横山北斗

よこやまほくと



当選回数回

横山北斗の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○横山委員 横山北斗といいます。  二月十七日、またきょうも大臣の所信表明で、天然資源に恵まれない我が国にあって、人材こそが国の宝である、こう述べられました。このような考え方に立って練られた政策文に対して、私は特別な異議を唱えるものではありません。しかし、幾つかの点について、大...全文を見る
○横山委員 ありがとうございます。  私、お尋ねしたいのは、そういう教職大学院、専門的職業者を育成するものとして意識されているという理解でよろしいと思うんですが、そういった教職大学院の制度的な面について、では、例えば、もう既に発足している法科大学院とはどう違うのか。例えば法科大...全文を見る
○横山委員 そうすると、問題点となるかどうかわかりませんが、教育学部で四年間学ばなくとも、よその学部で学んだ人でも二年で教員免状が取れてしまうということになりますよね。そのあたりの、四年間教育学部で学んでいるのと、こういう制度ができれば二年で取れる人も出てくるという点の矛盾という...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。  ということは、平成七年と比べて平成十二年だと倍近く違うわけですよね。さらにその二年後だとまた平成七年ぐらいの水準に戻るということであれば、また、十七年度が四・五倍という数字を今お聞きしました。そうすると、最高時の三分の一ですよね。 ...全文を見る
○横山委員 よくわかりました。  私が常々考えていることは、教職大学院にしてもあるいは普通の大学にしても、前の文部科学の委員会質問でも、私、同じことを質問したんですけれども、やはり事前にはきちんとチェックをして、その必要な大学、学部を立ち上げるための教員数の確保、土地面積、それ...全文を見る
○横山委員 今大変いいお言葉をいただきました。私も、その任期制度について、これがもう何年か前にできて現実どれぐらい運用されているのかということも定かではありませんが、ぜひそれを利用すべきだと思います。  今現在も、教職大学院はもちろんですが、教職大学院に限らず教育学部の教員の中...全文を見る
○横山委員 今のお話というのは薬学部のことを中心に話をしてくださいましたけれども、例えば、がん研究のために国が助成金を充実させるとか、国として、国民のことを思って、どういう研究分野を充実させたらいいかというような中で交付される補助金なわけです。  私は、例えば都道府県に二つも三...全文を見る
○横山委員 理解いたしました。  その補助金の使い方、私学助成ということに関しまして、もう一つ私なりの考え方を話をさせていただきたいんですが、厳しい財政事情の中で、私学助成についてもまた例外ではない、とりわけ都道府県の予算なんかでは出せないというような形で、本当に聖域なき改革の...全文を見る
○横山委員 まだ少し時間があるようですけれども、私の方はこれで十分です。  最後に、助成金を出す場合には、受け取る側の財政、大学の財政状況等を含めた情報開示ということがもちろん必要であるということを申して、私の質問は終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
02月27日第164回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
議事録を見る
○横山委員 横山北斗といいます。  私は、県庁所在地で唯一市内全域が特別豪雪地帯に指定されております青森の市民です。そういうところに住んでいる者たちの声をぜひお届けしたくて、きょう質問に立たせていただきました。何とぞよろしくお願いいたします。  まず、三八豪雪に匹敵することし...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  今、青森の場合ですと、一月二十四日の段階で積算の降雪量が三百九十八センチ、二月十三日で七百四十三センチとなっております。  青森というところは、私は実は東京生まれの東京育ちで、三十三歳で青森に行きました、そろそろ八年目、九年目になるんで...全文を見る
○横山委員 申しわけありません、大臣、もう一言だけ。  百三十五億という金額は、市民が労働で負担している金額というのは私は相当なものだと思うんですけれども、そのあたりはいかがお考えか、お願いいたします。
