福島みずほ

ふくしまみずほ

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福島みずほの2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  去年の十二月二十日の日に根本大臣は説明を受けたと思いますが、誰にどう具体的に説明されたか、改めて確認させてください。
○福島みずほ君 だとすれば、大臣は明らかに追加給付が必要だということを理解すべきではないですか。
○福島みずほ君 十二月の中旬に、例えば統計の人がこれはおかしいんじゃないかと、いろいろ意見言っています。単に全件調査をやっていなかった、五百人以上というだけではなくて、もう分かっているんですよ。大企業の五百人以上に関して三分の一しかやっていなかったのであれば、かつてにおいて、給付...全文を見る
○福島みずほ君 私が言いたいのは、五百人以上の大企業に関して三分の一しかやっていなかった、去年は逆に三倍やるのでそっちも問題なんですが、ということを聞いた時点で、あっ、それは賃金が低く見積もられて計算で出ていて、これは追加給付をしなければならないというふうに、大臣、思うべきじゃな...全文を見る
○福島みずほ君 統括官は、この件に関して三分の一しかやっていなかったということが発覚というか、分かっていたわけですが、そうだとすると、あっ、これは過少給付になっているから問題であるという理解は、十二月二十日の時点では持っていますよね。
○福島みずほ君 いや、統括官も大臣も問題ですよ。閣議決定やり直して、すぐ追加給付しなければならないということは分かるじゃないですか。統計がこういうふうになっていたら賃金が低く見積もられているということは分かるじゃないですか。これは、私は、大臣は辞任に値すべき重大な問題であるという...全文を見る
○福島みずほ君 問題は、遡及訂正すると下方修正になっちゃうんですよ。そのことを麻生さんは指摘している、ペーパーまでわざわざ配って。それで、遡及訂正をしないんですよ、三十年一月でしないんですよ。というのは、それはそんたくではないんですか。  二〇一七年、第百五統計委員会の資料によ...全文を見る
○福島みずほ君 ローテーションサンプリングで三分の一ずつ、全取っ替えはしない。しかし、三分の一替えているわけですよね。そして、遡及訂正を今までやっていて、わざわざ麻生大臣から、遡及訂正すると下方修正しなければならない、やっぱり統計改革せよと言われていて、遡及訂正しないんですよ。厚...全文を見る
○福島みずほ君 アベノミクスは成功した、アベノミクスはうまくいっている、だから賃金が上がっている。賃金上げるために統計の方法を変えたんですよ。誰が考えても五百人以上の大企業の三分の一しかやっていなかったのを三倍増しにしたら絶対に賃金上がるじゃないですか。違う人たちの身長の伸びを比...全文を見る
○福島みずほ君 三・三は間違いだったということでよろしいですね。だって、前年は三倍増ししていなくて、去年初めて三倍増しにして、ずるしたというか、統計のやり方を全く変えたわけですから、大企業五百人以上が増えて三倍増しにしたので三・三になった。それはまずいということで今回変えられて、...全文を見る
○福島みずほ君 二・八と言っているんだから、三・三間違いだったということですよね。三・三撤回して、三・三間違いだったということでよろしいですね。
○福島みずほ君 大臣が三・三間違いだったと認めるまで納得しませんよ。間違いだったんでしょう。比較しちゃいけないものを比較したわけじゃないですか。認めますね。
○福島みずほ君 不適切とか駄目ですよ。意図的に違うようにしたんじゃないですか。経済財政諮問会議受け、いろんなことを受け、統計変えろと言われ、アベノミクスで賃金上がっているって何としてもしなくちゃいけなかった、だから三倍増しにしたんですよ。比較しちゃいけないものを比較しているじゃな...全文を見る
○福島みずほ君 名目賃金が上がるかどうか、大きいですよ。これ、何と二十一年五か月ぶりに上昇したというのが大きな記事に、ほとんどの全紙、こうなっているんですよ。これが三・三、要するに三倍増しして、いっぱいいろんなことをやったけれども、大企業三倍増しにして、ずるして、統計ごまかしたん...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、ローテーションサンプリングとベンチマークの更新と遡及訂正しないことと五百人以上の企業について三倍増しにしたこと、全てが賃金が上昇したという偽装になっているんですよ。賃金が二十一年五か月ぶりに上がるということのために三倍増ししたというのは、結果的にはそうじゃ...全文を見る
○福島みずほ君 はい、分かりました。  役人にだけ詰め腹を切らせるのは間違っている、どこが発信源か、政治が責任取るべきだということを申し上げ、私の質問を終わります。
02月07日第198回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲民主党・民友会・希望の会の福島みずほです。  沖縄の辺野古の新基地問題について御質問をいたします。  二〇一六年三月、防衛局の報告書が出ました。軟弱地盤についてどう報告しているか、説明してください。
○福島みずほ君 二〇一六年三月に出した報告書が軟弱地盤についてどう説明しているか、答えてください。
○福島みずほ君 大浦湾のケーソン護岸設置箇所の水深三十メートルの海底に、厚さ四十メートルにN値ゼロという超軟弱地盤が広がっている、大浦湾の三工区一帯にも厚い軟弱地盤の存在が示されている、想定外だったということをこの二〇一六年三月の報告書では言っていますが、それでよろしいですね。
○福島みずほ君 限られた調査かもしれませんが、報告書、こんな出しているんですよ。  その報告書、私がさっき言ったことでよろしいですね。N値がゼロが広がっているということでよろしいですね。
○福島みずほ君 N値ゼロとは何ですか。
○福島みずほ君 まさにマヨネーズの状態なんですね。N値ゼロが広がっています。  中間報告、去年末出したということですが、そこではその軟弱地盤についてどういうふうに結論を出していますか。
○福島みずほ君 総理は、地盤改良工事の追加に伴い沖縄県に対して変更承認申請を行う必要があると衆議院の本会議で答弁しました。  知事が承認しない場合、その時点で辺野古新基地建設事業は頓挫をします。辺野古に基地は造れません。だったら、土砂投入、今すぐやめるべきじゃないですか。
○福島みずほ君 変更申請が認められない限り、辺野古に基地造れないじゃないですか。だったら、土砂投入、やめるべきです。
○福島みずほ君 変更申請が必要と言いますが、沖縄県はまさに、まさに軟弱地盤を理由に埋立承認の撤回をしたんですよ。沖縄県の見解が正しかったということではないですか。
○福島みずほ君 軟弱地盤であることを認め、改良工事があることが必要で申請の変更が必要だったら、沖縄県がそれを認めない限り、工事はできないんですよ。今すぐ土砂投入、やめるべきです。  総理、答えになっていないですよ。だって、承認が認められなければ工事できないんですから、一体のもの...全文を見る
○福島みずほ君 答えていないですよ。  政府は変更申請をする立場なんですよ。それは認められない可能性がある。だったら、今土砂投入すべきじゃないじゃないですか。工事はできないですよ。
○福島みずほ君 両方の、基地は一体のもので、認められなかったら無駄じゃないですか、土砂投入。
○福島みずほ君 通じないですよ。変更申請が認められなければ辺野古に基地造れないんですよ。こんな軟弱地盤、マヨネーズ状態でできないですよ。  では、総理にお聞きします。改良工事の中身、工期、金額、教えてください。
○福島みずほ君 委員長、中間報告を提出するよう協議してください。
○福島みずほ君 中間報告も出していないんですよ。  審査請求には書類出していますね。どういう中身ですか。
○福島みずほ君 審査請求に政府、書面出しているじゃないですか。六万本のくいを打つ、大浦湾の半分をやらなくちゃいけない。すさまじい環境破壊ですよ。サンゴも移植しなければならない。六万本のくい打つんでしょう、打つ必要があるんでしょう。
○福島みずほ君 改良工事が必要だといって、何で国会で説明しないんですか。六万本だったら何十年掛かるんですか。一日も早い普天間空港の返還なんて、ちゃんちゃらおかしいですよ。
○福島みずほ君 国会に報告書を出してくれるように要求いたします。
○福島みずほ君 何で国会で報告しないのか、理解ができません。変更申請もしないで土砂の投入、やめるべきだ、沖縄県知事と話すべきだということを強く要請します。  毎月勤労統計についてお聞きします。  二〇一五年十月十六日、経済財政諮問会議に麻生大臣はペーパーを提出されています。 ...全文を見る
○福島みずほ君 大臣の発言で、サンプルの入替え時に変動があるというのがあります。また、遡及改定により下方修正だというのが……
○福島みずほ君 ペーパーにあります。これを受けて、まさに毎月勤労統計と統計の在り方が変わったというふうに思います。まさに、麻生大臣発で役人がそれを考慮してやったと、経済財政諮問会議が発信である、発源地であるということを申し上げ、このことは更に追及していきます。  以上で終わりま...全文を見る
03月15日第198回国会 参議院 本会議 第9号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲民主党・民友会・希望の会の福島みずほです。  会派を代表して、防衛調達特措法の一部改正案について質問をいたします。  予算単年度主義についてお聞きします。  憲法八十六条は予算単年度主義を定めています。大臣は、なぜ憲法が予算単年度主義を定めていると考えま...全文を見る
○福島みずほ君(続) アメリカからの武器の爆買いをやめ、防衛予算の増加をやめ、国民生活のための政治をやることを強く求め、私の質問を終わります。(拍手)    〔国務大臣岩屋毅君登壇、拍手〕
03月19日第198回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲民主党・民友会・希望の会の福島みずほです。  まず、コンビニ問題についてお聞きをいたします。  コンビニ業界における二十四時間営業の事実上の強制や長時間労働、低収益経営の固定化は、消費者問題として見た場合、地域の小売業における人権侵害や健康被害、持続可能性...全文を見る
○福島みずほ君 コンビニ加盟店ユニオンがセブンイレブン・ジャパンに対して団体交渉を要求しておりますが、セブンイレブン側はこれに応じておりません。労働組合法上の団体応諾義務に関して、地労委は認めましたが、最近、中労委がこれを覆す決定を出しました。その決定を読みました。  ほかに手...全文を見る
○福島みずほ君 十分なコミュニケーションが取れないからみんな困っているわけです。  セブンイレブン東大阪南上小阪店の事案における二十四時間の強要と一千七百万円の違約金問題について、セブンイレブン本部は、取りあえず現時点での撤回を表明しました。  そもそも、二十四時間無休で、三...全文を見る
○福島みずほ君 契約を結んだ後、優越的地位を利用して変更するという問題ではありません。しかし、もう契約を締結する時点から圧倒的に優越的地位を持っていて、ほかに選択の余地がないんですよ。  三百六十五日二十四時間働くオーナーの人たちの労働実態について、いろんな表ももらいました。十...全文を見る
○福島みずほ君 それができないから問題なんですよ。圧倒的に地位が優越的地位で格差がある。格差があることは労働委員会も認めていますよ。その中で話し合えと言われても、にっちもさっちもいかなくて、ほかに手段がないから労働委員会に訴えたんですよ。三百六十五日二十四時間、どんなことがあって...全文を見る
○福島みずほ君 契約は締結したかもしれない、しかしやっぱり状況が変わった、人手不足で、人材不足で人が来てくれない。だったら、家族で三百六十五日二十四時間働かなくちゃいけないのか。  東大阪南上小阪店の店長さんもそうですが、初めは皆さん、オーナー、それで契約結んだかもしれない。し...全文を見る
○福島みずほ君 大きな社会問題になって、改善の必要があることは、私は明らかだと思うんです。それをいまだに経済産業省やほかの役所が、これは当事者でコミュニケーションを取ってください。コミュニケーションを取れなくて社会問題になっているんですよ。解決すべきじゃないですか。
○福島みずほ君 この拘束条件付取引、不公平な取引方法の一般指定第十三項にこれは当たるんじゃないですか、いかがですか。
○福島みずほ君 実際は拘束をされていて、選択の余地がないんですよ。やめることしかないんですよ、その店主の方の選択は。  中小小売業振興法十一条は、フランチャイズ契約においては、本部に対して店舗の営業時間を含む契約事項などを加盟希望者に対して契約締結前に開示することを義務付けてお...全文を見る
○福島みずほ君 人口当たりのコンビニ店舗数が日本を上回る韓国では、二〇一四年、加盟店への二十四時間営業の強制が法で規制をされております。また、同国の公正取引委員会は、昨年から、深夜時間に直前三か月赤字を出したコンビニに対しては契約期間中いつでも深夜営業が中断できるよう規定を変えま...全文を見る
○福島みずほ君 検討してくださいよ。経済産業省と中小企業庁と公正取引委員会と厚生労働省でチームをつくり、新たなフランチャイズ契約法などしっかり作るべきではないかという検討をやるべきじゃないですか。  さっきから話を聞いていて、当事者間のコミュニケーションでやってくださいだったら...全文を見る
○福島みずほ君 実際のケースでは、通報者が配置転換され、裁判所で配転、解雇等の無効が認められても、企業が改めて不利益処分をするケースもあります。オリンパスのケースです。  不利益処分を未然に防止したり早期に救済する仕組みも必要ですし、企業名の公表なども本当に必要だと考えておりま...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。ありがとうございます。
03月20日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲民主党・民友会・希望の会の福島みずほです。  先ほど、小川委員の質問に対して、大臣がこの期に及んで監察委員会がなどとおっしゃることに極めて落胆をいたしました。一回目、二回目、二回、二つの報告書突き返されたじゃないですか。統計委員会から突き返されて、やり直せと...全文を見る
○福島みずほ君 フランチャイズ契約で三百六十五日無休、休まずに働かなければならないということが義務付けられております。これは今の段階で妥当なんでしょうか。  つまり、労働者性というのは、まさに指揮命令下で拘束があるから労働者性があるわけですが、実際、コンビニ店長は三百六十五日二...全文を見る
○福島みずほ君 個別に判断すると。  じゃ、実態調査を是非やるべきではないですか。どうですか。
○福島みずほ君 今後、個人事業主とされながら名ばかり個人事業主で実際は拘束性が高い、こんな働き方、今本当に、クリーニングの店主含め、とても広がっています。これやっぱり厚生労働省が、いや、それ経産省の話だよではなくて、ここにきっちりメスを入れてくださいよ。実態調査をするよう強く求め...全文を見る
○福島みずほ君 しっかり求めていきたいという最後の部分を生かしてください。  月曜日にコンビニ店長ユニオンの人たちとセブンイレブン側が団体交渉すると聞いております。今が本当にチャンスだと思います。今変えないと本当に大変な状況になる。  あるコンビニ店長の例えば労働時間、月に三...全文を見る
○福島みずほ君 三百六十五日無休という働き方の働き方改革すべきじゃないですか。これ、やらなかったら千七百万ほどの違約金取られるんですよ。  月曜日に団体交渉があると聞いておりますが、経産省、先ほど、見守るということなんですが、是非これは行政指導し、働き方改革、名ばかり店長じゃな...全文を見る
○福島みずほ君 いや、もうこれ、今、事業主としての働き方って今議論があるじゃないですか。一人親方、建設業ではそうですが、事業主だけれども労働者性があるとして、今まで法務省、厚労省の中でもいろんな手当てをしてきたじゃないですか。まさにそうですよ。ここはきちっと規制をしないと、持続可...全文を見る
○福島みずほ君 今日は文科省にも来ていただきました。スクールカウンセラーが子供の性暴力を一年間に把握している件数は、二〇一七年に、相談人数、四千五百件あります。加害者については誰なんでしょうか。実父、義父あるいは先生、同級生、先輩、誰なんでしょうか。そういうのをどう把握していらっ...全文を見る
○福島みずほ君 文科省が子供たちに何が起きているか把握してくださいよ。性暴力の相手が親なのか先生なのか同級生なのかによって対応が全く違います。個別の誰々がということではないんです。簡単なフォーマットで、負担にならないような、チェックをすることができるようなフォーマットで、一体、実...全文を見る
○福島みずほ君 詳細とか言っていないんですよ。加害者が誰かとか、どうしたかというのは重要じゃないですか。それすら把握していない。  今日、文科省に来ていただいたのは、実はお願いです。学校は勉強するところです。でも、学校、子供の命を守るという場所に文科省が位置付けて、仕組みをつく...全文を見る
