福山哲郎

ふくやまてつろう

選挙区(京都府)選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福山哲郎の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第151回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山でございます。  昨年の十二月六日、当時の国土・環境委員会でCOP6の閉会中審査をお願いいたしまして、あのときも、当時は長官でいらっしゃって今は大臣でいらっしゃいますが、川口大臣といろいろお話をさせていただきました。あれから三カ月余り、環境庁...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  幾つかの点で少し抜けていた点があるかなと思うので、補足をいただければと思いますが、まず、日本の国が条約事務局に対してプロンク・ノートに対する意見を求められておりましたよね。その意見を求められたのを一月十九日に恐らく我が国の政府は出している...全文を見る
○福山哲郎君 概略で結構ですから、中身をお伝えいただけますか。
○福山哲郎君 これについて一つ一つ議論していくともう全然時間が足りませんので、きょうはいろんな状況をお伺いしたいと思っていますので、次に行きます。  アメリカとの関係については、ブッシュ政権ができたというお話と、それからCOP6を延期してくださいという話が国務長官からあったとい...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、先ほどのG8の環境会議でも副大臣が出られたというふうに伺いましたが、副大臣はアメリカとこの問題についてだけ特段にお話をするようなことはなかったわけですね。
○福山哲郎君 今のは局長の報告と違うじゃないですか。僕は日米で何らかの形の交渉がありましたかとお伺いをしたら、最初の政権が入る前はいろんな事務レベルでやってきた、政権がかわってからは事務レベルではやってきたけれども高級レベルではなかったというふうに浜中さんは言われて、今、サミット...全文を見る
○福山哲郎君 ちょっと待ってください。ちょっとあれ、ちょっとあれとか言って、失念されたと思いますで済むんですか。今、国会の審議をしているんですよ。  僕はちゃんと事前通告で、アメリカとどういう状況だったのか、それぞれ時系列的に挙げてくださいと言って、今別に僕は突っかかる気は全然...全文を見る
○福山哲郎君 大臣が局長をかばわれる気持ちは僕はよくわかります。何回も申し上げているように、こんなレベルで僕はこの委員会は今やるつもりではないので、きょうは淡々とやろうかなと思っていたんですが、でもこのスタンスがそもそも不信感を招くんですよ。  今、長い答弁だとおっしゃいました...全文を見る
○福山哲郎君 わかりました。きょうはこれが目的ではないので、私はきょうは黙って次に行きます。  副大臣、そうしたらそのときのアメリカとバイでやられたときの中身を詳しく教えていただけますか。先ほどちょっと伺ったんですが、非常に抽象的な表現だったので、お願いできますか。
○福山哲郎君 そうすると、副大臣のおっしゃっていただいていることが本当にまさにコミュニケに反映されていると思いますが、コミュニケの中には京都議定書の早期発効をうたっておられまして、それは二〇〇二年を意味するんだと、時宜を得た批准をするんだというふうにコミュニケにはうたわれています...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、アメリカ側ははっきりと、スタンスとしては批准と発効は別で今はまだ整理の段階だというような発言がアメリカからはあったわけですね。
○福山哲郎君 もう御案内だと思いますのであれですが、要はアメリカの今回京都議定書に対するコミットメントというのがやっぱり大変重要でございまして、一番の二酸化炭素の排出国でありますし、アメリカのスタンスがブッシュ政権になってどのような状況になるかというのは、これはEU、途上国も含め...全文を見る
○福山哲郎君 すぐ翌日に、ブッシュ大統領の手紙の話の翌日に送られたということに対しては大変評価をするし、非常に敏速な対応だったと思いますが、そのホイットマンに対する書簡の中にはブッシュさんの手紙についての言及はされなかったわけですね。
○福山哲郎君 先ほど来こだわっていますが、アメリカの対応というのはこれから本当に七月のパートツーに向けても非常に重要だというふうに思っていますし、アメリカの批准、発効が世界の各国の批准に対しても非常に影響を与えるということで、私自身は、ブッシュ政権が京都議定書に、政権がというかブ...全文を見る
03月27日第151回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山でございます。  きょうは所信に対する質疑ということで、環境大臣に後でお話を、いろいろ質疑したいと思うんですが、その前に少し、厚生労働省さんに来ていただいておりますので、お伺いをしたいことがあります。  私の世代ですと周りがいっぱい実は子供...全文を見る
○福山哲郎君 その食品衛生法上の規格、おもちゃに対する規格ができたのはいつですか。
○福山哲郎君 三年前に問題になったときから中間報告が出ていろんな今研究をしていると。現実問題として、おもちゃに対する規格ができたのは今おっしゃられたように一九七二年なわけですね、もう三十年前なわけです。化学物質や環境ホルモン等については、ここ近年非常に注目というか、人体に影響があ...全文を見る
○福山哲郎君 EU、ヨーロッパでは暫定的に規制をしているとおっしゃられていますが、じゃ、EUで規制をしている根拠は何ですか。
○福山哲郎君 ということは、動物実験においてはそれなりの悪影響が出たということですね。
○福山哲郎君 私は、一九七二年の規格でこのまま来ている、化学ホルモンやいろんな化学物質に対して問題が起こっているにもかかわらず、七二年の基準がそのまま来ている。この基準、そのことについても問題だと思いますが、じゃ、先ほどまさに食品部長が言われたように、この基準ではフタル酸エステル...全文を見る
○福山哲郎君 フタル酸エステルを用いたおもちゃが問題になっているときに、その規格がフタル酸エステルを抽出、溶出できないような状況で規格をいつまでも放置しておくことは非常にこれは問題だと思うんですが、部長、どうですか、そういう認識はないんですか。
○福山哲郎君 今の話でも、いろんな報告をまとめた後、平成十三年度中に規格をつくる必要性があるかどうかを検討しているということですね。要は、規格なり規制の必要性に対してはまだ検討中で、わからないということですね。
○福山哲郎君 ということは、今の食品保健部長の御認識でいうと、一応検討はするけれどもこのまま放置をしておく状況にはならないだろう、何らかの形の規格なり基準なりを見直すような余地はあるというふうに今のところ認識をされているというふうに受けとめてよろしいわけですね。
○福山哲郎君 ぜひ早々に、この報告書に対しての対応とそれからはっきりとした厚生労働省の対応を決めていただきたいというふうに思います。今も子供は生まれて育っているわけでございますし、七二年、三十年前につくられたものがそのままいっているということは、正直言って非常に僕は問題だというふ...全文を見る
○福山哲郎君 ぜひ環境大臣も積極的にお願いしたいというふうに思います。  厚生労働省さん、もう結構でございます。ありがとうございました。  それでは、大臣に御質問をさせていただきます。  本年の一月十七日から二十日まで、IPCCの第三次報告、第一作業部会から報告書が出ました...全文を見る
○福山哲郎君 まさにおっしゃるとおりなんですが、理解を共有するだけでは物事は解決をしないと私は思っています。  例えば、異常気象現象については、最高気温及び最低気温の上昇、大部分の地域による降水強度の増加、大部分の中緯度内陸部における夏季の渇水、一部の地域における熱帯低気圧の最...全文を見る
○福山哲郎君 その中で、副大臣にお伺いをしたいというふうに思います。  実は、前回の委員会でもお伺いをした件をもう一度確認をさせてください。  G8の環境大臣会合でアメリカのホイットマンさんとさしでやられたと。そのときに、私はこの間確認をさせていただいたのは、このコミュニケで...全文を見る
○福山哲郎君 二〇〇二年までの発効についてはコミットメントできないという、アメリカが、一番二酸化炭素を排出している国がコミットできないというのは京都議定書にとっては大変重要な問題だというふうに私は受けとめています。  その後、これもこの間のお話と続きになりますが、三月四日の、わ...全文を見る
○福山哲郎君 それは、理解をしているのは、環境省さんが独自に理解をしているということですね。そのように理解を、そういう中身の発言であろうと環境省さんが理解をしているということですね。
○福山哲郎君 私が余りにも悲観的に物を考え過ぎているのかもしれませんが、G8の環境大臣会合では二〇〇二年の発効に関してはコミットできないとはっきり言われた、その直後にブッシュ大統領は京都議定書に反対だと言われた、副大統領は、今の浜中局長のお話によっては、途上国の参加がない場合には...全文を見る
○福山哲郎君 できればそうあっていただきたいとお願いしますし、そのような交渉をよろしくお願い申し上げます。  これも前の委員会でもお伺いをしたんですが、アメリカのスタンスがまだ読めないと。検討中で、何とか前向きになっていただきたいという今の大臣のお話はわかるんですが、読めない状...全文を見る
○福山哲郎君 私は、働きかけはぜひお願いしたいと、アメリカの参加は私も必要だと思っていますから。そうではなくて、アメリカは、それは検討した結果出てくる答えですし、そのアメリカのスタンスとは関係なしに、所信に書かれているように、二〇〇二年までに日本は批准をする準備はされるんですねと...全文を見る
○福山哲郎君 いや、だけれども、じゃ、ちょっと角度を変えます。  このG8の環境大臣の会合で、コミュニケに、ほとんどの国については遅くとも二〇〇二年までを意味し、時宜を得た批准手続を伴うという、ほとんどの国の中に日本は入っているんですね。
○福山哲郎君 済みません、聞かれたことにお答えをいただければ結構でございます。  ほとんどの国にとっては遅くとも二〇〇二年までを意味し、時宜を得た批准手続を伴うというコミュニケに、日本はちゃんとコミットしたんですね。このコミュニケの内容のほとんどの国の中には日本は入っているんで...全文を見る
○福山哲郎君 どうしても批准という言葉は大臣お使いになられないわけですが、それは何でお使いになられないんですか。
