福島みずほ

ふくしまみずほ

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福島みずほの2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第208回国会 参議院 本会議 第3号
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○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私は、立憲民主・社民の会派を代表し、総理に質問いたします。  まず、年末年始、聖イグナチオ教会の大人食堂相談会、女性による女性のための相談会、池袋で行われたTENOHASIの支援の現場、大久保公園での支援の現場など、様々な現場に足を...全文を見る
03月08日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○福島みずほ君 福島みずほです。  私は、コロナ陽性となり、十日間の自宅療養を経験をいたしました。厚生労働省のHER―SYSあるいは保健所、自宅療養者支援センター、様々な医療関係者の皆さん、大変お世話になりました。また、身内は入院をして、本当に命を落とすことがなかったこと、本当...全文を見る
○福島みずほ君 今おっしゃったことは今までやってきたことですよね。非正規雇用が今二千百万人、四割、女性の五四%が非正規雇用です。同一労働同一賃金も全く実現していません。  その意味で、今の大臣の答弁だと、全くこの正社員転換や待遇改善を推進することにつながらないと思います。根本的...全文を見る
○福島みずほ君 フランス最高裁とカリフォルニアの裁判所は、ウーバーの働き方について労働者性を認めました。そのとおりだと思います。フリーランスといっても労働者である人が多い。EUにおけるような規制、そういうものをしっかりやっていくべきであって、相談があればというようなレベルでは、フ...全文を見る
○福島みずほ君 均等法ができる前は、有価証券報告書に男女別賃金が載っていました。それ今載っていないんですね。有価証券報告書に復活させること、企業におけるこの賃金格差を全部開示させること、これは必要じゃないですか。  ジェンダー平等指数世界一のアイスランドは、一九七〇年代、女性の...全文を見る
○福島みずほ君 是非開示、有価証券報告書も含め、大企業だけでないところも含め、開示を是非よろしくお願いします。  次に、非正規公務員の問題についてお聞きをいたします。  非正規公務員、本当に多いです。正規五十八万人、国家公務員は、非正規十五万人、地方公務員は、正規二百七十六万...全文を見る
○福島みずほ君 毎年試用期間が設けられることや、様々な点で物すごくストレスであるとか、交通費を支給することになったため減額になるとか、たくさんの不利益なことが起きています。  勤勉手当って払われてないですよね、払われてないところが多いですよね。どうですか。
○福島みずほ君 そうなんです。いろいろ行政交渉で、その待遇の差に関して、勤勉手当は払われてない、この手当は払われてない。多分、年収、生涯賃金でいえば半分ぐらいになってしまうとか、あるいは、もう本当にその意味では待遇が極めて悪いんです。期待されているのにすごく待遇が悪いと。  会...全文を見る
○福島みずほ君 はむねっとのこのアンケートでは、二百万円未満が五三・三%です。今説明してくださいましたが、本当に格差がある。もう身分的な格差がある。待遇において、賃金において、手当において、あらゆることについて。ですから、この点は本当にこういうことをやっぱりなくさなくちゃいけない...全文を見る
○福島みずほ君 それは昭和の考え方ということで言ってくださいましたが、今日の総務省の答弁と内閣府の答弁で、今後、非正規公務員、とりわけ八割女性が占めるここの待遇が見る見ると変わっていくという理解でよろしいですね。これが変わるように、これ、非正規公務員の人たち、これ聞いていますから...全文を見る
○福島みずほ君 女性活躍推進法における特定事業主の地方公共団体の公表すべき項目の中に、非正規公務員の内訳と男女別割合を入れるべきではないですか。
○福島みずほ君 例えば、給与が少ない、限られた時間のシフト制で手取りが十一万。支援している側がいつされる側になってもおかしくない。これは、消費者相談員や婦人相談員、これ非正規となっていますし、様々なところで、ハローワークの窓口であれ、あるいは生活保護の窓口であれ、実は、支援してい...全文を見る
○福島みずほ君 非正規問題、非正規雇用議員連盟などもあり、私は幹事長をしておりますが、ずっと言われながら解決してないんですよ。そして、公務員の中では、自治体によっては半分が非正規であると。で、更新なんですよ。待遇も悪いけれども、自分がいつまで働けるか分からない。公募もある。物すご...全文を見る
○福島みずほ君 是非、内閣において、まさにコモンの復権、公助の復権。公務員、ちゃんとした労働条件でちゃんと働いてもらう。死ぬほど働いて使い捨てというのではない状況をつくる。とりわけこれ、女性問題でもあるので、女性が八割ですから。  今日、内閣府に来ていただきました。是非、総務省...全文を見る
○福島みずほ君 五年たつ前に雇い止めに遭うケース、そして裁判例が、たくさんの裁判が起こされています。いや、五年で無期転換になるというんであれば、その前に雇い止めになるんじゃないかという議論は国会でさんざんありました。衆議院、参議院の厚生労働委員会でありました。そういうことが起きな...全文を見る
○福島みずほ君 労働者は立場が弱いので、契約更新をしませんよという契約書でも、次一年働きたかったらサインをするわけですよ。ですから、五年近くなって、もうそれで雇い止めが起きないように、この契約の制限をちゃんと法律でやるべきだというふうに思います。これは是非やっていただきたい。とい...全文を見る
○福島みずほ君 このシフト制の規制が必要で、例えば、法令改正による明文での最低シフト保障の導入など必要だと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 首都圏青年ユニオンなどが政策提言したり、黒書も出しています。この一月七日のシフト制留意事項を読みましたけれども、これでシフト制の問題が根本的に解決するとは全く思いません。首はつながっているけれども、解雇はされないけど、仕事がなくて賃金払われない、それがたくさん出て...全文を見る
○福島みずほ君 利用者負担、一割、二割、三割と上がったりしております。いろんな人にこの利用者の抑制の話を聞きます。総額で幾らにしてほしいとか、それ以上は払えないとか、一日は娘に来てもらうとかというような話を大変聞きます。  利用者負担が増大し、利用者が抑制している現状について、...全文を見る
○福島みずほ君 いや、利用者抑制など本当に起きていますよ。だからこそ、例えば、介護認定を受けても介護のサービスを受けないという人が二割いるということも聞いたことがあります。保険はあっても介護がない、介護使えない、使えるお金がない、これが広がって、小規模事業者なども倒産していってい...全文を見る
○福島みずほ君 これ、十年間やってきているんです。行政交渉も何度もやってきました。  現場からの声で、駄目じゃないか、どうするんだと出て、今日の答弁ではそれを実現するようにするというふうなことなんですが、現場からは、それはないよと、待機時間もキャンセル料も、あるいは移動時間の支...全文を見る
○福島みずほ君 今日は、しっかり対応してまいりますということなので、これが実現するように、現場からちゃんと実現しましたという声がちゃんと届くことを本当に期待をしております。局長、頑張ってください。  それで、例えば、訪問介護でコロナ感染者の対応の際に防護衣の着脱などの時間がカウ...全文を見る
○福島みずほ君 介護保険優先原則、障害者総合支援法第七条の解釈が自治体に委ねられており、障害のある人にとって、六十五歳というのが物すごく問題になります。  六十五歳になった障害者にとって、これまでのサービスが受けられなくなるという問題があるんですが、どうでしょうか。
○福島みずほ君 ただ、NGOであるきょうされんがいろんなヒアリングを行ったら、たくさんの事例が出てきました。介護保険の施設に入所したため障害福祉の利用が困難になった、六十五歳から障害福祉の支給を減らし、七十歳で打ち切る自治体がある、丁寧な説明のないまま介護保険に移行され障害福祉を...全文を見る
○福島みずほ君 私はこれ、六十五歳になったら介護保険へというのは無理だと思います。障害のある人が障害者の福祉でやってきて、六十五歳になったら介護保険で、障害者福祉が基本的に使えない。無理ですよ、無理ですよ、本当に。ですから、これはもう撤回をすべきだということを強く申し上げます。 ...全文を見る
