考人質疑の中で藤田参考人の方から、ジョブファーストではなくてウエルフェアファースト、つまり、仕事、就労支援がすごく先行するんじゃなくて、福祉、その人にとってどうか、あと、ケースワークの重要性は藤田参考人からも佐藤参考人からも非常に出たと思うんですね。 ...全文を見る
○福島みずほ君 この法案で、生活保護に至る前に自立を促進するとしていますが、住居確保給付金で原則三か月、就労準備支援事業で六か月から一年程度の有期を想定しています。  期間中に自立ができなかった場合には生活保護に移行するんでしょうか。
○福島みずほ君 生活保護法の改正法案にまた戻って質問いたします。  福祉事務所の不正、不適切受給に対する調査権限の拡大について官公署への調査というのが条文にあります。この場合も、共通番号制、マイナンバーを使うんでしょうか。
○福島みずほ君 共通番号制で、昨日もちょっと質問したんですが、これは扶養義務者に対して通知、調査を掛けるときにも共通番号制使いますか。
○福島みずほ君 大臣、目をぱちぱちしていますが、それでよろしいんですか。
○福島みずほ君 法案六十条に、生活上の責務、被保護者は、常に、能力に応じて勤労に励み、自ら、健康の保持及び増進に努め、収入、支出その他生計の状況を適切に把握するとともに支出の節約を図り、その他生計の維持及び向上に努めなければならない。  こんなこと普通の人もなかなかできないよう...全文を見る
○福島みずほ君 分かりました。  しかし、条文は全ての被保護者に健康管理やれとか全部入っているんですよね。これはちょっとやっぱりスティグマみたいなものを強くするんじゃないかというふうに私は懸念をいたします。  次に、本人の責任に帰すことのできない難病や慢性疾患の受給者に健康保...全文を見る
○福島みずほ君 生活保護レセプト管理システムの機能強化について、このシステムで抽出された不適正な医療機関や受給者への対応はどのようなことが想定されているんでしょうか。
○福島みずほ君 これ、医療については、二つの病院にかかっているけど一つにできないかとか、身近な病院にかかれないかとか、いろいろ医療について言われるというアンケート結果を拝見をいたしました。医療がまた侵害をされないようにという面も必要だと思います。  その点を強く申し上げ、そして...全文を見る
06月25日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私も、本日、与党が出席しておらず、大臣、副大臣、政務官、出席していないこと、役所が出席をしていないことに強く抗議をいたします。  そもそも、これは予算委員会が金曜日に、しっかり与党も出席の上、委員長がそこで決め、それで、私たち、予算...全文を見る
06月25日第183回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  若干重複するところはありますが、簡潔に社民党の見解を述べたいと思います。  本日、与党が出席をしておりません。そして、総理大臣、閣僚、国務大臣の皆さんも出席をしていません。こんな国会があるでしょうか。私たち予算委員会は、きちっと委員...全文を見る
11月05日第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、福島第一原発における労働者被曝についてお聞きをいたします。  福島第一原発作業における労働者被曝、極めて重要なテーマです。今、全体の把握について教えてください。
○福島みずほ君 事前にレクを受けたところでは、全対象者は、これ十月三十一日現在ですが、全対象者は二万九千八百十三人、そして五年間の累積被曝限度である百ミリシーベルトを超えた人は百七十三人、最大で六百七十八・八ミリシーベルト浴びているということでよろしいですか。
○福島みずほ君 全対象者は二万九千八百十三人、これは漏れはないということでよろしいですか。
○福島みずほ君 把握している数字がこれでというのはいいんですが、下請、孫請、ずっとその下で漏れている人がいないのか。何か七名ほど分からないという人がいるやにも聞いていますが、本当にそうなのか。  質問は、厚生労働省は福島原発で働く労働者について全部被曝線量についてきちっと把握し...全文を見る
○福島みずほ君 確認ですが、福島原発で働いている、働いた原発労働者、全部きちっと把握しているという理解でよろしいんですね。七名を除いて。済みません。
○福島みずほ君 今後はこちらも調査をしますが、孫請、ひ孫請などあり、本当に全部把握しているのかという思いもありますので、またこちらも調査をしてみます。  重要なことは、百七十人に一人が五年間限度量に既にもう達しているということで、多過ぎるというふうにも思っております。抜本的被曝...全文を見る
○福島みずほ君 では次に、労働法制についてお聞きをいたします。  小泉純一郎さんとは、新自由主義、労働法制の規制緩和について随分国会で論争をしてまいりました。社民党は、ただ、先日、脱原発という一点において共闘しようということで面会をいたしましたが、小泉進次郎さん、もちろん別人格...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、脱原発でこちらエールを送りますので、よろしくお願いいたします。  では、産業競争力会議の構成と議員の適格性について質問いたします。  産業競争力会議及び同会議雇用・人材分科会の議員竹中平蔵さんは、同時に人材ビジネス業、株式会社パソナの代表取締役会長でもあ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、でもパソナって人材派遣業じゃないですか。まさに人材派遣どうするかという議論や労働法制の規制緩和のときに、そこで発言するのはいかがでしょうか。利益相反です。  九月十八日の産業競争力会議の第一回雇用・人材分科会で、竹中平蔵さんは次のように発言をしています。日...全文を見る
○福島みずほ君 いや、これ間違ってますよ。規制改革会議をやってきて、労働法制の規制緩和をやってそのひずみが出てきた。そして、少なくともその人材派遣業にかかわっている人がこういうところに来るのはおかしいですよ。自分の利害と関係なくやっているようでも、客観的に見たらそれを思わざるを得...全文を見る
○福島みずほ君 いや、理解できません。  今まで現にハローワークの民間開放や様々な点で、自分たちの派遣やいろんな点について、民間にとって、自分がビジネスを展開する上で、だって代表取締役というか彼自身がトップなわけだから、その発言、それに沿った発言していますよ。それは間違っている...全文を見る
○福島みずほ君 直接雇用と間接雇用とどちらがよりディーセントワークかといえば、やっぱりそれは直接雇用だと思います。今大臣おっしゃったように、有期契約の人たちの不安定さはもちろんそうです。ただ、私が問題にしているのは、在り方研究会の中で、派遣元で無期雇用であれば、例えばあるAという...全文を見る
○福島みずほ君 私はここで有期契約における直接雇用とそれから派遣とどちらがましかという議論をしているのではないんです。論点はそんなところにあるのではない。  有期の直接雇用も非正規雇用ですよ。そして、派遣も非正規雇用ですよ。全員が正社員になれないのは分かる。しかし、今現在、高校...全文を見る
○福島みずほ君 在り方研究会が言っているように、派遣元で無期雇用であれば一生派遣でもいいとなれば、女性の事務職、男性もそうかもしれませんが、正社員で雇うところなんかなくなりますよ。みんな派遣で雇いますよ。だって、ベテランだし、使い勝手がいいわけだから。  できるだけ非正規雇用を...全文を見る
○福島みずほ君 在り方研究会があって、規制改革会議があって、今労政審で議論中です。私はこれはおかしいと思っていて、というのは、まずILOも言っていますが、政労使三者でやれと、労働者の労働法制やるときは三者でやれと言っているんですよ。だから、在り方研究会や規制改革会議、働く人が全く...全文を見る
○福島みずほ君 国家戦略特区についてお聞きをいたします。  これは、解雇特区あるいは治外法権特区で、国家戦略特区というので労働法制をいじるという話が出てきて私はびっくり仰天しました。というのは、強行規定じゃないですか、労働基準法も何でも。これを何で特区という形で治外法権にできる...全文を見る
○福島みずほ君 小泉政務官、どうですか。
○福島みずほ君 国家戦略特区の中で労働法制を議論することが間違っていると思っているんです。外国人が多くいる会社だったらどうか、あるいは十年間研究者だったら延ばしたらどうか、駄目ですよ、こんなことやったらアリの一穴で労働法制が変わる、あるいは、企業は誘致したいと思ったら特区で労働基...全文を見る
11月06日第185回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  消費者の権利といったときに、食べ物の安全というのも重要な要素です。私も消費者担当大臣だったときに農薬やそれからネオニコチノイド農薬や取り組もうと思ったんですが、また、それはやり切れないまま宿題として残ったという思いがとてもあるので、ま...全文を見る
○福島みずほ君 適切な対応を取るということは、やめるということでしょうか。これを受けてどういうことを消費者庁としておやりになるんでしょうか。
○福島みずほ君 政府として、このことを踏まえてアクションを起こすんでしょうか。農水省はアクションを起こすんでしょうか。あるいは、消費者庁として具体的にアクションを起こすんでしょうか。EUはやめるんですよね。だとしたら、日本でもそれを学んでやるべきじゃないですか。
○福島みずほ君 旧社民党の本部で、屋上で、養蜂家に開放して、ミツバチが、養蜂家に、何というのかな、ミツバチ栽培をやって、ミツバチ栽培というのかな、ミツバチがいて蜜を取りに行くというのを開放していました。  やっぱりそれで、ミツバチは非常に受粉に影響を与えているので、ミツバチがい...全文を見る
○福島みずほ君 力強い答弁ありがとうございます。  というのは、日本では、EUが禁止する前の野菜のEU基準に比べて数百倍にもなると。ネオニコチノイドのアセタミプリドについては〇・三ppmということで数百倍にもなるので、何としてもこの基準改定はやめなければならない。  例えば、...全文を見る
○福島みずほ君 農水省に言うと、今検討中、調査中だと言うんですね。でも、それだと遅いと。人間についてももちろん心配ですが、ミツバチは受粉を行うので生態系が全く壊れてしまうと。  ですから、農水省に任せることなく、環境省、農水省、厚労省に任せることなく、是非、何の利権もない消費者...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。宿題が一つ一つ解決するようにと思いますので、是非よろしくお願いします。  次に、事故調のことについてお聞きをいたします。  消費者庁ができた理由が、当時、パロマのガス湯沸器あるいはシンドラーのエレベーター含め、何とかこういうことに対応して...全文を見る
○福島みずほ君 調査の申出数が百三件ということで、少し解決、もちろん一つ一つ大きな事件なので大変だと思うんですが、調査対象にできない理由は人員不足ということがあるんでしょうか。今後、消費者事故調の人員増強、体制強化並びに解決しなければならない課題、目標とする事故調の在り方を教えて...全文を見る
○福島みずほ君 事故調への期待というのはとても大きいと思います。是非、人員拡充、消費者庁全体の人員拡充も含め頑張ってくださるよう要請して、質問を終わります。
11月07日第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今年八月から再来年までの三年間に総額六百七十億円の段階的な引下げが予定されております。  当初から、生活保護受給世帯のほとんど、九六%が影響を受け、とりわけ子どもの貧困対策法成立後だというのに、最も厳しい状況に置かれるのが都会のとり...全文を見る
○福島みずほ君 消費税が来年四月に八%になると。物価は上がっています。でも、生活保護は、とりわけ子育て世帯は下がるんですね。だから、こんなの踏んだりけったりというか、生活が本当に厳しくなると思っています。  一貫して厚生労働省に対して、生活扶助費削減の影響を知りたいと。例えば、...全文を見る
○福島みずほ君 さっき同僚議員からもありましたが、きちっと調査すべきです。また、来年四月に消費税が上がり、物価が上がる中で生活保護の引下げ。その結果、何が起きるかということについてしっかり是非調査をしていただきたいということを改めて申し上げます。  法案の二十四条の八項で、前回...全文を見る
○福島みずほ君 だったら、この条文おかしいじゃないですか。というのは、生活保護は、四条で生活保護の補足性としています。実際、いろんな人から援助をもらっていたら、その分、生活保護下げますよというのは理解ができます。実際扶養されているんだったら下げる。でも、問題は、あたかも、通知する...全文を見る
○福島みずほ君 前回もそうなんですが、条文と厚生労働省の答弁違うんですよ。条文は、あらかじめ、当該扶養義務者に対して書面をもって厚生労働省令で定める事項を通知をしなければならない。通知しなければならないと書いてあるんですよ。扶養義務者は民法の三親等内の姻族も含むというのが村木局長...全文を見る
○福島みずほ君 それは民法の二項でしょう。一項、直系血族及び兄弟姉妹、この件については、じゃ、全部通知するんですか。
○福島みずほ君 駄目ですよ。だって、家裁の調停によって扶養義務を課すのは民法の二項、つまり姻族、三親等内の姻族じゃないですか。今の答弁だと、直系血族及び兄弟姉妹は家裁の審判経ることなく民法上は扶養義務がありますよ。今の答えで、そういう政省令書いたら必ず、じゃ、兄弟姉妹、親、直系血...全文を見る
