吉岡賢治

よしおかけんじ



当選回数回

吉岡賢治の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第118回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
議事録を見る
○吉岡委員 私は、初めて逓信委員会で発言をさせていただく機会をいただきました。  前大臣、大石千八先生がパチンコ疑惑ということで新聞をにぎわしました。今度の主管大臣である深谷郵政大臣はよもやこういうことにはならないであろう、このように期待をしながら清々とした気持ちで参りました。...全文を見る
○吉岡委員 今、平成六年に照準を合わせて物を言いました。先ほど言いますように、七チャンネルの波が八チャンネルになっていく、さらには放送時間も延長していく、こういう状況にある、そして職員はどんどん減らしていく、一体そこで何が起こるのか、私は非常に心配であります。  今、日放労に働...全文を見る
○吉岡委員 答えになっていないですよ。何人かと聞いているのだ。どのくらいだと目安を言ってくれ。数字を言ってないですよ。
○吉岡委員 今理解をせいと言われても理解できぬわけです。二百億を減らすんでしょう。労働条件が悪いから上げにゃならぬでしょう。仕事はたくさんあるのでしょう。整合性がないんです。その点を指摘しているわけでございます。  私はなぜこんなことを言うかと申しますと、私の地域にかつて二人の...全文を見る
○吉岡委員 平成六年を想定して衛星放送を一千万戸にしたい、こういうふうに言っておられます。このことは、今研究が漸次進んでおりますハイビジョンがプラスされる中でそのハイビジョンの普及、こういうことをも考慮に入れた事業計画になっているわけでございます。そうなりますと、今まさに財政的に...全文を見る
○吉岡委員 大臣にお聞きしたいと思います。  今の討論の中でもおわかりいただいたと思います。今、我が国の放送の体制というものが一体どうなっていくのかということについて、私は非常に心配をいたしておるわけでございます。したがいまして、公共放送事業体としてのNHKをどのように位置づけ...全文を見る
○吉岡委員 NHK、どこへ行く、こういうことにならないようにお願いをしたいと思いますが、ただ、それがNHKに対していろんな意味で介入をするという意味でないということについても御理解をいただいておきたいと思います。  二つ目の問題、受信料料金の値上げについてお尋ねをしたいと思いま...全文を見る
○吉岡委員 数字を教えていただきまして、このことが、いわゆる消費税がNHK事業に適用されておる、こういう現実の中で受信料値上げの大きな要素になっているということを一つは言いたいわけであります。したがいまして、逆進性が強い消費税というふうに言ってきましたが、ここでもそのことを申さね...全文を見る
○吉岡委員 財政が硬直化をしているということはよく御存じのはずでありますから、私はあえてここで、免除についても、あるいは国際放送についてはすべて国が責任を持つ、こういう態度が望ましい、こう思っていることを申し添えておきたいと思います。  衛星放送の問題あるいはハイビジョンの開発...全文を見る
○吉岡委員 ハイビジョンの欠陥は、要するに小型化できない、機動性が悪い、こういう状況がありますから、今会長がおっしゃったような方向になればそれほどすばらしいことはないと思いますけれども、研究の段階とおっしゃっておるわけですから、もしそのことが我々の聴視料の助けになるなどということ...全文を見る
○吉岡委員 いずれにしても、保険で返ってくる、こういうことがあったとしても、二十七億の保険料は国民の負担になるわけであります。  BS2b、この打ち上げのときには国は四〇%、NHKは六〇%というふうに聞いておるのです。そして、今後打ち上げられるであろうBS3についても、宇宙開発...全文を見る
○吉岡委員 それでは、難聴対策の問題について少しく質問をしてみたいと思うのです。  テレビばかりが注目を浴び、私たちの国民生活にとって家庭の中ではかけがえのないものになってきていますが、カーラジオについてお聞きしたいのです。  カーラジオというふうに言いますけれども、車に乗り...全文を見る
○吉岡委員 カーラジオのことですが、高速道路があるところはよろしいわ。高速道路のないところは、今のお話でいきますとあかんということですから。国道の周辺だって私の地域では聞こえないところがいっぱいあるのですよ。ポケットベルでも自動車電話でもその方向で努力しているのです。NHKも、や...全文を見る