○横山委員 どうもありがとうございました。  大臣は金沢ですから、御自身も小さいころから十分雪のつらさ、厳しさをわかった上で、しかし、では、何でそんな青森みたいなすごいところに住んでいるのかというと、それは春、夏がはるかにいいからなわけです。私も腰が悪かったのが、春、夏の涼しさ...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。  私も週末に地元に帰ってたまった新聞を見ると、雪が怖いとか、もううんざりとか、そういう言葉が新聞の活字として出るぐらいの状況です。うちも私が重要な雪かきの戦力でしたから、それを失ったことによって、家族からは衆議院議員になって本当に迷惑...全文を見る
03月16日第164回国会 衆議院 本会議 第14号
議事録を見る
○横山北斗君 民主党の横山北斗です。  民主党・無所属クラブを代表し、政府提出の国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する等の法律案に反対する立場から討論を行います。(拍手)  本法案に反対の理由として、三点挙げさせていただきます。  第一は...全文を見る
04月21日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
議事録を見る
○横山委員 民主党の横山北斗です。  午前中に質問された委員と多々重なる部分もあろうかと思います。それだけ論点が絞られてきているということだと思います。改めての御答弁をお願いいたします。  まず、認定こども園に関します認定要件の緩和についてお尋ねいたします。  認定こども園...全文を見る
○横山委員 そういたしますと、保育所は、昭和二十三年。戦争が終わったのは昭和二十年ですね。その今の規定につきまして、さきの参考人の意見陳述においても、帝京大学の村山教授が、敗戦後の混乱状況の中でつくられたものだ、したがって、よりよいものにつくり直していかなければならないはずだとい...全文を見る
○横山委員 わかりました。  それでは、次の質問に行きます。  認定こども園のモデル事業についての質問になりますが、国は、二〇〇五年度に総合施設モデル事業という名称で、全国で三十五カ所、認定こども園のいわば実験校という理解でよろしいと思うんですが、実験校をつくりまして、そのテ...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。  評価委員会というのは、そういう専門知識を有した人たちが集まって検証したわけですから、その答申といいますか、大いに尊重されるべきだと思います。  私たちも、この間、幼保園の視察に行きました。こういう言い方はどうか、あれですけれども、...全文を見る
○横山委員 これはちょっと意見なんですけれども、国立大学を独立行政法人化して、その最初の見直しが五年だったと思います。そのとき、大学の先生たちは、今の理由であれば、学生は入学して四年で卒業していくんだから、あるいは医学部、薬学部であれば六年なんだから、四年とか六年という基準の方が...全文を見る
○横山委員 ありがとうございます。午前中の銭谷局長のお話も含めまして、そういう取り組みをこれからしっかりやっていくというお気持ちはわかりました。  私は、特に今の質問で強調したいのは、認定こども園の発足を一つの契機として、子育てをする親の教育ということをより前面に押し出していく...全文を見る
○横山委員 今、銭谷局長は少し頑張ればと言われましたが、本当に少し頑張る程度で取れるものなのかなと。卒業もおぼつかないような学生は別にして、試験に合格するのに随分学生たちは苦労していたはずなんですが、二つの免許を今の大学のカリキュラムの中にもう編成しているところも非常に多いという...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございます。  今の大臣の御答弁を聞けば、何の問題もないと思いますけれども、地方にできることは地方でというのとはちょっとニュアンスが違うというようなお話もされました。  今いろいろな形で規制緩和が小泉政権のもとで進められている。こういう教育の問題に...全文を見る
○横山委員 済みません。そのことに関連してもう一つ。  では、そういうことに規制をかけるのは、どこが規制をかけるんですか。お答え願えればと思います。
○横山委員 ありがとうございました。  どうしても子供集めという観点から、そういう教育あるいは過度な値下げ競争みたいなことも可能性として考えられます。そのあたりの御指導はよろしくお願いいたします。  それでは、また次の質問に移らせていただきます。  認定こども園の発足による...全文を見る