○福島みずほ君 とすると、政省令には具体的にどう書くんですか。
○福島みずほ君 ちょっと分からないんですよ。それだと、実際現場で本当に通知をしないのか。  今朝の朝日新聞に、お母さんを殺したお父さんがいて、三十年間別居していて子供は児童養護施設でずっといた、妻にも子供たちにも一切家族のことは言わなかった、しかしお父さんが生活保護の申請をした...全文を見る
○福島みずほ君 今の話だと、ほとんど原則として扶養義務者に通知することになっちゃうじゃないですか。実際そうなりますよ。そうすると、扶養義務は補足性の問題であって生活保護の要件でないというのは壊れますよ。  それともう一つ、この条文、通知をする、扶養義務者に調査することができる。...全文を見る
○福島みずほ君 個人的に嫌がらせをするのでなく、例えば私が、前回も質問しましたが、生活保護の申請に行く、そうしたら、みずほは東京に行ったと聞いていたけれどもどこどこで生活保護の申請したと親類縁者に通知が行くかもしれないと私が思ったら、何やってんだ、一族の恥さらしだ、帰ってこいなん...全文を見る
○福島みずほ君 そうしたら、私が申請に行って、この人とこの人とこの人、絶対、あるいは親族誰にも連絡しないでほしい、関係が壊れているし、こじれますと言ったら通知しないんですね。
○福島みずほ君 でも、調査しないと壊れているかどうかも分からないじゃないですか。それから、通知することで壊れるということもありますよね、より。要するに、非常にこれは、家族の中において生活保護の申請を本人がしたということを通知することが物すごくやっぱり波及効果があるということなんで...全文を見る
○福島みずほ君 その扶養照会もまた問題だと思うんですけどね。  次に、二十四条の一項の書面主義、口頭主義。この委員会、この審議の中で、口頭でもいいんですと、書面主義というのはそんなに厳格にはやりませんというふうに答弁していただいているんです。でも、改めてお聞きをします。  大...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、判決文読みますと、ここの部分で、援助する、保護の開始申請手続を援助することが求められるという部分があるんですね。だとすると、必ずしも書面主義ではなく、口頭での段階でも援助するということでよろしいですね。  そして、できれば、私は、二十四条はばっさり削除して...全文を見る
○福島みずほ君 この委員会の中で、六月二十日の厚生労働委員会の質疑で、全国千二百五十一か所の福祉事務所、これは二〇一三年四月一日現在ですが、生活保護申請用紙が置いてあるかどうかは把握していないと当時副大臣は答弁をいたしました。  その後、各福祉事務所に対して申請用紙を置くよう厚...全文を見る
○福島みずほ君 この申請用紙をもらえないというところが問題なので、是非窓口の中でなく窓口の外に置いていただくようによろしくお願いします。  それで、この大阪地裁の判決なんですが、これは稼働能力ということが問題になって、所持金がほとんど全くなくて、にもかかわらず、真摯な努力が足り...全文を見る
○福島みずほ君 でも、真摯にって難しいじゃないですか。私、真摯に質問していますが、真摯に答弁していただいていると思いますが、真摯ってやっぱり上から目線というか、分からないですよ。この岸和田のケースも大阪のケースも、相手側の面接官の名前を覚えているか、その後どうしたかとか、物すごく...全文を見る
○福島みずほ君 でも、この判決は、困窮状態を考慮して意思を判断すべきだという当然のことを言っているというふうに思っています。就職に行くためには交通費も要るし、この人、履歴書を書くお金もなかったわけですよね。ですから、今局長はそういうふうに答弁されましたが、実際は不可能なことを強い...全文を見る
○福島みずほ君 厚労省の答弁はそうなんですが、実際は、いろんな事例を判決などで読むと、やっぱり行き過ぎ、この通知を間違ってか、やっぱり忠実に反映しているのか、問題ありというふうに思うんですね。そういうことをどうやってなくしていくのか。  例えば、局長通知第四の四は、有効求人倍率...全文を見る
○福島みずほ君 でも、有効求人倍率がこうだから、あなたできるでしょう、あなた、こうだからできるでしょうと、こう言われても、本人、個別のケースではできない場合もあるんですよ。つまり、局長通知がやっぱり独り歩きして生活保護の受給を拒否している理由になっているという点は、是非この通知を...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
11月12日第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。よろしくお願いします。  十一月七日の津田議員の質問への田村厚生労働大臣の答弁は、窓口に来られて、それから申請に行かれる方々が約五〇%とおっしゃっています。申請前の窓口での相談が実際に水際作戦になっているのではないでしょうか。
○福島みずほ君 七夕裁判、それから岸和田裁判、いろんな全国各地での裁判例を見ると、この窓口の相談というところで追い返されてしまうという実態があるので、この窓口での相談が実際には水際作戦になっているというのは裁判の中でも認定されていますので、是非、この五〇%、相談のみ件数が約四十万...全文を見る
○福島みずほ君 変わる。
○福島みずほ君 じゃ変わるんですね。
○福島みずほ君 つまり、問答集を変えないというのであればなぜ二十四条を新設するんですかと突っ込もうと思ったんです。でも今は、変わらないが変えるという答弁ですよね。だから、その変わる中身が問題ではないかと私たちは問題にしているんです。変わるんですね。
○福島みずほ君 分かりました。  ということは、生活保護手帳や生活保護手帳別冊問答集は変わらない、しかし、政省令が変わるので、それについてより分かりやすくするためはあり得るという、こういうことでよろしいですね。
○福島みずほ君 はい。  でも、変わらないんだったら、条文作る必要ないじゃないですか。二十四条の条文変える必要ないじゃないですか。新設、必要ないじゃないですか。政省令、通知か何か出して、こう変わりますとやればいい話でしょう。
○福島みずほ君 いや、二十四条新設したら中身変わっちゃいますよ。  二十四条八項の立法趣旨は何ですか。
○福島みずほ君 何を求める。
○福島みずほ君 いや、さんざん、もう生活保護四条があるので、厚生労働省は、扶養義務は生活保護の要件ではない、だから前提とした長野市役所のこれは間違っているというふうにしているわけです。だから冒頭の大臣の答弁があったわけですが、実は二十四条八項は、通知をするわけで、調査もできるわけ...全文を見る
○福島みずほ君 局長はもう分かっているんですよ。だから、あなたは扶養していますかという扶養の実態を聞いてその分生活保護を減らす、これはいいんですよ、要件としていないから。しかし、扶養できますかと、できれば扶養してもらいたいといって、例えば私が生活保護の申請すれば、開始をする前に、...全文を見る
○福島みずほ君 いや、もしそうであれば、生活保護を決定した後、費用徴収をその人に請求すればいいんですよ。でも、この法律の根本的な問題は、生活保護を申請した時点で、生活保護の開始を決定する前に通知をするんですよ。しかも、調査ができる。  これは前も言いましたが、嫌がらせですよ。だ...全文を見る
○福島みずほ君 これは、通知をされる側も、家族に知られたら嫌だとか、自分が調査を受けるわけでしょう。通知をもらう側も、何か親類の中の不幸の手紙じゃないけれども、通知来てどうしよう、妻にばれたらどうしようとかという場合もあるかもしれない。それから、申請する側も、実際、手紙をもらった...全文を見る
○福島みずほ君 でも、これハンディキャップを持っている人たちやいろんな人たちからも要請を受けていますが、親を押し切って一人暮らしをしているとか、連絡されるだけでもう家族関係が壊れちゃうとか悪化するということは容易に想像付くわけです。ですから、結局、生活保護をもらう前に申請しただけ...全文を見る
○福島みずほ君 この参議院の厚生労働委員会の通常国会のときに、ほっとプラスの藤田さんが、水際作戦対応委員会のような外部機関を設置すべきではないかと提案をしています。是非そのことを考えていただきたい。  つまり、扶養義務者に通知するというようなものがすごいトラブルを起こすかもしれ...全文を見る
○福島みずほ君 これ、運用面で随分各地でも違う例になると思いますし、非常に問題が起きると思いますので、是非、第三者委員会、苦情処理委員会を設けてくださるよう、この厚生労働委員会でも引き続き追及していきますが、よろしくお願いします。  二十八条八項の厚生労働省令で定めるところによ...全文を見る
○福島みずほ君 通知の中身、厚生労働省で定めるところにより書面で通知するとあるので、何を通知するか。
○福島みずほ君 法案成立前の五月十六日から法案の趣旨を先取りして就労支援が強化をされておりますが、保護開始後三か月から六か月段階で低額であっても一旦就労を基本的な考え方としております。  ここで言う低額であってもの低額とは最低賃金をクリアするんでしょうか、それとも最低賃金以下で...全文を見る
○福島みずほ君 今日午前中に視察をしてきました。とまりぎがこの生活困窮者自立支援法案のモデルだというふうにも聞いてもいるんですが、とまりぎの中における生活保護につないでいるケースは、こちらが調べてみたところ、そんなに多くないんですね。ですから、野宿者の方々向けであり、屋根も仕事も...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
○福島みずほ君 社民党を代表して、今般の生活保護法一部改正法案と生活困窮者自立支援法案について、反対の立場から討論をいたします。  生活保護法は、憲法二十五条に定められた生存権保障の具体化であり、国民生活の最後のとりでです。今回の戦後最大の生活保護改革は、今後の国民生活の保障に...全文を見る
11月13日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  現行においても、九大臣ないし四大臣が閣議の前などの機会を利用して会合を持つ機会は確保されております。福田内閣においても、現行の枠の中で対応すべきものとして法制定に否定的な立場を堅持をいたしました。この度の法改正の必要はないのではないで...全文を見る
○福島みずほ君 四大臣会合の新設により、閣議や九大臣会合が形骸化する懸念があるのではないでしょうか。また、この四大臣会合において、戦争するかしないかを決めるということはあるんでしょうか。
○福島みずほ君 秘密保護法案九条では、特定秘密を外国の政府に提供することができるとしています。そして、新NSC法案では、議長、議員、参考人などに、日本人に対しては厳しく秘密を漏らしてはならないと書いてあります。  どうなんでしょうか。日本の国会議員と日本の国民には秘密指定して一...全文を見る
○福島みずほ君 官房長官。
○福島みずほ君 国民それから日本の国会議員には秘密だ、秘密だと情報を開示しないんですよ。でも、外国の政府には情報の提供ができる。日本の議長やいろんな副大臣には秘密を漏らしてはならないとある、でも外国の政府に情報提供できる。どっちを信用しているのか、どこの国に向かってやる政府なのか...全文を見る
○福島みずほ君 ドイツの政府はかなり明らかにしたり抗議をしているじゃないですか。日本の総理大臣の電話は盗聴されていなかったということでよろしいんですか。
○福島みずほ君 政府の情報だけでなく、国民の情報も盗聴していたというふうに言われています。しっかりこれについては何なのかということを日本政府として確認をすべきだというふうに思います。  この参議院におきまして、二〇〇六年三月八日、参議院の予算委員会で外務省の密約問題について私は...全文を見る
○福島みずほ君 密約はないんですね。
○福島みずほ君 信じられないですよ。つまり、文書があるんですよ。文書がある、そして裁判でいえば物証がある、そして人証もあるんですよ。  吉野文六さんに私は聞きました。また、西山太吉さんの事件、文書不開示決定処分取消し等請求事件、地裁、高裁、高裁の判決は平成二十三年九月二十九日で...全文を見る
○福島みずほ君 行政交渉を外務省と行いましたが、密約はないと答弁したんですよ。  そうしたら、官房長官、密約の存在は、密約の存在はあるということでよろしいんですか。密約の存在はあるということでよろしいんですか。今、自民党政権は、外務省の密約はあるということでよろしいんですね。(...全文を見る
○福島みずほ君 では、端的にお聞きします。密約といっても四つあるし、あの報告書はとても分厚いものです。二〇〇六年の私が聞いたときに自民党は密約はないと言いましたが、今の段階、今日の段階で自民党政権は密約はあるということでよろしいんですね。確認します。
○福島みずほ君 いや、密約の存在はあるということでよろしいですね。密約はあるんですね。
○福島みずほ君 民主党の報告書って分厚いもので、自民党政権が当時ないとおっしゃったので今の時点でしっかり確認したいんです。これはとても大事なことです。  密約は、今の時点で、今の時点でですよ、今日の段階で自民党政権は沖縄返還時に密約はあったということでよろしいんですね。確認させ...全文を見る
○福島みずほ君 とすると、自民党政権のときのは変えたということですね。
○福島みずほ君 密約はあったということを自民党政権として認めるというふうに私は理解をしております。  だとすると、そうしたら、森大臣にお聞きをいたします。森大臣は記者会見で、秘密保護法の条文の二十一条に関して、「「不当な」というのは、通常刑法三十五条に規定をされている違法阻却事...全文を見る
