吉川貴盛

よしかわたかもり



当選回数回

吉川貴盛の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第198回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 新妻議員の御質問にお答えいたします。  治山事業についてのお尋ねがありました。  本件については、会計検査院により、治山事業がより効果的なものとなるよう調査結果の有効な活用等に関する指摘がなされたところです。  農林水産省といたしましては、治山事業...全文を見る
02月06日第198回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(吉川貴盛君) ただいまの委員の御指摘は、種苗の関連で農業者の自家増殖を制限する問題を御指摘をされたと、こう存じております。  この種苗法におきまして、植物新品種の開発を促進するために新品種を登録して育成者の権利を保護しているわけでありまするけれども、在来種のように地...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 食料自給率の向上について御質問を頂戴をいたしました。  この我が国のカロリーベースの食料自給率でありますけれども、平成十年頃から四〇%前後で推移をいたしております。これは、小麦、大豆等の国内生産が堅調に推移する中で、自給率の高い米の消費が減少をいたして...全文を見る
02月07日第198回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 豚コレラの件につきまして、私からまず御報告と対策についてお話をさせていただきたいと思います。    〔委員長退席、理事山下雄平君着席〕  ただいま委員から御指摘をいただきましたように、先週まで岐阜県で七例の発生がございました。さらに、昨日、愛知県豊田...全文を見る
02月08日第198回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○吉川国務大臣 根本委員、御地元でもございますので、大変御心配なことかと存じます。また、昨日は、党の対策本部の皆さんからも御要望、申入れを頂戴いたしました。御支援に感謝を申し上げたいと存じます。  まず、少しくこの豚コレラにつきましての今までの現状をお話を申し上げながら、対策に...全文を見る
○吉川国務大臣 農林水産省が定める豚コレラに関する特定家畜伝染病防疫指針におきまして、ワクチンの使用につきましては、慎重に判断する必要があり、我が国における本病の防疫措置は、早期発見と患畜及び疑似患畜の迅速な屠殺を原則としているところでございます。  現在までの発生事例につきま...全文を見る
○吉川国務大臣 根本委員御指摘のとおりでございまして、屠畜場に出荷される豚につきましては、屠畜場で屠畜検査員による臨床検査、解体検査等が行われて、異状がなく、検査に合格した豚のみが市場に出回ることになっております。  また、豚コレラは、今お話をいただきましたように、人に感染する...全文を見る
○吉川国務大臣 野生イノシシの対策につきましては、今後、拡散防止と生息密度を低下させるため、岐阜県及び愛知県におきまして、今御指摘をいただきました防護柵の増設、あるいは猟友会等による捕獲活動の強化等を緊急的に支援をすることといたしたところでございます。  引き続き、関係省庁、都...全文を見る
○吉川国務大臣 御指摘をいただきましたように、中国でアフリカ豚コレラの発生が拡大をいたしております。春節の期間中に中国から多くの旅行客が来日することが見込まれておりまして、我が国へのアフリカ豚コレラ等の越境性動物疾病の侵入リスクが高まっていると私どもも承知をいたしております。 ...全文を見る
○吉川国務大臣 冒頭の質問にも申し上げさせていただいたところでございまするけれども、これ以上の拡散をしないように、徹底した封じ込めを図っていかなければなりません。  さらに、愛知県及び岐阜県、そして関係自治体との連携を強化しながら、迅速かつ徹底した防疫措置に全力を尽くしてまいり...全文を見る
○吉川国務大臣 ちょうどお昼の時間に、御党からも極めて力強い御要請を賜りました。御支援にも感謝を申し上げたいと存じます。  豚コレラの蔓延を封じ込めるためにも、国としての新たな政策というものも決定をさせていただきました。それは、例えば岐阜県と愛知県の県境に防護柵を国の責任におい...全文を見る
○吉川国務大臣 大串委員の御指摘の件でありますけれども、細かなことはもう申し上げません。  今、防疫対策は、各県の専門家の御理解もいただきながら、愛知県、さらには岐阜県を中心にしてしっかりと行っているところでもございますし、飼養管理関連に関しましても、これ以上拡散をしないように...全文を見る
02月12日第198回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○吉川国務大臣 全く通告をいただいておりませんけれども、あえて、御質問いただきましたので、お答えをさせていただきたいと思いますけれども、秘書官に任命というのは時間を要します。それで二十一日ということになりましたけれども、私の息子であります吉川統勝は選挙には出ません。
○吉川国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、政務秘書官には手続の時間が必要でございまして、たまたま、その公認申請の後にということになりました。  地元におきましては、政務秘書官の仕事として、しっかりと業界団体の皆さんですとかそういったことをサポートしてくれております。
○吉川国務大臣 私は、今、極めて心外な質問をいただいた、こう思っております。  政務秘書官としては、政務に対する地元等々でサポートや調整、大臣のですね、いろいろなことをやっております。
○吉川国務大臣 もちろん、地元での大臣としてのサポートや調整もですけれども、地元だけではございませんので、私は適切だと思っています。
○吉川国務大臣 大臣としての政治活動にかかわる問題でもございますので、また必要であれば、いろいろと御報告はいたします。
○吉川国務大臣 政務のことでありますから、私は出す必要はないと思いますけれども、いろいろな報告が必要であれば、後ほどまた委員会で御協議をいただければと思います。
02月13日第198回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○吉川国務大臣 二月の八日でありましたけれども、伊藤委員もおいでをいただき、御党から、感染拡大防止対策の徹底、さらには発生農家等への早期支援及び風評被害対策など、六項目につきまして御要請をいただきました。対策に対しまして御支援をいただいたことに感謝を申し上げたいと存じます。  ...全文を見る
○吉川国務大臣 まず私の方からお答えをさせていただきたいと思いますが、先日、玉木代表とともに関委員におかれましては、私どもに御要請をいただきました。そのことにつきましては心から感謝を申し上げたいと存じます。  その折にも申し上げましたけれども、全力を挙げて蔓延防止に取り組んでい...全文を見る
02月15日第198回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 日吉議員の御質問にお答えいたします。  森林環境譲与税の使途についてのお尋ねがありました。  森林環境譲与税は地方譲与税であり、地方団体がそれぞれの地域の実情に応じて、法律で定める使途の範囲内で弾力的に森林整備等を実施することが可能なものです。  ...全文を見る
02月15日第198回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○吉川国務大臣 委員御指摘がございましたように、渥美半島におきまして九例目が発生をいたしました。大変残念に思っております。  体制強化ということを御指摘を頂戴いたしましたが、私ども農林水産省の責任のもとにおいて、愛知県とも連携をとらせていただき、私も昨日も愛知県知事とも連絡をと...全文を見る
○吉川国務大臣 午前中、関委員からも御指摘をいただきましたけれども、現状に関しましては、愛知県で九例目が発生をいたしました。  まさに関議員が御指摘をいただきましたあの地域は、養豚団地と言われている地域でございます。その養豚地域で発生をいたしましたことによりまして、養豚団地全体...全文を見る
○吉川国務大臣 ワクチンの接種でありますけれども、養豚協会の皆さん、さらには、本日も、静岡県の養豚協会の皆さんからも、ワクチンの接種ということの、ある意味、要請を受けたところでございます。  ですが、ただいま関委員も御指摘をいただきましたように、この使用につきましては、私どもは...全文を見る
○吉川国務大臣 関委員御指摘の、台湾が畜産物の持込みについて罰則を強化したとの報道は承知をいたしております。  家畜伝染病法によりまして、動物検疫所の輸入検査を受けずに外国から畜産物を我が国に持ち込んだ場合には、三年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処するとされておりまして、違反...全文を見る
○吉川国務大臣 今委員からも御指摘をいただきましたけれども、このイノシシ対策についてでありますが、拡散防止と生息密度を低下させることが最も重要であると考えておりまして、ウイルス拡散を防ぐ防護柵の早期完成、猟友会等による捕獲活動の強化等を緊急的に支援する対策を講じたところでございま...全文を見る
○吉川国務大臣 はい。簡潔に申し上げます。  経営再開に向けて、畜産経営の再開、継続及び維持に必要な家畜の導入、飼料、営農資材の購入等に要する資金がございますので、これは低金利でありますけれども、しっかりと対応させていただきたいと思います。
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○吉川国務大臣 初めに、予算の基礎となっている農林水産施策の基本方針について御説明します。  人口減少に伴うマーケットの縮小、農林漁業者の減少、高齢化の進行、グローバル化のさらなる進行など、国内外で大きな環境変化が生じており、我が国の農林水産業は転換期を迎えています。  この...全文を見る
○吉川国務大臣 先日の震度六を記録いたしました、昨年来の北海道胆振東部地震の関連と存じますけれども、大きな被害がなく一安心をしたところでございまするけれども、引き続きまた、被災地の皆様に寄り添いながら、営農再開に向けてしっかりと努力もさせていただかなければ、このように思っておりま...全文を見る
○吉川国務大臣 アフリカ豚コレラでありますけれども、これが中国で発生が拡大をしているという中にもあります。また、ベトナム国におきましてもこのアフリカ豚コレラの発生が確認をされたところでございまして、我が国へのアフリカ豚コレラ等の越境性動物疾病の侵入リスクが高まっていると承知をいた...全文を見る
○吉川国務大臣 カモシカの被害は、私も聞いたことはございます。私の地元においてはカモシカの被害というのは聞いてはおりませんけれども、広く鹿の被害というのは、北海道も鹿が多い、エゾシカという鹿が多いところですから、その鹿の被害というのは十分承知をしているところでもございます。
○吉川国務大臣 今委員から御指摘がありましたように、近年、ヤマビルの生息範囲が鹿やイノシシなどの野生動物に寄生することにより広がっていると承知をいたしております。その吸血被害が神奈川県ですとか千葉県などで特に問題になっているというふうにも聞いているところでもございます。  この...全文を見る
○吉川国務大臣 今、私の答弁の中で、多分、後藤委員は、資材費等についても支援をすべき、そういうお気持ちではないかと思いますので、各地域での対策の状況をよくお聞きをしながら、効果的な対策について更に検討してまいりたいと存じます。
○吉川国務大臣 准組合員に関しましては、今委員からも御指摘がありましたように、二〇二一年の三月まで調査することといたしております。これに基づきまして、農林水産省といたしましては、現在、正組合員、准組合員及び組合員以外の者ごとに、信用事業については貯金額や貸出額、共済事業については...全文を見る
○吉川国務大臣 主要農作物種子法の廃止後に、稲、麦類及び大豆の種子の生産、供給に関しまして、条例を新たに制定をいたしましたのが、今御指摘ありましたように五県、山形県、埼玉県、新潟県、富山県及び兵庫県でございます。また、新たな条例の制定を検討しておりますのが五道県でありまして、北海...全文を見る
○吉川国務大臣 殺処分につきまして、御質問がございました。  豚コレラは家畜伝染病の中でも特に伝播力が強く、病原性が高い疾病でもあります。蔓延することによりまして、家畜に甚大な影響、被害が生じ、ひいては我が国の畜産業に重大な影響を与えるおそれがあることから、さらにはまた治療法が...全文を見る
○吉川国務大臣 疑似患畜の今のお尋ねでありまするけれども、これは、一九九七年、九八年のオランダにおける発生では、ワクチン非接種方針のもと、発生農場の豚約七十万頭が法的殺処分、周辺農場の約百十万頭が予防的殺処分という記録がございます。
○吉川国務大臣 今手元にある資料では、EUの中で今申し上げたのみでございます。
○吉川国務大臣 豪州におきましては、予防的ワクチン接種が禁止ということになっております。  発生が拡大し、殺処分によるコントロールが失敗したり、殺処分のコストが粗生産額の一%を超えた場合には緊急ワクチン接種を検討ということに資料としてはなっておりますが、豚コレラの防疫戦略第四版...全文を見る
○吉川国務大臣 そのようになっております。
○吉川国務大臣 我が国におきましては、ワクチンに関しましては、飼養衛生管理基準の遵守が最も重要である、私どもはそのように考えております。  農林水産省が定める豚コレラに関する特定家畜伝染病防疫指針におきまして、我が国における本病の防疫措置におきましては、早期発見と患畜及び疑似患...全文を見る
○吉川国務大臣 その数字は今手元にございませんので、よければ、また後ほどお伝えをさせていただきます。
○吉川国務大臣 通告をいただいているとすれば、大変失礼なことと存じますが、精査して、今手元にございませんので、後ほどお答えをさせていただきたいと思います。
○吉川国務大臣 農林水産省といたしましては、次の要素を考慮して、発生農場における屠殺及び周辺農場の移動制限のみによっては感染拡大の防止が困難と考えられる場合におきましては、蔓延防止のための緊急ワクチン接種の実施を決定をするということも考えられます。
○吉川国務大臣 それは、例えば、埋却を含む防疫措置の進捗状況ですとか、あるいは感染の広がり、さらには環境要因等々が考えられます。
○吉川国務大臣 今申し上げたとおりでありまするけれども、埋却を含む防疫措置の進捗状況ですとか、感染の広がりとか、環境要因ですとか、この環境要因というのは、周辺農場数ですとか家畜の飼養密度ですとか、山、河川の有無等の地理的状況だとか、そういうことも考えられます。  要するに、防疫...全文を見る
○吉川国務大臣 そのとおりでございます。金額とか頭数ではないということです。
○吉川国務大臣 ワクチン接種のデメリットといたしましては、例えば抗体検査では野外感染との区別ができないこと、そのため、清浄性の確認検査に支障を来すこと、さらには、再感染へのおそれからワクチン接種をとめるのに長期間を要し、その間、かかり増しのコストが必要となること。  かつて日本...全文を見る
○吉川国務大臣 日本に輸出しているところは……(岡本(充)分科員「日本が輸出している国ですよ」と呼ぶ)今回というか、以前から輸出している国は、東南アジアとかEUとか、EU向けには今要請中でありますけれども、例えば台湾とか、そういったところには輸出……(岡本(充)分科員「清浄国です...全文を見る
○吉川国務大臣 答弁、訂正します。失礼しました。  EUには要請中でございます。
○吉川国務大臣 委員の御指摘は、私は真摯に受けとめたいと思います。  現在までの発生事例につきまして、疫学調査チームの報告を受けておりますけれども、飼養衛生管理基準の遵守がなされていたとは言えない部分もあると言われていること等から、各府県と連携をいたしまして、今は、この飼養衛生...全文を見る
○吉川国務大臣 平成二十九年の六月十四日に答弁をしたとおり、定置網にクロマグロがほかの魚種とともに網に入ってくる状況は、現在も変わりはないと聞いております。  しかしながら、現在は、北海道では、定置網でクロマグロが網に入った場合は、魚がたまる部分の網を開放して逃がすなどの取組を...全文を見る
○吉川国務大臣 これは、北海道におきましては、技術の進歩という面では、網を開放し、ほかの魚とともにクロマグロを放流するようになるなど、二〇一五年から開始された管理方策の習熟が図られているものと理解いたしております。ですから、網がしっかりとできているということだと思います。
○吉川国務大臣 先ほども申し上げましたように、魚がたまる部分の網を開放して逃がすなどの取組を実施をしていると私は承知をいたしております。さらに、これは、混獲回避に必要な放流作業の経費等への支援といった国の支援の存在もあったと私は考えております。  必要な支援に関しましては、更に...全文を見る
○吉川国務大臣 太平洋クロマグロの資源状況が悪い中で増枠を可能とする国際ルールでございまして、増枠の幅が限られることを引き続き全国の漁業者にきめ細かく説明をしてまいらなければならないと存じております。  この増枠等々につきましても、必ずしも漁業者が満足するものではないということ...全文を見る
○吉川国務大臣 もちろん、そういったことも周知をしてまいりたいと思います。
○吉川国務大臣 太平洋クロマグロの資源管理措置を検討するWCPFC北小委員会の意思決定におきましては、どのメンバーからも反対されないコンセンサスが必要とされていると承知をいたしておりまして、この太平洋クロマグロの資源管理措置は、過去の漁獲実績に基づき、漁獲枠が設定をされております...全文を見る
○吉川国務大臣 今申し上げましたように、この北小委員会におきましてコンセンサスを得ることは困難と考えますので、もちろん我が国としても譲るつもりはございません。
○吉川国務大臣 岡本委員が御指摘をされたことは極めて重要なことだと思います。農林水産省としてできますこと、文科省、厚労省とも連携をとりながら、しっかりと対応してまいりたいと存じます。
○吉川国務大臣 金子委員御指摘のことは大変重要なことだと思っております。  私も、大臣就任後、最初に訪問をいたしましたのが福島県でございました。福島県知事を始め皆さんと意見交換もさせていただきましたが、本年一月には、被災地の復旧復興の現状と課題を把握するために、小里副大臣と濱村...全文を見る
○吉川国務大臣 高校生の皆さんがそうやってふるさとのことを思っていろいろな活動を展開されるということは、私はもう本当に大変すばらしいことだと思います。  農林水産省としてでき得ることがございましたらば、また金子委員とも御相談をさせていただいて、今度は農林水産省で、そういった高校...全文を見る
○吉川国務大臣 営農再開事業につきましては、しっかりと私どももこの対応をしてまいりたいと存じております。  いろいろな、営農を再開するに当たってのハードルですとか、そういったこともたくさんあろうかと思います。ですが、制度的なことはもちろんでありまするけれども、その制度を超えて、...全文を見る
○吉川国務大臣 川俣町議会議長から農林水産大臣宛ての要望も承知をいたしております。  今、金子委員から地力のお話がございましたので、この件につきましては、営農再開支援事業によって、営農を再開する農業者に対して、堆肥の施用等の地力回復支援をもう行っているところでございまするけれど...全文を見る
○吉川国務大臣 平成二十八年の三月に復興庁、農林水産省、環境省で取りまとめました福島の森林・林業の再生に向けた総合的な取組に基づきまして、その取組の一つとして里山再生モデル事業が位置づけられたところでもございます。  本事業は、農林水産省が間伐等の森林整備を行うとともに、環境省...全文を見る
○吉川国務大臣 金子委員おっしゃるとおりだと思います。  しっかりと取り組みますことをまず申し上げたいと思いますけれども、森林・林業の再生に向けた総合的な取組につきまして、農林水産省といたしましては、まず住居周辺の里山の再生に向けた取組、さらには、間伐等森林整備と、その実施に必...全文を見る
○吉川国務大臣 福島県の原子力被災十二市町村におきましては、地域の営農再開を加速する観点から、福島再生加速化交付金による農業基盤整備、農地整備が極めて重要であると認識もいたしております。  そのために、農家の営農再開意向等を踏まえまして、必要な農業基盤の整備に対して支援をいたし...全文を見る
○吉川国務大臣 今、金子委員から御指摘いただきましたように、前年度より八人減少いたしておりまするけれども、農業就業人口十万人当たりでは十六・七人と、他産業に比べてまだ高い水準にございます。  この死亡事故の内訳でありますけれども、乗用型トラクターからの転落、転倒等、農業機械の作...全文を見る
○吉川国務大臣 確かに、スマート農業となりますと、大きく展開をしている農家だけにというイメージがございまするけれども、大きなトラクター、無人トラクターとかそういうことばかりではなくて、中山間地域で、あるいは家族経営で頑張っている方々の皆さんにも、今、さまざまなスマート農業といいま...全文を見る
○吉川国務大臣 御指摘のとおり、極めて難しい課題だと思います。  しかしながら、この食料の廃棄問題等々、食品ロスの問題につきましては、しっかりと、農林水産省のみならず、関係省庁とこの取組を進めていかなければなりませんので、委員御指摘をいただきました、この供給カロリーと摂取カロリ...全文を見る
○吉川国務大臣 まず、これまで農林水産省が行っていることを答弁として申し上げたいと思いますけれども、地域が主体となって再生可能エネルギーを活用する取組を行うための相談窓口の設置ですとか、事業計画の策定のサポートを行ってきております。  さらに、農山漁村再生可能エネルギー法に基づ...全文を見る
○吉川国務大臣 ワクチンの使用につきましては、平常時の予防的なワクチンの接種は行わないこととしつつ、発生農場における屠殺及び周辺農場の移動制限のみによっては感染拡大の防止が困難と考えられる場合には緊急的に接種することと定めているところでもございます。  今現在、もう中川先生もよ...全文を見る
○吉川国務大臣 アフリカ豚コレラに関しましては、中国、さらに最近はベトナムでも、このアフリカ豚コレラが発生をいたしました。我が国に対する侵入リスクが高まっていると承知をいたしておりまして、今現在、農林水産省といたしましては、水際対策のさらなる強化のために、探知犬の臨時的増頭、さら...全文を見る
○吉川国務大臣 豚コレラに関する特定家畜伝染病防疫指針におきましては、発生時を想定して、国、都道府県が行う事前の準備、異常豚の届出があったときの対応、発生農場等の防疫措置等があらかじめ整理をされております。  発生してからの検証ではなくて、事前に発生を想定した対応を迅速に実行し...全文を見る
○吉川国務大臣 今御指摘をいただきましたように、現在はGI制度ですとかJAS規格などの活用が期待されるところでございまして、事業者にはその活用を更に促してまいりたいと存じますが、今御指摘をいただきました付加価値のある戦略的なアピール、それについても、何ができるのか、これからどうい...全文を見る
○吉川国務大臣 この森林のことにつきましてお答えをする前に、矢上先生から、新規就農者に対する支援策、さらには、先ほども都府県の酪農に対する対策等々のお話がございましたので、私どもも、しっかりとそれを受けとめながら、これからも充実していきますように対応させていただきたい、こう思って...全文を見る
○吉川国務大臣 神谷委員から御質問を受けたわけではございませんが、私も、年が明けまして、東京の、近い漁協にもお邪魔をしまして、漁業者の皆さんとの意見交換もさせていただきました。  さらに、まず浜の皆さんに御理解をいただくためには、やはり神谷委員が御指摘をされました漁業権の優先順...全文を見る
○吉川国務大臣 農業者の高齢化、減少が進む中にありまして、我が国の農業を持続的に発展させていくためには、現在の担い手の経営発展を支援するとともに、新しい担い手の確保を図っていくことが最も重要であろうかと存じております。ただいま山本先生からお話のあったとおりでございます。  現在...全文を見る
○吉川国務大臣 我が国におきまして、今、人工林を中心にして、森林資源の本格的な利用期を迎えているところでもございます。  この森林資源を、切って、使って、植えるという形で循環利用をいたしまして、林業の成長産業化と森林の適切な管理の両立を図る必要があると考えております。  この...全文を見る
○吉川国務大臣 私の方からお答えをさせていただきます。  国内人口の減少ですとか農業従事者の高齢化、さらにはリタイアが進む中で食料自給率を向上させるためには、まずは強い農業の実現に向けて取り組んでいくことがとても重要だと考えております。  このため、担い手への農地の集積や、あ...全文を見る
○吉川国務大臣 御指摘のとおり、新規就農者は、特に初期投資に必要な資金の確保が大きな課題であると私どもも認識をいたしておりまして、農林水産省におきましては、この新規就農者に対して、無利子融資によって、機械、施設等の取得を支援をしたり、地方自治体等が整備する耐候性ハウス等を新規就農...全文を見る
○吉川国務大臣 ただいま牧元林野庁長官が答えたとおりでありまするけれども、歴史的な古民家といいますか、ゆえにきちんとこれは評価をしなければならないということがございます。私も素人でよく知らなかった部分というものもあるんですけれども、木材の住宅ということになりますと、評価額が非常に...全文を見る
○吉川国務大臣 米どころ新潟の御選出でもあります細田先生、農林大臣政務官としても御活躍をいただきまして、この水田フル活用の直接支払交付金につきましては熟知をされておると存じます。大変、御支援をいただくよう応援のメッセージの御質問をいただきまして、ありがとうございました。  米政...全文を見る
02月28日第198回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○吉川国務大臣 米のことにつきまして御質問がありましたので、若干お答えをさせていただきます。  平成二十八年産の米の十アール当たりの所得は、三万六千百六十二円でございます。仮に、この数値から米の直接支払交付金の単価である七千五百円を差し引きますと、二万八千六百六十二円となります...全文を見る
03月01日第198回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○吉川国務大臣 野生イノシシの経口ワクチンの使用につきましては、二月二十二日に、野生イノシシを介した豚コレラウイルスの拡散を防止するために、農林水産省豚コレラ防疫対策本部におきまして、豚コレラに感染した野生イノシシが確認された地域に限定して、三月から散布できるように、準備を今始め...全文を見る
