福島みずほ

ふくしまみずほ

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福島みずほの2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月18日第190回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、国民の生活実感、困っていること、そのことについて御質問をいたします。  総理が、景気が回復し、そして雇用が増加する過程においてパートで働く人が増えていく、妻は働いていなかったけれども、景気はそろそろ本格的に良くなっていくから...全文を見る
○福島みずほ君 景気が良くなったから働こうかという人がいるんでしょうか。多くの人は住宅ローンのため、子供の教育費のため、生活のため、そのために働くんじゃないですか。生活のためにみんな必死で働いていますよ。どうですか。
○福島みずほ君 景気が良くなったから働こうかなんという人、見たことないですよ。みんな生活のために働いていますよ。こういう認識は現状とはずれていますよ。  それから、月収二十五万円、こんな女性がいるんでしょうか、パートで。
○福島みずほ君 これ、だって、パートで働く人が増えていくという文脈で語って、これはパートですよ。  総理、短時間労働者の女性の平均賃金、幾らぐらいだと思われますか。
○福島みずほ君 いいかげんなことを言わないでくださいよ。  総理は、ここでパートで働く人が増えていくと言って二十五万円と言っているんですよ。そして、おっしゃったとおり、短時間労働者の女性の平均賃金は九万一千百八十一円、十万円をはるかに切っているんですよ。みんなそんな状況で働いて...全文を見る
○福島みずほ君 女性は十九万八千円、男性は二十万四千円、確かに二十万円を切っています。短時間労働者は十万はるかに切って九万一千円ですが、女性の正社員、大学を卒業しても女性は二十万切っているんですね。男性も実はどっこいどっこいです。みんなこういう賃金で働いています。総理のこの発言、...全文を見る
○福島みずほ君 全然現実と合っていないですよ。  日本のお母さんは働いて働いて働いて貧乏なんですよ。就労しなくて貧乏じゃなくて、働いて貧乏なんですよ。母子家庭の平均年間就労所得百八十一万円、総理はこれについてどう思われますか。
○福島みずほ君 結果が出ていないから質問しているんですよ。非正規雇用が四割を突破しました。これについてどう思われますか。
○福島みずほ君 非正規雇用が四割を突破した。高齢者や女性は非正規雇用が拡大している。なぜか。生活が苦しいからじゃないですか。年金が低いから働かざるを得ないんですよ。国民年金は二十歳から六十歳まで毎年払い続けて六万五千五百四十二円です。さっきも言いました、女性の短時間労働者九万一千...全文を見る
○福島みずほ君 国民年金が六万五千五百四十二円で、街頭演説なんてしますと、福島さん、消費税増税一〇%しないでください、あるいは、その年金で借家住まいだから大変です、そんな声を聞きます。本当にそういう貧困や、本当に生活が大変。年金、一回こっきり三万配るなんて買収じゃないですか。一回...全文を見る
○福島みずほ君 これ、授業料は余りに高騰していますよ。  文科大臣、平成三十年には百万近くにするというのが文科省の考えですよね。
○福島みずほ君 国立大学で九十三万なんという授業料になったら、本当に限られた人しか行けないですよ。  文科大臣、お聞きします。  授業料は高騰していますが、下げるという考えはあるんですか、あるいはこれから高騰する可能性はあるんですか。その二点についてお聞かせください。
○福島みずほ君 ちょっと分からないんです。  国公立、私立大学、すごい授業料高騰していますね。これを下げることはできないんですか。
○福島みずほ君 今のお考えだと、授業料が上がる可能性が十分ありますよね。国際人権規約A規約は、高等教育における無償化を条約でうたっております。  事前にお聞きしましたが、国公立大学を授業料を無償化するには、入学金も合わせて四千百六十八億円、私立は二兆六千八百八億円、多額の金額で...全文を見る
○福島みずほ君 確かに、この十年間は約この五十四万円は変わっていないんですね。でも、私はやっぱり言いたい。年収二百万円以下の人にとって、この五十四万円はやっぱり高いんですよ。子供を大学にやれないんですよ、私立大学にやれないんですよ。だとすると、やはり金額は多額ですけれども、日本の...全文を見る
○福島みずほ君 親の実質賃金が下がっておりますし、授業料も高いですから、物価も上がっていますから、おっしゃったとおり、大学生の四八%が今奨学金をもらっています。平均返済額が三百万と言われておりますが、私は、三百万、五百万、八百万、一千万、大学院やロースクールに行けば掛かりますし、...全文を見る
○福島みずほ君 かつて奨学金は無利子でした。それが有利子になって、有利子が非常に増えております。  学費は非常に引き上がる一方、一九九九年に財政投融資と財政投融資機関債の資金で運用する有利子貸与制度ができた。一般財源の無利子枠は拡大せずに、有利子枠のみ、その後十年間で十倍に拡大...全文を見る
○福島みずほ君 文科省の持つというか、この機構の給付型の奨学金はどれだけありますか。
○福島みずほ君 自治体で給付型の奨学金やっているところ、僅かですが、あるんですね。今御答弁のとおり、文科省がやっている、機構がやっている給付型の奨学金はゼロです、ゼロ。  これは、給付型の奨学金の創設すべきではないですか。
○福島みずほ君 大分前進しましたが、給付型の奨学金つくってください。どうですか、改めて。
○福島みずほ君 OECDで日本の教育予算は、御存じ、低いんですね。やっぱり子供たちを応援することが必要だ。  どうしてこの話をするかというと、ある母子家庭の子供がある有名私立大学に通った。しかし、やっぱり貸与制の奨学金は自信がないんですよ、返さなくちゃいけないから。結局、大学進...全文を見る
○福島みずほ君 それから、半分が奨学金をもらっていると、結婚すると二人でダブルになるんですよね。六百万借金抱える。子供を産もうとかそういうことができなくなる。やっぱり奨学金問題、あと授業料を本当に引き下げるということが重要だと思います。  雇用に関する提言。新卒者は正社員雇用を...全文を見る
01月19日第190回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  憲法改正についてお聞きをいたします。  総理は、憲法改正の発議ができるように参議院選挙で改憲勢力の三分の二以上の獲得を目指すとおっしゃっています。自民党は既に日本国憲法改正草案を発表しています。どれも極めて問題ですが、この中の一つ、...全文を見る
○福島みずほ君 総理が改憲勢力の三分の二以上の獲得を目指すと既に言っていて、しかも日本国憲法改正草案が出ていますので聞いております。  この中の自民党の草案の中で、事後に国会が不承認をする、国会の承認を求めるとなっておりますが、国会が承認しなかった場合、その政令の処分によって行...全文を見る
○福島みずほ君 極めて問題ですよ。なぜならば、総理は、今度の参議院選挙で憲法の改正の発議ができるように三分の二以上の獲得を目指すと言い、既に自民党は発表しているわけで、自民党総裁としてどういうふうになるのか議論をすべきではないですか。  参議院選挙の一つの争点は、戦争法廃止法案...全文を見る
○福島みずほ君 逐条的にですから議論して、これはどうなのかを聞いているんです。総理は、今日の天気は曇りでしょうかと聞くと、おととい晴れだったような気がするみたいな答弁じゃないですか。ひきょうですよ。憲法改正について三分の二取るんだと言いながら、どうなのかと言ったら、答えない。ひき...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。国家授権法と一緒じゃないですか。  終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、消費者庁の徳島への移転問題についてお聞きをします。  各省庁の監査役の消費者庁が移転すれば、消費者問題の地盤沈下を招くと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 一番初めの消費者基本計画では、消費者庁は司令塔でありエンジン役だというふうにしました。私も消費者担当大臣やりましたが、経済産業省に来てもらったり企業に来てもらったり、ライターの構造の転換では消防庁も含めたくさんのいろんな役所やチームをつくるとか、やる必要があります...全文を見る
○福島みずほ君 消費者庁は、企業や各役所に食い込んでいったり、説得したりしなければなりません。テレビ会議でそれができるとは思いませんし、また、様々な役所が集まって知恵を出し合うということで成果を出したこともあります。  消費者庁、これやっぱりつくるときに、消費者問題というのでみ...全文を見る
○福島みずほ君 テストの結果を待ちますが、経産省やいろんな役所を呼び付ける、あるいは行く、乗り込んでいく、企業に乗り込んでいくということが果たしてできるでしょうか。やっぱり、これは消費者庁の地盤沈下を招くと反対をしております。  次に、夫婦別姓選択制、再婚禁止期間について最高裁...全文を見る
○福島みずほ君 多くの女性たちが待ち望んでいます。是非よろしくお願いします。  指定廃棄物の処理について、現在どうお考えでしょうか。
○福島みずほ君 現地では反対運動が起きています。やり方も含め、問題であるということを申し上げます。  いわゆる慰安婦問題の日韓合意についてお聞きをいたします。  河野談話は、「われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さな...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので終わります。ありがとうございました。
○福島みずほ君 福島みずほです。  社民党を代表し、二〇一五年度補正予算二案に対し、反対の立場から討論を行います。  二〇一五年度補正予算案は、二〇一六年度当初予算案と合わせ、事実上、四年連続の十五か月予算として編成されました。安倍政権下における補正予算は財政法二十九条の定め...全文を見る
02月18日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  自殺の背景にある様々な問題の対策を厚生労働省が既に行っているという点で、厚労省が自殺対策を担当することで、そうした関連施策との連動性を高めることができるようになるというメリットがあります。しかし、他方、内閣府は、総合調整機能、総合的に...全文を見る
○福島みずほ君 具体的には、今回の法改正においても、十六条や十七条について文科省が深く関わるものになるし、あるいは十三条の計画作りに関しては総務省が深く関わるものになります。当然、警察庁の自殺統計も今後も対策を進める上で非常に重要なものになります。そうした他府省庁との調整を誰がど...全文を見る
○福島みずほ君 自殺対策強化月間と自殺予防週間について内閣府にお聞きをいたします。  これまで、どれくらいの都道府県、市町村が自殺対策強化月間中に自殺対策の事業を行ってきたでしょうか。
○福島みずほ君 自殺対策強化月間は、私が二〇〇九年から内閣府の特命担当大臣として自殺対策を担当しているときに、やっぱり三月に自殺が多いので何とかできないかと思って三月を自殺対策強化月間に定めることにしました。全国のハローワークを拠点にした総合相談会を開催するなどしました。せっかく...全文を見る
○福島みずほ君 是非、ハローワークを中心にやっていただきたいと。  私が内閣府特命担当大臣だったときに、二〇〇九年、清水さんは内閣府参与として自殺防止対策について非常に重要な役割を果たしていただきました。命を支える強化月間というような形で、三月の自殺対策強化月間中に全国のハロー...全文を見る
○福島みずほ君 厚労省、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 生活困窮者自立支援法ももちろんそうですが、私は、先ほど清水参考人がおっしゃったように、やっぱりハローワークに仕事がないというので行く人も多いので、総合相談室、あそこに行けば大丈夫だよねという仕組みを、是非、厚生労働省がこれを機会にもっともっと本腰を入れ、かつ自治体...全文を見る
○福島みずほ君 二〇一五年六月八日の琉球新報の報道によれば、沖縄県での戦没者遺骨について焼骨方針から全ての遺骨を保存する方針に転換したとのことでありますが、その後、この方針どおり、保管しDNA鑑定を行う体制となっているでしょうか。先ほども質問がありましたが、一言お願いします。
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。
03月07日第190回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  総理にまずお聞きをいたします。  保育園落ちた日本死ね、この声をどう聞かれますか。
○福島みずほ君 私は、この文章をやはり物すごく胸を締め付けられる思いで読みました。私も保育園を探すのに大変でしたし、子供を学童クラブに入れるためにまさに引っ越しをした。孟母三遷ではありませんが、引っ越しまでやりました。学童クラブに入所が決まったときは本当にうれしかったです。万が一...全文を見る
○福島みずほ君 初め、このブログに関して、総理が匿名だからということで明確におっしゃらなかったので、こういう声を聞けと、切実な声を聞いてほしいということで質問をさせていただきました。  人間らしく働き、生きるための提言。(資料提示)一つ目、長時間労働の規制。二つ目、賃金をやっぱ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、残業代ゼロ法案、今、国会に継続審議中の法案は長時間労働をますますひどくするものです。今の答弁には全く納得できません。安倍総理は本当に女性の活躍あるいは一億総活躍というきれいな言葉を言いながら、今継続している法案はそんな中身ではありません。一定の年収があれば労...全文を見る
○福島みずほ君 残業代不払法案についても私も申し上げます。  これは、平均年収三倍以上の人がまさに労働時間規制がなくなるわけですから、残業代は払われない、まさにホワイトカラー層の没落が起きます。去年の派遣法の改悪と今回出ている残業代不払法案は、人件費の削減、企業のためというため...全文を見る
○福島みずほ君 内部留保は企業が基本的に決めるべきだとおっしゃいました。しかし、最低賃金は憲法二十五条の健康で文化的な最低限度の生活を営むためのものです。そして、さっきも言いました、年収二百万円以下の人が四分の一、非正規雇用の人たちはまさに七四%が百九十九万円以下なんです。平均で...全文を見る
○福島みずほ君 私はひきょうだと思いますよ。なぜならば、自民党は既に日本国憲法改正案を出しているじゃないですか。このように変えるって言っているじゃないですか。  総理は、在任中に憲法を改正すると言っているんですよ。そうしたら、その一つ一つの条文についてどう考えるのか、国会で国民...全文を見る
03月09日第190回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、丸川大臣にお聞きをします。  大臣は、年間百ミリシーベルトを下ったところは基準がないという発言をされました。どうしてこういう考え方になっていたんですか。
○福島みずほ君 どうして百ミリシーベルトを下ったところは基準がないという発言を当時されたのか、当時の認識をお聞きしています。あなたにこういう考え方を吹き込んだ人は誰ですか。
○福島みずほ君 今日は、子供たちの学校の副読本、これ問題あると思いますが、一般公衆の年間線量限度一ミリシーベルトという副読本で子供たち勉強しているんですね。  一ミリシーベルトだという理解はありますか。
○福島みずほ君 一般人の通常時の年間被曝線量一ミリシーベルトという理解はあるんですか。
○福島みずほ君 ICRPの勧告で、これは三・一一前も一ミリシーベルトが基準です。子供たちの副読本も一ミリシーベルトになっていますが、これは間違っているんですか。
○福島みずほ君 ICRPの勧告が一般人の通常時の年間被曝線量限度、一ミリシーベルトとしているという理解はありますか。
○福島みずほ君 それが基準であれば、なぜ百ミリシーベルト以下となるんですか。
○福島みずほ君 現在、一ミリシーベルトが基準だという理解はありますか。
○福島みずほ君 三・一一前も後も一般人の被曝線量の基準は一ミリシーベルトです。現在も一ミリシーベルトです。その理解はありますか。
○福島みずほ君 一般公衆の人のが一ミリシーベルトだということが重要なんです。そのことについて理解がなく、百ミリシーベルト以下ということについては明確に間違っていますよ。  次にお聞きをします。  放射線管理区域の基準値の場所に一年間いたら、何ミリシーベルトになるか知っています...全文を見る
○福島みずほ君 何ミリシーベルトですか、放射線管理区域内、一年間。
○福島みずほ君 五・二ミリシーベルトです。  白血病の労災認定の基準は、年間何ミリシーベルトか知っていますか。
○福島みずほ君 五ミリシーベルトです。  ということは、一ミリシーベルトだって、だからこれ、百ミリシーベルトがいかに重いかということですよ。放射線管理区域は、防護服を着なければならないし、飲食も禁止なんですよ。五ミリシーベルトだって重いですよ。それを百ミリシーベルト以下と丸川大...全文を見る
○福島みずほ君 子ども・被災者支援法に基づいて実施されている数少ない施策の一つである公営住宅への入居円滑化によって実際に公営住宅に入居することができたのは、都道府県別に何世帯あるでしょうか。
○福島みずほ君 現在、復興庁で把握している避難区域外からの避難者のうち、二〇一七年三月のみなし仮設等の給与打切り後も避難先での居住を希望している者は何世帯ですか。
○福島みずほ君 政府は把握していないんですか。
○福島みずほ君 福島県が用意した総合的支援策、具体的には、福島県内外での公営住宅、雇用促進住宅、UR賃貸住宅について、それぞれ何世帯の入居が可能と見込んでいますか。
○福島みずほ君 避難先での居住希望世帯と福島県外で確保できている世帯の数を把握できて、今の現状で、ないわけですよね。そのギャップを埋めるために国はどのような施策を講ずるんですか。
○福島みずほ君 政府は把握していないんでしょう。その結果は上がってきているんですか。
○福島みずほ君 母子避難等二重生活を強いられている世帯を中心に、有償での入居が困難な世帯も存在します。吉田千亜さん、「ルポ 母子避難」や、それから日野行介さんの「原発棄民」などの本がありますけれども、本当に大変な生活を送っています。  復興庁ではこのような世帯の数を把握していま...全文を見る
○福島みずほ君 有償での入居が困難な世帯はみなし仮設の打切りにより帰還を余儀なくされると考えられますが、国はどのような施策を講ずるんでしょうか。
○福島みずほ君 打ち切られれば本当にもっと貧困になる、でも健康の不安があっても帰るしかない、この選択をみんな迫られるわけです。  今日の説明でも、県が今調査中、国はやっておりません。まず、誰が必要としているのかを把握する必要がありますし、政府として調査する必要があるんじゃないで...全文を見る
○福島みずほ君 三・一一、五年目、政府がどんな責任でやるのか全く見えていません。  これから調査するんでしょう、県も。おかしいですよ。事実を把握して打切りならまだ分かるけれども、打切りを決定した後にこれから調査する、国はそれを見守るだったら復興庁要らないですよ。事実に基づかない...全文を見る
○福島みずほ君 必要です。
○福島みずほ君 撤回すべきです。  保安院は、二〇一一年三月十一日以前に、十五・七メートル以上の津波がやってくる試算を東電から受けていますね。
○福島みずほ君 四日後にまさに十五メートルの津波が来たわけです。  二〇一一年三月十三日、清水社長は想定外の津波だったと記者会見しました。これ、うそでしょう。これに関しては、うそではないかと、なぜうそをつくのかと。東電は、これは二〇〇八年にもう知っていて、握り潰してきたわけです...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。また続きをやります。
03月10日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、まず冒頭、一般財団法人化学及血清療法研究所、いわゆる化血研の問題についてお聞きをします。四十年間、不正をなぜ見抜けなかったんでしょうか。
○福島みずほ君 事前の通告をすれば向こうは対応するわけで、やっぱり抜き打ちを今までやらなかったというのは極めて問題だと思います。  化血研は薬害エイズの被告企業です。今般の違法行為は主として一九八九年から始まり、その後の薬事制度の厳密化に伴い、より隠蔽体質を組織的に精緻化して現...全文を見る
○福島みずほ君 この厚生労働委員会、国会の中で薬害を根絶するということを大きな一つの役割にすべきだと思っています。四十年間だまされてきた。確かに除外品目があるとか代替がないというのはあるんですが、結局、業務停止といっても、いや、除外品目では営業を続けていて痛くもかゆくもない、少し...全文を見る
○福島みずほ君 罰金などの刑事罰を科すことは考えないんですか。
○福島みずほ君 刑事罰は過去にやったことに対してどういう刑事責任が問えるかという話であり、今後どのような改革を化血研が行うかは未来の話です。過去について刑事罰問うべきじゃないですか、罰金取るべきじゃないですか。  でないと、これは二つ問題があります。化血研が四十年間だまし続けた...全文を見る
○福島みずほ君 薬害エイズのときも、だから、やっぱりだまし続けていたと、相当根が深いというふうに思います。  PMDAのことなんですが、抜本的強化を行う意思がおありでしょうか。例えば、ジェネリック医薬品の使用率を拡大するということもありますが、アジアの原液工場の査察体制などきち...全文を見る
○福島みずほ君 二〇〇二年に成立した安全な血液製剤の安定確保等に関する法律と同年改正の薬事法は、薬害エイズの教訓を踏まえ、それまで売血依存だった国内の血液製剤を安全な血液によって自給することを中心に、血液製剤の安全性確保と安定供給を国の責任の下で確保するための法律を作りました。日...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  では、次に介護休暇についてお聞きをします。  育児や介護を抱えた労働者に対する事業主の配慮義務規定を盛り込むべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 育児や介護を抱えた労働者に対する事業主の配慮義務規定を盛り込むべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 是非この九十三日を、特例延長を請求できる規定を設ける必要はないでしょうか。今おっしゃったんですが、九十三日間の介護休業を最大で三分割しかできないと。できれば分割回数の制限をこれは削除すべきではないか。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 子供はいつ小学校に上がるか分かるけれども、親の介護はいつまで続くか分からない。だとすると、分割をやはり認める、回数の制限をこれは是非削除していただきたい、あるいは回数をもっと増やしていただきたいというふうに思います。  次に、GPIFについてお聞きをいたします。...全文を見る
○福島みずほ君 安倍総理は、運用次第では減額すると言っていますから、ほとんど全ての人の年金、減額があり得ると。株高ではなくて株安になるかもしれない。全面的株安になっても、一二・八%ですから、引き揚げることすらやはり困難となる。その意味では、長期的に見れば利潤は上がるんだと言われま...全文を見る
○福島みずほ君 もちろん立法府が考えるべきことですが、是非、戦後こういう軍人軍属に関して役割を果たしてきた厚労省でもやっぱり考えていただきたい、あるいは内閣の中でもこれはやっぱり考えていただきたいということを強く申し上げたいと思います。  監督指導による賃金不払残業、サービス残...全文を見る
○福島みずほ君 はい、分かっています。  私は、質問はそういう質問をしているのではありません。健康管理時間の対策があることもそれは分かっています。ポイントは、労基法違反ではないから労働基準監督署も入れないし、違法という形ではできないし、残業代不払を命ずることができない、ここが肝...全文を見る
