横路孝弘

よこみちたかひろ



当選回数回

横路孝弘の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第193回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○横路分科員 きょうは、時間をいただきまして、スモンの患者の皆さんが今抱えている問題についてお尋ねをしたいというように思っております。  スモンも、発生したのが昭和三十年代でございますので、そして、昭和四十五年になって厚生省がキノホルムの製造を中止し、その後、被害を受けた人々が...全文を見る
○横路分科員 スモンも時間がたちましたからね、病院に行って、医者も知らないのがいるというので、要望があって、スモン手帳というのを厚生労働省でつくってくれました。  症状というのがこの中に書かれているんですが、神経症状、下肢の異常知覚、自律神経障害、頑固な腹部症状を初めとして、循...全文を見る
○横路分科員 介護保険ができたときから、六十五歳以上の人をめぐっていろいろな議論がありましたが、昨年、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律という改正案ができましたよね。来年の四月から実施されることになっていますが、この内容は、六十五歳に至るまで、相当の長期間に...全文を見る
○横路分科員 公的介護を受けていない人で、特に申請もしていない人、四三%もいるというのは、これはどうしてだと思いますか。
○横路分科員 それは今、これから私がだんだん説明していきますが、大臣、スモンの場合、若年の発症者も多いんですよ。八歳で発症したとか、中学生とか高校生とか、あるいは二十代の人々、非常に人生の大切な時期にスモンが原因で、だから進学を諦める、結婚を諦めてしまう。あるいは、働いていた公務...全文を見る
○横路分科員 大臣のところに、北海道で「六十五歳まで障害福祉サービスを受けてこなかった人」というペーパーは行っていますか。A、B、C、Dと、人の名前はありませんが。ありますね。  この七人の人を見ますと、やはり収入は低いんですよ。障害年金と、あと健康管理手当ですよね。介護手当は...全文を見る
○横路分科員 この研究班というのは、本当に、北海道ばかりじゃないと思いますが、北海道は藤木先生という先生が中心になって、お医者さんとか、それから道の関係も入って、そして調査をしているんです、毎年。それは、やはり国が責任を感じたから恒久対策の中でこういうのをやっているわけですよ。 ...全文を見る
○横路分科員 私は、六十五歳になって初めてサービスを受けたいと思う人、そういう人がどういう人かというのは、この票を見るとわかるんですよ。経緯、経過がわかるんです。毎年やっているんですから、ともかく。十年前どうだったのか、十五年前にどうだったのか、日常生活への対応もそのときどうだっ...全文を見る
○横路分科員 先ほどの政府参考人の答弁で、六十五歳以上でまだそういうサービス適用をしていない人の数は掌握していないという答弁でしたけれども、これを見ると大体わかるわけですよね。ですから、ぜひそういうチェックも、ちょっとお手数をかけますけれども、本人にとっては大変な問題なので、ぜひ...全文を見る
○横路分科員 ぜひそういう努力をしていきたいと思うんです。  スモンの患者さんの立場からいうと、毎日毎日痛みを抱えて、いろいろな生活を工夫しながらやっている中で、介護保険というのは、老齢による、加齢によるということなんです、それと同じだというように扱われるのはやはり変じゃないで...全文を見る
○横路分科員 はり、きゅう、マッサージの問題なんですが、これも最初の和解のときから月七回というように、そのときに決められているんですね。希望は、もっと回数をふやしてほしい、ほかに治療法がないんですから。  それで、過去は国会の答弁でも、慎重に検討をいたしますという答弁があったん...全文を見る
○横路分科員 終わります。
03月09日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○横路委員 おはようございます。  きょうは、北朝鮮の問題について御質問いたしたいと思います。  二月の十二日、三月六日と相次ぐ北朝鮮のミサイル発射で、しかも、三月六日の場合、在日米軍基地を狙った訓練であるというようなことが発表されております。しかも、核弾頭を装填するというよ...全文を見る
