福山哲郎

ふくやまてつろう

選挙区(京都府)選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福山哲郎の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第156回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第1号
議事録を見る
○福山哲郎君 私は、委員長に沓掛哲男君を推薦することの動議を提出いたします。
01月29日第156回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。櫻井議員に引き続きまして、質問をさせていただきます。  今年に入りまして小泉内閣の支持率がやや陰りを見せ出しましたが、小泉政権発足当時は非常に高い支持率でございました。もう皆さん御案内のとおり、構造改革なくして景気回復なし、...全文を見る
○福山哲郎君 この協議会の座長はどなたでしょうか。
○福山哲郎君 二つの実は全く手に掛かっていない問題があります。  平成八年度、いわゆるらい予防法廃止が決まる前に療養所を退所された方、患者の方々です、平成八年以前に療養所を出られた方に対する一時金の支払というものがあります。この問題に対しては、今、正に座長である副大臣が言われた...全文を見る
○福山哲郎君 この協議会は、本来はいつに開催される予定でしたか。先ほど言われた一月の二十日ではなくて、本来はいつの予定でしたか。
○福山哲郎君 八月をなぜ一月まで開催ができなかったんですか。
○福山哲郎君 実はこれ、内閣が替わられて副大臣に就任されてから実は、大変失礼な話なんですけれども、事の成り行きのスピードが遅れているんです。前の副大臣でいらっしゃいます桝屋副大臣のときは、平成十三年の十二月の二十五日の議事録があるんですが、麦谷疾病対策課長から桝屋副大臣同席の下で...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、平成十四年度中に具体的な案をお示しいただけるんですね。
○福山哲郎君 だから、平成十四年度中にお示しをいただけるんですねと。私が聞いたところによりますと、この一月の二十日の協議会では決裂をしているんです。厚生労働省からはゼロ回答なんです。だけれども、桝屋副大臣も含めて平成十四年度中に出すという発言もあれば、更にはこの確認事項にもあるわ...全文を見る
○福山哲郎君 坂口大臣から御丁寧に御答弁いただきましたが、僕はその問題は分かっておるつもりでございます。非入所の方と、それから療養所に入られて、平成八年度以前に入られた方の話は、僕は別に今質問させていただいているつもりでございまして、今は平成八年度以前に退所された方に関しての話を...全文を見る
○福山哲郎君 でも、じゃ、この確認事項にある「平成十四年度中の実現に最大限努める。」ということはどうなるんですか、副大臣。
○福山哲郎君 先ほど、正に副大臣言われたように、平成十五年の本予算にもこの話はないわけです。患者の皆さんは高齢化をしています。そういう状況の中で、あのときになぜ世論が、国民が小泉総理の決断に拍手を送ったかというと、そういった状態が分かっているからこそ、その政治決断に拍手を送ったわ...全文を見る
○福山哲郎君 では、もう一つ、非入所の方の話についてお話をします。  非入所の方に対する経済支援を含む恒久対策というのは、国は裁判の中で認めているわけです、協議をするということを認めているわけです。これは私は対策について協議をするというレベルでも結構なんですが、その協議すら実は...全文を見る
○福山哲郎君 非入所の方との面談、ヒアリングの申出を受けられたことはありますね。
○福山哲郎君 副大臣が面談の要請を受けたことがあるかと聞いているんです。
○福山哲郎君 坂口大臣も、面談の御要請を受けられたことは御理解いただいていますよね。
○福山哲郎君 面談をしてくれと言っているわけです。話をしてくれと言っている。話を決めてくれと言っているわけではありません。要は、協議をするという前提の中で、副大臣にお目に掛かって話をしたいという面談に対して、事務方、事務方とずっとこの副大臣は言いっ放しなわけです。そして、先ほど言...全文を見る
○福山哲郎君 いいですか、平成十四年の一月の三十日の口頭弁論、被告は国です。原告との間に、入所歴なき原告に対する恒久対策について引き続き協議することを含むかということに対して、含むものと認識しているというふうに国は答えているんです。その中で非入所の方々が面談をしてくれと、事情を聴...全文を見る
○福山哲郎君 実態を把握するために副大臣に会っていただきたいと言っているわけです。何でそれを事務方だけで詰めるわけですか。実態を把握するのに副大臣が事情を聴いて何が悪いんですか。  協議の場では一度も国は具体的には何も示していないんですよ、具体的な案も何も。話をして、難しい難し...全文を見る
○福山哲郎君 いいですか、厚生労働省の事務方だけでは詰まらないからこそ何十年もハンセン病の患者の人は苦労してきたんじゃないんですか。役人が何もやってこなかった結果としてこういう結果が出て、国が負けて、そして小泉総理の判断になったんじゃないんですか。それをまた戻して事務方事務方、じ...全文を見る
○福山哲郎君 あなたは協議会の座長なんですよ。責任があるんですよ。どう考えているんですか、事務方事務方事務方事務方と。  坂口大臣、どうですか。僕、坂口大臣はこれ動いてきたときの状況を分かっていますから、桝屋副大臣とともにこうやって一つ一つ階段を上げてこられたことに関しては非常...全文を見る
○福山哲郎君 もういいですけれども、しっかりとした判断で、直接に非入所の方と面談をされるのはしっかりした判断のためには必要ないとおっしゃるわけですね。
○福山哲郎君 でも、その協議会も延び延びになって今年の一月なわけですよ。それで、補正予算にも現実には入っていない、本予算にも入っていない状況なんです。患者の方はみんな本当に苦労してこられて、今、高齢の中でみんな生きているわけですよ。  何を考えているのかよく分かりませんが、坂口...全文を見る
○福山哲郎君 この一月の二十日の協議会は実は非常に異様な形で閉じられていまして、協議会に参加されている政府側以外の者は途中で退席をしています。それはなぜかというと、余りにも厚生労働省からの回答が、あの副大臣からの回答だったんですが、ゼロ回答が続いたので、これでは話にならない、協議...全文を見る
○福山哲郎君 先ほどから全く具体的な話がないわけですが、本当にそこのところは、このハンセン病の問題について小泉総理に国民世論が拍手喝采をしたのとはちょっと方向がずれてきていますから、そこについては今後ともしっかりと監視をしながらいきたいというふうに思いますが、鋭意厚生労働省も努力...全文を見る
○福山哲郎君 この問題は、内容、要は人権救済機関の実効性の問題と、もう一つ大きな問題として報道規制の問題と、二つの問題で世論が噴き上がりまして、二回継続になりました。  今この法案について、抜本的な修正も含めてこの国会で通過をさせるべきだという声がかなり大きく上がっていますが、...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、じゃもう一度お伺いします。  二回の国会を通じて継続審議になるぐらいいろんな議論が紛糾をいたしました。大臣は今、最善だと思われていると言われましたが、最善の案だと言われている法案が、報道規制や中身の実効性も含めて疑義が出てきたからこそ、逆に言うと二回の継続に...全文を見る
○福山哲郎君 内容と報道規制以外に、実は昨年末に名古屋刑務所の受刑者の死亡事件というものも起こりました。これも実はこの法案の状況には影を落としていまして、公権力による人権侵害について本当に実効性を伴えるのかどうかという議論も出てきています。  抜本修正も含めて、多少法案を修正を...全文を見る
○福山哲郎君 そしたら、別の観点でいきます。  国連の人権規約委員会からの勧告に基づいて二〇〇二年の十月に我が国は報告書を提出をするはずになっているはずですが、これは報告書はもう提出をされましたでしょうか、法務大臣。
○福山哲郎君 理由はなぜでしょうか。
○福山哲郎君 法務大臣、外務省が報告書を出していないことについては御存じでしたか。
○福山哲郎君 なぜ人権行政を携わる法務省が報告書の作成には携わらないんですか。
○福山哲郎君 法務大臣、本当は法務省がやるべきことなんじゃないでしょうか。
○福山哲郎君 法務省はその作業にはかかわっていますか。
○福山哲郎君 どのような状況でかかわられていますか。
○福山哲郎君 非常にあいまいなんですが。  じゃ、二〇〇三年、人種差別撤廃委員会の報告書の提出の見通し、一月の末が期限だと思いますが、これに対して、法務大臣お答えください。一月末に、期限に提出できそうですか。法務大臣お答えください。
○福山哲郎君 外務大臣、お答えください。
○福山哲郎君 これ、恐らく両方とも余り、ほかの仕事もあるのかもしれません、本当にお忙しいかもしれませんが、やはり人権擁護法案が通っていないことも大きな理由のうちの一つだというふうに思いますし、更に言えば、これは法務省と外務省が、先ほど意見を聴取してとかおっしゃられましたけれども、...全文を見る
○福山哲郎君 我々は抜本修正を基にこの国会で人権擁護法案通していきたいと思っていますので、何とぞよろしくお願いいたします。  時間がないので少し早めます。  補正予算の中身についていきます。  まず、雇用の問題が非常に重要になっていますが、昨年、総合雇用対策の中で鳴り物入り...全文を見る
○福山哲郎君 実績をお答えください。