03月10日第190回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、お忙しい中、お二人の公述人、本当にありがとうございます。  まず初めに、小林公述人にお聞きをいたします。  レジュメに「海外派兵の費用は、違憲であることに加えて、むしろわが国に危険を招く不当支出になろう」というふうにあり、...全文を見る
○福島みずほ君 五兆円を予算案で防衛予算が突破していることに、やはりこれは問題であるというふうに私は思っているんですね。というのは、骨太方針で、社会保障費は三年間の間に一兆五千億円削減をすると、抑制をすると。どこもやっぱり、実は今日本はお金がない。何を削るか、どこに手当てをするか...全文を見る
○福島みずほ君 私は、改善の必要やチェックの必要があるんではないかというふうに思っております。  ローンで長期にやるので単年度でのお金が割と分かりにくいという問題、あるいは、日本は注文してアメリカから例えば買うとなっているが、納品がなかなかまだされていない、お金を払っただけとか...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど小林公述人に、この戦争法が作動されるようになったときに莫大なお金が掛かるようになるんじゃないか、アメリカは、これはパリのテロの前のあれですが、ISILに対する掃討作戦に一年間に四千億円掛けているわけですよね。今はちょっと分かりませんが。  というと、日本は...全文を見る
○福島みずほ君 あっ、ごめんなさい。西元公述人です。
○福島みずほ君 小林公述人にお聞きをいたします。  辺野古の新基地建設の増大は問題であるというふうに先ほどもおっしゃいましたが、その点について一言お願いします。
○福島みずほ君 今、防衛予算案が五兆円を超えていて、そして、まさにこの戦争法が作動するようになると更に増えていってしまうのではないか。社会保障費が非常に抑制され、かつ給付型奨学金すら実現していない日本で、お金の使い道はきちっとやるべきですし、是非、金額のチェック、無駄のチェック、...全文を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、二人の公述人、本当にありがとうございます。  まず、逢見公述人にお聞きをいたします。  人間が安心して働き続けるために長時間労働の規制、最低賃金、賃金をちゃんと上げていくということなど必要だと思うんですが、まず長時間労働の...全文を見る
○福島みずほ君 現在、国会に継続中の労働基本法改正法案、残業代不払法案と私は呼んでおりますが、評価を教えてください。
○福島みずほ君 今アメリカの大統領選でサンダース候補は時給十五ドルというのを出して、非常に若い人たちの本当に生きさせろという支持を得ているわけですが、先ほども最低賃金について質問がありました。最賃、日本も抜本的に上げるべきだ、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 高橋公述人にお聞きをします。  今日は、自治体の首長として、まさに自治体で本当にどうやってやっていくかという、そういう話を聞かせていただいて、ありがとうございます。また、子供の医療の助成に関してのペナルティーについても、本当にそのとおりだと思います。  先ほど...全文を見る
○福島みずほ君 地域格差という、どこの地域でもやれるようにというところが奪われるかもしれないというところを国でちゃんとやれというのは、しっかり受け止めて頑張りたいと思います。  逢見公述人にお聞きをいたします。  今日の陳述の中でGPIFのことについて発言がありました。これは...全文を見る
○福島みずほ君 それでは、今日は貴重な御意見を本当にいただきましたお二人に本当に心から感謝です。  世田谷は給付型奨学金を五千万で始めたりしておりまして、自治体での頑張り、それから労働組合の頑張り、心から期待し、国会でも頑張ります。  ありがとうございました。
03月14日第190回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  子供の貧困、女性の貧困、若者の貧困、高齢者の貧困、いずれも極めて深刻です。今日は、子供を育てている親世代の、子育て世代の貧困問題と、それからそれへの提言について質問をいたします。  まず、これを見てください。(資料提示)まず、これは...全文を見る
○福島みずほ君 これ、世田谷は五千万で始めたんですよ。さっきも言いましたが、自治体は二百八十一自治体、もうこれやっているんですよ。国の方がはるかに潤沢な予算がある。そして、オスプレイは一機百億円、整備費も百億円、合わせて一機で二百億円、十七機買うのが政府の方針です。防衛予算は五兆...全文を見る
○福島みずほ君 今、塩崎大臣から若干前向き答弁がありました。是非、このペナルティー、本当にやめてください。  それからもう一つ、親の貧困問題。子育てってやっぱり今すごく負担になっている。子供の医療費免除なんですが、これ是非、全国一律の子供医療費免除にしてほしい。というのは、パパ...全文を見る
○福島みずほ君 教育が貧困から抜け出す手段ではなくて、子育てあるいは教育が貧困の原因になる、これをやめなければならない。親世代の貧困も解決するべきである。せめて小学校の就学前まで、小学卒業まで、全国一律医療費免除を実現するよう、よろしくお願いします。  総理にお聞きします。総務...全文を見る
○福島みずほ君 精神的自由、表現の自由が、民主的過程が傷つくと、民主的過程を通じてそれを是正することができません。ですから、表現の自由は経済的自由と違って、より制限的でない他の選び得る手段、つまり、ほかより制限的であれば制限してはならないというのが表現の自由の規制に関する憲法上の...全文を見る
○福島みずほ君 法規範性があるということ、それから個別の番組、単一の番組で判断できること、それから総務大臣自ら電波を止める可能性があることに言及したこと、これは本当に今の日本の民主主義の危機だと思います。  在京放送局の例えば報道番組ディレクターやいろんな人たちからも声が上がっ...全文を見る
○福島みずほ君 これは発言を撤回すべきです。メディアがちゃんと権力をチェックしなければ駄目です。ベトナム戦争におけるエルズバーグさんで、ニクソン政権は差し止めましたが、ニューヨーク・タイムズは報道を続けます。その意味で、アメリカ最高裁は必要なことはちゃんと報道されるべきだというこ...全文を見る
03月15日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  昨日の予算委員会で、子供の医療費について質問をいたしました。国が全額助成した場合幾ら掛かるのか、未就学児、小学六年まで、中学三年まで、高校三年までの各ケースで教えてください。
○福島みずほ君 これは、もう未就学児まではほとんどのと言ってもいいぐらいの自治体が子供の医療費の助成をしています。これは、未就学児までなのか、小学校までなのか、中学校までなのか、高校までなのかは別にして、昨日、是非全国一律免除をしてほしいというふうに予算委員会でも質問をいたしまし...全文を見る
○福島みずほ君 春にこのペナルティーは撤廃しましたという吉報がちゃんと来るように心待ちにしておりますので、どうかよろしくお願いします。  社会福祉法人における内部留保の法的定義はあるのでしょうか。
○福島みずほ君 法的定義がないにもかかわらず、社会福祉法人の内部留保概念を強引に導きながら法改正するのは問題ではないでしょうか。企業であれば内部留保というのは理解できる。しかし、今御答弁があったように、定義がないんですよ。定義がないのに内部留保を吐き出せと無理やりやるのは、これは...全文を見る
○福島みずほ君 内部留保は、純資産引く括弧基本金、まあ資本金プラス国庫補助積立金をいわゆる内部留保と位置付けているわけですが、これを本当に内部留保と言っていいんだろうかというふうにも思っています。  それから、実態調査は行われたんでしょうか。
○福島みずほ君 実態調査は行ったんでしょうか。
○福島みずほ君 実態調査をしていなくて法改正ができるんでしょうか。
○福島みずほ君 資本の概念がない社会福祉法人の場合、蓄積利益、いわゆる内部留保の根拠である利益剰余金だけを容易には特定できません。社会福祉法人など非営利組織の会計は、統一の処理基準や手法は確立されておらず、企業会計と比較はできません。  そもそも、定義も実態調査も、今御答弁であ...全文を見る
○福島みずほ君 仮に余裕財産があるのならば、本来業務である利用者支援の質の向上、職員の待遇改善に振り向けられるべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 社会福祉法人に対して無償又は低額で地域公益活動を義務付ける、ただし努力義務ですが、これはどのような中身になるのでしょうか。
○福島みずほ君 地域には、社会的孤立やそれから既存の制度では対応できないという様々な問題があることは分かります。また、社会福祉法人が地域のニーズに真摯に応えていくことは、これは社会的使命からは重要だというふうには思います。しかし、持続的な支援を行うためには、公的な責任と財源の裏付...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど述べたように、中小零細のところも多いわけです。でも、営利企業の参入によって質が低下をするのではないか。  日本障害者センターが全国の社会福祉法人を対象にしたアンケート調査結果、二〇一五年五月八日によると、六八%が営利企業の参入によって、量的拡大はあっても質...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。
03月16日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  社会福祉の現場で頑張っていらっしゃる四人の参考人の皆さん、本日は本当にありがとうございます。  まず初めに、昨日、厚生労働省に内部留保の定義について聞きました。すると、定義はないというお答えなんですね。定義がないのに、無理やりつくっ...全文を見る
○福島みずほ君 もし余裕財産があるのであれば、利用者のサービスをもっと良くすることや、働いている人たちの報酬をちゃんとすることにやるべきだと思いますが、家平参考人、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 この地域公益活動なんですが、去年、医療と介護の改正法案が国会で成立をしました。要支援一、二の通所と訪問サービスが介護保険給付から外されて、地域包括支援センターに移行すると。今、審議会の中などでも、じゃ、要介護一、二も外したらどうかとか生活支援もやめたらどうかなんと...全文を見る
○福島みずほ君 この地域公益活動は無責任になりかねないのではないか。つまり、地域の中でその活動を例えばボランティアで始めた。しかし、経済が逼迫したり報酬を上げなくちゃいけないという状況になって、やめたいんだけれども、始めたら、やっぱりいろんな障害のある子供とか面倒を見ていて撤退が...全文を見る
○福島みずほ君 内田参考人にお聞きをいたします。  私は実の父と母と義理の母が介護保険のお世話になって、本当にお世話になってきています。それで、処遇改善加算なんですが、これはやっぱり恒久化しないと経営者としてもやっていけないんじゃないかというのが一点。  それから、処遇改善加...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので終わります。ありがとうございました。
03月17日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  全ての社会福祉法人に対する公益的な社会活動の努力義務化というのが国の責任の転嫁ではないかという意見が、昨日、参考人質疑の中で出てまいりました。  これは、どういうものを一体やるのか。困窮者対策とかいろいろあるかもしれませんが、要支援...全文を見る
○福島みずほ君 済みません、時間が短いので質問に端的に答えていただくように、是非大臣にはよろしくお願いをします。  私が質問したのは、要支援一、二の通所と訪問サービスが介護保険給付から外れたが、これを例えば担うことがあり得るかという質問です。イエスかノーかで答えてくださいますか...全文を見る
○福島みずほ君 というふうに答えていただければ助かります。  一度地域公益活動を始めれば、余裕財産の解消や経営難を理由に無責任な撤退ができなくなるというのはいかがでしょうか。
○福島みずほ君 財政審が要介護一、二を介護保険から外す考えを打ち出しました。  厚生労働大臣、まさかこういうことにはならないですよね。
○福島みずほ君 介護ヘルパーの賃金実態の推移を明らかにしてください。
○福島みずほ君 私は介護ヘルパーの賃金実態の推移をお聞きしたんですが、でも答えてくださいましたが、聞きたかったことは、平成二十五年度の訪問介護員の時給は千九十円です。そして、厚労省の介護給付費実態調査月報によると、二〇一四年の介護報酬単価は、訪問介護が一時間当たり三千九百六十九円...全文を見る
○福島みずほ君 いや、私が聞きたかったことは、ヘルパー時給賃金率、つまり介護報酬単価とヘルパーさんの時給の対比ですね。二八・一%でいいということでよろしいですか。三浦局長。
○福島みずほ君 違う、違う。  じゃ、答弁どうぞ。
○福島みずほ君 いや、私は単純なことを確認しているんです。何時間働いたかとかそういうことを聞いているのではなく、厚労省のデータによって、介護報酬単価に占める時給の割合を聞いているわけです。これは二年前の行政交渉でも確認をしております。千百十六割る三千九百六十七、介護報酬単価に占め...全文を見る
○福島みずほ君 これは厚生労働省、介護給付費実態調査月報、十表、十三表、十四表、一四年度の分で計算をしているものです。  これはまた行政交渉でやりますが、私が何が言いたいか。ヘルパーさんの時給賃金率が二八・一%と低いんですよ。だから、これをもう少し、二八・一%が低い、マージン率...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省平成二十五年度介護従事者処遇状況等調査結果、時給は訪問介護員が千九十円、平均月収は常勤者含まず九万七十五円です。訪問ヘルパーさんたちは圧倒的に非常勤で、圧倒的に女性が多いです。平均月収が常勤含まずで九万七十五円。これ、常勤含まないからですよ。でも、圧倒的...全文を見る
○福島みずほ君 十円上がったんですが、やっぱりそれでは不十分ですね。とりわけ、ヘルパーさんの時給賃金率、二八・一%、平均月収九万七十五円、これはパートというか常勤ではないんですが、この実態を変えないで、余っているお金があるんだから地域活動せよと、無料であるいは廉価でやれというのは...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。
○福島みずほ君 福島みずほです。  私は、社会民主党・護憲連合を代表して、社会福祉法等の一部を改正する法律案について反対の討論をいたします。  反対の第一の理由は、社会福祉法人の規模や経営実態をきちんと調査することなく、根拠のない蓄積利益、内部留保を前提として、全ての社会福祉...全文を見る
03月17日第190回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  国連女性差別撤廃委員会が先日出した総括所見について、総括所見のフォローアップについて、民法改正と複合差別について、勧告の履行のためにとられた措置に関する情報を二年以内に文書で提供するよう要請されています。  履行のためにどのような措...全文を見る
○福島みずほ君 是非履行をお願いします。  複合差別については、勧告は、法律を作ること、措置の効果の監視と評価を定期的に行うことをフォローアップとして言っています。いかがですか。
○福島みずほ君 是非履行をお願いします。  人種差別やヘイトスピーチは人間の尊厳に対する重大な人権侵害と考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 街頭での、ゴキブリ死ねとか帰れという、そういうデモなどが後を絶ちません。法務大臣、これは具体的な人権侵害ではないですか。
○福島みずほ君 法務省が二〇一六年度予算案でユニバーサル社会の実現に向けた新たな人権擁護施策の推進を新しい法務省の方針とし、二〇二〇年オリンピック開催をめどに人権大国日本の構築を掲げたことは評価をいたします。それを促した背景の一つとして、ヘイトスピーチ等による外国人排除運動に対す...全文を見る
○福島みずほ君 二〇一四年には国連自由権規約委員会と人種差別撤廃委員会の両方からヘイトスピーチについて禁止などの適切な措置をとることが勧告されております。どのような検討がされ、実行されるんでしょうか。
○福島みずほ君 現行法では止まらないので議員立法として法律が出ておりますが、新たな立法が必要だと考えます。人権大国日本の構築のためには、国連の人権諸機関から度々指摘され、世界的には整備されている制度を日本が整備しなければならないのではないか。例えば個人通報制度の受入れについて、こ...全文を見る
○福島みずほ君 規約人権委員会と女性差別撤廃委員会において個人通報制度を批准している国はそれぞれ何か国ですか。
○福島みずほ君 日本政府が推薦し、自由権規約委員を二十年務め、委員長にもなった京都大学安藤仁介名誉教授は、日本がこの点で肩身の狭い思いをしたと述懐をしています。  二〇二〇年オリンピックをめどに人権大国を構築し、また、五月に伊勢サミットを開催するなら、その前に個人通報制度を採択...全文を見る
○福島みずほ君 検討は理解できるんですが、最高裁も、これは批准しても構わない、自分たちがハードルではないと言っています。何がハードルなんですか。人権大国と言うのであれば、これはもう批准すべきではないですか。
○福島みずほ君 日本が批准しない理由が分からないんですね。先進国ではほとんどこれはもう批准している、韓国もどこも批准している、そういう中でなぜできないのか、諸外国がやっていて日本がやれないわけはないと。  私は、人権大国ということでこれを批准すべきであると、ヘイトスピーチをなく...全文を見る
03月22日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  女性差別撤廃委員会の最終見解において、女性障害者に対する強制不妊手術に関する勧告がまた改めて出ました。  委員会は、優生保護法の下で、締約国が都道府県優生保護審査会を通じて疾病や障害のある子供の出生を防止しようとし、その結果障害者に...全文を見る
○福島みずほ君 ジュネーブでの日本政府は、強制不妊手術への質問に対して、優生保護法に基づく本人の同意のない不妊手術は、公益上必要と認められる場合、手術の前に何段階にもわたって慎重な審査を行った旨の回答をしました。  昨年、日本弁護士連合会に人権救済申立てをした七十歳の女性の場合...全文を見る
○福島みずほ君 やはり、障害があったと。その事案は、私が聞くところでは、例えば手術が行われた当時は十六歳で、本人は何も説明を受けず、父親は生活保護を受けていて、同意の判こを押すことは断れなかったと後に言っているというようなことを聞いております。  ですから、やはり、この優生保護...全文を見る
○福島みずほ君 非常に前向きに言っていただいて、本当にありがとうございます。  旧優生保護法の下で、障害のある女性は本人の同意なく不妊手術をたくさんの人たちが受けさせられたというか、本人は子供だったりして余りよく分かっていなくて、結局子供が一生産めないというか、一生と言うとあれ...全文を見る
○福島みずほ君 だが、しかし、こういう実態があり、問題がこれだけ指摘されておりますので、またの機会にも質問しますが、今日、大臣の答弁で一歩進んで、事情聴取していただけるということなので、是非それは、本人が御高齢ということもあり、対応してくださるということで、ありがとうございます。...全文を見る
○福島みずほ君 日本政府の見解は、労働基準法四条の規定にはILO百号条約の同一価値の労働に対する男女労働者の同一報酬に関する条約が含まれるという見解を再三されておりますが、この理解の上に立つのでよろしいですね。
○福島みずほ君 それならば、同一価値労働同一賃金のILO百号条約は労働基準法四条の規定に含まれるとすれば、同一価値労働同一賃金を労働基準法四条は規定しているということ、規定というか含まれるということですから、総理の言う同一労働同一賃金というのは同一価値労働同一賃金ということでよろ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、それでは駄目ですよ。だって、今まで同一価値労働同一賃金、ILO百号条約は労基法の四条の中に入っているというふうに言っているわけですから、総理の言う同一労働同一賃金が同一価値労働同一賃金にならなかったら駄目なんですよ。論理矛盾じゃないですか。  もう一つお聞...全文を見る
○福島みずほ君 この同一価値労働同一賃金が、まさにILOと女性差別撤廃委員会における国際水準でちゃんとやるんですねという確認を取りたいわけです。  職務評価なんですが、今大臣がおっしゃった得点要素法ですが、これに関してILO基準の職務評価システム、評価要素の四大ファクター、知識...全文を見る
○福島みずほ君 もう一回、駄目押し的確認ですが、ILO基準でやるという、四大ファクターでやるということでよろしいんですね。
○福島みずほ君 いや、それ、ちゃんとやってくださいよ。  つまり、ILO基準を満たさない、国際水準でないような偽物の、何というのかな、偽物の、まがいものの同一労働同一賃金では駄目なんですよ。もう厚労省は責任持って、自分の命を懸けてでもILO水準でやるんだと言ってもらわなかったら...全文を見る
○福島みずほ君 いや、これはもうちゃんとしたILO基準でやってもらわなかったら偽物ですよ。偽物と言いますし、厚労省はそれ責任持ってやってくださいよ。  最後に、釜ケ崎の職安の職業紹介について一言聞きます。  四十年間、釜ケ崎の職安のみ、日本の中で職業紹介をやってきませんでした...全文を見る
○福島みずほ君 どうかよろしくお願いします。  終わります。
03月23日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  昨日、同一価値労働同一賃金についてお聞きをしましたが、今日は、いわゆる官製ワーキングプア、公務員の非正規雇用の問題についてお聞きをしたいと思います。  国家公務員、地方公務員の非正規公務員の実態についてどう把握をされていらっしゃるで...全文を見る
○福島みずほ君 国家公務員については現在調査中であり、五月末をめどに調査結果が集まるということなんですが、地方公務員についてはしかるべき時期に行う予定であるということですが、やはりこれ、公務員の中における非正規問題って大問題ですので、是非早い段階で調査をしてくださるようにお願いを...全文を見る
○福島みずほ君 内閣人事局はこれから把握をするということなんですが、今、地方公務員に関して、総務省からは七四%というのが、数字を挙げていただきました。  もちろん、男性で非正規雇用という方もいらっしゃるんですが、圧倒的にこれは女性問題です。女性相談員、消費者相談員、それから今本...全文を見る
○福島みずほ君 にもかかわらず、自治体の中でこれについての計画をちゃんと盛り込まないなんという自治体が出てきたらどうされますか。
○福島みずほ君 この待遇が本当に改善されるように、とりわけ非正規公務員の女性たちは、育児休業、介護休業や様々な点で極めて整備率が低いというアンケート結果も出ております。どうかそれらがきちっとされるように、自治体がしっかりこれについて取り組み、それぞれ改善ができるように、それぞれ総...全文を見る
○福島みずほ君 公務員を排除していないということでよろしいですね。
○福島みずほ君 排除していないということなので、民間で働く人も重要ですが、先ほども数字が出ました、六十万人、国家公務員で十四万人の非正規雇用労働者、しかも圧倒的に女性問題、女性差別というか、女性が従事しているというところを変えない限り、同一価値労働同一賃金はないというふうに思いま...全文を見る
