吉田泉

よしだいずみ



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吉田泉の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第164回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉でございます。  同僚議員に引き続きまして、私の方もアスベスト対策関連法案、質問をさせていただきます。  先日、私の議員会館の事務室の方に、患者さんの、そして家族の会のメンバーの方に寄っていただきました。報告提言書というのをいただいたわけでござ...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、患者さんの全体像、アスベスト由来の病気の全体像という数字はないということであります。今後についても、増加はするだろうけれどもどのぐらいの数かわからないということでございます。そうしますと、救済制度はできるわけですけれども、この救済制度の対象になる人...全文を見る
○吉田(泉)委員 私も、お医者さん、それから患者さんともに、暴露と発症の関係の認識がやはりなかったということが大きいんだろうと思います。  しかしながら、この労災保険、せっかく入っているのに、労災の病気になっても補償されないと、一体何のための労災保険だということでございますから...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、既にその二十二の労災病院の中にセンターができて、一応、拠点のネットワークというべきものがもうできているという解釈でよろしいですね。  それから、今度は、専門的な拠点以外に、アスベスト由来の病気を判断できるたくさんのお医者さんの育成がまた急がれるわ...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  今度は健康管理手帳という問題でございます。  そういう制度がもう既に労働安全衛生法に基づいてできております。もう退職された方、暴露があって退職されたような方の健康管理を目的とするということであります。その手帳を持って随時健康診断を...全文を見る
○吉田(泉)委員 もう一つの方はよろしいですか、一人親方、住民等にも同趣旨の制度をつくれないかという問題ですが。
○吉田(泉)委員 それからもう一つは、データベースの構築という問題であります。  アスベスト関連の病気の発生状況を地理的に把握する、そして、今どの地域に一番発生が多いのか少ないのか、それが発生源の特定ということにもつながるわけでありますが、そういうデータベースを何とか構築すべき...全文を見る
○吉田(泉)委員 最後になりますが、アスベスト被害というのは、世界じゅうで今起こっているわけでありますが、どこの国もまだ完治させる治療法が見つからない、そういう状況であります。かつてエイズという病気がありました。そのときに、各国が同じようにエイズで困っているときに、国連が関与した...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  それでは、質問の大きな二番目でございますが、代替製品について幾つかお伺いいたします。先ほどもちょっと出ましたけれども、まず、アスベスト全面禁止という方針について、再度お伺いいたします。  去年の十二月二十七日、関係閣僚会合というと...全文を見る
○吉田(泉)委員 全面禁止の方針は変わらずということでありますが、今副大臣がお触れになったように、一月十八日付厚労省の検討会報告書によりますと、五種類のアスベストについてはこの全面禁止の例外であると除外されたわけであります。これは新聞も書きましたけれども、全面禁止でなくなったんで...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、現在の全面禁止は九九・六%の全面禁止であるということだと思います。  そうしますと、一〇〇%の全面禁止というのはいつごろになると考えればよろしいんでしょうか。
○吉田(泉)委員 いずれにしましても、ノンアスベスト社会という言葉がありますけれども、それが我々共通の目標だと思います。何とかその代替品の開発を促進していただきたいと思います。  ただ一方、代替品が既にいろいろ開発されているわけですが、今度はその代替品についてもいろいろ、がんの...全文を見る
○吉田(泉)委員 最後になりますけれども、ナノテク時代と現代は言われております。今出ましたセラミック繊維等の代替品以外でもいろいろ、非常に極めて小さい新素材というのが開発されている時代であります。それらは、ナノ粒子、ナノマテリアル、そういうふうに呼ばれているようでございます。極め...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。時間ですので、終わります。
02月27日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○吉田(泉)委員 皆さん、おはようございます。民主党の吉田泉であります。  きょうも、財金委員会、大変長時間のコースですが、慎重審議に努めたいと思いますので、両大臣初め、どうかよろしくお願い申し上げます。  一番最初に、税制改正の問題をお伺いしたいと思います。  きのうから...全文を見る
○吉田(泉)委員 私は位置づけは三つとも同じだと思ったんですが、大臣の御見解は、位置づけが違ったんだということであります。  そうしますと、私は、そもそもの負担軽減法における条項の、法令のあり方がちょっと不明瞭な部分があった、そこはやはり反省すべきじゃないかというふうに思うとこ...全文を見る
○吉田(泉)委員 確かに何回かにわたって税率並びに控除のあり方などが見直されたわけでございますが、例えば控除でいきますと、最大の問題は給与所得の控除ではないんでしょうかね。それから基礎控除の三十八万円という数字のあり方、これについて、例えば、政府税調が、去年の夏ごろだったですか、...全文を見る
○吉田(泉)委員 私どもは、ブラケットと言うんですか、この適用範囲の方も含めて、税制のあり方、検討していただきたいということでございます。  ちょっと話題がかわりますが、小さい話ですが、今回の税制改正で、耐震改修工事、住宅の耐震改修の工事をすると年間二十万円まで税額控除されると...全文を見る
○吉田(泉)委員 それからもう一つ、今度は酒税の改正の話ですが、今回、酒類の分類が簡素化されました。十種類から四種類に簡素化されました。しかし、まだこの四種類の酒、酒類の間の税金の負担の率が、格差が大きいままになっております。  例えば、アルコール一度当たりの税負担、清酒を一と...全文を見る
○吉田(泉)委員 私も、清酒一本五千円となると、清酒は飲まないことになると思います。非常に清酒を愛好している人間でございますが。  ですから、今すぐそういう急激な是正をすべきであるとは思いませんが、一応、原則として正しい方向を示して、それをある程度の年数をかけて是正していくとい...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、結局、その六十年償還、借換債等の手段を使って六十年かかるんだということだと思います。そうしますと、先ほど申し上げたこの二条の四項で、特別、その特例公債については速やかな減債に努めるべきだというこの努力目標、努力条項は守られていないということだと思い...全文を見る