○福島みずほ君 いや、文科省に子供の命を守る場所として位置付けて頑張ってほしいということなんですよ。お願いします。お願いします。  では次に、今日、財務省にも来ていただいているので、そのことについてお聞きをいたします。  ワンストップ支援センターでの産婦人科診療件数は二〇一五...全文を見る
○福島みずほ君 文科省にちょっと戻りますが、まさにスクールカウンセラー、頑張っている、スクールソーシャルワーカー、養護教諭もすごく頑張っています。学校の先生、それを取り巻く人々、文科省はそれをつなげて頑張ってほしい。子供たちに相談先のカードを渡すとか、CAPを始めとしたいろんな支...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。ありがとうございます。
03月22日第198回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○福島みずほ君 まず、辺野古の新基地建設問題についてお聞きをいたします。  B27地点の海面下七十メートルから九十メートルまでの地盤の強度は検査をしていないということでよろしいですね。
○福島みずほ君 B27の強度は検査していませんね。
○福島みずほ君 やっていないんですよ。駄目じゃないですか。  今、近くの地点、それはS3、B58、S20ということでよろしいですね。
○福島みずほ君 それぞれ、B27からどれだけ離れていますか。
○福島みずほ君 何じゃこりゃという声が出ていますが、そのとおりですよ。これだけ離れていて、何でB27が強固だなんて言えるんですか。
○福島みずほ君 複雑な地形です。七百五十メートル離れていて、何でB17がそうだと言えるんですか。
○福島みずほ君 全然駄目ですよ。  なぜ、B27の地点、九十メートルまで検査しなかったんですか。
○福島みずほ君 駄目です。  このコーン貫入試験は、強度についての試験ではないですね。大臣はB27の強度は検査をしていないと答えた、それ重要ですよ。検査していないんですよ。だとしたら、この改良工事が安定的かどうか言えないですよ。  大臣は、まさに衆議院の予算委員会でこうおっし...全文を見る
○福島みずほ君 論理的じゃないですよ。  なぜ、七十メートル以下がどういう状況か、検査しなくて分かるんですか。
○福島みずほ君 矛盾しているし、論理矛盾ですよ。七十メートル以下をなぜ検査しないか。七百五十メートル離れたところが、強度だからいいなんという理由ないですよ。七十から九十まで検査していないんですよ、強度を。にもかかわらず、七十メートルまででいい、七十メートルしか届かなくていい、こん...全文を見る
○福島みずほ君 ケーソン仮置場、N値ゼロじゃないんですか。
○福島みずほ君 N値ゼロですよ。  ケーソンについて説明してください。
○福島みずほ君 大きさについて、トンについて説明してください。
○福島みずほ君 これからですか。  一番ちっちゃくて何トンと考えていますか。
○福島みずほ君 じゃ、工事できないんじゃないですか。
○福島みずほ君 それ、重要な点で説明、今の段階でできないんだったらもうアウトでしょう。
○福島みずほ君 報告書にそれ、ないじゃないですか。ケーソンの仮置場、今回の工事の改良に含まれていませんね。
○福島みずほ君 ケーソンの仮置場は、今回の改良工事の対象外ですね。
○福島みずほ君 だったら、N値ゼロ、何千トンのケーソン置いたら、ずぶずぶずぶと全部沈みますね。
○福島みずほ君 発泡スチロールじゃないんですよ、幾らちっちゃくても何千トン。今回の改良工事の対象外。沈みますね、仮置場も沈みますね、全部沈みますね。
○福島みずほ君 これから検討なんて、駄目ですよ。今まで海上ヤードでやると言っていて、これがN値ゼロで全部沈んじゃう。ケーソンは重いんですよ。あり得ない。工事できないですよ。辺野古の新基地建設できないですよ。工事ができない。護岸に置けないんですよ、海上のヤードに置かないと。辺野古に...全文を見る
○福島みずほ君 これは二メートルで、合計七十三万平方メートル、全体工事の半分に当たります。  それで、くい打ちのこれを七・七万本打つことに関する環境影響評価は行っていない、含まれていないということでよろしいですね。
○福島みずほ君 今回の報告書で、環境影響評価に影響ないと言っているからですよ。七・七万本もくいを打って、何でこれを考慮せずに大丈夫と言えるんですか。
○福島みずほ君 これ、工事による騒音とか、土砂による濁りとか、振動とかなんですよ。  七・七万本くいを打つことによる環境への負荷は計算していませんね。
○福島みずほ君 新たな事態ですよ、軟弱地盤だから。七・七万本打たなくちゃいけない。  これは、このくいを半分打つ、面積の半分打つ、このことは環境影響評価で今回考慮していないですね。
○福島みずほ君 工事のやり方ではないんです。七・七万本打つことによる環境影響評価、それだけ埋めるわけですから、それは考えていないですね。
○福島みずほ君 やっていないですよ。事前のにやっていないと答えていますよ。  だから、報告書見てくださいよ。工事による振動とかそういうことばかりで、七・七万本で海を埋め尽くすことによる環境影響評価はやっていないですよ。
○福島みずほ君 工事中の例えば振動とかそのことはやったとなっているんですが、七・七万本で海を埋め尽くすことによる環境影響負荷は検査していないですね。
○福島みずほ君 やっていないですよ。入っていないというのが事前の答弁でしたよ。これについては更に追及していきます。やっていないんですよ。やっていないんですよ。  では、次にですね……(発言する者あり)やっていません。(発言する者あり)
○福島みずほ君 事前にはこれ入っていないという答えで、大臣、違うんですよ。  工事のやり方、振動とかは入っているかもしれない。しかし、軟弱地盤に七・七万本打つことに関する環境影響負荷は入っていないんですよ。入っていないんですよ。それが大問題です。    〔理事二之湯武史君退席...全文を見る
○福島みずほ君 韓国は二〇一四年、二十四時間三百六十五日を、これは強制を規制をしました。日本もその段階に来ていると思います。  経産省、そして厚労省、チームつくってこの改善に当たってください。よろしくお願いします。  次に、同性婚の問題についてお聞きをします。  先日、同性...全文を見る
○福島みずほ君 法定相続人にもなれない、これは不利益ではないですか。
○福島みずほ君 困っているんですよ、当事者たち。是非、法務省、検討してください。いかがですか。
○福島みずほ君 是非検討をお願いします。  日本人が外国で同性婚した場合の外国人配偶者に対する在留資格の問題について、外務省、法務省、いかがお考えですか。
○福島みずほ君 外務省から検討してくれと言われて、法務省、この共生社会で考えてくださいよ。外国で結婚して、じゃ、日本に戻ってきたら、その人と別れるか、その人、日本での在留資格ないんですよ。別れるか、日本に帰ってこないかという選択しかない。これ、ひどいじゃないですか。
○福島みずほ君 ニュージーランドで、あるいはドイツで、カナダで、あらゆるところで、外国で正式に結婚しているんですよ。安定的に結婚しているんですよ。法律婚しているんですよ。何で日本に連れて帰ってこれないんですか。
○福島みずほ君 外国で法律婚して日本に帰ってこれない、あるいは別れるしかない。これ、おかしいですよ。結婚しているんですよ。  もう少し法務省、石頭じゃなくて、ちょっと何をどうしたら、せめて特定活動で認める、工夫してくださいよ。どうですか。
○福島みずほ君 これ、現に困っている人たちがたくさんいるんです。是非重く受け止めて、法律婚しているんですから、外国で。別れるか、あるいは日本に帰ってこないんですよ、これないんですよ。それはおかしいというふうに思います。是非、人道的な観点から考えてくださるよう、よろしくお願いいたし...全文を見る
○福島みずほ君 日本政府が経済的支援を継続していることは問題ではないですか。
○福島みずほ君 日本は最大のドナー国の一つです。是非見直すべきじゃないですか。
○福島みずほ君 ロヒンギャに対する暴力、性暴力、虐殺について、弾圧について、日本政府はしっかり態度を示すべきだと思います。  次に、ブータンの留学生問題についての認識と対応策、外務大臣、法務大臣、文科大臣、お願いいたします。
○福島みずほ君 ブータンの弁護士に会いました。日本の弁護士も、仲介業者、悪徳仲介業者の排除を言っています。それに対する対応をそれぞれどう考えていらっしゃいますでしょうか。
○福島みずほ君 これは通告をしておりませんが、文部科学大臣にお願いがあります。  子供に対する全ての暴力をなくす、子供は親を選べない、でも子供のほとんどは学校に来る、スクールソーシャルワーカー、スクール……
○福島みずほ君 はい。  ケースワーカー含め、学校で、子供の命を守る場所に学校をつくってほしい。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 よろしくお願いします。  以上で終わります。
03月27日第198回国会 参議院 本会議 第10号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲民主党・民友会・希望の会の福島みずほです。  私は、会派を代表して、本法案に反対の討論を行います。  反対をする第一の理由は、武器の購入について国庫債務負担行為を十年までとすることは、憲法八十六条が規定する予算単年度主義を踏みにじり、財政を硬直化させ、十年...全文を見る
04月23日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲民主党・民友会・希望の会の福島みずほです。  優生保護法と今回提案予定の法案について質問いたします。  今日は感無量です。優生保護法の問題は、当事者の飯塚さんを始め、市民の皆さん、研究者の皆さんが二十年以上も前から血を吐くような思いで訴え、熱心に取り組み、...全文を見る
○福島みずほ君 優生政策は、ナチス・ドイツによって、恐らく歴史上最も非人道的な形で実施をされました。ナチス・ドイツは、強制的な不妊手術を合法化するために一九三三年に断種法という法律を制定します。これをお手本として、日本は一九四〇年に国民優生法という法律を制定しています。優生保護法...全文を見る
○福島みずほ君 都道府県や相談窓口において、障害の特性による対応はどう予定しているのでしょうか。例えば、全日本ろうあ連盟の皆さんからは、是非手話通訳などについて配慮してほしいと要請を受けています。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 認定審査会についてお聞きをします。認定審査会における判定はどのようになるのでしょうか。
○福島みずほ君 国会が責任を持って調査と報告をする必要があります。調査報告書の作成が必要です。調査はまだ道半ばです。厚生労働省の全面的な協力が必要ですが、いかがですか。
○福島みずほ君 意見の反映がまだまだ不十分な点があることは了解をしております。ただ、この法案が成立した暁には、幅広い人たちに周知、広報がされ、一人でも多くの、たくさんの人たちに対して給付金が支払われ、また、国会がそれに対して責任を持つ調査、報告ということもこれからまたスタートです...全文を見る
04月25日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
議事録を見る
○福島みずほ君 まず、原発労働における労働者の労災並びに訴訟に関する状況把握を教えてください。
○福島みずほ君 廃炉業務に従事させるに当たり、事業主は、N4レベルの日本語能力の特定技能外国人に対し、電離則及び、例えば除染もそうですが、除染電離則の特別教育を適切に保障できないのではないですか。
○福島みずほ君 廃炉に関して、東電の廃炉に関して、特定外国人を使うことに断固反対です。  そもそも、東電福島原発事故を経験したこの日本において、二〇一一年以降、日本人の皆さんは、情報量やこの問題点についてかなりやっぱり浸透したと思います。でも、外国人の方に、廃炉あるいは原発の問...全文を見る
○福島みずほ君 一般論を聞いているのではなくて、具体的に聞いているんです。廃炉ビジネスに、廃炉に特定外国人を入れたら駄目ですよ。現場でコミュニケーション取れないですよ。防護服着てマスク着けてどんなコミュニケーションができるか、実際やってみてくださいよ。できないですよ。  もう一...全文を見る
○福島みずほ君 個々の事案であるならば、この東電福島原発事故の廃炉に関して、特定外国人、クリーニングだ、解体だという名目で認めちゃ駄目ですよ。現場でどんな扱われ方するか分からない。情報量が圧倒的に不足していて、本国に帰って被害救済が困難なことが分かっているからこそ使うと私は思いま...全文を見る
○福島みずほ君 是非、これがどんどん基本給にも反映するようによろしくお願いします。  ところで、雇用環境・均等部又は雇用環境・均等室の常勤職員の配置数は何人ですか。また、常勤職員は過去何年で何人増えましたか。非常勤職員に関して、夏季休暇、病気休暇は認められていますか。いかがです...全文を見る
○福島みずほ君 足下から、それから是非雇用をもっと増やして、ハラスメント法もありますので、是非増やしてほしいということと、足下における非常勤の皆さんたちの雇用の改善を求めて、質問を終わります。
05月08日第198回国会 参議院 本会議 第15号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲民主党・民友会・希望の会の福島みずほです。  会派を代表して、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等改正案について質問をします。  まず、女性の活躍とは何でしょうか。厚労大臣にお聞きします。  女性活躍推進法第一条は、「男女共同参画社会基本法の基...全文を見る
05月09日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
議事録を見る
○福島みずほ君 マイナンバー制度は利用が全く広がっておりません。昨年、二〇一八年十二月一日時点で一二・二%、今年になってようやく一三・二%。  証明書コンビニ交付は広がっておりません。自動交付機廃止して、窓口が混み合うというので、費用対効果で実施見送りです。自治体ポイントサービ...全文を見る
○福島みずほ君 戸籍制度をどう見るかはありますが、刑事裁判やいろんなのでも個人の特定に失敗したことはありませんし、社会保障の公平公正は別の観点からやらなければならないと思います。年金の問題は、年金のそもそも登録がずさんだったというようなことが問題であり、マイナンバー制度とは関係な...全文を見る
○福島みずほ君 一三%しか持っていない状況で、多くの人は健康保険証を使っている、そして、現在全員が健康保険証、まあ全員というのはおかしいですが、健康保険証で医療機関にかかっていて、とりわけ被保険者にとって不利益にならない。ということで、特に何も問題が起きていなくて、一三%しか所持...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど総務省は、個人にとっての一体化ではなくて、マイナンバー制度、マイナンバーカードと健康保険証の今後一体化を考えるとおっしゃいました。これ一体化を考えているんですね。総務省、お願いします。吉川さん。
○福島みずほ君 今後一体化を考えるとおっしゃったんです、今後。  今回もしこの法律が仮に通れば、それは、マイナンバーカードを持ってピッとやって受診する人はいるかもしれない。でも、先ほど総務省は、今後一体化を考えると言った。つまり、そこに意図があるんじゃないか。マイナンバーカード...全文を見る
○福島みずほ君 今何も問題起きていないですよ。それは、変わる人がいてというのはあるかもしれないけれども、それもそんなにたくさんのケースではない。それよりも、莫大なお金を使う、これおかしいと思います。  健康保険組合はこの制度を拒否できない。じゃ、被保険者はどうでしょうか。みんな...全文を見る
○福島みずほ君 そこで質問です。  通常、四月一日が基準日であれば、通常、皆さんたちもいろんな組合に入っていらっしゃるでしょうが、三月に新たな健康保険証が送られてきます。じゃ、三通りあるわけですよね。マイナンバーカードを使いたい、健康保険証で今まで従前どおりでいい、両方使いたい...全文を見る
○福島みずほ君 いや、分からないので聞いているんです。  じゃ、健康保険組合は従前どおり全員に健康保険証、加入している人に送付するという理解でよろしいですか。例えば、三月の時点で全員に送付するという理解でよろしいんですね。
○福島みずほ君 いや、おかしいですよ。重要なことですよ。だって、マイナンバーカード、こんなに嫌われていて、みんな使っていなくて、一三%しかないんですよ。みんな健康保険証で困らないじゃないですか。何にも困っていない。それを持って病院に行くんですよ。  事前の答弁では、被保険者が保...全文を見る