○横山委員 わかりました。  この制度が発足することによる一つの不安として、先ほど午前中の御指摘の中にもありましたが、この認定こども園が二〇〇三年のいわゆる骨太方針、国庫補助負担金整理合理化方針の中から出てきた、この中から新しい児童育成のための体制の整備として出てきたものである...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。  それでは、次の質問に移らせていただきます。認定こども園、幼稚園、保育所の共存ということに関してです。  午前中の山本委員でしたか、質問の中にもありましたが、私たちも視察に行きました幼保園で、高井委員が最後に、こういう制度が発足した...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。今働いている人の不安を解消するような措置を、何とぞよろしくお願いいたします。  私、子供が三歳でして、本当は、自分の家庭事情を話して、どこに入れたらいいか大臣にトップセールスしていただきたいと思っていたんですけれども、ちょうど時間が来ま...全文を見る
06月13日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第19号
議事録を見る
○横山委員 民主党の横山北斗です。  私は、法案に示された柱の中の特別支援教育について主に質問をしていきたいと思います。既に参議院の方での質問、また、本日も各委員との質問が重なり合う部分もあろうかと思います。また、午前中の参考人への質疑を通して、ああ、そういうことだったのかなと...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。  今幾つか列挙していただいたのを聞いておりますと、先天的なものを対象にしているのかなという気はいたしますので、それは理解できました。  そのような障害を対象として対象者を選ぶといいますか、なるわけですけれども、その基準について、入学...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  では、もう一つ、確認なんですが、そのテストみたいなものというのは来年の四月の入学生から行うということでよろしいんですか。ちょっとその点、お聞かせ願えればと思います。
○横山委員 わかりました。ありがとうございます。  それでは、次の質問です。  今現在、障害を持ちながら通常学級に所属している児童や生徒、幼児は特別支援を受ける対象になるのかどうか。この点、参議院の方でも審議されましたが、改めて特別支援学校に転校するということではなく、今通っ...全文を見る
○横山委員 それでは、先ほどの奥村委員の質問とも重なり合いますが、いま一度、大臣に、特別支援の対象になる児童生徒が通常学級に在籍するか否かの判断はどこが行うのか。それから、いま一度、学校の判断で強制的に特別支援学級に在籍させられることがあるのかどうか。そして、これまでどおり通常学...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございます。  では、次の質問に移らせていただきます。  この法案をつくるに際して、各県で特別支援教育のモデル事業というものを行ってきました。それは、LDやADHDなどの発達障害のみを対象に行った地域が多いと私は聞いておりますけれども、この点、実際...全文を見る
○横山委員 そういたしますと、十六年度、十七年度、二年間ではすべてを対象にしているということであれば、私の方では、このモデル事業の対象者と、七十五条の一項で規定する、先ほど幾つか挙げていただいたさまざまな対象となる障害を持った方々との間に調査のギャップがあるんじゃないか、十一年か...全文を見る
○横山委員 それでは、次の質問に移らせていただきます。  今回の改正で、LD、ADHDは通常学級の中で学習支援員の支援を受けることができる、しかし、同じ障害でも、知的障害の場合ですと、自治体によって支援するところとしないところがあるということも話を聞いておりますが、このあたり、...全文を見る
○横山委員 知的発達障害に関しては今後の検討課題だということですね。今言われたとおりですね。わかりました。  では、次の質問に移らせていただきます。  学習障害にはさまざまな症状がありまして、もちろん、落ちついて座れないとか左右の認知、平衡感覚、聞き取り、そういうさまざまな症...全文を見る
○横山委員 そういたしますと、もちろん、この法律が成立してから取り組むべきものもあるでしょうし、それから、それを実施してからさらに見直すというか整備していく部分もあるだろうと。  今の大臣のお話を聞きますと、今は各自治体ごとで工夫、判断を持ってやっていく、その中でとりわけ先進的...全文を見る
○横山委員 私は、別に何年か先というのは遅いとかいうことを言いたかったわけではなくて、データの収集にはそういう時間も必要だろうという意味で申し上げましたので、どうぞお気になさらないでください。  それでは、次の質問に行きます。  現在、通常学級に所属している児童生徒の中に、教...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  では、それとまた関連する質問になるかと思いますけれども、自分の子供がLDである、ADHDである、これは、保護者がそういう認識をしていない中で宣告されるということは、親にとりましてはやはり大きな戸惑いになろうかと思います。  こうしたケー...全文を見る