○吉田(泉)委員 私も、今まで政府の方で一番出してきた数字というのが、国と地方の長期債務残高、税金で返さなければならないという数字が今までも出されております。ことしも、十八年度末七百七十五兆円、これがGDPの一五〇%だとよく大臣も引用される数字だと思いますが、これが一番基本の数字...全文を見る
○吉田(泉)委員 財政再建の件でもう一点ですけれども、今後の経済成長率をどう見るかということも財政再建に大変大きく影響します。そこで、経済成長率と日本の人口の関係について御見解をお伺いしたいと思います。  総人口は去年から減り始まったわけですけれども、生産年齢人口、十五歳以上六...全文を見る
○吉田(泉)委員 基本的には、私は、国内市場に働く力というのは拡大から縮小へと非常に根本的な方向転換を今遂げつつあると言わざるを得ないと思います。一・七から一・八で見ているということでありますけれども、いわゆる安易な上げ潮論というのは私はリスクがあって自重せないかぬというふうに思...全文を見る
○吉田(泉)委員 おっしゃるように、歳出の項目によって、削減できる最大削減率というのは違うと思うんですよね、なかなか社会保障はそう簡単には減らせません。そういうそれぞれの実行可能な最大削減率を考えて、それでなおかつ不足する分について歳入改革ということも検討せないかぬということでや...全文を見る
○吉田(泉)委員 私は、その九年間の一番の反省点は、年金事務費のどれを保険料に負担させるかという基準が裁量的だったのではないかというふうに思うところであります。  最初、九年前は、この保険料負担が六百十四億円から始まりました。それが、だんだんだんだん上がってきて、千百二十三億円...全文を見る
○吉田(泉)委員 結局、公務員の場合の保険料負担が非常に低いときが六年ぐらい続いた。公務員だけいい思いをしているんじゃないか、我々の保険料は事務費に回っているのに、公務員の回り方が少ないんじゃないか、こういう不信感を助長したということは強く反省せねばいかぬのじゃないかというふうに...全文を見る
○吉田(泉)委員 一月二十八日の日本経済新聞の報道によりますと、金融庁は貸金業のルールを大幅に見直す、利用者ごとの借入総額に上限を設ける、金利の上限も下げる方向で検討する、そして、貸金業による過剰な貸し付けを防いで自己破産などを抑制する、こういう方針を金融庁が出したという報道をし...全文を見る
○吉田(泉)委員 消費者金融白書という白書がある。それによりますと、消費者金融を利用している人の平均利用額というのが百四十五万円だそうです。金利は二九%程度です。そうしますと、金利だけ払うとなると百四十五万円の元本に対して毎月三万五千円ぐらいの利息を払わなければなりません。元本を...全文を見る
○吉田(泉)委員 ちょっと具体的な数字が出ませんでしたので、詳しいところはわかりませんが、関係の書類、本などを見ますと、なかなか二〇%を超える消費者金融金利を放置している国はないというのが私の認識であります。  それから、フランスなどは、フランス銀行、日本だと日銀に当たる銀行だ...全文を見る
○吉田(泉)委員 弱きを助けて強きをくじくという、そのための具体的な課題が私はこれだと思うんです。ぜひ、そういう精神で対応していただくように与謝野大臣にお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○吉田(泉)分科員 民主党の吉田泉です。  私の方からは、いわゆる冠婚葬祭互助会に関連しまして質問をさせていただきます。長時間でお疲れのこととは思いますが、よろしくお願いします。  冠婚葬祭互助会が割賦販売法の前払い式特定取引業者ということになって、既に三十年以上たったわけで...全文を見る
○吉田(泉)分科員 そうしますと、この二分の一の保全ということは、よその業種とか先例に倣ったということだと思います。特に何か理論があってこうしたわけではないというふうに承ります。  先ほど、全額ではちょっと過度過ぎるという答弁もありましたけれども、ビジネスの世界で、例えば建設業...全文を見る
○吉田(泉)分科員 ありがとうございました。  この二分の一だけ保証すればいいという制度は、全体のスキームのポイントだと私は思いますので、これはまた後でお伺いしたいと思います。  それから、先ほどの御答弁でこの三つの割合を教えていただきましたが、印象としては、銀行保証が極めて...全文を見る
○吉田(泉)分科員 その保証会社というのは、互助会等が出資して、これは銀行も入っているようですが、いわば身内に近い会社であるだけに、ちょっと銀行よりかはいろいろ保証の条件が甘いせいじゃないかなというふうに私は推測するところでございますが、次は、その保証会社について何点かお伺いしま...全文を見る
○吉田(泉)分科員 三点目の、万が一原資不足のときの対応というのはいかがですか。
○吉田(泉)分科員 私の地元なんかでも数年前に互助会が破綻するという事件があったんですが、結局、吸収合併によって乗り切ったということです。そのときに、今おっしゃった役務保証基金三百数十億円というのがその支援に使われたというふうに聞いております。  最終的には合併で何とか乗り切る...全文を見る
○吉田(泉)分科員 それからもう一つ苦情の多いのが、解約をしたときに大変多額の手数料を取られてしまうという問題であります。  モデル約款というのがありまして、それで経産省は互助会を指導しているということですが、そのモデル約款によりますと、この解約手数料というのはおおよそ幾らぐら...全文を見る
○吉田(泉)分科員 私が見た個別の契約でも、今、満期後一割五分から二割とおっしゃいましたけれども、確かに二三%という例もあったりして高い手数料になっているんですが、いずれにしましても、手数料の決め方が大変複雑、または裁量的というような気がします。トラブルのもとになっているというよ...全文を見る
○吉田(泉)分科員 日本独特の制度という認識だと思います。  最後の質問なんですが、ちょっと漠然とした基本的な質問になりますけれども、今、住宅を買うにしろ自動車を買うにしろ、消費者は、普通は後払いで買うわけであります。この冠婚葬祭だけ、しかも日本だけ、前払い式でサービスを買う。...全文を見る
○吉田(泉)分科員 結局、一般の国民が三十万円とか五十万円というお金を前払いすることによって、非常にトラブルに巻き込まれやすい制度だということは言わざるを得ないと思います。  ぜひ、消費者保護の観点から、二階大臣にも改善策を講じていただきますようにお願いしまして、終わります。あ...全文を見る
03月24日第164回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○吉田(泉)委員 おはようございます。民主党の吉田泉です。  私の方からも、地球温暖化対策推進法の改正案について質問をさせていただきます。  いよいよ二年後、二〇〇八年から京都議定書の第一約束期間が始まるという段階まで来ました。目標を達成しないと、先ほど馬渡さんの方からもお話...全文を見る
