吉井英勝

よしいひでかつ



当選回数回

吉井英勝の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第132回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○吉井委員 私は、阪神大震災で犠牲となった方々及び被災された方々に哀悼の意を表し、心よりお見舞いを申し上げます。  そして、今回の地震で国民は、新幹線とか高速道路それから鉄筋コンクリートのビルなど、これまで安全だと思っていたものの崩壊に驚き、それとともに、安全だと説明されてきた...全文を見る
○吉井委員 建設省の道路橋調査団の報告によりましても、私が先ほどお聞きした数字については確認をされているようでありますが、あわせて、鉛直地震力の測定データについても聞いておきたいと思うのです。  これは、今回高速道路の橋脚とかビルの破壊がこれに非常にかかわりが大きかったというこ...全文を見る
○吉井委員 正式な報告はないにしても、報告としては聞いていらっしゃると思うのですが、私ども既にそういう先ほどのデータを伺っております。  そこで、通産大臣に少しお聞きしたいのですが、この八百三十三ガル以上の値とか鉛直地震力四百四十六・五ガル以上の値を耐震設計基準とした原発が日本...全文を見る
○吉井委員 そういう原発はないというお答えをいただきましたので、あとのことはまた順次議論させていただきたいと思います。  済みませんが、資料を配付していただけますか。  この資料というのは、実は通産省からいただいた資料を整理して私の部屋の方でつくらせていただいたものですが、な...全文を見る
○吉井委員 それで、福井大地震のあった関西電力の美浜、高浜、大飯などのところを見ていただきますと、安全余裕検討用地震動または基準地震動S2という値ですが、これについて最大で四百五ガルということです。東海大地震の予想される中部電力浜岡一、二号機では四百五十ガル、また三、四号機では六...全文を見る
○吉井委員 それで、おっしゃる二倍から三倍という話は、これは実は例えば浜岡原発の原子炉設置許可申請書等にも出ていることですが、堆積層では岩盤より二倍から三倍の加速度になることがある、それを考えなきゃいけないというのが先ほどの答弁の内容ですね。  この機会にちょっと御紹介しておき...全文を見る
○吉井委員 平均値。三百七十ガルですか、おっしゃったのが合わないということは先ほどの指摘でよくわかりますが、それで、なお多度津のこととか私もわからぬではありませんが、十五メートル角の上に全部原発を載せて実験というわけにいかないので、単体ばらばらにして、単体ごとのデータであって、こ...全文を見る
○吉井委員 安全神話というものをやはり政治の世界からは断ち切らないと、開発したい人が神話に取りつかれるのはこれは別として、政治家というのはやはり国民の心配とか安全に対する疑念とか、これにきちっと対応しなきゃいけないわけですから、そういうことを申し上げて、次に進みたいと思います。 ...全文を見る
○吉井委員 妥当性の確認ということで、確認してみて今までどおりでよかったよかったじゃ困りますので、そういうことにならないようにやはりやってもらわぬといかぬと思うのです。  私は、安全審査を所管している大臣として科学技術庁長官に次に伺っておきたいと思いますが、カリフォルニアには略...全文を見る
○吉井委員 実は、志賀原発というのは、学者の方が能登半島の活断層のちょうど上にあるということを見つけまして、明らかにしております。それから、浜岡と柏崎刈羽原発もその敷地に活断層があるわけです。それで、地震学者は、東海地震について、浜岡町を含む長さ百キロから百二十キロメートル、幅五...全文を見る
○吉井委員 私は、大事な経験というものを、今回もそうですが、してきていると思うんですね、技術の分野で。  それは、せんだって我が党の志位書記局長が質問でやっておりますように、八九年のサンフランシスコ地震、九四年のロサンゼルス地震、これはいずれの調査をやった後も、日本政府は、日本...全文を見る
○吉井委員 その安全性の確認ということで、今までで基準がよかったよかった、万々歳、こういうことになったのでは本当に教訓を酌み取ることにはなりませんから、この点は重ねて申し上げて、次の問題に移りたいと思います。  それで、私は次に、地震災害に強い町づくりとか、そういうことで建築物...全文を見る
○吉井委員 この問題はもうこれだけで、次に移りたいと思いますが、基準の見直しとともに、その基準に合った設計をきちっとして施工を完璧にするということが、大量輸送手段や公共的性格を持つ建造物を利用する国民の安全を保障する上で、これは絶対にやり抜かなければならない課題でありますし、そう...全文を見る
○吉井委員 今のお話にもありましたように、住民が参加して、そして町づくりの計画がつくられていく、それを支援するという形で、そういう復興の理念に立って進められたいと思うのですが、その中でやはり市民の復興への熱意とか参加が本当に重要なことです。 被災して工場や商店を失った人、働く場を...全文を見る
○吉井委員 後段の御答弁が漏れていますので、そういう検討も含めてということであれなのですが、被災者への全力を挙げた就職紹介とか、窓口を広げることとか、職員配置をやはり少し阪神地区に一時的にシフトするとか、そういう機動的な対応の強化ということを私伺っているのです。
○吉井委員 ここでは全国の七割を占めるケミカルシューズ業界で、関係企業五百社のうち半数以上が焼失し、縫製などの下請を合わせるとケミカルシューズ製造業界の八五%から九〇%の崩壊が見積もられております。私は、ちょうど西宮の方では酒屋さんの倒壊現場なども見てまいりましたが、ここの被害も...全文を見る
○吉井委員 通産大臣は現地をごらんになられて、悲痛な声も聞いてもらっているわけですが、例えば大企業の技術開発だったら巨額の補助金、委託費の上に、基盤技術研究促進センターからの無利子融資とか、やはり無利子の融資という制度があるわけですね。それから、航空機開発には、開発銀行の融資に利...全文を見る
○吉井委員 ぜひその努力をしていただきたいと思いますし、大蔵大臣もぜひよろしくやっていただきたいと思います。  次に、ケミカルシューズなど地場産業、商店街の復旧、営業再開実現のために、地方自治体と協力して国が大幅に補助して、仮設工場とか仮設店舗ですね、市場、この建設をすべきだと...全文を見る
○吉井委員 時間がもう参りましたので、最後に一点だけお伺いして終わりたいと思います。  被災者が余りにも多数に上るので住宅がなかなか間に合わないということ、比較的長期にわたってテント暮らしや体育館等での生活を余儀なくされるという大変な事態があります。それで、仮設住宅の建設能力か...全文を見る
○吉井委員 終わります。
02月07日第132回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○吉井委員 私は、一昨年来、予算委員会また商工委員会等におきまして、産業空洞化と雇用、リストラ問題について取り上げてまいりました。最近、NHKや民放などでも特集番組がよく見られますが、今日、雇用不安それから失業、卒業即就職浪人と、非常に深刻な社会問題が生まれてきております。既に完...全文を見る
○吉井委員 きょうは少し深めた議論をしたいと思うのですが、今お話ありましたリーディングカンパニーという、これ、昨年の秋にもこの議論をしたときに大臣からお話がありました。八〇年代の半ば、ちょうど今リーディングカンパニー、新規産業の創出と、こういう大きなPRと同じように、八六年六月の...全文を見る
○吉井委員 まず歴史的に少し押さえておきたいと思うのですが、データの上で見ると、ソフトウェア生産自動化システム、シグマシステムヘの開発に二百五十億円の投入をいたしましたが、開発は成功していない。ソフトウエア業は、今不況業種に指定されて、雇用調整助成金が支給されているという状態です...全文を見る
○吉井委員 私自身は科学技術をやってきたものですから、研究開発そのものについては非常に重要な分野と思っておりますが、この雇用の問題に関しましては、これからの研究開発の問題に入っていく前にやはりまず考えなければいけないのは、昨年秋の国会でも悪魔のサイクルの問題を取り上げましたけれど...全文を見る
○吉井委員 働いているのに労働とみなされていない部分のことを言っているんです。始業時間と同時にラインが動き出して、終業の場合は、たとえ三十センチでもラインをはみ出していると、その工程が終わるまでラインは動き続ける、こういう形になっているんです。私は本田技研も行きましたが、ここでは...全文を見る
○吉井委員 きちんと対処されたいと思います。  きょうは労働委員会じゃありませんので、なぜこれを少し御紹介したかといいますと、実は、車ほどさように日本の代表的な企業の中でサービス残業等が行われているわけです。その金額たるや、合計すれば莫大なものになるわけです。  間接部門の合...全文を見る
○吉井委員 実は、ソニーの盛田前会長が「日本型経営が危い」という中で、これは私だけが特別何か変わったことを言っているのじゃなくて、日本の企業は競争に勝ち抜くことばかり追求して、効率ばかり追い求めてきた、欧米企業の常識とは異なったやり方、ルールが全く通用しないやり方をそのまま市場に...全文を見る
○吉井委員 実は、これはせんだっての阪神大震災のときに、震源から約三十五キロ離れている堺・泉北臨海コンビナートでは、十九カ所の震度計の測定値で約二百から三百ガルというのを記録したわけです。大臣の県の方には水島コンビナートがありますが、堺・泉北コンビナートも大体人口が二つを合わせて...全文を見る
○吉井委員 まず、直下型についての鉛直地震動について基準がなかったわけです。それから、現行基準に近い値が三十五キロ離れたところでも記録されたというのが実態です。ですから、もう時間が大分たってまいりましたので、彼ほどあわせて、基準の見直しというものとそれからコンビナートの総点検とい...全文を見る
02月15日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○吉井委員 私は、きょうは地震観測、予知体制の強化の問題を最初に伺いたいと思うのですが、実は先日、京大の防災研へ行きまして、地震学を初めとする学者の皆さんから、地震のメカニズムなど初歩的なところから、地盤とか構造物の地震応答、耐震性、その他なかなか興味ある問題、分野について見学し...全文を見る
○吉井委員 実は、阪神大地震を契機にして、特定観測地域なのに、強化地域ではないということで、京阪神では深井戸を掘った観測というのはないわけですね。しかし、自動車等ノイズの多い地域であることはもうはっきりしているわけです。  そこで深井戸式の測定器が必要だということは言われている...全文を見る
