吉田泉

よしだいずみ



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吉田泉の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第186回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○吉田委員 おはようございます。民主党の吉田泉であります。  先日お伺いいたしました環境大臣の所信に関連して、きょうは御質問をさせていただきます。  まず、所信の一番最初に取り上げられた、東日本大震災からの復旧復興、このうちの中間貯蔵施設の整備についてお伺いをいたします。 ...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。この最終処分場の問題については、後ほどまたちょっと触れたいと思います。  その閣議決定と並行しながら、政府は、二十四年の三月でしたけれども、福島県の双葉町、大熊町、楢葉町、この三つの町に中間貯蔵施設を分散設置するという考え方を示しました。そし...全文を見る
○吉田委員 そういったいきさつを踏まえて、環境省は現地の調査等をその後行ってきたわけでございます。そして、調査が終了した昨年十二月、富岡を入れた四つの町の町長さんと福島県知事に対して、中間貯蔵ですから三つの町の十九平方キロを国が買い上げて整備したいという案を示したところでございま...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  大臣おっしゃるように、双葉八カ町村と県の総意がこういう方向になったということですので、ぜひ今のようなお考えで受けとめていただきたいというふうに思います。  ただ、今大臣もおっしゃいましたけれども、問題は、見直すときの方法といいますか、可...全文を見る
○吉田委員 やはり、減量化技術の開発というのがどうもポイントというように感じました。いろいろ聞くと、分級という方法がある、それから、熱処理とか洗浄、いろいろな発想で今、減量化技術、公募等もしながらやっているということでございます。ぜひそちらに力を入れていただきたいと思います。 ...全文を見る
○吉田委員 時系列を大事にしながら、受け入れがあれば法制化するんだという大臣のお約束を私は信用したいと思います。  そこで、改めて伺いますけれども、受け入れの環境が整えばとされておりますけれども、その時期というのは、具体的にはどういう段階を指しているんでしょうか。先ほど住民説明...全文を見る
○吉田委員 そうしますと、通常会は六月までですけれども、具体的には、この通常会に出せるかどうかというあたりは、大臣、いかがでしょうか。
○吉田委員 通常会か臨時会か、法案の提出の時期をこちらも注目してまいりたいと思います。  それから、ちょっと話はかわりますけれども、富岡町、ここには、これは従来からですが、管理型処分場という既存の民間の処分場がありますが、十万ベクレル以下の廃棄物についてはそこに受け入れを要請さ...全文を見る
○吉田委員 その住民の方々に納得してもらうためにも、ぜひ何か数値でもう少し具体的に示してもらいたいと思うんです。例えば、私が聞いているのは、そのエコテックの場合は、埋め立て中は境界線で年間一ミリ程度だ、これが埋め立てが終わって土壌をかぶせればその百分の一に減るんだと。一ミリの百分...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  そうすると、宅地、工場は一割程度で、あとは、九割が田畑、山林、原野、こういう地域であります。  地元の人の話を聞くと、あの辺の田んぼの評価額というのは大体一反当たり六十万円とか八十万円だというわけですね。そうすると、この値段で買い取り価...全文を見る
○吉田委員 公共用地の取得ですから、収用法というのも一応対象になるということですが、実際にはこれは考えられないことです。そうすると、あくまでも交渉で買い取りをしようということになると思いますが、そうすると、やはりポイントは条件だと思います。どうぞ、いろいろな専門的な知恵を出してい...全文を見る
○吉田委員 もう一つ、この後段で、知事の要請書の中で、地域の文化遺産、伝統の継承、それから墓地等への丁寧な対応、土地賃借などを含む住民の要望等に対してきめ細やかに対応していただきたいという話が来ておりますが、現時点での考え方を伺います。
○吉田委員 よろしくお願いします。  この項目の最後にしますけれども、中間貯蔵施設というのは、三十年後は解体されてそこは更地になるというふうに考えられます。それ以降、この土地をどのように利活用するのか。ひょっとしたら、自治体に譲渡ということもあるのか。そういう絵姿も双葉郡の将来...全文を見る
○吉田委員 中間貯蔵施設の整備についていろいろお伺いをしてまいりましたが、稼働開始まであと十カ月という段階に来ました。その割には、基本的な考え方がまだまだ未整理という印象を受けました。地元でも、東電の賠償の指針が大体出そろいましたから、次はいよいよこの中間貯蔵の問題に取り組むんだ...全文を見る
○吉田委員 ぜひ、そういう方向でよろしくお願いします。  それから、今度はため池除染です。  昨年の十一月、これは福島県が発表したデータですが、県内に何千という農業用ため池がございますが、そのうち千六百四十カ所を検査しました。そうしたら、約三割で指定廃棄物の基準である八千ベク...全文を見る
○吉田委員 これもよろしくお願いします。  それからもう一つ、今度は再除染という問題です。  例えば川内村、楢葉町、こういうところは大体除染が完了をしつつあります。やってはみたものの、長期目標一ミリシーベルトをなかなか下回らなかったという場所が幾つかあります。そこについてはも...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  除染については、今三つほど課題というものを取り上げましたけれども、全体として当初予定よりか大変おくれてしまって、自治体の復興計画に大きな影響が出ているという問題もございます。一層の御奮闘を改めてお願いしたいと思います。  次いで、今度は...全文を見る
○吉田委員 いずれにしましても、非常に多数の機関が関与するわけですので、縦割りのすき間をつくらないように、それぞれ積極的な姿勢で取り組んでいただきたいというふうに思います。  質問を一つ飛ばしまして、次に、地球温暖化、さらにはPM二・五という問題に関連してお伺いしたいと思います...全文を見る
○吉田委員 炭酸ガス対策で約一兆円と言われておりますけれども、PM二・五対策は六億円という数字を今出されました。二千分の一ぐらいの規模ですが、本当にこれでいいのかなというような感じを私は持っております。きょうは、その問題提起ということでお話しさせていただきました。  それから、...全文を見る
○吉田委員 この焼却炉の更新という問題も、間もなくといいますか、緊急性のある問題だと思います。いろいろ知恵を出し合いたいというふうに思います。  それでは、時間ですので私は終わります。ありがとうございました。
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○吉田分科員 民主党の吉田泉でございます。  きょうは、福島復興の諸課題ということで、復興大臣を中心に御質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  先週末の二月二十二日でしたが、福島県浜通りを走る常磐自動車道広野—富岡間の再開通式というのが開催されまして、大臣、そ...全文を見る
○吉田分科員 ありがとうございました。  この問題は、それぞれの方の生き方とか考え方も関係してくるような問題だと思います。なかなか一律、全ての方に即効性のある対策はないと思いますが、今大臣がお話しになったような対策を地道に、丁寧に続けていただきたいとお願いをいたします。  さ...全文を見る
