横路孝弘

よこみちたかひろ



当選回数回

横路孝弘の1974年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第72回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○横路分科員 ことしは参議院選挙があるわけですけれども、いつも選挙のたびに、投票したくても投票できない人たちがたくさんおるわけです。つまり、からだを動かすことができなくて、家で寝たきりの人たちというのは、入場券は舞い込んでも投票所に行くことができませんから、投票することができない...全文を見る
○横路分科員 法律の改正ということになりますと、問題は国会のほうの問題なんですけれども、こちら側のほうで与野党の話がつけば自治省としては踏み切る、それだけの準備はございますか。当然、もういままで長い間検討されてきたわけでありますから……。
○横路分科員 いままで大きな声でありながら実現できなかったのは、管理する側の、つまり選挙管理委員会のほうの論理が――この前、選挙が無効になったわけでありまして、その倫理がずっと来て、肝心の障害者の人たちの立場というものが見失われた議論というものが行なわれてきたわけです。ですから、...全文を見る
○横路分科員 つまりその本人であるかどうか、実際に歩行困難かどうかということをきちんと証明できればいいわけでありまして、ですから、診断書ということになれば、皆さん方が危惧されている面というのはかなり解消されるというように思うのです。  それから第二の類型は、医者の証明書そのほか...全文を見る
○横路分科員 つまりここでいう四つの類型のうち、第一、第二、第三というのは、幾らでもほかのかわりの手段があるというように私は思うのですね。問題なのは何かというと、四番目の額型です。つまりほんとうに本人が投票したのかどうかということをいかなる方法で確かめるかという問題ですね。これは...全文を見る
○横路分科員 そこでその巡回制度についてはこれから議論していきますけれども、郵便投票制度の場合は――したがって問題は、その四番目のところに、つまりこの前の選挙でいろいろ不正があった。不正があったと言っても、寝ているほうの不正はほとんどないのですね。つまりからだが悪くて寝ている人の...全文を見る
○横路分科員 それはもちろん手続は本人が請求をしてやるということになるわけですし、それから長期的な場合は、そういう在宅投票者名簿みたいなものを選挙管理委員会に一回つくれば、長期的な部分については初めはたいへんでも、あとの作業というのはそうたいへんではなくなるわけですよ。大臣、これ...全文を見る
○横路分科員 従来からこの議論をすると、民主主義の伝統かヨーロッパと日本は違うとかというような発言がときどき皆さんのほうから聞こえてくるわけです。それはやはり非常に国民を侮辱したことばだろう。この当時は昭和二十五、六年の当時ですけれども、もうあれから二十年たっているわけですから、...全文を見る
○横路分科員 いま福祉行政の基本は、ハンディキャップを負った人に対して、そういう人々を社会に適応させるのじゃなくて、社会がむしろそういう人たちに適応するのだというのが最近の福祉行政の基本だ、こういわれているわけです。たとえば国鉄にしても、喰いすでも乗れるようにしようじゃないか、官...全文を見る
○横路分科員 いま寝たきり老人三十五万、それから歩行困難者十万というお話があったんですが、四十七年の十一月八日現在ということで、国民健康調査というのを厚生省でやっているわけです。それによりますと、症病によって社会活動か全くできないという人かどのぐらいかというと、大体推定で九十三万...全文を見る
○横路分科員 大体五万カ所で百万ということになると、一投票個所で大体二十人ですね。つまり、数が多いからたいへんだと思うけれども、一投票区の中で考えてみると、大体二十人ぐらいの平均、こういうことなんですよ。これはいなかのほうですと、大体みんなきちっと掌握されていますから、そんなに問...全文を見る
○横路分科員 世田谷の場合は、投票個所というのはたしか八十八か九十カ所ぐらいですね。ですから、それだってその範囲でもってやるということになれば、これはやはりできないと言ってしまうほどそんな不可能なことではない。たいへんだということはわかりますよ。たいへんだということはわかるけれど...全文を見る
○横路分科員 寝たきりの動けない人は、外から人か行くことを一番喜ぶんですよ。寝たきりの老人なんかそうですよ。外から行ってたずねていくと、これはもう一番お喜びになるのですよ。  それはちょっと基本的な問題じゃないと思いますから、おいておきますけれども、そこで、要望かあるのですが、...全文を見る
○横路分科員 それをちょっとまとめて、あとでまたこれは公選のほうの特別委員会で議論することですが……。  最後にちょっと一つ、二つだけ確認しておきたいのですけれども、いまの問題と別に、投票所が二階にあるなんていって、これは歩けるんだけれども非常に不自由する人がたくさんおられるわ...全文を見る
○横路分科員 これで終わりますが、大臣、そこで、特別委員会のほうでいろいろ議論しながら、今度の参議院選挙にできるだけ間に合わせたいということで、それは皆さん方の立場もあるでしょうけれども、非常にやはり強い声で、特にこの寝たきりの人たちというのは、いま政治に対していろいろな要求を持...全文を見る
○横路分科員 終わります。
03月07日第72回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号
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○横路分科員 登記所の職員の問題について少しお尋ねをしたいと思います。  実は、ことしの一月に少し時間を見まして、北海道の地方の登記所に少し寄って、いろいろお話を聞いてきたわけです。ずいぶんたくさんの要求を、一人庁、二人庁という一人、二人の勤務の中で仕事をされながら持っているわ...全文を見る
○横路分科員 やくざのほうは、金が足りなくなったら親分にまたもらうんでしょうけれども、皆さんのほうは、どうもそういうことにはなっていないようでありまして、それはもちろん法律に基づいてやっていることではあろうかと思うのです。ただ、これはほかのほうだってだんだんなくしていって、いま残...全文を見る
○横路分科員 その実態を調べてみますと、四十七年度の渡切費を見てみると、北海道のケースですが、札幌法務局管内を見てみますと、たとえば後志管内の余市あたりで七千円、古平で六千円、倶知安あたりで一万五千円、留寿都あたりで六千円、蘭越あたりで四千円というような赤字が出ているわけですね。...全文を見る
○横路分科員 たとえば、大体一冬にどのくらい、いまですとほとんどもう全部灯油になっていますから、北海道ですと、ドラムかんが大体十本から十二、三本ぐらいです。去年あたりですと、値段が大体四千円から四千五百円ぐらい。そうすると、渡切費ということで、電灯料その他を含めても、大体渡ってい...全文を見る
○横路分科員 それは、赤字部分は具体的に補てんしているのですか。
○横路分科員 それはほかのところは知らぬですけれども、北海道はそうなんですよ。たとえば四十八年度を調べてみると、十二月の段階ぐらいまでで、一月-三月の電灯代をちょっと除いてみましても、すでにこれは二十数の出張所を調べてみまして、合計でやはり二十万ぐらいの赤字になっていますね、特に...全文を見る
○横路分科員 詳しくは申し上げませんが、ですから、中には、市町村のほうで見るに見かねて、少しガソリンを供給をしたり、いろいろな手当てをしているところがずいぶんたくさんあるのですよ。ですから皆さん方のほうは、そういうぐあいに市町村のほうは協力しながら、やめろなどというから、みんなお...全文を見る
○横路分科員 じゃ、渡切費の問題はこの辺にして、次は要員の問題を。  行管にも非常に努力をしていただいて、それでも実増百八十名ということなんですが、北海道の場合二十一名で、札幌法務局管内が十三名ですか、配分の関係ですね。それでもそれだけじゃやはり非常にたいへんだというので、民事...全文を見る
○横路分科員 一月七日付で民事局長あてに三十四名の要求――ともかく今度新幹線か通るということで、札幌周辺それから新幹線予定地域、苫小牧東部関発の関係で、業務量が非常に多くてたいへんだというので、まだ多くの人員が必要だという要求がたしか出ているはずですが、局長、御存じありませんか。
○横路分科員 民事局長が御存じないということになれば、これはどういうことなのか。私の聞いている範囲では、一月七日付で、法務局長のほうから、職員の増員方についてという要請が出ているはずでありますが、あとで調べて……。その中では、三十四名ぜひとも必要だ、こういうことが具体的に提起をさ...全文を見る
○横路分科員 私のほうでなぜそんな質問をしたかというと、つまり積み上げ方式じゃないわけです。それぞれの職場の実態を調査をされて、そこでもって、ここはどのぐらい必要かということをあげていって数字を出すのじゃなくて、全体的にいままでおやりになっていたわけでしょう。非常に単純にばんと数...全文を見る
○横路分科員 私なぜそう言うかというと、やはり法務局あたりというのは、法務省の中ではどうもきちんととらえられていないのじゃないか。札幌あたりに法務局長さんがお見えになっても、皆さん方えらい方ばかりで、どうも現場の実態を掌握するという努力に欠ける面があるように私思うのです。北海道あ...全文を見る
○横路分科員 ちょっと調べてみても、たとえば登記官の過誤による国家賠償なんというのも、この十年間で十何件でしたか、十七、八件たしかあったはずです。それからまた、職権による更正登記なんというのも四十七年度で一万二千件ぐらいですか、これは表に出てきているもので、実質的にはこういう形を...全文を見る
○横路分科員 最後に行政管理庁のほうにお尋ねしたいのですが、いまのきびしい状況の中で実働百八十ということで非常にお骨折りを願ったわけですけれども、それでも現状から見ますとほんとうに焼け石に水という感じなわけでありまして、数字で上がってくる部分じゃない仕事が実は非常にたくさんあると...全文を見る
○横路分科員 終わります。
03月07日第72回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
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○横路分科員 運輸省の所管部分の倉庫関係の問題について、若干お尋ねしたいと思います。  昨年の暮れからことしの初めにかけて買い占め、売り惜しみあるいは品不足といわれた中で、運輸省でも、営業用倉庫を調査するということで、二月の四日に物資調査本部というのをつくられて、地方にも地方物...全文を見る
○横路分科員 その調査した結果はどうですか。
○横路分科員 幾つかの問題点があるだろうと思うのですけれども、要するに営業用倉庫を調べても何も出てくるはずがないわけですね。つまり流通の経路の中で、メーカーから一次卸、二次卸、それから小売り、消費者という過程の中で言えば、卸から小売りへの過程の中で営業用倉庫が若干使われるというこ...全文を見る
○横路分科員 たとえば営業用倉庫の場合は、生鮮食料品の場合ですと農林省、それから衛生という面から言えば厚生省ですね。それから建物でいえば建築基準法の関係で建設省ということです。問題は、経済の動向の中で倉庫の果たす役割りということを考えれば、単に流通のストックの存在でなくて、生活必...全文を見る
○横路分科員 つまり私のお尋ねしたいのは、物の流れという面の中に一つ、皆さん方が監督されておられる営業用倉庫があるわけです。ただ、しかし、そこだけこれを押えてもしようがない。自家用倉庫になると、これはもう監督官庁がばらばらになってしまっているということになれば、少なくとも物の流れ...全文を見る
○横路分科員 そういう関係は、先ほどの流通市街地の整備に関する法律、そのあたりでおやりになっているのだろうと思うのですが、この倉庫業法を見てみると、ある意味ではいわば建築基準法的な規制が中心で、機能の面というのは非常に落ちて、実際何やっているかというと図面の審査と建物の管理面を軸...全文を見る
○横路分科員 ともかくいままでやってきたことは、許認可行政といっても、やっているのは図面の審査と建物の管理の面だけでしょう。今度の場合は、国民からいろいろと不満の声もあがったから大臣も何か視察されたそうでありますけれども、そうすると、ちょっとかっこうだけつけたと、こういうことです...全文を見る