○福島みずほ君 でも、記者会見で、「西山事件の判例に匹敵するような行為だと考えております。」と二十一条の解釈をおっしゃっているんですよ。二十一条、違法性阻却事由じゃないですか。とすると、構成要件該当がある必要があって、構成要件に該当するから違法性阻却すると、それは森大臣も弁護士で...全文を見る
○福島みずほ君 でも、記者会見では西山事件の判例に匹敵するような行為と言っていますよ。ですから、でも、これはでも、やはり構成要件に、では、二十三条で、メディアに関してこの構成要件に該当する場合がどれぐらいの範囲かということなんですが、「その他の特定秘密を保有する者の管理を害する行...全文を見る
○福島みずほ君 でも、「施設への侵入」とかそういうのが前にあって、私は、「その他の特定秘密を保有する者の管理を害する行為」、つまりその人たちが持っていて、その秘密を私が、ジャーナリスト、市民活動家、あるいは国会議員として、例えばある市民が取得する、その場合には必ずその特定秘密の管...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、逆に聞きます。管理者、この条文で言う特定秘密を保有する者の管理を害さない行為というのはどういう場合があるんでしょうか。
○福島みずほ君 この特定秘密についての廃棄が実は問題だと。まず秘密を指定して、それが本当に秘密に当たるのかどうかというのをチェックするところが実はない。そして、それは四十万件以上だとも言われていますが、それを廃棄する場合、要するに、特定秘密の指定が終わった後、公文書館に行くのか、...全文を見る
○福島みずほ君 ですから、今までと同じということなんですが、廃棄したことが妥当かどうかということをチェックするところが一切ないんですよ。内閣総理大臣の同意により廃棄をした、しかし、ぽいぽいぽいぽい廃棄したかもしれない、廃棄した事実すら、何を廃棄したかも明らかにしない。結局、やみか...全文を見る
○福島みずほ君 ツワネ原則に全く反していて、白紙撤回すべきだということをまず申し上げ、私の質問を終わります。
11月18日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  これは、NSC法と情報の提供ということでまず御質問をいたします。  秘密保護法の中で、外国の政府に情報を提供することができるとあります。また、日本も情報の提供、もらうことにもなるでしょうが、大量破壊兵器はないと当時例えば査察官が言っ...全文を見る
○福島みずほ君 もう激怒ですよ。私はその当時、SPEEDIの情報を出せとずっと交渉していました。そして、ようやく出たのが、参議院の予算委員会で二十二日に質問してようやく一部が出ました。何で米軍には二〇一一年三月十一日の三日後に渡して、要求があれば、国会議員が必死で要求しているのに...全文を見る
○福島みずほ君 またほかのテーマでも聞きますが、日本では要求して出てこないのがアメリカの役所のホームページに出ている、原発情報が、などもあるんですね。  このSPEEDIに関しては、米軍には三日後に出し、私は必死で要求していたのでとても覚えていますが、とにかく出てこなかった。よ...全文を見る
○福島みずほ君 関係国の政府って何ですか。
○福島みずほ君 意味が分からない。アメリカとイギリス、GSOMIAを結んでいるところですか、それともそれ以外ですか。あるいは、条文の中には情報提供することの制限も、チェックも、限定も何にもありません。国民には物すごく厳しくて、九条ではないんですよ。おかしくないですか。
○福島みずほ君 ふざけるなと言いたいんですよね。外国の政府には情報を本当に提供する、何の限定もない。でも、国会議員や国民は秘密指定だとして、秘密会で教えてもらえるかどうか、もう本当にそんな状況なんですよ。  何で外国の政府には提供できて、国会議員、国民には提供できないんですか。
○福島みずほ君 この条文では、この法律の規定により行政機関が当該特定秘密を保護するために講ずることとされている措置に相当する措置を講じているもの、これは秘密保護法制を持っているところ、フランスやドイツやいろんなところも入るわけですか。
○福島みずほ君 行政の長に対する万全の信頼がなければ、こんな法律認められないですよ。国民が、国会がチェックすることできないじゃないですか。その行政の長の判断で、そして情報の提供ができるというのでは、誰のための情報か、国民のための情報かと言いたいと思います。  SPEEDIに関し...全文を見る
○福島みずほ君 簡明にお願いします。
○福島みずほ君 踏襲というのがよく分からないんですね。報告書と有識者の会議とありますので、簡潔に答えてください。自民党は密約はなかったという、これを維持するんですか、変えるんですか、それだけ教えてください。
○福島みずほ君 いや、簡明に答えていただけないので、確認です。外務大臣、簡潔に結論だけおっしゃってくだされば結構です。密約はないと答弁したのは維持されるんですか、変更されるんですか、それだけ答えてください。
○福島みずほ君 その当時においても、文書がアメリカから出てきて、そして証言もあって、にもかかわらず密約はないと抗弁してきたんですよ。やっぱりそういうふうにうそをつく政府だというのが、秘密保護法、本当に任せられないというふうに私は考えます。  次に、秘密指定をしているときに、その...全文を見る
○福島みずほ君 それで、平成二十三年度における公文書等の管理等の状況についての報告書が出ております。  私は、それを見て本当にびっくりしました。というのは、公文書館に移管しているものは〇・七%、廃棄をしているものが九二・五%、延長しているものが六・八%。つまり、この現状において...全文を見る
○福島みずほ君 秘密保護法が成立していないんだから、これは秘密保護法を前提にしたものではないですよ。  ただ、私が言いたいことは、〇・七%しか公文書館に行かない、秘密保護法も内閣総理大臣の同意があれば廃棄できるとある。でも、現在も内閣総理大臣の同意があって廃棄しているものが九二...全文を見る
○福島みずほ君 いや、私が……(発言する者あり)そんなの分かっていますよ。でも、この法律は珍しく、日本の法制度では珍しく共謀だけで処罰するから、何にもやっていないのに、たたこうとした、あるいは話しただけで、暴こうと言っただけで処罰されるからとても危険だと、市民運動家も市民もジャー...全文を見る
○福島みずほ君 どう書くんですか。逮捕状にどう書くんですか。起訴状にどう書くんですか。捜索令状にどう書くんですか。私は何で逮捕されたのか、何が秘密なのか、特定秘密どう書くんですか。
○福島みずほ君 秘密なんでしょう。そこに秘密書けないじゃないですか。
○福島みずほ君 その外形立証ってどういうことですか。私は何で逮捕されたのか、秘密を書いてくれるんですか。分からないじゃないですか。だって、話しただけなんだから。何に当たったか分からない。
○福島みずほ君 だって、それ共謀に当たる、だったらどういうふうにするんですか。どう書くんですか。
○福島みずほ君 中身書かないということでしょう。これは、戦前の軍事機密法のときは何を争っていたか分からなかったんですよ、裁判傍聴しても、秘密だから。でも、日本国憲法は八十二条で、表現の自由が問題になっているときは常に公開しなければならないとあります。じゃ、公開の法廷で秘密は明らか...全文を見る
○福島みずほ君 実質秘というのをきちっと暴かない限り争えないじゃないですか。これは、実質秘できちっと暴かなくちゃいけない、だからこれは公益性があるんだという立証を被告人と弁護人できないですよ。インカメラ方式で、裁判官のところでインカメラでやるということを裁判官が選択をする場合、し...全文を見る
○福島みずほ君 でも、裁判官が証拠開示をしない場合、インカメラを採用しない場合というのもあるわけですよね。つまり、裁判の中で何が秘密か分からない、秘密を明らかにしないまま、何を暴こうとしたか分からないまま処罰される例もあり得るということなんですよ。だから、この法案がとても危険、と...全文を見る
○福島みずほ君 とんでもないですよ。弁護人は、被告人を守るために、この秘密を暴こうとしたことは正しいという立証をするために、秘密の中身が分からなかったらどうやって攻撃防御ができるんですか。全く何もできないですよ。とにかく分からないけど処罰されるということが起きるんですよ。だからこ...全文を見る
11月19日第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。よろしくお願いします。  薬事法改正は、薬害肝炎事件の反省に立った薬害肝炎の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会最終提言、二〇一〇年四月を出発点とし、安全性の確保に基本的に重点がありました。しかし、薬事法改正案を見てみると...全文を見る
○福島みずほ君 議員連盟としてもみんな全力で応援すると思います。今非常に前向きな決意を示していただきましたので、臨時国会には間に合いませんが、通常国会、閣法として第三者監視・評価組織、是非出していただきたい、いかがですか。
○福島みずほ君 今日の質問でもありましたが、薬ってやはり莫大な利潤を出すと。薬害根絶のために政官業癒着もやめなくちゃいけないし、その監視機関もしなくちゃいけないし、かつて起きた薬害、サリドマイドや肝炎含めた検証も踏まえながら、何をやるべきかとやらなければならない。絶対にこれは必要...全文を見る
○福島みずほ君 副作用被害救済制度の対象とするとのことですが、肝炎検証再発防止委員会提言は抗がん剤副作用被害の救済制度についても提言をしておりました。こちらは実現をしておりません。これについては厚労省の検討会で引き続き検討ということになっておりますが、現状と今後の予定はいかがでし...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  提言を受け止めて今進捗中ということですが、この結果、提言は、もし言えればで結構ですが、いつごろ結論はまとめられるでしょうか。どういう進捗状況でしょうか。
○福島みずほ君 これは肝炎検証再発防止委員会提言の抗がん剤副作用被害の救済制度についてということで、今おっしゃった様々な諸条件は、要素は理解できるんですが、是非、やっぱり患者さんも待ち望んでいるというところもあると思いますので、この提言を実現していただくようお願いいたします。 ...全文を見る
○福島みずほ君 慎重にしていただきたい。  当時の議論でも、副反応が非常に他のワクチンに比べて多いことや、重篤なケースや、様々出ておりますし、十代の女の子たち全員に例えば子宮頸がんワクチンやって問題が起きるとなれば、その効果との関係からいってもどうかという議論を随分して、社民党...全文を見る
○福島みずほ君 利益相反などはどう管理するのでしょうか。
○福島みずほ君 ちょっと済みません、第三者性というときの、私もその利益相反をどう管理するかというのがちょっとよく分からないので、もう一回言っていただけますか。
○福島みずほ君 私は、医学部、製薬会社に余り詳しくはないんですが、やっぱり、白い巨塔じゃないけれども、師弟関係やあるいはこの間のデータ改ざんやいろいろあるので、そういうのを払拭して本当にやれるのかどうか。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 インフォームド・コンセントの規定には安全性等と記載されておりますが、有効性について軽視をしているのではないか。治療を受けるかどうかは有効性と安全性の両方の情報を適切に受け取らなければならないと考えますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 第十七条で疾病等の発生についての報告規定があります。これは医薬品でいえば副作用報告制度に匹敵するものですが、疑われるという要件については、副作用報告と同様に、因果関係が否定できないものは広く報告することを義務付ける趣旨と理解してよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 ありがとうございます。  因果関係が否定できないものは広く報告することを義務付けるということで、今までよりも、疑われるということで広く報告をされるということで、その確認ができてよかったです。  医薬品副作用報告についても我が国は医療機関の報告が大変少ないです。...全文を見る
○福島みずほ君 何かちょっとそっけない答弁だったので、医療機関報告が医薬品副作用報告については少ないと、これについてもっと報告義務を周知徹底するような努力というのを厚生労働省としてはいかがお考えでしょうか。
○福島みずほ君 済みません、局長、何か答弁がちょっとそっけないので、もうちょっとどうにかなりませんか。(発言する者あり)
○福島みずほ君 報告義務を周知徹底するよう努力するということで、局長、よろしいですか。
○福島みずほ君 ありがとうございます。是非努力をしてください。  終わります。     ─────────────
11月19日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  NSC法と秘密保護法の下で外国の政府には情報を提供しながら、日本の国民には、国会議員には明らかにされない、そのことをまずお聞きをしたいというふうに思っています。  これは、福島第一原子力発電所四号機の使用済燃料貯蔵プールの燃料配置に...全文を見る
○福島みずほ君 おかしいわけで、じゃ、東電はアメリカには提供しながら日本のNGOや団体には提供しないということなんですか。
