福島みずほ

ふくしまみずほ

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福島みずほの2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第201回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○福島みずほ君 立民、国民、社民共同会派の福島みずほです。  まず、衆議院でも議論になっておりますが、二〇一七年二月十日の朝食会、アメリカにおける朝食会についてお聞きをいたします。  十四名のビジネスリーダーのうち三名がカジノ事業者です。このことについて、私、質問主意書を出し...全文を見る
○福島みずほ君 なぜわざわざIR推進法が成立したことを言ったのか、これに対して、参加者から歓迎するコメント等があったと答弁しています。  総理、誰からどういう歓迎するコメントがあったんですか。
○福島みずほ君 誰から具体的にどういうコメントがあったか教えてください、歓迎のコメントですから。お願いします。
○福島みずほ君 歓迎するコメントですよ。日本でIR推進法を成立させてくれてありがとう、これで私たちIR事業者は日本でビジネスができる機会ができます、そういうコメントですか。
○福島みずほ君 総理は、一月二十三日、接触ルールの策定について基本方針に盛り込むことを検討すると衆議院でおっしゃっています。どんな接触ルールの策定をお考えですか。
○福島みずほ君 基本方針案は策定が遅れるということでよろしいですか。
○福島みずほ君 自治体は接触ルール、制限を決めておりますよね。これは過去にも遡るべきだと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 これは、国会議員が事業者と会うことも含めて、過去どうだったか洗わないといけないと思います。大臣、どうですか。大臣はこれから事業者には会わないというふうにおっしゃいましたよね。ところが、事業者に会っている人がいます。安倍総理自身です。まさに、二〇一七年二月十日、三大...全文を見る
○福島みずほ君 さっき赤羽大臣は、自分は事業者と会わないと言ったじゃないですか。
○福島みずほ君 総理が三大IR事業者と会っているのは、十四名のビジネスリーダーのうち三名ですよ。大きなパーティーなんかじゃないですよ、朝食会ですよ、まさに。ビジネスリーダー十四名ですよ。そこで会っているんですよ。で、法案の説明をして、成立しましたと言って、歓迎のコメントまで受けて...全文を見る
○福島みずほ君 制限ルールなんて無意味じゃないですか、そんなのだったら。外せないというんだったら無意味じゃないですか。  アカバネ大臣、いかがですか。(発言する者あり)
○福島みずほ君 名前を間違えたのはおわびをいたします。ごめんなさい。  で、原発と一緒で金まみれじゃないですか。まだ設置もしないうちに、基本方針もしないうちに贈収賄で逮捕、勾留が起きる。これ、どうなんですか。
○福島みずほ君 赤羽大臣おっしゃったように、これから制限ルール作るとしても、過去に遡って全部洗うべきですよ。それは担当大臣としておやりになりますね。
○福島みずほ君 金まみれで逮捕、勾留者が出たようなIR事業、これ、もう廃止法案、野党が出しておりますが、国会できちっと審議すべきだと思いますが、総理、いかがですか。
○福島みずほ君 IR事業者が歓迎しても、国民、地元、歓迎していないですよ。お母さんたち、歓迎していないですよ。廃止すべきで、やるべきでないということを強く申し上げます。  次に、安倍総理は、憲法改正について、私の手で、私自身の手で成し遂げていく考えに揺るぎはないと総理記者会見で...全文を見る
○福島みずほ君 憲法の解釈が間違っていますよ。総理としての発言じゃないですか。  公明党山口那津男代表は、二〇二〇年一月十六日の記者会見、憲法改正めぐって安倍総理が私自身の手で成し遂げたいと繰り返し主張していることについて、安倍総理大臣として憲法を決定する権限はない、総理大臣と...全文を見る
○福島みずほ君 河井あんりさんたちのことは、総裁として、私は総理大臣だから総裁として言わないと言って、こんなになったら、それは総理大臣の発言じゃなくて総裁としての発言だと言う。でも、与党の二重基準ですよ。都合が良くころころ変えないでください。  山口代表だってこう言っているんで...全文を見る
○福島みずほ君 条文を読んだだけで、分かりません。
○福島みずほ君 この場合の所掌事務とは何ですか。
○福島みずほ君 調査研究で自衛隊を出せるんだったら、陸上自衛隊も空自も出せるということですね。理論上は出せるということですね、今後も。問題じゃないですか。
○福島みずほ君 調査研究で自衛隊部隊を出せる、ミサイルを持った護衛艦が出ていくわけですね。そうすると、陸上自衛隊も調査研究で戦車持っていけるというふうに理論上はなりますね。
○福島みずほ君 問いに答えてください。  陸上自衛隊が行くにはその国の承認は要るかもしれません。でも、理論上は部隊が、陸上自衛隊が戦車を持って部隊として出ていける。もちろん、その国の同意は要りますよ。でも、それがあれば、この調査研究で今回出すんであれば、将来だってそのことが起き...全文を見る
○福島みずほ君 質問の意図が分かっていらっしゃらなくて残念です。  調査研究で護衛艦、ミサイル持って行けるんであれば、陸上自衛隊も空自も、陸上自衛隊、戦車持って部隊が行く、調査研究でということも理論上は可能かと聞いているんです。
○福島みずほ君 法律上の根拠がこの調査研究だと言うから、こんなことがまかり通るんだったら、陸上自衛隊だって部隊が行けるようになるでしょう、戦車を持っても行けるようになるでしょうということですねということをお聞きしているんです。
○福島みずほ君 PKOにおける調査研究と今回の護衛艦が行く調査研究、違うじゃないですか。  「たかなみ」はミサイル持っているんですよ。これが許されるんだったら、陸自だって部隊が行くことになりますね、単なる調査研究というのを超えて、超えてというか、調査研究でできるんだったら、でき...全文を見る
○福島みずほ君 今回の「たかなみ」の調査研究は今までの調査研究と違うから聞いているんです。部隊が出ていくじゃないですか、ミサイル持って。  だとすれば、これ、条文上は陸自も海自も何の限定も付いていません。だとしたら、調査研究名目で陸自も戦車持っていける場合も、理論上は、法律上は...全文を見る
○福島みずほ君 だから、問題だと思っているんです。  確かに、陸自だったら、その国の同意は要ります。でも、今回、調査研究といういいかげんな理由で護衛艦出すから問題なんです。新たな立法もないですよ。国会の承認も、そして審議もないじゃないですか。  中谷元防衛大臣は、防衛庁長官で...全文を見る
○福島みずほ君 積荷が日本の外国船舶についても海上警備行動をやるということですね。
○福島みずほ君 今度の調査研究は、閣議決定で領域が、行けるところが限られております。ホルムズ海峡は含まれておりません。  ホルムズ海峡で日本関係船舶に不測の事態が生じた場合、どうするんですか。
○福島みずほ君 だから、どうなるんですか。
○福島みずほ君 とすると、ホルムズ海峡において不測の事態が日本関係船舶だった場合、海上警備行動はしないということなんですね。
○福島みずほ君 つまり、一番危ないかどうかはあれですが、ホルムズ海峡ではなく、別のところを護衛艦「たかなみ」はいるわけですね。そうすると、一体本当にどうなるのかというふうに思います。  それで、この閣議決定のときに、閣議決定及び当該活動が終了したときはその結果を国会に報告すると...全文を見る
○福島みずほ君 驚きました。国会議員にペーパー配ったのが報告なんですか、国会への。国会ってこんなに軽視されていていいんですか。国会への報告だったら、きちっと中身を報告し、議論し、審議すべき。  少なくとも報告が、国会議員へのペーパー一枚なんて、いや、一枚じゃないか、国会議員に対...全文を見る
○福島みずほ君 この参議院は、海外に自衛隊を送らない旨の決議をやっている本当にすばらしい院です。海外に自衛隊を出すことに関しては、憲法上の問題もあり、大問題です。それがペーパーを単に配ればいいという話ではないでしょう。  国会で、本会議で、しっかり報告して、中身をしなくちゃいけ...全文を見る
○福島みずほ君 閉会中審査は報告じゃないじゃないですか。
○福島みずほ君 海外に自衛隊を送ることに関する報告はもっと重いものであるべきですよ。国会の全く民主的コントロール、シビリアンコントロール利かないじゃないですか。ペーパー配ったからいいんですか。審議したらいいんですか。野党が応じた閉会中審査でやったらいいんですか。それじゃ足りないで...全文を見る
○福島みずほ君 この閣議決定は、当該活動が終了したときはその結果を国会に報告するとあります。それがその程度のものの報告だったら本当駄目ですよ。本会議できちっとした分厚い報告書をちゃんと出して、黒塗りではなく、ちゃんとやるべきじゃないですか。調査研究で出して、こんな国会の関与でいい...全文を見る
○福島みずほ君 前者の二つはいかがですか。
○福島みずほ君 緊張が高まっていることは誰でも認めるものだと思います。このような中に自衛隊を調査研究という名目で新しい立法もなく出して、国会の報告はこんな感じで、出していいのかと思います。  情報の連携もやるわけですが、自衛隊による艦船等の防護、日米ACSAに基づく米国への後方...全文を見る
○福島みずほ君 一号が問題だと思いますが、一号を読んでください。
○福島みずほ君 今回の補正予算、どこが緊要なんですか、防衛予算。
○福島みずほ君 緊要、この緊要となった経費の支出に、なぜこの防衛予算のミサイル、戦闘機が入るんですかという質問です。
○福島みずほ君 四千二百八十七億円のうち、ミサイルや戦闘機の兵器ローンが三千八百七億円、八九%、FMSが千七百七十三億円、四七%です。FMSや兵器ローン、違うでしょう。    〔理事三宅伸吾君退席、委員長着席〕
○福島みずほ君 さっきの答弁と違うじゃないですか。
○福島みずほ君 十年前のFMSやいろんなものがなかなか払われていないとか、よく会計検査院で来ていないってありますね。補正予算を組まなければいけないほどのものではないですよ。だって、これは兵器ローンが八九%、FMSが四七%ですよ。補正予算で組まずに本予算に入れるべきじゃないですか。
○福島みずほ君 だって、これは兵器ローンとかFMSですよ。兵器ローンですよ。(発言する者あり)そう、早くならないですよ。
○福島みずほ君 契約書に期限が決まっているんじゃないですか。
○福島みずほ君 だって、契約によって納期が決まっているんですよ。幾ら早くお金払ったって、兵器ローンを、決まっているじゃないですか。しかも、今一か月早まるって聞いてちょっと驚きです。補正予算に入れるべきじゃないですよ。
○福島みずほ君 結局、本予算における防衛予算を少なくするために補正予算に割り振っているだけですよ。こんなお金の使い道、本当におかしいです。  次に、安倍総理は、外国に行った場合、外国政府に対して支援を約束を様々してきました。過去五年間、二〇一三年から二〇一九年を見ると、一ドル百...全文を見る
○福島みずほ君 ODAだけについて聞いているんじゃないんです、ダブっていることがあることも分かっているんです。だけど、ダブっているものを除いてちゃんと計算して総額幾らか、これは税金ですからチェックする必要がある。総理、どうなんですか。
○福島みずほ君 だから、私もさっき民間資金は除外しています。官民合わせて表明したもののうち、ODAが六兆四千四百四十二億円で……
○福島みずほ君 この総額が四十六兆四千三百十三億円で、国会の承認を経ていないものも入っているんですよ。
○福島みずほ君 その後、得たかもしれませんが、このお金の使い道に関してしっかりチェックをしていきたいと思います。  国会への報告が紙切れ一枚なんて冗談じゃない。こんなので中東、自衛隊送るなということを強く申し上げ、質問を終わります。
03月06日第201回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○福島みずほ君 立憲、国民、社民共同会派、社民党の福島みずほです。  黒川さんの定年延長問題について、まずお聞きをいたします。  配付資料を渡しております。令和二年一月二十九日付けで、黒川弘務さんの同意書です。これは、いつどこで誰が誰の前で同意をしたものか教えてください。
○福島みずほ君 あり得ません。  本邦初、初めて定年延長した認証官ですよ。誰の前で同意書を書いたんですか。
○福島みずほ君 あり得ません。答えてください。内閣総理大臣の前で同意したんですか。あなたの前で同意したんですか。事務次官の前で同意したんですか。
○福島みずほ君 納得しません。
○福島みずほ君 法務省職員って誰ですか。事務次官ですか。
○福島みずほ君 担当の事務方は誰ですか。
○福島みずほ君 人事課長ということでよろしいですか。
○福島みずほ君 答えていません。人事課長ですか。受け取ったのは郵送ですか、その面前で書いてもらったんですか。
○福島みずほ君 隠す理由がないからです。事実を述べてください。
○福島みずほ君 決裁文書の人事課長ですか。
○福島みずほ君 黒川さんに、定年延長について誰がいつどのように説明し、アクセスし、了解もらったんですか。
○福島みずほ君 自民党の方から、早くそう聞けばよかったというやじが飛びましたが、そのとおりです。これ、プロセス言ってくださいよ。  初めて認証官で定年延長したんですよ、戦後、解釈ねじ曲げて。だったら、答えてくださいよ。どういうプロセスで、どういうプロセスで黒川さんに話をして同意...全文を見る
○福島みずほ君 大臣は、これ普通の人事だと思っているんですか。
○福島みずほ君 戦後初めて認証官で定年延長ですよ。どうやって、黒川さん、何て言ったのか、誰が動いたのか、重要なことじゃないですか。
○福島みずほ君 説明責任、果たしてください。
○福島みずほ君 閣議決定したもので、これ特別のものでしょう。その経過について説明できないというのは、これ説明責任、法務省尽くしていないですよ。  では、お聞きします。黒川さんの定年延長問題は誰の発案なんですか。
○福島みずほ君 法務大臣の発案なんですか。それとも、法務省の中から上がってきて事務次官から提案されたものなんですか。それか、上から降ってきたか。
○福島みずほ君 決裁文書を出してください。
○福島みずほ君 提出をお願いします。
○福島みずほ君 私の質問は、あなたが発案したんですか、定年延長、それとも事務次官からの提案なんですか。
○福島みずほ君 納得しません。答えてください。  何で定年延長を黒川さんだけ認めるのか、重要なことなので、誰が発案したのか教えてください。
○福島みずほ君 法務省内の検討は誰の発案で始めたんですか。
○福島みずほ君 問いに答えてください。
○福島みずほ君 あなたが発案したのか、下から上がって、事務次官からあなたが言われたのか、どっちなんですか。
○福島みずほ君 あなたが言い出しっぺなんですか。
○福島みずほ君 誰が発案したか、実は重要なんです。  こんな珍妙なことを誰が発案したのか。あなたですか、あなたなのか、あなたでないのか、二択で答えてください。
○福島みずほ君 問いに答えてください。  あなたは責任を持って決めたと言いましたよね。じゃ、誰が発案者なんですか。あなたですか、あなたでないんですか。イエスかノーかだけで答えてください。
○福島みずほ君 同じ答弁で誠意がないですよ。重大なことをやったんだから、説明ぐらいしてくださいよ。
○福島みずほ君 あなたは、この定年延長については、最後の相談の後知ったんですか。
○福島みずほ君 全くこれ納得しません。  じゃ、大臣、お聞きします。  先ほどから重大かつ複雑困難な事件の捜査とおっしゃっていますが、高検検事長って捜査担当しませんよね。
○福島みずほ君 重大かつ複雑困難な事件の捜査って何ですか。捜査やらないでしょう。
○福島みずほ君 重大かつ複雑困難な事件の捜査って何ですか。
○福島みずほ君 説得力ゼロですよ。  黒川さんに定年延長のことを持ちかけたら、どんな反応だったんですか。
○福島みずほ君 検察庁法に反するので受けられないとか、そういう話はありませんでしたか。
○福島みずほ君 検事総長には事前にこれ相談しました。いつ報告しましたか。
○福島みずほ君 戦後初めて認証官の定年延長ですよ、検察官の。あり得ないことをやったんだから答えてくださいよ。  検事総長には報告したんですか。いつ承諾取ったんですか。事後承諾ですか。いつ報告しました。
○福島みずほ君 客観的事実を教えてくださいよ。
○福島みずほ君 検事総長には連絡したんですか。
○福島みずほ君 説得力ゼロですよ。事前に検事総長に相談していなかったらおかしいですよ。なぜなら、検事総長は、東京高検検事長は検事総長の指揮の範囲内にあるわけですから、検事総長の意向を聞かない限り答えられないはずですよ。
○福島みずほ君 検事総長には事前に相談しなかったんですか。
○福島みずほ君 ひど過ぎる。国会の中で本当にこれが適正だったかどうかって聞いているのに、一切答えないじゃないですか。あなたのやっていること、何の説得力もないですよ。答えてください。
○福島みずほ君 従来なんかない、初めてのケースだから聞いています。  では、お聞きします。  何で黒川さんを東京高検検事長に置く必要があるんですか。なぜならば、東京高検検事長の後には七つの検事長、それから最高検次長検事、法務事務次官、候補者は九人いるんですよ。何でこの九人じゃ...全文を見る
○福島みずほ君 どんな業務遂行上なのか、説得力がありません。
○福島みずほ君 説得力ゼロです。  じゃ、なぜこの定年延長、半年なんですか。
○福島みずほ君 根拠が分からないんですよ、半年の。  そんなに高検検事長として余人もって代え難かったら、検事総長になる芽はないですね。
○福島みずほ君 いや、答えてもらっていないから。  そんなに東京高検検事長で半年間、重大事件であれば、検事総長にさせるということではないんですね。
○福島みずほ君 三つ、人事院にお聞きします。定年延長する三つの場合の条文と、その中身について教えてください。
○福島みずほ君 資料を配っておりますが、その一、二、三号の例を教えてください。
○福島みずほ君 黒川さんの場合、これ、どれに当たるんですか。
○福島みずほ君 検察官、誰もが重要な仕事をやっていますよ。どこに該当するんですか。何がですか。みんな重要な仕事をやっていますよ。
○福島みずほ君 あなただけが重要な事件と言ったら、みんな検察官は怒りますよ。怒りますよ。そんなの絶対理由になりません。  森大臣、これで国家公務員の定年はその年の三月三十一日になるわけですよね。しかし、検察官は誕生日の前の日に退官します。全く定年制度が違うわけですが、これ、なぜ...全文を見る
○福島みずほ君 もう問いに全然答えていないんですよ。検察官と国家公務員のあれが違うんですよ。検察官は、とにかく誕生日の前に一律に、どんな人も、どんなに優秀でも退官させる、それによって独立性を保つということなんです。  大臣、戦前は裁判所構成法というのがありました。初めはありませ...全文を見る
○福島みずほ君 この定年延長の規定によって、何人定年延長され、職種は何で、仕事は何か、教えてください。
○福島みずほ君 資料を捨てたんですか。
○福島みずほ君 昭和十二年、日中戦争、満州事変が始まったときです。そのときに法律を変えて、検察官の定年延長もできるとしました。この裁判所構成法は、一九四七年五月三日、日本国憲法の施行と同時になくなり、そして、そのとき、同時に検察官の定年延長も削除されます。なぜですか。
○福島みずほ君 司法権の独立、検察の独立のためじゃないですか。憲法の中に司法権の独立が書いてあるので、行政権による介入を許さない、司法大臣が定年延長をするということを、これをさせないために、検察独立のために削除したんじゃないですか。
○福島みずほ君 日本国憲法と同時に削除されたことをどう理解していますか。
