福島みずほ

ふくしまみずほ

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福島みずほの2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第186回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  内閣法制局、日本国憲法下で集団的自衛権の行使は違憲で許されないということでよろしいですね。
○福島みずほ君 現状でどうですか。去年五月十四日、ここで質問したときに、違憲であり許されない。答えたのを変えるんですか。どう考えるか、答えてください。
○福島みずほ君 答えてください。日本国憲法下で許されないって今まで答弁し続けてきたでしょう。それを変えるんですか。現時点でどうか、答えてください。検討は検討でしょう。
○福島みずほ君 従来、内閣法制局はどう答弁してきましたか。
○福島みずほ君 総理、それでいいですね。
○福島みずほ君 集団的自衛権の行使は日本国憲法に違反してできないというふうに総理が答弁したということで確認したいと思います。  自民党政権は……(発言する者あり)そうでしょう。(発言する者あり)
○福島みずほ君 集団的自衛権の行使は憲法上許されないという内閣法制局の見解を、総理はそのとおりだとおっしゃいました。歴代の自民党政権は一貫して集団的自衛権の行使を否定をしております。これを変えるのであれば、政府の憲法解釈ひいては憲法規範そのものに対する国民の信頼が損なわれかねない...全文を見る
○福島みずほ君 二〇〇五年十一月四日付けの答弁書で、政府によって、憲法解釈を便宜的、意図的に変更するようなことをするとすれば、政府の憲法解釈ひいては憲法規範そのものに対する国民の信頼が損なわれかねないと考えられるところであると答弁していますが、このとおりでよろしいですね。政府の答...全文を見る
○福島みずほ君 一九八三年二月二十二日、衆議院予算委員会でこう答弁があります。内閣法制局長官、「集団的自衛権の行使を憲法上認めたいという考え方があり、それを明確にしたいということであれば、憲法改正という手段を当然とらざるを得ないと思います。したがって、そういう手段をとらない限りで...全文を見る
○福島みずほ君 国際情勢が変更しているかもしれませんが、日本国憲法は変わっていません。日本国憲法下でなぜできるんですか。
○福島みずほ君 解釈改憲ではできないということを言って、終わります。     ─────────────
○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、二〇一三年度補正予算三案について反対の立場で討論を行います。  二〇一三年度補正予算案は、初めに五・五兆円の規模ありきであり、行政改革推進会議によって無駄判定された八割が復活することに見られるように、特に緊要となった経費の支...全文を見る
02月07日第186回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  昨日、集団的自衛権の行使について御質問をいたしました。内閣法制局と総理から、集団的自衛権の行使は憲法違反であるという旨答弁をしていただきました。違憲なもの、憲法違反のものが合憲になることはありません。日本国憲法下で明文改憲をせずに集団...全文を見る
○福島みずほ君 今回の改正案は派遣会社が要望していたことをほぼ認めています。総理がそうおっしゃるんだったら、なぜ労働者団体や働く人や派遣ネットの人や様々な人がこれでは駄目だと大抗議をしているんでしょうか。  もう一度見てください。これは、今までだったら、ようやく最近の改正で、三...全文を見る
○福島みずほ君 はい。  消費税が上がりながら、なぜ介護保険給付から要支援の中で訪問介護とそれから通所介護が切り離されるんでしょうか。こんなの、今得ている人も大変ですし、将来も駄目です。介護保険の破壊は許さない、撤回するよう強く求め、質問を終わります。
02月26日第186回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。社民党を代表して、社民党の考え方を申し上げます。  まず第一に、憲法とは何か。憲法は、国を縛るもの、国を縛る鎖です。基本的人権を保障するために国家権力を縛るものが憲法です。憲法は国民を縛る鎖ではありません。今の政府が正しいと考える道徳を国...全文を見る
○福島みずほ君 憲法が無意味になる社会をつくってはなりません。憲法の理念を生かすことを社民党は全力でやってまいります。
○福島みずほ君 二度目の指名していただいたことに感謝をいたします。  二点について申し上げます。  第一点、押し付け憲法であるかどうかということが議論になっております。私は憲法審査会のずっとメンバーでもありました。先ほど佐々木委員がおっしゃってくださったように、そのときの議論...全文を見る
○福島みずほ君 憲法調査会、ごめんなさい。憲法調査会の下で日本国憲法の生い立ちや成り立ちについて随分議論いたしました。当時GHQのメンバーとして活躍をされた、御存命であったベアテ・シロタ・ゴードンさん、プールさんも来て、この憲法調査会で発言をしてくださいました。御存じ、日本の中に...全文を見る
○福島みずほ君 本日は集団的自衛権の解釈改憲について議論になっておりますので、再度私は確認というか共通認識をしていただきたく申し上げます。  自民党政権の下で質問主意書や答弁がたくさんなされております。その中身は、憲法九条についての解釈改憲は許さないというものです。私は、それは...全文を見る
03月04日第186回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  集団的自衛権についてお聞きをいたします。(資料提示)  国連発足後、集団的自衛権を行使した事例はほぼ十五個ほどと言われています。アメリカのグレナダ侵攻はちょっと違うというふうに言われていますが、こういうものがあります。ハンガリー、そ...全文を見る
○福島みずほ君 ベトナム戦争は、トンキン湾事件、北ベトナムがアメリカを攻撃したというのは捏造であったというのが、アメリカ国務省報告書によって明らかになっております。トンキン湾事件は口実だった、これに立って、ベトナム戦争の評価、もし可能であればお聞かせください。
○福島みずほ君 この国務省報告書は今インターネットでも見れますし、泥沼の戦争だったわけですね。集団的自衛権の行使の解釈改憲、総理がおっしゃるので、今までどれだけの泥沼のどれだけの戦争だったか。ベトナム戦争に日本の自衛隊は参戦をしておりません。  総理、憲法九条の効用、もし集団的...全文を見る
○福島みずほ君 集団的自衛権の行使の解釈改憲認めれば参戦することも法律上可能であった、いかがですか。
○福島みずほ君 国際法上、集団的自衛権の行使、集団的自衛権を行使すると援用したケースはこれらの戦争です。集団的自衛権の行使の解釈改憲認めるということはやはりこれらにつながる、そう思います。  総理、今の現時点でも集団的自衛権の行使は違憲です。違憲なことがなぜやれるんですか。
○福島みずほ君 ケースを判断する場合に、集団的自衛権の行使は違憲であるという政府の確定した解釈があります。どう考えても、他国防衛のために自衛隊が武力行使をすることは憲法九条から認められません。認められないことを検討しているとおっしゃるから、これは理解できないんです。  総理、集...全文を見る
○福島みずほ君 我が国が攻撃されていれば、個別的自衛権の行使ですからそれは可能です。総理が集団的自衛権を解釈で認める方向で閣議決定するとおっしゃるから、これは大問題なんですよ。戦後の自民党政治も積み上げてきたこと、誰が考えても、どの法律家が考えても、集団的自衛権の行使は違憲です。...全文を見る
○福島みずほ君 並走することが、そんなに近くて並走するのかどうかと防衛官僚なども言っています。また、アメリカのイージス艦が攻撃を受けるという事態はもう戦争に、武力行使がもう本当に行われる、さっきの十五の例じゃありませんが、もうこれは戦争が行われるわけですよ。そのときに日本が武力行...全文を見る
○福島みずほ君 アメリカの艦船が撃たれるということは、もうそれは大戦争に発展する。一回きりではなくて、日本がそういう戦争に参加するかどうかという問題です。総理今おっしゃいましたが、衆議院でも、北朝鮮の有事の際に、北朝鮮が例えば米国を攻撃したとします、その際に言わば国際社会において...全文を見る
○福島みずほ君 個別的自衛権、日本が侵略されたりやられるときに反撃する、これは理解ができます。でも、総理、この例は、北朝鮮有事の際に、北朝鮮が米国を攻撃するというときに日本が、武器弾薬を運ぶことを臨検、武力行使をすれば、朝鮮半島、朝鮮有事、朝鮮戦争に日本が参加することになるじゃな...全文を見る
○福島みずほ君 集団的自衛権の行使は、他国防衛のために武力行使をするわけで、日本のためではないじゃないですか。さっきの全ての例がそうですよ。そうだとすると、なぜそのことが解釈で認められるのか。なぜ解釈で認められるのか。できないことをできると言うから、私たちはそれは違うというふうに...全文を見る
○福島みずほ君 あります。両方、じゃ、別々にお願いします。
○福島みずほ君 自民党の安全保障基本法は何も限定をしていませんね、武力行使や様々なことについて。  総理は、まず、違憲立法にしてはならないので、国家安全保障基本法案を、解釈改憲をした後、その後国家安全保障基本法を出すという旨のことを答弁されているんです。これだと限定がないじゃな...全文を見る
○福島みずほ君 解釈で、閣議決定で、憲法違反のことを合憲にする、そのことを問題にしているわけです。  総理、憲法とは国家権力を縛るものというのでよろしいですね。
○福島みずほ君 立憲主義に立つと憲法は権力を縛るものであると。総理、憲法九十九条、憲法尊重擁護義務が規定されています。国務大臣、そして国会議員は憲法に従わなければならない、とても重要な条文です。  総理、最高権力者であるあなたこそ憲法に従わなければならない。何で違憲のことを閣議...全文を見る
○福島みずほ君 集団的自衛権の行使は違憲であるというのが戦後の確立した見解じゃないですか。違憲のことが何で合憲にできるのか。
○福島みずほ君 なぜ、集団的自衛権の行使、憲法九条は平和主義を規定しています、九条から他国防衛のために武力行使することができるというのはなぜ導かれるんですか。自民党は今までそんなことはできないと言ってきたんですよ。そして、明文改憲しなければできないと言ったんですよ。私は明文改憲に...全文を見る
○福島みずほ君 憲法を守ると言いながら違憲の決定をしようとしているから論議をしているんです。違憲のことを、今まで違憲だ、違憲だと六十何年間言ってきたことを合憲にできるんだったら、官僚制度も要らないですよ、国会も要らないですよ、裁判所も要らないですよ。勝手に合憲とやったら駄目ですよ...全文を見る
○福島みずほ君 北朝鮮有事の際に、北朝鮮とアメリカが、アメリカを攻撃している場合に日本が武器弾薬について臨検して武力行使をするということになれば、そこで日本も参戦していくということになりますよね。
○福島みずほ君 臨検だけではなくて、安保法制懇で議論しているとすれば、武力行使も可能かどうかというのを議論しているんじゃないですか。武力行使するということはすごいことですよ。ここでアメリカと北朝鮮で攻撃をやっているときに日本がそこで武力行使をすれば、日本が当事国として参戦していく...全文を見る
○福島みずほ君 総理が衆議院の予算委員会で、北朝鮮有事の際に北朝鮮が例えば米国を攻撃したとしますと、そこで、北朝鮮に向かって武器弾薬が運ばれているときに、我々は阻止をする、その輸送を阻止をできる状況なのに阻止しなくていいのかどうかという議論になっているわけですとありますが、これは...全文を見る
○福島みずほ君 違憲のものは違憲じゃないですか。だから、それをやると言うので分からないんですよ。  それから、総理、日米安保条約があるのは事実です。それがあるのは事実です。でも、日本は憲法九条があるから、イラク特措法、テロ特措法のときも、イラク特措法のときも小泉総理は、非戦闘地...全文を見る
03月10日第186回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  二〇一一年三月十一日あるいはそれ以降亡くなられた皆さんに心から追悼の思いを表し、また、被害に遭われた全ての皆さんに心からお見舞いを申し上げます。  二〇一一年三月十一日に時計が止まってしまった、ふるさとには帰れない、全てを失ってしま...全文を見る
○福島みずほ君 納得できなければ再稼働できないということであれば、避難計画の実効性や問題は指摘されるんですか。
○福島みずほ君 福島原発事故の事故原因は究明をされておりません。にもかかわらず規制庁は、これは安全基準ではないと、規制の一つの基準にしかすぎないとおっしゃっていますが、その基準そのものも問題ですが、今日は防災計画についてとりわけお聞きします。  自治体がやるんだと、自治体が防災...全文を見る
○福島みずほ君 結局、自治体任せなんですよ。自治体任せ。でも、福島東電原発事故は、自治体任せに避難やったらもうめちゃくちゃになってしまった。全然手が届かない。バスは来ない、待っていても来ない。これがまさに起きたわけです。にもかかわらず、防災計画は自治体がやると、国はそれを支援する...全文を見る
○福島みずほ君 平成二十四年の防災計画の修正案では、複合災害も念頭に置けと書いてあります。  しかし、実際、避難計画、これはほんの一部です、各自治体の避難計画を読みました。入っている、複合災害を念頭に置くと一行書いてあるところもあるけれども、入っていない自治体が圧倒的に多いです...全文を見る
○福島みずほ君 避難計画の中にどれだけ地震があり、どれだけ津波があり、どれだけになるのかというシミュレーションはされてないですよ。見てくださいよ。  茨城県では、というか、避難計画は今四割ぐらいしか作られていません。作れないんですよ。さっきもありましたが、共同通信社、自治体のア...全文を見る
○福島みずほ君 まだ出ていないんですよね。いろんなところが出ていないんですよ。出せないんですよ。  それで、防災訓練という話がありました。お手元の資料にそれぞれ防災訓練をした例が載っています。でも、参加者、やっていないところもありますし、少ないんですね。宮城県三十人、静岡県百七...全文を見る
○福島みずほ君 天候は良好だったけれども、しけで船が出なかったんですよ。防災訓練になるんですか。どこも厳しい環境のところに原発は建っています。どうやって逃げるのか。そういうことが、いや、中止になりましたって、そういう状況で。  その報告書、私は各自治体が行った防災の訓練の報告書...全文を見る
○福島みずほ君 いや、どういう訓練でしたかといったら分かりませんと、半年後に報告書が出る予定ですということで、防災計画も、避難計画も、防災訓練も自治体任せじゃないですか。聞いたって分からないんですよ。報告書が出るのが半年後で、そんな状況で原発再稼働なんてできないですよ。  ちょ...全文を見る
○福島みずほ君 九州の原発三十キロ圏内には、病院や福祉施設四百五十か所、一万七千人います。島根原発は松江市の県庁所在地にありますから、すぐ近くに、本当に目と鼻の先に老人施設があります。どうやるんですか。さっきも言ったように、いや、しばらくそこにとどまってもらって屋内退避という話を...全文を見る
○福島みずほ君 だから、病院やいろんなところはコンクリートでフィルター付けるからいなさいよということなんですが、福島原発事故のように建屋がぶっ壊れるようなすさまじい核事故の場合に残っておれなんて言えないですよ。それは、その病気の人だけではなくて介護している人もいるわけじゃないです...全文を見る
○福島みずほ君 いや、自治体の同意が必要だったら、だって、防災計画と避難計画義務付けられて、多大なる精神的、財政的、経済的、社会的負担をその自治体は持つんですよ。にもかかわらず、その同意は取らないというのはおかしいですよ。大間原発見て、フェリーで函館に渡ったら、函館から大間原発見...全文を見る
03月11日第186回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は三月十一日、亡くなられた皆さんに心から追悼の思いを表し、そして遺族の皆さん、被害に遭った皆さんに心からお見舞いを申し上げます。また、震災復興、そして支援、救援、脱原発に向けて全力を挙げるということを国民の皆さんにお誓いを申し上げ...全文を見る
○福島みずほ君 現在、十二都道府県で総量何トンありますか。
○福島みずほ君 指定廃棄物の処理について、五県の処分場の今の現在の状況を教えてください。
○福島みずほ君 茨城県の高萩、そして栃木県の矢板の現場に行きました。いずれも水が豊かで、矢板はダムの近くです。これは一応白紙撤回されたと言われておりますが、もし分かるのであれば、茨城、栃木、千葉の状況について教えてください。
○福島みずほ君 これは最終処分場ということで、地元がすごく憂慮するのは理解ができます。どのような方法で最終処分場とするんでしょうか。
○福島みずほ君 矢板はダムの近くであり、高萩も大変水の豊かなところと近いんです。適切なんでしょうか。
○福島みずほ君 これ最終処分場なんですよね。コンクリート二重にして土のうで入れる。コンクリートってどれぐらいもつんですか。
○福島みずほ君 八千ベクレル以上ですから、一キロ、全部で今十一億ベクレル以上のものがあるわけです。そして、セシウム137は半減期が三十年ですから、九十年で八分の一にしかなりません。コンクリートの耐久年数を百年として、放射性物質のその核種の害は残ってるじゃないですか。百年しかもたな...全文を見る
○福島みずほ君 十一億ベクレル以上あるので、今、百年で十六分の一ですが、コンクリートが駄目になったら漏れるわけですよ、必ず漏れる。コンクリートはそんなもたない。百年たって十六分の一だったら、コンクリートにひび割れがあったら漏れるじゃないですか。  結局、原発事故があって、こうい...全文を見る
○福島みずほ君 福島原発には詰めていないんですね。
○福島みずほ君 経済産業省。
○福島みずほ君 規制庁は自ら汚染水収束作業の指揮監督をしているわけではないと聞いています。また、規制庁自ら汚染水漏れの原因究明に乗り出す予定はないと聞いておりますが、そのとおりでしょうか。
○福島みずほ君 規制庁自ら汚染水の収束作業の指揮監督をしているわけではないということはありますか。また、汚染水漏れの原因究明に直接乗り出して、あるいは報告書を出す、あるいは担当するということはあるんでしょうか。
○福島みずほ君 新規制基準の中に汚染水処理は入っていますか。
○福島みずほ君 汚染水対策という項目にはなっているんですか、どうなっているんですか。
○福島みずほ君 福島原発にしろ、柏崎刈羽にしろ、水との闘いだったわけですよね、建設するときも。新規制基準は、では何か変わったんですか、今までの古いものと。それを教えてください。
○福島みずほ君 汚染水対策は、大飯原発ではシルトフェンス、伊方原発では土のうとなっていますが、これで拡散を防ぐことができるんでしょうか。
○福島みずほ君 汚染水対策もそのとおりですが、福島のような汚染水対策は新規制基準の中に入っていないんです。これも重要なことだと思います。  次に、集団的自衛権についてお聞きします。二〇一三年五月十四日のこの参議院予算委員会における私の質問に対する山本前内閣法制局長官の答弁につい...全文を見る
○福島みずほ君 あなたの前任者の答弁ですが、これでよろしいですね。
○福島みずほ君 後半、余計なんじゃないですか。
○福島みずほ君 出る前にあなたは解釈する、あるいは様々なところで解釈改憲について前向きという答弁しているのは、これは何なんですか。
○福島みずほ君 内閣法制局の使命について答えてください。
○福島みずほ君 内閣法制局は憲法の番人であり、法の番人ということでよろしいですか。
○福島みずほ君 内閣法制局は今まで、それは憲法違反だとか法律はこうだと、閣議決定する閣法について憲法に合致するかどうか判断してきたことの使命についてはどう考えますか。
○福島みずほ君 憲法の番人、違憲であることについては、はっきり意見を述べるという使命があるということでよろしいですか。
○福島みずほ君 二〇一四年二月二十日の衆議院予算委員会における集団的自衛権の解釈変更に関する柿沢未途委員の質問に対する安倍総理の答弁を読んでください。
○福島みずほ君 この総理の見解についてどう思われますか。
○福島みずほ君 この総理の答弁、すごいものなんですよ。国家安全保障基本法を違憲としないために憲法解釈変えて合憲にして出すと言っているんですよ。邪道じゃないですか。逆さまじゃないですか。違憲の法律を出さない、それが当たり前のことです。でも、これを違憲としてはならないから、解釈を変え...全文を見る
○福島みずほ君 答弁は、総理の答弁は違うじゃないですか。国家安全保障基本法を違憲にしてはいけない、合憲にしなくちゃいけないから解釈で変えるんだと。解釈改憲してから合憲の法律出すと言っているじゃないですか。
○福島みずほ君 はい。安保法制懇の後やるってないですよ。この答弁は、国家安全保障基本法を合憲にするためにと言っているじゃないですか。
○福島みずほ君 内閣として、あなたは新聞のインタビュー、内閣として見解を示すときの最高責任者は誰なんですか、法制局長官ではなく首相だというのは当たり前じゃないですかと言っている。総理と一体なんですよ。総理のことをそんたくしちゃ駄目なんですよ。それをやったら内閣法制局の立場がないじ...全文を見る
03月13日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。よろしくお願いします。  ネオニコチノイド農薬、農薬の基準緩和についてお聞きをいたします。  EUがネオニコチノイド農薬の三成分、チアメトキサム、イミダクロプリド、クロチアニジンを昨年末から一時使用を禁止している状況で、なぜ日本では使用...全文を見る
○福島みずほ君 でも、ヨーロッパは使用禁止しているわけですよね。日本は、農水省が二〇一六年まで調査を行うとして、現在、結論が出ていない状況です。だとすれば、予防原則、これは調査の間使用を若干制限するとか、そういうことをやるべきではないですか。
○福島みずほ君 社民党は、本部で蜜蜂の栽培に無料開放していたことがあって、蜜蜂が受粉だとか様々なことを、自然体系の中ですごく大きな役割を果たすというのをすごく学んだんですね。でも、その蜜蜂が、だから神経系統を壊す農薬なので、巣に戻れなくなるというのももちろんあって、ヨーロッパでも...全文を見る
○福島みずほ君 今検討しているところですよね。この残留基準の毒性評価を行う場合、発達毒性の評価根拠は二〇〇〇年時点の情報であると理解をしています。その後、新たな知見、二〇一二年の田中論文などが報告されていて、残留引上げの手続を進めるということも問題だと思いますが、この点については...全文を見る
○福島みずほ君 だから、今調査をしたり検討をしているところなわけですよね。だとしたら、問題があると、これサリドマイドじゃないけれども、ヨーロッパやいろんなところで問題があるという指摘があるんだったら、日本はそれをやはりきちっとやるべきじゃないか、後手後手に回ってひどい結果になると...全文を見る
○福島みずほ君 消費者庁に事故情報が通報されるんだったら、それはもうすさまじい状況ですよ、本当に。そういうのではなく、他の国、とりわけEUに比べて農薬の基準がとても甘いというか高いにもかかわらず、今回規制を緩和する。ネオニコチノイドに関してももちろんそうだし、ヨーロッパでは危ない...全文を見る
○福島みずほ君 私は消費者担当大臣のときにEUのブリュッセルに行って、消費者担当大臣、日本でもEUでもお会いをしました。やはり、遺伝子組換え食品もそうですが、食品、農薬などについてもやっぱり厳しいですよね。というか、日本がすごく甘いのかもしれません。  私は、やはり今回、放射性...全文を見る
○福島みずほ君 いや、これについてはきちっと、厚労省、農水省、もっと踏み込んで調べてください。  それから、農薬の基準の規制緩和、ホウレンソウだと三ppmから四〇ppmになるんじゃないかと言われていますが、これだけ化学物質があふれ返っていて、子供たちのアトピーなども増えている中...全文を見る
○福島みずほ君 日本脳炎、四種混合、不活化ポリオなどのワクチンにおける発生率と比較して何倍に当たりますか。
○福島みずほ君 不活化ポリオの七・一倍ということでよろしいですね。
○福島みずほ君 厚生労働省はこの積極接種推奨を差し控えましたが、副反応の懸念は解消されていないと思います。たくさんの被害者の皆さんに、というか、いろんな女の子、お母さんにも会いましたけれども、やっぱりこれ非常に重篤な結果になっていると。  そもそもこのワクチンについては、この委...全文を見る
○福島みずほ君 エビデンスがないということと、それからほかのワクチンに比べても副反応の率が非常に高いと。大丈夫かもしれないけれども、例えば、自分の娘がそれで物すごく重篤な状態になってしまった、元気だった女の子が車椅子になっちゃったというふうになってしまったら、本当に心配というか、...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、副反応の、なっていらっしゃる人の数が余りに多いし、それが重篤なので、私自身は一応中止するか、少なくとも推奨再開はあり得ないというふうに考えております。是非被害者の皆さんの声も聞いてください。  次に、郵便局で働く人たちの労働条件についてお聞きをします。 ...全文を見る
○福島みずほ君 でも、正規労働者、非正規労働者の数が、二〇一三年十月一日時点で正社員が二十二万四千二百九十九人、非正規労働者は十九万六千二百四十人で、非正規雇用率は四六・七%。年収についてもすごく格差があり、また年休や、それから年末から勤務手当の日額手当の、つまりそういうものもな...全文を見る
○福島みずほ君 三分の一なんですよね。やっぱり同じような仕事をしていて、すごく労働条件が悪いと。これはやっぱり正社員化というのをきちっと進めて、地域にとって郵便必要ですから、それは本当に正社員化へ向けてよろしくお願いします。  それと、ILO条約・勧告、いや、それはちょっとカッ...全文を見る
○福島みずほ君 これは全員の名前と金額を明らかにしてくださいね。二十四人顧問要るのだろうか。非正規雇用で三分の一じゃないですか、年収が。これは改善をすべきだと思います。  今日、ハローワークについて、ハローワークも、お手元に資料を配っておりますが、非正規雇用の人の数が多い、そし...全文を見る
○福島みずほ君 郵便局で働く人とハローワークで働く人、この人たちの非正規雇用の労働条件の悪さは改善すべきだし、正社員化、それぞれ頑張ってよろしくお願いしますということを申し上げ、質問を終わります。
03月13日第186回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、お二人の公述人、本当に示唆に富むお話ありがとうございます。  まず初めに、女性の活用について原田公述人にお聞きをいたします。  今日は、女性の活用がキーポイントだということで話をしていただいて意を強くしたところです。ただ、...全文を見る
○福島みずほ君 では次に、今日のお話で社会保障を削るしかないというのには、でも、消費税って社会保障のためにと言われて、社会保障費を削ると言われるとやっぱり国民はショックを受けるかなと思ったんですが、もう一つ、公共事業の評価について是非御教示ください。  大規模公共事業をとにかく...全文を見る
○福島みずほ君 予算の概念整理の問題点のペーパーで国債費の中における利払い費と債務償還費についての記述があります。  利払い費が今十兆円という極めて大きくて、私は日本の財政の圧迫は、一つは国債の利払い費の多額のことにもあるんじゃないかと実は個人的には思っているんですが、これ何と...全文を見る
○福島みずほ君 永濱公述人にお聞きをいたします。  解雇しやすいというか、そしてその失業対策をやるというのもお考えなんですが、今、日本は解雇が世界の中でしやすい国かというと、そうではないと。それから、解雇しやすい法制度に変えると、正社員は解雇されまいとして非常に長時間労働でもパ...全文を見る
○福島みずほ君 今はやはり余り景気が実は良くないというふうにも思うんですね。ですから、安倍総理の世界で一番企業がビジネスをしやすい国というのは、事、企業の側から立てばいいんですが、それで一歩間違えると、世界で一番労働者がひどい目に遭う国になっちゃうんじゃないかと思ったりもするんで...全文を見る
○福島みずほ君 日本の景気良くしたい、国民の生活良くしたいというのは、本当に政治家、党は違っても思っていることだと思うんですね。どうしたら良くなりますか。それぞれ原田さんと永濱さん、一分ずつ教えてください。
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。    〔理事北川イッセイ君退席、委員長着席〕
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は両公述人、本当にありがとうございます。  先ほど西公述人が、ベトナム戦争、イラク戦争にも参加をし得たというふうに、集団的自衛権の行使を認めればという旨発言されたようにも思ったんですが、憲法九条は、一体何を禁止している、何ができ...全文を見る
○福島みずほ君 今、侵略戦争は禁止されています。どこの国もできない、侵略戦争はできないということになっているので、ですから、さっき出ている十何件の集団的自衛権の行使を援用したケース、ソビエトのアフガン侵攻やアメリカのベトナム戦争、ニカラグアへの侵攻、全て集団的自衛権の行使、実は私...全文を見る
○福島みずほ君 集団的自衛権の行使ができるとすれば、ベトナム戦争にもイラク戦争にも日本は参加、参戦し得たわけです。つまり、今、阪田公述人おっしゃったように、集団的自衛権の行使を憲法九条は制限している。ですから、これを解釈でできるとすることは、憲法九条を削除するもの、無意味にするも...全文を見る
○福島みずほ君 集団的自衛権の行使は違憲である、これは今の時点における政権も戦後の自民党政治も、そして様々な人たちも集団的自衛権の行使はできないということで、これで日本の戦後政治をやってきました。これを変えるというのはやっぱり九条を無力化するもので、私は、安保法制懇の議論も、違憲...全文を見る
○福島みずほ君 私は明文改憲に反対ですが、憲法があって九条があるにもかかわらず、それを閣議決定のみによって無効、無力化する、これはもう日本国憲法殺人事件だと私は思っているんですね。  閣議決定のみで今まで違憲とされたことを、しかもこれは、ちょっと簡単なことではなくて、私たちは、...全文を見る
○福島みずほ君 この集団的自衛権の行使は、単に安全保障の問題だけではなく、憲法、私たちが立憲主義の下で政治をやるかどうかという、本当に根本的なことが問われているというふうに思っております。  ベトナム戦争やイラク戦争に日本は参戦しなくて本当によかったというふうに思っています。若...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、立憲主義の観点から解釈改憲が認められないという点では、私は本当にそのとおりだというふうに思っております。  憲法尊重擁護義務を持っている総理大臣を始め、今の安倍内閣が閣議決定で決めるということについて、改めてもう一回御教示ください。
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、両公述人、本当にありがとうございます。  まず、結城公述人にお聞きをいたします。  社会保障プログラム法の評価についてお聞かせください。
○福島みずほ君 その理由は何でしょうか。
○福島みずほ君 では次に、生活保護法改正の評価をお聞かせください。  先ほど、自助、公助、共助と重要なものがあるとおっしゃって、生活保護法の改正法は自助の強調になっていると思いますが、いかがでしょうか。結城公述人に。
○福島みずほ君 今日も介護保険の改正をめぐってそれぞれ両公述人から御意見をお聞かせ願っていますが、私は特養に入る条件等も問題だと思うんですが、やはり要支援の訪問サービスと通所サービスを地域移管する、介護保険給付から外すと。いや、もちろん地域が元気にということにもなるかもしれません...全文を見る
○福島みずほ君 また、厚労委員会で議論するときにもまたいろいろ教えてください。  今日は、山崎公述人、それから結城公述人、両方から、社会保障の在り方だけでなくて、雇用や様々な点についても言及があり、実は大変意を強くいたしました。  山崎公述人は、女性の労働力率を高め、不本意な...全文を見る
○福島みずほ君 もうおっしゃるとおりで、にもかかわらず、労働法制の規制緩和の方向に今行っているので、だとすると、社会保障を立て直そうとせっかく議論をしても、雇用が壊れれば何か元も子もないというか、という状況が起きるのではないかと思うので、是非、雇用の点でもまた発言やいろんなものを...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、住民票も会計が別であれば夫婦でも別世帯にできるわけですし、世帯と個人というのをどう考えるのか実はよく分からない。あるいは、DVなどのケースは同じ世帯でも実は世帯と考えない方がいい例も、極端かもしれませんが、そういう例も少なくはないので、結構ここは重要なポイン...全文を見る
○福島みずほ君 また、その辺も、現状も含めてまた教えてください。  結城公述人の論点、エコノミストに書いてあるので、ジニ係数では測れない貧困や現在の問題があるというのが、実は社会保障を考える上で非常に重要なポイントではないかと実は思っております。そのことについて、最後、御教示く...全文を見る
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
03月14日第186回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、復興特別税についてお聞きをいたします。(資料提示)  フリップを作りましたが、東日本大震災からの復旧復興目的で、復興特別法人税と復興特別所得税が課せられております。復興特別法人税は、二〇一四年までの三年間の予定でしたが、...全文を見る
○福島みずほ君 ベアも大事です。でも、個人の需要を拡大するのであれば、所得税を二・一%加算して二十五年間やるのを見直せばいいじゃないですか。国民の懐を暖かくするんだったらこっちも考える。私は両方とも二十五年か、両方とも三年だったら分かるんです。それが一方は二年で、一方は二十五年、...全文を見る
○福島みずほ君 所得税に二・一%、二十五年間掛かるということは賃下げのようなものですよね。消費税が三%上がる、これもやっぱり賃下げというか、要するに収入が、可処分所得が減るわけですから、これはやっぱり見直すべきだと、考え直すべきだと思います。  次に、雇用、派遣労働についてお聞...全文を見る
○福島みずほ君 総理、全く私の質問に答えていないですよ。キャリアアップだどうのこうのというのは前も答弁されました。しかし、それでは非正規雇用のままなんです。  今の派遣労働法は、三年私が派遣で働いたら正社員の道があるんですよ。しかし、これからは人を入れ替えれば三年置きに人を雇い...全文を見る