○福山哲郎君 見込み数二千五百七十三で実績十一人でございます。  次、建設業労働移動支援助成金、見込みの数を厚生労働大臣、お答えください。
○福山哲郎君 度々、大臣恐縮なんですが、実績をお答えください。
○福山哲郎君 最初の去年、鳴り物入りで総合雇用対策だといって出てきた退職前前期休業支援助成金、見込み数二千五百七十三人で実績十一名、建設業労働移動支援助成金、見込み数一万人に対して実績二十九名でございます。この状況について、厚生労働大臣、どのようにお考えでしょうか。
○福山哲郎君 制度設計の見誤りにしては余りにも僕は落差が大き過ぎるというふうに思っているんですが、竹中大臣、こういう状況を見てどう思われますか。
○福山哲郎君 今回も、厚生労働省を見ますと、早期再就職者支援基金事業というのが二千五百億円予算が計上されています。これは、中身はともかくとして、この二千五百円がどこに行くかというと、一回財団法人を経由します。これは高年齢者雇用開発協会というところなんですが、ここは実は何と、公益法...全文を見る
○福山哲郎君 財務大臣、ちょっと、財務大臣、済みません、申し訳ありませんが、早晩解散になる、平成十六年に解散になる財団法人に二千五百億円お金を入れて雇用対策事業をするということについて、私はちょっと理解ができないんですが、財務大臣、いかがですか。
○福山哲郎君 石原行革担当大臣、独法に移行して、解散移行のところに今回補正で二千五百億円ぶち込まれます。極端な話で言うと、この高年齢者雇用開発協会というのはもう御案内のとおりです。理事長は前労働事務次官。厚生省、労働省の、大蔵省の天下りの方がたくさんいらっしゃいます。こういう実態...全文を見る
○福山哲郎君 今の答えはよく分からないんですが、ただ、基本的に、本当に政府のやろうとしている雇用対策というのが本来実効性が伴っているのかとか、この二千五百億円が解散予定のところに入れられることに対する本当に正当性が一体どこにあるのかとか、こういった点はしっかりと検証していただかな...全文を見る
○福山哲郎君 構造改革推進型公共投資の促進というお金が、今、法務大臣言われたように、二百九十八億でございます。そのうちの環境問題等緊急対策費は幾らですか。
○福山哲郎君 中身をお教えください。
○福山哲郎君 私は刑務所の整備をすることが駄目だと言っているわけではありません。昨年の名古屋の受刑者が暴行で死亡事件があったことも含めて過剰収容だというのも分かっています。しかし、今回の補正予算は重点四分野ということを財務大臣もよく言われて、構造改革推進型公共投資の促進の環境問題...全文を見る
○福山哲郎君 何で環境問題なんですか。
○福山哲郎君 冒頭私も、先ほど申し上げましたように、この質問の前に、私は刑務所の施設整備が必要なのは認めているんです。収容が過剰なのも認めているんです。では、そう書きゃいいじゃないですか。何が構造改革推進型公共投資で環境問題等緊急対策費なんですか。これ見たら国民はみんな、ああ環境...全文を見る
○福山哲郎君 そんなのむちゃくちゃじゃないですか。何で地域の小さい小さい箇所付けになって地域の建設業が公共事業が増えますからみたいな話、私何にもしてないじゃないですか。ちゃんと正直に書けば、治安に対して国民もちゃんと法務省が動いているんだなと理解できるでしょうと。それを法務省が環...全文を見る
○福山哲郎君 いろいろ名目を付けて公共事業を通じてやろうと、くしくも財務大臣の本音が出ちゃったわけですけれども、これはやっぱり国民をだましていると私は思いますよ。僕は別にここに、刑務所にお金を使うのが駄目だなんて一言も言っていないですよ、先ほどから。これはやっぱりおかしいですよ、...全文を見る
○福山哲郎君 あのですね、ほかにもいろいろ指摘をしたいと思ったんですが、こういった形の付け替えとか、今本当に、財務大臣が言われましたけれども、名目だけ付けて公共事業を細かくばらまくみたいな話がありまして、本当にこういった形で、国民が期待をしている景気回復とか構造改革とか、それから...全文を見る
03月11日第156回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  今日は政治と金の集中審議でございます。私は、昨年の三月七日、やはりこの参議院の予算委員会で鈴木宗男議員の追及をしました。今年その三月七日に坂井衆議院議員がまた逮捕をされることに至りました。そして、長崎県連の事件、そして今...全文を見る
○福山哲郎君 法律を守らなければいけないなんというのは当たり前の話でございます。それでも事件が続いていることが問題でございますから、今の総理の答弁は全く答弁になっていないと思います。  しかし、こんな話をしているより具体的な話をした方がいいと思いますので、問題となっています大島...全文を見る
○福山哲郎君 申し訳ありません。私は、正式に三回と二回の正式な参加人数、時間をお願いします。もう一度、数十名ではなくて、数でお答えください。
○福山哲郎君 済みません、委員長。手を挙げたらすぐ指名してくださいね。  大臣、数十名ですが、会費は幾らでしたか。
○福山哲郎君 済みません。一言だけ言わせていただきます。  二万か一万が分からなくて、これ、国民の皆さん見ていただければ分かるんですが、いいですか。今の研修会、自民党の本部と全日空ホテルでやった、数十名だと。人数分からない、会費も分からない、収入は二百万、二百万、二百万、二百万...全文を見る
○福山哲郎君 少し見ていただきたいんですが──同じので結構です。  実は、大島農水大臣の収支報告というのは意外ときっちりやられているんですよ。これは、藤田という秘書がまじめな性格だったといろんなところから私、伺っているんですが、非常にきっちりした方で、実はこれ、過去の二年間の政...全文を見る
○福山哲郎君 農水大臣、それはスタッフの方がちょっと事実と違うことを農水大臣にお伝えをしたか農水大臣がそれをわざと偽っているか、どちらかなんです。  確かにやられているんです、研修会。二百万レベルの研修会をやられているんです。例えば、二〇〇一年九月二日、経済記念講演会。これ多分...全文を見る
○福山哲郎君 だから、記載されてないんですって。  じゃ、これ多分、会計帳簿があると思います。この二百万、きっちり丸まった数字に収支が合っているはずです。さっき一万円か二万円か分からない、人数も分からないとおっしゃいましたけれども、会計帳簿があるはずですから会計帳簿を出していた...全文を見る
○福山哲郎君 いや、記載されてないんです、適正に。  じゃ、もう一度、大臣にお伺いします。記憶をたどっていただきたいと思います。何人だったんですか。三回のそれぞれをお答えください。(発言する者あり)いや、だから、大体じゃ割り切れないんだって、二百万円だから。
○福山哲郎君 じゃ、しようがないですね。もうこれじゃこれ以上質問できないじゃないですか。私、昨日事前に通告しているわけですから。ほかの収支報告ではきっちりこれやっているわけですから。これ、理事出てください。これじゃ質問続けられないです、これ以上。
○福山哲郎君 委員長、違うって。指名してないですよ。
○福山哲郎君 総務省に聞きます。  これ実は、いい加減なことなんです。これですね。実は経費がわずかながら、本当かどうか分からないですけれども、出ているんです。こちらが六百万の収入に対して八万一千百五十六円。こっちが四百万の収入に対して六万三千八百八十七円です。先ほど、大臣は二万...全文を見る
○福山哲郎君 いや、一般論で結構でございます。一般論で結構でございますから、お答えください。  今のはおかしいでしょう。法律が規定をしているパーティーや寄附金の要件とこれ合わないはずですよ。だって、一千万稼ぐのに幾ら、八万円、十四万。これ、寄附ないしはパーティーの見合いになるん...全文を見る
○福山哲郎君 だって、今の大臣の話だと、自民党の本部に呼んだと、数十人来たと、二万円か一万円取ったと、二百万だと、自分がちょっとしゃべったと。それで対価に合うかどうかですよ。これは絶対合わないでしょう。どうですか、総務省。お答えください。
○福山哲郎君 もう一つお伺いします。  これ、五月十日は二回やっているんですね。ということは、四百万入っているんですね。数十人だと多分、数十人ということない、百人単位ではないということは、例えば五十人、六十人だと仮定しても、一人六万円ぐらいになりますよ。大臣、どうなんですか。
○福山哲郎君 今伺ったら二万円だというふうに報告ありましたと。何で今報告があるものを昨日は報告できないんですか。そんなのできるわけないじゃないですか。さっき二万円か一万円か分からないと、報告はなかったと言っていたのに、何で今報告が来るんですか。  ちょっとこんなのやってられない...全文を見る
○福山哲郎君 毎回二百万円ぴったりの理由は何ですか。
○福山哲郎君 そんなの納得できません。国民の前でこんなのは納得できない。ちょっと納得できないですよ、理事。こんなの質問続けられないですよ、こんなの。  そしたら、もう一回聞きます。最初数十人とおっしゃったんです。二万円で数十人だったら四百万行かないじゃないですか。もう一回答えて...全文を見る
○福山哲郎君 国民は本当に経済的に今しんどい状況にいるんです。そのときに、たった十四万の経費で一千万も入ってくるようなことを政治家がやっていると国民に見られて僕ら迷惑なんですよ。こんな一般通念上当てはまらない答弁をして、まともにやっているからなんていうのは通用しないんですよ。二百...全文を見る
○福山哲郎君 もう一度言います。しつこいようですが、もう一度言います。大島大臣の収支報告は全部、支出まで実は一円単位まで過去は出ているんです。このときだけどういうわけか二百万、丸々丸め込まれた数字で二週間で一千万なんです。そして、なおかつ六百万のお金が六月の十二日に渡っていること...全文を見る
