吉田泉

よしだいずみ



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吉田泉の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉であります。  きょうは、九十分の時間をいただきましたので、じっくりと丁寧な質問をいたしたいと思います。何とぞよろしくお願いいたします。  さて、目下の経済財政の状態を見まして、私は、私なりに三つほど大きな課題があると思っております。  一つ...全文を見る
○吉田(泉)委員 きょうは時間もありますので、丁寧に御質問したいと思うんですが。  そうしますと、私は単純に労働人口と労働生産性ということを申し上げたんですが、この試算の方は全要素生産性ということですから、労働以外に資本ですね、それを考えて全体の全要素生産性を見たんだ。そして、...全文を見る
○吉田(泉)委員 繰り返しになりますけれども、そうすると、労働人口の減りがマイナス〇・一ですか、ちょっと少ないような気はしますが、それを、資本ストックの増加、これは民間の設備投資ということでしょうが、それと生産性の上昇で見ているという数字であるということだと思います。  それで...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、確認ですけれども、望ましいか望ましくないかはともかくとして、この試算の前提としては保険料ですね、国民からいただく保険料、それはこれ以上いただくつもりはございませんという前提になっています。そして、保険の給付の方ですね、年金、医療、介護の給付の方につ...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、三点目に移りたいと思いますが、今度は公共事業の前提であります。  国、地方の日本の公共事業は、ここ数年で非常に削減をされました。ピーク時から比べて大幅に減っているというのが現状ですが、試算によりますと、今後も、これは望ましいか望ましくないかはとも...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、公共事業主導から民需主導というイメージだということですが、民需主導ということは、結局、民間の設備投資ということだと思うんですが。そうしますと、その設備投資の年間成長率というのは何%ぐらいという計算になるんですか。
○吉田(泉)委員 それでは、次の、四番目の視点は人件費でございます。  公務員の人件費を、この試算をする上では、一八年度以降、毎年〇・五%ずつ下げるということが前提になっております。ここで言う公務員の人件費、対象者はどういう人で、何万人ぐらいいて、〇・五%ずつ下げるということは...全文を見る
○吉田(泉)委員 ちょっと確認ですが、自衛官を含む、今何とおっしゃったんですか、一般職の方というのは何人おられますか。
○吉田(泉)委員 これは今週の水曜日の日本経済新聞、二月二十三日付ですが、一面トップで、政府が国家公務員の基本給一律五%下げるという方針を固めたという報道がございました。これは事実なんですか。
○吉田(泉)委員 この件は人事院の管轄だということだそうなんで、後ほどそちらの方面に確認したいと思います。  私は、人件費については、実は、地方自治体がこの財政難の折から公務員の給与の削減というのをどのぐらいの団体がやっているのかなと思って聞いたところ、千四百余りの自治体が既に...全文を見る
○吉田(泉)委員 物件費の割合が六%、七%程度だと。それで、そこは毎年削減するけれども、残りは、人件費は別として、いじらないというのもちょっと甘い前提のような気がしているところでございます。  続いて、六番目の点ですが、消費税の問題です。  今回の試算については、消費税につい...全文を見る
○吉田(泉)委員 数日前の予算委員会、東大の井堀教授が公聴会に来られまして、財政再建のためにはどうしても消費税の税率を最低一〇%まで引き上げる必要があるという御発言もありましたけれども、一応今回の試算では、消費税を上げなくても、こういう前提ならば二〇一二年までにバランスはするんだ...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、若干金利の方が高くなってはいるんだけれども、いろいろな理由で発散の心配はないんだということだと思います。  そうしますと、次の八つ目の質問なんですが、結局この二〇一二年、国、地方の公債の残高、これがGDP比で一四六・九%ということになるんだという...