○福島みずほ君 力強い御答弁、ありがとうございます。同一価値労働同一賃金の議論の中で、まさに非正規雇用の人たちの待遇改善が進むことと、公務員部門も排除していないわけですから、しっかりここをやって、待遇改善がきっちりされるように、同一価値労働同一賃金、職務評価でちゃんと改善がされる...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、人を募集するのに公募は必要ですが、同じ人を雇うのに公募が必要でしょうか。筆記試験の点数は非公開で、自分が何点で駄目だったのか知らせてもらえず、結果として管理職の好き嫌いで更新が決められているように感じてなりません。一般相談員、あるいは同じ部門で二人が公募制の...全文を見る
03月24日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  これは以前も介護休業法の改正法案に基づいて質問しましたし、今日も質問が出ていてダブるんですが、私自身の問題関心なので、やっぱりあえてまた質問させてください。  介護休業について、九十三日ということ、まあ三か月ということだと思うんです...全文を見る
○福島みずほ君 今、使い勝手がいいようにと香取局長は答弁されましたが、使い勝手がいいようにだとしたら、三回限りというのはやめるべきではないですか。  というのは、子供は何歳になって大きくなるというのは分かりますが、介護は、私自身も母が介護保険のお世話になっていたりしているので分...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、局長は、これは介護をするのではなくて、例えば介護に必要な、例えば施設にどこか頼むとか、どこかリハビリテーション施設を確保するとか、そのためだから、九十三日でいいんだとおっしゃったじゃないですか。私、事業主は三回が五回になったからといってそんな大した負担じゃな...全文を見る
○福島みずほ君 実は、やっぱり最も納得できないのはこの三回限りなんですよ。これ、四回になったら大変なんですか。  介護っていつまで必要か分からないので、三回目取っちゃったら、あと日数がかなり残ってももう、例えば極端に言えば取れなくなるわけじゃないですか。例えば、近場だけじゃない...全文を見る
○福島みずほ君 契約期間が三か月などの短期間で、かつ契約を更新しないなどの文言が契約書にあった場合のみ。過去、契約更新の実績があったり、同種の労働者が契約を更新して働いている場合、要件を満たす、あるいは業務の基本的な性質が臨時的、一時的でない場合には要件を満たすなど、育児休業が取...全文を見る
○福島みずほ君 いや、もうちょっと厳密なんですよ。つまり、例えば私の働き方が三か月置きだとしても、もう契約更新が結構されている、あるいは過去も契約更新をしてもらっている、あるいは基本的な性質が臨時的、一時的でない場合で要件を満たすと。つまり、私が、あなたは三か月ごとの更新だから、...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、これは、この法案が仮に成立した場合の指針をつくるということでしょうか。あるいは、それが明らかでないことが極めて限定的、明らかであるものを除くという場合に、明らかというのは極めて限定されるということでよろしいんですよね。  つまり、私が三か月の期間であっても...全文を見る
○福島みずほ君 そうなんですね。  なぜこういう議論をするかというと、派遣であれ有期契約であれ、なかなか育児休業なんて取れないよという世界だったので、今回の改正でそういう人たちも取れる、取れるんだと。仮に私の契約が三か月ごととなっていたとしても、一体、一年半後にあなた雇われてい...全文を見る
○福島みずほ君 大臣と副大臣がうんうんと言っているので、これは取れると。あなたはこの一年半の間に契約更新されないということが明らかでない限り取れるということでこの委員会で確認して、また、重要なことは、経営者、中小企業の皆さんや大企業でもなかなか、あなた契約三か月なのに何で育児休業...全文を見る
○福島みずほ君 有期契約の女性たちが、男性も、きちっと育児休業が取れる、結果が出るように是非よろしくお願いします。  次に、シルバー人材派遣についてお聞きします。  低賃金で劣悪な労働条件の雇用が拡大しかねないのではないかという点についてはいかがでしょうか。
○福島みずほ君 次に、高齢者の雇用保険適用について、給付が一回限りの一時金であることは問題ではないでしょうか。
○福島みずほ君 一時金のメリット、デメリットというのはあると思うんですね、割と雇用保険が早く払えるとか、認定が緩くなるとか。しかし、雇用保険はそもそも失業中、生活を支え、次の雇用に結び付けるという役割があるので、一回限りの一時金はその趣旨に反しないでしょうか。
○福島みずほ君 次に、保育園の問題についてお聞きをいたします。  今日、財務省に来ていただいておりますが、保育園、特養老人ホーム、福祉施設に対する国有地の貸与、売却についての実績を教えてください。
○福島みずほ君 この間、売却や、それから保育園の場合は定期借地権を付与してというのがあって、是非ここは頑張っていただきたいと思います。  私は、少子化担当大臣のときに、国有地をとにかく貸与してもらおうと、都会にもう土地がないし、自治体は高い土地を買うお金がなかなかありませんから...全文を見る
○福島みずほ君 ママやパパたちは無認可よりもやっぱり、まあ私は自分の子供は無認可だったので、とってもいいところは山のようにあることはもちろん知っていますが、しかし認可に入れたい。その方が安いということもありますし。となると、やはりその土地がないんですね、正直、大都会は土地がない、...全文を見る
○福島みずほ君 もう保活ママから涙の出るようなメールを山のようにもらって、この方は、十六園見た、でも、認可が全て落ちて認証も駄目だったと。でも、学校の先生で、仕事が復帰できないと退職するしかないという感じだったんですが、ようやく無認可で見付かったというメールが来ました。  財務...全文を見る
○福島みずほ君 よろしくお願いします。  時間ですので、終わります。
03月25日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。男性が四人ということはあるんですが、今日は女性が四人で、しかも本当に切実な話や提言をしていただいて、心から感謝をしております。  まず、井上参考人にお聞きをいたします。  九...全文を見る
○福島みずほ君 井上参考人にお聞きをいたします。  これ、半日取れるようになるんですが、私は時間休も取れたらいいなと思っておるんですが、その点についていかがでしょうか。
○福島みずほ君 小酒部参考人にお聞きをいたします。  今日、本当に、話を聞きながら、長時間労働の規制をすべきではないか。ですから、一つは、今、国会に継続中の労働基準法の改正法案、時間規制をなくしてしまう労働者を誕生させるわけですが、この点についていかがお考えでしょうか。
○福島みずほ君 小酒部参考人にお聞きをいたします。  私は、将来は仕事と家庭の両立支援法などを作るということは必要ではないか、それについてどうかという点と、もう一点、マタハラ、セクハラ、パワハラなどの様々なハラスメントに一元的に対応する、そういう体制を整備するというようなことは...全文を見る
○福島みずほ君 猪熊参考人にお聞きをいたします。  私も、三月二十二日、偶然、保活中のママ、四か月の赤ちゃんだっこしているママに話しかけられて、四月に復帰しなければならないのに、十六園実際行ったけれどもまだ決まっていないと。結論は、その後メールもらって、無認可に入れることができ...全文を見る
○福島みずほ君 それぞれありがとうございました。  時間ですので、終わります。ありがとうございます。
03月25日第190回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  消費税増税と経済政策についてまずお聞きをいたします。  社民党は消費税増税に反対です。それで、スティグリッツ教授、そしてクルーグマン教授が、政府の国際金融経済分析会合で消費税増税は延期すべきだという発言をされています。  総理はこ...全文を見る
○福島みずほ君 消費税増税の延期についてはいかがでしょうか。
○福島みずほ君 総理は常にそうおっしゃっていらっしゃいますから、万が一仮に消費税増税が延期されることがあるとすれば、それはリーマン・ショックと同じように現在が経済状況が極めて悪いというふうに総理が考えているという理解でよろしいですね。それはアベノミクスの失敗ということにはならない...全文を見る
○福島みずほ君 では、総理がもし万が一、将来、消費税増税延期することがあれば、それはリーマン・ショックと同じくらい経済状況が極めて悪いと、それは取りも直さずアベノミクスの失敗を意味するというふうに思います。私たちは消費税増税に断固反対ですが、そのことは述べておきます。  それで...全文を見る
○福島みずほ君 これ、スティグリッツさんのレジュメなんですよ。そして、はっきりと法人所得税の引下げは意味がないと、投資にとって意味がないと言っているんですよ。そして、金融市場の規制緩和も市場が不安定化につながって逆効果だと言っているわけです。TPPもそうだと言っているわけです。 ...全文を見る
○福島みずほ君 特別減税もありますが、総理は、法人税は下げていくと、二〇%台を目指すと言い、消費税は増税すると言っているわけですから、まさにスティグリッツさんの言っていることと真逆の立場です。  それから、TPPに関しても、アメリカの議会でもうこれは批准されないであろうと。日本...全文を見る
○福島みずほ君 私が要望したのは、質問として、二十七件、定期借地権でやっているというのは知っているんです。第一号から始まったのももちろん存じています。この数を増やしてほしい、あるいは、定期借地権の賃料を低廉にしてもらいたい、もっと安くしてほしい。いかがですか。
○福島みずほ君 これは是非お願いします。  どうすればいいかと、保育士さんの待遇問題もあります。でも、即効的なのはやっぱり国有地を貸与してもらい、建設にちょっと時間は掛かりますが、認可保育園を増やすことがまず一番です。是非、低廉にしていただきたい。これは財務大臣、総理大臣にとり...全文を見る
○福島みずほ君 沖縄の問題も聞きたかったですが、沖縄の辺野古の件で、福岡高裁で国と県の和解案を両方が受諾するということがありました。これは、国が受諾したということは、国が行った行政処分について問題があり得たということを国が認めたことではないかというふうに思っております。  辺野...全文を見る
03月29日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  育児・介護休業法では、権利行使を理由とする不利益禁止、家族的責任を有する労働者に対する配置への配慮を求めております。  本来なら、家族的責任を理由とする差別や不利益を事実行為を含めて禁止する方向に進むべきであり、直接、間接を問わず、...全文を見る
○福島みずほ君 三月二十五日の参考人質疑において小酒部参考人から、仕事と家庭の両立支援を作るべきだという指摘がありました。これについていかがでしょうか。
○福島みずほ君 はい。
○福島みずほ君 やはり、小酒部参考人、ほかの参考人からも、長時間労働の規制をやらなくちゃいけないというのがありました。これは本当にやらなくちゃいけない。  労働基準法の改悪法はまさに逆行していると思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 日本の雇用に必要なことは、最低賃金上げること、そして長時間労働の規制だと思います。労働基準法の改正法案、まあ改悪法案と私は思いますが、これはまさに労働時間規制が一切ない労働者を誕生させるもので、長時間労働の規制をするということと全く真逆の法だと思います。  安倍...全文を見る
○福島みずほ君 是非これは一元化の方向、事業主もそうだし、厚労省の体制としても是非よろしくお願いします。  有期契約労働者は、育児休業の申出時点において契約満了が明らかでないなどの取得要件を満たす必要があるとされていますが、この申出時点というのはどの時点を指すのか、教えてくださ...全文を見る
○福島みずほ君 通常、いきなり育児休業の申出をすることは想定されず、まずは妊娠の報告を職場にするのが普通だと思います。そうだとすれば、妊娠の報告後、育児休業の申出がある前に事業主が次の契約更新はしないからとすることで、復帰後の雇用継続見込みがないとして、育児休業を認めないというこ...全文を見る
○福島みずほ君 論理的にはそうなるわけですが、妊娠報告した後、いや、君の妊娠が理由ではなくて後の契約更新は元々しないことになっていたというようなことで、実は更新が明らかでないとして育休を取ることができないということなどが起こりかねないというふうに思います。今の大臣の答弁で、妊娠を...全文を見る
○福島みずほ君 今答弁してくださったとおり、正社員については原則取得要件はありません。正社員の場合は何らの取得要件が定められていないにもかかわらず、有期契約労働者については今回の改正で要件緩和後も一年以上の雇用実績、契約満了が明らかでないという要件が残ることになります。一年以上の...全文を見る
○福島みずほ君 また、塩崎大臣は二十四日のこの委員会で、同一労働同一賃金を実現しようと言っている私どもがやっぱりそこにはよく配慮をして、今までとは全然違うよということをはっきり広報していかないといけない、周知徹底をしていかないといけない、事業主に対しても就業規則などで定めろという...全文を見る
○福島みずほ君 パートや有期契約やそして派遣の人たちが、育児休業が本当に取れるように私は要件を撤廃すべきだと思いますし、今後もこれについては実態調査を含め、一緒に注視していきたいと思いますし、啓発が必要だと思います。  先ほど同僚委員からシルバー人材センターにおける業務について...全文を見る
○福島みずほ君 シルバー人材センターには、労働法制が適用されない分野、生きがい就労という部分と、今度はもう一つ、労働法制が適用される派遣が混在するわけですよね。ですから、シルバーセンター内でも何かごちゃごちゃというか、何が違法で何が合法で、そして、何か安くて当たり前みたいな形にな...全文を見る
03月29日第190回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、戦争法が施行されました。憲法違反の法律は廃止しかありません。廃止するために多くの皆さんたちと全力を挙げるということをまず申し上げます。  まず、保育士さんの給料についてお聞きをします。(資料提示)国の定める俸給表で十九万七千...全文を見る
○福島みずほ君 これ、やっぱり余りに低いんじゃないでしょうか。  国の俸給表が十九万円なんですね。これは、実際にはこの六割から七割と言われております。このまず公定価格を引き上げるべきだ、これはいかがでしょうか。
○福島みずほ君 ただ、まず国が俸給表で十九万というふうに決めている、これやっぱり上げるべきだと思いますが、改めていかがですか。
○福島みずほ君 これをちょっと見てください。保育士さんの給料で、まず、二十八万七千四百三十一、公立の常勤です。でも、私立だと常勤でも二十五万円、そして、非常勤だと公立も私立も十五万円になるんですね。十五万円だともう本当に食べていけません。国家資格を取って、本当に福祉の大事な仕事を...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、三%ぐらいの、五%の賃上げでは十五万円の人が二十万円になるのに六年掛かるんですね。ですから、野党五党は、今四党ですが、五万円の保育士処遇改善法案、これを出す、上げるということを提案をしました。  今まさにやらなくちゃいけない。徐々にではなくて、(発言する者...全文を見る
○福島みずほ君 今やるべきだと、五万円の引上げを言っていますが、幼稚園の先生あるいは学校の先生並みに給与を上げるべきだということを強く申し上げます。  次に、犬猫殺処分をゼロを目指すことに取り組んでおりますが、本予算、どの程度計上されていますか。
○福島みずほ君 動物愛護センターを犬猫を殺す場所ではなくて譲渡の場所にする予算が約一億円なんですね。余りに少な過ぎる。これを是非もっと頑張って上げていただきたいと思います。  次に、総務大臣の電波止めるぞ発言をめぐる議論について申し上げます。  二月八日の日に、総務大臣はこの...全文を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  社民党を代表し、政府提出二〇一六年度予算三案に対し、反対の立場から討論を行います。  本日から憲法違反の戦争法が施行されました。怒りを禁じ得ません。戦争法施行により、二〇一六年度予算案においても防衛費はますます聖域化され、四年連続の...全文を見る
03月31日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、資生堂御出身のとかしき副大臣に、化粧品の動物実験廃止へ向けた我が国の取組についてお聞きをしたいと思います。  二〇一三年三月、EUは、化粧品のための動物実験の実施と動物実験が実施された化粧品の販売の両方を禁止をしました。同じ...全文を見る
○福島みずほ君 私は、これ原則禁止にして、将来、何もやってこなかった新しい成分を検査する必要があった場合は例外的に認めるとして、やっぱり日本は禁止をしているのだと、EUのように、一歩進めていただきたいと思います。これは是非、ヨーロッパではもう実現しているわけですし、もうこれ世界中...全文を見る
○福島みずほ君 最低賃金上げろという質問をずっと国会でやっておりますが、主張と、公契約条例は同じような役割を持つ。その地域での賃金をきちっと担保し地域経済に寄与できる、ダンピングやそういうので公共事業が行われないようにすることができるというので極めて有効だと思います。  公契約...全文を見る
○福島みずほ君 国土交通省、厚生労働省は、建設労働者の賃金について実態調査をしたことがありますか。
○福島みずほ君 ただ、厚生労働省の調査でも一〇%の低い水準、しかもこれが十人以上の事業所に雇用されている常用労働者なので、実態はこれよりもはるかに低いというふうに思います。  国土交通省にお聞きしますが、それぞれの建設現場における人たちの、では平均賃金どれぐらいなんですか。
○福島みずほ君 だから、厚生労働省がやっているのはちょっと不十分ではないか。それと、国土交通省は現場の賃金を調査したことはないんですね。これは是非やはり調査をする必要があるのではないか。  公共事業における建設労働者に特化した実態調査をしたことは、厚生労働省、国土交通省、ありま...全文を見る
○福島みずほ君 国土交通省、これ、現場の建設労働者の賃金あるいは公共事業を受注した場合の賃金について国土交通省として調査をしていただきたい。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 これはもちろんサンプルでもいいんです。でも、今日の答弁で、国土交通省は建設現場の人の賃金や公共事業を受注した場合の賃金について把握していない、実態調査していないということなわけですよね。じゃ、公契約条例や公契約法が果たして本当に必要かどうかということ分からないじゃ...全文を見る
○福島みずほ君 これは、例えば元請があって、第一次のところでチェックをする、あるいは施工台帳で払っているかどうかをチェックすると。でも、書類でそうなっていたとしても実際は支払われていない場合があります。施工台帳で社会保険の適用があるとなっていても、社長と事務員さんだけが適用があっ...全文を見る
○福島みずほ君 名簿上は払っていることになっているけれども、本当に現場でやっているのか。今日のことでも、厚労省それから国土交通省、現場の実態に応じた調査ってちょっとできていないと思うんですね。是非、とりわけ国土交通省、現場の労働者に法定福利費が本当にしっかり下りて払われているのか...全文を見る
○福島みずほ君 元請は下請企業において法定福利費が適正に支払われていることを担保する責任があると思いますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 今日、書面上やっているとか確認しているということなんですが、本当に現場でそうなっているのか、今まで調査をしていないということなので、是非、厚生労働省、国土交通省、調査をしてくださるように、よろしくお願いします。  ほかのこともちょっと聞きたかったんですが、時間で...全文を見る
04月05日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、戦傷病者、戦没者の妻への特別給付金についての支給について遅れていると、請求から国債交付まで八か月掛かっている例など、是非、私も迅速にやっていただきたいということを申し上げます。  昨年三月三十一日にこの委員会で決議された戦没者...全文を見る
○福島みずほ君 少しは前進していることは分かっているんですが、附帯決議の中で実態把握に努めるべきだとあり、実態把握はしていないという答弁なので、この点は更に附帯決議の遵守に向けてやっていただきたいと思います。  空襲についてお聞きをいたします。  この厚生労働委員会は、シベリ...全文を見る
○福島みずほ君 戦争中は手厚い補償を約束して国民を総動員しながら、この約束が事実上ほごにされて、空襲被害者に対して戦後何ら補償をされていない。これは、法的、道義的に問題があるのではないでしょうか。  軍人軍属の方たちも確かに大変な目に遭いました。戦後、累積して五十兆円以上支出が...全文を見る
○福島みずほ君 戦時災害保護法があって、なぜそれが戦後消滅したんですか。
○福島みずほ君 今日、資料を配付しておりますが、空襲被災者を援護する制度は生活保護法へ承継をされておりません。生活保護で面倒を見れるんだったらとっくの昔にやれたのですが、これに関して生活保護法に承継されていないんです。ですから、空襲に遭われた人たちは戦後大変な目に遭ったということ...全文を見る
○福島みずほ君 はい。  今、資料を配付しておりますが、長崎原爆被爆地域図なんですが、やっぱりこれ見直すべきだというふうに思います。行政区画でやっているんですね。つまり、被爆地域は、原爆投下時の旧長崎市とその周辺地域で限られたいびつな形です。でも、行政区画で原爆の被害などを語る...全文を見る
○福島みずほ君 分かりました。おりまして、このようないわゆる被爆地域外でも被爆者認定をした判決を是非厚労省は重く受け止めて認定の在り方を変えていただきたいということを強く申し上げ、質問を終わります。
04月14日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  GPIFは二〇一五年度の運用実績で五・一兆円の損失を出すという見通しが新聞報道で、これは野村証券の西川チーフ財政アナリストが出しているものですが、もう二〇一六年度に入っておりますので、五・一兆円の損失、この見通しで間違いないでしょうか...全文を見る
○福島みずほ君 でも、見通しってあるでしょう。しかも、もう二〇一六年度になっているので、これは正しいのか正しくないのか、現状ではどれぐらいの損失が見込まれる見通しだと思っているのか、今の概算はどうなのか、教えてください。
○福島みずほ君 年金積立金の半分が株に投資をされているということは、国民のほとんど全てが、実は年金に入っている人全てが株の投資者です。株を投資している人間であれば、信託あるいは銀行あるいは証券会社に、私の株は損しているのか得しているのか、今幾ら損しているのか、今年、二〇一五年度で...全文を見る
○福島みずほ君 私は、せめて毎日出してほしい、あるいは一月ごとに示してほしいぐらいです。何でそんなに時間が掛かるのか分かりません。懇切丁寧な説明など要りません。結果の数字を教えていただくので国民は納得するというふうに思います。  何で時間が掛かっているのか。二〇一五年度はもう、...全文を見る
○福島みずほ君 それは、こんなに株を投資しないことですよ。日本の株に占めるいわゆる官製相場は一二・七%を占めている。韓国に次いで二番目ぐらいじゃないですか。こんなに多額の株を支えていくのは間違っているというふうに思います。  それから、なぜ早く出せと言っているかというと、二〇一...全文を見る
○福島みずほ君 厚労省とやっていると、長期的に見れば大丈夫と。でも、俺を信じろ、俺に任せろって一番危険なんですよね。一番危険ですよ。悪いようにはしないと言う人は大抵悪いようにしますから、悪いようにはしない、俺に任せろというのは一番危険なんですよ。  乱高下がある、でも長期的に見...全文を見る
○福島みずほ君 だったら七月一日にすればいいじゃないですか、確定日付を。何も問題ないですよ。どうですか。GPIFの運用実績については四半期ごとの結果が毎期おおむね二か月後には公表されております。第四・四半期の結果が四か月後の七月まで出てこないというのはおかしいですよ。そんなに損さ...全文を見る