○吉田(泉)委員 先進国の責任、それから仕組みが煩雑、おっしゃるとおりだと思います。  それから、いろいろ政府の方でも、クールビズ、コマメちゃん、そういう国民運動をされておって、これはいろいろ経費はかかるかもしれませんが、そんなに大したコストはかからない。国民が自主的に、産業界...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、オランダの場合は、京都メカニズムの利用度というのは、ざっと日本の六倍、スペインの場合は四倍ぐらいということですよね。その二国を中心に、ヨーロッパではこのメカニズムが大いに活用されているというのが現状だと思います。  京都議定書上も、これは補完的で...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、二〇〇四年で五・六ドルですから、今百十六円ですが、七百円ぐらいということですかね。これが二〇一〇年には十一ドルですか。ですから、六年間で約倍になるだろうというのが世界銀行の見通しだということですが、私も、短期的な上げ下げはあるかもしれませんが、五、...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、その二〇一〇年度の世銀の予想価格十一ドルと比べても、これから倍に上がるという価格と比べても、今現在の国内の対策というのは、ざっと八倍ぐらいの差があるということは認識しておかなくちゃいかぬというふうに思います。  それから、今度はちょっと予算の話で...全文を見る
○吉田(泉)委員 それから、それに対しまして、五年間全体では最大一千五百億円ぐらいということですが、来年度、十八年度、初めてこの排出権を買うため、予約するための予算措置がとられました。債務負担行為、これが百二十二億円であります。  そこで、まず、なぜ百二十二億円という金額になっ...全文を見る
○吉田(泉)委員 執行初年度ということで十分の一程度ということだと思いますが、ちょっと確認ですけれども、先ほど五十四億円という実行予算の外に債務負担行為百二十二億とおっしゃいましたけれども、内数じゃないですか。
○吉田(泉)委員 そうしますと、五年間で一千五百億円ぐらい必要だ、その十分の一弱に当たる百二十二億円を来年度、十八年度で予算を計上した。そうしますと、残りが十分の九ぐらいあるわけですが、これは今後、二〇一二年までにどのように期間配分といいますか、年ごとに配分されるべきなんでしょう...全文を見る
○吉田(泉)委員 今回の法改正でやっと京都メカニズムが本格的に使えるという制度ができたわけですが、よその国、特にEUと比べると、私はちょっと遅いなと思います。  それから、予算の計上の仕方も、先ほどおっしゃったように、単価はこれから倍にまで上がるという段階ですから、なるべく早く...全文を見る
○吉田(泉)委員 単年度主義の予算計上に合わなかったということのようですけれども、私が聞いている数字では、この三年間で百億円以上の予算をつけたけれども、結局執行されたのは一件、九億円のみ。執行率が十分の一を切るという状況であります。  私、ちょっとこれはいかがなものかなと。相当...全文を見る
○吉田(泉)委員 それから、政府系の金融機関、国際協力銀行、政策投資銀行が既にいろいろ国際的な基金に参加をしております。参加すればいずれ出資比率に応じてクレジットを獲得できるという仕組みでありますから、割と確率の高いクレジット取得がこの方式でできるんじゃないかなというふうに期待し...全文を見る
○吉田(泉)委員 政府系の金融機関で、これは一〇〇%政府出資の銀行ですから、極力最終的に日本政府のクレジットになるような方向でやっていただきたい、やるべきだろうというふうに思います。  それから、京都メカニズムの中で、今まではCDMを中心にお伺いしましたが、残りの二つがございま...全文を見る
○吉田(泉)委員 わかりました。  そして、先ほどの補助事業、これからも積極的にやろうという自主削減目標設定に係る補助事業というのがあるんですが、これをやっていくと、必然的に削減目標が達成できなかった企業が国内で排出権を取引するということが予想されるんですが、EUではそれが進ん...全文を見る
○吉田(泉)委員 ぜひそういう方向で国内の取引制度も構築すべきだというふうに思います。  そろそろ時間がありませんが、最後に、京都議定書における日本の目標の達成の見込みについてお伺いいたします。  一つは、原発の問題であります。  二〇〇三年度実績というのは、大変温暖化ガス...全文を見る
○吉田(泉)委員 原発の稼働率というのは、いろいろと事故があったりちょっと不安定なところもあって一〇〇%当てにはできないわけですけれども、いずれにしても、稼働率がだんだんもとに戻ってきて、その分温暖化ガスが減ってきたという状況だと思います。  最後になりますが、全体として、日本...全文を見る
○吉田(泉)委員 全体として、京都メカニズムの評価、これはいろいろな御意見がまだあると思います。自分たちで努力しないでお金で買ってくるのかというような批判もあります。  ただ、私は、基本は経済学で言う分業の原理だろうというふうに思います。メカニズムの意義もよく理解し合ってそれな...全文を見る
04月12日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉であります。  私の方からも、国有財産法改正に関しまして御質問をさせていただきます。  最初に、資産売却の問題についてお伺いいたします。  今後十年間で政府の資産規模をGDP比半減するという決定が昨年末閣議でなされたわけであります。そして、そ...全文を見る
○吉田(泉)委員 今年度中に概要をはっきりさせるということで、今現在では特にはっきりしていないという御答弁だったと思います。  そうしますと、十一・五兆円の方に入ってお伺いしたいと思いますが、谷垣大臣が言われた資産売却十一・五兆円、これは出資金と国有財産と両方含まれているという...全文を見る
○吉田(泉)委員 一兆円についても、あくまで不用分の土地建物の売却だということだと思います。  この件について、経済同友会緊急提言というのが三月に発表されました。「バランスシート改革のための六つの緊急提言」という名前になっております。その中に、庁舎、宿舎の関係の項目があります。...全文を見る
○吉田(泉)委員 私も、この点に関しては、やはり長期的な観点で、ある意味では国有財産を守るという観点も一つ必要だろうというふうに思っているところでございます。  それから、先ほどの三月に出された計画によりますと、国有財産を三・一兆円、これを十年間で売ろうということになるわけです...全文を見る