○福島みずほ君 これ異例で、日本原子力学会が抗議しているわけですよね。一切出なかったんですよ、使用済核燃料四号プールどうなっているか。しかし、私たちはアメリカのホームページを通じてそれを知るわけで、こんなおかしな話はないというふうに思います。  経産省、この事実経過は調査された...全文を見る
○福島みずほ君 これ配付資料として、また質問するということ。これ、でも、おかしいですよ。つまり、日本の原子力学会ですら抗議しているわけで、アメリカには情報提供されるが日本にはない。これは、沖縄返還密約でも日米安保に関することでもSPEEDIでも、そしてこの四号機の使用済核燃料のこ...全文を見る
○福島みずほ君 それで実質秘なんか立証できないでしょう。  まず、おっしゃったことで、原発の施設については警備上秘密指定され得るというふうにおっしゃっているじゃないですか。行政交渉をやっても、私たちそう聞いていますよ。原発の問題、今までだって情報出なかったが、更に出なくなります...全文を見る
○福島みずほ君 公判廷でそれが明らかにやっぱりされないと思うんですね。憲法は、公開の法廷で表現の自由が問題になっている場合は絶対的に公開すべきだ、それは戦前の暗黒裁判の反省にのっとって行われているわけです。戦前の軍事機密法は公判廷で何を争っているか分からなかった。  昨日、外形...全文を見る
○福島みずほ君 これ、共謀も扇動も教唆も独立して処罰するんですよ。共謀して、何を共謀したのか、何が一体共謀罪で、共謀したって処罰されるのか公判廷で明らかにされなくて、秘密が特定されなくて処罰される、逮捕される、捜索受ける、起訴される、公判廷で明らかにならない、こんなばかなことって...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですが、この点は、例えば王様の耳はロバの耳と穴掘って言うのが国会議員の仕事ではないんですよ。その秘密をきちっと暴いてきちっとやることが仕事ですので、これからも追及していきます。  終わります。
11月20日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  イラク戦争のとき、小泉首相は本会議で、米国が大量破壊兵器廃棄という国際社会の大義に従って大きな犠牲を払おうとしている今、我が国が同盟国として支援を行うことは日本の当然の責務であると明言し、イラク戦争を支持し、イラク特措法を作りました。...全文を見る
○福島みずほ君 総理がはっきり大量破壊兵器があるということで支持をした、間違った判断をしたわけです。その検証も日本政府はやっていません。  NSC法で緊密な関係を取る、情報を共有する中で、日本が誤った戦争にコミットしていくのではないか、その危険がある。国民に対しては秘密保護法と...全文を見る
○福島みずほ君 当時、安倍官房長官は、密約は一切ないと言ったんですよ。じゃ、それは虚偽答弁だったんですか。違っていたんですか。
○福島みずほ君 当時、虚偽答弁したんですよ、うそついたんですよ。だって、当時はアメリカから公文書がちゃんと出てきた、吉野文六さんが自分が書いたものだとはっきり言ったんですよ。全部そろっていたにもかかわらず、当時、自民党政権、官房長官、安倍官房長官は密約は一切ないって言ったんですよ...全文を見る
○福島みずほ君 民主党政権が密約認めなかったら、自民党政権は密約、存在否定していますよ。ずっとやみからやみで黙っていますよ。誰が突き付けても密約があるにもかかわらず、証拠があるにもかかわらず、うそついてきたんですよ。一切密約がないなんて、どこでそんなことが言えるんですか。うそつい...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、違法に盗聴していると暴いて、秘密保護法に当たる場合があるわけですね、今の答弁で。それはおかしいじゃないですか。  もし、そういうふうに違法なことは処罰しないんだというんだったら、条文に書くべきじゃないですか。この秘密保護法は全くそんな条文になっていませんよ...全文を見る
○福島みずほ君 だとしたら、それ条文に書いてくださいよ。  ツワネ原則の中では、何を秘密とするか、あるいは秘密にしてはならないというのを明確に言っています。公開するのが望ましいと強く推定される情報又は公開による利益が大きい情報のカテゴリーとして八つ挙げております。例えば、公衆衛...全文を見る
○福島みずほ君 条文では全くそういうふうになっていません。秘密の限定もないし、この法律は修正では駄目で、根本的にやり直すべきだということを申し上げ、質問を終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、谷垣大臣にお聞きをいたします。  例えば、共謀を処罰する、秘密保護法で、外形立証によって可能だというのが森大臣の答弁です。そうすると、私とある国会議員が、これを暴こう、問題だ、特定秘密かもしれないが問題だといって共謀して...全文を見る
○福島みずほ君 だって公判廷に出てこないんだから、弁護人と当事者が攻撃、反撃できないじゃないですか。  谷垣大臣、次の文章を聞いてください。  たまたま手段が相当でなかった情報収集活動や過失による秘密漏示行為まで処罰しようとする。防衛秘密保持に障害となる可能性のある行為を次々...全文を見る
○福島みずほ君 情報公開法ができたから私は考え変えたっておっしゃりたいのかもしれないんですが、違いますよ。あなた自身が変わったんじゃないですか。  これは、情報公開法があっても、現在、この秘密保護法は、廃棄の手続について、従前どおりというか、内閣総理大臣の同意があれば廃棄できる...全文を見る
○福島みずほ君 悪い変わり方ですよ。自由と民主主義が泣きますよ。  では、聞きます。情報公開、市民が情報公開する、あるいは国会議員が資料要求する特定秘密について、これは情報出てきますか。
○福島みずほ君 いや、もう冗談じゃないですよ。だって、特定秘密を公務員がうっかり漏らしても十年間の懲役なんですよ。何でそれが情報公開されるんですか。どうして出てくるんですか。普通の人が情報公開して出てくるんですか。国会議員が資料要求して出てくるんですか。同時に、公務員がうっかり漏...全文を見る
○福島みずほ君 秘密会に出すということですが、秘密会で知り得たその秘密、例えば、全て提供されるわけじゃないですよね。国会の秘密会に提供された秘密を、例えば私が秘書、ジャーナリスト、市民、これを秘密にするのはおかしいと論陣を張ったら、秘密保護法違反じゃないですか。私は自由にしゃべれ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、免責特権、不逮捕特権といったところで、私がその秘密会で知り得たことを、じゃ、外部に自由に言っていいんですか。
○福島みずほ君 いや、もうこんな答弁するから信用できないんですよ。秘密会だから言えないのは当然じゃないですか。秘密会のことをべらべらしゃべったら秘密会じゃないですよ。  何が言いたいか。要するに、情報公開制度があります、秘密会で出します、そんなの何の役にも立たないんですよ。だっ...全文を見る
11月22日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  びっくり仰天するようなことがあったので、まず質問をさせていただきます。  今日、自民党の議員の方から、メディアに対して捜索は入るんですね、入り得るんですね。はい、入りますという訂正がなされました。何でこういうふうにでたらめなことに訂...全文を見る
○福島みずほ君 いや、これはミスリードをさせやすいですよ。だって、正当業務かどうかというのは捜査の過程で、場合によっては公判廷で明らかになることじゃないですか。  また、もっと私はびっくりしたことがあります。昨日の特別委員会、衆議院でこう答弁しています。通常の取材行為を罰するこ...全文を見る
○福島みずほ君 違いますよ。あなたはこう答弁しているんですよ。スパイですとかテロですとかそういう行為について処罰をするということで。違うじゃないですか。  この構成要件、二十三条見てくださいよ。その他の特定秘密を保有する者の管理を害する行為、五つ掲げてあるでしょう。これのどこが...全文を見る
○福島みずほ君 違うんですよ。あなたの言い方は、取得行為はスパイやテロを想定しているというふうに新聞で引用されています。あなたはこう言っているんですよ。特定秘密にスパイ活動とテロ防止が入っている。それは事実です。しかし、取得行為の行為についてあなたはこう答弁しているんです。通常の...全文を見る
○福島みずほ君 違いますよ。あなた、わざとこれ言っているんですよ。スパイですとかテロですとかそういう行為について処罰をするということであって、取材行為について言っているんですよ。これすごく混同するじゃないですか。全く混同しますよ。そういう言い方をわざとしているんですよ。いや、これ...全文を見る
○福島みずほ君 だって、これ国土交通省も文科省もどこも適合、経産省もエネ庁もやるわけじゃないですか。行政機関の長、やれないでしょう。誰がやるんですか。(発言する者あり)
○福島みずほ君 行政庁の長がやると書いてあるので、民間企業、これはいろんな、経産省、文科省、国土交通省、どこもそこの適合事業の民間の相手を調べるわけですよね。一人一人調べるの大変です。  行政の長は、誰に委託をして、どのような形で、どれぐらいの規模でやるんですかという質問です。
○福島みずほ君 条文は分かっているんです。ですから、どれぐらいの規模で、その省庁の役人がやるんですか、防衛省の役人がやるのか、どれぐらいの規模でやるのか。
○福島みずほ君 ちょっと質問に、どれぐらいの規模でどうするのかということについてちょっとお答えしていただけなくて、具体的にどういうふうにするのかをお聞きしたかったんですが、また後日質問いたします。
11月25日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第8号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  ツワネ原則は、この策定には、国際連合、人及び人民の権利に関するアフリカ委員会、米州機構、欧州安全保障協力機構の特別報告者がかかわっています。  フランク・ラ・リュ言論と表現の自由の権利に関する国連特別報告者は、私は、国連人権理事会に...全文を見る
○福島みずほ君 いつ説明するんですか。
○福島みずほ君 ツワネ原則は、全文を日弁連が翻訳しておりますし、英語の文書もあります。違法行為について、あるいは環境問題、命に関することについて、秘密としてはならないとか無期限にしてはならない、いろんな原則、たくさんあります。これに明確に反しているじゃないですか。条文はそれに反し...全文を見る
○福島みずほ君 森大臣、うそばっかり言うのやめてくださいよ。あなたは条文を読むか、自分の都合のいい解釈しかしてないですよ。あなたはこの法案を説明するのに不適格です。なぜならば、無期限じゃないですか。五年の延長ができるんですよ。そして、内閣総理大臣の同意があれば廃棄できるんですよ。...全文を見る
○福島みずほ君 今情報開示されないことが、何で特定秘密になれないのか、あるいは特定秘密の中の外交交渉あるいは安全保障に当たるとして出てこないんじゃないかというふうにも思っております。  では、お聞きします。例えばプルトニウム輸送、これは秘密指定されますか。
○福島みずほ君 これ、今まで明らかにされていないんですよ。プルトニウムの輸送、これ安全保障あるいはテロリズム対策で出せないんじゃないですか。今まで政府、一切出していないですよ。
○福島みずほ君 これは、何を秘密指定とし、何をしていないかは明らかにしませんから、例えば、これは外交・安全保障あるいはテロリズム対策で秘密指定されたかどうかということも私たちは確認のしようがないんですよ。将来これが秘密指定されたかされないか、私たちは確認のしようがないんですよ。単...全文を見る
○福島みずほ君 はい。  それを出してこなかった。これ、公務員が漏えいすれば十年以下、メディアがやれば十年以下、そして共謀すれば五年以下です。このようなことが起きるというふうに思っております。  また続けて質問をいたします。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  社民党を代表して、内閣提出、安全保障会議設置法等の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論を行います。  本法案は、現行の安全保障会議を改組して、米国のNSCをまねたいわゆる日本版NSCを設け、首相官邸の外交・安全保障に関する...全文を見る
11月27日第185回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  この集団的消費者被害回復訴訟制度をつくるに当たって、関係団体の皆さん、消費者庁の皆さん、本当に頑張ってこられて、できるだけ早く、しかも今国会中何としても成立させ、大きな一歩を進むことができるよう、社民党としても努力をしていきたいと思っ...全文を見る
○福島みずほ君 社民党としても、私個人としても、秘密保護法ではなく、消費者保護、消費者行政で是非頑張っていただきたいと思います。  今回の法案は、消費者がこれまで泣き寝入りしてきた被害を救済するものですが、トラブルの対象が五類型になっております。例えば、欠陥商品を使ってけがをし...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど同僚委員からもありましたが、日本はやはり実は遅れていると。懲罰的慰謝料やいろんなものも認められている国もあるわけですから、必要がある、是非三年後の見直しで検討をよろしくお願いします。  この法案の施行は二〇一六年と、三年以内としているのは遅過ぎるんじゃない...全文を見る
