吉井英勝

よしいひでかつ



当選回数回

吉井英勝の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第126回国会 衆議院 地方行政委員会暴力団員不当行為防止法運用調査小委員会 第1号
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○吉井(英)小委員 幾つかお聞きしたいのですが、まず、暴力団員であるということの氏名が特定できるということを言っておられて、これは特にこの法律をつくるときいろいろ御説明をいただいたことがあるのです。何人までそれぞれの組が、大体十人とか百人単位までじゃなくて何人と、例えば三百六十五...全文を見る
○吉井(英)小委員 今伺いますと、確実に認定をやってまいりたいというお話だったのですが、大体それは確実に認定できているというふうに理解させてもらっていいですか。
○吉井(英)小委員 それから、偽装団体の件なんですが、そうすると、この法施行後も例えば政治団体なのかどうか、その団体については、暴力団員は、この人間が暴力団員で偽装しているんだということは、これは氏名も特定して確認できているというふうに理解していいわけですね。
○吉井(英)小委員 それで、暴力団である場合にはこれは法律によって、暴力団の威力を示して、例えばおしぼりを買え、これはだめですね。しかし、会社組織を偽装したときに、実態は昔の暴力団なんだけれども、今度は営業活動だということで来られたときに、暴力団の引き続き資金源としての活動であっ...全文を見る
○吉井(英)小委員 今の点で、要するにこの基準をどういう基準で判断するのかということ、これはどういう基準で組を抜けたと判断するのかということも一つありますし、それから暴力団が例えば会社組織を偽装している場合ですね。その組のバッジはもう見せない、しかし、来られた側は、この間来たとき...全文を見る
○吉井(英)小委員 組を抜けたことの判断基準だけちょっと……。
02月23日第126回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○吉井(英)委員 私は、きょうは細かい話はまた改めてするとして、大臣の所信に関連して幾つかの問題を伺いたいと思うのですが、最初に情報の公開ということについて伺いたいと思うのです。  実は先日科学技術庁主催で、第四回ウェースト・フォーラムが行われ、その講演の三では、スウェーデンに...全文を見る
○吉井(英)委員 大臣も……。
○吉井(英)委員 そういうことですね。  日本は、公開の原則という点で、スウェーデンなんかと比べてこれは非常に懸念すべき事態に今あると思うわけです。  昨年十二月八日に私はコジェマの資料で質問をして、ようやく輸送容器の申請書と、私の質問した、たどたどしい私のやった翻訳を皆さん...全文を見る
○吉井(英)委員 私、十二月はフランス語版の方を持ってきてやったんですが、きょうは翻訳版の方を持ってこられたので、そっちの方で十一ページ、十二ページのところに公表しているものがあるのですね。これは、さっき私が言いました四点についで。その公表しているものについて、じゃこれにどこに載...全文を見る
○吉井(英)委員 私、だからせっかくこの間科学技術庁が主催された青森県で行われたウエースト・フォーラムについてのスウェーデンの方の発言を取り上げたのですよ。石田さんは、これはこの原則同感だ、賛成だということをおっしゃったばかりじゃないですか。ところが具体の話になったら、これは本当...全文を見る
○吉井(英)委員 あなたのおっしゃったのは、さっきのこっちの方ですね。去年の十二月に私は言った。きょう言っているのはこれなんですよ。全く一ページまるまる白ぼてなんですよ。こんなあなたの言っている話、話にならぬですよ。何にもわからない。さっきの申請書に至っては、目次からしてないので...全文を見る
○吉井(英)委員 これは青森県民の皆さんもそうですが、国民みんなそうなんですよ。なし崩し的に、小出しにして小出しにしてしか知らされていないのですね。さっき石田さんがおっしゃったスウェーデンの発想と全然違うのじゃないかと私は思うのです。最初、地元の方には三点セットですというお話で、...全文を見る
○吉井(英)委員 石田さん、あなた、それを青森県へ行って現地の住民の皆さんの前で言われたらどうですか。本当にこれは知られていないのですよ。私がコジェマのこの資料と、これは皆さんにお見せしたときの写真なのですが、それから皆さんが出された、これは皆さんの方が受け取った側が、この申請書...全文を見る
○吉井(英)委員 従来から公開に努めたとかできるだけやるとおっしゃるのですが、現実は事ほどさように公開されていない。これが青森県民の皆さんにとっても日本の国民全体にとっても、これは私は、原発推進ということに賛成の人も反対の人も、賛否とまではいかなくとも懸念を持っているというみんな...全文を見る
○吉井(英)委員 これは事件の政治的、道義的責任をとって議員を辞職した人であり、今や刑事罰も受けた人ですね。引き続き指導を仰ぐ、これは大臣としてその姿勢は見過ごしにできないものだ、国民の皆さんは恐らくそれは納得できないだろう、このことを申し上げて、私はもう少し新聞等で答えていらっ...全文を見る
○吉井(英)委員 実は、あなたの衛友会というのですか、この届け出で、八九年、ちょうど九〇年選挙の前ですね。このときは三月に新国土開発研究会から百五十万円、六月と十二月には経世会から三百万、五百万の八百万円を受けておられるのですが、九〇年は経世会からゼロということですが、もともと金...全文を見る
○吉井(英)委員 私は、五億円の一部があなたにも渡らずに、そしてとにかくどこへ行ったかわからないが五億円が蒸発してしまった、この不可解な話はとても信じられない。この点では、特にあなた自身の政治姿勢として今も指導を仰ぐということなんでありますが、そういう政治姿勢では国民の支持や納得...全文を見る
02月23日第126回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○吉井(英)委員 昨年末の十二月二十四日付でありましたが、全国的に各新聞の一面あるいは社会面などでかなり大きく取り上げられた問題の一つに、大阪の羽曳野警察署と右翼の癒着の問題がありました。大体市民の皆さん方は、右翼団体が物すごい装甲車で、黒色に塗ったりして、日の丸や軍歌をがんがん...全文を見る
○吉井(英)委員 これは、四人が四人とも警備課にずっと勤務しておったということじゃなくて、入れかわり立ちかわりといいますか、変動しているわけですね。ですからこの点では、申し送りが課の中でされていたという点では、やはり非常に組織的なものにとられざるを得ないという内容だと思うのです。...全文を見る
○吉井(英)委員 それで、何しろ羽曳野警察署の警備課の中にまでいろいろテレビその他入ってくるわけですから、普通で考えますと、これは幾ら個々の人がやったといっても、ちょっとここの課はおかしいんじゃないかというのは、警察内部でもやはり組織としてチェックすることが私は当然大事じゃないか...全文を見る
○吉井(英)委員 羽曳野署の警部の方では、著名な右翼系の作家の作品からとって、この右翼団体に鳳凰隊というのですか、関西鳳凰隊という団体名の名づけ親にまでなってやったというなかなかの御関係であったようでありますが、この関西鳳凰隊と暴力団との関係というのはどういう関係だったのですか。...全文を見る
○吉井(英)委員 先日、二月九日の暴力団対策小委員会でも、私質問をいたしました。それで、山口組系の右翼団体が百二十団体あって、暴対法施行後これは実は二十団体新たにふえているんだ、つまり暴力団が右翼団体の装いを凝らして存在するというものがかなりふえているということも御報告いただきま...全文を見る
○吉井(英)委員 私は、一般的な粗野な言辞とちょっと違うと思うのですね。吉井殺せということを右翼の街宣車でシュプレヒコールをやる、それを単なる粗野な言辞として見ておくということには、やはりいかないと思うのですね。実際、殺せという殺人のあおりだけなのか、本当にそう思っているのかとい...全文を見る
○吉井(英)委員 私も個々の話について伺おうとは思いませんが、ただ少なくとも、黒塗りの街宣車等で殺せ殺せとか走れば、市民の多くの皆さんは非常に不安感とか恐怖感を覚えたりしているわけだし、現に私なんかは殺せと言われて、これは私に対する、政治家に対する一つの脅迫行為でもあって、それが...全文を見る
○吉井(英)委員 これは具体的に起こってからというので、最初は殺せ殺せと言っておって、そのうちに本気になってぽんと殺されて、殺人事件が起こって、事件になってからというのでは、事この問題は私は遅いと思うのです。だから、ほかの粗野な言辞の場合と違って少なくとも殺せコールとか、それらに...全文を見る
○吉井(英)委員 私は、今の御答弁というのは、ふだんのつき合いかないと羽曳野署の○○と言ってもそれがどうしたと言われる、これから人を殺してきますわと言ってきたときに待てと制止できなくなる、この発想と、大変悪いけれども余り変わらないと思うのですよ。なるほど、現場の状況によっていろい...全文を見る
○吉井(英)委員 私は、この件というのは、ただの粗野な言葉でそれで事件が起こる、起こらないの場合と違って、少なくとも殺人ということにつながるものについては、おっしゃるように、言ったからすぐ走らない、それは当然ですよね。しかし、言っている中で、非常に異常な精神を高揚する人たちとかい...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
02月25日第126回国会 衆議院 本会議 第7号
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○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、一九九三年度地方財政計画、地方交付税法並びに地方税法改正案に関連して、総理並びに関係大臣に質問いたします。  この国会は、二つの大きな課題があります。言うまでもなく、その一つは佐川暴力団疑惑の解明です。東京佐川急便や平和相銀の公判廷でも...全文を見る
02月26日第126回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○吉井(英)委員 私は、中小企業の業者の皆さんと不況問題の懇談会をずっと重ねてまいりましたが、今まさに生死の境をさまよっているという深刻な状態です。そこへ円高の追い打ちということで、これまでから大手の企業は産業空洞化を進めておりますが、富士通など、テレビでも生産拠点を改めて海外へ...全文を見る
○吉井(英)委員 今日の事態をとらえるのに余りにも気楽な発想だと私は思うのですよ。  通産省からいただいた資料によりますと、自動車の国内生産台数は、一九八五年の千二百二十七万台が、一九九二年で千二百五十万台。その内訳ですが、国内販売台数は六百九十五万台で、輸出台数が五百六十七万...全文を見る
○吉井(英)委員 今のお話を聞いていると、これは貿易摩擦も円高も何か自然現象みたいな話になってくるわけでありますが、日産自動車は昨年九州の工場で、第一工場の三十六万台に続いて第二工場二十四万台新たに完成させて、年産六十万台体制ですね。アメリカで二十五万台の設備増設を昨年完了し、稼...全文を見る
○吉井(英)委員 私、今挙げられたようなとりあえずの数字じゃなくて、私は、これはかつて大阪の方で、非常に大きな規模のコンビナートの造成に当たって、幾ら自治体の方が支出をし、それが幾ら今度は税その他で歳入として入ってきてとか、費用分析をやったことがあるんですよね、学者の皆さんの協力...全文を見る
