横路孝弘

よこみちたかひろ



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横路孝弘の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第162回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○横路委員 おはようございます。  いよいよ本格的に来年度予算の審議が昨日から始まったわけでございますが、もちろん大変大事な予算案でございます。予算案をつくるときには、今の国民の生活の状態がどうなっているのか、あるいは日本の社会の状況がどうなっているのかということをやはりいろい...全文を見る
○横路委員 すべてに触れられているということですが、総理が触れておられない点について、しかも国民生活の大事な点について、これからお尋ねをしていきたいと思います。  まず最初に、これを聞いていただきたいと思うんですね。新聞の投書ですけれども、今、午前四時です、夫はまだ仕事から帰っ...全文を見る
○横路委員 もちろん、こういう事態というのは、これは労働基準法違反なわけですけれども、しかし総理になって何が一番変わったかといいますと、やはり雇用のあり方、特に、労働基準法というのはあってなきがごとき状況になっています。  ちょっと資料を見ていただきたいというように思いますけれ...全文を見る
○横路委員 欧米から批判を受けて、千八百時間ということで時短法をつくって進めてきたわけですよ。しかし、このように、時間外含めた労働時間は小泉政権になってからもどんどんふえていっているんですね。これはどうしますか。今二千十六時間。昨年の新しい数字ですと、まだふえていますよ、まだふえ...全文を見る
○横路委員 次は、時間外労働です。  総理にお渡しした資料の二枚目を見ていただきたいと思います。  今、週六十時間以上働く男性の割合一八・五%、平成十五年の調査ですが、三十から三十九歳ですと二三・七%。それだけの人が、その資料の二枚目、二枚目の右下の方の資料です、これだけたく...全文を見る
○横路委員 労働時間も時間外労働も、これは労使関係でもちろん解決するというのは非常に大事な一つの点ですが、しかし同時に、政府として方向性を与えていくということも大事なんですね。これは後で、最後に議論したいと思いますが。  そこで問題は、この時間外労働の中でサービス残業があるとい...全文を見る
○横路委員 ほんの一部の調査でもそういう結果が出ています。ですから、総理、これはぜひ、やはりみんなで是正していかなくちゃなりませんから、一つは、労働基準監督署が今やっているように、立入調査をして、そして是正をする、ひどい企業は公表するということをして、抑止効果というものを発揮しな...全文を見る
○横路委員 もう一つ、有給休暇なんですけれども、この有給休暇の消化も、総理になってからだんだん下がってきていまして、今四七%、これは有給休暇消化率というんだそうですけれども。四七%だというので、私、厚生労働省にほかの国はどうなっているんだと聞いてみたら、ほかの国には消化率という考...全文を見る
○横路委員 政治家は、国民の皆さんがゆっくりと休暇をとれるようになってからとるということだと思いますが。  どうしてとれないかということの理由は、調べますと、やはり休んでいる間に仕事を引き継いでくれる人がいない、それから、やはり仕事の量が多過ぎて休んでいることができない、あるい...全文を見る
○横路委員 そこのところの認識をみんなで早く共通のものにしなければいけないと思います。  労働時間が長いということはいろいろなところに影響していまして、例えば通勤が一番長いのは南関東なんです。男性の場合、平均で九十分通勤に時間がかかっています。そして、時間外労働も全国で一番多い...全文を見る
○横路委員 働いている人の不満の第一というのは、所定外労働時間が大きいということなんですね、長過ぎるということですね。それから二番目が、所定内労働時間も長いという不満もあります。それからもう一つは、柔軟な働きができないという、大体この三つが、今働いている人たちの不満としては大きい...全文を見る
○横路委員 あと、パート労働でいいますと、フリーターという、若い人たちがアルバイトだけで正規の就職ができないでいるという問題がございます。これは非常に日本社会にとって深刻だと思うんですね。  日本の社会というのは、学校を卒業しまして、会社に入ったりお店に入ったりして、先輩がいて...全文を見る
○横路委員 それで、収入がどんどん減ってきていることがどうなっているかというのを、ナンバー5の資料をちょっと見ていただきたいと思います。  これは山田さんという大学の先生が書かれた最近の著書の中にあった数字なんですが、上の方が男性です。それで、フリーターの人は大体年収で百万前後...全文を見る
○横路委員 低所得層がふえているということばかりじゃなくて、例えばホームレスがふえているとか自殺がふえているわけです。  お渡しした資料の五ページ目を見ていただきたいと思います。  これは失業率と自殺率なんですね。やはり失業率が高くなると自殺される方もふえているという状態でご...全文を見る
○横路委員 構造改革を進めてこられた一つの影の部分というのも、決して見過ごすことのできない状況に日本社会があるんだ。だって、日本の歴史の中でこんなに多かったときはないんですから。そこをしっかり認識していただきたいと思います。  そこで、今のような日本の長時間労働、片っ方で安いパ...全文を見る
○横路委員 なかなか企業に任せたのじゃうまくいっていないということが現実でありますので、そこを見ていただきたいと思います。  もう時間がございませんので、最後に、お渡しした最後の、一番下の表をちょっと見ていただきたいと思うんですが、六ページです。  「先進二十二カ国における所...全文を見る
02月23日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○横路委員 きょうは、年金の問題と、それから仕事と生活の両立といいますか調和というか、二つのテーマについて質問をいたしたいと思いますが、最初にまず、年金問題について御質問をいたしたいと思います。  この国会が始まった衆議院の本会議で、我が党の岡田代表が、年金問題、年金の一元化を...全文を見る
○横路委員 信頼を取り戻すためにということをおっしゃいましたが、昨年のあの年金改正で国民の信頼を取り戻すことができたんでしょうか。今、いろいろな世論調査、政府に対する要望とか政治に対する要望というのを世論調査をやりますと、どの調査を見ても、年金などに対する要望というのは非常に強い...全文を見る
○横路委員 私は、後で、そうではなくて、制度そのものに実は国民が不信感を持ち、不安を持っている大きな理由があるんだということがこれからの質問の主要テーマでございますが、その前に、総理大臣は本会議で、年金一元化を含めた見直しが必要ですということをおっしゃっているわけですね。それは、...全文を見る
○横路委員 つまり、年金の一元化を含めて、年金制度、正直言っていろいろな問題があるわけですね、国民年金にも厚生年金にも。やはりそういう問題をしっかりとつかまえて議論をしていこう、こういう姿勢はおありになるわけですか。もう一度確認します。  つまり、年金の一元化を含めた見直しが必...全文を見る
○横路委員 総理の答弁は、まず一つは、国民年金を含めた公的年金制度の一元化については早急に検討する必要があるという答弁なんですね。いろいろな解決しなければいけない課題があるから早急に検討するということなわけですよ。だから、まず一元化については早急に検討する。それから同時に、一元化...全文を見る
○横路委員 それで、この間の衆議院の予算委員会の中で、大臣もいろいろと議論した最後に、これは大島さんの二月十八日の衆議院予算委員会の一般質疑の中で、最終的には年金全部の一元化ですという御答弁を大臣もされているわけです。最終的には年金全部の一元化ということを大臣も御答弁されたわけで...全文を見る
○横路委員 いや、もう少し具体的に、今、年金は国民年金、厚生年金、国家公務員、地方公務員、私学と分かれているわけですね。このばらばら感というのは、国民が信頼していない大きな要素なのです。例えば受ける給付の金額がそれぞれの年金で違うとか、やはりそういうのが不信感のもとになっているわ...全文を見る
○横路委員 なぜ一元化が必要かということは、国民年金の議論をした後でまた質疑をしたいというふうに思います。  そこで、国民年金の現状なんですが、先日の衆議院の予算委員会を聞いていてびっくりしたのは、国民年金保険料の未納者が平成十五年度で四百四十四万五千二百四十八人というように、...全文を見る