○吉川国務大臣 はい。なるべく簡潔にと思っておりますが……(発言する者あり)時間でございますので。  ワクチンの、野生動物に対しても安全でありますし、免疫が出てくるのはほぼおおむね十日でありますので、この接種においてしっかりと蔓延防止に努めてまいりたいと思います。  アフリカ...全文を見る
03月04日第198回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(吉川貴盛君) TPP11は委員御承知のとおり昨年の十二月三十日、日EU・EPAは今年二月一日に発効したばかりでございますので、TPP11や日EU・EPAの農林水産業への影響の評価はこれからであると考えております。  TPPや日EU・EPAにおきましては、農林水産分野...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 必要であればまた茂木大臣にもお答えをしていただきたいと思いますが。  本年一月の国産枝肉販売価格は前年同月に比べて上昇しておりまして、一月の牛肉輸入量の増加が国産の牛枝肉卸売価格に影響を与えている状況にはございません。
○国務大臣(吉川貴盛君) 先ほどもお答えをいたしましたけれども、TPP11及び日EU・EPAは発効したばかりでございまして、両協定の農林水産業の影響評価はこれからであると考えております。  いずれにいたしましても、農林水産省といたしましては、農林水産業者が安心して再生産に取り組...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 戸別所得補償制度の件でありまするけれども、まず、担い手への農地の集積ペースを遅らせる面があったこと、米について十分な国境措置がある中で他の農産物の生産者や他産業、納税者の理解が得難いこと、さらには、主食用米の需要が年々減少する中で米への助成を基本にするの...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農林水産省といたしましては、大規模の農業経営のみならず、家族経営はもちろんのこと、小さな農業をやっている皆さんも大切にしていると存じております。  そのために日本型直接支払制度等々の施策も講じてきておりますので、これからもそういった農業生産者の皆さんの...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 輸出拡大のことについてであろうかと思いますが、少子高齢化によりまして国内の食市場の規模は今後縮小すると見込まれる一方で、世界に目を向けますれば、アジアを中心に食市場の規模は大きく拡大すると見込まれております。国内のマーケットに加えまして海外のマーケットが...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 輸入が伸びているということでありますが、一部輸入が今伸びている部分というものもございまするけれども、しっかりとそういったことも捉えながらこれから対応もしてまいる所存でございます。(発言する者あり)
○国務大臣(吉川貴盛君) 輸出、輸出じゃなくてですね、これからの担い手の育成ですとか確保、農業生産の基盤整備の施策を通じまして国内農業の持続的な発展を実現をしてまいりたいと存じておりますが、輸入関連に関しましても十分注視をしながら国内対策をしっかり進めてまいりたいと存じます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 林業の成長産業化に向けたお尋ねと存じますが、現在、人工林を中心に森林資源の本格的な今利用期を迎えていると思います。そこで、我が国におきましては、この森林資源を切って、使って、植えるという形で循環利用をしてまいりたいと思います。林業の成長産業化の、森林の適...全文を見る
03月05日第198回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 川西農協に対しまして御理解ある発言をいただきました。ありがとうございました。安倍総理も何度も有塚組合長にお会いをして、川西農協の力強さというのを総理も御存じのところでもございます。  今御質問いただきました、協同組織である農協がその本来の使命を発揮して...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農福連携は、障害者等の農業分野での活躍を通じまして、自信や生きがいを創出し、社会参画を促す取組でございます。  農業側にとりましては、労働力の確保を通じた農業生産の拡大ですとか、丁寧な作業等の特徴を生かした良質な農産物の生産とブランド化の推進がございま...全文を見る
03月06日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○吉川国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、農林水産行政に関する基本的な考え方について申し述べます。  人口減少に伴うマーケットの縮小、農林漁業者の減少、高齢化の進行、グローバル化のさらなる進行など、国内外で大きな環境変化が生じており、我が国の農林水産業は転換期を迎えて...全文を見る
03月07日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○吉川国務大臣 昨日の所信でも申し上げましたけれども、我が国の農林水産業が転換期を迎えております中、常にフロンティアを見出し、新たな挑戦を進めることによりまして、農林水産業を若者が夢や希望を託すことができる魅力ある成長産業にしていく必要があろうかと存じております。  この一環と...全文を見る
○吉川国務大臣 金子委員からさまざまな豚コレラに対する御指摘をいただきました。  それらを全て農林水産省としては真摯に受けとめながら、これ以上の蔓延防止に、封じ込めをしていかなければなりません。  この封じ込めは、極めて今、重大な局面を迎えていると私は認識をいたしております。...全文を見る
○吉川国務大臣 稲津委員から今お話をいただきました、二月八日に御党から六項目にわたりまして御要請をいただきました。この対策の御支援に対しまして、まずは感謝を申し上げたいと存じます。  野生イノシシは、この豚コレラに感染をいたしますと、弱いイノシシは死亡する一方、強いイノシシは抗...全文を見る
○吉川国務大臣 稲津委員からただいまの御指摘、お話をいただきましたように、これまで、海外での需要拡大、輸出拠点の整備ですとか、各国の輸入規制の撤廃、緩和に向けた働きかけ等に政府を挙げて取り組んでまいりました結果、その効果もあり、我が国の農林水産物、食品の輸出額が、昨年九千六十八億...全文を見る
○吉川国務大臣 亀井委員が今御指摘をされた認識と私も一緒でございます。  農林水産省が定める豚コレラに関する特定家畜伝染病防疫指針におきまして、ワクチンの使用につきましては、慎重に判断する必要があり、我が国における本病の防疫措置は、早期発見と患畜及び疑似患畜の迅速な屠殺を原則と...全文を見る
○吉川国務大臣 なかなか難しい御質問だと存じておりますが、まず、全国的に、若い世代の仕事と家庭の両立、育児負担などが出生率に影響を及ぼしていることに加えまして、地方から東京への人口流出などが主要因となって、地方の農山漁村においては高齢化や人口減少が都市部に先駆けて進行していると承...全文を見る
○吉川国務大臣 現在の農業、農村の状況を見ますと、農業就業人口が平成二十八年に初めて二百万人を割り込みまして、二十年前の半分になりました。平均年齢が六十七歳になるなど、極めて厳しい状況であると承知をいたしております。  このような状況のもとでは、今後とも、農業を継続していく担い...全文を見る
○吉川国務大臣 大串議員の御指摘は、私も全くそのとおりだと思います。  今回の豚コレラ対策におきましても、発生をいたしました岐阜県さらには愛知県のみならず、全国の都道府県の皆さんにもテレビ会議にも出席、参加をしていただきまして、飼養衛生管理基準にのっとったチェックシートというも...全文を見る
○吉川国務大臣 平成二十六年の農地バンク創設以来、担い手への農地集積は上昇したものの、近年、集積率の伸び率は鈍っていると承知をいたしております。  これは、既に農地の集積、集約化の機運があった平場の水田地帯での取組が一巡をしたこと、新たに地域の話合いから始めなければならない地域...全文を見る
○吉川国務大臣 担い手への農地集積は、自己目的ではなくて、集積、集約化によって、分散錯圃の状態にあります我が国の農地利用を改善いたしまして、生産性の向上や生産コストの低減を図り、地域農業を持続的に発展させることを目的といたしております。このため、農地バンクの推進に当たりましては、...全文を見る
○吉川国務大臣 今回のこの農地中間管理機構の五年後の見直しに関しましては、法案も提出をさせていただいておりまするけれども、この五年後の見直しの議論の中で、しっかりと、現場のニーズに合った政策に改善をしていきたいと考えております。
○吉川国務大臣 中山間地域の本制度におきましては、これまでも、高齢化や人手不足の対応として、集落の連携ですとか機能維持加算によりまして集落協定を広域化してまいりまして、参加者の確保を図り、活動を確保できるよう支援をしてきたところでもございますが、昨年六月に取りまとめました第四期対...全文を見る
○吉川国務大臣 中山間地域における所得の向上を図るためには、日本型直接支払いによって、農業、農村の多面的機能の発揮ですとか営農の継続等を支援し、地域を下支えしつつ、中山間地域農業ルネッサンス事業も創設をしております。地域の特色を生かした多様な取組を総合的、優先的に支援しているとこ...全文を見る
○吉川国務大臣 准組合員のあり方でありまするけれども、この件に関しましては、農協法改正時の国会での附帯決議というものがございます。准組合員の利用のあり方の検討に当たっては、農業者の協同組織の発達を図るなどの農協法第一条の目的を踏まえるとともに、地域のための重要なインフラとして農協...全文を見る
○吉川国務大臣 まず、農林水産大臣としての私の責務でありますけれども、いかなる貿易交渉であれ、将来にわたって我が国の農林水産業の再生産を可能とする国境措置を確保することでありまして、このために最大限の努力をしてまいりたいと思います。  国会決議について今、大串委員からございまし...全文を見る
○吉川国務大臣 豚コレラにつきましては、もう既に何回も申し上げておりますように、昨年九月以降、二月の十九日まで、岐阜県及び愛知県で九、十例、また、昨日、十一例目を確認をされたところでございます。  さまざまな対応、対策というものも打ち出してまいりました。既に、私は、今この時点に...全文を見る
○吉川国務大臣 まず、福島県における将来を見据えた復興、創生についてお答えをさせていただきたいと思いますが、福島県の農林水産業の復旧復興につきましては、地元との意見交換を通じまして、営農再開、風評払拭、森林・林業の再生、また漁業の本格的な操業再開に向けまして、引き続きさまざまな課...全文を見る
○吉川国務大臣 でき得る限りの私たちは努力をしていくということであります。
○吉川国務大臣 担い手の人材の確保でございますけれども、農林水産分野におきましては就業者の減少ですとか高齢化が進行をしておりまして、例えば農業におきましては、農業就業人口が二十年前の半分になり、平均年齢が六十七歳という状況にございます。  持続可能な力強い農林水産業を実現してい...全文を見る
○吉川国務大臣 農福連携は、これからの農林水産の行政の一つの指針といいましょうか、目標の一つとして、私は本当に大切に育てていきたい政策の一つでございます。それは決して、今、金子委員がおっしゃいましたような、大区画化のために障害者の方々にということではなくて、全ての農業にとって、障...全文を見る
○吉川国務大臣 地域おこし協力隊の活躍というのは、私もさまざまな形でお伺いをいたしております。つい先日も参議院の予算委員会でもお話がございましたけれども、例えば奈良県の川上村というところで、地域おこし協力隊の皆さんが定住をされて、木材を利用されてウッドデザイン賞をいただけるような...全文を見る
○吉川国務大臣 先ほども私、冒頭に申し上げましたけれども、例えば、奈良県の川上村で、ウッドデザイン賞を取得するような、すばらしい家具の生産もできた、そういったことの情報も農林水産省にはございますので、いろいろな角度から、農政局等々も通じながら、さらには、地域おこし協力隊の総務省と...全文を見る
○吉川国務大臣 今回、新たな在留資格制度の創設によりまして、農業現場で即戦力として活躍をしていただける外国人を受け入れることが可能になりますことから、これにより、農作業に必要不可欠な人材が補完をされて、農業経営の維持ですとか発展にも寄与するものと考えております。  なお、本制度...全文を見る
○吉川国務大臣 新制度におきましては、農業分野における外国人材の受入れ主体でありますけれども、農業経営体のみならず、農協の皆さんですとか、あるいは農業関連業務を行っている派遣事業者など、幅広い主体による受入れが可能となっているところでもございます。
○吉川国務大臣 今、金子委員がおっしゃったとおりでよかろうと存じます。
○吉川国務大臣 農協法上、JA本体が労働派遣事業の許可を取得をして派遣事業を行うことについての特段の制約はございませんので、労働派遣事業の許可を取得をしていただくということがベストかな、こう思っております。
○吉川国務大臣 例えば沖縄でも、別会社をつくってもう既にやっているという例もございます。  さらに、今申し上げましたように、派遣事業の許可を取得をするために、例えば県の中央会が派遣業の許可をとるということもできますので、十分可能になっていくのではないか、こう思っております。
○吉川国務大臣 金子委員おっしゃるとおりだと思います。  私もこの件に関しましては極めて慎重に考えておりまして、そういったことがないように、関係者の皆さんとも、しっかりとした制度設計というものを四月以降していただけるところにやっていただくような、そういう方向性というものを見出し...全文を見る
○吉川国務大臣 農作業の安全対策というのは大変必要でございますので、全国的な安全啓発活動や安全対策の情報発信等に取り組んでおりますが、農業法人における安全確保の取組を強化する観点で、従業員への安全指導と法人向けの研修会等も開催する取組を実施をいたしております。  今回の新制度で...全文を見る
○吉川国務大臣 神谷委員、御心配はごもっともだと私も思います。  そこで、乳業工場を持つメーカーの方が私のところにもお訪ねをいただきましたので、あってはならないことじゃないですか、非常用電源というものは常に備えておいてください、もし乳業メーカー、工場そのものがいろいろと支援措置...全文を見る
○吉川国務大臣 昨年は、平成三十年の七月豪雨ですとか、台風二十一号、そして北海道胆振東部地震、台風二十四号等によりまして、全国で農林水産業に約五千六百六十一億円の甚大な被害が生じました。  このような被害について、例えば台風二十四号のハウス被害の場合には、担い手の確保、ハウスの...全文を見る
○吉川国務大臣 農林水産省といたしましては、三十年産以降も、需要に応じた生産、販売を促し、米の需給及び価格の安定を図ることが重要であると認識をいたしております。  このようなことから、農林水産省といたしましては、引き続き、地域の水田において水田フル活用ビジョンの検討を行うといっ...全文を見る
○吉川国務大臣 多面的機能支払交付金の交付単価は、府県及び北海道における共同活動の実績調査、分析に基づいて、農地を維持するために地域共同で取り組むことが必要な水路や農道等の保全活動に要するコストに着目して設定したものでございます。もう神谷委員御承知のとおりであろうかと思いますが。...全文を見る
○吉川国務大臣 御意見、私も同じ考えでございまして、今現在、民間事業者等が育成した検疫探知犬を導入をしているところでございまして、今後の増頭に当たりましても、十分な頭数の確保が可能と考えております。  業者によりますと、年間十頭以上の増頭にも十分対応できると聞いておりますので、...全文を見る
○吉川国務大臣 ありがとうございます。大変、ただいまの御提言、ありがたいと存じます。  しかしながら、今観光庁から説明がありましたように、この国際観光旅客税につきましては極めて難しい部分があるのかなということも、聞いていて、よく理解もさせていただきました。  私どもといたしま...全文を見る
○吉川国務大臣 関議員におかれましては、御党の皆さんとともに私ども農林水産省においでをいただいて、豚コレラに対する御要望等も私自身が頂戴をいたしまして、その後も真摯にお取り組みをいただいておりますことに心から敬意も表したいと存じます。  豚コレラの発生農場における豚の再導入につ...全文を見る
○吉川国務大臣 相談窓口でありますけれども、昨年の九月に岐阜県において豚コレラが発生した際に、養豚農家が経済的影響を受け、経営に支障を来すことが懸念をされましたことから、都道府県に対しまして、経営支援対策の周知をお願いしたところでございます。  岐阜県と愛知県におきましては、防...全文を見る
○吉川国務大臣 まず、水際作戦で今私どもが実施をしていることをざっと私の方から申し上げさせていただきます。足らざる部分はまた事務方から説明をさせていただきたいと思いますけれども。  今、越境性動物疾病の侵入リスクが高まっておりますので、農林水産省といたしましては、この水際対策の...全文を見る
○吉川国務大臣 今も濱村政務官からお答えをさせていただきましたように、捕鯨といいますか鯨類に関しましては、我が国の、関議員がおっしゃっていただきましたように、古来からの文化でございまして、食料としてのみならず、油やひげ、さまざまな用途に利用をしてまいりました。  そういったこと...全文を見る
○吉川国務大臣 田村議員御指摘のとおり、あってはならないことだと思っております。  御指摘を踏まえまして、早急に対処させたいと存じます。
○吉川国務大臣 岐阜県の山県市で起きました豚コレラの発生の件でありますが、飼養衛生管理基準の指導をさせていただきましたのが先月の、二月の十五日と私承知をいたしております。その後、飼養衛生管理基準を完璧に満たしていただいたのがいつであったのかということは、また後ほど事務方から答弁を...全文を見る
○吉川国務大臣 この感染に関しまして、私は、農家の皆さんが悪者にされてはかなわない、そういう気持ちはよく理解できるところでもございます。  そこで、農家の飼養衛生管理基準の遵守を徹底をすることが必要でありましたし、越境性動物疾病が侵入した場合の防御力を強化することが重要であると...全文を見る
○吉川国務大臣 探知犬は、私も海外に出張いたしますときに経験もさせていただきました。極めて、田村先生、優秀だと感じました。  先ほども私の答弁の中で申し上げさせていただきましたように、増頭することは可能であるという、民間の事業者の方からもそういったお話をいただいておりますので、...全文を見る
○吉川国務大臣 ただいまも支援につきまして事務方からも御説明を申し上げましたので、ダブることはいたしませんけれども、この豚コレラの発生によりまして影響を受けた農家の方々が、経営を続ける意欲を失わずに、速やかに経営再開ができますように、きめ細かく対応もしてまいりたいと存じます。 ...全文を見る
03月07日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、農林水産行政に関する基本的な考え方について申し述べます。  人口減少に伴うマーケットの縮小、農林漁業者の減少、高齢化の進行、グローバル化の更なる進行など、国内外で大きな環境変化が生じており、我が国の農林水産業は転換期...全文を見る
03月12日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 私は、大臣に就任をさせていただきましてから、それ以来、農林水産省の職員に対しましても、現場主義の考え方に立ちながら現場の農林漁業者の声に真摯に耳を傾けて、それを踏まえて政策を立案するように指示をしてまいりました。現場で何が起きているのか、その現場の声とい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) いろいろと小川委員から御指摘をいただきました。  我が国の農業は、今、人口減少に伴うマーケットの縮小ですとか、あるいは高齢化の進行、さらにはまた耕作放棄地の増加など、大きな私は曲がり角に立っていると存じております。ですから、その活性化は待ったなしの課題...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今御指摘いただきましたように、麦、大豆、てん菜、バレイショ等につきましては、いずれも食料自給率の向上を図る上で私は重要な作物であると認識をいたしております。  これらの作物の自給率の向上につきましては、いかなる貿易交渉にもかかわらず取り組んでいくべき課...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 近年、国内の好景気等を背景に、焼き肉やハンバーガー等の外食を中心に牛肉の需要が拡大をいたしておると承知をいたしております。そこで牛肉の輸入量が増加傾向で推移をしていると存じております。  このような中、一月の牛肉の輸入量でありますけれども、五万五百七十...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいまも私お答えをしましたように、この牛肉の影響試算に関しましては、TPP11発効後十六年目における国内生産への影響を試算したものでございまして、短期間の輸入量のみで国内生産への影響を判断することはできませんけれども、引き続きその動向はしっかりと注視を...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今、短期間の輸入量のみで影響を判断することはできないと申し上げましたけれども、その動向はしっかりと今後とも注視をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(吉川貴盛君) 私の方からまず申し上げさせていただきますが、TPP11協定第六条におきましては、米国を含めたTPP12協定が発効する見込みがなくなった場合などには、締約国の要請に基づきましてTPP11協定の見直しを行う旨を規定しているところでもございます。  現時点で...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 昨年の四月に施行されました改正畜産経営安定法におきまして、加工原料乳生産者補給金の交付対象を拡大をいたしまして、生産者の出荷先の選択肢を広げたところでございます。  一方で、生産者間での不公平感、いわゆるいいとこ取りを防止することが必要でありまして、そ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 我が国の畜産、酪農は総じて飼養戸数が減少をいたしておりまして、一戸当たりの飼養規模が拡大をしております。  例えば、酪農経営におきましては、平成二十一年は二万三千百戸でございましたけれども、平成三十年には一万五千七百戸となりまして、年四%前後で減少をい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 家族農業経営は我が国農業経営体の約九八%を占めておりまして、今後ともその健全な発展を図っていくことが最も重要であると考えております。  このため、農林水産省におきましては、経営規模の大小、法人、家族の別にかかわりませず、地域農業の担い手となる農業者であ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 委員御指摘の小農の権利宣言に規定されているとおり、各国において小農民や農村地域で働く人々の権利を守ることが重要であるということは十分に認識もいたしております。  我が国におきましても、意欲と能力のある農業者でありますれば、小規模農業者も含めまして、経営...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 我が国で働く外国人材の適正かつ円滑な受入れを促進するために、今政府全体で、人権課題も含めた外国人材向けの相談体制の整備ですとか、あるいは地域社会に適応するための行政、生活情報の多言語化等に総合的に今取り組んでいくことといたしております。  農林水産省と...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 御指摘のとおり、派遣形態による受入れも可能といたしておりまして、この派遣事業者につきましては、労働者派遣法に基づく派遣業の許可を取得をしていただかなければなりません。  農業又は農業関連業務を行っている事業者ですとか、それらの事業者と地方公共団体が資本...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今先生から御指摘いただきました茨城県、JA常総ひかりがジェトロ茨城等の支援を受けながら、下妻の梨というんでしょうか、ベトナムに輸出するなど、輸出拡大に積極的に取り組まれていると承知もいたしております。  国におきましても、このような産地一体となった取組...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) それぞれ田名部委員から御指摘を頂戴をいたしました。  水産に限らず、農業ももちろんそうですし、農産物あるいは林業、林産物ももちろんそうであります。風評被害対策というのは私どもが最もこれからも力を入れていかなければならない一つだと、こう思っておりまして、...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農林水産省におきましては、水際対策の強化に向けまして、検疫探知犬につきましては五年前と比べて二・四倍となる三十三頭、防疫官につきましては五年前と比べて一・二倍となる四百六十名をそれぞれ配備をしておりまして、体制強化に取り組んでいるところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 様々な角度から検討も進めて今おりますので、御指摘をいただきましたように、防疫官あるいは探知犬の増頭など、しっかり検討してまいります。
○国務大臣(吉川貴盛君) 一月の国産牛肉の輸入量でありますけれども、これは一万七千五百四十七トンで、前年同月比一二一%と増加をいたしております。  今も生産局長からも説明をいたしましたけれども、近年、国内の好景気等を背景に、焼き肉屋さんですとか牛丼等の外食を中心に牛肉の需要拡大...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 御指摘を受けまして、しっかり対応してまいりたいと存じます。