○吉井(英)委員 日ごろ皆さんは、企業は社会的存在だからということで、企業献全容認論をよく展開されるわけですが、まさに企業は社会的存在だからこそ、ですから、これは企業としての社会的責任をこういうときにやはりしっかり果たしてもらう必要があると思うのですよ。そして、政府の方も、さまざ...全文を見る
○吉井(英)委員 今運輸省直轄分の方で中小企業の発注率〇・一%とか〇・二%というお話ありました。  それで、これは第三セクターというやり方ですが、国が多くを出資して株式会社方式でやっておりますが、関西新国際空港株式会社としての中小企業への発注率、これはこれまでのトータルで、総事...全文を見る
○吉井(英)委員 国の方の大型公共事業、それにリンクする形で地方自治体としても大型公共事業を進めた場合、地方自治体の方ではどうなるかということもこの機会に見ておきたいんですが、関西新空港を支援する施設として、さっきも言いましたように、大阪府として、大阪府の企業局の方で三百十八ヘク...全文を見る
○吉井(英)委員 これは官公需法七条により指導をするという立場にもありますし、その気になれば調べることができるわけです。  そこで、資料の配付をお願いしたいと思うんですが、皆さんにも私の調べましたのを少し見ていただきたいと思いますが、地方公共団体の個々の事業であれ、あるいは第三...全文を見る
○吉井(英)委員 私が今伺いましたのは発注率の話じゃなくて、事業をやってきて破綻をしたから、これは多くの場合は建設大臣認可などでやっているわけでありますが、そういう点で採算が狂ってきたりしていることについて、政府として今日の実態をつかんでおられるかということなんです。まあ質問の意...全文を見る
○吉井(英)委員 私でも簡単に調べられるんで、これは突然の質問じゃなくて、ちょっとこれぐらいのことは調べておかれるように申し上げておいたんですが、住宅というのはすそ野の広い産業でありますが、大阪府なり東京都なりで住宅建設戸数がこの間どのように変化してきているかとか、それから国の住...全文を見る
○吉井(英)委員 私、国の方と大阪府など地方自治体と両方、こういうとき国もしっかりやってもらわなきゃいけないし、地方自治体でも生活密着型の公共投資というのは大事ですから、見てみたんです。それで、事前にお話もしておいたんですが、大阪府の例で見てみますと、一九七〇年代の初期、最初の三...全文を見る
○吉井(英)委員 さて次に、国や自治体の官公需の中小企業への発注をふやす問題、先ほども少し触れ出したことですが、この点についても私は中小企業庁としての取り組みも特に求めたいし、通産大臣の方にも特に頑張っていただきたいと思っているのですが、これも具体の例として少し見ておきますと、大...全文を見る
○吉井(英)委員 大阪府は後退しておりますが、それでも伺ってみると目標六五%を設定して一応取り組んでいるというのですね。  ところが、東京都の方でも伺ったのです。目標値は持っていないというわけです。この東京都についてちょっと見てみますと、九一年度で五〇・四%が中小企業の受注率と...全文を見る
○吉井(英)委員 毎年閣議決定される方針にも、地方公共団体に対し中小企業向け官公需発注の拡大を要請するということが盛り込まれておりまして、通産大臣は都道府県知事に通達を発しているわけですね。  そういうことでありますから、私今指摘しましたように、もう繰り返しませんが、全国の自治...全文を見る
○吉井(英)委員 ところで、先日不破委員長の質問の中でも、企業の政治献金というものが公共事業の分野でもその他の分野でもどれぐらいゆがんだ構造を生み出しているかということの指摘がありましたが、私は、これは国だけじゃなくて、地方の分野でも見ることができると思うのです。この点では、公共...全文を見る
○吉井(英)委員 これは日本でとりあえず全体として三千百億円負担という計画ですよね。それで、アメリカの都合で進んだりとまったり縮小したりというそういう状況に今置かれているわけですよ。しかも、アメリカは予算を継続とは言っておられるが、縮小するための予算とか設計変更のための予算を組ん...全文を見る
○吉井(英)委員 現在、アメリカのロケットかロシアのロケットを使うかとか、宇宙基地そのものを果たしてアメリカでやるのかどうかとか、本当に根本からの計画の見直しがやられているんですよね。だから、そういう点でよそ様のことに引きずり回されるようなやり方はやはり根本的に改めるべきだ、この...全文を見る
○吉井(英)委員 今大体、SSCの学術的価値と、技術的可能性や採算性と工程に関する見積もりを含むプロジェクトの計画性の問題、三つ目にアメリカの国家的プロジェクトというより国際的共同研究のプロジェクトとする可能性があるかどうか、こういう三つの点での検討がされているというお話がありま...全文を見る
○吉井(英)委員 アメリカ政府側の説明は説明として、研究者の中で三%という数字が出ております。私、今お聞きしたように、その三%がうんと急増したというデータはまだないということですね。  それで、日本では学術会議なり物理学会なりその他でどんな議論や検討が今行われておりますか。参加...全文を見る
○吉井(英)委員 一般的な意義ということで言えば、それは私も一般的には採算性の問題、それから基礎研究費重視でいくか、全部そういう方の財政負担は無視してこっちへ突っ込むかとか、あるいはその研究の順位とか段取り、全部無視してごくごく一般論で言うならば、それはおっしゃるとおりだと思うの...全文を見る
○吉井(英)委員 これは昨年の六月の下院でもSSC計画中止を決定し、上院で逆転する。宇宙ステーションにしてもSSCにしても本当に揺れているのですね。それなのに、このアメリカ国内で揺れているのに、どうも日本の方は、そのときそのときのアメリカの政権の意向にひたすら忠実に頑張っているよ...全文を見る
○吉井(英)委員 現段階ではこれはアメリカのナショナルプロジェクトであって、国際共同研究機関になる可能性は非常に薄いと思うのですよね、非常に難しいと思うわけであります。  ところで、九一年の秋に谷川科学技術庁前長官は、記者会見でも科学技術委員会での私への答弁でも、基礎研究費の充...全文を見る
○吉井(英)委員 SSCの問題について、とりあえずアメリカも延期で、私は、長官、もう少しはっきりした態度をとってほしいと思うのですが、とりあえず延期で要らないようですね。宇宙基地の方の予算も、実はアメリカ自身が大幅計画見直し、縮小という方向へ行こうとしているときですから、とりあえ...全文を見る
○吉井(英)委員 文部大臣の方から努力したいというお話がありました。この間ずっと私は大蔵大臣に議論を聞いていただいておりまして、やはり日本の基礎研究費を本当にふやしていくという点で、歴代文部大臣、ふやさなければいけないというそういう御認識を持っていただいて、ところがやはり財政の面...全文を見る
○吉井(英)委員 時間になりましたので、せっかく通産大臣に残っていただいたり、質問あったのでお願いしていたのです。それから、官房長官にも大変申しわけないことになりましたが、SSCの問題につきましては、私は、今の議論で触れましたように、これは日本の基礎研究重視、こういう今のような形...全文を見る
03月05日第126回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○吉井(英)分科員 文部大臣も大変お疲れのところ、しょっばなにまず疲れるような話から、実は物すごい階段を上らないと大学へ行き着かないという、その話を最初に伺いたいと思うのです。  きょう、私は二つ伺いたいと思うのですが、一つは障害者対策、もう一つは文化財保護の問題です。  最...全文を見る
○吉井(英)分科員 そういう取りまとめをされる上で、もちろんこれは大学関係については文部省も参加されて、こういう取り組みをするのだということをうたわれたわけでありますが、事前に伺ったところでは、文部省の文教施設部の計画課の方で、文教施設整備予算だけで見ても、一九八四年以来毎年、例...全文を見る
○吉井(英)分科員 困難という意見があるという御認識だけだったら、私、少しうまくないのじゃないかなと思うのです。駅からキャンパスまで標高差が六十二メートルあるのです。階段が三百八十段です。これは議員会館でいいますと二十一階分なのです。  それで私、今お答えいただいたのですが、こ...全文を見る
○吉井(英)分科員 昔考えられた駅からですと随分遠いのです。いずれにしても障害を持った方からすると大変だし、病弱者も大変です。そういうことがあるから大学関係者の皆さんも頑張って近鉄に駅をつくらせたわけですよ。そこから私、実際三百八十段の階段を登ってみました。ああいうのを文字どおり...全文を見る
○吉井(英)分科員 これはぜひ本当に、総理府の報告を文部省も入ってまとめられたわけですから、それが生かされるように対応していっていただきたい、こんなふうに思います。  次に、文化財保護についてなんですが、これは過去何度か予算の分科会やあるいは文教委員会、私は昨年地方行政でも取り...全文を見る
○吉井(英)分科員 日本学術会議第一部会から文化庁に要請が出ておったり、それから日本考古学会、史学会その他およそ二十ほどの学会、文化団体から要請書なり声明が出たりしているわけでありますが、今調整中だというお話ですが、その学術的価値、文化財としての価値はもちろん認めておられるわけで...全文を見る
○吉井(英)分科員 すぱっと伺っておきたいのは、これはかって石井議員に対して文教委員会で、重要な遺跡地域だと認識している、昨年私に対しては、これは学術的に見て重要なものだと認識している、こういうことを答弁していらっしゃるのです。当然のことながら、今もこの立場はとっておられるのです...全文を見る
○吉井(英)分科員 審議会にかけて史跡指定を決めるにしても、まず文化庁の姿勢がしっかりしておらなければいかぬわけですね。これまで地元住民、文化財関係者への回答、国会や地方議会での答弁を私ずっと繰ってみました。文化庁と大阪府の教育委員会の相談した方針としては、地元の協力を得て買収す...全文を見る
○吉井(英)分科員 それで、認識し、確保しようとやっていただいているのですが、実はゴルフ場業者の方は、ゴルフ場開発を認めよ、自社所有地の同意書は出すが、賃貸契約で借地をして、ゴルフ場の面積のつじつまを合わせるために借地分がかなりあるわけですね、借地をして開発許可の要件に合うように...全文を見る
○吉井(英)分科員 今大変な事態だということで、実は昨年も十五名の学者、著名人から緊急アピールが出ました。ここは、これまでも十二の歴史学関係の団体が反対声明を出すなど、守ってくれと言ってきたところだった。大阪府立の近つ飛鳥博物館を今建設しておりますが、建設するまでわからなかった古...全文を見る
○吉井(英)分科員 一九八七年九月二日の文教委員会で、当時塩川文部大臣が石井郁子委員の一須賀古墳の保存についての質問に答えて、「いい質問をしてくれました。ありがとうございました。」「大阪府教育委員会もふにゃふにゃ、ふにゃふにゃやっていてふがいない、ちっとも決めようとしない、」「文...全文を見る
○吉井(英)分科員 時間が参りましたので、あと一分ほどで締めくくらせていただきたいと思いますが、これも石井議員に答弁したときに、これは文化庁の方が答えておられるのですね。文化財保護法に基づきますと、特に地権者の同意が前提となっている制度ではございません、しかし制度を円滑に運営する...全文を見る
○吉井(英)分科員 終わります。
03月24日第126回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
