吉井英勝

よしいひでかつ



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吉井英勝の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第118回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
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○吉井(英)委員 私、地方交付税法そのものについての質問に先立って、日米構造協議の問題が今政治の一つの焦点になっておりますが、この問題は大店法関連の条例とか指導要綱など地方独自に取り組んでおります問題にも直接かかわってこようかとしておりますので、こういう点では地方自治そのものにか...全文を見る
○吉井(英)委員 大スーパーの進出等でかなりそれが独占的なシェアを占めていくようになりますと、逆に消費者にとってもマイナス面が出てくるなどいろいろな議論がありますので、きょうはちょっとそれは置いておきますが、これまで、ちょうど三カ月前の昨年十二月一日の衆議院決算委員会で森行政局長...全文を見る
○吉井(英)委員 相談中ということであるにしても、自治省が了解したということはないわけですね。  それで、この点でさらに重ねてお聞きしておきたいのですが、自治体が条例を制定するという権限につきましては、これは憲法九十四条でも地方自治法十四条でも認められているわけでありますし、で...全文を見る
○吉井(英)委員 少し具体的な例で見てみたいのですが、かつて大店法がつくられたときも、最初は売り場面積千五百平方メートル以上ですね。指定都市では三千平米以上。それは地方自治体で、これじゃどうも具体的実情に合わないじゃないかということで、地方自治体の条例、指導要綱等の方が五百平米以...全文を見る
○吉井(英)委員 今の例というのは、かつての熊本県の罰則規定を盛り込んだ条例についての議論のときに出された政府統一見解のことであろうかと思うのですが、自治体が条例とか要綱を制定する権限というのは、憲法でも地方自治法でも認められているわけでありますし、だからこそ政府統一見解でも今お...全文を見る
○吉井(英)委員 大臣の政治家個人としての日米構造協議に係るお考えについては別個の問題といたしまして、自治大臣としては従来どおりの見解でやっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  最後に、交付税特別会計借入金や財源対策債の償還というのは、本来地方交付税法第六...全文を見る
03月27日第118回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
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○吉井(英)委員 せんだって、三月二十三日に一九九〇年地価公示価格というのが公表され、各紙を見ておりますと、一斉に大阪圏は五六%強の急騰とか東京圏再上昇とか、そういう見出しで報道されておりますが、一昨年の東京での地価の暴騰が、このときに有効な手を打っていなかったということがやはり...全文を見る
○吉井(英)委員 それで、その当日の閣議の後、伝えられているところでは、総理から大蔵、建設、自治大臣に土地対策を改めて指示したというふうに伝えられているのですが、特に総理からどのような指示があったのかを伺っておきたいと思います。
○吉井(英)委員 なぜ地価が高騰したかということが大きな問題、やはり大企業、大銀行があり余る資金力に物を言わせて国際金融都市東京で有利な位置を占めようということで、特に都心部の買い占めに走り、地価つり上げ自体が大きなもうけの種になったわけですが、八七年度末で都内二十三区の二千平方...全文を見る
○吉井(英)委員 特に今回地価の大きな伸びを見せた大阪圏なんですが、中でも大阪圏は対前年比で五六・一%の伸びなんですが、特に関西新空港建設予定地、例えばそのうちの泉南市というのは八一・七%、一年間で二倍近いですね。その周辺の都市もいずれも大体七〇%から八〇%台という異常な急騰です...全文を見る
○吉井(英)委員 非常に強い措置と今おっしゃったのですけれども、先ほども大臣おっしゃったように、事前にもっと監視区域を徹底しておけばよかったとか、大蔵省の方はきょうに至って総量規制という強い指導だとおっしゃるのですが、やはり随分後手後手に回ってしまっているということは大きな問題だ...全文を見る
○吉井(英)委員 実は前回の評価がえのときに、それに対応するさきの三年間の地価公示価格の上昇というのは八・二%で、ところが前回評価がえのときの宅地全体の上昇割合は一一%で、固定資産税の方が公示価格より高くなっている。これは昨年三月二十三日の当地方行政委員会での税務局長の御答弁であ...全文を見る
○吉井(英)委員 昨年成立いたしました土地基本法の第五条に「その土地に関する権利を有する者に対し、その価値の増加に伴う利益に応じて適切な負担が求められるものとする。」というのがありますね。これが固定資産税の評価がえに影響を及ぼさないかという点、つまり固定資産税に関しては五条に言う...全文を見る
○吉井(英)委員 評価がえの基準となる三カ年についてちょっと見ておきますと、今度の場合、勤労者世帯の家計費収入の伸びというのは八・二%、それからこの間の年金額の引き上げというのは、この三年間対前年比〇・六%とか〇・一%増とか一一・三%増といった三年間で推移しております。この間に、...全文を見る
○吉井(英)委員 大分迫ってまいりましたので、少し簡単にいきたいと思うのですが、要するにこの両年度にわたる特例の導入のときに、当時の税務局長の答弁の中でも、直接的な収益を生まないところの住宅用地というものについては、他の事業用の資産と区別して税負担を求めるべきではないだろうか、こ...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
○吉井(英)委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました社会、公明、民社三党の地方税法の一部を改正する法律案に対する修正案に賛成、政府提出の地方税法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  まず、政府提出法案についてであります。  反対の第一は、担税力の...全文を見る
04月17日第118回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
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○吉井(英)委員 私は、地方自治の問題、民主主義の問題、その基本問題について自治大臣に御質問をしていきたいというふうに思います。  具体的な例といたしまして、茨城県真壁町の議員報酬等が真壁警察署の警察官に定期的に渡されていたという問題について質問したいと思うのです。  私、こ...全文を見る
