吉川貴盛

よしかわたかもり



当選回数回

吉川貴盛の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月01日第197回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○吉川国務大臣 まず、お答えをさせていただきます前に、ことしは大変大きな災害が、先ほど橋本岳先生から御指摘がありましたように、ございました。その大きな地震や災害を受けまして、これまで以上に事前防災・減災対策等の総合的な治山対策の推進が求められていると存じております。  農林水産...全文を見る
○吉川国務大臣 お答えをさせていただきます前に、まずは、このたび、北海道胆振東部地震で多くの皆様が犠牲になられました。心よりお悔やみと、そして哀悼の誠をささげたいと存じます。そして、被災をされました全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げたいと存じます。  堀井議員におかれましては...全文を見る
○吉川国務大臣 この北海道胆振東部地震におきましては、農地や水路等に約三百三十九億円の甚大な被害が生じました。特に、厚真町では、今、堀井議員が指摘をしていただきました、国が造成をしたパイプラインに三百九十カ所で浮き上がりや離脱等の壊滅的な被害が発生をいたしました。  被災した水...全文を見る
○吉川国務大臣 私が視察に入りましたときにも、森林組合の皆さんから、本当に、山がなくなったというお話を頂戴いたしました。極めて深刻な状況だとも思っております。  二次被害が懸念されるような緊急的な対応が必要な箇所につきましては、災害復旧予算である災害関連緊急治山事業等により、今...全文を見る
○吉川国務大臣 ただいま御指摘のありました、国内におけるスルメイカの不漁や国際的な需要増加に伴う原料価格の上昇によりまして、イカ加工業者の方々が加工原料の確保ができず厳しい状況に直面をしているということは承知をいたしております。  今御指摘をいただきましたように、イカについての...全文を見る
○吉川国務大臣 大変重要な指摘をいただいたと私は存じております。  クロマグロの資源管理につきましては、我が国はクロマグロの最大の生産国でありまして、かつ、消費国としての資格を有していると思っておりまして、これまでも、沿岸漁業の漁獲枠の配分につきましては、漁獲実績を基礎としつつ...全文を見る
11月02日第197回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○吉川国務大臣 ただいま御指摘をいただきました自家発電につきましては、私も、大臣に就任をする前に、北海道の胆振東部地震におきましてこの重要性というものを痛感いたしました。浜の皆さんが、発生が三時七分ということもありましたので、漁獲に行かずに、船をとめて、収獲は地震がおさまってから...全文を見る
11月05日第197回国会 参議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) まず、私の方から先にお答えをさせていただきたいと存じます。  今御指摘のありましたTPPにおきましては、農林水産分野におきましては、重要五品目を中心といたしまして関税撤廃の例外をしっかりと確保して、関税割当てなどの処置も獲得をしております。  それで...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この日EU・EPAにおきましての農林水産分野についてでありますけれども、まずは米を、関税削減、撤廃等からの除外となっております。さらに、重要五品目を中心に関税撤廃の例外をしっかりと確保いたしまして、関税割当て等の処置も獲得をいたしているところでもございま...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 輸出用米についてのお尋ねがございました。  日本産米の輸出促進を図るためには、まずは海外の需要に対応した日本産米を安定的に供給できる流通あるいは販売ルートを確立をしなければなりません。そして、生産・流通コストを更に低減することも重要でありまして、こうし...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) CLTにつきましては、ただいま高橋議員からもお話がございましたように、床に二時間耐火のCLTを用いた仙台市に十階建ての賃貸住宅の建設が行われているなど、三十年度期首におきまして年間八万立方メートルということの実績になっております。  今、政府におきまし...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 改めまして、台風二十四号で被災をされました多くの皆様に心からお見舞いを申し上げたいと存じます。  この台風二十四号におきましては、まず農業ハウスの損壊がございました。さらに、農作物の倒伏、果樹の枝折れ、そして暴風に巻き上げられました海水を原因とする野菜...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私も発生直後から大臣に就任します前に何度か震源地を訪れさせていただきまして、厚真町、むかわ町、安平町のこの野菜の集出荷施設、共同利用施設の破損などを現実に見てまいりました。  この機能の復旧は、今、若松委員の御指摘のとおり、もう喫緊の課題であると存じて...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいまの御指摘でありますけれども、農業に関しましては、現時点では、業界団体等を含めまして多くの皆さんから具体的な要望は寄せられておりません。まずは特定技能第一号の受入れを検討することといたしておりまして、当初から特定技能二号の受入れをすることは想定をし...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農業労働といいますか、農業人口が不足をしている、さらには高齢化がどんどん進んでいる。六十六歳が農業を従事をする平均年齢となりました。そういった点では、徳永委員が御指摘をされたその数字というのは、様々な御要望等々がございますけれども、まずは、先ほど私申し上...全文を見る
11月07日第197回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいま谷合委員から御指摘をいただきましたとおり、この園芸施設共済の加入につきましては、本当に都道府県ごとに見ると大きな差が見られます。この加入率は全国平均で四三%でございます。自然災害が多発する中で、施設園芸を営む農業者の皆様には、災害に自ら備えていた...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 谷合委員におかれましては、直前まで農林水産の副大臣として災害対応に当たっていただきました。心から敬意を表したいと存じます。  今年は本当に災害が多い年でもございまして、これまでに、農地、農業用施設に約七万か所、金額にいたしまして約二千億円、十一月一日時...全文を見る
11月08日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
議事録を見る
○吉川国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、所管大臣として考え方の一端を申し述べます。  このたび、第四次安倍改造内閣の発足に当たり、農林水産大臣を拝命をいたしました。委員の皆様の御指導を賜りながら、大臣としての職責を果たしてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろし...全文を見る
11月13日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○吉川国務大臣 宮路委員の御地元鹿児島は、農業生産が全国で第三位だと存じます。そのような農業生産の大変すばらしい鹿児島において、宮路委員が党内でも大変御活躍をされている姿に、いつも私も感服をいたしておりました。  ただいまの、産業政策さらには地域政策の側面もあるのでは、そういっ...全文を見る
○吉川国務大臣 ただいま御指摘をいただきましたように、米政策の見直しでありますが、平成三十年から、行政による生産数量目標の配分に頼らずとも、産地や生産者が中心となって需要に応じた生産、販売を行うこととしたところでございます。  今年度の全国の主食用米の作付面積、今もう御指摘のあ...全文を見る
○吉川国務大臣 稲津委員の御地元は私もよく存じているところでありますけれども、まさに農林水産業を基幹産業として発展をしている地域でございます。  先ほど冒頭に御指摘をいただきました外国船籍の件につきましても、これは私どもの水産庁と、さらに海上保安庁とも連携をいたしまして、地域の...全文を見る
○吉川国務大臣 稲津委員におかれましては、このたびの北海道胆振東部地震に対しましての対策、さらには農林水産関連における対策に御尽力をいただきましたことに、本当に心から敬意を表したいと存じます。  また、改めまして、被災をされた多くの皆様にお見舞いを申し上げたいと思いますし、お亡...全文を見る
○吉川国務大臣 亀井筆頭理事におかれましては、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと存じます。  ただいまの成長産業ということについて、私の方からお答えもさせていただきたいと思いますけれども、我が国の農林水産業におきましては、長年にわたりまして産業規模の縮小が続いてきたと思ってお...全文を見る
○吉川国務大臣 今、ノリとクロマグロについて例示をいただいて御質問をいただきましたけれども、私自身は、ノリももちろん大切です、クロマグロも、これは何も輸出ばかりではなくて、国内での消費量においてもとても大切な漁業だと思っておりますので、輸出ももちろんふやしていかなければなりません...全文を見る
○吉川国務大臣 この日米物品貿易協定についてでありまするけれども、まず、日米共同声明において、農林水産品については、過去の経済連携協定で約束した内容が最大限であるとの大前提に基づいて米国と合意をいたしていると承知をいたしております。  農林水産省といたしましては、これを踏まえて...全文を見る
○吉川国務大臣 先ほども私最後に申し上げましたけれども、TPP11協定第六条の規定に基づく見直しにつきましては内閣官房にお尋ねをいただきたいな、このように思っております。
○吉川国務大臣 EUにおきましてGI制度が確立されて、亀井委員も御承知のとおりであろうかと思いますが、大変歴史が長うございます。今指摘がありましたように一千三百以上の産品が保護されているところと承知をいたしておりまして、我が国のGI法というのは、平成二十七年六月から運用を開始をい...全文を見る
○吉川国務大臣 乳製品、特に今チーズのことにつきまして御指摘を頂戴いたしました。  御質問の中にもありましたように、このチーズ、三十一万トンということになったところでありまするが、ハード系に関しまして、十六年目までという長期の関税撤廃期間というものも確保いたしておりますので、補...全文を見る
○吉川国務大臣 申しわけありません。お答えをする前に、先ほど、チーズのところで、私、大変数字を誤ったことを申し上げてしまいまして、三十一万トンと申し上げましたが、三・一万トンの違いでございましたので、おわびをして訂正をさせていただきたいと存じます。  今の餌米の件につきましてお...全文を見る
○吉川国務大臣 佐々木委員から激励も受けました。同じ北海道でございまして、どうぞよろしく御指導をいただけますようにお願い申し上げたいと思います。  今御指摘をいただいております障害者雇用に関しましては、私どもも大変この事態を重く受けとめておりまして、官房長から答弁がありましたよ...全文を見る
○吉川国務大臣 御指摘をいただいた点、私もそういった懸念を持っております。よって、しっかりとことしのことを検証して次年度につなげていきたい、こう思います。
○吉川国務大臣 食料自給率に関しまして向上させていくことは、私も大変重要だと考えております。  このために、現行の食料・農業・農村基本計画におきまして、平成三十七年度に食料自給率をカロリーベースで四五%、生産額ベースで七三%に引き上げる目標を設定したところでございます。御承知の...全文を見る
○吉川国務大臣 戸別所得補償制度に対しての認識でございまするけれども、この旧戸別所得補償制度につきましては、全ての販売農家を対象に交付金を支払うものでありましたことから、担い手への農地の集積ペースをおくらせる面があったとも指摘をされました。  さらに、十分な国境措置がある米につ...全文を見る
○吉川国務大臣 佐々木委員の御指摘、北海道が直撃だという、そういったお気持ち、よく私もわかります。  FTAかどうかという御質問の背景には、今私が申し上げましたようなことが、懸念があるのではないかと承知をいたしておりますけれども、この点については、私どもといたしましては、米国側...全文を見る
○吉川国務大臣 近藤委員からお話がございましたように、本当にことしは大きな災害、そして地震がたくさんございました。今振り返ってみましても、大阪北部地震、さらには七月の豪雨災害、そしてまた台風二十一号、北海道胆振東部地震、さらには台風二十四号もございまして、農林水産関係に本当に大き...全文を見る
○吉川国務大臣 緊急的な災害対策というのは、先ほども申し上げましたように、迅速に対応していかなければなりません。ただ、災害の度合いによっては、数年かかる場合、そういったケースもあろうかと思います。  そういったこともいろいろと勘案をしながら、三年間のスキームというのは、防災、減...全文を見る
○吉川国務大臣 まず、野生鳥獣による農作物の被害を申し上げたいと思いますけれども、平成二十九年度が約百六十四億円と、五年連続で減少はいたしておりまするけれども、鳥獣被害は耕作放棄や営農意欲の減退の要因ともなっておりまして、数字にあらわれる以上に深刻な影響を及ぼしていると認識をまず...全文を見る
○吉川国務大臣 今御指摘をいただきました、イノシシを始めとする有害鳥獣の生息頭数をゼロという目標は、現実的には非常に難しいなという感じはいたします。そこで半減という表現をさせていただきましたけれども、私も北海道であり、鹿の被害が物すごく多いところでございまして、ゼロにするという思...全文を見る
○吉川国務大臣 この大和堆周辺の違法操業については、大変遺憾に思っております。  この大和堆周辺の我が国排他的経済水域における北朝鮮漁船による操業でありますけれども、これは、単に違法のみではございませんで、我が国漁業者の安全操業の妨げにもなっておりまして、極めて問題だと考えてお...全文を見る
○吉川国務大臣 立入検査、拿捕、さらには武器携帯についてということでもあろうかと存じます。  これに関しまして、漁業監督官の武器の携帯等につきましては、現場の漁業監督官の意見も聞きながら今検討を重ねているところでもありまするけれども、漁業監督公務員の採用やキャリアパスのあり方、...全文を見る
○吉川国務大臣 記者会見でそういう御質問がありました。そのときには、私は、全くその件について事実も何も存じ上げていませんでしたので、全く存じ上げません、そのようにお答えをさせていただきました。  その後、週刊誌等、一部報道で、何か、この補助金の詐欺事件というんでしょうか、搾取事...全文を見る
○吉川国務大臣 鈴木さんと鈴木さんの息子さんに対しては、私も面識がありますし、秘書も面識はございます。
○吉川国務大臣 この件について、事務所、秘書には私は聞きました。質問がございましたので私は聞きましたけれども、これは、日本政策金融公庫と北海道電力の担当部署を教えてほしいということがあったということでございまして、その連絡先を教えたという、そのようなことでございます。