○福島みずほ君 今までの待遇改善の加算の問題について、どれぐらいの事業者、どれぐらいの割合の働く人がその恩恵にあずかっていると厚生労働省は把握しているでしょうか。
○福島みずほ君 看護師さん、保育士さん、そして介護職の皆さん、十月までは国税、税金、補正予算における税金。十月以降は、まさに看護師さんたちは診療報酬、そして介護の場合は、これは介護報酬が半分です、介護報酬によって主に賄われることになるんですが、介護報酬に、十月以降の問題なんです、...全文を見る
○福島みずほ君 今答弁あったように、十月以降は介護報酬でやるので、まさに保険料か利用者負担なんですよね。そうすると、十月以降がそれぞれ制度で問題になると。とりわけ介護の場合は介護報酬でやるわけですから、おっしゃったとおり、利用者負担増になる可能性があるんですよ。  これ、毎年毎...全文を見る
○福島みずほ君 十月以降、利用者負担増になる、九千円アップがね、それはみんな望んでいないと思います。ちゃんと介護保険にもっと税金を入れて立て直していくべきだと思います。  子供のワクチンについて話がありました。私も、これ、努力義務は外しましたが、勧奨も本当に外すべきだと。泉大津...全文を見る
○福島みずほ君 健康な子供に、五歳の子供に十一歳と同じワクチン打つ必要もないし、これは検討、まさに推奨はやめるべきだと思います。  赤ちゃん取り違え問題について一言言います。  江蔵智さん六十三歳、一九五八年生まれ、東京都の墨田産院で取り違えが起きました。DNA鑑定やったとこ...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので終わります。ありがとうございました。
03月09日第208回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○福島みずほ君 立憲民主・社民の福島みずほです。  今日は、まず、消防庁に来ていただきました。お仕事御苦労さまです。  各消防本部からの緊急搬送困難事案について説明をしてください。
○福島みずほ君 この表を見ていただくと分かるとおり、例えば週で六千六十四件搬送困難。この四倍になっている今のこの現状をどう見ていらっしゃいますか。現場はどんな悲鳴上げていますか。
○福島みずほ君 五倍。入院できないんですよ。  記事で、「コロナ感染、入院前に自宅闘病」で湯川れい子さんの経験があります。自宅療養していて重症化して、やっと入院ができたということです。  私はコロナ陽性になり、命を落とすことはありませんでした。しかし、亡くなる人、入院できない...全文を見る
○福島みずほ君 搬送困難事例が五倍ですよ。入院できない人たくさん聞いています。重症化している人の話たくさん聞いています。  なぜもっと早く療養病床、いろんな病床つくらなかったんですか。
○福島みずほ君 第六波が来る前に対応すべきだったんじゃないですか。オミクロンでも重症化する人いっぱいいますよ。
○福島みずほ君 対応遅かったんじゃないですか。  お聞きをします。第一波から第六波まで、自宅でコロナで亡くなった人の数を教えてください。
○福島みずほ君 今の第六波ですよね。第一波から第六波、今まで何人亡くなったんですか。
○福島みずほ君 厚生労働省は、公立・公的病院統廃合、四百三十六のリストを撤回をしていません。これ撤回すべきではないですか。
○福島みずほ君 このコロナ禍、圧倒的にコロナ感染症を受けているのが公立病院です。それの再編、統廃合を撤回しないって、あり得ないと思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 入院できなくて亡くなる人がいる。公立病院を廃止して医療体制を脆弱にしてきた厚労省の責任があるんじゃないですか。
○福島みずほ君 命守れてないですよ、命救ってないですよ。それって厚労省の責任じゃないですか。何でこの期に及んで公立病院を廃止しようとするんですか。
○福島みずほ君 大阪は東京に比べて人口比で三倍以上死者が出ているという指摘もあります。  大阪でなぜこのように死者が多いと政府は分析していますか。
○福島みずほ君 大阪は公立病院廃止して独立行政法人化したからではないですか。
○福島みずほ君 国民の命守るために検討してください。  今、東京都議会に、公立病院を廃止する、独立行政法人化の条例案が出ています。なぜ、このコロナ禍の中で、人の命守っていなくて、入院できなくて、何で公立病院民営化なんですか。おかしいですよ。政府も東京も大阪もおかしいですよ。いか...全文を見る
○福島みずほ君 医療インフラを強くしなくてどうするんですか。  次に、自宅療養者に対してどういう支援を自治体がしているか、厚生労働省、把握していますか。
○福島みずほ君 自宅療養を経験しましたが、発熱外来以降、医者には一回も会いません。自分で体温計、測って、酸素飽和度を毎日HER―SYSに書き込むということと、自宅療養支援センターの人には本当にお世話になりました。  食料を受給してくれるところもあるけれど、食料は基本的に自前でや...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省は各自治体の支援について把握していますか。
○福島みずほ君 網羅的に検討して、網羅的に把握していないということでよろしいですね。
○福島みずほ君 去年、病床削減を消費税で補助するという病床削減促進法案、国会で成立させました。私たちは反対でした。野党は反対でした。これ、おかしくないですか。何で病床削減を消費税で促進するんですか。
○福島みずほ君 病床削減を促進する法案は廃止すべきではないですか。
○福島みずほ君 医療法で病床削減を消費税使って補助するというのは、病床削減促進法案じゃないですか。
○福島みずほ君 それ、医療構想についての答弁ですよ。病床削減をすれば補助金出すって、病床削減法案じゃないですか。命を落としている人がいるんですよ。入院できない人がいるんですよ。重症化している人がいるんですよ。自宅で大変な人がいるんですよ。後遺症に苦しんでいる人がいるんですよ。医療...全文を見る
○福島みずほ君 データに何を盛り込むのか。通知簿、通知簿に書かれている性格、出席日数、学力テストの成績、これデータ化されますね。
○福島みずほ君 資料をお配りしています。  教育データの全体像の中に、勤務先、収入、全部書いてあるじゃないですか。だからお聞きしているんです。書いてありますよ、この中に。だから、何をデータ化するか分からなくて計画進めるなんてむちゃですよ。しかも、政府からもらったポンチ絵に全部書...全文を見る
○福島みずほ君 検討を進めていると言いながら、全部書いてあるじゃないですか。  ここの中に、塾や家庭教師を付けるということもデータ化されますね。
○福島みずほ君 資料をお配りしていますが、全部入っていますよ。入っていますよ。
○福島みずほ君 入っていますよ。
○福島みずほ君 だって、これ政府が作ったイメージ図で、これを見て私は驚愕したから質問しているんです。  これで、健康診断の結果、医療情報も入りますね。
○福島みずほ君 子供に関するあらゆるデータを本当に集めていく、このことに本当に問題があると思って、今日質問しています。  政府のポンチ絵には全部書いてあるのに、分からないというのは無責任じゃないですか。どうですか。
○福島みずほ君 誰がそのデータの利活用ができますか。学習塾は本人の同意がなくても学習履歴状況、民間教育を匿名加工情報でなく見ることができるということですね、この資料によれば。
○福島みずほ君 いや、このデータの蓄積及び流通に必要な要素というところで、学習塾の人は学習履歴状況の民間教育に関して見ることができますよ。原則として、本人の同意があれば丸でなくても見ることができるとあるから、これ本人の同意がなくても見れるんですよ。どうですか。
○福島みずほ君 でも、この表によれば、本人が特定されない匿名加工情報であれば本人の同意なく第三者にも可能であるから、この限りではないとなっているので、丸以外のところで実際これは提供できるということじゃないんですか。
○福島みずほ君 この読み方はそうじゃないですよ。丸はできる。そして、そうでないところも本人が特定されない匿名加工状況であれば自由にできるというふうになっているので、これは、しかも、何で学習塾等がこの利活用をするんですかという問題があります。どうですか。
○福島みずほ君 子供には無限の可能性があります。出席が足りない、不登校だった、少年院に行った、あるいは病気だった、いろんなことを書かれている。成績について書かれている、学テの成績が悪かった。落ち着きがない、協調性がない、通知簿に書かれた。こういうのがデータとして集まって、その子は...全文を見る
