福山哲郎

ふくやまてつろう

選挙区(京都府)選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福山哲郎の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第169回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。早朝から、総理を始め閣僚の皆様、御苦労さまでございます。  まず冒頭、年末から年始にかけて肝炎の原告団の一律救済について法案を作成していただきまして、心から成立したことをうれしく思っておりますし、総理を始め厚生労働大臣の御尽力...全文を見る
○福山哲郎君 これ、NHKの全国放送の場で大臣はそうおっしゃられました。やはりこれは大変国論を今二分している問題でございますので慎重に御発言をいただきたいと思いますし、特に我が党の代表代行に対する御答弁でございますので、そこは僕は厳重に注意をさせていただきたいと思います。  そ...全文を見る
○福山哲郎君 今のも実は違うんですね。これ私、依頼書持っているんです。道路特定財源の見直しに関する具体策が十二月に閣議決定されましたと書いてあるんです。その中には、れっきとして暫定税率維持って書いてあるんです。それを基に中期計画を作るので意見をくれと書いてあります。  実は、こ...全文を見る
○福山哲郎君 いや、だから、それは今、国会で議論していることを前提としてないんですよ。  首長に対しては四か月じゃないんです。四月の二日に依頼をして五月の八日に意見をくれという話になっているわけです。国民だって、一か月で意見集約しようと思えば、これだけ注目集まっているんだから、...全文を見る
○福山哲郎君 いや、だから私は、時間がたっぷりあるので十分できるんじゃないかと、アンケートも含めできるんじゃないかと申し上げているんですが、総理、いかがですか。総理、総理、どうですか。──いやいや、大臣じゃなくて総理。いや、大臣はもうあればっかりですから。
○福山哲郎君 総理、どうですか。もう僕は余りしつこくこのことは大した問題ではないので言いたくないので、総理、どうぞ。
○福山哲郎君 今回、この道路特定財源を一般財源に回しますと実は国交大臣も財務大臣もおっしゃっておられますが、私、法律をよく見ました。  お手元に、皆さんのところにお配りをさせていただいていますのが政府が配っている法律の概要でございますが、下線を引かせていただきました。右上を見て...全文を見る
○福山哲郎君 いや、違うんですよ。法律論を私は言っているんです。法律をちゃんと読めば、一般財源化した分は翌年は道路財源に回すと書いてあるんです。これ事実ですよね、国交大臣。
○福山哲郎君 でしょう。一般財源化すると言いながら、結局翌年は道路財源にこれ回るんですよ。  総理、これ分かります、一般財源化する、一般財源化すると言いながら、翌年は道路財源にこれ回ることになっているんです、法律上は。十年たったら、毎年毎年、結局道路財源変わらないんですよ。これ...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、ちょっとさっき大臣、国交大臣と違いましたよね、答弁。法律上は四百二十九億円は来年度は道路財源に回るんですが、事実かどうかお答えください。
○福山哲郎君 法律にそんなこと書いてないんですが、総理、いかがですか。──総理。いやいや、大臣、もういいです、いいです。大臣はもういいです、何言っているんだかよく分からない。総理、これが一般財源化の真相ですよ。総理、総理。
○福山哲郎君 だから、総理の今の答弁はあるところまでで止まっているんです。一般財源化するんです、余った分は。しかし、翌年それ道路財源に回るんです。そういうふうに法律には書いてあるんです。  総理、これはからくり以外何物でもないでしょう。国民だましていませんか。総理、だって、さっ...全文を見る
○福山哲郎君 止めてください。
○福山哲郎君 それでは、一般財源化するということは御訂正をいただけますか、財務大臣。
○福山哲郎君 先ほど財務大臣が言われたバリアフリーとかいろんなものに使いますという話は、もう元々特定財源で使われていましたから、一般財源化という定義とは関係ありません。全く一致しません。  ですから、一般財源化というのは、じゃ財務大臣、どういうことを言うんですか。
○福山哲郎君 いや、額賀大臣が堂々ととおっしゃいましたが、二兆七千億円のうちのたったの四百二十九億なんですけど、四百二十九億は今おっしゃったように一般財源化したとしても、翌年道路財源に繰り入れられることになっているんですよ。結局、道路財源に回るということですね。そのことを確認すれ...全文を見る
○福山哲郎君 端的にお答えください。四百二十九億円の一般財源化した今年度の金額は、来年度、次の年に道路財源に組み入れられるのかどうかお答えください。イエスかノーかでお答えください。
○福山哲郎君 翌年繰り越すのも道路整備費に入るんですよね。
○福山哲郎君 今大臣が言われた信号とか環境対策では、実は特定財源でもう使われています。ですから、一般財源化というのは、法律上今変えたといっても、結果としては道路関係に使うということでいいわけですね。それで、その四百二十九億円について来年度も道路整備予算に一回入るということで、その...全文を見る
○福山哲郎君 見かけ上一般財源化ですが、実は道路関係に使い、次年度に関しては道路財源に入るということは、結果としては何も変わってないと私は思いますし、このこと一つでこれだけ時間が掛かること自身が実は驚きでございます。  六十五兆円を五十九兆円に削減をすることで、冬柴大臣は国会で...全文を見る
○福山哲郎君 お答えいただいていないんですが、大臣が御答弁で言われた高速道路の料金引下げや信号機の高度化などのソフト対策によって五十九兆円に削減をするということは事実ですかと、そういうおつもりですかと。
○福山哲郎君 高速道路の料金の引下げの主体はだれですか、大臣。
○福山哲郎君 何で民営化した民間の企業の料金の引下げについて国が口を出せるんですか。
○福山哲郎君 道路特定財源をいわゆる債務を管理している機構の肩代わりをするというのは、一体いつだれが決まったんですか。民営化したときにもその議論はありましたか。国費は事業に入れないというのがあの民営化のときの議論なんじゃないですか。
○福山哲郎君 法律も通ってないのに合意したわけですか。  また、国が二・五兆円入れるのは債務の肩代わりのはずであって、高速料金の引下げではないはずですが、それはどうして民間会社にそういう監督権限が国土交通省にあるんですか。
○福山哲郎君 四十兆円の債務のうちの二・五兆円の合理的な根拠は何ですか。
○福山哲郎君 国民の税金で取って、それを高速道路の借金に肩代わりするというのは、国民は多分想定はしてないと思います。  そのことを詳細な議論だとおっしゃいましたが、詳細な議論で本当にやられたのかどうか、その詳細のバックデータをお寄せをいただきたいと思います。  じゃ委員長、済...全文を見る
○福山哲郎君 次のペーパーを御覧ください。  次のペーパーは、平成十四年から十八年度までの道路事業の中で、当初の計画と完了時の計画で二倍以上に事業費が膨れ上がった事業の数でございます。何でこんな形で、例えば一番上も見ていただければお分かりのように、まあ本当に三・一八倍という状況...全文を見る
○福山哲郎君 それではお伺いします。今まで再評価をして、何件再評価をして、実際に止まったものは何件あるか、お答えください。
○福山哲郎君 二千七百八十二件の再評価のうち二十九件が中止です。これは実は付随をして、ダム事業が中止になったので付随をした道路事業が中止になったような例がたくさんあります。  つまり、これ総事業費が二倍になろうが三倍になろうが、道路は一回造り出したら、幾ら膨れ上がってもこれは続...全文を見る
○福山哲郎君 何にも答えていないじゃない。  総理、どうですか、これ、この実態を見ていただいて。
○福山哲郎君 総理、どうですか。
○福山哲郎君 先ほど大臣は長年掛かっていると言いましたが、私のお示しをした表でいうと、例えば亀田拡幅というのは平成九年に始まって平成十七年に終わっています。最近です。これ実は、八十億が二百二十億になっています。これ、何で北海道でこのぐらい膨れ上がったのか、よく分かりません。  ...全文を見る
○福山哲郎君 国民の税金ですよ。精神論や観念論で一生懸命やっていますからと言っていいんですか、それで済むんですか。当初の予算の見積りがいかにずさんかという、これ証拠なんじゃないですか。  総理、さっき私聞き忘れたんで聞かせてください。一般財源化が実は道路予算に回るんだと、総理、...全文を見る
○福山哲郎君 総理、御存じでしたか。一般財源が実は道路に使われるんだ、道路にまた回るんだということ。
○福山哲郎君 じゃ、御存じなかったんですね。どう思われます。──いやいや、もう、別にもう大臣いいです。
○福山哲郎君 私は、実は大変生意気ながら、総理が若干気の毒だと思います。こういう状況で特定財源の問題が世論操作をされると。やっぱり大臣の答弁がこれだけころころ変わったりするのはよくないです。総理が実はそこでやはりこういう知らなかったという状況になるわけですから、これは僕は余りいい...全文を見る
○福山哲郎君 実は、ここにその過去、積算根拠になった全部の事業の各項目のがあります。私、これ全部見ました。これ実は、国土交通省、私が求めたら、四日ぐらい前にお願いをしたんですが、持ってきたのは昨日の七時ですよ。さも質問するなと言わんばかりにですね。もう昨日慌てて見ましたが、お手元...全文を見る
○福山哲郎君 僕は積算根拠を持ってこいと四日も五日も前から言っているんです。今の話は一切私に伝わらないで、これをぼんと持ってきて、大臣のおっしゃったとおり、これの単純平均ですとお答えになりました。今答弁違いますよ。どういうことですか。
○福山哲郎君 今あなたが答弁した、最初に答弁したことなんてほんの一分ですよ。それを何で大臣に答弁させないんですか、国会で。何でそのことを私に、事前に聞いたときに言ってこないんですか。私は不誠実過ぎると思いますよ。こんなんじゃ審議できないですよ。  冗談じゃないよ。じゃ、それ最初...全文を見る
○福山哲郎君 はい、分かりました。  いや、私は正直言って今の答弁は納得できないので質問できません。もう一回、じゃ今の答弁してください。(発言する者あり)
○福山哲郎君 じゃ全部の項目についての積算根拠をすぐに持ってきてくださいね。  それで、じゃ開かずの踏切は七十九億円です、補助事業だけで。こちらは二十九億円です。この五十億円の差はどういう差ですか。
○福山哲郎君 だから、箇所当たり七十九億円と私言ったけれども、これは二十九億円になっているじゃないですか。
○福山哲郎君 大臣、これひどいでしょう。僕、積算根拠持ってこいってずっと言っているんですけど、何にも持ってこない。これぼおんとやってきて。僕は大臣の答弁を信じて、全部見て平均を出しました。そして、七十九億円だと言ったら、彼は突然ほかのものを持ってきて、今違いますという話をしている...全文を見る
○福山哲郎君 実は、単純に割り算したらそのままの数字になるものも実はこの中の項目にはあるんです。その数字になるものはあるんです。違う数字に関しては私には伝えないで、今ああいう新しいことを言ってきているんです。これはやっぱり不信感のもとだと私は思いますよ。  更に言えば、じゃお伺...全文を見る
○福山哲郎君 渋滞対策は、四年間で実は完成は三十六か所しかできていないんです。十年間で三百六十か所ですよね。計画は何か所ですか。
○福山哲郎君 理由をお答えください。
○福山哲郎君 駆け足で行きます。  交通事故対策、計画は四万件。四年間でやった数は、二百六十二件、一年間で二百六十二件平均です。十年やったって二千六百二十件。これ計画は四万件です。更に言うと、通学路の歩道整備は一年間平均二百五十二キロ、十年間やっても二千五百二十キロなのに、計画...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、もう一個言いましょう。踏切の安全対策、一年間平均この四年間で十三か所、十年たったら百三十のはずですが、これ千九百か所できることになっています。⑮バリアフリー、一年間平均二十六か所だったものが、十年間で二百六十か所のはずが、何と九百か所できることになっています。...全文を見る