○吉井(英)委員 議員給与明細の中で、今もお話がございましたように、報酬なり期末手当、これから自動的に計算される共済掛金、まず報酬の方は、条例で決まっておるわけですから、おっしゃったとおり公表だと思うのです。それから議員のプライバシーにわたるもの、これは税にかかわるもの、議員会費...全文を見る
○吉井(英)委員 自治省公務員第一課長や消防庁次長を務められ、人事院の事務総長を務められた自治省の先輩である鹿兒島氏の著された「逐条地方公務員法」を持ってきておりますが、この課税の内容は個人的秘密に当たるということで、これは地方公務員が守るべき秘密として例を挙げておられます。私は...全文を見る
○吉井(英)委員 これはNHKテレビでも三月二十日に放映されまして、大変な問題だということで関心を呼んでいるのですが、そのテレビの中で、茨城大学の飯塚教授など法学者の見解としては、議員報酬の額自体は公表されているもの、この見解は一緒ですね。ただし、内訳には税金や団体への加盟費など...全文を見る
○吉井(英)委員 これは真壁町議会の調査でも、捜査令状その他正式な手続によって求めたものではない、そういう情報のたぐいです。同町の三月二十日の総務常任委員会で全会一致で採択され、本会議に報告された総務委員長報告というのがある。これは本会議でまた全会一致で承認されているわけですが、...全文を見る
○吉井(英)委員 まず、真壁町の町議会で問題になっている話は、日本共産党と警察の話じゃないんですね。自民党の議員の皆さんも、公明党の議員の皆さんも、我が党の議員もそうですが、全議員を対象にして警察がプライバシー調査をやっておったということが大問題なんですよ。  なお、つけ加えて...全文を見る
○吉井(英)委員 真壁町議会の総務委員会の審議、総務委員長報告、そして議会で承認されたものなどを私はいただいておりまして、よく検討させていただきました。議会で明らかになったことは、日本共産党の議員個人の問題ということじゃないですね。全議員を対象にしているわけです。なお、弁明の機会...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○吉井(英)分科員 私は、高校生の海外留学問題、ホームステイ問題について伺いたいと思います。  高校生の海外留学については、交換留学とかあるいは私費留学とか形態はそれぞれ異なっておりますが、まず文部省に、交換留学、私費留学について、そうした形態での海外留学生の最近の動向はどんな...全文を見る
○吉井(英)分科員 短期と長期がありますね。短期では一カ月から二カ月、また二十日間ぐらいのものとかがありますし、長期になりますと一年、二年のものがあるわけですが、この期間は短期にしろ長期にしろ当然日本の学校は休学とか夏休み中とかそういうことになりますので、いずれにしろ日本の学校に...全文を見る
○吉井(英)分科員 外務省の邦人保護課のお話を伺うと、領事館からの報告を合計してみて、年間一千万人の方が海外渡航される中で、軽微なものを除いて邦人援護した件数というのは年間一万件ぐらいに上るということを伺っております。それが大体全体の状況のようですが、そうした中で、海外に留学する...全文を見る
○吉井(英)分科員 実態をつかんで、調査されて、どういう点が問題になっておりますか。
○吉井(英)分科員 実態はかなり深刻なものがあります。それについてはまたおいおい伺っていきたいと思うのですが、こうしたトラブルの増加に対応して、留学生あっせん団体とそれから文部省、運輸省、外務省の三省とで意見交換会を行ったり、あるいはそれぞれの省ごとに業者指導を行ったりしておられ...全文を見る
○吉井(英)分科員 今各省庁からお話を伺いましたが、特に問題が出ておりますのは、文部省の関係でいいますと、管轄の六団体で実際に行く留学生というのは少ないのですね。実際は八割から九割、場合によってはそれ以上が文部省管轄外の業者団体、いわゆる留学業者というのですか、人を送り出す業者の...全文を見る
○吉井(英)分科員 海外留学ホームステイ被害を考える会というのが被害者の方たちの間でつくられまして要望書も出ておりまして、私も要望書以外にもいろいろな情報を聞かせていただきましたが、例えば女子の留学生にもかかわらず父親と息子だけの家庭にホームステイをあっせんされて、そしてホストフ...全文を見る
○吉井(英)分科員 その実態調査の件と救済窓口の二点だけ。時間が参りましたので、ちょっと済みません、その点だけ。
○吉井(英)分科員 終わります。
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○吉井(英)分科員 私は、自動車のトンネル内排気ガス対策について最初に幾つかお伺いをいたしたいと思います。  環境庁の方に来ていただいておりますが、まず、大気汚染の主因とされる道路における自動車の窒素酸化物の低減対策が急がれておりますが、環境庁ではこれまで道路トンネル内のNOx...全文を見る
○吉井(英)分科員 これまでも国立公害研究所でNOx関連研究を随分やっていただいたのですが、六十一年度の環境保全総合調査研究促進調整費の成果などまとめられたものを読ませていただきましても、関係するところだけちょっと見てみますと「本研究では、トンネル内等の比較的高濃度の沿道排気ガス...全文を見る
○吉井(英)分科員 今実験室規模の中ですから、いわば実証プラントの少し前段階規模ですね。それからいよいよどこかのトンネル等も考えた実際の実証プラントなどで実験なども進めていかれることだろうと思うのですが、大体の研究の見通し、その辺はいかがなものでしょうか。
○吉井(英)分科員 最後の方におっしゃった、いずれかのところでトンネルなども使っての実証プラントに取り組むとかそういうことになった場合には、もちろん技術協力とか共同研究とか、さまざまな形で対応していかれる、そういうお考えをお持ちなんですね。
○吉井(英)分科員 今度建設省の方なのですが、一九八四年の「土木技術資料」を見せていただきました。昭和五十六年から六十一年まで、建設省土木研究所が中心になって道路、トンネル内のNOx低減技術開発を進め、低減対策の研究成果も発表しておられます。  窒素酸化物処理技術の研究開発を五...全文を見る
○吉井(英)分科員 その「土木技術資料」を読ませていただくと、最後の結論のところで「最終的には、現場のトンネルにおいて性能確認実験を行い、さらに、より消費電力の少い経済的なシステムとなるような実用機の開発を行いたいと考えている。」ということで、かなり積極的な取り組みをやっていただ...全文を見る
○吉井(英)分科員 それで、完全な実用化という意味じゃなくて、完全な実用プラントに至る前段階の実験装置等について、具体的にどのトンネルとか、そこまで決めつけた議論はまだないにしても、大体の方向としてはやはりもうぼちぼちどこかのトンネル等で実用化に向けた実験は必要、そういうお考えは...全文を見る