○吉岡委員 やろうと思えばできると思いますから、ぜひ努力をいただきたいと思います。  私は今いろいろな問題を申し上げてみましたけれども、料金値上げを含む内容について疑問に思ったからであります。  さて、そういう状況に加えて、最後に質問させていただきたいと思います。ラジオでもテ...全文を見る
○吉岡委員 大臣がおっしゃることについても理解をしますけれども、いずれにしても視聴者の立場というのは、先ほど言いますように放送者に向かってアクセスするということが本当にできない、こういう状況でございます。わずかにアクセスできる方法が一つあるわけであります。それは受信料不払いが今だ...全文を見る
○吉岡委員 今お答えいただきましたので、一生懸命やっていこうという姿勢を持っておられるのですが、いかんせんそれではどうかといいますと、苦情を言ってもナシのつぶて、こういう現実というのがやはりあるわけでしょう。したがって、放送の苦情処理委員会を設置するだとか、あるいはNHKの蓄積情...全文を見る
○吉岡委員 以上、問題点をいろいろ質問させていただきました。いろいろな御回答をいただいたわけでございますが、そのことを本当に真剣にお考えになって検討いただき、さらに実のあるものにつながっていきますよう心から祈念を申し上げ、視聴者という立場での我々の生活、このことを通して問題を提起...全文を見る
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
議事録を見る
○吉岡分科員 大野運輸大臣並びに運輸省の皆さんにおかれましては、常日ごろ国民生活に不可欠な人員あるいは物資の輸送につきまして、その手段と安全についての所管にベストを尽くしていただいておることに心から敬意を表するものであります。  予算委員会の第七分科会におきまして発言の機会を与...全文を見る
○吉岡分科員 それでは、昭和六十一年十一月、宝塚-新三田間複線電化工事後、新三田-篠山口間について、JR西日本は採算が合わないことを理由に実質凍結されていますけれども、JR福知山までの今後の見通しについてお聞かせいただきたいと思います。
○吉岡分科員 福知山線の複線化は兵庫県の丹波・但馬地域あるいは京都府の丹後地域の活性化を図っていく上で、県政あるいは府政の重要な課題になっているところであります。現に、知事あるいは県会議員、関係市町長さらに町会議員、地域の自治会、これら挙げて参加し、JR福知山線複線化早期実現広域...全文を見る
○吉岡分科員 今、第一義的にはJRが判断すること、こういうふうに言われました。それでいいのでしょうか。先ほど言いましたように、大臣の認可が既におりている事業であります。二十年になんなんとする間の中で七五%の用地買収を完了し、そしてそのことに協力をしてきた、そういう実態があるわけで...全文を見る
○吉岡分科員 三田市のニュータウン建設にもよりますが、一九八九年五月の宝塚付近の調査でございますけれども、一日平均乗客三万五千七百人、年間伸び率二三%であります。東海道本線の大津付近の伸び率が九%、湖西線の伸び率が八%というふうに聞いております。もしこれが間違いであれば御指摘いた...全文を見る
○吉岡分科員 地元との協議ということでございますが、私はぜひお願いをしたいと思うのです。  今申し上げましたように新三田駅ができた、そこまでは複線ができているわけでありますが、三田の人口増あるいは工業団地の造成、このことが急ピッチで進んでいるわけでございます。新三田まではとおっ...全文を見る
○吉岡分科員 それでは少しお聞きをしておきたいと思います。  確かに県、地元、それからJR西日本で構成する福知山線対策協議会で複線化への話し合いが行われているというふうにお聞きいたしております。拠点駅における利便性とか集客機能、さらにはJR西日本との整備手法の検討ということが進...全文を見る
○吉岡分科員 少し話がおかしいと思うのですね。それでは、事業認可は一体だれが出されたのですか。
○吉岡分科員 同様な回答がぐるぐる回っている感じになっているわけです。  そこで、大臣にお聞きしたいと思います。  少なくとも住民は篠山線廃止のときから約束をされておる。そして、今日まで用地買収に協力をし、七五%まで既に済んでおります。残り二五%についても協力をする。そしてそ...全文を見る
○吉岡分科員 それでは、既に運輸大臣が認可されている事業でございますから、大臣の回答を求めたいと思います。
○吉岡分科員 同じ問題でございますけれども、角度を変えて申し上げてみたいと思います。  公共事業で武庫川改修工事が現在軌道に乗りまして進んでおります。平成三年度には、先ほど申し上げました新三田と篠山口間、この広野というところにJR福知山線の武庫川橋梁がかかっている箇所を含めて二...全文を見る