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいま答弁を申し上げましたように、また里見委員からも御指摘がありましたように、平成二十二年の宮崎県での口蹄疫の発生の際に、この手当金の交付により生じた所得に対する所得税の免除などが議員立法によって特例的な処置としてなされました。私は大変画期的な議員立法...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 台湾における罰則強化、ただいま御説明をしたとおりでございます。私どもも、こういった他国のことも参考にしなければという思いはございます。  現在、いろいろなお話がございますように、このアフリカ豚コレラに関しましては、中国のみならず、新たにベトナムでもこの...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今後の輸出拡大に向けましては、国内向けの生産に余りが生じてから輸出を考えるということではもちろんございませんですし、最初から海外市場への出荷も念頭に産地づくりを進めることがまずは重要だと考えます。  このため、例えばタイ向けには、大玉の日本の高級リンゴ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 養殖の振興についてのお尋ねだと、こう思います。  国として国内外の需要を見据えた戦略的養殖品目を設定いたしますとともに、生産から販売、輸出に至る総合戦略を策定した上で本格的に取り組んでいくことといたしておりまするけれども、さきの臨時国会におきましても漁...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 越境性の動物疾病や植物の病害虫のうち、鳥インフルエンザは渡り鳥が、沖縄におけるミカンコミバエは東南アジアからの台風が侵入原因と言っても差し支えないのではないかと考えておりますが、しかしながら、それ以外につきましては、生きた動物や植物、畜産物、肥料や飼料、...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) TPP協定におきましては、可能な限り物品の到着後四十八時間以内に物品の引取りを許可することとされておりますが、引取りの要件が満たされていない、すなわち検疫の終わっていない場合において物品の引取りを許可することまでは求めていないと承知をいたしております。し...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 支援策についてでありますけれども、豚コレラ発生農場等への支援につきましては、家畜伝染病予防法に基づきまして、まずは発生農家に対しまして、殺処分された家畜の評価額の全額を手当金として交付をいたします。二番目に、移動制限が掛けられた農家に対しましても、出荷制...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今、紙先生からそれぞれ御指摘がございましたけれども、私の方からも少しお話をさせていただければと、こう思います。  これまで岐阜県で豚コレラが発生した九件のうち、三件は岐阜県又は岐阜市が運営する公的機関での発生でありました。二例目は岐阜市の畜産センター公...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 指導項目の中に飼養衛生管理基準が入っていないという御指摘をいただきました。今、手元に資料がございませんので、また後ほど紙先生にお答えをしっかりとさせていただきたいと思いますが、よろしくお願いをいたしたいと存じます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 九月のこの豚コレラが発生をいたしましてから、私も何度も農林水産省としての対策本部も開催をいたしました。官邸の危機管理の関係の会議というものも開催をされました。その都度、この豚コレラが岐阜県で発生をした折、さらには愛知県でも発生をいたしましたけれども、飼養...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 紙先生御指摘のように、昨年九月の日米共同声明において、農林水産品につきましては、過去の経済連携協定で約束した内容が最大限との日本の立場が明記をされました。日米首脳間でこの点について文書で確認したことは私は非常に重たいものと認識をいたしておりまして、個別の...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 過去の経済連携協定の内容に鑑みれば、米についてTPPを上回る譲許を行うことは到底考えられないというのが私の認識でもございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 今後の交渉ということになりますと、政府一体となって取り組むことになろうかと思いまするけれども、農林水産大臣としての私の責務は、いかなる貿易交渉であれ、将来にわたって我が国の農林水産業の再生産を可能とする国境措置を確保することでございまして、このために最大...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) しっかりと分析を踏まえて、また別の機会でお答えをさせていただきたいと思いまするけれども、食料自給率に関しましては大切なことでもございますので、上昇に転じますように我々もまた努力をさせていただきたいと思っております。
03月14日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○吉川国務大臣 豚コレラの初動対応について、佐々木議員から御指摘をいただきました。  その前に、アイヌ新法に関しましても、農林水産省といたしましては、林野、水産関係に関する、新法に即した形でしっかり対応してまいりたいと存じます。  豚コレラに関する防疫指針でありますけれども、...全文を見る
○吉川国務大臣 農政につきましては、我が国の農業、農村に活力を取り戻すため、農林水産業・地域の活力創造プランや食料・農業・農村基本計画等に基づきましての進捗状況ですとか実績の検証等も行いながら、必要な施策を着実に実行しているところでございます。  担い手の確保、農地の集積、集約...全文を見る
○吉川国務大臣 戸別所得補償制度につきましては、担い手への農地の集積ペースをおくらせる面があるとか、あるいはまた、十分な国境措置がある米への支援についての、他の農産物の生産者や他産業、納税者の理解が得がたい、さらには、主食用米の需要が年々減少する中で、米への助成を基本にするのであ...全文を見る
○吉川国務大臣 亀井委員も御承知のことと存じますけれども、我が国におきましては、水産資源の減少によって漁業生産量が長期的に減少傾向にあるという厳しい課題に直面もいたしております。  その要因でありますけれども、一つ目には海洋環境の変化、二つ目には周辺水域における外国漁船の操業活...全文を見る
○吉川国務大臣 水産資源は、漁業がなくても、海洋環境の変動に伴い資源そのものが変動するとの特性を有していると言われております。また、環境の変動による影響の大きさは資源により異なりますけれども、一般に、表層を回遊する魚種や寿命の短い魚種の方が変動の幅が大きいとされております。御指摘...全文を見る
○吉川国務大臣 沿岸漁業におけます漁獲量管理の具体的な実施に当たりましては、定置網漁業を含め、多様な漁法で多様な魚を漁獲している沿岸漁業の特性にも配慮しなければならないと存じております。漁業者の負担を最小化し、効果を最大限発揮できるような管理手法、さらには漁業者の意見を伺いながら...全文を見る
○吉川国務大臣 国連安保理北朝鮮制裁委員会の専門家パネルが今週公表した報告書におきましては、日本、中国、朝鮮半島及びロシアに囲まれた漁場におきまして、北朝鮮の漁業許可証を所持していると見られる中国漁船が確認されたとの記載があることは承知をいたしております。これらの中国漁船の存在が...全文を見る
○吉川国務大臣 不足があればまた、事務方も参考人としておりますので、お答えをさせていただきたいと思いますが。  今年度二月の冷凍牛肉の輸入量でありますけれども、これは、三月末に貿易統計で公表される予定のために、現時点で把握することができません。  冷蔵と冷凍を合計した二月のT...全文を見る
○吉川国務大臣 牛肉の輸入急増を抑止する制度といたしましては、ウルグアイ・ラウンド農業交渉の結果、平成七年度から関税緊急措置が施行をされました。その後、TPP11協定、日・EU・EPAなど、それぞれの協定に基づくセーフガードが導入をされてきました。このように、牛肉に対するセーフガ...全文を見る
○吉川国務大臣 牛肉の関税の緊急措置は、ウルグアイ・ラウンド農業合意の際に、牛肉の関税率について、WTO協定で認められた譲許水準である五〇%から三八・五%まで削減することの代償として、輸入急増に対する実効性の高い歯どめ措置となる、要はパッケージで導入されたものでございます。  ...全文を見る
○吉川国務大臣 今参考人からもお答えをさせていただきましたけれども、先ほども私、申し上げましたけれども、輸入量の増加を抑制して生産者を保護する効果を有しておりますので、需要に応じた安定的な輸入の実現に寄与するものと考えておりますので、これからもしっかりと私どもは対応していきたいと...全文を見る
○吉川国務大臣 水際対策を強化する上で、検疫探知犬や家畜防疫官は重要な役割を果たしているということを私も極めて大きく認識をいたしているところでもございます。  検疫探知犬につきましても、五年前と比べて二・四倍となる計三十三頭を配備をして、体制強化に取り組んでいるところでもござい...全文を見る
○吉川国務大臣 越境性動物疾病の侵入防止につきましては、水際の検疫強化と農場の衛生管理の向上の両輪で行う必要があると考えております。  水際での検疫は、家畜伝染病予防法によりまして、国の動物検疫所と家畜防疫官が責任を持って担っているところでもございます。このため、家畜防疫官の増...全文を見る
○吉川国務大臣 豚コレラの発生拡大を防ぐためには、今も議論の中心になっておりますけれども、飼養衛生管理基準の遵守が最も私は重要であると考えております。  このため、岐阜県等の養豚場に対しまして、国が主導して飼養衛生管理基準の遵守状況の再確認と改善の指導も進めているところでもござ...全文を見る
○吉川国務大臣 農業用ため池の管理及び保全に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明いたします。  農業用ため池は、農業生産に不可欠な農業用水を供給する施設として、西日本地域を中心に多くの施設が築造され、我が国農業の発展に重要な役割を果たしてきたところです...全文を見る
03月14日第198回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 近年、牛肉の需要が拡大している中、一月のTPP11発効国からの牛肉輸入量は三万二千九百五十三トンで、前年度同月比一五六%と増加をいたしております。これは、TPP11の発効に伴う関税の引下げ、二つ目に為替の影響によりまして、輸入業者が昨年十二月の牛肉の通関...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 昨年九月の日米共同声明におきまして、農林水産品につきましては、過去の経済連携協定で約束した内容が最大限との日本の立場が明記をされております。日米首脳間でこの点について文書で確認したことは非常に重たいものと認識もいたしております。  個別の品目の合意内容...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 我が国の農業を支える農業従事者は、長期的にわたりまして減少傾向が続いております。平均年齢が六十六歳を超えるなど高齢化が著しく進んでおりまして、昭和一桁世代のリタイアなどによりまして今後大幅な減少が見込まれます。また、耕地面積も平成三十年は四百四十二万ヘク...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農林水産省におきましては、地域農業の担い手を育成するために、経営改善の意欲のある農業者に対しまして、規模の大小ですとか法人、家族の別にかかわらず、今、支援もいたしているところでもございます。大規模化を目指さない中小規模の農家の方たちも、六次産業化ですとか...全文を見る
03月18日第198回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 今回の事案を受けまして、船舶会社等に対しましては、輸送容器の外観を周知し、同様の貨物を輸出しようとする者がいた場合は動物検疫所に連絡するように要請もいたしました。さらに、国際定期フェリーが就航する港における動物検疫所の職員による見回りの強化も今行っている...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 個別農家に支払われます手当金に関しましては個人情報のためお答えはできないところでありますけれども、この豚の評価額の算出に当たりましては、肥育豚であれば地域の市場価格を考慮いたしまして、また繁殖豚であれば血統による価値や導入時の価格、供用年数等を考慮するな...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 長峯議員御指摘のとおり、口蹄疫の折には、議員立法によりまして、手当金の交付に生じた所得に対する所得税等の免除が行われたと承知もいたしております。  発生農家の支援につきましては、手当金交付のほか、経営再開に向けた低利融資ですとか家畜防疫互助基金も用意を...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この日本産の畜産物をEUに輸出できるようにするためには、もう既に委員御承知のとおりだと思いますが、品目ごとにEUに輸出できる国のリスト、いわゆる第三国リストに日本が掲載される必要がございます。  牛肉につきましてはもう二〇一三年に掲載をされておりまして...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 豚コレラの支援につきましては、まず家畜伝染病予防法に基づく手当金の交付、さらには経営再開に向けまして、家畜疾病経営維持資金等の低利融資ですとか、家畜防疫互助基金も用意をいたしております。  さらに、先月の二十六日、二月二十六日には、新たな対策といたしま...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 野生イノシシに対する拡散防止、個体削減のために、今までも防護柵やわなの設置等の支援も行ってまいりましたけれども、さらに、これから今御指摘をいただきました経口ワクチンを投与することといたしております。これは、感染個体を減らしていくことで、野生イノシシから直...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) アフリカ豚コレラの侵入リスクが御指摘のように高まっていると存じております。農林水産省といたしましては、この水際対策の更なる強化のために、例えば、広く国内外に向けた持込禁止品の周知、さらには探知犬の臨時的増頭による探知活動の強化、そして家畜防疫官による旅客...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ネオニコチノイドの件につきまして、まず答弁を申し上げさせていただきます。  この農薬につきましては、防除の効果があり、かつ人の健康や環境に対して安全と認められたものだけを登録をいたしまして使用できるようにすることが最も重要であると考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 予防原則にのっとってということはもちろんでありまするけれども、今申し上げましたように、この御指摘をいただきましたネオニコチノイド系の農薬につきましては、今使用量が比較的多いことなどから優先的に再評価を今行うことといたしておりますので、登録の見直しなど適切...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 再評価の実施に当たりましては、登録から長期間を経過をしている農薬につきましては、新規の登録と同様、メーカーによる様々な試験の実施が必要になるために、これには約二年程度の期間が必要であると見込まれております。再評価の時期に関しましては、二〇二一年度からとし...全文を見る
03月20日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○吉川国務大臣 農業用ため池は、農業生産上不可欠な水を供給する施設として、江戸時代以前から築造されております。全国で約二十万カ所が設置されるなど、我が国農業の発展に大きな役割を果たしてきたところでもございます。  しかしながら、ただいま池田委員からも御指摘がありましたように、昨...全文を見る
○吉川国務大臣 国の補助につきましては、今御指摘をいただいた第二十条におきましては、都道府県を経由して、市町村を含む所有者等が行う防災工事に対する間接補助、都道府県が代執行によりみずから実施する防災工事に対する補助を規定しているところでございます。  また、農業用ため池の適正管...全文を見る
○吉川国務大臣 十六条第四項に基づきまして、市町村長が管理を土地改良区等に行わせる場合でありますが、これは、土地改良区等の技術職員の有無、本来業務の状況等を踏まえ、土地改良区が受託可能な範囲で、管理内容や費用負担の方法などを定めた協定を締結をして、市町村長が委託をするということに...全文を見る
○吉川国務大臣 まさに神谷委員が今御指摘をいただきましたように、ため池に関しましても、昨年あるいは近年、台風等による豪雨ですとか大規模な地震により被災するケースがもう本当に多発をいたしております。北海道も、蝦夷梅雨などという、今お話がありましたけれども、本来梅雨がないところですけ...全文を見る
○吉川国務大臣 まず、三十一年度の予算は六百三十八億円、その内数の中で、ため池の、緊急的な、優先度の高いため池をしっかりと対象にして補修等々も行っていくということになりますが、さらに、防災・減災、国土強靱化のための三か年緊急対策の中でしっかりと全体の改修等を実施をいたすための予算...全文を見る
○吉川国務大臣 農業農村整備事業におきましては、平成十三年に土地改良法を改正をいたしまして、事業の実施に際して環境との調和に配慮することを原則とするとともに、環境配慮にかかわる技術指針等を整備し、環境への負荷や影響の回避、低減により生物多様性に配慮しているところでございます。 ...全文を見る
○吉川国務大臣 玉木先生から御指摘をいただきました食料・農業・農村基本計画の見直しに当たりましては、従来は、検討期間の前半において、食料・農業・農村政策審議会の企画部会において、役所が準備をした資料をもとに、審議会の委員と役所との間で議論をしながら、基本計画の目標と実際との乖離等...全文を見る
○吉川国務大臣 大変重要な御指摘をいただいたと存じます。  食料自給率でありますけれども、昭和四十年度以降、長期的に低下傾向にありましたけれども、平成十年ころから横ばいで推移をしていると承知をいたしております。これは、長期的には、自給率の高い米の消費が減少をいたしまして、飼料や...全文を見る
○吉川国務大臣 農業・農村所得倍増計画でありますけれども、食料・農業・農村基本計画に関する議論はもちろんこれからでありまするけれども、農業所得につきましては、平成二十五年の二・九兆円から、直近の数字でもあります平成二十九年では三・八兆円まで増加もいたしております。農村地域の関連所...全文を見る
○吉川国務大臣 しっかり把握をさせていただいて、どのような形で進められるか、早急に検討もしていきたいと思います。
○吉川国務大臣 大変重要な御指摘だと思っておりまして、ただいま、和牛遺伝資源の適正な流通管理の確保に向けて、現在、有識者に幅広く議論もいただいているところでございまするけれども、ただいまのような御指摘、御意見も踏まえまして、法改正も視野に入れ、どのような対応ができるのか、しっかり...全文を見る
○吉川国務大臣 横断的な対応ということでございますので、どのような対応が必要なのかということは、これからしっかりと詰めをやっていきたい、こう思っております。  また事務方の方から必要な答弁をさせたいと思いまするけれども、しっかり対応していくつもりでもございます。
03月20日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 平成三十一年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  平成三十一年度農林水産予算の総額は、関係府省計上分を含めて、二兆四千三百十五億円、その内訳は、公共事業費が八千百六十六億円、非公共事業費が一兆六千百四十九億円となっています。農林水産予算の編成に...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農山漁村におきましては、高齢化ですとか人口減少が都市部に先駆けて進行をいたしております。小川委員の御指摘のとおり、地域によりましてはコミュニティー機能ですとか地域資源の維持にも影響が生じていると私も認識をいたしております。  このように、人口減少が進む...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 中山間地域の政策というのは私も大変重要だと認識もいたしております。  その上で、農業経営の大規模化を目指すのみならず、小規模な農業者も含めた地域全体のコミュニティー機能の発揮ができますように、先ほども少し申し上げましたけれども、日本型直接支払ですとか六...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 御指摘をいただいていることは大変重要なことだと思いますので、私も必要に応じて、大臣のみならず、農林水産省と厚生労働省がしっかり連携を取りながらこの農薬等の課題については議論をして、常日頃から議論をしなければならないと存じております。
○国務大臣(吉川貴盛君) 必要な人員を確保するということは、私は田名部議員と同じ考え方でもございます。  二〇二〇年度からの次期合理化計画につきましては、今、現計画の取組状況ですとか行政需要等を踏まえて今後政府として検討されるものと私は認識をいたしておりますけれども、農林水産省...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) スマート農業の推進に向けた国の方針でありますけれども、まさに今、田名部議員が議論を今いたしております人手不足の解消ですとか、あるいは生産性の飛躍的な向上などの実現を図る上で、先端技術を活用したこのスマート農業には私は大きな可能性があると期待もいたしており...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農福連携でありますけれども、これは農業側の労働力不足という課題解決のためのものではございませんでして、障害者の皆さんの農業分野での活躍を通じて、自信や生きがいを創出をして社会参画を促す取組であると認識もいたしております。農林水産省といたしましては、大切に...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) これまでの発生事例につきましては、拡大豚コレラ疫学調査チームの報告によりますと、豚への感染につながる要因として、まず衛生管理区域内に車両や人が立ち入る際の消毒、それからイノシシなどの野生生物の侵入対策が十分でなかった等が指摘をされております。  こうい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今御指摘をいただきましたように、神奈川県等の都市部におきまして養豚を営むということは、土地の制約ですとか環境問題の対応が極めて難しい等の課題があると承知もいたしましておりますが、今、佐々木委員が言われましたように、一方で、食品残渣等の未利用資源を飼料とし...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今、儀間委員から御指摘といいますか、お話をいただきました琉球泡盛のブランド価値を高めるために、今、地域、いわゆるテロワールに根差した原料米を調達することにより、その魅力を最大限PRしていくことが極めて私は重要な課題だとも考えております。  このために、...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 消費税率の引上げにつきましては、法律で定められたとおり十月に現行の八%から一〇%に引き上げられる予定であると承知をいたしております。  農林水産省といたしましては、この消費税率の引上げに伴いまして、低所得者の負担を軽減するための飲食料品等を対象に実施さ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 免税事業者でありましても、仕入れやこの諸経費の支払において消費税を負担をいたしております。この分は転嫁する必要があると存じますが、取引先が免税事業者であることを理由に消費税の転嫁を拒む場合は、消費税転嫁対策特別措置法の転嫁拒否、いわゆる買いたたきに該当す...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農協改革におきまして進めている買取り販売は、農協が自ら価格交渉等を行いまして有利な条件で農産物を安定的に販売できる販路を確保した上で、委託販売より有利な価格で農業者から買取りを行うことを目的としているものでございます。  インボイス制度における農協特例...全文を見る
03月25日第198回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 上月先生におかれましては、党内において輸出対策に大変なお力添えいただいておりますことに、まずもって感謝を申し上げたいと思います。  少子化あるいは高齢化に伴って国内市場の縮小が見込まれる中で、生産者の所得向上ですとか、あるいは新規就業者の増加による農林...全文を見る
03月26日第198回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 豚コレラは、家畜の伝染病の中でも特に伝播力が強いことから、発生した場合には畜産業に重大な影響を及ぼすおそれがございますので、家畜伝染病予防法に基づきまして、蔓延防止のために殺処分を義務付けております。  一方で、その所有者に対しましては、豚の評価額の金...全文を見る
