吉田泉

よしだいずみ



当選回数回

吉田泉の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第182回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○吉田委員 民主党の吉田泉であります。  早速ですが、きょうのテーマである不適正除染の問題について質疑をいたします。  本論に入る前に、石原大臣に一つお聞きしたいと思います。  先ほど答弁にもございましたが、この問題のきっかけは一月四日の朝刊の報道であったこと、御承知のとお...全文を見る
○吉田委員 大きな報道があって、大臣に報告を上げないかぬということですから、所在不明ということは大変困ると思います。  いずれにしましても、これはいずれはっきりするんじゃないかと思いますが、きょうは、特にこれ以上申し上げることはやめることにします。  一月四日、報道がありまし...全文を見る
○吉田委員 ぜひ、その住民参加を強める方向で対応していただきたいと思います。  先ほど北川委員の方からも質問された件ですが、今回のこの五つの事案の悪質性といいますか、それについてちょっと確認をしておきたいと思います。長靴を洗ったとか熊手を洗ったとかベランダを除染した水の処理を忘...全文を見る
○吉田委員 わかりました。  それから、今回のこの事件といいますか事案の背景についてちょっと質問したいと思います。  今回のそもそもの情報提供者は、環境省の見ているところでは、ほとんどが現場の作業員の方であるということでございます。  その彼らの現場において、待遇とか作業環...全文を見る
○吉田委員 石原大臣にお伺いいたします。  一月十六日、双葉郡の町村会、大臣もお出かけになっていただきました。そのときの御発言として、これも新聞で読みましたけれども、今回の手抜き除染は前政権下の契約であるという御発言があったということでございます。私、個人的には随分党派的な言い...全文を見る
○吉田委員 もう時間ですので簡単に御答弁願いたいと思います。  先ほども質問があったかと思いますが、今後、除染のヘッドは復興大臣であるというふうに見直す方針だと思います。私は、政権がかわって組織のあり方もいろいろ見直すというのは大変結構なことだとは思いますが、問題は、役割分担を...全文を見る
○吉田委員 終わります。ありがとうございました。
03月11日第183回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○吉田委員 民主党の吉田泉であります。  大震災からちょうど二年、改めて、犠牲となられた皆さん方へ哀悼の誠をおささげします。また、この二年間、いろいろな困難を乗り越えて、一歩一歩、きょうまで前進していただいた被災者、そして避難所の皆さんに心から敬意を表するものでございます。 ...全文を見る
○吉田委員 税収は、大体、今、四十兆円台ですよね。それがどのぐらいふえるかという問題です。一方で、国債の毎年の発行額、借りかえと新規と両方合わせますと百兆円ですよね。これがどのぐらいの金利増を生むか。要するに、四十兆円と、片一方は百兆円、このベースがもう倍半分違っているということ...全文を見る
○吉田委員 福島の復興を丁寧に加速するためには、今総理もおっしゃられましたけれども、復興総局というような政府の組織を充実させるということも大切だと思います。さらには、人、物、金の追加支援、これはもちろん必要です。さらには、新聞も書いていますが、民間活力を何とか活用しよう、これも大...全文を見る
○吉田委員 事後的にその一二・一六宣言を否定するのかしないのか、ちょっとよくわかりませんでしたが、いずれにしましても、二年かかって、一歩一歩、ここまで来たわけでございます。そして、一連の政府の施策が連動しているわけでございますね。宣言が否定されるとなると、全てはやり直しということ...全文を見る
○吉田委員 次に、環境大臣にお伺いいたします。  この二十ミリ基準で二年間避難をしてもらっているわけですが、その結果、福島県民の被曝の状況、さらには健康リスク、どうだったでしょうか。
○吉田委員 避難するということは大変なことですけれども、それによって多くの方の健康を守ることができたという、今、状況だと思います。それはやはり評価されるべきではなかろうかと思います。  それでは、ちょっと一問飛ばしまして、お金の問題をお伺いしたいと思います。  東電の不動産賠...全文を見る
○吉田委員 続きまして、中間貯蔵施設の土地の買収についてお伺いします。  これは今の質問とも関係するんですが、今回の不動産賠償は、所有権はもともとの所有者に残すということがございます。今後、中間貯蔵の、今、話し合い、調査が始まろうとしているところでございますが、そろそろ、用地を...全文を見る
○吉田委員 これは大変難しい問題ですので、ぜひ検討を始めていただきたいと思います。  復興大臣に一問お願いいたします。  子ども・被災者支援法ができました。基本方針が今どういう作成状況にあるのかということでございます。  一定の基準以上の放射線量が計測される地域に居住し、ま...全文を見る
○吉田委員 時間ですので、これからも原発事故を含めた東日本大震災の復興への御支援を心からお願いして、終わります。  ありがとうございました。
03月22日第183回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○吉田委員 おはようございます。民主党の吉田泉です。  引き続いて、地球温暖化対策推進法の改正に関しまして質問をいたします。  ちょうど京都議定書の第一約束期間というのがこの十二月に終わったところでございますので、その期間を総括して、そして現在の対応を確認して、これからの政策...全文を見る
○吉田委員 今のお話は日本に限ってのお話だと思いますが、先進国全体ではいかがでしょうか。
○吉田委員 二つほどおっしゃったようですが、私が聞いていた先進国のマイナス五%という目標の達成ぐあいはどうかということについては、達成できるという御答弁だったと思います。  先進国は一生懸命やったわけですが、その結果、世界全体のCO2の排出量、この排出量のトレンドに何か変化があ...全文を見る
