吉田泉

よしだいずみ



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吉田泉の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○吉田(泉)分科員 民主党の吉田泉でございます。大変長時間でお疲れとは思いますが、よろしくお願いいたします。  私のきょうのテーマは、港湾における沖待ち問題ということであります。船が港に入ってきて荷物をおろそうとしますけれども、港が込んでいる、そのため沖で数日間待たなければなら...全文を見る
○吉田(泉)分科員 そうしますと、港湾の管理者というのは県を中心とした地方自治体である、そして、整備もそこがやるんだけれども、岸壁等の大きな事業については国が直轄でやったりすることもあるということですね。  ちょっと一つ確認なんですけれども、基本的に、港湾の管理、整備というのは...全文を見る
○吉田(泉)分科員 ちょっとよくわかりませんでしたが、基本的に管理者が地方自治体だ、しかし、整備の面では国が直轄事業等でかかわってくる。その辺の役割分担の問題が、私は、この港の問題、沖待ちの問題を考えるに当たってちょっとあるなという気持ちがあるものですから、最後にもう一度この問題...全文を見る
○吉田(泉)分科員 そうしますと、いわゆるスーパー中枢港湾も含めた特定重要港湾、二十三あるわけですが、ここで大体予算の半分以上を、この二十三港だけで消化しているという意味では、やはりスーパー中枢と特定重要が非常に圧倒的な配分をとっている、こういうのが実態だろうというふうに思います...全文を見る
○吉田(泉)分科員 おっしゃるように、港の能力が足りない、水深が足りないとか、そういう状況が私のところの港にもございます。  さらには、私のところは原発もあるんですが、原発がいろいろ不祥事で最近稼働率が落ちている、石油火力発電所に頼らざるを得ない、そういう状況もあります。それか...全文を見る
○吉田(泉)分科員 行政は国内最大のサービス業だという言い方がされるときがあります。お客を待たせるということは何とか避けたい、早く何とかしていただきたい、こういうことでありますけれども、この沖待ちをなるべく早く解消しようというときに、国、県、市町村、それぞれどういうことができるの...全文を見る
○吉田(泉)分科員 小名浜でも、東港と呼ばれておりますが、人工島をつくって、水深の深い岸壁をそこでつくろうということで、今工事が進んでいるところでございます。  今予算委員会にかかっている十九年度の予算案を見ますと、港湾局の予算概要を拝見しましたら、スーパー中枢港湾である東京港...全文を見る
○吉田(泉)分科員 ありがとうございました。以上で質問を終わります。
04月03日第166回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉でございます。おはようございます。  私の方からも、温泉法の一部を改正する法律案について何点か御質問をさせていただきます。  技術の発展に伴って、いろいろな温泉が今出てきているということだと思います。昔からある自噴式の温泉に加えて、千メーター以...全文を見る
○吉田(泉)委員 私も事前にそのドイツの定義を見たんですけれども、私が見たところでは、日本と大いに違う。温泉を二つに分ける、それで単に二十度以上、成分はないけれども温度はあるというものを温浴泉と称している、成分がきちんとあるものについては天然温泉と称する、この二つをはっきり分けて...全文を見る
○吉田(泉)委員 私は、日本にとっても大変参考になる考え方じゃないかなと思っているんですが、後でまたこの問題は触れたいと思います。  さて、日本では、法令上、温泉という言葉以外に、鉱泉という言葉も出てまいります。その定義はどうでしょうか。
○吉田(泉)委員 温泉の方が少し広いということです。  今お触れになった鉱泉分析法指針という局長通知がありますが、今度は、そこにおいて療養泉という言葉が出てきます。これは、「鉱泉のうち、特に治療の目的に供しうるもの」ということであります。  先ほど、最初に私、温泉法は緩い定義...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、治療に供し得ると称される療養泉においても、今の定義からいうと、温度は二十五度あるけれども、実は成分が入っていないという場合もあり得るという答弁だったと解釈します。  私は、これはちょっと疑問を感じるところでございます。成分のないものまで療養泉に含...全文を見る