○横路分科員 だから、今度調査されていろいろ問題が明確になってきた、その辺のところを運輸省としてどういうぐあいに考えておやりになるのですかということなんですよ、私の聞いているのは。
○横路分科員 現場で仕事をされている方は、要するに歯ぎしりをしているわけですね。そればどういうことかというと、今度は、こういう声があったから一応本部だけつくって、かっこうだけつけた、ほんとうにやる気があるのだろうか。大体やるための予算なり人員なりの体制すらないわけでありますから、...全文を見る
○横路分科員 四国の場合は、あそこは港運課と倉庫課が別々じゃなくて一緒なんですね。港運倉庫課になっていて、そこには補佐官一名、係長二名、係員三名。今回は併任発令をして総務課から一名、輸送課から一名、会計課から一名、労政課、登録測度課ですか、からというように、とにかく寄せ集めをして...全文を見る
○横路分科員 あなた、そんなことを言っていいのでしょうかね。併任発令したのは大体何人おられますか。
○横路分科員 それで、いま物流の近代化というようなお話もあったわけですけれども、倉庫の関係、これは昭和四十五年でしたか、陸運から内陸倉庫と冷蔵倉庫の移管があって、それ以後、人員は全然ふえてないでしょう。
○横路分科員 四十九年度の場合はどうなっていますか、この倉庫関係、物流関係のものは。
○横路分科員 皆さん、要求はなさったわけですか。
○横路分科員 つまり併任発令で、それはいまの一カ月、二カ月、あれは三月の末まででしたか、ぐらいまでならともかく、これからきちんともう少し、物流の近代化ということで倉庫の関係をやっていくのだということになれば、業務量にしても、近畿の海運局を見ても、倉庫の業者数だけで二・五倍くらいに...全文を見る
○横路分科員 物流企画室なんか、地方にできておるのは近畿海運局だけなんです。あとのところはまだその体制にないわけですね。  そこで、ちょっと行管の方にお話しするのですが、今度はゼロだったわけですね、全くのゼロ査定……。
○横路分科員 ともかく倉庫というものが、そういう意味では安定供給という面で非常に重要な役割りを果たしている。いまは国民から突き上げを食らって、こういう本部をつくって、併任発令をして動員をしてやった。しかし、たとえば営業用倉庫と自家用倉庫がどういうぐあいに配置になって、現実にそれぞ...全文を見る
○横路分科員 これは海運行政になりますといろんなほかの問題があるわけでありまして、きょうはその議論はいたしませんけれども、せっかく調査されたわけでありますから、それをやはり行政の中に生かしていくということで、物流の近代化の問題を含めてやはりぜひ体制をつくる。同時に倉庫業法というの...全文を見る
03月08日第72回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号
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○横路分科員 北富士演習場の林野雑産物補償、昭和四十二年から四十四年度分の処理について、この問題に限ってお尋ねをしたいと思います。お互いにいろんないきさつ、経過は十分知っているわけでありますから、よけいな説明は抜きにして、問題は、この三月一ぱいにまだ解決をしていない部分について一...全文を見る
○横路分科員 そこで、私も施設庁のほうのやり方に非常に憤りを覚えるわけでありますが、少し詰めて議論をしてみたいと思うのですが、まず四十八年四月三日の「北富士演習場の使用に関する覚書」というのがありますが、この第三項の国と演対協との間で「協議されたところにより、措置されるものとする...全文を見る
○横路分科員 四十八年の二月十七日、「北富士演習場関係林野雑産物の補償に係る過年度分処理要領」というのは、そうするとそのあとの四月三日の協議内容にこの内容も含まれているわけですか。
○横路分科員 そうすると、この処理方針の「補償申請者」というところに、「昭和四十一年度分の補償申請者で、所属入会組合長を通じ、演対協会長に委任した者に限る」「委任した者に限る。」というのは、これはどういう趣旨ですか。
○横路分科員 この演対協に入っていない忍草入会組合等は、そうするとどういうことになりますか。委任しない者はどういうことになるんですか。権利がなくなるんですか。
○横路分科員 問題は、演対協のほうから、ことしの二月二十一日演対協第六号で、演対協会長に一任をしなかったら補償金はもらえませんよという全面的委任状をよこせというのを、全部、各忍草の組合員に送っているわけです。この「演対協会長に委任した者に限る。」というのは、ほかの者はもう権利がな...全文を見る
○横路分科員 長官、演対協と話をして演対協の会長を通さなければだめだと、皆さん方のさっきのお話ですと窓口とするということですが、現実には横浜の防衛施設局と演対協との間で、会長に委任した者に限ると、こういう方針でやってきているんですよ。長官は、昨年の六月参議院の内閣委員会で思想、信...全文を見る
○横路分科員 問題はこういうことなんですよ。たとえば自衛隊の航空機が間違って民家に落ちた、いいですか、そして住民が百人死亡した。この百人の人たちの遺族は、自衛隊機に過失があれば当然請求する権利があるわけです。百人ばらばらじゃ困るから、遺族会でもつくろうじゃないかということになった...全文を見る
○横路分科員 じゃあなた、昨年の四月二十五日の午後四時半、忍草の区会事務所に防衛施設庁の納谷課長と県の堀口課長が行って一体どんな話をしておりますか知ってますか、それ。白紙委任じゃなければだめだといって窓口でけっているんですよ、白紙委任じゃなければだめだと。直接、施設局と話し合いを...全文を見る
○横路分科員 だから、さっきの自衛隊機が落ちた場合の例ですよ。遺族会の会長じゃなければだめだということが通りますか。法律的に、そんなこと通りますか、一体。ここじゃなければだめですよ、あとは知らぬ。だから、こっちに白紙委任状をよこせと、こういうやり方、通りますか、一体。
○横路分科員 いきさつを聞いているわけじゃないのです。これは防衛庁長官だって認めていますよ。これ以上給付を受けるべき補償について支払わないでおくということは、国としてはできないことだ。そしていろいろ考えはあるけれども、少なくとも個人個人はそれぞれの権利に基づいて補償金の給付を受け...全文を見る
○横路分科員 ですから、あなたの言っているのは、いいですか、さっき私自衛隊の飛行機事故の例を出しましたけれども、百人の遺族がいる、五十人でも六十六人でもいいです、これは九十九人だっていいんですよ。遺族会をつくって、そこで話をして、話し合いがつきましたと、そのとき残りの一人に対して...全文を見る
○横路分科員 いいですか。ともかく忍草の入会組合ないしはその入会組合を構成する組合員にそういう補償を求める権限があるんだ。これはもう長官も認めたとおり、間違いありませんね。うなずいておられるから間違いがない。そうしたら、演対協というところに入っていない人たちのそういう問題を、どう...全文を見る
○横路分科員 だから、そんな約束できますかと言っているんですよ。私は聞いているのですよ。そういう約束が一体どれだけの法的拘束力を持つのですか。遺族会のほうの、たとえば会長と話をして、補償はともかくこういうことでもってきめました。会長を通して払いますといって、それをほかの人にどうし...全文を見る
○横路分科員 守っていただきたいということをどうしてあなた言えるんですか。何を根拠に言えるんですか。
○横路分科員 だから、この覚え書きは忍草の入会組合に対して拘束力を持ちますか。
○横路分科員 だから演対協に入ってない部分に対して拘束力を持つんですかと言っておるのですよ。いいですか、その処理要領に「演対協会長に委任した者に限る。」と——権利は消滅してないと言ったって、委任しなければとれないんですよ。権利関係に条件をつけているんじゃありませんか。だから、そん...全文を見る
○横路分科員 いろんないきさつがあるんですよ。演対協を脱退しておるわけでしょう。だから問題は原点に返らなければならないんです。私、いきさつの議論なんか全然する気はありませんからね。そこのところだけですよ、問題は。  権利に条件をつけたんですか、つけるつもりなんですか。「演対協会...全文を見る
○横路分科員 それは皆さん方の念願や希望としてはわかりますよ。問題は、そういうことは法律的に拘束力を持ちますか。事故が起きた。遺族会を結成した。そこで国との間に交渉についてのいろいろな覚え書きをきめた。こうしましょう。その遺族会に入っていない遺族に対して強制できますか、一体。強制...全文を見る
○横路分科員 だから、その時点の議論は、池田総理大臣の答弁書、それから山上施設庁長官の回答書で、もう明確なんですよ。この山中防衛庁長官の去年の六月の答弁だって、もうそこに戻る必要はないんですよ、これは。権利義務関係で考えれば同じでしょう、遺族会の補償の問題と。それはいきさつや経過...全文を見る
○横路分科員 ですから、その約束の拘束力がないと私は言っているんですよ。どうしてその拘束力がありますか。そういうことをどうして強制できますか。強制ですよ。どうして強制できますか。
○横路分科員 だから、その手段を演対協会長に一任しなければならぬということは、結局そのまま権利義務関係になるでしょう。その手段をとらなかったら、だめだというわけでしょう。その手段をとらなかったら、だめだということは、どうして言えますかと聞いているんですよ。
○横路分科員 支払いはするという、これはもう当然そういうわけですよ、それは権利があるわけですから。ただその手段を、こちら側の道筋でなければだめだということは言えないことでしょう。直接話をするということならば、すぐ解決するんですよ。だから、どうして演対協会長に一任をしなければだめだ...全文を見る
○横路分科員 何を言っているの、あなた。この処理要領を見れば、「演対協会長に委任した者に限る。」と、こういって、演対協会長は復代理人に選任だ、こういう方針ですよ、皆さん方の方針は。つまり復代理人というのは、まず権利者がおって、その権利者がだれかに代理の契約を結ぶ、そしてさらに、そ...全文を見る
○横路分科員 だから、それはあなた方の希望ではあっても、もうそうできなかったら、もとの関係に戻って処理されたらどうですか。国のほうは復代理人でなければだめだと言っている。忍革のほうは直接話をしたいと言っている。問題は簡単なんですよ。  私が聞いているのは、長官、その復代理人でな...全文を見る
○横路分科員 あなた方の願いや希望じゃなくて、いいですか、復代理人でなければだめだというのは一体どういうことですか。法律的に答えてください、法律的に。復代理人とでなければ交渉しないということはどういうことですか。直接何にも権利義務関係はないんですよ、演対協の会長なんかと。
○横路分科員 それは窓口じゃなくて、委任した者に限ると言っているわけですよ。復代理人でなければだめだと言っているのです、あなた方は。権利義務関係をばらして考えればそういうことですよ。権利者でも何でもない演対協の会長に、この復代理人として、そうでなければだめだ、話をしないといって窓...全文を見る
○横路分科員 あなた、何を言っているのかさっぱりわからぬですよ。「委任した者に限る。」復代理人でなければだめだと言っているわけですよ。だから、それは法律的にどういうことなのか答えてください。どうしてそれでなければだめなんですか。一体あなた、どこにそういう法律関係、復代理人でなけれ...全文を見る
○横路分科員 権利義務関係に戻して考えてください。
○横路分科員 だから、あなた方、それを強制しているわけでしょう。いまあなた、それを認めたわけですよ。復代理でなければだめだということで指導しているわけでしょう。だから、その復代理でなければだめだということが何で言えるのですかと言っているんですよ、法律的に。権利義務関係は別にあるん...全文を見る
○横路分科員 同じことを何回でも聞きますよ。どうして復代理でなければだめだということが言えるのですか。
○横路分科員 私は入り会い権なんということは、いままで一言も言ってないですよ。そこを言うと、またいろいろ議論が始まるから、私はそこを避けているんですよ。  私が言っているのは、去年の四月の覚え書きをかわしたあとの山中防衛庁長官の答弁をもとにして言っているわけですよ。参議院内閣委...全文を見る
○横路分科員 そうすると、あなた方のほうは、復代理人でなければだめだ、それはもう当然この補償問題の権利義務関係において、そういうことを国のほうとしては言えるのだ、こういうことですか。たとえば自民党でなければだめだとか何だとかということが言えますか。思想、信条によっては差別をしない...全文を見る