○吉田委員 わかりました。  ということは、排出量が少なくとも増加トレンドが続いているということは、大気中のCO2の濃度も増加トレンドが続いているということでしょうか。
○吉田委員 要するに、日本も含めた一部の先進国の必死の努力にもかかわらず、排出量かつ濃度については、この議定書の第一約束期間、減少というわけにいかなかったということだと思います。  一方で、この間の世界の平均気温、これが我々の最終目標なわけですが、これはどのように推移したんでし...全文を見る
○吉田委員 最近の気温上昇の方が大きくなっているという結論のようですが、私、環境省からいただいた、日本の気象庁が出している世界の年平均気温偏差という一八九〇年以降二〇一二年ぐらいまでの温度のグラフを見ていると、ここ十年、何か温度が上がっていない。少なくとも、二十世紀末、一九九八年...全文を見る
○吉田委員 わかりました。  一方で、今度はお金の問題ですが、この温暖化対策には、我が国はもちろんですけれども、各国で多額の予算が使われてきたわけでございます。  二〇〇五年以来、議定書発効以来、我が国における予算の執行状況を教えていただきます。
○吉田委員 七年間、累計で七・六兆円、直接間接両方入っているということでございます。  これ以外に、先ほど土屋委員からも御質問ございましたが、地方でも、交付税交付金等からこの目的に支出が出ている。さらには、民間でも、政府の方針に協力して相当なお金が使われたということだと思います...全文を見る
○吉田委員 第一歩として意味があったというのが大臣の結論だと思います。問題は、その意味の大きさが、本当に大きな意味があったのか、これっぽっちの意味なのか、そこがいろいろ見解が分かれるところじゃなかろうかと思います。  一つだけちょっと追加で申し上げると、今大臣は、CO2の濃度も...全文を見る
○吉田委員 二〇一〇年、カンクンで第二約束期間への不参加を表明した。当時は菅内閣、松本環境大臣のときだったと思いますが、私も、この不参加の判断、よくぞされたと支持をしているところでございます。  もう一つ、そのカンクンの前、不参加を判断する前に、コペンハーゲン合意というのがあり...全文を見る
○吉田委員 二五%目標、これは二〇〇九年に出した目標でございます。今現在、その国際的な約束が生きているということでございますが、一方で、日本は大震災を経験いたしました。その後、この二五%目標をゼロベースで見直して再提出するということを国連に通告しているんじゃないでしょうか。
○吉田委員 この大震災を経て、いろいろな状況の変化がございました。二五%のこの目標の見直しは私は避けられないというふうに思っておりますが、そこで、これからのエネルギー政策のあり方等について、きょうは経産の平政務官にもおいでいただいていますので、何点か、まず政務官にお伺いしたいと思...全文を見る
○吉田委員 今の御答弁でも、原発依存度を低下させる、しかし、その前提条件として、省エネ、さらには再生可能エネルギーの導入ということだと思います。この二つができないと、本当に原発依存低下というのは絵に描いた餅のようなことになってしまうと私も思います。  一方で、再生可能エネルギー...全文を見る
○吉田委員 三年間で集中的に加速政策をとるというお話でした。  時間がかかるでしょうけれども、日本のエネルギーの政策の主役にこれらを押し上げていくということは私も賛成でございます。  一方で、いろいろ電源がある中で、従来、温暖化対策の面から評価が低くなった、評価を下げたという...全文を見る
○吉田委員 石炭にかかわるいろいろな技術開発を進めるという御答弁だったと思います。  それで、今までの御答弁を踏まえてでございますが、今回の大震災、千年に一度という事故があって、日本のエネルギー環境は大きく変わった、原発は減らさざるを得ないという状況だと思います。しかし、それに...全文を見る
○吉田委員 一応、予定した質問は終わったんですが。  私も、日本が第二約束期間に参加をしていて、新たな削減義務というのを負う状況であれば、なかなか石炭というのは、再活用というのは考えにくいと思いますが、結果として、参加をしなかった。自主的な目標をもう一回ゼロベースで見直すという...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。終わります。
03月25日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○吉田委員 民主党の吉田泉であります。  引き続きまして、大臣所信への質疑をさせていただきます。  まずもって、復興大臣初め皆様、御就任おめでとうございます。大震災の後の復興という、大変な、困難な役割でございますけれども、全力で御奮闘を御期待申し上げます。  特に福島は、原...全文を見る
○吉田委員 結局、復興総局というのができましたが、事務方は、専属の方は事務局長さんお一人、残りの七十二名の方は併任でやるんだ、こういうことでございました。  実は、この併任をかけるというやり方は、我々のときもやっていたんです。これでやろう、併任をかけて一緒に情報を共有してやろう...全文を見る
○吉田委員 復興大臣みずから統括、指揮して、現地で即断即決という言い方をされているわけですから、ひとつ頑張って、県民の期待に応えていただきたいと思います。  それでは、二つ目の、大臣所信の第二の柱であります復興予算フレームの見直しについてお伺いいたします。  今までは、今回の...全文を見る
○吉田委員 いろいろな事業の実績の見込みが、一年半たって、変わってきた部分を上乗せしたというようなことだと思いますが、私は、一体そうした事業というのはどういう事業だったのか、高台移転なのか瓦れき処理なのかというようなところまで御答弁を願いたかったわけです。それは、きょうはもうこれ...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。ぜひ、そういう制度を活用できるよということを自治体の方にもよく説明してもらいたいと思います。  それでは次に、今度は、福島というのは大変多岐にわたる課題を抱えておりますけれども、そのうち、時間がありますかどうですか、五つほど選んでお伺いしたい...全文を見る