○横路委員 そこで、現在の状況を正確にやはり認識することが必要だと思うんですね。そういう意味では、アメリカのトランプ大統領の対北朝鮮政策ということについてお尋ねしたいと思うんです。  二月十日に日米首脳会談が行われました。首脳会談の中の、外務省の概要を見ますと、両首脳は、新たな...全文を見る
○横路委員 日米首脳会談について、その後の両者のいろいろな協議の場もたくさんあったと思うんですが、その中で、トランプ大統領から、今外務大臣御答弁のあった、あらゆる選択肢を検討するんだと。あらゆる選択をした場合には、対話から軍事力の行使まで、いろいろあるわけですよね。  そこで、...全文を見る
○横路委員 そうすると、今月の中旬にアメリカの国務長官が来られますけれども、そのときに、主にやはり北朝鮮問題が議題となり、いわゆるすり合わせが行われるというように考えてよろしいんでしょうか。
○横路委員 トランプ大統領は、オバマ前政権の核戦略忍耐という方針は失敗だ、対北の関係でいうと、武力行使や体制転換も選択肢にあるんだと。先ほど外務大臣も、あらゆる選択肢を日米でというお話がありましたが、その中にこういう武力行使なども含まれているというように理解してよろしいですか。
○横路委員 それで、稲田大臣、二月の四日、国防長官との会談が行われました。その記者会見の中で、記者からこういう質問が出ていますよね。もしアメリカ側が北朝鮮に先制攻撃をやると日本に伝えた場合、安倍内閣はどうするんですかという質問に大臣は答えられて、ともかく北のミサイルは新たな段階に...全文を見る
○横路委員 さらに、続いて、新聞記者の質問に対して、先制攻撃事態ということにならないように協力をしていきましょうというように答えられて、その上で、この地域における日本とアメリカとの同盟の強化、何かあればアメリカの打撃力という抑止力、そういったものも含めた形で北朝鮮に対しては対峙し...全文を見る
○横路委員 また後でお尋ねしますが、実は、皆さんも御存じですけれども、一九九四年の二月、クリントン・細川会談というのが行われて、そのときにクリントン大統領から、北朝鮮は本気で核を開発しようとしている、何としても阻止をしなければいけないということで、日本と協力したいという話がありま...全文を見る
○横路委員 このとき、必死になってその反対に動いたのは金泳三大統領なんですね。彼は、アメリカのクリントンと電話だけで二十回以上話をしたと言っています。それから、日本や中国を訪問し、ロシアも六月になってから訪問して、ともかく協力要請をしています。  そしてもう一つは、カーター元大...全文を見る
○横路委員 我々の要望は、北朝鮮の核開発の凍結ですよね。そして、朝鮮半島全体の非核化ということだと思うんですね。  北の方から見ると、やはり自分たちの国の安全保障なんですよ。彼らが米韓軍事演習のたびにいろいろやっているでしょう、反応していますよね。それは、かつて米軍と戦争したと...全文を見る
○横路委員 拉致問題のときには、北朝鮮の側との協議する場がありましたよね。そういうことでないにしても、もうちょっと、対話と圧力といったって、ほとんど今、対話は成り立っていないわけですから。それは向こうの態度もありますけれども、やはりしっかりとした、意思を伝える、そういう場を何とか...全文を見る
03月16日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○横路委員 きょうは、稲田大臣に、あなたの歴史観とかあるいは教育観とか、そういうことを主に御質問しますので、自分の言葉でお答えを、考えを率直に言っていただければというように思います。  一つは、籠池前理事長がテレビで発言されるのを見たんですが、稲田大臣とは志を同じくする同志であ...全文を見る
○横路委員 前に、籠池さんが経営している幼稚園のことを、教育勅語を子供がみんな暗唱しているんだというので、行ってみたらと勧めたことがありますでしょう。しかも、御主人は籠池さんのところの顧問弁護士もやっていた、同じ大阪だと。だから、例えば日本会議なら日本会議という場での同志としての...全文を見る
○横路委員 それでは、教育勅語についてお尋ねしますが、その前に、お渡しした、出兵及び言論統制やテロなどに関する歴史という年表がありますよね。これをちょっと見てください。  この年表は、最初の出兵が台湾出兵です。一八七四年から太平洋戦争が終わるまで、大体この間、七十一年間なんです...全文を見る