○福島みずほ君 就職のときに、あなたの教育データ持ってきてくださいよと言われたら、子供のときのいろんなことや、いろいろ持っていかなくちゃいけない。本人の同意があっても差別が起きるじゃないですか。どうですか。
○福島みずほ君 だから、何のためにこれやるのかがさっぱり分からないんですよ。自分の成績ぐらい自分で分かっていますよ。どこの大学行ってどんな授業を取ったか、本人分かっていますよ。だから、何のためにこれをやるのか。学習塾やいろんなところまで含めて何をやるのか。子供をそんな輪切りにしな...全文を見る
○福島みずほ君 公立中学、十一月二十七日、八万人がスピーキングテスト十五分間吹き込んで、フィリピンで採点する。何人の人がどうやってフィリピンで採点するんですか。
○福島みずほ君 八万人のスピーキングテストをフィリピンに送って、公平に採点できるんでしょうか。  そして、お聞きします。公立中学で都立高を受ける人は四万人です。そして、これは、公立中学以外で都立高を受ける人はこれ受験しないんですね。
○福島みずほ君 十一月二十七日の時点で分からないんですよ。その人たちは不受験になりますね。
○福島みずほ君 不公平、不透明じゃないですか。
○福島みずほ君 これは一社が引き受けていますが、どこですか。
○福島みずほ君 かつて大学生の民間英語検定試験の問題があり、反対があって、これは廃止になりました。これ、手を変えた、形を変えたまた新しい入試の制度。しかも、不公平ですよ。不公平な制度なんですよ。  これをなぜ今日聞くかというと、これが全国展開になって広がっていくんじゃないかとい...全文を見る
○福島みずほ君 一点で人生が変わるんですよ。子供たち、そういう人生生きているじゃないですか。だから、不公平な、不公平な試験はやらないでくれ、そのことを強く申し上げます。  次に、民事訴訟法改正における審理期間六か月制限についてお聞きをします。  これは、原告、被告が同意すれば...全文を見る
○福島みずほ君 裁判はやってみなきゃ分からないです。新たな事実が起きたりする。だから、六か月で審議終わるって乱暴ですよ。  世界にこのような制度を導入している国はありますか。
○福島みずほ君 世界でどこも採用していないのを、なぜ日本でこんな乱暴な、六か月で裁判終わるってやるんですか。
○福島みずほ君 終局判決に関して控訴できないということですというふうになっていますが、それでよろしいですか。
○福島みずほ君 終局判決に対して控訴できないということになりますか。
○福島みずほ君 裁判官が、六か月で心証が取れず、もう少し審議をしたいと思った場合はどうなるんですか。
○福島みずほ君 裁判官は、だから審議できるわけですよ。だったら、こんな六か月という審議期間区切る必要ないじゃないですか。
○福島みずほ君 裁判はやってみなきゃ分かりません。世界のどこもやっていない制度で、六か月の審議で区切ってやるって乱暴ですよ。こんなの聞いたことがない。裁判おかしくなりますよ。何でそれ期日で切るのか。この部分は削除して法案を提出すべき、この部分は必要ない、そう思います。そのことを強...全文を見る
○福島みずほ君 次に、重要土地規制法に基づく対策の現在についてお聞きします。  現在の検討状況、タイムスケジュールについて教えてください。
○福島みずほ君 この法律にはたくさんの問題があります。  このことの、去年二月に作成された法案の説明資料をもらいました。機能を阻害する行為として、継続的な高所からの監視が書かれています。しかし、法案の審議中には、単に外部から防衛関係施設を見ている場合は、機能阻害行為として本法案...全文を見る
○福島みずほ君 継続的な高所からの監視は当たらないということを確認させてください。
○福島みずほ君 難民の受入れについてお聞きをいたします。  ウクライナからの難民に関して、これは難民申請を行った者に対してUNHCRの見解を踏まえてきちっと難民認定すべきだというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 シリア難民のときのUNHCRガイドラインなどはちゃんとありました。  で、思うのは、ウクライナから避難した人が出てきたときに、どういう形で日本で受け入れるんですか。
○福島みずほ君 日本の難民認定率は〇・四%です。ですから、来ても何か特定活動とか短期のものだけで、いつもそうですが、なかなか難民認定が通らない。そういうことがないように、大臣、ウクライナからの避難民の人が難民申請をしたら、それはUNHCRのガイドラインどおり認定するということでよ...全文を見る
○福島みずほ君 難民認定広くすればいいじゃないですか。
○福島みずほ君 いや、きちっと難民認定をすべきです。  入管法の改正法案が去年廃案になりました。なぜですか。
○福島みずほ君 じゃ、同じものは二度と出ないということですか。
○福島みずほ君 名古屋刑務所事件があったとき、森山法務大臣は、法務大臣の命を懸けて監獄法の改正を行いました、検討会をやって。見事だったと思います。  だから、名古屋、今度は入管でウィシュマさんが亡くなって一周年です。問題があることが分かったら抜本的に変えるべきじゃないですか。と...全文を見る
○福島みずほ君 入管の収容については司法審査がありません。無限にいつまでも収容できる。長期収容も国連から大変恣意的拘禁として批判をされています。  森山大臣のことを言いました。監獄法、百何十年ぶりに改正したんですよ、検討会で。みんなで力を合わせて、それは弁護士会も含めてやったん...全文を見る
○福島みずほ君 入管法の抜本的な改正、かつて監獄法改正やったように、大臣、やってください。それ必要なことです。よろしくお願いいたします。あるべき姿を一緒に求めていきましょう。よろしくお願いします。  次に、台湾有事についてお聞きをいたします。外務大臣、ありがとうございます。 ...全文を見る
○福島みずほ君 ウクライナの侵略を見て、もう戦争反対、武力で平和はつくれない、原発や核兵器はその存在そのものが危険なんじゃないか、戦争をどう防ぐかということを本当に思っています。平和をどう構築していくか。この東アジアで絶対にやっちゃいけない。  憲法九条は集団的自衛権の行使を認...全文を見る
○福島みずほ君 HER―SYSだけが全てじゃないでしょう。HER―SYS使えない高齢者も多いですよ。自宅でコロナで亡くなった人の数さえ出てこないというのは問題だと思います。  命を守れ、そのことを申し上げて、質問を終わります。ありがとうございます。
03月23日第208回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○福島みずほ君 立憲・社民共同会派の福島みずほです。  国会法百二条の六は、憲法審査会の役割について、「日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制について広範かつ総合的に調査を行い、憲法改正原案、日本国憲法に係る改正の発議又は国民投票に関する法律案等を審査する」と規定して...全文を見る
○福島みずほ君 西田昌司さんにお聞きをいたします。  大日本帝国憲法下で侵略戦争が起きたことをどうお考えになられますでしょうか。ロシアのウクライナ侵攻を見ていると、満州事変と非常に似ている構図を感じたりしています。大日本帝国憲法下で侵略戦争が起きたということをどうお考えでしょう...全文を見る
03月25日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○福島みずほ君 立憲・社民の福島みずほです。  今日は、四人の参考人の皆さん、大変示唆に富む分析と提言、本当にありがとうございます。  まず、村上参考人にお聞きをいたします。  まず、今日意見を述べていただきましたが、失業等給付の国庫負担について、政府は国庫負担割合の見直し...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  今日、意見を言っていただきましたが、募集情報等提供事業者の中には、求職者の属性等に基づくリコメンド機能を有するところもあります。また、最近では、リコメンド、AIによって行っているものもあると思いますが、リコメンド機能及びAIの利用につい...全文を見る
○福島みずほ君 ありがとうございます。  では次に、原田参考人にお聞きをいたします。  シフト制についておっしゃってくださいました。私も、首都圏青年ユニオンが作られたシフト制の労働黒書や様々なものを読んで、国会でも質問をしたりしております。  シフト制はどのような規制をすれ...全文を見る