03月27日第198回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 谷合委員御指摘のとおり、この国連海洋法条約におきましては、その締約国は海産哺乳動物の保存のために協力し、特に鯨については適当な国際機関を通じてその保存、管理及び研究のために協力するとされております。  我が国といたしましては、この国際法に従いまして、I...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 商業捕鯨が御指摘をいただきましたように三十年にわたり中断をされていたことに鑑みまして、国としましては、漁場の探査ですとか捕獲、解体技術の確立などにつきまして必要な支援を行うことといたしております。また、鯨の資源調査につきましては、非致死的調査ですとか商業...全文を見る
04月04日第198回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 農福連携を推進するためには、作物の種類が多岐にわたり、播種、収穫、出荷調整等の多様な作業が必要となる農業側の特性と、個々の障害者が異なる適性を有するという福祉側の特性に応じ、それぞれの分野の特性を踏まえながら対策を講じていく必要があると考えております。し...全文を見る
04月08日第198回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 強い農業づくり交付金及び産地パワーアップ事業でありますけれども、これは産地の競争力強化ですとか国際環境の変化に対処できる農業の収益力向上等といった政策目的に照らして一定の採択要件等を課しておりますけれども、個々の農業者の規模の大小にかかわらず、産地一体で...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) まず、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。  小川委員御指摘のとおりだと私も思っておりまして、十勝ではそのバイオガスを使って電気を起こそうという、そういった大々的な運動も起きております。それは家畜のふん尿を利用してですね。ところが、FIT法...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 国営造成土地改良施設防災情報ネットワーク事業におきまして長期間データが転送されていなかったなどの状況が放置されていましたことは、農林水産省といたしまして防災情報ネットワークシステムの管理が不十分だったと認識をしておりまして、重く受け止めております。  ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) はい。  農業用水を活用いたしました小水力発電につきましては、農業水利施設の維持管理費の軽減のみならず、地域の活性化を図る観点からも積極的に推進していく必要があると考えております。  特に、委員御指摘の地域の活性化につながる小水力発電施設の活用といた...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 払戻金に対する課税につきましては、従来から各競馬主催者におきまして、レーシングプログラムやホームページ等で、払戻金が課税対象となり、確定申告が必要となる場合がある旨の周知を行ってきたところでございます。  御指摘の高額払戻しを受ける者の特定につきまして...全文を見る
04月09日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○吉川国務大臣 福島県産米につきましては、国からの支援を受けつつ、カリウム施肥による吸収抑制対策など、しっかりと行ってきております。全量全袋検査の結果、二十七年産米以降、四年連続して基準超過はないと聞いてもおります。  こうした状況を踏まえまして、福島県におきましては、関係者間...全文を見る
○吉川国務大臣 今、天羽統括官からそれぞれ答弁をいたしたとおりでございまするけれども、農林水産省といたしましては、この種子法の廃止後も、先ほども申し上げておりますけれども、国や都道府県による種子の品質確保及び安定供給をしっかりとやっておかなければならないと存じております。  そ...全文を見る
○吉川国務大臣 食料・農業・農村基本法第二条の第二項におきましては、国民に対する食料の安定的な供給について、世界の食料の需給及び貿易が不安定な要素を有していることに鑑み、国内の農業生産の増大を図ることを基本とし、これと輸入及び備蓄を適切に組み合わせて行わなければならない旨が定めら...全文を見る
○吉川国務大臣 基本計画に関する議論は、委員も御承知かと存じますけれども、これからでございますが、食料自給率目標をどのような水準にするかにつきましては、今私から言及することについては差し控えたいと思いまするけれども、いずれにいたしましても、この食料自給率の目標は、食料・農業・農村...全文を見る
○吉川国務大臣 三月十五日に、復興に向けた高校生の取組を発表するために農林水産省に来られました相馬農業高等学校農業クラブの三人の生徒の皆さんと交流をさせていただきました。  先生も同じく三人おいでいただいておりまして、大変、私にとりましては、お訪ねをいただいて、消費者の部屋であ...全文を見る
○吉川国務大臣 御指摘の米国通商代表部の外国貿易障壁報告書でありますけれども、これは、毎年行政府から議会に対して提出される、米国の貿易相手国に対する関心事項についての報告書であると承知をいたしております。その一部として、日米の貿易関係に関する事項についても言及をされております。 ...全文を見る
○吉川国務大臣 農林水産省の私どもといたしましては、食料の安定供給や地域経済の活性化という重要な役割を担っておりますので、これをしっかりと次世代に継承していかなければならない、このように認識をいたしております。  こういった認識のもとで、私は、今後の日米交渉は政府一体となって取...全文を見る
○吉川国務大臣 今御指摘をいただきましたけれども、これまで、食料・農業・農村基本計画の見直しにおきましては、策定の前年の一月ごろに諮問をいたしまして、一年三カ月程度かけて検討してきたところでもございます。  しかしながら、この進め方では、あらかじめ現場の農業者や食品事業者から直...全文を見る
○吉川国務大臣 平たん部の若い方々の農業経営者の意見聴取は、もちろん、この企画部会の中でおやりになられたことと存じます。  その後もいろいろな御意見を頂戴もいたしましたので、先ほども申し上げさせていただきましたけれども、中山間地域の皆さん、あるいは大規模に農業をやっている皆さん...全文を見る
○吉川国務大臣 食料・農業・農村基本計画も、農林水産業・地域の活力創造プランも、いずれも政府が策定するものであることから、当然のことながら、政策についての基本的考え方は同様なものとなっていると承知もいたしております。  その上で申し上げますと、食料・農業・農村基本計画は、中期的...全文を見る
○吉川国務大臣 食料・農業・農村基本計画でありまするけれども、これは、先ほどからも申し上げておりますように、さまざまな、農業者の、生産者も含めて、皆さんから御意見を頂戴をいたしまして、今、企画部会でそういう意見聴取も行っているところでもございますので、そういった意見を尊重しながら...全文を見る
○吉川国務大臣 安倍政権におきましては、さまざまな改革を行って、農業関係も行ってまいってきたことは、それはもう確かなところでもございますが、この基本計画、農業・農村基本計画に関しましては、そういったことは、今までの改革の方向性というものはもちろんございまするけれども、今後五年間の...全文を見る
○吉川国務大臣 先ほども、金子委員から御指摘を受けまして、食料・農業・農村基本計画の見直しについての部分で私は申し上げましたけれども、今までは、どちらかというと、役所が用意した資料を説明の上で、委員と役所間での議論が中心であったことなどから、農業者の方々への基本計画の浸透が不十分...全文を見る
○吉川国務大臣 第三次の食育推進基本計画の中間年に当たります昨年度、食育推進評価専門委員会が、食育の推進状況につきまして、課題、留意点を整理をして、四月一日に中間取りまとめを公表をいたしました。  この中で、例えば、学校給食における地場産物の使用割合が、目標値三〇%以上に対しま...全文を見る
○吉川国務大臣 稲津委員から今御指摘をいただきましたように、実際に、感染力を持つアフリカ豚コレラウイルスが我が国の水際まで到達していたことが明らかになりました。  こうした状況を踏まえまして、今般、旅行者による畜産物の持込みに関しましては、個人消費用や土産目的であっても、原則と...全文を見る
○吉川国務大臣 八郎湖の件だと思いますが、それにつきまして私の方からそれではお答えをさせていただきます。  八郎湖の水質でありますけれども、八郎潟干拓事業が完了してから徐々に富栄養化が進行いたしまして、近年は、アオコが発生するなど、水質問題が顕在化をいたしております。水質への対...全文を見る
○吉川国務大臣 昨年の豚コレラが発生をいたしましてから、関委員におかれましては、真摯にこの豚コレラの、生産者あるいはまた今御指摘をいただきました従事者に対する、さまざまな形で御対応をいただいておりますことに、私からも敬意を表したいと存じます。  殺処分を義務づけておりますので、...全文を見る
○吉川国務大臣 主要農作物種子法の廃止でありますけれども、稲、麦類及び大豆の種子の生産、供給に関して、全ての都道府県に対して、県が奨励する品種を決定するための試験、原種や原原種の生産、種子を生産する圃場の指定や、生産された種子の審査などを法律によって一律に義務づけるというやり方を...全文を見る
○吉川国務大臣 今も申し上げましたとおり、都道府県が、それぞれの地域の状況に応じまして、多様な種子の供給のために必要な措置をみずから判断して講じようとする取組は尊重したいと考えております。
○吉川国務大臣 米国におきまして大豆やトウモロコシの民間開発種子のシェアが伸びてきたという報告があることは承知をいたしております。  一方で、我が国におきましては、そもそも種子法には外資系企業の参入を防止する規定はなかったのでありまするけれども、これらの企業にとって、多品種少量...全文を見る
○吉川国務大臣 ただいまの決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
○吉川国務大臣 農地中間管理事業の推進に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明いたします。  農業の成長産業化を図るためには、担い手の経営規模を拡大するとともに、分散錯圃を解消していくことにより、農業の生産性を向上させることが必要で...全文を見る
04月09日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(吉川貴盛君) まず、探知犬のことについてお答えをさせていただきたいと思いますけれども、上月先生ももう十分に御承知のとおり、越境性動物疾病の侵入を防ぐためには、もう何といっても水際における対策が重要であろうかと思います。  そこで、国際線が到着する空港や港において、こ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 水際対策を進めていくためには増員も私は必要だと、こう思っております。  そのために、先ほど上月委員にもお答えをいたしましたけれども、家畜防疫官についても、さらには探知犬につきましても増やしてきてはおりまするけれども、まだ全ての空港にそれが配置をされてい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 法律に関しましてはそれぞれのお考えもあろうかと思いますが、またいろいろな点で御相談させていただきたいと思いますけれども。  今回、特にこの五年間で動物検疫所が収集した違法に持ち込まれた畜産物の件数というのが一・六倍ぐらいに増加をしております。その半分が...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 小川委員、探知犬につきましては、入ってくる方がそこの探知犬のいるところに行くのではなくて、ハンドラーがきちっと探知犬で、探知犬がきちっと持ち込まれた物を、しっかりとそれを探し当てて摘発をするという、そういうことになっております。御理解をいただいているんだ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今御指摘をいただきましたように、この造林作業等につきましては、植林とか下刈りなどで機械化が進んでいないことが大きな課題と私ども認識をいたしております。  農業におきましてはスマート農業が実装化になってきておりますので、この分野におきましてもスマート化と...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今、統括官の方から幾つか、三点だと思いましたけれども、課題を申し上げました。その課題をしっかりと私たちが取り組むための支援も行っていかなければなりませんので、例えばプロモーション等の取組への支援ですとか、あるいはまた戦略的輸出事業者と戦略的輸出基地とのマ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 将来的に御指摘の新たな国際機関を設立することも含めまして、他の鯨の国際的な資源管理に関する協力についても関係国と共に更に検討を進めてまいりたいと存じます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 今いろいろな、IWCを脱退をいたしまして、NAMMCOという機関ももちろんございますし、もう徳永委員御承知のとおりであろうかと思いますので、さらに、今御指摘をいただいたような国際機関を設立することも含めまして、様々な形で今この鯨類の資源管理に関する協力と...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この件につきましては、我が国の農業を支える農業従事者が長期的にわたりまして減少傾向が続いておりますこと、これは平均年齢が六十六歳を超えるなど高齢化が著しく進んでおりますし、さらには昭和一桁世代のリタイアなども考えられます。今後また大幅な減少が見込まれます...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいまの御指摘でありますけれども、TPP11は昨年十二月三十日、日EU・EPAにおきましては今年二月一日に発効したばかりでございまして、この段階でTPP11や日EU・EPAの食料自給率への影響を評価することは難しいと考えております。  TPPや日EU...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今御指摘をいただきましたようなこの食料・農業・農村基本計画に関する議論はもちろんこれからでございまするけれども、この中でのこの食料自給率の目標をどのような水準にするかにつきましては今は言及は差し控えたいと思いますけれども、いずれにいたしましても、この食料...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいまの決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     ─────────────
○国務大臣(吉川貴盛君) 特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  本法は、農産加工品等の輸入に係る事情の著しい変化に対処して、金融及び税制上の支援措置を講ずることにより、特定農産加工業者の経営の改善を促...全文を見る
04月11日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○吉川国務大臣 御指摘のとおり、今回の見直しにおきましては、人・農地プランを真に話合いに基づいたものとするために、農地バンクとJA、農業委員会など、地域のコーディネーター役が一体となって農地の集積、集約化を推進する体制を整備することといたしております。  このため、今後の人・農...全文を見る
○吉川国務大臣 御指摘をいただきましたように、担い手への農地の集積、集約化を進めて農業の振興、発展を図っていくためには、その基盤となる農地につきまして、農地の大区画化や汎用化等の基盤整備を推進することは極めて重要であると認識をいたしております。  このため、農地の大区画化あるい...全文を見る
○吉川国務大臣 農地利用集積円滑化事業の実績でありますけれども、農地バンク創設以降、ピーク時の三分の一程度まで減少いたしております。全国的には農地バンク事業への移行が進んでいると承知をいたしておりまして、一方、一部の道県におきましては、特色ある取組を行いまして、現在でも担い手への...全文を見る
○吉川国務大臣 平成二十六年度の農地バンク発足以来、それまで停滞をしておりました担い手への農地の集積状況でありますけれども、これが、四八・七%から、平成二十九年度には五五・二%に上昇をいたしております。  その中で、農地バンクは、全国の農地の四・二%に当たる約十八万五千ヘクター...全文を見る
○吉川国務大臣 重要な御指摘をいただいたと思っております。  平成三十一年度の機構・定員に関しましては、農林水産業を取り巻く諸課題に的確に対応するための要求を行ったところでございます。  その結果、機構については、農地、農業用施設にかかわる防災、減災及び災害復旧のための体制強...全文を見る
○吉川国務大臣 御指摘をいただきました定員に関しまして、適切に私どもも対応してまいりたいと存じます。
○吉川国務大臣 補足してお答えをさせていただきたいと思いますけれども、今、大串委員からも御指摘をいただいておりますように、将来の業務運営に支障が生じませんように、地方農政局等の地方組織も含めまして、必要な定員の確保に努めるべく、今後もしっかり対応してまいりたいと存じます。
○吉川国務大臣 ただいま、大串委員の御指摘に対しまして、定員につきましてもお答えをさせていただきましたけれども、農林水産省といたしましては、農林水産業の成長産業化に向けた改革を進めてまいりました。さらに、家畜防疫ですとか動植物の検疫、さらには、自然災害の増加を踏まえた防災、減災で...全文を見る
○吉川国務大臣 農業者の高齢化、減少化が進む中にありまして、我が国農業を持続的に発展させていくためには、効率的かつ安定的な経営体、いわゆる担い手でありますけれども、により、農地が有効に活用されることが必要であります。現在の担い手の経営発展を支援するとともに、新しい担い手の確保も図...全文を見る
○吉川国務大臣 今、神谷委員から御指摘ありました、地域の担い手不足に対しての担い手の育成ですとか支援策というのは大変重要なことだと思っております。  今、もう御承知のとおり、農業者の高齢化、減少化が進む中、我が国の農業を持続的に発展させていくためには、効率的かつ安定的な農業経営...全文を見る
○吉川国務大臣 農林水産省といたしましては、農林水産業の成長産業化に向けた改革を進めるとともに、家畜防疫や動植物検疫、自然災害の増加を踏まえた防災、減災や災害復旧等、農林水産業を取り巻く諸課題の解決を図るために、毎年度所要の増員を行うなど、必要な定員の確保に努めてきているところで...全文を見る
○吉川国務大臣 食料・農業・農村基本法につきましての基本認識についてお伺いがございました。  平成十一年に制定をされました食料・農業・農村基本法は、食料、農業及び農村に関する施策につきまして、基本理念及びその実現を図るのに基本となる事項を定めるとともに、国や地方公共団体の責務等...全文を見る
○吉川国務大臣 担い手に農地の八割を集積いたしますのは、今ある農地をしっかりと担い手に活用してもらうことによって生産性を向上させるために設定をしているものと承知をいたしております。農業生産基盤の衰退や耕地面積の減少を前提としているものではございませんで、農地バンクによる農地の集積...全文を見る
04月11日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(吉川貴盛君) ただいまの特定農産加工法の趣旨について申し上げる前に、そのマットですけれども、海外からの線に関しましては、全ての空港でマットは置いてございます。必要であれば徹底的にまた調査をして、必要なところにはしっかりとそういったこともやりたいと、こう思います。  ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私の方からお答えさせていただきたいと思います。  小川委員御指摘のとおりだと思います。これから、ただ単に、地域再生エネルギーに関しましては、売電という観点からのみではなくて、地域循環型のエネルギーにするということは大変重要なことだと、こう思っております...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農産加工法の全国への周知は徹底をしてまいりたいと存じます。  なお、豚コレラに関しましては、先ほどから消安局長も答弁をさせていただいておりますけれども、今、岐阜県、愛知県とも連携をしながら、様々な形で飼養衛生管理基準等々の徹底も含めて議論もさせていただ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 五月のG20農業大臣会合におきまして、パーデュー米農務長官と、予定はいたしておりますけれども、まだ確定的なことではございませんのではっきりと申し上げることはできませんけれども、もし仮にそういったバイの会談が実現するということになりましたならば、私の方から...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 外国政府要人の発言に一つ一つコメントをするということは差し控えさせていただきますけれども、この度の発言に関しましても、以前も一度抗議をいたしておりますけれども、今回も機関を通して抗議もいたしているところでございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 私の方から具体的に申し上げることは少し難しいところもありまするけれども、このパーデュー農務長官の御発言がありましたので、それに対して即座に抗議をしたと私は報告を受けております。
○国務大臣(吉川貴盛君) そのとおりです。そのとおりです。
○国務大臣(吉川貴盛君) 先ほど申し上げましたように、日米共同声明以上に重たいものはないと認識でございまして、この米国農務省に対しましては、何らの誤解のないよう、当方の立場について明確に申し入れたと承知をいたしております。
○国務大臣(吉川貴盛君) 昨年の九月に発生をしている状況を、続いているというこの状況を重く受け止めておりまして、農林水産大臣といたしましては委員との思いを共有していると思いますが、コレラの蔓延防止のためにあらゆる手段を今検討して講じていかなければならないと考えているところでござい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 森委員御指摘のとおりだと私は思っておりまして、その飼養衛生管理基準の遵守をされていない部分、あるいは遵守をされていた部分というものももちろんあるわけでございまするけれども、この飼養衛生管理基準の遵守をしっかりと両県に求めるための対策会議というものも何度も...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 森委員から御指摘をいただきました。本当に緊急事態宣言を発する事態だと、私もそのように思っております。  豚コレラ対策につきましては、先ほども申し上げましたように、今、こちらから両県に出向きまして更なる対策会議というものもしっかりやっておりますので、これ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 我が国は、口蹄疫あるいは豚コレラなどの汚染圏であるアジアの国々に取り囲まれております。これらの疾病の我が国への侵入を防ぐためには、水際対策を強化するだけではなく、疾病の発生国との協力によって我が国への侵入リスクを下げる取組が重要でございます。里見委員御指...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農福連携には、障害者の皆さんに農業で活躍してもらって、自信や生きがいを持って社会に参画していただくための取組であると思っております。農業者、障害者双方に良い影響をもたらすウイン・ウインの私は取組であろうかとも思っております。  私自身も、実際に農福連携...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 食品製造業は、多品種少量生産で労働集約的な作業が多いために、その生産性は全製造業平均の約六割にとどまっております。  このため、農林水産省におきましては、食品製造業の生産性向上に向けて昨年の四月に食品産業戦略を策定をいたしました。それは、ロボット、AI...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) まず、私の方から、この農産加工法の趣旨について改めて今お伺いをされましたので、お答えをさせていただきます。  農産加工品の関税の引下げ、撤廃によりまして農産加工業者の経営に支障が生じるおそれがあると認識をいたしておりますので、このため、本法は、このよう...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 特定農産加工法の目的でありますけれども、まずこれは、農産加工品等の輸入に係る事情の著しい変化に対処して、特定農産加工者の経営の改善を促進するための措置を講ずることによって、農業及び農産加工業の健全な発展に資することでございます。  このために、この農産...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 特定農産加工業は、地域における基幹的産業といたしまして地域農業に対して安定的な販路を提供するとともに、地域の雇用、所得機会の確保等を通じまして地域経済の活性化に大きく貢献をしております。  一方で、今御指摘のありましたTPP11及び日EU・EPAなどの...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 牛乳、乳製品に関する日EU・EPAの合意結果において、例えばチーズでありますけれども、ソフト系は横断的な関税割当てとし、枠数量は国産の生産拡大と両立できる三万一千トンの範囲にとどめるとともに、ハード系でありますけれども、これは十六年目までという長期の関税...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 豪雨や地震等によりましてのこの林地の崩壊や土砂の流出等の山地災害が発生をしました荒廃森林において、再度の災害を防止して、国民の生命、財産を保全するため、治山事業による復旧整備も実施をしているところでございます。所有者が不明な荒廃森林につきましても、森林法...全文を見る