○吉岡分科員 非常に原則的なことを聞いてみたいと思います。  JRの監督官庁は一体どこなんでしょうか。
○吉岡分科員 国鉄改革で民営化なされた、こういうふうに言われております。しかし特殊会社であります。運輸省が責任あるのは当然じゃないでしょうか。先ほどから繰り返しておりますように、既に大臣の認可を得て工事が進められ、そして残工事だということで約束されている問題を、すべてJRJR、あ...全文を見る
○吉岡分科員 今お答えがございましたが、どうぞひとつ所管省として、あるいは所管大臣として、この件について真摯に受けとめていただき、いろいろな困難もあろうかと思いますけれども、JR西日本に対しましてもひとつよろしく御要請いただく、あるいは調査をいただく、そういうことで早期実現にぜひ...全文を見る
○吉岡分科員 二言目には採算性ということが出てくるわけでありますが、私は冒頭申し上げましたように、今日の状況の中でまさに過疎に悩む地域あるいはそういうところに誇りを持って生き抜こうという人たち、そういう問題に社会資本を投下するということが必要だと思いますので、そういう視点を持って...全文を見る
04月27日第118回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
議事録を見る
○吉岡分科員 綿貫建設大臣及び建設省におかれましては、国民の生活にとり日に日に重要さを増しております総合交通体系や河川管理など、その所管に懸命に取り組んでいただいていることに心から敬意を表するものでございます。  予算委員会の第八分科会で発言の機会を与えていただきまして、心から...全文を見る
○吉岡分科員 今お答えいただいて、調査中、これから選定をするということでございますが、とりわけこの主要幹線道の沿線には、氷ノ山国定公園、山陰海岸国立公園、若狭湾国定公園などが相連なっておりまして、今後のリゾート開発、観光の振興はもとより、産業立地の推進、そして地場産業の育成発展な...全文を見る
○吉岡分科員 今おっしゃいましたように、現在兵庫県においても管理道路であるという立場から、下岡工区、香住工区、全部工区、諸寄工区、こういうふうにしながら道路改良工事及び特一工事を鋭意進められておるところでございます。また、建設省におかれましても、今お話がございましたように権限代行...全文を見る
○吉岡分科員 この幹線は海岸線にずっと延びておりまして、まさに地域における幹線道路というふうに言って差し支えない道路でございます。ぜひ深い御理解をいただきながら、今三工区、ここまではめどがついておるわけでございますけれども、そこで権限代行事業をやめられるということになりますと大変...全文を見る
○吉岡分科員 今、和田山のところまではお聞かせいただいたとおり事業化が進められる、こういうふうに理解をしているわけでございますが、和田山から豊岡間につきましても建設省で現在概略計画線の調査を実施中というふうに聞いております。調査の促進を要望するとともに早期事業化をぜひお願いをした...全文を見る
○吉岡分科員 以上三点について質問をさせていただきました。ぜひ建設省の真摯な御検討をいただき、そして今申し上げましたとおり過疎に悩む地域に社会資本の投下といいますか、そういう意味で光を当てていただき、地域の活性化、そしてそこに住む人たちが本当にまじめに、さらに生きがいを持ちながら...全文を見る
05月24日第118回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
議事録を見る
○吉岡委員 深谷郵政大臣の所信表明に関連して質問をさせていただきます。  大臣は電気通信行政関係について、一つには地域の情報化の推進、また二つには電気通信市場の活性化について述べておられます。二十一世紀へ向けて情報化社会が日を追って成熟するときでもあり、当を得たものと理解をさせ...全文を見る
○吉岡委員 今の答弁でいきますと、理屈からいうとこういうことが成り立つと思います。例えば三井物産の一九八七年一人当たりの売上高は十五億八千百三十八万円であります。それに対して従業員は八千九百三十六人。ちなみにトヨタを例にとってみますと、三井物産と比較しますと、人員は三千九百八十七...全文を見る
○吉岡委員 さまざまな指標を使われたのは当然でございましょう。これを正確に使われているかどうか、このことは大変大きい意味を持つという立場で私は質問をさせていただいております。  生産性についてお尋ねをしてみたいと思います。  答申では、生産性は年々向上しているものの必ずしも高...全文を見る