○吉川国務大臣 そのようなことがあるということは、私は存じ上げておりません。
○吉川国務大臣 私の名誉にもかかわることでありますので申し上げたいと思いますが、冒頭に申し上げましたように、一切、口ききをしたという事実もございませんし、私の事務所もそういった事実がないということを申し上げさせていただきました。  それ以上説明のしようがございませんので、はっき...全文を見る
11月13日第197回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、所管大臣として考え方の一端を申し述べます。  この度、第四次安倍改造内閣の発足に当たりまして、農林水産大臣を拝命いたしました。委員の皆様の御指導を賜りながら、大臣としての職責を果たしてまいりたいと考えておりますので、...全文を見る
11月14日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
議事録を見る
○吉川国務大臣 ことしは、ただいま金子委員からもお話がございましたように、大変大きな地震や災害が続きました。大阪北部地震、平成三十年七月の豪雨、台風二十一号、そして北海道胆振東部地震、さらには台風二十四号などであります。このように全国各地で災害が発生をして、農林水産関係に甚大な被...全文を見る
○吉川国務大臣 金子委員の御指摘はもっともだと思っております。  私も、大臣に就任する前に、地元でもありますので、北海道胆振東部地震の震源地でもあります厚真町を始めとする三町にも何度も足を運びました。その折に、自治体の長の皆さんを本当に助けていただいていたのは、東北六県の皆さん...全文を見る
○吉川国務大臣 確かに、先進的に取り組むという酪農でございまして、また、更に規模も拡大をしていきたい、そういったお話も頂戴をして、大変元気が出てきたなというのが実感でございました。  ですが、一方で、今金子委員が御指摘をいただきましたように、まだまだたくさんの課題が残っておりま...全文を見る
○吉川国務大臣 東京オリンピック・パラリンピック競技大会におきまして、福島県を始めとする被災地の花卉を活用するということは、これは復興の進展をあらわすシンボルとなると私も考えております。  この件につきまして、花卉の生産、流通、販売、フラワーデザイン等に関係する主要九団体が大同...全文を見る
○吉川国務大臣 御指摘の報道は私も承知をいたしておりまするけれども、どのような方がモニターになっているかなど、具体的な調査方法を承知をしておりませんし、特定の報道機関が独自に行った調査でありますので、コメントは差し控えたいと思いまするけれども。  その上で、我が国の農業は、人口...全文を見る
○吉川国務大臣 ペンス副大統領の発言につきましては、私はコメントは差し控えさせていただきたいと思っております。  いずれにいたしましても、日米間の交渉につきましては、九月の日米共同声明に従って行うことで一致をしておると存じておりまして、この点について日米間に認識のそごはないと承...全文を見る
○吉川国務大臣 日米物品貿易協定につきましては、日米の共同声明におきまして、農林水産品について、過去の経済連携協定で約束した内容が最大限であるとの大前提について米国と合意をしていると思っております。  ただいま御指摘をいただきましたパーデュー農務長官等米国要人の発言に対してコメ...全文を見る
○吉川国務大臣 先ほどの金子委員に対しましての答弁と同じ思いでありまするけれども、御指摘の報道は承知をいたしております。今も、資料で拝見もさせていただきました。しかしながら、先ほど申し上げましたように、どのような方がモニターになっているかなど、具体的な調査方法を私自身承知をしてお...全文を見る
○吉川国務大臣 漁業法の改正案の取りまとめに当たりましては、これまで、地方説明会などさまざまな機会を通じて、漁協や漁業関係者との意見交換を行ってきております。その法案の内容につきましても、全国漁業協同組合連合会や大日本水産会等の全国団体の理解もいただいていると承知をいたしておりま...全文を見る
○吉川国務大臣 森委員の御指摘のとおり、災害に対する事前の防災・減災対策というのは極めて大切なことであると存じております。  近年、御指摘をいただいておりますように、集中豪雨、大規模地震等による災害が大変多くなっておりまして、さらに、これは激甚化いたしております。その災害による...全文を見る
○吉川国務大臣 特定農林水産物等の名称の保護に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  この法律案は、経済上の連携に関する日本国と欧州連合との間の協定を締結し、これを的確に実施するため、特定農林水産物等の名称の保護に関す...全文を見る
11月15日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
議事録を見る
○吉川国務大臣 サトウキビにつきましては、御承知のとおりであろうかと思いますけれども、糖価調整制度のもとで、今、輸入粗糖から調整金を徴収して、また、これを財源といたしまして、サトウキビ生産者の生産コストと品代の差額を補填することで、再生産の確保を図っているところでもございます。 ...全文を見る
○吉川国務大臣 佐々木委員の御主張は、私も心にちょっと響いてくるものが結構あります。  ただ、FTAの定義ですとか、さらには、FTAであるのかTAGであるとか、そういったことにつきましては、内閣官房、外務省の所管でありますので、ここの部分はお許しをいただきたいと思っておりまする...全文を見る
○吉川国務大臣 先ほども、私は決意的なことを佐々木委員にお話をさせていただきました。  いずれにしましても、日米首脳間で文書により確認したものは私は非常に重たいものと考えております。よって、我が国の農林水産業の維持発展を旨として、関係省庁と連携して交渉に臨んでいくべきだと考えて...全文を見る
11月15日第197回国会 衆議院 本会議 第6号
議事録を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 漁業法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の漁業は、国民に対して水産物を安定的に供給するとともに、水産業や漁村地域の発展に寄与するという極めて重要な役割を担っています。しかし、水産資源の...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 細田議員の御質問にお答えいたします。  我が国水産業のあるべき姿と、今般の制度改正によるその実現についてのお尋ねがありました。  我が国では、その周辺水域に形成された豊かな漁場を活用し、さまざまな水産物を食卓に届けてきました。  一方、我が国の漁業...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 神谷議員の御質問にお答えいたします。  水産関係者からの意見聴取についてのお尋ねがありました。  今回の水産政策の改革、そして漁業法等の改正案の取りまとめに当たっては、これまで、水産政策審議会、地方説明会などさまざまな機会を通じて、漁協や漁業関係者等...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 緑川議員の御質問にお答えいたします。  農政の評価についてのお尋ねがありました。  御指摘の報道は承知をいたしておりますが、特定の報道機関が独自に行った調査一つ一つについてコメントすることは差し控えさせていただきます。  その上で、我が国の農業は、...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 金子議員の御質問にお答えいたします。  漁業の免許における、適切かつ有効の判断基準についてお尋ねがありました。  適切かつ有効に活用している場合とは、漁場の環境に適合するように資源管理や養殖生産を行い、将来にわたり持続的に漁業生産力を高めるように漁場...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 田村議員の御質問にお答えいたします。  全国の漁協及び漁業者の声を聞くべきではないかとのお尋ねがありました。  今回の水産政策の改革、そして漁業法等の改正案の取りまとめに当たっては、これまで、水産政策審議会、地方説明会などさまざまな機会を通じて、漁協...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 森議員の御質問にお答えいたします。  漁業分野における外国人労働者についてのお尋ねがありました。  漁業につきましては、農林水産省といたしましても、設備投資、技術革新、新規就業者の育成、確保などによる生産性向上や国内人材の確保を引き続き強力に推進して...全文を見る
11月15日第197回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 上月委員におかれましては、一年二か月にわたりまして農林水産行政、大臣政務官として御活躍されましたことに、私からの敬意を表したいと存じます。  ただいまの御質問の中で、小規模でやっている農家の方々、兼業やあるいは家族経営の方々、法人化もあるいは大規模化も...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) るる御指摘をいただきましたように、食料の安定供給や地域の活性化という、農林水産業というのは極めてそういった面におきましても重要な役割を私は担っていると思っております。  貿易交渉につきましては、農林水産業の再生産を確実に可能とする国境措置を確保すること...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 御指摘のとおりだと私は思っております。TPPにおきましても、あるいは日EU・EPA等々におきましても、攻めの部分というのを私どもは忘れてはならないと思っておりますので、これからまたいろいろな皆様のお知恵も拝借をしながら、しっかりと農林水産業が成長戦略化を...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この土地改良全般の予算でありまするけれども、今、上月委員からもお話がございましたように、補正、当初予算を合わせて今年は五千八百億という形になりました。  今、私どもにも大変多く御要望が寄せられておりますのは、まずは土地改良関係であります。そういう中にあ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今年は大変災害の多い年でもございました。特に、今御指摘をいただきましたハウスに関しましては、二十四号はもちろんでありまするけれども、台風二十一号、さらには西日本の豪雨災害、あるいは北海道の胆振東部地震におきましてもそういった被害が起きているところでもござ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今回発生をいたしました猛烈な風を伴った台風二十一号、二十四号は、委員からも御指摘をいただいておりましたけれども、農作物で、全国でハウスの損壊ですとか、果樹の落下や枝折れなどの被害が発生をいたしました。  議員の御地元でございます愛知県には私どもの小里副...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 同じ北海道として激励をいただきましたことに御礼を申し上げたいと存じます。  ただいま小川委員から御指摘をいただきましたことでありまするけれども、まずは、政府内において各種の会議体が設置をされておりまして、経済成長ですとかあるいは構造改革など、それぞれの...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この種子法の廃止でありますけれども、まずは、稲、麦類及び大豆の種子の生産、供給に関して、全ての都道府県に対しまして一律に義務付けていた法律を廃止をして、多様なニーズに応じた種子を官民の総力を挙げて供給する体制を構築するために実施をされたものであると承知を...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) まず、農業、漁業におきましては、就業者の減少ですとか高齢化が進行をいたしております。さらに、有効求人倍率も全産業平均を上回っておりまして、人手不足が大変深刻化していると認識をいたしております。さらに、そういったことで業界団体からも労働力確保への支援を求め...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私、就任をしましてから、この入管法と同時に、外国人労働者に対しましては極めて慎重に考えを持っておりました。といいますのも、それは、現場が一番大切でありまして、現場の声がいかに我々の方に届くかということであります。ですから、この人数に関しましても極めて私は...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) そのとおりであります。
○国務大臣(吉川貴盛君) 今、単純労働という御指摘をいただきまして、私は、先ほども申し上げましたけれども、単純労働でこういった外国人の労働者を使ってはいけない、そういう思いを持っておりますことはまずお伝えをいたしたいと思います。  その上において、農林水産分野におきましては、特...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 御指摘をいただいたことは私も大変危惧をしている部分でもございます。  大臣就任前にも、例えば水産加工場で働いている技能実習生の方々にもお会いをさせていただいたこともございます。今、様々な形で活躍をしていただいて、しっかりとお給料ももらって、そして本国に...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 先ほども私申し上げましたけれども、農業を、酪農も含めまして、営んでいる方々は、もちろん大規模な経営もあります。さらには、法人をつくって規模を更に大きくしていこうという、そういった方々もおります。  一方では、酪農もそうでありますけれども、まだまだ北海道...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 全くそのとおりであろうかと思います。この農山漁村というのは私たちの国にとっても最も大切な地域でもございますので、そういった農山漁村がこれから多くの人が定住をして、そこでなりわいを営んでいける、生活ができる、そういったことを念頭に置きながら私も最大限の努力...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) よくそういう御指摘を受けます。確かに今年は台風災害等々で、特に日本海側の作況指数が今のところ、全ての作況指数が出たわけではありませんけれども、おおよその今年の作況指数というのが出されました。その中において一番作況指数が悪かったのが、私ももちろん地元であり...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今までで一番お答えにくい御質問を頂戴をいたしたと思っておりますが、適材適所であるかどうかというのは、堂故委員長を始め委員の皆様が私に対する御批判をいただくときではないかと、こう思っております。  なぜ私が農林水産大臣に指名されたかというのは、私自身、率...