○福島みずほ君 国民のむしろ不信を買いますよ。どうしてここだけ先延ばしにするのか、自信があったら早く出せばいいじゃないですか。こんなに投入したポートフォリオは大成功だったんだったら早く出せばいいじゃないですか。争点隠しですよ。  国家公務員共済年金の二〇一五年度運用実績は、第一...全文を見る
○福島みずほ君 いや、これ、国家公務員の人が、OBG聞いたらショック受けますよ。  地方公務員共済年金の二〇一五年度運用実績は、第一・四半期がプラス五千七百四十七億円、第二・四半期がマイナス一兆五千二百八億円、第三・四半期がプラス五千二百八十六億円、つまりマイナス四千百七十五億...全文を見る
○福島みずほ君 私立学校教職員共済年金の二〇一五年度運用実績は、第一・四半期がプラス六百二十七億円、第二・四半期がマイナス千六百六億円、第三・四半期がプラス六百九億円となっています。これ、またかなりの乱高下で不安定な年金運用になっていますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 国家公務員、地方公務員、学校の先生たちのOBGの人たちは、この乱高下聞いたらやっぱりショックを受けるというか、長期に見れば大丈夫と言われるけれども、年金財政が本当に大丈夫かと。  この運用について、今日それぞれ回答していただきましたが、やっぱりこれは私は基本ポー...全文を見る
○福島みずほ君 アベノミクスが破綻をしたら、これ、もっとがたがたになりますよね。それから、株がなぜ上がったか。もちろんいろんな理由はあると思いますが、一つは株に大量に投入したからではないですか。これは循環していますよね。そして、やっぱり株はハイリターンの場合もあるけれどハイリスク...全文を見る
○福島みずほ君 本法案は、確定拠出年金における元本確保型商品の提供義務規定を削除することとしております。中小企業の多くは労働組合がなく、労使協議において労働者の意見が十分に反映されず、元本確保型商品の提供が確約される保証はありません。加入者はより高いリスクにさらされるのではないで...全文を見る
○福島みずほ君 今回のは確定拠出年金を拡大し、国民の資産で株価のつり上げを中心に景気対策を推進するのではないかというふうに思っております。  厚生労働省には是非、七月二十九と言わず、確定日を早めて、私たちの政策は成功している、基本的ポートフォリオは大成功だったという成果を早く情...全文を見る
○福島みずほ君 福島みずほです。  私は、社会民主党・護憲連合を代表して、確定拠出年金法等の一部を改正する法律案について反対の討論をいたします。  昨年十一月に発表された一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策には、企業年金、個人年金の普及拡大や公的年金の改革を進め、...全文を見る
04月21日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、熊本・大分大地震によって亡くなられた皆さんに心からお悔やみを申し上げ、また被災をされた皆さんたちに心からお見舞いを申し上げます。  私は宮崎県出身なんですが、本籍地はずっと熊本で、ほぼ親類は熊本ですので、今回も具体的にいろんな...全文を見る
○福島みずほ君 個別地域の詳細な状況については把握していらっしゃいますか。
○福島みずほ君 はい、分かりました。  水の供給に関して、復旧の見通しはどうなっていますか。
○福島みずほ君 自宅避難者に対する水の供給はどうなっているでしょうか。
○福島みずほ君 給水車を行列をつくって待つことも非常に大変ですが、それができる人はまだいいのではないか。やはり自宅で高齢者やいろんな形で動けない人がいるので、その人は幾ら給水車に水を取りに来てくださいと言われてもなかなか行けないという状況もあると思うんですね。  その自宅避難者...全文を見る
○福島みずほ君 私に対しても水の要望というのは非常にあって、例えば病院で水がないとか、それから自宅でもトイレの水が流せないという一点においてもやっぱり物すごく大変で、命の水というか、食料ももちろん大事だけれど、それ以前に水の要望が大変多いです。  熊本は水の都であって、熊本市は...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、この間の政府の施政方針は、住民の福祉増進を図り地方自治の発達に資するはずの公営企業としての水道事業を、災害非常時に強い公営水道をいかに確立するかではなくて、PFI、民営化や民間委託の拡大、一層の経営効率化を求めることに重点が置かれてきました。結局、効率化と...全文を見る
○福島みずほ君 日本は、災害列島というか、災害が多いところで、一旦地震やこういう災害があれば全国からの応援体制をつくらなければならない。どこも人員がきちきちであれば応援部隊すら出せません。  住民の生活、住民の安心、安全を、命を守る、これが自治体、公営事業の本旨です。そのための...全文を見る
○福島みずほ君 人口に対して障害のある方は大体六・五%と言われています。外国はもっとこれは高いですが、十万人が避難しているとすれば六千五百人が障害のある方が避難しているという計算になります。避難をしている、避難所に避難している障害者の把握は個々ちゃんとされているんでしょうか。ある...全文を見る
○福島みずほ君 東日本大震災のときに、発達障害児や自閉症障害の人たちがなかなか避難所に入れないということがとても問題になりました。自閉症障害や発達障害、重度・重複障害者に不利益が生じないよう特段の施策を講ずるべきではないですか。
○福島みずほ君 服薬を必要とする障害者に対して、医療機関等との緊密な連携を講ずるべきではないですか。
○福島みずほ君 東日本大震災のときにも議論がありましたが、視覚障害者や聴覚障害者への情報保障について十分な配慮を行うべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 仮設住宅の設置に当たっては、構造面でのバリアフリーはもとより、入口までのスロープなど障害者や高齢者が利用しやすいものにするなどの措置を講ずるべきではないですか。
○福島みずほ君 被災した障害関連事業所の復旧に向けて、二〇一六年度補正予算を含めて万全の予算体制を取るべきではないでしょうか。大臣、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 性暴力被害支援センターについて一言お聞きします。  医療機関で採取された証拠資料を性暴力救援センター大阪、SACHICOなど被害者支援団体が保管し、その後の警察への提供に備えるなどの仕組みが十都道府県、北海道、福島、東京、富山、兵庫、千葉、神奈川、愛知、広島、鹿...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。ありがとうございました。
04月26日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  毎月児童扶養手当が支給されるようにとか、五年で一旦区切りを付けるとかいうようなことも私は変えるべきだと思っております。子供の貧困は、取りも直さず女性の貧困に原因を非常に持...全文を見る
○福島みずほ君 赤石さんの書かれた文章を読んで、ああ、そうだと思ったのは、かつては働いているシングルマザーが、例えば学校の給食だとか学校の事務職員だとか公務員として、正社員になって働くということもあったが、今は民間委託やそういうものでなかなか働く場所がないという指摘はそのとおりだ...全文を見る
○福島みずほ君 小河参考人にお聞きをします。  二〇一五年七月二十九日、あすのばが子どもの貧困対策政策パッケージに関する提言を出していらっしゃいます。これは本当にそのとおりだというふうに思っておりまして、児童扶養手当ももちろん大事だけれども、例えば学校給食費も、今支給していない...全文を見る
○福島みずほ君 給付型奨学金、返さなくてもよい奨学金の創設ということを国会で言ってきて、先日、総理も創設すると言ったわけです。例えば、二百八十一の自治体はこれをもう既に実施していて、例えば世田谷は五千万、税金それから寄附を入れて、そしてそれで基金をつくって、まず養護施設の子供から...全文を見る
○福島みずほ君 はい。
○福島みずほ君 赤石参考人にお聞きします。  寡婦控除の拡大について一言お願いします。
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  現在、基本額が四万二千三百三十円、第二子の加算額が五千円、第三子以降の加算額が一人につき三千円となっていますが、なぜこの額となっているのか、額の根拠は何ですか。
○福島みずほ君 政府は、世帯内の子供の数に応じた貧困率の調査を実施していますか。
○福島みずほ君 でも、児童扶養手当の第一子、第二子、第三子、どうするかを考えるに当たって、やはり貧困率、世帯内の子供の数に応じた貧困率をきちっと調査をすべきだと思います。  首都大学東京の阿部彩さんの貧困統計ホームページによると、平成二十五年国民生活基礎調査を基に阿部さんが算出...全文を見る
○福島みずほ君 いや、でも、今は子供の教育費は非常に掛かりますので、子供の数が増えれば、その分やはり負担が増えるというふうに思います。  この委員会の中でも、そして参考人質疑の中でも何度でも出てきた問題、毎月ちゃんと児童扶養手当を払うようにすべきではないか。これは、衆議院の附帯...全文を見る
○福島みずほ君 いや、納得いかないですよ。この三回というのは大昔の話から続いているわけで、もう毎月払ったって別に可能です。  政府は、五月に年金困窮者に三万円ずつ配る、事務費が二百七十五億円も掛けて一回こっきり払うんですよ。そんなばかなことをやっていて、児童扶養手当を、四か月置...全文を見る
○福島みずほ君 確かに、あのビキニの件や様々な点でお世話になったことを思い出しましたが、今回も是非やってください。  というのは、養育費は養育費、児童扶養手当は児童扶養手当、両方ちゃんとやらなければならない。年収が、平均年間就労所得百八十一万円のお母さんは、やっぱり毎月払っても...全文を見る
○福島みずほ君 いや、塩崎大臣は、GPIFで半分株につぎ込むぐらい剛腕をやったじゃないですか。だったら、これぐらいできるでしょう、というか、そのGPIFの方には反対ですが。これは、実はこういうところに切実な要求があるということで是非やっていただきたいというふうに思います。  と...全文を見る
○福島みずほ君 目標値を設定すべきではないですか。
○福島みずほ君 出生率の努力目標値の設定には私は反対です。でも、子供の貧困率の目標値は設定をした上でこれが下がるように努力をすべきだというふうに思います。  本年一月二十一日の参議院決算委員会において、総理は、現在諸外国における子供の貧困に関する指標等について情報収集、調査研究...全文を見る
○福島みずほ君 子供の貧困、とりわけ母子家庭の子供の貧困は、女性の、お母さんの貧困問題にほかなりません。年間平均就労所得は百八十一万でしかすぎません。当たり前に働いて当たり前に子供を食べさせるだけの賃金をこの日本の社会は得ることが極めて困難であると。その理由に、女性が非正規雇用が...全文を見る
○福島みずほ君 政府の同一労働同一賃金に関しては、報道によれば、例えば七割から八割、正社員の、賃金を保障するというのが出ておりました。でも、これでは全く駄目ですよね。  丸子警報器事件は、一審の判決において、正社員とそれから非正規雇用が時間給で比較した場合、七割五分であったらこ...全文を見る
04月28日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  質問の前に、熊本・大分大地震における感染症対策についてお聞きをいたします。  熊本・大分大地震被災地におけるノロウイルス、インフルエンザなど、感染症に関する現状把握はいかがでしょうか。現地と連絡を取ったところ、ノロウイルスが出たと、...全文を見る
○福島みずほ君 看護師さんに聞くと、やはりおにぎりをそのまま手で食べてしまったりするので、消毒液などの配付をしてほしいという要望も受けました。  消毒液、消毒薬、手洗い用水、こういうものはいかがでしょうか。
○福島みずほ君 水の供給について先日お聞きしましたが、もう一度、復旧はどのような状況でしょうか。
○福島みずほ君 ノロウイルスが出たということで、これは個別ケースとも言われておりますが、感染予防と感染拡大防止のため十分な必要物資を早急に更に送るべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 よろしくお願いします。  寡婦控除についてお聞きをいたします。  参考人質疑の中で、寡婦控除を非婚の母にも適用してほしい、そういう声がありました。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 これは、参考人質疑でも出ていましたし、それから衆議院の厚生労働委員会、四月六日においても質問がされております。  厚労省の二〇一一年度の全国母子世帯等調査によると、母子世帯のうち離婚で母子世帯になっているものが一番多いが、未婚の母の割合は七・八%、そして夫との死...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。ただ、自治体は先行してやっているので、国がやれないことはないというふうにも思っております。  次に、就労支援の成果についてお聞きをいたします。  これも参考人質疑の中で、あるいはこの委員会の中でもほかの委員の方も質問されましたが、就業...全文を見る
○福島みずほ君 是非、この就業支援事業がやはり余り効果が上がっていないのではないかという指摘もある中で、改善を是非よろしくお願いいたします。  次に、給食費についてお聞きをいたします。  私は、児童扶養手当やそういうものももちろん必要だと、しかし、子供の貧困と女性の貧困、それ...全文を見る
○福島みずほ君 貧困対策ということももちろん重要だと思うんですが、一般的に子供に掛かるお金は、やはりできる限りというか、とりわけ子供が小さければ小さいほど無料化をしていったらどうかというふうに思っています。一々取るのも何か大変ということもあるし、就学援助の申請や、そういうことをや...全文を見る
○福島みずほ君 それでは、改めて、七、八割程度まで引き上げるという、逆に差別を一面肯定しかねない結論が出ることはないという理解でよろしいですね。
○福島みずほ君 ILO基準の職務評価システムにおける四大ファクター、知識・技能、責任、負担、労働環境といった国際水準で行うべきだということもこの委員会で何度も質問をしております。同一労働同一賃金といいながら、結局七割、八割ぐらいの程度の賃金でいいとすることや、評価に当たってILO...全文を見る
○福島みずほ君 これは是非、同一価値労働同一賃金なので、単に同一労働同一賃金にならないようにお願いをいたします。  OECDの子供の貧困に関するデータにおいて日本の数字が掲載されていないのはなぜでしょうか。
○福島みずほ君 子供の貧困がこれだけ問題となっている中で、OECDの中で日本のデータが開示されないということはやはり問題だと思います。政府が積極的な開示を速やかにするよう申し上げ、質問を終わります。
05月10日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私は、本日は、障害のある子供の保育の問題と、空襲、とりわけ沖縄空襲の実相についての調査の要請の二点をお聞きしたいと思います。  保育園落ちた日本死ねで、まさしく保活が大変で、待機児童問題は切実です。そして、障害のある子供を持っている...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省、総務省、人員配置及び職員の加配状況の把握はしていますか。
○福島みずほ君 結局、障害児を保育する場合の基準はあるし、一般財源化でお金を出しているけれども、実際どれぐらい職員がいてどれぐらい加配しているかという実態は厚生労働省も総務省も把握をしていないんですね。つまり、本当にどこにニーズがあって、どこが足りなくてどうかという調査を両方とも...全文を見る
○福島みずほ君 実態調査が必要だという局長の答弁がありました。それぞれ保育園でどれだけ受け入れているかというデータはあるわけです。しかし、実際、加配状況はどうか、あるいは保育園に入ることができない子供たちがどれぐらいいるか、親はどんなことが大変なのかということは、厚労省も総務省も...全文を見る
○福島みずほ君 今まで実態調査がされなかったということは、ちょっと繰り返しですが、問題だと思います。  私は、たまたま弁護士のときに障害のある子供の両親の離婚事件を立て続けに三件やりました。そのときに、やっぱり親が、とりわけ母親が全部抱えて髪振り乱してやっているということに本当...全文を見る
○福島みずほ君 障害を持つ子供にも対応できる保育園を増やすべきではないですか。
○福島みずほ君 障害を持つ子供の親がフルタイムで働けるために、厚労省はどのような施策を講じていくおつもりでしょうか。
○福島みずほ君 大臣、障害の有無にかかわらず、障害のある子供もそうでない子供も共に育つ包括保育、インクルーシブ保育の重要性が指摘をされています。実際、たくさん保育園を行きますと、やっぱり障害のある子供がいて、みんなで育てているということにもよく出会うこともありますが、厚労省の認識...全文を見る
○福島みずほ君 実態調査をこれからされるということで、私自身もいろんな声をもっと集めて、保育の問題は大事ですし、障害児保育について実態を踏まえて、もう切実な声に応えて厚労省も本当に本腰入れてここはやっていただいて、共にこの問題について改善を、目に見えるような形で改善をしたいと思っ...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、行政文書が残っていないとあるけれども、ほかの地域だって残っていないところもあると思うんですね。一県だけ除くということの意味が分かりませんし、沖縄県の協力は当然としても、やっぱり政府が本腰を入れて調査をしてほしい。  そして、この委員会でずっと質問し...全文を見る
○福島みずほ君 分かりました。規定しておりますので、是非補償が行われるようにと申し上げ、質問を終わります。
05月12日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日の委員会の中で、周知徹底、もっと周知や救済策をちゃんとやるべきではないかという質問が相次いでいます。私もそれを質問しようと思いましたが、ダブりますので省略して次の質問に移ります。  二〇〇六年六月の最高裁判決から二〇一一年六月の...全文を見る
○福島みずほ君 注射器の交換指導を行わなかったことなど、国の過失責任が認定されているのは一九四八年から一九八八年一月二十七日までです。一九四八年の時点で感染して間もなく発症した患者の場合、一九六八年時点で既に除斥期間に達する計算になってしまいます。  少なくとも、国に訴える権利...全文を見る
○福島みずほ君 肝炎患者の皆さんたちの集会やいろんな院内集会、肝炎なくそうという、そういうところに出ますと、やっぱり医療費の無料化や医療費の助成についてたくさん声が上がります。  集団予防接種の注射器連続使用に基づく感染被害者の医療費を無償化すべきではないか、この点いかがでしょ...全文を見る
○福島みずほ君 給付金は払われているんですが、肝炎患者になると保険に入れない、保険会社との保険適用が極めて困難になるというのを患者さんから聞きました。結局、給付金もらっても民間の保険に入れないわけで、どんどんいろんな意味でお金が、補償されたものの中から医療費が消えていくとか、ある...全文を見る
○福島みずほ君 百八十九回国会請願で、これは全会一致で、全てのウイルス性肝硬変・肝がん患者の療養支援とウイルス検診の推進に関する請願、これは全会一致で、全会一致でないと採択できないわけですが、これが採択をされております。全ての政党が賛成したと、この参議院ですが。一、全てのウイルス...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  この請願、百八十九回国会請願の内閣処理経過で、今局長が御答弁されたように、「検討課題とされており、肝炎対策推進協議会における議論等を踏まえながら、肝硬変及び肝がんの患者に係る医療費助成の在り方等を含めて検討してまいりたい。」というふうに...全文を見る
○福島みずほ君 これまでの特措法に基づくB型肝炎訴訟の事案では、認定に当たってどのような争点が存在してきましたでしょうか。
○福島みずほ君 私も改めて結構大変だなということを思いました。  特措法に基づいて訴訟を提起した場合、証拠として提出する書類は、いわゆる医師の診断書だけではなく何種類ものカルテ等の医療記録が必要となる場合があると。さらに、これらのカルテだけでは不十分だと国が判断した場合は、追加...全文を見る
○福島みずほ君 こうした認定実務の実際からすれば、給付金の支給が行政手続ではなく裁判所や訴訟代理人が関与する司法手続としたことは、結果的には正しかったということが言えるのではないでしょうか。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 裁判の司法手続の中で認定するという中で、私も改めて調べたら、結構やっぱり手間暇掛かったりいろんな資料が必要だなということを改めて思いました。それの簡便化や、何か合理化を図るとか、工夫の仕方というのはあり得るのでしょうか。
○福島みずほ君 ところで、四月二十二日の衆議院厚生労働委員会で、塩崎大臣が提訴するには診断書を郵送で送れば済むとおっしゃっていて、これは別に送ればもうそれで認めますよという意味ではもちろんないわけですが、実は様々な専門的知識や判断が求められる場合もあり得ると。  ですから、診断...全文を見る
○福島みずほ君 この厚生労働委員会の中でB型・C型肝炎の問題、肝炎全てについて随分議論して、一つ一つ問題を解決してきました。患者さんの中には余命数年、二年とか言われながら、少しずつ元気になられた、治療薬のおかげもあると思いますが、元気になられた方もいらっしゃれば、亡くなられた方も...全文を見る
05月17日第190回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  返さなくてもよい奨学金、給付型奨学金について質問をし続けてきました。  総理は三月二十九日、給付型奨学金の創設を記者会見でおっしゃいました。ニッポン一億総活躍プランに給付型奨学金が盛り込まれるということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 総理が記者会見でおっしゃったわけですから、ニッポン一億総活躍プランに盛り込まれると確信をしております。そうでなければ記者会見がうそだったということになりますので、是非よろしくお願いします。  次に、公務員の削減についてお聞きをいたします。  熊本・大分地震なん...全文を見る
○福島みずほ君 いや、しかし実際、地方公共団体で職員が減って、やっぱり手が回らない、三割も減ったらやっぱり手も回らないというのが現状です。やはりこれは、公務員の削減やればいいんだということでは災害が、本当に弱くなると思います。  罹災証明書の発行についてですが、この点について、...全文を見る
○福島みずほ君 益城町、それから南阿蘇村は今ゼロです。ですから、調査をしなければいけないというのは分かりますが、圧倒的にマンパワーが不足している。実際、被災した公務員が現地になかなか入れない、あるいは人が足りないというのが現状です。  このことからも、やはり公務員三割とか十五年...全文を見る
○福島みずほ君 全国の自治体からの応援も、人員が減っている中で応援を出してくださっている。やはり災害などになるとどうしてもそれは本当に大変で、一方的にこの人員削減は問題があったと思いますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 水の供給についてお聞きをします。現在どうなっているでしょうか。
○福島みずほ君 厚生労働大臣、この熊本と大分の自治体職員推移数なんですが、まさに水道部門で、熊本では三四・四%減少、大分でも三一・一%減少です。全体の日本全国では三五・一%減少です。  現場から人員削減やコスト削減を優先してきた政策は問題だったんじゃないか。あるいは、技術の伝承...全文を見る
○福島みずほ君 障害のある人、高齢者、病気の人への避難所における対応についていかがでしょうか。
