吉岡賢治

よしおかけんじ



当選回数回

吉岡賢治の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○吉岡委員 渡辺郵政大臣、所信表明がありましたから、それについて質問させていただきたいと思います。  まず一つは郵政外交についてであります。  昨今、ガット、ガットということで米の問題ばかり新聞に載っております。しかし、米問題ばかりでなくて、いわゆるGNS、言うなればサービス...全文を見る
○吉岡委員 昨年の十二月にサービス貿易協定について枠組み協定、そして分野別附属書案がダンケル・ペーパーということで示されたと思います。その内容と郵政省の見解はどうなっているのか聞かしてください。
○吉岡委員 本年一月に約束表の提示ということを求めていると思うのですね。三月中に提示するということになっているようでございますが、平成三年に我が国は第二種電気通信事業について、例えばパケット交換データ伝送サービスやVANサービス、こういうものに対して自主的にオファーを行っていらっ...全文を見る
○吉岡委員 第一種電気通信事業について外資規制等あるわけでございますが、先ほども少し触れられたようでございますが、これが交渉の対象とされる可能性が今後出てくる、こういうように思うところであります。アメリカやあるいはECあるいは日本ということの中で、国際通話と国内の長距離通話市場の...全文を見る
○吉岡委員 第一種の関係で認められているということですが、KDDに対してC&Wですか、そんなのが今あるわけですから、そういう意味では認められておることになるのでしょうが、これは安易にやりますと大変混乱することもあるというふうに思いますし、また我が国では一種、二種と言っておりますけ...全文を見る
○吉岡委員 それから、ちょっと変わるのですが、国際電気通信連合、ITU、これの管理理事国に日本はなっていると思っています。無線周波数であるとかあるいは静止衛星の軌道の国際調整あるいは監理、電気通信に関する国際標準化、開発途上国に対する技術援助などの主たる任務が示されているようでご...全文を見る
○吉岡委員 ガットであるとかそういうところで活躍をいただいておりますので、しっかりやっていただきたいというふうに思います。  最後に、郵政外交についての最後ですけれども、過日のマスコミでNTTとKDDは海外事業で提携して東南アジアやあるいはCISあるいは東欧の需要に応えるために...全文を見る
○吉岡委員 今までの経過からいえばそう言わざるを得ないと思いますね。しかし、先ほど言いますように国際情勢も変化してきておりますし、国内、国外といったって、法律、こう言われますけれども、すみ分けですね。先ほど言いますように、世界の通信というのは国内も国外も一つになっている国の方が多...全文を見る
○吉岡委員 今言いましたのは、法律でそういうふうになっているけれども、特定の国に投資をしたいという場合に、向こうの国は市外だ、市内だということで分けるわけではないわけです。ただ、日本の中では会社として設立する段階では、すみ分けとして市内ですよ、国際ですよ、こうなっておるわけでしょ...全文を見る
○吉岡委員 大臣の丁寧なお話、ありがとうございました。しっかり受けとめるようにしたいと思います。  続きまして、電気通信行政についてお尋ねをしたいと思います。  まず、NTTの事業運営についてお聞きしたいわけであります。もう時間がございませんから、簡潔に言います。  平成三...全文を見る
○吉岡委員 三千七百五十億といったら大変大きいように思われます。額そのものは大きいですが、比較をしてみるとそういい数字じゃない。むしろ四千億を割ると、先ほどもお話が出ていましたように一割の配当ができないだとか、あるいは世界に冠たる研究所だということで非常に高度な技術を開発している...全文を見る
○吉岡委員 八〇%以上の固定資産があるということを認めていただけましたから、それだけ投資をしておるということですね。  私がここから言いたいのは、NTTの料全体系の問題で、やはり投資に見合っていく、それに見合う料全体系といいますか、そういうものをすべきだということで、例えば昭和...全文を見る
○吉岡委員 終わります。