○横路委員 これは四百四十五万、未納者ですよね。あと、納めた人といっても、二年間で一カ月納めればこれは納付者になってしまうわけでございますから、実質的には、かなりこれ以上の人々が完全には納めていないという状況にあるわけです。  先ほどの収納額と未納の保険料額、この数字というのも...全文を見る
○横路委員 そこで、私は、そういった徴収体制を強化するようなことで解決できる問題じゃない、制度的に問題があると思うんです。  まず国民年金ですね、国民年金の今の加入者というのを見ますと、自営業の人が二四%ですね。平成十三年の数字ですか、五百十一万、大体二四%。あと、雇用者や非就...全文を見る
○横路委員 そこで、問題は、国民年金というのは自営業の人を中心にスタートしたわけですね。ですから、自営業の人は定年制はない、ずっと働くことができるから給付の金額もそんなに高くなくてもまあいいだろうということで、厚生年金、そのほかの共済年金に比べたら非常に低い金額ですよね、今、月六...全文を見る
○横路委員 保険料の未納者の未納理由というのがあります。これも社会保険庁の調査ですが、やはり、保険料が高く、経済的に支払うのが困難とした人が、平成十四年の調査で六四・五%、これは多分まだまだふえていっていると思います。意外と、年齢が三十代、四十代の人にそういう理由が多いんですね。...全文を見る
○横路委員 いや、問題は、徴収というか収納体制の強化だけではしたがって解決しないということを言っているわけです。しかも、この国民年金の問題は実は厚生年金の問題でもあるんですね。  例えば、基礎年金拠出金による基礎年金の費用負担の方式というのがありますね。拠出金の算定の対象者とい...全文を見る
○横路委員 いや、それで問題が解決されるわけじゃないでしょう。つまり、国民年金の空洞化が進んでいくと、それによって厚生年金の方の負担がふえる、サラリーマンのところに負担が集中していくということなんですよ。そういう形になっていますでしょう、この基礎年金のやり方というのは。  私ど...全文を見る
○横路委員 厚生年金の空洞化ということもいろいろと言われているわけでして、この空洞化の実態もしっかり把握をまずしていただきたいということを御答弁いただきたいと思うんです。  例えば、雇用保険の加入が二百万で厚生年金の加入が百六十万企業だ、そこに四十万企業の差があるとか、適用事業...全文を見る
○横路委員 ともかく、お答えいただきたいのは、全体として厚生年金の空洞化の実態というのを明らかにする、その努力をしていただきたいと思います。  今幾つかの事例を挙げましたけれども、それで全部がわかるわけではないわけですね。どうですか、大臣。
○横路委員 昨年の改正について、経済四団体が、抜本改革なき厚生年金保険料の引き上げに反対すると。これは二〇%に対して反対したわけですが、その中で、もし上がった場合にどうするかという調査の結果がありまして、一つは労働形態の転換を検討する、つまり、パートや人材派遣に雇用形態を変えます...全文を見る
○横路委員 結局、国民年金をどうするかというと、一つは、定額制といったような制度的な問題、それからやはり若年層の雇用問題、あるいはパートの人々の均等待遇、こういった問題がトータルなんですね。ですから、徴収の体制を強化する、あるいは免除や何かをふやしますよというようなことをやって基...全文を見る
○横路委員 では次に、仕事と生活の調和問題。きょうもいろいろと議論されていましたが、ブレア政権が政権をとったときに、仕事と生活の調和ということでやった政策があるわけです。  イギリスも労働時間が長いんですね。まずとった政策が何かというと、週四十八時間にかなり限定をする。特別にも...全文を見る
○横路委員 前に厚生労働白書で発表されていたんですけれども、日本の場合、非常に長時間労働ですね。週六十時間以上労働、つまり週休二日のもとでは一日十二時間以上労働というのは、三十代で二四%ぐらいあるんです。一番長時間労働の長いのが南関東地域なんですね。東京の周辺ですね、神奈川とか千...全文を見る
○横路委員 時間短縮の促進法、千八百時間、これはまた法案のときに議論しますが、厚生労働大臣、この千八百時間の内容というのはどういう内容か御存じですか。一年間で千八百時間働くのは、どんな働き方をすると千八百時間なのか。
○横路委員 時間短縮のあの法律で、週休二日制度というのが割と定着したんですね。しかし、やはりそこら辺が一つの目標なんですね、休みは休みをとる、法定の労働時間の中で働くということですね。ところが、今度は千八百時間の方も何かあいまいになって外してしまって、あげくの果てにこの次世代の方...全文を見る
○横路委員 パート労働もそうですよね。指針が出ているわけですが、ここを見ると「パートタイム労働者と通常の労働者との均衡処遇に向けた環境の整備を進める企業の割合が増加する」と。これも、「割合が増加する」というのは、一体どんなことを想定されているのか、これだけじゃよくわかりません。 ...全文を見る
○横路委員 大臣の方にお願いしたいんですが、この行動計画ですね、現状どうなっているかという報告をする規定はどこにもないんですよ。こうしますということだけなんです。結構細かくいろいろ書いてありまして、ただしかし、何を目標にしてどうするかというガイドラインは別にないわけですね。だから...全文を見る
○横路委員 終わります。
03月30日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○横路委員 BSEの問題を議論する前に、ちょっと一、二点、厚生労働大臣にお尋ねしたいと思います。  東数男さんという原爆の被爆者の方が医療給付の認定を求めて厚生大臣に申請をしたわけですが、それが却下をされた。その却下を取り消す却下処分の取り消しの裁判が、東京地裁で、これは東さん...全文を見る
○横路委員 この人は、認定の申請をしてから、厚生労働省の段階だけでも五年経過しているんですね。それから裁判をやりまして、東京地裁でやはり約五年間、高裁は一年間の判決で、もう既に十一年たっているわけです。この方はことしお亡くなりになられまして、高裁の判決を聞かずに亡くなられたわけで...全文を見る
○横路委員 次に、BSEの問題でございますが、昨年の十月に、尾辻大臣と農林水産大臣から食品安全委員会に対して、特にBSEにかかわる全頭検査、この検査について、全頭検査をやめて二十一カ月以上の検査でいいのではないかというような諮問をされたわけですね。  食品安全委員会の方でそれに...全文を見る
○横路委員 危険性がないわけじゃないんですよ、これは。  いずれにしても、今回、では全頭検査をやめて二十一カ月以上にした、問題はものすごくたくさんあるんですけれども、一体今度緩和することで国民はどういう利益を得るんですか。今まで安全、安心だったというのがなくなるわけですよ。リス...全文を見る
○横路委員 そこはごまかしがあるんですね。食品安全委員会の方で中間報告が出たからという、その中間報告を理由にして諮問するなんというのはおかしな話で、今の質問に答えてください。全頭検査をやめることで、日本の国民にとってどういう利益があるんですか。安全性が高まるんですか、安全性が高ま...全文を見る
○横路委員 全頭検査をやってきた背景というのがあるわけです。まず、狂牛病が発生したときに、原因がわからない、一体どういうような汚染の状況にあるのかということもわからないということで、国民の不安も高まるということで全頭検査をやってきたわけです。これは、国民に安全な牛肉を提供すると同...全文を見る
○横路委員 つまり、一般論として可能性が肉骨粉にあるよというだけの話であって、しかも、あるいは飼料工場でもって交差汚染したかもしれないという話であって、実際にその牛が狂牛病になった、これが原因ですよという原因は特定されていないんですね。  ですから、全頭検査をやる意味合いという...全文を見る
○横路委員 日本の場合、第八例が二十三カ月ですよね、九例は二十一カ月の牛がBSE、狂牛病の牛だということになっています。  イギリスでは二十カ月以前で発症したケースもあるわけでして、本当に安全なんだ、問題は全くないんだということを言えるんですか。二十一カ月と二十カ月ですよ。この...全文を見る
○横路委員 つまり、現実に二十一カ月、二十三カ月というのは発症しているわけですよね。それまでは、大体二年以下には牛には発症することはないんだということが一般的には言われていたわけですよ。  しかし、日本で八例、九例ですか、二十三カ月、二十一カ月と出てきた。専門家の話ですと、高濃...全文を見る
○横路委員 では、それは何か国内的な要因があったわけじゃなくて、食品安全委員会が中間報告を出したからやったというんですか。出すように何か皆さんの方でやったんじゃないの、行政の方で。違いますか。