○吉田(泉)委員 確かに表示が大事ではありますけれども、表示だけじゃなくて、治療の目的の温泉だと言っておきながら、治療効果を下げるような添加を許しているというのは、私はちょっと疑問に感じるところでございます。  そこで、私の意見は、少なくとも療養泉という定義があるわけですから、...全文を見る
○吉田(泉)委員 私も、六十年使ってきた温泉という定義を見直すというのは、現実問題として非常に大変だと思うんです。私が申し上げているのは、療養泉というもの、温泉の中の療養泉という定義をもう少し厳密にしたらいいのではないか、こういう意見でございます。  それで、質問通告を一つ飛ば...全文を見る
○吉田(泉)委員 いずれにしても、伝統的な鉱泉宿が法律上非常にあいまいな立場に今置かれているわけであります。私は、いずれこの鉱泉宿なんかも何か一つのグループとして位置づけた方がいいんじゃないか、そういう気持ちも持っているわけでございます。  ところで、この鉱泉宿、鉱泉浴場、温泉...全文を見る
○吉田(泉)委員 社会通念上鉱泉浴場ということであれば入湯税がかかってくる、しかし、温泉法上は成分も温度も足りないということで温泉ないし鉱泉ではない。私は、これは理屈としてはやはり矛盾じゃないかというふうに思います。もう少し整理が必要じゃないかと申し上げたいと思います。  それ...全文を見る
○吉田(泉)委員 そういうルールをつくった以上は、やはり適切なチェックを随時する必要があると思います。正直者がばかを見ないようにといいますか、まじめな業者が不利益にならないような配慮をしていただきたいと思います。  それから、ことしの平成十九年二月、中央環境審議会が答申を出した...全文を見る
○吉田(泉)委員 実は、平成十七年の答申、ですから二年前の答申でも同じようなことが求められていたわけですが、結局実行できなかったということで、再度答申がされたということだと思います。なかなか業者の自主的な取り組みというものを待っていても期待できないのかもしれない、そんな気持ちもあ...全文を見る
○吉田(泉)委員 日本は世界に冠たる温泉資源国でございます。今大臣がおっしゃったように、ユーザーの視点に立った世界一の温泉法、世界一の温泉行政を目指したいと申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月11日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉であります。  一般質問、一時間ほどいただきましたので、国の政策、地域の問題等、何点か質問をいたします。  最初のテーマは、格差と税制ということでございます。  国民の間で所得の格差が拡大しております。いろいろ原因はありますが、根本的には経済...全文を見る
○吉田(泉)委員 私は、先ほど申し上げましたけれども、グローバル化に伴って格差はこれから拡大せざるを得ない、そういう何か根本的な環境があると思っております。今現在は、確かに再分配前のジニ係数は日本が一番低い。しかし、私が今申し上げた問題は、今は低いから再分配後も中くらいにとどまっ...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、政府は結果の平等を保障すべきではないというのが根本哲学のように承りました。その結果が、やはりこういうことになっているんじゃないかと私は感じるところでございます。  私も、結果の平等を一〇〇%保障できるとは全く思っておりませんけれども、世界で最低の...全文を見る
○吉田(泉)委員 主として株式譲渡益の一〇%の低率課税のせいだということです。そして、一年後にはこれを二〇%に戻すんだということであります。しかし、二〇%に戻せばこの逆転現象というのは変わるんでしょうか。所得税は最高税率が今四〇%ですが、それよりも低い。二〇%も四〇%よりは低いわ...全文を見る
○吉田(泉)委員 大臣も、所得税は累進税が妥当であるということでございます。しかしながら、現実は、この国税庁のデータにあるように、超高額所得者になると、実は、累進税じゃなくて逆進的な税制になっているということであります。  では、これをどうやって直すのか、もう直せないものなのか...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、金融所得については分離課税が基本である、二〇%にだんだん一元化をしていくけれども、あくまで分離課税でやっていくというお話だったと思います。  確認ですけれども、日本の所得税のあり方を規定しているのが所得税法でありますが、所得税法においては、金融所...全文を見る
○吉田(泉)委員 高額所得者優遇かどうかはともかくとして、いずれにしても、所得税法の本則では、二十一条の二項だと思いますけれども、利子、配当、株式の譲渡益、こういうものは総合課税にしましょう、退職金と山林所得は分離にしましょう、これを決めておいて、先ほどの大臣の御答弁ですと、それ...全文を見る
