福山哲郎

ふくやまてつろう

選挙区(京都府)選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福山哲郎の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第183回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。よろしくお願いいたします。  まず、安倍総理、日米首脳会談、本当にお疲れさまでございました。予算委員会のさなかの外遊ということで、本当に総理は激務だと思っております。本当に御苦労さまでございます。また、五年ぶりの総理就任もお...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  今の御報告のように、当日の状況は、両事案とも警報が鳴り、特に一月三十日の事案にわたっては、私の聞くところによると二百人以上の自衛隊員がいたと。これ、ロックオンされている状況だというのは恐らく事前の自衛隊員のそれまでの訓練も含めて分かってい...全文を見る
○福山哲郎君 中国の意図については後でお伺いをいたしますが、この一月十九日の事案については、もうこれまでも報道ありましたように、翌日に総理に報告が上がっているはずです。一月の三十日の事案については、何と総理に報告があったのは二月の五日。これは、遅いというよりも何をしていたんだとい...全文を見る
○福山哲郎君 こんなものは、指示があるもないも、すぐに報告しなきゃいけない問題じゃないんですか。先ほどのあの緊張感の話というのは本当に大変なことだと僕は思いますよ。指示するとかしないとかの話じゃないでしょう。通常の指揮命令系統でこういったものは上げなきゃいけないと私自身は思ってい...全文を見る
○福山哲郎君 実は、防衛省、二月五日の資料は何て書いてあるかというと、一月の十九日はレーダーの照射が疑われる事案が発生していると。これはヘリに対するレーダー照射ですから、なかなか特定しにくいというのは私分かるんです。  でも、黒江さん、あれですよね、船同士は、照射されているとい...全文を見る
○福山哲郎君 まさに、十九日の事案があってちゃんとしっかり証拠を固めろと言われたから、あつものに懲りてなますを吹いた状態なんですね。イロハのイじゃないですか、これは。大変なリスクなんですよ、これは。  それともう一点。このことについては、これを言っても水掛け論になりますが、今後...全文を見る
○福山哲郎君 総理の御指示じゃないんですよ。あなたの職務としてそれはやらなきゃいけないんですよ。総理に上げるなんていうのは、指示じゃないです、当たり前の話なんですよ。そこがそもそも間違っている。  もう一点。今回の二つの事案がありましたが、防衛省が把握している限りで同様の事案は...全文を見る
○福山哲郎君 これは重要なんですけど、二月七日のある報道で、政府関係者が、当時の野田首相や岡田副総理に、こういった事実があったけれども、野田総理や岡田副総理は日中関係を悪化させたくないとの判断で公表を避けたという報道が出ました。これ政府関係者が語るといって報道が出たんですね。しか...全文を見る
○福山哲郎君 僕は、このことを官邸がやったなどということを邪推してここで決め付ける気は毛頭ありません。しかし、こういったことが度重なれば、安倍政権自身のいろんな記事に対しても不信感が起こります。私は、その関係者を調べ上げて何とか首を出せとか、そんな下品なことも言うつもりはありませ...全文を見る
○福山哲郎君 ただ、政府関係者が複数にわたって発言していると新聞に出ているということは、政府の関係者ということは、官房長官、責任があるということなんです。だから、そのことについて注意喚起をするので、どうですかとお伺いをしています。
○福山哲郎君 さっき総理がお答えいただいたことについて、もう一度お伺いします。  二回続けて、国連憲章上、武器による威嚇とも取られかねないようなゆゆしき事態が日中間で起こっています。総理のお立場上、答えられないというふうに私も考えますが、しかし、例えば本当に一部の軍の跳ね上がり...全文を見る
○福山哲郎君 極めて深刻に受け止めると言って踏み込んでいただいたので、それで結構です。しかしながら、この問題については、本当に私は、なかなか課題としては大きいと思っております。  一方、一月の十九日のレーダー照射については総理には報告が上がっています。そして、連立与党を構成され...全文を見る
○福山哲郎君 今非常に難しい表現をされました。  このレーダー照射事案という非常に大きな課題が一月の十九日にあったことについて山口代表にはお伝えをされましたかとお伺いしました。
○福山哲郎君 そのことに、言いにくいのも私も分かりますので、これ以上は突っ込みませんが、しかし、僕は山口代表が中国を訪中されたことをとやかく言っているわけではありません。ましてや、今の日中、懸案事項を抱えている、そのことは民主党政権も一定の責任を負っていると思います。前の政権も一...全文を見る
○福山哲郎君 私は、その事情は理解をしますが、一方で、十九日に照射があった、山口代表が行かれた、総理からの親書もあった。もし中国が、仮定の話ではお答えにくいかもしれませんけれども、何らかの意図があったとしたら、三十日に、本当に日本は何も抗議してこないのかどうかも含めて、もう一度、...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、駄目だよ、余りそういう、少し違うことを言っちゃ。  五時半ぐらいに、外務大臣、抗議どういうふうに行われましたか。
○福山哲郎君 これ、私の聞き及ぶところによると、中国・モンゴル課長から在京中国大使館参事官に電話で抗議しているんですよ。電話ですよ、総理、この事案で。こんなの速やかにじゃないんですよ、ばたばたなんですよ。記者会見を決めて公表すると、抗議していないと、抗議してからだと、連絡取ろうと...全文を見る
○福山哲郎君 さっきの大臣の答えとも違うんですけれども、要はどちらにしても課長レベルなんです。(発言する者あり)あっ、違うの。  とにかく、私が言うのは、じゃ、電話じゃなければ電話じゃなくても結構ですが、この事案で本当に課長レベルでいいんですか。私から言うと、このときの対応は、...全文を見る
○福山哲郎君 そんなことは聞いていないですよ。最初の初動の速やかに抗議したということと、そのレベルがこのレベルでいいのかということを私は総理に聞いているんです。
○福山哲郎君 これも水掛け論になりますが、現実はそういった状況だったということです。  二点目。これ、自衛隊ですけれども、自衛権の発動の要件は、現実の問題としていえば、我が国に対する急迫不正の侵害であること、この場合に、これを排除するために他に適当な手段がないこと、必要最小限度...全文を見る
○福山哲郎君 次に、証拠の取扱いについてお伺いします。  防衛大臣、なぜあなたは、テレビ番組で開示をすると言ったり、次の日にやはり慎重に検討すると言ったり、こういった大事な事案の発表をした後、すぐに証拠の問題についてそういった立場をころころ変えるような発言をされたんですか。
○福山哲郎君 大臣はテレビで発言しているんですよ、そういったことをにおわす発言を。その後、すぐに慎重にと言って次の日に訂正をされるんです。  私、実はあの報道が出たとき、危ないなと思いました。まず、こちらの情報探知能力が相手に知れる、それから、こういった事案が将来起こったときに...全文を見る
○福山哲郎君 でも、次の日に報道がいっぱい出ているわけですね。じゃ、あの報道は全て報道が間違っていると、大臣はテレビで出演して言われたのに言われるわけですね。  ただ、私は出さなかったことは良かったと思っているんです。しかし、尖閣事案が起こったときの自民党は、例のビデオの扱いを...全文を見る
○福山哲郎君 では、テレビ発言の検証も是非理事会でお願いしたいと思います。  そして、委員長、今申し上げたように、秘密会で結構でございますから、証拠の開示について理事会で御検討いただきたいと思います。
○福山哲郎君 そして、総理や防衛大臣が幾つも言われているように、再発防止が重要です。両国がエスカレーションするようなことは避けなければいけないと思っています。  そのために海上連絡メカニズムが必要だということも私も全く一〇〇%同意をします。しかし、この海上メカニズムの問題も、実...全文を見る
○福山哲郎君 全くそうなんです。二〇〇八年、福田政権から御努力をいただいて、去年一定の合意があったんですけど、その後まだ止まっているんです。それは我々の政権にももちろん責任があります。しかし、よく安倍総理が、民主党になってから外交敗北だとかいろんなことを言われます。しかし、尖閣の...全文を見る
○福山哲郎君 次にTPPについて移ります。  オバマ大統領とともに共同声明が発表されました。そのことについては本当に敬意を表したいと思います。ただ、様々なメディアで聖域なき関税撤廃を前提にしなくなったからと、だから参加に前向きだというふうに言われますが、私はちょっと抵抗がありま...全文を見る
○福山哲郎君 そうなんですよ、事前に約束なんかさせられないんですよ、一方的に、これは。センシティブ品目も各国議論をしているし、どの程度の除外品目を議論するかも、交渉上に議論が始まっているんです。だからこそ我々は早く交渉に入るべきだと言っていた。もちろん我々の党がまとまらなかったこ...全文を見る
○福山哲郎君 いや、そもそも前提になってないんですよ、聖域なき関税撤廃なんて。前提になってないものをわざわざつくってここに入れたと。だから、答えてください。全ての物品が交渉の対象とされることを総理は納得されたんですねと。第一パラが重要なんです。
○福山哲郎君 農水大臣、申し訳ありません、第一パラの全ての品目が交渉の対象とされることは、農水大臣は了解されたんですね。
○福山哲郎君 そうなんです。元々、全ての物品が交渉の対象とされることがTPPの交渉で、そして聖域なき関税撤廃を前提なんというのは元々ないんです。だって、それは交渉の中でやるわけですから。  これ、実は、菅政権のときに決めたTPPに対する基本方針です。センシティブ品目について配慮...全文を見る
○福山哲郎君 自動車について日米で課題があることをこれ認めちゃったんですよ、政府は。経産大臣、自動車は開放ちゃんとしてますよね、日本は。
○福山哲郎君 いや、日米で決めたことは、私は冒頭申し上げたように多としています。しかし、現実の問題として交渉のプロセスは何も変わってないということです。全然変わってない。  そして、自動車の開放度について経産大臣お答えになってない。
○福山哲郎君 それは非関税障壁も含めて当たり前の話だと思います。  私も昨年、党に戻った後、訪米して、USTRのカトラー氏とも会談をして、日本の自動車は開放しているじゃないかと言いました。それはあくまでもアメリカの国内事情だという話をしていました。  これ、でも、この共同声明...全文を見る
○福山哲郎君 農産品についてセンシティビティーを確認されたと言いますが、じゃ、具体的な品目については確認をされたんでしょうか。
○福山哲郎君 自動車と保険については、総理、事前協議の対象から外すというふうに新聞報道は出ていますが、それは事実でしょうか。
○福山哲郎君 そうすると、なかなか時間が掛かるんですよね。ここから先、二国間で自動車や保険の協議をすると。これ、総理、今年中にTPPの協議はまとめようと各国、主張しています。三月に会合があります。それから、五月、九月と一応今予定になっています。しかし、総理がたとえ参加表明をしても...全文を見る
○福山哲郎君 他方、自民党は多くの議員がTPP交渉参加に反対しています。例えば、TPP参加の即時撤回を求める会には約二百四十人の会員がいらっしゃいます。現職の大臣が五人、副大臣が十六人名前を連ねています。  民主党政権時、判断する材料が不足している、判断する情報がない、情報公開...全文を見る
