福島みずほ
ふくしまみずほ
比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数4回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月31日 | 第193回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○福島みずほ君 希望の会、社民党の福島みずほです。 まず、共謀罪についてお聞きをいたします。 国際組織犯罪防止条約、二〇〇〇年、パレルモで調印式が行われました。なぜパレルモで行われたんでしょうか。 |
○福島みずほ君 イタリアのシチリア・パレルモで行われたのは、組織犯罪防止条約でマフィア対策だからです。ここでやる意味があった。だから、パレルモでやってパレルモ条約と、まさにこの組織犯罪防止条約、だってこれ、これで共謀罪出そうとしているわけですから、これパレルモ条約と、だから言われ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 全て批准していますね。 | ||
○福島みずほ君 それに伴い、国内法も整備をしましたね。 | ||
○福島みずほ君 日本の組織犯罪対策とテロ対策ですが、しっかり日本はやってきております。(資料提示)国連のテロ関係条約は全て批准。爆発物使用の共謀、まあテロといえば爆発物ですが、戦前からあるわけですが、共謀は処罰ができます。傷害の予備行為を罰する凶器準備集合罪。刀剣の携行も正当な理...全文を見る | ||
○福島みずほ君 この条約の二条に定義があります。つまり、越境的なもの、そしてマフィアみたいなものが対策ですから、金銭的な利益を得るためというのがあります。 では、お聞きします。今回の共謀罪の中に、この金銭的利益その他の物質的利益を直接又は間接に得るためという要件は入っています...全文を見る | ||
○福島みずほ君 この条約ができたのは二〇〇〇年、国連の採択も二〇〇〇年です。九・一一テロが起きる前のことです。テロ対策はここで議論になっておりません。 私の質問は、この条約二条にある組織犯罪集団の定義の中で直接又は間接に利益を得る目的が入っているわけで、さっきそう外務大臣答弁...全文を見る | ||
○福島みずほ君 条文の中に、共謀罪の条文の中に金銭的目的というのが入っていないわけですよね。 | ||
○福島みずほ君 条約の中には、これはマフィア対策ですから、はっきりこういうものだ、利益を得る目的だと入っているんです。この条約を批准するために必要だと言いながらなぜ入っていないんですか。やっぱりそれはおかしいですよ。何でそれを拡大するんですか。条約の批准のために必要だという説明と...全文を見る | ||
○福島みずほ君 どうもありがとうございます。 刑法では七つです。殺人、強盗、放火、内乱、外患、私戦などなんですね。重いものに関して予備罪です。 今度の出そうとしている共謀罪、六百、三百、共謀罪を入れようとしている。多過ぎるというか多いというか、おかしいじゃないですか。共謀...全文を見る | ||
○福島みずほ君 よく意味が分からない。 法務大臣、いかがですか。 | ||
○福島みずほ君 今まで、共謀罪は十三、予備罪は三十七、それはやっぱりこれで進むからなんですよね。 金田大臣、この法案の中にテロ対策という言葉はありますか。 | ||
○福島みずほ君 テロ対策という言葉、テロという言葉はないんですよ。ありません。今までもありませんでした。 そして、金田大臣にお聞きをいたします。 ここで、オバートアクト、共謀の中の合意の推進行為、これはどういうものを指すのでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 金田大臣、例えばATMからお金を下ろす、こういうのもオバート行為になるんでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 金田大臣にお聞きをいたします。 このオバート行為というのは、というか、これは処罰要件ではあるが構成要件ではないということでよろしいですか。大臣にお聞きします。 | ||
○福島みずほ君 これは、六月と十二月に与党の議員に配られた案については、計画した者が、その計画をした者のいずれかによりその計画に係る犯罪の実行のために資金又は物品の取得その他の当該犯罪の実行の準備行為が行われたときは、当該各号に定める刑に処する。つまり、刑に処するときはオバート行...全文を見る | ||
○福島みずほ君 違いますよ。処罰要件ではあるが構成要件ではないんですよ。 では、逆にお聞きします。 金田大臣、これは共謀で逮捕、勾留できますね。 | ||
○福島みずほ君 条文の書き方が構成要件では処することができるというふうになっているからです。共謀だけで逮捕、勾留できますか。 | ||
○福島みずほ君 これは、二〇〇七年二月二十日付けの自民党法務部会条約刑法検討に関する小委員会の検討結果に示された修正案骨子の中では、わざわざ共謀だけでは逮捕も勾留も処罰もされないものとすることなどとなっています。 今、林刑事局長は、これは処罰要件ではなく構成要件であるという答...全文を見る | ||
○福島みずほ君 刑事局長、法律家ですから正確に答えてください。 合意のオバートアクトは構成要件になるんですか、ならないんですか。刑事事件ですから重大なことです。これは構成要件になるんですか、ならないんですか。 | ||
○福島みずほ君 局長の答弁では構成要件になるということなんですか。 | ||
○福島みずほ君 私は、なぜ構成要件になると断定しないのかが分からないんですが、教えてください。 | ||
○福島みずほ君 これは大きいことなんですよ。処罰条件だったら、今幾ら刑事局長が逮捕、勾留の際に考慮しないと言っても、構成要件ではないわけですから、重要なことは共謀なんですよ。これが構成要件に当たるかどうかは重要な論点なのに、明言しないじゃないですか。刑に処するものとするというふう...全文を見る | ||
○福島みずほ君 沖縄辺野古で高江のリーダーが今勾留中、もう九十五日ぐらいですか、勾留中です。三つ目の被疑事実は威力業務妨害罪。去年の一月、辺野古の前にブロック塀を積んだということで、一月に積んだということで、十二月に起訴になりました。 共謀罪の中に組織的威力業務妨害罪が入って...全文を見る | ||
○福島みずほ君 条文上はそうならないですよ。会社だって途中から何とか詐欺をやろうとなれば、会社でもみんな組織犯罪を、それは認めているじゃないですか、過去の判例で。そして、ある団体が、ある集団が座込みをしようと言ったら、これ、組織的威力業務妨害罪の共謀ということにもなりかねません。...全文を見る | ||
○福島みずほ君 あるいは、公衆トイレに反戦と書いたことで、これが建造物損壊罪になった例、最高裁二〇〇六年一月十七日。八行目から二十六行目まで読んでください。 | ||
○福島みずほ君 労働組合や市民団体でたくさん監禁罪や建造物損壊罪、あるいは市民団体の、さっき高江の件を言いましたが、威力業務妨害罪、成立あるいは起訴になっています。これが組織的威力業務妨害罪としてこの共謀罪の対象になることは大いにあり得ることだというふうに思います。 大阪弁護...全文を見る | ||
○福島みずほ君 希望の会、社民党の福島みずほです。 総理にお聞きをいたします。 女性の活躍ということであれば、選択的夫婦別姓を是非認めていただきたい。衆議院に議員立法で継続審議になっています。いかがでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 女性の活躍というのであれば、本当にこれ女性は困っています。 日経新聞のインターネット調査によると、働く既婚女性の四人に一人が職場で旧姓を通称使用しています。いかがでしょうか。また、今結婚する人の四分の一が再婚カップル、中高年で結婚する人たちも私の周りにたくさん...全文を見る | ||
○福島みずほ君 いや、残念です。女性を応援する、女性を、働く人を応援する、いろんな女の人を応援するということであれば、これ選択制なわけですから、選択的夫婦別姓、是非認めていただきたい。これに踏み込まない自民党は、女性を本当に活躍する気があるのかというふうに思います。是非踏み込んで...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ここで給付型奨学金について質問し、それは実現を、一部ですが、することになりました。 公立小中学校の給食の無償化四千二百二十七億円、国立大学の入学金と授業料の無償化三千三百十五億円、国公立、私立大学、全ての大学の入学金と授業料の無償化三兆九百七十六億円です。 ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 是非やっていただきたい。 アメリカからの武器購入金額はどんどん増え、二〇一六年は四千八百五十八億円です。日本は、オスプレイ十七機、三千六百億円掛けて買うと言われています。 オスプレイ、日本以外でアメリカから買った国はありますか。 | ||
○福島みずほ君 日本以外に買った国はない。墜落したオスプレイ買う必要はないと思います。アメリカに対して意見をしっかり言う、そんな日本であるべきだと思い…… | ||
○福島みずほ君 そのことを申し上げ、質問を終わります。 | ||
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 希望の会(自由・社民)を代表し、二〇一六年度第三次補正予算案に対し、反対の立場から討論を行います。 まず冒頭、昨年の糸魚川市における大火で被災された皆様にお見舞いを申し上げます。また、今なお大雪被害に遭われている皆様に心からお悔や...全文を見る | ||
03月03日 | 第193回国会 参議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○福島みずほ君 自由・社民会派の希望の会、福島みずほです。代表して質問をいたします。 森友学園の隣の土地を豊中市が買っております。十四億二千三百八十六万三千円ですが、これではごみの処理は一体どうなっているんでしょうか。売買契約書六条を読んでください。 |
○福島みずほ君 埋蔵物があっても国は責任を負わない。森友学園と全く違いますが、いかがですか。 | ||
○福島みずほ君 それを勘案して十四億でしょう。何で森友はこんなに安いんですか。 | ||
○福島みずほ君 ごみの処理、埋蔵物、一緒じゃないですか、この地域。一方は何で有益費で払い、かつ八億払う、もう一方は、埋蔵物があっても報告書があるから国は責任を負わない。何でこんなに差があるんですか。 | ||
○福島みずほ君 おかしいですよ。だって、豊中市はその埋蔵物があることを分かった上で十四億でしょう。もう一方は何でただ同然なんですか。分かりません。 | ||
○福島みずほ君 だったら、何でこの森友にこんなに格安で、ただ同然なんですか。 | ||
○福島みずほ君 豊中は、埋蔵物に関して報告書があって、今後新たに見付かっても責任は負わないという条文になっているんですよ。何で森友の場合は新たに八億も引くんですか。 | ||
○福島みずほ君 瑕疵担保責任を豊中市がやっています。金額は幾らですか。 | ||
○福島みずほ君 そのとおりです。土壌汚染、鉛のみについては盛土で覆い、飛散防止したので、その費用二千三百二十八万円を国に請求し、支払を受けた、これは豊中市です。これが当たり前でしょう。何かあったらその瑕疵担保責任とかで追及するのであって、こんなにただ同然で八億も引くの間違っている...全文を見る | ||
○福島みずほ君 全く説得力ないですよ。同じ土地で同じ埋蔵物、何でただ同然なんですか。説得力ないと思いますが、どうですか。 | ||
○福島みずほ君 初めの有益費の金額について、一億三千二百万円、詳細出してくれ、領収書出してくれ、いまだに出てきません。詳細説明して、領収書出してください。どうですか。 | ||
○福島みずほ君 詳細、今教えてください。 | ||
○福島みずほ君 いつ全部出してくれますか。 | ||
○福島みずほ君 提出を求めます。 | ||
○福島みずほ君 では次に、八億一千九百七十四万千九百四十七円の方についてお聞きをします。 分からないんですよ、これ。大ざっぱな資料しかありません。配付資料にありますが、これしか出てきません。直接工事費五億一千四百万、何ですか、これは。 | ||
○福島みずほ君 それで五億というのが分からないんですよ。余りに巨額ですよね。(発言する者あり) | ||
○福島みずほ君 これで国民が納得するとは思えません。 では次に、間接工事費の例えば現場管理費一億三千六百万、これ何ですか。 | ||
○福島みずほ君 この一億三千六百とか、現場管理費、高いんじゃないですか。 | ||
○福島みずほ君 実際やったんですか。 | ||
○福島みずほ君 実際やったんですか。 | ||
○福島みずほ君 国土交通省、財務省、これ実際やったかどうか確認しましたか。 | ||
○福島みずほ君 端的に答えてください。確認していないんでしょう。 | ||
○福島みずほ君 しているかしていないかだけ答えてください、国土交通省、財務省。 | ||
○福島みずほ君 何にもやっていないんですよ。実際やっていません。これ、ずさんですよ。豊中市と全然違うじゃないですか、同じごみがあるのに。 何でこんなに売却、売買を急いだんですか。 | ||
○福島みずほ君 おかしいですよ。開校するのに賃貸借か売買かは関係ないでしょう。 | ||
○福島みずほ君 全く理解ができません。 平成二十八年三月十五日、本省に籠池理事長行っていますね。何の話をしたんですか、改めて教えてください。 | ||
○福島みずほ君 何でそれ本省に言いに来たんですか。 | ||
○福島みずほ君 いや、おかしいですよ。 それから、さっき対処してほしいとありましたね。売買するとき安くしてくれとありましたか、あるいは有益費を加算してくれ、その両方の話があったんじゃないですか。 | ||
○福島みずほ君 財務省に行くということはお金の問題でしょう。どういう話があったんですか。 | ||
○福島みずほ君 ごみが新たに出てきた。どうしてほしいと言われたんですか。 | ||
○福島みずほ君 理解できない。財務省に行くとしたらお金でしょう。有益費を増やしてくれと言うか、あるいは売買契約か、どっちかでしょう。ごみが出てきたから安くしてくれと言ったんじゃないですか。 | ||
○福島みずほ君 理解できません。 そして、借地契約なのか売買なのか所有物なのかで学校の開設に関係ないでしょう。売買契約こんなに急ぐ必要ないんですよ。どうですか。 | ||
○福島みずほ君 売買予約契約書があります。これ、意思表示したらこの売買が成立するわけですね。 そうしたらお聞きします。それで、値段で売ればいいじゃないですか、十億で。そして、後でその埋蔵物の領収書もらって、瑕疵担保でそれを払えばいいじゃないですか。どうですか。 | ||
○福島みずほ君 理解できません。丼勘定じゃないですか。八億も丼勘定って許されないですよ。 安倍昭恵さんが名誉校長だということを、財務局、知っていましたか。 | ||
○福島みずほ君 今までずっと、ホームページに書いてあるので知っていたと言われましたよ。どうですか。 | ||
○福島みずほ君 確認してください。事務所に来た役人は、それはホームページに載っているので知っていたでしょうと言っておりました。 ところで、安倍昭恵さんが首相公邸チャンネル、安倍昭恵の幸せのカタチというホームページを作っていて、総理公邸に、首相公邸にゲストを招いてやっている。こ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 理解できません。これ、首相公邸から、ゲストを招いてやるというのを売り物にしているんですよ。実際、首相公邸、税金で賄われているところでやっているじゃないですか。どこが私人なんですか。 | ||
○福島みずほ君 場所は首相公邸ですよね。 | ||
○福島みずほ君 首相公邸でインターネットTVやるのが、どこが私人なんですか。 五人、官邸の中に安倍昭恵さんの担当官がいると。大臣だって二人しか秘書官付いていないじゃないですか。二人が常駐であると。その二人は毎日何しているんですか。 | ||
○福島みずほ君 公人じゃないですか。 それから、外国との、大使館との関係だったら外務省からの非常勤の三人でいいじゃないですか。何で二人が常駐しているんですか、部屋もあって、机もあって。 | ||
○福島みずほ君 公人ですよね。 森友学園に講演に行ったときに、公務員は随行していますね。 | ||
○福島みずほ君 公務じゃないですか。私人の行為に何で公務員が付いてくるんですか。 | ||
○福島みずほ君 森友学園、この塚本幼稚園に同行した公務員は何していたんですか。 | ||
○福島みずほ君 総理の仕事の補助をするのは私的行為なんですか、公的行為なんですか。 | ||
○福島みずほ君 だって、公務員が随行しているんでしょう。官邸に公務員が常駐しているんでしょう。 総理を補助する仕事は私的行為か公的行為か、答えてください。 | ||
○福島みずほ君 その評価を聞いているんです。 公的行為なんですか、私人の行為なんですか。私人の行為なのに何で官邸に役人が付いて、そしてこの塚本幼稚園、森友学園のところに公務員が随行するんですか。 | ||
○福島みずほ君 その活動は公的行為なんですか、私的行為なんですかと聞いているんです。 | ||
○福島みずほ君 活動は分かりました。でも、それは公的行為なんですか、私的行為なんですか。 | ||
○福島みずほ君 いや、私は公的行為を行っていると思うんですよ。だって、公務員付いていっているわけでしょう。しかも、官邸に公務員付けているわけでしょう。公的行為を行っているじゃないですか。どうですか。 | ||
○福島みずほ君 ここまでやっていて何が私的行為なんですか。 じゃ、森友学園に随行した公務員の旅費は払われていますよね。 | ||
○福島みずほ君 共謀罪について話をします。 外務大臣、二〇〇四年国連立法ガイドは、関連する法的な概念を持たない国が共謀罪及び結社罪のいずれの制度も導入することなしに組織犯罪集団に対して有効な措置を講ずることを認める余地があるとしています。外務大臣、ですから、共謀罪をつくらなく...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ありがとうございます。じゃ、留保していたって条約批准できるじゃないですか。 法務大臣にお聞きをいたします。与党に配られた共謀罪の法案、テロという言葉、一個もないじゃないですか。どこがテロ等準備罪なんですか。 | ||
○福島みずほ君 テロ等準備罪なんてうそっぱちだったじゃないですか。一言もテロなんてないですよ。そもそもテロと関係なかったんですよ。 では、法務大臣にお聞きします。テロ等準備罪の「等」とは何ですか。 | ||
○福島みずほ君 質問主意書を出しました。テロ等の「等」とは、テロ犯罪以外の組織犯罪、つまり全部じゃないですか。テロと非テロ、全部ですよ。どこがテロ等準備罪なんですか。これミスリードじゃないですか。 | ||
○福島みずほ君 テロ等の「等」は質問主意書で、テロ犯罪以外の組織犯罪全部じゃないですか。テロという言葉が一個もないんですよ、与党に示した条文案に。どこがテロ等準備罪ですか。テロ等準備罪のこの呼び名、撤回してください。 | ||
○福島みずほ君 じゃ、条文の中に、目的にも何にもどこにもテロが一言もなぜ入っていないんですか。 | ||
○福島みずほ君 テロ入っていないんですよ。今から入れようなんて駄目ですよ、そんなの。だって入ってないんですもん。そもそも入っていない。 これ、テロ等準備罪なんかではないんですよ。それを野党から指摘されて大慌てで入れるなんて、邪道中の邪道ですよ。(発言する者あり)与党に示された...全文を見る | ||
○福島みずほ君 収賄入っているんですよ。というか、もし収賄が共謀罪の中に入ったとしたら、収賄の共謀ってどういうイメージですか。 | ||
○福島みずほ君 駄目ですよ。法案の中身なんか聞いていません。収賄がもし共謀罪に入ったらどんなイメージかと聞いているんです。答えてください。 | ||
○福島みずほ君 いや、あり得ないです。法務大臣、自分の頭で考えてみてください。収賄の共謀、どういうイメージですか。 | ||
○福島みずほ君 国会の審議を愚弄していますよ。だって、答えられないじゃないですか。 じゃ、事前収賄の共謀…… | ||
○福島みずほ君 事前収賄の共謀はどういうものですか。 | ||
○福島みずほ君 こんな審議は初めてです。安保関連法だって何だって、戦争法だって、予算委員会でその中身について議論したじゃないですか。中身について…… | ||
○福島みずほ君 議論できない予算委員会なんてあり得ないですよ。答弁がなってない。こんな法務大臣の下で共謀罪なんて許せないということを申し上げ、質問を終わります。 | ||
03月08日 | 第193回国会 参議院 予算委員会 第9号 議事録を見る | ○福島みずほ君 福島みずほです。社民・自由の会派、希望の会を代表して質問をいたします。 まず、共謀罪についてお聞きをします。 テロ等準備罪のネーミングは誰が行ったんですか。 |
○福島みずほ君 テロ等準備罪をどうして使うようになったか不明ということはどういうことですか。 | ||
○福島みずほ君 そんなばかな話ないですよ、政府提案法案で。 民進党のヒアリングで法務省は知らないと答えていますよ。誰が命名したんですか。 | ||
○福島みずほ君 おかしいですよ。政府がテロ等準備罪と言いながら、不明なんておかしいですよ。誰が付けたんですか。あるいはこれ、返上してください。法務省はこれがテロ対策でないことは十分分かっていた。だから、与党に対する法案にテロなんてないんですよ。これを返上すべきだ。それを返上しない...全文を見る | ||
○福島みずほ君 はい。 | ||
○福島みずほ君 テロ対策という言葉を法案に入れなくて、何言うんですか。入っていないじゃないですか。これから入れるなんておかしいですよ。テロ等準備罪というのは看板に偽りがあるんです。撤回するように、法案提出しないように強く求めます。暗黒政治に国会が手を貸してはいけません。 次に...全文を見る | ||
○福島みずほ君 日常的に総理公邸にいる、取材の際にはいつもいるんですか。(発言する者あり) | ||
○福島みずほ君 いつもインタビューのときには総理公邸にいるんですか。 | ||
○福島みずほ君 公私混同じゃないですか。私が大臣のときに、秘書官に家の掃除しろと言うようなものですよ。公私混同ですよ。そして、公人だ私人だなんという言い訳は通用しません。 次に、稲田大臣にお聞きをいたします。「ウイル」二〇〇六年十月号、二百二十八ページの下段、御自身の御発言を...全文を見る | ||
○福島みずほ君 あり得ません。私が大臣のときは同様の質問も受けましたよ。読んでください。あなたが、あなたが発言しているものですよ。(発言する者あり) | ||
○福島みずほ君 この幼稚園というのは塚本幼稚園のことですか。 | ||
○福島みずほ君 籠池理事長とはどういう関係ですか。 | ||
○福島みずほ君 塚本幼稚園のことをどうして知ったんですか。 | ||
○福島みずほ君 あなたの大阪のパーティーに呼びかけ人となってもらったことはありますか。 | ||