○吉井(英)分科員 現状のところまでよくおっしゃったわけなんですが、問題は、今用地取得の困 難さなどから、東京とか大阪など大都市では地下高速道路の建設がふえてきておりますし、あるいは都心部の半地下構造でふたがけをするとか、そういうトンネル状の道路というのはふえてきておりますし、...全文を見る
○吉井(英)分科員 特に都市部における高速道路の用地難という深刻な時代ですから、地下高速道路とかになりますと、本当にこれは解決しなければいけませんし、特に今日地球環境保全の問題が言われている時代でして、昔のように広域拡散方式で着地濃度が幾らだというこの議論は、これはいわば少し過去...全文を見る
○吉井(英)分科員 大阪でも、現在大阪府道路公社と奈良県道路公社を事業主体にして計画されている「一般国道三〇八号バイパス事業に関する基本協定書」というのが結ばれまして、実はそれは大阪側につきましては、東大阪市市長と大阪府の道路公社理事長との間で協定書が交わされているのですが、その...全文を見る
○吉井(英)分科員 先ほど民間の研究についての共同研究等のお話もありましたし、生駒の場合も、八五%以上の浄化効率が確保できないとなれば、ダクトで中央トンネルに引っ張る問題とか、そういうことを含めての検討もありますが、いずれにしろトンネルの中での浄化装置を設けて進めていくという立場...全文を見る
○吉井(英)分科員 重要視していただくとともに、これは本当に相当急がれている課題になっているんです。そういうことで、地方での取り組みについて、国としてもどういう形でやるかというそのお約束を私は今求めているんじゃないのです。内容はよく検討していただいたら結構なんです。ただ、いずれに...全文を見る
○吉井(英)分科員 時間が来ましたので終わります。
04月27日第118回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○吉井(英)分科員 私は、原子力船「むつ」の問題について、幾つかの問題点についてお伺いをしていきたいというふうに思います。  少し日を追って見てみますと、原子力船「むつ」については、相次ぐトラブルが起こっておりますね。そのトラブルというものに対する原研当局のお考えなり姿勢なりに...全文を見る
○吉井(英)分科員 事故が起こりましたときにも、こういうことが続くならば即実験中止を求めたいという、これは地元の方からも県や市の方からも厳しい声も出ているわけでありますし、これは通報のおくれとか言いわけじゃなくて、確かにあったという、まあお認めになったところもあるのですが、言いわ...全文を見る
○吉井(英)分科員 それで、私、使用前の検査というものについてやはり問題を残しているんじゃないかと思うわけです。例えば、今局長の方からお話ありましたけれども、大体実験というのは、まず実験施設があり、その施設の個々の事前のチェックがまず必要なわけですね。それからそれに対する計測器が...全文を見る
○吉井(英)分科員 ごく普通のちょっとした実験をやっているんじゃないですね。あなたのそのお考え自体がもう非常に安易と申しますか、楽天的と申しますかね、全体としては出力上昇試験の中でいろいろ問題が出てきたら、それでいいじゃないかと。違うんですよね。実験装置そのものについての一つ一つ...全文を見る
○吉井(英)分科員 事前検査を終えたと言っているでしょう。それがクリアした、合格したという意味でしょう。それで制御棒の駆動スイッチが故障しましたという。恥ずかしい話ですよね。そんなことは事前になぜわからないのですか。チェックしないからわかっていないのでしょう。そういうものを使って...全文を見る
○吉井(英)分科員 実は私、学生のころ三菱原子力の研究所で夏休みずっと実験をやったことがありますが、あそこでも摂氏二百数十度の二百気圧とか破壊試験とかをやっぱりやるわけですね。今おっしゃったお話ですと、せいぜい普通のお湯を通したというだけですから、一気圧ちょっとに温度は百度ぐらい...全文を見る
○吉井(英)分科員 そうですね。実際には一次系の設計圧力というのは、石播のデータを見てみますと、一次系百三十五気圧の、温度で三百三十三度Cとなっています。つまりそういう温度や圧力に耐えられるかどうかということが確認されないで、それで本格的に原子炉を動かしてやってしまおうというわけ...全文を見る
○吉井(英)分科員 その使用前検査というのは、原子炉の出力上昇の前にやるべきだということを私は申し上げているのですよ。それについては、一応あなた方の方ではいろいろ経緯については原子炉施設の性能に係る検査ということで一応されて、二月三日に発表しておられますね、結果について。それは全...全文を見る
○吉井(英)分科員 目視でしょう。
○吉井(英)分科員 それ以外やっていないですね。
○吉井(英)分科員 ですから、実際の設計圧力、温度についてはまだチェックをしていないという事実が明らかになったということを申し上げておきたいと思うのです。  そして、今あくまでも目視なんですね。私よりは局長の方がきっといい、確かな目なんでしょうが、人の目なんです。それ以外の検査...全文を見る
○吉井(英)分科員 ヘリウムを使ったリークディテクションというのは要するに漏れを見たもので、それで漏れが見つかった。私はその漏れだけの話じゃないんですね。幾ら腐食の深みが出ているかとか、きっちりチェックしなければいけない、それはやっていないということも明らかになったわけであります...全文を見る
05月09日第118回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○吉井(英)委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の平成二年度予算三案に対して反対し、我が党提出の予算編成替えを求める動議に賛成する討論を行います。  国際情勢の劇的な変化のもとで、世界は戦後の冷戦構造から抜け出して、軍縮と軍事ブロック解体、外国軍隊の撤退の方向へ大きく踏み...全文を見る
05月24日第118回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○吉井(英)委員 私は、きょう、青森県六ケ所村に予定されております核燃料サイクルの施設について質問したいというふうに思います。  それで、午前中からもいろいろ議論がございましたし、私自身もいろいろな観点から質問をしたいと思いますが、ただ、時間の関係もありますので、主にきょうは航...全文を見る
○吉井(英)委員 今のお話については、後ほどぜひ詳しい資料を出していただきたいと思うのです。それは詳しい資料をいただいた上で詳細に検討して、また改めて議論したいと思いますが、実際にはいろいろ頭をひねられて出てきたのがその一つと、ないわけですよね、諸外国に例を見ない、まずそれを申し...全文を見る
○吉井(英)委員 ですから、これまでの原発の場合は落下確率が低いということで認められて、落下確率が高ければ認めてこなかったわけですね、逆に申しますと。この点で午前中からもいろいろ議論がありましたが、六ケ所村施設の上には、何か午前中のお話を聞いておりますと米軍機が飛ばないようなお話...全文を見る