○福島みずほ君 重大なことなんですよ。  つまり、司法大臣が場合によっては定年延長することができるとしていたために、行政権の司法権、検察に対する行政介入が起こることができたわけです。これをさせてはならない、司法権の独立、検察の独立、中立でなくちゃいけない、だからこれを除外したん...全文を見る
○福島みずほ君 では、なぜ検察庁法に定年延長の規定がなかったんですか。あなたは今、解釈改憲、あっ、解釈変更という立場を取るので、ずうっとないんですよ、検察庁法に定年の延長ないんですよ。それはなぜですか。
○福島みずほ君 検察庁法コンメンタールの中で伊藤栄樹元検事総長は、明確に検察庁法で定年退職、これで、もうこれでなんだということを書いているじゃないですか。あなたの下で働く、というか検察官たちは、本当にそんな認識だったら気の毒ですよ。  大臣、お聞きをいたします。  検察庁法第...全文を見る
○福島みずほ君 法務大臣と検事総長とは緊張関係がなければならない、この指揮権発動についてどういう事件があったか。造船疑獄において法務大臣と検事総長が対立しますね。こういうことをどう理解されていますか。
○福島みずほ君 法務大臣と検事総長が鋭く対立した造船疑獄を大臣はどう理解されていますか。
○福島みずほ君 ロッキード事件もみんな個別事件ですか。造船疑獄で対立するでしょう。法務大臣は辞職をしますよ。何が対立したんですか。
○福島みずほ君 検察が逮捕しようとする、政治家を。法務大臣が指揮権発動してそれをやめさせる。そういう攻防戦があるんですよ。つまり、法務大臣と検察の間には鋭い緊張関係がある、じゃなくてはいけないんですよ。だから、検察を守る、ある意味権力に切り込むために検事総長は盾となって法務大臣と...全文を見る
○福島みずほ君 あなたと黒川さんの間に緊張関係あるんですか。
○福島みずほ君 自分の定年延長してもらって、初めて認証官として、そして東京高検検事長になり、もしかしたら検事総長になるかもしれない。自分だけ特別待遇受けるんですよ、法務大臣、官邸によって、閣議決定によって。だったら、権力に切り込めないじゃないですか。
○福島みずほ君 ミスター検察と呼ばれた伊藤栄樹検事総長は、就任したときの訓示でこう言います。巨悪を眠らせるな、被害者とともに泣け、国民にうそをつくな。でも、こんなべたべたでやって、自分がその閣議決定によって検事総長になったら、巨悪は眠らせる、被害者を泣かせる、国民にうそをつくって...全文を見る
○福島みずほ君 このミスター検察の発言、どう思われますか。彼は、法務大臣と検事総長の関係について悩み抜き、きちっとした本を書いていらっしゃいますが、この、さっきの巨悪を眠らせるな、これ、どうですか。
○福島みずほ君 戦前、司法大臣は、昭和十二年の法律改正で、まさに日中戦争が始まるときに法律を改正し、検察官の定年延長ができる場合を決めました。今、そのときより悪いですよ。法律も変えずに勝手に解釈を変え、解釈変えたことすら気が付かずに国会で答弁する。さんざんじゃないですか。それを後...全文を見る
○福島みずほ君 急に雄弁になられましたけれども。  まさに、これは検察庁法をねじ曲げているんですよ。戦後初めて、まさに検察の独立性を侵しているんですよ。戦前の司法大臣の、でも、そのときも法律は変えたんですよ。それすらせずにやるのは本当に許せないですよ。違法ですよ。  では、お...全文を見る
○福島みずほ君 適法なプロセスだったら、適法なプロセス説明してくださいよ。これ誰が発案したのか、冒頭に戻って答えてくださいよ。
○福島みずほ君 適法じゃないですよ。そして、プロセスを明らかにしないじゃないですか。検事総長に事前に言ったかすら答えない。何にも説明しない。納得しませんよ、国会は、国民は。  刑事手続は大事です。違法な検事長、検事総長、誕生させたら駄目ですよ。検察の中立性を守らなくちゃいけない...全文を見る
○福島みずほ君 一切説明せずに、何の説得力もありません。  閣議決定は撤回し、黒川さん、これはもう辞職すべきだと思います。誰からも尊敬されない検事長、検事総長、あり得ないですよ。辞職すべきだ、法律守れ、そう言いたいと思います。  次に、新型コロナウイルス感染症対策についてお聞...全文を見る
○福島みずほ君 今日の夕方にでも県別の資料を出していただくと聞いておりますが、いかがですか。
○福島みずほ君 ある県では検体が八十しかないというのを聞きました。結局、自治体、本当に検査数少ないんですよ、少ないところもある。観光県でも少ないところがある。これ、やっぱり改善の必要があるんじゃないですか。
○福島みずほ君 確かに、富山県だと検査数そのものが二十八とか、見ていただければとても少ないんですよ。  野党はPCR検査拡充法案を国会に提出しています。これ本当に必要だと思います。いかがですか。成立、一緒にしましょうよ。
○福島みずほ君 国民が望んでいることは、しっかり情報を出してほしい、検査をやってほしい、ちゃんと治療につなげてほしい、生活支援、経済支援です。  官房長官にお聞きします。  緊急事態宣言条項、あっ、宣言、この間、総理と党首会談やりました。総理は、新法にして、新たに法律改正して...全文を見る
○福島みずほ君 緊急事態宣言出した場合の措置について説明をしてください。
○福島みずほ君 都道府県の知事は、住民に対し、学校や興行施設の使用を制限したり、催物の中止を指示したりできる、あるいは、場合によっては病院造るために土地の収用ができるというのも入っていますね。
○福島みずほ君 自由を制限するたくさんのものがあることについて謙抑的であるべきだと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 政府の中で、緊急事態宣言出す場合のシミュレーション等を話していますか。
○福島みずほ君 緊急事態宣言を出す場合に、具体的に、いつ誰がどのようにするのか、教えてください。
○福島みずほ君 いや、だって法案、私たちいただきましたよ。
○福島みずほ君 これ、二年って長いんですよね。これ長過ぎません、官房長官。
○福島みずほ君 戒厳令的なもの、緊急事態宣言が二年も続く、長過ぎませんか。
○福島みずほ君 これは国会の事前承認などありません。いかがですか。問題じゃないですか。
○福島みずほ君 中東への自衛隊派遣の国会報告は閣議決定のペーパーを国会議員全員に配るというものが報告だと官房長官はおっしゃいました。国会の報告、そんなのでいいんですか。ちゃんと審議すべきじゃないですか。
○福島みずほ君 いや、それは国会の報告じゃないですよ。  私の質問は、国会への事前承認、事前承認など必要ではないかということです。
○福島みずほ君 私は、これ事前承認にすべきだと思いますし、それから、期間によっては国会による事後解除も必要だと思います。  菅官房長官、国会での事前の説明、審議、これ十分、もし宣言出す場合にはやるべきだと思いますが、どうですか。
○福島みずほ君 専門家会議などの意見をきっちり聞くんですね。
○福島みずほ君 安倍内閣において緊急事態宣言を出すことに私はすごい危惧感を感じています。なぜか。学校の一斉休業も、担当大臣も知らない、菅官房長官も当日まで知らない、総理と今井さんで決めてしまう。で、何が起きるか、国民の生活に何が起きるかきちっとやらずに突然上から下りてくる。後手後...全文を見る
○福島みずほ君 文科大臣と菅官房長官が学校一斉休業をやるというのを聞いたのは当日じゃなかったですか。
○福島みずほ君 安倍政権の下で、偽造、捏造、廃棄、そしてきちっと報告をしない、突然いろんなことが降ってくる、コンセンサス、国会に対しても説明がない、この手法について大変危機感を持っております。ですから、たくさんの人権、たくさんの自由を制限する緊急事態宣言をある日突然、総理が、これ...全文を見る
○福島みずほ君 新法を作るのは、総理は、緊急事態宣言のための枠組みだとおっしゃったことに私は大変危惧を感じています。  本当に必要な政策ではなくて、やりたいからやる、後手後手になったからやるというふうになったら、本当に大変だと思います。この点について大きな懸念がある、問題がある...全文を見る
○福島みずほ君 マスクをするなというのは許されないということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 外国人労働者の雇用打切りの問題や外国語指導助手、学校のことなんですが、今、二月末で打ち切られる、いろんな雇用形態がありますが、四月からどうなるか。この勤務及び契約状況、これフォローしなければなりませんが、厚生労働省はこれをどう見ていらっしゃるでしょうか。
○福島みずほ君 自治体議員の通称使用の問題についてお聞きをいたします。  資料を配付しておりますが、自治体の議員になるときに、通称で、旧姓でその活動をやったのに、当選したら戸籍名でないといけないという事例が実はあります。これは無理解だと思いますが、総務大臣、これについて是非、改...全文を見る
○福島みずほ君 よろしくお願いします。  では、ちょっと厚労大臣、元に戻って、法務大臣と厚労大臣に、技能実習生に関して、実習を中断する事例が増えていると、こういう技能実習生のコロナウイルスの問題に関していかがかというのをお聞きします。
○福島みずほ君 フリーランスに対する補償はこの委員会でも問題になっております。フランスの最高裁は、ウーバーで働く人は自営業ではなく労働者だという認定をしました。  日本でも、是非、労働者概念を広げて救済していただくよう申し上げ、私の質問を終わります。
03月19日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○福島みずほ君 共同会派、社民党の福島みずほです。  障害のある教員の働き方及び障害のある子供の進学についてお聞きをいたします。  文科省へ。障害者雇用を増やすことがインクルーシブ教育にもなります。統計問題、雇用の問題が、法定雇用率の問題が出た後、教員についてはどうなっている...全文を見る
○福島みずほ君 まだまだ本当に、学校の先生で障害を持っていらっしゃる方は本当に少ないんですね。  この委員会の中で、秋田県の公立中学校で先生をしている三戸学さんのことを質問を、御紹介して質問したことがあります。そのとき、通勤手当について問題になっておりました。一部払っていただけ...全文を見る
○福島みずほ君 学校の先生も、合理的配慮、何らかのサポートがあればそれは十分できるわけですね。そして、先生が本当に一生懸命頑張っているというのは、子供たちにも絶対、自分たちも頑張ろうという気持ちに本当になるわけで、是非こういう頑張るというか、障害を持ちながら採用もされ、そしてその...全文を見る
○福島みずほ君 文科省は障害者雇用推進プランを作っていらっしゃるわけですが、なかなか担任に、担任にすらというか、本人が担任を希望しているのにそれができないというのが、本人にとっては本当にこれは応援してほしいというか、やりたいということで、それを是非文科省自身も応援してくださるよう...全文を見る
○福島みずほ君 入試において合理的配慮が行われていたり、かなりきめ細かな配慮がされているということは本当に聞いております。  それはそうなんですが、やっぱり入学させてほしい。外国は、私もそんなに詳しくはありませんが、やっぱり高校や大学にもっともっと障害のある人たちが進学して一緒...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  壁がやっぱり高いんですね。だから、やっぱり高校側が障害を理由に拒否しているとしか思えなくても、でも、そうは言わなくて、なかなか受け入れてくれない。定員内不合格なんですよ。本当に定員はたくさん空いているのに不合格になってしまう。私は、...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省は厚生と労働が一緒になっています。労働のところでは、何度も移動時間は労働時間だと通達を出していただいているんです。しかし、それが本当に守られていない。介護の現場では六、七割、七割ぐらい労基法違反があると言われています。  私の質問は、これを変えましょう...全文を見る
○福島みずほ君 これから考えたいということなんですが、幾ら労働が通達で移動時間も、これも待機時間も労働時間だと言ったところで、介護の現場はそうなっていないんですよ。介護の仕組みに欠陥があるんじゃないですか。
○福島みずほ君 じゃ、せっかく厚生労働省やっている意味がないじゃないですか。幾ら労働が口を酸っぱくして通達何度も出して移動時間は労働時間だと言っても、それは労働の問題であって、労働基準法の問題であって、介護ではありませんという答弁だと、これおかしいですよ。  つまり、事業者と当...全文を見る
○福島みずほ君 大臣、今の話を聞いていて、労働省は頑張っているんですよ、通達何度も出して、移動時間は労働時間だ、労働基準法守れ、さんざんやっているんです。でも、介護の方は、それ労働基準法の問題なので、連携したいがと言って、いつまでたっても介護ヘルパーさんのその移動時間は労働時間だ...全文を見る
○福島みずほ君 不作為が国家賠償請求されているんですよ。やっぱり介護で仕組み考え直す。事業者と個人の問題だというのでやっていたら、いつまでも労働条件良くならないですよ。せっかく厚生労働省が厚生と労働で連携しているわけですから、介護の仕組みを考え直す、どうしたら介護ヘルパーさんたち...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。基準局と連携して、厚生と労働が合体していることの意味をどうか実現をしてください。  では次に、感染にまつわる労働者に対するハラスメントと補償についてお聞きをいたします。  厚労省へ労働相談が寄せられています、たくさん。特に、非正規労働者の...全文を見る
○福島みずほ君 それで、相談で現場は本当に大変だと思いますが、回線を増やしてもらえないかという声が寄せられております。いろんな相談窓口の電話がつながらないという声をよく聞きます。帰国者・接触者相談センターや休業助成金・支援金受付センターなど、なかなか電話が、何百回電話してもつなが...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  労災についてなんですが、新型コロナウイルス感染症問題が発生してから、海外の就労者、クルーズ船の乗組員、診療、介護、検疫等の感染防止乗務に従事した労働者や公務員や、医療機関での診療で感染した人や、労災、公務災害の申請している者、認定を受け...全文を見る
○福島みずほ君 人事院にお聞きします。  多くの厚労省職員が関与していることから、公務災害が増える可能性もあります。認定手続など、どのように対応しているのでしょうか。
○福島みずほ君 新型インフルエンザの際には、労災の対応方針をまとめた事務連絡を出していました。そのような対応はできないでしょうか。また、ホームページでは、新型インフルエンザの際に一般向けQアンドAで労災についても書かれていました。今回はまだ対応がないようですが、どうなっているでし...全文を見る
○福島みずほ君 技能実習生についてお聞きをいたします。  雇用調整助成金で対応するとの答弁をいただいております。既に問合せ、どういう状況でしょうか。
○福島みずほ君 新聞等でも報道されていますが、様々な問題が生じております。  雇用調整助成金は、休業等の初日が二〇二〇年一月二十四日から二〇二〇年七月二十三日までの場合に適用するとのことで、実習を中断し待機をさせるとして、実際は退職としているケースもあります。  中断、待機に...全文を見る
○福島みずほ君 退職に追い込まれている事例に関して、技能実習生本人に継続の意思がある限り支援していくということでよろしいでしょうか。
○福島みずほ君 学校が一斉休業になって給食がなくなると。子供食堂がだから必要なんですが、だけど、子供食堂も閉鎖、あるいは今開かれないという問題が起きております。  これに対して、例えば世田谷などは百円で宅配をやるとか、あるいは、子供食堂を支援するため、子供の貧困対策に取り組む沖...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  給食がなくなって子供食堂が必要なんだけれど、子供食堂自身が閉鎖をしたり、子供が家に閉じ込められて、というか、いらいらするとか、親もいらいらするとか、あるいは親がいなくて子供がコンビニで物を買うしかない、あるいはお金がないとか、もう様...全文を見る
○福島みずほ君 コロナ感染症は、一番重要なのはやっぱり厚生労働省がこれをコントロールというか、対応するわけで、緊急事態宣言が出される前に厚生労働大臣はどう関与をされるんでしょうか。また、その役割はどういうものでしょうか。
○福島みずほ君 同宣言が出された後の厚生労働大臣の役割はどういうものでしょうか。
○福島みずほ君 参議院の内閣委員会でこの法律が成立したときに、二十五の附帯決議が付いております。特措法第四十五条における施設利用等の制限要請等を行う政令については、消毒液の設置、人数制限等に、より人権制約の度合いの小さい措置が可能であることを明示し、集会の自由等の人権が過度に制約...全文を見る
03月19日第201回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○福島みずほ君 共同会派の福島みずほです。  新型コロナウイルス感染症に対する消費者庁の取組についてまずお聞きします。  消費者庁が取組を始めており、いろいろ努力をされていることは把握しておりますが、消費者問題として、マスク入手の問題など、国民に最も身近な点で消費者庁が頑張る...全文を見る
○福島みずほ君 マスク転売禁止による効果はどの程度現れていますか。
○福島みずほ君 マスク以外でも、例えば、トイレットペーパーやいろんなものが手に入らない、消毒液も手に入らない、あるいは非常に高くなっているという状況があります。インターネットでは、通常三百円から四百円ほどで購入できたものが、送料を高く設定する等トイレットペーパー十二ロールで四千円...全文を見る
○福島みずほ君 トイレットペーパーが手に入らなくて困っている、そんな声も聞きます。  給食の未利用食品の扱いについての具体的な取組をお聞きいたします。  農水省は、例えば、食べて応援学校給食キャンペーンなどで給食業者が納入できなかったものをインターネット販売などをして、結構こ...全文を見る
○福島みずほ君 続けて、給食のことについてお聞きをいたします。  平成三十年度調査の数値で、完全給食が実施されている公立小中学校の給食費の総額は四千三百八十六億円です。給食の無償化も夢ではない。まず、やはり子供の貧困の問題などありますので、給食の無償化を実施している自治体を訪ね...全文を見る
○福島みずほ君 農水省と文科省、ありがとうございます。  もちろん、学校給食法は枠組みを定めたもので、運営の詳細は教育委員会などが行うことになっていることはもちろん分かっております。また、全国一律でやれといっても、まさに有機米、有機野菜が余りないところでは困るということも理解が...全文を見る
○福島みずほ君 農水省からも文科省からも好事例の横展開、千葉県いすみ市などの横展開という話があったんですが、文科省、横展開、どういう形でやっていらっしゃいますか。
○福島みずほ君 先ほども、信州だと自治体議員がオーガニック議員連盟をつくったり、やはり子供の健康、食べ物に関しては、グリホサートなどの被害も言われていますし、アトピーの子供たちも大変多い。だから、子供たちには、まあ大人もですが、子供たちが食べる給食には本当に安全なものにしたい。そ...全文を見る
○福島みずほ君 是非、法律改正を照準に当てて、是非、今年もっともっと自治体が増えるように、三か年、五か年計画などを作って、是非、これは文科省、農水省、消費者庁を含め頑張ってやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
