横山北斗

よこやまほくと



当選回数回

横山北斗の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
議事録を見る
○横山委員 民主党の横山北斗です。  きょう、私は、水産政策で新たな経営安定対策ということについての質問をしていきたいと思います。特に私は青森県ですので、ちなみに午前中に、青森県の民主党の国会議員が何か質問して、事実と違うと言って木村太郎先生がかみついておられましたけれども、そ...全文を見る
○横山委員 大臣がお話しいただいたのに、失礼かもしれませんが、もし農水省の方で内容的なもので補足することがあれば、制度的なことをお聞かせ願えればと思います。
○横山委員 私もその制度を少し見たんですけれども、そうすると、これは、先ごろまで農業の品目横断的経営安定対策と呼んでいたもののナラシと極めてよく似た性格を持っているのではないかと思います。つまり、収入の変動をならすということが目的です。  したがって、まず収入、これは先ほど説明...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。  一つお答え願いたいのは、現行の共済の方は掛け捨てですよね。入っている方々に聞くと、掛金が高いという声を聞くんですけれども、いま一度ちょっとその辺について説明願えればと思います。
○横山委員 わかりました。  それでは、この漁業経営安定対策に加入するための要件についてお尋ねしていきたいと思います。  まず、加入要件の中に、これは効率的で安定的な経営体を目指す経営体をバックアップする制度で、漁業経営改善計画というものの認定を受けていることが要件とされてい...全文を見る
○横山委員 わかりました。計画どおり物事がうまくいったら楽なことはないと思いますので、それで結構です。  ただ、この経営改善計画について、いま一度、計画には認定基準があったと思いますが、それについて。そして、実際、その結果発表は七経営体ということでしたが、現在までどれだけ認定者...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  今、大臣の認定、それから都道府県知事の認定ということで青森県は五件ということでしたけれども、この認定の基準の中で、慎重に回避されたのかなと思われるのは、私がこの認定の基準を見ますと、やはり一番最初に目に飛び込んでくるのは、付加生産額または...全文を見る
○横山委員 それともう一つ関連して、今、遠洋のカツオ・マグロ、底びき等々で全部で五件と言われましたが、ホタテ業をやっているのはどこに入るんですか、この五件の中で。
○横山委員 この水産庁が出している書類自体が、もともとこれは漁船漁業に関係する数字ではないんですか。ホタテみたいな特定養殖は、もちろん共済の中には入っていますけれども、今度の新しい対策の中の数値表の中には入っていないんじゃないですか。
○横山委員 済みません、単純な質問で。では、ホタテは含めないんですか。だって、入っていないんでしょう。
○横山委員 わかりました。  要は今の段階で、先ほど外ケ浜、平内、そういうホタテ養殖をやっている人たちが八割以上共済に入っているという状況はわかりましたが、しかし、その中で今のところこの新しい制度の認定基準を満たしている人は、だれもいない、経営体はいないということですね。
○横山委員 わかりました。  ただ、これから入るということなんですが、現在の段階でも二百三十四件ということなんですが、この計画を新しい漁業経営安定対策の要件にするのは単純に数字だけ見る限りでは厳しいような気もいたしますし、現段階で青森県でホタテ養殖をやっている方ではどなたも要件...全文を見る
○横山委員 わかりました。  ただ、それでも先ほど言った二百三十四経営体しかない、この平成十四年度から十八年度までの間で。先ほど言った、五年間での伸び率が一五%以上という経営改善をしなければならないということに関して、なかなか達成が厳しい。  その理由の中に、水産庁の発表でこ...全文を見る
○横山委員 わかりました。  それでは、引き続き加入要件についてお尋ねしたいんですけれども、所得に関する要件というのがございます。新聞紙上を見ると、比較的所得の低い人を対象にというような文章もありました。現実には所得に上限や下限が設けられているわけですが、まずその理由。それから...全文を見る
○横山委員 そうしますと、どこの都道府県でも、自分のところの平均所得みたいなのが新聞に発表されますよね、それの数字と大体同じぐらいということなんだろうなというふうに思います。  その二百二十六という数字はまた後で一つお尋ねしたいことがあるんですが、もう一つ、その要件の中に年齢要...全文を見る