○吉田分科員 詳細はこれからでしょうけれども、素人考えですけれども、去年と比べて、漏えいのボリュームは三分の一、濃度は三倍、そういう数字になっていますので、大体同じ程度というふうに考えたらいいのかなと思っているんですが、詳細を待ちたいと思います。  今回の事故はなかなか不自然な...全文を見る
○吉田分科員 現場の方々の健康管理、労働環境管理、直接は東京電力の仕事だと思いますが、監督官庁として、引き続き、規制庁も含めて、問題意識を持っていただきたいというふうに思います。  今度は、ちょっと視点が変わりますけれども、原発避難者の方々のための災害公営住宅の建設状況でござい...全文を見る
○吉田分科員 ペーパーによる調査だけじゃなくて、私は、最終的にはやはり個別の面談、これは自治体にやってもらうしかないと思いますが、そこまで踏み込んで意向を吸い上げていただきたいとお願いをいたします。  それから、この公営住宅も含めて復興事業を今いろいろ、しゃかりきになってやって...全文を見る
○吉田分科員 受検資格の緩和だけではなかなか即効性はないかもしれませんが、それと、発注ロットを大きくするとか、いろいろ組み合わせてぜひ対応していただきたいと思います。  ちょっと時間の関係で、一つ、賠償は飛ばしまして、線量不安という問題をお伺いしたいと思います。  時々地元で...全文を見る
○吉田分科員 チェルノブイリと日本でどちらが厳しい基準だったのかと簡単に言えないということでございますが、いずれにしても、日本の二十ミリ基準、さらには長期的な一ミリという目標基準を、その趣旨を、体系的に今後とも住民に伝えていっていただきたいと思います。  もう一つ、この線量不安...全文を見る
○吉田分科員 ありがとうございました。  時間がなくなってまいりましたので最後の質問にしたいと思いますが、東京オリンピック・パラリンピック関連でございます。  何らかの形で福島県がこのオリンピックに参加することによって、六年後になりますが、立派に復興したぞという姿を示したいと...全文を見る
○吉田分科員 ありがとうございました。終わります。
03月12日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○吉田委員 民主党の吉田泉です。よろしくお願いします。  きょうは私からも、私立学校法の改正案に関連して質問をいたします。  今回は十年ぶりの改正ということです。今も中野議員から御指摘がありましたが、その背景は、堀越学園の昨年の経営破綻ということでございます。学生を抱えたまま...全文を見る
○吉田委員 学生数、入学者数は、いっときふえましたけれども、グラフを見ますと、この十五年ぐらいは四十六万人とか四十八万人とか、その辺で大体横ばいに推移しているというふうに思います。  一方で、充足率というのが今のお話だと悪化しているというわけであります。八〇%ぐらいの充足率が欲...全文を見る
○吉田委員 帰属収支という計算をするわけですけれども、本来ですと、この中から次の設備投資に回すお金を蓄えなくちゃいけませんので、プラス一〇%ぐらいが欲しいところだというのが基準になっているようですが、今のお話ですと、帰属収支が赤字になっているという学校が三五%ですから、もう三分の...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  ちょっと確認ですが、社会人の学生かつ留学生、これが、OECDと比べると、よその国と比べると相当低い、この二つが大きいということだと思うんですけれども、そうしますと、その二つを除いた純粋の、国内の十八歳を中心とする二十五歳以下のお子さん方の...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  それから、今後の進学率の考え方についてちょっと大臣にお伺いしたいと思います。  知識基盤社会という見方があります。今後ますますそちらの方向に向かっていくというのが文明の必然だろうと私も思います。そういう流れに適応しようとすると、やはり、...全文を見る
○吉田委員 高等教育の質、量ともの改善というお話だったと思います。  確かに、私も高等教育がさらに必要になるという流れだと思いますが、一方で大学のレジャーランド化というような現象も、依然として一部においては続いているような気もいたします。ぜひ、その質、量両方ともの改善を目指した...全文を見る
○吉田委員 大学の新設というのが、事業の見通しが無理があったということだろうと思います。大学新設さえしなければ、もっと安定経営ができたかもしれないというふうにも思われます。  それで、今ちょっと触れられたのかもしれませんが、大学をつくるときの設置許可の申請の書類に虚偽記載があっ...全文を見る
○吉田委員 もうちょっと具体的にお聞きしたかったんですが、なぜ見抜けなかったのかという御答弁に、公認会計士の監査報告書が偽造されていた、それが主な理由のように受け取りましたけれども、そうなると、結局公認会計士任せだったのかなという気もするんですよ。  もう少し踏み込んで、バラン...全文を見る
○吉田委員 根拠書類をしっかり審査するというお話、それからペナルティー強化。許認可をする所轄庁といいますか、文科省として、専門的な審査の目ききができる方々をさらに育てていただきたいというふうにお願いしたいと思います。  それから、もう最後になりますけれども、今回の法改正の運用と...全文を見る
○吉田委員 大臣のお話で、改善する契機を今回の法改正でより与えることができるようになるというお話でございました。  今回の行政権限の強化、私も、堀越の事例を見るとやむを得ないことだと思います。さらには、私学全体にとっての経営環境の改善という意味では、進学率の向上とか、そして、そ...全文を見る
04月08日第186回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○吉田委員 民主党、吉田泉であります。  私の方からは、福島の原発事故関連で何点かお伺いをしたいと思います。  四月になって新年度がスタートしたところですが、四月の一日には、これは東京電力の社内組織ですけれども、福島第一廃炉推進カンパニーというのが発足をいたしました。最高責任...全文を見る
○吉田委員 政府としては、なるべく早く住民説明会を開催したいという意向だと思います。ただ、そのためには、知事の要請にもありましたけれども、生活再建策さらには地域振興策、そういったものの大枠がある程度固まっていなければならない、さらには、買い取り価格の大枠がある程度固まっていなけれ...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  それから、諸課題の一つに、土地の売買でいくのか賃貸借でいくのかという問題がございます。  せんだって大熊町の関係者の方とちょっとお話をしたら、もし国に土地を売るとなると、大熊町の住民票がなくなる、つまり大熊の町民でなくなってしまう、それ...全文を見る
○吉田委員 総務省の住民票の原則からいうとなかなか難しいということのようですけれども、どうぞ交渉の中で総合的に丁寧に対応願いたいと思います。  いずれにしても、今、仮置き場に除染をした土壌等を置いているわけですが、仮置き場もなかなかふやせないという状況でございます。福島県の中通...全文を見る
○吉田委員 指定廃棄物については、平成二十三年十一月十一日、閣議決定がなされております。放射性物質汚染対処特措法の基本方針、その中で、この処理は排出された都道府県内において行うということが決められたわけです。その二十三年の方針を現政権も引き継いでおられるわけですけれども、改めて、...全文を見る
○吉田委員 そんな中で、これは一部の方と言っていいと思うんですけれども、指定廃棄物は福島県の東電サイトに集約して処分すべきだという主張が出されております。これは、排出者責任、つまり、排出者ということは東電ですね、東電責任論という理論に基づく主張であるということでございます。  ...全文を見る