○横路委員 自分の管轄じゃないから答弁できないというのはおかしいので、今の自衛隊というのは、戦前の日本軍のさまざまやった過ちや失敗を教訓として今日あるわけでしょう。今日あるわけですよね。ですから、もちろん、戦前の歴史がどうなのかということは、自衛隊のやはり責任者としては、その認識...全文を見る
○横路委員 教育勅語について、戦後、衆議院と参議院での国会の決議もありました。それは後で御質問しますが、戦後の教育基本法に至る経過のところをちょっと御紹介したいと思うんです。  昭和二十年、終戦の年ですね、幣原喜重郎さんが総理大臣をやったときに、安倍能成さんが文部大臣になりまし...全文を見る
○横路委員 今、この田中耕太郎さんの話を紹介しましたが、教育というのは、やはり国家の奴隷ではないんだ、一人一人の人間の人格を形成することなんだ、こういう点についてはどう思いますか。
○横路委員 そこで、お渡しした資料の四ページのところに、衆議院の決議と参議院の決議がございますので、それを見てお答えいただければと思います。  衆議院の決議は、「民主平和国家として世界史的建設途上にあるわが国の現実は、その精神内容において未だ決定的な民主化を確認するを得ないのは...全文を見る
○横路委員 つまり、教育勅語が当時衆議院の決議にあるような側面を非常に持っていた、それが戦争をずっと遂行してきたことになっているという思いから、新しい教育基本法をつくろうというふうに変えたわけでしょう。その点は御理解できますか。
○横路委員 そして、今度は参議院の決議です。参議院の決議は、「教育基本法を制定して、わが国家及びわが民族を中心とする教育の誤りを徹底的に払拭し、真理と平和とを希求する人間を育成する民主主義的教育理念をおごそかに宣明した。」「しかし教育勅語等が、あるいは従来の如き効力を今日なお保有...全文を見る
○横路委員 別にあなたに教育勅語の解釈を求めているわけじゃないんです。教育勅語というものが戦前の日本の社会の中でどういう役割を果たしたのかということなんですよ。  そして、その親に孝行というのは、何も教育勅語を引かなくたっていいじゃないですか。そのことを言えばいいわけで、わざわ...全文を見る
○横路委員 つまり、我々は、今お話あったように、この七十年間というのは、日本として世界に誇るべき時代だったんですよ。その前の七十年間は、戦争があったりして非常に大変だった、人々の基本的人権もいろいろな制限を受けたというのは、今の年表に書いてあるとおりですよ。  そうすると、これ...全文を見る
○横路委員 大臣は、従来、日本はこれまで、戦後レジームの中核をなす東京裁判史観に毒されてきているせいで、歴史認識について言うべきことを言わず、なすべきことをしてこなかった、むしろ、言うべきでないことを言い、すべきでないことをしてきたといって、その典型が河野談話と村山談話だというふ...全文を見る
○横路委員 その認識はずっと持ち続ける認識になりますか。個人の意見は別だけれども、今は内閣の一員だからそれに従っていますという御答弁ですか、今の答弁は。
○横路委員 過去の御発言では、南京事件と従軍慰安婦の問題を扱った発言がございます。大分世の中にも間違って河野談話などを受けとめている方がいるようなのでちょっと御説明しますと、従軍慰安婦の問題というのは、かなり日本軍もあちこち広がりましたから、それに伴ってふえているんですね。  ...全文を見る
○横路委員 訴訟もやっておられるというのを聞いたから、南京事件のことをお尋ねしたんです。  それで、防衛大臣として、戦後の自衛隊というのは、やはり戦前の軍隊の反省に基づいて、それを教訓として今日までやってきているわけですよ。  戦前の日本軍の一番の間違いというのはどこにあった...全文を見る
○横路委員 それは今大臣のお答えのとおりなんです。要するに、政治が軍部をコントロールできなかったわけですよね。この統帥権は、本当にもう、軍のいろいろな行使、例えば作戦やそのほかについて議会に対して責任を負わない、議会に対して説明しなくてもいいんだ、こういうことがやはり一番大きな問...全文を見る
○横路委員 では、そのシビリアンコントロールが本当にきいているかどうかということで、先ほど来議論がありました、南スーダン派遣施設部隊日報に関する経緯という資料がありますよね、お渡ししました。これを見て私が率直にちょっと疑問に思った点を二、三お尋ねいたします。  一つは、まず、情...全文を見る