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私は、今年災害は、大阪北部、さらには台風の二十一号ですとか、西日本の豪雨災害、そして北海道胆振東部地震、二十四号台風等々、たくさんの災害がございました。就任をいたしましてから、先んじて福島県に視察に入らせていただきました。  これは好事例と申しましょう...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 定員削減につきましては今官房長が説明をしたとおりでございまして、削減に関しましては私も聞いております。  その地域の実情等々につきましては、またしっかりとお聞きをしながら対応ができるような形が、どのような形が取れるのかということも含めまして、またしっか...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この定員合理化に関しましては、五年ごとに計画を策定して取り組んでいると承知をいたしております。  現計画が二十七年から三十一年度でございまして、その終了後の次期合理化の取組、三十二年度からの五年計画につきましては、現計画の取組状況や行政需要の動向等を踏...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私も大臣に就任する前は党の農林・食料戦略調査会の役員もいたしておりました。今日、自民党席に座っていらっしゃる先生方も役員として御活躍をされておりました。党は党として、しっかりとした体制の中で物を言うべきところは物を言い、政策を確かなものに進めてきたと、こ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) FTAであるかどうかということは私は答弁を差し控えさせていただきたいと存じますけれども、今、田名部委員から御指摘をいただきました通商交渉等々、農林水産業全般にわたって、私は、やはり委員の皆様の御意見はもちろんでありまするけれども、現場にいる生産者の皆さん...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) それぞれ徳永委員から御指摘をいただいた方が分かりやすいんだろうと思うんですが、全てこれでよしと私も思っているわけではございません。足りない部分というのは、予算的なこともあるかもしれませんし、あるいは制度面でこういった方がいいのになという生産者がそう思って...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ペンス副大統領のこの発言については私は発言は差し控えさせていただきたいと思っておりまするけれども、いずれにいたしましても、この日米間の交渉がいつになるか、まだはっきりはいたしておりませんけれども、この日米の首脳間の共同声明に従って行われるということになっ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 紙委員から御指摘をいただきましたように、今年は本当に、七月豪雨、さらには二十一号、北海道胆振東部地震、そして二十四号台風等々と、災害、地震の多い年でございました。私自身も大臣の就任後に速やかに被災地を訪問いたしまして、被災自治体や生産者の方々と率直な意見...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私も、震度七の地震、北海道が今年百五十年を迎えた中で、道民の皆さんが初めて震度七という大きな地震を経験をいたしました。私は札幌でありまするけれども、ここもまた震度六という、今まで札幌市民が経験したことのない大きな地震でございました。  その地震の震度が...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 支援策というのはたくさんあろうかと思います。私も、先ほども申し上げましたように、このブラックアウトに関しては絶対起こしてはならない、起きてはならない、そういったことが起きてしまったわけでありまして、この乳房炎ということも深刻な状況だということもお伺いをい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 非常用電源に関しては、今もいろいろな要望を聞きながら行っているところでありまするけれども、十一月二十六日を期限に要望調査を実施をいたしておりますので、その後速やかに交付申請、交付決定の手続が行われるものと考えています。
○国務大臣(吉川貴盛君) 私の方からちょっとお伺いしていいですか。乳房炎対策の非常用電源の支払ですか。
○国務大臣(吉川貴盛君) 乳房炎対策の非常用電源に関しましては、これは個人ではなくて各JAに対して支援をするALIC事業がありますから、個人の負担というものはございません。そのほかに関しましては、この度の災害対策の予算も成立をさせていただきましたので、速やかに行っていきたいと思い...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいま御指摘をいただきましたように、十二月三十日に発効することと、TPP11でありますけれども、なりますが、今、農林水産品の即時撤廃の割合が約五割、数字で五二・九%とお示しをいただきました。これらのうちの約四割の品目が既に無税の品目であると承知をいたし...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今それぞれ御指摘をいただきましたけれども、例えば国産ブドウ、巨峰とかピオーネだとかシャインマスカット等、味や外観等が極めて優れておりまして、産地ごとにブランドが確立されているため、輸入品とすみ分けが、先ほどもすみ分けができていると申し上げましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 本年五月に示しました第四管理期間における太平洋クロマグロの漁獲可能量の配分について、一部漁業者から大型魚の配分等について不満の声をいただきました。大変私どもも遺憾に存じております。  そのため、パブリックコメントや各都道府県で開催をいたしました意見交換...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今、TAC制度導入によりまして資源が回復すると水産庁は説明しているけれどもスルメイカの資源が減少しているのではないかという、そういう御指摘だったと思います。  水産資源は、漁業がなくても海洋環境の変動に伴い資源そのものが変動するとの特性を有していると承...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 沿岸漁業の漁獲量に関しましては、直ちに導入するということは考えておりません。導入する場合にありましても、様々なことを、やっぱり現場の皆さんの意見もしっかりと聞きながら導入していくということになろうかと思いますけれども、大型魚の枠はありますけれども、今申し...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) せっかくの儀間委員の御指摘でありますけれども、まあ余り大きなことを言うわけにもまいりませんけれども、私は、この農林水産行政と申しましょうか、それに携わってそんなに長い期間ということではございませんけれども、まず、農も林も水も日本のこれは業の基であるという...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 儀間委員から御指摘のとおり、この新規就農者というのは農業にとりましても極めて私は重要だと、こう思っております。  全国の新規就農相談センターの調査結果によりますと、就農三、四年がたっても農業所得だけでは生計が成り立たない新規就農者が約四分の三いるなど、...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 森議員の御指摘にもありましたし、先ほどからの当委員会の中でも今年の米の出来具合等々についての御指摘もいただいております。  確かに、日本海側を中心として作況指数が悪うございました。特に北海道が作況指数が、まだ完全ではありませんけれども、九〇ということが...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 戸別補償制度につきましては、全ての販売農家を対象に交付金を支払うものであったことから、担い手への農地の集積ペースを遅らせる面があったと承知をいたしております。  さらに、十分な国境措置がある米につきましては、交付金を交付することは、他の農産物の生産者や...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 先ほど午前中の御質問にもお答えをさせていただきましたけれども、私も、漁業関係の加工場においての技能実習生の皆さんの働きぶりというものも拝見もいたしております。  こうした中で、既存の外国人材の受入れ制度である農水分野の外国人技能実習制度の実態を理解する...全文を見る
11月20日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
議事録を見る
○吉川国務大臣 目指すところは何かという問いでございました。  小島委員も御承知のとおりであろうかと思いますけれども、我が国におきましては、地域で長年培われた特別の生産方法ですとか、あるいは気候、風土、土壌などの生産地の特性によりまして、高い品質、さらに評価を獲得するに至った地...全文を見る
○吉川国務大臣 日・EU・EPAにおきましては、日本側の四十八のGI産品とEU側の七十一のGI産品をそれぞれお互いの域内で保護するということにいたしております。この保護の水準につきましても、先使用の制限や広告等への規制など、より高いレベルでの保護を行うことといたしておりまして、そ...全文を見る
○吉川国務大臣 具体的に御指摘のありましたタイとかベトナムに関してまず申し上げたいと思いますけれども、GIの重要性ですとかGIの相互保護の必要性について認識を両国とともに共有をいたしておりまして、この相互保護に向けた協力として、お互いのGI産品を相手国のGI制度下で相互に申請する...全文を見る
○吉川国務大臣 稲津委員、冒頭に御発言がありました水田フル活用交付金に対しましては、農林水産省といたしましても、来年度の予算に向けまして、しっかりと確保すべく頑張ってまいりたいと存じます。  今、日・EU・EPAにおける相互登録保護のメリットの問いがございました。  この日・...全文を見る
○吉川国務大臣 我が国の農林水産物そして食品の輸出額は、平成二十九年は八千七十一億円となりまして、五年連続で過去最高記録を更新いたしました。本年一月から九月の合計も対前年比で一五・二%の増加となっておりまして、平成三十一年の一兆円目標の達成に必要な増加のペース、これは一年当たり一...全文を見る
○吉川国務大臣 石川議員御指摘のとおり、今回の北海道胆振東部地震におきましては、酪農家の皆さん、本当に苦労されたと思います。  せっかく頑張って酪農を経営していながら、非常用電源がないことによって搾乳ロボットが使えなくなりました。そして、乳房炎もたくさん出たということも事実であ...全文を見る
○吉川国務大臣 御指摘をいただきましたように、この影響試算におきまして、乳製品につきましては、ホエー、チーズの関税削減ですとか関税撤廃等によって、長期的には乳製品向けの価格の下落が懸念をされるといたしているところでもございまして、乳製品向けの生乳の約九割を占める北海道への影響は大...全文を見る
○吉川国務大臣 まず、私の方から答弁をさせていただきたいと思います。  今、櫻井委員から御質問の中で指摘がありましたように、現在、三十六道府県等の六十九産品が登録をされております。当面は、今もお話をいただきましたように、全ての県で最低一産品の登録を目指しているところでもございま...全文を見る
○吉川国務大臣 関委員から御指摘いただきましたことは大変重要なことだと私も思っております。  どうしても法律の条文についての文章が難解であります、そういった指摘だろう、こう思っておりまするけれども、この法令の規定を国民に理解しやすいものにすることが重要だと考えておりますので、こ...全文を見る
○吉川国務大臣 ただいま委員からも御指摘をいただきました。その言葉を受けとめまして、法令の規定を理解しやすいものにすることについては今後とも努力をさせていただきたい、こう思っております。  先ほども申し上げましたように、関係者に発信をしていくに当たりましては、わかりやすい資料と...全文を見る
○吉川国務大臣 委員の御指摘のとおりでございます。  このたび、日・EU・EPAによりまして、EUへ輸出される日本の農林水産物の関税でありますけれども、例えば水産物とか緑茶、牛肉などを含め、ほとんどの品目で即時撤廃をされるということにもなっております。  さらに、EUは人口五...全文を見る
○吉川国務大臣 今回のEU側の七十一産品の名称の一部でもあり、我が国で広く使用されておりますカマンベール、チェダー、ゴーダなどにつきましては、我が国においても一般的に使用されていることから、今回の保護の対象外として、引き続き国内産品等への使用が可能であると承知をいたしております。...全文を見る
○吉川国務大臣 世代間のバランスというのはとても大切なことだと思います。  今、地方のという御指摘もありましたけれども、地方の農政局におきましても、あるいは県の支局におきましても、本当に少ない人数だと思いますけれども、真剣に日本の農業のために頑張っていただいていることに、私も接...全文を見る
○吉川国務大臣 平成三十二年度以降の当省の定員合理化目標数につきましては、今後検討されると承知をいたしておりますけれども、いずれにせよ、当省といたしましては、新たに発生する行政ニーズに的確に対応しなければなりません。そのためにも、将来の業務運営に支障が生じないようにするために、必...全文を見る
○吉川国務大臣 個別の品目の合意内容につきましては、経済連携協定ごとに異なるものもあると承知をいたしておりますけれども、全体として見て、TPPの水準がこれまでの最大限であるものと私は理解をいたしております。  その上で、日米共同声明を大前提にいたしまして、将来にわたって我が国の...全文を見る
○吉川国務大臣 同じ答えの繰り返しになるかもしれませんけれども、TPPの水準がこれまでの最大限であるものと私は理解をいたしておりますので、そういった、共同声明にもございましたように、首脳間におけるその内容等に沿った形でこれからも交渉が行われる、私はそう思っております。
○吉川国務大臣 繰り返しになりますけれども、米国との交渉はこれからでもありまして、個別品目の交渉の方針について、交渉の手のうちをさらすこととなることから、お答えは差し控えさせていただきたいと思いますが、その前提といたしましては、先ほどから申し上げておりますとおりに、首脳間での最大...全文を見る
○吉川国務大臣 全体として最大限という点につきましては、今、内閣府政務官から答弁があったとおりだと思っておりますので、更にお聞きしていただきたい、こう思っておりますけれども、農林水産省といたしましては、日米共同声明を大前提にして、将来にわたって我が国の農林水産業の再生産が確保され...全文を見る
○吉川国務大臣 繰り返しになって大変恐縮でございまするけれども、米国との交渉はこれからでもありまして、個別品目の交渉につきましては、交渉の手のうちをさらすこととなりますことから、お答えは差し控えさせていただきたいと存じております。
○吉川国務大臣 GIの登録を受けました産品ですけれども、長年の伝統に基づきましてその生産方法や特性が産地と結びついていることから、最も知見を有する生産者団体みずからが行うのが適当との考え方から、EUのような第三者機関が品質管理を行う仕組みを採用しなかったところでございます。  ...全文を見る