○福島みずほ君 今日、原田参考人から非正規雇用の問題、女性差別、多くの女性が抱える問題、低賃金のことの言及がありました。  ちょっと大きな話になりますが、根本的にこれにどう解決したらいいのか、非正規雇用の問題をやりながら、実はこの間二千百万人にも増えてしまった、どうすればいいの...全文を見る
○福島みずほ君 次に、山田参考人にお聞きをいたします。  今日、非常に興味深かったのは、たくさんありますが、主要国の雇用政策費が全く違うと。スウェーデンは、積極的施策も消極的施策も、とりわけ積極的施策が断トツに高いと。これは、よくスウェーデンの職業訓練や失業しているときの次にス...全文を見る
○福島みずほ君 どうもありがとうございました。
04月06日第208回国会 参議院 憲法審査会 第2号
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○福島みずほ君 立憲・社民共同会派の福島みずほです。  今日、赤坂参考人、そして長谷部参考人、ありがとうございます。御両人の憲法改正する必要はないという点に関しては、私も同じ意見です。  長谷部参考人にお聞きをいたします。  議院の、というか、今日、出席ということを、やっぱ...全文を見る
○福島みずほ君 国会による、五十六条出席の運用解釈による五十六条規範の範囲内でしか議院に自律権は行使できないということが本当に必要で、そうでないと、本来の規範を超えて、何でも議院自律権でできるということになるのではないか。改めてお聞かせください。
○福島みずほ君 長谷部参考人は、パンデミックが蔓延した場合ということに極めて例外的に書いていらっしゃいますが、これ感染症の蔓延、大規模災害による交通途絶で考えるのか、各議員の個別事情などで判断するのか。それ、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 議会は公開しなければなりません。公開というのは、オンラインの場合、どうなるとお考えでしょうか。
○福島みずほ君 ありがとうございました。
04月12日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○福島みずほ君 立憲・社民共同会派の福島みずほです。  困難な問題を抱える女性への支援についてお聞きをいたします。  法案三条の基本理念にも書かれているように、多様化、複雑化、複合化する女性が直面する問題に対して、一人一人の意思を尊重しながら、個別のニーズに対応して最適な支援...全文を見る
○福島みずほ君 困難な問題を抱える女性支援法では、重要な支援対象として若年女性が想定されています。厚生労働省の補助事業、若年女性等支援事業は、民間団体との協働による支援として新法でも重視され、新法の特徴の一つとして考えられています。しかし、そもそも若年女性支援団体が少ない上に、地...全文を見る
○福島みずほ君 困難な問題を抱える女性支援法は、一九五六年の創設以来、長年にわたって支援を担ってきた婦人保護事業三機関の現場の方々の、売春防止法に法的根拠を持つ婦人保護事業による支援には限界があるとの声を反映させたものです。しかし、新法が制定されても言わば魂を入れなければ、支援現...全文を見る
○福島みずほ君 今回、例えばColaboの仁藤夢乃さん、それからBONDの橘ジュンさんや戒能民江さんや近藤恵子さんや若草プロジェクトや、いろんな人たちに改めてお話をお聞きしました。  非常に言われたのは、やっぱり権利回復、当事者は権利回復をするんだと。だから、当事者の権利性、相...全文を見る
○福島みずほ君 権利の回復、性搾取や性暴力のむしろ被害者で、当事者は権利の回復をしていくんだという視点が本当に大事だと思います。  法の策定に当たり、補導処分が廃止されることになりました。実は、社会的な弱者、保護を必要とする女性、若年障害者などの人たちがむしろ犯罪者とされてきた...全文を見る
○福島みずほ君 困難な問題を抱える女性への支援のあり方に関する検討会中間まとめで出た意見について、また改めてお聞きします。  婦人保護施設が若い女性にも使いやすく緩やかなものになって、民間団体でアウトリーチして出会った若い女性たちの次の生活の場として使えるようにならないと、アウ...全文を見る
○福島みずほ君 性暴力被害者への中長期支援について、性暴力被害者回復支援センターを設立するなど国による責任を持った対応をお願いしたいという要望があります。私たちも、かつて野党で性暴力被害者支援法案、提出をしております。被害者支援の連携を考えたときに、コーディネートする機関が統合的...全文を見る
○福島みずほ君 今回、情報アクセシビリティー・コミュニケーション保障法案の議論になりますが、手話言語法を作りたい、手話言語法が是非必要だという声を全日本ろうあ連盟や様々な人たちからお聞きをしております。  手話言語の重要性からすると、手話言語法の制定によって手話言語教育も充実す...全文を見る
○福島みずほ君 時間です。内閣府でした。失礼しました。是非、手話言語法できるようにと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
04月13日第208回国会 参議院 憲法審査会 第3号
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○福島みずほ君 立憲・社民の福島みずほです。  今日は、川崎事務局長、あっ、ごめんなさい、川崎法制局長、そして岡崎事務局長、本当にありがとうございます。論点の整理が大変できました。本当にありがとうございます。  衆議院と参議院のこのオンライン出席に関して、出席した二人、二名ず...全文を見る
04月19日第208回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○福島みずほ君 立憲・社民共同会派の福島みずほです。  官民協議会とそれからシンクタンクについて、まずお話をお聞きします。  お配りいたしました資料がありますが、朝日新聞デジタルの経済安保特集です。これに対して、法案推進の司令塔の兼原氏へのインタビューです。彼は、学術会議を、...全文を見る
○福島みずほ君 軍事研究のみをするんですかという質問などしておりません。デュアルユースでやって、官民連携で民事利用もやっている中で、軍事研究に進むことも軍事転用することも念頭に置いているんですねという質問です。
○福島みずほ君 そんな質問していません。軍事研究のみを目的とするのか、軍事研究を始め掲げてやるのかという質問ではないんです。  軍事研究も否定をしないということでよろしいですね。軍事研究につながる技術に、デュアルユースですから、そうなり得るわけですよね。軍事研究につながることを...全文を見る
○福島みずほ君 そんなこと分かっています。しかし、軍事研究につながり得るということで、戦後の日本の在り方を百八十度変えるものではないか。つまり、政府が先頭に立って軍事研究も可能な先端技術の開発に予算を通し、開発を促進させるということの問題点を強く指摘したいというふうに思っています...全文を見る
○福島みずほ君 これ、今個々の協議会ということなんですが、協議会の下に分科会を置くとか、そういうことはあり得るんでしょうか。
○福島みずほ君 六十一条、特定重要技術の研究開発のために、研究代表者の同意の下で、内閣総理大臣と協議して、関係大臣も加わる協議会を組織するとされています。これは、また新たに大臣、研究開発大臣まで置くんですね。  正直、プロジェクトごとにこれだけ大げさな組織がなぜ必要なのか。内閣...全文を見る
○福島みずほ君 防衛省がこれに参画する、協議会に参画することは否定されていないということで、大臣、よろしいですね。
○福島みずほ君 伴走支援と言いますが、防衛省が入るとすると、やはり防衛研究、軍事研究、これは推進でなくてもそちらのことも出てくるのではないかというふうに思っております。  現在進行中の安全保障技術研究開発制度は軍事研究ではないとされています。この軍事研究ではないとした理由は何な...全文を見る
○福島みずほ君 ですから、現在進行中の安全保障技術研究推進制度は軍事研究ではないというふうにされています。しかし、にもかかわらず、防衛省も入ってこの協議会をつくって、そして、それは軍事研究をすることを否定はしていないんですよね。デュアルユースですから、民間の研究がいずれ軍事研究に...全文を見る
○福島みずほ君 将来軍事研究に転ずるかもしれない研究ですから、この協議会の議論が本当に情報公開、議事録が公開されるのか、極めて非常に疑義を持っております。しっかり公開されるならいいけれど、多額のお金を掛けて、しかもどんな研究やっているか細かいことが分からないというような事態が起き...全文を見る