○福山哲郎君 だから、その六百万が違うということは、別の一千万の疑惑が出てきたということですよね。  そうしたら、この一千万については、やはりこの処理をしたこの収支報告の代表者である藤田、この人は実は、さっき申し上げたように、六百万を受け取ったと言われている人なんです。この一千...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、今の藤田秘書でございますが、これが、ビルオーナーから六百万円を選挙運動で役立ててくださいと言って持ってこられて、その人が大島農水大臣の選挙事務所で受け取ったとされることがあります。  で、総務省にお伺いをします。  この藤田秘書は、大島大臣の政治資金...全文を見る
○福山哲郎君 これも社会通念上ですが、選挙事務所でビルのオーナーが選挙活動に使ってくれと言って、公認会計、会計責任者だと言われている者に渡して、手渡した時点で私はそれは政治資金だと思うんですが、総務省、いかがですか。
○福山哲郎君 そうしたら、総務省、お伺いしますが、その藤田秘書は、一年半後にそれを預かっていて返しているんです。ということは、いいですか、一年半預かっていて返しているということは、会計責任者ですから、当然、報告義務を怠ったことにはなりますよね。
○福山哲郎君 おかしいじゃないですか。だって、だって会計責任者はお金を持っていて、記載をしていない事実が一年半続いているんだから、それで返したわけでしょう。そうしたら、その一年半は当然、報告義務違反ですよね。だって記載、だって六百万持って、会計責任者なんですから、返したわけでしょ...全文を見る
○福山哲郎君 国民に御判断いただきたいんですけれども、選挙事務所で選挙活動に使ってくれと相手が言って会計責任者が受け取ったお金が政治資金ではないというのはどういう場合なんですか、例えば。
○福山哲郎君 実はこれ、大島農水大臣が衆議院の委員会で認めておられるんですね。これ、藤田から、藤田秘書からいろいろ事情を聴いたと。そのときに、これ大島大臣認めておられるんですよ。預かっておったという話と、それから選挙活動に役立ててくださいと言われたものだったけれどもそれを流用した...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、例えば、お伺いしますが、選挙事務所に陣中見舞いだと持ってきたと。で、領収書を渡さなきゃいけないとかいいながら、選挙、陣中見舞いですと言った瞬間に、ここに置いてあるお金はこれはまだ政治資金じゃないわけですね、今の話でいうと。だって、見掛け上、いいですか、会計責任...全文を見る
○福山哲郎君 駄目です。僕は大臣の今話をしているんじゃないんです。僕は大臣の話をしているんじゃない。時間、止めてくださいよ。(発言する者あり)
○福山哲郎君 いいですか。その藤田秘書というのはれっきとした会計責任者なんです、政治管理団体の。そして、当該ビルのオーナーは選挙活動に使ってくれといってお金を持ってきた。場所も選挙事務所です。そして、相手は会計責任者です。  そこに渡されたお金は政治資金であるはずだから、一年半...全文を見る
○福山哲郎君 法務省、お伺いします。  坂井、逮捕された坂井議員の秘書、塩野谷秘書は、逮捕事実の理由は何ですか。簡単にお答えください。
○福山哲郎君 逮捕された坂井衆議院議員の塩野谷秘書は虚偽記載で逮捕されました。ところが、この塩野谷秘書は実は会計責任者ではなかったんですね。ただ指図をしていただけだったんです。共謀ですからね。それでも逮捕されているんです。この藤田秘書は会計責任者なんです。で、一年半後返しているん...全文を見る
○福山哲郎君 つまり、先ほど私が申し上げた二百万、二百万、二百万、一千万の研修会という、非常にどこからお金が出てきたか分からない問題も、実は収支報告書の代表者は藤田秘書でございます。それで、先ほど申し上げた六百万円の問題についても、これ報告義務違反で恐らくこれも虚偽記載になると思...全文を見る
○福山哲郎君 まだ幾つかお伺いしたいこと多々あるわけですが、時間になりましたので、櫻井議員に替わります。  どうもありがとうございました。
03月26日第156回国会 参議院 環境委員会 第4号
議事録を見る
○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山でございます。ツルネン委員に引き続きまして質問させていただきます。  今日は時間が余りありませんので、もう幾つか概略的なことをお伺いをしたいと思います。  まず一つは、二十日からアメリカのイラクに対する米英軍の攻撃が始ま...全文を見る
○福山哲郎君 ここは外交安保委員会ではありませんから、私もあえて反論する気というか、ここで更に質問を続ける気はありませんが、今、大臣、副大臣、政務官のお言葉をいただいて、ある意味、政府のお立場ですからしようがないと思いますが、こういう戦時下でどんどんどんどん政治家が自分の言葉を失...全文を見る
○福山哲郎君 日本の環境省としては何らかの形で情報を集めたり、今後、私、復興の話を今するのは余り私は何ともあれなんですが、戦後もし、戦争が早く一日も早く終わればいいと思いますが、終わった後、こういうことに対して日本の環境省として何か行動を起こすようなことは大臣としては今何かお考え...全文を見る
○福山哲郎君 もう一つ、大変将来的なことで言うと余り良くないことが発表されました。  気象庁が十九日に、大気中に含まれる二酸化炭素の濃度、これは戦争とは関係ありませんが、二〇〇一年の世界平均で三七一ppmと過去最大に達し、更に上昇し続けていると発表したと。CO2濃度は地球温暖化...全文を見る
○福山哲郎君 是非、ロシアに働き掛けを強めていただきたいと思います。  もう時間がありませんが、お手元にちょっとお配りをいたしました、ペーパーを配らせていただきました。  実は、温暖化の被害がいろんなところで出だしているという報告が入っているんですが、実は大陸部でありますモン...全文を見る
○福山哲郎君 終わります。
03月27日第156回国会 参議院 環境委員会 第5号
議事録を見る
○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山でございます。公害健康被害の補償等に関する法律案について質問させていただきます。  NOx・PM法の改正、それから昨年の判決の直後、それから今回と、私この三年ぐらいずっとこの関係の法律の審議に携わらせていただいているような...全文を見る
○福山哲郎君 お言葉でそういうふうにいただくのは非常に有り難いんですが、現実には環境省の施策が遅れたり調査や科学的知見の積み重ねが遅れて非常に政策が遅れているという実態もあって、幾ら大臣や副大臣がお言葉で言っていただいても患者さんのお苦しみは消えないわけですね。そこはやっぱりある...全文を見る
○福山哲郎君 この話をすると、もういきなり振出しへ戻ってしまうんですが、医学的な科学的な知見が足りないから控訴をしたという話があります。  実は後の質問にこれを言おうと思ったんですが、今言っておいた方がいいかなと思うので、言うだけ言っておきます。  その話は、もう御案内のよう...全文を見る
○福山哲郎君 患者さんにとっては毎日毎日が勝負なんですね。本当に、あした発作が起こるかもしれない。十五年間、技術が分からない、方策が分からないから掛かりましたと。それは、今はそう言えるかもしれないけれども、その間、十五年、患者さんがどんな思いでいたかと。本当に僕は環境省の不作為責...全文を見る
○福山哲郎君 いや、その話はもう平行線なんですけれども、少なくとも第一条には、「被害に係る損害を填補するための補償並びに被害者の福祉に必要な事業及び大気の汚染の影響による健康被害を予防するために必要な事業を行う」というのがこの法律の第一条に書かれているわけですよ。現実に、裁判では...全文を見る
○福山哲郎君 いや、私の質問に答えていただいていないんですが、硫黄酸化物は減少していることは私は認めているわけです。しかし、窒素酸化物と浮遊粒子物質については指定解除後も横ばいどころかやや増えている傾向があると。その状況は、局地的な汚染でこの法律の定める著しい大気の汚染には該当し...全文を見る
○福山哲郎君 つまり、これ解除したことの合理性がどんどんどんどんなくなってきているんじゃないですか。  硫黄酸化物に関しては減っているかもしれないけれども、現実にこの窒素酸化物や浮遊粒子物質についての大気汚染というのは顕著に出てきていて、それが健康被害を及ぼすということが判決に...全文を見る
○福山哲郎君 そうはいっても、環境基準の達成できなかったことが延々とこれも二十年以上続いているという実態があるわけです。  確かに、単年度を見れば二倍じゃないのかもしれないけれども、環境基準の未達成が二十年以上続いている状況の中で、それは恒常的な大気汚染はずうっと面的に広がると...全文を見る
○福山哲郎君 これもいつまでたっても平行なので、もう一つ行きますね。  先ほど小泉委員からもありましたが、東京都は、大気汚染に係る健康障害者に対する医療費の助成に関する条例というのを七二年、一九七二年に制定しているわけです。この条例によると、推定によって救済されると。要は、疾病...全文を見る
○福山哲郎君 要は、自分たちの都合のいいときには公健法のロジックに合わなくて、そうじゃないときにはそこは違うんだという話になるわけですが、大臣や副大臣にちょっとお伺いしたいんですね、先ほどの話も含めて。  要は、民事責任を認めようというのがこの公健法の趣旨なんですけれども、裁判...全文を見る