○福島みずほ君 この後に教育勅語について発言をされているんですが、最後の一行も含めて教育勅語の精神は取り戻すべきという考えは現在も維持されていますか。 | ||
○福島みずほ君 私は個人の立場を述べて、大臣の立場を言いました。あなたは自分の過去の発言すら言わないじゃないですか。今この考えを変えているんですか、変えていないんですか。 | ||
○福島みずほ君 考え変えたか変えないかを聞いているんです。(発言する者あり) | ||
○福島みずほ君 最後の一行まで全部正しいとおっしゃっていますが、これでよろしいんですね。 | ||
○福島みずほ君 ここで、一行も含めて教育勅語の精神は取り戻すべきというふうにおっしゃっています。これも維持されるということですね。 | ||
○福島みずほ君 念のため聞きます。全部ですか。あなたは最後の部分も含めて教育勅語の精神は取り戻すべきだと、全部取り戻すべきだということでよろしいんですね。 | ||
○福島みずほ君 答えてないですよ。この最後の部分が重要で、これは、最後の、最後の部分、この部分で、要するに、皇運を、最後の一文で、国のために頑張ってやるべきだという部分がありますが、この部分もということなんでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 これは重要なので。 この文章はこうです。稲田さんが、麻生大臣は最後の一行が良くないと、すなわち「天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」といったような部分が良くないと言っているが、私はそうは思わないというふうに言っているんです。つまり、これ全部ということなんですね。この部...全文を見る | ||
○福島みずほ君 教育勅語はこの最後が肝ですよね。教育勅語は、一九四七年、衆参の決議で効力を失います。なぜでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 国会決議がなぜ効力を失ったのかと聞いているんです。あっ、国会決議によって。 | ||
○福島みずほ君 教育基本法が改正されれば塚本幼稚園が原則になると考えていたんですか、当時。 | ||
○福島みずほ君 塚本幼稚園を非常に肯定されているわけですね、教育方針。このとき、教育基本法との論議で起きていますので、教育基本法が改正されれば塚本幼稚園が原則になるとお考えだったんですか。 | ||
○福島みずほ君 塚本幼稚園、この教育や、今、森友学園で明らかになっていることについてどう思いますか。 | ||
○福島みずほ君 教育勅語が、戦前、戦争への道、あるいは国民の道徳の規範になって問題を起こしたという意識はありますか。 | ||
○福島みずほ君 一面的ではないですよ。衆参の国会決議でこれは効力を失って、戦前の反省があるわけです。今みたいな答弁信じられませんし、こういう形で塚本幼稚園を擁護してきたわけじゃないですか。その責任はあると思います。 次に、森友学園についてのごみの問題についてお聞きをします。 ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 八億二千万のときに、この二十二年度報告書を基にしているということでよろしいですね。 | ||
○福島みずほ君 新しいごみが発見されて、掘りましたか。 | ||
○福島みずほ君 前は六十八か所ボーリングしているんですよ。新たなごみが発見されて、やっていないじゃないですか。 | ||
○福島みずほ君 きっちり掘ってボーリング調査はやっていないですね。こういう報告書みたいな形ではやっていないですね。 | ||
○福島みずほ君 八億二千万もの計算するんだったら、ちゃんと掘るべきでしょう。ちゃんと報告書出させるべきでしょう。それをやっていなくて何なんですか。 それから、平成二十二年を根拠に、じゃ、何で九・九メートルまでごみがあるという試算ができるんですか。これ、これで四七・一%…… | ||
○福島みずほ君 ごみがあるという試算をしておりますが、それはこの八・一%、二〇・七%の平成二十二年度と符合しないと思いますが、いかがですか。 | ||
03月09日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 働き方改革についてお聞きをいたします。 まず、労働時間規制についてお聞きをいたします。 政府は、企業の繁忙期への対応策として、労働時間規制に関して六か月の例外を設けた上で、月百時間、二か月平均八十時間を認めるなどと報じられてお...全文を見る |
○福島みずほ君 いや、議論されているわけで、経団連がこの百時間にこだわっているとか、近々労使合意があるのではないかとか、いや、五年後に引下げの見直しをするとありますが、どうなんでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 働き方改革に任されているわけですが、厚労省の見解としてはどうですか。月百時間、こんなのあり得ないと思いますが、いかがですか。 | ||
○福島みずほ君 もう三月末に行動計画できるわけですよね。この間、経団連の前で若い人たち、エキタスというグループが、月百時間やめろ、命を守れ、そんな残業できない、生活守れというシュプレヒコールやそれぞれのスピーチをしていました。 月百時間、八十時間、あり得ないですよ。百時間まで...全文を見る | ||
○福島みずほ君 厚生労働省は、労働行政やって労働と健康と命守るところじゃないですか。情けないですよ、そんな答弁だったら。だって百時間まで働かしたら人死にますよ。百時間未満だって同じようなことですよ。過労死で高橋まつりさんが亡くなる、あるいはたくさんの過労死の遺族の人たち、たくさん...全文を見る | ||
○福島みずほ君 百時間、八十時間なんてあり得ないですよ。 それから、子育てしてきた立場からすると、一年間の労働規制、一か月の労働時間規制、そして一日の労働時間規制も必要です。これ、一日の労働時間が長ければ、パパとママ、どっちか帰らなければいけなくて、結局女性の活躍などできない...全文を見る | ||
○福島みずほ君 力強い答弁ありがとうございます。 この穂波判決は、月百時間に至らない月八十三時間の残業について、三六協定で定めることができる労働時間の上限の月四十五時間の二倍近い長時間であり、相当な長時間労働を強いる根拠となるものであって公序良俗に違反すると言わざるを得ない。...全文を見る | ||
○福島みずほ君 働き方改革の中で、改正の方向スリーで出ております。石井国土交通大臣はこういう形でやっぱり頑張っているので、塩崎大臣もよろしくお願いします。よろしくお願いします。 同一価値労働同一賃金についてお聞きをいたします。これは立証責任は使用者が負うということでよろしいん...全文を見る | ||
○福島みずほ君 いや、これは不合理でないという立証責任、使用者が負わないと駄目ですよ。でないと、立証もう本当にそれは大変になると思います。だって同一労働同一賃金なんというんだから、使用者側が立証責任を負うという形で是非やってください。 これは目的は不合理な待遇差の解消なんでし...全文を見る | ||
○福島みずほ君 安倍首相は、不合理な待遇差を認めないが我が国の労働慣行には十分に留意したと十二月二十日の働き方実現会議で述べています。首相が言うところの我が国の労働慣行とは何ですか。 | ||
○福島みずほ君 その労働慣行を維持してきたことが格差を温存し、格差拡大という今の状況を生み出してきているのではないですか。 | ||
○福島みずほ君 ガイドラインでは、基本給、賞与、手当について正社員と同一であるかどうかを判断する物差しとして、経験、能力、業績への貢献、責任の範囲、程度が挙げられています。この物差しはガイドラインで新たに提起された物差しではなく、これまでも格差を合理的としてきた物差しではないんで...全文を見る | ||
○福島みずほ君 パートが安くて当たり前というのは、経験、能力、業績への貢献、責任の範囲、程度が低いとして、この物差しで低くされてきたわけです。この物差しでやるとしたら、結局格差を温存することになるわけじゃないですか。むしろ、格差を合理化することになってしまうんじゃないか。同一労働...全文を見る | ||
○福島みずほ君 同じ仕事をしていても正社員とパートは貢献度が違うとか、あるいは例えば責任の範囲、程度が違うとか、あるいは全国転勤なのか地域限定なのか、いろんな理由付けて、まさに貢献とかいう理由によって差別されてきたんですよ。これを物差しとするんだったら変わらないじゃないですか。変...全文を見る | ||
○福島みずほ君 よく分かりません。何でILOの基準でやらないのかが分かりません。 パート法八条があって、労働契約法二十条があって、それぞれ考慮の要素があって、差別なくす、不合理な取扱い駄目だと言われてきて、全く差別は解消されていないんですよ。同じような物差しでやって、でも結局...全文を見る | ||
○福島みずほ君 人材活用の仕組みというので非正規雇用の人たち差別されてきたわけじゃないですか。だから、これは削除すべきですよ。 同一性の比較をする正社員がいない職場が増加しています。正社員がいない、その場合は誰と比較するんですか。 | ||
○福島みずほ君 近い方と言うけど、全員がパートだったら誰と比較するのか、一番近い方っていないんですよ。それ、どうするんですか。 それから、派遣労働者は、なくす非正規の対象ではないんでしょうか。非正規をなくすという言葉があります。どういうことでしょうか。派遣法改悪では生涯派遣と...全文を見る | ||
○福島みずほ君 意味が分からない。派遣の人たちをつくり続けて非正規をなくすという言葉だけなくしても、非正規というだけで差別されることを禁止するとか、非正規差別は禁止するとしていただきたいというふうに思います。 長時間労働の規制とうたいながら、百時間、八十時間、あり得ないですよ...全文を見る | ||
03月10日 | 第193回国会 参議院 予算委員会 第10号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民・自由会派、希望の会を代表して、福島みずほ、質問をいたします。 三月七日、与党の法務部会において法務省が資料を配っております。予備罪における処罰の間隙について。処罰の穴です。これは法務省のものだということでよろしいですね。 |
○福島みずほ君 結局、これは法務省のものだとお認めになったということでよろしいですね。 | ||
○福島みずほ君 これを見て本当にびっくりしました。ハイジャック犯人がまさに切符の購入をしただけでは予備罪にならないと書いてあります。 で、お聞きをいたします。一九七〇年五月十二日、参議院法務委員会の政府の答弁、予備罪に当たるとしている答弁の部分を読んでください。 | ||
○福島みずほ君 法務省、予備罪に当たると答弁しているじゃないですか。予備罪に当たるんですよ。何でこんなでたらめの、反対の、うその、予備罪に当たらない、だからこの共謀罪が必要だという、うそのペーパーを与党に配るんですか。国会議員をばかにしているんじゃないですか。 | ||
○福島みずほ君 支離滅裂です。自分たちでハイジャック犯がチケット買うのは予備行為、予備罪に当たると言っていて、それが当たらないからこの共謀罪が必要だというペーパーを三月七日に与党に配るのはおかしいじゃないですか。 福山さん、山尾さん、この予算委員会でも衆参でこのことは議論にな...全文を見る | ||
○福島みずほ君 刑事局長答弁は、ハイジャック犯がチケット買ったら予備罪に当たると言っているんですよ。そして、これは当たらないから、三月七日、与党で配ったものは、当たらないから共謀罪が必要だと言っているんですよ。それは矛盾しているし、間違いだし、だましているじゃないですか。しかも、...全文を見る | ||
○福島みずほ君 これで森友学園は工事を頼んで、二か所ボーリング調査をしております。一か所が四十六・五、二か所が二十一・五、ごみ出てきていないですよね。物すごく深く掘っても、三メートル以下、ごみ全く出ていないですね。 | ||
○福島みずほ君 しかし、これでは三メートルまでは木片やビニールがあると書いてあって、ほかのところにないじゃないですか。 | ||
○福島みずほ君 でも、一・三五から三・〇五までは埋蔵物がちゃんと書いてありますよね。 | ||
○福島みずほ君 三メートルまではビニールとかあるけれど、それ以外のところには何も記載がない、それでよろしいですね。 | ||
○福島みずほ君 地下構造物状況調査業務、平成二十二年一月のものですが、最後に混入比八・一%、混入比二〇・七%とあります。これを説明してください。 | ||
○福島みずほ君 八・一と二〇・七なのに何で四七・一%で計算するんですか。九・九メートルまで四〇なんておかしいじゃないですか。六〇%が四七%で残りゼロとして、どうして八%あるいは二〇・七になるんですか、教えてください。 | ||
○福島みずほ君 六〇%の土地に平均四七・一%の埋設物があるという前提では、仮に残り四〇%の土地部分に埋設物が全くないと仮定しても、全体の混入率は二八・二六%です。おかしいですよ。つまり、この二〇・七、八・一と四七・一が合わないんですよ。何で六〇%に四七・一あるんですか。九・九まで...全文を見る | ||
○福島みずほ君 八・二億円の廃材…… | ||
○福島みずほ君 ごみは幻です。あり得ない。こんな架空のものにお金を払って…… | ||
○福島みずほ君 おかしいということを申し上げ、質問を終わります。 | ||
03月13日 | 第193回国会 参議院 予算委員会 第11号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民・自由会派の希望の会、福島みずほです。会派を代表して質問いたします。 まず初めに、森友学園について質問いたします。 二〇一五年九月五日、安倍昭恵さんが講演をします。これは、元々この講演は安倍総理自身が行うことになっていたということでよろしいんですか。 |
○福島みずほ君 同僚議員の質問に対して、行くことになっていたというふうにおっしゃっていたり、この間、福山さんの質問に対して、福山さんは、これ、元々総理が講演することになっていたということを質問の中に織り込んで質問されたんですが、それに対してそれを否定されなかったので、総理が九月五...全文を見る | ||
○福島みずほ君 質問に端的に答えてください。 これは、安倍総理と安倍昭恵さんの関与が問題になっているので、講演の依頼を受けたかどうか、引き受けたかどうかは大事な問題です。これを否定されないんですね。総理が講演を引き受けたか引き受けないか、一国の総理ですよ、これは非常に大問題で...全文を見る | ||
○福島みずほ君 全く答えていないじゃないですか。加計学園の理事長がここで獣医学部をつくりたいと思っているかどうかをあなたが知っていたかどうか、総理が知っていたかどうかを聞いたわけです。 二〇一六年、七回食事やゴルフをしています。その前、二〇一四年六月から二〇一六年十二月まで、...全文を見る | ||
○福島みずほ君 でも、その加計学園の理事長と非常に懇意にしていて、十一月九日の日に今治市なんですよ。そして、というか、獣医学科を決める、そして構造改革特区にずっと愛媛県と今治市はこの獣医学科の選定、やってくれということを言っています。だから、二〇一〇年、日本の獣医学会はこれに反対...全文を見る | ||
○福島みずほ君 政府の政策が合理的になされているかどうかをただすのが国会です。政府の審査をするのが国会議員の仕事で、野党じゃないですか。その質問に対して、何で総理はそう恫喝するんですか。 総理は、総理は、十月二日と十二月二十四日、まさにその二〇一六年の十一月九日に国家戦略特区...全文を見る | ||
○福島みずほ君 これが余りに急スピードで展開しているので、そのことについて思っているのです。 二〇一六年の十一月九日に国家戦略特区でこれを決めます。そして、一月四日に告示があります。ここで文科省の大臣告示を変えて、獣医科を今までつくらないとしていたのを規制緩和をするわけです。...全文を見る | ||
○福島みずほ君 そして一月、一月四日から十一日、僅か一週間の間公募をやります。ここに手を挙げるのは、そこの加計学園以外にはありません。 物すごく速いじゃないですか。一月、何と十一月に国家戦略特区で規制緩和を決めて、告示を変えるのが一月四日ですよ。告示を変えた直後、一月四日から...全文を見る | ||
○福島みずほ君 この獣医学部に関して、もう需要がきっちりあって、新たに獣医学部をつくる必要はないというのが文科省、農水省、そして獣医学会が、獣医師会が言っていたことなんですよ。それを今治市で、そしてまた新たに獣医学部をつくると。 これはやはり、なぜ質問しているかといえば、国家...全文を見る | ||
○福島みずほ君 だから、そのことが大きいというふうに思います。 森友学園のことについても今後も追及をいたします。 | ||
○福島みずほ君 以上で終わります。 | ||
03月21日 | 第193回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は、消費者庁の徳島移転の話が同僚議員のお二人から出ました。私は、消費者担当大臣をやった経験からすると、いろんな役所との交渉や、やはり消費者庁こそ霞が関にいて、他の役所に牙を持ってかみついていかなくちゃいけないというふうに思っており...全文を見る |
○福島みずほ君 検討会の委員についてですが、消費者からの代表をできるだけ入れるべきだという要請が消費者団体を中心に出されております。消費者庁の見解を教えてください。 | ||
○福島みずほ君 松本大臣は、TPP特別委員会で、日本は加工品にして遺伝子組換え食品が検出しなければ表示しなくてよいという立場を取っています。日本では、粉ミルク大手六社、それから発泡酒にも遺伝子組換え食品が使われているが、現在表示されておりません。その当時、大臣は、分析技術が向上し...全文を見る | ||
○福島みずほ君 EUに日本が酢を輸出するときに、遺伝子組換え食品は、とにかく検出されようがされまいが、使われていたら遺伝子組換え食品が使われていると表示をされる。日本では表示をされていません。 今の大臣の御答弁だと、される、検出されればされるというふうに理解をしたんですが、そ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 EUは使っていたら表示をするわけで、日本の食品会社も遺伝子組換え食品使っていることを認めているわけですから、認めているのに表示されないというのはやっぱりおかしいと思いますので、是非検討をお願いします。 次に、ネオニコチノイド農薬についてお聞きをします。 現...全文を見る | ||
○福島みずほ君 農水省が去年七月に出した蜜蜂被害事例調査ですが、これを見てやっぱり驚きました。巣箱の周辺の蜜蜂で、死んだ虫の発生原因が殺虫剤で、ネオニコチノイド農薬の影響であるというのが六六%。蜜蜂がネオニコチノイド農薬で死んでしまうのであれば、まさに受粉ができず、生態系が破壊を...全文を見る | ||
○福島みずほ君 終わります。ありがとうございました。 | ||
03月22日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず始めに、生活保護受給者の子供の大学進学の問題について御質問をいたします。 〔委員長退席、理事島村大君着席〕 高校進学においては、一九七〇年、生活保護を受けている家庭でも世帯内就学が実現をしました。今、大学の進学率も五三...全文を見る |
○福島みずほ君 子供の貧困に取り組むグループあるいは大学生などの話を聞くと、やっぱり大学進学が困難であるという話、大学生活が大変であるという話がとても出てきています。 〔理事島村大君退席、委員長着席〕 かつてと違って、今、大学進学率が一般世帯で五三・九%、生活保護世帯...全文を見る | ||
○福島みずほ君 生活保護家庭の子供が大学に行けないわけではないが、大学に行くためには世帯分離をせざるを得ず、そうすると受給額ががくっと落ちてしまう。そうすると、せっかく大学に行きたいと思っても、その生活保護の家庭、例えば母子家庭で、そうしたら、大学に行く決断をすると今度は受給額が...全文を見る | ||
○福島みずほ君 生活保護世帯は一九・二%にとどまっている、これを是非改善をしていっていただきたいと思います。 次に、児童相談所の子供たちの問題についてお聞きをいたします。 児童相談所に保護されている子供の学校に通う権利、携帯電話所持などの通信の権利、弁護士との交通権に関す...全文を見る | ||
○福島みずほ君 児童相談所に保護されている子供たちや周りの人たちに聞くと、やっぱり今おっしゃったように学校に通えないんですよね。だから、助けを求めて児童相談所に入ったとして、学校に通えない、そうすると、友達と全く切れてしまうし、ずっと学校に通わないと、勉強もそうだし、友達との関係...全文を見る | ||
○福島みずほ君 児童相談所に入ったら、今までの友達全部失っちゃうわけですよね。つまり、突然学校からいなくなっちゃうわけで、それは子供にとってもとてもつらいと思います。学習支援をやっていらっしゃるのは存じていますが、是非、学校に通う権利とかそういう保障、児童相談所がまさに子供たちの...全文を見る | ||
○福島みずほ君 きちっとした第三者機関を早急につくるということを是非しっかりやってくださるようお願いいたします。 子供の医療費助成を行う自治体へのペナルティー廃止についてお聞きをいたします。 厚労省は、保険局国民健康保険課長発出で、子供の医療費助成に係る国保の減額調整に関...全文を見る | ||
○福島みずほ君 このペナルティーが廃止になったことは良かったと思っているんですが、是非これを拡大し、それから、今は自治体がやっていますけれども、国自身が医療費の助成、子供たちに関しては厚労省自身がそういうことを進めていくということを是非お願いしたいと思います。 医療ケアを要す...全文を見る | ||
03月23日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 ハローワークの問題についてお聞きをいたします。 ハローワークで働く人は、国家公務員の方も多いんですが、本当に非正規雇用の方が多くて、ハローワークで、つまり若者や、私も知り合いも含めて様々な人がハローワークで本当にお世話になるんです...全文を見る |
○福島みずほ君 その人事院の規則や通知というのは理解しているんですが、ハローワークで働く非常勤の職員の皆さんたちとずっと意見交換、あるいはこういう問題があるというので何度も何度も話を聞いてまいりました。 これに関しては、ハローワークってやっぱり雇用の安定とか雇用のためじゃない...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ですから、毎年なんですが、毎年じゃなくて三年に一遍公募をするというのもあるわけですが、でも、現に従事している者がいる仕事を毎年のように求人としてハローワークに出して労働者を公募するやり方は、やっぱり問題ではないですか。つまり、厚生労働省とはどういう役所か。正社員化...全文を見る | ||