○福山哲郎君 いや、のみ込む、のみ込まないは党の事情ですが、現実に参加すべきではない、反対だといって有権者に投票依頼をしているんですよ、これを見れば。そのことについてどう責任を取るのかと申し上げているんです。  もう一点申し上げます。  稲田大臣、あなたは、私的な会合でも何で...全文を見る
○福山哲郎君 関税の話だけじゃないですよ、日本文明の墓場だと言っているんですよ。  実は、防衛大臣も私とテレビに出たときには反対の立場で出られて、そのときは関税の話だけじゃないです、いろんなことを言われました。いろんなことを言われました。二国間はいいけれども多国間は駄目だとか、...全文を見る
03月21日第183回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○福山哲郎君 おはようございます。朝から御苦労さまでございます。  民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  私、内閣委員会で初めての質問でございまして、大臣がたくさんいらっしゃるので本当に大変な委員会だなと思いながら、今日は立たせていただきます。これまで環境委員会や外防し...全文を見る
○福山哲郎君 もう一度御質問させていただきますが、これ原因は、今の話は推測だと思いますが、復旧はどのようなプロセスで行われたんでしょうか。
○福山哲郎君 結局、使用済燃料プールのところが復旧するまで何時間掛かりましたか。
○福山哲郎君 私はここでそれが早いとか遅いとかという水掛け論をするつもりはありません。懸命に御努力いただいた結果だというふうに思いますし、何よりも、今回の停電が大過なくというか、現状、モニタリングポストも正常だと聞いております、そんなに線量上がっているとは聞いておりませんし、全体...全文を見る
○福山哲郎君 官房長官から重い言葉をいただきまして、ありがとうございました。是非よろしくお願いしたいと思います。  規制委員会も懸命に頑張っていただいていると思います。私は言葉じりをつかまえる気はないですが、一つ気になったのは、私、規制委員会の方に、というか規制庁の方に今回の事...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。是非よろしくお願いしたいと思います。  森大臣は福島の地元ですから、もうかなりこのことでは御苦労いただいたし、今回の停電でも恐らく、現地、地元のことを考えれば本当に心配をされたと思いますし、何よりも地元の皆さんがまたかということで心配をされた...全文を見る
○福山哲郎君 非常に丁寧に御説明いただいたので、大臣のお考え、私自身は理解をしました。我々も政権を維持できたとしたら補正予算を作ろうと思っておりましたし、成長戦略はやはり新たな実需をつくるために必要だといって昨年の七月に我々も作りましたので、そんなに大きな私も異論はないんですし、...全文を見る
○福山哲郎君 ロードマップ化もパッケージ輸出も我々議論していたので、我々も作っておりましたから、別に我々がなかったというわけではないと思いますが、逆に、もう少しやはりメルクマールを具体的にしていただきたいと。  今あるのは緩和のところで、インフレ目標二%は到達させるんだというこ...全文を見る
○福山哲郎君 これは事実関係ですので大臣にお答えいただくのか政府委員かよく分かりませんが、過去、九〇年代以降ですが、特に日本が低金利政策を実施以降ですけれども、国債を金融機関がある一定水準ぐらいまで一斉に売却をして金利が上昇した局面が事実としてあったかどうか、お答えいただけますで...全文を見る
○福山哲郎君 その期日、いつと、いつからかとお答えいただけますでしょうか。
○福山哲郎君 大臣、二〇〇三年のときはどのぐらい金利上昇しましたか。
○福山哲郎君 先ほど大臣が、国内セクターが保有しているから日本の国債は大丈夫だという議論には余りくみしないと、慎重にしなきゃいけないと御答弁をいただいたので、私は取りあえずは安心をしたんですが、実際に日本の金融機関が持っているから、日本のセクターが持っているから大丈夫だという議論...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  ほかにもいろいろあったんですが、次へ行かせていただきます。  官房長官、会見でしょうから、どうぞ御退席いただいて結構でございます。
○福山哲郎君 次、DV対策についてちょっとお伺いをしたいと思います。  先週、ストーカー事案及び配偶者からのDV事案について警察から発表がありました。ストーカー事案が一万九千九百二十件、ストーカー法施行後最多になりました。それから、配偶者からのDV事案の認知も四万三千九百五十件...全文を見る
○福山哲郎君 その議論はもうずっとやっている議論です。何らかの要件の上乗せが必要ではないかということを言っていただいていること自身が、私は法務省は少し前向きに踏み出していただいているんだというふうに思っております。  今の、配偶者なら発見しにくいけど交際者はというのは、本当にそ...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  積極的に検討させていただきたいという言葉をいただいただけでも、あとは議員立法で超党派の先生方に御協力をいただいてというふうに思っておりますので、お願いしたいと思います。  それで、実はこの配偶者からの暴力、この保護命令、すごく重要なんで...全文を見る
○福山哲郎君 来月と聞きまして、なるべく早くこれが是非議員立法の我々の議論の中に参考になるようによろしくお願いをしたいというふうに思います。  この保護命令ですけれども、大体保護命令出るまで平均十二日間掛かっています。実は、この十二日間という期間がちょっと長いんじゃないかと。そ...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  その審尋をしないでという状況は、今、三十件、十八件、十件と言われましたが、全体の保護命令の数は大体二千五百件なんですね。そうすると、その審尋をしない例が本当に適切な数なのかどうかというのは、これは議論の余地があって、だからこそこういった議...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  私、先ほど警察の対応が改善されたというふうに申し上げましたが、しかし改善されていない場面も何度もあります。ですから、そこのところは、今大臣言われましたように、しっかりと現場の警察官隅々まで意識を徹底していただいて、被害者に寄り添っていただ...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。
05月16日第183回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。今日は道交法の質疑ですので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。  一昨年の四月に、栃木の鹿沼でクレーン車の運転者が発作によって意識を消失をして、登校中の児童の列に突入して小学生六名が亡くなるという大変痛...全文を見る
○福山哲郎君 盛山政務官は本当に誠実にお答えいただいていると思うんですけど、まさに危険を承知で故意に運転して危険運転致死傷罪が適用されるなら、無免許だということも自分で分かっているわけですし、逆に言うと自分は無免許運転だから運転をすることが、まあ危険だという認識があるかどうかは別...全文を見る
○福山哲郎君 一定の結論が出てきたので、それは今回はこの第一歩だということで、それも去年から、おととしとあったこの痛ましい事故に対して法務省が動いてより重罰化をしたということで理解をしますが、より、やはりこれは一般的な市民感情からいうとなかなか今の説明では納得できない部分もあって...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  我々が対応させていただいたことをちゃんと今の政権も受け止めていただいていることに関しては感謝をします。  一方で、今それぞれの省庁言われたように、これ地域との連携が重要ですし、道路管理者と警察と学校側がばらばらに動いていると本当に効率的...全文を見る
○福山哲郎君 趣旨については先ほどの御答弁も含めて御理解いただいていると思いますので、それは立法府の責任だというのは御指摘のとおりだと思います。  少し話それるんですけど、京都市の学校のいわゆる用務員さんが、休みを返上して、実はこのぐらいの大きさの飛び出し坊やという飛び出しちゃ...全文を見る
○福山哲郎君 私は理解をしているつもりです。ただ、実際に申告が、精神文化は私も理解をしておりますが、現実には前の改正の後はなかなか申告が上がらなかったという実態もあります。  一方で、今回、医師による任意の届出制度を創設されましたけれども、逆に言うと、お医者さんの立場でいうと、...全文を見る
○福山哲郎君 今後ガイドライン等を作られると思いますので、そのときには関係団体その他医師会等々とも協議をしっかりされて、丁寧に対応していただきたいと思います。  もう一個だけで、もう時間がないので終わりたいと思います。  実は、人身事故については免許に対する行政処分が関係する...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございました。
05月23日第183回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  総理におかれましては、内閣委員会に朝一番から御出席をいただいたということで、心から感謝を申し上げる次第でございます。また、総理大臣が委員会に御出席をいただくことに御尽力をいただいた岡田筆頭を始め与党の...全文を見る
○福山哲郎君 この番号自体には性別や出生地や住所地などの属性を設けず、今まさに機械的に付番するような類いの話を甘利大臣されましたが、国民の中ではまだ懸念の声が上がっております。  今日、総理お越しをいただいたのは非常に重要なので、例えば最初の二桁は性別だとか次の四桁は住所地など...全文を見る
○福山哲郎君 せっかく総理来られているんですから、総理からお答えいただいた方が国民は安心すると思います。
○福山哲郎君 次に、マイナンバー制度にかかわる費用についてお尋ねしたいと思います。  これも一昨日の当委員会で我々の委員からの質問に対して、導入費用に二千七百億円程度、これ大変な金額です、ランニングコストは導入費用の一〇から一五%という答弁がありましたが、この一〇から一五%の根...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、私の聞き方が悪いのかもしれませんけれども、甘利大臣、さっきの千六百億は元々国側が、政府側の答弁にあります二千七百億円の内数ですか外数ですか、どっちですか。
○福山哲郎君 ありがとうございました。  また、もう一点、総務省から国費の要求をするということは、財政当局にこれは国費で扱ってくれということで、じゃ地方交付税措置をするということですね、個別の補助金とかではなくて。まあどちらにしても国が出すということで、自治体に財政負担は求めな...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、自治体に負担を掛けないということで、細かいことですから、これ、向井さん、その方向でいいんですね。
○福山哲郎君 分かりました。  次に、このマイナンバー制度のいわゆるよく議論されるメリットですね。これだけの多額の金額を掛けてコストを掛けて、メリットは何かという議論は、実はこの委員会でも本会議でもいろいろされました。定性的な議論はよく出てまいります。いろんな便宜上良くなるみた...全文を見る