○横路委員 食品安全委員会の委員長さんが来られていますから。  例のプリオン専門調査会の方で三月二十八日の日に健康影響評価をまとめられた。これを読んでみますと、今回の諮問について二つの批判的な意見があったということを留意すべきであるというようにこの中に書かれています。  一つ...全文を見る
○横路委員 同じ影響評価の専門委員会の報告書の中に、「本評価報告は、我が国における過去の集積データ及び評価を行うに足る関連データに基づき、基本的には背景に予想されるBSEの汚染度、と畜場における検査でのBSE陽性牛の排除、安全なと畜解体法、特定危険部位の除去などの効率について評価...全文を見る
○横路委員 そこで厚生労働大臣に、今度は、アメリカ産の牛肉の輸入の問題に関連してちょっとお尋ねをいたしたいと思います。  アメリカで狂牛病が発生したときに、輸入停止の措置をとりました。そのときにアメリカ側に要求したことは何かというと、日本の国内でとっている我々の措置と同じ措置を...全文を見る
○横路委員 厚生労働大臣にその姿勢をしっかり守っていただきたいというように思います。  それで、食品安全委員会の方にこれから先新たな諮問が例えばおりてきたとして、いろいろな調査、資料集めをされるんだというように思いますが、そのときに、一つは、アメリカの会計検査院、これは国会にあ...全文を見る
○横路委員 委員長、もう一つ。  何か新聞報道によると、変な形の諮問をするみたいな報道があるんです。しかし、諮問にかかわらず、食品安全委員会は安全委員会として、自分たちの判断で行うことができるんですからね、調査でも何でも。それはちゃんと食品安全委員会の法律の中に入っている。何も...全文を見る
○横路委員 それで、厚生労働大臣、変な諮問になったら、これはやはり厚生労働大臣の責任ですから、変な諮問じゃなくて、先ほどおっしゃったようなことをきちっとやっていただきたいということを申し上げまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
04月12日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○横路委員 参考人の皆さんには、大変お忙しいところ、また遠くからおいでいただいた方もおられまして、心から感謝を申し上げたいと思います。  時間が余り十分ございませんので、皆さんにお尋ねしていきたいと思いますが、最初に、山本参考人に。  介護予防というのは本当に大事なことだと思...全文を見る
○横路委員 それで、今度、改正で地域支援事業とか地域包括支援センターという形になるわけなんですけれども、今までは余り効果がなかったとおっしゃった、今度はそれが本当に有効になるようには、どこをどう変えればいいんでしょうか。実は今と実態が余り変わらないんですね、私どもの見ているところ...全文を見る
○横路委員 ありがとうございました。  次に、矢野参考人に、ちょっと総論的なところで恐縮なんですが、先ほど国民負担率のお話をされて、企業は今の現状の中では負担はもうとても限界に来ている、これ以上負担がふえると国際競争力をそぐというお話がございました。ただ、日本の場合の税や社会保...全文を見る
○横路委員 パートの均等待遇はぜひ早くその方向に向かって御努力いただきたいと思いますが、基本は日本社会のこれからのあり方などに関することでもありますので、またいろいろと、しっかりとこの委員会の中でも議論していきたいと思います。  次に、野中参考人にお尋ねしたいと思いますが、野中...全文を見る
○横路委員 これで終わりますが、木村参考人、相野谷参考人には申しわけございませんけれども、資料をいただいておりますので、これに基づいてこれから質疑をしていきたいというように思っています。ありがとうございました。
04月14日第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第2号
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○横路議員 民主党の横路孝弘です。  きょうは第一回ですから、年金の現状についての共通認識が少しでもできればいいなと思っておったのですが、なかなかそこまで進んでいないようでございます。  昨年の年金改正で国民の年金に対する不信が解消したかといいますと、いろいろな世論調査を見ま...全文を見る
04月22日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○横路委員 今日までの議論は、新予防給付とそれからホテルコスト負担の問題に集中して議論が行われてまいりました。つまりこれは、一言で言えば給付をカットして負担をふやすということでございますから、小泉内閣が一貫してとってこられた政策の一つであると言っていいと思います。  問題は、介...全文を見る
○横路委員 つまり、これは、施設よりはやはり在宅、未利用の人の方が悪化度は少ないわけですね。しかも、家事援助を使っていない未利用の場合と、この在宅の人たち、これは多分家事援助を使っているでしょう、それとほとんど変わりないということは、ここからすぐ家事援助ということにはならないんじ...全文を見る
○横路委員 もう一つ、一の上の方の寝たきりの改善度というのを見てみても、これは在宅が一番改善度が、ある意味では改善度というか悪化しないウエートというのは、在宅が一番高いわけですね。そこもちゃんと見ていただきたいというように思います。  二ページの方の、もう一つ、「要介護度別にみ...全文を見る
○横路委員 つまり、今まで皆さん方の理論といいますか考え方は、要介護度一を調べてみたら非常に悪化が進んだ、その進んだ理由は何かというと、それは家事介護にある、したがって、そこを要介護度一から外して新予防給付だ、こういう理屈だったわけでしょう。  しかし、これを見ていると、悪化し...全文を見る
○横路委員 そこで、次に、まさにその原因、今お話があった原因から見てみましょう。  介護が必要になった原因で、廃用性症候群が要介護一で大体五〇%だ、ここに家事介護をしたから悪化したんだということですよね、今までの理屈は。それでよろしいですか。
○横路委員 要介護度一と認定された人は、二〇〇四年の数字ですが、百三十二万ですよね。そして、認知症高齢者の日常生活自立度二以上の人というのは要介護度一の中で二五%だというように皆さんからお答えをいただいております。  この自立度二以上というのはどちらに選別されるんですか。要支援...全文を見る
○横路委員 そうすると、ここに、皆さんの資料で一番最後のページにありますが、「要介護度別の介護が必要となった主な原因の割合」これを見ると、皆さん方が根拠にしている廃用性症候群に関連する原疾患が五〇%ぐらい、認知症六・七となっているんですね。  六・七と二五というのは、これは全然...全文を見る
○横路委員 つまり、廃用性症候群に関連する原疾患といっても、重複する疾患を持っているケースがあるわけですね、当然。しかし、これは主たる原因に分類していると書いてありますが、つまり、この廃用性症候群の中に痴呆性だとかうつだとかを持っている人たちがいるんでしょう。そうしないと数字が合...全文を見る
○横路委員 うつというのはどこに入っているんですか、この原因の割合でいいますと。
○横路委員 皆さんの資料の中にも、廃用性症候群の状態にある利用者に対しては、身体機能のみならず痴呆やうつ状態の可能性について考慮した上で対応すべきであるという指摘があります。当然の話ですけれども、この点をどう受けとめますか。つまり、廃用性症候群の中にも認知症の人がいますよ、そのこ...全文を見る
○横路委員 そうしますと、要介護度一を要支援二と要介護一に分けるということで、要件が三つほどありますね。認知機能障害、あるいは疾病や外傷などによって心身の状態が安定していない者とかその他、こうあるわけなんですが、今までの皆さん方の御答弁は、この全体の数字の七〇%から八〇%が新予防...全文を見る
○横路委員 だから、重複していろいろな障害を持っている方もたくさんおられるわけですから、ここで「骨折・転倒」とか「高齢による衰弱」とかいって、廃用性症候群、はい、これは除きますよということにはならないんじゃないですか。やはり個別にちゃんと、よほどスクリーニングをしっかりしなければ...全文を見る
○横路委員 それも今までの皆さんの資料とは違っておりまして、いまだ認知症、うつなどをどうすべきかということはわからないので、予防は地域支援事業へ回すというように書いてありまして、新予防給付の中で軽度の痴呆の人に対して行うというようには必ずしも今までなっていませんけれども、それはど...全文を見る
○横路委員 軽度の人も、早く悪化するケースが多いんですね。それは、先ほど来の資料で、要介護一の人で一番悪化度の高いのは痴呆性だということでしょう。重い人は要介護四とか五とかになっているわけですから、やはり要介護一の中で悪化が非常に進んでいるわけですよ。それに対してどういう予防をす...全文を見る