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○吉岡分科員 国土庁なりあるいは建設省なり、国土の保全、そしてまた災害に強い国づくり、地域づくり、こういうことで日夜御奮闘いただいておることに心から敬意を表したいと思います。ただ、そういう中にありまして、やはり災害に弱い地域がまだまだたくさん残っている、こういう現状をお訴えしなが...全文を見る
○吉岡分科員 ぜひひとつ推進方をお願いしたいというふうに思うわけでございますが、ひとつ、いわゆる六万川を中心とした内水対策についてお尋ねをしたいと思います。  内水対策といいましても、天井川のことですからなかなか難しい。そういうことで、建設省の方ではもう六万樋門というものをつく...全文を見る
○吉岡分科員 ポンプの早期設置の問題ですけれども、今おっしゃっているのは、小野川のショートカットを見てやりたい、現状兵庫県の設置しているポンプの稼働を十分に進めていきたいというようなことでございますけれども、先ほど言いますように、流域面積決まっておるわけです。予定洪水量どのくらい...全文を見る
○吉岡分科員 今のお話で小野川放水路の進捗状況とポンプの状況とが相身互いみたいなことをおっしゃいますけれども、小野川ショートカットを推進していただくということがもう先決だということは百も承知いたしております。  それだけに、小野川ショートカットが進めばまた下流は水がふえるわけで...全文を見る
○吉岡分科員 早期にという言葉がございましたのでお願いをしたいのですが、小野川ショートカットの完成でありますが、早期にというのはいつでしょうか、最後にお聞きしたいと思います。
○吉岡分科員 地元の方は何も問題ないのですよ、早いことしてくれということですからね。だから、調査費ぐらい、いつつけるとはっきり言ってくださいよ。それが一つ。  それから、時間がございませんから続いて話をしますが、それ答えてください。今六十二年度の四全総、これで一万四千キロの高規...全文を見る
○吉岡分科員 ポンプの設置の問題は、ひとつ早急に着手いただきますようにお願いをしたいと思います。  高規格自動車道の問題、御検討いただくということで、ぜひこれも早急な計画を立てていただきますように要望して、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○吉岡分科員 常日ごろ運輸行政さらには気象庁の行政に御精通いただいております奥田大臣以下、大変御苦労さまでございます。私は兵庫五区でございますが、その中で緊急に困っている問題等をお訴えをし、ぜひ善処方をお願い申し上げたい、こう思っておるところであります。  まず最初に申し上げま...全文を見る
○吉岡分科員 一つお考えいただきたいと思うのですが、兵庫県は、先ほど言いますように日本海とそれから瀬戸内に面しておる。中国山脈はそれを切っている。一つでいいということでお考えになるならば、府県単位でということでお考えになるならば、鳥取県も岡山県も一つでいいじゃないか、島根県も広島...全文を見る
○吉岡分科員 多少の違いというふうにおっしゃいますけれども、少し問題があると思うのですね。  では、予報なり警報なり、これを出したのを、例えば一九九〇年の九月、これを例にとると、豊岡測候所は五十七回。神戸気象台は何回ですか。十数回のはずですよ。それほどいろいろ問題がある地域と思...全文を見る
○吉岡分科員 現在豊岡測候所には技術専門官が四人おります用地震担当、それから観測担当、測器、言うならばアメダス等ですね、これをやる方、あるいは通信、それぞれ専門分野を持ちながら、またその業務を遂行しながら三直四交代ということでやっておられるわけであります。その上、予報業務も結局夜...全文を見る
○吉岡分科員 指定地区でも四名おるところはありますね、ありませんか。それから、この前も後日後日と言われたのですよ、私は災害対策特別委員会で聞きましたから。それで、きょうはしかと聞かせていただきたい。あるのか、ないのか。上申されておるのか、どうか。
○吉岡分科員 災害対策特別委員会の中でこのことをお聞きしてそれから今日まで、十月に言いましたからもうかなりたっているのですね。それでまだあいまいな言葉で、どうですか、あるとかないとかということは困りますから、きちんとひとつ責任を持ってお答えいただきたい、このように思うところでござ...全文を見る
○吉岡分科員 ぜひひとつ検討していただいて、職場の皆さんの方からも非常な熱意をもって現状を訴えておられることがあるわけでございますので、ぜひひとつ市民の立場からもお願いをしておきたいと思います。  さて、次に移りたいと思うわけでございますが、但馬空港でございますけれども、実は滑...全文を見る