○吉井委員 今のお話にもありましたように、関西は比較的に浅いということで、科学技術庁の方でお話ししますと、いろいろな説もあるけれども、千五百メートルぐらいで大体がたい岩盤に当たるのじゃないか。ですから、三千メートル級で一式二十二億円ほどですか、二千メートル級の深井戸で一式六億円と...全文を見る
○吉井委員 それで、これは予算的にも、事前に伺いまして、二千メートル級で一式六億円ぐらいなんですね、一本掘って。千五百メートルでいいかどうかわかりません。仮に千五百メートルとするともっと安くなるわけです。ですから、科学技術庁全体の予算からすれば、これは本当にそれほど大きなものでは...全文を見る
○吉井委員 次に、原発事故の緊急時対策の方に入りたいと思うのですが、阪神大震災の中で、新幹線、高速道路、石油化学コンビナート、原発などの安全神話が打ち砕かれてきたというのが国民の中での思いだと思うのです。耐震基準の見直しとか全国的な総点検が必要になっておりますが、きょうは、私、事...全文を見る
○吉井委員 今は、確実に短時間に配布されるという保証はないという状態なんです。ここのところを大臣、よく聞いておいてほしいのです。なかなか大事な問題なんです。  それで、これはスイスの方で出しているものですが、スイスではゾーン分けをしまして、大体三キロから五キロぐらいの原発にうん...全文を見る
○吉井委員 スイスなどでも、あなたのおっしゃったようなことなども皆検討しているわけですね。  要するに、おっしゃりたいことは、放射能で汚染されたクラウドという、要するに雲状に広がっていく、それは風向きによって違うのだ、大体百二十度の角度ぐらいのところで考えたらとか、だから、風向...全文を見る
○吉井委員 終わります。
02月20日第132回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○吉井分科員 せんだっての阪神大震災というのは、これまで大丈夫と思っていた新幹線、高速道路などが次々と破壊されて、本当に安全神話が吹き飛んでしまった、そういう事態であったと思うわけです。  これを機会に、そこから何を学ぶかということになりますと、一つは、災害に強い町づくりをどう...全文を見る
○吉井分科員 コンビナートという危険物の集積をしたところで地震に対応しなければいけないというときに、まさにそこが直下型地震の震源地のすぐ近くならともかく、かなり離れたところで地震計の針が振り切れてしまっておった。何ともお寒い限りがまず実態の一つであるということを共通の認識にしてお...全文を見る
○吉井分科員 消防庁として示している基準もそうなんですが、企業独自にそれをかなり上回って耐震性を持たせた設計をやっているところがあれば聞かせていただきたいのです。なければないで結構です。
○吉井分科員 そこで、神戸と同じデータが出るというふうに、しかしそれを上回るかもしれませんが、将来については、私もそれはわからない話です。  ただ、原発の場合ですと、岩の上に立地するものですから、堆積層部分で二倍、三倍に増幅される、これは予算委員会でもそういう答弁もありましたが...全文を見る
○吉井分科員 それで、三菱石油水島の重油流出以降、タンクの基礎の部分と防油堤の基準強化を行ってこられたのは私もよく存じ上げております。堺泉北コンビナートなどでもそういう改善は一部加えられてきたわけでありますが、現実に十六基のタンクが傾いだというのは事実であります。それから、日本石...全文を見る
○吉井分科員 地震と液状化とは無関係な話じゃないですからね。地震動によって揺すられて砂地地盤等が液状化するわけですから、そこのところを間違ってもらっちゃ困るわけです。  それで、神戸市東灘区の三菱商事の二万トンLPGタンク三基のうち一基で、タンクとパイプのバルブ継ぎ手が損傷して...全文を見る
○吉井分科員 それで、私、昔バルブやらいろいろやっていましたからわかるのですが、ガスケットその他が地震で異なる力を受けた場合に弁座の当たる位置が変わってしまって逆にバルブが締まらなくなるとか、そういうことがありまして、こういう場合、今まで大体水平方向の地震力だけ考えてきたのですが...全文を見る
○吉井分科員 さらに伺っておきたいのは、石油化学工場の場合には、プラントの地震時のシャットダウンの基準というのは、通産省は大体百ガルから百五十ガルというふうに指導しているようですが、プラントと危険物タンクとの間で、危険物タンクからプラントヘ原油を送ったり製品のやりとりをするわけで...全文を見る
○吉井分科員 事前に消防庁の方にも確認しておきましたが、実は、堺泉北コンビナートで、百五十ガルを超えたところでシャットダウンをさせた企業、これが十五事業体あるわけですね。しかし、百五十以上超えても実はシャットダウンしなかった企業もまた七つ、七事業所でとめていないのですね。その中に...全文を見る
○吉井分科員 この間の災害でも、神戸製鋼のプラントなんか損傷が非常に激しくて、今なお生産再開のめどがつかないのですね。ですから、これは余談になりますが、日産自動車の車体はあそこの鉄を使っていたのですが、別なところへどう段取りするかとか、そういうふうなところへ今いっているわけです。...全文を見る
○吉井分科員 私は、この問題で大臣にも、少し技術的な話をやっておりましたのであれですが、なぜこういうことも含めて聞いていただいたかと申しますと、やはり今度の地震からいろいろな分野で教訓を引き出して、そして必要な基準の見直しもすれば、あるいはマニュアルの見直しもするとかやっていかな...全文を見る
○吉井分科員 同時に、全国のコンビナートの総点検もやっておいてもらえますね。
○吉井分科員 それで、今緩衝緑地のことまで触れていただきましたが、実はこれまで大阪府下の大震火災時の市街地の延焼に関する調査研究報告とか、あるいはコンビナートを直接持っている堺市の大震火災対策策定のための調査報告書などで、市街地における大地震のときの同時多発の火災の延焼予測などが...全文を見る
○吉井分科員 終わります。
02月21日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○吉井委員 私は、昨年八月二十八日のきく六号が衛星のアポジエンジンの故障で静止軌道に入れなかったという問題で、九月十四日、特別調査委員会がつくられて、きょう来ていただいております前田先生が座長を務めていただいて、また分科会の主査も務めていただいて、十一回の分科会で検討されたという...全文を見る
○吉井委員 さらにその点でお伺いしておきたいのですが、今もお話ありました真空の条件なのですが、例えばこの報告書を見せていただきますと、低流量時の模擬燃焼室試験というのが真空度約十トールということで行われたというのがありました。もちろん、物の性質によってどの程度の真空の室で十分かと...全文を見る
○吉井委員 今も触れられましたPV2の下流部凍結確認試験ですか、ヒドラジンの状態についての試験がされているのを読ませていただきましたが、これの圧力は十のマイナス二乗までぐらいの試験なのですね。宇宙環境の挙動を調べるものとしてはかなり不十分ではないか。もちろん、それは噴射の場合もあ...全文を見る
○吉井委員 今おっしゃった毒性の問題もあります。ですからそれは、真空ポンプで排気しても、回収するシステムをどうするかとか、もちろんそこは解決しなければいけないのですが、ただ、報告書の中で、実験には二・五メートルの長さで直径が一・六メートルのスペースチャンバーを使ったような絵が載っ...全文を見る
○吉井委員 かなりの超高真空でボリュームの大きいものとなりますと、これはスペースチャンバーではなくて、たしか能力的には放射光施設などで既にあるように思うのです。ですから、技術的にはクリアできる領域にかなり近づいていると思うのですね。  ですから、今度の報告書の中でも、高真空の宇...全文を見る
○吉井委員 終わります。
02月21日第132回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第3号
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○吉井委員 私は、最初に特殊法人見直し問題から長官に伺っていきたいと思いますが、村山内閣は、行革は内閣の最重要の課題であると言ってきました。  本来、行革と言えば、手をつけなければいけないのは、公共投資をめぐる政財官の癒着とか大手ゼネコンの不正談合問題、軍事費拡大など、そういう...全文を見る
○吉井委員 どうも、もう一つ今のお答えだけでは進みそうにないんですが、次に、ゼネコンとの癒着を断ち切るために何をするか、どういう仕組みをつくるかということも大事な点だと思うのです。  特殊法人には国家から巨額の資金が流れているわけですから、それが国会の審議、承認なしに、特殊法人...全文を見る
○吉井委員 国民の利益を守るという点からしますと、特殊法人はすべて統廃合にだけ目を向けるのではなくて、内容の充実の必要なものもあるわけです。  例えば低廉で良質な住宅を含めた町づくりなどということを考えますと、住都公団などで行っているニュータウンづくり、これは民間ディベロッパー...全文を見る
○吉井委員 次に、私は規制緩和の問題についても触れたいと思いますが、国民にとって古臭くなってしまったもの、あるいは障害になるような規制というのは当然取り払わなきゃいけないものだと思います。同時に、国民の立場からしてもっと必要だという規制もあるわけです。こちらは強化を考えなきゃいけ...全文を見る
○吉井委員 すべてのものではなくて、限られた幾つかを調べてこういう状況ということでの数字、パーセントでありますから、絶対量でいえば物すごいものなんですね。それを一〇〇%に早くしなければいけないのが今の状況ですから、後で御紹介いただいた数字も、私、建設省と総務庁で事前に確認して今申...全文を見る
○吉井委員 現状の数字はいいのです。今進んでいないということを皆さんの方の報告書が書いているわけですから、問題は、やはり進めるきちっとした体制といいますか、それなしにはいかないわけです。  次の問題に移りたいと思うのですが、「東京都における防災都市づくりの概要」というのが昭和五...全文を見る
○吉井委員 神戸のように既に過密になったところで再び農地を復活させる、これはとてもできる話ではありません。しかし大都市部で、まだまだ市街化区域内で農業をやっていらっしゃるところもあるわけで、そこは、これからの町づくりの中では、本当に防災空間として検討をしていかなきゃいけない課題だ...全文を見る