○横路分科員 問題は演対協のほうに入ってないのですよ。あなた方が演対協と幾ら話し合いをして、そこできめたって、それは権利義務関係には関係ないのです。それだけ皆さん方の願望としてはわかるけれども、法律的にいうと権利義務関係に関係ないということは、長官もこれを認められるでしょう。去年...全文を見る
○横路分科員 これはぜひ、私どもは今度法制局も呼んで少し議論します。皆さん方の行政指導は基本的に非常に政治的な行政指導です。ただ、ともかく会って話をする、いいですか、それは皆さん方どういう話をされるのかかってです。こっちはこっちで話しますけれども、会って話をされることだけいまお約...全文を見る
○横路分科員 時間が終わりますから、これでやめますけれども、ともかくいままで皆さん方は去年の四月の段階でも白紙委任でなきゃだめだということで、窓口でけってるわけですよ。それは法律的には何にも根拠のない、一方的な非常に権力的な行政措置だというように思うわけであります。  時間がな...全文を見る
03月09日第72回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第5号
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○横路分科員 北海道で昨年、新幹線農地買い占め事件というのが発覚をしたわけです。これは農地法違反の事実ですけれども、昨年の七月十三日に函館中央署が土地ブローカーを逮捕したことがきっかけになりまして、事件がどんどん広がって、この最終処分が本年の三月の四日に函館地方検察庁から発表され...全文を見る
○横路分科員 それは被疑者は、個人では何人、法人では幾つございますか。
○横路分科員 その処分は、どういうぐあいになりましたか。
○横路分科員 法人の関係はどうなっていますか。
○横路分科員 そこで、私、いまお尋ねしたいのは、その不起訴処分、これはその中には、起訴猶予のもあれば、嫌疑不十分で落としたのもあるだろうというように思うわけでありますけれども、国土緑化株式会社というのがございますね。  これは、本社が東京の千代田区の二番町にございまして、昭和四...全文を見る
○横路分科員 それは渡島管内の七飯町、それから大野町だけじゃないでしょうか、いまの数字は。ほかも全部含めていますか。
○横路分科員 ここは七飯町ばかりじゃなくて、実はその周辺一帯、まだまだたくさん買っておるわけでありまして、全体で大体百万坪、こういわれておるわけでありますが、この国土緑化株式会社については、処分はどういうことになっておりますか、法務省。
○横路分科員 その不起訴処分の内容は、どういうことですか。起訴猶予ですか、嫌疑不十分ですか。
○横路分科員 その起訴猶予のほうの内容ですけれども、私のほうで聞いている範囲では、照井房次郎という人外十六名から買いました農地が、これは農地と非農地を合わせて、金額は大体七億程度の金額で、これは土地の範囲はどのくらいでしょうか、起訴猶予のほうは、面積は。
○横路分科員 それが起訴猶予のほうですね。
○横路分科員 つまり、起訴猶予というのは、犯罪の事実はあったけれども、いろいろな事情を考慮して起訴はしないという処分だと思うのですけれども、これはどういうことで起訴猶予にしたのか、その辺の事情をひとつ御説明を願いたい。
○横路分科員 その農業生産法人でありますけれども、これは登記は、みなみ北海道農事有限会社というのが昨年の六月十三日でしたか、一応仮登記になっているのですけれども、支庁の関係で、これはいつ申請があって、いつ許可したのか、その辺の事実経過を、農林省のほうでどうですか。
○横路分科員 これは申請は四十八年九月二十八日です。つまり、事件が明るみに出てからあとなんです。そして受付は十一月十四日で、許可のほうが十一月二十九日ですね。つまり、これはごまかしなんですよ。  このみなみ北海道農事有限会社というのは、登記を見てみますと、全部、幹部は国土緑化株...全文を見る
○横路分科員 新聞の報道によると、春からということになっておるわけです。そして、最初に逮捕したのは七月の十三日ということになっていますね。このみなみ北海道農事有限会社を中心として生産法人をつくったのは、ですから事件が発覚したあとなんですよ。何でこんなものを認可したのですか。犯罪隠...全文を見る
○横路分科員 実は、この問題で処分を受けた人の中で、告発といいますか、非常に内容に不満であるということで、警察なり何なりに書類を提出している人がいるわけです。  それはどういうことかといいますと、七飯町のこの大量の農地買い占めは、非常にうやむやに処理されてしまった。結果的に、政...全文を見る
○横路分科員 その捜査の内容は、どういうことですか。どういう事実が明らかにされましたか。
○横路分科員 銀行が融資するにあたって、そのある銀行だけではなくて、いろいろな大手の商社が関与しているでしょう。その点については、どうですか。
○横路分科員 ところが、この事件では、その辺のところは、全然これは被疑者にはなってないわけですね。私のほうで調べた範囲では、その大手の商社というのは、三菱商事であります。銀行というのは、三菱信託銀行です。三菱商事と、これの開発部門を担当している三菱開発株式会社、これが国土緑化株式...全文を見る
○横路分科員 そこで私、一つふしぎに思うのは、これらの契約書を見てみると、三菱商事と三菱開発株式会社は、この国土緑化株式会社に対して二十億の貸し付けをしているわけであります。ところが、この貸し付けには利子を付さない。そして、その貸し付けの内容は、いま事件として問題になった土地を買...全文を見る
○横路分科員 いま私どもで指摘をした四十七年十二月二十八日付の書類、これは同じかどうかわからない、こういうお話でございました。では法務省のほうでというわけにはいきません。まさか指揮権を発動させよということを求めるわけにはいかぬが、皆さんのほうで、最高検のほうに、もうちょっとその関...全文を見る
○横路分科員 ともかく、三菱商事の関係と三菱開発の関係、三菱信託銀行の関係は、これは被疑者にはなってないわけですよ。だから、何も処分対象になっていないわけでありますから、これからやろうと思えば、これまたやれるわけであります。その辺をぜひやってもらいたいというように思いますので、ひ...全文を見る
○横路分科員 ですから、その生産法人がつくられた背景を私、皆さま方にお話ししたわけですよ。三菱商事と三菱開発と国土緑化株式会社、そしてその国土緑化株式会社がつくったのが、いまあなたがお答えになっている生産法人なんです。そしてその大もとの計画はホームステッド計画ということで、この生...全文を見る
○横路分科員 報告してくださいね。よろしいですか。
○横路分科員 もう一つ、大蔵省の方、来られていますか。——その金銭消費貸借契約書の中にこういう項目があるわけです。「三菱商事株式会社及び三菱開発株式会社が三菱信託銀行との間に締結する特定金銭信託契約に基き、三菱信託銀行と国土緑化株式会社との間に貸付契約が締結されたときは、国土緑化...全文を見る
○横路分科員 特にこの場合問題なのは、この契約書の中に出てくるわけでありますから、信託銀行のほうも、もちろん当然承知をしてやったわけであります。しかも、その資金は、農地を買うのに使われる。刑事事件にまで発展をして、農地法違反ということで、先ほどお聞きになっていたような処分者を出し...全文を見る
○横路分科員 この契約は四十七年の十二月で、たしかあれが出たのは四十八年の一月三十日くらいだったと思うのでありますけれども、いずれにしても、この資金が、現実の問題としてたくさんの刑事事件を生んでいるわけです。その辺のところを、いま銀行の融資の問題についてもいろいろと問題にされてい...全文を見る
04月05日第72回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
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○横路委員 この法律は、一つは那覇の航空交通管制部を設置をするということで、五月十五日から日本が――これは、いわばわれわれのほうに主権がありますから、当然なわけですが、ようやくその体制ができたという意味では、やはり重要な法案だろうというふうに思います。  そこで、二、三お尋ねし...全文を見る
○横路委員 レーダーが十で、マニュアルが二十で、あとは補助ですか。
○横路委員 そのレーティングはどうですか。もう完全にみんなとっていますか。
○横路委員 そうすると、三十名の、一応レーダーの関係は資格を持っておる。そしてマニュアルの二十名については、確実にそろうわけですか、間違いなく。
○横路委員 当初から米軍との間の訓練の関係がうまくいかなくて、はたして五月十五日に間に合うかどうかという心配をみんなしておったわけです。いまの状況を調べてみると、やはりかなり無理をしておるわけですね。かなり無理をしていて、あとに実は心配が残るわけであります。その十五日以後、ほんと...全文を見る
○横路委員 そのフライトチェックは、いつ終わる予定ですか。
○横路委員 この管制官の訓練ですが、一部はpAAとかホノルルでやっておるようでありますが、那覇の場合と嘉手納の場合は、レーダーの出心点というのは、相当距離的に違いますね。二、三十キロ離れておるのじゃないですか。そうすると、嘉手納のほうでやっても、すぐ那覇のほうでもってやれるかどう...全文を見る
○横路委員 その辺のところ、実は一番心配なわけでありまして、普通、機械というのは、電波を出すようになってから半年とか一年とか、落ちつくまで非常に問題が起きるわけです。しかも、やはりレーダーの中心点が、それだけ距離が離れているということになれば、嘉手納のほうでやったとしても、さらに...全文を見る
○横路委員 嘉手納の進入管制ですね、大体どのぐらいの半径で、高度はどのぐらいになりますか。
○横路委員 そこで、七二年の五月十五日ですか、航空分科委員会の覚書というのがありますね。その覚書の中で、いま御答弁のあった嘉手納、それから那覇も含むわけですか、飛行場に対するレーダー進入管制を行なうことができる体制ができるまでは、米軍がやるということになっているわけでありますけれ...全文を見る
○横路委員 しかし、これは二、三年前の国会議論のときには、大体、五年ぐらいをめどにして計画を立ててやりますという答弁だったんですよ。しかも航空路管制、進入管制といっても、ほとんど沖繩の本島の上空あたりは、要するに全部米軍の手にあるということになるわけですよ、五十マイルの半径という...全文を見る
○横路委員 それじゃ大臣、ぜひそういうことでおやりになっていただきたいと思います。  そこで、航空路管制から進入管制にバトンタッチをする、これは米軍との間に協定が必要でしょう。この話はどういうことになっていますか。
○横路委員 そこで、これは例の自衛隊の雫石の事故のときに、例の昭和二十七年の日米合同委員会の航空交通管制に関する合意と、それから第三付属といわれるもの、あれは昭和三十四年でしたか、あれについて、軍事優先の考え方だから改定をするということで、当時の佐藤総理大臣が、そのことを言明され...全文を見る
○横路委員 切り離してとおっしゃっても、七二年の五月十五日の合意の第一条の三項の中には、付属書の規定が沖繩に適用されるということに同意するということになっていますね。同意するということになっているでしょう。したがって、本来ならば、そこを改定した上で、今度の嘉手納との間の関係も、ほ...全文を見る
○横路委員 そこで、外務省のほうにちょっとお尋ねしますけれども、合同委員会の航空交通管制に関する合意書、これの改定作業のほうは、見通しがついたと運輸省のほうはいっているわけなんですけれども、皆さん方のほうとして、大体どのぐらいのめどで話ができそうですか。
○横路委員 過去一年間、どのぐらいアメリカ側と話し合いをしましたか。
○横路委員 本来ならば、私は、やはり五月十丁目引き継ぎ前までにきちんと改定をして、基本的な点でやはり軍事優先ではないという点を明らかにしておかないと、進入管制に引き継ぎのときに、向こうのほうが軍用機を飛ばすという場合、あるいはあそこには、いろいろな空域を米軍がかくさんとっています...全文を見る
○横路委員 そう願いたいと思うわけでありますけれども、あの協定が生きておれば、そういうことにはならぬのじゃないかという点を非常に心配をしておるわけであります。  そこで、次の問題ですけれども、沖繩のFIRですね、それと台北のFIRとの関係が、この五月十五日以後どうなるかというこ...全文を見る