○福島みずほ君 いや、前後ということはどういうこと。例えば、二〇二〇年度は全員に送ります、でも、マイナンバーカードが少し、一五%とかなったら考えるという意味ですか。今後ってどういう意味ですか。極めて重要なことですよ。つまり、マイナンバーカードを持たないと、普及率が、はい、四〇%に...全文を見る
○福島みずほ君 いや、事前のこれでは、被保険者が保険者に対して保険証を発行するか否かを申告する、保険者はチェック、確認することになるというふうに聞いているんです。つまり、これから十年たったときに、もし健康保険証が欲しい人は事前に申告してくださいとなるかもしれないじゃないですか。こ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、これは、今、健康保険証、各組合で違うでしょうが、きちっとしたプリペイドカードだったりしています。今の答弁で大変危惧するのは、健康保険証に代わるぺらぺらの紙を出します。組合によってはぺらぺらのもありますよね。つまり、健康保険証というのがだんだん絶滅危惧種になる...全文を見る
○福島みずほ君 厚労省の事前レクでは、現在医療施設は全国に二十二万施設あり、うち、レセプトのオンライン請求を行っているのは十三万施設、見込みではこのうち四万施設のオンライン資格確認システム整備費用として、スタート時百五十億円を予定している。進捗状況を見ながら二年目以降も実施してい...全文を見る
○福島みずほ君 暗証番号ってやっぱりなかなか覚えられないので、一緒に持っている人もいると思うんです。それが流出したり、成り済ましという危険性はやはりあるというふうに思います。  医療・介護保険のレセプト情報等のデータベース利活用、今回、民間事業者へも出すということなんですが、こ...全文を見る
○福島みずほ君 これ物すごいビッグデータですよね。六十四件の中でも、ある県の内外におけるレセプト情報と特定健診全部となっていて、匿名化されていてもすさまじい、すさまじいビッグデータです。  今の答弁で、もちろんそれが研究に資するかどうかだけれど、外資系企業や製薬会社にもこれを貸...全文を見る
○福島みずほ君 海外への情報持ち出しは禁止をしても、外資系に、例えば、匿名といっても巨大なるすさまじいビッグデータ、レセプト、特定健診全部とか提供することもあり得るわけで、それは、やはり日本の税金使って、日本の莫大なるお金を使ってやった情報が外資系に出ていくということにはなりませ...全文を見る
○福島みずほ君 現在は大学とか研究、自治体、国というのに情報提供しています。でも、今度の法律改正案では、民間事業者にも出す、外資系にも出すということになっているわけですね。  もちろん、民間の製薬会社であれどこであれ、公益的なためにやっていると思います。しかし、民間企業はビジネ...全文を見る
○福島みずほ君 民間の場合は、仮に匿名化されるのであっても同意がなければ駄目だというふうに考えられています。私は、自分のレセプトの情報は削除してくれという人はそんなに実は多くないかもしれないと思います。しかし、何で民間の場合は個人の情報についてそれだけ、ある種敬意を払いながら、国...全文を見る
○福島みずほ君 健康保険法の改正法案と同時に、今国会にはデジタルファースト法案と戸籍法の一部を改正する法律案が出ていて、ビッグデータというふうに思いますが、そのマイナンバー、情報をどんどん集積していくという点では共通の法案だというふうに思っております。  今回、今日、法務省に来...全文を見る
○福島みずほ君 今の答弁で、法案提出、何がメリットで何が問題で何かということが分からないわけです。戸籍情報が市町村による管理から法務大臣による一元管理に変わるのではないか。自治体の戸籍が法務省に一元化されて、そしてそれがまた下りてくるという形になるわけです。あっ、ごめんなさいね、...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、今とりわけ問題があるわけでもなく、戸籍謄本、抄本を人生の中で取る機会ってそんなに多くないわけです。にもかかわらず、この全部、自治体、総務省、法務省通じてこの一つの大きな仕組みをつくっていくという必要が、莫大なお金を掛けて、どれだけあるのかと思います。  ...全文を見る
○福島みずほ君 現在でも住民票や戸籍を通じて親子関係の立証なんかみんなやっているわけで、とりわけそれで問題があるとは思いません。むしろ、巨大なるビッグデータを一元化していくことになると。それから、相続などは電子化されていない戸籍も多いですから、これで全部解決するわけでもないんです...全文を見る
○福島みずほ君 でも、これつながっていくわけですよね。つながっていくし、衆議院の答弁でも、例えば保険における滞納データも含まれる。どんどん、生活保護における親族の扶養義務とかは誰かというふうなことについても、それはできると。  私は、これ国民のためなのかということがやっぱり言い...全文を見る
○福島みずほ君 補助業務は審査事務局の職員が当たるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 新たに法第一条の二で基金の基本理念が付加されております。その中で、国民健康保険団体連合会と有機的に連携しつつ、診療担当者に対する診療報酬の適正な請求に資する支援その他の取組を行うよう努めなければならないとされております。一方で、法三条の改正により、各都道府県に従た...全文を見る
○福島みずほ君 この委員会にも医療関係者の方が極めて多いですが、ガバナンスということを何度かおっしゃって、やはり地域の特性や、いろんなことを上からのルールでこうしろああしろと押し付けにならないように、繰り返し医師の裁量やいろんなものを侵害しないものだとおっしゃったので、その下で行...全文を見る
05月14日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○福島みずほ君 今までの質問の追加で確認したいことがありますので、質問いたします。  東電福島原発の廃炉作業に入管法改正による特定技能の外国人を働かせることについての問題について、質問をいたします。  これは、前回、どこの役所も否定をされませんでした。しかし、これやめるべきで...全文を見る
○福島みずほ君 残念です。そんなことやっていたら、すさまじい被災が起きて、労災認定も本当にできないですよ。  廃炉の作業の労基法違反についてお聞きをいたします。  厚生労働省は、昨年の監督指導のうち、廃炉作業従事者の五三・一%、除染作業従業者の六一・四%において労働基準関係法...全文を見る
○福島みずほ君 政府は、これは、教育を適切に実施するよう関係事業者を指導しているとしています。でも、関係事業者とは誰でしょうか。東電がやるんですか。それから、これ、何次下請というふうになったときに、じゃ、現場の特定技能労働者に対して様々なことがきちっと言葉で指導ができるんですか。
○福島みずほ君 ベトナムの技能実習生が、原発の除染に関して一切告知されずに連れていかれて、実は除染作業に従事させられていたということが大問題になりました。言われていないんですよ。何の告知もされていないんですよ。教育もないんですよ。東電に対してでは駄目ですよ。現場に浸透しなければな...全文を見る
○福島みずほ君 廃炉作業で労働者が欲しい、しかも使い捨ての労働者が欲しい、本国に帰っていく労働者が欲しい。外国人、このような活動で使ったら駄目ですよ。  入管法の改正案で、まさに特定技能を入れるかどうか大問題になりました。真っ先に出てきたのが、まず、この東電の廃炉作業に特定技能...全文を見る
○福島みずほ君 それでは駄目ですよ。外国人の人が日本を離れるときに口頭で放射線量をたまたま言われても、その紙がどうなったのか。今答弁してもらったように、手帳の交付は義務付けられていないんですよ。だったら、本国に帰って、自分が幾ら累積して五年間被曝したか分からないかもしれないじゃな...全文を見る
○福島みずほ君 想像力がないですよ。しかも、こういうことを真っ先にやったら駄目ですよ。  労災認定するのがいかに大変か、原発で働いた人々が白血病や骨髄性白血病になって労災認定がいかに困難か、その立証をすることがいかに困難か、因果関係とかどんなに大変か見てきています。大変なんです...全文を見る
○福島みずほ君 入管法の改正がまさに原発廃炉のすさまじい労働の使い捨てだというのは恥ですよ。こんなことを認めたら駄目ですよ。これ、日本の政治の問題ですよ。私たち、いいんですか、こんなのを認めて。駄目ですよ。労働者のまさに使い捨てじゃないですか。外国人労働者の使い捨てじゃないですか...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。取り組んでください。よろしくお願いします。
05月16日第198回国会 参議院 内閣委員会 第16号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲民主党・民友会・希望の会の福島みずほです。  まず第一に、本法案とは別に一問だけお聞きいたします。  在京当番に関してです。  二〇〇三年十一月に閣議了解された在京当番の制度は、内閣府においてどのように運用されておりますか。在京当番はどのような形で決定さ...全文を見る
○福島みずほ君 米軍基地上のドローンの飛行禁止は米国のハリス司令官からの要請を受けたと言われておりますが、事実ですか。
○福島みずほ君 沖縄の基地の上で飛んでいるドローンなどに関して、自衛隊、米軍基地上の事例、テロや攻撃の意思は確認されておりません。先ほどの事例は外国の事例ですし、ドローンを飛ばす以外に事実を把握することができないということがたくさんあります。高江のヘリパッドを造るときに、国会議員...全文を見る
○福島みずほ君 名護市の辺野古新基地建設現場は、米軍キャンプ・シュワブ、周辺の提供水域に囲まれて、ドローンは近寄ることが一切できなくなります。建設現場では、条例に反して赤土が流出している疑いがあり、K4護岸付近から汚水が漏れ出している様子を市民団体はドローン撮影で確認しています。...全文を見る
○福島みずほ君 知る権利や報道の自由を理解しているのであれば、この中から除外すればいいじゃないですか。テロというのは今までないんですよ。これで、立法理由からすれば、防衛関係施設に対する危険を未然に防止及び防衛の基盤の維持ということであれば、明らかに危険でないもの、管理者のものは同...全文を見る
○福島みずほ君 報道機関のみでなく、市民にとっても重要です。先ほど、経産省は衝突しないようにすると言っているじゃないですか。ヘリで高いところから撮るのとドローンで撮るのは違います。  じゃ、言いますが、石垣島や様々な建設途中で飛んでいないところに関してはドローンは何にも、衝突の...全文を見る
○福島みずほ君 そうすると、完成するまではドローン飛ばしてもいいということでよろしいですね。
○福島みずほ君 これ、何が問題かというと、今撮れる、今市民が知ることができることが、この法律がもし成立したら一切見れなくなるんですよ。  戦争中、戦前に、まさに戦前に法律がありました。戦前の法律は要塞地帯法です。軍事基地以外のその周辺も含めて写真も撮ってはいけない、これがすさま...全文を見る
○福島みずほ君 米軍が許可しなかった場合も行政事件訴訟法で争えない、自衛隊が許可しなくてもその許可の同意の中身が適正かどうか行政事件訴訟法で争えないというのが防衛省の見解であるということなんですね。
○福島みずほ君 大問題ですよ。報道の自由に配慮するとおっしゃったので、運用面に関して、メディアや市民が知る権利のためにやるのは許可から外すべきだということを改めて申し上げます。  でも、今おっしゃったように、この法案は許可、同意を一律に要求し、かつ行政処分でもないんですよ。裁判...全文を見る
○福島みずほ君 口頭でというので、文書が要らないということを確認いたしました。  でも、米軍に対して、オスプレイが落ちた後、あるいはそういうときに許可を取らなくちゃいけないんですよ。そして、その後警察に通報しなくちゃいけない。それは口頭でも足りるというのは言っていただきましたが...全文を見る
○福島みずほ君 よく分からないんですよ。ドローンって撮影する人は遠く離れていて、三百メートルまで来れば、もうこれで退去命令ができるわけでしょう。拡声機か何かで出ていけ出ていけと言うんですか。一体どうするんですか。近所迷惑だと思いますが、どうですか。
○福島みずほ君 十条二項は、当該小型無人の飛行の妨害、それから機器の破損その他必要な措置をとることができるとしています。  飛行の妨害って具体的にどうするんですか。機器の破損って、何か撃つんですか。ネットランチャーで捕獲する、あるいは撃つんですか。条文に機器の破損と書いてあるの...全文を見る
○福島みずほ君 基地の上も飛べないことが問題なんですが、三百メートル程度って拡大するじゃないですか。沖縄国際大学もあります。普天間第二小学校もあります。自衛隊基地、秋田のイージス・アショア建設と言われている近くの、隣にはスポーツセンターもありますし、いろんなものが全部あります。保...全文を見る
○福島みずほ君 質問に答えてください。  私の質問は、自衛隊、自衛官、そして米兵が基地の外でできるわけじゃないですか、三百メートルの範囲で。これは何の根拠でできるんですか。他人の土地じゃないですか。大学があり、保育園があり、普天間第二小学校に来るんですか。あなたの方が建造物侵入...全文を見る
○福島みずほ君 何を根拠にできるんですか。今まで基地の外に米兵や自衛隊が出てきて、まさにそこで、有形力の行使じゃないと言ったけれど、機器の破損であれ捕獲であれ、やるわけでしょう。何の根拠でできるんですか。今までこんなことあったんですか。
○福島みずほ君 米兵は基地の外には来ないということでよろしいですね。
○福島みずほ君 では、自衛官はどうですか。基地の外三百メートルで警官がいない場合は様々なことをする、こういうことを認めているものってあるんですか。
○福島みずほ君 そういう説明を聞いているんですが、災害のときに、やむを得ず例えば家の中に入る、あるいは人命救助する、車両についてというのは理解ができます。  そうではないんですよ。これ、平時の場合に、基地の外三百メートルをおおよそして、その中でいろいろできる。司法警察権がないじ...全文を見る
○福島みずほ君 警職法の適用はないということでよろしいですね。
○福島みずほ君 三百メートルの範囲で、レッドゾーン、それからイエローゾーンを三百メートルの範囲でできると。じゃ、操縦している人はその三百メートルより少し離れていた場合、誰何することはできるんですか。あなた誰ですか、やめなさいというときには、どんどんどんどん追いかけていったら基地の...全文を見る
○福島みずほ君 違いますよ。三百メートルだけど、操縦している人は三百メートルより外にいるんだから、どんどんどんどん拡大していくじゃないですか。やめなさい、そしてこれをやる、捕獲する、撃つ、やるときに、三百メートル超えていかないと駄目なので、距離的範囲がないんですよ。なぜか基地の外...全文を見る
○福島みずほ君 はい、分かりました。  ドローンは三百メートルかもしれないけれど、操縦している人はその外にいるんですよ。だから、これ条文上何の限定もないですよ。誰何していったらもうどんどん、要するに自衛官が基地の外に出てきて監視するという話ですよ。これは非常にひどいです。  ...全文を見る
○福島みずほ君 私は、立憲民主党・民友会・希望の会を代表して、ドローン飛行禁止法改正案に反対の討論を行います。  法案は、ドローン飛行禁止の範囲を極めて拡大し、飛行禁止場所に、いわゆるレッドゾーンとして対象施設を定め、防衛関係施設の自衛隊の施設と在日米軍の施設・区域を加えるもの...全文を見る
05月22日第198回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲民主党・民友会・希望の会の福島みずほです。  まず初めに、香害、香りの害についてお聞きをいたします。  私の周りにも、この香りの害、化学物質の問題で本当に困っている人、深刻な被害を訴えている人がたくさんおります。柔軟仕上げ剤、合成洗剤、芳香剤、消臭除菌スプ...全文を見る
○福島みずほ君 花粉症も、三十年前、四十年前は一部の人の病気だったかもしれませんが、残念ながら、かなり多くの人が花粉症に罹患するようになりました。一旦なると治らないんですね。同じように、この化学物質過敏症も、自分はならないと思っていても、あるとき、やっぱりある種もう容量がいっぱい...全文を見る
○福島みずほ君 だって、二〇〇九年から厚生労働省、病名リストに化学物質過敏症と入れて、カルテ、明細書に記載できるようになっているわけじゃないですか。お医者さんいますよ、研究者もいますよ。日本医師会だって「香料による新しい健康被害も」というので、日本医師会のナンバー五百八でニュース...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  今厚労省がやってくださるかどうかで、未来にこの問題がどうなるのか、今苦しんでいる人がどうなるのか決まるので、今検討するとおっしゃってくださったので、よろしくお願いいたします。  次に、消費者庁にお聞きをいたします。  香害問題に...全文を見る