○横山委員 ありがとうございます。  そうすると、いわゆるコミュニティーの形成というような部分がこれからますます教育の分野で必要になってくるんだなということを認識いたしました。  では、その上で、今もう一つ関連する質問ですけれども、学校側が特別支援が必要であるという判断を示し...全文を見る
○横山委員 ほかに文科省の方で技術的な何か作成マニュアルみたいなもの、もしございましたらお聞かせ願いたいのですけれども、今の質問に関連して。
○横山委員 どうもありがとうございました。  それでは、また次の質問に移らせていただきます。  今回、先ほど厚生労働省の協力とか、いろいろな指導員とかいう言葉も出ておりますが、小中学校の教員免許の取得に際して、障害に関する知識、技能の修得に関しましては、既に平成十年に、障害の...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。  確かに、文部科学省が新しい制度をやるたびに、教える現場というのは混乱をするんですね。それで、この程度でいいだろうかということで書類申請して、認めてもらうと、もうそこから先は自分の研究の方を重視するということになってしまいます。  ...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。  私はあしたもまた質問時間がありますので、もう一回よく勉強して、質問したいと思っております。ちょっと早いですが、これで終わります。失礼いたします。ありがとうございました。
06月14日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第20号
議事録を見る
○横山委員 民主党の横山北斗です。よろしくお願いいたします。  質問に移らせていただきます。  今回、改正がされますと、一つの懸念材料としてずっと言われてきたことで、障害種別が混在すれば、いろいろな障害を持った人たちが、果たして今以上に一人一人のニーズにこたえた教育を受けられ...全文を見る
○横山委員 わかりました。  では、次の質問に移らせていただきます。  特別支援学校について、その目的が、児童生徒のニーズに応じたきめ細かな教育を行うことにより、障害による学習上または生活上の困難を克服し自立を図るために必要な知識、技能を授けること、こうあります。  最後に...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  それでは次に、小中学校におけるこの制度について、その見直しで幾つかまだわからないところがありますので、質問をさせていただきたいと思います。  これまでの議論の中で、私立学校における障害児教育について、これは財政的な問題もあるのか、ほとん...全文を見る
○横山委員 申しわけありません。では、その点についてもう一点お聞きしたいんですけれども、それは将来的に私学への助成金なんかとも、受け入れ、受け入れないとかで影響してくることというのはいかがでしょうか。そういうことは特別考えていない、やはり私学の自由度というものもありますので、その...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  受け入れた学校に対しての奨励ということであれば、なるほど、それならばと思います。  では次に、それに関連いたしまして、特別支援教育は決してLDやADHDや高機能自閉症の子供たちのためだけのものではないということは、昨日の話の中でも私は理...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。そういうほかの学校教育の今抱えている問題、そういうものに対して幅広く対応していくということを方向性として見出しているということであれば、私は、いろいろな人への周知徹底というものも自然と図られていくものだと考えます。今の馳先生の御答弁を聞いて安心...全文を見る
○横山委員 それで何となくわかりました。要は、三単位の授業が一個できるということではないんですよね。三単位以上を修得するわけですから、それは大学によって、別に四単位であっても、三以上あればいいということで、授業科目や担当教員を一人ふやさなきゃいけないということではないということで...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  それにちょっと関連しまして、そうすると、これは参議院の方の質問にもあったんですけれども、通常学級にいる障害を持つ子供の中に認定就学者でない子供もいるにはいるということですね。そちらの方は、今の、こちら側の認定された子供との比較みたいなこと...全文を見る