○吉岡分科員 大体わかりましたが、延長可能な距離といいますのは大体どのくらいというふうに現状でお考えになっていますか。
○吉岡分科員 もし地域の方からそういう要望がございましたら、ひとつよろしく御配慮のほどお願いしたいと思います。  それからもう一つでございますが、空港はできた、そして航空会社はまだ決まってないのですが、どうしても決めなければならぬということになるのですが、言ってみれば乗り入れの...全文を見る
○吉岡分科員 よろしくお願いいたします。もうぜひ空港に乗り入れるという方向、大阪空港に乗り入れるということを可能にしていただけますように要望申し上げておきたいと思います。  さて次に、JR西日本の関係について質問をさせていただきたいと思います。  福知山線の三田-篠山口間これ...全文を見る
○吉岡分科員 それじゃまた資料をいただきたい、このように思っておるところでございます。  さて、そこまで来たのですが、深い御理解をいただきながら二十年にわたる運動の結果ようやくに事業化してもらったということですが、実はその篠山口駅から以北につきましても、京都府の福知山を含めてこ...全文を見る
○吉岡分科員 過疎地でございますから鉄道は大変重要な意味を持っております。ぜひひとつ国土軸を変えるぐらいの気持ちでJR西日本の方を御指導いただきますようにお願い申し上げて、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○吉岡分科員 郵政省の人権啓発、そして同和対策の積極的な推進について質問をしたいと思います。  昨年十月、私はこの問題で質問をさせていただきました。郵政省に幾つかの約束をいただいた、このように思っておるところでございます。その後どのようになっているのかをお聞かせいただきたい、こ...全文を見る
○吉岡分科員 今具体的に言っていただきましたが、抽象的でございますので、典型的な例でよろしいですから一局だけこうしたということをひとつ教えてください。
○吉岡分科員 深く問いませんが、八尾局であるとか城東局であるとか高槻であるとか寝屋川であるとか、いっぱい起きていますね。その辺ひとつ後で十分お聞かせいただきたいというふうに要望申し上げておきたいと思います。
○吉岡分科員 一九九〇年四月発出されました近畿郵政局通達五九〇号について前回問題点を指摘してきたところであります。行為者不明の差別事象には何もしないとの印象が強い通達であります。発出されて二年を経ようとしておりますけれども、この間差別事象の究明に職員の協力、こういうことを含め、実...全文を見る
○吉岡分科員 今官房長のお話を聞いていましたら十分にやられているというようにお聞きするわけでありますが、五九〇号は、行為者不明という場合に何々はしなくていい、いわばそういうことになっておるのですね、原因、背景、見解、今後の取り組み、こういうことについて。ところが、今ずっと聞いてお...全文を見る
○吉岡分科員 次に進めたいと思いますが、近畿郵政局の同和対策室の丙一二四号指導文書についてお聞きしたいと思います。  前回もこのことをお聞きしているわけでありますが、被差別部落出身を宣言した自局職員を管理者は激励をするという文面があります。昨年一年間で管理者の皆さんが具体的なこ...全文を見る
○吉岡分科員 もし激励があるとおっしゃるなら、私の聞く範囲では具体的に激励なんというようなことはなかなかでき得ないというのが現状だ、先ほども言いましたように、局長にしたって管理者にしたって今までと対応は違ってきているわけですから、激励をしたらどのようなことになるのかということが先...全文を見る
○吉岡分科員 具体的に出てくるのかどうかわかりませんが、非常に難しい問題なのですよ。従来は個人ではなく差別発生の経緯や局としての取り組み、そしてその決意といいますか、そういうものをおる職員全体の中で述べ合い、そしてまた局長の方もこうだというふうに、そういうことが真剣に営みとして行...全文を見る
○吉岡分科員 関谷郵政大臣が見解を、検討するという方向で言っていただきました。ここまで質問すれば、渡辺郵政大臣もどういう背景そしてまた何を問題にしているのかということについて大体御理解をいただいたと思うのですが、大臣としても、この丙二一四号通達について見解があればおっしゃっていた...全文を見る