○吉岡委員 答弁者の方に少し正確に答えるように言っていただきたいと思います。いろいろなことを言っておられますけれども、的確に私の問いに答えていらっしゃらないのですよ。今後気をつけていただくように委員長の方からひとつお願いをいたします。  続けて質問をさせていただきます。  今...全文を見る
○吉岡委員 再度申し上げておきますけれども、一昨日ちゃんとコピーして渡してありますから、いろいろな説明はいいのです。口頭でもいいですから、認識をきちんと答えていただきたいとこっちは思うのです。  引き続いて申し上げてみたいと思います。  経営の効率化についてお尋ねします。 ...全文を見る
○吉岡委員 次に、労働装備率と従業員数についてお聞きをいたします。  中間答申では「有形固定資産の額が非常に大きいにもかかわらず、同様な東京電力に比べ、労働装備率は著しく低く、従業員数が相対的に多いことが示唆される」このように述べております。NTTは装置産業であると同時に、高度...全文を見る
○吉岡委員 今指摘しましたことにつきましても考えていただきたいと思うのですよ。労働装備率の一番高いと言われる電力と比較するなら労働集約型の企業ともきっちり比較をし、そういう中で一体どうかということをやってこそ公正な判断ができる資料となるはずであります。そういう立場からいいますと、...全文を見る
○吉岡委員 記述には問題がありますがと一言言ってくれればそれでいいんですよ、何遍も同じことを言わないでも。  続けて言います。要員削減についてお尋ねします。  民営化以降の要員削減について、「退職者数から新規採用者数を除いた自然減の数と同じ」であり、「自然減以上の要員削減の余...全文を見る
○吉岡委員 委員長、ちょっとはっきりしてほしいのですね。今、森本通信局長がお答えになったのは、中間答申の内容の説明をされているにすぎないのですよ。私はその上で今申し上げたように、自然減以上の要員削減の余地はないかということに対して、自然減以上ということになると首切り以外にないじゃ...全文を見る
○吉岡委員 同じ回答になっておりますから、視点を変えてお聞きします。  この件について、労働省の見解をお聞きします。
○吉岡委員 郵政大臣にお聞きします。  今の労働省の回答ということで、その見解を郵政省の見解とさせていただいていいのかどうか、お聞きします。
○吉岡委員 次に、シェアについてお聞きしておきたいと思います。  新規参入状況というのは八九年九月一日で第一種で五十社、特別第二種で二十七社、一般第二種で七百四十三社となっております。中継系NCC、地域系あるいはポケットベル、自動車電話と、多数の企業が電気通信市場へ参入していま...全文を見る
○吉岡委員 時間がございませんから、シェアについて一つだけ御指摘を申し上げておきたいと思います。  NCCとNTTのシェアのあり方について、電話では二・七、あるいは専用線では五・五、こういうように報じられておりますけれども、それはNTT市内、市外を含めた全体の収入に対する割合が...全文を見る
○吉岡委員 終わります。
05月30日第118回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
議事録を見る
○吉岡委員 ただいま秋葉委員の方から、通信あるいは放送について総括的なそしてまた多岐にわたる質問があったかと思います。私は具体的に今回の円滑化法についてお聞きしてみたいと思いますから、よろしくお願いいたします。  まず、郵政大臣の所信表明において、「平成二年度には、郵便局間を衛...全文を見る
○吉岡委員 整理していただいたのですが、そこでお聞きしたいと思います。  郵政省は衛星のトランスポンダーを十億で一つ買っておられる、こういうように聞き及んでおります。それから、先ほどから秋葉議員の方からの質問で、この円滑化法案をいわゆる衛星機構を通しての支援措置、こういうことに...全文を見る
○吉岡委員 仮の話をして恐縮でございますが、例えば広範囲にわたる自治体が第三セクターを形成して、それでトランスポンダーを買いたいとかそういうことになったとしたら、この地域の発展のためにということで円滑化法の適用を受けることができますか。
○吉岡委員 具体的に次に入ってみたいと思います。  地域通信・放送事業では情報化がおくれている地域を支援することになるというふうになっており、情報化のおくれ、こういう基準について、何だろうか私は非常に疑問に思います。CATVが例示されていますけれども、新たなインフラの構築を不必...全文を見る