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○吉井(英)委員 参考人の皆さん、本日はどうも御苦労さまでございます。  最初に、私は細田参考人の方から伺いたいと思うのですが、今問題になっております土地の評価の問題、自治省の方は九四年度の評価がえに向けて、本日議論になっております公示価格の七割評価ということで、引き上げること...全文を見る
○吉井(英)委員 少し重ねて伺いたいのですが、意地悪な質問になるかもしれませんが、これまでは不正常要因を除いて適正な評価をしてこられて、住民の方からちょっと評価額上げ過ぎじゃないかとかいろいろな話が出てきても、これは適正なんだということでやってこられたのですね。今度の場合はそうじ...全文を見る
○吉井(英)委員 それは結局、課税の問題だと思うのですよ。今問題になっているのは、まず評価の問題なんですね。課税の上では負担調整をして、最初は余り変わらないようにとか、将来だんだん、今度はどんどん上がりますということでいくわけですが、評価という点では、これまでは不正常要因を除いた...全文を見る
○吉井(英)委員 ですから、今度の法律というのは負担調整の方の問題でして、評価そのものは、一応これは法律とは全く無関係に、自治省の指示に基づいて公示価格の七割評価ということで作業を進めていらっしゃるわけですから、この点についてはなかなか市長もお困りで、御苦労いただいているんだとい...全文を見る
○吉井(英)委員 税調の資料の方などについてはまた別途議論したいと思っているのですが、参考人の方から地価公示の七割が合理的というお話がありましたので、御専門の立場からこれはかなり理論的に算定されたものかなと思って伺った次第です。  次に、米原参考人の方からお伺いしたいのですが、...全文を見る
○吉井(英)委員 私の時間があと二分ほどになってまいりましたので、もう一点簡単に伺いたいと思うのですが、不動産の保有税の課税についての難しい点で、評価の問題と、もう一つは税金を支払う手段としての現金のない人について、これは非常に難しいという話を、書かれたものでも読ませていただきま...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
03月25日第126回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号
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○吉井(英)委員 私は、まずセンター・オブ・エクセレンスの関係から伺いたいと思うのです。  今回の法案というのは、昨年四月の科学技術大綱に基づいて提案されたとありますが、大綱で初めてセンター・オブ・エクセレンス、COEの育成ということがうたわれております。近ごろ横文字や略字が多...全文を見る
○吉井(英)委員 科学技術大綱でも少し長い説明が入っておりますが、これは日本と諸外国との間でCOEについて概念が違っておってはいけませんから、訳語でまず一致していなければおかしいと思うのですね。このCOEについて、我が国は二国間の科学技術協力協定などの中でセンター・オブ・エクセレ...全文を見る
○吉井(英)委員 これはないのじゃなくて、日米科学技術協力協定にあるわけですね。第二条四項A。それで、私は英文と日本語と両方を持ってきておりますけれども、このアメリカとの国際法上の取り決めの中では、COEというのは「優れた研究施設」、こういうふうに訳しておりますから、大綱の方では...全文を見る
○吉井(英)委員 参考資料をいただいておりますが、改正案提出の背景、それからその資料の中で大綱、またその中でCOEがあり、この法案審査の中でCOEに関係する議論は随分あったわけです。ですから、私は、このCOEという言葉が直接法律に持ち込まれているという、そんな話をしているのじゃな...全文を見る
○吉井(英)委員 東南アジアヘ出かけていく日本の研究者については、問題によってはまたいろいろな矛盾が出ております。これは研究テーマとか水準がかなり大きくかけ離れている場合が多いものですから、一年間とか三年間とかいう単位で、今度も国研の職員、研究者が十四人ほどですか事業団職員へ移管...全文を見る
○吉井(英)委員 帰国後の身分保障といいますか、給与面その他は段取りされても、研究面では非常に大変な問題を抱えたり矛盾が生まれております。だからこういう点では、研究者の希望とか意見を余り考えないでやっていく計画というのはうまくないのだ、このことを私は指摘しておきたいと思うのです。...全文を見る
○吉井(英)委員 いずれにしろ、特に外務省の方は、その辺を考えないでやってもらうと、頭数合わせになってくると、結局これは国研の現場で非常に大きな矛盾を来していっているというのは事実ですから、この点は根本的に考え直していただきたいと思うのです。  ところで、国際交流とか科学の国際...全文を見る
○吉井(英)委員 次に、委託開発制度の方についてひとつ聞いておきたいのですが、中小企業の技術力を高めていくとか、その基礎的な研究を中小企業の方じゃなかなか開発できないということで国が支援していくということなどはよくわかるわけです。ところが、今やられておる成功払いというこの委託開発...全文を見る
○吉井(英)委員 次に、創造科学技術推進制度についても伺っておきたいと思うのですが、九二年四月一日現在、十七プロジェクトがこの制度でやられているようであります。これで研究者の派遣死別の対応というものはどういうふうになっておりますか。
○吉井(英)委員 科学技術庁からいただいたところでは、三月一日現在で、企業六十七社で全体の三分の一と、やはりこの中で産学官共同ということで企業の割合が非常に高くなってきておるわけですね。それで、創造科学技術推進制度で六十八億六千百万円、この金でプロジェクトリーダーに日立とか味の素...全文を見る
○吉井(英)委員 今、これは大学にしても国研にしても、産官学ということでよく話になります。しかし、この点については、大学は大学の自主性、国研は国研の自主性というものが、あるいは独自の基礎研究の分野での研究計画というものが、こういう総務庁の指摘しているような懸念が生まれてこないよう...全文を見る
○吉井(英)委員 留学生の受け入れ問題が絡んでくるわけですけれども、せんだって二月二十五日に学術会議の方が、「大学の研究室における安全確保と実験環境の改善について」という調査の報告をまとめて出しました。ここは文教委員会ではありませんから、これは大学の場合もそうなんですが、実は私、...全文を見る
○吉井(英)委員 実は、この点では昨年の秋ですが、十月二十二日の日本学術会議の総会でも、約二時間時間をとって、討議資料をもとに二十人の会員の方が意見を出しておられるのですね、学術の国際貢献の問題について。討論の中でやはり大きな一つは、日本が最大の貢献をするというのは、留学生を受け...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
○吉井(英)委員 私は、官本共産党を代表して、新技術事業団法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  政府の提案理由によれば、本改正案は科学技術分野における国際貢献と研究交流の促進を目的にしたものであるといいますが、それは真の国際貢献とも国民本位の研究交流にも逆行...全文を見る
03月25日第126回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
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○吉井(英)委員 私は固定資産税の問題について伺いたいと思うのですが、評価がえそのものは来年度行うわけですね。ところが、昨年の十月下旬から十一月上旬にかけて全国五カ所で固定資産税問題を中心に市町村長の意見を聞く会というのが持たれ、自治大臣の市町村長あての手紙の中でも評価がえの理解...全文を見る
○吉井(英)委員 計算上の話だけでいけば、おっしゃる話もあるわけです。しかし実際は、そこからいわゆる今おっしゃっておられる負担調整の問題もあり、税収としてはまた別な形をとってくるわけですから、そういうものを皆無視して、それでとにかく七割評価でどんどんやっていけ、これはしりたたきと...全文を見る
○吉井(英)委員 地価公示価格の七割評価にした場合、全国の都道府県の県庁所在地の中で現行評価額に対して最大引き上げ幅となるところで見ていくと、大体何倍ぐらいですか。
○吉井(英)委員 実は、固定資産税を地価公示の七割に引き上げると評価額はどれぐらいになるかというのを、大阪で基準地点その他を中心にして随分細かく調べて計算をしたりやっておりますが、それでいくと、大阪の中央区の場合、かなり多くのところで十倍、十・一倍とかあるいは十丁六倍、十二・五倍...全文を見る
○吉井(英)委員 かなり少なくなると見られておる、そういうところもあるわけですよ。それが仮に半分になったとしても五倍、六倍。そうすると、一・二という係数でいくわけですね。ですから、これは本当に庶民生活にとっては大変な問題を持っているのだということをまず冒頭に申し上げておきたいと思...全文を見る
○吉井(英)委員 私も奥田自治大臣の時代にこの議論をやりまして、自治大臣自身、私に対してもそういう趣旨の答弁もありましたけれども、ちょうど一九九〇年の参議院の予算委員会での大臣答弁なんかでも割とはっきり言っておられますね。  「固定資産税というのは保有を前提にした、長期にわたっ...全文を見る
○吉井(英)委員 いや、それは前のあれは正しくて、今度は変わって当たり前というその話は全然通らないと思うのです。それで、その説明では、とてもじゃないけれども国民の皆さんには納得が得られる説明じゃないですね。あなたのお説だったら、逆に公示価格を固定資産税の評価額にしたっていいわけで...全文を見る
○吉井(英)委員 今のお話に入る前に、さっきの、五十年代は要するに安定期で七割だったですね。じゃ、昭和六十年代に入って三大都市圏で乖離が大きくなったのは、これはなぜなんですか。
○吉井(英)委員 結局、五十年代と六十年代に入ってからの乖離が大きくなったというのは、今おっしゃったようにバブルなんですよ。バブルがはじけたといっても元へはまだ戻ってないわけです。  それでなぜこうなるかというのは、もともとの性格の違いなんですよ、根本問題は。固定資産評価の方は...全文を見る
○吉井(英)委員 九一年十一月十四日のこの中央固定資産評価審議会で七割を決める、その一年ほど前に、九〇年十一月九日の朝日、これは前日の十一月八日に、「土地税制見直しの具体案を審議している自民党税制調査会の八日の審議で、自治省が、固定資産税の評価を「地価公示価格の七割」に引き上げる...全文を見る
○吉井(英)委員 この七割評価、その問題にやはり随分根本的な矛盾がずっと内在しておって、そして、そういうことがありますから、実は昨年十一月に閣議の中でも、平成六年度に固定資産税の評価がえをするのは地価の一元化を図るためだが、公示価格が国民や経済界に信頼があるのか、公示制度に整合性...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
○吉井(英)委員 私は、日本共産党を代表し、地方税法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対の理由の第一は、地価公示価格の七割に固定資産税評価額を引き上げる、九四年度の評価がえの土俵づくりを一年も前からやろうとしていることであります。  七割への引き上げによっ...全文を見る
04月06日第126回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