○横山委員 認定就学者と同様の配慮がなされているということでよろしいわけですね。はい、ありがとうございました。  それでは、最後の質問に移らさせていただきます。  就学援助の問題というのは、就学指導の問題とも重なります。障害がある子供の保護者がさまざまに、本当に、苦労している...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  今のお話は、もちろん、特殊教育の学級のお話としまして、地域間格差が生じないようにということをお伺いいたしました。  しかし、現実に、これからこういう法律ができて、学校で、そして地域で障害を持つ子供たちへの教育、その自立等々の検討をしてい...全文を見る
○横山委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     学校教育法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、本法の施行に当たって、次の事項について特段の配慮をすべきで...全文を見る
10月20日第165回国会 衆議院 法務委員会 第3号
議事録を見る
○横山委員 民主党の横山北斗です。  十八日の法務大臣のあいさつを聞きまして、法務行政の諸課題について、世界一安全な国日本の復活を目指す、より安全で安心な社会の構築を図る、こういったことが大きな柱になっていたろうと思います。きょうは、その中で特に、より安全、安心な社会の構築とい...全文を見る
○横山委員 それでは、お尋ねします。  更生保護官署の現状について、現在の保護観察官の人数、それから、今増員ということを言われましたけれども、資料によると四十五人ほどということなんですが、その数、具体的には保護観察官が今何人いて、保護対象者はどれぐらいいるのか、大臣に伺います。
○横山委員 そうすると、千人に一人ぐらいということでよろしいのかな。  それで、先ほど、大臣が保護観察官の専門性を高める必要性ということも述べられました。この保護観察官の任用制度につきまして、現在は、普通に公務員試験を受けて、1種、2種試験を受けて合格して、関連分野で合格した人...全文を見る
○横山委員 保護観察官につきましては数は少ない、今お話を聞けば、なるほど一理あるなという考えは持ちます。専門性を高めるのがいいのか、より幅広い知識を持った人を登用する制度を存続するのか、そういう点で、今の話はよく理解いたしました。  それでは、保護観察官とともに、現実に保護対象...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。  次に、この保護司について、保護司を確保するという観点から、有給制についてお考えがあるかないかということについてお尋ねいたしたいと思います。  保護司は現在、実費弁償金という形で、事件の難易度に応じて、これは上限でしょうか、五千六百...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  先ほど、保護司を確保といいますか、人材を発掘するための内申委員会モデル事業というものを平成十七年度から始めているというお話をお伺いいたしました。  しかし、保護司の数自体は、こちらの平成十八年六月の更生保護のあり方を考える有識者会議の報...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  続きまして、大臣のあいさつの中に、自立更生促進センターをつくるというのがございました。これについては、有識者会議の提言を読みますと、社会復帰のための強力な支援と強靱な保護観察実現のために自立更生促進センターをつくるんだ。これは確かに、今の...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。  それでは、いま一つ、この更生保護のあり方を考える有識者会議の報告書の中で一番最後に書かれていたことなんですが、刑期満了出所者に対し新たな制度を導入するという文章がありました。これは、刑期満了出所者が円滑な社会復帰をするために、刑期満...全文を見る
○横山委員 基本的に、刑期を終わった人に対して訓練を強制するということができない状況下での問題ですので、この点、よろしく御検討願えればと思います。  それでは、保護司、保護観察官の問題ではなく、いま一つ、より安全で安心な社会の構築の中から、刑事施設の過剰収容の問題を取り上げてみ...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  この過剰収容の問題と関連いたしまして、外国人の受刑者、午前中の質問の中でも取り上げられてきましたけれども、とりわけ中国人の受刑者が非常にふえていると。  いわゆるバブル経済と言われました時期に、外国人労働者が、オールドカマー、ニューカマ...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。  午前中の平岡先生、石関先生と比べまして、私の場合はもう本当にすいすいと進んでしまいまして、見事な答弁で、まことに申しわけないと思っております。  それで、用意していた質問の方が終わりましたので、しかし、午前中の平岡委員の質問とそれ...全文を見る