○横路委員 台湾の場合は、いまICAOからは自然に脱退した形になっているのですか。
○横路委員 そこで、これは微妙な問題ですから、議論のほうもしづらいわけですけれども、日中航空協定との関係で、一つは、五月十五日以降、米軍と台北のFIRとの関係が切れるということになって、日本の場合は、一応、国交回復を中華人民共和国と行なうという形で、政府としては認めていないわけで...全文を見る
○横路委員 だから、運輸省が前面に出て、向こう側と話をしているというわけではないんでしょう。それはどうなんですか。
○横路委員 日本の領土の与那国そのほかも、台北のFIRに入っていますね。そして、いま南西航空のほうが与那国に、YSでしたか、飛ばしていますね。やはりその辺のところの関係も、きちんとして――修正といっても、どういうことになるのでしょうか。向こうの島の上なり、十二海里なら十二海里、三...全文を見る
○横路委員 それはテレタイプとか通信回線の問題でも、同じような問題が起きるのじゃないかと思うんですけれども、この辺のところは、どうお考えになりますか。
○横路委員 沖繩国会のときにも、結局、空も主権の一部なわけですから、与那国そのものが台北のFIRに入っているのはおかしいじゃないかということで、それは修正をしますということだったわけですね。それが今日まで来ているわけなんですが、大体、わが国の国内で飛行機を移すのに、台北のFIRに...全文を見る
○横路委員 特に中華人民共和国との国交回復以後は認めておらないわけなんで、そんなところに一々また承認を得なければならぬというのは、ますますおかしな話になるわけで、その辺のところは、外務省のほうが――これは交渉といっても、本来ならば、実は沖繩の復帰のときに解決すべき問題だったろう。...全文を見る
○横路委員 あそこは、どこを見たって、そんなとれるような余地はないわけですから、ひとつぜひ、その辺でがんばってもらいたいというように思います。  そこで、航空のほうは、これくらいにして、外務省はけっこうです。航空局もけっこうでございます。  今度の法律のもう一つは、波方の海員...全文を見る
○横路委員 四国のほうには、従来からあるのは一カ所ですか、そことの関係はどうなりますか。
○横路委員 そこの応募状況そのほかというのは、希望者が相当たくさんおるわけですか。
○横路委員 地域的には少し離れておりますけれども、そっちのほうは、あまり応募状況はよくなくて、こっちにつくってどうなりますか。
○横路委員 そこで、最近の特に海上交通事故というのも相当ふえておりますので、その関係の質問を、関連して少し質問していきたいと思います。  特にカーフェリーが、最近日本の沿岸に激増しているわけで、カーフェリーそのものも、大型化かつ高速化、長距離化している。事故も、昨年非常に続発し...全文を見る
○横路委員 それで、最近の事故の関係ですが、旅客船の関係の海難事故というのは、ここ二、三年どういう状況になっていますか。
○横路委員 昨年はどうですか。
○横路委員 どんどんふえてきているわけですね。その事故の原因というのは、どういうことになっていますか。
○横路委員 特にカーフェリーの場合、自動車のガソリンで、ある意味では弾薬庫を積んでいるようなもので、去年、特に「せとうち丸」の事故があって、国会でもずいぶん議論されているわけですけれども、四十八年の五月十九日だったと思うのですが、「せとうち丸」の事故直後、再三にわたって皆さん方の...全文を見る
○横路委員 去年、おもに改善命令を出した点は、どういう点ですか。
○横路委員 実地航海訓練といっても、これは、ほんとうはいろいろな天候そのほかの悪い状況の中でやらないと、事故というのは――特に衝突が多いわけですね。霧の中で発生している事故が相当多数あるわけです。ところがその訓練といっても、これは天候のいい状況の中でやっても、あまり実は効果があが...全文を見る
○横路委員 こまかく議論すれば、いろいろ問題がたくさんあるようでありますが、たとえば、いまお話のあった運航体制ですね。霧の中の衝突が非常に多い。大きな船でレーダーもついていて、どうしてそういう事故が起きるのか、しろうと考えでは非常にふしぎなわけです。しかし実情を聞いてみると、たと...全文を見る
○横路委員 大体いままでのパターンを聞いてみると、皆さん方のほうで、いろいろひな形をつくって、各企業に、それでまた管理規程みたいなものをつくらしているということで、実際にそれが、そういう運用になっているかどうかというのは、今度は実は、皆さん方の監督体制の問題になるわけですけれども...全文を見る
○横路委員 避難港なんというのは、認可するときにきちんときめられておるわけですか。
○横路委員 それはやはり適当な選択じゃなくて、何か事故が起きた場合には、どこに避難するか、飛行機なんかの場合、ちゃんと代替空港が最初飛ぶときからきまっているわけですね。やはりそういうような措置も必要じゃないのですか。特に大型化、長距離化、しかも夜間走るということになると、何か大き...全文を見る
○横路委員 それから、やはり運航ダイヤが問題だと思うんですね。飛行機の場合、よく過密ということが問題になるんですけれども、たとえば高松港を見てみますと、朝の六時から夜の十時までの間に、貨物とか国鉄関係の連絡船やホーバークラフトを除いて、フェリーの関係だけで、一日の発着が合計で百八...全文を見る
○横路委員 そういう運航管理体制ですね、これもまた、一つ一つ議論をすると、こまかいところまで含めれば、ずいぶんありますが、きょうは省略いたします。  もう一つ、乗り組み員の乗務体制ですね、「せとうち」なんかの場合も、乗客が少なかったということが、やはり不幸中の幸いだったと思うん...全文を見る
○横路委員 そこで、その基準なんですが、いすの大型化されていく中で、一体十分なのかどう九のか。これは去年のいろいろな事故のときにも、さらにきびしくすべきじゃないかという議論も、ここで行なわれたと思うんですけれども、その切のところは、現在はどういうぐあいにお考えでしょうか。
○横路委員 議論したいのは、実は、これからなんです。確かに、通達はたくさん出ているし、いろいろな調査も、特に去年以降行なわれているわけなんですけれども、一体ほんとうにやれる体制にあるのかないのかということ、それが本論なわけです。  その前に一つ、運輸省の中でも、海運、船員、船舶...全文を見る
○横路委員 行政としては、海難の原因というのを追及し、究明をして、それを行政に反映するという体制あるいは組織的にそれを行なうということが、一番大事だろうと思うのですが、現実は、事故が起きてから、どうもあとあとにできて、通達だけは――ですから、どういうときに通達が出ているかというの...全文を見る
○横路委員 徳島の支局、私のほうの、これは去年の十二月一日現在ですけれども、大臣、徳島支局の場合は、当時、これは四十九年度予算で、若干ついている部分もあるかと思うんですけれども、どこに配属になっているか、ちょっと調べておりませんが、現員が十四名で、欠員が六名おるんですね。船舶係長...全文を見る
○横路委員 これも、私たちのほうの調査なんですけれども、去年、四国の海運局の関係では、ずいぶんいろいろな事故が起きたわけです。事故が起きて、運航部においては、これは定期船係、それから船舶部は検査官、船員部は労務官の関係ですね。これが安全対策で相当な稼働をしておるわけです。ところが...全文を見る
○横路委員 きょうは、実は行管も大蔵も呼んでないんですよ。なぜ呼んでないかというと――どうもほんとうにいまの体制をどうするかということが、海運の関係が、皆さん方のほうが非常に賜いわけです。むしろ組合あたりから、いろいろ問題が出されて、要員闘争のときでも、ほかの関係の航空そのほかは...全文を見る
○横路委員 たとえば船舶検査官ですが、検査官に聞いてみると、特に最近の技術革新に、とてもじゃないけれども、みんなついていけないというわけです。研修もろくにきちんとやってくれない。  それから、配置を見ると、一名のところが非常に多いわけなんですけれども、その中身は、船舶検査官とい...全文を見る
○横路委員 最後のところは何ですか。二人にするような体制をつくりたい、こういうことですか。
○横路委員 ぜひ、そういうことでの体制をひとつ考えてもらいたいと思うのですが、仕事の現状を見てみますと、あちこちに事業場が散らばって、飛び回らなければならない。そうすると、どうしても能率的にやらなければ、仕事が終わらないということで、どうなるかというと、やはり業者に頼んで、車を手...全文を見る
○横路委員 これは皆さん方のほうにも出されていると思うのですが、船舶検査官の実態調査報告書という組合のほうでつくったやつですね。これなんか見てみますと、年休だって、年間で七日以下というような状況ですし、それから仕事をやっておって小さなけがというのは、ひんぱんにあるようですし、それ...全文を見る
○横路委員 国会の答弁だけに終わらさないで、これは、ぜひそういうことをおやりになった上で来年度どうなるか、私たちのほうでも、注目をしていきたいというように思いますので、ひとつ、きちんとやっていただきたいと思います。  それからもう一つ、最後に船員労務官なんですが、これも私、北海...全文を見る
○横路委員 全国で三万ですか。船員の保護という立場、船舶とかいろいろな問題の仕事、船員と船主との間の問題とか、いろいろございますけれども、そういうものを対象にして、業務内容というのが非常に幅広くあるわけで、検査官もある意味では、幅の広い仕事だということもいえるだろうと思うんですけ...全文を見る
○横路委員 その三万の内訳は、どういうことになっておりますか。
○横路委員 それは四十七年か八年の実績じゃないの。いまの数字は、実績と違いますか。
○横路委員 実績じゃなくて、本来対象にしなければならぬのはどのくらいあるのか、こういうことです。
○横路委員 じゃ、私のほうの調査とちょっと違うわけですけれども、たとえば北海道の場合、四十七年度の臨検対象監査の隻数は一千百八十三隻、対象隻数はいろいろなものを含めまして、大体五万八千隻ぐらいだというようなことを聞いておりますが-……。
○横路委員 そうすると、何%ぐらいですか。
○横路委員 ちょっとそれは、私のほうの数字と違うので、これも、あとで調べて――私のほうも調べてみますけれども、私のほうで聞いているのは、北海道の場合の四十七年度実績監査隻数千百八十三というのは、これはどうでしょうか。私が北海道のほうで聞いたのは、実施状況は、大体二%だというように...全文を見る
○横路委員 つまり北海道の場合ですと、イカ釣りならイカ釣りでずっと入ってくるわけですね。それが基地からまた出ていく。北海道でいうと、たとえば古平あたりにイカ釣り船が集中するわけなんですが、船員労務官の立場からいうと、そこで、その状況はどうなのかということで、北海道の場合は、特にあ...全文を見る
○横路委員 そこで、その十一名全部で必死になって、休暇もとらずにやっても、いま言った出入りの船からいうと、大体六千ぐらいしかこなせない、実質やっているのは千百ぐらい、そして全体的に出たり入ったりするのが、六万弱というような数字になっているわけです。ですから、あちこち移動しますから...全文を見る
○横路委員 ちょっと最後になってしまったのですけれども、今年度の場合、労務官と検査官の場合、どういう要求をされて、査定でついたのは何名ですか。
○横路委員 要求は、どういう要求ですか。
○横路委員 海運の関係も、私、議論するのは初めてなんですが、少し調べていくと、これから特にカーフェリーを中心とした状況の中では、先ほど言いました大型化、スピード化、それから長距離化といわれる中で、やはり問題が、これからさらにどんどん出てくるのじゃないかというように思われるわけです...全文を見る
○横路委員 終わります。
05月09日第72回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第24号
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○横路委員 灯油の問題について若干お尋ねしたいと思うのですが、四十九年、ことしの三月十六日に「石油製品価格の指導について」という通産省の省議決定があったわけですけれども、これは行政指導ということで、個別企業に対して個別指導として行なわれたということですけれども、これは皆さんのほう...全文を見る
○横路委員 その了解というのは、ともかく通産省の新たな指導があるまではこのとおりやりますということで、みんなそれぞれ個別にオーケーもとっているわけですね。