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、この国債、地方も含めた公債残全体として考えているので、その中をあけていないということですから何とも言えないということですが、基本的に全体のGDP比が変わらないわけですから、赤字公債の割合もそんなに変わらないということなんだろうと思います。そう考える...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  それでは、この「改革と展望」の参考試算について最後の質問なんですが、こうして見ると、午前中、鈴木委員もこの問題を取り上げたと思いますが、何となく楽観的な試算じゃないかという感想を持たれる人もおります。  私の感想は、確かに、公共事...全文を見る
○吉田(泉)委員 私も昔サラリーマンをやったこともあるんですが、民間企業は、危機に陥った場合は、基本的な計画をつくって、状況が変わったらまたその計画をつくり直す、こういう手法で何とか目標を実現するというのがごく普通のやり方で、私はそれが国の財政運営に当たっても大いに参考になる手法...全文を見る
○吉田(泉)委員 結局、財投の不良債権に対してはちょっと姿勢が甘い、民間金融機関の不良債権は加速化しろと。何かちょっと身内に甘いという感じを私は持っているところでございます。  次に、この一覧表でいきますと、国債以外に借入金というのがございます。これが六十兆円ありますが、中身を...全文を見る
○吉田(泉)委員 これ以外にも政府短期証券という外為関係の債務が、大きい債務があるんですが、時間の関係で省略したいと思います。  いずれにしましても、私、これは要望ですが、きょうお配りしたこの一覧表、これが基本的に国の債務の全体をあらわす。これ以外に、実は保証債務というのも五十...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、最初の質問との関連でいいますと、二〇一二年には基礎的財政収支がバランスされるということなんですが、そうなればこの特例的な扱いは終わると考えていいんでしょうか。
○吉田(泉)委員 午前中大臣の御答弁にもございましたけれども、結局は、税金で負担しても保険料で負担してもいいと思うんですよ。ただ、非常に社会保険庁に対する不信感があるものですから、社会保険庁が保険料でやられては困るというのが国民的な感情になってしまったということだと思います。 ...全文を見る
○吉田(泉)委員 年金以外に医療保険も扱っているということなんですが、それがなぜ会計基準が違う理由になるのかがもう一つよくわかりませんが。  続いて、年金の特別会計ではこういう事務費の扱いになっておるわけなんですが、よその特別会計、労働保険とかいろいろな保険の特別会計があります...全文を見る
○吉田(泉)委員 いろいろな会計によって事務費の扱いが違うということだと思うんですが、何か違う理由といいますか、基準というのはあるんですか。
○吉田(泉)委員 それから、保険料で負担する年金事業の事務費の件ですが、特例措置ではなくて、もともと保険料で見ているという費用がございます。これが、いわゆる本来の保険料負担の事務的経費一千十億円。それから、福祉施設事業五百五十一億円という分については、これだけ予算が計上されている...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、福祉施設事業五百五十一億円、これが保険料から出ているわけですが、十八年度以降は全くなくなるということでよろしいですか。
○吉田(泉)委員 そうしますと、解体費程度の金額になるということだと思います。  それでは、時間も迫ってきましたので、次に移りたいと思います。  所得税法改正関係の質問なんですが、定率減税が半分なくなるという提案でございますが、質問は所得税の最高税率についてであります。  ...全文を見る
○吉田(泉)委員 所得税の最高税率の問題は、今大臣おっしゃいましたけれども、三七%の最高税率に引っかかる人は一%程度ですか、非常に少ない。金持ちの上から二割まで来ても、この人たちはまだ一〇%ぐらいの所得税なんですね。何かその辺の構成割合というんですか、その辺も含めて、最高税率も含...全文を見る
02月28日第162回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○吉田(泉)分科員 民主党の吉田泉です。  私の方からは、杉花粉症対策について幾つかお尋ねをいたしますので、よろしくお願いします。  私の地元の先輩で大変元気で丈夫な人がいるんですが、この方が、都会での勤務を終えて、六十五歳で実家に帰ってきました。大変元気な方で、何でもない方...全文を見る