○吉田委員 以上の状況を踏まえて、ここで、最終処分地問題に関して大臣の見解を伺いたいと思います。
○吉田委員 万が一、今までの大方針が揺らぐとなると、大変な混乱が待っていると私は思います。一部の人が言う排出者責任論という立場に立ちますと、今やっている中間貯蔵施設の後の最終処分というのも、理論的には福島県に行くべきだということになってしまいます。そうすると、一挙に交渉は決裂する...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  事実関係の確認ですけれども、この十九日の昼間、十時三十二分から五十七分といいますから二十五分間、ここの時間帯で配管につけられている何千という弁のうちの二つが何者かによって人為的に逆方向に操作をされてしまった、したがって、水が誤った方向に行...全文を見る
○吉田委員 先ほど申し上げた昼間の二十五分間、この間にいじられているわけですけれども、その二十五分間の中で、プレート取りつけ工事というのがこの二つの弁についてもなされています。これは、発注先のバルブ会社の三人のチームがそのプレート取りつけ工事をやったということなんですが、彼らはど...全文を見る
○吉田委員 その三人がタグの取りつけ工事をしたときには、彼らはさわっていないというわけですが、既にバルブは間違った方向に操作をされていたということになると思うんですが、それにバルブ会社の人たちが気がつかないのかなというところもちょっと疑問は残るんですが、なかなかはっきりした証言が...全文を見る
○吉田委員 原子力規制庁にお伺いしたいと思います。  ひょっとしたら、このままでは事実関係がうやむやになるという心配があると私は思います。再発防止ということを考えても、今回の事故の真相の解明というのは極めて重要ではなかろうか。  政府として、この真相解明へ向けた決意といいます...全文を見る
○吉田委員 立入検査権限があるわけですので、積極的に、ひとつ東電と協力して真相解明をしていただきたいと思います。  最初に申し上げましたけれども、増田最高責任者も、改めて、漏えいということは大変なことなんだという意識づけを強化したいというコメントを出されました。第一原発の構内と...全文を見る
04月08日第186回国会 衆議院 本会議 第15号
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○吉田泉君 民主党、吉田泉です。  ただいま議題となりました鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律案について、民主党を代表して質問をいたします。(拍手)  「ぼくは猟師になった」という本を御存じでしょうか。著者は、千松信也さん。京都大学在籍中に狩猟免許を取...全文を見る
04月15日第186回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○吉田委員 民主党の吉田泉でございます。  きょうは、四人の参考人の方、本当にありがとうございます。  お一人ずつ順番にお聞きしたいと思います。  まず、佐々木会長の方ですが、先ほどの意見開陳の中で、狩猟期の問題がございました。特措法の狩猟というのが今、夏場にも行われておる...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  次に、草刈参考人にお願いいたします。  先ほどのお話の中で大変印象的だったんですが、ヒグマとツキノワグマ、実はレッドリストに載っておって、地域的に孤立している、絶滅のおそれがあるという指定を受けているわけですが、実は、特定計画制度が始ま...全文を見る
○吉田委員 もう一つ草刈参考人にお願いします。オオカミの問題です。  せんだっての委員会審議でも、鹿対策として、イノシシ対策でもあるんですが、オオカミの再導入ということを検討したらどうだという意見が委員の中でもございました。  アメリカのイエローストーン公園で成功しているとい...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  田中参考人にお願いします。  今回、今まであった特定計画というのを二つに分けて、一種計画と二種計画に分けますということになります。環境省の方は、分けた方がより目的がはっきりして保護管理しやすいんだという理論なんですが、草刈参考人などは、...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  最後に、池田参考人にお願いいたします。  御地元で、わなを中心に、それだけじゃなくて電気柵を置いたり、それから餌場にしないような手入れを入れたり、いわゆる防除の方策を、工夫を大分されていると。その両者相まって、今成功しているということだ...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。終わります。
04月15日第186回国会 衆議院 本会議 第18号
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○吉田泉君 地方教育行政における課題を改善する仕組みに関する御質問をいただきました。  現在の地方教育行政については、責任の所在が曖昧であり、迅速な処理ができず、外部の目も声も届きにくく、結果として、なれ合い、事なかれ主義、隠蔽体質がまかり通っているとの指摘がございます。  ...全文を見る
04月16日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
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○吉田議員 教育に関して地域住民の意向をどう反映させるような法案になっているかというおただしでございます。  まず、地域住民の代表である首長に責任と権限を一元化しているということが一つあると思います。それから、今議論になっておりました学校運営協議会、ここが地域住民の意向を反映と...全文を見る
○吉田議員 民主、維新案ですと、今まで分散していた責任と権限を首長に一元化するということですから、有事においてもそれがもちろん適用されるわけですが、さらに、有事の対応というのは極めて大事だということをよく認識した上で、第六十三条に配慮規定というのを置きました。  これは、通常は...全文を見る
○吉田議員 何点か御質問があったとは思いますが、まず、教育監査委員会の役割と内容について申し上げたいと思います。  我々の民主、維新案の肝といいますか肝心なところは、教育の責任と権限を首長に一元化するということですから、首長が適切な事務執行を行うということがもちろん最重要なこと...全文を見る
○吉田議員 我々の案では、首長と教育長というのが一体になって教育行政に責任を持ってやるということになっておりますから、未然防止についても、両者一体で行うということでございます。  そして、さらには議会というのがありますが、御懸念の、将来に起こりそうな問題について未然防止をするた...全文を見る
04月18日第186回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○吉田委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  趣旨の説明は、案文を朗読してかえさせていただきたいと存じます。     鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) ...全文を見る
04月18日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○吉田議員 政治的中立性、継続性、安定性に関するおただしでございます。  学校が一党一派に偏した立場に利用される、あるいは学校の教育活動自体が一党一派に偏してしまうということは、もちろん、教育基本法の趣旨からいって許されることではないということであります。  我々は、首長に教...全文を見る
