吉川春子

よしかわはるこ



当選回数回

吉川春子の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第145回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  文書の保管は情報公開の前提であるわけです。これが欠けると情報公開は絵にかいたもちとなるわけで、大変重要な問題だと思います。  文明国の三点セットとよく言われるのですが、これは図書館、博物館、文書館が挙げられます。日本は三番目の文書館は大...全文を見る
○吉川春子君 局長通達は、確かに出したのではあるけれども、ものがない、こういうふうに理解していいんですね。
○吉川春子君 そういうことになるんですよね。結局、都合の悪いことはなくしてしまって、その通達さえ出したかどうかわからないというふうにおっしゃるわけです。  これは全国の警察の歴史、私は四十七都道府県全部調べましたけれども、局長通達に基づいて性的慰安施設を設置していて、生々しい記...全文を見る
○吉川春子君 続いて自治省にお伺いしますけれども、九四年十一月六日に自治省のビルの建て直しのための引っ越しの準備の際に膨大な内務省関係の資料があることが判明したという報道に私は接しました。そして、この中には歴史的に貴重な資料が含まれている可能性が大きいと思われますけれども、この文...全文を見る
○吉川春子君 公文書館と自治省に保管されているというのはその前に引き継いだ資料だと思うんですけれども、私が伺っておりますのは、官庁の建てかえに伴って引っ越しをしようとしたらたくさんの行政文書が出てきた、その中に旧内務省の資料があることも判明しているという、そういう記事だったんです...全文を見る
○吉川春子君 私の質問主意書をそのままちょっと読んでみますけれども、政府の答弁ですね。「平成七年の自治省の仮庁舎への移転の準備に当たり、同省の保有する資料の総量について調査したことは事実であるが、その際に膨大な旧内務省関係の資料があることが判明したという事実はない。」と、こういう...全文を見る
○吉川春子君 どの程度だったらあるというんですか。膨大なというのはどのくらいのことを言うんですか。では、このないというのは膨大なにかかるんですか、この日本語は。ないというふうに私は答弁を見たんですけれども、膨大なということだけを否定しているんですね。資料はあったんですね。
○吉川春子君 そうすると、仮庁舎の移転の準備に当たって出てきた、その中に内務省の資料があるんですね。膨大なかどうかはさておくとして、内務省の資料が出てきたわけですね。あるんですね。
○吉川春子君 すごく質問主意書というのは無味乾燥で、もう本当にこういう文章になっちゃうんですけれども、今、要するに膨大なというものじゃないけれどもとにかくあった。そうしますと、その旧内務省関係の資料はどういうものなのか、分類したり整理されているんでしょうか。
○吉川春子君 総務庁長官にお伺いいたしますけれども、今お聞きのように、米進駐軍の性的慰安施設を設置するなんというそういう通達は、本当は政府にとって保存して皆さんにお知らせしたくない資料だと思うんですね。だから、私は紛失されて今まで出てこないと思うんですが、要するにそういうことは、...全文を見る
○吉川春子君 自治省にお伺いしますが、今、その内務省から引き継がれた文書の中にどういうものがあるのか。私が一番追及してきた知りたいものは、従軍慰安婦関係のものがあるであろうということなんですが、それがなかなか出ていないんですが、そういう内容についてどういうものがあるかどうか整理し...全文を見る
○吉川春子君 もう一点だけ伺います。  公文書館に対して、この自治省の資料はそちらに預けるけれども、封は切るな、勝手に処分するな、こういう条件は一切ついていなくて、公文書館のシステムに従ってそれは公開される、このように理解してよろしいですか。
○吉川春子君 その一部が大変問題なんですけれども、その一部を非公開にするという判断はだれがしたんですか。
○吉川春子君 大臣、今でも膨大な行政資料が自治省に限らずにあるんですけれども、それがいろんな理由をつけて非公開という形になっているんです。それは、各省庁がそれぞれの判断でこれは公開してほしくないというその条件をつけて公文書館に移管してあれば、幾らその公文書館が公開しようと思っても...全文を見る
○吉川春子君 この問題についてはちょっと重要な大きな問題ですので、私は、そういう行政文書を各省の判断によって公開したり非公開にしたり、そういうようなことはきちっと改めていくべきだと思いますが、次の機会にこの質問は譲りたいと思います。  それで、もう一つの質問なんですけれども、防...全文を見る
○吉川春子君 どのような形でルールづくりが行われているのか、その素案等について明らかにしていただけませんか。
○吉川春子君 今作業が進んでいると思いますけれども、その素案みたいなものを明らかにすることはできませんか。
○吉川春子君 行政文書を隠匿したり廃棄したり、そういうようなことをするのは公務員、システムの問題が一番大事だと思うんですけれども、具体的にそういうことがなされた場合、どういう対処の方法をされるんでしょうか。文書が隠匿、廃棄されたような場合です。
○吉川春子君 とにかく厳罰に処せとか、そういう立場での質問ではないんですけれども、刑法の証拠隠滅罪とか公文書損壊罪とかそういうものに当たる場合はそういうものがあります。しかし、そのほか、情報公開法が制定されて、そして公文書の隠匿とか損壊が行われた場合については一般的な公務員の今あ...全文を見る
○吉川春子君 時間が来ましたのでこれで終わりますけれども、大変日本の公文書が大量に焼却された事実、そしてそのことによって真実が知らされないという苦い体験を持っている私たちですから、やっぱりこの文書について引き続き追及をしていきたいというふうに思います。  終わります。
03月11日第145回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  雇用・失業問題は深刻な社会問題です。リストラによる解雇が官民ともに荒れ狂っている中、失業者が二百九十八万人と最悪、そして有効求人倍率は〇・四九%です。国民の不安は頂点に達しています。  こうした中、三月五日発表された政府の産業構造転...全文を見る
○吉川春子君 運輸大臣にお伺いします。  観光分野で九万人の雇用創出が期待されるといいますが、どういう試算なんでしょう。根拠をお示しください。
○吉川春子君 運輸省が監修された「数字で見る観光」という冊子がありまして、これを見ますと、宿泊数がこの八年間でもうどんどん減ってきているんですね。それなのにもかかわらず、どうしてふえるんですか。全くその四万人とか九万人とかという数字、おかしいじゃないですか。
○吉川春子君 一両年と言っているのに十年かかるというのはどういうことですか。  大臣、これによって本当に九万人の雇用が創出できるんでしょうか。大臣にお答えいただきたいと思います。
○吉川春子君 労働大臣、私、けさの議論を聞いていました。これで七十七万人の雇用が創出されるんですね、この事業で。はっきりお答えください。
○吉川春子君 もう少し実効ある雇用創出策をぜひやっていただきたいと思うんです。  自治大臣、京都では府の直接的な事業の実施によって雇用創出に結びつく施策を検討しています。府単費の土木事業で、委託契約をする際に地元住民を優先的に雇うことができないかなどを検討していくということです...全文を見る
○吉川春子君 雇用創出は、やはり市町村でそれぞれの実情に合わせてきめ細かく行うということが非常に重要ですので、自治体の取り組みが前進するように、大臣、ぜひ御尽力をお願いしたいと思います。  もう一度、どうぞ。