○福島みずほ君 ペットに対する配慮はいかがでしょうか。
○福島みずほ君 今唯一動いている原発は鹿児島の川内原発です。今回はこれまでの地震学の知見を大きく覆す地震でした。複数の断層が連動した地震であり、繰り返し地震が起きています。余震の回数も過去に例を見ない頻度で続いています。地震学者たち、防災科学技術研究所の都司嘉宣客員研究員や渡辺満...全文を見る
○福島みずほ君 基本的に地震の予知はできません。地震学者たちも警告をしています。私たちが本震と思ったのは前震だった。今も続いています。こんな状況で川内原発を動かしてはなりません。  次に、伊方原発についてお聞きをします。  これは、高知大学防災推進センターの岡村眞特任教授は、...全文を見る
○福島みずほ君 中央構造線においては、一五九六年に、九州、四国、近畿の三か所でマグニチュード七レベルの地震が連発をしました。今後、地震が中央構造線に沿って拡大する危険性を指摘する地震学者もいます。専門家が指摘し続けてきたことを無視した結果起きたことが福島東電原発事故です。ですから...全文を見る
○福島みずほ君 パナマ文書が提起している問題について、政府は全般的にきちっと調査し、何が問題か洗い出すべきではないでしょうか。  私たちは、国民は、市民は、マイナンバーによって一人一人捕捉され預貯金も分かられる、ところが、とっくの昔に富裕層、大企業が海外に資産を移している。脱法...全文を見る
○福島みずほ君 福島みずほです。  社会民主党・護憲連合を代表し、政府提出二〇一六年度補正予算両案に対し、賛成の立場から討論を行います。  今般の熊本・大分大地震におきまして亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。 ...全文を見る
05月19日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  子供たちの甲状腺がんの問題についてお聞きをいたします。  現在、福島県県民健康調査において、甲状腺がん又は疑いの子供たちは百六十六人、手術後確定は百十六名となっています。国立がんセンターによる試算では、二〇〇一年—二〇一〇年のがん罹...全文を見る
○福島みずほ君 私は、原発に起因しているかということは聞いておりませんが、先に答えていただきましたが、私がお聞きしたのは、数として多いのではないかということです。福島県県民健康調査検討委員会における中間取りまとめでも、数十倍の多発、推定される有病数に比べて数十倍のオーダーで多いと...全文を見る
○福島みずほ君 数十倍のオーダーで多いんだったら多発しているんじゃないですか。
○福島みずほ君 いや、冗談はやめてくださいよ。だって、中間報告で推定される有病数に比べて数十倍のオーダーで多いと言っているんですよ。そして、ちゃんと多いと言っているわけだから多いんでしょう。  じゃ、多いということは認められますか。数十倍のオーダーで多い、いかがですか。
○福島みずほ君 数十倍のオーダーで多い、多いということですね。今までより多い。なぜならば、今まで国立がんセンターによる試算では、二〇一〇年時点の福島県の十八歳以下の甲状腺がん有病者数は二・〇です。有病者数とは、潜在的なものも含めて実際に病気を持っている数ですから、実際発症していな...全文を見る
○福島みずほ君 違いますよ。手術を受けた子供たち九十六人の症例について、福島県立医大の鈴木眞一教授によるペーパーが八月三十一日公開をされました。リンパ節転移が七十二例に上ること、リンパ節転移、甲状腺外浸潤、それから遠隔転移などのいずれに該当する症例が九二%に上っています。だから、...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、もちろん術後の観察によって変化することは私も論文を読んで分かりました。しかし、何でもないのにというのではないんですよ。  じゃ、多く発見されている、これは認めますか。
○福島みずほ君 調査によって多く発見されていることは認める、環境省から答弁ありますが、これ、環境省の管轄と一般的に言われていますが、病気というのはやっぱり厚労省ですよね。  厚労省、これは質問通告しておりませんが、やっぱりこれ多く発見されている。いかがですか。
○福島みずほ君 今日、環境省が多く発見されていると答弁してくださいました。これはやっぱりゆゆしい事態で、担当は直接、この甲状腺がんは環境省かもしれません。でも、福島の子供たち、実は福島県だけではありません、子供たちの甲状腺がんが発見されています。やはりこれは多く発見されている、大...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省は是非関心を持って、子供たちの甲状腺がん始めとした健康について是非心を砕いていただきたいということを強く要望しておきます。  では次に、福島県県民調査以外において、福島県及び近隣県の小児甲状腺がんの状況を把握しておりますか。
○福島みずほ君 近隣県の小児がんについて、それはちゃんと調査をしているんでしょうか。改めて。
○福島みずほ君 どれぐらいありますか。
○福島みずほ君 いつですか。甲状腺がんの近隣県の子供たちのデータはいつ出てくるんですか。
○福島みずほ君 実は、近隣県でも甲状腺がんが出ているということが言われています、報告を受けています。  だとすると、福島県の子供しか健康診断調査の、これは、国、やっていないわけですけれども、県境を越えて放射性物質プルームはばらまかれました。県によって閉じ込められているわけではあ...全文を見る
○福島みずほ君 健康診断調査を受けていない人について、ほかのところで発見された人については、では医療費の控除というのはないわけですよね。
○福島みずほ君 結局、情報提供ということとある意味バーターで医療費の援助をしているので、ですから、この県民健康調査以外の検査で甲状腺がんが見付かった人は対象になっていないという点は極めて問題だと思います。  甲状腺がんになった子供たちは、その七五%がリンパ節転移をしており、また...全文を見る
○福島みずほ君 この福島県外の子供たちについても検査及び医療費の減免措置を打ち出すべきではないですか。改めて。    〔理事羽生田俊君退席、委員長着席〕
○福島みずほ君 一巡目と二巡目とありますが、一巡目、二巡目合わせて百六十六人、二〇一四年から始まった二巡目検査で甲状腺がん又は疑いとされた子供たちは五十一人、この中には一巡目の検査で問題なしとされた子供が四十七名含まれています。  問題なのは受診率の低下です。一巡目検査の受診率...全文を見る
○福島みずほ君 きちっと二巡目についても、あるいはしっかり健康診断調査を受けるように、アピールや啓発もお願いします。  女性が自分は甲状腺がんが見付かって手術をして、だから皆さんどうか検査を受けてくださいというのを訴えているというのを聞きましたし、また、福島県では甲状腺がん家族...全文を見る
○福島みずほ君 今日、環境省が多く発見されているということを認められましたので、やっぱりこの多発の現状を踏まえてしっかり対策を取るべきである、厚労省も是非関心を持って心を砕いていただきたいということを申し上げ、質問を終わります。
05月23日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、五人の参考人の皆さん、本当にどうもありがとうございます。わざわざ時間を割いてくださいましたことに感謝を申し上げ、とりわけ岡部参考人、ここまで国会に来られるのもなかなか大変だったかもしれませんが、介助者の皆さんも含め、本当にどう...全文を見る
○福島みずほ君 実際、コミュニケーションのやり方も含め、きちっと陳述をしていただいたことに心から感謝をいたします。私たちにとっても非常に理解が深まったというふうに思います。  では次に、岡部参考人にお聞きをいたします。  六十五歳から介護保険の適用が優先となることの問題点につ...全文を見る
○福島みずほ君 藤岡参考人にお聞きをいたします。  論文に「六十五歳以上障害者の「介護保険優先原則」が生み出す権利侵害」として書いていらっしゃいます。この問題点についてどうお考えかが一点目です。  二点目の質問は、基本合意で介護保険との統合を前提とせずとあるのですが、介護保険...全文を見る
○福島みずほ君 長期間、これは五年間と言われていますが、障害者福祉サービスを受けていないと、六十五歳後、低所得者であっても介護保険サービスの軽減を受けられません。例えば、六十二歳で発症した場合、六十五歳になって介護保険サービスを受ける場合に軽減措置を受けられないとうことになります...全文を見る
○福島みずほ君 藤岡参考人にお聞きをいたします。  四十歳で介護保険サービスと障害者福祉サービスの両方を受けている場合にどのような問題があるとお考えでしょうか。
○福島みずほ君 岡部参考人にお聞きをします。これはちょっと事前に質問通告として出していないので、お答えになられる限りで結構です。  今日、参考人として来られて発言をしていただいて、そして、合う介助者の人に巡り合えるというのも、非常にラッキーというか、やっぱり長い間のコミュニケー...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  次に、清原参考人にお聞きをいたします。  今日、保育所等訪問支援の支援対象の拡大について、実は未実施のところが多いことと報酬単価を上げることの必要性について話をしていただきました。確かにまだまだ少ないということがよく分かりました。 ...全文を見る
○福島みずほ君 障害のある子供に関して、訪問支援だけではなくて、保育、幼稚園からしっかり応援できるように国会の中でも取り組んでいきたいというふうに思っています。  本日は、本当にお忙しい中、とりわけ参議院で岡部参考人の陳述をしていただいたことに心から感謝をいたします。どうもあり...全文を見る
05月24日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今般の障害者総合支援法改正案は、障害者自立支援法訴訟における基本合意を踏襲していますか。
○福島みずほ君 いや、真っ正面から答えてください。  合意、契約は守らなければならない。基本合意は守らなければならない。これを今回のまさに障害者総合支援法改正案は基本合意を踏襲しているか。思いが込められているというようなことを聞いているのではありません。合意は踏襲されていますか...全文を見る
○福島みずほ君 踏襲しているということでよろしいですね。
○福島みずほ君 済みません、すごくシンプルな問いを聞いているんです。基本合意を踏襲しているか。答えは踏襲している、踏襲していない、どちらかですよね。踏襲しているということでよろしいですね。
○福島みずほ君 踏襲しているということでよろしいですね。
○福島みずほ君 政府の約束は守らなければなりません。踏襲しなければならない。  上記基本合意第三項四において、介護保険優先原則、障害者自立支援法第七条を廃止し、障害の特性を配慮した選択制等の導入を図ることとあります。今般の障害者総合支援法改正案においてこの項目は履行されています...全文を見る
○福島みずほ君 そうすると、合理性があるから合意は守らなくていいということを今答弁されたということでよろしいですか。
○福島みずほ君 近代契約の原則は、契約は守らなければならない、基本合意は守らなければならない。基本合意は、まさに介護保険優先原則を廃止しと、介護保険優先原則は廃止されていますか。
○福島みずほ君 基本合意ということは、政府が合意したんじゃないですか。
○福島みずほ君 政府が介護保険優先主義を廃止するとやって、廃止されていないじゃないですか。基本合意は守られていないということでよろしいですか。
○福島みずほ君 もう合意したわけでしょう。介護保険優先主義は、介護保険優先原則は廃止するということに政府は合意したということでよろしいですか。合意していないんですか、合意したんですか。
○福島みずほ君 その論点に関して合意してサインしたんだったら、その論点を理解したということじゃないですか。  介護保険優先主義を廃止するといいながらしかし残っているということは、よみがえる障害者自立支援法案であって、合意を踏みにじったわけでしょう。今、合意を踏みにじりつつある、...全文を見る
○福島みずほ君 この事態、どう厚生労働省思われます。六十五歳の誕生日の翌日から、あなた障害者福祉サービス使えませんよ、介護保険に行ってください、言われ続けている。どうですか。
○福島みずほ君 いや、もう詐欺じゃないですか。合意で介護保険優先主義は廃止するといって、それが項目にあったら、私だってその弁護士だったら、これを合意すれば相手はそれを尊重すると思いますよ。合意したと思いますよ。だけれども、何か合意したのかしていないのかよく分からないような、紙には...全文を見る
○福島みずほ君 障害者福祉サービスを受けていた人が、六十五歳の誕生日が来た途端に受けられない、介護保険に行ってくださいと言われる。介護保険は制度がまた全然違いますよね。今回、若干の軽減があるが、結局六十五歳になった途端に、障害者自立支援法、よみがえる障害者自立支援法、応益負担にお...全文を見る
○福島みずほ君 法案の審議中のまだ成立もしていない段階で請願を受け付けない。なぜならば、この法案は六十五歳以降は障害福祉サービスが受けられない、六十五歳以降も障害福祉サービスの利用を可能にすることを求める請願は受け付けられない。衆議院の請願課に確認しました。びっくりしました。まだ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、違いますよ。現に介護保険優先原則によって、地方では、昨日参考人も言いましたけれども、あなたは六十五歳の誕生日以降、障害者福祉サービスを受けられません。つまり、六十五歳を境に真っ暗けになっちゃうわけですよ。応益負担ですよ。  そして、この法案が審議中に、はっ...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、なぜ衆議院の請願課はそう言って受け付けないんですか。実はこの法案がそういう法案だからじゃないんですか。実はそういう法案なんですよ、隠しているだけで。だって、今だって六十五歳になったら介護保険行けと言われていて、そして今はもう請願受け付けられないんですよ。ここ...全文を見る
○福島みずほ君 今般の障害者総合支援法改正案は骨格提言は踏襲している旨今答弁されましたが、骨格提言は障害者の定義として、障害者基本法に規定する障害者をいうとしています。障害者総合支援法と障害者基本法において障害者の定義は同一ということでよろしいですか。
○福島みずほ君 骨格提言は、障害者の定義として、障害者基本法に規定する障害者をいうとしていますが、今答弁されたとおり、障害者総合支援法と障害者基本法において障害者の定義が違う。これは、まさに骨格提言に反していませんか。
○福島みずほ君 骨格提言は、障害者の定義として、障害者基本法に規定する障害者をいうとしているにもかかわらず、今の答弁のように、障害者総合支援法と障害者基本法における障害者の定義が違うということは、骨格提言を踏襲してはいない、骨格提言とは違うというふうに強く申し上げます。  基本...全文を見る
○福島みずほ君 長期間、これは五年間と言われていますが、障害者福祉サービスを受けていないと、六十五歳後、低所得であっても介護保険サービスの軽減は受けられません。例えば、六十二歳で発症した場合、六十五歳になって介護保険サービスを受ける場合に軽減措置を受けられません。  五年の障害...全文を見る
○福島みずほ君 今、様々な自治体で、六十五歳になったら障害者福祉サービスを受けられませんよと言われている現状から見ると、六十二歳で発症して軽減措置を受けられないとなった場合に、適切な対応が果たしてされるだろうかというふうに思います。  それから、実は障害者福祉サービスの行方とい...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。     ─────────────
○福島みずほ君 福島みずほです。  私は、社会民主党・護憲連合を代表して、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律案について反対の討論をいたします。  反対の理由は、本案が二〇一〇年に障害者自立支援法違憲訴訟原告団、弁護団と国、厚労省が締結した基本合意文書を遵...全文を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私の友人、知人にもディスレクシアの人がいて、とても得意なことと少し苦手なことが分かっていればとてもチャーミングでとても魅力的で付き合いやすい。あるいは、女性たちと話していると、夫が実は発達障害であることが分かった、いつもどうしてコミュ...全文を見る
○福島みずほ君 発達障害を診断する医療機関は足りているとお思いでしょうか。
○福島みずほ君 先ほど川田委員からもありましたが、過剰投薬だとか向精神薬が子供たちに使われてしまうという話なども聞くことがあるんですが、この点についてどう思われるでしょうか。
○福島みずほ君 今回の発達障害支援法の改正について、どのように評価をされていらっしゃるでしょうか。
○福島みずほ君 質問を終わります。ありがとうございました。
05月26日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  現場で子供たちのために頑張っていらっしゃる参考人の皆さんに心から敬意を表します。また、今日はお忙しい中、本当にありがとうございます。  まず、木ノ内参考人にお聞きをいたします。  里親制度を応援することは大変必要だという観点からや...全文を見る
○福島みずほ君 辰田参考人にお聞きをいたします。  児童福祉司さんが全国で二千八百人ほどで圧倒的に少ない、あるいは児童福祉司さん一人当たりの虐待案件が百四十件もあるというふうにも聞いています。つまり、一人の児童福祉司さんがたくさん件数を抱えていて、なかなか訪問をしたり、なかなか...全文を見る
○福島みずほ君 辰田参考人にまたお聞きをいたします。  警察と児童相談所の間の情報の共有ということです。例えば、警察には、どなり声が聞こえるとか子供の泣き声が聞こえるであっても、いや、単なる夫婦げんかだというふうに言われると帰ってしまうかもしれませんし、児童相談所の案件を地元の...全文を見る
○福島みずほ君 辰田参考人にお聞きをいたします。  平成二十七年九月十五日、全国児童相談所長会が厚生労働省に対して、児童相談所の機能強化と相談体制の充実等に関する要請をされていらっしゃいます。とりわけ、児童虐待を行った保護者が児童相談所の援助を拒むという、保護者指導に関してなか...全文を見る
○福島みずほ君 先ほども質問が同僚委員からありましたが、市町村は、児童及び妊産婦の福祉に関し、必要な支援を行うための拠点の整備に努めなければならないものとすることというのが入ります。これから、今までは都だけだったのがいろんなところにも広がるわけで、それは非常に可能性でもありますが...全文を見る
○福島みずほ君 児童の親権を行う者は、児童のしつけに際して、監護及び教育に必要な範囲を超えて当該児童を懲戒してはならないということなんですが、やっぱり虐待する親はしつけだといって虐待をするわけで、極めて問題があると思います。これについては、ちょっと時間がもう来ますので、磯谷参考人...全文を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  外務省がホームページで公表している国連人権理事会のUPR第二回日本政府審査・結果文書の議事録概要には、被審査国である日本政府が学校及び家庭内の体罰は禁止されていると発表したとされていますが、間違いないですね。
○福島みずほ君 民法八百二十二条は、親権を行う者は、八百二十条の規定による監護及び教育に必要な範囲内でその子を懲戒することができると規定をしています。  私自身は、この懲戒することができるという条文は将来削除すべきではないかと実は思っておりますが、民法に規定されている親権者の懲...全文を見る
○福島みずほ君 今度の法案で、児童の親権を行う者は、児童のしつけに際して、監護及び教育に必要な範囲を超えて当該児童を懲戒してはならないというふうになっておりますが、虐待をする親は例外なく、しつけのためにやった、しつけのためにやっていた、子供が言うことを聞かないからやったというふう...全文を見る
○福島みずほ君 婦人相談員、母子・父子自立支援員の非常勤規定が削除される意味はどういうことでしょうか。また、その待遇はどうなるんでしょうか。
○福島みずほ君 婦人相談員の全国組織である全国婦人相談員連絡協議会は、長年にわたり婦人相談員の身分保障や専門性の確保について厚生労働省に要望してきました。今回の改正で当事者へのヒアリングなどを行っていないが、それはなぜでしょうか。
○福島みずほ君 非常勤でなくなることで人件費の補助金がなくなるのではないかという危惧もあるんですが、補助金は存続するということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 婦人相談員の待遇改善について、厚生労働省の婦人相談員活動実態調査によれば、勤続年数が短くなる傾向があり、雇い止めも増えています。最も多いのがゼロから三年未満で三八・八%です。なぜ勤続年数が短くなるかというと、専門性が求められる大変な仕事の割に賃金が低い、交通費の支...全文を見る
○福島みずほ君 新たな子ども家庭福祉のあり方に関する専門委員会報告は、時間を要するとしつつも、最終的には、児童福祉だけではなく、教育、少年非行を含む総合的な子供の権利擁護に係る第三者機関を国レベルで設置すべきとしております。  厚生労働省は総合的な子供の権利擁護に係る第三者機関...全文を見る
○福島みずほ君 児童虐待は刑事事件に発展する危険性があり、児童相談所と警察等の関係機関が連携した対応を行うことが極めて必要だと思います。児童虐待案件に関する情報が確実に共有される必要性があると考えますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 児童福祉法において、児童とは満十八歳に満たない者と定義されています。高校生であっても、十八歳の誕生日を迎えた後は児童福祉法における児童としての保護の対象から外れてしまいます。  例えば、高校生が十八歳になった後に初めて保護者からの虐待が判明した事案では、一時保護...全文を見る
○福島みずほ君 そうですが、高校生の途中で出なくちゃいけないという問題があるので、是非それは検討していただきたいと思います。  二〇一四年度の児童養護施設の高校卒業児童に係る措置延長児童の割合は一六・三%にすぎません。大学や専門学校等に進学する場合は経済的に自立することが困難で...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省は、施設入所等措置を受けていた者が二十二歳の年度末まで引き続き必要な支援を受けることができる事業の創設を検討するとしています。支援の対象年齢が引き上げられることは好ましいことですが、例えば浪人、留年した大学生等、自立した生活が送れるかどうかに限らず、二十...全文を見る
○福島みずほ君 全国児童相談所の虐待相談対応件数の九割以上の子供は在宅支援です。乳児院や児童養護施設の定員の充足率は八割を超えています。施設入所や里親委託が必要であるにもかかわらず、空きがないためにやむを得ず在宅支援となっているような事案はないでしょうか。
○福島みずほ君 今日も里親会の方から話があったりしました。大臣は特別養子制度などに極めて熱心というふうに思っておりますが、里親制度や特別養子縁組などをもっとやっぱり応援すべきだと思います。もちろん施設でハッピーに暮らす子供もたくさんいますけれども、やっぱり里親や特別養子縁組などを...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  終わります。
10月11日第192回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○福島みずほ君 希望の会、社民党の福島みずほです。  稲田大臣にお聞きをします。  講演会での発言、国民の一人一人、皆さん方一人一人が、自分の国は自分で守る、そして自分の国を守るためには血を流す覚悟をしなければならないのです。これは今も維持されていますか。
○福島みずほ君 違うんです。私たちだって命懸けでやっています。この問題は、国民の一人一人、皆さん方一人一人、つまり国民全員が血を流す覚悟をしなければならないのですと言っているところが極めて問題です。  政治の重要な役割は、戦死者を出さないことだと思います。戦死者を出ささない、防...全文を見る