○福山哲郎君 切りがありませんので、次に行きます。  ここは、けれども、非常に重要だと思いますので、ここをうやむやにされる理由はどこかで明らかにしていただきたいと思うんですが。  所信にあります、国内制度の構築が必要だとされておりますが、大臣の言われた二〇〇二年発効まで国内制...全文を見る
○福山哲郎君 御丁寧にお答えいただいて、ありがとうございます。  そのような状況の中で、実は環境省から温室効果ガス削減技術シナリオ策定調査検討会報告書というのが出ました。これは新聞報道もあったんですが、この環境省の温室効果ガス削減技術シナリオ策定調査検討会の報告書によれば、二〇...全文を見る
○福山哲郎君 今局長は、この報告書が出たからといって六%の達成が不可能だということは限らないというふうにおっしゃられました。しかし、みずからもおっしゃられましたように、大綱どおりにやってだめな報告書、もう実際環境省から出ていると。  この温暖化防止対策大綱についての見直しにはこ...全文を見る
○福山哲郎君 どうも大臣は、僕の言っていることにはお答えをいただけないみたいなんですが。  局長、どうなんですか。これが温暖化対策大綱の見直しになる可能性はあるんでしょうか。
○福山哲郎君 なかなかお答えをいただけないので、ちょっと困っているんですが。  基本的にこの温暖化防止対策大綱というのが非常に重要な意味を持つというふうに私は思っておりまして、大臣も局長もそう簡単に見直すなんというのは、他の省庁との関係もあるから言いにくいというのも私もわかって...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、この推進本部の位置づけというのは、どういう位置づけになるんでしょうか。
○福山哲郎君 今、まさに大臣が言われているみたいに、地球温暖化対策推進本部、内閣総理大臣が本部長で副本部長は川口大臣ですが、去年の九月から開かれていない。その間にCOP6はありました。さらにはアメリカの大統領もかわりました。そして、先ほどから何回も言っているように、中環審や産構審...全文を見る
○福山哲郎君 内閣総理大臣はそれどころではないかもしれませんが、ただ、先ほど大臣が言われたように、本部を経て閣議決定をされるとおっしゃいました。現実問題として、COP6が終わってからこの本部自身が一回も開かれていない。一体だれがどこでこの温暖化に対する対策の最終責任を会合でするん...全文を見る
○福山哲郎君 要りません。     ─────────────
04月04日第151回国会 参議院 本会議 第16号
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○福山哲郎君 おはようございます。  私は、ただいま議題となりました自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につき、民主党・新緑風会を代表して質問いたします。以下、本法案を自動車NOx法と呼ばせていただきます。  さ...全文を見る
04月05日第151回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山でございます。  大臣は連日、温暖化のことで御苦労されているというふうに思います。冒頭でございますが、実は質問通告をしていなかったというか、私きのう夕刊を読んでいなくて、夕刊をけさ見たら、申しわけありません、少しこれはお答...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、ありがとうございます。  アメリカの検討の結果が出たときにはアンブレラグループにも相談をすることも合意があったというふうに言われましたが、アメリカの今言われている検討の結果が出たときというのが、大体、多分特定の時期は無理なんでしょうけれども、いつぐらい...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  済みません、もう一度確認をさせていただきたいんですが、アメリカは今の状態ではCOP6再開会合には出席の意向なんですよね。
○福山哲郎君 EUの代表団が来日をされるときには、当然大臣はEUの代表団とやられる、交渉というか会合を持たれると思いますが、EUの代表団、正式にはいつ来日、済みません、細かいことで恐縮でございます。
○福山哲郎君 ごめんなさい、もう次へちゃんと行きますが、もう一個だけ。  アメリカの国務省の高官とお話をされた、その方のお名前を教えていただけますか。それは厳しいですか。
○福山哲郎君 基本的には今のアメリカの公式見解しかその方も述べられていないでしょうから、そこは別に深くこだわるわけではありません。  それともう一つだけ。ブッシュ大統領が議定書不支持を二十八日に発表されたときに、そういう発表をするんだというようなことは日本の政府、環境省に事前に...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。本当に、事前の通告をしていないのに大変丁寧にお答えをいただきまして、感謝を申し上げます。  じゃ、環境省設置法の法案についてちょっとお伺いをしたいんですが、地球環境審議官の新たな設置ということになっていますが、これまでも国際交渉、それこそCO...全文を見る
○福山哲郎君 私は、今回の設置法の地球環境審議官の設置に対しては賛成の立場ですので、きょうは大変穏やかに話をさせていただいているんですが、今大臣おっしゃられたように、事務次官や副大臣や政務官が形としては対応していたけれども、事務次官が行きますと、やっぱり事務レベルでいうと最高のと...全文を見る
○福山哲郎君 最後に重要なことをおっしゃっていただいて、やっぱり顔になるためにはある程度の長さが必要だろうと。例えば短期間でこのポストの人がかわるようだとやっぱりそれは問題だと思いますが、ある程度というのは、大臣、どのぐらいのイメージなんでしょうか、ある程度の長さというのは。それ...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、この地球環境審議官の設置に伴って環境省内のポストというのは何か変化が起こるのでしょうか。何か変化があるとすれば、お教えをいただきたいと思います。
○福山哲郎君 前の機構図と新しい機構図を見比べながらお話しですけれども、大臣官房の審議官が一つ減る、それから参事官が一つ減ると。それで、その分地球環境審議官がふえるということですね。  済みません、大臣官房の参事官というのはどういう役割だったんでしょうか。よくわからないんですが...全文を見る
○福山哲郎君 ですよね。参事官の方は結構重要な役回りでしたよね。例えば今ミッションに行かれていると。この地球環境審議官が設置されたときには、これは国会の審議があって、その質問の中身とかにもよるんでしょうけれども、法案にもよるんでしょうけれども、その参事官のかわりに地球環境審議官が...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、これは本当にネガティブな話で言うんじゃなくて、国際交渉がこれだけ複雑になってきて、それも事務レベルの会合は何回も何回も、非公式、公式にかかわらず行われるような状況になったときに、今言われたみたいに参事官の方が非常に何というか汗をかかれる機会ってこれまでも...全文を見る
○福山哲郎君 ぜひそうあっていただきたいと思っているんですが、すごく素朴な疑問なんですが、何で新たに環境省が設置されるときに、省庁再編のときに地球環境審議官の話とか定員の拡充とかが出なくて今なのかというのは、合理的な理由は多分あるんだと思うので、もしよければ、素朴な疑問なんですが...全文を見る
○福山哲郎君 さまざまな経緯では全然わからないんですけれども、大した問題ではないので、まあいいです。  この削られた参事官と削られた審議官の今まで果たしてきた職責、役割については、大臣、どう思われていますか。ここのなくなった部分は、さっき言われたように地球環境審議官とは立場が違...全文を見る
○福山哲郎君 工夫というのはよくわからないんですが、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。  もう一つこの件についてなんですが、日本の場合、国際交渉に当たる場合に、例えば京都議定書、COPへ行っても、各省庁から代表というか、日本政府の代表団の中で、そこで国際会議の最中に...全文を見る
○福山哲郎君 わかりました。  先ほど申し上げましたように、私は今回の設置については賛成をしておるんですが、それで二つポストがなくなる、ここに関する国際交渉上のマイナスを最小限に食いとめていただいて、なおかつ今後はここもちゃんと埋めていただいて、さらに強固な体制で国際交渉に臨ん...全文を見る
○福山哲郎君 ところが、基本的には厚生省から廃棄物行政の移管とかが出てきています、環境省には。さらには各省庁との共管事務の増加などもあるというふうに承っていますし、この四十五人という体制については、僕はさっきから増員ばかり言っているみたいで、本当はちょっと余り自分のスタンスとは違...全文を見る
○福山哲郎君 今の四十五人という、一都道府県一人で、今のところ大臣は何とかなるとは思っておられるんですか。
○福山哲郎君 ブロックに分けて数人の体制でやられるというのは、具体的に例えば何ブロックで何人ごととかいうのはもう決まっているんでしょうか。
○福山哲郎君 これブロックとか、何人とか、教えていただけますか。
○福山哲郎君 県に一人と考えてもなかなか厳しいなと思いますけれども、ブロックで五人と聞くともっと何か絶望的な気分になるんですけれども、これはブロックに五人は一体どこで業務をされるんでしょうか。
○福山哲郎君 場所はわかりますが、どういうところで、要は環境省の出先機関みたいなところが……。
○福山哲郎君 なるほど。  それで、その中で地方分権一括法の施行後、機関委任事務については、環境のいろんな分野については自治事務になったものが多くなっていると思います。国としては、その自治事務に対して多くの場合関与規定がなされているわけですけれども、自治体の環境行政と国の環境省...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、国の関与の監督を、地方の自治体についての監督をするという役割ではないということですね、この調査官に関しては。それはそういう確認でよろしいわけですね。
○福山哲郎君 そうすると、先ほど申し上げた不法投棄等の増加やいろんな環境調査、全国環境事情等をこの調査官の方々はブロックで五人ぐらいが一生懸命やられる、地方では地方の行政としての環境行政が行われるという状況の中で、その地方の行政を別にこの調査官は監督をするわけではないという状況の...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、国がつくる、環境省がつくられる法律というのは各地方自治体に対する標準的な役割になって、地方がその特性に合わせて、例えば横出しとか追加とかという形で自治体が強化をしたり緩和をしたり追加をしたりすることについては、この調査官や環境省は関与しないということです...全文を見る