○吉田議員 民主、維新案では、教育長が首長の補助機関として首長の指揮監督のもとで教育に関する事務をつかさどる、そして首長が教育長を任命するということになっております。教育長は首長が在職している間、首長の意向に沿って一定の成果を出すということが期待されているわけでありますから、首長...全文を見る
○吉田議員 解職の問題だと思いますけれども、教育長がなかなか成果を上げていないとかサボタージュがあるとかそういう場合も考えられますので、そういうときには首長による解職もあるというふうになっております。
○吉田議員 教育監査委員会の事務局の設置についてのお尋ねでございます。  我々の法案によりますと、監査委員会の事務局というのは、教育監査委員会の事務を処理させるために置くものであり、その職員は委員会が任免し、その職員の定数は条例で定めるということになっております。  この事務...全文を見る
○吉田議員 基本的に、御指摘ごもっともだと思います。  規模が小さい地方公共団体の場合、この監査委員会ないし事務局を単独でなかなか設置できないということがあると思います。現在、地方公共団体がそういう場合に共同して機関を設置することができるということが地方自治法上認められておりま...全文を見る
04月25日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○吉田委員 民主党の吉田泉です。  私からも、地方教育行政法の改正案に関連して質問をいたします。  この法律は、平成に入って既に四回改正がなされました。今回は、大津市のいじめ事件をきっかけとして、さらに抜本的な改正をしよう、こういう趣旨だと思いますが、これは本当に抜本的な改正...全文を見る
○吉田委員 大臣、ちょっと確認ですが、今、総合教育会議というお話がございましたが、これからも、教育行政の執行権は変わらずに教育委員会にあり続けるわけですよね。一方で、総合教育会議というのができて、教育の大綱というものを首長が主導的に関与してつくっていく。つまり、教育に対する首長の...全文を見る
○吉田委員 トータルのバランスをとりながらという今御発言ですが、結果として、何か一番大事なポイントがややぼけてしまったのではないかというふうに感じたところでございますが、ちょっと見解の相違だと思います。  先ほど大臣も触れられましたけれども、今回の改正案の目玉の一つが、教育長と...全文を見る
○吉田委員 結局、政府案ですと、教育委員会が合議制の執行機関として存続し続けるということになるわけですが、なぜそうするのかというときに、先ほど大臣もお触れになったと思いますが、政治的中立性を担保せねばならないと。教育という部門を首長の直轄にしちゃうと政治的中立性に危惧がある、こう...全文を見る
○吉田委員 もし大変偏った教育内容が首長の指示でなされるというようなことですと、これは今大臣もおっしゃいましたけれども、やはり次の選挙で手痛い目に遭うと。ちょっと今そこの見解が分かれるところですが、そういうことでいけるんじゃないかなと思います。  いずれにしても、この政治的中立...全文を見る
○吉田委員 政府案について何点かお聞きしましたが、私は、この政府案というのは、いろいろな議論を積み重ねているうちにだんだん複雑になって、そもそも一番の問題であった責任体制の明確化という課題から少しずれてしまった、そんな危惧を持っておるところでございます。  ちょっと一問飛ばして...全文を見る
○吉田委員 もう時間ですので最後の質問にしたいと思いますが、私、渡部昇一教授の「国民の教育」という本を愛読しているものでございます。その本で渡部先生が言っているのは、今、非常に公立学校全盛だと。その中で、逃げ場がないというのが学校のいじめを深刻化させているんだ、さっさと転校できる...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。終わります。
○吉田議員 結論を申し上げると、いわゆる政治的中立性と同義でございます。  この中立性ということにつきましては、まず、教育基本法の十四条二項で、「法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。」というふうに定められてお...全文を見る
○吉田議員 この民主、維新の骨格は、要するに、地方教育行政における権限と責任の所在を明確にしよう、こういうことで、今まで首長と教育委員会に分散していたその二つを首長に一元化する、その首長の指揮監督のもとで教育長が教育に関する事務をつかさどる、こういうことにしてあるわけでございます...全文を見る
○吉田委員 私は、民主党の吉田泉といいます。  三人の陳述者の方、きょうは御参加ありがとうございました。  私は、地元がお隣の福島県の浜通りでございまして、私のところの児童生徒がたくさんこちらでお世話になっていることに対して、まずお礼を申し上げたいと思います。  三人の方そ...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  青木先生にお願いいたします。教育委員会の将来性に関してでございます。  今回の政府案の方は、教育委員会を執行機関として存続させることになっておりますが、一方で、形骸化、制度疲労、二十世紀の遺物、建前と現実の乖離、こういった批判もあるわけ...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  もう時間も余りありませんが、最後に有見先生に一問お願いします。先ほど小林委員がちょっとお触れになったと思いますが、私立小学校、中学校に関連してでございます。  先ほど大津のいじめ事件のお話もされました。そして、それをきっかけに教育長に権...全文を見る
○吉田委員 終わります。
05月09日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○吉田議員 お尋ねの、教育の中立性についてでございますが、今大臣答弁にあったように、教育基本法の十四条二項に基本的な定めがございます。したがって、学校が一党一派に偏した立場に利用される、あるいは学校の教育活動自体が一党一派に偏する、そういうことがあってはいけないというのは当然であ...全文を見る
○吉田議員 教育とともに、政治的中立性が求められるという特別職に選挙管理委員会の委員というのがございます。この選管の委員については、議会において選挙で選ばれるという仕組みになっておりまして、今回のその教育監査委員会の委員についても、これと同じ方式がよかろうということで、そうしたと...全文を見る
○吉田議員 この民主、維新案は、地方教育行政の最終責任者は首長である、そして教育長は首長の補助機関である、こういう位置づけをしております。したがって、教育長は、首長の意向に沿って一定の成果を出すということが期待されているわけであります。  ですから、成果が出ない、もしくは教育長...全文を見る
○吉田議員 この民主、維新案の肝は、地方教育行政における権限と責任の所在を首長に一本化するというところでございます。  ただし、首長が恣意的に権限を行使するとか、独善的なやり方で教育現場を混乱させるということがあってはいけませんので、新たな機関として教育監査委員会を設置して、議...全文を見る
○吉田委員 民主党、吉田泉です。  私からも、地方教育行政法の改正案に関連して質問をさせていただきます。大分審議も進んできたわけですが、常に問題の原点を忘れないという姿勢できょうは質問をしたいと思います。  せんだって参考人で来られた新藤宗幸教授によると、教育委員会制度の見直...全文を見る
○吉田委員 政府としてその報告書を真摯に受けとめているというようなことは間違いないと思うんですが、次にお伺いしたいのは、その隠蔽体質というものが人の問題だと言う方もいます。それから、制度の問題だと言う方もおられます。  例えば、あの全国市町村教育委員会連合会の会長さんは、この大...全文を見る