○吉岡分科員 関谷大臣も言っておられましたけれども、渡辺大臣も慎重に検討したいということでございますので、検討結果についてまたお聞かせをいただきたい、こう思います。  さて、そこで、大臣にお聞きしたいと思うのですけれども、郵政省の同和研修啓発、つまり同和対策の推進について質問を...全文を見る
○吉岡分科員 先ほどから近畿のことをよく言ってまいりました。私は近畿が今日まで取り組まれた諸施策が不十分だというようにすべて言おうと思っていません。全国的なレベルからすれば近畿はよくやっていらっしゃったというように思うのですが、最近変わってきているので、その部分について御指摘を申...全文を見る
○吉岡分科員 時間がございませんから、これを最後にしたいと思いますけれども、先ほど言いましたように、近畿は非常に熱心にやってこられたのですが、最近差別事象が続発をするあるいは京都府の亀岡局問題等もあって、少しくスムーズさを欠くような状況というのが出てきておる。したがいまして、この...全文を見る
○吉岡分科員 部内で三九〇〇号通達で推進委員会というのは開くというふうになっておるわけでございますから、それは、そこをやはりひもといていくということにしないと、郵政省の目的とするところと違うからということで拒否をしておったらなかなかかみ合いませんね。それは、そこで開いて説得をして...全文を見る
03月26日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○吉岡委員 私は、放送会館の建設計画について、まずお聞きをしたいと思います。  福岡の関係が平成四年に完成をする、あるいは千代田分館が平成四年に、そして広島が平成七年度完成予定、さらに大阪の放送会館が整備のための諸準備というような内容でもって百二十九億三千万円計上されているわけ...全文を見る
○吉岡委員 大阪放送会館は、昭和十一年に建設をされておりますけれども、いわばラジオ時代を生き抜いた。そしてまた、テレビ時代に入りまして新館づくりが行われたということでございますけれども、今やはり一番古くて狭いというのが実情であろう、このように思うところであります。  大阪放送会...全文を見る
○吉岡委員 大阪放送会館の建設につきましては、近畿の拠点局、こういうことになるであろうとは思います。それだけでなくて、やはり西日本でどういう位置を持つのか、あるいは東京に万が一のことがあった場合に代替機能を持たすとかそういうようなことも必要ではなかろうかというように思いますが、そ...全文を見る
○吉岡委員 また、視聴者との交流の拠点、こういうことも非常に重要かというように思います。したがいまして、予定地は先ほども御説明がございましたように難波宮跡、こういうことになっております。したがいまして、まさに二十一世紀の文化とその拠点、そして千二百年ぐらい前の文化がまさに融合する...全文を見る
○吉岡委員 次に、多メディア時代におけるNHKの将来といいましょうか、そういうことについてお尋ねをしてみたいと思います。  ハイビジョン放送の試験放送が開始されまして、それから来年予定されているCS放送、こう考えてまいりますと、本格的な多メディア・多チャンネル時代、こういうもの...全文を見る
○吉岡委員 日放労は機関紙の中で、BS4の打ち上げによって本格化するハイビジョン放送について、それが進んでまいりますと衛星放送はハイビジョンと地上波との間に挟まれたメディアになりまして独立では生きていけるほどの魅力は持ち得ないだろうと判断するというふうに書いてある。ということは、...全文を見る
○吉岡委員 郵政省にお聞きしたいと思うのですが、先ほどお話が出ておりますように、社団法人のハイビジョン推進協会、こういうことによって試験放送が行われているわけです。成熟をしていくことは間違いないわけでありますが、その段階でハイビジョンのメディアをNHKに割り当てる考えなのか、その...全文を見る
○吉岡委員 ぜひ早急に決めるようにしていただきたい、こう思います。  さて、もう一つの問題は、今NHKの事業主体というものが、一つの形になって我々が見えている部分とそうでない部分があると思うのです。それは、御案内のとおりNHKの関連団体、これが非常に多いということによって、見え...全文を見る
○吉岡委員 最後に大臣に、新しい時代に向けての長期展望というものがあれば明確にしていただきたい、このように思っております。
○吉岡委員 終わります。