○福山哲郎君 この地方調査官には、じゃ例えば何か問題が起こったときに、先ほど言った不法投棄のときの強制的な立入調査の権限とか、そういうものは与えられるんでしょうか。
○福山哲郎君 四十五人で何ができるのかという問題と、どのぐらいの権限を擁していて、どれほどまでに地方の行政とのバランスをとるのかという問題については、もう少しはっきりさせていきたいというふうに思いますが、とにかく行政ニーズは高まっておりますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います...全文を見る
04月10日第151回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山でございます。よろしくお願いを申し上げます。  済みません、走ってきたので、はあはあいっておりますが、お許しください。  まずは、外務省にお伺いします。  代表団の一員として荒木副大臣はアメリカに行っていただきまして、今回のアメリカの議定...全文を見る
○福山哲郎君 副大臣、ありがとうございました。  大変残念だというふうに、それはアメリカにはお伝えいただいたんですね。
○福山哲郎君 済みません、もう一つだけ。  今せっかくお答えをいただいた中で、団長として行かれた荒木副大臣もアメリカの京都議定書に対するポジションは厳しいとの認識を持って帰ったというふうに今御答弁をいただきましたけれども、どういう発言に厳しいとお感じになられたのか。具体的にアメ...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  それでは、続きまして西川経済産業大臣政務官にお伺いします。  西川政務官も代表団の一員として行かれたということですが、経済産業省としては、このブッシュ大統領の議定書不支持の表明についてはどのように評価をしているのか、そして西川先生自身が...全文を見る
○福山哲郎君 今、大変丁寧にアメリカに反論ないし懸念の意を表明されたことは承りましたが、それのアメリカの対応を聞いて、西川政務官はどのように評価しているのかをお答えいただけますでしょうか。
○福山哲郎君 それは、先ほどの荒木副大臣にお伺いしたことと同様でございますか。  どういったところに厳しさを感じられたか、お答えください。
○福山哲郎君 今、共和党の議員の方との会談の中身は御披瀝いただいたんですが、オルバー下院議員という民主党の議員の方ともお目にかかられているはずですが、民主党の議員の方はどういう反応だったのでしょうか。
○福山哲郎君 そうすると、アメリカ自身の議会の中での意見は、共和党の先ほど言われた大変厳しい、冒頭から議定書に反対だということだけではないというふうには判断できるわけでしょうか。
○福山哲郎君 経済産業省としては、これまでどおり二〇〇二年発効についてのポジションはお変わりないというふうに承っておりますが、現実問題として具体的な国内措置をつくるまで、二〇〇二年発効に向けて日本政府が努力をされる場合の経済産業省自身の今考えておられるスケジュールはどのようなもの...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、経産省としては二〇〇二年発効まで、今夏ごろに一つ中間報告という御報告がありましたけれども、アメリカの議定書に対する問題はかかわらず、その二〇〇二年発効に向けての準備作業は粛々と進められるというふうに承ってよろしいでしょうか。
○福山哲郎君 西川政務官と荒木副大臣は、お忙しければ結構でございます。  では、やはり代表団の一員として行かれた熊谷政務官にお尋ねをさせていただきます。  現実に行かれて、今のお二方の先生方にお伺いしたことと同じなんですが、訪米をした折、アメリカ政府の対応に対してどのように評...全文を見る
○福山哲郎君 熊谷政務官自身の評価としてはどのように感じられましたか、アメリカの対応について。
○福山哲郎君 同じ質問ですが、それはどういった言葉の端々でガードはかたいなと感じられましたか。
○福山哲郎君 ありがとうございます。短期間のスケジュールでお疲れさまでございました。  大臣、今行ってこられた三人の方のお話を聞くと、私なりにも相当厳しいなというふうに感じさせていただいています。ところが、代表団の報告書を読みますと、基本的に評価のところでは、アメリカ国政府高官...全文を見る
○福山哲郎君 実は私、先ほど、大臣がきのうお目にかかられたラーションさんを初め欧州の訪問団とも会談をしてまいりました。そこでは、大変厳しい、今三人の代表団の方が言われたのと同じような表現が幾つも出てまいりました。  特に、欧州訪問団の方では、アメリカはもうほとんど京都議定書には...全文を見る
○福山哲郎君 そうだと思います。  今の死文化は別にして、その前の話は大臣のおっしゃられたとおりですが、それではアメリカが代替案を考えている、今検討をしているという状況の中で、新聞によれば、経済に悪影響がないようにする、途上国の参加も呼びかける、新技術、新しい技術を考えるという...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、このよく言われている三点というのは、アメリカが議定書を反対しているあくまでも理由であって代替案の中身ではないというふうに受けとめてよろしいわけですね。
○福山哲郎君 代替案は大体、先ほども清水委員の質問にお答えがあったと思いますが、いつぐらいまでに出される予定でアメリカは考えているのか、もう一度お答え願えますか。
○福山哲郎君 一つは、アメリカが議定書を反対している理由であります途上国の参加という問題があるんですが、これは既に実はベルリン・マンデートで解決をしている問題だというふうに思っているんですが、そのことに対する反論等はあったんでしょうか。
○福山哲郎君 それに対してアメリカはどう答えるんですか。
○福山哲郎君 それから、先ほど途上国の将来的な参加の担保ができないのでアメリカの参加は非常に重要だというふうに大臣はおっしゃられました。確かに大事だとは思うんですが、途上国が将来参加を見込めなくなるかもしれないという根拠は何でしょうか。  現状では、途上国には削減義務はありませ...全文を見る
○福山哲郎君 アメリカが参加する方が途上国は参加しやすくなるというのは僕も事実だと思いますが、この京都議定書が発効すれば、アメリカがいようがいまいが途上国が参加するかしないかという確率の問題で、相対的にアメリカがいた方が途上国が参加する方、削減に前向きになるということは僕も理解は...全文を見る
○福山哲郎君 七月に代替案が出てきたとして、ボンの会議に本当にそこで議論が間に合うのか。もし、その七月に出てきた代替案が、これは仮定の話ですからお答えにくいと思いますが、代替案が京都議定書の枠から逸脱したものが出てきたと、例えばベルリン・マンデートからも逸脱してきたというようなも...全文を見る
○福山哲郎君 では大臣、アメリカはこれほどかたくなにもかかわらず、なぜCOP6ビスには参加するということだけは言明しているんでしょうか。どのようにお考えですか。
○福山哲郎君 ぜひ、アメリカの代替案の流れ、それから日本の国内措置についてはアメリカの動向と関係なしに、これは批准、発効とはきょうは申しませんが、アメリカの動向とは関係なしに、二〇〇二年発効に向けて日本の政府として、大臣、努力をされることは変わりないということですね。
○福山哲郎君 もう残り少なくなりましたが、済みません、けしからぬ話について申し上げます。  沓掛環境副大臣、あなたは六日、自分の選挙区で、突然アメリカへ行ってくれと言われたが、何が何でもと抵抗して熊谷政務官に行ってもらったと、会合は決戦のかなめの日だと、さらに、前回敗れたときは...全文を見る
○福山哲郎君 聞かれたことに答えてください。言ったかどうかを答えてください。
○福山哲郎君 公的な場でしょうが。
○福山哲郎君 私的じゃないでしょう。あなた今、副大臣なんですから、公的な人間じゃないですか。だから、その会合で、突然アメリカへ行ってくれと言われたが、何が何でもと抵抗して熊谷政務官に行ってもらったと言ったのかと聞いているんですよ。
○福山哲郎君 ちょっと待ってくださいよ。あなたは公人なんですよ。これだけ問題になっている問題に対して、どうしてもと言って抵抗して政務官に行ってもらったと、それが私的な会合だからそこで言ったか言わないかは答えないで済むなんて、そんなもの通じるわけないでしょう。これだけ世界じゅうで話...全文を見る
○福山哲郎君 トリエステの会合では、アメリカは、ホイットマンはまだこんな発言はしていないんです。副大臣の思いを伝えたと言ったって、そんなもの、この流れは全然出てきていません。  とにかく、副大臣たる者が自分の選挙区の会合があるからと、三月初めにイタリアでアメリカの環境保護局長官...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、一言だけこの問題についてお答えをいただくのと、もう一回だけ聞きます。こんなことをあなたは会合で言ったのかどうか、お答えください。
○福山哲郎君 もういいです、終わります。
05月24日第151回国会 参議院 環境委員会 第10号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山でございます。  まず、川口大臣、この間所信を伺いましたが、再任された後、初めての委員会でございますので、御再任おめでとうございます。  国際会議の継続性を考えれば、大臣がかわったらどうなるのかなと思っておりましたら、小...全文を見る
○福山哲郎君 ぜひ積極的に取り組んでいただきたいというふうに思います。  環境問題について、国民の目も含めて大変厳しくなっておりますので、大臣の今後の頑張りに期待をしたいところでございますが、再任早々いろんな国際会議等が、七月にボンの会議がありますし、大変な状況だというふうに思...全文を見る
○福山哲郎君 ぜひ国会決議を大切に、重みを持ってやっていただきたいと思います。  四月二十一から二十三日、ほぼ報道でも出ていますし、環境省から私も報告を聞いておりますのであれなんですが、ワシントンへ行ってきたときのアメリカの様子ですね、済みません、事前通告には、アメリカに説得を...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  京都議定書不支持という立場は変わらないということは、やっぱりかなりはっきり言明をされているんですね。
○福山哲郎君 ボンの会議には出られるとは言っておられるんですね、相変わらずというか、変わらず。