○福島みずほ君 これは今が大事で、今後どうなるか、本当にそれで決まると思います。是非、専門の相談窓口を設置してくださるようお願いいたします。  柔軟仕上げ剤は、消費者庁の家庭用品品質表示法の指定品目になっておらず、メーカーの自主表示となっています。埼玉県の所沢市、さいたま市、吉...全文を見る
○福島みずほ君 検討してまいりたいという語尾をしっかり聞きましたので。これは御存じのとおり、消費者庁、グローバル企業は、まさにP&Gとかですね、いろんな企業がこれを開示するというか、やるというふうに言っております。私は香害そのものをなくすべきで、表示だけでは駄目だと思っております...全文を見る
○福島みずほ君 イソシアネートに関する被害について言ってくださってありがとうございます。ただ、日本消費者連盟に確認したところ、イソシアネートは限定的な使用とのことで、マイクロカプセル、壁材がポリウレタンの場合、イソシアネートが環境中に放出される可能性があると。  先ほど、業界に...全文を見る
○福島みずほ君 大手は使っていないというふうにあるんですが、ただ、使っているところも限定的にあると。  これは某メーカーの柔軟剤で、キャップ一杯に一億個の消臭成分、マイクロカプセルがあると。繊維の中に入って、それが時間がたってもそれぞれ割れていって、ずうっと香りが続くと。それが...全文を見る
○福島みずほ君 是非、このイソシアネートが出ないように、是非徹底をよろしくお願いいたします。  マイクロカプセル自体も自然分解せずに残留し、環境汚染が拡大する原因となっています。市民団体らが緊急提言を発しており、マイクロカプセルの家庭用品への使用を禁止し、今後の削減計画をプラス...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  安曇野の教育委員会始め、様々な教育委員会や自治体がこの問題について、例えば学校現場で気を付けてほしい、配慮してほしいなどの通達やポスターや様々なことをやっています。それはもちろん一つあるんですが、そもそも、化学物質過敏症を生まない社...全文を見る
○福島みずほ君 グリホサートについては聞いておりますが、今冒頭、農水省は、WHOの外部機関である国際がん研究機関が恐らく発がん性があると指摘をしているとおっしゃいました。ところが、日本は、二〇一七年十二月、残留農薬基準で、小麦については基準改正前の六倍、ソバについては百五十倍に緩...全文を見る
○福島みずほ君 グリホサートを禁止したりしているところも本当に増えている中で、なぜ日本は、二〇一七年十二月、大幅規制緩和なのか。きっかけは国内外の農薬メーカーの要望だとされていますが、いかがですか。
○福島みずほ君 これは農業従事者の人ですが、御存じ、グリホサートで、使っていて裁判で勝っている例が出ておりますし、三十数か国で使用禁止になっています。中国でも規制されている、世界で規制されている。なぜ日本だけ大幅緩和なのか、これは本当におかしいというふうに思っています。  例え...全文を見る
○福島みずほ君 日本人が農薬いっぱい食べているんですよ。  また別の形で聞きますが、単位面積当たりの農薬使用量は、日本は世界一位ですよね。
○福島みずほ君 日本が世界一、そして韓国が世界二位というのが、日本が物すごく農薬を使っている。今日の答弁も本当にがっかりですよ。  グリホサートに関しては、本当に三十数か国で使用禁止になり、WHOの外郭機関も発がん性の疑いがあると言っていて、規制緩和して外国に輸出できないんです...全文を見る
○福島みずほ君 いや、もう本当にこれ、健康を守るために動いてくださいよ。  世界のママ、パパが本当に動いています。アメリカでもママ・アクロス・アメリカ、やっぱり子供たちの遺伝子組換えやこのグリホサート、残留農薬考えなくちゃ。世界中で親が動いているんですよ。  日本の国会議員の...全文を見る
○福島みずほ君 アメリカから買う武器の爆買いが一年間で七千億円、子供たちの給食の無償化、小中公立でやるのが四千二百二十六億円、こっちこそやるべきだと思います。  韓国においては、二〇一六年時点で無償給食実施率が七四・三%になっています。二〇二一年からソウル市内全ての小中高でオー...全文を見る
○福島みずほ君 有機の給食に努めてまいりたいというのを信じて、これが本当に広がっていくように心からお願いいたしますし、消費者庁などもこれを是非後押ししていただきたいと思います。  次に、ゲノム編集の食べ物についてお聞きをします。  これは以前ここでも聞きましたが、今年三月二十...全文を見る
○福島みずほ君 突然変異と人工的にやるのはやっぱり違うというふうに思います。  それで、このゲノム編集した食べ物は日本の食卓にいつ登場するんですか。
○福島みずほ君 事業所の判断だと、私たちはある日突然、忘れているうちに、このまさにゲノム編集されて遺伝子が切断されたものを食べている。切り口が本当になかなか古くならない、私は何か月放置しても一切変わらないブロッコリーというのを一体これは何だと思ったこともありますが、そういう状況が...全文を見る
○福島みずほ君 はい。  これ、表示、せめて表示をするように心からお願いをいたします。  そのことを申し上げ、質問を終わります。ありがとうございます。
05月23日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
議事録を見る
○福島みずほ君 福島みずほです。  冒頭、この厚生労働委員会で、石橋委員、そして私も、東電の、福島東電原発事故における廃炉作業に特定技能一の労働者を活用すべきではない、従事させるべきではないという質問をしてきました。厚生労働省がこれについて通達を出してくだすって、東電が国の通達...全文を見る
○福島みずほ君 これは、厚生労働省が迅速に動いてくだすったことには本当に感謝をいたします。従事させないように、私たちもきちっとウオッチしていきたいと思います。  本日午前中、参考人質疑がありました。大変有益な様々なことを教えていただいたと思います。参考人の方たちからは、なぜハラ...全文を見る
○福島みずほ君 全く納得いきません。  体罰の方は、民法に懲戒権があるが、にもかかわらず体罰禁止をやっぱり入れるべきだと、すさまじい事件があるからこれ体罰禁止と入れたんですよ。ところが、ハラスメントについては置かない。民法との整理が必要なのはむしろ体罰規定の方じゃないですか。な...全文を見る
○福島みずほ君 ハラスメントの禁止を明示的に入っていないんですよ。子供の体罰は禁止するのに、なぜハラスメントは禁止しないのか、理解ができません。  これ、入れることで、一般の人も、あっ、これハラスメントは駄目なんだと。民法上、刑事上の整理が必要というのも、それは違います。ハラス...全文を見る
○福島みずほ君 今後の審議会の検討事項になるということですが、セクシュアルハラスメントもパワーハラスメントも同じような構造を持っています。一般的にこれは駄目なんだけれども、やっぱり本人の主観も大事ですよ。だって、セクシュアルハラスメントに関しても、人によってやっぱりそれは非常に感...全文を見る
○福島みずほ君 全く理解できません。  セクシュアルハラスメントもパワーハラスメントも言動じゃないですか。言動、一緒ですよ。業務遂行上行われる、これも一緒です。結局、物すごくひどいパワーハラスメントでない限りパワハラと認定しない可能性があるんですよ。だから問題なんです。これは同...全文を見る
○福島みずほ君 いや、納得いかないですよ。  セクシュアルハラスメントとパワーハラスメントは、行為形態が性的な言動かどうかはあるけれども、似たような構図で起きるわけですよ。物すごく違うものではなくて、ハラスメントの一種ですよ。セクハラも起きるしパワハラも起きるということもありま...全文を見る
○福島みずほ君 いや、納得いきませんよ。  パワハラで本当にうつになったり働けなくなる人もいるわけですよ。セクハラだって、さんざんぱらそれぐらい社交辞令だと言われた日々があったんですよ。でも、セクハラであれパワハラであれ、業務、仕事ができなくなる。根絶しなければならないハラスメ...全文を見る
○福島みずほ君 パワハラなんて大したことがないというようにも聞こえるんですね。  セクハラだって随分長いこと、大したことない、みんなそれで仕事してきたと言われた日々もあったけれど、駄目だ、人権侵害だと、パワハラもセクハラも人権侵害なんだという獲得をしたわけじゃないですか。パワハ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、理解できません。  訪問看護師で行った、訪問介護士で行った、セクハラとパワハラを同時に家族から受けた、セクハラは、だけれどもパワハラは違う、こんなのおかしいじゃないですか。
○福島みずほ君 全く納得がいきません。  セクハラの行為は対応するけれど、セクハラだと、パワハラは違うという区分けなんかあり得ないですよ。  今日の質問は、セクハラとパワハラで違うような要件にしていることが全くナンセンスだということなんです。両方含めるべきですよ、取引先から受...全文を見る
○福島みずほ君 前回、礒崎委員の質問に対して小林局長が答えられたことについて、これでいいのかという点で御質問をいたします。  小林局長は、ケース・バイ・ケースだと言いながら、基本的には、その参加が強制されるようなもの、これは業務遂行というふうに捉えることができるのではないかと思...全文を見る
○福島みずほ君 狭いと思います。  参加が、それはメルクマールの一つかもしれないんですが、パワハラもそうですしセクハラもそうですが、優越的な関係を背景というときに、上司が部下に飲みに行こうと誘うことの背景には優越的地位をやっぱり引きずるんですよ。それは、セクハラやパワハラが起き...全文を見る
○福島みずほ君 上司が部下に飲みに行こうというふうに言って参加が強制され、というか、二人きりで飲みに行った場合でも、これは友達感覚とかノーと言える場合の雰囲気は、やっぱり日本の社会では少ないというふうに思います。  これはやはり、パワハラやらセクハラの起きる、業務遂行上の延長線...全文を見る
○福島みずほ君 SOGIハラについてもしっかり取り組んでいただくという答弁だと思います。是非、職場の中でSOGIハラが起きないように、厚労省、しっかり取り組んでくださるようにお願いをいたします。  午前中の参考人質疑でもありましたが、女性活躍の中で男女の賃金格差、これは、浅倉む...全文を見る
○福島みずほ君 局長が、男女の賃金格差に関して審議会で議論していただくということなんですが、これはもう必須だと思います。  均等法ができる前は、有価証券報告書にまさに男女の賃金格差が必ず入っておりました。これが、均等法ができるということで、逆に削除をされたわけです。賃金、一番働...全文を見る
○福島みずほ君 数字が全てを物語るじゃないですか。賃金格差を明らかにしてくれたら、どういう問題があるか分かるじゃないですか。様々な背景があるから出さないというのはおかしいですよ。数字を出していただければ、それを解釈するのは国民です。何でこんな賃金格差があるのか、みんなで考える指標...全文を見る
○福島みずほ君 検討していただくということで、ありがとうございます。  実は、公務部門における賃金格差って出ていないんですよ。でも、そこにこそ実は問題がある。それを分析することで、どこにどういう差別があって、どこに問題があるか分かるので、検討させていただくという局長の答弁を本当...全文を見る
○福島みずほ君 男女雇用機会均等法の改正ということで、しっかり研究や討議、これが、研究会、調査、専門家の議論が行われてはいないんじゃないですか。  ついでにと言っちゃ悪いけど、その中ではあるかもしれないけれど、均等法本体についての調査、研究会、専門家、これはちゃんとやっているん...全文を見る
○福島みずほ君 是非、研究会やそれから調査、専門家の議論、しっかりやって、均等法の改正に向けても大きく進むように心から期待をしたいと思います。  時間ですので、終わります。
05月28日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
議事録を見る
○福島みずほ君 まず、ダブルワーク、副業、兼業について質問をいたします。  まず、内閣府にお聞きをいたします。ダブルワーク、副業、兼業についての検討をなぜ行うことになったのでしょうか。
○福島みずほ君 兼業、副業をしたいという人の気持ちも分かります。高所得だったり、ビジネスチャンスを増やしたい、それはもちろんあります。しかし、ダブルワーク、兼業、副業の本質は何か。働けど働けど我が暮らし楽にならず、じっと手を見る、石川啄木状態というのがこの問題です。  つまり、...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、さっき言ったように、七割はまさに収入が少ない、二百九十九万円以下の階層で全体の七割を占めているわけです。どこが未来戦略なのか。根本は、本業の賃金を上げること、最低賃金を上げることにこそあるんじゃないんですか。
○福島みずほ君 ダブルワークの推進が未来戦略だというのが理解できないんですね。それだったら個別に競業避止義務、職務専念義務などを考えればいい話で、大多数、本当に七割が収入が少ないというところこそ問題で、つまり、その未来戦略として議論している部分と厚生労働省としていかに労働条件守っ...全文を見る
○福島みずほ君 副業、兼業によって、労働時間管理が本当に大事で、過重労働を防ぎ、過労死、過労自死が生ずる事態をつくらないということが重要だと考えますが、厚生労働省、大臣、いかがですか。
○福島みずほ君 政府が副業、兼業の促進を掲げるのであれば、労働時間を本業及び副業・兼業先の双方がそれぞれ通算した労働時間を把握、管理することが不可欠です。そのことの理解は、厚生労働省、あるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 次に問題となるのが割増し賃金の問題です。  労働時間規制について、複数の事業場を通算して全体を把握していくことの重要性については共有できたと思います。ただ、五月十日の規制改革推進会議では、委員の一人が、例えば副業、兼業の場合には割増し賃金制度の適用を除外してはど...全文を見る
○福島みずほ君 検討会の議事録見ると、これいろんな意見あるんですね。割増し賃金認めるべきだというふうに厚労省は考えているということでよろしいですね。
○福島みずほ君 割増し賃金払うべきだということで、是非議論が進むように思います。  現行の労働安全衛生法が定める医師の面接指導は、一か月の労働時間の状況に基づいて把握した長時間労働者を対象としております。この一か月の労働時間とは副業・兼業先の労働時間を現状では含んでいないと考え...全文を見る
○福島みずほ君 答弁でおっしゃったように、これ積算されない。副業、兼業を行っている者が、一か月当たりAで三十時間、Bで三十時間、C社で三十時間それぞれ働き、これらをトータルした過重労働によって過労性疾病が引き起こされてしまったとしても、認定基準に照らして労災補償による補償が受けら...全文を見る
○福島みずほ君 最も過酷に働いている人が労災認定受けられないという事態は、これはおかしいし、これに目をつぶってダブルワーク推進というのは全くおかしいというふうに思います。  複数の就業先で働く労働者がそのうちの一つの就労先で業務上の災害に遭い休業した場合、休業補償給付の給付基礎...全文を見る
○福島みずほ君 一社からしかもらえないんですよね。こういうことも本当にきちっとやるべきで、ダブルワーク推進というのも本当に問題があるというふうに思います。  次に、全国一律最低賃金についてお聞きをいたします。  地域別の最低賃金がある国はもちろん世界にもありますが、国際比較か...全文を見る
○福島みずほ君 是非、全国一律最低賃金やるべきだと思っています。なぜか。コンビニの値段だっていろんなものだって、東京と地方都市で同じです。むしろ地方都市の方が、車がないと生活ができない、ガソリン代が掛かるというのも言われています。  イギリスで全国一律最低賃金を採用をしたと。も...全文を見る
○福島みずほ君 公契約条例ができたことで、やはりそこの労働条件、賃金を上げていくというので、有効な例もたくさん指摘をされています。公契約法を作るべきだと。公契約条例、ILOが条約を、一九四九年ですか、作り、日本はまだ未採択なんですが、是非公契約法を作り、女性の活躍のところでも議論...全文を見る
06月04日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
議事録を見る
○福島みずほ君 五人の参考人の皆さん、本当にどうもありがとうございます。  まず初めに、先ほど阿部一彦参考人からも通勤支援の必要性の話があり、竹下参考人からもありました。竹下参考人は、国の審議会の中でも何度も何度もこの通勤支援の必要性を訴えていらっしゃいます。  自力通勤可と...全文を見る
○福島みずほ君 障害を持っている皆さんたちの意思決定の場への起用、活用というのはとても重要だと考えています。  この三十年間、失われた三十年間、物すごくもったいない。もし、国土交通省のバリアフリーセクション、厚生労働省の障害者政策をやるところ、そして文部科学省のインクルーシブ教...全文を見る