○吉井委員 これは、物価安定政策会議内外価格差問題研究委員会報告書に出ている資料でありますから、何も私が自分で作成したペーパーではありませんが、大和総研の資料が紹介されております。  これは缶ビールの例、まあほかの例だっていいわけですが、大和総研の例を御紹介しておきますと、三百...全文を見る
○吉井委員 実は、アメリカを一〇〇としたときの我が国の物価水準の推移というのを見ていきますと、これは産構審の出した資料などでもあるのですが、一九八二年から八五年にかけては、アメリカを一〇〇としたとき日本は九一とか九五とか、そういう値を示しているわけです。GDPベースで比較して、当...全文を見る
○吉井委員 終わります。
02月21日第132回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○吉井委員 私は、まず事業革新円滑化法案について、その基本的な問題から質問に入っていきたいと思うのです。  今回のこの法案というのは、自動車、家庭電器、鉄鋼、化学、繊維など、我が国製造業の約三割を対象業種と想定して、しかもその業種に属する世界有数の巨大企業をも軒並み特定事業者と...全文を見る
○吉井委員 新しい研究開発であるとか事業の展開であるとか、そういうことはそれぞれのところで当然なされるものであって、今一番問題になっているのは、自動車、家電などにおきまして、ここが従来から議論しております悪魔のサイクルと言われるようなそういうやり方を進めて、そして今産業空洞化に進...全文を見る
○吉井委員 最近の円高は行き過ぎたもの、国内生産と雇用の減少を当然視するものという立場ではないけれども、しかし、現実の円高と高コスト構造のもとでは、こういうふうな法案でこういう対応の仕方が、この対策が大体不可欠なものというふうな、そういう発想に立っていらっしゃるように思うのですが...全文を見る
○吉井委員 前提としてと見るかどうかは別として、その現実を踏まえてという点では、現実を踏まえてこの法案を出したということでありますが、最近の円高は行き過ぎたものという立場にはもちろん立っていらっしゃるわけですが、この法案は結局、最近の異常円高を前提として、それが現実のものとしてあ...全文を見る
○吉井委員 今の議論というのは、非効率的産業分野の存在、ここに問題ありとか、従来から言われております農業、流通、サービスなど非効率的な分野、ここが多くの問題を持っていて、その結果外国に比べて我が国の物価水準が高いんだ、内外価格差が大きい、こういう議論がよく展開されているわけです。...全文を見る
○吉井委員 内外価格差の問題については、昨年の七月二十九日に経済企画庁の物価安定政策会議の内外価格差問題研究委員会報告書というのが出ておりますが、その中などでも、内外価格差が拡大しているのは為替レートの上昇が余りにも急速かつ大幅であったことの影響が大と考えられるということを指摘し...全文を見る
○吉井委員 次に、資料の三をごらんいただきながら話を進めたいと思うのです。  今いろいろおっしゃったわけですが、同じくこれは経済企画庁の資料によるものですが、OECD基準の消費購買力平価で比較しますと、購買力平価と実勢レートが大きく乖離しているのは日本だけです。各国の対ドルレー...全文を見る
○吉井委員 本委員会でも何度か御紹介しましたが、ソニーの盛田前会長の日本型経営批判をしばしば引用しておりますが、この盛田さんは、朝日の九二年十二月二十日付のインタビューで、ルールは同じでなくてはいけません、時間短縮や賃上げによって競争力は一時的に落ちても、円高と同じで必ず回復でき...全文を見る
○吉井委員 期待はするが歯どめをかけられるとは言えない、なかなか正直な御答弁をいただいたと思うのですが、実は八年前の一九八七年二月に、前回の円高不況のときに、産業構造転換円滑化臨時措置法、いわゆる産転法というのが提出されました。その提案理由には、「大幅な対外不均衡の是正を図り、我...全文を見る
○吉井委員 それで、これは偶然の結果ではなくて、八七年の一月に、当時新日鉄の武田社長はこういうことを社内で訴えていました。「当社経営は存立にかかわる最大の危機」だ、こういう訴えをして、八七年二月には高炉の休止を含む一万九千人の大合理化計画が発表されました。大手五社全体で約四万五千...全文を見る
○吉井委員 前回の産転法の場合には、「労働組合と協議」するという条項が入っていましたね。今回はこの条項も削除され、「雇用の安定を図る」という訓示規定だけということになっているわけです。それで、やはり大量の入減らしということ、これは生首を切られる側の身になって考えるということも——...全文を見る
○吉井委員 次に、この事業革新円滑化法案の最大の支援策の一つがどこにあるかと見ていきますと、これは別途、租税特別措置法の改正で追加されている、一定の要件を満たす特定事業者に対する増加試験研究税制の特例というのが見受けられます。いわゆる増加試験研究税制は、試験研究費が基準年度である...全文を見る
○吉井委員 いただいた資料をずっと見ておりますと、民間企業の研究費が最高を記録した九一年度に比べて九三年度で七・一%減少しているわけですね。その中で、同じ期間に法案の対象となっている特定事業、鉄鋼の研究費は二〇・五%減少、自動車が一五・六%減少、電機が一〇・七%減少、総合化学、化...全文を見る
○吉井委員 それで、国税庁の方からもらっております統計、「税務統計から見た法人企業の実態」、これによりますと、九一年度の税額控除額は千九百七十七億四千万円、うち資本金百億円以上の法人分が七六・一%の千五百四億三千万円、資本金一億円未満の中小企業は二一・四%で二百四十四億九千万円、...全文を見る
○吉井委員 この十年間のデータで比べてみますと、基盤技術センターの出資額というのは中小企業への補助金額の五十二倍、こういう大きな数字を示しております。  これは、中小企業関係の資料をいただいたときにも勉強させてもらったのですが、例えば基盤技術センターの技術開発への出資事業という...全文を見る
○吉井委員 もう時間が参りましたので終わりたいと思いますが、ちょうど一昨年になりますか、中小企業新分野進出円滑化法のとき、あのときには過去三年以内の生産額が一〇%減少が認定の要件でした。今度は五年程度において生産が五%減少ということで、随分認定要件も緩やか。私は、こういう点で、中...全文を見る
○吉井委員 私は、日本共産党を代表して、特定事業者の事業革新の円滑化に関する臨時措置法案並びに小規模企業共済法及び中小企業事業団法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。  まず、事業革新円滑化法案であります。  本法案に反対する理由の第一は、事業革新の名のもとに、...全文を見る
03月15日第132回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第5号
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○吉井委員 島田参考人が二十分には出られるというふうに伺っておりますので、約十分間ほどで基本的な議論というのは物理的に無理な話であります。ですから、それは少しおいておくといたしまして、最初に、まず島田参考人に幾つかのことを伺っておきたいと思うのです。  きょういただきましたレジ...全文を見る
○吉井委員 はっきりしていることは、今もおっしゃっておられたように、規制がふえたから最高コストの国になったわけではないし、では規制を緩和すればこれは是正されるというものでもない。そこは、あなたと私と見解が違うところです。  次に円高の問題、やはりこの場合はメスを入れておかないと...全文を見る
○吉井委員 二十分に出られるということを伺っておりますので、島田参考人への質問は以上にさせていただきたいと思います。  それで、中西参考人のお話を伺っておりまして、私はこの規制緩和というものが、トラやライオンだけが力強く生き延びられてシマウマやウサギが食い殺されてしまうようなも...全文を見る
○吉井委員 私は、先ほどの竹中参考人のお話の中で、時間が十分ということですので、総論的な議論というのはとても無理ですから、具体の問題について幾つかお聞きしておきたいと思います。  特殊法人の関係と行政情報の公開問題、そこらを中心に二、三お聞きしたいと思うのですが、まず特殊法人改...全文を見る
○吉井委員 今おっしゃったことにも少し触れますが、例えば大蔵事務次官の方が、ある人は輸出入銀行く天下っていく、あるいは開発銀行く天下っていく。そうすると、これは合併しますとポストが半分に減るわけですね。ですから、出てきてからの議論というのは、本当はちょっと逆じゃないか。そこの一番...全文を見る
○吉井委員 政策金利の議論はまた別な機会にやりたいと思うのですが、ただ、今申し上げました輸出入銀行それから開発銀行の場合にしても、開銀の一%低利で実質的にそれが一%分の補助金を供給するような形に、別な視点から見ればなるわけですね。こういうことは、例えばNEDOなどでも結局ビッグビ...全文を見る
○吉井委員 それで、通常の行政の場合ですと、国会審議などを通じて、答弁ということもあれば資料の提供等もあるわけですね。しかし特殊法人になりますと、ワンクッション置いてしまっているものですから、出てこない。  一例を挙げますと、例えば動燃事業団など、FBRという高速増殖炉の開発を...全文を見る
○吉井委員 では、終わります。
03月16日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○吉井委員 私は、まず、放射線とそれから法律案の問題について最初に伺っておきたいと思います。  地球の約四十六億年、NHKの特集番組などによりますと、生命四十億年の族とかそういう特集等も今行われておりますが、そういう歴史の長い中で、宇宙放射線とか大地放射線とのバランスの中で生物...全文を見る
○吉井委員 次に、法に関して少し伺っておきたいのですが、リース業を新たに認める場合の放射線障害防止策についてはどのようにとらせていくのかということを、一言で結構ですから、簡潔に伺いたいと思います。
○吉井委員 次に、政令で定める安全性の高い特定の機器というものについて、今回はガスクロを考えるわけですが、これだけなのか、将来、政令に加えていくものとして何かお考えになっているものがあるのか、その辺を伺いたいと思うのです。
○吉井委員 法案に関連してはかなりほかの方からも質問がありましたので、私は少し放射線の問題に入って伺っておきたいと思うのですが、ガスクロで使われるRIに比べますと、せんだっての二月二十五日でしたか、大飯原発の放射能の大気中放出量などは、これはちょっと比較のオーダーにならないという...全文を見る