○吉川春子君 労働大臣、期待される雇用創出規模は非常に根拠がないということが今の答弁でも明らかであったのですけれども、例えばフランスなどでは若者の就業拡大ということに力を入れていますが、ここではどんな手を打っているか、御存じでしょうか。
○吉川春子君 もうちょっと詳しく、事務局、言ってくれませんか。
○吉川春子君 こういうような施策を、大臣、日本でできないのはなぜですか。
○吉川春子君 政府が直接雇用対策をして雇用を創出する、そういう施策をどうしてできないのかということを伺ったんですけれども、日本はそういうことを全然やらないわけですね。  引き続き雇用対策について、まず厚生省に伺いますが、私はここにポスターを持ってきました。(資料掲示)  厚生...全文を見る
○吉川春子君 四月一日より実施されます女子保護規定の廃止によって年間百五十時間に制限されていた女性の残業規制が取り払われて、これによって残業が大幅にふえるわけですね。厚生省のポスターのように、今度は家庭責任を女性も果たせなくなる、こういうことも危惧されるわけです。  日本共産党...全文を見る
○吉川春子君 労働省、年間の総実労働時間は何時間ですか。
○吉川春子君 千八百時間はいつ達成するんですか。
○吉川春子君 総務庁長官、労働力調査の九八年の非農林従業者の一人当たりの週平均就業時間は何時間でしょうか。
○吉川春子君 これを一年間に直すと二千二百十時間になります。労働省の労働時間より多いんですけれども、これはどういう差だと思いますか。
○吉川春子君 時間がないので端的に申しますと、総務庁の時間の方にはサービス残業、不払い時間が入っているわけですね。  労働省に伺いますけれども、この不払い労働時間をなくすための努力をぜひしていただきたいんですが、今何をしていますか。
○吉川春子君 それならサービス残業の時間を労働省は示してください。
○吉川春子君 把握もしないでおいて、総務庁の時間が長いとかとどうして言えるんですか。むしろサービス労働をなくすことによって雇用を創出するということが必要なんです。  ですから、サービス残業をなくすことによって私たちは四百万の新しい雇用が創出できるという試算をしておりますけれども...全文を見る
○吉川春子君 サービス残業の時間も把握しない、そしてそれに取り組むための積極的な通達を一つも出さない、そしてたくさんの不払い残業を生んでいる。そのことを解決せずにやっぱり雇用の創出というのはできないんです。人間らしく働くという労働者の権利も認められない、そしてこの安室さんのパパが...全文を見る
03月12日第145回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○吉川春子君 ポジティブアクションとレディス・ハローワークの問題について質問をいたします。  私は、一月、女性のための職安、大阪のレディス・ハローワークを視察しました。場所は難波の御堂筋の中心街にあり、便利で、ピンクを基調にしたフロアはお役所のかた苦しい雰囲気も余りなくて、フロ...全文を見る
○吉川春子君 今数字でお示しいただきましたように、大変大きな実績を上げております。  それで、これは実は平成九年につくりました政府の女性政策、男女共同参画プランの中にもレディス・ハローワークの記述がありますね。そこをちょっと御紹介ください。
○吉川春子君 女性はパート労働者が大変多い。失業率も高い。賃金も男性の約二分の一と低い。社会保険の加入率も低い。こういう女性を雇用の入り口で支援しようとする政府の施策でございます。  それで、官房長官、今国会に男女共同参画社会基本法が提案されております。その中に積極的な差別是正...全文を見る
○吉川春子君 この共同参画基本法はこれから審議に入るわけですが、このポジティブアクションは、一足早く雇用機会均等法、四月から施行されますここの中で取り入れられているわけですけれども、この趣旨はどういうことでしょうか、お伺いいたします。
○吉川春子君 実は今回、さきに御紹介しましたレディス・ハローワーク、女性のための職安が看板をかけかえる、廃止するとは言わないんでしょうが、看板をかけかえるということなんですけれども、このレディス・ハローワークは機会均等法の改正法のどこかに抵触するんでしょうか。
○吉川春子君 官房長官、ちょっとお聞きいただきたいんですけれども、この女性だけの職安というのは非常に女性が利用しやすくて、今言ったようにきめの細かいいろんな事業をしておりまして大好評なんです。今、職安は朝行きますと、失業者が多いものですから、求職者がいて、シャッターが徐々に上がる...全文を見る
○吉川春子君 私は、官房長官がそう言ってくださったので大いに期待をしております。  局長にもう一つお伺いしたいんですが、女性を一束にして全部弱いものじゃないというふうにおっしゃって、だから今度変えるということでしたが、ここに来られる女性は弱者なんです、女性の中でも。レディス・ハ...全文を見る
○吉川春子君 時間ですので終わりますが、よく労働大臣にも申し上げていただいて、官房長官がおっしゃっていただいたようにぜひ検討をしていただきたいと再度お願いして終わりたいと思います。
03月23日第145回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○吉川春子君 裁判を受ける権利について質問します。  「注解日本国憲法」によりますと、裁判を受ける権利は、刑事にあっては裁判所の裁判によるのでなければ刑罰を科せられない、また民事、行政裁判にあっては、裁判の拒絶の禁止と理解されているというふうにあります。  法案の第三条に、何...全文を見る
○吉川春子君 大臣、それはないでしょう、そういうお話は。訴訟というのは例外的なものではなくて、訴訟まで保障されていることがやっぱり基本的人権の担保ですから、訴訟を例外なんという答弁はちょっと訂正しておいていただいた方がいいんじゃないでしょうか。  それで、私はちょっと委員長のお...全文を見る
○吉川春子君 北海道の問題はこの次の質問で伺うつもりでおりました。北海道は決して便利じゃないんです。それから、先ほど小笠原とか奄美とか、そういうお話が出ました。船で行かなきゃならないとか、今、大臣がおっしゃったように宿泊しなきゃならないとか、こういうところが不便だから沖縄は入れな...全文を見る
○吉川春子君 それはいいです。
○吉川春子君 ですから要するに、今の十二条はちょっと外に置くとして、仮に原告の居住地で裁判を起こすという制度を設けるについて、憲法上あるいはその他上、何かどうしても障害があるということではない、こういう御答弁と承ってよろしいですか。
○吉川春子君 行政訴訟法の十二条の二項もまさにその例外であるという御説明もありました。  そういうわけで、やっぱり裁判を受ける権利という憲法上の権利を全うするためには、なるべく裁判へのアクセスをよくするということで、行政事件訴訟法もこれは見直されなくてはならない規定であるという...全文を見る
○吉川春子君 野党が共同修正で、裁判の管轄の問題について衆議院からも参りました。そして今、少なくとも沖縄はということで一致して要求しているわけで、沖縄プラス高裁の支部ということも修正案としては出しているわけです。  少なくとも、理想的な形で今度の法案が成らないとしても、余りにも...全文を見る
03月24日第145回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  お三方には大変有意義な御意見を本当にありがとうございます。  まず、三宅参考人にお伺いいたします。  知る権利についてなんですけれども、これが明記されていないということによって具体的に、この情報公開法案の中で、法律が本来こういうふ...全文を見る