○福島みずほ君 イラク戦争で自衛隊が武力行使をしなかった、できなかったのは、憲法九条があるからです。  憲法九条は海外での武力行使を禁止しています。他国防衛のために武力行使はできない。ですから、他国の領土に行こうがどうかは別にしても、日本国憲法九条がとにかく禁止している最大のこ...全文を見る
○福島みずほ君 小松さんは、国家安全保障基本法を総理は出さないと思いますよとおっしゃったんです。おかしいじゃないですか。総理がまだ決めていない、今日の答弁でも出すか出さないか議論すると言っているのに、何で長官が先回りして総理は国家安全保障基本法を出さないということを言えるんですか...全文を見る
○福島みずほ君 国家安全保障基本法を出さないなんて余計なことを言う。こんな法制局長官、辞めさせるべきだと申し上げ、私の質問を終わります。
03月17日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  質問通告していないんですが、私も一問。  肝炎のこの間集会に行きまして、肝硬変、肝がんに対する助成について強い要望を受けました。これは御存じ、この委員会で全会一致で請願が採択をされております。大臣、ちょっと前向きに答弁よろしくお願い...全文を見る
○福島みずほ君 請願が全会一致で採択されているということも踏まえて、検討ということですが、早い段階で前向きの回答が出るように、是非よろしくお願いします。  雇用についてお聞きをいたします。  今年一月現在、非正規の職員・従業員数は、前年同月比百三十三万人増の千九百五十六万人、...全文を見る
○福島みずほ君 均衡待遇の実現はいいんですが、非正規雇用が増えていくことに歯止めが全く掛かっていない。新卒の四割が非正規雇用です。これは、厚労省としてもやっぱりこれに対応できていないし、国会の中でも、これ私たちにも跳ね返ってくる問題で、ここまで雇用を劣化させて非正規雇用を拡大した...全文を見る
○福島みずほ君 幾らキャリアアップしても派遣のままじゃないですか。大臣、直接雇用と間接雇用はどちらがよりディーセントワークですか。
○福島みずほ君 誰が考えても、直接雇用と間接雇用は、直接雇用の方がよりディーセントワークですよ。だから、派遣労働者は常用代替にしないという、極めて例外的な場合に認めるという建前を今でも取っているわけじゃないですか。常用代替防止ということで、大臣、よろしいですね。
○福島みずほ君 厚生労働大臣が直接雇用と間接雇用とどっちもどっちだなんて言っちゃ駄目ですよ。誰が考えても直接雇用の方がいいんですよ。だから、派遣労働者は常用代替防止、一時的、臨時的なものに限るとしてスタートしたんですよ。  だけど、今度の改正案は噴飯ものですよ。だって、私が派遣...全文を見る
○福島みずほ君 そこで、なぜ厚労省は、三年たったら例えば正社員になるような道をもっと保障するとか、そういう労働法制に踏み込まないんですか。今日の質問は、何でこんなに非正規労働者が増えていて、労働条件が良くないかという議論じゃないですか。さっき大臣は、三年たったら権利としてみなしが...全文を見る
○福島みずほ君 経済環境ではなくて雇用の労働法制の話をしているんですよ。だって、大企業ほど非正規雇用が増えているわけですし、こんなに雇用を壊して、やっぱりこれは厚労省と国会の敗北ですよ、うまくいっていないんだから。  今回の派遣法が問題なのは、確かに派遣の割合は少ないです。しか...全文を見る
○福島みずほ君 怒られるんじゃないかとおっしゃったけど、本当に怒っているんです。  というのは、今おっしゃった安定措置って無力なんですよ。別のところに行ってください、労働組合の意見を聞きます、これ、聞くだけじゃないですか。労働組合などの意見を聞く、労働組合がなければ従業員の団体...全文を見る
○福島みずほ君 はい、分かりました。  人件費労働分配率の中に理事長や役員やそういう報酬が実は入っていて、現場のヘルパーさんの給料はやっぱり抑えられているのではないかと思い、ヘルパーさん、ホームヘルパーの人件費配分比率、これを今から決めるのは難しいでしょうが、是非、情報公開して...全文を見る
03月18日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は表示についてお聞きをいたします。  食品衛生法に基づく表示基準は、原則として、製造所の所在地及び製造者の氏名の表示を義務付けています。例外的に、表示面積が小さいことによって表示できない場合は、あらかじめ消費者庁長官に届け出た製...全文を見る
○福島みずほ君 これはやっぱり原則に戻すべきだと思います。テレビで報道があっても分からない、番号ですから。とすると、やはり、ああ、これはそうだとか、それが分かるように、義務化の前にも、製造所固有記号と製造所の所在地、製造者の氏名の一覧表をPDF化して消費者庁のホームページに載せる...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、この六条の事案や五十四条に基づくものについては、例えば「有毒な、若しくは有害な物質が含まれ、若しくは付着し、又はこれらの疑いがあるもの。」など、やっぱり有害なわけですね。  私は、今回の件でも回収についてのルールが明確ではない、回収命令を出すことができる...全文を見る
○福島みずほ君 シュンギクの方は回収命令が出ているんですよね。マルハニチロの場合はそうではない、自主回収に任せたということで、このルールの明確化、あるいは、ねばならないという方に向けて是非検討してくださるようお願いします。  加工品の原料原産地表示についてお聞きをします。  ...全文を見る
○福島みずほ君 今、消費者にとって分かりやすくなるようにということで、やっぱり消費者の皆さんは、加工品であっても、これはどこの原産地なんだろうというのは知りたいので、是非拡充してくださるようお願いします。  A国産の煎りゴマとB国産のちりめんじゃこをそれぞれの国から輸入し日本国...全文を見る
03月19日第186回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、主な国民負担増についてお聞きをいたします。(資料提示)  賃金は下がっています。二〇一四年一月の一人当たり現金給与総額は前年同月比〇・二%減、賃金は下がっています。消費税はもうすぐ、四月より消費税率八%。復興特別所得税、...全文を見る
○福島みずほ君 賃金が一番重要なんですよ。だって、アルバイト、非正規雇用の人たち、賞与をもらっていない人が多いですから、賃金が上がっていない、これが重要です。賃金が上がっていないのに消費税を上げるから要件がないと私たちは怒って、撤回せよと言っているわけです。  また、介護保険に...全文を見る
○福島みずほ君 この予算委員会の中で、火山の予知というのはなかなか難しいということを専門家もおっしゃっています。改めて活断層の調査、それから火砕流の存在、それから降灰についての影響、これをきちっと原子力規制委員会が慎重に判断してくださるよう強く求めます。  避難計画ですが、現地...全文を見る
○福島みずほ君 避難計画の実効性を判断するところがないんですよ。これは、しっかり原子力規制委員会としても、委員長としても、避難計画の実効性がなければ原発を動かすことはできないというふうにすべきです。どこも避難計画不十分ですよ。実効性ないんですよ。  総理、これは、原発再稼働して...全文を見る
○福島みずほ君 総理は全く答えていないんですよ。  私の質問、違憲なことがなぜ合憲になるのかという質問に、必要だからというのでは全く答えになっていません。違憲なものは違憲じゃないですか。憲法九条が集団的自衛権の行使を禁じている。総理のことで、必要がある、必要がある、必要がある、...全文を見る
03月20日第186回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  犬猫殺処分についてお聞きをいたします。  犬猫の殺処分ゼロを目指す自治体の取組について教えてください。
○福島みずほ君 長野、熊本、仙台など非常に取り組んでいる。でも、自治体によって実にばらばらなんですね。  環境省は、犬猫の殺処分を少なくするために今までどのような努力をされてこられたでしょうか。
○福島みずほ君 ドイツは殺処分ゼロを目指して実現したとも報道されています。自治体が努力をしているんですが、是非、環境省がこれからやはり音頭を取る、あるいは表彰する、事例を紹介する、あるいは法律改正する、是非、今検討中だということですが、大臣、意気込みを語ってください。
○福島みずほ君 次に、カジノ問題についてお聞きをします。  カジノ問題についての政府の見解を教えてください。
○福島みずほ君 自治体が行う競馬、競輪はなぜ賭博罪に、賭博開帳罪、ならないんでしょうか。
○福島みずほ君 公営で公益性ということが理由立て、三十五条で正当行為、違法性阻却されるわけです。  カジノは完全民営です。民営で正当行為として違法性阻却されるんでしょうか。
○福島みずほ君 公営であれば、公益性で収益は全部住民のために使われる、しかし、民営であれば、慈善事業でなく金もうけですから、公益性があり正当行為と言えるんでしょうか。
○福島みずほ君 正当行為として違法性阻却できないですよ、公益性と言えないですもん。金もうけでラスベガスの外資がやってくる。金もうけが公益性があるという、賭博開帳図利罪を違法性阻却することはできないというふうに考えます。  カジノによってどのような問題が生ずると、官房長官、そして...全文を見る
○福島みずほ君 自殺担当大臣でもいらっしゃるので、自殺や失業といった問題も起きると思います。  あれっ、法務大臣、まだですよね。
○福島みずほ君 負の部分が大変大きいです。  それで、構造改革特区制度を利用した導入は認められるんでしょうか。
○福島みずほ君 構造改革特区制度を活用したカジノの導入は認められないと答弁書で出ております。刑法を地域で個別的にすることはできない。これを、ですから、できないとされてきたわけですが、これは、国家戦略特区においてカジノは認められるんでしょうか。今までの政府の答弁との整合性が問題にな...全文を見る
○福島みずほ君 構造改革特区制度を活用したカジノはできないと、刑法犯を……
○福島みずほ君 個別の地域によって抜くことはできないと、小泉政権下あるいは答弁書で出ております。この観点から、国家戦略特区で認めることはできないということを強く申し上げ、質問を終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  ベトナムへの原発輸出についてお聞きします。  この原発建設のため、国税約二十五億円掛け、日本原電が敷地の地質調査、津波評価、環境と住民への影響などを調査しております。その調査報告書、事業報告書は公開されていますか。
○福島みずほ君 二十億円分の報告書本体は開示されず、追加五億円分の報告書も内容がほとんど黒塗りで判別できませんでした。経産省はこの報告書を持っていますか。
○福島みずほ君 それ、全部公開してください。どうですか。
○福島みずほ君 補助金であっても国税が使われている以上、報告書を開示すべきではないですか。
○福島みずほ君 補助事業について全面開示してください。両方。
○福島みずほ君 私がいただいたのは、真っ黒い部分ばかりで全然中身が分からないんですよ。  確認ですが、二十一年度のは全面開示ですか、では。
○福島みずほ君 それ、いただいたんですが、真っ黒いのが多くてよく分からなかったんですね。  二十五億円分の報告書本体は開示されていますか。
○福島みずほ君 二十一年度と二十三年度は、じゃ、全面開示しているということですか。
○福島みずほ君 いただいているものがほとんど黒くて中身がよく分からないんですよ。  つまり、日本原電がベトナムにおいてどういうことをやったのかということが実際分からないんですよ。これは税金を使っていますから、きちっと明らかにしてください。でなければ、本当に安全な原発を輸出してい...全文を見る
○福島みずほ君 何の委託をし、何の調査をしているかは分かっていますよ。それが中身がよく分からないから質問しているんです。  開示しているとおっしゃるんでしたら、全面開示、ほとんど開示ということでよろしいですね。大臣。
○福島みずほ君 補助金の使われ方、果たして津波調査や地質調査が妥当かどうか国民としても知る必要がある。これ、もらった資料、真っ黒ですよ。こんなの冗談じゃないと思います。ちゃんとやっているのか、地質調査をというふうに思います。  トルコの原発建設には十一億二千万円掛けて建設予定地...全文を見る
○福島みずほ君 日本原電は、原子力規制委員会が敦賀原発下の破砕帯は活断層であると断定しても、活断層ではないと言い張る電力会社です。輸出先の調査をする資格があるんでしょうか。
○福島みずほ君 外部有識者の名前を明らかにしてくれと言っても個人情報を盾に明らかにしないんですよ。日本原電が何で選ばれたんですか。
○福島みずほ君 誰に地質調査を頼むかの外部有識者の名前が何で黒塗りなんですか。明らかにしてくださいよ。
○福島みずほ君 原発はかつてすさまじい秘密主義でした。外部有識者の名前すら明らかにできないなんて全くおかしいですよ。  トルコの原発輸出については、トルコの地元市長も原発反対です。世界で一番、というか福島原発の事故を踏まえた教訓というのであれば、原発は万一の事故で大変なことにな...全文を見る
○福島みずほ君 汚染水の対策もできていない日本が原発輸出する、その地層評価を日本原電にやらせる、それも情報公開が極めて不十分、倫理的に極めて問題だと思います。  小松長官、この予算委員会で三月十一日の答弁該当箇所、私が頼んでいる部分を読んでください。
○福島みずほ君 外交防衛委員会における三月十三日の福山さんの質問に対して、何でこういうことを言ったのかというところで答弁している中身を読んでください。
○福島みずほ君 あなたは三月十三日の外交防衛委員会で、たまたま病床でNHKの放送を見ておりましたので、これが念頭にありまして御答弁申し上げた次第でございますと答弁していますね。
○福島みずほ君 議事録の中で、福山さんに聞かれてそう答えているんです。今日の答弁とも違うじゃないですか。今日の答弁とも違う。  結局、総理は私の質問に対して、国家安全保障基本法案を提出するかどうか決めていないと言っている。あなたは提出しないとはっきり言っているじゃないですか。
○福島みずほ君 複数の法律案を国会に提出する考えだ、国家安全保障基本法を国会に提出するつもりはないと。これは出過ぎていますよ。与党も怒るべきですよ。これは役人として言うべきことではないことを言っていて、内閣法制局長官として不適任だということを申し上げ、質問を終わります。
○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、二〇一四年度政府予算三案に対し反対、日本維新の会提出の修正案にも反対の立場から討論を行います。  政府は、経済再生、デフレ脱却と財政健全化を目指す予算としていますが、その実態は企業優遇、国民生活破壊の予算であることから、社民党...全文を見る
03月25日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず冒頭、原爆症認定について一言お聞きします。  大阪地裁は、三月二十日、原告である被爆者四人に対し原爆症と認め、国が敗訴をいたしました。この判決の中で、司法は昨年十二月に国が策定した新基準よりも広い範囲で原爆症認定を行っており、国...全文を見る
○福島みずほ君 国は敗訴続きなんですよね。ですから、これ、しっかり、新基準というか、抜本的に見直すべきだということを強く要請をいたします。  まず、教育訓練給付制度の成果確認をお聞きします。  これまで教育訓練としてどのような講座を実施し、どれだけの受講生が講座修了し、資格取...全文を見る
○福島みずほ君 データは取っていないんですよ。データは取っていない。誰がどれだけ資格取得して、どれだけ就職に結び付いたか、データは取っていないということで改めてよろしいですね。取っていないと言ってくだされば結構です。
○福島みずほ君 お金を出しながら、税金を使いながら、どういう成果が出たかというデータは取っていないんですよ。これを今回、莫大なお金を、これにお金を新たに予算として付けて、そのフィードバックをやらないといったら、どこに問題があって、どんな効果があってどうかという検証ができないじゃな...全文を見る
○福島みずほ君 今まで一切フィードバックしていないんですよ。個別に何もやっていない。アンケート調査をやったけど三割しか回収されていない、しかも受験していないという人たちがその中でも四分の一いるんですよ。今、検討するとおっしゃいましたが、私はやはり、一人一人にやっぱり国税、税金出す...全文を見る
○福島みずほ君 これ、雇用保険のお金を使うわけですから、私、ごめんなさい、税金って言いましたが、済みません、雇用保険のお金を使うわけですから、その面ではしっかりそれはどう使われたか、くどくて済みません、一人一人フィードバックして調査をする、お金を出すときのチェックではなくて、資格...全文を見る
○福島みずほ君 いや、何か不安な答弁ですね。定期的にじゃないんですよ。一人一人お金を出すとしたら、貴重な雇用保険料から出すわけだからちゃんとフォローすべきじゃないですか。こういうアンケート調査で回答率が三割なんて駄目ですよ。ちゃんとお金を出したんだったら、どうなったかフォローして...全文を見る
○福島みずほ君 いや、しつこいですが、今までフィードバックしていないんですよ。だから、お金を出すときにどこに出したかは分かります。しっかり訓練講座のどこに出したかというのは分かっているわけですから、これは分かるんですよ。そうじゃなくて、問題にしているのは、それが有効だったかどうか...全文を見る
○福島みずほ君 いや、アンケートの結果の集計が三割とかすごく低いからなんですよ。結局、これでは何も分からない。そして、アンケートに答えた人でも、受講開始時に就業していなかった人、事務関係は四一・七%就職していないんですよ。効果があるんですか、あるいは効果が出た方がいいからどういう...全文を見る
○福島みずほ君 いや、全員にキャリコン、キャリアコンサルタントが付くかどうかは分かりませんが、その中でやっぱり就職したかどうかとか資格をちゃんと取ったかどうかやるべきじゃないですか。  私は、厚生労働大臣指定教育訓練講座一覧、読みました。いろんな予備校やいろんな大学、自動車とか...全文を見る
○福島みずほ君 データは取っていないというのが今までなので、別に個人的な名前なんか必要ないので、その講座を受け、つまりこの雇用保険を使った人たちがその後どうなったのか、それが果たして有効だったのか、そういうデータを取ってくださるということなので、今後是非その追跡調査というか、効果...全文を見る
○福島みずほ君 私は資格を取るというのはとても大事だと思いますが、合格率はその資格によって実に様々です。もちろん夢に挑戦することはとても大事なんですが、今までの厚労省のこの給付制度では、就職につながったかどうかというデータすら取っていないんですよ。お金あげただけ、終わり、という感...全文を見る
○福島みずほ君 失業給付における保険料徴収と給付の実態についてお聞きをします。  雇用保険は、雇用形態別、男女別、年齢別などの階層に分けた場合、どのように徴収され、どのように失業等給付として再配分されているのでしょうか。
○福島みずほ君 そうです。
○福島みずほ君 これ、事務所で聞いたところ、徴収にとっては統計を取っていないという答えだったんですね。確かに、その雇用保険でどう徴収するかについては統計を聞いたことがないんですが、なかなか事業所からお金をもらうので難しいかもしれないんですが、私自身は、雇用保険をどういう人たちが払...全文を見る
○福島みずほ君 徴収については、ですから、統計を取っていないというか、取りにくいというか、事情は分かるんですが、是非、雇用保険を一体誰が払っているのか、誰が払えないのか、これは雇用保険の拡充を若干民主党政権のときにやりましたけれども、雇用保険を誰が払って誰が払えないのかというのは...全文を見る
○福島みずほ君 是非お願いします。  じゃ、今度は払う側、払う側というか、もらう側なんですが、男性と女性でピークが違っていて、女性の場合は、初回受給者数のピークが三十歳から四十四歳、被保険者期間一—四年が多いと。つまり、女性などに関しては、本来なら壮年期と言われるときに雇用保険...全文を見る
○福島みずほ君 次、技能実習制度についてお聞きをします。  産業競争力会議、規制改革会議等において、労働力不足解消のために技能実習制度の五年間への延長、再技能実習制度導入が議論をされています。  一方、この制度は、人権侵害が多発していることについて国内外から批判を受けておりま...全文を見る
○福島みずほ君 今答弁していただいたように、八割の事業所で労働法令違反があったということで、これはやはり極めて異常だというふうに考えています。雇用を守る、労働者を守る厚生労働省で是非頑張ってください。  次に、国家戦略特区についてお聞きをいたします。  二月二十五日に閣議決定...全文を見る
○福島みずほ君 相談センターがあることは私はいいと思うんですが、何となく指針を作る、特区だけというと、また労働法制がちょっと違う形で適用されたら大変というふうに思っているんです。でも、大臣は違うというふうに言っていらっしゃいますので、それを信じて、厚労省、頑張ってください。(発言...全文を見る
○福島みずほ君 答えていないですよ。全然駄目ですよ。だって、自分の利害と反することを主張したことがあるんですか。どんな高い識見なんですか。自分がもうかるための規制緩和を言っているというふうにしか思えないですよ。今の答弁は前者しか答えていません。国家戦略特区に当たって、直接の利害関...全文を見る
○福島みずほ君 いや、だって労働者派遣などに一番直接利害関係のあるパソナの会長が労働法制について議論しているんでしょう。直接利害関係のある人間が議論していて、突然国家戦略特区の部会になったら直接利害関係がある人を排除するって、初めから産業競争力会議、利害関係のある人ばかりでやって...全文を見る
03月26日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  ネオニコチノイド農薬についてお聞きをします。  EUの食品安全を評価する欧州食品安全機関が、ネオニコチノイド系の農薬、アセタミプリドとイミダクロプリドの二種類について、予防的措置としてADI、一日摂取許容量を下げる勧告をいたしました...全文を見る
○福島みずほ君 EFSAは勧告をしたわけで、それも大きいと思うんですね。  東京都健康安全研究センターの田中論文では、クロチアニジンについてマウスを用いた発達神経毒性試験が報告されていますが、食品安全委員会はどのように評価をしていますか。
○福島みずほ君 いや、これ大分前じゃないですか。ネオニコチノイド系農薬をなぜ取り上げるかといえば、ニコチンと類似の化学構造を持つ神経毒性物質で、蜜蜂が戻れなくなる、あるいはやっぱりこれは人間の脳などにも影響があるんじゃないかということでEUは踏み込んでいるんですよね。これは是非日...全文を見る
○福島みずほ君 クロチアニジンの残留基準では、現在、厚労省がもう一度審議するべく食品安全委員会に再諮問する予定と聞いております。ということは、最初の段階で残留基準を上げないように抑制的な役割を食品安全委員会が果たせなかったということではないですか。あるいは、裁判で差戻し審にかかる...全文を見る
○福島みずほ君 そもそも農薬の摂取量は最大値まではよいという発想ではなく必要最小限度に抑えることが重要です。そもそも日本の基準は高過ぎます。また、OECDの調べで、面積当たりの農薬使用量は日本は韓国に次いで二番目、ドイツの十倍、アメリカの十六倍もあります。  再度、厚労省から食...全文を見る
○福島みずほ君 いや、厚労省がもう一度食品安全委員会に再度諮問したら、食品安全委員会としてはそれを重く受け止めて、ADIの範囲内だではなく、だって、さっき田中論文やいろんなことももう一回再検討するとかいうのもあったわけじゃないですか。ですから、食品安全委員会で是非もう一度再検討し...全文を見る
○福島みずほ君 EUにおける欧州食品安全機関がADIを下げる勧告をしたということを受けて今日是非言っていただきたい。食品安全委員会としては再度検討する、ADIを検討する可能性はあるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 否定するものではないというのを重く受け止めたいと思います。EUの結果やいろんなものをきちっと受け止めて、是非、もし再度諮問があったらきちっとやっていただきたいと思います。  大臣、これは国民の食品の安全を守る立場である食品安全担当大臣として、是非ネオニコチノイド...全文を見る
○福島みずほ君 EFSAは、欧州食品安全機関が可能性があるから予防的措置として勧告をしたわけじゃないですか、ADIを下げるという。何で日本でそれができないのかということなんです。そのどこがやったかとかいうのは分かっています。ただ、EUで動きがあり、日本でも論文がありという中で、日...全文を見る
○福島みずほ君 天下の文科省が一々この食材使えと言うのは、やっぱり変ですよ。それは学校現場に任せるべきじゃないですか。海産物使えとかシイタケ使えとか、じゃほかのはどうなるのというか、やっぱりおかしいですよというふうに思っております。これ反省点はないですか。
○福島みずほ君 学校現場によっては、じゃ、ちょっとやっぱり海産物はやめようとかいろんなことがあっても私はいいと思っているんです。やっぱりちょっとやり過ぎではないか。それはそこの現場に任せるべきだと思います。  あと、お母さんたち、お父さんたちの中から、やっぱり基準値以下だと思っ...全文を見る
○福島みずほ君 是非、配慮をよろしくお願いします。  以上で終わります。ありがとうございます。
03月27日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は本当にありがとうございます。  この委員会の中でも、教育訓練って大事だけれども、それが本当に有効に使われているのかということの検証は必要だという意見が非常に強かったんです。現在、厚生労働省は、一人一人というか、そのデータを取っ...全文を見る
○福島みずほ君 連合の政策・制度要求と提言、二〇一四年から二〇一五年度の分を読まさせていただいて、失業から良質な雇用に早期に復帰、移行できるようセーフティーネットを拡充をするという部分で新谷参考人にお聞きをいたします。  公共職業安定所、ハローワークの機能を強化するということが...全文を見る
○福島みずほ君 再就職支援奨励金が企業の合理化、リストラを促進するおそれがあるのではないかという見方もあり、確かにそういうおそれがあるというふうに思いますが、これについて、新谷参考人、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 時間ですので終わります。ありがとうございます。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  順番を変えていただいたことに心から皆さんに感謝をいたします。ありがとうございます。  教育訓練給付を雇用保険で行う意味についてお聞きをいたします。  教育訓練給付の講座メニューの中には職務に密接な関係がある分野や専門分野に関するも...全文を見る
○福島みずほ君 雇用保険の国庫負担は、雇用政策に対する政府の責任として一日も早く本則の四分の一に戻すべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 やはり給付の改善をすべきであって、そして、今日午前中の参考人質疑で新谷参考人が、給付の改善をすべきだと、そして次善として、もし給付の改善がされないのであれば雇用保険料率を例えば下げるとか、やっぱり雇用保険って失業した人のために使うものなのでという意見がありました。...全文を見る
○福島みずほ君 雇用保険の拡充、非正規雇用も含めた拡充や、雇用保険が本当に真に使われるようにということを要望したいと思います。税金でもらえなかったからこっちでやるみたいなのはやっぱり間違っているというふうに思っています。  それで、再就職支援奨励金についてお聞きをいたします。企...全文を見る
○福島みずほ君 労働組合がない場合は、あるいは非正規雇用の人などはどうなるんでしょうか。
○福島みずほ君 ということは、いつもよくあることで、労働組合がない場合、従業員代表ということで、結局は非正規やいろんな人たちが切り捨てられてきているのが今の日本の現状です。とすれば、これ事業縮小する、そして縮小して、解雇、辞めさせて、やった企業にお金が入るというのは、さっき、午前...全文を見る
○福島みずほ君 ために使うといっても、企業にお金が入るわけでしょう。  それから、私の質問の意図は、整理解雇の四要件などを満たしていなくて、辞めさせたにもかかわらず、企業にがっぽりお金が入るのはおかしいんではないかと。最終的には裁判で争うことになりますが、それを、整理解雇の四要...全文を見る
○福島みずほ君 裁判まで争うというところまでならなくても、その事業縮小に正当性がなかったり問題があったりした場合に、でも、本人が争うか争わないかというのは別として、会社側が行った事業縮小が正当かどうか、妥当かどうかという判断はできないわけじゃないですか。妥当でない事業縮小で人を辞...全文を見る
○福島みずほ君 世の中には全て裁判を起こす人ばかりではなく、不本意ながら事業計画の縮小で辞めざるを得ない、そしてその結果、会社側の方にやっぱりお金が入るということそのものが問題ではないかということです。やはり、その意味では、会社側がリストラをすることの背中を押すことになるというふ...全文を見る
○福島みずほ君 そもそも、産業競争力会議などは、雇用の流動化、そして流動化することで良い方へ行くと言いますよね。だとしたら、賃金がいいところに人は行くわけだから、それに合わせればいいわけじゃないですか。  例えば悪賢い企業は、まあ悪賢いと言うといけないですが、とにかく賃金を低く...全文を見る
○福島みずほ君 実は、これは日本の企業で転職すればするほど賃金が下がる現状を反映していると思います。というように、今の政権の雇用政策が、雇用の流動化によって良くしていくというのは実は現状に合っていないと思っております。これはまた今後厚生労働委員会でも質問させてください。  特定...全文を見る
○福島みずほ君 自己都合退職の事例であっても労働基準監督署が労基法違反などがあればきちっと対応するということで、それはしっかりやっていただきたいと思います。  また、現場では自己都合退職なのか会社都合退職なのか、割と実は微妙であるというか、ということがあるんですよね。自己都合と...全文を見る
○福島みずほ君 労働者派遣法の改正法案が上程をされています。これは、私と田村大臣、私と安倍総理の間でも非正規雇用が増えるのか増えないのかというところでずっと論争して、まだ平行線です。  お聞きをします。今までの例で、三年間働いて正社員になるという例はどれぐらい件数としてあります...全文を見る
○福島みずほ君 実はこれデータは取っていないんですよね。  ごく少数ってどれぐらいでしょうか。
○福島みずほ君 私もそれ、機構がやった結果を見ましたが、ちょっと前のデータで、でもほとんど正社員になっていないんですね。今でも正社員になっている人が少なくて、今回の派遣法の改正ですと、二十六の業種をやめて、派遣元で無期雇用であれば一生派遣になるわけですから、そして三年置きに会社は...全文を見る
○福島みずほ君 ということは、田村大臣、無期で、派遣元で無期雇用であれば一生派遣でしょう。こういう人たちが増えるということですか。派遣労働者が増えるというふうに考えていますか。
○福島みずほ君 時間ですが、済みません。  今の話ですと、結局、無期で派遣である人が増えると思うんですよ。答弁が、そこが、いや、そう言ってもキャリアアップすればということですが、これはまた今後質問させてください。  以上で終わります。ありがとうございます。
04月01日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は四月一日、消費税が上がると同時に、実は今日から不妊治療の助成が縮小されます。治療開始時の妻の年齢が四十歳未満の場合、通算助成回数は六回までとなります、昨年度までは十回。再来年四月からは対象年齢自体が四十三歳未満に限定され、通算助...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、四十歳以上の出産率は、二〇〇〇年の一・三%から二〇一一年には三・六%に上がっていると、出産数も四万人を超えている。  このことについて、結構私はいろんな方からメールをいただきました。女性から、一生懸命仕事をしてきたのに日本という国に裏切られた気持ちでいっぱ...全文を見る
○福島みずほ君 今、産む産まないというか、どうするかは個人の選択だとおっしゃいました。だからこそ年齢だけで区切るのはちょっとやめていただきたいというか、対象年齢が今までは限度なしだったけれど、新制度では四十三歳未満になる。四十二歳六か月とか四十三歳になった途端に駄目ということにな...全文を見る
○福島みずほ君 今回の改正法案によると、対象者が一・三%から二・一%になると。微々たるものですよね。均等待遇ということをうたいながら、僅か二・一%でしかないと。私自身は、無期雇用のパートって十万人もいるかなという感じもちょっとしているんですが、それはさておき、二・一%しか対象者じ...全文を見る
○福島みずほ君 今、非正規労働者は千九百八十九万人、過去最高となったと。政府は、繰り返し繰り返し、均等待遇実現します、均衡処遇実現しますというふうに言うが、パートタイム法案でも二・一%しか対象がないわけですよ。こんなのは、やっぱり均衡処遇と言いながら、ほんのちょびっとじゃないです...全文を見る
○福島みずほ君 諸外国はこの間接差別について随分議論があり、だからこそ国連の女性差別撤廃委員会からも勧告が出て、日本もやっぱり間接差別、もうちょっとちゃんとやらなければというので均等法の改正につながったというふうに思っています。  転勤要件設けることは間接差別だということじゃな...全文を見る
○福島みずほ君 転勤要件を設けることが問題だというふうにされているところにポイントがあると思います。  実際、ある人が転勤拒否するかどうかが、これが合理的な範囲内の転勤かどうかというのは裁判で争われることになると思います。しかし、問題は、転勤要件を設けている、これが合理性がなけ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、言っている意味を理解していただけないと思います。  つまり、均等法では、合理的な理由なく転勤要件設けることは間接差別だとはっきり書いてあるわけですよ、全ての労働者に関して。でも一方で、パート法では人事異動と配置転換の有無が、これは差を設けていいというふうに...全文を見る
○福島みずほ君 是非、同一の条件でなくても均衡処遇が、というか、合理的でない差別が行われないように、それはよろしくお願いします。  性暴力被害者並びにその支援の仕組みについてお聞きをいたします。  関西では性暴力救援センター大阪、SACHICO、東京では性暴力救援センター東京...全文を見る
○福島みずほ君 是非、厚生労働省そして男女共同参画局、よろしくお願いします。手引の紹介だけでなく、具体的な支援の方法を是非、厚生労働省、男女共同参画局はとりわけやっていただいていますが、よろしくお願いいたします。  今日は、長期療養、入院している、闘病している子供たちの支援、と...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。