○吉田委員 この問題については、いろいろな説が出回ったものですから、県民も非常に迷っているという問題だと思います。繰り返し繰り返し、オーソドックスな説明が最終的には一番いいと私は思いますが、ぜひお願いしたいと思います。  それから、今度は賠償金の問題です。  きょうは経産省の...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  次は、町外コミュニティー、原発避難者のための、例の、仮の町という言い方もかつてはされましたが、その問題でございます。  政府は、住民の意向調査をしながら、まず公営住宅の建設を始めたというところでございますが、それと並んで、民間住宅用地の...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  きょうは環境大臣にもお越しいただきまして、ありがとうございました。  廃棄物処理について、ちょっとお伺いします。  例の稲わらとか、ああいう農林系の指定廃棄物、八千ベクレル以上、これが保管されているわけですけれども、だんだん量がふえて...全文を見る
○吉田委員 最後の一問にしますが、文科省の義家政務官にきょうは来ていただいております。学校の復興の問題です。  避難している、特に双葉郡の高等学校、双葉高校を初め幾つかございますが、今、いわき市の大学の建物を借りて授業をしているんですが、もう一年生が十数人しかいなくなってしまっ...全文を見る
○吉田委員 終わります。ありがとうございました。
04月03日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○吉田委員 民主党、吉田泉であります。  私からも、今回の福島復興再生特措法の改正案について質問をいたします。  大震災から二年たちまして、福島県民の十一万人の方が、この原発事故のために、避難指示等の区域から避難が続いているという状況でございます。  一方で、もう一年以上に...全文を見る
○吉田委員 一年前にこの仮の町の議論というのが始まったんですが、そのときは、仮の町と言っているぐらいで、何か独立型のニュータウンをつくりたいという意見が強かったように思うんですが、だんだん分散溶け込み型が主流になりつつあるようには思います。ただ、これは最終的には、受け入れ側の都市...全文を見る
○吉田委員 私は、個人的にはなかなか難しいなと思うんですが、大臣の御答弁は、まだ研究の余地があるということでしたので、もう少し見守りたいと思います。  そういう仮の町議論が今現在も続いているわけですが、先ほど黄川田委員からも御質問があったと思いますが、政府は、この関係八市町村と...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  そして、今回、生活拠点形成交付金という新しい交付金制度がつくられるわけですけれども、やはりこの中心は、災害公営住宅及びその関連施設の建設費用でございます。  今、福島県の方で、この意向調査などを踏まえて公営住宅の供給方針というのを検討中...全文を見る
○吉田委員 今現在で三千から五千ぐらいを見込むというお話でございました。  そして、その内数になると思いますが、既に、二十四年度には、五百戸がモデル事業ということで始まった。それから、二十五年度予算には千五百戸分の予算が計上されているということですので、合わせると二千戸が今予算...全文を見る
○吉田委員 今後二、三年ということは、今、震災から二年たったところですから、震災後四年から五年という、これは目標ということかもしれませんが、そういう御答弁をいただきました。  先ほど黄川田委員のお話にもありましたが、阪神・淡路のときで、長い方で五年ということでしたので、全力でひ...全文を見る
○吉田委員 そうしますと、道路、学校、介護施設という具体的な例示がございました。病院は違うと。病院は、基金で、制度的に別途対応ということだと思います。  ちょっと細かい話かもしれませんが、例えば、それでは、避難の方もたくさんいるので、介護施設をつくろう、ふやそう。いわき市内で介...全文を見る
○吉田委員 これから交付金制度を運用するに当たって、何とか地元も納得するような、ひとつそういう基準を見つけていただいて、対応願いたいと思います。  一応確認ですけれども、先ほどもおっしゃいましたけれども、受け入れ自治体の支援ということに関して、もともと、原発避難者特例法というの...全文を見る
○吉田委員 わかりました。  それでは、大きい項目の二つ目に移りますが、今度は、国による公共事業の代行並びに生活環境整備事業、こういう国がやる事業の対象区域の拡充という問題で何点かお伺いしたいと思います。  今までも、避難が解除された区域とか解除を準備する区域、そういうところ...全文を見る
○吉田委員 例えば、あそこは居住制限区域だと思いますが、富岡のし尿処理施設ですか、その清掃から始めよう、そういう段階に入ってきたという御答弁だったと思います。  ただ、そこは、基本的に、居住制限、人は住んじゃいかぬと言っているところですから、年間二十ミリシーベルト以上の地域です...全文を見る
○吉田委員 居住制限地区でもどうしても必要だという工事を国直轄でやろうということだと思いますので、どうぞ、ぜひ効果的かつ安全に仕事を進めていただきたいとお願いをいたします。  それから、大きな三つ目として、企業の立地促進ということで、これはちょっと時間の関係で、一つだけお伺いし...全文を見る
○吉田委員 それでは、残りの時間で、ちょっと、直接今回の法改正とは関係ないようですが、福島定住緊急支援交付金、これも新しく予算措置としてできた交付金ですが、これについてお伺いしたいと思います。  これは、いわゆる子ども元気復活交付金という件でございます。こういう交付金。つまり、...全文を見る
○吉田委員 中通りを中心に、人口流出ということですから、いわば自主避難ですよね。自主避難の比率の多い地域を優先にというようなお考えだというふうに思います。  もう時間がないので、最後に、要望といいますか、一言申し上げて終わりにしたいと思います。  福島復興、御存じのように、原...全文を見る