○吉田(泉)分科員 十五年会議をやっているわけですので、会議はたくさんやったけれども花粉症はふえ続けたということにならないように、なるべく早く抜本的な対策をまとめていただきたいとお願いいたします。  次の質問は、過去、現在の実態でございます。そして、これから先どうなるのかという...全文を見る
○吉田(泉)分科員 続いて、花粉の飛散数。過去そして現在、そしてこれから、いかがでしょうか。
○吉田(泉)分科員 続きまして、花粉を飛ばす杉というのは林齢二十一年以上と言われておりますが、その面積の今までの推移について、そしてこれからについてお伺いします。
○吉田(泉)分科員 そうしますと、今三つの数字をいただいたわけなんですが、こういうふうに言えるんじゃないでしょうか。まず、花粉を飛ばす杉の面積が二十年前と比べると一・六倍にふえた、花粉の飛散数については過去十年平均と比べて二倍になった、そして患者さんは、これは十五年ですが二倍にな...全文を見る
○吉田(泉)分科員 大気汚染それから食生活、いろいろ説はありますけれども、まだ明確な関係はわからない。わかっておるのは、やはり花粉の飛散数と花粉症については強い相関関係があるということだと思います。  それではもう一つ、今まで政府として予算を使ってやってこられた対応策についてお...全文を見る
○吉田(泉)分科員 来年度、六十億円という予算は計上されているわけなんですが、結局、今までお伺いしてきたこの一番の原因は林齢二十一年以上の杉の林だ、これを減らすというのが一番の対応策じゃないかと私は思っているんですが、どうもせっかくの六十億円も、それ以外の、実際に症状が発症しちゃ...全文を見る
○吉田(泉)分科員 もう時間だと思います。  私も、四百五十万ヘクタールの杉林をみんな切れというつもりはないんです。低いところ、それから都市部に近いところ、こういうところを重点的に伐採する。中国に杉を輸出できる時代ですから、伐採するとか、それから間伐を進めるとか、そういう政策を...全文を見る
03月02日第162回国会 衆議院 本会議 第8号
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○吉田泉君 民主党の吉田泉であります。  民主党・無所属クラブを代表しまして、政府提出の平成十七年度における公債の発行の特例に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案に対し、反対する立場で討論を行います。(拍手)  まず、特例公債法案に反対する理由を二点申し上げます。...全文を見る
03月18日第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。私の方からも、国際開発協会、IDAへの加盟に伴う措置に関する法律の改正案に関しまして質問をいたします。よろしくお願いします。  まず最初に、基本となる日本政府のODAの方針についてお伺いしたいと思います。  振り返りますと、二〇〇〇年九月...全文を見る
○吉田(泉)委員 要するに、〇・二%は何とか維持し、さらには拡大をしようという方針だと承りました。一方で、財政事情が厳しい折、何かその辺の方針を具体的に国民に示して、やはり国民の納得を得る必要があるというふうに思います。  次に、今回、法案に出ましたIDAの増資への対応の件に進...全文を見る
○吉田(泉)委員 シェアは落とすが、額は維持するという方針だったということだと思います。  時間も限られておりますので、IDAの具体的な融資案件について一つお伺いしたいと思います。  現在、IDAが審査中の融資案件にラオスのナムトゥン2水力発電プロジェクトというのがございます...全文を見る
○吉田(泉)委員 日本のODA大綱というのを見ますと、一番最初に書いてあるのが、日本の最も重要な基本方針というのは途上国の自助努力の支援である、それが日本のODAの基本的な方針なんだと書いてあります。  私もまことにそのとおりだと思うのですが、今回のこのラオスのダムプロジェクト...全文を見る
○吉田(泉)委員 慎重な対応をお願いしまして、終わります。ありがとうございました。