○横路委員 その行政指導というのは、相手方の了解もなかったらだめなわけでしょう。つまり、いま御答弁があったように、国会でも従来から議論があるように、強制力がないわけですね。そうすると、一方的に皆さんのほうで決定をしたという通知をしただけなんですか、それとも、ここでは「本措置は、個...全文を見る
○横路委員 そこのところなんですけれども、その大部分のところが従ってもらえると期待をしているというお話ですけれども、国会の答弁によると、ともかくこちら側の指導と、それに対応した業者の側の自由意思とが相まって、この行政指導というのは成立するのだ、行政指導の要件を法制局のほうでも、こ...全文を見る
○横路委員 その了解をとったところというのは、文書で了解をとっているのですか、口頭ですか。
○横路委員 各その元売りのほう、系列そのほかに対してはきちんとその通産省の趣旨というのはそれぞれやはり指導をしておるわけですか。そういうような指導をするというような行政指導を皆さんのほうで行なっているわけですか。
○横路委員 皆さんのほうの行政指導と、この三月十六日の決定というものは、それを要するに受け入れるという、企業のほうのある意味では自発的な自由意思をもって協力してもらうという形なわけですね。もし各企業のほうがもうだめだ、これではやり切れぬ、とてもちょっと従うわけにはいかないというよ...全文を見る
○横路委員 法律的には強制力はないわけですね。もしこれに対する違反行為等が出てきたときには通産省としてはどういう措置をとられますか。
○横路委員 もう一つ。さっきもちょっと議論されておりましたけれども、今需要期は家庭用灯油の価格を据え置くということになっていますね。そして、いま改定を考えて慎重に検討中だという話だったのですが、そうすると、今需要期はもう終わったという場合には、通産省のほうで何らかのそういう意思表...全文を見る
○横路委員 いま業界の中では、大体五月二十日ぐらいにこの行政指導そのものが改定されるといううわさがばあっと広まって、かなり売り惜しみの状況が出てきているのですけれども、皆さんのほうで日にちはいつごろをめどにしてなんということで作業そのものは進められているわけですか。大体今月一ぱい...全文を見る
○横路委員 それは家庭用灯油ばかりじゃなくて、この行政指導全体を五月二十日ぐらいをめどにして作業しておって、大体そのころ変わるからということで、二、三の企業がなかなか出さないという状況が生まれているのですけれども……。
○横路委員 そこで、ちょっと具体的な問題でお尋ねしたいのですが、出光の札幌支店が四十九年の四月十六日付で文書を出しておりますが、文書の題が「工業用灯油の考え方について」ということですね。ここに問題点が二つあるわけです。  一つは、この文書の四番というところに「整理方法」となって...全文を見る
○横路委員 あなた、出光の指導そのものは知らぬと言いながら、家庭用は家庭用の扱いなんだろうという、かってな解釈をなさっていて、非常に業界に理解を示されているのですけれども、問題は、これで工業用扱いとして卸した石油については、結局そういう金額的な扱いをしますよということなんですね。...全文を見る
○横路委員 特に北海道の場合には六月の中旬ぐらいまで——そのときの気候によって違いますけれども、大体私のうちでも六月の初めになってからストーブはようやく取りはずすのでありまして、いま取りはずしたというのはまず一軒もないだろうと思います。そんな意味では、確かに量そのものは一月、二月...全文を見る
○横路委員 もちろん全然なかったわけじゃなくて、ビルの暖房用なんか、あれは工業用灯油の扱いなのでしょう。そうですね。そういうものはやはり出ているわけですよ。大体十二月末の価格がここの場合は一万三千円から一万四千五百円くらいの幅があるようです。そこで、今度一万四千六百円というのは、...全文を見る
○横路委員 そこで、あなたのほうは、違反をした場合その指導をする、また話をして了解をする以外にないと、こういう答弁だったわけです。つまり強制力がないからやむを得ないということだったのですが、まあ一月来のこの行政指導、独禁法との関連でのいろいろな議論があった中では、皆さんのほうとし...全文を見る
○横路委員 これは、先ほどもお話ししたように、北海道の場合冬季間は家庭用灯油——工業用はこれから出ていく、特に農耕関係なんかがこれからはたいへんなんですが、そうすると、四千円も上乗せされるとこれはたいへんなことになるわけですね。特にそういう時期であるだけに、これはたぶん北海道だけ...全文を見る
○横路委員 きょうわれわれのほうでも一斉に各販売店を調査しておりますから、いずれそういう資料も出てきたら皆さん方のほうにも提出いたしますので、ひとつ協力してもらいたいと思います。特にさっきお話ししたように、農耕用の関係で、工業用の需要もこれからふえる。それからまた北海道の場合、特...全文を見る
○横路委員 きょう、大臣、出てきてませんけれども、ひとつその辺のところをさらに明確にしていただいて、これは委員長にお願いですけれども、この委員会に報告をきちんとしてもらって、あらためてその上でもう一度議論するということにしたいと思いますが、いかがですか。
○横路委員 最後にもう一点。今需要期、まあ北海道の場合は五月じゃなくて六月もまだ需要がありますから、ぜひ調べてもらえばおわかりだろうと思います。これは人事院等の調査でもそういう数字が出ていると思いますので、ひとつ検討願いたいと思うのです。  もう一つは、次期の需要期ですね。これ...全文を見る
○横路委員 これ、五〇%とか倍になるとか、そんなことにはならぬでしょうね。
○横路委員 北海道の場合、公務員に寒冷地手当というのが支給されるわけです。昔は石炭手当、あるいはいまは石炭加算部分、こういわれていますけれども、八月の三十一日に支給になるのですね。これは去年勧告が出て若干上がったわけですけれども、その勧告時の灯油の値段、まあこれは灯油と石炭との割...全文を見る
05月10日第72回国会 衆議院 内閣委員会 第28号
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○横路委員 初めに、今回の法案の出てきた背景について、少しお尋ねしたいのですが、「防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律の制定について」という皆さんのほうで出された文書で、「現行の整備法では基地周辺市町村の要望を十分に果し得ない状況にある」、したがって、新法が必要なんだ、こう...全文を見る
○横路委員 住民意識の変化というのは、いままでがまんしておったのを、もうがまんしなくなったという意味ですか。
○横路委員 基地周辺事業の当初予算額で、その推移を四十五年から見てみますと、非常に大幅に上がってきているわけですね。  少しお尋ねしたいのですけれども、たとえば障害の防止事業は、四十五年が四十一億四千百万ですか。それが四十九年度になりますと、ほぼ倍になっているわけですが、これは...全文を見る
○横路委員 個所そのものはふえてないのですか。
○横路委員 たとえば、道路の改修事業のほうを、見ると、昭和四十五年度の当初予算が十九億九千四百万、四十九年度になりますと五十一億七千六百万、こういうぐあいになっていますね。これも倍以上の額ですけれども、これは、どういう理由でしょうか。
○横路委員 そうすると、事業量そのものは、そんなにふえてないのに単価のほうが倍になった、こういうことですか。
○横路委員 施設庁の関係の質問が、大体一時間半ぐらい続きますから、あとの方は、その間、晩御飯どきでもありますし、どうぞ退席されてけっこうです。  それで、民生安定関係の事業ですが、これも、ほぼ同じように、昭和四十五年度の当初予算二十八億から四十九年度八十七億とふえていますね。こ...全文を見る
○横路委員 なぜ、こんな質問をしたかというと、いま都市化現象ということと住民の意識の変化という二つの問題を、皆さん方新法の理由として掲げられております。つまり都市化現象というのは、むしろ基地が先にあって、そこにあとで住民がやってきた、したがって、それに伴う要求というのが、今日は以...全文を見る
○横路委員 その席上、島田防衛庁の事務次官は、自民党の基地対策特別委員会と相談の上、地元の抵抗をかわす特別立法を検討しているということを報告をして、関係省庁の協力を求めた。その特別立法の内容というのは、大きくいいますと、二つになっておりまして、一つは、演習場、飛行場、弾薬庫、港湾...全文を見る
○横路委員 私は、一年に限っての動きをお話するという前提でお話をしたのですが、その四十七年の夏ぐらいから出ているというところに、実はこの法律の制定の一番ねらいがあるだろう、皆さんのほうで先にお答えになりましたから。つまり北富士の使用転換の問題、これが本法律案をつくる一番大きな動機...全文を見る
○横路委員 この中で地方の自治体の代表から、基地問題をこのまま放置すると、立川市のように、革新市長のもとでの基地紛争が続出するおそれがあるので、政府・自民党は、特別立法などによる抜本的な対策を早急に打ち出すべきだという強い要請が出されて、それに対して防衛庁側は、四つの項目からなる...全文を見る
○横路委員 さらに、三月の中旬に、二階堂官房長官が、横田基地の周辺の各市町村から要請が出されていた基地対策についての当面の措置という形で、諸対策事項として、いま御答弁のあったような点を含めた回答書を出しておって、その内容は、関係政府機関と協議、調整した結果をまとめたものという形で...全文を見る
○横路委員 ちょうど当時は、北富士の使用転換の問題をめぐって、地元との間にいろいろな話が一方でずっと進められておったわけです。それは、四十七年の夏ぐらいからの話だろうと思うのです。そして昨年の三月三十日の日に、「北富士演習場の使用に関する措置について」ということで、閣議了解が行な...全文を見る
○横路委員 そして四月三日のあの使用協定の第六条でも、周辺整備事業については、この三月三十日の閣議了解で定められた方針により実施するということになり、さらに「北富士演習場の使用に関する覚書」の第2のところで、乙というのは、二階堂官房長官ですが、「乙は周辺整備事業について、山梨県が...全文を見る
○横路委員 この法案を閣議決定をされたのはいつですか。
○横路委員 その二月の八日の日に、施設庁長官は山梨県に行っていますね。これは、どんな用事で行ったのですか。
○横路委員 つまり、この法案が閣議決定された日に、横浜防衛施設局の局長と一緒に知事の公舎で田辺知事にあいさつをしておるわけですね。その後、記者会見をして、あなたは、この法律というのは、背景に横田基地と北富士演習場の問題があったからなんだということを説明して、その記者会見に出た記者...全文を見る
○横路委員 まあ、つまらぬことですけれども、こちらのほうから出向いていって、やはり言わなければならぬ理由があったのでしょうけれども、ただ問題は、だから、この法案というのは、都市化現象というのは、確かにそれはあるのでしょうけれども、問題の基本は、横田基地の今度の集約化計画、それから...全文を見る
○横路委員 そうすると、自衛隊のほうには何にも問題がない、こういうことですよ、皆さんの言っていることは。しかし実際は、そうじゃないでしょう。それは、ここにあるいろいろな障害の関係にしても何にしても、機種がどんどんかわれば、たとえばF104からファントムにかわれば、騒音の度合いだっ...全文を見る
○横路委員 そうしたら、この法律の目的というのは、基地の設置、運用によって出てくる障害を防止するというわけでしょう、そうすると、法の体系の中からいえば、これは公害対策の法案の範疇に入る、そういう位置づけになるのですか、この法律は。
○横路委員 それは、重要なことなんですよ。これが公害対策の関係の法案の中に、法律の法体系の中でもって位置づけられるということであれば、いま新幹線だ、縦貫道路だとか、いろいろ騒音の問題がたくさんあるんですから、これは政府としても、やはり統一的な行政というものをしてもらわなければ、国...全文を見る
○横路委員 まあ、かってにあれしてもらっては困るので、それが実は非常に大事なことなんですよ。あるいは逆に、これは損失補償の関係での特別立法なんだというならば、この法案の意義も、また別に出てくるわけです。公害対策ということで位置づけられるのだったら、それはまたそれで意義というものが...全文を見る
○横路委員 山中さんは、環境庁の長官もたしかおやりになった。公害対策の基本は、公害発生源を除去するというのが一番いいわけですね。皆さん方だって、その考えをおとりになったはずなんです。たしか二年ほど前、例の立川への基地の強行移駐のあったときに、野呂政務次官が中心になって、市街地の中...全文を見る