○吉川春子君 宇賀参考人にお伺いします。  今裁判管轄の話が出たんですが、行政訴訟法の十二条一項、これの改正の必要はないというふうに考えが変わったかのようにちょっと先ほど伺ったんですが、きのう実は総務庁長官もこの規定については将来見直しの必要があるということを限りなくにおわせた...全文を見る
○吉川春子君 後藤参考人に文書管理の問題についてお伺いいたします。  後藤参考人は神奈川県立公文書館前館長でいらっしゃるということですが、要するに県の行政文書が公文書館にどういうふうにスムーズに移管されているのか、その辺のメカニズムがどうなっているのかという点に私は非常に興味を...全文を見る
○吉川春子君 今度、情報公開法の施行に伴いましてどういう体制で国は都道府県の窓口をつくってやっていくんだろうかと伺いましたところ、総務庁の行監局と行監事務所が合わせて四十六カ所プラスもう一カ所ありますので四十七カ所、都道府県に一カ所ずつあって、ここが窓口になるんだそうです。そして...全文を見る
○吉川春子君 現用文書、非現用という言葉がありましたけれども、情報公開の対象になる文書とそれから歴史文書がありますね。その文書との違い、そしてその情報公開はこの二種類の文書についてどのように適用されるべきなのか、その点を最後にお伺いしたいと思います。
○吉川春子君 終わります。
04月27日第145回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○委員以外の議員(吉川春子君) 橋本議員にお答えいたします。  十二条の趣旨ですけれども、第一項でこの法律に規定する「罪に係る事件の捜査及び公判に職務上関係のある者は、」、特には警察官その他の警察職員、検察官、検察職員、裁判所、弁護士等だと思うんですが、「その職務を行うに当たり...全文を見る
○委員以外の議員(吉川春子君) そのとおりであると思います。
○委員以外の議員(吉川春子君) 十五条は、まず第一項で、児童買春の相手方となったこと、児童ポルノに描写されたことなどによって心身に有害な影響を受けた児童に対する保護のための措置を関係行政機関が適切に講ずることを決め、第二項では、当該児童の保護者に対し関係行政機関が指導等の措置を講...全文を見る
○委員以外の議員(吉川春子君) 十六条の趣旨ですけれども、今、福島先生御指摘のように、十五条が個々のケースに対してどういうふうに対応するかという規定で、十六条は体制をとにかくつくっておく、ハードといいますか、そういうものをつくっておくという規定になっているわけですけれども、国また...全文を見る
○委員以外の議員(吉川春子君) この法案を制定するに当たって一番心配されたことの一つはそのセカンドレイプの問題であったかと思います。そういう点で、今先生がおっしゃるように、検察官、警察官のそういう研修というのは非常に重要な意味を持っているものであり将来の課題であるというふうに、私...全文を見る
04月28日第145回国会 参議院 議院運営委員会 第17号
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○吉川春子君 本日の本会議における周辺事態法案などガイドライン関連法案の趣旨説明・質疑に関しまして、我が党の態度を表明いたします。  我が党は、このガイドライン法案は、日本がアメリカの軍事行動に自動的に参加する憲法違反の戦争法案であり、自治体だけでなく民間をも含め、国民全体の命...全文を見る
05月12日第145回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○吉川(春)参議院議員 お答えいたします。  十二条についてまず私の方から御答弁いたします。その後また別の人から答弁いたします。  確かに先生がおっしゃられますように、児童買春とかポルノ自体が、非常に児童の心が傷を受ける犯罪でございますが、そしてその尊厳が踏みにじられるわけで...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  男女共同参画社会基本法について質問いたします。  憲法が施行されて五十四年、個人の尊厳、法のもとの平等と性による差別禁止、両性の合意のみに基づく婚姻などを国政上の原則とすることを憲法が求めています。また、国際婦人年から四半世紀、女性...全文を見る
○吉川春子君 この男女共同参画社会基本法案の中にもこの観点が貫かれていると、このように理解してよろしいですか。
○吉川春子君 第一回世界女性会議から二年後の七七年に政府は初めての女性総合政策を策定いたしました。国内行動計画ですけれども、この国内行動計画は今日に至るまで何回か書き改められてまいりました。  この七七年の「基本的考え方」の中で、まず、職場には男女の不平等が依然として残存し、政...全文を見る
○吉川春子君 それからおよそ二十年を経て、今日、男女共同参画二〇〇〇年プラン、平成八年十二月、男女共同参画推進本部、これが発表されました。これが最も新しい政府の女性総合政策であり、今回の男女共同参画社会基本法の基礎になっているものと考えられます。  その第一部、「基本的考え方」...全文を見る
○吉川春子君 男女平等ということと男女共同参画ということとは少し違うわけですね。私たちは、憲法の今押さえてきた原則でいえば、やはり男女平等ということが国政上の原則として押さえられなくてはならない。願わくば、この法律も男女平等法であってほしいと多くの女性たちは思っているわけです。 ...全文を見る
○吉川春子君 だから、男女共同参画は必要なんです。これは、もっともっと積極的に推し進めなければならないというのが私どもの立場でもあります。しかし、共同参画だけでは足りないんじゃないか、やはりその基礎には男女平等の実現ということがないと、本当の意味での共同参画も進まないのではないか...全文を見る
○吉川春子君 もうちょっと丁寧に、五つまであるんでしょう。(1)で終わりましたね。
○吉川春子君 経済企画庁に来ていただきましたが、我が国の課題と政策運営の基本方向について伺いたいと思います。  時代認識と対応すべき構造的諸問題について、時間がないので簡潔にお答えいただきたいと思います。
○吉川春子君 名取室長がお挙げになった五点の内容と今経企庁が挙げていただいた内容とはかなりオーバーラップしまして、同じ政府が出すんだから同じといえば同じなんですけれども、その中で共通して言えることは、雇用の流動化と規制緩和、これをもっともっと進めていかなくてはならない、そして痛み...全文を見る
○吉川春子君 私は、同時に、男女平等、女性地位向上のためには、女性への暴力の禁止ということは非常に重要な問題であると思いますし、国連も特に九〇年代に入ってより一層重視をしてきていると思います。クマラスワミさんとかマクドガルさんとか、この問題で特別報告者を設けて調査をし報告をさせて...全文を見る
○吉川春子君 外政審議室にお伺いいたしますけれども、このアジア女性基金の募金、年度ごとに三年間ぐらいそれぞれお示しいただきたいと思います。それと、決算についても数字をお願いします。
○吉川春子君 官房長官から大変詳しい御報告がありました。一番今問題になっているのは韓国との関係だと思うんですね。四月、五月にかけて新聞報道が幾つかありました。それによると、日本政府は韓国に対する事業の打ち切りを表明するかもしれない、アジア女性基金は償い金の支給を断念して別事業への...全文を見る
○吉川春子君 河野元官房長官の談話や総理の謝罪の手紙で政府の反省の立場は一応示されていると。その後、しかし、梶山元官房長官の公娼制度発言とか中川農水相の発言など、閣僚の発言が次々と行われて関係諸国の厳しい批判を浴びたことは御承知のとおりですけれども、こういうふうになりますと、日本...全文を見る