○吉岡委員 円滑化法案で地域の充実をさせていくという、そういうことの中でCATVも事例に出ておりましたので申し上げたのですが、そういう現在ある法律の中にも矛盾がありますよ。そういう部分もやはり解決をしていくということも今後ぜひお考えいただきたいと思いますので、ひとつ再度一言御返事...全文を見る
○吉岡委員 CATVの新しい事業を始めようとする方々が当面どうだというと、新しく回線をつくらなければならぬ、じゃそれまでに一種事業の回線を借りようか、こういうことだってやはり起こり得ると思いますので、その点についてひとつぜひ御検討いただきますように要望しておきたいと思います。 ...全文を見る
○吉岡委員 もっともそうだろうと思いますけれども、それでは、この円滑化法案の中で新たに起こす放送事業というのは具体的にどうなんでしょうか。例示されておるのはファクシミリ放送、こういうことになるわけでございまして、そういうことになりますと勢い、私が先ほど申し上げたように、民放を開設...全文を見る
○吉岡委員 NHKでもこれは近々やろうというふうに言っておられる内容ですね。それが例示に出ておりますとやはりこれは相当の放送設備を持った民放だ、こういうふうに思わざるを得ないという一面があることを御指摘申し上げておきたいと思います。  私はそういうことを考えて、放送資源には限り...全文を見る
○吉岡委員 通信・放送共同開発事業では広帯域ISDNが例示されております。これは私の考えでは第一種事業、こういうことになろうかと思いますが、郵政省の認可を受けた特定事業者だけが優遇されるということになりはしないかというように問題を感じておりますが、いかがでしょう。
○吉岡委員 通信事業に対しましてNTTもしくはNCCなど既存の第一種事業やあるいは第二種事業、こういうものとの将来的な影響というものがどのように考えられるのか、明らかにしていただきたいと思います。
○吉岡委員 少しずつわかってきたのですが、端的にお聞きしたいと思います。放送事業でNHKが、通信事業でNTTもしくはNCCがこの法適用を受けたいという申請があったら具体的にどうなるでしょうか。
○吉岡委員 今大企業にはないだろうと言われますけれども、NHKだってNTTだって今大変でございますから、それぞれの地域の中で働いている人たちは、過疎地では赤字の中で働いているのです。そういう状況の中で、職場が失われていくという状況の中で地域の中の通信事業をということで、例えばその...全文を見る
○吉岡委員 それでは次の問題に移りたいと思います。  円滑化法の第三条で郵政大臣は実施指針を定め公表することになっています。どんな実施指針についての構想を郵政省としてお持ちですかということでは、先ほど秋葉議員の方に回答されておりますから、それは承りましたということにしたいと思い...全文を見る
○吉岡委員 同三条の六項で審議会の意見を聞くというふうにあります。それは新たな審議会をつくるのかどうか、その審議会とはどんな審議会でしょうか、お尋ねいたします。
○吉岡委員 電気通信審議会については、私は残念ながら疑問を持たざるを得ない、こういう状況にあります。中間答申、さらに最終答申で、情報通信事業のあり方についての認識及び現状分析について初歩的な疑問点を残す記述が多いからであります。国民、利用者の最大関心事であるあまねく公平なサービス...全文を見る
○吉岡委員 大臣には後の方でも答えていただきますから……。  今お答えいただいたのですけれども、私はなぜ電通審に対して今申し上げたような厳しい姿勢を持っているかということであります。私は過日にも質問をさせていただいた中で幾つかの問題点を明らかにしてきたところであります。  例...全文を見る
○吉岡委員 大臣、一言つけ加えていただきたいと思います。先ほど私はいろいろ問題を提起しましたが、やはり公平に見詰めていただきたい、こういうことでございます。その点について、この審議会に付託するに当たってぜひお願いしたいと思います。一言お願いします。
○吉岡委員 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。私は、その審議会に付託していただくに当たって以下のような意見を持っておりますので、つけ加えておきたいと思います。  その一つは、この円滑化法案の本旨というのは、私は何としても大切にしていただきたい部分がございます。それは地域の通...全文を見る