○福山哲郎君 これ、まさに業務改善効果でございますので、その将来的な業務改善についてこういう形で、例えばそれぞれの自治体に導入された後の指針なり、こういう形で業務改善をしていくようなある種の方向性なり目標値みたいなのは必要ではないかと考えますが、大臣、どうお考えになられますか。
○福山哲郎君 我々としても、導入に当たっても政権時代に準備してきた責任はございますので、導入に当たってのプロセスについては我々自身もしっかりとチェックをしながら対応していきたいと思っております。  一方で、我々、先ほどマイナンバーと税と社会保障の一体改革が一体だという話を申し上...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  五回。これ、実は今まで何回やられてきたか全然、表になっていなかったのと、夏ごろまでにという時期を示していただいたのは非常に大きな前進だと思いますが、一方で、民主党はみんなの党さんの案を基本に参議院に歳入庁の法案を提出をしております。これは...全文を見る
○福山哲郎君 夏ごろというのは、実は参議院選挙も終わって国会も終わっているわけで、そのときに歳入庁の議論ができないので、できれば国会の中で委員会で議論をしたいというふうに思っておりますし、その中身も知りたいと思いますので、そこは是非お願いをしたいと思います。結果として歳入庁がうや...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、秘密交渉ではないという認識だということだと思います。  一方で、僕は余り今日細かいことを議論する気はありませんが、飯島参与が一人で行かれたこと、若しくは通訳を誰が付いて、メモはどう取ったのか、これはやっぱり外交交渉上非常に重要な点です。そのことについ...全文を見る
○福山哲郎君 委員会の審議ですので、若干お言葉には気を付けていただきたい。私は、拉致の重要性については理解していると冒頭申し上げているはずです。  ただ、総理が、映像が流れることも想定内だったと言われたので、それだったら海外にも伝わるんだから、それならば、核の問題で協力して制裁...全文を見る
○福山哲郎君 ちょっと困ります。  山本一太大臣にお伺いします。  お手元に、資料をちょっと大急ぎで配ってください。  自民党の総合エネルギー政策特命委員会、山本大臣が委員長だったときに、昨年の五月二十九日ですけど、今後のエネルギー政策の根本に安全第一主義を据え、特に原子力...全文を見る
○福山哲郎君 自民党の中で電力安定供給推進議員連盟というのが出てきていまして、速やかに安全を確認して、速やかに稼働させていくことが重要だとかいう話が出てきています。  安倍総理にも確認します。  この昨年の五月二十九日の特命委員会の、いかなる事情よりも規制委員会による判断を優...全文を見る
○福山哲郎君 それでいいわけですね、今のでいいわけですね、総理。今の変わらないは、大臣の答えと同じでいいわけですね。先ほど甘利大臣が答えられたときには大臣の言うとおりでいいとおっしゃいましたが、それでいいんですね。今、山本大臣答えられた。
○福山哲郎君 もう時間がなくなったので、もう一つ、二つ聞きたかったことがあるんですけど、なかなかしっかり質問に答えていただけなかったのは残念ですが、総理、外交大変ですが、御健闘、頑張ってください。  ありがとうございました。     ─────────────
06月12日第183回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。今日はよろしくお願い申し上げます。  まず冒頭、三月十一日、私は官邸で内閣官房副長官を仰せ付かっておりました。本当に一万五千人以上の方が亡くなられ、心から御冥福をお祈りするとともに、まだ避難をされておる方も数十万人いらっしゃ...全文を見る
○福山哲郎君 大臣にはちょっと私の質問の意味が分からなかったのかもしれませんが、最初の三日間の危機管理のプロセスについて、この災害対策基本法ではなかなか見えないんです。それは法案の性質上しようがないんですが、そこについてはどう整理をされているのかというふうに聞いたんです。  当...全文を見る
○福山哲郎君 私は、心配しないでも、六時に来られたのが遅いとか早いとか、そんなつまらない議論をする気はありませんので御安心ください。自民党は当時よくやられましたが、まさに当時、大臣が言われたように、危機管理や防災対策は与野党超えての話だと私も実際思っていますので、あの当時遅い遅い...全文を見る
○福山哲郎君 いや、BCPの話は後でします。しかし、そうではなくて、まず初動は緊急参集チームが集まって、それぞれの情報をキャッチをして、それに対して対応することが重要なんですね。ところが、夜中の場合に緊急参集チームが本当にどう集まれるのか。もっと言えば、古屋大臣がどうやって来れる...全文を見る
○福山哲郎君 いや、全くリアリティーがないんですね。緊急参集チームのメンバーは、多分官邸に近いところの宿舎に入っていつも待機しているはずなんです。そのことについては私も理解をしていますが、夜中とかも含めてどうするんですかと。ましてや大臣に関して言えば、僕はこれ後で言おうと思ったん...全文を見る
○福山哲郎君 延坪島で北朝鮮と韓国が砲撃事案があったときに、菅総理は公邸にいたんです。公邸の執務室で指示をしていたのに官邸に入らなかったじゃないかといってさんざん批判をしたんです、自民党は。いいですか、今何かあったときに、総理は公邸にいないんです。  首都直下の地震があったとき...全文を見る
○福山哲郎君 僕は状況を分かっていますが、逆にそのことについて問題意識を持っていただきたいから申し上げたわけで、事前通告していますし、最初から事前通告していないというような言い方は、私はちょっと失礼ではないかなと思います。  次に、首都中枢機能のバックアップでございます。  ...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  先ほどインターネットという言葉を言われましたが、私、言葉じりつかまえるつもりはありませんが、本当に首都直下のときにインターネットの通信環境が整っているかどうかもよく分かりません。そのことも含めて本当に首都直下の場合にはリスク管理を今から、...全文を見る
○福山哲郎君 是非よろしくお願いしたいと思います。  今おっしゃられた帰宅困難者対策でございますが、帰宅困難者を受け入れてくれる公共施設、学校、ビジネスオフィス等々については、今内閣府としてはリストとしてちゃんとストックをお持ちでしょうか。
○福山哲郎君 昨日、私が事前通告したときには、まだ公共施設や学校、オフィスビル等のリストアップ、ストックはまだはっきりないというような答えだったんです。ただ、今大臣からはそういうことやっていきたいと言われたので、それで結構だと思います。  実は、私が三月の十一日夕方何をやったか...全文を見る
○福山哲郎君 なるべく早くお願いしたいと思います。また、企業に対しても促すことについて是非御努力いただければと思います。  もうこれで終わります。  想定できなかったことがたくさんありました。例えばガソリンが足りないと、本当に被災地の皆さんに寒い中御苦労いただきました。しかし...全文を見る
06月18日第183回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  今日は障害者差別解消法の審議ということで、どうかよろしくお願いしたいと思います。  平成二十年に障害者の権利条約が発効になりました。エクアドルが批准をしたことによって発効することになったわけです。あ...全文を見る
○福山哲郎君 強い決意を表明いただいて、ありがとうございます。  外務省さん、お忙しいと思いますので、もしあれなら退席していただいて結構です。
○福山哲郎君 実は、私、個人的なことを申し上げますと、十七、八年前から、京都で活動されている命輝け京都第九コンサートという団体があります。これは、ベートーベンの第九、喜びの歌を、障害を持った方も、僕は、後で申し上げますが、健常者という言葉は嫌いですが、普通の方も、普通の方という言...全文を見る
○福山哲郎君 私は、個人的な意見で言うと、障害者と健常者という言い方が嫌いで、何で健常者は健やかで常で普通みたいな表現で、片一方が障害だということをずっと気持ちの中で思っていました。いろんな部会等の議論の中でもその議論が一致を見なかったことも私も勉強しました。イギリスの方では、障...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、今の議論聞いていただいて、一言、感想なり決意を述べていただければ有り難いです。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  確認をしておきたいことがたくさんありますので、短い答弁で、私ももう余り個人的な気持ちは入れずに一つ一つ確認をしていきますので、よろしくお願いしたいと思います。  一つは、差別の定義をこの法案は設けていません。これも難しかったというのを私...全文を見る
○福山哲郎君 当たると明確に御答弁いただいて、ありがとうございます。若干衆議院では抽象的だったので、そこははっきり言っていただいて、ありがとうございます。  一方で、御案内のように、差別禁止部会の中でいろんな意見が出た中では、間接差別や関連差別の議論がありました。この扱い、非常...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  実は障害者差別解消法ができたとなると、実は社会の中では何が差別か何が差別ではないかが分からないので、逆に障害を持った方に対する対応の仕方が少し戸惑ったり、逆に今まで普通にやっていたことがこれは駄目なのかどうかといって混乱をする可能性もあり...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  二つ目でございますが、障害者の親が子供の障害を理由として不当な差別的取扱いを受けた場合には対象となるのかどうか、お答えいただけますでしょうか。
○福山哲郎君 逆にそこは、地域協議会も含めていろんな形で事例が集積する中で、障害を持ったお子さんの親御さんに対する対応についてもそういう事例の積み重ねの中で実際に対処していくという判断でよろしいでしょうか。
○福山哲郎君 よろしくお願いします。  実は私の問題意識の中にはいわゆる、生まれ付いてか若しくは先天的か後天的かは別に、ユニークフェイスの方がいらっしゃいます。私、ずっとユニークフェイスの長年友人の方がいらっしゃって、いろんな悩みも抱えながら頑張って今生きておられる方がいるんで...全文を見る
○福山哲郎君 森大臣、女性大臣ですからこのことについてはしっかり問題意識を持っていただきますようにお願いしたいと思いますが、いかがですか。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  やや細かい具体的な話に入っていきます。  法案の九条、十条によって、政府の定める基本方針に即して省庁や地方公共団体が対応要領や対応指針を作成することになっています。もちろん、この基本方針の中身、対応要領や対応指針の中身、内容は非常に重要...全文を見る
○福山哲郎君 これは非常に重要な点ですので、国会への報告も含めて前向きにいろんな形でPDCAサイクルが機能するように、よろしくお願いしたいと思います。  条文を読むと、対応要領は国や地方公共団体、独法等の職員個人が適切に対応するものとされていて、対応指針は事業者が適切に対応する...全文を見る
○福山哲郎君 機関として適切に対応するということを今表明をいただいたので、安心をいたしました。ありがとうございます。  衆議院の内閣委員会においては、職員がこの法律に違反する行為があった場合においては、行政機関等の内部におきます服務規律確保のための仕組みや行政相談等の仕組みに応...全文を見る