○吉川国務大臣 今御指摘いただきましたように、木材の自給率は、最低でありました平成十四年一八・八%から、ただいま上昇傾向でございまして、平成二十九年には三六・一%まで回復をいたしております。  日・EU・EPAにおきましては、長期的には関税引下げの影響による国産品の価格下落が懸...全文を見る
○吉川国務大臣 日・EU・EPAにおきまして、農林水産分野につきましては、重要五品目を中心といたしまして関税撤廃の例外をしっかり確保し、関税割当て等の措置も獲得をいたしたところでございます。  それでもなお残る不安や懸念にもしっかり向き合っていかなければなりません。農林漁業者が...全文を見る
○吉川国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
11月20日第197回国会 衆議院 本会議 第7号
議事録を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 櫻井議員の御質問にお答えいたします。  酪農、乳業の競争力強化対策についてのお尋ねがありました。  日・EU・EPAを踏まえた競争力強化対策については、総合的なTPP等関連政策大綱に基づき、施設整備等の酪農の体質強化対策に加え、チーズ向け原料乳の低コ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 山岡議員の御質問にお答えいたします。  北海道の農業、林業、水産業についての復興への決意についてお尋ねがありました。  今般の北海道胆振東部地震により甚大な被害を受けた北海道は、我が国最大の食料供給基地であり、その復旧復興は喫緊の課題であると認識して...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 遠山議員の御質問にお答えいたします。  日・EU・EPAの発効によるチーズ、木材製品の対策についてのお尋ねがありました。  農林水産省では、これらの国際競争力強化を図るため、総合的なTPP等関連政策大綱に基づき、チーズ向け原料乳の低コスト化、高品質化...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 笠井議員の御質問にお答えいたします。  日・EU・EPA交渉の合意内容への懸念についてのお尋ねがありました。  日・EU・EPAの牛乳・乳製品の国境措置については、チーズは、ソフト系は関税撤廃を回避し、横断的な関税割当てを設定、ハード系は長期の関税撤...全文を見る
11月21日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
議事録を見る
○吉川国務大臣 西田委員御指摘のとおりでございます。  今、農業の担い手の減少ですとか高齢化が進行をしておりまして、その中で、人手不足の解消ですとか、あるいはまた生産性の飛躍的な向上などの実現を図る上で、今の質問の中でも御指摘をいただきましたように、AIですとかロボット、IoT...全文を見る
○吉川国務大臣 稲津委員から御指摘をいただきました件でありますが、私も、大臣に就任する前、さらには大臣就任後もこの被災山地をお訪ねをさせていただきまして、まさに林業地域でもあります、そして、山がなくなったというそういったショッキングなお話も頂戴をいたしてまいりました。  そこで...全文を見る
○吉川国務大臣 まず、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。  アニマルウエルフェアにつきましては、家畜を快適な環境下で飼育することにより、家畜のストレスや疾病を減らしまして、結果として生産性の向上や安全な畜産物の生産につながることから、我が国の畜産において重要な課題...全文を見る
○吉川国務大臣 今、神谷委員から、具体的にどのような作物がという御指摘はございませんでしたけれども、北海道は、ことしは天候不順等々にもよりまして、まずは米が作況指数が悪かったということもございます。またさらに、野菜に関しましても、一部、長雨等々によりましてできが悪かったということ...全文を見る
○吉川国務大臣 三十年度産の全国の主食用米の作付面積でありますけれども、前年度百三十七万ヘクタールとおおむね同水準の百三十八・六万ヘクタールとなったところでございます。  これは、もう神谷委員も御承知のことと存じまするけれども、各産地において、主食用米の需給状況や輸出への関心の...全文を見る
○吉川国務大臣 平成三十年度産水稲の十月十五日現在の概況でありますけれども、全国の作況指数で、これはもう先ほどからお話がありますように、九九でございます。主食用米等生産量が七百三十三万トンと、三十年産需給見通しの生産量七百三十五万トンとおおむね同水準となる見込みでございます。 ...全文を見る
○吉川国務大臣 御指摘をいただきましたように、米政策改革の定着を図るためにも、水田活用の直接支払交付金による飼料用米を含めた主食用米以外の作物への支援を安定的に実施していくということが大変必要であろうかと存じております。  私どもといたしましても、今後とも、農業者の方々が飼料用...全文を見る
○吉川国務大臣 水産庁長官がお答えをしたとおりでありますけれども、今、特に国内におけるスルメイカの漁獲量の減少ですとか国際的な需要増加に伴う原料価格の上昇によって、特にイカ加工業者の方々、加工原料の確保に大変苦労されている、そういう実態は私も承知をいたしております。  本質的に...全文を見る
○吉川国務大臣 二つの問いをいただいた、このように思っております。  まず、日・EU・EPA、その関連法案について、慎重に御審議をいただいた上で、速やかに可決をしていただけるよう、今お願いをしているところでございます。  国会運営につきましては国会でお決めになることであります...全文を見る
○吉川国務大臣 簡潔にということでありますので、外国人人材を円滑に受け入れることができますように、私どもとしましては、引き続き、法務省等の制度所管庁と連携して積極的に検討を進めてまいりたいと存じております。
○吉川国務大臣 TPP11協定、また日・EU・EPAにおきまして、農林水産分野におきましては、重要五品目を中心に関税撤廃の例外をしっかり確保したところでもございます。  ですが、なお残る農業者の不安、懸念にしっかりと向き合っていかなければなりません。そして、安心して再生産に取り...全文を見る
○吉川国務大臣 貿易交渉は、極めて厳しい交渉だと思いますけれども、攻めるべきは攻め守るべきは守るという方針のもとに今日まで臨んできたと承知をいたしております。TPP協定、日・EU・EPAの厳しい交渉におきましても、この方針のもとで粘り強く交渉を行ってまいりまして、重要五品目を中心...全文を見る
○吉川国務大臣 今御指摘をいただきましたように、毎年度、五月から二カ月ごとに入札を実施することとなります。  豪州向けの国別枠による輸入米の数量が拡大することで、国内の米の流通量がその分増加することとなれば、国産米全体の価格水準が下落することも懸念をされます。  このため、総...全文を見る
○吉川国務大臣 米の生産調整見直しの初年度の取組状況を検証して今後の米政策を推進していく、これは米政策にとりましても大変重要なことだと存じております。  委員も御承知のとおりでありますので、あえて申し上げる必要もないかと思いまするけれども、行政による生産数量目標の配分に頼らずと...全文を見る
○吉川国務大臣 田村委員からお配りをいただきましたこの資料を拝見いたしまして、このような無断伐採において森林の破壊が起こっているということは大変遺憾であると存じております。  このような無断伐採事案の発生は、森林所有者が、今もお話にございましたように、長年かけて森林を育ててきた...全文を見る
○吉川国務大臣 森議員がおっしゃいましたように、小豆というのは本当に難しいんだと思うんです。私も、十勝の皆さんに、これだけ需要が多い小豆を、ことしは少し作付をふやして全国の需要者の皆さんにお応えしたらいかがですかというお話もさせていただきました。  ことしは、十勝地方も小豆に対...全文を見る
○吉川国務大臣 漁業法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の漁業は、国民に対して水産物を安定的に供給するとともに、水産業や漁村地域の発展に寄与するという極めて重要な役割を担っています。しかし、水産資源の減少によっ...全文を見る
11月22日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
議事録を見る
○吉川国務大臣 我が国の漁業はノルウェーと異なりますことは、もう古川委員も御承知のとおりかと思いまするけれども、まず、漁獲、養殖される魚種が豊富であるということ、さらには、大規模で効率的な遠洋、沖合漁業、小規模でも高付加価値な沿岸漁業、魚だけではなくて、貝類ですとか藻類も含めた養...全文を見る
○吉川国務大臣 平成三十一年度の水産関係予算についてでありまするけれども、水産政策の改革を確実に実行に移していくために、また、新たな資源管理システムの構築と水産業の成長産業化を図る上で、私は極めて重要なものと考えております。  年末の決定に向けて、必要な予算が確保できますように...全文を見る
○吉川国務大臣 漁業者の減少ですとか高齢化が進む中で、地域によっては漁場の利用の程度が低くなっているところもあると承知をいたしております。今後、どのように沿岸漁場の管理や活用を図って地域の維持、活性化につなげていくかが大きな課題となってもおります。  このために、本法律案におき...全文を見る
○吉川国務大臣 今回の法案におきまして、漁業権につきましては、法律で定める優先順位を廃止をして、漁場を適切かつ有効に活用している漁業者や漁協に優先して免許する仕組みとするとともに、新たな漁場などにおいては、地域の水産業の発展に最も寄与する者に免許をすることといたしているところでも...全文を見る
○吉川国務大臣 森委員の御指摘のとおりであろうかと思います。  この法案を提出する以前にも、水産改革に関する説明会等並びに法案に関する説明会等を行ってまいりました。さまざまなそういった機会を活用して漁業者の皆様との意見交換を行ってきた結果、今回のこの法案を、改革の内容を取りまと...全文を見る
11月26日第197回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 委員御指摘のありますように、技能実習生からの移行は今見込んで外食業はおりませんので、試験の、全てですね、試験を受けていただいて、その合格者となることを今想定をいたしております。受験生といたしましては、例えば国内の飲食店で今アルバイトとして経営を積んだ外国...全文を見る
11月27日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
議事録を見る
○吉川国務大臣 亀井委員御指摘のとおり、漁業は、私は農業と同じように大切だとも思っております。また、林業ももちろんそのとおりでもございます。  今回の改革に当たりまして、我が国の水産業に関しましては、日本の周辺水域に形成された豊かな漁場を活用し国民に対して水産物を安定供給すると...全文を見る
○吉川国務大臣 私も北海道ぎょれんの皆さんと何度かお話をすることがございます。確かに、予算に関しましては、このたびの来年度の予算のみならず、毎年、水産関係の予算を充実させてほしい、ふやしてほしいというそういう要望も、私が大臣に就任する前からそういった声はいただいております。  ...全文を見る
○吉川国務大臣 政務三役がどれだけ、何回説明に出向いたのかという御指摘だったと思いますが、確認をしましたところ、政務三役が直接説明に出向いてはいないということであります。  農林水産省と団体が協力をいたしまして、漁業者団体の開催する会議などさまざまな機会を通じまして、漁協や漁業...全文を見る
○吉川国務大臣 今、亀井委員の御指摘の件でありますけれども、漁獲することが難しい定置網について、クロマグロの混獲を回避することが本当に大きな課題となっております。  この定置網において、クロマグロを放流するための漁具改良等の技術開発ですとか、あるいは魚群探知機等の機械導入、さら...全文を見る
○吉川国務大臣 海区漁業調整委員会の委員公選制を廃止する理由を今問われたところでありますが、この漁業調整委員会が適切に漁業調整の役割を果たすためには、漁業者委員について、地区や漁業種類に著しい偏りがないものとする必要があると考えております。  他方、現行制度における漁業者委員に...全文を見る
○吉川国務大臣 宮城県の特区につきまして、本年の三月に、県において有識者による検証が行われたと聞いております。  この検証におきまして、復興推進計画の数値目標は達成してはいないけれども、新たな技術の導入による製品の差別化等の取組成果は確実にあらわれてきており、事業を継続すること...全文を見る
○吉川国務大臣 今、水産庁長官から説明したとおりでありますけれども、いずれにいたしましても、我が国としては毅然とした態度で交渉に臨んでいきたい、こう思います。
○吉川国務大臣 御指摘のあった件でありますけれども、そもそも、外国資本の入った我が国の法人が漁業を営むこと自体は現行法においても認められていると承知をいたしておりまして、今回の改正によって取扱いが変わるものではないとは存じておりますが、外国資本が入るか否かにかかわらず、漁業権者が...全文を見る
○吉川国務大臣 今、神谷委員の御指摘の問題というのは、私は極めて重要な課題の一つでもあろうかと思います。  そこで、企業の参入につきましては、沿岸漁場での漁業者とのあつれきが生じないように、都道府県による十分な調整が行われて、地域との協調のもとで参入が行われることが基本と考えて...全文を見る
○吉川国務大臣 先ほどの外国企業の件につきましても、しっかりと私どもは都道府県の知事とともに対応をしてまいりたいと存じております。  さらに、今、企業の参入について御指摘もございました。  これは、沿岸漁場での漁業者とのあつれきが生じないように、都道府県による十分な調整が行わ...全文を見る
○吉川国務大臣 現場への丁寧な説明でありますけれども、漁業者への説明につきましては、水産政策の改革の内容や改正法案の考え方等につきまして、漁業者団体の開催する会議などさまざまな機会を通じて説明を行ってきております。また、本年六月から十月末までの間に全国各地で九十九回の説明会等も実...全文を見る
○吉川国務大臣 請求異議訴訟におきましては、国は、漁業補償は、昭和三十七年に閣議決定された公共用地の取得に伴う損失補償基準要綱に基づき実施をされており、その考え方は、あくまでも漁業権に法定存続期間があることを前提として、将来の予測も踏まえて算定された金額を通常受けるべき損失として...全文を見る
○吉川国務大臣 ただいま水産庁長官も答弁をいたしましたように、十月末までで九十九回の説明も行ってきているところでもございます。  この説明会の中で、例えば、海面利用制度の見直しに関して、適正かつ有効の判定は誰がどう判断するのかとか、地元の漁業者や漁協ではなく資本力のある企業によ...全文を見る
○吉川国務大臣 委員お尋ねの規定は、いずれも、漁業者、とりわけ小規模漁業者への配慮の重要性を規定したものであると承知をいたしております。  我が国は、これらの国際的な枠組みに対しまして、いずれも、合意した上で真摯に対応してきているところでもあります。  今後とも、今御指摘のあ...全文を見る