○福山哲郎君 僕はやりとりがわかりませんからニュアンスがわからないんですが、新提案を準備している、新提案をボンの会合までに出したいということを言われたというふうに今、浜中局長はおっしゃいましたが、新提案を出すけれども、ボンの会合には出席するとおっしゃっているんですね。それでよろし...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、具体的に大臣はどういうふうに変わってきているというふうにお考えなんでしょうか。  要は、言葉は悪いですが、今大臣が言われたことをわかりやすく言うと、事の重大性、就任直後のブッシュ政権がこのことを発表したことによっていろんな影響が出てきて、これはちょっと...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  その変化の中、アメリカ、一月ほど前に行ってこられましたが、その後、日本としては説得をするとずっと言われておられたわけですが、この一月の間にアメリカ側との接触は、大臣みずからもしくは事務レベルでも結構でございます、あるのか。それから、今の熱...全文を見る
○福山哲郎君 電話会談等で何回か働きかけをされておられるというふうにおっしゃっていますが、これ、答弁できるならば、どのレベルの方と大臣は電話でお話しされているんでしょうか。
○福山哲郎君 それは、具体的には役職名、名前は無理でしょうか。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  ところがその後、先週末、アメリカが例の国家エネルギー戦略を発表されたわけです。この内容は温暖化にも十分関係してくる内容だというふうに思いますし、このアメリカの国家エネルギー戦略について大臣は今どのように評価されていますでしょうか。
○福山哲郎君 ということは、ある程度この国家エネルギー戦略へ出てきた内容がベースになって、次の新提案にはやっぱり基本的にはベースとしてはつながってくるというふうにお考えですね。
○福山哲郎君 さっき風間副大臣にお尋ねするのをちょっと忘れてしまいまして、副大臣、OECDに行かれて、済みません、今の話の流れで出てきた話なので、もう印象論で結構です。アメリカの高官とOECDでお目にかかられて、今、交渉で説得に当たられたというふうに伺いましたが、ある意味でいうと...全文を見る
○福山哲郎君 なるほど。実は、アメリカ側からの新提案がボンの会議までにという話が先ほど浜中局長からもありましたけれども、報道では、間に合わないのではないかという報道もあります。今のところは具体的に新提案の時期については、今、風間副大臣が言われたとおり、全くボン会合の前ということ以...全文を見る
○福山哲郎君 今、日本は二つのオプションを持っていると私は思っています。一つは、アメリカの提案がボンの会議に間に合って、十分議論ができる日数も確保して、そしてその後、EUやもしくはアンブレラグループで議論をしてボンの会合になだれ込んで、何とかアメリカもという日本の意向も含めてボン...全文を見る
○福山哲郎君 一つ目のオプションのお答えは多分そのとおりだと思いますし、それに御努力もいただかなければいけないんでしょうが、交渉ですから、交渉の過程でいろいろなことが起こりますので、一つ目のオプションがうまくいくかどうかもわからないけれども努力をいただく、これは間違いないです。 ...全文を見る
○福山哲郎君 アメリカ側とのいろいろな電話会談を御努力いただいていることは今承りましたし、今の大臣のお話も多分交渉上はそういうことなんだろうと思います。  では、実際にもう一つの非常に気になりますEU側ですが、風間副大臣が行かれているのであれなんですが、大臣自身はEU側との現実...全文を見る
○福山哲郎君 一月前のニューヨーク以外は、先ほどありましたように、電話も含めてEU側とは接触は今のところまだないんでしょうか。
○福山哲郎君 では、EU側とは、例えば電話などでバイで大臣がやらせていただくようなのは今のところはまだ行っていないということでしょうか。
○福山哲郎君 そんな中で、二十日の日に、プロンク議長がわざわざ日本に来られて大臣と会談をされました。恐らく、第一のオプションをどうするのか、もしくは京都議定書をどういうふうにまとめていくのかということのいろんな動きの中の一つだったというふうに思いますが、プロンク議長は何の目的で来...全文を見る
○福山哲郎君 中身を教えていただけますでしょうか。川口大臣がお伝えをしたことでも結構でございます。  今のお話でいうと、要は各国からアドバイスをいただきにということですので、日本としてはどういうメッセージを伝えられたのか。
○福山哲郎君 ここから先はもうお答えいただけないと思いますからあれなんですが、基本的に議長がアドバイスというか各国が何を思っているのかを伺いに来たということは、現実にCOP、七月のボンまでにどういうふうなオプションがあればまとまるのかと様子を、ある意味でいうと雰囲気をじかに大臣に...全文を見る
○福山哲郎君 でも、それは電話でもできますし、わざわざキーの国である日本に来て大臣と直接二時間やられるというのは政治的には意味があるんじゃないかなと思うのが普通でございまして、そこはこれ以上深くは突っ込みません。  ただ、とにかく七月まで時間がないということと、アメリカの提案に...全文を見る
○福山哲郎君 そこは確認ということで、個別にそれはしゃべられたわけではないんですね、田中外務大臣と。
○福山哲郎君 では、ぜひ二カ月間頑張っていただきたいと思います。  ちょっと話題を変えます。  現在、日本に生息する野鳥というのは、鳥獣保護法で原則として捕獲も飼育も禁止されています。しかし、日本と同一種の野鳥が現実には輸入をされているという実態があるというふうに思いますが、...全文を見る
○福山哲郎君 把握していないというのはちょっとびっくりするんですが、新聞等を見ると、年十万羽とか数が出ている部分があるんですが、今、環境省が輸入に対して把握していないというのはどういうことなんでしょうか。
○福山哲郎君 済みません、今のは非常にわかりにくいんですが、環境省は把握をしていないと。ただし、業者がやられている輸入証明書でいうと十万羽が輸入をされていると。しかし、今局長言われたように、実態を反映していればという留保が国会の答弁で今ついたんですが、実態を反映していればというこ...全文を見る
○福山哲郎君 鳥獣保護法では、でも輸入は禁止されているんですよね、禁止されていないんですか。
○福山哲郎君 輸入の規制を行っているのに十万羽輸入されていて、その数を把握していない、環境省は。実態を反映していればという留保つきですが、現実問題として、輸入を規制しているのに数を把握していなくて、どうやって輸入を規制できるんですか。
○福山哲郎君 そうすると、違法に捕獲をされたものとかは輸入はしちゃいけないんですか。今のは、適法にと言われたということは、向こうから輸出をしてくる際にそれが違法の場合には我が国には入らないということですか。
○福山哲郎君 数を把握していないのに聞くのも余り無意味なんですが、そのうち中国からの輸入はどのぐらいかはめどとしてはわかっているんでしょうか。先ほど言われた数字でも結構でございますが。
○福山哲郎君 ということは、八万羽というか、ほとんどだということなんですが、中国が野鳥の捕獲、販売、輸出を禁止したのはいつですか。
○福山哲郎君 一九九九年十二月の一日だとして、ほぼ二〇〇〇年として、先ほどの十万羽というのは去年の数字ですか。
○福山哲郎君 二〇〇〇年の数字はお持ちではないんでしょうか。
○福山哲郎君 では、二〇〇〇年は輸入で入ってきた野鳥はゼロですか。ゼロというか、中国から八割として八万羽があったとしたら、ゼロになっているんでしょうか。
○福山哲郎君 数字はわからないけれども実質的には入ってきていると。  先ほど局長がおっしゃられたように、適法に捕獲したものは当該国から輸出をしてきて我が国としても輸入ができると。ところが、違法に捕獲されたものに関しては、今の表現で言いますと輸出も輸入もできない、特に我が国として...全文を見る
○福山哲郎君 きょうは財務省からも来ていただいていますが、現実には、輸出を禁止している当該中国から、我が国としても鳥獣保護法で輸入を禁止しているものを、これだけ禁止があった後も変わらない数を税関として通しているという実態、どういった実態でこうなっているのか、財務省、お答えいただけ...全文を見る
○福山哲郎君 今の財務省の話によれば、そこの確認書を要しないという状況になっているから税関としては通さざるを得ないんだと。それは環境省がその措置をとっていないからだというふうに私は受けとめたんですが、環境省、いかがですか。
○福山哲郎君 しかし、片っ方では中国では輸出も販売も禁止をしている、そしてこちらも輸入を禁止している状況の中で、規制を財務省に言えばそこはある一定の歯どめはかかるのを、そのまま中国からの連絡が来ないからといって歯どめをかけないという状況でいいのかどうか。これは、局長、いかがですか...全文を見る
○福山哲郎君 証明書を発行する仕組みになっているかどうかすら中国から回答がないんですか。
○福山哲郎君 済みません、私が余りあれなので、ちょっともう一回整理して説明していただけますか。
○福山哲郎君 わかったようなわからないような、わからないようなわかったようななんですが、相手国が証明書を発行する仕組みがなければ、今の鳥獣保護法の仕組みでは入ってくるときには規制できないということですね、簡単に言えば。  財務省、それは環境省が規制をつくれば、相手国の証明書いか...全文を見る
○福山哲郎君 僕、あほなもので、ちゃんとこれ議事録を精査して、もう一回法的にちゃんと根拠を見なきゃいけないと思いますが、大臣、今のお話を伺っていかがですか。十万羽輸入されているんです。現実には禁止されているんです、中国は。  中国の国内の問題だということはよくわかりますが、そこ...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、どうですか。
○福山哲郎君 大変前向きな御答弁ありがとうございます。  実は、もう一個だけ嫌なことを言いますと、一九七二年の五月十二日、一九七二年というと、もう二十九年ぐらい前ですか、二十九年ぐらい前の衆議院の外務委員会で環境庁とのやりとりについて、「先ほど申しました適法捕獲証明書を必要とす...全文を見る
○福山哲郎君 現実には輸入証明書がついている野鳥が販売をされたりしているんですが、この輸入証明書というのは、発行はだれがして、どのような要件があれば輸入証明書は発行されるんですか。
○福山哲郎君 その輸入証明書を出す要件は何ですか。民間が輸入証明書を出せるわけですから、輸入証明書を出すには何かの要件があって、これは適法に輸入をされたということがなければ輸入証明書を民間が出すことはできないと常識的には考えられるんですが、いかがですか。