○横山委員 今のは、この共済の新たな制度に入ろうかという人を集めたときに、でも、おれは六十五だからなという人に対して、そこで説明があって初めてみんなわかるんですよ。表に出ている数字はあくまでも六十五歳未満ですから、そのあたりの誤解を解く努力をぜひしていただきたいと思います。  ...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。ぜひよろしくお願いいたします。  ただ、私は今まで話をしてきて、一五%の経営改善とか六十五歳であるとか、それから二百二十六万が下限であるというのもちょっとどうかなと思う部分があります。これらのことも踏まえて、こうした要件をクリアして加入するこ...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。民主党は漁業分野にも戸別所得補償制度をということですから、この制度の成功を祈っておりますというわけにはなかなか申し上げにくい立場にございますけれども。  最後に、それでもやはり一五%上げるということの今大きな弊害となっているのが、燃油価...全文を見る
○横山委員 わかりました。  以上でございます。ありがとうございました。
03月19日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
議事録を見る
○横山委員 きょうは、本題に入ります前に、今月の七日に地元紙の方で、米の一時金支給のことをめぐりまして、連日大きく報道がなされました、農水省の解釈と地元の理解との間に大きな差があって混乱を招いている旨の記事なわけですが。私がこの間農水委で福島に視察に行きましたときにも、この米の一...全文を見る
○横山委員 この問題につきまして、全国的なことは別として、青森県の状況、特につがる市の状況が互助方式とかいって少し特殊なケースであるというような話を伺っておりますけれども、少なくとも青森県に関しまして、他の市町村との関係といいますか、その状況について御説明をお願いいたします。
○横山委員 それで、この今の状況、問題を受けて、農水省が今日までどういう対応をとられてきたのかという点についてもあわせて御質問いたします。お願いいたします。
○横山委員 今の答弁は新聞などでも知ることができるのですけれども、少なくとも一部の地元紙で報じられている限り、少し違った地元の理解がございます。  というのは、七日の日にまずこの問題が新聞紙上で報じられました。その同じ七日の日に自民党の総務会が開かれまして、その席上、この問題が...全文を見る
○横山委員 自民党総務会でこのことが話題になったんですかということを聞いているんですけれども。話題になっていないなら話題になっていないで結構です。
○横山委員 いえ、説明に伺った事実がないと申しておりますので、説明に伺った事実がないならないと言ってくれればいいわけです。党の内容を聞いているわけではございません。
○横山委員 ありがとうございます。  地元紙には、米の緊急一時金をめぐり、農水省が地域内調整の有無を問わず支給する方針に転換したことについて七日の自民党総務会で農水省を厳しく叱責したと書いてある。だから、これは要するにこの政治家が自分の政治力を誇示するためについたうそ発言という...全文を見る
○横山委員 ありがとうございます。  地元にありますある水産会社は、商品にならない魚の頭、しっぽ、あら、こういったものを大体キロ六円で仕入れて、ミール工場にキロ十一円で売っている。ところが、運送費が結構かかるので、収益を上げるのは厳しい状況だ。また、工場自体も、七つぐらいあった...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  それでは続きまして、この水産加工業は国際化の流れの中にある。つまり、一つは加工品が数多く輸入されているという現状もあります。それから、労働力が安いという点もありまして、我が国の会社が海外に工場をつくっていくというケースもあります。そしてま...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  先ほど、加工原材料の確保の問題への対応の中で、水産基本計画にもあります「産地と加工業との連携の強化」という御答弁がありました。国産水産物の利用の促進ということなんですけれども、これは食料自給率を上げるという観点からもどのように実現を図って...全文を見る
○横山委員 それでは、最後の質問になりますけれども、必要な法律なら恒久化してもいいという意見もあると思うんですけれども、本法が時限立法として延長を繰り返している理由についてお答え願えればと思います。
○横山委員 以上で質問を終わります。
04月15日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
議事録を見る