○福島みずほ君 成績主義ということであれば、それまでの勤務を適正に評価するということで十分担保できるのではないでしょうか。常勤職員は公募しないが、成績主義の下で勤務をしています。やっぱりハローワークの職員って、スキルがないとなかなか相手にいいサービスというか仕事ができないと思うん...全文を見る | ||
○福島みずほ君 しかし、現在やっぱりすごく問題が生じていると。 それで、毎年更新というか、更新して、そしてその人がしっかり働いていて頑張っているんだったら、更新し続ければいいじゃないですか。公募という制度を三年に一遍必ずやって競い合わせるというのは、つまり三年置きに自分がどう...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ありがとうございます。橋本副大臣が何かなるほどなと思って聞いてくださっているような表情だったので、そういう答弁していただいて、本当にありがとうございます。 やっぱりこれ残酷なんですよ。本当に、自分が働いている職をハローワークに来た人に勧めて、三年置きにどうなる...全文を見る | ||
○福島みずほ君 建設現場で働こうと思う若者たちを是非応援していただきたいと思います。 次に、子育て支援についてお聞きをいたします。 地方自治体が設置主体となっている公立保育園の数は、二〇一二年の一万二百七十五から二〇一六年八千九百十七まで激減をしています。ずっとこの厚生労...全文を見る | ||
○福島みずほ君 多様な受皿は結構ですが、だとしたら公立保育園の数を減らすような、一般財源化をしてというこの十年間ぐらいの動きは明らかに間違っていたと思います。 前、横浜市で、公立保育園、土地は売却、建物は払下げ、そして園児はそのままのまま民営化をしました。裁判が起きて、やっぱ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 保育園に入れないから育児休業を延期するという話をたくさん聞きます。本末転倒だと思います。 それから、男性の育児休業の取得を進めるためには、労働時間短縮しなければなりません。残業時間百時間未満なんて冗談じゃないと。一日の労働時間を短く本当に規制しないと…… | ||
○福島みずほ君 はい。働き続けることができないということを申し上げ、質問を終わります。 | ||
03月24日 | 第193回国会 参議院 予算委員会 第16号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。希望、社民統一会派、希望の会を代表して質問をいたします。 安倍昭恵さんが二〇一五年九月五日からこの小学校の名誉校長になり、そのことはホームページ上、パンフレット上、幅広くそれは見ることができたわけです。そして、昨日、籠池証人が証言をした...全文を見る |
○福島みずほ君 そんなに問題がないんだったら、一週間前に入手したこの資料やいきさつを全部明らかにすればよかったじゃないですか。 やっぱりこれは驚愕的な内容ですよ。単なる広告塔や影響力ではなくて、具体的に動いていた。だって、予算措置を行う方向で調整中じゃないですか。しかも、見守...全文を見る | ||
○福島みずほ君 まさに安倍昭恵さんに、まあ安倍昭恵さんの、これがまさに内閣総理大臣夫人付きというふうになっておりますから、まさにそこに依頼をしているわけです。ですから、まさに安倍昭恵さんが依頼を受けて、実際に動いたのは谷さんかもしれませんが、安倍昭恵さんが動いて、財務省に、代わり...全文を見る | ||
○福島みずほ君 実際もし自分が渡していないんであれば、どうしてうそをつくんですかってメールになるんじゃないですか。何でこういうメールになるんですか。 | ||
○福島みずほ君 私の質問に全く答えていないですよ。 最後のは二十一時五十分ですか、二十一時五十分なんですよ。全部これ日付もこちらはもちろん分かっておりますが、私が言いたいことは、もし、もし本当に寄附をもらっていないんだったら、祈りますとか、そんな、それから始まるこのいきさつは...全文を見る | ||
○福島みずほ君 じゃ、分かりました。怪しいのではなく、事実関係。訂正します、訂正いたします。事実……(発言する者あり) | ||
○福島みずほ君 事実関係が全く対立をしておりますので、この真意を明らかにするために、松井副知事、そして安倍昭恵さんの証人喚問を要求します。 | ||
○福島みずほ君 じゃ、怪しいは取消しします。 | ||
○福島みずほ君 質問を続けます。 次に、稲田大臣にお聞きをいたします。 昨日も籠池さんのときに、去年、二〇一六年一月に稲田事務所で、お連れ合いのところで、財務とそれから航空局を呼んで籠池さんの件で話をしたということが、籠池さんが証言をされました。 調査中ということです...全文を見る | ||
○福島みずほ君 はい。 話し合っているし、その関与はあるというふうに思います。 以上で質問を終わります。 | ||
03月28日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日はお忙しい中、四人の参考人、本当にありがとうございます。 まず、私の知り合いも、保育園になかなか入れないので育休を延長しなければならないと悩む女性から電話をもらったりとかということがあります。ですから、育休の延長には賛成なんで...全文を見る |
○福島みずほ君 不承諾通知を受けたママたちにもたくさん会いましたが、一人、働いて障害のある子供を育てている、医療ケアの必要な小さい子を抱えているママがやっぱり保育園に入れないという問題を抱えています。まさに、フローレンスで障害のある子供の、医療的ケアの必要な子供の保育園に携わって...全文を見る | ||
○福島みずほ君 働き方改革が議論になっておりますが、私も子育てしてきて、夫も半分以上、家事、育児してくれて本当に助かったんですが、一日の労働時間が問題だと。あるいは一日、一週間、一か月の労働時間が問題で、働いている女性だけがとりわけ苦労するというよりは、全体の労働時間規制をやっぱ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ありがとうございました。 | ||
03月30日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今回の法案では、雇用保険二事業の労働関係助成金について、一層の雇用の安定や職業能力開発の実施に資する観点から、生産性の向上を後押しする理念を法律に明記するということになっています。 しかし、私は、その生産性向上というのって一体何な...全文を見る |
○福島みずほ君 役員の賞与を上げることが何で生産性向上になるんですか。 | ||
○福島みずほ君 全く問題、問題がすごいありますよ。だって、腐った企業で役員報酬ばっかり高いというところいっぱいあるじゃないですか。役員報酬だけ上げて、みんながひいひい言っているなんて山ほどあるじゃないですか。何でこれで生産性向上なんですか。 | ||
○福島みずほ君 労働関係やって応援するというときに生産性向上なんてやるからそもそも間違っているし、役員報酬を上げれば、この数式でいえば生産性が上がるんですよ。でも、そんな腐った話はないと思いますよ。この生産性向上って、大臣の趣味ですか。 | ||
○福島みずほ君 役員報酬が上がっているからって生産性向上しているなんて言えない例、山ほどあるじゃないですか。労働者の実質賃金は上がらずに役員報酬だけ上げている腐った企業なんていっぱいあるじゃないですか。これを生産性向上と言うのって全くおかしいし、それで生産性向上したとして助成金を...全文を見る | ||
○福島みずほ君 人件費削減による被保険者数の減少によって数式上は生産性が向上するように見えるけれども、それはカウントしないということを確認させてください。 | ||
○福島みずほ君 役員報酬が上がれば生産性向上だというのは是非見直していただきたい。いかがですか。 | ||
○福島みずほ君 しかし、やはり労働関係で応援するわけですから、生産性向上という指標は私はいかがなものか、労働関係がいいということの指標でもっとやるべきだと思いますし、役員報酬を上げれば、確かにそれだけで判断するのではないけれども、数式上はそれで生産性向上が上がることになるじゃない...全文を見る | ||
○福島みずほ君 目標設定値についてはどうでしょうか。 総務省の労働力調査によれば、二十五歳から三十四歳の女性の約四割が非正規の職員、従業員です。仕事を続けたい女性を支援するためには、非正規の女性の育児休業の取得率向上が欠かせません。 厚生労働省は、有期契約労働者などの育児...全文を見る | ||
○福島みずほ君 去年改正して、また今年もですよね。 非正規雇用の女性たちが育児休業を取れるようにというのはとても重要な論点です。是非フォローアップというだけでなく実際の実態調査をしていただきたい、育児休業の取得率について調査をしていただきたい、いかがですか。 | ||
○福島みずほ君 検討させていただきたいというのは、いずれ調査をするということでよろしいですか。 | ||
○福島みずほ君 検討結果を楽しみにし、また質問させていただきます。よろしくお願いします。 職業紹介等に関する制度についてお聞きをいたします。 ハローワークにおける求人票の記載内容と実際の労働条件が相違した場合の対応についてです。 厚労省の平成二十七年度、二〇一五年度の...全文を見る | ||
○福島みずほ君 問題は、求人票と違う場合には現実の方を変えるということが必要ですよね。 面接などで実際本人が同意をしていればそれでよしとすることは問題ではないでしょうか。いかがでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 これは衆議院の厚生労働委員会でも議論になっていますが、働く立場ってやっぱり弱いので、面接や、それからその後に、これは募集広告と違うと思っても、まあ、しようがない、少し賃金低いけど折り合おうとかというふうに思うと思うんですよ。ですから、労使双方で納得した上で合意とい...全文を見る | ||
○福島みずほ君 求人広告における虚偽広告、虚偽募集は刑罰法規がきちっとあります。それだけ重いですよね。だって、みんな求人広告、募集を見てというか、それが申込みになっているわけで、それで応募をするわけですから、まさに求人広告、募集は大きいわけですよね、重いわけですよね。 私も、...全文を見る | ||
○福島みずほ君 虚偽募集、虚偽広告で、その広告の方を変えるのではなく、それで申込みをし、それで承諾をしているのであれば、広告の方を変えるのではなく、現実の労働条件の方を変えるべく是非取り組んでいただきたいということを申し上げます。 募集情報等提供事業に係る規定の整備についてお...全文を見る | ||
○福島みずほ君 個人情報の取扱いに係る規定の対象に募集情報等提供事業者は追加されておりません。募集情報等提供事業者に係る規制を更に強化することについて検討すべきと考えますが、いかがでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 行政の指導監督体制の強化についてお聞きをいたします。 今回の法案により、職業安定法に基づく指針や厚生労働大臣による指導、助言等の対象に求人者や募集情報等提供事業者が追加をされます。そのために、労働力の需給調整に関わる事業者や利用する企業に対して規制を強化するも...全文を見る | ||
○福島みずほ君 二十八日の委員会で駒崎参考人が、日本の男性の家事・育児参加率が先進国最低ラインなのは長時間労働だからだと指摘をしています。そのとおりだと思います。少子化やそれから子育て支援というのであれば、男女共の長時間労働を規制しなければなりません。だとすれば、繁忙期において一...全文を見る | ||
○福島みずほ君 終わります。ありがとうございます。 | ||
04月03日 | 第193回国会 参議院 決算委員会 第3号 議事録を見る | ○福島みずほ君 希望の会(自由・社民)を代表して質問いたします。福島みずほです。 安倍昭恵さんが去年七月、選挙の応援に行ったときに、秘書官は随行していましたか。 |
○福島みずほ君 去年七月の参議院議員選挙で、例えば朝日健太郎さんや岡山の候補者などに関して安倍昭恵さんは選挙の応援に行っていらっしゃいますが、沖縄など、そのときに官邸に二人いる常設の秘書官はそれぞれ随行していましたか。 | ||
○福島みずほ君 とんでもないですよ。安倍昭恵さんがどこに選挙に行ったかではなく、ということもありますが、私が聞いているのは、国の税金使っている国家公務員が、官邸に部屋を持ってそこに勤めている国家公務員が選挙に随行したかという客観的事実を聞いているんです。本人が総務官室にいるわけで...全文を見る | ||
○福島みずほ君 とんでもないですよ。先週から聞いております。だって、現にその秘書官がいるわけですから、総務官室に。そして、森友学園に随行したことは認めたじゃないですか。どうして客観的事実を認めないんですか。 今のは一般的にあり得ると言っているだけで、じゃ、去年七月の参議院選挙...全文を見る | ||
○福島みずほ君 全く理解ができません。 今日も電話をしていますよ、私は。電話すればいいじゃないですか。総務官室にその二人はいるんですよ。だったら、電話掛ければ一秒で分かるじゃないですか。確認できないという答弁、理解できません。答えてください。 | ||
○福島みずほ君 公務員の行為を聞いているんです。土生さん、答えてくださいよ。確認しているでしょう。 一般論も答えていただきましたが、金曜日、そして今日も連絡しています。その人たち、連絡取れる場所にいるじゃないですか。選挙の応援に随行したかどうか、答えてください。 | ||
○福島みずほ君 とんでもないですよ。確認をしてださい。確認をしてください。どうですか。 | ||
○福島みずほ君 去年七月のことですよ。本人たちにこの期間、この期間の間で随行したかと聞けば済む話じゃないですか。そんな、何を言っているんですか。 日にちは特定できますが、全体として随行したかどうかを聞いているんです。沖縄に行ったとき、岡山に行ったとき、東京、どうですか。 | ||
○福島みずほ君 では、日にちを絞ってまたお聞きを。 そうしたら、これ実は、全部動画と写真が残っているんです。残っているんです。どう見ても同一人物としか思えない。ただ、その動画や写真で私が決める、これは同一人物だと言う方もいらっしゃいますが、私自身が役所に確認をしたくてこの質問...全文を見る | ||
○福島みずほ君 答弁は全く納得いきません。国家公務員をそういう政党の応援に使うというのは国家公務員法違反の疑いがありますし、それは政務と党務をぐじゃぐじゃにしている、私的な行為と公的な行為を、安倍昭恵さん、ぐちゃぐちゃにしていますよ。 最大の問題は、これを止める人間が官邸にい...全文を見る | ||
○福島みずほ君 フェイスブック上で安倍昭恵さんが、秘書に確認しました、人払いなんてありませんでしたとかいろいろ書いてあったのは一瞬にして出てきたじゃないですか。その場にいる人に聞けばいいんですよ。どうしてそんなに時間が掛かる。どうして真実を言わない。 しかも、選挙に、選挙に国...全文を見る | ||
○福島みずほ君 でも、これ内閣総理大臣官邸という封筒を使っているわけですから、その秘書官の上司は内閣総理大臣秘書官あるいは内閣総理大臣ということになりませんか。 | ||
○福島みずほ君 じゃ、上司は誰ですか。 | ||
○福島みずほ君 官邸の中に部屋があって、官邸の封筒を使ってやっているわけで、それについてこんなでたらめ、選挙のときに行くとかそういうでたらめが許されていたということが本当に問題です。 安倍昭恵さんが、というか内閣総理大臣夫人付きというところがどのような陳情をさばいてきたか、ど...全文を見る | ||
○福島みずほ君 陳情に対する記録が残っていないという説明を私は受けたんですが、そんなのあり得ないですよ。本当にそんなのあり得ないですよ。だって、役所の側はちゃんと記録を残す、メモを残す、国会議員との陳情やいろんな要請のときも全部記録を残す、それは情報公開の対象になるということにな...全文を見る | ||
○福島みずほ君 でも、首相官邸の中に部屋を構えて、国家公務員が秘書官で業務をさばいているわけですから、文書残さないと駄目でしょう。 | ||
○福島みずほ君 私の質問は、今回のファクスではなくて、ファクス以外の点の要請書や要望です。 これは、先ほど答弁されているように、内閣総理大臣の職務の補助として行っているわけでしょう。そうしたら、公権力の行使、公文書じゃないですか。だとしたら、だって、内閣総理大臣の補助を夫人が...全文を見る | ||
○福島みずほ君 とんでもないですよ。大きなことをやっていたり、内閣総理大臣夫人という権限を利用していろいろやっているじゃないですか。そして、これは内閣総理大臣の補助としてやっているということの説明でしょう。だとしたら、それ、公権力の行使じゃないですか。これが一切メモがない。 ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 何でこのファクスだけ残っているかも全く分かりません。 それから、公務だったら、公務だったら残さなくちゃいけないでしょう。だって、内閣総理大臣の補助をやっているということになって、内閣総理大臣官邸の封筒を使って仕事をしているわけですから、残さなかったら駄目でしょ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 これは私は満額回答ですし、そして、官房長官は私の質問に答えていらっしゃらないですよ。 関与しているじゃないですか。関与していますよ。関与しているじゃないですか。単なる名誉校長ではなくて、具体的にこの土地の有益費や売却に関して要望を受け、それを伝えたりやっている...全文を見る | ||
04月04日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず初めに、生活保護について一言お聞きをいたします。 これは大臣にお聞きしたいんですが、子どもの貧困対策議員連盟で、この厚生労働委員会でも質問しましたが、高校に行くのに世帯分離せずに生活保護が受けられると、同じように大学生に関して...全文を見る |
○福島みずほ君 子どもの貧困の議員連盟では、是非この点は改善してほしいと要望書を出す予定というふうに聞いております。是非この点は改善をしていただきたいと思います。 次に、国家公務員は、人事院規則においてLGBT差別、SOGI差別防止が盛り込まれています。セクシュアルオリエンテ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 LGBT差別解消法案は本当に日本で必要だと思います。是非、成立するように、私たちも頑張りますし、皆さんの御協力もよろしくお願いします。 次に、一九八七年四月一日、国鉄分割・民営化からちょうど三十周年がたちました。ちょうど三十年です。国家的不当労働行為と言われ、...全文を見る | ||
○福島みずほ君 いや、地方は惨たんたる有様だというふうに思います。 これは衆議院の予算委員会で麻生大臣が答弁しているんですが、JR九州の全売上高が、一日が、JR東日本品川駅の一日の売上高と同じである、JR四国は一日の売上げで田町駅と同じであると。つまり、分割・民営のときに、北...全文を見る | ||
○福島みずほ君 配付資料で配っておりますが、鉄道と高速道路の現状、分割・民営時点、ちょっと順番が逆で済みませんが、黒が鉄道で赤が高速道路です。北海道など、細かく鉄道が走っていたのがもうなくなってしまっていっている。何か毛細血管がもう本当になくなっていっているという現状がこれではっ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 国は支援をしているんですが、正直、焼け石に水だと思います。 北海道で台風に遭った地域を見てきました。もう廃線になると。つまり、もう鉄道を復興できないので廃線にすると。先ほど地図を見ていただきましたが、いかにこの三十年間の間に鉄道がなくなっていっているかというの...全文を見る | ||
○福島みずほ君 重要性は認識しているということなんですが、北海道って未来の四国や九州になってしまうのではないかと思っているんですね。ですから、まあ九州はもちろん頑張っていますが、どんどん鉄道がなくなっていくと、これが未来にとっていいわけがありません。 これ、地方創生という観点...全文を見る | ||
○福島みずほ君 私の故郷の宮崎についても言及していただいて有り難いんですが、ただ、この鉄道と高速道路、現状と分割・民営時点、この三十年間の間に鉄道がいかになくなってきたのか、ローカル線がなくなってきたのかというのがとても分かると思います。 これは現時点ですから、もうちょっとた...全文を見る | ||
○福島みずほ君 今、上下の分離の方式の話がありました。スウェーデンなども、民営化の後、上下分離方式でしっかり確保するということもあるようです。日本でももっと、みなし上下分離でも、あるいはある程度分離して、ある程度国が責任を持ってやる、あるいは固定資産税などについてもある程度国がそ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 結局、一元的のをやめるといって分割した結果、成り立たない。基金があっても運用益は出ませんし、鉄道を維持できない状況がもうはっきりしていると思います。地方創生というのであれば、病院、学校、そして鉄道、これがちゃんとあるような地域にしていくように抜本的に見直すべきだと...全文を見る | ||
04月05日 | 第193回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 食べ物の安全についてずっと質問してきたので、今日は種子法の改正案について質問をまずいたします。 種子法は、例えば八条に、「都道府県は、当該都道府県に普及すべき主要農作物の優良な品種を決定するため必要な試験を行わなければならない。」...全文を見る |
○福島みずほ君 法律を一本丸ごと廃止をしてしまうと、それの代替措置が別の法律の大臣告示改正で事足りるというのは、法令の立て付けからいっても極めて乱暴ではないかと思います。 地域に適した優良な品種を奨励品種に指定し、国からのバックアップも受けながら生産性向上を図るという種子法の...全文を見る | ||
○福島みずほ君 これは、だから、きちっと税金が付くように努力をするとか、各都道府県において自主的かつ任意に奨励品種の指定がなされるというふうに、弱くなっちゃうんですね。種子法があったから、国、都道府県が責任を持つ、財政上の措置の担保法がなくなってしまうということになるわけです。 ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ケース・バイ・ケースなんですね。契約の中身はそれによって変わると。 そして、種子における特許など知的財産権に関する国際取決めは、植物の新品種の保護に関する国際条約、UPOV条約がありますが、それの十条では、育成者は育成者権を最初に出願する当局が属する締約国を自...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ケース・バイ・ケースで民間がパテントを取る可能性もあると。種子法の廃止によって、国、都道府県の責任がもう本当になくなってしまう、これは極めて問題だと思います。 次に、消費者から見た原発問題という質問をいたします。 電源三法交付金が始まった一九七四年から今日...全文を見る | ||