04月16日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 中山間地域のバッファーゾーンにつきまして、その答弁をさせていただきます。  その前に、先ほど小川委員から御指摘をいただいてまいりました農林業関係の機械の開発関係、これは最も現場のニーズにマッチしたこの農林機械の国産の開発が進みますように、これからも努力...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 所有者不明の農地、農林地の扱いにつきましては、農林水産省におきましてはもう早め早めの対策を講じておりまして、昨年の関連法の改正におきましても、共有者が一人でも判明しておりますれば、一定の手続の下で、農地バンク等の公的機関を通じて、農地は最大二十年間、森林...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 韓国による日本水産物の輸入規制措置がWTO協定に違反するとした第一審の判断について、上級委員会においてその分析が不十分であるとして取り消されましたことは、これは事実でございます。  一方、日本産食品は科学的に安全であり、韓国が定める安全性の数値基準を十...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 韓国につきましては、我が国が各国に対して輸入規制の撤廃、緩和の働きかけを行っている中で世界的に撤廃、緩和が進んでいるにもかかわらず、八県からの全ての水産物の輸入禁止に加え、水産物を含む全ての日本産食品を対象として、少しでも放射性セシウム、ヨウ素が検出され...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) WTO提訴に至った経緯につきましては、先ほどお答えをさせていただきました。  今回の上級の報告書によりまして、韓国の処置が協定に整合的であると認められたわけではありませんけれども、我が国の主張について認められない部分があったことは誠に遺憾であります。 ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今後ということでありますけれども……(発言する者あり)はい、分かりました。じゃ、もう一度お答えさせていただきます。  外務省、水産庁、資源エネルギー庁などの関係省庁一体となりましてこの裁判に臨んでまいりました。また、この分野における世界有数の国際弁護士...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 御指摘の点を踏まえまして、韓国に対しましては、我が国の農林水産物に関しましては韓国が定める安全性の数値基準を十分クリアできるものであるとの第一審の事実認定が維持されたことには意味があると考えておりますので、また、今後とも韓国との協議を通じて処置の撤廃を引...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私はウナギが好きであります、最近食べておりませんけれども。
○国務大臣(吉川貴盛君) 発生地域における農場につきましては、飼養衛生管理基準の遵守が最も重要であると私は認識をいたしております。このために、二月五日に打ち出しました対策に即しまして、岐阜県内の全ての養豚場に対して国が主導して現地指導を行うとともに、その後の現地調査で指導事項の一...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 対策を打ち出しました二月五日以降、関連農場を含めて五府県で十二件の豚コレラが発生しているという状況につきましては、紙委員と重大な危機意識を共有していると存じております。  各県や関係省庁とも連携して対応に当たっているところでございまするけれども、国外の...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私は、今も再三申し上げてまいりましたけれども、今までも、この飼養衛生管理基準に関しましては、国が主導をしてこれが徹底して遵守されるようにという指導もしてまいりました。しかしながら、今、県と連携をしながらフォローアップをして、その指導後、この飼養衛生管理基...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいま御指摘をいただきました、日本養豚協会、さらには日本養豚開業獣医師協会が地域及び期間限定で豚コレラワクチンを飼養豚に接種してほしいという要望をされていることは承知をいたしておりますが、豚コレラに関する特定家畜伝染病指針におきましては、埋却を含む防疫...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この要望は、今も申し上げましたように、私どもも承知をいたしております。様々な観点から今申し上げましたように検討はいたしておりまして、ワクチンを接種はしないと、今はそういう状況にあるということだけは申し上げましたけれども、これが接種をしないということではご...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農業用ため池の管理及び保全に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明いたします。  農業用ため池は、農業生産に不可欠な農業用水を供給する施設として、西日本地域を中心に多くの施設が築造され、我が国農業の発展に重要な役割を果たしてきた...全文を見る
04月17日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○吉川国務大臣 農協の組合長も御経験をされました加藤先生の農地バンクに対する思いを、見識をお聞かせをいただきました。  本法案は、平成二十六年に活動を開始をした農地バンクについて、法施行後五年が経過をしたところで、更に事業を加速化するための見直しを行うものでございます。  見...全文を見る
○吉川国務大臣 四月十二日に公表されましたWTO上級委員会報告書でありますけれども、韓国の輸入規制措置が、日本産水産物等を恣意的又は不当に差別していること、必要以上に貿易制限的なものであることを認定したパネル報告書の判断を取り消したところと承知をいたしております。韓国の措置が協定...全文を見る
○吉川国務大臣 日中ハイレベル経済対話におきましては、日本産牛肉等の中国への輸出解禁に向けた重要なステップとなると承知をいたしております。  動物衛生検疫協定の実質合意を歓迎をし、同協定の早期締結に向けて連携していくことも確認をさせていただきました。  このほか、私から、日本...全文を見る
○吉川国務大臣 農林水産省といたしましては、当初から、農地バンクの配分計画の原案を市町村もつくることができることとするなど、都道府県段階に設置をする農地バンクと地域との連携も図っていくという考えを持っていたところでもございます。  今回の見直しにおきましては、現場の声を踏まえな...全文を見る
○吉川国務大臣 農業者の高齢化が進み、今後リタイアする農家が増加することを考えますと、農地バンクが農地を中間保有をして、再配分を繰り返して、分散錯圃を解消していくことがますます重要となっていると考えております。  今回の見直しにつきましては、農地バンクの必要性を再認識した上で、...全文を見る
○吉川国務大臣 大串委員の御指摘の点は、私は正しい方向だと思います。
○吉川国務大臣 修正案を提出されまして、大変真摯に御対応いただいておりますことに、私からも敬意を表したいと存じます。  農地バンクは、現在、約三十万人の所有者から約百十四万筆、十八・五万ヘクタールの農地を借り受けて、七・五万人の受け手に転貸をしているところでございます。  仮...全文を見る
○吉川国務大臣 今、大澤局長からも答弁をさせていただいたところでございまするけれども、推進委員の活動状況につきまして、担い手への農地利用の集積、集約化に向けた現場活動を積極的に行っているところも見られる一方、特に人・農地プランに関しましては、農業委員、推進委員の役割が法律上明確で...全文を見る
○吉川国務大臣 まず、パーデュー米国の農務長官がTPPと同じかそれを上回ることを望むと発言したことについては承知もいたしているところでございまするけれども、外国政府要人の発言の一つ一つにコメントすることは差し控えさせていただきたいと思いまするけれども、その上で申し上げたいと思いま...全文を見る
○吉川国務大臣 まず、一兆円の目標の件でありますけれども、食品の輸出額でありますが、平成三十年に九千六十八億円と、対前年比一二・四%増となりました。御承知のとおりでありますが、六年連続で過去最高を記録をいたしております。  細かいことは申し上げません。これらは、農林水産物、食品...全文を見る
○吉川国務大臣 実績をどのように評価するかという御趣旨だと思います。  平成二十六年度の農地バンクの発足以来、それまで停滞をしておりました担い手への農地の集積状況が、四八・七%から平成二十九年度には五五・二%に上昇をいたしました。農地バンクを活用して、担い手に八割以上の農地を集...全文を見る
○吉川国務大臣 まず、緑の羽根、この募金に関しまして大変御理解をいただいておりますことに、心から、私からも感謝を申し上げたいと存じます。  戦後造成されました人工林が本格的な利用期を迎えた中で、林業の成長産業化に向けまして、豊富な森林資源を循環利用することが今現在も重要な課題と...全文を見る
○吉川国務大臣 これまでの市町村の農業関係職員は人・農地プランの話合いのコーディネーターの役を担っていましたので、この職員の減少というのは、話合いが活性化しない一つの原因であると考えております。  このため、今回の見直しにおきましては、人・農地プランづくりの体制及び支援策を拡充...全文を見る
○吉川国務大臣 平成二十九年度現在、担い手への農地集積でありますけれども、これは、先ほどから申し上げておりますように、五五・二%となっております。  二〇二三年に今御指摘をいただきました八割を集積するためには、相当程度この事業を加速化しなければならないことも事実でございます。 ...全文を見る
○吉川国務大臣 中山間地域につきましては、平場の土地利用型農業の地域に比べて担い手への農地集積がおくれている状況であるために、中山間地域の対応を強化する必要があると認識をいたしております。  このため、今回の見直しにおきましては、人・農地プラン策定に向けた地域の徹底した話合いに...全文を見る
○吉川国務大臣 委員の御指摘のとおり、人・農地プランを真に話合いに基づいたものにするために、離農後も地域農業の実情に詳しい人材を地域の調整役として有効に活用することが重要であると考えております。  今回の見直しにおきましては、地域の話合いをコーディネートできる者が不足する市町村...全文を見る
○吉川国務大臣 今回の改正におきまして、農業委員会は、団体の要望もございまして、人・農地プラン作成に向けた地域の話合いのコーディネーター役を担うことが明確化されております。この役割を十分果たしていただきますために、必要な支援もあわせて行うことといたしております。  具体的には、...全文を見る
○吉川国務大臣 今、大澤経営局長からもお答えをさせていただきましたが、緑川委員御指摘のとおり、農業委員の、所有者不明農地等々につきましても、地域で大変な御活躍をいただいていることは承知をいたしております。  そのために、今回の法改正におきましても、今も申し上げましたけれども、必...全文を見る
04月18日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○吉川国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
04月18日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○国務大臣(吉川貴盛君) ワクチン接種について御指摘と申しましょうか、御質問をいただきましたけれども、もう既に進藤委員御承知のとおりだと思いまするけれども、豚コレラに関する特定家畜伝染病防疫指針におきましては、埋却を含む防疫措置の進捗状況、感染の広がり、周辺農場数、山や河川といっ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この豚コレラの発生予防対策につきましては、先ほども申し上げましたけれども、まずはこの飼養衛生管理基準の遵守が最も重要であると考えております。  岐阜県内の全ての養豚場に対しまして国が主導して現地指導を行うとともに、その後の現地調査で指導事項の一部につい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 進藤委員御指摘のとおり、農業用ため池は、農業生産上不可欠な水を供給する施設といたしまして、我が国農業の発展に歴史的に大きな役割を果たしてきております。しかしながら、江戸時代以前に築造されたり、また築造年代が不明の古い施設が多いことも事実でございまして、昨...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 藤田委員御指摘のとおり、市町村は、現場に密着した行政機関といたしまして、所有者不明で管理者も不在となった農業用ため池の施設管理権を取得し、適正な管理を行うことを、都道府県と協力して防災工事等を実施することなど、本法案においても重要な役割を果たすことが期待...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この農業用ため池は、農業用水の確保だけではございませんで、洪水調節や生物の生息域の形成など多面的な機能を有していると認識をいたしております。  農業利用するため池につきましては、ため池の安全性を確保するための地震、豪雨、老朽化対策等を含む様々な支援策も...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) WTO上級委員会の報告書において、韓国の輸入規制措置がWTO協定に違反するとしたパネルの判断について、その分析が不十分であるとして取り消されたことは事実でございまして、我が国の主張が認められなかったことは、復興に向けて努力をされてきました被災地の皆様のこ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 韓国の輸入規制措置につきましては、上級委員会は、第一審の判断をその分析が不十分であるとして取り消しましたが、韓国の措置がWTO協定に整合的であると認めたわけではなく、また、日本産の食品が科学的に安全であり、韓国が定める安全性の数値基準を十分にクリアできる...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 金融庁とも関連をいたしますが、そのとおりでございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 決算の概要説明資料によりますと、農林中金の経常利益は、平成二十七年度三千二百四十九億円、平成二十八年度二千百四十億円、平成二十九年度は一千七百十億円と減益傾向が続いております。  これは、農林中金からの聞き取りによりますと、近年、米国の継続的な利上げに...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農林中金は、農協系統の持つ資金を運用し、還元することによりまして、JAバンクやJFバンクの利益の相当部分を担っております。仮に損失が発生をすれば、JAバンク等や農村地域に甚大な影響を与えるおそれがあると認識をいたしております。  このため、農林水産省と...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 予防的殺処分につきましては、森委員も御承知のとおり、これは法的な処置が必要だと思います。  それで、今、岐阜県並びに愛知県とも、私どもの職員も派遣をして、岐阜県、愛知県の農政部あるいは幹部の皆さんとも次善の策についていろいろな協議を今させていただいてお...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 認識が違うと言われれば訂正はさせていただきますが、最初の岐阜県の事例におきましては、野生イノシシによる感染というのが極めて濃厚であるということであります。田原市等につきましては、往来する自動車等々で感染をした経緯があるとも考えられておりますので、まだ特定...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 豚コレラの対応につきましては、もう様々な御指摘、御議論をいただいておりますので、これは終息に向けてしっかりと、さらに次善策も対応してまいりたいと思いますが、今、里見委員から御指摘をいただいておりましたこの豚コレラの発生を受けましてのジビエ等への影響に対し...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ため池につきましては、個人や集落、水利組合等で管理しているものがほとんどでございまして、今、里見委員御指摘のとおり、農家の高齢化等によりましてその管理が脆弱化しているものが大きな課題であると私どもも認識をいたしております。  このため、ため池管理マニュ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 儀間委員御指摘のとおり、このため池の被災要因を見ますと、豪雨を原因とするものが多くございます。その対策の必要性は私どもも十分認識をしているところでもございます。  一方で、平成二十三年の東日本大震災におきまして、福島県の藤沼ため池が決壊をいたしました。...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) これまでの防災重点ため池は、国が、下流に家屋や公共施設等が存在をして、決壊した場合に影響を与えるおそれがあるものとの考えを示していたものの、都道府県が独自に選定基準を策定しておりましたために規模の小さいため池が選定されていなかったものでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 昨年の七月豪雨を踏まえまして、農林水産省本省、研究機関、広島県等地元関係者等から成るため池検討チームで今回の災害の原因と今後のため池対策の在り方について検討いたしました結果、約二十万か所のため池のうち十万か所しかデータベースに登録をされておらず、ため池の...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 高過ぎるかどうかと言われるとなかなか返答に困りまするけれども、まあ決して高くはないんではないでしょうか。
○国務大臣(吉川貴盛君) 今、大澤局長からもお答えをさせていただきましたけれども、今回の通知はあくまでも優先して採択すべき者の考え方を示したものでございまして、六百万円を超える所得があったとしても支援対象とすべき者であると事業実施主体が判断する場合には、予算の範囲内で交付対象とす...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今も私がお答えさせていただきましたように、そのようなことがないように、真に支援を必要とする方がきちっと採択されるように、適切に更に指導してまいります。
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
04月25日第198回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 国有林野の管理経営に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の森林については、戦後造成された人工林が本格的な利用期を迎えております。この森林資源を伐って、使って、植えるという形で循環利...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 金子議員の御質問にお答えいたします。  本法律案の検討経緯についてのお尋ねがありました。  本法律案につきましては、一昨年、閣議決定された未来投資戦略二〇一七に基づき実施した、国有林野の木材販売についての民間事業者からの改善提案において、現行よりも長...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 緑川議員の御質問にお答えいたします。  本法律案の検討プロセスについてのお尋ねがありました。  本法律案につきましては、一昨年、閣議決定された未来投資戦略二〇一七に基づき実施した、国有林野の木材販売についての民間事業者からの改善提案において、現行より...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 稲津議員の御質問にお答えいたします。  林業の成長産業化にどのように貢献するのかについてお尋ねがありました。  国有林野事業につきましては、公益重視の管理経営の一層の推進とともに、民有林に係る施策との連携を図りつつ、その組織、技術力、資源を活用して林...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 田村議員の御質問にお答えいたします。  昨年の森林経営管理法案の審議の際の説明資料の修正についてのお尋ねがありました。  森林経営管理法案の審議の際の説明資料の修正については、資料のもととなった調査結果のデータそのものを修正したものではなく、その整理...全文を見る
05月08日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○吉川国務大臣 農福連携は、障害者の皆さんに農業で活躍していただいて、自信や生きがいを持って社会参画を実現していくとともに、農業の新たな働き手の確保にもつながるものと承知もいたしております。  私自身も、実際に農福連携に取り組まれている現場を視察をさせていただきました。そこでお...全文を見る
○吉川国務大臣 稲津先生から今御指摘をいただきましたように、へい死の原因につきましては、北海道によりますと、今、この原因の特定に至らず、冬季のしけとか高水温ですとか過密養殖等の複合的な原因によるものではないかとのことであります。  本年漁期におけます減産の状況を踏まえまして、北...全文を見る
○吉川国務大臣 ただいま内閣府の田中副大臣からお答えをされたとおりであろうと私も承知をいたしておりますが、この交渉はどこか特定の分野を先にやるわけではないと思っておりまして、パッケージで決められるものと承知もいたしております。  交渉全体の取組方針などにつきましては、TPP等の...全文を見る
○吉川国務大臣 交渉事に関しましては、ぜひTPPの対策本部にお伺いをしていただきたいと思っておりますけれども、日米交渉に当たりましては、私どもは、日米共同声明を大前提に、将来にわたって、今御指摘をされました乳製品の生産も含めまして、農林水産業の再生産を可能とする国境措置を確保する...全文を見る
○吉川国務大臣 金子委員のこの十連休中の、さまざまな形で、御地元福島を中心とした、また被災地関係者、さらには農林水産業に携わる皆さんとのそれぞれの意見交換等々に私からも敬意を表したいと存じます。  少子高齢化や人口減少が進行する中で、農山漁村の活性化を図っていくためには、農山漁...全文を見る
○吉川国務大臣 この報道機関が独自に行った調査は承知をいたしておりまするけれども、大変申しわけございませんが、一つ一つについてコメントすることは差し控えさせていただきたい、こう思っておりますが、いずれにしても、安倍内閣におきましては、農政全般にわたる改革を行い、これにより、生産農...全文を見る
○吉川国務大臣 まず、どのような対応をしたのかということにつきまして答弁をさせていただきたいと思っております。  本件につきましては、もう金子委員御承知のとおりでありますが、外務省、水産庁などの関係省庁が一体となって、この分野における世界有数の国際弁護士事務所の支援も受けながら...全文を見る
○吉川国務大臣 放射性物質にかかわる輸入規制につきましては、規制措置を、全体の撤廃を目指すという我が国の立場には変わりはなく、放射性物質にかかわる食品の安全性については、科学的知見に基づく食品中の放射性物質の基準の設定、都道府県等が実施するモニタリング検査、そして、基準値を超えた...全文を見る
○吉川国務大臣 本会合は、牛肉を輸出する際に求められる牛肉処理施設の認定など、輸入国による食品安全等の規制への対応全般について、政府を挙げて対応を強化するため設置するものでございまして、WTO上級委員会報告書を踏まえて設置するものではございません。今申し上げたようなことでございま...全文を見る
○吉川国務大臣 大変申しわけありません。繰り返しになろうかと思いまするけれども、輸入国に対する食品安全等の規制への対応全般について、これは、政府を挙げて対応を強化するために設置をするものでございまして、今御指摘いただいたことも含めまして、安全性というものを他国、輸入国に対しまして...全文を見る
○吉川国務大臣 二〇一八年の我が国の農林水産物の輸出額九千六十八億円に対しまして、輸入額は九兆六千六百八十八億円となっております。二〇一八年の農林水産物の貿易収支でありますけれども、八兆七千六百二十億円の輸入超過でありまして、前年よりは二・三%増加をしているということであります。...全文を見る
○吉川国務大臣 日本はアメリカの農産物に高い関税を課している、関税をなくしたいという旨の発言に対しての御指摘だと思いまするけれども、日米物品貿易協定交渉については、昨年九月の日米共同声明において、農林水産品については過去の経済連携協定で約束した内容が最大限との日本の立場が日米首脳...全文を見る
○吉川国務大臣 二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村等関係施設におきまして、福島県を始めとする被災地産の食材の活用や風評被害払拭のための安全、安心のアピールは、復興の後押しとなる重要な取組だと私は考えております。  このような考え方に基づきまして、農林水産...全文を見る
○吉川国務大臣 二〇二〇年オリンピック・パラリンピック東京大会におきまして、福島県を始めとする被災地の花卉を活用することは、復興の進展をあらわすシンボルとなると考えておりますので、大会のさまざまな場面で国産花卉が活用されますよう、花卉業界と連携をしながら、東京オリンピック・パラリ...全文を見る