○吉田(泉)委員 それからもう一つは、売却の相手でございます。国有財産というのは、究極の所有者は日本国民だと思うわけですが、売却に当たって日本国民を優先すべきではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○吉田(泉)委員 大臣おっしゃるように、売る場所にもよると思うんですね。ただ、例えばこの国会議事堂の土地がアメリカの不動産会社に買われちゃったとか、こういうことはないように、ぜひひとつ慎重にやっていただきたい、こう思うところでございます。  次に、今度は、提案されました国有財産...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、定期借地権ということで権利金は取らない方針だということだと思います。  次に、交換制度についてお伺いします。  土地に、国有地に借地権等の権利がついている、いわゆる権利付財産を、借地権を持っている方と、国が持っている底地権、これを交換する、そし...全文を見る
○吉田(泉)委員 国税庁の借地権割合で算定されるという御答弁でした。  もう一つ、この定期借地権の件でお伺いしますが、今回、一般定期借地権を設定可能にするために、土地の貸し借りの契約を五十年以上でもよろしい、五十年以上の契約、今までできなかったわけですが、それを可能にしようとい...全文を見る
○吉田(泉)委員 物納の場合とか地方公共団体への貸し付け等を除けば、国有地を貸し付けるということはしていなかった、原則、やるなら売却だというお話でした。つまり、国有地の貸し付けというのは、少なくともこの十四年間は極めて異例だったということだと思います。  さて、その極めて異例な...全文を見る
○吉田(泉)委員 権利金を取っていなかったということであります。  それから、現在の地代は七千百万円ですから、時価八十億円に比べると一%未満というレベルなんですが、税務上は相当の地代という考え方があって、これが現行では六%とされております。ですから、そういう税務上の相当の地代を...全文を見る
○吉田(泉)委員 ちょっと見方を変えると、そうしますと、国の方の国有資産台帳、これがバランスシートにも載っているわけですが、この案件については台帳上は幾らに今なっているんでしょうか。借地権分はもう除かれているんでしょうか。除くとしたら、本来これはいつ除くべきだったのか、その辺も含...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうすると、時価八十億円の土地、借地権を除くと十六億円ですか、これが今の台帳では四億八千万円であって、今回の評価でこれをやり直す、時価ベースにして借地権を除く、こういうわけですね。  本来は、この国有財産台帳から借地権を除くという作業は、いつやるべきなんでしょ...全文を見る
○吉田(泉)委員 十三年に本来は借地権分を除くべきだったと。もっと考えると、やはり、建物が建てられた、そして登記されたときに借地権が発生するわけですから、本来はそのときにやるんじゃないかなというふうにも思うわけです。  一つ聞いておきたいのは、自然発生的な借地権という土地になっ...全文を見る
○吉田(泉)委員 最近においては定期借地権つきしか認めないということになって、昔の案件がこれだけまだ残っているということだと思います。  それから、七千百万円という年額地代の妥当性の問題ですが、いろいろ専門家の方に聞くと、借地権がついている土地の、この場合は継続地代ですが、どの...全文を見る
○吉田(泉)委員 私が申し上げた二つの方法は正式の手段ではないということはよくわかります。ただ、補助的な手段として参考数値を出せまいかということだったんですが、出していただけませんでした。これは国が地主なわけですから、地主として、一体どのぐらいの賃料が妥当なのかどうか、簡単にチェ...全文を見る
○吉田(泉)委員 財政法九条にのっとって不動産鑑定士の意見を聞いて粛々とやるという姿勢だと思いますが、今回の行革の精神に反するんじゃないでしょうか。これだけ国を挙げて国有財産を売ろう、貸すなら貸すでもう少し貸し方を考えよう、こういうときに、不動産鑑定士に任せて世間相場よりも低い賃...全文を見る
○吉田(泉)委員 中央官衙地区というのは、やはり日本国の中心地といいますか、おへそといいますか、かなめの部分でありますので、これを長期的にきちんと守っていくという姿勢が必要だろうと思います。  今すぐ返してもらうというのは私も無理だと思います。その借地借家法の規定もあって、借り...全文を見る
04月14日第164回国会 衆議院 本会議 第23号
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○吉田泉君 鷲尾議員にお答えをいたします。  御指摘のとおり、民主党は過去三回、証券取引委員会設置法案を提出してまいりました。昨今の規制緩和の結果、証券取引市場においては大変自由度が増大しております。それに対して事後チェック機能を強化して、市場の公正性の確保を図ることが喫緊の課...全文を見る
04月25日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。  今回の証券取引法等の改正、大変多岐にわたっておりますが、私の方からは消費者保護の問題を中心に質問をさせていただきます。  ことしの三月、国民生活センターの相談調査部におられる方のレポートが出ました。「金融取引の苦情の傾向と相談処理」と...全文を見る
○吉田(泉)委員 そういう状況を受けて今回の法改正がなされたと思います。  先ほどからお話が出ていますけれども、投資性の強い金融商品については、すき間なく同等の規制をかける、縦割り規制を横割り規制にする、いわばイギリス型の規制に近づけよう、こういう趣旨だと思います。方向はそのと...全文を見る
○吉田(泉)委員 ちょっと追加でお伺いしたいんですが、すべてのリスクあり金融商品が法規制の対象になるかということで、政令で指定していくんだということでございますが、日弁連の指摘によると、デリバティブの中で海外商品取引のオプション取引、これなどは今現在法の空白地帯になっているという...全文を見る
○吉田(泉)委員 要するに、集団投資の場合は法の規制の対象であるが、やはり個人投資の場合はならないということだろうというふうに思います。そういう意味では、いまだにリスクのある金融商品で法規制の対象にならないものが存続し続けているということだろうというふうに理解をするところでありま...全文を見る
○吉田(泉)委員 準用とおっしゃいましたけれども、例えば、商品取引所法の法改正を見ますと、準用ということじゃなくて新たに条文が書きおろされているわけですけれども、これは独自に、似たような言葉なんですけれども、独自の文章で法律が改正されているわけであります。それから、海外商品先物の...全文を見る
○吉田(泉)委員 今おっしゃいませんでしたけれども、例えば、金商法の方では不招請勧誘の禁止というような文言があるんですが、商品取引所法の方では不当勧誘の禁止という言葉だと思うんですよね。何か微妙に違うんですよね。何でそういうふうにしておくのか、ちょっとわからないところなんですが。...全文を見る
○吉田(泉)委員 法改正をしないで現行法でやろうということですが、先ほどの金融庁の方の御答弁ですと、海外の商品先物等は集団投資スキームが多いんだということですよね。どのぐらい多いのかよくわかりませんが、圧倒的に多いんだということならば、この金商法で取り締まりができるわけですから、...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、外貨預金とか変額保険などにもこれを拡大されるということですが、どうですか、海外商品先物は適用されるんですか。