04月11日第183回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○吉田委員 民主党、吉田泉でございます。  引き続いて、防災及び国土強靱化担当の古屋大臣の所信に関しまして御質問をいたします。  東日本大震災から二年たちました。現在の防災行政の最大の課題は、今回の大震災の教訓と課題を、今後発生が懸念される大規模災害への備えの充実につなげてい...全文を見る
○吉田委員 いろいろなレベルの指摘が二百項目にわたってなされたわけであります。  私も、この間の震災のとき、一年半にわたって現地で仕事をしてまいりましたけれども、そういう立場からしても、例えば、この報告書で指摘をしてありますけれども、災害救助法の所管を、今厚労省ですけれども、内...全文を見る
○吉田委員 去年、ことしの対応でおおむね対応できるという御答弁でございました。そうしますと、なお残された問題というのはどういう問題が残るんでしょうか。
○吉田委員 ありがとうございました。  従来の制度の枠組みの中でここまでやってこられて、そして、なおかつ今大臣がおっしゃったような、これからの備えにつながるような大きな課題がだんだんはっきりしてきたということだと思います。  そこで、ここへ来て、先ほど申し上げた新しい動きが打...全文を見る
○吉田委員 三・一一を含めて、日本という国は自然災害が多い国だということが基本的な考え方の背景にあるということだったと思います。  重ねてちょっと大臣に確認でございますけれども、日本列島は戦後ずっと地震の静寂期にあったんですが、阪神・淡路並びに三・一一以降、地震多発期に入ったと...全文を見る
○吉田委員 そうしますと、地震多発期に入ったとは必ずしも今のところ言えないが、大災害は必ず来る、スピード感を持ってやろう、こういう御答弁だったと思いますね。  私も、この会議の座長をされている藤井先生の御本を拝読いたしました。藤井先生は、この二千年の日本列島の歴史を振り返ると、...全文を見る
○吉田委員 それでは次の質問ですが、この藤井座長の御本によると、強靱化政策というのは八つの柱があると。さっと申し上げますと、防災、減災のインフラ整備というのがまず一番だ、それから、防災教育だ、地域コミュニティー強化だ、エネルギーシステムも強化だ、事業継続プランというのが大事だ、救...全文を見る
○吉田委員 大変広範にわたる分野で強靱化という目標に向かってやろうと。これらの政策をどのくらいの期間で実行されると考えておられるんですか。
○吉田委員 百年、千年という数字が出てきましたけれども、藤井先生は、これは十年でやろうじゃないかという御主張だと思うんですね。ただ、どうも今の御答弁だと、それほどの切迫感がまだ共有されていないように思いました。  要するに、これから起こる大きな災害の大体の発生予測がないと、百年...全文を見る
○吉田委員 国土政策には教育も入る、そういう考え方のようですが、いずれにしても、私も、国家百年の計にかかわる非常に重要な政策だと思います。公共事業偏重のようなイメージが世間にあると思うんですが、そういう誤解があっては困りますよね。そういう誤解を招かないためにも、国民に正確にこの政...全文を見る
○吉田委員 余りよく理解できませんでしたが、ちょっと見解の相違というか、そういうことだろうと思います。最終的にはどちらでもいいという意見もありますけれども、私は、個人的には、閣法で出すべき法案じゃなかろうかなという気がしているところでございます。  そこで、次の質問は、従来から...全文を見る
○吉田委員 この強靱化法というのは大きな器である、その中に、その周りにですか、従来の法体系があるんだ、重複とか競合は心配ないよということだと思います。極力そうあっていただきたいと思いますが、いずれにしても、既存の法律に基づく防災計画とか国土形成計画とかいろいろあるわけですが、それ...全文を見る
○吉田委員 最後になりますけれども、この政策の所管組織についてお伺いします。  現在は内閣官房に推進室というのができたわけですが、聞くところによると、専属の職員の方は八人程度、併任の方も入れて二十人程度ということでございます。  今大臣おっしゃったように、新しい手法で、全ての...全文を見る
○吉田委員 この強靱な国づくりというのは、大震災の前から実は目標とされてきた大変重要な政策だというふうに私は思っております。ただ、きょうの議論でも、では、強靱化の施策の実行のタイミング、期間がまだ決まっていないとか、それから閣法としては考えていないとか、さらには推進室が八人程度だ...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○吉田分科員 民主党の吉田泉であります。きょうは、原子力規制委員会の所管事項につきまして質問をさせていただきます。  まずもって田中委員長、御就任以来、連日の激務が続いていると思いますが、多くの方の健康や財産が規制委員会の双肩にかかっておるわけでございますので、引き続きの御奮闘...全文を見る
○吉田分科員 仮設的な施設でやらざるを得ない状況ということで認めたということだったんでしょう、今後はこのシート方式はちょっと考えられないということだと思いますが。  それと、中長期について、ALPSほかの御答弁がございましたけれども、とりあえずはタンクの増設ということだと思うん...全文を見る
○吉田分科員 過度に期待せずに、やはり避難第一、屋内退避第一という御答弁だったと思います。  従来は、平成十四年、原子力安全委員会から出された、安定沃素剤予防服用の考え方ということにのっとって施策が進められてきたと思います。この旧指針によりますと、誰がどういう基準で服用指示を出...全文を見る
○吉田分科員 要するに、指示者は、基本的には、原子力安全委員会の助言で、原子力災害対策本部長、総理大臣だと思います。  ちょっと確認ですけれども、そういう基準はあるわけなんですが、従来は、市町村が独自の判断で飲ませても差し支えないという解釈でよろしいですか。
○吉田分科員 わかりました。  それで、今回の事故の際、政府は、三月十六日でしたが、福島県並びに関係の十二市町村の方へ、半径二十キロからの避難時には安定沃素剤を投与することという指示を出したわけでございます。これは書面で指示が出ました。しかし、結局のところ、指示は出たけれども、...全文を見る