○福山哲郎君 その受診率の話もよく出てくるんですが、例えば病院に行く回数が、病院に行きなと、町のお医者さんに行って診てもらいなというようなことが風習というか風土として例えば強い地域とか、サラリーマンが多くてなかなか病院には行きにくくて、会社休まなきゃ行けないような状況で、本当に病...全文を見る
○福山哲郎君 今、随分はっきりお答えをいただいたので、それはそれで一つ、次のステップに上がるためには必要なのかもしれませんけれども、もう一度確認します。  ということは、第一種指定地域への復活はないと、今の状況ではそれは考えられないということは、この公害健康被害の補償等に関する...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、本当に具体的に新たな制度の設計図をかいていただかなければいけないということを前提に、次にちょっと質問を進めたいというふうに思います。  これもさっきから言っている話なんですが、指定地域解除後から十五年間、結局、いろんな附帯決議等も含めて、環境省は何をや...全文を見る
○福山哲郎君 過去においてやってきていただいたこととこれからやられること、両方ともお答えをいただいたんですが。  そうしたら、同様に、先ほどやはり質問ありましたが、千葉大学の例の調査があります。幹線道路から、都市部の非沿道地域のところの幹線道路五十メートル以内のところでございま...全文を見る
○福山哲郎君 これまで環境省さんは疫学調査をやられたことはございますか。
○福山哲郎君 疫学調査はしてこられたというふうに考えていいんですね。それとも、疫学調査としては今まではやられていないけれども、これまでの、先ほど言われたサーベイランス調査とか環境影響調査の中で判断として一致しないということなのか。疫学調査自身は行われているんでしょうか。
○福山哲郎君 南川部長にお伺いしたいんですが、先ほど、いろんな手法を開発してこれから調査をしていくというような先の話もされましたが、その中には新たな意味での疫学的な調査というのは含まれるのでしょうか。
○福山哲郎君 しっかりした調査はしていただきたいと思うんですが、簡単に言うと、個人暴露量の把握とかということに関して言うと、まだやられていなくて、今後ともやっていきましょうという話で、千葉大の調査が納得してできていないんだったら、開発等の話はあるのかもしれませんが、現実に千葉大が...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、もう一つお伺いします。  国立環境研究所がマウスなどを使用して行った実験結果として、NO2やディーゼル微粒子などを含んだディーゼル排気とアレルゲンを複合して吸入することでぜんそくなどが悪化することが判明をし、発表されています。大都市圏ではNOxやSPMの約半...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、副大臣、聞いてくださいね。  千葉大の調査はこうこうこうだから駄目。それから、日弁連から出てくる欧米の調査は一般的なところで局地的なものだから駄目。国立環境研究所、我が国の国立の機関が出しているものは今の話でいうと、また今の理由で駄目。環境省はやっているかと...全文を見る
○福山哲郎君 大臣の御決意は大変有り難く承りますが、それでもまた十七年度からなんですよね。今年、平成十五年ですよね。それでもまだ先なんですよね。副大臣、どうですか、今の話伺われて。
○福山哲郎君 いいですか。十五年放置して、また二年先なんですよね。これは、済みません、これはもう政治決断だというふうに思うんですが、環境省がそれぞれのスタッフは頑張っていただいていると思いますけれども、十七年度からだというのをできるだけ早くしろと、早く進めろというふうにそこもまげ...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、例えば平成十七年度から始めますと言われる調査というのは、現実には先ほども御紹介いただきましたけれども、どのような内容になって、その結論は一体いつまでに出るぐらいのめどが今環境省では立っているんでしょうか。
○福山哲郎君 大臣、平成十七年度、二年後に始まって、科学的知見が集まって、いつか分からないと。科学的知見が集まってそれから制度設計に入るわけですよね、救済措置が、もしそれで因果関係が認められたら。それはあと何年掛かるんですかね。大臣、どうですか、今の答弁。
○福山哲郎君 もうあと幾つか、実はNOx・PM関係でも質問しようと思ったんですけれども、ずっと平行線なので、少しお話しして、ちょっと別の質問に移りますが。  実は、国は昨年六月にNOx・PM法を改正をしたんですね。これは、NOx・PM法というのをここ持ってきているんですけれども...全文を見る
○福山哲郎君 それも環境基準を延々と達成できていないわけですから、達成できるように是非頑張っていただきたいというふうに思います。  今までの議論の中でずっとありましたように、従来の考え方では科学的な知見が得られないと救済はできないという、そういうふうにずっと今言われているんだと...全文を見る
○福山哲郎君 いや、だから、私は今この問題に限らずと申し上げているんです、これから先のことを考えたときに。  そうしたら、今日本で使われている化学物質、全部、すべて因果関係で健康被害がないということを証明してからじゃないと使用できないようにしないと、合わないですよ、合理性なくな...全文を見る
○福山哲郎君 今、部長がおっしゃっていただいたように、確かにPRTRとか化審法とかあるんですけれども、PRTRは逆に言うと公表されるだけなんですね。  例えば、今の例で言うと、ぜんそくなどの原因となるホルムアルデヒドの排出量などは、東京ではPRTRによってのデータによるとずば抜...全文を見る
○福山哲郎君 そうなれば、逆に言うと、因果関係の解明のための仕組み、早くスタートできる仕組みをどう進めるのかというのは、やっぱり環境省としては僕は、それは今回の問題だけではなく、いろんな問題に対する僕は喫緊の課題だというふうに思いますし、附帯決議にあるものを十五年間も、具体的なも...全文を見る
○福山哲郎君 公健法において、じゃ認定されるんですよね、認定審査会で。補償を受けることができた患者の総数は申請者に対してどのぐらい認定者が出て、何%ぐらいだったか、お答えください。
○福山哲郎君 ほとんど、九七・一%ということだとほとんど認定、申請者が認定をされたということだと思いますが、そうすると認定審査会というのは何を審査されていたのか、認定審査会はどんな役割を担っていたのか。また、これ各県の認定審査会にこの申請書は行くみたいですが、都道府県はどういう役...全文を見る
○福山哲郎君 都道府県、今おっしゃった都道府県の財政負担はどのぐらいでした。
○福山哲郎君 そうすると、補償に関しては都道府県は全く財政的負担はないということですよね。
○福山哲郎君 でも、現実には都道府県からの要請とかも含めて、道路行政なり環境影響の問題とかは都道府県も十分責任があるわけですよね、何かすごい変な質問の仕方ですが、ですよね。これ何で都道府県の財政負担はないように設計されたんですか。
○福山哲郎君 もう一つお伺いします。  先ほど小泉委員からもあったと思いますが、費用負担の固定発生源と移動発生源の話があって、固定発生源八、移動発生源二ということになっているんですが、この八対二というのは、先ほどもありましたが、現在でも妥当だというふうにお考えでしょうか。
○福山哲郎君 そうすると、費用負担の割合は、かなり、時代の変化によっては妥当性が少し揺らいでいるかもしれないという御認識でよろしいんでしょうか。
○福山哲郎君 もう一つ、今、現状、被害者の方は、未認定の方がやっぱり一番困っているのは医療費なんですが、これ認定されると一人当たりどの程度の療養費というか、を受け取っておられたのか、お教えください。
○福山哲郎君 そうすると、一人当たりの医療費というのは月幾らぐらいになるんでしょうね。
○福山哲郎君 何で医療費は、今言われた、診療報酬の面で高めに設定されているんですか。今言われた、ちょっと違うとおっしゃったのは。
○福山哲郎君 なるほど、少し高めに設定されていることですか。  いや、何でこういう細かいことをお伺いしたかというと、民主党としては新たな救済制度の制度設計を少しでも形として作っていきたいというふうに今思っておりまして、我々の党だけでは全然力不足なんですが、やはりそういう制度設計...全文を見る
04月15日第156回国会 参議院 環境委員会 第6号
議事録を見る
○福山哲郎君 お疲れさまでございます。福山でございます。よろしくお願いいたします。  時間がないので早速ですが、今日は野生生物の保護ということに関してお伺いをさせていただきます。今日は、タマちゃんについてちょっとお伺いをしたいと思います。  昨年の八月に多摩川に姿を見せて、そ...全文を見る
○福山哲郎君 なるほど。  いや、何でこんな質問を今日しているかというと、地元でよく聞かれるんですよね。あのタマちゃん、どうにかなるのかとか、国は何かするのかとか、タマちゃんはどうなってしまうんだとかよく言われるのでちょっとお伺いをしているんですけれども。  ということは、過...全文を見る
○福山哲郎君 更に言うと、このタマちゃんをめぐって動物保護団体の間で御案内のように争いが起きていると。僕はどちらが正しいのかよく分からぬのですけれども、正直申し上げて。  片方のグループ、タマちゃんを想う会は、こんな汚い多摩川にすんでいてはタマちゃんがかわいそうや、元の海に帰し...全文を見る
○福山哲郎君 私も今の大臣の御発言には全く同感でして、思った以上に野生動物に対する国民の関心が高いなということと、これをきっかけに更に野生生物保護への機運が高まればなというふうに思っております。  先ほど、捕獲をして水族館にというお答えがあったんですが、実は、ある片方のグループ...全文を見る