○吉川国務大臣 お答えをさせていただきます前に、令和元年五月一日、第二子の御出産、青山先生、おめでとうございます。(青山(大)委員「ありがとうございます」と呼ぶ)  レンコンネモグリセンチュウでありますけれども、これは、茨城県を始め、千葉県、徳島県、岡山県、佐賀県など、レンコン...全文を見る
○吉川国務大臣 今お話しいただきましたように、本年の一月十五日に両研究機構を視察させていただきました。同時に、施設の維持管理につきましてもお話を聞かせていただきましたし、この両研究機構におきましては本当に将来の農業そして森林の研究がしっかり行われているなということも確認をさせてい...全文を見る
○吉川国務大臣 施設に関連をして、今も申し上げましたように、農研機構におきましては、畜産研究部門研究本館の耐震工事を行っておりました。森林機構におきましては、排水処理施設のメンテナンスの状況もそれぞれ視察をさせていただきました。  この農研機構及び森林機構が、試験研究を通じて技...全文を見る
○吉川国務大臣 これまでも、両研究機構には、施設の更新ですとか整備等も行ってまいりまして、必要な施設整備補助金を措置をしてきたところでございまするけれども、今後も、設置目的に即して十分なパフォーマンスが発揮できますように、必要な予算の確保に最大限努めてまいりたいと存じます。
○吉川国務大臣 先月の二十六日、WTO紛争解決機関の会合におきまして、韓国による日本水産物等の輸入規制に関しまして、上級委員会報告書及び上級委員会によって一部修正されたパネル報告書が採択をされました。  上級委員会の報告書におきまして、韓国の輸入規制措置がWTO協定に違反すると...全文を見る
○吉川国務大臣 二〇一九年三月に国連安保理北朝鮮制裁委員会の専門家パネルが公表した報告書において、中国漁船による、安保理決議で禁止されている、北朝鮮の潜在的な収入源となる漁業権の売買など、制裁逃れと考えられる活動が確認されたと言及をされているところでございます。  日本海におけ...全文を見る
○吉川国務大臣 米国時間の四月二十六日、日米首脳会談が行われまして、茂木大臣とライトハイザー通商代表の間で、昨年九月の日米共同声明に沿って、物品貿易について議論が進んでいることを両首脳が歓迎したものと承知もいたしております。  農林水産大臣としての私の責務は、日米共同声明を大前...全文を見る
○吉川国務大臣 この日米物品貿易協定交渉につきましては、昨年九月の日米共同声明において、農林水産品については過去の経済連携協定で約束した内容が最大限との日本の立場が日米首脳間で文書で確認をされております。今般の日米首脳会談におきましても、TPPを上回る譲許を求めるという話は出なか...全文を見る
○吉川国務大臣 日米の物品貿易協定につきましては、四月の茂木大臣及びライトハイザー通商代表との会合におきまして交渉が開始をされたところでございますけれども、その内容につきましては、内閣官房のTPP等政府対策本部から公表されているところと承知をいたしておりますが、交渉にかかわる情報...全文を見る
○吉川国務大臣 農業就業者の減少や高齢化が進行する中で、農繁期において短期的な労働力不足を解消することは、近年、ますます重要になっていると認識をいたしております。  このため、農林水産省といたしましては、短期のアルバイト等を地域が一体となって確保しようとする場合の人材の募集、デ...全文を見る
○吉川国務大臣 国有林野の管理経営に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の森林については、戦後造成された人工林が本格的な利用期を迎えております。この森林資源を切って、使って、植えるという形で循環利用していく...全文を見る
05月09日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○吉川国務大臣 国有林野の管理経営の目標は、国有林野の管理経営に関する法律第三条の規定のとおり、公益的機能の維持増進を図るとともに、林産物の持続的かつ計画的な供給及び国有林野の活用により地域の産業振興又は住民の福祉の向上に寄与することとしているところでございます。  本法案は、...全文を見る
○吉川国務大臣 樹木採取権につきましては、地域の意欲と能力のある林業経営者の育成や地域の産業振興への寄与の観点から、これらの林業経営者が対応しやすい規模に鑑み、その期間は十年を基本として運用としていく考えでございます。いわゆる原則十年ということでございます。  他方で、現に地域...全文を見る
○吉川国務大臣 樹木採取権につきましては、今、佐々木委員は、余り好きじゃない言葉だ、こう言われましたけれども、地域の意欲と能力のある林業経営者の育成の観点から、これらの林業経営者が対応しやすい規模に鑑みまして、その期間は十年を基本として運用していく考えであります。十年を基本とする...全文を見る
○吉川国務大臣 確実な再造林についてだろうと思います。  樹木採取権につきましては、区域内の樹木を伐採することのみを権利の対象とし、植栽は権利の対象外であることから、樹種や本数など、植栽の方針は国が責任を持って決めて、その樹木は国有林として管理をすることといたしております。 ...全文を見る
○吉川国務大臣 御指摘の報道でありますけれども、これは四月二十六日のものと承知をいたしておりまするけれども、特定の報道機関が独自に行いました調査の一つ一つについてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思っておりまするけれども、いずれにいたしましても、安倍内閣におきましては...全文を見る
○吉川国務大臣 ただいまも林野庁長官からお答えをさせていただきましたけれども、予防剤の樹木への注入、被害木の伐倒薫蒸といった防除事業に取り組んでおりまするけれども、今後とも、秋田県を始め関係する府県等と連携をしなければもちろんなりませんし、民有林を含めて地域一体となった効果的なナ...全文を見る
○吉川国務大臣 人工林におきましては、現在、若い林が非常に少なく資源構成に偏りがあることから、伐期が到来した資源を適時に伐採をして、その後、再造林を行うことによりまして、切って、使って、植えるといった循環利用を進めていくことが重要と考えているところでもございます。  この際、自...全文を見る
05月09日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 御指摘いただきましたように、生産者の多くは、海外の需要を把握したり、あるいは輸出手続の対応を自ら行うことは大変難しいことと思っております。農林水産物・食品の輸出を拡大をしていくためには、生産者と輸出商社との連携を図っていくことが極めて重要ではないかと考え...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今週末に開催をされますG20新潟農業大臣会合におきましては、「農業・食品分野の持続可能性に向けて—新たな課題とグッドプラクティス」をテーマといたしまして、分科会方式で、一つは人づくり、新技術、二つ目はフードバリューチェーン、三つ目はSDGsなどについて各...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 将来必要な農業就業者数につきましては、平成二十七年三月に食料・農業・農村基本計画と併せて公表いたしました農業構造の展望において試算を示しているところでございます。  それによりますと、十年後の令和七年、二〇二五年ということになりますけれども、に同程度の...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 大変大きな仕事を与えていただきました。  土壌等への家畜排せつ物の浸透防止につきましては、家畜排せつ物法に基づきまして基準が定められていると承知をいたしております。その遵守状況をチェックして徹底を図っているところでございますが、また、臭気につきましては...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 岐阜県、愛知県の養豚農場におきまして、二十二件に及ぶ豚コレラの発生が確認をされておりまして、私といたしましても重大な危機管理意識を持っているところでございます。  この豚コレラの終息に向けましては、三月二十九日の農林水産省豚コレラ防疫対策本部で決定をい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 先ほども申し上げましたけれども、私どもといたしましても、重大な危機意識を持っているところでございますので、今、徳永委員から御指摘をいただきましたことも、私どものところにも様々な形で、この従事している方々のケアというものもしっかり行わなければという、そうい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 必要なところには必要な処置はきちっとしたいと思っております。御指摘のことを踏まえながらしっかり頑張らせていただきます。
○国務大臣(吉川貴盛君) ワクチンに関しましてなぜ踏み切らないのかということでありまするけれども、これは、まずは私どもは、先ほどから議論になっておりますように、衛生飼養管理基準をしっかり守っていただくことが、これが最善だと、このように思っております。  この伝染病の指針におきま...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この日米物品貿易協定交渉につきましては、昨年九月のこの日米共同声明において、農林水産品については過去の経済連携協定で約束した内容が最大限とのこの日本の立場が日米間、首脳間で文書で確認をされておりますので、私はこれ以上重たいものはないと認識をいたしておりま...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今、里見委員におかれましては、それぞれ各般にわたって細かな部分につきまして議論をしていただきました。  いずれにいたしましても、今、愛知県、岐阜県と様々な形で議論もさせていただいておりまして、この終息に向けていろいろな手だてをこれからやっていこうと、そ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この北海道胆振東部地震におきましては、御指摘の穀類乾燥調製貯蔵施設を含む多くの共同利用施設等で被害がございました。  農林水産省におきましては、関連対策の中で、被災を機に機能を強化することも可能な被災施設整備向けの強い農業づくり交付金等を処置をいたしま...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今御指摘をいただきましたこの厚真町では、北海道胆振東部地震による土砂崩れにより河川がせき止められて発生した淡水湖が埋め立てるため、現在、国土交通省の災害復旧事業を実施しているところと承知をいたしております。  大量の土砂が必要となることから、農業者の同...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私は、今までも再三再四申し上げておりますように、この日米貿易協定、物品貿易協定交渉につきましては、昨年九月の日米共同声明におきまして、農林水産品については過去の経済連携協定で約束した内容が最大限との日本の立場が日米首脳間で文書で確認をされております。これ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) G20のこの農業大臣会合の際、パーデュー農務長官との会談を行いたいと考えておりますが、まだ現在日程については調整中でございます。  仮に会談がセットされますれば、先ほど来申し上げておりますように、過去の経済連携協定で約束した内容が最大限とのこの日本の立...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) まだ会談もセットされておりませんので、紙先生のお気持ちはよく理解をさせていただきますが、具体的なことにつきましてはこの場では今はまだ差し控えさせていただきたいと存じます。(発言する者あり)
○国務大臣(吉川貴盛君) 農地中間管理事業の推進に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明いたします。  農業の成長産業化を図るためには、担い手の経営規模を拡大するとともに、分散錯圃を解消していくことにより、農業の生産性を向上させるこ...全文を見る
05月14日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 先週にもうなりますけれども、五月の十一日及び十二日に開催されましたG20新潟農業大臣会合におきましては、今、平野先生からお話がございましたように、「農業・食品分野の持続可能性に向けて―新たな課題とグッドプラクティス」をテーマに、世界三十四の国あるいは国際...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 耕地面積でありますけれども、平野先生がお示しをいただきましたこの資料にありますとおりに、昭和三十六年をピークに、農地転用ですとか荒廃農地の発生等によりまして毎年減少が進んでいる実態にあることを認識をさせていただいております。  国土が狭小な我が国におき...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) なかなか今すぐに結論を出すのは難しいところでございますけれども。  実は私、昨日、地球の気候変動と農業の関連性ということで、今滋賀県で、まさに環境と調和をした農業を推進をする県の、昨日、三日月知事もプレゼンをしておりましたけれども、そのシンポジウムに行...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農地の集積、集約化を進めるためには、農地バンクが農地を借り受け、担い手にスムーズに転貸を行っていくことが重要であると考えております。  一方で、農地バンクは、スムーズに転貸を行うことを重視する余り、相談の段階で受け手が決まっていないと借り受けないという...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農地バンクは、現在、約三十万人の所有者から約百十四万筆、十八・五万ヘクタールの農地を借り受けまして、七・五万人の受け手に転貸をしております。仮にこれを廃止するということになりますれば、これらの農地について担い手が再交渉するという必要が生じることとなりまし...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農地バンク事業が開始をされました平成二十六年度以降、担い手への農地の集積率は上昇に転じまして、平成二十九年度の集積率は全国で五五・二%となっているところでもございます。  一方で、地域ごとに差が見られまして、農業経営全体の多くが担い手である北海道ですと...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 和牛は、私からもう申し上げるまでもございませんけれども、関係者が長い年月を掛けて改良してきた我が国固有の貴重な財産であります。和牛の遺伝資源の海外への流出には、大きな私どもも危機感を持っているところでございます。  このため、農林水産省といたしましては...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今回のG20新潟農業大臣会合の機会を捉えまして、私自身、閣僚が参加した十八か国全てと二国間会談を実施をいたしたところでございます。  韓国との間では、放射性物質に係る日本産食品の輸入規制が農林水産関係では最大の課題であると認識をしている中で、こうした認...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農水大臣はそのとおりでございます。また、金融庁も関係がございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 農林中金には農民の皆さんのためにしっかり業務をやっていただかなければならないと、こう思っておりますので、どちらの味方という観点からということではなくて、私は、農業を営む、農業に関係する皆さんの全ての味方だと、こう思って認識をいたしております。
○国務大臣(吉川貴盛君) 農林中金の直近の農業関連融資残高は五千百八十七億円、総貸付残高十一兆七千四百二十六億円の四%でありますが、近年、農業関連の新規融資に注力しておりまして、直近の新規融資額というのは四百五十一億円と、農協改革開始後、平成二十七年度に二百八十一億円の約一・六倍...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 何%ということではございませんが、四百五十一億円は、この直近の新規融資額が四百五十一億円になっていると今申し上げさせていただいたところでございます。(発言する者あり)  もう一度申し上げますが、農林中金の直近の農業関連融資残高は五千百八十七億円でござい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今の御指摘に対してですけれども、豊富な資金を、農業、食品産業の発展に資するよう農業法人等への資金提供に活用することも重要であると考えておりますが、その旨、平成二十六年六月のこの農協改革に関する取りまとめでも今申し上げましたようなことを明記をしたところでご...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 先ほどお答えをさせていただきましたことをまたもう一度申し上げさせていただきますけれども、直近の新規の融資額は四百五十一億円、農協改革開始後、平成二十七年度で二百八十一億円の約一・六倍に伸びているところでございますが、これは担い手だけではなくて、それぞれに...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農林中金からの聞き取りによりますと、二〇一八年の後半に投資損失引当金が増加をしたのは、農林中金の関連会社一社において自己株式の取得により純資産額が低下をしたため、追加で引き当てをしたことによるものと聞いております。
○国務大臣(吉川貴盛君) 農水省といたしましては、金融庁とともに、前回も先生から御指摘をいただいておりますCLOの投資拡大がシステミックリスクに発展をして金融システムの安定が損なわれないよう、規制の強化をこの三月に行ったところでもございまして、今後とも、内外の経済、市場動向に注視...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 御指摘をいただきましたけれども、農林中金から、先生からいただきました御質問の趣旨を踏まえまして、農林水産省として私は今答弁をさせていただいているところでございますので、御理解をいただければ大変有り難いなと、こう思います。(発言する者あり)
○国務大臣(吉川貴盛君) 答弁の打合せに大変時間を要しまして、恐縮に存じます。  まず、投資損失引当金でありますけれども、これは農林中金が保有する子会社や関連会社の株式に対する引当金でございまして、CLOに対する引当金ではないということでございます。  さらに、農林中金の保有...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今申し上げましたように、この当該損失引当金というのは、農林中金が保有する子会社や関連会社の株式に対する引当金でございまして、CLOに対する引当金ではないということでございます。  今、農林中金の保有するCLOについて、格付が最上位クラスのものに限定をし...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 一般に、このダイレクトレンディングとは、ファンド等が銀行を介さず直接企業等に貸し出すローンをいうと承知をいたしておりまして、農林中金は、主に米国の中堅規模の企業ですとか非上場企業に向けて、これら企業の全資産を担保とする貸出しを行うファンドに対して投資を行...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農中からの、この質問をいただきまして、聞き取りをさせていただきましたけれども、このファンドによる与信管理に関しましては、徹底した案件選別、検討案件のうち三ないし五%のみの投資の実施、二番目に、発行体制の財務への影響力、財務制限条項をファンドが決定、さらに...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 前回、大澤局長が答弁をしたとおり、CLOが増加した原因につきまして、農林中金は、国際分散投資という基本コンセプトの下、債券、株式、CLO等から得られる収益とリスクを考慮しつつ、投資判断やリスク管理を実施する中で、結果的にCLOへの投資が増加したと説明をし...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 大変どうも失礼いたしました。  今も申し上げましたけれども、個々の金融商品の投資戦略につきましてはコメントを差し控えさせていただきたいと思いますけれども、金融庁とともに、CLO投資の拡大がシステミックリスクに発展をして金融システムの安定が損なわれないよ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 中身までは公表できないということでありますが、取り寄せているところでございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 今私も何度も申し上げておりますけれども、投資の拡大がシステミックリスクに発展をして金融システムの安定が損なわれないように、規制の強化をこの三月に行ったところでもございます。さらに、内外の経済、市場動向も注視をしながら、また、必要に応じて適切な対応を行って...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農協の信用事業につきましては、農林水産省としては、人口減少や高齢化、金利の低下及び高度化する金融規制等を踏まえまして、代理店を含めて信用事業の在り方を真剣に検討をしながら自主的に方向を決め、実行するように促しているところでもございます。自主的に方向を決め...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農中から、合併を検討、金融事業化を強化へとあったのは事実ということでございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 農林中金は、系統の余裕金を運用する役割を担っていると承知をいたしております。農協の組織再編の結果いかんにかかわらず、農林中金の運用が系統信用事業全体に影響を及ぼす関係にあることから、農林水産省といたしましては、農林中金の運用状況というものを注視をしてまい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 先ほども申し上げさせていただきましたけれども、農林中金は系統の余裕金を運用する役割を担っております。農協の組織再編結果いかんにかかわらず、この農林中金の運用が系統信用事業全体に及ぼす影響関係にありますことから、農林中金の運用状況を農林水産省といたしまして...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 若干、ちょっと時間を下さい。
○国務大臣(吉川貴盛君) 大変どうも時間を要しまして、失礼をいたしました。  先ほどからお答えをさせていただいておるところでございまするけれども、先ほど申し上げましたのは、代理店化となりますと信用事業が完全に集中する結果になります。この場合はもちろん中金の運用が重要であります。...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今も申し上げましたように、運用も含めて集中をした場合でも全体に影響を及ぼす関係にありますことから、農林中金の運用状況をしっかりと注視をしてまいりたいと。いずれにしても、主務官庁としては、集中をするにしても運用するにしてもしっかりと注視をしていく必要がある...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 大変失礼をいたしました。  信用事業の方向性に関しましては、これは自主的な方向を促す観点から、私どもといたしましてはコメントすることは差し控えさせていただきたいと存じまするけれども、いずれにいたしましても、先ほど申し上げましたとおり、代理店化すると信用...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 森先生におかれましては、大変お忙しい中をG20新潟農業大臣会合のレセプションにおいでをいただきまして、ありがとうございました。  今の御質問の中で会合の成果のことについてもお触れになられましたので、若干申し上げさせていただきたいと思いますが、この農業大...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 私からお答えするのが適当かどうかは分かりませんが、TPPに戻るということは私は可能ではないかと、個人的にはそう思っております。  今、森先生から様々な御指摘もいただきましたので若干お答えをさせていただきますが、パーデュー農務長官から、まさに米国は他国よ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 安倍内閣におきましては、これまで、地域の基幹産業であります農業を強くするための産業政策と同時に、農村に活力を取り戻すための地域政策にもしっかりと取り組んできたところでもございます。  具体的に、農業者が取り組む共同活動を支援する多面的機能支払や、中山間...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この終息に関しましては、いついつまでにと私が発するということは重要なことかもしれませんけれども、ただ一方では、特に愛知県もそうでありますが、岐阜県ももちろんそうでありますけれども、野生イノシシの対策というものがございます。この野生イノシシからのウイルス侵...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今般のG20新潟農業大臣会合におきまして、欧州、また東アジアで発生が拡大をしておりますアフリカ豚コレラにつきまして、私から、アフリカ豚コレラは今やもう世界的な脅威でもあり、情報共有の強化や、また国際獣疫事務局、OIE等の国際機関への協力などを通じて国際社...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 平成二十六年の農地バンク創設以来、担い手への農地の集積状況が四八・七%から平成二十九年度には五五・二%に上昇はしたものの、近年、集積率の伸びが鈍っていることは事実でございます。これは、もう既に農地の集積、集約化の機運があった平場の水田地帯での取組が一巡を...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農地利用集積円滑化事業の実績は、農地バンク創設以降、ピーク時の三分の一程度まで今減少いたしております。全国的には農地バンク事業への移行が進んでいるものと思われます。  一方、一部の道県におきましては、特色ある取組を行い、現在でも担い手への農地の集積です...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいま大澤局長から、年々増加をしておりまして、この四年間で合計一千六百経営体に約三千四百ヘクタールの農地を転貸しているとお答えをさせていただきましたが、この新規就農者への農地あっせんが更に円滑に行われるよう、私ども農林水産省といたしましても昨年十月に通...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 我が国の農産物の輸出を大幅に拡大するためには、単収の向上も含めまして、生産コストの低減というものも図っていくことが重要であろうかと思います。  農林水産省におきましては、収量性に優れた品種の開発に積極的に取り組みますとともに、特に労働力不足に対応しつつ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 輸出の促進の一兆円を今掲げておりまして、去年、九千六十八億まで参りました。そういう中にありまして、この一兆円の目標を今年は何としてもクリアをしていきたいなと考えております。  一方で、少子高齢化で国内の食市場の規模は今後縮小すると見込まれる一方で、世界...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) なかなか儀間先生を説得するのは難しいかなと、こう思っておりまするけれども、是非御理解をいただきたいなと思いますのは、まずは一兆円の目標を達成をいたしたいという、そういう思いでございます。  今後の新たな目標につきましては、ただいまも申し上げましたように...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 平成二十六年の農地バンク創設以来、担い手への農地の集積状況、先ほどから議論がありまするけれども、四八・七%から平成二十九年度には五五・二%に上昇をいたしましたものの、近年、集積率の伸びが鈍っていることも事実でございます。これ、既に農地の集積、集約化の機運...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 反省をしたというよりも、いろいろな御指摘等々には真摯に耳を傾けて、今回の見直しの方向性というものをしっかりと打ち出してきたところでございまして、先ほども申し上げましたとおり、従来の方向性を百八十度転換したものとは考えておりません。