○福島みずほ君 その間に発生する問題の場合は裁判が提訴できないわけですから、三年以内とありますので、できるだけ迅速に取り組んでくださるようお願いいたします。  衆議院での修正で、附則の権利の濫用の規定が入っております。特定適格消費者団体による権利の濫用なきよう必要な措置をとると...全文を見る
○福島みずほ君 先ほども同僚委員の方から、対象となる事業者の外延の問題についての私も要望書をいただきました。その中に、例えば勝訴の率とかそういうものも考えたらどうかという、提訴の件数とか。私はそれでちょっとびっくりしてしまって、勝訴率を上げようと思えば負けそうな事件は引き受けない...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。弁護士も勝訴率を上げるために勝たない事件は引き受けないとなったらおかしいことになりますので、是非よろしくお願いします。  本制度には仮差押えの規定があり、これを活用することで継続的に事業を営む意思がないような悪質な事案についても一定の被害回...全文を見る
○福島みずほ君 財産保全がきちっとできるように是非検討、また大臣も是非よろしくお願いいたします。  この集団的訴訟の制度については、もちろん通常の民事裁判でも被害者が事業者を訴えることはできるけれども、一人当たりの被害額が多くなければ裁判費用や労力に見合わず、多くの場合、泣き寝...全文を見る
○福島みずほ君 十一月六日、ネオニコチノイドについて御質問をいたしました。このクロチアニジンの残留基準緩和問題について質問したところ、森大臣は、御指摘の数値についてはしっかりと調査をして検討してまいりたいと思いますと答弁してくださいました。厚生労働省との間でどのような交渉を行い、...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。
11月28日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第9号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  衆議院で強行採決をされ参議院に来て、昨日、ルール作りの話の途中で強行的に今日職権でこの委員会が入りました。秘密保護法がこういう強権的なやり方で審議が始まるということに関して、強く抗議をしたいというふうに思っております。  先ほど、同...全文を見る
○福島みずほ君 スパイ防止法から始まってこの秘密保護法制、麻生内閣のときと理由が違うんですよ。その都度その都度、ころころころころ理由を変えて必要だと言っている。説得力がないですよ。尖閣諸島のときのあのビデオは秘密指定じゃないわけでしょう。秘密じゃないわけでしょう。事例として挙げる...全文を見る
○福島みずほ君 都道府県県警はそうなんですが、この議論のときは、やはり独立行政法人でもロケットがあるとか、地方公共団体だってそれは情報を共有しているわけだから適性評価の対象としているんです。これはなぜ今回除外になったんですか。
○福島みずほ君 いや、民主党政権、決めていないですよ。この法案出したのはまさに自民党政権じゃないですか。  議事要旨を読むと、初めは限定した方がいいんじゃないかってあるんですね。じゃ、後から広がるのか。これ、地方公共団体、独立行政法人は将来も適性評価の対象にならないというのでよ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、これは、自治体、私は秘密保護法に反対ですが、地方に情報が行かない、みんなの党の議員の方から、地方公共団体と一切議論していない、情報をこれから出さなくなるんじゃないかという批判がありました。でも、今、地方公共団体、独立行政法人もならないということでよろしいです...全文を見る
○福島みずほ君 この報告書の中で、不当な方法による取得行為の中で、社会通念に照らし妥当とは認められないような方法として、多量に飲酒をさせて酔いに乗じて秘密を引き出す行為、これは社会通念に照らし妥当とは認められない、これは法案で言う著しく不当に該当しますか。
○福島みずほ君 じゃ、これとは違う見解ということですね。  では、更にお聞きします。  取扱い業務者が、具体的な業務上の必要がないにもかかわらず、入手可能な立場にあることを奇貨として秘密を入手する行為、これはどうですか。
○福島みずほ君 それでは、適性評価、民間に対してやるのに、これは防衛省、国土交通省、厚生労働省、経産省、いろんな役所が適性評価をするということでよろしいですね。
○福島みずほ君 極めて広範囲になると思いますが、どれぐらい、何人ぐらいというふうに思っていらっしゃいますか。(発言する者あり)
○福島みずほ君 先ほどおっしゃったように、厚生労働省、国土交通省、経済産業省、全部の役所にかかわるわけで、実は物すごい数の適性評価を行うことになると思うんですね。私は、今国家公務員の数、どこも本当に大変で、増員要求、少なくとも減らさないでくれって頑張っているときに、こういう民間の...全文を見る
○福島みずほ君 たくさんのいろんな役所がやるわけでしょう。手足がないじゃないですか。まだ慣れていないですよね。内調がやるんですか。
○福島みずほ君 行政の長がやるのは条文で分かるんです。具体的に誰がやるのかです。内調がやるんですか。
○福島みずほ君 経産省はどうするんですか。
○福島みずほ君 だから、内調がやるとかその行政の職員がやるというんですが、私は無理だと、とりわけ行政の職員。だって、公務員が民間のプライバシーを探るわけじゃないですか。それはとても困難ですよ、数が多ければ。  そして、このさっきの報告書なんですが、こう書いてあります。対象者の現...全文を見る
○福島みずほ君 いや、具体的に書いてあるわけですよ、現在、過去の隣人とかですね。嫌ですよ、そういう人に聞かれるの。だから、やっぱり嫌ですよ。知人とか親族に対して問合せするのって嫌ですよ。あの人、酔っ払って帰ってきますかとか言われるわけでしょう。しかも、民間と公務員、秘密を漏らしそ...全文を見る
○福島みずほ君 でも、秘密を扱うのが不適格だと言われたら、もうその人はそのチームから外されるわけですし、出世はできなく、出世というか、その会社にいづらいですよ。しかも、会社や公務員で同意しませんということそのものが、やっぱり本人にとっては出世や仕事に差し支えがあるということになる...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、六十年だったら六十年になるんですか。つまり、保存期間すら決まっていないんですよ、この法律。じゃ、その情報、どうなるんですか、これから検討って。六十年というのがあるじゃないですか。じゃ、六十年間保存されるんですか。というふうに言いたいと思います。  この報告...全文を見る
○福島みずほ君 刑事法学者たち、数多くの人たちから、実際どういう裁判になるのか、権利が侵害される、被告人と弁護人の攻撃防御権が保障できない、出たじゃないですか。私はそのとおりだと思いますよ。だからこそ、この報告書は検討会議ではそこを検討せよとなっていて、それがなくて今回の法案が出...全文を見る
11月29日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第10号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、安保条約改定の核持込みに関する密約、これは特定秘密になるんでしょうか。  官房長官、官房長官お願いします。官房長官に質問要求して。止めてください、速記を。官房長官がいない。止めてください。委員部、速記止めてください。速記止めて...全文を見る
○福島みずほ君 済みません、止めてください、マイクも出ていないから。時間止めてください。(発言する者あり)
○福島みずほ君 出ています。
○福島みずほ君 はい。質問通告が出ておりまして、官房長官を要求しています。  済みません、官房長官が出ていないので、速記止めてください。速記止めてください。(発言する者あり)いや、速記止めてください。委員長、速記止めてください。速記止めてください。速記止めてください。(発言する...全文を見る
○福島みずほ君 時間を止めてください。委員長、速記を止めてください。速記止めてください。  これは、担当大臣ではあるが、責任が取れないでしょう。私は官房長官に特定秘密などについて聞きたいんです。官房長官になぜ私が聞けないんですか。質問要求を要求大臣として出していますよ。  止...全文を見る
○福島みずほ君 大野さんのときに出てきて、なぜ私のときに出てこないんですか。質問の中身について、なぜそれをそちらの与党が判断するんですか。(発言する者あり)
○福島みずほ君 国会で要求大臣でして、この法案について官房が責任を持つわけじゃないですか。内閣総理大臣ですよ、この責任者は。内閣総理大臣に来ていただきたいが、来てもらえないので官房長官を呼んでいるんです。なぜ官房長官が来ないんですか。この法案は内閣官房の強い意思の下にあるわけじゃ...全文を見る
○福島みずほ君 止めてください。止めてください。(発言する者あり)  西田さんは、先ほど努力するとおっしゃったじゃないですか。西田さんは、質問通告をしたら出すと言いました。こういう形で国会の質問権が侵害されるのは前代未聞です。内閣官房はこの法案について責任を取らないんですか。官...全文を見る
○福島みずほ君 時間を止めてください。速記、止めてください。
○福島みずほ君 これは、なぜ国会議員の質問に関して、与党が勝手に制限したり、これをするんですか。おかしいじゃないですか。(発言する者あり)理事会で議論しましたよ。そのルールをきちっとしないまま見切り発車をいつもしているからこんな問題になるんじゃないですか。  先ほど、理事会で責...全文を見る
○福島みずほ君 今、与党の筆頭理事から私を信じてやってくださいとありましたが、私たちは信じてこの委員会に出席しています。何で官房長官がいないんですか。これは間違いなく内閣官房が主管の仕事でしょう。総理大臣と官房長官はなぜこれに対して責任取らないんですか。(発言する者あり)
○福島みずほ君 出てもらって審議をしたいと思います。速記止めて呼んでください。(発言する者あり)
○福島みずほ君 そうしたら、今後、官房長官を呼んだら来てくださるという約束をしてください。(発言する者あり)話じゃ駄目です。
○福島みずほ君 速記を止めて官房長官がどこにいるか説明してください。なぜ国会に来れないのか。(発言する者あり)
○福島みずほ君 本当に残念です。官房長官がなぜ、要求大臣として要求しているのになぜこの場にいないのか。特定秘密保護法案についてきちっと見解をお聞きしたいというふうに思いましたが、いらっしゃらないのは国会の質問権の私は侵害だと思います。憲法上、国会議員が要求すれば出席しなければなら...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、十四分お願いします。  三矢研究、治安出動や有事のシミュレーションに関する情報、これは特定秘密でしょうか。
○福島みずほ君 三矢研究、これは特定秘密になりますか。
○福島みずほ君 三矢研究は、治安出動や有事のシミュレーションに関する情報、これは別表の一のイ、「自衛隊の運用又はこれに関する見積り若しくは計画若しくは研究」に当たると思いますが、それでよろしいですか。(発言する者あり)
○福島みずほ君 いや、結構です。
○福島みずほ君 この答弁だと分からないんですよ。国会の答弁で、何が秘密で何が秘密でないか分からないんですよ。  さっき、密約について秘密かどうか分からないというふうに、長い答弁でしたので、結論そうだったと思いますが、この密約は別表の中のこの外交に関する事項のイ、「外国の政府又は...全文を見る
○福島みずほ君 だから駄目なんですよ。全然答えになっていないじゃないですか。  じゃ、クラスター爆弾に関する情報、これは秘密ですか。
○福島みずほ君 いや、全部検討で分からないんですよ。  この別表の一、防衛に関する事項で、この中で「武器、弾薬、航空機その他の防衛の用に供する物の種類又は数量」とあるので、クラスター爆弾、これは秘密に当たる、これを形式的に読めば当たるんじゃないですか。
○福島みずほ君 クラスター爆弾はかつて日本が持っていて、その件について随分国会で質問をしてきました。  クラスター爆弾の例えば数、製造の企業、日本の国産品がどれぐらいの割合か、そういうものは秘密ですか。
○福島みずほ君 この別表がとても広範囲なんですね。「武器、弾薬、航空機その他の防衛の用に供する物の種類又は数量」なので、これに形式的に、これを読む限りは、当たってしまうんではないか。同じようなことが、かつて防衛省で調達をめぐって極めて政官業癒着など多くの記事が出て、スクープが出て...全文を見る
○福島みずほ君 これは、自衛隊の一も非常に広範囲ですが、二の外交に関する事項もとても広い。「外国の政府又は国際機関との交渉又は協力の方針又は内容のうち、国民の生命及び身体の保護、領域の保全その他の安全保障に関する重要なもの」、ほとんどこれに入ってしまうんじゃないか。  沖縄密約...全文を見る
○福島みずほ君 私が聞きたかったのは、公表された後ではなくて、この別表の文言を読む限り、「その他の安全保障に関する重要なもの」に該当するので、それは全部、今公表されている以外のもの、将来もこの安全保障ということで秘密となるのではないかというふうに思っているんです。ほとんど全て、こ...全文を見る
○福島みずほ君 だから問題なんです。この別表は極めて広範囲です。例えば防衛のところでも、例えば武器、弾薬、航空機その他の防衛の用に供する物の種類又は数量、入っているわけですよ。研究も入っているんですよ。自衛隊の運用も入っています。外交のところでは、外国の政府との交渉入っているんで...全文を見る