○福山哲郎君 詳細は把握しておりませんがとおっしゃいました、民間のやっていることで。さっき、実は中国から証明がついていないおかげで向こうでも違法に輸出をされて、こっちもひょっとすると輸入ができないものが入ってきていて、それが輸入証明書は民間で環境省が詳細チェックをしないでつくとい...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、適法であろうが違法であろうがとにかく今言ったようにそういうエアポケットのような状況で入ってきたものでも輸入証明を、単に輸入をしてきたから野生ではないということで輸入証明がつくということなんですか。
○福山哲郎君 どうもよくわからないんですが、その輸入証明書が本当に野生かどうか、実態を把握しているかどうか信用できるとは限らないというふうに今言われましたよね。民間が証明書を発行することを認めていること自体が問題なんじゃないですか。  さっき数はどうだと聞いたときも、冒頭、実態...全文を見る
○福山哲郎君 そうしたら、今はペットに関しては所管は環境省に移っているんですか。移っているんですね。
○福山哲郎君 さっき前向きな御答弁をいただいた西野政務官、いかがですか、今の答弁を聞かれて。やっぱり早急にこれは対策を練ってもらわなきゃいけないと思うんですよ。
○福山哲郎君 風間副大臣も御答弁をいただければと思います。
○福山哲郎君 大臣、最後に決めの一言をいただきたいと思います。
○福山哲郎君 とにかく中国側に対する接触なり交渉なりは早急に始めていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  北海道では、鉛を使用したライフル弾で殺害されたエゾシカをオオワシが食べて、鉛中毒で死ぬケースがふえています。環境省は、こういった鉛中毒でオオワシ等が死...全文を見る
○福山哲郎君 昨年の秋から北海道では鉛ライフル弾によるエゾシカ猟が禁止されているというふうに承っておりますが、それは事実ですね。
○福山哲郎君 その後のオオワシの鉛中毒による死亡例というのは減っているんでしょうか、それとも変わらないんでしょうか、どちらでしょうか。
○福山哲郎君 現実問題として、鉛ライフル弾によるエゾシカ猟が禁止をされているのに違反をされてやられているというケースはあったのか、もしくはそういった状態を把握しているのか、それはいかがですか。
○福山哲郎君 その鉛ライフル弾によるエゾシカ猟の禁止ですか、使用禁止に対するハンターへの指導は具体的にどのようにやられていますでしょうか。
○福山哲郎君 先ほど環境省が、どの程度の違反があるかとか、現実に鉛中毒による死亡例があるのかどうか調査をしているというふうにお答えをいただきましたが、現実にそれは環境省の調査として予算をとってきっちりやられているんでしょうか。それとも、都道府県、北海道なら北海道に委託をしていると...全文を見る
○福山哲郎君 今年度、オオワシ等の鉛中毒死調査の予算が北海道の予算にはないんですね。今、北海道にお願いしているとおっしゃいましたが、北海道の予算には入ってないんです。だれがそれじゃ調査をやっているんでしょうか。
○福山哲郎君 今の話もよくわかるようでわからないようで、何か調査をしているとさっきおっしゃられた。調査をしているなら、どこがやっているんだと言ったら、北海道に頼んでいると。北海道は予算をとっていないと言ったら、それはもう規制が出たのでほかの一般的なものと一緒にやっていると。それで...全文を見る
○福山哲郎君 今の私どもというのは環境省ということですか。
○福山哲郎君 それはいつ調査結果が出るんでしょうか。
○福山哲郎君 北海道は鉛のライフル弾によるエゾシカ猟を禁止したと。それから、全国的にこういった動きというのは広がるようなこととか、環境省はこれについて全国的に広げるような思いはあるのか、その辺はいかがですか。
○福山哲郎君 鉛中毒による猛禽類への被害といった事例は海外ではあるんでしょうか。
○福山哲郎君 風間副大臣、北海道でいらっしゃいましたよね、ぜひこの件についてもまた積極的に、鉛中毒によるエゾシカ、猛禽類への被害の実態把握調査等を環境省、積極的にやっていただきたいというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○福山哲郎君 前向きな御答弁、ありがとうございます。  実は、私の地元の京都の右京区嵐山でツキノワグマが出て射殺をされたということが起こりました。本当に民家に近いところなので、射殺がよかったかどうかという議論もありますし、催眠で捕獲をするべきだったのではないかという議論もいろい...全文を見る
05月29日第151回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。自動車NOx法の改正について御質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  先ほど末広委員からもいろいろお話が出ましたように、大変古くて新しい問題だというお話がありました。  そもそも一九七八...全文を見る
○福山哲郎君 原因は今二点だというふうにおっしゃられまして、責任としては、だからこのたび改正をするんだというお話はよくわかりますが、私は実はこれまで実効性が上がらなかった責任は、私は原因をお伺いしたつもりはなくて、この二十数年間、逆に言うと達成をしなくて、放置をしたと言うと語弊が...全文を見る
○福山哲郎君 そういう観点で申し上げますと、やっぱり僕はこの改正NOx法が、建設的な話をしますと進捗管理とか中間見直しがやっぱり必要なんじゃないかと。これまで十年間やりますよと言って、結局その期間が近くなってきたら、ふたをあけたらできていませんでしたという話で、じゃ、ちょっともう...全文を見る
○福山哲郎君 今、局長に非常に前向きに御答弁をいただいて大変僕も心強く思っています。まずは基本的には中間見直しですから五年ぐらいをめどにということと、経年的にもやらなければいけないと。その段階での進捗状況に応じては、法律の改正まで実は視野に入れてこの法律は考えているんだというふう...全文を見る
○福山哲郎君 大気汚染と健康被害について因果関係が、科学的知見がまだ足りないのと、調査等について問題があるという認識だということは今承ったんですが、現実にじゃ大気汚染との間には因果関係はないという意味なんでしょうか。それとも、もう少し科学的知見なり調査の方法を考えればある程度納得...全文を見る
○福山哲郎君 その中で、ディーゼル排気粒子のリスクの検討が先ほど言われたリスク評価検討会で行われているんですね。済みません、もう一度、いつそれは結果が出るんですか。
○福山哲郎君 そうすると、少し話が飛んでしまうんですが、事前通告の中には入っているんですが、順番からはちょっとずれるんですけれども、平成十三年度末にディーゼル排気粒子リスク評価検討会の結果が出る、もうあと一年、半年ぐらいで出てくるにもかかわらず、今回のSPMを含んだ法改正を行うと...全文を見る
○福山哲郎君 ですから、じゃ、ディーゼル排気粒子の検討会の結果が出た時点で、その結果いかんによってはこの法案をさらにより改正するような動きも出てくる可能性はあるということですね。
○福山哲郎君 環境庁の告示の大気の汚染に係る環境基準について、SPMの定義だと十ミクロン以下なんですが、現実にはディーゼル車から排出される粒子の大きさは一ミクロン以下であるわけですから、逆に言うと、このディーゼルの粒子に対する検討結果が出た後、そこはこだわらずに前向きに先ほどの御...全文を見る
○福山哲郎君 その中で、先ほど申し上げました汚染実態を正確に測定するための新たな測定局を設置するという中で、少し報道で気になったことがあります。報道の中身が本当かどうかということをちょっと確認させていただきたいんですが、この報道によりますと、尼崎の公害病認定患者の六分の一が周辺地...全文を見る
○福山哲郎君 それでは、具体的に大気環境測定局を設置する場合に、環境省がやられる場合の測定目的と対象物質、国土交通省がやられる場合の測定目的と対象物質について、それぞれお示しをいただけますか。
○福山哲郎君 これは具体的に二つの省庁の間でどうやって調整をして、その当該の、例えば尼崎東本町交差点に設置する場合にどういう段取りで調整がされるんでしょうか。どちらがお答えいただいてもいいですが。
○福山哲郎君 道路管理者としての大気環境の測定と環境省としての大気環境の測定というのは、今お話を聞いていると、非常に抽象的な話だったのでわかりにくいんですが、具体的に項目とか、具体的にやり方とか方法とか設置の仕方とか、その辺はやっぱり異なるんでしょうか、かなり。例えば、測定の方法...全文を見る
○福山哲郎君 私が、それぞれ別々にやっているのは余り意味がないんじゃないですかと言おうと思ったら、データを共有したいというふうに局長から早速お答えをいただきましたので、それはそれでありがたいと思うんです。  もう一つ、言葉じりをつかまえるようで大変恐縮なんですが、松本局長が今、...全文を見る
○福山哲郎君 できる限りお互い共有できるような状況で、特に当該地域は裁判の認定患者さんが周辺に多いということですので、そこで余りお互いが、僕の私のところの縄張りだみたいな話はなるべくやめていただいて、今おっしゃられたように調整をしていただいて、それぞれがそれぞれの役割で測定できる...全文を見る
○福山哲郎君 そのNOxの方にプライオリティーが高くてトレードオフの関係だというのは一面よくわかるんですが、なぜNOxの方にプライオリティーが高い政策の決定がされてきたのか。その経緯は何か明確な理由はあるんでしょうか。
○福山哲郎君 それと、細かい話ですが、先ほどの試験方法の問題なんですが、それはお互いの国で違う。先ほど欧州と日本の違いを言われましたが、アメリカもやっぱり違うんですか。
○福山哲郎君 それは、例えばそれぞれの国なり地域での大気汚染の度合い、それぞれの気象状況とかあると思うんですが、その試験方法についてのすり合わせなり調整なりはするというような状況は国際的な議論の中ではないんですか。
○福山哲郎君 まだ幾つかあるんですけれども、もう時間になりましたので、大臣に最後に少し御決意をいただいて、私の質問を終わりたいと思います。
○福山哲郎君 終わります。
05月31日第151回国会 参議院 環境委員会 第12号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山でございます。  参考人の皆さんにおかれましては、本当にお忙しい中ありがとうございました。時間もありませんのですぐに本題に入らせていただきます。よろしくお願いいたします。  昨日、板橋の大和町交差点というのを環境委員会のメンバー数人で視察い...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  三対一というのは非常に厳しい状況でございまして、猿田参考人もおおむねとおっしゃられましたので、そういう話だと立法府としては非常に厳しく臨まなければいけないかなとまた受けとめているんですが、実は過去の経緯も見まして、例の進捗管理、中間見直し...全文を見る