04月08日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  胆管がんの問題に関して、大阪市の校正印刷会社で現・元従業員十七名が胆管がんを発症した問題、このうち九名が死亡しております。この問題で大阪地検は、同社と社長を労働安全衛生法違反で近く略式起訴をする方針を固めたと三月二十日の新聞に載ってお...全文を見る
○福島みずほ君 最新の知見を基にやってきたというふうにおっしゃいましたが、製造禁止八物質、個別規制百十六物質、安全データシート、SDS交付義務六百四十物質に三分類して化学物質管理を行ってこられましたが、1・2ジクロロプロパンとジクロロメタンは個別規制の対象外でした。ですから、もち...全文を見る
○福島みずほ君 個別規制対象に入れるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 安全データシート、SDS交付義務対象六百四十物質を更に拡充すべきではないですか。
○福島みずほ君 最新の知見を基に、必要があれば対象を広げていくということを積極的にやってください。  EUとイギリスは、全ての化学物質に関してリスクアセスメントを義務化しております。日本は、約六万の化学物質の九九%に関するリスクアセスメントが努力義務にすぎません。なぜEUやイギ...全文を見る
○福島みずほ君 確かに、リスクアセスメントの対象の化学物質の枠組みが違うというのは分かりますが、EUやイギリスが全ての化学物質に関してリスクアセスメントを義務化している、日本は六万の化学物質の九九%がリスクアセスメントは努力義務にすぎないと、これはやっぱり見直す必要があるんじゃな...全文を見る
○福島みずほ君 改正内容は評価しますが、胆管がん労災事件を教訓化して、そもそも危険有害性の確認されていない化学物質でも使わせないという、害がないということが立証されていない限り化学物質を使わせないということが必要なんじゃないでしょうか。
○福島みずほ君 職場を回る労働基準監督官の役割も非常に大きいと思うんですね。この胆管がんが多発した印刷会社では、地下室で換気扇がなく、しかも揮発性でやっているから、吸い込むことが分かっているのに、密閉された地下室で換気扇なくして作業をやっていたという事案なんです。  だから、そ...全文を見る
○福島みずほ君 それは是非お願いします。  というのは、仕事が増えているのになかなか増えないと。全国で実施した総合労働相談では、民事上の個別労働紛争相談件数が二〇一一年、初めて二十五万件を突破して、内訳の延べ合計件数は三十万件以上に上っています。今大臣おっしゃったとおり、労働基...全文を見る
○福島みずほ君 私たちは、やっぱり職業病や労災がない職場、労働基準法違反がない職場をつくらなければならないと思っておりまして、それをやっぱり具体的にやるのは実際は労働基準監督官や相談員ですので、ここを充実していただけるように、心からお願いいたします。  次に、ストレスチェックに...全文を見る
○福島みずほ君 いや、この項目はどうなんだろうか。働きがいのある仕事だ、マルとか、全部したくなっちゃうような感じで、どうなんだろうかと。  一方、現在、科学的に有効であることが実証されている職場環境の改善方策としては、職場の心理社会的な環境を測定し、これを基に労働者が参加しなが...全文を見る
○福島みずほ君 私はこういうストレスチェックについて一概に否定するものではありませんが、今日も他の委員から出ているように、長時間労働の規制やパワハラやセクハラや職場の問題、いじめとかですね、そういうのをなくすような試みをする方がずっとうつ病やストレスをなくすことにつながるというふ...全文を見る
○福島みずほ君 是非、ストレスチェックで、じゃ、あなたは精神科に通った方がいいですよみたいな形で産業医がアドバイスをするというより、産業医の役割は、ですから非常に大きいわけですが、職場の労働環境を変えていくということに使われるように心からお願いします。  受動喫煙防止についても...全文を見る
○福島みずほ君 努力義務を課して一〇〇%履行できない場合は義務化することを早晩やるべきだというふうに思っていますが、よろしいですね。
○福島みずほ君 日本は条約を批准をしておりますし、健康という面では少なくとも受動喫煙はなくそうという、子供もいますし、病気の人もいますし、そう思っています。  重大な労災を繰り返す企業への対応、一定期間内の定義というのはどれぐらいを考えていますか。
○福島みずほ君 第十二次労働災害防止計画に基づくものであり評価をしますが、ただし、過労死、過労自殺、過重労働による健康障害等の多発企業、職業がんの多発企業なども対象にしていただきたい。また、都道府県労働局においても企業名公表を行うようにすべきではないでしょうか。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 これは重大な労災を繰り返しているわけですよね。重大な労災というわけですから、それはやっぱりもう、さっきのように、さっきのは略式命令で刑事罰の起訴になるということですが、多くの人が亡くなるとか、労災に遭うとか、職業病にかかって死亡とか、がんになるようなケースや、過労...全文を見る
○福島みずほ君 この法律の中で新たな重大な労災を繰り返す企業への対応となったので、是非将来的には検討してください。  外国立地の検査・検定機関の登録について、これは外国における検査、検定の安全性、確実性をどのように担保されるんでしょうか。実施状況などの情報はどのように収集するん...全文を見る
○福島みずほ君 大規模工場における建設物、機械の設置、移転に関する事前届出廃止について今回盛り込まれています。大規模工場における通常の生産ラインの新設、変更時の事前届出に関して現在大きな違反がないのは、むしろこの制度があることによって担保されているのではないでしょうか。対象となる...全文を見る
○福島みずほ君 今回、ここががばっと事前届出を廃止してしまうので、そのことに伴って問題が生じないように、是非よろしくお願いします。  職業性ストレス簡易調査票って、最後に、D、満足度、一、仕事に満足だ、二、家庭生活に満足だと、こうあるんですよね。これにどういうふうに、何というか...全文を見る
04月10日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  JALの整理解雇問題についてお聞きをいたします。  二〇一〇年三月二十六日、企業再生支援機構がJALに対して、支援決定に伴い買取り決定をいたしました。その際、主務大臣の意見を聞かれ、厚生労働大臣は、対象事業者における関係法令の遵守及...全文を見る
○福島みずほ君 客観的に何やったか教えてください。
○福島みずほ君 全然役に立っていないんですよね。  というのは、一つ、果たしてこの整理解雇が妥当なものであったのか、必要なものであったのか。これ、例えば客室乗務員の場合、二〇一一年三月末までに計画では四千百二十名体制にするとしていたわけですが、裁判の中で明らかになっているように...全文を見る
○福島みずほ君 いや、厚生労働省だから聞いているんですよ。整理解雇、必要なかったんですよ。だって、もう辞めているんですもの。必要ないじゃないですか。だったら思い切って言ってくださいよ、関係ないんだったら。
○福島みずほ君 重大な労働問題、労働事件に関して、厚生労働省、身を乗り出すべきじゃないですか。個別事案には答えないということだったら、全然労働者を守る厚生労働省にはならないですよ。  これは、例えば争議権が確立された場合、撤回するまで機構は三千五百億円の出資はできないと企業支援...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、裁判で争われていたら厚生労働省は何もしないんですか。それはおかしいですよ。これを不当労働行為と言わずして何を不当労働行為と言うんですか。大臣、どうですか。
○福島みずほ君 だけど、これ、はっきり争議権が確立された場合支援しないぞと言ったら、争議できないじゃないですか、実際。これ、不当労働行為だと認定されていて、労働委員会で謝罪文まで要求されている。これ、支援機構がやっているんですよ。問題じゃないですか。これに対して厚生労働省は、そん...全文を見る
○福島みずほ君 重大な労働事件であり、かつ支援機構もかんでいると。私はこれがほかの委員会だったら言わないですよ。でも、厚生労働省なんだから、労働省なんだから、不当労働行為と言われたり、その都度妥当かやるべきじゃないですか。だって、削減目標にほぼ達するぐらい辞めているわけだから、整...全文を見る
○福島みずほ君 結局、厚生労働省、何もしないということじゃないですか。でも、人はどんどん年を取っていく。こういう問題に関してその都度やっぱりちゃんとやってくださいよ。  ILOフォローアップ見解、お手元に資料をお配りしております。ここで、JALは、パイロットで二百名以上、客室乗...全文を見る
○福島みずほ君 だって、整理解雇四要件あるじゃないですか。ほかに手段がないということが要件でしょう。にもかかわらず、当時、それがなければ会社の存立ができない整理解雇の四要件あるじゃないですか。どこ満たしているんですか。  だって、当時、希望退職者も含めて辞めている。その後、これ...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省は労働省なわけじゃないですか。労働省だから、労働問題について身を乗り出してくださいよ。裁判で言ってきた整理解雇の四要件、じゃ、これ満たしていますか。
○福島みずほ君 その整理解雇をしなければ会社の存続ができないというのも整理解雇の四要件ですよね。他に手段がないことというのも整理解雇の四要件ですよね。でも、これって、もう既に希望退職者もいて、ほぼ満たしているんですよ、計画を。しかも、その後、たくさん採用している。これって整理解雇...全文を見る
○福島みずほ君 裁判やらない限り救済ができないんだったら、厚生労働省要らないですよ。どうですか。
○福島みずほ君 労働行政は労働者守るために頑張ってくださいよ。その都度その都度ちゃんと動いてくださいよ。動いたんですか。
○福島みずほ君 裁判やるのは、やむにやまれず、最後の手段ですよ。でも、裁判やって、その結果を見守るんだったら、厚生労働省要らないですよ。そういうときにおいても動くべきじゃないですか。そこで、何ができるのか。  ILOのフォローアップ見解をお配りしております。ここで、JALが、こ...全文を見る
○福島みずほ君 でも、これ整理解雇が本当に必要だったのか、不当労働行為じゃないか。そして、その後、新規採用をたくさんしている。整理解雇でやむなく辞めてくれ、整理解雇だといいながらたくさん雇っているわけで、JALのやっていることは全く支離滅裂ですよ。こんなの、厚生労働行政から見たら...全文を見る
○福島みずほ君 いや、私、一般論として聞いているんですよね。整理解雇をした企業がある、でも、その後、本当に間髪入れずというか、非常に短い間に大量に採用している。まず、整理解雇はやむなくということだったら、やっぱりこれ、再雇用するような方向、少なくとも労働組合ときちっと協議すべきじ...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省だから、もうちょっと踏み込んでくださいよ。個別的事情を考慮してなんて、そんなの分かっていますよ。  でも、これって、整理解雇しながら、というか、私自身は整理解雇の要件はないと思います、不当労働行為だと思います。でも、整理解雇をした、その後大量に新規採用...全文を見る
○福島みずほ君 ILOの勧告の最後は、今後の採用計画において、全ての労働組合との協議が確実に実行されることもまた期待するとしています。これを受けて厚生労働省はどう動くんですか。
○福島みずほ君 いや、期待すると言われているんだったら、期待に応えなくちゃ駄目でしょう。これ、政府に対して勧告出ているんですよ。当事者に任せる、裁判に任せるんだったら、この勧告、無視することになるんじゃないですか。
○福島みずほ君 いや、大臣、違うんですよ。これは、六十六パラグラフで、日本航空が二〇一二年に客室乗務員の九百四十名の採用を行っていることからしてもという部分で、今後の採用計画において全ての労働組合との協議が確実に実行されることもまた期待すると、これはJALの問題で言っているんです...全文を見る
○福島みずほ君 いや、でも、ILOに関して、日本政府はこれに関して尊重するという旨を出しておりますよね。これILOは、やはりそれは日本がILOに入っているわけですし、これを踏まえて日本政府として、とりわけ厚生労働省として何をするかというのを厚生労働省として考えるべきじゃないですか...全文を見る
○福島みずほ君 また続けてやりますが、厚生労働省が裁判に係属中だということを理由にやらないんだったら、厚生労働省要らないですよ。ILOの勧告を受けてちゃんと動いてくださいよ。JALに対して関係組合と協議せよと言うべきじゃないですか。整理解雇をやっていながら、というか、もう満たして...全文を見る
04月15日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、パート法に入る前に、生活保護について一言だけお聞きをいたします。  今日の東京新聞に、朝、「生活保護、省令案修正へ」という記事が載っております。  生活保護法改正法案については、法律の中身とそれから答弁中身が食い違っていて、...全文を見る
○福島みずほ君 御心配ないということは、国会答弁の趣旨に即して修正する、先ほどの中身でよろしいということでよろしいですね。
○福島みずほ君 はっきり言っていただかないと私は心配をしてしまうので、これは国会答弁のとおりでよい、申請書は保護の決定までに提出すればよい、扶養義務者への通知や説明の聴取については例外的な場合に限るということでよろしいですね。
○福島みずほ君 ということで、省令にしていただくということで、これはそのようにお願いをいたします。  これは繰り返すまでもありませんが、生活保護改正法案とそれから国会の答弁がずれていたので、どっちなんだということで随分この委員会で議論をしました。ですから、この省令案に関してパブ...全文を見る
○福島みずほ君 九条、通常の労働者と同視すべき短時間労働者に対する差別的取扱いの禁止は二・一%しか掛からないんですよ。九八%は関係ないわけでしょう、九条に。それだったら、どれだけパートタイマーの給料が上がるんですか。やっぱり射程距離が余りに少な過ぎる。  八条の待遇と九条の賃金...全文を見る
○福島みずほ君 第八条については、九条以下は行政指導の根拠になるということですが、八条は行政指導の根拠にならない。だったら、八条で広範囲なパートタイマーの人たちの待遇の原則というのがこれ何でならないんですか、行政指導に。
○福島みずほ君 条文に不合理と認められるものであってはならないと書いてあるのに、今の答弁でも行政指導は八条は根拠とならないと言っているわけでしょう。局長の言っていることは、私はひどいというか支離滅裂だと思いますよ。  だって、九条は二・一%しか適用がない。安心してください、八条...全文を見る
○福島みずほ君 もちろん、十条、十一条なども行政指導の対象ですが、八条、要するにこれが一番総則で大事なところじゃないですか。短時間労働者の待遇の原則、これが行政指導の対象にないというのはやっぱりおかしいというふうに思います。  これはやっぱり対象にすべきであると、行政指導の。こ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、全く矛盾しますよ。  だって、条文だけ見たら「通勤手当、退職手当その他の厚生労働省令で定めるものを除く。」と書いてあって、わざわざ通勤手当と書いてあるんですよ。だけれども、現行にある指針はこれについて、今局長が答弁されたとおり、「均衡等を考慮して定めるよう...全文を見る
○福島みずほ君 いや、不親切ですよ。だって、条文は一律に除外している、しかし労政審の審議、建議の中でそういう議論が出てきた。現行の指針は、努めるものとすると通勤手当についても言っているわけですよ。でも、条文はなぜか、除くと書いてあるんです。通勤手当は除くと書いてあるんですよ。こん...全文を見る
○福島みずほ君 今までこの厚生労働委員会で、例えば通勤手当のことを議論してきた労働契約法のときも、Aという通勤手当、Bという通勤手当、そういう議論ってしていないんですよね。  そして、例えば二〇〇七年、平成十九年のパートタイマー法についてのこのところでもですね。  ただ、私は...全文を見る
○福島みずほ君 職務に関連する賃金ではないかもしれないが、必要経費じゃないですか。だって、パートタイマーだけ運賃がただなんということはないわけですから、それは使用者がやっぱり負担すべきものだというふうに思います。ですから、ここで通勤手当をこの条文上除外するというのが分からない、こ...全文を見る
○福島みずほ君 労働契約法の議論のときは、やはり合理的な差別をしない、通勤手当なんて当然だよねという議論があった。だけど、今回はやっぱり後退している感じがするんですよ。やっぱり慶弔休暇や慶弔金、あるいは住宅手当とか、パートだったらもらえないのかということじゃないですか。  私も...全文を見る
○福島みずほ君 私は、この九条の二・一%に入る人はいいかもしれないが、それ以外の約九八%の人にとってはケース・バイ・ケースで、今日も明確な基準が出てこないじゃないですか。通勤手当は保障しますとすら言わない。やっぱり問題ではないかと思います。  そして、今、局長が納得いく形で働い...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっと違うんだけど、まあいいです。
○福島みずほ君 御理解いただくというのは、二・一%以外の人は文書で、昇給ない、退職金ない、通勤手当ない、そして慶弔休暇もない、ないないない、でもここに入るしかないと思って納得して差別的待遇を受け入れるということになりかねないんじゃないか。  いや、今日質問は、ちょっとややこしく...全文を見る
○福島みずほ君 強行法規にすべきではないですか。
○福島みずほ君 重くなった方がいいんじゃないですか。パート労働法が労基法などと同じく労働基準、労働規範に関わる法律である以上、違反した使用者に対して罰則規定を設けるなど強い規範性を持たせるべきだというふうに考えます。  労働契約法とこのパート法が若干ちょっとやっぱりずれている、...全文を見る
○福島みずほ君 私が女性で家庭責任があって、あるいは介護をしていてここしか働けない、そのこと、というか、女性に関して、転勤要件をすることは、合理的な理由なくですが、転勤要件を設けることは間接差別と、これはもう確立しているわけですよね、均等法で。そういうふうにしっかり書いてある。と...全文を見る
○福島みずほ君 はい、ごめんなさい。  変えることができるように、もう少し中身を検討すべきだということを申し上げ、質問を終わります。
04月21日第186回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、谷垣大臣にお聞きをいたします。  先日、法律家のパーティーの中で法の支配の貫徹ということをおっしゃいました。法の支配の貫徹、法の支配とは何でしょうか。
○福島みずほ君 憲法九十九条がまず国務大臣に憲法尊重擁護義務を課している。これも今大臣のおっしゃる法の支配ということの一環ということでよろしいでしょうか。    〔委員長退席、理事熊谷大君着席〕
○福島みずほ君 日本国憲法九条はどのような行為を禁止しているとお考えでしょうか。
○福島みずほ君 法務省は、ミニストリー・オブ・ジャスティス、正義の役所ですし、それから法にのっとってどこよりもやるところだと思います。尊敬する大先輩、法律家としても先輩、尊敬しておりますので、九条はどのような行為を禁止しているとお考えか、教えてください。
○福島みずほ君 集団的自衛権の行使は憲法九条の下でできない、これは現時点までにおける長年の確立された見解ですが、それでよろしいですね。
○福島みずほ君 個別的自衛権と集団的自衛権は定義が違いますよね。つまり、法の支配ということは、定義によって決まる。法律はまさに定義の学問ですから、三段論法で、集団的自衛権と個別的自衛権は量的差異ではないということでよろしいですね。
○福島みずほ君 これは二〇〇四年一月二十六日の質問に対して秋山法制局長官が量的概念ではないと答えているんですが、それでよろしいですね。
○福島みずほ君 日本国憲法下で集団的自衛権の行使はできないという見解であるとおっしゃいましたが、集団的自衛権の行使は日本国憲法下でなぜできないんでしょうか。
○福島みずほ君 なぜ集団的自衛権の行使は日本国憲法下でできないか。
○福島みずほ君 集団的自衛権の行使は必要最小限度ではないということで、日本国憲法下では行使できないというのが、確立されてきた戦後の自民党の、あるいは政権の見解です。  私は、違憲のことは合憲にできないと考えています。安保法制懇の第一次の報告書、第二次における、まああれは議事録が...全文を見る
○福島みずほ君 でも、これはまた度重なる質問主意書や答弁で、憲法九条の解釈については、解釈改憲では駄目で、明文改憲でやるべきだとたくさんの答弁がありますが、これは維持されるということでよろしいですか。    〔理事熊谷大君退席、委員長着席〕
○福島みずほ君 過去の閣議決定と過去の答弁は未来も拘束します。未来は拘束しない政府の見解などあり得ません。政治は現在と未来を拘束するものだと思います。  冒頭、法の支配を貫徹するとおっしゃいました。それが大事ですよね。デュープロセスと、それから、いかに権力者であろうが憲法に従わ...全文を見る
○福島みずほ君 この憲法解釈については、自民党政権、ごく最近も、二〇〇〇年代も解釈改憲では駄目だという答弁書、質問主意書や、答弁を出しています。これは生きると考えますが、いかがですか。あるいは、谷垣さんの法の支配とはその程度のものなんですか。
○福島みずほ君 多様じゃないんですよ。この集団的自衛権の行使は、政府見解では、日本国憲法下で集団的自衛権の行使はできない、これは一貫して確立されたものです。しかも、これは解釈では変えられないと言ってきたわけです。いろんな解釈がありますよではない。憲法の解釈は一義的です。集団的自衛...全文を見る
○福島みずほ君 自民党政権は、一義的にこうだと言ってきたんですよ、集団的自衛権の行使はできない。  憲法学者の中で、小林節教授のおっしゃることでいえば、二人しか集団的自衛権の行使が日本国憲法下でできると言っている人はいません。ほとんどの、ほとんどの憲法学者、たくさんいますが、ほ...全文を見る
○福島みずほ君 解釈がいろいろあるという中で、自民党政権はかつて、というか今までずっと、憲法九条、集団的自衛権の行使と、解釈改憲では認められない、憲法の安定性がこれでは壊れるというふうに言っているわけです。大臣もかつて、憲法の安定性というのは極めて重要だということを記者会見でおっ...全文を見る
○福島みずほ君 では、東電OL殺人事件や村木さんの事件、それから、パソコンの遠隔操作で何と四人のうち二人がもう自白を、やっていないのに自白をしてしまう、あるいは布川事件、たくさんの事件が例えばある。もっと言えば、四つの死刑確定囚が死刑台から生還したことがある。たくさんの事件があっ...全文を見る
○福島みずほ君 代用監獄の問題についてお聞きをいたします。  袴田さんは、彼はずっと無実だと言い続け、当初から無実と言い続け、一日平均十二時間、最も長いときは十六時間を超えるような厳しい取調べを受けたと、場合によっては暴力を受けたのではないかとされています。袴田さんは、勾留期限...全文を見る
○福島みずほ君 たくさんの冤罪事件を生んできた反省が全くないですよ。  人は、二十三日間勾留されたら、自白を本当にしてしまう可能性がある。身柄の拘束の期間が、警察の拘束の時間が長過ぎますよ。だから、例えば、パソコンの遠隔操作でも四人のうち二人が自白する。みんな自白したくてするん...全文を見る
○福島みずほ君 今まで一度もそれはなされていないんですよ。でも、実際、すごく重い病気になったり、袴田さんの場合は一時期、私は神であるとか東京拘置所はもうなくなったとか言っているときがあり、しかも死刑の執行を非常に恐れて、だまされるんじゃないかと。死刑の場合は日本は事前告知しません...全文を見る
○福島みずほ君 私は、警察と検察と裁判所と法務省がやっぱりこれを放置してきたと思いますよ。裁判所が、袴田事件で静岡地裁が証拠が捏造された可能性があると言ったのは物すごいことですよ。おかしいということはずっと言われ続けてきた。彼は、もし今回、裁判所が釈放という、こうならなければ処刑...全文を見る
○福島みずほ君 だって、袴田さんのは、これ、地裁が証拠が捏造された可能性があると言った事案で、彼、処刑されていた可能性がある事案なんですよ。実際、冤罪あるじゃないですか。四人の人間が、四つのケースで死刑台から生還したが、本当に四つだけなのか。彼らは物すごい支援者や物すごい弁護団の...全文を見る
○福島みずほ君 全面的証拠開示せよと拷問禁止委員会や国際人権規約B規約の勧告で言われていますよね。今だって裁判所、なかなか出てきませんよ。これはプライバシーの問題だとかいって、なかなか出てこない。  じゃ、逆にお聞きしますが、個別的な事案じゃなくても、ゴビンダさんの事件、東京電...全文を見る
○福島みずほ君 いや、ちょっと残念ですよ。  法務省って、ミニストリー・オブ・ジャスティスじゃないですか。別に検察官庁じゃない。法務省で、ジャスティスを実現するところの役所であって、やはりこの冤罪、あるいは証拠が開示されなかったが理由に冤罪を立証できなかったという、証拠が捏造さ...全文を見る
○福島みずほ君 私が反省すべきだと言ったのは、こういう問題があるからこそ、代用監獄の問題、自白強要の問題、証拠開示の全面開示をするという制度的なことを法務省が率先して身を乗り出すべきだということなんです。審議会でやっておりますって、安保法制懇じゃないんだから、ちょっと違いますが、...全文を見る
○福島みずほ君 バランスの取れた結論ではなく、二度と冤罪を生まない、そんな結論を出すべきではないですか。
○福島みずほ君 せっかく審議会に入ってもらって、当事者のこれ悲痛な叫びじゃないですか、捜査の全面的可視化をやってくれって。呼んで、そして皆さんの意見をお聞きしますといって、いや、部分的にしかやりません。部分的になんて駄目ですよ。都合のいいとき、自白始めたときからだけ捜査の可視化を...全文を見る
○福島みずほ君 先ほどの民事は千二百二十六万円の慰謝料請求を認められたと。  しかし、裁判やるのって本当に大変じゃないですか。私は、そのヘイトスピーチもさることながら、日本に根深くある人種的な差別の問題も根本的に変えなければならないと思っています。  人種差別禁止法。例えば障...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  私は、朝鮮学校の授業料の無償化を日本政府がしないことやいろんなことが、そういうふうなことをしなくてもいいんだというふうにメッセージをやっぱり与えているんじゃないかと、逆に日本政府自身がそのヘイトスピーチや差別をつくっているんじゃない...全文を見る
○福島みずほ君 よろしくお願いします。  終わります。
05月08日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  法案審議に入る前に、二点お聞きをいたします。  教育訓練についてなんですが、三月二十七日、雇用保険法改正法案の議論の際に、この厚生労働委員会で、ちゃんと教育訓練の成果、個人ごとにちゃんとフォローアップして、どれだけ就職につながったか...全文を見る
○福島みずほ君 質問したことで、一人一人ちゃんとフォローアップするということで、多額の税金使うわけですから、今後そのフォローアップ、そして検証がきっちり行われてより良い制度につながることを私たちもしっかり応援をしていきたいと思っています。でも、早速取り組んでくださって本当にありが...全文を見る
○福島みずほ君 いや、厚生労働大臣、これはばしっとおかしいと言ってくださいよ。  というのは、これ、前のホワイトカラーエグゼンプションのときも一千万円以上、いや八百万、五百万となりました。なぜ年収がある一定以上だと労働時間規制がならないのか、それも理解ができませんし、確かに今の...全文を見る
○福島みずほ君 労働者は個人では交渉できないですよ。交渉力のある人なんて本当に一握りですよ。どれだけの人がそんなにいるのか。労使合意でそれをやるとなれば、労働時間の規制は取っ払われるんですよ。  大臣は、今、産業競争力会議、それから経済財政諮問会議で発言したとおっしゃいましたが...全文を見る
○福島みずほ君 これ、別に育児、介護って総理言っていないじゃないですか。つまり、一千万というのと、会社側が仕事の内容を明示した上で一年間で働く時間をあらかじめ労使で決めると、その範囲内でとなっているので、これはかつて潰れたホワイトカラーエグゼンプションのやはり再来であって、労働時...全文を見る
○福島みずほ君 薬は薬、食べ物は食べ物というふうに思いますが。  それで、両組織は組織発足の経緯も沿革も大きく異なっております。組織統合により、組織体制、人員の交流や人事制度、職務規定、労働条件の差異など、どのようになっていくのでしょうか。先ほどの答弁で雇用は確保されるというこ...全文を見る
○福島みずほ君 私は、研究者が労働者であれば、数合わせの独法合併で給料下がったらかなわないなと思うわけでありまして、その点はしっかり、田村大臣、にこにこしていらっしゃいますが、どうですか、しっかりやってください。
○福島みずほ君 創薬、薬を作るための年間補助金は幾らでしょうか。新薬開発の成果は誰に帰属するんでしょうか。新薬で大きな収益を上げた者が国庫にその一部を納入する制度がありますが、今までにそのような事例はありますか。
○福島みずほ君 事前のレクでは、創薬のための補助金として国は毎年約四百五十億円を投入していると聞いておりますが、それでよろしいですか。  それから、確かに規定にありまして、第十二条十三号、「研究事業又は推進事業に従事する者がこの補助金による研究の成果によって、相当の収益を得たと...全文を見る
○福島みずほ君 四百五十億の内金ですが、お金をして、あなた、これ、もうかったら国庫に全部又は一部納付してもらいますよといいながら、一件もないんですよ。この規定はどういう意味で作られたんでしょうか。
○福島みずほ君 でも、一円も払ってもらっていないわけでしょう。なぜですか。
○福島みずほ君 ただ、これ、報告書見ましたが、自己申告制じゃないですか、幾らもうかったか。じゃ、私、もし補助金もらって、すごい研究して三十億もうかった。で、私がまあ一億ぐらい書いていればそれで通るわけでしょう、別に。やっぱり一件もお金返してもらっていないって、規定がせっかくあるの...全文を見る
○福島みずほ君 だって、はっきり規定を作って、全部又は一部を国庫に納付してもらうことがあると書き、募集要項にも書いてあるわけでしょう。でも、把握するのが難しいっておっしゃったように、私は、書くのは、自己申告制じゃないですか。だとしたら、誰も悪いけど国庫に納付しようと思わないですよ...全文を見る
○福島みずほ君 これ、税金使ってやっているわけで、やっぱり莫大にもうかった場合は国庫に納付してもらうというのは私はやるべきだというふうに思っています。せめて半分とか七割とか、それは分かりませんが、それはやはり返してもらう、国庫に返してもらう。だって、そう募集要項に書いてあって規定...全文を見る
○福島みずほ君 私は、社民党を代表して、独立行政法人医薬基盤研究所法の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論をいたします。  本法案は、法人国立健康・栄養研究所を解散し、その業務を医薬基盤研究所に承継させ、その名称を医薬基盤・健康・栄養研究所とするものです。  しか...全文を見る
05月12日第186回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  内閣法制局長官にお聞きをします。憲法九条は何を禁じていますか。
○福島みずほ君 我が国に対する攻撃がない集団的自衛権の行使は、よって、憲法によって、憲法九条によって明確に禁止されているということでよろしいですね。
○福島みずほ君 どうひっくり返っても、日本に対する攻撃がないわけですから、今、小松長官が明言されたとおり、集団的自衛権の行使はできません。日本国憲法下でできないということを改めて確認させていただきました。  イラク戦争のときに自衛隊はイラクに行きましたが、非戦闘地域、武力行使は...全文を見る
○福島みずほ君 改めて確認しますが、集団的自衛権の行使を憲法が禁じているので、イラクに自衛隊を送るにしても、武力行使をしない非戦闘地域ということの憲法のたががはめられたという理解でよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 私たちはイラク特措法に反対でしたが、小泉総理は、集団的自衛権の行使は憲法上許されない、よって、非戦闘地域、武力行使はしないということで、憲法上のたががはめられているわけです。今の国会、あるいは総理の答弁を聞いていますと、安保法制懇というたかが総理の諮問機関が決めれ...全文を見る
○福島みずほ君 日本が戦争するときは、自衛隊だけではありません、看護師さんやいろんな人たちも行くでしょう。戦争する、人を殺すことが間違っているという社会から、たくさん人を殺すことが正しいという世界にこの社会が変わるわけです。大変なことを閣議決定だけでやろうとしていることは、憲法破...全文を見る
○福島みずほ君 集団的自衛権の行使と言われているものと安保法制懇、総理が議論しているものは全然違うんです。本当に血みどろの長期の戦争に加わるかどうかという問題と、今たまたま反撃するというふうに問題を設定していることそのものが、この集団的自衛権の本質、血を流せと言っていることをごま...全文を見る
○福島みずほ君 だって、彼、座長代行じゃないですか。柳井さんがヨーロッパにいるから、実際は彼が、彼が実質的座長ですよ。憲法を無視していいと言っているんですよ。憲法の上に総理大臣がいるのではなく、憲法の上に政治があるのではなく、憲法の下に政治があるんじゃないですか。こんな発言、おか...全文を見る
○福島みずほ君 憲法を無視していいと言う人が安保法制懇をやっているんですよ。そして、この報告書を有り難くもらうんですか。とんでもないですよ。憲法を破壊していいと言っているんですよ、無視していいと。こんな発言をやって、安保法制懇の結論なんか出すことはできないですよ。(発言する者あり...全文を見る
○福島みずほ君 安保法制懇の第一次、第二次で一人追加していますよね。一人追加した理由は何でしょうか。第一次安保法制懇、第二次安保法制懇で、集団的自衛権の行使は違憲だという人は一人も入っていないということでよろしいですね。
○福島みずほ君 第二次安保法制懇に、集団的自衛権の行使を違憲だという人は一人も入っていないというのが質問主意書の答弁ですが、第一次と第二次では一人付け加わっているだけですから、第一次安保法制懇も第二次安保法制懇も、ただ一人も、集団的自衛権の行使は違憲であるという今の政府の見解を持...全文を見る
○福島みずほ君 入っていないと答えてください。