03月23日第201回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○福島みずほ君 立憲、国民、社民共同会派の福島みずほです。  安倍総理、森友問題について質問をいたします。  今、福山さんから話がありました、この遺言、涙なしには読めないものです。家族、最も大切な家内を泣かせ、彼女の人生を破壊させたのは、本省理財局です。私の大好きなお義母さん...全文を見る
○福島みずほ君 矛盾しているというのではなく、虚偽答弁、太田理財局長の虚偽答弁含め新たな事実が出てきているじゃないですか。これ、新事実ですよ。  それから、この報告書、財務省の報告書はぼんやりしています。だけれども、赤木さんは、誰が誰にどう指揮し、指揮命令系統はどうで、誰がどう...全文を見る
○福島みずほ君 赤木さんははっきりと、先ほど福山さんの質問でもありました、刑事罰を受けるべき者、佐川理財局長、当時の理財局長、中尾さんですね、中村総務課長、企画課長、田村国有財産審理室長、杉田補佐、全部書いてありますし、近畿財務局の中で誰がどう動いてどう指示したか、美並さんが全て...全文を見る
○福島みずほ君 国会も重要な場所です。国会、そして皆さん、第三者委員会を立ち上げるよう要求します。  そして、先ほど福山さんが、先ほど名前を挙げた六人に関して、杉田補佐も含めて参考人と呼ぶことを言いました。私も申し上げます。安倍昭恵さん、そして佐川さん、そして太田主計局長、当時...全文を見る
○福島みずほ君 もとは全て佐川理財局長の指示と、赤木さんの、赤木さんの手記に書いてあります。学園に厚遇したと取られる箇所は全て修正の指示があったと聞いたというふうにも書かれています。  なぜこのような改ざんが行われたのかということについて、二〇一七年二月十七日、安倍総理は衆議院...全文を見る
○福島みずほ君 時系列でいったら、まさに安倍総理の発言がきっかけじゃないですか。そして、そのときのメモだけ出てきていないんですよ。  安倍総理、総理を守るために佐川局長が改ざんの指示をし、その結果、赤木俊夫さんは死に追いやられました。そのことの政治的責任はどう考えますか。
○福島みずほ君 総理を守るために佐川局長が改ざんの指示をしました。その結果、赤木俊夫さんは死に追いやられました。そのことの政治的責任をどう考えますか。
○福島みずほ君 二月十七日の総理の発言の以降、まさに佐川さんは二月二十四日、交渉記録はないと言い、そして二月二十六日からまさに修正作業、改ざんが近畿財務局で始まります。まさにそうじゃないですか。  佐川さん、これだけ虚偽答弁し、そして証人喚問であれだけ証言拒絶をし、何で国税庁長...全文を見る
○福島みずほ君 死んだ人がいるんですよ。これって背任、証拠隠滅、公文書変造罪、全て掛かるかもしれない。停職じゃ軽いですよ。  その後、出世したじゃないですか。みんな出世したじゃないですか。赤木さん以外は出世したじゃないですか。何で国税庁長官なんですか。何で出世するんですか。虚偽...全文を見る
○福島みずほ君 一人の人が亡くなって、そして指示した人やそうした人たちが出世をしていく。おかしいですよ。何を守っているのか。だからこそ、私たちは、第三者委員会、証人喚問が必要だと思います。恥ずかしいですよ、でなければ。  会計検査院に質問します。  赤木さんの手記で、決議書等...全文を見る
○福島みずほ君 赤木さんの手記、遺言を踏まえて、会計検査院、それを基に更に調査をする必要があるんじゃないですか。
○福島みずほ君 手記が出て、具体的ないろんなことがもっとより分かりました。是非、会計検査院、再検査をすべきだということを申し上げます。  赤木さんの手記には刑事罰を受ける者として名前が挙げられています。大阪地検は起訴をすることに意欲的だったという報道もあります。  全ての書類...全文を見る
○福島みずほ君 今回、赤木俊夫さんの手記、遺言によっていろんなことが明らかになりました。佐川さんの指示でまさにみんなが動き、そして、要するに、彼が言っていることでとても大事なことは、学園に厚遇したと取られる箇所は全て修正の指示があったと聞いた。で、改ざんを迫られ、そして、彼は本当...全文を見る
○福島みずほ君 立憲民主、国民、社民共同会派の福島みずほです。  午前中に引き続いて質問をいたします。  黒川さんの定年延長と、個々の検察官の定年延長を認める検察庁法改悪法案について質問をいたします。  戦後、一度も、一人の検察官の定年延長も認めることはありませんでした。存...全文を見る
○福島みずほ君 戦後、誰も定年延長されていないんですよ。重大な変更じゃないですか。森大臣、私が、芦田内閣のときの、準司法官である、だから例外なんだということを全く理解していらっしゃらないと思います。  裁判官も、この裁判官は定年延長する、この裁判官は定年延長しないとなると、裁判...全文を見る
○福島みずほ君 七十年ぶりに改悪するわけで、それにしても、もう本当に短い期間ですよね。  それで、お聞きしますが、社会情勢の変化って何ですか。(発言する者あり)
○福島みずほ君 全く納得いきません。戦後一人も定年延長のない理由ではないですよ。しかも、今のだったら若手を登用すればいいじゃないですか。  東京高検検事長は捜査をしません。そして、この制度は、六十三歳に検事長がなったら、それで役職定年といい、役落ちといいますが、普通の検事になり...全文を見る
○福島みずほ君 先ほどの私の説明でよいということですね。
○福島みずほ君 とんでもないと思いますよ。だって、私が聞いたのは法案の中身ですよ。それを何で後ろからメモもらわないと答えられないんですか。重要なことじゃないですか。  六十三歳になった検事長は、役落ち、つまり、そこで検事になるか、それとも、内閣が言えば一年置きに定年延長できるん...全文を見る
○福島みずほ君 法案の中身聞いているのに、どうして答弁にそんなに時間が掛かって、秘書官に一々聞かなくちゃならないんですか、おかしいですよ。  今、六十三歳の検事の定年が六十八までになる、私が問題にしているのは、黒川さんも個別に定年延長する、そして、個々の検察官も個別に定年延長す...全文を見る
○福島みずほ君 安倍政権、森法務大臣の下でこんな戦後を汚すようなことをやっちゃ駄目ですよ。  裁判所構成法は、近衛内閣のとき、一九三七年に改悪され、司法大臣が個々の検察官の定年延長をすることができると初めてこのとき決めます。そのときの議事録も読みました。このときはちょうど盧溝橋...全文を見る
○福島みずほ君 理由は明らかですよ。日本国憲法の裁判官の独立や裁判所法に全く抵触するからじゃないですか。にもかかわらず、なぜ今こんなことをやるんですか。  内閣法制局にお聞きをいたします。  閣議決定されて国会に提出される法案は、内閣法制局の了解を取る必要があります。内閣法制...全文を見る
○福島みずほ君 突然、今年の一月十七日になって、法務省より、検察官も定年延長、これは個々のということですが、定年延長ができるよう解釈を変えたいという、そういう申入れが来たということでよろしいですね。
○福島みずほ君 それまで音信不通だったんですね。
○福島みずほ君 つまり、検察官の一律定年延長のは、もう去年の十月に了として終わっているんですよ。それが、突然、今年の一月十七日に、解釈変更で定年延長したいというのが来る。それに対して了という返事、了解というのを内閣法制局が出すのが一月二十一日です。それで、解釈で変更して定年延長で...全文を見る
○福島みずほ君 黒を白、白を黒、ひっくり返すような話になったんですよ。つまり、黒川さんの定年延長、一月三十日にする、そのために、定年延長を何とか現行法の中で認められないか、誰がこんな悪知恵を発揮したのか分かりませんが、それを考え、そして、一月十七日内閣法制局に行って、一月二十一日...全文を見る
○福島みずほ君 はい。
○福島みずほ君 妄想とは失礼ですよ。今まで検察官の人事に内閣は手を突っ込まなかったんですよ。それを個々の検察官ごとに、この検事長は定年延長する、この検事長は定年延長しない、この検事は三年定年延長する、そんなことやっていたら、内閣が検事長とかこれを決めるんですよ。だったら、検事長…...全文を見る
○福島みずほ君 言いなりになる可能性があるじゃないですか。私の妄想ではありません。  内閣がこんなことをやったらいけないんです。内閣人事局の下に官邸が官僚を操るように検察官を牛耳るようになったら、三権分立が壊れます。この日本が民主主義社会なのか腐敗国家になるのか、それが問われま...全文を見る
○福島みずほ君 だから、黒川さんの定年延長撤回、この法案、改悪してはならないことを申し上げ、私の質問を終わります。
03月24日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○福島みずほ君 立憲・国民、社民の福島みずほです。よろしくお願いします。  改正法案で当面の間三年とされる消滅時効なんですが、これは五年となるはずが三年になってしまったと。これは、中小企業は業務負担に耐えられない、使用者の側から、労使の権利関係が不安定化する、実務上定着している...全文を見る
○福島みずほ君 かなりデジタル化が進んでおりますし、これはむしろ、その方向を進めると同時に、ちゃんと五年間は保存してください、最低はというふうにこれはすべきではないでしょうか。  それから、そのさっきの理由で労使の権利関係が不安定化するというのがありますが、別に消滅時効が二年を...全文を見る
○福島みずほ君 全く納得できません。消滅時効が少しでも長くなる方が適切な労務管理を促すことができるのではないでしょうか。  先ほど、石橋委員からも、理事からもありました。労働者保護を目的とする労基法で民法より短い期間を定めることは全くの矛盾ではないでしょうか。
○福島みずほ君 民法より短い期間を定めて、やっぱりこれは問題です。民法上の七百九条、不法行為、三年ですよね。しかし、労働契約というのはまさに債権債務の関係であって、それが不法行為と同じ三年であるというのは、労働者保護、賃金がどれだけ労働者にとって大事かという観点から、全くこれが納...全文を見る
○福島みずほ君 五年後の見直しというのは余りに先ですし、先延ばしされる可能性があると。五年以内でもしっかり見直すべきだということを強く申し上げます。  そして、当分の間三年ということですよね。当分とはどういうことかというのは、衆議院でも議論になっております。  これに関して、...全文を見る
○福島みずほ君 当分の間といって百十二年ですか、ちょっと気が遠くなって、百十一年ですね、気が遠くなってしまいます。  もし五年後に見直すのであれば、大体もう二年、三年ぐらいから中小企業やいろんなところにデジタル化やってくれと、五年に備えてやってくれということを言わないと、五年た...全文を見る
○福島みずほ君 今回、三年ということには納得できないんですが、見直すということであればすぐ着手して、もうやっぱりこの三年、いずれ、いずれというか、すぐ三年になるんだから準備してください。できればそういうふうにやってください。デジタル化もやってください。記録の保存もやってください。...全文を見る
○福島みずほ君 それは本当によろしくお願いします。  賃金請求権って本当に重要な、働く人にとって最も重要な権利なので、その環境整備、ちゃんと遡ってとか、割増し賃金とかも請求できるようによろしくお願いします。  石橋理事の資料を基に、私がちょっと追加で質問いたします。  労働...全文を見る
○福島みずほ君 働き方改革や、それから去年みんなで議論したハラスメント指針始め、また氷河期世代の人たちの支援や技能実習生や様々な労働者の人に対する支援、それから介護を含めた医療現場を含めた様々な場面での支援や、もう課題がたくさんあります。それを支えるのが労働基準監督署であり、労働...全文を見る
○福島みずほ君 技能実習生においては調査に入ったところの八割ほどが労基法違反があったとか、あるいは介護の現場では六割から七割ぐらい労基法違反があるとか、もう様々なデータがあります。実際、調査に入って労基法違反と言われる割合は、どの業界も残念ながらとても高いものがあります。  と...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど石橋委員からもありましたが、災害補償その他の請求権についての消滅時効は二年と据置きです。労基法の災害補償請求権の消滅時効を見直すと、使用者の災害補償責任を免れるための労働者災害補償保険制度の短期給付の請求権の消滅時効との扱いが問題になります。  しかし、労...全文を見る
○福島みずほ君 労働者の賃金請求権や災害補償請求権等がきちっと支払われるように、更に厚生労働省の下で取り組み、改善をしていただきたいと思います。  新型コロナウイルスについて質問いたします。  今、政府は新型コロナ感染に関してどう思っているのか。  文科省は学校一斉休業の解...全文を見る
○福島みずほ君 配付資料配っておりますが、例えばここの必要な対応の方向性案で、学校休校、イベント中止の呼びかけの継続となっているんですよ。厚労省こういうペーパー出して、文科省は一斉休業の解除をすると、こういうのが、だからメッセージとして分からないんです。  これは、大阪府、兵庫...全文を見る
○福島みずほ君 自治体に提供しているのであれば、どういう認識か、少なくともこのクラスター部の専門家がどう考えているか人々は知りたいし、国会も知りたいですよ。人々は知りたいですよ、自分たちのことだから。  東京都に出したペーパー、出してくださるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 違いますよ。どういう対応取るかは自治体が決めることだけれども、クラスターの専門部会がどういう事実認識に立っているかは、これは厚労省しか分からないんですよ。だから聞いているんです、だから聞いているんですよ。こんなの公立病院の問題と全然違いますよ、あのときのリストの公...全文を見る
○福島みずほ君 いや、資料をお配りしておりますが、これは医師会が、新型コロナ感染症に係るPCR検査をめぐる不適切事例で、二百九十件ちゃんとしてもらえなかったというのが出ています。人々は何を思っているかというか、私が何を思っているか。検査件数が余りに少なくて、これが伸びなくてこうい...全文を見る
○福島みずほ君 ドライブスルー方式を取る自治体、愛知など出てきておりますが、これはどうでしょうか。
○福島みずほ君 中国では、むしろCTなどで肺を見てそれで判断するということも報告をされています。つまり、何が言いたいかというと、日本は余りに検査数が少な過ぎる。外国と一桁、二桁違うんですよ。つまり、何が起きているのか分からない。  それから、症状のない感染者がやっぱり出歩いて人...全文を見る
○福島みずほ君 現状を踏まえて予算確保した準備状況はどうなっているでしょうか。感染が拡大したところに迅速に人工呼吸器を送るといった緊急対応は予定しているんでしょうか。
○福島みずほ君 人工呼吸器は非常に重要になっているところがありますので、よろしくお願いします。  三月十三日、日本医師会が医療用マスク、防護具等の配備に関する要望書を出しています。マスク、消毒薬の不足が続き、医療機関、とりわけ重症化しやすいと言われている高齢者のためなど、こうい...全文を見る
○福島みずほ君 労災申請について、十九日の委員会質疑で、厚生労働省から申請件数が一件との回答がありました。もちろん請求されてやるものではありますが、是非、こういうところには問題があり得るというところなどについて、しっかり周知などを行っていただきたいというふうに思います。  十九...全文を見る
○福島みずほ君 コロナの感染が世界中に広がって、たくさんの人が亡くなられていたり、今闘病生活を送ったり、悲しみに暮れる家族がいたり、看病している家族がいたり、医療従事者、そして介護の現場や様々なところで皆さんが必死で働いていることに心から感謝と敬意を申し上げたいと思います。  ...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので終わります。ありがとうございました。
03月31日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○福島みずほ君 共同会派の福島みずほです。    〔委員長退席、理事石田昌宏君着席〕  六十歳から六十五歳に再雇用される場合、賃金が、前回、七八・七であるという答弁がありました。  長澤運輸事件というのがあります。定年、六十歳になって再雇用で、そして賃金が二一%下がったと。...全文を見る
○福島みずほ君 六十から六十五歳の間で二割給料が下がるわけですよ。もっと悪条件で働いている人もいます。今回、六十五から七十ということなんですが、更に、六十から六十五までを放置して、六十五からの労働条件は更に悪くなることは火を見るより明らかだと思います。  現場の高年齢雇用安定法...全文を見る
○福島みずほ君 定年引上げ、再雇用、定年の廃止のうち一つでも加われば労働組合の同意を取らなくてもよいわけです。雇用関係なしの働き方しか提供しないのなら労働組合の同意が必要です。  でも、こういう在り方だと、結局、再雇用ちょっと取っていますというので、実態は雇用関係なしの働き方が...全文を見る
○福島みずほ君 形だけ再雇用などの形態取っても、実際には業務委託契約が中心となって労働者の保護ができなくなる。労働組合の同意が不要な方法を取ることは企業にとって抜け道となります。労政審での議論でしっかりここ、私は法の欠陥だと思いますので、しっかりこれは労働組合の同意と同じ、それ以...全文を見る
○福島みずほ君 これは、まさに厚生労働省が未来投資会議に負けたんだと思うんですよ。なぜこんなへんてこりんな雇用によらない働き方が盛り込まれるんですか。大体、順番が逆じゃないですか。しっかり労政審で雇用によらない働き方でもどうやって、労働者性どうやって保護するかという議論を確立して...全文を見る
○福島みずほ君 これは日本の例で、こういうグループホームの働き方があります。夕方十六時から二十時までの四時間は雇用契約、夜二十時から朝六時までの十時間は業務委託契約、朝六時から十時までは四時間雇用契約。これは、グループホームの世話人業務とかに従事している人のものです。同じ職場で同...全文を見る
○福島みずほ君 これ、お弁当とか介護の現場であるんですよ。同じ職場でなぜ夜間だけ十時間業務委託なのか。同じ人ですよ、同じ場所ですよ、同じ仕事ですよ。これ、問題でしょう。どうですか。
○福島みずほ君 六十五から七十の間、やっぱり少しでもお金が欲しいと思ったらやむなく働く。それ、業務委託だったり個人営業と言われたりしているけれど、実際は労働者だったときと変わらないという働き方の延長線上で働かされる。もう本当に高齢者ワーキングプアというか、高齢フリーランスワーキン...全文を見る
○福島みずほ君 新型コロナウイルス感染の問題についてお聞きをします。  先ほども足立理事、委員からもありましたが、済みません、足立理事からもありましたが、済みません、失礼しました。大臣、今の状況、とりわけ東京の状況をどう見ていらっしゃいますか。
○福島みずほ君 お手元に配付資料をお配りしております。今年の三月六日の厚労省が各都道府県に出した事務連絡です。  そこでいろんなシミュレーションをしていて、厚労省はこれをシナリオというふうに書いていらっしゃいますが、ピーク時は、各都道府県等において疫学的関連性が把握できない程度...全文を見る
○福島みずほ君 東京都は他に比べても検査数がとても少ないんですね。最近は感染者の数が六十とか上がってきておりますが、非常に少ない。特に三連休とか休みのときは数件という例もあるんですよ。  オリンピックの延期を決める、というか、二十一日の日に厚生労働省は東京都に、兵庫、大阪に配っ...全文を見る
○福島みずほ君 ですから、軽症者の隔離などについて場所の提供等を是非努力していただきたい。どうでしょうか。
○福島みずほ君 海外からの帰国者について、政府が二週間隔離できる場所を提供すべきではないですか。
○福島みずほ君 自宅に帰れる人はいいですよ、公共輸送を使わず、公共交通機関使わずに。そうでない人がいる。そして、ホテルからは宿泊を断られる。行き場がないんですよ。だったら帰っちゃえとかいう形になりかねない。ここはしっかり対応すべきであって、ここからまさに感染が拡散していくというこ...全文を見る