○福山哲郎君 明確に御答弁いただいてありがとうございました。  そうすると、その対応要領を見れば、その省庁なり機関が職員に対してどのような形で差別解消に向けて取り組むようにするかが分かるということですね。それでいいわけですね。一応お答えいただけますか。
○福山哲郎君 さらには、紛争の防止や解決を図る体制の整備に関連して、衆議院の答弁では、既存の機関において体制の見直しを努めると書いてあります。要は、新しい機関はつくらないということなんですが、省庁ごとに、若しくは地方公共団体やそれぞれの準ずる事業体というか団体ごとに体制の整備が図...全文を見る
○福山哲郎君 そのときに、それぞれは体制の整備が図られたとしますが、一方で、行政機関自らが差別的取扱いをしたり合理的配慮の不提供を行った場合に、どこにそれを救済の相談に行けばいいんでしょうか。その省庁に直接行くのか、逆に地域の協議会に落とさなければいけないのか、そういう場合はどう...全文を見る
○福山哲郎君 先ほど言われた既存の機関の見直しの中で、これまで紛争解決の仕組みを持っていないような機関があるはずです。恐らく、基本方針の中にはそこにもちゃんと相談窓口なり、対応しなさいということの指示が出るはずだと私は考えておりますが、そういった形で、それぞれの既存の今までそうい...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  続いて、先ほど話が出た地域協議会、これは地域の中で差別のいろんな相談事案を受け止める地域協議会ができます。今言われたような、それぞれの機関、体制の整備をされているそれぞれの省庁を含めた機関があります。ここの関係はどういう関係になっているの...全文を見る
○福山哲郎君 地域は一定のネットワークがあって、そこが受け止めると。さらに、中央省庁の機関で何らかの形があった場合は、そこでも受け止められると。両方が合わさって、より重層的な形をつくっていくという位置付けでよろしいですね。
○福山哲郎君 そこで、重要なところは地域の協議会の横串なんですけれども、私は、例えば中央省庁との関係でいうと、例えば地域の中でバリアフリーの社会をつくるといったときには、道路や駅や、町づくりの観点でいえば国交省さんというのは非常に重要な役割を果たすわけです。それから、例えば人権の...全文を見る
○福山哲郎君 これね、松下政務官、例えば何らかの形でバリアフリーを確保したいといったときに、事業者が地域にいるわけです。ところが、事業者はいろんな事情があります。一方で、陸運局や整備局等、国交省のところがあって、そこが横串で地域協議会に加わっていただいているといろんな情報が入って...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  実は重要なのは、千葉の事例でもそうなんですけれども、地域の協議会がいかに有効に機能するか。そこに知見があり、経験があり、対応できる人がいかにその地域協議会に参加をしていただくかが重要なんですが、その地域協議会も、実は数多く事例の相談とかが...全文を見る
○福山哲郎君 これ、森大臣、三年後に森大臣が大臣をやっているとはなかなか私も思えないので、しかし、このスタートのときの大臣が、この財政措置に対してどういう答弁をしていたかというのはすごく重要なんです。  だから、逆に、これは財政措置は必要だと自分は認識していると、ですから今後、...全文を見る
○福山哲郎君 検討するじゃなくて、私は頑張ります、こういうときに大臣が頑張らないで、いつ頑張るんですか。それが大臣の役割ですよ。だから、後ろの官僚も、障害を持った方も、みんなそこが重要だと思っていますから、大臣、一言、もう少し踏み込んでください。
○福山哲郎君 頑張ってくださいね、頑張ってまいりたいと言われたんですから。  実は、どの程度のお金が掛かるか、どの程度の事業が必要かという、三年待っているよりかは、私は、幾つかのモデル事業をやって現実に三年の間に具体的に動かした方がいいと思っています。  どうですか、どこかの...全文を見る
○福山哲郎君 そろそろ概算要求の準備に各省庁は入っているんです。概算要求の準備にこのモデル事業をちゃんと入れていただけますね、大臣。
○福山哲郎君 検討じゃなくて、頑張りますと言ってください。
○福山哲郎君 政治は、大臣がいるのは、そういうときに政治決断をして予算を取ってやることが政治です。ですから、逆に言うと、この法案はまさに森大臣が、これ歴史的な法案ですからね、その最初のモデル事業ぐらいはやる決意を今いただいたということで、これ以上は申し上げませんが……(発言する者...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  松下政務官、済みません、実はホーム柵の問題とかは事業者との関係で難しいのは分かっているんですけど、地域の要望を聞いて国交省が御努力いただいていることも私よく分かっています。このホーム柵は、障害を持った方々だけではなくて、実は自殺予防にもす...全文を見る
○福山哲郎君 時間になりましたので終わりますが、それぞれ誠意ある答弁をいただいたと思っておりますが、まさにこれから魂を入れ込んでいくのがこの法律でございますので、是非政府におかれましてはしっかりとやっていただきますことをお願い申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとう...全文を見る
06月25日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○福山参議院議員 中丸委員にお答えを申し上げます。  委員の御指摘はまさにそのとおりでございまして、今回の法改正は、被害者の救済が第一の目的と言ってもいいというふうに思います。  御案内のように、これまでのDV防止法の保護命令の対象は、従来、配偶者に限定されていました。それが...全文を見る
○福山参議院議員 少し丁寧に御説明をさせていただきます。  御案内のように、DV防止法案は、平成十三年に、参議院の共生社会に関する調査会から提出をされたものでございます。この立案に当たっては、与野党を超えて、調査会の中に女性に対する暴力に関するプロジェクトチームが設置をされまし...全文を見る
○福山参議院議員 お答え申し上げます。  今回、いわゆる生活本拠をともにする交際相手からの暴力の被害者に今回の対象を拡大することによりまして、現行の法令や運用によって行われております配偶者暴力相談センターによる相談、援助業務、それから婦人相談所による一時保護、教育啓発などの施策...全文を見る
○福山参議院議員 お答え申し上げます。  いわゆる都道府県等が設置している男女共同参画センターとか、それから、各都道府県が実情に応じていろいろな形で相談の窓口をつくるようなことも想定をされておりますので、先ほど申し上げました、男女共同参画センターその他適切な場所がいろいろこれか...全文を見る
○福山参議院議員 赤嶺委員にお答えをさせていただきます。  先生の御指摘はまさにそのとおりでございまして、ストーカーやDVについては、被害に遭われた方がなかなか表に出てこないという側面がございます。他方で、被害者を初めとした当事者の声をしっかりこちらも受けとめなければいけない。...全文を見る
11月07日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山でございます。  岸田外務大臣、また政務三役の皆様におかれましては、山積する外交課題に日ごろから御尽力いただいていることに心から敬意を表する次第でございます。  実は、万国郵便条約は、私、外務副大臣時代に答弁席に立ってお...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。昨日の事前通告よりも随分詳しく御説明をいただきまして良かったです。  これらの事案について中国政府に求めているとさっき大臣はおっしゃいましたが、具体的にこの問題について政府とのやり取り、連絡は行われましたか。
○福山哲郎君 申入れをされたということですね。
○福山哲郎君 いつやられたか、細かいことは申し上げません。質問があるから慌ててやったということではないことを願いますし、在京、とにかくやり取りだけはしましたよというようなことではなく、実質的に邦人が一人負傷されていることですし、私は非常に、この事案、中身は分からないんですけど、概...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。これはもう与野党関係ない話ですので、是非、政府におかれましてはよろしくお願いしたいと思います。  二つ目。資料をお配りをしましたので、若干御覧をいただければと思います。  先ほど牧山委員からも若干言及がありました世界基金についてでございます...全文を見る
○福山哲郎君 大変外務大臣から評価もいただいて、ふさわしい金額にしたいという決意をいただいたので大変心強く思っています。  一般的に申し上げれば、三回目のプレッジ会合のときは百億ドルの増資で、日本は八億ドルを五年間という表明をして、現状五・八億ドルでございまして、大体六パーぐら...全文を見る
○福山哲郎君 外務大臣、財務省から外務大臣にげたを預けられましたけど、いかがですか。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  これも余り与野党関係ない話だと僕は思っております。ですから、是非、先ほど申し上げましたように、何とか日本の単独理事の議席も確保し続けていただきたいと思いますし、本当に日本人の國井先生、頑張っていただいています。世界中走り回っていろんな御努...全文を見る
○福山哲郎君 何にもどういう立場か分かりませんでした。積極的に何を果たしていくのか。技術で、それはもう日本はずっと鳩山イニシアチブも含めてやってきています。別に我々の政権だけではありません。自民党の前の政権でも技術での貢献はやられてきているはずでございます。  今の答弁では全く...全文を見る
○福山哲郎君 各国政府は国によってはNGOやそれぞれの団体が代表団に入っていることが過去からもずっとあったので、当時の岡田外務大臣と相談をして、我々も入れようと。  香川さんには申し訳ありませんが、政府の代表団は総勢どのぐらいいらっしゃいますか。
○福山哲郎君 今年百名を割るのは、COPの位置付け、それから全体のモメンタムもあるからだというふうに私自身は思っていますし、何かを決める会ではないからその程度の人数でいいんだろうと思っていますが、今年百名を切るにしても、百名を超える中で例えばNGOの参加されたのは、私が行ったコペ...全文を見る
○福山哲郎君 政府が代表団に入っていただいて結構ですと言って入っていただいた。もう今度は来ないでくれと言われたら、それは丁寧な説明かどうかは別にして、相手は了解するしかないですよ、どう考えたって。  大臣がもしその事実を御存じなかったんだとしたら、それも問題。どこで決まったんだ...全文を見る
○福山哲郎君 私は非常に残念に思いました。ですから、そのことについては、十一日からの会議ですから意思決定変わらないとは思いますけれども、私としては指摘をしておきたいと思います。これは、これだけ大変な問題になっているものに対して、政府は、NGO、経団連を始めとして、代表団に入ること...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。脅威となっている、継続的な温室効果ガスの削減が必要だという答弁をいただきました。  今日の新聞で突然出てきましたけれども、我が国の中期目標について、二〇〇五年度比三・八%減とする方向で調整に入ったと報道が出ていますが、この報道の真偽についてお...全文を見る
○福山哲郎君 結論出ていないって、新聞に出ているじゃないですか、今日の新聞に。その新聞に出ているのはどうしてですか。じゃ、これは誤報なんですね。
○福山哲郎君 じゃ、例えばこれが調整中だとしても、二〇〇五年三・八%減だとしたら、これは一九九〇年比で見たらどうなるかお答えください。