○福島みずほ君 戦死者を出ささない。衆議院でも参議院でも南スーダンPKOの議論があります。PKO五原則はもうとっくの昔に崩壊をしています。大臣も取ったり取られたりとか言っているじゃないですか。内戦状態ですよ。まさに今、南スーダンPKO、危険な状況です。瀬戸際です。ましてや駆け付け...全文を見る
○福島みずほ君 戦死者を出ささないために撤退すべきであり、駆け付け警護はすべきではありません。  また、稲田大臣は雑誌の中で、教育体験のような形で若者全員に一度は自衛隊に触れてもらう制度はどうですか、また、別の雑誌では、女子も、ですから、男子も女子もみんな全員自衛隊に体験入隊す...全文を見る
○福島みずほ君 これ、大問題の発言ですよ。  「正論」で、自ら、稲田大臣の方から、教育体験のような形で若者全員に一度は自衛隊に触れてもらう制度はどうですかと言っている。そして、女性誌の「女性自身」で言われて、女子もですと、まあ男子も女子もですねっておっしゃっているじゃないですか...全文を見る
○福島みずほ君 先ほども言ったように、自分が、覚悟だと言ったけど、これは国民の一人一人がって、さっきも言ったように、言っているわけです。この問題も全員と言っているんですよ、若者全員にと言っているんですよ。ですから、全員ということは、これはやっぱり課すことだから極めて問題で、徴兵制...全文を見る
○福島みずほ君 はい。  包括的なと言いましたが、冗談ではありません。申請書と許可書は、見てください、許可書は九月十四日、申請書は何と二十日の日に持参ですよ。どこの世界に申請書が後から出るんですか。規則は書面によるとなっているんですよ。なぜか。書面による審査をしなければ分からな...全文を見る
○福島みずほ君 だって、包括的なもので足りるんだったら、なぜ許可書と申請書を取るのか。しかも……
○福島みずほ君 分かりました。  申請書の方が後から、二十日、飛んだとっくの後に出ているんですよ。こんな無法を許してはいけません。沖縄だから無法にやるんですか、違法でやるんですか。極めて問題であり、まさに法律無視のこういうことは断じて許されないことを申し上げ、質問を終わります。
○福島みずほ君 希望の会、社民党の福島みずほです。  今回の補正予算でリニアにどれだけ財政投融資が投入されるんでしょうか。
○福島みずほ君 本予算ではどれぐらい見込んでいらっしゃいますか。
○福島みずほ君 今まで財政投融資で三兆円以上、今まで三兆円と言っていたんですが、三兆円以上の投入は過去にありますか。
○福島みずほ君 東日本大震災では幾らですか。
○福島みずほ君 二・九兆円です。東日本大震災で二・九兆円。リニアでさっき二兆五千億円とおっしゃいました。かなりの金額を投入する。  それで、今まで、国土交通省第三回中央新幹線小委員会の、部会で、JR東海が出しているのの中には、二〇一〇年五月十日です、ここには、JR東海は自己負担...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、財政投融資は国の保証でやるわけじゃないですか。政治的な介入をやらないために自己資本でやる、国に財政援助を求めないといって認可を求めたことと全く矛盾するというふうに思います。  次に、この社長は、リニアに関して記者会見で、リニアは絶対にペイをしないという発...全文を見る
○福島みずほ君 財務省、赤字のプロジェクトに何で二兆五千億円も財政投融資入れるんでしょうか。
○福島みずほ君 赤字だと豪語しているのに、入れるのが分からないんですね。  金利はどれぐらいでしょうか。
○福島みずほ君 超低金利で二兆五千億円払ってもらえるわけですよね。  現場にずっと二日間掛けて行きました。中央構造線に土手っ腹を空けというか、トンネルを掘ってやるもので、極めて難工事、極めて莫大にお金が膨れ上がるんじゃないか。赤字だって言っているものに入れる、しかも自己資金でや...全文を見る
○福島みずほ君 分かりました。はい。  問題があると思います。  これは、安倍総理、葛西名誉会長とこの……
○福島みずほ君 分かりました。はい。(発言する者あり)分かりました。  一月から今まで、九月までに葛西会長と七回会って、五回会食をしています。
○福島みずほ君 その間に、この財政投融資……
○福島みずほ君 二兆五千億の話が出たかどうかを聞きたかったんですが、ちょっとそれを聞くことができませんでしたが、でも、五回会食……
○福島みずほ君 はい。  では、それは極めて……
○福島みずほ君 はい。  親密な関係からこれが出たんではないかというふうにも思います。  以上、終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  希望の会(生活・社民)を代表し、二〇一六年度第二次補正予算案に対し、反対の立場から討論を行います。  熊本・大分大地震や、この夏の台風十号を始めとする豪雨により亡くなられた方々に対し御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様...全文を見る
10月13日第192回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○福島みずほ君 希望の会(自由・社民)の福島みずほです。  まず、給食費の無償化についてお聞きをいたします。  今年の三月、この予算委員会で、私は給付型奨学金の問題について質問をしました。当時、文部科学大臣が前向き答弁をしてくださいました。現在、文科省内に設置された給付型奨学...全文を見る
○福島みずほ君 小学校、中学校の給食費全部無料にするのに大体四千四百四十六億円、やれない金額ではないんじゃないかというふうに思います。  給食費を無償化している自治体は、現在四十五ほどあります。私は、先日、埼玉県滑川町に視察に行ってきました。吉田昇町長や職員の方に話を聞き、小学...全文を見る
○福島みずほ君 おっしゃったとおり、中学校で給食がないところがまだ少し残っているんですね。でも、逆に、お弁当がないから学校に行きたくないという話も聞くんですね。  今、全国は、子供食堂など本当にボランティアで一生懸命やっています。自治体で頑張っているところもある。でも、これ、も...全文を見る
○福島みずほ君 介護保険の改悪、二〇一四年で要支援一、二の通所と訪問サービスが介護保険給付から外れて地域包括ケアセンターに行くことになりました。来年の三月で完全施行になります。現在、四月時点で三二・七%しかまだ移行していません。まだこんな状況なのに、これに加えて要介護一、二の生活...全文を見る
○福島みずほ君 要介護一、二の生活援助を介護保険給付から外さないでほしい、そのことも強く要請します。  憲法二十四条についてお聞きをいたします。(資料提示)  自民党日本国憲法改正草案は、憲法二十四条で「家族は、互いに助け合わなければならない。」としています。さらっと読むとい...全文を見る
○福島みずほ君 家族の中には、DVがあったり児童虐待があったり、助け合いたいと思っても問題を抱えているところもある。今厚生労働大臣おっしゃったように、家族も様々です。また、独り暮らしの人もいて、家族という形を持っていない人もいるかもしれない、身寄りのない人もいるかもしれない。家族...全文を見る
○福島みずほ君 労働基準監督署が頑張るのは当然で、その決意は有り難いんですが、労働時間規制をしない限り、企業の責任もあります、でも、長時間労働の規制、三六協定が例外が認められていたり青天井になる場合がある、これを規制しない限り悲劇は繰り返しますよ。  そして、そうおっしゃりなが...全文を見る
○福島みずほ君 駄目ですよ、そんなんだったら。  これはずっと白眞勲さんも取り上げて、私も言った「正論」の二〇一一年三月号で、繰り返し同じことを聞かれているじゃないですか。この中で発言されています。  では、続けます。  今の発言の続きにこういう発言が続きます。  「経済...全文を見る
○福島みずほ君 これ、ひどい発言ですよ、防衛大臣。「国防がすべてアメリカ任せという現状では、それができない。」、この後にこう続きます。「短・中期的には、アメリカの核の傘を頼る、あるいはシェアするということで乗り切るにしても、」、これ、核保有ということですよね、「長期的には日本独自...全文を見る
○福島みずほ君 はい。(発言する者あり)はい。
○福島みずほ君 アメリカ任せが国防であると言う防衛大臣は、防衛大臣としての資格はない、辞めるべきだということを申し上げ、私の質問を終わります。
10月25日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○福島みずほ君 希望の会、社民党の福島みずほです。  介護について、まず質問いたします。  要支援一、二の介護予防訪問介護と介護予防通所介護の地域支援事業への移行は今年度中に完了するのでしょうか。四月時点で三二・七%と聞いておりますが、現在移行中の市区町村においてどのような課...全文を見る
○福島みずほ君 要支援一、二の通所と訪問がなかなか地域へ移行するのに困難であるというのはあるんですが、今、審議会の中で、御存じ、軽度者に対する生活援助を介護保険給付から外すかどうかという議論になっております。  厚生労働省は、軽度者というのを要介護一、二と考えているんでしょうか...全文を見る
○福島みずほ君 でも、要支援一、二はもう既に外すことを決めているんですから、軽度者って要介護一、二、まさか三は入れないだろうと。要介護一、二というのはやっぱり結構重いんですね。これを生活援助から外すことをやめていただきたいというのが、この間も予算委員会で質問しましたが、私の本当に...全文を見る
○福島みずほ君 介護保険部会において、厚生労働省は、生活援助を中心にサービス提供を行う場合の人員基準の見直し等を行うことも考えられると論点を提示をしています。これは、介護保険法改正で生活援助を給付から外さなくても、介護報酬の見直しで人員基準の緩和、つまりホームヘルパーの有資格者で...全文を見る
○福島みずほ君 財務省、厚生労働省は、要介護一、二の生活援助を給付から外した場合、認定者の介護生活は維持できると考えているでしょうか。
○福島みずほ君 厚労省、いかがですか。
○福島みずほ君 要介護一、二で生活援助が外れたら独り暮らしできないですよ。生活援助してもらわなかったら独り暮らしは本当にできなくなる。介護離職ゼロなんてあり得ないですよ。実際そういう人たちがたくさんいます。だから、今日の質問は、財務省、厚労省に、介護保険給付から、というか、要介護...全文を見る
○福島みずほ君 今、四立方程式とおっしゃったので、自立支援と介護としてちゃんとやっていくということでいえば、生活援助を外すことはできないというふうに考えます。こんな介護保険四十歳からお金取っていて、要介護一、二で生活援助しないよって、何かもう詐欺商法に遭うのか、やらずぼったくりと...全文を見る
○福島みずほ君 ホワイトカラーエグゼンプションはまさに自己申告じゃないですか。健康管理時間といいながら自己申告で、この亡くなった二十四歳は自己申告ぎりぎり七十時間超えないように書いているわけで、自己申告では駄目だというふうに思います。これをきちっと労働時間管理ができるしっかりした...全文を見る
○福島みずほ君 ホワイトカラーエグゼンプションは労働時間規制をなくす法制だから、なおさら駄目ですよ。現行法で過労死者が出ているから、ホワイトカラーエグゼンプションなんて論外ですよ。そして、きちっと例外なき長時間労働の規制をやるべきだ。それは是非、厚生労働省、今こそ踏み込んでくださ...全文を見る
○福島みずほ君 会社の中でパワハラやメンタルヘルスに苦しんでいる人がいることを会社が把握できていないんですよ。問題があるじゃないですか。つまり、こういう事件は今の制度に問題があるということをやっぱり厳しく言っているわけだから、そのことを踏まえるべきだと思います。  大臣、大臣は...全文を見る
○福島みずほ君 労働基準監督官は少しずつ増えているのですが、労働基準監督署の定員、職員の数は減っております。事前にお聞きしたら、二〇一一年度の四千九百五十人をピークに、二〇一六年度では八十一人減の四千八百六十九人と聞いていますが、これでよろしいでしょうか。  それから、労働基準...全文を見る
○福島みずほ君 労働基準監督官と職員の増員をもっともっともっと積極的にやってくださるようにお願いします。  五年たったら無期に転換するという五年ルール、労働契約法の改正は私たちは歓迎したのですが、今逆に雇い止めが起きている。様々な大学で、様々な職場でそのことを聞きます。  資...全文を見る
○福島みずほ君 はい、分かりました。  是非、この点につきまして、逆に無期雇用転換が五年雇い止めにならないように、不更新条項が書かされないようにしっかり法制度を是非つくっていただきたいということを申し上げ、質問を終わります。
11月08日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、JALの問題についてお聞きをいたします。  会社が整理解雇をするに当たっては、最高裁法理として四要件、必要性、人選基準、回避努力、手続の妥当性が求められます。違法な手続の下で解雇が行われた場合に整理解雇は無効となります。JAL...全文を見る
○福島みずほ君 JALの整理解雇事件では、昨年二月に最高裁で解雇有効の判断は出されたものの、去る九月二十三日、百六十五名の整理解雇の過程での管財人の不当労働行為が最高裁で断罪をされました。労働委員会、東京地方裁判所、東京高等裁判所、最高裁判所のいずれにおいても、不当労働行為が行わ...全文を見る
○福島みずほ君 国策として行われた再生の中でこういう不当労働行為が行われ、しかもそれが最高裁でも断じられたということは極めて大きいというふうに思います。この問題、厚生労働省としてどう解決をされるんでしょうか。  昨年四月十五日の厚生労働委員会で塩崎大臣は、労使で話合いをするとい...全文を見る
○福島みずほ君 きちっとした労使交渉がされないから問題なわけです。しかも、この事件をなぜ取り上げるかといいますと、政府がというか、国策としての企業再生を行ってきたことに関してやはり責任を持つべきだというふうに思っています。  極めて問題なのは、再建の過程で百六十五名の整理解雇が...全文を見る
○福島みずほ君 これは、政府が行い、かつ資金を入れてやったわけですよね。ですから、責任がない、関係ないということはありません。  国土交通省、この不当労働行為について責任あるんじゃないでしょうか。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 ILOから度重なる勧告がされています。三度勧告されていますね。これに関してどう回答するんでしょうか。
○福島みずほ君 もう解決すべきじゃないですか。というか、この事件、変なんですよ。整理解雇やって、でもその後大量に人を採用している。結局、不当労働行為じゃないか。おかしいじゃないか。不当労働行為も断ぜられているんですよ。管財人が不当労働行為の発言をするってどういうことでしょうか。こ...全文を見る
○福島みずほ君 だったら、もう解決すべきではないでしょうか。もう月日も流れております。ILOからも勧告を受けている。これが、不当労働行為があったことは最高裁も全て認めているわけですよ。だとしたら解決すべきじゃないですか。不当労働行為が行われて、そして解雇された人たちが放置されてい...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、なぜILOは度重なる勧告しているんですか。日本政府がもう身を乗り出せということじゃないですか。やってくださいよ。どうですか。
○福島みずほ君 電通の過労死やいろんな事件がなぜ厚生労働委員会で取り上げられるか、不公平やアンフェアや問題があることについて労働行政は身を乗り出すべきだということじゃないですか。  しかも、今日は国土交通省からも来ていただいていますが、JALの再生のこの問題は、国策として行われ...全文を見る
○福島みずほ君 機構までつくってやって、おかしいですよ。本当におかしいですよ。こういうことをきちっと解決しない限り、労働行政おかしくなりますよ。ここまで断ぜられて動かないのはおかしいと思います。  大臣、少し汗かいてくれませんか。どうですか。
○福島みずほ君 いや、これは是非、ILOの勧告の回答も日本政府は求められているわけで、不当労働行為だと断ぜられたことを重く受け止めて、是非解決、せめて、こんなに大量に人を採用しているんだったらこの解雇した人たちを復帰させるべきだ、そういう立場で動いてください。そういう形で是非解決...全文を見る
11月10日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○福島みずほ君 希望の会、社民党の福島みずほです。  まず、本法案により必要とされる財源について、先ほどもありましたが、二〇一六年度当初予算で約六百六十億円計上されていた簡素な給付措置が同年度第二次補正予算で二年半分一括して計上されたことを踏まえて、今後の予算編成過程で具体的に...全文を見る
○福島みずほ君 いや、やればできるというのと、社民党自身は公平な税制の実現、パナマ文書が明らかにしたようなタックスヘイブンや、富裕層そして大企業などにもう少し国際取引税などを課してお金を取るべきだというふうに思っています。  受給資格期間の短縮について、消費税率一〇%引上げ時よ...全文を見る
○福島みずほ君 最大限努力するというふうにおっしゃったので、是非お願いします。  年金生活者支援給付金の額は保険料納付済等期間に比例するので、本法案の対象者は最大月額の五千円は受給することができません。年金生活者支援給付金は年金制度の枠外であるにもかかわらず保険料納付済等期間に...全文を見る
○福島みずほ君 十年納める、十年以上納めれば年金の支給があるというのは、本当にいい制度というか、私たち自身もそれを推進してきたというか、多くのほとんど全ての政党がそれを支援してきたので、いいとは思います。  ただ、十年間しか、しかと言うと変ですが、納めていなかったということもあ...全文を見る
○福島みずほ君 年金しか収入がないという方も多いですし、この問題は、現職世代の雇用の問題や非正規雇用をこれだけ増やしてきたという政策そのものも見直す必要があると思います。是非、年金で食べていけるという当たり前な制度を時間が掛かっても一緒につくっていけるように心からお願いいたします...全文を見る
○福島みずほ君 二〇一二年の法案審議において、厚労省は上記の人数を何人と推定していたでしょうか。
○福島みずほ君 二つの数字が大幅に乖離した原因は何でしょうか。
○福島みずほ君 いや、しかし、政府の統計は、団塊世代の人たちが一挙に二歳年を取るわけでは一年間の間にないわけだから、見通しが物すごくずれたというのも変な話だというふうに思います。  本法案に初めて年金受給権を得る六十五歳以上の人についても、実際の数字が見通しと大幅に異なる可能性...全文を見る
○福島みずほ君 本法案により、無年金者の一部の人たち、大分かなりの部分が救済されることになります。一方、現在衆議院で審議中の国民年金等改正案では年金額を抑制するということにしております。  無年金者の救済法案を提出する一方で年金額をカットする法案を提出しており、矛盾しているので...全文を見る
○福島みずほ君 年金法の改正のときに、あのときも強行採決されましたけれども、百年安心年金ということや、現職世代の半分の賃金を保障するという意見等ありました。今行われているのはマクロ経済スライド、当時もマクロ経済スライドの案が入っていたわけですが、年金額がやっぱりどんどん減っていっ...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、マクロ経済スライドを導入していることで実際年金が下がっていっているわけじゃないですか。ですから、将来デフレが回復させて上がっていけば大丈夫だとおっしゃるけれども、実際、マクロ経済スライドで受給額が減っている、マクロ経済スライドがそういうふうに作用してきたし今...全文を見る
11月10日第192回国会 参議院 法務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○福島みずほ君 希望の会、社民党の福島みずほです。  アメリカの国務省人身取引監視対策部は、今年六月三十日に発表した人身取引報告書において、外国人労働者の専門的技能育成という本来の目的の逸脱、一万ドルもの保証金、数千ドルの違約金、パスポート取上げ、移動の自由に対する制限などを挙...全文を見る
○福島みずほ君 パスポートを取り上げたり、保証金や、あるいはたくさんの人権侵害事案があって、今の御説明でも根絶されていないと。  今後どうしていくかなんですが、最低賃金、技能実習生にも労働法の適用があるわけです。しかし、そのことが徹底されていない。だとすると、先ほど石橋委員の方...全文を見る
○福島みずほ君 全員に配付されているんでしょうか。
○福島みずほ君 徹底して、きちっと守られるように更にお願いしますし、今日あったように、まだ人権侵害事案がたくさんあるということに踏まえて、対応していただきたいと思います。  先ほど述べた報告書は、日本政府に対し、人身取引の被害者専用のシェルターなど、人身取引の被害者に対して専門...全文を見る
○福島みずほ君 それはシェルターではないじゃないですか。  私は議員になる前、アジアからの出稼ぎ女性の緊急避難所のアドバイザーロイヤーの一人でした。やっぱりシェルターを国がつくるべきだ。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 たくさんの人権侵害事案があり、ここに駆け込めば何とかなる、逃げ出した後にここを仮の宿泊所にしますよというのではなく、やはりきちっと対応して、根絶していただきたい。そういうシェルターを設けることが、逆に情報が入ってくるので、問題があるところを逆に切り込めることができ...全文を見る
○福島みずほ君 理由は何でしょうか。
○福島みずほ君 訪問介護の禁止は、法令上、厚生労働大臣告示で規定するということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 そうだとすると、将来例えば訪問介護にも拡充する、要するに大臣告示を変えればいいわけですから、もちろん審議会等で議論するかもしれませんが、国会の関与なく例えば訪問介護も拡大するということは、法制度上は可能ということですよね。
○福島みずほ君 つまり、国会の法律の関与なく訪問介護まで拡充することができる。介護の訪問介護士の女性たちからは、やはりセクシュアルハラスメントを受けるや、いろんな労働相談、研修など、よく話を聞きます。ですから、やはり、守るというと変ですが、そういうことはとても必要だというふうに思...全文を見る
○福島みずほ君 今まで技能実習制度が、実は技能の研修というよりも、安価な労働力として農村やいろんなところで使われてきたということがあります。介護現場で外国人技能実習生が入るということは、またその日本の介護労働者の労働条件を引き下げることになってしまうのではないか。つまり、外国人の...全文を見る
○福島みずほ君 今日の審議の中で、今まで法務省が、実際幾らで働いているのか現場の一人一人について把握しているわけではないということが他の議員との質疑の中で明らかになりました。そうすると、日本人と同程度の給料、あるいはそれ以上、そしてきちっと最賃守っているということの担保は具体的に...全文を見る
○福島みずほ君 日本語のコミュニケーションということで、介護現場の話に戻りますが、介護は対人サービスですから日本語能力は不可欠です。技能実習生が介護業務を行うのに必要な日本語能力の要件、及びその要件を法務省令あるいは主務省令でどのように担保していくおつもりなんでしょうか。
○福島みずほ君 質問を終わります。ありがとうございます。
11月15日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第4号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日、政府は南スーダンPKOに関して駆け付け警護の任務付与をしました。南スーダンは今内戦状態、PKO五原則も崩壊をしています。駆け付け警護も、これも危険が増します。君死にたまふことなかれ、この南スーダンPKO、撤退をすべきですし、駆け...全文を見る