○福島みずほ君 派遣切りのときも、あのとき生活保護のやっぱり支給を頑張ってもらったんですね。あのときはワンストップサービスをどうつくるかというのも大きな課題でした。  是非、要するに生きるか死ぬかという、そういう状況に本当になりかねないわけで、是非命綱たる生活保護がこういう場合...全文を見る
○福島みずほ君 お手元に配付資料をお配りしておりますが、全国女性シェルターネットが要望書を出しています。新型コロナウィルス対策状況下におけるDV・児童虐待防止に関する要望書です。女性の暴力に関する国連特別報告者も、世界各国が外出制限などを打ち出す中で、家庭内暴力が増えるおそれが非...全文を見る
○福島みずほ君 これについて、しっかり取り組んでください。  今日はGPIFにも来ていただいています。  二〇一四年、ここの委員会で塩崎大臣と随分論争をしました。まさに四分の一の株を二分の一まで運用するというもので、ポートフォリオを変える必要があるのではないですか。  それ...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
04月16日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民の福島みずほです。  冒頭、まず、医療や介護の現場で日夜たがわず奮闘されている皆さんに心から敬意と感謝を申し上げます。もちろん運輸、そしてドラッグストア、コンビニ、スーパーや様々なところで必要な仕事をみんなのためにしてくださっている皆さ...全文を見る
○福島みずほ君 補正予算案の審議が始まると思います。ここでは三十万円、限られた人に、しかも書類で突っ返したりやったりというのではなく、一人一律十万円給付して、みんなに安心だと思ってもらって、それから積み上げの分をきっちりやるべきだと思います。国民一人一律十万円、これの実現のために...全文を見る
○福島みずほ君 PCR含めた検査方法を今回もう変えるべきだと思います。ある開業医の人に話を聞きました。保健所が機能していない、指定医療機関が機能していない、個人で防護服やいろいろ買ってウオークインで検査をして、それを送っていると、そういう話も聞きます。たらい回しにされる人々の声が...全文を見る
○福島みずほ君 引き続きではなくて、政策の転換していただきたいんです。日本医師会と話をしていると厚生労働省の担当者はおっしゃいました。医師会のこれ危機感ですよ。検査ちゃんとしないと院内感染起きちゃうというすさまじい危機感じゃないですか。自治体に任せるのではなく、医師会に任せるので...全文を見る
○福島みずほ君 医師会や医者の人に聞くと、自分たちは待っているし用意はあると言うんですが、なかなか厚労省やいろんなところから働きかけがないという声も聞くんです。開業医の皆さん、始めたりしているんですよ。  ですから、これ、保健所が機能しない、指定医療機関が機能しない、検査数が伸...全文を見る
○福島みずほ君 日本人の方で、海外で本当にすばらしい活動、給料が安くても、いい活動をしている人がたくさんいます。そういう人たちが再入国できないんですよ。医者の判断が必要であることや、PCR検査は医師が必要と認めた場合に検査することや簡易検査の問題点は分かっています。しかし、世界中...全文を見る
○福島みずほ君 いや、それは理解できないんですよ。結局、そうするとその人たちは再入国できないし、本当にこの様々な面で国際協力で頑張りたいのに戻れないんですよ。  今、未曽有のコロナ禍でみんな苦しんでいます。従来こうだったということではなくて、やっぱりクリエーティブにそれぞれ変え...全文を見る
○福島みずほ君 外国人対応もそうなんですが、日本人が外国に行くときに、証明書で、それが外国語で書いてないと再入国できないんですよ。ですから、外国人だけでなくて、是非、陽性、ポジティブ、陰性、ネガティブ、それだけでもいいと当事者の皆さんたちがおっしゃっているんですね。その証明書を出...全文を見る
○福島みずほ君 やはりまだまだまだまだ少ないと。これから増えることを望みますが、やっぱり三件というのは余りに少ないと思います。  NPO、NGOの事業において、国際協力の事業を海外で行っている場合、新型コロナウイルス感染症の影響で事業がストップし、日本人職員が携わる外国事業所の...全文を見る
○福島みずほ君 今日、答弁で、個々の実態というのがありました。例えば、NGOがある、で、日本の中に公益社団法人とかその事務局がある、そして、世界のいろんなところに様々な活動をして、場合によっては外務省と一緒にいろんな活動をしている。そういう場合は、日本に例えばその公益社団法人の事...全文を見る
○福島みずほ君 海外で国際協力で活動しているNGO、NPOって様々な形態があると思います。保険料払っているし、そこで、外務省も、それからあるいは出入国管理やパスポートの記録や、政府資金を活用している団体だったら、政府からの渡航中止勧告、一時帰国の指示文書などを判断すれば現地の状況...全文を見る
○福島みずほ君 海外駐在員の扱いについては、雇用調整助成金のガイドラインには駐在員に関する注意事項はありません。でも、本人と雇用主が雇用保険を払っていれば、もうこれは対象とするのが公平でないかと思いますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 是非、積極的な雇用調整助成金の支給の対象になるようによろしくお願いします。これは大事な活動なので、是非よろしくお願いします。  障害福祉事業所についてお聞きをいたします。  障害福祉事業所の利用者、支援者等に感染の疑いがある場合、感染爆発のリスクが高い。特にグ...全文を見る
○福島みずほ君 千葉の障害者施設でコロナが発生し、ただ、病院ではなくてやはりそこの現場で見ることになったということに関して、様々な障害施設で働く人から、それで大丈夫なのかとか、いろんな意見も出ています。  例えば、グループホームの場合、四、五人の利用者を夜間は一人の職員で支援す...全文を見る
○福島みずほ君 医療機関だけではなく、利用者及び支援者の安全を確保するため、障害福祉事務所にも防護服、消毒液、マスクなどが必要です。事業者に対する支援の中身を教えてください。
○福島みずほ君 よろしくお願いします。  事業所の収入が減ることによって安定事業を行うことが困難になってきております。報酬が日払方式であることによる減収への不安が広がっていて、報酬を日払方式から月払方式に見直すような要望も出ております。また、今般の感染拡大がなければ入ったであろ...全文を見る
○福島みずほ君 障害者施設がこのコロナのことで本当に潰れていくんじゃないかとか、本当に皆さん不安も感じています。また、命の選別が行われるんじゃないかという不安も障害者の団体から出ております。是非頑張って支援してくださるよう、よろしくお願いします。  次に、介護保険の現場からの声...全文を見る
○福島みずほ君 介護現場は、ケアする人もケアされる側も、自分が感染者になるんじゃないか、あるいはうつされるんじゃないか、いろんな不安の下で必死で働いていらっしゃいます。是非、それを応援するマニュアルや情報共有や、感染者が出た場合の様々な振り分け等も是非よろしくお願いいたします。 ...全文を見る
○福島みずほ君 コロナの問題で、親もそれから学生の側も大変な状況で、経済的に逼迫しています。このために大学を退学しなくちゃいけないというようなことが起きないように各大学に要請すると同時に、私自身は是非、国立大、国公立、私立に対する補助金、ちゃんともっともっとやっぱり増やして、学生...全文を見る
○福島みずほ君 雇用調整助成金やその百万、二百万のお金では駄目だというので要望しているんです。V字回復した後は、もう全部ミニシアター潰れているかもしれないんですよ。芸術が潰れているかもしれないんですよ。だからこそ今言っているので、文化庁、是非頑張っていただきたいですし、これは内閣...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので終わります。  厚生労働省、大変な状況だと思いますが、命を救えるのは厚生労働省とそして国会だと思いますので、是非よろしくお願いいたします。
05月13日第201回国会 参議院 本会議 第16号
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○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民の福島みずほです。会派を代表し、国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案について質問いたします。  質問の前に、新型コロナウイルス感染症で亡くなられた皆さんに心から哀悼の意を表します。また、現在闘病されている皆さん、御家族に心からお見舞...全文を見る
05月14日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民共同会派の社民党の福島みずほです。  今日は布マスクについてお聞きをいたします。  政府は、アベノマスクと言われる全戸配布二枚、それから妊婦用マスク、介護用のマスクなど、布マスクにこだわって配布をしています。なぜ布マスクなんですか。
○福島みずほ君 布マスクもマスクですから、もちろん効用はあります。しかし、今おっしゃったように、医療用マスクや不織布マスクの方がよりウイルスを入れないということで優れているわけです。  今、市中には、一枚、かなり安い、三十円、四十円に換算できるような不織布マスクも大量に、大量に...全文を見る
○福島みずほ君 未配布分についてはこれ全量回収中ですが、これ改めて検品して配り直すんですか。
○福島みずほ君 四十七万枚のうち一割の四万七千、不良品があったということでよろしいですね。不良品の中身について説明してください。
○福島みずほ君 汚れの中にカビが入るということでよろしいですね。異物混入ってどういうものがあるんでしょうか。なぜこういうことが起きたんでしょうか。
○福島みずほ君 一割に不良品がある、カビがある、異物が入っている、とんでもないと思います。もしこれ一般の消費者問題であれば、全品回収の上、廃棄ですよ。カビって、見えなくてももしかしたら広がっているかもしれないじゃないですか。しかも、今原因究明中でということそのものも、もうおかしい...全文を見る
○福島みずほ君 黄ばみは問題ないとおっしゃるけれど、妊婦さんが黄ばみのあるマスクもらったらやっぱり使いたいとは思わないですよ。黄ばみ、どこか倉庫にあったのかしらなんて思って、使いたくないですよ。それ、そういうものを配布したことは問題ですし、それから保健所にやらせたのも問題です。 ...全文を見る
○福島みずほ君 この検品業者、一社なんですが、人数と費用を教えてください。
○福島みずほ君 事前には八億、約八億と聞いているんですが、七億、八億、検品に掛かるんです。でも、これ、おかしくないですか。民間だったら納入する前に業者が検品するでしょう。何で八億ぐらいお金を使って、五百五十人使って、妊婦用マスクの検品を改めてやらなくちゃいけないんですか。これ、お...全文を見る
○福島みずほ君 私、これ、ちょっと事前に聞いて驚いて、重量を量って水分含有の有無をチェックするというんですが、これでカビの除去ってできるんですか。
○福島みずほ君 これで長く時間取るのはあれですが、カビって、その重量って、そんなに違うんですか。
○福島みずほ君 水分って、それ何グラム違うんですか。何ミリグラムですか。
○福島みずほ君 いや、もう水分チェックとか聞くと驚きますよ。もうここまで来ていてカビが生えているものがあったんだったら、全品これ実は、普通だったら廃棄じゃないですか。布マスク、お粗末布マスク物語ですよ。こんなお粗末ないですよ。  それで、事務費や新たな郵送費はどこが負担するんで...全文を見る
○福島みずほ君 質問に答えてくれますか。いや、説明を聞くのは貴重な機会なんですが、私の質問は、事務費や新たな輸送はどこが負担するかと聞いたんです。時間が限られているので、答弁に、答えてください。
○福島みずほ君 事務費とか郵送費、また国が負担するわけですよね。これはもうやめるべきだと思います。  それで、二枚の布マスクもそうですが、ベトナム、ミャンマー、中国からの輸入ということなんですが、資料でお配りしておりますが、このまさに興和、伊藤忠、マツオカコーポレーションに続き...全文を見る
○福島みずほ君 これ、分からないんですね。伊藤忠もマツオカコーポレーションも興和も一枚の契約書です。一社なんですね。ユースビオだと言ったのが二つになって分かれていると。  製造はユースビオだとなっているんですが、売買契約書を見ると、三月これは十六日の契約書で三月三十一日までに納...全文を見る
○福島みずほ君 それが分からないんですね。  最後を見ていただくと、配付資料の三枚目ですが、介護施設用分、令和二年度予備費で契約したときは、ユースビオ二十九・七億円、一社なんですよ、四月中。これはもう納入が済んでいるというふうに聞いていますが、なぜ妊婦用マスクのときに二つに分か...全文を見る
○福島みずほ君 ちょっと明確に答えてください。三月の時点でユースビオ社が輸入について定款にない、権限がないということは知っていたんですか。
○福島みずほ君 いや、質問に答えてくださいよ。普通一社なのに、政府が随意契約やるのが二社に分かれている。しかも、原料と製造と分かれるのって、ほかの会社と比べて、ほかは全部一社でやっていますから、何でこれが分割されるのか。実際は、シマトレーディングは通商の部分を担ったんじゃないです...全文を見る
○福島みずほ君 四月になってユースビオは定款変更の申請をしているんですね。その時点で、輸出入の定款にないということを厚生労働省が随意契約するときに知っていたか知らなかったか、後日その回答を教えてください。今分かれば教えてください。
○福島みずほ君 これ、今までずっと聞いていることで、やっぱり三月の時点でないんですよ。取引する相手の随意契約が輸出入の権限がないということを知っていたんじゃないですか。だから、この二つに分けさせたと。このことは問題だと思います。  今日、経済産業省にも来ていただいていますが、こ...全文を見る
○福島みずほ君 これは、向こうの方から連絡があって、三月の段階でユースビオから経産省に対して売り込みの電話があったということでよろしいんですね。イエスかノーだけでお願いします。
○福島みずほ君 これ、随意契約としてどうだったのかとか、これだけ妊婦用マスク、問題が出ているわけですから、検品に政府が八億円も掛けるんじゃなくて、もうこれは本当にやめるべきだと思います。  二枚のマスク配布の方についてお聞きをします。  予備費二百三十三億円、補正予算に二百三...全文を見る
○福島みずほ君 予備費二百三十三億円のうち、では、事務費が四十一億円、郵送費が約三千万通分で十四億円ということでよろしいですね。
○福島みずほ君 じゃ、四十一億円の内訳を教えてください。
○福島みずほ君 不良品の割合はどれぐらいですか。
○福島みずほ君 十二枚ということですと、十二枚なんですね。どうして妊婦用マスクは、同じ企業がかなりダブっていますが、大量にあって、こちらはないんですか。
○福島みずほ君 補正予算についての二百三十三億円の分は、受注先は興和、伊藤忠、マツオカコーポレーション、この三社で同じだというふうに聞いているんですが、これはもう契約金は払っているんですか。
○福島みずほ君 失礼しました、補正予算の方は、興和とマツオカコーポレーションは契約締結済みで伊藤忠は準備中と聞いておりますが、それでよろしいんですね。
○福島みずほ君 というか、契約はまだなんですか。
○福島みずほ君 一億三千枚を五月中に配るって無理じゃないですか。しかも、まだ五%、四%しか配っていないんです。だったら、もう布マスクやめたらいいですよ。不織布マスクも大量にというか、出てきている。これ、莫大なお金掛けて、四百六十六億円掛けて、もう検品もやってやらなくちゃいけない。...全文を見る
○福島みずほ君 終わります。
05月15日第201回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民共同会派の福島みずほです。  国家戦略特区についてまずお聞きいたします。  これまで、特区にしたことで国民は莫大な税金を負担をいたしました。国民の利益になったのか、雇用か所得が増えたのか、メリットは得られたのは誰だったんでしょうか。
○福島みずほ君 一部の企業は利益を得たかもしれませんが、それは住民に還元されたんでしょうか。また、全国展開したのは国家戦略特区の中で僅か八事業しかありません。全然広がっていないんですよ。  次に、スーパーシティに係る基本方針を政府が定め、内閣総理大臣はスーパーシティ区域ごとに区...全文を見る
○福島みずほ君 今まで、国家戦略特区の有識者会議や諮問会議が果たして公平なのかという議論が国会の中で繰り広げられました。内閣総理大臣がそこの意見を聴いて自治体に下ろしていく、こういうトップダウンの方式は地方のためにならないということを申し上げます。  スーパーシティは、サービス...全文を見る
○福島みずほ君 国家戦略特区のコンサルは五〇%以上が東京のコンサルタントで、税金が結局東京に還流されるんじゃないかという指摘もよくされております。  企業は、収益が上がらなくなれば事業から撤退することがあり得ます。事業から突然撤退することによる住民への影響や、税金を投入したこと...全文を見る
○福島みずほ君 IR大手のラスベガス・サンズは、日本に、やらない、撤退するということを正式に発表しました。横浜はラスベガス・サンズを呼ぼうとしていたので、もうやめたらどうかというふうにも思います。また、グーグルの姉妹会社でありますサイドウォーク・ラブズは、カナダ・トロント市におけ...全文を見る
○福島みずほ君 両方ダブルでということですが、実際、キャッシュレスが進行すれば、現金持っていても買えませんよということも起きるわけですし、その中での住みにくさとかですね、だって、自分が住んでいる町が変わってしまうわけですから、とりわけ高齢者にとってはすごく住みにくい町になってしま...全文を見る
○福島みずほ君 実験なわけですよね。住民は、でも、実験のための対象じゃないじゃないですか。  ところで、自動車の自動運転、無人航空機、ドローンの実証実験に関して、これ事前規制を最小化するというふうになっています。でも、これって大丈夫でしょうか。事前規制は最小化ですよね。  二...全文を見る
○福島みずほ君 でも、事前規制を最小化するというのがうたわれておりますので、問題が起き得ると思います。  配付資料のペーパーの後期高齢者の通院対策を図るA市の構想という点についてお聞きをいたします。  ボランティアドライバーに依頼して通院するというものです。共有される情報は、...全文を見る
○福島みずほ君 でも、これ、今、匿名情報にならないということをおっしゃったので、個人情報がそのまま行く場合もあり得るとおっしゃったので、いろんな情報がその地域で累積、蓄積されていくじゃないですか。  このペーパー、これ政府のペーパーですが、想定される国等への情報提供の求めの例と...全文を見る
○福島みずほ君 さっき、匿名じゃなくて個人情報もあり得るとおっしゃったじゃないですか。  そして、単に通院するための、乗るときと降りるときのためだけだったら、何もその個人の、高齢者の在住地域の健康状態、あっ、高齢者の、失礼、高齢者の在住地域の健康状態、要介護等の情報など出す必要...全文を見る
○福島みずほ君 だから問題なんですよ。なぜここまで国や自治体が持っている情報を出さなくちゃいけないんですか。  村上審議官は、いや、その都度消去すると言う。だったら、役に立たないじゃないですか。データって、蓄積して、火曜日はこの地域のこういう人たちが移動する、いや、水曜日はよく...全文を見る