○吉田(泉)委員 それから、もう一つ追加で確認をしたいと思いますが、金融所得については、一年後、二〇%に一元化するという方針でございますが、この二〇%という数字の意味、なぜ二〇%なのか、それを教えていただきたいと思います。
○吉田(泉)委員 今現在、利子課税が二〇%だからそれに合わせるんだということですが、そうしますと、なぜ利子課税が二〇%なのかということにもなってまいります。北欧の二元的所得税、スウェーデンあたりが三割の税率をとっているということでございます。  ちょっと話を進めますが、日本の所...全文を見る
○吉田(泉)委員 どうなんでしょうか。二つの要因があるということですが、私は、青天井を認めるにしては、その二つの要因、理由はちょっと時代の変化もあってもう弱くなっているんじゃないか、ここは再考すべきテーマでなかろうかというふうに思っているところでございます。  それからもう一つ...全文を見る
○吉田(泉)委員 勤労意欲の問題も出ましたが、世界の各国の潮流も考えながら下げてきたということであります。何かこの最高税率だけは世界の潮流に合わせているというような気がします。先ほどの総合課税、よその国ではほとんどの主要国が総合課税をやっているのに、日本は現実問題やらない。給与所...全文を見る
○吉田(泉)委員 この給付つき税額控除の制度というのは、今大臣おっしゃったように、基本的には税と社会保障を融合させるような話だと思うんですね。それがうまくいけば、これからの高齢化、格差社会、非常に有効な政策手段になる。ただ、問題は、日本の官庁の縦割りだと思うんです。税は財務省、社...全文を見る
○吉田(泉)委員 いずれにしても、この秋には税制の抜本改革を議論しようということでございますので、この所得税の問題、ひとつ議論の中心に据えていただきたい、こういうふうに思います。  時間も大分過ぎましたが、二つ目の大きなテーマとして、金利と財政再建ということを考えてみました。 ...全文を見る
○吉田(泉)委員 さまざまな要因があって、長期金利、これは政府が、日銀がなかなかコントロールできる金利ではないということだと思います。  日銀がコントロールできるオーバーナイトの短期金利、これを今、少しずつ慎重に上げているわけですが、これが国債の金利を含めた長期金利にどのような...全文を見る
○吉田(泉)委員 結局、短期金利が長期金利にどういう影響が与えるのか、いろいろあって一概に言えないというようなことだと解釈しました。  一月の日銀の金融政策決定会合、これは利上げが見送られましたね。その直前に、政府・与党から何か日銀に対して圧力があったんじゃないかと新聞は随分書...全文を見る
○吉田(泉)委員 今の我が国の財政上の最大の目標はプライマリーバランスでございますが、これは利払いは関係ない数値であります。しかしながら、実は、景気がよくなって利払いがふえてくると、税収を超えた利払いがふえるということは財政にとっては大変な負担だ、ひとつ長期金利の推移をよく見てい...全文を見る
○吉田(泉)委員 機械的な対応というのじゃなくて、機械的な対応をすると結局悪循環を招くということでございますので、リレーションシップバンキングという言葉もございますが、原点に返った検査をぜひお願いしたいと思います。  最後の質問ですけれども、BISの新しい基準ができまして、日本...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  終わります。
05月09日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○吉田(泉)委員 民主党、吉田泉であります。きょうは、質問の機会をいただきまして、感謝申し上げます。  私からも、最終処分法等に関連しまして質問をさせていただきます。朝からの大変長時間の質疑でお疲れのことと思いますが、あと二十分程度ですので、ひとつよろしくお願いいたします。 ...全文を見る
○吉田(泉)委員 一万一千七百九十トンというのが今の在庫だそうですが、いつごろから減るんでしょうか。
○吉田(泉)委員 今現在の貯蔵量が大体十二年分ですよね。私はこれは非常に不健全な状態だと思います。本来ですと、プールに水冷期間が大体三、四年ということですから、その程度ならもちろんいいんですが、十二年分の在庫が現場に置かれている。いわば現場の発電所は、地元は予期せぬリスクを今押し...全文を見る
○吉田(泉)委員 要するに、イギリス側が千三百億円割る二で六百五十億円という要求をしてきて、それをうのみにしているということではないんでしょうかね。何か根拠がわからないままに支払いをするというような姿勢を伺いました。  私は、要するに、放射線量で等価なんですから、この放射線量と...全文を見る