○国務大臣(吉川貴盛君) 今回の見直しにつきましては、利用状況報告を廃止をいたしますが、農地が適正に管理されていない場合には、農業委員会が農地バンクに報告することとしております。このため、農地の利用状況を適正に把握することが引き続き可能となっているところでもございます。  農外...全文を見る
05月15日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○吉川国務大臣 我が国の森林は、戦中戦後の木材需要を受けた過剰な伐採による荒廃期を経て、その後、昭和四十年代にかけて積極的に植栽を行い、近年、ようやく資源の造成期から主伐期を迎えつつあります。この間、資源造成のため、林業は、間伐を中心に行われてきたことに加えまして、木材価格の低下...全文を見る
○吉川国務大臣 五月の十一日及び十二日に開催をされましたG20新潟農業大臣会合におきましては、「農業・食品分野の持続可能性に向けて 新たな課題とグッドプラクティス」をテーマに、世界三十四の国や国際機関の代表等が集まりまして、それぞれの抱える農業や食料に対する諸課題について、率直な...全文を見る
○吉川国務大臣 我が国の森林につきましては、戦後造成された人工林が今、本格的な利用期を迎えております。この森林資源を切って、使って、植えるという形で循環利用をしていくことが今後の森林・林業施策の主要な課題でございます。  昨年成立をいたしました森林経営管理法に基づく森林経営管理...全文を見る
○吉川国務大臣 二点御質問をいただきました。  まず、自伐林家の件でありますが、樹木採取権制度は、従来の立木販売で行っているような、事業地をまとめて、一定期間、安定的に樹木を採取できる権利としたものでございます。その対象は、採算の合う主伐が中心になるものと考えております。  ...全文を見る
○吉川国務大臣 樹木採取権の取消しの対象となります樹木採取権実施契約に定める事項について重大な違反があったときにつきましては、樹木採取権者が、国有林野の公益的機能の維持増進等の観点から農林水産大臣が定める基準に反して不適切な伐採を行った場合等を想定をしているところでございます。 ...全文を見る
○吉川国務大臣 樹木採取権は、国有財産であります樹木を伐採して取得できる権利でありまして、採取後の植栽や下刈り、今御指摘をいただきました間伐等の保育につきましては、国有財産として国が責任を持って管理経営することといたしておりまして、それに要する費用につきましては、国が負担をするこ...全文を見る
○吉川国務大臣 国有林野は、国土保全上重要な奥地脊梁山地や水源地域に広く分布するとともに、人工林や原生的な天然林等の多様な生態系を有するなど、国民生活に重要な役割を果たしております。  このため、公益重視の管理経営を一層推進するとともに、その組織、技術力、資源を活用した我が国の...全文を見る
○吉川国務大臣 国有林野は、奥地脊梁山地や水源地域に広く存在をしておりまして、公益的機能の発揮に重要な役割を果たしているため、個々の国有林野を、重視する機能に応じて五種類に区分し、森林の自然条件や社会的条件を踏まえた適切な施業を推進をいたしております。  とりわけ、水循環の観点...全文を見る
○吉川国務大臣 国有林野の管理経営の目標は、国有林野の管理経営に関する法律第三条の規定のとおり、公益的機能の維持増進を図るとともに、林産物の持続的かつ計画的な供給、及び国有林野の活用により地域の産業振興又は住民の福祉の向上に寄与することとしております。  本法律案は、国有林が民...全文を見る
○吉川国務大臣 今回のG20新潟農業大臣会合の機会を捉えまして、私自身、閣僚が参加をいたしました十八カ国全てと二国間会談も実施をさせていただきました。  特に、委員御指摘の、放射性物質に係る日本産食品の輸入規制につきましては、被災地復興のための極めて重要な課題であるとの認識のも...全文を見る
○吉川国務大臣 現在、国有林事業につきましては、伐採、造林等の事業の実施は全面的に今民間に委託をいたしまして、国の職員が行う事務といいますのは、計画作成、監督、検査等に限定をしております。よって、従事する職員数は今約四千人となっているところでございます。  国有林におきましては...全文を見る
○吉川国務大臣 金子委員からたびたび今の御指摘も頂戴をいたしておりますので、引き続き、事業全体を通じて、先ほど申し上げましたけれども、事務、業務の改善、ある部分では非常に、この果たすべき役割というものがふえている部分というものもございますので、改めて、必要な組織、定員の確保には全...全文を見る
○吉川国務大臣 国有林では、全国の森林管理ごとに約八百の森林事務所を設けまして、森林官が日常的な巡視や伐採、造林等の事業の監督の業務を行っているところでございます。  樹木採取権に係る実地調査につきましては、伐採箇所ごとに、伐採の着手前、着手後はもちろんでありまするけれども、伐...全文を見る
○吉川国務大臣 今も申し上げましたように、監督、巡視、調査とあわせて実施をしてまいります。
○吉川国務大臣 樹木採取権は物権とみなされる権利でありますため、樹木採取権者は樹木採取権をみずからの財産として第三者に移転することができることから、例えば、樹木採取権者が樹木採取権を第三者に売買することや、樹木採取権者がみずからの後継者に林業経営の継承を行うために樹木採取権を贈与...全文を見る
○吉川国務大臣 樹木採取権は物権とみなされる権利であるため、樹木採取権者は、その移転を行う相手方を選択することができ、樹木採取権の移転につきましては、農林水産大臣が公募を改めて行うことはできないところでございます。  このため、権利の移転に当たりましては農林水産大臣の許可を要す...全文を見る
○吉川国務大臣 その場合は、改めて別の事業者を探し、その者に移転をするということになろうかと思います。
○吉川国務大臣 木材の安定供給の確保に関する特別措置法の改正案でありますけれども、利用実績が低調である要因を改善をして、工務店等の川下事業者を事業計画の当事者に追加したこと、計画時点で伐採箇所を特定することを不要として、森林の集積、集約化に取り組もうとする箇所も対象とすることがで...全文を見る
○吉川国務大臣 国民共通の財産であります国有林野の管理経営に当たりましては、国有林野を国民の森林(もり)として位置づけ、林業の成長産業化への貢献等の課題を踏まえつつ、国民に開かれた管理経営を推進することとしております。  こうした考えのもと、国民の保健、文化、教育的利用に積極的...全文を見る
○吉川国務大臣 緑川議員の御指摘を今ずっと聞いておりまして、非常に深刻な状況だとも伺わせていただきました。  これから自然に戻すというような御指摘もいただきましたけれども、どのようなことがこれからできるのか、いろいろとまた検討もしていかなければな、そういう思いを持たせていただき...全文を見る
○吉川国務大臣 林業の採算性を向上させ、森林所有者の林業経営意欲を喚起するためには、付加価値の高い無垢材として利用される、緑川委員が御指摘をされましたA材の加工、生産を拡大させることが重要であると認識もいたしております。  このため、これまで、農林水産省におきましては、商業施設...全文を見る
○吉川国務大臣 木質バイオマスのエネルギー利用につきまして、林業の副産物を利用することを基本としていることから、未利用間伐材等の利用を推進をしているところでございまして、このため、バイオマス発電の原料価格は一般の原木価格に比べまして安い価格となっているところでもございます。  ...全文を見る
○吉川国務大臣 森林は、国土の保全、水源の涵養、地球温暖化防止、生物多様性保全などの公益的機能を有しております。その発揮を通じて、国民生活にさまざまな恩恵をもたらしているところでございます。  我が国の森林は、先人による造成努力の結果、国土の約三分の二を森林が占める、世界でも有...全文を見る
05月16日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○吉川国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
05月16日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 農業人口の減少、高齢化が進む中で、これから地域農業を担う方が意欲を持って生産活動を行うためには、農地の分散確保を解消をし、担い手が使い勝手のよい形で農地を利用することで効率的な農業を展開することが必要であると考えております。このため、担い手への農地集積目...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 食料自給率、食料自給力を維持向上させていくためには、その水準や関連する施策について、国民に分かりやすく説明しながら着実に施策を講じていくことが必要であると考えております。  特に、需要面におきましては米の消費の減少が進む一方で、生産面におきましては農業...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農薬につきましては、防除の効果があり、かつ人の健康や環境に対して安全と認められたものだけを登録をして使用できるようにすることが最も重要であると考えております。  今御指摘をいただきましたネオニコチノイド系農薬、さらにはグリホサートにつきましても、発達神...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 小川委員から御指摘をいただいております、この中山間地域におけるマンパワーが不足をして担い手の確保が厳しくなっている、難しくなっているということでありますが、今後の農地利用につきまして地域の話合いを進めるに当たりまして、一部中山間地域のように、今、地域内で...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 旧戸別所得補償制度の実施時期におきまして、担い手への農地の集積率につきましては、平成二十二年度から平成二十五年度は年平均で〇・一五ポイントの増加にとどまっていることに対しまして、制度見直し以降の平成二十五年度から平成二十九年度は年平均で一・三ポイント増加...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 農地バンクは活動範囲も広域であるため、長期間の借受けが中心であり、また、かつ担い手にとりましては多くの貸し手と直接交渉する必要がなく、当初は借受け農地が散在をしていても、地域の話合いの進展に合わせた再配分により集約化が進む、また、地域に担い手がいない場合...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 現在、九割以上の市町村におきまして、約一万五千の人・農地プランが作成されておりますが、プランの中には農地の出し手が記載されていないものが半数を占めるなど、実質的な話合いに基づくものとは言い難いものが相当あると認識をいたしております。  これは、プランに...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 中山間地域に対する対策でありますけれども、この中山間地域につきましては、平地に比べて人口減少ですとか高齢化が進行するなど厳しい状況にありまして、農地バンク事業の活用に加えて、農業生産活動そのものをしっかりと下支えすることが最も重要であると認識をいたしてい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ちょうど先月でありましたけれども、農林水産省の消費者の部屋というのが毎週テーマを変えてやっておりますが、その中で、全国の土地改良の優良事例を御紹介をさせていただきました。その折に、全国でも有数なこの棚田に対しての展示もございまして、大変美しい姿を描いた絵...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 円滑化団体につきましては、現在、九割の団体が実績がほとんどない一方で、一部の道県におきましてはブロックローテーションや新規就農と結び付けた特色ある取組を行っているものと認識をしております。  このような実態に鑑みまして、今回の見直しにおきましては、特色...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今、大澤局長からも紙委員には答弁をさせていただきましたけれども、今回の見直しでは、今後取り組む必要がある地域で話合いを活性化させるために、人・農地プランの実質化を図ることといたしております。この作成に当たってコーディネーター役として主体的に参加するのは市...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 済みません、ちょっと失礼します。
○国務大臣(吉川貴盛君) 大変失礼をいたしました。ちょっと通告との関係で混乱をしておりました。  今の御指摘に対しましては、国の数値目標を押し付けることはしないということでございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
05月20日第198回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 倉林委員御指摘のとおりでございまして、集落営農の役割というのは、この中山間地域におきましても大変大きいものと考えております。  中山間地域のように担い手が不足をして高齢化が進展をしている地域におきましては、集落営農組織の役割はもう本当に重要でございまし...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今回の通知は、これはあくまでも優先して採択すべき者の考え方を示したものでございまして、六百万円を超える所得があったとしても支援対象とすべき者であると事業実施主体が判断する場合には、予算の範囲内で交付対象とすることは可能でございますので、もう既にそういった...全文を見る
05月22日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○吉川国務大臣 四月の二十四日から二十九日まで、二階自民党幹事長が総理特使として、今、稲田先生から御指摘をいただきましたように、訪中をされた際に、習近平国家主席と会談をいたしたということを承知もいたしております。  また、この会談において、習近平国家主席から、食品の輸入規制の話...全文を見る
○吉川国務大臣 主食用米の需要が毎年約十万トン減少すると見込まれる中で、水田のフル活用を進めているところでありますけれども、パンや麺など多様な商品の原料となり得る米粉の生産拡大は重要な問題であると私も認識をいたしております。  近年、欧米等におきまして、セリアック病等へ対応する...全文を見る
○吉川国務大臣 今回のWTO上級委員会の報告書の結果でありますけれども、韓国への輸出再開を願っておられた八県の水産業者の皆様の気持ちを思いますとまことに遺憾でありまして、今後も希望を持って漁業や水産加工流通業に取り組める環境を整備していくことが重要であると考えているところでござい...全文を見る
○吉川国務大臣 和牛は、関係者が長い年月をかけて改良してきた、我が国固有の貴重な財産であると思っております。この和牛の遺伝資源の海外への流出には大きな危機感を持っているところでございまして、このため、農林水産省といたしましては、我が国における遺伝資源の適正な流通管理の確保に向けて...全文を見る
○吉川国務大臣 和牛遺伝資源の流通管理に関する検討会におきましては、知的財産の専門家である委員にも参画をいただいて、現在も幅広く、今御議論をいただいているところでございます。  この検討会におきましては、知的財産の観点から、契約による保護の重要性に関する御意見などもいただいてい...全文を見る
○吉川国務大臣 御指摘のありました酪肉近は、来年春に五年目を迎えることになります。その見直しに当たりましては、これまでも食料・農業・農村基本計画と並行して検討を行ってきたところでございます。  これまでの酪肉近の検討におきましては、委員と役所間での議論が中心でありましたことから...全文を見る
○吉川国務大臣 食品ロスは今や世界的な問題となっておりまして、今、堀越委員御指摘のように、国連のSDGsにおいて、二〇三〇年までに小売、消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品ロスを半減させるなどの目標が設定をされているところでもございます。  先般のG20新潟農業大臣会合...全文を見る
○吉川国務大臣 今、天羽政策統括官からお答えをいたしたとおりだと思っておりますが、農産物規格、検査の見直しにつきましては、さまざまな立場の方々からの御意見を踏まえて検討を進める必要があると考えております。  本懇談会におきましても、米などの生産、流通、消費にかかわるさまざまな立...全文を見る
○吉川国務大臣 ワクチンの接種につきましては、これはもう関委員は十分御承知のとおりだと存じますけれども、申し上げさせていただきますが、豚コレラに関する特定家畜伝染病防疫指針におきましては、埋却を含む防疫措置の進捗状況、感染の広がり、周辺農場数、山や川といった地理的状況を考慮して、...全文を見る
○吉川国務大臣 資源管理につきましては、昨年十二月に漁業法を改正をし、持続的に採捕可能な最大の漁獲量を達成できる水準に資源を維持、回復させることを目標に取り組むことといたしております。  このため、四月二十四日に開催をされました水産政策審議会におきまして、ホッケ、スケトウダラ、...全文を見る
○吉川国務大臣 特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  本法は、農産加工品等の輸入に係る事情の著しい変化に対処して、金融及び税制上の支援措置を講ずることにより、特定農産加工業者の経営の改善を促進するため...全文を見る
05月22日第198回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 国有林野の管理経営に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の森林については、戦後造成された人工林が本格的な利用期を迎えております。この森林資源を切って、使って、植えるという形で循環利...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 小川議員の御質問にお答えいたします。  樹木採取権の存続期間の上限の考え方についてのお尋ねがありました。  樹木採取権については、地域の意欲と能力のある林業経営者の育成の観点から、これらの林業経営者が対応しやすい規模に鑑み、その期間は十年を基本として...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 徳永議員の御質問にお答えいたします。  飼養豚へのワクチン接種についてのお尋ねがありました。  豚コレラに関する特定家畜伝染病防疫指針では、発生農場における迅速な屠殺及び周辺農場の移動制限のみによっては感染拡大の防止が困難と考えられる場合には、蔓延防...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 儀間議員の御質問にお答えいたします。  一般会計化後の国有林野事業の取組についてのお尋ねがありました。  国有林野事業については、森林吸収源対策として間伐等の森林整備の積極的な実施や、国有林の組織、技術力、資源を活用した民有林の指導やサポート、森林浴...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 紙議員の御質問にお答えいたします。  農政の評価についてのお尋ねがありました。  御指摘の報道は承知していますが、特定の報道機関が独自に行った調査の一つ一つについてコメントすることは差し控えさせていただきます。  いずれにいたしましても、安倍内閣で...全文を見る
05月23日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 国有林野の管理経営に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の森林については、戦後造成された人工林が本格的な利用期を迎えております。この森林資源を切って、使って、植えるという形で循環利...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 現在の国有林の管理経営におきましては、毎年度個別に伐採箇所を指定して入札をいたしまして、立木を買い付けた民間事業者が伐採をし、その後の植栽、保育は国が入札を実施し、落札した事業者が実施をしております。  今回導入しようとしております樹木採取権制度であり...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 御説明申し上げます。  国有林野事業の債務につきましては、平成十年の国有林野事業の改革のための特別措置法に基づきまして、当時の債務三兆八千八百七十五億円のうち、二兆八千四百二十一億円は一般会計に帰属し、国債償還により返済するとともに、残りの一兆四百五十...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 債務返済の見通しにつきましては、平成二十四年三月に林政審議会に提出をいたしました一般会計化後の国有林の債務の返済試算におきまして、国有林の資源の充実による収穫量の増加やコストの低減の見込み、再造林を含め、計画的かつ効率的な事業実施に努めれば、平成十年の抜...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) そのとおりでございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 現行の国有林野の管理経営に関する法律の第三条におきましては、国有林野の管理経営の目標は、国土の保全その他国有林野の有する公益的機能の維持増進を図るとともに、あわせて、林産物を持続的かつ計画的に供給し、及び国有林野の活用によりその所在する地域における産業の...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 平成二十九年度の国有林におけます伐採面積は六万一千ヘクタール、そのうち皆伐面積は六千ヘクタールでございまして、全体の一割を占めているところでございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 本法律案におきましては、樹木採取権者が事業を開始する前に権利の行使方法等を定めた五年ごとの樹木採取権実施契約を農林水産大臣と締結をするということとしております。この契約によりまして、樹木採取権者の施業の計画は現行の国有林の伐採のルールにのっとり、農林水産...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 国有林野は、国土保全上重要な奥地、脊梁山地や水源地域に広く分布するなど、国民生活に極めて重要な役割を果たしております。これはもう国民共通の財産でございまして、国有林野を国民の森として引き続き国が責任を持って一体的に管理経営をする考えであることには何ら変わ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) この本法案につきましては、一昨年閣議決定をされました未来投資戦略二〇一七に基づき実施をした国有林野の木材販売につきましての民間事業者からの改善提案において、現行よりも長期にわたり樹木を伐採できる制度の創設の希望が多数寄せられたことから、それらの提案を踏ま...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 本法案は、事業者に国有林の管理経営を委ねるものではございませんで、国が責任を持って管理経営することに変わりはないとの、そういった前提の下、森林経営管理制度の円滑な実施に向けて、国有林が民有林を補完する形で意欲と能力のある林業経営者に長期安定的に木材を供給...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) まず、資本力の大きい企業に独占されるのではないかという御懸念でございます。  今回の仕組みにつきましては、地域の意欲と能力のある林業経営者の育成の観点から、これらの林業経営者が対応しやすい規模を基本として樹木採取区を指定をすることといたしているところで...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 外資の関係につきまして御答弁申し上げますが、外国企業につきましては、この数百ヘクタールを基本とする樹木採取区の売上高や利益の水準からして、外国企業が参入するメリットは小さいと、こう思われます。  外国企業は我が国の林業の実績がほとんどございませんで、我...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 外国企業がこの国有林の入札に参加すること自体は現行でも可能でありまして、新たな仕組みでもその取扱いが変わるものではないと認識をいたしております。