○福島みずほ君 地域通貨にするのか、電子通貨にするのか、ポイント通貨にするのか、それが普通の通貨とどう違うのか。使い勝手悪くなるかもしれないじゃないですか。そんなのもらったって、おままごとにおける子供銀行じゃないけれども、全然使えないかもしれない。そんなものをもらったって何もうれ...全文を見る
○福島みずほ君 スーパーシティ構想を打ち出して、こういういろんなものがどんどん入っているんですよ。でも、御存じのとおり、自由診療と、それから保険の適用でやるかどうかは、厚生労働省、厚生労働委員会を始め大問題です。それがこういうところにどんと入って、いや、この地域ではそれ進められま...全文を見る
○福島みずほ君 つまり、顔認証仕組みがあるかどうか分からない、顔認証仕組みを持っているかもしれないということじゃないですか。本人の同意なく顔認証仕組みが導入されれば、それに入るわけじゃないですか。  この点、大問題だと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 問題じゃないですか。顔認証仕組みシステムが導入されて、それが使われると。同意といっても、同意なんかしてないという住民だっているわけですよ。  そして、例えば防犯の場合に、今、警察との関係でおっしゃいましたが、警察は令状を取ってその資料をもらうことはできる。だけれ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、だから問題なんですよ。国や自治体が持っている情報を、民間企業は勝手にもらうことは今まで本当にできませんでした。  でも、ここのデータ連携基盤整備事業は外資系でもいいんですよ。グーグルでもどこでもいいんですよ、アクセンチュアでも。そして、日本の企業になるかも...全文を見る
○福島みずほ君 この区域会議に参加する事業者の選定は誰が行うんですか。
○福島みずほ君 選定基準やプロセス、議事録などは国民全体に公開されるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 この区域会議で入っている事業者が、その後、実際この国家戦略特区データ基盤整備事業の事業者になっていくんではないかということを思っているんですね。つまり、首長と内閣府と事業者で区域会議の議論をし、こういうことをやろうと決めるわけですね。その後に、実際、公募でこの整備...全文を見る
○福島みずほ君 結局、その区域会議に入る事業者がどういうプランを作って、この町をどういう実験都市にして何をやるか、実際議論をリードしていくということになると思うんですね。それが果たしてその住民に合っているのかどうかというふうにも思っています。  監視はどのように行われるのか。こ...全文を見る
○福島みずほ君 不正な利用やそういうものを本当に外から監視できるのか、大問題だと思います。  なぜこういう質問をするかというと、今まで国は国、自治体は自治体、民間企業は民間企業とそれぞれなっていたのを、垣根を取っ払って情報を吸い上げて利用することができる、個人情報が民間にも流れ...全文を見る
○福島みずほ君 この制度は誰のためのものか。民間の要するに活力のためとおっしゃっているわけで、そのために情報が流れていくものをつくる。それから、国からもお金が出る、自治体からもお金が出る。つまり、税金使って巨大な民間企業がもうかる仕組みなんじゃないか、そのことが問題ではないかとい...全文を見る
○福島みずほ君 情報が流れるときに、全ての住民のそれに関する同意を取るんですか。そういう答弁ですよね。それを必ずやるんですか。
○福島みずほ君 具体的にどういう場合に同意を取るのかというのが実は分からないんですよ。  ただ、これとは別ですが、住民票のデータで、十五歳、十八歳で、例えば自衛隊がそこのデータを閲覧できる。正当な、住民基本台帳法上の正当な理由があるという理由で見ています。自治体によっては、閲覧...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、個人情報を取るという場合もあるわけじゃないですか。その場合にどうするかですよ。  この法律が仮に成立したとして、一々全員から同意を取るんですか。同意しなかった人間はその町の中でどういう扱いになるんですか。データからその人の分を除外するんですか。必ず全員の...全文を見る
○福島みずほ君 その、ばくっとしていますよね。個人情報保護条例だって、あるいは特例の場合とか公益上の必要がある場合と法律はなっていますので、それが、この自治体、特区の自治体では極めて緩まってしまうんではないか。  私が聞きたいのは、どうしてもこれは個人情報で情報保護条例上も法律...全文を見る
○福島みずほ君 いや、極めて緩和してルーズな運用がされてしまうんじゃないか。  一々個人の情報、同意なんて取るのは大変なので、未成年者の同意ってどうやって取るんですか。
○福島みずほ君 じゃ、検察庁法改正法案の延長の基準じゃないけれど、その基準をちゃんと教えてもらわない限り法律の成立できないですよね、だって私たち分からないんですもん。どうやって取るのか分からないというんだったら、これ問題本当にあるというふうに思いますよ。  それから、恐らく、さ...全文を見る
○福島みずほ君 個人情報とそれから同意の問題に関して、答弁ではあやふやですし、未成年者もどうかとか、未来永劫同じ同意が通用するわけでもないという答弁なので、詳細にこれをきちっとまとめて理事会に提出をしてください。
○福島みずほ君 住民合意についてお聞きをいたします。  住民合意が出てくるのは極めて後なんです。お配りしているペーパーの、スーパーシティ構想、法案の概要ですが、区域会議の後に、まさに住民合意を証する書面、必要に応じ条例による規制改革の案を添付となって、住民合意が登場するのが非常...全文を見る
○福島みずほ君 この住民合意に関して、大臣は、住民説明会を事前にやるとか、あるいはレクのときには、これはやっぱり町内会の人とか呼んで説明するとかあるんですが、それでは全く不十分だと思います。  この手続を見ていただければ分かるとおり、どういうことか、内閣発、総理大臣発でどんどん...全文を見る
05月21日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民共同会派、社民の福島みずほです。  大臣、コロナ禍の中で、緊急事態宣言が起きている中で、三密で賭けマージャンすることをどう思われますか。
○福島みずほ君 そのとおりだと思います。  今日は法務副大臣に来ていただきました。昨日質問通告をしておりますが、黒川弘務東京高検検事長のこの賭けマージャンの問題に関してヒアリングをされていると思います。結果を教えてください。
○福島みずほ君 昨日質問通告しています。賭けマージャンの事実は認めたんでしょうか。
○福島みずほ君 いや、昨日もう質問通告をしているんです。東京高検検事長ですよ、東京高検検事長の賭けマージャンについて、彼のヒアリング、じゃ、質問変えます。  彼のヒアリングはやりましたね。
○福島みずほ君 じゃ、その結果を教えてください。
○福島みずほ君 東京高検検事長のヒアリングを行ったとおっしゃったじゃないですか。その結果を教えてください。事案は単純です。賭けマージャン、五月一日、五月十三日、やったかどうか、それを認めたかどうか、教えてください。
○福島みずほ君 いや、昨日、それ、国会軽視という言葉がありますが、昨日からもう質問通告しています。本人に確認をしたんでしょう。森大臣は処分を考えていると言いました。本人のヒアリングは一応終わったということでよろしいですね。だったら、なぜ言わないんですか。本人が認めているか認めてい...全文を見る
○福島みずほ君 昨日通告をしております。  先ほど副大臣は、報告を受けた、調査中だということをおっしゃいましたが、調査中の中身については報告を受けたんですか。調査中ということだけ受けたんですか。
○福島みずほ君 副大臣は報告の一部を受けたんですか。
○福島みずほ君 極めて重要なことなので聞いております。  では、これ、法務省は黒川さんが賭けマージャンをしているのを知っていたんですか。
○福島みずほ君 東京高検の車を使用していたことは今まであったんですか。
○福島みずほ君 マージャンのレートがどれぐらいか聞いていますか。
○福島みずほ君 常習賭博になるんじゃないですか。
○福島みずほ君 判例では、一回目でも常習性を認める、常習というのはそういうもので、反復継続する可能性があれば常習賭博、三年以下の懲役になります。二回やっていますし、過去の例があるのであれば、常習賭博になる可能性が極めて強いと思います。  賭博罪についてですが、判例は、賭けるもの...全文を見る
○福島みずほ君 賭けマージャンが刑法の賭博罪に当たり得ると、常習賭博に当たるかどうかは今後の調査にまつという重要な答弁でした。  だとすると、これ、辞職では駄目ですよね。懲戒処分の対象になり得るということでよろしいですね。
○福島みずほ君 報道によれば、本人はこの賭けマージャンの事実を認めたとも言われています。だから質問しているんです。なぜ国会は教えてもらえないのか。  報道どおり、賭けマージャンの事実を認めているのであれば、今副大臣答弁どおり、刑法の賭博罪が成立します。よろしいですね。
○福島みずほ君 東京高検検事長が賭博をやったことを認めれば、一応それを前提に話をするということではないんでしょうか。  森法務大臣は、まさにこれについて懲戒処分、処分を考えているということでした。辞任では駄目だ、懲戒処分の対象になり得るということでよろしいですね。
○福島みずほ君 刑事手続の対象になり得るということでよろしいですね。
○福島みずほ君 刑法の単純賭博罪が、まあ私は常習賭博の可能性もあると思いますが、あり得るというふうにおっしゃったことは極めて重要だと思います。  ところで、この黒川東京高検検事長は、日本で戦後初めて唯一、一月末に定年延長を閣議決定をした者です。尊敬する元検事総長の松尾邦弘さんや...全文を見る
○福島みずほ君 ゴーン事件関係ないと言っているじゃないですか。東京地検の話ですよ。東京高検検事長が具体的な指揮なんかやらないですよ。歴代の検察官OBが、そのようなことが必要なことは一度もないと言っているんですよ。  なぜこう言うのか。唯一、一人だけ、戦後初めて唯一、黒川弘務さん...全文を見る
○福島みずほ君 納得できません。検察OBが誰一人そんなことは今まで起きたことはないと言っているじゃないですか。戦後初めてですよ、認証官、閣議決定で唯一、定年延長をしたんですよ。必然性も中身も分からない、法をねじ曲げておかしい、国会内外で、国の中で、社会の中で議論が沸騰しました。そ...全文を見る
○福島みずほ君 法務副大臣、今日は厚生労働委員会にお出ましいただき、ありがとうございました。お帰りいただいて結構です。ありがとうございます。
○福島みずほ君 布マスクの件ですが、これは妊婦用マスクと全戸二枚マスクはほとんど同じメーカーですよね。興和と伊藤忠とマツオカコーポレーション。妊婦マスクにはそれにユースビオとシマトレーディングが加わるわけですが、重なっている部分はその三社であると。で、どうも不具合が出たのは伊藤忠...全文を見る
○福島みずほ君 妊婦用マスクで一割不具合があったら、もう同じところなんですから、二枚マスクだって一割不具合じゃないですか。一割不良品だってもうすさまじいことですよ。もうこの時点でやめるべきだと思います。メーカーが自分たちで検品すると言っている四月二十三日、国が同じときに八億円掛け...全文を見る
○福島みずほ君 事務所には、黄ばみとかだけでなくて、ちょっと臭いがする、古着みたいな臭いがするという、そういうクレームというか、それも来ました。もう布マスクやめたらいいと思います。  契約書を読んだところ、興和に関しては、これは、甲は、本契約の取引が非常事態への対応として実施さ...全文を見る
○福島みずほ君 違いますよ。興和と伊藤忠の相手で三月十七日に契約書結んでいるじゃないですか。同じ日に結んでいて、興和に対しては瑕疵があっても請求しないとなっているんですよ。伊藤忠は瑕疵担保責任あり得るとなっているんですよ、請求しますと。  今、瑕疵があってもといって、瑕疵がある...全文を見る
○福島みずほ君 契約上明確じゃないですか。同じ日にやって、一方は瑕疵担保責任追及する、一方はしないと書いてあるんですよ。なぜ興和だけ責任追及しないとしているんですか。明確に答えてください。
○福島みずほ君 幾ら急いでいるからといって、責任追及しないとやって、実際一割に不良品が出たことは問題じゃないですか。  お聞きします。  二百三十三億円のうち八億、これ布マスクの検品代、予算付けているわけですね、契約結んでいます。じゃ、残りの補正予算の二百三十三億円、これも八...全文を見る
○福島みずほ君 このまま行くと、十六億円検品に使うんですよ。それは問題だと本当に思います。  マスクに関しては、お手元に資料を配っておりますが、衛生マスクの基準というものがあります。これを満たしているんですか。
○福島みずほ君 これ、現地の調査を本当にしたんでしょうか。この衛生マスクの基準を満たしているんでしょうか。  大臣、最後にお聞きします。  布マスクに関して、もうこれ無駄遣いというか、四百六十六億円掛けて一割不良品が出た段階で検品を八億円もやらなくちゃいけない。この布マスク、...全文を見る
○福島みずほ君 布マスク、とりわけ二枚全戸配布するという、これまだまだ道半ばです。だったら、もうやめたらいいと思います。もう不織布マスクもありますし、布マスクは皆個人で作ったりしています。この不衛生マスクじゃないけれども、非常に問題が生じた布マスクの二枚配布とか、あと、いろんなと...全文を見る
○福島みずほ君 この厚生労働委員会で、当時、二〇一〇年に随分議論しました。株の割合が四分の一から二分の一に上げてしまう。さっきも、他の委員からもありましたが、今回、十七兆円損が出たんじゃないかという指摘があります。もうかるかもしれないけれど、損をするときの打撃が大きいです。しかも...全文を見る
○福島みずほ君 株の割合も元に戻すべきですし、変えるべきだと思います。  GPIFの理事長と理事が退職しましたが、本年三月三十一日の厚生労働委員会で退職金が幾らか尋ねたところ、法の規定に基づきまして所定の計算をして支払うわけでございますけれども、これにつきましては、業績勘定率と...全文を見る
○福島みずほ君 それ、金額幾らですか。
○福島みずほ君 計算式は分かっているんです。だから、幾らなんですかというので、前回も聞いたし、もうそろそろ退職金じゃないかと。暫定的に一応払いましたとおっしゃったので、金額を教えてくださいと申し上げているんです。  年金でしょう。極めて大事じゃないですか。しかも、今回すごく損失...全文を見る
○福島みずほ君 何かずるいですよね。計算式が幾らで幾らでとすごく長く答弁して、結局個人のは教えないんだったら、結論として教えないんじゃないですか。  でも、それおかしいですよ。こんなことを一つ一つ透明性を高めていかない限り、国民納得しないですよ。次の機会には教えてください。計算...全文を見る
○福島みずほ君 繰下げ制度をこれまで利用した受給権者は非常に少ないです。本当に〇・何という感じで、上限年齢を引き上げたとしても、みんなはいつ死ぬか分からないから利用されないんじゃないでしょうか。結局、すごくお金があって何にも心配ない人は年金もらわないけれど、将来の七十五のときの幾...全文を見る
○福島みずほ君 これは審議会、検討会等でも議論になったと聞いております。時効制度は五年前とかいうことで決まっているのに、なぜそれ以前も実際繰下げでもらえることができるのか。厚生労働省が今回七十五歳までの繰下げに一生懸命になっているのは分かりますが、時効制度をゆがめてまでそういう政...全文を見る
○福島みずほ君 日本は最低保障年金制度がありませんから、国民年金の基礎年金部分しかない、その基礎年金部分のマクロ経済スライドが働くと本当に少なくなってしまうという問題があります。是非、これはマクロ経済スライド、基礎年金部分について対象から外すべきだということを強く要望いたします。...全文を見る
○福島みずほ君 来年四月一日、これになると、賃金変動に合わせて年金額を改定すれば、今年、本当にコロナでみんなの賃金下がっているか、賃金ない人が出てくると思います。そうすると、来年、この四月一日、これをやると、まさに本当に年金が下がることが起きて、みんなここで、えっ、施行が四月一日...全文を見る
○福島みずほ君 是非みんなにすぐ行くように、この増員措置を是非よろしくお願いいたします。  三月十八日に新型コロナウイルス感染症対策本部が開催され、そこでは生活不安に対応するための緊急措置として、上下水道を含む公共料金の支払が困難な者に対しては、状況に配慮して支払猶予など迅速か...全文を見る
○福島みずほ君 事前に厚生労働省に問い合わせましたが、水道事業者による支払猶予や減免の実施状況を注視し、適切な対応に努めるという回答をもらっております。  生活不安に対応するための緊急措置並びに臨時交付金、この間の補正予算の一兆円の自治体に対する交付金、少な過ぎるということで私...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省は、この交付金や様々な点で是非頑張ってください。  厚生労働大臣も、十分このこと、様々なことについて頑張ってくださるよう、現場も、水道の方も、あらゆることも、医療も介護も、全部ですが、雇用も、頑張ってくださるようお願い申し上げ、質問を終わります。  ...全文を見る
05月22日第201回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民共同会派、社民党の福島みずほです。  スーパーシティ法案には二つ、情報のことと民主主義の二つの点で極めて問題があるというふうに思います。  先日、木曜日の質問の中で理事会協議となっていた案件があります。国家戦略特別区域法の一部を改正す...全文を見る
○福島みずほ君 区域会議で、今住民の皆さんとおっしゃったけれども、念頭に置いているのは首長じゃないですか。ここに事業者がいて、事業者の主導の下にやることにおいて、これが緩めていくんじゃないか。そして、現行法と決定的にというか、スーパーシティ法の仕組みの中では、国、自治体に対して民...全文を見る
○福島みずほ君 先週、フェイスブックの例をお話をいたしました。もらったデータと自分のところが持っているデータを組み合わせるということでも様々なことが起こり得るというふうにも思っております。  マイナンバー制度の関係について、行政手続のサービス領域があれば関連付けられる可能性があ...全文を見る
○福島みずほ君 だから、危険ですよね。これ、マイナンバーについて、初めのレクのときは、いや、これは関係ありませんということだったんですが、今の答弁で、将来というか、現在でもマイナンバーと関係できれば使えるし、将来も使えるんですよ。  国家戦略特区データ連携基盤整備事業の中にマイ...全文を見る
○福島みずほ君 今の答弁、現状ではとおっしゃったじゃないですか。現状ではそうかもしれないけれども、将来、これ不便だとか、これを使いたいということでマイナンバー法が改正されるとか、マイナポータルとの接続、国の、国、自治体、まさに自治体の情報を国も自由に取れるし、国の情報も取れるし、...全文を見る
○福島みずほ君 問題ですよ。幾ら国交大臣が、参議院の本会議でもそうでした、ライドシェアはこれは駄目ですと言ったんですよ。にもかかわらず、今の答弁は、要望があればこの国家戦略特区、スーパーシティで踏みにじっていきますよ、違法でもこれから正当になりますよ、その可能性ありますよというこ...全文を見る
○福島みずほ君 これ、区域データ、地理データや空間データ、座標軸データ、これ何のために使うんですか。
○福島みずほ君 これ、やっぱりインフラとかそういうもののためですよね、町づくりのインフラのため。  これ、区域会議の中に、区域会議、どこを対象の町にする、区域会議が開かれる、特区担当大臣と首長と事業者が入る。これ、事業者が初めから入っているんですよ。そこで、このところが、ある町...全文を見る