○吉田分科員 二十キロから避難せよという指示が出たのは三月十二日だと思いますけれどもね。十二日で基本的には避難はされたわけですけれども、残っている病院とか、残留者が一部いるだろう、その人には安定沃素剤を飲んでもらおうということで、十六日、四日後ですが、出たんだろうというふうに思い...全文を見る
○吉田分科員 当時、数週間で百ミリを超えるという状況は、ちょっとはっきりしませんけれども、恐らくなかったですよね。そういう意味では、この基準から照らし合わせれば、服用指示は必要なかったようなふうにも思うんですが、そこはちょっと、後ほどまた確認したいと思います。  一方、今度は、...全文を見る
○吉田分科員 線量情報がなかなかない、原子炉情報もない、その中で、住民からは、早く配ったらどうだこうだ、こういう意見も出てくる。大変大混乱の中で苦渋の判断をした、指示を出した市町村と出さなかった市町村に分かれたということだと思います。  結果としては、先ほど申し上げましたけれど...全文を見る
○吉田分科員 田中委員長、基準値はどうですか。実測値五百マイクロシーベルト・パー・アワーということでよろしいですか。
○吉田分科員 ああ、そうですか。基準が今度はなくなる、避難指示と同時に服用指示が出る、こういうことですか。  いずれにしても、一時間当たり五百マイクロシーベルトというのをちょっと伺ってはいたんですけれども、これも、数週間で百ミリシーベルトという計算だと思いますので、ある意味では...全文を見る
○吉田分科員 わかりました。  それと、先ほどからのこの新しい指針によると、五キロと三十キロというのが一つのラインですよね。ただ、原子力発電所の周辺の自治体、恐らく、ほとんどの自治体がこの五キロラインもしくは三十キロラインで分断されるということになると思います。そのとき、どうい...全文を見る
○吉田分科員 例えば、先ほども例に出ましたけれども、この福島県のいわき市は、大きい広域都市なんですけれども、北部の方は三十キロ圏に入るわけですね。中部、南部というところはその圏外になる。そうすると、市としては、まずどこまで沃素剤を備蓄するのか、北部の人の分だけでいいのか、中部、南...全文を見る
○吉田分科員 時間ですので終わりにしますけれども、最初にお伺いしましたように、この沃素剤というのは、効果は確かにあるわけですけれども、服用のタイミングというのが非常に難しい薬でございます。本来は避難とか屋内退避が最優先だと。避難さえうまくできれば服用は必要なくなるわけですよね。 ...全文を見る
05月08日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○吉田委員 民主党の吉田泉といいます。  きょうは、参考人の皆様、本当にありがとうございました。大変重い問題提起をいただいたと思います。  私の方からも幾つか御質問させていただきますが、まず、及川参考人にお願いいたします。  御自分で内部被曝をはかられて、四千という数値が出...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  続いて、及川参考人にまたお願いします。  今出ましたけれども、屋内退避それから避難準備、二十キロ—三十キロという距離で政府は避難指示を出したわけですが、これが大変なマイナス影響も実はあったというお話だったと思います。ただ、当時はもちろん...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  もう一つお願いします。  二十キロ圏内を本当に復興させるのかという大変な問題があります。そして、一部の方は、それは無理だというふうにおっしゃる方も確かにおられますよね。先生もそれなりに同感されたというような御発言だったと思いますが、もし...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  続いて、遠藤村長、お願いいたします。  川内は双葉郡の中でもいち早く役場を戻して、今お話にあったように、いろいろな工場も新しく進出する、除染も一巡する、大変な御活躍の一年間だったと思います。  私は、川内の難しさというのは、要するに、...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  続いて、山田参考人にお願いいたします。  先ほど、七十代の方の避難先でのいろいろな思いを御披露いただきました。大変無念な気持ちを持っておられる、当然だと思いますが、そういう意見が多かったと思います。  ただ一方で、山田参考人は農業界の...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  時間となりましたので、蜂須賀参考人、済みませんが、ここで終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月09日第183回国会 衆議院 本会議 第20号
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○吉田泉君 民主党、吉田泉であります。  ただいま議題となりました災害対策基本法等の一部を改正する法律案につきまして、民主党・無所属クラブを代表して質問をいたします。(拍手)  一昨年の東日本大震災において、民主党は、政府・与党として、全身全霊、全力で対応をいたしました。そし...全文を見る
05月23日第183回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第9号
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○吉田委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     災害対策基本法等の一部を改正する法律案及び大規模災害からの復興に関する法律案に対する附帯決議(案) ...全文を見る
05月31日第183回国会 衆議院 環境委員会 第13号
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○吉田委員 民主党の吉田泉です。  きょうは、福島の原発事故ないし放射能の問題に関連して、質問を幾つかさせていただきます。  まず、今週の月曜日、五月二十七日の新聞記事であります。先ほど中島委員も取り上げられましたけれども、私も大変注目した新聞記事でございました。  改めて...全文を見る