○福山哲郎君 確かに道理でございます。  青山参考人の言われたことに関しては、経年でもやるというようなことは言われていました。でも、経年でやるといっても、それで西村参考人が言われたとおりになると、それなら今からやっておけよという話ですよね。それはもうある意味で言うと道理だと思い...全文を見る
○福山哲郎君 そうですね。午後からしっかりやりますので。  藤田参考人、長年にわたって貴重な活動をされていただいて、本当にありがとうございます。  藤田参考人が、車に合わせて道路をつくるのではなく、道路に合わせて車を減らすという考え方を確立しなければならないというふうに述べら...全文を見る
○福山哲郎君 これで終わります。ありがとうございました。
○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山でございます。  一昨日の審議に続きましての審議でございます。どうかよろしくお願いします。  もう委員の方、それから大臣もお聞き及びかと思いますが、昨日、環境委員会では、日本一、これは日本一と言っていいのかどうかよくわかりませんが、日本一大...全文を見る
○福山哲郎君 その周辺環境への影響というのは、住民の健康に対してどのように影響を及ぼすかまでも含んでいるんでしょうか。
○福山哲郎君 その騒音とか環境影響がどの程度になるかということが、現実問題としてこういうふうにあちこちで被害が出ている。もしくは尼崎や名古屋で言えば、裁判にも負けて差しとめの請求まで出ているというような状況の中で、もともと国土交通省がやられた環境評価と住民の皆さんの健康への因果関...全文を見る
○福山哲郎君 川口大臣にお伺いします。  大臣は、私が本会議で質問をしたことに対してこうお答えになりました。「環状道路等の整備は大気汚染の改善に資する面がある」と答弁をされたんです。つまり、環状道路等の整備は大気汚染に対しては改善に寄与することがあるというふうに答弁されています...全文を見る
○福山哲郎君 まさに環状道路、バイパスでこれは三層になっているんですよ、きのうの交差点は。三層になって、日本一の大気汚染の場所になっているわけです。今大臣の発言ですと、バイパスなり環状道路なりの整備というのは大気汚染に対しては改善に資すると言われているんですが、まさにきのう我々が...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、それでもなおかつ、この大和町の交差点の話を伺っても、それから東京都では走行量は余り伸びていないという今の松本局長の話を伺っても、やっぱり環状道路等の整備は大気汚染の改善に資する面があるとお考えですか。
○福山哲郎君 道路をつくられる場合に、大臣が今注意を払うべきであるとおっしゃいました。注意を払うべきである、技術的な面も含めて、条件つきでとおっしゃった部分に対して、道路をつくられる場合に環境省から何らかの形で国土交通省に言えるような仕組みはあるんでしょうか。これは国土交通省でも...全文を見る
○福山哲郎君 松本局長にお伺いします。  そのときの都道府県なり市町村の役割はどうなりますか。環境アセスメント法とか各種の整備で協議をするときに、地元の意見というのはどういうふうに受け入れるんでしょうか。
○福山哲郎君 例えばですが、大和町の交差点に大気浄化実験施設を国土交通省が設置されていますが、国土交通省さんにお伺いしますが、あれを設置するに当たって事前に環境省とあの問題でのいろんな協議というのは具体的にはあったんでしょうか。
○福山哲郎君 済みません、素朴な疑問なんですが、大変大気汚染が進んでいる、日本一だという交差点があって、歴代環境大臣がそこに行かれているようなことが何度もあって、その状況で実際に大気を浄化する仕組みをつくるのに環境省本省とはほとんど調整をしていないというお話が今あったわけですが、...全文を見る
○福山哲郎君 要は、一番環境汚染が悪いところでさえこの大気浄化実験施設で国土交通省と環境省が事前の調整もしていない。今、局長が国土交通省や自治体とも事前の調整をするように努力していきたいというふうに言われましたが、現実にそう言われている局長の足元でそれをとめるような覚書が交わされ...全文を見る
○福山哲郎君 僕は余り賢くないので言われていることがよくわからぬのですが、何を言っているんだかさっぱりわからぬのですが、はっきり言って、一項目のところには、「環境省は、国土交通省が行う道路管理に支障を及ぼすことがないよう、本改正法の運用に当たるものとする」という一項目に大きく枠が...全文を見る
○福山哲郎君 私は、申しわけないですけれども、そういう趣旨には全然読み取れないですよね。  この法二十四条というのは旧十四条ですか、局長。
○福山哲郎君 十四条を読みますね。第二項。  「都道府県は、この法律の目的を達成するために必要があると認めるときは、関係行政機関の長、関係地方公共団体の長又は関係道路管理者に対し、必要な資料の送付その他の協力を求め、又は自動車排出窒素酸化物による大気の汚染の防止に関し意見を述べ...全文を見る
○福山哲郎君 今の説明もよくわからないんですが、この覚書の三の二項には、「「必要な資料」及び「その他の協力」には、環境影響評価に関する資料などの個別・具体の道路事業に係るものは想定されない」と書いてあるわけですよ。  今、局長、何とおっしゃいましたか。  先ほど私がこのことに...全文を見る
○福山哲郎君 いいですか、最初僕が聞いたときに、大臣は注意を払うべきである、技術的な面でも注意を払うべきであると言われた。環境省としてどのようなかかわりを持つのかと言ったら、各種の整備、協議をしなければいけない、それから要請をしなければいけない、都道府県知事は意見を言うというよう...全文を見る
○福山哲郎君 今のでも全く納得できないので、私、審議続けたくないんですから、一言で答えてください。  じゃ、覚書か今まで言われた答弁か、どっちが優先するんですか。どっちが強いんですか。これまでずっとこの委員会で審議をしてきたこととこの覚書とどちらが優先されるのか、答えてください...全文を見る
○福山哲郎君 国土交通省、それでいいんですね。
○福山哲郎君 じゃ、この覚書は破棄していただけますか、環境省。
○福山哲郎君 いや、そもそもは大臣、結構です。
○福山哲郎君 これで私の質問を終わります。
○福山哲郎君 私は、ただいま議題となっております自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会を代表いたしまして、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございま...全文を見る
○福山哲郎君 私は、ただいま可決されました自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及びさきがけ環境会議の各派共同提案による附帯決議案を...全文を見る
06月14日第151回国会 参議院 環境委員会 第15号
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○福山哲郎君 私は、環境事業団法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会を代表し、修正の動議を提出いたします。  まず、その趣旨を御説明申し上げます。  特殊法人については、その見直し議論が高まっております。そのような状況においては、民間や地方公共団体が実施可能な事業に...全文を見る
○福山哲郎君 私は、ただいま可決されましたポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及びさきがけ環境会議の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたし...全文を見る
○福山哲郎君 私は、ただいま可決されました環境事業団法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     環境事業団法の一部を改正する法律案に対す...全文を見る
○福山哲郎君 私は、民主党・新緑風会を代表して、フロン回収・破壊法案に対する意見表明をさせていただきます。  フロン類はオゾン層破壊、温暖化など、さまざまな地球環境問題の原因物質であります。人為的に製造される物質である以上、人類、とりわけ現世代がコントロールをする責任を果たさな...全文を見る
○福山哲郎君 私は、ただいま可決されました特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及びさきがけ環境会議の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いた...全文を見る
06月19日第151回国会 参議院 環境委員会 第16号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山でございます。  きょうは温泉法の質疑ということでございますが、日々、京都議定書のことに対して動いておりまして、少し冒頭、環境大臣の御認識を伺いたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  まずは、日米の外相会...全文を見る
○福山哲郎君 いつ報告を受ける御予定ですか。
○福山哲郎君 報道を聞かれた上での御見解はいかがですか。
○福山哲郎君 先日、EUとブッシュ大統領との会談もありました。そのブッシュ大統領との会談において、決裂というのか、お互いが我が道を行くというのか、基本的にはアメリカの姿勢は変わらない状況が明らかになっているわけですが、その状況、それから今回の日米外相会談の状況を見た上で、今の日本...全文を見る
○福山哲郎君 これはほかの委員会でも恐らくもうさんざん大臣には聞かれていると思いますが、京都議定書発効のための決議が衆参で行われました。この決議によりますと、「政府は率先して批准し、」ということがあります。アメリカの参加を待つという重大性は私も認識をしていますが、「率先して批准し...全文を見る
○福山哲郎君 大臣は、今度非公式閣僚会議に出席をしたいという旨を国会の方にお願いをされているように伺っておりますし、しかし、今の状況で、アメリカは京都議定書を容認できないと言っている。そして、非公式閣僚会合に行って日本はアメリカの建設的な参加を待つと言っている。  一体大臣は、...全文を見る