○福島みずほ君 そうだとすれば、今は製造過程で組換え作物の遺伝子が残らないために表示義務はないということなんですが、じゃ、分析方法によってこれが出るということであれば表示をするということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 つまり、検出されれば、それは罰則があるけれども、考える余地はあるわけです。EUはそもそも、検出されるかどうかに関係なく、遺伝子組換え食品使っていれば表示義務があります。  ところで、遺伝子組換え食品は今回のTPPに盛り込まれています。この遺伝子組換え食品に関して...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、これは外国の多国籍企業が自分たちで訴えることは自由じゃないですか。  例えば、アメリカたばこ会社のフィリップ・モリスは、これはTPPではありませんけれども、国際商取引法委員会に対してオーストラリアを訴えました。結局、箱のパッケージのロゴとそれから色に関し...全文を見る
○福島みずほ君 訴えられることがないという理由が分からないんですよ。遺伝子組換え食品をTPP協定の投資の条項は除外していないじゃないですか。
○福島みずほ君 信じられないですよ。訴えられることはないし負けることはないって、そのすさまじい自信はどこから来るんでしょうか。  このTPPが問題なのは、多国籍企業、グローバル企業のみしか、というか企業しかISDS条項で訴えられないということですよ。大企業の大企業による大企業の...全文を見る
○福島みずほ君 表示もさることながら、日本が遺伝子組換え食品について、今よりもEU並みに規制する、それだったら訴えられるじゃないですか。表示だって訴えられますよ。なぜ訴えられないという根拠があるんですか。
○福島みずほ君 全く納得できません。今まで一回も訴えられていないから、これからも訴えられないだろうというのはのうてんきですよ。無責任じゃないですか。TPPで新たにISDS条項をやる、企業が訴えることができる制度を新たに導入して、本当に訴えられるかもしれないんですよ。弁護士の仕事は...全文を見る
○福島みずほ君 裁判はやってみなきゃ分からないですよ。しかも、この今の答弁で納得はいかないですよ。なぜならば、日本がこれから遺伝子組換え食品の規制を緩めることはないと言った。私の質問は、遺伝子組換え食品の規制を強化したり、そういうときに多国籍企業から自分たちがそれで損害を被るとし...全文を見る
○福島みずほ君 それは違いますよ。政府調達については、条文、第九・十二条、適合しない措置、第九・四条、第九・五条、最恵国待遇と特定措置の履行要求、経営幹部及び取締役会の規定は、次のものについては適用しない、政府調達とあります。しかし、それ以外のことについて、例えば公正かつ衡平な待...全文を見る
○福島みずほ君 学校給食において地元の食材を優先的に使う旨の条例について、例えば実際に韓国では、米韓FTA下において、ISDS条項で訴えられることを恐れた多くの自治体が地産地消条例を改めることを余儀なくされました。つまり、訴えられるかもしれないと思って、自分たちで、これ、だから食...全文を見る
○福島みずほ君 これは相互主義であることも存じております。アメリカが開放していない限りはそうですが、将来、でも、地方公共調達についてもTPPの中で相互に開放していく、問題にすることが起こり得るわけじゃないですか。今の答弁でも、金額によって食料を買うことについてはTPPの対象になる...全文を見る
11月15日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○福島みずほ君 希望の会、社民党の福島みずほです。  この法案については、十年でも年金の支給をするということで、その点については、年金の受給を増やすわけですから、それは賛成できると、私たちも望んでいた方向ですし、それをしっかりまた支援をしていきたいと思います。  今日の質問と...全文を見る
○福島みずほ君 確かに、一度も厚生年金、国民年金に入っていない、あるいは入ったとしても、今の前提で将来無年金になる人の数をカウントすることは非常に困難とは思います。しかし、どうでしょうか、日本の中で将来起こり得る大きな課題ですよね、無年金者が出てくるという問題は。そのことについて...全文を見る
○福島みずほ君 でも、非正規雇用で働いている人の数というのは厚生労働省は把握しているわけですよね。そうしたら、その人たちのうち、厚生年金、国民年金いずれも入っていない人というのは、データを取る、アンケート調査をする、そういうことで可能なんじゃないですか。    〔委員長退席、理...全文を見る
○福島みずほ君 現状を現在把握していないということで、事前にもそういう答弁をレクでいただいたんですが、ただ、今何かそういう方法がないか検討してみるという前向きの答弁を本当に感謝をいたします。  今、非正規雇用が四割を突破をしました。女性の場合は圧倒的に、五四%ほど非正規雇用です...全文を見る
○福島みずほ君 派遣法の改悪も、非正規雇用を増やした理由だと思います。結果的に非正規雇用増えているじゃないですか。どの時代よりも非正規雇用は増えていますよ。どの時代よりも増えている。四割以上が、働く人の、非正規雇用。女性なら非正規雇用でいいというわけないでしょう。女性や高齢者、そ...全文を見る
○福島みずほ君 少しずつ厚生年金への拡充をやっていらっしゃるのは存じています。しかし、まだまだ本当に足りない。それから、厚生年金を受給できるように、被用者であればですね、そして国民年金に入る人も増やすような努力を厚生労働省は是非お願いしたいと思います。    〔理事島村大君退席...全文を見る
11月16日第192回国会 参議院 憲法審査会 第2号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。社民党を代表して意見を述べます。  まず冒頭、昨日、十一月十五日、安倍政権が閣議で南スーダンPKOの駆け付け警護の新任務を付与しました。南スーダンは内戦状態であり、PKO五原則は崩壊をしています。憲法違反です。撤退をすべきです。また、駆け...全文を見る
○福島みずほ君 二度目の発言をお許しくださいまして、本当にありがとうございます。  二点申し上げます。  先ほどからもありますが、社民党も、自民党日本国憲法改正草案は極めて問題であり、絶対にベースにすべきでないということを申し上げます。  自民党日本国憲法改正草案は、基本的...全文を見る
11月17日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は順番を変えていただいて本当にありがとうございました。感謝をいたします。  ちょっと順番を変えて、まず障害のある子供の保育の実態調査についてお聞きをいたします。  五月二十四日、この厚生労働委員会で、障害のある子供の保育の実態...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  厚生労働省が障害のある子供の保育の問題、何に悩んでどうかという実態調査をしていただければ、そこからまたどういう施策を打たなければならないか、出てくると思います。アンケート、調査、研究とその後の展開を本当に期待をしておりますので、また取り...全文を見る
○福島みずほ君 では、逆に、五年を迎える前に雇い止めをするという企業はどれぐらいの割合になるのでしょうか。その結果、どれくらいの人数の有期労働者が雇い止めされて職を失うことになると予想しているのでしょうか。厚生労働省としては、その具体的な対策をどのようなふうにやるのでしょうか。
○福島みずほ君 五年たつと無期になるということで、様々な大学や様々な研究機関、様々なところで五年以内に雇い止めをするということが今本当に広がって、その声が具体的にたくさん寄せられています。  例えば、次のようなケースは国としてどのような指導、対策をして有期労働者の雇用の安全を図...全文を見る
○福島みずほ君 二〇一二年七月三十一日のこの厚生労働委員会において、西村智奈美副大臣、当時は、「法案が成立した際には、不更新条項を入れさえすれば雇い止め法理の適用が排除されるといった誤解を招くことがないように、従来の判例法理が変更されるものではないということを、解釈通達ですとかそ...全文を見る
○福島みずほ君 でも、それはなかなか守られていないんですね。先ほども、そういう事案があれば、あるいはセミナーを開催している、あるいは各都道府県に対して通知を出したとあるんですが、現場では、やはり更新しない、五年前に何とか雇い止めをしてしまうというものが横行しているというふうにも思...全文を見る
○福島みずほ君 そうしますと、こういう問題を抱えた、問題ではないかと思った労働者は、労働局にというか、各地の労働基準監督署、様々なところに行けばいいということですか。
○福島みずほ君 そうしたら、御存じ、これ、いろいろな大学や研究施設や様々なところで五年前の雇い止めが起きております。そうすると、これ、各地の労働局でしっかり取り組んでくださるよう、本当によろしくお願いいたします。うんと。じゃ、もう一回、決意、お願いいたします。
○福島みずほ君 これは本当によろしくお願いをいたします。また、無期に転換した後の労働条件は、同一労働同一賃金できちっと労働条件が上がるように、これもまたよろしくお願いいたします。  次に、被爆の問題についてお聞きをいたします。  お手元に配付資料を出しておりますが、長崎原爆の...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、配付資料を見ていただけば分かるとおり、根拠がないんですよね。行政区画で基本的になっているので、これでなぜこの地域が限定されるのか。  今答弁で当時の科学的知見に基づいてとおっしゃいましたけれども、それはもう範囲を見直すべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 しかし、厚生労働委員会の皆さん、いかがでしょうか。この行政区域でこのようにやることに何の根拠もないと。つまり、福島東電原発事故で明らかになったように、別に市で、そこについ立てがあるわけではありませんから、何の合理的根拠もないんですね。  今回、原発事故でようやく...全文を見る
○福島みずほ君 繰り返し言いますが、行政区画で決められるものでもない、そしてキノコ雲は広がって、黒い雨が本当に降り、しかも内部被曝が広がったわけです。私たちは今、内部被曝の問題を分かっていますが、実際、灰を、あの中で暮らしたわけで、そのことにやっぱり対応すべきだというふうに思いま...全文を見る
○福島みずほ君 長崎市が集めた証言集「聞いて下さい!私たちの心のいたで」にも原子雲が未指定区域を覆っていた事実が報告をされています。また、被爆体験者の中には被爆者と同様の症状が出ている人もいます。このような人々を被爆者として認定し、救済すべきではないか。  というのは、七十年前...全文を見る
○福島みずほ君 被爆者援護法第一条第三号には、「前二号に掲げる者のほか、原子爆弾が投下された際又はその後において、身体に原子爆弾の放射能の影響を受けるような事情の下にあった者」とあります。  長崎市長が、法定受託事務に基づき、法令が定める被爆地域以外の地域において身体に原子爆弾...全文を見る
○福島みずほ君 私の質問の趣旨は、これは市議会でもずっと取り上げられているんですね。長崎市長が、自治体の首長が、じゃ、この人を被爆手帳を配付するんだって考えれば、この解釈に基づいて、それはできるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 今の答弁は、何か救済があるのかないのかあれですが、福島局長、でも、手帳の出す主体は誰かというと都道府県知事、そして長崎と広島は両市長なわけじゃないですか。そして、実は地元の方がよく事情を、この地域のことも分かっていると。被爆者手帳に関して、被爆地域以外の地域におい...全文を見る
○福島みずほ君 いや、これは是非拡大していただきたいと。  今日質問したのは、内部被曝や当時のこと、是非考慮して変えてほしい。そして、今日地図を示しましたが、行政区画でやることに合理性がない、考え直してほしい。一つは被爆者手帳の交付を拡大してほしい。それからもう一つは、この被爆...全文を見る
11月21日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  トランプ次期大統領が当選直後にTPPから離脱すると言いました。また、先日も共同宣言で、TPPの承認は困難になったと言われています。であるにもかかわらず、なぜ日本でこういう形でTPPの議論をし、かつ承認に向かおうとしているのか、全く理解...全文を見る
○福島みずほ君 その件数について、どう把握しているでしょうか。
○福島みずほ君 これはレクの段階では把握していないというお答えだったので、把握していないとすれば、TPP発効後どのように変化するか分からないじゃないかということを質問しようと思っていたんですが、今後、TPP発効後、薬の承認に関して外資系製薬会社の態度がどのように変化すると考えてい...全文を見る
○福島みずほ君 薬価算定組織において、二〇一二年度から二〇一六年度、十月末までの間に、当初算定案に対して企業から不服意見が出され、再検討を行ったのは十三社十五回とされております。このうち、再検討により薬価に変更があったのが七社七回あり、変更がなかったのが七社八回です。ほぼ同数に近...全文を見る
○福島みずほ君 この数字について企業側から計数ベースで眺めた上であえて勝敗を付けると、外資系四勝六敗に対して日本企業三勝二敗という言い方ができます。  TPP発効を好機と捉えた外資系製薬会社が日本の薬価算定システムに対してより攻撃的姿勢で臨む可能性が高いのではないでしょうか。
○福島みずほ君 薬価算定組織において不服意見が聴取されるのに対して、中医協においては文書提出のみとなっております。  今、塩崎大臣がおっしゃったように、附属書では意見提出の機会を与えるという規定があります。そうだとすると、中医協の扱いはどうなるんでしょうか。中医協の中に、例えば...全文を見る
○福島みずほ君 附属書では意見表明の機会を与えるとなっています。意見表明の機会であれば、書面だけではなくて、私がもし製薬会社あるいはそこの弁護士であれば、意見表明、オブザーバー参加を認めろとか、ちゃんと自分のヒアリングを認めろというふうに、より積極的に自分たちの意見の表明を求める...全文を見る
○福島みずほ君 済みません、私の質問の意図は、意見表明が書面では足りない、きちっとオブザーバー参加を認めて発言させてほしい、あるいは自分たちのヒアリングを公式にやってほしいということを、意見表明の機会を与えるとなっていれば、そう要請されることが、可能性があるんじゃないかという質問...全文を見る
○福島みずほ君 それは日本政府の考えであって、相手方は、意見表明が書面だけでは足りない。オブザーバー参加を認めろというのは国会の中でも重要なことですが、参加を認めてほしい、意見表明の機会を与えてほしい。やっぱりそれは書面と違うじゃないですか。直接出て参加をするということは大きいこ...全文を見る
○福島みずほ君 もう一回確認させてください。  もしTPP協定を日本が批准した場合、中医協の中で製薬会社が自分たちの意見表明を直接聞いてほしい、そのことは可能ですよね。
○福島みずほ君 いや、駄目ですよ。私たちは書面によって十分だと考えている。しかし、相手方があるわけで、相手方が書面による意見表明では不十分だと考える可能性はあるんじゃないですか。
○福島みずほ君 だから問題だと思います。  製薬会社、外資系企業、あるいは顧問弁護士であれば、自分たちの意見が十分表明されない、これはTPP委員会の中で議論が出るかもしれませんし、中医協で意見表明ができると書かれたら、それは大きな権利じゃないですか。意見表明させろと言いますよ。...全文を見る
○福島みずほ君 日本が耐えられるのか、あるいはISDS条項で訴えられる可能性があるのではないかということについて御質問をいたします。  在日米国商工会議所は、外資系を含む保険会社と共済等が日本の法制下で平等な扱いを受けるようになるまで、共済等による新製品の発売や既存商品の改定、...全文を見る
○福島みずほ君 日本は見直しを迫られることはないと言っているけれども、ACCJは言っているじゃないですか、駄目だって、同じに扱えと言っているじゃないですか。このことが生命保険会社の利害を、というか投資の章で、アメリカの、例えばですよ、生命保険会社の投資が侵害されている、日本の制度...全文を見る
○福島みずほ君 私も日本は適切にやっていると確信をしていますが、しかし、投資の章で、これがアメリカの生命保険会社の侵害であるとなれば訴えられる可能性があるじゃないですか。現に言っているじゃないですか。だから狙われているんですよ。だけど、私たちはそう考えないということでは余りに牧歌...全文を見る
○福島みずほ君 食料自給率について農水大臣と話を少ししたいと思います。これは質問通告していないのですが、根本的なことなのでよろしくお願いします。  農水省は長らく食料自給率を五〇%にすると言ってきました。私は、それはとても必要なことだというふうに思っています。今の食料自給率は約...全文を見る
○福島みずほ君 私は食料自給率が下がるという統計も見たことがあるんですが、今四五%が三九%台になる、あるいは下がるというふうなことではないでしょうか。外国から安いものや関税を撤廃して輸入品が多くなる。どうして食料自給率が一%の前後なんですか。
○福島みずほ君 どう考えてもその方程式間違っていると思います。だって、関税なくすんですよ。外国から安いものが牛含めて入ってくるという段階で、どうして食料自給率が変わらないんですか。食料自給率、下がるでしょう。
○福島みずほ君 おかしいですよ。今、日本の食料は輸入が多くて輸出が少ないと。攻める農業というのがやれる人は一部ですよ。攻める農業は大事かもしれないが、そんなに多くありません。今のはでたらめですよ。食料自給率が変わらないなんという答弁はおかしいというふうに思います。これについては更...全文を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は四人の公述人の皆様、本当にありがとうございます。経験と見識を話していただきまして、大変ためになっております。ありがとうございます。    〔団長退席、二之湯武史君着席〕  今日は、原中公述人とそれから岡野公述人の方から添加物...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  原中公述人は前日本医師会長でいらっしゃいますので、また改めてお聞きをいたします。  TPP協定によって、中医協や薬価の審議会に外資系や、その者が意見表明できる機会を与えると。政府の答弁は、今までと変わりませんと言いますが、今まで別に出...全文を見る
○福島みずほ君 国民皆保険制度はどうなっていくでしょうか。現在でも、患者申出があれば未承認の薬も使うことができると。少しずつ混合診療に向かって進んで、少しずつ壊れていっているわけです。  中医協の中、今、中医協の問題もおっしゃいましたけれども、国民皆保険制度、TPPでどう変わる...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど岡野公述人から共済の話もありましたし、国際協同組合年の話もありました。日本の協同組合やあるいは共済制度はとても大事だと思います。  ただ、日本で投資をしているアメリカの生命保険会社が、JA共済やコープ共済、全労済や様々な共済の制度が、実は組合外にもやってい...全文を見る
○福島みずほ君 TPPは誰のために行われるのか、TPPは誰の利益なのか。  二〇一〇年十二月、アメリカの最大労組に行きました。御存じ、アメリカの労働組合、断固TPPに反対です。今までの様々な条約によって雇用が本当に奪われて、格差拡大して貧困が生まれてしまった。まさにバーニー・サ...全文を見る
○福島みずほ君 横田公述人と田口公述人にお聞きをいたします。  今日、それぞれがとても苦労したり知恵を使って、本当に頑張ってビジネス、企業を広げ、雇用を拡大し、貢献していらっしゃることにとても感銘を受けました。しかし、今日のお話はTPP以前の話であって、自分のところで工夫してい...全文を見る
○福島みずほ君 岡野公述人にお聞きをします。  私は、生まれた十二月二十四日の新聞の見出しが米の取れ高史上最高とあったので、両親が大喜びして瑞穂と付けてくれました。私は、TPPに反対で、瑞穂の国が壊れると、瑞穂の国を守れというふうに思っているわけですが、食料の自給率を下げ、先ほ...全文を見る
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
11月22日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、国保についてお聞きをいたします。  国保制度改革として二〇一八年度、平成三十年度から都道府県が財政運営責任など中心的役割を担うことになっております。施行に向けた進捗状況はいかがでしょうか。
○福島みずほ君 現場をよく知っている基礎自治体、市町村を中心に運営していくべきだと思いますので、よろしくお願いします。  国保制度改善強化全国大会が過日行われました。県知事会や市町村会などたくさんの方たちから決議が出されております。来年度からの三千四百億円の公費投入を遅延なく確...全文を見る
○福島みずほ君 これは頑張ってください。  また、決議文の中に、「子どもの医療費助成等の地方単独事業実施に係る国庫負担金・調整交付金の減額措置を直ちに廃止すること。」と、いわゆるペナルティー問題としてこの委員会でもよく議論になってきました。  この自治体へのペナルティー見直し...全文を見る
○福島みずほ君 配付している資料が、総務省から厚労省に対して、年末までに結論を得るとされていることを踏まえ、地方の意見を十分に聞きながら検討を進め、廃止するなどの見直しをされたいという、今日も答弁していただきましたが、あります。是非、厚生労働省が年内に、いわゆるこのペナルティーと...全文を見る
○福島みずほ君 障害者権利条約に合わせて、国際的なバリアフリー整備ガイドラインとしてIPCアクセシビリティ・ガイドが作られております。これを基に、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピックのアクセシビリティ・ガイドラインの作成が進められておりますが、バリアフリー新法は、整備基準がI...全文を見る
○福島みずほ君 二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックでたくさんの方が来られると。そうしたらもうバリアフリーを積極的にやらないと、何やっているんだではありませんが、問題が起きるわけです。  東京を変える、東京だけではなくて開催地はほかにもありますけれども、東京だけではなくて...全文を見る
○福島みずほ君 八百九十人というのは今までになく増えるわけですが、でも、全国の学校の規模からいえばほんの一握りです。障害のある子供もない子供も一緒に勉強するというのは両方にとってとてもいいことで、せっかくその合理的配慮をやるんだ、でも、合理的配慮をするのに先生が、加配がなければで...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  是非、ペナルティーを年内に廃止すること、バリアフリー新法に向けて、あるいは障害のある子供たちのための加配、合理的配慮で教員増員など是非積極的に行ってくださるよう、国保もよろしくということを申し上げ、質問を終わります。  ありがとうござ...全文を見る
11月24日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第9号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  TPP協定に社民党が反対する理由の一つは、食べ物の安全や検疫がより壊れてしまうからです。今日はそのことについてお聞きをいたします。  アエラが今年七月二十五日号で報じた情報によると、厚生労働省の輸入時における輸入食品違反事例、これは...全文を見る
○福島みずほ君 四十八時間、原則として受け取って、到着して引き渡すまで四十八時間であれば、明らかに今よりもかなり短くなるわけです。検疫がおざなりになる可能性は極めてあると思います。  そして、米国産サクランボ購入をめぐるウィキリークスの暴露について見てください。スノーデンが明ら...全文を見る
○福島みずほ君 でも、これはウィキリークスが内部告発で暴露していて、雑誌にも載っていて、報道されていて、そして質問通告をしています。おかしいですよ。もし、これがそうでなければ、農水省、おかしい、名誉毀損だ、問題にしたらいいじゃないですか。これで浮き上がってくるのは、日本の農水省が...全文を見る