○吉田委員 要するに、情報管理の中をくぐって勇み足の報道がされた、議論は今真っ最中である、こういうふうに承りました。  報道の是非はともかくとして、ここでもう一つ確認しておきたいのは、このUNSCEARという機関の位置づけでございます。これは、国連の総会決議に基づいて設立された...全文を見る
○吉田委員 よくわかりました。  しばらく前の予算委員会だったと思いますけれども、環境大臣御答弁で、専門家は今回の事故の放射線による健康被害があるとは考えにくいという指摘をしていると政府としては聞いている、そういう大臣答弁がございましたが、これが秋に向けてだんだんはっきりしてく...全文を見る
○吉田委員 マニュアル自体が正しかったのかどうかも含めて、今確認をしてもらっているということであります。  大阪大学の住田名誉教授の新聞のコメントですが、加速器というのは全国各地にあるんだ、そして、研究者だけが低線量の被曝をするといった事故は数年に一度は起きている、こういう新聞...全文を見る
○吉田委員 〇・五ミリないし五ミリという基準でやれば、今までそれを超えるような事故はなかった、こういうことだったと思いますが、引き続き、この事故の原因調査と対応をお願いしたいと思います。  三番目の質問ですけれども、今度は、福島第一原発の汚染水の問題について伺いたいと思います。...全文を見る
○吉田委員 そうしますと、ちょっと追加でお伺いしますけれども、この六千倍という推計ミスは、東電としてはそのときの状況を考えるとある程度やむを得なかったというふうなミスだと考えていいんですか。
○吉田委員 何かあったら早く報告しろ、報告義務を急げという全体的な風潮もありますので、確かにそういうときは保守的な対応が必要だとは思います。ただ、六千倍の違いということになると、貯水槽そのものをどう評価するかという問題も、何かひょっとしたら変わりかねないぐらいのデータの差ですよね...全文を見る
○吉田委員 田中委員長にちょっと追加で確認ですけれども、沃素129についてはまだ不十分だと。これは、基準値は下回っているが、まだ不十分だということだと思うんですが、そのほかにも幾つか微量検出がされている。これは、全体として基準を下回ってはいるというふうに考えていいんですか。
○吉田委員 ありがとうございました。  最近、IAEAの報告書というのも出たようですけれども、ここも、ALPSのことだと思いますが、除去技術の導入については非常に評価するというような報告書になっているようでございます。引き続きの関係者の努力をお願いしたいと思います。  ALP...全文を見る
○吉田委員 そのままは使えない技術があることはあるということです。  それから、一つはこのトリチウムの健康影響の問題ですけれども、これは水ですから、飲んでもすぐ出ちゃうということもあって、基準値以下であれば毎日飲んでも一年で一ミリシーベルトに達しない程度であるというふうな解説も...全文を見る
○吉田委員 いろいろな例が今示されました。  結局、このトリチウムというものをどう見るかが最後に残る問題だろうと思います。人体への影響は少ないということがわかっていても、無理はできないというのかどうか、その辺の見きわめがいずれ出てくる問題かというふうに思っております。当面は、タ...全文を見る
○吉田委員 わかりました。  一方で、福島第二原発というところも津波でやられて、同じように津波の水が建屋にたまっていたわけですが、これは同じように処理して放流したというふうに聞いております。  同じ水質のものを、いろいろな社会的なことも考えないといけませんけれども、異なった扱...全文を見る
○吉田委員 ちょっと追加で確認したいと思いますけれども、今回、除染関係ガイドラインというのが改定されましたね。数日前に我々も説明を受けましたが、その中に、ガンマカメラというのを活用しようというページがございます。このカメラで現場を撮ると、線量の高いところが赤くなって、非常にわかり...全文を見る
○吉田委員 子供の空間を重点的にというのが大方針ですから、それはもちろん必要ですけれども、片一方で、除染してもしなくても同じようなところを延々とやるというのもまたどうかなということもあります。いろいろ、ガンマカメラ等の活用もぜひよく検討していただきたいと思います。  先ほど、除...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  除染という事業は何せ初めての大事業ですので、二年間の経過を踏まえて、ぜひ新たな問題意識でまた見直していただきたいというふうに思います。  これで質問を終わりにしたいと思いますけれども、私は、最初に取り上げました国連の報告書、まだ不確定の...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○吉田委員 民主党の吉田泉です。初めて文科委員会で質問をさせていただきます。  文科行政、先ほど予算の話もございましたが、防衛と国土交通と並んで予算規模の特別大きい分野、かつ、国の将来のかかった重要分野だという認識でしっかり対応してまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ...全文を見る
○吉田委員 被災地においては、やはり、次世代が立派に育つというのが最大の希望だと思います。何とか格別の御支援を引き続きお願いしたいと思います。  それでは法案審議に入りたいと思います。今行われている高校無償化制度に所得制限を入れようという法案でございます。  まず、無償化が実...全文を見る
○吉田委員 低所得世帯への支援とか公私間の格差の是正、これは大変重要な問題と思いますが、そのための財源を所得制限という手法でもって賄うかどうかということは、これまた別な話だと思います。両者一体である必然性は論理的にはないというふうに思います。  結局、所得制限をやるべしという国...全文を見る
○吉田委員 幼稚園と保育園は、高等学校と違って、今までも所得に応じた負担を父兄はしていたわけですよ。これを段階的に無償化しようというときに、所得制限を一体どうするのか。大変複雑な私は問題だと思います。したがって、何か大きな原則論からやはり入る必要があるんじゃないかというふうに思っ...全文を見る