○吉田(泉)委員 集団なら適用されるということですよね。  ちょっと時間の関係で飛ばしまして、次に、適合性原則の実効を上げるといいますか、実際に業者の方で恐らくやっている作業をちょっと確認したいんです。  まず、お客さんのところへ行って知識、経験、財産を聞き取るわけですよね。...全文を見る
○吉田(泉)委員 今後は外貨預金という非常に身近な商品なども含めてこの適合性原則が適用されるということですから、合理的な、かつ実効性の上がる整備を業界と一緒に進めていただきたいと思います。  ちょっと話がかわりますけれども、今度は不招請勧誘の禁止の問題であります。  いろいろ...全文を見る
○吉田(泉)委員 結局、不招請勧誘の禁止というのは非常に限定的に適用される、金融先物だけだということだと思います。  消費者にすると、なかなか、こういう難しい商品が勧誘される、リスクがよくわからない、しかし勧誘を断り切れない、そういう被害が圧倒的なわけなんですが、それを防ぐには...全文を見る
○吉田(泉)委員 ちょっとよくわかりませんでしたけれども、勧誘お断りという表示を出しても法律上の効果はないけれども、実際的にはいろいろ影響があり得るというようなことなんですかね。  それから、もしそういうことなら、私は、そういう手法が非常に効果的であるということなら、消費生活セ...全文を見る
○吉田(泉)委員 最後になると思いますけれども、消費者としての対抗手段ということについて幾つかお伺いしたかったんですが、時間もありませんので、一つだけお伺いします。  金融商品販売法という法律がありまして、今回法律が改正されます。これは被害者救済のために民法の損害賠償規定の特則...全文を見る
○吉田(泉)委員 私は、法律の対象商品をお聞きしたかったんですが、この法律も、結局、海外商品先物等については適用されないということであります。全体的に、商品先物、それから海外商品先物が投資者、消費者保護のいろいろな手段から漏れているというのが現状だと思います。普通の消費者、一般投...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○吉田(泉)委員 私は、ただいま議決されました地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     ...全文を見る
05月09日第164回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。  引き続き、フロン回収・破壊法改正案についてお尋ねをいたします。  小池大臣におかれましては、元気に回復されて何よりでございます。またよろしくお願いします。  先ほど先輩議員からもお話ございましたが、五年前、議員立法でこの法律ができた...全文を見る
○吉田(泉)委員 日本以外にも、ヨーロッパ、アメリカで回収・破壊が行われているようでありますけれども、そちらの方は自主的な規制とか訓示規定ということですから、ある意味では、ここまで法律をつくって踏み込んでいるという意味では、日本が一番先進的なのかなというふうに今受け取りました。 ...全文を見る
○吉田(泉)委員 生産規制を前提に五十年後にもとに戻るという予測が立てられているようでありますけれども、さらに回収・破壊ということがふえていけば、この五十年が四十五年になり四十年になる、こういうことだろうというふうに思います。  それから、我が国の現状について何点かお伺いいたし...全文を見る
○吉田(泉)委員 三年の数字を今お伺いしますと、一歩一歩回収量はふえているという状況だと思います。  ただ、別途聞いたところですと、生産量は五万トンということですから、フロン回収量は五千トン程度ですから、一けた違う。そういう意味では、総合的なフロン対策もまだ道半ばなのかなという...全文を見る
○吉田(泉)委員 四つの使途について、できたら回収率というのをお伺いしたかったんですが、なかなかその分母、分子の関係もあって、データがないようであります。  先ほどのお話だと、業務用が大体二千トン回収している。家庭用は、今二つ数字が出ましたが、これも二千トンぐらい。カーエアコン...全文を見る
○吉田(泉)委員 ぜひ、世界に先駆けて今のようなお考えを率先垂範といいますか、実行していっていただきたいというふうに思います。  次に、今回の法改正の中心になります業務用の冷凍空調機器について何点かお伺いします。  まず最初に、先ほど数字をいただきましたけれども、回収率が三割...全文を見る
○吉田(泉)委員 業務用の冷凍機器の回収率が低いということについては、このリサイクル法がないからではないかという指摘もあります。家電、自動車にはありますし、それから建設廃材についてもリサイクル法があって、回収業者がはっきりしている、回収ルートがはっきりしている。これを業務用冷凍機...全文を見る
○吉田(泉)委員 それから、今の現行の法律を見ますと、みだりにフロンを大気中に放出してはならないということになっております。そして、これに違反して大気中にフロンを放出してしまった者については「一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。」という規定が既にあるわけであります。 ...全文を見る
○吉田(泉)委員 関連でもう一つお伺いしますが、回収率が三割で、残りの七割が放出されてしまっているという現状を見ますと、やはり悪質な廃棄者がいるということを考えざるを得ません。  今後、そういう費用負担を免れるために悪意を持って自分でフロンを抜いてしまった、放出してしまったとい...全文を見る
○吉田(泉)委員 法律をつくって回収・破壊をやろうということですから、悪質な場合についてはこれは厳しく取り締まろうということにしないと、正直者がばかを見るということになってしまうと懸念するところであります。  それから、もう一つこの行程管理制度に関してですが、先ほども産廃のマニ...全文を見る
○吉田(泉)委員 次に、先ほどもちょっと話題に出ましたけれども、多数国基金というものについてお伺いします。  国連の分担金比率に応じて日本も多数国基金にお金を出しております。二二%という比率が先ほどありました。もう十八年間、これは毎年毎年、平均大体三十億円ぐらいお金を拠出してい...全文を見る
○吉田(泉)委員 先ほどもお話が出ましたけれども、分担金の二〇%の枠内で二国間協力事業を行えるということで、十七事業をもう既にやっているということなんですが、これは二〇%を使い切っているということでよろしいんでしょうか。
○吉田(泉)委員 二割の枠の半分使って半分余しているということですが、ここはもうちょっと再考の余地があるんじゃないでしょうか。日本の権利を使い切っていないということだろうと思いますので、何とかドイツ並みの事業をやるようにしたらどうかなというふうに思います。  それから、国際協力...全文を見る