○横路委員 それで、もう一つ、廃用性症候群の中からさらに改善可能性の高い者を選んでいくわけですね。改善可能性ということが常に言われていて、可能性の高いか低いかということが一つのメルクマールみたいになっているんですが、多分廃用性症候群の人の中でもいろいろな病気を持っている人もいます...全文を見る
○横路委員 ちょっとその前に確認しておきたいんですが、廃用性症候群の中で、例えば認知症、そういうものを持っている人というのは、これはやはり外すべきだというように思いますし、それから、改善可能性というのは、一体これは、例えば八十五とか九十の高齢者の人に改善可能性というのは、何をどう...全文を見る
○横路委員 八十五歳とか九十歳のひとり暮らしの人にとっては、ちょっとした家事介護が多分一番改善可能性を高めているんだというように思うんですが、この改善可能性というのは、身体的機能だけじゃなくて生活全体の話だと思うんですね。だから、決して、何かここで見ると、もう今までの議論は、これ...全文を見る
○横路委員 いや、ですから、今の大臣の答弁をそのとおりに、後、これからいろいろ政令をつくったり通知するときに考えてください。そのことを確認しておきます。  一つ、要介護四と五のサービス給付の強化ということについて、ちょっと御質問をさせていただきたいというように思います。  重...全文を見る
○横路委員 今後この自立度三以上の人はますますふえていく、二〇〇五年つまり本年では九十万ぐらいになるだろうということが言われているわけで、どうしたらいいのかということがあるわけです。  一つは、やはり早期発見、早期対応で、医師を含めた専門家のネットワークが必要なんですね。これは...全文を見る
○横路委員 そのとおりだという御答弁で、だから、それをちゃんとやっていただくというのが大臣の責任でございますから、ぜひそこのところをしっかりやっていただきたいと思います。  そして、本人が落ち着く、家族の休息も大切。本人と家族の関係が悪化しないようにどうするかということで、一つ...全文を見る
○横路委員 あと、グループホームも現在六千百六十一カ所ですか、随分展開されてきていますが、しかし、従来から言われているのは、サービスにかなり差があって、入居者の権利保護も十分でないところも多いという指摘がありました。外部評価も始まって、同じような指摘だと思います。  こういうグ...全文を見る
○横路委員 ちょっと医療の問題が出ましたので、中重度の人たちは医療ニーズも高いんですね。結局、在宅でのそういうサービス提供をどうするかということが問われているわけなんですが、最近、何か、訪問看護ステーション、これは全国に五千カ所ぐらいあるんですが、そこに昼間通所看護、通うというこ...全文を見る
○横路委員 いわば通所看護が必要であるということでございます。  それからもう一つ、ケアマネジャーとかホームヘルパーの人々なんですが、やはりケアプランをつくる場合もなかなか苦労があると思うんですね。それから、ホームヘルパーの人も、身体介護などでもやはり重い人については御苦労もそ...全文を見る
○横路委員 いやいや、その介護報酬の面でちゃんと見るべきじゃないかということなんですが、いかがですか。
○横路委員 そこで、今度は新予防給付について若干お尋ねをいたしたいというように思います。  先ほども触れましたけれども、介護予防といいますか、生活機能全体の改善を図るということでございまして、そのためには、人と接触する、つき合う、あるいはやろうという意欲がどのように生まれてくる...全文を見る
○横路委員 私のところの北海道は、冬になると雪が降るわけですね。私の母は、九十歳で、家の二階に住んでいて、家の中はもちろん動き回ることができます。外も、夏ですとつえをついて歩くことがあるんですが、四、五年前に家の前で滑って転んで手を折ってしまったんですね。今スパイクタイヤが禁止に...全文を見る
○横路委員 これは、カットされて多分悪化する人が出てくると思うんですね。その場合はどうされますか、悪化する人が出てきた場合に。それに対してどういう対応をするんですか。  これは、例えば、今まではちょっとした介護でもって、それで自立してやっていた、それがカットされたというと、例え...全文を見る
○横路委員 新予防給付の中の筋トレですけれども、これは今までの議論の中ではっきりしたことは、効果のある人も中にはいるけれども、かなりそれは限定されているということで、中には悪化する人もいるということですね。ですから、やる場合には、本人の意思とその上に医師の判断、安全の確認など必要...全文を見る
○横路委員 それをちゃんと実施に当たってそういう仕組みに、大臣、これはしていただきたいと思います。  やはり、みんなの関心で、筋トレ筋トレということで、皆さん方、モデル事業もやったということで、年齢の高い高齢者にやるのは無理だと思いますし、これは、中で、今までのモデル事業なんか...全文を見る
○横路委員 それで、問題はやはり介護事業者、大手の介護事業者のところなんですね。  これは資料の五番ですか、軽度認定率の低いところと高いところを調べてみましたら、事業所が多い、ケアマネジャーが多い、老健施設などが多いというところが、やはり、いわゆる掘り起こしをしてふえているんで...全文を見る
○横路委員 それが本当にできるかどうか。地域によっては、コングロマリットみたいにあらゆることを全部やって、物すごい大きな政治的な力を含めて持っているところもあるわけですよ。そこを、では市町村が本当にチェックできるのかどうかということですね。これは大いに問題でございます。  例え...全文を見る
○横路委員 その今言った一つ一つにちょっと反論したいと思うんです。  まず、在宅介護支援センターというのは、中学校区を一カ所として、市町村全域をカバーするように担当地域を決めて実施してきているんですね。ですから、地域のコミュニティーというのは、きちんとやっているところは大変強い...全文を見る
○横路委員 それが間違いの一つですね。  それからもう一つ。在宅介護支援センターは、問題として、いわば介護保険が始まってからですけれども、地域型センターの九割が居宅介護支援事業所と併設で、役割分担が不明確だということなんですが、これは認めたのは厚生労働省ですね。それで、今度の包...全文を見る
○横路委員 だから、そこが問題だったんですが、同じことをやろうとしているわけです。  それから、専従体制が弱いという点も在宅介護支援センターの場合はみんなが指摘している問題点ですね。スタートのときは、地域型が二人、そして基幹型三人の専従体制の予算がついていたのが、いつの間にか一...全文を見る
○横路委員 私、地元の札幌の在宅介護支援センターの人たちにちょっと集まってもらって、いろいろと話を聞きました。その中に清田区というところがあるんですが、ここは大体十一万の人口で、在宅介護支援センターを四カ所持っています。ここは専従を一人ないし二人配置して頑張っているところなんです...全文を見る
○横路委員 これは掘り起こしといいますが、在宅介護支援センターは、介護認定を受けた人じゃない、その前の人の段階で、まさに痴呆性を持っているかどうかという掘り起こしは非常に大事なので、それを目的にある意味ではできている、それで仕事としては介護予防と相談事業をするということですから、...全文を見る
○横路委員 最後に、今までの老健の事業、それから地域支え合い事業、在宅介護支援センター事業が地域支援事業に変わっていくわけですね。これは大体全部行くんですか、そうではなくて、やはり相当変わるところもあるんでしょうか。特に老人保健事業はどんなぐあいになるんでしょうか。
○横路委員 老人保健事業の費用をちょっとお伺いしたら、事業費ベースで千四百九十三億、そのうち健診が千三百七十八億、九二%も占めているんですね。その部分の方針がまだ決まっていない。四十から六十五以上まで含めてどうするのか、分けるのか、介護保険でいくのか、医療保険でいくのか、地域にや...全文を見る
○横路委員 終わります。
04月27日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○横路委員 この介護保険法の改正案、この委員会で四月の一日から審議が始まりまして、今日まで大変熱心に審議が行われてきたというように思います。先ほど、山井委員と五島委員から、今回の介護保険法の改正案について、そしてまたこの審議を通じての厚生労働省の対応について、いろいろと思いを述べ...全文を見る
○横路委員 次に、筋力向上トレーニングについてでございますが、いわゆる筋トレ、これは強制されるのか。あるいはまた、マシンや資格など、筋トレをめぐる新たなビジネスで介護給付費が膨らむのではないか。さらに、筋トレを行う場合には、利用者に対して事故などについての十分なインフォームド・コ...全文を見る