○福山哲郎君 これは納得できないですよ。だって、十倍ですよ。四年間、この最近の直近の四年間の一年の平均の十倍ですよ、ほとんどが。それで、積算で五十九兆円増税をして税金取って道路を使おうっていうんですよ。こんなの、今の説明は納得できない。
○福山哲郎君 大臣、もう一度説明してください。
○福山哲郎君 次から次へと詰めたら別の話が出てくるというのは本当に良くないと思いますよ。国会審議を冒涜してますよ。  それで、じゃ、先ほど計画箇所掛ける単価とありましたが、大気質対策の三十か所、決まってますか。お答えください。
○福山哲郎君 違います。計画として三十か所どこをやるか決まっていますかと聞いているんです。
○福山哲郎君 決まっているか決まっていないかだけ答えてください。
○福山哲郎君 だから、決まっているのか決まっていないのか答えてよ。
○福山哲郎君 総額で五十九兆で、だって、拘束する話をしているんじゃないですか、今。更に言えば、三十か所ですよ。  それじゃ、じゃ、三十か所特定できないのに何で一か所八十九億円と出てきたんですか。
○福山哲郎君 最後に、福田総理、この積算の先ほどのいろんなやり取りについて、総理自身の本当に真摯な御感想をお聞かせいただきたいと思います。  それから、委員長にお願いをしたいんですが、先ほど、この過去四年の実績における箇所数に換算をしたときの全部の事業費が幾らに変わるのかを積算...全文を見る
○福山哲郎君 どうもありがとうございました。
02月13日第169回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会・国民新・日本の福山哲郎でございます。  本日は、長年環境問題、一生懸命やってこられました加藤委員長を始め理事の方々の御尽力で、この行政監視委員会、まさに地球温暖化問題に関する件ということで時宜を得たものだと思っておりまして、心から感謝を申し上げる...全文を見る
○福山哲郎君 大変御丁寧に御答弁いただいて、ありがとうございました。  ただ、一つ、官房長官、申し訳ありません。私は、俗受けをするために削減目標を日本が掲げるべきだと申し上げている気は全くございません。現実に世界で異常気象が起こっていると。削減は世界総量としてやっていかなければ...全文を見る
○福山哲郎君 いや、今の官房長官のお言葉で十分でございます。  ただ、なぜ総量目標を設定しなければいけないのかという点でいえば、例えば国が総量目標を設定することによって実は政策的にいろんなプログラムが積み上がるわけです。更に言えば企業も、国が総量削減目標を掲げることによって、企...全文を見る
○福山哲郎君 私、官房長官とばかりやり合って、せっかく環境大臣も経産大臣もお越しいただいているんですけど、今官房長官が非常に踏み込んで、日本としてもきっちり出していくとおっしゃいました。  洞爺湖サミットが、もう年限が切られています。今官房長官がおっしゃられた日本の国内の、国別...全文を見る
○福山哲郎君 では、環境大臣にお伺いします。  環境大臣が去年の十月の十六日、予算委員会の答弁の中で、福田総理が国別削減目標を作ると初めて国会の場でおっしゃいました、その後、大臣も、年内にできれば作りたいと非常に踏み込んだ発言をいただきました。別に、今それができていないことを私...全文を見る
○福山哲郎君 今の大臣の御発言は、洞爺湖サミットに向けてどういう形で削減目標を、それぞれの、EUにしてもアメリカにしても途上国にしても議論をしていくかという段階の中で、それぞれ削減目標を積み上げていく方式が、今アプローチが違うわけですね。そのアプローチをある程度すり合わせた上で、...全文を見る
○福山哲郎君 年金の名寄せも公約だったのがいつの間にか姿勢を表した言葉に変わりましたし、今の官房長官も、最初の答弁に比べると今の答弁は急にトーンダウンされたと。  環境大臣は多分違う思いだと私は思っておりますので、これは多分環境大臣はもう少しばしっとお答えをいただけると思います...全文を見る
○福山哲郎君 私は、今の環境大臣の発言は、二〇五〇年はやはり日本としては半減、五〇%が最低の目標なんだろうと。それは設定しないと国際社会がある種許してもらえないんだろうというような環境大臣の意見の御答弁だったと思いますので、それで私はいいと思います。  正直言って、先進国は五〇...全文を見る
○福山哲郎君 今の環境大臣の御答弁で、官房長官、ニュアンスとしてはそうだなという感じでよろしいでしょうか。
○福山哲郎君 官房長官のおっしゃるとおりだと思います。  ただ、EUバブルの議論は、基準年のことは後でお伺いしますけれども、さはさりながら、その議論は、京都メカニズムの導入や吸収源の導入等も含めて、日本の主張は京都議定書の中では随分取り入れられたと私は思っています。  なおか...全文を見る
○福山哲郎君 いや、今政府が認識をしているということで、重たいという発言は本当に僕は重要な発言だと思っておりますので、これは官房長官も経産大臣もそれぞれ御認識をいただければ非常に有り難いというふうに思います。  それで、どうぞ官房長官。
○福山哲郎君 いや、私もそこの文言は分かっているつもりです。しかしながら、各国がIPCCの二五から四〇に対して認識をして、これまで批准国として動いてきたものを動かす、これから先もそれに準じてというか、それを前提に動かしていくということを認識したということですから、これは非常に重た...全文を見る
○福山哲郎君 私は、別にEUにすべて従えと申し上げているわけではありません。しかしながら、九七年の京都議定書のときには実は九〇年の基準比の問題、そのときも議論がありました。先ほど官房長官が言われたEUバブルの問題もあったんですが、その分、吸収源や京メカというのを取り入れてスタート...全文を見る
○福山哲郎君 官房長官のおっしゃられたことは、一面、時代も変わる、社会システムも変わる、そのとおりだと思います。しかし、二酸化炭素の総量を削減しなければいけないという命題は変わらないわけです。そのときには、ある一定の年次で決めて、どこで削減していくかと決めない限りは、例えば経済が...全文を見る
○福山哲郎君 今のお話は分からなくはないんですが、官房長官、別に言葉じりつかまえる気はありませんが、例えば基準年を変えて経済実態に合わせたと、それで二酸化炭素が増えたら、削減量をそのまま幅を上げればいいじゃないかとおっしゃいました。  それだったら基準年同じでも一緒じゃないです...全文を見る
○福山哲郎君 いや、そのとおりなんですよ。それぞれの各国一律に削減目標が決まるわけじゃないじゃないですか、バリ・ロードマップでも。それぞれの国の事情に応じて決まるに決まっているじゃないですか。  ただ、そのときに基準年がなければどういう議論になるんですかという話をしているのと、...全文を見る
○福山哲郎君 実は、公平なキャップという点でいうと、日本はやっぱりよくできているんです。  日本は省エネルギー法で、各企業がどの程度省エネについて努力をしてきたか、全部経産省が資料を持っていただいているんです。つまり、経産省がそれだけの資料を持っている、情報を持っているというこ...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、全然お答えをいただいてないんですが、時間がなくなったのは私の質問の仕方が悪いので謝りますが、是非、経産省さんと委員長、お願いがあります。  私、質問項目全部お渡ししていますので、その御答弁、予定答弁を後でお教えいただければ有り難いと思いますので、是非、...全文を見る
○福山哲郎君 全く役人答弁で、高村大臣の発言の趣旨とは大分違うトーンでお答えいただいたので残念な思いをしております。  時間がなくなりました。ありがとうございました。
03月19日第169回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。  大臣におかれましては、連日、本当にお疲れさまでございます。また、予算委員長も、長時間いつもお疲れさまでございます。  まず、冬柴大臣、実は事前通告していないんですが、多分お答えいただけると思うのでお伺いをしたいと思います...全文を見る
○福山哲郎君 大臣の説明が不十分だと謙虚におっしゃられましたけれども、恐らく大臣の説明が不十分という問題ではなくて、本質的に、非常にこの特定財源制度と暫定税率を維持する中で国土交通省が道路行政というのをじゃぶじゃぶにして好き放題やってきたと、そこのところを国民が気付いているから、...全文を見る
○福山哲郎君 そのうち、当初の見積もられた事業費より総事業費が下回ったものの数と割合はどれだけかお答えください。
○福山哲郎君 当初事業費と総事業費がほぼ同じだった数とパーセンテージをお答えください。
○福山哲郎君 それでは問題の、当初事業費より総事業費が上回ったものの数と割合をお答えください。
○福山哲郎君 五〇・八%が当初事業よりも上回りました。  この数字に関連して、二月八日、衆議院の予算委員会で冬柴大臣はこう答えておられます、我が党の長妻代議士の質問に対して。下がった分は四一・八%、我々としてはいろいろと見直して減少させているものも、先ほど言いましたように四一・...全文を見る
○福山哲郎君 今大臣が訂正をされたので、私はこのことについては細かく申し上げません。  しかしながら、実態は、重要なのはここなんです。実は、当初事業費より下回ったのはたった一〇・二%しかないということです。八割以上が、当初事業費より上回るか、それと同じ額だということです。よくこ...全文を見る
○福山哲郎君 それが現時点では幾らになっていますか。
○福山哲郎君 驚くべき数字ですよね。この五年分だけでも八兆六千四百億円も増えているんです。  他方、下回っている金額は幾らですか、先ほどの一〇%のうちの。
○福山哲郎君 八兆六千四百億増えて下回ったのは八千億、差引き約八兆当初見積りより事業費は増えているんです。これをどんぶり勘定と言わず何と言うんでしょうか。冬柴大臣、お答えください。
○福山哲郎君 大臣が今せっかく言われた再評価の数ですが、実は平成十年度からやって、二千七百八十二件のうち見直しはたった四十一件、中止はわずか二十九件。しかし、これは、ダムが実は事業が中止になって、それにくっついている道路がなくなったりするような見直しとか中止ばかりなんです。道路本...全文を見る
○福山哲郎君 実は私は、先ほど言われた用地買収とか移転の問題も幾つか新しい事業で見ました。例えば用地補償費が何で増えたか。工場、病院、大型商業施設の買収の費用の増、商業施設に伴う移転費用の増。だって商業施設、ここに書いてあるのは、自動車販売店、ガソリンスタンド、パチンコ店等、こん...全文を見る
○福山哲郎君 いいかげんにしなさいよ。地価が上がると言いますけれども、私、事業を全部見ました。例えば北海道の夕張とかだって地価が上がっているんですか、本当に今。要は、一個一個見ていくと、あなたたちの説明は全く整合性がないことがたくさんあるんだ。本当に、事実上うそなんだ。  それ...全文を見る
○福山哲郎君 査定をされたかどうかお答えください。
○福山哲郎君 お願いをして議論をしたのは分かりましたし、先ほど大臣の話をお伺いしていると、聞いておりますとか、ということでございますとかいって、何か国土交通省の伝聞を聞いているようですが、お願いをしたのは分かりますが、査定を財務省はされたのかとお伺いしています。
○福山哲郎君 議論をして査定はしていない。  じゃ、平成十四年度以降、先ほどのお話ですが、実際八兆円増えています。個別の事業は新規採択時にBバイCの評価をされていますが、その後財務省は査定をしていますか。──いやいや、財務省。財務省。今申し上げた、ちょっと、これ、時間がもったい...全文を見る
○福山哲郎君 今申し上げた、十四年度以降の八兆円膨れ上がっている事業ありますよね、先ほどから議論していた。その部分について財務省は査定をされているかどうかを聞いています。
○福山哲郎君 精査をしているわけではありません。  事務方お答えください、財務省。この個別の事業、新規採択時にはBバイCで評価をされますが、その後の事業の査定はどのようになっているかお答えください。
○福山哲郎君 うそを言っちゃいけませんよ。毎年毎年一つ一つの事業なんか評価していないでしょう。もう一回お答えください。