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○吉井(英)委員 私は、現行法十条それから改正案の十条、この点についての「何人も」という規定のところについてまず最初に伺いたいと思います。  まず、現行法では、何人も暴力的要求行為を指定暴力団に依頼することの禁止ですね。これに今度は追加して、今度の場合には「何人も、指定暴力団員...全文を見る
○吉井(英)委員 そうすると、いずれにしろ、この「何人」というのは、現行十条の方では暴力的要求行為を依頼した人ということになりますね。今度の改正案の方の「何人」というのは、指定暴力団から同席をして話をするように依頼をされ、それに応じて同席して暴力団員を助ける行為で、この場合いろい...全文を見る
○吉井(英)委員 そうすると、依頼者でない人が暴力団から逆に同席してくれと依頼をされて、そして座って何もしゃべらなかった、あるいはしゃべったとしてもおどされて暴力団の求めることを話をした、そういう場合は当たるのですか。
○吉井(英)委員 ですから、助けるという積極的行為、積極的意志が必要ということですね。そういう点では、依頼者以外の他の人であっても、暴力団から依頼されて、仮に事情がよくわからなくて座ったとしても、座っただけとか黙っている限り、あるいは仮に話をしても暴力団からおどされて仕方なしにし...全文を見る
○吉井(英)委員 次に、改正案の二十八条に関連して少し聞いておきたいと思うのですが、ここで「必要な措置」というここの問題なんですが、これは組を離脱した元暴力団員の就職先を警察が紹介するという意味にもとられかねないというか、そういう要素があると思うのですが、そういう記事等も出ており...全文を見る
○吉井(英)委員 当然のことながら、従来からの警察の権限が認められている分野での役割を果たすという今の説明ですから、そういうことで理解しておきたいと思います。  次に、警察庁の方でこの二月に、暴力団対策法施行一年の成果と今後の課題ということについて発表しておられますが、全体とし...全文を見る
○吉井(英)委員 まず最初に伺っておきたいのは、暴対法施行一年で、いただいている資料を見ておりましても、九一年末と九二年末で全構成員数に対する重点対象三団体の構成員数の割合で見ると、絶対数は確かに減っているのですが、六〇・三%から六五・六%へと逆に寡占率が高まっている。だから、暴...全文を見る
○吉井(英)委員 いただいた資料によりましても、今おっしゃったように九〇年末と九一年末にかけては伸びているのが、九二年の末は減少。だから、絶対数では確かにおっしゃったように効果が出ているわけです。それを否定するものじゃないのです。ただ、全構成員に対する比率、これが、いただいた資料...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
04月14日第126回国会 衆議院 地方行政委員会 第10号
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○吉井(英)委員 本日は、参考人の皆さん方、どうも御苦労さまでございます。  私は、まず一つ、特例減額の問題にかかわって伺いたいと思うのです。  九三年度も四千億円の交付税の特例減額、これで三年続けての措置ですが、こうした特例減額に加えて、九三年度に交付税特別会計に繰り入れら...全文を見る
○吉井(英)委員 次に、地方単独事業の執行に関して、高田、小林両参考人に伺っておきたいと思います。  投資的経費に占める地方単独事業の割合は、実績で見ましても、八七年度決算の四三%が九一年度で五八・一%と大きく増加しております。九三年度の地方財政計画では前年度比で十二%の増と三...全文を見る
○吉井(英)委員 次に、補助金の問題についても伺っておきたいと思うのですが、公共事業に係る国庫補助金の補助率が、直轄事業については三分の二、補助事業については二分の一を基本にして恒久化されましたが、暫定補助率から見れば改善ということにはなりますが、もともとの、補助金カットが始まる...全文を見る
○吉井(英)委員 あと時間が短くなってまいりましたので、林参考人の方に伺いたいのですが、「地方分権論」に関連して、共著で書かれた「地方財政論」の中で触れておられることで、「イギリスでは地方団体はいかなる一般的機能も付与されていない」ということを指摘しておられますけれども、せっかく...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
04月16日第126回国会 衆議院 地方行政委員会 第12号
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○吉井(英)委員 私は、特例減額の問題や公経済のバランス論などについて質問したいところなんですが、何しろ持ち時間が十五分なものですから、この枠の中ではとてもじゃないが、これだけで一時間や二時間要りますから、今さきの議員からもお話がありましたが、今ちょうど金丸元副総裁の不正蓄財、脱...全文を見る
○吉井(英)委員 そういうことだけでとどまる話じゃないと思うのですよ。使途不明金扱いになっているものについて解明が必要だと思うのですよ。前田建設の社長の場合は、自民党の複数の国会議員に対して多いときで数千万円の裏献金があったと彼は言っておるわけですが、一社だけでこれだけですから建...全文を見る
○吉井(英)委員 画商であればやるが、政治家だからといって遠慮はしない、そういうことで使途不明金扱いされているものについては、まず徹底した中身の解明ですね、それなしには私は税に対する国民の信頼が損なわれていくと思います。法人税法百五十三条、それから所得税法の二百三十四条ですね、所...全文を見る
○吉井(英)委員 ですから、まず一つは使途不明金の解明ですね。これを体制をもっと強化するなりして、少なくとも使途不明金を明らかにするとともに、その内容の解明をやらないと、これは広い一般国民、納税者の理解がとても得られないところに来ている。その点の体制の強化。もう一つは、どういうふ...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
04月22日第126回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号
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○吉井(英)委員 どうも皆さんお疲れのところ、私、最後の質問者でございますので、御協力のほどをよろしくお願いいたします。  例の「ロシア連邦領域に接する海洋における放射性廃棄物の投棄に関する事実と諸問題」と題した報告書をいただきました。この報告書というのはエリツィン大統領への委...全文を見る
○吉井(英)委員 投棄した海洋における環境放射能の継続調査をロシア政府にやらせる。これと同時に、やはり日本としても、海上保安庁、気象庁、水産庁などの各省庁にまたがるかとは思いますが、調査分析が本当に今求められているときだと思います。  それで、公海のはずなんですが、先ほど来少し...全文を見る
○吉井(英)委員 とにかく経済海域の名による非協力なんというのは断じて許せない話でありますから、これはもちろん外交上の折衝は外務大臣が主管ということにしても、しかしこの問題については、私は、外務大臣とともに特に科学技術庁長官には本当に頑張ってもらいたい、こういうふうに申し上げてお...全文を見る
○吉井(英)委員 これは科学技術庁の方だけで掌握しにくいということになりますと、外務当局とも協力してもらって、本当に全世界的規模できちっと掌握して、そして日本が文字どおり世界に呼びかけて、この監視体制をどういうふうに実現していくかとか、既に捨てられたものについては監視体制の確立、...全文を見る
○吉井(英)委員 今後させないということと、過去において捨てたものについての調査。  もう一つは、ここからが問題なんですが、現在世界で約三百隻の原子力潜水艦等がありますが、その一つ一つについては従来は軍事機密ということで、余り明らかにされてないんですね。退役した原子力艦船で港に...全文を見る
○吉井(英)委員 アメリカとは友好国であるはずなのに、実はこの種の問題になったらなかなか情報が入ってきてないですね。私は、ロシアとのこともやってもらいたいと思います。  同時に、アメリカであれ、それからフランス、イギリス、中国なども原子力艦船を持っているわけですが、それらすべて...全文を見る
○吉井(英)委員 何か最初は随分元気だったのに、だんだん元気がなくなるから何とも困った話なんですが、そこで外務省に、何かお急ぎのようなのでちょっと順番を変えて聞いておきたいと思うのですが、実はロンドン条約の批准承認を求める一九八〇年の九十一国会で我が党は、ロンドン条約は海洋汚染防...全文を見る
○吉井(英)委員 大体、物事にはカキが熟して落ちるようにタイミングというものがあると思うんですよ。今回のロシアの核の投棄の問題というのは、これは非常にけしからぬことですが、国際的な世論を喚起して、そして原子炉であれあるいは核艦船であれ、そういうものの追跡もやれば、その海洋汚染など...全文を見る
○吉井(英)委員 だから、内もやれるように、その取り組みを今回ぜひやっていただきたい。
○吉井(英)委員 では、終わります。
04月22日第126回国会 衆議院 地方行政委員会 第14号
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○吉井(英)委員 私は、せんだって犠牲になられました中田厚仁さんの御冥福を祈りますとともに、不幸なことが起こらないように、そのことを願いながら、最初にカンボジアの選挙監視問題を伺いたいと思うのです。  まず第一に、ポル・ポト派はパリ和平協定遵守と言っているから枠組みは壊れていな...全文を見る
○吉井(英)委員 全面的な戦争状態になっているかどうかとか、私はそのことを今言っているのじゃなくて、まずパリ協定の枠組みがありますね、その枠組みの中で具体的にポル・ポト派はどの段階を守っているのか、それを伺っているのですよ。それについてはどうですか。
○吉井(英)委員 今おっしゃったように第二段階にまだ入れない段階なんですね。もともと、その後選挙を考えていたのが枠組みなのですね。そして、選挙準備とか選挙そのものを、武装して襲撃する、こういう事態が起こっているわけですから、パリ協定の枠組み全体からすると、選挙準備とか選挙への襲撃...全文を見る
○吉井(英)委員 まず、武装して襲撃してきたから不幸な犠牲者も生まれているわけです。これはだれも否定できない事実なのですね。今もおっしゃったように、第二段階の武装解除に全く応じていないということも事実だし、そして選挙の妨害その他について発言していることも事実なのですね。ですから、...全文を見る
○吉井(英)委員 この前の宮澤総理の答弁では、SNCにポル・ポト派も入っているからパリ和平協定の基本的な枠組みは崩れていない、そういうスタンスできちっと答弁してきているわけですね。先日来そのポル・ポト派は、中田さん殺害事件を初めとして、規模の大きな攻撃をしかけてきたりとか、それか...全文を見る
○吉井(英)委員 口では遵守をする、現実には守らない、そういうことが今進んでいるわけですよね。それでポル・ポト派の方は、総選挙の妨害も宣言しておるし、同時に、総選挙によって今度生まれてくる政府と総選挙によっては選ばれていない自分たちとの救国政府といいますか連立政府といいますか、そ...全文を見る