○福島みずほ君 しかし、電源三法交付金はほとんど原発に使われているんじゃないでしょうか。 じゃ、その総額を教えてください。 | ||
○福島みずほ君 電源三法の交付金は大体十七兆円と言われています。 では次に、東京電力福島第一原発事故に伴う事故対応費用は幾らか、賠償金と除染費用は合計で幾らか、そして廃炉費用は幾らと見積もっているか、教えてください。 | ||
○福島みずほ君 二十一・五兆円ですね、安く見積もっても。つまり、消費者の立場から見て、原発は本当に公平な、安価な、安全な電力なのだろうか。電源交付金始めこういう形で手厚く保護をすることが消費者の立場から妥当なんだろうか。 例えば、廃炉費用を託送料に上乗せする形で新電力会社の利...全文を見る | ||
○福島みずほ君 廃炉費用は根本的にその民間会社が負担すべきであり、また、今からその廃炉費用を新電力まで上乗せすることは予想外のことであり、間違っているというふうに思います。 それでは、原賠法、原子力損害の賠償に関する法律十六条で、三条の規定で原子力事業者が損害を賠償するために...全文を見る | ||
○福島みずほ君 終わります。ありがとうございます。 | ||
04月06日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず初めに、これは質問通告をしていないのですが、命の問題なので厚生労働大臣の見解をお聞きをしたいというふうに思います。今村復興大臣の発言についてです。記者会見で、いや、私も避難者の人たちとずっとこの間、行政交渉してきたこともあり、この...全文を見る |
○福島みずほ君 記者に対する暴言は、出ていきなさいとか、それは撤回したんですが、根本の元々についての撤回、謝罪はないんじゃないでしょうか。全国で本当に涙ながらに避難し、小さい子供抱えて困難な生活送っている人が本当に十万人以上いらっしゃるわけです。それに対して、帰る人もいるよ、でも...全文を見る | ||
○福島みずほ君 これは初めの一歩なので、これはこれでいいかもしれないんですが、長期的な視点で見たら、莫大なお金を製薬会社からもらって基礎研究に充てるということそのものをやめていく道筋を是非考えるべきだというふうに思っております。 今日、質問、足立理事からもありましたが、国立大...全文を見る | ||
○福島みずほ君 でも、せめてやっぱりその割合を減らしていくとか、そういうことは必要だと思います。資金調達は大学の必要な仕事かもしれませんが、それも凸凹があったり、なかなかもらえない、あるいは、一般的にお金をもらうならいいんですが、関係のある製薬会社からそれの基礎研究として受けると...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ディオバン事件でも、これ、十億円お金を出していたわけで、やっぱり巨額なお金を動かしてデータ改ざんなど本当にあってはならないというふうに思っています。将来、今答弁でもありましたが、私は、製薬会社からの巨額の奨学寄附金を受ける臨床研究が減っていくように、むしろインディ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 第三条第二項第三号でモニタリング、監査の実施の義務付けがあります。 モニタリング、監査というのは全部やるんですか。 〔理事島村大君退席、委員長着席〕 | ||
○福島みずほ君 全部やるのは難しいのかもしれませんが、今のだと、ちょっとピックアップして監査、モニタリングするというイメージでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 済みません、リスクが高い低いというのを説明してくださいますか。 | ||
○福島みずほ君 利益相反に関する基準については、認定臨床研究審査委員会の中で各実施計画ごとに決めて取り組んでいくということなのですが、そのことが合理的にされているかどうかというのは情報公開などされるんでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 今までこの委員会で質問してきて、なかなか情報公開がされなかったとかいうことを経験しております。その認定臨床研究審査委員会の中できちっと利益相反に関することが守られているか。誰が審査委員で、どうやっているかという情報公開はきちっとされるのか。モニタリング監査について...全文を見る | ||
○福島みずほ君 モニタリング監査を行う者の第三者性が担保されているかどうかについての情報公開もしていただけるということでよろしいですか。 | ||
○福島みずほ君 モニタリングなどについても、誰がどうやっていて、どうされているか、これは、客観的な担保が情報公開されて、私たちもチェックできることが必要だと思いますので、是非よろしくお願いします。 終わります。 | ||
04月11日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず初めに、優生保護法下における強制不妊手術についてお聞きをいたします。 塩崎大臣は昨年三月二十二日のこの当委員会で、御本人から厚生労働省に御要望があれば、職員が本人から御事情を聞くということで、厚労省としても適切にしっかりと対応...全文を見る |
○福島みずほ君 この優生保護法下における強制不妊手術は、やはり障害者に対する差別と偏見、優生思想が現れて、本人の同意なく不妊手術をずっと行ってきたということです。ですから、厚労省はこれは当時適法だった、私は人権侵害があったと思いますが、その見方は別としても、実態究明はこれは女性差...全文を見る | ||
○福島みずほ君 現にたくさんのケースが、強制不妊手術が同意なく行われたことは、厚労省の調査によっても結果によってもこれは明らかです。ですから、個別の問題もさることながら、私たちは、優生思想を克服しなければならない、障害のある人は子供を持つなと、あるいは子供を持たせないようにすると...全文を見る | ||
○福島みずほ君 それでは、新たに申し出た方たちのヒアリング等を含め、是非よろしくお願いいたします。 次に、精神科病院の公衆電話設置状況についてお聞きをいたします。 これはずっと組合の皆さんたちも取り組んでいるんですが、お手元に配付資料をお配りいたしました、大分進んではいる...全文を見る | ||
○福島みずほ君 法案についての質問に入ります。 このやまゆり園での事件が起きた後、たくさんの障害者の皆さんは、この事件は社会の差別と偏見、優生思想がもたらした問題であると、措置入院の問題ではないということを言ってきました。それがなぜ措置入院の話になるのか、それは理解ができませ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 薬物使用であれば、今公務員がそのことについて責任を持つとなっているので、通報するということも多いというふうにも聞いております。 それで、とりわけ薬物使用などの場合、これはあると思うんですが、代表者会議で、そこで例えば警察に情報を共有するかどうかということを各県...全文を見る | ||
○福島みずほ君 端的に答えてください。 例えば東京も、例えばですよ、東京の代表者会議でも、薬物使用については情報を共有するとしている。そして、Aという人が神奈川に引っ越した、住民票は移していないけれども引っ越したというふうにします。そして、神奈川も代表者会議で、やっぱり薬物使...全文を見る | ||
○福島みずほ君 いや、だから、端的に答えてくださいよ。 そのことは分かっています。私が聞いているのは、要するに、その代表者会議でグレーゾーン、グレーゾーンって何かと言われるけど、薬物使用などやそういうものに関しては情報を通知してもらうし、情報を通知するというふうに決めた、ルー...全文を見る | ||
○福島みずほ君 だから、私もそれレクで聞きまして、そのとおりなんですよ。 つまり、代表者会議が、まさに、例えば薬物使用などについて警察に通知するということを決めれば、通知するんですよ。だから、それはできるんですよ。できるというか、四十七都道府県が、これ県のあれですから、どうす...全文を見る | ||
○福島みずほ君 全くおかしいですよ。どこの医療等支援に本人抜きのものがありますか。本人がどういう医療を受けて、どういうところに住みたい、どういうふうにしたいということに関して本人抜きがどこにありますか。そんな医療なんてないですよ。本人に通知するところであって、措置入院で入院した後...全文を見る | ||
○福島みずほ君 でも、本人の同意は要件じゃないでしょう。 | ||
○福島みずほ君 措置入院って今八十日が平均だし、一週間とか短い人もいますよね。措置入院一旦したら、その退院の後の計画を自分抜きで勝手に決められてしまう。そして、薬物使用の場合だったら、それがどこに引っ越しても、自治体が、県が決めればですが、通知が警察に行く。町歩いていても、いや、...全文を見る | ||
○福島みずほ君 措置入院で退院する人って七千人ほどいるわけですよね。それぞれ各都道府県にもいるし、今、二百人というのがあって、交付税出しますとありましたが、この、じゃ保健師さんたちってちゃんと正規で雇われるんですか。どんな状況になるんですか。 | ||
○福島みずほ君 この基本計画で決められて、私は通院したくないし、そんな薬飲みたくないし、そんな医者のところに行きたくないと拒否することは可能なわけですよね。だったら、何のための基本計画かが分からない。 それから、この退院後支援計画の継続期間は、先ほど部長は半年ほどというふうに...全文を見る | ||
○福島みずほ君 措置入院解除における症状消退届において、症状が完全に消退しており、退院後支援計画が不要というような場合でも全ての措置入院者に対して例外なく退院後支援計画が作られる、これは本当におかしいんじゃないかと。 代表質問の中でも、この計画を作ることで退院が遅れるんじゃな...全文を見る | ||
○福島みずほ君 極めて問題、大きなお世話、監視だと思います。また質問続けさせてください。 終わります。 | ||
04月13日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は、お忙しい中、五人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。 まず、今朝、私自身はとても驚いたことがありまして、厚生労働省の方からポンチ絵の差し替えをしてほしいと。差し替えでなく追加にしてほしいというのが大体野党側の理事...全文を見る |
○福島みずほ君 それと、当事者、精神障害者の皆さんたちが、これ監視だ、保安処分だという意味というのは非常によく理解ができるんですね。 堀江部長が、あらかじめ精神障害者支援地域協議会において協議された対応方針に基づいて、措置権者である自治体から警察に対して情報提供が行われる場合...全文を見る | ||
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。 時間ですので、終わります。ありがとうございました。 | ||
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 私も、朝これを聞いて、理事懇談会で聞いて本当にびっくりしました。これ、削除するということを厚生労働省が言い出したことそのものが、この法案の欠陥を明らかにしたというふうに思います。 というのは、「相模原市の障害者支援施設の事件では、...全文を見る | ||
○福島みずほ君 条文にそのことは書いてないんですが、この中の、委員会の質疑の中で明らかになったことは、代表者会議には必ず警察はというか入るわけで、個別のケースの個別の協議会の中にも警察が入るということを認めているということじゃないですか。だから、私たちは、代表者会議にも個別にも入...全文を見る | ||
○福島みずほ君 原則として参加しないといったって、参加する場合もあることを認めているじゃないですか。兵庫方式は個別の協議会に警察入っているんですよ。これ、いいんですかと先ほど私は聞きました。いいんでしょう、だって入ることもあるわけだから。兵庫方式の全国展開化なんですよ。 この...全文を見る | ||
○福島みずほ君 問いに対して常に答えないというのはなぜなのかちょっとよく分からないんですが、私の質問は、両会議における課題や結論を相互に反映というのが削除、今回されましたけれども、でも、実際、相互に反映するんでしょうということなんです。 | ||
○福島みずほ君 というか、私は、ガイドライン作るというんだったら、そのガイドラインの中身をむしろ法案にきっちり入れるべきじゃないですか。よく分からない答弁を繰り返すよりもそっちの方がよっぽど親切ですよ。 それから、今日の今までの答弁ではっきりしたことは、代表者会議と協議会があ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 適切に処理されるものだと思うってどういうことですか。でも、個別協議会に警察は入って、Aという人がどこどこに住んで、その人は薬物使用だって分かっているんですよ。支援計画が終わって廃棄するんですか。しかも、廃棄したことを誰がどう確認するんですか。警察にその人が薬物使用...全文を見る | ||
○福島みずほ君 警察において適切に判断されるというんだったら消さないですよ。消さないですよ、悪いけれど。だって、また何か事件とか起きたら大変だという意識があるから、薬物使用の情報やそういうのは消さないですよ。警察において適切に判断するものと思われますだったら消さないですよ。 ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 本人にとって自分の個別ケースに警察が入るかどうかというのは、やっぱり大きいことだと思いますよ。そして、自殺とか言うけれども、被害とか薬物使用だって入るかもしれないじゃないですか。原則だ、例外だと言うけれども、そんなの全然当てにならないですよ。入る可能性があるという...全文を見る | ||
04月20日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 本来なら、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案が審議されるところですが、趣旨を、二度と同様の事件が発生しないよう以下のポイントにという部分などを削除するということから、今日は一般質疑になりました。 ただ、私...全文を見る |
○福島みずほ君 大臣の前向き答弁、本当にありがとうございます。 やはり、今は同性カップル、ゲイ、レズビアンのカップルでも里親に認めるという自治体が出てきたり、同性パートナー条例やそれを認める渋谷、宝塚、あるいは世田谷など、世田谷はもう五十人以上同性パートナーで登録しているとい...全文を見る | ||
○福島みずほ君 でも、同意なくしてというのは問題だと思うんですね。あらかじめ通知をするというふうなことですが、じゃ、冒頭からきちっと通知するんですか。そのことを医者はきちっと説明するんですか。 | ||
○福島みずほ君 これは停止はありますが、衆議院の内閣委員会でもありますが、削除要求ってできるんですか。つまり、これがなぜ問題かというと、生の例えば画像、健診でも全部の数値やエコーの検査や、全部がある認定事業者に集積していくわけですよね。極端に言うと、おぎゃあって生まれたとき、三か...全文を見る | ||
○福島みずほ君 これ、通知なんですよね。同意を取っていないんですよ。だったら、患者分からないですよ。はいというか、要するにノーと言わない限り通知だけで集積していく、特に、おぎゃあと生まれてから死ぬまでその人の情報が、生の情報が画像も含めて全部行くわけじゃないですか。そうしたら、認...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ただ、例えば埼玉県滑川町、五十四歳、向精神薬を使っている、例えばこの永田町でも、例えばてんかんだとか遺伝疾患とか、やっぱり病気って一番高度なプライバシーじゃないですか。だから、この法案ができることで、認定事業者に生の情報が全部集積されるという問題と、匿名加工といっ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 終わります。 | ||
04月25日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 端的にお聞きします。厚生労働省は、再発防止を捨てるんですか、捨てないんですか。 |
○福島みずほ君 再発防止に資するから、再発防止捨てないんでしょう。捨てないんだったら、なぜ解説の概要から再発防止落とすんですか。 | ||
○福島みずほ君 でたらめですよ。再発防止に資すると言って捨てないんだったら、なぜ取るんですか。インチキじゃないですか。 結局、この法案は再発防止のためのものなんですよ。再発防止のためにこれを作った。相模原、措置入院、再発防止、総理の頭の中のこの三点セットに、こびたのかそんたく...全文を見る | ||
○福島みずほ君 今日はいろんな委員からも出ていますが、安倍総理の一月二十日の参議院本会議、「精神保健福祉法を改正し、措置入院患者に対して退院後も支援を継続する仕組みを設けるなど、再発防止対策をしっかりと講じてまいります。」。まさに再発防止対策が前面に出ているじゃないですか。 ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 本人の同意も取らなくて、何で支援なんですか。これはもうこの委員会でも言ってきています。本人の同意がなくて、何の支援なんですか。しかも、措置入院者だけなぜ支援計画作るんですか。なぜ警察が入り込むような、個別ケースでも、そして代表者会議に入れるんですか。やっぱり再発防...全文を見る | ||
○福島みずほ君 いや、なぜ取ったかではないんです。取ったということは、本人と家族は必ず出席するということかという質問です。 | ||
○福島みずほ君 だったら、必要に応じてを取る必要なかったんじゃないですか。 | ||
○福島みずほ君 おかしいですよ。だって、本人と家族は参加しなくてもいいというか、例外的に参加しないんだったら、元々の必要に応じてでよかったんじゃないですか。実は、元々のポンチ絵の方が正直だったんですよ。だけど、文句言われたからまずいと思って消したというので、答弁とあれが変わらない...全文を見る | ||
○福島みずほ君 調査に当たっては、精神病院関係者だけでなく、当事者、弁護士など人権擁護的観点から知見を出せる人も入れるべきだと考えますが、いかがですか。 | ||
○福島みずほ君 当事者をしっかり中に入れるべきだというふうに思います。 隔離、身体拘束の継続実施日数はそれぞれ平均で何日間でしょうか。 | ||
○福島みずほ君 現状で把握していないということも問題ではないでしょうか。長谷川教授の調査では、身体拘束九十六日、隔離四十六日と極めて長期であるというふうになっております。なぜこのように長期なのか、人権侵害ではないかというふうに思います。是非、その隔離、身体拘束、今厚労省は平均何日...全文を見る | ||
○福島みずほ君 どういうふうに拘束するかという写真を見てやっぱり驚きました。日本の刑務所は革手錠を廃止したんですね。やっぱりすごく拘束することになるし、良くない。日本の刑務所は革手錠を廃止したんです。この身体拘束が平均して九十六日、やっぱり長いですよ。是非これらの改善をするべきだ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 でも、この診療報酬や点数から導かれるものもあると思います。是非しっかり検討していただきたいと思います。 重度かつ慢性に関する診断基準、これは資料と新聞を付けておりますが、厚労省は、第五期障害者福祉計画、二〇一八年から二〇二〇年度において重度かつ慢性に該当しない...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ただ、十一万人が重度かつ慢性というのはどうでしょうか。この基準作成は厚労省の補助研究事業研究班が作成しておりますが、この研究班やあり方検討会に精神科病院の業界団体である日本精神科病院協会幹部がメンバーとして入っております。十一万人が地域移行をするのか、それとも引き...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ただ、この十一万人がまさに重度かつ慢性というこの診断基準はおかしいと思います。 資料として、配付資料八、九に付けております重度かつ慢性を診断する際の基準となっているBPRS、簡易精神症状評価尺度は、その第一項目、精神症状の評価基準として十八項目における点数、な...全文を見る | ||
○福島みずほ君 でも、重度かつ慢性が十一万人、六割以上がそうだとなると、地域移行の歯止めになっちゃうじゃないですか。イタリアとかは御存じ、入院をしないようにするとか、大臣はいろんなことに明るい方ですから、もっと精神障害者の問題を地域へというのはよく御存じだと思います。その意味で、...全文を見る | ||
○福島みずほ君 警察は何の支援なんですか。警察って防犯なんじゃないですか。警察って、別に精神保健福祉士じゃないわけだから、防犯でしょう。警察、何のために入るの。支援ということは分からないですよ。そして、今のだと、本人の意向を聞き、関係者の同意がなければ、本人が嫌だと言ったら入らな...全文を見る | ||
○福島みずほ君 もう時間ですが、今の答弁では分からないんですよ。本人がノーと言えば入れないという答弁でもないじゃないですか。いろんな人の関係者の意見、本人の意向を聞きながらみんなの同意を聞くというんであれば、本人が嫌だと言ったときには入れないのかというのはよく分からないですよ。そ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 はい。 厚生労働省は再発防止を捨てないんでしょう。再発防止に資するというのを言うんであれば、この概要説明からこれを切るのは間違いだと思っています。 法案と説明が合致しない、この法案は取り下げるべきだということを改めて申し上げ、質問を終わります。 | ||
05月09日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 本人不在のままの法案ではないかと思っておりまして、まず冒頭、そのことをお聞きをいたします。 医療法第一条四の二項は、医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療の担い手は、医療を提供するに当たり、適切な説明を行い、医療を受ける者の理...全文を見る |
○福島みずほ君 長いので結構です。 日本医師会の方の同意が必要だというのは明確に反しますよね、明確に反しますよね。だって、本人同意がなくて何で勝手に支援計画作れるんですか。本人の同意がなくて支援計画が有効なんてあり得ないですよ。本人の同意がなくて何で支援計画が作れる、本人が同...全文を見る | ||