○吉田(泉)委員 そのメリットは十分承知した上で、数万年単位で考えたら、そんなメリットはすっ飛んじゃうんじゃないかというお話を申し上げたわけでございます。何のために等価交換するのかわからなくなってしまうんです。いいです、ちょっと時間がないものですから。ひとつ、この議論もぜひ続けて...全文を見る
○吉田(泉)委員 万が一のとき、地下に埋めたものを回収するという可能性も私はあると思うんです。フランスでは、回収可能な状態を保つために埋め戻さないという方式を採用したのか、もしくは検討しているということを聞いております。私はそれも一手じゃないかなと思うんですよね。また、最終処分場...全文を見る
○吉田(泉)委員 いずれにしましても、原子力、まだ未完の技術と言わざるを得ません。これからも柔軟に対応していったらいいんじゃないか、こういうふうに思います。  ありがとうございました。
05月11日第166回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉であります。  私の方からは、地球の温暖化問題について幾つか基礎的な質問をさせていただきます。例えば、温暖化の原因、それから京都議定書の評価、さらにはポスト京都の考え方というようなことでございます。  まず最初に、地球温暖化もしくは気候変動とも...全文を見る
○吉田(泉)委員 一九五〇年ぐらいまではその二つでほとんど、二つに限られているということでございました。  その二つによって、過去、地球の気温はどのように、どのぐらい変化してきたものなのか、観測データがある範囲でお答えください。
○吉田(泉)委員 十万年単位で見ますと十度ぐらいの変化が自然起源の原因によって起こっているということだと思います。  その間、炭酸ガスの濃度はどのように変化してきたんでしょうか。
○吉田(泉)委員 今、気温の変化と炭酸ガスの濃度の変化についてお答えをいただきました。この二つは、つまり気温の上がり下がり、それからCO2濃度の上がり下がり、この二つのタイミング、それから上がり下がりの方向、これは一致しているということでよろしいんですか。
○吉田(泉)委員 両者が矛盾するかどうかの前に、ちょっともう一度この因果関係を確認させていただきたいんです。  一九五〇年ぐらい、産業革命と考えてもいいですが、その辺までは、温度とCO2は同じように上がったり下がったりした。それで、その因果関係は、今おっしゃったのは、太陽が、太...全文を見る
○吉田(泉)委員 IPCCは、この自然起源と人為起源と両方考えて、これからの予測そして我々がしなければならないことを今一生懸命研究して発表しているわけですけれども、もし自然起源だけを考えたら、我々のこの地球、あと百年、二百年、一体この気温と炭酸ガス濃度はどのように推移していくのか...全文を見る
○吉田(泉)委員 先ほどの自然起源のお話、十万年という単位のお話ですので、百年ということで考えればほとんど変化しないということだと思います。ただ、この因果関係を考えるときは、私は、やはり長期的なデータをよく分析した方がいいだろうというふうに思っているところでございます。  それ...全文を見る
○吉田(泉)委員 このシミュレーションの中身がよくわからないんですね。つまり、専門家はわかっているんでしょうけれども、シミュレーションが私はブラックボックスになっていると思うんですよね。シミュレーションでやってみたらこうなんだから、人為起源は九〇%の確率なんですよ、こういう説明で...全文を見る
○吉田(泉)委員 このグラフでは長期的な傾向が除かれているというようなコメントでした。ちょっと意味合いがよく理解できませんけれども、私は、温度の方が先行しているという事実は認めざるを得ないんじゃないかなというふうに思っているところであります。  いずれにしても、IPCCも、温暖...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、数字としてはCO2削減効果は一・五%程度、ただ、では、それが一体温度を何度下げることにつながったのかは、数字がないということだと思います。  我々は、非常に大きな人的エネルギーと予算を使って何とか約束を果たそう、先ほど副大臣の御答弁にはありました...全文を見る
○吉田(泉)委員 省エネの国際比較は難しい、経産省はこういう比較をしていますけれども、実は難しいところもあるんだ、しかしながら、日本の省エネ技術は世界一だろう、もし不公平なことがあったとすれば森林吸収源でカバーされたんだ、だから結果的に一応公平な枠組みだったんだ、こんなふうに理解...全文を見る