○吉井委員 日本の原子力の安全性についてのチェックというのはダブルチェックだ、通産でまずやり、自分たちのところもやっているんだ、だから安全なんだ、安全が担保されているということを盛んに言ってこられたわけですよ。ですから、安全委員会にしても原子力安全局にしても、監視するという部分に...全文を見る
○吉井委員 今回の件についても厳しく対応する、徹底していきたいということなんですが、本当に二つの検出データが出たときに、それでもあいまいな対応をするということは、私は今後の問題としてきちっと見ていかなきゃいかぬと思うわけです。  実はこれまで、蒸気発生器細管でピンホールがあいて...全文を見る
○吉井委員 それで、ピンホールなのか、あるいはギロチン破断に至るようなものなのかというのは、結果が出ないとわからないわけなのです。問題は、放射能漏れを検知した時点でどれだけ厳しく対応するかということが、原子力の安全ということを考えたときに求められていることだと私は思うのです。だか...全文を見る
○吉井委員 美浜のギロチン破断の後も問題になったわけですが、まず今回については、蒸気発生器細管の破損箇所がどこであったかということが特定されたのかどうかということと、それから、これまでは軸方向と周方向の渦電流による欠損箇所の探査、こういうことなどはやってきたのですが、ファイバース...全文を見る
○吉井委員 先ほどからだんだん答弁が慎重に慎重になってきておりますが、事故は二月二十五日なのです。大体三週間たっているのですね。こういうふうなのんびりとした対応でいいのだろうかと、私はそれを本当に懸念しているのです。大臣、何か御発言があるようですから一言。
○吉井委員 それで、私さっき言いましたように、計器の高感度型主蒸気モニターについて、これはたびたび故障したりとか、仮にそういうことがあったとしても、しかし、今度の場合はダブルチェックはできたわけなのですね。仮に片方が故障しておれば、別なデータは全く変化がないのです。ところが、これ...全文を見る
○吉井委員 前回、約一時間五十分後にピンホールから大きなものに進んでギロチン破断に行ったわけですが、今回も、ちょうど三時十分にR66Lの警報が発信し、そしてR19の値が上昇を始めるわけですね。約一時間後にはこのR19の値というのは通常値の三〇%上昇していた。つまり、SG細管のピン...全文を見る
○吉井委員 ですから、最初に確認したときに停止をしてピンホールの箇所を見つけるとか、それを本来やるべきなのに、それを怠って、検出限界の十一倍もの放射能漏れが既に生まれていたというのが今回の問題なのです。本当にこれは不幸中の幸いだと思うのです。美浜二号のようなギロチン破断には行かな...全文を見る
○吉井委員 美浜の事故の経験が十分生かされてこなかったというのが私の率直な感想です。それが今回のこういうふうな対応になっていると思うわけです。ですから、これは本当に厳しい対応というものを真剣に考えていただきたいと思います。  最後に、時間がもう三分ほどになってまいりましたので、...全文を見る
○吉井委員 時間が参りましたから、一言だけ伺って終わります。  今、検討会が一月十九日に設置されたことも伺っておりますが、その検討会で専門家の結論が出るまでの間に、専門家は検討中なのに、あなたの方で日本の原発の耐震設計は問題ないとか、大丈夫ですとか、安全は確認されているというふ...全文を見る
○吉井委員 終わります。
03月24日第132回国会 衆議院 商工委員会 第6号
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○吉井委員 日本共産党の吉井でございます。  きょうの四人の参考人の皆さんのお話を聞かせていただきまして、異常円高の原因ということについて、伺ったお話も考え起こしながら、少し私なりにまとめて理解をさせていただくといたしますと、ドルを基軸通貨としてやってきた国際通貨制度の危機、そ...全文を見る
03月28日第132回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○吉井委員 私はまず電力料金の問題から伺っていきたいと思います。  今回の法律案の提出に伴いまして、電気事業審議会料金制度部会中間取りまとめを資料として出していただいておりますが、その中で電気料金の国際比較ということについての資料を見せていただきました。この比較の産業用電力料金...全文を見る
○吉井委員 特に大幅に割安になるということは、そこまで言えるかどうかは、厳密な議論の場合には少し調整等しなければいけませんから、私もだから二倍になるとかそういうふうに言うわけじゃありません。しかし、欧米諸国に比べてみて、この三割の大口分、ここの需給調整をやっている分についてはほぼ...全文を見る
○吉井委員 せっかくデータをいただいているわけですから、やはりそのデータについては私たちが比較して読み取れるようなもので出していただきたいと思うわけです。ただ、いただきました資料に基づいて、ごく素直にこれを読み取って理解するとすれば、産業用の電力料金、この中で三割を占めると言われ...全文を見る
○吉井委員 この電気事業便覧などの数字に基づいて単純計算ではじき出しますと、平均単価というのは大体だれが計算しても変わるものじゃありませんから、お認めになったとおりなんです。海外の資料が不足しているということでありますが、大口の産業用について余り内外の価格差がなくて、そして家庭用...全文を見る
○吉井委員 送電コストにつきましては、大都市部への巨大ビルの集中等大都市部における電力需要がふえて、だんだん遠隔地からの送電ということになってきて送電コストが当然上がってきているわけで、それを高圧送電をして、そして都市部においては家庭用に変圧器等で落としていくわけです。だから、そ...全文を見る
○吉井委員 これは昨年の六月にも議論しておりますから、数字を挙げてのさらに重ねての議論は少しきょうは置いておきたいと思うんですが、ただ、いずれにしても、昨年の議論をしておったころと比べましてもさらに大きく円高が進んでいるわけですね。そして、政府の方で査定された時期に比べると本当に...全文を見る
○吉井委員 次の見直しのときにというお話は一応ありましたけれども、しかし、物すごい差益が生まれていて、そこへメスを入れて円高差益の還元というこの点は余りどうも進みそうな感じがいたしませんし、一方、内部留保その他については、積立金については次なる投資のためにというお話ではありますが...全文を見る
○吉井委員 それで、電力料金が割高なのは資本費が膨大なためだ、そこに一つ問題ありということを指摘をしてきていらっしゃるわけですが、総括原価方式のもとで、我が国の場合は地域独占という条件に置かれていますがその電力供給の中身を見てみますと、これは、四割と比重を増してきたのが原発の建設...全文を見る
○吉井委員 もう時間が参りましたので終わりたいと思いますが、ただ、三十年間寡占体制が続いておるのです。そしてその中身が全くわからないわけです。これはやはり適正な形で情報の公開へ進んでいかないことには国民として納得のいく電力料金ということにはならないというふうに思うわけです。この点...全文を見る
03月30日第132回国会 衆議院 商工委員会 第8号
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○吉井委員 私は、まず初めに、地下鉄サリン事件それから松本サリン事件で犠牲となった方に対しまして御冥福をお祈りいたしますとともに、今も入院されている方など被害者の方に対して心よりお見舞いを申し上げたいと思います。  そこで、最初に警察庁に伺いたいのですが、三点伺います。一つは、...全文を見る
○吉井委員 今の二点目の報告書についてはホワイトハウス直属の国家安全保障会議などに伝えられているとされておりますが、この報告書を入手していらっしゃるか、また今後に生かしていかれるのかということも次の質問のときにあわせてお答えいただいておきたいと思います。  報道によりますと、オ...全文を見る
○吉井委員 もう時間が参りましたので終わりたいと思いますが、確かにこの条約とそして本法案 で抑止効果はあると思いますし、抜け道もないわけではありませんが、ぜひ厳正な運用というものをやっていただきたいと思うのです。  ただ、その上で最後に一点だけ大臣にお伺いしておきたいのです。...全文を見る
○吉井委員 終わります。
04月11日第132回国会 衆議院 地方行政委員会 第12号
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○吉井委員 私は、最後の質問者になりましたので、古物営業法につきましてはお聞きしたいところ、かなりこれまでの方と重複いたしますので、それで、きょうはこの機会に愛知県豊橋市にある有限会社中部レジャーが経営するパチンコ店、夢広場豊橋店とか夢広場西店などなど七店舗が実は先月開店いたしま...全文を見る
○吉井委員 要するに店舗を借りてやっているのだが、経営者がかわっているからということなのですね。その経営者がかわったというのですが、唐とか土地の所有権はかわっていないわけですね。所有権はもとのままで、しかも新しい経営者というのは、実はこの営業許可の取り消しを受けた株式会社オーダの...全文を見る
○吉井委員 経営者がかわったといっても名前が変わっただけですね。店舗と土地の所有者は依然としてもとのままで、また、かわったという新しい経営者は、これはもとの経営者のいとこであったりあるいは監査役であるとか、いわゆるオーダグループとしてかかわりのある人なのですね。実は、これはここだ...全文を見る
○吉井委員 今おっしゃったのは愛知だけの活ですが、全国で三十店舗営業許可取り消しをやって、事実上病院、学校があってできないものは別として、それを除いた二十六店舗は現在全国的に営業再開に向けて動いているわけでしょう。それについて、今のお話を聞いておりますと、何かダミーを使っても全部...全文を見る
○吉井委員 こういうやり方は、ダミーを使って営業を再開できるというふうになってしまうと、何のための営業許可の取り消しということになるのでしょうか。しかも、この株式会社オーダというのは、表向きは違法ROMを取りつけたということが許可取り消しの理由になっているわけですが、しかしこれは...全文を見る
○吉井委員 新たな観点から対処するということで、ぜひ、いとこの関係とか元監査役なども確認した上での許可であったかどうかということの確認ですね、そこをきちんとやるとともに、ぜひこれは大臣も積極的に指導をしていただいて、調査をしていただきたい。改めて調査の約束だけいただいて質問を終わ...全文を見る
○吉井委員 終わります。