○吉田(泉)委員 最後になりますけれども、結局、業務用の冷凍空調機器を中心に回収率をもっと上げようと。最大の障害は、やはりそういう機器類を廃棄する人たちが費用負担を嫌がる。お金を出すぐらいならばフロンを抜いちゃえ、こういうことが最大の障害だろうと思います。  今回いろいろな新し...全文を見る
○吉田(泉)委員 この回収・破壊というのは生産規制と同じ効果があるわけでございますので、引き続きこの制度を改善しながら、回収・破壊については日本が世界をリードするということでやっていきたいというふうに申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月23日第164回国会 衆議院 環境委員会 第14号
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○吉田(泉)委員 おはようございます。民主党の吉田泉です。  私からも容リ法改正案について御質問をさせていただきます。  十年前にできた容リ法ですが、日本で初めて拡大生産者責任を導入したという意味で大変画期的な法律だったと思います。今回の改正に当たって、最大の論点は、何度も出...全文を見る
○吉田(泉)委員 私は、国際的に言われている拡大生産者責任の条件を満たさない限り、今回具体化したんだということはなかなか言いがたいというふうに思っておるんです。  それはさておいて、外国の例を見ますと、ドイツそれからオーストリア、ここでは既に分別収集の費用を事業者が一〇〇%負担...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、初年度の小売業の係数が実態よりも小さかったということですよね。  そうしますと、小売業が意見書を出してきたのは、去年の夏に、こういうことでおかしいじゃないかと言っているんですが、この平成十二年度、初年度の、間違いなのかどうかわかりませんけれども、...全文を見る
○吉田(泉)委員 それからもう一つ、事業者側が不信感を持っておるのが、自治体の分別収集費用三千億でございます。つまり、三千億というけれども、中身がよくわからない、費目ごとの数字の開示が不十分だ、そういう不信感があります。それからもう一つは、自治体によって分別収集の単価というのが非...全文を見る
○吉田(泉)委員 この不信感を解くというのは大変重要なことだと思いますので、ぜひ真剣な取り組みをお願いしたいと思います。  それから、今回の改正の目玉でございます資金拠出制度についてお伺いします。  この間、参考人のときにもお話が出ましたけれども、審議が行き詰まったときに事務...全文を見る
○吉田(泉)委員 先日の委員会答弁で、この拠出金の額ですけれども、今のような方法で計算されると、一定の前提のもとにということですが、初年度においては大体三十億円から六十億円ぐらいだという答弁もございましたが、今のような考え方で、差額といいますか拠出額を計算するとすると、一体どんな...全文を見る
○吉田(泉)委員 そこがよく理解できないんですが、結局、単価と量と両方でこの見込み額を決めるわけですから、その両方がこの差額に影響する。実際の単価が下がれば差額はふえるわけですが、単価が下がった以上に量がふえたようなときは、何かこの差額が変わらないというようなことも考えられるんじ...全文を見る
○吉田(泉)委員 ちょっと具体的にはよくイメージができませんけれども、要するに、ごみの質を、例えば汚れを少なくする、そういった努力をした自治体については何らかの基準で重く配分しようということだと思うんですが、そうしますと、容リ法に参加している三千近い自治体のごみの質をチェックせな...全文を見る
○吉田(泉)委員 レジ袋の有料化に当たっての具体的な方法でありますけれども、御説明を聞くと、まず、主務大臣がガイドラインをつくる、そして個々の事業者が目標を立てる、そして大口の場合についてはその後の状況報告を政府が受ける、そして勧告、命令、果ては罰金までの担保措置をとりながら実行...全文を見る
○吉田(泉)委員 いずれにしましても、判断の基準を示して政策目標を実現しよう、大変大事な手法でございますので、何とか知恵を絞って大事にこの手法を育てていただきたい、こんなふうに思います。  次は、プラスチック容器のことについて何点かお伺いします。  横浜市、ここは分別収集して...全文を見る
○吉田(泉)委員 それから、今度はその他プラスチックのリサイクルの方法ですが、従来は、マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、この二つが認められているわけですが、マテリアルの方が一〇%、二〇%程度、ケミカルが八割、こういう方法でやってきたんですが、このところ、マテリアルリサイク...全文を見る
○吉田(泉)委員 その他プラスチックの再商品化、単価がなかなか高どまりして下がらないという問題があります。環境負荷はよく検討せないけませんけれども、汚れたものはケミカル、汚れないものはマテリアル、何かそういう方が、非常に消費者にとってもわかりやすく、かつ単価の合理化にもなる。よく...全文を見る
○吉田(泉)委員 私は、スリーRの優先順位を地方自治体が守らなくなる、それをほっておくということはやはり混乱のもとだというふうに思います。何か国が指針を出すべき問題じゃなかろうかというふうに思います。  最後になるかもしれませんが、先ほどから出ておりますけれども、いわゆるプラス...全文を見る
○吉田(泉)委員 もう時間だと思いますので終わりますが、いずれにしても、五年後にまたこの法律が見直されるということになっております。本来の姿は拡大生産者責任ということですから、それをより実質的に強化するような仕組みを五年後にまた目指すことになると思いますが、今からそのための環境整...全文を見る
06月05日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○吉田(泉)分科員 民主党の吉田泉です。よろしくお願いします。  私は、地元が福島県のいわき市というところなんですが、まだまだ涼しいものですから、今週もネクタイ姿でやってまいりました。ひとつ御了解いただきたいと思います。  私の方からは、職業訓練施設におけるコンピューター関連...全文を見る
○吉田(泉)分科員 最後の、機器類の整備、独立行政法人が主体となってやっている整備の問題ですけれども、この機器の整備をリース契約でやっております。五年のリースということでやっていますが、なぜ買い取りではなくてリース契約にしているのか、お伺いします。
○吉田(泉)分科員 この主体の問題とリース契約の問題、ここが私はポイントだと思っておりますので、一番最後にまたお伺いしたいと思います。  さて、その契約の実態について何点かお伺いしたいと思います。  平成十七年度、八つのコンピューターカレッジでリース契約が行われたわけですが、...全文を見る
○吉田(泉)分科員 ただいま一年当たりの約七十五万という数字が出ましたが、五年ですと三百七十五万円ということでしょうね。パソコンだけですとせいぜい二十万、三十万の世界ですが、その十倍以上の金額を一台当たり払っているわけです。  今、金利とか保険料とかおっしゃいましたけれども、十...全文を見る