○福島みずほ君 斎藤参考人にお聞きをいたします。  今回せっかく障害者の皆さんたちを雇用しようということで試験をやったわけですが、やっぱり高校卒業程度の筆記試験がメーンなので、残念ながらまだ知的障害の皆さんたちの採用がそんなに増えておりません。このままだとなかなか知的障害者の皆...全文を見る
○福島みずほ君 竹下参考人にお聞きをいたします。  今回採用された公務員の皆さんたちで話をするという、とても大事だと思うんですね。各役所に、中央官庁に相談員が設けられることになります。その相談員の中に例えば障害当事者の人を入れるとかすればまた随分変わると思いますが、このような点...全文を見る
○福島みずほ君 雇用の問題をやっていると、やはり障害者の人たちの教育の問題、やっぱり教育の場面で何でもできるよという教育を子供たちにできればと思っています。  教育について一言、竹下参考人、アドバイスがあればお願いいたします。
○福島みずほ君 ありがとうございました。
06月06日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
議事録を見る
○福島みずほ君 福島みずほです。  まず、雇用の場における同行支援、通勤支援、介助支援についてお聞きをいたします。  参考人の中からも、同行支援、通勤支援、これ緊急の課題だということが何人かの参考人から言われました。中央省庁における同行支援、通勤支援、介助支援はどうなっている...全文を見る
○福島みずほ君 結局、募集、採用のときに同行支援、通勤支援、これは要件としないというのは一歩前進なんですが、今の答弁で、厚生労働省はやっていただきたいとは言っているけれども、各省庁で、じゃ、通勤支援、同行支援、介助支援が一体どうなっているか把握していないんですよ。でも、これだった...全文を見る
○福島みずほ君 全国各地に行くと、この通勤支援の話を障害当事者から、あるいは皆さんから聞くんですね。  秋田で中学校の数学の先生を十九年間やっている三戸学さんと話をし、かつメールをいただきました。ちょっと聞いてください。  私は、生まれつき脳性麻痺で、障害者手帳一種一級で、手...全文を見る
○福島みずほ君 文科省によると、都道府県の行政機関における障害者の実雇用率は二・四%なのに対して、教育委員会は一・九%、達成割合も低い現状があります。学校の先生になかなか障害当事者が入っていっていない。  今おっしゃったように、文科省が障害者活用推進プランを一部改定し、教育委員...全文を見る
○福島みずほ君 何か冷たいなという感じなんですが、好事例を集めるのは結構です。でも、これ悪事例でしょう。これどうするんですか。
○福島みずほ君 いや、好事例を集めるんじゃなくて、それは結構ですよ、でも具体的にこういうふうに困っているわけですよ。転勤命ぜられて、そして働く意欲もあって頑張っているんだけれども、地方都市で、電車がない、バスがないという状況なんです。どうするんですか。こういう教師を応援しなくちゃ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、合理的配慮がされなかったから通勤ができなくなって困っているわけです。  これ、通勤手当を出すとかいうことはできないんですか。
○福島みずほ君 障害当事者の学校の先生たちのネットワークもあるんですね。本当に頑張っていますよ。子供たちにとってもいいですよ。本当に頑張っているんです。  そのことに関して、やっぱり文科省、動いてくださいよ。好事例集めてという場合じゃなくて、悪事例がいっぱいあるわけで、悪事例の...全文を見る
○福島みずほ君 どういう制度がいいかじゃなくて、はっきりしているんですよ。自力通勤のみ可、介助不要というので募集するのをやめたわけですよね。自力通勤できなくても、そういう人が働き続けられるようにしましょうというのが今回じゃないですか。そして、車の運転ができない人もいる。そして、バ...全文を見る
○福島みずほ君 今回、やはり雇用率を上げるためになっていて、本来、障害者が社会でどのように活躍するのかの議論がやっぱり正直薄いと思います。本人のやりがいを確保できるような環境づくり、昇給制度、障害者リーダーの育成が必要なのではないでしょうか。  また三戸学さんの話に戻って済みま...全文を見る
○福島みずほ君 就職から就労に至るまでの専門的な支援、具体的には、障害特性に応じた職業相談や職業紹介、職場定着支援、あるいは医療支援等が必要です。  これらを担う重要な部門の一つがハローワークです。ただ、ハローワークの定員は削減をされております。まさにこういうところできちっとフ...全文を見る
○福島みずほ君 意思決定の場における障害者の登用についてお聞きをいたします。  これは参考人質疑のときにも申し上げたんですが、障がい者制度改革推進会議を二〇〇九年十二月につくったときに、障害当事者で車椅子の弁護士である東弁護士に室長になっていただきました。やはりそういう人が頑張...全文を見る
○福島みずほ君 是非、意思決定の場に障害当事者の思いを、考えを、政策を入れていただけるようよろしくお願いいたします。  終わります。ありがとうございます。
○福島みずほ君 福島みずほです。  まず、原爆症認定についてお聞きをいたします。  二〇一三年十二月十六日最終改定された新しい審査の方針における積極認定における申請疾病に、狭心症、甲状腺機能亢進症、脳梗塞を加えるべきではないですか。
○福島みずほ君 被爆者の高齢化も進んでいて、救済の範囲をこれを広げるべきではないか。  心筋梗塞、甲状腺機能低下症、慢性肝炎、肝硬変については、被爆地点が爆心地より約二キロ、投下より翌日までに爆心地から約一キロ以内に入市した者とされておりますが、悪性腫瘍の例などと同様にすべきで...全文を見る
○福島みずほ君 細かい点で区別をするより、例えば心筋梗塞と悪性の腫瘍は違うとか、もう細かくやっているわけですが、もう総合的な判断をするべきであって、救済し切れない人が出てきてしまっているという点を是非見直していただきたい。これは二〇一三年の新しい審査の方針です。裁判も係属をしてい...全文を見る
○福島みずほ君 若年時の被爆によって遅発性白内障が出るという報告もあります。今、柔軟にやっているとおっしゃいましたが、本当にこれ柔軟に判断をしっかりしていただきたい。  それから、原爆被爆者に対する援護に関する法律の第十条は、厚生労働大臣は、原子爆弾の傷害作用に起因して負傷し、...全文を見る
○福島みずほ君 もう既に高齢になっていらっしゃる多くの被爆者の皆さんにお会いする機会が大変多くあります。やはり、大変不安だったり、いつ再発するかとか、いつ本当に悪くなるかという不安を物すごく抱えていらっしゃるんですね。原爆被害についてはまだまだ解明されていないことも多く、経過観察...全文を見る
○福島みずほ君 是非、この今日質問した中身で疾病などを拡大するなど、しっかりやっていただきたいと思います。  来年、介護保険法の改正法案が言われております。今年、まさに介護保険の中身をどうするかが極めて重要です。  要支援一、二の通所と訪問サービスが、介護保険給付から外れて地...全文を見る
○福島みずほ君 今、答弁で六割、七割という答弁がありました。結局できていないんですよね。  財務省は、やはりこれ要介護一、二も介護保険給付から外さないと駄目だ、外すべきだというふうに考えているようですが、是非これは厚生労働省、要支援一、二の通所、訪問がこの状態で、要介護一、二ま...全文を見る
○福島みずほ君 大臣、これは厚労省、頑張ってください。というのは、この厚生労働委員会で財務省に対して軽度とは何かと聞いたら、要介護二以下だと答えたんです。なかなかやっぱり介護の財政、税制から考えて、保険料が上がっていることを考えて、財務省、要介護一、二を外す、来年この委員会で議論...全文を見る
○福島みずほ君 自己責任と言い、こんな資産、投資と言ったら、消費者被害が増えるだけで、しかも政治の責任の放棄だと思います。  終わります。     ─────────────
06月11日第198回国会 参議院 環境委員会 第9号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲民主・民友会・希望の会の福島みずほです。  今日は、環境委員会で質問させていただくことに心から感謝をいたします。  今日は、まず、除染土、汚染土の問題についてお聞きをいたします。環境省は、福島県内の除染で生じた土壌のうち、八千ベクレル・パー・キログラム以下...全文を見る
○福島みずほ君 莫大な税金掛けて除染して集めて、それを今度また全国にばらまくというのは理解ができません。最終処分場に持ち込むための量を少なくするためだけに全国ばらまいていくと。これは極めて問題です。  現在、飯舘村の長泥地区、南相馬市小高区以外で除染土を公共事業等で再利用する具...全文を見る
○福島みずほ君 実証実験で、東海村、それから栃木県那須町でもやっていらっしゃるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 住民が知らない間に汚染土が公共事業等に使われるおそれはないんでしょうか。事前告知、事前承認などは実施されるんでしょうか。  今年の三月十四日に開催されたこの環境委員会で、武田委員の質問に対して大臣は、地元の皆様の安心につながるように丁寧に説明しながら進めていく必...全文を見る
○福島みずほ君 道路の盛土の耐用年数は七十年とされています。道路の盛土材に汚染土を使った場合、道路の寿命後はどのような扱い、処理をするんでしょうか。環境中に土砂などが拡散してしまうのではないでしょうか。
○福島みずほ君 道路の耐用年数って短いんですよね。七十年です。しかも、僅か五十センチほどしか盛土をやらない。それ、壊れたりしたらどうなるんですか。しかも、百年、二百年、三百年たって、それが分からない。しかも、過疎地などだと余り情報が行き渡らなかったり、様々な問題が起こり得る。極め...全文を見る
○福島みずほ君 どれだけちゃんと管理ができるのか、全国にばらまいて本当にどうするのかというふうに思います。  福島県外の汚染土については、濃度条件も設けず、雨水流入防止や地下水汚染対策など不要としています。環境省は、県外の除染土に関して高濃度の放射性物質は含まれているケースもあ...全文を見る
○福島みずほ君 汚染土再利用の実証事業をめぐっては、二本松市で二本松市民の強い反対があり、実質撤回となっています。市民の皆さんたちは、議員会館などでも集会をやったり、行政交渉も本当にやって、地元でも様々な集会が持たれています。  市民の皆さんたちの反対の理由をどのように環境省は...全文を見る
○福島みずほ君 住民の強い反対をどう受け止めていますか。
○福島みずほ君 実質反対をしていらっしゃる住民の方にすれば、実証事業が汚染土の最終処分になりかねないという強い思いがありました。また、実証事業は、八百億円掛けて除染した土地をまた三億五千万円掛けて元に戻すもので、合理性がないという意見もありました。  南相馬市小高区の常磐自動車...全文を見る
○福島みずほ君 汚染土を全国展開、公共事業でも使うということに関して、こことここをやったからオーケーという形で、実証事業をすっ飛ばして全国で公共事業に使う、こういうことはあり得ないということでよろしいですね。
○福島みずほ君 そんな質問していません。実証事業をすっ飛ばして汚染土を公共事業に使うということはあるんですかという質問です。
○福島みずほ君 ということは、実証事業をやらないで公共事業をやることはないということでよろしいですね。再度確認です。
○福島みずほ君 駄目ですよ、それだったら。  つまり、実証事業をやっていない地区でも、あなたのところが最適です、まあ秋田のイージス・アショアじゃないけれど、あなたのところが最適ですと言って、どこかで実証事業をやったところのデータを持ってきて公共事業をやることがあるということじゃ...全文を見る
○福島みずほ君 みんなが心配しているのは、ある日突然、自分のところで道路工事に使う、何かに使う八千ベクレルのものがやってくるということが不意打ちで起きるんじゃないかというのをどなたも、どこも心配しているんです。全国展開すると環境省が言っているから、八千ベクレルの汚染土が来るんじゃ...全文を見る
○福島みずほ君 実証事業をその地域でやらずして単に説明しましたといって、そして全国展開してやることに断固反対です。この点について、今日は実証事業をやらなくてもいいという答弁ですので、この点は本当に納得できません。これは本当に納得できません。説明すればいいといって、十分な説明したこ...全文を見る
○福島みずほ君 八千ベクレルってすごいものですよ。百ベクレル・パー・キログラムでもクリアランスレベルは、びっくりしていましたが、八十倍じゃないですか。  しかも、この管理、ずさんですよ。こうやって、百年たってどうなっているか分からないですよ。壊れているかもしれない、地震でどうか...全文を見る
○福島みずほ君 八千ベクレルのをこうやって埋めると聞いて納得する人などいないと、納得する人は本当に極めて少ないと思いますし、実証事業をすっ飛ばしてやることには反対です。再考をお願いいたします。  最近、コツメカワウソがペットとして人気が高く、密輸入されている事件も報道されていま...全文を見る
○福島みずほ君 後ほど、動物愛護法改正法案が議論になります。附則にあった七週齢が削除されて、本則の八週齢になるということは本当に歓迎をいたします。  血統書をもって八週齢規制の例外として扱うこととすると聞いておりますが、その血統書を発行する権限を持つ団体は、現在、日本に幾つある...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので終わります。ありがとうございます。
○福島みずほ君 福島みずほです。  今日は、秋葉委員長、生方議員、小宮山議員、本当にありがとうございます。  五年前にたくさんの議員の皆さんたちと犬猫殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟をつくり、この環境委員でいらっしゃいます尾辻秀久議員が会長で、たくさんの超党派の、この環境委...全文を見る
○福島みずほ君 今回の改正案には、八週齢規制の例外措置として、天然記念物の対象となる犬種は除外するという規定が入りました。この例外規定が想定する内容はどのようなものでしょうか。保存協会の会員同士とか、かなり限定された方々がその種の保存を目的とした場合に限るなどを想定しているのでし...全文を見る
○福島みずほ君 保存会の会員ではない一般の飼い主に販売される場合であっても、天然記念物である日本犬の犬種の保存に資するものと言えるんでしょうか。  一般の飼い主が愛玩目的で日本犬を購入する行為は、天然記念物である日本犬の犬種の保存に資するという趣旨にそぐわないものですから、この...全文を見る
○福島みずほ君 今回の七週齢という例外規定の対象とする血統書を発行できるのはどの団体となると想定していますか。
○福島みずほ君 この例外規定を定めている附則の文言について、その趣旨を説明してください。専らとの言葉が意味する内容、つまり指定犬の繁殖を行う者までを指すのか、それとも犬猫等販売業者以外の者に販売するというところまでを指すのか。専らの文言の掛かる範囲が異なると、例外規定の対象となる...全文を見る
○福島みずほ君 環境省にお聞きします。  八週齢にすることは、みんなのある意味悲願というか当然だという思いでした。附則が削除されるということはいいんですが、例外が定められたということについては、例外、例外、例外、例外、例外ということで、極めて限定的、限定的、限定的で本当にあるべ...全文を見る
○福島みずほ君 本当に限定的になるのかしっかりウオッチしていき、また環境省自身もそれについて助言し、その穴がと言うと変ですが、どんどんやはり大きくならないようにということを是非環境省としてもしっかりチェックし、限定的にしていくよう心からお願いをいたします。  マイクロチップ装着...全文を見る
○福島みずほ君 改正案の二十一条は、いわゆる飼養施設の数値基準に関する条文です。この数値基準については、多くの動物愛護団体から、具体的な数値基準がないために、劣悪な環境で動物を繁殖している業者などを行政が取り締まることができていない現状を訴えてきた経緯があります。  そこで、国...全文を見る
○福島みずほ君 環境省にお聞きします。  そもそも、立法者の意図する目的を具体的な制度として実現していく立場にある環境省として、どのような数値基準を今後検討しようとしているのか、国際的な動物福祉にかなった基準になるのか、方針いかがでしょうか。
○福島みずほ君 二十五条一項において、都道府県知事が、環境省令の定める事態が生じている場合は、必要な指導や助言ができると定めています。  この点についても多くの愛護団体から、一生懸命に地域猫の保護活動をしている人たちへの指導がどのようなときに行われるのか、周辺住民の一方的な苦情...全文を見る
○福島みずほ君 八週齢の規定はこの法律の公布後二年で施行、そして飼育環境基準もちょうど二年後です。マイクロチップは三年後というのが施行になっています。つまり、ブリーダーがあるいはペットショップが、様々なところの飼育環境基準がしっかりなっている、それと八週齢の完全な実現というのが、...全文を見る