○吉井委員 まず、私、地方公務員災害補償法の関連について伺いたいと思います。  この法律案の改正内容というのは、労災及び国公災に並ぶものとして出てきておりますが、国公災の場合は法改正に盛られない内容については人事院規則で改正するということになっておりますが、この地公災の場合、国...全文を見る
○吉井委員 次に、時間が限られておりますので、地方公務員共済のこの法案とは少し離れますが、今ちょうど前半戦、後半戦と地方選挙のときでありますが、住民本位の地方政治、つまり地方自治の確立が非常に大きな争点、課題となってきております用地方政治が住民に身近なものにならないことには地方自...全文を見る
○吉井委員 これは、定数削減なんというようなことは地方自治本来にとってどうなのかという根本問題を一番考えなければいけないところでありまして、それは減らせばいいという発想というのはとんでもない話だと思います。地方独自で自主的な判断でやっているという、とてもそういうことは言える問題じ...全文を見る
○吉井委員 地方分権というのは、本来的には地方自治の確立とか地方自治の拡充強化という観点でこれは本来考えるべきものだと思いますが、実は自治体関係者からも懸念の声が出ているのです。これは全国都道府県議会議長会の議事調査部長であります野村稔さんという方が「議会政治研究」という論文の中...全文を見る
○吉井委員 これは、議員の数が減れば議会の活性化ということになるというのとは全くあべこべの話でありまして、議会の活性化というのは何が必要かという点でさらに考えなければいけない問題があると思うのですが、実はこの野村さんの論文の中でも、地方財政全体に占める議会費の割合は極めて少ない。...全文を見る
○吉井委員 冒頭に変なお話もありましたので一言申し上げておきますが、大都市部において、いわば国会議員に準ずるぐらいの高額の引き上げ等、これは当然、それは住民の生活実態からして合わないわけですから、反対をいたしておりますが、市町村等の、特に町村部などの、現実に専従として議員活動を行...全文を見る
○吉井委員 時間が参りましたので、終わります。
04月20日第132回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○吉井委員 昨日、一ドル七十九円七十五銭というふうに、史上最高値をまた更新いたしました。地場産業それから輸出関連の産業、そして農水産業などは、まさに存亡の危機に今立たされております。  十四日に、日銀は公定歩合を一%に引き下げましたが、これで、年金暮らしの老人世帯にとっては、預...全文を見る
○吉井委員 ドイツ連邦銀行のティードマイヤー総裁は、十一日、イタリア上院で演説して、通貨の安定には通貨の弱い国が自己責任を果たすことが原則である、何より為替変動を引き起こしたみずからの原因に対する断固とした姿勢が不可欠である、こういうふうに述べて、名指しこそ避けたものの、アメリカ...全文を見る
○吉井委員 「悪魔のサイクル」というのは、私のつくった言葉じゃないんです。野村総研の研究員の方の言葉なんです。  昨年十月にトヨタは、コストを三〇%下げて、一ドル八十円になっても競争できる車を年産十万台レベルで生産するということを想定しているということを発表しました。これは、今...全文を見る
○吉井委員 経団連副会長当時のソニーの盛田会長が、九二年の「財界フォーラム」という、この雑誌ですね、この中で、この一月号で、日本の上位三十社が輸出の五〇%を占めているとした日本共産党の新聞赤旗を紹介しながら、この三十社が一緒に値上げをすれば貿易摩擦は一遍に解消するのではないかと言...全文を見る
04月27日第132回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第7号
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○吉井委員 私は最初に、独禁法第九条、持ち株会社の禁止について伺っておきたいと思います。  戦後の民主化の中で、財閥解体と財閥復活阻止のねらいから独禁法がつくられました。中でも、特に民主化の中では、持ち株会社の禁止を想定した独禁法第九条というのは、これは憲法九条と並んで顕著な特...全文を見る
○吉井委員 重ねて伺っておきますが、三月六日の参議院での小粥委員長の答弁も今の御趣旨と大体同じで、三年間研究するということはあるにしても、「私どもといたしましては持ち株会社の禁止規定は堅持すべきものであるこういう答弁でありましたが、これが公取の見解というふうに理解していいですね。...全文を見る
○吉井委員 それで、議論はし、検討はするわけですが、しかし基本的な立場としては、今の答弁にもありましたし、三月六日に参議院で公取委員長からの答弁でも態度は示されております。  総務庁長官は、三月二十八日の閣議後の記者会見で、「「三年以内に検討し結論を出すことになっているが、解禁...全文を見る
○吉井委員 時間がありませんから、次の問題に移りたいと思います。  今日の異常円高が進む中で内外価格差がひどくなった、だからその是正に規制緩和をしてコストを下げることが必要だ、こういう議論があります。  そこでお聞きしておきたいのですが、先日も、当委員会で参考人として出席した...全文を見る
○吉井委員 とりわけ最近の内外価格差がどんどん進んでいるというのは、これは特に異常円高によって進んでいるんだ、こういう点の御認識はお持ちだろうと思うのですが、この点、どうですか。
○吉井委員 一ドルを消費購買力平価で計算するとアメリカも日本もコストはほぼ同じ、これは前回缶ビールの例を出して御紹介をいたしましたが、日本が高賃金の国でないということもまたそれですぐわかるわけです。それがこの異常円高によって、為替レートで計算すると日本の物価はアメリカの二倍近いも...全文を見る
○吉井委員 それで、異常円高で為替レート計算でいきますと、日本の人件費が見かけ上高くなっているものですから、労働者保護の規制を緩和しろという、そういう暴論なども飛び出してきたりする状況にあります。  例えば、行政改革推進本部規制緩和検討委員会の専門委員ということになっている人た...全文を見る
○吉井委員 この点で、今回の異常円高、それから今回の異常円高だけじゃなくて、日本の円高問題についてですが、これは私の議論というだけじゃなしに、財界人の中でもかなり今考えなければいけないという議論が出てきております。  例えば、それは京セラの稲盛会長であり、またソニーの盛田会長な...全文を見る
○吉井委員 もう時間が参りましたので、内需拡大のお話をトップにとありましたが、ですから、このサイクルを逆転させないことには、つまり国内の消費購買力を高めるというそこへ行かないことにはこの問題は解決されないし、円高是正にもつながらない、このことを最後に重ねて申し上げまして、時間が参...全文を見る
05月17日第132回国会 衆議院 商工委員会 第9号
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○吉井委員 私は、日米自動車問題に絡むアメリカの対日経済制裁リスト発表について最初に質問したいと思います。  カンターUSTR代表が米国通商法三〇一条に基づく対日制裁リストを発表したわけですが、その内容というのは、既に伝えられておりますように、高級車十三車種、二十万台に一〇〇%...全文を見る
○吉井委員 私は、先ほども申しましたように、この交渉というのは本当に、大体一国の国内法でもってよその国に制裁を加えるというのはとんでもない話であって、これはもう世界のルールの中でお互いに経済主権、国民主権を認め合ってこその世界でありますから、私は、こういう点では本当に、無法なやり...全文を見る
○吉井委員 ですから、八四%と八六%、大体九割近いものだということを今確認していただいたわけです。  あわせて伺っておきたいのですが、従来ベースの減税額試算でいったときの九五年度ですね、これは百九十億円で、今回の税制拡充による減税額試算でいくと、初年度で百億円、平年度で百四十億...全文を見る
○吉井委員 それで、今回の税制拡充による減税額試算から輸入拡大効果は幾らになってくるか。これは既に四月二十六日付の日経で紹介されておりますが、大体千五百億から千六百億円の輸入拡大効果になるであろう、従来制度分と合わせると約七千五百億円程度になるであろうというふうに思われるわけであ...全文を見る
○吉井委員 そういうふうに本当に痛みを受けているところに、実は輸入促進税制で九割近いものが大企業が恩恵を現に受けているのです。そして、輸入促進で逆輸入すればするほど、中小企業の方は円高と製品輸入の急増で本当にこれまで以上に、大臣がみずから体験もされて認識していらっしゃる以上に大変...全文を見る
○吉井委員 為替レートの問題は、せんだっても議論いたしましたし、また改めてあしたも予算委員会でやりたいと思っておりますから。  ただ、為替レートの問題は、三つ問題があるのですね。アメリカの側の双子の赤字の問題、そして日本の側の貿易黒字の問題、そして為替投機の問題ですね。この間は...全文を見る
○吉井委員 終わります。
05月17日第132回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○吉井委員 日本共産党は、私たちは、八九年の坂本弁護士一家拉致事件を初めとする一連のオウム事件の徹底捜査を要求して、また、上九一色村など関係する地元で住民の闘いの先頭に立って、彼らのどんな脅迫や妨害にも屈しないで奮闘してまいりました。昨日、オウム真理教の麻原教祖が逮捕されたことは...全文を見る
○吉井委員 警視総監の発言とは別に、総理の方は、サリンを隠匿、所持している可能性も否定できないと、昨日の段階では相反する見解を述べておられました。  これまでの警察取材に基づく報道などによりますと、第七サティアンでサリンが生成されたと思われるような記述があったり、また、第七サテ...全文を見る
○吉井委員 やはり節目節目にきちんと国民に事実を公表するということをやっていただきたいし、何よりも再発防止に全力を尽くされたいと思うのです。  この猛毒ガスを使った大量殺人、拉致監禁、暴行、児童虐待など、オウム関連の事件として深刻な問題がたくさん残っております。上九一色村の住民...全文を見る
○吉井委員 その四千五百件のお話ですが、対策はどうなっているんですか。
○吉井委員 今のお話を聞いていまして、本当にのんきな答弁だと思うのです。現場はそんな実態じゃないのですよ。  私は一週間前に見てきて写真を撮ってきましたから、これをよく見ていただきたいのですけれども、一月の地震から四カ月たって、まだこういう状態なんですよ。もともと山の多いところ...全文を見る
○吉井委員 大体、一月以来今まで四カ月間ですよ、放置されてきて、今そんなのんきなことを言ってもらっては困るのですよ。本当にその四カ月間にどういう事態が起こっているかということをもっと知ってもらわぬと困ると思うのです。  先日も、十二日の豪雨によって、神戸で地震で壊れかかった八階...全文を見る