○吉田(泉)分科員 先ほどそれぞれの金額についてお伺いしたわけですが、それぞれは出ませんか。
○吉田(泉)分科員 そういうものが含まれているわけです。  五年間の期間が満了すると、ハード、ソフトそして什器、どういうことになりますか。
○吉田(泉)分科員 契約、私も拝見しましたけれども、五年たって業者が引き取るということですが、引き取るということは、荷づくりをしたり運搬をしたり、費用がかかるということであります。業者は独立行政法人に対してそれを請求できるという契約になっておるんですが、伺ったところ、その条項が実...全文を見る
○吉田(泉)分科員 九八・六ということですよね。先ほどのお話を聞くと、ハードがあり、ソフトがあり、什器があり、保守のサービスがあり、金利があり、保険料があり、いろいろなことを積み重ねて予定価格をつくって入札すると。結果的に九八・六と恐るべき数字が出たということは、私は予定価格が漏...全文を見る
○吉田(泉)分科員 過去十五年でどうでしょうか。
○吉田(泉)分科員 事前に事務の方から聞いたところによると、実はほとんど、余り業者の変更ということはないんだというようなお話を聞いていたところでございます。  ちょっと視点を変えて、もう一つの施設でありますポリテクセンターについてお伺いします。  こちらの方は非常に数が多いで...全文を見る
○吉田(泉)分科員 そうしますと、二十八万円を五年間にしますと百四十万円ですよね。ですから、コンピューターカレッジと比べますと、コンピューターの方は三百七十五万ですから、大体四割ぐらいということだと思います。  いろいろ先ほど内訳を聞きました。保守の費用が大変多い。先ほど四割近...全文を見る
○吉田(泉)分科員 大変不満ですね。今、もう半年近く見直しをしていて、その結果が三・七%ぐらいしか変更しないということですか。  例えば、先ほど中身をちょっと大ざっぱに教えてもらいましたが、ハードウエアの中に空調機なんというのがありますよね。一台五百万円の空調機、ダイキンの空調...全文を見る
○吉田(泉)分科員 検討したらどうかということですか。可能かどうか。
○吉田(泉)分科員 先ほどの御答弁で、五百万円の空調機は一千八百万の中に入っているということですが、それは違うんじゃないでしょうか。私も定価証明書をいただいて、今一千八百万の中身を見ているんですが、そこには入っていないですよ。これは細かいことですから後で。
○吉田(泉)分科員 それから、一番最初に聞いたときの数字で、大変大きいのは保守費用ですよね。これが四割近く契約の割合を占めております。いわきの場合は、ハードとソフトを合わせた部分が大体三億円、保守費用が一億八千万だったですか、半分以上を占める。ちょっと民間の常識では考えられないよ...全文を見る
○吉田(泉)分科員 去年から同じような問題が都立高校の方で出て、半年検討された割には、私、ちょっと今までの御答弁は大変不満足なんですが、時間ですので、最後に川崎大臣の御見解をちょうだいしたいと思います。  こういう契約、私に言わせれば非常にぜいたくな、ぜいたく過ぎる契約だと思っ...全文を見る
○吉田(泉)分科員 ありがとうございました。  結局、私は、国が関与している契約の実態が、こういうことがずっと行われているとなると、納税者の不信感というのはやはり募るばかりであると言わざるを得ません。いずれ消費税増税という時代が来る可能性がありますけれども、これを改めない限り、...全文を見る
11月21日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。  参考人の皆様、きょうはありがとうございました。私の方からも、今回の貸金業法改正に関する皆さん方のお考えについて何点かお伺いをいたします。  まず最初に、そもそも、この利息をなぜ制限する必要があるのか、利息を制限する是非について、吉野参...全文を見る
○吉田(泉)委員 学問的な根拠については、別途またいろいろ勉強したいと思います。  次に、金利のすき間の問題について、宇都宮参考人にお伺いします。  今回の改正によって、出資法の上限金利が二〇%に下がる。しかし、下がっても利息制限法は一五とか一八とか二〇、こうあるわけですから...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  同じ問題について、行政処分をする立場におられる東京都の塚田参考人、いかがでしょうか。つまり、すき間の部分の行政処分ですね。
○吉田(泉)委員 それでは、三つ目の問題ですが、先ほども石井委員の方からも質問が出ましたけれども、金利を引き下げる時期の問題です。これについて、被害者の会の本多参考人にお伺いしたいと思います。  今回の改正法は、大きく四段階に分かれて施行されるというスタイルになっております。そ...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  続いて、自動契約機の問題について、本多参考人そして塚田参考人にお伺いします。  先日、当委員会で都内の自動契約機を視察に行ってまいりました。きょうお見えの東京都の担当課長さんもお付き添いいただきまして、ありがとうございました。 ...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  今度、五番目になりますが、量的規制の問題について吉野参考人と宇都宮参考人にお伺いしたいと思います。  総借入残高が年収の三分の一を超えると、これは原則禁止だ、返済能力を超えている、こういう規定が入ったわけであります。しかし、これは...全文を見る
○吉田(泉)委員 もう最後の質問になると思いますが、救済法について田口参考人に伺います。  先ほどの御意見で、利息制限法を知らないという借り手が九〇%いる。この人たちに知らせないままにしておいていいのかという問題があると思うんですよね。何とか知らせて救済したいというふうに思うん...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  終わります。
11月28日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。  私の方からも、今回の貸金業法改正、主要な論点について、もう一歩議論をさせていただきたいと思います。  最初に、金利のすき間についてでございます。何度も取り上げられました。きょうも、前のお二方、この問題を取り上げられました。今さらという...全文を見る
○吉田(泉)委員 法案の方は、このすき間金利については行政処分で対処する、業務改善命令とか業務停止とかそういう処分で対処していく、こういうことになっております。  ところが、この間の参考人質疑にも出された数字ですけれども、国民生活センターのアンケートによりますと、貸し金を利用し...全文を見る
○吉田(泉)委員 苦情それから立入検査、そういうものを踏まえて摘発していくんだというお話ですが、私が申し上げたかったのは、苦情というのは非常に上がってきづらいんじゃないか、そうすると、どうしても立入検査が主要な手段にならざるを得ないんじゃないか、こういう趣旨の質問であります。 ...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、国の場合は大体四年に一度、四年以上ということですかね。四、五年に一度。それから、東京都の場合は大体三年に一度、こういう頻度であります。大変間隔の長い頻度じゃないかなと私は思います。三、四年に一度立ち入って、そこですき間金利を見つけるというのは、現実...全文を見る