○横路委員 この資料を見ると、十月二日までに日報破棄になっているんですよ。だから、これは、今大臣がおっしゃったようなことじゃなくて、開示請求が出たから破棄したんじゃないんですか。そして、情報開示請求の正式受理は十月三日となっています。しかし、出したのは九月三十日に出しているわけで...全文を見る
○横路委員 いや、それはいいんだけれども、九月三十日の開示請求が出たから慌てて消したんじゃないんですかと言っているんです、この日にちを見たら。そして、十月三日に請求受理になっていますよ、正式受理には。答弁は、十月二日までに、わざわざその前の日の二日までに破棄をしましたという答弁な...全文を見る
○横路委員 十月三日に開示請求を受理してから、開示をしませんよという決定が十二月の二日ですよね。なぜこんなに二カ月もかかるんですか。  まあ、七千ページあったとか言っていましたが、七千ページあったって、何人かでやればこんなにかかることはないんじゃないんですか。大体二カ月ぐらいか...全文を見る
○横路委員 それは、たくさんあっても、何が重要かというのは判断するわけでしょう。国会だってやがて始まるわけで、いろいろと議論もされるだろうと。二カ月かかったというのは私はよくわかりませんね、それは。人数が足りないとか、そういう話ですか。だって、七千ページあるといったって、それは何...全文を見る
○横路委員 大臣、どうしてどこかにあるんじゃないかと思ったんですか。
○横路委員 大臣がそんなに関心があるならば、これは、一カ月も待たないで、どうなったんだという催促をするのが普通じゃないか、関心が本当にあったんだろうかということを言う方がいますけれども、どうですか、それは。
○横路委員 戦前からの教訓として、文民統制、つまり政治が軍事をコントロールすることが一番大事だということになりましたよね。だから、今、防衛省の中は文官と軍人の連中がいるわけで、コントロールするのは、あなたの本当に責任を持ってやらなければいけない仕事なわけなんですよ。非常に重要な仕...全文を見る
○横路委員 ちょっともう時間がありませんので、最後に、今回の北朝鮮の事態について、同盟調整メカニズムを活用して日米間で緊密に連携してやっていくんだという御答弁がありました。  同盟調整メカニズムのベースは、共同運用調整所、これは日本側も米軍も軍人同士ですよね、それから各自衛隊の...全文を見る
○横路委員 もう既にこれは設置されたわけですね。一番の基本となるものだ。  それから、時間がないからもう一つ。  共同計画の策定という課題ももう一つあるんですが、それもやはり具体的作業に入っているんでしょうか。
○横路委員 やがて国務長官も来ますし、2プラス2も行われるわけでしょう。アメリカの方は、対北政策の見直しをやっていましたよね。それが大体結論が出ているころです。それを持ってこられるんじゃないかと思うんですね。そのテーブルには、武力行使から対話まで幅広くあるということなわけです。 ...全文を見る
04月25日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○横路委員 きょうは朝から何となくマスコミがばたばたしておりまして、私ども、何事もなく一日を送れればいいな、過ごせればいいなというふうに思っています。  初めに、ちょっと北朝鮮問題と先制攻撃などについてお尋ねしたいと思います。  北朝鮮も、中国、ロシア、韓国、そして日本という...全文を見る
○横路委員 一般論ではそうですけれどもね。  北がなぜ核に固執するかといいますと、アメリカに恐怖を感じているためですよ。核開発こそがアメリカの攻撃を抑止する手段であると考えているんですね。なかなかこれは、やめるというのは今の状況でいくと難しいかもしれませんよ。  そこで、防衛...全文を見る
○横路委員 政府の方も、ミサイルが飛んできたらどうするかというようなことをいろいろと国民に知らせるということをやっていますよね。それはやはり、ある種の被害想定をした上ででしょう。例えば、核弾頭が落ちた場合どうなるか、あるいはそれが原発の上に落ちたらどうなるか、そういう被害想定はや...全文を見る