○吉井委員 それで、本当に全力を挙げてやっていただきたいのですが、なお三つの基準ということを挙げられましたけれども、集中豪雨の雨は基準に合うところだけ来るわけじゃなくて、基準に合わないところも同じように来るわけですよ。基準に合わせてそっちは個人で心配しろと言ったって、もともと大震...全文を見る
○吉井委員 終わります。
05月18日第132回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○吉井委員 今回の異常円高で、不況からようやく脱出できるという光が見えてきたかなというところで出ばなをくじかれてしまった、こういうふうなことで全国の中小企業産地、下請中小企業、農業、漁業者の皆さん方はもう声も出ないほど不安に陥れられております。また、日本経済を支えてきた世界にも誇...全文を見る
○吉井委員 輸入促進ということで、これは、先日も本会議で輸入促進税制の問題で正森議員から指摘をしておりますように、輸入をすればまた海外移転して逆輸入するということがまた国内での空洞化を加速していっていることになるわけであります。  総理も輸出関連は大変だということは一応お認めに...全文を見る
○吉井委員 あなたのおっしゃりたいリーディングカンパニーの創出論についてはまだ別な機会にやりたいと思いますが、問題はそんな生易しい事態じゃないということなんです。  円高がどんどん進んできて、産業空洞化が進んで、そして雇用喪失が進んできているこの現実をどんなに深刻に受けとめて、...全文を見る
○吉井委員 問題は、円高対策の根本というのは、円高というこの事態を前提としての事後対策じゃだめなんですよ。今一番やらなきゃいけないことは、円高そのものの是正に不退転の決意を持って臨むということが大事だと思うのですが、その決意はおありですか。
○吉井委員 空洞化はやむを得ないなんというようなのんきなことを言っていられないということは、これは空洞化が早くに起こっているアメリカ、大量失業も出たアメリカにおいて、今ホームレスの急増とか貧困層の問題、大量失業の問題、そして麻薬、売春、殺人などといった社会の病理現象に苦しんでいる...全文を見る
○吉井委員 造船工業会会長の合田茂さんも、円高・ドル安をとめるには、輪転機を回せばドルを印刷できるという現在の制度を変えなきゃならぬと、基軸通貨国アメリカに強く責任を求めているぐらいですよ。私は、政府の態度がやはりこういう点で、ちょっと言ってみましたぐらいの話じゃなくて、本当にド...全文を見る
05月24日第132回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第9号
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○吉井委員 三人の参考人の皆様には、きょうはどうも御苦労さまでございます。  お話を伺っておりまして、特に、日本に比べて公有地比率のうんと高いヨーロッパの町がなぜあんなにきれいにうまくいっているのかなと常々思っておりましたところ、日本に比べて都市計画の面では規制がむしろかなり厳...全文を見る
○吉井委員 私ももともと大阪の方ですから、ついこの間まで田んぼだったところが乱開発が進んでいる。そういう中で、宅地開発指導要綱を設けたりして、自治体は自治体独自の規制を都市計画とともに進めてきているのが実態ですが、そういう点で、宅地並み課税で追い出すというやり方だけじゃなしに、そ...全文を見る
○吉井委員 時間が参りましたので、終わります。
○吉井委員 先ほども伺った続きで長谷川参考人に一言追加的にお伺いしておきたいのですが、民主的プロセスを経たものは尊重されなければならないというお考え、私、この点非常に土地政策や都市政策の中で大事な点だろうと思うのですが、実は、先ほども少し触れましたが、メーカーにとっては例えば開発...全文を見る
○吉井委員 きょうも田中参考人のお話をお聞かせいただきまして、日ごろユニークなお説をよく読ませていただいておりますが、昨年三月に出されました「日本政治の構想」の中でも、「日本経済グローバル化の三つの流れ」の中で情報通信などについて触れておられて、きょうはかなりその部分を詳しくお聞...全文を見る
○吉井委員 私も昔サラリーマン時代は物づくりの方の開発をやっておりましたから、大体JIS規格のハンドブックをもってやればかなりもうできるし、それほど行政的規制というのが新しい物づくりの上で不便を感じたということがなかったものですから、それだけに、規制緩和の中で多分こうなるであろう...全文を見る
○吉井委員 これは防衛問題懇談会の報告です。  終わります。
○吉井委員 私は、先ほどの伊東参考人のお話、それからまた私の知人の中にもタクシーの運転手をやっている人もおりますし、そういう話なども思い浮かべながら先ほどのお話を聞かせていただいておりました。  かつて大阪タクシー汚職というのがありまして、これはたしか免許とかそういうことをめぐ...全文を見る
○吉井委員 サービス、営業活動の改善というのは当然どういう分野でも必要だと思います。ただ、私も、興味、関心があるものですから、ほとんど二十四時間タクシーの運転をしていらっしゃる方にぴたっとつくぐらいについてみたりとか、それからトラックの運転をやる方についてもぴたっとついてみたこと...全文を見る
○吉井委員 時間が来ましたので、終わります。
05月30日第132回国会 衆議院 商工委員会 第11号
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○吉井委員 新しい法案をつくる上で、参考人の皆さんから御陳述をいただき、質疑をするということは、法案の審議の上で大変大事な意味を持っていると思います。  私はきょう、持ち時間は一分間ということであります。そこで、三つの質問を固めて、少し早口で申し上げたいと思いますが、ぜひ参考人...全文を見る
05月31日第132回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○吉井委員 私は、最初にサハリン地震に関連して伺いたいと思います。  まず、犠牲となられた方に哀悼の意を表し、そして被害者の方に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。  このサハリンの地震については、北米プレートとユーラシアプレートのちょうどプレートの境界に沿ってということ...全文を見る
○吉井委員 もちろん情報の交換も大事なのですが、何といっても観測データが決定的に弱いというのがこの地域の問題でもありますので、この点、ぜひ大臣頑張っていただきたいし、国内の方も弱いのですが、これは国内では大臣の掌になるわけではありませんが、しかし、内閣の重要メンバーの一人としてぜ...全文を見る
○吉井委員 ですから、要するに浦添埠頭地区内に新たな軍港を新設するということになりますが、これまで政府が進めてきた米軍施設の整理統合は、既存の米軍施設の範囲において進められてきたというのが通例だと思うのです。この既存の施設以外の場所に全く新規の施設を建設するというのは、沖縄返還以...全文を見る
○吉井委員 ですから、沖縄返還後、沖縄の中には全くないわけです。新規に建設しようという施設は、那覇港湾管理区域内に、あるいは港湾隣接区域にあるものとなります。  そこで、運輸省にこの機会に伺っておきたいのですが、したがって、この施設を建設する際に港湾法三十七条で言う港湾管理者の...全文を見る
○吉井委員 そこまで詳しく聞くつもりはなかったのですが、大体埋立免許のところから始まって、それぞれにそういう港湾管理者あるいはその他の許可がなければもともとできないということの確認だけてあります。  今回の合意の内容というのは最終的な決定じゃないわけですが、那覇空港の全面返還に...全文を見る
○吉井委員 案を県に示したということであって、要するにこれは国において、政府がきちっと責任をとる、それが一番大事な点ですから、その点を踏み外すことのないようにということで質問をしたわけです。  最後に、沖縄タイムズが五月の合同委員会後に県内主要な基地所在市町村長十二人を対象に実...全文を見る
○吉井委員 時間が参りましたので、終わります。
06月01日第132回国会 衆議院 商工委員会 第12号
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○吉井委員 この法案は、第一条の目的条項や趣旨説明でも明らかなように、瓶、缶、紙、プラスチックなどの容器包装廃棄物を分別収集して再商品化することによって、最終処分場へのごみ投棄量を減らそうというものであります。住民と自治体の責任で分別収集された一般廃棄物の中から効率的に再資源化、...全文を見る
○吉井委員 今、二つの方法で排出が抑制されることを期待するという、そういう答弁があったわけですが、問題はやはり、今言いましたように、開発アセスメントの考え方などに立った発生の抑制という、その根本理念が今直面している問題では一番大事なんだということを私は重ねて申し上げたいと思うので...全文を見る
○吉井委員 いずれにしても、内容物を販売する側の事業者、メーカー側と、それから消費者側、そこに着目しての方策のお考えだけなんですが、やはりその点でも、素材メーカーなども含めて本当に川上からの抑制を進めないと大きな効果というものは期待できない、その点を指摘しておきたいと思うのです。...全文を見る
○吉井委員 分別収集の上で効果を及ぼそうというお考えということなんですが、重ねて伺っておきたいのは、家庭ごみの有料化を誘導しようということではないということと、自治体に有料化しなさいよということを勧める、それは意図していないということですね。
○吉井委員 家庭ごみ有料化誘導が目的じゃないということですね。  それで、法第三十四条は、国が企業に対して再商品化のコストを商品価格に上乗せさせる、その問題になるわけですが、ここで大事な問題の一つは、今のごみの問題というのは大量生産、大量消費のシステムの中で一つは生み出されてき...全文を見る
○吉井委員 そのコストの転嫁というのはやはり本来考えるのじゃなくて、むしろ今おっしゃった再生資源化しやすいものの開発とか、それから技術的には再生資源化、再利用化が可能となっても、再生物の利用がされなければこの制度は形骸化するわけですから、法案では利用義務を現行の再生資源利用促進法...全文を見る
○吉井委員 次に、この法案で、現行の廃棄物処理法第六条の三に基づく適正処理困難物の扱いですね。これは先ほど委員の方からの質問もありましたけれども、この適正処理困難物の指定については自治体が独自に指定することをこの法によって妨げない、この点はきちっとしておるのですか。