○福山哲郎君 いや、正に昨年こちらにいらっしゃいます委員の皆さん、そして大臣と御議論させていただいた鳥獣保護法の改正の施行が明日からということで、今日と明日の境にタマちゃんを捕獲をしちゃいけなくなるわけですよね。すごく時宜を得た、たまたまなんでしょうが、改正の施行になったなという...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  今回、たまたまなんですが、今回の法改正で海の哺乳類についても捕獲が基本的に禁止をされることになったということは鳥獣保護法上は非常に大きな第一歩で、環境省の対応を評価したいと思いますし、野生生物に対する保護について更に一層環境省としても御努...全文を見る
○福山哲郎君 今、政府委員がおっしゃられたとおりで、メジロは日本を代表する野鳥の一種で古来から人々に親しまれているという経緯があると。しかし、近年、違法捕獲、それからペットショップ等での売買というのが非常にあちこちで数多く取り上げられています。実際には、先週、四月七日、私の地元の...全文を見る
○福山哲郎君 ところが、何羽も何羽も持っていたり、輸入をしているメジロと一緒になって持っていたりとか、いろいろあるわけです。この愛玩飼養制度を悪用して、メジロの密猟や違法売買、密輸などいろんな問題が起きているわけですが、このメジロの違法捕獲、つまり、検挙されている、逮捕されている...全文を見る
○福山哲郎君 実態として今正直にお答えをいただいたので大変有り難いんですが、メジロの違法捕獲については都道府県の報告によると。これは、中身まで環境省としては把握をされていますか、どういった違法捕獲で逮捕の例だったかということに関しては、いかがでしょうか。
○福山哲郎君 違法捕獲については、余り中身の実態分からないけれども大体百五十件から二百件逮捕、検挙の例があると。それから、海外からの輸入については、十一万三千羽ぐらいだったのが近年一万三千羽ぐらいに減っていると。これは本当に環境省の輸入規制の御努力のたまものだというふうに思ってお...全文を見る
○福山哲郎君 先ほどの違法捕獲で、検挙の例も百五十件から二百件、中身はなかなか分かりにくいというお答えでしたし、今の国別の輸入の実態も現実にはなかなか把握しにくいということで、環境省としてもなかなか管理がしにくいと、人的に無理があるとか予算的に環境省足りないとかというのは私も重々...全文を見る
○福山哲郎君 おっしゃったように、そこは本当に環境省さんの努力が実っていると思いますので、とても感謝をしているというか有り難いなと思っています。  これは、国別のデータは後で結構ですので、できたら出していただければと思いますが、その違法捕獲の検挙の、逮捕の中身については、今後、...全文を見る
○福山哲郎君 もう一つ別の観点から申し上げると、輸入の野鳥は少なくはなっていますが入ってきているんですが、生態系保護の点からも、それからメジロが野に、輸入野鳥が野に放たれて我が国の国産種の生息を脅かしたり、また交配することによって日本古来の種に対し何らかの影響が出たり、そういった...全文を見る
○福山哲郎君 是非、この野鳥、メジロの輸入、移入種対策についても非常に何というか、注目をして対策を講じていただきたいと思いますし、できれば早急に対策が講じられるようなことを願っています。  先ほどの愛玩飼養のことに一つ戻るんですが、これ今、一羽なら持てるんですね。一羽なら持てる...全文を見る
○福山哲郎君 その調査というのは、実際に例えば十羽持っている家があると疑いが掛かっている場合に、その十羽が国産であるか外国産であるかみたいなものを見分けてから逮捕なり捜査に入るということになるんでしょうか。
○福山哲郎君 そういった十羽、二十羽持っている、所持をしているということは、現実は抜け道として先ほど御説明いただいた愛玩飼養ということの制度があるからではないかと。一羽オーケーだという話になっているから、例えば残り九羽は外国産だと言っていたり、残り九羽は交雑をして新たに生まれたん...全文を見る
○福山哲郎君 最後の第九次鳥獣保護計画基準の話は今からしようと思っていたんですが、大臣がもうお答えいただいたのでそれでいいんですが、具体的にいつどのような政策をこの第九次鳥獣保護事業計画に基づいて愛玩飼養の問題について検討を加えるかということの議論まではまだ進んでいないんでしょう...全文を見る
○福山哲郎君 それは余り具体的なスケジュールの設定はないんでしょうか。
○福山哲郎君 いけないのかなではなくて、やっていただきたいと思います。  とにかく、密猟や捕獲等いろいろ問題も出てきておりますし、今ちょうど、先ほど言われている中央環境審議会でも審議をされておりますので、是非前向きに、大臣言われましたように具体的な施策について御検討を早急にいた...全文を見る
04月17日第156回国会 参議院 環境委員会 第7号
議事録を見る
○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山と申します。よろしくお願い申し上げます。  今日は、参考人の皆様方におかれましては本当に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。次の法案審議に大変参考になりまして有り難いと思っています。  先生方のお話を伺うと、共通をしたことが...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  それに対して、その危機的な状況に遺伝子組換え生物の科学的な技術が進んでいるということ自身はどのように影響を与えると岩槻先生自身はお考えなんでしょう。
○福山哲郎君 天笠参考人にお伺いします。  先ほど私が申し上げました、主務大臣が公表をしなければいけない基本的な事項の中身が重要だというふうに私は感じているんですが、天笠参考人も先ほどのお話の中で情報の開示の在り方とか市民の意見を反映できる仕組みが必要だと言われましたが、もう少...全文を見る
○福山哲郎君 加藤参考人にお伺いします。  先ほどの段本委員の質問にもちょっと共通をするんですが、恐らく最初は文科省、厚労省、農水省、経産省が持っている遺伝子組換え生物にかかわるガイドライン、いわゆる指針が元々のスタートでこれ始まると思うんですが、先ほど加藤参考人は、新たな科学...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  鷲谷参考人にお伺いします。  先ほど大変詳しく御説明をいただいたのであれなんですが、鷲谷参考人の話で、短期的には遺伝子組換え作物によって食害抵抗性や病害抵抗性を発揮するかもしれないけれども、でもそれは、結果としては一時的な結果しか続かな...全文を見る
○福山哲郎君 実は、正にこの遺伝子組換え生物の問題だけではないんですね。ついこの間、私もこの環境委員会で環境大臣相手に予防原則を導入するべきだと別のことで言って、いや、それは科学的知見がなければというような議論を、押し問答して、正に今日も同じ話なんですね、昨日も。  要は、安全...全文を見る
04月22日第156回国会 参議院 環境委員会 第8号
議事録を見る
○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山でございます。よろしくお願い申し上げます。  段本委員、それからツルネン委員、それぞれの質問はなかなか厳しくて、そして共通していると。要は、リスクに関して非常にまだあいまいではないかという話がありまして、ひとえにこれは、前...全文を見る
○福山哲郎君 もうこれ以上この話はしませんが、やはりもうこの委員会で度々出ています予防原則の議論をやはり二十一世紀我が国の行政の中で定着をさせていくためにも、こういった例はなるべく早く対応していただくように環境省さんには御努力をいただきたいというふうに思いますし、農水省並びに厚労...全文を見る
○福山哲郎君 済みません。私はさっき申し上げましたように嫌らしいので少しお伺いしますが、虚偽の申請かどうかは一体だれがチェックするんですか。どこの時点で分かるんですか。
○福山哲郎君 評価の項目はどのような項目を今想定されているんでしょうか。
○福山哲郎君 実は、そのリスク評価の中身が分からない状況で実はこの法案の賛否を議論するのも非常に実は危険だと思っているんですね。後で項目が出てきてそれが本当にリスク評価できるかどうか、僕らの手にはもう分からなくなるわけですから。ただ、それはもう言っても仕方のないことなので、よりこ...全文を見る
○福山哲郎君 今の範囲ではできるだけ答えていただいたんだということは評価をいたしますが、主務大臣の委嘱した学識経験者の会合みたいなものという形は一体どういう場なのか。任意の場なのか。例えば、じゃ、申請が上がってきたら、一回一回、一件一件それをその会合に持っていくのか。それから恐ら...全文を見る
○福山哲郎君 正に、今おっしゃられたとおりなんですね。科学的知見の蓄積も不足している、人材も不足していると。  その仕組みについては、法案が通ってから具体的に申請件数にも応じて考えていただけるというのはより現実的だと思うんですが、この専門家の数や科学的知見の蓄積の不足については...全文を見る
○福山哲郎君 大変、大臣には今前向きな御答弁をいただきました。是非新しい予算と本当に早急にそういった体制を充実させていただきたいと思います。  さらに申し上げれば、この法律は主務大臣が財務、文科、厚生労働、農水、経産、環境と六人、六つの共管ということになります。分担関係も不明で...全文を見る