04月21日第123回国会 衆議院 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会商工委員会逓信委員会土地問題等に関する特別委員会連合審査会 第2号
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○吉岡委員 日本社会党・護憲共同、逓信常任委員会の吉岡賢治でございます。地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律案について質問をさせていただきたいと思います。  本法律案は、東京への一極集中の是正と道府県についても過度の集中の加速を抑え、全国に同じような...全文を見る
○吉岡委員 今決意を述べていただいたわけですが、そうなりますと、御案内のとおり、日本列島を例にとってみますと、太平洋あるいは瀬戸内ベルト地帯では大変な高度都市集積がありますけれども、日本海側には比較的少ない。そういう立場から考えてみますと、日本海国土軸的な発想に立ち、日本の国土軸...全文を見る
○吉岡委員 構想があるとかいろいろ抽象的なお話があったわけでありますけれども、私が申し上げているのは、決意のことと同時に、日本海の国土軸、そういう方向に視点を当てるのかどうか、しかとお伺いしたい、こう思っています。     〔古賀委員長退席、北村委員長代理着席〕
○吉岡委員 あえて日本海国土軸という言葉を使わせていただきました。といいますのも、御案内のとおり、環日本海構想というのが今脚光を浴びております。とりわけその中で、中国、そして旧ソビエト、さらに朝鮮民主主義人民共和国、この三国を流れる図們江流域経済開発、このことが御案内のとおり国連...全文を見る
○吉岡委員 建設大臣にお聞きをしたいと思います。  国勢調査によれば、人口五十万以上の大都市では人口が増、そして五万人以下の中小市町村では人口が減、こういうことになっていますね。私は、地方は中枢となる都市に活力がないと、その地域全体が沈滞をするというような考え方を持っている次第...全文を見る
○吉岡委員 建設大臣から大変的を射たといいますか、そういうお話をいただいたところでございますけれども、何かそう言われますと少し言いたくなりますので、今申し上げますように、兵庫県で言えば瀬戸内の方、例えば姫路だとか加古川、これも有力な候補地ということになろうかと思います。しかし、そ...全文を見る
○吉岡委員 自治大臣のおっしゃるとおりでございまして、無理やり合併とかということを進めますと大変な問題になりますけれども、真剣にこれを推し進めていく、お互いが協調し、お互いが話し合い、そしてお互いの地方の特色をつくり上げていくというような周辺の協力がなければできない。本法律でも言...全文を見る
○吉岡委員 自治大臣がおっしゃいますように、私自身は今のいわゆる行政の機構のあり方について、現状が全くすばらしいというふうに思っていないわけであります。もう少し地域の、いわゆる自治体の方にあるいは財源的な力を与えていくということの方が望ましいというように思っているわけで、あえてそ...全文を見る
○吉岡委員 郵政省が本法案に盛り込んでいる措置というのは四十三条に示されておりますが、具体的には、衛星の打ち上げ、いわゆる通信・放送機構に関する業務とそして利便性を高めるということで、テレビ会議等が可能な共同利用施設、これを行う第三セクター等事業者に対して通信・放送機構から出資を...全文を見る
○吉岡委員 今説明で聞いておりますと、情報通信というものがやはり都市機能の集積の中で非常に重要だという認識から、この法律案作成に当たって郵政省も参画をした、こういう内容であろうかと思うわけでございますが、私は今申し上げておりますのは、言ってみれば、名前だけ出したのかというふうにさ...全文を見る
○吉岡委員 積極的にやるということだけれども、具体的な問題が出てこないので、あえてまた問わしていただきますけれども、地方拠点都市地域を初め地方の情報化を進めていくには、移動体、この移動体通信、こういうものの不感地域が解消されるということが一つの条件でありましょう。それから、先ほど...全文を見る
○吉岡委員 指定地域を初めとする地域の魅力ある町づくりや産業業務施設の移転を進めるには、東京からの情報が収集でき、地方から自主的な情報発信ができることが必須条件となります。高度情報通信ネットワークの整備とあわせ、そういう意味ではソフト面も非常に重要だ、このように思うわけでございま...全文を見る