○福島みずほ君 情報は、だからとても大事というか、危ういと思うんですね。  これは、初め、例えばイラクで日本の自衛隊が何をやったか、米軍を運んでいたんではないか、戦争を応援したんじゃないか、戦争に加担したんじゃないか、市民が情報公開して、真っ黒くろすけで情報が出ませんでした。民...全文を見る
○福島みずほ君 はい。
○福島みずほ君 しかし、細かい、どういうふうに、数やいろんなものについて、市民が裁判をやる過程の中で資料要求して出てきませんでした。要するに、イラク戦争で自衛隊が何をやったかというのは、なかなか当時自民党政権下で出なかったんですよ。それをやっぱり明らかにすべきだというので、だから...全文を見る
○福島みずほ君 ですから、これは恐らく一のロですかね、に当たるというふうになると。でも、そうしたら、福島原発事故以降これ画像が出なくて、是非出してほしかったと、なぜこれが特管秘なのかというふうにも言われております。  結局、この別表はすごく広範囲なんですよ。何でも入ってしまう可...全文を見る
○福島みずほ君 全然分からないから聞いているんです。  でも、これは、福島第一原発直後に原発上空から撮影した画像はこの別表の一のロですよね。防衛に関し収集した電波情報に当たり、秘密指定になりますね。少なくとも条文に当たるか当たらないかだけ答えてください。
○福島みずほ君 時間ですが、この別表の記載が物すごく広範囲なんです。どれも外交だったら、安全保障だったらぶち込まれるし、自衛隊の運用も全部入っているんです。ですから、秘密指定という範囲がとても広くなる。それを限定するのは行政の長、やるかもしれないけれども、形式的に条文に当たるとい...全文を見る
○福島みずほ君 開示をお願いします。  終わります。
11月29日第185回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、私は、この集団的な回復のための民事の裁判手続ということに関しては、こういう法案は極めて重要だというふうに思っております。というのは、憲法上、裁判を受ける権利が保障さ...全文を見る
○福島みずほ君 経済界との関係でもウイン・ウイン・ゲームができると思っているんですね。悪徳商法や悪いものが、やはりそうではないと、信頼できるものというのができれば経済も回っていきますし、ウイン・ウイン・ゲームができるというふうに思っております。  それで、三木参考人にお聞きをし...全文を見る
○福島みずほ君 私自身は今回の集団的訴訟について、けがをした場合の例えば慰謝料などが入っていないというのは、私もどちらかといえばヤンキーパッケージ、懲罰的慰謝料とかそちらの方に、ちょっとアメリカの制度など影響をされている面もあるかもしれませんが、けがをした場合の慰謝料も要求できな...全文を見る
○福島みずほ君 あと二分ですので、磯辺参考人に、施行まで少し時間があると、そうすると、この間被害を受けた人は救済をされないので、この間被害を受けた人の救済についてどうお考えか、一言お願いします。
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
12月02日第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今、日本社会が直面する最も重大な問題である社会保障制度の今後の在り方を議論する法案を、衆議院は僅か五日間、二十五時間の審議で強行採決をしました。このような拙速な審議で高齢化社会の問題に対応する重要な法案を審議してよいのでしょうか。
○福島みずほ君 参議院では本会議でこの趣旨説明がされなかったということもあり、共産そしてみんな、社民は初めて今日ここで質問です。  極めて重要な法案で、というか、そもそもこのプログラム法案とは何ぞやというのがよく分からないんですが、しかし、よく読むと、細かいことをかなり決めてい...全文を見る
○福島みずほ君 これ、医療も介護も、そして年金も難病も全部入っているんですね。ですから、この方向性を、やはりこの法案、あのときこういう法案作ったじゃないかというふうに後で効いてくるんじゃないかというふうに思っておりまして、しっかりこの参議院で議論をしていきたいと。もう継続でもいい...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、この法案、医療や介護のところを細かく読むと、いろんな方向性が決めてあるんですね。つまり、これがもし成立してしまうと、各四分野、極めて重要な点の方向性を決めてしまうというもので、やはりこの一つ一つの見直しと例えば入っているものが、一体厚労省はどういう考えでやろ...全文を見る
○福島みずほ君 例えば介護について言えば、改革プログラム法案、介護保険分野の予防訪問介護を介護保険から切り離し、地域支援事業に移すということについては、これは地域格差を拡大し、介護保険制度そのものの国民の信頼を根底から揺るがすものです。  また、介護保険法創設時の要支援者も介護...全文を見る
○福島みずほ君 社会保障の充実と今おっしゃいましたが、私はこのプログラム法案、読んでおりますと、抑制、いろんなサービスの切捨てというものが結構行間の中ににじみ出ているというか、これ、切り捨てられるんじゃないかというところが多々あります。  例えば、社会保障制度一体改革に伴う所要...全文を見る
○福島みずほ君 消費税三%引上げ時、消費税五%引上げ時、それぞれ消費税増収分と社会保障の充実分について答弁してください。
○福島みずほ君 社会保障の充実に使われるのが少ないんですね。今、言っていただきましたが、二十六年度の消費税増収分は五兆円程度のうち、社会保障の充実は〇・五兆円程度。そして二十八年度、消費税増収分は十三兆円程度、しかし社会保障の充実は二・七兆円程度。二十九年度は消費税増収分は十四兆...全文を見る
○福島みずほ君 二十九年度消費税増収分十四兆円程度、社会保障の充実が二・八兆円程度、今の答弁で年金へ充てるために三・二兆円。でも、これだって十四兆円の中の半分にも満たないじゃないですか、六兆円ですから。あと何に使うんですか。
○福島みずほ君 今、消費税を上げることの是か非かという議論をしているわけではないんです。赤字国債を減らすことも重要だと思います。しかし、消費税増収分十四兆円のうち、社会保障の充実が例えば二・八兆円だと、年金の充実のために三・二兆円と言われても、社会保障の充実、一部じゃないですか、...全文を見る
○福島みずほ君 これはまた今後も議論していきますが、お金に色付いていないので、結局十四兆円分が社会保障のためにと言われても、この新たに十四兆円増収する分が本当に使われているのかという点について、今後もしっかり質問をさせていただきます。  この法案の二条では、公助という考え方から...全文を見る
○福島みずほ君 健康管理が重要なことは理解できますが、冒頭の二条に自助自立、健康寿命の延伸と出てくるんです。これはやっぱりおかしいですよ。だって、社会保障ってたくさんあるわけで、少子化対策、保育園の問題だとか全部入っているわけでしょう。健康寿命だけではないし、自立自助だけの問題で...全文を見る
○福島みずほ君 社会保障制度改革推進法は、公助、自助、三つ入っていたんですよ。公助、共助、自助、三つ入っていたんですが、それが、この二条では公助が落ちているというところがやっぱりおかしいというふうに思っています。やはり社会保障に関するこれであれば、私は、自助や、それを強調すること...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、受益と負担の公平ということでいえば、世代的なこともあるけれど個人レベルでもあるわけじゃないですか、受益があって負担があるわけですから。そうだとすると、これ各個人のレベルに下りてきませんか。
○福島みずほ君 受益と負担の公平が個人のものでなければ、どのレベルの話なんですか。
○福島みずほ君 ということは、やっぱり個人レベルの話じゃないですか。  応益負担の考え方ではないということなんですが、これが強調されるとまた応益負担の議論を思い出すので、公助も取ってしまっているので、やっぱりその公助も大事だという趣旨でよろしいですね。
○福島みずほ君 しつこいですが、何で公助を落としたんですか、二条で。
○福島みずほ君 落ちてるじゃないですか。
○福島みずほ君 いや、やっぱり怪しいですよ。  つまり、一条がこの法律はと書いてあるけど、二条で項目、法律のタイトルが自助・自立のための環境整備等、公助じゃなくてこれが出てきているんですよ。これがこのプログラム法におけるやはり社会保障を抑制的にしてしまうんじゃないかというふうに...全文を見る
○福島みずほ君 難病のこの問題については、いろんな方たちから是非充実してほしいという声が大変出ておりまして、厚労大臣は難病について物すごくやってこられた方なので、これは制度の、要するに負担増に余りならないように、これは是非よろしくお願いします。  この法案の中でいろんな言葉がす...全文を見る
○福島みずほ君 自民党から、そのとおりとさっきから応援のやじが飛んで大変有り難いんですが、効率化、重点化って、今コストダウンとおっしゃったわけじゃないですか。やっぱりコストダウンがすごくちりばめられているんですよ。  例えば、病床の機能の分化とか、言葉でもいろんなところで分化す...全文を見る
○福島みずほ君 この厚生労働委員会の中で党派を超えて介護労働者の労働条件を上げようと努力をしてきました。ただ、全ての国会議員さんそうでしょうが、地元に行くと、やっぱり介護労働者の労働条件が悪いとか保育労働者の皆さんの労働条件が悪い、本当に聞きます。だから、まだ本当の意味で私たちは...全文を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。どうも本当にありがとうございます。  まず、伊藤参考人にお聞きをいたします。  今日、対政府質疑をやりまして、消費税増収分が二十六年度では五兆円程度、社会保障の充実が〇・五兆円程度、それぞれ聞いていきまして、二十九年度、消費税増収分が十...全文を見る
○福島みずほ君 住江参考人と、それから伊藤参考人にお聞きをいたします。  このプログラム法案が、私は何か実は余り意味が分からないのは、現実に介護や医療や、審議会がどんどん進んでいて、介護についてもかなり切下げというか、要支援と要介護を分けたらどうかとか、いろんな議論が出ています...全文を見る
○福島みずほ君 いや、そういう意味じゃないですよ。御意見をお聞かせください。
○福島みずほ君 宮武参考人にお聞きをいたします。  自助、公助、共助で、社会保障推進法は自助、共助、公助とあって、私は自助が強調されていると実は思っていたんですが、今回のプログラム規定では二条のところが自助自立のための環境整備と、自助自立がばんと二条に出てきていると。大日向参考...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、伊藤参考人にお聞きをします。  現状における医療制度改革、介護保険改革についての見解を教えてください。
○福島みずほ君 本当にどうもありがとうございました。  ありがとうございます。
12月02日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第11号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、官房長官、石破幹事長のブログでの発言、その後の発言について強く抗議をいたします。単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質において余り変わらないように思われます。これに、石破幹事長、場合によっては、自民党が、表現行為、秘密保護法違反、何...全文を見る
○福島みずほ君 表現行為、憲法二十一条の表現の自由によって保障されている権利です。それをテロ行為と同視をするから強く抗議をしているんです。どうしてこんな発想が出てくるのか。テロ行為と闘う、あるいは、この法案はテロ行為が何かということがとても問題になっています。弾圧したい、なきもの...全文を見る
○福島みずほ君 駄目ですよ。つまり、表現行為に関してテロ行為というような考え方でやっぱりこの秘密保護法案を提起をしている。この秘密保護法は、まさに表現の自由や国民の民主主義の問題が問われているんですよ。表現行為、デモは主権者である国民の権利じゃないですか。それをテロ行為ということ...全文を見る
○福島みずほ君 表現行為をテロ行為と同視する、それはやっぱりこの法案が、多くの国民、主権者である国民が危惧しているとおり、表現行為が侵害されるんじゃないか、弾圧されるんじゃないか、弱められるんじゃないかということのまさに不安に的中する、ど真ん中ですよ。やっぱりそう考えている。この...全文を見る
○福島みずほ君 特別管理秘密はとても重要なものだと思うんですね。だとすれば、それぞれの年における件数と廃棄をしたかどうかぐらい明らかにしていなければ、廃棄した件数は把握しておりませんなんて言われたら、これ本当に、じゃ、何を一体いつ廃棄したのというのが分からないし、報告すらできない...全文を見る
○福島みずほ君 それはよろしくお願いします。  問題にしたいのは、資料要求をそれぞれ、総務省、厚労省、国土交通省、そして経済産業省、内閣官房にこの特別秘密の件数と毎年どれだけそれがあるか、廃棄した件数について聞いたんですが、廃棄した件数については、これは経済産業省が四十件、総務...全文を見る
○福島みずほ君 どういう内容。
○福島みずほ君 お話を聞いていると、これが特定秘密に移行するのではないか、例えば厚労省の病原体の話はテロリズム対策とかになりかねないというふうにも思います。  また、経済産業省にお聞きします。先ほど、安全保障と核防護とおっしゃいました。この委員会の中でも、原発は特定秘密になるか...全文を見る