○福山哲郎君 説明を受けているんですね。査定はしていませんね。
○福山哲郎君 だから、査定はしているのかしていないのか。大臣は先ほどしていないとおっしゃったけど、しているのかしていないのかお答えください。
○福山哲郎君 じゃ、今の大臣とあなたの答弁、違うよ。ちょっと、理事。今の違うよ。
○福山哲郎君 ごめんなさい。例えば、今大臣の言われたことを査定だと百歩譲ったとして、じゃこの八兆円膨れ上がっていることを財務省は全部認めてきたということですね。放置したということですね。それでいいんですね、額賀大臣。
○福山哲郎君 じゃ、八兆円上回ったことに対する責任は財務省も国土交通省も両方あるということですね。財務省、事務方、本当にそれでいいの。毎年毎年個別の事業をやっていますか。これ、答弁違っていたら大変になるよ。
○福山哲郎君 いや、個別の事業はどうなんだと聞いているんです。
○福山哲郎君 協議と、じゃ、査定の違いを述べてください。
○福山哲郎君 そうすると、この委員会、国会で衆参共に言われている、額賀大臣が言われている、毎年度毎年度必要な道路予算についてきちっと精査をしてとか、冬柴大臣が言われている、きちっとその年の道路歳出については査定をされるわけですという話は、八兆円膨れ上がるようなことを前提に査定をし...全文を見る
○福山哲郎君 駄目だとなんて言われてないんですよ。
○福山哲郎君 言われてないんですよ。
○福山哲郎君 厳しい査定が八兆円上回るというのは私は納得全くできないんですが、昨日財務省に聞いたら、事後評価制度があるので、何もなければ十年後の再評価で判断するから、それまでは新規にBバイCを含めて評価したものは十年間基本的にはチェックしないと財務省は答えていますが、それと今の答...全文を見る
○福山哲郎君 どこに財務省の主体的な判断があるんですか、今の話だと。全部、国土交通省の実施計画に対して協議をして説明を受けて承認をする、五年後、十年後の事後評価について説明を受けて協議をします。どこに財務省は厳しく査定する評価があるんですか。もう一回お答えください。
○福山哲郎君 そうしたら、さっき毎年毎年やっているという話と今の五年後と話が違うじゃないか。やっていないんだよね、十年間は、財務省は。個別の査定はやっていないんだよね。やっていないって答えなさいよ。
○福山哲郎君 さっきから僕は何回個別の事業だって質問したんですか。だれが全体の話を聞いたんだ。予算でシーリングが掛かるのは分かりますよ。でも、それは個別の事業に振り分けられたときにシーリングが掛かってそれぞれが少なくなっているかもしれないけど、事業年度が長くなって結局毎年毎年膨れ...全文を見る
○福山哲郎君 毎年の予算の執行では個別に例えばシーリングが掛かると。でも、事業に対しては見ていないから、それはどんどんどんどん続いていくと。合成の誤謬なんですよ。トータルしたら八兆円膨らんでいるんだ。そのことについて、じゃ、財務大臣どう思われますか。
○福山哲郎君 私は全く納得できない。今の話で、聞けば聞くほど決めた道路はやり続けるとしか聞けないんです。何も、査定したって、それは年度では、トータル予算では査定するかもしれないが、事業の見直しはほとんど行われないと財務省も認めた。ということは、それは時間は掛かるかもしれないけど、...全文を見る
○福山哲郎君 二〇〇五年のBバイCは幾らですか。
○福山哲郎君 大臣、これ、秋に新たな交通センサスが出てきて需要が落ちていたら、一・一以下になる可能性って高いですよね。どう思われます。
○福山哲郎君 今が一・一です。
○福山哲郎君 今の一・一というのは、まさに今の大臣おっしゃられた見直しの規定に当てはまる数字ですよね。
○福山哲郎君 私は一・二まで回復してくれと言っているわけではないです。今一・一の状態、一・八から一・一の状態に落ちている状況は大臣が言われたグループ三に入りますから、構造の見直し等に該当するところですねと申し上げている。
○福山哲郎君 これ、四倍に膨れ上がって一・八から一・一に落ちているんです。交通センサス、古い需要を使ってこれは作っていますから、今年の秋に需要が落ちたら一・一からまた下がる可能性があります。  この道路は四車線化の予定はまだ残っているかどうかお答えください。
○福山哲郎君 そんなこと聞いてない、聞いてない。予定が残っているかどうか聞いているんだ。
○福山哲郎君 答えてください、私の質問に。
○福山哲郎君 大臣、おかしいでしょう。一・八から一・一に落ちたんですよね。まだ四車線化残っているんです。今、暫定二車線なんです。大臣、まだ残っているんですよ。これ、あなたの言っていることと全く逆のことを言ったわけ。大臣は四車線化を暫定二車線とかにしてコストを減らしていって一・一か...全文を見る
○福山哲郎君 今まさに大臣はおっしゃった、御指摘があったからちゃんと見直しますよと。御指摘がなきゃやらないんだ。  財務大臣、こういうことがたくさん起こっている。四倍に膨れ上がった。それは、毎年はシーリングしているかもしれないと言うが、四倍に膨れ上がっているんですよ。BバイC見...全文を見る
○福山哲郎君 現実に今一・八から一・一に落ちているんですよ。この一番重要な一・二、一・一、一・〇、今議論になっているBバイCのこの中期計画、皆さんがバイブルのように使っている中期計画、これ外注しているんですよ。どこに外注して、どの部分を外注しているか、お答えください。
○福山哲郎君 随意契約かどうか、お答えください。
○福山哲郎君 平成十七年度の国土技術研究センターに対する国土交通省本省からの発注件数と金額をお答えください。
○福山哲郎君 何件ですか。
○福山哲郎君 随意契約かどうか、二十一件、お答えください。
○福山哲郎君 平成十八年度の件数、金額、随意契約かどうかもお答えください。
○福山哲郎君 企画競争もほとんど相手のいない企画競争ですから、ほとんど、九九%、随意契約。そこに発注して、重要なBバイCの評価をしてくださいということを外注しているんですよ。  これは、国土技術研究センターへ国交省からの天下りの状況をお答えください。
○福山哲郎君 ここはちゃんと仕事はされているみたいですから、百二十六人中の十八人が天下り職員です。しかし、天下りの職員がいるところに中期計画外注して、ちゃんと評価しなさいと。毎年毎年ここは随意契約で受注しているんですよ。こんなのちゃんとした評価してもらえるんでしょうか、本当に。額...全文を見る
○福山哲郎君 本質的じゃないですか。八兆円も膨れ上がっているんですよ。
○福山哲郎君 私は、今日はマッサージチェアの話なんか一言もしていませんよ。  大臣、どうですか、これ。外注して、毎年随意契約先、発注しているところに評価をお願いをして、これが金科玉条のごとく、ちゃんとやっていますと。どう思われますか、大臣。
○福山哲郎君 それなら秋にもう一回それで作り直せばいいじゃないですか。違いますか。国民の税金をこれだけ使って、そして国民から今、もう暫定税率は廃止だと、一般財源化しろという議論をしているのに、皆さんのお話を伺っていると、何があろうが何であろうがどうしても造るというふうにしか聞こえ...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、これの信憑性で行きます。  前もやりました。ここの中にある三十か所の大気質対策ですが、どこの場所をやるか決まっていますか。
○福山哲郎君 道路局長。
○福山哲郎君 どういった基準で決めるんですか。
○福山哲郎君 答弁変わっているじゃないか。ここに書いてあるものをそのまま読んでください。中期計画に書いてあるのをそのまま読めばいいんだよ。
○福山哲郎君 平成十五年から十七年で大気質対策として実施された箇所は何か所ですか。大臣、よく聞いておいてください。
○福山哲郎君 二十二か所じゃないですか。もう一回お答えください。
○福山哲郎君 二十二か所で幾ら使っていますか。
○福山哲郎君 先ほど言った重要なところです。環境基準非達成の箇所は二十二か所のうち何か所ですか。
○福山哲郎君 私は、平成十五年から十八年度の環境基準非達成の箇所を全部調べました。あなたたちが大気質対策だと言った二十二か所のうち環境基準非達成の箇所は四か所しかない。何のための大気質対策なんだ、残りの十八か所は。お答えください。
○福山哲郎君 大臣、今の説明はお分かりになられますか。二十二か所のうち大気質対策だといって上がってきたので非達成のところは四か所しかないんです。ほかのところも大気質対策だといって、そして算出根拠を、実は千九百六十六億を二十二で割って一か所八十九億円と出しているんですよ。これおかし...全文を見る
○福山哲郎君 その二十八か所が対象になっていないから聞いているんですよ。二十八か所対象になって事業しているわけじゃないんです。将来的な、二十八か所に対してはまだどこからやるかも決まっていないんです。だから、おかしいでしょうと。大気質対策は二十二か所やったとあなたたちが、国土交通省...全文を見る
○福山哲郎君 全然答えてないんですよ。  実は、あなたたちが大気質対策だと言った中で、一度も環境基準が非達成であったことがないところが群馬、北海道、山梨についても入れられているんです。  このことについてはどう思います。
○福山哲郎君 僕は、あなたたちの書いたこのとおりに言っているんだ。非達成のところを事業でやると書いてあるから聞いているんだ。違いますか。  実は、あなたたちのやった事業の中の元塩公園というところは非達成の場所ですよ。ところが、事業が終わった後、非達成がまだ続いている。効果が全然...全文を見る
○福山哲郎君 さっき言ったように、非達成になったようなところでないところだって実は二十二か所、あなたたちは出してきたんですよ。  じゃ、サンプルはどうやってサンプル抽出したんですか。
○福山哲郎君 だれが抽出したんですか、じゃ。どうして今後の三十か所のそのサンプルが単価の合理的な根拠になるんですか。
○福山哲郎君 そんな恣意的な単価の積算でどうやって信用できるんですか。もっと言えば、あなたたちが言っているように、環境基準非達成の場所で何ができるかを考える方が重要なんじゃないですか、ここで何ができるかを考える方が。  環境大臣、これずっと環境省が苦労しているのを私は知っていま...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、環境大臣は、今の国土交通省の環境、何も非達成ではないところにまでお金をぶち込んでいることに対して、これが環境対策だと言っていることに関しては了解をされるんですか。
○福山哲郎君 そうしたら十分、一般財源で環境省にいろいろな対策やってもらったらいいじゃないですか。こんなうそみたいに、環境非達成のところを三十か所やるとか言いながら全然ほかのことをやっているんだから。  もう時間がないので、ほかに実はこのそれぞれの単価がいかにいいかげんか今日は...全文を見る
○福山哲郎君 幾ら掛かって、いつまで使用されていましたか。
○福山哲郎君 会計検査院、最後に質問します。  会計検査院が実際にあなたたちもテニスラケットやテニスボールを買った事実があったかどうか、お答えください。その上で、今の膨脹している事業費の在り方、それから積算根拠のいいかげんさも含めて、会計検査院として、一体道路行政に対してどのよ...全文を見る
○福山哲郎君 終わります。
03月25日第169回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○福山哲郎君 福山でございます。  大臣、副大臣、皆様におかれましては御苦労さまでございます。今日は三十分しかないので、もういきなり本論に入らせていただきたいと思います。  温暖化の問題については、随分、佳境に入ってきたというか、洞爺湖サミットを目前に政府内の動きも活発化をし...全文を見る
○福山哲郎君 大臣自ら何言っているか分からないとおっしゃったのがもうそのとおりでございまして、中期目標も長期目標とは何か今関係ないみたいな、関連しないみたいなこともおっしゃいましたし、さらには日本の長期目標、削減目標についても検討中だと。私は去年の十月の十六日からずっと実は待ち望...全文を見る