○吉川春子君 官房長官の政治家としての御発言は承りました。  同時に、ちょっと重ねてお伺いしたいのは、アジア女性基金一本やりで今後も政府は進むのか。アジア女性基金といっても個別に支給する部分と事業ということでトータルに支給する部分と両方ありますので、韓国については後者の道も探っ...全文を見る
○吉川春子君 わかりました。  本当に女性に対する暴力ということが過去の問題としてだけにとどまらず、今の日本に突き刺さった矢であるというふうに思いますし、海外に行くたびに、国内にいてもそうですけれども、特にアジア諸国へ行くたびにこの問題は突きつけられる問題です。とりわけ、下関判...全文を見る
05月14日第145回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○吉川(春)参議院議員 この売防法の適用問題について、私個人としては売防法を適用しない選択を考えておりまして、勉強会の中でもその意見を申しましたけれども、結局、売防法の適用をしないということにはなりませんでした。今先生がおっしゃいますように、基本的には売防法の適用がされる、形の上...全文を見る
○吉川(春)参議院議員 お答えいたします。  これは故意犯ですので、やはり年齢が十八歳未満であるということの認識も必要といたします。  同時に、ただ、五条から八条については、児童を使用する者については、児童の年齢に関する調査確認の義務があると考えられますので、これらの者が五条...全文を見る
○吉川(春)参議院議員 第四条を除外したというより、第四条が原則なんですね。  それで、第五条から八条については、児童を使用する者ということになっておりまして、児童を使用するという者は、雇用関係にあるだけではなくて、もう少し広く解釈いたしますけれども、こういう性的な犠牲にならな...全文を見る
○吉川(春)参議院議員 神奈川県条例の三十七条七項は、確かに本法の四条についても年齢の不知は許さない、こういう立場をとったと思います。今度この法案ができましても、確かにこの部分はまだ処罰として条例としては残るわけです。それは県の条例ですので、県の御判断によって、この法律との整合性...全文を見る
○吉川(春)参議院議員 ですから、この法律と重なる部分は効力を失うけれども、それからはみ出す部分については当然残るのであって、それをどうするかについては各地方公共団体の御判断である、この立場でございます。
○吉川(春)参議院議員 九八年の三月に制定されたこのイタリアの法律の翻訳について、当委員会に提出されたものを私も拝見いたしまして、この規定に限らず、随所にいろいろな工夫があって、今後の私たちの参考になるという印象を持ちました。  そして、先ほど来、公判廷でどうするのか、セカンド...全文を見る
05月24日第145回国会 参議院 議院運営委員会 第22号
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○吉川春子君 私は、緊急上程に対して、日本共産党を代表して反対の意見を表明いたします。  日米新ガイドライン関連法案は、先ほど特別委員会で十分な審議を尽くさないまま議了しました。本日の本会議にこれらの法案の緊急上程をする何の合理的理由もなく、本会議の緊急上程には絶対に賛成できま...全文を見る
05月25日第145回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第9号
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○委員以外の議員(吉川春子君) 提案者を代表して、ただいま議題となりました労働者派遣事業法改正案並びに職業安定法改正案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  労働者派遣事業は、本来、職業安定法第四十四条によって禁止されている労働者供給事業です。これが十...全文を見る
05月27日第145回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第10号
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○委員以外の議員(吉川春子君) 私どもの案はそういう問題は生じません。  まず、私たちの案では、継続して一年を超えた場合には派遣先との間で期間の定めのない契約が締結されたものとみなすことにしております。これは、継続して一年を超えて派遣することを禁じていること、したがって一年を超...全文を見る
06月03日第145回国会 参議院 総務委員会 第13号
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○吉川春子君 定年退職後の再任用制について質問をいたします。  今回の国家公務員法改正で導入されました新たな再任用制は、これは定年退職により一たん退職した者を一年以内の期間を決めて改めて採用することができるという制度で、その勤務形態にはフルタイム勤務に加えて短時間勤務、十六時間...全文を見る
○吉川春子君 こういうことを導入したのは初めてのことではないですかと伺いましたが、それはどうですか。
○吉川春子君 私は、これが将来どういうふうに拡大していくのかということに懸念を持っております。  以下、ちょっと聞きたいと思うんですけれども、まず、定年まで勤務する国家公務員の数、率、それを聞きたいと思うんですが、適用俸給表行政職(一)の表によりますと、五十五歳から五十九歳で辞...全文を見る
○吉川春子君 つまり、定年退職の六十歳まで勤め上げる人が二千人強、それまでに五十五歳から五十九歳まででやめる人が二千人強、やっぱり定年まで働き続ける人は五割、五〇%程度しかいない、こういうことになりますね。
○吉川春子君 六十歳定年と思っている人が多いと思うんですけれども、実際は今申し上げたような数字である。同時に、この数の中から今度の制度によって再任用される人数は何人程度と予想しておりますか。
○吉川春子君 そうしますと、二千百三十五人なんですけれども、その相当数ということは、八割とか九割とかそういう数が再任用されるであろう、こういう御答弁でしたね。
○吉川春子君 制度の趣旨はわかりましたが、とにかくほとんどの公務員がこの制度によって六十歳以降も働き続けられるというふうに受けとめていいんですか。その相当数という意味です。
○吉川春子君 どうもはっきりしないんですけれども。  それで、これはやはり定年延長ということを前提にした暫定的な措置であるというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○吉川春子君 ちょっと端的にお答えいただきたいんですけれども、定年の延長ということも視野に置いていると、そういうふうに理解してよろしいんですね。端的にお願いします。
○吉川春子君 そして、相当数と、なるべく多くのという御答弁がありましたが、その中で、結局人選を行う場合に公正中立に再任用の人選を行うという保証があるのでしょうか。
○吉川春子君 大臣、この点についてお伺いしたいのですが、六十歳以降も働き続ける、そのときに一つのふるいにかけられるわけですね。そういう説明を人事院から聞きました。その場合に、やはり公正に中立にこういう制度を運用していただくというのが国家公務員法の趣旨だという御答弁がありました。こ...全文を見る
○吉川春子君 先ほど短時間勤務も含めて恒常的な業務であるという答弁がありました。  これは人事院に伺いますけれども、恒常的な業務というものは一体どういうものでございましょうか。
○吉川春子君 抽象的にはわかりました。例えば具体例でどういうものがあるでしょうか。挙げていただけませんでしょうか。
○吉川春子君 郵政省、お見えいただいていると思いますが、郵政省でいえば恒常的な業務というものはどういうものですか。