○福島みずほ君 安保法制懇なんて、やらせじゃないですか。第一次安保法制懇も第二次安保法制懇も、誰一人として、今の内閣の見解、集団的自衛権の行使は違憲であるという、六十何年間の自民党政治を体現する人、一人もいないんですよ。どういうことですか。  総理が、自分が、血の同盟、血を流せ...全文を見る
○福島みずほ君 国際法局長としてこの第一次安保法制懇に出席をされていたと。オブザーバーですから発言はできないでしょうが、国際法局長として、あるいは国際法と憲法は同順位、あるいは順位はどうかというのはありますが、憲法に、集団的自衛権の行使は違憲である、問題ではないかという発言などは...全文を見る
○福島みずほ君 第一次安倍内閣で第一次安保法制懇をやり、そのときの外務省の国際法局長は小松長官で、そこにコミット、オブザーバーとして参加をしています。第一次安保法制懇も第二次安保法制懇も、ただ一人も、憲法学者のほとんど全ては憲法下において集団的自衛権の行使は違憲であるという人たち...全文を見る
○福島みずほ君 事務局は関与しているんですか。だって会議って、取締役会もそうだけれど、全員いなくちゃ議論できないじゃないですか。持ち回りや、座長と誰かがやるなんという話じゃ駄目じゃないですか。一体どんな議論をしているんですか。事務局は関与しているんですか。報告書はできているんです...全文を見る
○福島みずほ君 だって、会議やっていなくて、どうやって連絡取り合ってやっているんですか。それにコミットしていない人間はどういう結論なんですか。  じゃ、二人か三人で議論しているとして、役所はそこにコミットしているんですか。こういうことを議論しているという提案が文書で出るんですか...全文を見る
○福島みずほ君 分からないんですよ。会議開いていない、議事要旨もない、六回しかやっていないんですよ、こんな憲法破壊のことをやるのに。これだけ重要なことをやるのに、事務局はその議論を知らなくてどうやってまとめるんですか。あるいは、この報告書は誰が起案しているんですか。誰が今起案して...全文を見る
○福島みずほ君 いや、誰が起案しているんですか。誰が起案しているんですか。座長代理ですか、事務局ですか。誰が起案しているか教えてください。
○福島みずほ君 インチキじゃないですか。議事録もないけれど、議事要旨もないんですよ。二月四日に終わって、議論しています、分からないじゃないですか。こちょこちょと二人でやっているんですか。じゃ、じゃなくて、役所がもう既に報告書を作って、しかるべきときに出そうと時期を見計らっているん...全文を見る
○福島みずほ君 それは、内閣官房から出しているというのは、機密費じゃないですよね。内閣官房のどの予算から出ているんでしょうか。
○福島みずほ君 少人数で議論している今の状態に、これお金払っているんですか。起案をもししているとしたら、それにお金払っているんですか。
○福島みずほ君 いや、実は会議は終わっているんですよ。事務方が勝手にやっているんじゃないですか。だって、お金払っていなくてどうやって議論をするんですか、旅費も。しかも、重要な議論じゃないですか。みんなで頭を突き合わせて口角泡を飛ばして議論しなくちゃいけないのに、それ三か月以上やら...全文を見る
○福島みずほ君 北岡さんが話しているこの五要件、私、議事要旨全部読みましたけれども全然出てこないんですよ。どこでこういうことが議論されて、どうして彼は勝手にこんなことを話すことができるのか。しかも、この要件、分からないですよ。どれも何の歯止めにもならない。明確な要請があるというの...全文を見る
○福島みずほ君 北岡さんは何でこんなべらべらべらべら五つの要件とか六つの要件とかいって話して、それが新聞に出るんですか。どこでどう詰められているんですか。この要件について事務方は一切知らないんですか。
○福島みずほ君 でたらめじゃないですか。この三か月間、二月四日以降開かれていないんですよ。謝金も払われていないんですよ。でも、北岡座長はべらべらしゃべっている、五つの要件、六つの要件。そして、憲法なんか無視していいというすさまじい発言、もう見たこともないような発言をしています。 ...全文を見る
○福島みずほ君 砂川判決が出たとき、それ以降も政権、自由民主党政権は、集団的自衛権の行使は、それ以降、できないというのを一貫して言ってきました。砂川判決を持ち出すことは、砂川判決をどんなに読んでもできない、だから前提が違うということが一点。二点目は、砂川判決は極めて最高裁が最も汚...全文を見る
○福島みずほ君 ごめんなさい。じゃ、外務大臣、済みません。
○福島みずほ君 ということは、アメリカは守らなくていいということですよね。
○福島みずほ君 結局、公海上でアメリカが攻撃されているときに日本が守らなくていいのかといいますが、アメリカも公海上は日本を守る義務はないんです、日米安保条約上。  先ほど小西委員が質問しましたが、日米安保条約は、憲法上、そしてこの規定、五条の規定からは、まさに集団的自衛権の行使...全文を見る
05月13日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、契約社員の格差の問題について、労働契約法二十条をめぐる例についてお聞きをします。技能実習生についても私もお聞きしたいと思います。  東京メトロの駅売店で働く労働者の四人が、五月一日、売店を運営するメトロコマースを相手取り、損...全文を見る
○福島みずほ君 大臣、ありがとうございます。  今大臣が例示された全てのこと、一緒なんですよ、全部、全く一緒。責任も一緒、配置転換も一緒、制服も一緒、労働時間もほぼ一緒、全部一緒なんですね。有期契約というけれど反復更新すごくやっていますから、もう八年、十年、十何年と働くみんなベ...全文を見る
○福島みずほ君 でも、一般論として、さっき転勤、責任、時間といろんなものをおっしゃいましたね。全部一緒なんですよ。どうでしょうか。
○福島みずほ君 じゃ、厚労省、こういう事案をどうやって救済するんですか。裁判やらないと救済されないんでしょうか。あるいは、さっき言ったことが同一であれば、じゃ、抽象論としてお聞きします。さっき大臣がおっしゃった点、配置、いろんなものが同じであればこれは差別してはならない、不合理な...全文を見る
○福島みずほ君 最終的には司法判断なんです。でも、裁判を起こすことがどれだけ大変か。それは、裁判で労働裁判、私も争ってきたので、弁護士として、物すごく分かります。時間が掛かるし、救済ができない。裁判だって負担です。とすれば、労働契約法がせっかくできたわけですから、救済をしなければ...全文を見る
○福島みずほ君 通達は出していらっしゃいますが、それがなかなか浸透していないと思うんですね。  賃金に差異もあるし、家族手当、住宅手当、それから退職金、賞与、全部違うんですね。あと、病気のときの取扱いや、もう様々、全部違う。元々は社内報にも名前を載っけてもらえなかった。正社員は...全文を見る
○福島みずほ君 この労働契約法の議論のときに、賃金、通勤手当などがよく議論になりました。もちろんこの中には住宅手当や家族手当、退職金、賞与なども不合理かどうかという要素の対象に含まれるという理解でよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 じゃ、質問の角度を変えます。  家族手当や住宅手当の質が問題になるわけですよね。だとすると、労働契約法二十条が対象とするものの中に、家族手当のその会社における位置付け、住宅手当におけるその会社の位置付け、賞与、退職金の位置付けがそれぞれどういうものかを考慮しない...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  全ての人を正社員にというのは、それは無理だと私も思います。ただ、余りに格差がある、余りにすごい格差があって、同じように働いて同じように責任があるのに、それはやっぱり是正することをして底上げをしなければならないと思います。  その当事者...全文を見る
○福島みずほ君 次に、日本郵便で働く郵政産業労働者ユニオン組合員の人たちの労働条件についてお聞きをいたします。  これは以前この委員会でも質問をしましたが、これまた同じように働いていても給料は三分の一であると。そして、郵便局の場合、期間雇用社員の割合が、非正規の割合が四九%にな...全文を見る
○福島みずほ君 この東京メトロの駅売店で働く人たちも、郵便局で働く人たちも、同じ仕事をしていて何でこんなに差があるのかということなんですね。やはりこれは差別を是正していくこと、低賃金をやっぱり上げていくこと、どんなに頑張って働いても全く良くならない、というよりも、この差別をなくす...全文を見る
○福島みずほ君 技能実習制度は人身売買制度の一環であるとして、国際的にも長年にわたって批判され続けてきました。労基法違反も非常に多い。労働者として活用するのになぜ技能実習制度という枠組みを使うのか。むしろこの枠組みを使わず、じゃ、質問をちょっと、時間がないので一つだけ、変えます。...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。
05月14日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は本当にありがとうございます。難病の問題に関して、もうかくも長き間、身を粉にして、あるいは心血注いで取り組んでこられた三人の参考人の皆さんに心から敬意を表したいと思いますし、今日の発言も本当にありがとうございます。また、患者さん、...全文を見る
○福島みずほ君 では、伊藤参考人に、今の、そもそもの難病が希少性を前提にして、今うんうんと言ってくださっていましたが、人数が増えると認定外れるんじゃないかと患者さんが非常に不安に思って陳情に来られたりとか、など、今までいろんな経緯がありました。  今回、また三百からやっぱり漏れ...全文を見る
○福島みずほ君 今日は地域格差の話が結構出まして、先ほど伊藤参考人の方からも言及がありました。今回、療養生活環境整備事業等は義務的経費化されませんので、やはり自治体でどうか、あるいは指定医の偏在の問題や、誰でもやはり治療が受けられるようにというのが地域格差をどう是正するかが一つの...全文を見る
○福島みずほ君 難病と障害者政策、先ほど伊藤参考人が障害者に関する三つの立法についておっしゃっていただいたんですが、やはり障害者政策、障害者権利条約も批准されましたし、それと難病との関係で、先ほどもおっしゃいましたが、総合支援法が施行になっているわけですが、差別解消法もできました...全文を見る
○福島みずほ君 福田参考人にお聞きをいたします。  実際、県知事会のまとめ役をされていて、実際、知事としてやっていらして、また、これまたざっくばらんに、難病対策、難病のことの政策をやる中で、県知事としてやっぱり何を一番難しいと思っていらっしゃるんでしょうか。
○福島みずほ君 三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございました。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日は本当に参考人の皆さん、ありがとうございます。  私も、まず初めに教育のことについて福島参考人にお聞きをいたします。  病院に行って、やはり子供のことが気になる、そして子供を見ると、やはり勉強や教育どうなっているだろうと。やっぱり子...全文を見る
○福島みずほ君 では、五十嵐参考人、やはり、そういうふうに努力をしたり頑張っている病院を、例えば厚労省の側からも、診療報酬で見るとか、何か考えたらどうかと思っているんですね。これは実は、性暴力救援センターにおける病院拠点型についても、もちろん内閣府が頑張ってもらっているんですが、...全文を見る
○福島みずほ君 難病のところでもその地域格差が非常に問題になったんですが、やはり、児童福祉法のこの問題では、都道府県の超過負担の現状も非常にあります。  鈴木参考人、自治体首長は叫ぶじゃないですが、もっとこういうことをやってくれということを是非おっしゃってください。
○福島みずほ君 今日、トランジションのことが随分話題になっていますが、福島参考人に、やっぱりがんは、難病といった場合、希少性があるわけではないので、大人のがんは難病からどうしてもやっぱりこれは外れると。そうすると、小児がんはこの対象だけれども、これが外れるとなると、やっぱりそこで...全文を見る
○福島みずほ君 世田谷の病院などに厚生労働委員会として視察に行ったり、いろいろしていますが、恐らく私たちが見るのは、割といいところを見ているのかもしれない。  ですから、地域格差ということにおいて、子供の難病の数が少ないと、やはり遠隔地に行かなくちゃいけないとか、地域によっては...全文を見る
○福島みずほ君 長野ですか、子供の病院がありますが、沖縄などにもつくろうという、できたんですかね、沖縄などにもつくろうという動きがあったり、やはり大人も大事だけれども、子供の未来、子供は成長するものですから、そういう子供の病院をもっとつくるとか、そういう構想というのはどうでしょう...全文を見る
○福島みずほ君 五十嵐参考人、厚生労働省に対して、子供の難病の問題、小児慢性特定疾患のことについてこれだけは言いたいという、あと一分三十秒ほどありますのでおっしゃってください。
○福島みずほ君 ありがとうございます。
05月15日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  難病の定義の四要件ないし六要件について、私もまずお聞きをいたします。  発症の機構が明らかでなくという要件は削除すべきではないですか。
○福島みずほ君 しかし、これは条文は「かつ、」になっているので、発病の機構が明らかでなく、かつ、治療方法が確立していない希少な疾病となっていますよね。治療方法が確立していなければ、発病の機構が明らかであったとしてもやっぱり難病にすべきだというふうに思っています。  発病の機構が...全文を見る
○福島みずほ君 ないんだったらいいじゃないですか、過去においてないのであれば。  これ、発症の機構が明らかということで、何かスモンが対象から外れるのではないかと言われていますが、そうではないということでよろしいんでしょうか。
○福島みずほ君 スモンは、現行の医療費助成制度の前身である治療研究協力謝金として一九七二年四月にスタートした四疾患の一つであり、原因物質であるキノホルムが一九七〇年に製造販売、使用が停止となり、以来、新たな患者は発生しておりません。二〇一一年四月一日現在、健康管理手当を受給してい...全文を見る
○福島みずほ君 最後の一人まできちっと面倒を見るということでよろしいですね。
○福島みずほ君 つまり、発症の機構が明らかになった途端に外れるというのも私は変な話だというふうに思っているんです。  本委員会でもずっと議論になっておりますが、本法律案で患者数五万人から全人口の〇・一%、十二万から十三万程度と基準が拡大されることはいいんですが、しかし、このこと...全文を見る
○福島みずほ君 パーキンソン病や潰瘍性大腸炎も先ほど出ましたが、今までも患者さんの数が多くなると、多くなりますよね、パーキンソン病とか、高齢社会でもありますし。そうすると、難病認定から外れるんじゃないかという、今までも随分その議論をしてきました。やはり、じゃ十五万人だったら難病じ...全文を見る
○福島みずほ君 今回の法案はこれでいいとは思うんですが、ただ、原因が分かったら難病指定から外れるとかいうのも、患者の数が増えたら難病認定から外れるというのも、この組立てはどこかでやっぱり見直すべきではないかというふうに思います。  次に、対象疾患検討委員会、仮称ですが、人選と審...全文を見る
○福島みずほ君 私は、障害者の政策担当大臣だったときに、障がい者制度改革推進会議は半分当事者に入っていただいて、有識者の半分は女性になってもらいました。全然、議論が本当に具体的な話になって、基本法の改正法案、総合福祉法、差別解消法、三本の法律をやるんだというところにつながったと思...全文を見る
○福島みずほ君 従来の有識者だけだと今までの議論と実は余り変わらないと思います。ですから、今日の質問では、やはり再考していただきたい、あるいは様々な患者さんの意見をきちっと聞くようにそれはやっていただきたいというふうに思っています。  それで、今日は文科省に来ていただいていて、...全文を見る
○福島みずほ君 昨日、参考人の方から、私立学校などだと学校をやめないで転籍をしないでいるので、なかなか院内学校に通えないという話があったんですね。  だけど、この文科省が出している平成六年の通達によると、病気療養児の教育に関し、入院前に通学していた学校と養護学校等との間の密接な...全文を見る
○福島みずほ君 さっき数は言っていただいたんですが、子供たちの全体の数は何人ですか。
○福島みずほ君 とおっしゃるけれど、この通達では、きっちり数を把握してしっかりどういう状況かやれと県の教育長に出しているわけじゃないですか。にもかかわらず、文科省が把握していないというのはどういうことでしょうか。
○福島みずほ君 平成六年のこの文科省が出した通達は、保護者の協力を得ながら、入院先や医療・生活規制を必要とする期間、欠席日数、病状などを的確に把握し、市町村教育委員会と協議しつつ、病弱養護学校等への転学の必要性について適切に判断すること、つまり実態把握をきちっとやれと県の教育委員...全文を見る
○福島みずほ君 県の教育委員会に実態把握せよと言っているわけでしょう。市町村の教育委員会と連携して実態を把握せよという通達出している。四十七都道府県に、実態把握したものはどうか、吸い上げて報告せよとはやっていないんですか。
○福島みずほ君 だって、だってというか、国は予算出しているわけでしょう。特別支援学級の中の一部を、幾らか教えていただけないが、運用しながらそこでお金を出していると。そうすると、それが十分かどうか。だって、父母がお金を出したり、企業のドネーションがあったり、自前でやったりという、病...全文を見る
○福島みずほ君 でも、これにははっきり病気療養児の教育機関等の設置、当該病院等の理解と協力を得て、その人数、症状等に応じ何たらかんたらというので、面積の専有空間を確保するよう努めることとか、ちゃんとやれとやっているじゃないですか。  しかも、私はこれを見て少し感激したんですが、...全文を見る
○福島みずほ君 この病弱養護学校及び病弱・身体虚弱特殊学級の現状で、人数とかもこれ出たりしているわけですよね。私、不思議でたまらないのは、都道府県の教育委員会に市町村に問い合わせて把握せよと言って、それを文科省は把握していないんですか。
○福島みずほ君 いや、多様な在り方も含めて、子供たちの教育をどう応援するかしっかりやれよと文科省は言っているわけじゃないですか。しかし、多様な在り方があるから把握していないというのは非常におかしくて、せっかくこういう法案が議論されているので、私たちは、これ全員、本当に全ての政党と...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、しっかり受け止めて、いずれこういう成果が上がったという報告があるように本当に期待をしていますし、逆に応援をしますので、これは文科省がしっかり予算付けてやってください。  病気で入院した子供が、やっぱり退院してなかなか、不登校になったり、すごくやっぱりなじめ...全文を見る
○福島みずほ君 今回、医療費助成の実施主体に中核市はならないんですが、昨日の参考人質疑でも是非中核市もなるようにしてほしいという要望がありました。是非これは今後考えていただきたいと思います。  医療費助成の現状について、支給、不支給、不服申立ての件数をどう把握しているでしょうか...全文を見る
○福島みずほ君 でも、やはり支給と不支給件数とが分からないと本当に需要って分からないじゃないですか。結局どういう問題があるか分からないので、事務ということは分かりますが、裁量的経費だったとしても、これからは支給と不支給と不服申立てなどをやっぱり把握をすべきではないかと思いますが、...全文を見る
○福島みずほ君 これ、難病の問題で支給、不支給だとITまで行かなくても電卓ぐらいでやれるんじゃないかというか、是非、やっぱり実態把握、今日のさっきの子供たちの教育もそうだと思うんですが、やはり政府が実態把握はやってほしいということを思います。  是非、うんうんとうなずいていらっ...全文を見る
05月20日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  法案に入る前に、二点、ちょっと確認をさせてください。  五月十三日のこの厚生労働委員会において、建設分野における外国人材の活用に係る緊急措置についてのいわゆる技能実習制度について質問をいたしました。この質問に対して吉田政府参考人は、...全文を見る
○福島みずほ君 技能実習生の問題については様々問題があると思いますので、また機会を改めて質問していきたいと思います。  それから二点目、これもちょっと確認したいことで、厚生労働科学研究費の助成先と国庫納付の在り方について質問をいたしました。厚生労働省の科研費は千二百六十五億円、...全文を見る
○福島みずほ君 大体、創薬のために助成しているのが、科研費が四百四十四億円ほどなんですが、これに、以前ここで質問したとおり、研究事業又は推進事業に従事する者がこの補助金による研究の成果によって相当の収益を得たと認められる場合には、交付した補助金の全部又は一部に相当する金額を国庫に...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  お金を返してもらう、国庫に納付させることがあるとしながら、今まで一円も、一件も還付されていないので、この点については、莫大な利益を上げた場合や、莫大でなくても利益を上げた場合、これ日本の国税が四百四十四億円使われているわけですから、...全文を見る
○福島みずほ君 結局、不支給と決めた人間に対して不服審査をやらなければならない、だからなかなかこれが覆らないんじゃないかと思うんですね。  難病患者さんが難病特有の困難性や悩みを抱えていることが多い。しかし、不支給に納得しない患者さんに対してその他の悩み相談も含めた包括的な手当...全文を見る
○福島みずほ君 ここは不支給も含めてしっかり総合的な、就職、教育、環境、あらゆる悩み相談をしっかり横断的に、ワンストップサービス的にやっていただきたい。局長、よろしいでしょうか。
○福島みずほ君 同じように、都道府県知事が小児慢性特定疾病の医療費の支給認定の申請に際し支給認定しない場合には、不支給通知の前にあらかじめ小児慢性特定疾病審査会に審査を求めることとなっております。同じように、不支給通知を受けた申請者がこれに不服の場合、異議申立ての不服審査を行うこ...全文を見る
○福島みずほ君 これからそういう相談体制や包括的なケアが本当に必要になってくると思いますので、是非よろしくお願いします。  トランジション、成人移行に当たっての支援については随分ここで議論になっております。平成二十三年度厚生労働科学研究費、小児慢性特定疾患のキャリーオーバー患者...全文を見る
○福島みずほ君 調査研究を進めていくということでした。  確かに、これ八百三十九名なので、もっときちっと再調査をして、何がニーズとして必要なのか、そのニーズを必ず政策として打っていくということが必要だと思います。是非再調査をやっていただきたい、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 成年移行がうまくいったという成果が出るように私たちも応援したいと思いますが、またフォローしていきますので、よろしくお願いします。  私も、負担増についてお聞きをいたします。  難病の認定患者さんのうち、一〇・四%に当たる八万千四百十八人の重症患者が、現在の自己...全文を見る
○福島みずほ君 これは小児慢性特定疾病の場合も、一四・四%に当たる一万五千九百九十六人の重症患者が現在の自己負担ゼロから本法改正後は月額千二百五十円の自己負担。また、一二・一%に当たる一万三千五百二十六人の低所得階層、非課税の人々が月額千二百五十円から二千五百円。ゼロから負担増と...全文を見る
○福島みずほ君 さらっと二五%以内に抑えるとおっしゃったわけですけれども、二五%って四分の一ですよね。やっぱりそれ、負担が大きいというふうに思う。例えば、自分が難病になった、あるいは自分の子供が慢性疾患を抱えている、所得の四分の一に抑えると言われても、それだけでは収まらないじゃな...全文を見る
○福島みずほ君 是非これは再検討していただきたいと。  ちょっと話は変わりますが、消費税の軽減税率で、イギリスなどは、ハンディキャップがある人の器具に関しては消費税を掛けないとしているんですよね。私は、それは一つの考え方だと。軽減税率を日本が導入するかどうかはまた大きな別の議論...全文を見る
○福島みずほ君 是非これは再検討していただきたいということを強く申し上げます。  参考人の質疑の中で、地域格差のことが相当出てきました。でも、今日の答弁などでも、地域支援協議会、例えば小児慢性特定疾患に関しては協議会を設置して、地域資源を把握して対象者のニーズに応じた支援を図っ...全文を見る
○福島みずほ君 今回のこの厚生労働委員会で子供たちへの教育支援が非常に前面に出たのはとてもいいことで、文科省も動きそうなので、是非、厚労省と文科省が強くタッグを組んで、子供たちの教育支援、しっかりやってくださるよう申し上げ、私の質問を終わります。  ありがとうございます。
05月21日第186回国会 参議院 憲法審査会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  衆議院でこの法案が可決された後、安保法制懇の報告書と総理の記者会見がありました。明文改憲、解釈改憲、立憲主義をどう考えるか、極めて重要な問題です。  船田発議者にお聞きをいたします。  船田さんは、三月十三日の自民党総務会で、集団...全文を見る
○福島みずほ君 国民の信を問うのであれば、国民投票じゃないですか。国政選挙なんかじゃないですよね。  憲法九条に関する集団的自衛権の行使を容認するかどうかは極めて重要なテーマです。だとすれば、信を問え、国民投票でやれ、総理の解釈改憲は許せないということに論理的になりませんか。
○福島みずほ君 いや、船田発議者は国民の信を問うて明文改憲でやるべきだと思っているんですよ。解釈改憲なんて邪道じゃないですか。総理が閣議決定だけで重要な集団的自衛権の行使を容認することは、国民の信を問う心構えもないじゃないですか。だとしたら、許せないというふうに思います。  船...全文を見る
○福島みずほ君 余地が多かろうが少なかろうが、一般論であろうがちびっとであろうが、違憲のことを政府が認めることが問題じゃないですか。先ほど、船田発議者は、時の政府の判断で変えることがおかしいとおっしゃった。そのとおりですよ。少しだろうが、一見限定的であろうが、一般論であろうが、認...全文を見る
○福島みずほ君 今、船田発議者がおっしゃった要件、まさに変えられないということじゃないですか。集団的自衛権の行使は、何百回と、ごく最近も違憲であるというのが自民党政治の確定した考え方です。これを変更するには憲法改正が必要だというのも繰り返し言ってきました。ですから、まさに船田発議...全文を見る
○福島みずほ君 いや、生活の党、公明党で、済みません。
○福島みずほ君 結いの党、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 日本の国民の命と暮らしを守るのであれば個別的自衛権で対処できるわけですし、日本の領海、領空が侵害されればそれは個別的自衛権の行使でできる。集団的自衛権の行使は、日本の国が攻められていないにもかかわらず、他国防衛を理由に売られていないけんかを買いに出ていくわけで、そ...全文を見る
○福島みずほ君 今回の国民投票改正法案は、宿題を解決するといいながら宿題を言っている法案だと思うんですね。つまり未完成交響楽団、未完成ではないか。というのは、この附則のところで、例えば公務員の政治活動に関して、規制の在り方について検討を加え、必要な法制上の措置を講ずると。先ほども...全文を見る
○福島みずほ君 これから真剣に議論すべき、あるいはプロジェクトチームをつくって議論する、これから法律を作るというのであれば、これ、幾ら改正法案、仮に成立しても未完成であって、国民投票をやれるような状況ではないという理解で、船田発議者、よろしいですね。
○福島みずほ君 やりながら考えるけれども、国民投票をやる時点で問題が解決していなければ駄目じゃないですか。十八個のうち何が一体解決しているんでしょうか。  それから、今回の改正法案は、附則で、例えば四、公務員の政治活動ですが、規制の在り方について検討を加え、必要な法制度上の措置...全文を見る
○福島みずほ君 年齢は法律改正しなければ駄目じゃないですか。どうですか。
○福島みずほ君 船田発議者は、前回この法律が成立したときに、十八歳にすると。つまり、「やはり公職選挙法における二十歳というこの年齢についても、これはできる限りこの三年間の間にしっかりと議論をした上で十八にすると。」、平成十九年四月十九日、参議院の委員会で発言されていますね。  ...全文を見る
○福島みずほ君 議論に答えていただいてなくて、私が言いたいのは、今回の改正法案が仮に成立しても、これで国民投票やれる状況ではないということではよろしいんですよね。  そして、みんなの党にお聞きします。超党派のこの議論の中で、みんなの党は、全部やはり十八歳にそろえるべきだと、とり...全文を見る
○福島みずほ君 はい。時間ですので終わります。
05月23日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  課徴金制度についてお聞きをいたします。  本法律案においては、政府が課徴金制度導入の検討に取り組むことを明確に示すための規定が置かれました。課徴金制度の中身なんですが、この課徴金率は、景表法四条一項の不当表示を事前抑止するために十分...全文を見る
○福島みずほ君 この課徴金財源の使途についてなんですが、一般財源化ということもあり得るけれども、是非消費者のために何とかこれを使うことはできないか。消費者被害の回復に役立つ使途に利用できる制度、枠組みの検討が必要ではないか。例えば、申請により拠出又は貸与するような制度として、適格...全文を見る
○福島みずほ君 是非、消費者問題の回復やその団体などへの支援や、そういうことにも使えるように是非検討をよろしくお願いします。  消費生活相談業務の民間委託における守秘義務と目的外利用防止についてお聞きをいたします。  衆議院のこの委員会におきまして、池本誠司参考人が消費生活相...全文を見る
○福島みずほ君 PIO―NETに直接アクセスできるわけですから、これはやはり民間委託は根本的に見直すべきだということを申し上げたいと思います。  次に、消費生活相談員の労働条件、雇い止めについてお聞きをいたします。  社団法人全国消費生活相談員協会、全相協が会員千百十二名から...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、今年、二〇一四年度、地方消費者行政のための地方財政措置二百七十三億円が計上されているにもかかわらず、実際に使われているのは百三十億円にとどまっております。  通達は掛け声倒れではないですか。
○福島みずほ君 通達と申し上げましたのは、平成二十五年二月二十七日付け「消費生活相談員に対するいわゆる「雇止め」の見直しについて」という消費者庁長官名での通達なんですが、そういう通達がせっかく出ているにもかかわらず、地方財政措置二百七十三億円中、実際に百三十億円しか使われていない...全文を見る
○福島みずほ君 消費生活相談員の資格の法定化ということをお聞きいたします。  現行の三資格、消費生活専門相談員、消費生活アドバイザー、消費生活コンサルタント保有者や消費生活相談等に従事してきた者に対して、経過措置として、一定の実務経験がある者は新しい消費生活相談員資格試験の合格...全文を見る
○福島みずほ君 本法律施行後五年以内に限り指定された講習を修了した人も合格者とみなすことになっておりますが、五年の根拠は何でしょうか。
○福島みずほ君 都市部と地方における有資格者の格差やいろんなことがこれから生ずるんじゃないか。消費生活相談員の国家資格化を導入するに当たっては、例えば地方における資格取得のための研修機会の拡充を重点的に行うなど、全国の消費生活相談窓口に資格を有する消費生活相談員がくまなく配置され...全文を見る
○福島みずほ君 消費者庁は、今年二月二十六日、農水省職員二百九十名に対して食品Gメンとして消費者庁の併任発令を行っております。六か月がめどとなっており、今年八月に併任終了となる見込みですが、外食への監視業務の重要性などの観点から併任を延長するお考えはあるでしょうか。
○福島みずほ君 食品表示法違反行為に対する都道府県知事の対応はばらつきがあります。現行法で行うことのできる都道府県知事による指示は都道府県ごとに件数が大きく違っております。二〇〇三年度から二〇一三年度まで十一年間で都道府県知事による指示は全国で計二百六十七件です。上位六県、都道府...全文を見る
○福島みずほ君 消費者被害という場合、高齢者がその被害に遭う割合がやはり高いと。消費者庁がやろうとしている見守り施策というのは、私はやっぱり高く評価できると思っております。  衆議院の委員会で樋口恵子さんが高齢者の問題を取り上げていらっしゃいますが、やはりここは施策を強化すべき...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日は本当にありがとうございます。  課徴金の問題に関して対政府質疑をやって、磯辺参考人、それから中川参考人から課徴金の話が出ております。中川参考人に改めてお聞きをしますが、これは被害者の回復に役立つ使途にするための制度の枠組みがやっぱり...全文を見る
○福島みずほ君 二瓶参考人にお聞きをしたいんですが、今回の景表法そのものの改正とどんぴしゃ当たってなくても、こういう機会ですので、ちょっとざっくばらんに教えてください。  私自身は、クルマエビかイセエビかということももちろんとても大事だが、むしろ食べ物の安全とか、そちらにちょっ...全文を見る
○福島みずほ君 また二瓶参考人にお聞きしたいんですが、原産地表示ってどこまでやるかという問題で、JAS法の改正と原産地表示というのは一つの大きなテーマですよね。  この消費者特別委員会でもかつて例えば質問したのは加工品の問題で、例えばA国産の煎りゴマとB国産のちりめんじゃこをそ...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので。どうもありがとうございます。
05月26日第186回国会 参議院 憲法審査会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず初めに、井口参考人と小澤参考人に、集団的自衛権の行使についてどうお考えか、解釈改憲についてどうお考えか、安保法制懇の報告書と安倍総理の記者会見についてどうお考えか、お聞かせ...全文を見る
○福島みずほ君 井口参考人にお聞きをいたします。  安倍総理は記者会見で二つの事例をフリップを使って説明をされたわけですが、今、与党協議の中では十五の事例でやっているというふうに報道をされています。そもそも、集団的自衛権の行使というのと、その説例として出ているものとがどういう関...全文を見る
○福島みずほ君 投票年齢についての議論について、それぞれ参考人の方から非常に意義深い説明をしていただいたというふうに思っています。  ところで、宿題は三つと言われて、衆議院議員の方はそうおっしゃる人が多いんですが、実は参議院は、ここは参議院で、十八の附帯決議が付いておりまして、...全文を見る