○吉井委員 市町村が独自に指定できるのですね。最後の話尾がちょっとよくわからなかったので。
○吉井委員 そうすると、市町村が技術的等いろいろな理由でこれをできない場合は、厚生大臣が責任をとるということですね。
○吉井委員 ですから、すぱっと答えていただいたらよくわかるのですが、今度の法律ができても、自治体として扱えないものについては扱えないということで指定することを妨げるということにはなっていかないということですね。その点だけ確認しておきたいと思ったのです。
○吉井委員 それは、一つの市が全国共通のものを定めるというのはもともとできないわけですから、今の答えを最初から言ってもらったらよかったわけです。  次に、一生懸命に住民の皆さんが分別排出して自治体が収集したとしても、一体どれほどの廃棄物が再資源化、再利用化されるのか。ごみ減量化...全文を見る
○吉井委員 私、ちょっと変だと思うのですね。一応九〇%リサイクルで五五%減量化は試算されたわけですね。試算するには根拠があるわけですよ。どういう方程式を立てられたか知らないけれども、方程式の係数と初期条件と境界条件を入れ て、九〇%、五五%という数字が出てくるようにすれば、それ...全文を見る
○吉井委員 現在二十五カ所のリサイクルセンターを十年後に四百カ所にしよう。じゃ、その十年後に九〇%になるのかどうかとか、どうもお話が、何か大分時間をかけて詰めた議論をしてこられたように聞こえておったのが、最後のところに来ると何とも心もとない話で、じゃ、これからその九〇%を達成する...全文を見る
○吉井委員 終わります。
○吉井委員 日本共産党を代表して、内閣提出、容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律案に対する修正案について、提案理由を御説明いたします。  修正案の第一は、第一条の目的条項に、容器包装廃棄物の発生を抑制すること、これを盛り込むものであります。  政府案では、分...全文を見る
06月07日第132回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第10号
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○吉井委員 最後の質問者でございます。  この通常国会、予算委員会でもこの規制緩和委員会その他におきましても、私は、円高問題などについて随分やりとりしてまいりましたが、円高には三つの要因があるということなどもやってきました。もうそれはきょうは繰り返しません。こうした要因を取り除...全文を見る
○吉井委員 喪失の方の数字はよく出ているんです。創出の方ですね、シュツ、こちらについては、実のところほとんど規制緩和の議論いろいろ読んでおりましてもないわけです、具体的なものは。  規制緩和の先進国アメリカの例について見てみますと、一九七八年の航空自由法以降どうなったか。雇用が...全文を見る
○吉井委員 一度失業率が上がってまた下がったと。しかし、そこは光じゃなくて、また失業率は上がっているのですね。これが現実ですし、それからベンチャービジネスのお話、よくあるのですけれども、じゃ、具体的にどういうものが生まれてどうなるかという話はさっぱりないのです。これはあくまでもベ...全文を見る
○吉井委員 重ねて、アセスメントというものについては、本当にこれは厳しく、よく研究も検討もしてもらいたいと申し上げておきたいと思います。  これまで、自動車とか電機が下請への極端な工賃切り下げと超過密労働で異常な輸出競争力を身につけて、これが貿易黒字を生み出して、円高を招いた一...全文を見る
○吉井委員 大臣、よく聞いておいてほしいのですが、政府がこうやっているという話を今やっているのじゃないのです。自動車工業会が下請法の規制緩和を求めてきている事実とか、それから、前川レポートとか経団連その他の発想の根底にあるものがこうだということを指摘しているのです。その中で中小企...全文を見る
○吉井委員 それで、公取に来ていただいておりますので、先に少し聞いておきたいのですが、下請法による違反事例ですね。毎年調査件数の大体二四%くらいに上りますが、その中で、具体的な事例については報告を読ませていただいておりますから、もう時間がありませんので結構ですが、この下請法は、資...全文を見る
○吉井委員 中小企業庁も来てもらったのだけれども、時間がありませんので質問をおいておきますが、いずれにしても、中小企業庁の方も実はこの仕事の半分を受け持っているのですが、下請代金検査官は、六年間、四十一名のまま昨年までずっと据え置かれてきているのです。  そこで、総務庁長官、こ...全文を見る
06月08日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号
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○吉井委員 原発の推進の人であれ、反対の人であれ、慎重な立場をとる人であれ、原発の危険から国民の安全を守るという点ではみんな一致できますし、一致して取り組まなければいけない課題だと思うのです。  原発の安全性ということを考えるときに、日本で一つの重要な画期をなしたのは、九一年二...全文を見る
○吉井委員 最後のところだけ簡潔にお答えいただいたらよかったわけなのです。要するに、ECTの軸方向とか周方向とか、それは前からやってきて、まだそこから先に進んでいないというのが今のお答えの結論なのです。  まだ新しい検査技術が開発されていない中で、実は大飯原発二号では昨年四月に...全文を見る
○吉井委員 技術開発は今後の問題としても、現実に使っているものについて、今後のものは材質をかえるとかいろいろあるにしても、現実にはこれでずっと来たわけなのですね。それは変わっているわけじゃないのです。  その大飯二号機で、五月に新たに異常の見つかった百八十九本の伝熱管と、予防の...全文を見る
○吉井委員 古いものに特に特徴的というお話なのです。だから、古いからこそ老朽化ということもあるかもしれませんが、一年間で急速に施栓率が高まっていくというのは、私はこれ自体は非常に異常なことだし、うんと注意を払ってもらわなければならぬと思うのです。何も問題がなければ、もともと栓をす...全文を見る
○吉井委員 すぐとめるというお話、それは大事なところだと思うのですが、実は大飯二号でそれがなされていなかったからせんだっても問題にしたわけです。  私は、もう一つの問題として、炉心溶融について伺っておきたいと思うのですが、今度カザフスタンの試験装置を改造して、二酸化ウランを溶か...全文を見る
○吉井委員 御丁寧に御答弁いただいたところは、全部わかった上で聞いておりますので、問題は、日本に実験装置があるのかないのか、あるいは改造できないのかどうかということが一番のポイントなのです。  それで、資料をいただいて見ても、今度のものでも大体直径が約一メートル前後のものですね...全文を見る
○吉井委員 それは日本でもそう難しくないものなのですね。そんなに金のかかるものでもなくて、日本でもできるのになぜカザフなのか。それは結局、二酸化ウランを使うから、水蒸気爆発等で漏れた場合に日本国内で問題になるからという、それが一番のポイントじゃないかというふうに思うのです。違うな...全文を見る
○吉井委員 そこで大臣、なぜ私がこれをきょうお聞きしたいかといいますと、我が国の原子力開発研究というのは、法律によって、自主、民主、公開というのが定められているわけです。しかし、外国で研究するということになりますと、どこまで保障されるかということが明確になってこないのですね。 ...全文を見る
○吉井委員 もう時間が参りましたので、私は、今申しましたように、〔日本の原子力平和利用の自主、民主、公開というこの原則は、本当にきちっと担保されるように、これはまさに政治の問題になってきますので、大臣にこの点で全力を尽くして取り組んでいただきたい、このことを申し上げまして、終わり...全文を見る
10月18日第134回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○吉井委員 橋本通産大臣はあしたから四極通商会議に行かれるわけですが、自動車交渉をめぐるCIAの盗聴活動が国会で問題になった直後にカンター代表と会われることになります。九月十五日付のニューヨーク・タイムズの前に七月二十三日付のロサンゼルス・タイムズで、カンター通商代表は、日本や他...全文を見る
○吉井委員 私は、これは交渉上の手練手管の問題ではないと思うんです。これはアメリカの国家機関の日本に対する主権侵害の問題なんですから。あなたは確かに盗聴された側なんですが、ただ、報道によると、そういう盗聴に基づく情報に基づいて交渉に臨んだというわけですから、やはりその間の事情とい...全文を見る
○吉井委員 国会開会中であるにもかかわらず参加する国際会議であるわけです。そこで直接カンター代表と会うわけですから、別に時間をとってでも、私は独立国家としての日本の主権にかかわる問題として、これはあいまいな話を聞いただけでは済まされないことだと思うのです。毅然とした態度で問題を明...全文を見る
○吉井委員 私はそれぞれ利用率と稼働率だけ伺ったのですが、いずれも入居テナントは五割以下なのですね。WTCは、つい一週間ほど前にも直接現場に行って経営陣の方から聞いてまいりましたが、五割ということです。  そういう状況ですから、施設使用料の値下げ合戦が起こってきたり、大阪市では...全文を見る
○吉井委員 FAZ法で全国十八地域が輸入促進地域、FAZ地域に指定されております。例えば北九州市を見ますと、三十六億円かけて物流施設KIDを建設中ですが、続いて、三百十二億円かけて展示場、流通施設を備えたAIM、アジア・太平洋インポートマートというものの建設に着工しようとしていま...全文を見る
○吉井委員 今のお話は「財界九州」というのに出ていますが、どれも類似した構想で需要見込みの予想も立っていない、こういう指摘が「財界九州」でも指摘されているように、二の舞になるということは既に心配されている問題だということを明らかにしておきたいと思います。  民活法、FAZ法で認...全文を見る
○吉井委員 現実を見れば実態は全く合わないということは、全国を歩いてみればはっきりいたします。  最後に、時間が残り少なくなってまいりましたので、繊維産業法については、昨年春の法改正のときに、私は、国内の繊維産業を守るために、アメリカが八割、EUが五割、カナダも大体同じぐらいの...全文を見る
○吉井委員 終わります。