03月29日第162回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。  私の方からも、環境省設置法の一部を改正する法律案等について質問をいたします。  今回の改正によって、地方環境事務所というものが設置されて、人も増員されるということになる予定でありますが、まず最初に、すべてのベースとなる政府全体の行政改...全文を見る
○吉田(泉)委員 一〇%という数字が、今までの数字の倍増になって極めて厳しいというお話ですが、最終的には増員でカバーされてしまうというおそれがあるわけです。どうもことしの夏の改定も今までのようなベースでするんだという御答弁だったと思います。  実は、きょうの新聞で、きのう、総務...全文を見る
○吉田(泉)委員 極端な財政赤字が続いている日本であります。黒字ならいいと思うんですけれども、赤字のときに、その人員計画というのは基本ですので、ひとつ、総務省の方でもう少し厳しい意識で人員計画の策定に当たっていただきたいということをお願いいたします。  二つ目の質問は、今回統合...全文を見る
○吉田(泉)委員 統合されるわけですから、その部分はある程度合理化できる、その部分も含めて今のような配置でスタートされるということだと思います。  三つ目の質問ですが、平成十五年六月に食糧事務所というものが廃止になりました。そのときに、旧食糧事務所には八千八百人の方がいました。...全文を見る
○吉田(泉)委員 今のお話にもございましたけれども、今まであった地方環境対策調査官事務所、百名の方がおられたけれども、生え抜きの方は二十名だけで、八十七名はよそから来た人だと。特に廃棄物の問題は非常に専門性が要求される仕事だと思いますので、省庁間で融通ということも大事なことですけ...全文を見る
○吉田(泉)委員 結局、そのアクションプラン、ゼロが実現されなかったときの責任という御答弁はなかったと思いますが、皆で責任をとるんだということは、結局皆で無責任なんだということにもなりかねません。ひとつその辺も考えていただいて、ゼロ実現に向けていただきたいと思います。  時間で...全文を見る
04月05日第162回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。  私の方からも、廃棄物の処理及び清掃に関する法律等の一部を改正する法律案に関連しまして質問をいたします。  今回の改正は、三年連続ということであります。大きなきっかけは、例の岐阜県岐阜市椿洞の大きな不法投棄事件でございました。連続して大...全文を見る
○吉田(泉)委員 毎年二千万から三千万立米ぐらい差が出ちゃう理由が二つほどあるという御答弁だったと思います。  もう一つ、先ほど申し上げた四つの数字、それぞれ単位が違うという問題もあると聞いております。つまり、最終処分量の方は、トン、重さで普通数字が上がってくる。ところが、処分...全文を見る
○吉田(泉)委員 もう一つの代替案なんですが、先ほど加藤委員それから奥田委員からも御提言という格好であったと思うんですが、排出業者まで含めて電子化するというのが大変ならば、とりあえず業者だけ義務化したらどうだろうという御提言がありました。これは先ほど私が申し上げた方式とまたちょっ...全文を見る
○吉田(泉)委員 何とか電子化ということにもう一歩踏み出していきたいと思います。  三番目になりますが、例の岐阜市の椿洞不法投棄事件についてお伺いします。  今、全国五大不法投棄事件という言葉があるそうでして、青森・岩手の県境、それから福井県敦賀、奈良県の西吉野、そして香川県...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  今の部長のお話で、撤去関係、撤去の方針、一万四千トンのうち九千トンですか、残りをどうするかとか、年度内に結論を出したいということの、年度内というのはどういうことなんですか。
○吉田(泉)委員 わかりました。  そして、次に四番目の質問になりますけれども、先ほど政務官の方からも不法投棄撲滅というお話もございましたが、この抜本対策のやり方であります。  去年の六月、アクションプランというのができまして、五年以内に、五千トン以上の大規模事案、これはゼロ...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  不法投棄の量が大したことなければそこまで抜本対策どうのこうのということにならないとは思うんですが、何せ四千万トン、最終処分されているのと同じぐらいの不法投棄がひょっとしたらされているという専門家の指摘でございます。五年以内にゼロにす...全文を見る