○福島みずほ君 小川参考人にお聞きをいたします。  今日のお話で、さっき小林参考人が、憲法は誰のものか、国民のものだと力強くおっしゃって、そして小川参考人もそのことを実践としてやっていらっしゃるということにすごく示唆をいただきました。  私も、若い人でも年齢に関係なくやっぱり...全文を見る
○福島みずほ君 私は、安保法制懇の座長代理である北岡さんの憲法を無視してもいいのだという発言に実は一番、最近の中では危惧を感じております。  また、今日、憲法学者として来ていただいているので、短くて済みませんが、井口参考人、小澤参考人、小林参考人に、こういう発言について、あるい...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございました。
05月28日第186回国会 参議院 憲法審査会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、船田発議者に御質問をいたします。  前回、今回は間違いなく四年後には国民投票は十八歳になります、遅くとも四年後には、ごめんなさい、これは枝野さんの発言ですが、十八歳になることが法改正がなされない限りは確定しておりますとあり、船...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっとよく分からないというか、十八にするなら私も十八にするべきであって、そして船田発議者は繰り返し繰り返し十八歳にすべきであるということを前回も、今日もですが、前のときもずっと発言をされていらっしゃると。  そうすると、国民投票も公職選挙法も十八歳にならなくて...全文を見る
○福島みずほ君 それはおかしいと思うんですね。参議院の附帯決議では、「成年年齢に関する公職選挙法、民法等の関連法令については、十分に国民の意見を反映させて検討を加えるとともに、本法施行までに必要な法制上の措置を完了するように努めること。」となっている。だけれども、先延ばしにして、...全文を見る
○福島みずほ君 納得がいきません。  というのは、憲法改正のための国民投票するときには何歳以上の人が投票できるんですか、それをきちっと検討しましょうというのが国民投票法が成立したときの国会の意思だったと思います。しかし、それが議論ができないので、不幸にして二十歳だったら二十歳と...全文を見る
○福島みずほ君 こんな状況で国民投票はできないと思います。国民投票するのに発議者は繰り返し繰り返し十八歳であることが望ましいとさんざんぱら言っていて、成年年齢もそれにそろえるのが望ましいとさんざんぱら言って、しかし、それが合意が取れないんだとすると不幸にして二十歳でやりましょうと...全文を見る
○福島みずほ君 いや、超党派の議論のときは、国民投票は十八で、公職選挙法上は二十歳でもやむを得ないという議論もしていたじゃないですか。順番からいえば、国民投票の年齢を何歳からやるのか、本来は公職選挙法も合わせるのが望ましいが、それができない、仕方ないなんという議論をやっていたわけ...全文を見る
○福島みずほ君 論理の順番が逆だと思います。逆です。さんざんぱら一回目の国民投票法ができたときも、そしてそのときの附帯決議も、何歳にするのか本法施行までに必要な法制度の措置を完了するように努めることまで言われていながら、結局決着が付かずに、そして、もしかしたら二十歳かも、いや、四...全文を見る
○福島みずほ君 各党でこれから議論するんだったら、まだこの法案は、もし仮に法律改正されたとして国民投票できないですよね。船田さんはすごい正直な人で、宿題を深化した、まだ解いていないとおっしゃったでしょう。宿題をまだ解いていなければ居残りじゃないですか。学校に残って宿題解いてくださ...全文を見る
○福島みずほ君 違いますよ。ここは国会ですから、発議者は宿題を全て解いて、そしてこれでお願いしますと言って、それで法律が成立すれば、それで万全の体制で国民投票ができるようにすべきです。しかし、船田さんは正直に、宿題は深化し、解いていないと言うのであれば、解いていない状況での発議で...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、何歳で投票できるのかという宿題は解けていないんですよね。公務員の政治活動については、確かに民主党、枝野さんは頑張ったと思いますよ、罰則付けないとか。頑張ったと思いますが、しかしまだ先送りで分からない点があるわけです。つまり、新たな自由研究ではなくて、宿題の...全文を見る
○福島みずほ君 三つの宿題ではなく、私は、今、枝野さんがおっしゃったことに関しては、公務員の政治活動ということそのもの、地位利用ということそのもの、裁判でも戦後とても争われてきたテーマであり、またそれはきちっと国民投票のときに明確にどこまでできるかという結論がこの文章で出ていると...全文を見る
○福島みずほ君 民主党の枝野さんのその最低投票率についての考え方は理解をしております。だから、これは同じだね、違うねという話ではなく、そのことも重要なテーマであるので、民主党がそう考えるというのは理解をいたします。しかし、これは国民投票法の超党派の発議なわけですし、それから、この...全文を見る
○福島みずほ君 では船田議員に質問いたします。  この附帯決議の中で、例えば、十三、テレビ・ラジオの有料広告規制について、公平を期すための必要な検討というのはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。
○福島みずほ君 こういうことは極めて重要な問題なので、きっちり議論をすべきだというふうに思います。  例えば、附帯事項の十六、「審査手続及び運営については、憲法改正原案の重要性にかんがみ、定足数や議決要件等を明定するとともに、その審議に当たっては、少数会派にも十分配慮すること。...全文を見る
○福島みずほ君 今、議論をしなければならないとおっしゃいましたが、やはり附帯決議の中で議論しなければならない点が多々残っていると思っています。  発議者の皆さんにも残っていただいていますので、私の持ち時間は限られているんですが、結いの党、みんなの党、そして維新の会、公明党、順番...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。ありがとうございます。
05月28日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  本日はお忙しい中、本当にありがとうございます。  今日、相談員の問題で、先ほど山本参考人からも言及がありましたが、非正規公務員のことをやりますと、司書の方、それから保育士さん、それから消費者相談員、これが非常に非正規雇用の割合が高く...全文を見る
○福島みずほ君 田中参考人にお聞きをいたします。  先ほど地域にたくさんいろんなものが、評議会つくれというのがあって、それぞれ意味があるけれども、実は同じ人たちがやったり、ダブったりするというのは、確かに言われてみれば、地域ではそういうリアリティーがあるだろうというふうに思いま...全文を見る
○福島みずほ君 山本参考人にお聞きをいたします。  私は消費者担当大臣だったことがあり、消費者庁頑張れ、消費者委員会頑張れと、始まったときから頑張ってと思い、消費者委員会などでもかなりもう献身的にとても頑張っていただいた委員の皆さんたちがたくさんいると。そういう中で、是非、消費...全文を見る
○福島みずほ君 山本参考人がジュリストに書かれた論文を拝読いたしまして、事故、インシデント等への対応、情報開示について書いていらっしゃるんですが、そのことについて少し御教授くださいませ。
○福島みずほ君 山本参考人が先ほど民間委託についておっしゃったんですが、福岡県弁護士会から福岡市長に意見書が出ているのは、会社と関係があるところが相談業務の民間委託となってPIO—NETなどリアル情報を見ることはいかがかということなんですが、この民間委託についてのアドバイスを是非...全文を見る
○福島みずほ君 河野参考人にお聞きをいたします。  先ほど守秘義務の大事さというのを民生委員の経験からおっしゃったんですが、山本参考人も守秘義務と保護と利活用と両方おっしゃったんですが、その守秘義務のことについて、ちょっとアドバイスをお願いします。
○福島みずほ君 お三方はそれぞれ消費者問題に本当にコミットしてやってこられた方なんですが、河野参考人に最後に一言。  私は、消費者庁の中で、例えば事故調、例えばエレベーターやエスカレーターの事故、あるいはネオニコチノイド農薬の問題や特保や、結局全てのことは、経産省、農水省それぞ...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、どうもありがとうございました。
05月29日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○委員以外の議員(福島みずほ君) 社民党の福島みずほです。  なぜ安倍総理は集団的自衛権の行使を認めようとするのか。二〇〇四年に書かれた「この国を守る決意」という本の中にこういうくだりがあります。  軍事同盟というのは血の同盟です、日本が攻撃をされていればアメリカの若者は血を...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 日本が攻撃をされていないにもかかわらず、他国防衛のために売られていないけんかを買うのが集団的自衛権の行使、日本が日本の命と暮らしを守るのであれば個別的自衛権でできます。集団的自衛権は全く違うもので、ずっと違憲とされてきた。だから大問題です。  ...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 集団的自衛権の行使を認めようとしている総理が、真っ正面から答えないじゃないですか。  先ほど、制限的にできる集団的自衛権の行使があるとおっしゃった。つまり、合憲の集団的自衛権と違憲の集団的自衛権があると思っているのだとしたら、その区別は何か言う...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 総理、ごまかしていますよ。この十五事例の中には明確に集団的自衛権の行使のものがあるじゃないですか。潜伏している潜水艦を、じゃ日本が武力行使できるのか。できないというのがつい最近の質問主意書の答えです。国際法上もそれはできない、武力行使をすることは...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 答弁。
○委員以外の議員(福島みずほ君) 与党のときは答弁続けながら、こういうときには答弁を切るのは問題ですし、きちっと国会での審議を求めていきます。  以上で終わります。
○委員以外の議員(福島みずほ君) はい。三十秒、ありがとうございます。  合憲の集団的自衛権はなぜ認められるんですか。
○委員以外の議員(福島みずほ君) 終わります。
05月29日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず冒頭、これは質問通告していないことを一つだけ聞かせてください。  ショックを受けたのは、被験者のデータが捏造されていたということで、厚労省が調査に入ったという報道があります。薬に関する治験のデータの捏造の問題なんですが、それに関...全文を見る
○福島みずほ君 これは大変な問題ですので、調査に入るということですが、また後日委員会で取り上げるか、また報告をお伺いしたいというふうに思っております。  私もちょっと順番入れ替えて済みませんが、ホワイトカラーエグゼンプションについて質問通告しておりまして、やはりこれも大変な問題...全文を見る
○福島みずほ君 高度専門職とは具体的に何で、誰が判断するんですか。
○福島みずほ君 為替ディーラーの人たちも夜昼逆転したり、物すごく緊張感を強いられて、若いとき物すごく働くからぼろぼろになったりしている人たちも見てきました。ですから、今、交渉能力がある人とかおっしゃいますが、労働者で交渉能力がある人ってそんなにいないですよ。  高度専門職といっ...全文を見る
○福島みずほ君 今日この話だけでやるわけにはいきませんが、ホワイトカラーエグゼンプションならぬ労働時間規制を産業競争力会議でこのような形で進めることには物すごく危惧があります。今大臣がおっしゃったような、交渉力があって世界的に高度専門職って本当に日本に何人いるんでしょうか、何十人...全文を見る
○福島みずほ君 社民党は、今回の法案には賛成で、確かに拡大するしかないのではないかとは実は思っています。  しかし、実は問題は、非正規労働者が若者から壮年まで幅広い年齢層に拡大をして、保険料納付世代が拡大したことこそ問題であると。だから、納付猶予対象年齢を拡大するというのは実は...全文を見る
○福島みずほ君 全体の経済と、それから正規労働者への道と、非正規労働者拡大に歯止めを掛けること、でもそれだったら派遣法の改悪は駄目ですよね、ホワイトカラーエグゼンプションなんかも駄目ですよねというふうに申し上げます。  無年金、低年金者の実態をどう把握していらっしゃるでしょうか...全文を見る
○福島みずほ君 学生納付特例事務法人制度の見直しで、確かに私も、大学の中でこれやっぱり余り活用されていないんだなということを改めて思いました。手数料を今年四月から一件当たり三十円から五百円に増額し、インセンティブ効果についていろいろやろうとされているんですが、今後どういう見通しを...全文を見る
○福島みずほ君 これは本会議でも質問がありましたが、今まで年金記録の訂正手続の創設で、総務省第三者委員会をやめて厚労省内部に民間有識者から成る合議体をつくるということでチェック機能が低くなるおそれはないでしょうか。あるいは、総務省と厚労省としばらくは並立して厚労省にスキームとして...全文を見る
○福島みずほ君 年金個人情報の目的外利用、提供範囲の明確化についてお聞きをいたします。  年金の取上げなど高齢者への経済的虐待に対する対応については、様々な市民団体からも必要が指摘されております。二〇一三年十月から二〇一四年三月までの半年間に市町村から寄せられた年金に関する経済...全文を見る
○福島みずほ君 今後増えていくと思うんですが、同時に是非、実態調査などもやっていただきたいということを要望として申し上げます。  そして、年金の問題と雇用の問題ってコインの表裏の関係にあって、今日も非正規雇用の問題を言いましたが、今日総務省にも来ていただいて非正規公務員の問題に...全文を見る
○福島みずほ君 総務省の調査は、任用期間が六か月以上、かつ週十九時間二十五分以上勤務に限っております。  自治労などの調査から推計してみると、実際にはそれよりも更に約十万人ぐらい多いんではないかと言われておりますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 今、学校現場でも、十年間働いて担任も持ったりクラブ活動も見ているんだけれども非常勤で任用制であるとか、保育士さんそれから司法書士さん、消費生活相談員の皆さんや学校の司書ですよね、多くの皆さんが非常勤であると。どなたもほぼ常勤と同じような仕事をしているし、学校の先生...全文を見る
○福島みずほ君 お手元にお配りしているのが総務省が出している通知です。これには、国及び他の地方公共団体の職員との間に権衡を失しないように適当な考慮が払われなければならないなどいろいろあるんですが、でも、基本的にパート法や労働契約法が適用がないために、解雇の規制やそれから無期契約へ...全文を見る
○福島みずほ君 一つは、この総務省が出している通達がもう少しみんなに浸透して、この中にある、合理的な理由がない差別的取扱いは行ってはならないとか、均等な機会の付与とか、少し実現するともう少し変わるとは思っているんです。  ただ、私自身は、この通達がフルに適用されたとしても、やっ...全文を見る
○福島みずほ君 任期付短時間勤務職員の任用のことを総務省おっしゃいましたが、これ何人ぐらいいるんですか。
○福島みずほ君 ですから、さっきそういうこともやりながら善処していますとおっしゃるけれど、数は四千人ちょっとしかいないんですよ。とすると、全体の七十万、六十万という世界からいうと一部分じゃないですか。  私自身は、全ての非正規公務員を正社員化しろとかということを言っているわけで...全文を見る
○福島みずほ君 この政治や法律の世界にいると縦割りというのは理解できるんですが、普通に考えれば労働問題って扱うの厚労省じゃないですか。  だから、非正規公務員だったらもう一切いろんな法律の適用がなくて、やっぱり保護が受けられないというのは何とかならないかと非常に素朴に思うわけで...全文を見る
○福島みずほ君 質問通告していますよ。
○福島みずほ君 はい、しています。しています。しています。
○福島みずほ君 済みません、質問通告は総務省も呼んでいるのでしているつもりだったんですが、厚労省の方に伝わっていなかったらそれはちょっと本当に申し訳ありません。両方に、とりわけ厚労省に取り組んでほしいと思って、この委員会でやるということで。  でも、やっぱりこれはちょっと進めた...全文を見る
○福島みずほ君 確かに、これって費用弁償となっているので、通勤費は割と払われている例が多いけれども手当などは本当にないですよね。賞与や手当がない。そうすると、この通達を、もう時間がたっておりますので、新たに例えば手当についても積極的にやってほしいとか、やはり民間とは違うけれども普...全文を見る
○福島みずほ君 今日のテーマである年金においても、第一号被保険者の就業状況、臨時・パートが、一九九九年には一六・六%だったものが二〇一一年には二八・三%まで拡大をしています。所得水準も、一九九九年五百四十八万円から二〇一一年四百三万円と二六・五%も減少。滞納者は更に深刻で、四百六...全文を見る
06月02日第186回国会 参議院 憲法審査会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  公務員の政治活動についてお聞きをいたします。  これは、元々の法律の中で意見表明権を侵害しないようにということで、今回の改正案では、原則として、これは船田発議者の方からも出ておりますが、国家公務員、地方公務員とも純粋な勧誘行為は原則...全文を見る
○福島みずほ君 私も、選挙運動とそれから国民投票ってやはり違うものだというふうに思っているんです。それは、やっぱり主権者であるので、物すごく地位が高い人が自分のコントロールでやるのは極めて問題だけれども、誰でも主権者であり、重要なことに関して主権者としてのやっぱり意見表明や活動と...全文を見る
○福島みずほ君 国家公務員と地方公務員で随分違うじゃないかというのはずっと議論があり、だとすれば、地方公務員についても、今回は意見表明、単純な意見表明は自由であるというふうにはなっているわけですが、もっと国家公務員に合わせてというべきか、主権者として行動ができるようにすべきではな...全文を見る
○福島みずほ君 もう一回確認ですが、国家公務員の場合はこの検討規定は適用されないということでよろしいんですね。
○福島みずほ君 総務大臣、今御答弁があったんですが、これで勧誘運動、署名運動なんですが、意見表明は自由であるが署名運動は規制されるということになると、やっぱり署名も一つの意見表明であると。それから、組織により行われるというのが、例えば、じゃ、三人でNGOをつくってやったら、だって...全文を見る
○福島みずほ君 選挙運動とそれからこういう政治活動はまたちょっと違うと思います。それから、国家公務員、地方公務員含めた公務員の政治活動は、戦後、裁判例も含めてとても争われてきた長い歴史があります。だとすると、これから検討事項というふうになっているわけですが、とりわけ地方公務員に関...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。
06月03日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私も、今回、ミスが立て続けに起きることは、巨大与党を背景に厚労省の中で国会軽視がやっぱり起きているんじゃないかというふうに思っています。  それから、今回、十九本の法律が一括してされると。全く違うものが一括して十九本で出てきてしまう...全文を見る
○福島みずほ君 説明に、通常は法案担当部局において作成者とその上司など複数名により確認を行っていると書いてあります。通常はということなんでしょうか。今回のみ、初めてこういうことが起きたんですか。
○福島みずほ君 ちょっと分からないのは、今回だけチェックができなかったのか、今までチェックの体制がなかったのか、どうですか。
○福島みずほ君 厚生労働省から今日もらった経緯についての文書には、通常は法案担当部局において作成者とその上司など複数名により確認を行っておりますというふうに書いてあるんですね。何となくルールがあって、今回たまたまそのルールを、ルールというか、たまたま今回はチェックしなかったから、...全文を見る
○福島みずほ君 だったら、この説明文書は違うじゃないですか。つまり、ルールは、それなりにいろいろやっていたかもしれないけれども、通常はチェックする確認をやっていたと書くのは間違いじゃないですか。これは違うと思いますよ。今回、一回きりだけこういうことが起きたというのではなくて、今ま...全文を見る
○福島みずほ君 これは納得できません。法定刑のミスですから、懲役刑のミスですから、これはこのまま、誤記で済みませんでしたというわけにはいかない、出し直すべきだ。社民党は廃案にと、これは改悪だと思っておりますが、ということを強く申し上げます。このまま出すことはできません。  それ...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  本案に入る前に、ずっとこだわってきた子宮頸がんワクチン、HPVワクチンについてお聞きをいたします。  お手元に資料があります。子宮頸がん予防ワクチンに関する副反応検討部会・安全対策調査会の委員の審議会参加規程に基づく受取額の申告状況...全文を見る
○福島みずほ君 講演であれ執筆であれ、実際、問題となっているいわゆる子宮頸がんワクチンのワクチンを売っている会社から五百万円近いお金をもらって、議決権なくてこの委員会に出席しているって論外じゃないですか。多額のお金じゃないですか。それだったら公平な判断ができるんですか。
○福島みずほ君 いや、理解できません。  どうしてこんな多額のお金をこの二社からもらっている人たちがこんなに入るのか。議決権はないにしても、意見陳述は可能なわけですよ。これ、こうなんです。実際、その人たちが公平な判断をするかどうかとは別に、こういう人たちが入っていることによって...全文を見る
○福島みずほ君 いや、でも、この委員会が始まってから五百万もらったという人が例えば副反応検討部会に入っていて、議決権がないからいいでしょうなんという話は通用しませんよ。意見陳述は可能なわけで、そのうち、ですから、十人のうち二人しかもらっていないんですよ。安全対策調査会では、二人以...全文を見る
○福島みずほ君 副反応検討部会で十人のうち三名が議決権がない。でも、議決権なくたって意見陳述は可能じゃないですか。みんなの意見を変えることはできるわけですよ、自分が意見を言うことによって。だから、議決権すら持ち得ない人が三人も入っていて、まともな議論ができるんですかということなん...全文を見る
○福島みずほ君 大臣、大臣室で話を聞かれて、どう思われました。
○福島みずほ君 ワクチンを接種した後や、皆さんが原因として考えられるのは、やっぱりHPVワクチン、いわゆる子宮頸がんワクチンではないか、その後やっぱり悪くなっている。そして、十代で記憶障害になったり、それから記憶を喪失するとか、そういうのはふだんは、普通はそういうことは起きないわ...全文を見る
○福島みずほ君 これはもう副反応というか、被害の現状を見ると、いずれ厚生労働省は薬害で本当にすさまじく訴えられる日が来るのじゃないかというふうに思っています。やめるのは早い方がいいですよ。  これによって重篤な被害を受ける人を一人でも未来からなくしていくこと、もちろん今受けてい...全文を見る
○福島みずほ君 地域に移行したらこんなにいいことがあるというふうに人々が求めてやる制度ではなくて、厚労省は、ばあんとこうやれば費用が抑制できるという計算しているわけですよ。私は、やっぱり今度の法律改正が費用抑制の観点から打ち出されているということがまずそもそも極めて問題であるとい...全文を見る
○福島みずほ君 延べでいくと多いわけですよね。そして、給付費は二〇一二年度で二千四百九十五億円、給付総額の三・三%と極めてささやかなものです。しかし、延べ百二十二万人ぐらいですかね、利用していると。  また私事で済みませんが、父も母も本当にお世話になったり、今もお世話になったり...全文を見る
○福島みずほ君 介護サービスはもう本当にプロの仕事ですよね。私は、プロでやっている、本当に高度なことで、要支援一、二だとしても、そこでやっぱりプロがやることによって本当に支援をしている。例えば、認知症高齢者の多くが要支援サービスを利用しています。サービスが制限されれば、早期発見、...全文を見る
○福島みずほ君 全国を歩くと、地域は凸凹ですよ。疲弊している自治体も多く、過疎地も多く、財政的に本当に疲弊をしていたり若手がいなかったり、本当に全国様々ですが、一概に言えば地方はとても疲弊をしています。  全国一律の保険サービスから市町村事業に移すことで、市町村間でサービス、内...全文を見る
○福島みずほ君 そのままお金が行くから大丈夫だとおっしゃいますけれど、繰り返し聞いていますが、費用抑制すると言っているじゃないですか。予想値が二%削減すると言っているわけだから、将来減るんですよ。  それから、大臣が認めているとおり、地域によって違う。だから自治体で、確かにこれ...全文を見る
○福島みずほ君 相談に乗らせていただくと言うけれども、相談に乗らないんじゃないですか。だって、地域に任せるわけでしょう。そして、しかも、大臣、自分でもおっしゃったとおり、二%費用抑制するということを前提にこれから制度を組み立てるわけだから、地方は疲弊をしていきます。要支援の一、二...全文を見る
○福島みずほ君 はい。  介護保険制度そのものが壊れていくというふうに思います。  また引き続き質問します。終わります。
06月04日第186回国会 参議院 憲法審査会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、大変示唆に富むお話、ありがとうございます。また、他の委員会との関係で順番を入れ替えていただいたことに感謝をいたします。  まず、伊藤参考人にお聞きをいたします。  伊藤参考人は、議員定数不均衡の問題に関して、原告の代理人と...全文を見る
○福島みずほ君 本日は、公務員と政治活動に関しての示唆に富むお話、大変ありがとうございます。  愛敬参考人にお聞きをいたします。  塩野宏さん、行政法の大家ですが、やはり公務員法上の政治的行動の制限規定の合憲性が疑わしいと、先ほども説明をしていただきました。ですから、本来は、...全文を見る
○福島みずほ君 伊藤参考人にお聞きをいたします。  確かに、公務員は憲法尊重擁護義務が課せられるわけですから、どのような憲法の下において自分が仕事をするのかというのは重要です。また、政治的中立性というのは個人の思想、信条に対してではなく公務に対して行われるというのは、本当にその...全文を見る
○福島みずほ君 戦後日本の政治は、自民党政治は、集団的自衛権の行使は違憲であるということを確立したものとして政治を行ってきました。日本の国民もそれを支持してきたというふうに考えております。現在でも、内閣法制局長官も、集団的自衛権の行使は違憲であると明言をしております。  この集...全文を見る
○福島みずほ君 イラク特措法に関して社民党は反対だったんですが、時の小泉政権、小泉総理は、非戦闘地域、武力行使はしないということで自衛隊の派遣が行われました。ぎりぎり首の皮一枚、武力行使をしないということで派遣をしたわけですが、このイラク派遣された自衛隊の問題に関して、御存じ、名...全文を見る
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
06月04日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第8号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  他の委員会との関係で順番を変えていただいたことに感謝をいたします。ありがとうございます。  本案に入る前に一言、カジノ法案について質問をいたします。  カジノの合法化を含めた法案が国会に提出をされております。この件について、私は四...全文を見る
○福島みずほ君 是非、消費者庁として意見を言ってください。  ギャンブル依存症に陥った当事者の話、何人もの話を聞いたり、集会で話を聞いたりしております。やはり、家族が崩壊する、離婚やあるいは仕事ができない、あるいは失職してしまう。本当に大変な中で、依存症をどうやって克服するかと...全文を見る
○福島みずほ君 これまでも国は地方消費者行政活性化基金を地方に交付してきましたが、各自治体での本予算化がなかなか進まないという状況は、残念ながら変わっておりません。地方消費者行政活性化交付金が本予算で措置されることとなり、今まで以上に地方自治体で利用しやすくなったと思いますが、や...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっと難しいかもしれないんですが、国民生活センターが介入して被害回復した額を各自治体でデータ化して、プライバシーの問題があるかもしれませんが、公表してもらうとか、相談者の感謝の声や、こういうふうに解決したとか、毎年集約して発表するなど、独自予算化を視野に入れた具...全文を見る
○福島みずほ君 資格保有者の地域偏在の解消についてお聞きをいたします。  新たな消費生活相談員資格試験の実施に当たっては、各地域における試験の機会を確保し、資格保有者の地域偏在の解消を図る必要があります。  平成二十五年四月一日現在、六三・九%の市区町村等が消費生活相談員を配...全文を見る
○福島みずほ君 新たな消費生活相談員資格試験制度が創設された後も現行の三資格保有者が引き続き業務を担えるよう、円滑な移行措置を講じていただきたい。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 この資格化の中で、待遇改善という思いや、それからやはり権限の強化ということを相談員の皆さんたちが願っているし、それが消費者行政を良くすることに本当につながるというふうに思っております。  ただ、非正規公務員は女性の割合が高く、事務職とそれから消費者相談員と保育士...全文を見る
○福島みずほ君 この委員会でもよく出てきますが、消費者相談員の皆さんの給料が残念ながら高くないという問題があり、今回、法的資格を付与することで、やっぱりベテランでこの消費者行政に携わる人々の待遇がもう少し改善されないかというふうに思っております。  非正規公務員の問題でもあり、...全文を見る
○福島みずほ君 自治体によって消費者行政が実はばらばらであったり、凸凹であったりしますが、消費者相談員の皆さんが全国にきちっと配置されて、そこである程度安定した職場としてベテランの皆さんたちが活躍できるように、是非、この法律が成立した暁には、消費者庁、今までもやっていただいていま...全文を見る
○福島みずほ君 課徴金はやはり莫大なお金ですし、被害者に返還されるのは当然として、どのような制度をつくればより被害者への返還がなされるのか、あるいは、この課徴金を消費者団体や、あるいは有効に使うことによって消費者行政にも実は資してほしいというふうに思いますので、今議論中ですが、是...全文を見る
06月05日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  前回、介護保険について聞きました。今日も介護保険について聞いた後、医療についてお聞きをしたいというふうに思っております。  私は、今回の改正案が要支援一、二の通所サービスと訪問サービスを保険給付から外すということが、なぜ行うのか。費...全文を見る
○福島みずほ君 いや、適したサービスとか良いサービスと言うけれど、今までの介護保険の訪問サービスとそれから通所サービスで、要支援で何か問題があったんですか。
○福島みずほ君 地域移管して多様なサービスが各自治体で保障されるとはとても思えません。これは衆議院の議論でも山井さんが質問をしておりますが、物すごい大チェンジをやるわけですよね。そのときに、平成二十四年度に導入した介護予防・日常生活総合事業を発展的に展開、つまり今、和光市などでや...全文を見る
○福島みずほ君 いや、それは一体どこの話ですか。今議論しているのは、要支援一、二における通所サービスと訪問サービスの人たちの今まで受けられていたきちっとしたサービスが権利として保障されるかという議論なんですよ。今の大臣の答えは、いや、要支援一、二に認定されなかった人でも同じような...全文を見る
○福島みずほ君 いや、意味が、やっぱりそれはごまかしですよ。つまり、要支援一、二の通所サービスと訪問サービスは、人々はやっぱり受けたいわけですよ。プロによってきちっとやっぱり通所サービス、訪問サービスを要支援一、二で受けたいんですよ。そういうサービスが受けられなくなるじゃないかと...全文を見る
○福島みずほ君 議論しているところがやっぱり違うんですよ。要支援一、二の人が通所サービス、訪問サービスを今までどおり受けられるのか。それで、何で保険給付から外すのか。  保険給付であれば、先ほども議論がありましたけれども、やっぱり給付として受けられるわけですが、その保障が、地域...全文を見る
○福島みずほ君 介護保険給付としてのサービスとしては受けられなくなりますね。
○福島みずほ君 じゃ、今までの介護保険から外して何で地域移管するんですか。
○福島みずほ君 なぜ要支援の訪問介護と通所サービスだけを介護保険の給付から外すんですか。
○福島みずほ君 訪問看護が極めてプロの仕事であることは理解しますが、訪問サービスも通所サービスもプロの仕事じゃないですか。もちろん様々なサービスがあっていいですよ。予防があってもいいし筋トレがあってもいいです。しかし、訪問サービスも通所サービスもプロの仕事じゃないですか。それ以外...全文を見る
○福島みずほ君 要介護一、二、三、四、五もどれも重要であり、要支援の訪問サービスも通所サービスも極めて重要です。配食サービスやサロンや見回りや、それも重要ですが、それは今でもNGOや地方自治体はやっています。なぜ介護保険制度の中で保険給付として大事とされていた要支援一、二の訪問サ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、理由が全く分かりませんよ。多様なサービスが必要である、それはそのとおりです。でも、今までの介護保険制度を維持しながら、いろんな多様なサービス、NGOや、いろんな活用すればいいじゃないですか。全く理解ができないのは、今まで介護保険給付として実現されてきた要支援...全文を見る
○福島みずほ君 予防給付に比べて地域支援事業はサービス単価が安く設定されるため、介護事業者は要支援分野から撤退するんではないかというふうにも思います。そして、いろんなサービスがあって、いろんな多様なのがあっていいんですよ。だけれども、極めて重要な介護保険のイの一番である要支援一、...全文を見る