○福島みずほ君 いや、それは困るんです。行政の長が勝手に決めるので、決められたら、私たち、秘密の中身を知ることができないんですよ。何が一体秘密になるのか。これは、核防護と安全保障、経済産業省が持っているのは秘密になるんじゃないですか。  厚生労働省は、病原体持っているのは秘密に...全文を見る
○福島みずほ君 今でも何が秘密か教えてもらっていないんですよ。どうしてこの役所にこういうものがあるのか。しかも、今日明らかになったとおり、内閣官房は廃棄したものがあるかどうか分からない。廃棄したものは、例えば総務省は廃棄しているんですが、廃棄したということを私たちはたまたま教えて...全文を見る
○福島みずほ君 だから駄目なんですよ。条文には解除としかなっていないので、条文に従ってじゃないですか。この法案、検討検討だったら、法案出し直せですよ。きちっと検討事項を有識者会議に付して、もう一回やり直して、法案出し直してくださいよ。私たちは、法案に従って行政が行われる。廃棄とい...全文を見る
○福島みずほ君 この安全保障の定義は、「国の存立に関わる外部からの侵略等に対して」と、極めて、非常に狭まっているような形になっております。別表の議論のときに、政府は、四十一、二万件より少なくなるだろう、礒崎補佐官は三十万件台だと言っていましたが、この修正で変わったことによって、こ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、違うでしょう。安全保障の定義が変わったんだから、別表の中身の秘密指定が変わるでしょう、先ほどからもありましたが、じゃないんですか。
○福島みずほ君 だから、変わったんですよ。があっと本当は狭まらなくちゃいけないのに、答弁では、この間、私は金曜日、これは秘密に当たるかどうかという質問をしました。国の存立にというほどではないものも、分からない、答えられないですよ。それから、礒崎さんも含めて三十万件台だと言ったけれ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、違うんです。原子力基本法の中に、平和利用のはずの原子力基本法の中に「安全保障に資する」というのが入りましたよね。ですから、この安全保障という、じゃ、原子力基本法の安全保障という概念とこの秘密保護法の安全保障という概念は同じなんですか。森大臣。
○福島みずほ君 質問に答えてないですよ。  安全保障と原発と秘密保護法の関係を知りたいんです。安全保障ってこの秘密保護法の中にも出てくるが、原子力基本法における安全保障とこの秘密保護法の安全保障は同じか、違うか。
○福島みずほ君 いや、これはとても大事で、私たちは、原発は秘密に当たらないと言うけれども、安全保障と原発はリンクしているんですよ。現に、経済産業省は核防護と安全保障がこの特定管理秘密だって言ったわけでしょう。安全保障というのがあるから、原発がこの安全保障あるいは核防護、つまり、テ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、これは安全保障と原発と核防護、つまり、経済産業省が行政の長として指定するに当たっては、何が安全保障で何が原発で、原子力基本法から見てどうか、最大重要課題じゃないですか。各役所は、秘密保護法を通すのであれば、これは何かって議論すべきですよ、行政の長が決めるんだ...全文を見る
○福島みずほ君 そういう質問ではないんです。これは、もし当時、秘密保護法があれば、これは特定秘密になるのかという質問です。
○福島みずほ君 密約問題を国会でずっと追及してきました。密約は一切ないと答えたのは、安倍官房長官、麻生外務大臣です、当時の。だから、こだわります。これは秘密になるのか、ならないのか。  今日の答弁でも密約になるかならないか答えないということは、密約になるという可能性もあるという...全文を見る
○福島みずほ君 いや、金曜日に言ったときに、すごく私は、本当にこんなことではこの秘密保護法の審議できないと思いましたよ。だって、どの答えも別表に当たるかどうか検討します。そんなの別表読めば何書いてあるか分かりますよ。  でも、国民にとっては、国会議員にとっては、何が秘密となるの...全文を見る
○福島みずほ君 いや、違いますよ。極めて重要な問題ですよ。密約が秘密になるんだったら、いつの間にやら秘密指定されて、廃棄されて出てこないじゃないですか。それはしかも重罰化だから。今までの自民党が密約はありませんとうそぶいてきたことの、うそを言ってきたことよりもっとひどくなるという...全文を見る
○福島みずほ君 これから多くのことが起こるからですよ。オスプレイについて、あるいはクラスター爆弾について、廃止するために国会で質問してきた、なかなか情報出ない、更に出なくなるんじゃないか。イラクの問題について資料要求する、なかなか出てこない、より出てこなくなるんじゃないか。密約が...全文を見る
○福島みずほ君 そうずっと答弁してきました。だったら、沖縄返還のときの密約のうち、とりわけ債務負担行為を勝手にやるというのは、国会の承認なくして、予算の承認なくして債務支出をしているわけですから、違憲でしょう、違法でしょう。だったら、秘密指定できないじゃないですか。  一方で違...全文を見る
○福島みずほ君 問いに対して答えていないですよ。  密約四つありますが、例えば債務負担行為を勝手にやった密約の問題、これは憲法違反。じゃ、森大臣、これは、債務負担行為に国会承認なくして条約を結ぶというのは、これは違憲ですよね。
○福島みずほ君 だから問題なんじゃないですか。高度の政治判断で、そして、これをきっちりとこういう国会で、はっきりこういう条約がある、こういう協定がある、こういう合意を結んだ、だから通してください、これならオーケーですよ。しかし、これを出さずに全部丸めて支出をしたわけだから問題でし...全文を見る
○福島みずほ君 いや、これ共謀と教唆と扇動は、公務員が持っているものを漏えいするように働きかけることも入っているわけですよ。私とある国会議員が、いや、この沖縄の密約、だって今日の時点でこれは秘密か秘密ではないか分からないわけでしょう。秘密かもしれない、秘密でないかもしれない、でも...全文を見る
○福島みずほ君 だから、しっかり成立するんですよ。  共謀罪は二人の合意と若干の下調べで足りるというのが答弁です。そして、あるAという国家公務員がこの沖縄の返還について持っている、例えば吉野文六さんは今退任されて私に話してくれましたが、彼が現役のときに、この人に働きかけてやっぱ...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、国会議員は国政調査権を持っているので、国会議員は常に秘密保護法から除外されるんですか。
○福島みずほ君 ふざけるなと言いたいですよ。不逮捕特権、免責特権は、国会で言ったことが免責特権でしょう。不逮捕特権というのは、たかだか会期中に逮捕されないということじゃないですか。だから、不逮捕特権や免責特権というのは全然ミスリードですよ。  国会議員が、この公務員は情報を持っ...全文を見る
○福島みずほ君 今のおかしいですよ。だって、特定秘密だと言って断るんじゃないでしょう、情報は出せませんと言うわけでしょう。一々特定秘密ではありませんと言うんですか。しかも、私たちは特定秘密だと言われたら引き下がらなくちゃいけないんですか。その指定そのものがおかしいと思うじゃないで...全文を見る
○福島みずほ君 どうも副大臣、ありがとうございます。  今のでは、この秘密保護法の安全保障の定義とは違うということが分かりましたが、そのことも含めて、また後日、是非質問したいと思います。  終わります。
12月03日第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私も国会の家族とがんのあの議員連盟に属しておりまして、親ががんで亡くなったり、最近も親類ががんで亡くなってしまったんですが、ここにいらっしゃる全ての皆さんも、多くの皆さんも、身近にがんで亡くなった家族がいるという方も多いと思います。で...全文を見る
○福島みずほ君 がん登録は、一般的な、抽象的なというか、罹患率やどういう人がその後どうなってというデータも大事だと思うんですが、小児がんやあるいは数の少ない場合、例えば小児がんですと親御さんはやっぱり情報を取りたいと、どこにアクセスしたらいいかというような話などもよく聞くんですが...全文を見る
○福島みずほ君 今、子供たちががんになったときに病院で勉強を受けられるようにとか、もっとそういう支援が本当に必要ではないかということを思っておりまして、是非厚生労働省としても文科省と連携してそういうことに取り組んでいただきたいと思います。  時間ですので、これで終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  この法案の二十八条の財源の確保のところに、消費税の収入、地方消費税の収入の活用により必要な財源を確保しつつ講ずるものとすると書いてあります。  先日も質問いたしましたが、二十六年度の消費税増税分、私たちは反対ですが、例えば五%引上げ...全文を見る
○福島みずほ君 これは先日も質問して、回答が同じなわけですが、この間、赤字国債の解消、また、確かにツケ回しの部分をこれに充てるということなんですが、先日も言いましたように、社会保障の充実は二・八兆円だけなんです。二十八条には消費税を充てるというふうに書いてあって、実際、社会保障の...全文を見る
○福島みずほ君 「原則として」と書いてあると、例外としてというのをじゃ何か考えているのかというふうに思います。むしろ「原則として」という言葉は削除して、「全ての国民が加入する仕組みを維持することを旨として、」とするのが妥当ではないでしょうか。  混合診療に関して規制改革会議が最...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  だとしたら、「原則として」を是非条文から削除していただきたいというふうに思います。  では、第四条の第四項の一、「病床の機能の分化及び連携」とあるんですが、「病床の機能の分化及び連携」とは何でしょうか。
○福島みずほ君 病床の機能の分化、どういう病床があるのか情報を集めて、どういうふうに有効に使っていくかは大事だと思います。しかし、入院しているがんの身内やいろんなところと話を聞くと、やはりある一定の時間がたてば、もうあなたは治る見込みがありませんから出ていってくださいというふうに...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、もう大分がんやいろんなものがひどくなって、途中で退院してくださいと言われる負担もよく聞いておりますので、その点は是非よろしくお願いします。  次に、同じ条文の四項の一のニなんですが、「医療法人間の合併及び権利の移転に関する制度等の見直し」、これは具体的に...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省は、中小の病院の合併及び統合を進めるという立場でしょうか。
○福島みずほ君 これは、市町村合併ではありませんけれども、合併やこういうものが進むと、やはり患者の皆さんにとっては不便になることもあるので、これが今後どう展開していくのか問題だというふうに思います。  医療制度のところも問題ですが、次に介護の部分についてお聞きをいたします。 ...全文を見る
○福島みずほ君 ダウン。
○福島みずほ君 今の答弁で、先ほども同僚議員からありましたが、要支援と要介護を分けることについては社民党も問題ありというふうに考えています。要支援の段階でしっかりやることがやはり要介護を減らすことにもなりますし、一番初めの段階からのケアというのがとても必要で、これを分離することは...全文を見る
○福島みずほ君 やっぱり負担増なんですね。  三号の「一定以上の所得を有する者の介護保険の保険給付に係る利用者負担の見直し」というのは、利用料の二割負担化ということでよろしいですね。
○福島みずほ君 五号の「介護保険法第四十八条第一項第一号に規定する指定介護福祉施設サービスに係る同条の規定による施設介護サービス費の支給の対象の見直し」というのも負担増の話ですよね。
○福島みずほ君 重度の方について検討するということは、それ以外の者については支給の対象をしないということの検討ですよね。
○福島みずほ君 結局、例外を除いては重度でなければ特養老人ホームに入れないという仕組みをつくると。つまり、私が質問をしました二、三、四、五の部分はいずれも負担増なんですね。ですから、負担増か、あるいは入りにくくなるし使いにくくなるという部分なんですよ。いや、ほかの人が入りやすくな...全文を見る
○福島みずほ君 医療機能の分化とはどういうことですか。
○福島みずほ君 厚生労働省は、かかりつけ医みたいな制度を推進していくという考えはここに込められていますか。
○福島みずほ君 かかりつけ医の制度をどう定義付けるかというのもありますが、逆にがちがちにそれがないと病院にかかれないってなりますと、適切な医療をダイレクトに取れないということにもなりかねないので、この機能の分化とかそういう言葉を聞くと、一体厚労省はその奥で何を考えているのかとつい...全文を見る
○福島みずほ君 消費税増税により、医療サービスを受ける人々、介護サービスを受ける人々が現状と比べて被る負担の増減がどうなると想定をしていますか。
○福島みずほ君 後日また細かい数字をいただきたいですが、今の数字をざっと聞くだけでも、消費税増税により、いわゆる低所得者の人たちに負担が非常に増えると。その分を社会保障で相当見なくちゃいけないという部分について、本当にそれがうまく所得再分配機能を含めてやれるのかどうか、こちらとし...全文を見る