○福島みずほ君 ウィキリークスが明らかにしたのは、アメリカに対して右往左往してどうしようかといって、結局、基準緩和をしたということです。  TPPは、たとえ発効しなくても批准するというのは邪道です。まさに今国会批准しないように心から私は強く申し上げ、質問を終わります。
12月02日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第11号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私も、冒頭、TPP協定はトランプ次期大統領が大統領就任の日に離脱を宣言すると言ったので、TPP協定は死んだと思っています。  安倍総理は何を考えているのか。アメリカに再度翻意を促すために努力をするのか。あるいは、仮にこれが効力を発揮...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど醍醐参考人が、安倍総理の再交渉に応じないというのは意味がなくて、附属文書で継続的協議、あるいは様々なTPPの委員会の下で協議がたくさん進むわけですから、まさに現在進行形が、というか進行が始まる、要するに、バスが片道切符で走り始めるということで、再協議に応じな...全文を見る
○福島みずほ君 安倍総理は自由貿易と言うけれども、この自由貿易は私は新自由主義貿易のことだと思っています。対立している概念は、グローバル企業、大企業の利益のためにとことんやっていくのか、あるいは人々の生活を守るという観点からやっていくのか、その対立だというふうにも思います。  ...全文を見る
○福島みずほ君 今、醍醐参考人もおっしゃいましたが、政府は、安倍内閣は、石原大臣は、訴えられることはありません、例えば合理的にちゃんとやります、あるいは客観的に科学的根拠を示せばとか、いろいろな理由から訴えられることはありません、それから敗訴することはありませんという発言は私は分...全文を見る
○福島みずほ君 醍醐参考人にお聞きします。  今日、お三方、薬価のことについて本当に詳しく専門家の立場から説明をしていただきました。国民皆保険制度が要するに形骸化してもう実質が壊れるという話だったんですが、それ以外にこのTPPで国民皆保険制度が壊れる、あるいはこういう点が問題に...全文を見る
○福島みずほ君 西尾参考人にお聞きをいたします。  今日は、遺伝子組換え食品やネオニコチノイドや肥育ホルモンの話をしていただいて、本当にそのとおりだと、今、日本にもたくさん入っていると。では、この規制を強化しようとなったときに訴えられる可能性があるんじゃないかという質問をこの委...全文を見る
○福島みずほ君 西尾参考人のレジュメにラチェット条項とそれからスナップバック条項について記述があります。余りこの委員会で議論になっていないので、御説明をお願いいたします。
○福島みずほ君 先ほどもちょっと質問がありましたが、西尾参考人に。  米韓FTAで韓国の医薬品が二倍ほどなったというのは、私はやっぱり、えっというか、大変なことだと思いました。それについて、また一言お願いします。
○福島みずほ君 西尾参考人、ポストハーベスト農薬など除草剤が書いてあります。また、ネオニコチノイドや遺伝子組換え食品も今日議論になりました。既に日本でネオニコチノイド農薬は大量に使われ、遺伝子組換え食品もあるわけです。ですから、TPPに入ることで、より規制を強化することができなく...全文を見る
○福島みずほ君 一分残っているので、被曝の問題について一言お願いします。
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
12月06日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第13号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日はお三方、本当にありがとうございます。  天笠参考人にお聞きをいたします。  ずっとこの委員会でも議論になっておりますが、ホルモン剤、ポストハーベスト、遺伝子組換え、ゲノム操作、ネオニコチノイド農薬、この五つについての問題点と...全文を見る
○福島みずほ君 食べ物の安全、国民の健康をどう守るかということで、TPPで安いものが入ってくるからいいじゃないかという議論があるんですが、私は、政治は、お金持ちの人もお金持ちでない人も安全なものを買えるという仕組みをつくらなければならない。なぜならば、お金のある人は、じゃ国産牛を...全文を見る
○福島みずほ君 それで、今日も議論になっておりますが、TPPの協定の中では、科学的根拠に基づいてというのが条文の中に入っております。科学的根拠というのは、例えば遺伝子組換え食品を今食べてすぐ死ぬわけではありませんから、なかなか科学的根拠が示せない。ヨーロッパは予防原則で、問題があ...全文を見る
○福島みずほ君 科学的根拠と予防原則について改めてちょっとお聞きをいたします。  日本も、食品安全委員会を含め日本の政府は、科学的根拠に基づいて規制をしていますといいながら、規制を正直言って緩和をしてきました。ですから、科学的根拠ということがTPP協定に書いてあることで、むしろ...全文を見る
○福島みずほ君 おっしゃるとおりで、ネオニコチノイド農薬の問題点を国会で質問し続けているんですが、遺伝子組換え食品も含めて、なかなかその科学的根拠というところが本当に壁になっていて、科学的に証明されていない、安全ですというのをよく、政府の答弁ではそれが続いております。それがより加...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございました。終わります。
12月06日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  本法案が仮に成立した場合の年金減額の試算を示してください。
○福島みずほ君 いや、さっぱり分からないんですよ。年金が下がる、つまりこれ、さっき大臣が読み上げられましたけれども、この法案というのは何ぞやと。大臣は、賃金変動や物価変動の範囲内で前年度までの未調整分を含めて調整するとともに、賃金が低下し、物価変動を下回る場合には、賃金変動に合わ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、非常に分からなくて質問をしております。  今日、配付資料を配っておりますが、平成三十五年、二〇二三年度までの経済前提というので、全て賃金が上がるということを前提に計算の資料を厚生労働省からいただいております。その前の配付資料ですが、平成三十六年、二〇二四年...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省は、二〇二三年度まで賃金が上がり続ける、そして、二〇二四年度以降三十年間賃金が上昇し続けるということを前提にされているわけですか。
○福島みずほ君 私は、年金カット法案、つまり、賃金が下がれば残念だけれどもあなたたちの年金下がりますという法案を国会に提出しているのであれば、どれぐらい下がるかということをきちっと示すべきだと思います。どういうときにどれぐらい賃金が下がったらどれぐらい下がるのかということをきちっ...全文を見る
○福島みずほ君 物価と賃金の上昇のみを前提として、減額の試算をしていないにもかかわらず、なぜ本法案を提出できるのか分かりません。経済再生がうまくいかず、賃金変動が物価変動を下回るような経済前提による試算を出し直してから法案の審議に入るべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 賃金は上がることもあるけれど、下がる場合もある。そして、この法案は明らかに賃金が低下した場合の、賃金変動に合わせて年金額を改定すると趣旨説明をさっき大臣がされたじゃないですか。結局、足下の経済状況では賃金が上がり続けたということを前提にやっているけれど、この法案は...全文を見る
○福島みずほ君 やっぱり分かりません。賃金が下がれば年金が下がる、でも、試算は全部賃金が上がることを前提にやっている、これは違うと思います。  平成十七年度以降の物価と賃金の変動率という配付資料を見てください。これは改定年度で、例えば二十八年度、物価変動率〇・八%、賃金変動率が...全文を見る
○福島みずほ君 ですから、私の質問は、平成三十四年度にこの数値であったらということです。  今のエキストラの分の〇・二%、たまたま〇・二で一緒ですが、それは平成三十三年まで続くわけです。だとすると、平成三十四年度に、もし仮に物価変動率が〇・八、賃金変動率がマイナス〇・二%であれ...全文を見る
○福島みずほ君 平成二十八年ではなく、じゃ、質問を変えます。平成三十四年度にもし賃金変動率がマイナス〇・二だった場合には年金は下がりますね、〇・二。
○福島みずほ君 年金下がるじゃないですか。平成三十四年度にもし賃金変動率がマイナス〇・二だったら年金は〇・二下がるじゃないですか。実際下がるんですよ。その下がるということをしっかりやっぱり説明すべきじゃないですか。そのエキストラの〇・二%は平成三十三年度になくなるから、だから私の...全文を見る
○福島みずほ君 この点については、先ほど同僚委員の倉林さんの方からも質問があったところですが、私も改めてお聞きをします。  お手元の資料に、マクロ経済スライドによる給付水準調整見通しの変化というものを配付をしております。基礎年金の方が物すごく切り込みが掛かって、減少幅も大きいん...全文を見る
○福島みずほ君 基礎年金は本当にそれで暮らしているというか、金額が少ないものですから、そこにこの切り込みというか、給付水準が下がると非常に打撃ではないかというふうに思います。  これについては、基礎年金により大きくマクロ経済スライドを掛けることについては、一昨年、二〇一四年の年...全文を見る
○福島みずほ君 この年金部会の議論を見ていると、このマクロ経済スライドを基礎年金に適用することはやっぱり問題じゃないかと、一階部分について、というか、それしかない人たちにとって厳しくなるじゃないか、三人の方がおっしゃっています。そのことは十分考えられてもよかったのではないでしょう...全文を見る
○福島みずほ君 やっぱり納得いきません。年金は本当に大事な生活の糧で、二〇〇四年この委員会で強行採決したときに、百年安心年金と言ったじゃないですか。ちっとも安心できなかったというか、これから下げるぞと。今おっしゃったように、賃金が下がるという事態が生じたときに年金を下げるとおっし...全文を見る
12月08日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  憲法二十五条は、健康で文化的な最低限度の生活を保障すると書いてあります。年金は健康で文化的な生活を維持するための最低限の必要な社会保障だと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 ただ、趣旨は、憲法に健康で文化的な生活を営む権利とあるのは、これはやはり年金、例えばそれは十分か十分でないかは別にして、生活保護、それから年金、様々な医療制度、介護も含めて、健康で文化的な生活を営む権利を厚生労働省が、政府が保障するということではないんですか。
○福島みずほ君 いや、ちょっと正直びっくりしたんですが、というのは、年金は国民の健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を保障するものではないということなんでしょうか。
○福島みずほ君 正確に条文が、あるいは年金がそうしているとしても、やはり限りなく健康で文化的な最低限度の生活を国民が営めるように年金も含めて努力することではないか、私は、生活保護だけが健康で文化的な最低限度の生活を保障するものではないと思いますよ。というか、逆に言うと、健康で文化...全文を見る
○福島みずほ君 国民生活の向上のために資するというのですが、年金を賃金に合わせてカットすることが国民の生活の向上に資するでしょうか。
○福島みずほ君 後段の説明と前段の説明とあったわけですが、やはり年金が賃金に合わせて下がることが国民の生活の向上に資するわけではないという、そのことはとても大事なことだと思います。就業規則だって、不利益変更をするには合理性が必要だとか、勝手に労働契約の中身を変えてはいけないとあり...全文を見る
○福島みずほ君 現役世代も、将来自分の年金が、賃金が下がればもらう量が減るということであれば、現役世代だって安心することはできないと思います。この間の質問でも申し上げましたが、保険料は上げない、そして二分の一税金入れることを絶対に変えないというこの二つのファクターを変えないために...全文を見る
○福島みずほ君 納得がいきません。  次、GPIFのことについてお聞きをいたします。  GPIFの年金積立金運用が不安視される中、GPIFの意思決定に保険料拠出者の意思が適切に反映されることが重要と考えられますが、法案中の経営委員会に労使が占める割合は現在の運用委員会に占める...全文を見る
○福島みずほ君 是非、当事者に近い立場や拠出する人たちをもっと入れてほしいというふうに思います。  デリバティブ取引についてはこの委員会でも質問がありましたが、デリバティブ取引は投機的な利用が可能であり、国民に不安を与えるおそれがあると考えられます。国民の理解は進んでいるんでし...全文を見る
○福島みずほ君 デリバティブ取引はもうかるときもあるけれども極めて損をすることもある。極めて多額の損失を出したという、そういう相談や事例を聞くことがあります。ですから、安定的にとおっしゃるけれども、国民は、じゃ、自分の年金積立金をデリバティブ取引でやっていると聞いて安心というふう...全文を見る
○福島みずほ君 今局長はデリバティブ取引が投機的な面があることはお認めになられました。やはりもうかることも大きいが損をする可能性も非常に高いと、やはりそういうばくち的な、得するかもしれないが損幅も大きいという、そういう投機的なことは私は年金積立金に関しては避けるべきであるというふ...全文を見る
○福島みずほ君 キャリーオーバーについてお聞きをいたします。  本法案においては、景気後退期における未調整分をキャリーオーバーし、景気回復時に精算する形で減額する内容になっております。景気が良くなったらその分そのときに減額をすると。生活保障のためのセーフティーネット機能をあえて...全文を見る
○福島みずほ君 このキャリーオーバーの考え方はやはりなかなか納得できないと。私は律儀な性格なのでというのは冗談ですが、普通の人も、自分の年金はこれだけ、つまり、例えば六万五千円、いや、私の年金は五万円、だから、家賃が幾らで、電気、ガス、水道が幾らで、新聞代が幾らで、交際費が幾らで...全文を見る
12月09日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第15号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  TPPは様々な国民生活のテーマに関わります。この委員会でも質問し続けてきましたが、まだまだたくさんのことを私たちは議論しなければならないというふうに思っております。  今日は、水の問題についてお聞きをいたします。  二〇一三年四月...全文を見る
○福島みずほ君 このときの発言なんですが、この水道は全て国営若しくは市営、町営でできていて、こういったものは全て民営化しますと発言をされています。この発言は極めて問題ではないでしょうか。  水は命の本当にたまものです。まさに民営化というものをやれば、結局そこにお金を払おうとすれ...全文を見る
○福島みずほ君 今の答弁のとおり、日本では既に、例えばヴェオリアなどのフランスが、水道事業が民間委託という形で自治体に入ったりしております。今の段階でも外資が入っている。だとすると、TPPに入ることによってより外資が入るんじゃないか。これには断固反対です。民営化にも反対です。全国...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので終わりますが、水道事業が外資系によって乗っ取られることが起こり得るということを申し上げたいと思います。  終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  希望の会(自由・社民)を代表し、環太平洋パートナーシップ協定の締結、承認並びに環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案に対し、反対の立場から討論を行います。  まず第一に、トランプ米国次期大統領がTPPか...全文を見る
12月09日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。質問の順番を変えていただいたことに心から感謝をいたします。ありがとうございます。  今日は、四人の参考人の皆さん、お忙しい中、貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。  まず、茶谷参考人にお聞きをいたします。  やはり、...全文を見る
○福島みずほ君 茶谷参考人にお聞きをいたします。  今回基礎年金の部分も下がってしまうということは問題ではないかと思っておりますが、いかがお考えでしょうか。
○福島みずほ君 次に、玉木参考人にお聞きをいたします。  お書きになったものの中で、あるいは今日の発言でも、政府機関であるGPIFが株主になったときに問題点があるということを非常に説得力を持って語っていただきました。書いていらっしゃるものの中で、もし将来の厚生労働大臣が主務大臣...全文を見る
○福島みずほ君 政治は、非正規雇用を減らすことや厚生年金になる人を増やすこと、あるいは年金の保険料を払えるようにすることなどたくさんあるわけですが、私は、持続可能な年金制度というのはもちろん必要だけれども、保険料を上げない、そして税金を半分しか投入しないというがちがちの中で、じゃ...全文を見る
○福島みずほ君 貴重な御意見、本当にありがとうございました。更に審議の中で生かしていきたいと思います。  ありがとうございました。
12月13日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  二〇〇四年四月二十八日、当時の厚生労働大臣は衆議院厚生労働委員会で、百年安心年金というか、五十年、百年先まで私たちは見据えた今回の案だというふうに自覚をしておりますと答弁をしております。百年安心年金と当時言われましたが、今回この百年安...全文を見る
○福島みずほ君 私は年金制度が破綻したとは言っておりません。百年安心年金が壊れたじゃないかという質問です。まさに賃金が下がれば年金額が下がっていくというもの、それは年金をもらっている人からすれば賃金に応じて自分の年金額が減っていくわけです。  しかも、今日試算をするというふうに...全文を見る
○福島みずほ君 基礎年金の劣化についてお聞きをいたします。  十二月九日の本委員会参考人質疑で、日本総合研究所調査部主席研究員の西沢和彦さんは、年金を一階と二階に分けたときに、一階の方が財政検証では削られ過ぎるんですね、一階の基礎年金が。今満額で六万四千円から五千円だと思います...全文を見る
○福島みずほ君 私は、基礎年金の劣化、二〇四〇年、五〇年まで掛かって延々と続いていくということに関しての答弁はなかったというふうに思います。  やはり、この年金制度について、保険料を上げない、税金を二分の一しか入れない、これでなかなか本当に、年金額を下げていく、賃金に合わせてと...全文を見る
○福島みずほ君 富裕層や大企業あるいはこのタックスヘイブンのところにきっちり課税をして、年金受給者の年金を減らすという方向は取るべきではないというふうに思います。  GPIFとの関係についてちょっと御質問いたします。  ここの参考人質疑で、西沢さんは同じように、究極のガバナン...全文を見る
○福島みずほ君 年金カット法には反対であることを申し上げ、質問を終わります。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  この年金カット法案、やはり減額を強化していく中身であるというところが最大の問題だと思います。下流老人という言葉がありますが、とりわけ女性の高齢者、非常に貧困問題を抱えています。  街頭演説をやると、皆さんたちもそうでしょうが、年金減...全文を見る
○福島みずほ君 私は、ポートフォリオの見直しをすべきだと思っております。ばくちをやるなということですよね。カジノ法案にも反対、ばくちをやるな。だとすれば、やはり西沢和彦参考人もおっしゃいましたが、ひりひりとやっぱりこれ問題だと思うそういう人を是非やっぱり入れて運営をしてほしいとい...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、参考人からこういう懸念が出ている。つまり、政治的な圧力や介入が起こり得るということは、やっぱり制度上問題があるのではないかというふうに思います。  GPIFは独立行政法人でありながら国から運営費交付金を交付されておらず、業務運営経費は全て年金積立金の収益...全文を見る
○福島みずほ君 みんなの貴重な年金積立金から払うということについては、今後議論の必要があるだろうというふうに思っております。  今日も随分議論になっておりますが、私は、年金の立て直しの一番手っ取り早い確実な方法は雇用の立て直しだと思っております。今日も総理に質問しましたが、二〇...全文を見る
○福島みずほ君 非正規という言葉をなくしても、非正規雇用のパート、派遣、アルバイトの人たちの待遇が改善されていなければ大問題です。女性がなぜ五四%も非正規雇用なのか。やっぱり子育てや介護があって、なかなか長時間、正社員並みで働けない。しかし、実はパート、派遣、契約社員の人たちは正...全文を見る
○福島みずほ君 そのために厚労省が努力するというのは分かります。しかし、労使合意というのはやっぱり弱いんじゃないか。やっぱりそれは積極的に事業主に厚労省が働きかけない限り、たった独りぼっちの労働者が個人で、まあ労働組合がないところも多いですから、使用者と対峙して交渉して勝ち取ると...全文を見る
○福島みずほ君 今、最後におっしゃったことですが、この委員会でもその二百万人ということが随分議論になりました。厚労省の試算で、被用者である一号被保険者の中で本来厚生年金被保険者となるべき人の数が二百万人であるということです。  この人たちをどうやって厚生年金に誘導していくのか、...全文を見る
○福島みずほ君 この二百万人問題と千九百八十万人非正規雇用問題に関して、これはもう早急に実効性のあるものをやっていただきたいと思います。  今回の改定ルールの見直しは、障害年金と遺族年金も対象となります。なぜ障害年金や遺族年金にまで適用するのか。若年層にとっては、年金保険料を納...全文を見る
○福島みずほ君 基礎年金や遺族年金や障害年金にまでカットしていくということは問題だと思います。  六十八歳以上の既裁定者は、賃金変動が物価変動を下回らない限り物価に合わせて改定するため、賃金が物価を上回って上昇していく想定の下では、六十五から六十七歳の新規裁定者よりも六十八歳以...全文を見る
○福島みずほ君 これでは六十八歳以上の既裁定者が狙い撃ちされているようにしか思えないというふうに思います。  今回の年金額の改定ルールの見直しにより、六十八歳以上の既裁定者の年金額は六十五から六十七歳の新規裁定者の年金額と乖離して切り下げられていく可能性もあると思われます。 ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、私は、自分が六十五から六十七のときと六十八以降だと、やっぱり六十八歳以上の方が心配ですよ。だって、高齢者になればなるほど、例えばタクシーに乗りたいとか、体がより、例えば、分かりませんが、若いときよりも加齢になればいろんな支出がやっぱり増えるだろうと。消費支出...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので終わりますが、廃案にすべきだということを申し上げ、質問を終わります。
○福島みずほ君 私は、希望の会(自由・社民)を代表して、公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案について反対の立場から討論を行います。  まず、本日の委員会採決そのものに断固反対をいたします。  本法案に反対の最大の理由は、本法案で年金支給...全文を見る