○福島みずほ君 大臣、この協議会の議事録は原則として公開されるということでよろしいですね。
○福島みずほ君 原則公開であると。研究者の個人の氏名が場合によってはされないこともあるかもしれないけれども、原則公開であるという答弁がありました。しっかりこれは公開されるべきだということを強く申し上げます。  指定基金の規模はどれぐらいになるんでしょうか。
○福島みずほ君 ですから、これからもこの金額が何兆円というふうに、まあ膨れ上がるというか、なるわけです。それだけのお金を内閣総理大臣の下に投入してやるプロジェクト、余りに中身が分かりませんし、将来、軍事研究、軍事転用されるかもしれないということで極めて問題だと思います。  特定...全文を見る
○福島みずほ君 今答弁で安全保障に関するイノベーションとおっしゃいましたが、どういう中身でしょうか。
○福島みずほ君 このシンクタンクについても大変危惧を持っております。  先ほどの兼原さんですが、ラジオ番組でこう言っています。日本の科学界は平和主義なので防衛省には協力しないと言って頑張ってしまっているわけです、日本学術会議などがそうなのですが、これを何とかしなければならないと...全文を見る
○福島みずほ君 やめた方がいいですよ。政府がつくる、まさに内閣総理大臣の下に物すごいすさまじいお金を付けて、そしてシンクタンクをつくる。若者の研究者の囲い込みじゃないですか。ここで学位を授与することになれば、本当に政府の言いなりじゃないですか。学問の自由はどこに行くんですか。 ...全文を見る
○福島みずほ君 学問の自由を侵しますよ。どこに自由があるんですか。どこにインディペンデントがあるんですか。どこに独立性があるんですか。政府は学問の自由を侵してはならないって憲法に書いてあるじゃないですか。  学位授与までやったら、若者の研究者の囲い込みですよ。ここで純粋培養で育...全文を見る
○福島みずほ君 六十四条四項に、特定技術、ごめんなさい、特定重要技術調査研究機関の役員若しくは職員又はこれらの職にあった者は、正当な理由、事由がなく、当該委託に係る事務に関して知り得た秘密を漏らし、又は盗用してはならないというふうに書いてあります。とすると、職を離脱しても、研究し...全文を見る
○福島みずほ君 研究者が若手でここに入る、そしてここでずっと研究する、そして、そのことを公表したら守秘義務に問われるんですよ。離脱をした後も研究論文を発表できない、その研究ができない。潰しが利かなくなりますよ。結局囲い込んで純粋培養する、あるいは秘密漏えい罪で処罰するぞと脅して、...全文を見る
○福島みずほ君 そんなことを聞いていません。私の質問は、この職を辞した後も、自由に意見を表明し、及び報告する権利及び責任を有すると書いてあるにもかかわらず、秘密漏えい罪で、辞職した後も処罰の規定があるからです。だから、研究者の権利が侵害されるのではないかというふうにも思っています...全文を見る
○福島みずほ君 ここで何を研究しているのか、きちっと情報公開されることは本当に必要だと思っています。  このシンクタンクに投入する財政規模について教えてください。
○福島みずほ君 このシンクタンクが、各大学や学術会議やいろんなものを下部として、そして国の統制の下に国の税金使って守秘義務を課して、まさに何やっているか分からないようなシンクタンクにというか、軍事研究もあり得るようなシンクタンクになることを大変危惧を持っております。  これは、...全文を見る
○福島みずほ君 大臣は繰り返し、軍事研究を目的とするものではない、軍事研究のみを目的とするものではないと言います、答弁されます。しかし、さっき言ったドローンだってGPSだって、あらゆるものが実は軍事研究目的というよりも、開発、インターネットもそうですよね。要するにデュアルユースな...全文を見る
○福島みずほ君 歯止めは必要だと思います。  何やってもいいわけじゃないし、デュアルユースと言いながら、結局、軍事研究につながるようなこと、国内の軍需産業を本当に大きくしたいというそういう考え方からそうなっていくことは十分あり得るというふうに思っています。もし民間でも可能だった...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、アメリカも外部なんですね。中国も外部ですね。アメリカも外部だったら、アメリカに過度に依存しているものってたくさんあると思います。  いや、私が思うには、これは、そういうふうにおっしゃるけれども、例えば企業の中で中国製品のITを使っているところはもうこれ変え...全文を見る
○福島みずほ君 では、例えば中国製のITを使っている企業に対して、過度に依存していると、それやめなさいみたいなことはあり得るんでしょうか。
○福島みずほ君 イメージが湧かないので聞いているんです。  外部に過度に依存しない。アメリカに随分依存していますね、日本は。中国に依存したら駄目で、アメリカに依存したらいいのか、どうなるのか。ITで中国仕様のものをやっていた企業はやめなさいと言われる、あるいは勧告されるようなこ...全文を見る
○福島みずほ君 これ、中小企業も除外しないということでよろしいですよね、条文上、企業の規模別になっておりませんから。よろしいですね。
○福島みずほ君 これに関して、例えば中小企業などでこれが除外をされる、あるいはこのいろんな報告義務などに関して除外されるということはあり得るのでしょうか。
○福島みずほ君 私が質問したのは、確かに衆議院で対象とは考えていないという答弁をされています。しかし、問題なのは、条文で除外をされていないということです。条文で、つまり、対象とならないだろうという答弁は衆議院であります。しかし、例えばこの経済安保法において中小企業は除外されている...全文を見る
○福島みずほ君 ですから、その衆議院の答弁を聞いて、やはり考慮すると言いながら区々でやるということです。  ですから、幾ら基本方針やこれから作るところで考慮するといっても、条文上除外されていなければどうなるか分からないんですよ。もし中小企業を除外するんだったら、条文にはっきり書...全文を見る
○福島みずほ君 特許出願の非公開についてお聞きをいたします。  以前から非公開の議論がありましたけれども、今まで非公開の特許はやってきませんでした。これは懸念点があったからではないですか。
○福島みずほ君 日本でも、二〇〇八年ですか、この制度が議論になったけれども、やはり発明の保護及び利用を促進することを通じて発明を奨励して、産業の発達に寄与するのが特許の趣旨であるという平成三十年の答弁もあります。ですから、そのこととやはり矛盾すると。国際競争力を付けると言いながら...全文を見る
○福島みずほ君 離脱といっても実際は、一応申請していて、それで手続が進むんですから、離脱は私は非常に困難だと思います。実際は、軍事転用可能な技術に関して外国に出願できないよという形になりますし、極めて問題だと思います。  私は、今回の経済安保法は、実はこういうふうに経済界を囲い...全文を見る
04月28日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○福島みずほ君 立憲・社民の福島みずほです。  まず冒頭、精神病院におけるコロナ感染についてお聞きをいたします。  感染者数の総計と死亡者数、クラスターが発生したケースについて承知をしているでしょうか。原因究明の調査はどうなっているか、教えてください。
○福島みずほ君 日精協の調査、二〇二一年一月十日時点で、感染症専門治療医療機関への転院三百八十一名、転院できないが六百三十一名、六割の患者が転院できないと。そして、患者三千六百二名、職員千四百八十九、クラスター百二十病院、これは二〇二一年八月末です。転院できずに患者二百三十五人が...全文を見る
○福島みずほ君 極めて深刻で、感染患者が百人超の病院のうち十病院は急性期の病棟がないと。看護師が少ない病棟であったり、閉鎖病棟では十センチしか窓が開かない気密性やエアゾール感染、飛散やいろんなことが言われています。  ですから、この現場の実態を聞きましたけれども、本当に深刻な状...全文を見る
○福島みずほ君 子供に関しては、やはり重症者、死亡者が少ないということもあり、むしろコロナワクチンをすることによる問題点が指摘をされています。  私自身も、子供に関しては、コロナワクチン、中止あるいは推奨はしないということなど、私自身は中止をすべきだと思っております。改めて、今...全文を見る
○福島みずほ君 私の周りにも後遺症で苦しんでいる人たちが実にたくさんいらっしゃいます。味覚障害や嗅覚障害、あるいは階段上るのがとてもしんどいという若い人だとか、あるいは、たくさんのいろんな書いていらっしゃるものを読みますけれども、本当に専門的な治療を受けて、何が原因でどういう状況...全文を見る