○福山哲郎君 これまた前向きな御答弁をいただきましたが、検討している最中でございますから、各省庁に押し切られないように是非環境省、頑張っていただかなきゃいかぬと思います。  私、済みません、本当に自分で嫌な性格だなと思うんですが、そのときに農水大臣と環境大臣の間で意見が分かれた...全文を見る
○福山哲郎君 実は先ほど学識経験者がどういう仕組みの中で決定をするのかとか、申請書をどういうプロセスで決めて許可をしていくのかということは、実は今の話にかかわってくるわけですね。つまり、意見が分かれた場合だとか、どのように決定をしていくのかというのが、その仕組みが分からない限りは...全文を見る
○福山哲郎君 知的所有権の問題があると思いますから、そこはできるだけ公開をしていただくと、公表していただくということでないとやっぱり国民にとっては不安が募ると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、これは、この法律は当然カルタヘナ議定書に基づいている担保法だ...全文を見る
○福山哲郎君 さらには、先ほども少し出ましたが、モニタリングの仕組みでございます。その使用が承認された後何年かたってから例えば悪影響や被害が発見される可能性もこれないとは言えません。前回の参考人質疑でもそういう話も出てまいりました。ですから、使用を承認をした遺伝子組換え生物の利用...全文を見る
○福山哲郎君 そこは分かるんですが、一つ気になるのは、そのモニタリングなりデータを収集するのはその承認の取得者からだということです。ということは、承認の取得者というのはその使用をすることによって利益を得ている者でございますから、その利益を求めている者が例えばモニタリングをするとき...全文を見る
○福山哲郎君 いや、だからそこが問題で、我が国の場合には何らかの形の影響や悪影響が、被害が出てから慌てて後手後手に回ってという例がやっぱり最近では非常に多くて、そこは非常に気になっているところです。  それから、もし承認後影響が判明した場合、原状復帰に対して責任がどこにあるのか...全文を見る
○福山哲郎君 この法律はまだ本当に科学的知見が足りないところがあって、不明確な点がたくさんあるんですが、そこは運用上しっかりと対応していただかないと、やっぱりBSEの問題や薬害エイズの問題は、やっぱりそれぞれの長期にわたって国民に影響が及ぼす可能性がありますので、是非慎重に対応し...全文を見る
○福山哲郎君 終わります。
05月14日第156回国会 参議院 内閣委員会、厚生労働委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  今日は連合審査ということで質問をさせていただきます。  谷垣大臣におかれましては、地元でいつもお世話になっておりまして、初めて大臣とこうやってやり合うことになりまして、よろしくお願いいたします。 ...全文を見る
○福山哲郎君 かなり具体的にお答えをいただきましてありがとうございました。私もそのような点を大変注意しておりまして、今までは、役所同士が勝手にそれぞれ集めているけれども、それを抱え込んで全然お互いが情報開示しないような傾向もありまして、この食品安全委員会にそういう具体的な課を置い...全文を見る
○福山哲郎君 このコーデックス委員会の文科省の担当者の数は、何人の方が担当者で頑張っておられるんでしょうか。
○福山哲郎君 文科省では、食品安全についてのリスク調査や研究分析の実務は行っているのでしょうか。
○福山哲郎君 大臣、今聞いていただいたとおりなんですが、このコーデックス委員会というのは非常に国際的には重要な役割をしています。ただ、ここのコーデックス委員会の作った食品基準がそのまま日本の食品基準になるかどうかは別の問題です、それは途上国との関係もありますから。ただし、こんな状...全文を見る
○福山哲郎君 今のは谷垣大臣にしてはちょっと歯切れが悪かったと思うんですが、例えば、こんなのは余りいい例ではないんですが、各省庁のホームページ上でコーデックス委員会、情報検索すると、厚労省は七十三件、農水省は四十八件、文科省に関しては民間の研究論文二件が掲載されていただけだったわ...全文を見る
○福山哲郎君 私も、すぐに移管をしてほしいと言っているわけではなくて、よりこういう現実があるということを踏まえて、食品安全委員会の方できっちり建設的に文科省と議論ができて、より時間等が掛からないようにしていただきたいと思いますので、是非善処というか前向きに検討いただきたいと思いま...全文を見る
○福山哲郎君 今のお話ですと、五%で切っているのは流通上の理由だという話なわけですね。バルクで移動して、そこの中で多少混入してしまうのはしようがないと。  この議論は実はBSEのときにも聞いた議論でして、肉骨粉の飼料を食べているか食べていないかというときに、実は肉骨粉の飼料は上...全文を見る
05月30日第156回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  今日は、私は二十五分という短い時間ですので、簡潔に質問していきたいと思います。  今回の公職選挙法は、不在者投票制度の見直しと在外投票制度の見直しと小選挙区の区割りの修正というところでございまして、...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  是非、その周知徹底は積極的にというか、頑張っていただかないと、日曜日に投票行ったけれども投票できないと、そしたらもうやめたというのが有権者の感情としては出てくる可能性がありまして、是非そこは、告示日は投票、不在者投票はできなくなっているよ...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  是非そこも努力を更に一層続けていただきたいと思います。  もう一点申し上げますと、平成十年、九八年の公選法改正時の附帯決議において、実は在留邦人について、衆議院小選挙区の選挙それから参議院の選挙区選出の選挙についても在外投票制度の対象と...全文を見る
○福山哲郎君 これまた更に一層の努力をお願いをしたいところでございますが、今おっしゃられました選挙区選挙の場合に候補者の情報が取りにくいという話は、私はある意味でいうと、五年前の時点からこれまで二回選挙をやったところでいえば、ある意味でいうとそこは合理的な理由にもなり得たと思いま...全文を見る
○福山哲郎君 大変誠実にお答えいただいたのはいいんですが、多分それは私の質問で三つか四つ先の、副大臣、答弁だと思います。  私は、今、在外邦人が選挙区選挙で投票する際に情報がないというから、最低限選挙公報ぐらいは総務省のホームページに載せて情報提供できれば海外でも見れるんじゃな...全文を見る
○福山哲郎君 もうインターネットホームページの選挙への解禁、選挙運動への解禁等については、今、副大臣も政府委員の方もお答えをいただいたので、二度のお答えには、二度の質問はしませんが、ちょっと大臣にお願いをしたいんですが、大臣、衆議院の委員会での答弁の中で、インターネットの普及率が...全文を見る
○福山哲郎君 大臣が非常に前向きだというのは今のお言葉で承りましたし、各党会派で話し合えということですから、どういうふうな話し合う場を作ればいいのか、私もまだまだぺいぺいですから分かりませんが、そこは本当に前向きで御検討いただきたいというふうに思います。  あと、もう一分になり...全文を見る
○福山哲郎君 確かに、おっしゃるように、マニフェストの定義すら、実はそれぞれのイメージが違いますから、それも各党のイメージも使用方法も変わってくるでしょうし、そこは大臣の御指摘のとおりだと思います。  ただ、マニフェストというものが新たな選挙、政治の道具としてこれだけ注目をされ...全文を見る
○福山哲郎君 私は、ただいま可決されました公職選挙法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守新党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、国会改革連絡会(自由党・無所属の会)及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。 ...全文を見る
06月04日第156回国会 参議院 環境委員会 第13号
議事録を見る
○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山でございます。  参考人におかれましては貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。時間もありませんので早速本題に入りますので、よろしくお願いを申し上げます。  まずは、北村参考人にお伺いをさせていただきます。  先ほど少し話が出...全文を見る
○福山哲郎君 もう一つお伺いしたいんですが、青森県では処分の仕方が三通りケースが上がっていて、岩手県もケースが上がっています。それを決定する要件というか、そこの説得材料みたいなものは現地ではどのような議論がされているのか、簡潔にお答えいただければ有り難いなと思うんですが。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  次、大橋参考人にお伺いをしたいんですが、大橋参考人の言われた平成十三年六月の全国実態調査はまだまだ、何というか、甘いというか、それよりもまだ大量にあるだろうというようなお話をいただきました。環境省としては経年別にこの調査をしているわけでも...全文を見る