○横路委員 私が当初聞いておったのは、都市の構造とかそれに合わせて基地の機能というのを一つ一つ点検をして、そして、たとえばここに置く必要はない、しかも、それが都市の住民にとって非常に問題になっているというようなものについて、単に射撃場とか飛行場ばかりじゃなくて、全面的に検討して、...全文を見る
○横路委員 たとえば北海道でいうと、札幌市内で丘珠飛行場というのがありますね。これは、いま東亜国内航空が使用しておりますけれども、これは、いずれ千歳のほうに移るわけです。それから札幌市内の住宅街のまん中に、真駒内の自衛隊がありますね。それから、あと交通の非常な障害になっているんで...全文を見る
○横路委員 その場合の基本方針というのは、去年何かきめられたというさっきお話だったのですが、基本方針というのは、どういう方向でいかれるわけですか。
○横路委員 そこで、今度の法律の具体的な内容に入っていきたいと思うのですが、その前に、防衛庁のほうでは、だいぶあちこちにもうすでに約束をしておるようでありまして、この法律が通ると、ここはこうするとかああするという話が、ずいぶん私のところにも聞えてくるわけですが、今度の法律制定の過...全文を見る
○横路委員 その百三十億の根拠については、少しまたお尋ねをしていきますけれども、大蔵大臣が参議院の予算委員会で、大蔵省のほうは留保すると言っていますね。大蔵省来ていますか。——留保するという答弁をされていますね。これは根拠をいろいろ議論してから、あとのほうがいいんじゃないかと思い...全文を見る
○横路委員 つまり、それは拘束力がなくて、いわば精神的な規定だ、こういう意味ですね。そういう解釈で留保をされた、こういうように受け取ってよろしいですか。
○横路委員 もうちょっと大蔵省の方おってください。長官、そこでよけいなこと言わないでいいです。(山中国務大臣「私はその大蔵大臣の発言を知らぬものですから」と呼ぶ)ああそうですか。四十八年四月七日の参議院予算委員会の愛知大蔵大臣の答弁です。  そこで、百三十億を妥当だというように...全文を見る
○横路委員 これはつかみ金ですか。
○横路委員 幾ら演習場があるといったって、一つの地方公共団体に、これからともかく百三十億という金を出しますよという話は——これは別に国会できちんと法律なり予算なり、そういうものに基づいてやるわけじゃないでしょう。あるいは政府のほうでもって立てられて、将来的な計画としてこうしますと...全文を見る
○横路委員 行政的拘束力があるということになれば、この百三十億は、一体何に基づいて出される金なのか。ともかく政府が国民の税金で金を出すわけですからね。根拠のないやつを拘束力あるのですというのは、これはおかしいじゃありませんか。何らか当然の権利が向こうにあって、それに対応してこちら...全文を見る
○横路委員 つまり、積算があるといえばあるというならば、じゃ、その根拠というのは周辺整備法ですか。
○横路委員 そうすると、周辺整備法の各条文でいう障害防止事業とか、それから例の民生安定事業という、そういう分け方をすると、それぞれについてどのくらいになるのですか、百三十億の内訳というのは。
○横路委員 県案といったって、県がやるわけじゃないでしょう。この周辺整備法に基づいて執行するのは、皆さん方が執行されるので、その根拠というのは、この現行の法律にあるわけです。そうすると、こちらで五十億、こちらで三十億というのは、県の積み重ねがあって、一応それを皆さん方がやはり妥当...全文を見る
○横路委員 たとえば民生安定事業の関係で、富士吉田市とか山中湖村とか忍野村とかいう各市町村別の内訳はわかりますか。
○横路委員 その県の積み上げた資料というのは、皆さんのほうに届いているのでしょう。
○横路委員 それは提出していただけませんか。
○横路委員 あなたは、先ほど現行の周辺整備法に基づいていろいろ考えられたというわけでしょう。そうすると、現行の周辺整備法の中で、こういう障害が発生している、したがって、工事をすると大体どのくらいのお金がかかる、そのためにどれだけ補助金で出そうということを、作業としてはやられたわけ...全文を見る
○横路委員 だから、やはり大蔵省あたりで留保するということになるわけですね。しかも演習場の使用に関する覚書というのは、官房長官で、防衛庁のほうも、防衛施設庁のほうも関与していないということですね。閣議了解は付記という形で、いまのような形で出ているという一連の経過の中から考えると、...全文を見る
○横路委員 それは、あたりまえのことなんでしょう、現行法のもとでは。やることはやらなければならぬことになっておるわけでしょう。そうすると、個別に要求が出てきて、法律の要件に当たっていれば、皆さんのほうで金を出せばいいわけで、何も百三十億なんという、さっぱり根拠のわからぬのをきめる...全文を見る
○横路委員 四十八年度の場合は、総額幾らですか。
○横路委員 北富士演習場周辺整備事業推進連絡協議会というのがありますね。そこから防衛施設周辺整備事業等の促進についての要望書が出ておる。それから富士吉田市から防衛施設周辺整備事業等についての要望書というのも出ておるはずですけれども、この要望書を見てみると、結局いろいろな経過があっ...全文を見る
○横路委員 これは、現行法ではどうなりますか、たとえば花卉園芸施設事業とか駐車場建設事業なんというのは。
○横路委員 駐車場の場合どうですか、現行法でできますか。
○横路委員 いまその告示はないわけですから——駐車場についてないでしょう。花卉園芸についてもないでしょう。だから、これは、やはり新法で、つまり現行法ではかなり無理だということじゃないのですか。
○横路委員 つまり、この要望書を見ると、四十八年度が先ほど言ったように九億ちょっと足らずですか、八億幾らということでしたね。そういう事業をやるので、そちらのほうからも非常な、現行法についての拡大解釈に次ぐ拡大解釈の要求と、それがだめな場合には、新法を制定しろというのが出てきている...全文を見る
○横路委員 じゃ、ちょっとその四十八年度の周辺整備事業についてお伺いしたいのですけれども、道路の関係をお尋ねしますけれども、道路はどこどこを実施しておりますか。
○横路委員 それは、周辺整備法の何条に基づいて……。
○横路委員 そうすると、たとえば下宿ですか、責草線というのですか、これはついていますね。——これはないですか。大溝支線というのはありますね。明見東通り線、これもついていますね。これは四条の関係でいうと、要件としては、どういう要件があって、その要件にどのように該当しているわけですか...全文を見る
○横路委員 一般論は、そうだろうと思うのですけれども、大溝支線というのは、どういう申請の理由になっていて、どういう関係でそのいまあなたが一般論としておっしゃった四条の要件に該当するわけですか。
○横路委員 大溝支線というのは、行きどまりになっている道路ですよ。写真がありますけれども、行きどまりの道路ですよ。通じてないですよ。
○横路委員 見えるでしょう。これが道路の一番先ですが、車はここでもう行きどまりになっている道路ですよ。いま指摘された道路の何本かは、そういうのがありますよ。  では、委員長、いま四十八年度で認めた道路の四条関係の申請の書類を出してください。申請書によると、必要とする理由とか目的...全文を見る
○横路委員 いや、要求はこっちが要求するので……。
○横路委員 政府のほうの答弁を聞いてみないと、出せるものなのか出せないものなのか……。
○横路委員 理事の人がいないから、きょうはあれなんですけれども、一応、政府のほうの考えを……かまわないでしょう、それを出すこと自身は。ちょっとそれだけ答弁を聞いておきます。
○横路委員 そういうことで解決するんですよ。  次に、四十八年度で児童体育館の建設が山中湖村に認められていますね。これは、どういう……。
○横路委員 その四条の関係というのは、どういうことになっていますか。
○横路委員 かつてというのは、何年前ですか。
○横路委員 これは、自衛隊が使用するようになったということじゃなくて、ずっと昔にさかのぼっていって、旧陸軍ですか、これは何年くらい前になるのですか、相当前でしょう。四、五十年くらい前になるのじゃないですか。そんなにならないですか。
○横路委員 そうすると、それが理由なわけですか。そのときに奪われたということで、今回周辺整備法に基づいて出す、こういうことですか。
○横路委員 いままでは要求がなかったのですか。
○横路委員 少ししつこいようですが、もう一つ、保育所というものが認められておりますね。これは、どういうあれですか。
○横路委員 対象人員は、どのくらいなんですか。
○横路委員 そこに入れる人は、入り会い慣行権を持っておる人ですね。
○横路委員 つまり、入り会い慣行はあったわけでしょう。
○横路委員 入り会い権の議論はするつもりはないのですけれども、申請の理由、そのほか私たちのほうで調べた範囲では、そういう慣行といいますか、上吉田地区だけでもってそれだけの人がいるのかどうか、また申請の理由、これも、あわせてちょっと検討したいと思いますので、道路と一緒に出していただ...全文を見る
○横路委員 理事会で検討する事項というのは、大体いままでの委員会の慣行ですと、もめて話のつかないやつは理事会でじゃ検討して、政府のほうともあれしょう。何でもかんでも理事会ということでなく、政府のほうがそれはいいですよというやつについては、この場で、たとえば先ほど東中委員に対しても...全文を見る
○横路委員 一つ一つ、また理事会にはかってといっていたら、大体時間がたって、この次の十六日に、議論できるかどうかわからなくなるじゃありませんか。
○横路委員 いや、もちろんきょうくれと言っているわけじゃないのです、ただ次の理事会までということになれば、時間もかかるわけですから。委員長、きょうはめずらしく委員会の運営を何か……。
○横路委員 いやいや、だから——まあ、ここで委員長と議論して時間をつぶすのはもったいないですから、それはそれでもいいですけれども、理事会でやってといっても、やっていると時間ばかりたつわけですよ。別にもめるわけではなくて、政府のほうがいいというやつはすぐ……。
○横路委員 ただ、慣行になると困るんですよ。ちょっとその辺だけ、私のほうで留保しておきますから……。
○横路委員 いやいや、そんなことはないですよ、委員長。それは、やっぱり委員会の運営というのは……。
○横路委員 いや、従来の慣行があるわけですから……。
○横路委員 それでは、私のほうで委員長のいまの発言については留保して——ともかく要求しておきます。政府のほうでもしかるべく……。
○横路委員 あなた、ここでそういうよけいなことを言っちゃだめですよ。さっき約束したでしょう、あなたは。先ほど約束いただいたやつは、いただいたやっとして出していただいて、決定したやつもあわせて出してください。
○横路委員 そんな、あなたおかしいですよ、それは。委員長がよけいなことを言うから、ああいうことになるわけですよ。
○横路委員 申請者の立場といったって、いずれにしても、それによってお金が流れていくわけでしょう。その間、大蔵のほうでも査定しているわけでしょう。そうすると、当事者のほうがどういう要求かということも見なければ、ほんとうの理由というのはわからぬじゃありませんか、あなた。何言っているの...全文を見る
○横路委員 それでは、私、承服しません。何言っている。ふざけちゃだめだよ。
○横路委員 これは、あなた先ほど約束したんですからね。私、申請の理由とそれに対して決定した理由とそれぞれあるのを、承知の上で聞いたんですからね。一度約束したことを、そうやって軽々しく簡単に撤回してもらっては困りますよ。だから、両方出してください。
○横路委員 ちょっと私もその答弁では承服できないから、これは、ほんとうに理事会のほうで検討してください。委員長に要望しておきます。いいですか。——返事しないと困りますよ。
○横路委員 そこで、私のほうで言いたいのは、この百三十億に基づく四十八年度の実施事業そのものが、だいぶいいかげんなんですよ。それが一つは、やはりこの新法の理由にもなっているのじゃないかということと、それから周辺整備事業そのものが、基地確保ということで、施設庁のほうがかなり恣意的に...全文を見る
○横路委員 実は個別に拾い上げていくと、問題というのは、ずいぶんあるんですね。たとえばプールの問題一つとってみても、自衛隊の何らの行動——たとえばプールの設置基準というのは、自衛隊の演習によって、従来子供たちが泳いでいた川がよごれたとか、あるいはそういう場所がなくなったという場合...全文を見る
○横路委員 具体的には、どんなことを想定していますか。