○福山哲郎君 よくわからないお答えだったんですが、じゃCOP6ビスでは、今の状況で変化が起こるかもしれない、アメリカの対応で変化が起こるからそれは建設的に求めるというふうにおっしゃいますが、三十日に日米首脳会談が行われます。これはCOP6ビスのわずか二週間前でございます。この時点...全文を見る
○福山哲郎君 言葉じりをつかまえるのはあれなんですが、じゃ例えばアメリカのCOP、京都議定書に対する参加を待つというふうにずっと日本政府は言っているわけですが、いつまで待つんですか。これはある一定の区切りをつけないと、京都議定書の実施ルールを決める合意の決定に対して、アメリカがそ...全文を見る
○福山哲郎君 働きかけてもアメリカが今のように容認できないという立場を堅持した場合には、いつの時点で政治決断をしてCOP6ビスに臨まれるのかとお伺いをしているのです。
○福山哲郎君 川口大臣にしては珍しく歯切れが悪うございまして、私の質問にはお答えをいただいておりません。アメリカに働きかけていくことはわかっております。それは何回も聞きました。COP6ビスで枠組みをつくるときに、日本がその枠組みに対してオーケーかノーか、もう少しその枠組みを、実施...全文を見る
○福山哲郎君 全く私の質問にはお答えをいただいていないことばかりでございますが、では日本は、アメリカが京都議定書の枠組みにいつ戻ってくるかわかりません、要はアメリカが戻ってこない限りはCOP6ビスの枠組みの議論にも批准に向けても動かないということですか。
○福山哲郎君 全くお答えをいただいていない。アメリカがCOP6ビス、再開会合のスタートまでにもし今の立場を変えなかったら、日本はどうされるんですか。どこで政治決断をされるんですか。    〔委員長退席、理事岩佐恵美君着席〕  アメリカが京都議定書の枠組みに戻らない限りは、日本...全文を見る
○福山哲郎君 今、何度も言われた大臣の姿勢というのは、京都議定書のための決議、衆参の決議にこれは反していると思うんですが、いかがですか。
○福山哲郎君 その合意が成立するように全力で取り組む場合に、アメリカが入ってこなかった場合はその全力で取り組むことをされないんですか、されるんですか。
○福山哲郎君 そのいかなる状況というのは、アメリカが今のスタンスを変えなくて、京都議定書が容認できないというスタンスの場合でも、日本はCOP6ビスで全力を尽くすということですね。
○福山哲郎君 じゃ、もう一度聞きます。  どの時点で日本はアメリカの参加の有無にかかわらずCOP6ビスで具体的な合意に向けて動き出す政治決断をされるんですか。
○福山哲郎君 副大臣と政務官にお伺いします。  大臣は政治家ではございませんから、この決議には加わっておられません。副大臣と政務官は、衆参のこの決議に一議員として賛成の票を投じられています。この「率先して批准し、」という京都議定書のための国会決議に対して、アメリカは京都議定書を...全文を見る
○福山哲郎君 終わります。
○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山でございます。よろしくお願いいたします。  今回の浄化槽法でございますが、これは平成十二年に単独処理浄化槽の新設廃止と合併処理浄化槽の普及を主とした浄化槽の廃止を受けてのものだというふうに承っておるんですが、基本的には浄化槽設備士、浄化槽管理...全文を見る
○福山哲郎君 その設置者負担の十分の一というのは金額はわかりにくいんでしょうか。
○福山哲郎君 そうすると、ざっくり計算すると、四十八万円ぐらいが自治体負担ということになるわけですか、一人八十万という計算になると。受益者負担としては三万円前後という感じの計算になるわけですね。わかりました。  その次なんですが、現実に、今雨水対策のことを言われたので一概に比較...全文を見る
○福山哲郎君 今おっしゃられたとおりで、人口規模別に見ると、百万人以上の大都市では生活排水処理施設の整備率は九九%に達している。ところが、五万人未満の市町村では生活排水処理施設の整備率は四一%であると。いろいろ過疎地域とか点在していて、そこは合併浄化槽という話になると、先ほどの話...全文を見る
○福山哲郎君 九十万円ですね。九十万円設置者に負担が行く。これはかなり設置者負担が大きいように思うんですが、これに対する対策等は何か考えられているんでしょうか。
○福山哲郎君 それともう一つは、下水道予定処理区域について、七年以内に下水道予定処理があるところはこの合併処理浄化槽の設置に補助金が交付されないと。七年間待って、もしくは例えば予定がおくれたりなんかすると生活雑排水を垂れ流していくことになって、七年間は実は環境汚染が進んでしまうと...全文を見る
○福山哲郎君 さらに言えば、合併処理浄化槽にしていこうというふうな話になっているんですが、現実には今埋設されている単独処理浄化槽があるわけで、合併浄化槽に対するチェンジの促進というか、単独処理浄化槽の現状にあるものに対する対策はどのようにお考えになられているんでしょうか。
○福山哲郎君 あと四分ぐらいありますので、副大臣と政務官に、前の問題に戻りたいと思いますので、少しおつき合いをください。京都議定書の問題に少し戻らせてください。  副大臣と政務官は、七月にCOP6ビス、再開会合が始まる、三十日に首脳会談がある、そのときに、アメリカの対応がどうか...全文を見る
○福山哲郎君 風間副大臣からは結節点だと、西野政務官からは三十日までに我が国の方向を出すことも必要が出てくるのではないかというふうに、どちらかというと随分踏み込んだ発言をいただきましたが、大臣、いかがですか。
○福山哲郎君 もう時間なのでやめますが、今の大臣のお話をいつも伺っていて思うのは、そこでアメリカが参加をするかしないかということと、それから国内整備をすることということがどこでどうつながってどこで切れるのかがいつもよくわからなくて、またこの問題は引き続きやっていきたいというふうに...全文を見る
06月21日第151回国会 参議院 環境委員会 第17号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山でございます。  きょうは、一般調査ということでいろんな点についてお伺いをしていきたいんですけれども、もう焦眉の課題として京都議定書の問題がマスコミ報道、国会の中での質疑等でも出てきています。二十三日から川口大臣が海外に出...全文を見る
○福山哲郎君 その内容についてお知らせください。
○福山哲郎君 同会合までにのところを、済みません、もう一度。
○福山哲郎君 新聞によりますと、これは報道ですから真偽のほどはあれですが、田中外務大臣は、京都議定書についてのアメリカの立場について理解はするが共感できないとおっしゃられたというふうに新聞報道には出ていますが、大臣の今の報告、外務省の報告でいうと、その発言は田中大臣はなかったわけ...全文を見る
○福山哲郎君 田中外務大臣本人から大臣はこのアメリカの対応について、大臣も現実にはワシントンへ近々立たれて、恐らく同じレベルのパウエルないしホイットマンとの交渉、ホイットマンと外務大臣はお会いされていないですが、同じレベルの交渉に入られると思うんですが、田中大臣みずからに川口大臣...全文を見る
○福山哲郎君 今の、COP6ビスまでには答えを準備するのは難しいというパウエル国務長官の言葉があったということを外務省から聞かれて、川口大臣はどのようにお感じですか。
○福山哲郎君 聞いている話ではなくて、どうお感じですか。
○福山哲郎君 それは、私どももスタンス自身は変わらないんですが、そのアメリカからは基本的にはだめだ、受け入れがたいと、京都議定書は、という具体的な名前まで出て受け入れがたいという答えが出ている以上、厳しいと考えるのが自然だと思いますが、それはどうとるかという話になって水かけ論にな...全文を見る
○福山哲郎君 総理から何らかの指示や御意見はありましたでしょうか。
○福山哲郎君 今の、総理からの発言がなかったということは実は大変な問題でして、川口大臣は、総理の決断だと、三十日の首脳会談までにということをおととい私におっしゃった。そして、これからワシントンへ大臣は行かれるわけです。田中外務大臣が受け入れられないと言われたワシントンへ行って働き...全文を見る
○福山哲郎君 いつまでに結論を出さなければいけないかなというような、日にちの特定等はありましたか。
○福山哲郎君 川口大臣の方から先ほど報告をされたという状況の中で、六月三十日の首脳会談、また二十七、二十八、川口大臣みずから出られる非公式閣僚会合に向かって一定の結論が必要だというような報告はされましたか。
○福山哲郎君 ということは、大臣からは客観的な状況の報告があっただけだということですね。
○福山哲郎君 その立場はずっと変わらないわけですけれども、これだけぎりぎりのところまで来て、報告をして、向こうの意見を聞いてきなさいと。日本の方からの主体的な主張というのは、今の段階では、大臣、では非公式閣僚会議に行かれた場合にどういうふうに言うおつもりですか。これは後でゆっくり...全文を見る
○福山哲郎君 私は、今非常に危惧をしていることがあります。  大臣は本当にこの数年間というか就任されてから一生懸命この問題に取り組んでこられて、海外の評価も高いということは私も承っています。そして、本当に精力的にプロンク議長との会談、ヨーロッパやアメリカとの会談もこなしてこられ...全文を見る
○福山哲郎君 自民党の地球環境部会だか委員会だか、済みません、他党なのでよくわかりませんが、そこでも日本の立場を明確にしろという意見は多く出たと、今、西野政務官からも御披瀝がありました。  これは、ある意味でいうと当たり前の話なんです。なぜかといえば、自民党の議員の皆さんも国会...全文を見る
○福山哲郎君 三十日の日米首脳会談には、では川口大臣は今のままのスタンスで臨むべきだと思われているわけですね、今あえてボンまで時間があるとおっしゃられたということは。
○福山哲郎君 大臣が出張されると、帰る予定が二十九日の十四時二十分成田着というふうに今、環境省からの資料にあります。総理が何日に出て三十日の首脳会談に臨まれるかわからないんですが、大臣はこの出張中の御報告をどこで総理にされるんでしょうか。
○福山哲郎君 少しそれじゃ中身に入りましょう。  今、国内措置を講ずる、全力で取り組んでいきたいというふうに大臣はおっしゃられました。いつも基本的にはそういう答弁が返ってくるんですが、この国内措置を講ずる前提は何ですかと聞くよりか、僕が言った方がいいかな、当然国内措置は、京都議...全文を見る
○福山哲郎君 さすがに大臣はうまくお答えになるなと思いながら伺っていましたが、温暖化防止対策大綱の六%は国際的な枠組みが決まらないとできないことと決まらなくてもできること両方あるというのはおっしゃるとおりだと思いますが、しかし現実問題としては、排出権取引にしてもそれから吸収源の問...全文を見る
