横路孝弘

よこみちたかひろ



当選回数回

横路孝弘の1983年の発言一覧

開催日 会議名 発言
07月07日第98回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第6号
議事録を見る
○横路参考人 北海道知事の横路孝弘でございます。  衆議院石炭対策特別委員会の武藤委員長初め委員の諸先生方には、石炭鉱業の安定と産炭地域の振興につきまして日ごろから格別の御高配を賜っておりますことにお礼を申し上げたいと思います。  また、本日は、北海道にとりまして最大の関心事...全文を見る
○横路参考人 私ども、その山中発言を受けまして、さらに通産事務御当局と先ほど申し上げましたような山中提案の枠組みというものは何かということを詰めまして、その枠の中で検討したわけでございますが、特に考慮を払った点は、やはり石炭政策というのは本来国の責任において行われるべきものではな...全文を見る
○横路参考人 宇野通産大臣に持っていった案の二つ目に、石炭協会が出した夕張新区域十尺層開発検討結果答申書、これを通産省で正式に受け取られて、通産大臣の手元で御判断を願いたいと言った趣旨は、いま私が申し上げたような趣旨でございます。  ただ私どもは、この答申書の内容を見ましても、...全文を見る
○横路参考人 いま三枝先生からいろいろお話がございましたが、私、北海道は二十一世紀に向かって日本の中で一番ある意味で言うと発展の可能性を持った地域である、政府のこれから策定される四全総の中でもそういう位置づけがされることを非常に期待をしておる次第でございます。  夕張の問題につ...全文を見る
○横路参考人 私が申し上げましたのは、山中通産大臣から、先ほど一番初めに陳述いたしましたその枠組みの中で道内のいろいろな意見の取りまとめを行いまして、その中でまとめた案でございますが、考え方はいろいろな考え方が正直に言ってございました。その中から、山中通産大臣が責任を持って石炭協...全文を見る
○横路参考人 私ども、山中提案を受けて以来、道内の各関係の団体、各議会の皆さんともいろいろと意見の交換をしてまいりました。まず六月二十三日には、道議会を初め道内経済団体や労働団体など関係九団体で構成する石炭対策連絡会議というのが北海道にございますが、これを開催し、北海道案を説明い...全文を見る
○横路参考人 先ほども三枝先生の御質問にお答えしたとおりでございますが、率直に言いまして道としてもいろんな問題を考えました。しかし、道内的なコンセンサスは、石炭政策は基本的にはやはり国の責任で果たさなければならない問題であるというように考えております。  夕張新炭鉱の再建問題は...全文を見る
○横路参考人 ただいま先生から御指摘のとおり、道の考え方につきましては、山中通産大臣から示された枠の中で私どもいろいろ道内で検討いたしまして、各方面の意見も聞きました上でいろいろな制約のもとでつくられたものでございますが、その中では最善のものであるというように考えております。 ...全文を見る
○横路参考人 ともかくぜひとも一日も早く再開発に踏み切っていただきたいということに尽きるわけでございます。  夕張のこの炭鉱は、まだ七年しか採掘しておりませんで、埋蔵炭量は豊富にございますし、しかも非常に優秀といいますか、貴重なエネルギー資源になっているというように確信をしてお...全文を見る
○横路参考人 山中通産大臣からのお話は、国が協力するにしてもともかく新しい形でないと新鉱開発資金というのを出すわけにいかない、その受け皿をひとつ道が出資することによってつくってくれというお話でございました。ただ、地方公共団体が出資する場合に初めから赤字とわかっている会社に出資をす...全文を見る
○横路参考人 保安対策ということにつきましては、通産の事務当局も参画をして、政府による夕張新炭鉱事故調査委員会の結果報告を取り入れて検討されたものであるというように承知をしておりますので、答申どおりに投資を行えばそこは問題がない、技術上は可能であるというように私どもは判断をしてお...全文を見る
○横路参考人 山中大臣のお考えが、石炭協会の案が再開発不可能ということなので、それを受け取ったのでは終わりである、一%でも可能性があるならばそれに挑戦するのが政治である、そのためには、いま御指摘のとおり新鉱開発資金を出すに当たってもやはり新しい受け皿が必要だ、その受け皿を何とか道...全文を見る
○横路参考人 全く御指摘のとおりでございまして、昨日宇野大臣にお目にかかった場合にも、大臣の方から石炭協会の方にお話しいただいて何とか石炭協会が腰を上げていただくようにお願いをしたい、同時にまた、そのことに、石炭協会に対して国の方でも御協力をお願いいたしたい、それからまた、私ども...全文を見る
○横路参考人 詳細については午後宇野大臣に直接お尋ねしていただきたいと思いますが、石炭協会と会ったときにはなかなか厳しいという話があったという大臣のお話をいただいております。
○横路参考人 いま夕張で千人を超える人が持っているのは、昨年の閉山のときに当時の安倍通産大臣の、政府が責任を持って業界を説得して再建に向かって努力をするという御発言がございまして、そして石炭協会の方にいろいろな検討を命じた、そういう経過で千人を超える人が期待を持って待っておるわけ...全文を見る
○横路参考人 夕張の石炭は、ともかく日本のエネルギー資源としては大変良質な炭でございまして、そんな意味では全面的に再開発されることが一番望ましい姿だというように考えております。ただ、今度、道として検討いたしましたのは、山中提案の枠組みの中で私ども技術的にも検討する、ある意味で言う...全文を見る
○横路参考人 私は、いまの段階で、これは一つは国のエネルギー政策あるいは広くは安全保障政策とも関連すると思いますが、ともかく国内の資源というものをどう位置づけるかという基本的な問題があろうかというように思います。そういう基本的なエネルギーあるいは安全保障政策の中で、国内資源という...全文を見る