○吉井(英)委員 この点については、従来より航空情報の公示で規制している云々、けさもお話がありましたが、それはあくまでもアメリカにお願いする、あるいは施設の建設を進める過程で今後協議をするということをずっと一貫して科学技術庁などは言ってきておられるわけでありますね。地位協定によっ...全文を見る
○吉井(英)委員 ですから、要するに昭和六十一年二月ですか、「再処理施設安全審査指針について」、ここから始まったわけですね、航空機の問題は。だからまだ本当に皆さんの御検討は始まったばかり、そういうところだと思うのですが、それだけに相当な検討や明確な基準を決めることなしに、簡単に、...全文を見る
○吉井(英)委員 安全審査は進める。しかし、審査の基準はないということですね。顧問の方とか専門家会議に諮るというのですが、そうすると顧問の方も専門家会議の方にしても、何ら指針なしにこれは安全だというふうに判断していいわけですか。
○吉井(英)委員 それは、犯罪を犯せば、犯罪を罰するのは法律というのがありますし、そこまで厳密にいかなくても、委員長席に座って聞いていただいて、大体おかしいなとお思いだと思うのですよね。  行政機構というのは、すべて法律、省令その他があって進めるわけでしょう。今六ケ所村で安全審...全文を見る
○吉井(英)委員 原燃サービスから例えば再処理事業についての、出ていますね。今おっしゃったような話もありますが、要するに航空機に対して貫通が防止でき、衝撃荷重に対し健全性が確保できるようにということでいろいろやってみて、時速五百四十キロで航空機が衝突して、航空機総重量二十トンで大...全文を見る
○吉井(英)委員 青森県の県民の方が非常に心配していらっしゃることです。日本の多くの青森に住んでいない国民も、この問題については非常に関心を寄せているのです。安全審査だ審査だと言いながら、皆さんの方は審査の基準もない。じゃそのデータを全部出すのかといったら、これはバックデータを全...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
05月29日第118回国会 衆議院 地方行政委員会 第10号
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○吉井(英)委員 私は、まず質問に入るに先立ちまして、せんだって、四月十七日の当委員会で奥田自治大臣からいただきました答弁に関連して最初に伺っておきたいと思うのです。  ちょうどここへ会議録を持ってきておりますので、若干関係した部分だけ紹介をして、少し思い出していただきたいとい...全文を見る
○吉井(英)委員 これは実は私は、大臣からいただく答弁というのは、大臣責任持ってやっていただいておりますので、その点をお聞きしたかったわけなんです。だから警察の方の御答弁はどうでもいいと言ったら言い方がおかしいですが、それを求めたくて言っているわけじゃないのです。大臣が自信を持っ...全文を見る
○吉井(英)委員 いずれにしろ、大臣にうその報告をするというのはとんでもない話でありますし、そういう点では大臣自身また調査をされて、うその報告をした者については厳しい処断をしていただきたいというふうに思うわけです。  本論に入りたいと思うのです。  岐阜県環境整備事業協同組合...全文を見る
○吉井(英)委員 概要について今お話があったわけでありますが、とにかく年末、正月を前にしてくみ取りが進まない、これは大変な話でありまして、岐阜市の場合ですと、この間千八百八十六件の苦情とか、何とかしてくれとか、あるいは終わりの方になりますと、市も大変だろう、頑張ってくれという激励...全文を見る
○吉井(英)委員 しっかりやってもらわなければ困るわけですが、実は、この業務放棄によって、さっきも御紹介しましたように、バキュームカーを借り上げるとか新たに購入するとか、それから人件費の支出、こういったもので、県下の市町村によってそれぞればらばらなのですが、少ないところで数十万円...全文を見る
○吉井(英)委員 十五条のお話やら、それから特別交付税に関する省令もありますね。これは本当のところ法律上どこにこれが適用されるのですか。とにかく業者が業務放棄をやった、原因ははっきりしている。自治体が損害を受けた。自治体の中には損害請求をして、させているところもあるのですよね。し...全文を見る
○吉井(英)委員 岐阜市、ここは岐阜クリーン株式会社というところに対して賠償請求を出しているのですね。「別紙納付書により三月三十日までに納付してください。」ここは五百十三万円納付されているわけです。同じく岐阜市の水道及び下水道管理者水道部長から東海公営というところに対してやはり損...全文を見る
○吉井(英)委員 県庁のほかに、ただ一つバキュームカーが集結してきた市があるのですね。これは岐阜県の可児市というところですが、その市長さんが十二月十四日に県下の市町村長や議会 議長に配った文書があります。それを読むと、「本市庁舎駐車場に十二月四日深夜からバキュームカー等二百五十...全文を見る
○吉井(英)委員 私がくどく申しましたのも、この後の処理もなかなか大変だと思うのです。と申しますのは、本来岐阜県の知事さん、県議会議長さん、市長会長、町村長会長さんなどとそれから岐環協の間で合意が交わされているわけですからそれだけでいいわけなのですが、直接のそういう当事者という団...全文を見る
○吉井(英)委員 事前にちょっといろいろお聞かせいただくと、厚生省の方は、許可業者についてこの条例で値段を決めないというのは、民間の自由競争を縛るような料金設定というのは独禁法に抵触するおそれがある、実際は一定の基準がつくられてそれに沿った料金が設定されるのだが、そういうこともあ...全文を見る
○吉井(英)委員 今のお話を伺っておりまして、岐阜県下の問題となりますと限られた地域ですから、厚生省の方十分な御研究をなさっていらっしゃらないというのもわからぬでもないのですが、今回なかなか深刻な事態でしたから、これを機会にうんとよく研究していただいて、そして対処していただきたい...全文を見る
○吉井(英)委員 暫定制度であった保険基盤安定制度を恒久化するのですね。そしてその財源負担として都道府県四分の一、市町村四分の一の地方負担を制度化、これに伴って医療費に地方負担はないとされた国保について、暫定的じゃなくて恒久的な制度として地方負担の導入。国と地方の財政負担の基本的...全文を見る
○吉井(英)委員 国民健康保険法の第一条、よく御存じのように、これは「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする。」こちらは変えていないのですよね。この法律は最初から「もつて社会保障」ということはうたっているわけで...全文を見る
○吉井(英)委員 これはこれまでの自治大臣の答弁の流れを見ておりましても、基本的な考え方に変わりないとおっしゃりながらやはり変わってきているのですね。  八六年十月二十八日の葉梨自治大臣、「国民健康保険も国の責任において行われる国民皆保険の一環をなすものであります」「ほかの医療...全文を見る