○福島みずほ君 問題の答弁ですよ。  顔認証仕組みは、まず撮る段階で個人のプライバシーを侵しているんじゃないか、そのデータをどう使うか、二段階問題があります。しかし、撮る段階でもプライバシーの問題あるじゃないですか。嫌だという人の権利を保障できないというのは、根本的な欠陥だと思...全文を見る
06月02日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民共同会派の社民の福島みずほです。  まず冒頭、大臣にお聞きをいたします。  大臣は三月二日の参議院予算委員会で、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議について、一回目から三回目は議事概要になるが、四回目以降は速記を入れて一言一句残す旨...全文を見る
○福島みずほ君 大臣は予算委員会で、文言を一言一句見ていただいて提出すると、こういう姿勢で取り組んでいるところでありますとおっしゃっているじゃないですか。そして、四月二十八日、あるラジオ番組で武藤委員は、会議では公開されている前提でやっていますと答えています。  第二回目の専門...全文を見る
○福島みずほ君 歴史的な、百年に一度の感染症対策に関して、専門家会議の議事録が出ない、出ていないというのは問題じゃないですか。担当者の、本当に重要な厚生労働大臣として、一言一句見ていただいて提出すると、こういう姿勢で取り組んでいるところでありますとおっしゃって、何で今まで議事録が...全文を見る
○福島みずほ君 昨日、菅官房長官の記者会見で、四回目以降ですか、速記録は残っているという発言がありますので、これはしっかりもう議事録として全部出していただきたいと思います。そのことに向かって厚生労働大臣も是非努力をしてください。  布マスクについてお聞きをいたします。  布マ...全文を見る
○福島みずほ君 興和は、五十億近い契約をした後、四月三日には三十億円近い減額変更、二十億円になっております。  このとき、単価を変えるんですね。五十億の契約が二十億になるというこの契約変更を見て私はびっくりしたんですが、これは何なんですか。
○福島みずほ君 契約そのものが丼勘定だったんじゃないですか。  次に、十五枚のガーゼを五層に減らし三枚分作れないかなど、興和には政府側から品質を無視した打診もあったと言われています。これは本当なんですか。
○福島みずほ君 契約書で、前回も御紹介しましたが、興和との介護用マスクの契約書では、八条、本契約の取引が非常事態への対応として実施されることに鑑み、納入現品について隠れた瑕疵を発見した場合であっても、興和に対して責任を追及しないという条項がありました。  どこの世界に瑕疵があっ...全文を見る
○福島みずほ君 補正予算を使った全戸二枚配布について、興和は五月十三日、マツオカコーポレーションが五月十三日、伊藤忠が五月十五日に契約をしています。こういうのやめたらどうかと私が質問するのは五月十四日で、多くの委員からもうこれやめたらどうかという質問が相次いでおりました。国会で布...全文を見る
○福島みずほ君 補正予算を使った全戸二枚配布について、検品は国の予算で行うんでしょうか。ミヤクニ株式会社と、検品、八億円で契約をしていますが、これは六月十五日までが履行期限です。まさに、補正予算を使った全戸二枚マスクについて、検品は国の予算で行うんですか。
○福島みずほ君 予算どれぐらい考えていますか。契約は終わっていますか。
○福島みずほ君 五月十九日の衆議院消費者問題特別委員会において、小島政務官は、メーカー側に対して求償権を求めて検討していく、八億円出し切ることがないよう協議したいと答弁しました。これはどうなっていますか。
○福島みずほ君 ちょっとよく分からないんですが、八億円ではなくなるんですか。ミヤクニと八億円で契約していますが、そうではないということですか。それから、求償はするんですか、しないんですか。明確に教えてください。
○福島みずほ君 ミヤクニじゃなくて宮岡ですが。  求償するんですか、しないんですか。
○福島みずほ君 八億円近く政府が検品しなくちゃいけない布マスク、やめるべきだと思います。こんなことを国がやらなくちゃいけない、メーカーも検品するが政府もやらなくちゃいけない、こんな布マスク、やっぱりおかしいですよ。二枚マスクについて契約が終わっているんですが、介護用マスク、妊婦用...全文を見る
○福島みずほ君 小口融資の問題や雇用調整助成金など、コールセンターを設ける理由は分かります。しかし、だって、それはどういう書類を提出したらいいですか、どういう要件ですかですが、二枚マスクって配布するだけじゃないですか。何でコールセンターが必要なのか。それは、取りも直さずこの二枚マ...全文を見る
○福島みずほ君 ここに不良品があるとか、そういう問合せはありましたか。
○福島みずほ君 仕様書で、全て問合せに対応した内容は一件ごとに対応の内容を記録する、そして原則翌々日十二時までにメールにて報告するというものが仕様書でありますので、また改めて教えてください。  ところで、今回の二枚マスクに関しては、予定よりも金額が、四百六十六億円ほどは掛からな...全文を見る
○福島みずほ君 二枚マスクについてはずっと質問してきましたが、介護やそれから、まあ私はやめるべきだと思っておりますし、介護、妊婦用マスク、これからも毎月出すことについて、もう不織布マスクもありますし、手間暇とお金掛けてこういうことをやるということについてはもう本当にやめるべきだと...全文を見る
○福島みずほ君 国の莫大な税金使ってやっているんですから、中小企業庁、まあ経産省から、ここの推進協議会との間の契約、ここの協議会と電通との契約を出してください。お願いします。
○福島みずほ君 このサービスデザイン推進協議会、十四名しか職員いないんですよね。入札で何でこんな大事業を落札できるんですか。
○福島みずほ君 入札をするときに、再委託すること、再々委託することは分かっていたわけですよね。
○福島みずほ君 再々委託も了解していましたね。
○福島みずほ君 経産省のこの業務委託のひな形によると、履行体制図に記載すべき図として、再委託先、再々委託先あるのに、今外注だからいいというのも本当におかしいと思います。  このひな形によると、六条、「乙は、委託業務の全部を第三者に委託してはならない。」というのがあります。九七%...全文を見る
○福島みずほ君 再委託についてのひな形の七条、再委託はしてはならない、ただし、次の場合はこの限りでないとありますが、例えば軽微な再委託に該当する場合といろいろありますが、軽微じゃないですよね。何でこれ再委託できるんですか。
○福島みずほ君 済みません、ちょっとよく分からなかったんですが、七号のただし書の何号に、どれに当たるということですか。
○福島みずほ君 再委託は駄目ですよと言われている。全部の委託は駄目ですよと言われている。でも、九七%、ほぼですよね、ニアリーイコール全部と思いますが、トンネルみたいにして二十万円引いて次にやっているわけですよね。これって大問題じゃないですか。  じゃ、何で初めから電通にやらなか...全文を見る
○福島みずほ君 大問題ですよ。私の周りに、持続化給付金をもらうためにずっと待っている人や、何度も出している人や、訂正言われている人や、音沙汰ないとか、何か電話掛けても電話が通じない。みんなそう思っていますよ。一円だって貴重、一社でも救ってもらいたい。  二十億、間で取って、それ...全文を見る
○福島みずほ君 電通は、この厚生労働委員会の中で、高橋まつりさんの過労死や労働基準法違反の問題が随分議論になりました。二〇一七年に裁判が提訴され、略式ですが命令が出ました。そして、その間、経産省は一か月間入札ができない、応諾できないとして、厚生労働省は半年できないとしたんですよ。...全文を見る
○福島みずほ君 ここ厚生労働委員会で、厚生労働省の窓口、職員、今必死でやっていますよ、雇用調整助成金も含めてすごく大変な思いしてやっている。それは、公平中立にやって、行政が責任持ってやるということじゃないですか。どこかに丸投げして九七%電通に行って、そこからまた再委託してそこでや...全文を見る
○福島みずほ君 既存の事業が包括的な支援として一本化されることで予算が削減されるという危険性はないでしょうか。
○福島みずほ君 地域力強化推進事業は、二〇一七年から相当な予算を掛けて多くの自治体で取り組んできました。平成二十九年度予算二十億円、百自治体、平成三十年度予算二十六億円、百五十自治体、平成三十一年度予算二十八億円、二百自治体などです。  この事業についての厚生労働省の評価はどう...全文を見る
○福島みずほ君 感染の第二波への対策として、介護・医療関係者が優先的にPCR検査を受けられないかという、これはホットラインなどですごく心配という声が介護従事者から出ていますが、いかがでしょうか。    〔理事石田昌宏君退席、委員長着席〕
○福島みずほ君 介護労働者の皆さんたちのホットラインのいろんな回答を見ていると、自分がかかってうつしたら困るとか、やっぱりショートステイやいろんなところで、いろんなうちにも行くわけですし、非常にみんな緊張感というか不安を抱えながら仕事をしている。看護師さんは、子供がいるし、それか...全文を見る
○福島みずほ君 ケア労働をしている、とりわけ女性が多いわけですが、今までやはり労働条件が本当に良くない、離職者も多い、今回コロナがあって、もっと疲弊して、事業所そのものも傷んで倒産やもう閉鎖が起きているという中で、是非、今回の慰労金は、いいと思いますが、額が少ないと思いますし、そ...全文を見る
○福島みずほ君 介護福祉士国家試験一元化の延長に関することで、これは、済みません、私の質問の中の項目に入っていなくて、最後の質問にいたしますが、平成二十八年当時、そのときの法改正の附帯決議で、一元化延長は令和三年までと期限を定めております。それを更に延長すること、極めて問題だと思...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省社会保障審議会福祉部会における介護福祉士国家試験一元化の延長に関する議論の議事録を見ますと、やはりこれはちゃんと、延長すべきでないという意見が多いというふうに私は思います。  これについて、国会の附帯決議を遵守しないということも大変問題だと思いますし、...全文を見る
06月04日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民共同会派、社民党の福島みずほです。  法案審議の前に、どうしても聞かなければならないことをお聞きをいたします。  検察庁法改正法案に関しまして、森法務大臣は二月二十七日の衆議院予算委員会で、検察庁法改正案の解釈変更をしたことに関して、...全文を見る
○福島みずほ君 大臣がしっかり対応していないから、任命権者である総理大臣がきちっと指示すべきではないですか。
○福島みずほ君 報告書を作りますと言っているんですよ。報告書、出ておりません。  総理、戦後初めて、唯一、黒川検察官、唯一閣議決定で定年延長になりました。この経過、明らかになっておりません。総理は、このことに、任命権者としての責任は総理にあると述べておられます。  責任取って...全文を見る
○福島みずほ君 解釈変更についての報告書を出すと言って、いまだ出ていないんですよ。  私の次の質問、さっき言ったのは閣議決定について、閣議決定で定年延長を唯一やったわけですから、このことについてきちっと説明をすべきではないか、報告を総理自身が出すべきではないか。いかがですか。
○福島みずほ君 閣議決定で内閣が決めて定年延長したんですよ。総理の責任じゃないですか。  総理は、任命権者としての責任は総理にあると述べています。具体的にどう責任取られるんですか。
○福島みずほ君 コロナの問題に関してきちっと責任取っているかどうかも問題ですが、私の質問は、この前代未聞の閣議決定について総理はきちっと説明をする責任があるということです。責任取っていらっしゃいませんよ。責任取ると言いながら取っていないじゃないですか。きちっと説明をされることを強...全文を見る
○福島みずほ君 経産省のひな形では、全事業を委託、再委託してはならないというのがあります。ほとんど、九七%委託しているじゃないですか。  総理、総理の見解をお聞きしています。問題じゃないですか。どこにも問題がない、一点の問題も、がないとお考えですか。
○福島みずほ君 誰が見ても問題な、これ中抜きして二十億円抜いている。どんどん再委託や外注をやることによって事務費抜いていっているじゃないですか。このことについて総理自身が、問題がある、調査するという一言も出ないということは極めて問題だと思います。二兆円ですよ、みんなこれ期待してい...全文を見る
○福島みずほ君 振り込み料だったら、何で振り込み料だけここが払うんですか、変な仕組みですよ。質問に答えていません。  今、必要な情報開示は行うとおっしゃったので、契約書を含め、早急に出ることを期待しております。総理、二兆円のこの事業、ちゃんと責任持って調査するようにお願いします...全文を見る
○福島みずほ君 総理、違いますよ。総則で幾らこの範囲でと言ったところで、国会の審議を経ていないじゃないですか。十兆円だったら、第三次補正予算、第四次補正予算、組めばいいじゃないですか。国会の審議をそこでちゃんとやるべきじゃないですか。この十兆円の予備費、絶対に認めるわけにはいきま...全文を見る
○福島みずほ君 いや、支給しているのは自治体で、受給権者は誰ですか。
○福島みずほ君 一人一人全員に十万円配るとやったわけです。男性も女性も、子供も大人も学生も関係なく十万円、外国人も住所がそうなっていれば配るとしたわけです。ところが、これ、総務省も受給権者、世帯主としています。これ、問題ではないかというふうに思っています。  今、どういう問題が...全文を見る
○福島みずほ君 野党が、私たちが一人一人に十万円配ってほしいと言うのは、一人一人がちゃんとこの大変な中で十万円もらってほしいということなんですよ。子供も妻もどんな人も十万円もらってほしいということなんですよ。でも、受給権者が世帯主だとなると本当に力が弱くなってくる。これ、誰が本当...全文を見る
○福島みずほ君 医療や介護のインフラを弱めないようにやるべきですし、新自由主義ではなく社会民主主義的政策への転換が必要だということを述べ、私の質問を終わります。
06月05日第201回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第10号
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○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民共同会派の福島みずほです。  まず、本改正案の目的について大臣にお聞きをいたします。  公益通報者保護法の目的は、通報者を保護することが国民生活の安定及び社会経済の健全な発展に資するということがあります。それと同時に、食品偽装や車やい...全文を見る
○福島みずほ君 現行法で国民の生命、身体、財産その他の利益の保護に関わる法律に含まれないと解されている税法、補助金適正化法、公職選挙法等の追加をすべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 通報先に応じて保護される公益通報の要件が異なります。一号、二号、三号で、とりわけ三号の点については要件が厳しくなっております。通報者にとって報道機関等への通報の方がやりやすいという面もあります。この差を設けている、要件が異なることについては変えるべきではないかと思...全文を見る
○福島みずほ君 一般的には、本当は会社の内部に言うのが一番ベストなんですが、なかなかやりにくい、やっぱり報道機関の方が自分を逆に守ってくれるんではないかということもあります。これは将来、是非この要件どうするかについては検討の必要があると考えます。  内部通報体制整備義務について...全文を見る
○福島みずほ君 この体制整備がどうなるかがとても重要なので、しっかり指針をきめ細やかに作ってくださるよう要請いたします。  ESG投資とのことについてお聞きをいたします。  環境、エンバイロンメント、それからソーシャル、ガバナンス、ESG投資などが今よく言われております。機関...全文を見る
○福島みずほ君 GPIFなどのまさに投資をする場合には、まさにこのことをしっかりやっている企業にやってもらうなどすれば随分進むのではないでしょうか。  次に、過失による通報者の特定情報の漏えいに対する刑事罰が規定されていませんが、導入を検討すべきではないでしょうか。  この間...全文を見る
○福島みずほ君 漏えいが故意ではなくて過失だったという言い逃れが起こり得るのではないかというふうにも思っております。  民事、不法行為、故意、過失は不法行為に当たり得るわけですが、担当者、事業者が不法行為に当たり得るということはあり得るでしょうか。
○福島みずほ君 行政機関のことについてお聞きをいたします。  十三条一項で、行政機関は、通報対象事実の調査、措置の権限と義務を規定されました。二項は、適切に対応するために必要な体制の整備その他の必要な措置をとらなければならないと規定されています。  この体制の整備とは、具体的...全文を見る
○福島みずほ君 そうだとすると、機構、定員、予算が伴う話ですよね。法施行までに二年ありますが、その間に各省庁でもきちっと手当てができるんでしょうか。
○福島みずほ君 これは、もちろん国会の協力、予算も必要ですが、是非消費者庁が頑張ってくださるようにお願いいたします。  行政機関には地方自治体なども含まれます。地方でも、通報の受付、調査、措置を実効性を持って対応してもらわなければなりません。この辺はどのように対応されるでしょう...全文を見る
○福島みずほ君 地方自治体の中には小さいところもありますし、是非、各中央省庁そして各自治体に対するこの体制整備について今後確立してくださるよう、司令塔としての役割を果たしてくださるように心からお願いを申し上げます。  不利益取扱いに対する行政措置の導入についてお聞きをいたします...全文を見る
○福島みずほ君 施行後三年でまた法律改正するときにはしっかりこの行政措置の導入が盛り込まれるように、今答弁をしていただきましたが、これから体制整備を含め、是非よろしくお願いいたします。  事実認定に関与する人は、何も必ずしも消費者庁内部にいなくても、外部に委員会などをつくって非...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省は、専門調査会の審議では、これ以上新しい仕事はできないと非協力的な発言をしていました。こう言われた消費者庁はどう対応するんでしょうか。
○福島みずほ君 厚生労働省は、まさに不利益取扱いの場合の様々な措置、今までやってきておりますので、是非関係省庁の力も得て、厚生労働省などの力も得て、頑張ってやっていただきたいと思います。  十七条で、総理、括弧、消費者庁長官に委任は、この法律の規定に基づく事務に関し、関係行政機...全文を見る
○福島みずほ君 是非、消費者庁が司令塔として、各省庁の力を借りながら、ここ、不利益取扱いに対する行政措置、それも含めて、もちろん一元化した窓口の一番初めの窓口としても司令塔としてしっかりやってくださるように心からお願いを申し上げます。  先ほど立証責任についての御質問が徳茂委員...全文を見る
○福島みずほ君 よろしくお願いいたします。  不利益取扱いから保護する通報者の範囲についてお聞きをいたします。  この間、濱田参考人が、現職で会社に勤めながら通報することはなかなかできないし大変だということをおっしゃいました。本当にそのとおりだと思います。  退職者の場合、...全文を見る
○福島みずほ君 是非、今後改正をする場合など、是非検討する必要があると思います。  次に、役員の場合についてお聞きをいたします。  原則として、通報に先立ち内部で調査是正措置をとることに努めることが保護の要件とされております。条文上、調査是正措置をとることが求められていると。...全文を見る