11月27日第197回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私の方からお答えさせていただきたいと思います。  藤木委員御指摘のとおり、農業ハウスにつきましては、本年の度重なる豪雨、台風、さらには地震等々によりまして、もう本当に甚大な被害が生じました。そこで、緊急点検を実施したところでございまして、その結果、今も...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 御指摘のように、共同利用施設はもう本当に、私も被災地に参りまして視察もさせていただきましたけれども、被害が多くございました。その中で、今、藤木委員もお話がございましたように、災害復旧事業が活用ができるほか、さらには被災施設整備向けの強い農業づくり交付金を...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農林水産省といたしまして、二十項目について緊急点検を行いました。その結果、大規模地震などの非常時に機能が失われるおそれがある施設あるいは停電時の対応計画を作成していない施設などが存在することが判明いたしましたことから、施設の耐震化や非常用電源の設置など必...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 輸入動畜産物の検査を行う動物検疫所につきましては、家畜防疫官の増員等によりまして、現在も体制強化に努めているところでもございます。  また、本年八月に中国で確認をされましたアフリカ豚コレラにつきましては、中国からの入国者を対象とした検査の強化ですとか、...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私も、里見委員の御指摘のとおりだと思っております。  この外食業におきましては、もう御承知かもしれませんけれども、有効求人倍率、欠員率共に他業種に比べて高水準でもあります。特に、調理、接客、給仕の現場をマネジメントして取り仕切る知識、能力を有する即戦力...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 何とお答えをしていいのでしょうか。災害に対する被害額というのは少なければ少ないほど私はいいと思っておりますので、おやとも思いますし、あれとも思いますし、いや、もっと少ない方がという、そういう感覚でも、複雑な思いもございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 共同利用施設につきましては、私も大臣に就任する前に被害を、状況というものも見させていただきました。老朽施設でもございましたけれども、それにしましてもこの共同出荷、集荷施設というのは農家の皆さんにとっては大切な施設でございますので、これからも地元の御意見、...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 小川委員御指摘のとおり、まさにこのブラックアウトというのは私どもも想像できないような状況でございました。特に私が安堵をしましたのは、このブラックアウトで停電をしていながら交通事故が全くなかったということは、本当に私は不思議だったと思います。ガソリンスタン...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 小川委員御指摘のとおり、北海道は今年は、三十年度産の米の作柄が、六月の中旬から七月中旬の低温、日照不足の影響によりまして、水稲はですね、十月三十一日に公表した作況指数では九〇、特に地域的なばらつきも若干あると私も聞きました。小川委員の地元の上川管内が少し...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農林水産業で頑張っていらっしゃる皆様のことを思いながら、しっかりと守っていく必要はあるだろうと思っております。
○国務大臣(吉川貴盛君) 近年、この我が国の飲用牛乳需要が減少傾向にある一方で、生クリームですとかチーズなどの乳製品の需要は今後とも増加が見込まれております。そこで、消費者ニーズに適切に対応すれば酪農経営は十分発展の可能性があると見込んでおりまして、このために、本年四月に施行され...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 米国政府要人のこの発言につきましては、コメントすることは私は差し控えたいと存じております。  いわゆるこの毒薬条項に関することでありまするけれども、外務省にお尋ねをいただければと、こう思っております。
○国務大臣(吉川貴盛君) 米国との交渉に関しましては、農林漁業者の方々の中に不安を感じる声があることは認識もいたしております。  私といたしましては、過去の経済連携協定で約束した内容が最大限との日本の立場について首脳間で確認をしたことは非常に重いものと認識をいたしております。 ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 失礼しました。  品目ごとに最も譲った内容でいわゆるいいとこ取りをされるのではないかという御懸念だと思います。御指摘のように、いいとこ取りされた結果、全体としてTPPの内容を上回ることのないように交渉に臨んでいくことになるだろうと思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 米国との交渉に関しましては、農林漁業者の方々の中には、先ほども申し上げましたけれども、懸念の声があることはよく認識をいたしております。  私といたしましては、日米共同声明により、過去の経済連携協定で約束した内容が最大限との日本の立場について首脳間で確認...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この第七十三回国連総会第三委員会におきます小農民の権利宣言決議に関しまして、政府としては、小農民及び地方で働く人々の人権を保護すること自体は重要であると認識をいたしております。  他方、本決議案の対応につきましては、小農民の権利については議論が未成熟で...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 先ほども申し上げましたけれども、小農民の権利については議論が未成熟で、いまだ人権として認められていないことが一つ、二つ目には、これらの人々の人権を保障するためには既存の人権メカニズムを活用することが効果的であると、そういったことから棄権票を投じたと私ども...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 大変時間を要しまして申し訳ございませんでした。  先ほども申し上げましたように、小農民の権利につきましては、議論が未成熟でありますことから、更なる議論が必要と考えます。ただ、しかしながら、政府といたしましては、小農民及び地方で働く人々の人権を保護するこ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 種子法廃止後も、この平成三十年度において、実際に全ての都道府県を前年度とおおむね同程度の予算を計上して業務を実施していると聞いております。都道府県が種子生産から手を引くことは想定はし難いと考えておりまして、また、民間事業者が供給する品種の中には都道府県が...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農業共済は自然災害等の共済事故による収穫量の減少を補償する制度でございます。このため、収穫後の被害については農業共済制度の対象外となっているところでありますが、このような農業共済における課題も踏まえて、平成二十九年の農業災害補償法の改正におきましては新た...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 済みません、大変どうも失礼いたしました。排せつ物の関連でいいんですよね。(発言する者あり)はい。  平成十六年にこれ本格施行されましてから、もう今日まで十四年も経過をしたところでありまして、酪農経営の発展のためには引き続き家畜排せつ物を適切に処理してい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農業関係も、委員御承知のとおり、高齢化が進んでいたりとか、そういった現象が見られるわけでありまして、外国人労働者に対する期待というものがございます。ですが、これを実行していくためには、私は、現場の皆さんの御意向、御意見もしっかりと踏まえながら、そういった...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 確かに、紙委員の御指摘のとおりに、ブラックアウトによって、二日間だったと思いまするけれども、それはせっかく搾乳をした生乳も廃棄せざるを得なかった。そのことが、乳業工場も止まっていたということもありまして、それも生産に回すことができなかった。それは確かにも...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) お尋ねのありました日EU間の農林水産物の貿易収支についてでありますけれども、二〇一七年におけるこの日本のEUからの輸入額が日本のEUへの輸出額の何倍であったかを申し上げますと、輸入額が一万三千百七十一億円、輸出額が四百五十二億円でございまして、輸入額が輸...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今、二十九倍と申し上げましたが、これから日EU・EPAが発効いたしますと、農林水産品だけではなくて、相当の輸出が見込めるということにもなります。  そういう中にあって、農林水産品におきましても、これから、今まで輸出ができていなかった部分というものもござ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) EUとのEPAによって、人口五億人を擁するEU市場において、平成二十九年度の農林水産品の食品の輸出額は、先ほど申し上げましたように四百五十二億円となっております。日EU・EPAによる、獲得する輸出重点品目の関税撤廃によりまして更なる輸出の拡大が私は期待を...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 森委員のただいまのお話は私も重要な指摘だと、こう思っております。  そこで、農業分野におきましても、この四分野について農業、外国人労働者の受入れをということにいたしているところでもございますので、これはやはり農業におきましても漁業におきましても、あるい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) はい。  これは、労働者を受入れをするためには、いろいろな団体の方々が受入れの対象ということにもなってまいりますので、そういった方々に対して私どもがしっかりと指導をしていくということが必要じゃないでしょうか。
○国務大臣(吉川貴盛君) 特定農林水産物等の名称の保護に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  この法律案は、経済上の連携に関する日本国と欧州連合との間の協定を締結し、これを適確に実施するため、特定農林水産物等の名称の...全文を見る
11月28日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
議事録を見る
○吉川国務大臣 本法案では、船舶等とともに設定されたIQを譲り渡す場合等であって、農林水産大臣や都道府県知事の許可を受けたときに限りIQの移転をすることができることといたしているところでございます。また、船舶の譲渡に際して必要となる漁業の許可の承継につきましても、農林水産大臣や都...全文を見る
○吉川国務大臣 神谷委員の御指摘、私もよく理解できるところでございます。  今長官からも答弁をさせていただきましたように、漁業者の負担の最小化を図っていかなければなりませんし、準備が整った漁業種類や操業区域等の管理区分から、漁業者の御意見を十分に伺いながら、丁寧に導入を図ってい...全文を見る
○吉川国務大臣 まず、御指摘をいただきました多面的機能につきましてお答えをさせていただきたいと思います。  もう佐々木委員御承知のとおりであろうかと思いますけれども、我が国の水産業は、日本の周辺水域に形成された豊かな漁場を活用しながら、国民に対しまして水産物の安定供給をしてまい...全文を見る
○吉川国務大臣 まずお答えをさせていただきたいと思います。  かつて世界一を誇ってきました我が国の漁業生産量、今やピーク時の半分以下に減少をいたしております。また、漁業者の減少、高齢化も進んでいるということも否めない事実でもございます。  このような中で、国民に水産物を安定供...全文を見る
○吉川国務大臣 先ほども若干申し上げましたけれども、我が国におきましては、周辺水域に形成された豊かな漁場を活用して、さまざまな水産物を食卓に届けてまいりました。一方で、我が国の漁業生産量が長期的に減少もいたしておりまして、地域の漁業を担う漁業者の減少、高齢化も進んできております。...全文を見る
○吉川国務大臣 今回の法案提出に至るまでの検討作業につきましては、水産政策の実施に責任を有する農林水産省といたしまして、主体的に検討を進めて法案提出に至ったものでございます。  水産政策の改革ですけれども、これは平成二十九年四月に策定した新たな水産基本計画が出発点となっておりま...全文を見る
○吉川国務大臣 現場への説明はとても大切なことだ、こう思っております。  この検討の過程におきまして、昨年十二月にまとめました「水産政策の改革の方向性」ですとか、また本年六月にまとめた「水産政策の改革について」の検討状況をお示ししながら、さまざまな機会を活用して、関係者の皆さん...全文を見る
○吉川国務大臣 委員御指摘のとおりだと思います。  我が国の排他的水域における、北朝鮮の操業ですとかさまざまな違法行為が見られますので、我が国の漁業者の安全操業の妨げにもなっている、極めて問題だと考えておりますので、しっかりとこれからも、海上保安庁等々とも連携することも大切だと...全文を見る
○吉川国務大臣 水産改革につきましては、現場で漁業を営む漁業者の理解を得ながら進めていくことが必要不可欠であると、私も認識をいたしております。  このために、農林水産省と団体が協力をいたしまして、改革の内容ですとか改正法案の考え方につきまして、漁業団体の開催する会議などさまざま...全文を見る
○吉川国務大臣 さまざまな御指摘につきましては、私もいろいろな御意見、御指摘等々につきましては真摯に受けとめさせていただきたい、こう思っております。  今回の改革は、水産資源の適切な管理と水産業の成長産業化を両立させて、漁業者の所得向上と年齢バランスのとれた漁業就業構造の確立を...全文を見る
○吉川国務大臣 漁業者というのは、今、浜で御活躍をいただいている漁業者もいらっしゃれば、もちろん浜から揚がってきた水産物をしっかりと市場に出していらっしゃる方もいらっしゃれば、あるいは加工関係の方もいらっしゃる。極めて幅広いのではないか、私はそう思っています。
○吉川国務大臣 現在、沿岸水域で漁業者の減少ですとか高齢化が進む中にありまして、地域によって漁場の利用の程度が低くなっているところもございます。今後どのように、沿岸漁場の管理ですとか活用を図って地域の維持、活性化につなげていくかが大きな課題となっていると承知もいたしておりまして、...全文を見る
○吉川国務大臣 適切かつ有効に活用している場合とは、漁場の環境に適合するように資源管理や養殖生産を行い、将来にわたり持続的に漁業生産力を高めるように漁場を活用している状況と考えております。  地域の水産業の発展に最も寄与するとの判断でありますけれども、例えば、漁業生産がふえて地...全文を見る