○横路委員 介護予防通所介護の指定ということでございますが、これに筋力向上トレーニングマシンの設置というものを条件とするのかどうか。
○横路委員 次に、介護予防サービスの提供期間でございますが、介護予防の各サービス、例えば訪問入浴介護とか通所介護などにおきまして、「厚生労働省令に定める期間にわたり」というようにあるわけでございますが、その意味は一体何なのか。サービス提供を停止する口実あるいはきっかけに使われるこ...全文を見る
○横路委員 次に、これもいろいろ議論になりました施設給付についてでございますが、特に居住費、食費についてお尋ねをいたします。  施設に入っている方の居住費や食費を保険外にする場合に、第三段階、いわゆる年金が八十万を超えて二百六十六万円以下の人ですが、このうち、所得の低い層にとり...全文を見る
○横路委員 次に、保険料段階が新四段階以上であっても、高齢夫婦二人暮らしで一方が個室やユニットに入った場合には、残された配偶者が在宅で生活が困難となる場合がございます。こうした場合への対応はどのようになさるのでしょうか。
○横路委員 次に、高額の介護サービス費でございますが、ホテルコストの導入は十月からとされているわけでございます。利用者負担の軽減を図るために、新第二段階についての高額介護サービス費の上限の引き下げも早急に行うべきではないかというように思いますが、いかがでございましょうか。
○横路委員 次に、医療療養病床の居住費用でございますが、療養病床のうち介護保険適用の病床は居住費、食費が保険外となりますけれども、医療保険適用の病床についてはどのような対応を考えておられるのでしょうか。
○横路委員 次に、介護療養病床における施設・設備基準の経過措置の問題でございますが、介護療養病床については、病床面積や食堂などの施設・設備基準について経過措置が講じられておりますけれども、入所者の療養環境の改善を図る観点から、廃止すべきではないかというように思いますが、いかがでご...全文を見る
○横路委員 次に、これも議論されてまいりました末期がんの問題でございますが、特定疾病に末期がんを追加するに当たりましては、小児がん以外はすべてこれは対象に含めるべきではないかと考えますが、いかがでございますか。
○横路委員 次に、介護事業者の情報開示でございますが、介護事業者の情報開示において、介護現場における労働条件なども開示の対象とすべきではないかと考えますが、いかがでございますか。
○横路委員 次に、社会福祉施設職員等の退職手当共済制度の問題でございます。退職手当共済制度を見直す場合においても、人材確保の観点から、新規職員を含めて適切な退職手当が確保されるようにすべきであるというように考えますが、この点、いかがでございますか。
○横路委員 次に、二号被保険者等の給付への関与でございますが、二号被保険者や医療保険者が給付、サービスに関与できるようにすべきではないかと考えますが、いかがでございますか。
○横路委員 次に、被保険者と受給者の範囲の拡大の問題でございます。  これまでの審議におきまして、附則第二条に規定する検討におきまして、十八年度末までに結論を得るように新たな場を設けて行うということが答弁されておられますが、まず一つ、新たな議論の場はどのようなイメージであるのか...全文を見る
○横路委員 次に、認知症と高齢期のうつ対策でございますが、認知症と高齢期のうつが介護度を上げる主な要因であるという理解は一致していると思います。しかし、本法案においてその対策が打ち出されているかというと、そうは言えない状況にあるのではないかと思います。  うつや認知症の適切な把...全文を見る
○横路委員 次に、地域支援事業についてお尋ねをしたいと思いますが、地域支援事業の創設によりまして、従来老人保健事業で行ってきたヘルス事業のうち、六十五歳以上の者に対する介護予防のための事業について、介護保険の中に含まれることになりました。地域支援事業につきましては、制度実施後も不...全文を見る
○横路委員 次に、地域包括支援センターについてお尋ねをいたします。  地域包括支援センターの運営協議会、これが今度の一つのポイントになっているわけですが、利用者や被保険者の意見が反映されますように、これらの参加というのが必要だというように思いますが、いかがでございますか。
○横路委員 地域包括支援センター、これがやはり非常に大きな、大事な役割を果たすことになると思いますが、その運営については、やはりしっかりした体制をとっていなければ、私はなかなか新しいこともうまくいかないのではないかと考えています。しっかりした体制をとるべきではないかと思いますが、...全文を見る
○横路委員 次に、医療との連携ということでございます。  この点も、従来から言われながらなかなか強化されないできた問題でございますが、まず最初に、訪問看護ステーションを活用した多機能なサービスについても、これを介護保険制度において実施すべきではないかと考えますが、この点、いかが...全文を見る
○横路委員 そして、サービス提供が何としても必要なのは、在宅の、特に中重度の人への支援というのをやはり強化していかなければいけないと思います。その点がなかなか進んでこないわけでございますが、この支援を強化するということについてどのようにお考えですか。
○横路委員 次に、グループホームでございますが、グループホームも全国にどんどんふえて、六千カ所を超えております。このグループホーム入居者の健康管理の体制につきまして、もっと整備を図るべきではないか。非常に格差がある状況にありますので、ぜひ整備を図っていただきたいというふうに考えま...全文を見る
○横路委員 今回の法律は政省令が多いわけでございますが、今後の政省令の制定に当たりまして、ただいま厚生労働大臣から御確認をさせていただいた答弁を踏まえて政省令の制定に当たるということについて、確認をしていただきたいと思います。
○横路委員 以上で、私の確認を求める事項については終わりとさせていただきます。  政省令も多い。政省令がなかなかわからないと、議論していても、どこが本当にどんな姿になるのか、これは後の障害者自立支援法も同じなんですけれども、それから厚生労働省ばかりじゃなくて、どうもほかの法律も...全文を見る
05月17日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○横路委員 民主党の横路孝弘です。  参考人の皆さん方には、大変お忙しいところ御出席をいただきまして、貴重な御意見をいただきましたことを心から感謝申し上げたいと思います。  最近の社会保障政策、年金にしても介護にしても、今回の自立支援法もそうですが、今の内閣の方針というのは、...全文を見る
○横路委員 ありがとうございました。  施設から地域へという場合の核は、やはり地域で生活するということですから、移動介護というのは非常に地域生活での核になるわけですね。  そこで、笹川参考人にお尋ねしたいと思います。  視覚障害の方からお話を聞くと、ホームなんかで転落したと...全文を見る
○横路委員 ありがとうございました。  次に、尾上参考人にお尋ねをしたいというように思います。  一つは、今もお話ありました障害区分のところなんですが、障害程度区分の二次判定をやった後で、その区分の認定をして支給の決定案を作成しますね。その後で非定型的な支給決定等の場合、意見...全文を見る
○横路委員 それでは最後に、松友参考人に二点お尋ねします。  一つは、現行の小規模作業所でございますが、六千カ所以上あって、皆さんいろいろと御苦労されながら御努力されておるわけでございますが、この点、確かに明確な方向性が示されておりません。先ほど、事業、施設、設備要件の一層の緩...全文を見る
○横路委員 時間が来たからこれで終わりにいたしますが、これからも慎重なる審議を続けてまいりたいと思いますので、お気づきの点がございましたらまた御意見をいただければというように思います。  ありがとうございました。
○横路委員 四人の参考人の皆さんには、貴重な、そしてとても切実なお話をいただきましたこと、心から感謝を申し上げたいというように思います。  最初に、全家連の小松参考人にお尋ねをしたいと思います。  三障害の統合というのはみんなが望んでいたことでございますが、しかし、考えてみま...全文を見る
○横路委員 先ほど、今まで頑張ってきた小規模授産施設などについて社会参加支援事業というような事業を起こしていただきたいというお話がございました。新しく、今回の法律に基づくサービスの提供として先ほどそういうお話がございましたが、具体的にこういうサービスをもっと提供してほしいというこ...全文を見る
○横路委員 社会的に、まだまだ精神障害者の方に対する差別というのが非常に強い現状だと思います。何か起きますとすぐ何かそんなことが議論される、まことに情けない現状にあるわけですが、そんな中で大きな役割を担ってきたのが通院医療費の公費制度でございますから、私どもこれを存続すべきである...全文を見る