○福島みずほ君 役員はいろんなことを知っている場合もありますし、これは参考人からも意見が出ましたので、調査是正措置の中身について、是非、細かい点、逐条解説などをされる場合や解釈を出される場合に検討していただきたいと思います。  取引先等事業者についてですが、取引先等事業者も対象...全文を見る
○福島みずほ君 是非、取引先もこの保護者に含めるように是非検討をよろしくお願いします。  七条に損害賠償の制限の規定が設けられております。報告書では、損害賠償の制限規定を設けたとしても、損害について一律に免責をすることを定めるものではないとされております。  どのような場合が...全文を見る
○福島みずほ君 ここにいらっしゃる国会議員の方もそうだと思いますが、私たちもいろんな内部通報を受けます。でも、資料をもらわないと判断が実はできないんですよ。裏を取れなければ国会で質問をすることもできません。メディア、報道機関もそうだと思います。こういうことがあるらしいというだけで...全文を見る
○福島みずほ君 内部通報することが、この社会を変えるんだ、人の命や安全を守れるんだ、消費者の権利にも資するんだ、この社会をもっとより良い場所に変えることができるということであれば、内部通報者、やっぱり保護する必要がありますし、物の持ち出しについて、これを免責する必要があると思いま...全文を見る
○福島みずほ君 是非、刑事罰の減免等について、今後本当に議論をしていただきたいと思います。でなければ、内部通報者、民間企業でも、信用毀損、威力業務妨害罪、あるいは偽計業務妨害罪、窃盗、名誉毀損などで訴えられる可能性もあり、それをやっぱり守らなければならないというふうに思っておりま...全文を見る
○福島みずほ君 是非、大臣、よろしくお願いいたします。  先日、松沢委員が赤木俊夫さんをどうやったらもっと救えたのかという質問をされて、実は私もずっと、この公益通報制度を考えるに当たり、どうしたら赤木さんを救えただろうか、どうしたら彼が内部通報をして、そしてそのことをきちっと受...全文を見る
06月12日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。共同会派の中で質問をさせていただきます。  雇用調整助成金の制度の中で、今回、大企業の場合は今回の直接の給付が対象になりません。雇用調整助成金の対象が大企業の場合、雇用調整助成金を申請していない大企業に対し休業手当を適切に支払うよう働きか...全文を見る
○福島みずほ君 今、厚生労働省は大変な状況でしょうが、企業規模を問わず、休業手当の支払状況について厚労省は把握していらっしゃるでしょうか。
○福島みずほ君 是非、大企業の場合も集計をお願いいたします。  今回、労働相談ホットライン、ユニオンなどやっているのを見ると、やっぱり直接給付のこの制度に関しての皆さんの期待ってすごく大きいんですね。これは私たちも言ってきたことですから歓迎をしますが、うまく機能するようにという...全文を見る
○福島みずほ君 雇用調整助成金の上限額引上げ措置が講ぜられる前に休業手当を支払って雇用調整助成金の支給を受けた事業主が休業手当を追加して支払った場合、雇用調整助成金の差額分の追加の支給は可能であること、これは大いに周知すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 労働協約の再度の締結を企業側が拒否しないように、元々真面目にやっていたところが、じゃ、もう一回やってもらうことになりますから、これの周知、広報などをよろしくお願いいたします。  登録型派遣労働者は雇用調整助成金の対象となりますが、労働者保護のために、先ほど石橋理...全文を見る
○福島みずほ君 新型コロナ対応休業支援金について、次のケースは対象となるでしょうか。一、登録しているが待機中の派遣社員、二、二〇%程度の休業手当を得ている労働者、三、日雇労働者、これは対象となりますか。
○福島みずほ君 是非、この登録しているが待機中の派遣社員に関して言えば、雇用契約が派遣元との間で続いているように是非やっていただきたいです。  先ほど石橋理事の方からもありましたが、二〇%程度の休業手当を得ている労働者はもらえないわけですよね。それから、日雇労働者ももらえない。...全文を見る
○福島みずほ君 労働行政で働く人たちからメールなどをもらったりしています。本当に大変だという声を聞きました。  ただ、以前ここで質問しましたが、雇用調整助成金の迅速支給のためなどにも、第二次補正予算で労働行政への臨時定員の確保、どのような措置がとられたでしょうか。
○福島みずほ君 是非、ちゃんと対応するためにも人員増は必要ですし、しっかりやっていただけるように、よろしくお願いいたします。  先ほど石橋理事からも、非正規雇用の公務員、地方公務員などについての質問がありました。一つ目、民間企業に対しては既に通達が出ており、症状がなくても感染さ...全文を見る
○福島みずほ君 新型コロナ対応休業支援金のことに関して、これは必要な制度ですが、排除されている、もらえない人々がいる。大企業の人、それから地方公務員は、こういった公務員はこの適用に入りませんから、非常勤で働いている人などとりわけもらえない、何か不都合があったり休業しなさいと言われ...全文を見る
○福島みずほ君 大臣から、こういうキーワーカー、そしてエッセンシャルワーカーの皆さん、ケアワーク、ケア労働されている皆さんたちの処遇改善ということで発言をしていただきました。  私たちはそのことに踏み込まなければいけませんし、それから、土光臨調、中曽根さんの政策、小泉構造改革始...全文を見る
○福島みずほ君 今回、第二次補正で、介護・医療従事者に対する慰労金が盛り込まれております。  保育士さんや、それから学童クラブの皆さんたちから声が上がっています、私たちのことも是非考えてほしい。私は、それはそのとおりだと思います。どうでしょうか。この方たちにも慰労金、保育士さん...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。ありがとうございます。
07月02日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号
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○福島みずほ君 立憲・国民.新緑風会・社民の福島みずほです。  今日は、尾身先生、大変お忙しい中わざわざ来てくださいましたことに心から感謝をいたします。ありがとうございます。  同僚議員から質問があったことについて、更に質問させてください。  私も、まず東京アラートについて...全文を見る
○福島みずほ君 科学的根拠って何なんでしょうか。数字が、つまり、東京アラートは二十人以上、五十人以上なら休業再要請するとなっていたのが、基準がなくなってしまった。本来ならやるべきなのに、基準が消えちゃった。東京オリンピック・パラリンピックも、あるいは選挙もいろんなことも、あるいは...全文を見る
○福島みずほ君 オーバーシュートには明確な定義があり、オーバーシュートの予兆もその数値的なはっきりした定義があるわけです。数字のそういうものがあるにもかかわらずそれが曖昧になることに関して、みんなは不信を持っております。  尾身先生、オーバーシュートの予兆について専門家の観点か...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  それで、やはり昨日、菅官房長官が、最悪の場合、緊急事態宣言を再発令する可能性があると言及したことに、大変やはり多くの方もどうなるのかと思っていらっしゃると思います。  今の答弁で答えは若干していただいたとは思いますが、改めて尾身先生に...全文を見る
○福島みずほ君 六月二十四日、西村大臣は、専門家会議の廃止の記者会見をやります。同じときに、尾身先生始め専門家会議の皆さんたちは、会議の在り方について記者会見をされている間です。  尾身先生にお聞きします。専門家会議とは別にいろいろなリスクコミュニケーションをやる分科会をつくる...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、話が全然違うんですよね。つまり、新しい組織で分科会つくって、そこでも尾身先生に頑張っていただくというのはあるとしても、専門家会議は残るということだったんですよ。つまり、専門家会議の人たちが在り方について、専門家会議、こう変えてほしいと。いろんな多分不満もお持...全文を見る
○福島みずほ君 専門家会議、極めて重要で、皆さんも本当に注目してきました。これの廃止を具体的に合議体のどこで決めたんですか。誰が決めたんですか。西村大臣ですか、安倍総理ですか。どこで決めたんですか。そこに専門家のメンバーはいたんですか。
○福島みずほ君 正式な決定はまだって理解ができないんですよ。普通は、専門家会議の中で今後どうするかを決めるということじゃないですか、民主主義であれば。  まだ決めていない。でも、誰が決めたんですか、これ。西村大臣ですか、安倍総理ですか。廃止を決めたのは誰か、そしてその記者会見決...全文を見る
○福島みずほ君 専門家会議を廃止する、そして新たに感染症対策分科会をつくる、これはまだ対策本部で決められていないんですよね。いつ決めるんですか。(発言する者あり)
○福島みずほ君 総理に伝達したのはいつですか。
○福島みずほ君 二十四日に専門家会議のメンバーが会議の在り方について記者会見している、それにぶつけて、ぶつけたかどうか、西村大臣が記者会見する。これ、ひどくないですか、だまし討ちじゃないですか、ひどい仕打ちじゃないですか。どうですか。
○福島みずほ君 二十三日に決めて、二十四日に専門家会議のメンバーが記者会見することを知っていて、なぜそれ伝えないんですか。なぜその場で尾身さんが、今日来ていただいていますが、えっ、廃止、聞いていないということを言わなくちゃいけないんですか。こんなひどい話はないと思いますが、いかが...全文を見る
○福島みずほ君 二十三日に総理に伝えた段階で、専門家会議を廃止する、そして新しい分科会つくるとなっているわけじゃないですか。でも、専門家会議のメンバーはそのことを知らされていません。廃止も、今日の話で尾身先生も、廃止、別のものをつくることは分かっていても廃止とは聞いていないんです...全文を見る
○福島みずほ君 今どんな事態になっているか。専門家会議は廃止をされました。そして、まだ対策本部は開かれていないので、新型コロナウイルス感染症対策分科会は開かれていません。東京は、アラートを出さなくちゃいけない、六十七名感染者が出て緊急事態宣言もあり得るかという状態で、専門家の会議...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、専門家会議の皆さん、どうでしょうか。正式決定ではないと言っても、二十四日、西村大臣が廃止すると言ったんですよ。廃止すると言われた専門家会議で何で議論しなくちゃいけないんですか。何で議論しなくちゃいけないんですか。勝手に廃止すると言われて、専門家会議開くんです...全文を見る
○福島みずほ君 失礼な話じゃないですか。六月二十四日、西村大臣は専門家会議は廃止すると言ったんですよ。で、専門家会議開いて、専門家の皆さん、この東京アラートの状況を含め知見を教えてくださいと言うんですか。
○福島みずほ君 いや、ひどい話ですよ。廃止するとは思っていなかった、併存だと、今日、尾身先生おっしゃいました。今日、廃止はしていないからまた専門家会議。でも、今空白なんですよ。専門家会議は廃止すると大臣が言った、新たな分科会は開かれていない、でも東京は感染者が増えている。空白が生...全文を見る
○福島みずほ君 おかしいですよ。廃止すると宣言して専門家会議開くんですか。それはおかしいじゃないですか。今、空白が生まれているんですよ。この責任は極めて大きいというふうに思います。  なぜ、今日も来ていただいていますが、尾身先生たちが記者会見開かざるを得なかったか。きちっと位置...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働大臣、六月二十四日、西村大臣が廃止という記者会見することを御存じでしたか。
○福島みずほ君 はい。
○福島みずほ君 時間ですので終わりですが、専門家委員の皆さんたちに対して極めて失礼だ、国民に対しても失礼だということを申し上げ、質問を終わります。
11月17日第203回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○福島みずほ君 立憲・社民共同会派の福島みずほです。  まず、このコロナ禍の中で弱い部分にやはりしわ寄せが来ている、非正規で働く人々、女性、若者、外国人、とりわけ非正規、女性、若者に絞って今日はお聞きをいたします。  冒頭、大臣、これそもそも論なんですが、派遣村が大変問題にな...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、その非正規で働く人々の労働条件が正規社員に比べれば圧倒的に悪く、待遇が悪いわけですね。これを放置していいわけがない。もちろん正社員だってたくさんの問題がありますが、非正規雇用をこれだけやっぱり増やしてしまった政策、法律というのは、これはやっぱり見直す必要があ...全文を見る
○福島みずほ君 JILPT、独立行政法人労働政策研究・研修機構のアンケートデータによりますと、女性休業者比率と非労働力化が高止まりであると、それから、子育て女性の雇用回復がやはり芳しくないという現状が明らかになっております。また、社会インフラを支えるのに必要不可欠なエッセンシャル...全文を見る
○福島みずほ君 今後、更にコロナ感染の第三波、第四波が続く可能性もあります。雇用維持が困難な場合を予想して、コロナ禍でも好調なデジタル関連業などに対応する職業訓練などの支援はいかがでしょうか。
○福島みずほ君 現在、残念ながら採用内定の取消しなどが様々な形で起きています。  先日、あるお母さんに話しかけられました。娘さんが大学生で就職活動をしているけれども、就職が決まらない。こういう話はよく聞きます。就職が決まらない。だから、そのお母さんがおっしゃるには、要するにまた...全文を見る
○福島みずほ君 先ほど石橋理事からもありました旧労働契約法二十条の判決、最高裁判所で十月十三、十五、大阪医科薬科大学事件、メトロコマース事件、日本郵便事件の判決が出されました。最高裁の前の集会や議員会館で開かれた集会などにも参加をしましたけれども、私としては非常にショックを受けて...全文を見る
○福島みずほ君 同一労働同一賃金ガイドラインでは、正規か非正規かという雇用形態に関わらない均等・均衡待遇を確保し、同一労働同一賃金の実現に向けて策定をされました。厚生労働省のホームページ上を見てもこのガイドラインありますが、賞与は払わないと駄目ですよというかですね、というふうなこ...全文を見る
○福島みずほ君 条文の手直しが必要ではないかと私自身は思うこともありますが、現行法の下でも、ちゃんと賞与を払わなくちゃいけない、賃金差別は良くない、そして退職金も払うべきだと、同じ仕事をしていれば。同じ仕事といったときに、厳密ではなくて、本当に同じ仕事をしていれば保障するんだとい...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省で分析して検討してくださるというのは、よろしくお願いします。  ただ、同一労働同一賃金、同一価値労働同一賃金、ほぼほぼ同じ仕事をしているにもかかわらず、職種が違うとか男女で賃金差別があって、日本はこの賃金差別があるからこそ百二十一位、世界で百二十一番目...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  これはもう第三次補正までやると年越せませんから、年内に、今うんうんと大臣が言ってくださいましたが、調査結果を見て、是非この予備費でもう二番目、年内に、一人親家庭もう大変な状況ですから、御飯食べられないという声聞いていますから、是非ここに...全文を見る
○福島みずほ君 積極的に検討していきたいとおっしゃったので、是非よろしくお願いします。  給付金の対象要件の条件を見直すことはできないでしょうか。収入要件は公営住宅入居基準の単身、裁量階層額を参考にして引き上げるなど、検討できないでしょうか。
○福島みずほ君 支給限度額は、東京都特別区の例でいえば生活保護の住宅扶助基準額と同額になっていますが、これでは現状の住宅を維持することは困難となります。特例措置を検討するなど、限度額を引き上げることはできないでしょうか。
○福島みずほ君 是非検討し直す、見直すようによろしくお願いします。  自殺防止対策についてお聞きをいたします。  昨日、自殺対策を推進する議員の会で、大臣に対して十項目、コロナ禍における自殺総合対策の強化について緊急要望をいたしました。  七月以降、四か月で連続増加を自殺が...全文を見る
○福島みずほ君 コロナ禍で女性の暴力、DVが増加をしております。一時保護施設や相談所の体制強化、他省庁との連携など、厚労省の対策はどうなっているでしょうか。
○福島みずほ君 本日は内閣府にも来ていただきました。  橋本男女共同参画担当大臣は十一月六日の記者会見で、全国のワンストップ支援センターに寄せられた相談件数が四月―九月に前年同期比一五・五%増の二万三千五十件に上ったと発表しました。  コロナ禍での女性が置かれている現状につい...全文を見る
○福島みずほ君 UNウイメンでは、コロナ禍で女性と女の子に対する暴力が世界的に増加したとして提言をしています。シェルター、ホットライン、オンラインカウンセリングに追加的に資源を投入すること、女性と女の子に対する心理社会的支援に取り組むこと、暴力は処罰の対象であるという法執行機関か...全文を見る
○福島みずほ君 NPO法人ピルコンによると、新型コロナウイルス感染症対策のため全国で休校措置がとられた三月以降、十代から妊娠に対する不安や性感染症の相談が増加したと聞いております。  望まない妊娠を防ぐために、緊急避妊薬を医師の処方箋なしに薬局で買うことができるようにするべきで...全文を見る
○福島みずほ君 使用者、販売側の知識不足などが懸念されましたが、販売する薬剤師への研修等が進んでいると聞いております。どうなっているでしょうか。
○福島みずほ君 販売できるようになった場合に、緊急避妊薬の使用方法だけでなく、妊娠、避妊に対する情報提供、相談先についての案内といった情報も一緒にパンフレット等にまとめて配布をし、女性たちに寄り添う、ちゃんと情報も提供するとすれば、これはクリアされるのではないでしょうか。いかがで...全文を見る
○福島みずほ君 処方箋なしに緊急避妊薬を利用できるように検討するという文言が第五次男女共同参画基本計画の策定に当たっての基本的な考え方案の中で入っております。望まない妊娠を本当に防ぐ必要があると思います。日本は、これは問題だと思います。堕胎罪もありますし、それから望まない妊娠をや...全文を見る
○福島みずほ君 シャープ三重工場で派遣されて働いていたフィリピン人ら九十三人が十一月十五日付けで解雇されるなどしており、コロナ禍で外国人労働者が不安定な立場に置かれております。大量解雇に対して国が企業側への働きかけをするなど、何らかの対策を取るべきではないでしょうか。
○福島みずほ君 しかし、このように外国人に対するというか、大量解雇が起きていて、何らかの対策が必要だと思います。  また、生活保護などの支援を受けるために自治体に相談に行くと、外国人には支援しないという、窓口で断られるケースなどもあります。これは誤っているので、何らかの支援を是...全文を見る
12月01日第203回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○福島みずほ君 立憲民主・社民共同会派、社民党の福島みずほです。  参考人質疑では、脇田参考人が、ワクチンについて、まだよく分かっていない、推奨は問題と発言をされました。また、隈本参考人は、任意接種をまず行った上で推奨すべきではないかと発言がありました。  やはり任意接種で有...全文を見る