○吉井(英)委員 やはり物事は現実から出発しなければいけないと思うのです。カンボジアの現状はどうか、選挙監視要員が中立、公正な立場で安全に仕事ができる状態か、ここのところが非常に大事な点だと思うのですが、先日貞岡参事官の方は、UNTACに投票警護を期待する、ポル・ポトの対戦車砲に...全文を見る
○吉井(英)委員 SOPの範囲内でということなのですが、そうすると、日本としてはどういう重装備での警備を期待しているかという点、相手は対戦車ロケット砲でやってくる、こちらはピストル、ライフル程度で、それで警護ができるのかどうかという問題が逆に出てくるわけですね。皆さんの方としては...全文を見る
○吉井(英)委員 実際にどういう武器が行っているのかとか、それからどういう重装備での警護を期待していらっしゃるのか、結局答弁がないわけです。ただ、一言先ほどおっしゃったのはSOPの規定の範囲内でということですから、従来の例からしますと、百二十ミリ迫撃砲とか重機関銃を含む枠内で、こ...全文を見る
○吉井(英)委員 次に、選挙人登録とか選挙準備、選挙監視などの仕事に当たった国連ボランティアの人たちがUNTACに対して非常に不信とか不満を持っていらっしゃる。危険な事態にあるのに対応していないということとか、あるいはカンボジア各地に散らばっているボランティアにも世界にも情報がち...全文を見る
○吉井(英)委員 今の点、後ほどで結構ですから資料でいただきたいと思います。  それで今、現実には停戦合意が崩れ、紛争状態になってきておりますが、地方自治体への要請ですね。地方公務員の中で候補者として待機している人は十六人というふうに伺っておりますが、PKO法十二条により本部長...全文を見る
○吉井(英)委員 秘密にしなくてもいいようなものまで差し控えさせていただきたいとか、何とも不透明になってくるものですから、私としてはこれは困った事態だなと思うのですよ。  先日、自治大臣答弁では、安全確保をやってくださいと協力本部に言っている、貞岡参事官の答弁では、現在UNTA...全文を見る
○吉井(英)委員 ですから大臣、本部の方から自治省は要請を受けるという立場とともに、あなた自身は本部の一員なんですから、全体の状況判断とか、それはやはり物申すという立場にいらっしゃるわけですよね。  ですから、私、重ねて伺っておきたいのですが、実際上、停戦合意が崩れて公正な選挙...全文を見る
○吉井(英)委員 カンボジア問題について私は、UNTACがどう判断をしておるかということとは全く別に、日本政府としてこの現状をやはりきちっと正確に掌握して、日本政府としてのこのいわゆるPKO法に基づく五つの原則ということで皆さんは言ってきたわけですから、その点を踏まえた判断を今み...全文を見る
○吉井(英)委員 そういう建設大臣の認可団体であったりとかあるいは公益法人となりますと、今総理府次長を議長にして各省庁の官房長が集まって連絡会議を持っておりますから、各省庁の公益法人全部、自治省の関係も含めて当てはまってくるわけですが、今回の金丸問題を契機に姿勢をきちっとしなけれ...全文を見る
○吉井(英)委員 余り変なことを言ったらおかしいんですね。公益法人指導監督連絡会議で、さっき言った総理府次長を議長にして集まられて、前身は事務局は内閣総理大臣官房管理室に置かれておって連絡協議会という時代がありましたが、それが後に今の会議に発展していくのですが、そこで七二年三月二...全文を見る
○吉井(英)委員 工業協会としてではなく、例えばその工業協会に属する会社の社長がどこかの党  の党員であったとしても、あるいは後援会員であったとしても、それは個人の範囲の場合は別ですよ。しかし、今問題になっているのは公益法人、その公益法人設立許可申請に当たっては、「後援会等特定...全文を見る
○吉井(英)委員 あなたが一般的にとおっしゃるなら、一般的にしても、その公益法人の団体の傘下の個人も、個人としては政治活動の自由を持っているわけですよ。だからどの党に入られようと、私はそれをとやかく言っているんじゃない。しかし、建設省が認可する公益法人が、それはまさに特定個人の、...全文を見る
○吉井(英)委員 おっしゃったように、技術の推進のために何かをやることとかを悪いなどと僕は言っているのではないです。だけれども、ここにはっきり言っているのは、後援会等特定個人の、つまり市長候補なら市長候補の精神的、経済的支援を目的とするものは認可しないとしてきているわけでしょう。...全文を見る
○吉井(英)委員 私が言っているのを話をそらさないでください。このたった一行なのです。「後援会等特定個人の精神的、経済的支援を目的とするもの。」は公益法人として許可しない。だから、これは筋を通すべきではないですかと言っているのです。あとの、個々の人が何をしようと、その思想、信条、...全文を見る
○吉井(英)委員 これは自分で決めたことを建設省がみずから守らないということになると大変なことだと思うのです。それで、特定個人の支援ではなくて何か全体を支援するようなお話だけれども、ここに「後援会等特定個人の」とうたっているわけでしょう。「特定個人の精神的、経済的支援を目的とする...全文を見る
○吉井(英)委員 私は、今これだけ国民が金丸問題で、建設業協会であるとかあるいは土工協であるとかそういうところが公共事業と結びながら表金も裏金も入ったり選挙の支援を求めるということについて不信を持っているときに、その肝心の建設省からしてどうぞおやりなさいという調子でやっておったの...全文を見る
○吉井(英)委員 まず、この呼びかけが土工協の支部長名で行われているということで、明らかに特定の候補者の支援の活動を公益法人がやっているということになります。そして、その政治資金を集める呼びかけ人にも入って、この政治資金パーティーというのはもともと金集めが目的でありますから、百九...全文を見る
○吉井(英)委員 腐敗防止の方策については、きょうはその議論をやろうと思っているのじゃないのです。ただ、少なくとも仕事を請け負わせる側の自治体と請け負っている側の企業、これが選挙のときに金を出したり、選挙の活動を直接公益法人等がする、それをやらないと仕事を干されるという、こういう...全文を見る
○吉井(英)委員 いろいろおっしゃったけれども、要するに国の財政事情が厳しい、それで国と地方の公経済のバランスも考えて地方へも減額のお願いだ、それを受け入れた、こういうところですか。
○吉井(英)委員 そうすると、特例減額というものについての考え方が変わってきたのじゃないか。  かつてこれは八四年四月十七日、石原財政局長は、国と地方の財政状況のもとで、地方財源に不足が生じた場合には特例加算をする、また状況によって、事情が許せば特例減額をして留保する、そういう...全文を見る
○吉井(英)委員 公経済のバランス論と言われるときには、これはせんだっての二月の大臣の答弁の中にもありますが、前提として所要の地方交付税総額を確保した上で、現下の国の厳しい財政事情にもマッチした公経済のバランス論と、必ずそのまくら言葉がまずついていますね。  さっきもおっしゃっ...全文を見る
○吉井(英)委員 交付税総額の過不足を、特会借り入れ方式ではなくて一般会計からの特例加算とか減額というやり方でやっていくというのが附則三条の改正の趣旨でしたよね。それで、四千億の減額というのは、この附則三条に基づくものであることははっきりしているわけですよ。一方、もう一つ確認して...全文を見る
○吉井(英)委員 九三年度でいいますと、基準財政需要額と基準財政収入額との差、これで交付税がバランスしているかどうかというところなんですよね。しかし、交付税が多かった、そこで四千億円の減額をした、こういうことになってくるのじゃないですか。
○吉井(英)委員 これは四千億だけじゃないわけですね。九三年度では、交付税総額に加算される法定加算分の二千九百二十四億円、それから覚書加算分の四千三百十七億円、これも留保されてしまって、合わせて一兆一千二百四十一億円が先送りということですね。必要な財政需要は算入してあると言ってい...全文を見る
○吉井(英)委員 だから、国と地方の公経済のバランス論というところでそこを何とか説明されようとしているのだけれども、基準財政需要額等を計算するときの自治省基準、そのものをすべて我々是認しての議論ではないのですが、自治省基準に基づいて計算しても、基準財政需要額、基準財政収入額を積算...全文を見る
○吉井(英)委員 今年度限りではないのですね。当該年度の交付税というのは当該年度に配分するというのは、これは交付税法の趣旨からして当然のことですが、実際には、当委員会で自治省はそう答弁してきておりますが、八九年度で四千八百四十四億円、九〇年度で一千百五十四億円、九一年度で九千五百...全文を見る
○吉井(英)委員 せんだっての大臣の答弁で、「地方財政は多額の借入金残高を抱えております。そしてまた、今般の国・地方を通ずる税収の落ち込み等から、厳しい状況にあるものと考えております。」地方財政の実態について大臣自身そういう認識を持っておられます。同時にまた、大臣自身の地方交付税...全文を見る
○吉井(英)委員 せんだって示されました総合経済対策で二兆三千億円の地方単独事業の追加ということになっていますね。その財源措置は地方債ということですが、昨年も一兆八千億円の地方単独事業の追加をやりました。そのときも地方債で財源措置。こういう借金政策を続ければ当然のことながら公債費...全文を見る
○吉井(英)委員 いずれにしても、地方の固有の財源を、これをすっと持っていっているわけですよ。私は、このやり方というのは、やはり地方自治という本旨に照らしてみても根本的な問題をまず持っていると思うのです。  先ほど来議論してまいりましたように、先送りされた交付税総額は四兆一千二...全文を見る
○吉井(英)委員 地方財政が厳しいときというのは、これは法律によって交付税率の引き上げとか制度の改正を行う、そういう対処をするべきであって、それを、附則三条で「交付税の総額についての特例措置」、この制度導入に際して、財源不足があれば特例加算があるなどと説明しておったわけであります...全文を見る
○吉井(英)委員 まず、先送りの四兆円そのものを、今の国の財政全体の中でこれを返済していくのは容易ならざる問題だということを指摘しておきたいと思うのです。簡単に来るとは思えません。それから、制度が発足して大体十年ですが、当初言っていた制度発足時の趣旨が、国と地方の公経済のバランス...全文を見る
○吉井(英)委員 九一年度末の調査結果では検査体制が極めて弱体ですね。現行の水質基準二十六項目、水道用水供給事業七十六事業体で、上水道事業千九百五十事業体とありますが、ここは一〇〇%検査をやっているのですけれども、簡易水道事業は一万百八十二事業体の中で項目によっては全然検査をして...全文を見る
○吉井(英)委員 これは全国の水道関係者の方から私もいろいろな話を伺っております。せんだっても大阪府の水道部の部長をやっておった人が今度東京事務所の所長で来たので、水道の話をしておったのですが、東京都の水道局の技監のお話では、水道項目数の増加と、低濃度レベルの分析のウエートが高ま...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
○吉井(英)委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  第一に、地方の固有の財源と言いながら、その交付税を減額していることであります。  昨年、一昨年に続いて、九三年度もまた特例分だけで四千億円、先送りされた額を...全文を見る
05月11日第126回国会 衆議院 地方行政委員会 第15号
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○吉井(英)委員 私は、まず法案の質問については、自治大臣臨時代理がちょうど今の時間他の日程と重なっておられるようでありますから、後ほどでもうまく間に合えば、そのときの質問に重なりますとちょうど一番いいわけですから、ちょっと法案の方は後回しにいたしまして、先にカンボジアに関するこ...全文を見る