○福山哲郎君 もう一回。一九九〇年比で何%増すとおっしゃったんですか。  二〇〇五年度三・八%減という方向で調整に入ったということは、一九九〇年比では幾らかと聞いているんです。もうはっきりお答えください。
○福山哲郎君 一九九〇年比プラス三%でしょう。さっき、環境政務官、継続的な温室効果ガスの削減が必要だとおっしゃったんじゃないんですか、脅威だからと。  我が国は、COP3のときに、九〇年比、二〇一二年まで六%削減すると言ってきたんです。それが、継続的に削減をしなきゃいけないと環...全文を見る
○福山哲郎君 安倍総理からゼロベースで見直せという指示が出たのはいつでしたか。
○福山哲郎君 先ほど言われた、政府内でいろいろ調整をしていると言われていますが、政府内で正式に議論をする場はどこですか。
○福山哲郎君 事務レベルじゃなくて、正式に決める会合はどこですか。
○福山哲郎君 決める会を調整中ってどういうことよ。一月二十五日に総理からゼロベースで考えろと言われて、どこで決めるかの調整を今やっているわけ、十一日からCOPが始まるのに。どこで決めるのよ。
○福山哲郎君 温対法上はどこで決めるんですか。
○福山哲郎君 温対本部は総理の一月からの指示が出てから何回開かれましたか。何月と何月、もうそれだけ答えてください。
○福山哲郎君 何もやっていないじゃないですか。何もやっていないじゃないですか。何もやっていなくて三・八%減。でも、これは実際は九〇年比は三%増なんです。事務レベルだけ。これ、誰が意思決定をして、十一日、どういう交渉をするんですか。だから、先ほどの岸副大臣の、どういう立場で日本は臨...全文を見る
○福山哲郎君 閣僚レベルで確認するのに、一月に総理から指示が出て、十一日から始まって、今日七日ですよ。どうやって、じゃ政治は関与してきたんですか。全部事務方任せですか。どういうポジションで交渉へ行くんですか。これは不誠実過ぎる。  ましてや、環境省は脅威だとおっしゃったんですよ...全文を見る
○福山哲郎君 私は短兵急に、今年の異常気象、いろんな台風が来たことがそのまま気候変動や温暖化だというような、そんな単純な議論をする気はありません。しかしながら、間違いなくIPCCの報告書にあるように世界中で異常気象によるいろんな災害が起こっています。国民の生活に影響あります。エネ...全文を見る
○福山哲郎君 まさか九〇年比増加をさせるような政府決定を、今の大臣の答弁からいってされないということをお願いして、私の質問を終わらせていただきたいと思います。  ありがとうございました。    〔委員長退席、理事佐藤正久君着席〕
11月08日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第1号
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○福山哲郎君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出したいと思います。
11月14日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○福山哲郎君 私は、ただいま可決されました自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、みんなの党及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     自衛隊法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(...全文を見る
11月20日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第5号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  今日は、NSC法案について総理に対する時間をいただきまして、ありがとうございます。時間がないので、早速用件に行きたいと思います。  実は、お手元にお配りをした資料、テレビを御覧いただいた皆さんにはこちらの資料でございま...全文を見る
○福山哲郎君 その総理の御発言だと、この委員会で官房長官や官房副長官からいただいた御発言と変わらないんです、御答弁と。それならこの委員会に総理に来ていただく意味がないんです。逆に言うと、アメリカのNSCは、当然我々もお手本にするというか、参考にしたものだと思います。その中で、これ...全文を見る
○福山哲郎君 いや、私は原子力のことだけ申し上げたわけではないですよ。だからこそ、キューバ危機のことも申し上げましたし、齋藤議員がこの同じキューバ危機のことでアメリカがやったものが日本にできないわけがないとおっしゃった。  じゃ、外務大臣、外交文書は三十年原則公開ですね。私は、...全文を見る
○福山哲郎君 外交文書も他国との関係のそれこそ首脳間のやり取りというのは全部入っています。今の総理の話は完全に崩れています。  もう一個申し上げます。私は四大臣会合は重要だと思っています。私も官邸におりました。例えばです、北朝鮮の例えばミサイルに対して何らかの動きがあったかどう...全文を見る
○福山哲郎君 そのとおりなんです。特定秘密も含まれるんです。  そうすると、これ例えば、四大臣集まりました、定期会合ですと。役人に対して人払いする、今日はいいと、そこに抵抗できる役人はほとんどいないはずです。人払いして特定秘密も含めてやって議事録も出てこなかったら、将来、この四...全文を見る
○福山哲郎君 いや、先ほどから申し上げている、第三国の話はもちろん私は理解をしています。外務大臣も、先ほど外交文書の中も特定秘密が入る、四大臣会合も特定秘密が入るかもしれないというから、分かっています、それは。だけれども、原則公開のための議事録を作っておけばいいじゃないですかと。...全文を見る
○福山哲郎君 総理、今のが我々が議事録を何とか義務化してほしいという願いなんですね。それは、与党の議員もずっと言っておられるんですよ、野党の時代に。  逆に、総理がおっしゃるように、このNSCはいろんな問題に対して、緊急事態も含めてです。私は、三・一一の東日本大震災も向き合いま...全文を見る
○福山哲郎君 随分歯切れが悪い答弁だと思います。実は、今の議事録一つにしても、そういった答弁を総理がされるから、特定秘密に対して国民の不安が広がっているんです。  我々、先ほど後藤議員が言われた特定秘密五法案を出させていただきました。この五法案は、まず二番目ですけれども、政府が...全文を見る
○福山哲郎君 今総理の答弁、間違いがありました。解除は第三者がやるんじゃありません、行政機関の長がやるんです。行政機関の長が解除をするので、その権限は行政機関の長、いわゆる大臣に委ねられていることで、別に第三者がやるわけではありません。──ちょっと待って。質問してません。質問して...全文を見る
○福山哲郎君 この法案では、とにかく秘密を漏らした人に対する罰則が強化をされること、それから、物理的、人的に管理を強化する法で、逆に、国民の知る権利である、その特定秘密なり秘密の管理とかそれを解除する手続とかが全く法律に立て付けがないんですね。これが非常に問題だと思っているわけで...全文を見る
○福山哲郎君 その特定秘密が何であるか、どこで指定されたか、誰に指示をしたのかも全く国民からは見えないんですよ。それが違法でやったのかやらないのか、部下がそれに対して拒否をしたのかしなかったのかって誰が分かるんですか、今の仕組みで。
○福山哲郎君 先ほどの無効って誰が判断するんですか。無効って誰が判断するのか、それをチェックする機関もないんですよ。  もう一個、申し上げます。これ、三十年後、我々は公開原則をしました。公開してくれれば、極端な話、どんなものが特定秘密になるかどうか結果としては分かりますが、それ...全文を見る
○福山哲郎君 先ほど行政機関がそんな違法なことをするわけがないような旨を言われましたけれども、その行政職員が漏らすことを罰則する法律なんじゃないんですか、これは。その行政の職員が違法行為で漏らすことに対して罰則を強くしようという法律じゃないですか。  じゃ、逆に言ったら、特定秘...全文を見る
○福山哲郎君 だからこそ、管理と手続をしないと片方の国民の知る権利が守られないと私は申し上げているんです。  例えば、今回特定秘密に加わる防衛秘密は、何と二〇〇七年から二〇一一年に三万四千件も廃棄されています。これ、森大臣、総理も、これ廃棄のガイドラインというか基準ぐらいは作ら...全文を見る
○福山哲郎君 防衛秘密はそうやって大臣の通達が出た。しかし、ほかの省庁は出ていないんですよ。だからこそ、廃棄のガイドラインが必要ではないかということを我々は申し上げて、そのことに対して対案を出させていただいているんです。  総理、足りないものはやっぱりいいものにしていかなきゃい...全文を見る
○福山哲郎君 これで終わります。ありがとうございました。
11月25日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第8号
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○福山哲郎君 おはようございます。月曜日の早朝から本当にお疲れさまでございます。よろしくお願いいたします。  今朝の通告になりましたので外務大臣には大変恐縮でございますが、非常に日本の安全保障にとって重要なことが起こりましたので、質問させていただきたいと思います。  十一月の...全文を見る
○福山哲郎君 大変毅然とした御答弁をいただきまして、ありがとうございます。大臣おっしゃられるとおり、これは完全に一方的に現状変更を向こう側が動いたということでございますので、非常に僕は問題だと思っております。  外務大臣がもう御答弁いただいたので、私、申し上げようと思っていたの...全文を見る
○福山哲郎君 是非、迅速かつ非常に分かりやすい対応を、相手にとっても分かりやすい対応をしていただきたいとお願いをしたいと思います。  一方で、いわゆる防空識別圏を設定をする、現状変更をするような問題について、中国側から事前に何らかの政府に対しての報告なり事前の通告なりはあったん...全文を見る
○福山哲郎君 それ以前には、何らかのシグナルなり兆候はキャッチはできなかったんでしょうか。
○福山哲郎君 この問題は国益に資しますから、私は、いたずらに政府を追及したり外務省に対して批判的な議論をするつもりはありません。  しかし、十一月十日、毎日新聞によると、中国空軍が防空識別圏の設定を検討しているという報道があります。中国国内においては、この話は随分と内々というか...全文を見る
○福山哲郎君 余り直接お答えになりませんでしたけれども、逆にこういう報道が出た後って、中国内で中国の国防省がこういう準備を始めているのではないかという話の中で、どう内々、外交的に相手側に対していろんなメッセージを伝えることも実は必要だったと、ひょっとしたらやっておられるかもしれま...全文を見る
○福山哲郎君 是非、防衛大臣におかれましてもよろしくお願いしたいと思います。  若干用意していた質問前後しますが、官房長官、よろしくお願いしたいと思います。  まさに今、領空・領海侵犯のリスクが高まっている状況でございますので、緊急時の国家安全保障局長、いわゆるNSCの役割、...全文を見る
○福山哲郎君 役割を分けていただくということをはっきり明言されたのは、僕は一つの、逆に大きな御答弁をいただいたと思っています。これで危機管理監は安全保障局長に気を遣わずに指揮命令ができるわけです。  そうすると、緊急事態のときに、これは実は事前の事務方への質疑のときに出てきたん...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、緊急時は国家安全保障局長は何をするんですかね。