○福島みずほ君 接種するかどうかは個人が自由に決定することができなければならないと思います。自分の健康と命をどうするか、自己コントロール権、これは憲法十三条の幸福追求権の一環ではないでしょうか。不安を持つ者も多く、接種の努力義務を課すことはこれは問題ではないでしょうか。
○福島みずほ君 大臣から、努力義務を外すということもあり得ると発言がありました。  今度のワクチンは異例ずくめです。遺伝子のワクチンであることや、それから、購入することを決定するときにはまだ承認受けていないとかあります。だとすれば逆で、まず任意で、その後可能性があれば努力義務の...全文を見る
○福島みずほ君 実質的に接種を強制される事態が生ずるおそれがあると考えます。  病院で勤務する医療従事者が接種しないと勤務できなくなるとか、企業によっては勤務時に接種済証明書を提出するように求めるとか、あるいは過疎地域でワクチンの準備が整った場合に一斉に集団接種をするよう求めら...全文を見る
○福島みずほ君 ただ、例えば、病院における入院患者、高齢者施設、障害者施設、福祉施設などでは被収容者が移動できない、さらに、高リスクの者も含まれるため、より圧力を受けやすいんじゃないか。高リスクかつ施設内にいる者の接種の自由をどう担保するのか。  やっぱり人に迷惑を掛けちゃいけ...全文を見る
○福島みずほ君 接種したかどうかは個人のプライバシーに関する問題です。  様々なプライバシー情報と同様の扱いとして、接種しましたかと聞くことも、接種した情報を勝手に広めるなど、いわゆるアウティングの問題ですよね、ハラスメントで問題になったアウティングというのがありますが、あなた...全文を見る
○福島みずほ君 私は、聞くことも含めて問題となり得ると思います。  医療従事者で、あなたは受けましたか、受けましたか、この職場で受けていない人いますか、あなた受けましたかと言って、でも、自分の基礎疾患があったりワクチンに対していろんな思いがあって受けなかった場合に、それを言うと...全文を見る
○福島みずほ君 でも、聞かれたら答えざるを得ないという状況ありますよね。医療従事者であれ介護現場であれ学校であれどこであれ、あなたは受けましたか、はい、ノーになっちゃうので、やっぱり聞くことそのものも問題、それはプライバシーに関する問題なんだということも含めて徹底する必要があると...全文を見る
○福島みずほ君 オーストラリアのカンタス航空は、国際線の利用客にワクチン接種を義務付ける方針だと報道がありました。  日本で企業がそうした義務付けを設けることに対して、厚生労働省の見解はいかがですか。
○福島みずほ君 外国からの入国者に対して義務付けの方針はありますか。
○福島みずほ君 ワクチンの副反応によっては、副反応の出にくいワクチンに希望者が殺到する可能性があります。副反応の状況によっては、あるワクチンの仕入れ量を下げ、別のワクチンの仕入れ量を増やすなど、柔軟な対応が必要ではないか。製造販売業者との契約はどうなっているんでしょうか。
○福島みずほ君 コロナワクチンに関して厚生労働委員会で衆参で議論しているわけですが、契約の中身がよく分かりません。  合意している、三社と合意していることは分かっているんですが、契約書を私たちは見ておりません。契約は、これは終了しているんですか。契約書はどれぐらいの分厚さでどの...全文を見る
○福島みずほ君 契約は終了していて、今後その契約の変更はないという理解でいいんですか。まだ承認もされていなくて、契約書の交付は終わっていて、原則としてはその契約どおりに履行されるという理解でよろしいですか。
○福島みずほ君 損失補償契約についてお聞きをいたします。  特に、損失補償契約を締結する場合に国会承認の手続規定が必要ではないか、これ参考人質疑の中で出てきておりますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 そうすると、先ほど三社のうち一社だけとやって、あと二社はまだということで、損失補償契約も今後の議論になると思います。  参考人質疑の中で出てきました、製造販売業者に不正行為があった場合にも損失補償を認めるのか。これは認めるべきではないと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 そのような場合に関して、損失補償契約を締結する場合にはそういう条項をちゃんと入れていただきたいというふうに思います。  副反応疑い報告制度、健康被害救済についてお聞きをいたします。  副反応疑い報告については、PMDA、医薬品医療機器総合機構が担当することにな...全文を見る
○福島みずほ君 コールセンターで大丈夫なんでしょうか。参考人質疑で問題になったのは、その副反応、これが副反応なのか、そのワクチン、二週間前に打ったワクチンの結果なのか、一般的には分からないけれども、そういうのをきちっと医療機関なりいろんなところに、自発的じゃなくてやっぱり早く集め...全文を見る
○福島みずほ君 コールセンターも一つの窓口だと。保健所、病院、そしていろいろあると思うんですが、コールセンターをせっかく設置するのであれば、そこの研修や、それから一般の人に、何か具合が悪くなったり、ワクチンを打った後に、十日後でも二週間後でも、具合が悪くなったらその症状を含めて言...全文を見る
○福島みずほ君 副反応の事例についてウエブサイトなどで注意喚起するというふうに言われていますが、情報の公開はどのようにするのでしょうか。
○福島みずほ君 日本の予防接種禍の問題や薬害の問題に関して、これも参考人質疑で議論になりましたが、審議会でやるってすごい時間も掛かるし、あるいはHPVワクチンに関してもいろんな議論があります。結局、副反応がどうなのか、あるのかないのかという議論しているうちに物すごい時間が掛かって...全文を見る
○福島みずほ君 四か月に一遍、政府がというか、この法案によって努力義務、推奨義務を課して四か月に一遍というのは、やっぱり余りに時間がありますよね。  今の答弁でもっと頻度を上げてとありましたが、国民の多くの方、こう思っていると思うんですよ、ワクチンの有効性やいいワクチンが入手で...全文を見る
○福島みずほ君 遺伝子ワクチン初めて、そして三相試験やらないことも初めて、承認受ける前にもう契約してしまうことも初めて、もう初めて尽くしなんですよね。ですから、副反応が本当に起きないようにもう、しょっちゅうと言うと専門家の方にとても急がせて申し訳ないが、副反応の要するに収集とそれ...全文を見る
○福島みずほ君 優先順位は、まず日本では医療従事者からと言われています。しかし、医療従事者の人に聞くと、心配であるという声も実は聞くんですね。外国では高齢者から始めるという地域もあります。そして、実際打つときに、さっきの質問で、介護施設や福祉施設でどうかなんですが、体調だとかその...全文を見る
○福島みずほ君 私自身の問題関心は、本人が選ぶということ、強制はされないこと、打たないことも含めて差別を受けないこと、実施体制、それから副反応についてきちっと入手をすること、契約の中身、損失補償、そういうことが問題関心なんですね。  さっきの答弁で、もう一回済みませんが、やっぱ...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いいたします。  では次に、JALの整理解雇に伴う人員削減のことについてお聞きをいたします。  二〇一〇年十二月三十一日、日本航空は、事業規模縮小を理由として、希望退職に応募しなかった百六十五名、パイロット八十一名、客室乗務員八十四名が整理解雇...全文を見る
○福島みずほ君 これは、やはり喉に刺さったとげではないですが、これ、しっかりやっぱり解決しなければならない問題だと思います。コロナ禍の中で雇用を守るぞというのを各企業が一生懸命やっている中で、やっぱりこの整理解雇の問題こそやっぱり解決をすべきだと思います。  国としてILO勧告...全文を見る
○福島みずほ君 それがなかなか解決をしないんですね。御存じ、千四十七名、国労の問題に関しては、連立政権のときに何とか、これは金銭的解決ですが、解決をしました。  私は、歴史の中にある集団解雇事件や解雇の、本当にこれは正しい解雇なのか、これ問題じゃないかということについては、政治...全文を見る
○福島みずほ君 そのとおりで、二〇一〇年から二〇二二年度でもう本当に減っていると。例えば、二〇〇〇年度から二〇一〇年度で千五百人減っているんですね。これだけ労働行政が大事だと言われながら、非常に人員が減っております。  このコロナ禍の中で、労働行政の職員は大変苦労され、疲弊して...全文を見る
○福島みずほ君 是非、国民の雇用を守るためにも増員に向かって頑張ってやっていただきたいと思います。  この委員会でも、一人親家庭に対する再度の給付金を払うべきだとか雇用調整助成金の延長をすべきだとか言ってきました。それぞれ実現をしていただくということで、それは感謝をしているんで...全文を見る
○福島みずほ君 年末、これ二月までということで、これで首を切られるというね、十二月末にというのは減るかもしれません。ただ、二か月だけで、まだまだコロナ禍が続いております。  今答弁で、状況を見ながらその都度とおっしゃいました。是非、やっぱり雇用調整助成金、果たしている役割とても...全文を見る
○福島みずほ君 雇用の流動化というレベルの話ではちょっと今は全然ないというふうに思いますが、是非、雇用調整助成金の二月というのを延ばしていただきたいと。で、昨日も厚生労働省と交渉しましたが、住宅確保給付金の延長等も是非、住まいは本当に大事なので、是非よろしくお願いいたします。 ...全文を見る
○福島みずほ君 いや、これ余りにやっぱり低い金額で、これは問題ですので、是非改善していただきたいと思います。  この間もこの厚生労働委員会で、三重における大量の外国人の解雇事件についても質問をいたしました。私自身は、一つ一つの大型解雇事件に関して、それが本当に正当性があるのかど...全文を見る
12月02日第203回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○福島みずほ君 立憲民主・社民共同会派、社民党の福島みずほです。  エシカル消費、倫理的消費についてお聞きをいたします。  二〇一七年に「倫理的消費」調査研究会が取りまとめを発表し、エシカル消費の推進方策の方向性の提言が出されました。この研究会設立の経緯と今後の予定について説...全文を見る
○福島みずほ君 二〇二〇年八月に発表されたエシカル消費に関する消費者意識調査報告書によれば、エシカル消費の認知度は一二・二%、上がっております。二〇一六年と比較すると倍とはいえ、まだ認知度は低いです。消費者庁のこれまでの啓発等の取組が効果的であったかなど、どう分析をされているでし...全文を見る
○福島みずほ君 二〇一七年の「倫理的消費」調査研究会が取りまとめた報告書によると、イギリスやノルウェーにおいてテレビや学校教育での取組がエシカル消費の促進につながっているという報告があります。  四国大学の研究、若い世代の倫理的消費に対する認知が購買行動に及ぼす影響によれば、日...全文を見る
○福島みずほ君 ビジネスと人権に関する行動計画に係る関係府省庁連絡会議が今年の十月、ビジネスと人権に関する行動計画を発表をいたしました。その横断的事項に消費者の権利、役割が含まれております。  消費者庁はエシカル消費の普及啓発に関して、イベントでの普及啓発、ホームページでの情報...全文を見る
○福島みずほ君 行動計画の中には、人権を尊重する企業の責任を促すための取組として、国内外のサプライチェーンにおける取組及び指導原理に基づく人権デューデリジェンスの促進が含まれております。デューデリジェンス、企業の説明義務あるいは監視、調査というふうに訳したらいいんでしょうか。この...全文を見る
○福島みずほ君 サプライチェーンにおける人権問題について企業がどういった方針を持っているか、消費者にも知る権利があると思います。消費者の知る権利を保障するためにも、企業に対し積極的な情報公開を求めていくべきではないでしょうか。  お手元に資料をお配りしております。各国におけるデ...全文を見る
○福島みずほ君 エシカル消費に関する消費者意識調査報告書によれば、用品、サービス購入時に消費者が重視している点は、安心、安全、四九・七%です。特に、食の安全性を確認したいという消費者は多いと考えられます。  しかし、食料の六割を輸入に頼る今、サプライチェーンにおける人権問題と同...全文を見る
○福島みずほ君 外国の産地で労働者、生産者に対して搾取がないのかということなど、もっと消費者庁は取り上げていただきたいと思います。  そして、せっかく、ビジネスと人権に関する行動計画に係る関係府省庁連絡会議が十月、ビジネスと人権に関する行動計画まで作りました。これ、とても重要な...全文を見る
○福島みずほ君 頑張れ消費者庁ということで、真摯に受け止めと言ってくだすったので、大臣、やっぱり消費者庁は、霞が関の中で大きな役所ではないけれども、みんなの期待、消費者運動をやっている人、国会のもう本当に超党派の、物すごく期待の下におぎゃあと誕生した、十年以上前に誕生したすばらし...全文を見る
○福島みずほ君 やっぱり、消費者庁ができてこんなこともできたし、動いている、すばらしいというように是非頑張ってください。この消費者特別委員会は、多分そういう立場でみんなが応援する場所、応援というか、応援かつ活を入れ、調査する、メスも入れるという場所だと思いますので、是非、このエシ...全文を見る
○福島みずほ君 日本がEUに輸出する化粧品というと、もう非常に名立たる化粧品会社のほとんどですが、動物実験やっていないわけで、ほかのもので代替できる、コンピューターとかいろんなものでできるのであれば、日本でも化粧品に関する動物実験やめるということは是非やっていただきたいと思ってい...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  動物試験を実施せずに特保の許可申請を行った際に、審査の過程で動物試験を求められるケースはあるのでしょうか。
○福島みずほ君 この分野はどんどん変わっていっている分野でもこれあり、3R、つまり代替、削減、それから改善、できる限り動物に苦痛を与えないことなどの3Rの原則はこれからもっと進めるべきだと思っておりますので、消費者庁は、まさに実施施設は有していないけれども、特保やこの機能性表示食...全文を見る
○福島みずほ君 どうもありがとうございます。よろしくお願いいたします。  次に、香害、香りの害についてお聞きをいたします。  これはこの委員会でも質問しておりますが、私の知人、友人にもこの香りの害に苦しんでいる人がいて、やはり重要な問題だと思うので、お聞きをいたします。これも...全文を見る
○福島みずほ君 柔軟仕上げ剤を家庭用品品質表示法の指定項目に追加し、香料を含めた成分表示を義務付けることによって、その必要性の是非、いろいろな事情を踏まえて、家庭用品品質表示法の指定品目に追加することにつきまして、その必要性の是非を検討してまいりたいと答弁をしていらっしゃいます。...全文を見る
○福島みずほ君 皆さんもその合成洗剤などを買うときに表示を見られると思うんですが、合成洗剤は指定品目になっていて、界面活性剤の区分なども詳細に表示名が決められております。また、使用量の目安も具体的に分かりやすく表示されています。それが柔軟剤にはなくて、表示に香料とのみ表記したり、...全文を見る
○福島みずほ君 質問がちょっとダブりますが、国民生活センターは、業界団体への要望として、香りの強さの目安に関する表示方法の指針等を設けるよう要望してくださっています。頑張って言ってくれているんですね。  日本石鹸洗剤工業会は自主的な開示についての指針のみ示しているため、各社が星...全文を見る
○福島みずほ君 是非、業界での自主的な取組ということなんですが、是非これは進むようにというふうに思っています。  というのは、花粉症などもそうなんですが、自分はかからないと思っていると実はあるときかかってしまうという経験をされている方もとても多いと思うんですね。  独立行政法...全文を見る
○福島みずほ君 マイクロカプセルについても、このアンケートの中では、香りを長続きさせるために使用されるマイクロカプセルについて、是非、この使用中止、家庭用品へのマイクロカプセルの使用中止をしてほしいという人は八七・一%にも及んでいます。  是非、化学物質症候群がやっぱり広がらな...全文を見る
12月10日第203回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号
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○福島みずほ君 福島みずほです。  十二月五日に放映された「NHKスペシャル「コロナ危機 女性にいま何が」」では、NHKとJILPTの共同調査によって、女性の非正規雇用労働者に対して今すぐ支援が必要な深刻な事例が幾つも紹介されていました。女性の四人に一人が解雇、雇い止め、労働時...全文を見る
○福島みずほ君 東日本大震災の際に厚生労働省は、緊急雇用創出事業を創設し、各自治体に緊急雇用創出事業臨時特例交付金を交付し、新たな雇用の創出につながる多くの雇用をつくり出しました。自治体では、既に緊急短期雇用創出事業などを始めたところもあります。兵庫県、滋賀県、福岡県、横浜市、北...全文を見る
○福島みずほ君 是非、厚生労働省がちゃんと雇用をつくっていくということをやってくださるよう、強く要請します。  先日、共同会派で申入れに行きました。休業支援金・給付金の申請締切りを来年三月末まで延長すべきではないか。この点は衆議院の厚労でも議論になっておりますが、大臣、これ決意...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  申請期限を延長するということで、また九%しか支給されていないので、今日きっぱりと申請期限を延長するとおっしゃった、締切りの期限を延長するとおっしゃったので、ぱちぱちで、本当にありがとうございます。是非これで当事者を救済してください。よろ...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。これ、暦日数で割ると本当に少なくなってしまうので、よろしくお願いします。  有給休暇の賃金に平均賃金を使う場合、直近三か月の賃金の総額を日数で割り算し、一日当たりの平均賃金を基に有給休暇の給与を支払う方法となります。例えば、一月に約十日間程...全文を見る
○福島みずほ君 大臣も、さっきは、休業手当について検討の準備、今のことでも、有給休暇の取得に関して、賃金がとても低くなってしまう今の計算方法について検討していきたいというお答えがありました。是非、この間、休業した人たちが増えたからこういう問題がクローズアップされたわけですが、今日...全文を見る
○福島みずほ君 入管庁にお聞きをいたします。  技能実習生に対する雇用維持支援策の実施状況はどうなっているでしょうか。
○福島みずほ君 技能実習生は送り出し機関に多額の費用を支払って来日をしております。コロナ禍で働けなくなると、この借金だけが残り、帰国後も借金の返済に追われることになります。このようなことを恐れて帰国するわけにはいかず、技能実習以外の仕事をせざるを得なくなる場合もあります。  労...全文を見る
○福島みずほ君 高額の費用というのは幾らでしょうか。また、送り出し国と送り出し機関に対して、あっ、ごめんなさい、高額の費用を徴収する送り出し機関として受入れを拒否したのは何件ありますか。
○福島みずほ君 おっしゃったように、ベトナム政府は三千六百ドルを費用の上限としておりますが、ほとんど守られておりません。これは、NHK、ETV特集でも報道されております。ですから、今二つの例を除外したとありますが、是非、今回、コロナ禍で借金だけ残る技能実習生の問題などありますので...全文を見る