○吉川国務大臣 先ほどから、知事の恣意的な権限によって左右されるのではないかという御議論をいただいておることも、私自身、先ほど来聞いておりました。  今申し上げましたように、国が技術的助言をしっかりやっていく、さらに、法案の成立後には都道府県の実務者からも意見を伺ってまいりたい...全文を見る
○吉川国務大臣 漁協の役割というのは、私は極めて大きいものと考えております。  漁業者の協同組織として、漁業権の管理ですとか漁場の管理等の公的な役割も果たしてきてまいりました。漁獲物の販売を始めとした組合員のための事業も実施をいたしておりますし、さらに、漁業者の所得向上を図るた...全文を見る
○吉川国務大臣 クロマグロの第四管理期間の配分に当たりましては、都道府県別の配分について、パブリックコメントの期間を九日間しか確保することができませんでした。その結果、漁業者の意見を聞く時間が十分でなかったことを反省すると申し上げたところでございます。
○吉川国務大臣 TAC、IQの導入について、どのように意見を聞くのかということを私の方からお答えさせていただきます。  漁獲可能量の配分につきましては、水産政策審議会での諮問やパブリックコメントなどによりまして、沿岸漁業者の意見を反映できる仕組みとなっているところでもございます...全文を見る
○吉川国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、パブリックコメントによりまして沿岸漁業者の意見を反映できる仕組みとなっておりますが、これらの手続を丁寧に進めてまいりたいと考えておりますけれども、更に必要であれば皆さんの声をよく聞くことにしていきたいと考えております。
○吉川国務大臣 今、森委員からさまざまな御指摘をいただきました。質疑の中で御指摘いただきましたことは全て重要な部分でもあろうかと思います。  そして、今、最後に触れられました親切、丁寧な説明も、これからも必要に応じてしっかりと行っていきたいと思いますし、浜が活性化をして、浜で漁...全文を見る
○吉川国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
11月28日第197回国会 参議院 本会議 第5号
議事録を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 仁比議員の御質問にお答えいたします。  農業における技能実習からの移行の見込み数についてお尋ねがありました。  農業については、特定技能一号外国人に求める技能として、技能実習二号修了程度のものを想定しています。このため、一定数の技能実習二号修了者が本...全文を見る
11月29日第197回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 意義についてでありますけれども、もう既に里見委員から今御質問の中で御指摘をいただいたとおりであろうかと存じます。  我が国には、特別の生産方法ですとか気候、風土、土壌などの生産地の特性によりまして、本当に高い品質と評価を獲得するに至った商品が多く存在を...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 委員もう既に経緯、経過というのは御存じであろうかと思いますので私の方から詳しくは申し上げませんけれども、農林水産省といたしましては、従前より、八丁組合についても追加登録をしていただきたいという考えを持ちまして、呼びかけを行ってきているところでもございます...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 鉢呂委員におかれましては、今日まで農林水産行政に深く関わってこられておりますことに私からも敬意を表したいと存じます。  今、貿易交渉での基本的姿勢だと存じておりますけれども、委員が今お話の中で御指摘をいただきましたように、我が国は世界有数の食料純輸入国...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今、特に北海道、そしてチーズのことを御指摘をいただいたと、こう思っております。  私も実は大臣に就任する前に、北海道の酪農、離農者も増えてきておりましたし、今現在も、まだ後継者がいない、高齢化が進む、家族経営の皆さんが、もうこれ以上酪農ができないという...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 我が国の農業は、人口減少に伴うマーケットの縮小ですとか高齢化の進行、あるいはまた耕作放棄地の増加など、大きな曲がり角に立っているのではないかと思っておりまして、その活性化は待ったなしの課題と私は認識をいたしております。  そういう認識の下で、農政全般に...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 戸別所得補償制度に対する考え方というのは先刻答弁をしたとおりでございますので、今あえてそのことは申し上げません。  様々な形で頑張っていらっしゃる農家、生産者の皆様に対して手を差し伸べるということは、私はとても大切なことだとこれは思っております。ですか...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 田名部委員御指摘の私はとおりだと思うといいますか、家族経営でも小経営であっても、やはり農業を営んでいる皆さんは一緒でありますから、私は、そういった面で家族経営等々に対しましても大切にしていきたいと思います。  要するに、経営規模の大小とか家族農業か否か...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) いずれにいたしましても、私も現場の声は大切にしていきたいと考えております。
○国務大臣(吉川貴盛君) これはやはり、チーズ一つ取ってみても、これからEPAが発効いたしますと、フランスを始め様々な国からチーズが入ってくるということは考えられます。  ただ、しかしながら、関税措置等々を、しっかり国境措置を取らせていただいたということももちろんございまするけ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) GIの、なぜ必要なのかという御質問でございました。  これは、我が国の地域におきましては、長年培われた特別の生産方法ですとか、気候、風土、土壌などの生産地の特性によりまして、高い品質と評価を獲得するに至った産品が多く存在をいたしております。GI制度が導...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 委員御指摘のとおりだと思います。六次化というのは大切な分野でもございますので、これからも、私どもといたしましては、六次化に向けてのしっかりとまた御支援をしてまいりたいと存じます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 私どももしっかり対応してまいります。
○国務大臣(吉川貴盛君) 今答弁をしたとおりでございまするけれども、消費者の皆様にしっかりとこのGIというものを承知をしていただくためにもどのようなことができますのか、これもまた検討の余地があるのではないかと、今議論を聞いて思っておりました。
○国務大臣(吉川貴盛君) 儀間委員御指摘をされておりますように、三十一年、来年に向けて、我が国は輸出を一兆円という大きな目標を立てております。そういう中にありまして、このGI商品をEUに売り込むチャンスだとも思っております。  しかしながら、まだEUに具体的に輸出が認められてい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 確かにEUにおいては、食品に対する規制といいますか、そういうのは厳しいと私も承知をいたしております。  しかしながら、今回、EU側が七十一、そして私どもが四十八、その差はありまするけれども、これから、先ほどからもお答えをいたしておりますように、都道府県...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 前回も森委員から御指摘をいただきました。二〇一七年の我が国のEUからの農林水産物の輸入額は、輸出額の二十九倍となっております。  この日EU・EPAにおきましては、守りの面におきましては、国家貿易制度の基本制度の維持、さらには関税割当て、長期の関税削減...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
11月30日第197回国会 参議院 本会議 第6号
議事録を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 漁業法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の漁業は、国民に対して水産物を安定的に供給するとともに、水産業や漁村地域の発展に寄与するという極めて重要な役割を担っています。しかし、水産資源の...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 中泉議員の御質問にお答えします。  漁業生産量の減少についてのお尋ねがありました。  かつて世界一を誇った我が国の漁業生産量は、今やピーク時の半分以下に減少しております。  漁業生産量の減少の要因として、まず、マイワシ資源の大幅な減少や遠洋漁業の縮...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 小川議員の御質問にお答えいたします。  将来の漁業者人口及び漁村集落数についてのお尋ねがありました。  近年の年齢階層ごとの変化率や新規就業者数を前提として水産庁が行った試算においては、今後漁業就業者数は徐々に減少し、二〇五三年以降約七万人程度で収束...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 徳永議員の御質問にお答えいたします。  漁業権の優先順位の法定制についてのお尋ねがありました。  現行法の優先順位制度については、羽織漁師とも言われた、自ら漁師、漁業を営まない者による漁場利用の固定化を防止する観点から導入されたものですが、こうした法...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 紙議員の御質問にお答えいたします。  水産政策の改革案の議論についてのお尋ねがありました。  水産改革については、現場で漁業を営む漁業者の理解を得ながら進めていくことが必要不可欠であります。  今回の改革は、水産行政の実施に責任を有する農林水産省が...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 儀間議員の御質問にお答えいたします。  新規就業者の育成、確保についてお尋ねがありました。  我が国の漁業者数は一貫して減少傾向にあり、平均年齢も約五十七歳と高齢化が進んでいます。  こうした中で、新規就業者を育成、確保し、我が国漁業を持続的に発展...全文を見る
12月03日第197回国会 参議院 本会議 第7号
議事録を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 堀井議員の御質問にお答えいたします。  日EU・EPAを生かした農林水産物等の輸出についてお尋ねがありました。  日EU・EPAにより、EUへ輸出される日本の農林水産物・食品の関税は、輸出重点品目である水産物、緑茶、牛肉などを含め、ほとんどの品目で即...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 牧山議員の御質問にお答えいたします。  農林水産業の現状についてお尋ねがありました。  我が国の農林漁業については、これまで様々な施策を展開してまいりましたが、担い手の減少や高齢化の進展、耕作放棄地の増加など、厳しい状況にあります。その要因として、食...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 藤田議員の御質問にお答えいたします。  私が国益を守る大臣であるかについてのお尋ねがありました。  農林水産業は国の基であります。農林水産業の再生産を将来にわたって確保していくことが国益を守ることであるとの認識の下、農林水産大臣として全力で取り組んで...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 井上議員の御質問にお答えいたします。  日EU・EPAの合意内容についてのお尋ねがありました。  日EU・EPAにおいては、米は関税削減、撤廃などからの除外としたほか、麦、乳製品の国家貿易制度、豚肉の差額関税制度など基本制度の維持、関税割当てやセーフ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 浅田議員の御質問にお答えいたします。  EU向け畜産物の輸出解禁の状況についてのお尋ねがありました。  EUに畜産物を輸出できるようにするためには、まず、EU向けに畜産物を輸出できる国のリストに日本が掲載された上で、HACCPなど、EUの求める衛生管...全文を見る
12月04日第197回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 漁業法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の漁業は、国民に対して水産物を安定的に供給するとともに、水産業や漁村地域の発展に寄与するという極めて重要な役割を担っています。しかし、水産資源の...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 昭和二十四年の現行漁業法の制定当時、自ら漁業を営まない羽織漁師と言われた者による漁場利用の固定化といった漁業慣行の解消が大きな課題でもございました。このために、現行漁業法におきまして漁業者を主体とする漁業調整委員会を創設をしまして、目的規定にも、漁業者及...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 平野委員から、大変有り難いと申しましょうか、お言葉を頂戴をいたしました。御視察をいただきましてありがとうございました。  今、国はもちろんのこと、地元の道、さらには三町の皆さんと復旧復興に向けた計画案をしっかり作って、来年このなりわいがしっかりと復活が...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私からのお答えをさせていただきたいと思っております。  漁業者の減少ですとか高齢化が進んでおります。地域によりましては漁場の利用の程度が低くなっているところもございます。今後、どのように沿岸漁場の管理ですとか活用を図って地域の維持、活性化につなげていく...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 里見委員も既に御承知のとおりと存じますけれども、我が国の漁業は、まず国民に水産物を安定供給するという重要な役割を担っていると存じます。ですが、一方では、漁業生産量が長期的に減少傾向ということもありますし、さらには漁業の就業者数も減少するという厳しい課題を...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 漁業の免許に当たりましては、都道府県知事は、事前に漁業者等の利害関係人の意見を聞いて検討を加え、その結果を踏まえて海区漁場計画を策定しなければならないこととされております。  新たな漁業権を設定する場合につきましても、利害関係人の意見を聞くとともに、地...