06月13日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
議事録を見る
○福島みずほ君 まず、本案に入ります前に、今大変近々に問題になっております金融審議会市場ワーキング・グループ報告書についてお聞きをいたします。  この審議会の二十一回に、厚生労働省年金局の吉田課長が発言をし、二十分ほど説明をしております。この報告書が前提としたデータは、厚生労働...全文を見る
○福島みずほ君 年金もでしょう、肝腎な年金、年金ですから。  資料二十二ページを見てください。ここの説明で、マクロ経済スライドにより中長期的な水準の調整が見込まれているのは御案内のとおりで、老後の所得確保における私的年金の重要性が増すものと考えておりますとしております。私的年金...全文を見る
○福島みずほ君 局長、端的に答えてください。  吉田課長は野党合同ヒアリングに出てきているんですよ。要求したけれども、局長でやってほしいということで局長に来ていただきました。端的に答えてください。私の質問に答えていないですよ。  私の質問は、役割が増す私的年金として、そして、...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省は年金給付が下がるというふうには考えていないんですか。この報告書の案の段階で、将来、年金給付が下がるというのが案として出されているじゃないですか。これに厚生労働省はかんでいないんですか。
○福島みずほ君 年金についてのプレゼンは厚生労働省がやっているんじゃないですか。  質問変えます。  このワーキング・グループにおける年金の基礎データ、この資料は厚生労働省の提供ということでよろしいですね。
○福島みずほ君 厚生労働省が、役割が増す私的年金として、所得代替率ががっとグラフで下がる、こういう説明をこのワーキング・グループでやっております。これは中長期的に年金給付が下がるという意味以外考えられないじゃないですか。  資料三十七ページを見てください。高齢期の就業と年金の多...全文を見る
○福島みずほ君 年金が足りないので投資をすべきだということを厚生労働省が言うことは大問題ではないですか。
○福島みずほ君 吉田課長は、現在、高齢夫婦無職世帯の実収入二十万九千百九十八円と家計支出二十六万三千七百十八円との差は月五・五万円程度となっております、今後、実収入の社会保障給付は低下することから取り崩す金額が多くなり、さらに余命も延びることで取り崩す期間も長くなるわけで、今から...全文を見る
○福島みずほ君 年金だけでは暮らしていけない、五・五万円差額があるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 吉田課長は、年金の繰下げ、つまり支給年齢を遅らせることも言っています。  これ吉田課長のこの議事録の言葉です。三十七ページ、三十八ページを御覧いただきたいと思いますが、公的年金は、御案内のように、六十五歳の支給を現行であれば七十歳まで繰り下げることができ、その場...全文を見る
○福島みずほ君 つい最近まで百年安心年金と言っていたじゃないですか。公的年金だけでは暮らしていけない、あと自己責任でやれということを厚労省言っているんじゃないですか。
○福島みずほ君 年金についての基礎データは厚生労働省が出しているんですよ。五・五万円足りないというのも厚生労働省が出している。公的年金だけでは食べていけない、私的年金や、それから就労を延ばすことや、それもやれというのも厚生労働省が言っているんですよ。それに基づいてこの報告書が書か...全文を見る
○福島みずほ君 この報告書は、長寿化に伴い、資産寿命を延ばすことが必要というふうに結論を出しております。  前述のとおり、夫六十五歳以上、妻六十歳以上の夫婦のみの無職の世帯では毎月の不足額の平均は約五万円であり、まだ二十から三十年の人生があるとすれば、不足額の総額は単純計算で一...全文を見る
○福島みずほ君 でも、これ、厚生労働省が、職員が出て年金について説明し、こう考えているって、そのデータに基づいて出した結論じゃないですか。実際、投資のこともちゃんと話していますよ、その課長は。それに基づいてこれ作られているんですよ。無責任じゃないですか。
○福島みずほ君 年金の担当、厚生労働省じゃないですか。それについての基礎データ、家計も含めて厚生労働省が出しているんですよ。これ、基になるデータ、読み上げたように厚生労働省が出しています。年金についての見通しや、そのことも厚生労働省、発言しています。二十分間発言し、年金の部分はま...全文を見る
○福島みずほ君 逃げているというこちらでも発言がありますが、おかしいですよ。だって、年金についての担当は厚生労働省じゃないですか。それについての基礎資料をここで発言しているんですよ。見通しも示しているんですよ。どういう考え方があり得るかも示している。だったら、それについてやっぱり...全文を見る
○福島みずほ君 子供の意見表明権と関連し、子供たちに対する人権教育が必要だと考えます。  今日は文科省に来ていただきました。必要性についての文科省の見解、文科省、厚労省の連携についてお聞かせください。
○福島みずほ君 例えば世田谷区は、せたがやホッと子どもサポート制度をつくって、センターをつくっています。話を聞きに現場に行きました。マスコットキャラクターなちゅは小学校の女の子がつくったキャラクターで、子供たちに広報しています。相談活動は、子供たちからの相談が六割を示しています。...全文を見る
○福島みずほ君 明石市に行って、明石市長に話を聞いたことがあります。今回、衆議院の厚生労働委員会の参考人質疑で明石市長は、明石の一時保護所は学校現場と連携し、そのまま従来の学校に行くことができると述べていらっしゃいます。今日の参考人の高橋亜美さんも、やはり携帯電話が持てないとか、...全文を見る
○福島みずほ君 明石市では、定期健診未受診件数をゼロにして、一度も来ない、健診に、その場合に、保健師さんが土曜、日曜でも必ず子供に会うと。子供に会うと、どういう状態か、体重が少ないとか分かりますし、また親に対して支援も、こういうことがありますよという、そういう支援もできると、その...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。
06月18日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
議事録を見る
○福島みずほ君 福島みずほです。  この報告書はまさに、不足額の総額は単純計算で一千三百万円から二千万円になると報告書はしております。  ところで、議事録を見ると、金融庁自身も試算をされています。今朝の毎日新聞、金融庁、老後最大三千万円必要、独自試算、四月十二日提示されていま...全文を見る
○福島みずほ君 二千万でもびっくりしましたが、三千万という金融庁の試算には、これ、付いていける人どれだけいるでしょうか。実際、この二十一回目の議事録の中に、一千五百万から三千万円程度を資産形成することになってくるかということでございます、金融庁がこのワーキングチームでちゃんとやっ...全文を見る
○福島みずほ君 何か焼け石に水ですよ。この二、三十年間のツケが一気に来ているわけじゃないですか。雇用を壊して、そして年金が、本当にそこにちゃんと税金もつぎ込んできたのか。年金積立金半額、二〇一四年、年金積立金百四十九兆円を株につぎ込んだことが正しいのかどうか、それの検証が必要です...全文を見る
○福島みずほ君 貯蓄がないから困っているんですよ。二千万円貯蓄必要、三千万円不足していると言われてみんなが仰天しているのは、その貯蓄がないんですよ。ごく一部の人はそれはある人もあるでしょう。しかし、大方の人はこれないんですよ。  さっきも言いました。今、六十歳の人、四分の一が貯...全文を見る
○福島みずほ君 報告書を出すときには、その諮問をした大臣に、こういう中身で出しますと事前にレクをすると思うんですが、それはされていますね。そして、報告書を発表したときに、大臣、これ発表になりましたと渡していますね。
○福島みずほ君 秘書官に渡したのはいつですか。
○福島みずほ君 六月三日に発表されていますので、六月三日頃というか、その前ということですよね。  そして、概要を麻生大臣にレクチャーしたのはいつですか。
○福島みずほ君 麻生大臣がちょっと不思議なことをおっしゃっているので、時系列を確認させていただきました。  蓮舫議員の六月十日の決算委員会での質問で、読んでいますかと聞かれて、全部は読んでいないが一部読みましたというふうに答弁をされました。ところが、受け取らないと最近言い出して...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、大臣は記者会見で、幾らお金が必要か計算したことあるかとかおっしゃっていますので、やはり、この報告書のレクも受けているし、秘書官にこれを渡しているしということで、全部ではないが一部読んだというふうに言っているから、やっぱり受け取っているんですよね。  だから...全文を見る
○福島みずほ君 つまり、報告書を事前に、当たり前ですが、大臣にレクをして、で、ふうんという感じでそれは聞いていて、受け取っているわけですよね。で、読んでいるわけですよ。で、今になって受け取らないというのはおかしいですよ。  こんなことを許したら、本当に官僚制度が壊れる、政府その...全文を見る
○福島みずほ君 その子供シェルターに行ったときに、例えば高校生の男の子が、親には修学旅行に行くと言って、実際修学旅行のスケジュールがあったわけですが、ボストンバッグに荷物を詰め込んでやっぱり子供シェルターにやってきたと。やっぱり、女性のためのシェルターがとても大事なように、子供の...全文を見る
○福島みずほ君 子供シェルターはまさに二十四時間営業しなければならないので、夜勤もあるし交代制もしかなければならない。子供シェルターの運営には人件費が本当に必要で、現在は職員配置二・五名ということですが、それではまだまだ不足をしています。正職員、補助職員、二十四時間体制なので宿直...全文を見る
○福島みずほ君 性暴力被害者の場合、予期しない妊娠、出産で母子手帳がない、健診も受けていないなど、子供の虐待に結び付くケースもあります。行政がつながっていないケースやつながりにくいケースにはどのように対応していくのでしょうか。
○福島みずほ君 よろしくお願いします。  やはり性暴力被害者センターのお医者さんから聞いた、産婦人科の女医さんに聞いた話では、子供が性病にかかっていることが分かったと。それは実は親からうつされていて、そこから親からの性暴力が分かったわけです。ですから、性暴力被害者センター、とり...全文を見る
○福島みずほ君 今日は文科省にも来ていただきました。おなかをすかせている、親から殴られている、性暴力を受けているという状態で学校で勉強が身に入るわけはありません。ここでも何度か言っていますが、是非、文科省は、学校を勉強する場所とだけではなくて、子供の命を守る場所と是非本当に位置付...全文を見る
○福島みずほ君 前回の委員会でも、文科省は子供の意見表明権に関連して人権教育に取り組むとの答弁がありました。  道徳教育が始まっています。小学校は道徳の教科書で今勉強しておりますし、中学校も検定教科書が出されました。小学校の道徳の教科書全て読みました。学習指導要領は、祖父母、父...全文を見る
11月14日第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民共同会派の福島みずほです。  十一月十二日に、多磨全生園、ハンセン病資料館を視察をさせていただきました。そこでの話も、本当に心に痛い、あるいは心を打つものでした。  超党派で全会一致でこの法案が提出されたこと、本当に良かったというふう...全文を見る
○福島みずほ君 これはちょっと事務所からお願いしていたんですが、退所者とそれから被収容者に対する給付金について、何人のうち何人がもらっているというふうなデータはありますか。今日まで計算するということでもあったのですが、もしできていないのならそれで結構ですが、もし分かっていたら教え...全文を見る
○福島みずほ君 補償法案の適用対象者は二万四千人、四百億円の補償というふうにされておりますが、この試算の根拠について教えてください。
○福島みずほ君 元患者の方の御本人は、入所者、退所者、非入所者に分かれます。特に非入所者に対しては情報が行き渡らない可能性がありますが、どのような対策を考えていらっしゃるでしょうか。
○福島みずほ君 非入所者は特に沖縄が多いわけですが、広報の対策はどのように考えていらっしゃいますか。
○福島みずほ君 補償金の認定なんですが、これは、厚生労働大臣は、対象者であることが明らかな場合を除き、認定審査会の審査を求め認定するというふうになっております。これは優生保護法下における強制不妊手術と同じで、明確なものはもう審査会にかけない、もうそこで支給して、で、審査会というの...全文を見る
○福島みずほ君 なぜ裁判が提訴されなければならなかったのか。判決は、隔離政策が就学、就労の拒否、結婚差別などの被害を生じさせ、家族関係の形成を阻害したとし、こうした差別を人生被害と指摘をしております。  御本人も、全生園でいただいた資料でも、ハンセン病のために、破談、離婚、離職...全文を見る
○福島みずほ君 これは原告たち、当事者たちが望んでいることで、是非よろしくお願いいたします。  ハンセン病についての偏見、差別の解消についてお聞きいたします。  国の責任を認めた二〇〇一年の熊本地裁判決後も、元患者の皆さんたちの宿泊が拒否されるなど、差別は起き続けています。ま...全文を見る
○福島みずほ君 全生園の訪問して、改めて、すさまじい差別と人権侵害と同時に、当事者の皆さんたちの闘いに実は私は心を打たれました。みんな本当にその中で様々なことをやっぱり闘ってやってきたということに実は心を打たれました。また、平沢さん始め、人権教育をすごく一生懸命やろうとし、これが...全文を見る
11月19日第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲民主、国民民主、そして新緑風会・社会民主党の会派の福島みずほです。  私は、今日、眼鏡を禁止されている女性への連帯として、この質問のために眼鏡を掛けております。ちょっと外しますね。(発言する者あり)じゃ、眼鏡を掛けております。  職場で女性にだけ眼鏡禁止令...全文を見る
○福島みずほ君 趣旨に反するということですが、このことで、経済同友会の代表幹事は、これについてナンセンスだと言いました。しかし、これに続けて、私は眼鏡の女性が好きなのでと言いました。  大臣、これについてどう思われますか。
○福島みずほ君 これ、個人の問題ではないんですね。職場で女性が見た目で判断され、強制をされているという問題です。  眼鏡は視力補強の道具です。目の病気でコンタクトレンズができない人もいて、視力を奪われたら仕事になりません。このニュースは世界中で本当に流通しました。シンディ・ロー...全文を見る
○福島みずほ君 クー・トゥー運動があります。連合のこの調査でも、二割、ヒールの高さが規制されている、パンプスが強制されている。男女共にパンプス履けじゃないんですよ。女性にパンプスが強制されている。ジェンダー差別ではないか。これは、前回、根本大臣も答弁しておりますが、いかがですか。
○福島みずほ君 いや、根本大臣よりぐっと後退したんですよ。根本大臣は、やっぱりこれはハラスメントに当たり得ると、パンプスを強制することはパワハラに当たり得ると答えているんですよ。  大臣、女性にだけパンプスを強制したり眼鏡禁止することはハラスメントじゃないですか。
○福島みずほ君 でも、ハイヒールの高さを決められるっておかしくないですか、靴の。ぺちゃんこでもいいじゃないですか。そっちの方が安全だし、実は疲れないんですよ。  眼鏡、何で女性だけ禁止するんですか。どんな合理的理由があるんですか、女性にだけ。これは男女共に眼鏡禁止じゃないんです...全文を見る
○福島みずほ君 いや、食い下がって済みませんが、分かりません。女性にだけ眼鏡を禁止するのがどんな合理的な職場があるんですか。
○福島みずほ君 均等法の趣旨に反すると言っていただいたので、その趣旨を生かして、今後このような服装規定が趣旨に反するという立場で職場から一掃されるようにきちっとチェックをしてください。  コンタクトが合わない人もいるんですよ、本当に、ドライアイでたまらないとか。眼鏡じゃないと駄...全文を見る
○福島みずほ君 ならない例と書いたら、企業の言い訳例になりますよ。これ、やめてください。  そして、私は十月二十一日の検討会を傍聴しました。国会の審議って無視されていると思いましたよ。今まで労政審で国会の議論を、附帯決議を無視した例ないですよ。国会の審議を無視しているんですよ。...全文を見る
○福島みずほ君 この指針案、駄目なんですよ。撤回してほしいぐらいです。  この指針案に関して、主観も考慮すると入っていないんですよ。あした検討会が開かれますが、本人の主観も考慮すると、指針案修正して出しますね。