○吉田委員 やはり議論がうまくかみ合わないように思うんですよ。  そこでちょっと大臣に確認でございますが、先ほど申し上げたように、私は、原則的な話をここでよくしておかないと、この幼稚園、保育園の問題は、非常に複雑な問題、なかなか対応できないということで今こんなお話をしているんで...全文を見る
○吉田委員 選別主義という語感に問題があるということであれば、真に必要主義と言いかえてももちろんいいんですが、この真に必要主義のデメリットを、武川先生は六つほど挙げております。  一つは、所得の正確な把握が基本的に非常に難しいという問題。それから、そのための資力調査に非常にコス...全文を見る
○吉田委員 自助、共助、公助、私も大賛成です。ただ、公助のときに所得制限を入れるかどうかという問題ですよね。  いろいろ対応は考えておられるようですけれども、基本的な問題点がこの所得制限にはあるということを踏まえて、外国では所得制限なしの高校無償化が圧倒的と聞いておりますが、確...全文を見る
○吉田委員 授業料不徴収、私の見た資料では十五カ国ほどで行われておりますが、全て所得制限なしというのが世界の現実でございます。そういうことを考えると、今回、日本はちょっと世界的には突出したことを何かやろうとしているようなイメージを私は持つわけでございます。  それから、国際人権...全文を見る
○吉田委員 時間の関係で幾つか飛ばして、最後に、大臣からちょっと総括的なお話を聞きたいと思うんです。  先ほど、吉田の言い方はユニークだというような副大臣の答弁もありましたが、私は、原理的に考えよう、原則論でいこうとすると、普遍主義がいいのか選別主義ないし真に必要主義がいいのか...全文を見る
○吉田委員 終わります。ありがとうございました。
11月08日第185回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○吉田委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  趣旨の説明は、案文を朗読してかえさせていただきたいと存じます。     独立行政法人原子力安全基盤機構の解散に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府...全文を見る
11月19日第185回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○吉田議員 御指摘のとおり、民主党の法案の中の基本方針の中で、財源不足という表現をとっております。「国民生活強靱化対策を実施するために必要な財源の不足等を踏まえ、財政規律の維持の観点から、その重点化を図ること。」こうしているわけでございます。  これは、一般論として、あらゆる大...全文を見る
○吉田議員 予算規模についてのお尋ねでございます。  ちょっと繰り返しになりますけれども、国民生活強靱化対策については、今後、脆弱性評価を行って、その結果を踏まえて基本計画を作成し、それによって、実施すべき対策の範囲、さらには内容が明確となるというふうに考えております。  し...全文を見る
○吉田議員 民主党案の七条五号で財政規律の維持という言葉を使っております。先ほどから議論になっておりますが、あらゆる自然災害から国民を守ろうとすると、相当な規模の予算が必要であるということはもちろんでございます。  一方で、極めて我が国の財政状況が悪いということも御承知のとおり...全文を見る
○吉田議員 民主党案は、より財政規律維持という観点を強めるべきだということで、そういう表現を具体的に盛り込んだというふうに御理解願いたいと思います。
○吉田議員 民主党案のポイントの一つが、実はこの財政規律の維持を明記したというところで、先生の御指摘もなるほどなというふうに承っておりますが、要するに、あらゆる大規模自然災害から国民を守ろうとすると、膨大な予算が必要になる。ところが、現実は、極めて困難な財政状態に今日本の国は置か...全文を見る
○吉田議員 御指摘のように、財政資金の効率的使用に配慮するという表現、さらには、強靱化対策を持続的にやるべきだという考え方、大変重要だということは承知しております。  ただ、先ほども申し上げましたが、一方で、財政状態が極めて逼迫している。やはり、施策の重点化を図る、強靱化という...全文を見る
○吉田議員 御指摘のように、国土政策的な観点から、余り急激なアップダウンじゃなくて、一定の水準で投資をしていくべきだというお考えは大変基本的な認識であるというふうに思っております。  民主党の案ではその観点がどのように規定されているかというおただしでございますが、特に、国民生活...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○吉田委員 民主党の吉田泉です。  きょうは、経産委員会で質問の機会をいただきました。ありがとうございました。  私からは、ただいま原発事故と必死に闘っている福島県浜通りの課題を二つほど取り上げて、お話をさせていただきたいと思います。  まず一つは、浮体式洋上風力発電実証事...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  いずれ、商業発電に向けて、機材の生産体制をどうするかとか、さらには固定価格買い取り制度、漁業者との共生という問題、いろいろ課題はあるわけですが、ぜひこの実証事業を無事になし遂げていただいて、洋上風力発電を大きな産業として着実に育成していた...全文を見る
○吉田委員 敷地の外からの地下水というのがある、それに加えて敷地の中の雨水、この両方が汚染水の源になっている、そういう捉え方だったわけです。  それで、その研究者三人は、二つの可能性があるわけですが、そのうちの敷地の中に降る雨水が一体どの程度なのか、場合によってはそっちの比重が...全文を見る
○吉田委員 実は敷地の中に降る雨水が汚染水の源だったという解析結果、そしてフェーシングが有効な対策ではなかろうかという発表だったわけでございます。  一つ確認です。この地域は年間に雨が千五百ミリ程度降ってまいります。それが東電の敷地の中に浸透して、今九百トンぐらいが地下水として...全文を見る