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今御指摘をいただきましたように、漁業の成長産業化を進める上で、漁業者の所得向上というのはとても大切なことだと考えます。さらに、この漁業が若者にとって魅力である産業とすることが重要であると考えておりまして、このために、漁業者が資源管理に取り組みつつ、収益性...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 漁業におきまして従事する外国人の方が洋上で受ける指示の内容を理解する必要があるほか、漁村での生活者として受け入れられることが最も重要な課題と認識をいたしております。  このために、外国人の受入れに当たりましては、まず漁船、漁村で生活をして、漁業に従事す...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今委員から御指摘をいただきましたように、食品の安全性につきましては、国内外を問わず、科学的根拠に基づく冷静な対応が何よりも重要であると認識をいたしております。  その観点から申し上げますと、この度台湾で、我が国の五県ですね、福島、茨城、栃木、群馬、千葉...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 就任いたしましたのは約二か月前、十月二日でございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) この漁業法の改革に当たりましては、私は率直に地域政策と産業政策の二面があると存じております。  地域政策に関しましては、しっかりと産業政策と一体的に実施することによりまして、浜の繁栄ですとか人々の幸せや生きがいといったものの視点を持ちながら展開をしてい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この海区漁業調整委員会が一層適切に漁業調整の役割を果たすことができるように、漁業者を主体とする委員会の組織、機能をしっかりと残しつつ、地域の実情に柔軟に対応できますように、公選制から知事の選任制に移行するものでございます。  また、知事の選任に当たりま...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 規制改革推進会議の第七回のこの水産ワーキング・グループにおいて、大田議長が委員お示しの発言をされたということは私も聞いております。  私としては、地域の水産業を支える担い手の育成確保はもちろん重要であります。その際に、担い手が経営力や技術力を高めていけ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私も何度も申し上げてきているのかもしれませんけれども、かつて世界一を誇りました我が国の漁業生産量、今やピーク時の半分以下にも減少いたしております。また、漁業者の減少ですとか高齢化も進んでおります。このような中で国民に水産物を安定供給をするという使命を果た...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今まで、先ほどもお答えの中で申し上げておりまするけれども、今日まで数次にわたって関係者の皆さんにも御説明をしてまいりました。それで法案を提出をさせていただいたところでございまして、今現在参議院でも御議論をいただいているところでございますので、国会の件に関...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私の場合は、閣議決定以降は国会の日程もございまして、直接説明には出向いてはおりません。  しかしながら、いろいろな関係者がおいでになられますので、そういった機会を通じて御意見はお伺いをいたしているところでもございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 七十年に一度の漁業法の改正でございます。今様々な御指摘を賜ってまいりましたけれども、かつて我が国の漁業生産量というのは世界一を誇っておりました。今やあのピーク時の半分に減少しておりまして、漁業者の減少ですとか高齢化というものも進んでまいりました。  こ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今長官が申し上げたとおりでありますけれども、この資源管理につきましては今回の水産改革の基本的な考え方でもございますので、しっかりと取り組んでいかなければならないと、こう思っております。  また、いろいろな御指摘も頂戴をいたしながらこの資源管理に関しまし...全文を見る
12月05日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
議事録を見る
○吉川国務大臣 藤井委員から御指摘をいただきましたとおり、水産政策の改革を推進していくためには、その後押しのための対策の充実が極めて大切だと考えております。  こうした観点から、平成三十一年度の水産関係予算においては、今御指摘も幾つかいただきましたけれども、新たな資源管理措置へ...全文を見る
○吉川国務大臣 長谷川委員から今御指摘をいただきましたように、二十九年度におきましてはカロリーベースで三八%、生産額ベースでは六五%、目標は四五%と七三%ということになっております。こういった目標に向けてしっかりと対応していくことが大切であろうかと思っておりまするけれども、我が国...全文を見る
○吉川国務大臣 米につきましては、その品質に応じて、主食用米や加工原材料など幅広い用途に使用されていると承知をいたしております。  産地においてふるいで選別が行われ、ふるい下となった、いわゆる、今委員からも御指摘をいただいておりますくず米につきましては、ユーザーにより求められる...全文を見る
○吉川国務大臣 今、消費・安全局長から、このトレーサビリティーにつきまして答弁をさせていただきました。  なかなか難しい点というものもございまするけれども、先ほど私が申し上げましたように、消費者の皆さんに偽りの販売のような形になるということは、これは絶対避けなければならないこと...全文を見る
○吉川国務大臣 御指摘の米につきましては、これはTPP以外の過去の全ての経済連携協定において、関税削減、撤廃などからの除外とされているところでございます。  このような過去の経済連携協定の内容に鑑みれば、米についてTPPを上回る譲許を行うことは到底考えられませんというのが私の認...全文を見る
○吉川国務大臣 農地中間管理事業が開始された平成二十六年以降担い手への農地の集積は上昇に転じておりますが、平成二十九年度は集積率が五五・二%まで上昇をしたものの、その伸びは近年鈍っていると言わざるを得ないと思います。  この主な原因といたしまして、農地の集積、集約化の機運が以前...全文を見る
○吉川国務大臣 四年間、事業を実際にやってまいりまして、地域の話合いの重要性が更に認識されるようになったと私は承知をいたしておりまして、その方向で今回の見直しになったという認識でございます。
○吉川国務大臣 さまざまな御指摘を頂戴いたしました。安全性の確保の観点に立ちまして、技術の進展も注視しながら、環境省とも引き続き相談をしながら、適切な管理を図ってまいらなければならないと存じます。
○吉川国務大臣 森議員御指摘のとおり、水産加工業は被災地域の基幹産業の一つでもございまして、例えば、宮城県におきましては、食品製造業の製造品出荷額に占める水産加工業の割合というのは三八%でございまして、全国の三倍となっております。  被災地域には課題も依然としてございまするけれ...全文を見る
12月06日第197回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 水産改革につきましては、現場で漁業を営む漁業者の理解を得ながら進めていくことが私は必要不可欠であると認識をいたしております。それで、このために、農林水産省と団体が協力をいたしまして、改革の内容ですとかあるいは改正法案の考え方につきましては、漁業者団体の開...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 総理からは、私が農林水産大臣に着任する際に、水産政策の改革についてしっかり取り組むようにという、そういう御指示をいただいたところでございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいまも申し上げましたように、大臣就任する際に総理から、水産政策の改革につきましてしっかり取り組むようにという、そういった御指示をいただいているところでございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 私は、水産改革につきましては、かつて世界一を誇りました我が国の漁業生産量、今はピーク時の半分以下に減少をしてきていると承知をいたしております。さらにまた、漁業者の減少ですとか高齢化も進んできております。そのような中にありまして、国民の皆さんに水産物を安定...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 様々な意見を聞いて誤りのなきように、それはもう私も同感でございます。  今回の法案提出に至るまでの検討作業につきましては、水産政策の実施に責任を有する農林水産省といたしまして主体的に検討を進めて法案提出に至ったものと承知をいたしておりまして、この度のこ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 多面的機能を発揮する漁業というのは私は大変必要だと、こう思っておりまして、漁村地域の維持発展とか国境監視も含めて、この多面的機能の発揮に私は貢献をしてきたと承知をいたしております。  さらに、今後も漁業の生産力を発展させる産業政策と、その一方で、漁村の...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 我が国の水産業は、国民に対して水産物を安定供給するとともに、今御指摘もいただいておりましたように、国境監視も含めた多面的機能の発揮に貢献するなど、極めてこの部分にとりましては重要と私ども認識もいたしております。  この多面的機能は、人々が漁村に住んで漁...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) お答えを申し上げたいと思いますが、漁協は、漁業者の協同組織として組合のために漁獲物の販売の事業も実施をいたしておりますとともに、漁業権の管理等の公的な役割も担っておると承知をいたしております。さらには、漁業生産力の発展にも寄与をいたしております。こういっ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農協の准組合員につきましては、現在、改正農協法に基づきまして事業利用の調査を行っているところでございます。その調査を五年間、平成二十一年の三月までといたしているところでございまして、それを行った上で、事業利用の状況や改革の実施状況を踏まえて規制の在り方を...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 適切かつ有効に活用している場合とは、漁場の環境に適合するように資源管理や養殖生産を行い、将来にわたって持続的に漁業生産力を高めるように漁場を活用している状況と考えております。  具体的には、漁場利用や資源管理に関わるルールを遵守した作業が行われている場...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 適切かつ有効の考え方につきましては先ほどお答えをしたとおりでありますけれども、御指摘のとおり、漁業を今後も続けられるという安心感が得られることが若い担い手の確保につながっていくものと考えております。  こうした点を踏まえまして、この適切かつ有効の考え方...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 水産業を取り巻く状況の変化に対応いたしまして、漁業生産力の発展を図る観点から、水産資源の持続的な利用を確保するとともに、水面の総合的な利用を図ることは必要と考えております。漁業者の減少ですとか高齢化が進む中にありまして、地域によっては漁場の利用程度が低く...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 外国資本の入った我が国の法人が漁業を営むこと自体は、今、現行法におきましても認められていると承知をいたしております。今回の改正によりまして取扱いが変わるものではございませんが、外国資本が入るか否かにかかわらず、漁業権者が漁場を適切かつ有効に活用していない...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 複数の魚種を採捕する漁業におきましては、魚種ごとに細かくIQを設定すると、割当てが少ない魚種の漁獲が上限に達することで漁業そのものができなくなるという、そういった懸念もございます。この場合、操業を継続するために洋上投棄を行う漁業者が出てくることが懸念をさ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 本法案の実施に当たりましても、御指摘を踏まえまして、現場での円滑な管理に資しますように、何らかの形で明確化を図ってまいらなければと思っております。
○国務大臣(吉川貴盛君) 議員の御指摘のとおり、このMSYの理論でありますけれども、再生産関係、すなわち親の量と新たに資源に関わる子供の量の関係が把握できるとの前提で、資源から持続的に漁獲できる最大量を策定するものでありますが、しかしながら、実際には、海洋環境等の変化によりまして...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) IQの導入に当たりましては、船舶ごとの漁獲量を迅速かつ的確に把握する体制が整えられていること等が必要と考えております。操業の隻数が比較的少なくて水揚げ後も限定されている大臣許可漁業から先行して導入していくことといたしているところでございます。  その際...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 委員の御懸念は、沿岸漁業者のIQが船舶とともに大規模な沖合漁業者に買い取られることによって沿岸漁業や漁村が衰退することと認識をさせていただきました。  この点、本法案におきましては、IQ設定の前提といたしまして、漁業種類ごとに設定されている管理区分ごと...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 本法案におきまして、養殖の漁業権の免許を受けている漁協が漁場を適切かつ有効に利用している場合におきましては、海区漁場計画上も団体漁業権として区画漁業権が設定をされ、その漁協に優先的に免許が行われる仕組みになっております。  このため、仮に個別の漁業者が...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 率直に申し上げて、農水省の定員の削減率というのは私は大きいと、こう思っております。  平成二十七年度から三十一年度までの定員合理化の計画期間におきましても定員削減を図ってまいりましたし、農林水産業の更なる成長産業化を図っていくためにも増員を多少なりとも...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今お答えをいたしたつもりでございまするけれども、現在までも、削減率といいますか、削減は進んでまいりましたけれども、それに対応していくためにも、農政局等地方支分部局も含めまして、必要な定員の確保ですとか新規採用者の増加に努めてきたところでもございます。こう...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 平成三十二年度以降の当省の定員合理化目標数につきましては今後検討されると承知をいたしておりますけれども、いずれにいたしましても、当省としては、新たに発生する行政ニーズに的確に対応しなければなりませんので、将来の業務運営に支障が生じないようにするために必要...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 減ってきているのではないかと、こう思っております。