○福島みずほ君 附帯決議で全会一致で、まさに九項で明記すると書いてあるんですよ。何でこれ無視するんですか。入れてくださいよ。ちゃんと入れてください。  次に、セクハラ、セクシュアルハラスメントは、対価型と環境型に分けられています。ヌードポスターを貼ることは環境型のセクシュアルハ...全文を見る
○福島みずほ君 指針案がどうしてこうなったかというと、裁判例、裁判例よりも狭くなっている部分もあるんですが、裁判例に引きずられているんですよ。だから、過失相殺みたいな概念も入ってきちゃうし、裁判は圧倒的に環境型は余りないんですよね。パワハラも、そしてSOGIハラも環境型があるんで...全文を見る
○福島みずほ君 これがはっきり分かるように、事前はもっと広く啓発すべきなんですよ、環境も含めて。事後はそのことに対する対応、それが分かるように指針案を書き直していただきたい。そのことを強く要望いたします。  SOGIハラについてお聞きをいたします。  附帯決議九項の三で、SO...全文を見る
○福島みずほ君 LGBTの人たちが本当にがっかりして、このことについて指針案を見直せと言っています。  なぜか。これ、例示として挙げられているだけで、SOGIハラをきっちり、九項の三で私たちが言ったように、これが問題であるという書き方になっていないからなんですよ。ですから、ここ...全文を見る
○福島みずほ君 職場には実はたくさんLGBTの人がいます。カミングアウトしていないだけです。  そこで、相手が例えばゲイの人に直接相手に言った、これはSOGIハラだけれど、一般的に、気持ち悪いよねとか気を付けようねみたいなことを言うことがSOGIハラにならないんだとしたら、当事...全文を見る
○福島みずほ君 東京新聞の記事を付けておりますが、職場でカミングアウトしていない当事者がいかに多いかということを考えて、それは是非指針に入れてください。でなかったら意味がないですよ。相手がゲイだと分かっていて、その人に対して侮辱的に言ったらSOGIハラだけれど、一般的にそういうこ...全文を見る
○福島みずほ君 厚労省におきましては、この九項は、一、二、三含め、他の検討するではなくて、次の事項を明記することとやっているんですよ、国会が。明記することと書いてあって、明確にこれがなっていないから今日質問をしております。国会の審議を生かしてくださいよ、全会一致なんですから。それ...全文を見る
○福島みずほ君 法律を補強する意味で附帯決議を国会は付けたわけです。望ましいではなくて、やっぱり指針案作るときに、この様々な声を聞いてもっと踏み込んでくださいよ。今の状態では不十分です。望ましいじゃなくて、ちゃんと会社は例えば啓発やれと、ちゃんとやれと、それやらなかったら問題であ...全文を見る
○福島みずほ君 この四百二十四のリストに関して、さらし首だ、さらしものだという意見が出ています。実際、あの病院は潰れるかもしれないから行くのをやめよう、実際そういうことが起きているんですよ。地域は物すごくこれはもう本当に大変なことだというふうになって、これが百害あって一利なし、悪...全文を見る
○福島みずほ君 過疎地で離島で人口少ないところで診療実績少ないと言うけれど、みんなそれに頼っているんですよ。それは必要じゃないですか。その病院なくなったら、その地域住めなくなりますよ。  宮崎の東病院、結核、難病の病院で、地元で本当に大事です、国立病院機構宮崎東病院。北九州市立...全文を見る
○福島みずほ君 地域にとっていろんな事情があると言うんだったら、四百二十四のリストをこういう形で公表すべきじゃないじゃないですか。県で議論してくださいとやればいいじゃないですか。こんなことやって、医療壊れますよ。  医療の充実じゃなく壊すことになるということを強く申し上げ、質問...全文を見る
11月20日第200回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民の共同会派の福島みずほです。  まず初めに、桜を見る会についてお聞きをいたします。衛藤大臣と北村大臣、両方にお聞きをいたします。  北村大臣は、二〇〇八年、福田改造内閣で防衛副大臣に就任、麻生内閣まで務められていらっしゃいます。十一月...全文を見る
○福島みずほ君 これは質問通告しておりませんが、役所で名簿の保存、役所推薦の名簿の保存、何年かというのを調べていただけますか。
○福島みずほ君 分かりました。  では、北村大臣にお聞きをいたします。  総理が公的な行事を、私は、私物化しているような状態であった。千人、後援会から呼んでいる枠があったわけで、これについての大臣の御意見、お聞かせください。
○福島みずほ君 見直すというのではなく、今まであったことについてどうお考えですか。
○福島みずほ君 これからの見直しなど聞いてはおりません。  今までの、とりわけ今年、去年、おととし、安倍内閣の下における桜を見る会における、このような総理枠が千人ある、そして安倍昭恵さんの枠もある。何で私人なのにそんな枠があるのか、全く理解ができません。これについての御見解を教...全文を見る
○福島みずほ君 大臣として教えてください。
○福島みずほ君 北村大臣、問題ないと思いますか。
○福島みずほ君 政治家として御意見をお聞きしたいですが、更にまだお聞きをしたいと思います。  衛藤大臣にお聞きをいたします。  衛藤大臣は、二〇一一年、自民党参議院幹事長代行に就任、二〇一二年十二月、第二次安倍内閣の内閣総理大臣補佐官に就任しています。内閣の推薦枠はどのくらい...全文を見る
○福島みずほ君 新聞報道でもあり、参議院の幹事長が認められましたが、とりわけ、今年改選のある議員に関しては、四月、七月が選挙ですが、四月に四人、あっ、四組招待するという枠があったと報道され、それを世耕幹事長は認めていらっしゃいます。  衛藤大臣はたまたま改選期に当たられていらっ...全文を見る
○福島みずほ君 世耕幹事長の御説明と違うわけですが、改めてお聞きをいたします。  衛藤さんに関し、衛藤大臣に関しては、今年改選期だけれども、四人、あっ、四組という割当てはなかったということですか。
○福島みずほ君 衛藤さんが見られたのは昨日だけれども、事務所には来ていたということですか。事務所には来ているんですか。
○福島みずほ君 確認させてください。  見たのは昨日であると、しかし、事務所には割当てが四月の、三月ですかね、割当てはあったということですか。
○福島みずほ君 確認いたします。  昨日、その招待の枠を見たというのは、何で見たんですか。
○福島みずほ君 確認します。  それは、衛藤さん、衛藤議員の事務所に来ているのを初めて昨日見たんですか。
○福島みずほ君 取り寄せたというのは、どこから取り寄せたんですか。
○福島みずほ君 ということは、改選期の自民党の参議院議員には四組割当てがあるけれども、なぜか分からないが、衛藤事務所には来ていなかったという理解でよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 来たか来ていないか分からないということなんですが、事務所の秘書に聞いたら来ていたんですか、来ていないんですか。
○福島みずほ君 では、お願いです。事務所の方に衛藤議員の方に来ていたか来ていなかったか確認していただけますか。なぜ衛藤議員だけ来ていないかもよく分かりませんし、それを確認していただけたら有り難いです。いかがですか。
○福島みずほ君 ありがとうございます。  衛藤議員は長年国会議員をしていらっしゃいますが、今までこのような枠、推薦枠どうぞというのはあったんですか。
○福島みずほ君 枠という形でないんであれば、何なんですか。
○福島みずほ君 質問変えます。  衛藤議員は桜を見る会に出席したことはありますか。あるいは、桜を見る会に関して、どなたか推薦してください、あるいは招待でどなたか招待したい方はいらっしゃいますかということを言われたことは今までありますか。
○福島みずほ君 まあ総理を見る会なのか、桜を見る会なのかですが。  衛藤議員の御記憶では、自分は出席したり出席しなかったりしたが、ただ、総理を見る会に、総理を見に行きませんか、桜と一緒にみたいなことの打診を受けて、どなたか紹介するというようなことはあったという理解でよろしいです...全文を見る
○福島みずほ君 まあ参議院の幹事長代行までされた方なので。  そうしたら、衛藤大臣、先ほどのその確認してみたいという、事務所にあったかどうか、そして今までそういう紹介という形であったかどうかということについて確認をしていただけますか、事務所に。
○福島みずほ君 では、それは委員会に提出をお願いいたします、後刻。
○福島みずほ君 ありがとうございます。  先ほど北村大臣にもお聞きしましたが、衛藤大臣、長年議員をされていて、このような事態について、桜を見る会、さっき総理を見る会とおっしゃいましたが、総理と桜を見る会、これ税金でやって、ここまで膨れ上がってこうなったことについてどう思われます...全文を見る
○福島みずほ君 是非、それぞれ、お二人の大臣は大人物の大臣でいらっしゃいますから、はっきり見解を実はお聞きしたいというふうに思いました。是非また聞きたいというふうに思います。  人数が一万人から一万八千人、倍に膨れ上がったことは、やっぱり第二次安倍政権の物すごい私物化だというふ...全文を見る
○福島みずほ君 全て国内企業ですか。
○福島みずほ君 いや、おかしいですよ。ゲノム編集食品、初めて認めるわけでしょう。認めてやるわけでしょう。国民の命に関わることじゃないですか。  ゲノム編集食品の安全性を認めた国は日本が初めてと言ってよろしいですね、厚生労働省。
○福島みずほ君 EUはまだ検討中で、アメリカは事実上ゴーサインでやっているわけですね。  ただ、重要なことは、政府がゲノム食品は安全だと言った国は日本が初めてということでよろしいですね。
○福島みずほ君 経過は理解しています。  私の質問は、世界でゲノム編集食品は安全だというお墨付きを政府自らやったのは日本が初めてですねという質問です。
○福島みずほ君 違うでしょう。ゲノム編集食品について認めるとやって、届け出なさいとやっているわけで、届出も任意なんですよ。  ゲノム編集食品が安全だと言った日本は世界で初めての政府ですよ。そういうふうにレクのときにも聞きました。だからこそ、今、任意ですよ、強制じゃないんですよ、...全文を見る
○福島みずほ君 今でもあるかもしれない。ゲノム編集食品、日本に入ってくるんじゃないですか。だって、届出任意ですよ。厚労省に届け出るの任意なんですよ。外国から輸入してくるでしょう。どうですか。
○福島みずほ君 でも、届けなくても、任意ですから、罰則の規定も何もないんですよね。
○福島みずほ君 配付資料にありますが、厚労省医薬・生活衛生局食品基準審査課が出したゲノム編集技術とその応用食品等の取扱いです。  左側の青い斜線部分、任意に届け出た場合のみ公表、表示義務ありと、右側のピンクの部分、安全性審査を受けた上で公表、表示義務というものがあります。  ...全文を見る
○福島みずほ君 遺伝子組換え食品は、この安全性審査を義務付けていて、ゲノムのこのブルーの部分はしていないという立て付けです。しかし、事前の話でも、このピンクと青がどうやって区別するかというと、まだはっきりと決まっていない、今後、品目ごとに専門会などの場で専門家に確認してもらいなが...全文を見る
○福島みずほ君 実は、このピンクとブルーの区分けがよく分からないんですね。これ全く違うものだけれども、この安全性審査義務付け表示違反の場合は二年以下の懲役又は二百万円以下の罰金で、左のブルーは任意で届け出た場合のみ表示で、この区分けというのがこれから専門家が決めると。  この制...全文を見る
○福島みずほ君 具体的監視体制は、地方自治体が各保健所において行うということでよろしいですか。
○福島みずほ君 私は、地方自治体が各保健所においてこの峻別ができるのかどうか、簡単にそんな峻別ができるんだったら表示をちゃんとやるべきだというふうに思います。  本当にできるんでしょうか。見切り発車でやっているんではないですか。各保健所が、遺伝子組換えなのかゲノムなのか、という...全文を見る
○福島みずほ君 様々周知といっても、任意でしょう。別に表示しなくても、罰則も何もないんですよ。お願いベースじゃないですか。  ということは、遺伝子組換え食品と違って、というか、遺伝子組換え食品もかなりルーズだとも言われていますが、ゲノム編集食品が十月一日以降食卓に、レストランに...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省に届け出るのも任意であれば、それを公表するのも任意ということですよね。任意なわけじゃないですか。つまり、それを表示しなかったからといって罰則の規定も何もないので、お願いベースなんですよ。そうしたら、事業者はやっぱり売りたいから表示しなくなると思います。 ...全文を見る
○福島みずほ君 これ、検出ができるという説とできないという説があって、どんどん技術が進めばできるとあるんですね。ヨーロッパなど、まだこれはどうするかという判断途中であると。  日本が極めて問題なのは、まだ途中の技術であるにもかかわらず見切り発車して、厚生労働省が安全だと言い、届...全文を見る
11月26日第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民の福島みずほです。  まず冒頭、ハラスメント指針案について一言お聞きをいたします。  十一月二十日、検討会が行われました。それで、就活、フリーランスの人々などについてなんですが、ここで少しだけ盛り込まれましたが、これで十分ではないと思...全文を見る
○福島みずほ君 相談があればでなく、就活生に関して相談窓口を設ける、相談の窓口に就活生に対するハラスメントが入る、そして、就活生に対してハラスメントをしたような人、もちろんこれにはフリーランスとかほかのも全部実は入りますが、の人は処分の対象になることなど、全部に掛かる、全部対応す...全文を見る
○福島みずほ君 四の措置によるというのは全部含むと、全部、事前も含んで、啓発、相談窓口を設けるということも全部入るという趣旨であるということを言っていただいて、確認することができてよかったです。  大臣、是非、厚労省は、経団連など使用者側に行動指針を作るように是非言ってほしい。...全文を見る
○福島みずほ君 今後、パブコメですが、これ就活生やフリーランス、その人たち、インターンの人たちは望ましいというふうになっているので、是非、経団連や様々なところに、行動指針を作れとか、強力に厚生労働省として指導していただきたいと思います。  大臣、是非、就活ハラスメントをなくして...全文を見る
○福島みずほ君 是非政務三役で、インフォーマルでもというか、是非声を聞いてください。実感を持っていただいて対応していただきたい、そう思います。  ところで、就活ハラスメントなどに関しては、連合とそれからビジネス・インサイダーが調査をしておりますが、厚生労働省の調査はありません。...全文を見る
○福島みずほ君 内閣府の調査はありますが、是非、これだけ議論になっているので、実態調査しないと厚労省としても施策を打ちにくいと思いますので、是非実態調査をしていただきたい。強くお願いいたします。  次に、薬局に関する説明資料について確認をさせてください。  前回質疑における足...全文を見る
○福島みずほ君 薬害根絶をとにかく国会でも行政でもしていかなければなりません。  サリドマイド、スモン、薬害エイズ、ヤコブ、薬害肝炎など、なぜ起きて、なぜ広がったのか。この総括をどう厚生労働省としては考えていますか。
○福島みずほ君 サリドマイド、スモン、薬害エイズ、ヤコブ、薬害肝炎など、本当にもっと早く手を打つ、もっと早く違うことをやっていれば薬害はこんなに起きなかったということを私たちは本当に思っています。  ただ、今回の法律は、監視委員会を設けることはとても評価できるんですが、他方、条...全文を見る
○福島みずほ君 これは解除条件付なんでしょうか。条件が満たされない場合に取消しをする定めがありません。取消しになるんですか。
○福島みずほ君 十四条と七十七条は別のもので、条件が満たされない場合は取り消すこともあり得るわけですが、そもそも行政手続の処分に当たるので、こういう場合に取消しがあるということをもっときちっと、取り消した場合にどういう効果があるかも含め、法律で定めるべきではないですか。
○福島みずほ君 取り消した場合の効力はどうなるんでしょうか。
○福島みずほ君 その場合、じゃ、今まで被害が起きた場合にどう手当てをするのか、誰が責任を負うのか。遡って無効になるんじゃなく、将来に向かって取り消すということになるんですか。
○福島みずほ君 期限を付ける定めがありません。再生医療等製品についての条件及び期限付承認制度については条件及び期限としております。期限を付ける定めがないので、何年も例えば条件変更することが可能になるとか、そういうことが起きるのではないでしょうか。
○福島みずほ君 ただ、期限がないので、極端に言えば、五年、十年、三十年、百年可能なんですね。それはやっぱり不適切なのではないか。それは期限の定めがないんですが、きちっとこれは非常に長期にならないようにということを強く要望いたします。  次に、医薬品等行政評価・監視委員会の設置に...全文を見る
○福島みずほ君 この委員会がきちっと機能するかどうか、これは、例えばある医薬品が極めて副作用が多く問題ありと、これは取り消すべきでないか、ここまでやれるわけですよね。