○吉田(泉)委員 大臣の御答弁に私も全く同感でございます。要するに、問題は、どういう枠組み、どういう指標ならば米、中、印が参加しようという気になってくれるか、そこだと思うんですね。  そこで、先ほどからちょっと出ましたけれども、単純な国別のCO2削減率、第一約束期間は結果的には...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  私は特に産業界を代表して言っているわけじゃないんですけれども、一人の個人、議員の立場で、冷静に考えると、その方が地球全体のためになるだろうということなんでございます。どちらかというと、私は、省エネ第一という姿勢を貫いた方がいいんじゃ...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  きょうは、人為起源、自然起源というところからお話をさせていただきましたけれども、どちらの考えをとる人においても、省エネというのはもうみんな大賛成なんですよね。これは世界規模でそんなものに反対する国も人もいないと思います。  第一約...全文を見る
05月22日第166回国会 衆議院 環境委員会 第12号
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○吉田(泉)委員 皆さん、おはようございます。民主党、吉田泉です。  きょうは、食品リサイクル法の改正案に関連しまして質問をさせていただきます。  私からは、主として、このリサイクル促進の主役といいますか、大きな役割を期待されている多量発生事業者、さらには、それを支える自治体...全文を見る
○吉田(泉)委員 廃棄物以外のものも、有価物も含めた、いわば幅広い概念ということだと思います。  それで、その食品循環資源の年間発生量及び再生利用率、こういう数字を政府は把握して公表しているんでしょうか。
○吉田(泉)委員 そうしますと、平成十六年度の数字だったようですが、この食品循環資源というものは、二千百四十六万トン出ていて、そのうち二五%が既に再生利用されているという御答弁だったと思います。  この二五%という数字は、私は初めて聞きましたが、いろいろな資料を見ても、政府の白...全文を見る
○吉田(泉)委員 今のお話は、家庭系の生ごみというのはリサイクルは大変難しいけれども一生懸命取り組むんだ、そういう姿勢だったと思います。  いずれにしても、この法律はいろいろな官庁が関係しております。食品関連業者というと農林省の管轄でしょうし、廃棄物となると環境省の扱いだという...全文を見る
○吉田(泉)委員 今、基本的な理由についてお伺いをいたしました。  具体的には、生ごみというか食品廃棄物を燃やすと燃焼効率が下がるとか、出てきた灰を埋め立てる処分場をこれからつくるのはなかなか大変だとか、いろいろ具体的な問題があるというふうに私も考えております。  その中で、...全文を見る
○吉田(泉)委員 ちょっと結論がはっきりしませんでしたけれども、データがないけれども、建設費等を考えるとリサイクルの方がトータルとしては安くなり得るという感じの答弁だったですかね。私も、数字はない中で、何となく感覚としては、リサイクルできれば、なかなか手間はかかりますけれども、ト...全文を見る
○吉田(泉)委員 結局、平成十七年度の段階では、なかなかリサイクルが大手の業者にも広がりが極めてまだ少ない、こういう状況だと思います。  それで、そういう消極的な業界、業者に対して、政府としては、法律で定められている指導、助言、さらには勧告、命令、こういうことを今まで発令した実...全文を見る
○吉田(泉)委員 局長にちょっと追加でお伺いしますけれども、そもそも多量発生事業者というのは、自分が多量発生事業者であるという自覚といいますか、法律上努力義務が課されているんだという責任意識、こういうものはあると考えていいんでしょうかね。どういう格好で、農政事務所は随分回っている...全文を見る
○吉田(泉)委員 今回の改正で、多量発生事業者に今度は年度報告が義務づけられるということであります。これまた一歩前進だと思いますが、今後毎年出てくる一万七千の報告を受け取って一体どういうふうに活用することになるのか、お伺いします。
○吉田(泉)委員 ちょっと質問を一つ飛ばして、今度はもう少し食品循環資源の中身についてお伺いしたいと思います。  業界ごとのいろいろな数字がありますけれども、その中で特に目立つのが食品製造業、ここが法施行後、この五年間だと思いますが、非常に再生利用率を上げているわけであります。...全文を見る
○吉田(泉)委員 食品製造業については、業界もそして政府側も、非常に一生懸命、積極的に取り組んだということだろうというふうに思います。ただ、その一方で、今度はその他の食品関連業、食品の小売とか外食産業とか、こういうところの数字がなかなか上がらないという現実があります。  つまり...全文を見る