○国務大臣(吉川貴盛君) 数字は今明らかではありませんけれども、それは増えてきていると存じます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 今御指摘をいただきました漁業の取締りに関しましても、新規の増員数を年々増やしておりますので、今後とも必要に応じて増やしていかなければと、そういう思いであります。
○国務大臣(吉川貴盛君) 今の新規増員数も含めまして、しっかり対応してまいりたいと思います。
○国務大臣(吉川貴盛君) 今回の法案におきまして、漁業権につきましては、漁場を適切かつ有効に活用している漁業者や漁協に優先して免許する仕組みにするとともに、新たな漁場などにおいては、地域の水産業の発展に最も寄与する者に免許をするといたしております。  この場合に、地域の水産業の...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私は、そのようにはならないと、こう思っております。  今回の水産政策の改革におきましては、しっかりと地元の雇用創出ですとか就業者の増加につながるような、地域の実情に応じて対応をしてまいりたいと存じます。(発言する者あり)
○国務大臣(吉川貴盛君) そのような要望があったとは、今私も確認をさせていただきましたけれども、そういう要望に応じて今回このようにしたということではございません。
○国務大臣(吉川貴盛君) 長官が今答えておりましたように、現地化というのがなかなか難しい部分というものもございまするけれども、さらに、儀間委員の御指摘もございますので、こちらからも更に働きかけをしながら、どういう形ができていくのか、しっかりとそういった面でも対応してまいりたいと存...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今回の水産改革に関しましては、何度も申し上げておりまするけれども、我が国の漁業における高齢化が進んできているですとか、さらに、国民の皆さんに対してしっかりと生産された魚類を提供していくため等々も含めて必要だと思いましたので、この水産改革を進めているという...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 委員長から御指名がありましたので、私からお答えを申し上げたいと存じますが、内閣府と水産庁の連携が悪くて、大変申し訳ありませんでした。今後、しっかりと対応をいたしたいと存じます。
12月11日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
議事録を見る
○吉川国務大臣 私からお答えをさせていただきたいと思います。  畜産の生産基盤強化にとりまして、今、石川委員から御指摘もありました規模拡大ですとか、さらに、産地形成に伴う家畜排せつ物の適切な処理は重要な課題でございます。特に、北海道におきまして、石川委員の御地元、十勝管内もそう...全文を見る
○吉川国務大臣 今、池田局長からお答えをさせていただいたとおりでありまするけれども、本当に残念なといいますか、あってはならない、起こしてはならない事案だと私も承知をいたしておりまして、厳正に対処をするということはもちろんでありまするけれども、いかにして再発防止を、しっかり防いでい...全文を見る
○吉川国務大臣 まず、農林水産省といたしましては、生産者の方々の不安や懸念にしっかり向き合わなければならないと思っております。意欲ある生産者が将来にわたって希望を持って畜産、酪農経営に取り組んでいただけるように、必要な対策はしっかりと講じてまいるところでございます。  その上で...全文を見る
○吉川国務大臣 今御指摘をいただきましたように、北海道胆振東部地震におきまして、鳥獣の侵入防止柵については相当な被害が生じていることは私も承知をいたしております。厚真町とむかわ町、安平町を中心に、山林の土砂崩れの発生等によっての被害額が約一・九億円と認識をいたしております、鹿柵被...全文を見る
○吉川国務大臣 今回の災害におきましては、極めて大きな面積の森林が崩壊をいたしました。資産としての森林が一瞬にして失われたことから、森林所有者の方々の落胆も極めて大きなものと私ども認識をいたしております。まさに私も、大臣就任前でありまするけれども、お伺いをした折には、もう山がなく...全文を見る
○吉川国務大臣 本件につきましては、我が国の牛肉の輸出が順調に増加する中、大変私は遺憾なことだと存じております。  これはもう、厳正に対処すべく事実関係の調査を進めているところでございますし、今後とも、我が国の貴重な遺伝資源が不正に海外に持ち出されることのないように、的確に対応...全文を見る
○吉川国務大臣 大変失礼いたしました。  和牛の輸出につきましても、もちろん頑張って、これから輸出増加に努めてまいりたいと存じます。
○吉川国務大臣 撲滅対策でありますけれども、これは、農作物被害防止の観点からも、引き続き関係省庁や各自治体とも協力し、しっかりと野生イノシシの対策を進めていかなければならないと存じております。  今回も、イノシシに関連をしての豚コレラの感染が確認をされておりますので、農場への侵...全文を見る
○吉川国務大臣 その報道は私も承知をいたしております。  今御指摘をいただきましたことに対しましては、米国との交渉はまさにこれからでありますので、具体的な個別品目についてお答えすることは差し控えさせていただきたいと存じまするけれども、いずれにいたしましても、私、再三再四申し上げ...全文を見る
○吉川国務大臣 今、金子委員からもお話をいただきましたように、第一回目の食料・農業・農村政策審議会の畜産部会におきましては、肉用子牛の生産者補給金制度における保証基準価格の設定に当たりましては、繁殖経営は中小規模が多いことから、中小規模の経営の生産費を考慮すべきである、そういう意...全文を見る
○吉川国務大臣 もちろんでございます。  現場の皆さんが御苦労されておりますので、今回の畜産、さらには酪農の価格等の決定に当たりましては、そういったことをしっかりと踏まえて部会でも決定をしていただけると思っておりますし、私どももそういう思いでございます。
○吉川国務大臣 まず、金子委員、補正予算についての考え方を私から述べさせていただいてよろしゅうございますか。  補正予算につきましては、これは十一月の二十日に総理から御指示をいただいたところでありまするけれども、まず一つには、総合的なTPP等関連政策大綱に基づく畜産クラスター事...全文を見る
○吉川国務大臣 平成二十九年ですから昨年でありますけれども、に行いました福島県産の農産物等流通実態調査に基づく指導におきましては、小売業などの関係事業者に対しまして、福島県産であることのみをもって取り扱わなかったり買いたたいたりすることのないようにすること、さらには、他県産の農産...全文を見る
○吉川国務大臣 離農の要因につきましては、農林水産省の直近の調査によりますと、第一位が高齢化、後継者問題であります。第二位が経営者等の事故、病気、死亡となっております。これに加えまして、今、負債問題を理由とするケースも確認をいたしておりまして、酪農経営におきましては、収益に見合わ...全文を見る
○吉川国務大臣 小規模で経営をされている方々に対しても、畜産クラスター事業のうち、規模拡大要件のない機械導入への支援ですとか、さらに、性判別精液の利用や育成牛の地域内流通等への支援ですとか、そしてまた、牛床マット、扇風機等の導入による飼養環境の改善への支援、そして、さらにまた、酪...全文を見る
○吉川国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
12月11日第197回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この豚コレラの発生に伴う原因分析についてでありますけれども、これ、一例目のこの発生後ですね、堆肥処理等の専門家ですとか岐阜県とも連携をして拡大疫学調査チームも発足をさせていただきました。あらゆる可能性を排除せずに、今も調査を続けているところでもございます...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 日米物品貿易協定交渉に関しまして、御指摘の生乳の生産者団体を含めて、米国の農業団体から様々な意見が出されていることにつきましては、私も承知をいたしております。  委員御指摘のとおり、日米共同声明におきましては、農林水産品については過去の経済連携協定で約...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 都府県酪農につきましては、我が国の生乳生産の約半分を占めておりまして、消費者に新鮮な飲用乳を提供する役割を有していることから、またその生産基盤の強化は重要な私も課題であると存じております。一方、都府県酪農におきましては、北海道に比べて土地の制約が大きいこ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 全国で、乳用牛の飼養規模が五十頭未満の層が酪農家全体の六割を占めていると承知をいたしております。こういった面におきましても、家族経営が生産基盤の大宗を担っていると私は承知をいたしております。また、中央酪農会議が二十九年度に実施した調査によりますと、経営拡...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 小川委員御指摘のとおりだと私は思います。この酪農、畜産の政策を考える上で、現場に出向いて生産者の声をよく聞くということは極めて重要であると考えております。  今年度も、酪農、畜産政策を検討するために本省職員自らが現場に入って生産者ですとか関係者との意見...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) まず、徳永委員から御指摘をいただきましたつくばの研究施設、時間の許す限り私も訪ねてみたいと、こう思っております。  その上で、定員のことについてお尋ねがございましたので御答弁を申し上げたいと思いますけれども、委員御指摘のとおり、農林水産省における平成二...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) TPPに関連をして、対アメリカとの物品交渉というのは、間もなくというのか、来年一月から交渉が始まるというふうには聞いておりまするけれども、その交渉結果を私たちはしっかりと見守っていかなければなりませんし、その日米間で約束をされた、共同声明に盛られた首脳間...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農林水産大臣としては、交渉は内閣府が行っております。ですから、農林水産省としては、その交渉をしっかりと共同声明に盛られた方向性に向くように、これからも、見守るではなくて、しっかりとそういう方向に行くように我々も努力をしていきたいと思います。
○国務大臣(吉川貴盛君) もちろん大臣としては頑張りますけれども、この交渉は政府一体となって取り組むこととなります。  農林水産省といたしましては、将来にわたって我が国の農林水産業の再生産が確保されるように、最大限の私は努力をしていかなければならないと存じています。
○国務大臣(吉川貴盛君) 私がお答えをしたことですからまずは私が答えまして、数字的なことだとかそういうようなことはまた事務方からお答えさせていただきたいと、こう思っております。  今、徳永委員が御指摘のとおり、EUに関しましては、牛肉はもう既に輸出ができるようになっております。...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 第三国リストに載せていただくためには、日本のこの輸入をしようとする食品が安全であるという証明ももちろん必要なんですね。それは厚生労働省との連携の中でやっていかなければなりません。そういったことが、ほぼ安全であるということが確認をされてきております。その上...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 既存の農林水産予算に支障を来さないように、政府全体で責任を持って毎年の予算編成過程で確保をしていかなければならないと存じております。
○国務大臣(吉川貴盛君) 畜産クラスター事業におきましては、この施設整備に関しましては、地域の平均飼養規模以上の経営体であれば、規模拡大せずとも、搾乳牛一頭当たりの年間の生乳出荷量を増加するなどの生産効率が向上する場合はこの支援対象となっております。機械導入に関しましても、飼養規...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 日米共同声明におきまして、この農林水産品につきましては、過去の経済連携協定で約束した内容が最大限との日本の立場が明記されております。日米首脳間でこの点について文書で確認したということは非常に重たいものと私は認識をいたしております。  農林水産品につきま...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 記憶ではヤギを食したことはございませんが、チーズはございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 是非私ども農林水産省に儀間委員、地元からも御相談をしていただきたいと思います。御要望にお応えできるように、しっかり御相談にも乗っていきたいと思います。
○国務大臣(吉川貴盛君) 私どもといたしましては、この日米交渉に当たりましては、もう何度も申し上げておりまするけれども、交渉は政府一体となって取り組むこととなりますけれども、農林水産省といたしましては、将来にわたって我が国の農林水産省も再生産が確保されるように最大限の努力をしてい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 安心して農業、林業、水産業を営むための様々な施策、政策というのは常に必要であろうかと考えておりますので、農林水産省といたしましても、多くの皆さんから御意見をいただいて、しっかりとした政策を打ち立てていきたいと思います。
○国務大臣(吉川貴盛君) 私たちは、通商交渉、様々なことはもちろんあります。さらに、今御指摘もいただきましたように、震災関係あるいは災害等々で大変御苦労をお掛けをしている、御苦労なさっている部分というものもあります。  ですが、様々な政策、施策を展開をしながら、しっかりと農業に...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 大変申し訳ございません、時間を要しております。  二十九対一ということはもう前にもお答えをしたとおりでございますので、なぜそうなってきたかということを後ほどまたお答えさせていただきたいと思いますが、よろしゅうございますでしょうか。
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。