○福島みずほ君 薬害根絶するためにこの委員会がきちっと機能する必要があって、極端に言えば牙を持たなくちゃいけないと思います。  法律を見ると、これは、消費者庁と消費者委員会があって、消費者委員会の在り方を条文上は参考にしているというふうに思いました。消費者庁ができるときに、消費...全文を見る
○福島みずほ君 学者や医者が製薬会社からお金をもらっていたり講演料を多額にもらっていたり、たくさんここで議論をしてきました。ここで利益相反について条文がないけれども、しっかり利益相反の起きないように、そして、やっぱり闘う人を入れてくださいよ。闘う人でなければ薬害根絶なんかできない...全文を見る
○福島みずほ君 献血者の情報共有はどのようにするんでしょうか。同じ人が何度も献血するなど、献血の日数が近い場合など、それぞれの事業者が適切に判断できるのか。献血者にとっては個人データの扱いが適切に行われるのか不安がないようにすべきですし、データベースを複数業者が利用できるようにな...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。外資系が撤退するなど問題が起こり得るのではないかということを申し上げ、私の質問を終わります。  ありがとうございます。
11月29日第200回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民の福島みずほです。  まず初めに、スーパーシティ構想について大臣にお聞きをいたします。  大臣は就任記者会見で、スーパーシティ構想について、これからしっかりと勉強させていただきたいと述べたといいます。その後、どうなっているでしょうか。...全文を見る
○福島みずほ君 勉強した結果、見送りになったんでしょうか。国家戦略特区改正案、スーパーシティ関係は今国会に再提出されませんでした。大臣は記者会見で、新規の特例措置の追加事項に関する調整状況や今臨時国会のスケジュールなどを考えたと述べていらっしゃいます。  規制改革の進め方に批判...全文を見る
○福島みずほ君 国家戦略特区に関しては、野党合同ヒアリングや様々な委員会で大変批判の多いところです。まさに、規制改革の進め方に批判の多い国家戦略特区制度をそのままにしてスーパーシティなど目先の変わったものを追加しても、根本的な解決にはならないというふうに思っております。また、国家...全文を見る
○福島みずほ君 地域住宅団地再生では、住宅団地の住民、地域住民の合意形成をどのように行うのでしょうか。協議会を設置しつつ、そこに加わらない住民の意見を聞くような仕組みをつくるといいますが、そこに内閣府が入るわけではありません。どのような仕組みになるのでしょうか。
○福島みずほ君 東日本大震災の後、町づくりをどうするかに関して、随分経験が蓄積していったと思います。世帯主やそういう人だけ呼ぶと結構高齢者の男性だけになって、若い人や女性の声が震災復興、町づくりに生かされないということの指摘もありました。子供たちを呼んで意見を聞くみたいな取組もや...全文を見る
○福島みずほ君 URはコーディネートの役割があるといいますが、具体的にどのような役割を担うのでしょうか。
○福島みずほ君 高齢化が進む住宅団地において買物支援やコミュニティーバスの導入、介護サービスの充実が考えられていますが、現在居住している高齢者にとっては利便性が高まるにしても、若年世帯の流入を促進する施策が不十分ではないでしょうか。  先ほど森本議員からもありましたが、コンビニ...全文を見る
○福島みずほ君 次に、民間資金等活用公共施設等整備事業についてお聞きをします。  PPP、PFI、果たして正しいんでしょうか、有効なんでしょうか。政権がPPP、PFI推進を強化している、これを成長戦略として強烈に推進していることについて疑問を大変持っております。  PPP、P...全文を見る
○福島みずほ君 自治体がやる場合は地方債ですが、民間がやる場合は普通の金利が掛かるとか、もちろんそこでコンサルタント、弁護士、公認会計士、株主配当、そして利益を上げなくちゃいけないなど、本当に安くなるのかという議論があります。  水道の民営化の議論のときに、ヴェオリア・ジャパン...全文を見る
○福島みずほ君 失敗例について本当に学んでいるんでしょうか。公共財、国、自治体の土地、これを売却したり、それを定期借地権、長期ですよね、貸すとか、本当にある意味、みんなの財産を売り飛ばしているんじゃないかという面の本当に問題点があると思います。  それで、二〇二二年のPPP/P...全文を見る
○福島みずほ君 今室長は、自治体の判断、自治体に任せるというふうにおっしゃいましたが、二〇一五年十二月には、多様なPPP/PFI手法導入を優先的に検討するための指針が示され、公共施設等を管理する人口二十万人以上の地方公共団体は、一定規模以上の公共施設等の整備を行う際には、原則とし...全文を見る
○福島みずほ君 自治体、これに縛られていますよ。PPP、PFIでやれるかどうかを検討し、優先的にこれでやれるかどうかを決めてから、それが不都合があったら直営でやれとなったら、PPP、PFIに間接的にこれは強制されています。二十万人以上の自治体がそうです。  今回の法案は、二十万...全文を見る
○福島みずほ君 今、重要な学校というふうにおっしゃいましたが、結局、過疎地というか地方ではなくて、都会とかそういうところの学校の廃校などがターゲットになるんじゃないですか。
○福島みずほ君 大都会東京、東京の特別区の中で様々な町づくりが、とりわけ駅のそばだと一等地ですから、そこが、例えば一階は大きなテナントが、量販店やいろんなものが入り、上の方に例えばその区の会議室が入るとかあります。いただいたポンチ絵でも、例えば複合施設、民間と官が一緒になって、例...全文を見る
○福島みずほ君 一部の民間企業や投資家が公共用地でもうけることになりませんか。
○福島みずほ君 PFI機構の業務が拡大され、コンサルティング支援業務も入ります。  コンサルティング料の目安はどの程度を想定しているんでしょうか。上限がないわけですよね、どうやって歯止めを掛けるのか。入札や契約によると言うが、ほかに手を挙げないことも考えられます。入札がほかにな...全文を見る
○福島みずほ君 大都会は、一等地をやっぱり民間が一部入ったりPFIという形で利用して、定期借地権なんて取れればこれはいいわけで、他方、この中止事例であるように、地方都市で何十億補填するとかPFIが中止になる、倒産する、破綻するとなったときに、自治体は、地方の自治体二十万人以下です...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  各都道府県における職員研修の拡充を具体的にどのように実現するのでしょうか。参加率八〇%を実現するには、全都道府県が主催して実施する必要があるのではないでしょうか。
○福島みずほ君 市町村における消費者行政の位置付けを高めるために、消費者庁はどのような取組を実施、計画しているんでしょうか。大臣や長官、幹部が都道府県を訪問し、キャラバンをやっている、要請しているということは存じております。これだけでなく、継続的、制度的な取組として今後の活動をど...全文を見る
○福島みずほ君 消費生活相談員の確保が困難である、欠員が生じているという声も聞きます。有効な対策を検討すべきではないですか。
○福島みずほ君 終わります。ありがとうございました。     ─────────────
12月03日第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民共同会派の福島みずほです。  まず、桜を見る会について、加藤大臣にお聞きをいたします。  厚生労働大臣及び内閣府特命大臣在任時において役所からの依頼はなかったとおっしゃっているんですが、役所以外、官房やあるいは、直接、事務所などについ...全文を見る
○福島みずほ君 もう端的にお答え願いたいんですが、今年、厚労大臣でいらっしゃるわけ、あっ、今年はこれは違うね、そうしたら、今の答弁だと厚労省の枠はないということなんですが、それ以外の枠はあるんですか。事務所からそれを出したことはあるんですか。
○福島みずほ君 それは何人ですか。
○福島みずほ君 いつ、数十人なんですか。
○福島みずほ君 今年は何人ですか。
○福島みずほ君 では、事務所に、事務所が把握しているということなわけですから、というか事務所が、からやっているわけですから、これについて詳しいことを理事会に提出してくださるよう要求いたします。
○福島みずほ君 産後ケア事業についてお聞きをいたします。  世田谷では、ネウボラがあり宿泊ができると。小さなホテルのような宿泊で、助産師さんがいたり看護師さん、そこで産後泊まる、赤ちゃんと一緒に泊まってケアを受けることができる。たくさんの視察の人がいるんですが、残念ながら、こう...全文を見る
○福島みずほ君 子育て世代包括支援センターについての今後の事業展開と予算について教えてください。
○福島みずほ君 世田谷区では、子育て支援の一環として、WEラブ赤ちゃんプロジェクトと共同して、泣いてもいいよとステッカーなどを配布しています。このプロジェクトが全国各地で少しずつ広まっている一方で、ベビーカーに席は譲りません、あなたの責任で産んだんでしょうというマークがSNSに投...全文を見る
○福島みずほ君 クー・トゥーやそれから眼鏡禁止などについて、均等法の趣旨に反する、合わないと大臣が答弁してくださったことが多くの人に大分勇気を与えております。  このことについて、パンプスを履くことを強制しないことも雇用管理上の措置に含まれるのではないか、あるいは、外見、服装全...全文を見る
○福島みずほ君 パンプス強制については、厚労省は、パワハラに該当する場合があり得る、現場が混乱しないような形で周知していきたいと答弁しています。  この周知するというのは通達で行うんでしょうか、パンフに記載するんでしょうか。具体的な対応はいかがでしょうか。
○福島みずほ君 ハラスメント指針案に関してパブコメをやる、これからやると。この上がってくる様々な声に関して、ハラスメントを根絶するため、どの程度反映するつもりでしょうか。必要な内容は反映されると考えてよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 是非、国会の審議、附帯決議、パブコメの声、みんなの声、要望書を是非踏まえて、更に充実したいいものにもっと踏み込んでやってくださるようお願い申し上げ、私の質問を終わります。  ありがとうございます。
12月04日第200回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民の福島みずほです。  十一月二十九日の閣議後の記者会見で、ジャパンライフの元会長が桜を見る会の招待状を宣伝に利用していた問題について、記者から消費者庁としてどのような調査を行っているのかとの質問に対し、衛藤大臣は、宣伝に利用された招待状...全文を見る
○福島みずほ君 そういうふうに被害者を批判したように取られた方がいるなら非常に残念とも述べられました。これ、別に、被害者に対してやっぱりその落ち度を責めている。自分はそんなのに遭わないよと言っているので、大変問題であり、被害者を批判したと取られる方がいるなら非常に残念、こちらも極...全文を見る
○福島みずほ君 性暴力に遭った人に対して、私は夜道を歩かない、私はちゃんと注意するから私はそんな被害に遭わないと、性暴力被害者の担当大臣、男女共同参画担当大臣言ったら大問題じゃないですか。自分は気を付けていて、そんなのを信用することはないと言うことそのものが、全く、消費者庁がジャ...全文を見る
○福島みずほ君 でも、結果的に被害者の落ち度を問題にしているんですよ。誰と誰とに会いましたよと名刺を出すような方は何かちょっとおかしいところがあると思うというふうに言うのは、大臣の心構えとしてはいいけれど、それは、この場合、不適切ですよ、おかしいですよ。  それと、昨日、野党の...全文を見る
○福島みずほ君 行政指導が行われているのが二〇一四年九月、十月なんですが、二〇一五年の桜を見る会に、行政指導を受けているようなところが桜を見る会に招待されている、これについてどう思われますか。
○福島みずほ君 行政指導を受けているような、実はもっと早く行政処分すべきだったわけですが、そこを桜を見る会で総理枠で招待されて、そのことがチラシ、ビデオで大宣伝された、これは極めて問題です。  これは、衆議院の消費者特別委員会、二〇一七年四月十八日、民進党の井坂信彦議員が提出し...全文を見る
○福島みずほ君 中身についてまず聞いていません。存在は認めますね。
○福島みずほ君 全くおかしいですよ。重要な文書じゃないですか。消費者庁どうしたんですかと言いたいですよ。  この文書の中身も極めて問題です。弁護士である、弁護士出向の人間は、これはきちっと弁護士見解、通常立入検査が適当と述べているんですが、任意にてというふうになっていると。重大...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、文書の存在認めるわけですね。だって、確認したとおっしゃるんだから、これ前提にしているわけでしょう。ということでよろしいですね。そう理解しますよ。  そして、この政治的背景による余波懸念、大変ですよ。何で彼が桜を見る会に呼ばれるのか、何でこのジャパンライフに...全文を見る
○福島みずほ君 二〇一八年四月の桜を見る会では、自民党の府議や県議が招待をされていたといいます。自民党総裁選五か月前に招待状が送られていたが、内閣府から自民党所属の京都府議と滋賀県議全員に招待状が送られていたと言われています。  総裁選を目的に招待状を送ったんでしょうか。
○福島みずほ君 税金使った桜を見る会が、自民党総裁選のためや選挙のために使われる、総理の後援会のために使われている。おかしいじゃないですか。  六十年前の桜を見る会についてのデータを、これ、私たちはインターネットでも見ることができます。保存期間は永久、国立公文書館に保管されてい...全文を見る
○福島みずほ君 後から検証できないじゃないですか。今年の分だって去年の分だって検証できないんですよ。桜を見る会に出るのは名誉なことだから、隠すことではないですよ。インターネットで電子データとして持っていれば何も負担はない。これ、公にできないことそのものが桜を見る会の近年における変...全文を見る
○福島みずほ君 ログが残っているでしょう。ログが残らないインターネットなんてあり得ないですよ。履歴が全部消えたら誰が侵入したかも分からない。一体いつ消去したのか、なぜ明言できないんですか。
○福島みずほ君 ログを見てないんですか。
○福島みずほ君 じゃ、やってください。  これ、いつ廃棄したかが問題になっているのに、何日頃とか言って、国会をやっぱり何と思っているんですか。何とか頃ってひどいじゃないですか。  今の答弁で、その電子データのログも確認する必要はない、確認していないということが明らかになりまし...全文を見る
○福島みずほ君 インチキ、でたらめじゃないですか。紙媒体と電子データ、媒体は同じものじゃないですか。この時点であるんですよ。このお配りした配付資料の真ん中のデータファイル群にあるんですよ。  昨日も、課長は、八週間、最大八週間保管していると言いました。国会議員から言われたら、じ...全文を見る
○福島みずほ君 電子データは公文書じゃないんですか。
○福島みずほ君 これね、バックアップ群はなかなかアクセスできない、しかし、バックアップは完璧にしているんですよ。私が問題にしたのは真ん中のデータファイル群で、ここは八週間最大限保管しているんですよ。だったら、うっかり、国会議員が要求した資料をシュレッダーに掛けちゃったんでしょう、...全文を見る
○福島みずほ君 違いますよ。昨日、課長は八週間最大限保管していると言ったんです。宮本さんが請求した時点で復元十分可能なんですよ、上書きされていないから。それはどうですか。
○福島みずほ君 バックアップ群でも結構です、八週間は復元できる、頑張れば復元できる、公文書かどうかは別にして、国会議員が要求していたら、頑張って復元すればいいじゃないですか。復元できるんですよ。なぜやらない。
○福島みずほ君 そんなのおかしいですよ。出せと言われて、廃棄していますと言ったんですよ。行政文書だからとか言っていないですよ。廃棄しましたと言っているんですよ。それ、うそじゃないですか。何ぼでも復元できる、そしてバックアップ群の一番右側はいつでもできるんですよ。  シンクライア...全文を見る
○福島みずほ君 いや、バックアップ群の一番右側は、これは簡単に削除できないんですよ。これはまさに削除できない。政府のいろんな情報が簡単に削除されたら大変じゃないですか。  あるんですよ。でもね、ログすら確認しない。ログすら確認しないというのであれば、そもそも出す気がないんですよ...全文を見る
○福島みずほ君 まだたくさん質問したいことがありますので、またしっかり聞いていきたいと思います。  バス十七台のみ中に入る、これは全くセキュリティーチェックを受けていないと言われていて、何でこの安倍総理の後援会のみバスが十七台、新宿御苑の中に入り、セキュリティーチェックも受けて...全文を見る