○吉田委員 我々の今回の審議の原点というのは、やはり、大津における隠蔽体質、それを制度的に何とか改善していこう、この辺にあるのではないかというふうに思っているところでございます。  大津市長さんは、この事件の後に市長に就任したわけですが、遺族から大津市に対して訴訟が提起されまし...全文を見る
○吉田委員 実際には首長の代理としてつかさつかさの方が、担当者が法廷に立つということが多いんでしょうけれども、訴状の宛名は首長なんですよ。最終責任はこれは首長だと。それで、この点が特に今回の改正によっても変わらないということだと思います。  これを解消するというためには、やはり...全文を見る
○吉田委員 ちょっと確認ですけれども、要するに、国においては、教育行政の政治的中立性の問題というのは、もうはなからないということですか。大津市長の言い方は、地方よりも国の方に政治的中立性の問題というのはあるのではなかろうかという問題意識なんですが、そこはいかがですか。
○吉田委員 それでは、関連して大臣にお願いします。  これも大津市長の発言ですが、教育委員会を地方に必置する理由として、いわゆる政治的中立性、それから地域住民の意向の反映、こういう必要性が挙げられているわけですが、一方で、国においては教育行政で別に行政委員会方式というのがとられ...全文を見る
○吉田委員 引き続いてこの教育委員会制度の件ですけれども、先日の参考人として来ていただいた穂坂邦夫前志木市長の発言として、首長を教育の総括責任者として明確に位置づけた上で、現行の教育委員会にかえて、中教審的な立場の地方教育審議会とでもいうべきものを新設して、ここに二十五、六人程度...全文を見る
○吉田委員 結局、教育委員会が執行機関として残るわけですので、なかなか穂坂市長の提案と相入れないということだと思います。ということは、なかなかこの隠蔽体質という問題も改善が期待されないのではなかろうかというふうに感じざるを得ません。  一問飛ばしまして、配慮規定ということでちょ...全文を見る
○吉田委員 問題は、その総合教育会議というのが緊急時にどのぐらい適切に機能するかということだと思います。  もう時間も大分迫ってきましたので最後の方になりますが、根本的な問題ということでちょっと触れたいと思います。  穂坂前市長が言っておられるのは、日本の教育問題の根本には中...全文を見る
○吉田委員 縦の系列の問題については、ちょっと見解の相違があるように思います。  もう最後にしますけれども、「国民の教育」を著した渡部昇一教授はこう言っておられます。  教育改革を考える上で最も大事なのは、公教育の時代は既に終わったという認識である。もう小手先の改革ではどうに...全文を見る
○吉田委員 終わります。ありがとうございました。
05月14日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○吉田議員 オープンな議論という問題でございます。  我々野党案は、地方教育行政における責任者が首長ということになりますので、教育委員会のような合議体が執行機関ということではありません。したがって、意思決定のための議論をその段階で公開するということは制度上できないという仕組みで...全文を見る
○吉田議員 おっしゃるように、いじめの対策等も含めて、教育に関する首長の事務が適切に、かつ望ましい成果を上げながら行われているのかということを評価、監視するのが新しい教育監査委員会の役割ということでございます。  さらに申し上げれば、どういうときにこの委員会が開催されるのかとい...全文を見る
05月16日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○吉田議員 我々の野党案は、今おっしゃられた大津の事件を踏まえて、関係者の方々の御意見をよく聞いて、地方教育行政における権限と責任の所在を明確にすべきだ、これを最大の眼目に法律案をつくったということであります。つまり、住民による選挙で選ばれた首長が、みずからの責任で民意を酌み取り...全文を見る
○吉田議員 野党案では、教育行政の執行権というのは首長に持たせるということになっておりますので、よそからその権限を侵害する、ないしは強制的に変更させるということは不適切であるわけでございます。したがって、教育監査委員会は、そういうことはできないということになっております。  た...全文を見る
○吉田議員 教育の分権を推進する、さらには、学校の運営に今御指摘の地域共同体の意向を反映する、大変重要なことだと思っております。  そこで野党案では、まず、地域住民の代表である首長に教育行政の責任を一元化しようということになったわけであります。また、さらには、学校運営協議会の設...全文を見る
○吉田委員 民主党の吉田泉です。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、政府提出の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案に反対、民主党、日本維新の会提出の地方教育行政の組織の改革による地方教育行政の適正な運営の確保に関する法律案に賛成の立場から討論を行いま...全文を見る
05月23日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第20号
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○吉田委員 民主党、吉田泉です。  まずは下村大臣、お誕生日おめでとうございます。人生は六十からが本番という言葉もございますので、ますますの御活躍を御期待申し上げます。  それでは私からも、学校教育法、国立大学法人法の改正案に関連しまして質問をさせていただきます。  今回の...全文を見る
○吉田委員 今回の法改正は、教授会の役割、権限を何か縮小したり限定したりするものではない、今までのあり方をより明確化するものだというような御答弁だったように思います。先ほどのお二方の質疑の際もそういうニュアンスの答弁があったかと思うんです。  現実問題、本当に教授会の権限の縮小...全文を見る
○吉田委員 そうしますと、大臣、ちょっと確認ですけれども、この中教審の答申を何か実質的に変えたわけではないんだ、いろいろな各大学校の多様な実態を認めるためにこういうミニマム的な書き方にしたんだという御趣旨かと思うんですが、先ほど申し上げた、教授会の審議を十分に考慮してという部分は...全文を見る
○吉田委員 私の質問は、審議のまとめと比べて、十分に考慮してというところが的確に反映されたのかということでしたが、ちょっと後ほどまた尋ねたいと思います。  さらに大臣にお伺いしたいと思いますが、中教審のメンバーの方のお話をちょっとこの間聞いたんですが、当初、大臣の方からは、教授...全文を見る
○吉田委員 方針が変わったということですが、さらに九十三条の中身についてちょっと確認をしたいと思います。  従来の九十三条は、「教授会を置かなければならない。」という規定でした。今回は「教授会を置く。」という言葉に変更するわけですが、これは何か特別の意味があるんでしょうか。従来...全文を見る
○吉田委員 そうしますと、もともと法令上は尊重義務はないが、今回の改正案においても、学位の授与等については十分尊重されねばならないというような御趣旨の答弁かなと思います。  私は、このあたりが今回の改正案の一番の論点のように思います。  要するに、教育界の方々の方からは、今回...全文を見る
○吉田委員 そうしますと、確認ですけれども、明治大学は従来の規定を変えなければならない、変えないと法律違反になるよ、こういうことでいいんですか。
○吉田委員 確認ですが、明治大学は、教授会は議決機関だとしているわけですよね。先ほど稲津議員の方からもあったと思いますが、教授会というのはもともと議決機関ではないはずだ、決議機関じゃないはずだというお話も先ほどあったんですが、それが今回の改正案でさらに明確化されるとなると、明治大...全文を見る