○横路委員 そういうのは、従来、運用の解釈の中に入っていたんじゃないですか。運用というのは、何も自衛隊の行動ばかりじゃなくて、防衛施設というものの機能を発揮するための人員の配置とか整備とかというようなことで、活動ばかりじゃなくて、つまり、そういうもの全体から生ずる障害というのを、...全文を見る
○横路委員 それば、おかしな話でして、従来こういう解釈だったのを、今度はこっちを狭くして、範疇を二つに分けてことばを二つつくる、ただそれだけのことなんですか。私は、どうもこの法律を見ておって、どうしてここに設置が入ってきたのか、よくわからないんですよ。
○横路委員 そうすると、いわば自衛隊そのものを、存在悪としてとらえるようにお考えが変わったのならば、私は、いまの長官の——存在悪というか公害発生源そのものだ、つまり存在自体がですよ。いま存在自体がというお話だった。つまり、そういうように解釈が変わって、考え方を変えられて設置という...全文を見る
○横路委員 つまり法律の目的は、障害の防止、それから、ここでいうと軽減と緩和ということでしょう、「等」ということばの中でいうと。つまり、この法律全体の目的というのは、そういうことなんでしょう。「障害の防止等」とある。法律全体の目的は、当然そうでしょう。別にむずかしいことを聞いてい...全文を見る
○横路委員 そこで、その障害の防止等のために必要な措置をとる、その必要な措置の中に「防衛施設周辺地域の生活環境等の整備」が含まれる、これでよろしいですね。
○横路委員 だから、その必要な措置というのは、ここでいう「防衛施設周辺地域の生活環境等の整備について」というのは、防止のための必要な措置の中身なんでしょうと、こういうことなんですよ。
○横路委員 それは、「防止等」ということですよ。だから「等」の中には、いま、あなたのおっしゃっている三つの事項が入るわけですよ。防止等のために必要な措置をとるというわけでしょう、だから、その必要な措置の中に、この生活環境等の整備というのが含まれるのだ、それでいいんでしょう。別にそ...全文を見る
○横路委員 そこで、八条の関係に行くんですけれども、八条の場合も、結局、従来の四条についての解釈もあったと思うんですけれども、設置並びにその運用と阻害、つまり阻害というのは、目的からいうと障害防止という点がかかってくるのだろうと思うんですけれども、この阻害とのやはり因果関係という...全文を見る
○横路委員 それは、従来の四条の解釈と変わりないわけですね。相当因果関係が必要だ。それから、その阻害されるということですが、これも、やはり相当因果関係があるということになれば、そのことが、一般通常人が見ても、つまり客観的に明らかであるという、そういう阻害の状況でなければだめですね...全文を見る
○横路委員 つまり、それは防衛庁のほうの恣意ではなくて、客観的な基準というものが必要だというわけですね。その基準というのは、従来は防衛施設庁の施設部長から施本施九百十五号、「民生安定施設の助成事業の処理について」という通達が出ていますね。御存じないですか。
○横路委員 いろいろあるようですな。九百十五号、昭和四十五年の十二月四日になっていますよ。「民生安定施設の助成事業の処理について」ということで、有線放送の関係とか屎尿処理の関係、ごみ処理、消防施設、それからさっき話がありました保育用施設、児童体育館等について、いろいろな要件をきめ...全文を見る
○横路委員 すると、これは変わっていますか、現在。
○横路委員 それは、要件は相当大幅に変わっていますか。
○横路委員 これを見ると、四条の関係の、いま言った相当な因果関係と客観的な基準ということで、皆さん方この基準をつくられたわけでしょう、かなり明確にいろいろなことをいっているわけです。そこで、これが具体的に、八条になっても、相当な因果関係とそれから客観的な基準が必要だということにな...全文を見る
○横路委員 ただ大筋は、相当因果関係と客観的基準が必要だというわけでしょう。だから、この二つは、きちんとした形で出されるわけでしょう。それの中身は検討されてないのですか、まだ。
○横路委員 この補助の割合というのは、政令できめるんですね。八条の関係の各政令、施行のやつは、これは大体従来と変わりないわけですか。
○横路委員 時間が何か非常に限られていまいまして、当初は、一番最後だから時間がよけいとれるということで、私、最後を希望したんですけれども、もう九時までにやめろという話なんで……。  実は、この法案を、一番最初にお話ししたように、公害対策の関係の法案の範疇に入れたほうがいいのか、...全文を見る
○横路委員 それは、いつごろになりますか。
○横路委員 例の昨年の飛行機の墜落事故のときにも、市議会のほうで決議があったのは、御存じだろうと思うのです。皆さん方は、滑走路を一千メートル南に伸ばしたから、それで了解ができたと思っているかもしれませんが、やはり現地にはファントム等の飛行機そのものについての議論も相当あって、かな...全文を見る
○横路委員 五万二千五百円です。会員は、一般の会員が百三十五人、自衛隊員が四十人、こういうことになっているんですけれども、これは御存じでしょうか。
○横路委員 これは、一勝負するごとに三千円をゴルフハウスに払っているんですね。そのための通行証も発行され、それから会員券はもちろん写真つきです。会員券に写真が張ってあって、司令官と西岡という会長のサインがあるわけですね。この五万二千五百円を百七十五人で計算すると八百万以上のお金に...全文を見る
○横路委員 三沢の問題、よく問題点御承知のようでありますが、たとえば基地前のフェンスの外にあるあき地の開放の問題、いま、そういう方向でやりたいというお話があったのですが、きょうは外務省呼んでいませんけれども、こういう米軍基地の場合、問題が幾つかあって、それがそう簡単にいかないとい...全文を見る
05月15日第72回国会 衆議院 法務委員会 第28号
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○横路委員 ことしの春闘にあたって、全国的に裁判所の当局のいわば不当労働行為的な行為というのが目立っているように思うのですけれども、この春闘にあたって裁判所としてはどんな方針でこれに臨んだのか、その基本的な方針をお伺いいたしたいと思います。
○横路委員 従来から問題になってきたのはリボン着用行動と、それからことしの場合は時間内集会という二つの問題だろうと思いますが、いま逸脱することは許すわけにはいかない、こういうお話だったのですけれども、私のほうでお伺いしたいのは、そういうたとえばリボン着用行為があった、あるいは時間...全文を見る
○横路委員 いやいや、これから処理するかでなくて、そういう行為があったときに、事前に皆さん方のほうでいろんな指導しているでしょう。リボン着用行動があった場合にはどういう行動を当局としてとるのか、その事前の皆さん方の指導の内容をお尋ねしておるわけです。
○横路委員 私はきょうはそのリボンの当否についての議論をやるつもりは全然ないのです。ただ皆さん万のほうのそういう際にあたっての指導ですね、正すものは正すというのは、どういう方法で正すということなんですか。
○横路委員 その着用しないようにという点では、たとえば警告とかいろいろ方法があるだろうと思うのですよ。その具体的な方法が今度の春闘でいろいろあがってきている話を聞きますと、従来も議論があったと思うのでありますけれども、実力ではずすとか、リボン着用の当否は別にして、姿勢として下部の...全文を見る
○横路委員 その取りはずし命令というのは、これは皆さん方の指導に基づいて一斉に出されたわけですか。つまり警告をする。聞かない。次は取りはずし命令。これは業務命令として出るわけですか。
○横路委員 それをはずさない職員に対して実力ではずすという行為は、どういうことなんでしょうか。
○横路委員 全司法の組合との団交の中では、幾つかの事例というのは皆さんとの間に交渉の中で出てきているでしょう。
○横路委員 もちろん実力ではずすということはできないですよね。つまりそれは許されない行為だ、その見解は間違いございませんか。
○横路委員 今度の春闘の中でそういうトラブルが出てきているわけですね。これはある意味では組合との間の、いわば労使関係以前の問題なわけです。お互いにやはりこれは守る範囲というのはあるだろうと思うので、そんな意味では、今回の春闘の中でそういうケースが二、三ございますのでお尋ねをしたい...全文を見る
○横路委員 具体的に問題になった件が東京地裁、これは、末端の管理者ということで、主任書記官の人の発言をめぐっていろいろ議論があって、これもまあ当局との間に交渉して一応解決済みというように聞いておりますが、この主任書記官の発言ですね、最近はいわば非常に末端の管理者がふえて、そういう...全文を見る
○横路委員 主任書記官というような、いわば皆さん方のほうでは末端管理者という位置づけをしているわけですけれども、問題は、一つの職場の中でいわば同じ仲間としているんで、本来ならば管理者にすること自体がおかしいと思うのですけれども、こういう末端管理者を通してのそういう趣旨の徹底という...全文を見る
○横路委員 実はやはり末端管理職からいくと、これは一般の企業の中でもそうなんですけれども往々にして上のほうの人というのは知らぬ顔しておって、下のほうの管理職を使って切りくずしをはかるというようなケースというのは、これはいとまもないくらいケースとしてあるわけですが、裁判所の中で、と...全文を見る
○横路委員 いや、ケース・バイ・ケースの問題ではなくて、一般論として、こういう労使関係の問題に末端の管理者を総動員をしてこれに当たるというようなことを最高裁の当局として方針として持たれてやられると、これからも混乱が現場において現実に起きてくる、そういう危険性といいますか、可能性と...全文を見る
○横路委員 それともう一つ。いまこれはそんな意味では現場で交渉が持たれているケースですけれども、東京家庭裁判所の官舎に入るということで、入るためには組合活動をやめなさいという発言があったということでもめているケースなんですけれども、官舎に入るのに組合を脱退しなければだめだというこ...全文を見る
○横路委員 その辺のところは徹底はしておるわけですか。
○横路委員 皆さん方は、研修と称して公務員の任務とか義務とかいうことでのお話はずいぶんなさっているようなんですけれども、管理者に対してこういう行為というのは不当労働行為になるんだというような、そんな指導とか指示とか、だからいけないというようなことはどうもあまり議論になったことがな...全文を見る
○横路委員 それは何かちゃんと文章とかあるいはテキストでもってございますか。
○横路委員 具体的な問題なんですけれども、そういう発言はなかったというお話で、発言したのかしないのかということなんですけれども、全然そんな発言がなくて本人のほうからこういう申し出があるというのもちょっと常識的には考えられない。これは調査はもちろんされているわけでしょう。
○横路委員 その報告の内容はどういう内容ですか。概略でけっこうです。
○横路委員 その問題で本人と会計課長との間に話し合いが行なわれたことは事実なんでしょう。
○横路委員 その際の具体的なやりとりについては、報告はあがっていないわけですか。
○横路委員 こういう問題も、結局組合との間の話し合いで解決するのが筋ですからね。やはり事実関係をきちんとつかまえて、私たちのほうで聞いておる範囲では、組合の青年部長等をやっていた人と、組合活動をあまり一生懸命やると当たらぬという話がそのやりとりの中にあったというふうに聞いているわ...全文を見る
○横路委員 考えられないことがときどき起きるものですから、こういう問題になるわけです。  それともう一つ、これは私のほうの地元の札幌の問題なんですけれども、今度の春闘に際して警告書を家庭に郵送したという問題がありまして、私のほうもいろいろと事情を調べてみたわけですが、きのうの段...全文を見る
○横路委員 ちょっとその前提だけは、私のほうで聞いている話と内容が違うのですけれども、現地のほうもいろいろな配慮をして、あるいは皆さんのほうに上がっている報告と現地のほうの中身が違うのかもしれません。ただ、やはり一般論として議論してみると、これはちょっと前代未聞のことなんですね。...全文を見る
○横路委員 現地で話が、そういう意味で成立したということでありますから、これ以上多く申しませんけれども、ただこのリボン着用とか、それから先ほどの家裁の問題あるいは地裁の問題、それから札幌における高裁、地裁、家裁の問題、この種の問題が、これは全国的に特に最近多くなってきているわけで...全文を見る
○横路委員 終わります。
05月16日第72回国会 衆議院 農林水産委員会 第40号