○福山哲郎君 いつも大臣とはここまでは大体共有できるんですが、済みません、経産省からも今日は副大臣、お越しをいただいていますが、先ほど環境大臣が言われた総量目標でございますが、中期計画の国別総量目標は削減目標と同義だと今、環境大臣はおっしゃられました。私も同義だと思っているんです...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  これも環境大臣とよく議論している話で、環境大臣は理解していただいているので、もう一度確認したいんですが、昨年のバリのオールドAWGでは、IPCCの二五から四〇%削減が二〇二〇年までということを、批准国はそのことを認識しているということにつ...全文を見る
○福山哲郎君 南川さん、どうぞ、手を挙げました。
○福山哲郎君 分かりました。ということは、このAWGへの提出文書はそのまま、もちろんなんですが、このまま移行してサミットでの議長の提案というふうに直接にかかわるわけではないということを今、南川さんはおっしゃったんだと思います。  しかしながら、若干懸念するのは、今回の三月に行わ...全文を見る
○福山哲郎君 遅らせることはならないと認識をしていただいていることは評価をしますし、よろしくお願いしたいと思いますが、私は、実は今日のこれまでの質問の中で一度もセクトラルアプローチという言葉は使っていません。まだ一回も多分出していなかったはずです。それから、何か隠し事をしていると...全文を見る
○福山哲郎君 これね、政府のやり方の問題なんですけど、今、目達計画が閣議決定されようとしているんですよ。これで第一約束期間六%何とかしますという議論をようやくしていて、それに対してもう今できないんじゃないかと言われていると。洞爺湖サミットには、今申し上げたように、オールドAWGの...全文を見る
○福山哲郎君 恐らくもう時間がないので、もう最後残っていた、最後にしていた質問をあえて意見として申し上げますと、二月の二十二日に地球温暖化問題に関する懇談会を総理が立ち上げられました。これはいろんな温暖化に対する協議をすると。三月の六日に国内排出量取引制度に対して環境省が研究会み...全文を見る
○福山哲郎君 まあ、鴨下大臣は正直な方ですから非常に難しい言い回しをされましたが、誤解があったことは間違いないんですが、十五日午前の会合後、議長総括で、甘利大臣がセクター別アプローチについて有効性について共通認識を得たと発言されたと報道されていますが、その認識に変化はあったのかな...全文を見る
○福山哲郎君 先ほど鴨下大臣が言われたセクター別アプローチと総量削減目標は別だと、総量削減目標があった上でだということに関しては新藤副大臣も同じ御認識ということでよろしいですね。
○福山哲郎君 報道によれば、非常に日本のまとめ方について不満が各国から出されたと。例えば、事前準備したG20のバックグラウンドペーパーにセクター別アプローチに対して非常に強調して書かれていたところがあったこととか、議長としてのまとめのときに、セクター別アプローチの重要性について議...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。是非、御努力いただければなというふうに思っています。  先ほど申し上げましたそれぞれの経済的手法に対するまとめにしても、先ほど大臣がおっしゃられた国別総量目標がまずありきだという話は、我が国が国別の削減目標を提示をしなければ、それは幾らこの委...全文を見る
05月21日第169回国会 参議院 本会議 第20号
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○福山哲郎君 私は、民主党・新緑風会・国民新・日本の福山哲郎でございます。  ただいま提案のありました、いわゆる温暖化対策推進法の改正案につきまして質問をさせていただきます。  現在、地球温暖化問題における国際情勢は激しく変化をしています。今年一月、京都議定書第一約束期間が始...全文を見る
05月27日第169回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の福山でございます。今日は四十分ですので、時間ありませんので早速質問させていただきたいと思います。  大久保先生からも最後にお話がありましたけれども、環境大臣サミット、鴨下大臣、御苦労さまでございました。私は、野党...全文を見る
○福山哲郎君 その中で長期の半減は何とか洞爺湖でという議論ですが、やっぱり各論の違いで明らかになったのは中期目標だというふうに承っております。中期目標の設定についてはどんな議論がされて、大臣としてはどんな思いだったのか、お聞かせをいただけますでしょうか。
○福山哲郎君 大臣言われました、中期目標に半歩ぐらい前進だったということは、それは評価をしたいと思いますし、インドが本当に未知数だったところが、大臣おっしゃられましたように新たな計画を出すんだということを発表したことも一つの成果というか一歩だと思いますが、済みません、大臣、私が今...全文を見る
○福山哲郎君 もちろん私もそう思っていますが、京都議定書の六%を、今回、二〇五〇年という大きい長期目標の中で議論している二〇二〇年と同じような意味合いだというふうにとらえられるのは、実は日本政府のポジションとしては大分後退をしているポジションだと思います。  それはなぜかという...全文を見る
○福山哲郎君 それならば、大臣のお言葉を信用したいと思いますが、あのときの日本のポジションは元々はゼロ%、プラス・マイナス・ゼロ%のポジションで交渉に臨みました。結果として六%になったわけですが、その間に吸収源やCDMの議論もあって、日本としては実質的にはマイナス〇・六%というと...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  また、これも議論になっておりますセクトラルアプローチについてもサマリーにちゃんと表現をされました。私もセクトラルアプローチ、いつも申し上げているように、否定をするわけではございませんが、まさにこの議長サマリーに書かれていますように、ボトム...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  まさにそのギャップを埋めるのが経済的措置で、そのことの具体案を早く日本としてもやっていこうということで、民主党もこの間、実は地球温暖化対策基本法という議員立法の中間報告を出させていただいて、その場でも経済的措置について明確に述べさせていた...全文を見る
○福山哲郎君 仮の話に逆に大変積極的にお答えをいただいて感謝を申し上げます。  いろんな材料を総合的に組み合わせてこれからの排出量取引なり経済的措置については議論していかなければいけませんでしょうし、そのことの総合的な判断がより公平なキャップを付けるときの議論につながると思いま...全文を見る
○福山哲郎君 続いて、今回、自民党さん、公明党さんにも大変協力をいただきまして、衆議院側でこの法案、修正協議が調いました。そのことに関しては心から感謝を申し上げます。  その修正協議の中で、いわゆる見える化、CO2の見える化についてですが、事業者による温室効果ガスの排出量等にか...全文を見る
○福山哲郎君 是非そこは積極的によろしくお願いします。  先般、実は私、温室効果ガス排出量の算定・報告・公表制度に関する質問主意書を内閣に提出をさせていただきました。実はこの温室効果ガスの算定・報告・公表制度では、排出側の権利や競争上の地位やその他正当な利益が害されるおそれのあ...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、自治体の条例に基づいて公表されている事実を認識していれば開示するということになったということですか。
○福山哲郎君 ということは、再度、その認識、自治体の条例による開示があったかどうかを確認される御意思はございますか。
○福山哲郎君 ということは、もう一回確認をされるということでよろしいんですね。いいんですね、今の答弁は。ちょっと最後、語尾が小さかったので。
○福山哲郎君 じゃ、確認をしていただいたらまた御報告をいただきたいと思います。  実は、この今般の改正法では、地方自治体への役割に非常に強い期待をされまして、計画作りの義務化などが進められます。その義務化の中に実はこの開示制度がどの程度それぞれの自治体組み込まれるか分かりません...全文を見る
○福山哲郎君 両省から積極的な答弁をいただいたというふうに一応判断をしますが、先ほども申し上げましたように、非開示、厳格な運用といいながら非開示だというふうに国が決めたところは、実は地方公共団体の条例でもう表に出しているものが国は非開示だという、非常に矛盾をした結果が起きているこ...全文を見る
06月03日第169回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。  本日は、参考人におかれましては、御多用の中大変貴重な御意見を賜りまして、心から御礼を申し上げる次第でございます。  それぞれの参考人のお話を承りまして、大変刺激にもなりましたし、大変審議に関しまして参考になる御意見をいた...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。座らせていただいたまま質問させていただきます。  加藤参考人にお伺いをいたします。  名古屋市の取組に関しては心から敬意を表したいと思いますし、市民を巻き込んでいる活動に対しても本当にすばらしいと思っておりますが、名古屋市自身としてのグリー...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  大塚参考人にお伺いをさせていただきます。  先生の御主張は、国内排出量取引制度も含めて積極的にというように私は承っておるんですが、国内排出量取引制度については両論あります。ただし、将来のことを考えると、私は日本の国益になると思いますし、...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  早川参考人、済みません。時間がなくなってしまいました。申し訳ありません。  これで終わります。
06月03日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○委員以外の議員(福山哲郎君) お答えをさせていただきます。  私も尾辻元厚生労働大臣の大臣時代の真摯な答弁には本当にいつも敬意を表しておるところでございまして、今日逆の立場でこのように立たせていただくこと、本当に、与野党の委員の方も含めまして、心から御礼を申し上げる次第でござ...全文を見る
○委員以外の議員(福山哲郎君) お答えをさせていただきます。  私どもは採決を無理やり急いでいる気は毛頭ございません。ですから、今日もこうやって審議をいただいていること、先ほどから感謝を申し上げているところでございます。  ただしでございます、先ほど先生が新聞の社説を御紹介を...全文を見る
○委員以外の議員(福山哲郎君) 御質問いただきましたが、先生、若干だけ先生の前の御質問に対してお答えをさせていただきたいと思っておりますが、自民党さんがいろんな見直しをされていると、それに当たって、いきなり廃止ということではなくて、お互いが公務員制度も含めてうまく調整できるところ...全文を見る
○委員以外の議員(福山哲郎君) ありがとうございます。  審議をしっかりしろというのは私も同意でございます。ただ、国会は会期がございますので、私どもとしては、国民の声を聞いて、審議をし、そして早く院の意思として採決をしていただいて、そして衆議院でも採決をしていただいてこの法案が...全文を見る
○委員以外の議員(福山哲郎君) 今、櫻井発議者の方からも話がありましたように、答弁させていただきましたように、いろんな問題が起きています。  今、渡辺先生から、例えば少し貧しい方についての言及もございましたけれども、後期高齢者医療制度の導入によって、一定期間保険料を滞納した人に...全文を見る
○委員以外の議員(福山哲郎君) 旧老人保健制度の問題点はたくさんあると我々も現実問題としては認識をしております。  高齢世代の保険料の扱いが不明確である、それから、老健制度の実施主体である市町村は医療費を支払うだけで保険料の徴収は行っておらず責任が不明確であったり、いろんな問題...全文を見る
○委員以外の議員(福山哲郎君) 今の御質問をお答えする前に、一致を四野党でしていない等々の御指摘をいただきました。我々は何もないわけではありません。老人保健制度にいったん戻すということに関しては一致をしております。そして、そこで更に言えば、今日、我が党に関して言えば、鈴木委員から...全文を見る
