横山北斗

よこやまほくと



当選回数回

横山北斗の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第171回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○横山委員 私は、分収造林と呼ばれる制度とその現状についてきょうはお尋ねしたいと思います。  この制度は、国有林野法の定めの中にあるもので、国と契約した造林者と呼ばれる方々が木を育て、成木、成林にしたものを国が買い取る。その際、分収という形で、収益の七、八割を木を育てた造林者が...全文を見る
○横山委員 それでは、この分収造林の契約者、全国的にどのくらいの契約があったのか、また、いつごろこの制度を利用した人たちが多かったのか、それから、最近の状況、再契約とかあるのでしたらお聞かせ願えればと思います。
○横山委員 それでは、先ほどの分収についてなんですけれども、割合は都道府県ごとで違いがあるみたいなんですけれども、現状がどうなっているのか、国の取り分、造林者の取り分。それから、違う数字になっているとすれば何か根拠があってそういうふうにしているのか、お聞かせ願えればと思います。
○横山委員 それでは、今のこの制度の現状、造林者たちが受け取っている収益について、私が住んでいるところの隣町でやっている人たちに言わせると、これで得られる利益、収益なんというのはほとんどないと皆さんおっしゃるわけですけれども、現実にどうなのか。  この制度がピークであった時期や...全文を見る
○横山委員 済みません、今どれぐらいですか。五十年前だと六千七百円、三十年前だと八千円引けば一万円ぐらい、今大体どれぐらいですか。
○横山委員 そうすると、マイナスになっているということですか。もう一回。
○横山委員 五十年前に六千七百円ぐらいで、三十年前に一万一千円ぐらいで、今は幾らぐらいなんですか。
○横山委員 ありがとうございました。  改めて、確認ですけれども、造林者たちは国から無償で土地を借りているわけですよね。無償で土地を借りているんですけれども、この間、長期間にわたってそこで造林をしてきたということは、一般に、山を守り、森を守り、水を守り、環境に対して奉仕してきた...全文を見る
○横山委員 そうしますと、その制度については、この分収林制度に参加している人たちに対して周知徹底されているものなんでしょうか。少なくともこれは、話を聞くとそんな制度は知らないと恐らく答えると思うんですけれども、どういうやり方をしているのか教えていただければと思います。
○横山委員 そうすると、この制度が、ほとんど収益もない、助成制度もないといって不満を持っている方は、森林管理署に質問してくればいいということになりますね。はい、わかりました。  では、この制度、ここまで聞いてきて改めてなんですけれども、過去の農林水産委員会では、最初に林野庁長官...全文を見る
○横山委員 この制度、契約期間が最長八十年、まあ五十年とか長いわけですけれども、それだけ長い期間があれば、当たり前のごとく、社会の情勢は変化します、物価も変わってきます。その間、その状況の変化に応じて、収益をふやすための策を講じるとか制度の見直しをするとか、そういう検討とか、ある...全文を見る
○横山委員 もう一つ、林野庁長官にお尋ねしたいんですが、五十年前六千七百円で、三十年前一万九千円、今三千三百六十九円。物価も全然違っているわけですから、ほとんど収益はないという、やはりやっている人たちの実感というものはあると思うんですね。制度的にどこを変える、あそこを変えるという...全文を見る
○横山委員 法律でそうなっているんだということで、別に形式的ではない、大変明快なお答えだったと思います。ただ、要は、今の政治のままではこの状況は改善されないまま続くということでもあろうかと思います。  最後に大臣、今後の国有林と地域との関係についてどうお考えなのか、所信表明もさ...全文を見る
○横山委員 どうもありがとうございました。  なかなか難しい問題があるようですけれども、八十年前、五十年前にできた制度が余り見直されることなく今日に至っており、分収造林をやってきた人たちの不満が募りに募っているという現実はあろうかと思いますので、この制度につきまして、民主党とし...全文を見る
04月02日第171回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○横山委員 民主党の横山北斗です。  私の地元、青森県では、この四月から、ホタテガイについて適正養殖可能数量制度が開始されました。ホタテガイがとれるところは主に陸奥湾ということで、陸奥湾というのは、大きな半島に囲まれているという点で閉鎖的な海です。こういうところで養殖が過密にな...全文を見る
○横山委員 先ほどより多くの委員から、この漁業共済の累積赤字が問題視されておりましたが、そのための収支改善として、掛金の料率が上がる。養殖共済だけが一・一%引き下げる、これは補償の内容を落としてという形になっているわけですが、ホタテなんかの場合には、特定養殖共済ということで二・一...全文を見る
○横山委員 それに関連してもう一つ気になりますのは、共済の補償水準が低下しているということです。  漁業共済のうち、漁獲共済と特定養殖共済、先ほど所得補償という意味合いもあるのではという質問もございましたけれども、過去五年間の最高と最低を除いた三年間で見ていく。それが、この平均...全文を見る