○吉岡委員 今情報通信のインフラ整備の重要さというものを郵政省の方でも十分認識されて今後努力をする、それはまた、ソフトの面についてもそうだというようなお話を承ったところでございます。  そこで、国土庁に、長官にお尋ねしたいと思います。  近年における我が国の経済、社会の情報化...全文を見る
○吉岡委員 国土全体のことでございますから、今後十分検討いただきたいというようにあえて申し上げておきます。  最後になりますが、大蔵省にお尋ねをしたいと思います。  今まで電気通信のことについて、この拠点都市整備の関係とあわせてインフラ整備が重要というように言ってまいりました...全文を見る
○吉岡委員 考えるということでございますから、期待をしていきたいと思います。  ただ、私はあえて申し上げておきたいと思うのです。ともすると、財源がない、こういうことになってくる可能性がございます。したがって、NTT株、この売却益が十兆円ほどありましたね。先ほども申し上げますよう...全文を見る
○吉岡委員 要するに、地方拠点都市、こういうものを指定をし、その地域の情報通信基盤を充実をさせていくということを真剣に考えていくとするなら、その地域の設備状況をNTTならNTTがやるということになるなら別でございますけれども、業績悪化等を含めて資金投資ができないという状況が生まれ...全文を見る
○吉岡委員 これが最後になりますが、今言われましたように、格差是正法に基づく関係とか、あるいは基盤整備法に基づく関係とかで一定の予算が組まれ、そして事業が進められているというのが実情であります。また、郵政省にとりましても、テレトピア等の問題について百数億の出資をなさっているのは事...全文を見る
05月20日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
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○吉岡委員 電波法の一部を改正する法律案についてお聞きをしなければなりません。  我が国の電波利用の基本法である電波法が昭和二十五年に制定をされ、はや四十年経る、こういうことになるわけですが、電波利用は急速な発展を遂げているところです。近年、急速な技術革新によって新しいシステム...全文を見る
○吉岡委員 今お話がございましたように、おっしゃるとおりでございますけれども、我々は今限られた地球、その中における電波資源というものをどうするのか、こういう大きな課題に取りかかっているというように考えるときに、この電波を非常に有効に使い、そしてまた使うための開発というものを進めて...全文を見る
○吉岡委員 電波利用の特性というものは、柔軟性があるだとかあるいは同報性さらには広域性、いわばいつでもどこでもだれでもが移動体通信等で可能だ、あるいは衛星等は広い地域をカバーするということになるわけであります。それと同時に、経済性と迅速性、こういうことの中で大容量の長距離ネットワ...全文を見る
○吉岡委員 今お聞きしましたように、電波の周波数帯における利用の動向、あるいは社会に即応するような形での電波の特性を利用する、こういうことが非常に重要であり、また今後大きな課題になってきているわけであります。二十一世紀に向けて無線局数が五千万局にも達するというふうに言われておりま...全文を見る
○吉岡委員 次に、いわゆる円滑な電波利用の実現のためにということでお聞きをしたいと思うのです。  先ほど申し上げましたように電波は有限である、その資源の活用というものは非常に大切だと考えるわけです。今大臣が郵政省の方針をお示しいただきましたけれども、資源開発の方針についてどうな...全文を見る
○吉岡委員 そこで、今、開発をしあるいは周波数移行をさせていくことに積極的に取り組みたいというお答えをいただいたわけでありますが、しかし、これはなかなかのことでございまして、それ相応の研究というものを進めていかなければならない、このように考えるわけでございます。  そこで、研究...全文を見る
○吉岡委員 いわば電波利用基盤、これを強化していかなければならないという観点からいえば、例えば官の方でやるやるというふうに言ったとしても限界もあるということを考えると、民間の活用というのは十分考えなければならぬ、私はそういうように思っているわけで、あえて言わしていただいているわけ...全文を見る