○福島みずほ君 この委員会の審議の中で、代表者の協議会と個別ケース協議会で情報がどのように分担されるのか、あるいは誰が入るのか、きちっと法案上明確に示していないじゃないですか。これ、欠陥法案ですよ。 先ほど、第八章の中の五十一条の十一の二の例えば六は両方入るとかいう説明を聞い...全文を見る | ||
○福島みずほ君 本人が個別ケースにおいて警察に入ってほしくないと言ったところで警察入るんでしょう。 | ||
○福島みずほ君 混ぜっ返すようですが、本人が要らないって言ったら入らないんであれば、再発防止に資するっていう説明はどうなるんですか。 | ||
○福島みずほ君 問いと全然一致していない答えなんですね。 私はこれ、代表者会議それから個別ケースにおいて警察が入っているということは、やっぱり極めて問題だと思います。たくさんの、本人やいろんな方たちに聞いて、やっぱり警察に監視される、警察に情報が行っている、自分が引っ越しても...全文を見る | ||
○福島みずほ君 そんな立法事実はあるのかという意見も今ありましたが、そのとおりだと思います。 総理は、再発防止、再発防止、再発防止、三回は言わなかったけれど、再発防止って言ったわけですよね。つまり、これが再発防止のためなんですよ。再発防止という言葉は何か。これは刑事事件の再発...全文を見る | ||
○福島みずほ君 患者当事者の代表については是非当事者団体からの推薦を受けるべきですし、弁護士についても日弁連の精神保健担当からの推薦を受けるべきだと考えますが、いかがですか。 | ||
○福島みずほ君 時間ですので終わりますが、再発防止を削ったことで、何というか、より何か訳が分からなくなってしまった。つまり、再発防止と総理が言ったこととどう整合性があるのか、再発防止のために組み立てられたこの法案が厚労省の説明と合わなくなってきているという点は、本当にめちゃくちゃ...全文を見る | ||
05月11日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 本案に先立って二つちょっとお聞きをしたいと思います。 一つは、事実婚カップルへの不妊治療支援の問題です。四月二十日の当委員会で事実婚カップルに対しても不妊治療費の助成を行うべきではないかと質問したところ、塩崎大臣は、閣僚クラスにヨ...全文を見る |
○福島みずほ君 本当に前向きの答弁、ありがとうございます。 是非これが一日も早く実現するように、産婦人科学会も事実婚に関して不妊の治療をやるんだというふうにもう変わっておりますし、是非よろしくお願いいたします。 次に、子宮頸がんワクチンについて一言お聞きをいたします。子宮...全文を見る | ||
○福島みずほ君 重篤の件数も出ていて、副作用の被害者が現在、東京、名古屋、大阪、福岡の四つの地方裁判所において裁判を行っています。十日、昨日は東京地裁で第三回期日が開かれました。 被害者、重篤の方もたくさん出ています。今、子宮頸がんワクチンについて、接種希望者の接種機会は確保...全文を見る | ||
○福島みずほ君 厚労省がやった疫学調査においても、明らかに接種した人たちで高い割合を示しております。是非これは検討して、中止をしていただきたいということを強く申し上げます。 本案について質問をいたします。 相模原事件の検証・再発防止策検討チームのことなんですが、これは再発...全文を見る | ||
○福島みずほ君 しかし、この委員会の中で議論になっているように、協議会、この条文は私は欠陥があると思いますが、代表者会議と個別ケース協議会を分けずにぐちゃぐちゃに書いてあるのでどれがどれだかよく分からないという、仕分も十分できていないので欠陥法案だと思いますが、しかし、この代表者...全文を見る | ||
○福島みずほ君 いや、この条文にはないんですよ。それから、初めの説明にもなかったんですよ。同意は不可欠、必須要件ではないんですよ。この法案そのものが再発防止、括弧、医療等の支援ということに重きを置いて、それに基づいて組み立てられている。その本人、患者というかその本人は主体ではなく...全文を見る | ||
○福島みずほ君 るる聞いておりましたが、最後の把握しておりませんというのでちょっとがっくりと、こうなったんですが、やはりこれ、こういうのはきちっと把握をすべきではないですか。把握していませんと、そこで終わるとですね。 それで、以前この委員会で配付した資料で、長谷川利夫杏林大学...全文を見る | ||
○福島みずほ君 是非見てください。 この拘束具の使用の人が十年間で二倍以上になっている。むしろ少しずつ減っていくべきじゃないですか。それは規約人権委員会などからも指摘されているので、強制入院は問題ではないか、あるいは身体の拘束が余りにどんどん増えているのは問題ではないかという...全文を見る | ||
○福島みずほ君 優生思想や精神障害者に対する差別、生きづらいことをどう克服するかがテーマであるというのは大臣と共有ができたと思います。 ただ、この法案の問題点は、措置入院の問題に問題をすり替えちゃっているということだと思います。そして、この措置入院者に対して警察が入る。警察と...全文を見る | ||
○福島みずほ君 矛盾しているんじゃないかというのがほかの委員から今声が出ていますが、やっぱり分からないんですよ。 グレーゾーン症例って、例えばこれまた精神科医やいろんな人によっても定義が違うんですね。 違法薬物使用あるいは合法薬物使用、これは入りますか。 | ||
○福島みずほ君 いや、全く分からないですね。答弁聞けば聞くほど全く分からない。全く分からないです。本当に分からないです。こんな答弁で成立させたら駄目ですよ。 私はこう聞きました。違法薬物使用、合法薬物使用、いろいろありますね、これはグレーゾーン事例ですかと聞いたら、それには答...全文を見る | ||
○福島みずほ君 政府の中で調整して考えるということなわけですよね。 それから、相模原事件は、本人が大麻の使用歴があって、しかしそれが共有されていなかったというのがこの検討チームの中で共有されているんですよ。つまり、薬物の使用などは全部、代表者会議でも、それは合法薬物も含めて共...全文を見る | ||
05月15日 | 第193回国会 参議院 決算委員会 第8号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、共謀罪についてお聞きをいたします。 五月五日の朝日新聞に、ニコス・パッサス教授が発言をされています。お手元の配付資料がありますが、条約は対テロ目的ではないというものです。このパッサス教授は、立法ガイド、国連でのこの条約の立法...全文を見る |
○福島みずほ君 パッサス教授がテロ対策ではないと言っているので、政府がテロ等準備罪と言っているのはうそではないかということです。 | ||
○福島みずほ君 時間が限られておりますので、コンパクトで、自分の言葉で語っていただきたいと思います。 テロ等準備罪という犯罪はないんですよ。しかも、立法ガイドを作っている人ですよ。立法ガイド、私は読みました。この人がテロ対策ではないと言っているのをテロ等準備罪というのはうそで...全文を見る | ||
○福島みずほ君 今、法務大臣が読み上げた五条がまさにそうで、「犯罪行為の未遂又は既遂に係る犯罪とは別個の犯罪とする。」となって、オバートアクトの推進行為がまさに予備罪で可能かどうか、それは定義できないとかつて答えているんですよ。だとしたら、予備罪で可能だと思います。五条には、当該...全文を見る | ||
○福島みずほ君 かつて自民党が、二〇〇六年、百二十八まで絞ったと。にもかかわらず、今回なぜ二百七十七、数え方によって三百十七なんですか。組織的威力業務妨害罪の共謀罪など、とりわけ認めることはできません。 共謀の段階で、予備行為もありますが、共謀で処罰する。つまり、冗談で言った...全文を見る | ||
○福島みずほ君 捜査の方法が変わるんですよ。刑法は、初めに行為ありき、犯罪が発生し、法益侵害が発生して、殺人であれ強盗であれ、窃盗だってやるんですよ。でも、共謀罪は、まだ何も起きていないんですよ。法益侵害が起きていない、その段階で処罰をするので、結局、どうしようとしていたのかって...全文を見る | ||
○福島みずほ君 全く納得できないですよ。今、自首と言ったけれども、そうなんですよ。共謀罪はもう既遂になります。唯一共謀罪から救われる方法は自首です。その人間だけ必要的減免が行われるんですよ。だったら、垂れ込みあるいはスパイとして入って、あの人たちはあんなことを話していましたみたい...全文を見る | ||
○福島みずほ君 だって、大臣は、裁判所がちゃんとチェックするから共謀罪でおかしなことが起きないと答弁しているじゃないですか。だからお聞きしているんです。 却下率、どれぐらいですか。というか、どれぐらいだと思いますか。だって、法務大臣でしょう。この共謀罪が仮に成立したら、これで...全文を見る | ||
○福島みずほ君 幾らなんですか。どれぐらいだと思いますか。 | ||
○福島みずほ君 これ、有名な数字ですよ。逮捕だって、これ、〇・〇二%なんですよ。一万件で二件しか却下されないんですよ。残念ながら、捜索令状も逮捕令状も自動販売機のように出てきて、ほとんど、ほとんど、〇・〇二%しか却下されないんです。だから、そのことも知って発言されているのかなと思...全文を見る | ||
○福島みずほ君 これ、五月十二日に、枝野幸男さんが衆議院の法務委員会で質問しているんです。だって、大臣そこにいたわけでしょう。これすごく重要な議論ですよ。 組織犯罪集団というか、それに属している人と、それを知らない人とが共謀したら共謀罪が成立するか。実は林局長の答弁が、罪が成...全文を見る | ||
○福島みずほ君 それは盛山副大臣の答弁と全く矛盾しています。そして、組織犯罪集団の定義に、別に過去に違法行為をやっていたとかそういう定義は一切ないですよ。一切ないんですよ。一変すれば組織犯罪集団になると。組織犯罪集団が共謀したかどうかということで嫌疑が掛かれば、それはもう一般人じ...全文を見る | ||
05月16日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 私は、この委員会で四月二十五日、利益相反行為について質問をいたしました。重度かつ慢性ということについてで、この件で、この基準作成は厚労省の補助研究事業研究班が作成しておりますが、この研究班やあり方検討会に精神科病院の業界団体である日本...全文を見る |
○福島みずほ君 いや、全く理解できません。 平成二十七年三月三十一日付けの同一人物のが、違う報告書が出ているんですよ。同じ人じゃないですか。しかも、差し替えというのも変な話で、実際この利益相反行為はないという前提で、ないという前提で審議をしていたわけでしょう。それが、利益相反...全文を見る | ||
○福島みずほ君 しかし、私が四月二十五日で質問した時点で問題ないと言っているわけじゃないですか。しかも、私がもらった五月十一日付けでは、全部該当なしでもらっているんですよ。 何で二種類が出たのか。これは公益社団法人日本精神科病院協会会長の印鑑というのも押してあるわけですよね。...全文を見る | ||
○福島みずほ君 確認で、五月八日の日にこの差し替えの新しいものが来たんですか。でも、その何で日付が平成二十七年三月三十一日なんですか。両方あって差し替えたと、差し替えたというか、今年の日付で、平成二十九年五月何日にこの新しいのがあったとやるべきじゃないですか。 | ||
○福島みずほ君 おかしいですよ。二年間この該当なしというので、この人はこれで通用して、みんなもそう思っていたわけでしょう。それが、二年たって差し替えてほしい、間違っていましたといって日付だけ変えると。 しかも、今回、なぜか分からないけれども、私の方に古い方が来たので二通あると...全文を見る | ||
○福島みずほ君 間違った報告書に基づいて間違った判断を厚生労働省がやって、間違って二年間やってきたわけでしょう。それが今差し替えてよかったですということにはならないですよ。 しかも、何でこういうことが起きたのかという本人の言い分も含めてきちっと厚生労働委員会で聞く必要があると...全文を見る | ||
○福島みずほ君 いや、本当にいろんな意味で心配になってしまいます。 それで、本案についてなんですが、やはりこの警察が入るという問題の五十一条の十一の二に関してです。この六項、代表者会議と個別ケース協議会の両方入っているわけですが、協議会は、第二項に規定する事務を行うため必要が...全文を見る | ||
○福島みずほ君 条文にはそうなっていないじゃないですか。条文は、必要な情報を求めることができると書いてあるんですよ。 そして、この二項についても、事務について必要があるとあれば、厚労省はこの間、この法案について再発防止に資すると言っているじゃないですか。そして、自傷、他傷、そ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 自傷と言いますが、他害行為、他傷のおそれがある場合ってありますか。薬物依存はどうですか。 | ||
○福島みずほ君 もう一回確認しますが、例えば措置入院のときに薬物使用している、あるいは薬物依存であるという場合に入る場合もあり得るという答弁でよろしいですね。 | ||
○福島みずほ君 私は、警察が関与をすることには、やっぱり再発防止の手法ではなくて治療に専念すべきだ、まずそれが先でしょうと思うので、警察が関与することを望むわけではないんですが、今の答弁でも、症状によってじゃないですか。自傷も入るし、他害行為の可能性も入るし、薬物も入るということ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 私は、百歩譲ってこの条文の中に、条文というか、警察が入らない、そしてケースワーカーやいろんな人たちがみんなで応援するというのであれば、もっと評価は違うんですよ。でも、警察が情報を持ち得る、個別ケースについて警察が入ると。その本人にとっては、繰り返し言ってきましたが...全文を見る | ||
○福島みずほ君 自治体というか、これ、でも保健所から行くんじゃないですか。だって、住民票は変わっていないから、それを、引っ越したということを知り得るのは保健所しかないですよね。 じゃ、もし自治体から自治体に行くとしたら、自治体の誰に行くんですか。それから、それは代表者会議にも...全文を見る | ||
○福島みずほ君 そして、そこからその上の代表者会議にも連絡が行く、協議会にも連絡が行くということでよろしいですね。 | ||
○福島みずほ君 ケースについてはやらないかもしれないけれど、私は、代表者会議は少なくとも、措置入院して退院した人はこの町には何人、薬物使用した人は何人、このケースで問題になった人は何人、誰かではなくても、この自治体にどれぐらいどんな人がいるかという、匿名でもいいですが、数を把握し...全文を見る | ||
○福島みずほ君 しかし、でもそこでは、こういう人が来て、じゃ、逆にまた言うけれど、私が警察だったら、この町の措置入院して退院した薬物使用の人間、その情報欲しいと思いますよ。再発防止ということを言われるんだったら、情報欲しいと思って、さっきの質問にもつながるんですが、やっぱり情報を...全文を見る | ||
○福島みずほ君 私は、希望の会(自由・社民)を代表して、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論を行います。 反対の最大の理由は、本法案が、措置入院者に対する退院後の支援という名の下に、実際には監視を強化し、差別を助長するもので...全文を見る | ||
05月18日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 本年四月一日をもって、要支援一、二の地域支援事業への移行が完了しました。全国千五百七十九の保険者が新しい地域支援事業を行っております。その移行プロセスも含め、厚労省の検証と総括を教えてください。 |
○福島みずほ君 先ほども石橋委員からありましたけれども、好事例というか、早く取り組んだ自治体というのは早く取り組めた自治体、だから、むしろ、千五百七十九の自治体で、本当にどうかしっかり聞き取り調査も含めてやる必要があるというふうに思います。 お手元に資料をお配りしています。新...全文を見る | ||
○福島みずほ君 結局、単価が安くなっているので、要支援一、二の通所と訪問をやれなくなっているんですよ、とりわけ新たに、という問題があります。しっかり聞き取り調査も含めて、どういう状況か、やっていただくことをお願いしたいんですが、いかがですか。 | ||
○福島みずほ君 しっかりお願いします。 ところで、要介護一、二についても生活支援、介護保険給付から外すという議論が審議会の中であり、冗談じゃないと、この委員会の中でも質問をしてきました。 それで、介護保険制度の見直しに関する意見が去年十二月九日出ておりますけれども、この要...全文を見る | ||
○福島みずほ君 介護報酬を下げたり基準を緩和すれば、要介護一、二についても困難が生ずるし、利用ができなくなる、これは是非、厚労省はイニシアチブで改悪をしないように心からお願いいたします。 次に、配付した資料で、東京商工リサーチの二〇一六年、老人福祉・介護事業の倒産状況です。倒...全文を見る | ||
○福島みずほ君 でも、良心的にやっていたり、割と小ぢんまりというか、NGO的にやっていたりするところが倒産していると。冒頭、要支援一、二の通所と訪問サービスのこれが単価が安くなっているという、だから、とてもやれなくなって撤退していく、もうやれないということと併せていくと、地域での...全文を見る | ||
○福島みずほ君 おっしゃるとおり、みんなは利用抑制をするわけだから、数が余り変わらないとか、今の御説明もやっぱり納得がいきません。 複数の自治体からもらったとおっしゃいましたけれど、複数の自治体って何件ですか。 | ||
○福島みずほ君 駄目ですよね。だって、三つの自治体、恐らく、ちょっと突っ込んで悪いけれども、いいところでしょう。三つのところなんて、そこで顕著な差が見られないから、一割と二割で、二割負担して大した影響ないと言われたって納得いかないですよ。厚労省が大好きな和光市や、いろんな先進事例...全文を見る | ||
○福島みずほ君 私の質問の趣旨は、その三百四十万とか、これは全部書いていないんですよ。政令なんですよ。とすると、将来これ下がるんじゃないですか、可能性ありますか。 | ||
○福島みずほ君 いや、答えてくださいよ。条文上は金額書いていないから、政令ってなっているから、将来下がることもあるんですね。 | ||
○福島みずほ君 そして、これは何で三百四十なのか、あるいは、世帯でいけばなぜこの金額になるのかというのが分からないんですね。というのは、一般労働者、これは短時間労働者を省いていますが、一般労働者の平均賃金、賞与を入れると年間四百八十九万八千六百円です。パートとかを入れると、これは...全文を見る | ||
○福島みずほ君 現役世代に合わせるとは、現役世代の平均と言うけれども、はるかに低いんですよ。私は、物すごい高額所得者に関してはそれはあり得るかもしれないという思いは少しあります。でも、三百四十がこれで三割負担でやっていけるでしょうか。 とりわけ、夫婦世帯でこれは四百六十三万円...全文を見る | ||
○福島みずほ君 全く納得がいきません。保険料を四十歳から払い続けて、実際使おうと思ったら利用抑制を言われると。何か保険金詐欺みたいなものですよね。だから、保険あって介護なし、あるいは利用抑制を進める、あるいは三割負担は無理だと思います。またこれは継続して質問させてください。 ...全文を見る | ||
05月23日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は、四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。 まず、服部参考人にお聞きをいたします。 介護保険は黒字が続いているというのが、そうなんだというのが本当に思っていて、そして医療保険のまさに付け替えが行われているために...全文を見る |
○福島みずほ君 服部参考人にお聞きをします。 法律案には取り上げられていませんが、来年度の介護報酬の改定に向けて、ホームヘルプサービスの生活援助の人員基準の緩和を検討することが予定されています。介護保険のサービスにおいて、研修を受けたホームヘルパーによる生活援助は必要と考える...全文を見る | ||
○福島みずほ君 服部参考人にお聞きをします。 要支援一、二の通所と訪問サービスが介護保険給付から外れて、今は要介護一、二はまだ介護保険給付に入っておりますが、将来、生活援助について外れるんではないかという危惧を大変持っています。生活援助に関して、介護保険給付から外れてしまうと...全文を見る | ||
○福島みずほ君 三百四十万以上だと三割負担、夫婦世帯だと四百六十三万円で三割負担と。私自身は、二割がどうだったかという検証を厚生労働省がしないうちに三割の改正案を出すことが極めて問題だと思っています。しかも、夫婦で四百六十三万円が現役世帯と同じなんでしょうか。やっぱりいろんな医療...全文を見る | ||
○福島みずほ君 服部参考人にお聞きをいたします。 調整交付金、自治体に対する調整交付金なんですが、本法案においては要介護度の改善などを自治体間で競わせて、それを国が査定する要素も新たに加わると。つまり、コストカットを市町村に押し付けて、それを達成した自治体を優遇するという意味...全文を見る | ||
○福島みずほ君 要介護三以上でなければ原則として特養老人ホームに入れないとしたために、要介護一、二が本当に入れなくなっています。認知症の人たちなど、家族の皆さんたちも含め大変な状況だと聞きますが、この点についていかがでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 服部参考人にお聞きをします。 六十五歳以上の障害者の人たちが障害福祉サービスから介護保険に移行する、この数値をどうも厚労省は把握していないようですが、このことについての問題点について御指摘ください。 | ||
○福島みずほ君 ありがとうございます。終わります。 | ||
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 要支援一、二の通所と訪問サービスが介護保険給付から外れました。今回の法案には、要介護一、二の生活援助などを介護保険給付から切り離すということは見送られましたが、将来も、この要介護一、二の、介護保険給付から切り離して軽度だから地域移行と...全文を見る | ||
○福島みずほ君 いや、本当にやめてくださいね。要介護一、二を軽度といって切り離すことはやめていただきたい。 財政制度審議会財政制度分科会は、二〇一五年四月二十七日、要介護一、二の地域支援事業への移行を打ち出しました。それ以降、軽度者への生活援助の在り方が常に焦点化され続けてい...全文を見る | ||
○福島みずほ君 いや、私の欲しい答弁ではなかったんですね。 それから、高齢者に自立を促して頑張ってもらって良くなるというのは、もちろんそのとおりです。でも、残念ながら加齢というのは、年をどんどん取っていって、それは、例えば寝たきりだったのが車椅子になる、車椅子だったのが歩ける...全文を見る | ||