○横路委員 広島市が二〇〇七年に核兵器攻撃被害想定専門部会というのをつくって、報告書が出ています。これは、今の広島市を想定して、あのときと同じ十六キロトンが落ちたという場合で、死者が六万六千四百人、負傷者が二十万五千人というような想定になっています。一メガトンの場合は死者が三十七...全文を見る
○横路委員 そのとおりなんですよ。  そして、前にイスラエルがイラクの原子炉を爆撃したときにも、これは安保理事会で、憲章違反であるといって、日本も賛成して、全会一致でそれは違法な行為だということを決めているわけですよ、言っているわけですよ。  問題は、アメリカのあらゆるオプシ...全文を見る
○横路委員 防衛大臣も安全保障会議の重要なメンバーなんですから、もしそういうことが議題になったときは、今の意見をちゃんと伝えて、トランプさんに協力することのないようにお願いをしたいと思います。  それで、海上自衛隊とアメリカ空母の訓練についてですが、随分いろいろと質問もあったよ...全文を見る
○横路委員 今、「さみだれ」と「あしがら」、「あしがら」は「あたご」型ですよね、これが一緒に訓練をやっているわけですが、この訓練について、安保法制に基づく武器等防護の役割、これを担っているんですか、担っていないんですか。
○横路委員 けさの新聞に両方とも出ているんですよ。読売新聞は「日米訓練 日本海でも」、それから東京新聞には「海自によると、安保法に基づく新任務の訓練は行っていない。」と。みんな新聞に出ていて、こういうことを何で答えられないんですか。新聞で報道しているということは、みんな自衛隊の方...全文を見る
○横路委員 委員長、やはり、こういう答弁を拒否されるというのはちょっと委員会の審議に、国会は国権の最高機関なんですから、ということをぜひお考えいただきたいというように思います。  今回の訓練はFDOだというように言われています。つまり、もちろん海自の技術を向上するということもあ...全文を見る
○横路委員 空母打撃群、これは、大型航空母艦、ミサイル巡洋艦一隻、ミサイル駆逐艦が二隻に、攻撃型の潜水艦に、そして補給艦ということですね。そして、いざというときどういう形になるかといいますと、航空母艦の艦上に打撃群司令部指揮所というのができるんです。その司令部指揮所にワシントンや...全文を見る
○横路委員 いや、ガイドラインにはそう書いてあるけれども、時間があれば後で議論しますが、陸上自衛隊が行う後方支援活動、これだって、実際はやはり米軍の指揮下に入って、戦闘している部隊の指揮下に入ってやらなければ行動なんかできやしないですよ。  今の、十五事例集の中の米艦護衛のケー...全文を見る
○横路委員 それから大臣、だから、要するに、北からやったミサイルはすぐわかるんでしょう、防衛大臣のところにはすぐ報告が来るんでしょう。韓国からどうこうと国会でいろいろ答弁していましたが、そんなことじゃなくて、すぐ連絡が来ているでしょうということです。
○横路委員 お答えづらいかもしれないけれども、発射して何分後ぐらいに連絡が来ますか。本当にごく短い間で連絡が来るはずです。
○横路委員 大臣は、横田は行ってごらんになりましたか。
○横路委員 弾道ミサイルのシステムというものの持っている問題点というのは問題点であるんですね。ミサイル防衛が強化されればされるほど、今度はある意味でいうと先制攻撃がしやすくなるという欠点があります。  いろいろな問題がございますが、あともう十分しか時間がありませんので、法案につ...全文を見る
○横路委員 後方支援活動というのは、戦闘地域じゃないところで活動しようとするわけですね。だから、その地域で戦闘を統制している師団なり部隊がいるわけです、こちらの方から補給に入っていこうという。どのルートを通っていけばいいのか、今どんな状況で、危ないのか安心なのか、その司令部のコン...全文を見る
○横路委員 これは陸ばかりじゃなくて全体の問題ですから、また議論しましょう。  もう一つ、宇宙の問題なんですが、今回、航空自衛隊の宇宙状況監視システムといった分野の自衛官の定数をふやすということが法律の中身になっています。  宇宙の軍事利用というのは、一九九一年の湾岸戦争を契...全文を見る
○横路委員 ただ、心配なのは、日本を含めて宇宙の軍事利用が歯どめなく進むと、では一旦宇宙で戦争が始まったらどうなるんだろうか。それはもうとてつもない大きな被害が出ます。他国の衛星を攻撃する、破壊するキラー衛星とか、衛星に宇宙核兵器を搭載すること、これは昔レーガン大統領のときにそう...全文を見る