○吉川春子君 どういう業務ですか、恒常的な業務というのは。
○吉川春子君 郵便の仕分けとか日常的にあるそういうものが恒常的な業務というふうに理解してよろしいですか。
○吉川春子君 そういう波状的なことで年末とかお盆の時期とかに雇うということはわかりました。それは業務がぐっとふえるからですね。そうじゃない限りは恒常的な仕事ですね、その内容は。
○吉川春子君 私はアルバイトを雇う話はまだしていないんですが、どういうものが恒常的業務と言えるかということを聞いているんですけれども、さっき私のしたような理解でよろしいですか。
○吉川春子君 ちょっと別の質問をしたいと思うんですけれども、つい最近の報道によりますと、男性の失業率が五%という高い数値、最悪の数値になりました。民間の大企業が大量のリストラ解雇、整理解雇を行って失業率を上げているということも私は一因だろうと思います。  それで、国家公務員は「...全文を見る
○吉川春子君 この身分保障は臨時的任用の職員にも及びますか。
○吉川春子君 同時に、この身分保障は短時間勤務の場合にも及ぶということになりますね。解釈論はどうでしょうか。
○吉川春子君 再任用制度が今度導入され、これを契機に多様な勤務形態という形で短時間も一年もという感じで行きますけれども、私は非常に懸念を感じるんです。  こういう多様な勤務形態を国家公務員の中に持ち込むことによって、七十五条の身分保障、こういうものが崩れていくということにならな...全文を見る
○吉川春子君 労働基準法の解雇制限規定は国家公務員には適用されないというふうに承知しておりますが、その理由は何ですか。
○吉川春子君 一般論で言ってください。
○吉川春子君 その理由を聞いています。
○吉川春子君 そうではなくて、労働基準法がなぜ適用されないかというと、労働基準法の中には解雇制限の規定が三つありますね、災害のときとか育児休業をとっているときとかあるいは整理解雇の一カ月とか。この規定が国家公務員には適用されないわけです。その理由は、さっきの七十五条で国家公務員に...全文を見る
○吉川春子君 要するに、国家公務員は、五十数年の間、整理解雇が一名もない。それは、七十五条の規定がある、だから整理解雇を行うことを予定している労働基準法の一カ月前の解雇予告とかそういうことは必要ない、こういうことですよね。
○吉川春子君 非常に国家公務員の場合は身分保障がきちっと法律上はなされております。しかし、実態においてはいろいろな、各省ごとに雇用形態が違っておるようなパート労働者もおりまして、そういう場合には、さっきの労働基準法の適用がないということが裏目に出まして大変な思いをしているわけです...全文を見る
○吉川春子君 日々雇用だということですけれども、一年間の契約も交わされておりますし、それはちょっと事実の認識が違うと思います。  いずれにいたしましても、国家公務員ということで雇用されてきた、パートであってもそれは変わりないわけでございまして、十五年勤めた人をいきなりもう雇いど...全文を見る
06月11日第145回国会 参議院 本会議 第28号
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○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、中央省庁再編関連十七法案について、総理に質問します。  本法案のもとになった行革会議の最終報告は、今回の改革は行政の改革であると同時に、この国を形づくっている国民自身のあり方にかかわるものであり、この国の形を再構築することこそ今回の行政...全文を見る
07月01日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号
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○吉川春子君 日本共産党の吉川春子と申します。  四人の参考人の皆様には大変貴重な御意見を伺いまして、本当にありがとうございます。  まず、右崎参考人にお伺いいたします。  三権分立の原則は、基本的人権の保障のための制度で、近代憲法の大原則である、我が国の憲法も例外ではない...全文を見る
○吉川春子君 先ほど、財政諮問会議の問題に触れて右崎参考人は、国会は国権の最高機関であり唯一の立法機関であると、この憲法四十一条に非常に触れることになりかねないというお話をされまして、国会の機能の低下ということに触れながら国会の機能の強化ということをお述べになったと思うんです。 ...全文を見る
○吉川春子君 山口参考人に内閣機能の強化について続いて質問したいんですけれども、この「生活経済政策」の中で内閣機能強化論は全く的外れだったとおっしゃって、現在でも総理大臣が大臣を任免する権限があるじゃないかと。さっきもおっしゃいましたけれども、定期人事異動のごとく閣僚の入れかえを...全文を見る
○吉川春子君 もう一つ山口参考人にお伺いしたいのですが、先ほどお述べになりました中で、日本は決して大きな政府ではないんだとおっしゃいました。租税、社会保険料の負担率も欧米に比べて低いし、日本は重税国家と言っているけれどもそういうことはないんだと。それから、公務員の数も千人中何人か...全文を見る
○吉川春子君 八木参考人にお伺いいたします。  今回の行政機関の再編は、戦後期行政制度の全般的な見直しの一環で、その端緒としての意義を持つものだとお述べになっておられまして、これは「法学教室」から引用しておりますけれども、なぜ一府十二省庁なのか。中央省庁の数を減らすことが国民生...全文を見る
○吉川春子君 終わります。  どうもありがとうございました。
07月05日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会公聴会 第1号
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○吉川春子君 日本共産党の吉川春子でございます。  公述人の皆様には大変貴重な御意見を伺わせていただきまして、ありがとうございます。  まず、榊原公述人にお伺いをしたいと思います。  独立行政法人の職員の身分についてでございますけれども、公述人は、独立行政法人創設の最大の理...全文を見る
○吉川春子君 そういたしますと、独立行政法人の創設ということに伴いまして、そこで働く職員の身分が非常に不安定になるということ、それによってさらに、一番大切な国民へのサービスを担うそういう人たちですから、そういう仕事の安定性という点でもマイナスになる、このように考えてよろしいんでし...全文を見る
○吉川春子君 行革会議の最終報告を見ますと、独立行政法人の導入について、「透明性の確保を図るため、」ということが理由づけられております。私は、日本において行政の透明性の確保というのは独立行政法人化を図るかどうかにかかわりなく非常に重要な問題であると思います。  今国会において情...全文を見る
○吉川春子君 野上公述人にお伺いをいたします。  先ほど、二十一世紀の国家目標は憲法理念を現実に生かすことである、このようにおっしゃられまして、私もまさに日本の国家の目指すべき道というものは日本国憲法の理念の中にあるというふうに考えております。  平和の問題について詳しく言及...全文を見る
○吉川春子君 野上公述人は、もう一つ、内閣機能の強化、総理大臣の権限強化についても批判的にお触れになりました。国民との関係でどういう問題が生ずるのか、こういう問題提起をされました。  それを具体的に、時間がもう少なくなりましたけれども、内閣機能の強化というものが国民にどういう影...全文を見る
○吉川春子君 ありがとうございました。  終わります。
07月08日第145回国会 参議院 本会議 第34号