○横山委員 慎重な御答弁をありがとうございました。検討中ということで承っておきます。  私の質問は以上です。ありがとうございました。
10月27日第165回国会 衆議院 法務委員会 第5号
議事録を見る
○横山委員 民主党、横山北斗です。よろしくお願いいたします。  きょうは、私が民主党の最初の質問者となります。最初に質問するということもありますが、この信託法については、専門性が高いのか、決して広く知られているものではないと思います。  二〇〇四年に日本学会事務センターが破産...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  なるほど、諸外国にもどこにでもある制度ではないということであれば、確かになじみがないのも理解できます。実際、今ここにおられる方の極めて多くが、例えば大学は法学部を卒業してきていると思いますが、信託法のゼミにいたとか、民法なり英米法なりの授...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  今のお話で、営業信託を主としながら、相続など本来の役割にも使われていくものだ、最初の質問に対しましてのお答えの中にもございました。そういたしますと、改正の背景として、どういうニーズにこたえていこうかという点について、また改めてお聞きしたい...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  それでは、次は、この法律の問題点につきましてさまざまに指摘されていることについて、順次お尋ねしていきたいと思います。  信託の本来的な性質、それは、委託者と受託者との間の信頼関係を基礎に、委託者の財産を受益者のために管理、処分する仕組み...全文を見る
○横山委員 わかりました。ありがとうございます。  では、引き続き、今回の信託法案では、信託行為の定めや受益者の同意等がある場合には利益の相反行為も許容するとされております。こういう受託者の忠実義務を任意法制化する理由はまずどこにあるのかということ。  この忠実義務の任意法規...全文を見る
○横山委員 わかりました。  それでは、次に、自己信託、今回の信託法案によって最も関心を持たれている部分だと思いますが、これについてお尋ねしたいと思います。  まず、現行の信託法のもとでは、委託者がみずから受託者ともなる自己信託が認められてこなかった。それが認められてこなかっ...全文を見る
○横山委員 そうしますと、しかし、自己信託は、委託者以外の第三者が受託者となる通常の信託と異なって、債権者からの強制執行を免れる目的で財産隠しに利用されるおそれがあるということも言われているわけです。こうした指摘に対して、今回の信託法案でどういう対策がなされているのか。また、こう...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  それでは、今度、この自己信託を会計の原則の点でお尋ねいたします。  自己信託がされた後、その当該信託財産については、会計上は、固有財産と分別して信託勘定として管理することになります。この信託勘定について、これは会社法上の監査や金融商品取...全文を見る
○横山委員 いずれ検討が進められていくということであれば、ではこの点についてはこれ以上の質問には行きません。  それでは、次に、事業信託ということについてお尋ねしたいと思います。  今回の信託法案で積極財産と消極財産を一まとめにして信託する事業信託を認めると伺っておりますけれ...全文を見る
○横山委員 わかりました。  それでは、この信託法につきまして、より広く国民に理解が深まり、そして高齢化社会を迎える中で、具体的な質問としては最後になりますが、福祉型の信託についてお聞きいたしたいと思います。  高齢社会において、財産管理という問題の中で、これから個人やNPO...全文を見る
○横山委員 わかりました。私の方ももう少しよく勉強いたします。  それでは、最後に大臣にお伺いいたします。  今まで一時間近く質問させていただきました。今回のこの信託法案につきまして、信託を資産流動化に利用しやすくする反面、その本質がゆがめられるのではないかとか、あるいは投資...全文を見る