○吉田委員 なかなか微妙ですよね。これは十一項目を学長が全部諮問するというプロセスがあれば。ただ、議決機関というところが微妙にひっかかるなと思います。  それはそれとして、私は、日本で今一番最高級に成功している私立大学の運営の仕方を、何か上からの法改正で簡単に変えていいのかなと...全文を見る
○吉田委員 やはり、学長に権限を集中すれば改革がうまくいくというものでもないと思うんですよね。なるべく教授会の存在も生かしながら、そういう発想も大事ではないかと申し上げたいと思います。  次に、国立大学の学長選考に関する改正案についてお伺いいたします。  現行法でも、学長は、...全文を見る
○吉田委員 局長、ちょっと確認ですが、ここで今設定を義務づけられる基準というのは、私は何か二つあると思うんです。求められる人物像の基準なのか、さらには、意向投票をどう扱うのかといった選挙の方法を含めた基準なのか。両方ともあるのか、どっちかなのか、ちょっと。
○吉田委員 わかりました。  二〇一三年、東京大学が全国の大学教員を対象に行ったアンケート調査によると、教員による学長選挙は不可欠かという問いに対して、「そう思う」が五〇%、「ある程度そう思う」が三〇%、合わせると八〇%の方が教員による選挙を支持しているという実態がございます。...全文を見る
○吉田委員 現実問題、その意向投票というのをどう扱うかというのが訴訟まで起こっている大変な問題で、これは法律の運用でこれからいろいろ文科省の指導ということも入ると思いますが、よく見守っていきたいと思います。  もう時間なので終わりますが、要するに、私の最大の懸念、この九十三条に...全文を見る
06月11日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第23号
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○吉田委員 おはようございます。民主党、吉田泉です。  私からも、学校図書館法改正案について何点か質問をしたいと思います。  本を読んでそれを理解する、いわゆる読解力というのが全ての学問の基本だということは論をまたないと思います。そのために、小さいうちから読書の習慣を養おう、...全文を見る
○吉田委員 学校司書の位置づけについては、昭和二十八年、学校図書館法が制定されたときからの課題だったというふうにも聞きました。もう六十年前の話であります。つまり、六十年間にわたってなかなか実現できなかった。今の御答弁の言葉ですと、幽霊の状態が六十年間続いた。相当な、さまざまな課題...全文を見る
○吉田委員 今の御説明にもありましたけれども、附則で検討条項というのが盛り込まれたわけでございます。繰り返しますと、「国は、」「この法律の施行後速やかに、新法の施行の状況等を勘案し、学校司書としての資格の在り方、その養成の在り方等について検討を行い、」「必要な措置を講ずるものとす...全文を見る
○吉田委員 まず早急に検討を開始するという御答弁でしたが、ちょっと確認をさせていただきます。  先ほど、中野委員の質問にも出てまいりましたけれども、既存の資格として図書館法に基づく司書資格というのがありますが、今回文科省の方で検討されるときに、この司書資格とは別途に学校司書資格...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  再び提出者の方にお伺いいたします。  関係者の方々からの要望の中で、学校司書については、今話題になります専門性というのが必要だという御意見、そして、それと同時に専任であるべきだ、さらには正規の職員であるべきだ、こういう御要望が長い間出さ...全文を見る
○吉田委員 いわゆる財政制約というものの中ではありますけれども、ぜひ、学校司書が継続的、安定的にお仕事をされるという環境づくりに努めていただきたいと思います。  また上野政務官の方にお伺いしますが、今度は司書教諭との関係でございます。  学校図書館については、これまで、法律に...全文を見る
○吉田委員 司書教諭は、法律上、必置義務のあるある職種ですが、今のお話ですと、平均で一週間で一時間ぐらいしか図書館にいることができないという実態だと承りました。  先ほど提出者の方からの答弁でもありましたが、今回の改正は、学校司書を法律の中に位置づける第一歩である、資格の問題、...全文を見る
06月17日第186回国会 参議院 環境委員会 第10号
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○衆議院議員(吉田泉君) 本法案において、例えば第二条の定義にも書いてあるんですけれども、入域料とは地域自然環境保全等事業の経費に充てるものとされております。そして、その地域自然環境保全等事業というものは、「自然環境の保全及び持続可能な利用の推進を図る上で重要な地域において、当該...全文を見る
06月18日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第24号
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○吉田委員 民主党、吉田泉であります。  私からは、まず福島第一原発事故の東電の賠償問題について何点か御質問をいたします。  昨年の十二月末でしたけれども、原子力損害賠償紛争審査会から中間指針第四次追補というものが出されました。そのときの説明では、これで大きな項目については指...全文を見る
○吉田委員 文科省の方ではなかなか公表できないということでしたが、浪江町が公表していますので、それをベースにお伺いしたいと思います。  一方で、今度は双葉地方町村会、八カ町村でつくっております町村会が、この五月二十二日、文科省に対して要望を行いました。この和解案を中間指針に反映...全文を見る
○吉田委員 直ちに指針を見直すことはなかなか難しいという御答弁だったと思いますが、一方で、紛争解決センターの中に総括委員会という組織があります。そして、個別のいろいろな和解仲介パネルをここが総括している。そして、既に八回にわたって総括基準というのを示しております。つまり、いろいろ...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  浪江町のADRというのは、東電が今回答保留ですが、東電がもし歩み寄った場合には数百億円というオーダーのお金が動く、大変広範な影響をもたらす件であります。先ほど申し上げたように、不公平感が生ずるということが極めて社会的な問題になりますので、...全文を見る
○吉田委員 三十メガワットという上限があるようですけれども、ほかは大変注目すべき性能だろうというふうに私は思います。  この高温ガス炉、もう五十年前から、当時は原研と言われていたところで概念検討が始められたと聞いておりますけれども、その後の研究開発の状況、そして、今後の進め方を...全文を見る
○吉田委員 この高温ガス炉の開発状況を今お聞きしましたが、国際的に見てこの日本の開発状況が抜群であるというふうに聞きますが、その点はいかがでしょうか。
○吉田委員 ありがとうございました。  この原発問題というのは、賛成か反対か、マルかバツかという議論がずっと続いておりますが、基本的には、現在の軽水炉という炉を前提にして議論がされているように思います。  きょうお伺いしたこの高温ガス炉というものの可能性が広く認識されれば、こ...全文を見る
06月20日第186回国会 衆議院 本会議 第34号
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○吉田泉君 私は、民主党を代表して、ただいま議題となりました環境委員長伊藤信太郎君解任決議案について、伊藤君は直ちに委員長席からおりなければならない、その強い決意とともに、提出者を代表して、提案の理由を説明いたします。(拍手)  まず、案文を朗読いたします。   本院は、環境...全文を見る