○福山哲郎君 大橋参考人、もう一つお伺いしたいんですが、北村参考人に聞いたのと同様なんですが、現場、現地をよく見られている大橋参考人、あした我々が行くのに何を注意したらよろしいでしょうか。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  では、次、庄子参考人にお伺いをいたします。  庄子参考人の読売に書かれた「論点」等もお見受けをしているんですが、マニフェスト等の厳格運用とか、それから適切な業者、優良業者の情報公開等のお話が書かれていました。  ただ、マニフェストの実...全文を見る
○福山哲郎君 済みません。私の質問の仕方が悪かったみたいで、申し訳ありません。二番目の質問は、拡大生産者責任についての導入について、どういう条件なりどういう環境整備が整えば、導入なり、こういう法案の中に盛り込むようなことが可能になるのか、お考えか、もし御指導いただければと思います...全文を見る
○福山哲郎君 細田参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  細田参考人の論文も読ませていただきましたが、いわゆるリデュース、リユース、リサイクル、三Rについて日本では道が始まったところだというような表現がございまして、先ほどのお話によっても、廃棄物の定義の問題とか、一廃...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございました。
06月10日第156回国会 参議院 環境委員会 第14号
議事録を見る
○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  大変この法案の審議に関しては、委員長や与野党間の理事の先生方の大変な御尽力で参考人並びに現地視察をするということまでやっていただきまして、充実した審議ができることに対してまずは冒頭感謝を申し上げる次第...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  今、大臣言われたように、あの細い道路を恐らくダンプが何台も何台も行き交ったんだというふうに思います。ああいう場所がほかに日本には全くないというのは、逆に言うと、あの現場を見れば見るほどほかにもあるんじゃないかなという危惧を持って私も帰って...全文を見る
○福山哲郎君 この特措法の対象になる不法投棄の場所というのは、大体今全国で四百三十か所ぐらいあるというふうに環境省からは御報告を受けているわけでございますが、その四百三十か所のうちどれぐらいの場所について、廃棄物の撤去、浄化といったいわゆる法文上に言う支障の除去が行われるというふ...全文を見る
○福山哲郎君 二分の一から三分の一ということは、二百か所から百五十か所程度ということですか。
○福山哲郎君 これは自治体にもう実際に問い合わせた数字なのか、そうでなければ、この百五十か所ぐらいだというのはどのような根拠で今おっしゃられているんでしょうか。
○福山哲郎君 国内最大級がいわゆる青森と岩手の県境であり豊島だというふうにおっしゃいましたが、残りの、そうすると今言われた三割から五割、百五十か所から二百か所程度のものは青森や豊島ほどではないので、トータルで十年あれば支障の除去ができるという判断でございますでしょうか。
○福山哲郎君 現状の御説明では多分そうなるんだと思いますが、青森と岩手では一か所だけで八十二万立米にも及ぶ広さだったわけです。豊島のときも、豊島は国内最大で、こんなことが起こるのかと言われて大騒ぎになったら、今度青森、岩手が出てきました。  今、都道府県から、いろんな調査をして...全文を見る
○福山哲郎君 そこは是非、この廃掃法の改正がうまく機能するように願っています。  同様のことなんですけれども、平成十三年に全国実態調査が行われて、それによってこの法案の基の資料が、数が出てきているわけですが、参考人質疑の中で、大橋参考人も、情報漏れが多く、法案の対象となる不適正...全文を見る
○福山哲郎君 そこは是非早急に制度設計をしていただいて御努力をいただきたいというふうに思います。  同様のことなんですけれども、産廃の数のデータの件なんですが、これは前回の質疑のときに高嶋委員からも出たかもしれませんが、産廃のデータを見ると、年々の最終処分量は平成八年の六千万ト...全文を見る
○福山哲郎君 少し確認ですが、合理的な方法に見直していき、実態把握ができるような形にはしていきたいというお気持ちは環境省の中にはあるわけですね。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  この処理の実態を把握するためにも、マニフェストの電子化等、後で御質問しますが、必要だと思います。  特措法について、もう二つぐらいお伺いします。  この法案が成立した後、今年度の予算としては三十億円がこの特措法、計上されています。今年...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、今年度に関してはほぼ何とかいけるだろうということですね。  そうしたら、もう一つちょっと気になること、細かいことですが、お伺いします。  この特措法の対象は、平成九年に改正された廃掃法の施行日以前、つまり平成十年の六月以前に不法投棄された地域が対象...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  もう一つ、支障の除去についてなんですが、二条の二項に「支障の除去」というのがありますが、これはどの程度、どの範囲のことを考えておられるのか。例えば、当該投棄地があって、その隣の土地に汚染が例えばしみて進んでいたような状況の場合に、その支障...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、該当するということですね。
○福山哲郎君 例えば、そのときに、この土壌が、隣の土地の土壌が汚染をされていたときの除去、支障等に該当するかどうかを判断する基準というのは、何をもってそこは判断をされるんでしょうか。
○福山哲郎君 その汚染の基準は何によってされるんですか。やっぱり土壌環境基準とかを照らして、それよりも悪化をしているような場合には隣の土地もそこは支障の除去の対象になるというふうに判断すればいいんですか。
○福山哲郎君 青森、岩手で遮へいをするというふうに準備をされているんですが、遮へいをするのは見付かった以降の話でございまして、これまで本当に、さっき申し上げたように雪とかが流れているようなことも、解けて流れているようなこともあって、その当該投棄地の周辺ということに対しても非常に僕...全文を見る
○福山哲郎君 今、随分具体的にお答えいただいたので大変有り難いんですが、青森、岩手の事例ですと、この基本方針ができて都道府県が実施計画を作るわけですが、現実に今、青森も岩手も幾つかの案を検討しているわけです。この法案が通って基本方針ができないとそれをスタートできないわけで、この法...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、もう少しだけ聞かしてください。  できるだけ速やかにというのは、もう数か月のうちぐらいでということでいいんですね。
○福山哲郎君 これは速やかに基本方針をお作りをいただきたいと思います。  もう一つでございますが、今の青森と岩手のケースですと、青森県側の除去計画と岩手県側の除去に対する実施計画ができてくるわけですが、同一事案で二つの県から計画が出てきます。これはやり方が、御案内のように多少違...全文を見る
○福山哲郎君 そこは、逆に言うと都道府県任せというか、国としてもしっかりと助言をしていただきたいと思いますし、もう一つは、例えば先ほど話がありました百五十か所から二百か所の他の不法投棄の現場で、なかなか都道府県が、例えば予算不足だからといって実施計画を遅らしていたり、除去になかな...全文を見る
○福山哲郎君 分かりました。ということは、想定としては余りそういうことはないと、速やかに都道府県も実施をするはずだというふうにお考えですね。──それで結構です、はい。それで、そうあっていただきたいと思います。  それともう一つですけれども、この都道府県が策定する実施計画ですが、...全文を見る
○福山哲郎君 それともう一つ、この法案の中には、実は住民、地域住民ですよね、実際に被害に遭う可能性のある地域住民の参加のプロセスが少し欠けているのではないかなというふうに思っています。恐らく審議会等でという話、実施計画策定に対して審議会等でそういう住民を入れるんだというお答えが出...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  実は、私も、基本方針に住民参加のプロセスについて何らかの形で明記をしてほしいということを申し上げたいと今思っていたら、大臣がおっしゃっていただいたので実は大変ほっとしまして、正に住民は不安な中でこの現場を見詰めているわけでございますから、...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、具体的に、部長、何かあれば。
○福山哲郎君 済みません、細かいようですが、その実態調査というのはどこがやるんですか。  つまり、実態調査しなきゃいけないとはいいながら、どこがやるのかが決まらないと多分いつまでたっても前に進まないと思うんですけれども、環境省としてはどこが、環境省が、よっしゃ、わしのところがや...全文を見る
○福山哲郎君 経産省さん、今日お呼びをしていますので、今環境省が、環境大臣が拡大生産者責任の導入について議論を深めていきたいと、実態把握も導入も含めてというふうに大臣がおっしゃっているんですが、業者官庁である経産省は前向きにこのことについては御協力をいただけるのかどうか、お答えい...全文を見る