○福島みずほ君 いや、厚生労働省、ここは頑張ってください。この間、局長は、三つの自治体で調べたとおっしゃったじゃないですか、要支援一、二。三つだけじゃ駄目じゃないですか。ちっともどうなっているかの検証はされていないと思います。 今朝の午前中の参考人質疑の中で服部万里子参考人は...全文を見る | ||
○福島みずほ君 お手元に配付資料がありますが、一番目、要介護三以上が原則として特養老人ホームに入れるということになりました。これは厚労省からいただいたもので、調査回答施設数千四百三十四なんですが、要介護一が五十四、要介護二が百八十六と、ほとんどもう入れない状況です。 今朝のや...全文を見る | ||
○福島みずほ君 法律案には取り上げられていませんが、来年度の介護報酬の改定に向けて、ホームヘルプサービスの生活援助の人員基準の緩和を検討することが予定されています。午前中、このことについても参考人にお聞きをしました。介護保険のサービスにおいて、研修を受けたホームヘルパーによる生活...全文を見る | ||
○福島みずほ君 局長の答弁を聞いていて、とても不安になりました。 というのは、今の話だと、今朝の参考人質疑では、生活援助、これやっぱりちゃんと研修を受けたちゃんとしたホームヘルパーさんによる生活援助が必要だという話だったんですよ。でも、今の局長の答弁だと、いや、人材の確保が必...全文を見る | ||
○福島みずほ君 自立支援が大事だというのは間違っていないですか。必要な人に必要なものを供給するというのが必要で、冒頭も言いましたが、自立支援は大事だけれども、高齢者は残念ながら加齢していくわけで、一年一年、必ずしも自立自立自立と言われてもそれは難しいわけですよ。だから、それなりに...全文を見る | ||
○福島みずほ君 だとしたら、三割負担とかは論外だと思いますが。 次に、介護医療院の具体的な基準や報酬などについては、社会保障審議会介護給付費分科会が本年度末に取りまとめるとしています。このような具体的取りまとめの前に法案を成立させようとするのは拙速ではないでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 つまり、国会で、介護医療院、あるいは条文読んでもよく分からないんですよ、とすると、何か具体的なことは、いや、本年度末に取りまとめますとおっしゃるけれども、本当はこのやっぱり委員会でもっと具体的なことを、こういうふうにしますというふうにおっしゃるのが筋ではないでしょ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 じゃ、検討して、これやめてくださいね。 | ||
○福島みずほ君 局長、何かやめてくださる方向のような気がいたしますが、これやめるべきですよ。だって、要介護度の改善を競わせたら本当におかしくなる。コストカットを市町村に押し付けて、できなかった自治体を冷遇するなんてしちゃ駄目ですよ。頑張れ、頑張れ、頑張れなんて言ったって、それは無...全文を見る | ||
○福島みずほ君 最後の配付資料で、介護職員の非正規の人たちの時給って、八百九十円しか上がっていないんですね。これやっぱり上がっていないですよね、労働条件、本当に良くなっていない。訪問介護のヘルパーさんの時給、八百九十円しか上がっていない。正社員はまあまあなんですが、非正規雇用は駄...全文を見る | ||
○福島みずほ君 終わります。 | ||
05月24日 | 第193回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 国民生活センターの担保金についてまずお聞きをします。 概算要求時点では予算措置を求めていたにもかかわらず、金融機関からの借入金に変わったのはなぜでしょうか。 |
○福島みずほ君 長期借入れのための会計監査費用は幾ら掛かると思われますか。 〔委員長退席、理事古賀友一郎君着席〕 | ||
○福島みずほ君 これは、充実させようということで国民生活センターがここまで頑張ってもらうということであれば、金融機関からの借入金ではなくて、やっぱり予算措置による公的資金援助や基金設立による運営を考えるべきではないでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 是非これは、多分この特別委員会の皆さんたちは同意してくださると思いますが、やっぱり公的資金援助でしっかりやるべきだと思いますので、それは是非頑張ってください。 それから、かなり質問がダブってしまうのでちょっと割愛をいたしますが、先ほど大臣は、クラウドファンディ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 現在、特定適格消費者団体は全国に一つしかありません。これは、将来もこの体制で適正と考えるか、あるいは複数あることがより望ましいとお考えでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 是非よろしくお願いをいたします。 そして、ペット動物販売の消費者問題についてちょっと一言御質問をさせてください。 これは、犬猫殺処分ゼロを目指す議員連盟で、尾辻さんが会長で頑張っていただいておりまして、今、動物愛護法の改正法案で精力的にプロジェクトチームを...全文を見る | ||
○福島みずほ君 販売されたペット動物がすぐ病気にかかってしまったとか、様々な問題がPIO―NETの方に寄せられております。動物を繁殖させるブリーダー、流通、販売を行うペットショップなど、ペット動物に関係する業者があります。動物を健康な環境で産み育て、適正に育成し、さらに販売してい...全文を見る | ||
○福島みずほ君 じゃ、返されたペットは一体どうなるのかというふうにいつも思うのですが。 今、とりわけそのプロジェクトチームで議論しているのが、八週齢の問題と、ケージなどである程度適正な、ヨーロッパのようにどれぐらいのケージで飼うべきだということの提案をすべきではないかというふ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 これは、尾辻会長が頑張っていらして、超党派でやっております。 動物愛護センターに行ってもう殺処分の場所を見るのは嫌だとも思いますし、大量生産、大量流通、大量消費、大量殺処分というのではなく、まさに命なので、是非、飼い主との関係を良くするという形で消費者庁が身を...全文を見る | ||
05月25日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず冒頭、これは看過できないので一問だけ、労働基準監督官の業務委託、民間委託について質問させてください。 お手元に配付資料、新聞記事があります。政府の規制改革推進会議の作業部会は、五月八日、労働基準監督業務の一部を社会保険労務士な...全文を見る |
○福島みずほ君 ILO職員だった石橋さんもいらっしゃいますが、ILO八十一号条約は、監督職員は不当な外部圧力と無関係な公務員でなければならないとし、条約六条、必要な資格を考慮して採用し、訓練を施すべき、条約七条、と定めています。労働基準監督官は試験受かった人たちであり、それこそ増...全文を見る | ||
○福島みずほ君 私は、今回の介護保険の、社民党的には改悪法案なんですが、介護保険つくった厚労省が介護保険を壊す邪悪な心を持ってやっているとは思わないんですね。ただ、財政審の方から、やっぱり社会保障をカットせよカットせよというのが上から圧力としてやってくる。だから、今日お出まし願っ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 では、軽度者の定義を教えてください。 | ||
○福島みずほ君 そうだとすると、将来、要介護一、二を介護保険給付から外すとか、生活援助については引き下げるとか、そういう提案があり得るんですか。 | ||
○福島みずほ君 軽度者が要介護二以下と聞くと、やっぱり非常に心配になるわけです。軽度者のまさに生活援助サービス、この報酬を下げるとか切り捨てるということがまさに起きていくんではないかと思っております。というのは、実際その介護保険制度を使えなくなったら、介護保険料を払いながら、介護...全文を見る | ||
○福島みずほ君 日本のお財布を預かるわけですから、とても責任感を持っていらっしゃるのは理解しますし、共有します。ただ、お金のあるところから取ればいいじゃないですか。三百四十万年収の人は金持ちですか、現役並みですか。そして、要介護二も軽度者というのはやっぱり驚くべきというふうに思い...全文を見る | ||
○福島みずほ君 是非工程表の見直しをよろしくお願いします。というのは、社会保障が壊れればやっぱり生活できないんですよ、生活ができなくなってしまう。そして、介護保険制度がもう維持できなくなったり壊れたら、もう信頼回復できなくなってしまいますよ。どれだけたくさんの人が生活援助やいろん...全文を見る | ||
○福島みずほ君 社会保障制度をきちっとやっていくということについては共有できると思います。是非よろしくお願いいたします。 では、次に、六十五歳を迎える障害者の問題についてお聞きをいたします。 厚労省は、毎年、六十五歳に達した障害福祉サービス対象者が何人いて、そのうち何人が...全文を見る | ||
○福島みずほ君 把握しているわけではないというのをレクで聞いたので、またその詳細の、分かっている範囲の資料について教えていただきたいですし、しっかりと調査し、把握すべきだということを申し上げます。 きょうされん始め様々な障害者団体、たくさんの人たちの話を聞き、要望を受けてきま...全文を見る | ||
○福島みずほ君 障害のある方からは、六十五歳になったら介護保険に行けと言われる、実際裁判も起きているし、現場から本当に困っているとか大変だという声が上がっているわけです。現に裁判が起きているわけです。だとしたら、この通達は有効に機能していないんじゃないですか。 | ||
○福島みずほ君 障害者総合支援法七条に定められている介護保険優先原則により、各自治体において利用料の発生や支援の打切りといった事態が後を絶たない、年齢により障害のある人の生活の水準や質が大きく引き下がっていくと。この介護保険優先主義を見直す、あるいは廃止する必要があると考えますが...全文を見る | ||
○福島みずほ君 六十五歳の誕生日が何か非常に大変な日になるということがないように、私自身は是非見直しをしていただきたいと思います。 それで、お手元に資料をお配りしております。新聞記事ですが、軽度者向けサービスについてです。 厚生労働省の調査によれば、住民主体型の参入割合は...全文を見る | ||
○福島みずほ君 これは、厚労省の調査ではっきりしたわけですよね。小規模な自治体では人材確保が難しく機能しない。ですから、地域に移管するといっても、訪問介護で住民主体型参入、三・九%ですよ。できないということですよね。地域に移行したのはいいけど、できないということで、これから広がる...全文を見る | ||
○福島みずほ君 数人分の改善加算をたった一人の労働者の賃金にだけ反映させ、他の全ての労働者は賃上げゼロでも問題ないという仕組みになっていることでよろしいですか。 | ||
○福島みずほ君 済みません、だから駄目なんじゃないでしょうか。つまり、事業所に任せていて、一人の労働者の賃金に反映させて、あとは賃上げゼロでも問題ないというのでもオーケーなわけじゃないですか。だとしたら、平均点じゃないけれど、ほかの人は上がらないという状態が起きると。だから、この...全文を見る | ||
○福島みずほ君 職員は、丁寧に説明されても、自分の賃金ゼロじゃないですか。そんなこと説明されても仕方ないと思いますよ。 自民党からもおかしいという意見が出ている。つまり、事業所に任せてしまったら、みんなの賃金がちゃんとちゃんと一人ずつ上がらないんですよ。私たちは、多分これは与...全文を見る | ||
○福島みずほ君 全然駄目だと思います。そんなことやっていたら賃金上がらないじゃないですか、一人一人の働く人を応援するというふうにしないと。やっぱり、事業所に任せています、でも、私たちは現場に行くと、賃金が上がっていません、賃金が上がっていません、低賃金ですという話、山のように聞く...全文を見る | ||
○福島みずほ君 たくさん質問したいことがまだ残っておりますが、時間ですので、終わります。 | ||
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 希望の会(自由・社民)を代表し、地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論を行います。 第一に、今回の法案が、介護保険制度の根幹である介護の社会化や公的介護保障の充実を完全に破壊...全文を見る | ||
05月30日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず初めに、管理栄養士の問題、栄養士さんの問題についてお聞きします。 管理栄養士、栄養士の地域包括ケアシステムにおける役割についてお聞きします。 高齢化社会で自立した生活を維持していくためには、食が大切であり、地域における栄養...全文を見る |
○福島みずほ君 栄養士さんは法律上守秘義務規定がないことを理由に、地域ケアシステムでの医療、介護チームの情報連携の中で管理栄養士を含めるのはいかがかというふうに言われたことがあるやに聞いております。この排除は問題ではないか。そして、栄養士法に管理栄養士、栄養士の守秘義務をきちっと...全文を見る | ||
○福島みずほ君 次に、GPIFとクラスター爆弾についてお聞きをします。 日本は二〇〇八年十二月にクラスター爆弾禁止条約に署名をしました。GPIFがクラスター弾メーカーであるテキストロン社の株を二〇一六年三月末時点で百九十一万五千五百六十四株を保有し、これらを運用しております。...全文を見る | ||
○福島みずほ君 GPIF側はどうですか。 | ||
○福島みずほ君 非常に残念な答弁です。 先日、クラスター弾の廃絶を目指す国際的な非政府組織グループ、クラスター兵器連合の皆さんたちと意見交換をしました。GPIFとも意見交換したやに聞いております。ノルウェー政府年金基金においては、法律に基づいて倫理ガイドライン、エシカルガイド...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ノルウェー、スウェーデン、オランダ、カナダなどの年金基金は、クラスター爆弾関連企業を投資の対象から外しています。投資そのものも問題だと思いますが、クラスター爆弾に私たちの年金使うなと、こういうエシカルガイドラインというものは必要だと思います。 次に、アスベスト...全文を見る | ||
○福島みずほ君 たくさんの人がもう亡くなっているんですよ。生きている間にもうこの救済すべきじゃないですか。一審で断罪されて、みんな遺影持って裁判やっているんですよ。もう死んでいるんですよ。もうこれ一刻も早い救済をお願いをいたします。 次に、肝炎についてお聞きをします。 こ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ただ、この肝硬変、肝がんの非常に重い人たちに対する肝硬変、肝がん患者に係る医療費助成制度というのがもう少しきちっとやって支援をすべきだというので、これは衆参で請願が採択をされておりますので、一歩を厚労省で進めていただきたいと思います。 次に、JALの解雇問題に...全文を見る | ||
○福島みずほ君 労使で解決しないからこそ質問しているんですよ。労使で解決できるんだったら厚労省に頼まないですよ。これは、空の安全という観点からも、労働者の権利という観点からも、厚労省そして国土交通省、一肌脱いでくださいよ。しかも、ILOから言われているわけじゃないですか。 塩...全文を見る | ||
○福島みずほ君 国交省からたくさんJALに天下りしているじゃないですか。もう少し、というのは変かもしれませんが、ただ、全くの民間企業と言えるんでしょうか。やっぱりこれは、空の安全とか、極めて重要なことが関係している。これはやっぱりきちっと、人員不足、おかしいですよ。大量に整理解雇...全文を見る | ||
○福島みずほ君 JALの側の不当労働行為性なども認定されているわけです。空の安全の観点からも是非解決してくださるよう強くお願いして、質問を終わります。 | ||
06月01日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 私も、まず美容医療というか、今回のネット規制についてお聞きをいたします。 国民生活センターのPIO―NETに寄せられた美容医療サービスに関する相談件数は、二〇一二年が千八百七十六件、二〇一四年が二千六百二十四件、二〇一六年は二千四...全文を見る |
○福島みずほ君 厚生労働省はどう対応されてこられたのでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 これは、厚生労働省が身を乗り出して解決すると。その前に、消費者庁、消費者委員会の頑張りがあったということは、他の委員の御質問の中でも消費者特別委員会の中でも出てきました。是非成果を上げていただきたいと思います。 ところで、エステと美容医療はどこが違うのか。例え...全文を見る | ||
○福島みずほ君 今日は経済産業省にも来ていただきました。 消費者委員会は二〇一一年十二月二十一日にエステ・美容医療サービスに関する消費者問題についての建議を出して、無資格者によるエステとして、レーザー脱毛、アートメーク、まつげエクステンションなどを挙げられております。永久脱毛...全文を見る | ||
○福島みずほ君 今回の法案の準備のためにいろんな広告をたくさん見て、あるいは相談例を読んできました。ビフォー、アフターってあるのに、ビフォーは化粧をしていなくてアフターの方がすごくきれいに化粧をしていて、というか、それから、これ本当に、ビフォー、アフターは同一人物なんだろうか分か...全文を見る | ||
○福島みずほ君 次に、健康診断における医療情報の第三者提供についてお聞きをいたします。 これ、身近なところの健康診断もそうなんですが、ここの厚生労働委員会で自分の医療情報についてのプライバシーの問題についてずっと質問してきました。健康診断に当たる説明書きを集めてみました。配付...全文を見る | ||
○福島みずほ君 適切じゃないというので、今後どうするか考えていただくということです。でも、幾つか集めた中の健康診断で、一、利用目的、二、第三者提供、三、業務委託、四、受診者様の権利、五、同意についてとあって、同意のところで、万一上記の事項について同意をいただけない場合には、健康診...全文を見る | ||
○福島みずほ君 例えば、尿やいろんなものを例えば臨床検査の協会に委託するとか、そういうのはいいんですよ。そうじゃなくて、自分の情報を第三者に流す、あるいはそれが匿名加工される、健康診断の情報がどこか流れるかもしれないということに関する同意のところの問題です。 自分の情報を同意...全文を見る | ||
○福島みずほ君 利用者が分かりやすい以前に、不同意の場合に不利益を受けないということが不同意ができる権利じゃないですか。もし、同意しなければサービスの提供に影響がある、あるいは御相談くださいとややこしければ、不同意にならないですよ。だとしたら、同意と不同意を対等に扱ってくれという...全文を見る | ||
○福島みずほ君 是非検討をお願いします。 幾つか集めた中で、ばくっと不同意の場合にはサービスの提供に支障が出るというのが簡単に出てきていて、何についての不同意に、どの部分の何で、そして、というのが分からないんです。でも、医療情報はセンシティブ情報ですから、本人が不同意をした場...全文を見る | ||
○福島みずほ君 研究した後、また研究の結果を教えてください。 次に、助産師による異常時対応病院の確保についてお聞きをします。 本法案では、出張のみにより業務に従事する助産師に対して、妊婦の異常に対応する病院などをあらかじめ定めることを義務付けております。個人営業の助産師に...全文を見る | ||
○福島みずほ君 時間が来たので、最後の質問は意見として一言述べます。 獣医師の偏在なのか需要なのか、加計学園で国会は大揺れですが、医師の偏在、医師の不足について厚労省はどう考えているのか、これはもう時間がありませんので、また次の機会にでも聞かせてください。 というのは、地...全文を見る | ||
06月06日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、ゲノム医療におけるゲノム情報とプライバシーについてお聞きをいたします。 血液や尿などの検体の精度管理は必要ですが、同時に検体から得られる個人情報をいかに保護していくのかというのも今後の大きな課題です。とりわけ、ゲノム医療の進...全文を見る |
○福島みずほ君 今話していただいたように、普通のものとやっぱり全然違うわけですよね。ゲノム情報はどのような加工が行われた場合に匿名加工情報となり得るんでしょうか、具体的に教えてください。 | ||
○福島みずほ君 つまり、個人識別符号を全部削除することが必要ということは、名前だけではなくてゲノム情報全体が実は個人識別符号になるということで、そのゲノム情報を改変しない限りは外に出すことができないということでよろしいわけですね。 | ||
○福島みずほ君 つまり、非常にある意味、ある特別なというか、であればこの人だって特定されるから、それはないけれども、いろんなグラデュエーションがあって、そのゲノム情報の一部を改変するなりしてそれを外部に出すのは匿名加工情報になるということなわけですよね。 とすると、やっぱり匿...全文を見る | ||
○福島みずほ君 SNP変異四十か所未満、STR4が八、繰り返しまでなら個人識別符号とならないため、利活用や第三者提供が制限なく行われると事前にお聞きをしました。しかし、これが妥当かどうかも含め、しっかり厚労省でガイドラインを作るべきだというふうに思っております。 それで、政府...全文を見る | ||
○福島みずほ君 上記意見取りまとめにおいて、患者数が少ない疾患において、遺伝子検査について、費用を考慮した上で確保すべき質の水準を検討する必要があるとされていますが、厚労省としてはどのように考えていますか。 | ||
○福島みずほ君 同じく意見取りまとめでは、検査の質の確保の観点から、科学的根拠を評価するための新たな体制を日本医学会に構築してはどうかという意見が示されています。厚労省の受け止めはいかがでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 その評価体制に関しては、政府や製薬会社、医師団体の影響から独立した第三者機関が望ましいと考えますが、いかがでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 特定非営利活動法人日本臨床検査標準協議会は、二〇一二年三月、遺伝子関係検査に関する日本版ベストプラクティス・ガイドラインを策定しました。 本法案並びに今後の省令と同ガイドラインとの関係はどのようなものになるんでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 この同ガイドラインを見たときに、民間企業が実施している疾患リスク、アルコール摂取、肥満等の体質遺伝検査や個人識別等では、それらを監督指導する仕組みや外部精度管理がない、また技術の標準化の観点では、測定方法、測定機器、試薬、標準物質がいまだ整備されていない等の課題が...全文を見る | ||