10月28日第187回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○吉田委員 おはようございます。  お二人の参考人の先生、きょうはお忙しいところありがとうございました。  三年ぐらいかかって、この中間貯蔵施設の建設、地元と国、県も入っていろいろなやりとりがありました。ようやくといいますか、やっとこの法改正の時期を迎えたということで、私も地...全文を見る
○吉田委員 それでは、続けて先生にお願いします。  資料の六ページ、中間貯蔵施設による制御の効果というところで、準備工による表面土壌の除去とか覆土による遮蔽効果、さらには、よそから相対的に低いものが来ますので全体的に薄まるということで、施設の設置前に比べて十割から四割ぐらい実は...全文を見る
○吉田委員 続けて先生にお願いします。  三十年以内に、国の責務としてこれを県外に持ち出す、そういう必要な措置をとるという法律になっているわけですが、三十年後に、中間貯蔵したものを全部外に持ち出した、その後そこは広大な空き地になるわけなんですが、地元として、ここをいずれ土地利用...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  渡邉会長に、運搬の関係でお願いいたします。  この基本計画案の概要版というところにも明記されておりますが、高速道路を積極的に利用するんだと。これは、安全上も、それから沿道への影響等からいってもこれがいいんだということになっております。私...全文を見る
○吉田委員 わかりました。  それから、先ほどの会長のお話で、高速道路を優先的に使うに当たって、新しいインター設置が必要だ、富岡と浪江の間ということになりますかね。  これはまことに私もそのとおりだと思いますが、一方では、高速道路を積極活用はするんですけれども、インターまでは...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  もう一問だけ、では、酒井先生にお願いします。  三十年以内にこの中間貯蔵物をよそへ持っていく。そのための非常に大きなポイントが、二千二百万立米と言われていますが、そのうちどのぐらいを再生利用して、最終貯蔵へ持っていく分をどのぐらい減らせ...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。終わります。
○吉田委員 民主党の吉田泉であります。  早速質問に入らせていただきます。  総理大臣から福島県に対して、中間貯蔵施設の県内設置、そして最終処分の県外実施ということが一番最初に打診があったのは、震災の年の八月でありました。したがって、もう三年余りたったわけですが、この間、いろ...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  そういう意気込みできょうからこの法案審議が始まったわけでございますが、何とその当日に、きょうの零時過ぎだったようですけれども、大臣の方で緊急記者会見をされたということです。  ここで、この委員会の席でも、その記者会見の中身について何点か...全文を見る
○吉田委員 次に参ります。  この記者会見の最初の部分で大臣の方から御説明があったわけですが、いろいろマスコミの指摘、質問があって、事務所で精査をしたところ、後援会の収支報告の一部に事実と異なる記載があった、それを御報告したいという大臣の文言、コメントがございます。  事実と...全文を見る
○吉田委員 ということも言っておられます。  なぜ、誤った記載をしたということが政治資金規正法の十二条に違反していないのか、そこがよくわかりません。
○吉田委員 事実と異なる記載、もしくは記載ミス、いずれにしても虚偽の記載になってしまったから訂正をされようとしたのではないんでしょうか。虚偽の記載という認識は、どうして大臣にないんでしょうか。
○吉田委員 大臣、記載ミスとおっしゃいますけれども、同じ記者会見の中で、当時、この種の支出、つまり賀詞交歓会とか新年会に関する支出というのが社会的に批判されていたこともあり、そのまま計上することを妻がはばかったという認識を大臣は示されておられます。はばかったということは、意図的に...全文を見る
○吉田委員 法令違反の是非についてはよくわからないという今お話だったですよね。  もう一つ確認ですけれども、後援会が本来払っていない、本来ならば実行委員会の方で受け払いをしているお金を、後援会のお金として計上してしまったわけですよね。これが賀詞交歓会とかゴルフ場、四年分で七百四...全文を見る
○吉田委員 ちょっと繰越残高の件で質問をしたつもりだったんですが、次の論点に行きたいと思います。  大臣は、この賀詞交歓会というのは実行委員会でやっているんだ、したがって収支報告の義務はないんだということを盛んに言っておられるんですよね。  それで、ちょっと確認ですけれども、...全文を見る
○吉田委員 望月後援会賀詞後援会という名称だと。そして、その主催者については、これは記者会見のときの大臣のコメントですけれども、どのような人たちが主催したんでしょうかという質問に対して、後援会の方ももちろん重なっている部分もあると思いますということをおっしゃっていますよね。  ...全文を見る
○吉田委員 私は、実行委員会形式で形だけ整えれば収支報告しなくていいんだということが認められるとなると、これはほとんど法律で政治資金を規制する意味がなくなってしまう。あくまで法律上は、表面上は実行委員会でやったとしても、これはきちんと政治団体の報告の中に入れるべきだ、そういう何か...全文を見る
○吉田委員 実質的にやっていられたということは、形式上は別な方が後援会の会計責任者になっておられて、そして収支報告書に判こを押したということだと思います。  ただ、今のお話ですと、実質は奥様だとなると、その形式上の責任者は、単に、名義借りといいますか名義貸しといいますか、そうい...全文を見る
○吉田委員 私は、しばらく前の時代に、奥様が御存命で実質的な会計責任者でやっておられて、それで別な方が名前だけ、その後援会の会計責任者としての名義貸しをしていたんじゃなかろうかという質問でございます。  いろいろ今お尋ねしましたが、結局、私は、政治資金規正法のやはり、ミス記載と...全文を見る
○吉田委員 ミスだった、任せていた、責任はないというようなお話がございましたが、私は、ちょっと大臣としては、この政治資金規正法を守るという遵法精神に著しく欠けているのではないかというふうに感じたところでございます。  この問題はまた引き続き勉強してまいりたいと思いますが、ここで...全文を見る
○吉田委員 それでは、ちょっと話は戻しますけれども、今回の法律の改正の肝が、三十年以内の県外最終処分ということでございます。  きょう午前中に参考人質疑等もございました。やはりそこでも議論になりましたけれども、どうやって三十年以内に最終処分を目指すのかといった場合に、いかに技術...全文を見る
○吉田委員 質問をかえますが、政務官ということじゃなくて、高橋ひなこさん個人としてどういうお立場におられるのかという質問です。
○吉田委員 ちょっとよくわからないですけれども、私の質問の趣旨は、環境政務官として公平な環境技術に対する対応をしてもらわなくちゃいけない、それが眼目ですよね。それで、個人的であろうと何であろうと、今、現実問題、こういうことをやっておられるんだということは言っていただいていいんじゃ...全文を見る
○吉田委員 もちろん、政務官としてEMグループとおつき合いするということはないと思いますよ。ただ、例えば議員連盟の事務長さんもされているというふうに伺っておりますが、そういうことを言っていただければいいんじゃないですか。