○福島みずほ君 未承認なのに、なぜこれを使用できたんですか。
○福島みずほ君 新型インフルエンザではあっても、でも、このコロナワクチンではないわけじゃないですか。アビガンは国内外の三つの臨床試験で新型コロナウイルス感染症に対する有効性の証明に失敗した、そのことをどう総括されていますか。
○福島みずほ君 有効性が証明できてないんですよ。現時点でも有効性証明できてないんですよ。でも、安倍総理の記者会見でアビガン使うことになって、未承認であるにもかかわらず突っ走って、さっきの答弁でも、百五十九億円掛けて、しかも一万五千人に使った。しかし、有効性はできないし、いろんな副...全文を見る
○福島みずほ君 有効性の証明が困難であるとさっき答弁して、外国でも有効性の証明がないとあるじゃないですか。じゃ、備蓄やめるべきじゃないですか。
○福島みずほ君 海外でアビガンの有効性が証明できず、日本国内でも困難であるとなった以降、備蓄でお金を払いましたか。
○福島みずほ君 いや、インフルエンザだったらインフルエンザでいいんですよ。私の質問は、海外で有効性がないと分かった時点で、厚生労働省はアビガンを更に備蓄でお金を払いましたかという質問です。
○福島みずほ君 答えになっていないですよ。私の質問は、海外で有効性が証明されなかった、日本でもまだ継続している、その段階で厚生労働省は備蓄のために税金で払って買ったんですかという質問です。
○福島みずほ君 単純なことを聞いているんです。外国で有効性が証明できなかった、日本でも証明性ができていない時点で、厚生労働省は新たに備蓄のためにこれを買ったんですかという質問です。
○福島みずほ君 備蓄も、じゃ、その後なんですか。
○福島みずほ君 かくかくさように有効性が証明できていない、外国ではないとされる、日本でも継続中、でも備蓄をし続ける。保管費用も掛かっているわけです。それに百五十九億円お金を使った。アベノマスクは五百億円以上掛かっています。こんなんでいいんですかという話ですよ。総理の鶴の一声で、こ...全文を見る
○福島みずほ君 一部については改善したがということで、この主要評価項目を達成できなかったという、これは事実ですか。公表できないと言うけど、向こうが申請しているわけですから。済みません、端的に言っていただけます。症状改善効果において主要評価項目を達成できていないのか達成しているのか...全文を見る
○福島みずほ君 安全性を確認する動物実験で胎児に奇形を引き起こすリスクが確認されたという報道がありました。承認された場合、妊婦への使用は推奨されないという条件となる可能性もありますが、このような条件を付けることに関する見解はいかがですか。
○福島みずほ君 塩野義製薬は、条件付早期承認制度を申請中に緊急承認制度に切り替えることができると、この委員会、衆議院でも答弁をされています。  お聞きをします。今回、条文は極めて曖昧で、緊急ということに関して、今の状況はこの緊急承認の状況を満たす状況ですか。今はこの緊急承認の緊...全文を見る
○福島みずほ君 このコロナ感染が若干収束したら、これは変わるんですか。というのは、条文は非常にばくっとした条文なんですよ。一体どういう場合がこの条文の適用があるのかが分からないんです。どういう状況であればこれが適用されるのか、今は適用されるということでしたが、どういう場合に適用が...全文を見る
○福島みずほ君 このコロナウイルスで私たちが本当に苦しんでいる状況で二年以上たちました。この二年以上の間、この間、これ全て緊急承認の対象になる事態というふうに理解していますか。
○福島みずほ君 どういう場合が該当するかはもっと明確にすべきであり、条文ももっと明確にすべきだというふうに考えます。  塩野義製薬の副社長が、政府の新しい資本主義実現会議、有識者に就任をしています。理由は何でしょうか。
○福島みずほ君 塩野義製薬に関して、治療薬の実用化に向けて今まで政府は幾らお金を支出していますか。
○福島みずほ君 代替性についてお聞きをします。  法律案には、当該医薬品の使用以外に適当な方法がないこととあります。厚生労働省は、他の複数の医薬品が承認されている状況において、治療の選択肢を拡大し、より安定的な供給に資する場合ならば適用が可能であると説明していますが、この代替性...全文を見る
○福島みずほ君 この代替性というのがあるんですが、ほかにもあるにもかかわらず代替性がないというふうになるので、この要件等についてしっかり検討する必要があると思います。  この委員会でも非常に言われていますが、リアルデータ、リアルワールドデータは、正式承認のための有効性の検証にお...全文を見る
○福島みずほ君 第三相試験とリアルワールドデータはやっぱり違うものです。ですから、リアルワールドデータは、都合のいいものが出てくるというわけではないんですが、恣意的な運用になる可能性もあり、その第三相試験に代わるものではないというふうに思います。  次に、一定期間に高頻度で生ず...全文を見る
○福島みずほ君 患者から副作用を報告する制度について、活用を促進するための具体的な対応について教えてください。
○福島みずほ君 新型コロナウイルスワクチンによる副作用で命を落とした人は、これまでに全く救済されていません。  四月十三日に開催された副反応検討部会では、政府は、現在までに新型コロナウイルス接種後に死亡したとして報告された事例が千六百件以上に達していることが報告されていますが、...全文を見る
○福島みずほ君 千六百人亡くなっているが、一件も認められていないんですよ。情報不足というふうに言っていますが、情報不足で因果関係が評価できないと。でも、そうすると、これ解剖していてもこれは因果関係が立証できない、分からないというふうになっています。ほぼ全ての事例で情報が不足してい...全文を見る
○福島みずほ君 報告された症例のうち、死亡例の九九%以上が情報不足により評価不能となっていると。で、今また新たに情報が出てくればということなんですが、一応その情報不足により評価不能となっている中で、私もこの資料を見ましたが、個別症例については、副反応検討部会の配付資料を見ると、表...全文を見る
○福島みずほ君 今回、緊急承認という制度で認めると、第三相の試験もやらないし、緊急だからというので認める。だとすると、この承認という、承認でいいのかどうかという議論はありますが、承認という制度があれば、国民はみんな、これは安全だ、あるいはこれはいいんだ、あるいはもうわらにもすがる...全文を見る
○福島みずほ君 ワクチンの副反応に関して、症状が出たことに対する救済というのはあるんですよ。私が今日問題にしているのは、千六百人以上亡くなって、亡くなったにもかかわらず、その関係について情報不足で評価できないということの判定になっていて、亡くなったことに関する因果関係が認められて...全文を見る
○福島みずほ君 でも、情報不足で判定、情報不足で因果関係が評価できないとしているわけじゃないですか。だとしたら、もう解剖までやって、それで情報不足で因果関係は評価できないとしているわけだから、新たな情報ってなかなかないですよ。私が問題にしているのは、そうだとすると、ほぼ全ての例で...全文を見る
○福島みずほ君 私が思っているのは、今回、この緊急承認として認めるかどうか。従来とは違って、緊急だからということで、緊急の要件もありますが、要件がありますが、まさに緊急で認めるわけですね。第三相試験やいろんな治験やっていたらいろんな症状が出るかもしれないけれども、それをスキップし...全文を見る
○福島みずほ君 是非透明性確保のために、もしそうであれば、是非氏名の公表をよろしくお願いします。  今日、農水省にも来ていただきました。動物への新薬についてです。産業動物に用いられる動物用医薬品も緊急承認制度の医薬品対象となるのでしょうか。それから、産業動物の場合の食品としての...全文を見る
○福島みずほ君 時間ですので、終わります。
05月11日第208回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○福島みずほ君 立憲・社民の福島みずほです。  ちょっと順番変えて、動物のことからお聞きをいたします。  動物愛護議員連盟がありますし、動物が好きな市民や国会議員の人も大変多くいらっしゃいます。動物愛護法を改正し、飼養管理基準、政省令、環境省は抜本的なものを発表をされました。...全文を見る
○福島みずほ君 猫で、折れ耳の猫ちゃんというか、猫でスコティッシュフォールド、すごくかわいらしい猫がいます。そして、非常に人気があるわけですが、この折れ耳のスコティッシュフォールドは軟骨、骨軟骨異形成を発症すると。これは遺伝性疾患であり、折れ耳・折れ耳だと折れ耳、折れ耳と立て耳だ...全文を見る