○福山哲郎君 緊急参集チームのメンバーとして加わると、だけど指揮命令は危機管理監がやるということを整理していただいたので、一定僕は見えました。見えたので実は良かったなと思っているんですけど、それでも、国家安全保障局長は恐らく次官級ですよね。で、危機管理監は警視総監の御出身も含めて...全文を見る
○福山哲郎君 それでもまだ私は、若干この総理大臣補佐官は懸念をしています。  例えば、今回、国家安全保障局総理補佐官は常設なんですけれども、法文上、非常勤なんですね。これ、例えば緊急事態のときに、安全保障局長は先ほど危機管理センターに飛び込むと言われました。ということは、安全保...全文を見る
○福山哲郎君 常に官邸に入る体制も取っていない補佐官なんですね。これは、安全保障局長や危機管理監とはもう全然、ラインも含めて、正直言って業務の質が全く変わってくるんですね。そのことについては本当に、その方が、緊急の危機管理のときに、みんなが危機管理センターでやっているときに何時間...全文を見る
○福山哲郎君 これも、基本的にはやらない、総理の特命で特別の場合だけという形にしていただければと思います。  我々も、尖閣のときに細野補佐官を中国に派遣をしたということがあります。だから、一定その事情は僕は分かりますが、対外的な通常の交渉なり通常の連絡は補佐官ではなく安全保障局...全文を見る
○福山哲郎君 終わります。
11月28日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党の福山哲郎でございます。  参考人の皆様におかれましては、本日は建設的かつ本当に思いのこもった御発言をいただきましてありがとうございます。心から御礼を申し上げます。  また、参考人の方々ばかりではなく、障害当事者の皆様、そして御支援をさ...全文を見る
○福山哲郎君 ほかにもたくさんお伺いしたいことはあるんですが、時間になりましたので、大変いい御意見をちょうだいいたしましたこと、また今後の審議につなげていきたいと申し上げまして、私の質疑、終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
11月28日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第9号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  この特別委員会の審議の冒頭に当たり、中川委員長並びに与党の理事に強く抗議したいと思います。  昨日、参議院の本会議でこの法案が、趣旨説明、質疑がありました。残念ながら、衆議院で強行採決をされた結果、参議院に回ってまいり...全文を見る
○福山哲郎君 修正案提案者で維新の先生はいらっしゃらないですよね。じゃ、中谷先生、お答えください。中谷先生も、修正案提出者として、森大臣の言われた法的措置は必要だというふうにお考えでしょうか。
○福山哲郎君 ごめんなさい、首相ではなくて、これは第三者機関ですから、元々みんなの党さんとの修正である首相が第三者機関的にやるものとは全く異なるものという認識でいいんですよね、中谷先生。
○福山哲郎君 今のは非常にまた新しい論点が出てまいりました。  維新の会が求められた第三者機関、監察をしていく第三者機関とは、総理の第三者的な判断に対して補助ないしそれに対して何らかのことを進言する機関として第三者機関があるんですか。ということは、総理とは切り離した第三者機関で...全文を見る
○福山哲郎君 これ、四党修正協議ですけど、それぞれの政党で法案の解釈が違っているんじゃないですか。  これ、中谷先生、済みません、私、まさか中谷先生が内閣総理大臣の何かほぼ助言機関みたいな形でつくるという答弁をされるとは思っていなかったので、ちょっと済みません、もう一度先ほどの...全文を見る
○福山哲郎君 いや、私は中谷先生に先ほどの答弁をそのままお答えいただきたいとお願いしたんですが、若干答弁変わっていたので議事録を精査させていただきたいと思いますが、若干桜内議員の御意向とは私は違うように判断したんですが、議員、もう一回御答弁いただけますか。
○福山哲郎君 私の理解が浅いのかもしれませんが、微妙に中谷先生と桜内議員のこの第三者機関の位置付けが違うように思っておりますが、森大臣はどういった考えでいらっしゃいますか。
○福山哲郎君 森大臣は都合の悪い答弁になると条文をずっと読み上げるというのがずっと傾向であります。つまり、自分の御意見ではなくて、条文を読めばと言って条文をつらつらつらと読んでおられてこのようにとおっしゃるんですけれども、そういう話を聞いているわけではありません。  これは、独...全文を見る
○福山哲郎君 中谷先生、それでよろしいんですね。
○福山哲郎君 今、二通り議論が出てまいりました。一般論で言えば、この第三者機関は非常に国民は注視をしています。これを検討するというんだったら、逆に、その制度設計をどうするか。また、森大臣が法制化をすると言っている限りは、この法案の中にその制度をちゃんと入れ込んで、国民の皆さんが理...全文を見る
○福山哲郎君 桜内先生、法的措置が必要ならばちゃんと講じるけど、そうじゃないと検討した結果講じなくてもいいと。つまり、第三者機関は要らないという可能性もあるという答弁だと私は受け止めましたが、どうですか。
○福山哲郎君 いやいや、だんだんだんだん法的措置をするという話から法的措置が要るのか要らないのかという話にぶれているんですね。  それで、はっきり言ってその話は四党の中で詰めてもらわなきゃいけない。そんな生煮えのものを出してきて、現実問題として、公布の日から施行日までにとおっし...全文を見る
○福山哲郎君 私は、誰に適性評価をしたかということまではもちろんお伺いする気はありません。しかし、MDA秘密に関して何人ぐらいの方に適性評価をしてきたというのは、これ、全省庁に広がったときに適性評価をされる対象がどのぐらい広がるのか、これ、国民が本当にどういう状況なのかが分からな...全文を見る
○福山哲郎君 今回の法案と申し上げました。
○福山哲郎君 相当数というお答えですが、それでは私は納得しませんので、大体イメージでどのくらいか、毎年どのくらい増えるのかについてお答えをいただきたいと思います。  今日は与党側の委員会運営の、正直言って、ひどさ、横暴さによって質疑時間が短くなりました。それでも、先ほどの第三者...全文を見る
11月29日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第10号
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○福山哲郎君 まず、委員長から、これだけ、大臣、公務お忙しい中お待ちをいただいたこと、それから修正提案者の皆さんにお待ちをいただいたこと、それから傍聴者の皆さん、そしてこの委員にお待ちをいただいたことについて、委員長から議場整理がまずかったということも含めて謝罪を求めます。(発言...全文を見る
○福山哲郎君 もう毎日こんなことをやっているのは本当に嫌なんですけれども、質問する前にいつもこういったことをなぜ私が説明しなきゃいけないのかよく分からないのですが、今日は各野党の先生方が官房長官の御答弁をいただきたいという質問通告をしておりました。  そして、今日の理事会まで何...全文を見る
○福山哲郎君 あなたのその言葉はもう十回以上聞いています。言った二十分後、十分後にあなたは勝手にそこに座って委員会を始めたりしています。  先ほど委員会を始めたときに、もう一個大問題がありました。自民党の理事二人いないのに、あなた始めたんです。もうむちゃくちゃなんだ、ルールも、...全文を見る
○福山哲郎君 僕は、岸田大臣は良識ある大臣だと思っています。僕も外務省にいましたので、大臣の今の仕事ぶりには本当に敬意を表しています。お人柄もいいし、外務省の人間も信頼していると思います。国会へ来て、こんな何時間も待たされて、心外だと思います。野党の人間が素直にやりゃいいのにと思...全文を見る
○福山哲郎君 今、与党の筆頭が答えなくていいというやじを出しました。答えなくていいというやじを出しました。(発言する者あり)
○福山哲郎君 中谷委員、衆議院側特別委員会の筆頭理事として与野党の協議に当たられました。最後は強行採決という我々の立場でいえば遺憾な形になりましたが、それでも委員会の運営は長時間にわたって、私はそれなりにコミュニケーションしていただいてやられたと承っております。  中谷委員のお...全文を見る
○福山哲郎君 私も質問へ入りたいと思いますし、こんなくだらない議論、与党の横暴極まりない、更に言えば、本当に国会を軽視して、もう議員の質問権を与党と政府で調整して判断をするという、とんでもないことを言っていること自身については、正直申し上げて、同じ議会人として大変悲しく思っていま...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、あなたは、特定秘密の漏えいを防止するために必要な事項について何らかの規範を設けることは重要だと、まさに今おっしゃったとおりのことを言っているんです。そればっかり言っているんです、はっきり言って。それ以外は何の幅もないんです。つまり、あなたにはその裁量がないんで...全文を見る
○福山哲郎君 今は前向きにという言葉が入ったんですよ。昨日のように、今の話を聞けば、誰でも報道機関との倫理規程は考えたいというふうに聞こえるんですが、あなたは今日の記者会見では逆に、報道機関との接触についての規範を設けますとは回答していませんと、全く今度は否定的な発言をされている...全文を見る
○福山哲郎君 いや、そんなのいいよ。あなたが発言しているんだから、一番よく分かっているんだから。あなたは衆議院で、この法案が成立した後、更に修正も含めて協議を重ねてまいりたいと言ったのは本当ですよね。そのつもり、変わらないんですよね。
○福山哲郎君 その前、その前ですよ。この法案が成立したら、城内議員の質問に対して、いや、修正も含めて、成立した後は修正も含めて協議をしてもらいたい、協議を続けたいというか、成立したらとおっしゃったでしょう。そこは事実だけ教えてください。
○福山哲郎君 あなたは、まず成立させてから、その後、修正も含めて検討したいと言ったはずなんです。私はそんな言葉じり本当は余り使いたくないんですけど、あなたはそれをまた今みたいに微妙にニュアンスを変える。こういった答弁が続くから、みんな不信感を持つわけです。  そもそもの話でいき...全文を見る
○福山哲郎君 ごめんなさい、提出するのは、日本政府が法案提出するに決まっているじゃないですか。なぜ提出という表現を使うんですか。  この法案は、あなたは、法案は我が国及び国民の安全を確保するために我が国が主体的な判断に基づいて整備するものでありと言った。整備するものでありとあな...全文を見る
○福山哲郎君 他国からの要請はありますか。
○福山哲郎君 じゃ、アメリカ以外、評価されているところはありますか。
○福山哲郎君 具体的に教えてください。
○福山哲郎君 もう一点、この法律の動機付けについてお伺いします。  あなたは、衆議院の最初の質疑のときに、この情報共有とは、外国との間だけではなく政府内の情報共有も同じでございまして、今現状でも特管秘、つまり特別管理秘密という秘密でございますけれども、これは省庁ごとにそれぞれ別...全文を見る
○福山哲郎君 特別管理秘密に対して、省庁ごとにそれぞれ別の基準によってばらばらに管理されており。本当ですか。
○福山哲郎君 いやいや、私が聞いているのは、あなたが言っているように、これは省庁ごとにそれぞれ別の基準によってばらばらに管理されており、指定権者のレベルも管理権者のレベルも省庁ごとに異なっていると、基準がばらばらだと言っているんですけど、もうあなたは私の言いたいことはお分かりいた...全文を見る
○福山哲郎君 あなた、答弁どう言っているか、もう一回読みましょうか。特別管理秘密という秘密はございますけれども、これは省庁ごとにそれぞれ別の基準によってって書いてあるんですよ。もう一回読みましょうか。特別管理秘密に係る基準、その題目は政府統一基準と書いてあるんですよ。これ、答弁違...全文を見る