○委員以外の議員(福山哲郎君) 今申し上げましたように、この問題は各保険制度横並びの制度だと思っておりましたので、我々としてはこの制度は基本的には廃止をされた後でも維持できると思ってこの法案を提出させていただいております。
06月05日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○委員以外の議員(福山哲郎君) 我々法案提案者といたしましては、国会の委員会の運営に対して何らかの言葉を差し挟む立場にはございません。しかしながら、まさに風間委員が今御指摘をいただきましたように、この後期高齢者医療制度の廃止法案の行方に国民は大変注目をされています。そして、不安と...全文を見る
09月18日第169回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  今日は農水委員会で質問の機会をいただきましたこと、それぞれの委員の各位に心から御礼を申し上げたいと思います。  私にいただいた時間が三十分しかありませんので、もう単刀直入に申し上げたいと思いますが、実は十二日に流通の経...全文を見る
○福山哲郎君 もうこの話は幾らしてもしようがないですが、大臣の発言はそんなことは全く発言の前後にもありません。人体に影響ないということは自信を持って言えると、だから余りじたばた騒いでいないという話で。で、安全宣言かと聞かれると、いや、そうではないと。全く何を言っているのかよく分か...全文を見る
○福山哲郎君 それならもっと早く明確にされればいいじゃないですか、大臣。何でそのことの言及はされないんですか。
○福山哲郎君 じゃ、お伺いしますが、今まで廃棄、積み戻しがされなかった理由は何ですか。
○福山哲郎君 ですから、今まで輸入者の判断として工業用として処理されたものを政府が積み戻し、廃棄に決められる根拠は何ですか。
○福山哲郎君 はっきり申し上げますが、商社は積み戻すとしても廃棄するにしても、コストが掛かるから工業用として外へ出させてくれと言ってきたわけでしょう。そのコストの負担はどうするんですか。契約をするとおっしゃいますが、現実の問題として今までできなかったことが今回できることの根拠を明...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、正直言って、このことが実現されるかどうかについてはまだ根拠も、それから相手国との交渉も、それから輸入業者との交渉も含めてまだだということですね。
○福山哲郎君 ということは、そのことをもってこのことを実現すると、別にこのコストについては国が負担をするという判断ではないということですか。
○福山哲郎君 基準値を超えていないものですよね、を輸出することになっているんですよね。  だけど、国内にいったん食料米で入ったものについてはどこが責任か分からなくなりますよ。
○福山哲郎君 そこまで一応御決意をいただいたので、早く制度を整備して、根拠のない状況でこうやって宣言だけ、スローガンだけ言われても我々は信用できません。それはなぜかというと、実際にこうやって非食用だと言われているものが転送されて流通しているからです。そこについてはしっかりと根拠を...全文を見る
○福山哲郎君 まず、本省側から早く売却しろという指示をあちこちに出していると。  次です。じゃ、本省や農政事務所から業者に対して早く買ってくれというようなことをお願いをしたり指示をしたりしている事実はありますか。
○福山哲郎君 これ、実は回答いただかなかったんですけど、昨日から何回も要請をしていますが、じゃ、三笠フーズは五十五回、四年間で購入をしていますが、随意契約の占める割合はどのぐらいですか。
○福山哲郎君 それから、後でもう一回このことを聞きます。  三笠フーズは平均すると、五十五回のうち、キログラム十一円で大体この事故米を入札をしています。もし本当に工業用ののりの原料に使われると仮定したとしても、工業用のりの原料価格は三円から十円です。十一円で仕入れています。工業...全文を見る
○福山哲郎君 いや、違うんですよ。随契で五十五回のうち四十四回も三笠に行っているんですよ。で、先ほどまさにお話をいただいたように、本省から農政事務所に早く売れと言っている。そして、現実の問題として、あなたは明言しなかったけど、もう一度言います、入札公告ではなくて随契でやっている四...全文を見る
○福山哲郎君 今のはほぼ認めたことになるわけです。  ですから、構図としては、本省から早く売却しろと言って、農政事務所はそれを早く売却しなきゃいけないという状況の中で、現実にそれを三笠フーズに対して随意契約で、おい、出ているから買ってくれという交渉をしている、なおかつ、そのコス...全文を見る
○福山哲郎君 全く納得できないんですけど。  それでは、先ほど平野委員も御指摘をされた九十六回の検査について御質問をします。  なぜ把握できなかったのかというのはもう先ほどからさんざん言われていますからあれなんですが、私もこれ見ました。実は、垂れ込みのあった、通報のあった平成...全文を見る
○福山哲郎君 強化をした。  実は事前通報があったかどうかが大変な争点になっているんですが、事前通報って、大臣、これ、ないんですよ。なぜかというと、これ全部見ていただいたら分かるように、工業用のりに加工するのに米粉に加工するんです。その状況の、加工を見てきたという報告が全部書か...全文を見る
○福山哲郎君 加工日が決まっているからその加工日に行きます、行って形だけ加工をしてもらって、当たり前のようにいつも同じような報告書を書いて、十時から十二時、いるかいないか分かりません、昼御飯をごちそうになったかどうかも分かりませんが、帰ってきます。  現実の問題として、じゃ、加...全文を見る
○福山哲郎君 そんな今の話を聞いているんじゃないですよ。事実を述べてください。  つまり、加工日を農政事務所は三笠フーズから聞いて、更に言えば、その時間まである程度毎回同じ時間に行って、その状況を見せられて、その報告を書いて帰ってきたということですよね。
○福山哲郎君 つまり、加工日を教えてもらって、向こうは偽装することを手ぐすね引いて待っているところに行って、はい、やりましたよといって、そして、それに沿って報告を書いてきたのが九十六回なわけですよ。こんなの検査って言わないでしょう。  よく言われている話ですが、運送伝票を確かめ...全文を見る
○福山哲郎君 いや、違う違う、後半の部分です。
○福山哲郎君 それは確認とは言いませんよね。  じゃ、どういうことで三笠フーズはその偽装加工の合間をくぐって事故米を流通させていたと農水省はお考えですか。  もう大臣、結構です。
○福山哲郎君 二重帳簿もくそも、だって皆さん、加工した状況を見て、この報告書を見れば分かるじゃないですか、加工していますと。加工した状況だけ見て、何パック加工しましたというのを見て、それで帰ってきているわけでしょう。その加工している以外の時間に汚染米を転用しているわけでしょう。悪...全文を見る
○福山哲郎君 それともう一点、平成十九年の一月の二十九日に最初の通報がありました。そのときに、実は我々の部門会議での報告書にも書いていないんですが、一体いつどのような調査をこの通報の後にしたか、実は報告書を持ってきてくださいと何度も申し上げているんですが、一切出てこないんです。 ...全文を見る
○福山哲郎君 相談って、けしからぬことを言わないでください。当たり前でしょう、最初の通報の後に農水省がどんな調査をして、その結果をどういうふうに本省に報告したかをここに出すなんというのはもうごく当たり前で、相談という言葉が出てくること自身、けしからぬと私は思う。  大臣、こんな...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、時間もったいない。いいですか。いや、時間ないから、大臣、お答えください。
○福山哲郎君 つまり、これも、申し訳ないですけれども、通報があって調査を形としてはしたけれども、一月の二十九日通報があった後、三月の六日から立会調査がスタートするわけです、再開するわけです。再開をしますが、それは、頻度は増えています。頻度は増えているけれども、加工日を教えてもらっ...全文を見る
○福山哲郎君 第三者委員会は、それは政府の責任でやってください。しかしながら、我々は国会の場にいる者として、これだけ不審なものが出てきて不透明な状況の中で、第三者委員会はそれは政府の責任でやればいい。しかし、国会は更に継続して開会をしていただいてこの問題については徹底的に追及して...全文を見る
10月15日第170回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山哲郎でございます。質疑をさせていただきますので、閣僚の皆さん、よろしくお願い申し上げます。  総理にお伺いしたいことがあったんですけれども、最初、冒頭、昨夜ニュースが飛び込んできまして、中国産冷凍インゲンから残留農薬基準の三万四千五百倍の有...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。速やかな対応をお願いします。中国ギョーザの問題がまだ記憶に新しい状況で同じような事態が起こったということは政府としても重く受け止めていただきたいと思いますし、食の安全は後で質問の中でさせていただきますので、次に移りたいと思います。  総理、就...全文を見る
○福山哲郎君 これが総理の論文です。(資料提示)国会の冒頭、堂々と我が自民党の政策を小沢代表にぶつけ、その賛否をただした上で国民に信を問おうと思うと。余り国民の前には明らかになっておりませんが、中には、その次の後には、発射台としてまず国民の審判を仰ぐのが最初の使命だと思うと書いて...全文を見る
○福山哲郎君 二十一日。
○福山哲郎君 要は、総裁選の投票の前にもう書き出されていたということなんですが、この中に面白いことが書いてあるんですね。福田総理が辞められるときに、首相官邸の執務室に呼び込まれ、細かく政治日程が書き込まれたスケジュール表を見せられ、この日程で総裁選を断行してほしいと言い渡されたと...全文を見る
○福山哲郎君 まあ昨日辺りからにわかに月末解散を視野という新聞報道が出だしていますから、余り変化がなく、結局この論文に近い状況で解散が行われるのかもしれないという情勢が出てきておりますけれども、現実の問題として申し上げれば、総理はこの文章の中で今次総選挙という言葉を実は六回も使わ...全文を見る
○福山哲郎君 私は京都ですが、京都も景気は、経済はよくありません。特に北部、南部、地方は本当に悪い状況になっています。都市部の中でも商店街を含めて非常に厳しい状況になっています。  ただ、我々は、だから補正予算には基本的に衆議院の方で賛成をしました。参議院は今議論していますから...全文を見る
○福山哲郎君 それでは、総理の言われる景気対策は一体いつ、どのような規模で出されるおつもりですか。
○福山哲郎君 言葉じりをつかまえるわけではありませんが、総理が二次補正は使われないと言うから、私は景気対策、経済対策はいつされるかと言ったら、今二次補正と言われたので、混同しているので若干訂正していただけますか。
○福山哲郎君 景気対策。
○福山哲郎君 そうすると、いつ政府・与党内では、まあ与党なのかもしれませんが、まとめられるおつもりですか。
○福山哲郎君 そこには定額減税は盛り込まれる予定ですか。
○福山哲郎君 合意は了解をしておりますが、その定額減税を盛り込まれた経済対策、景気対策はいつ提出されるのかとお伺いをしています。
○福山哲郎君 いや、その盛り込まれているのは分かりますが、今回の補正予算案には入っておりませんから、総理の言われている景気対策の中に盛り込まれるんだとしたら、その定額減税はいつ、どのぐらい、いつ盛り込まれるんですかと。
○福山哲郎君 与謝野大臣は私は大変良識的な政治家だと思っておりまして、まさにそのとおりで、税調での税制改革が端緒に就いたと昨日おっしゃいました。端緒に就いた時点で定額減税を盛り込むと。だから、平成二十年度中だということは、現実には税制改正は年末に行われますから、この臨時国会にはそ...全文を見る
○福山哲郎君 大変重たい議論でしたね、今のお話は。今国会中には間に合わない。総理はそれでよろしいんですね。