04月08日第162回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。  私は、ただいま議決されました廃棄物の処理及び清掃に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を...全文を見る
10月18日第163回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。私の方からも、今回の銀行法の一部改正案、質問をさせていただきます。  私は、きょう大きく三つほど御質問したいと思っております。一つは、郵便局と今回の改正との関連でございます。それからもう一つは、貸金業との関連であります。そして、時間があれば...全文を見る
○吉田(泉)委員 五百というのは会社の数であって店舗の数ではないと思いますが、店舗の数についてはやってみないとわからぬというところもあると思いますので、次の質問に移ります。  郵便局を初めスーパーマーケット、ホテル、そういう一般の事業者が代理店に入ってきます。一般事業者が兼営す...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、郵便局事業向けローンは問題がなければ認められ得るというような御答弁だと解釈します。  それから、三つ目の郵便局関連の質問ですが、そもそも、今回の法改正の目的の一つは、国民の金融アクセスを改善する、そのために代理店をふやすんだ、こういうことだと思い...全文を見る
○吉田(泉)委員 いずれにしましても、金融排除の問題というのは、結局、日本人はこれからどこに住むのかという問題につながってくると私は思います。町場、都会や都市部だけでいいのか、やはり長い目で見ると、山間部、離島、こういうところに日本人が住んでいけると。そして、そういう多様な日本人...全文を見る
○吉田(泉)委員 利益相反ということですが、事前に金融庁からいただいた参考資料を今手元で見ているんですが、代理業者は貸付契約は自分では結べない、貸付契約締結の権限はない、あくまで媒介しかできないんだ。締結するのは親銀行である、こういう基準がありますね。それでも貸金業は代理業になっ...全文を見る
○吉田(泉)委員 ちょっと別な視点から見ますと、これも金融庁の資料ですけれども、代理店を許可するときの基準がいろいろあります。その中の一つに、兼業の内容が法令に抵触しないというのが条件になっております。当然だと思います。  それで、私は、この間の副大臣の御答弁を聞いて、貸金業、...全文を見る
○吉田(泉)委員 法令抵触というよりかは利益相反というのが認められない大きな要因だということだと思います。  そうしますと、この間は消費者金融会社は認められないという御答弁だったですが、同じく貸金業の範疇に入る、例えばクレジット会社、商工ローン、いろいろございますが、これも原則...全文を見る
○吉田(泉)委員 クレジット会社や商工ローンについても利益相反という心配があるということだと思います。  そこで、一方でここ数年、ここ四、五年、銀行といわゆる貸金業との提携ですね、資本提携、業務提携が進んでいるわけです。まず、その両者の提携の実態についてお伺いします。
○吉田(泉)委員 そうしますと、利益相反する銀行と消費者金融が、一方では業務提携、資本提携しているという実態もあるわけでございます。  例えば、きょうの朝刊で消費者金融会社の広告が大きく出ておりました。これは今副大臣がおっしゃったモビット、UFJが五〇%の株を持っているモビット...全文を見る
○吉田(泉)委員 それぞれの性格に応じた規制とはおっしゃいますが、その問題も含めて貸金業の問題を私の方もいろいろこれから考えていきたいと思います。  最後になりますが、今度は証券業と今回の法改正との関連でございます。先ほど石原委員の方からも六十五条の問題が出ましたが、その問題で...全文を見る
○吉田(泉)委員 銀証分離の基本的な考え方は変わらない、これからも守っていくんだということですが、現実問題としては、代理店レベルでも随分融合が進んでいるという面があると思います。それから本店レベルでも、銀行が証券業の子会社をつくることもできる、金融持ち株会社もできるという意味では...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  時間ですので終わりますが、今回の法改正によって金融アクセスがふえるというのは大変結構だと思います。ただ反面、借り入れアクセス、いわば借金のアクセスもふえるということであります。多くの国民が借金地獄、アリ地獄に陥らないようなことを考え...全文を見る