○吉岡委員 いろいろ言いたいことがございますけれども、時間が参りましたのでこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月13日第118回国会 衆議院 逓信委員会 第11号
議事録を見る
○吉岡委員 受信障害対策中継放送についてということで法案が出ているわけでございますが、私は率直に国民、さらには視聴者の立場で疑問点についてお聞きをしたいと思います。  僻地における難視聴対策の推進が今回の法律の中に挙げられています。放送法二条の二、六項に、放送事業者はあまねく受...全文を見る
○吉岡委員 何かもう少しわかりませんけれども、私はこんなことを感じるのです。そういうことであれば、同意語だというふうにおっしゃるなら、さきの通信・放送衛星機構法の改正のとき、衛星放送受信対策基金の創設によって、個別家庭への助成措置ということで三十億の基金をつくられて、受信のパラボ...全文を見る
○吉岡委員 また後でこの関連はきちっと言わせていただきたいとおもいますが、続けていきたいと思います。  今ここで言う僻地における実情について、例えばNHKとそれから地元の僻地の皆さんが自主的に中継設備といいますか、共同受信設備をつくっておられるその数とさらに世帯数について明らか...全文を見る
○吉岡委員 今数字はほぼ明らかにしていただきましたから、そこで私は申し上げたいのです。  僻地というのは言うなれば自然の中における受信障害でございます、山とかいろいろなもので。そういう意味で考えてまいりますと、今まで多くの、今申し上げたように、あまねく受信ができるようにという放...全文を見る
○吉岡委員 今共同アンテナを使ってみずからのお金で視聴しておられる方が七十二万にも及ぶというふうに言われました。その人たちは一体ここで言う難視聴地域に当たるのか、あるいはいやいやそうでなくて十分電波は届いているのだという判断にお立ちなのか、お聞きをしたいと思います。
○吉岡委員 ちょっとおかしいですね。それでは共同アンテナが風で倒れるとかいろいろな事故で倒れるとか、あるいは更改期が来たといったときにはどうなるのでしょうか。
○吉岡委員 先ほどだれかの質問の中で、NHKは共聴アンテナ等をめぐらし、そしてまたあと十万戸残った難視聴に対しては、いわゆる衛星波を受けることによって解消したものとするという方向で御答弁があったと思います。全国的な状況の中で今申し上げたような実情を考えますと、放送事業者が受信をさ...全文を見る
○吉岡委員 私こういうことを思うのです。一方では、先ほども触れましたように、放送法二条の二、六項で、放送事業者があまねく受信できるように努めるという義務規定があります。そういう法律が一方でありながら、今回の受信障害対策中継放送についてということで都市部に焦点を当てた部分については...全文を見る
○吉岡委員 今の答弁、少しおかしいのではないかと思うのです。それでは、放送法二条の二、六項というのはNHKというふうに決められていることなんでしょうか、民放は関係ないというふうに読んでいいのでしょうか。
○吉岡委員 今、民放も含まれている、そういうふうにお答えいただいたのです。としますと、今回の法律は民放だけだということで、それでも結構ですけれども、一方では放送事業者が責任を持ちなさいよというふうに言いながら、一方では自分のところでやりなさいよという法案をつくるというのは矛盾があ...全文を見る
○吉岡委員 いわゆる都市難聴ということと自然難聴といいますか、もっと言えば、この法律の用語で言えば都市受信障害と自然受信障害ということにでもなるのでしょうか、この辺を明確に定義していただいたらある意味ではわかるのではないか、こう思いましたから申し上げているのです。  だから、性...全文を見る
○吉岡委員 放送事業者の責務を放棄することになると思うのですが、いかがでしょう、今の見解では。
○吉岡委員 水かけ論になっているようですが、先ほどから私が申し上げますように、全国的に今民放では四十万の難視聴があり、そして今日までつくった中にでも、七十二万からの人たちが独自の費用でもってやった方々がいらっしゃる。そういう視点で物事を見ていただかないと、法律の運用上大変なそごを...全文を見る
○吉岡委員 平行線だと思いますけれども、それじゃ最後に申し上げます。  原因があって、それについてはSHFだとか利用しながら解消を図っていくことは、いわば建築主等、あるいは原因が明確なところで設備していただき、そして受信不可能なところを解消していく、こういうことですね。そうすれ...全文を見る