○吉井(英)委員 現在、国保の負担が非常に厳しい状況になっていると思うのですが、厚生省の方の御認識もこの機会に伺っておきたいと思います。
○吉井(英)委員 社会保障制度審議会の報告書の中でも、「国保においては、保険料負担能力が相対的に減少してきているので、増加する保険給付費に見合って保険料収入を確保することが難しくなっている。」それから、自治省の方が調べられた「昭和六十三年度国民健康保険税に関する調」によりますと、...全文を見る
○吉井(英)委員 これは厚生省からいただいている資料ですが、全国の財政の状況を見ますと、昭和五十八年と六十三年をとってみると、国庫支出金というのは二兆二千九百四十六億円が二兆二千三百二十七億円へと六百十九億円減っているわけですね。構成比は五六・一%が三九・五%へと減っている。これ...全文を見る
○吉井(英)委員 国庫支出金というのは実際全体としてふえることにならないのですね。減らしていくことにこの制度改正のねらいがあるのじゃないですか。  ところで、自治、厚生、大蔵三省の合意の中に「保険料負担の平準化を進めることとし、その具 体的な方法、これに伴う応益保険料の軽減制...全文を見る
○吉井(英)委員 今中堅が大変だというお話があったのですが、低所得者も大変なんですね。  私はこの間大阪の松原市というところで、松原市の国保の制度でいけば実際にどうなるかということで低所得者の方たちとお話をしておりまして、ある試算をさせていただいたのですが、例えば現在夫婦子供二...全文を見る
○吉井(英)委員 国が基本的に責任を持つ制度であるのですが、財政が火の車だからということで地方負担を導入する、こういう説明がなされてきたわけですね。そういう一方で、基本的に責任を持つ国の負担割合が、調べてみればどんどん減ってきている。そして保険料と地方負担がふえているというのが現...全文を見る
○吉井(英)委員 そういう厚生省のお考えでは、国保財政はいよいよ大変になる。これは地方自治体も国保加入者も救われない。一方で、例えば財政調整交付金の給付費を一〇%から一五%に引き上げよう、そのときには逆に定率の国庫負担を給付費の四〇%から三五%に削ることを考えてみたりとか、片方ふ...全文を見る
○吉井(英)委員 その第六条の三の二項のところについて深めていきたいのですが、これの少し前の「考え方」のところに「地方交付税制度を通じた格差是正には限界があり、今後、国庫支出金等の配分を通じ、更には地方税制面等における是正方策の推進が必要である。」つまり交付税による財政力格差の是...全文を見る
○吉井(英)委員 まず、今も言いました小委員会の方の検討のメモというのがありますね。この検討の資料の中で「中期的な財政需要・税収動向等を踏まえた交付税率の弾力的な見直し、」というのがあって、これを踏まえていろいろな議論があって、そして出てきたのが、小委員会の方でも「改革方策」とい...全文を見る
○吉井(英)委員 この部分は、私は非常に大事なところだと思うのですね。自治大臣も参加されて閣議決定となったわけですが、一連の流れからすると、先ほど来二、三回繰り返しておりますが、もともと「交付税率の弾力的な見直し、」ということを踏まえて新行革審でずっと討議が行われて、そして答申が...全文を見る
○吉井(英)委員 ちょっと委員長、今こっちの話に入っていますので、そこで入ってしまうと、私も持ち時間との関係で話がややこしくなってしまって——いや、延長していただけるなら、その分また後ほど時間をちょっといただけるなら結構でございますが。
○吉井(英)委員 それで、今の大臣のお話は、それは警察の話で、農業委員会の事務局の方からもちゃんと調査をしておいていただかないと正確を欠きますので、再決議という決議はありませんので、私もちゃんとそれは事務局長からも副会長からも聞いているのですから。それをここでやり出しますと、警察...全文を見る
○吉井(英)委員 先日来の議論を聞いておっても、このほか公債残高の問題だとかいろいろ議論をしていらっしゃるわけですが、そういうものが、仮に財源余剰が出てきても、公債残高があるうちはまだ余裕があるとはみなせないというふうなお考えを持って主張をしておられるのかなとうかがわれる部分もあ...全文を見る
○吉井(英)委員 いや、時間がいただけるんだったら……。
○吉井(英)委員 事務局長からも聞いています。
○吉井(英)委員 決議は行っていないのです。そうしたら、決議文を出してください。私はもう時間が来ましたから、御迷惑をかけてはいけませんので、決議文を出していただくということで質問を終わりたいと思います。
○吉井(英)委員 前段に決議文があるのです。それを覆すには、覆す決議文があって決議をしたとみなすのです。その決議文は、再決議文というのはないのです。私は事務局長からも副会長からも確かめております。会長の御報告はあったのです。それは、警察からこういう報告を受けましたという報告はちゃ...全文を見る
○吉井(英)委員 だから、その決議文を出したらどうですか。会長はそう報告されて、報告を聞いた方はいらっしゃる。しかし、それで了解があったということじゃないのです。だから、決議文を出してください。それで理解したいと思います。
○吉井(英)委員 だから、再決議文を出していただいたらよくわかるので、片方は決議文があって私はお示しをしたのです。
○吉井(英)委員 では、議事録を出してくださいよ。終わります。
05月30日第118回国会 衆議院 地方行政委員会 第11号
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○吉井(英)委員 参考人の皆さんにはお忙しい中どうも御苦労さまでございます。私は、きょうは地方自治体の地方行政の分野で大変御苦労いただいておりますお二人の市長さんにいろいろお伺いしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  最近の決算を見せていただきますと、益田市の...全文を見る
○吉井(英)委員 続いて公共事業の補助率の問題で暫定期間が今年度で切れる。当然来年度からもとの補助率に復元しなければならないわけでありますが、特にせんだっての日米構造協議なども受けて、国の方では来年度公共事業については予算も相当つけて事業の拡大を図るという方向にありますが、この際...全文を見る
○吉井(英)委員 大都市部におきましては、地価の異常な高騰が今日公共事業の面でも支障を来してきております。特に、何かをやろうと思っても用地確保をしなければいけないのですが、これは大変だ。こういう点では、将来の公共事業を見通した土地対策という点では現在どうなっているのかということと...全文を見る
○吉井(英)委員 あと一分半になりましたので、国保について一言お伺いしたいと思います。  まず一つは、国保については市町村でなく都道府県が運営すべきであるという考え方もあるようでありますが、国保の運営主体についてどういうお考えを持っていらっしゃるか。またもう一点は、一部に国保料...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