○横山委員 幾つか質問で通告してあったにもかかわらず、お答えいただく御準備をされた皆様がおられましたら、大変失礼をいたしたと思って深くおわびいたします。  私の質問はこれで終了いたします。
10月31日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○横山委員 民主党、横山北斗です。  私は、大学と私立学校について、きょうは、政府案の方の七条「大学」、八条「私立学校」、もし進めれば、九条「教員」、この三条について質問していきたいと考えております。それでは始めさせていただきます。  まず、政府案では、第七条「大学」において...全文を見る
○横山委員 お話はわかりました。しかし、「社会の発展に寄与する」というこの一文を見て神経をとがらせている大学の先生たちがいらっしゃることは事実です。  ただ、私は、むしろこの社会的貢献ということにつきましては、恐らくほとんどの大学で掲げられていることではないかなと。つまり、例え...全文を見る
○横山委員 わかりました。  結局、もっと具体的に言えば、大学が社会の発展に寄与するというこの文章に神経をとがらせている方は、学問の自由が特定の国家目標に侵害されるとか、研究テーマが強制されるとか、恐らくこんな感じで不安を抱いているんだろうと思います。  この点、では、社会の...全文を見る
○横山委員 確かに、国立大学の側にさまざまな非効率があって、世間の批判にこたえてある程度競争というか、競争という言い方はおかしいですけれども、インセンティブを与えるための政策が必要であったという点は私も理解はいたしております。  では、もう少し今度は専門的なことですので、御説明...全文を見る
○横山委員 申しわけありません、もう一回同じことをお尋ねしたいんですが、ということは、例えば学生による教員の評価なんかは、東海大学が最初に始めて、それをモデルとして全国に広まっていった、そういうことなんですか。どこかの大学が始めたから、それがいいことだといって、みんなが、いろいろ...全文を見る
○横山委員 今私が質問したのは、社会的貢献の欄が設けられたのが、どこかの学校がやったからよそもまねするようになったんですかという趣旨の質問だったんです。  これは、実際そういう欄ができれば、大学の先生というのはなかなかそこを空白で出すというのに抵抗があるわけですから、どうしても...全文を見る
○横山委員 そうすると、公的な意味を持つ、権威ある意味を持つものとして国民の間に理解されている、そう理解してよろしいのでしょうか。もう一回お尋ねします。
○横山委員 それでは、「社会の発展に寄与する」ということが教育基本法の中に明文化されることで、現在以上に、大学の運営から教育研究の状況を公開するための公的な評価システムがそうなると必要になってくるのではないかなという気もいたしますが、この点いかがでしようか。
○横山委員 わかりました。大学の募集等々にも本当にかかわる非常に重要な問題ですので、この先、公的な調査がより権威づけられていくということであれば、慎重に実施されることをよろしくお願いいたします。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  これは大臣でよろしいでしょうか。...全文を見る
○横山委員 大変すばらしい発言をしていただけたと思っております。  独立行政法人の名前が出ましたとき、私は国立大学の教官でした。本当にどうなるのかなと思って政治家への道を選びました。今、大臣は伊吹先生ですので、何とぞ、残してきた先生方のために、大臣がリーダーシップをとってよろし...全文を見る
○横山委員 わかりました、これは法律の文面のことですので。  それでは次に、第八条関係について質問いたします。もちろん高等専門学校にも教授はおられますし、このあたりは民主党の方でも随分やっていることですので、私なりほかの人なり、また改めてこの点については御質問があろうかと思いま...全文を見る
○横山委員 今回、第八条関係では、国及び地方公共団体の役割として、「助成その他の適当な方法によって私立学校教育の振興に努めなければならない。」とあります。この私学助成を法律で宣言したということについては、多くの私学関係者たちの間で歓迎を持って受け入れられているという印象を私自身は...全文を見る
○横山委員 民主党は、この私学助成については、特に、私立学校に在籍する者への支援に努めると主張しております。これは、学費と寄附金という私学経営本来のあり方を取り戻させるために、また、助成金の存在をちらつかせながら、場合によっては政治が教育に介入するというような危険性をなくするため...全文を見る
○横山委員 ありがとうございます。  私立学校の多くで、定員割れとか、また、その定員割れの危機があるということはもうさまざまに報道されて、今広く知られるようになっております。  しかし、問題は、定員割れを起こすと助成金が削減されるという決まりといいますか制度があるがために、学...全文を見る