○横路委員 今のお話を受けて、私どももこれからさらにしっかり議論していかなければいけないという思いでいっぱいでございます。  あと、ちょっと教育の問題。これは文部科学省ではあるんですけれども、例えば、聴覚障害の人の教育は、できるだけ学校に上がる前、義務教育の前の教育から必要だ。...全文を見る
○横路委員 ありがとうございました。  それでは、大濱参考人にお尋ねをしたいと思います。  いろいろお尋ねしたいことはあるんですが、先ほどお話がありましたアセスメントについて、もう少し内容を詳しくお話をいただきたいと思います。  これは、百二項目のうち、ほとんど七十数項目は...全文を見る
○横路委員 時間がなくなってまいりましたので、藤井参考人にお尋ねしたいと思います。  先ほども、お話の中で、社会的な資源が余りにも少ない現状であるというお話をされました。そして、確かに、精神障害者の人々の点を見ても、聴覚障害の人々への対応を見ても、ともかく全体的に資源が少なく、...全文を見る
○横路委員 もう時間が来ましたので終わりにしますが、きょういただきました御意見を私どもはしっかり踏まえて、あしたからまた審議が始まりますので、その中で生かしていきたいと思います。  ありがとうございました。
06月30日第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第5号
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○横路議員 一般的に、よく、高齢者というのは資産を持ってお金を持っているというイメージがあるわけですが、内容をよく見てみると必ずしもそうではありません。公的年金というのは高齢者世帯にとって大変大きな役割を果たしていまして、平成十六年の数字ですと、公的年金や恩給のみで生活をしている...全文を見る
07月06日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第32号
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○横路委員 大臣、昨日、東京に全国の障害者の皆さん、一万一千人を超える方が集まりまして、国会への請願も二時間に及ぶというような、たくさんの人が集まりました。そのときのスローガンは、「このままの”障害者自立支援法案”では自立はできません!」ということで、この審議を見ながら多くの障害...全文を見る
○横路委員 やはり政治としては、これらの不安をどう解消していくのかということが大変大事なことなわけであります。  この中でも、どうして不安を持っているかと。「こんなにも重大かつ大規模な法案でありながら、当事者抜き、基礎データもほとんど無く、」今いろいろと慌てて調べているところで...全文を見る
○横路委員 施設から地域へというのはどうなんですか。
○横路委員 何か少しあいまいな答弁でございますが。  きのうの集会で、全部で十一項目の要望事項が出ています。できるだけこれを一つずつ、これに沿って考え方を聞いていきたいと思います。  まず第一、「現在の生活水準を絶対に後退させないでください。障害保健福祉関連予算を大幅に増やし...全文を見る
○横路委員 必要かつ適切なるサービス、今の水準を後退させないということはそれでよろしいんですね。  次に、「地域生活基盤の緊急整備を行ってください。」ということなんですが、支援費制度で二年間実績を積んだわけです。私は、その総括というのはいろいろありますけれども、もちろんその中で...全文を見る
○横路委員 例えば移動介護の場合ですと、身体障害者の場合で身体介護を伴う場合で二八%、知的障害者一七%、児童の場合一七%というように、本当に行っていない市町村の数が多いんですね。これをすぐこの法律でといったって、そんなにすぐ準備できるんですか。  それで、私はもう一つ御質問した...全文を見る
○横路委員 市町村の責任体制なんですけれども、介護給付、訓練給付、利用手続に当たって、申請者へ訪問調査をすることになっています。この訪問調査について、法律の中では、指定相談事業者への委託が可能であるというようになっているんですね。  介護保険の改正のときに議論されたことの一つは...全文を見る
○横路委員 いや、介護保険だって同じにやったわけですよ、市町村がちゃんと責任を持ってやると。しかし、実際は事業者がやって、その結果、ケアマネジメントがどうもうまくいかないケースが出てきたということで今度の法律改正になったわけでしょう。最初の調査はちゃんと市町村がやりなさいという改...全文を見る
○横路委員 市町村はそういう専門性を持った人材をこれから養成していかなきゃいけないわけでしょう。それができなかったら、本当にどうするんですか、そんなことで。  ですから、大臣、これは、基本的に今後の運用の中で、やはり市町村が実態を知ることがまず第一なんです。ですから、市町村が責...全文を見る
○横路委員 調査だけじゃなくて、幾つかの市町村でもって障害者の需要を考えて、そして計画をつくるということはどうなんですか。そこをやらないと、あと何も、一緒に広域的にサービスを提供していくということにならないじゃないですか。
○横路委員 次に、この要望事項の二番目、「「応益(定率)負担」の導入はやめてください。所得保障の確立が図られないまま導入されれば、障害者の生命を削ることになります。また、本人が負担できない場合に家族に負担が及ぶことは避けてください。働きながらの費用負担も納得できません。」  定...全文を見る
○横路委員 それで、その所得保障の研究を進めてという話なんですが、大体これはいつごろをめどにしてやるんですか。めどをはっきりしてもらわないと、所得保障について研究します、その上で審議会に場合によってはかけますというような話では、これはだれも納得しない話でありまして、いつをめどに所...全文を見る
○横路委員 今の答弁は、三年後までには見直しをしますというように理解してよろしいんですか。
○横路委員 もう一度、だから、いつまでにやるんですか。  三年後、介護保険、いろいろと対象者を拡大するとか負担する人間も拡大をしていくというようなことならば、そこならそこを目標にするというのをちょっと明確にやってください。今のお話だと、これからこの法律がもし通って運用していけば...全文を見る
○横路委員 もう一つ、「本人が負担できない場合に家族に負担が及ぶことは避けてください。」という要望になっています。  これはもう随分議論されています。低所得者に対するサービスにかかわる月額負担の上限は障害者と生計を一にする世帯の所得に応じるというぐあいになっているわけですが、も...全文を見る
○横路委員 これは自民党や公明党の方の障害者自立支援法についてのいろいろな意見の中でも、そこは限定すべきだという意見ですよ。国会の中はみんなそうじゃないですか。これから検討するなんという話じゃなくて、これははっきりさせてください。  要するに、これはやはり父母とか兄弟を除くとい...全文を見る
○横路委員 副大臣、国会の意思はわかりますね。
○横路委員 では、それを踏まえてやっていただきたい。よろしいですか。
○横路委員 もう一つ、「働きながらの費用負担も納得できません。」これも全くそうだと思いますね。  例えば、現在、授産施設や福祉工場などで利用者負担はありません。しかし、今度の就労移行支援とか就労継続支援として利用する場合には一割負担なんですね。  福祉工場の場合は、これは雇用...全文を見る
○横路委員 いやいや、事業主の判断によるではなくて、おかしいんじゃないかと言っているんです。雇用関係にあるところから利用料を取るというのはおかしいんじゃないですか、労働関係の法令からいっておかしいんじゃないんですかと言っているんです。
○横路委員 それだったら、事業主の判断によるではなくて、負担はしないということじゃないですか。雇用関係にあるのは負担しないのが、労働関係の法令からいってもそのとおりですよ。そして、人はそれぞれいろいろな働き方があるんです。分けてしまうのはおかしいんですよ。  まずこの福祉工場に...全文を見る
○横路委員 そうすると、事業主の判断で減免しない場合もあるんですか。
○横路委員 これは、雇用契約、雇用関係というのは、事業主と従業員という関係で、労働関係の法令が適用されます。そして、働いた賃金から事業主が勝手にカットするということは、これは許されない話です。働いた分ちゃんと払うという契約になっているわけです。ですから、このところはおかしいですよ...全文を見る
○横路委員 実は、授産施設だって……(発言する者あり)  それでは、その回答をいただいてから、また改めて議論させていただきたいと思います。  その場合、授産施設だって就労の場なんです。ですから、ある意味でいうと、授産施設だって同じように扱うべきだと私は思います。皆さんの検討の...全文を見る