○福島みずほ君 遺伝子検査が一部の富裕層に対して、科学的根拠の薄い将来の危険性を強調し、多額の費用を請求するようなケースに対して、政府はどう対応するのでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。ありがとうございます。 | ||
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず初めに、解雇の金銭解決についてお聞きをいたします。 先ほども石橋委員から質問がありました。裁判で解雇無効の判決勝ち取るのってやっぱり結構難しいわけですよね。解雇が無効だという判決を勝ち取ったとしても、職場復帰の判決を勝ち取った...全文を見る | ||
○福島みずほ君 いや、違うんですよ。解雇が無効だったら職場復帰させなくちゃいけないんですよ。解雇が無効だったら、解雇が駄目なわけですから職場復帰させなくちゃいけないんですよ。だけど、そこで金銭解決というのは、例えば労働者側に預貯金がないとか、本当に生活が困っているとか、何とかした...全文を見る | ||
○福島みずほ君 職場復帰が原則になるんですよ。でも、使用者側は職場復帰してほしくないと思うから、解雇無効の判決が出たら、それから実は弁護士的に言えば金銭解決も可能かどうかという話合いに入るわけですよ。それはある意味、取引というか、両方どうですかという交渉に入るわけですよね。だから...全文を見る | ||
○福島みずほ君 今日は文科省にも来ていただきました。学校現場で、まあ小学校はどうか分かりません、中学、中学でも研修を、仕事場に行きますから、中学、それから高校生はアルバイトもしますし、大学生もアルバイトをする。ですから、様々なところで、社会人教育もあります、文科省としてそのワーク...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ワークルール教育を推進するための体制づくりとして、国レベルでワークルール教育推進会議を、また都道府県及び市町村レベルでワークルール教育地域協議会を置き、ワークルール教育に関する重要事項の調査、審議や推進状況確認、課題検討、情報交換などを行うことが考えられるが、いか...全文を見る | ||
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。ワークルール教育法などを作り、根拠法を作り、文科省も厚労省も、厚労省は今ホームページなどでもすごい頑張っていただいているんですが、是非頑張っていただきたいと思います。 次に、国家戦略特区における地域限定保育士についてお聞きをいたします...全文を見る | ||
○福島みずほ君 国家試験を地域限定でやって、その後全国どこでもオーケーというのはおかしいと思います。 同じように、獣医学部について、大学の規制緩和についてお聞きをいたします。 大学で、つくるのに、特区って正しいんでしょうか。全国から来るし、全国に散らばる。これ、国家戦略特...全文を見る | ||
○福島みずほ君 地域の特区とかいうのにも本当に合わないと思います。 それで、今治市の今治市議会国家戦略特区特別委員会記録、平成二十八年九月二十六日にあるのは例えばこういうものです。私、今治で今治市の市の職員にも会いましたけれども、こういう記述があります。ただ、私ども、それで、...全文を見る | ||
○福島みずほ君 しかし、これ、九月二十六日で、特区は十一月九日じゃないですか。今治市の市議会の議事録ではっきりと、内閣府が三十年四月を目指して努力するという姿勢をこの分科会を通じて見せさせていただいております、それに向けて国の方は動いていくんだろうというふうに思っておりますという...全文を見る | ||
06月08日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 ずっと医務技監についてなんですが、私も、この医務技監が統理する分野の範囲というのは、厚生労働省内の組織に当てはめた場合、全部ということになるんでしょうか。どの範囲になるんでしょうか。 |
○福島みずほ君 事務次官級になるわけで、事務次官というとやはり官僚の、そこのトップ中のトップという形で思いますから、この医系技官を最高ポストに引き上げることによる厚労省の組織、人事管理の面でどのような効果が発生するというふうにお考えでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 事務次官とこの事務次官級の関係ってどうなるんですか。 | ||
○福島みずほ君 この医務技監の任期はないということでよろしいですね。 | ||
○福島みずほ君 ですから、これが吉と出るか凶と出るかなんていうとおかしいですが、いい面もとてもあるとは思うんですが、外部登用で例えばお医者さんがなるというのも、非常に斬新なことや外部の意見やいろいろ広範囲にということは期待ができると思うんですが、一方で厚労省内部との関係はどうなの...全文を見る | ||
○福島みずほ君 平成二十九年度厚生労働省機構・定員査定概要によると、平成二十九年度増減内訳の差引きが六十七人減となっております。 先ほどもちょっと質問がありましたけれども、このことで、先ほどは特に問題がないような答弁でしたけれども、その六十七人減で実際の減員のどこがというのを...全文を見る | ||
○福島みずほ君 だから大問題だと思っておりまして、労働基準監督官、この委員会の中でも何人かが民間委託など問題があるじゃないかという質問があって、私も質問いたしましたけれども、労働基準監督業務に専任する労働基準監督官含め、この労働分野についてもっと増やすべきではないでしょうか、いか...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ただ、安定局も減ということなので、厚生と労働省が合併をしたわけですが、労働マターにおける人員の確保を是非頑張っていただきたいと思います。 先ほど川合委員の方からも質問がありましたが、現行の職業安定局派遣・有期労働対策部が組織再編後は雇用環境・均等局均等待遇推進...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ただ、非正規雇用問題や有期雇用問題というのはどこでやるんですか。 | ||
○福島みずほ君 ただ、今までは職業安定局派遣・有期労働対策部とあったのが、今度は派遣労働や有期雇用については雇用環境・均等局の中でやるということで、しかも均等待遇推進課になるわけでしょう。それは、派遣労働や有期雇用は均等待遇だけではない、いろんな問題があるじゃないですか。やっぱり...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ただ、やっぱり男女共同参画という、例えば自治体なんかもそうなんですが、青少年と合併するとか、名称がなくなったりするというのが、やっぱり一つのシンボリックな意味を持つというふうに思うんですね。 今までだと派遣・有期労働対策部という名前があったのが、この名前は、じ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 いや、むしろ派遣や有期労働対策ってもっとばあんと、非正規雇用のメーンテーマというか、もっと特出しをしてやっていただきたいと思います。 雇用環境・均等局の中でやるとなると、いろんなテーマがあるので、非正規雇用、派遣、有期労働対策がやっぱりちょっと弱くなるんじゃな...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ちょっと名前がなくなることには私は非常に抵抗があって、派遣・有期労働対策部がなくなるということで弱まらないように、今後もこの委員会の中でもウオッチしていきたいと思います。 先ほどもありましたが、雇用均等・児童家庭局が雇用環境・均等局と子ども家庭局に再編されると...全文を見る | ||
○福島みずほ君 保健医療二〇三五についてお聞きをいたします。 保健医療二〇三五ですが、保健関連ODAを現行の二%から欧米並みの二〇%程度まで引き上げる旨の記載があります。財源的根拠とスケジュールについてどうお考えでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 終わります。 | ||
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、事実婚カップルに対する不妊治療支援についてお聞きをいたします。これ、実は三回目なので、三度目の正直で認められるといいという願望を込めて質問いたします。 事実婚カップルに対する、要するに不妊治療というのは産婦人科学会が認めてい...全文を見る | ||
○福島みずほ君 是非、これ現場に電話をすると、いろんな人が変わっていないと言われるので、是非大臣、指示出してください、どうですか。 | ||
○福島みずほ君 じゃ、前向きに検討する結果が早く出るように心待ちをしておりますので、よろしくお願いいたします。 じゃ、次に国家戦略特区についてお聞きをいたします。 前回、地域限定保育士さんの話を聞きました。神奈川なども数多いんですね。全国幾つかあるのは御存じのとおりです。...全文を見る | ||
○福島みずほ君 技能実習生の中におけるすさまじい労基法違反のケースは、労働基準監督署がまさに御存じのとおりです。 外国人に関して、農業で労働者派遣をやって本当に人権侵害や労働の悪化が起きないかということをとても思っております。農業従事者は、労働基準法四十一条の規定により、労働...全文を見る | ||
○福島みずほ君 私は、国家戦略特区だから内閣委員会でやっているわけですが、まさに地域限定保育士の問題の、それにおける株式会社などもその試験ができるという規制緩和や、こういう労働者派遣で農業を、しかも外国人をやるという規制緩和などは、やっぱり労働者派遣の問題なので、この厚生労働委員...全文を見る | ||
○福島みずほ君 いや、これは厚生労働省に頑張っていただきたいから言うわけです。 労働法制って何のためにあるか。やっぱり全国一律で、そしてそれが合理的だからこそ労働法制というのがあるわけです。特区で労働法制を、抜け道をつくる、規制緩和できるんだったら厚労省要らないじゃないですか...全文を見る | ||
○福島みずほ君 首相官邸に行くときは、一般の方は自分の名前を書き、あるいは誰を訪問するかということを言わないと、門番というか、通していただけないわけですよね。 これに関して、今治市の課長と課長補佐が誰に会ったかという記録は何でないんですか。記録を探したけれどもなかったんですか...全文を見る | ||
○福島みずほ君 会議室の使用についてはなかったということなんですが、じゃ会議室以外のところで誰か会っているんでしょうか。 というか、じゃ、そもそもお聞きしますが、官邸に入るときは名前を書き、誰に会いに行くかを言いますよね。それは記録としてみんな残っているんじゃないですか。 | ||
○福島みずほ君 会議簿の、会議室のことは聞いておりません。 じゃ、事実関係を確認させてください。この日に、というか、官邸に入るときには、名前を書き、誰に会いに行くかということを言わない限り駄目なので、その記録は、この平成二十七年四月二日、あるんですか、ないんですか。 | ||
○福島みずほ君 確認できないという意味が分かりません。あるんですか、ないんですか。 | ||
○福島みずほ君 正確に教えてください。調べたけれどもなかったんですか、それとも調べたけれども言えないんですか、どっちですか。 | ||
○福島みずほ君 その前後の記録というのはあるんですか。 | ||
○福島みずほ君 と思いますと言うから、はっきりしてください。 官邸に入るときには、名前を言って、誰に会うかとアポの先を言いますよね。これは速やかに全部破棄しているんですか。ほかのもないんですか。それとも、ここの部分だけないんですか。 | ||
○福島みずほ君 私は、会議を使ったかどうかを聞いているわけではないんです。そうじゃなくて、官邸に入るときにアポを取るときの記録はどうなっているかということを聞いているんです。 | ||
○福島みずほ君 いや、質問に答えてくださいよ。正確に答えてください。 官邸に入るときに、誰に会いに行くか書くじゃないですか。その名簿を確認したのかしないのか、あったのかなかったのか、答えてください。 | ||
○福島みずほ君 後日で結構ですので、もっと正確に教えてください。 面談記録がないにしても、官邸に入るときにスルーできないじゃないですか。誰に会いに行くかを言わない限りは入れてくれないですよ。それを調べたのか調べないのかだけ教えてください。 | ||
○福島みずほ君 確認しますということなので、教えてください。 不思議なんですよ、一時間半も官邸にいて、誰に会ったか分からないって。どういうことですか。この関係がある人たちに調査をしてくださったということはありますか。 | ||
○福島みずほ君 急遽官邸に来いと言われて、切符をキャンセルして、延期して、そして行っているんですよ。内閣府に行った後、官邸に行っている。一時間半も官邸にいるんですよ。その日は総理は一日中官邸にいる。しかも、同じ時間帯には、まさに、三時五分、河村建夫自民党衆議院議員、三時三十五分、...全文を見る | ||
○福島みずほ君 確認させていただきたいという、可能な限りということなので、また事務所の方に教えてください。 やっぱりきちっと、特区の持っている問題点が本当に出てきているというふうに思います。今後も国家戦略特区の中でいろんなものがねじ曲げられないように、とりわけ労働マターが、こ...全文を見る | ||
06月08日 | 第193回国会 参議院 法務委員会 第17号 議事録を見る | ○委員以外の議員(福島みずほ君) 希望の会(自由・社民)の福島みずほです。 本日は、この委員の皆さんたちの御厚意により、ここで委員外発言ができることを心から感謝をいたします。どうもありがとうございます。 貴重な機会ですから、早速質問に入ります。 共謀罪に関しては、十数...全文を見る |
○委員以外の議員(福島みずほ君) かつての自民党、これ、削除しているんですね。 それから、次に、かつての自民党の二〇〇六年の与党修正試案、思想及び良心の自由並びに結社の自由その他の日本国憲法の保障する国民の自由と権利を不当に制限するようなことがあってはならず、かつ、労働組合そ...全文を見る | ||
○委員以外の議員(福島みずほ君) 実行行為って、自民党の修正案にもかつてありましたよ。 そして、一般人に適用しないというのは違うじゃないですか。盛山副大臣は、一般人も嫌疑が掛けられた段階でそれは組織犯罪になるって言っていますよ。そして、参議院の本会議で、環境団体も人権団体も対...全文を見る | ||
○委員以外の議員(福島みずほ君) 全然違いますよ。 まず第一点に、条約を批准できないと言うが、六百以上あったのを二百七十七、あるいは、この数え方は三百十六ですが、したのは政府じゃないですか。幾らだって伸縮自在なんですよ。だったら、なぜこの犯罪なのか、その立証はないですよ。 ...全文を見る | ||
○委員以外の議員(福島みずほ君) 治安維持法は適法だったかと聞いたんです。そして、それはなぜか。治安維持法と共謀罪は団体に対する刑事処罰規定だというところで共通です。治安維持法は参加罪、この共謀罪は基本的には共謀が主眼です。でも、濫用されるんではないかという点で非常に危惧を持って...全文を見る | ||
○委員以外の議員(福島みずほ君) 大臣は、治安維持法は濫用されたという認識ですか。 | ||
○委員以外の議員(福島みずほ君) 問題が多かった。問題が多かったんですよ。国体の変革と私有財産の否定、この二つの目的を持つものに関して処罰をする参加罪でした。 国体の変革とは何ぞや。これが宗教団体やいろんなところにも波及していった。大本教は神殿が爆破をされて、起訴になります。...全文を見る | ||
○委員以外の議員(福島みずほ君) ただし、五条の中で、犯罪行為の未遂又は既遂に係る犯罪とは別個の犯罪とした上で、その準備行為を予備罪というふうに理解し、そのことは可能だというふうに考えております。 先ほど外務省からそうありましたが、神余さんのこの答弁では、これは確固たる定義は...全文を見る | ||
06月13日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず冒頭、大臣に、私も禁煙議員連盟なので一言お聞きをいたします。 月刊「選択」というのを読みましたら、冒頭の巻頭言で大臣が受動喫煙に関して、これをきちっと取り組むという、物すごい熱意にあふれるメッセージを出していらして、本当に心強...全文を見る |
○福島みずほ君 その女の子、小学四年生、本当に正しいですよね。おばあちゃんのことも思っているし、それからオリンピックで飲食店が潰れたところもないと。ですから、今、まさに命を守るために、働いている人の命も守らないといけません。 大臣はその女の子に会われたんですよね。 | ||
○福島みずほ君 じゃ、その女の子の気持ちに是非応えてください。一言また決意表明をお願いします。 | ||
○福島みずほ君 是非、本当によろしくお願いいたします。 それで、一時保護されている子供の権利についてお聞きをいたします。 これは以前この厚生労働委員会でも質問したんですが、一時保護所に入っていた子供、あるいはそれをケアしているNGO、弁護士、いろんな人に話を聞くと、やっぱ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 自分から保護所に行く子供もいるわけです。ただ、経験者は、やっぱり窮屈というか、物すごく制約されるのでつらいという声もやっぱり聞くんですね。是非これは検討をよろしくお願いします。 もう一つ、今日も委員会で出ていますが、子供が学校に通う権利ですね、学習権なんですが...全文を見る | ||
○福島みずほ君 先ほども質問ありましたが、二〇一六年の児童福祉法改正によって児童相談所への弁護士配置が義務付けられ、同年十月に施行されています。さっき、数字で、常駐の場合とそれからそうでない場合というのがありますが、非常勤勤務をもって配置済みに扱われるケースもあります。改善に向け...全文を見る | ||
○福島みずほ君 一時保護所においては、子供同士の私語を一律に禁止しているケースが多いです。虐待にまつわるプライベート情報を話さないよう指導することは必要だと考えますが、どんな食べ物や遊びが好きかなどについての会話も一律に禁止するのは基本的人権に対する侵害ではないでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 それはよろしくお願いします。 先ほどもありましたが、子供の児童虐待相談対応件数は、一九九九年の一万一千六百三十一件から、二〇一四年、八万八千九百三十一件、七・六倍になりました。でも、児童福祉司は、この間、千二百三十人から二千九百三十四人、二・四倍増加したにすぎ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 今回の法律改正で、家庭裁判所及び厚生労働省の体制整備と更なる専門性の向上が必要です。とりわけ家庭裁判所、調査官含め、人員増強、裁判官もそうですが、これは非常に体制としてつくらなければならない。裁判所、厚生労働省、その取組についてお願いいたします。 | ||
○福島みずほ君 子供に対する性暴力をどうなくしていくのか。野党は衆議院に性暴力被害者支援法案を提出しています。病院拠点型も支援する。東京にはSARC、大阪にはSACHICOがあり、兵庫、沖縄、愛知、様々なところで病院拠点型、あるいは様々な性暴力被害者支援センターがあります。それを...全文を見る | ||
○福島みずほ君 中村格警察庁刑事局組織犯罪対策部長にはお越しいただけなかったので、刑事局長来ていただいております。 人身売買についての取組を教えてください。 | ||
○福島みずほ君 性暴力被害の届出に対して警察は適切に対処しているかということについてお聞きをいたします。 詩織さんという女性が二〇一五年にあるジャーナリストから準強姦、強姦をされたということで訴え、逮捕状まで発付されていましたけれど、執行する直前、空港で待ち伏せして、まさに逮...全文を見る | ||
○福島みずほ君 中村刑事部長は、これは雑誌というかメディアの取材には、自分が判断して取り消したと言っているんですね。 刑事局長が担当警察署の頭越しに取り消すことがあるんだろうか、あるいは百歩譲って、相談する事件はあるかもしれない。しかし、これは実際、逮捕令状が出て執行に入って...全文を見る | ||
○福島みずほ君 刑事局長、経験したことあるかないかだけ教えてください。 | ||
○福島みずほ君 いや、刑事局長、あなたの経験を聞いているんです。個別のケースではありません。 | ||
○福島みずほ君 時間ですので終わりますが、女性への性暴力について警察は適切に対応してほしい。この件についてはまだお聞きをいたしますし、今の答弁は納得がいきません。 終わります。 | ||
06月16日 | 第193回国会 参議院 予算委員会 第19号 議事録を見る | ○福島みずほ君 希望の会(自由・社民)の福島みずほです。 加計問題について質問をいたします。 藤原審議官は、十一月一日、自分の手書きのこれを付け加えた、そして交渉したというふうに話をしていらっしゃいます。これは、まず、先ほどからも出ておりますが、これが本当に重大問題だと思...全文を見る |
○福島みずほ君 藤原審議官、どうですか。 | ||
○福島みずほ君 じゃ、何で萩生田副官房長官の名前が出てくるんですか。出てくるんですか。 萩生田副官房長官、あなたがこの獣医学部の、国家戦略特区、獣医学部の件で果たした役割、調整や横串的な役割を果たしてきたと農水委員会などで発言されていますが、どういう役割を果たしてこられたか言...全文を見る | ||
○福島みずほ君 このことで調整機能を果たしていたんじゃないですか。 | ||
○福島みずほ君 萩生田副官房長官、加計孝太郎さんと安倍総理が腹心の友であるというのは知っていましたね。 | ||
○福島みずほ君 この当時というか、去年、国家戦略特区で議論になっているとき、じゃ、ちょっと済みません、今私は加計孝太郎さんと安倍総理が腹心の友であることを知っていましたかって聞いたら、最近知ったという答えでしたよね。 でも、あなたが客員教授をしていた千葉科学大学で、まさに十周...全文を見る | ||
○福島みずほ君 この件が明らかになるまで、加計孝太郎さんと安倍総理が腹心の友だって知らなかったんですか。 | ||
○福島みずほ君 おかしいですよ。総理の動向を見たら、それはもう明らかじゃないですか。 安倍総理、萩生田副官房長官とこの獣医学部、加計学園のことについて話合いをしたことありますか。 | ||
○福島みずほ君 質問に答えていないですよ。 萩生田副官房長官とまさにこの獣医学部の件で話をしたことがありますか、加計学園の。 | ||