○横山委員 今月五日の未明に、青森市の陸奥湾でホタテ漁船の遭難が起こりました。漁船には八人が乗っていて、六人の方がお亡くなりになり、なお二人の方が行方不明という状況であります。事故原因につきまして、同じホタテ漁を営む漁業者の中に、ユウレイボヤと呼ばれるホヤのせいだろうということを...全文を見る
○横山委員 それでは、今説明を受けましたマウスによる検査にかわる貝毒の検査方法というのが水産研究所等において開発されているとお聞きしました。この研究開発中の検査についてお尋ねいたします。
○横山委員 同じこの貝毒の研究開発を厚生労働省もされているそうですけれども、それについてお尋ねいたします。
○横山委員 ちょうど二年前の平成十八年五月三十一日のこの農林水産委員会で、仲野博子委員の質問に対しまして、こういう答えがございます。  貝毒対策は、迅速かつ正確な分析方法を開発するのが一つの課題であり、平成十五年度から、機械によっていろいろの種類の毒をできるだけ短時間かつ正確に...全文を見る
○横山委員 貝毒を検査する方法の中で、このマウス検査の方法というのが、マウスですから、当然、雄の体力の似通ったマウスを何十匹もそろえなければいけないとか、それで動物を殺してしまうことへの問題点も指摘されているわけですね。  それにかわって、今、新しい制度を開発中であり、十九年度...全文を見る
○横山委員 厚労省でも。
○横山委員 これは、仲野博子先生の御質問に答えたのは厚労省だと思います、平成十八年五月の段階で。
○横山委員 では、まだ開発中ということを理解いたします。  それで、実際貝毒が出たときに、検査で基準値を超えると出荷を産地では自主規制するんですが、その期間が三週間である。漁業者の間では、三週間というのは長い、もっと短くならないかなという声があるんですが、三週間は農水省が指導し...全文を見る
○横山委員 そうしますと、食の安全ということは重要な問題でありますから、この期間を短縮したことによって貝毒による被害が及んではいけないので、あくまでも三週間は今必要だろうということで、なおかつ、その検査方法についても、マウスで検査することはいろいろ問題があるとは感じているけれども...全文を見る
○横山委員 西と東に三カ所ずつ定点があるんですか。私が調べたのとちょっと違っているんですけれども、では、その三カ所の定点の中で、今回そういう事故現場となったような場所がちょうど一カ所、定点としてあるんですけれども、私が知る限りは、そこから海岸沿いにずっと車を走らせて一時間半ぐらい...全文を見る
○横山委員 ということは、実際、漁業者の要望としてあるわけですから、それを青森県がきちんと検査する。さっき言った簡単なキットで検査する方法もあるわけですから、ある場所で出ても、車で一時間半も二時間もかかるような場所になければ、やはり操業を続けさせてあげることの方が私は重要性を感じ...全文を見る
○横山委員 注目に値するものである、評価していいものであるというような御答弁の内容だろうと思います。とすれば、ぜひ農水省として、大臣として、全国展開をするようにしていただきたいと思います。  というのは、青森県がこういった適正の量をやっても、どこか別のところで成貝を大量にとって...全文を見る
04月22日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
議事録を見る
○横山分科員 よろしくお願いいたします。  きょう私がお尋ねしたいことは、これまでにも法務委員会や、あるいはそのほかの委員会でも数多く取り扱われてきたテーマだろうと思いますけれども、いまだに週刊誌であるとか、あるいはこの問題を題材としたドラマがドラマ化されるとか、さまざまに問題...全文を見る
○横山分科員 法科大学院の初年度、今受験生が二千何人だったんですけれども、法科大学院が全国幾つぐらいの大学でつくられて、その定員というのはどれぐらいだったんでしょうか。
○横山分科員 単純に考えて、初年度千人合格ならば、千二百五十人とか千四百人ぐらいの定員であったならば七、八割という数になろうかと思うんですけれども、結局、定員の多さと合格者の数からすれば、その段階で法科大学院をつくった大学、あるいは帝京大学とかつくらなかった大学もありますけれども...全文を見る
○横山分科員 法科大学院をつくるときに却下された学校が幾つかあったと思うんですけれども、そのすべてではなくて結構ですので、その理由についても少し聞かせていただけないでしょうか。
○横山分科員 今回、大学評価・学位授与機構の定める法科大学院の評価基準に適合されていないところとして、例えば一橋大学が挙げられました。一橋は、初年度五十三人中四十四人合格。一人受けて一人合格というところは別とすれば、最高の合格率を誇ったわけですね。ほかにも幾つか大学があったと思う...全文を見る