05月31日第118回国会 衆議院 地方行政委員会 第12号
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○吉井(英)委員 私は、まず、先ほどの大蔵大臣答弁の中でも議論がありましたけれども、ことしの四月十九日の衆議院本会議の答弁の中で地方財政余裕論についてということでお話がありまして、「平成元年度、二年度を通じまして大幅な余剰も見込まれておりまして、比較的健全な状況にあるのではないか...全文を見る
○吉井(英)委員 繰り返すようですが、今おっしゃったのは、要するに、交付税特別会計の借入金の繰り上げ返済に充てた額、これは昨年度、当初と補正合わせて二兆七千六十一億円、今年度は、予算で見ますと、繰り上げ返済に充てた分と財源対策債償還基金に充てた額の合計になりますが、三兆四千八百五...全文を見る
○吉井(英)委員 せんだっての議論の中では、今のところについて「中長期的に見て財政の健全性を確保し国民負担率の上昇を抑制するためには、臨時行政改革推進審議会の答申に沿いまして、国と同様、地方財政におきましても、歳出規模の伸びを抑制していくべきものであると考えております。」というこ...全文を見る
○吉井(英)委員 なかなかこの事務方の作文というのは、私の方も引っかかり――引っかからないようにということでのお答えでしょうが、お伺いしておって、要するに素人的に、国民的になかなかわかりにくいお話なので、そこで、もうちょっとかみ砕いて翻訳をした方の御回答でいただきたいと思うのです...全文を見る
○吉井(英)委員 最初に、大臣の方は財源余剰についておっしゃいました。引き続いて、この分についてはなかなか微妙なところなんですが、自治省とよく御相談なさるということであります。  これは自治大臣、先日、御答弁いただいたところでは、交付税率の引き下げなどは絶対困るのだということで...全文を見る
○吉井(英)委員 交付税率を下げるなんというようなことは困るということですね。ということで、この間もそれは絶対困るとおっしゃいましたので、まさに今おっしゃたとおりで、ひとつ大蔵大臣、自治省とも、自治省はそういう見解でございますので、こういうことはないように対応していただきたいとい...全文を見る
○吉井(英)委員 それで前回の検討の場合は、これは補助負担率の暫定的なものを恒久化する、この検討の中で、国と地方の役割分担や費用負担のあり方、そして、両方の財政事情を考慮して検討ということでいっていたのですが、前回のときは関係省庁にさらに地方代表、学識経験者も入れての検討でありま...全文を見る
○吉井(英)委員 時間が来ましたので、終わります。
06月05日第118回国会 衆議院 地方行政委員会 第13号
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○吉井(英)委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の地方交付税法等の一部を改正する法律案並びに自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党共同提出の修正案に反対の討論を行います。  まず政府案についてであります。政府案では今年度の交付税総額十三兆七千五百九十四...全文を見る
○吉井(英)委員 きょうは補償基金の理事長さんにも来ていたたいておりますが、どうも御苦労さまでございます。  実はきょうは、ここでお目にかかる前にけさの朝刊の方で既にお目にかかっておりまして、私、質問に入るに先立って、経済人が普通の経済活動としていろいろなさるということについて...全文を見る
○吉井(英)委員 何か関係者五人で同席されたり、いろいろ認めていらっしゃることもありますが、私はさっきも言いましたように、経済人の方の経済行為についてあれこれここで伺う気は全くありません。しかし、あなたが、この補償基金の理事長として特に公正な業務が求められる方が、特に今お金の流れ...全文を見る
○吉井(英)委員 時間が余りありませんので、すぱっとお聞きしておきたいのです。  協議する、相談することがあるにしても、私はそれはだめと言っているのじゃないのですよ。相談することはあるにしても、支部で独自に認定することを拒むものではありませんねということ、この点を一点確認してお...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
○吉井(英)委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました地方公務員災害補償法改正案に対する修正案についての提案理由と内容の説明を行います。  政府提出法案は、休業補償額の基礎になる平均給与額の最高限度額、最低限度額を設けようとするものでありますが、最高限度額設定は...全文を見る
06月12日第118回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第3号
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○吉井(英)委員 一昨日の福岡県の参議院の補欠選挙で、その結果というものは、国民の皆さんの意向が今日も消費税廃止である、このことをはっきりと示したもの、改めて示したものであるというふうに思います。この点で、消費税の廃止三法案が共同して提出されておりますが、これは当然のことでありま...全文を見る
○吉井(英)委員 そこで、民社党の提案者の力にお伺いしたいと思うのですが、総選挙の後、二月二十三日の朝日などでは、民社党塚本元委員長から、消費税廃止という選挙公約は失敗した、誤りたったという御発言とか、二十七日付ではちょうど中野提案者の発言が日本経済新聞に載っておりました。これは...全文を見る
○吉井(英)委員 竹下内閣の時代、大型間接税は導入しないというあの選挙の公約というのは、売上税の廃案によってクリアされたんだというふうな論理が展開されていったりとかありました。やはり政治家の公約、政党の公約というのは、次の選挙までその実現を目指して誠実に公約を果たすということがか...全文を見る
○吉井(英)委員 今おっしゃった所得、消費、資産のバランス論ですね、これは同時に直間比率見直し論と一体のものとして、ずっと二年前の税制審議の中で出てきた話ですね。実は、この消費に着目というところに、新たな消費税にも道を開く、踏み込んでしまう、そういう問題があるということを指摘して...全文を見る
○吉井(英)委員 再改革基本法案のやはり大事な一つに、先ほども御答弁にありました、言葉としてはこちらの文章とはちょっと違って、所得、消費、資産のバランスのとれたというお話がありましたが、しかし、そこにやはり新しい大型間接税の税体系に踏み込んでいく、そういう問題があるのだということ...全文を見る