○福山哲郎君 今の最後の前に戻ります。  大臣は、今、例えば京都議定書の運用ルールが決まらなくても日本自身として六%はやっぱり守るように努力しなければいけないというような旨のことを言われたわけですよね。でも、現実問題としては、この京都議定書の運用ルールを前提に六%を達成しようと...全文を見る
○福山哲郎君 きのうの御答弁も、京都議定書を二〇〇二年までに締結できるよう締結に必要な国内制度の構築に全力で取り組んでまいりますと。締結に必要な国内制度の構築に全力で取り組むというのは、今大臣がその前の答弁の後段で言われた話だと思うんですが、京都議定書を二〇〇二年までに締結できる...全文を見る
○福山哲郎君 もうこういう水かけ論をしていてもあれなんですが、今の話を聞くと、京都議定書の運用ルールの合意に達するために、そしてそれが前提となっているから二〇〇二年発効まで国内制度も含めて全力を尽くすというふうに大臣は言われているわけですよね。それでいいんですよね。その状況は、ア...全文を見る
○福山哲郎君 そのときに、日本がアンブレラとの交渉のときに、我が国は環境十全性の観点からアメリカの参加が重要であると考えておりましてと言っていたら、アメリカがその時点で帰ってこなかったらどのようにアンブレラで我が国の交渉スタンスなり意見を述べるんですか。これは日米首脳会談で我が国...全文を見る
○福山哲郎君 すべての国が努力をするというかけ声はそのとおりだと思います。  交渉の矢面に立たれる浜中局長、今の状況でどうやってアンブレラでスタンスを決めるんですか。プロンクからテキストが出てきて、排出源についてこうだ、吸収源についてこうだと言われたときに、日本はアメリカを待つ...全文を見る
○福山哲郎君 はっきり申し上げます。交渉スタンスはこれから検討すると大臣はおっしゃった。それはそうなんです。交渉スタンスが決まるわけないんです、今の状況なら。そして、今も浜中局長は、本当に交渉の矢面に立って御苦労されていると思いますが、これから先検討していきたい、それから非公式閣...全文を見る
○福山哲郎君 ひょっとすると、もうCOP6ビスまでにこれは環境委員会としては最後かもしれない、参議院は。大臣は行かれる、七月に入れば国会も閉会し選挙に入る。本当に国民も世界も注目をしています。  そして、私は京都議定書は大切にしたいと思います。決して、この七月に京都議定書がまと...全文を見る
○福山哲郎君 六月九日にやったものが二十七日に公表されて概要がマスコミに流されると。八月の上旬に第三回があって、第四回、最終回が八月の中旬と。どうやって、じゃ、第三回の議事録を市民なり一般の報道が聞けるんですか。  その委員会の総意で決まったというのは、一体採決をとったんですか...全文を見る
○福山哲郎君 採決をしたんですか。だれがどうお諮りされたんですか。
○福山哲郎君 だれが提案したんですか。
○福山哲郎君 三回目の予定と四回目の予定の日は何日ですか。
○福山哲郎君 これ二十日以上たっていますよ、議事録の公開。十日間たつと、八月の上旬と中旬で本当に二十日間だったら、議事録公開されない前に四回目が終わっちゃうじゃないですか。これはとにかく問題にしなければいけませんので、とにかくこれは時間ですので終わります。
10月29日第153回国会 参議院 本会議 第6号
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○福山哲郎君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となっておりますいわゆるテロ対策特別措置法案に対する修正案の趣旨及び提案理由を説明いたします。  本年九月十一日に米国で発生した同時多発テロは、罪のない多くの人々を巻き込んだ卑劣かつ残虐な行為であり、安全で民主的な社会...全文を見る
11月22日第153回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。  大橋巨泉議員に続きまして質問させていただきます。少し時間が少なくなりましたので、端的にいきたいと思います。  まず川口大臣、それから植竹副大臣、お疲れさまでございました。遠路マラケシュの地で国際交渉に出られまして、合意に...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。前向きな御答弁をいただきまして、ありがとうございました。  本当にこれから先、まだ京都議定書の話というのは僕は始まったところだと思っていまして、やっと合意でスタートラインについたところだと思いますので、ぜひよろしくお願いします。  では、将...全文を見る
○福山哲郎君 その次、少し細かいことですが、確認をしておきたいんですが、京都議定書は、二十五条におきまして批准、受諾、承認といって国での承認方式を三種類認めているんです。  私は国際法の専門家でもないのでわからなくて、今回、「今後の取組について」は締結の承認という話があります。...全文を見る
○福山哲郎君 出てきた何ですか。
○福山哲郎君 ということは、受諾の承認を国会ですれば、それが締結に結びつくということでいいんですね。
○福山哲郎君 わかりました。それに向けての準備を始めたと解してよろしいですね。
○福山哲郎君 済みません。  次に、行きます。  この京都議定書の発効のための要件はいわゆる五十五カ国と五五%ということなんですが、巷間言われておりますヨハネスブルク・サミットの最終日が九月十一日、この最終日に日本が発効するときに間に合わせるということになると、九十日間を、要...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、二〇〇二年ということだと、二〇〇二年の十二月三十一日となると期限は十月三日ということになりますね、二〇〇二年発効を目指すということになりますと。
○福山哲郎君 できれば通常国会中に締結ができて、できればヨハネスブルク・サミットで世界じゅうで発効したという状況をつくっていただきたいと思いますので、ここは切にお願いをします。  では、先ほど申し上げたちょっと根本的な話に行きます。  日本の交渉過程がいろいろありました。先ほ...全文を見る
○福山哲郎君 今のじゃさっぱりわからないんですが、まあいいでしょう。経産省お願いします。
○福山哲郎君 大井審議官には向こうでもお世話になりました。ありがとうございました。  少し外務省よりは具体的になってきたと思います。環境省いかがでしょうか。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  実は、そういう具体的な中身を聞くと、ああ、こういう交渉があったんだなというのがよく見えてくるんですが、これ以上申し上げてもあれなので、じゃその中で、先ほど経産省が言われたいわゆる不遵守、遵守の問題についてちょっとお伺いをしたいと思います。...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、ない場合とはどういう意味ですか。何がないんですか。
○福山哲郎君 余りこういう問題はあいまいな言葉だと非常に気になるんですが、影響があるというのはどういう意味ですか、罰則について影響があるというのはどういう意味ですか。
○福山哲郎君 私、何を言っているのかよくわからないんですが、じゃ確認しますね。法的拘束力のない遵守だったら罰則は守らなくていいと副大臣は思っておられるんですね。ここは結構重要ですよ。
○福山哲郎君 ないということがいいとは思っておりませんというのはどういう意味ですか。
○福山哲郎君 ちょっと時間がないので、環境省、確認しますね。  罰則規定は、不遵守の結果、超過排出量の一・三倍に当たる排出枠を次期排出枠から差し引くことも含めて、一・三倍にすることも含めて罰則の中身は決まりましたね、今回のCOP7で。環境省、確認してください。
○福山哲郎君 いまだによくわからないんですが、経産省はどう思いますか。法的拘束力のある遵守と法的拘束力のない遵守はどう違うんでしょうか。
○福山哲郎君 今何回も確認がありましたが、もう一度確認します。  京都議定書自身の六%の排出枠は法的義務があるんですね、法的拘束力があるんですね。それはそれで確認よろしいですか。
○福山哲郎君 我が国の憲法の九十八条の二項には、「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。」というふうに、憲法の九十八条の二項にあります。確かに、国際法上は、憲法の枠から外れた条約については例外という状況も国際法上の学説の中にはあるけれ...全文を見る
○福山哲郎君 ここだけははっきり申し上げますが、ここをちゃんと切り離して、法的拘束力があるかないかを切り離してコンプライアンス、不遵守については別建てでCOPMOP1で議論しようと強く主張したのは我が国の主張です。これだけは間違いないです。つまり、我が国は、この不遵守に対して法的...全文を見る
○福山哲郎君 では、もう一度聞きますね。  不履行のときには罰則をのまなくてもいいかのまなきゃいけないのかもまだ決まってないということですね。
○福山哲郎君 そうすると、日本政府の言う法的拘束力のある遵守規定ができたとしても、罰則規定は不遵守の場合には受け入れる可能性もまだあるということですね。
○福山哲郎君 要は、日本政府が言っている法的拘束力のある遵守と法的拘束力のない遵守というものの区別が実はまだ全然はっきりしていないんです。だって、交渉後と言っているわけでしょう。法的拘束力があってもなくても、その罰則規定どうなのかも実はまだわからないとおっしゃっているわけですよ。...全文を見る
○福山哲郎君 大臣にしては珍しく歯切れの悪い御答弁で、珍しいなと思っているんですが。  実は、これ細かいこと、もう僕あと五、六分しかなくなったので細かいことは申し上げませんが、お手元に資料を配りました。  これは交渉テキストの中で出てきた話なので細かい英語の話はしませんが、一...全文を見る
○福山哲郎君 しかし、細かい話はいいんですが、コンプライアンスに関してはとにかくCOPMOP1まで先送りするということは合意に達したわけですね。ここに書いてあるコンプライアンスという言葉は合意をしたと、要は先送りをしてCOPMOP1で決めると、そこの部分のコンプライアンスだという...全文を見る
○福山哲郎君 もう何か細かい話になりますから、最後に副大臣、もう一回だけお伺いします。  法的拘束力のない遵守だと言われていることは、罰則規定を守らなくてもいいということではありませんね。
○福山哲郎君 もう二つだけ申し上げて終わります。  要は、今の話で言うと、法的拘束力があるから守らなきゃいけない、ないから守らなくてもいいということとは限らないとおっしゃった。それじゃ、何でここまで会議のところでこだわったのかという根拠がよくわからなくなりました。  それから...全文を見る