○福山哲郎君 お伺いをしますが、そうすると、検討は今年度中に出されるということだから今臨時国会のところでは明らかにされるかどうか分かりませんが、その定額減税、昨日もお伺いを直嶋政調会長がされましたが、財源規模はどのぐらいのおつもりか、今のところで結構ですのでお示しをいただけますか...全文を見る
○福山哲郎君 斉藤大臣、公明党の幹部の方々が定額減税の規模は二兆円超だという見解をあちこちでお示しをされておられます。斉藤大臣としては、今のお二方の答弁を聞かれてどのような見解をお示しをいただけますでしょうか。
○福山哲郎君 そうすると、公明党の政調会長や公明党の代表が二兆円超と言われていることについてはまだ政府内では検討の段階ではっきりしていないということでよろしいですね。
○福山哲郎君 総理にお伺いしたいんですが、実は定額減税の規模は明らかになっていない。それから、これ与党合意でいうと、例の二分の一年金の国庫負担の問題についてはちゃんと入れると書いてあります。それから、例の高速道路の減額の話も出てきています。相当財源規模が大きくなるというふうに思っ...全文を見る
○福山哲郎君 総理が言われた、法人税収が落ちるかもしれないからそこは赤字国債の可能性があるというのは、一つの私は識見だと思います。しかし、お金には色が付いておりませんので、法人税収を埋めるために赤字国債を発行すると言いながら、結果としてそれが今申し上げたような財源の要るものに回る...全文を見る
○福山哲郎君 選挙が近いとも言われていますし、先送りするとも言われていますが、先ほど非常に重要な、この臨時国会ではいわゆる景気対策の問題は出てこないということをある程度与謝野大臣が明確にされて、麻生総理も認められました。  そうすると、次の選挙があるとして、まあ近々あるわけです...全文を見る
○福山哲郎君 違います。どれくらいのものではありません。要は、今の時点で国会の場でも明らかになっていないわけです、財源も規模もですね。そのことについて、選挙で戦う自民党の政権公約にはしっかりと盛り込んでお示しをいただけるんですねと確認をさせていただいているんです。
○福山哲郎君 違うんです。私は単純なことを聞いているんです。そこには、今申し上げた与党の合意の中にある財源やその規模等についてきっちりと明示を、今、国会の中でも明示をいただいていないわけですから、選挙のときには当然国民にそのことを明示いただけるんですねと確認をしているだけです。
○福山哲郎君 税制改革の議論が済まなければ……(発言する者あり)
○福山哲郎君 そこは書けるかどうかは分からない。衆議院選挙のマニフェストというのは……
○福山哲郎君 政権公約というのは、向こう四年間の選挙後何をするかの議論を国民に問うものです。そして、目の前の税制改革や定額減税の規模をまだまとまっていなければ書けるかどうかは分からないという答弁は私は全く納得ができませんが、総理、そんなことはないですよね、自民党さんは。
○福山哲郎君 委員長、お願いがあります。指名はなるべくすぐにしてください。お願いいたします。時間がないので。(発言する者あり)  総理、総理の論文、これ見てください、総理の論文ですよ。(資料提示)何をさておいても、従うべきは国民の信なのである、それでなければ政権公約もただの紙切...全文を見る
○福山哲郎君 私は、景気対策については否定も肯定も先ほどからしておりません。総理がやるとおっしゃるから、いつだと言われたら、来年、今年度中で、この臨時国会には間に合わないと言われたから、ひょっとしたらその間に選挙があるかもしれないので、そのときには税制改正の中身も与党合意の中の財...全文を見る
○福山哲郎君 私、どうしてもこれはお伺いしておきたいことがあるので聞きます。  私は景気対策も重要だと思っています。現下の金融危機に対して中川金融・財務大臣が本当に早い対応をしていただいたことも心から感謝をしているし、敬意を表しています。ただ、私は、今現下の景気対策が重要だと言...全文を見る
○福山哲郎君 政治は優先順位の問題だと思います。この半年間でガソリンが百八十円まで上がったことにおける、国民経済がどれほど疲弊をしたかについての反省が全くないと私は思っています。  更に申し上げますが、昨日の話の続きですが、中川財務大臣、中川財務大臣のこの中央公論ね、私、昨日、...全文を見る
○福山哲郎君 麻生総理は、昨日も御紹介をさせていただきましたけれども、国民皆年金といううたい文句はもはや死語だと言われました。財務大臣が、社会保障体制としてはどう見ても失格であると言われました。厚労大臣、どう思われますか。
○福山哲郎君 そうやって何言っているかよく分からない答弁をされるから国民は惑うんですよ。新しい内閣の総理と財務大臣が基礎年金税額方式だと言って、今の年金はもう使い物にならないと言われている。厚労大臣に言ったら、何だかどっちがいいのかよく分からないと。何なんですか、これ、厚労大臣。
○福山哲郎君 この年金制度は、強行採決をして政府・与党が決めて動かしているんです、今。それは、一議員がいろんな提言するのは悪くない、それはそうかもしれませんが、今総理と財務大臣なんですよ。今もし舛添厚労大臣がそうおっしゃるんだったら、逆に言うと、次の選挙までに自民党は年金制度をど...全文を見る
○福山哲郎君 我が党は、少なくとも年金については一貫して国政選挙のたびに主張してまいりました。更に申し上げれば、年金の問題は本当に、大臣言われたように、国民とともにちゃんと与野党超えて考えなければいけませんが、自民党のスタンスが実ははっきりしないんですよ。自民党、まとめてきてくだ...全文を見る
○福山哲郎君 それなら、自民党の党員全部で総意で年金制度をまとめて衆議院選挙に提示をしていただくようにお願いをします。我々は、けんけんがくがく党内の議論をしてこのことをまとめていますので、そのことを申し上げます。  更に申し上げます。  これ、小さいですけれども、(資料提示)...全文を見る
○福山哲郎君 あなたは国会の答弁で何度も、国民皆保険を守るためにどのような制度にするのか、この制度の根幹部分については基本的に維持した上で国民のためにこの骨格をと。そして、この根幹とか骨格は七十五歳で区切ることを何度も主張されています。これは全くその骨格が揺らいだ話ですね、どうで...全文を見る
○福山哲郎君 これ、九月の二十日に厚労大臣は発言をされましたが、総理、九月の二十日の次の日、二十一日に総理が総裁選挙で与党として抜本的に見直す必要があるとおっしゃったんですが、この総理の発言は発言の前に舛添厚労大臣と相談をされた結果ですか。
○福山哲郎君 じゃ、テレビ出演前に麻生当時の総裁候補と相談した事実は舛添大臣もお認めになられますね。
○福山哲郎君 実はこのときはまだ福田内閣なんですよ。あなたは福田内閣の厚生労働大臣なんです。そして、後期高齢者医療制度を導入をして、そして、国民がこれほど悲鳴が上がっているにもかかわらず、説明不足だと、説明が足りないと何度もあなたはあちこちで発言をされ、制度の根幹部分は維持をする...全文を見る
○福山哲郎君 いいですか、それなら一人の議員に立ち戻って提言をしてください、間違いでしたと言って。何で福田内閣の一員が福田総理にも町村官房長官にも相談もしないでこんなこと話すんですか。  斉藤大臣、連立組んでおられる公明党は相談を受けられましたか。
○福山哲郎君 山口政調会長は、テレビで私は何も聞いていないとおっしゃられました。斉藤先生いい方ですから、かばわれるのは分かりますが、公明党として聞いていないんだったら聞いていないと言わないとやっぱりまずいですよ、これは、連立の責任があるんだから。  もう一度お答えください。
○福山哲郎君 本当に抑制的な、良識的な方ですよね。  これは私は、内閣の中で失礼だとか、舛添大臣けしからぬと申し上げたんじゃないんですよ。このことは国民に対する背信行為なんです。ずっと厚労大臣としてあなたは説明をしていた、国会で。それは国民に説明をしていたのと同じなんです。とこ...全文を見る
○福山哲郎君 被扶養者からの二百万……
○福山哲郎君 被扶養者からの徴収開始された、今日から徴収開始された二百万人は、例の厚労省が言っている、政府が言っている七割以上が減額されているという方々に数字は入っていますかと聞いているんです。
○福山哲郎君 この人たちは、単純に増額ですよね。
○福山哲郎君 七割以上が減額と言われている主張は、世帯の七割ですよね。
○福山哲郎君 あなた今、個人個人分離する制度に変えたと言ったじゃないですか。そしたら、個人個人分離してだれが増えたのかと言ったら、何割以上かじゃお答えください。今の二百万に入っていないんですよ、七割の中には。一体どのぐらいじゃ個人で増えたのか、何割増えたのかをお伝えください。
○福山哲郎君 じゃ、個人でどのぐらい現実に増えたのか、数出していただけますか。世帯ごとの七割というのは、どう考えても我々は信用できないし、今の二百万人もその中に入っていないんです。  どう考えても、厚生労働省は都合のいい数字で、七割以上は減額している、減額しているって、与党の政...全文を見る
○福山哲郎君 いつまでに検討いただけるんですか。
○福山哲郎君 じゃ、七割が減額されているということに関しては、今ここで訂正をいただけますね。少し国民にミスリードしたということは認めていただけますね。
○福山哲郎君 そうしたら、もう一度確認します。  七割の人が減額をされているということは絶対ありませんね。そのことだけ認めてください。
○福山哲郎君 では、一体どのぐらいの数が現実に増えて、減額されている人がどのぐらいの数か。個人の制度にしたわけですから、そのことについて明確にお示しをいただきますように、早急にお願いしたいと思います。  じゃ、厚労大臣、あなたが言われている制度の見直しの私案、これはどんな位置付...全文を見る
○福山哲郎君 その検討会の位置付けはどういう位置付けですか。
○福山哲郎君 そこで例えばですが、検討会で物事がまとまっても、あくまでも私的なものですから、政府の案になるわけではありませんよね。
○福山哲郎君 与党の連立合意にあります「長寿医療制度については、高齢者の心情に配慮し、法律に規定してある五年後見直しを前倒しして、より良い制度に改善する。」というのは、この舛添さんの検討会とは全く別ですね、今の話ならば。それでいいですね、総理。
○福山哲郎君 もう一回。
○福山哲郎君 総理、総理は一年程度で見直すとおっしゃっているんですが、舛添大臣の私的な検討会、これはまあまとまっても、それは政府の政策になるかどうかははっきり言って分からない。与党も一体どこで今議論されているのか見えない。これね、このまま宙ぶらりんのままで中途半端な見直しだみたい...全文を見る
○福山哲郎君 大変失礼な話ですが、強行採決をしてこの問題を無理やり作って今年の四月から用意ドンして、そしてそれに対して大臣がいろいろ言って、選挙が近くなったらこんな三原則みたいなものが出てきて、で、一年掛けて検討しますというのは余りにも失礼じゃないかと私は思うんですが。やっぱりこ...全文を見る
○福山哲郎君 隅々って、あなた……
○福山哲郎君 今のは部分修正っていうんですよ。そんなことは工夫したらできるんですよ。  いいですか、この制度始まって、何が新しいものですか。この制度は四月にスタートしているんですよ、新しい制度なんですよ。何が新しいものができたら新しくすればいいじゃない、そんな無責任なことないで...全文を見る
○福山哲郎君 いろんな意見があったんだと思いますが、このいろんな苦情は多い方ですか、少ない方ですか。
○福山哲郎君 あえてクレームがどのぐらい来たのかは聞きませんが、これに、このお客様の、例えば時間を延長して四十五分も自民党総裁選挙の放送をした、やり過ぎではないか、意図は何かというあるお客様の答えに、NHKのその窓口のコミュニケーターという方が、意図はもう明白ですよ、自民党の総裁...全文を見る
○福山哲郎君 私は、このコミュニケーターの方が多分特殊な方だと思いますから、余りそのことをもって殊更に申し上げる気はありませんが、これから本当に選挙が近くなるかもしれません。NHKはやはり国民の皆さんの信頼度高いと思います、いろんな不祥事があっても。だから、NHKとしてはそこは非...全文を見る