○横路委員 あなた、障害者の人だって、生活、いろいろと楽しみたいことだってたくさんあるんですよ。それを、今のは何ですか。理由が全然わかりません、こんなところで三千円カットなんというのは。  大体、七千円とか一万円に掛けるのがおかしいんですよ。これは、せっかく働いてやったんですか...全文を見る
○横路委員 今の話は、例えば一万円だったら、三千円控除して七千円、七千円の一割負担ということではなくて、そこを配慮したいということなんですね。それでないと配慮にならぬでしょう。
○横路委員 そういう答弁だから、障害者の人は不安になるわけですよ。グループホームに入っている人もいれば、自宅から通っている人もいるし、いろいろな人がいるわけですから。  だから、そういうところを今のような形をとるならば、それはみんな、ほかもとったっていいじゃないですか。ほかもと...全文を見る
○横路委員 あと、また、政省令の事項でしょうから、議論をいたしたいと思います。  これは要望十一項目のうちの、まだ今これから三項目めなんです。「難病や発達障害、高次脳機能障害といわれている人びとなど、すべての障害を障害者自立支援法の対象としてください。」  先ほど、検討すると...全文を見る
○横路委員 四項目めは、「非定型的支給決定の審査」なんですが、例えば、施設に入っている人が地域でこれから生活をしたいというような希望を持っている場合には、これはどういうことになるんでしょうか。非定型の支給決定というのは、何か市町村が想定しているものを超えた場合というようなお答えを...全文を見る
○横路委員 その障害区分とサービスの提供の中には、では施設から地域へという場合の形もつくられるわけですね、施設から地域へ行きたいという重度の人の場合でも。
○横路委員 市町村がつくられるんじゃなくて、基準は国がつくるんじゃないんですか。違いましたか。市町村で自由にできるんでしたか。国が基準をつくるんでしょう、障害区分は。そして、市町村の方はいろいろと調べて、その結果、何人ぐらい該当する人がいるかなということでもって全体の枠を決めるん...全文を見る
○横路委員 そうすると、本人は地域で生活したいと思っても、市町村がだめだと言う場合はあるんですか。あなたは施設に入っていなさい、こういうことを強制できるんですか、今のお話を聞いていると。
○横路委員 しかし、あなたは調査自身も何か丸投げするのを認めるようなことをやっておいて、そんなことになりますか。だから、ちゃんとそこは、施設に入っている人が地域に出たいと言った場合に、その希望をかなえてあげるような、そういうサービスを提供するのがやはり大事じゃないですか。違います...全文を見る
○横路委員 今のお話ですと、重度の障害者の人が地域で生活するという意味では、今まで以上にサービスは充実する、今部長はそう答えられました。そのように理解してよろしいんですね。  そして、やはり本人の希望。ですから、障害者の人たちが、障害認定を受けるに当たって本人の意見を聞いてほし...全文を見る
○横路委員 国庫補助は、補助金額は区分の障害者の人数掛ける基準額が上限で、しかも、細分化された障害程度区分ごとに独立した計算をして上限とするというようなことが今までのお答えだったかと思いますが、区分間の流用を認めないというならば、それで十分対応できるだけの可能な基準設定をやはりす...全文を見る
○横路委員 次に、移動の問題です。これは六番のところですね。重度障害者が五番、六番が移動介護。  移動介護は、地域で生活するという上での不可欠な要素なわけですね。しかし、実際は地域の格差が非常にあって、その体制も不十分だということで、大臣のお答えですと、地域の市町村には移動介護...全文を見る
○横路委員 そうしたら、市町村はいろいろと枠をはめようと思えばできるということですか。昔に戻るんですか、支援費の前の状況に。つまり、こういうときはだめだとかいいとか、時間はこうだとか、ほかの市町村に行くのはだめだとか、何かそういう枠をはめることは市町村の自由だということですか。そ...全文を見る
○横路委員 それで、この地域生活支援事業の中で、移動介護でありますとか、地域活動支援センターでございますとか、手話通訳などのコミュニケーションなどがありますね。これは、予算はどういうぐあいにするんですか。積み重ねでいくんですか、丸めてになるんですか。つまり、例えば小規模の授産所、...全文を見る
○横路委員 今のところ、そこはまだ結論は出ていないということなんですね。  しかし、移動介護などは、市町村がやった分については、全部これはちゃんと国庫のお金も出るようになるんでしょう、大臣。間違いないですね。
○横路委員 最後ごもごもと言って、何かよくわかりませんでしたが。  それで、まだほかにも、ここでコミュニケーション、それから自立支援医療費などたくさんありますが、ちょっと最後に十一番目、「障害児福祉に関して、発達・育成期にあることをふまえて、現行の公的責任による施策を維持してく...全文を見る
○横路委員 これで終わりますが、早期発見、早期療育の仕組みというのをやはりしっかりつくることが必要です。いろいろな制度がたくさんあるんですけれども、どうも統一されていないというように思いますので、お母さん方が心配になったときに、ここに行けばすべてそこで解決できるという仕組みをぜひ...全文を見る
07月29日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第37号
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○横路委員 私は、アスベストの問題と、労安法に関連して時短問題についてお尋ねしたいと思います。  アスベストの問題は本当に大きな広がりを持っていて、一体どこまでこのアスベストによる被害が拡大をしていくのか、ちょっと想像もつかないような状況にございます。問題は、一千万トン輸入され...全文を見る
○横路委員 大体ピークはいつごろになるんでしょうか。  それと、学者の予測を見ますとかなり深刻でして、ある学者の予測ですと、二〇三〇年ピークで、そのときに中皮腫で亡くなられる方が年間で五千人とか六千人とか、多ければ一万人を超えるような数字も予測として出されています。  そうい...全文を見る
○横路委員 それで、例えば中皮腫で亡くなった人について、どこで生活をしていて、どんな状態で亡くなったのかという全体の把握がやはり必要だと思うんですね。  それで、大臣、資料として、中皮腫で死亡した人というので、平成十年、十一、十二、十三、十四、十五と、年齢別の数字をちょっとごら...全文を見る
○横路委員 これは、二〇〇三年については行うというのをちょっと聞いたんですが、それ以前についてはどうなんでしょうか。  私は、中皮腫で亡くなった人、調べられる限りにおいて全数調査をちゃんとやって、そして実態がどうなっているかということを把握することが対策を進める上でも大事だとい...全文を見る
○横路委員 それをまずしっかりやっていただきたいというように思います。  次に、経済産業省の方にお尋ねしますけれども、先日、七月の十五日ですか、アスベストによる健康被害の実態調査結果、八十九社について四百六十二名という被害の発表がございました。しかし、メーカーの数はこれで限られ...全文を見る
○横路委員 そうすると、今のお話ですと、メーカーと、それからユーザーについて四百団体、数万企業ということですから、一応数万企業が、数万というのはちょっとどのぐらいなのか教えていただきたいと思いますけれども、それが一応メーカー並びにユーザーであるというように今の段階でお考えになった...全文を見る
○横路委員 問い合わせしたのが数万企業ということでございますから、本当に広い分野にわたっているわけでございます。  それで、厚生労働省、前から議論されておりました労災認定事業所名を公表すべきじゃないかということで、きょう連絡会議で議論されたようですが、それは決めて公表するという...全文を見る
○横路委員 それはどのぐらいの事業所になるんでしょうか、数は。
○横路委員 あと、厚生労働省の方で、特定化学物質等障害予防規則の関係で、メーカーの検査や指導というのは行うことになっているので、その実態はどうなのかということをちょっと担当の箇所に言いましたら、それは情報公開法によって提出できないということだったんですが、やはりこれだけ国民の安全...全文を見る
○横路委員 それは大臣、どのぐらい、事業所でいうと、何か一千事業所ぐらい調査したんでしょうか。
○横路委員 これは、行政機関の保有する情報の公開に関する法律の第五条の第二号で、「法人その他の団体に関する情報又は事業を営む個人の当該事業に関する情報であって、次に掲げるもの。」ということですが、「ただし、人の生命、健康、生活又は財産を保護するため、公にすることが必要であると認め...全文を見る