○福山哲郎君 協力する意思があるのかどうかについてはよく分からぬ答えでしたが、まあ協力していただけるんだろうなというふうに私は前向きに取りたいと思います。  誤解をしていただきたくないのは、私は別に産業界がいいとか悪いとかという、何か二元論みたいな議論をする気はありません。私も...全文を見る
○福山哲郎君 それから、もう一つお伺いをします。  この法律で立入検査というのは十九条に規定されているんですが、その対象として列記されているものは処理施設や事業場だというふうに書いてありまして、私有地は特に明記されていません。しかしながら、青森とか岩手は実際に私有地に投棄されて...全文を見る
○福山哲郎君 青森の場合で、それ私有地だったのでなかなか分かりにくかったというような議論がよく出ているのは、やっぱり立入りの制限があったからなんでしょう。これ、済みません、事前通告していないので、お答えいただければ、お答えいただけなければそれはそれでいいんですが。
○福山哲郎君 私有地であること、私有地であっても疑いがあれば立入検査は可能だということで、更に不法投棄の現場が発見される可能性というのは高まると思いますので、是非そこはよろしくお願いしたいと思います。  ではもう一つ、細かいことですが、お伺いします。  今回、不法投棄又は不法...全文を見る
○福山哲郎君 済みません。じゃ具体的にお伺いします。  例えば不法投棄をするつもりで穴を掘っていたと。横にはちゃんと穴があったと。そこに、要は、ごみが満載されたトラックが来て横付けされたと。横付けされた時点では未遂じゃないんですね、穴が横にあっても。さっき部長がおっしゃられた話...全文を見る
○福山哲郎君 それでも未遂罪にならないんですね。僕なんかは岩手、青森見てきたので非常に印象が強いんですけれども、不法投棄の現場からちょうど車で、もう行かれた先生方はよくお分かりだと思いますが、行かれた現場から、そうですね、車で五分ぐらい手前のところに駐車場みたいなところがあって、...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、もう一つだけ。細かいようでごめんなさい。  積替えのために一時保管をしているというような名目で長い間保管をしていると。一時保管ですよと言って置きっ放しの例があるわけですが、その場合には僕は未遂にならないと思うんですけれども、先ほど部長が言われたように、...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  さらに、二十四条の三の緊急時における環境大臣の報告徴収、立入検査というのがありますが、これまでは一般廃棄物だけが対象だったわけですが、これはなぜか、今回対象を産廃にも拡大した趣旨はなぜか、お答えいただけますでしょうか。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  その次、この二十四条の三で言う緊急な事態というのはどのような事態を想定をしているのか、お答えをいただけますか。  国が緊急だと言って立入りとかをするということは、もう実際その時点では、私などの想定で言うと、もう都道府県が緊急だと思ってい...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、広域的な都道府県で不法投棄がされている場合だということですが、実際にこれをやる場合には、言葉選ばないで言うと、両都道府県がお互い動きにくいと、お互いのいろんなメンツとかいろいろあるのかもしれませんが、そういう状況のときにこれではいけないということで国が動...全文を見る
○福山哲郎君 それから、環境省がホームページで、産廃の不法投棄や不適正処理を行った業者の行政処分情報について、八月をめどにホームページで掲載、公開するとしています。現実に、二〇〇一年度の産廃処理業の許可取消し件数が百八十五件、二〇〇〇年度の二・三倍に達しているわけですが、この八月...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  そういう情報公開は非常に重要だと思います。排出業者、排出事業者にとってはやっぱり優良な業者を知るということは非常に重要だということをこの間の審議の参考人もおっしゃっておられました。  そういう点で環境省にお伺いをしたいのですが、環境省は...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  それからもう一つですが、これも委員会で出ましたが、紙のマニフェストは年間四千五百万件、電子マニフェストがそのうちの百分の一の四十一万件、何か事件が起こった場合、四千五百万件もの紙のマニフェストを一枚ずつチェックすることができるのか正に疑問...全文を見る
○福山哲郎君 そこは帳簿に対する転記の義務違反はあるかもしれませんが、今、大臣おっしゃられたように、マニフェストの焼却処分等については、義務はあるけれども罰則ないということで、是非その罰則強化についても、今言われたように積極的に検討していただきたいと思います。  同様で、これも...全文を見る
○福山哲郎君 是非そこは積極的にお願いしたいと思います。  また、前回の参考人で北村参考人が言われたことについて、三つほどあるので、簡単にお答えいただきたいと思います。  産廃行政というのは、元々自治事務にするはずだったのが、結局、制度全体にわたる見直しが必要だということで暫...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございました。  最後にします。長くいろいろ質問させていただきましたが、とにかく課題の多い産廃行政、是非環境省は頑張っていただきたいと思いますし、やっぱり東京や埼玉のごみを青森や岩手に持っていくというのが本当に正常な姿なのかどうかというのは、私もちょっと...全文を見る
07月16日第156回国会 参議院 憲法調査会 第9号
議事録を見る
○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  参考人の先生方におかれましては、お忙しいところ貴重なお時間と御意見を賜りましてありがとうございます。よろしくお願い申し上げます。  実は、私は村田先生とは同じ学びやで学びまして、同世代でございまして、同世代の国際政治学...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  また、村田先生は、改憲論の議論の中で、押し付け憲法だから改憲するべきだという議論に対して、戦後生まれの世代として、修憲、改憲等も含めて議論をされておられますが、憲法改正の議論に対する村田先生のお考えを御披瀝いただけますでしょうか。
○福山哲郎君 三つ目の質問なんですが、村田先生はアメリカの政策決定というかアメリカ内部の政策過程についていろんな論文等著作を出されているんですが、今回の大量破壊兵器が見付からない状況の中で、CIAの長官等があれは虚偽の報告だったというような話が出ていますが、こういった一連の状況に...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  佐々参考人にお伺いをさせていただきます。  実は同様の質問なんですが、日本で危機管理の専門家としてずっとやっておられた佐々先生から見て、国民保護法制について重要なポイントというのはどのように考えられているかということと、先ほど先生がおっ...全文を見る
○福山哲郎君 済みません。先生、今、僕が聞き落としたのかもしれないんですが、今の御議論は、国民保護法制の中に今いろいろ言われたことを入れ込めというお話なのか、今の国民保護法制の議論というのはある意味でいうと有事三法案に関連して議論が出てきているわけですが、そこの別の枠組みとして危...全文を見る
○福山哲郎君 もうほとんど時間がなくなりましたので、水島先生、緊急権の濫用について大変御懸念をお持ちなのは大変理解をしましたし、私もそこは同意をするところですが、さはさりとて緊急権は必要で、そうなるとその濫用を防止するために日本ではチェック機能が働かないのではないかというような御...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございました。
07月17日第156回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○福山哲郎君 私は、ただいま可決されました公職選挙法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守新党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、国会改革連絡会(自由党・無所属の会)及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。 ...全文を見る
09月26日第157回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第1号
議事録を見る
○福山哲郎君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
10月08日第157回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○福山哲郎君 私は、ただいま可決されました公職選挙法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守新党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     公職選挙法の一部を改正する法律案に対する...全文を見る