○福山哲郎君 是非よろしくお願いをしたいと思います。  それでは、現下の金融状況の対応についてお伺いします。  先ほど申し上げましたように、私は、政府が早々にこの金融の危機に対して対応いただいたこと、また中川財務大臣の蔵相会合における御発言等々、また麻生総理の御発言等も含めて...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  もう今、大体お答えをいただいたと思いますが、日銀の今後の役割と、あと政府との連携等について、もし総裁何か御答弁あればお答えいただければと思います。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  大変危機のところでございますので、総裁におかれましてはお忙しいと思いますので、これでどうぞお引き取りいただければと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。  幾つかだけ提言というか、財務大臣にお伺いしたいことがあります。  リーマ...全文を見る
○福山哲郎君 私は、殊更にこの国債の払込みが行われなかったことに対して国債マーケットを混乱させる意図は全くありません。このことに対して影響が軽微だったことも、軽かったことも財務省や金融庁からも承っております。  しかしながら、大臣、こういった払込みが行われなかったことというのは...全文を見る
○福山哲郎君 そのぐらいプライマリーに参加をしている企業というか銀行や証券は、それなりの信用度があったと。そこが現実に払込みが行われないような状況が起こったと。現実にリーマンが落札したいわゆる債券をいろんな形で、返却や購入を含めて全体としてのフェールが約二兆一千六百二十億円発生を...全文を見る
○福山哲郎君 資金繰りの話はある程度用意していただいているのは分かりますが、例えば九月の十五日に業務停止命令があって十六と二十二日が払込日なので、このことは想定できたのではないかと私は若干思っているんですが、そこはいかがでしょうか。
○福山哲郎君 プライマリーから外されたのはもう当たり前の話ですが、ただ二十四社がプライマリーに今いらっしゃるわけですけれども、現実にこういうことが起こらないことが一番でございますが、万が一のときにどのような対応策を考えられるかも含めて、やっぱり国債は信用が重要です。  軽微な、...全文を見る
○福山哲郎君 我々も、財務大臣が言われるように、金融機能強化法の問題については復活をしていただきたいというふうに主張しておりまして、早く中身とそれから法案なりを整備をしていただきたいと思っていますが、この金融機能強化法については一体いつ、どのような内容で今御検討されているのか、お...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。時間は急いでいただきたいと思っています。  もう一点、実は配当課税の問題です。  自公合意の中で、実は来年の一月から上場株式の譲渡益及び配当への課税が非常にややこしい制度になっています。五百万以上とか百万以上については、それ以上のものは確定...全文を見る
○福山哲郎君 ここは、金融と財政担当の大臣が一緒になったことの利点として生かしていただきたいと思います。つまり、そこで何かどっちにも引っ張られて決まらないとかいうのではなくて、そこは政治決断をしていただくことが重要だと思っていまして、麻生総理、いかがですか。
○福山哲郎君 もうちょっとはっきり言ってください。もう少し明確に言ってください。
○福山哲郎君 是非、その確定申告どうのこうのというのだけは、もうとにかく外していただきたいと思っています。  もうこれで次行きます。ちょっと時間がなくなってきました。食の安全でございますが、どれから行くかな。  総理、実は汚染米の問題で、業者が一義的に責任があると、農水省も責...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、リスクがありますから、ミニマムアクセス米を輸入する業者が少なくなる可能性はありませんか。
○福山哲郎君 とにかくそのことについては、コストが余り税金等を使われないようにお願いをしたいと思います。  それから二つ目、ごめんなさい、もう具体的なもので行きます。問題の三笠フーズです。汚染米が流通しました。私の地元の京都の保育園の園児がこれを食べました。野田大臣が行っていた...全文を見る
○福山哲郎君 では、農水省本省から各地方農政事務所に対して早く汚染米を売れと指示したことはありますか。
○福山哲郎君 総理、いいですか。農水省から三笠フーズを紹介をして、早く売れと地方に督促を出して、そして早くやれやれと売りに行っていたんです。これが実際なんです。だから、三笠フーズが一義的に悪いのは分かっているんですけれども、現実の問題として、農水省と農政事務所は検査をいいかげんに...全文を見る
○福山哲郎君 更に言えば、この通報後、立会検査の数、お手元にありますが、この二〇〇七年一月からというのは通報後なんですけど、三笠フーズそれから浅井、太田産業、全部実は、回数増えているんですよ。これ、何で回数増えたんですか。
○福山哲郎君 この立会いは全く機能しなかったことはもう世の中明らかなとおりです。  今回、僕びっくりしたんですよ。この九十六回のうち、通報後の四十九回、大体平均すると二人から三人、検査に行っているんです。この検査、二時間ぐらいの検査、日当出ていますよね。事実をお答えください。
○福山哲郎君 何も機能しなかった、行って。実はこれ、済みません、もう一個つまらないことを聞きます。公用車利用されていますよね。
○福山哲郎君 地方の農政事務所が、こういった指示が出て通報があって立会いに行っているのに、全く見付けられなかった。報告書全部見れば、十時から十二時、相手の指定された時間に行って、相手の指定されたものを見て、大丈夫だと言って報告書を書いてきた。公用車を使って行って、二時間座って行っ...全文を見る
○福山哲郎君 この旅費はどこの会計から出ていましたか。
○福山哲郎君 これも特会か一般会計か使い分けしているんですよ。よく分からぬのですよ。つまり、特会がある種の自由な財布になっている、これも大臣、お認めいただけますよね。
○福山哲郎君 私、もう時間がなくなったので、もっとお伺いしたいこといっぱいあったんですが、一つは、農水省が公表されましたいろんな流通経路。一番、実は消費者のところ、先ほどの保育園とかから、それから現実には非常に上流のところ、三笠に近いところまで一遍にやられました。これの法的根拠を...全文を見る
○福山哲郎君 これですね、何も分からずに仕入れたところ、それから実際に在庫として置いてあって全く使用していなかったところ、これは危ないなと直感的に感じて、もう全く使用しないで廃棄処分を自費でやったところ、いろんなところがあります。それを一遍に公表されたおかげで大変な風評被害が起こ...全文を見る
○福山哲郎君 何もしなかった結果、これだけまた税金を使い、国民に迷惑を掛けています。  もう私質問をやめますが、ほかにも言いたいことたくさんありました。消費者庁の議論が出ていますが、今回の垂れ込みでいうと、食糧法に、マニュアルに農水省はしましたので、実は消費者庁ができても実は検...全文を見る
○福山哲郎君 終わります。ありがとうございました。(拍手)
11月13日第170回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。よろしくお願い申し上げます。  まず冒頭、斉藤大臣におかれましては御就任おめでとうございます。是非積極的に環境行政を推進をいただくように心からお願いをしておきたいと思います。  さきの予算委員会では私は環境には関係ないことを...全文を見る
○福山哲郎君 環境省並びに環境大臣からは、そういう御答弁を私はもう毎度毎度いただいております。  現実問題として、原発の稼働率が低下をして排出係数が変わったと。確かにそれなりにお気の毒な点はあったと思いますが、じゃ、いつまでそういうことに頼りながら温室効果ガスの減少に対してコミ...全文を見る
○福山哲郎君 前向きな答弁をいただきましてありがとうございます。  まあ、出た結果ですから、より効果のある対策を新たに講じていただくように心から希望します。  アメリカではオバマ氏が新大統領に選出をされました。御案内のように、ブッシュ政権ができてすぐに京都議定書の離脱を発表さ...全文を見る
○福山哲郎君 大臣のお言葉ですが、我々の方向性と軌を一にするかどうかは、まだ日本政府の対応ははっきりいたしておりません。  今キャップ・アンド・トレードの導入をオバマ大統領が目指しているという表現がありましたが、そのことについて日本の政府としては対応が決まっているわけではないと...全文を見る
○福山哲郎君 それは、政府のこれまでの見解を変えたということですか、寺田さん。鴨下大臣はこれまでずっと、セクター別アプローチは国別総量目標を代替しないと国会の場で我々に明言をされておられました。そのことについては、政府の見解を変えたなら変えたと言っていただかなければいけませんし、...全文を見る
○福山哲郎君 大臣のお立場は理解をいたしました。  実は、政府がついこの間ですが、中期目標検討委員会というのを設置されました。来年のしかるべき時期に設定をするということなんですが、大変実は個人的なことで恐縮ですが、私は遺憾に思っています。  昨年のちょうど十月に福田総理と当時...全文を見る
○福山哲郎君 これまた実は斉藤大臣の所属されている公明党さんは中期目標の設定は強く主張されていますので、まあいつまで言ってもこれのれんに腕押しなので私もあれなんですが、言ってもせんないなと思っておるんですが、こういうやっぱり中期目標は必要です。  一つだけ確認をしておきます。 ...全文を見る
○福山哲郎君 今、微妙に斉藤大臣はうまい答弁をされたと私は思っているんですが、要は検討委員会の出てくる数字は確かに選択肢を提示をするとしても、その中で政治的に決める範囲は、このオールドAWGで日本が合意をしている二五から四〇の幅が視野に入っているから、当然、その幅の中に入ると判断...全文を見る
○福山哲郎君 ですから、選択肢が提示をされた後、政治的な決着もそこの幅だというふうに思っていいですね。
○福山哲郎君 そこの、私自身のお考えは、大臣、大臣の意思としてお伝えをいただきたいんですよ。そうでないと政府内でどういう議論がされるか見えないから、国民からは。その決定がどうなるかは、政府内の調整があるのは私も理解をします。しかし、現職の環境大臣がどういう意思で今立ち位置をいらっ...全文を見る
○福山哲郎君 大変、言える範囲でおっしゃっていただいたと思いますので、そこは私も評価をさせていただきたいので、是非頑張っていただければと思います。  もう時間があと十分になりました。駆け足でいきます。  先月成立した本年度補正予算に、住宅用の太陽光発電に対する補助金が導入をさ...全文を見る
○福山哲郎君 実はお手元にお配りしたペーパーは各メーカーの単位でございますが、これ実は工事費と附属機器が込みでございます。これ、例えば雪国だとかへき地だとか三階建てだとか、そういった状況によって工賃が変わります。もっと言えば、そこの地域の人件費も差異がもちろんございます。  こ...全文を見る
○福山哲郎君 価格をもし低下させることが目的で、国民に広く普及するんだったら、補助率を上げればいいだけの話です。現実の問題として、メーカーの価格を下げることを政府が誘導するなんというのは傲慢以外の何物でもありません。この国はいつから価格統制をする国になったんですか。例えば、液晶テ...全文を見る
11月19日第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○福山参議院議員 ただいま議題となりました後期高齢者医療制度の廃止等及び医療に係る高齢者の負担の軽減等のために緊急に講ずべき措置に関する法律案につきまして、その提案の趣旨及び主な内容を御説明いたします。  本年四月一日より実施された後期高齢者医療制度その他の高齢者の医療の確保に...全文を見る
○福山参議院議員 冨岡委員の御質問にお答えする前に、一言申し上げさせていただきたいと思います。  各党提案者を代表いたしまして、昨日の事件でお亡くなりになられた方々の御冥福を心からお祈りをし、また、おけがをされた方の一日も早い回復を御祈念申し上げたいと思います。さらには、事件の...全文を見る