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○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、中央省庁再編関連十七法案及び地方分権推進の関係法律の整備に関する法律案四百七十五本について、反対討論を行います。  これらの一括法の審議を本日終えるということは、法案の数の多さと国民への影響の重要性に照らして、審議時間が余りにも短く、到...全文を見る
07月13日第145回国会 参議院 議院運営委員会 第36号
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○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、衆議院に憲法調査会を設置する国会法改正案について本会議において趣旨説明の聴取をすることなく委員会に付託することに反対の意見を表明します。  国の最高法規である憲法にかかわる調査機関設置の問題の是非を国民の前で徹底して審議するのは、参議院...全文を見る
07月26日第145回国会 参議院 議院運営委員会 第40号
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○吉川春子君 衆議院送付の法律案は、「日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行うため、衆議院に憲法調査会を設ける。」としていますが、憲法についての調査は、わざわざ憲法調査会をつくらなくとも、現在の委員会で必要があればいつでもできますし、私たちはそうしております。  憲法調査会...全文を見る
○吉川春子君 衆議院の議院運営委員会国会法小委員会で郡山衆議院法制局法制企画調整部長は、調査会の権限について次のように説明しております。「憲法調査会、これは、もともと憲法について調査をするというだけの権限しか与えられておりませんので、その結果は、本会議にどうこうということではござ...全文を見る
○吉川春子君 参議院の修正案提案者にお伺いいたします。  参議院に設置される調査会の権限もこれと同じですね。
○吉川春子君 参議院の調査会の権限と特色について郡山衆議院法制局法制企画調整部長は、衆議院の議院運営委員会国会法改正小委員会で、「参議院の調査会におきましては、同じ調査会という名称でございますが、国会法の上で、あくまでこれは本会議の下部機関として位置づけられておりまして、調査をし...全文を見る
○吉川春子君 修正案の提案者にお伺いいたします。  本院の調査会の権限と特色は以上のとおりであり、新設される参議院の憲法調査会との違いは明白だと思いますが、いかがですか。
○吉川春子君 衆議院におきまして憲法調査会の設置が必要というふうになったからといって、参議院にも同様の調査目的を持った機関をどうして設置しなくてはならないのでしょうか。合理的な理由は何ですか、お伺いいたします。
○吉川春子君 なぜ当然なのかという理由をお伺いしたわけでございますが、ちょっと明確な御答弁はなかったかなと思います。  参議院には、「国政の基本的事項に関し、長期的かつ総合的な調査を行うため、調査会を設ける」、国会法五十四条の二という調査会制度を一九八〇年代からスタートさせてい...全文を見る
○吉川春子君 憲法調査会は、参議院改革、参議院、一つのハウスの改革以上に非常に重要な国会の改革であり、その調査会を参議院に設けるかどうかということは、より一層慎重な議論、各党各会派協議の場を設定するということは当然であると思います。  参議院改革、参議院だけの改革にとどまらない...全文を見る
○吉川春子君 通告をいたしました質問は、この七問で終わりです。  昭和三十年代に憲法調査会が内閣に設置されたとき、本当に緊張感を持って迎えました。今回は、憲法改正の発議権のある国会に設けるということで、本当に重要だと思います。慎重な手続の上に、設置されるとしても、設置されるべき...全文を見る
○吉川春子君 提案者に質問いたします。  私たちは、与野党衆参で行われました協議に一定程度参加してまいりましたけれども、国家基本政策委員会の構想は、各党間に設けられた副大臣制度に関する協議会とは別に、かなり話がまとまった段階で私たちに伝えられました。これについての具体的な協議に...全文を見る
○吉川春子君 国権の最高機関である国会への出席、これは大変重要な任務であると思いますし、国際会議その他について国会が拒否したこともないと思いますので、やっぱりこういう点で総理の出席が少なくなるような方向の改革というのは非常に問題であると思います。  続きまして、副大臣、大臣政務...全文を見る
○吉川春子君 国会議員同士の討論ということの必要性ということは当然あると思いますけれども、同時に国会は国権の最高機関として行政監視機能を強く持っております。それに対して大臣が出席して答弁するというのは当然のことであると思いますので、私たちは、この活性化法の内容についても大変危惧を...全文を見る
08月11日第145回国会 参議院 本会議 第44号
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○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、円より子君外五名発議による法務委員長荒木清寛君の解任決議案に対する賛成討論を行います。  円より子さんの趣旨説明の最中、許しがたい不規則発言がありました。この発言は、離婚をし、困難な中でも一生懸命生きている女性たち、男性たちへの侮辱にと...全文を見る
○吉川春子君(続) はい、聞こえております。  にもかかわらず、どの委員会とも連合審査が行われない状況のもとで、自民党の質疑打ち切りの動議を処理しようとしたことは、法務委員長の責任放棄であり、まさに解任に値すると言うべきではありませんか。(拍手)  国民の基本的人権に重大な侵...全文を見る
○吉川春子君(続) はい。そろそろまとめに入ります。  スポットモニタリングの方法も事件の性質で異なるというのが政府の答弁です。上司の命令で盗聴する捜査員は、熱心であればあるほど、全部聞いた上で判断することにならざるを得ません。  ファクシミリ、Eメール、インターネットの場合...全文を見る
○吉川春子君(続) はい、議長、常識の範囲内で行います。  盗聴は、被害者が被害に遭ったことすらわからないのが特徴です。人権侵害の事実は警察の内部におさめられ、彼らが必要なときに取り出して利用されることになります。正義感の強い捜査員からの内部告発でもなければ、明るみに出ることは...全文を見る
11月11日第146回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  ことしの八月十一日に人事院は今年度の公務員給与の勧告を行いました。我が党は人勧に対する閉会中審議を要求いたしましたが、委員会は開催されませんでした。人勧から三カ月を経て、参議院総務委員会は、一昨日、人事院総裁から報告を受けました。十一月八...全文を見る
○吉川春子君 塗炭の苦しみを味わっている国民、そしてこの不況に非常に大きな悪影響を与えるのではないか、そのように私は質問いたしました。  これまで人事院勧告は政府によって値切られたり実施がおくれたりしましたけれども、最近は内容、時期とも完全実施がずっとされてきたと思います。こと...全文を見る
○吉川春子君 民間準拠ということをもってことしの人勧のマイナス勧告というものを正当化できないと私は思うわけです。  人事院勧告という制度は労働基本権を制約されている公務員労働者の勤務条件を守る、そういうものだと思うんです。そうでしょう。  それで、「逐条国家公務員法」によりま...全文を見る