○横山委員 それでは、今回の改正のうち漁業施設共済についてお尋ねいたします。  これは、この制度の前身として漁具共済というのがあったそうですが、この段階で加入率が五%、今現在も、平成十八年段階ですか、一一・二%という状況です。漁業施設共済の加入率がこれほど低迷している理由はどこ...全文を見る
○横山委員 四十二分まで質問時間ということですので、では最後、大臣にお尋ねしたいと思います。  私ども民主党は、冒頭申しましたホタテガイの適正養殖可能数量制度、こういった資源管理を前提に生産を行う漁業者に対し個別所得補償政策を実施する、それは、値段をみずから決められない漁業者に...全文を見る
○横山委員 以上で私の質問を終わります。
04月15日第171回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○横山委員 民主党、横山北斗です。  まず最初に、この制度改定に至る経緯についてお尋ねいたします。  このたびの農地制度の見直し、この検討は、平成十八年に品目横断的経営安定対策の導入を定めた新法が成立した直後に、宮腰先生中心となって「農地政策の再構築に向けて」という取り決めが...全文を見る
○横山委員 農水省がこの案を出してくるまでにさまざまな御意見を経済界などからも拝聴しながら、そこまで、一年前まではそうだったけれども、その間、また一年かけて検討して今回に至ったということなんだろうと思います。  それで、今、経済財政諮問会議ということが出てきました。決してそこの...全文を見る
○横山委員 わかりました。  それでは、次の質問で、これまでの施策の評価、検証という点について。  大臣は七日の農林水産委員会で、耕作放棄地の増加に歯どめがかからない、効率的な利用に必要な集積が困難、こういう課題認識を示された上で、農地をめぐる課題を克服し、将来にわたって食料...全文を見る
○横山委員 大臣の御見解はわかりましたが、では、もう少し内容的に踏み込んでお答えいただきたいんです。  先ほど、鮫島委員、申しわけありません、私は存じないんですけれども、平成十七年のときに確かにはっきりこう言っています。今までの農業政策が失敗であった、これに対する反省のないまま...全文を見る
○横山委員 わかりました。  それでは、今度、農政改革全体の中で今回の農地制度改革をどう位置づけているのかという点についてお聞きしたいんです。  農政関係の計画、方針の中で今一番重要なのは、閣議決定の上国会に報告する食料・農業・農村基本計画であろうかと思います。この農地法改正...全文を見る
○横山委員 例えば過去十年間、平成十二年に農地法の改正があって、平成十七年に農業経営基盤強化促進法等の改正があった。平成十二年の農地法の改正のときには農業生産法人の一法人形態として株式の譲渡制限のついた株式会社を認める、平成十七年の改正については先ほど述べたとおりですけれども、こ...全文を見る
○横山委員 それでは次に、業務執行の役員要件を撤廃した理由。  現行の特定法人貸付事業では、業務執行役員の一人以上が農業に常時従事することが要件とされている。この法律案ではこの要件も撤廃されます。日本経団連は、ことしの二月十三日に農地制度改革に関する見解の中で、対象農地の拡大は...全文を見る
○横山委員 では、続きまして市町村の関与について。  現行の特定法人貸付事業では、市町村が参入区域を設定し、市町村または農地保有合理化法人が農地所有者から農地を買い入れまたは借り入れをし、参入しようとする農外法人との間で事業の適正かつ円滑な実施を担保するための協定を締結し、リー...全文を見る
○横山委員 現行の特定法人貸付事業は、耕作者主義のもと、ぎりぎりの緩和であろうかなというふうに思います。それゆえ、参入する企業も受け入れる市町村も、緊張感を持って制度運用に当たっている。それが、特段大きな問題も起こすことなく今日に至っているゆえんであろうと思いますので、市町村とか...全文を見る
○横山委員 わかりました。今の点については、最後にもちらっと触れたいと思うんです。  では、次の質問で、大臣のこの法律に対する思いをちょっとお聞きしたいんです。  石破大臣が、平成十二年の農地法改正のとき、当時農林水産政務次官の職にあられたとき、法案審査のときに幾つか答弁をさ...全文を見る
○横山委員 別に過去の発言をとらえて深く追及はいたしませんので。  それでは最後に、これは質問というわけではございませんけれども、やはり、これまで所有権絶対の我が国において、農地の所有権を取得できる主体を自由化した場合、現在の家族経営を中心とした我が国の農業構造と農村地域の振興...全文を見る
04月21日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○横山分科員 民主党、横山北斗です。  本日の本会議でタクシーの規制緩和のことが取り上げられましたけれども、きょう私はトラックの事業について質問をしてまいります。これまでの国土交通委員会での質疑の経緯とかがあったとしても、ちょっと私は知らなくて申しわけないんですけれども、いろい...全文を見る
○横山分科員 そうしますと、その結果として新規参入者はどの程度の数であったのでしょうか。もし可能なら、トラックの台数とか従業員の規模とか、そういう大、中小、零細というような視点で分けていただきたいんです。