○吉田(泉)委員 今のお話はごもっともだと思いますが、私は、それ以外に、なぜ業種間で差がつくか考えたときの一つの考え方ですけれども、食品製造業の廃棄物というのは産業廃棄物扱いだ、つまり自分で責任を持って処理をしなくちゃならないということになっております。ところが、それ以外の、卸、...全文を見る
○吉田(泉)委員 この産業廃棄物と一般廃棄物の区分けというのは、恐らく、廃掃法という法律を最初につくった、もう数十年前になると思いますが、そのときのいろいろな事情で、今副大臣もおっしゃったように、大量に出ているものは産廃にしようとか、工場から来るものは産廃にしようとか、そういうあ...全文を見る
○吉田(泉)委員 一般廃棄物は基本的に焼却でよろしいということになっているわけであります。ですから、それを自治体がリサイクルに回そうという気持ちに切りかわるためには、相当な仕掛けをしないと現状はそう簡単に変わらない、自治体の腰は上がらない、私はそんな気がしております。  先ほど...全文を見る
○吉田(泉)委員 一九%ということであります。五年たって一九%というのは極めて少ない率じゃないかというふうに思います。そういう意味では、ここに大きな改善の余地があります。  私は、今自治体が扱っている事業系のごみは産廃にしたらどうだというお話も先ほどしましたけれども、もし一般廃...全文を見る
○吉田(泉)委員 稼働率が四一%ということですから、まだまだ能力的な余裕があるなと承りましたが、政務官は、施設の拡充も一生懸命やるということでした。  そろそろ時間ですので、最後に大臣にお伺いしたいと思いますが、今までのいろいろなお話を踏まえますと、リサイクルをもっと高めるとい...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  終わります。
06月06日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。  私の方からも、公認会計士法改正関連法案について質問をさせていただきます。  今までの方の質問と重なるかもしれませんが、まず総論的なことをお伺いして、その上で、今回の改正案に盛り込まれた項目、さらには盛り込まれなかった項目について、何点...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  私は、経済の停滞が長く続いた時期に、一部の不振企業が一部の監査法人となれ合って、その業績不振を隠ぺい、粉飾してきた、それが結局もたなくなって爆発した、そういう事件が最近起こっている、表面化している、そういうことだろうというふうに思っ...全文を見る
○吉田(泉)委員 ビジネスがますます国際化する時代、だんだん監査の時間も国際的な水準に高まらざるを得ない、私はこういうふうに思います。ただ、その前提として、会計士の質、量ともの増強ということが必要だろうと思います。  一つ、非常に素朴な質問ですが、会計上の粉飾が発覚したとき、一...全文を見る
○吉田(泉)委員 会社側と監査側の連帯責任、並列連帯責任ということだと承りました。  先ほど申し上げた関係者の中で、私も、やはり監査役の影が大変薄い、もう少し責任を会社側の監査役がとるような、監査役がもっと力を振るえるようにしたいと思うんですが、この点はまた後ほど触れたいと思い...全文を見る
○吉田(泉)委員 会計士側から意見をつけられないとか不適正意見をつける、ここがやはり一つの大きな、摘発といいますか、不正の芽を摘む大きな機会だと思うんですね、チャンスだというふうに。そこのプロセスが大事だというふうに思います。  それでは、続いて、改正案に盛り込まれた幾つかの項...全文を見る
○吉田(泉)委員 追加で局長にお伺いしますけれども、筆頭業務執行社員、そしてその会社側で審査に責任を負う社員ということですけれども、そうしますと、都合何人になりますか。
○吉田(泉)委員 それから、不正、違法行為を会計士が発見して会社側に通知をした、しかし会社が適切な対応をとらないというときに、今度は会計士が内閣総理大臣に申し出をするという制度が新しくできました。具体的に、これは窓口はどこになるんでしょうか。そして、申し出を受けた窓口はどういう対...全文を見る
○吉田(泉)委員 これも不正の芽を早く摘むといった趣旨で、厳重な対応をしていただきたいというふうに思います。  課徴金が創設されます。従来からいろいろな行政処分があるんですが、それと重複して課徴金がかけられる場合もあるし、片方しか処分しない、課徴金をかけたら行政処分はしないとか...全文を見る