○吉井(英)委員 それで、昨年九月の「カンボディア国際平和協力業務実施要領の概要」というものの中で文民警察の分野についてどういう業務かということを示しておりますが、これはまずPKO法の第三条のチの部分、助言、指導、警察行政事務の監視、これがその仕事なんだということを受けた上で具体...全文を見る
○吉井(英)委員 それで、先ほどもお答えにありましたが、VIPとか政党本部、それからベトナム入居住区への武力による襲撃等からの警護の問題ですね。この警護というのが業務の内容に加えられたのは、日本のPKO本部で後から追加したものだったら当然追加したものをまたいただけるのですが、私の...全文を見る
○吉井(英)委員 新聞報道等を見ておりましても、高田警視はこの現地で追加された業務についていて犠牲になられたということなんですが、UNTACで追加したこの業務については、念のために伺っておきたいのですが、協力本部で追加業務として承認をしているものなのか、黙認という形でなっているも...全文を見る
○吉井(英)委員 そこのところをもう一度確認しておきたいのですが、私、警察庁の方からいろいろレクチャーしていただいたときには、警察庁としては警護の業務は承諾していないということ、それから今その是正の申し入れをしているということ、このことをレクチャーしていただいているのですが、この...全文を見る
○吉井(英)委員 最初募集されたときは、当然このPKO法それから実施要領に定めた業務内容を示して、そしてもちろん現地の情勢もお話しされて、こういう状況ですからということで募集をされて、応募してこられて、現地へ行ってみると、日本の協力法や実施要領で定めておったものと異なる業務が付加...全文を見る
○吉井(英)委員 いずれにしても、文民警察官の宿舎から水とか食料とか生活用具の一切合財が奪われて、食べるものもない状態になった方もおられるというふうに伺っておりますし、それからポル・ポト派のロケット砲攻撃に対して防弾チョッキでとてもじゃないが身が守れるわけじゃありませんし、言って...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
05月26日第126回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○吉井(英)委員 私は、今不況の中で一番困っている社会的弱者、所得の低い人たちに力を尽くすことが今日そもそも政治の根本問題の一つだというふうに思うわけです。  そういう点で少し厚生省などからもいただきましたデータを見てみますと、横浜市と札幌市の例で見ますと、昨年九月より生活保護...全文を見る
○吉井(英)委員 この判決で大事なことは、秋田県の一福祉事務所やケースワーカーが敗訴したという問題ではないと思うのです。これは判決の中で述べられておりますが、厚生省の一二三号通知に基づく調査と指導、指示から始まっているということを指摘しております。  また、加藤さんの再審査請求...全文を見る
○吉井(英)委員 指導、指示というのは、今後はこの判決の精神をよく踏まえて配慮したものにしていっていただけますね。
○吉井(英)委員 加藤さんの判決文そのものにこれは示されておりますから少し触れておきますと、建前は、生活保護費はすべて暮らしに使っていただく、最低生活なんですからね、それはおっしゃるとおりなんです。それと、法律と実態とは乖離しているというところがあるのだから、それを踏まえたものを...全文を見る
○吉井(英)委員 それで、この判決に述べられておりますように、実態と法の建前との乖離があるのです。私はあなたがここで研究、検討を要するというのならば、それで検討していただいたら結構なんですよ。ただ、あなたが今おっしゃったのは、医療扶助で措置されているというそれは建前の話であって、...全文を見る
○吉井(英)委員 これは臨調行革が進んでから、特に一二三号通知以来のこの十二年間を見ただけでも、生活保護受給者数で約百四十五万人から九十四万人ぐらいに大幅に十二年間で削られてきているわけですね。一二三号通知の立場で生保の切り捨てというやり方が進められて矛盾を現場では深めております...全文を見る
○吉井(英)委員 何といってもこの個人消費の落ち込みというのは、これは実態としてはっきりしているわけでありまして、これは大企業における人員削減の問題、賃上げの抑え込み、雇用不安の増大、これで有効求人倍率は八八年一月以来五年二カ月ぶりの落ち込みになっておりますし、労働省も雇用調整が...全文を見る
○吉井(英)委員 政府の不況対策は、今最後におっしゃったように、今度の補正予算でも公共投資、公共事業が中心でありますが、これは建設省の総務審議官の市川さんなども、従来は公共事業というのは景気の下支え役であったけれども、景気の回復を軌道に乗せるというのは別の方途だ、公共事業にはかっ...全文を見る
○吉井(英)委員 私が今から配付いたします資料は「ジャパン・リサーチ・レビュー」の十月号よりとったものでありますが、これは日本総研というシンクタンクのまとめているものでありますが、これからの不況対策として考えるべき問題として、一つ、経済構造が、生産構造が変わってきている。それは、...全文を見る
○吉井(英)委員 もう時間が参りましたので簡単にしたいと思いますが、きょうはモデルの論争をやっているわけじゃありませんから、こういう試算もあって、だから真剣にこれは所得減税の効果というものを考えていただきたいということ。  なお一言申し上げますと、限界消費性向の議論については、...全文を見る
○吉井(英)委員 私は、最後の締めくくり総括の中で、今国民の皆さんの間で、何といっても腐敗防止をどう進めるのかということは、これは非常に大きな関心事です。どうも国会の様子を見ていると選挙制度の議論が中心で、選挙制度にすりかえているんじゃないか、この腐敗防止をやれという声が非常に大...全文を見る
○吉井(英)委員 判決の中では、この被告人森口は、阿部氏に対し、大臣就任のための運動資金を渡したりしていた、こういうことを明らかにいたしております。  そこで、実は昨年十月二日の第八回の、これは収賄側の東京地裁刑事第三部における公判における森口証言でありますが、この中でこういう...全文を見る
○吉井(英)委員 検察庁の方が扱おうとしているのは、文字どおり贈収賄事件とか刑事上の事件になるものを扱っているわけでありますが、実はその周辺部分にある政治的に解明しなければいけない問題がある、こういうふうに思います。  それで、実はこの問題については、昨年の二月四日のこの予算委...全文を見る
○吉井(英)委員 昨年の二月二十六日の法務委員会で、木島議員に濱刑事局長は、「起訴に係る九千万円のほかにも資金提供があった」「冒頭陳述におきまして当然検察官が立証すべき事実を明らかにする」と答弁をいたしておりますが、しかし、いまだ冒険などにおいても検察は明らかにしておりません。 ...全文を見る
○吉井(英)委員 質問の角度を変えたいと思います。  昨年、あなたは、この起訴に係る九千万円のほかにも資金提供はあった、だから九千万円だけじゃなくてほかにもあったということはおっしゃっておられるわけです。そのうちの九千万円は要するに贈収賄罪で事件として扱われたわけですが、そうす...全文を見る
○吉井(英)委員 それはおかしいと思うのです。起訴されていないものではあるが、それはあくまでも贈収賄の事件のもの以外なんですよ。その以外のものが政治資金であれば、これは政治資金規正法上の届け出がなされたかどうか、なされていなければ届け出違反になってくるし、贈与であれば所得税法違反...全文を見る
○吉井(英)委員 それは、あなたがおっしゃったのを私も読みましたよ。しかし、あなた自身が九千万円以外にもあったということをまず言っているわけですよ。じゃ、それが九千万円という贈収 賄の事件を構成するもの以外のものであれば、これは政治資金規正法違反の対象になるものなのか、所得税法...全文を見る
○吉井(英)委員 実は政治改革特別委員会などの中でもいろいろ議論がありました。  津島議員などのお話の中には、政治資金規正法で透明性を高めるということが一つと、それからもう一つは、それ以外の裏金などは刑事事件としてきっちりやっていくのだ。罰則の強化その他も主張がありました。 ...全文を見る
○吉井(英)委員 私はそんな説明を聞いているのじゃないのです。  この共和の場合、例えば五億三千万円の金が流れたとか言われているわけですよ。それは幾らかわからないわけです。それは、検察の方は調べられてよくわかっていると思うのですが、ただ、濱刑事局長の昨年の答弁では、九千万円以外...全文を見る
○吉井(英)委員 去年の予算委員会ではあいまいでしたが、どう全貌を解明されるか、最後にこれの総理の考えを伺って、終わります。
○吉井(英)委員 とても納得できません。  終わります。
○吉井(英)委員 実は政治改革特別委員会などの中でもいろいろ議論がありました。  津島議員などのお話の中には、政治資金規正法で透明性を高めるということが一つと、それからもう一つは、それ以外の裏金などは刑事事件としてきっちりやっていくのだ。罰則の強化その他も主張がありました。 ...全文を見る
○吉井(英)委員 私はそんな説明を聞いているのじゃないのです。  この共和の場合、例えば五億三千万円の金が流れたとか言われているわけですよ。それは幾らかわからないわけです。それは、検察の方は調べられてよくわかっていると思うのですが、ただ、濱刑事局長の昨年の答弁では、九千万円以外...全文を見る
○吉井(英)委員 去年の予算委員会ではあいまいでしたが、どう全貌を解明されるか、最後にこれの総理の考えを伺って、終わります。
○吉井(英)委員 とても納得できません。  終わります。
06月01日第126回国会 衆議院 地方行政委員会 第16号
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○吉井(英)委員 まず、交付税について伺いたいのですが、二月二十三日のこの委員会におきまして、四千億円の特例減額の問題について、「この四千億円は法律の定めるところによって将来きちんと返済をしてもらうわけでございまして、交付税総額の安定的確保にも資するものだ、こういう総合的な判断に...全文を見る
○吉井(英)委員 そこのところは少しわかりやすくしておく必要があると思うのですよ。ですから、四千億円特例減額をした中から——将来的にこれは返してもらうという話でしたね、四千億円は。これがとりあえず、その四百六十四億円分については先に戻してもらったという立場に立つわけですか。
○吉井(英)委員 ここははっきりさせておく必要があると思うのですよ。国の政策によってまず減税ということを行って、それによって交付税が減るわけですから、その減った分をどう補てんするかという問題ですよ。そのときに、これは四千億円特例減額をした分の中から四百六十四億円先に返してもらって...全文を見る
○吉井(英)委員 それは仮にそうだとすると、将来において地方が返すという意味ですね。どうですか。
○吉井(英)委員 国の政策によって交付税が減額されてくる、それは借金して将来において地方が返す、こういうお話なんですが、これは調査室の方でも資料をまとめていただいておりますが、昭和四十六年、五十二年、五十三年、五十六年、五十八年、六十年と、これまで政策減税に伴う交付税減額の補てん...全文を見る
○吉井(英)委員 そのやり方はいろいろあったとしても、これまでの基本的なスタンスというのは、国が政策的に減税をする、それによる地方交付税の減額分については、これは国の責任においてきちっと補てんをする。やり方は、とりあえず特別会計借り入れをしておいて将来において元利とも国が負担をす...全文を見る