○吉田(泉)委員 次に移りたいと思います。  次は、金利引き下げの時期の問題でございます。これも何度も質問に出た問題であります。公布からおおむね三年をめどに施行される、なぜ三年なんだという問題でございます。  先日の山本大臣の御答弁をちょっと引用させていただきますが、貸金業者...全文を見る
○吉田(泉)委員 一般的には契約上はそんなことはできないんだ、民法が根拠だということだと思いますが、債務が滞っているような場合にはあり得る、こういうことですか。なるほど。  私は、金利が下がる、廃業者が出る、取り立てが起こるという問題の一つの観点は、借り入れの契約期間の問題かな...全文を見る
○吉田(泉)委員 先ほどの質疑の中でも、最高裁の判決もあるので、業者も今後については利息制限法を超えるような、つまりグレーゾーンといいますか、すき間金利とか、そういう金利で貸すことは慎むはずだ、こういう見方も披露されました。  しかし、せんだっての参考人質疑、業界の、例えばプロ...全文を見る
○吉田(泉)委員 見解の相違が続いておりますので、次の問題に行きたいと思います。自動契約機の問題であります。  消費者金融がこのところ激増したという背景に、自動契約機及びATMシステムといいますか、全体のこういうコンピューターのシステムがあるというふうに思います。先日の委員会に...全文を見る
○吉田(泉)委員 これは聞いた話ですけれども、アメリカやドイツでは、ATMはもちろんあるんですけれども、預金を引きおろすATMはあるんですが、お金を借りるためのATMはないというんですよね。こういう配慮が必要ではないか。つまり、ATMの使い方を何らか規制すべきじゃないか、もしくは...全文を見る
○吉田(泉)委員 先ほども出ましたけれども、市民バンクの方は、NPOという性格上、なるべく地域単位で、地域のお金で地域のNPOをやりたいんだ、これも正論だと思うんです。それで、そもそもこの市民バンクというものの役割ないしその将来性をどう評価するかということにもかかわってくる問題だ...全文を見る
○吉田(泉)委員 私も、合併して基準をクリアしろというよりは、今大臣がおっしゃったように、業務内容によって例外を認めるという方向が、将来を考えたら正しいんじゃないかというふうに思っているところでございます。  それから、次の問題は、見直しの時期の問題であります。  最初に申し...全文を見る
○吉田(泉)委員 実施しないということを含む見直しではないというような御趣旨だと思います。  改めて大臣にもお伺いしたいと思いますが、川内委員のせんだっての質問に対して、見直しがなければこの法律は実施されるという答弁がありました。くどくなりますが、見直しがあれば実施されないこと...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  そうすると、要するに、改正の趣旨に反する見直しは、ここで言う見直しに入っていないんだというような解釈でいいんだということだと思います。  お二方からそこを念を押してはいただきましたが、しかし、法律を形式的に見ると、施行前の見直し、...全文を見る
○吉田(泉)委員 時間ですので、終わります。ありがとうございました。
12月19日第165回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。よろしくお願いします。  私の方からは、産業廃棄物の不法投棄、特に、その後始末の問題についてお伺いをいたします。  平成十年のころがピークでありましたが、豊島、それから青森、岩手の県境、さらには岐阜と、大変大きな不法投棄が発覚をいたしまし...全文を見る
○吉田(泉)委員 この二千六百七十件の中身も資料を要求いたしました。そうしたところ、大型の案件、十万トン以上なんですが、大変大型の案件表というのをいただきました。二十四件載っておりました。その中で、平成十七年度中に少しでも撤去が進んだということになっているのが八件なんですね。残り...全文を見る
○吉田(泉)委員 いずれの案件、二十四件についても進められているということなんですが、環境省の資料を見ただけでは、どの程度その後始末が進んでいるのかがなかなかわからないということだと思います。税金も入っています。それから産業界の基金出捐も使って代執行をやっているわけですから、一体...全文を見る
○吉田(泉)委員 不法投棄は犯罪行為ですので、行政指導でまあまあというわけにはいかないと思います。ぜひ公開の方向で検討していただきたい。  少し飛ばします。次に、環境省から出た通知の件であります。  不法投棄の後始末は地方自治体の自治事務ということであります。そして、国はそれ...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  今までのお話ですと、後始末の現状について、私は、一つは進捗状況がよくわからないという問題を先ほど申し上げました。それから、どうもやはり地方自治体の姿勢が消極的であるというのが現状だろうと言わざるを得ません。  ところで、この法律に...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、全国一律の具体的な基準はないと。自治体が支障がないと判断した場合は、その不法投棄されたものが場合によっては永久にそこに放置されるということだろうと思うんですね。結局、廃棄物ですから、本来ですと処分場で処理されなければならぬものが、不法投棄されたこと...全文を見る
○吉田(泉)委員 もう少し実態に合った表示、全体が不明確じゃないということなら、何かそういう表示の工夫があってしかるべきじゃないかなというふうに思います。  それから今度は、支障がある方、五百二十八件、このうち措置命令が出たのは八十七件ですが、そうしますと残りが四百四十一件にな...全文を見る
○吉田(泉)委員 よくわかりませんでした。調査中もある。いずれにしても、支障があることがはっきりしたわけですから、余り余計な理由を考えずに、即刻命令を出すというのが本来の姿勢じゃないかなと思います。  それから、次の質問は、国が財政支援している事業が六十八件あります。産廃特措法...全文を見る
○吉田(泉)委員 今の数字は、これまでに使われた事業費、支援費ということですね。私がお伺いしたかったのは、これからも含めて全体で一千億円とちまたでは言われておりますが、もしくはそういう計画だったそうなんですが、その数字を確認したかったわけなんです。  もう時間もないので、最後の...全文を見る
○吉田(泉)委員 都道府県から支援要請があれば積極的に支援したいというお話でしたが、確かに、この後始末の仕事は地方の自治事務ではあるんですが、法律改正によって環境大臣に指示権限が付与されているわけであります。権限があるということは、責任と裏返しになるということだと思いますので、ぜ...全文を見る