○横路委員 国土交通省、来られていますか。  一つ、建設の現場で従事されている方というのは、これからの解体を含めて、非常に大きな問題だと思うんですね。これは国土交通省としては、そういう建設従事者の状況ということについて、例えばどれだけの、どういう企業、どういう仕事に患者が発生し...全文を見る
○横路委員 通知はしたはずでございますが。今までどういう発生をしているのかということはお調べにはなっていないんですか。建設の関連の事業者に対して、そういう実態調査というのはやっていないんでしょうか。
○横路委員 それは建設の業者を調査する必要があるんじゃないですか。何か被害はみんな厚生労働省じゃ、これは困りますよ、幅が物すごく広いんですから。それぞれの省庁が、関連する業界についてはちゃんと調査をされて把握するということが必要だと思いますよ。建設現場は、絶対これからさらにふえて...全文を見る
○横路委員 いや、まずやはり建設現場の、要するに建設の事業者の方に認識がちゃんと徹底しなきゃだめなんですよ。それには、皆さん方がそこに対して、こういう点を調査して上げろといって調査をおろせばいいわけですよ。経済産業省がやったように、協会を通じてやればいいじゃないですか。それをやっ...全文を見る
○横路委員 これは本当にいろいろな問題がこれから起きてくるわけでして、その中で各省庁も、やはり一義的にちゃんと自分たちのところで負うべき責任は負ってもらいたいというように思います。  次に、ちょっと水道管についてお尋ねしたいんですが、水道管に使用されているアスベスト、アスベスト...全文を見る
○横路委員 厚生労働大臣、これはともかく相当やはり大きな問題になりますので、実態と、それからアスベストが今どういうところでどのようにして使われているのか。  例えば、公共的な建築物とか、人の出入りの多い大きい民間の建築とか、本当はちゃんと表示をしてもらうとわかりやすくていいと思...全文を見る
○横路委員 次に、労安法の質疑に移りますので、後はほかの方は結構でございます。  そこで、日本の場合の今の問題点の一つは、やはり長時間労働ということですね。他方、パート労働があって、これは低賃金で不安定な労働だ。  一つは物すごい長時間労働があるということで、大臣、今資料をち...全文を見る
○横路委員 今回の千八百時間という目標をなくしてしまったその過程の審議会なんかの議論をいろいろ見ていますと、経済団体の方からは、労働時間の規制をするということは国際競争力に響くんだということをよく言われているわけです。  しかし、この左側の「週に五十時間以上働く人の割合」という...全文を見る
○横路委員 先ほど御紹介した東京労働局の調査によりますと、過重労働の結果、脳や心臓疾患の懸念があるというのがだんだんふえてきていまして、平成十六年で三八・三%とふえていっています。それから精神的な問題、この懸念というのもふえていって、平成十六年では三三・八%という事態なんですね。...全文を見る
○横路委員 不払い残業、これは、厚生労働省の方も賃金不払残業総合対策要綱というのを、平成十五年ですか、取りまとめて通達をされました。そして、不払い残業をなくすということで御努力をいただいているわけでございますが、いろいろとやられている不払い残業の実態、それから今後はどうなさるのか...全文を見る
○横路委員 二〇〇五年版の経営労働政策委員会報告という経団連の報告書があるんです。その中の「労働法・労働行政への対応」ということの中で、「企業の労働条件は、基本的には労使間の交渉・協議により決められるべきである。しかし、最近の労働行政は、企業の労使自治や企業の国際競争力の強化を阻...全文を見る
○横路委員 なぜ、日本の場合、長時間労働なのかということについて、労働政策研究・研修機構というところの調査がございます。  この調査を見ますと、やはり人員が削減されて人手が足りないというのが第一なんですね、なぜ長時間労働になっているか。その次は、労働時間内では片づかない仕事の量...全文を見る
○横路委員 びっくりして見ただけではなくて、後をちゃんと、企業に対する指導をしっかりやっていただきたいと思います。  それで、時間外を、どうやって長時間労働を抑えるかということなんですが、一つは、労働時間の上限をやはりちゃんと押さえるということなんですね。EU指令では週四十八時...全文を見る
○横路委員 時間外労働を抑えようということで、所定外労働削減要綱とか時短法に基づいて労働時間短縮推進計画というのがありますね。この内容というのは、これはそのままやはり進めていくということなんでしょうか。これも全部この際御破算にしてしまうんですか。
○横路委員 いや、全然わかっていないんじゃないですか。先ほど私は、経団連の文書をちょっと紹介いたしました。ではなぜ長時間労働かという理由も御紹介いたしました。労使関係に任せておいて時間短縮ができるものなら、それはとうの昔にできていますよ。できないから今までつくってやってきたわけじ...全文を見る
○横路委員 一つ、次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画についてお尋ねしたいと思いますが、三月の末に提供された、結果として先日発表されたものを見ていますと、この中に、所定外労働の削減というのが四三・一%、有給休暇の取得の促進というのが四一・四%というように数字が上がっているわけ...全文を見る
○横路委員 それで何か効果はあるんですか。これは具体的に計画を立てずに、今これだけの所定外労働時間をこれぐらい減らすというような内容にはなっていないんですか、なっているんですか。それをちゃんと把握して、そして少子化対策の大綱、この大綱の中で方針を具体的に出しているじゃないですか。...全文を見る
○横路委員 これで何か効果はあるんですか。
○横路委員 時間ですので終わりますが、要するに、労使に任せるという規制緩和路線なんですね。アメリカからも要求されていることに皆さん方はこたえようとされていますけれども、日本の労働者は本当に大変な事態、状態になりますよ。だから、そこのところをぜひしっかり受けとめて、指針をつくるとき...全文を見る
07月29日第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第8号
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○横路議員 民主党の横路孝弘です。  国民年金制度については、ここで大分議論をしてまいりまして、その結果、大分問題点も整理されてきたのではないかというふうに考えております。制度上に大きな問題があるということが明らかになったのではないかと思います。  一つは、国民年金は他の年金...全文を見る
09月21日第163回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号
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○横路副議長 一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、皆様方の御推挙をいただきまして、副議長の要職につくことになりました。まことに光栄に存じます。  今後、河野議長を補佐いたしまして、一体となって国会運営の責任を担うことになったわけでございますが、その課せられた責任の重大...全文を見る
09月21日第163回国会 衆議院 本会議 第1号
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○副議長(横路孝弘君) ただいま皆様の御推挙をいただき、本院副議長の要職につくことになりました。まことに光栄に存じます。  私は、この職務の重大さに深く思いをいたし、公正を旨とし、誠心誠意事に当たり、河野議長とともに議院の円満な運営に全力を尽くす所存でございます。  何とぞよ...全文を見る
09月28日第163回国会 衆議院 本会議 第4号
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○副議長(横路孝弘君) 神崎武法君。     〔神崎武法君登壇〕
○副議長(横路孝弘君) 志位和夫君。     〔志位和夫君登壇〕
○副議長(横路孝弘君) 阿部知子さん。     〔阿部知子君登壇〕
○副議長(横路孝弘君) これにて国務大臣の演説に対する質疑は終了いたしました。      ————◇—————
○副議長(横路孝弘君) 本日は、これにて散会いたします。     午後四時三十八分散会      ————◇—————  出席国務大臣        内閣総理大臣  小泉純一郎君        総務大臣    麻生 太郎君        法務大臣    南野知惠子君 ...全文を見る