○横山分科員 ありがとうございました。  外部評価については大学の側も言いたいことがいっぱいあるわけで、あえてそっちの方を責めるつもりはありませんが、今大臣が言われたとおり、より公平な判断基準でということと思います。  それよりも、私は、ここで問題なのは、やはり七割から八割と...全文を見る
○横山分科員 その地位保全の仮処分とか賃金仮払い請求というのは、無罪をかち取るまでにだれにでもしっかりと保障された制度なんでしょうか。お答えください。
○横山分科員 結局、それぞれの裁判長がその時々に判断するか否かということですよね。  そうすると、今、犯罪者に仕立て上げられて、無実の罪で痴漢だと言われて、それで首になりかかっている人にしてみたら非常に心もとないと思うんです。  では、お尋ねしますけれども、例えば、裁判をやり...全文を見る
○横山分科員 では、同じ質問で大臣に最後にお尋ねしたいんです。  そうすると、厚生労働省の方の問題だということなんでしょうかね。ぜひ法務大臣の方にお尋ねしたいんですが、企業によるそういう都合のいいリストラを防止するというような意味でも、有罪判決確定前の企業による解雇には何らかの...全文を見る
○横山分科員 それでは、大臣から、気持ちはわかるがという御答弁をいただきましたので、専門的なことは今度、厚生労働省の方にお尋ねしたいと思います。  以上でございます。ありがとうございました。
05月15日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
議事録を見る
○横山委員 横山北斗です。  四月十五日の委員会で、私はホタテ漁業について質問をして、その際、青森県の海域における貝毒検査の調査のポイントをふやしてほしい、今四、五カ所ですから、もう少し細分化してほしいということをこの委員会で話をしました。そうしましたら、それは県がきちんと科学...全文を見る
○横山委員 そうすると、ここで質問する前に、青森の県議会でやってこいということですか。だって、県の方から積み上げてこいというわけですよね。  しかし、漁業者の側から要望が出ているけれども、いや、県は予算がなくてやれないよと言ってきていることに対して、国として指導指針とかつくって...全文を見る
○横山委員 要望があっても聞いてくれないから私のところに来ているんですけれども、そういうことを青森県の農林水産部の職員が言っていたというのであれば、それはそれで理解いたしました。  では、次の質問に移らせていただきます。  ホタテガイを、例えば船の上でみんなでホタテを焼いて食...全文を見る
○横山委員 関係する省庁じゃないのにお答えくださいまして、ありがとうございました。  しかし、結論を言えば、例えば大型クルーザーに何百人と乗って、そこでパーティーをやって、どんと貝殻が海の中にほうられるのと、そうではなくて、本当に町の小さな加工工場で出る貝殻と、そっちの方は加工...全文を見る
○横山委員 海もきれいになり、ホタテ、それから別のところではナマコなんかも効果があったというデータが示されたということを私も知りました。  そうすると、これはまだ早いかもしれませんが、成果が上がっているのなら、やがて実用化等々のめどというのは一体どういうふうにお考えなのでしょう...全文を見る
○横山委員 青森県では、ホタテをいっぱいとって、その貝殻を砕いて、何らかの方法でそれを別のことに利用していくとか、やはり産廃扱いされてしまうものですから、それをどういうふうに処理していくかということは、漁業者の間でも加工業者の間でも大変大きな問題になっております。今ガイドラインを...全文を見る
○横山委員 ありがとうございました。  この問題が発生するまでは、西日本でしか調査したことはなかった。北海道、青森、秋田方向でこの調査というものを行ったことはなかったということなわけです。  では、これからどうするかという点について、その後に御説明ありましたけれども、十二日に...全文を見る
○横山委員 それでは、これからはシベリア方面の地域も含めて、この鳥インフルエンザに関しては随時検査を行うという御答弁と理解いたします。  それで、端的に聞きますけれども、今回のケースにおいて、先ほどから幾つか回答も見出せるんですが、改めてお聞きしますけれども、周辺住民への感染と...全文を見る
○横山委員 そうすると、湖畔の周辺で弱っているのがいても、優しさから手を差し伸べたりしない方がいいということですね。大変重要なことだと思います。  それからもう一つ、北海道、秋田で検出されたウイルスが韓国で鶏など家禽の間で流行しているウイルスに近いと予想される、十二日の会議でそ...全文を見る
○横山委員 いい御答弁をありがとうございました。  地元の新聞にそういう記事が載っておりますと、そのまま風評被害にもつながりますので、今の段階ではそんなことは言えないという理解をいたします。  以上でございます。ありがとうございました。      ————◇—————