○福島みずほ君 通所サービス。
○福島みずほ君 体操教室は確かにいいかもしれないけれども、それは元気な人が行く体操教室ではなくて、要支援一、二の人が訪問サービスへ行ったりとか、そこでの体操とかやったりしていますよね。  私が聞きたいのは、今ある要支援一、二の通所サービスと訪問サービス、この部門においてNGOや...全文を見る
○福島みずほ君 結局、地域移管して、地域包括センターにすると、要支援一、二の今まであった通所サービスそれから訪問サービスがぶわっと薄まって、体操教室もあります、何とかもありますだけれども、十分にいかないんじゃないか。  そして、今の答弁でも、今の通所サービスや訪問サービスでもN...全文を見る
○福島みずほ君 要介護五の方がやはり特養老人ホームに入る必要性が高いというのはよく理解ができます。しかし、現在でも特養老人ホームに入っている人の中で一一・八%は要介護一、二の人です。つまり、要介護一、二だけれども、特養老人ホームに入る必然性があって入っているわけですよね。もちろん...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、先ほど局長が答弁したように、要介護一、二でも入る必然性がある人たちはいるわけですよね。今回も例外を認めているけれども、それは極めて限られています。  私は、特養老人ホームを増やすことと同時に、やはり一、二ではもう原則として入れませんよとすることで、やはり本...全文を見る
○福島みずほ君 だったら、要介護三以上なんてやる必要ないじゃないですか。今までと何が違うんですか。だって、今だって例外的にしか入れないわけで、例外的に入れるというんだったら、こんな三以上なんてやらなくていいじゃないですか。これ、何でやるのか。やっぱり待機者の数を減らしたいんじゃな...全文を見る
○福島みずほ君 私は、多分、みんな事情がそれぞれ様々なので、単に要介護五と三でどうかだけれども、必然性が強い人をやっぱり特養老人ホームに入れているんじゃないかというふうに思います。先ほどもあったように、ネグレクトや虐待のケースや、独居だとしたら要介護二でもやっぱり入れようという判...全文を見る
○福島みずほ君 厚労省は、特養を利用している要介護一、二には、これから低所得高齢者の住まい対策で今後対応するということなどを言っています、今おっしゃったように。しかし、社会福祉法人やNPOが運営主体となり、空き家などを利用した高齢者ハウスで生活支援サービスを提供し、介護や医療、み...全文を見る
○福島みずほ君 あらゆるいろんな生き方があってもちろんいいとは思うんですが、ただ、要支援、要介護一、二の人で、独居で、そして空き家でというのが本当にうまくいくのか。例えば、関西の方で、ワンフロアにたくさんの部屋を置いてそしてやって、貧困ビジネスではないかということでもう非常に問題...全文を見る
○福島みずほ君 特養老人ホームを要介護三以上にするということには私は反対です。やはりそれは必要があれば要介護一、二の人も入れるようにすべきだし、来るなというか、要するに待機者リストにそもそも入れないということそのものが問題だと思います。  二割の負担増について今日もずっと議論に...全文を見る
○福島みずほ君 上限があるんですが、しかし、二割になるということは二倍になるわけです。  私が聞きたかったことは、様々な、たくさんいますのでモデルケースというのはあり得ないけれども、例えば、今、年金の保険料が上がる、年金が下がる、そして保険料が上がる、医療の負担が増えるという状...全文を見る
○福島みずほ君 いや、私は素朴に思って、誰を標準にするかは難しいけれど、そういうのをやるべきだと素朴に思っているんです。例えば、こういう年金でこういう人は、まあ電気、ガス、水道、人によっても違うけれど、どれぐらいの負担になってどうなるのか。ですから、事前に厚労省に聞いたら、そうい...全文を見る
○福島みずほ君 国の医療政策がころころ変わる中で、十年先のビジョンを国、市町村が責任を持って作れるのかというふうに思っています。  今朝の午前中の議論でもありましたが、高度急性期機能、急性期機能、回復期機能、慢性期機能の四つの医療機能から病棟単位で一つの医療機能を選択させる、こ...全文を見る
○福島みずほ君 私が病院だったら困りますよ。だって、中小病院だったら、地域の全部の機能を持っていたり、回復期機能かなというところに丸をしますよね。四択の中で選べと言われたって、これ非両立じゃないから選べないですよ。しかも、多くの病院が回復期機能に丸を付けたら、どうやってこれを調整...全文を見る
○福島みずほ君 たくさん疑問があります。そういうふうにきれいにできるものか、上からのそういう押し付けで医療が壊れるんじゃないかと思いますが、また続いて質問します。
06月10日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。よろしくお願いします。  介護についても相当聞きたいんですが、医療について、それから今ありました事故調についても聞かなければならないので、そちらに今日は集中したいというふうに思っています。  ところで、今二割負担の件があったんですが、こ...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、政令で二割負担の範囲を決めるわけですから、私は、これから経済が悪くなると二割負担の上限が、負担をしていただく人が、下がっていくとか、実は厚労省の年金と介護と医療の負担増の中で、やっぱり三つどもえで生活が苦しくなる。政省令で下がれば、済みません、あなたたちも負...全文を見る
○福島みずほ君 これは逆にこちらの方でアンケートを取って、これだけの負担に耐え得るかみたいな提起をしっかりやっていきたいというふうに思っています。  医療事故に関する調査の仕組みなんですが、これは私たちも事故調をつくるべきだと主張してきました。医療事故に遭われた遺族の人たちは、...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、いや、再発防止に重点を置くというのは理解ができるんですが、予期し得た事案と主張したらもう調査ができないわけですよね。つまり、私がもし医療機関だとしたら、やっぱりこれ、予期し得たというか、調査を開始しないような形にやっぱり行ってしまうんじゃないか。そうすると...全文を見る
○福島みずほ君 報告書に個人名も記されないということで、よく分からない報告書になってしまうんじゃないかとも思ったりするんですね。  それから、日航機事故、御巣鷹山の八・一二の事故があった以降、国土交通省に要請をしてヒヤリ・ハット、つまり、それまでは事件が起きなければ、衝突とかで...全文を見る
○福島みずほ君 このペナルティーなんですが、この四分類に関する知事の要請に従わない場合、補助金や融資から排除する権限を知事が持っているということでよろしいわけですね。  また、医療機関が都道府県知事の要請又は命令、指示に従わない場合、都道府県知事は地域医療支援病院、特定機能病院...全文を見る
○福島みずほ君 結局、融資しないわけですよね。自分がやっている融資だけじゃなくて、国がやっているものもさせないとか、言うことを聞かないと廃院にまでできるわけじゃないですか。言うことを聞かないというか、だって、要請又は命令、指示に従わない場合は都道府県知事は取消しができると。廃院に...全文を見る
○福島みずほ君 分かりました。  うちはこういう医療をやりたいと思っても、都道府県知事と、あるいは県の職員と意見が合わなかったらお取り潰しですよ、お取り潰し。これはおかしいですよ。結局、病床規制、費用抑制、基金をどう使うかの中で、私は、これはやっぱり医療を壊すというふうに思って...全文を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  本日は本当にありがとうございました。  この法案が審議されるまでには、ほかの委員からもありましたが、長い長い道のりがあったので、きっちり審議をして私たちはやっぱりそれに応えていくべきだというふうに思っています。  こういう事故調査...全文を見る
○福島みずほ君 医療機関側だけに唯一イニシアチブがあると、何か、理由にならないようなことが必要ではないかというふうに思っています。  それで、豊田参考人のお配りになられた資料で、御子息の死因に関しても、医師間だけでなく、看護師の申し送りや経過観察においても適切な引継ぎが行われず...全文を見る
○福島みずほ君 医療事故はむしろ刑事事件に親しまないと私は思っておりますが、かつて富士見産婦人科病院やいろんな事件もあったと。そうすると、この事故調と民事事件、刑事事件との仕分、整理をどうお考えなのか。つまり、捜査機関がカルテを押収する場合がある、あるいは民事でカルテを差し押さえ...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  本日は、現場で頑張っていらっしゃる三人の参考人の皆さん、貴重な御意見を本当にありがとうございます。  私も、介護保険制度は、とても、まあ私自身も個人的に助かっていますし、義理の母と、母と、父と。これを、要支援の一、二の通所サービスと...全文を見る
○福島みずほ君 その要支援一、二を介護保険給付から外して地域包括事業の中に入れて、厚生労働省はNPOやボランティアの活用、民間企業の活用ということを言っています。もちろん、NGOやNPOやボランティアは大事ですし、その活用は大事だと思うのですが、私は、訪問サービスや通所サービスで...全文を見る
○福島みずほ君 おっしゃるとおりで、介護保険給付の有り難さって要支援のところから始まると思っていて、この部分をまず切るというか、地域移管すると、ほとんど何か有り難みがないというふうにも思います。  ところで、本日、石橋参考人が、外国人労働者についてのペーパーを出していただいてい...全文を見る
○福島みずほ君 勝田参考人にお聞きをいたします。  本日は、二割負担のことと要支援一、二の通所サービスと訪問サービスの地域移管と、それから特養老人ホームにおける原則として要介護三以上にすることについて発言をしていただきました。  要介護一、二も例外的に入れるというけれども、し...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。
06月11日第186回国会 参議院 憲法審査会 第8号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  特定公務員の国民投票運動の禁止についてお聞きをいたします。  公務員の国民投票運動に政治的行為禁止規定を適用しないとする百条の二では、特定公務員を除外することとなっております。その結果、政治的行為禁止規定が特定公務員にはそのまま適用...全文を見る
○福島みずほ君 一昨年に出された国公法二事件最高裁判決では、公務員の政治的行為について、一方の事件は無罪となりました。特定公務員の国民投票運動の禁止は政治的行為の禁止とは趣旨は異なりますが、例えば、非管理職である警察官が私服で休日に勤務地から離れた場所で投票運動を行ったような場合...全文を見る
○福島みずほ君 この憲法審査会の中で、個人の中立性ではなく公務の中立性で判断すべきだという意見が出ました。是非また御検討をいただきたいと思います。  組織的に行われる公務員の国民投票運動の規制の検討についてお聞きをいたします。  組織的に行われる公務員の国民投票運動の規制の趣...全文を見る
○福島みずほ君 船田発議者にお聞きをいたします。  船田発議者は明文改憲でやってこられた方ですが、この間、解釈改憲もやむなしとされたのかなというふうに思っておりますが、五月二十一日の北側発議者の発言どおり、やはり議論の積み重ねがあって、それがどうなのか、船田発議者にお聞きをいた...全文を見る
○福島みずほ君 急迫不正の侵害、我が国に対する急迫不正の侵害を、我が国と密接な関係があるところの急迫不正の侵害と置き換えることは全く別物です。個別的自衛権の行使が少なくとも戦後合憲とされてきた、政権によって、のは、我が国に対する急迫不正の侵害は一応分かるからです。  侵略戦争は...全文を見る
○福島みずほ君 全く違う概念ですよね。我が国と密接な関係があるところへの武力行使に対して合憲だというのであれば、ベトナム戦争において北ベトナムから攻撃されたトンキン湾で、それでアメリカは武力行使、ベトナム戦争に踏み切るわけです。日本と密接な関係のあるアメリカが攻撃を受けたというこ...全文を見る
○福島みずほ君 全く論理的ではないですよ。集団的自衛権の行使を違憲としてきた、なぜ合憲とできるのか。一の要件を拡大をして、我が国と密接な関係のある国への武力行使が日本にとっても影響がある場合はできるとなれば、ほとんどできるじゃないですか。  日本には米軍基地がある、そしてアメリ...全文を見る
○福島みずほ君 三の必要最小限度を理由に、集団的自衛権の行使を政府は肯定してきておりません。集団的自衛権と個別的自衛権は量的概念はないと繰り返し答弁しています。  問題は、一の要件、日本に対する急迫不正の侵害があることが要件であるというのを今崩している。今の船田発議者は明確にこ...全文を見る
○福島みずほ君 日本の国が攻められれば、おっしゃるとおり、それは反撃、正当防衛として反撃するということはあるわけです。でも、戦争は、他国防衛を理由に侵略戦争をやってきた過去があり、だから日本は集団的自衛権の行使はしないんだと。結局、集団的自衛権の行使をすると言った途端に歯止めがな...全文を見る
○福島みずほ君 社民党を代表して、ただいま議題となりました憲法改正国民投票法改正案に対して反対の討論を行います。  今まさに、安倍内閣は集団的自衛権の行使に関わる憲法解釈を変更しようとしています。長年の国会論戦や国民的議論を経て確立し、定着してきた政府の憲法解釈を一内閣の判断で...全文を見る
06月12日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  法案に入る前に一問お聞きをいたします。大牟田労災病院廃止問題についてです。  この委員会でずっと取り上げ、かつ質問主意書も出してきました。厚労省労働基準局労災補償部と大牟田労災病院廃止反対連絡会議との間で二〇〇六年三月九日に締結され...全文を見る
○福島みずほ君 確認書の中で不履行となっている事項に関して、早期履行に向けた具体的スケジュールを盛り込んだロードマップを早急に示すべきと考えますが、いかがでしょうか。ロードマップをいつ示すのでしょうか。
○福島みずほ君 これは、二〇一二年八月二十九日、私の質問主意書に対して、政府は百床体制実現や各診療科への配備が実現できていない理由として、医師の確保が困難である等の事情と答弁しています。答弁書が出てから既に二年近くたっておりますし、確認書を取っているわけですから、これはしっかり厚...全文を見る
○福島みずほ君 今回、訪問介護、通所介護を市町村事業に移管させるのは当面の策で、将来は予防給付全体を保険給付から外していこうとしているのではないでしょうか。それとも、訪問介護、通所介護のみの移管は恒久的なものなのか。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 介護予防・日常生活支援総合事業は二〇一一年の介護保険法改正により創設され、二〇一二年度から各市町村の判断により実施されております。しかし、二〇一二年度においては、全国で二十七の保険者、市町村等でしか実施されておりません。  そもそも、この事業は今回の法改正により...全文を見る
○福島みずほ君 いいものだったら、自治体やるじゃないですか。今まで二十七しかやれていないんですよ。だとしたら、やれない、あるいは今大臣おっしゃったとおり地域に格差があって、介護予防・日常生活支援総合事業をやれといっても、任意で二十七しかない。  何でこれ普及しなかったと思われま...全文を見る
○福島みずほ君 全国に自治体が千八百ほどあるのに、今までやったのが二十七しかないんですよ。結局、ごくごく、うまくいっていますという自治体はあるかもしれない。でも、ほとんどやらなかったし、やれなかったんですよ。今度、地域にこの訪問介護と通所サービスの部分を要支援で下ろして、本当にで...全文を見る
○福島みずほ君 厚労省の本音は、これから高齢社会になる、たくさん高齢者が生まれる、要支援一、二で訪問サービス、介護サービスを専門サービスでばっちりやっていたら経費がどんどん増えていく、こんなの困るから地域移管にして、できるだけNGOやNPOも活用して専門サービスを受けないようにし...全文を見る
○福島みずほ君 地域包括支援センターで活動している人たちに話を聞いても、できないと言っていますよ、できない。  オールジャパンでやるといっても、結局、このお金が掛かる部分やこの部分を経費削減で介護保険給付から外して地域に投げていくというのが厚労省じゃないですか。厚労大臣はそれを...全文を見る
○福島みずほ君 でも、大介護時代が始まるので費用抑制しないともたないというのが本音じゃないですか。何のために消費税を上げたんですか。本当に何のために消費税を上げたのか。社会保障のためといって、まず真っ先にやるのが介護保険給付から外しますでは、こんなの納得いかないですよ。実際、私も...全文を見る
○福島みずほ君 どのようにするかというビジョンがなくて、病院側に四択選べというんですか。
○福島みずほ君 でも、厚労省は、現在の姿でどういう病床がどれだけの割合かというデータをお持ちなわけじゃないですか。病院側に四つのうち、四択の中から一つ機能を選べと言われても、病院側は困るでしょうし、それから厚労省がどういうビジョンで、どういうこれを割合で将来やろうとしているか分か...全文を見る
○福島みずほ君 病院側にこの四択の中から選ばせるというのはどの段階でやるんですか。
○福島みずほ君 でも、やっぱり分からなくて、この委員会の中でも、お医者様が質問、足立さんや様々な方も質問されていますが、四つの中から選べと言われても、兼ねているところや病棟の中でいろいろあるわけじゃないですか。だから、四つの中から選べと言われて、それは現実を反映するんでしょうかね...全文を見る
○福島みずほ君 話合いの結果、両方が対等で結論を出すのであれば、こういうペナルティーや強力な権限、付与しなきゃいいじゃないですか。  結局、意見が対立した場合、あるいは、逆に言うと、県知事が、このように廃院まで、助言に従わない場合はお取り潰しできるという権限をあらかじめ与えれば...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、高齢化が進む中で、さっき私が挙げたとおり、公立病院もどんどん減っているし病院も減ってきているんですね。やはりこれは、病院の統廃合を進める形でこれが進んでしまうのではないか、あるいは、やっぱり入院数を減少する、介護の社会化といいながらどんどんやっぱり入院数を...全文を見る
06月13日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今の質問を聞きながら、私は実は少子化担当大臣だったときに、国有地を貸与してほしいというプロジェクトを発足して、第一号が世田谷、第二号が横浜、できるだけ国有地を貸与して保育園を増やそう、待機児童ゼロを目指そうというのでやっていました。た...全文を見る
○福島みずほ君 この保険外併用療養費制度と混合診療って同じことですよね。これが患者の申出によってやることができるようになると。だって、保険外併用療養費制度なわけだから、そうじゃないですか。  この審査期間が六、七か月掛かっているが、これを六週間以内に短縮するというふうにも事前に...全文を見る
○福島みずほ君 国に報告することになっているわけですが、責任の所在や賠償についてはどういう取決めになっているでしょうか。
○福島みずほ君 責任の所在や賠償については未定であり、今後検討するということなんですが、これも極めて重要な問題だと思います。  また、この間、西村委員の質問でもありましたが、患者の申出によってスタートをするというので今までの制度とは違うわけですが、患者さんは、溺れる者はわらをも...全文を見る
○福島みずほ君 お話聞いているとやっぱり不安になって、患者の申出なわけですから、海外で治験があっても日本ではそれは確立していない。患者の申出で、あなたのイニシアチブで始まったんでしょうということにもなりかねないし、賠償や責任の所在がはっきりしていないわけです。こういうことは慎重で...全文を見る
○福島みずほ君 これ、保険料、一分娩に関して三万円払ってもらっているわけですよね。この収支で本当にいいんでしょうか。それで、やっぱりこれはもうけ過ぎじゃないか、おかしいじゃないか。どうですか。
○福島みずほ君 保険料はやっぱり三万円、取り過ぎだったと思うんですね。初め、これやっぱり高いと思っていて、現にやっぱりこういう結果が出ている。  下げるって幾らまで下げるんですか。それから、今までだと三万円だったのが、いつ子供を産んだかによっても保険料が違ってくる設計そのものが...全文を見る
○福島みずほ君 この事務経費が、五年間の間に保険会社が、五つの保険会社ですよね、保険会社五社が受け取った事務経費は百四十六億六千三百万円、でも給付金、被害に遭った人に払った補償金額は二百五十九億五千万円、損保会社に払っているのが物すごくやっぱり高いですよね。このことで、事務経費を...全文を見る
○福島みずほ君 日本医療機能評価機構は、常勤八十四名、契約社員、非正規五十三人、合計百三十七人と聞いております。そのうち何人が産科医療制度に関する仕事に就いているのでしょうか。毎年十億近くお金を払っておりますので、何人が産科医療制度に関する仕事に就いているのでしょうか。
○福島みずほ君 異動や流動性があるため分からないということなんですよ。でも、それって変だなと思って、実際その機構の中で産科医療制度に関する仕事に就いている人がいるのであれば何人が担当者ですと言うはずが、それが出てこないというのも変ですし、にもかかわらず十億のお金がここに払われてい...全文を見る
○福島みずほ君 三万円の今保険料を幾らに引き下げるんですか。
○福島みずほ君 これは制度設計そのものが、やはり保険料高過ぎたと思いますし、私は事前には一万七千円に引き下げるとちょっと聞いていたんですが、この制度設計そのもの、お金の掛け方、損保会社の事務費などをちょっと見直していただきたいというふうに思います。  介護福祉士の資格取得方法の...全文を見る
○福島みずほ君 これは参考人質疑で出てきましたけれども、ずんずんずんずん延びているということで、これはしっかり資格を認めるような形でやっていただきたいというふうに思っています。  医療についての法案なんですが、やっぱり私自身は基本的によく分からない。この委員会でも出ておりますが...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっとこれイメージがよく分からないんですが、医療について幾ら、介護について幾らではなく、医療・介護サービスワンパックで何県には幾ら、どういう形でこの基金は交付されるんですか。
○福島みずほ君 これ、莫大な基金の使い道ですよね。厚労省としては、介護と医療の割合はどれぐらいの割合になると思っていらっしゃいますか。
○福島みずほ君 国が作成する基本方針の中身はどうなるんでしょうか。
○福島みずほ君 ボトムアップで地域から出たものを積み上げていくというよりも、国が基本方針を示して、それに合わせて自治体がいろんな基本計画、厚労省に、今度は都道府県が基本計画を作るわけですから、国の基本計画を見て都道府県が作るという形になるんじゃないですか。  ですから、都道府県...全文を見る
○福島みずほ君 でも、医療と介護を合わせて基金つくるってすごい話であって、自治体にとってもどの分量でどれぐらい要求するかというのもあるわけですよね。  では、都道府県で要求すると、今度はそれの査定みたいな形に入っていくんですか。
○福島みずほ君 具体的な中身についてほとんど明らかにされないまま法案審議だけが先行していくというのは、やっぱり極めて問題ではないかというふうに思っています。  以前も質問しましたが、四択選んで、病院が、そしていくというのがありますよね。これが一体どういう意味を持っていくのか。つ...全文を見る
○福島みずほ君 はい。  基本的に、厚労省のその考え方が分からないんです。つまり、十年後にどうなっているかという予測を都道府県にさせて、でも一年後、三年後、五年後、十年後、変わっているかもしれないじゃないですか。十年後のことを予測させて、ビジョンをつくらせてということそのものが...全文を見る
06月16日第186回国会 参議院 厚生労働委員会公聴会 第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、両公述人、本当にありがとうございます。  厚労省は、「中長期的には費用の伸びが、効率的なサービス提供を通じて、後期高齢者の伸び(三~四%)程度となることを目安として努力」と。やはり、今回の医療と介護の改正法案が費用抑制の観点...全文を見る
○福島みずほ君 NPOやNGOの活用ということが強調されると、私は、現状でも労働条件が悪い介護労働者の労働条件が更に引き下げられる、あるいは今、技能実習生などを導入しようという話などが出ておりますが、より介護労働者の労働条件が低下すると、この点は大問題ではないかと思いますが、古賀...全文を見る
○福島みずほ君 今日は山田公述人に京都の中での本当に先進的な、あるいは極めて意欲的なお話を聞くことができて、大変参考になりました。  ただ、山田知事のような知事ばかりではなく、また財政も極めて弱い自治体、市町村もあるわけで、自治体間格差が拡大していくのではないか、連合の方からも...全文を見る
○福島みずほ君 山田公述人にお聞きをいたします。  今回の改正法案は、都道府県知事の役割が極めて大きく、ある意味、厚労省がビジョンをつくって、それを、まあ悪い言い方すると地域に丸投げして、都道府県知事が予測のビジョンをつくって、そして基金をどう分配するかを考え、そしてという、こ...全文を見る
○福島みずほ君 私も、この間の安倍内閣あるいは厚生労働省における混合診療導入についての意欲的な発言や労働法制における規制緩和、とりわけ今国会には労働者派遣法の改正法案が出ております。  そのことについての、古賀公述人、労働者派遣法の今回の改正法案についてどう思われるか、それから...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので。  本当にどうもありがとうございました。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、貴重な提言、ありがとうございます。私は、父も母も義理の母もヘルパーさんに大変お世話になり、お医者さんにも大変お世話になっておりますので、その点でも現場で、あるいは政策で頑張っていらっしゃることに心から敬意を表します。  まず...全文を見る
○福島みずほ君 実は私もそう思っておりまして、共働きも増え、本当にNPO、NGOで働く人たちも地域で残念ながら減っていかざるを得ないだろうというふうに思っておりまして、それを当てに制度設計すると大変なことになると。地域から実際壊れていくというふうに思っております。  次に、山田...全文を見る
○福島みずほ君 二割負担もそうなんですが、特養に入る人が、待機者が三以上になってしまうということなんですが、今日、山田公述人からも、申請辞退の状況で最も多いのが死亡であるという、何年も何年も待たなければならないというのがありまして、もう一方で、軽度の人で特養に入りたいという人の大...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど、医療体制を上からやっていくことの問題点というのを山田公述人おっしゃったんですが、私もそれを懸念しておりまして、都道府県知事に、助言に従わなければ廃院、お取り潰しもできるというのは余りやり過ぎじゃないかと。  それから、都道府県別にやることが正しいかどうか...全文を見る
○福島みずほ君 ごめんなさい。言葉足らずで済みません。  都道府県知事がビジョンを作ることになっているんですが、実際の地域の医療は県を越えて人々が通院したりしていて、都道府県知事がその県の中だけで完結してビジョンを作るというのでは済まないというふうに思っているんですね。何が言い...全文を見る
○福島みずほ君 はい。  因公述人にお聞きをいたします。  介護労働者の賃金は、なぜこんなに頑張っているのになかなか上がらないのか。人件費の割合についてペーパーを出してもらいましたが、どこかで搾取されているのか。それは、どこが、何が一体問題だと現場で思われますか。  また、...全文を見る
○福島みずほ君 NPO、NGOの活用をするということになれば、半分ですね、今でも労働条件が悪いのがより引き下げられてしまうんじゃないか。
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
06月17日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  総理、法人税減税、今、実効税率三四%ですが、二〇%台にする、そして五兆円ほど減収になるということでよろしいですか。
○福島みずほ君 総理、答えてくださいよ。私は幾ら減税になるんですかと聞いたんです。答えてください。
○福島みずほ君 でも、もう法人税減税二〇%台と出していて、一%が大体五千億円であれば大体五兆円ほど減収になると言われています。消費税上げて五兆円、法人税減税して五兆円、一体何なんですか。  しかも、社会保障の切り捨てです。今日お配りしている資料、これは厚生労働省が作った資料です...全文を見る
○福島みずほ君 総理は労働法制を全く理解していません。労働基準法、労働時間規制は強行規定です。幾ら本人が同意しようが、強行規定で、あなたが同意したんだから給料下げます、あなたが同意したんだから残業代払いません、そんなことはできないんですよ。こんなホワイトカラーエグゼンプションみた...全文を見る
○福島みずほ君 派遣法は、これは派遣元で無期雇用であれば一生派遣ですし、三年おきに切り替えれば替えることができるわけです。女性の活用と言いながら、あるいは少子化の解決と言いながら、雇用を壊すようなことばかり提案をされていることが根本的に間違っていると思います。どこの世界に交渉力の...全文を見る
○福島みずほ君 私の質問に残念ながら答えていただけなかったと思います。さっき言ったのは、二百八十万とした場合に暮らしていけないじゃないかということなんです。二割負担になって高齢者は暮らしていけないということなんですよ。年間負担百八十万になって、今の倍になって暮らしていけないという...全文を見る
○福島みずほ君 もううそばっかりというか、そんなことを言わないでくださいよ。それはそうじゃないじゃないですか。だって、現に国は、要支援者の訪問介護、通所介護の部分の財源の計算の仕方を、給付の伸び率五から六%から後期高齢者の伸び率三から四%に抑制するとしています。しかも、専門的サー...全文を見る
○福島みずほ君 総理大臣も憲法に従わなくちゃいけないんですよ。何が必要かではなくて、憲法の上に総理がいるんじゃなくて、憲法の下にあなたがいるんですよ。憲法を守るべきはあなたじゃないですか。憲法を壊しちゃ駄目ですよ。  米艦に日本人が乗っていて、それを日本の自衛隊が援護すると言っ...全文を見る
○福島みずほ君 デマゴギーじゃないですか。  日本の国と日本の暮らしを守るのは個別的自衛権で十分です。日本の医療と介護を守ることに全力を挙げてくださいよ。これを壊そうとするこの法案に断固反対し、質問を終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  地域ケア会議についてお聞きをいたします。  地域ケア会議の開催が努力義務ということは、市区町村によって開催の有無を決定していいということでしょうか。
○福島みずほ君 地域ケア会議の開催には多職種協働として様々な専門職や関係者がラインアップされておりますが、厚労省が示す図ではサービスを利用する本人、介護する家族の記述が見当たりません。  地域ケア会議は高齢者本人、介護する家族の参加を認めないつもりでしょうか。また、参加が認めら...全文を見る
○福島みずほ君 地域ケア会議の判断に高齢者本人が不満や不服がある場合、申立てを行うことはできるんでしょうか。
○福島みずほ君 不服申立ての制度などありませんので、ここはきちっとされるように強く要請したいと思います。  ところで、法案を読みますと、特養老人ホームに入るに当たっては、介護老人福祉施設等に係る給付対象を、厚生労働省令で定める要介護状態区分に該当する状態である者というふうになっ...全文を見る
○福島みずほ君 先ほども特養老人ホームなのか何なのかありましたが、大臣、特養老人ホームをこれからどれぐらい増やすつもりでしょうか。
○福島みずほ君 今回、三以上にすると一、二の人、要支援が待機者のリストに入らないわけですよね。ですからニーズがなかなかないと。今までよりも随分目減りしてくるという形で建設が遅れるんではないかということも心配しています。  また、今回の法案で医療と介護の両方が壊れるんじゃないかと...全文を見る
○福島みずほ君 法人税減税が五兆円なんですよね。ですから、二〇%台で五兆円だという試算をしておりまして、そうすると恒久減税になるので、どこからじゃお金を持ってくるのか、やっぱり社会保障の切捨ては間違っているというふうに思っています。  次に、医療についてお聞きをいたします。 ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、このワイングラス型からヤクルト型を見ると、単に七対一がお金が掛かるからやめましょうというふうにしか聞こえないんですよね。  ここに厚労省の中医協に出されたペーパーがありますが、病床数で見ると、七対一入院基本料が最も多く、二〇二五年に向けた医療機能の再編の方...全文を見る
○福島みずほ君 では、この二〇二五年のイメージはどこからこれが出てきたんですか。それから、地域に密着した病床二十四万、これは何ですか。
○福島みずほ君 厚生労働省が審議会に配っているペーパーは、明らかに七対一で入院基本料が最も多く、二〇二五年に向けた医療機能の再編の方向性とは形が異なっていると。ここにも例えば入院の日数を短くするとかというものがあるんですね。結局、医療費の削減じゃないですか。そのために今回こういう...全文を見る
○福島みずほ君 いや、私の質問に答えていないんですよ。  条文では、削減の措置をとるべきことを要請することができる、民間の病院に削減を求めることができるとなっているけれども、増やせという要請をすることができるとはなっていないんですよ。疑り深くて済みませんが、でも、これから高齢社...全文を見る
○福島みずほ君 時間になっているんですが。  私が聞きたいことは、これはレクでも言ったんですが、削減の措置をとるべきことを要請することができるものとすると条文上なっているんです。何で増加する措置をとるべきことを要請することができるというのはないのか。結局、病床数の削減を厚労省は...全文を見る
○福島みずほ君 はい。  これについては、増やせとは言えない、でも減らせとは言えるという、やっぱり変だと思うんですよ。  私は、これから高齢社会になるのに病床を減らす方向でこのビジョンなどがつくられるのではないか、今回の一括法案は介護を壊すんじゃないか、地域医療を上から目線で...全文を見る