○吉田(泉)委員 先ほどの質疑の中で、お金の問題はお金で済ませるという考え方があるというようなお話も出ました。私は、問題によってはやはりそれでは済まないケースがあるというふうに思います。お金を払えばそれで終わりだというわけにいかないケースがある。重大な不正行為については根っこまで...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。やはり会計士の独立を大事にする道を行くんだ、そして、それなら、会社の経営者から直接会計士が報酬をいただくという今の制度を何とかしていくんだというお話だったと思います。  今、副大臣も既にお触れになりましたけれども、きょうも朝から、監査役...全文を見る
○吉田(泉)委員 現実にはいろいろ難しい問題があるということでした。  ただ、本当にできないのか。若干ではありますがやっている国もあるということですから、会計士の独立性をどう強化していくかという観点からこれは検討をし続ける価値があるというふうに私は思っているところでございます。...全文を見る
○吉田(泉)委員 慎重に検討してもらいたいと思いますけれども、会計士が足りないんですね。会計士が足りないという時代で、三倍にしようという時代ですから、税理業務に打ち込んでいる会計士さんに本来の会計士の業務に戻ってきてもらって、専念してもらいたい、そういう発想で検討をしていただきた...全文を見る
○吉田(泉)委員 四年ぶりの法改正でございますけれども、今回一歩前進ではございますが、全体的に、では、これで不正会計、会計の不祥事が根絶できるかというと、私はそこまでの期待感は持てない、こんなふうに感じております。さらに不正会計根絶へ向けて根本的な解決を、このインセンティブのねじ...全文を見る
10月30日第168回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○吉田(泉)委員 おはようございます。民主党の吉田泉です。  私の方からも、温泉法改正に関連しまして、質問をさせていただきます。鴨下大臣初め皆様、どうぞよろしくお願いいたします。  ことしの四月、この環境委員会で温泉法改正の審議がありました。私もその質問に立ちました。今から考...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、掘削時の危険性の指摘だったというイメージで、それが採取時までという可能性にイメージが膨らまなかった、そこに一種の落ち度があったんじゃないかと思います。  いずれにしても、人身事故の可能性を我々が見落としたということは、行政府であれ立法府であれ、ひ...全文を見る
○吉田(泉)委員 詳細な事故の原因がわからないままに、法改正をして対策を考えなければいけないというのも大変我々にとってもつらいところでありますが、新聞情報等を総合的に見ますと、今局長がおっしゃった中でも、特にガス抜き配管のあり方が問題があった、新聞報道ではそこに水がたまってガスが...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、いろいろな法律に基づくチェックが現場ではあったにもかかわらず、それぞれの法令の範囲でチェックしているだけということで、ガス配管のところまでは目が届かなかったというようなことだろうと思います。  結局、これは難しいことかもしれませんが、何か法令を超...全文を見る
○吉田(泉)委員 私の質問は、温泉法以外の道路法とか建築基準法とか消防法とか、そこの連携もお尋ねしたんですが、いずれにしても、ここで今我々がつくろうとしている温泉法がガス対策の最大の武器になるということだと思います。  今大臣がおっしゃったように、ガス爆発対策で一番大事なのは、...全文を見る
○吉田(泉)委員 ぜひその方向で検討していただきたいと思います。  続いて、先ほど坂井委員の方からも出ましたが、暫定対策の件で一つお尋ねいたします。  千四百カ所ぐらいでメタンガスが出ておって、そのうち室内でくみ上げているのが約四百九十ということでありました。それに対して、換...全文を見る
○吉田(泉)委員 できるだけ早くということはそうでありますけれども、全国で三百三十三件に絞られたわけですよね。法施行までこれから一年ぐらいあるかもしれませんが、私は、この三百三十三件についてはやはり数カ月単位で環境省としてフォローをしていくべきではなかろうか、そのぐらい、周りの温...全文を見る
○吉田(泉)委員 続いて、今回の法改正の中身について少しお伺いいたします。  今度は新しく温泉の採取が許可制になるわけでありますが、そうかといって、全部が全部ということではなくて、ガスが出ないところでは、出ないということが明らかなところでは、災害防止措置必要なしという確認を都道...全文を見る