○吉岡委員 情報通信や放送というものは、地域社会のいわば経済的な社会的な発展に欠かせない、特に地方における地域振興あるいは情報格差の是正というものに電波が果たす役割というものは非常に大きい、このように思っておるところでございます。今自動車電話等は全国土の三〇%にすぎず、過疎地域は...全文を見る
○吉岡委員 電波利用料制度が画期的だ、それにすべてをゆだねていくということになってはなりませんけれども、当然のこととして、社会資本の充実ということは国の施策として進めていただくように特に要望しておきたいと思います。  さて、今言われました電波利用料についてお聞きをしたいと思いま...全文を見る
○吉岡委員 次に行きますけれども、行政経費の総額というものを勘案して決定されたと思います。ここで一般会計の平成三年で電波行政経費というのは幾らであったのか、あるいは手数料、電波検査料、五年置きの再免許のときの手数料等収入は幾らであったのかということを明確にこの際お聞きをしておきた...全文を見る
○吉岡委員 今後無線局がどんどんふえていくという趨勢の中でこの利用料もどんどんふえていく、収入がふえていくということになりますから、それをいいことに、いわば国の情報通信あるいは電波基盤を整備するということを怠ってはならないというように思っておりますので、あえてお聞きをしたわけであ...全文を見る
○吉岡委員 次にお聞きしておきたいと思いますけれども、先ほども質問が出ておりました国や自治体が電波利用料を特定財源から減免される、その根拠は公共性と収益性がないから、こういうふうに新聞報道等でも言われています。  それではアマチュア無線は収益性はあるのか、またNHKやNTTある...全文を見る
○吉岡委員 政治的にはわかるわけですが、今の考え方が本当に科学的でしょうか。もっと言えば電波そのものが有限性を持っておる、また公共性を持っているのです。それをどれほどの幅で使い、あるいは一周波で使う、使用しているわけであります、利用しているわけであります。皆さんがおっしゃっている...全文を見る
○吉岡委員 御本人も矛盾を感じながら答弁をしておられると思いますよ、はっきり申し上げて。  それならば、次にお聞きします。  国の各省庁が一定のバンド幅を持って電波を利用しておられる、それはやはり明らかにしていただきたい。そして、未利用やそういうものがありましたら開放してもら...全文を見る
○吉岡委員 各省庁のテリトリーがあって、おれのところは、おれのところはというふうにやっておられるわけです。そのことをやはり統一的に、国の部分はどういうふうにやるのかということは当然考えていかなければならぬことだと思います。  死蔵はないんだ、未利用はないんだと言い切れるなら言い...全文を見る
○吉岡委員 死蔵と言われますと見解がいろいろ難しゅうございますから、未利用の部分を十分活用していくということで御理解をさせていただきたいと思います。  さて、次に行政事務の簡素化の問題でございます。私はここで取り上げたいのは、無線の機器の定期検査についてであります。  無線局...全文を見る
○吉岡委員 ぜひお願いをしたいと思います。これは実施が来年ということになっているわけで、それまでに整備を図って妥当性を十分出していただく、こういうこともあって国民の皆さんあるいは利用者の皆さんが納得がいくという方向になるのではないかと思いますので、よろしく御検討をいただきたいと思...全文を見る
○吉岡委員 財団法人の電波システム開発センターというところに郵政省の方は一般会計で七千万円の予算をつけたり、あるいは電波行政について助言というか情報をもらったりということにしようではないか、こう言っておられるわけでございますが、条文を読んでみますと、毎事業年度に事業計画及び収支予...全文を見る
○吉岡委員 時間がありませんので、先に進みます。  電波利用の国際化についてでございますが、電波は国境を越えるわけであります。通信には方式あるいは運用の統一、こういうものが必要になってくるわけで、ITUの国際ルールに従うのは当然のことであります。先進国として国際協力体制の整備を...全文を見る
○吉岡委員 最後になりますが、今回の電波法の一部改正ということで、かなり課題の大きかった利用料問題等が含まれているわけでございます。私が幾つか指摘させていただいたと思いますが、実施が来年度からということになっておりますので、それぞれの議員からも指摘もございましょうし、私どもが指摘...全文を見る