○吉井委員 私は日本共産党を代表し、ただいま議題となりました新たな事業活動の促進のための関係法律の整備に関する法律案に対する反対討論を行います。  反対理由の第一は、大企業への支援策を拡充して、バブル経済の崩壊と地方自治体・住民の犠牲でその破綻が明白になった民活プロジェクトを推...全文を見る
10月31日第134回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○吉井委員 私は、科学技術の発展に役立つ法律の立法に当たっては、研究に携わる学者とか、また試験研究機関などの研究者、研究支援者などの、これは非常にすぐれて学問研究の自由や、あるいは研究の自主性、自立性の尊重や保障が求められる分野であるだけに、日本学術会議が六二年の三十六回総会、七...全文を見る
○吉井委員 次に、第九条三項の関係で「あらかじめ、科学技術会議の議を経なければならない。」としているわけですが、この科学技術会議というのは、第五条で議長を総理大臣が務めることとし、また第六条で、議員の中には大蔵大臣、文部大臣、経済企画庁長官、科学技術庁長官など閣僚が入ってのもので...全文を見る
○吉井委員 第九条六項とともに、第十条、十二条、十五条関係について次に伺いたいと思いますが、これまで、少ない研究費の中でプロジェクト研究主義に走ると他の研究分野が圧迫されてしまう、一層貧困な研究費となるという根本矛盾がありました。  そこで、九一年五里二十一日の国立大学協会会長...全文を見る
○吉井委員 最後に、科学技術庁長官に伺っておきたいのですが、大学、国公立試験研究機関などの経常研究費の落ち込みというのは非常に深刻なわけですね。先ほど大学財政懇談会の文書を少し長々と引用いたしましたが、私なんかも見に行きまして、本当に大変です。  そこで、来年度予算編成に当たっ...全文を見る
○吉井委員 終わります。
○吉井委員 私は、日本共産党を代表して、科学技術基本法案の一部修正案についての趣旨と理由を御説明いたします。  修正点の第一点は、法律案の目的条項に平和目的を追加し、明記することであります。  科学技術の振興を図る目的は、科学技術の水準の向上や我が国経済社会の発展だけではあり...全文を見る
11月01日第134回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第3号
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○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、ポール・ホフさんとアラン・コワンヌさんに参考人としてお忙しいところ御出席いただきまして、どうも御苦労さまでございます。  最初にポール・ホフさんに一、二お伺いしたいと思うのですが、実は昨年の秋、トーマス・ジョルダン台...全文を見る
○吉井委員 質問が少しお答えにくいようなものであったかもしれませんが、今の点に少し触れておきますと、実は、先ほど言いました過密労働の問題なども含めて、日本の異常な輸出競争力ができたことから貿易黒字が生まれて、これが円高へジフトしていくということになってきたというのが全体としての流...全文を見る
○吉井委員 お忙しいところ、ありがとうございました。
11月07日第134回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○吉井委員 十月の十八日からの奄美群発地震に、島民の皆さんの中で不安が大変高まりました。もともとここはユーラシアプレートとフィリピン海プレートのプレートがぶつかって沈み込んでいっている境界に近いところです。今世紀に入ってからは、少し見てみますと、この地域ではマグニチュード七以上が...全文を見る
○吉井委員 それで、プレート境界近くで海底活断層も随分あるところです。きょう、私、神戸以来すっかりおなじみになりました活断層地図も持ってきておりますが、時間がありませんので、これを広げてやりたいところですがそれは省略します。  奄美群島の各市町村に、こういうときですから、やはり...全文を見る
○吉井委員 これまで指定されている地域だけじゃなくて、今おっしゃったように、ぜひ強化を図っていただきたいというふうに思います。  次に、FBR「もんじゅ」の申請図書が先日来公開されました。ファイルで百七冊、三万五千ページに及ぶものでありますが、全ページに白ぼて、真っ白というふう...全文を見る
○吉井委員 原子炉から中性子線がどう漏れていくか、それを計測するようなものが、こんなものが財産権に全く当たらないということはだれが考えてみても私は常識中の常識だと思うのです。  さらに、FBRのプルトニウム燃料については、これは普通は軽水炉で使って取り出したものをまた使うわけで...全文を見る
○吉井委員 そんな説明では全くだめですよ。  これは、実は既に昨年の秋、この炉心の問題が出てきました。あのとき、岡崎原子力局長からの答弁で、反応度が低い値を出したというのは事実だということを認められたわけであります。結局、私は、非公開の本当の理由というのは、核分裂性プルトニウム...全文を見る
○吉井委員 昨年、この問題で参議院の産業・資源エネルギー調査会の会議録を私は改めて読んだのですが、ここでもやはり岡崎原子力局長の答弁で、原子力の開発利用を進めるに当たりましては、情報を積極的に公開し、適時的確に公表していくよう動燃を指導してまいりたい、これが答弁でした。  大臣...全文を見る
○吉井委員 終わります。
11月08日第134回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第4号
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○吉井委員 私は、きょうは大店法の規制緩和の問題について質問したいと思うのですが、ただ、その答弁をいただく大臣のけさほどの新聞報道などを見まして、やはりこれは政治姿勢についても、大臣の場合によっては資格や資質にかかわってくる問題ですから、一言お聞きをしておかなければならぬ、こう思...全文を見る
○吉井委員 つまり、このオフレコ発言の内容がそのとおりであって、さらにその内容が間違った発言でなかったというふうに考えていらっしゃるということを今お答えになったのでありますが、私は、それはやはり、藤尾文部大臣などが発言の責任をとって辞職されたように、もし今でもこの内容がそのとおり...全文を見る
○吉井委員 九四年商業統計速報、ことし四月発表の分ですが、これによりますと、九一年から九四年にかけての三年間で、小売商店の総数は全国平均で六・六%の減少となっております。とりわけ中国、四国、九州の商店の落ち込みは本当に深刻です。  通産省に確認しておきたいのですが、福岡では七・...全文を見る
○吉井委員 実はこの数字は通産省から事前にいただいたものですから、これはこのとおりであるわけです。  先日、朝日新聞で、千平米未満の第二種大型小売店出店申請が、九州では前年の三・四倍、大店法緩和で急増したということを伝えております。その影響がどう出ているかということで、実は昨年...全文を見る
○吉井委員 それで、大臣の地元の方でも、御承知のように、十一月二十三日には、売り場面積一万平方メートルを超えるダイエー延岡店出店ですし、来春には、旭化成の子会社も出資する旭ジャスコが、延岡に売り場面積二万平方メートルを超えるどでかいものを開店する。一層深刻になることは大臣自身が地...全文を見る
○吉井委員 浸透して、大変な事態が広がっているわけです。この間、消費者利益のためということを大義名分にして、規制緩和、大スーパー進出という事態が進んだわけですが、総務庁の調査結果を見ておりまして、注目すべきものもあります。  例えば、消費者団体の中の声として、  当初、大店審...全文を見る
○吉井委員 時間が参りましたので、最後に一点だけですが、大臣おっしゃった、若い人も雇用の面では大体パートを中心とした不安定雇用だけの職場ということが非常に多くて、この面では決していい解決の道はないということも申し上げておきたいと思うのです、延岡の例なんかそうですが。  最後に、...全文を見る
○吉井委員 終わります。
12月27日第134回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○吉井委員 日本共産党の吉井でございます。  けさほど来の質疑の中で、大石理事長の方からは、すべての情報を積極的に公開するように指示しているという答弁がありました。それから、大臣の方からも、速やかな情報公開が必要だと答弁がありました。  この情報公開の問題というのは一般論で議...全文を見る
○吉井委員 最初に装荷したのが二百七十トン、これもキログラム単位で出してもらわないとわからないと私は思うのです。今は、二百八十キログラムという全然違う話をしていらっしゃるのですね。そうじゃなくて、ダンプタンクとオーバーフロータンクに回収してきて、そのタンクは幾らになったか、これは...全文を見る
○吉井委員 ですから、現時点では一トンのナトリウムの漏えいがあったということです。本当は、もっとこれはキログラム単位で出てくるはずなんです。ただし、そこには途中でナトリウムが付着している分があるかもしれないし、それはわかりませんが、やはりそういう基本的なデータを、何でここで言って...全文を見る
○吉井委員 どうも意味がよくおわかりでないみたいですが、問題は、私が聞いているのは、安全局の出したマニュアルの基本どおりなぜやっていないのかということなのですよ。  それで、動燃が出されたチャートを私も読みました。二次系のオーバーフロータンクの液位、これは技術屋さんであればすぐ...全文を見る
○吉井委員 それは理事長が直接チャートをごらんになられたらわかります。重大なことは、警報が出た後でも十二分後に制御棒が一ミリ上がる、つまり出力上昇を続けていたということが、このいただいたコンピューター記録を見れば読み取れるわけですね。  なぜこんなことになったのかということを私...全文を見る
○吉井委員 それはチャート紙をよくごらんになられたらわかるように、A、Bと明確に違う下がり方を読み取ることができるのです。それは今後技術的な解明等がありますから、私は、きょうはもう時間がないからそれ以上はおいておきますけれども、しかし明確に、少なくともあなたのところでとられたチャ...全文を見る
○吉井委員 もう時間が参りましたので、ただ一言。  私は、我が国会の衆議院の科学技術委員会の調査に対して、これほど無礼なことはないと思うのです。それについては、後ほど委員長からも、手厳しい対応というものをよくお考えいただいて、やってもいただきたい。これは委員会としてやはり対応が...全文を見る
○吉井委員 終わります。