○吉田委員 ちょっと質問をかえますが、議員連盟の事務局長交代を。今までも事務局長、今現在はされておられるということですよね。  議員連盟の事務局長ということは大変な重職だと思いますが、高橋さんとしては、このEM菌のどの部分を評価されておられるのか。いろいろあります、地球温暖化に...全文を見る
○吉田委員 それでは、そういう御姿勢ですので、ぜひ政務官として、特定の、EM菌というのは、株式会社だと思います、会社として、営利企業としてやっておられるところですので、そこも十分に慎重に、ひとつ政務官として働いていただきたいということを申し上げます。  それから、関連ですけれど...全文を見る
○吉田委員 今、二つのことをおっしゃいましたが、一つ目は、同居はしていないと。同じ住所にいたことはないということですか。  私の方の調べですと、岩手県盛岡市の中央通でしたか、その二つの、今申し上げた組織の住所が同じ時期が三年ぐらい続いているように資料には書いてありますけれども、...全文を見る
○吉田委員 一方で、これは何年か前の参議院選挙のときだったのですが、その「あーす」の自動車、コピー機に対して自民党の岩手の支部の方でお金を払っていますよね。選挙のときにお金を払っていませんか。ちょっと……
○吉田委員 選挙のときに、総支部から「あーす」へ使用料としてお金を払ったことはないんですか。
○吉田委員 ちょっとその事実確認、我々も急な話で勉強したものですから、そこは、では、追って、よく確認した上で、また機会を見て御質問したいと思います。  確認しますが、そうしますと、岩手一区支部とあーす合同会社は、同居したこともなく、自動車やコピーを共用したこともなく、金銭のやり...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。我々も、引き続いて勉強したいと思います。  いずれにしても、大臣に改めて御確認いたしますけれども、このEMだけじゃなくて、これからの環境行政、環境技術というのをどうやって評価して採択していくかという大きな問題がございます。高橋さんの状況につい...全文を見る
○吉田委員 それでは、JESCO法の方に入りたいと思います。  今回の法改正で、JESCOの組織、人材を活用しようということでありますけれども、そのJESCOの役割の中に研究開発という文字も入っております。それ以外に、そもそもの、処理して保管することとか、そういうこともJESC...全文を見る
○吉田委員 環境省の資料によりますと、資源化を目指す土壌及び焼却灰、約一千万立米から二千万立米という目標が掲げられております。全体として、多くてもこの中間貯蔵量が二千二百万なわけですが、そのうちの一千万から二千万は資源化するんだ、最終処分には持っていかないんだというふうに読み取れ...全文を見る
○吉田委員 そうしますと、最大目標二千万を再生可能ということであれば、二百万ぐらいしか最終貯蔵の必要がなくなる。二千二百万と二百を比べると、十分の一ぐらいになる。そういう事態になれば、福島県民も含めて、最終処分を県外へという可能性を実感できるというふうに思います。  そのときの...全文を見る
○吉田委員 これも環境省の資料に書いてあったと思うんですが、片一方で、低レベル放射性廃棄物というのが、各原子力発電所から出てくるのがあります。これを今、埋却処分というんですか、土に埋めているということだと思うんですが、そういう処分をしていいという限度が一キログラム当たり一千億ベク...全文を見る
○吉田委員 量的にも質的にもそういう状況が実現できるとなると、相当この感覚が、我々のイメージも変わってくる。ぜひそういう方向で努力を願いたいと思います。  福山政務官でよろしいですか。土地の交渉が今後始まります。地権者が二千三百人余りおられる。そこで、説明会の案内を今出して、一...全文を見る
○吉田委員 そろそろ時間ですので、もう最後にしますけれども、きょうは総務省にも来ていただいておりますが、住民票の問題です。  もしその地権者が希望する場合は、現在の住民票をそのままにしてよろしいという措置がとられるということでありますが、これは法律でいうと、住んでいないところの...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。終わります。
11月07日第187回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○吉田委員 おはようございます。民主党、吉田泉であります。  早速質問に入らせていただきます。  先日、中間貯蔵関連のJESCO法改正案が衆議院を通過したところでありますが、まずはそれに関連して質問をいたします。  最初は確認ということですが、福島県内の学校や幼稚園の除染土...全文を見る
○吉田委員 法律的、財政的な手続、対応が必要だと思いますけれども、法律で禁止されているわけではないという解釈もできるかと思います。これは子供たちの関連ですので、どうぞ実態に即した柔軟な対応を改めてお願いしたいと思います。  それから次の問題ですが、先週の法案審議で明らかになりま...全文を見る
○吉田委員 災害廃棄物、福島県の対策地域の中だけでも八十万トンあります。そのうちの八千立米についていよいよ動き出したということですから、まだスタートしたばかりということではありますが、どうぞその方針で引き続きお願いしたいと思います。  一方、中間貯蔵に入ることになる土壌、この再...全文を見る
○吉田委員 ここで大臣にちょっとお伺いいたしますが、三十年後、恐らく三千ベクレルという一応の基準になりそうですけれども、それを下回る土壌が相当出てくる。ただ、それを再生利用するに当たっては、いろいろな御意見、感情がありますから、非常に慎重な対応が必要だろうというふうに今から考えま...全文を見る
○吉田委員 ありがとうございました。  この問題は、科学的な知見と住民感情というのが交錯するような問題でございます。丁寧な対応を改めてお願いしたいと思います。  次に、先週に引き続きということになりますけれども、高橋政務官とEMグループとの関係についてお伺いします。  前回...全文を見る
○吉田委員 私の質問は、平成二十三年だけじゃなくて、支部長になっておられたのは、平成二十年のころもなっておられたんじゃないでしょうか。平成二十年以降、それから二十三年以降、間はちょっと抜けているときもありましたが、そのときに、それは合計すると二年とか三年とかいうことだと思いますが...全文を見る
○吉田委員 よくわかりませんが、要するに、私の疑問は、同一地番に民間の会社と選挙の支部があった、そして、時々その車を借りたりコピー機を借りたりしていたんだろうと思うんです。それはあっていいですよ。ですから、お金は払うべきだと思います。お金を払わないということは、その民間の会社から...全文を見る
○吉田委員 この間の御答弁でしたか、記者会見でしたか、ちょっと今、忘れましたけれども、ゴルフコンペをやって、ゴルフ懇親会をやったその席で後援会の総会を行った、場所代は後援会として出したと。その関連で、これも実行委員会形式でやったんだというコメントがあったと思うんですよ。
○吉田委員 そうしますと、同じ会場ではあったが、ゴルフの懇親会までは実行委員会でやり、その後の総会は後援会でやった、こういうことですかね。  もう一つ追加でお聞きしますが、そうしますと、総会以外に何か後援会主催でやった事業というのはあるんでしょうか。
○吉田委員 私の質問は、お金がかかるようなイベント的な事業ということでしたが、結構です。  要するに、私も、最近三年ぐらいの望月後援会の報告書は見せていただきましたけれども、新年会はもちろん、いろいろな事業が全く入っていないですよね。恐らく、そういう事業は全部実行委員会形式でや...全文を見る
○吉田委員 わかりました。  何らかの形で、書類でそれが確認されれば一番ありがたいんですけれどもね。  いずれにしましても、もう時間だと思いますので終わりますが、我々は、今回、記載ミスとおっしゃいますけれども、程度は相当悪質だというふうに思っております。会費、会合費などを、ど...全文を見る
○吉田委員 終わります。