○吉川春子君 私は、国公労連とか全教、日高教、自治労連、特殊法人労連、福祉保育労組、全労連、国公女性協あるいは連合公務員連絡会などの人勧に対する声明を拝見いたしました。大方は、極めて不満の強いものだ、公務員労働者の生活水準を切り下げる勧告に怒りを込めて不満の意を表明する、断じて許...全文を見る
○吉川春子君 尊重するということと拘束されるということは別でして、先ほど来論議の中で人事院は勧告をする、それは、最後は政治的な決定というのは政府にあるんだと、まさにこういう議論があったわけでしょう。だから、本当にそういう意味で、私は、今のさまざまな社会情勢をかんがみた上で、政府が...全文を見る
○吉川春子君 つまり、今公務を支えている数は政府の統計によると七十三万人余りということになります。そして、十年間でそのうちの二五%マイナスというのは常勤職員、定数のことだと思いますので、そういたしますと、七十三万の二五%じゃなくて、五十万六千の二五%削減ですから、そういたしますと...全文を見る
○吉川春子君 東京都の問題はさておきますが、国家公務員、国の問題でお答えいただきたいんですが、十年間で二五%削減と非常に具体的な数字が出てきておりますので、これは何省が何%、そしてどういうふうにすれば二五%の削減が可能なのかというシミュレーションといいますか、積み上げがあると思い...全文を見る
○吉川春子君 それは順序が逆ですよ。各省でどれだけ合理化をし、いろんな努力をすれば何%削減できるかといって積み上げた数字が結果として二五%なのかと私は思っていました。そうじゃなくて最初に二五%削減ありき、こういうことですか。そこだけでいいです。説明は要りません。
○吉川春子君 そんな公約してほしくないんですけれども。  それは本当に行政のやる仕事じゃないですよ。行政というのは、さっき人勧の問題でもありましたけれども、私たちは百歩譲って、気に入らないんだけれども、全国的な調査をもうずっとやって、そして民間準拠という数値を出して、それでもう...全文を見る
○吉川春子君 先ほど人間らしい生活ができていない、通常残業省というお話もありましたけれども、非常に公務員の長時間労働、残業、これが多くなっておりまして、それが在職死につながっていると思います。もちろんいろんな不慮の事故もありましょうけれども、こんなに多い数が亡くなっている、はるか...全文を見る
○吉川春子君 これはトータルの数字ですね。各省ごとではありませんね。そのトータルの数字を前提にお伺いいたしますけれども、この残業をもし減らすことができたら、さっき国会の対応が悪いんだというような話もありましたけれども、私は必ずしもそうは思わないんですけれども、国会は必要な仕事をし...全文を見る
○吉川春子君 国公労連の調査なんですけれども、この残業をある程度なくすこと、完全にではないんですけれども、かなりなくすことをすれば七千人もの雇用創出にもつながる、こういう試算もあるわけです。私は、今努力するという事務当局の御答弁ですので、どんぶりでつかむのではなくて各省庁別に残業...全文を見る
○吉川春子君 そうです。
○吉川春子君 太田長官は去年答弁したんですよ、やりますと。
○吉川春子君 去年、太田長官が約束してくださったことを実はやっていないわけです。余りきょう追及しませんけれども、それは。ですから、公明党の長官でもあるし、ぜひそういうことで具体的な調査をお願いします。  最後に、時間がなくなりまして、私、一問だけ違った問題を質問いたします。 ...全文を見る
○吉川春子君 司法権の独立云々というのはちょっと余り理屈にもならないような理屈でして、やっぱり十カ国で発効するわけだから、日本がいつもおくれて批准するのじゃなくて、今度はその先頭のグループに入ってもらいたい。どっちみちこれは遅かれ早かれ、政府は批准しなきゃ国際社会において名誉ある...全文を見る
○吉川春子君 この選択議定書の問題は、とにかく日本がリーダーシップをとって、男女共同参画社会基本法が発効したこの年に日本政府も批准していただきたいということを強く要望して、質問を終わります。
○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、一般職及び特別職の給与法に対し、反対の討論を行います。  ことしの一般職職員のベアは〇・二八%と著しく低く、さらに特別給〇・三月引き下げとあわせて、戦後初めて前年を下回る賃金水準です。今回の特別職の給与法で改定される秘書官の給与も、特別...全文を見る
12月03日第146回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
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○吉川春子君 日本共産党の吉川でございます。  質問をいたします。  まず、現在、政府は公務員の定数の第九次削減を行っておりまして、平成九年以降五年間、二〇〇一年まででマイナス四・一一%の削減となります。政府の発表によりますと、これまでも一九六八年から九八年の三十年間に公務員...全文を見る
○吉川春子君 今私の示した数字は政府の提出した資料によるものですが、端的に伺いますが、国際比較をしてみても日本の公務員の数は少ないとは言えない、こういう御認識と承ってよろしいですね。端的にお答えください。
○吉川春子君 今の公務員の数は適正であると、こういう御答弁でございました。外国に比べて少ないとは言えないと。  それで、これは事務当局で結構でございますが、政府は、行革最終答申を受けて、二〇〇一年に総定員法を改正して新たに十年間で一〇%削減するといたしまして行革基本法が成立いた...全文を見る
○吉川春子君 ちょっと数がわかりやすいように表にしてまいりました。(図表掲示)  今の答弁に基づきまして言いますと、一番は、今担われている公務をちょっと量で示しまして、これを担っている二番目の升が公務員なんですけれども、五十五万人で、郵政が三十万おります。そして、定員外、非常勤...全文を見る
○吉川春子君 質問にお答えいただきたいんですが、定員外の職員を公務をきちっと担えるような身分にすべきなのではないかという質問をいたしました。  それで、文部省、厚生省、建設省それぞれお呼びしていますので、事務当局で結構ですが、定員の外でそれぞれの省の公務を担っている数を報告して...全文を見る
○吉川春子君 委託の金額をついでにおっしゃってください。
○吉川春子君 今報告いただきましたけれども、文部省の定員外は定員の三二%に上っておりますし、厚生省は一九%という数字になっております。  そこで、厚生、文部の両省に伺いますが、これで二五%の定数の削減が行われるわけですけれども、それはどういうふうな算定根拠で可能になるんでしょう...全文を見る
○吉川春子君 文部省、厚生省にもう一言ずつお伺いいたしますが、これは二五%の削減というのを具体的に算出しているわけですね。
○吉川春子君 建設省に伺います。  さっきの九千人以上の業務委託、そして予算額が九百億ということですと、一人年間一千万の給料といいますか報酬になりますが、どうしてこんな委託をするんですか。
○吉川春子君 行政判断を伴わない業務を非常に高いコストで委託をしている、こういうことになるわけですね。  官房長官においでいただきましたので質問をいたします。  今お聞きになっておりますように、二五%の定員削減については各省で積み上げて計算をしてこれが可能だという数字ではない...全文を見る
○吉川春子君 官房長官、仕事も減らすんですか、人員だけ減らすんですか。その点はいかがでしょうか。
○吉川春子君 非常に重要な問題なので、この点について今も断片的には言われたんですけれども、国民のサービスを切り捨てない、大きく言えば憲法二十五条の健康で文化的な最低限度の生活を保障する責任が国にはある、そういうこととの関係からいっても、公務員の削減が国民に対する行政サービスの低下...全文を見る