○福島みずほ君 福島みずほです。  私は、社会民主党・護憲連合を代表して、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律案について、反対の立場から討論をいたします。  まず、反対の第一の理由は、本法律案は本則で十九本もの法律案を一くくりにす...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今回は四つの重要な法案に関して議員立法という形で結実させて、今日、発議者として努力をされてこられた皆さんに心から敬意を表します。そして、とりわけ過労死防止推進法については、私自身も議連のメンバーですが、馳浩さん、そして泉健太さん、取り...全文を見る
○福島みずほ君 それでは、過労死はあってはならないということは当たり前のことで、この法案ができれば、政治の宣言として、過労死はあってはならないということだということでよろしいですね。
○福島みずほ君 過労死等の定義を脳血管疾患、心臓疾患、精神障害を理由とする自殺、死亡などに限定したのはなぜでしょうか。
○福島みずほ君 過労による呼吸器疾患が労災認定されるケースもあります。このようなケースも過労死等に入るんでしょうか。仮に入らないとすれば、どのように対応するのでしょうか。
○福島みずほ君 本法案四条三項に、事業主は国及び地方公共団体が実施する過労死等の防止のための施策に協力するよう努めるものとするとあります。努力義務規定となっておりますが、不十分ではないでしょうか。また、行政の対策への協力のほかにも職場においての配慮が必要だと考えますが、具体的にど...全文を見る
○福島みずほ君 二〇一二年度の労災補償状況を見ますと、精神障害の決定が千二百十七件、支給決定が四百七十五件、自殺、未遂を含むは、決定二百三件、支給決定九十三件と、いずれも過去最高となっております。  政府の過労死、過労自殺防止の施策とその効果、総括と今後の方針を教えてください。
○福島みずほ君 本法案施行は、公布の日から六か月を超えない範囲内で政令で定める日となっておりますが、今年十一月の過労死等防止啓発月間に間に合わせるという考えはあるんでしょうか。
○福島みずほ君 十一月を月間としますので、拙速ではいけませんし、準備は大変でしょうが、今年の十一月の月間がやはりこの法案を踏まえた意義のあるものになるように心から期待をいたします。  過労死等防止対策推進協議会の組織及び運営については政令で定めることとされております。研究者や当...全文を見る
○福島みずほ君 自殺防止対策のときに大臣政務官で、街頭でチラシまいたり月間つくったりやって、いろいろやりました。是非、厚労省、内閣府挙げてやっていただけるように、また当事者を、当事者というか、そういう皆さんの声を聞いて、活用して、そういうキャンペーンもやっていただけるよう、国会も...全文を見る
○福島みずほ君 過労死はあってはならないという形で準備され、大綱がきちっとしたものができ、それに基づいて全国津々浦々に過労死はあってはならないということがしみ通るように、是非よろしくお願いいたします。  過労死等防止対策推進協議会に家族会のメンバー複数人、やっぱり当事者は入れて...全文を見る
○福島みずほ君 適切にということは、やっぱり複数ちゃんと入るという意味だと私は理解しますので、よろしくお願いいたします。大臣がうんと言ってくださったので──あ、違いますか。じゃ、適切に対処よろしくお願いいたします。  大臣、一方で、内閣府の平成二十五年版自殺対策白書を見ると、勤...全文を見る
○福島みずほ君 実は、私は弁護士として過労死の事件を担当したことがあります。先ほど寺西笑子さんの初めの基調報告の中で、やっぱり氷山の一角だという話がありました。実際、労災認定されたりするケースは少ないというか、なかなか裁判も起こせないし、問題も提起を遺族そのものができにくい、資料...全文を見る
○福島みずほ君 次に、介護・障害福祉従事者の人材確保のための法案についてお聞きをいたします。  これもまた重要な法案で、提案をされた発議者に心から敬意を表します。介護も障害福祉従事者も極めて大事な仕事であるにもかかわらず、やっぱり給料が安いと。これをやっぱりどう変えていくのか、...全文を見る
○福島みずほ君 発議者の皆さん、本当にありがとうございます。  ところで、今日もホワイトカラーエグゼンプションの話が出ておりますが、過労死防止推進法がみんなの努力で成立しようとしている国会において、にもかかわらず、厚生労働省がホワイトカラーエグゼンプションを了承するというのは歴...全文を見る
06月20日第186回国会 参議院 議院運営委員会 第35号
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○委員以外の議員(福島みずほ君) 社民党の福島みずほです。ここでの発言を許していただいたことに感謝をいたします。  秘密保護法は一旦白紙に戻して、現在の国際水準、ツワネ原則に即して作り直すべきだ、廃止すべきだと考えております。  今、仁比議員から質問がありました。私も同じ質問...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 全く答弁になっていないですよ。法律家でしょう。だって、同じ要件だったら、幾らこんな審査会つくってこんな大げさなことをやったって、外交の重要なことは、声明出せば、内閣が言えば出てこないんですよ。法律の条文、同じじゃないですか。こんなの意味ないですよ...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) じゃ、全ての国会議員の国政調査権も今の基準ですし、この審査会で出すか出さないかというときの基準も一緒で、秘密保護法の基準も一緒だったら意味ないじゃないですか。私は、国会議員の国政調査権は極めて重要なもので、本当にこれは保障されるべきものだというふ...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) いや、ふざけていますよ。だって、これは国会法の改正なのに、今の大臣の説明だと、アメリカ版CIA的な、要するに諜報機関の新設構想を検討するとあるんですよ。これ、国会と関係ないじゃないですか。国会の権能をどう強めるかという議論が国会法の改正なのに、ど...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 私は非常に不出来な法律だと思った秘密保護法ですら適性評価についてかなり規定を置いています。一条しかないんですよ。こんなんで適性評価、国会でやっていいんですか。国会の職員、こんなことで身元調査やっていいんですか。しかも、やり方全然分からないじゃない...全文を見る
○委員以外の議員(福島みずほ君) 発議者。
○委員以外の議員(福島みずほ君) はい。  これは非常に重要で、議事録は何年たったら公開するかとか、しっかりこれは検討すべきですよ。全て未来に任せるということでは、それは、大口さんがうんうんと言っていますが、だったら法律に入れてくださいよ。これはやっぱり極めて不完全です。  ...全文を見る
06月26日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、ノバルティス問題についてお聞きします。  ノバルティス社はディオバンの臨床研究の奨学寄附金として、京都府立医大に三億八千百七十万円、名古屋大に二億五千二百万円、千葉大に二億四千六百万円、東京慈恵医大に一億八千七百七十万円、滋賀...全文を見る
○福島みずほ君 この委員会でもずっと出ておりますが、巨額の寄附金、何億と寄附して、それを受けたら、その人たちのために論文書くじゃないですか。もうこんなのやめないと、誰も日本の臨床研究、信用しませんよ。  臨床研究を法的規制の外に置いているのは日本だけです。臨床試験に関する法的規...全文を見る
○福島みずほ君 いや、大臣、違いますよ。京都府医大に三億八千百七十万円払って、そこでそういう論文が出てくるって、もう信頼性を失ってしまう。臨床試験への資金提供を目的とする奨学寄附金の禁止、法規制をきっちり打ち出すべきだ、日本はこれを踏み出すべきだということを申し上げます。  以...全文を見る
○福島みずほ君 今日は検察と警察に来ていただきました。  ノバルティス社、武田薬品の問題、これは個別事案ですが、冤罪を生んでは絶対にいけません。しかし、厳正に対処する、そしてきちっと構造にまで踏み込んでメスを入れるということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 冤罪を生んではいけませんが、個別の事案、個別の被疑者、被告人ではなく、構造的な問題にまで、法と証拠にのっとって必要であればしっかりそれにメスを入れてくださるよう要請をいたします。  では次に、私も、今日、日比谷の野外音楽堂に行きまして、精神科病棟転換型居住系施設...全文を見る
○福島みずほ君 せっかく障害者権利条約を日本は批准して地域で暮らすと打ち出したわけですから、精神病院の中で、そこに新たに補助金立ててそこで暮らすというのではなく、地域で暮らせるように厚生労働省はやっていただきたい。七月一日、また審議会があると聞いておりますが、ゆめゆめこんなへんて...全文を見る
○福島みずほ君 偏っていますよ。  竹中さんは、二〇一三年三月十五日の第四回産業競争力会議において、雇用調整助成金を大幅に縮小して労働移動に助成金を出すことは大変重要、是非大規模にやってほしい、今は雇用調整助成金と労働移動への助成金の予算額が千対五ぐらいだが、これを一気に逆転す...全文を見る
○福島みずほ君 国家公務員の早期退職募集制度に伴い、パソナが一社独占で再就職支援民間企業に選ばれております。これは、二〇一四年予算は五千百八十四万円に膨らんでいるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 パソナはすごい食い込んでいるじゃないですか。国家公務員の早期退職募集制度、それから自衛隊員の再就職の支援、やっているんですよ、こういうのを。しかも、自分たちが言って、ビジネスチャンスが広がるような方向で産業競争力会議でやっている、これは全く不適格だと思います。 ...全文を見る
○福島みずほ君 でも、李下に冠を正さずとあるじゃないですか。派遣の問題は去年二月、委員会でもすごく論争がありました。派遣法を、しかも通常国会に出して廃案になりましたけれど、またパソナが産業競争力会議で、しかもいろんな業界に食い込んでいると。  私は、今日、小泉政務官が答弁された...全文を見る
○福島みずほ君 はい。  残業をしております。この間、過労死防止推進法が成立しましたが、代表の寺西さんの夫は飲食店チェーン店の店長さんですよね、そして中原さんの夫は小児科医、そしてある方の息子さんはIT、ホワイトカラーでみんな亡くなっているんですよ、過労死で。ホワイトカラーエグ...全文を見る
10月08日第187回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  夏の土砂被害、そして御嶽山の被害、台風の被害で犠牲となられた皆さんに心から哀悼の意を表します。また、被害に遭われた皆さんに心からお見舞いを申し上げます。また、今頑張っていらっしゃる皆さんに心から敬意を表します。  また、社民党の元党...全文を見る
○福島みずほ君 総理、これ、戦闘地域と非戦闘地域に関して、今までは、現に戦闘行為が行われていないが、活動期間中に戦闘行為が行われる可能性があるところは戦闘地域として活動できないとされてきました。それが今度は活動できるとなったということでよろしいですね。
○福島みずほ君 次の図をちょっと見てください。  ということは、今までは点線のこちら側でしかできなかった、それが、赤線でばっと引きましたけれども、ドンパチと戦場になっているところの後方支援ができる。この理解でよろしいですね、総理。
○福島みずほ君 おかしいですよ。だって、現に戦闘行為でなければ後方支援できるとしたら、あの矢印のところまで自衛隊が行けるということでいいんじゃないですか。
○福島みずほ君 さっきこれがそうだとおっしゃったじゃないですか。現に戦闘行為が行われていないが、活動期間中に戦闘行為が行われる可能性があるところは活動できる、これが政府の見解ですね。だとしたら、さっきのドンパチやっている戦闘行為以外のところまで自衛隊は行き得る、可能性として行ける...全文を見る
○福島みずほ君 それでは、さっきの図はあのとおりでよいのか。それから、こちらの図で示したところで、戦闘行為に行ってはいないが、そのごく近くまで自衛隊は行き得る、これでよろしいですね。
○福島みずほ君 閣議決定して勝手なこと言わないでください。  では、これは正しいですか。今までできなかったことができるようになる、二段目、ブルーのところです。これはこれでよろしいですか。
○福島みずほ君 政府の解釈によって二段目も活動できないと解釈してきたということなんですね。
○福島みずほ君 憲法上どうかということを聞いているのではないんです。私たちはこれは違憲だと思いますが、憲法上ではなく、今までの政府見解で、ブルーのところで、今まで活動できないことが今後新たな政府の見解では活動できるとなっている。これは正しいですか。
○福島みずほ君 いや、閣議決定の結果を聞いているんです。立法ができなければできないのは当然ですが、閣議決定の結果、今までできなかったことができることになったんですねという確認を取ろうとしているんです。
○福島みずほ君 イラク特措法二条がありますが、このときの見解はどうだったんですか。今のことを聞いているんじゃない。今できないのは当然ですよ。
○福島みずほ君 いや、イラク特措法では、非戦闘地域は、現に戦闘行為が行われていないだけではなく、活動期間中に戦闘行為が行われる可能性があるところはバツ、活動できなかったわけです。ところが、今の政府の閣議決定、七月一日は、現に戦闘行為を行っている地域のみバツと言っているわけです。 ...全文を見る
○福島みずほ君 答弁じゃないです。  閣議決定で現に戦闘行為を行っている地域以外では後方支援ができるとなっているので、こう変わりましたねという確認答弁をしたいんです。どうしてはぐらかすんですか。  じゃ、この図は正しいか正しくないか、それだけ答えてください。
○福島みずほ君 じゃ、イラク特措法二条との整合性はどうなるんですか。
○福島みずほ君 いや、イラク特措法のときの、では解釈と今回変えるということでよろしいんですね。
○福島みずほ君 今までと考えを変えなかったということなんですか。
○福島みずほ君 憲法上でなく、法律上の判断は変わったんですか、変わらないんですか。
○福島みずほ君 閣議決定をやったから、その中身を聞いているんです。  明らかに今まではあの点線の中しかいれなかった。しかし、閣議決定は現に戦闘行為を行っているところの後方支援ができるとしているので、自衛隊が出かけられるところが格段に広がっているんですよ。それを認めるか認めないか...全文を見る
○福島みずほ君 この点は、明らかに今戦場にある地域以外の後方支援ができるのであれば、やっぱり自衛隊の行けるところは拡大するじゃないですか。
○福島みずほ君 戦闘地域を戦場と変えて閣議決定しながら、この説明はひどいと思います。はっきり答えるべきですよ、地域が拡大するって。この点については今後も追及をしていきます。  今日、日米新ガイドラインの中間報告が出るんですか。
○福島みずほ君 なぜですか。
○福島みずほ君 事務方は昨日、本日夕方、米国との間でSDC局長級会議を開催し、中間報告発表について最終判断する。場合によっては、これあり得るということじゃないですか。今日やるんですか。いつ発表するんですか。日米ガイドラインの中間報告はどんなスケジュールでしょうか。
○福島みずほ君 今日記者会見するという予定はないんですか。
○福島みずほ君 周辺事態は削除するんですか。
○福島みずほ君 日米ガイドラインで周辺事態法に言う周辺事態を削除するんですか。
○福島みずほ君 そういう議論はしているんですか。
○福島みずほ君 この日米ガイドラインは極めて問題だと思います。周辺事態が削除をされるのではないかという報道があったり、あるいは閣議決定に合わせてもし様々な点を変えるのであれば、来年の通常国会で様々な法律が出てくると言われている。だとすると、ここ国会です。法律を改正する前に日米ガイ...全文を見る
○福島みずほ君 質問に答えていません。何答えているんですか。  総理、現行法と矛盾するんではないかということについてはどうですか。
○福島みずほ君 閣議決定を基に日米ガイドラインを作り、仮に例えば周辺事態を削るとか様々、今の現行法でできないことを日米ガイドラインで決めるんだったら、それは法律違反でしょう。法律に明確に違反している。法律に違反していなければ、法律を作る、改正する必要は来年ないからです。法律を改正...全文を見る
○福島みずほ君 質問を理解していらっしゃらないと思います。  来年、法律を改正する、日米ガイドラインに従ってだったら、日米ガイドラインは今の法律に反している可能性があるじゃないですか。
○福島みずほ君 そうしたら、来年法律改正する必要ないですよね。だって、ガイドラインが法律に合致しているんだったら、法律変える必要ないじゃないですか。論理的にはそうなりますよ。やっぱりおかしいですよ、このやり方は。違憲の閣議決定して、日米ガイドライン作って、違法で、来年法律作る、こ...全文を見る
○福島みずほ君 はい。女性閣僚に。
○福島みずほ君 いや、極めてがっかりです。  松島さんは九月五日の記者会見で、旧姓では銀行口座を開設できないなど、女性が働く中で不便を感ずる人が増えているとおっしゃっているじゃないですか。選択的夫婦別姓に、困るから賛成って国会でも発言していらっしゃるじゃないですか。  御自身...全文を見る
○福島みずほ君 有村さんは国際結婚で夫婦別姓ですが、夫婦別姓選択制に反対、高市早苗さんと山谷さんは、御自身は通称使用だけれども、選択的夫婦別姓に反対という理解をしているんですが、それでよろしいですね。
○福島みずほ君 山谷さんは民主党のときは選択的夫婦別姓に賛成でいらっしゃいましたが、今、家族解体法だと、選択的夫婦別姓について、かつて国会で発言をされています。  皆さん、通称使用をされている方が多いのに、夫と違う姓を使っていて家族壊れていないですよね。何で家族解体法なんでしょ...全文を見る
○福島みずほ君 私は、自分は通称使用をしていながら夫婦別姓選択制が家族を解体するものだというのは理解できないんですね。また、自分は通称使用しながら選択的夫婦別姓に反対というのも実は理解ができません。自分は通称使用をして困っていないからというのかもしれませんが、困っている多くの女性...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっと食い下がって済みません。山谷さん、選択的夫婦別姓はなぜ家族解体法なんですか。
○福島みずほ君 通称使用して、夫と違う姓使っていて、家族壊れていないですよね。私は、やっぱり法律改正を国会はすべきだと思います。また、女性の活躍を言いながら選択的夫婦別姓に反対するのは矛盾であると、まやかしだと思います。  また、長時間労働の規制をすべきホワイトカラーエグゼンプ...全文を見る
○福島みずほ君 私の質問主意書の答弁で、「巨大噴火については、その前兆を捉えた例を承知していない」というのが答弁です。実際、火山については本当に前兆など捉えられないんですね。  それで、政府が作った火山ガイドで燃料棒の搬出が政策として打ち出されています。燃料棒の搬出とありますが...全文を見る
○福島みずほ君 事務方に聞きましたら、具体的方針はない、事業者が適切に対応すると判断し設置許可を出したと聞いておりますが、それでよろしいですか。
○福島みずほ君 だったら、火山ガイドをクリアしてないじゃないですか。何にも決まっていないんですよ。  田中委員長は、核燃料の搬出については五年ほど冷やさないと運べないとおっしゃっていますが、それでよろしいですね。
○福島みずほ君 核燃料の搬出について、田中委員長は記者会見で五年ほど冷やさないと搬出できないと言っているじゃないですか。だから、火山ガイドでいえば、それが低かろうが何だろうが、核燃料の搬出についてこういうふうにやりますと事業者が言うことを、規制委員会がきちっと手順やいろんなことを...全文を見る
10月16日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、菅原晶子補佐官のことについてお聞きをいたします。  これは津田理事の方からも午前中質問がありました。厚労省は、労働基準行政を所管しているにもかかわらず、経営者の利益擁護団体から一方的に補佐官を任命するのは問題ではないです...全文を見る
○福島みずほ君 今、長谷川ペーパーをおっしゃいましたが、長谷川ペーパーの作成に関わったということはお認めになられるわけですね。
○福島みずほ君 今、長谷川ペーパーの話がありましたが、整理解雇四要件を否認し、金銭による解雇容認を打ち出すなど、物すごい長谷川ペーパーについては非難が出たわけです。厚労省の中からも非難が出たというふうに私は理解をしております。  ですから、長谷川ペーパーの作成に関わった人間が何...全文を見る
○福島みずほ君 長谷川ペーパーに、じゃ、作成に関わっていないということですか。
○福島みずほ君 ただ、発言や中身や今までやってこられたことを考えると、私は、やっぱり労働省に期待しているんですよ、労働者のために頑張ってくれと、本当に。ですから、何で規制緩和やったりこういうことに関わった人間が補佐官なのかと。これは塩崎さんにとって汚点になりますよ、と私は思います...全文を見る
○福島みずほ君 早期解決のためにも、是非直接原告たちに会って謝罪をしていただきたい。いかがですか。
○福島みずほ君 大臣、これ最高裁で確定したわけですよね。最高裁がこんなに国の責任を全面的に認めたというのは、やっぱりこれはなかなかのことだと思います。  アスベストは、社会党時代、私はそのとき党員ではありませんでしたが、アスベスト被害について外国では明らかになっていたので法案作...全文を見る
○福島みずほ君 しっかりやっていくという中身は、早期に解決するということでよろしいですか。差戻し審で和解の判決が出て、勝訴というのが出ることではなく、これは泉南アスベストを解決する、これに伴うことで、基準がもう分かっているわけですから、前提に一括して解決する、一日も早い解決をとい...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、差戻し審での和解が出る前に解決する、それはよろしいですか。
○福島みずほ君 厚生労働省がイニシアチブを是非発揮していただきたい。つまり、これはもう司法判断が出ているわけですから、延ばして何か、何というか、経費節減になるとかいうことではなくて、要するにもう決断して解決するというしかないんですよ。延ばしたからといって何かその分安くなるとか払う...全文を見る
○福島みずほ君 重く受け止めるという言葉を重く受け止めて、というか、大丈夫ですか。差戻し審じゃなく、やってくださいね。どうですか。
○福島みずほ君 自民党の席からも、頑張れ、塩崎という声がありました。超党派でも頑張っていきたいと思いますし、これ、時間を稼いだからといって改善することはないんですよね。もう一刻も早い解決をきちっとやるしかない。それで是非よろしくお願いします。  次に、ビキニ環礁の被曝の問題につ...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省も外務省も、なぜ当時、六十年前、資料を公表しなかったかが答弁がありません。  外務省はアメリカには資料を渡したんですよ。でも、なぜ日本の国会で資料がないと言ったんですか。おかしいじゃないですか。
○福島みずほ君 厚生労働省は、国会の答弁で、そういう資料はないと言っていたんですよ。質問通告が直前だったから、過去の国会で調べることができなかったと言うけれど、そういう質問を受けたら、まだ調査中ですと言うか、調べれば出てきた可能性があるじゃないですか。  六十年前、ビキニ環礁っ...全文を見る
○福島みずほ君 被害は、例えば今回のでも、南太平洋方面就航船舶の放射能検査の結果についてという中で、例えば商船や大型船、指定五港以外の漁船など約四百隻分の放射能検査結果が記載されている。それから、貨物船神通川丸乗員に対する大阪や岩手などでの精密検査の結果が記載をされている。  ...全文を見る
○福島みずほ君 二〇一三年、アメリカ公文書館で、例えば船体の基準値を超えた船は五隻となっています。また、沖縄のビキニ事件、一九五三年から六〇年まで八年間にわたり、年間八回ずつ被災海域で操業していたマグロ漁船、銀嶺丸と大鵬丸、この乗組員六十八名がいるんですが、この調査の結果、これは...全文を見る
○福島みずほ君 結局、福竜丸以外は一切何もやらなかったんですよ。でも、実際は千隻、延べ千隻、二万人以上の船員さんたち、乗組員の人たち、漁民の人たちは、健康で頑丈な人たちががんで亡くなったり本当にしています。それを、民間の人たち、高校生とかいろんなフィールドワークがあって、厚労省は...全文を見る
○福島みずほ君 厚労省はひどいと思いますよ。  広島、長崎があって、福竜丸があって、ビキニの環礁の被曝があったわけで、それについてきちっとフォローアップすべきですよ。船員さんたちは、なぜ健康が悪くなったか分からず、黙って亡くなっていった人もたくさんいるわけです。六十年間放置して...全文を見る
○福島みずほ君 実際みんな症状が出ているというか、そういう分析が情報公開の結果出ているじゃないですか。少なくとも六十年間、全くフォローアップすらしなかったというのは問題ですし、それから、当時資料があったのであれば、やっぱり情報公開、国民にすべきだったというふうに思っています。 ...全文を見る
10月21日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  有期雇用に入る前に、どうしても聞きたいことがあるので質問いたします。  前回、ビキニ水爆実験の被曝の問題についてお聞きをいたしました。尊敬する塩崎大臣は持ち帰ると言ってくださったので、その後どうなりましたでしょうか。
○福島みずほ君 昭和二十九年五月二十七日の厚生の書面が、岩手県の衛生部長から出ているものがありますが、この厚生省医務局の総合所見でこうあります。これは神通川丸についての検査なんですが、「これ等は今後長期に亘る観察が必要と思われる。」。前回質問したとおり、長期の観察が必要であるにも...全文を見る
○福島みずほ君 外務省からこの書面を取り戻して、この真っ黒黒の部分を情報公開するということをやっていただきたい。いかがですか。つまり、これは、個人情報の部分は結構です。しかし、尿や血液やいろんな検査が当時どうだったのか、公表すべきだと思います。  六十年たってここまで隠すという...全文を見る
○福島みずほ君 しっかり公開していきたいということなので、私の事務所に対してもこれ公開してください。よろしいですね。
○福島みずほ君 今、ごめんなさい、よく聞こえなかったんですが、承知しましたとおっしゃったんですか。済みません。
○福島みずほ君 しっかり対応したいというのは、もう公開する方向で検討、よろしいですね。
○福島みずほ君 これ、血液型や尿やいろんな検査結果、六十年前に公表すべきものでしたが、これを今更厚労省が隠すなんというのはあり得ませんから、今対応するとおっしゃったので、しかも、何か、うんと今うなずいたような気もしますが、公開されるものと確信をしております。よろしくお願いします。...全文を見る
○福島みずほ君 でも、最も資料を持っているのは厚生労働省なんですよ。ですから、せめて厚労省の中でも、このビキニ環礁における大量被曝問題のフォローアップのプロジェクトチームをつくっていただきたい。これはいかがですか。
○福島みずほ君 ありがとうございます。気持ちも分かった上で対応していきたいという答弁だったので、有り難く思います。  次に、特定秘密保護法に基づく基準の閣議決定が十月十四日に行われ、運用基準が発表になりました。そのうち、厚生労働委員会に特別に重要だと思われる点が一点あります。精...全文を見る
○福島みずほ君 ごめん、そんなことはもう分かっているので結構です。
○福島みずほ君 同意があっても、結局この書面を国家公務員が書くということを考えれば、まあ民間だって書かされるわけですよね、だったらもう病院へ行かないですよ。カウンセリングも受けないですよ、だって自分の出世に響きますから。そもそも、これだともう行くなということですよ。しかも、ここま...全文を見る
○福島みずほ君 いや、問題ですよ。現に日本精神神経学会が反対の見解を出しているじゃないですか。医療機関に聞いていいんですか、個人の病歴やいろんなことを。こんなことをやっていたら、もう本当に精神疾患を抱えている人たちがより悪化しますし、こういうことを書かせることそのものが極めて問題...全文を見る
○福島みずほ君 カジノを解禁すればギャンブル依存症が増えることは火を見るよりも明らかです。外国人のみにするのか、でも日本人にも解禁するとも言われていますし、ギャンブル依存症が増えれば、医療機関の費用も負担しますし、家庭も崩壊しますし、多重債務になり自殺も増えるし、いいことは何もな...全文を見る
○福島みずほ君 せっかくこの委員会で無期雇用転換を決めたのに、それが実効性が出る前にもう雇い止めが起きていると。平成二十五年のあっせん申請内容の内訳、雇い止めは五百四十八件、全体の九・〇%。九・〇%は雇い止めの占める比率としては過去最高です。個別労働紛争相談の内訳、平成二十五年で...全文を見る
○福島みずほ君 引き下げるじゃなくて、年収要件そのものが法律に書いていないので、幾らでもなるじゃないですか。  これってホワイトカラーエグゼンプションと一緒で、年収一千万、いや、今一千七十五とか言われていますが、八百万、七百万、六百万、五百万、どんどんダンピングされていくことだ...全文を見る
○福島みずほ君 ホワイトカラーエグゼンプションのときもさっぱり分からないけれども、年収要件が高いと何で例外規定になるのか分からないんですね。しかも、労基法十四条の特例一だと農水業などの技術者、システムエンジニアなど入っていますが、何でこれ、こういう人たちも入るわけですか。  つ...全文を見る
○福島みずほ君 こういう例外規定は認められませんし、さらに、年収と専門職についてよく分からないまま法案を成立させることは大問題だと思います。  以上で質問を終わります。
10月22日第187回国会 参議院 憲法審査会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  憲法審査会での検討ということであれば、立憲主義の危機ということを言わなければなりません。  安倍内閣は、集団的自衛権の行使を合憲とした初めての内閣です。まさに立憲主義の危機です。  七月一日、安倍内閣が集団的自衛権の行使を合憲とす...全文を見る
○福島みずほ君 今、丸山理事が個人を強くすることが強くなることだとおっしゃった点についてはそのとおりだと思うのですが、今の憲法九条に対する発言について私自身の意見を述べたいというふうに思っております。  日本国憲法に関して、個別的自衛権の行使は認められるというのが従来の自民党の...全文を見る
10月23日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は本当にありがとうございます。  私は、この法案は、ホワイトカラーエグゼンプションのような年収が高いということで例外規定を設ける、あるいは派遣法と一緒で専門職、限られた業種、年収が高いといって法律を作り、今どんどん拡大をしている...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど、鈴木参考人は特例措置を望んでいる企業とおっしゃいましたが、どういう企業が望んでいるんですか。
○福島みずほ君 私も、この法案の立法理由、立法趣旨がどこにあるのか。一条の目的のところで、専門的知識等を有する有期雇用労働者等の能力の維持向上及び活用を図ることがその専門的知識等を有する労働者の有効な発揮になるというふうに書いてあるんですが、本当にそうなのか、この法律の目的は何な...全文を見る
○福島みずほ君 そのとおりだと思います。  先ほど鈴木参考人は対象者が増えていくというふうにおっしゃいましたが、どういう意味ですか。
○福島みずほ君 これ、プロジェクト事業というのは問題ではないか。これ、条文では「五年を超える一定の期間内」とありますので、十年以内とは言われていますが、これ二十年、三十年もあり得るわけですよね。ただ、私がもし経営者だとしたら、社内で正社員なんか雇わずに、プロジェクト事業と銘打って...全文を見る
○福島みずほ君 人は人生の中で働いて、その間に子供を産んだり育てたりというのは、これは必然的に起きると。  鈴木参考人にお聞きします。こういう形で無期雇用の転換を認めない例えば八年プロジェクト、十年プロジェクト、二十年プロジェクト、三十年プロジェクト、女性が産休取ったり、男女と...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど新谷参考人が、事前に無期雇用転換を事前放棄することが公序良俗に反するということで、この委員会でのことを教えていただいたんですが、そのとおりで、これ、うっかりすると、国会でもし立法が成立すれば、国会と政府によって事前放棄を組織的、構造的に行うことになっちゃうん...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっと初歩的なことで済みませんが、条文の二条の三項の一号では「五年を超える一定の期間内」と書いてあるんですね。どうしてこれを、私はこの法案、問題だと思いますが、よく十年に限るとか言われていますが、先ほど鈴木参考人も十年が上限だとおっしゃいましたが、この法律でそう...全文を見る
○福島みずほ君 よく十年と言うけど、条文は五年以上なんですよね。そうすると、プロジェクト事業というのがはびこっていくんじゃないでしょうか。あっ、岩村参考人、何かおっしゃりたいんですか。いいですか。というふうに思っております。  じゃ、時間ですので終わります。どうも本当にありがと...全文を見る
10月28日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  専門的知識を有する有期雇用労働者に関する特別措置法についてなんですが、先ほど大臣が発言をされました。私は、そもそもプロジェクトチームとして八年、九年というふうに決まっているのであれば、仮に半年、一年の有期契約の更新を繰り返したとしても...全文を見る
○福島みずほ君 いや、ちょっと違うんですよ。労契法十九条は、雇い止めをする場合には合理的理由がなければならないと書いてあるんです。それはそのとおりです。  しかし、私が言いたいことは、このプロジェクトチームでほかの労働者とは違う、無期転換権が剥奪されているわけだから、通常の雇い...全文を見る
○福島みずほ君 だったら踏んだり蹴ったりじゃないですか。だって、みんなは無期転換権を持っているんですよ、五年働いたら。この人たちはあらかじめ無期転換権を剥奪されるんですよ、法律によって、国会によって、厚生労働省によって剥奪されるんですよ。で、ほかのと一緒で一義的に言えないといった...全文を見る
○福島みずほ君 いや、根本的に駄目ですよ。だって、無期転換権は剥奪されて、でも私は九年のプロジェクトだと思って、無期転換権剥奪されて、五年と半年で、あなた悪いけれども雇い止めと言われたら、たまらないじゃないですか。  少なくともプロジェクトチームの期間中は雇い止めは基本的に起き...全文を見る