○福山参議院議員 委員の先生からの強い主張でございますが、我々、対案の用意はございますが、いつ解散していただけるのかわかりません。我々はもともと、きっちりと廃止をしていただいて、来るべき衆議院選挙に向けてマニフェストで国民にお約束をさせていただく予定になっております。  現実の...全文を見る
○福山参議院議員 お答えをさせていただきたいと思います。  年齢で区分けをしない、天引きを強制しない、世代間の反目を助長しない、後期高齢者医療制度にかわる新制度を創設するという舛添厚労大臣のいわゆる三原則は、この間、私は国会の予算委員会でやりとりをさせていただいたところ、まだ、...全文を見る
○福山参議院議員 緊急避難措置でございますから、我々としては速やかに新たな制度を構築していきたいというふうに思っておりますが、それこそそれは、政権をとらせていただいて、我々自身が法案等も作成をしなければいけませんし、それこそ政権をとった暁には、与野党でどのように合意形成をしていく...全文を見る
○福山参議院議員 私も、先生の御指摘をいただいて、当時の菅大臣の答弁を確認しました。一つの例示として言われているというふうに私は思いました。  それから、先ほどの年金の天引きの話は、櫻井議員が答弁をさせていただいたとおりでございますが、私どもといたしましては、党内の議論の中で、...全文を見る
○福山参議院議員 今先生から、この委員会でさらに継続して審議をと言っていただいていること、心から感謝を申し上げたいと思います。  今御指摘をいただいた資料につきましては、一応、野党四党でこれは共同提案として法案を出しておりますので、民主党の工程表の提出については、野党の皆様とも...全文を見る
12月18日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○委員以外の議員(福山哲郎君) 森委員にお答えをさせていただきたいと思いますが、まずは冒頭、発議者を代表いたしまして、この雇用関連四法案、民主党と社民党と国民新党で共同提案をさせていただきましたが、与野党各党の皆様には、審議をしていただきますことを心から感謝を申し上げたいというふ...全文を見る
○委員以外の議員(福山哲郎君) 坂本委員にお答えをさせていただきます。  坂本委員の御意見は御意見として拝聴させていただきますが、先ほど議院運営委員会で強行採決と言われたことに関しては、採決を強行したわけではございません。採決は、ちゃんと自民党の先生方も出席をされた上でのきちっ...全文を見る
○委員以外の議員(福山哲郎君) 可能性としては、法案は成立する可能性はあります。我々はあくまでも成立を目指しております。(発言する者あり)理事の方、不規則発言をしないでください。
○委員以外の議員(福山哲郎君) いいですか、我々は法案成立を目指して提出をして、今審議をお願いをしているところでございます。それに対して、法案成立の見込みがないのにというのは非常に失礼な発言だというふうに私は思っております。  それから、もう一点だけ申し上げます。なぜこの時期に...全文を見る
○委員以外の議員(福山哲郎君) いろいろ政府は書いてはあるんですが、補正予算も法案も提出をされないから我々にはこの中身を審議する場がないんです。我々は、緊急を要しておりますので、そのことについて法案を提出をさせていただいて、いち早くこのことを成立の運びにしたいという思いでございま...全文を見る
○委員以外の議員(福山哲郎君) 済みません。質問に答えさせていただきたいんです。(発言する者あり)
○委員以外の議員(福山哲郎君) いや、先ほど質問いただいたことです。(発言する者あり)
○委員以外の議員(福山哲郎君) 質問に対する答えでございます。(発言する者あり)いや、した、した、した、したの、したの。
○委員以外の議員(福山哲郎君) したの、したの。先ほど……
○委員以外の議員(福山哲郎君) いや、した、した、した。
○委員以外の議員(福山哲郎君) されたことでこちらが答えられなかったことがあるので……(発言する者あり)
○委員以外の議員(福山哲郎君) はい、そうです、そうです、そうです。
○委員以外の議員(福山哲郎君) いや、ちゃんと、ちゃんと……(発言する者あり)違うんです。ちゃんと……(発言する者あり)
○委員以外の議員(福山哲郎君) ちゃんと御説明します。(発言する者あり)
○委員以外の議員(福山哲郎君) した、した、した、したんです、されたんです。
○委員以外の議員(福山哲郎君) いや、します。
○委員以外の議員(福山哲郎君) はい。  先ほど、先ほど坂本先生が……(発言する者あり)
○委員以外の議員(福山哲郎君) 坂本先生が我々の……(発言する者あり)
○委員以外の議員(福山哲郎君) はい、結構です。
○委員以外の議員(福山哲郎君) 違うよ、質問されたの。
○委員以外の議員(福山哲郎君) はい。  坂本先生が、坂本委員が質問通告はなかったけれども質問をされたことがございましたよね。坂本先生が質問通告がなかったのに……(発言する者あり)
○委員以外の議員(福山哲郎君) ごめんなさい。済みません。少し混乱をしておりますので、演説を延々とされるのか質問をされるのか分からないし、先ほど質問をされたことに対して、事前通告がなかったのでこちらが答えられなかったことに対して今答弁をさせていただきたいと言ったら、今度は答弁は要...全文を見る
○委員以外の議員(福山哲郎君) とにかく、雇用の安定、派遣労働者の雇用の安定や障害者の就労機会の維持拡大につながる等も含めて、もうとにかく今の雇用情勢が悪化をしているということは我々自身としては大変問題意識を持っています。  坂本先生がおっしゃったのは、ハートフル法案の話ですか...全文を見る
○委員以外の議員(福山哲郎君) 我々も改正案の準備をしているところでございまして、野党の皆様に御理解をいただきたく、今各党間で調整をさせていただいているところでございます。  とにかく、このまま派遣法の改正が行われないとやはり悪法のまま残る、労働者派遣法改正に対して我々は急務だ...全文を見る
○委員以外の議員(福山哲郎君) 優先順位の一番だと思っておりますので、そのように御理解をいただきたいと思います。  先ほどの質問についてはもう答えなくていいんですか。
○委員以外の議員(福山哲郎君) 小池委員のおっしゃるとおりだと思います。  是非、合意形成の努力をしていただいて、この法案に御賛同をいただきたいというふうに思いますし、先ほどから、先ほどから議論がありますように、いろんな課題を持っています。政府の今の取組について、先ほど国会で御...全文を見る
○委員以外の議員(福山哲郎君) ごめんなさい。  閣法で提出をするとなれば、三月以降の提出で、成立はまだいつか分かりません。現実の問題として、年末から来年度の決算に向けて非常に雇用が悪化する中で緊急的に対応したいというふうに思いますので、小池先生御指摘のとおり、是非合意形成に向...全文を見る
12月22日第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○福山参議院議員 村田委員にお答えをさせていただきます。  まずは、本日、衆議院で我々の提出をさせていただきました雇用関連四法案の審議にお入りいただきましたことを、与野党の委員の先生方に心から御礼を申し上げる次第でございます。  村田委員にお答えします。  我々といたしまし...全文を見る
○福山参議院議員 長勢委員にお答えをさせていただきます。  長勢委員におかれましては、長年にわたり労働行政に携わってこられました大変造詣の深い先生と承っておりまして、ぜひ御指導をよろしくお願いしたいと思います。  先ほど村田委員から御指摘があった点について一点だけ、事実関係だ...全文を見る
○福山参議院議員 委員にお答えいたします。  今まさに政府から答弁がありましたように、中小企業雇用安定助成金の創設について、我々も決して否定をしているわけではありませんが、答弁のとおり、被保険者期間が六カ月未満の者については、これは十二月二十六日の政省令改正ということですから、...全文を見る
○福山参議院議員 長勢委員にお答えいたします。  先ほど言われたように、政府の言っている六カ月未満の対象者については、これは被保険者が対象でございますから、派遣の方は入っておりません。派遣の方については、週二十時間以上についてやると政府は言われているんですが、政省令改正、私が聞...全文を見る
○福山参議院議員 実はこれは、派遣労働者の方、簡単に言うと雇用保険料を今まで払っていらっしゃらない方も適用しようというものでございますので、それはやはり余り長期間はふさわしくない。逆に、我々は、雇用保険の適用の対象者、雇用保険料を払っていただく方をふやすことによって、派遣の方もち...全文を見る
○福山参議院議員 短く御答弁します。  労働政策審議会の存在、そしてまた十二月の十何日かにも御議論いただいたと承っておりまして、私も議事録を拝見いたしました。  その議論の流れに私どももさお差す気はありませんし、その審議会は審議会で動いていただければ結構でございますが、政治の...全文を見る
○福山参議院議員 雇用を創出しなければいけないことはもとよりでございます。何ら否定することもございません。我々は、我々のマニフェストで、解散・総選挙になれば、どういった形で雇用をつくっていくか、新たに国民の皆さんの可処分所得をどうふやしていくか等については、国民にお約束をさせてい...全文を見る
○福山参議院議員 我々は、今臨時国会に、経済対策の一環として、余り言葉はいいかどうかわかりませんが、中小企業いじめ防止法案ということで、下請法の改正をして、今まさに長勢委員がおっしゃられたことを念頭に置きまして、下請に対する大企業の発注を不当に切られたりすることを防止する法律を実...全文を見る
○福山参議院議員 桝屋委員に御答弁をさせていただきます。  我々答弁者の意を酌んでいただきまして、大変ありがとうございます。  先ほどの長勢委員の質疑でもありましたが、我々は、重要な御指摘、積極的に取り入れる御指摘があれば、それは謙虚に受けとめていきたいと思います。何よりも重...全文を見る
○福山参議院議員 これは実は、政府が新規学卒者の内定取り消し者に対して雇調を使ってという議論は、一つのアイデアとしてはあり得ると私は思います。  しかしながら、これは、僕は大学の就職関係者とかに実はヒアリングをしました。これは一つの選択肢としてはあるんですが、新卒のこれから就職...全文を見る
○福山参議院議員 済みません、一つだけ。  新卒者に対して我々は何も考えていないわけではありません。そこは誤解がないように。  それからもう一点重要なことは……(桝屋委員「ちょっと委員長、やめてくださいよ、もう理解しているんだから、こっちは」と呼ぶ)
○福山参議院議員 被保険者以外の者に対しての保険適用については、政府も今前向きに、そのように準備をしていると言われています。だから今の御質問はそのまま、実は与党にもかかわりますので。  菅代表代行との関係については小林議員から。
12月24日第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○福山参議院議員 鴨下委員にお答えをさせていただきたいと思います。  委員におかれましては、環境大臣時代、大変御指導いただきまして、ありがとうございました。きょう衆議院で立場を変えてこうやって御答弁できること、非常に光栄に思います。どうかよろしくお願い申し上げます。  なぜ、...全文を見る
○福山参議院議員 お答えいたします。  済みません、実態の話をします。  今の内定通知も含めた労働市場は、私はもう大分年なので、昔と大分違っているみたいですが、四月の頭に一回山が来ます。要は、四年生になったときの四月の頭に一つ山が来て、昔はいわゆる就職協定みたいなものがあった...全文を見る
○福山参議院議員 お答えをさせていただきます。  決議の内容について、別に、それは理事会協議のものなので、私は実はまだ拝見をしておりませんのでコメントしようがありませんが、決議も法律も、それならば通したらいいのではないでしょうか。決議だけではなく、法律も通していただければと思い...全文を見る
○福山参議院議員 お答えをさせていただきます。  私は、提案者として、否決でもいいと申し上げたことは、この委員会の席上、一度もございません。それで、私は今でも、この場で成立をさせていただきたいという思いでいっぱいでございます。  確かに施行日は一月の年を越える法案もありますが...全文を見る