○吉岡委員 最後の質問にさせていただきます。     〔大野(功)委員長代理退席、委員長着席〕  ぜひ、今御答弁のあった方向でお願いをしたいと思いますが、できれば私どもが矛盾として指摘させていただいた点について採決まで御修正いただき、僻地に対する温かい御配慮がいただける、そう...全文を見る
06月20日第118回国会 衆議院 逓信委員会 第13号
議事録を見る
○吉岡委員 簡保三法の改正ということで幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  私は、まず一つは、なぜ郵政の三事業が公企業なのか、このことについてお聞きをしたいと思うのです。  郵政三事業は、需要の変動にかかわりなく安定的なサービスを提供する必要がある、また外国との交歓...全文を見る
○吉岡委員 私はぜひ公企業として守っていただきたいという気持ちを込めて申し上げたつもりでございます。  そういう意味で、郵政事業というのは、なるべく安い料金であまねく公平なサービス、そして国民生活の安定と福祉の増進、こういう言葉で郵便法の第一条あるいは郵便貯金法の第一条、簡易保...全文を見る
○吉岡委員 ひとつその点よろしくお願いしたいと思います。  といいますのも、ウォルフガング・フリードマンの「公企業の理論的根拠」というのを一つの背景にしながら、全逓の皆さん方も一生懸命勉強しながら頑張っておられると思いますから、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  さて、...全文を見る
○吉岡委員 何もひがまれる必要ないので、むしろ内容からいえば郵政省の皆さんにということの方が、より皆さん方に働きがいがあるような表現だろうと思っておりますが、何はともあれ監督官庁に脱皮しようなどという考えがなかったことについて安心をいたしました。  次に、簡易保険のシェアについ...全文を見る
○吉岡委員 期待をかけた新商品だということで、皆さん方が真剣に育てていこうというふうにお考えになっている姿勢はわかりました。  お聞きするのですが、平成二年のシェアで、要するに保有保険金額というのが九・六%、契約件数は三三・八%でございますから件数だけはきちっと、シェアは大きい...全文を見る
○吉岡委員 シェアの問題については限度額のところでまた触れさせていただきますが、先ほど、生涯保障保険、いわゆる新商品でございますが、平成三年、来年度で三十万件、こういうことでお答えいただきました。ただ私は、張り切って頑張っていただくのはいいと思うのですが、三十万件を予測されて、そ...全文を見る
○吉岡委員 主力商品として三十万件を売ろうということですから、それなりに宣伝もしなければならぬだろう、また職員にも商品知識なりそういうことについても進めていかなければならぬだろう、こういうように思うところでございます。  そこでお尋ねしますけれども、新商品について、職員の研修の...全文を見る
○吉岡委員 職員に研修をして頑張っていただく、こういうことでございますけれども、職員の皆さんもやはり何もないと寂しいわけですから、募集推進のための手当というものが創設されていると聞いているわけで、その辺の問題について、これは賃金に類することですから労働組合と十分にお話しになってい...全文を見る
○吉岡委員 今お聞きしました募集手当があるのだということに甘んじてもらってはいけないということがあると思うのです。職員の皆さんは日中おうちに行ってもなかなかお客さんに会えないというようなこと等で、結果としては夜に行かなければならぬとか、そういうことがやはり現実にはあるようでござい...全文を見る
○吉岡委員 今まで六、七点にわたって聞いてきたのですが、大体ここまで聞いてみますと、例えば一つの商品の原価とでもいいますか、そういうものが出るような要素をおよそ聞いてきたと思うのです。  今回、新商品と言われる生涯保障保険について原価といいますか、どのくらい――例えば平均年齢が...全文を見る
○吉岡委員 もう時間がないので、急ぎます。  四十五兆円の運用利回りについてですが、金融自由化あるいは国際化、こういうことの中で、預託利子が資金運用部資金法によって六%ブラス特別利子という下限が決められたのですが、一九八七年から撤廃になってしまいまして、長期プライムレートの変更...全文を見る
○吉岡委員 時間がなくなりましたので最後の質問にしたいと思います。  サービスや商品がすばらしくなったとしても、事業の採算性が軽視されたり赤字が累積し、そして長期的に見てその債務が国民の負担へ、こういうことで転嫁をされる、こうなりましたらやはり郵政事業というのは問題が生じてくる...全文を見る
○吉岡委員 以上で終わります。ありがとうございました。