○福山哲郎君 いやいや、基準があるのか、あなたは基準がないと言っているんだよ。これは省庁ごとにそれぞれ別の基準によって、別の基準と言っているんだよ。あるじゃないか、統一基準は。この別の基準というのは何の基準なんだ。統一基準なんだよ。これ作ったの自民党政権のときですよ。もし運用が変...全文を見る
○福山哲郎君 全然答えていない。だって、統一基準はあるんです。あなたは、ばらばらの基準、省庁ごとばらばらの基準でと言っているんだ。ばらばらの基準でとあなたは答弁しているんだ。ばらばらの基準だから作るんだ、この法律をと言っているんだけど、れっきとした統一基準あるじゃないか、ここに。...全文を見る
○福山哲郎君 あなたは今、統一基準があってもと認めましたね。あってもと言っているということは、この答弁は、別の基準によってばらばらに管理されておりと言っているんですよ。別の基準によってばらばらに管理されておりとあなたは言っている。別の基準によってばらばらに管理されていないんですよ...全文を見る
○福山哲郎君 あなたは別の基準でと言っているんだ、別の基準で管理されておりと言っている。ここにちゃんと統一管理基準、統一技術基準、特別管理秘密に係る基準で、政府統一基準ってあるんだ。あなたは別の基準でと言っているんだ。これ、全く違うじゃないか。ちゃんと明確に言わなきゃ。
○福山哲郎君 だから、それは運用の問題だから。僕は答弁の話を言っているんだ。別の基準とあなたが言ったこの答弁と、政府がしっかりと統一基準を持っていることに対するこのそごを、どう説明するんですかと申し上げているんです。
○福山哲郎君 いやいや、だから、あなたが何度もばらばらの基準、別の基準と言うから、私は違和感があったんです。本当、統一基準でやっていたんじゃないの、何でいつの間にばらばらの基準になって法律が必要だという話にすり替わっているのと。  最初のスタートラインですよ、最初のスタートライ...全文を見る
○福山哲郎君 あのね、あなたは何かこれが、何か文書、文書って、文書にはそうあるかもしれませんと言うけど、これ見てください。これは、政府機関の情報セキュリティ対策のための統一管理基準、平成二十四年度版です。これ、ちゃんとこういう冊子があるんです。何か、さも言葉だけの文書があるみたい...全文を見る
○福山哲郎君 いやいや、だから、あなたが今どう説明しようが、衆議院の国会の審議の中であなたはずっとこれを言っているんですよ、省庁ごとにそれぞれ別の基準によってばらばらに管理されておりって。統一管理基準あるんですから。何言っているんですか。だって、これちゃんと特別管理秘密について別...全文を見る
○福山哲郎君 統一の基準を決めていく必要があるって、ここに統一管理基準ってあるんですよ、あるんですよ。あなたはあるものをばらばらだと国民に虚偽の答弁をして、やっぱり必要なのかなと思って誤解をしている国民がいっぱいいるんですよ。ばらばら、ばらばらの各省庁別と言っているんですよ。統一...全文を見る
○福山哲郎君 全く分からない。あなたは、ちゃんと特別管理秘密って丁寧に、自分で特別管理秘密って事項を特定して、これは省庁ごとにそれぞれ別の基準によってばらばらに管理されておりと言っているわけ、何回も何回も。管理されていないの、ばらばらに。統一基準によって管理されているんです。 ...全文を見る
○福山哲郎君 今統一基準があることを認められました。しかし、この答弁はいつも申されます。つまり、特別管理秘密という秘密はございますけれども、これは省庁ごとにそれぞれ別の基準によってばらばらに管理されておりです。統一基準があるんです。これ完全に答弁食い違っていますので、ちょっと協議...全文を見る
○福山哲郎君 全く説明になっていない。  万が一それが説明なんだとしたら、衆議院の委員会での、ずっとこれまでばらばらだ、ばらばらだ、ばらばらだと言われていた話は、全く国民には事実と違うことが伝わっています。  もっと申し上げます。あなたは今、単なる各省の申合せと言いましたが、...全文を見る
○福山哲郎君 私は、国民に誤解を与えませんかと聞いているんです。国民に誤解を与えませんかと聞いているんです。
○福山哲郎君 済みません、私は議事録をそのまま読んでいるんです。議事録をしっかり読んでと言われるのは甚だ心外です。あなたが議事録で、省庁ごとにそれぞれ別の基準によってばらばらに管理されており、特別管理秘密って、特定付きですよ。これ何回同じことを言わせるんですか。  あなたは統一...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、政府委員、ちゃんとレクした方がいいよ。  あなたが今言った、人的管理制度とか秘密保全研修制度と言われましたね、言われましたね。あなたの言ったまさにカウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針の政府統一基準の、更に言えば、特別管理秘密に係る基準の...全文を見る
○福山哲郎君 悪いですけれども、私も有事を経験しました。天安号、さらには延坪島の砲撃事案、官邸でいろいろやりました。特別管理秘密、漏れていません。日本の官僚は優秀です。これだけの統一基準があれば、みんなしっかりと働いてくれます。そのときに、あなたが言ったように、課長さん、何とかさ...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、国民に誤解を与えたかもしれないというのはお認めいただけますか。
○福山哲郎君 私は、失礼なことを言うなと申し上げたい。我が国の閣議口頭了解が言葉だけか、申合せか。我が国はそんないいかげんな国ではないですよ。  閣議口頭了解で、統一基準で、あなたの言ったいろんな項目がここで決められているんだ。各省庁ばらばらなんかじゃない。何が誠意を持って答弁...全文を見る
○福山哲郎君 各省に基準があることは了解なんかできないよ、統一基準があるんだから。何言っているんだよ。  じゃ、統一基準は否定するんですか。さっき、あなた、統一基準があることは認めたって言ったじゃないか。あなた、どっちなんだ。統一基準はあるんでしょう。何が、もう今答弁変わったじ...全文を見る
○福山哲郎君 余り答弁続けない方がいいよ。今、特別管理秘密だけじゃなくて情報セキュリティ対策のためにって、あなた、ばらばらの基準じゃない、ばらばらの基準を、定めた方がいいっておっしゃったでしょう。  情報セキュリティーのための統一基準もここにあるわけ。分かる。それから、国家の重...全文を見る
12月03日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。よろしくお願い申し上げます。  今日は、大切な障害者権利条約の批准に向けた審議でございますが、外交防衛委員会ですので、冒頭幾つかだけ、外務大臣、防衛大臣に御質問させていただいて、権利条約の質疑に入りたいと思います。  中国...全文を見る
○福山哲郎君 連携を確認してきたという外務大臣の言葉は、それは一定多とします。  じゃ、先ほど外務大臣が言われたアメリカの国務省、アメリカの政府がアメリカの民間航空会社に対して何らかの指示したことはないと確認したと。ということは、アメリカの民間航空会社はアメリカ政府の意向とは関...全文を見る
○福山哲郎君 逆に言うと、米国務省談話の中では、確かに大臣がおっしゃったように、米政府は外国が出した航空情報に従って運航することを一般論としては勧めるという発言もあります。つまり、このことを受けて民間航空会社がフライトプランを提出したのかもしれません。指示を出したか出さないか、外...全文を見る
○福山哲郎君 今外務大臣からいただいた御答弁は至極当然のことです。国際社会が懸念をする、そして他国との連携を強化をし、なおかつ日米の連携を強化していく、そんなの当たり前の話です。  私は、言われたから言い返すみたいな話は余り良くないと思いますが、よく自民党が我々の政権のときに、...全文を見る
○福山哲郎君 いや、懸念は当たらないと大臣が言われること自身が大問題だと思いますよ。国連の高等弁務官がそれなりの調査をされないとこんな会見での発言はされません、普通でいえば。一つの国の法案の審議に対してこんなことは普通あり得ない。現実の問題として、こういった状況の中で審議が行われ...全文を見る
○福山哲郎君 それでは、中身に入りたいと思います。  障害者権利条約の前文(e)では、「障害が発展する概念であることを認め、」とありまして、それを受けて第一条の目的のところには、「障害者には、長期的な身体的、精神的、知的又は感覚的な機能障害であって、様々な障壁との相互作用により...全文を見る
○福山哲郎君 前向きな答弁をありがとうございます。  内閣府、よろしくお願いします。
○福山哲郎君 外務大臣からも内閣府からも前向きな答弁をいただいて、ありがとうございます。  先ほどおっしゃられたように、個別法の世界に入っていきますと、縦割りの状況で解決できないような問題とかも出てまいります。そのときにやはり多少は弾力的に解釈をしていただく状況等も必要になって...全文を見る
○福山哲郎君 是非、内閣府におかれましては御努力をいただきたいと思います。これは厚生労働省の皆さんも実は共有している部分があります。これは、外務省というよりかはどちらかというと内政の施策の話ですので、そこは両省においてはくれぐれもよろしくお願いします。  続いて、第六条でござい...全文を見る
○福山哲郎君 外務大臣が認識をしていると明言をいただいたので非常に心強く思います。なかなかこれまでは、はっきりとそこのところについては言及をいただけないような場合もかつてはありましたので、三省庁共にはっきりと言っていただいたので大変心強く思いました。ありがとうございます。  実...全文を見る
○福山哲郎君 私、障害者基本計画の中は存じ上げた上で申し上げているので、逆にこの基本計画に入れ込んでいただいていることは多としますが、国会で答弁をしていただくことによって、より僕はしっかりやっていただきたいという思いです。  ただ、これまで障害者白書は男女別のデータがなかなか出...全文を見る
○福山哲郎君 最後のところだけは、関係省庁と連携を図って充実を図っていきたいと、ちょっとむにゃむにゃとなるんですよ。そこが僕はちょっと怪しいなと思っておりまして、これ以上の答弁はなかなかしにくいと思いますが、是非、来年の障害者白書から、努力の結果が見えてきたと確実に分かるような状...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  続いて、一問だけだと思いますが、総務省さんにも来ていただいております。お忙しい中ありがとうございます。  現状において、これは参考人の質疑で藤井参考人からも強く御指摘いただいたんですが、統計法に基づく基本計画や基幹調査に障害分野は含まれ...全文を見る
○福山哲郎君 今の御答弁は、検討中だということを加味したとしても、新たな基本計画の中に障害分野について拡充をしていく、含んでいくという方向で考えたいという答弁と受け止めてよろしいですか。
○福山哲郎君 それについてというのは。
○福山哲郎君 強く言い切れないのは分かりますが、障害者基本計画をしっかり受け止めて推進していくという御答弁をいただいたので、何とか統計法の世界でも、日本は権利条約を批准することになるわけですから、しっかりとお答えをいただきたいとお願いしたいと思います。  さらに、十九条でござい...全文を見る
○福山哲郎君 場所ということでございますが、これは、障害者福祉施設で生活する義務を負わないという意味のほかに、一般的に言うと、例えばある障害当事者の方が独り暮らしとか自分の障害の状況によって親や家族と生活をする、若しくは生活をしなくて別々に暮らすということに対しても義務を負わない...全文を見る