○国務大臣(吉川貴盛君) 森林経営管理法により措置されました森林経営管理制度は、この民有林において経営管理が不十分な森林について意欲と能力のある林業経営者への集積、集約化を進めるものでございます。  この制度を円滑に機能させるためには、その要となる意欲と能力のある林業経営者の育...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) まず、現在、国有林のみで事業を行っている事業者でありましても、樹木採取権の取得によりまして事業規模の拡大が可能となり、将来的には都道府県が公表する意欲と能力のある林業経営者として民有林の管理経営の集積、集約化に貢献することが期待されることから、樹木採取権...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 国の申入れに応じまして植栽する意思を示して選定された樹木採取権者が、それに反して植栽に応じない場合は、国は樹木採取権実施契約を締結することとはしませんで、この場合、樹木採取権者は事業を開始することができないため、権利を取り消すこととなります。
○国務大臣(吉川貴盛君) 原則的には私今お答えをさせていただいたとおりでございますが、そういったことが、事象が起きた場合に国が拒否するということは問題はないのではないかと思います。
○国務大臣(吉川貴盛君) 保育に関しましてはこの実施契約の締結の中に義務付けるものではございませんで、保育に関しましては国が責任を持って行うと、このようにいたしているところでございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 保育に関しましてはこの実施契約の締結の中の権利に含まれておりませんので、この点に関しましては、国が責任を持って保育は行うということになっております。
○国務大臣(吉川貴盛君) そのとおりでございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 必要でありますれば事務方の方からこの手当金についての算出の仕方等々は御説明申し上げさせていただきたいと思いますけれども、まず私の方から、ただいまの田名部先生に対しましての答弁を申し上げさせていただきますが、豚コレラ発生で殺処分されました家畜につきましては...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 一昨日も、この豚コレラの防疫調査の会がございまして、いろいろな分析をしていただいているところでございますので、これからも、その折に特に指摘をされましたことは、やはりこの飼養衛生管理基準の遵守を更にきめ細かく徹底することが必要だというようなことも出されまし...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 国有林野の管理経営の目標は、国有林野の管理経営に関する法律第三条の規定のとおり、公益的機能の維持増進を図るとともに、林産物の持続的かつ計画的供給及び国有林野の活用により地域の産業振興又は住民の福祉の向上に寄与するものでございます。  本法案は、林業の成...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 林業の成長化を実現するためには、高性能林業機械の導入ですとか路網の整備を進めて、効率的な作業システムを構築して木材生産や造林コストの削減を図ることが重要であると考えております。  路網整備に当たりましては、平成三十年度から大量の木材運搬等に対応できる幹...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 里見委員から御指摘を受けましたようなことが一番私も心配な部分でございまして、それゆえに、この度二十三例目に起きました件につきまして、先ほど答弁をさせていただきました新井局長と愛知県の大村知事といろいろと御協議をさせていただきました。  その上で、二十一...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 平成三十年の十二月に策定をいたしました国有林野の管理経営に関する基本計画におきましては、公益重視の管理経営の一層の推進、林業の成長産業化への貢献、地域振興への寄与などの取組を推進することといたしております。  本法案は、国有林が民有林を補完する形で、意...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 未来投資会議におきまして、竹中議員より一昨年、コンセッション案件の新たな検討対象としてこの国有林野事業が示されました。  昨年、この林業の成長産業化に向けた改革の方向性についての議論の中で、国有林での使用収益権の創出についてPFI法のコンセッション制度...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) もう紙先生は御承知のとおりだと思いますが、この閣議決定は政府全体で決定をしたことでございますが、この法案につきましては、先ほども林野庁の長官から答弁をいたしておりますように、私ども農林水産省が林政審議会の審議を経て法案を提出をされたということでございます...全文を見る
05月29日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○吉川国務大臣 今月の十三日でありますが、農林水産省が主催をいたします気候変動に対応する農業技術国際シンポジウムで挨拶をする機会を捉えまして、滋賀県におけるさまざまな農林水産分野の取組を視察をさせていただきました。  また、このシンポジウムにおきましては、大変すばらしい三日月知...全文を見る
○吉川国務大臣 農産加工品の関税の引下げや撤廃によりまして、農産加工業者の経営に支障が生じるおそれがあることを認識をいたしておるところでございまして、このため、本法は、このような支障が生じる特定農産加工業者に対しまして、金融及び税制上の支援措置を講ずることにより、経営の改善を促進...全文を見る
○吉川国務大臣 てん菜の作付面積、近年、担い手への農地集積が進む中、労働負荷がほかの作物より大きいことなどから、減少傾向にあると私は認識をいたしております。  他方、技術の向上などで単収や糖度は上がっておりまして、産糖量は、昨年、一昨年と六十万トンを超える水準で推移をしていると...全文を見る
○吉川国務大臣 五月二十七日の日米首脳会談後の共同記者会見におけるこのトランプ大統領の発言については、私も承知をいたしておりますし、TPPに縛られていないという発言をしている、そのことについて今お尋ねがありましたけれども、今、内閣府の長尾政務官から答弁されたとおりだと私も承知をい...全文を見る
○吉川国務大臣 雨が降ってようございました。  きのう、十勝の農業委員会の代表の皆さんが私のところにもおいでをいただきまして、とにかく大臣、雨乞いをしてくれないかと言って、雨乞いまではなかなか難しいですねという話をしたのでありまするけれども。  このまま十勝地方で少雨傾向が続...全文を見る
○吉川国務大臣 本法によりまして融資を受けた特定農産加工業者は、経営改善に取り組みまして、例えば売上高や経常利益の改善など、具体的な効果を上げていると承知をいたしております。  平成三十年度に日本政策金融公庫が行った調査によりますと、平成二十四年度の融資先三十三事業者の五年後の...全文を見る
○吉川国務大臣 日本海の大和堆周辺の我が国排他的経済水域における北朝鮮の漁船等による操業につきましては、これはもう違法であるのみならず、我が国漁業者の安全操業の妨げにもなっておりますので、私は極めて問題だと考えております。  近藤委員とお考えを共有をいたしておるところでございま...全文を見る
○吉川国務大臣 トランプ大統領のツイッターでの発信については私も承知をいたしているのでありまするけれども、政府要人の発信内容の一つ一つについてはお答えすることは差し控えさせていただきたいと思っておりますけれども、その上であえて申し上げますと、日米交渉につきましては、昨年九月の日米...全文を見る
○吉川国務大臣 御指摘でありまするけれども、確認等々につきましては、実際の交渉をしておりますTPP対策本部ということにもなりますでしょうし、あるいはまた外務省ということにもなろうかと思います。  何回も繰り返すようで恐縮でありますけれども、私の、先ほど申し上げましたように、責務...全文を見る
○吉川国務大臣 再三の御指摘でありまするけれども、私が申し上げられますのは、共同声明において、これは日米首脳間で文書で確認をされておりますので、これ以上重たいものはないと承知をいたしておりますので、この日米共同声明の首脳間の確認をされた文書のとおりに、交渉をしっかり政府一丸となっ...全文を見る
○吉川国務大臣 守り神と近藤先生から言われまして大変恐縮に存じますけれども、私の立場といたしましては、再三申し上げておりますとおりに、共同声明というのは文書で確認をされておりますので、もう本当にこれ以上重たいものはないと思っております。  そのために、私の責務としまして、この共...全文を見る
○吉川国務大臣 G20の新潟農業大臣宣言におきましては、家族農業や小規模農家、女性、若者を含む全ての関係者の相互利益のために、これら関係者がイノベーション及び知識を最大限活用できるようにすることで、各国のフードバリューチェーンが包摂的で公正な形で発展していくことを追求することとし...全文を見る
○吉川国務大臣 五月の二十七日に行われました日米首脳会談におきましては、昨年九月の日米共同声明に沿って、茂木大臣とライトハイザー通商代表との間で議論が進められていることを両首脳が歓迎し、日米ウイン・ウインとなる形での早期成果達成に向けて、日米の信頼関係に基づき、議論を更に加速させ...全文を見る
○吉川国務大臣 先ほどもお答えをさせていただいておりますが、五月二十七日に行われました日米首脳会談におきましては、昨年九月の日米共同声明に沿って、茂木大臣とライトハイザー通商代表との間で議論が進められていることを両首脳が歓迎をして、日米ウイン・ウインとなる形での早期成果達成に向け...全文を見る
○吉川国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
05月30日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 平野先生の御指摘を踏まえて今長官から答弁をいたしましたけれども、国有林と民有林が近接した地域において両者の連携した取組を進めることは私は最も有効と考えておりますので、これからも国有林と民有林との連携をしっかりと図っていくことが大切であると考えておりますの...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今、平野先生から御指摘をいただきましたように、まさに我が国の木材輸出額は年々増加をいたしておりまして、平成三十年は対前年比七%増の三百五十一億円となりました。最近では米国への住宅フェンス用の製材の輸出が増加しているところでございまして、一方、品目別には丸...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 平野先生から山と人の付き合い方、さらには山の大切さというものを今お教えいただいたような感を強く持たせていただきました。  四月はみどりの式典もございました。さらには、間もなく今月は全国植樹祭という両陛下をお迎えをしての式典というものもございます。こうい...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 五月二十七日の日米首脳会談後の記者会見において、トランプ大統領の発言については私も承知をいたしているところでございます。  この日米交渉につきましては、昨年九月の日米共同声明において、農林水産品については過去の経済連携協定で約束した内容が最大限とのこの...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) まず、国有林におきましては、資源の成熟に伴い事業量が増加する見通しとなっておりまして、これまでも国有林野事業全体の効率的な執行に努めてきたところでございます。引き続き、事業全体を通じた事務、業務の改善や必要な組織、定員の確保に努めますとともに、新たな仕組...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) トランプ大統領の一連のこの発言ですとかツイッターへの投稿につきましては承知をいたしておりますが、日米交渉につきましては、今も徳永先生から御指摘もいただきましたように、過去の経済連携協定で約束した内容が最大限との日本の立場が文書で確認された昨年九月の日米共...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今、予防的殺処分という御提案をいただいたところでございますが、この予防的殺処分は強制的に家畜を殺処分させる仕組みでございまして、私人の財産権を侵害するおそれのあるものでありますことから、特に伝播力の強い口蹄疫のみに限って今認められております。このため、豚...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 本法案の樹木採取権は、一定期間、安定的に樹木を採取することのみができる権利として民間事業者に設定するものでございまして、国が国有林野の管理経営の主体であることには変わりはございません。このため、PFI法において公共施設等運営権として規定されている公共施設...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 里見委員からお話をいただきましたように、第七十回全国植樹祭あいち二〇一九は、令和になりましてから天皇皇后両陛下の初めての地方行幸啓と聞いておりまして、大変光栄なことと感じているところでもございます。  今回の大会は、「木に託す もり・まち・人の あす・...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 我が国の木材輸出額は年々増加をいたしております。平成三十年は、対前年比七%増の三百五十一億円となりました。  今、里見委員からも御指摘がございましたように、最近では米国への住宅フェンス用の製材の輸出が増加をしているところでございまして、まさに、今もお話...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 国有林野事業につきましては、公益重視の管理経営の一層の推進とともに、民有林に係る施策との連携を図りつつ、その組織、技術力、資源を活用して林業の成長産業化の実現に貢献していくこととしております。  国有林におきましては、資源の成熟に伴い事業量が増加する見...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 五月二十七日の日米首脳会談後の共同記者会見におけるトランプ大統領の発言についてはもちろん承知をいたしております。この記者会見において安倍総理も明言をしておりますとおり、この両首脳は、昨年九月の日米共同声明に沿って茂木大臣とライトハイザー通商代表との間で議...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 今回の樹木採取権制度につきましては、今後の国産材需要の更なる拡大に応じた供給量増加の流れの中で、国有林においても増加する供給量の一部において導入をしていく考えでございます。  樹木採取権の設定を受ける者につきましては、木材需要の開拓等を行う川中、川下事...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) その二つの懸念でありますけれども、特に、今林野庁長官からも答弁をしましたとおり、日EU・EPA、TPP関連で御答弁を申し上げたいと思いますけれども、協定の発効に際して、この長期間の関税削減期間の設定ですとかセーフガード措置など国境措置を講じておりますほか...全文を見る
06月03日第198回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 今、仁比委員から様々なお話をいただきましたように、山口県の北部に位置しまして、日本海に面する萩市や阿武町におきましては、基幹作物であります米に加えまして、冷涼な気候を生かした野菜等の生産が行われております。地域の農業の担い手として、新規就農者の確保ですと...全文を見る
06月04日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○国務大臣(吉川貴盛君) 小川委員の御指摘の報道につきましては、承知をいたしているところでございます。日米貿易交渉は、ただいま茂木大臣とライトハイザー通商代表との間で、日米共同声明に沿って協議が行われていると承知もいたしております。  農林水産大臣としての私の責務でありまするけ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 小川委員の御指摘は私はもっともだと思っておりまして、例えば、木材需要の大幅な減少ですとか激甚な山地災害の多発等が見られる場合には、その状況を注視しつつ、新たな樹木採取区の認定の可否について慎重に検討することを考えております。  今御指摘いただいたような...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) そのような御指摘のとおりだと、私も認識を同じくさせていただきます。
○国務大臣(吉川貴盛君) ドイツと我が国の森林の比較につきまして、森先生から様々な御指摘も頂戴をいたしました。  ドイツの森林面積は日本の森林面積の約半分でございまして、森林蓄積でありますけれども、これは日本の約四十九億立米に対しまして三十七億立米となっております。ドイツの林業...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいまの儀間先生の私に対する御質問は、この国有林を含めたこれからの我が国の森づくりですとか、あるいは林業振興についての大臣としての決意を伺われたと、こう存じておりますので申し上げたいと思いますが、もう御承知のように、我が国の森林は戦中戦後に大量伐採が行...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 林業におきましては、森林所有者が自ら林業経営を行う形態、自伐林業等でありますけれども、この中山間地域におきまして重要であるものの、森林所有者のほか、森林組合や立木を伐採する素材生産事業者、植栽を行う造林事業者などが連携することで全体として林業経営を担う形...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 平成十年に制定をされました国有林野事業の改革のための特別措置法第五条第一項において、公益的機能の維持増進を旨とする管理経営への転換が規定をされました。それと同時に、当時の国有林野法が国有林野の管理経営に関する法律に改称されまして、同法第三条において、国有...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 我が国におきましては、木造建築の九割以上が住宅でありますものの、実需者の求める品質や性能に応じた木材製品が供給できておりません。おおむね五割が外材となっていることから、住宅分野における国産材の利用促進が最も重要だと考えているところでございますので、ツーバ...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
06月05日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○吉川国務大臣 我が国農業の担い手の減少ですとか高齢化が進行する中、人手不足の解消、さらには生産性の飛躍的な向上などの実現を図る上で、今、木村委員から御指摘をいただいております先端技術を活用したスマート農業には、私は大きな可能性があると期待をいたしております。  スマート農業の...全文を見る
○吉川国務大臣 今御指摘をいただきました件につきまして、一般論として、地方にある資源を有効に活用をして地方経済の活性化につながるという委員の考え方については、私は、当然のこととして、好ましいものと考えるところでもございます。  そのような意味で、委員御指摘のように、もし農業など...全文を見る
○吉川国務大臣 ただいま佐々木委員からお話をいただきましたように、EUの制度のもとになったフランスの制度なども参考にしながら創設をしたものであるということを承知をいたしておりまして、我が国の農業者の減少と高齢化が進む中、新規就農者を確保、育成していくことは極めて重要であると考えて...全文を見る
○吉川国務大臣 最高裁から、請求異議訴訟について、本年七月二十六日に弁論を開くとの通知があったことは承知をいたしております。  裁判の帰趨につきましては、予断を持ってお答えすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、引き続き、関係省庁と連携しつつ、適切に対応してまいりたい...全文を見る
○吉川国務大臣 諫早湾の干拓開門問題につきましては、開門と開門禁止といった裁判所の相反する判断がある中、膠着した状況を打開して問題の解決を図っていくため、平成二十九年の四月に、開門によらない基金による和解を目指すとの方針を示したところでございます。  私も、大臣就任後の昨年十月...全文を見る
○吉川国務大臣 諫早湾干拓開門問題につきましては、複数の訴訟が提起をされ、開門と開門禁止といった、裁判所の相反する判断が存在する状況となっております。  国といたしましては、このような膠着した状況を打開し、問題の解決を図っていくため、平成二十二年の開門を命ずる福岡高裁の判決が確...全文を見る
○吉川国務大臣 棚田は、大変美しい景観、さらには、伝統文化、教育、国土保全といった多面的な機能を有しております。農業生産活動を主体としつつ、地域住民の皆さんの共同活動によって守られている国民共通の財産でもあろうかと思います。  一方、高齢化の進展等に伴う担い手不足によりまして、...全文を見る
○吉川国務大臣 委員御指摘の、棚田についての戸別所得補償を復活させるべきとの点についてでありますけれども、米につきましては、十分な国境措置がある中で交付金を交付することは、他の農産物の生産者や他産業、納税者の理解を得がたい等の課題があることから、平成三十年産からの米の直接支払交付...全文を見る
○吉川国務大臣 先般の日米首脳会談におきまして、両首脳は、日米貿易交渉につきましては、昨年九月の日米共同声明に沿って、茂木大臣とライトハイザー通商代表との間で議論が進められていることを歓迎をして、日米ウイン・ウインとなる形での早期成果の達成に向けて、日米の信頼関係に基づき、議論を...全文を見る
○吉川国務大臣 東日本大震災から丸八年たちました。引き続き、福島県産農林水産物の風評被害が継続をするとともに、牛肉など生産が回復しておりませんで、この八年間、福島県の被災農家の方々が大変御苦労されていると感じております。  特に、原子力被災十二市町村では、担い手の確保ですとか農...全文を見る
06月10日第198回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(吉川貴盛君) ただいまの災害関連情報システムの不適切な運用管理についての警告決議並びに災害復旧事業及び耐震補強工事において整備される施設の安全確保について、競馬等の高額な払戻金に係る所得に対する課税について、和牛遺伝資源及び植物新品種の海外への流出防止について及び治山...全文を見る
06月11日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○国務大臣(吉川貴盛君) この農林漁業成長産業化支援機構、いわゆるA—FIVEでありますけれども、これは、農林漁業の成長産業化に資するため、農林漁業者による六次産業化等の取組を支援することを目的として平成二十五年一月に設立されたものでございます。  A—FIVEは、これまでに百...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) 植物新品種は、農業者の収益の増大をもたらす我が国農業のイノベーションの源泉の一つであると承知をいたしております。  このような優良な種子、種苗の供給を行う我が国の種苗産業の発展は、我が国の農業競争力の強化に欠かせないものと考えておりまして、この点につき...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) このA—FIVEにつきましては、本年四月の十七日に新たな投資計画を策定、公表をするとともに、日本政策金融公庫や地方銀行との連携強化、投資判断プロセスや投資後のモニタリング体制の改善、徹底した経費削減等、役職員が一丸となった改善が進められていると承知もいた...全文を見る
○国務大臣(吉川貴盛君) ゲノム編集技術で得られました農林水産物の規制上の取扱いについては、食品の安全性の観点からは食品衛生法を所管をする厚生労働省、生物多様性の観点からはカルタヘナ法を所管をする環境省において、それぞれの必要な措置を検討してきていると承知もいたしております。法律...全文を見る