○横山分科員 それで新しい、トラックの台数の少ない業者がふえて、それによってこれまで五十台とか八十台とか持っていた会社との間で新しい事業をめぐってとり合いになるだとか、さまざまな問題が生じていると思うんですけれども、規制緩和から今日までのトラック事業の全体を見て、国交省としてこの...全文を見る
○横山分科員 わかりました。  今、規制の緩和ということについてお聞きしました。それで、規制を強化したというわけではないんですけれども、この間、トラック事業を見てくる中で、例えば安全な走行とかドライバーの健康管理とかそういうことに関して、この規制の緩和と連動してということではな...全文を見る
○横山分科員 では、その成果について、わかる範囲でお答え願えますか。
○横山分科員 ありがとうございました。  それではもう一つ、大臣に最後お尋ねする前に、細かい点、細かい点ということではないんですけれども、今言われたような規制というのは、例えば大企業であれ中小零細企業であれ、一律に適用されるものでしょうか。つまり、何らかの罰則があるわけですけれ...全文を見る
○横山分科員 ありがとうございました。  それで、今ドライバーの健康管理とか安全面での向上という観点で、事故が三万七千から二万九千に減少、死者が六百八十五から四百五十に減少、労働時間も二千九百十六から二千五百に減る、そういう成果が認められる。認められるけれども、しかし、他の産業...全文を見る
○横山分科員 ありがとうございました。  私も、交通労働災害があってこういう状況に至っているということは十分理解できますが、業者さん、トラックの事業者が、今のままでは中小企業いじめだというふうに、それによって従業員も解雇されるとかいう現実もあります。  要するに、首都圏に近い...全文を見る
07月07日第171回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○横山委員 私は、供託金の制度についてお聞きします。  供託金制度はイギリスでスタートして、立候補者を抑制する、それは、選挙妨害で多数立候補したり売名行為で立候補したり、そういう人が出るといけないからということで始まったんですが、日本ではいつどういう目的で始められたのか、まずそ...全文を見る
○横山委員 それでは、今回、今よく報道されているのでは、供託金三百万、お金を下げる、それから没収点も下げるという点で、ポイントはどうなっていて、どこをどう変えようとしているんでしょうか。
○横山委員 それでは、わかる人で結構です、どなたがお答えになっても構いませんが、この供託金、最初、日本では三万円ぐらいからスタートしたと聞いていますけれども、その後、今日三百万になるまで、お金というのは、何度ぐらいの制度改定を経て、どうやって上がってきたんですか。下がった時期もあ...全文を見る
○横山委員 何度かの改定を経て今日の三百万になっているということなんですけれども、そもそも、そういう制度改定をこの間ずっとしてきたこと、それから上がってきたことについて、何か基準みたいなものはあるんでしょうか。例えば物価の上昇とか有権者数の変化とか議員定数の変化とか、そういうもの...全文を見る
○横山委員 そうすると、今、物価の上昇とか選挙の公営費用という話をされましたが、では、今回それを引き下げることで公営費用とのバランスというのはとれるんでしょうか。お答え願います。
○横山委員 今三百万で昭和五十七年に二百万だという答弁がありました。私は、何か物価とかさまざまな水準が昭和五十七年に近づいているからこういうことにしたのかなと思ったりしましたけれども、今、諸外国との比較をしたときにも我が国の場合はかなり高いからというようなことも考えてということが...全文を見る
○横山委員 そうすると、今のお話ですと、選挙制度そのものについて不断に検討していかなきゃいけない、今の小選挙区、比例代表がいいかどうかも含めて検討していかなきゃいけない、そういう検討の中で、二年前、二〇〇七年の六月、七月ぐらいにはこういう考え方が出てきていたという理解でよろしいで...全文を見る
○横山委員 少数政党に対しての配慮というのは民主政治にとって必要なことはわかるんですが、それが何で供託金なのかなというのがわからないんですね。そういうところが立候補するためであれば、すべて比例代表の選挙制度にした方が少数政党にとってより有利だという議論もあるのに、どうして供託金を...全文を見る
○横山委員 そうすると、この制度の点で、先ほど衆議院、参議院について説明がありましたけれども、地方選挙についての、首長選挙等についての検討状況というのは自民党の選挙制度調査会の中では今どの程度進んでいるのか、もし教えていただけるなら教えていただきたいと思います。
○横山委員 先ほどの発言の中で、選挙を前にという言葉がどうしても私は気になります。例えば、国民がすごく不思議に思っているようなことというのは、今選挙制度調査会の中でもやっていると言われましたけれども、たくさんあると思うんですね。  例えば、私の場合ですと、青森市というところが選...全文を見る
○横山委員 もちろん、今のお話はお話として構わないので、それで結構でございます。  ただ、国民がそれをどう感じるかということになったときに、少なくとも、これまでの選挙制度調査会の長い議論というものがあって、しっかりとした法案として出してきたものであると、もちろん説明として今伺っ...全文を見る
○横山委員 最後は国民がどう判断するかということだと思いますので、私の質問はこれで終わりにいたします。