○福山哲郎君 はっきりと解釈について大臣が明言をいただいたので、本当にありがとうございます。  一個だけ確認です。これ、特定の生活施設というのは一個に限らない、そこだけに限らないということでいいんですよね、特定のこの施設、生活施設というのに限らないということで。いや、大臣の先ほ...全文を見る
○福山哲郎君 私は、この特定の生活施設という公定訳は、どちらかというと誤解を招くと。何らかの施設というイメージが日本の場合にはあります。それは、何となく障害者の方のいらっしゃるどこかの特定の施設というイメージがすぐ出るんですけど、リビングアレンジメントというのは、やっぱり生活環境...全文を見る
○福山哲郎君 後段のやつは、次質問しようと思っていたことだったんですけど、ただ、それをお答えいただいたので結構です。  それで、同一の学校で学ぶことは意味しないけれども、可能な限り一緒に教育を受けられることは配慮することと解釈するというふうに言っていただきました。可能な限りとい...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  今も、支援学校もございます、そして学校があると。だから、すぐにというわけではありませんが、障害を持つ方が望む場合に、可能な限り一緒に教育を受けられるように配慮することを今外務大臣もお認めをいただいたので、非常に力強いお言葉をいただきました...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  それから、今のインクルーシブ教育のところでございますが、これは文科省、今の外務大臣の御答弁でよろしいでしょうか。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  細かくて恐縮なんですけど、その後、二十四条の二項にあります、ザ・ゴール・オブ・フル・インクルージョンというのがあります。これは完全な包容という目標なんですけれども、これは、完全な包容という目標は、今おっしゃられたように、可能な限り一緒に教...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  それから、これも細かいことですが、二十四条二項の(d)、ジェネラル・エデュケーション・システム、一般的な教育制度というのは、我が国の場合は文科省の下での制度を意味するんでしょうか。外務省、よろしくお願いします。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  文部科学省に確認します。先ほどのゴール・オブ・フル・インクルージョンと今のジェネラル・エデュケーション・システムというのは、今の外務大臣の御答弁と同様というふうに解釈してよろしいでしょうか。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  次、二十七条の一項に行きます。だんだん時間がなくなってきましたので、ちょっと急ぎます。  二十七条の一項において、職場において合理的配慮が障害者に提供されることを確保することのための適当な措置をとるように二十七条一項では求めています。ま...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  障害者雇用促進法においても合理的配慮の提供というのはすごく重要だと御答弁をいただきました。  一方で、厚生労働省さんにお伺いをします。  まさに雇用分野は障害者の自立や社会参加においては非常に重要なところでございます。今、私のある知り...全文を見る
○福山哲郎君 確保されますように適切に対応していただきますという抽象答弁が一番危ないんですね、それは半分やるかやらないかは相手任せみたいな話になりますので。厚労省さん、そこはしっかり、権利条約を批准するんですから、ちょっともう少し何か言ってください。
○福山哲郎君 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  重要な三十三条一項についてお話を、私、三十三条は非常に重要な条文だと思っておりまして、まず三十三条一項、デジグネート・ワン・オア・モア・フォーカル・ポインツ・ウイズイン・ガバメント、一つ又は二つ以上の中央連絡先を...全文を見る
○福山哲郎君 こんな、こんなと言うと変だな、委員会の審議の場で外務大臣がフォーカルポイントの具体的な場所についてこれほどきちっと御答弁をいただいたということに対して、審議に当たってのそれぞれの省庁間の御努力と外務大臣の御協力、御英断に心から感謝を申し上げたいと思います。そういった...全文を見る
○福山哲郎君 内閣府、これまで以上に役割重要になります。それぞれの調整のための仕組み、今までも内閣府さんが頑張っていただいたのは僕分かっておりますが、しかし、これまで以上に重要な役割になりますので、是非よろしくお願い申し上げます。  続きまして、三十三条の二項でございますが、ア...全文を見る
○福山哲郎君 そのように解釈もできるんですが、実は、先ほど申し上げたように、促進、保護、監視という言葉があります。これは一体、具体的には、二項によるこの条約の実施を促進し、保護し、監視するための枠組みというのは、今の大臣が言われた障害者政策委員会だけで本当に全部がカバーできるとは...全文を見る
○福山哲郎君 具体的な外務省の今の解釈についてお答えをいただいてありがとうございます。  それでは、今の促進、保護、監視、どのように進めていくのか。内閣府、促進、監視についてお答えいただけますか。
○福山哲郎君 監視はどのような仕組みでやられるおつもりですか。
○福山哲郎君 今、事務局も充実しという言葉がありましたが、障害者政策委員会の役割もこれからますます大きくなりますので、先ほど申し上げた調査、それからこの事務局の充実等々は全部実は有機的につながってきます。  ですから、そのことについては、内閣府におかれましては、なかなか予算が取...全文を見る
○福山哲郎君 実は、促進、監視に関しては一定ある程度のフォローができる可能性があるんですけど、実は、保護について言うと、救済の問題についてはまだ日本にはその仕組みができておりません。パリ原則に基づくいわゆる人権救済機関の設置については、日本はなかなかできておりません。民主党政権も...全文を見る
○福山哲郎君 これは一定与党側にいろんな異論があると思いますが、随分誤解もこの議論にはありまして、障害を持たれた方の差別事案だとかお年寄りに対する差別事案だとか、ネット上の非常にひどい差別事案だとかが今あちこちであります。  このことに対して、どう差別をなくすのかというガイドラ...全文を見る
12月04日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第13号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  まず、冒頭でございますが、この特別委員会における政府・与党側の横暴な委員会運営に対して、国民の皆様にお知らせするとともに、強く抗議をしたいと思います。総理もよくお聞きください。  今日のこの委員会も...全文を見る
○福山哲郎君 余りやじに対応して時間を使わないでください。  与党による修正案は衆議院では二時間しかやっていません。それから、先ほど総理、私の前の質疑とおっしゃいましたが、私の前の質疑は、NSCの四大臣会合でしっかりと議事録を出してくれというお話をしました。特定秘密の話ばかりを...全文を見る
○福山哲郎君 私が先ほど申し上げたこの委員会の運営は、静穏に静かな雰囲気の中でできるような委員会運営ではありません。これは、全部、自民党、与党の理事の皆さんがむちゃくちゃな横暴な運営をされています。それは自民党の総裁としてはどのようにお感じですか。
○福山哲郎君 じゃ、説明を尽くしていただけるのなら、これからの委員会、全て総理出てきてください、今はっきりそうおっしゃったんだから。おっしゃったんだから、おっしゃったからには出てきてください、お願いします。だって、説明を尽くしたいとおっしゃったんだから、出てきてください。  そ...全文を見る
○福山哲郎君 所管大臣は誰ですか。
○福山哲郎君 官房長官はまだ決まっていないとこの間記者会見で言われていますが、それはどうですか。
○福山哲郎君 施行の後はまだ誰も決まっていないんですよ。  じゃ、森大臣、お伺いしますが、あなたが成立から施行までやりなさいと指示を受けたのはいつですか。
○福山哲郎君 私がお答えしましょう。  森大臣がこの大切な法律の成立から施行まで、実は施行後はまだ決まっていないんですよ、誰が大臣か、成立から施行までの大臣をやれと、担当をやれと言われたのは何と十一月の二十七日。いいですか、十一月の二十七日ですよ。これ、衆議院の提案者の方、特に...全文を見る
○福山哲郎君 まさに、今、森大臣が言ったとおりなんですよ。九月に森大臣が所掌を決められたときは閣法の担当者なんです。いいですか、閣法の担当者なんです。今審議我々しているのは四党修正案なんです。その四党修正案の質疑のときに、森大臣は、全く自分の権限がない状況の中で答弁をしているんで...全文を見る
○福山哲郎君 先日私が質問したときよりかは、うろたえた状況ではなく、自信満々に答えられましたが、現実には、最高情報セキュリティー責任者の設置というのが、文書だけではありません、しっかりとれっきとしたこういうもので統一基準があります。  そして、先ほど外務省の話を例に出されました...全文を見る
○福山哲郎君 いや、今いみじくもおっしゃったんですけれども、行政機関が報道陣に配慮する、何で表現の自由や報道の自由や取材の自由は行政機関が配慮するんですか。何で配慮されなきゃいけないんですか、取材される側は。これ国民の権利ですよ、表現の自由も報道の自由も取材の自由も。  配慮規...全文を見る
○福山哲郎君 まさに行政側が配慮するかしないかという議論の中で、森大臣は、報道と公務員の倫理規程みたいなのを作るとか作らないとかを言われているわけです。倫理規程を作るということは、要は、報道陣に対して、取材をする側に対して、ここまではいいよ、駄目だよというガイドラインを作るという...全文を見る
○福山哲郎君 私は、官邸におりましたので、特定管理秘密の九割はちゃんと必要だと分かっていますよ。それも漏れていないとさっき言ったじゃないですか。漏れないんですよ。  ちょっとこれを見てください。  この法案の問題は、秘密の特定がいつ誰によって、実はこの間、森大臣は恐ろしい答弁...全文を見る
12月06日第185回国会 参議院 本会議 第13号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました国家安全保障に関する特別委員会委員長中川雅治君の問責決議案について、提案の趣旨を御説明いたします。  まずは決議案を朗読いたします。   本院は、国家安全保障...全文を見る
○福山哲郎君(続) しかし、秘密指定が公正かつ厳正、中立的に行われ、情報を握る権力に決して恣意的な操作をさせない制度設計こそが不可欠なのであります。
○福山哲郎君(続) その制度設計は、透明性、公開性といった民主主義の原則にのっとらなければいけません。秘密指定の恣意性は全くその疑念を払拭できていません。犯罪であるテロと国民の意思表示の手段である表現の自由の権利であるデモを同列に扱うようなことは許されません。キャスターが廃案と言...全文を見る
○福山哲郎君(続) この安倍政権が目指す法案だからこそ、国民の不安や不信は払拭できないのです。  どうか皆さん、今回の審議で、この状況で、国民の皆さんは、この法案の本当に不安なこと、国民の知る権利や表現の自由、取材の自由を侵害することの可能性が明らかになりました。  多くのジ...全文を見る
○福山哲郎君(続) そして、何よりも、法案に賛成、反対にかかわらず、ずっと委員会での審議に、発言を封じられながら、共に耐え難きを耐え、忍び難きを忍び闘っていただいた野党理事の皆さん、そして民主党・新緑風会の皆さん、感謝を申し上げます。  そして、このひどい法案を一瀉千里に進めて...全文を見る