○吉井(英)委員 このせんだっての漏えいの問題についても、実際のところまだ解明し切れていないし、ただ通達を出したというだけのところなんですね。  実は「プライバシーが筒抜け」という、これは馬場恭子さんの書かれた本で、「テクノロジー社会・アメリカからの警告」ということで出ておりま...全文を見る
○吉井(英)委員 この納税者番号制度というのは、プライバシー問題にかかわって極めて重大な問題でありまして、しかも、政府答弁によりましても、それはなくてもできるんだということは既に明らかにされております。この再改革法案には、このほかにも、不合理な部分を突いたクロヨン論で最大の不公正...全文を見る
06月13日第118回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第4号
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○吉井(英)委員 私、質問に先立ちまして、午後の他党の方の御質疑の中に少し誤解を招くような御発言もありましたので明らかにしておきたいと思いますが、グリーンカード制度の導入に関連して、日本共産党の名前も挙げていただいておりました。我が党は、既に御存じのように、うんと高額の所得者の方...全文を見る
○吉井(英)委員 お年寄りの自殺などに見られるように、いろいろな事象はあります。しかし、本当にこれはこの消費税が国民の暮らしを直撃しているんだという、そういう中で、高齢化社会のためどころか実はふえているという痛ましい数字の重みというものをぜひかみしめていただきたいというふうに思う...全文を見る
○吉井(英)委員 これは民主主義に対する課税という大事な問題です。このように、暮らしから、そして文化、芸術から教育から、民主主義にまで課税しているというところに消費税の非常に大きな問題があり、廃止するしかないということを申し上げておきたいと思います。  続いて私は、この面につい...全文を見る
○吉井(英)委員 これは参議院でも我が党の立木議員の質問に答えて、ちょうど松浦局長ですね、局長の答弁によりますと、NATO諸国のODAと軍事費の合計のGNP比は三・八%、これはアメリカを除いてですね。日本は一・三%だから、今後三年間に軍事費とODA予算を三倍弱にふやすという勘定に...全文を見る
○吉井(英)委員 法律等の関係は別として、要するにこういう要請があったということで新聞で報道されているわけであります。答弁はわかっているのです。新聞ではそう報道されているということを私は申し上げましたので。  それで、六月三日の日本経済新聞の方では、今度は日米構造協議の最終報告...全文を見る
○吉井(英)委員 これは、具体的に来ているのかどうかというのは今後さらに明らかになってくると思うのですが、今権限法がつくられ、それに関連してODA、軍事費などの増額をせざるを得ないようなそういう要求というのがいろいろ出てきているわけでありますし、それから公共投資だけでも、これは構...全文を見る
○吉井(英)委員 食料品非課税と書きますと、国民の皆さんというのは、これは小売商店で売る商品価格の中に消費税は入っていないとみんな理解するわけですよ。今の主税局長のお話というのは、要するに三%じゃなくてもうちょっと下がりますという議論ですね。私、幾らに下がるかの議論を今やっている...全文を見る
○吉井(英)委員 ですからコストに入っている、要するに商品価格には入っているということでしょう。そのことを伺っているのです。すぱっと言っていただきたいのです。
○吉井(英)委員 それで結構です。私もいろいろそれはわかった上で聞いているのだから。  要するに、ムーミンが楽しい絵で言っていますね、「ぼくらが買いに行く食料品は、非課税になるんだね」と。その買う食料品の中には消費税が入っているんですよ。そのことについて、私はやはり国民の皆さん...全文を見る
○吉井(英)委員 これは価格の中に要するにどこまでも消費税は入っているわけですから、小売で買っても消費税が非課税になるわけじゃなくて入っているのですよ。  私はこの点では、毎日新聞に載りました一月十五日付の埼玉の三十四歳の主婦の方の投書を御紹介しておきたいと思うのです。この広告...全文を見る
○吉井(英)委員 しかし、将来は上がるでしょう。
06月16日第118回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会公聴会 第1号
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○吉井(英)委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、お二人の公述人の皆さんには本当に御苦労さまでございます。持ち時間が限られておりますので、場合によっては、ひょっとして大島公述人の方には残念ながら御質問できないままに終わるかもしれませんが、そのときはひとつ御容赦い...全文を見る
○吉井(英)委員 今非常に基本的なお考えをまず伺ったわけでありますが、それは今もおっしゃいましたように、税を納める側の立場に立って見たときに、やはり所得税、直接税というのはすぐれた税というお話もありましたが、これまでの原則的な考え方というのは、支払う側が幾ら自分が税を負担するのか...全文を見る
○吉井(英)委員 私も、税制改革の議論がそのときそのときに随分今おっしゃったように論点が変わってまいりまして、こちらも論点を整理しながらそれを取り上げていくのに、目まぐるしく変わるものですから、極端に言いますと忙しかったという感じもするのですが、一つ大事な点では、生活費非課税ある...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
06月21日第118回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第9号
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○吉井(英)委員 不公平税制というものに対する国民の怒りや不満というものを私自身本当に痛いほど実感しておりますが、特にその中でも、不公平税制の最たるものが消費税だ、これは率直なところ庶民の声としてあるわけです。  と申しますのは、これは既に二年前の消費税の審議のときからありまし...全文を見る
○吉井(英)委員 今総理もおっしゃったように、私は総理の地元の、何十人いらっしゃるか知りませんが、そのごく普通の地元秘書の方の全くプライベートな話として見ているわけじゃないのです。これは官報にも出ておりますように、会計責任者を務めてこられた方ですね。そしてこの安藤氏という方は、こ...全文を見る
○吉井(英)委員 私、この場合、秘書が個人的にやった取引だったというお話なんですが、私はここで政治家と秘書との関係というものについて、やはり改めて総理の御見解なり御認識を伺っておきたいと思うのです。政治家と秘書については既に判例等があるわけですが、この点についてはどのようなお考え...全文を見る