○横山委員 そういう場合の例えば定員割れ、今のこの格差社会とかいろいろと言われる状況の中で学費が支払えなくなった、それでやめていただくことになった場合には、定員割れということが生じても、それはそれで何らかの配慮を考える、そういうことでよろしいのでしょうか。
○横山委員 確かに、社会の変化に伴い、人気のある学部、人気のない学部というのがあって、そこで各大学は定員を減らすとか、そういう努力をしているわけですね。しかし、そういう社会の要請とはまた一つ違う意味で、学費が支払えない、退学だ、定員割れだという状況が出てきているわけですから、ただ...全文を見る
○横山委員 わかりました。  それでは、今度は第九条「教員」、この部分についての質問をいたしたいと思います。  教員につきましては、その身分の尊重、待遇の適正について引き続き規定されていますが、一方で、教員免許に期限を付して、免許状の取得後もその時々で求められる教員としての必...全文を見る
○横山委員 それでは、最後の質問をいたします。  教員の再教育ということに関しまして、教職大学院というものをつくるということが前国会の文部委員会などでも話になりました。  私、このときに、教員の再教育の場が設けられることはいいことである、それは、基本的に各大学の今教育学部が、...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  それでは、この制度を導入する際にぜひこれを入れてください。よろしくお願いいたします。  以上です。
11月08日第165回国会 衆議院 法務委員会 第8号
議事録を見る
○横山委員 ただいま議題となりました修正案について、提出者を代表して、その主な趣旨及び概要を御説明いたします。  政府案においては、受託者の義務等に関し、信託行為の定めがあるときは、その義務を軽減すること等を可能とする旨の規定がありますが、そのような規定のうちには、受託者の義務...全文を見る
11月10日第165回国会 衆議院 法務委員会 第9号
議事録を見る
○横山委員 御指摘は、費用償還をする場合に、受益者の同意を得なければ信託財産に帰する財産を処分することができないというふうにしたのでは、受益者が正常な判断能力を失った場合、現にその受益者の同意を得ることが客観的に不可能な場合について、必要な費用を受託者が取得できず、信託事務の処理...全文を見る
○横山委員 お答えいたします。  政府原案においては、受託者が当該行為について重要な事実を開示して受益者の承認を得たときは、第三十一条第一項各号及び第三十二条第一項に規定する利益相反行為をすることができることとしています。  しかしながら、幾ら不利益をこうむる当人である受益者...全文を見る
○横山委員 第三十一条三項ただし書き及び第三十二条第三項関係についての質問でございます。  政府原案におきましては、利益相反行為にかかわる受託者の通知義務について、「信託行為に別段の定めがあるときは、その定めるところによる。」ものとする、こうされております。  しかしながら、...全文を見る
○横山委員 保坂委員お尋ねの件につきましての私どもの考えは、まず、政府原案には、受託者が行う利益相反行為が受益者の利益を害することが明らかであっても、信託行為に利益相反行為をすることを許容する旨の定めがあれば、受託者は利益相反行為を行うことができると解釈し得る点で、これだと受益者...全文を見る
11月14日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
議事録を見る
○横山委員 きょうは、私に質問をさせていただく機会を与えてくださいまして、どうもありがとうございました。  先ほど三人の先生の御意見を伺って、そしてまた、これまでのやまぎわ先生、牧先生からの質問に対するお答えを聞きまして、まず最初に西田先生にお伺いしたいことは、今、牧先生に答え...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。  西田先生がおっしゃったその三点というのは民主党案にもございますので、そういう意見なんだろうなと思っておりました。大変有意義な御意見をありがとうございます。  それでは、加藤先生にお尋ねします。  文部科学大臣が、今の教育基本法に...全文を見る
○横山委員 失礼いたしました。文部科学大臣の御発言でしたので、そういうことを一体どういうふうに多くの方が御理解しているかなという意味でちょっとお尋ねしました。  それでは、岩本先生にお尋ねいたします。  先ほどの岩本先生の御発言を聞いておりまして、私は、教育基本法は教育の最高...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。  私の質問を終わります。