○吉川春子君 私たちは、今根拠を示しましたように、これは非常に無謀な定員削減であると思っておりますけれども、ぜひ国民の負担に直接つながらないように強く要求をしておきます。  それで、もう一つ続けて具体的な問題でお伺いいたしますけれども、独立行政法人の問題です。  この独立行政...全文を見る
○吉川春子君 強度の権力の行使に当たる事務事業といえば警察とかそういうものになるわけで、非常に独立行政法人にする範囲がもう無限大ぐらいに広がるわけです。それはもう一つの問題として後ほど伺いたいと思うのですが、官房長官、国立公文書館においでになったことがあるかどうかはちょっと私存じ...全文を見る
○吉川春子君 そうしますと、この明治以来の閣議決定とかマル秘の文書とか、こういうものは法人の管理ではなくて直接国が責任を持って保管し、その後の公開にも付していく、こういう仕事は独立行政法人には移さない、このように受けとめてよろしいんですか。
○吉川春子君 そうですか。意外なお答えだったので。  そういたしますと、国が直接保管するというそういうものと国立公文書館に法人として管理させる文書と、二種類を分けるメルクマールはどこに求めたらよろしいのでしょうか。
○吉川春子君 私が伺っておりますのは、例えば閣議決定とかマル秘の文書とか、重要な歴史的な資料が多数国立公文書館にはあるわけなんですが、それの管理をなぜ国自身がしないか。公開、非公開の判断ではなくて、その保存管理はまさに公権力を使ってきちんと国でやるべき仕事ではないのですかというこ...全文を見る
○吉川春子君 ちょっと具体的な問題になりますので事務当局がおいでになっていたらそちらから答弁していただいても結構なんですが、今私が示しましたようなマル秘の外交文書とか明治以来の閣議決定とか、それに限りませんけれども、非常に重要な国家権力を行使したその何といいますか、痕跡といいます...全文を見る
○吉川春子君 そうしますと、もう一度審議官にお伺いしますが、今国立公文書館に保管をされているすべての公文書、これは全部独立行政法人が保管する、国が直接保管するものはないんだ、このように理解してよろしいですか。
○吉川春子君 外交資料館というものがもう一つ国の機関としてあります。この外交資料館の資料は、今回独立行政法人にはなっておりませんで、国が保存することにしております。その重要度において私は違いはないと思うのですが、なぜ一方の外交資料館の資料は国が保管をし、そして国立公文書館にあるよ...全文を見る
○吉川春子君 私は外交史料館を独立行政法人にせよと言っているんじゃないんです。逆なんですね。国立公文書館を独立行政法人にするのは全くおかしいと言っているんです。外交史料館の方を国が保管し管理するというのは当然のことなんですよ。それをなぜよりたくさんの重要書類を持っている国立公文書...全文を見る
○吉川春子君 ちょっとまだ私はその答弁に納得できないのです。  それで、官房長官か続総務庁長官か、どちらでも結構でございますが、おかしいと思いませんか。同じ公文書で、同じ重要文書で、一方は国が直接管理します、一方は独立行政法人にします、これはおかしいと思われると思うんです。私は...全文を見る
○吉川春子君 私は、国立公文書館の問題については詳しいレクをしておりまして、十分に検討されているんだったらばここで御回答がいただけると思いますが、その御回答がないということは非常に遺憾であると思います。  私は、この問題について、委員長、ここで留保をいたしますので、きちっとこの...全文を見る
○吉川春子君 それで、独立行政法人は三年から五年の実施を見て十分に成果が上がらない場合は民営化とか廃止とか、そういう方向も示されているのですが、国立公文書館が実績が上がらないときはそういうような可能性も否定できないんでしょうか。そんなことをやってもらったら大変なことになると思うの...全文を見る
○吉川春子君 国立公文書館の廃止を考えていると、このような御答弁ですか。
○吉川春子君 考えられないと、当然でございますね。わかりました。  それで、国立公文書館が何らかの収益が上がるという可能性もないわけです。そういうときに、国からの予算は、この国立公文書館の業務を十分できるような予算が確保できる、そういう仕組みになっているんでしょうか、それとも予...全文を見る
○吉川春子君 もう一つ、独立行政法人の行政機関ではないという問題に関して質問をしたいと思います。  それは、実は私は決算委員会で旧内務省の資料の提出を要求いたしましたところ、警察庁は内務省の資料は一切引き継いでいないという答弁でございまして、私が必要とする資料が出てまいりません...全文を見る
○吉川春子君 そのシステムの中の担保はどういう形になっているでしょうか。長官の決意はわかりますが、長官がずっと永久にその地位にお着きになっているとは思われませんので、そのシステム上の担保がなければならないと思います。そのことを説明していただきたいと思います。
○吉川春子君 システムになっていると思いますとか確信をしていますとかいう答弁は、善意は感じますけれども、それはだめなんです。法律の何条で、機構の何条でそうなっているかということをお示しいただきたい。事務当局でも結構でございます。
○吉川春子君 答弁が非常に不十分です。情報公開法の中でそういう仕組みができたんでしょう。そのことも触れてください。
○吉川春子君 ちょっと不十分ですが、先へ進みます。  実は、さっきのこの旧内務省の資料なんですけれども、私はこれがないはずはないということで、警察大学校にあるということをある書物で突きとめまして、警察庁を呼んで、そこにあるんだから探してほしいということを国会の質問で繰り返しやり...全文を見る
○吉川春子君 まず、主務大臣というのは公益法人、財団法人、社団法人、全部主務大臣がいるわけで、それぞれの法人で不祥事が起こったからといって一々主務大臣の責任になんてなるわけないんです、なるものもありましょうけれども。問題なのは、こういう問題が起こったときに、法人の具体的な人を参考...全文を見る
○吉川春子君 そのときに、例えば商工ローンの社長を呼ぶ、そういうような参考人手続で呼ぶということではだめなんですよ。これは、もう大変難しい手続がありますし、各党の合意もあります。しかし、国の行政機関と同じように各局長、例えば警察庁を呼ぶように国会へ随時呼んで、そしてその業務につい...全文を見る
○吉川春子君 そうですか。大臣がそういうふうに答弁されたということは記憶に強くとどめておきます。  そういたしますと、先ほど来の答弁を聞いておりますと、まず独立行政法人になっても国民のサービスは低下しない、むしろよくなる。予算も出すし、予算の使い方ももっと柔軟になる。そして、国...全文を見る
○吉川春子君 終わりますが、ちょっと一言。  もう時間がなくなりましたけれども、それだったら行政機関のまま残しておけばいいじゃないですか。大騒ぎをして独立行政法人をつくる意味がどこにあるのか、そのことを最後に指摘して、質問を終わります。(拍手)
12月13日第146回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
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○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、約千三百本の関係法律の整備等を内容とする中央省庁等改革関係法施行法案及び国立公文書館法の一部を改正する法律案など五十九件の独立行政法人個別法案並びに独立行政法人の業務実施の円滑化等のための関係法律の整備等に関する法律案、すなわち省庁改革施...全文を見る