○吉田委員 かなりの部分が説明できる、一応、大ざっぱには整合性があるという答弁だったと思います。  そこで、改めて大臣にお伺いしたいんです。  五月の段階では、敷地の外から来ている地下水がメーンの汚染水の源だ、こういうニュアンスだったわけですが、実はそれは建屋よりはるか下の地...全文を見る
○吉田委員 予防的、重層的な対策をとるということは賛成でございます。  そして、汚染水の源についてはいろいろな考え方があると大臣はおっしゃいました。  実は私、通告した後で見つけたんですけれども、今おっしゃられた汚染水処理対策委員会は、十一月十五日に一つ結論を出した、敷地外か...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  精査中ということでございました。いずれにしても、重層的に考えていこうとなると、フェーシングということについても少し踏み込んで検討していただきたいと思うんです。  まだ確定的なことは言えないんでしょうけれども、東電の敷地の中でフェーシング...全文を見る
○吉田委員 フェーシングというのは、何か弊害はあるんでしょうか。何か問題点があれば教えていただきたいと思います。
○吉田委員 今はコンクリートの表面舗装ということは意図的にやっていませんけれども、降った雨は全部が全部浸透するわけじゃなくて、土の上を通って海に流れ出るのが三割ぐらいという話を聞きました。三割ぐらいは下に浸透している、残りは蒸発している、大ざっぱに言うとそんな状況が今現在もあるわ...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  汚染水対策というのは、当然のことですけれども、地下水の構造をきちんと把握するのが基本中の基本だと思います。産総研の専門家が解析して、問題提起をしたわけでございます。これを最大限に活用し、より根本的かつ簡易な対策を優先的に採用するよう御検討...全文を見る
11月21日第185回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第9号
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○吉田議員 御指摘のように、グレーインフラと並んでグリーンインフラというのが極めて重要だという御指摘は重要な考え方だと思っております。今回の大震災でも、江戸時代から育ててきた防潮林が各地で相当な減災効果を発揮したという事実もございました。  民主党案においても、自公案と同じく、...全文を見る
11月29日第185回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○吉田委員 民主党の吉田泉です。  石原大臣初め、COPへの御出張、本当にお疲れさまでございました。  まず、その関連で幾つかお尋ねしたいと思います。  今回のCOPでは、京都議定書の第一約束期間において日本の削減実績の見込みが八・二%である、目標の六%を達成できるというこ...全文を見る
○吉田委員 日本を初め、少数ではありますが、一握りの国ではありますが、一生懸命やったわけですが、全体としては、この二十年、一九九〇年から二〇一〇年で三割ふえたということでございます。  それと、二〇二〇年に向けた削減目標、我が国は二〇〇五年比で三・八だという数字が発表されました...全文を見る
○吉田委員 エネルギー効率を、二〇二〇年に向けて、十五年間で二割さらに深掘りするということです。  過去二十年間の実績としてはどのぐらいかを尋ねたところ、一割だったというわけですね。それを今度は二割ですから、これはそういう意味では非常に野心的な計画になっているというふうに、ぜひ...全文を見る
○吉田委員 やはり、原発比率が、アメリカは二割弱、EUは三割弱ですか、ここが最終的な数字に決定的な影響を与えていることは間違いないと思うんですよね。そういう前提がほっておかれて、三・八だけひとり歩きしているような面もあると思います。これはよく説明するしかないと思います。何とぞその...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  消費税を増税しようという時代でございますので、四年目以降についてはさらに精査をお願いしたいと思います。  次は、ちょっとテーマがかわりますが、北海道の襟裳岬の突端に生息しているゼニガタアザラシの問題を取り上げたいと思います。  絶滅危...全文を見る
○吉田委員 これは、希少動物と人間との共存の典型的なケースだと思います。被害を防ぐための良案を極力早く、ひとつ出していただきたいとお願いを申し上げます。  次に、今度は、福島の中間貯蔵施設の関連でお伺いいたします。  これは、二十七年一月供用開始予定ということですから、もうあ...全文を見る
○吉田委員 十五平方キロかどうかということはともかくとして、いずれ、この施設をつくるために土地を購入するという手続が必ずやってくるわけでございます。問題は、通常の場合と違って、大熊町とか双葉町というところの帰還困難区域は、土地の全損賠償が東電によってなされるということが決まってい...全文を見る
○吉田委員 わかりました。  ただ、これは環境省が事業主体ですが、賠償の担当の文科省の方ではそういう議論も来ているということですので、ぜひ、よく連携して、なるべく早くこの価格の基本的な考え方をまとめるべきかと思います。一つの考え方が何かひとり歩きしちゃって、それが後でまたひっく...全文を見る
○吉田委員 状況はわかりました。  さらに、きょうは復興副大臣にも来ていただいておりますが、この国有化報道に合わせて、つまり、国有化ということは、全員帰還という従来の政府方針を大きく転換するものだという解釈が新聞紙上でなされております。  ただ、私は、今まで政府としてこの全員...全文を見る
○吉田委員 戻る、戻らないというのは、あくまでそれぞれの個人の方の判断である、国が強制するものではないという方針で政府は一貫しているということだと思います。そこがチェルノブイリと一番大きな違いだというふうに思っております。  それから、もう最後になりますが、十一月二十日ですけれ...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。終わります。