○福島みずほ君 今このスコティッシュフォールドを飼っていらっしゃる方たちは、これはもうペットが家族ですから、それはそれでいいんです。ただ、今後、そのブリーダーやいろんなところで、まあペットショップでということもありますけれども、これは遺伝性疾患で、骨軟骨異形成で、やはりこれを繁殖...全文を見る
○福島みずほ君 飼養管理基準を、政省令を環境省が作られましたので、これにのっとって、繁殖やいろんなところ、販売とかいろんなところでこれがきちっと遵守されるように、更に頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。  次に、香害、香りの害、人工的な香りの害についてお聞きを...全文を見る
○福島みずほ君 是非文科省、頑張っていただきたいと思っておりまして、二〇一七年三月に厚生労働省が科学的根拠に基づくシックハウス症候群に関する相談マニュアルを取りまとめて発表しています。その中の三十七ページは香料、二百十一ページのQアンドAでは柔軟剤、除菌抗菌スプレーといった製品で...全文を見る
○福島みずほ君 これからということなんですが、さっき申し上げたように、厚生労働省などでもうこれシックハウスの原因になっているという科学的知見も、一端出ているわけですよね。ですから、何がいいかといえば、そういうものがやっぱり、余り使わないでとか制限してほしいとか、学校現場の中でシッ...全文を見る
○福島みずほ君 花粉症もそうですが、これ本人が悪いというよりも、やっぱり環境、そういうシックハウス的なものや、そういう柔軟剤がたくさんあり、それで化学物質過敏症になったり、本人のせいではなくて、環境がやっぱりつくっていると思います。  だとすれば、できるだけ環境に、本人は他人の...全文を見る
○福島みずほ君 極めて前向きな答弁をしていただいたので、また今後、どのような状況なのか、是非また教えてください。  厚生労働省にお聞きをいたします。  二月二十八日の参議院予算委員会で、岸田総理が香害について、さっきも言いましたが、公的な場を始め様々な場におけるこの香りへの配...全文を見る
○福島みずほ君 厚生労働省は、今年の三月十八日付けで全国の保健所に向けて、五省庁ポスターとともに再周知の事務連絡文書を発していらっしゃいます。厚生労働省もこの記載を重視しているということが分かりますし、まさにこのシックハウスや状況の問題について厚生労働省がこういう啓発をされている...全文を見る
○福島みずほ君 香害は結構やっぱり深刻で、今から早く手を打たないと、物すごくやっぱり広がっていくだろうというふうに思います。  実際なっている人たちの話を聞きますと、やっぱり外出がままならなかったり人間関係が大変だったり、人混みというか人と接するとその化学物質に触れる可能性が出...全文を見る
○福島みずほ君 これ、柔軟剤を家庭用品品質表示法の指定品目にすべきではないか。これはいかがですか。
○福島みずほ君 でも、今の柔軟剤は、他人の使用する柔軟剤成分、マイクロカプセルが衣類や持ち物を毀損したり、これがある意味接着剤みたいに貼り付いて、その服が、そこから人工的な匂いが出たり、被害が起きるというのがあるので、実際は、毀損したり、そういうものがあり得るというふうに思ってい...全文を見る
○福島みずほ君 しかし、実際、マイクロカプセルで、これで被害が生じたり、例えば古着でもその柔軟剤が物すごく使われていると、それでやっぱり捨てなくちゃいけないとか、実は使えないというようなこともあります。  ですから、実際被害があり、毀損したり、そういうことがあり得るわけで、まず...全文を見る
○福島みずほ君 この香料の、香害の問題については、この消費者特別委員会で質問したり、またいろんなメディアでもあったり、実際この啓発ポスターとかあるわけですね。マイクロカプセルのことについては何度か質問しておりますが、消費者庁として、このマイクロカプセルと香害の問題についての科学的...全文を見る
○福島みずほ君 今のは前向き答弁と理解してよろしいんですよね。つまり、マイクロカプセルと健康被害の問題について、ほかの役所と検討しながらやるという御答弁だったので、是非、消費者庁、やってください。  消費者庁は本当に、十二年前にでき、かつ、やっぱり消費者の健康や命を守るという非...全文を見る
○福島みずほ君 二〇一八年改正時、附帯決議では、九条の消費者の立証責任の負担軽減が指摘をされていました。改正案では、消費者が立証責任を負うことになると負担軽減にならないのではないでしょうか。
○福島みずほ君 ただ、九条二項は概要の説明についての努力義務にとどまっており、立証責任の軽減策としてはやはり不十分ではないか。先ほど、算定式というか、結婚式の解約の場合の、その場合の解約料という問題に関してちょっと説明をしていただきましたけれども、でも、それにしても実際立証責任は...全文を見る
○福島みずほ君 いや、さっきのその結婚式場の解約のところもそうなんですが、実際は一般の人はやっぱりなかなか、その幾らかとかいう論争をしてやるのがなかなか難しいというふうに思います。ですから、さっき、一応のその基準等のことを結婚式場のことでおっしゃいましたけれども、やっぱりこれは、...全文を見る
○福島みずほ君 じゃ、また改めて、その費用項目や算定式を意味するというのであれば、もう一度、結婚式場の解約料の場合にはどのような説明になりますでしょうか。
○福島みずほ君 そのケース・バイ・ケースだと、やはり消費者にとってはやっぱり分かりづらいというか、一体その相手方が言うことに関してケース・バイ・ケースだと、その解約料やいろんなものを払わなければならないというふうにもなりかねないというふうに思うと思うんですね。  ですから、青山...全文を見る
○福島みずほ君 では、その概要がかなりこれから示されて、納得いくものになるようにと思います。  高齢者、若年成人といった判断力が不足している消費者が重要な財産を売却するような事例が増えていることが考えられます。消費者契約に関する検討会では、判断力の著しく低下した消費者が生活に著...全文を見る
○福島みずほ君 いや、これ、取消し権、是非認める必要があるんじゃないかと思います。  時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
05月17日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○福島みずほ君 立憲・社民共同会派の福島みずほです。  まず初めに、精神科病院における身体拘束の緩和の問題についてお聞きをします。  二〇一六年十二月に、石川県内の精神科病院に入院していた患者が身体拘束解除直後に肺動脈血栓塞栓症で死亡しました。二〇一八年に両親が提訴、二〇二〇...全文を見る
○福島みずほ君 現在、厚生労働省内で、地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会が開催されております、今おっしゃったように。そこで大臣告示の議論が進んでおりますが、どのようなものでしょうか。
○福島みずほ君 隔離、身体的拘束を可能な限りゼロとするための最小化に係る取組というので、ゼロとするための取組というところに本当に意味があると思います。  ただ、今、かつというふうにおっしゃったんですが、この現行の身体拘束の実施要件のア、イ、ウには治療的な要素が入っておりません。...全文を見る
○福島みずほ君 点滴でかなり長時間やる可能性があり、治療という概念を入れてしまうと、今までに、かつで要件緩和ではないんだという御答弁なんですが、点滴を理由にかなり長時間例えば身体拘束が行われる、治療を名目に行われる、この危険性はないでしょうか。
○福島みずほ君 治療ということについてまた今後も議論したいんですが、要件緩和とならないように、刑務所の中で拘束具という、かつて使われていましたが、法務省はそれを廃止をしました。身体拘束をできるだけしない、このような死亡事例が出るのは極端なケースですが、身体拘束、それも本当に極めて...全文を見る
○福島みずほ君 諸外国では、保険化したり無償化したり、多いです。なぜ日本ができないのか。これについて、是非保険適用、そして無償化に向けていくように要望を強く申し上げます。  次に、人工妊娠中絶費用が高過ぎるという問題について申し上げます。  出産育児一時金の医療機関への直接支...全文を見る
○福島みずほ君 いや、十代、二十代、あるいは望まない妊娠をして出産をして遺棄するという事件が後を絶ちません。こういうことがある国というのを変えたいというふうに思っています。  厚生労働省は内密出産やいろんなことにも努力されていることは敬意を表しますが、まさにこの中絶費用が高過ぎ...全文を見る