○吉井(英)委員 前年度の精算分にしても、その他にしても、これは本来地方に当該年度に交付されるべき交付税なんですから、地方自治体の財源なんですよ。それを充てたにしても、実はそれは非常に額としては従来本当に小さなものであって、これは国において補てんしてきたというのがずっと過去の経過...全文を見る
○吉井(英)委員 さきの交付税法案の審議の際にも申し上げましたけれども、もともとこの特例措置の導入が、先送りという年度間調整のやり方をとりながら当該年度の交付税会計の国の支出を抑える一方で、地方の財源である交付税を削減していくというところにねらいがあるという指摘も行えば、議論もや...全文を見る
○吉井(英)委員 時間が参りましたので置いておきたいと思うのですが、給水管の実態の方を見ますと、実は鉛管の総延長が一千四十キロメートルですか、いただいた資料で。それから、給水管の鉛管の件数というのが千九十九万件、大体これは一千九十九万戸ぐらいに相当すると思うのです。まだ一千万戸か...全文を見る
○吉井(英)委員 終わります。
○吉井(英)委員 私は、日本共産党を代表して、地方分権について基本的な考え方を述べたいと思います。  今、地方分権論が各方面で盛んに提唱されています。その中には、現在の地方自治制度を大きく掘り崩す道州制などの地方制度の改変や、改憲と結びついた地方分権を主張するなどの極めて問題の...全文を見る
10月14日第128回国会 衆議院 本会議 第5号
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○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、昨日の総理への質疑を踏まえ、政治改革関連法案について質問します。  まず、総理の改革に取り組む基本姿勢について伺いたい。  細川総理は、予算委員会での志位書記局長への答弁で、企業の政治活動や政治献金について、一概に悪とは言えないと容認...全文を見る
10月19日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第4号
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○吉井委員 まず、政治改革の原点というのは佐川、ゼネコン疑惑です。  総選挙後のNHKの世論調査によりましても、八五%の声、これは政治腐敗の防止であり、政治資金の規制強化です。この国民の声にこたえることこそ第一になすべき課題だと思います。最近、ゼネコン汚職が広がり、電力・ガス業...全文を見る
○吉井委員 今私がお聞きしたのは、自民党の方にお聞きしたんですが、エネ庁が出てくるというのは、これは、エネ庁というのは自民党かなと思わざるを得ません。  それで、自民党の方にお聞きしておきたいのですが、私、ここに自由新報を持ってきたんですが、例えば平成四年十月二十七日の自由新報...全文を見る
○吉井委員 紙面のどこにも電気事業連合会の名もないし、広告という断りもありません。実は、これは一九八八年の朝日新聞あるいは読売新聞、毎日新聞、各紙ですね。これは、「私たちはこう考えて原子力発電を進めています。」原子力問題について大体一カ月に一回全面広告を出しておりました。これは「...全文を見る
○吉井委員 私は、実はきょう、日本新聞協会の新聞倫理綱領と、それから新聞広告掲載基準というのを持ってきております。読んでびっくりしたんですが、当然ではありますが、第一に、責任の所在の不明確なものは載せない、それが広告だというふうにしております。広告と断らずに、電事連というスポンサ...全文を見る
○吉井委員 実は、経済同友会の幹事を務められた石原俊さん、八九年八月六日の毎日新聞の切り抜きを持ってきたのですが、広告料も企業献金も性格は同じだと出している側は言っているわけです。一昨日の毎日の記事でも、一九七四年、企業ぐるみの金権選挙批判の中で、各業界は一たん献金廃止を決めたが...全文を見る
○吉井委員 法律によって適正に対処すべきものについては、私はこれは厳正にやっていただきたい、今の大臣の答弁のとおりやっていただきたいと思うんですが、八三年から九二年度まで十年間で五十五億五千万円、このお金、今テレビをごらんの皆さんの支払った電気料金が、まあ支持する政党がどうかは別...全文を見る
○吉井委員 これは五十五億五千万円という、今テレビを見ている皆さんを含めて、国民の皆さんの支払った料金が特定の政党に行っていたということですから、この分を削れば当然電力料金たつてその分だけ下がっているわけですよね。  そういう問題としてやはりこれはきちっとした対応をしていただき...全文を見る
○吉井委員 私は今の答弁では、私の試算では千八百円還元できるんですが、百円ということなんですが、これは、その論議はまた別の商工その他の委員会でやりますが、今の細川内閣に、やはりこうした問題の解明の意欲とか料金見直しのその取り組みの姿勢というもの、とても国民の期待にこたえるものにな...全文を見る
○吉井委員 私が指摘した内容というのは、公選法百九十九条違反になるものだと思います。厳正にそれは対処していただきたい。  さきの私どもの調査の中では、小沢氏の選挙応援に関して、業者の人は、それをやらないと工事がとれないからだとまで言っています。これは、公共工事の受注をえさに選挙...全文を見る
○吉井委員 私は、司法当局としての司直の手による捜査だけを言っているのではないのです。政官財、政官業の癒着問題が今大きな問題でしょう。政と業とを結んでいるのは官でしょう。官はまさに政府でしょう。だから政府は、みずからこうした一連の問題について、みずからの問題について解明をして、国...全文を見る
○吉井委員 私が言っているのは、検察のこととともに、あなたも政府の大臣の一人ですから、司法の立場とともに、政府の姿勢としてみずから解明をするべきだということを言っているわけです。そういう点で、法務大臣のその答弁というのは、司法当局としても、そして細川内閣としてもまじめに取り組む姿...全文を見る
○吉井委員 細川内閣としてまじめに取り組む姿勢がとてもあるようには思えません。こういう疑惑の解明をやることなしに、それを選挙制度の問題に、そこへすりかえていっているんじゃないか。私は、国民の皆さんが一番そのことについて、それはいわば霊感商法というべきものじゃないかと国民の皆さんが...全文を見る
10月26日第128回国会 衆議院 商工委員会 第3号
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○吉井委員 細川総理は、さきの日米首脳会談で、日米間の不均衡は認識している、日本の黒字を中期的に意味のある形で縮小すると約束をしてきました。通産大臣は、せんだっての委員会でも文春三月号を使われた方がおられて配付されておりましたが、我が国の巨大な経常収支黒字は、世界の撹乱要因とみな...全文を見る
○吉井委員 輸出立国的にやってきた、まさにそれが異常な輸出攻勢で今日さまざまの問題を起こしておりますが、そこで具体的に少しお聞きしておきたいのですが、我が国の輸出総額の中で、トヨタ、日産、本田、松下、ソニーなど大企業の輸出総額はどれだけ占めているのかという問題です。  ちょっと...全文を見る
○吉井委員 そういう点、お互いに確認し合った上で少し見ていきたいと思うのですが、前回の八五年九月のプラザ合意による円高・ドル安政策に転換したときに、我が党は、日米貿易不均衡の原因について、アメリカ側の要因と日本側の要因、アメリカ側の要因としては、貿易赤字と財政赤字の双子の赤字を生...全文を見る
○吉井委員 インタビューは、大臣、文学的な思いで述べられたのかもしれませんが、私は、文学の議論をしているわけじゃないわけで、経済、産業の問題をやっておるわけです。  それからもう一つは、誤解があってはいけませんからはっきり申し上げておきたいと思うのですが、大企業を悪として言って...全文を見る
○吉井委員 先ほども出ておりましたもう一つの電機の方ですね。カラーテレビとVTR、この海外生産の比率というものを、一九八五年と九二年でどう推移しているかというのをちょっと見てみますと、カラーテレビについては、海外生産の比率が八五年の三八・八%から六五・九%、VTRが六・三%から三...全文を見る
○吉井委員 海外進出と、海外生産拠点からの逆輸入というのが急激に進んできているということがこれらの数字の中でも示されておりますが、大事なことは、猛烈な輸出ラッシュで貿易摩擦、異常円高を引き起こして、それ自体国民に多大な困難をもたらしたその企業が、今度は、国内では採算が合わない、だ...全文を見る
○吉井委員 集中豪雨的な輸出が問題を引き起こしていること、それから、産業空洞化を続ければ、大臣も、アメリカの例を見るまでもなく、産業の問題だけにとどまらないで社会の荒廃を招いてしまう問題など、深刻な事態をもたらしてしまうということについてはお考えだと思うのです。  さて、どうす...全文を見る
○吉井委員 私は、これは今全国的に広がっている一つの事例として、この企業をこの委員会で特にということじゃなくて、これが非常に典型的にあらわれているから、ぜひよくお聞きもし、考えていただきたいと思っているのです。  私、三立電機の徳島工場に行ってきました。仕事はもちろんですが、技...全文を見る
○吉井委員 今大臣、通産省は目もとめてくれぬとおっしゃったけれども、あなたが大臣の間には目もとめ、目もかけるような通産省にしてもらいたいと思います。  それで、三立電機の非常に高齢の会長が私におっしゃったのは、三洋の仕事一筋に二十六年間頑張ってきた、不景気になってから他社の仕事...全文を見る
○吉井委員 私は、江戸のかたきを長崎でというような、そんな次元の話で言っているのじゃないのです。なぜ補助金を出しているかといったら、やはりそこには社会的な存在でもあれば技術的な力もあり、もっと大きな社会的な役割を果たしてもらうということを国として考えてやっているのでしょう。その中...全文を見る
○吉井委員 とにかく実態は深刻で、私は大阪だけ言っているんじゃないのです。この間、委員長の三重県も本田は大変ですよ、本田の調査も下請の方とお会いして調べてきましたが。それから今度の公取、中企庁の調査にしても、三次、四次を含めた本当に徹底した調査をこの機会にやっていただきたいと思う...全文を見る
○吉井委員 私、たくさんの業者の方からの聞き取りなどに基づいての資料などを見ましても、単価切り下げも本当に重大な問題になっております。  それから同時に、何といっても仕事が欲しい、仕事の確保が、これは深刻です。下請企業振興協会の下請取引あっせん実績というのは、実は全国的にも落ち...全文を見る
○吉井委員 その努力をやってもらいたいと思います。  私、この機会に経済企画庁長官にひとつ伺いたいのですが、消費税というのは国民や中小業者にとって最悪の大衆課税だと私は思っておりますが、長官とは消費税導入に反対して八八年の十二月末の参議院本会議で、私もあなたと一緒に二十五時間、...全文を見る
○吉井委員 時間が参りましたのでこれで締めくくらせていただきたいと思いますが、農水の方に来ていただきながら気の毒なことになりましたが、今、米が不作で深刻な事態ということになっているときに、実は大手商社などの米の買い占め問題が起こっております。それで小売の米穀店に米が入ってこないと...全文を見る
○吉井委員 終わります。