○吉井(英)委員 これは自治大臣にちょっとお伺いしておきたいと思うのですが、第八次選挙制度審議会の答申でも、政治家と秘書については、その連座制、罰則の強化ということをうたっておりますが、ここには政治家と秘書というのは一体のものという発想があると思うのですが、この点、大臣いかがでし...全文を見る
○吉井(英)委員 これは実は二年前にもリクルートの問題のときに取り上げたことがありますが、実は戦前の小川鉄道大臣の汚職事件のとき大審院判決というのが下っておりますが、その中で、政治家と秘書というのは異体同心、一心同体だということで、懲役二年の有罪判決が大臣と秘書両方ともに下ってい...全文を見る
○吉井(英)委員 宇野内閣のとき、株は信託会社に預けて運用ということを、これはリクルート等の教訓の中から決められたわけですが、海部内閣もこれを先ほどおっしゃったように引き継がれたわけですね。それは、自民党の政治改革大綱なり総選挙政策を見せていただきましたが、株の投機的取引の禁止、...全文を見る
○吉井(英)委員 実は私は、その安藤氏の八年間持っていらっしゃった東急車両の株価の動き、チャートを調べてみました。八年間ずっと一貫して上り調子と申しますか上がっていて、そして、全体としてずっと上がっているのですが、特に昨年に入って、昨年の八月のころというのは高値については最高を更...全文を見る
○吉井(英)委員 実は私、なぜ八月の取引以降に株価が上がっていったのかということについて疑問に思いました。調べてみたのですが、昨年の九月に新株の発行とか一割五分の無償増資とか、そういうことがやられて、そして特に新たな事業展開ということで人気を集めて上がっていっているわけですね。問...全文を見る
○吉井(英)委員 私はその八月のお忙しい時期のことを今言っているのじゃないのですね。今この問題が明るみに出てきた中で、インサイダー取引の問題はなかったのか、それは今の時点で調査できるわけですから、昨年の忙しかったときにできただろうとか、それを言っているのじゃないですからね。  ...全文を見る
○吉井(英)委員 ですから、総理御自身でなかったとしても、仮に秘書個人の株取引であったとしても、インサイダー取引の可能性はあるじゃないかということを申し上げているわけです。これについて、やはり国の政治と経済の重要な情報の集中するところにいる人なんですからね、ですからその人の問題に...全文を見る
○吉井(英)委員 私はこの株のチャートを見ておりまして、安定した株でリスクの少ない株を急いでお売りになって、そしてリスクの多い、特に株価がずっと下がりっ放しの状態で底値のときに買われた、その直後から本当に驚くほど株価が上がっているわけですね。これは普通の投資家にはわからない話なん...全文を見る
○吉井(英)委員 問題は、海部内閣の後どうなるかということですね。それに対しては、先ほど国会が歯どめになるというお話ですね。これは竹下元総理もたびたび国会が歯どめになるということをおっしゃったわけでありますが、しかし、今政治改革の中でお考えの小選挙区制の導入ということになると、四...全文を見る
06月22日第118回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○吉井(英)委員 けさほど来、東京電力の福島原発のことが随分議論となりました。本当に各委員の方からもいろんな御指摘がありましたように、実際に国民の不安を増すばかりと申しますか、そういう状態が今東電福島原発に見られると思うわけです。  私もそこでまず一つお伺いしたいんですが、せん...全文を見る
○吉井(英)委員 定期検査のたびに取りかえて、これは何年かに一度取りかえるわけですね。その間にだんだん摩耗していったとか、これならまだ話はわかるのですよ。取りかえて十時間後ですよ。これはだれが考えてもおかしいのじゃないですか。  どうも近ごろふぐあいという言葉がお好きなようで、...全文を見る
○吉井(英)委員 それで、何らかの事情があるらしい、どこからか入ってきたらしい、特定は困難だ、そういうお話は今伺いました。  一体その異物は何だったのです。異物とおっしゃるのですが、その異物は何なのか、私よくわからないのです。
○吉井(英)委員 異物はとにかく微小な金属粉であったらしいということはわかったようなんですね。ところが、どういう事情でどこから来たのかということが、まだ原因は本当のところわからないのですね。その原因が十分不明なままに一号機は既に再開しているんですね。  私はここに、先ほど近江先...全文を見る
○吉井(英)委員 実はこの福島原発について見てみると、再循環ポンプのこの部分で、随分これまで事故を起こしていますね。  この数年来を見てみても、今の第二原発の一号、四号でも、軸封部のところもあれば、第一原発の五号機ではこの軸封部の少し下あたりのシャフト部分にひび割れが入ったとい...全文を見る
○吉井(英)委員 事故の究明を一応やったというふうになっているのですが、これはもともと来年の春になっても動かなければ提出した計画の変更、これは当たり前ですね。あなたがおっしゃるまでもなく変更するのは当たり前のことなんですよ。  今私が言っているのは、事故の調査中に早々と運転再開...全文を見る
○吉井(英)委員 循環ポンプがとまって、原子炉の熱を伝達する方の熱伝達からいいますと、要するに強制対流熱伝達がいわば自然対流熱伝達に近い状態になるという問題ですよ。それがどういう問題かということは、そこから先のことはおわかりでしょう。私はこれ以上の専門的な議論はちょっとおいておき...全文を見る
○吉井(英)委員 さっきの四号機の場合は、一ミクロンのすき間に異物が入ってポンプがストップしたのですね。今度の場合、報告を見ておりますと、恐らく〇・二ミリメーター以下であろう、こういう評価が出ているのですね。しかし、幾ら小さいといっても一ミクロンよりはかなり大きいのですね。そうい...全文を見る
12月18日第120回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○吉井(英)委員 リクルートの国会から二年がたちました。内閣改造問題が言われる中で、いつまでもリクルートのことを言うておるな、こういう声も聞こえてまいります。そこで、私は、今改めて大臣たる者の政治姿勢の基本が問われているときだというふうに思うわけです。  そこで、最初に少し御討...全文を見る
○吉井(英)委員 今おっしゃったように、要するに浜本なる人物とおつき合いがあったわけでありますが、実はけさの朝日新聞を見ておりますと、あなたの秘書官の方が、ことしの四月に二十一世紀懇を解散させたのは、要するにこの政治団体と総会屋との関係が取りざたされて、調べてすぐに解散させたんだ...全文を見る
○吉井(英)委員 その美川会事務所ですね、最初の、それがきょうの朝日などでも報道されておりますが、株式会社ジェーピー出版社、つまり浜本らの会社であったわけですが、そこの名義で借りた事務所であったということは指摘されておりますが、なお、その美川会事務所をその後、徳田なる人物が、つま...全文を見る
○吉井(英)委員 時間が参りましたので、終わります。