○福島みずほ君 リプロダクティブヘルス・アンド・ライツは、まさに国連のカイロ行動宣言、北京宣言、北京行動綱領、ニューヨーク特別会議でも合意が得られて日本も合意していますし、第五次男女共同参画計画においても特に重要と記載をされております。胎児の生命尊重といいますが、論点が全く違いま...全文を見る
○福島みずほ君 WHOから言われていて、なぜそれが実現できないのかと思います。  また、今年三月に出たガイドラインに関して、厚生労働省で是非翻訳をしていただきたいと思いますし、これを、この世界標準となるガイドラインに基づいて、人工妊娠中絶の在り方、法制度の見直し、改善するという...全文を見る
○福島みずほ君 中絶の堕胎罪がありますが、この自己堕胎罪について警察庁に聞きましたところ、検挙した件数、二〇一七年二件、二〇一八年二件、二〇二〇年三件、二〇二一年二件です。  法務省にお聞きをいたします。  これに関して、まさに刑法の堕胎罪、二百十二条の堕胎罪に基づいて有罪と...全文を見る
○福島みずほ君 ゼロ件なんですね。起訴されているケースはないんです。でも、ベトナム人技能実習生などで自己堕胎罪、検挙された例はあります。  堕胎罪について、もう本当に、起訴されているケースも有罪となっているケースもない。本当にこの堕胎罪、あるべきなのかということについて、撤廃す...全文を見る
○福島みずほ君 緊急避妊薬はアフターピルとも言われ、七十二時間以内に飲めば、一〇〇%近く妊娠を避けられるというものです。ただ、土日、医療機関が開いていなかったりして、薬剤師の皆さんに今研修をしていて、医者の処方箋なくして薬局で、そこできちっと説明を受けて処方してもらう、あるいはそ...全文を見る
○福島みずほ君 安心、安全な避妊や中絶の方法、アクセスできる、これはまさにガイダンスやガイドラインが言っていることです。できるだけ早い方が身体的な負担も本当に少ないですし、是非、諸外国では処方されている緊急避妊薬、入手できる、それを日本でも本当にやるべきだと思います。是非進めてい...全文を見る
○福島みずほ君 これ、入院を必要とするんですか。結局日本って中世なのかと思うんですが、中絶費用が莫大なお金が掛かるし、病院へのアクセスもすごく困難であると。だから、毎年毎年というか、たくさん、トイレで赤ん坊を産んで遺棄したとか殺したとか、そんな事件が後を絶たないわけです。一体どう...全文を見る
○福島みずほ君 WHOのガイダンスとガイドライン、これしっかり厚生労働省の方でも理解してほしい。安心、安全でより良いアクセスを持つ安心な中絶、リプロは必要だということですので、是非、諸外国では中絶薬を飲むに際して入院やいろんなものは要件となっておりません、値段も七百円とか千円です...全文を見る
○福島みずほ君 もう今は、個別審査じゃなく救済するんですよね。そうしたら、やはりその基準に従って救済をすべきだということを、これを是非実現してください。  次に、今日、文部科学省に来ていただいております。  性教育の現状について、ユネスコの性教育包括ガイダンス等、これを是非生...全文を見る
○福島みずほ君 性教育は重要ですし、性教育をまさにジェンダー平等教育、人権教育としてなされることも本当に大事です。インターネットやそういうので訳の分からない情報をもらうというよりも、しっかり性教育がなされるようにということを強く要望します。  養護教諭についてお聞きをいたします...全文を見る
○福島みずほ君 私立学校における養護教諭の数と私立の学校はほぼ一致しているという報告を受けました。  ただ、ということは、皆さんおっしゃるんですが、小中高と例えば一貫教育をやっている私立だと、兼任しているんですよね。だから、常にいるわけじゃない。私立中高で兼任、一人とかそういう...全文を見る
○福島みずほ君 是非必置にし、かつ補助をきちっとしてくださるよう申し上げ、質問を終わります。  ありがとうございます。
05月18日第208回国会 参議院 憲法審査会 第5号
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○福島みずほ君 立憲・社民共同会派の福島みずほです。  議員定数不均衡、これは是正しなければならず、議員定数の均衡を維持することは、制度論である以上にまさに人権論です。民主主義の中で投票権というのは最大のものであり、民主主義を樹立する上で投票価値の平等という形で裁判が争われ、投...全文を見る
05月24日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○福島みずほ君 立憲・社民共同会派の社民党の福島みずほです。  まず、子供の意見表明権を明示している条文はありますか。
○福島みずほ君 意見の尊重ということと意見の表明権というのは違うと思うんですね。  改めてお聞きしますが、附則第七条四号、二〇一九年の児童福祉法附則なんですが、「児童の保護及び支援に当たって、児童の意見を聴く機会及び児童が自ら意見を述べることができる機会の確保、当該機会における...全文を見る
○福島みずほ君 子どもの権利に関する条約のいわゆる肝の部分、あんこの部分は、まさに子供の意見表明権だと思います。附帯決議や附則であって、そして、その部会、審議会の報告書にも書いてあるのに、なぜ子供の意見表明権を明示的に書かないのかというのが理解ができません。子供の意見の尊重と意見...全文を見る
○福島みずほ君 この司法審査には賛成なんですが、児童相談所の一時保護委託、あるいはこれが消極化してしまうんじゃないか、つまり保護控えが起きるんではないかという懸念についてはいかがですか。
○福島みずほ君 是非それはよろしくお願いいたします。  三十三条の六の二に必要な措置とありますけれども、意見表明支援事業についての必要な措置というのは、具体的に厚生労働省、何をお考えでしょうか。
○福島みずほ君 これはいずれ全国で義務化するということでもよろしいんでしょうか。この意見表明支援制度についてです。
○福島みずほ君 是非、全国で義務化できるように、発展していくように、よろしくお願いいたします。  ちょっとさっきの意見表明権ともダブるんですが、意見表明等支援事業を意見聴取等措置を補完するものと位置付けていることについての問題点、あるのではないでしょうか。
○福島みずほ君 児童の福祉に関し知識又は経験を有する者というふうにしておりますが、この子供の意見表明権を保障するには、子供アドボカシーを理解し、子供の側に立ち、子供のいわゆるマイクとなる専門性を有する必要があると考えています。  児童福祉に関し知識、経験を有するだけで誰でもでき...全文を見る
○福島みずほ君 独立性と守秘義務についてお聞きをいたします。  守秘義務も非常に大事、担当の職員に言わないでねと子供はよく言うというふうに調査報告書でありますけれども、守秘義務も必要です。それからもう一つ、独立性も必要です。場合によっては、その児童養護施設の職員に対する不満やい...全文を見る
○福島みずほ君 子供にとっては、自分が言えるんだ、審議会とかいろんなところにアクセスできるんだというために、今までの調査研究の事業報告書によると、明石市などは、というか、分かりやすく子供に伝えるように、児童養護施設にあるとかいろんなことが書いてありますが、子供たちにどうやって周知...全文を見る
○福島みずほ君 司法審査や子供の意見表明支援事業、支援制度の導入によって子供の権利保障がどのように改善されるかの検証と、より良い制度改善への、五年後の法案見直しがとても必要だと思います。  モデル事業についての事業報告書を読まさせていただきました。明石と岡山県と大分県の事例につ...全文を見る
○福島みずほ君 今後の検証も必要ですし、大臣の力強い答弁で、是非この後、本当にこれが、本当にどのような形で、各地域で実際どのように実施されて、どのような成果があり、どんな問題があり、どんな課題があるのか、是非それを検証しつつ、また前進してやっていただきたいということを強く要望いた...全文を見る
○福島みずほ君 是非よろしくお願いします。  携帯電話のことなんですが、かつてこの委員会で、一時保護所における携帯電話、スマートフォンなど持ち込めないということでどうかというので、それはなかなか今も難しいというふうに聞いておりますが、児童養護施設における携帯電話の使用の現状とか...全文を見る
○福島みずほ君 WiFi環境がないところもあるというふうに聞いておりますので、是非お願いします。  また、これまた退所した人たちと話をしたときに、アパートを借りる際や就職の際の保証人の問題で困っているというのがありました。今まではというか、所長さんが二年間は身元保証人になると。...全文を見る
○福島みずほ君 頑張ってください。よろしくお願いいたします。