10月29日第128回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○吉井委員 私が本日の最後の質問者ということになりますので、これまでの質問された方と若干の重複というものを避けがたいところがありますが、そのことを承知した上でお聞きしていきたいと思います。  今、中小業者の皆さんは本当に深刻な事態に置かれております。一昨日、十月二十七日にもテレ...全文を見る
○吉井委員 貿易収支の黒字そのものが今も触れました自動車、電機などの集中豪雨的な輸出ラッシュによって生み出され、それがこの前に円高を生み出して、その対策として、今度は中小企業また働く皆さんの非常な犠牲の上で新たな競争力を強めて、それが今日また貿易黒字を生み出して、そして円高、こう...全文を見る
○吉井委員 次に、新分野進出計画をつくり、都道府県庁に行って計画の承認を受けるということになりますが、中小業者にとって大変な負担にならないように、計画書の内容はできるだけ簡素なものにすることとか承認手続を簡単にすることとか、法案にあるように、県だけでなくて、さらに県の方にも働きか...全文を見る
○吉井委員 この不況のさなかに新分野進出といっても、それ自体が大変なことです。ですから、これまでと全く違う分野に進出する者だけに限定するのではなくて、何らかの経営努力を行おうとするところは、できるだけ多くの中小業者が利用できるように弾力的な運用を図っていくことが大事じゃないかと思...全文を見る
○吉井委員 特に、その第三条第二項に係る部分で、新分野進出の「目標」「内容」など、新分野進出計画に記載する事項をここで定めておりますが、実際に新分野に進出しようとする者にどのように運用されるのかという点で、少し具体的なことで伺っておきたいのですが、以下六点についてちょっと伺いたい...全文を見る
○吉井委員 さらに伺っておきたいのですが、工作機械とか産業機械を製作している中小企業が、売り上げが三五%も下がった場合、近代化資金を借りてそういう企業も今助かっているわけですが、返済残を約二千五百万円残している、月々の返済が百六十万円にもなってくるとなりますと大変な事態なんですが...全文を見る
○吉井委員 さらに低利融資ということで期待していたわけですが、融資の面で伺っておきますと、融資規模は五年間で五千億円、そのうち四千億円は金利四・三%、一千億円が利子補給による三・六%金利の融資だということですが、これでは中小企業者の要求からかけ離れた非常に不十分なものと言わざるを...全文を見る
○吉井委員 私は今、まずもっと低利の融資制度、ぜひ実現を考えられてはということで言っているのですが、同時に、今も少し触れられた、既に借りている既往債務の返済猶予の実績が今どうなっているのかということと、それから、これまでの借入金の返済がどうしてもなかなか難しい、やむを得ないという...全文を見る
○吉井委員 返済猶予をしたからといって今度はまた新たな借り入れを制限するとか不当に差別する、こういうことがあってはならないと思うのですが、実際にそういう問題なんかも耳にするわけです。これから年末にかけて、中小企業、中小業者の切実な要求にきちんとこたえていくように、金融対策に万全を...全文を見る
○吉井委員 最後に大臣に伺っておきたいと思うのですが、今回のこの法律はまさにこれから出発ということでありまして、これから運用をどうするかということでかなり、この点で既に御答弁いただいておりますように、できるだけ実態に即してよくこれが活用できるように、そういうふうにやっていこう、そ...全文を見る
○吉井委員 終わります。
11月02日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第13号
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○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。本日はどうも御苦労さまでございます。  岡原参考人に主としてお伺いしたいと思うのですが、先ほど八幡製鉄判決について、企業献金は個人から個人へ、本来そういうふうに改めるべきだという御発言など、関心を持って聞かせていただきました。これま...全文を見る
○吉井委員 結局、選挙制度を変えても腐敗はなくならないわけで、ですから、中選挙区制であれば、制度疲労というのはこれは全く違う議論であって、中選挙区制でいうならば定数の抜本是正とか、そして徹底した腐敗防止のための手法を導入することが、制度としての疲労というものを生み出さないという最...全文を見る
○吉井委員 その問題については、ここでずっとやっておりますのでおいておきますが、最後に一点、国の公共事業を行うゼネコンが国政選挙に参加してきて、ゼネコン選挙対策本部までつくって、人も金も機材も含めて寄附行為を行ったり、特定候補者の選挙運動を行っている問題などもあります。ゼネコンも...全文を見る
○吉井委員 終わります。
11月05日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第15号
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○吉井委員 私は、まず、せんだっての本会議でも、総理に法定ビラの問題について質問しました。総理は、所信表明の中などで、政党本位、政策本位の選挙にすると言ってこられたわけでありますし、これまで政党の法定ビラの配布について制限が全くなかったのに、今度は制限をする規定を持ち込んできまし...全文を見る
○吉井委員 要約すると、小選挙区の選挙に関して、政党の法定ビラであっても候補者の名前を出して支持を訴えることができるから、これまでの候補者ビラと同じ発想といいますか、そういうものがあると思うのですよね。しかし、比例区のビラというのはこれまでの法定ビラと同じなんですよね。それなのに...全文を見る
○吉井委員 もともと、言論の自由とか政治活動の自由を侵すこういう規定というのは、これは民主主義の憲法原則に反するものであるということを特に強調しておきたいと思いますが、先日、政府税調会長の加藤寛氏らが「政治改革に関する緊急提言」というのを発表されました。で、この人たちと私は、考え...全文を見る
○吉井委員 五百万円の公認料の話じゃないのですね。それを含めて二千万円ということですね。これはテレビに出た、今紹介した方たちは、実にリアルに二千万円をいただいたと証言をされました。中には三千万円いただいたという方もおられますね。  それで、二千万円というお金は渡っていないという...全文を見る
○吉井委員 党の方に確認されて公認料五百万円はわかりました。それを含めて二千万円、これを渡したというこの事実はどうなんですか。
○吉井委員 これはまずあなた自身が公認料以外のその二千万円を渡したというこの事実については、党首ですからね、きちっと党首だからそういうことはつかんでいなきゃいけないわけで、調査をして報告はいただけますか。
○吉井委員 そうすると、テレビで二千万円いただいたと、写真も出れば直接御本人が語っておられるのですが、あの人たちがみんなうそをついたということになるのですかね。公認料の五百万は今おっしゃったけれども、それを含めて二千万をもらったということを言っているわけです。候補者の方は二千万円...全文を見る
○吉井委員 そうすると、二千万円を渡したということは事実でないというふうに党首としてはおっしゃっておられる、こういうふうに理解していいんですか。
○吉井委員 公認料の五百万はわかっているんです。トータルとして二千万円を出したと、テレビで証言された方たちはもらったと言っているんですね。党首だから、あなたはよく御存じのはずなんだけれども。いや、渡してないなら渡してないということで。五百万のあれですか。
○吉井委員 その公認料以外には渡していないということですね。
○吉井委員 実はあのテレビの中でも、鹿児島一区の長野祐也候補、羽田さんがあの選挙で第一声をなさったとか言われている鹿児島ですね、応援に行かれた。「一応届け出の時は、公認料は五百万円だということで届け出てくださいという指導がありましたんで、そうしたんです。」  私、その長野さんの...全文を見る
○吉井委員 テレビの中で、もらった方が二千万もらったと言っているのですよ。(発言する者あり)テレビがうそついているんじゃないです。もらった御本人がそういうふうに言っているわけです。  あなたは政治活動費については後ほど届け出があるだろうという話ですが、もらった側が選挙に使ったと...全文を見る
○吉井委員 当の御本人が二千万円受け取ったと。六名ほどおられますが、中には田浦直さんの事務局長さんですか、事務長さんですか、三千万円もらってそれを選挙資金の計画として当て込んでやったんだというお話もありました。現実に届け出られているのでは五百万円。  今おっしゃいましたけれども...全文を見る
○吉井委員 小沢一郎氏や佐藤守良氏らが直接二千万円を渡し、届け出の方は五百万円の公認料だけにするように、こういう指導をしておられたとなれば、これは政党としての、私はいわば組織ぐるみの犯罪容疑さえ出てくる重大な問題だと思うのです。  次に、仮に二千万円として、六十九人となりますと...全文を見る
○吉井委員 私は、もらったという御本人の、あれがあれだけの方なのか、全部なのか、それを言っているわけじゃないのですよね。二千万あるいは三千万もらったという方がおられて、仮にそれが公認候補の数で計算すればなるということでありますから、もっと多いか少ないか、これは私がそこをあずかり知...全文を見る
○吉井委員 私は、これは、佐川・ゼネコン疑惑の問題、また今問題になっているような問題というのは、まさに今度の政治改革の原点というのは、これは政治と金の問題でしょう。二年前、ちょうど海部内閣のときも、これは当時政府広報として自治省が各新聞に出しておられたものの中で、吹田自治大臣がそ...全文を見る
○吉井委員 理事会における協議事項でそのままで宙ぶらりんということは困りますので、これはぜひ速やかに実現をしていただきたいというふうに思います。  次に、細川総理と佐川急便の問題について、参議院での聴濤議員の質問、また、私もこの問題について質問をいたしました。二千五百万円の佐川...全文を見る
○吉井委員 あなたの二千五百万円のこの問題について、やはり百万円以下の小口の分散をすれば、そうしたらこれは知らせなくていいんだ。政治改革だ、透明性だと言いながら、小口分散化というやり方でこれ幾らでもやられるならば、何にも政治改革にならないじゃないですか。少しも透明にならないじゃな...全文を見る
11月17日第128回国会 衆議院 地方分権に関する特別委員会 第3号
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○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。本日は御苦労さまでございます。  後ほと最終答申の「地方分権の推進」については宇野さんの方から伺いたいと思うのですが、最初に鈴木さんの方にお伺いしたいのは、今地方分権ということで、それぞれの方からさまざまな語り方がされるものですから...全文を見る
○吉井委員 先ほど小平さんの方からもお話がありましたように、地方自治体を見るのに上から見るか下から見るか、これは出発点の問題としてありまして、憲法は主権在民、国民主権の原則を掲げていますから、本来国民の側から見たときに住民自治の拡充、そしてそれをベースに置いた団体自治の拡充をどう...全文を見る
○吉井委員 時間が参りましたので、きょうはお話を伺う方だけで、本当はそこのところをもう少しある程度議論したいところなのですが、最後に一点だけ。  「現行の都道府県制に代わるべき新しい広域的自治体制度の意義等について国として幅広い観点から具体的な検討を行う必要がある。」ということ...全文を見る