○吉田(泉)委員 原則測定をしながらということだと思いますが、いずれにしても、許可をするときの技術基準がこれからつくられるということであります。先ほどから申し上げている渋谷の事故の詳細がまだわかりませんが、事故の教訓を極力反映した基準をつくっていただきたい。基準どおりにやったけれ...全文を見る
○吉田(泉)委員 さらに、電気器具の防爆化という基準も盛り込まれるとされております。  先ほどの御答弁で、実は、いろいろそういう施設をつくると、屋内の場合については数百万円ぐらいのコストがかかるんじゃないかという答弁がありました。私もそういう事業をやっている方に聞くと、この電気...全文を見る
○吉田(泉)委員 いずれにしても、これから検討ということですが、もう一つ、暫定対策、先ほど四つの暫定対策を今要請しているということですが、これには安全担当者の指名というのが入っております。  渋谷の事故を考えても、この安全対策をだれが責任を持ってやっているのかというところがはっ...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  今回の法改正が成功するかどうか、つまり事故を今後防げるかどうかというのは、この技術基準が適切につくられるかどうかということに大きくかかっていると思います。ぜひ、十分な対応をしていただきたいと思います。  時間もなくなりましたので、...全文を見る
○吉田(泉)委員 そうしますと、消防の方でもこういう温泉のくみ上げ施設等にガス検知器等の設置を義務づけるとか、そういう方法でもって、いわゆる消防法の対象にしていくということだと思います。そうしますと、一番最初に申し上げた建築確認のときなどにも、そういうチェックを入れることができる...全文を見る
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  これで質問を終わりますが、我々は今回の事故を踏まえて、私は、やはり自然を恐れる敬けんな気持ちに立ち返るということがまず必要じゃなかろうかと思います。これから技術基準をつくっていくことになりますが、ひとつ慎重にやっていただきたいと思い...全文を見る
11月02日第168回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○吉田(泉)委員 私は、ただいま議決されました温泉法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党・無所属会、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     温泉法の一部を改...全文を見る
11月06日第168回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。  私の方からも、子供とインターネットの問題、四人の参考人の方に質疑をさせていただきます。  きょう四人の方のお話をお伺いして、ウエブ汚染社会と尾木先生おっしゃいますが、その実態の大事なところを教えていただけたというふうに思います。  ...全文を見る
○吉田(泉)委員 青少年健全育成条例というのがほとんどの都道府県にあります。私は福島県なんですが、その条例をのぞいたら、インターネットの有害情報を青少年が閲覧し、または視聴することがないよう関係者は努めなければならないという規定は、もう数年前からちゃんと入っているんですね。  ...全文を見る
○吉田(泉)委員 よくわかりました。  次に、発信する側をどうやって規制するかという問題について、特に匿名性の問題についてお伺いしたいと思います。  先ほど尾木先生の具体的なお話で、学校の先生がでたらめなセクハラ情報を流されて参ってしまった、発信者が特定できないので告訴するこ...全文を見る
○吉田(泉)委員 同じ問題で、尾木先生、いかがでしょうか。匿名性の問題ですね。
○吉田(泉)委員 ありがとうございました。  それでは、三つ目の面ですが、サイトの運営者、いわゆるプロバイダーとか電子掲示板の管理者、こちら側はどうやって規制するかということについて、これは主として、有害情報の削除という問題について国分さんの方にお伺いしたいと思います。  先...全文を見る
○吉田(泉)委員 そろそろ時間ですので、最後になると思いますが、今、削除の要請も随分やっておられるということでした。それで、八割近い方が削除をしてくれているんだということでしたが、別途資料を見ると、例えば、自殺関係のサイトに限ると二割しか協会が要請しても削除してくれないというよう...全文を見る
○吉田(泉)委員 終わります。  ありがとうございました。