○福島みずほ君 自分で自分の健康に気を付けたいと思うのは通常の人の考えることであって、当たり前のことだったら書いてくださいよ。当たり前のことだったら、自助でなく公助、共助をきちっと書いていただきたい、それが法律でしょうということを申し上げ、質問を終わります。
12月03日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第12号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は三人の参考人、ありがとうございます。  この秘密保護法案は希代の悪法だと私は考えております。情報は民主主義社会の血液です。その民主主義社会の血液を情報統制し、物の言えない社会にすれば、それは民主主義社会ではありません。自由と民...全文を見る
○福島みずほ君 韓国でも秘密保護法案は二度提出されて、二度成立しませんでした。南アでも何度も何度も議論をしてツワネ原則に近づけるという努力をしました。  国際的に、とりわけ国連の人権のトップが日本の秘密保護法案についてこういう言及している。日本は常任理事国や非常任理事国に入りた...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど日比野参考人から、第三者機関というものについて検討となっても懸念が表明をされました。私もそのとおりだと思います。  この秘密保護法案は、現時点においても、修正を経ても、根本的な欠陥は全く払拭されておりません。とりわけ、第三者機関について検討するということで...全文を見る
○福島みずほ君 そのとおりだと思います。  知る権利や表現の自由、基本的人権尊重すべきだというのは、危ない危険な法律に限って載せると。こんなの何の役にも立たない。こんなことをやったからといって、表現の自由の侵害に何の役にも立たないというふうに考えております。  根本的に欠陥が...全文を見る
○福島みずほ君 秘密会はハウスの問題であって、個々人の国会議員は国政調査権を持っております。国政調査権にのっとって資料要求したりする。これが、秘密かもしれないが、でもこれは大事だと言えば故意犯になっちゃうわけですね。ほかの国会議員あるいは市民とジャーナリストと共謀すれば共謀罪、こ...全文を見る
○福島みずほ君 共謀、教唆、扇動の問題点は、まだ秘密が明らかになっていないということです。秘密が明らかになっていないにもかかわらず、捜索が始まる、逮捕が起きるわけです。私は一体何に触ろうとしたのか、どの地雷を踏んだのかさえ分からない。  江藤参考人、この捜索そして逮捕、捜査です...全文を見る
○福島みずほ君 日比野参考人にお聞きをします。  最大の問題点は萎縮効果ではないか。つまり、先ほどもありましたが、あるメディア、あるジャーナリスト、ある市民、市民活動家に一旦、例えば捜査が入る、逮捕される、捜索令状が執行されれば、その後、これは知る権利だったのか、あるいは正当業...全文を見る
○福島みずほ君 適性評価についてなんですが、病院がこの人の病気の病気歴を義務として出すと。そうなると、公務員の皆さんも民間の皆さんも、例えばうつ病や精神的な疾患というのはもちろんあるわけです。そうすると、病院に通うのをやめようとか、むしろずっと手前の段階で、もう行かないという形に...全文を見る
○福島みずほ君 石破幹事長のテロ発言というのは極めて問題ですが、この特別委員会との関係でいえば、テロに対する定義が条文ではよく分からないということです。殺傷まで考えてなくても、人に意見を強要するということもテロかというふうに条文上は読みかねない。つまり、欠陥法案だというふうに思い...全文を見る
○福島みずほ君 私たちはローメーカーですから、この法案の条文が命です。その法案の条文上、やはり大変欠陥がある。第三者機関にしろ今のテロリズムの定義にしろ、いろんなところが本当に欠陥があると。今国会で成立をすべきではないということを、まあ参考人の質疑で言うのも何か変ですが、でも、参...全文を見る
12月03日第185回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  この集団的消費者被害回復訴訟制度は、憲法の裁判をする権利、被害に遭った消費者の皆さんが、個人個人が憲法上の権利を行使することを応援する、実現化する重要な法案であり、何としても成立をさせたいというふうに思っております。ただ、これをきちっ...全文を見る
○福島みずほ君 財政上での支援というのをどうお考えでしょうか。
○福島みずほ君 次に、情報上での支援なんですが、先ほど同僚議員からPIO—NET端末の配置ということについて質問がありました。それはもう答弁がありましたので別の質問をしたいんですが、消費者被害の救済のため、例えば各地の消費者生活センターとの連携、この問題について情報提供するような...全文を見る
○福島みずほ君 先ほども同僚委員からありましたが、制度の実効性を確保する観点から、共通義務確認訴訟の確定判決等の公表についての要望がありますが、これについて改めていかがでしょうか。
○福島みずほ君 消費者庁は見守りネットワークや地域で仕組みをつくっていこうということに積極的に取り組まれるというふうに聞いております。それは大変必要なことですので、是非頑張って仕組みをつくってください。よろしくお願いいたします。  それで、参考人の中で三木参考人が、今回いろんな...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、慰謝料でも、交通事故などもそうですが、ある程度定型化する場合もあります。ですから、アメリカの懲罰的慰謝料やそういうものとの対極にあるわけですが、慰謝料について今回入らないというのは私は残念だというふうに思っております。やはり、拡大損害について、懲罰的慰謝料...全文を見る
○福島みずほ君 磯辺参考人の方から、施行前の事案について、一段階目の判決の結果が出ているので、その判決の結果を実質的に活用してADR等で集団的に処理していただく、そのための国民生活センター等の体制整備というものを準備期間に進めていただければという参考人の発言がありました。法案が成...全文を見る
○福島みずほ君 是非、消費者庁、法案成立後、頑張ってください。よろしくお願いします。     ─────────────
12月04日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第13号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  この理事会、そして委員会における強権的な運営、地方公聴会、国民の声を聴く公聴会が、前代未聞、憲政史上初、前日に決められるという暴挙が行われました。国民の声を聴くつもりがあるのか。こんな地方公聴会、認めることはできません。強く抗議をいた...全文を見る
○福島みずほ君 総理、この強行的な、しかも世界から、国連の人権のトップから言われていることは真っ当なことですよ。それを総理として聞かなければ世界の恥になりますよ。日本が常任理事国や非常任理事国になるつもりがあるんでしょうか。第三者機関というのも、総理がチェックするなんて笑止千万、...全文を見る
○福島みずほ君 これからも国民の皆さんに説明するということは、これだけ反対があるわけですから、今国会での成立はしないということでよろしいですか。
○福島みずほ君 国民の反対の声を無視して、やるぞということじゃないですか。  総理、これはNSCと連携してとおっしゃいますが、NSCのアメリカの元高官であるモートン・ハルペリン氏も、こんな重要な法案、こんな拙速で、参議院十六時間ですよ、こんなに拙速でこんなにひどい法案はないと言...全文を見る
○福島みずほ君 全く違うんですよ。そして、ツワネ原則は有力な人たちが作った原則です。これは国連のものじゃないと総理は言った、しかし、今度は国連の人権のトップが言ったらそれは準則していると。一体何なんですか。  ツワネ原則はしっかり秘密について除外規定がない、秘密について外部から...全文を見る
○福島みずほ君 総理、文書がアメリカから出てきて、吉野文六さんがこれは私のサインだと言って、何でこれで文書がないと答弁できるんですか。  総理ですよ。総理ですよ。
○福島みずほ君 文書があって、そして証言があるにもかかわらず、密約は一切ないとうそをつく総理大臣が秘密の内容をチェックする、こんな笑止千万なことできないですよ。  これは、第三者機関などについても、法案についてやり直せ、廃案にすべきだということを申し上げ、質問を終わります。
12月05日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第14号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  この秘密保護法案は希代の悪法です。この希代の悪法を二十時間ぽっちりで成立させるなんて言語道断です。まだまだまだまだ議論することがある。検討する、検討するばかりじゃないですか。こんなの、やるやる詐欺と偽装表示以上の何物でもありません。こ...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっと……(発言する者あり)じゃ、資料、ええとですね、資料……(発言する者あり)止めてよ。
○福島みずほ君 内閣法制局に対して、内閣情報調査室は議論をしております。内閣情報調査室とは、二〇一一年九月十五日から二〇一二年十月十二日の間、四十七回審査をしております。この中身などを国会にちゃんと出すべきではないですか。  今日、資料を出しております。例えば、この中身、役所と...全文を見る
○福島みずほ君 資料配付しております。薬物についての解釈がこういう医者が適法に処方したものでも薬物だと言っております。これはこれでよろしいんですか。  続けて三つ聞きます。インターネットのことについて、システムを管理する側が安全管理措置を十分に施さなかったといった不作為により漏...全文を見る
○福島みずほ君 これは、システム管理する側が安全管理措置を十分に施さなかったと不作為により漏えいした場合も、過失により十年以下の懲役と書いてあるんですね。  私が申し上げたいのは、今日ここに示しますが、これ一か月分の役所との交渉の中身のほんの一部です。たくさん役所とやっているん...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、それと、特定秘密の保護に関する法律案の逐条案、逐条解説があります。これ、私、今日手に入れました。少し古いものですが、私は言いたい。もし、この逐条解説が早く、せめて閣議決定前、閣議決定後に国会に示されていたらこんな空転する議論しなくて済んだんですよ。なぜ、これ...全文を見る
○福島みずほ君 十月末に論点表も出せということは言っています。論点表やいろんなものが出てきたのは最近です。国会議員の皆さん、論点表も逐条解説も全部あるんですよ。なぜこれ、でも出さなかったんですか。これは重要な法案です。これが全て国会議員に手渡され、国会できちっと審議されない限りこ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、これが国会に出されていたら、出すべきだったんですよ、もっと早く。これはきちっと今後全部出して、充実した審議を行うべきだと思いますが、委員長、よろしいですね。いつまで出しますか、これ。
○福島みずほ君 森大臣、この間、教唆のことに関して私が質問をしました、独立教唆で処罰をされる。森大臣はこう答弁しました。国会議員が特定秘密の取扱者に対して、それを犯罪行為たる漏えい行為を、それを教唆するようなことを行ったということになれば、それは構成要件上は該当すると思いますと。...全文を見る
○福島みずほ君 いや、あなたの答弁、変わるんですよ。この間、私は、その写真は特定秘密かと言ったら、答弁者は秘密に当たると答えましたよ。  私が今日言いたいことは、森大臣が、特定秘密行為に、国会議員がこの漏えい行為を教唆すれば構成要件に当たると言っていることなんですよ。教唆に関し...全文を見る
○福島みずほ君 違います。この逐条解説で、教唆とは、独立教唆は教唆とは異なり、教唆行為、すなわち、人に漏えい行為等を実行する決意を生じさせるに適した行為であれば、それだけで独立犯としての教唆が成立し、教唆行為の結果として被教唆者が漏えい行為等を実行したことを要しないのみならず、実...全文を見る
○福島みずほ君 違うんですよ。  この秘密保護法案が成立したら、構成要件に従ったら該当するんですよ。今までなかったからといって、法律家でしょう、法律に書いてあったら、真摯に出せと言って、それが秘密だと分かっていたら教唆になるじゃないですか。ふざけるなと言いたいですよ。  この...全文を見る
○福島みずほ君 三十年以内に、例えば二十五年で、例えば秘密の指定期間がある。二十五年たった時点で、総理大臣が判断して協議でこの文書を廃棄するということはできますね。
○福島みずほ君 この役所とのやり取り見ていると、保存についての議論が本当にないんですね。この法律の欠陥は、何が秘密か分からないこともありますが、保存について、今の答弁どおり、二十五年たって、十年たって、五年たって、廃棄すれば永久にそれは出てこないんです。  森さん、あなたは内部...全文を見る
○福島みずほ君 これまたふざけるなと言いたいですよ。だって、密約だって秘密指定かどうか分からないと言っているんですよ。だったら、それを暴いた人間がその政府の判断で違法とならなかったら処罰されるんですよ。  この法案は欠陥があります。法律を出し直さなければ駄目です。今日、強行採決...全文を見る