○福島みずほ君 最後の答弁にならないですよ。  十九条は合理的でない雇い止めは駄目と言っているわけでしょう。今回はそれとは違ってまた例外を認めるわけだから、せめてプロジェクトの期間中は雇い止めは基本的にないということをしなければ全然守られないじゃないですか。だって、解雇はできる...全文を見る
○福島みずほ君 いや、言質を取りたいので。このままでは大変なことになるので。  無期転換権が剥奪されているわけだから、通常の無期転換を持っている有期契約の雇い止めとは違って、より保護される、より期待権が大きいという理解でよろしいか。
○福島みずほ君 二〇一二年七月二十五日の衆議院厚生労働委員会で西村厚生労働副大臣は、有期契約労働者が、無期転換の申込権が発生する契約の締結以前に申込権を放棄することを認めることは、労使の交渉力の格差を背景として、使用者が事実上、権利の放棄を強要する状況を招きかねず、新設される労働...全文を見る
○福島みずほ君 個別に剥奪したら公序良俗に反して、一括して奪ったら公序良俗に反しないということではないですよ。そもそも、この法律が公序良俗に反するんですよ。  お聞きします。  経団連の人は、年収が高ければ交渉力が高まると言いました。これはホワイトカラーエグゼンプションの考え...全文を見る
○福島みずほ君 説明になってないですよ。年収が高ければ交渉力が高まるなんということは、労働法の考え方からはあり得ないですよ。何で年収が少し高いと交渉力が高まるんですか。全くこれは分からないです。年収が高い人は交渉力が高まるんだったら、労働法なんか要らないですよ。みんな一律に強行規...全文を見る
○福島みずほ君 経団連の参考人の方が、対象労働者がどんどん拡大していくだろうと、より対象者は増えるのではないかというふうに思っていますというふうに言っていますが、これ、小さく産んで大きく育てる、派遣法が二十六業種で始まったのに、派遣法の改悪法が今日衆議院で本会議で質疑入りですが、...全文を見る
○福島みずほ君 でも、厚労省の省令で決まるわけだから、拡大する可能性もあるじゃないですか。省令をどんどんどんどん変えていけば拡大しますよ。現に、拡大するだろうと参考人は言っているじゃないですか。  結局、無期雇用の転換権をこの国会が決めた、それに風穴を開けて、悔しいじゃないけど...全文を見る
○福島みずほ君 期限のあるプロジェクト以外は適用されないということでよろしいですね。
○福島みずほ君 私が経営者だったら、場合によっては全部期限付のプロジェクトにしますよ。そして、プログラマーでもシステムエンジニアでも三十代、四十代の元気で働き盛りで脂の乗り切った人たちを雇って、その人たちが定年まで働かないように、八年、九年単位のプロジェクトチームをつくって使い捨...全文を見る
○福島みずほ君 プロジェクトだらけになるというわけではないが、結局その期間しかその人たちを雇わない、あとは使い捨てにする、無期転換にならないようにするんだと。例えば六年プロジェクトでもいいわけじゃないですか。五年五か月プロジェクトもいいわけじゃないですか。物すごく優秀な人は、自分...全文を見る
○福島みずほ君 今は雇用がとても劣化して雇用条件が悪いので、悪いところが没落してという話ではなく、どこも問題が生ずる。今の話でも、一割ぐらいのホワイトカラーというか年収が高い人たちはまた絞り込まれるというけれど、今後何が起きるかというと、貧困も増えるが、ホワイトカラー層というか、...全文を見る
○福島みずほ君 私は、社民党を代表して、専門的知識を有する有期雇用労働者に関する特別措置法案に反対の立場から討論をします。  そもそもこの法案の成り立ちそのものに極めて問題があります。参考人の新谷参考人もおっしゃいましたが、二〇一三年の四月に無期転換ルールについて労働契約法の十...全文を見る
10月30日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず冒頭、ビキニ環礁の被曝の問題について、この厚生労働委員会で何度か質問してきましたけれども、先日、十月二十一日、質問して、黒塗りのところを白くしてくれ、公開してくれというふうに申し上げました。早速それは聞いていただきまして、昨日、白...全文を見る
○福島みずほ君 八月二十九日、田村前厚生労働大臣が当時三つ言って、追跡調査を強化すべき旨指示したんですが、追跡調査というのは進んでいるんですか。
○福島みずほ君 事務所で事前にレクのときには、進んでいない、追跡調査の強化の中身についてはまだ決まっていないやに聞いているんですが、今日の話だと、今詰めを行っていると。早急にこの追跡調査してくださるようお願いをいたします。  大臣、これは、このときの副反応の報告の状況でも、サー...全文を見る
○福島みずほ君 副反応検討部会などにおける利益相反行為については、この厚生労働委員会でも質問してきました。これだけ副反応総数が出て、そして前大臣が追跡調査の強化をすると言って、今詰めの段階で、これから追跡調査のわけですよね。だとすれば、やはり重篤なケースもたくさんあるわけですから...全文を見る
○福島みずほ君 でも、今現在、財源確保ができていないわけですよね。私は、今言われているのが、生活保護における引下げが議論になったり、特養老人ホームにおける費用の負担増が言われたり、あるいは後期高齢者医療制度におけるある意味の軽減措置について、それをやめようという議論があったり、今...全文を見る
○福島みずほ君 財源確保ができていない。子ども・子育て新システムが来年の四月一日施行されるにもかかわらず、財源確保ができていないということについてです。
○福島みずほ君 都道府県の単独助成への協力をお願いするなどして、認定こども園返上に歯止めを掛けたいというふうに考えていらっしゃるようですが、一定の経過措置の設定や加算などについてはまだ検討ベースです。このままだとなかなか進まないと思いますので、是非早急にその点については対応を取っ...全文を見る
○福島みずほ君 是非、その点については厚生労働省も力を入れて、よろしくお願いします。  派遣法の改正についてお聞きをいたします。  今回提出されている派遣法は、派遣元の会社で一生というか、無期雇用であれば一生派遣を可能とするもので、正社員になる道を閉ざしてしまうものです。だと...全文を見る
○福島みずほ君 同一価値労働同一賃金も書いていなくて、何で待遇が良くなるんですか。  それから、派遣元で一生派遣を可能とすれば、その人は正社員になれないんじゃないですか。派遣元で無期雇用であれば一生派遣が可能だから、正社員になれないですよ。ずっと派遣ですよ、一生、どこに勤めても...全文を見る
○福島みずほ君 何か塩崎大臣は、いいところもあるけれど、労働法制になるとからっきし駄目ですね。  というのは、これ、正社員になれないじゃないですか。業種に関係なく、派遣元で一生派遣になっちゃうんですよ。そうしたら、そういう働き方になるじゃないですか。一生派遣ですよ。本人が選んだ...全文を見る
○福島みずほ君 でも、この改正法では権利が守れないから駄目なんですよ。いろんな生き方があっていいけど、権利が守れない。  三年たって、過半数労働組合等の関与がありますね。でも、これ同意じゃないでしょう、意見聞けばいいんですよ。意見聞けば、過半数労働組合が反対と言っても、私、派遣...全文を見る
○福島みずほ君 三年たって、意見聞けばいいんですよ。手続踏めばいいんですよ。でも、同意権はないわけだから、意見さえ聞けば、反対と労働組合が言っても、あるいは、労働組合があるところが少ないですが、過半数労働組合等が反対と言っても、私は正社員にはなれないんですよ。正社員になれというの...全文を見る
○福島みずほ君 お花畑の性善説ですよ。そんなの聞いたところで、だって反対と言ったところで、派遣を正社員にすることは必要ないんですもの。  だから、大臣はいい人かもしれないけれど、労働者の気持ちが全く分からないんですよ。首切られている、あるいは派遣で働く人の気持ちが分からないんで...全文を見る
○福島みずほ君 分かりました。  高校出て、大学出て、もう派遣でしか採らないという事態が起きるんですよ。  という意味で、この法案、断固駄目です。廃案に追い込む……
○福島みずほ君 もう参議院に来なくていいという勢いで質問をやりますので、よろしくお願いします。
11月04日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、三人の専門家の方、お忙しい中、本当にありがとうございます。  まず初めに加藤参考人に、いただいた資料に「先進国における一類感染症の発生状況」というのがあるんですが、非常にまれというか少ないというふうに私はこれを拝見して思いま...全文を見る
○福島みずほ君 岡部参考人にお聞きをいたします。  私も、資料でいただいた「感染症対策には、常に適切なバランス感覚が必要」で、大衆、公衆衛生と個人のバランスのところが一番今回の感染症の改正法案で気になるところです。基本的に同意を得るとしても、同意を得られない場合もあるかもしれな...全文を見る
○福島みずほ君 検体というか、その人から血液なり検体をもらって、その目的外使用と目的内使用というのはどう考えたらいいのか。例えば、もしもその人がある感染症であれば、ワクチンを作るとか対応するというのは必要かもしれないし、重要かもしれない。つまり、本人に検体を提供する場合の同意があ...全文を見る
○福島みずほ君 岡部参考人に、そのときに本人の同意があったかどうかを明確にするために承諾書を必ず取るとか、そういうことについてはどうお考えでしょうか。
○福島みずほ君 今日、渡邊参考人とそれから加藤参考人にそれぞれ課題と提言についていただきました。  まず加藤参考人に、最後の課題のところで三点言っていただいていますが、とりわけ医療機関の活性化ということなどを提案していただいております。その点についていかがかという点と、それから...全文を見る
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  現行法においては、六条三項において二類感染症を項目立て、同条同項五号において「鳥インフルエンザ(H五N一)」と明記をしています。しかし、今般の法改正では「特定鳥インフルエンザ」とのみ記載するだけで、血清亜型の範囲については政令で定める...全文を見る
○福島みずほ君 法律から政令に落ちるわけで、この点についての説明やいろんな点はしっかりしていただかねばならないというふうに思っています。  それで、午前中の参考人質疑でも問題になったんですが、十六条の三が新設をされます。十六条の三の三項で、「都道府県知事は、第一項の規定による勧...全文を見る
○福島みずほ君 ほとんどの人は実は同意するんではないかとは思っているんですね。  ただ、同意の書面を取るとか説明するとか、つまり自分が知らない間に、同意不要となると、例えばその検体がいろんなことに知らない間に使われるということもあるので、これは同意は基本的に必要であると。しかし...全文を見る
○福島みずほ君 これは、同意書みたいなものを取るということを厚生労働省としては考えていらっしゃるんでしょうか。
○福島みずほ君 条文には最小限度においてと書いてあるんですが、この最小限度においてというのはどういう解釈になるんでしょうか。ぶちっと血を採るんでしょうか。どうなるんでしょうか。
○福島みずほ君 極力同意を取る、それから同意書を取るということをよろしくお願いします。  まず、検体を取るときの同意という問題と、その検体をどう使うかという二段階の問題があると思います。その検体の目的外使用、目的使用というのがあると思うんですが、取られたものを例えばワクチンに使...全文を見る
○福島みずほ君 普通の病気であれば、普通というと変ですが、血を採ってそれを検査してもらって分かるということなんですが、今のこの問題でポイントなのは、取った検体をワクチンをそれで使うとかなるわけですよね。そうしたら、自分が知らない間に自分のものがワクチンになっているとかいうことが起...全文を見る
○福島みずほ君 これは例えば遺伝情報の解析による感染経路の確認ということもあり得るわけですが、少なくとも、その検体を見たら遺伝情報の解析とかができると。やっぱり遺伝情報って極めて個人的なものでもあるので、是非、今おっしゃったように、まず検体を取るときに同意を取る、それから検体を取...全文を見る
○福島みずほ君 アメリカのエボラ熱の観点で問題となった医療従事者の方は相当報道がされています。ですから、もし、今後のことなんですが、例えば差別や偏見の助長をどう考えるか。例えば、現在でも外国、とりわけアフリカなどに仕事で行った、観光で行った人が、会社の方からしばらく出てこなくてい...全文を見る
○福島みずほ君 局長、さっき目的内使用と目的外使用なんですが、ちょっとやっぱり確認で、ほとんどのものが目的内使用と考えているのではないかと思うので、確認させてください。  遺伝情報の解析による感染経路の確認、これは目的内使用でしょうか、一つ。二点目、その検体を使ったワクチン開発...全文を見る
○福島みずほ君 今、目的内とおっしゃいましたよね。じゃ、目的外みたいなのってどういうものがあるんですか。
○福島みずほ君 患者の遺伝子情報を勝手に使うとかそれ以外の目的で使うというのは、全く目的外使用であって、今日の議論で分かったのは、ほとんどというか全て、その人の検体をワクチン開発に使うとか治療に使うのも目的内使用であると。ですから、広く広く考えているわけですよね。  一旦検体を...全文を見る
○福島みずほ君 感染症の類型が決められた後、感染力や重篤性が当初予想されたほど高くないなどの知見が集まった場合、迅速かつ柔軟にレベルダウンを行うということでよろしいでしょうか。また、その場合の手続はどうなっているんでしょうか。
○福島みずほ君 質問を終わります。
11月05日第187回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  消費者委員会についてお聞きをいたします。  消費者庁と消費者委員会、両方の双頭のワシの下に消費者行政をやっていくんだという、消費者委員会自身がオンブズマン的な機能を果たしていくんだということなんですが、内閣府消費者委員会の成立経過や...全文を見る
○福島みずほ君 消費者委員会は、消費者庁も含む消費者行政を監視するため、消費者庁から切り離された独自の事務局が設置をされ、独立性が担保されるように制度設計されておりますが、大臣として、この独立性についてどのように理解されているでしょうか。
○福島みずほ君 消費者委員会が創設されて五年が経過をいたしました。消費者委員会は消費者の意向を最大限尊重するためにどのような工夫をされてきたでしょうか。また、そのような努力を行ってきた結果として、成果としてどのようなものがあるか、教えてください。
○福島みずほ君 提言が実際法案に結び付いて成立している例も多いのですが、この消費者委員会も私もとても消費者庁と同じように重要なところだと思っております。独立性を維持することで、消費者庁とはまた別の極めて重要な役割を果たしていると。  消費者委員会では、次年度の予算、機構定員につ...全文を見る
○福島みずほ君 消費者庁も消費者委員会も新しい役所ですので、是非、人員、予算の獲得、そして提言をして、やっぱりいい法案を国会に出して消費者行政を進めていくという両方の立場で是非頑張っていただきたい。これは両方にエールを送りたいというふうに思っております。  次に、消費者安全調査...全文を見る
○福島みずほ君 経済産業省が取り組んでいらっしゃることは分かるんですが、フォローアップをきちっとしていただきたいと。つまり、消費者は以上のような経済産業省の取組を知るすべがないと。ですから、業界に対しておっしゃったことは分かっているんですが、フォローアップをきちっとすべきではない...全文を見る
○福島みずほ君 なぜ消費者安全調査委員会がつくられたかというと、業界と関係があると言うと語弊があるかもしれませんが、経産省や国土交通省とは別のところでしっかり消費者、生活者の立場からインディペンデントで調査をすると。そこが出した意見や、様々なものが出れば、それを是非経産省、国土交...全文を見る
○福島みずほ君 同じく国土交通省にお聞きをいたします。  二〇〇九年四月八日に東京都内で発生したエスカレーター事故に関して、消費者安全調査委員会は、本年六月二十日の経過報告書で、誘導柵の活用を含むハンドレールへの様々な接触防止策や人の転落防止設備に関して有効性及び実現可能性につ...全文を見る
○福島みずほ君 国土交通省、さっきは経済産業省ですが、国土交通省はやっぱりこのことを、この消費者安全調査委員会が提言したことをやっぱり重く受け止めてほしいと。  つまり、今のお話でも、国土交通省は、いや、このエスカレーター事故は別に構造上の欠陥はなかったとなるわけですよ。申し訳...全文を見る
11月06日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今般の法改正において二類感染症である鳥インフルエンザの血清亜型の範囲を政令に委任する理由について、厚生労働省は、ウイルスの変異が突然に、かつ頻繁に生ずるため、二類感染症に相当する鳥インフルエンザが発生した場合に機動的にできるように新た...全文を見る
○福島みずほ君 今後、例えばH5N1などと同等の感染力、重篤性を持つ鳥インフルエンザの血清亜型が見付かった場合、従来どおり、一旦指定感染症に指定した上で、一年ないし二年の期間経過後、特定鳥インフルエンザの政令指定に進むのでしょうか。それとも、指定感染症への指定のプロセスは飛ばして...全文を見る
○福島みずほ君 機敏に対応するということも大変必要でしょうし、一方で、きちっと審議ということで、恐らく後段の方が増えるのではないかとも思いますが、しっかりその点は議論をよろしくお願いいたします。  次に、性暴力救援センターへの支援についてお聞きをいたします。  これは東委員が...全文を見る
○福島みずほ君 三千八百八十万円、あるいは概算要求五千万円だけではなく、是非、全国の性暴力救援センターを内閣府としても応援していただくよう、よろしくお願いいたします。  大阪にはSACHICOがあり、東京にはSARCがあると。千葉も今度センターができたと。福井、そして兵庫があっ...全文を見る
○福島みずほ君 今おっしゃったように、第二次犯罪被害者等基本計画の重点項目に支援センターの設置促進を盛り込んでおります。一二年には開設・運営の手引を作成し、都道府県内に少なくとも一か所は設置することが望ましいという方針を示しています。  内閣府は、私はもっとどんと予算を是非付け...全文を見る
○福島みずほ君 難しいとおっしゃったんですが、是非それは、何とか厚生労働省、予算もあるので知恵を是非出していただきたいと。  沖縄も病院拠点型ですが、SACHICO、それから東京のSARC、それから兵庫県も含めて病院拠点型で、何とか証拠の採取も含めて、ケアも含めてやっていこうと...全文を見る
○福島みずほ君 今、考えていきたいとおっしゃったので、それを重く受け止めて、内閣府だとどうしても予算規模が、というか、内閣府はもちろん頑張っているんですが、病院拠点型の性暴力救援センターを応援したいと思っているんです。実際、女性の産婦人科や病院側が本当に厚意で、善意で、ゼロで今ま...全文を見る
○福島みずほ君 考えていきたいとおっしゃったので、民間サポートグループに対する事業委託などの支援、これを是非よろしくお願いいたします。  以上で終わります。
11月11日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私も、現行の六十万円から百二十万円になぜ引き上げるのかとか質問通告をしておりましたが、同僚委員の方からも質問がありましたので、それはちょっとカットさせていただきます。  厚労省は、二〇〇六年三月一日付け、基発第〇三〇一〇〇二号におい...全文を見る
○福島みずほ君 今回、社会保険労務士法の改正で権限を拡大するということが議論になっているわけです。私自身も社会保険労務士さんに大変雇用や年金の点で相談して本当にお世話になっていたり、事務所がお世話になっていたり、あるいは、周りの社会保険労務士の方もたくさんいらっしゃいますし、どの...全文を見る
○福島みずほ君 労使紛争や団体交渉は、もちろん敵対的になったり紛争が起きるということはあるわけですが、しかし、そこでやっぱり決められていること、あるいは通達で決められていること、あるいは不当労働行為は会社側もしてはならないわけですので、このようなことが起きないようにしっかりしてい...全文を見る
○福島みずほ君 中小企業の方たちは真面目にやっているわけですが、労基法やいろんなことがよく分からないと、こうしたら、社長、大丈夫ですよとか、こうやったら解雇ができますよともし言われたら、何か、頼りにするというか。実は、年金や雇用や保険料やいろんなことで社会保険労務士さんには大変お...全文を見る
○福島みずほ君 局長がしっかり見守りながらしっかり対応していきたいというふうにおっしゃったので、是非、つまり九九・九九九九%の人が真面目でも、何かそういう不当労働行為的なものがあったりすると、労働側は何かやっぱり問題だというふうにすごく思って、そのことが議論になってしまうというの...全文を見る
○福島みずほ君 先日、感染法が成立をしましたが、一言質問をさせてください。  そのときにもちょっと質問しましたが、エボラ熱の件で、神奈川県内の産業廃棄物会社で働くガーナ人労働者が有給休暇を使って母国に帰省しようとした際に、会社からエボラ出血熱に感染する可能性があることを理由に、...全文を見る
○福島みずほ君 この人はガーナ人なんですね。有給休暇を一生懸命ためて、母国に帰って、帰ってくると。そうすると、来るなとこう言われて、やっぱり、これアフリカの人に対するいわれなき差別と偏見が労働現場で拡大しているし、不利益取扱いだと思いますので、是非、厚労省としても対応をよろしくお...全文を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  衆議院で労働者派遣法の改正法案、社民党的には改悪法案ですが、審議中です。今週中にでも強行採決されるのではないかということも言われており、それは分かりませんが、来週水曜日解散になればそれも全部吹っ飛んでしまうわけですが、派遣法は二度廃案...全文を見る
○福島みずほ君 一体どこを読めばそうなるのかというのがさっぱり分かりません。派遣元で無期雇用であれば、その人は一生派遣なんですよ。  リーマン・ショックのときに明らかになったことは、常用型派遣労働者のうち、無期派遣労働者は七二・六%解雇率、うち有期派遣労働者七七・五%。無期と有...全文を見る
○福島みずほ君 それは建議になっているのであって、この法案には入っていないですよね。  私が申し上げたいのは、先ほどからというか、ずっと政府はキャリアアップをやるからとおっしゃいますね。それは、この改正法案の三十条の二の「段階的かつ体系的な教育訓練等」、しかし、これは派遣労働者...全文を見る
○福島みずほ君 どこの条文で正社員になれるんですか。
○福島みずほ君 キャリアプランの条文は単なるキャリアアップであって、派遣としてのキャリアアップじゃないですか。どこにもこれ正社員化への道ってないですよ。  それから、今回、どこで派遣の人が正社員になれるんですか。四十条の五のどこですか。これだと周知とかであって、四十条の五でどこ...全文を見る
○福島みずほ君 書いていない、書いていないじゃない。
○福島みずほ君 駄目ですよ、こんなの。今おっしゃった三十条の二はキャリアプランというか、これは派遣労働者としてのキャリアアップじゃないですか。問題にしている正社員化への道はどこにも条文書いていないですよ。四十条の五も正社員化への道なんてどこにも書いていないですよ。だから、正社員に...全文を見る
○福島みずほ君 四十条の三と四十条の四はどうですか。
○福島みずほ君 この中で、やはり直接雇用の努力義務規定が縮小ないしは廃止されているんですよ。そして、さっき答えたように、正社員化への道がどこにあるかといったとき、三十条の二と四十条の五を言いましたよね。しかし、これはどこにも、正社員化への道についての規定の条文ではないんですよ。結...全文を見る
○福島みずほ君 違う。大臣、分かっていないですよ。  私が質問をしたのは、意見聴取をするのに、その派遣労働者は派遣元と雇われているわけで、派遣先の労働組合とは関係がないんですよ。何で自分と関係ない労働組合の意見聴取がいいんですかという質問です。
○福島みずほ君 いや、私が言いたいのは、じゃ、この派遣先の労働組合の意見聴取ということは派遣労働者のための条文ではないということですね。というか、やっぱりこれの、労働組合の意見聴取をするということが、結局何の役にも立たないということなんですよ。  というか、じゃ、逆に、こういう...全文を見る
○福島みずほ君 いや、私が聞いているのは、派遣労働者は派遣元との間の労働契約があるので、派遣先ではないということなんですよ。この労働組合の意見聴取は単なる意見聴取であって、何の役にも立ちません。  今日の審議の中で、結局、正社員化への道が……
○福島みずほ君 はい。  正社員化への道が閉ざされるという、この派遣法の問題点は明らかになったというふうに思います。こんな法律を認めてはならないと申し上げ、質問を終わります。
11月12日第187回国会 参議院 憲法審査会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。社民党を代表して発言をいたします。  憲法審査会において今最も議論し共有しなければならないことは立憲主義であり、立憲主義の危機の問題です。立憲主義とは、およそ権力保持者の恣意によってではなく、法に従って権力が行使されるべきであるという原則...全文を見る
○福島みずほ君 二度目の発言させていただいてありがとうございます。  私が申し上げた立憲主義の回復をすべきだということについては、今発言がありました小西理事の国会の様々な決議に照らして、議院内閣制の下における国会の復権をこそすべきだということと、表現は違いますが同じことだと思っ...全文を見る
11月18日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  ホワイトカラーエグゼンプションは、第一次安倍内閣のときに上程ができませんでした。私は、これは運動の成果で潰したんだと思っていますが、ホワイトカラーエグゼンプションが来年出てこないように、派遣法は、先ほど津田理事の方から、呪われた法案だ...全文を見る
○福島みずほ君 有期雇用のときの参考人で、経団連の鈴木さんは、年収だけで交渉力というものを考えるべきではないというふうに思っておりますというふうに言っています。  年収が高いということと本人の能力とスキルは、関係ある場合もあるかもしれませんが、全く関係ないかもしれない、年収要件...全文を見る
○福島みずほ君 十一日、自民党の会合で、後ろから鉄砲で撃たれるようなものだと言われたというのは確かですか。
○福島みずほ君 お手元に資料をお配りしています。  大臣は先ほどからも、道筋は付いている、改革は粛々とやっていく、閣議決定した中身ですからこれをやらなければならないというふうにおっしゃっているので、その言葉の重みをしっかり訴えていきたいというふうに思いますが、政府は社会保障改革...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっと済みません、中身は理解しているので、やるのかやらないのか、いつ……
○福島みずほ君 済みません、中身は分かっておりますので、この一つ一つについて、やるのかやらないのか、いつやるのかをお答えください。
○福島みずほ君 唐澤局長、一から十四までありますが、この中で白紙撤回するもの、見直すものというのはあるんですか。あるいはこれは既定路線でしょうか。
○福島みずほ君 ということは、この一から十四までの医療の負担増に関しては、細部は調整するけれども、基本的に骨太方針、あるいは閣議決定、プログラム規定、これの下にこれをやるということでよろしいですか。
○福島みずほ君 三人の局長に答弁していただきましたが、白紙撤回するもの、検討した結果、やらないものというのはあるんですか。
○福島みずほ君 しかし、先ほど局長は、骨太方針であり、閣議決定をしたものであり、かつプログラム法に載っているものであるから検討すると。検討というのは、やることはやるんだけれども、中身の検討でしょう。
○福島みずほ君 先ほど大臣は、道筋は決まっている、粛々とやるというふうにおっしゃいました。  こういうのは、私もこれは先ほどの同僚委員と一緒なんですが、極めて重要なことで、原発再稼働も、消費税増税も、社会保障の負担も、集団的自衛権の行使の法案がどうなるかも、一切明らかにしないで...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、大臣、この中で白紙撤回するものってあるんですか。
○福島みずほ君 厚生労働省は十三日にこれ発表して、そして、選挙前ということもあって、それで中止にしたということです。私は、それは民主主義の立場からアンフェア、ちゃんと説明すべきだというように思います。  次に、セクハラ、マタハラなどの実態について、派遣労働者など非正規雇用労働者...全文を見る
○福島みずほ君 第十四回出生動向基本調査、結婚と出産に関する全国調査では、女性パート、派遣労働者の就業継続割合は一八・〇、育児休業制度を利用しての就業継続割合は僅か四%となっています。正社員が、この統計では五二・九%、育児休業制度を利用しての就業継続割合は四三・一%となっています...全文を見る
○福島みずほ君 派遣で働く女の人は産休も育休も取れないんですよ。有期契約の人たちは契約更新拒絶されるから、妊娠、出産、産休、育休取れないんですよ。物すごく低いですよ。中絶しろと言われた人もいれば、本当にそれで流産に遭った人もたくさんいます。そういう中で、だから派遣法の改悪に反対と...全文を見る
○福島みずほ君 是非やってください。それは今でも法律改正しなくてもできることで、派遣で女の人が本当に産休、育休取っているのか、それの実態報告、割合をちゃんと事業者に命じてくださいよ。本当にどれだけ取っているのか。取れていないですから。是非そのことをやっていただくようにお願いをいた...全文を見る
○福島みずほ君 女性の活躍というのであれば、男女雇用機会均等法やパート法を改正するのが先ではないでしょうか、大臣。
○福島みずほ君 女性の活躍というのであれば、パート法や男女雇用機会均等法の改正、そして間違っても派遣法の改悪などはしないことだというふうに思いますので、それはよろしくお願いします。  ハンセン病の法案についてお聞きをいたします。  超党派で努力をされた皆さんたちに心から敬意を...全文を見る
○福島みずほ君 日本遺族会の国有財産の法律についてお聞きをいたします。  今までの現行法では、これは、これまで政府が日本遺族会に直接行ってきた土地と九段会館の無償貸与を改め、民間事業者に対して営利目的の活動を許すものであり、問題があるのではないでしょうか。民間企業の営利事業解禁...全文を見る
○福島みずほ君 国有財産を使って、PFIを使ってばあんと建物を建てる。だから、遺族会が所有している部分については無償貸与で変わらないとしても、ほかの部分は今までの法律を逸脱している、問題があるというふうに思います。  こういうことが許されるのであれば、じゃ、ほかのところはどうな...全文を見る
○福島みずほ君 私は、社民党を代表し、ただいま議題となりました財団法人日本遺族会に対する国有財産の無償貸付に関する法律の一部を改正する法律案に対し、反対討論を行います。  現行法は、国有財産たる九段会館とその敷地を日本遺族会に対して無償貸付けするに当たり、用途を厳しく制限してお...全文を見る
11月18日第187回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  会員制の販売方法における会員価格が景品表示法上問題となるのはどのようなケースでしょうか。例えば、自らが提供するサービスについて、通常価格は十万円だが、本日中に会員となりサービスを受けるのであれば、特別に会員価格として五万円で同じサービ...全文を見る
○福島みずほ君 景品表示法の運用に関して、措置命令と指導の違いは何でしょうか。
○福島みずほ君 措置命令と指導は、そのように法的規定があるのかどうかとか任意でやるかどうかという違いがあるわけですが、指導の場合においても個別事業者名を公表すべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 しかし、ケース・バイ・ケースの場合もあるのではないかというふうに思います。  全国の消費生活センターに寄せられた相談内容の中で、美容医療に関し、手術、施術の価格の説明に関するトラブル、特に会員価格を標榜するものについてどのような相談が寄せられているでしょうか。
○福島みずほ君 今日会員になったら安くなりますよと言われたり、モニターになったらというか、初め四百万でやりますよと言われて二百万と言われたら安いと思っちゃうかもしれませんし、それから、あなたは特別にモニター価格でやるとこれだけ安くなりますとなると、じゃ、やろうかしらというふうに思...全文を見る
○福島みずほ君 厚労省としてはいかがでしょうか。
○福島みずほ君 医療法二十五条の規定があるわけですが、では、法令違反の疑いや運営が著しく適正を欠く疑いがあるとはどのような情報を基に判断するんでしょうか。
○福島みずほ君 消費生活センターに苦情が殺到し、施術というんですかね、施術の効果について集団で提訴され、適格消費者団体から景品表示法違反のおそれを指摘されているような医療法人は医療法上の監督措置の対象となり得るのでしょうか。
○福島みずほ君 厚生労働省は医療機関に対する監督権限を持っている役所ですから、そこは積極的にやってほしいと。もう一方で、消費者庁、消費者担当大臣は、消費者の立場からやはり厚生労働省を動かすと言うと変ですが、消費者の立場から様々な消費者被害が起きないように是非積極的に動いてほしいと...全文を見る
○福島みずほ君 医療法二十五条一項は「都道府県知事、保健所を設置する市の市長又は特別区の区長は、」となっておりますし、二項は「都道府県知事、」が主語ですが、医療法二十五条の三項、四項は「厚生労働大臣は、」というふうに御存じなっていますよね。「厚生労働大臣は、必要があると認めるとき...全文を見る
○福島みずほ君 都道府県知事あるいは厚生労働省にもしっかり動いていただきたいんですが、ここは消費者特別委員会なので消費者担当大臣としての対応についてお聞きをいたします。  景品表示法違反の疑いのある医療法人が存在する場合、消費者担当大臣は、景品表示法上の措置を講ずることに加えて...全文を見る
○福島みずほ君 力強い答弁、ありがとうございます。  消費者安全法三十九条は、内閣総理大臣の求めに応じて措置を行うこととなる、あるいは消費者担当大臣が動ける場合を規定しております。消費者担当大臣はどこまで身を乗り出すか、結構微妙なところはあるかもしれないとは思いますが、逆に、消...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  私も改めて様々なインターネットの広告を見てみました。すると、びっくりするほど安いんですよね。でも、多分これで飛び付くと、いや、実はこういうのがありますよとか勧められるのかしらというふうにも思いますし、実はこういうのって非常に重要な問題で...全文を見る