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○横路委員 きょうは水産行政についてお尋ねしたいと思うのですが、初めに、ことしの日ソ漁業交渉の際にソビエト側からサケ・マスの共同増殖の提案があったということで、場所がピオネール川、カムチャツカ半島のクリル湖、クロノツキー湖ということですけれども、具体的な向こう側の提案の内容と、現...全文を見る
○横路委員 その協力をする事業の形態とか費用の分担等についての話にはまだ入っていないわけですか。その辺のところはどういうようにお考えでしょうか。
○横路委員 そこで、問題は、ことしの六月には海洋法会議も開かれ、日本の漁業のあり方自身も非常に大きくこれから変えていかなければならないという新たな局面に当面しているだろうと思うのですが、日本の国内でも、沿岸漁業対策といいますか、それからなおかつこのサケ・マスの点で向こう側にもこれ...全文を見る
○横路委員 私のほうも幾つかふ化場や事業場を回ってみて、いろいろ話も聞いてきたわけですが、いまもお話しがあったように、サケの再生産効率というものが、そういう意味では現場の職員の苦労で最近非常に上がってきているわけですね。回帰率を見ても、いまもお話しがあったように、いまから十年ほど...全文を見る
○横路委員 私のところに、四十三年の報告書とか、四十四年の報告書があるのですけれども、それはいま調査中というより、もうかなり前から計画的に、どういう状況かという非常に詳細なデータというものが各河川ごとにできているんじゃありませんか。私の聞いている範囲では、その二百十二河川が可能だ...全文を見る
○横路委員 ですから、この五十五年一千万尾というやつは、ある意味では、いまの漁業をめぐる環境変化以前の状況で立てられた計画なんですよ。特にこの一、二年、いまもお話しがあった海洋法会議を中心として、しかも日ソ漁業交渉の関係も毎年毎年きびしくなる。こういうことの中では、先ほどの話によ...全文を見る
○横路委員 確かにその定員の問題は、定員法のワクがありますよ。しかし、これは説明すれば幾らだって説明のつくことなんですよ。皆さんのほうがきちんと計画を立てられて、そのためにこれだけの予算と人員が必要だということになれば、それは決して筋の通らない話じゃないのですね。したがって、私ど...全文を見る
○横路委員 定員のほうは、だから、われわれのほうでも応援してやりますから、ただ、基本になる計画だけはちゃんと水産庁のほうで立てないと、事業をどうしていくかということなしに人をよこせと言ったって、人というものはつくものじゃないのですよ。その辺のところが皆さん方にないから、人のほうだ...全文を見る
○横路委員 それと、この四十九年度のサケ・マスふ化事業の予算の概要を見ますと、調査試験費というのがわずか七百万ちょっとですね。研究者が約九名おって、そちらにはそのほかの予算もつくんでしょうけれども、これではいずれにしても圧倒的に少ない。七億足らずの予算の中で半分が人件費であります...全文を見る
○横路委員 その認められなかったのはどういうことになるのでしょうか。これは人事院のほうでお答えいただきたいのですが、これは要求としてはたしか四十一年から出ている要求ですね。これが毎年だめになっているのはどういうことでしょうか。
○横路委員 要求自体だってわずか百五十円でしょう。一年間の予算が、四十九年度に要求されたのがたしか百十四万ですね。まあ、百五十円というお金だって、いまの時期から見ればほんとうにスズメの涙にも達しないお金で、しかも仕事自身が、これは東京におったんじゃちょっとわからないだろうと思うの...全文を見る
○横路委員 ほんとうは時間さえあれば、少し寒いところを寒いときに調査に行ってもらいたかったのです。皆さん方、夏に調査に行ったってだめなんです。ふ化場のほうというのは、ある意味では、仕事が一段落する時期はこれからちょっとの間ですね。夏のサケが上がってくるところを見て——それは、上が...全文を見る
○横路委員 そこで、最後にもう一度水産庁のほうに念を押しておきますけれども、ともかく非常に大事な仕事だろうというように思うのです。沿岸の漁民も非常に期待をしているわけです。そこで、ひとつ長期的に——河川の調査は、大体二百十二河川というのがもうあがってきておるわけですから、それに対...全文を見る
○横路委員 そこで生産をあげていき、仕事をふやしていくために一番大事なことは何かというと、河川の環境が非常に大きくいま変わりつつあるわけです。サケ・マスの生産にとって、河川環境が変わるということで障害になるものは、一つは渇水ですね。流水量が減少するということが非常に大きな問題です...全文を見る
○横路委員 たとえば、これはもう致命的な問題なんですね。これは支笏湖のすぐ周辺にふ化場があって、かなり大々的にやっておる。石狩川は最近、少しずつではあるけれども、だんだん水質の汚濁がとれてきまして、サケの上がってくる遡上が相当ふえてきておるのです。したがって、そういう重要な問題な...全文を見る
○横路委員 そこで、現場でふ化事業に当たっている人たちは、各河川についてもいろいろな意見を持っているのですよ。河川改修についても、こういうぐあいにやってもらいたいとか、いろいろ意見を持っています。それはあとで知ってしまうんではおそいというような事情もあるようですから、水産庁として...全文を見る
○横路委員 そこで、もう一つ問題は、これもやはり水産行政の基本にかかわる問題なんですけれども、北水研が余市から釧路へ移転をするということで、これは余市の研究者の反対を押し切って釧路での計画というものが進められているわけですけれども、現状はどういうことになって、どこまで進展をしてい...全文を見る
○横路委員 その四十九年度予算というのは、どういう内容になっていますか。
○横路委員 その共同研究施設というのは、庁舎とは別ですか。
○横路委員 北水研のほうから施設整備計画書というのが四十七年の二月に出されているのですけれども、この内容と比べてみて、これは現地のほうの調べなんですけれども、施設費が当初よりも単価が上がってしまって、住宅のほうが当初よりも少なくなって、施設費のほうに回されているというふうに聞いて...全文を見る
○横路委員 その完成と、開始はいつなんですか。
○横路委員 そうすると、当初の十四戸ができないが、四戸で、ともかく施設のほうは先にやって始めるということになると、実は、この問題の根っこというのはだいぶ昔からなんですね。四十二年から始まっておって、当初、皆さんのほうも、職員のほうも小樽に移転ということで一致して進められてきたのが...全文を見る
○横路委員 それがあまり進んでいないんですよ。私も、ことしのいつでしたか、二月か三月ですか、ちょっと呼ばれていって、いろいろ話を聞いて、中の施設も見せてもらってきたんですけれども、一たん小樽合意ということが廃棄されてから以降の経過の中では、どうもまだまだ話し合いが詰まっていない。...全文を見る
○横路委員 そこで、北水研の研究の内容なり体制の問題なんですけれども、四十六年の三月に、北水研として、「今後の研究推進構想」というものを発表しましたね。これは四十六年の時点です。その骨格は、日本の漁業をめぐる国内情勢というものを主要な問題にして、かなり詳しくいろいろ検討はされてい...全文を見る
○横路委員 そうおっしゃいますが、たとえば去年の水産庁設置法で、機構改革を、遠洋の関係、それから公害対策の充実というようなことでやったでしょう。ところが、研究機関の北水研そのものというのは、では機構がそれに伴って変えられるなり強化されたかというと、海水汚濁の調査というのは海洋部で...全文を見る
○横路委員 この北水研の状況については、研究機関というものはどこでもそうなんでしょうけれども、ともかく予算も少ないし、人が足りなくて、臨時雇用だけで、この小さなところで二十数名おるわけですね。みんな六カ月雇用ですよ。二十数名もおって、標準予算というのですか、研究員一人当たりの予算...全文を見る
○横路委員 それは、一人当たりの国の予算としてはそうであっても、現実問題としては、職員が足りないから臨時職員を採用するでしょう。その費用というものはそういうところからどんどんいくわけですよ。そうせざるを得ないわけですね。したがって、現実に使えるお金というのは圧倒的に少なくなるとい...全文を見る
○横路委員 終わります。
06月03日第72回国会 衆議院 内閣委員会 第35号
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○横路委員 六月一日に、先日のストに関連して、日教組の幹部が逮捕されるというところまで来たわけですが、教育という、ある意味では、警察権力から一番遠いところに不当な弾圧が加えられたということで、この問題に関連して若干お尋ねをしていきたいと思います。  初めに、警察庁のほうから、現...全文を見る
○横路委員 つまり、いまの四つのところ以外については、これは被疑者として任意出頭をかけているというようなところはあるわけですか。現在の時点で。
○横路委員 まあ、任意出頭でも出るか出ないか、これは向こう側の自由ですから……。ただ、いずれにしても、事件としては、日教組の中央本部は別にして、ほかのところについては、もう大体最終段階だということで理解をしてよろしいわけですか。
○横路委員 文部大臣、四月十一日のストに関連して捜査が始まって、警察庁の長官が教育界に一石を投じたかったという発言をして、この点、委員会でも議論されたわけですけれども、この一連の強制捜査、とうとう逮捕というところまで皆さん方のほうは踏み込まれたわけですけれども、文部大臣として、今...全文を見る
○横路委員 問題は、教育というのは、やはりこれは現場の教師、それから父母が一体となって、だれでも自分の子供がすこやかに成長することを願い、持って生まれてきた潜在的な力とか可能性というものが発揮できるような、そういう教育というのをみんなが望んでいるわけです。今度のこの警察の介入につ...全文を見る
○横路委員 組合活動に熱心な先生というのは、意外と父兄に人気のある教育熱心な先生が多いんですね、一応見てみますと。  今度のこの刑事捜査で、ともかくもう相当多数の任意出頭がかけられ、現場の中で相互に不信感におちいったり、たいへんな混乱というのがやはり一つあると思うんですよ。その...全文を見る
○横路委員 そのスト権奪還というのだって、別に政治ストじゃないですよ、自分たちのことなんですからね。まさに憲法で認められた権利の問題ですし、教頭法制化法案の問題だって、これはある意味では、自分たちの労働条件なり勤務条件なりということだって言えるわけなんです。  ただ、そういう議...全文を見る
○横路委員 ですから、今回の一連のこういう刑事捜査、しかも強制逮捕にまで踏み切った、このことについて、法を守れという指示をずっとしてきたというのは、それはいいですよ。ただしかし、教育というのは、ほんとうは警察権力というのから一番遠いところにあるものでしょう。そうじゃありませんか。...全文を見る
○横路委員 どうも現場の教師のほうから言わせると、その文部大臣が一生懸命に聞き入れてもらうよう言ってきたというような状況、とてもそんなことではないようでありますが、文部大臣、大体日教組というのを、どういうぐあいにお考えになっておりますか。
○横路委員 もう何か日教組を敵にして考えておられるような発言ですが、ほんとうにみんなが子供の成長というのは考えているわけですよ。子供の持っている無限な可能性というものを引き出してやるための条件というのは、幾つかあると思うんですね。行政サイドでやる条件というものも幾つかあると思うの...全文を見る
○横路委員 あなたたちが逮捕したのは、あなた方の立場で容疑が固まったから逮捕したのでしょう。おかしいじゃありませんか。
○横路委員 そうすると、証拠はそんなに固まっていない段階でやって、今度は、またさらに何かあるかという見込み捜査みたいなものですか。
○横路委員 普通強制捜査、特に強制逮捕ですね、逮捕というのは、刑事訴訟法で幾つか要件があって、それに基づいて逮捕するわけでしょう。その要件自身だって、私から言わせれば、非常に整っていないと思うのです。ただ、その逮捕の段階で、四月から捜査をやってきて、そしてまた家宅捜索をやるなんと...全文を見る
○横路委員 無理がないようにといっても、朝八時から夜の十時まで、しかも弁護士が接見に行っても、ほんとうになかなか会うのにたいへんなんですよ。六時間も七時間も待たされたり、そんな意味では、その辺のところは、これは権利があるわけですから、ひとつ警察としても十分考えていただきたいという...全文を見る