○福島みずほ君 今治の課長と課長補佐が二〇一五年四月二日、官邸に行っております。総理はその時点で官邸にいますね。何で今治の二人が行っているのか。官邸、国家戦略特区といえば、まさに総理しかないわけですよね。そこで、総理はそのとき会ったということはありますか。 | ||
○福島みずほ君 では、総理、加計学園の加計孝太郎さんが今治市に獣医学部をつくりたいというのは、いつから知っていましたか。 | ||
○福島みずほ君 頻繁に食事をされたり、ゴルフをしたり、一緒に旅行に行ったり、別荘に行ったり、あるいは政府専用機に乗せたりしていらっしゃいますが、そのときにこのことが議論になったことはありますか。去年のクリスマスイブ、その前のクリスマスイブも一緒に乾杯をされていますね。 | ||
○福島みずほ君 三月十三日には、まず、十五年間この特区で申請され続けてきたんですよというふうに話していらっしゃいますし、腹心の友とずっとおっしゃっていらっしゃるわけですから、この件について話をしていた可能性は非常にあるというふうに思います。 非常に親しい関係で、そして、今日、...全文を見る | ||
○福島みずほ君 まさに文部科学省に対して、萩生田副官房長官……(発言する者あり)違います。副官房長官の指示であるという、これは本当に大事じゃないですか。副官房長官の指示なわけですから…… | ||
○福島みずほ君 まさにその段階で、安倍総理、そして副官房長官、その中でこのメールが出ているわけで、極めて問題であると、安倍総理の腹心の友のための国家戦略特区ではないかというふうに思います。 このために…… | ||
○福島みずほ君 はい。 | ||
○福島みずほ君 前川前事務次官の証人喚問と加計孝太郎さんの参考人招致を理事会に求めます。委員長、よろしいですね。 | ||
○福島みずほ君 はい。終わります。 | ||
11月30日 | 第195回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○福島みずほ君 希望の会(自由・社民)の福島みずほです。 加計学園についてお聞きをいたします。 私は、質問主意書を四月十八日付けで提出をしております。(資料提示)安倍首相が、加計学園の加計孝太郎理事長が今治市に獣医学部をつくりたいと考えていることをいつから知っていたのか。...全文を見る |
○福島みずほ君 総理は、この答弁書を閣議決定していますから、了解していたんですね。 | ||
○福島みずほ君 さっきの答弁、全く納得できません。 これははっきりこう書いています。考えていることを二〇一六年十一月九日以前に安倍首相は知っていたのか、知っていたのであればいつから知っていたのか。知り得る立場なんて書いていないですよ。これ、文書で出して文書で回答です。これは、...全文を見る | ||
○福島みずほ君 質問主意書に関して、安倍首相はという主語で私は聞いています。これ、了解しているんでしょう、答弁も。 | ||
○福島みずほ君 二〇〇七年ってはっきりしているじゃないですか。 次に、この参議院予算委員会、次に、六月、この予算委員会、六月十六日の予算委員会の質問です。ここも端的です。 総理、加計学園の加計孝太郎さんが今治市に獣医学部をつくりたいというのはいつから知っていましたか。さっ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 うそばっかり言わないでください。質問主意書は文書ですから、文書でやって文書の回答です。時間を掛けて文書で書いているものです。そして、この委員会も、はっきり総理は、いつから知っていましたかということに関して構造改革特区と、そのときから私は承知をしていたと言っているじ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 じゃ、虚偽答弁じゃないですか。明確な虚偽答弁ではないですか。虚偽答弁ですよ。虚偽答弁ですよ。 なぜならば、これ見てください。文書でも、そして委員会でも、総理はいつから知っていたかに関して、構造改革特区って答えているじゃないですか。(発言する者あり) | ||
○福島みずほ君 総理ははっきり断定しています。まさに六月十六日に、構造改革特区のときに私は承知をしていた。そして、文書による回答でも同じ回答です。 次を見てください。 質問主意書に対する回答と、六月十六日のこの参議院の予算委員会の答弁は一緒です。唯一違うのが今年の七月二十...全文を見る | ||
○福島みずほ君 誰も納得しないですよ。 総理は何度も、文書で、そしてこの委員会の中で、私は構造改革特区に申請されていることについて承知をしていたと言っているじゃないですか。二〇〇七年十一月です。さっきも言いました、十五年間頑張ってきたのが加計学園で、諦めなかったのが加計学園な...全文を見る | ||
○福島みずほ君 全く納得いきません。 混同なんか総理はしていないですよ。質問主意書の答弁書に、構造改革特区で二〇〇七年十一月ですよ。そして、この予算委員会で聞いたときに、二〇〇七、構造改革特区のときから私は承知をしていましたと言っているじゃないですか。 混同なんかしていま...全文を見る | ||
○福島みずほ君 全く納得いきません。 これは構造改革特区と、質問主意書の答弁でも、この六月十六日のまさに予算委員会でも言っています。主意書では、私の質問は簡単です、総理がいつ知ったのかというふうに聞いている質問主意書のトップに総理はこのように書いているわけです。二〇〇七年十一...全文を見る | ||
○福島みずほ君 納得できない、全くできません。 質問主意書の私の質問も予算委員会での質問も非常に簡単です。これは、安倍首相は、学校法人加計学園の加計孝太郎理事長が今治市に獣医学部をつくりたいと考えていることを二〇一六年十一月九日以前に知っていたか。知っていたのであればいつから...全文を見る | ||
○福島みずほ君 あり得ないです。今までのその質問主意書や答弁と全く違う。しかも、腹心の友に関して、加計学園というのを初めて今年の一月二十日って、もうびっくり仰天ですよ。今までの私の質問主意書やこの予算委員会の答弁を踏みにじるような答弁は本当に許せないというふうに思います。おかしい...全文を見る | ||
○福島みずほ君 考えられません。 このことについては更に追及をしていきます。森友学園の問題、加計学園の問題について真摯に丁寧に説明はないと思います。森友学園の問題について安倍昭恵さんの証人喚問が必要です。 総理は、自分が妻の代わりに話すと言います。でも、夫と妻は別人格で、...全文を見る | ||
○福島みずほ君 別人格ですよ。裁判の証人でも夫が妻の代わりに話すなんということはないですよ。まさに安倍昭恵さんの証人喚問と加計孝太郎さんの証人喚問を要求します。 次に、憲法についてお聞きします。 総理は、憲法九条三項に自衛隊を明記するというふうにおっしゃっています。この九...全文を見る | ||
○福島みずほ君 集団的自衛権の行使は憲法違反だと歴代の自民党言っておりましたが、今の答弁でも、その自衛隊が行使する自衛権の中に集団的自衛権の行使を含むという答弁がありました。ですから、戦争をしない国から戦争をする国への九条三項が九条一項、二項を完璧に破壊するものになるというふうに...全文を見る | ||
○福島みずほ君 はい、そうです。 | ||
○福島みずほ君 総理、「総理」という本を書いたジャーナリストを総理は御存じですか。面識はあるでしょうか。御存じでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 公権力の行使について検証しなければならないと思っているので質問させてください。 無罪の推定があり、不起訴になっておりますが、逮捕令状が発付され、そしてこれが執行の直前に取消しに、執行されませんでした。このことを総理は御存じでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 不起訴になった犯罪の被疑事実は準強姦事件です。 | ||
○福島みずほ君 そうしたら、やはりこれは、先ほど総理は、「総理」という本を書いたジャーナリストを取材対象として知っていらっしゃるというふうにおっしゃいました。そのことに関して総理自身が、逮捕令状が発付され、しかしそれが、逮捕が執行されなかったという事実を知っているかどうか、総理の...全文を見る | ||
○福島みずほ君 知っているかどうかということについてお聞かせ願えませんでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 性暴力のことについてお聞きをいたします。 この間、集会があり、レイプドラッグ、デートレイプドラッグのことの蔓延や、それに対する防止などをやるべきだということが大変議論になりました。まだまだ性暴力についての政府、警察を含めた取組が弱いと考えますが、総理、いかがで...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ただ、被害者あるいは女性の中には、尿検査をすべきであるとか、そういう知識そのものが非常にまだ不足をしています。 是非、大臣、現場の警察にそういうしっかり、必要があれば、あるいは様子を見て尿検査をする、尿検査はどうですかとか、証拠の採取をするなど、マニュアルを作...全文を見る | ||
○福島みずほ君 その集会でも申し上げたんですが、デートレイプドラッグ、あるいはレイプドラッグと言った方がいいかもしれませんが、まだまだ女性の中には知られておりません。 ですから、是非警察が、アメリカではデートレイプドラッグと言われますが、私はレイプドラッグでいいと思いますが、...全文を見る | ||
○福島みずほ君 野党で性暴力被害者支援法案を提出しましたが、解散で残念ながら廃案になりました。病院拠点型で、まさに性暴力の女性たちを受け入れる、そういうことをもっと増やしたり、性暴力をワンストップでできるように、政府がもっと性暴力あるいは子供たちに対する啓発も含めやっていただきた...全文を見る | ||
○福島みずほ君 これもちょっと質問通告していないんですが、刑法が改正をされました。これによって随分変わる面もある…… | ||
○福島みずほ君 じゃ、もう終わり。 刑法が改正になりました。ただ、まだまだ積み残した問題もたくさんあります。性暴力は魂の殺人です。是非、政府を挙げて、性暴力被害者支援法案を含め、是非頑張ってやっていただきたい。野田大臣が決意を示していただきましたが、女性にとってもっといい社会...全文を見る | ||
12月05日 | 第195回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 アスベスト問題についてお聞きをいたします。 アスベストによる健康被害に関しては、現在全国で八百二十名の原告が十四件の建設アスベスト訴訟を行っています。十月二十四日の横浜地裁判決、十月二十七日の東京高裁判決においても国とアスベストメ...全文を見る |
○福島みずほ君 東京高裁における訴訟に関して言えば、原告七十五人中実に五十六人が既に亡くなっています。また、東京一陣訴訟では、被災者三百八人のうち死亡者は二百三十三人、約七五%に及んでいます。実際亡くなっていらっしゃるんですね。たくさんの方が実は裁判の過程で亡くなってしまわれまし...全文を見る | ||
○福島みずほ君 じゃ、なぜ裁判が起きるんですか。なぜ救済が十分でないと考えられているのか。そして、環境省管轄の救済制度でも金額は安いんですよね。 国の責任についてお聞きをしてまいります。 一九七二年、ILOとWHOはアスベストの肺がん性を指摘をしております。もう既にそのと...全文を見る | ||
○福島みずほ君 私の質問は、この改正以前に、一九七二年やその時点で日本政府、厚労省がもっと対策を取るべきではなかったかということですが、この改正の前後について、昭和五十年の、一九七五年について今話をしていただきました。 私は、政府は十分このアスベストの被害を知っていたと思うん...全文を見る | ||
○福島みずほ君 守られてないですよ。守られてないからこそ、裁判所で全部違法性が認定されたんじゃないですか。守られてないからアスベスト被害が起きているんですよ。だから駄目だというか、この改正も不十分だと思います。私は、この時点でまさに製造と輸入を禁止すべきだったと思います。しかし、...全文を見る | ||
○福島みずほ君 それが守られてないから違法と断じられて、裁判所で負けたんじゃないですか。 大臣、これ適切だったんですか、厚労省。 | ||
○福島みずほ君 はい。 | ||
○福島みずほ君 いや、極めて残念です。裁判所で認定されたことを厚労省はきちっと受け止めないんですか。違法だって言われたんですよ、違法だって。 裁判所にはたくさんの陳述書を原告が出しております。それをちょっと聞いてください。夫が亡くなって妻が書いているものです。 ボードを切...全文を見る | ||
○福島みずほ君 資料でお配りしているものに日本の石綿の輸入量と実質国内総生産の推移というのがあります。 日本はずっと輸入している、千万トンアスベストを輸入しておりますし、二百八十万棟アスベストを使った建築物があるんですね。そして、国内総生産も続いています。ヨーロッパ、北欧では...全文を見る | ||
○福島みずほ君 裁判所では、その一九七五年から一九九五年の間のことなどが違法だったと断じられているんですよ。遅いでしょうという話なんです。 これから、じゃ、私たちは何をやっていくのかなんですが、大臣、是非私は基金をつくっていただきたいと思っています。立法は必要かもしれませんが...全文を見る | ||
○福島みずほ君 建設労働者以外の点で、石綿健康被害救済法が二〇〇六年に制定されたわけですが、療養手当が月額十万三千八百七十円と極めて不十分です。家族は例えば働きに行くことができない、看病しなくちゃいけない。私の知り合い、社民党の元尼崎市議も、実はこのアスベストの今被害でとても苦し...全文を見る | ||
○福島みずほ君 それが不十分なんですよ。さっきも言いましたように、療養手当が月額十万三千八百七十円。皆本当に苦しんでいます。 これからのことについて、建築物についてお聞きをします。 現在日本国内に存在している建築物のうち、どの建物の中に、どの部分に、どの種類のアスベストが...全文を見る | ||
○福島みずほ君 そのアスベスト台帳はどれぐらい集まっていますか。それから、これをやる人は建築物石綿含有建材調査者ですが、これは任意でしか取り調べられないのと、千人という人数でよろしいですか。 | ||
○福島みずほ君 台帳にどれぐらい集まっていますか。 | ||
○福島みずほ君 何%把握していますか。 | ||
○福島みずほ君 ちょっと事前に聞いていたのと違うんですが、ただ、九百四十人しか建築物石綿含有建材調査者がいなくて全国の建物ができるかというふうにも思います。 アスベストを使用している可能性のある建築物は国内に民間建築物だけでも約二百八十万棟あると推定されています。それらの解体...全文を見る | ||
○福島みずほ君 解体をするときには届出をすると。石綿作業主任者というのがいて、現在、三月末時点で二十七万六千六百四十三人いると。しかし、これらの人たちは、一般的には解体作業を行う下請業者の職長が石綿作業主任者となっているケースが多いと。つまり、下請で解体する人が実際は監視すると。...全文を見る | ||
○福島みずほ君 涙と痛みの分かる厚生労働大臣、厚生労働省になってください。そうしてください。よろしくお願いします。 終わります。 | ||
12月06日 | 第195回国会 参議院 憲法審査会 第1号 議事録を見る | ○福島みずほ君 希望の会、社民党の福島みずほです。会派を代表して発言をします。 今、政治に必要なことは、憲法を変えることではなく、憲法が規定していることを生かすことです。 十代後半、二十代、三十代の死因の第一位は自殺です。憲法十三条が規定する個人の尊重、幸福追求権は、みん...全文を見る |
12月07日 | 第195回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号 議事録を見る | ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は、民泊サービスの解禁、拡大でどのような問題が起きるかということを各委員の皆さんたちも質問しています。私も同じ問題関心です。 公衆衛生の維持向上をどのように図っていくのか。民泊の場合、もちろん日数の制限はありますが、シーツを毎...全文を見る |
○福島みずほ君 日常的に調査できないんですよね。普通のホテルや旅館だったら、あそこのホテルは汚いとかシーツがどうのということはすぐ口コミやいろんなことで広がるけれども、民泊だと安いとかいろんなことでそういうのが表に出ない、ある程度、少々汚くても行くというのがあるかもしれません。だ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 ごみの処理についてはどう考えていますか。 | ||
○福島みずほ君 全然駄目だと思うんですね。これから検討するということですし、不適切な事案があれば動く、違反事例があれば動くということですが、民泊で、しかも非居住型の場合、管理者がいるとしても、その人が毎日毎日毎日点検しているか、毎日毎日ごみを取りに行っているか、片付けているか、清...全文を見る | ||
○福島みずほ君 しっかりやるべきだと思います。 国交省はビジット・ジャパン・キャンペーンを進めていますが、日本の観光ブランドを高めるためには自然保護や平和政策による治安向上などのイメージアップが不可欠だと考えますが、いかがでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 自然保護と平和政策は重要です。 環境省は、生物多様性上重要度の高い地域マップを作成していますが、辺野古の大浦湾も対象地域になっているということでよろしいですね。 | ||
○福島みずほ君 環境省は、生物多様性上重要度の高い地域について、その自然環境を保護すべき地域と考えますか。 | ||
○福島みずほ君 埋立新基地建設によって大浦湾のアオサンゴが死滅し、現在、生物多様性が大きく損なわれていると考えます。埋立新基地建設によるサンゴ死滅は観光資源を大きく損なうというふうに考えております。 そして、最近の新聞によっても、例えば絶滅危惧に関する移植を沖縄県に防衛省が申...全文を見る | ||
○福島みずほ君 絶滅危惧種の移植によって、サンゴ礁はかなり死滅すると思います。 実は、観光ビデオをたくさん見ました。すると、そこはやはり、沖縄の北部や奄美大島やいろんなところの、まさに南西諸島の観光ビデオがとても魅力的に作られていました。でも、高江にはまさに、高江のオスプレイ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 防衛省にお聞きをいたします。 さっきのように、沖縄県に対して絶滅危惧種の移植、捕まえて、海底生物の捕捉、それを移動するということも要請したとありますが、絶滅危惧種であるサンゴ礁の移植、うまくいくんですか、危険じゃないですか。 | ||
○福島みずほ君 日本の自然は本当に貴重ですし、希少動物も本当に大事です。そこが損なわれるというのはやはり極めて問題で、環境という面からもしっかり、あるいは生物多様性という点からもこれは深刻に考えていただきたいというふうに思います。 米国におけるジュゴン訴訟において、サンフラン...全文を見る | ||
○福島みずほ君 観光庁、外国からたくさん人に来てもらう、日本の国内でも旅行をしてもらう。自然や希少動物や、一旦失われた自然は二度と戻りません。その意味では、やっぱり環境を重視する立場、観光を重視する立場、平和を重視する立場から是非取り組んでいただきたいというふうに思っています。 ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 観光客、日本の国内、国外を調べたところ、例えば消費税増税したときに、がくっとやっぱり落ちているんですね。景気の動向とやっぱり観光というのは一定相関関係があるんじゃないかというふうにも思っています。その意味では、外国からたくさん観光客はとても増えたけれども、日本の国...全文を見る | ||
○福島みずほ君 日本に来る外国客も増えることは本当に望ましいことですが、日本の人たちも海外に行ったり、日本の国内でもっともっと旅行ができるように、これ、統計を調べると、やっぱり消費税や、おっしゃった景気やいろんなことにもすごく左右されるということを非常に思っております。 やっ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 大臣、薬害が起きる原因について、大臣はどう認識されているでしょうか。 | ||
○福島みずほ君 薬害の根絶、薬害の防止を本当にしなければならない。この厚生労働委員会でそのことを本当に実現していきたいと思っています。 繰り返される裁判、繰り返される薬害というので、サリドマイド、スモン、エイズ、それからウイルス性肝炎など、薬害が後を絶ちません。ほかの点でも、...全文を見る | ||
○福島みずほ君 二〇〇八年の一月十一日、C型肝炎被害者救済特措法が成立をしました。その同じ二〇〇八年一月十五日、基本合意書が厚生労働省、国と患者の皆さん、被害者の皆さんたちとの間で締結をされています。再発防止の誓約、その他の対策として、国(厚生労働省)は、本件事件の検証を第三者機...全文を見る | ||
○福島みずほ君 これは議員立法ではなく、政府の責任で、政府が基本合意を結んだわけですから、政府において閣法で第三者機関、まさにそれをつくってもらいたいと。 今日はこの肝炎の改正法が延期をするということが議論になるわけですが、まさに、二〇〇八年、約十年前ですよね、十年前に基本合...全文を見る | ||
○福島みずほ君 厚生労働省の庭には薬害根絶誓いの碑というのがあります。毎年そこで薬害の被害をなくそうとみんなで集まって、薬害根絶と思っているわけですね。私は、もちろん被害の救済も必要ですが、まさにこの第三者機関をつくってほしいという十年前の二〇〇八年の合意、それを是非実現していた...全文を見る | ||
○福島みずほ君 今日、まさにその肝炎の改正法の議論で、約十年ですよね、基本合意から十年です。今の答弁は、役所が本当に何かちょっとやらない理屈を言っているような、もうその話はこの委員会で十分聞いてきましたよ。消費者委員会もできた。基本合意を結んだんだから、それに向かってやるべきじゃ...全文を見る | ||
○福島みずほ君 大臣、よろしくお願いします。 というのは、審議会つくっちゃいけない、事務局つくっちゃいけないというのは、基本合意をする時点から、もう前からあるわけじゃないですか。歴代の厚生労働大臣が、田村厚生労働大臣も含め、というか、基本合意をつくり、最終提言があり、歴代の厚...全文を見る | ||
○福島みずほ君 この厚生労働委員会は、C型肝炎、B型肝炎含め、肝炎について少しずつ法律を作り、少しずつ前進させ、実際長い年月を掛け、みんなで、全会一致で頑張ってきました。残っている大きな宿題なんですね。これは十年前の基本合意ですので、大臣が今日非常に前向きに言ってくださったので、...全文を見る |